約 25,480 件
https://w.atwiki.jp/kouteieki2010joho/pages/330.html
宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ(魚拓) 口蹄疫の感染拡大で国は19日、川南町と周辺の発生地域を対象に牛・豚全頭へのワクチン接種の方針を発表した。希望を捨てずに消毒作業に当たり、感染を防いできた畜産農家も、近く家畜を殺処分されることになる。現地対策チーム発足からわずか2日後という急転直下の決定に農家からは「急ぎすぎる」など非難や憤りの一方、「仕方ない」とあきらめの声も聞かれた。 川南町の繁殖牛農家の50代女性は「本格的に国が動いたのは2日前なのに、ワクチン接種の決定は急すぎる。罪のない動物を処分する心の準備ができていない」と受け入れがたい様子。 豚1600頭を飼育する高鍋町北高鍋、黒岩健さん(37)は3週間前から夜中に起き出し、畜舎に出向いてきた。元気な家畜が殺処分の対象となることに「眠い、きつい、つらい中で消毒を続けてきた。今まで頑張ってきたのは何だったのか」と憤る。 一方、「県内で食い止めなければ日本の畜産がなくなってしまう。自分たちが防波堤にならないと仕方ない」と川南町の養豚農家・小野和博さん(49)は悲痛な覚悟で決定を受け入れた。その上で「最低でも以前と同じ状態で再建できるよう、農家への支援金はきちんと査定してほしい」と国に求める。 同町で車両消毒のボランティアに励んできた60代男性は「こんなにあっさり判断するなら、なぜ町民の混乱を放置していたのか」と国の対応に怒り心頭。しかし「今後の防疫がさらに大切と聞いている。宮崎の畜産を守るため、士気が下がらないようにしたい」と気を引き締めていた。 「投与後もウイルスには感染し、無症状のまま拡散する可能性はある。すべて感染源という意識が必要」と、継続して防疫作業の徹底を呼び掛けるのは獣医師会児湯支部の青木淳一さん(38)=都農町。一方で「農家はすでに限界寸前。いずれ殺処分される家畜の世話ができるだろうか。日本の畜産を守る誇り高い戦いと思い、気力だけは失わないで」と呼び掛ける。 対象から外れたえびの市もかたずをのんで決定を見守った。市畜産振興会の稲泉元司会長(61)は「市内5例目が発生したら、即座に(ワクチンで)対応するのか。(発生農場から半径)10キロの範囲には市内ほぼ全部が入り、えびのは崩壊する。出ないことを祈るばかりだ」と不安を隠さなかった。 (2010年5月20日付) 5月 支援関係 防疫関係
https://w.atwiki.jp/kouteieki2010joho/pages/213.html
西日本新聞社の記事へ飛ぶ (魚拓) 2010年4月28日 13 27 家畜伝染病の「口蹄疫(こうていえき)」が発生している宮崎県は28日、新たにえびの市の畜産農場で感染の疑いのある牛が見つかったと発表した。感染が確認された都農(つの)町の農場から南西に約70キロ離れている。ほかに川南町で牛、豚の感染疑いが判明し、感染防止のための処分数は計2800匹を超える見通しとなった。豚の感染疑いの確認は国内初。 県は同日夕にもえびの市の農場を中心に家畜の移動を制限する区域(半径10キロ)と搬出を制限する区域(同20キロ)を設ける方針。区域は鹿児島、熊本両県にまたがるため東国原英夫知事は両県知事に協力を要請した。 宮崎県によると、えびの市の農場は肉牛275頭を肥育。うち9頭に27日、初期症状が出たため農林水産省に遺伝子検査を依頼。複数頭で陽性反応が出たという。 また、川南町の農場でも28日、新たに感染の疑いのある牛5頭が見つかったという。この農場は肉牛1019頭を肥育。県は全頭を処分する方針で、1農場としては過去最大の処分数となる。 27日に県畜産試験場川南支場(川南町)で初期症状を示した豚5匹についても、遺伝子検査で陽性と判明した。 同県で牛や豚に感染の疑いが出たのは、これで計10例。うち1例目の牛3頭は既に感染が特定されている。 東国原知事は28日午前に開かれた県の防疫対策本部会議で冷静かつ迅速な対応を指示した。 =2010/04/28付 西日本新聞夕刊= 4月 対応 被害状況
https://w.atwiki.jp/kouteieki2010joho/pages/945.html
宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ (魚拓) (2010年5月5日付) 県は4日、川南町の養豚農場2カ所で口蹄疫に感染した疑いのある豚を新たに確認したと発表した(18、19例目)。18例目農場の飼育規模は1万5747頭と、これまでの被害農場で最大。19例目は3010頭。いずれも殺処分する。感染・感染疑いの殺処分対象は計2万7772頭となった。 また、えびの市口蹄疫防疫対策本部(本部長・村岡隆明市長)によると、同市の養豚農場でも同日感染疑いが分かり、動物衛生研究所海外病研究施設(東京)に検体を送付。結果は5日にも判明する。 県口蹄疫防疫対策本部(本部長・東国原知事)によると、川南町の18、19例目はいずれも3日に農場主から宮崎家畜保健衛生所に「症状を示す豚がいる」と通報があり、立ち入り検査。検体を同研究施設に送り、4日に遺伝子検査で感染疑いを確認した。両農場は過去の発生場所に近いため、新たに家畜の移動・搬出制限区域は設けない。 また、えびの市の養豚農場は約300頭を飼育。4月28日に牛の感染疑いを確認した農場から北に約1キロ離れている。豚は牛よりウイルスの排出量が多いとされ、まん延防止のために遺伝子検査を待たず、獣医師の所見などを基に感染疑いを確認。4日に殺処分に着手した。 一方、農林水産省は4日、川南町の感染疑い5、7、8例目について抗原検出検査(ELISA検査)の結果、1〜4例目と同様、O型の口蹄疫と確定したと発表した。 5月 被害状況 防疫関係
https://w.atwiki.jp/kouteieki2010joho/pages/882.html
西日本新聞記事へ飛ぶ (元記事控) 2010年6月4日 13 44 宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫」問題で、県は4日、口蹄疫防疫対策本部会議を開き、6月下旬までに感染疑いやワクチン接種の家畜約27万頭の殺処分を終了し、7月中旬に家畜の移動制限区域(半径10キロ圏内)を解除するという日程の努力目標を明らかにした。被害農家の8月中旬の経営再開を目指す。 東国原英夫知事は「夏休み前には(口蹄疫を)終息させて非常事態宣言を解除したい」と述べた。 しかし川南町など県東部では感染拡大が続き、埋却地探しが難航していることなどから殺処分は思うように進んでおらず、県の目標スケジュール通りに進むかどうかは不透明だ。 会議では、えびの市で4日午前0時、37日ぶりに移動制限区域と搬出制限区域(同10-20キロ圏内)が解除されたことも報告された。 知事は「えびの市は(殺処分対象が)700頭で、(県東部の)児湯地区は27万頭とまったく規模が違う。気を緩めてはいけない」と県幹部に指示した。 えびの市では同日朝、制限解除を受け、農家の家畜出荷が始まった。約600頭の牛を肥育する同市末永の坊野典義さん(54)は、牛舎から12頭を出し、トラックに載せて同県延岡市の食肉センターに出荷した。トラックは県東部を避け、通常とは違う熊本県経由のルートを通るという。 =2010/06/04付 西日本新聞夕刊= 6月 防疫関係
https://w.atwiki.jp/kouteieki2010joho/pages/545.html
宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ(魚拓) 口蹄疫の清浄性確認検査が終了したえびの市で27日、農家が自粛していた農作業を再開した。田植えに向けた準備で、例年より20日前後遅れての作業となったが、日常の生活を取り戻しつつある農家には笑顔も見られた。同市は最終的に検査結果で異常がなければ、6月4日午前0時に家畜移動・搬出制限区域が解除される。 作業を行ったのは、全114戸中25戸が畜産農家の上浦地区。同地区では「どこにウイルスがいるか分からない」として、住民が農作業の自粛を申し合わせていた。今回、(1)全戸が清浄性確認検査の対象となり、臨床検査で異常がなかった(2)普通期水稲の田植えが迫っている―ことから作業の再開を決めた。 地区内ではトラクターや草刈り機で牧草や、あぜ道の草を刈る姿が見られた。繁殖牛農家の田口正英区長(60)は「ようやく前向きに仕事ができる。まだ希望半分、心配半分だが、取りあえずこれが第一歩」と話していた。 (2010年5月28日付) 5月 復興
https://w.atwiki.jp/kotozora/pages/63.html
東條操『分類方言辞典』 あいなめ (鮎並)↓あゆなめ あかえい (赤鰾)(本)えーが・えーのいお・えぎれ・こっぺ 【鰾】 (本)えぶた・がたぼー。 【鱆の一種】 (本)からかい。 あかがい (赤貝) (本)ちんめ。 あこう (赤魚) (補)はちめ。 あさり (浅蜊) (本)きしび・きしめがい・くすじ・こがい・ごぜこすり・こそでがい・ぬのめがい・はなたれがい・(補)どべがい。 あじ (鰺) *あじ(一五〇ぺ)(本)かばち・とつかわ・とっぱこ。 【小鰺】(本)こびらこ・さくざね・じんだ・じんだんご・(補)じんだ。 あしか (海驢) (本)とど。 あなご (穴子・、海鰻) *うみうなぎ(本)しろうなぎ・べーすけ。 あまたい (甘鯛) (本)くずな・こびる。 【参考】 物類総称「畿内西国東武共に「あまだひ」と呼。出雲にて、こびるといふ。関策にて、奥津鯛《をきつ》と呼」 あみ (糠蝦) (本)いさざ・(補)あかひげ。 あゆ (鮎) (本)やえき。 【若鮎】 (本)しら。 【鮎の二寸ぐらいのもの】(本)しらすご。 【鮎を掛鈎で引掛けて捕ること】 (本)しまくり。 【鮎の友づり】 (本)おやかけ・さくり。 【鮎などを釣る毛針】 (本)かがしら。 あゆなめ (鮎並) (本)あぶらこ・しじゆー・しんじょ・ねうお・べろ。 あわび (鮑) *あわび(一五一ぺ) (本)あぶき・いそもの・うえじ・えーじ・かいずき・かいつき・けずけ・なまがい。 【小あわび】 (本)よろい。 【とこぶし】 (本)こながね・ながれこ。 【鮑の臓】 *うお (本)つのわた。 【鮑の肝臓】 (本)としろ。 【鮑の殻】 (本)あまがい。 【鮑を採る】 *あま(四一一ぺ)(補)かつぐ。 あんこう (鮟鱇) (補)かまんた。 いか(烏賊)の子(補)いかのやきこめ。 【するめいか】 (本)どべどんきゆ。 【やりいか】 (本)とんきゆー。 【鳥賊のひれ】(本)みみ。 【鳥賊の肝臓】(本)ふ。 【鳥賊のすみ】*たこ (本)くり。 いがい (貽貝)(本)しうり・ぜんたい・つばくらかい。 いさざ(橘)(本)かねたたき・だんぎぼー。 いしがめ(石龜)↓かめ いしぶし(石伏・杜父魚) ↓かじか いしもち(石首魚) (本)いしもち・ぐち・しろぐち。 いそぎんちゃく (磯巾着) (本)いそつび・いそべべ・いわへっぺ・うしのしり・うみつび・じっつき・しまのめ。 いとよりだい (金糸魚) (補)いとさん。 いな (鯔) ↓ぼら いなだ ↓ぶり いるか (海豚) (本)おえびすさん・とど・ひーと・ぴとうま(補)なめ・なめり。 いわし (鰯) *いわし(一五二ぺ)・せつぶん(四六三ぺ) (本)やすら・(補)おぼそ・やし。 【まいわし】 (本)ひらご。 【小鰯】(本)こびら妃しゃみ・ひしこ。 【寒中の子鰯】 (本)かんこ。 【ひしこいわし】 (本)かたくち・くだいわし・こいわし・せぐろ・はだら。 【うるめいわし】 (本)せうるめ。 【鰯の一種】 (本)きがま・きみ。 【生鰯】 *いけす(四一二ぺ)(本)みずいわし。 【生きのよい鰯】 *さかなρ一六〇ぺ)(本)ぞっき。 【鰯の屑物】 (本)にご。 いわな (岩魚) (本)きりくち。こぎ。 うお (魚) *さ・か・な(一六○ペ)・ぎょぐん(四二一ぺ)・りょう(一八○ぺ)(本)あじ・こちょー・ぽっぽ・(補)よー。 【うろこの無い魚】 (本)あおさかな。 【たいのような潺泳魚】(本)うきざかな。 【大きな魚】 (補)いお。 【小さな魚】 (本)けまん・(補)さかな。 【小魚】 (本)こまん・じょじょもの。 【極めて小さい魚】 *ひもの(一七三ぺ)(本)ごまもんじ。 【雑魚】 (本)おれくぎ・こもの・そろば・なぐりもの。なご・ほしか・やこ。 【雄魚】 *さけ・はや・ふな (本)かな。 【雌魚の卵】 *さけ・はや・ふな・ます(本)まこ。 【魚の卵】 *たら (補)ぶりこ。 【卵を生んだ魚】 (補)されっぽ。 【魚が卵を生む】 *さけ (本)する・(補)される。 【生みつけられた雌魚の卵に雄魚が雄液をたらす】 (補)する。 【かえったばかりの魚の子】 (本)めかっこ・めくぎっこ。 【当歳の魚の子】 梼ぼら (本)うきこ・とーざい。 【たいの子ふなの子などの極めて小さいもの】 (本)ぼーぶらざね。 【魚の子】 (本)とろめ・はりこ・はりのみず。 【魚の背中の高い部分】 (本)せこ。 【魚の頭】 (本)ひず。 【魚のあご】 *えら (本)かまで。 【魚の目の上にあたる部分】 (本)めっかぶ。 【魚の尾鰭】*ひれ (本)いゆんどぅ。 【魚の内臓】(本)ふく。 【魚の心臓】*かつお (本)きんちょっこ・ほし。 【魚の肝臓】(本)うる。 【魚などのはらわた】 *どうぶつ・さけ・たら (本)ぐ・ぐし・ぐそく・ぐわた・だだみ・どぶ・ひばら・べと。 【魚の勘のさとい】 (本)おそい。 【凍え死にした魚】 (本)ひろく。 【魚の死ぬ】 (本)うてる。 【魚が川上へさかのぼる】 (本)川上に「のす。 【魚の隠れ場所】 *あな(○〇二ぺ)(本)やげ・よう。 【魚など陸にはね上り又は海水が引いて取残される】 (補)いりあがる。 【魚を養殖する】 (本)しめる。 【養魚をする者】 (本)かわし。 【魚を数える単位】 (本)こん。 【小魚をはかる容量の単位】 (本)かい。 うぐい (石斑魚)(本)あかはら・あかうお(あかはら)・くぎ。 うりぼ (鰕魚) (補)なだめ。 うなぎ (鰻) (本)うー・うじまろ・(補)はも。 【八目鰻】 (本)ななめ・(補)うなぎ。 【鰻の一種】 (本)かにくい。 【大鰻】 (本)くだり・ふるせ・(補)ぼっか。 【子鰻】 (本)かいこ・かえこ・かなころ・かよー・かよこ。かわじらす・かんこ・かんなめ・かんよっこ・ぎっこ・きぬっこ・ぎりっこ・けご・こべら・ごます・こめら・こんぼ・さで・しろこ・すぺら・すぼ・そーめんこ・たけなが・ちんかたこ・ながゆ・ねばり・はまっこ・はりうなぎ・はりこ・はりめそ・はんのーみど・びーるっこ・ひみず・びり・ぴろおなぎ・へせろ・ほそろく・めしろっこ・めせ・めそ・めめぞうなぎ・めめら・よろけ・(補)うろっこ・きみず・めっせー。 【鰻などが泥の中にもぐる】 *もぐる(三六〇ぺ) (本)いもる。 【泥の中にひそむ鰻の穴】 (本)め。 【鰻の穴釣り】 (本)うろずり。 【鰻釣りの道具】 (本)かけじ。 【鰻をとるために石を積み重ねた仕掛】*かご(四一八ぺ)(本)ぐろ。 うに (海栗) (本)いがぐり・いそがんす・うみぐり・おこぜのまくら・がざ・かざえ・かじ・がじょ・がぜ・がていてい・がんじ・がんぜん・はりせんぼ・(補)がぜ。 うばがい (姥貝) (本)ほっき。 うみうなぎ (海鰻) (本)うみぐちなわ・へんぴ。 【参考】物類称呼「海鰻 うみうなぎ○畿内にて、海うなぎと云。四国或は伊豆ノ熱海にて。うみぐちなはと云。摂州西宮海辺にて、へんぴと云。此魚海辺の穴の中にあり。漁人多く釣こと有。毒ありと云伝て浜に捨ツ。蛇に似て黄色に黒キ文有」 うみがめ (海龜) ↓かめ うみじか (滲鮗) (本)うみよーじ。 うろこ (鱗)(本)いら・いらこ・いりこ・おろくず・け・こけ・こけら・さめ・そぶ・つ・はだ・ゆら。(補)いりち。 えい (鰾) ↓あかえい えさ (餌) ↓〇三四ぺ・四一六ぺ えそ (鱠・狗母魚)(本)たいこのばい(たいこのぶち)・たいこのぶち。 えび (蝦・海老) (補)がんもん。 【伊勢蝦】 (本)えびがに・しまえび・びっちょー。 【車蝦】 (本)さやまき・はなえび。 【蝦の大きなもの】 (補)さやまき。 【蝦の小さなもの・芝蝦】 (本)びぜんえび。 【蝦の小さなもの】 (本)こまし・ざっこ。 【蝦の極く小さく糠…蝦のようなもの】(本)さざり。 【手長蝦】 (補)つのがらえび。 【川蝦】 (本)がんぞ・さいな・(補)だくま・たなげー。 【川蝦の小さなもの】 (本)さえび。 えら (鰓)(本)あぎ・あぐ・いげ・えぎ・えげら・えらぶた・おさ・かげ・かば・かまじ・ささみ・ささめ・ぴむ・ぴゆーま・ふぎ。 おたまじゃくし (蝌斗) ↓〇三四ペ オットセイ (膃肭腰…) (本)とかり・めっぷ。 おひれ (尾鰭)*ひれ (本)いゆんどう。 かい (貝・貝類) *しょうがつ(四六二ぺ)(本)いそもの・かいそー・けーごー・しおふき・みな。 【たいまつき照して夜の海岸で貝類を拾うこと】 *あま (四一一ぺ) (本)よさで。 【巻貝】 *に㌦な (本)みな。 【さざえのような大きな貝】 *さざえ(補)あじけー。 【馬鹿貝に類する大形の貝】 (本)うばかし 【貝柱】 (本)くんまー・どー・みなーはらー。 【貝のふた】 (本)ばい。 【死んだ貝の泥のつまっているもの】(補)ごろ。 【貝がら】 (本)おんめん・かいがっちょ・かいぎら・かいこ・かいそろ・かいま・かんぎら・けーがち・けーげっちょ・けんげ・けんげら・ばい・ぶらーぐ・めぼ・(補)あふわくー・かいぼん。 かいば (海馬) ↓・たつのおとしご かいめん (海綿) (本)うみへちま・なんにゅー・へちま・(補)うみまやー。 かき (牡蠣) (本)うちがき・かきぼー。ざがき・せっくわ。 【牡蠣のむきみ】 *む轡み(一七六ぺ)(本)うちがき。 かさご (笠子魚) (本)こがら。 かざめ (蝓蜂) (本)おーがに。がせがね。 かじか (杜父魚) (本)いしぶし・いしもち・いまる・かくふつ・かじい・かわおこぜ・かんじー・ぎぐら・ぐず。くろてんじょー・こす・ごっぼ・こも・ごり・さむらい・すなほり・ちちこ・どーまん・どんくー・どんぽ・ねんまる・ばば・ぼら・むご。 かすざめ (糟鮫・扁鯊) (本)さめぶか。 かつお (鰹)(本)かつおいお・かとー・しょーじ・まんだら・(補)かちょー。 【たこ又は鰹の類】 (本)おからもの。 【鰹の小さいもの】 (本)うずわ。 【白筋がたてに通っている鰹】 (本)たてましたら。 【鰹などの心臓】 *うお (補)うすぐ。 かっぱ (河童) ↓四五三ぺ かながしら (金頭・方頭魚) (本)ぎす・(補)いじみ・かなご。 かに (蟹)(本)がぞー・がにんど。がねまさどん・がんが・がんじ・がんた・がんちゃ・がんちょ・がんちん・がんつ・がんど・(補)がりま・がりまめ・がんだ。 【卵を持った蟹】 (本)こーばくがに。 【大きな蟹】 (本)くずがに・(補)やまさで。 【小さな蟹】 (本)ささがに・(補)がりま。 【赤い小さな蟹】 (補)あかりこ。 【豆蟹・蜘蛛蟹】 (本)いそいそ・いわがに。 【磯にいる蟹・もくぞう蟹】 (補)いそつぴ。 【海岸の砂中にいる白い蟹】 (補)ちょーまん。 【かぶと蟹】 (補)いそほーずき・うんきゆー・(補)もくたがに。 【平家蟹】 (本)えべすがに・おさだかに・きよつねがに・しまむらがに・たけふんかに。 【川蟹】 (本)がぼ・がんじゆ。 【山蟹】 (本)ささがに・やまおい。 かまつか (鯊) (本)だんぎぽ・(補)すなくじり。 かめ (龜) (本)がんだめ・くんくん。 【龜の一種】 (本)くーず・くそんど。 【石龜】 (本)かんどー・くず・くそがめ・くちがめ・くつ・こーず・こーずま・こーぞー。 【海龜】 (本)しょーかくぼー。 【みの龜】 (補)がめ。 かめのて (石蜘) (本)あさり・せー・たこのえんざ。 からすがい (烏貝・蚌) (本)かたがい・かたっかい・くちがい・ごーつー・たがい・たんかい・どーびん・どぶがい・どうがい・ばばがい・ぼてつ・めたか・(補)たっかい・だばかい・だぶがい・たんけ-㌧、 かれい (鰈) (補)おーくち・おやにらみ・おやねぎり・おやふごーもん・がんぞー。 【鰈ひらめの総称】(本)ぴさいず。 【鰈の名】 (本)そーはち。 【まこ鰈】(本)くろがしら。 【小さな鰈・このはがれい】 (本)おかだがれい。 【生のままの鰈】 *ひもの(一七三ぺ)(本)みずがれい。 かわはぎ (皮剥)(本)ぎはぎ・ぎま・ぎんぱい・くろはぎ・げばちろ。 かわむつ (石秘魚) (本)あめのうお・やまぶちぱえ。 かんぞう (肝臓) ↓あわび・いか・うお ぎぎ (黄顯魚) (本)かーばち・がばち・かわばち・がんば・ぎぎゆー・ぎくばち・ざす・ども。 きしゃこ (細螺) (本)いしゃらがい・がんがら・こながら・こぶら・しただみ・ぜぜかい・ねこがい・やさら・ゆらめき・よらみ三(補)ながらみ。 【小螺のわた】 (本)がんがら。 きす (鱚) (本)あめのうお・きすご。どーほー。 きんぎよ (金魚) (本)きんこい。 【金魚や鯉などの淡紅色】 (本)さらさ。 ぎんぽう (銀宝・海鰌) (本)げな。 くじら (鯨) (本)えびす・おえびすさん・はもん。 【死んだ鯨の流れ寄ったもの】 (本)しもりくじら。 【鯨の頭】 (本)かばち。 【鯨の歯】 (本)おさ。 【鯨の舌】 (本)さえずり・さや。 【鯨の肩の骨】 (本)おーぎ。 【鯨の尾】 (本)おばけ。 【鯨のへそ】 (本)うちみ。 【鯨の肉】 (本)おばけ。 【鯨の脂肉】 (本)おばけ。 【油をとって乾した鯨の肉】 (補)いりがら。 ぐち (石首魚) ↓いしもち くらげ (水母・海月) (本)いら・えーら・おびー・たぶ・どーくわん・どぐわん・どべ・どう・どんべらこ・にゅー・にら・めら・(補)どーらん・にーら。 くろだい (黒鯛) ↓たい こい (鯉) (本)こいのうお・こいふな。 【鯉の子】 (本)こーなご・なめ・ぶんしょー・ぶんしろ。 【幼鯉】 (本)こじろ。 【二三寸の幼鯉】 (本)かんぞー。 【三四寸の幼鯉】 (本)よこて。 【一尺ぐらいの鯉】 (本)はやり。 【緋鯉】 (本)べにごい。 【鯉や金魚の淡紅色】 (本)さらさ。 こう (甲・甲羅) (本)せんごー・つー・ふー・(補)くーた・こーた。 ごかい (沙蚕) (本)うみみみず・きすごむし。ざら・(補)おさむし。 こはだ(小鰭)・このしろの幼いもの(本)つなし。ながさき・はだら・もーかり。 こやすがい(子安貝)(本)ぐてーま・しび・とばねこ・ねこがい・ねこんご・もーもー・(補)はまぐり。 ごり (鮴) (本)がま・かまぎっちょー・く一りっこ。 さけ (鮭) *さけ(一六一ぺ) (本)さけのお・さけのよ。 【鮭の大きなもの】 (本)すけ。 【鮭の雄】 (本)かな・かなお・かの・かんのー・さけのかの・(補)かな。 【鮭の雌】 (本)そな・(補)めな。 【鮭の子】 (本)さかご。 【鮭の卵】 *うお (補)はららこ。 【鮭などが産卵のため瀬につく】*うお (本)ほり」につく。 【鮭が産卵のため川瀬を掘る】 (本)ほりほる。 【鮭が川をのぼって子を産む所】 (本)ほり。 【鮭のはらわた】 *うお (本)なわた。 【その年に初めてとれた鮭】(補)はつな。 【川狩して夜中に鮭をとること】 (本)かぎひき。 ざこ (雑魚) ↓うお さざえ (栄螺) (本)すえーれー・つぼっかい。 【栄螺の子】 (本)にがのこ。 【栄螺のから】 (本)さざいぶつ。 【栄螺のふた】 (本)じえんたぶろー・ぜにぶた・ちょっぺー・つつんとー・とーもいち。 さざえわリ (栄螺割) ↓ねこざめ さば (鯖) ↓ひ癒の(一七三ぺ) さめ (鮫)(本)っのじ・のぞ・ふか。 【鮫及び鱶】 (本)わに。 【鮫の一種】 (本)いしぼとけ。さが。 【ぼうざめ】 (本)さがぼー。 【のこぎりざめ】 (本)やすりぶか。 さるぼ (朗光) (本)たぶかい・ちがい9ちんみ・つめきりがい。 さわら (鱚) の幼魚 (本)さごし。 さんご (珊瑚樹)(本)いそまつ・いんぼーぎー・いんまつ・うみまつ・かんげんのき・てっぽーのき・(補)うみいし。 【白珊瑚】 (本)がま。 さんしょううお (山椒魚) (本)あまうお・あんこ・いんぶり・さんしょかじか・はんざけ・やまうお・(補)はだかす・やまおこぜ。 さんま (秋刀魚) (本)さーべら・さいら・さいろ・さざ・さより・ばんじょー・(補)かど・さいら。 しいら (鰓…) *ひもの(一七三ぺ) (本)かなやま・くまびき・とーやく・ねこずら・まんさく・まんびき。 しおひがり (潮干狩) ↓三〇三ペ しおふを (塩吹貝) (本)じーじ・つぶ・どんびがい。 しじみ (蜆) (本)ぜぜかい・みぞがい。 【寒液の蜆とり・】 (本)かんのよび。 しゃこ (蝦蛄) (本)がさえび・こっぱずき・じゃえび・てんす・(補)しゃくえび。 【蝦蛄の子】(補)しゃこの「かつおぶしρ しゃち (鯱) (補)さかまた。 しゅもくざめ (撞木鮫) (本)かせ・かせぶか・かせわに・かねたたき。ねんぶつぼー。 しらうお (白魚) (本)いりこ・そめごり・ふ。 しんじゅ (真珠) (本)たま。 【正円形の真珠】 ころび。 すずき (鱸) (本)はね。 【鱸の小さいもの】 (本)またか・はくら。 【鱸の一尺前後のもの】 (本)はね。 【鱸の二尺近いもの】 (本)はね。 【鱸の二年ぐらいの子】 (補)なないち。 【鱸の七八年のもの】 (補)おーな。 すっばん (鼈) (本)かっぱ・がめ。くどがめ・こがめ・だんがめ・どーがめ・どーつん・どち・どっち・とりがめ・どうがめ・どうそ・どんがめ・どんけ・まがめ・まる・(補)くそんど。 たい (鯛) の小さいもの (本)かすびき・ざざ・(補)やき・れんござい。 【旧四月頃の鯛】 (本)むぎわらだい。 【黒鯛】 (本)くろや・ちぬ・ちぬだい・つえ・(補)つえ。 【黒鯛の小さいもの】 (本)はこ。 【あぶら鯛】 (補)かしかみ。 【たかのは鯛 】 (本)きこり。 たかべ (本)とこや。 たがめ (田龜) ↓〇四五ぺ たこ (章魚・蛸) (本)どーびん。 【蛸や鰹の類の称】 (本)おからもの。 【小さな蛸の一種】 (本)ぎらしー。 【まだこ】 (本)きこり。 【いいだこ】 (本)くもだこ。 【手長だこ】 (本)くもだこ。 【蛸の墨】 *いか (本)まだ。 【蛤などの表面のぬるぬるする物】(本)のた。 【鮹の巣】 (本)あさり・(補)あせろ。 【蛤があさりを食ってその殻を穴の口に積んだもの】 (補)はみ。 【蛸とりの道具】 (補)しし。 たちのうお (太刀魚) (本)かたなよ・ながだち。 たつのおとしご (海馬) (本)うま・うまひき・うみうま・おきうま・じゃのこ・たつのおろしご・たつのすてこ・もりょー。 たなご (鰤) (本)しぶな・せんばら・にがぶな・(補)みょーぶた。 たにし (田螺) (本)かんびた・たがい・たしだみ・たつぶ・たつぼ。たにいし・たばい・たびな。たみな・たんぼっくら・たんぼろ・つぶ・つぼ・つぼどん・にしつぼ・ぱい・みな・(補)たつぶ・たつぼ・たのいし。 だぼはぜ (本)くろこ・くろはぜ・ごろ。どんこつ・(補)ぐず・どぐろ。 たら (鱈) の腸 (本)きく。 【鱈の子】 (補)もみじこ。 【鱈の白子】 (補)きく・きくわた・だだみ。 【すけとうたら・めんたい】 (本)きじだら。 とうぎょ (闘魚)(補)とーびらー。 とこぶし (常節) ↓あわび どじょう(泥鱈・鰌)(本)うなま・がま・じつくり・どじゆくり・どてくろ・とどよ・どうんぼ・どんき・どんきゆー・のろま・(補)めろ。 【泥鰌の一種】 (補)おば・すなめん。 【しま泥鰌】 (本)かがべ・かすとりどじよー。 【泥鰌の大きなもの】 (本)おーのろ・おーまん・きねどじょー・こぶて・こぶら。 【泥鰌の子】 (本)かねかねどんじょー。かんなめ・ざっこ。 【泥鰌などの表面のぬるぬるする物】(本)のた。 【泥鰌をとる道具】 (補)かきやす。・ とびのうお (飛魚) (本)あご・えべよ・だんぼ・つばくらうお・つんばくろ・とんびーす・はね・ぼら・まいお。 【飛魚の大きなもの】 (本)かくとび。 【飛魚の小さいもの】 (本)あんこ・せみとび。 どぶがい (溝貝) ↓からすがい なまぐさい (生臭) ↓さかな(一六〇ぺ) なまこ (海鼠) (本)こー・こだら・こどら・こんだら・たわらご・たわらご(正月詞)・とーらご・とらご・やま・(補)こだーら。 【赤色の海鼠】 (本)きんこ。 【乾した海鼠】 (本)くしこ。 【海鼠をとる器具】 (本)こぶくろ。 なまず (鯰) (本)かわぼーず・なまだ・にぜんぎょー・(補)へっこ。 【鯰の子】 (本)かねたたき・ぎちゃ・ぎつ・ぐつ・こなら・とーざい・ぴーぴー・ひゆーたろ・びり・びりっこなまず・へこき・へへらご・(補)しょーげんぼ。 にし (螺) (本)つぶ。 にしん (鰊) *ひもの(一七三ぺ) (本)かど・かどいわし・こーらいいわし・せがい。 にな (蜷) (本)かわだにし・かんにょぶ・さんない・つぼ・びな・びんな・びんろーじ・ぶんぶん・ほじゃ・めーめー。 【川蜷】 (本)びーうんじ。 にべ (鮠) の小さいもの (本)しらぶ。 にんぎょ (人魚) ↓四六七ぺ ねこざめ (猫鮫) (本)さざえわに。 はえ (脆) ↓はや はぜ (沙魚) (本)かっか・かんば・ぐず・ぐんじ・ごーす・こじ・こす・こも・こもくろ・ごろた・ざっこ・つくら・つくらんびょー・とはんじょー・(補)ごりもち。 【沙魚の幼魚】 (本)こましら。 はまぐり (蛤) (本)しな・ぜんな。 【蛤の小さなもの】 (補)ぜんな。 【蛤の大きなもの】 (本)おーだま・こだま。 【蛤に似て殻に赤筋のある貝】 (本)あけがい。 はや (鮠) (本)ざっこ・もろこ。 【脆の生長したもの】 (本)くき。 【跪の子】 (本)はりみず・はりめど。 【鮠の雄】 (本)がんがら・がんざら・がんぞー・やまぶちばえ。 【産卵期の雌の鮠】 (本)ぜんこっぱや。 ひごい (緋鯉) ↓こい ひしこ (醍) ↓いわし ひとそ (海盤車) (本)おこぜのまくら・かっぽがい・がらとー。 【紅ひとで】 (補)めどちのさら。 ひらめ (比目魚) (本)おーくち・おやにらみ・かたがゆ・かたびさいゆ・かたひらゆ・ささがれい・さしみがれ・てっくい・どよーがれい・ねずくち・はたた・ばんこ・ひらそんまー・まがれい・れんちょー。 【ひらめの大きなもの】 (本)さかむかい・といた。 【ひらめの一種】 (本)じんめ・はす・めだか。 【したびらめ】 (本)うしのした・うしのべろ・くちげ・くちそこ・げた・ばばがれい。 【参考】 物類称呼「比目魚 かれい、ひらめ○畿内西国ともに、かれいと称す。江戸にては大なる物を、ひらめ、小なるものを、かれ」いと呼。然とも類同くして種《しゆ》異也。常陸上総下総の浦々には大イなるを鰈(かれい)といひ、小なるを平目(ひらめ)といふ。……越後にては小なる物を、こっぺらと呼(こびらめと云の誤にや)佐渡にて大イなる物を、さかむかひと云。江戸にて云霜月びらめを、越後の糸魚川にて、あさばとなつく。江戸に云、ほしびらめを、駿河にて、まりかはびらめといふ。一種、このはがれいと云有(至て小なろものなり)泉州にて、岡田がれいと云」「鞋底魚うしのした一名くつそこ関西及東国の海辺にて、うしのしたと称ス。江戸にて、舌(した)びらめと呼。 」 ひる (蛭) (本)とな・どう・ひばば。 ひれ(鰭) *いか・おひれ(本)いじゆぬぱに・おば・はね・ひげ・ひぶで・ひれれ(びれんこ)∴ハ)れんこ・ひろれ・わきばに。 ふか (鱶) (本)かどざめ・さば・ゆーびのっくわ・(補)おーうお(沖言葉)・のーそー(沖言葉)。 【鱶の子】 (本)のぞ。 ふぐ (河豚) *・ずいもの(一六六ぺ)(本)あばし・がんば・ちゃんぷく・てつ・てっぽー・でんぶく・どんぶく・ぴちゃ・ふぐた・ふぐたいろ・ふぐつ・ふくと・ふくりん・ぶってん・ぶっとせん。 【河豚の小さいもの】(本)ちんぶくとー。 ふな(鮒)(本)こっぱ・(補)たーいゆ。 【鮒の一種】 (補)みょーぶた。 【源五郎鮒】 (本)やまだぶな。 【鮒の小さいもの】 (本)かんぞー・きんこ・きんちゃぼ・ざっこ・(補)ひわら。 【鮒の五六寸のもの】 (補)いお。 【鮒の雄】 (補)ほちょー。 【鮒の雄又は卵を持たない雌】 (補)がりた。 【春になって鮒などの水上に踊りあがる】 (本)ほだく。 ぶリ(鰤) *しょうがつ (四六二ぺ)(本)あお・ういお・おいお・おーいお・おーうお・がんがじ・さわじ・そーじ・そち・はらじろ・まりこ。 【平形の鰤】 (本)ひらす。 【鰤の子・いなだ】 (本)あお・かんぱち・しお・つばす・つゆひら・でんぶ・はばち・やず・やな・わかなご。 【いなだの子】 (補)わかし。 【いなだの大きなもの】 (本)さんばく。 【鰤の最も小さい時のもの】(本)あぶご。 【鰤のやや長じたもの】 (本)めじろ・らぎ。 【鰤の七八寸のもの】 (本)ふくらぎ。 【鰤の一二尺のもの】 (本)いなだ・はまち・ふくらぎ。 【鰤の最大のもの】 (本)やぞー。 【鰤の三年目のもの】 (補)はなじろ。 【鰤の三年目以後のもの】(補)あおいお。 ぼうふら(孑子) ↓〇五四ぺ ほうぼう (魴鯑) (本)きみうお・さぶろーし。 ほたてがい (帆立貝) (本)いたらかい・(補)あねさまげあっこ。 ぼら(鯔…・鰡)(本)いきなご・いぜこい・えびな・ぎんごろ・くろめ・するめ・はぶなが・まくち・みょーぎち・(補)なよし・みょーぎち。 【鯔の子】 (本)えぶな・おぼこ・ぎんびしこ・ちくら・ちょぼ・つくら・はく。 【鯔の一年子】 (本)はしり。 【鯔のやや小さいもの】(本)しんえもん。 【鯔の七寸ぐらいもの】 (本)こでっぽ・ずぼら。 【鯔の大きなもの】 (本)てっぽー。 ほらがい (法螺貝) (本)おいぼ・くつくつ・さーぶら・つんつく・ぶら・ぽっぽい・ぼほんかい・(補)ぶおんぎゃー。 まぐろ (鮪) (本)おいうお・おーいお・くろだい・しび・しびのいお・はつ・ひきさげ・ぶり・まぐろしび・よこ。よこっぱち。 【めじ鮪】 (本)くろいお。 【かじき鮪】 (補)のーらぎ。 【鮪の子】 (本)ごだんご・ごんた・めぐろ・よこわ。 【鮪の一尺余りのもの】(本)めだいしび。 【鮪の二尺以下のもの】 (本)めじか・よかご。 【鮪の大きなもの】 (本)ごだつけ。 ます(鱒)の子 *やまめ(本)やまばえ・(補)あぶらけ。 【川をのぼって来た鱒】 (本)そこべ。 【産卵後の雌鱒】 (本)ほっちゃれまし。 まてがい (蟶・馬蛤) (本)かみそh・がい。 みじんこ (微塵子) (補)ぬかご。 むつ (鯉) (補)ろくのうお。 めだか (丁斑魚) (本)あすびざっこ・あたんぽ・あぶらこ・うきいお・うきこ・うきす・うきすばえ(うきす)・うきた・うきんじょ・うずめっこ・うるみご・うるめ・うわいご・おかめっこ・おきんこ・おぐるばい・おどめ・おばさん・おんごろはい・かいきん・かいなんご・かたくち・かなぎ・かなめ・かにびんちょー・かねさ・がねす・かねたたき・がめー・かんころ・かんた・かんち・かんびーこー・かんびんたー・ぎさす・きゅーたか・ぎんざ・ぎんみ∵きんとろめん・ぐし・けーもんご・こじきうお・こねばち・こばい・こばよ・こびんちょ・こびんとと・こまいじゃこ・こまよ・こまんじゃこ・こみじゃこ・こみんとと・こめ・こめき・こめざこ・こめじめ、こ・こめん・こめんじゃこ・ごめんたたき・ごんがら・こんばえ・ごんばりこ・ざこ・ざっこ・ししん・しどじゃこ・じゃみ・じょんばらこ・ずーなめ・ぞーなめ・ぞなめ・たいお・たいな・たうお・たかまめ・だんぎぼー・たんば・ちみん・ちりめんじゃこ・ととめんこ・どめっこ・とろめんこ・どんばい・どんぶりこ・にがはい・ねーびー・ねばい・ねんばち・はりこ・はりみず・はりめど・ばんだい・ひーか・びすご・びっこ・びらんこ・ふせんご・べたんじゃこ・みとこ・みとじゃこ・みみんじゃこ・めいた・めーとー・めくらっこ・めせ・めたたき・めたぱや・めたんじゃこ・めった・めったそ・めっとばい・めっばち・めどー・めとばい・めぬけ・めばち・めばや・めはりご・めめじゃこ・めめんじゃこ・めんざ・めんぱ・めんばち・やらぼっこ・よごめ・(補)うきうお・うきんた・かんごろー・きんきんばよ・こーめんかち・こまいと・こめんこ・こめんとと・じゃこんばい。たいこんばー・たいゆ・たかめ・たからめ・たつくり・ちりんご・ちんちろばえ・てんとこ・てんとーまぶ り・ととめんかち・ねぶちゃん・ねんぶつご・はいたんぱ・はなみず・びびんじゃこ・ほーせんご・みず・みずんこ・めーたんご・めくらざっこ。 めばる (眼張) (本)ずい・そえ・めばち。 【眼張の幼魚】 (本)こびき。 めんたい (明太) ↓たら もうお (藻魚)(本)いそめばる・ずい。 やこうちゅう (夜光虫) (本)しき。 やつめうなぎ (八目鰻) ↓うなぎ やどかり (寄居虫) (本)あまみ・あまん・いそもの・がさ・がざかり・がざもり・かながめ・がなご・がなごもり・がなずー・がなめ・がにがんぼー・がにごもり・かにつぶ・がにぼろ・がにみな・かにもぐら・かにもり・がらがら・かんこも・ごーな・こーひな・ごんご・つぶがに・ででんごーな・はいこな・ほーざいかに・ほらっかい。やどもり・(補)あんまく・がなじ。 【寄居虫の小さな種類】 (本)がっさ。 やまめ (山女) *ます (本)あめ・あめのうお・ひらめ。 よめのさら (貝名) (本)うしのした。 わかさぎ (公魚) (本)あまさぎ・さくらうお・しらさぎ・すずめのうお。
https://w.atwiki.jp/kouteieki2010joho/pages/197.html
宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ(魚拓) えびの市口蹄疫防疫対策本部(本部長・村岡隆明市長)は16日、口蹄疫の感染拡大を防ごうと、希釈した酢の空中散布を行った。農業用の無線操縦ヘリコプター3機を使い、同市で感染・感染疑いが確認された農場に近い地域で散布。見えない敵に戦々恐々とする畜産農家からは「涙が出るぐらいうれしかった」との声が上がり、心理面での効果も大きかったようだ。 計4例となっている確認地点が徐々に北上していることを受け、同市島内地区の北部や湯田、西郷地区の約50ヘクタールに散布。ヘリは牛や豚の畜舎周辺や農地の上空数メートルをゆっくりと旋回し、250倍に薄めた穀物酢を霧状にして散布して回った。 豚約30頭を飼育する女性農家(68)は自宅の窓越しに作業を見守ったといい、「できる限りの自主消毒はしているが、毎日が不安。酢を空中散布してもらい、本当にうれしかった。私は豚が好きでね。家族と一緒。ヘリコプターに思わず手を合わせ、涙が浮かんできた」と話していた。 (2010年5月17日付) 5月 防疫関係
https://w.atwiki.jp/pawapuro12/pages/1116.html
サウスポー 671様より あああ すうち ぐえび びいぐ ちこを ともよ ふがな にぜべ ゆどゆ なあは くのり むしの みうす ねせず ぎふせ もろぶ もんへ そわだ くじし どうに もんあ にみき わぼぼ べそき びすあ をかた えりく かとか ぬかぜ かなよ てとほ ちあも ちやき けぞひ げけぼ ひもだ ごぞち めひか はいお ませり こせと さきお
https://w.atwiki.jp/tendou/pages/48.html
支城データ 国は集落・資源・諸勢力を基準としたエリア(郡)に分割されている そのエリアには内部的に郡の名前が付けられており、 支城を建設したエリア(郡)の名前が支城の名前になる 本城から近すぎる・スペースが無い等の理由で 全ての郡に支城が建設可能な訳ではない 支城データ東北地方磐城 奥州地方 羽州・蝦夷地方 関東地方下総 武蔵 相模伊豆 甲信地方甲斐 北信濃 南信濃 北陸地方 東海地方駿河 遠江 三河 尾張 美濃 飛騨 近畿地方伊勢志摩 北近江 南近江 山城 丹後若狭 丹波 河内和泉 摂津 伊賀大和 紀伊 山陽地方播磨 備前備中 安芸備後 周防長門 山陰地方因幡但馬 出雲石見 四国地方讃岐 九州地方北九州 南九州 東北地方 花沢 厚沢部 茂別 禰保田 宇須岸 志苔 戸井 田名部 七戸 野辺地 五戸 剣吉 八戸 金田一 十三 陸奥福島 中里 浪岡 横内 陣場 種里 千畳敷 二戸 九戸 久慈 田頭 雫石 横田 宮古 花巻 気仙沼 大原 藤沢 寺池 釣尾 古川 中新田 大窪 下草 涌谷 石巻 楯山 仙台 岩沼 白石 福島 磐城 位置 対応施設 郡名 よみ 築城 北 匠ノ町2 中央 商人町 馬 中央 鉄 中央 三春村 西 武家町 小峰 ○ 南 村落 磐城平 いわきたいら ○ 南 武家町 亘理 新地 三春 磐城小高 白土 須賀川 奥州地方 東陸奥、西陸奥、陸中、北陸前、南陸前、磐城、岩代 羽州・蝦夷地方 羽後、北羽前、南羽前、蝦夷 関東地方 常陸、安房上総、下野、上野 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 下総 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 備考 北 匠ノ町1 中央 武家町 × 南西 商人町 国府台 ○ 武蔵側国境 川の手前 東南 村落 臼井 ○ 東南 木材 東 商人町 銚子 ちょうし 南 匠ノ町2 小弓 ○ 安房上総側国境付近 郡名候補:山川 関宿 佐倉 武蔵 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 北東 匠ノ町1 忍 おし ○ 下総国境付近 北東 皮布 北西 村落 鉢形 ○ 上野国境付近 北西 商人町 東 匠ノ町3 城南 武家町 平塚 ひらつか ○ 武家町のすぐ南側 南東 村落 江戸 えど ○ 南東村落の周囲3マス 南西 村落 ○ 郡名候補: 武蔵松山 河越 稲付 八王子 小机 相模伊豆 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 北西 忍者衆 足柄 あしがら ○ 西 匠ノ町2 南西 匠ノ町1 韮山 ○ 南西 鉄 下田 しもだ ○ 村落 武家町 商人町 郡名候補:津久井 茅ヶ崎 玉縄 河村 谷峨 熱海 甲信地方 甲斐 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 北信濃 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 南信濃 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 南 匠ノ町1 飯田 いいだ ○ 村落 武家町 商人町 北陸地方 越前、加賀、越中、能登、北越後、南越後 国名 城名 読み だいたいの場所 越前 金ヶ崎城 かねがさき 越前~近江国境付近 越前丸岡城 えちぜんまるおか 一乗谷より北側河川の右岸側加賀国境まで 三国城 みくに 一乗谷より北側河川の左岸北側 国見城 くにみ 河川の左岸より東側皮布生産地横 小丸城 こまる 一乗谷より北側河川の左岸南側 杣山城 そまやま 鉄生産地真上 大野城 おおの 一乗谷より東側の武家町横 東海地方 駿河 方角 対応施設 郡名 よみ 建築 北 商人町 大宮 おおみや ○ 東 村落 ○ 郡名候補:興国寺 善徳寺 興津 丸子 花倉 駿河花沢 遠江 方角 対応施設 郡名 よみ 建築 東 商人町 掛川 かけがわ ○ 北西 村落 二俣 ふたまた ○ 郡名候補:久野 諏訪原 高天神 犬居 井伊谷 三河 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 備考 北 木材 丸根 ○ 北東 商人町 長篠 ながしの ○ 橋の北~南信濃方面 中央 村落 田峯 ○ 村落の西側~橋の北 中央 武家町 野田 のだ 中央 商人町 安祥 あんじょう ○ 商人町の東に1マスあけた場所 南 皮布 吉田 よしだ × 南 匠ノ町2 田原 × 南西 匠ノ町3 西尾 にしお × 尾張 方角 対応施設 郡名 よみ 建築 北 鉄 犬山 いぬやま ○ 北 商人町 × 中央 武家町 南西 匠ノ町3 蟹江 かにえ ○ 南 村落 刈谷 かりや ○ 郡名候補:末森 沓掛 鳴海 大高 小牧山 勝幡 美濃 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補:大森 多治見 岩村 篠脇 鷺山 曽根 大垣 小里 墨俣 飛騨 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補:帰雲 小島 高山 宮地 下呂森 牧戸 近畿地方 伊勢志摩 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 長島 桑名 亀山 阿濃津 大河内 五ケ所 鳥羽 波切 北近江 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補:米原 上平寺 東野山 玄蕃尾 朽木谷 田屋 山本山 坂本 南近江 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補:彦根 日野 目加田 佐久良 水口 甲賀 多喜山 瀬田 山城 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補:静原 穴太 中尾 船岡山 山崎 大津 勝龍寺 丹後若狭 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補:建部山 舞鶴 宮津 此隅山 久美浜 八木 豊岡 丹波 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補:綾部 山家 福知山 園部 余部 丹波亀山 金山 河内和泉 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補:若江 飯盛山 高屋 上赤坂 土丸 千石掘 堺 摂津 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補:池田 越水 伊丹 高槻 野崎 芥川 榎並 伊賀大和 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補:伊賀 柳生 興福寺 秋山 十市 山辺 高田 高取 紀伊 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補:根来 中野 有田 古和田 紀伊亀山 加茂 岩室 手取 田辺 山陽地方 播磨 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補:三木 河合 魚住 明石 置塩 上月 御着 室津 備前備中 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補:矢筈 長船 虎倉 常山 下津井 備中高松 美作高田 安芸備後 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補: 周防長門 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補: 山陰地方 因幡但馬 方角 対応施設 郡名 よみ 築城 村落 武家町 商人町 匠ノ町 郡名候補: 出雲石見 四国地方 讃岐 方角 対応施設 郡名 よみ 建築 郡名候補: 阿波、北伊予、南伊予、東土佐、西土佐 国名 城名 読み だいたいの場所 阿波 上桜城 うえさくら 北 白地城 はくち 西端 脇城 西 一宮城 いちのみや 南西 牛岐城 うしき 南 海部城 かいふ 南端 夷山 えびすやま 讃岐 藤目城 ふじめ 西 天霧城 あまきり 雨滝城 あまたき 羽床城 はゆか 玉藻城 たまも 港前 昼寝城 ひるね 南 引田城 ひきた 南東 北伊予 今治城 いまばり 北 湊山城 みなとやま 西 金子山城 かねこやま 東 川之江城 かわのえ 東端 鷺ノ森 さぎのもり 南伊予 天ヶ森城 てんがもり 南西 甲之森城 かぶとのもり 三滝城 みたき 宇和島城 うわじま 港前 萩森城 はぎもり 北西 大州城 おおず 北 東土佐 吉良城 きら 西 安芸城 あき 東 香宗城 こうそ 本山城 もとやま 浦戸城 うらど 山田城 やまだ 朝倉城 あさくら 奈半利城 なはり 東端 北川城 きたがわ 東 西土佐 宿毛城 すくも 西 大月城 おおつき 南西 久礼城 くれ 東 土佐岡本城 とさおかもと 東端 窪川 くぼかわ 三崎 みさき 横山 よこやま 土居 どい 九州地方 北九州 豊前、豊後、筑前、筑後、北肥前、南肥前 南九州 北肥後、南肥後、日向、薩摩、大隈 国名 城名 読み だいたいの場所 薩摩 出水 いずみ 上 大口 おおくち 右上 水引 みずひき 左上 富隈 とみくま 右・皮布の下辺り 岩剣 いわつるぎ 右・匠3の右辺り 知覧 ちらん 左下 頴娃 えい 下 大隈 福山 ふくやま 右上 加治木 かじき 上 志布志 しぶし 右・村落の左辺り 櫛間 くしま 右・匠1の上辺り
https://w.atwiki.jp/junretsuwago/pages/945.html
辞書 品詞 解説 例文 漢字 日本国語大辞典 語素 主として名詞の上について、これと熟合する。① 勢いのはげしいさまを表わす。(イ) 勇ましい。たけだけしい。また、乱暴な。粗暴な。「荒馬」「荒武者」など。 ※書紀(720)神功摂政前九月「荒魂。此をば阿邏瀰多摩(アラみたま)と云ふ」※大鏡(12C前)二「荒三位(あらざんみ)道雅の君」 荒・粗 (ロ) 荒っぽい。激しい。「荒波」「荒海」「荒行」「荒療治」など。 ※万葉(8C後)一三・三二八〇「さ夜ふけて荒風(あらし)の吹けば立ち待てる我が衣手に降る雪は凍(こほ)り渡りぬ」※保元(1220頃か)上「為朝が申す様以ての外の荒儀なり。年の若きが致す所か」 ② 出来具合が精密でないさまをいう。(イ) 人手の加わっていない、自然のままの。「あらたま」「あらかね」など。 ※万葉(8C後)一四・三四四七「草陰の阿努(あの)な行かむと墾(は)りし道阿努は行かずて阿良(アラ)草立ちぬ」※浄瑠璃・源平布引滝(1749)二「荒木を切て投出したり」 (ロ) 十分に精練されていないさま。粗製の。雑な。細かでない。すきまの多い。「荒妙(あらたえ)」「荒炭」「荒垣」「荒薦(あらこも)」など。 (ハ) ととのっていないさま。荒れはてたさま。 ※書紀(720)皇極四年正月(岩崎本訓)「板蓋宮の墟(アラところ)と為らむ兆なり」 (ニ) おおよその。大体の。あらまし。「あら削り」「あら筋」「あらづもり」「あら塗り」「あら彫り」など。 名詞 よい部分を大体取ってしまった残りをいう。① 米などのぬか。もみぬか。あらぬか。 ※観智院本名義抄(1241)「糠 ヌカ アラ」 ② 魚鳥獣などの肉を料理に使って、あとに残った肉のついている骨や頭や臓物。粗骨(あらぼね)。 ※俳諧・江戸新八百韻(1756)「琴箱やまどろむ橋にかかるらん〈龍眠〉 麁(アラ)のすましを望む有明〈米仲〉」※最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉二二「鰯、鯖、鮪等の敗肉(アラ)は皆一所に掃溜めて」 ③ 粗製のもの。雑なもの。 ※梅津政景日記‐慶長一七年(1612)三月二九日「山田村御米五十六表之内、あら御座候米之由」 ④ 欠点。おちど。特に人の小さな欠点。 ※政談(1727頃)三「親類・知人にも折々は出合ふて、話をも聞、下のあらも是に依て知り」※黴(1911)〈徳田秋声〉五七「是迄に触れて来た女の非点(アラ)ばかりを捜して行った」 [語誌](一)は、動詞「あらく〔下二〕」「あらす〔四〕」「あらびる〔上一〕」「あらぶ〔上二〕」、形容詞「あらし」「あらけなし」などを派生し、「あらわ(は)」「あらあら」「あらまし」などをつくり、動詞と熟合して「あらだつ」などともなる。なお、上代では、「いそ(磯)」や「うみ(海)」と熟合する時は、「ありそ」「あるみ」の形となる。動詞の「ある(荒)〔下二〕」と同根の動詞「ある(生)」には、下二段活用で生まれる意、四段活用で産む意を表わすことがあり、それとも深い関係があろう。したがって、「あら(現)」、「あら(新)」は、ともに②(イ)の意を含んで連続しており、「あらわる」「あらわす」などの語とも共通の要素があると考えられる。 広辞苑 接頭辞 「あれはてた」「荒々しい」「こまやかでない」「くわしくない」「まばらな」「人工を加えぬ」「かたい」などの意を表す。↔にき(和) 「―えびす」 荒・粗 大言海 接頭辞 〔 嗟 (アラ)ニテ、見テ驚嘆スル聲ニモアルカ〕(一) 剛 (コハ)キ。堅キ。( 柔 (ヤハラカ)キ、 和 (ニゴ)ニ對ス。剛、柔ノ意)剛 「毛ノ 荒物 (アラモノ)、毛ノ 柔物 (ニゴモノ)」荒炭、 和 (ニゴ)炭」 荒 (二) 烈 (ハゲ)シキ。 猛 (タケ)キ。 强 (ツヨ)キ。暴 猛 「 荒御魂 (アラミタマ)、 和御魂 (ニギミタマ)」荒神」 荒男 (アラヲ)」荒法師」荒 夷 (エビス)」荒馬」 (三)起リ立ツ。 「荒浪」荒海」(荒浪ノ海)荒磯」(荒浪ノ磯)荒潮」(荒浪ノ潮) 検索用附箋:名詞物品名称 検索用附箋:接頭辞 検索用附箋:語素 附箋:名称 名詞 接頭辞 物品 語素