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徳川家康 「」 今川義元 「」 北条氏政 「」 本願寺顕如 「」 松永久秀 「卿からは…… 理智を貰おうか」
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国の真優ろば ◆Wv2FAxNIf. 夢を見る。 紅蓮の炎を。 どこまでも駆けてゆくただ一人の王の夢……。 四道は赤の王・朱理の従兄弟であり、彼の右腕だった。 普段は街づくりに熱心な優男で、逆に戦となれば女子供が相手でも容赦をせず、敵の仏の山を築きあげる。 そうした両極端な性質から『仏の四道』と呼ばれ、赤の王を誰よりも理解し支えた。 しかし赤の王に反逆したタタラを討伐するべく戦地に向かい、そこで命を落とすこととなった。 それが、四道という男の生涯である。 首を矢で射抜かれ、血を失い、鎧が重くなっていく感覚を覚えている。 「死」というものを理解し、ただ愛しい人を想って生を終えた。 そのはずが、今の四道は見知らぬ街にいる。 生き返ったというわけではなく、〈竜〉によれば死人(しびと)というものになったのだという。 既に死んだ身であれ、〈竜〉の力を継ぐ儀式の参加者として認められたらしい。 死人、そして幻光虫について説明を受けて理解もした。 疑う気はない。 今はここに意志を持って立っているという、それだけが重要だった。 生前に残した未練を果たせるのなら、そしてその上で朱理を日本の王にしてやれるのなら、自分が何者であろうと関係ない。 「タタラを殺す。今度こそ」 四道は殺せたはずの敵を、それも朱理にとって最大の障害となるであろう相手を殺せなかった。 初めて宿敵・タタラの顔を間近で見て、それが更紗だと――朱理の想い人である少女だと気づき、躊躇してしまったのだ。 タタラは、更紗だ。 朱里は気づいていない。 赤の王は、朱理だ。 更紗は気づいていない。 タタラと赤の王は敵同士でありながら、そうとは知らずに更紗と朱理という男女として愛し合ってしまっていた。 四道はそのことに誰よりも早く気づきながら、朱理に伝えられないまま死んだ。 短い生涯の中で、それが最大の悔いとなった。 この場でタタラを殺し、そして朱理に〈竜〉を討たせる。 そうすれば朱理は西日本のみといわず、全国を統治する真の王として君臨することになるだろう。 美しき至上の都――国の真優ろばを実現する。 それこそが四道の願いだ。 四道は〈竜殺し〉ではなかったが、朱理は〈竜殺し〉だという確信がある。 〈竜〉の器に、王にふさわしいのは朱理だけだ。 〈竜〉を殺すのは朱理をおいて他にいない。 他の世界のことなど関係なく、〈竜〉の力を継ぐのは朱理でなければならないのだ。 故に。 四道が最初に発見した参加者を排除しようとしたのは、ごく自然な行動だったといえる。 四道がこれまでに見たどんな街よりも大きいこの街には、人が溢れていた。 朱理と四道が時間をかけて発展させた蘇芳の街でさえ、ここと比べれば霞んでしまう。 そんな見知らぬ土地を彷徨う中、四道は人の流れに逆らうように立つ背中を見た。 それは四道と同じぐらいの、人混みの中にあっても頭一つ分ほど上背がある男だった。 翠色の髪に、白と青の二色で色分けされたロングコートと、四道からは少々奇抜な格好に見えた。 だが四道がその男を見つけられた理由は格好よりもなお単純なもので、淡い光を纏っていたからだ。 この男も二十人の参加者のうちの一人なのだと、そう判断してからの四道の行動は速かった。 無防備な背を観察し、早々に腰に提げた剣に手をかけたのだった。 四道は武人ではあるが、不意打ちを卑怯とは思わない。 民間人を巻き込むとしても、ここにいるのは赤の王の臣民ではない。 『仏の四道』が止まる理由はどこにもなかった。 四道が動き始めると、通行人たちは四道の邪魔にならないよう自然と避けていった。 思えば四道が棒立ちになっている間も、これだけの人の流れがありながらぶつかってくる者は一人もいなかった。 人々の動きは不自然ではある。 だが今は、標的を殺しやすくなったという感想に留めておく。 余計な考えを排除して、標的への接近に集中する。 翠色の髪の男は右手を耳に当てた姿勢のまま、移動する気配を見せない。 何をしているにせよ、隙だらけの姿は好都合だった。 抜刀して高く掲げ、両腕で構えた剣を一息に振り下ろす。 ▽ 自分が〈竜殺し〉ではないと告げられて、ジェレミア・ゴットバルトはただ納得した。 〈竜殺し〉――次の時代を担う器に足る者。 自分がそれにふさわしくないことを、誰よりも承知していた。 ずっと、若いつもりでいた。 ひたすら前へ前へと、先頭を駆けているつもりだった。 だがいつの間にか少年たちに追い抜かれていた。 追いつけない彼らの背を見て初めて、自分が古い時代に置き去りにされたことに気づいたのだ。 だからただ、彼らの背を押してやれればいいと思った。 「……はい、そのようです」 携帯電話を片手に、ジェレミアは市街の雑踏の中にいた。 目を覚ましたのは屋内だったが、通話の相手からの指示で外の様子を偵察しにきたのだ。 通話口の向こうにいるのはルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。 神聖ブリタニア帝国第九十九代皇帝にして、ジェレミアが仕える主君でもある。 ジェレミアが目を覚まして真っ先に行ったのが、ルルーシュの安否の確認だった。 自分がどこにいるのかも分からないまま携帯電話に手を伸ばし、呼吸を乱すほどに狼狽しながら呼び出し音を聞き続けていた。 無事に主の声が聞こえた時には、安堵の余り膝から崩れ落ちるほどであった。 ジェレミアにとって、ルルーシュの存在はそれだけ重いのだ。 市街地に出てから道路標識などで確認したところ、ここは環状線の内側、目黒らしい。 土地や人々の様子を観察して不審な点を報告し、ルルーシュなりの考察と今後の指示を聞く。 そうして用件を済ませ、ルルーシュが会話を切り上げようとした時、ジェレミアは一つ問いかけた。 「〈竜〉を、如何されるおつもりですか」 聞かずとも分かっている。 現にルルーシュの返答は、ジェレミアが想像した通りのものだった。 愚問だな、と。 民衆に語りかけるのと同じように威厳に満ちた声で、ルルーシュは言う。 『明日』にそんなものは必要ないと告げる年若い主に、ジェレミアは深く頷いたのだった。 今度こそ電話が切れる。 その間際に一言、ルルーシュは付け加えた。 『全てはゼロ・レクイエムのために』。 通話が終わってからしばらくの間、ジェレミアは身じろぎせずにその場に立ち尽くしていた。 ルルーシュが〈竜〉を必要としないことは分かっていた。 彼が求めるのは人の意志によって進んでいく『明日』であって、超常の存在が介入する余地などない。 むしろ憎悪すら覚えて、他人の手に渡る前に消滅させようとするだろう。 数分の時間をおいて、ジェレミアは次の相手に電話をかける。 ゼロ・レクイエムの共犯者、ルルーシュの親友でもある枢木スザク。 ジェレミアは彼と特別親しくはなかったが、合流にあたって確認を取っておく必要があった。 一度目は、ルルーシュとの通話が続いているようで話し中だった。 また少しおいて二度目には電話が繋がり、まずは互いの無事を確かめ合う。 ジェレミアが襲撃されたのは、その最中のことだった。 ▽ 間違いなく殺せたと思った、完全に不意をついたはずだった。 だが四道の手に伝わったのは肉を裂く感覚ではなく、金属にぶつかった反動。 甲高い金属音とともに、四道の一撃は防がれていた。 翠色の髪の男は振り返ることなく、左腕に仕込んだ手甲剣を抜いて頭上からの剣戟を止めたのだ。 四道は怯まずに一歩下がり、今度は右から左へと横薙ぎに剣を振る。 しかしそれも、振り返った男の剣でやすやすと受け止められた。 顔の左半分を金の仮面で覆った風貌もさることながら、それ以上に男の力に驚かされる。 男は右手を耳に当てたまま、左腕の力だけで四道の両手持ちの剣を防いでいるのだ。 四道が更に力を込めても、僅かも動かない。 「……ああ、君が心配するような問題は起きていない」 仮面の男の、低く落ち着いた声。 仮面に隠されていない方の視線はあらぬ方を向いており、どうやら四道に向けた言葉ではないらしい。 奇襲が通用しなかったことに加えて独り言の気味悪さもあり、四道は一度男から距離を取った。 舌打ちを一つもらす。 奇襲の失敗に対してというのもあるが、この男が持つ装備にはいい思い出がないのだ。 朱理と四道の師も手甲剣を愛用しており、二人で束になっても勝てた試しがなかった。 「うむ、それでは。 ……そうだな」 男は耳に当てていた箱を畳み、懐にしまった。 そして視線を落とし、深く溜息をつく。 「全てはゼロ・レクイエムのために、か。 そうだろうとも、君たちならば……!」 仮面の男が声を荒げ、服の両袖から手甲剣を突き出した。 ここで初めて互いの視線が交錯し、四道は咄嗟に剣を構え直す。 四道が取っていた距離は仮面の男のたったの一歩で侵略され、二本の剣が四道の身に襲いかかる。 「なるほど、貴公は正しく訓練を受けているようだ。 初めから私を殺すつもりで仕掛けてきた点を見るに、覚悟もできているらしい」 「覚悟はある……わたしの王を、真の王にするために!」 分析しながら喋る仮面の男に対し、四道には余裕がない。 苦し紛れに叫び返すものの、仮面の男の二本の剣のそれぞれが、片腕の力で振るわれているとは思えないほどに重かった。 四道が防御に専念していても防ぎ切れず、服に何ヶ所も血を滲ませながら致命傷だけは避けていく。 「貴公も主を持つ者か。 奇遇……いや、そういう者だからこそ、巻き込まれたと考えるべきだろうな」 四道は付近にいた通行人を盾にしながら、仮面の男の死角であろう左側に回り込む。 そして僅かな反応の遅れに乗じて剣を真っ直ぐに突き出した。 狙うのは左腕。 片腕だけでも潰せれば、戦いを五分以上に持ち込める。 しかしその一撃も男を傷つけるには至らず、剣で防がれた時と同じ金属音が響き渡った。 男は服の下に鉄板を仕込んでいるらしく、反動で四道の腕に痺れが走る。 「貴公の実力は確かなものだが、まずは相手を選ぶべきであった」 仮面の男が、四道との間にいた通行人を斬り伏せる。 そして四道が突き出していた剣の腹に叩きつけるような一閃を浴びせた。 四道の痺れた手ではそれを受け切れず、剣を手放してしまう。 剣が地面を転がり、仮面の男は四道の首に剣を突きつけた。 「そして、訂正が必要だ。 真の王にふさわしいのは貴公の王ではない」 鏡を見ている気分だった。 狂気といってもいいほどの忠誠。 王のために命すら投げ捨てるだけの覚悟。 「故に……」 だがその鏡は――仮面の男は、口の端を吊り上げた。 不自然なまでの笑みを浮かべ、宣言する。 「〈竜〉を討つのは、この私だ」 ▽ この場では不要だったかと、ジェレミアは作り笑いをやめて無表情に戻った。 ジェレミアはゼロ・レクイエムに向けて極力「悪」であろうと、人々から恨まれる騎士であろうと振る舞ってきた。 それはルルーシュの行動に倣ったものであったが、ゼロ・レクイエムと無関係のこの地では意味がない。 ゼロ・レクイエムはルルーシュとスザクが発案した計画であり、世界を変える一石を投じるためにある。 世界を支配した悪の皇帝を、仮面の英雄『ゼロ』が討つ。 人々の憎悪は全て皇帝に集められ、諸悪の根源たる皇帝の死後は人々が協力し合いながら前へ進むようになる。 今よりも少しだけ「優しい世界」に近づく――それが、ルルーシュたちが描いたシナリオだ。 悪の皇帝とは、ルルーシュであり。 仮面の英雄とは、スザクであり。 つまりルルーシュは全世界から憎まれながら死ぬ。 スザクは『ゼロ』となって親友を殺し、枢木スザクという個を殺し、仮面を外すことなく一生を過ごす。 二人の少年が自分たちの人生をなげうって、世界を変える計画。 同時に、彼らがこれまでに犯した罪に対する罰を受ける計画。 ジェレミアもその計画に、協力している。 心の奥底から賛同していたわけではない。 だが古い時代を生きたジェレミアには、二人の決意を曲げさせることはできなかった。 今の世界を作った「大人」のうちの一人に過ぎないジェレミアに、彼らを止める資格はなかった。 それをルルーシュが望むのならばと、納得する他になかった。 だから、ただ背中を押してやれればいいと思ったのだ。 〈竜〉を知るまでは。 〈竜〉を殺すことで、世界を変えられるというのなら。 もしも世界が今よりも、ほんの少しでも「優しい世界」であったなら。 ルルーシュたちがゼロ・レクイエムを目指す必要のない、元より人が人を思いやれる世界であったなら。 ゼロ・レクイエムを実行する意味を奪ってしまえたなら。 ルルーシュの死という未来をも変えられるのではないかと、希望を見い出してしまった。 これはルルーシュの意志に反することだと分かっている。 だがジェレミアが欲しいのは、優しい世界ではない。 ルルーシュとその妹・ナナリーが二人で笑って生きられる世界なのだ。 希望を見てしまった後では、夢見てしまった後では、もう戻れない。 〈竜〉を討つ為に他者を蹴落とすことも、ルルーシュに背くことも厭わない。 優しい世界の為に他人を殺すという矛盾も、飲み干せる。 「……さて、知っていることを話してもらおう。 話す気がないならそれも構わんが」 相手の首筋に切っ先を当てたまま、ジェレミアは襲ってきた黒眼鏡の男を見下ろす。 返答を期待していたわけではない。 形式上問いかけることになっただけで、主を持つ立場にある者が素直に答えるとは思っていなかった。 それに生き残れる人数が決まっている以上、元より生かしておくつもりなどない。 だが男は自らの主の名前こそ口にしなかったものの、意外なほど従順に質問に答えていった。 真偽までは判別できない。 ただこの男には死ねない理由があるのだと、この応答の間にも逃走の隙を探している様子からも見て取れた。 名前、出身、国の特徴。 とりわけ元エリア11とは別の『日本』の存在は興味深いものだった。 それぞれに情報収集をしているルルーシュとスザクに合流して照らし合わせれば、より有益なものとなるだろう。 しかしこの四道という男は〈喰らい姫〉や〈竜〉について知っているわけではなかった。 それ以上の時間は無駄と判断し、ジェレミアは質問を切り上げた。 まずは一人と、ジェレミアは切っ先に殺意を籠める。 そして――視界の端に、噴煙を見た。 思わず四道から目を離し、そちらを注視する。 ルルーシュが拠点にしているという、九段下の方角だったからだ。 火事かと訝しんだが、遠い爆発音とともに噴煙の数が増えていく。 心に焦りが生まれ、鼓動が徐々に早くなっていくのを感じる。 嫌な予感とともに携帯電話を手にして、ルルーシュの番号を呼び出す。 そして――繋がらない。 呼び出し音すら鳴らなかった。 電源が切られているのか、電波の届かない場所にいるのか、或いは携帯電話が破損したのか。 心中で幾つかの可能性を挙げながら、ジェレミアは四道を放置して走り出した。 ▽ 四道は仮面の男の進路とは逆の方角に向かって逃走していた。 あの男との接触で、この儀式はただの殺し合いではないと悟った。 人間離れした身体能力。 参加者誰もがあの男のような者ばかりなのだとしたら、〈竜〉を討つ以前に生き残ることすら難しい。 切り抜けられたのは幸運という他にないだろう。 朱理が同じような目に遭う前に、一刻も早く合流しなければならない。 そう、幸運だった。 しかし危機は終わっていなかったのだ。 仮面の男から逃れて十分もした頃。 四道は今度は近づいてくる爆発音から遠ざかろうとしていた。 四道の知識ではどこかから砲撃されているとしか思えない状況であり、逃げる以外の選択肢はなかった。 だが限界を感じて振り返った時、四道は砲撃以上の最悪の事態を悟った。 道路を埋め尽くす人波。 瞳孔が開いたままの目は濁り、腹や胸に穴を空けたまま蠢くそれらは、認めたくはないが動く死体と呼ぶ他にない。 そんなものが群を成して、建造物を破壊しながら進軍している。 〈竜〉を討つどころか、参加者を排除するどころか、己の身を守ることすら困難だった。 この会場は魔窟なのだと、四道はようやく理解したのだ。 「だが……死ぬわけには……!!」 タタラを殺すために。 朱理を王にするために。 そして、最愛の妻のもとへ帰るために。 既に一度死んだ身であれ、野垂れ死ぬわけにはいかなかった。 『英雄にならなくていい』と、彼女は言った。 名誉の死よりも夫の生を望んでいた。 そんな彼女が訃報を聞いた時、何を思っただろうか。 死人(しびと)として帰った夫を見た時、何を思うだろうか。 「千手姫……私は帰ります、今度こそ……!」 もう一度声を聞きたい。 もう一度声を聞かせたい。 帰らなければならない。 〈竜〉を討ち取った赤の王の右腕として、彼女にもう一度会うために。 【一日目昼/目黒】 【四道@BASARA】 [所持品]剣 [状態]死人、軽傷 [その他] 〈竜殺し〉ではない。 ▽ 街灯や窓の縁を足場にしてビル屋上まで駆け上がり、ジェレミアは煙が上がった方角――九段下方面へ目を凝らす。 普段は仮面で隠している左の義眼は、常人には及ばない遙か遠くまで見渡すことができた。 そして、事態を把握することとなる。 死体そのものは見慣れている。 だがこの地に広がっているものは、それ以上の悪夢だった。 ルルーシュすら予期していなかった異常事態が起きていることを確認し、ジェレミアはすぐに踵を返した。 ただし向かうのは九段下方面ではない。 ビルから飛び降りて、車道を走っていた車の屋根に着地する。 機械の体の重量と落下の衝撃によってひしゃげたそれを無視し、歩道の人混みを避けるために別の車の屋根に飛ぶ。 そうして車の上を走りながら再度ルルーシュに電話をかけたが、やはり繋がらなかった。 やむなくルルーシュとの通話を諦め、次いでスザクに連絡を入れる。 用件のみの短い会話となったが、詳細を伝えようにもジェレミア自身の理解が追いついていないのではどうしようもなかった。 そうして数分かけて到着したのは、航空機の格納庫だった。 目黒の街に出る前、ジェレミアが最初に目を覚ました場所である。 薄暗く鉄の臭いの立ちこめるその場所には、セスナやヘリが幾つも並べられていた。 ただしそれらの機体のうちの一機だけは、翼のない特殊な形状のものだ。 KMFとは全く別の設計思想に基づいて開発されたKGF(ナイトギガフォートレス)、サザーランド・ジーク。 要塞の名にふさわしい巨体を持つそれは、ジェレミアの専用機である。 非人型の丸みを帯びた本体は明るいオレンジ色であり、KMFの数倍のサイズもあって戦場では大いに目立つ。 それはこの格納庫においても例外ではなく、ただそこに置かれているだけで異様な存在感を放っていた。 機体に問題がないことは、初めに発見した際に済ませてある。 いつでも出発できる状態だ。 ジェレミアがコックピットに乗り込んで胸の前で両腕を交差させると、コートの背面が左右に開いた。 露出した背中は機械化されており、脊髄と機体をドッキングさせるための接続端子が埋め込まれている。 これでサザーランド・ジークに直接繋がることにより、ジェレミアは操縦桿を握ることなく意のままに機体を操ることが可能となる。 ダモクレス戦役で大破したはずの機体が何故ここにあるのか、疑問は尽きない。 だが一刻も早くルルーシュと合流するために、忠義を果たすために、今はこれが必要なのだ。 「我が忠義のために、今一度……!」 大型スラッシュハーケンで格納庫の屋根を破壊し、機体を浮上させる。 向かうのは混沌の中心、九段下。 【一日目昼/目黒】 【ジェレミア・ゴットバルト@コードギアス】 [所持品]サザーランド・ジーク、携帯電話、手甲剣 [状態]健康 [その他] 〈竜殺し〉ではない。 四道から情報を得る。 Back 朱理は紅蓮の野に立つ Next 殷の太師 GAME START 四道 012 光芒 ジェレミア・ゴットバルト 013 竜殺しを探して
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uesugi.jpg +目次 キャラ解説どんなキャラ? 長所 短所 まずはどのコンボを覚えれば良い? とりあえず永パをやってみたい 動画 技解説コマンド表 通常技解説 システム共通技解説 特殊技解説 援軍アタック解説 必殺技解説 BASARA技解説 一撃BASARA技解説 チェーンルート 援軍要請推奨レベル コンボレシピ基本コンボ 単体コンボ カウンターヒット始動 援軍到着後 エリアループ 打撃始動宇宙 壁コン永パ 小ネタ凍結について キャラ対策 編集・修正コメント欄 キャラ解説 どんなキャラ? [部分編集] 攻撃力 防御力 速 度 永パ力 援 軍 難易度 総 合 A B S C B C B スピードと発生・判定に優れた通常技が武器の単体性能に特化したキャラ。相手の動作を遅くする凍結、成功時は永パに発展する当身もあり、単体同士での主導権を握りやすい。基本コンボもシンプルな構成でありながらダメージが高く、最低限のコンボを覚えるまでは早い。一方、援軍のクセが強くコンボに組み込むには一工夫必要で、能動的な永パが非常に高難度となっている。打撃始動永パを導入するかどうかで大きく様変わりするキャラ。 上杉謙信 長所 発生・判定・ダメージ三拍子揃った強力な通常技と、高い移動能力 簡単大ダメージな神燕ループを覚えればすぐ実戦に出れるお手軽さ 防御力低下させた上に動作を遅くして暴れを封じる凍結 当たれば試合が大きく動く当身神反のプレッシャー jc可能な無敵技神陣、発生1F当身の神鏡による防御 発生・判定・サーチに優れたかすがの対空援軍 短所 技のスカ硬直があまりにも大きく、ガード時もケアに工夫が要る チェーンルートに制限が多く連携を組んだりコンボを伸ばすには一工夫必要 対空援軍ヒット時に大きなリターンを得る事が難しい 空中の食らい判定が大きく痛いコンボが入りやすい上に、気絶耐久値が低い 能動的な永パに、厳しめの前提条件・高い操作難度を求められる 彼女がいない時に殺しきりで援軍アシストを使うと己の心が死ぬ まずはどのコンボを覚えれば良い? 地上チェーンから>神燕>3援>援キャンJC>{着地5C>神燕>3援>援キャンJC}*2>5C>神陣 通称神燕ループ。簡単に3割程度のダメージを与えつつ凍結付与できる。 ヒット確認や崩しからこのコンボに繋げられるようになるのが第一歩。 これができれば充分実戦に耐えうる。 とりあえず永パをやってみたい 神反(214AorB)>ダッシュキャンセル>挑発*30以上>エリアル(2BC)>JC{BC}*n ご存知元祖宇宙旅行。少し練習すればできるようになる難易度。初めての永パに最適。 左側にスタートボタンのあるコンパネで安定できるようになったら一人前。 ただし「俺永パできるんだぜ!」とドヤりたいなら打撃始動永パができるようになってから。 動画 +動画詳細 セン氏マイリスト 打撃始動永パ、エリアループ、謙信の可能性の模索。 肉まん氏マイリスト 打撃始動永パ、エリアループのキャラ限レシピ。 壁コン永パ 壁コン永パの基本レシピ。 [部分編集] 技解説 コマンド表 分類 技名 コマンド 備考 特殊技 回転鞘突き 6B 中段、空中判定、必殺技キャンセル不可 連続斬り 6C 必殺技キャンセル不可 露払い 2C(溜め) 下段、凍結付与、必殺技キャンセル可 必殺技 神雫・地 236A ダメージ無し、凍結付与 神雫・天 236B ダメージ無し、凍結付与 神速 236C 低姿勢、溜め可、神斬、神燕に派生可 ├神斬 A └神燕 B 凍結付与、しゃがみ状態に必ず空振り 神翔 623B 空中可、壁バウンド、無敵なし 神陣 214C 溜め可、jc可、無敵 神反・地 214A 当身、溜め可、凍結付与(接触時) 神反・天 214B 当身、飛び道具反射、溜め可、凍結付与(接触時) 神反・地(定置) 421A 当身 神反・地(定置) 421B 当身、飛び道具反射 BASARA技 神鏡 214214C 当身(不成立時は打撃)、凍結付与 神烈 236236C アシスト対応 一撃BASARA技 神域 2141236C 通常技解説 通常技 属性 解説 5A 連打可 柄で突く。 5B jc可 横に居合。 5C 前方を斬りつける。 2A 下段、連打可 足元パンチ。 2B jc可 上方を払う。 2C 下段、ダウン 足元を斬る。 JA 連打可 横へ手刀。 JB jc可 鞘で横を攻撃。 JC 下から横にかけて斬り払う。 システム共通技解説 共通技 属性 解説 投げ(接近して6or4C) すれ違い、氷柱で背後から攻撃。 吹き飛ばし(B+C) jc可、溜め可 構えてから横斬り。 エリアル(2B+C) 上半身無敵 抜刀し上まで薙ぎ払う。 エリアルスパイク(エリアル中2C) 叩きつけるような斬り。 ガードキャンセル(ガード中6B+C) エリアルと同じ動作。 特殊技解説 特殊技 属性 解説 回転鞘突き(6B) 中段、空中判定、必殺技キャンセル不可 前宙しながら鞘で突く。 連続斬り(6C) 必殺技キャンセル不可 前進しながら乱れ斬り。 露払い(溜め2C) 下段、凍結付与、必殺技キャンセル可 凍気を纏った下段斬り。 援軍アタック解説 援軍アタック 変化 解説 対地援軍 1-49 通常のけぞり、ダウン起こし 50-99 壁バウンド 100 壁バウンド かすがが斬りつける。 対地援軍(溜め) 50-99 苦無を二本投げる、ダウン起こし 100 苦無を最大四本投げる、ダウン起こし かすがが苦無を投げる。 対空援軍 1-49 ダメージ以外変化なし。 50-99 100 かすが昇竜。 必殺技解説 必殺技 コマンド 属性 神雫・地 236A ダメージ無し、凍結付与 前方に冷気の塊を設置する。 神雫・天 236B ダメージ無し、凍結付与 斜め上に冷気の塊を設置する。 神速 236C 低姿勢、溜め可、神斬、神燕に派生可 地面を滑るように移動する。 ├神斬 A 密着時、位置入れ替え 見えない斬撃を放つ。 └神燕 B 凍結付与、しゃがみ状態に必ず空振り 小さく飛び上がり冷気を纏った斬撃。 神翔 623B 空中可、壁バウンド 回転して飛び上がりながら鞘で攻撃。 神陣 214C 溜め可、jc可、無敵 凍結付与、一回転抜刀で氷の塊を作り出す。 神反・地 214A 下段当身、溜め可、凍結付与(接触時) 冷気を纏い前進しながら下段に構える。 神反・天 214B 上中段当身、飛び道具反射、溜め可、凍結付与(接触時) 冷気を纏い前進しながら上段に構える。 神反・地(定置) 421A 下段当身 その場で下段に構える。 神反・天(定置) 421B 上中段当身、飛び道具反射 その場で上段に構える。 BASARA技解説 BASARA技 コマンド 属性 神鏡 214214C 上中下段当身(不成立時は打撃)、凍結付与 ゆっくりと構え、冷気を纏った三連斬りを繰り出す。 神烈 236236C アシスト対応 突進から乱れ斬りを繰り出し止めに突き。 神烈(アシスト) かすがが糸で攻撃し、最後に記念撮影。 一撃BASARA技解説 一撃BASARA技 コマンド 属性 神域 2141236C 冷気を体の周りに走らせ、相手を凍結させて切り刻む。 。 チェーンルート 触ってすぐ気付くと思いますがこのキャラはチェーンルートが非常に少ないです A→B→C→必殺技すらできない始末 具体的にいうと 5Aからは5A、2A、5B、2B、5C、2Cへ 2Aからは2A、2B、2Cへ JAからはJA、JB、JCへ のチェーンが可能で、他の通常技はチェーンルートが存在しません。B系統やC系統の次は必殺技に繋ぐしかありません また5Bと2Bがjc対応技。A系統以外はどの技で止めても硬直差が大幅に不利なのでガードされたときはB系統に繋いでジャンプしましょう 確認に失敗して5Cや2Cをガードさせてしまったときは神陣(214C)がjc対応技なのでこれに繋げばどうにかなります。当然、対策されると手痛い反撃を受けるのでC系統をガードさせるのは控えめに 6B、6C、吹き飛ばし(B+C)、エリアル(2B+C)は生でしか出せませんが使うことはほぼ無いので気にしなくていいです B→Cのチェーンルートが無いとはいえ、Bの攻撃レベルが高く設定されていて、これから書くコンボの5Cは5B、2B、2Cに変えてもほとんど成立します まあ一番ダメージが高く攻撃レベルも高い5Cを使うのがベストなので始動はともかく中継は5Cを使いましょう 援軍要請推奨レベル [通常] 基礎コンが援軍レベルに依存しないためどのレベルになってもコンボ面で苦労することはありません。 援軍の連続使用が最大の3回になる51以上で要請すれば間違いないでしょう。 あえてレベルを指定するならば「相手が要請したと同時」が最もオールラウンドに戦えると思います。 [壁コン永パを使用する場合] 壁コン永パを使用する場合は、打撃始動がLv66以上必要、投げ始動がLv76以上必要です。 Lv100未満は援軍最大溜めの自動開放を使って開放タイミングを考慮しなくて良いコンボ構成になっているのですが、Lv100になってしまうと手動開放する必要が出てくるので難易度が大幅に上がります。 できればLv100未満を維持するように注意した方が良いでしょう。 [打撃始動宇宙を使用する場合] 打撃始動宇宙は30以上のヒット数を稼ぐ必要があるため、Lv100が必須となります。 [部分編集] コンボレシピ 基本コンボ 始動技として書かれている5Cは5B、2B、2Cをとしても可能 牽制ではjc可能な5B、2Bが多いのでここから単発確認をしてダメージを取っていく JCなどがヒットした場合はダメージの高い5Cからコンボに行く 単体コンボ 2A*2>2C>神陣(214C) 下段始動の基本コンボ。ダウン+凍結で有利に起き攻め出来る 2Aから2Cは最速で入力しないと繋がらない上に、2Cが溜め可能なのですぐに離す必要がある 5C>神燕(236C派生B) 立ち喰らい、空中喰らい用。凍結付加 空中で受身を取られるがそれを補って余りあるほど凍結の恩恵はでかい 5C>神斬(236C派生A) 地上喰らい用。5Cが低め空中ヒットでもディレイをかけることで神斬に繋ぐことはできる ダウンを取れるのでそこから起き攻め、もしくはダウン追い打ち2A>神雫で凍結 投げ>神雫 単体では投げから追撃できないので神雫置いて凍結させる 一応ダウン追い打ちで5Bなど入るがキャラ限や目押し要素があるので無理して狙う必要はない 謙信の投げは位置を入れ替えるタイプの投げなので基本的に4投げ。6Cが絶対暴発してはいけない技ということもあって、用がなければ6投げは封印推奨 カウンターヒット始動 5Cch>神陣(214C)>低ダJC>5C>神燕(236C派生B) カウンター始動ならそこから神陣に繋がる 単体で3割減らす驚異の火力なのでなるべく確認していきたいところ カウンターしなくても神陣はガードさせればjcできるため入れ込んでいてもさほど問題はない ちなみに補正が緩いときの5C空中ヒットからでも神陣に繋ぐことはできる。牽制で出した5C>神陣が入れっぱに差さるとおいしい 昇りJC空中カウンター>降りJC>5C>神燕(236C派生B) JCは判定と発生が優れているため空対空としても機能する JCが空中カウンターするとダウンまで受け身不可。頑張ればそこからコンボに行ける 神斬ch(236C派生A)>5A5C>神燕(236C派生B) 神斬は見えるスピードじゃないのでおもむろに振っていくのもいい。また神速で飛び道具を潜るってから当てることもできる カウンターしたら高く打ち上げ5Aが間に合う 神反(214AorB)>ダッシュキャンセル>挑発*30以上>エリアル(2BC)>JC{BC}*n 悪名高い宇宙旅行。BASARAXに詳しくなくてもこのコンボだけ知っている人はいると思う 当身取ったの確認すれば右手をスタートボタンに移動してタイミングよく押していればOK。中央から始める場合は挑発>ダッシュなどで運ぶ 注意する点としては最後のエリアルは思ったより発生が早いのでじっくりと待ってから入力すること 上手く離陸できればBとCを連打しているだけでコンボができるので片手でお茶でも飲みながらタイムアップを待ちましょう 神反(214AorB)>ダッシュキャンセル>5C>神陣(214C)>神陣(214C)>5C>神陣(214C)>降りJC>5C>神燕(236C派生B) 時と場合によっては宇宙旅行したほうが悪い状況になる。タイムアップしても捲れないときとかはこちらでダメージを重視していく ちなみに最大構成ではないが、個人的に一番安定しているのがこのレシピ まとめると「ヒット確認したらとりあえず5Cに繋ぐ」と思っておけば間違いない 援軍到着後 地上チェーンから>神燕>3援>援キャンJC>{着地5C>神燕>3援>援キャンJC}*2>5C>神陣 謙信の基本コンボ「神燕ループ」。ここから先に紹介するコンボも、始動が違うだけで全て同じ構成になっている 少しクセのあるコンボなのでコツがいるのだが、どうしてもできないのであれば次の方法で強引にすることもできる 神燕へ派生するためにBを入力 直後にレバーを3に倒しながらCとDを連打 援軍がヒットすれば勝手に援キャンJCが出る 着地してから高度を調整して5C 最後はダウン追い打ちで神陣を当てるため少しずつ高度を下げていく必要があるが、5CもJCも受け身不能時間が長いのでそこまで難しくはないはず 昇りJC>ディレイ3援>降りJC>5C>神燕>3援>援キャンJC>着地5C>神燕>3援>援キャンJC>5C>神陣 発生5Fの昇り中段からでも神燕ループは可能 昇りJCがヒットしたらじっくり確認して喰らい硬直の終わり際に3援で繋ぐ 神燕ループを始動する高度が高く、最後の神陣までに高度を下ろせそうにないなら神燕で締めよう。ダウンを取れないが受身取られて神陣がスカると反確なので仕方ない 4投げ>6援溜め>投げHIT>クナイ>5C>神燕>3援>援キャンJC>着地5C>神燕>3援>援キャンJC>5C>神陣 投げのモーション中、相手と位置を入れ替えるあたりで投げを反対方向にレバーを倒して援軍を溜めるとちょうど援軍で挟み込む形になる 投げの補正が結構きついので無理に援軍を使う必要はない 神鏡(214214C)>5援溜め>クナイ>ダッシュ5C>神燕>3援>援キャンJC>5C>神陣 超当身始動からのコンボ 援軍を溜めるタイミングは3段目と4段目の間くらい 3援ch>5C>神燕>3援>援キャンJC>着地5C>神燕>3援>援キャンJC>5C>神陣 かすがの対空援軍は牽制としてはこのゲームトップクラスの性能をしているので、上手く使えば頻繁にカウンターを取れる ただし、始動に援軍を使っているためループ回数を間違えないように注意 ここではレシピとして援軍を3回全て使って最大ダメージを取っているが、対戦していると3回使い切ると長時間帰ってこなくなり一人で戦う時間が長くなってしまう 状況判断ができるようになってきたら援軍の使用を2回だけに回転率をよくしたりもしていきましょう コンボを見てもわかるとおり、当身始動しか永パを持っていません 圧倒的な牽制力から4割減らす高火力コンボをしたところで、相手の行動が1回通ればそこから永パに行かれて逆転されるのはこのキャラの宿命です また、援軍いない内は弱点がないかと言われるとそうでもなく、気絶値が全キャラ中最低。3回連続でコンボされたらまずピヨります さらには喰らい判定も恵まれていなく「絶対当たってないから」と泣きながら秀吉に埋められるなんて日常茶飯事です このゲームで1、2を争うほどの心が折れやすいキャラですが、当身を決めたときの心の昂ぶりは他のどのキャラでもどのゲームでも味わうことのできない謙信使いのみに許された特権です エリアループ ~エリアル>JC>空ダJCスパイク>援軍エリアル>援キャンJC>後空ダJCorJBC>{着地エリアル>JC>空ダJCorJBC}*1-4>着地エリアル>JC>JCBCスパイク>着地5A5C>神陣 5Cや神斬、神燕、投げなど様々な始動から入り、神燕ループに比べるとダメージに劣るが、援軍がほぼ回復するため状況が良いコンボ。 自ゲージ側画面端だと空ダJCの箇所で裏に回ってしまうので、空中バックダッシュを混ぜたり妥協すること。 ループ部は密度が高いほど高度が抑えられる傾向にあるが、キャラによっては高い方がループしやすかったりとまちまち。 締めは謙信が相手より低い位置になるように調整し、ダウン追い打ちで神陣、神燕。または、神雫を設置して凍結を狙う。 スタイルを問わず活用できるため重要度は高いものの、未だキャラ別の最適化の途上のため、更なる研究が必要。 ニコニコ動画に様々なパターンが投稿されているので、研究する場合は参考にどうぞ。 打撃始動宇宙 前提条件として援軍Lv100必須となるため、実用性としては微妙な所。 一時期は選ばれし者にしか出来ないと言われていたが、昨今の研究で何とか練習すれば出来るレベルの難易度に最適化されつつある。 キャラ限は依然厳しく、コンパネの1P/2P差がある。 難易度やキャラ別のレシピ変更などは必要だが、一応全キャラ対応。 JC>5援溜め>ズラし5C>神斬>クナイ>昇りJC>援キャンJAC>5援溜め>ズラし5C>神斬>クナイ>5A5A5C>援キャンダッシュ5A+5援溜め>5A5C>神燕+クナイ>援キャン空ダJAAC>エリアル>JB>空ダJB>{JAC}*n 現在の基本形。便宜上こちらを神燕ルートと呼ぶ。 真田・慶次・謙信は非対応。元親や秀吉相手がやりやすい。 以下パーツ別に解説する。 5援溜め>ズラし5C>神斬 神斬の硬直終了間際にクナイがヒットするようになる。 このタイミングでクナイを当てる事ができれば、神斬後に出した攻撃に援キャンがかかるように調整できる。 1P側だと5C>神斬で裏に抜けてしまいやすいため距離に注意。 できれば5C>神斬を神速に若干ディレイ>最速派生神斬とすると裏周りしにくくなる。 昇りJC>援キャンJAC ここは最も簡単だと思われるレシピにしたが、他に以下のようなパーツに変更できる。 5B>JC>援キャン空ダJC運び距離が大きく高度を抑えやすい。裏周り時も継続できる可能性がある。 5B>JC>援キャンJC端限定。一応5A5Bにしたり、援キャンJACにしてヒット数を増やせる。 5C>神燕>援キャンJC援キャンが暴発しやすいが、高度を抑えつつ全キャラに安定しやすい。JACにしてヒット数を増やせる。 5A5A5C>援キャンダッシュ5A+5援溜め>5A5C まず5A5Aを援キャンにならないようにタイミング良く入力すること。 次に援キャンダッシュ後、レバーを前に入れたままできるだけダッシュを伸ばして同時押しでクナイ溜めを開始しつつチェーン。 ここで早く追撃してしまうと、距離が離れすぎてその後の追撃が難しくなったり、浮きが高くなりすぎてクナイが全段ヒットしなくなってしまう。 神燕+クナイ>援キャン空ダJAAC 神燕後にクナイが当たり、援キャン空ダで追撃する。一番ミスしやすいポイント。 事前のパーツで距離が離れすぎたり、クナイを溜めるタイミングが悪いとここの浮きが不安定になり空ダ以降が空振りしやすい。 あらかじめ高度調整しておく事と、クナイ溜めのタイミングを調整して空ダJAが当たりやすくする必要がある。 エリアル>JB>空ダJB JB>空ダJBでヒット数を稼げるため、30ヒットエリアルから宇宙へ移行可能。 宇宙旅行は32ヒット目以降に、エリアル後の追撃に使っていない攻撃でループパーツに入る事が条件となる。 謙信はジャンプ攻撃の発生に優れるため、この仕様をフル活用できる。 JC>5援溜め>ズラし5C>神斬>クナイ>昇りJC>援キャンJAC>5援溜め>ズラし5C>神斬>クナイ>5A5A5C>援キャンダッシュ5A5C>ズラし5援溜め>神斬>クナイ>5A5A5C>援キャンエリアル>JB>空ダJB>{JAC}*n 便宜上こちらは神斬ルートと呼ぶ。 元々は慶次、謙信用。他キャラにも入るので、神燕を使うパーツが苦手ならばこちらを。 全体的に低めで拾って神斬の空振りや裏周りを防ぐように注意する。 最後の神斬は丁度いい高度で最速派生しないと、高度が足りないとクナイが間に合わず、派生が遅いと援キャン可能時間をオーバーしてしまう。 また、1P限定となるが、締めの5A5A5C>援キャンエリアルを、5A5C>援キャン吹き飛ばし>ブーストエリアルにする事ができる。 お市や毛利のように5A5Aが空振りしやすいキャラには考慮の余地あり。 エリアルが近距離で当たるためヒット数が足りていればJABC離陸可能。家庭用でも永パにできる。 打撃始動宇宙のキャラ限 キャラ 神斬拾い 離陸 備考 伊達 難。低すぎても高すぎても駄目。 両対応(難) 神斬が当てにくいので高度調整が難しい。 真田 普通。距離が遠いと持続当てにしやすい。 神斬 最初の拾いは5Bが当たらない。5C神燕か5A5Bにする。 慶次 易 神斬 エリアル後のJB>空ダJBがスカりやすい。 謙信 普通 神斬 やりやすい。 お市 易。浮きが高いので低めに。 神斬推奨 浮きが高いので低め意識。遠いと5A5Aがスカりやすい。神燕ルートのクナイがフルヒットしにくい。 元親 易。端でも裏周りしない。 両対応 やりやすいので練習に良い。 毛利 普通。小さいのでやや低めに。 神斬推奨 距離が遠いと5A5Aがスカりやすい。 信長 易。 両対応 やりやすい。元親・秀吉で慣れたらこいつ。 秀吉 普通。端でも裏周りしない。ダウン追い打ちになりやすい。 神燕推奨 浮きが高く落下が早いが基本やりやすい。最初の拾いは5A5B非対応(5Bが持続当てになる)。 忠勝 難。端でも裏周りしない。大きい伊達。 神燕推奨 神斬がとにかく当てにくい。かなりシビア。 壁コン永パ 前提条件は端付近始動。打撃からは援軍Lv66以上、投げからは援軍Lv76以上必要。 Lv100必須な打撃宇宙より大分実戦的な援軍Lvで条件を満たせ、ダメージも非常に高い。 しかし、始動から壁コンループまでとにかく全てが高難度。 最適化が望まれるが、あまりに高難度で研究が遅々として進んでいない。 ~2B+3援>JC>援キャン空中ダJC>着地5A5C>神速+5援溜め>神斬>5A5A5C>援キャン吹き飛ばし>2援>開放>ブースト{エリアル>JAC>空ダJCスパイク}*n ~2C>神燕+3援>援キャンJAC>着地5C>神速+5援溜め>神斬>5A5A5C>援キャン吹き飛ばし>2援>開放>ブースト{エリアル>JAC>空ダJCスパイク}*n 投げ>4援溜め>投げヒット>開放>5A5C>神速+5援溜め>神斬>5A5A5C>援キャン吹き飛ばし>2援>開放>ブースト{エリアル>JAC>空ダJCスパイク}*n 現在確認されている壁コンの基本形。一応全キャラ対応。 援キャン吹き飛ばし溜めを最速で行い、ギリギリの所で対空援軍を当てて、溜め完了ビタの吹き飛ばし開放を当てる。 永パとなる壁コン部は判定の大きいキャラには追撃を欲張る事ができる。 また、壁コン中に援軍が回復すればキャラによってはここから反復横跳びに移行できる。 これ以外にも元親のエリアル中弩弓からのダウン起こしの原理を使ったパターン、裏周りから吹き飛ばし背面当てを使ったパターンなどが確認されている。 小ネタ 凍結について 謙信には相手の「技の全体硬直を長くする」凍結という状態異常を持っています 凍結で相手の暴れを封じつつ起き攻め→崩して凍結でループというのがこのキャラの理想的な勝ちパターンです 凍結効果が付加されるのは 神燕(236C派生B) 神陣(214C) 神鏡(214214C) 神雫(236AorB) 神反(214AorB) 初めの3つは攻撃判定を当てると凍結します。後の2つは触れるだけで凍結します。(神反はホールド時に発生する氷の結晶) もっとも、神雫はしゃがみには当たらない上に、リバサの1F目は凍結していないので過信してはいけませんが 凍結が解除される条件は以下の4つ 謙信の攻撃をヒットorガードさせる 謙信に攻撃をヒットorガードさせる 凍結した状態で技を空ぶる 時間経過 ここで重要なのは「謙信の」「謙信に」となっているところ 具体的に言うと、謙信の援軍攻撃がヒットしても凍結は解除されないし 謙信に援軍攻撃をヒットさせると凍結は解除されます 凍結状態はこちらがガン有利なので強気に固めに行っても良いですが、時間経過することで症状が悪化します 全体硬直の増加も凍結直後に比べて目に見えて遅くなる上に小パン程度の攻撃では凍結が解除されないようになります 様子見を増やせば増やすほど有利になっていくので焦らしプレイをするのも一興 凍結時の読み合いの例 暴れが出来ないので投げに行く→『投げを読んで凍結の影響を受けない投げ返し』→それを読んで発生が遅くなった5Cを漏らさせて反撃 『凍結の解除を狙ってバックジャンプJAをスカす』→硬直にHJCで空中カウンター 神雫重ねに対して『しゃがみなら凍結しないので2Aで暴れる』→下段当身 『援軍に任せる』→起き攻め一回放棄して援軍に攻撃 なんてことをやっています キャラ対策 参照 ハメ上等 http //bossd.web.fc2.com/index.html より詳しく解説されているため、興味を持たれたなら一度訪れることをオススメします 編集・修正コメント欄 wiki編集がよくわからん人向け 編集や修正の要望に使用してください コメント すべてのコメントを見る
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アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
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Galatasaray 選手名 所属クラブ 国籍 年齢 Pos GVR 特殊能力 フェイス スパイク 備考 Rigobert Song Galatasaray カメルーン ー ー ー ー 固有 赤 ー Okan Buruk Galatasaray トルコ ー ー ー ー 固有 黒 ー Hasan Sas Galatasaray トルコ ー ー ー ー 青 青 おそらくFirstNameで"s"の文字が消えてます(バグ?) Hakan Sukur Galatasaray トルコ ー ー ー ー 固有 固有 おそらくFirstNameで"s"の文字が消えてます(バグ?) ー Galatasaray ー ー ー ー ー ー ー ー 移籍情報 Junichi Inamoto(from West Brom.)
https://w.atwiki.jp/okura/pages/184.html
,. -―- 、 ,. -―- 、 // ̄ ̄\\ .// ̄ ̄\\ // ヽ.∨/ \l l/ // l\ !ヽ、 ,//、\ lv \| \\__,,// \\__ノノ o ____ ____ ` ー---‐" ` ー--- " \ / / \ \ ● ヽ(゚д゚州 州゚д゚) 彡 ソ |つ ⊂ノ |つ 『リボン』 と ) ノ と ) ノ 『ボール』 し し  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ___ r⌒⌒_ヽ_ \ \ ,.r,ニニ-、. ____ ヽ \ \ 『フープ』 州゚д゚) // _ ヽヽ \ \ O O ヽ 州゚д゚)ヽ ⊂ノ |つ.{ { } } 州゚д゚)// )⊂ノ |つ) と ) ノつ ぃ _ _ノノ つ |つ と ) ノつ 彡 `ーニニ-" と ) ノ 『クラブ』 彡 『ロープ』 从 し 从  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ こういうことですか>< わかりません!! 新体操AAをちょっと改変してみた。 467 名前: 名無したんはエロカワイイ [sage] 投稿日: 2006/10/09(月) 01 19 47 ID 3FIKTs6b 466 ちょwwwwwwwwww元就様カワイスwwwwwwwwww リボンとフープは普通に元就様の武器でございますな!
https://w.atwiki.jp/sengoku-basarax/pages/16.html
toyotomi.jpg +目次 キャラ解説どんなキャラ? 長所 短所 まずはどのコンボを覚えれば良い? とりあえず永パをやってみたい 動画 技解説コマンド表 通常技解説 システム共通技解説 特殊技解説 援軍アタック解説 必殺技解説 BASARA技解説 一撃BASARA技解説 コンボレシピ単体時のコンボ 単体時対忠勝用 援軍到着後のコンボ 金剛補正切り 金剛補正切りからのJABC離陸宇宙旅行 金剛補正切りからの同キャラ用宇宙旅行 金剛補正切りからの宇宙旅行(テンプレ宇宙) その他永パ 猿舞豪把からのコンボ 猿舞豪把からの宇宙旅行 B灰塵オラオラハーフマラソンと援キャン離陸 小ネタ用語・スラング 家庭用(PS2版)について 猿舞豪把の投げ無敵消化 エリアルと伝衡裂鬼 フリーズ ランダム 天地葬送中の援軍 キャラ対策 編集・修正コメント欄 キャラ解説 どんなキャラ? [部分編集] 攻撃力 防御力 速 度 永パ力 援 軍 難易度 総 合 A A D S A D A 戦国BASARAXの基礎がみっちり詰まった天下人。機動力は皆無だが、硬い装甲と高い攻撃力を盾にゲームを荒らしまわる。バックステップの硬直をバックステップでキャンセルしたり、後述の超投げ半兵衛など、低リスクかつ特大リターンも魅力。援軍との相性が非常に良く、互いに相乗効果で本来の数倍の強さを発揮する。何かカスれば援軍を介して補正切りや高ダメージの永パに移行できるかなりやんちゃなキャラ。打たれ強く、基礎を学べるキャラで、コンボも簡単かつ楽しいため、初心者にかなりオススメ。現在も研究によってコンボが伸びており、まだまだキャラの伸びしろも残されているので長く付き合える。 豊臣秀吉 長所 装甲が硬く(防御系数*0.8)、攻撃力が高い(独自補正)ため、初心者同士の対戦で大幅に有利になる。 機動力のなさを援軍で補う必要があるので、必ず援軍の使い方を覚える事ができる。 コンボが比較的簡単で、CPU戦やトレーニングモードが楽しい。 荒らし能力が非常に高く、ワンチャンスで逆転可能。 天敵と言えるほど極端に不利なキャラがいない。 短所 機動力がないため、単体では逃げる相手を捕まえる事が難しい。 体が大きいためコンボが入りやすく、昇り中段に苦しめられる。 援軍Lvの上昇速度が遅く必要Lvも高いため、援軍が来る前に永パに持ち込まれてしまう事が多い。 ゲージ依存度・援軍依存度が高いのでどちらかが枯渇するとパワーダウンしやすい。 まずはどのコンボを覚えれば良い? 2A2B6B ただのチェーンコンボ。ダウンを取れてゴリラダメージなのでそこそこ痛い。 とりあえず永パをやってみたい [中央忠勝限定] 伝衡裂鬼>天地葬送(4123B)>{2A2B5C>天地葬送}*2>2A2B>天地葬送>ダッシュ2A2B>天地葬送>吹き飛ばし>ブースト2B>天地葬送>エリアル>JA{BC}*n 対忠勝中央コマ投げからの単身赴任。 構成がシンプルで覚えやすく、離陸も簡単。その上時間が経つと家康が誘拐されて祝福してくれる。 動画 +動画詳細 動画 内容 援軍到着前のコンボの解説。youtube版 援軍到着後、金剛補正切りまでのプロセスの解説。youtube版 宇宙旅行の解説。youtube版 その他陸上種目の解説。youtube版 灰塵オラオラハーフマラソン他色々。 13 38~16 49 灰塵オラオラハーフマラソン&援キャン離陸解説。 10 28~11 47 小ネタ、確反超投げ半兵衛宇宙、オラオラハーフマラソン。 同キャラ用宇宙旅行。 続・同キャラ用宇宙旅行。 ノーゲージ宇宙の例。JABC離陸について。 ▲上へ [部分編集] 技解説 コマンド表 分類 技名 コマンド 備考 特殊技 双斧落とし 6B 中段、受身不能、ch時地面バウンド、天地葬送でキャンセル可 蹴り落とし JC(溜め) キャンセル不可 必殺技 灰塵乱渦 236AorB 移動投げ、壁貼り付け、受身不能Aが立ち状態を掴み、Bがしゃがみを投げる └(急停止) 4 必殺技、BASARA技、バックステップでキャンセル可 伝衡裂鬼 214A コマンド投げ、jc可、天地葬送でキャンセル可 天地葬送 623B 対空投げ、無敵、捕縛 破邪衝天 214B ノックバックゼロ └破邪衝天:追打 B └破邪衝天:終撃 C 威風万丈 214C 飛び道具反射、溜め可、最大溜め時ガード不能(ジャストディフェンスのみ可)、必殺技キャンセル可(溜め時)、PGで空キャン可(溜め時、ただし通常攻撃キャンセルをすると不可) BASARA技 金剛破滅 236236C 壁貼り付け(自動追撃)、援軍アシスト対応、受身不能 猿舞豪把 214214C コマンド投げ、派生可 ├(左右叩きつけ) A 派生可 ├(通常投げ) B 派生可 └(天地葬送) C 派生終了、捕縛 ├(伝衡裂鬼) A 派生終了 ├(灰塵乱渦) B 派生終了、壁貼り付け └(天地葬送) C 派生終了、捕縛 一撃BASARA技 覇道天唱 2141236C ▲上へ 通常技解説 通常技 属性 解説 5A 連打可、基底80% 片手で殴る。 5B jc可 ハイキック。 5C 大きく身を乗り出して裏拳。 2A 下段、基底80% 足元を殴る。 2B しゃがみストレート。 2C 下段、ダウン 地面を殴る。 JA 連打可、基底80% 空中ボディブロー。 JB jc可 空中パンチ。 JC 身を反らしながら飛び蹴り。 システム共通技解説 共通技 属性 解説 投げ(接近して6or4C) 強制基底50% パワーボム。 空中投げ(空中で接近して6or4C) ジャンプ攻撃からキャンセル可、強制基底60% 地面に放り投げる。 吹き飛ばし(B+C) jc可、溜め可 大振りなフック。 エリアル(2B+C) 上半身無敵 真上方向に蹴り上げ。 エリアルスパイク(エリアル中2C) 空中投げと同じ動作。 ガードキャンセル(ガード中6B+C) 吹き飛ばしと同じ動作。 特殊技解説 特殊技 属性 解説 双斧落とし(6B) 中段、受身不能、ch時地面バウンド、天地葬送でキャンセル可 両手で地面を殴りつける。 蹴り落とし(溜めJC) キャンセル不可、基底80% JCと同じ動作。 ▲上へ 援軍アタック解説 援軍アタック 変化 解説 対地援軍 1-49 小さく突く。浮き低。 50-99 斬りつける。浮き中。 100 剣を伸ばして釣り上げる。浮き高。 半兵衛が蛇腹剣で攻撃。 対空援軍 1-49 ダメージ以外変化なし。 50-99 100 半兵衛昇竜。 ▲上へ 必殺技解説 必殺技 コマンド 属性 灰塵乱渦 236AorB 移動投げ、壁貼り付け、受身不能、強制基底80% └(急停止) 4 必殺技キャンセル可、バックステップでキャンセル可 突進して相手を掴んで壁に向かって投げ飛ばす 伝衡裂鬼 214A コマンド投げ、jc可、天地葬送でキャンセル可、強制基底80% 掴んだ相手を地面に擦りつけた後に上へ放り投げる。 天地葬送 623B 対空投げ、無敵、捕縛、強制基底70% 飛び上がって相手を掴み、地面に埋める。 破邪衝天 214B ノックバックゼロ ワンツー。 └破邪衝天:追打 B - オラオラパンチ連打。 └破邪衝天:終撃 C - 地面に叩きつける。 威風万丈 214C 飛び道具反射、溜め可、最大溜め時ガード不能(ジャストディフェンスのみ可)、必殺技キャンセル可(溜め時)、PGで空キャン可(溜め時、ただし通常攻撃キャンセルをすると不可) 胸板を突き出し衝撃波を発生させる。 BASARA技解説 BASARA技 コマンド 属性 金剛破滅 236236C 壁貼り付け(自動追撃)、援軍アシスト対応、受身不能、強制基底10%(3段目) ボディブロー→アッパー→気絶した相手を掴んで壁に叩きつける。 金剛破滅(アシスト) 半兵衛が急所を突いて気絶を延長する。 猿舞豪把 214214C コマンド投げ、派生可 ├(左右叩きつけ) A 派生可 ├(通常投げ) B 派生可、強制基底50% └(天地葬送) C 派生終了、捕縛、強制基底70% ├(伝衡裂鬼) A 派生終了 ├(灰塵乱渦) B 派生終了、壁貼り付け └(天地葬送) C 派生終了、捕縛 掴みあげた相手を地面に叩きつけた後、連続投げに派生する。 一撃BASARA技解説 一撃BASARA技 コマンド 属性 覇道天唱 2141236C - 天を仰ぎながら噴火のような衝撃波を立ち上らせる。 ▲上へ [部分編集] コンボレシピ 単体時のコンボ 2A2B6B ただのチェーンコンボ。ダウンを取れてゴリラダメージなのでそこそこ痛い。 2A2B>灰塵乱渦 近距離限定。相手が立ちの場合はA灰塵、しゃがみの場合はB灰塵と出し分ける必要がある。 2B>伝衡裂鬼 起き攻めなどで近距離で2Bが刺さった場合のコンボ。 伝衡裂鬼はノーキャンセルで出す。 JC>伝衡裂鬼 JCが近距離で刺さった場合のコンボ。 JCのヒット確認をして伝衡裂鬼へ繋げられると良い。 エリアル(ch)>天地葬送 エリアル攻撃がカウンターヒットした場合は真上付近でない限りは天地葬送が繋がる。 [中央] 伝衡裂鬼>垂直JB>前HJABC>空中投げ 伝衡裂鬼からの基本の追撃。 伝衡裂鬼の放り投げる所でjcがかかる事を利用している。 [キャラ限] 元親に対しては垂直JBが最速だと空振りするので若干遅らせる。 真田・慶次には垂直JB>HJABCを最速にしないと途中で落としやすい。 [中央] 伝衡裂鬼>天地葬送(4123B) キャラ限の中央天地。 伝衡裂鬼に天地でキャンセルがかかる性質を利用している。 放り投げる直前の地面から離す瞬間を目安に、4123B押しっぱなしと入力すると出しやすい。 [キャラ限] 忠勝・秀吉・謙信・慶次に対応。 伊達は一応対応しているが、繋がるかどうかはランダム。 [端] 伝衡裂鬼>天地葬送(6321B) 画面端では全キャラに位置を入れ替えながら天地葬送が繋がる。 放り投げる瞬間に画面端側から中央側に向かってレバーを回す。 [キャラ限] 忠勝は中央天地同様4123Bで端に向かって天地葬送を入れる。 慶次はコンパネ1P/2Pでタイミングが極端に変わる。 [中央] A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 端が近くない限りはA灰塵からB灰塵が繋がる。 A灰塵後、壁に張り付いたのを見てから236B押しっぱなしで入力するのがコツ。 [キャラ限] 秀吉には繋がらない。 伊達・信長に対しては画面位置によるが最大でA灰塵乱渦*3>B灰塵乱渦まで入る。 [端] A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦 端ではキャラ限で2A2Bで拾ってB灰塵に繋がる。 [キャラ限] 灰塵乱渦の貼り付け高度がランダムのため、安定して繋がる物のみ記述している。 キャラ レシピ 伊達 A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵 真田 謙信 信長 元親 A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵(低ヒット数限定) お市 A灰塵乱渦>{低め2B5C>B灰塵}*2-4>(2B>)B灰塵 忠勝 A灰塵乱渦>B灰塵 慶次 端でA灰塵から追撃不可 毛利 秀吉 [中央] 天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 天地葬送からの追撃。 [キャラ限] 忠勝・秀吉は別構成の専用レシピを使う。 キャラ レシピ 伊達 天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 謙信 信長 お市 真田 天地葬送>2C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 慶次 天地葬送>5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 毛利 天地葬送>2B>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 元親 天地葬送>2B>ディレイ5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 忠勝 専用レシピを使う。 秀吉 [中央] 天地葬送>{2A2B>天地葬送}*2>2B5C>A灰塵乱渦 [端] 天地葬送>2B5C>天地葬送>2A2B5C>天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦 秀吉用天地葬送からの追撃。 ▲上へ 単体時対忠勝用 忠勝に対しては天地葬送が何度も入るのでヒット数が稼ぎやすく、宇宙に行きやすい。 1ラウンド目に宇宙に行くと、忠勝が誘拐防止の援軍カウンターをしない限り、次ラウンド開始時に援軍不在が確定する。 大幅有利な状況を作れるので、擬似宇宙と呼ばれるレシピも含め覚えておくと忠勝戦で非常に役立つ。 [中央] 天地葬送>2C>天地葬送>吹き飛ばし>ブースト2B5C>天地葬送>{2A2B>天地葬送}*2>2C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 [端] 天地葬送>{2B5C>天地葬送}*2>{2A2B>天地葬送}*2>吹き飛ばし>ブースト2B>天地葬送>2C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 忠勝用天地葬送からの追撃。 天地葬送>吹き飛ばしは慶次にも入るが、慶次は端との距離によって裏に回ってしまい天地で掴めなくなるケースが多い。 慶次に使う場合は端伝衡裂鬼>天地葬送>吹き飛ばし~としておこう。 [中央] 伝衡裂鬼>天地葬送(4123B)>{2A2B5C>天地葬送}*2>2A2B>天地葬送>ダッシュ2A2B>天地葬送>吹き飛ばし>ブースト2B>天地葬送>エリアル>JA{BC}*n 忠勝用の単身赴任。中央伝衡裂鬼以外にも、2A2B>伝衡裂鬼などヒット数さえ稼げれば移行できる。 最も簡単な宇宙旅行で、二段ジャンプや空中ダッシュを使わないので家庭用での永パ練習にも向く。 [端] 伝衡裂鬼>天地葬送(4123B)>{2B5C>天地葬送}*2>{2A2B>天地葬送}*2>5B>天地葬送>吹き飛ばし>ブースト5A*4>天地葬送>エリアル>JBC*n 端伝衡裂鬼からの擬似宇宙。 赤字部分は受身可能だが受身しても天地葬送が確定する箇所。 伝衡裂鬼以外からもレシピを微調整する事で同じように擬似宇宙へ持ち込める。 [端] 天地葬送>{2A2B5C>天地葬送}*2>{2A2B>天地葬送}*2>{5B>天地葬送}*2>吹き飛ばし>ブースト5A*4>天地葬送>エリアル>JBC*n 補正切り天地葬送からの擬似宇宙。 前述の擬似宇宙で受身を取った相手に再度擬似宇宙へ持ち込む事で受身を完全に強制できる。 [自分端] エリアル(ch)>天地葬送>5C>天地葬送>{2A2B>天地葬送}*3>{5B>天地葬送}*2>吹き飛ばし>ブースト5A*4>天地葬送>エリアル>JBC*n エリアルchからの擬似宇宙。レシピ調整の一例。 ▲上へ 援軍到着後のコンボ 2A2B6B>5援>天地葬送 基本チェーンから天地葬送に繋ぐ。 援軍は6援で出すと援軍が邪魔して天地葬送で掴みにくくなるので5援推奨。 6援で出してしまった場合は援キャンダッシュ5Bを挟むなどして対処する。 2B+3援>天地葬送 5A*n+3援>天地葬送 JC>天地葬送 各種ヒット確認3援からの天地葬送の一例。 3援(ch)>ダッシュHJBC+3援>天地葬送 3援が遠目ch時の拾い。 [中央] 伝衡裂鬼>1援or2援>天地葬送 中央伝衡裂鬼からのコンボ。 放り投げる瞬間に援軍が当たるようにして、高い所で天地葬送の持続で掴むようにする。 ▲上へ 金剛補正切り 金剛破滅で気絶した後に一旦補正が切れるため、そこに援軍で追撃する事で確定補正切りができる。 実質2回コンボを叩き込む事と同じで、補正切り後に必ずテンプレ化された状態から永パに移行できる大きなメリットがある。 [端] ~天地葬送>2B5C>金剛破滅 端での一番簡単な金剛補正切り。必要援軍Lv60。 ディレイをかける事で時間を稼いで援軍が回復しやすくすると良い。 [キャラ限] 毛利は端に密着していないと金剛破滅の2段目が空振りする。 [中央] ~天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B5C6B>天地葬送>2C>金剛破滅 中央からの金剛補正切り。 B灰塵乱渦>3援は壁側に向かって対空援軍を入力すると、壁側から援軍が出現し秀吉側に戻すように攻撃してくれる。 タイミングは壁に貼り付いたのを確認してからで間に合うので焦らないように。 背中側に端が近い状態だと3援が空振りするケースがあるので注意。 端でA灰塵乱渦から2A2B拾いに対応しているキャラは必要Lvが51まで下がる。 [キャラ限] キャラ レシピ 備考 伊達 ~天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B5C6B>天地葬送>2C>金剛破滅 必要援軍Lv55 信長 慶次 ~天地葬送>5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B5C6B>天地葬送>2B>金剛破滅 必要援軍Lv60、空中ヒット数17以上は2Bを省いて金剛破滅 真田 ~天地葬送>2C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B5C6B>天地葬送>2C>金剛破滅 必要援軍Lv60、空中ヒットが16~17以上は2C>金剛破滅が入らない 元親 ~天地葬送>2Bディレイ5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>援キャン吹き飛ばし>ブースト2B5C6B>天地葬送>2C>金剛破滅 必要援軍Lv55 謙信 ~天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B5C6B>目押し2B>金剛破滅 必要援軍Lv75 お市 毛利 ~天地葬送>2B>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B5C6B>目押し2B>金剛破滅 必要援軍Lv75 秀吉 ~天地葬送>5B>天地葬送>{ダッシュ2A2B>天地葬送}*1-2>2C>金剛破滅 必要援軍Lv51 忠勝 ~天地葬送>2B5C>天地葬送>{ダッシュ2A2B>天地葬送}*2-3>2C>金剛破滅 必要援軍Lv51 ▲上へ 金剛補正切りからのJABC離陸宇宙旅行 宇宙旅行の条件は31ヒット>エリアル>JBC*nだが、厳密には30ヒット>エリアル>JA{BC}*nでも可能。 これを利用すると稼ぐ必要のあるヒット数が減るため、宇宙旅行のチャンスが増える。 しかし、秀吉のJABはコンボ時間が長くなると繋がらなくなってしまうパーツなので、JABC離陸を狙うには専用の構成でコンボ時間を短くする必要がある。 [コンボ時間を消費しやすいパーツ] B灰塵乱渦>3援 A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 A灰塵乱渦>A灰塵乱渦 これらのパーツは極力少なくするようにする。 また、B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばしのパーツも、秀吉の体に当たるまで待つとコンボ時間を消費しやすい。 早めに当てる・援キャン吹き飛ばし・援キャンダッシュ吹き飛ばしなどにすると良い。 援軍カウンター対策が必要な秀吉については同キャラ用宇宙を参照。 また、空中ダッシュや2段ジャンプを挟まないため、天井のない家庭用でも永パとして成立する。 3援>2B>B灰塵乱渦>3援>(援キャンダッシュ)吹き飛ばし>ブースト5A2B+3援(裏回り)>{破邪衝天:追打(裏回り)}*2>5A5B6B>エリアル>JA{BC}*n 真田・伊達・謙信・お市・信長に対応。 ヒット数は31を大幅に超えてしまうが、コンボ時間が短いためJAB離陸が可能。 テンプレ宇宙ではエリアル>JBがシビアな真田・謙信・お市に対応しているため、対戦する機会が多いなら早めに覚えると良い。 1回目の破邪衝天の最終段が当たったくらいで、2回目を1回目と逆方向にコマンド入力するのがコツ。 3援>2B>B灰塵乱渦>3援>(援キャンダッシュ)吹き飛ばし>ブースト5A2B+3援(裏回り)>破邪衝天:追打(裏回り)>5A*6>2B(裏回り)>5A*3>6B>エリアル>JA{BC}*n お市用。 3援>2B>B灰塵乱渦>3援>(援キャンダッシュ)吹き飛ばし>ブースト5A2B+3援(裏回り)>破邪衝天:追打(裏回り)>5A*7>2B(裏回り)>5A5B6B>エリアル>JA{BC}*n 慶次用。 ダメージは落ちるが、金剛破滅の3段目からも移行でき、補正切りの必要援軍Lvが55程度まで軽減される。 3援>天地葬送>2C>A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦>3援>援キャン吹き飛ばし>ブースト5A2B5C6B>天地葬送>破邪衝天:追打>3援>援キャンダッシュエリアル>JA{BC}*n 元親用。必要援軍Lv60。 破邪衝天の前に少しダッシュすると援キャンダッシュエリアルが届きやすくなる。 3援>天地葬送>2A2B5C>天地葬送>{ダッシュ2A2B>天地葬送}*2>破邪衝天:追打>3援>天地葬送>エリアル>JA{BC}*n 忠勝用。 16ヒット以上稼いで破邪衝天に繋げれば良いだけなので、途中のレシピは自由にアレンジして良い。 [遠距離] 3援ch>B灰塵乱渦(ブレーキ)>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B+3援(裏回り)>{破邪衝天:追打}*2>5A5B6B>エリアル>JA{BC}*n 遠距離で3援がchした場合のコンボ。主に確定反撃に超投げ半兵衛でchを取った場合に使う。 B灰塵乱渦(ブレーキ)>B灰塵乱渦は236B>41236Bと入力するとやりやすい。 このレシピは伊達・真田・謙信・信長用だが、往復パーツを変えれば慶次・お市にも対応できる。 ▲上へ 金剛補正切りからの同キャラ用宇宙旅行 秀吉同キャラでは、特定タイミングで援軍カウンターされると援軍カウンターから天地葬送が繋がってしまう。 そうなると援軍カウンターヒット後はコンボが途切れるまで援軍カウンターが使用不可になるので、先に永パした側の負けが確定する不思議な状態となる。 このため、秀吉同キャラは専用レシピを用意して、援軍カウンター>天地葬送に対策する事が必須となっている。 6援>ダッシュ5A*3>2B>6B>ズラし5援>援キャン微ダッシュ5B>天地葬送>2A2B5C>天地葬送>2A2B>天地葬送>2A2B5C>B灰塵乱渦>3援>5C>B灰塵乱渦>3援>天地葬送>エリアル>JBC>空中ダッシュC>JBC*n 現在関西方面でメインに使われている同キャラレシピ。必要援軍Lv51。 援軍カウンターから天地葬送が確定する箇所のより厳重なケアと、実戦的な必要援軍Lvを両立している。 3援>天地葬送>2A2B5C>天地葬送>2A2B>天地葬送>一歩後退>破邪衝天:追打>3援>天地葬送>3援>破邪衝天:追打>2援>援キャンエリアル>JBC*n 名古屋で開発された同キャラレシピ。必要援軍Lv51。 最後の破邪衝天:追打以降は、操作を急ぐと終撃が暴発しやすい。 3段階目まで派生させ、真下にレバーを入れっぱなしにして援軍ボタン>援軍が当たったのを見てからB+Cと入力で良い。 10ヒット以上稼いで3回援軍使える状態であればヒット数を調整せずとも宇宙が確定するのが強み。 難易度も非常に低く援軍回復時間も充分に稼げる構成なので汎用性も高い。 6援>ダッシュ5A*3>2B5C+3援>天地葬送>{ダッシュ2A2B5C>天地葬送}*2>2A2B5C>B灰塵乱渦>3援>5C>B灰塵乱渦>3援>天地葬送>エリアル>JBC>空中ダッシュC>JBC*n 以前使われていた同キャラレシピ。必要援軍Lv100。 狙ってやるのは難しいものの、ダッシュ2Aで掴まれる可能性がある。 6援>ダッシュ5A*4>2B+3援>天地葬送>{ダッシュ2A2B5C>天地葬送}*2>2A2B5C>B灰塵乱渦>3援>5C>B灰塵乱渦>3援>天地葬送>エリアル>JBC>空中ダッシュC>JBC*n 以前使われていた同キャラ援軍Lv51-99用レシピ。 [相手ゲージ側] br()6援>ダッシュ5A*2>2B+5援>吹き飛ばし>ブースト5B>天地葬送>{ダッシュ2A2B5C>天地葬送}*2>2A2B5C>B灰塵乱渦>3援>5C>B灰塵乱渦>3援>天地葬送>エリアル>JBC>空中ダッシュC>JBC*n [自分ゲージ側] br()6援>ダッシュ5A*2>2B+5援>ダッシュ伝衡裂鬼>天地葬送>{ダッシュ2A2B>天地葬送}*2>2A2B5C>B灰塵乱渦>3援>5B>B灰塵乱渦>3援>天地葬送>エリアル>JBC>空中ダッシュC>JBC*n 以前使われていた同キャラ援軍Lv2-49用レシピ。 画面左右でレシピの使い分けが必要なので注意。 6援>5A2A2B5C>3援 天地葬送>{2A2B5C>天地葬送}*2>2B5C>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A*3>天地葬送ズラし3援>エリアル>JA{BC}*n 画面内に半兵衛を残すようにし、援軍ブロック可能にしたレシピ。 レシピ自体の難易度が高く、援軍ブロックを構えなければいけないので難しいが成功時のリターンが大きい。 ▲上へ 金剛補正切りからの宇宙旅行(テンプレ宇宙) 各キャラの最も基本的な宇宙旅行。 金剛補正切りから移行するため、必ず同じレシピで永パ移行できる。 以前は初心者が最初に覚えるべきコンボだったが、現在はより難易度の低く、家庭用で永パ部分を練習できるJABC離陸を覚える方が良い。 6援>ダッシュ2B>伝衡裂鬼>天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B+3援(裏回り)>破邪衝天:追打(裏回り)>5A5B6B>エリアル>JBC*3-4>空中ダッシュJBC*n 最も基本的な宇宙旅行。ヒット数さえ合えば、細部をアレンジして問題ない。 吹き飛ばし>ブースト2B+3援の箇所は、ブーストを少し長めにして援軍が再行動できる時間を稼ぐ。 エリアル>JBは真田・謙信・お市はかなりシビア。壁貼り付きから剥がれた所にエリアルを当てて、最速でJBを目押しするようにしよう。 エリアル後の追撃は途中で空中ダッシュを挟んで高度を下げる。家庭用では画面外まで出れればOKとしよう。 他キャラのようにB+C連打にすると溜めJCが出て落としてしまうので、タイミングよくB+Cか、B>Cと交互にボタンを押す。 タイミングの目安はヒット数カウントを見るようにするとタイミングが取りやすい。 [キャラ限] 天地葬送後の追撃を、真田は2C、慶次は5Cにしなければならない。 加えて、5援>ダッシュ2A2Bか、ブースト5A2B+3援にしてヒット数調整する必要がある。 更に慶次は2Pコンパネだと伝衡裂鬼>天地葬送がシビアになるので、2Pコンパネ時はJABC離陸を使うか、死ぬ気で1Pコンパネを取る。 非対応の元親・秀吉・忠勝は専用レシピを使う。 毛利は家庭用では対応しているが、AC版では宇宙非対応(画面外で落ちる)のため、後述のフルマラソンを使う。 6援>ダッシュ2A2B>伝衡裂鬼>天地葬送>2Bディレイ5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A*2>2B+3援(裏回り)>5A*6>2B+3援(裏回り)>5A*3>6B>エリアル>JBC*3-4>空中ダッシュJBC*n 元親専用レシピ。 吹き飛ばし以降は慣れないと2回目の裏回り前に援軍が帰ってしまうので、最速の繋ぎに慣れよう。 6援>2C>天地葬送>{2B5C>天地葬送}*2>{2A2B>天地葬送}*2>2C>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A*3>6B>天地葬送>エリアル>JBC>空中ダッシュC>JBC*n 忠勝専用レシピ。 忠勝は天地葬送でヒット数を稼ぎやすく、適当なレシピからアドリブで援軍を混ぜても宇宙に行けてしまうので、無理にこのレシピに拘る必要はない。 ▲上へ その他永パ 金剛補正切り>6援>2B>天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A*2-3>2B+3援(裏回り)>{5A*6>2B(裏回り)}*n 毛利用金剛補正切りからのフルマラソン。 フルマラソンは毛利に入る唯一の永パで、B灰塵乱渦さえ入れば良い始動の豊富さが魅力。 往復パーツの5A*6>2Bは、2Bの膝が画面端に付いたのを目安に次の5Aを入力すると良い。 金剛補正切り>3援>天地葬送>{2B5C>A灰塵乱渦}*2>2B5C>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A*2-3>2B+3援(裏回り)>{5A*6>2B(裏回り)}*n お市用金剛補正切りからのフルマラソン。 お市に対しては、往復パーツを{5A*6>2B(裏回り)>破邪衝天:追打(裏回り)}*nにするオラオラハーフマラソンと呼ばれるダメージ効率の高い永パも可能。 {3援>天地葬送}*2>{2B5C>A灰塵乱渦}*3>2B>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A*2-3>2B+3援(裏回り)>{5A*6>2B(裏回り)}*n お市には自分画面端からでも大ダメージを奪いつつフルマラソンに移行できる。 非常に効率が良いコンボなので覚えておくと便利。 B灰塵乱渦>3援>{バックステップ>A灰塵乱渦*3>B灰塵乱渦>3援}*n 伊達・信長限定の灰塵乱渦永パ。戦国タイフーンループと呼ばれる事もある。 B灰塵乱渦が入れば良い始動の多さ、LV51要請のLv8で成立する条件の緩さ、BASARAゲージが稼げる事が魅力。 {援キャンバックジャンプ>A灰塵乱渦*3>B灰塵乱渦>3援}*nとするとSPを稼げる。 因みに戦国BASARAXで一番最初に見つかった永パである。 B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A2B+3援(裏回り)>{5B>JA*2ディレイAC(裏回り)}*n 忠勝限定の反復横跳び。 忠勝は宇宙が簡単な上に、反復横跳びではゲージが溜まらないのであまり出番はない。 B灰塵乱渦>3援>{吹き飛ばし>ブースト5A2B6B>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援}*n Lv100要請かつLv100必要なお市用永パ。初期に使われていた。 シビアだが3援>援キャン後ろジャンプ>吹き飛ばし>ブースト5A5A5A2B6B>~とすることで緩和可能。 B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B+3援(裏回り)>破邪衝天:追打(裏回り)*2>{5A>破邪衝天:追打>3援(裏回り)>破邪衝天:追打}*n Lv100要請かつLv100必要なオラオラマラソン。初期に使われていた。 伊達・真田・謙信・毛利・信長に対応。 ▲上へ 猿舞豪把からのコンボ 猿舞豪把(追加入力なし)からの単体コンボ。→動画 キャラ 条件 レシピ DMG 伊達 中央 ~2Bディレイ5C>A灰塵乱渦*1-3>B灰塵乱渦 214~247 端 ~2B>目押し5A2B5C>天地葬送>2A2B5C>B灰塵乱渦 322 真田 中央 ~2B>B灰塵乱渦 132 (難)~ダッシュ2Bディレイ5C>B灰塵乱渦 190 端 ~2B>目押し2A2B5C>A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦 275 慶次 中央 ~2B>B灰塵乱渦 132 端 ~2B>目押し2A2B5C>B灰塵乱渦 230 (難)~2B>目押し2A2B>A灰塵乱渦>2B>A灰塵乱渦>2B>B灰塵乱渦 253 謙信 中央 ~2B>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 158 ~2B5C>B灰塵乱渦 190 端 ~2B>目押し2A2B5C>天地葬送>2A2B5C>B灰塵乱渦 319 お市 中央 ~2Bディレイ5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 289 端 ~5A2B5C>天地葬送>(2B5C>A灰塵乱渦)×3>B灰塵乱渦 456 (若干難)~2B>目押し5A2B5C>天地葬送>{{2B5C>A灰塵乱渦}*2>2B5C>B灰塵乱渦 or {2B5C>A灰塵乱渦}*3>B灰塵乱渦} 473~477 元親 中央 ~2Bディレイ5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 214 端 ~2B5C>A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦 246 (若干難)~2A2B5C>天地葬送>2B2B5C>B灰塵乱渦 296 毛利 中央 ~2B>B灰塵乱渦 132 ~A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 134 (難)~ダッシュ2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 214 端 ~2B>目押し2A2B5C>B灰塵乱渦 230 秀吉 中央 ~2B>天地葬送>{2A2B>天地葬送}*1-2>2A2B5C>B灰塵乱渦 229~238 端 ~2B5C>天地葬送>2A2B5C>天地葬送>2A2B5C>B灰塵乱渦 273 信長 中央 ~2Bディレイ5C>A灰塵乱渦*1-3>B灰塵乱渦 214~247 端 ~2B>目押し5A2B5C>A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦 277 (若干難)~2A2B>目押し5A2B>天地葬送>5C>A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦 288 忠勝 中央 ~B灰塵乱渦 90 (難)~ダッシュ2Bディレイ5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 192 端 ~2B5C6B>天地葬送>2B5C>天地葬送>{2A2B>天地葬送}*2>吹き飛ばし攻撃>2B>天地葬送>5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 365 ▲上へ 猿舞豪把からの宇宙旅行 [中央] 猿舞豪把>2B>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A2B+3援>5A5B>JAJC+3援>破邪衡天:追打>5A*3>6B>エリアル>JA{BC}*n [相手端] 猿舞豪把>2B>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A*2>2B+3援>5A5B>JAJC+3援>破邪衡天:追打>5A5B6B>エリアル>JA{BC}*n [自分端] 猿舞豪把>2B>B灰塵乱渦>3援>ディレイ吹き飛ばし>ブーストディレイ2B+3援>5A*2>5B>JAJC+3援>破邪衡天:追打>5A5B6B>エリアル>JA{BC}*n 猿舞豪把からの宇宙旅行。 B灰塵乱渦>3援からの裏回りが位置によって変わるだけで基本構成は同じ。 裏回り>{破邪衡天:追打}*2>ヒット数調整>6B>エリアル~でも可能。 [キャラ限] 元親・秀吉・忠勝は非対応。 [中央] 猿舞豪把>3援>天地葬送>2C>A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦>3援>援キャン吹き飛ばし>ブースト5A2B5C6B>天地葬送>破邪衝天:追打>3援>援キャンダッシュエリアル>JA{BC}*n [相手端] 猿舞豪把>2B5C>A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦>3援>援キャン吹き飛ばし>ブースト5A2B5C6B>天地葬送>破邪衝天:追打>3援>援キャンダッシュエリアル>JA{BC}*n [自分端] 猿舞豪把>3援>天地葬送>2C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>援キャン吹き飛ばし>ブースト5A2B5C6B>天地葬送>破邪衝天:追打>3援>援キャンダッシュエリアル>JA{BC}*n 猿舞豪把>3援>天地葬送>2A2B5C>天地葬送>{ダッシュ2A2B>天地葬送}*2>破邪衝天:追打>3援>天地葬送>エリアル>JA{BC}*n 猿舞豪把>3援>天地葬送>{5B>天地葬送}*2>{ダッシュ2A2B>天地葬送}*3>吹き飛ばし>ブースト2B>天地葬送>エリアル>2援>天地葬送>エリアル>JA{BC}*n 忠勝用。位置不問。 ▲上へ B灰塵オラオラハーフマラソンと援キャン離陸 [謙信・信長用] ~B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A2B+3援(裏回り)>{破邪衝天:追打(裏回り)>5A*3>2B>B灰塵乱渦(空振り)}*n>5A5B6B>エリアル+2援>JA(発生前)援キャンJC>JBC*n [伊達・真田用] ~B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A2B+3援(裏回り)>{破邪衝天:追打(裏回り)>5A*2>ディレイ2B>B灰塵乱渦(空振り)}*n>5A5B6B>エリアル+2援>JA(発生前)援キャンJC>JBC*n B灰塵乱渦(空振り)と破邪衝天:追打で往復するダメージ効率が非常に良い往復パーツ。 難易度が高くこれだけで永パにする事は難しいので、これにヒット数問わず離陸できる援キャン離陸を組み合わせる。 これにより金剛補正切りを介さず、ダメージを確保しながら永パに行けるようになったので、BASARAゲージをガーキャンや猿舞豪把に注力できる。 更に、他の永パで援軍回復までの時間を稼いで、援キャン離陸から宇宙へ行くパターンが確立された事で、低Lvでも高い永パ力が発揮できるようになった。 ▲上へ 小ネタ 用語・スラング 用語 内容 台パン 双斧落とし(6B)のこと。あったまって筐体を叩いてるように見える動作が由来。 コマ投げ コマンド投げの略。格ゲー用語。秀吉の場合は伝衡裂鬼を指す。 オラオラ 破邪衝天:追打のこと。ジョジョの奇妙な冒険のオラオラに動作が似ているのが由来。 移動投げ 灰塵乱渦のこと。格ゲー用語。 Aグル、Bグル それぞれA灰塵乱渦、B灰塵乱渦のこと。掴んだ後に相手をグルグル振り回すのが由来。 胸板 威風万丈のこと。胸板を突き出すような動作が由来。 超投げ 猿舞豪把のこと。超必殺技のコマンド投げ。 超投げ半兵衛 猿舞豪把の暗転中に対空援軍を出すテクニック。他のゲームで暗転ガー不と言われるテクニックの一種。 動物園 秀吉同キャラ戦のこと。お互いに野生に帰って埋め合い荒らし合いに終始する事から。 家庭用(PS2版)について アーケード版では画面上空にある天井が家庭用(PS2版)では存在しない。 このため、秀吉の宇宙旅行は途中で二段ジャンプや空中ダッシュを挟むと途中で落としてしまい永パにならない。 JABC離陸のように、二段ジャンプ・空中ダッシュを挟まないレシピならば永パとなるので、エリアル>JBC*nの箇所を練習したい場合は二段ジャンプ・空中ダッシュを挟まないレシピで練習するようにしよう。 猿舞豪把の投げ無敵消化 起き上がりやガード直後、食らい復帰直後は投げ無敵が付与される。 しかし猿舞豪把はこの投げ無敵を暗転中に消化してしまうため、他の投げでは不可能なタイミングで相手を掴む事ができる。 タイミングはシビアだが起き上がりに上入れっぱで飛んでいないと投げれるように猿舞豪把を重ねる事も可能。 エリアルと伝衡裂鬼 エリアル攻撃発生前の特定のタイミングを伝衡裂鬼で投げると、放り投げる直前で投げが外れて受身ができる。 この現象が起きると、受身援軍や受身JC>伝衡裂鬼などで手痛い反撃を受けてしまう。 お互いにエリアルを振り合ってる時にダッシュ投げをしようとして発生する事がよくあるので注意。 フリーズ 魂がついた瀕死の信長に対して、生の天地葬送で埋めたのち魂の反乱でKOしてしまうとゲームが進行しなくなる。 ランダム 何故か秀吉は結果がランダムとなる技が多い。 A灰塵乱渦で貼り付ける高さ、対伊達の伝衡裂鬼>中央天地葬送の成否、猿舞豪把初段止め時の浮きの高さなどある。 天地葬送中の援軍 天地葬送で埋まっている相手に援軍で攻撃すると、天地葬送の拘束時間が終了した後に援軍ヒット時の軌道で浮く。 キャラ対策 編集・修正コメント欄 wiki編集がよくわからん人向け 編集や修正の要望に使用してください オクラ -- 2015-03-24 07 07 10 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/newantib/pages/104.html
以下、『歴史魂』vol.12より。 --まずは宗茂が誕生した経緯を教えてください。 山本:初代『戦国BASARA』で話題になった武将の1人が本多忠勝でした。 あんなぶっ飛んだキャラをまた作るとしたら、誰をモチーフにすればいいだろと考えて、 史実で本多忠勝と並ぶほどの武将だった立花宗茂を取り上げたんです。 ちょうど『3』のタイミングで新武将として大友宗麟を出すということもあって、 その宗麟に苦労させられる「中年の悲哀」をテーマにしました。 長々と転載を続けてきたが、今回で本連載は最終回となるため、当該頁が最後となる。 理由はただ単に、掲載紙が休刊になったためであるのだが。 最後の冒頭部。 立花宗茂が、「忠義・剛勇鎮西一」を謳われた猛将の中の猛将であり、 東の横綱・本多忠勝と双璧を成す武将であるというのはよく知られたことであろう。 しかし、ここに挙げられるような「中年」のイメージが宗茂にあるかというとそれは疑わしい。 何故ならば、立花宗茂は伊達政宗・真田幸村(信繁)と同年の生まれであり、 B作中で両者が若者として描かれる以上、彼もまた若手として描かれなければ一貫性に欠くからである。 勿論、そんなものを考慮する必要はないという見方もあろうが、みすみす人気の出そうな話を見逃すというのは、 余りにも愚かな話ではないか。 また、大友宗麟との関係であるが、宗麟の横暴に対して諫言をおこなったのが義父の立花道雪である以上、 無論宗茂の方が宗麟よりも年下である。 君臣・親子といった関係の年齢を等閑視することが、如何なる暴挙であるか、 更には今後の話の破綻を招くかということは今更他言を要すまい。 --宗茂と言えば内心のつぶやきです。 山本:最初は有名な奥さん、立花誾千代をちょっと使いたかっただけなんです。 宗茂も怖がる最強の人物として(笑)。 そのつぶやきがうまくいったこともあって、今では真っ先に“つぶやき”のイメージが出てくる武将になりました。 内心は愚痴ばかりなんですが、ほかの武将から見ればつぶやきは聞こえず、 “物静かな武士の鑑”としか見られない。 そのあたりのギャップも上手くいったのかなと。 立花宗茂夫人が、戦国時代を代表する女傑・誾千代姫であることは確かに知られている。 ただし、これはあくまで昨今の話でしかない。 何故ならば、彼女の知名度を一気に向上させたのは、他ならぬBの教科書である、 『戦国無双シリーズ』の功績に他ならないからである。 彼女について言及したいのであれば、当然その名を挙げてしかるべきであろう。 これは、紙幅の問題では無い筈である。 勿論、B公式にそのような礼節や誠意、知性を求めること自体が酷であるのは先刻承知である。 やはり、問題とすべきはこの“つぶやき”の件であろう。 日々ぶつぶつと愚痴を、他人から聞こえないようにつぶやく人間が、周囲からは一体どのようにみられるか。 良くても詰まらない人間であろうと評されるであろうし、最悪ならば狂人の類として扱われるであろう。 このような人物像を、戦国時代最高級の人物に当て嵌めること自体が悪質な侮辱であろう。 それだけではない。 この矮小な設定が、冒頭部にある「ぶっ飛び」とどのように整合するのであろうか。 --チェーンソーのような武器“雷切”も強烈なインパクトがありました。 山本:最初は雷のイメージで七支刀にしようと思っていたのですが、 でもそれだと忠勝のインパクトには勝てない。 そこで、刃を増やして回転させてチェーンソーに進化しました(笑)。 公式がまたもや無思慮な一発屋気質を露呈している場面。 なお、この七支刀についても、既にBの教科書である『戦国無双シリーズ』で実装済みであり、 インパクトなど絶無であるし、そもそも祭器・霊的装備である七支刀に雷のイメージは無い。 進化を僭称しているとの感しかない。 --すごい進化ですね……! では、史実の宗茂で好きなエピソードは? 山本:関ヶ原の戦いの後に浪人したところですね。 この人に恥をかかせまいと、家臣たちがみんなで頑張って。 本当に愛されていた人で、戦国時代の中でも、みんながこんなに大切にしていた血脈というのは珍しいのではないでしょうか。 浪人(牢人)は原文ママ。 関ヶ原の後に宗茂は一時牢人生活に入るわけだが、ここで彼が露呈したのが、 戦にのみ生きてきたサラブレッドらしい、壮絶な世間知の欠如であったということは知られている。 この件は、まさしく宗茂の人間としての個性や愛らしさを示す話の筈である。 さて、「本当に愛されていた人」が、グチグチと下らない“つぶやき”をするような人であるなどということは、 あり得るのだろうか。 正反対の方向へ人物像を創作する、いや、歪曲するなど許しがたい話ではないか。 --『3宴』で宗麟から追放されていましたが、元ネタは浪人の話ですか? 山本:それもあります。 あとは、史実の関ヶ原の戦いで島津義弘と一緒に帰ってきたという話から、船に乗らせてみようかなと(笑)。 使いたかった史実のネタとしては、宗茂は豊臣秀吉をすごく敬愛していたというのがあるんですよ。 ゲーム中で石田三成とそのあたりの交流があっても面白かったかもしれません。 どの武将も史実を調べていくと面白いエピソードが多いので、これからもしっかり話を作っていきたいですね。 この、島津・立花両雄の関ヶ原帰国譚について、少しその経緯や内容を確認してみたい。 関ヶ原の敗戦後、甥の豊久を失いつつも満身創痍で西軍の残存勢力に合流した義弘ら島津軍。 彼ら島津軍を迎えた宗茂にとって、かつて岩屋城で父・高橋紹運を失わせた島津軍は父の仇敵である。 つまり、この時、宗茂は敵討ちの絶好の機会を得たと言えるわけである。 だが、宗茂はそのような詰まらない真似はしなかった。 亡父の仇を、疲弊した友軍を裏切るという卑劣な形で討つことを潔しとはしなかったわけである。 この時、宗茂は父・紹運の遺志を確かに継承し、また、父の存在を真の意味で乗り越えたといえるであろう。 父の遺志は無事次の世代に伝えられ、岩屋城の玉砕はあらゆる意味で無駄にならなかったのである。 余談ながら、この挿話は何の因果か教科書たる『戦国無双シリーズ』最新作の『4』でも採り上げられているので、 興味がある方はそちらも参照してほしい。 話は横に逸れたが、このような武人として以上に一個の人間として優れた度量を見せた宗茂を、 何故あのような矮小な人間として描くことが可能なのか。 そもそも、この話は船である必要は実はなく、馬上や馬車でも十分成り立つ話であって、 船に乗っているか否かは些末な話でしかない。 趙高・王莽に匹敵する公式の感性の劣悪ぶりは、まさしく史書に残すべき代物である。 なお、「これからもしっかり話を作っていきたい」と言った矢先のB4の内容が、 劣悪極まる内容であったというのは、ある意味では納得の帰結であった。 最後の最後まで無責任な内容の対談(勿論、対談形式の独白の可能性もあるが)であったとはいえる。 『戦国BASARA』の立花宗茂はこんな武将! 恐妻家 大友宗麟のワガママに振り回されっぱなし (外から見たら)武人の鑑 最後の三行紹介。 これだけを見れば、英雄どころか小人にしか見えない。 史実を蹂躙する小人物の狂宴。 ある意味、最終回にして最もBの本質を語る内容と言えるのかもしれない。
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持つ者と持たざる者 ◆Wv2FAxNIf. 明日は運命の日。 タタラにとって、赤の王にとって、それに浅葱にとって――日本に住む全ての民にとっての、運命の日。 これが最後の夜になるのかも知れない。 そう覚悟して眠りについたというのに、浅葱は無粋な夢を見ることとなった。 「汝は〈竜殺し〉ではない」 「……あっそ」 巨大にして強大、超常の存在である〈赤の竜〉の前に立たされた浅葱は素っ気なく返した。 相手が〈竜〉であろうと、今の浅葱にとっては余計な横槍でしかない。 ましてその第一声が否定の言葉で始まったとあっては、浅葱の神経を逆撫でるに充分だった。 「で、〈竜殺し〉って?」 「我の力を継承するに足る器を持つ者。 次の時代を担う者と言い換えてもいいだろう」 「……僕にはその器がなかった、ってわけ」 足りない、選ばれない、望まれない。 心・技・体のうち「技」しか備わらぬと言われた時と同じだった。 そして同時に、分かる。 自分は選ばれなくとも――「あの二人」は選ばれる。 これは夢に過ぎないはずなのに、確信していた。 あの二人もこれと同じような夢を見て、〈竜殺し〉と宣告されているのだろう。 「だったら、その足りない僕に何の用があるわけ?」 「汝は〈竜殺し〉ではない。 だが資格はある」 〈竜〉は語る。 世界を変える、時代が変わる。 しかしそれらの言葉を聞きながら、浅葱は思う。 ああ なんて くだらない―――― ▽ 参加者の名簿、それに適当に調達した地図を片手に、浅葱は雑踏の中を歩いていた。 人混みは嫌いだ。 だが誰もいないような田舎も嫌いだ。 浅葱にとっては好きと言えるものの方が希少で、人も、土地も、食事も、状況も、嫌いなものばかりである。 〈竜〉や〈喰らい姫〉に振り回される現状も当然、最悪と言っていい。 ましてしつこく付きまとってくる者がいるとなれば、浅葱の心はますますささくれ立つのだった。 「浅葱さん!! 待って下さい、話だけでも……!」 「うるさいなあ。 聞きたくないって言っただろ」 白い着物に、海のような深い瑠璃色の袴の女性だった。 歳は浅葱と同じか少し下ぐらいで、大仰な装飾の杖を手にしている。 癖の少ない茶がかった髪は肩まで伸びており、服装も相まって大人しい印象を受ける。 しかし彼女は、それに反する強引さと根気強さを持ち合わせていたらしい。 彼女が人形じみた人々に熱心に語りかけている姿を、浅葱が偶然見かけてしまったのが始まりだった。 そこで聞いてもいないのに自らユウナと名乗った彼女は、こうして浅葱について回っているのだった。 袴姿はやはり動きにくいようで、歩幅は狭く不格好だ。 浅葱が少し走れば簡単に撒ける相手ではあったのだが、わざわざ体力を消耗させられるのも癪で、そのまま無視していた。 殺すべきか、殺さざるべきか。 儀式のルール上いずれは殺すことになるが、殺したと知れればタタラが騒ぐ。 話に耳を貸すべきか、貸さざるべきか。 情報は欲しいが、素直に話を聞いてやるのも気に入らない。 浅葱は無作為に散策しているように見せながら、ユウナの扱いを思案する。 最初に名簿でユウナの名を見た時の方が、まだ関心が強かった。 朱理の仲間にそんな名前の女がいたはずだと、ならば朱理を出し抜くのに使えるはずだと考えたからだ。 しかし実際に会ってみればただの同名の他人。 この様子では死人であるはずの四道の名が載っていたのもただの偶然だろうと、拍子抜けしてしまった。 そういった事情もあって、ユウナをどう利用したものか考えあぐねていたのだった。 「……名前なんて教えるんじゃなかったな」 「だけど……私はもっと、浅葱さんとお話したいんです」 ――浅葱、もっと話、しようよ ――ケンカもしようね 真っ直ぐに視線を投げかけてくるユウナに、タタラの面影が重なる。 顔は似ても似つかないはずなのに。 綺麗な着物、鍛えられていない華奢な腕、傷一つない細い指先――何も似ていないはずなのに。 それは今に始まったことではなく、ユウナと出会った時からどうしてかタタラの影を感じてしまうのだ。 これではまるで自分がタタラを意識しているようだと、そう気づいた浅葱の苛立ちは頂点に達した。 「……何で僕につきまとうわけ?」 「それは、話を――」 「話って言うけどさ。 こんなところに放り込まれて、いざっていう時に僕に守らせたいだけなんじゃない?」 ユウナは口にしていた。 皆で協力したいと。 今は絶望的な状況でも、皆で考えればきっと解決できると。 そんな「いい子」の口ぶりが余計にタタラを思わせて、気に入らなかった。 だから徹底的に心を折ってやろうと、浅葱は底意地の悪さを見せる。 「『皆で』なんてきれいごと言っても、結局自分が助かりたいだけだろ? かよわい女の子だから、ケンカなんてできませんってアピールして。 僕の同情を買って、いいように使ってさ。 ムカつくんだよね、そういうの」 「違います!」 ユウナは眉を寄せ、唇を噛み、浅葱を見上げてくる。 近い距離で対面になって初めて、浅葱は彼女のオッドアイに気づいた。 見れば見るほど似ていない。 そんな彼女が、改めて口を開いた。 「私は召喚士です。 確かに私はガードのみんなに守られながら、旅をしています。 大勢の人が守ってくれたから、ここにいます。 でもだからって、何もかも人任せにするつもりはありません」 ユウナが深々と頭を下げる。 髪が垂れ、白く細いうなじが見えた。 浅葱の剣なら簡単に斬って落とせる、無防備な姿だった。 「お願いします。 私の話を、聞いて欲しいんです」 ここで攻撃してこないか、試しているのか。 恐らく違う。 そんな計算ができる人間だとは思えない。 ただ――こんな状況に置かれてなお、出会ったばかりの相手を信じているのだ。 「……やっぱり嫌いだよ」 「いい子」すぎて癇に障るから。 いちいちタタラのことを思い出させるから――浅葱は、ユウナが嫌いだった。 ▽ 誰も犠牲にならない方法を考えようと「キミ」は言った。 召喚士も、ガードも、スピラの人々も、誰も死なない。 それでいて『シン』も復活しない、そんな方法を。 「そんなに困ってるなら素直に〈赤の竜〉を殺せばいいのに。 あいつらが言ってた通りなら、千年かけても殺せなかった『シン』だって一発だよ」 「それは……最後の五人になって、ということですか?」 「当然。 たった十五人、スピラと何の関係もない連中を殺すだけで『シン』がいなくなる。 スピラの犠牲はゼロだよ」 両者ともこの街で使える通貨を持っていないので、適当なベンチに腰掛けて話をしていた。 そこでユウナはこれまでの旅の経緯を簡単に説明したのだが、どうやら浅葱には響かなかったらしい。 「逆にこれができないなら、君にとってのスピラはその程度のもんだってことじゃない?」 「浅葱さんは……いじわるですね」 浅葱の嫌味に耳を傾けながら、もう一度考える。 スピラのこと、それに『シン』がいない永遠のナギ節のことを。 「浅葱さんの言ってることはきっと正しいです。 スピラにとっての一番は、『シン』がいなくなることですから」 あの時のままだったら、今の浅葱に何の反論もできなかったかも知れない。 エボンの真実を聞かされてから、何度も揺れた。 自分が信じてきたことを根本から否定されて、何を信じていいのか分からなくなった。 だが、ユウナは「キミ」に出会った。 スピラのことを何も知らなかった「キミ」が、いつも常識を打ち破ってきた。 ユウナレスカに会っても、マイカ総老師に会っても、立ち止まらなかった「キミ」を知っている。 「だけど私は、スピラの人達に胸を張っていたいんです。 例えスピラに関係ない人達であっても、その人達を犠牲にしてしまったら……きっと私は、後悔する」 「自己満足ってこと?」 「そう……ですね。 でも、私の……大切な人が言ったんです。 オトナぶって、カッコつけて、言いたいことも言えないなんてイヤだって。 私もそうだな……って、思いました。 〈竜〉に言われたからって流されたら、ダメなんです」 「キミ」が言ったことの意味を、何度も考えた。 言われた時に考えて、〈赤の竜〉に会ってからまた考えた。 エボンの教えに流されてきた自分が、今度は「キミ」の言葉に流されてしまったら意味がない。 けれど結論は同じだった。 「スピラが平和になればそれでいい」とは、言えなかった。 「だから浅葱さん……一緒に考えませんか?」 浅葱の目を見つめる。 巻き込まれた二十人全員が後悔しない道。 そんなものがあるのか分からなくても、諦めてしまったら本当に見つからなくなるから。 だがその視線は唐突な地鳴りと轟音により、浅葱から逸れることとなった。 ▽ 死体、死体。 胸や腹に穴を空けた死体の群れが襲いかかってくる。 浅葱は剣で応戦して何体か討ち取ったものの、雲霞の如く現れる敵の前では「技」など無意味だ。 即決し、身を翻して逃走を図る。 ユウナが「死人(しびと)」という単語を口にしていたが、聞き返している暇はなかった。 東京全体が同じ被害を受けているとすれば、逃げても時間稼ぎにしかならない。 馬もなく、走って逃げるのもすぐに限界がくる。 浅葱が考えながら走っていると、背後に聞こえるはずの足音がなくなっていることに気づいた。 振り返るとユウナは立ち止まっており、浅葱に背を向けていた。 「何して……」 「このままじゃ、逃げ切れません。 戦います」 その細腕で何ができるのかと、浅葱が言おうとする。 だがユウナは杖を構え、振り向き様に呟いた。 「召喚します。下がっていて下さい」 ユウナが両手を大きく広げて空を仰ぐと、ユウナが立つ地面に複雑な紋様の魔法陣が浮かび上がった。 魔法陣から放たれた四つの光の塊は雲にも届くほどの高さにまで到達し、一つに合わさる。 そしてその光の中心から、一羽の鳥が降り立った。 それは鳥と呼ぶには巨大すぎた。 人の身の丈を裕に超え、羽を広げた姿はなお大きい。 胴体こそ鳥のように見えるが、翼の形状は蝙蝠に近かった。 全体は肌色を基調としながら紫や赤といった強い色に縁取られ、浅葱が知るどんな生物とも結びつかない。 禍々しい――そう呼びたくなる姿だ。 だが浅葱が呆気に取られる中、ユウナは地面に降りたその鳥の頬を、愛おしげに撫でた。 確かにこれは、ユウナが呼び出した味方なのだ。 先刻ユウナが口にした「召喚獣」というものを、浅葱はここでようやく正しく認識したのだった。 ユウナが召喚獣を送り出した後の戦いは一方的であり、圧倒的だった。 それは最早蹂躙と呼んでも差し支えない。 巨体を浮き上がらせ、高い位置から蹴りを見舞う。 それだけで動く死体の頭部は激しく損壊し、倒れ伏して動かなくなった。 翼を強く前へと押し出して風を起こせば、その風圧を叩きつけられた死体の全身がひしゃげ、一掃された。 そして召喚獣は、嘴の先端から光の筋を吐いた。 それは定規で線を引いたように真っ直ぐに、死体が密集する地点に放たれる。 光を浴びた地面は一瞬の間を置いて、火薬以上の爆発を起こした。 一分にも満たない時間。 浅葱が我に返った頃には全てが終わり、召喚獣も空に消え、立っているのはユウナと浅葱のみとなっていた。 「もう少し、待っていてもらえますか?」 「……何、するのさ」 「異界送り」 浅葱に短く告げて、ユウナは杖を掲げる。 始まったのは、杖を用いた舞だった。 こんな時に何をしているのかと。 早くここを離れなければ次が来ると。 言うべきことは幾らでも浮かぶのに、一つも口に出せなかった。 杖が弧を描く。 ユウナの体の回転に合わせて、長い袖が揺れる。 走る姿はあんなにも不格好だったというのに、まるで別人のようだった。 目が離せなくなる。 何故か、泣き出したい気持ちになる。 召喚獣によって打ち倒された死体から、蛍のような小さな光が漏れ出した。 一つ、また一つと増えていった光がユウナの周囲を飛び回り、やがて空へ消えていく。 死体も、溶けるように消えていく。 不気味な光景のはずなのに、死者を慰めているようにも見えた。 浅葱には今、何が起きているのかは分からない。 だが思い知った。 これまでのユウナの言動、異形を召喚し使役する能力、そして「異界送り」をする姿が繋がりあって、一つの結論を導き出す。 ユウナは〈竜殺し〉だ。 誰に説明されたわけでもなく悟った。 〈竜〉に器を認められなかった自分とは違う、「自分が何なのかさえ分からない」者とは違う、次の時代を担うに足る者なのだと。 事あるごとにタタラと重なったのはこの為だと。 〈竜〉に関わらずとも、そのまま進んでいれば『シン』を倒して時代と世界を変えていたはずの――選ばれた存在。 浅葱は呼吸を忘れて待っていた。 異界送りが終わるまで、身じろぎせずに。 ユウナの舞をずっと、目に焼き付けていた。 ▽ 「世界に、興味はないか」 浅葱の無関心な様子を見かねたのか、〈赤の竜〉は問うてきた。 〈竜〉の話を半ば聞き流しつつあった浅葱は、あっさりと肯定する。 「ないよ。あるわけない。 何だっていい……どうだっていいんだよ」 〈竜殺し〉でなくとも、世界を自身が思う理想の姿に近づけることはできると〈竜〉は言う。 だが浅葱には浮かばなかった。 城の玉座に鎮座して、金銀財宝や召使いを抱えていれば幸せか。 食べ切れないほどの桃に囲まれていれば幸せか。 自分の求めるものが分からない。 かつて、言われたことがある。 ――あなたはもっとわがままになるべきでしょう。 ――僕はわがままだと思われてると思うけど? ――全然。 ――わがままというのは自分のために生きるということ。 ――タタラはけっこうわがままでしょう? 自分の好きな世界を思い描いていいと言われても、何もできない。 明確なビジョンを持つタタラとは違う。 僕は何―― 考えてみてもどうしてか、タタラの船の騒がしい連中の顔が浮かぶばかりだった。 自分のことが、一番分からない。 何が欲しいのか分からない。 僕は、何―――― 本当は分かっているのかも知れない。 けれど向き合えず、答えも出せなかった。 「……」 〈竜〉は何も言わずに闇の中へ遠ざかっていった。 超常の存在である〈竜〉は浅葱という人間個人の感傷や葛藤に、関心はないのだろう。 そうして浅葱と〈赤の竜〉の邂逅は終わった。 ▽ その後ユウナは、新たに角を持つ馬型の召還獣を呼び出した。 先刻の鳥と同様、やはりサイズは通常の馬とかけ離れており、たてがみが邪魔になるものの人間二人程度なら背に乗せられるという。 結局浅葱はユウナと同行することに決めた。 いざユウナを殺す必要が出た時、信用を得ていた方が不意を打ちやすいからだ。 と、動機付けしたものの、その実「ユウナの傍にいた方が安全である」と判断せざるを得なくなった為である。 初めにユウナに対して散々嫌味を言っておきながら、結局は自分の方がユウナを頼りにしてしまっている現実は、少し悔しかった。 とはいえユウナに悪意を悟られることなく、一時的であれ安全圏に身を置けたのだから、立ち振る舞いとしては成功と言っていいだろう。 今の進行方向を除けば、だが。 「本気?」 「はい、行きたいんです」 「……好きにしろとは言ったけどね」 死体の群れがやってきた方角――この東京の中心方面に向けて、ユウナは召喚獣で大通りを駆っている。 道路は動く死体で溢れ返っており、召喚獣で蹴散らしながら進んでいる状態だ。 安全を思えば、進路は真逆。 しかしこれまでに見せられたユウナの性質を思えば、当然の流れではあった。 「きっとこの先に、街の人達を傷つけている人がいます。 私は、その人を止めます」 死人(しびと)というものの説明を受けつつ、浅葱は思案にふける。 タタラや朱理、ユウナといった面々と引き換え「持たざる」自分が何故ここにいるのか。 〈竜〉が言う「資格」とは何なのか。 だがすぐに思考は中断した。 それまで召喚獣の行く手を阻むように向かってきていた群れが一斉に、突然ぐるりと別の方角へ首を動かしたのだ。 不自然な動きを受け、浅葱はその視線の行く先を追いかける。 そしてユウナが驚きの声を上げた。 「浅葱さん、あそこ……!」 召喚獣の進行方向の先にある路地から、人が飛び出してきた。 日本とは違う、大陸のものと思しきデザインの白い服、白い帽子の黒髪の男だった。 酷く狼狽した様子であり、群れに襲われながら泣き出しそうな声を上げて喚いている。 「来るなぁぁ!! 予は、予は何も……うわあぁぁぁ!!!」 浅葱はその顔に見覚えがあった。 「助けなくてもいいんじゃないの」と言いかけるが、ユウナの行動はそれよりも早い。 「イクシオン!」 ユウナがその名を叫ぶと召喚獣の角に雷のような光が集まり、そして放たれた。 光の帯が通り過ぎた後に残るのは、消し炭となった死体ばかりである。 「大丈夫ですか……!?」 敵をあっさりと一掃したユウナが、召喚獣を降りて男に駆け寄る。 警戒心の薄いその様に、浅葱は溜め息をつきたくなった。 「う、うむ、怪我はない……。 お前達は、道士か? 今のは宝貝なのか?」 「宝貝……? いえ、私は召還士です」 ユウナは悠長に自己紹介を始めようとしている。 浅葱はそれを遮って、男に向かって言い放った。 「あんたの顔、知ってるよ。 殷の天子だろ?」 虚を突かれた男は声を詰まらせ、視線をあらぬ方へ泳がせる。 だが観念したように、自ら名乗ったのだった。 「いかにも……予が天子、紂王である」 「えっ、と……偉い人、ですか?」 ここにきてズレた反応をするユウナを余所に、浅葱は話を続ける。 「君は忘れてるかも知れないけど、〈喰らい姫〉が見せてきたビジョンの中に映ってたよ。 女に誑かされて治世を放り出した、愚王だ」 「ま、待て、違う!」 「何が違うって?」 浅葱は追及の手を緩めない。 「王」という肩書きは浅葱にとって、それにタタラや朱理にとっても重要な意味を持つ。 王としての役割を果たしてこなかった男を見逃してやるつもりはなかった。 問い詰められた紂王は頭を抱え、言い訳を口にしながらうめいている。 「た、確かにあそこに映っていたのは予だ。 だが予はあの女を知らない! 今まで民の為に政に取り組んできたのだ! あれは……あんなことは、覚えがない……!」 「覚えがない? 覚えがないときた! それならあれは、〈喰らい姫〉が僕らを騙していたって――」 「浅葱さん、やめて下さい!」 今度はユウナが間に割って入り、場を諫めた。 ユウナに守られている立場にある浅葱は、やむなく一歩下がる。 「私には、本当に覚えがないように見えました。 私は信じます」 「これだからいい子は」と言いかけて、口をつぐむ。 ユウナの頑固さの一端を味わわされていた浅葱は、こうなっては説得は不可能だと早々に諦めた。 その間にも紂王とユウナの間で話が進んでおり、今後は三人で行動する方針になるようだった。 だが浅葱が抱く懸念が消えたわけではない。 紂王の服の袖は破れ、血が滲んでいた。 しかし紂王は「怪我はない」と言い、浅葱からも外傷は見えなかった。 ならばその血は、誰の血なのか―― ▽ 還り人の群れを使役する男だけが見ていた。 浅葱も疑いこそすれ、まだ知らない。 ユウナ達と出会う前、紂王が目覚めた路地。 今、その地面には赤い染みがあった。 まるで、血の詰まった袋を弾けさせたかのような跡である。 また家屋の外壁は抉れ、他にも原型を留めぬ死体が幾つも転がっている。 大型の肉食獣が暴れても、こうも凄惨な状況は作れまい。 「予は、聞仲に会わなければ……。 聞仲がいなければ、予は……」 「はいはい。 分かったから黙っててくれる?」 「浅葱さん、そんな言い方はダメですよ。 皆で聞仲さんを捜さないと」 紂王が飛び出してくる直前、そこで何が起きていたのか。 知っているのは死者の王、ただ一人である。 【一日目昼/南部】 【浅葱@BASARA】 [所持品]剣 [状態]健康 [その他] 〈竜殺し〉ではない 【ユウナ@FFX】 [所持品]ニルヴァーナ [状態]健康、イクシオン召喚中 [その他] 特記事項なし 【紂王@封神演義】 [所持品] [状態]健康、服の袖が破れている [その他] 特記事項なし Back The First Signature Next 天凌府君、宣戦布告す GAME START 浅葱 013 竜殺しを探して ユウナ 紂王
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--ではキャラクター誕生の経緯から。天海=光秀でいいんですよね?(笑) 山本:はい(笑)。 やっぱり一番大きかったのは史実の「明智光秀=天海説」で、これをなんとかものにしたいという気持ちがありました。 『3』では信長時代が終わっているので、これを機に光秀を天海にしようということになりました。 始めに。 用語集にもあるとおり、『B3』で登場した天海は、教科書たる『戦国無双3』の明智光秀シナリオで採用された「光秀=天海説」の丸パクリというのがアンチ層における一般的な見解であり、引用者も当然同意である。 付言すると、この内容は追加版の『うつけ』で更に悪化しており、公式の病理の程が明らかになっている。 なお、ここでは史実における「光秀=天海説」が堂々と語られているが、勿論この説は史実ではなく、俗説・トンデモ論の類である。 また、信長時代が終わったと言っているにもかかわらず、本編では信長が出てきているという作中内容の出鱈目ぶりもまた確認しておく必要があるだろう。 --では光秀を出した経緯は? 織田軍は光秀以外にも、人数が多いですが……。 山本:初代『戦国BASARA』のときは、織田軍の大きさを出したかったんです。 濃姫は女性で、蘭丸は子どもにしたということもあって、もう少し魔王の軍団にふさわしい人物を出そうと。 決して高名とは言えない人物である、濃姫・蘭丸という織田家の両武将という偏った人選は、初代におけるBの無双の後追いを象徴するものと言える。 また、魔王と言う信長の扱い、そしてこの「ふさわしい人物」と言う光秀の扱いも、同様のものと言える。 これは、以前の信長・光秀編の内容とも重複する話である。 --史実の天海は家康に仕えた側近のイメージが大きいですが、『戦国BASARA』では徳川軍ではないですね。 山本:それを繋ぐのが、小早川なんです。 関ヶ原のあとに天海が徳川軍につくとしたら、史実で西軍を裏切る小早川軍にいたらそうなるんじゃないかなと。 そうなる可能性もあるという話ですけどね。 あとは、天海が鎌を後ろに持ってきて輪を作るポーズをするのですが、これは史実の天海の鎧をイメージしています。 ここで天海の所属について言及されているため、少し基本的事実を確認しておきたい。 前半生の謎が多い天海であるが、一般に、彼は奥州の蘆名氏を出自とすると言われている。 修行をしつつ東国各所の寺社を転々とした末、豊臣秀吉の小田原討伐の際に関東に着陣した徳川家康の元に赴き、 そこから天海と家康との関係が始まったとされるのが通説である。 要は、家康の側近としての天海の半生は関ヶ原以前から既に始まっており、そもそも関ヶ原の後に徳川軍につくという筋書き自体が明らかにおかしいのである。 なお、天海が直接関ヶ原に参陣したとの史料もあるが、信憑性に欠くとの評価がある。 ここでは、「そうなる可能性もある」と留保はしているが、明らかに筋が悪いと言えよう。 最後の、鎌による輪のポーズと天海の具足の件は、単なる偶然の一致と考えてよい。 旧作では光秀と天海とを関連付ける要素がなかった以上はこう考えざるを得ないだろう。 --光秀や天海が信長に抱いていた感情は、最終的には何になるのでしょうか? 山本:いたずらっ子が好きな人にいたずらしたいのと似たようなものだと思うんですよ(笑)。 それの最上級というか。 信長の存在が大きいので、討ったは討ったでいいけど、消化しきれなかったから甦らせてでも討ちたいという感じです。 小人には周囲の人間が小人にしか見えず、餓鬼には周囲の人間が餓鬼にしか見えないという話であろうか。 何というか、引用しているこちらが居たたまれなくなってくる内容である。 --小早川軍では小早川をいじって楽しんでいるように見えますけど……(笑)。 山本:小早川に救われている部分はあると思います。 「人になりたい」と言いながらもどうしても欠落している部分があるけど、小早川といるときは和んでいるんじゃないでしょうか。 居心地がいいから小早川軍にいるんだと思いますね。 最近は、イジリ芸が苛めを誘発するのではないか、あるいは苛めそのものではないかと言う観点が広がりつつあるため、このような笑いや救いの内容は低級なものと引用者には見える。 これもひどい話ではあるが、およそ作中で碌な扱いをされていない小早川と一緒にいることが居心地がいいのであれば、それこそ公式自体が天海を冷遇している=公式が最大の天海アンチであると見做されても反論出来なかろう。 --最後に読者へのメッセージを。 山本:『3』や『宴』では天海として描いていますが、そこまでの光秀の物語は『HD』に収録した3タイトルで語られています。 彼の過去を紐解くうえでも、ぜひ遊んでほしいです。 本稿の纏めであり、一種の広告欄。 過去作未プレイの人の中で、こんな碌でもない人物の過去を紐解きたいと思う人が一体どれだけいるだろうか。 『戦国BASARA』の天海はこんな武将! 小早川秀秋を影で操る謎の高僧 正体は死んだはずの明智光秀 信長公をもう一度殺したい! 従来通りの編集部による三行紹介の欄であるが、ここではB天海を「高僧」と述べている。 確かに史実の天海は高僧と呼ぶべき人物であったが、Bのそれは果たして適切な評価であろうか。 B光秀=天海は共通して、信長を殺すことを至上の愉悦・行動目的としている。 しかしである。 高僧と言うからには当然ながら仏門の徒ということになるのだろうが、その仏教では人を殺すことをどう考えているか。 仏教の教えの中に「五戒」があり、その中に「不殺生戒」がある。 これは、「濫りに生命あるものを殺してはならない」という、ある意味では至極当然の教えである。 他の宗教にも類似の発想は勿論見られるため、仏教の枠内に留まらない普遍的な価値観と考えていいであろう。 では、この戒を公然と蹂躙するB光秀=天海はどうだろうか。 少なくとも、破戒僧とは呼び得ても高僧として評価することはおよそ不可能な筈である。 この程度の矛盾にすら気づかないのであれば、公式も編集部も、 相当の鈍感かあるいは無法な提灯持ち・自画自賛主義者の類でしかなかろう。 最後に。 本稿を締めるにあたり、ある件に言及しておかねばならない。 それは、今更と言われるかもしれないが、「光秀=天海説」自体の問題である。 本稿や用語集では一貫して、「光秀=天海説」は俗説、つまりは根拠不明瞭な話としている。 何故ならば、両者に関する地名や人名の僅かな重複程度しかこの説の根拠は存在しないためである。 だが、それ以外にも(そしてそれ以上に)重要な問題点がある。 それは、「(光秀=)天海が家康に仕えた」という事実それ自体が孕む矛盾である。 本能寺の変において、光秀は自らの主君である信長を弑逆した。 そして、本能寺の変の後に天海は家康に仕えている。 ここまでは誰も疑う余地はないであろうが、ここで問うてみたいのは、当の信長と家康との関係である。 家康にとって、信長はどういう人間であっただろうか。 大名=公人としては、清洲同盟と言う重要な同盟の締結先で、多くの苦楽を共にした貴重な相手である。 個人としては、人質時代に舎弟分として遇してくれた、思い出深い兄貴分である。 では、このような人物を殺害した相手に対して、殺害された側の縁者・遺族はどのような感情を抱くであろうか。 ましてや、自分自身がこの殺害に関する余波で死にかけている(*1)という側面すらあるのに。 引用者が見る限り、「光秀=天海説」の持つ致命的な問題点は以下のように纏められる。 「真に光秀が天海であったとしたら、何故自身が弑逆した大名の同盟相手に自ら赴いて仕官したのか」 「自身の盟友・恩人の仇である人物を、何故家康は自身の側近として採用したのか」 さらに加えるならば、 「徳川の家臣団は、何故大多数が恐らく知っているであろう天海の正体に気付けなかったのか」 ということも挙げられよう。 長きに亘る同盟の中で、徳川家臣団の中にも同盟先の重鎮である光秀の容姿や為人を知る者は多かった筈である。 そして、徳川家臣団は単なる武辺者の集団ではない。 史実においても天海の政敵として名高い高僧・金地院崇伝や若き大儒・林羅山に加え、 戦国有数の謀臣である本多正信・正純親子らも家康の側近として存在していた。 当代有数の知識人集団である彼らの目を掻い潜ることは果たして可能であったろうか。 もし、それだけの知性や世渡りの技量が光秀にあったとしたら、そもそも本能寺の変を起こすような窮地に陥ること自体が無かったろう。 或いは、こんな話も出てくるかもしれない。 「実は本能寺の変の黒幕が家康であったので、光秀を助けるという密約があった…」と。 このような反論は、俗説を通り越して最早陰謀論の域であると言わざるを得まい。 歴史にロマンを求める場合にも、この説を採る場合もあり得るのかもしれない。 しかし、その場合でも下されるのは以下のような評価でしかない筈である。 「姓名を偽ってまで自身が弑逆した主君の盟友を再仕官先に選ぶ光秀は天下一の恥知らず」 「そのような凶状持ちを採用した家康は寛容と言うより規律心が弛緩しきった昏君」 「自身を窮地に陥れた仇敵の正体に気付かず遇した徳川家臣団は救いようのない愚物共」 このような内容の一体何処にロマンや美学があるのか。 ロマン派の歴史ファンには悪いが、この説の結論は逆効果にしかなっていないと引用者には思えるのである。 目先の新規さや奇抜さに心奪われた挙句、定説や通説よりも碌でもない結論に至るというのが、 俗説の俗説たる所以ではある。 それでもなお、この説を「ものにしたい」のであれば、最低でも上記の問題を解決する必要が、 つまりは光秀と家康との関係に何らかの説明か修正を施す必要が出てくるであろう。 そして、実際にそのことを行った物語は実在するのである。 それは一体何か。 それこそが先述した、『戦国無双3』の明智光秀シナリオに他ならない。 『戦国無双3』の明智光秀シナリオの第一話は、「長篠の戦い」である。 これ自体は特に問題ない合戦場選出ではあるが、その内容に「ある興味深い仕掛け」が施されていることにプレイして気付いた方も少なくないと思われる。 それは、PCである明智光秀と自軍NPCである徳川家康の初期配置が極めて近い位置にあるということである。 無双シリーズではほぼ全作品を通じて、PCと敵味方NPCが接触する際に会話イベントが生じる場合がある。 逆に言うと、上記の場合は戦闘開始後ほぼ確実に両者の会話が発生する形になっているのである。 その中で、両者は一種の相互理解的な会話を行うのであるが、これが伏線になっているのと同時に、 先に述べた両者の関係に関する説明になっているという形になっているわけである。 この戦いののち、畏友・長宗我部元親に煽られる(内心を見透かされる)形で本能寺の変が起こり、 山崎の戦いで敗れ、畏友も配下も、そして自分自身すらも喪った彼は世を儚み世捨て人になる。 時代は流れ、その彼の元に「ある人物」が訪れ、光秀の「再起のための戦い」が始まる…というのが、 『3』光秀シナリオの概略である。 本稿は当該シナリオの是非を問う目的で記されているのではないため、これ以上の内容への言及は差し控えたい。 ただ、上記の通り、KT公式の側は「光秀=天海説」を採用するにあたって、 その矛盾や限界を明確に理解し対応したという事実は動かないと考えてよいであろう。 翻ってB3天海である。 多くの史家や市井の歴史愛好家に数多く語られてきた色々と有名な説を採用して「あれ」である。 B3が少なくとも後発である以上、先行作を上回る完成度を持っていないと更に評価は低くなるというのに、 およそ公式による思慮の痕跡が見られない内容になっているのは一体どういうことであろうか。 ファンへの訴求力の高い人気声優の速水奨氏を続投すべく、無理矢理に光秀を作中にねじ込む為の格好の口実を得ただけの様にしか引用者には思えないのである。 「あーはいはい。名前だけは合ってるのは分かったから、さっさとあっち行け。しっしっ」 引用者の偽らざる本音である。