約 1,412,271 件
https://w.atwiki.jp/yu-gi-oh-dialog/pages/3838.html
大丈夫。お兄ちゃんはこんなことであきらめたりしないわ。 それで退院したくなかったのね。 うふっ。 ううん、変わったわ。 私の目、見えるようになるの、お兄ちゃんのおかげなの。 私、自分を信じられなくて、目の手術を受けないって駄々をこねてたことがあるの。でも、それをお兄ちゃんが励ましてくれた。手術は無事に成功したわ。 包帯を取る時は、一番最初にお兄ちゃんのデュエルしている姿を見たい。お兄ちゃんの、勇敢に戦う姿を。 私も自分を信じるわ。一生懸命応援すれば、この思いがお兄ちゃんに届く筈だから。 え? それでダメなら、何の悔いもないじゃない。やれるだけのことはやったんだから。 頑張って、お兄ちゃん。
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/93.html
241 名前:私だけの人 ◆YzvJ/ioMNk [sage] 投稿日:2007/04/27(金) 06 26 18 ID rolhx8K8 「お兄ちゃん、起きてよ」 ちょっとハスキーな声が、俺を覚醒させた。 「ん…吹雪?」 まだ焦点の定まらない目で見たのは、俺の妹。 「お兄ちゃんを『お兄ちゃん』って呼ぶのは私だけだよ」 …それもそうか。などとぼやけた頭で思う。 そういや、入院してる吹雪を見舞いに来たんだっけ…。 時計を見ると、すでに見舞いにきてから二時間近く経っていた。 くぁ…と小さく欠伸をして、眠気を払ってから妹の手を握る。優しく目を見る。 言葉はないが、一々言葉を交わさなければわからないほど浅い付き合いじゃない。 早く治ってくれ。その思いのたけを込めて、手を握る。 「お兄ちゃんの手、暖かいね」 「お前の手が冷たいんだよ」 精々、会話はこの程度。それでも、伝えたいことは伝わると信じている。 「本山さん、申し訳ありませんがそろそろ消灯の時間ですので、お引取り願えませんか?」 もうそんな時間か…と腕時計を見ると、八時半を過ぎていた。 本当は八時で面会を締め切るのだが、吹雪は精神的にいくらか怪しいところがあるので、特例となっていた。 「お兄ちゃん、もう帰るの?」 「…ごめんな、吹雪。本当はもっと一緒にいてやりたいんだけど、我が家のようにはいかないよ」 帰ると言うと、吹雪は必ず袖を掴む。離れたくないと。 もちろん辛い気持ちもあるが、そこは飲み込む。傷跡のある手をそっと振りほどき、騎士のように手へキス。 「じゃあな」 これが、いつもの別れ方。その後、吹雪は必ず頬を赤くして見送る。 …あの子だけは、傷つけたくない。そう思ってする、俺にできる精一杯の愛情表現 242 名前:私だけの人 ◆YzvJ/ioMNk [sage] 投稿日:2007/04/27(金) 06 27 10 ID rolhx8K8 俺たちの生い立ちは、あまり幸福ではなかった。 両親は俺が中学三年、妹が小学五年のときに離婚。 俺は昔から喧嘩ばかりしていた両親を見ていたので、別に不思議には思わなかった。 妹もそんな両親を見ていたが、甘えたい盛りの年頃。どんなにショックだったかはわからない。 俺たちは母親に引き取られた。そこまではどこにでも転がっている話だ。 だが、母親は離婚から一年も経たずに再婚。相手も子持ちの男だった。 ここから先は、ありふれた悲劇。母親は相手の子ばかり可愛がり、俺たちには冷たく当たった。 とはいえ、衣食住に困るほどではない。それでも何かにつけて貶められた。 俺は一つ屋根の下にいる人間を『家族』と思うことはついに出来なかった。 妹もそれは同じようで、結局なじまなかった。 それだけならまだいいが、精神的にかなり辛かったらしく、自分の身体を傷つけることも多々。 そして、そんな手間の掛かる妹をさらに無碍に扱う実母と義父。 俺はそんな家にいるのが嫌で、必死に勉強して資格を取り高校卒業(就職)と共に家を出た。 妹に「来るか?」と一言聞けば、妹は何も言わずに荷物をまとめた。 それからもう5年。俺はその間にたたき上げの出世頭になっている。 出世自体に興味はないが、いかんせん養う家族がいる以上、金はいる。 今でも必死に仕事をこなしているが、段々妹と接する時間が減っていくのが目下の気がかり。 寂しい思いをさせたくないと思うが、時間にはどんな武器でも敵わない。 そんな事を考えながら、俺は病院を後にした。 243 名前:私だけの人 ◆YzvJ/ioMNk [sage] 投稿日:2007/04/27(金) 06 28 11 ID rolhx8K8 …お兄ちゃんの寝顔を眺めている。 私の人生の中でも最も素敵な時間。 普段は無愛想な顔なのに、寝顔は素直であどけない。 目蓋に唇を落としてみる。可愛らしくうなった。 指を舐めてみる。清潔な石鹸の香りと、わずかな汗の味。 それがとっても美味しくて、指を無心に舐める。 視線がいやらしくなっていくのがわかる。頬が上気するのも。 「…私、変態みたい。」 そう呟いても、舌は止まらない。 お兄ちゃんはかなり疲れているみたいで、全く目覚める気配はない。 それどころか、ちょっとくすぐったそうにうなる。 そんな仕草が可愛すぎて、どんどんと行動を昇華させたくなるけど、こんな所じゃまずいよね? 気持ちを振り払って唇から指を離すと、微かな銀の糸。 それが何だか、私の気持ちを代弁してるみたいに見える。 お兄ちゃん…昔から、私にはお兄ちゃんだけだよ? お兄ちゃんが居れば、私は何も要らないよ? 人を狂わせるお金も。 離れて暮らすことになる広い家も。 親もいらない。私の愛を邪魔するだけだから。 布団もいらないよ。お兄ちゃんと抱き合って眠れば、どんなものより暖かいから。 広い世界もいらない。お兄ちゃんの腕の中、それだけが私の世界でいい。 ただ、お兄ちゃんがいればいい。 ずっと一緒にいられるのなら、地獄にだって喜んで堕ちるよ? 私は弱い人間。 お兄ちゃんに寄り添わなければ、真っ直ぐ前を見て立っていられないから。 どんどん、お兄ちゃんに寄りかかっていくから。 だから、もっと強く抱きしめて?倒れないように、折れちゃうぐらい、ぎゅってして? いっそ、私の命を呑み込んで。私をお兄ちゃんの一部にして。 恥ずかしがらないで? 今、この病室にいる限り、世界は二人だけのものだから。 私を、お兄ちゃんのものだけにして? 深い深い泥沼に、一緒に堕ちていこうよ。 底まで行ったら、真っ暗闇。そこにこそ、本当に二人きりの世界があるから。 誰にも邪魔されない、二人だけの世界があるから。 お兄ちゃん、誰かのものになっちゃいやだよ? お兄ちゃんは私だけのものだから。誰にも渡さないから。 お兄ちゃんを奪おうとするのなら、神でも殺してみせるよ? だから、私を愛してね? 深く、深く、深遠の闇より暗い愛で。 私が見えなくなるくらい、暗い愛で包んでね。 そうしたら、私の目にはお兄ちゃんしか映らないから。 他人からも、私は見えないから。 だから、私を愛して。お兄ちゃん。 244 名前:私だけの人 ◆YzvJ/ioMNk [sage] 投稿日:2007/04/27(金) 06 28 55 ID rolhx8K8 退院まで、後一週間。一週間経てば、またお兄ちゃんと一緒に暮らせる。 どんなことをしようかなぁ? 暗い部屋で、二人でじゃれあおうかなぁ? 昼も夜もなく、一緒に遊ぼうよ。お兄ちゃん。 だから、早くお仕事を片付けてきてね? 「お兄ちゃん、起きてよ」 ずっと寝てないで、起きて私を見てよ。 私にお兄ちゃんを刻み付けるために。 お兄ちゃんに私を刻み付けるために。 永久に、永遠に、たとえ死しても、消えないように。
https://w.atwiki.jp/yu-gi-oh-dialog/pages/1037.html
ソニア お兄ちゃん! ジュリアン お兄ちゃん! あぁっ、お兄ちゃーん! ガーディアン・エアトス あああああぁぁぁ!! ガーディアン・デスサイス (唸り声)
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/2221.html
~夜~ 俺「バルクホルン大尉とハルトマン中尉から1分逃げる方法か…そんな事できるわけねーな」 今日の反省終わり。結論は今はまだ無理 俺「そういや昼間のミーナ中佐は一体どんな用だったんだろうか?」 リーネは俺の事をちくっただろうか、それとも何もいわなかっただろうか? その後特に何も言われていないという事は… コンコン… 俺「どちら様ですか?」 こんな時間に誰だ?まさかミーナ中佐か…? リーネ「お兄ちゃん、まだ起きてる…?」 俺「…」 めんどくせ、こんな時間にまで来るなよ。寝たふりでいいな リーネ「…入るね」 俺「…誰が入っていいといった?」 リーネ「ごめんなさい…居るみたいだったから…」 俺「で、要件は?ないならとっとと帰れ」 リーネ「少し、お話をしようと思ってきたの」 俺「お前に話す事なんて何もねーよ。分かったならとっとと帰れ」 リーネ「私には話しておかないといけない事があるし、お兄ちゃんの事を知らないといけないの」 俺「…別に俺の事なんて知る必要なんてないだろ。てめーの親が急に勝手に俺を養子にしたいとほざいた。それだけだ」 そのことを俺は認めてなんていないし、ビショップ家の人間になる気は毛頭ない リーネ「どうしてそんなに、私達の家族になるのを嫌がってるの…?」 俺「…俺の母親の仇が居る所の家族に何てなれるかよ…ふざけるな!」 リーネ「お兄ちゃんのお母さんの仇…?どういう事…?」 俺「何も知らずに俺の事をお兄ちゃんお兄ちゃんって呼んでたのかめでたいな。俺の母親はお前らビショップ家に…てめーの父親に見殺しにされたんだよ!」 リーネ「嘘っ、お父さんがそんな事をするはずがないよ」 俺「よそに女を作って子供が出来たらハイさよなら。そんな奴を庇うのか?」 リーネ「…違うよ。きっとお父さんはそんな事をしてなくて」 俺「ならどうして俺は今までお前たちと暮らしてこなかった?どうして生活の援助をしてくれなかった?」 リーネ「…」 俺「お前が何不自由なくのうのうと生活している間、俺はどんな生活をしてきたか知ってるか?知る訳もないよな」 リーネ「ごめんなさい…」 俺「何がごめんなさいだよ。今になって俺への憐みか?あ?」 リーネ「違う…違うよ…」 俺「…ならなんだってんだよ」 リーネ「本当の事は分からないけど…もしお父さんが俺さんの言う通りの事をしてきたとしたら…」 俺「代わりにお前が謝るってか?」 リーネ「…うん」 俺「母親を殺されてそんなごめんなさいの一言で俺が納得すると思うか?」 リーネ「…ごめんなさい」 俺「…」 リーネ「…お兄ちゃん。どうしたらお父さんを許してくれますか?」 俺「…どうしたら、か。お前はどうやって許してもらうつもりだ?」 リーネ「私でできる事なら何でもします。だからお父さんを許してあげてください。そしてお兄ちゃんもちゃんとした家族に…」 俺「…」 何でもねぇ…くくっ…何でもか 俺「おい、今なんでもするって言ったよな?」 リーネ「うん、私にできる事なら何でも頑張ります」 俺「それじゃーその言葉通り、俺の言う事を聞いてもらおうか。そうしたらそのうちお前の父親を許してやるよ」 リーネ「お兄ちゃん本当!?」 俺「ああ、本当だとも。俺が心行くまで満足したらその時は約束通りにしよう」 どの位で満足するかはわかんねーけどな。満足せずに終わるってことも…くくっ 本当にこいつの頭の中がお花畑でよかったぜ リーネ「お兄ちゃん、何をすればいいですか?言ってください」 俺「別に何もしなくてもいい。お前は俺の言う通りにしていればいい…」 ~~~~~~~ここから1投下分抜けています。修正中です~~~~~~~~~~ 俺「おい、まずは俺の前に来い」 リーネ「う、うん。来たよお兄ちゃん。次は何をすればいいの?」 俺「黙って俺の言う通りにしてればいいんだよ。痛い目にあいたくなかったらな」 今日はこれから痛い目を見る事になるんだけどな リーネ「はい……」 俺「…」 むにゅ。もみもみ…むにゅむにゅ リーネ「おっ、お兄ちゃん!?何しているの!?///」 俺「何って?されててわかるだろ、お前の胸を揉んでるんだよ」 それにしても良く育ってんな。どうすりゃこの年でここまででかくなるのやら 俺「…」 もみもみ…むにゅむにゅむにゅ… リーネ「んっ…///」 俺「おい、上着を脱いでシャツのボタンをはずせ」 リーネ「はい…」 するする…ぷちぷちぷちぷち リーネ「言われた通りに上着を脱いでシャツのボタンをはずしたよ…?」 俺「…へぇ。触って分かったけどでかいな。いくつくらいあるんだよ」 リーネ「は、はちじゅう…です」 俺「80?俺に嘘をつく気か?こんなにでかくて80はないだろ。本当は幾つだよ……見立てだと87-8ってとこか?」 多分間違いないだろうな リーネ「はちじゅう…はちセンチです…」 俺「へぇ、思った通りでかかったな。こんな小さめのブラなんかしても隠せないからな?」 ぶちっ…ぷるん… リーネ「…///」 俺「おい、手で隠すな。見えないだろ」 リーネ「でも…」 俺「俺の言う事が聞けないのか?その手をどけろ」 リーネ「…はい。これでいいですか?」 俺「これはなかなかいい光景だ」 さて…もう少しこいつの胸で楽しませてもらおうか …れろ、ちゅぱ…ちゅぱ…むにゅ… リーネ「きゃっ、お兄ちゃん…?何してるの…///」 俺「何って、お前の胸を揉んだり吸ったりしてんだよ。お楽しみの所をいちいち邪魔するな」 リーネ「んっ…んんっ…///」 れろ…れろ…ちゅぱ…はむ… リーネ「ハァ…ハァ…///」 俺「さっきから息遣いがあらいけど感じてんのか?ああ?」 リーネ「ち、違います…くすぐったいだけです…」 俺「へぇ。くすぐったいだけね。さっきから乳首を勃たせておいて説得力ねーぞ。俺に胸を揉まれて吸われて感じてるんだろ?」 リーネ「感じてなんて…ないです///」 俺「まーいいや。俺は楽しいからもう暫く楽しませてもらうわ」 リーネ「ハァ…お兄ちゃんんっ…もう…んっ…やめよ?///」 俺「何でお前の指図なんて受けないといけないんだよ。何でもするって言ったのはおまえだろ?お前の父親を許してほしくないなら辞めてもいいけどな」 リーネ「それは…」 俺「んん?どうなんだ?別に俺はそれで何も困らないからいいけどな」 こいつは絶対に拒否してこない。俺にはわかる、絶対にそうだ リーネ「…お兄ちゃんごめんなさい。続けて…ください///」 俺「自分からおねだりとは…この淫乱が」 リーネ「違います…私はそんなんじゃ…」 俺「違う?そんなわけないだろ。胸を弄られただけでこんなになってるくせによくいうぜ」 するっ…にちゃ… リーネ「お兄ちゃん、何処に手を…!?」 俺「さっきからいちいちうるせーな…胸を弄られただけでズボンの中をこんなにべとべとにして…」 リーネ「…///」 俺「ん?何か言ってみたらどうだ?また違いますって言ってみろよ。感じてませんって言ってみろよ」 リーネ「…///」 ちっ、反抗的だな… 俺「これならどうだ…?」 にちゃ…ぬぷっ、くちゃ…にちゃ…くちゅ…くちゅ… リーネ「嫌…お兄ちゃん辞めて…指を動かすのを辞めて…?」 俺「んー?聞こえねーな。何を辞めろって?」 くちゅくちゅ… リーネ「だから…指を動かすのを辞めてください…お願い、お兄ちゃん。おかしくなっちゃうから…///」 俺「んー?俺の手を足で挟みこんでズボンから抜けないようにしてるのはどっちだよ。もっと動かしてほしいんだろ?ほら、これがいいんだろ?」 くちゅ…ぬぷぅ… リーネ「違うのお兄ちゃん…挟んでる訳じゃないの///」 俺「なら早く俺の手が抜けるようにしてくれよ」 リーネ「してるけどできないの…///」 俺「ほら、はやくしろよ。じゃないと指を入れる本数を増やすぞ?」 ぬぷ…くちゅ… リーネ「だめぇぇぇ…これ以上はダメだよぉ…」 俺「何がダメなんだ?すんなり入ったじゃないか…ほらほら、もう観念しちまいな」 くちゅくちゅくちゅ… リーネ「これ以上は本当にダメなの…私、もうおかしくなっちゃうよぉ…お願いお兄ちゃん、もうやめて…?」 俺「おかしくなっちゃえよ。ほら」 リーネ「嫌…いやぁ…もう……だめぇぇぇぇぇぇぇ///」 ストン…ぶるぶるっ… 俺「イったか?兄貴に指でイかされた感想はどうだ?」 リーネ「はぁ…はぁ…お兄ちゃん…///」 俺「イっててそれどころじゃないってか、仕方ないな。ベッドで休むといい、ほらよ」 ぽふっ… リーネ「ごめんなさい、おにいちゃん…」 俺「別にいいぜ?こっちもそれなりに楽しめたからな」 リーネ「お兄ちゃん、これでお父さんの事は許してくれるの…?」 俺「あ?何馬鹿な事いってんだ?この程度で許されるわけないだろ」 そうさ、今夜の楽しみはこれからだ… リーネ「…」 俺「少しは落ち着いたか?今夜の本番はこれからだから覚悟しておけよ?」 リーネ「えっ…?」 俺「お前だけ気持ち良くなって、しかも父親まで許して貰えるなんてありえねーだろ」 かちゃかちゃ…するっ… 俺「今度は俺のを気持ち良くしてもらうからな…?」 リーネ「…えっと……」 俺「ん?男のを見るのは初めてか?」 リーネ「う、うん…お兄ちゃん、どうすればいいの…?」 俺「どうもしなくていい、こうするからな!」 リーネ「きゃあぁぁぁっ、お兄ちゃん、何するの!?」 俺「何って?セックスだよ。愛は無いけどな」 抵抗するなら無理やりしてやればいい リーネ「…嘘だよね?私達、兄妹だからそんな事…」 俺「兄妹だから?別に俺とお前は兄妹なんかじゃねーだろ。それにお前の意見なんて聞いてねーんだよ。俺が気持ち良くなれればそれでいーんだよ」 リーネ「…嫌。そんなの嫌。お兄ちゃんこれ以上は辞めて?他の事ならなんでもするから…」 俺「うるせーな」 リーネ「お願い…お兄ちゃん。これ以上はお願い…」 一発殴って大人しくさせるか…?けどそうすると殴った後が残ってばれるか…? 俺「ま。諦めろ」 リーネ「嫌っ、離して!離してお兄ちゃん…助けて…お兄ちゃん」 俺「うるせぇ。諦めて抵抗すんな。女のお前が男の俺に力でかなうはずないだろ!」 リーネ「お兄ちゃん、お願い…こんな酷い事は辞めて…」 俺「ようやく諦めて大人しくなったか…手間かけさせやがって」 さてと…楽しませてもらおうか 俺「…くくっ」 リーネ「これ以上はダメ…お願い…嫌…ダメだよ…嫌ぁ…嫌ぁぁぁ…」 俺「…」 リーネ「ハァ…ハァ…お兄ちゃん、わかってくれたの…?辞めてくれるの…?」 俺「そうだな。やっぱりダメだよな…兄妹でこんなことは…しかも無理やりだなんて」 リーネ「よかった…お兄ちゃん…やっぱりお兄ちゃんは、普段みたいな優しい人なんだよね…?」 俺「ごめんなリーネ…今抜くよ…怖かったろう?」 リーネ「怖かったけど、もう大丈夫です」 ぬちゃ… リーネ「…!?」 俺「…(ニヤァ)」 ぬぷぬぷっ……! リーネ「え…?」 俺「…(ニヤァァ)」 リーネ「…………嘘」 俺「…(ニヤニヤ)」 リーネ「い、嫌ぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~」 リーネ「痛っ…、抜いて…お兄ちゃんどうして…辞めてくれるんじゃなかったの…お願いだからこれ以上はもう辞めて…」 俺「どんどん入っていくのが解るだろう?」 流石に初物はきついな… 俺「おめでとう、これで晴れて子供から大人の女性の仲間入りだ」 リーネ「嫌…嘘だよね…?…痛い…痛いよ…お兄ちゃん早く抜いて…」 俺「本当の事だぜ?ほら、見てみろよ根本までしっかりと入ってるだろ?」 リーネ「…………」 俺「うれしくて言葉もでないか。さっさと気持ちよくなろうか。あ、お前は今回は痛くてそれどころじゃないかもしれないけどな」 中々具合がいいな。顔も悪くない、抱き心地もいい。けどあの男の娘って事が全てを台無しにしているな… 俺「おら、動くからしっかり腰を振れよ」 ぬぷぬぷ リーネ「痛い…痛いよ…もうやめてよお兄ちゃん…どうしてこんな事をするの…」 俺「どうしてって?あの男へ復讐する為さ、愛する娘が傷モノになったとしたら、あの男はどう思うか今から楽しみだ」 リーネ「復讐…?」 俺「そうさ、復讐だ。勿論お前の父親を簡単に許す気なんてさらさらないぜ。自分の手で息の根を止めてやるまで許す事なんてできねーわ」 ぬぷぬぷ リーネ「嘘だよね…嘘だよね…?お兄ちゃん…私が何でもすれば許してくれるって…」 ぬぷぬぷ 俺「嘘?いつまでそんな事いってんだよ。お前は俺に騙されたんだよ」 ぬぷぬぷ リーネ「…嘘………」 俺「本当にめでたいやつだ。だけど、お前がこれからも俺の言う事をちゃんと聞くなら…お前の父親の代わりに俺からの復讐を受けるというなら、そのうち許してやるかもしれねーな」 俺の気が収まればだけど…いつになるかもわからないけど… リーネ「本当…?今度は嘘じゃないよね…?」 俺「これは本当のことさ。けど、そう簡単に許して貰えるとは思うなよ…?」 ぬぷぬぷ リーネ「お父さんがゆるしてもらえるなら…私が代わりにお兄ちゃんから…」 俺「へぇ、健気だねぇ。けどその意思もいつまで持つか…」 ぬぷぬぷ リーネ「お兄ちゃんがお父さんを許してくれて、お兄ちゃんが家族になってくれるなら頑張れます…その為ならお兄ちゃんに抱かれる位…」 俺「抱かれるだけ?何を言っているんだ?誰が抱くだけと言った?」 リーネ「え…?」 俺「あの男を殺さない代わりに、お前には俺の母さんと同じ目にあわせてやる…確かにやることはお前を抱くだけかもしれないが…」 リーネ「なら頑張れます…」 俺「本当にか…?俺が満足するのは相当先になるぜ…?」 そう、いつになるかわからないな リーネ「…それでもです」 俺「ま、あの男を殺さないとなると、俺の腹の虫がおさまるのは…お前が俺のガキを孕んだ時だ」 リーネ「えっ…?」 俺「ん?どうした。さっきまではあんなにお父さんの為ならって言ってたのに」 リーネ「……ダメ」 俺「ダメ…?なら父親の事は諦めるか?別に俺は構わないぜ?」 リーネ「…それもダメ……」 俺「ま、お前に選択権なんてねーんだけどな」 ぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷ 俺「とりあえずまずは一発。今回で出来ちまえばそこで終わりだから出来るといいな」 リーネ「ダメ…中はダメ…お願い…」 俺「そうか、あ、でももう遅いわ」 びゅるっ。どくどく… リーネ「……嫌、出てる…お兄ちゃんに出されてる…お兄ちゃんの赤ちゃんできちゃう…」 俺「ふぅ」 リーネ「……」 俺「いいね、その表情。その目。いかにも絶望してますって感じが最高だ。最初の泣き顔もよかったぜ?」 リーネ「……」 俺「うれしくて言葉も出ないか。明日もこの時間に来いよ?」 リーネ「……」 俺「…聞いてるのか?ちっ、ショックで放心中か」 リーネ「……」 俺「…まだ時間もあるしもう1.2発楽しませてもらうか」 反応がなさそうだけどまーいいか リーネ「……」 俺「まだまだ夜はこれからだ」 ~早朝~ 俺「今日から坂本少佐と一緒に朝の訓練だったな…」 確か5時に玄関に集合と言っていたっけ? リーネ「Zzz…」 こいつはほかっておけばいいか。目を覚ましたら勝手に部屋に戻るだろう 坂本「逃げずに来たようだな」 俺「逃げる必要なんてあるんですか!?」 坂本「お前は私の訓練が厳しいのは身を持って分かっているだろう?ただでさえ厳しい訓練が朝にも追加されるから来ないとばかり思っていた」 俺「あの程度厳しいうちに入らないと思います」 坂本「ほほう…なら今日から俺だけ特別メニューを用意してやろうか?」 俺「それは遠慮しておきます」 坂本「遠慮しなくてもよいのだぞ?」 俺「流石に今より厳しい訓練が毎日続いたら身が持ちそうにありませんので…」 これからは夜にもお楽しみが待っているわけだしな 坂本「立ち話をする為に集まったわけではないしそろそろ早朝訓練を開始しようか。まずは軽くランニングだついて来い」 俺「了解」 坂本「ふむ、体力は相当あるようだな。あれだけ走って息ひとつ乱さないとは」 俺「小さい頃からずっと新聞配達で鍛えてましたから。体力には自信はあります」 坂本「そうかそうか、それは良いことだ。だが…俺はリーネの兄なのだろう?どうして新聞配達なんかしていたんだ?」 俺「リーネの兄と言っても義理の兄ですので…」 俺はあいつの兄なんかじゃねーよ。それにこの事については聞くなと言ったはずだ!二度とこんなくだらない事を聞けないようにしてやろうか… 俺「坂本少佐、この事についてはもう聞かないで欲しいと言ったはずですが?」 坂本「そうだったな、すまなかった。もうこの事については聞かないから許してくれ」 俺「はい。…少佐次は何をしますか?」 坂本「私はいつもはこの先の海岸で素振りをしてから戻っているが俺も来るか?」 俺「はい。俺も素振りじゃないですがやりたい事があるので海岸なら周りが広いだろうからご一緒します」 俺「コピー。ペースト。コピー。ペースト。ペースト。ペースト。ペースト」 もっと早く正確に…もっともっと… 坂本「成る程、俺は固有魔法の訓練か」 俺「はい。もっと早く展開できるようになって、しかも正確な場所へ展開できるようにしないと使い物になりませんからね」 坂本「確かに気づいてから他の場所へ展開するとなると自分を守るより時間がかかってしまうからか」 俺「後はシールドをより精密に動かせるようにしないといけませんね」 坂本「正確な場所へ展開するのは解るが精密に動かせるようにする必要はあるのか?攻撃するにしても近距離からの一撃であろう」 俺「確かにあれの場合は精密に動かせるようにする必要はないですけど…これをやる場合は出来る限り精密に動かせた方が何かとね。スラッシュシールド!」 シールドのブーメランだ…戻ってこないけど 坂本「ブーメランのような使い方か」 俺「戻っては来ませんけどね。ある程度狙いを付けられないと明後日の方向へ飛んで行ってしまいますから…」 ~俺の部屋~ リーネ「うーん…ここは?」 リーネ「私の部屋じゃない…お兄ちゃんの部屋?」 リーネ「痛っ…そうだ昨日お兄ちゃんが…私…」 リーネ「私…汚されちゃったんだ…どうしようこのままじゃ私、ウィッチを続けられないよ…」 ギィ…… リーネ「!!!」 俺「あ?なんでお前がまだここにいるんだよ。起きてるんならとっとと自分の部屋へ帰れ」 リーネ「ご、ごめんなさい。今起きたばっかりで…」 俺「ちっ、まあいいや。おい、今日も逃げずに来いよ?」 リーネ「はい…でも、もう昨日みたいな酷い事はしないでください……」 俺「あ?酷い事?酷い事なんてした覚えはないぞ?」 俺何か酷い事やったっけ?俺が気持ちいい事はヤッたけどさ リーネ「その…無理やり私を…」 俺「それは酷い事じゃなくて気持ちいいことだろ。それにお前言ったろ、何でもやりますって」 そう、俺の気が収まるまでなんでもやるって言っちまったからな リーネ「…」 俺「わかったならとっとと着替えて失せろよ。いいんだぜ?ミーナ中佐達にチクっても」 リーネ「…ミーナ中佐達には言いません……」 俺「チクっちまえば楽になれるのになあ」 こいつマゾか? 俺「ならいいや。俺が満足するまで毎晩楽しませてもらうぜ?」 リーネ「…」 俺「徹底的に調教してやるよ…何も考えららなくなるくらいにな…!」 リーネ「…」 俺「逃げ出したっていいんだぜ?今のうちだ」 リーネ「…逃げません。これでお兄ちゃんの気が収まるなら……」 俺「へぇ…」 くくっ…楽しい毎日になりそうだ ~キッチン~ 宮藤「リーネちゃん、昨日の夜どこにいたの?帰ってこないから心配したんだよ」 リーネ「ごめんね芳佳ちゃん…昨日の夜はお兄ちゃんとお話をしてたんだけど途中で寝ちゃったみたいで…起こすのも悪いからそのまま寝かせておいたってお兄ちゃんが…」 宮藤「そうだったんだー」 リーネ「心配かけさせて本当にごめんね…」 宮藤「またリーネちゃんが戻ってこなかったら俺さんの部屋に居るって思えばいいんだね」 リーネ「う、うん」 宮藤「どうしたのリーネちゃん。何だかいつもと様子が違う気がするよ」 リーネ「そうかな。いつもと同じだよ?」 宮藤「気のせいなのかなぁ…」 ~訓練~ 坂本「どうしたリーネ。動きが悪いぞ?」 リーネ「ハァ…ハァ…ごめんなさい坂本少佐…」 宮藤「リーネちゃんやっぱり体調が悪いんじゃないの?朝もどこか変だったし…」 坂本「リーネ、そうなのか?」 リーネ「…少しだけ調子が悪くて。でも大丈夫です」 宮藤「リーネちゃん無理はしないほうがいいよ!」 坂本「宮藤の言う通りだ。このまま本格的に体調を崩されては困るからな。リーネ、お前は今日の訓練は中止だ、ゆっくりやすめ」 リーネ「はい…」 坂本「宮藤、お前はこのまま訓練続行だからな…?」 宮藤「あはは…やっぱりそうですよね」 坂本「宮藤、このまま滑走路を往復20本だ。私は少し俺の様子を見てくる。さぼるなよ?」 宮藤「はい、坂本さん!」 ~上空~ 俺「これで…どうだ!」 バルクホルン「素直すぎる!こんな事ではネウロイに当たりすらしないぞ」 俺「はい!」 戦闘だと対装甲ライフルで狙撃するか0距離からぶっ放すか、シールドで切り刻むからブレンは使わねーんだけどなぁ…あーだりぃ…いつまで続くんだよこれ バルクホルン「どこを見ている!私はここだぞ!」 ペチャペチャ 俺「あっ」 バルクホルン「まだまだだな…」 坂本「バルクホルン、俺の調子はどのような感じだ?」 バルクホルン「まだまだだ。前よりはマシになってきているがまだまだだ」 エーリカ「だけど最初に比べたらぜんぜんよくなってるよー。前は文字通り秒殺されてたけど今は分単位でやりあえるようになってるよ~」 坂本「そうか。着実に実力を付けているようだな。この調子で頑張ってくれよ?」 俺「はい。出来る限り頑張ろうと思います」 バルクホルン「俺、第二ラウンドだ。5分持つようになるまで今日は終わらないと思え!」 俺「了解です」 エーリカ「後20秒位だからがんばれ~」 坂本「私も今回は観戦させてもらおうか」 俺「ハァ…ハァ…5分逃げ切った……」 坂本「ギリギリセーフだったな」 バルクホルン「ギリギリとはいえ良く持たせたな」 エーリカ「トゥルーデも何度か危なかったんじゃないの~?」 バルクホルン「確かに3度ほどひやっとさせられたな。さっきに比べて攻撃が大分いやらしい感じになってきた」 坂本「今日の訓練はここまででいいだろう」 バルクホルン「了解した。また明日覚悟しておくのだな」 エーリカ「明日は私ともやろうね」 ~ハンガー~ リーネ「お兄ちゃん達遅いな…」 整備A「おい、リネット曹長がいらっしゃってるぞ」 整備B「やっぱり可愛いなぁ。お近づきになれないかな」 整備C「俺達じゃ見向きもされないんだろうなぁ…」 整備D「無理やり押し倒しちまってそのまま手籠めにしちまうか?」 整備E「やめとけって。痛い目見るだけじゃすまねーぞ?」 ニイト「先輩達じゃ無理っすよwww」 整備A「ニイトォ…お前もだろ?俺達にとってはウィッチは高嶺の花だろ?」 ニイト「俺ならリーネちゃんを!」 整備ABCDE「はいはいおつおつ。夢からさめなさーい」 ニイト「そんな事ないっすよ!」 整備班長「お・ま・え・ら…さぼって何やってやがる!口を動かす暇があったら手を動かせ手を!」 整備ABCDE「すみませーーーーん!」 ニイト「どうにかできないかなぁ…」 整備班長「ニイト…お前もさっさと持ち場に戻らんか!」 ニイト「へーい…」 整備班長「へーいじゃないだろうへーいじゃ」 ニイト「はーい…」 整備班長「まったく…」 ニイト「やっぱり押しに弱そうだから何か弱みを握ってそれをネタに…いやいややっぱりさっき先輩が言ってたように無理矢理…」 整備班長「ニイト、さっきから何ぶつぶつ言ってるんだ?」 ニイト「ちょっと大事な考え事っすよ。うーん…」 整備班長「だから手を動かそうな…?頼むからさ…」 ブーーーーン… リーネ「お帰りなさい、お兄ちゃん。坂本少佐にバルクホルン大尉にハルトマン中尉」 俺「ただいまリーネ。待っててくれていたのかい?」 坂本「リーネ、休んでいなくてよかったのか?」 俺「坂本少佐、リーネがどうかしたんですか?」 くくっ、理由はよーーーーくわかってるけどな 坂本「体調がすぐれないみたいでな。訓練も途中で止めさせて休むよう言っておいたのだが…」 俺「ダメじゃないか。体調が悪いならゆっくり休んでいないと…」 リーネ「ごめんなさい…だけど…」 俺「…仕方ない子だな。けどありがとう、俺を待っていてくれたんだろう?」 リーネ「う、うん…」 整備A「くっそー。俺少尉羨ましいなぁ…」 整備B「俺もウィッチだったら…!」 整備C「俺少尉のストライカーをいじくって事故に見せかけ…」 整備D「あーそれいいな!ナイスアイデア」 整備E「でもばれたらやべーんじゃねーの?」 ニイト「ばれないようにうまーくやればいいんですよ、せ・ん・ぱ・い」 整備D「うまくといってもなぁ…ばれないような場所を弄って事故らせるなんて無理じゃないか?」 ニイト「夜中にこっそりやればいいんすよ」 整備A「夜中かー。それでも厳しいものがあるな。バカな事は言ってないで仕事に戻るか」 整備B「そうだな。無謀すぎるな…」 整備C「諦めよう。別に俺少尉とリネット曹長が仲良さげに話してるだけじゃないか…」 整備D「別にちゅっちゅしてるわけじゃないし…話をしてても悔しくないし…」 整備E「そうだね…」 ニイト「……」 ~夜 俺の部屋~ 俺「くくっ。さーてあいつはまたのこのこやってくるのかな?それとも…」 多分やってくるだろうけどな コンコン… リーネ「あの、お兄ちゃん起きてますか…?」 俺「起きてるよ」 来たか リーネ「……失礼します」 俺「おい、そんなところで突っ立ってないでこっちへこいよ」 リーネ「はい…」 俺「まさか来るとは思ってなかったぞ。そんなに俺に抱かれたかったのか?ん?」 リーネ「……」 俺「おい。はいとかちがうとか何かいえよ」 リーネ「…はい。今夜もお兄ちゃんに……その…抱かれに…きま…した……」 俺「はい、よーく言えました。くくっ…そうかそうか。そんなに俺にねぇ…くくく」 リーネ「…」 俺「何ぼーっとしてんだよ。とっとと服を脱いでベッドに横になって俺を受け入れる準備をしろよ。俺の手を煩わせるつもりか?」 リーネ「はい…」 パサッ…パサッ… 俺「くく…ここからだと最高の眺めなストリップショーだな」 リーネ「…///」 俺「とっととブラとズボンも脱げよ」 リーネ「…はい」 パサ…パサッ… リーネ「…全部、脱ぎ…ました……次は何をすれば…」 俺「言ったろ。とっととオナニーでもして俺を受け入れる準備をしろっての。それともあれか?濡れてない所に無理やり突っ込んでほしいのか?」 リーネ「…少しだけ待っててください」 俺「しかたねーな…あまりに待たせるようなら…わかってんな?」 リーネ「はい……あの…お兄ちゃん」 俺「なんだよ」 リーネ「恥ずかしいから向こうを向いてもらえませんか…?///」 俺「却下」 リーネ「…はい。…んっ…んんっ…///」 リーネ「ハァ…ハァ…ハァ…」 俺「中々いい余興だったぞ?さて…具合はどうかな?」 にちゃぁ… リーネ「んんっ…お兄ちゃん、もう多分大丈夫だから来てください…」 俺「そのようだな。くくっ…今夜も楽しませてもらうぜ…」 リーネ「…」 俺「よっと」 ぬぷ…ぬぷぬぷぬぷ… リーネ「痛っ…」 俺「その痛がる表情は最高だ。もっとその可愛い顔を苦痛にゆがめてくれよ」 ぬぷぬぷぬぷぬぷ… リーネ「やっ…痛っ…痛いよ…お兄ちゃん…」 いい。もっとだ。もっとその表情を見せてくれ リーネ「…ハァ…ハァ…あっ…あっ…痛っ…あっ…」 ぬぷぬぷパンパン 俺「ん?何所々喘いちゃってんの?もっと痛い痛いって泣き叫べよ。てめーの喘ぎ声なんて今は聞きたかねーんだよ」 リーネ「えっ…?違っ…喘いでなんてな…」 俺「何が違うだよ。あ?」 ぬぷぬぷ リーネ「やっ…あんっ…違うの…あっ、あっ、お兄ちゃん…違うの…」 俺「ちっ…2回目にしてもうこれかよ…興醒めもいいとこだな」 つまんね。これからはヤッてる最中の楽しみがなくなるか…んー尻でも叩いてみるか? リーネ「ごめんなさい…ごめんなさい…」 俺「まーいいや。明日からは何か準備するとして…今日は我慢してやるよ。少なくとも最後の最後に素敵な表情は拝めるからな」 リーネ「…?」 俺「くくっ、身をもってわかる事になるさ…まずは1発目いくぞ」 リーネ「えっ…?」 どくどくどく… 俺「ふぅ…」 リーネ「え…?」 俺「え…?じゃねーだろ。昨日もしてやっただろ?」 リーネ「嘘…また…出されてる…嫌…」 俺「その表情だよ。その表情。俺が見たいのはさ、最高だぜ」 リーネ「お兄ちゃん、早く抜いて…お願い…」 俺「あ?何俺に命令しちゃってるわけ?」 今頃焦っても無駄だっての。けどいいな…必死に焦る表情もなかなか… 俺「別に今更焦ったっておせーだろ」 リーネ「……」 俺「さーて、このまま抜かずの第二ラウンド突入すっか。まだまだ時間はあるし今日は昨日みたいに1回で終わると思うなよ?俺が満足するまで何度でも続くからな」 後3,4回はいっとくか リーネ「嫌…嫌…お兄ちゃんお願い…もう…やめて……」 俺「却下。諦めな」 隠し子TOPへ戻る
https://w.atwiki.jp/loveuntouchable/pages/30.html
「ホステス潜入取材」by26さん 投稿日 2010/01/11 深夜12時過ぎ、遼子はすっかり帰宅するのが遅くなってしまい物音を立てないよう おそるおそる歩いて自分の部屋に行くつもりだった・・・が、 「こんな時間まで何してたぁ?」 ドキッ 振り向くと兄・洸至が険しい顔をしながらこちらに向かってくる。 「あっ・・・お兄ちゃんまだ起きてたんだ」 「どこ行ってた?」 「鷹藤君がね、おいしいラーメン屋があるって誘ってくれたから一緒に食べに行ったの」 「ラーメン?ラーメン食べに行っただけなのにこんなに遅くなるのか?」 「う、うん。その後まだ取材が残ってたからそれで・・・」 「嘘付くな!」 突然大声をあげた兄に驚き、遼子は胸をすくめた。 「何をしていたか俺には分かってるんだ・・・」 軽く首を傾げながら近づいてくる。 イライラしている時にやる昔からの兄の癖だ。 お兄ちゃん何怒ってるんだろう、夕食当番すっぽかしたからかな? あれこれ考えて混乱している遼子に兄は言い放った。 「服、脱げよ」 「・・・えっ」 一瞬何を言っているのかわからず固まってしまう。 「服を脱げ!!」 先程よりも大きな声を上げ、洸至は遼子の腕を引っ張り近くのベッドへ押し倒した。 「ちょっと、お兄ちゃん!やめて!」 兄は必死で抵抗する遼子を押さえつけ、次々と妹の服を脱がしていく。 抵抗もむなしくあっという間に遼子は生まれたままの姿にされてしまった。 「お兄ちゃんなんでこんな事するの?何するの?」 遼子は目に涙をため、怯えた表情で兄に言った。 「お前が鷹藤君と何してたか調べるんだよ」 そう言い放ち、遼子の大事な部分へ指を這わせおもむろに差し入れた。 「んっ・・・くっ・・・い、いやっ、やめて」 「鷹藤君のをここに受け入れたのか?どうなんだ?」 先程の怒鳴り声とは違い、静かに低い声で聞いてくる兄に遼子は背中にすぅーっと冷たい物が通るのを感じた。 「違う!鷹藤君とはそんなんじゃないの・・・、だからお願い、もう許して・・・」 「許して?何言ってるんだ遼子は。お前のココ、こんなに濡れてるぜ」 そう言って遼子の中に入れていた指を抜き、見えるように上にあげた。 「!!」 遼子はあまりの恥ずかしさに目をそらす。 「いやらしいなぁ、遼子は。待ってろ、今満足させてやる」 兄は自分のはいていたスウェットと下着を同時に下ろした。 「お兄ちゃん!バカな事はやめて!いやっ」 抵抗する妹の両手首をガッチリ押さえ、足の間に割って入りためらいもなく己を差し入れた。 「いやぁあああー!!やめて!お兄ちゃん!痛い!痛いよぉ~」 「痛い?痛いって・・・・もしかして遼子は処女か?」 兄は遼子の付け根へ目を向けた、そこには血と思われる赤い物が滲み出ていた。 「おっ♪なんだ遼子は処女だったか、アハハそうか処女かぁー!!!アハハハハハーーーー!!!」 狂ったような兄の陽気な声を聞きながら、腰を打ち付けてくる痛み・絶望・悲しみに耐え切れず遼子は気を失った。 目が覚めた時はすでに朝だった。 そこに兄の姿はない、すでに出かけたようだ。 下半身の痛みに耐えながら、遼子は起き上がり時計を見る。 (行けない、遅刻しちゃう!) 慌てて支度をしながら、ある決意を胸に抱いた。 (普段はやさしいお兄ちゃんなのに、なんであんな事を・・・。私がお兄ちゃんの心の闇を暴いてお兄ちゃんを救ってあげなくちゃ) アンタッチャブルに出社した後、取材内容を誤魔化し鷹藤をつれて兄の職場へ向かう遼子。 すぐに兄の姿を見つけ、歩み寄る。 向こうも妹の姿に気づき、近づいてきた。 兄の顔は昨日とは違っていつものやさしい顔だ。 遼子は満面の笑みを浮かべて、こう言った。 「またお会いしちゃいましたね」 ~完~ 28 最終回の兄→妹に私も萌えてしまったので ストーリーを思い出しながら初めて小説を書いてみました。 ギリギリではなく一線を越えてしまっているので苦手な方はごめんなさい。 ホステスになって潜入取材をする回を参考にしてみました。 妹の帰りを寝ないで待っていた兄に萌えです。 29 GJ! 30 そういやあれ、朝まで寝てなかったんだよな兄 鷹藤×遼子萌えるけど、絶対邪魔されそうな気がする
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5174.html
「マホは、やっぱりダメダメです…」 「うん?急にどうした」 「プロの先生に師事して一年経っても、ミスが全然減らないです。マホ、やっぱり才能が無いんでしょうか…?」 (あー…裕子が言ってたな。未だに何かしら錯和しちゃうって) 「バカだな、マホが人一倍頑張り屋さんなのは俺が一番よく知ってるよ」 「焦らなくていいんだ。ほら、おいで」 「…京太郎お兄ちゃんはいつもや優しいです。あんまり甘やかされたら…マホ、お兄ちゃん離れ出来ないですよ…」 「俺がマホ離れしたくないんだ。マホに変な虫がついたらお兄ちゃん多分暴れるぞ」 「もう!だからマホは昔からお兄ちゃんと結婚するってずっと言ってるのに…」 「マホ離れなんてしなくていいから、マホをお嫁に貰ってくれればいいんです!」 「だから、マホだってお兄ちゃん離れしなくてもいいんだもん…」 「…マホ、顔上げて」 「んっ…、いきなりちゅーするのはずるいです…」 「マホが可愛いのが悪い」 「京太郎ー、マホちゃーん!ご飯出来たからそろそろお風呂上がりなさーい」 カンッ
https://w.atwiki.jp/tsundereidayon/pages/418.html
妹が寝ている。白いベッドの上で。無味乾燥なこの部屋の中で。 絶えず聞こえる電子音が耳に痛い。 僕は妹を見て胸が締め付けられる。 妹は引きこもりがちな僕をいつも情けなさそうに見ていた。 あの日もそうだ。僕がトイレにたち、廊下で妹に会った。 妹はあの冷たい目で僕に一言。 「弱虫」 そういって家を出た。 その日以来、妹と話していない。 なぜなら、妹はこうしてベッドの上で寝てばかりだからだ。 「僕、最近、引きこもりやめたんだ」そう一人ごちた。 生命維持装置の音が、ピーッ、ピーっと定期的に耳障りな音を立てる。 神経が苛立つ。妹がそこですやすや眠っているのも腑におちない。 妹はきれいな白い肌と、整った顔立ちで静かに目を閉じている。 あの冷ややかな目が見たい。冷たい声でもう一度「弱虫」といってほしい。 僕はそれが叶わないことを知っている。 だから。 だから…。 … … … 僕は腕時計を見た。時計の針が午前2時丁度をを示している。 そして、生命維持装置の電源を切った。 妹の葬式が終わって程なくしてだ。 僕はほのかな靄に包まれることがある。 他の人には見えないらしいので、僕は頭がおかしくなったということだろうか。 まぁ、もともと、自分は壊れているから、別段、気にもしないのだが。 夢の中には妹がいつも現れる。僕に冷ややかに「弱虫」とささやくのだ。 下腹部に熱い迸りを感じ、目覚めると決まって僕は下着を洗うことになる。 狂ってるな…ほんと、狂ってる。 それでも、妹の目と声が忘れられない。 バイトの帰りの事だ。疲れて部屋に戻った。 いつの間にか、ソファーで眠りこけていた。 そして、いつもの夢を見たんだ。 …妹が僕に囁く、「弱虫」と。そして軽蔑の眼差しを僕に向ける。 いつもなら、ここで僕はすべてを吐き出して目が覚めるんだ。 だから夢の中の僕もそれに身構え、また、期待した。 だが、違った。 その日はそれで終わらなかった。妹の白い指が僕の胸元に伸びる。 そして、もう一度、囁いた。 「私を殺して、決心はついたの?」 ……びっしょりと汗をかいて僕は目が覚めた。 電気がついていたはずの部屋は薄暗く靄に包まれていた。 「おにいちゃん」 妹の声が耳元でした。僕の呼吸は次第に荒くなっていく。 そっと手を握られていた。ドカチンで鍛えられた僕の腕は前に比べごつくなっている。 靄がすぅっと晴れた。妹は僕の横にいた。 「やっと会えたね」 あああああああああ、妹だ。 僕が死なせた妹がいる。 「弱虫の癖に、私を殺す度胸はあったんだ」 妹が僕を苛む。 さぞ、恨んでいるだろう。僕なんかに殺されたんだ。 妹が冷たい目で僕を覗き込む。 僕はとっさに部屋に転がっていた果物ナイフに手を伸ばす。 そのとき、目覚まし時計に目が留まった。 午前2時。妹を殺した時間。 僕はそのナイフをふりあげた。 妹が物悲しそうに目を閉じた。 肉を貫く鈍い音がした。 … … 「あ、あああああ、ああああああああああああ!!!!」 目を開いた妹が絶叫した。 僕の胸元が朱に染まっていく。 そして、視界が途切れた。 白い、靄の中に僕がいる。素っ裸なのに、腕時計をはめている。 腕時計。すごく大切なものだ。妹が僕の誕生日に買ってくれたもの。 妹が交通事故にあったあの日に、手紙と一緒に握り締めていた腕時計。 「ほんと、お兄ちゃんは弱虫で馬鹿なのね」妹が隣にいた。 「僕もそう思うよ。腕時計、ありがとうな」僕はずっと言いたかったことをようやく言えた。 「ふ、ふん。時計をすれば、少しは人間らしい生活が出来ると思ったのよ」 不意に妹がぼろぼろと涙をこぼしだした。 「お兄ちゃんの馬鹿!! 本当に馬鹿!!」そういって僕の顔を何度も何度もびんたする。 「私は、お兄ちゃんが好きなの、誰より、好きなの。お兄ちゃんに抱いてほしかったの」 …顔を真っ赤にして叫ぶ。 僕が引きこもりになった理由。それは妹の思いを知ったからだ。 禁断の愛。 そして、僕も同じ思いだった。 それが人としてあってはならないことだと知っていた。 だから、外に出ることが怖くなった。妹を押し倒しそうだったから。 まぁ、死んでしまってはもうどうしようもないな。 そして、僕は妹の目をまっすぐ見た。 「いっしょに、地獄におちるか?」 数瞬の沈黙… 「遅いよ、お兄ちゃんの弱虫」 「はは、そうだな。おそいなぁ」 周りが明るい光に包まれ始めた。これが俗にいうお別れなんだろうか。 「じゃぁね、お兄ちゃん。次はちゃんと私を見てね」 妹が顔を赤らめながら光のなかに消えた。 そして、僕の視界も…。 僕が寝ている。白いベッドの上で。無味乾燥な部屋の中で。 絶えず聞こえる電子音が耳に痛い。 「こ、ここは?」 「あなたは、家であやまって胸にナイフを突き刺してしまったみたいですよ」医師がそばにいた。 「僕は生きているの?」 「ええ。連絡が早く、救急隊員の処置もしやすかったようです」 連絡が早くとはどういうことだ。 「若い女性が電話で知らせてくれたんですが、お知り合いですか? 部屋にはあなたしかいなかったそうで」 その一言で僕の目からは涙がこぼれだした。 妹は僕を恨んではいなかった。僕を連れて行くつもりじゃなかった。 …僕は大声でないた。 退院までそれほど時間はかからなかった。 あの日の出来事から20年。 今では僕にも妻と子供がいる。 子供を見てると妹を思い出す。 ふと、子供と目が合った。 「お兄ちゃん、今度こそ、私を愛してね」 娘が僕に微笑んだ。 了-
https://w.atwiki.jp/konashin/pages/1607.html
こなた「シン~」 シン「呼んだか? 今、ゆたかとゲームやっるんだ、話なら後にしてくれ」 こなた「ふふふ、そうやって冷たい態度を取れるのも今のうちだよ。私はついに究極の技を手に入れたからね」 シン「いや、別に冷たくしてないだろ……」 こなた「何を言う! 私に兄姉がいないという、そんなつまらない理由のために、私は今まで散々虐げられてきた!」 シン「そうかぁ?」 こなた「しかぁし! それも今日で終わりなのだよ!」 シン「よく分からんが。用がそれだけなら、ゆたかの部屋に戻るぞ」 こなた「……お兄ちゃん」ボソッ(広橋声) シン「!!!!!!!」 こなた「お兄ちゃん」(広橋声) シン「こ、こなた。お前、その声が……」 こなた「お兄ちゃん」(広橋声) シン(な、なぜだ。なぜか今のこなたはとても魅力的に見える) こなた(ふふふ、圧倒的じゃないか我が声は) こなた「お兄ちゃん。私、お兄ちゃん大好き」(広橋声) シン「ぐはぁぁぁぁあ! こんな事で俺はぁぁぁあ!」 こなた(ちっ、意外に耐えるな……) こなた「ねぇ、お兄ちゃんはこなたの事、嫌い?」(広橋声) ズガガガガガガガガ。シンの頭の中で雷が落ちた。 シン「……き、嫌いなもんか! お兄ちゃんはこなたの事大好きだよ!」 こなた(よし、撃墜♪) こなた「お兄ちゃん。抱っこして♪」 シン「いくらでもしてあげるよ~」 ゆたか「ちょぉっと、待たぁぁぁぁぁぁぁあ!」 シン「ゆ、ゆたか……」 ゆたか「お姉ちゃん! 少しやり方がえげつないよ!」 こなた「ふふふ、もはや、泉家での妹はゆーちゃんの専売特許じゃないよ」 ゆたか「お兄ちゃん! そんな物真似に騙されないで!」 こなた「お兄ちゃん。お兄ちゃんはこなたの事大好きって言ったよね?」(広橋声) シン「お、俺は、俺の望んだものは一体なんだぁぁ!」 ゆたか、つかさ、かがみ、まつり、みさおに続いて、ついにこなたまで名乗りを上げた。 これが、俗に言う妹戦国時代の幕開けである。 前 戻る 次
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1443.html
371 名前:狂わせ兄[sage] 投稿日:2011/11/01(火) 01 25 18.36 ID hemL2lbw 柏木家にて ただいま 誰もいないが癖で言ってしまう お兄ちゃんがいたら返事してくれるから 今日信じられないことが起きた。 私の大好きなお兄ちゃんに彼女ができたのだ。 これまでお兄ちゃんがパソコンとか本で見てた”ツンデレ”の真似事をしてたせいでお兄ちゃんとぜんぜん会話もしてない。 さびしいさびしいさびしいさびしいさびしいさびしい お兄ちゃんはもう私を構ってくれないかもしれない 彼女と暮らすためここからでていくかもしれない。 しかもその相手は私の親友 だからと言ってお兄ちゃんを渡したりしない お兄ちゃんはずっと私のもの 小学生のころある事件以来、私はお兄ちゃん以外に興味がなくなった。 小学生の頃私はまわりからいじめをうけた 成績と容姿がいいから嫉妬の対象になりまわりの女子、その他男子数名から暴力などを加えられた そしてそのいじめに両親より早く気づき助けてくれたのがお兄ちゃんだ 私をいじめてた男子を殴ってお兄ちゃんは校長室に呼び出されて親に殴られて それでも私をかばってくれて 「里香は俺が一生守る」って言ってくれた 373 名前:狂わせ兄[sage] 投稿日:2011/11/01(火) 01 30 36.27 ID hemL2lbw 今日もおにいちゃんのパンツで自分を慰める 体がお兄ちゃんを求めてる はぁはぁおにぃちゃん… ナンデワタシイガイノコトイルノ? オニイチャンハワタシノモノダカラ ダレニモワタサナイ あは、あはははっお兄ぃちゃんだぁいすきぃ 夕方 ただいま おにいちゃんがやっと帰ってきた お、おかえり めずらしいな返事するなんて あっあのさ 言うんだあの女とわかれろって なんだ? き、きょうどうだったの? 言えない あぁ、新しい服選ぶの手伝って貰ってそのまま帰ってきた ふ~ん、雫に手出してないんだ。 出す分けないだろ。全く 374 名前:狂わせ兄[sage] 投稿日:2011/11/01(火) 01 39 38.29 ID hemL2lbw そういってお兄ちゃんは自室に入っていった さっきはお兄ちゃんだけで興奮してなにも言えなかっただけ 自分が情けない。明日こそしっかり言おう自分の気持ちを そう心の中で誓いねむりにつく 私はずっとそう 好きっていいたいのに 世界で一番愛してるっていいたいのに 肝心な所で言葉がでない 375 名前:狂わせ兄[sage] 投稿日:2011/11/01(火) 01 51 03.45 ID hemL2lbw 一ヶ月後 俺は麻生をあとすこしでヤンデレにする所までたどり着いた 麻生は俺にかなりデレてるし メールも一日に最低三十くらい来る 一つきになるのは妹の里香だ 最近家の中でずっと一人でしゃべっている 横からみているとかなりぶきみだ それはさておき麻生のことだが、あとはメールアドレスを変えて着信拒否さらにこの一週間いとこの家に住む これが俺の計画だ。成功したら命の危機、失敗したらわかれることになるだろう 今から実行する 376 名前:狂わせ兄[sage] 投稿日:2011/11/01(火) 02 02 36.29 ID hemL2lbw 二日後 おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい 拓海さんが急に居なくなった メールアドレスは変更され 電話もつながらない 家にも居る様子もない さらに里香が学校に来ない 拓海さんの両親は海外出張中だし やはり引っ越したのだろうか? だが普通子供だけで引っ越しなんてさせるだろうか やはり拓海さんは私を避けている けど私からはなれさせなんてさせない。だからずっとそばにいてね ふふっ、たくみだぁいすき スキスキスキスキスキスキスキ 大好き 377 名前:狂わせ兄[sage] 投稿日:2011/11/01(火) 02 10 29.46 ID hemL2lbw お兄ちゃんが家にいない 電話もつながらない メールにもでない 私はお兄ちゃんを探すため 学校をやすんでいる 大好きなお兄ちゃんがいなくなった。あの女のせいで 殺す殺す殺す殺す あの女を殺したら、 こんどこそは本当におにいちゃんにすべて打ち明ける これまでの思いなどすべて 待っててお兄ちゃん 今すぐその女から助けてあげる 戻る 目次
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3142.html
【上田明也の協奏曲22~それはそれは可愛らしい~】 「お兄ちゃん!」 「はっはっは、待て待て妹よ~!」 前略、お父様お母様。 何か解らないけど妹が出来ました。 正体不明なので困っているのですが可愛いので良しとしたいと思います。 ―――――――さて、事の発端は三十分ほど前にさかのぼる。 俺は遊園地で迷子になっていた。 正確に言うと迷子を捜していたせいで仲間達とはぐれてしまっていた。 だから俺は悪くない、二手に分かれて探そうとしたのも決して失敗ではなかった。 そう、そして困った俺が辺りを歩き回っていると額から血を流した女の子が寝ているのを発見したのだ。 俺は迷うことなく少女に声をかけた。 でまあ今に至る。 「ところで純ちゃん。」 「純で良いよお兄ちゃん!」 うわっ、可愛い。 なんだこの可愛い生き物は! そんな純粋そうな瞳でこっちを見ないでくれ! 俺は汚れた大人なんだ! 「一人で遊園地に来てお父さんとかお母さんは心配してないの?」 「お母さんには友達と遊園地に行くって言っているから大丈夫だよ! お父さんはそもそも単身赴任中だからカンケ―無いし。」 「そうか……。」 ふむ、一人で遊園地に来て気絶していた少女。 しかも、“何故か契約前の俺の存在”を覚えている。 すなわち彼女も契約者なのだろう。 ならば聞くことは一つ。 「あと純ちゃん、君が契約している都市伝説の名前を教えてくれないか?」 「えっ……?」 何故自分が契約者だと解ったのか不思議でしょうがないようだ。 まあ「他人の持つ自分の記憶」というハーメルンの笛吹きの契約コストが特殊すぎるだけではあるが。 「『兄妹の間で隠し事は無し』だと思うんだけどどうかな?」 「…………はい、私の私の都市伝説は『丑の刻参り』です。」 「なるほど、どんな能力?」 「えっと、対象に釘を当てることで運を奪います。」 「奪った運は自分の物として使えるの?」 「……はい。」 「よし、良い子だ。えらいえらい。このことはお兄ちゃんと純の間の秘密だよ。」 「えへへ……。」 頭を撫でると顔をほころばせる。 この様子だとどうやら今までの人生で寂しい思いをしてきたらしい。 丑の刻参りなんて都市伝説が寄りつく人間だ。 それも当然と言えば当然か。 「それじゃあお礼にお兄ちゃんの契約する都市伝説も教えてあげよう。 お兄ちゃんの持つ都市伝説は『ハーメルンの笛吹き』だ。能力は童話の通り。 これも秘密、良いね?」 純は黙って頷く。 「ねえ、お兄ちゃんって前ニュースでやってた殺人事件の……?」 「ああ、そうだよ。俺がその事件の犯人だ。これも秘密、できるね? もしその秘密を大事な妹である純にばらされたらお兄ちゃんは生きていけないんだ。 い い よ ね ?」 純は俺の真意を測りかねているように眼をぱちくりさせている。 「そんなこと私に私に言って良いの?」 「ああ、だって“隠し事は無し”だろ?」 「あうぅ……、でも私は私はまだお兄ちゃんと会って少ししか経って…………」 「時間は関係ない、俺は純を信用できる人間だと判断した。 他ならぬ俺が信じる人間だから信じる。単純明快。」 「私を私を信じてくれるの?なんでそんなに心を許してくれるの?」 「逆に聞こう、“妹を信じない兄”が居るかい?」 「お兄ちゃん…………!」 純は思い切り俺に抱きついてくる。危険は無いと判断して良いだろう。 さて、しめっぽい話とか腹の探り合いはここでお終い。 俺は携帯を取り出すと明日に連絡をかけた。 「おいアキラ、橙つれて先に帰っててくれ。」 「は、何言っているの!?」 「ちょっと用事ができた、帰るの朝になるかもね。」 「ちょ、待て!お前迷子になった上に何処で何を…………」 プチッ 通話終了。 さて、面白いことになりそうだ。 「ところで純、何か乗りたい物は有るか?」 「んー、観覧車!」 「ははっ、良いだろう。お兄ちゃんに任せておけ!」 俺たちはひとまず観覧車に乗り込むことにした。 色々犯罪の香りがする図式の筈なのだが、係員は俺たち二人に何の反応も見せない。 ……おかしい。 先ほど、気絶していた彼女に誰も気付かなかったことと言い、今の出来事と言い、 色々と不自然だ。 まるで自分が映画のモブキャラか何かになったように感じる。 いやそもそもだ、彼女と手をつないでから誰の視線も感じられないのだ。 これはどういうことだ? 彼女は俺に対して攻撃する気も何も無いことはハッキリ解っている。 俺はすでに彼女の心を把握している。 だとすれば、彼女自身がそういう体質なのか? 俺の心を読んだりする特技と同じ性質の物なのか? あとでサンジェルマンに聞いてみるとしよう。 まずは彼女自身から情報を引き出すのが先だ。 「そういえば純って昔から変わっているとか言われたりしない?」 「へ?なんで?」 「いや、お兄ちゃんもそうだったからなあ。一生懸命隠してたけど。」 「うーん、……そういえば。」 何か思い当たる節が有るらしい。 「よいしょ、……と。」 何故か膝の上に乗られた。 観覧車の外の風景を見ながら純は語り始める。 「そういえば、だけど。 私は私は昔から目立たない子供だったの、異常なくらい目立たなかった。 仲良く遊んでいた友達も学校を卒業したら私を忘れていたし、 先生に名前を覚えて貰うのも一番最後だった。 ああ、あとお片付けが早くて良く褒められたっけ。 まあ終わったことにすら気付かれないことの方が多かったけど。」 「ふぅん……。」 「だからお兄ちゃんが私を私を覚えているって言ってくれた時はすごく嬉しかったんだよ。」 「ああ、そりゃあだって……」 可愛い女の子は一度見たら絶対忘れないぜ! 「純みたいな可愛い子は一度見たら絶対忘れないぜ!」 兄弟の間で隠し事は無しなので思い切って言ってみた。 恥ずかしかったらしく胸をポカポカ叩かれた。 なるほど、彼女には収納・隠蔽の才能が有るらしい。 それにしてもだ、“しまって隠す”才能なんてあってもしょうがなさすぎる。 制御しきれてないなら尚のことだ。 人生というのは矢張り人前で輝いてこそ楽しいものじゃないか。 彼女は相当孤独な人生を送ってきたのだろう。 そしてその結果が、自分を見続けてくれる人を求める性格の歪み。 更に言えば人とふれあえない事による精神の成長拒否。 幼すぎる容姿も精神が肉体に影響を与えているのかも知れない。 まあそんなこと気にする他人など今まで彼女の周りには居なかったのだろうが。 「ところで純は何処の高校に通っているんだ?」 「中央高校だよ。」 「ほう、ということは向坂や明日が居るのか。」 明日と聞いた瞬間に一瞬緊張する。 あいつみたいな正義の味方は彼女のような異常者を排除したがるに違いない。 恐らく彼女も彼のことが苦手なのだろう。 「向坂って知っているか?」 「え、あ……、友達。」 セカイって狭いな……。 「そうか友達か……、あいつ俺の所で助手やってるんだよね。 そうだ、純。お前も探偵事務所の助手やらない?」 「良いよ!」 「お兄ちゃん返事の良い子は大好きだぜぇ。」 「わぁい!」 とりあえずまた頭を撫でる。 何だろう、この娘すごく子犬に似ている気がする。 「お兄ちゃんって向坂ちゃんと仲良いの?」 「ん?まあ事務所手伝って貰ってるし仲良いけど……。」 「ちょっと焼き餅焼いちゃうなあ……」 「何言っているんだ?俺の妹は純だけだぜ?純は特別だよ。」 「ホント?」 「ああ、勿論だ。嘘は吐かない。」 というか、多分あまり意味ない。 彼女の隠す才能が俺に意味をなさなかったように、俺の言語による操作能力も彼女には大して意味を持たない。 まあまったく効かないってことはあり得ないが使用は控えておこう。 「で、次何処に行くよ?」 「うーん、その前にね。ちょっとついてきて欲しいな。」 俺たちは観覧車から降りると休憩がてら飲み物を飲んでいた。 何故か人気の少ない方に少ない方に走り出す純。 最近の子は進んでいると言うがまさかまさかなのだろうか? 流石にそこまで展開が早い子はお兄ちゃんとしてきっちりしからなくてはいけない。 まあお兄ちゃんが好きすぎてもうこの場で思いをぶちまけたいってのは解らないでもないが……、 でもやっぱり兄としてはもうちょっと丁寧に相手のことを見定めて…… 「ここなら良いかな?」 うわっ、まさか本当にそうなのか? 辺りには人っ子一人居ない。 こんな小さくて可愛い女の子と誰もいないところで二人っきりなんて興奮してくるじゃないか。 落ち着け俺、まずはこの猛り狂う己の情欲に打ち克って……! 「ヤァッ!」 俺の妄想ゲージが振り切れるその絶妙なタイミングで、拝戸純は俺に向けて釘を投げた。 否、俺の後ろに向けて釘を投げた。 ドゴォン! 釘が掠ったとおぼしき街路樹が大きな音と共に倒れる。 どうやら彼女の投げる釘には物理的な威力も有るらしい。 「其処にいるのは誰?」 純は俺の影に隠れたまま、街路樹の影をジッと見つめる。 「うわあ……ばれた、か。」 「貴方は貴方はだぁれかな?お兄ちゃんと私の大切な時間を邪魔しないで。」 「いや俺はただそこの笛吹って人に興味が有っただけで……。」 「……明日の知り合いか?」 「その通り、俺の名前は坂本、中央高校の風紀委員長。」 「ふむ、となると明日の上司みたいなもんか。」 「その通りだよ、笛吹ヒノトさん。」 一歩ずつ俺に近寄る坂本。 彼の足下に大量の釘が突き立てられる。 「お兄ちゃん、こいつ怪しい!」 「えっと、二年C組拝戸純か。こんな危ない奴だとは知らなかったぜ。 俺はお兄ちゃんとやらに興味があるだけだ。 君がここで何をしていようと俺の知るところじゃないよ。」 「ふむ、我が妹に向けて危ない奴発言か。良い根性してるじゃないか。」 とりあえず、この坂本という男が俺の敵だということは認識した。 「坂本とやら、なんで俺に興味を持った?」 「家の親父が警察関係者なんで。」 「嘘だな。明日から俺の話を聞いただけだろ。」 「はい、そうです。あいつの話を聞く限りでは貴方が危険に見えてしょうがない。」 「俺はもう殺人鬼は廃業したんだ。」 「でも、貴方の行動はそれ自体が人々を危険にさらす。 だって見知らぬ他人のことなんて何一つ考えないんだから。 明日真の居たクラブで起きた殺人事件もそうだ。 貴方には、生存者を救うことが可能だった筈だ。 この場合できなかったんじゃなく、やらなかったことが問題なんだ。」 「しーらね。」 「……人の命が転がっていたら、救おうとは思わないのか?」 「俺が助けたいと思ったら助ける。逆もまたしかりだよ。」 「そうですか。矢張り度し難い人だな。人は誰しも誰かを見殺しにして生きているけど、 それを自覚的にやる人間ってのは出来る人間ってのは異常じゃないか。 そういうものが、俺たちみたいな普通の人間には怖い。 自分がとてつもなく卑小な、最低な生き物のような気がしてくる。」 「だったらどうする?人々の心の安寧の為に俺を亡き者にするかい?」 「いいや、それは無理だ。あんたが小悪党ならそれも考えたけど……」 ダッ! 坂本とやらは思い切り逃げ出した。 「あんたみたいなのは全力で警戒してできるだけ関わり合いにならないのが最善だ!じゃあな!」 「でもでも貴方は逃がさないんだからっ!」 ドスンドスンドスン! 五寸釘が何本も坂本の背に突き刺さる。 だが血は流れていない。妙な能力だ。 「お兄ちゃん、これであいつは逃げられないよ!」 「運を奪うだっけか? 確かに面白おかしい能力だけれど……。」 坂本の背には確かに五寸釘が刺さっていた。 都市伝説は発動しているのだろう。 だが、坂本が不運になっている様子はまったく無かった。 「えええぇぇえ!?なんでなんで!?」 「じゃあなお二人さん!」 「ふむ、都市伝説が効いていないのか?」 俺はハーメルンの笛吹きの能力を使って坂本の動きを止めることを試みた。 すると、まるで軍隊か何かのように坂本の身体が見事に気をつけの姿勢になった。 都市伝説が効かない訳じゃないらしい。 「なるほど、都市伝説が効かない訳じゃないのね。 となると……運勢か。 運を奪われても普通に動けるレベルの幸運の持ち主ってところかな? どうなのよ、坂本君、人が来る前に素直に話してくれると嬉しいな。」 「……確かに俺は運が良いよ。 今の騒ぎでもうすぐ人も来るだろうしね。」 「まったくだ、俺から逃げ切るだなんて中々面白いじゃないか。 良いぜ、その命はくれてやる。」 「高校生相手でも殺る気だったの……?」 「勿論!」 それ以外の選択肢が有っただろうか?いや、無い。 「お兄ちゃん駄目だよ!こいつはここで確実に……。」 「うんにゃ、もうダメだ。南から二人、西から三人。 この騒ぎを聞きつけて近づいてきている奴が居る。 ここに来るのも時間の問題だよ。 ここから離れよう、純。」 内一名は都市伝説契約者。 移動速度からして明日姉か? 何故俺を捜しているのか解らないがまあ逃げておくに越したことない。 ハーメルンの笛吹きとの契約で身についた探知能力が役に立ったようだ。 俺達は動けない坂本の額に肉と油性ペンで書いてからそそくさとその場を後にした。 「さて、これから何処に行く?時間もアレだし時間が許すなら夕食でも……」 「あいつ殺す、絶対殺す、そもそも丑の刻参りが効かないってどんな能力なの? 毎日毎日少しずつ撃ち込んでいけば呪いだってきっとかかる筈だもの。 明日もそうよ、お兄ちゃんの知り合いのくせにお兄ちゃんの名前をあんな奴に教えるなんて。 私が私があいつら二人とも完膚無きまでに殺して殺して殺し尽くしてやる。 私のチカラだったらそれくらい造作もないことだもの。」 「純、女の子がそんな言葉使っちゃいけないよ。 純はあんな奴気にする必要は無い。 あいつは俺に用があるんだ。 あいつが純に何かちょっかいをかけてきた時はお兄ちゃんが出るから、 だから、“純はあいつには関わっちゃ駄目”。」 だって相性が悪すぎる。 呪いなんてチカラ、何時自身に返ってくるか解らないのに、 それを多用せざるを得ない状況なんて彼女が自爆するだけじゃないか。 だから俺は彼女に関わるな、と強く言い聞かせる。 「嫌だ!」 ……え? 俺の言葉に反抗した? 都市伝説の能力+暗示で命令したのにそれを無視? 「お兄ちゃんを危ない目に遭わせたくないもん!」 「そうか、解ったよ。 それじゃあ二人で安全確実にあの坂本とか言う奴を始末しよう。 それで良いね?それまで勝手に動かないってことは約束できるかい?」 「解ったよ!」 ……なんとか言うことは聞いてくれそうだ。 「よし、それじゃあお兄ちゃんの行きつけの洋食屋さんにでも行こうか。 純はオムライスは好きかい?」 「うん、大好きだよ!」 「じゃあそこに決定だね。さあ、行こうか。」 さて、今夜は家に帰れるのだろうか? そもそも明日は祝日なので朝帰りしようとも問題ないが。 ビバ☆自由業 俺は家に帰ってから事務所の女性陣等にドヤされるのを覚悟しながらも、 とりあえずこの子の気が済むまでデートに付き合おうと思ったのであった。 ~一方そのころ~ 「笛吹丁に拝戸純、揃いも揃って異常じゃないか……、しかも契約者。 何がどうなってあいつらが兄妹になっていたのかは知らないが、 普通人代表として、あれをあのままにしておく訳にはいかないなあ……。 でも俺弱いし、一般人だし、契約者じゃないし。」 顔を一生懸命洗いながらボソボソと独り言を呟き続ける男。 中央高校風紀委員長である。 「普通の人々が普通に暮らして行くには、ああいう存在は危険すぎる。 普通の人が、普通に暮らしていけるセカイ、 どんな理由でも俺の周りにそれを否定するような奴は居ちゃいけない。 俺はそれを排除するチカラなんて持ってないけどね。」 深く息を吸う。 「でもこれだけは解る。異常な人間の方が、都市伝説よりずっとずっと恐ろしい。」 その言葉は、決して彼一人だけのものではないように思われた。 【上田明也の協奏曲22~それはそれは可愛らしい~fin】