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83/83【ヒーローサイド・生還者】 1/1【オールジャンルロワ】 ○岩崎月光 1/1【オリロワ3】 ○せいぎちゃん 1/1【リピロワ2014】 ○遊城十代 1/1【オリロワ4】 ○荒木夢無 1/1【エロゲロワ】 ○七瀬ヒカリ 1/1【オールジャンルロワ2】 ○巴マミ 2/2【北海道ロワ】 ○五代雄介/○ちせ 3/3【オールリピロワ】 ○榊遊矢/○赤のセイバー(モードレッド)/○涼宮ハルヒ 2/2【オールリピロワ2】 ○Ⅳ/○スリィ 1/1【映画ロワ】 ○緋村剣心 3/3【リピロワ2017】 ○ファレグ・アイヴズ/○西園寺世界/○霧雨魔理沙 1/1【混沌ロワ4】 ○ルルーシュ・ランペルージ 2/2【黒・白ロワ】 ○桐生戦兎/○黒崎一護 1/1【オリリピ2】 ○ウィードさん 1/1【アニロワ5】 ○ところ天の助 1/1【動物ロワ】 ○乾巧 1/1【架空学園ロワ2】 ○シエル 1/1【混沌ロワ5】 ○ペニーワイズ 8/8【オールカオスロワ】 ○グレーテル/○鬼人正邪/○月元昭司/○剣崎一真/○操真晴人/ ○白ウォズ/○白戸次郎/○久世愛莉 1/1【まおゆうロワ】 ○獅子王凱 2/2【リピロワ2019】 ○サスケ・マクドナルド(元・チャクラ宙返り)/○キリト 3/3【架空学園ロワ3】 ○アスラン・ザラ/○前原圭一/○童磨 9/9【オールジャンルロワ3】 ○藤木遊作/○東山まい/○孫悟空/○古賀のり夫/○炎尾燃/ ○モンキー・D・ルフィ/○釘崎野薔薇/○キラ・ヤマト/○エーリカ・ハルトマン 1/1【オリシティロワ】 ○朝宮健人 5/5【安価ロワ2】 ○KUSANAGI/○虎杖悠仁/○北条沙都子/○黒田那佳/○獪岳 1/1【リピロワ2020】 ○美遊・エーデルフェルト 1/1【主催ロワ】 ○ライナー・ブラウン 1/1【妄想聖杯大戦】 ○シン・アスカ 19/19【オールカオスロワ2】 ○イリヤスフィール・フォン・アインツベルン/○門矢士/○常盤重樹(元・古長重樹)/○ユウリ(元・ムゲン団総帥)/○バート・シンプソン/ ○影山瞬/○閃刀姫-ロゼ/○紅渡/○冴島鋼牙/○涼邑零/ ○カタナコ(スチューデントスタイル♀)/○フランチェスカ・ルッキーニ/○我妻善逸/○雪代縁/○ハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタイン/ ○九条貴利矢/○伏黒恵/○禪院直哉/○野獣先輩(リピロワ2019) 2/2【オリロワ8】 ○チップス・コーン/○クレオパトラ 2/2【リピロワ2021】 ○ドラえもん/○アルトリア・キャスター 3/3【天空聖杯】 ○香風智乃/○深海マコト/○保登心愛 42/42【ヒーローサイド・死者】 1/1【軍人ロワ】 ○ポルコ・ロッソ 1/1【信長ロワ】 ○織田信奈 1/1【リングロワ】 ○さくらももこ 1/1【猫ロワ】 ○イデヤ・ぺロー 2/2【妖怪ロワ2】 ○日高仁志/○宮ノ下さつき 1/1【剣ロワ】 ○土方十四郎 2/2【オールリピロワ】 ○ラウ・ル・クルーゼ/○鬼柳京介 1/1【オールリピロワ2】 ○ビシャス 1/1【犯罪者ロワ】 ○野原しんのすけ 2/2【リピロワ2018】 ○ジャハルビート/○プロトセイバー 1/1【混沌ロワ5】 ○カーネル・サンダース 1/1【アリスロワ】 ○ナーサリー・ライム 1/1【オールカオスロワ】 ○ルーサー=ラース=レイ=クエント 2/2【平成ロワ】 ○サイコロステーキ先輩/○藍染惣右介 1/1【安価ロワ】 ○アスキン・ナックルヴァール 1/1【年代別ロワ】 ○アンパンマン 1/1【オリシティロワ】 ○未久 3/3【安価ロワ2】 ○太陽の騎士ソラール/○門倉雄大/○東山陽彩 2/2【主催ロワ】 ○紅渡/○剣崎一真 1/1【妄想聖杯大戦】 ○伏黒甚爾 5/5【オールカオスロワ2】 ○御我珠映身/○冨岡義勇/○ロロ・ヴィ・ブリタニア/○シャンクス/○ミラージュ 2/2【オリロワ8】 ○魔王ヴァーツラフ/○12号 1/1【安価ロワ3】 ○ミザエル 3/3【リピロワ2021】 ○禪院直哉/○衛宮士郎/○ジョーゼット・ルマール 4/4【天空聖杯】 ○天城カイト/○雲雀恭弥/○雲母坂まりな/○関織子 28/28【ヒーローサイド・結末不明(語りによって決定)】 1/1【音楽ロワ】 ○浜渡浩満 1/1【タイムロワ】 ○ウルトラマンゼロ 1/1【オールジャンルロワ2】 ○クロエ・フォン・アインツベルン 1/1【オールリピロワ】 ○ロロノア・ゾロ 1/1【混沌ロワ3】 ○竈門炭治郎 2/2【オールリピロワ2】 ○うずまきナルト/○赤馬零児 1/1【銃ロワ】 ○花家大我 3/3【黄金ロワ】 ○英雄王ギルガメッシュ(融合)/○エドワード・エルリック/○スペリオルドラゴン 2/2【元人間ロワ】 ○葛葉紘汰/○佐倉杏子 5/5【オールカオスロワ】 ○マトイ/○天樹錬/○メアリ・クラリッサ・クリスティ/○鈴仙・優曇華院・イナバ/○ゼロ(ロックマンゼロ) 1/1【トラウマロワ】 ○孤門一輝 1/1【年代別ロワ】 ○光月おでん 1/1【オールジャンルロワ3】 ○犬吠埼風 1/1【スーパー妄想大戦】 ○PSO2主人公(安藤) 4/4【オールカオスロワ2】 ○天津垓/○アキュラ/○ポートガス・D・エース/○飛電或人 1/1【架空学園ロワ4(旧)】 ○シャーロット・E・イェーガー 1/1【安価ロワ3】 ○呂布トールギス 1/1【灯火の星・首領】 ○『光の英雄』@リピロワ2018 9/9【灯火の星・幹部】 ○エンリコ・プッチ@犯罪者ロワ/○未久@オールカオスロワ2/○ブレイド(元・閃刀姫-レイ)@オールカオスロワ/ ○鬼舞辻無惨@オルカ1半天狗エピローグ/○サノス@オールジャンルロワ3/○泉こなた@オールカオスロワ/ ○イグニス@安価ロワ2/門矢士@仮面ライダーディケイド/○巴マミ@トラウマロワ 62/62【灯火の星・メンバー】 1/1【戦う少女ロワ】 ○坂本美緒 1/1【魔眼ロワ】 ○うちはオビト 2/2【オールジャンルロワ】 ○枢木スザク/○ヴィクトル 1/1【音楽ロワ】 ○キング(過去) 1/1【アニロワ4】 ○ボロス 4/4【オールリピロワ】 ○ひで(オールジャンルロワ)/○ジャン・ミシェル・ロジェ/○小保方晴子/○雪代縁 1/1【漫画ロワ】 ○イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 1/1【リピロワ2016】 ○志々雄真実(実写) 1/1【オールリピロワ2】 ○ン・ダグバ・ゼバ 1/1【銃ロワ】 ○野比のび太 1/1【リピロワ2017】 ○ドナテロ・ヴェルサス 1/1【元人間ロワ】 ○お父様 5/5【リピロワ2018】 ○泉こなた/○がん細胞/○伊能賢剛/○コヤンスカヤ・タマモヴィッチ/○御堂英之助 1/1【アリスロワ】 ○ありす 4/4【オールカオスロワ】 ○笛木奏/○石堀光彦/○剣聖 葦名一心/○ランカ・リー 1/1【トラウマロワ】 ○chara 3/3【平成ロワ】 ○五代雄介/○山田奈緒子/○テセオ 3/3【WSロワ】 ○衛宮士郎(美遊兄)/○セイバーオルタ/○織田信長 2/2【まおゆうロワ】 ○マガオロチ/○魔王アナゴ 1/1【リピロワ2019】 ○風鳴翼 6/6【オールジャンルロワ3】 ○うちはイタチ/○リュウヤ隊長/○考察動画のシャンクス/○アーロニーロ・アルルエリ/○ゆうさく/ ○五頭応尽 1/1【妄想聖杯戦争】 ○アンゴルモア(アルトリア・ペンドラゴン) 1/1【警泥ロワ】 ○AKYS 4/4【安価ロワ2】 ○オメガ・ルガール/○夏油傑/○環はなび/○真人 2/2【リピロワ2020】 ○祟淵(元・前原圭一)/○緋村剣心 3/3【オールカオスロワ2】 ○首吊り台/○ドラえもん/○『雷帝』 2/2【オリロワ8】 ○鍋屋優/○夢野胡桃 1/1【架空学園ロワ4(旧)】 ○禪院真希 1/1【架空学園ロワ4(新)】 ○ゾルタン・アッカネン 1/1【安価ロワ3】 ○ストリウス 3/3【リピロワ2021】 ○北条沙都子(架空学園4(新))/○吉野順平/○アノン 1/1【天空聖杯】 ○相馬和樹 13/13【スタンス不明(語りによって決定)】 1/1【妖怪ロワ】 ○天狗 2/2【オールジャンルロワ2】 ○カミーユ・ビダン/○エンター 1/1【アニロワEX】 ○堀川国広 1/1【混沌ロワ4】 ○門矢士 2/2【ガチャロワ】 ○上条当麻/○ジャック・ザ・リッパー 1/1【パラロワ】 ○天国に到達したDIO 1/1【オールジャンルロワ3】 ○ムゲンダイナ 1/1【警泥ロワ】 ○海東大樹(仮面ライダーディケイド) 1/1【オールカオスロワ2】 ○ジュリアン・エインズワース 1/1【オリロワ8】 ○魔女ヘラエス(本名 海村夢子) 1/1【リピロワ2021】 ○空条承太郎 238/238
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. ――― 「 2011年2月22日 」 ――― ジ ジ ――― 「 20蜊1年■月莠2日 」 ――― ィ … ッ … バ ジ ュ ――― 「 ォ0蜊カ年■月莠?■ 」 ――― ゥ … ッ … ! BGM♪:Xenoblade Chronicles OST - Memory's End そこは、「世界」というにはあまりにも不安定な空間であった。 三原色が不規則な軌道で重なりを繰り返す歪な無重力空間の中で、 唯一重力が働いている白い浮遊物体のステージが各所に点在している。 空間には時折ノイズが走り、その一瞬の歪みの中で「本来のこの世界」が垣間見える。 そう…ここは"時間改変"の影響によって崩壊した歴史そのものだった―――― 門矢士「……ここは…―――――『 バック・トゥ・ザ・カオス!? 』の時代か……?いや、しかし、これは……!(仮面の男が残した異次元穴を潜り、踏み込んだ異世界でその光景に唖然と立ち尽くす) 」 村野さやか「……ひどい…っ……これじゃあ、まるで…あの……――――(2024年が滅んだ先に出来上がった、あのすべてが真っ白な空間を思い出す。あれも世界崩壊の末に出来上がった不可思議空間であるように、この歪みに歪んだ世界も、また……) 」 うちはイタチ「ああ。ここは既に崩壊した時代だ。オレたちの元々いた時代のようにな……だがこの世界の崩壊は更にひどく、無秩序だ。そして……奴は…… 」 仮面の男「――――― この「時」を待っていた。(イタチの言葉に続くように、足音が反響する。不可思議空間に浮かぶ真っ白な舞台装置の上に現れた一同の前に、ようやく姿を現した) ……一足遅かったな。お前たちがここに踏み込むまで、ほんの数分前…――――"この歴史を、ちょうど破壊したばかり"だ。」 トランクス「 ……何もかもが滅茶苦茶だ…こんなことが、許されるはずがない――――!(そんな凄惨な高家に目を奪われていた矢先に、仮面の男の登場に振り返る) なんだと…ッ……!?(男の発言に、眉を潜めた) 」 仮面の男「 グ ッ ―――(握り拳を突きつける) 度重なる時間遡行を経て…俺はようやく、浮世英寿の「創世の力」が"完全に馴染んだ"。その力を試してやろうと、ほんの数分前に軽くこの歴史を壊してやった。あともう少し早く来ていれば世界消滅に巻き込まれていたところだったぞ、命拾いしたな。(仮面の内側で不気味にほくそ笑む) 」 うちはイタチ「……そのようだな。この無秩序な崩壊の様子は……やはり、「破壊した直後」だったからか。……そして……わざわざ急ごしらえでこの時代を破壊したのには……理由がある。違うか? 」 射命丸文「……元々酷い世界でしたが、これはこれで……こう、見事に何も残って無い様な状態ですね… 」 うちはサスケ「なるほどな。この時代をぶっ壊したのは力を慣らすため……試運転の為ってことか……つまり……”オレたちは数分で世界一つ滅茶苦茶に出来る力を相手にしないといけない”ってコトか…… 」 ヒロ「草加…!!貴様の思い通りになってしまったと言うことか!(仮面の男を見て) 」 仮面の男「……さて…お前らとは何度も攻防を繰り返してきたが、もはやここまでだ。「創世の力」を完全に我がものにした俺は、これより俺だけの『 理想の世界 』を叶える…!それこそが俺の『計画』。(ズレかけた仮面に手を添えて被り直す)」 仮面の男「勝者だけの世界、平和だけの世界、愛だけの世界、それらだけの世界… 人間の底尽きぬ欲望によって、幾つもの世界が構築され、或いは淘汰されてきた。そしてこの混沌世界は、そんな、多くの人間たちの理想を分け隔てなく叶える"機会"を設けてくれる。それがこの世界の理であり、因果であり、"狙い"だ。だが…俺も含め、誰一人として"この世界そのものの企み"に気づく者はいない。」 仮面の男「何故、ケイオスという世界が存在するのか?何故、ケイオスは幾多の世界と繋がっているのか?何故、繋がったそれらの世界から人々を誘うのか?数多に遍在する世界を内包しながらも、飽和することなく紡がれていく『歴史』…。その『歴史』は滞ることなく、未来永劫、続かれていく…!だが、考えたことはないか?その『歴史』の行く先に何が待っているのか…ということを。」 仮面の男「 「未来」は誰にも分らぬ。それはそうだ。だからこそ『歴史』は続いてくのだ。だが…最果てに待ち構えてある答えを、この世界の本当の『真理』を知った時、影に覆われた真相は綻びを見せ…この世界の在り方が変わることとなるだろう…!そして、もしも世界が変わり果てるというのなら…俺はその世界に君臨し、俺だけの『 理想の世界 』を描く…!」 仮面の男「 そうすることで……"俺自身がこの世界そのもの"となり、遍く因果を書き換えるのだ…! 」 未来・綴理「……なるほどね。キミの言ってること、なんとなく、分かった気がする。つまり……"小説は結末から読みたい"んだね。うん…気持ちはわかる、かも。ボクも…本を読むのは、苦手だからね…。でも…「結末」を先に知っちゃうと、それはそれでつまらないと思うんだ。 」 射命丸文「……というか、それじゃあ単純に面白くないんですよね。私の様なしがない文屋としては……『無数の世界』が産み出す、無限の『意志』『可能性』そして『不測』……そういうのを見付けて面白おかしく書いてやるのが楽しいというのに……随分我がままで独善的で視野が狭いと言わざるを得ません……あっでも野望のスケールはポイント高いですね!!! 」 村野さやか「…世界を意のままにするということは、よくわかりませんし…ましてやまだこの世界に来たばかりの私には、尚更何が何だかわかりません。ですが、これだけははっきりと言えます。いかなる理由であろうとも……人々の「未来」を、「歴史」を、「世界」を…私利私欲に支配する権利は、誰にもありません。それらは平等に与えられるもの…だから、「時代」はそうやって進んできているんです。 」 ツムリ「…英寿様は、自らが得た「創世の力」を自分の為だけに使ったことなど、一度もありません。彼は、いつだって誰かの為に…自分の願いを叶えようとする人たちを支えるために、その力を振るってきました。つまり、そのような浅はかな考えを持っているのだとしたら…残念ながら、貴方は英寿様の力を完全に得ることなどできません。それは、すべての人間が思い描く「理想の世界」を平等に叶えるための力なのですから。 」 ザビーダ「(ツムリの中から出てくる)……ま、要するにあれだ。全部てめーの独りよがりってこった。 」 トランクス「……貴様の身勝手な企みのせいで、いったいどれほどの『歴史』が最悪な未来を迎えたと思っている…ッ…!!(2024年だけではない… メタトン、セージ、リーヴォなど、これまで戦ってきた時歪の因子(タイムファクター)をはじめ、自分や未来の綴理、ボルト、デイブレイク…そして恩師である孫悟飯などの未来人までもが巻き込まれてきた。そんな、これまで出会ってきた者たちが生きてきた『歴史』を冒涜するその思想に、心の底から怒りが煮え滾る) 」 うちはサスケ「同じ全てを手中に収める夢でも……まだマダラの方がマシだ。ヤツの無限月読はそれこそ……勝者だけの世界、平和だけの世界、愛だけの世界……誰も傷つかねェー世界を目指してたんだからな。やり方は、間違えたが…… 」 ヒロ「そこまで落ちぶれたか草加!(刀を構え)お前の思い通りに進む未来、そのための犠牲は問わない……!そんなこと許されるものか!! 」 うずまきボルト「……さっきから聞いてりゃ……そんなくだらねーてめーの知識欲の為にいろいろ踏みにじったってのかよ!!!こうやってぶっ壊してぶっ壊してぶっ壊して……本当にその真実とやらに辿り着けるってのかよ!!!!創世の力だかなんだか知らねーが……それで辿り着けンのは……てめーの想像できるものでしかねーンじゃねーか!!? 」 うちはイタチ「……お前の求める真理はこんな場所にありはしない。無論、お前がこれから至ろうとしている場所にも。馬鹿らしい無駄骨だ。そして……迷惑だ。これ以上続けさせるわけにはいかん 」 デイブレイク「……悪いが、俺たちはお前の酔狂に付き合ってるほど、人生を持て余しちゃあいないんだ。ここにいる誰もが、その一分一秒を懸命に生き抜いている。遡ることも、はやめることもできない、等しく与えられた時間の中で…みんな、懸命にもがきながら、それでも前に向かって、自分の足で…確かに歩んでいるんだ。その流れを変えることなど、あってはならない…!彼らの「選択」は、彼らが選ぶものだ!! 」 仮面の男「(各々に啖呵を切る一同を前に無言するが―――)……やはり貴様等には到底理解できない境地。いくら語ろうと無意味だ。だが俺はやる。未だかつて誰も成し得なかったことを。この世界の万物を転変させる…!!時間と空間を超越した先で、俺だけがすべてを牛耳ってみせる。もはや何者の追随も許さない……この混沌とした世界の因果が俺を阻もうとするのなら、それすらも踏み越えてみせよう…! 」 仮面の男「 さァ…与太話も余興もお終いだ。今、見せてやる。俺の本当の力を…… 俺の、本当の姿を―――― ! ! (ついに、自らを覆い隠すその仮面に手をかけた―――) 」 男が、ついにそのベールを脱いだ 黒衣を脱ぎ捨て、象徴的な渦を巻くような仮面を剥ぎ取り、それらが地面に弾ける 赤かった眼は、沸き起こる蒼炎によって紺碧色に塗り替えられていく 曝け出されたその正体は… 白衣に身を包み、白髪を揺らす青年――――― 仮面の男 → 浮世英寿「 よ う こ そ 、 『 俺 の 世 界 』 へ 」 BGM♪:DBS - Super Saiyan Rose (Extended) アスラン・ザラ(■情)「……馬鹿な……あの顔……「英寿」……なのか……?(そのあらわになった顔を見て、瞳が目の中を彷徨う) 」 ヒロ「………!?(浮世を見て)………草加じゃなかった……のか…!! 」 ザビーダ「……あん? お前は………… 」 射命丸文「(すかさず英寿に向けてシャッターを切り)なるほど!!これは意外な人でしたねぇ!!!!! 」 ツムリ「 ! ! ? (夢でも、見ているのだろうか?今、自分たちが対峙している仮面の男の正体…それが誰よりも見知っている男の素顔に、驚きを隠せず退いてしまう。それもそのはず…何故なら、幾つもの『理想の世界』を叶えるために「神」になることを選んだ、『浮世英寿』その本人なのだから―――――) 」 ツムリ「――――― ……英寿様……っ……?(本当に、本人なのだろうか?自分の目を何度も疑うように瞼の開閉を繰り返すが、やはり見間違えようがない。確かに、自分が探し求めていた浮世英寿だ。外見はいつもと違うが、その姿は彼の「神」としての姿であり、そっくりに形作られた偽物ということでもないくらい、自分にもよくわかっていた) 」 大賀美沙知「お、お前は!(英寿を見て)………‥すまん、思い出せなかった(なんやそれ) 」 村野さやか「……『英寿』さんって……確か、あの噂の……っ…!?(一同の動揺振りを伺いつつ、目の前の白髪の青年に目を見張る)…じゃあ…これは、どういう……っ…!?私たちにとって味方のはずでは……!? 」 大賀美沙知「……ん?「英寿」?(ツムリの言葉を聞いて) 確か彼は力を取られた被害者だったと聞いたような気がするけど……? 」 トランクス「……いったい、何がどうなっているんだ……ッ…!?本当に、あの『浮世英寿』さんなのか……!?(激しく動揺している) 」 ザビーダ「おいおい……どうなってやがる。野郎の姿形まで乗っ取っちまいやがったってのか……? 」 ツムリ「……そのはずです……その、"はずだった"……!(沙知の疑問に同調するように応える。何が起きているのか、気が動転している今では理解も推測も落ち着いてできない状況だ) 」 射命丸文「色んな世界を我々は回ってきたわけですからね!私達の知る彼も、目の前のアレも、複数人いるうちの一人でしかないか、或いは……あの敵たちを私達に倒させ、この世界まで呼び寄せる所までが脚本の一部だったかって所でしょうか!?つまらない目的の割になかなか手の込んだことをしてるじゃあないですか!!パシャパシャ 」 デイブレイク「………(露わとなったその正体に、無言を貫く―――) 」 うちはイタチ「……違う。ヤツは浮世英寿ではない。よく見ろサスケ、ボルト。お前たちの眼なら分かるはずだ(冷静に写輪眼をその姿へと向け) 」 未来・綴理「……さやの、さやの時代を守ろうとしていた人…なんでしょ……?なにこれ、どういう、こと……?? 」 うちはサスケ「ああ。ヤツの「肉体」そのものは完全に浮世英寿のものだ……この輪廻眼もそう言っている。だが……ヤツは…… 」 うずまきボルト「…………(見えざるものを見通す淨眼が、その正体を見通す。確かに肉体は間違いようもなく英寿本人だ。だが……)……その素顔もてめーのモンじゃあねーな……!!! 」 浮世英寿(仮面の男)「フッ…察しがいいな。(ザビーダ、そして特異な眼を持つ忍組へ大胆不敵な笑みを浮かべる。声音も、口調も英寿本人のそれを完全に演じ切っているが、その表情の内側に孕んだ見えざる狂気は、英寿ではない――――) そうだ…ギーツをの力を奪った、あの時――――― " この『 浮世英寿 』の肉体も俺が憑依(うば)ってやった"のさ。 」 (回想) 仮面の男「 浮世英寿 ―――― お前の「九尾」を奪う! 」 (回想) 浮世英寿「…ッ……が…… アスラン……ツムリ…お前ら……すまな、い…… あとは……託した、ぞ………… シ ュ ウ ゥ ゥ ゥ ゥ ……―――― 」 浮世英寿(仮面の男)「―――……あの時は奪ったばかりで完全に癒着しきれなかった。何より、俺の中にいる『浮世英寿』が執拗に抗ってきたせいで尚の事時間がかかったものだ… しかし、いくら「神様」だろうが、アナザーウォッチによる"時間改変"の浸食をそう長引かせることはできやしない。そして今、俺は『浮世英寿』を…「創世の力」を完全に手に入れた…!(これ見よがしに両腕を広げて、自身の身体を誇張する) 」 ツムリ「……!そういうことでしたか……(それを聞いて、ひとまずは安心した。それが英寿自身の本心ではないことを。そして…まだ仮面の男の中で英寿が抗っているということ―――)――― 英寿様…今、助けます…!もう少しだけ、待っていてください…!」 射命丸文「あーっ!!何という事でしょう!!つまり、彼は乗っとられてしまったと……!?私達の前に現れた彼は、その残滓だっだという事なんですね!! 」 村野さやか「……それなら、私たちのやるべきことはただ一つ…―――― ここで今度こ貴方の野望を食い止め、奪われてしまったもののすべてを取り戻すだけです!」 未来・綴理「そうだね、さやの言う通りだ。もう、お遊びはお終いってこと。 チ ャ キ リ … ッ … ! (斬魄刀『夕霧』を構える) 」 アスラン・ザラ(■情)「……なら返してもらうぞ……英寿の力だけじゃない……英寿自身をな……!!! 」 デイブレイク「敵は強い…だが、俺たちなら必ず乗り越えられるさ。そうやって、時代は進んできたのだからな! 」 大賀美沙知「‥なーんだ、彼本人ではなかったのか。ならば…………本人を取り返すしかないんじゃないかな 」 トランクス「ああ…ここで、すべて終わらせるんだ…ッ!もう貴様なんかに誰の自由も奪わせはしないッ!!」 門矢士「……だいたい分かった。ならばお前を破壊し…浮世英寿の心を繋いでみせる。それが俺の…この世界での役目のようだ…! 」 ヒロ「………まさかその英寿とやらの体を乗っ取ろうとはな…草加、必ず野望は食い止めてやる!(刀を構える) 」 うちはサスケ「そういうことだな。お前の身体からウォッチを抜き出して……その「仮面」、引っぺがしてやる!! 」 射命丸文「我らがヒーロー、浮世英寿の身体を奪った謎の存在、その正体とは!!良いネタですよぉ!!! 」 浮世英寿(仮面の男)「 この俺を倒せるか?やれるのなら、やってみせろ―――― カ シ ャ ン ッ (デザイアドライバーが装着される) ス … ――――― ギ ュ オ オ オ ォ ォ ォ オ オ ッ ! ! (かつて、「2024年」の時代を滅ぼした史上最恐の力「Xギーツ」。その力を宿す黒いレイズバックルが、山吹色の光を帯び始め…――― 黄金に塗り替えられた) 」 浮世英寿(仮面の男)「 今こそ、この俺が"審判"を下す―――――― \ DOOMS GEATS / (手にしていたその黄金の変身アイテム『ドゥームズギーツレイズバックル』を二つに分断) \ SET JUDGMENT / (デザイアドライバーの両側に同時装填した) 」 浮世英寿(仮面の男)「 パ チ ――― " 変 身 " ――― ン … ッ … ! 」 浮世英寿(仮面の男)「 カ シ ャ ―――― \ REVOLVE ON / ―――― ン ! (狐を彷彿とさせる指づくりからフィンガースナップをした後、ドライバーを一回転させることで折り畳まれたバックルが展開される。そこから顔を出したレバーを押し倒すことで、九尾を彷彿とさせる9つのマフラーが火を噴いた) 」 浮世英寿(仮面の男) → 仮面ライダードゥームズギーツ「 \ JUDGMENT BOOST "DOOMS GEATS" / (全身を黄金の焔が包み込む。自身の周囲を白面金毛九尾の狐が駆け回り、やがて形を変えて自らの身体に張り付く。その直後、金炎より黄金の装甲を纏う荘厳なオーラを放つ戦士が誕生し、その背に"九尾"が生え出でる――――) \ READY FIGHT…… ! / (ギーツの姿を象りながらも、最後の審判を意味する"ドゥームズデイ"を冠する裁定者――――『 ドゥームズギーツ 』が、君臨する ) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 シ ャ キ ィ ―――― ン … ッ … ! (その手に、黄金に塗り替えられた銃剣可変武器「ギーツバスターQB9」が握られる。崩壊した世界を照らす黄金の輝き…それは神々しくも禍々しく、陰と陽、光と闇を象徴するような絶対存在を具現化していた) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 さァ、はじめようか ――――――― " 終 わ り の 始 ま り " を 」 ――― Vs. 仮面ライダー ドゥームズギーツ ――― BGM♪:Pokémon Mashup "Battle! vs Origin Dialga/Palkia!" (Original + Remix + Metal + Orchestra) ツムリ「……!!変身しました…!だけど…あの時の黒いギーツじゃない…ッ…?やはり、英寿に憑依したあの仮面の男の言う通り…あの姿こそ、「創世の力」と完全に癒着したことで得た新たな力…ということなのでしょうか…!? 」 トランクス「…ッ……!だとしても、臆するわけにはいきません!奴を止めるためにここまで来たのなら…全力で倒すまでだァッ!!!ハァァァアアアアアアッ!!!!( バシュゥゥゥウウウウウウンッ!!! )(超サイヤ人化し、一気にギーツへと飛び出していく) お前の野望を…ここで、うち砕くッ!!ハァッ!!!(密度の高い気弾を放ちながら接近を仕掛け、距離を詰めたところで鋭い跳び蹴りを見舞う) 」 ヒロ「草加…貴様の計画もここまでだ!(土刀を構える) 」 未来・綴理「…そうだね、終わらせよう。これ以上、さやを苦しめさせないためにも―――― シ ャ キ ィ イ ン … ッ …!(斬魄刀で虚空を薙ぎ払い、“瞬歩”による高速移動でトランクスに続く) いよっ――――と! (その助走を付けた斬撃をギーツへ繰り出した) 」 門矢士 → 仮面ライダーディケイド「お前を…破壊する! 変身! ( カ シ ャ ン ッ ! )(カードをバックルに装填)\KAMEN RIDE/ \DECADE !/ ( カ シ ャ カ シ ャ カ シ ャ カ シ ャ ――― シ ャ キ ィ ー ン ッ ! ! )(その状態から更にハンドルを押すことで、世界の破壊者・仮面ライダー「ディケイド」へと変身する) シ ャ キ ィ ン ッ ―――― いくぞッ!(ライドブッカー・ソードモードの剣身を撫で上げると、助走をつけてギーツへと斬りかかっていく) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 フ ォ ン ッ ―――― フ ォ ン ッ ―― フ ォ ン ッ ――― フ ォ ン ッ !(滑るような高速移動でトランクスの気弾を悉く受け流していく) ガ ッ ! ! ! (繰り出された飛び蹴りを素手で受け止め、無言で宙へと投げ飛ばした) ガ ギ ィ イ ン ッ ――― ゲ シ ィ ッ ! (綴理とディケイドの斬撃をまとめてブレードで受け止めるとすぐさま両者を蹴り飛ばす) 」 うちはサスケ「はっ!!(雷遁肉体活性。瞬時にギーツの背後に回り込み、左手に千鳥を構え、一突きせんと突っ込む) 」 トランクス「ッ――――!?(見切られた…なら…ッ!!)(気弾も飛び蹴りも効果なく上空へと投げ飛ばされるも、滞空を維持して態勢を整え直す) ッ ハ ァ ! ! ! ( バ シ ュ ゥ ゥ ゥ ゥ ウ ウ ン ッ ! ! )(そこから地上のギーツに向けて苛烈な閃光を両手から発射して反撃に出る) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「――――― ボ ギ ュ ゥ ウ ン ッ ! ! (背後から一刺しを繰り出すサスケに振り返ることなくその背中を許す。だが、彼の攻撃は全身には届かなかった。その背面から湧き出る九尾のようなオーラが、彼の攻撃を受け止めていたからだ) 甘いな (そしてすかさず振り返ると同時にサスケに回し蹴りを繰り出した) フンッ―――― ザ ギ ィ ィ ン ッ ! ! ( ボ ッ ガ ア ア ァ ァ ア ア ア ン ッ ! ! )(頭上から迫るトランクスの閃光をブレードで一刀両断。別たれた閃光が白い大地に虚しく墜落した) 」 未来・綴理「いっつつ…ッ……!(蹴り飛ばされながらも受け身を取る) 」 仮面ライダーディケイド → ディケイド(カブト)「チッ……ならこれだ! \KAMEN RIDE/ \ KABUTO(カブト) ! / \ CHANGE BEETLE ! /(蹴り飛ばされて態勢を戻すとカードを装填。その全身が別ライダー「カブト」へと変身する) \ ATTACK RIDE / \ CLOCK UP ! / はあぁぁッ!! (カード装填後超高速の瞬間移動発揮。縦横無尽に空間を駆け抜けてギーツに迫る) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 スピードで勝負か…面白い――――― ギ ュ オ ゥ ン ッ ! (超高速を発動したディケイドに対抗するかのごとく瞬間的な速度で迎え撃つ) 」 ガ ッ ――― ゴ ォ ン ッ ― ド ゥ ッ ―――― ボ ゴ ォ ッ ―― ギ ィ ン ッ ――――― ド ゴ オ ォ ゥ ッ ! ! ! (ディケイドとギーツ、両者による空間全てを駆け巡るような超高速のぶつかり合いが発展。残像すら残さないその速度は実力伯仲だが―――) 仮面ライダードゥームズギーツ「――――― 貰った (ついにディケイドの背後を取り、ブレードでその背面へと斬りかかろうとする―――) 」 仮面ライダーディケイド(カブト)「 カ シ ャ ――― \ FINAL ATTACK RIDE / \ KA KA KA KABUTO(カ カ カ カブト) ! ! / ―――― ン ッ ! ハ ァ ッ ! ! (一瞬緩慢化された空間の中でカードを装填。右脚に稲妻のような強力エネルギーを纏い、背後から襲い来るギーツへ回し蹴るようなカウンターライダーキックを見舞った) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 なに―――― ド グ ゥ ォ オ ン ッ ! ! ! (自身の攻撃よりも先にディケイドのカウンターキックが頭部に直撃し、強く蹴り飛ばされた…が――――)――――― 甘いな ( ゴ ォ ー ー ー ン … ! )(その時だった。「創世の鐘の音」が鳴り響く。それと同時に時間が巻き戻され、ライダーキックを受ける直前の時間へと遡った) ッ ハ ! ! ! (時間遡行後、ディケイドのカウンターキックに対して身を捩りながら回避し、その隙を突くかのようにブレードで斬り払った) 」 仮面ライダーディケイド「 なッ――― うぐぁあッ!!? (火花を散らしながら斬り払われた衝撃で強制的にカメンライドが解除されてしまう) 今のは…カウンターからのカウンター…ッ…!初見であんなことができるはずがない……まさか、"時間を巻き戻した"のか…!? 」 ツムリ「……!あれは…英寿の…!(時間が巻き戻されていく光景に目を見張った。あの力は、浮世英寿の身近でよく目撃していた「創世の力」の一端だった) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 そういうことだ。"全ての時間と空間を掌握する"俺の前では、速さなど無意味だ。 」 射命丸文「時間を巻き戻して、そこから反撃を行う……まさに全能の力ですよね!いやあ、困りましたが……認識の外から上手く殴れればいいんですが…! 」 未来・綴理「じゃあ、そんな隙を与えなければいい――― 縛道の六十一“六杖光牢”!(帯状の霊圧でドゥームズギーツの動きを封じる)縛道の六十二“百歩欄干”!(続けて棒状の霊圧を投げつけてギーツを突き刺し、更に拘束力を高める)縛道の六十三“鎖条鎖縛”!(三つ目に太い鎖を生成し強く束縛する)縛道の七十五“五柱鉄貫”!(最後に巨大な鉄柱を降らせ、徹底的に縛り上げたギーツを完封する)……フゥゥ……ッ……!これで、どうだー…! 」 うちはサスケ「……なるほどな。オレの肉体活性でもディケイドのクロックアップでも無理なら速度で有利を取るのは無理そうだ…… 」 村野さやか「す、すごい…っ……!これだけ頑丈に固めたら、もう動くことなんて―――― 」 仮面ライダードゥームズギーツ「―――― ! (綴理が齎す鬼道の連続捕縛にその身が見えなくなるほどの絶対的な拘束力に囚われてしまうが―――)―――― フ ン ッ ! ( ザ ギ ィ゛ ィ゛ ―――― イ゛ ン゛ ッ゛ ! ! ! )(その堅牢な牢獄を、黄金の一太刀で呆気なく斬り崩したのだった) この程度で"世界を塵に還す俺の力"を抑えられるものか。 ハ ァ ! (そして綴理への反撃としてレールガンモードに切り替えた武器から黄金の閃光を解き放つ。その火力は時空を歪めて「穴」をあけてしまう程の者だ) 」 未来・綴理「――――― っ゛ ! ! ? ( ヒ ュ バ ッ )(繰り出されたレールガンの黄金閃光にとてつもない殺気を感じて間一髪のところサイドステップ回避を成功させる)……っ……とっても、危険だ……(思わず背後を見やり、その被弾先の空間が"歪んでいた"光景に思わず息を呑む) 」 ヒロ「なっ…こうもあっさりと……!!(土弾を放ちながら距離を詰めて刀を振るう) 」 デイブレイク「――――怯むな!攻撃を続けろ!!止まれば何も成し得ない…すべては行動あるのみだッ!!そうすれば、必ず弱点をさらけ出すはずだ!!(ガッチャートルネードを携えて飛び上がり、頭上からギーツへと刃を振り下ろす) 」 射命丸文「嫌だなぁ本当に嫌ですねえいや本当に……!(軽く指を鳴らし)でもやるしかないかぁ……よいしょぉ!!(綴理への攻撃とすれ違う様に、ギーツへと跳び蹴りを放つ) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「ギィン、ギャァンッ―――― ガ ギ ィ ィ イ イ イ ン ッ ! ! (ヒロの土弾をブレードで――手首のみを軽く捻るように――いなしつつ、頭上からのデイブレイクの斬撃を真っ向から受け止めた) 万物を司る「神」に弱点などない。お前たちの「未来」は、既に俺の手の中にあるということを忘れるな。(冷徹な一言と共にデイブレイクを一蹴。入れ替わるように蹴りを入れこもうとする射命丸を寸での所で受け流し、目の前に来た瞬間にその腹部にニーキックを撃ち込み上空へと蹴り上げた) 」 トランクス「そんなことは――――― ありはしないッ!!!(迫真の急降下からギーツへと迫る) だらららららららァッ!!!! ( ズ ド ド ド ド ド ド ド ド ォ ォ オ オ ン ッ ! ! ! )(ギーツ一点のみに狙いを定め、無数の気弾を豪雨のように撃ち放ち続ける) 」 射命丸文「おごっほぉぉ!!(深々と蹴りが突き刺さり、上空へと打ち上げられる。が……)想定してましたよ……!う、うぐっ……さあ行ってください!他人の技ですが……バードストライクッ!!(何処からともなく帰るの群れが現れ、吹き飛ぶ射命丸と入れ替わる様に猛スピードでギーツへと突撃していく) 」 うずまきボルト「てめェーのそれ……(空間を飛び越えて淨眼が奔る。飛雷神でギーツの背後に回ると)時空間忍術……いや、「神術」だな……!!(刀を横に振るい一閃。当然そんなものは当たらない、だろう。それも予測している。死角より片方の手で螺旋丸を顔面へ押し当てる) 」 仮面ライダーディケイド→ディケイド(オルガ)「止まるんじゃねえぞ…俺たちが止まらねえ限り、その先に必ず弱点はあるぞ!! \ KAMEN RIDE / \ ORGA ! / (カードを装填すると―――) \KAMEN RIDER~♪ ORGA~♪/ \アーマータイム!/ \キボウノハナ~♪/ \イ・ツ・カー!/ (希望の花を咲かせる火星の王・仮面ライダー「オルガ」へカメンライドする) 行くぞライドォンッ!!( \マエガミギレード ! / )(団長の象徴的な武器であるマエガミギレードを手に再度斬りかかっていく) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 ス … ――――― ゴォーーーーーン…ッ……! (創世の鐘の音―――トランクスがこちらに放ったすべての気弾が一瞬停止し、巻き戻されるようにその前段がすべて彼に跳ね返る形となった) ギ ィ ン ッ ! (ボルトの高速剣技を片腕で受け止める。それがフェイクだということもすでに見透かしていたのか―――)――― シ ュ ン ッ ! (その位置が、"転換"した。螺旋丸そのものの位置は変わらず、互いの位置だけが変わったことにより、"ギーツがボルトに螺旋丸"を打つという場面に強制転換され、彼を吹き飛ばした。この術は、サスケには見覚えがあるだろう―――) 」 デイブレイク「くッ……!(蹴り払われても尚尻込みすることなく果敢に前進していく) は ァ ッ ! ! ( \ ガガガガッチャージバスター ! / )(片方に握りしめたガッチャージガンにカードを三枚以上一気に装填し、カード型の弾丸による連続射撃を行う) 」 ヒロ「………いつから神を語るようになった!!!草加ァ!(まだまだぁ!!(そのまま刀を振るう、 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 ッ ハ ! (まずはディケイドに掌を突き出すと、そこにノイズを走らせて彼の身の時間を停止させた) ガ ギ ィ ィ イ ン ッ !(そこへすかさずブレードによる鋭い刺突を繰り出して突き飛ばした) いい反撃だ、が―――― グ バ ァ … ッ … ! (射命丸が迫る中、咄嗟に何もない虚空をブレードで引き裂くことで空間に大きな「隙間」を創る。そうすることで彼女はその隙間に突入することとなり、自身の背後に開かれた「出口」から姿を現す―――)――― フ ン ッ (素通り"させた"彼女を背後から水平に蹴り飛ばした) 」 仮面ライダーディケイド「 ッ゛――――!? (この力…まさか――――ッ) ぐああぁぁああッ!! (なすすべもなく突き飛ばされ、またもやカメンライドを強制解除されてしまう)…ハァ……ハァ……!そういえばお前…『 タイムジャッカー 』だったな…!通りで、奴らと同じ芸当が…! 」 トランクス「なにッ―――― うぐああぁぁああぁぁああッ!!!?(撃ち出したはずの気弾が一瞬で跳ね返される摩訶不思議な光景に驚愕する間に全弾が命中し、撃ち落とされてしまう) 」 射命丸「しまっ………あれ?なんかすり抜゛げっ゛!!(背中に蹴りが直撃。その威力が故に、抵抗も出来ず遥か遠くまで吹き飛ばされる) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 バ ッ ―――― ゴォーーーーン…ッ…!(突き出した掌と共に掻き鳴らされる鐘の音と共に、デイブレイクの射撃がすべて一瞬で霧散した) 語るのではない。俺は「神」そのものだと言ったはずだ。(そう言ってヒロの斬撃を容易く回避すると同時に空いたもう片方でその腹部に拳をめり込ませた) タイムジャッカー?あんなものと一緒するな。俺はもはや…それを遥かに凌駕した高みにいるのだからな。時間を止め、巻き戻し、加速させる。「神」にしか成し得ない業だ。 」 ヒロ「ぐっ………!!(腹に拳がめり込み、血を吐く)所詮人間では歴史は変えられない、そう悟ったということか、貴様……!!! 」 未来・綴理「うぅ……これは、不味いかもだね……さや、「例のあれ」でいくよ。準備は、いい? 」 村野さやか「……!はいっ!私なら、とっくにもう…覚悟はできてます!(リーヴォとの戦いで披露した卍解を思い出し、急いで彼女の傍へ駆け寄っていく) 」 うちはサスケ「!! ボルト!!!(対象の位置と位置を入れ替える……時空間忍術!!あれはオレの天手力にそっくりだ!!!)やはり奴は…… 」 うずまきボルト「ぐっ………!!!(螺旋丸を受け、吹き飛ばされるも着弾したそれを冷静に楔で吸引、体勢を立て直し刀を構え)……ああ。大筒木のクソどもにそっくりな力だ……まさに「神」ってかよ…… 」 トランクス「ぐッ……う…ッ……!(両腕に力を込めてその身を起こす)……これ以上…お前の思い通りには、させない…ッ!!悟飯さんが俺に紡いでくれた力で…お前をッ!!!(その両拳を引き抜き、気を高める。徐々に全身の輪郭に収束する青い光…リーヴォ戦で覚醒した、あの『希望』の力を体現しようとするが――――) 」 村野さやか&未来・綴理『 卍か―――――――――― (共に触れ合った斬魄刀に意識を込めて、その真名を解放しようとするも―――)』 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 さ せ る か (真の力を解放しようとするトランクス、そしてさやかと綴理に掌をかざした) 」 オ゛ ゥ゛ ン゛ ッ゛ ! ! ! (見えざる波動がギーツより放たれて、空間一帯に迸る。その波動はトランクスとさやか、綴理を貫く。それだけで損傷こそはないが―――――) 村野さやか&未来・綴理『……………あれ……??な、なんで……っ……!? / なにも……起こりませんよ…っ…?? えっ、どうして…っ…?!(斬魄刀が無反応なことに、お互いに首をかしげてしまう)』 トランクス「――――― ? ! (高められ、今まさに暴発されるはずの蒼い気が、力が抜けたように音もなく消え失せた)……気が……一気に消失した……ッ…!?まさか……まさか…ッ……!!(ギーツの挙動に何かを察し、絶句した) 」 うちはイタチ「……気を付けろサスケ、あれは……おそらく力そのものを「巻き戻し」た……!!(須佐能乎を展開したまま、様子を見るようにギーツから写輪眼を離さない。だが、依然動かない) 」 うちはサスケ「……そんなことまで出来るのか……あのワープホールはカグヤの使ってたものにそっくりだ……巻き戻す能力はあの「プロデューサー」にそっくりだし……攻略法は…… 」 仮面ライダードゥームズギーツ「―――― 時間を巻き戻した。"お前たちが真の力を解放する前の時間"にな。これでお前たちは無力だ。そして…(サスケとボルト、イタチら忍び組へと踵を返すと――――)―――― お前たちもな ( ギ ュ゛ バ ァ゛ ア゛ … ッ゛ … ! ! ! )(地中から生え出でたのは黄金の気を纏う「三尾」。それらが三人を一気に突き刺し、その場に留めるように拘束する。それだけにとどまらず、チャクラが一瞬で抜き取られる。それはまさしく、ペインやマダラが使用していたあの黒い棒と等しい力を顕現していた) 」 うちはサスケ「しま、須佐能……!!(須佐能乎を展開しようとするも間に合わず、尾が自らを突き刺し拘束)チャクラが……!! 」 うずまきボルト「楔(カーマ)!!(即座に反応、楔を構えるもそれをすり抜けるように挙動を変えた尾が脚を突き刺す)ぐっ!! 」 仮面ライダードゥームズギーツ「お前たちはここで何も成し得ないまま――――( ド ゥ゛ ン゛ ッ゛ ! ! ! )(今度は射命丸とザビーダに掌を突き出すと、彼らの身の空間に異常なまでに強力な重力が発生。もはや身動きなど取れないまでの高圧力を加えて地べたにくっぷした)――――無様に散れ (ヒロの前の空間に「穴」を開けた) 」 武人刃《 ブジンソード 》「 ギ ュ バ ァ ――――― ! (ギーツによって開かれた異次元の穴より、何処か世界と繋がる。そこにいた者が誘われる形でヒロの前に姿を現した)…強がっちゃって。いいよ、じゃあそのままにしてて。楽にしてあげるから、さッ! シ ャ キ ――― \ BUJIN SWORD STRIKE / ――― ン ( ジ ュ ワ キ ィ ィ ィ イ イ イ イ イ ン ッ ! ! ! )(円月殺法を描き、そこから袈裟斬りを繰り出すことで【 この世界のヒロ 】に向けて"回転を帯びた斬撃波"――宛らチェーンソーの如き苛烈さ――を放った。その後、姿を消した) 」 うちはイタチ「八咫鏡!!(唯一須佐能乎を展開していたイタチが、八咫鏡で尾を打ち払い、周囲へ拡散)十拳……!!(そのまま腕に構えた十拳剣を超高速でギーツへ突き刺そうとする……) 」 ツムリ「…ッ……!?時間と空間を司る力をこうも…!ここまで「創世の力」を使いこなすなんて……なんという、脅威なのでしょう…っ……! 」 ヒロ「なっ、ちぃっ…!!??(斬撃波を喰らい、倒れ伏す) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 ズ ブ シ ャ ァ ッ ――――― (イタチの剣に真っ向から突き刺される。それに対して絶叫することも反撃することもなかったが――――) オ ゥ ン ッ (一瞬、その姿が彼の愛する「弟」の姿となった。幻術にしてはあまりにも精巧なまでに再現された"弟の死"というまやかしが僅かながらイタチの動揺を誘う) パ キ ャ ア ァ ア ア ン ッ ! (その鏡像が砕け、中から「六尾」が一気に放出。イタチを四方八方から須佐能乎諸共突き刺し、サスケたちと同様に拘束させた) 」 うちはイタチ「サスk……!!?(一瞬の動揺をギーツは見逃さない。尾がイタチを須佐能乎ごと吊り上げる。赤色のチャクラで構築された巨人が宙を舞い、磔にされた聖人の如く十字架状に力なくぶら下がる) 」 仮面ライダーディケイド「――――まだだッ!!まだ終わらねえぞ!!(ライドブッカー・ソードモードを振り上げてギーツの死角から急襲するが…) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「世界の破壊者だろうが、特異点だろうが、俺の知ったことじゃあない。等しく、無に帰すだけだ―――― バ ッ (ディケイドに突き出した掌が、空間を振動させた) 」 仮面ライダーディケイド → 門矢士「 な ッ ――――― ! ? (空間する振動によって、強制的に変身が解除されてしまう。勢い余って転倒し、地に伏した状態でギーツを睨み上げた) く…そ……ッ……!! 」 大賀美沙知「……オイオイ、マジかよ…!冗談じゃねえぞおい…っ……! 」 仮面ライダードゥームズギーツ「あとは…―――――お前だ、「 アスラン・ザラ 」。(ゆっくりと踵を返し、四人のアスランを見据える) \ BOOST CHARGE / \ BOOST TACTICAL VICTORY / (ギーツバスターQB9のブーストチャージャーを引いてチャージを行う。彼らをまとめて一掃しようと狙いを定め、そのトリガーを引いた) バ シ ュ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ン ッ ! ! ! (ブレードを強く振るうことで解き放たれた、赤黒い稲妻を纏った黄金の斬撃。それがアスランを断裂しようと襲い掛かるが――――) 」 アスラン・ザラ(激情)「くっ……まさかもう俺達だけか!!!上等だ、やってや……!!!(イージスの全推力を使い、蒼い線を描きながらギーツへと飛び掛かろうとして) 」 デイブレイク → ×××「…ッ……!不味い…ッ!(ギーツの狙いを察知し、慌ててアスランたちの前に飛び出した。だが、それにより――――)―――― ぐ ぁ゛ ぁ゛ あ゛ … ッ゛ … ! ! ! ( ド サ ァ … ッ … … ! )(ギーツの放った凄まじい斬撃をその背中に受けてしまい、煙を吹かしながら、アスランたちの前で倒れ込んでしまう。それと共に力尽きたように変身が解除され、彼らの前にその姿が晒されてしまった―――――) 」 BGM♪:仮面ライダーガッチャード / 託したぞ、未来を 仮面ライダードゥームズギーツ「………ホーゥ……まさか、「暁の錬金術師」の正体が『 お前 』だったとはな。時代の流れに呑まれて消えたと思っていたが…水面下で生きていたとは。通りで厄介な強さだと思っていた。だが、お前はもう"終わった"存在だ。何故、こんなところまで出しゃばってくる?(曝け出されたデイブレイクの正体をついに目撃し、「そういうことか」と納得したように頷いた)」 ×××「…………そうだな…確かに俺は既に"終わった"人間だ。お前に「未来」を滅ぼされたあの日から…仲間も、情熱も、夢も…希望も……何もかもが終わってしまった。だけど…!終わりがあるというのなら、そこには必ず"はじまり"もある!俺は…そんな新たな"はじまり"に賭けるために、この時代に来たんだ…! 」 アスラン・ザラ(非情)「……お前は……」 ×××「……それに、教えてもらったんだ。彼らの冒険を見ている中で…。それは―――(絶望の淵から立ち上がるような心意気でその身を起こす。未来も現在も危ぶまれるこの瞬間でも、「彼」は信じる強さだけは捨てていない。そんな、力強さを感じる不敵な笑みを零しながら…今、堂々と地に踏みしめた――――) 」 暁のような眩い輝きの果てに、歴戦の戦士は立ち上がる。 その者こそ ―――――― ××× → DMトゥーン「 "終わり"があるからこそ、"現在(いま)"を大切にできるってことを! 」 DM《 デュエルマスター 》の称号を持つ歴戦の"英雄"―――― 『 DMトゥーン 』 そのひとりであった トランクス「――――!(ついに正体が曝け出されてしまったデイブレイクの「中の人物」。その姿にはどこか見覚えがあると脳裏を巡らせ、そしてそれに辿り着くまで時間はそうかからなかった。何故なら、彼こそ――――)――――『 DMトゥーン 』さん…っ……!?いや…間違いない……!あの…混沌世界を何度も救ったという…有名な、"英雄"…ッ……!」 ツムリ「……!私も…あくまでこの世界の文献をかじった程度の知識しかありませんが…かつて、この混沌世界には幾度の危機が晒され、その度に勇敢なる戦士がくじけずに立ち向かい…そして世界を救ったと…!彼らは "英雄" として世界にたたえられ、その世代は彼らの意志と共に脈々と受け継がれていく…!その一人が、あの……!(DMトゥーンに見入るように目を何度もぱちくりさせる) 」 村野さやか「……!(かつて、愛する者の死を悟り絶望に明け暮れていた自分に問い質してくれた救世主。その正体が、世界を何度も救ってきた"英雄"の一人だと知り、納得と驚愕が入り混じったような感情をあらわにした)………私たちの知らないところで、何度も戦ってきた……(まるで、未来の夕霧先輩みたいに……) 」 アスラン・ザラ(■情)「……知っているのか、非情…… 」 未来・綴理「……すごい、人なんだね… ボクは分からないけど……でも、本当に強い「目」をしているなってことは、わかるよ。まるで、厳しい冬の寒さに耐え続けてきたタンポポのような人だ。 」 アスラン・ザラ(非情)「……ああ。カードゲームを愛し、明鏡止水の心を持って戦った一人の英雄。四皇帝のザキラとの決着と共に彼は……今、いるんだな。今この瞬間に……「生きて」…… 」 門矢士「……ああ、俺も知っている。幾つもの世界を渡り歩いてきたからな…"英雄"がどういうものなのかというくらいは…。確かに…時代の遷移によって奴らは姿を消した…だが、それは表舞台を降りただけだ。実際は…俺たちの知らないところで、今もまだどこかで、この世界や人々のために戦い続けているはずだ。俺は…そう信じてる…。 」 射命丸文「ハァ……ハァ……パシャパシャパシャパシャ(息も絶え絶えながら、なんとかやってきてDMの写真を撮りまくる)もう……もうあんなのと闘いたくない……でも写真は撮りたい……おいしすぎる………… 」 ヒロ「そうか、あいつの正体は……(倒れ伏しながらDMトゥーンを見る) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 だが、いくら"英雄"と言えども、時空間を超越した俺の前では無力に等しい。お前の本来の世界ごと、今度こそ完全に抹消させてやろうか。二度も悲劇を味わう苦痛も無くなるぞ。 」 DMトゥーン「…そんなのは願い下げだ。それに、「世界」が本当の意味で消えることなんかありはしない。そうだろう、『アスラン・ザラ』…!(ここで彼に振り返る) 君はそんな状況を何度も覆してきたはずだ!たとえ世界が滅び、人々の記憶から忘れ去られるようなことがあったとしても…その"想い"は、永遠に誰かの心の奥底に、確かに刻まれている。そして、いつか思い出す。君が…そんな、儚くも美しく消えていった世界を、ずっと覚えていてくれているように… 君のよう存在(ひと)が、この世界には必要なんだ! 」 DMトゥーン「たとえ身も心もバラバラにされてしまったとしても…同じ『 アスラン 』なら、答えは"一緒"だろう!だったら迷う必要なんかない…ただ突き進むだけだ…!時にぶつかり合ってもいい…解り合えるまで、何度でも躓けばいい!その度に受けた傷が…君の奥底に眠る、『 本当の君 』を思い出させてくれるから…!!だからその四人五脚で、とことん傷つきながら進むんだ…ッ! 」 DMトゥーン「……さぁ、『 アスラン・ザラ 』。これが…"最後の選択"だ――――― 」 DMトゥーン「 " 未来を受け入れるか、未来に抗うか "! 決断しろッ!! 」 アスラン・ザラ(激情)「……オレは行くぞ。こんなところで止まるなんて御免だ!! 」 アスラン・ザラ(非情)「ああ。あんなふざけた奴が神気取りなど到底我慢できん 」 アスラン・ザラ(純情)「なんだ、本当に考えることは同じらしいな……まあ、俺だもんな…… 」 アスラン・ザラ(■情)「……ああ。選ぶ方は決まっている。例えどんな状況でも……あんな奴にこの世界を……皆を消させやしない!! 」 アスラン・ザラ「「「「未来に抗う!!それが俺の……アスラン・ザラの意志だ!!!!」」」 」 DMトゥーン「 ―――――――― フ ッ(その「答え」に、彼の『 正義 』を見出した。そんな嬉しさに思わず表情が綻んだ) 」 DMトゥーン「……今だけは『 君 』に託すよ…!異世界の使者…浮世英寿の力を取り込んだ奴と真っ向からやりあえるのは、同等の存在である君だけだからな! 」 仮面ライダードゥームズギーツ「……くだらない。もはや四等分されたお前など、全くの脅威ではない。今ここで…完全にねじ伏せてやる。(ギーツバスターQB9を構える) ジ ジ ―――― バ ジ … ッ … (だがその一瞬、微かに全身にノイズが走った。その異変に気付いているのかどうかは定かではないが、微動だにせず四人のアスランに対し刃を突き付ける) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「―――――― 来 い 」 Song♪:『 Believe 』 / 玉置成実 アスラン・ザラ(激情)「一番槍は俺が行く!!!続け!!!!!(いきなりイージスを強襲形態へ変形させ、四肢から青い炎を噴き出しながら赤い閃光、「スキュラ」を解き放つ) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 ザ ギ ィ ィ イ イ ン ―――― ボ ッ ガ ア ア ァ ァ ア ア ア ン ッ ! ! (一番槍に放たれた赤い閃光をブレードで一刀両断し、別たれた閃光が白い地盤を崩し落した) ズ ォ ―――― ハ ァ ッ ――――― ア ァ ッ ! (そのブレードを首元まで振りかぶりながら急接近。激情アスランへと横薙ぎの一閃を繰り出そうとする―――) 」 村野さやか「アスランさん…ッ…!(ついにアスランたちとギーツの全面的な衝突に発展した光景に不安が駆られるも…)………―――― ギ ュ ッ (その不安を消し去るために、祈るように胸元で両手を結んだ) 」 アスラン・ザラ(非情)「させるかッ!!(横薙ぎの一閃を防ぐように、横合いから赤い光線が放たれる。斬撃を弾き飛ばし、そのまま二発目が本体を狙って伸びていく) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「(――――!)なんだと――――( メ ギ ュ ゥ … ッ … ! ! )(咄嗟に片腕を振り上げてスキュラを受け止めにかかるが、直撃によって黒煙を吹かした) ボ フ ン ッ ―――― ハ ァ ッ ! (その煙を叩き斬るように現れる否や今度は非常に標的を切り替えて回転斬りを繰り出しながら進撃していく) 」 門矢士「……やれるのか…アイツと……!?いや、やるしかない…ッ…!今、真っ向から戦えるのは…アスランだけだ…ッ!!(跪いた態勢でその行く末を見守る) 」 アスラン・ザラ(純情)「させないッ!!(回転しながら非情へと突っ込もうとするそれを上から踏み付けるように押さえつけ、ビーム刃を展開した脚で数発打ち合い、回転の勢いを殺しながら着地)はあっ!!(ビームブーメランを手に持ちながら刃を展開、両手に持って交差させた構えで突っ込む) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 ズゥ…ッ……!? ( ズ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ァ … ッ … ! ! )(そこに割り込む純情アスランによって勢いを相殺され、攻撃が不発に終わった) ギ ィ ン ッ ――― ガ ギ ィ イ ン ッ ―― ギ ャ ギ ィ ン ッ ――― ザ ギ ィ イ ン ッ ! ! (そこから純情アスランと真っ向から何度も互いの刃を衝突させ合い、火花と残響音を散らしていく)小賢しい…烏合の衆がッ!(最後に斬り返した隙を突くかの如く、刺突態勢で猛進するが―――) 」 トランクス「今は、信じて託すしかありません…!ですが、アスランさんなら…きっと……! 」 大賀美沙知「まぁきっと大丈夫だろう。デコの広さは伊達じゃないところを見せてやれ、石田彰(ぇ 」 ヒロ「() 」 アスラン・ザラ(■情)「させ、ない!!(ビームブーメランを肩から引き出し、強く回転をかけて投擲。下手くそなフォームだ、コントロールもブレている。だが、確かにギーツの身体に命中、体勢を崩す) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「ヅゥ゛……ッ…!?(不器用であるが故の不規則な軌道を読み当てることができず、被弾によって火花を散らしながら退く)…この程度で…やれると思うなよ!!( ギ ュ バ ァ ――――――― ア ッ (空間が、"反転"する。そうすることで上下左右の認識が逆さまとなり、アスランたちを翻弄した) この状況下で避けられるか? ( ボ ォ ン ッ 、 ボ ォ ン ッ 、 ボ ォ ォ ン ッ ! ! )(突き出した掌から黄金の火球弾をアスランたちへ放っていく) 」 未来・綴理「みんな同じ顔をしているのに…どこか違ってて。でも、「心」はやっぱり一つなんだなって、今なら…分かるかも。 」 アスラン・ザラ(非情)「いいぞ、その調子だ!!身体能力や技量の低い俺とナンタラ情が後衛、比較的単純な戦闘力が高い激情と純情が前衛を張る!!2:2で別れて連携、相手の攻撃をカットし続けて……(周囲の「自分」たちへ的確な指示を出しながらギーツに再び狙いをつけるも)なっ!!?(瞬時に空間が反転。自らの上下左右の感覚がかき乱され、体勢を崩す) 」 アスラン・ザラ(純情)「なんだこれッ……!?(ガクンと膝を落とし、そのまま自ら火球へと突っ込もうとしてしまう) 」 アスラン・ザラ(■情)「まずい、しまった……!!!(突然の違和感に動くことも出来ず、迫りくる攻撃をただ見据える) 」 アスラン・ザラ(激情)「(左右上下反転、感覚を逆転させたつもりで動けばまともに動ける!!)はあああああっ!!!!!(アスランの「感覚」を司りし激情が真っ先にその状況に適応。超人的な直感から正しく動くための感覚を導き出し、巧みに飛来する炎を切り払い、素早く他の自分に迫るそれも切り返す) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「……フッ…よく足掻くじゃないか――――――!?( バ ジ ン … ッ … ! )(反転された空間で奮闘する激情を高見に見据えていたが、そこに突如走ったノイズに、ようやく気付いた)……!(その瞬間、反転を齎した空間が元通りにリセットされる)――――――(何が起こった…俺の意志に関係なく空間が初期化された…?"まさか"…いや…そんなはずは――――)(そんな思考を巡らせたことで大きな隙を晒してしまう) 」 ツムリ「……!(絶対的優位性を誇っていたはずのドゥームズギーツ、その違和感に逸早く気付いたかのように眉を潜めた)……(敵があの反転空間を初期化するなんてことはあり得ない……だとしたら、これは仮面の男の本意ではない…?)……!ひょっとして……――――(顎元に指を添える) 」 アスラン・ザラ(非情)「そこだッ(反転空間の解除と同時に生まれるその隙を逃がさない。背中に背負う「アムフォルタス・プラズマ収束ビーム砲」から、紅い閃光が吐き出され、隙を押し広げるようにドゥームズギーツを押し流す) 」 うちはイタチ「気付いたようだな(吊り上げられた須佐能乎の中から、何かに気付いたツムリへ語り掛ける)ヤツにはさっきからノイズが走っている。無限鉱石を使った際の反動にも近い現象だ。そして先ほど……確実にヤツに「実害」が出た 」 アスラン・ザラ(激情)「もらったあ!!!(非情が隙を突き広げると同時に、ビームに続くようにイージスが飛び掛かる。左腕から一閃、そのまま一回転して右足から振り下ろすように一閃。勢いを乗せて右腕を叩きつける) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 ッ゛ ――――― ! ? ( ズ ギ ャ ア ァ ァ ア ア ア ン ッ ! ! )(懐まで迫った非情の対応が遅れ、飛来する赤い閃光に押し出されて宙を舞いながら吹き飛ばされる)―――― ズ ギ ャ ギ ャ ギ ャ ァ ー … ッ … … ! ! (そこから滑るようになんとか着地しつつ、入れ替わるように襲撃してくる激情にブレードを構え直す) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「ガ ギ ィ ン ッ ――― ギ ャ ギ ャ ギ ィ ン ッ ―――― ギ ャ リ リ ギ ャ リ ギ ャ リ ィ゛ … ッ゛ … ! ! ! (そこから剣戟に躍り出ると互いに火花を散らしながら刃を穿ち合う。だが、世界をも滅するはずのその黄金の斬撃が、激情アスランの片割れの力如きに押し負かされて、徐々に退けられていく) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「――― ッ゛ ウ゛ ! ! (そして、叩きつけられた衝撃で大きく距離が引き剥がされる) 思い上がるなよッ…!( パ リ ィ ――――― イ ン ッ ! ! (空間を叩き割り、その亀裂の中へと飛び込む) ! ! ッ ン イ ――――― ィ リ パ (その直後、激情アスランの背後の空間が砕かれると共に姿を現し、不意打ちの一閃で薙ぎ払おうと迫った) 」 アスラン・ザラ(純情)「させるか!!(それを読んでいたのか、激情の背後に現れたギーツへ腕に保持した盾、「フラッシュエッジ4 シールドブーメラン」を投げつけ体勢を崩すと、そのまま飛び掛かり脚のビーム刃、「カルキトラ ビーム重斬脚」を押し付け、蹴り飛ばす) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 チ ィ … ッ゛ … ! ? (純情の妨害を受けて体勢が崩れたとこに水平に蹴り飛ばされた) 何処までも無駄な足搔きをする…!片割れの寄せ集め程度で舐めた真似をしてくれる…ッ…( ジ ジ ッ … … バ ジ ン … ッ … )(ノイズの歪みが徐々に大きくなっていく) ハ ァ ! ( シ ュ ド ォ ン ッ ! )(天高く跳び上がりその頭上に留まってアスランたちを見下すように俯瞰した) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 \ DOOMS GEATS STRIKE / (バックルのレバーを一度押すことで全身に黄金の輝きが集い、纏われる――――)――――― 神 の 鉄 槌 を 受 け ろ ( ギ ュ ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ッ ! ! ! )(その背面から巨大な九尾のオーラが現出。かつて、2024年を滅ぼしたあの力を彷彿とさせる邪悪にして強大な力を感じさせる。そんな絶大的な力を持って、4人のアスランを叩き潰さん勢いでそれらの巨大な九尾がモグラ叩きの容量で振り下ろされた―――!) 」 ヒロ「……!不味いぞ…!流石にあの攻撃は………?(ふと、ギーツの攻撃に違和感が過る)……気のせいか……?奴の攻撃が……「遅く」見える……!? 」 アスラン・ザラ(非情)「来るぞ!!散開!!(脚を踏み込んで推力を溜めると、素早く変形して飛び立つ。軌道線を引きながら九尾から逃れ) 」 アスラン・ザラ(激情)「了解!!(同じく回転しながら変形、非情とは別の方向へと飛び立つ) 」 アスラン・ザラ(純情)「わかった!!(同じく変形、真上に上昇してから軌道を変えて宙返りするように横方向へ加速) 」 アスラン・ザラ(■情)「あ、ああッ!!(リフターの全推力を使用、大きく旋回しながら加速、地面を擦りながらそれを蹴り、空中へ飛び出す) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 な に ッ ――――― ? ! (4人一気に叩き潰すつもりではあった。たとえ何かの手違いで逃してしまったとしても、一人くらいは落とせていたはずだ。だが、その予想が悉く覆される。4人の意思が一つになることなどあり得ないと理解していたが故に、その結果には驚愕せざるを得なかった) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「(馬鹿な…こんなはずでは…――――!) バ ッ ―――― ギ ュ オ オ オ ォ ォ ォ オ オ オ … ッ … … ! (掌を突き出すと周囲の空間が捻じれだし、無数の次元穴が現出。そこからギーツを代表する銃武器「マグナムシューター40X」が次々とその銃口の顔を覗かせた) ―――― これなら凌げないぞッ!!!( ド バ バ バ バ バ バ バ バ バ ァ ン ッ ! ! ! ! )(合図とともに一斉射撃が行われ、アスランたちに向かって銃弾の豪雨が降り注がれた) 」 大賀美沙知「……おやおやぁん…?気のせいかな… あの愉快な四人組…――――― 相当連携が取れてくるようになってきたじゃないか (当初はバラバラだったはずの4人が意気投合している光景に思わず表情が綻んだ) 」 アスラン・ザラ(非情)「今度は固まれ!!純情、盾を!!他全員は純情を盾にしろ!!(速度を急速変形で殺しながら空中に静止、無数の銃口を眼前に置きながら全員を呼び集め) 」 アスラン・ザラ(純情)「任せろ!!!(盾を分離させ変形を解除、人型に戻りながら腕に盾を引き戻し、勢いを殺さず非情の元へ降り立ち) 」 アスラン・ザラ(■情)「エネルギーは任せろ、核動力を繋ぐ!(純情の背中に陣取り、自らの機体からケーブルを伸ばし純情のイモータルジャスティスへ接続) 」 アスラン・ザラ(激情)「頼んだぞ!!(高速変形で合流。今や盾を持たず、装甲強度も最も低いとして一番後ろに陣取り) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「……!(陣形編成が迅速になっている…ッ…?それだけではない…各々の理解力や適応力も高まってきている…!分離させた前との"差"が感じられん…!これでは、まるで――――)(的確な行動、見事な連携、適宜な瞬発力を発揮するアスランたちの急激な成長に目を見張る) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「 やるな…だが…ッ……!( ズ ダ ァ ア ン … ッ … ! ! ! )(マグナムシューターを消失させると同時に地上へと急降落下) ブ オ ォ ―――― \ BOOST TIME / \ HYPER BOOST GRAND VICTORY / ―――― ォ オ ン ッ ! ! ! (バックル左側のハンドル部を捻るとその両脚に黄金の焔が纏われた) ハ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ッ ! ! ! (金色(こんじき)の残像を描きながら不安定な空間を縦横無尽に駆け巡り、アスランたちを翻弄しつつその死角からブレードを振り抜いたり蹴り抜いたりの高速連撃を叩き込もうとする)」 アスラン・ザラ(純情)「はあっ!!!(物理攻撃の一切を軽減、無力化するヴァリアブルフェイズシフト装甲、それに加えラミネート加工を施された特別性のシールド。他の面々を庇って余りある防御性能が存分に揮われ、所詮は実体弾の物量飽和攻撃に過ぎない通常出力によるマグナムシューターの掃射を全弾弾き返す)攻撃が止んだ!!次は直接来る!!! 」 トランクス「……!やっぱりだ…見間違いなんかじゃない…!あの4人が…アスランさんたちが、はじめて『心』を通わせているようだ…!4人という大所帯でありながらも一個人と変わらない無駄のない連携……すごい…!(息を呑みながら見守っている) 」 アスラン・ザラ(非情)「分かってる!!(襲い来るギーツの攻撃を盾で流すと、背中合わせに純情と接近)全員背中を合わせて四方を警戒!!隙を作るな!! 」 アスラン・ザラ(激情)&(■情)「了解!!(そう言って四方をそれぞれ見るように背中を瞬時に合わせる。機体同士をぶつけ合うほど急速に陣形を固めると) 」 アスラン・ザラ(非情)「あの速度に狙って撃っても当たらない!タイミングを合わせて全方位に一斉射!!(全方位に目が向いた状態になると同時に、他三人へ指示を飛ばし) 」 アスラン・ザラ(激情)&(純情)&(■情)「「「 了解!! 」」」 ド グ オ ッ ! ! !(右、左、前、後、天、そして地。その全てに砲身が向く。決して独りでは取れない戦法。全方位に光が散り、高速で飛び交うギーツすらも寄せ付けない攻撃のパノラマが浮かび上がる。全機が全武装を全方位に向けての一斉射、色とりどりの弾幕が空に模様を描く) 仮面ライダードゥームズギーツ「 な に ッ ! ! ? ( ズ ガ ア ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ン ッ ! ! ! )(どんなに超高速で動こうとも、広範囲による攻撃には成すす術もない。数多の弾幕、その全弾が次々と撃ち込まれ…凄まじいダメージを負ったかのように激しい火花を散らしながら退いていく)……ッ……!?(時間遡行が…発動しない……!何故だ…何故、こうも予想外の事態が次々と…ッ……!)(思い通りにい鳴らない事態の連続に業を煮やしたように身を震わせていたが――――) 」 仮面ライダードゥームズギーツ「――――― バ ジ バ ジ ィ゛ … ッ゛ … … ! ! ( ! ! ? )(ついに稲妻のような激しさを帯びたノイズによってその活動に限界が来てしまった)…な…ッ……ア゛…ァ……!?(自身の両手に視線を落とし、その身に走る歪みが著しく強まっていく不可思議な現象に目を奪われたことで多大な隙を晒してしまった) 」 村野さやか「…………――――――(4人に別たれながらも、心を一つにして戦い抜く『アスラン』。何が彼を彼たらしめているのだろうか?彼自身を突き動かしているものは何だろうか?今までずっと謎に包まれていた疑問に、いま一度原点に振り返りながら深く考えてみる―――――) 」 仮面の男「 カ チ リ … ―――― \ メ タ ト ン / (アナザーウォッチの天面のボタンを起動。すると…) フ ン ッ ―――― ギ ュ オ ン ッ ! ! (入手したばかりのアナザーウォッチを、なんとメタトンの残骸へ埋め込んだのだった) 」 アスラン・ザラ(■情)「お前ェッ!!(急激に踏み込み、仮面の男に飛び掛かろうとして) 」 メタトンNEO「ハハ… ハ…少なくとも、ボクはこれで穏やかに眠れる…。この世界の人間たちも、その笑顔も、失わずに済むんだ………バイバイ……そして……ありがとう……――――――― 」 アスラン・ザラ(■情)「……さよなら、スター。……俺は……きっと、お前のことも……忘れない 」 デイブレイク「 アスラン・ザラ!選択肢は2つだけ…―――― "俺に全てを任せるか、お前が未来を掴むかだ"! 決断しろ!! 」 アスラン・ザラ(■情)「……俺は、嫌だ!!!!……こんなところで蹲って、誰かに運命を任すような……そんな真似は……嫌だ!!!!! 」 アスラン・ザラ(■情)「お前達……そうか。そうだな。俺は……二つの意味で一人じゃない……そうだ。一人で出来ない困難は誰かの力を頼って切り抜ける……忘れていた。ついうっかりな。……頼むぞ、『俺』達……!!! 」 セージ「……ドクター……ようやく、私にも理解できたような気がします。願いとは……心とは……「魂」とは…… それは…ドクターが、教えてくれたこと―――――― 」 未来・綴理「 (いつの間にか、さやかを突き飛ばしていたかのようにその両腕を伸ばしていた。目の前にいる青毛の少女に、あたたかい笑みを見せている。いつものような笑顔で。いつもと違う身体で。そこにあるはずのない、胸元にぽっかりと開いた大きな「 穴 」を形作って―――――――) 」 村野さやか「 ッ゛ ? ! 」 ――――― 夕゛ 霧゛ 先゛ 輩゛ ッ゛ ! ! ! アスラン・ザラ(■情)「 ? (一瞬、目の前で起きたことを理解できず、フリーズする。……あまり時間は掛からなかった。その事実を、理解するのは。自分が撃たれていれば、良かったことも)貴 様 ァ ッ ! ! ! !(技術も力もない、素人の加速。だが、感情のリミッターを一切かけないフルスピードで、リーヴォに飛びかかろうとして) 」 リーヴォ「―――― ! (一瞬、微かにほんの一瞬だが、■情のアスランの気迫に眉を潜めた。憎悪でも嫌悪でもなく、言うなればある種の"警戒"。野生の勘が、五臓六腑が、■情のアスランのその行動に対し何らかの危険を察知したのだ) 」 村野さやか「―――……そうか……!"そういうこと"…だったんですね……っ…!(―――そして、ある一つの真相に辿り着いたのか、理解したようにその首を上げた) 」 未来・綴理「……?何が分かったの、さや…? 」 村野さやか「……乱暴だけど力強い【 激情 】のアスランさん。どこか冷たいけれど頭の冴えている【 非情 】のアスランさん。女々しさがありながらも慈愛に溢れた【 純情 】のアスランさん。みんな違っていて…でも、それらはアスランさんのすべてでした…! 」 村野さやか「 そして…そんなバラバラなアスランさんたちが "一つ" になれているのは… 目には決して見えない『 絆 』があるから…っ……!それは自分自身に対してだけじゃなくて、これまでの冒険で何度もその片鱗を、他の誰かにだって見せていたんです…!それは…親しい誰かが傷ついた時… 人と人との『 絆 』に亀裂が生じた時に、意地でも繋ぎ止めようと強く表れた…! 」 村野さやか「……もし、もしも…!『 最後のアスラン 』さんが持っていたものが、あの人にとって"一番必要なもの"だとしたら… 私は、こう名付けたいです――――――――― 」 ―――――― 【 友 情 】 ―――――― ザ クゥッ!!(その焦りと憤りが生んだ大きな隙。態勢を崩したギーツの態勢を更に崩すように、一斉射に紛れて射出されたシールドが、脇腹へと突き刺さる) 仮面ライダードゥームズギーツ「 ガ フ ァ … ッ゛ … … ! (脇腹に突き刺さったシールド。それを引き抜こうと最後の抵抗を示すが―――) 」 浮世英寿(精神体)「(ノイズを走らせるドゥームズギーツの身体に重なるように、浮世英寿本人の姿がついに露わになる) ――― お前のお陰で目が覚めたよ、『 アスラン 』。こいつの「創世の力」は俺が抑えていた。もともとは俺の力だ…制御の仕方なら自分が一番よく分かっているからな。だから気にせずとことんブチのめせ。虎の威を借りる狐擬きに、お前は負けはしない。 やれッ!! 」 仮面ライダードゥームズギーツ「……!?おのれ…ッ、浮世英寿ゥ…ッ…!!貴様の…仕業だったかァ…ッ…!!まだ…俺の邪魔をするというのか……!目障りだ…!いい加減、俺のモノになれ…ッ……!!これは……俺の……俺のォォォオオオオッ!!!(藻掻くように両腕を広げていく) 」 アスラン・ザラ(非情)「敵に隙が出来た!!やるぞ!!! 」 アスラン・ザラ(純情)「隙は作ったからな……!!! 」 アスラン・ザラ(激情)「言われなくとも!!! 」 アスラン・ザラ(■情 → 友情)「今終わらせる、行くぞ英寿ッ!!! 」 浮世英寿(精神体)「 ああ、こんな世界は忘れるに限る!ぶっ壊せ、アスラン!! 」 アスラン・ザラ「「「「 う お お お お ーーーーー ッ!!!!(四人の声が一つに重なる。光が一つに混ざりながらドゥームズギーツへと奔り、近づくと同時に一つへと溶け、更に鋭さを増していく。とうとう一筋に重なった線は鋭い槍となり) 」 ザ ンッ!!!!(”最悪の未来”を穿ち貫き、両断した) 仮面ライダードゥームズギーツ「 ッ゛ ウ゛ グ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ッ゛ ! ! ! ! (神の威を借りる狐擬き。胴体に大きく開かれた白い穴によって黄金の身体は金メッキのように脆く容易く崩れてしまい―――――)―――― ズ ガ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ン ッ ! ! ! ! ! ! (盛大な爆発を迎えて飛散したのだった―――――) 」 BGM♪:ガンダムSEED / 平和の祈り 村野さやか「―――――― ♪ (あの、仮面の男を打ち破った。アスランが最後に繰り出した一撃が導いたその結果に、思わず喜ばずにはいられなかった)……!! あ……っ…! (そして、そんなアスランを見て気づいた。もう、今の彼は――――) 」 浮世英司「―――――…っと……!(何もない空間に照らされた光の中に投影された影。それがやがて、彼らのよく知る人物になってこの世に映し出された―――)―――― やったな、アスラン。(まごうことなき本物の浮世英寿が舞い戻ったように、ようやく本来の姿を取り戻したアスランにも不敵な笑みを送るのだった) 」 ツムリ「……!!(ついに戻ってきた英寿、そして本来の姿を取り戻したアスラン。隣り合う二人を見て、どれほどこの光景を待ち望んだかと涙目を浮かべる。そんな涙を指で掬い上げて、頭を小刻みに振るい、表情を改める)――――――お帰りなさい、英寿様、アスラン様…♪(二人を、心の底から祝福するために) 」 トランクス「英寿さん、アスランさん……!お二人とも、本当に良かった……!(そんな彼らのもとへ急いで駆け寄り、笑顔を振りまいた) 」 未来・綴理「賑やかな四人組もよかったけど…やっぱり、「自分」はひとつしかないから、大切なんだと思うんだ。さやがさやであるように…アスランも、「アスラン」なんだよ。 」 門矢士「……一時はどうなるかと思ったが、終わり良ければすべてヨシと言ったところだな。 」 アスラン・ザラ「うわっ!!(勢い余って、装甲を解除した状態で地面へと転がり、受け身を取って立ち上がる)……ふう……おお、戻った、戻ったぞ!ようやくか……全く、奇妙な体験だった…… 」 うちはサスケ「本当に倒しやがった……アイツをたった一人で……イヤ……一人って表現するのもおかしいか…… 」 DMトゥーン「………(アスランの傍へと歩み寄る)……君の"選択"、その結果を…見せてもらったよ。それは間違いなく君自身が…君を信じた仲間たちとの『 友情 』があってこそだった。何一つ欠けていいものなんてない……俺たちは、そういうものなんだ。 」 大賀美沙知「そうだねぇい…ま、4人組なアスランも、あれはあれで見ものだったけどねい。いや実に愉快だった!なーーーはっはっはっ! 」 ヒロ「……やったんだな……! 」 浮世英寿「……お前たちの戦いは、全部あの仮面の男を通じて見ていたぞ。いろいろあったかもしれないが…本当に、よくここまでやってこれたな。お前たちが『 願い 』を諦めない限り、「理想の世界」は必ずやってくる。俺も…お前たちを通じて改めて痛感した。本当に、ありがとう。」 射命丸文「勝っちゃいましたね……流石というかなんというか…… 」 うずまきボルト「まさかあそこから逆転しちまうなんてな……なんか今までよりずっと息が合ってたぜ…… 」 村野さやか「……アスランさん…英寿さん…… 本当に……本当に、良かった……っ…!(思わず溢れそうな感情をぐっとこらえて鼻を啜る) ……最初は…この旅が始まったばかりのあの時は…もしかしたら…ダメなんじゃないかと思っていました。失った世界を救うだけでも大変なことなのに、それに加えて私たちに課せられたものはあまりにも多くて… でも…っ……ようやく、ここまで来れました……!みなさんの、おかげで……! 」 仮面の男「―――― ゼーェ……ハーァ……ッ゛……! (晴れ渡った黒煙の中に、跪いた態勢で尚も辛うじて意識を保っていた) ……まさ、か…ッ……!俺の、『 計画 』が……!アスラン・ザラも、浮世英寿も、厄介なものはとことん抑えたはずだった…なのに、何故だァ…ッ……!!!何故、こんな……結末に…ッ……!!?ゲフォァ…ッ……! 」 BGM♪:さあ、ここからがハイライトだ 浮世英寿「―――おっと、そういや…"まだ"やることがあったな。……よお、まだ元気そうじゃあないか。(嗚咽と共に歯切れの悪い言葉を垂れ流す仮面の男へと振り返る)創世の力も、世界を渡す力も…そもそも「力」なんてもの自体に意味なんかねえよ。こいつらは誰一人として「力」に訴えてきたことなんか一度もねえ。ただ仲間を信じ、願いを祈り、そして誰かのために"想い"を馳せてきただけだ。 」 浮世英寿「 世界のどこかで誰かが想えば、巡り巡ってその"想い"が叶うようになっているんだよ、この世界は 」 村野さやか「……!……その言葉、とってもいい響きですね……(英寿が発した『その言葉』に何か運命的なものを感じたのか、目を輝かせる)……私だって…力なんてものはありません。ですが、夕霧先輩を…そしてみなさんのことを大切に思う心だけを大事に、今日(こんにち)に至りました。そして今ならはっきりとわかる……ここにいるみなさんと一緒にいられて、よかったって…!だから、どんなに不可能なものでも…乗り越えられる自信が湧いてくるんです…! 」 未来・綴理「さやがボクを信じてくれたから…だからボクも、さやのために頑張れたんだ。それだけ、ほんとにそれだけだよ。 」 トランクス「……当たり前だ、進む「先」が違うんだからな。「過去」に縋りつくことしかできないお前には、決して俺たちの「明日」は変えられない! 」 門矢士「他人を妬み羨み、その力を奪い尽くしてきたお前にはわからないことさ。自分自身の強さも持ち合わせていないような半端者に、他人をねじ伏せることも…ましてや世界を変えることなんかできやしない! 」 DMトゥーン「……何かを奪うというのは、その「心」が弱い何よりの証拠さ。何もないから、何かで埋め合わせようとするように。だけど彼らは違う。たとえ持っているものはみんなバラバラでも…それを補い合い、助け合うことで幾つもの困難を乗り越えてきた!それこそが、本当の「心」の強さだ…! 」 ヒロ「貴様の野望もこれで終わりだな、草加! 」 ツムリ「 願った分だけ、人の幸せは存在するのです。その願いのすべてを掌握することなど決してできません。 」 アスラン・ザラ「……ある一人の友人が、俺にこう言ったことがある。「力はただ力」だと。確かに俺は戦士かもしれない。……だが、俺はそれ以前に「アスラン」だ。想いだけでも、力だけでも駄目だと、俺の友は言った…… 」 アスラン・ザラ「俺は戦士だが、同時にただ戦士でしかないわけではない。自分を決めるのはいつだって俺だった。お前はあらゆるものから力を奪い、破壊を振り撒く。だが、そこにお前はあるのか。……お前の定義するお前はあったのか?ただ存在するだけの力に意味なんてない。お前はその「力」に「意味」を持たせることが出来たか?「想い」を込めることが、力を振るう明確な「目的」はあったのか?」 アスラン・ザラ「漠然とした意識で、ただ振るわれるだけの力には負けはしない。原動力となる強い想いもなければ、確固たる目的もないような空っぽの力にはな……!!」 仮面の男「……貴様ァ…ッ……!!(激昂に声音と拳を震わせながら立ち上がる) 意味だと?想いだと?そのもの…俺には関係ない!「俺だけ」がこの世界にあれば、それでいい…ッ!( バ ッ ! )(そう喚き散らしながら取り出したのは、アナザーギーツウォッチだった)ハァ…ハァ……!まだだ、俺にはまだ「力」が残っている…!ギーツだけでは、ない…ッ…!俺はこれまでいくつもの世界で、多くの強者どもの力をウォッチに収めてきた…!今…その力を全て、解放する時……!!今度こそ…ッ…!貴様等をねじ伏せ、この時空諸共消し去ってくれようッ!! 」 仮面の男「 カ チ リ … ―――― \ ギーツ / (アナザーウォッチの天面のボタンを起動。すると…) フ ン゛ ッ゛ ―――― ギ ュ オ ン ッ ! ! (入手したばかりのアナザーウォッチを、あろうことか自分自身の身体に埋め込んだ) 」 仮面の男 → アナザーギーツ「 ウ゛ ブ ェ゛ ェ゛ ァ゛ ァ゛ ア゛ ア゛ ッ゛ ! ! ! (全身を黒い靄が包み込み、やがてギーツを踏襲したような醜い怪物へと変貌を遂げたのだった) 」 浮世英寿「……まだ俺の力の一部を掌握していたか。だが、それはほんの切れ端にしか過ぎない。 ……皮肉なもんだな… アスランの力を削ぎ落したお前が、今は藁のような小さな力に縋ることしかできないなんて。 そのウォッチとやらをすべて徹底的に壊さないまで分からないようだな。……やるぞ、アスラン…お前ら…! \ DESIRE DRIVER / (満を持してデザイアドライバーを装着した) 」 浮世英寿「 見逃すなよ…このスター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズ 『 浮世英寿 』の華やかな復活を! \ SET / (傍らより取り出したマグナムバックルをドライバー右側へ装填) \ SET / (更にブーストバックルを左側へ装填する) 」 浮世英寿「 パ チ ィ ――――― 変 身 ―――― ン ッ 」 浮世英寿 → 仮面ライダーギーツ「 カチリ…バキュンッ ! ブォンッ、ブォォンッ ! ! (指を鳴らし、マグナムバックルのリボルバーを回転。トリガーを引き、ブーストバックルのハンドルを2回捻る) \ DUAL ON / \ GET READY FOR 「BOOST」 「MAGNUM」 / \ READY FIGHT / (狐仮面に黒スーツの素体へ変身した直後、白と赤の装甲がそれぞれ上・下半身に装着されることで、狐面の戦士・仮面ライダー「ギーツ」・マグナムブーストフォームへと変身を遂げた) 」 トランクス《 ホープ 》 「奴はもう最後の力を使い果たそうとしている!なら…ここで出し惜しみせず、全力で叩くッ!! ハ ァ゛ ア゛ ッ゛ ! ! ! ( ド シ ュ ゥ ウ ウ ン ッ ! ! ! )(銀河のような輝きを誇る紺碧色の気を暴発させ、『希望』に溢れた鮮やかな光の粒子が迸った) 」 村野さやか&未来・綴理(卍解)『 やりましょう、夕霧先輩! / うん、さやっ!(綴理が突き出した斬魄刀を、隣にいたさやかも共に握りしめた) ――――― 【 卍 解 】 " 夕 立 野 村 霧 " ――――― (一振りの斬魄刀を手にした二人の解号を経て、逆流の雨が降り注ぐ。その雨が二人を包み込み、霊装を纏った姿として露わとなった)』 門矢士「……海東、お前の力…使わせてもらうぞ―――― 変 身 ッ ! ( カ シ ャ ン ッ )(海東大樹かあら受け取った「ディエンド」のライダーカードを取り出し、それをベルトへと装填し、バックルを回転させた) 」 門矢士 → 仮面ライダーディエンドディケイド「 シ ャ カ シ ャ カ シ ャ カ ――― \ KAMEN RIDE / \ DIEND ! / ―――― ド ギ ュ ー ー ー ン ッ ! ! (マゼンタ部分がシアンに変化したことで、それは宛ら青いディケイドへ… "ディエンドの能力を手に入れたディケイド"へと変身を果たしたのだった) チ ャ キ リ … ッ … ! (ディエンドの専用武器である「ディエンドライバー」をその手に、グリップを強く握りしめた) 」 仮面ライダーディエンドディケイド「……これは…!ディケイドとディエンドの力が、一つに…!(腰にぶら下げていたライドブッカーをガンモードに切り替えながら掴み取り、宛ら二丁拳銃のように構えだした) 」 DMトゥーン「……微力ながら、最後に力添えさせてもらうよ。 \ ガッチャードライバー ! / (懐から取り出した変身ベルト「ガッチャードライバー」をその手に、腰へと装着した) \ ガッチャーイグナイター ! / (拡張アイテム「ガッチャ―イグナイター」を起動) \ HOPPER 1 ! イグナイト ! / \ STEAMLINER ! イグナイト ! / (取り出した二枚のカードをドライバーに装填) \ ターボオン ! / (続けてガッチャ―イグナイターをドライバーへと合体させる) 」 DMトゥーン「 変 身 ! ! 」 DMトゥーン → デイブレイク「 \ ガッチャーンコ !ファイヤー ! / (カード装填後、左右のレバーを引き抜くことで二枚のカードが合わさり、二対の力が融合する。そこにイグナイターの点火が合わさり、その力に熱が加わる――――) \ スチームホッパー ! アチーッ ! / (その全身に朱色に輝くオリハルコン装甲を纏い、至る部位から蒸気が溢れ出す。そこに象徴的な燃え盛るような形状のマントが跳ね上がるような音を立てて出現。その暁鐘と共に顕現されるは、「暁の錬金術師」。その真名、仮面ライダーファイヤーガッチャード"デイブレイク" へと怒涛の変身を遂げた) 」 デッドプール「ジジジジジジ(空間のジッパーをこじ開けて現れる) ここがスパイダーマンノー・ウェイ・ホームの世界かぁ……。 ってうわ!!!!誰ぇ!?誰なのぉ!!!?!?!?こわいよぉ!!!!! 変身(イケボ) >>アカミソターイム!! オユ ヲ in!!!!! サンフンカンマッテヤル!!!!!!!!<< (インスタント食品の蓋をベルトのバックルへ装填) 」 デッドプール→ よっちゃんイカ 「\カメンライドゥゥゥ……/ >>ORE<< >> 俺 << ✨️✨️✨️ 俺 ✨️✨️✨️ >> 俺 << >>ORE<< しゃらくせぃ!!!! これが本当の力だ!!!!!!(グツグツに煮込んだ味噌汁を投げつける!!!!!) 」 ヒロ「草加!(刀を複数生成し、アナザーギーツに向けて投げる) 」 うちはイタチ「フン……出るものが出たようだな。悪あがきもここまでだ。お前の野望もな(再び須佐能乎を展開、ギーツキラーを睨みつける) 」 射命丸文「射命丸☆フラァーッシュ!!!!(カメラのフラッシュを限界まで焚き、目晦ましに走る)いつも全力全開な私……だから変身なんて必要ないんです。ちょっと本気出すだけです 」 うちはサスケ「ああ。もうこんな未来はたくさんだ。ゴチャゴチャと……これ以上続けるのもくどいだろう。すぐに終わらせてやる!!(兄の須佐能乎と並ぶように須佐能乎を展開。弓をアナザーギーツへ向けて構える) 」 よっちゃんイカ → デッドプール「(味噌汁をぶちまけた瞬間元に戻る) うん?あれ?おや?ふむ?う、うわあああああああ3分から2.342472324秒OVERして味噌汁温めちゃったぁぁぁぁぁ!!!!メシマズ嫁の妹の夫の妹のペットのポチの飼い主のメシマズ嫁みてえだよこれええええええ!!!!うわああああああああああああ!!!!!(醜いBeautiful Star が努力未来で目覚めだすほどハッピーで埋め尽くし震えだす乾いた叫びを寄宿舎のなるみたん宅に壊れるほど叫んでも1/3も伝わらない純情な感情と愛しさと切なさと心強さとひかるくまの看板に注意!!!! 爆発する ) わったん、見てくれたかい… 」 うずまきボルト「てめーのせいで散々迷惑したからよォー……その分八つ当たりさせてもらうぜ仮面ヤロー!!!(刀を抜き、ゆっくりと目を見開いて)てめーはてめーだコノヤロー。もう一発仮面剥いでやる。オレは……うずまきボルトだ!!クソったれ!!!てめーも名乗りやがれェ!!!!!! 」 アナザーギーツ「 ご……ごの、俺は…ァ゛……ッ゛……!!!!ギュルルバギョバギグゥゥウ…ッ…!!ズビバギゴビバギガァッ!!!!(呂律が回らないどころか、もはや人の言葉すらも喪失したことで完全な化け物として立ちはだかる) 」 ツムリ「 ……!閃きました!今回の特別デザグラの種目名は…「仮面剝がしゲーム」ですっ!それではみなさん、はりきって ――――スタートですっ♪ 」 仮面ライダーギーツ「 さぁ、ここからが ―――――― "ハイライト"だ ( チ ャ キ リ … ! ) (銃型武器「マグナムシューター40X」を手繰り寄せる) 」 .>>"全時空"の断片で復活し初めたお前ら、聞こえるかァーーーー!!<< (突然中空から全域に男の声が響き渡る。 それを皮切りに空に歪みが生じ、円形状の映像が映し出された――――――) ミスターサタン『 ―――――突然今自分のいる場所が何もかもメチャクチャになって怖い思いをしているだろう!!だがもう大丈夫だ!!その現況をこの俺様が追い詰めたァー!! (円形状の映像に映し出されるのはドアップ、かつ腕を組みどこかの世界のコールドビルの残骸に立つサタンの姿だった) こんなクレイジーな世界にしやがった野郎はこのサタンが……チラ(一瞬、トランクス達をチラ見) このサタンが倒してやるぜェーーー!!だから、だから散り散りになった世界のみんな!!この声が届いていたら……パワーを分けてくれェーーーーー!!!!』 全時空の観客者達「「「「「「ウオオオオオオオーーーーーー!!サーターン!!サーターン!!>>死ぬワにサイコー!!<<サーターン!!サーターン!! 」」」」」 全時空から集められたならずものたち『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!(高らかに腕を突き上げてパワーを送る)』 ――――― 一つ、二つ。消え去ったはずの時空、残骸として残っていた時空、寄宿舎…… 様々な世界で生き残った人々の"映像"が、星星のように瞬いて中空を照らし始める…… 全時空から連れてこられた奴隷共『サタンだ!!!!!食べ物もパワーもくれてやるんだぜ!!!!!!』 フォックス「農園以外真っ暗になった時はどうなったかと思ったが……そういうことか! 俺達の農園で育てたスーファミとエックスボックスとセガサターンと二ニンテンドースイッチの栄養を受け取ってくれー!!(両腕を上げ自らと、農園に飢えられたスーファミを始めとする野菜の力を空へ送る) 」 何処かの時代の科学者「コンピュータが弾き出したデータによりますと、膨大なエネルギーが今アスラン・ザラたちのもとへ届けられましたのですじゃ!うわへhwwwww 」 ファルコ「あ!!ニンテンドースイッチのニが、漢字の二になってるぞ!! 」 お野菜のずんだもん「黙るのだトリ 」 『使え・・・・・・・!!!!さあ、俺の力を使うんだあああああああああああ!!!!!うおおおおおおおおお!!!!!!』 今日のボス「全部持っていかれて死亡 せがた三四郎「うおおおおおおおお!!!!!セガサターンへの願いも届けえええええええ!!!!! 」 はらぺこあおむし「(ハロウィンのアルバイトで貯めたなけなしの貯金を投げ入れる) 」 押し入れから引きずり出されたぼっちども「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛!!!!!!!!!!!!!!!――――――――――ジャラララララララララララララララララララララララッッッ(スーパーハイテンションでハチャメチャにギター鳴らしながらヘドバン) 」 YND「ハ"ッ"ピ"ー"ハ"ッ"ピ"ー"ハ"ッ"ピ"ー"ハ"ッ"ピ"ー"!!!(大量のYNDがその場で腕をバタバタさせてパワーを大量に送る) 」 未来・綴理&村野さやか(卍解)『 見て、さや。全世界のファンから応援されているよ。すごいね。 / いやあのこれファンというか全くの部外者なのでは????💦 』 ポリゴン2「 幼女を救う為、集え……!!!!ひぃぃぃかぁぁぁりよおおおオオオオオオオオオオォォォォ!!!!!!(東京都を一週間フル稼働させるだけの電気エネルギーを送り込む) 」 デイブレイク「ハハハ…!まったく、これだからこの世界は…本当に最高だ! 」 トランクス《 ホープ 》 「……みんなの力が…俺たちに注ぎ込まれていく……!(全員の『希望』を託されたことで底知れない力が沸き起こる感覚に昂揚感を覚える)……俺たちの力で、未来を取り戻すッ!!! 」 海馬瀬人「デュエル開始の宣言をしろ!ISONO!! 」 ISONO「バッカモーーーーーン!ワシに命令するでないわ!!デュエル開始ィ!!!!! 」 ――― Vs. アナザーギーツ ――― Song♪: 『 INVOKE-インヴォーク- 』( OP.ver ) / T.M.Revolution アナザーギーツ「 ウ ヴ ェ゛ ェ゛ ァ゛ ァ゛ ア゛ ア゛ ー ー ー ッ゛ ! ! ( ボォン、ボォン、ボォンッ、ボォォォオオオオオンッ!!! )(その背面に現れ出でた邪悪な気を纏う巨大な九尾。そこから赤黒い火球を9つ練り上げて、彼らに次々と解き放った) 」 トランクス《 ホープ 》 「――――― ッ ハ ァ ! ! ! ( ザ ギ ィ ィ ィ イ イ イ ン ッ )(一振り…そのたった一振りで自身に迫る火球を掻き消した)いくぞッ!! ハ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ー ー ー ー ー ッ ! ! ! ! (誰かの『希望』が、自分の剣に宿る) 一刀流居合“獅子歌歌”ッ!!! (一度鞘に収めた態勢でアナザーギーツを一瞬で振り切り、強力な居合抜きを刻む。かつて、どこかの世界で剣を交えた剣豪の業を―――) 」 アスラン・ザラ「ああ。絶対に勝つ。……行くぞ!!(装甲が這い出す。統合された四人分の力が肥大化して、身体を一回り大きく覆い……) 」 パキパキ……ッ(アスランの全身が、繭のような丸い装甲に覆われる) 村野さやか&未来・綴理(卍解)『 私たちはもう――― / ――― ひとりじゃない (火球を潜り抜け、左右から挟むように滑り込むと―――)―――破道の五十四“廃炎”ッ!!( ボオゥッ、ボオゥッ、ボオゥッ ! ! ! )(円盤状の炎を連続射出してアナザーギーツを焼き尽くす』 仮面ライダーディエンドディケイド「今の俺なら…―――― ハ ッ! ! ( ド ド ド ド ギ ュ ゥ ウ ン ッ ! ! )(ディエンドライバーとライドブッカーによる二丁拳銃銃撃を行いつつ火球を撃ち貫き、そのままアナザーギーツに連射を叩き込んでいく) 」 ヒロ「さぁ、行くぞ草加!お前の野望もここで終わりだ!!!!(土刀を発動してアナザーギーツに連撃を叩き込む) 」 アナザーギーツ「 ム ギ ィ ィ ィ ィ イ イ イ イ ッ ! ! ! (トランクスの強烈な居合抜きによって大きく怯み、そこに撃ち込まれた炎弾と銃弾の猛攻に挟み撃ちされる) ウ ボ ォ ア ァ ア ア ッ ! ! ! (凄まじい咆哮を放って周囲にあるものを一度強く吹き飛ばした) 」 デイブレイク「―――― 合わせるぞ!(ザギギギィンッ、ガギィィインッ、ザギィンッ!!!)(ヒロの連撃に合わせるように彼と並び立つとガッチャートルネードによる斬撃を次々と刻み込んでいく) 」 射命丸文「凄いですねえ!!相変わらず異様な威力の攻撃ですが、今では苦し紛れにすら思えちゃいますよ!(火球をひらり、と躱し……風の弾幕をアナザーギーツに向けて掃射、ついでに写真を撮影)いい画が撮れてますよ!!!!皆さんの力で!!! 」 ズズズズズズ・・・・・・(白く光りながら罅の入った繭のような形で固まったアスランの装甲。それが地面を擦るように静かに動き出す) アナザーギーツ「フギィィィィイイイイイイッ!!!!(ヒロとデイブレイクの連携の取れた斬撃に全身か荒火花を散らしていく)ガゴガ――――― ド ブ ェ ア ァ ッ ! ! ? (二人に反撃の一手を繰り出そうとしたところに、射命丸が繰り出した風の弾幕の妨害を受けて螺旋を描きながら吹き飛ばされていく) ズビェェェエエエエアアアアアアアッ!!! ( ボ ゴ ォ オ オ オ ン ッ ! ! ! ! )(両腕を広げながら雄叫ぶと、その叫びに呼び覚まされたかのように地中から巨大な九尾が剣山のように出現。彼らを串刺しにせんと襲い掛かっていく) 」 仮面ライダーギーツ「 いよっと―――― バギュウンッ、バギュウゥンッ!!(軽い身のこなしで敵が齎す九尾を飛び抜けて、その回避と同時に身を翻して銃撃――正確に頭部を狙い撃つ――を見舞った) 」 未来・綴理&村野さやか(卍解)『 はっ! / よっ! (次々と顔を出す剣山に臆することなく前進。寸での所で鋭い先端を見切ると、その九尾の上へとお互いに跳び移った) タ タ タ タ タ ッ … ――――― はぁ! / やあ! (九尾の路を伝い、アナザーギーツへと二人で振るった斬魄刀の斬撃で一閃を刻む)』 剣仙・一心「スゥゥゥゥゥゥゥゥウ…………。(刀を上段に構え剣気をためる。呼応するように風が渦巻き、空間が軋む。柄をぐっと握ればバッとどこからともなく桜の花びらが舞い)デリャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!(アナザーギーツ目掛けて超重圧的な斬撃波が飛ぶ。是、即ち、『秘剣・竜閃 -極-』!!) 」 トランクス《 ホープ 》 「しまった―――――― グ サ ァ ァ ッ ! ! ! (油断をしてしまい、九尾によって心臓を貫かれてしまい、絶命する――――――「未来」を視た) させるかァッ!!! ( ザギィン、ザギィン、ザギィィインッ!!! )(突き出された鋭利な先端を叩き落とすような力強い斬撃でねじ伏せ、続けざまに九尾のひとつを輪切りにしていく) 」 うちはサスケ「甘い!!(須佐能乎の弓を連射。巨大な尾を貫き、打ち崩し、更に斬撃の如く飛んで両断。大きく音を立てて沈み)今だ!!(天手力。放った矢と自らを入れ替え、切り落とした尻尾の上に現れ)千鳥!!(アナザーギーツの胸部へ鋭く雷速で斬り込む) 」 射命丸文「(猛スピードでアナザーギーツの周囲を飛び回り、攪乱も兼ねて九尾を回避しつつ、すれ違い様に蹴りを入れる)目晦打ちじゃあ私は捉えられませんよ!!皆さん大暴れの最中ですし、ねえ!! 」 アナザーギーツ「ウギャゴォッ!!(頭部に受けた銃弾に数歩後退する) ズ ギ ィ ィ ィ イ イ イ イ イ イ イ イ ッ ! ! ! ! (さやかと綴理の斬撃、そこに重ねてきた一心の苛烈な太刀によって鮮血のような赤い火花を散らしながら絶叫する) ブ ギ ィ゛ イ゛ ッ゛ ! ! ? ( ズ ガ ア ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ン ッ ! ! ! )(瞬きする間もなく眼前に現れたサスケの一撃に強く突き飛ばされてしまい、真っ白な残骸に激突した) 」 アナザーギーツ「――― ウボァァァァアアアアアアッ!!!!( ボ ゴ ォ オ オ ン ッ ! ! ! )(だがすぐに残骸を押しのけて前線へと復帰する) ム゛ ェ゛ ェ゛ ェ゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ア゛ ア゛ ア゛ ッ゛ ! ! ! ! ( バ シ ュ バ シ ュ バ シ ュ バ シ ュ バ シ ュ ゥ ゥ ゥ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ン ッ ! ! ! ) (すると今度は九尾の、各々の先端から9つからなる赤いビームが放たれる。それ即ち36方向にも及ぶ広範囲の射撃が行われものとされ、地盤を崩しながらその猛攻を仕掛けていく) 」 デイブレイク「出鱈目な攻撃だな…だが、どうということはない ―――― ィ ィ ィ ェ ェ ェ エ エ ア ア ア ア ア ア ッ ! ! ! (アッパーカットのような斬撃を振るいながら迫りくるビームを斬り払い、沙知やツムリなどの非戦闘員を守り抜くことに徹する) 」 仮面ライダーディエンドディケイド「こんなもの…――― 破壊してやる!!\ FINAL ATTACK RIDE / \ DI DI DI DIEND(ディ ディ ディ ディエンド) !! / ( ド ォ ゥ ッ ! ! ! )(カードのエネルギーを込めた巨大なエネルギー光線”ディメンションシュート”をもって幾つものビームを掻き消しつつ、それらを貫通しながらアナザーギーツへと炸裂させる) 」 剣仙・一心「ぬぉおおおおおおおおお!! ガキン、バキン、ジャキン、ズガガガガガ!!(何度も迫りくるビームを剣で弾きながら肉薄)はぁあああああああああああああああ!!(その際に残ったビームの残滓。プラズマ化した空間に刀身を滑り込ませ)--------------ゆくぞ!!(巴流・雷返しによる雷エンチャントの斬撃を繰り出した) 」 アナザーギーツ「ズギャアァァアアアァァアアッ!!!(ディケイドの強力な光線と、それに混ぜ込まれたような一心の雷撃を受けて爆発、盛大に吹き飛ばされる) 」 アナザーギーツ(巨大化)「グ……ググッ……――――― グ ル ル ル ル ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ッ ! ! ! ! ! (全身に邪気を集わせ、その身が一回り、二回りと大きくなっていく。やがて本来の5倍ほどの大きさを誇るようになり、その巨体から衝撃波にも匹敵する雄叫びをあげた) 」 Song♪:『 Trust・Last 』( OP.ver ) / 倖田來未 × 湘南乃風 うちはイタチ「行け!!ボルト!!(須佐能乎の盾を構える。本日数度目の、「八咫鏡」)はあっ!!(またも光を吸い込み、それを乱反射させるように弾き返す。光の描く模様がまるっきり、アナザーギーツへと跳ね返って飛び交う) 」 大賀美沙知「いやー、めちゃくちゃな攻撃だなー。(避けようとするもデイブレイクに庇われ)悪いね。 」 仮面ライダーギーツ「――――ッハ!(アクロバティックなバク転によって無数に交差するビームを華麗に回避していく)……デカくなったか。知ってるか?"たんなる巨大化は負けフラグ"なんだぜ? \ REVOLVE ON / (ドライバーを一回転させると上下の装甲もまた入れ替わるように回転し、ブーストマグナムフォームへと切り替えた) ブォオンッ、ブォオンッ、ブオオオォォォオオオオオンッ!!!(呼び出した赤いバイク「ブーストライカー」へと飛び移るように跨ると、アナザーギーツへ目掛けて驀進させた) 」 アナザーギーツ(巨大化)「ジィギッギギギギギィイイイッ!!!(イタチにより跳ね返された一部のビームに、全身を焼き焦がす様なダメージを負う) ウボォェアアアァッ!! ( ボ グ ゥ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ン ッ ! ! ! )(ギーツをはじめ、こちらに接近する者たちを迎撃しようと口から大きな炎弾を吐いて焼き払おうとしていく) 」 デイブレイク「なに、女性を守るのが紳士たるものさ―――― ッ ハ ア ! ! ( ズドドドドドォッ!!! )(もう片方に握られたガッチャージガンを突き出し、今度はこちらに迫る炎弾を相殺した) 」 トランクス《 ホープ 》 「 『希望』はまだ、潰えてなどいない――――(その剣身が黒い靄のようなものに覆われていく、それは高密度の霊圧。それを纏った刃を振るうことで――――)――― “ 月 牙 天 衝 ” ォ ァ ア ッ ! ! ! (かつて、何処かで共闘を果たした「とある死神」の代名詞とも言える黒い斬撃波を解き放ち、炎弾を裂きつつアナザーギーツにその鋭い余波を飛ばした) 」 未来・綴理&村野さやか(卍解)『 さや、強い奴、行くよ? / 任せてください! (詠唱態勢に入る)千手の涯 届かざる闇の御手 映らざる天の射手 光を落とす道 火種を煽る風 集いて惑うな 我が指を見よ!光弾・八身・九条・天経・疾宝・大輪・灰色の砲塔 弓引く彼方 皎皎として消ゆ! 破道の九十一 “千手皎天汰炮”ッ!! ( ド ゥ ム ッ ! ! ! )(阿吽の呼吸によってともに突き出された掌から、赤く強力な霊圧を込めた光弾を放つ。それは炎弾をも吞み込みんで、アナザーギーツへと飛来していく)』 うずまきボルト「おうっ!!!(ボルトが走り出す。電流を纏って舞い上がると、勢いよく刀をアナザーギーツの頭へ、蹴り込む) 」 仮面ライダーギーツ「 ハ ッ ―――― ブ オ オ オ ォ ォ ォ オ オ オ ン ッ ! ! ! (至近距離まで迫ったところでブーストライカーが宙へと乗り出し、そこからさらにバイクを足場に更に高く跳躍した) ハァァァアアアアッ!!! ( ブォン、ブォン、ブォォォオオオオンッ!!! )(アナザーギーツの顔面に差し迫ると、ブーストの推進力を得た爆発級の殴打をそこへ叩き込んでいく) 」 アナザーギーツ(巨大化)「グギャギゴォォォオオオオオッ!!!(トランクスの放つ黒い斬撃が胴体を斜めに裂き、さやかと綴理の鬼道がそこへ追い打ちを仕掛けるかの如く腹部に衝撃がめり込んでいき、地響きを起こしながら退いていく) ムギオァァアオァアァ…ッ…!!!? (ボルトが蹴飛ばした刀が右目へとみ毎に突き刺さり、悶絶に絶叫する)ンギィィィィイイイイイイッ!!!!(ギーツの怒涛の乱打を、今度は左目に受けて更に断末魔を上げ始める) 」 仮面ライダーギーツ「 今だ、決めろ! アスランッ!!! 」 ペキ……ッ(とうとう、無数の衝撃を受けて。アスランの纏った丸い繭のような装甲が、割れる) アスラン・ザラ「(────ブゥ ン)(中から翠の眼を光らせて、ツノを広げて現れる。破れた殻を脱ぎ捨てて、四つの力を一つに再統合、凝縮した機体が生まれ出る)任、せろ!!!(「インフィニットジャスティスガンダム」。アスランの駆る中で最強の機体が、全身のサーベルを光らせて宙へ舞い上がった) 」 ヒロ「……………目眩しくらいなら、させてやれる!(アナザーギーツの顔面に向けて土弾を放つ。彼にそのまま直撃するのかと思いきや、直前で爆散して大量の砂煙が彼を襲う!) 」 アナザーギーツ(巨大化)「 グ ル ル ル ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ン ッ ! ! ! ! (ヒロによって大量の砂煙に覆われる中、衝撃波のような咆哮を上げてそれを吹き飛ばし、辛うじて機能する視界にアスランを留めると――――最後の一撃と言わんばりにその巨拳で捻り潰し勢いで殴りかかってきた) 」 アスラン・ザラ「行くぞッ……これで全て終わらせる!!(殴り掛かって来る巨大化したアナザーギーツ。それに向けて、全推力を集中、ビームサーベルを合体させ両端から剣を発する、アンビテクストラス・ハルバードモードにしながら突っ込み) 」 ズ ザ ザ ザ ザ ザ ザ ザ ッ ッ ッ!!!(振り下ろされる拳の周囲を回り、竜巻の如くそれを切り刻みながら頭部へと、迫る、迫る、迫る、猛スピードで、更に速く!!) アナザーギーツ(巨大化)「 ズ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ッ゛ ! ! ! ! (―――――― ! ! ! ? )(振り抜いた巨腕を丸ごと包み込むような螺旋状の斬撃に白く深く斬り込みが描かれ、ついにその眼前にアスランの接近を許してしまった。そして――――) 」 アスラン・ザラ「はああああああああッ!!!!(巨腕を素早く斬り抜けて、勢いそのままに頭部へと突き刺さる。頬から眼を斬りつけながら額へと駆け上がり)はぁっ!!!!(額に突き刺したサーベルをそのまま、一旦上に連れた後に、再び速度を全開にし急降下……その巨体を、正中線に沿って真っ二つに両断する) 」 アナザーギーツ(巨大化)「 ザ ッ゛ ギ ィ゛ ィ゛ ィ゛ ――――――――――――――― イ゛ イ゛ イ゛ ン゛ ッ゛ ! ! ! ! ! (巨悪の権化に下された、『 正義 』による断罪。巨大な憎悪を真っ二つに裂かれていき―――――) 」 アナザーギーツ(巨大化)「 グ ギ ャ゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ッ゛ ! ! ! ! ( チ ュ ボ ォ ン ッ ――― ボ グ ァ ア ン ッ ―― ズ ギ ャ ア ァ ン ッ ――――― ボ ッ グ ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ン ッ ! ! ! )(左右に別たれた身体がそれぞれ悲鳴の如き爆発を上げながら、怨嗟の如き大絶叫を上げて、ついに、完全に葬られたように盛大に爆散したのだった―――――!) 」 未来・綴理&村野さやか(卍解)『 ♪ ♪ ♪ (アスランによる『正義』の一撃でついに終止符を打たれたことで、喜びのあまり二人ともにハイタッチを交わした)』 デイブレイク → DMトゥーン「――――― やったな、アスラン…!(崩れ落ちていく巨悪の権化、その者にトドメをさしたアスランの見上げながら変身を解除し…不敵な笑みを送ったのだった) 」 ヒ ュ ゥ ゥ ン ――――― パ キ ィ ン ッ ! ! (爆発によって立ち込める黒煙の中から宙へと投げ飛ばされたアナザーギーツウォッチが…―――― 粉々に破裂した ) 仮面ライダーギーツ → 浮世英寿「……!(アナザーウォッチが破壊されたことで、自分の力が取り戻されていく実感を覚える)―――― 感謝するぜ、アスラン。(天へと振り切った彼の姿を仰ぎなら笑みを零した) 」 ヒロ「やった……のか? 」 仮面の男「―――― ド サ ァ ア … ッ … … ! (爆心地に立ち込める黒煙が晴れ渡ると、そこには重症によってもはや立つことさえも困難なあの男が蹲っていた)……オ゛……ホ…ォ゛……ア゛……!!( カ ラ ン ッ 、 カ ラ ラ ラ ン ッ … ! カ ラ ン 、 カ ラ ン 、 カ ラ ン ッ … … ! ! )(その時だった。全身から次々と黒い時計が、アナザーウォッチが湧き出てくる。産卵するようなグロテスクな音と共にそれらが落ちて…―――)―――― パ キ ン ッ 、 パ キ パ キ ッ 、 パ キ ン ッ … … ! ! (―――― 粉々に破裂していく) 」 仮面の男「 オ … オ゛ エ゛ ェ゛ … ァ゛ … ッ゛ … … ―――― カ ラ ラ ン ッ … … !(ズレた仮面から大量の唾液と共にまた一つウォッチが吐き出された。その盤面には、『 うちはオビト 』の顔面と思わしきクレストが描かれていた)―――― パ キ ャ ァ ン ッ ! (それすらも、破裂してしまった。うちはの名を持つ者の力を失ったことで仮面の奥に輝いていた赤い瞳…写輪眼は消失。そのドス黒さを帯びたような低い声音も次第にチューニングが定まらなくなってしまい、その声帯が変わっていくのが分かった) 」 ヒロ「さぁ、正体を表してもらおうか、"草加"………!!!(正体を明かし始めた仮面の男を見て) 」 うちはサスケ「(あれはオビトの……そうか、奴の力まで蒐集していたのか……)トビの格好で出てきたのは、正体を隠すのにヤツの力に染みついたその姿がちょうど良かったからか 」 トランクス「……!まさか…あんなに大量のアナザーウォッチを体内に取り込んでいたなんて…!いくらタイムジャッカーとはいえ、あまりにも業が深すぎる…っ……!(その真相を目の当たりに眉を潜めてしまう)……しかし、これで…奪われてしまった者たちの力は完全に解き放たれた…! 」 仮面ライダーディエンドディケイド → 門矢士「……サンキューな、海東。(変身を解除すると、ドライバーから抜き取られたディエンドのスペアカードが静かに消滅していく)……力に固執しすぎたことが裏目に出たな。あれだけ大量のウォッチを無理矢理自分の身体に取り込んでいても、それらの力の個性が強すぎて反発し合い…思うようにその真価を発揮できなかった。質よりも量を優先した結果が、これか…… 」 村野さやか「(綴理と共に霊装を消失させて元の姿に戻る)……強欲であればある程、身を亡ぼす… ああいう人にならないようにしないと、いけませんね…。 」 大賀美沙知「業が深いねぇ、欲張ると碌なことがないってことだ。キミたちもあぁならないように欲張らないようにするんだぞ。(さやかと綴理に) 」 未来・綴理「うん、わかったー。(沙知に手を上げながら) 」 仮面の男「 ギ … … ギ ギ ッ … … … ! (激しい痙攣を繰り返す重症体を無理矢理起こし、対立する者たちを睨み上げるようにその頭部を持ちあげていく。力も、切り札も、何もかも失ってしまったことで抵抗などできる状態もない。それでもなお、掴みかかろうとゆっくりとした動作で手を伸ばすが――――)… … ジ … … ギ ガ ガ … ガ 、 ギ … … ッ … … ――――― 」 仮面の男「 く ぁ w せ d r f t g y ふ じ こ l p ; @ : 縺?縺?縺?縺?縺?縺?縺?縺?縺?縺?縺?縺? (―――その時だった。これまで理性を保っていたはずの男が突如声にならないような奇声を発しながら自らの頭部を両手で抑え込み、錯乱する。荒れ果て、乱れ果て、トチ狂う様は人間のそれというにはあまりにも不気味が過ぎる) オッピョピョピンヒョロインチョリンパァ~~~~~~★ チョメリョメリンロロロロン、アベジョンブリブリブリヌベスコォォォォォォーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!(頓珍漢で支離滅裂な言語を発しながら荒ぶる全身が左右に激しく揺れ動く。そんな錯乱状態を続けた果てに―――――)」 射命丸文「……これも教訓というやつでしょうかね、恐ろしい相手ながら哀れにすら思えます……パシャパシャ 」 仮面の男「――――――― ガ シ ャ ア ァ ァ ア ン … ッ … … ! ! ! (ついにその体が真横に転倒。仮面と黒衣の内側から姿を現したのは人間…ではなく、それを象った『 アンドロイド 』だった。眼球と思わしき部位のハイライトが消失し、その機能が完全に停止したのだった―――――)」 トランクス「――――!?(突然錯乱し、その果てに倒れ、更には正体を曝け出した仮面の男の驚愕の真実に思わず仰天した)……これは……アンドロイド……!……そうか……!未来から来て、タイムマシンもなくタイムラインを行き来し…更にはあれだけのウォッチを身体に取り込んでも活動できていたのは…そういうことだったのか……ッ…… 」 未来・綴理「……でも、時歪の因子(タイムファクター)の消失は確認できたよ。(発見器の反応を彼らに見せつける。指針はもう、微塵も動いていない)……中身がロボットさんだったのはびっくりだったけど… でも、これで、さやたちがいた『 2024年 』はきっと元通り。他にも消えてしまったたくさんの「歴史」も…その内…… 」 ツムリ「……随分おいたが過ぎたアンドロイドでしたね… 何処かの世界で悪影響を得て暴走したのか、それとも…… いずれにしましても、これで…… 」 村野さやか「……!(未来の科学力の結晶、その精巧な造りをしたアンドロイドを目撃する。実物を見たのは初めてであり、意外そうに目を丸くしていた)………!時歪の因子(タイムファクター)が消失したということは……じゃあ、これで本当に…今度こそ……!(少しずつ瞳に輝きを取り戻していく) 」 ヒロ「…………ア、アンドロイド……!!(奴を模したアンドロイド………だと!?だから…そうか、神になろうとなど…おかしいことを言うと思ったら………! 」 うずまきボルト「機械……?こいつ……最初から機械だったのかよ……一体誰が何の目的でこんな……? 」 うちはサスケ「……皮肉なもんだな。誰でもない存在……そう名乗ったこいつの正体はまさに……「誰でもない」、のっぺらぼうだったわけだ。ある意味……「あの時」から既に、正体を素直に明かしていたのか 」 浮世英寿「……―――――!(仮面の男の末路を見届ける最中、ふと頭上を仰ぐことで何かを察した)……見ろ、崩壊したこの世界が…元に戻るぞ。 」 全ての黒幕…あの『仮面の男』が倒れたことにより、彼らが現在立っている、 崩壊してしまった2011年の世界が巻き戻されていくように本来の世界を取り戻していく。 瞬く間に移り変わりゆく世界の果てに、アスランたちはいつの間にか穏やかな平原の中心に立たされた―――― BGM♪:CHEMY×STORY Piano Arrange by Hiroshi Takaki アスラン・ザラ「……ここは…… 」 村野さやか「……!(修正されていくことで移り変わりゆく景色に目を奪われて、その光景に感動したかのように息を呑んだ) 」 DMトゥーン「………(全ての戦いを終え、立ち尽くす彼らのもとへと歩み寄っていく)……アスラン・ザラ、そして…彼と共にここまでやってきたみんな。改めて、俺の名は『 DMトゥーン 』。君たちの世界から数十年後の世界からやってきた。……俺の世界は、「仮面の男」によって危機的な状況に晒された。俺をはじめ…かつて"英雄"と呼ばれ世界を救ってきた者たちは、もういない。そこにいるトランクスや夕霧綴理と同じく…報われない未来を生き抜いてきたんだ。 」 トランクス「……!(トゥーンが語り出した胸中に、静かに耳を傾ける) 」 DMトゥーン「(平原の向こうに見える水平へと視線を向ける)…現実というのは残酷で…どんなに努力しても報われないことだってある。でもだからって、端から『希望』を捨てていい理由にはならないんだ。頑張って、頑張って…命を懸けてまでその身をすり減らして、それでも思うような結果じゃなかったたとしても… それで悲観したら"終わり"なんだ。 」 DMトゥーン「…たとえ夢半ばにその命が潰えることになろうとも…その意志 / 遺志は、誰かに託すことができる。自分の努力が報われないことなんてない。それはきっと必ず、他の誰かに勇気や希望を与える。(そして彼らに振り返る。強かさと穏やかさが合わさったような素敵な笑みを零しながら)」 DMトゥーン「 2024年の世界が滅んだ時…何故君たちだけは助かったと思う?それは…――― "世界が君たちに託したから"さ。時空を超え、様々な世界を渡り、傷つきながらも戦い抜いた君たちを見て… そう確信したよ。 」 DMトゥーン「 だから俺は、君たちにすべてを託すことに決めたんだ。挫けそうになった時、自分の無力を感じた時…誰かに縋るような弱さじゃなくて、自分自身で選び抜く強さを持ってもらうために、俺はいつだって君たちに問いかけてきた…! 」 アスラン・ザラ!選択肢は2つだけ…―――― "俺に全てを任せるか、お前が未来を掴むかだ"! 決断しろ!! 村野さやか!選択肢は2つだけ…―――― "彼女を安眠(ねむ)らせるか、呼び覚ませるか"だ! 決断しろ!! これが…"最後の選択"だ――――― " 未来を受け入れるか、未来に抗うか "! 決断しろッ!! DMトゥーン「―――……そして、君たちは選んだ。自分の力を信じて「未来」に進むことを。その強さを知って、少なくとも俺はそれだけで心が救われたよ。そして、今なら確信できる。君たちは、俺とは違う「未来」(みち)に進むだろう。その「未来」(みち)を、迷わず突き進むんだ。(そう誇らしげに語り、懐から一枚のカードを取り出し、それを…静かにアスランに託した。それは、己が戦いに何度も使用していたライドケミーカード。しかし、表面には何も描かれていない、いわばブランクカードである) 」 ヒロ「(…俺の知る"奴“は…歴史を作るのは神ではなく人間だと言った………奴を模したのは見た目だけだったのか?だとしたら…なんのために…?)(いまだに立ち尽くして考え込んでいる) 」 村野さやか「……トゥーンさん……(いったい、どれだけの苦難を乗り越えてきたのだろう。自分の人生を歩むだけでも精一杯なのに、誰かの為に寄り添うその心の強さを思い知り、改めて"英雄"という人間の偉大さを感じた) 」 大賀美沙知「………(DMトゥーンの話を聞きながら何かを思うように俯き気味になる) 」 アスラン・ザラ「何も書かれてないカード……(それを受け取って、感慨深そうにそれを見て)……こちらこそ、ありがとう。例えそうであったとしても……きっと、俺達は、貴方に選択肢を与えてもらえなければ、選ぶことすら出来なかった 」 DMトゥーン「フッ……元の時代に戻るんだろう?なら、俺がしてやれるのは、これが本当に最後だ。そのカードには何も無い。でも、「 何も無い 」ということは『 何にでもなれる 』ということ。君が…君たちがこの冒険で掴んだ答えに気づいた時、それはきっと…『 大きな力 』になる。その力で、君たちの「 未来 」を思い描くんだ。 」 平原の向こうに広がる水平線の彼方から、燦爛たる暁光が差し込む――――― DMトゥーン「………そろそろ、お別れだ。短かったが、最後に『希望』を見出せて本当に良かった。」 DMトゥーン「 「アスラン・ザラ」!「浮世英寿」!「ツムリ」!「村野さやか」!「夕霧綴理」!「うちはサスケ」!「うずまきボルト」!「ヒロ」!「大賀美沙知」!「トランクス」!「射命丸文」!「門矢士」!「ザビーダ」!最初から最後まで、誰一人欠けることなく時代を駆け抜けた君たちに、幸あらんことを――――」 そして、旧時代の"英雄"は「未来」へと帰るように踵を返し…差し込む暁の輝きの中へと消えていく。 すべてを失くした彼にとって、アスランたちが未来を変える萌芽を見届けられたことに、 最後に自分の想いを託せられたことに、人知れず柔らかい笑みを零しながら―――― 浮世英寿「………俺たちは誰も「あいつ」がどんな奴で、今まで如何してきたことなんて知る由もないが…あの背中を見て確かに感じたことが一つだけある。それは俺たちには想像もつかないくらい重い覚悟を背負っている、ということ。あれこそ…"英雄"と呼ばれる由縁だな。そんな奴に託されてしまった以上…これからの俺たちの「未来」を守り抜いていかねえとな。(「そうだろう?」と、隣のアスランの肩を小突いた) 」 村野さやか「……DMトゥーンさん… 本当に、ありがとうございました…!あの時、貴方がかけてくれた言葉のお陰で、私は夕霧先輩を助けることができました。自分の強さを、信じることができました。このご恩は、一生忘れません…!いつか…貴方の未来にも救われる日がやってくることを…願ってやみません。(もう消えてしまったはずの彼に対し、祈るように両手を結んで感謝の念を送った) 」 トランクス「はい…!トゥーンさん、本当に…ありがとうございました…!貴方が僕たちを導いてくれたように、これからは僕たちが……! 」 ザビーダ「………「幸」、ねぇ…… 」 未来・綴理「…バイバイ…さやを救ってくれて、ありがとう。 」 ツムリ「DMトゥーン様…本当に、心から感謝いたします。どうか、貴方様の未来にも…幸せが訪れることを――――(両手を結ぶ) 」 射命丸文「……なんだか貴方にこうやって託されるのも不思議というか、元の世界の貴方が亡くなった訳でもないで少し違和感がありますが……まあ、勿論。折角『貴方』に託されたものですから、受け取るとしましょう。はい、チーズ!!パシャ 」 大賀美沙知「………君の未来にも幸があるといいねぇ。(DMトゥーンを見送り) 」 トランクス「………さて…!少し寂しいですが、出会いもあれば別れもあるものです。ですがその一期一会を経て、僕たちはついに目的を達しました。みなさん……本当に、ありがとうございました…!これで失われた『 2024年 』をはじめ、多くの「歴史」が修正されていくこととなるでしょう。……帰りましょう、元の世界へ…! 」 門矢士「ああ、そうだな。なら、これが最後のタイムスリップ…ということだな。(待っていましたと言わんばりにいつの間にか例のシャトルバスを用意していた)……いつでも発進できる。用意ができたら言ってくれ。 」 未来・綴理「もうすぐさやとお別れか~……やだなぁ…… でも、さやを元の時代まで無事に届けることが、ボクの使命だから。……うん…もう、大丈夫。いこっか、さや。 」 ツムリ「……?ザビーダさん……?(彼の様子を覗き込むように伺う) 」 ザビーダ「……ん……あぁ、いや、何でもねえ。 ……さ、いこうぜ。(珍しく彼はツムリの中へ入らず、自らシャトルバスへと足を運んでいく) 」 浮世英寿「……ふぅ…ずっと監禁されていたせいか体が痛いような… まったく…スターは辛いもんだ…(腕を回し、首の骨を軽く掻き鳴らしながらシャトルバスへと歩を進める) 」 アスラン・ザラ「……俺は記憶し続ける必要がある。居なくなった人たちを。世界から去った英雄を。ずっと。俺は……(草原の向こうに、「消えた何か」を見た気がして……目を落とすと、そこには変わらず空っぽのカードがあった)……貴方のことも……忘れない。約束する……守ってみせる 」 射命丸文「なんだかんだで良い旅だったような気がしますねえ!!良い写真も撮れましたし!痛い目には……随分遭いましたけどね……いやぁ……本当に……(最後にそこらじゅうの写真を撮りながら、シャトルバスへ乗り込む) 」 村野さやか「 あっ…… (綴理の呟くような嘆きを聞き捨てることはせず、思わずぴくりと反応した。彼女がそうであるように、自分も…未来の夕霧綴理といられる時間も残りわずかだということに、寂寥感や焦燥感が入り混じった複雑な心境を抱えているのだから)………そう、ですね………(それでも、「未来」は今も進み続けている。立ち止まっている暇なんてないのだと、ぐっと堪えて彼女と共にバスへと向かうのだった) 」 ヒロ「…………俺たちの未来、か…(DMトゥーンを見送り)……… 」 大賀美沙知「……なるほどね。(綴理の呟きを聞き、そう一言だけ言いバスに乗り込む) 」 アスラン・ザラ「…………行こうか。この空っぽの未来の先に。まだ何も……描かれてない場所に 」 そして、彼らを乗せたバスはついに走り出した。 向かう先は、彼らの帰るべき時代。失ったはずの「未来」があることを信じて―――― Back to the Chaos 2024へ戻る
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カマイタチ:タイプA 種別動物 レベル7 行動値19 エナジー111 区分ヴィシャス 移動歩行 視界通常知能普通 弱点[火炎][電撃] 耐性[半減:風圧] 達成値4D 攻撃方法 「爪牙」 肉弾:2d 「毒霧」 射撃:1d風圧/暗闇付与 戦闘ステータス 種類 命中 追加D 回避 防御 【肉弾】 7(21) 15 10(24) 4 【射撃】 10(24) 12 9(23) 4 【特殊】 2(16) 8 7(21) 2 特殊能力 出目 名称 説明 1 《インフェクト》 [攻撃/近接状態/1体/一瞬]。対象を指定した[種別]のエネミーに変える。 - 《ユニックエフェクト》 [常時/使用者/使用者/-]。対象を気絶させる。魔種吸引されるまで起きない。 2 《エスケープ》 [攻撃/使用者/使用者/一瞬]。対象は機敏に+10を得て、判定対決に勝利すると戦闘から離脱。 3 《ブラインドソニック》 [攻撃/10m/1体/一瞬]。1dの風圧射撃ダメージ。抜けたら「暗闇」。 4 《ダウンゲイズ》 [開始時/10m/2体/一瞬]。「転倒」を与える。 5 《ヘイスト》 [瞬間/使用者/使用者/一瞬]。肉弾回避+10、1T1回。ENG5消費。 - 《オートサーチャー》 [準備/使用者/使用者/1T]。次の攻撃行動の対象を3体に。 - 《エアブレード》 [準備/使用者/使用者/1T]。[風圧]が付与されたダメージに+10。 6 《タクティカルムーブ》 [準備/使用者/使用者/一瞬]。タイミング:準備をもう一度。 その他 特性「中型の肉食動物」(肉弾ダメージ+3、エナジー+5、行動値+2)適用済。 説明 ファランクスが寄生した中型の肉食獣がベースとなった、伝承される妖怪「鎌鼬」を思わせる悪魔生物。 知能強化系の特殊能力がないため、性質は獰猛な獣そのもの。危険な駆逐対象である。 三位一体で行動し、「転ばせる」「斬る」「薬を塗る」と役目が分かれている。この個体の役割はずばり「転ばせる」。 旗色が悪くなるとタイプAは逃走を図る。逃走先で《伝染》を使い、新たな兄弟(BとC)を生み出すのだ。 制作者コメント みんな知ってるカマイタチをモチーフに、本気で「強敵」として考えてみたエネミー。 こいつには「元凶」の役割として、シナリオフックを優先させた特殊能力を積みました。 製作者コオロ
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効果 習得キャラクター 備考 効果 効果 範囲 SFS ゲスト 行動可能にする 指定した味方ユニット ○ 習得キャラクター 作品 キャラクター 習得Lv 備考 機動戦士ガンダム MSIGLOO 1年戦争秘録 オリヴァー・マイ 27 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY マリオン・ウェルチ 20 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 アルフレッド・イズルハ 20 機動戦士ガンダムUC ミネバ・ラオ・ザビ(U.C.0096) 24 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(DLC) ギギ・アンダルシア 1 Gジェネレーションオリジナル アプロディア 20 ユーコ・オルテンシア 20 備考 所謂「再行動」。 これの効果を受けてもチャンスステップ回数は回復しない。 その特性上戦艦クルーが各キャラに使うよりも、マスターかリーダーが戦艦に使うほうが効率的。
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素早いアンコウ(OCG) 効果モンスター 星2/水属性/魚族/攻 600/守 100 このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合、 デッキから「素早いアンコウ」以外のレベル3以下の 「素早い」と名のついたモンスターを2体まで特殊召喚できる。 リクルート 下級モンスター 水属性 素早い 素早い補助 魚族
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優良コモン・アンコモンカード ここに載っていない、9版以外のアンコモンも取り扱っております。値段は要相談ですが、ここにのっていなければ50円を超えることはありません。コモンについても同様です。コモンに関しては基本的にはおまけで差し上げますが、こちらで優良であると認めているものに関しては10円程度いただくことがあるかもしれません。 (余談:以前はコモンはすべて差し上げていたのですが、コモン目当てにレアを少しだけ買っていき、オマケコモンを大量にかっさらっていくお客さんが増えたため、こうさせていただきます。) RAV カード番号 カード名 値段 在庫 言語 注釈 N-RAV-13 Devouring Light / 貪る光 100 4 N-RAV-63 Remand / 差し戻し 500 7 N-RAV-69 Telling Time / 時間の把握 150 4 N-RAV-82 Darkblast / 暗黒破 50 5 N-RAV-111 Vigor Mortis / 死後剛直 50 10 N-RAV-125 Frenzied Goblin / 激情のゴブリン 50 18 N-RAV-155 Carven Caryatid / 木彫りの女人像 100 2 N-RAV-173 Moldervine Cloak / 腐れ蔦の外套 100 8 N-RAV-178 Recollect / 喚起 100 6 N-RAV-213 Lightning Helix / 稲妻のらせん 300 5 N-RAV-216 Moroii / モロイ 50 7 N-RAV-221 Putrefy / 化膿 300 4 N-RAV-239 Watchwolf / 番狼 200 2 N-RAV-252 Selesnya Guildmage / セレズニアのギルド魔道士 50 2 GPT カード番号 カード名 値段 在庫 言語 注釈 N-GPT-56 Plagued Rusalka / 病に倒れたルサルカ 50 4 N-GPT-74 Scorched Rusalka / 焼け焦げたルサルカ 50 1 N-GPT-111 Electrolyze / 電解 200 5 N-GPT-122 Mortify / 屈辱 200 3 DIS カード番号 カード名 値段 在庫 言語 注釈 N-DIS-8 Condemn / 糾弾 200 N-DIS-22 Court Hussar / 宮廷の軽騎兵 100 N-DIS-33 Spell Snare / 呪文嵌め 200 3 N-DIS-123 Plaxcaster Frogling / 粘体投げの小蛙 50 8 CSP カード番号 カード名 値段 在庫 言語 注釈 N-CSP-24 White Shield Crusader / 白き盾の十字軍 100 2 N-CSP-31 Counterbalance / 相殺 50 2 N-CSP-41 Perilous Research / 危険な研究 100 3 N-CSP-54 Deathmark / 死の印 100 N-CSP-71 Stromgald Crusader / ストロームガルドの十字軍 150 5 N-CSP-79 Cryoclasm / 氷結地獄 200 2 N-CSP-136 Coldsteel Heart / 冷鉄の心臓 50 4 N-CSP-138 Mishra s Bauble / ミシュラのガラクタ 50 N-CSP-139 Phyrexian Ironfoot / ファイレクシアの鉄足 150 3 N-CSP-150 Snow-Covered Plains / 冠雪の平地 50 14 N-CSP-151 Snow-Covered Island / 冠雪の島 50 8 N-CSP-152 Snow-Covered Swamp / 冠雪の沼 50 8 N-CSP-153 Snow-Covered Mountain / 冠雪の山 50 8 N-CSP-154 Snow-Covered Forest / 冠雪の森 50 10 TSP カード番号 カード名 値段 在庫 言語 注釈 N-TSP-26 Knight of the Holy Nimbus / 聖なる後光の騎士 100 7 N-TSP-131 Smallpox / 小悪疫 50 1 N-TSP-134 Sudden Death / 突然の死 150 5 N-TSP-179 Sudden Shock / 突然のショック 100 4 N-TSP-180 Sulfurous Blast / 硫黄破 100 4 N-TSP-202 Krosan Grip / クローサの掌握 50 3 N-TSP-235 Yavimaya Dryad / ヤヴィマヤのドライアド 100 2 PCH カード番号 カード名 値段 在庫 言語 注釈 N-PCH-23 Calciderm / カルシダーム 250 2 N-PCH-149 Harmonize / 調和 200 2 ■ ラブニカブロック ├ Ravnica City of Guilds / ラヴニカ ギルドの都 ├ Guildpact / ギルドパクト └ Dissension / ディセンション ■ コールドスナップ └ Coldsnap / コールドスナップ ■ 時のらせんブロック ├ Time Spiral / 時のらせん ├ Time Spiral Time Shifted / 時のらせん タイムシフト └ Planar Chaos / 次元の混乱 ■ 9版(現行カード) ├ 9版 └ 9版以外の現行カード ■ 優良コモン・アンコモン └ 優良コモン・アンコモン ご注文ははこちらからどうぞ 注文のしかた メールフォームのメールアドレスの欄にはお客様のアドレスを必ず入れてください。これがないとこちらからの返信ができません。 エキスパンションごとに注文してくださってかまいませんが、最終的に郵送は一度に行いたいので、別々に注文する場合はその旨をメールに書いてください。 名前 メールアドレス 内容
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【名前】 ドン・ビアンコ 【読み方】 どん・びあんこ 【声】 江川大輔 【登場作品】 特捜戦隊デカレンジャー 【分類】 アリエナイザー 【出身星】 ギラーク星 【モチーフ】 トラ 【出身星の由来】 クジラ 【名前の由来】 白虎(びゃっこ) 【詳細】 ホワイトタイガーのように青い縞模様を持つギラーク星人。 「ザブン星人 ドン・ブラコ」とある星域の勢力を争ってきた宇宙マフィアのボス。 覇権争いはほとんど互角であったが、業を煮やした「ブラコ」が「アサシン星人 ジンギ」に暗殺を依頼し秘技によって消されてしまう。 【余談】 声を演じる江川大輔氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となる。 『百化繚乱』によると以前登場したテンカオ星人のヤムの改造。「ビアンコ(ビャッコ)」という名前から分かるように、デザインモチーフは「ドン・ブラコ」のライオンと対になる虎。
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ロニ・アンコーナをお気に入りに追加 ロニ・アンコーナのリンク #blogsearch2 ロニ・アンコーナとは ロニ・アンコーナの59%は運で出来ています。ロニ・アンコーナの21%は希望で出来ています。ロニ・アンコーナの13%は月の光で出来ています。ロニ・アンコーナの4%は記憶で出来ています。ロニ・アンコーナの3%は毒物で出来ています。 ロニ・アンコーナ@ウィキペディア ロニ・アンコーナ ロニ・アンコーナの報道 gnewプラグインエラー「ロニ・アンコーナ」は見つからないか、接続エラーです。 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 ロニ・アンコーナのキャッシュ 使い方 サイト名 URL ロニ・アンコーナの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ロニ・アンコーナ このページについて このページはロニ・アンコーナのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるロニ・アンコーナに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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・今回の話は暇潰しにピッタリ!・・・かな? では、ゆっくりしていってね!!! 「「ゆっくりしていってね!!!」」 家に帰って部屋に入った途端に、けたたましい声が響いた。 何事かと辺りを見渡してみれば、そこには荒れ果てた部屋とクソ饅頭が二匹。 白黒帽子、紅白リボン、片方の頭に蔓が生えてそこに小さな実が出来ている。 そんな違いは関係がない、些細な物。クソ饅頭はクソ饅頭だ。 おそらく今朝急いでたせいで玄関以外の、窓と門の鍵を閉め忘れていたのだろう。 そういえば今日は両親も旅行に行くとかで、家には誰も居ないんだった。 よくもまんまと入りおおせたものだ。 (やられた―――このヤロウ、よくも・・・) しかしどれだけ憤ろうとも、この馬鹿饅頭たちにそれが通じるわけもない。 「ゆっ、にんげんさんだよ、まりさ!」 「ほんとだ!にんげんさん、ここはまりさたちのおうちだよ!! にんげんさんはゆっくりできないからさっさとでていってね!!」 ほら、これだ。っていうか、最初言ってた事と違うくね? まあそれもどうでも良いことだ。 そしてこれも無駄な事だろうが、一応言っておく。 「あー、よく聞けクソ饅頭。ここは俺の家だ。 お前らが勝手にどう言おうが、それは変わらんぞ?」 「なにいってるの?ここはにんげんさんがつくったおうちだけどだれもいなかったんだよ! れいむたちのおうちにするよってちゃんといったけどだれもなんにもいわなかったよ!!」 「そうだよ!!ここはまりさたちがやっとみつけたゆっくりぷれいすだよ!! すてきにこーでぃねいとしてあげたしいままでのおうちとはちがってゆっくりできるよ!!」 「ここでゆっくりたくさんおちびちゃんうもうね!!」 「ゆゆ~ん♪ゆっくりしたおちびちゃんたくさんうまれてきてね!」 このとおり、全く聞かない。 ―――やれやれ。自業自得とはいえ、面倒臭い事になった。 まあだからと言ってやる事は何も変わらないのだが。 「・・・そうか。なら―――」 「ゆっ!?おそらをとんでる―――ゆ゛げっ!!」 「まりさ!?や、やめてね!さわらないでね!あっ、おそらをとんでる―――ゆぎゃん!!」 手早く奴等を掴んで外の庭に放り投げた。糞袋どもは痛みのせいで、呻いて動かない。 残念ながらドサクサにまぎれて糞袋の素をヘシ折ることは出来なかった。 そんなクソ饅頭を、馬鹿を見るような目で見下ろしながら俺は大きめの声で言う。 「ここを俺の家にするよ!!間違っても汚い野良ゆっくりの家なんかじゃないよ!! ・・・よし、誰も言い返さないな。じゃ、ここは俺の家な。さよなら、クソ饅頭。とっとと野垂れ死ね」 そしてゆっくりが痛みと驚きで何も言い返せないうちにお家宣言を済ませた。 はい、終わりました。とでも言うように窓を閉めようとしたが、クソ饅頭が食い下がってくる。 「ま、まってね!そこはまりさたちのおうちだよ!」 「はあ?じゃあ何でさっき俺が宣言した時にそう言わなかったわけ? 今更終わってから言うとかなんなの?バカなの?死ぬの?生きてて恥ずかしくないの?」 「に、にんげんさんがれいむたちをおそとにおいだすからでしょ!?ずるいよ!!」 「なんでそれがずるいんだよ。そうしちゃいけないって決まりでもあるわけ? ないよな?悔しかったら同じ事してみれば?まあ家に近づいた瞬間に殺すつもりで蹴飛ばすけど」 「「ゆぐぐ・・・」」 言葉に詰まる糞袋。所詮ヤツらの知恵などこんなものだろう。 しかしこのまま放っておいても消えそうにない。 万が一、そのままここで餓死されても困る。後片付けが面倒くさいのだ。 バスケットボール大のゴミ饅頭の片付けなど断じて御免被る。 やれやれ・・・こういう回りくどいやり方は面倒くさいんだけどな。 「仕方ないか・・・じゃあ、ここをお前達の家にしてやろうか?」 俺の言葉を聞いて、急に目を輝かせる糞袋ども。 「ゆっ!?ほんとう?れいむたちのおうちかえしてくれるの?」 「やったねれいむ!!やっとにんげんさんもわるいことしたってみとめたんだね!!」 「ゆゆ~ん♪やっぱりせいぎはかつんだね! れいむたちきぶんがいいからとくべつににんげんさんはゆるしてあげるよ!! でもゆっくりできないからにんげんさんはさっさとおうちからでていってね!」 「それとついでにおわびとしてあまあまよこしてね!!たくさんでいいよ!」 言いたい放題の二匹。 精々今のうちに吠えていろ。本題はここからだ。 「まあ何でもいいけどな。家にするなら気をつけておけよ。 これから少しでも気を抜けば俺がここに来てお家宣言するから」 「「ゆ゛っ!!?」」 驚いて固まる二匹。当然の反応だろう。 が、かまわず続ける。 「お前達が寝ている間でも、お外に“ぴくにっく(笑)”に行っている時でも、 勿論餌の確保のために狩り(笑)に出ているときでも、気を抜けばいつでもするからな。 今度は絶対チャンスはやらないから精々気を張っておけよ」 「ゆっ、ゆっ、ゆっ・・・?」 あまりの展開にどうやら混乱しているようだ。 仕方がない。解りやすく説明してやろう。 「やれやれ・・・おまえたちはこのままゆっくりした家さえあれば生きていけるのか? 寝ずにずっと誰か入ってこないか見張ってられるか? チビが生まれたとして、やつらは我侭だぞ?ずっとこの家の中だけで我慢して過ごせるのかな? お前達だって、ずっと外に出ずに生活するなんて無理だろう?おうちは篭る為のものじゃないんだから。 それにここにはお前達の手が届くところには食料なんか無いぞ?外まで取りにいかなくちゃな。 見たところ留守番を残す余裕があるほど、お前等狩り(笑)が上手いわけでもないんじゃないか? なら全員が食料集めに出て家から誰もいなくなる間、誰かがお家宣言を止めてくれるのか? チビだけ残してもまるで役に立たないだろうし、逆に侵入者にあっけなく、無残に殺されるだろうな。 ただでさえさっきのように簡単に放り出されるのに、お前達にこの家を守る事が出来るのかな・・・? 答えは全てNOだ。お前たちにこの家を守る方法なんて一つもない。 例え俺が追い出さなくてもそこらのゲス饅頭に入られて、追い出されて、下手すりゃ殺されて、それで終わりだ。 当たり前だよな。だって侵入者を防ぐ方法なんか、お前達には無いんだから。 試しに今の立ち位置を俺と入れ替えてみるか?まあ十秒と掛からずに今の状況に戻るだろうけど」 糞袋は今の俺の話をたっぷり数十秒ほどかけて理解し、慌てふためいた。 「ゆっ、ゆっ、ゆっ。れいむ、どうしよう!!ゆっくりしたおうちさんなくなっちゃう!!」 「まりさおちついてね!!・・・そうだ!けっかいをはればにんげんさんなんか「無理だね」ゆ゛っ!?」 紅白糞袋の提案を俺は一瞬で遮って叩き落した。 「お前の言う結界ってヤツは、あれだろう? 木の棒入り口に立てかけただけの、わけの分からん粗末なやつ。 あんな物は人間が一払いすれば吹き飛ぶし、そもそもどうやって枝を立てかけるんだ? この窓はお前よりも何倍も大きいぞ。これを塞ぎたいなら、でっかい木の幹でも持ってこないと到底無理だな」 「ぞ、ぞんなぁ・・・」 紅白糞袋が一気に沈み込んだ。 それならば、と白黒糞袋が躍り出る。 「じゃあほんとはいやだけどにんげんさんをどれいにしてあげるよ!! まりさたちをおそとにつれていったりあまあまよういしたりしてね!!」 何かと思えばそんなものか。 糞袋の提案を鼻先で笑い飛ばして、俺は言う。 「ハッ。あのなぁ・・・俺をわざわざ招き入れてどうするんだよ。 奴隷もなにも前提から狂ってるぞ、それ。 ちゃんと人の話聞いてたか?どうしようもない馬鹿だなお前。バカ。バーカ。」 「う゛う゛う゛ぅ゛ぅ゛!!ばでぃざばがじゃな゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!」 思いっきり小馬鹿にされて悔しそうに唸る馬鹿を余所に、 多少立ち直った紅白糞袋が体中を妙な汁で濡らしながら尋ねてくる。おそらく涙のつもりだろう。 「じゃあどうやっだらごのおうぢとられなぐでずむのおおぉぉ゛ぉ゛!!?」 「簡単だ。鍵をかけりゃいい。それだけで外からは誰も入って来れなくなる」 「でいぶだぢぞんなのわがらないよおぉぉぉぉ!!」 「そりゃそうだろ。仮に解ったとしてもお前らじゃ閉めれねーよ、饅頭モドキ」 俺の淡々とした答えに、今度こそ完全にうつむいて泣き崩れる糞袋。見苦しい事この上ない。 入れ替わりに今度は白黒が起き上がった。見事なコンビネーションだ。 事前に打ち合わせでもしていたのだろうか?などと要らない事を考える。 「解ったか?この家は俺が住んでる、人間によって作られた、人間のための家なんだよ。 お前らにとっては大した豪邸だろうが、クソ饅頭じゃ何一つ活かせないんだって。 ましてや外敵から身を守る手段も無いんじゃ住み着こうなんぞ到底無理な話さ。」 「じゃ、じゃあどぼじでばでぃざのおうちせんげんは・・・」 「そりゃ俺だって日がな一日中家にいるわけじゃないさ。 鍵はうっかり閉め忘れてたんだよ。お前等は悪運が凄く強かったってだけだな。 納得できないか? なら・・・お前達も起きてる間に狩りをするだろう?そして、それはお前達だけじゃない。 人間だって昼間は狩りと同じようなものに出かけてるんだよ。それも沢山の時間な。 それだけの時間をかけてるから、お前達よりもゆっくりしたところに住めるし沢山美味しい物も食べられる。 元々知恵も、もって生まれた身体も、何もかもが違うんだ。身の程を知れよ、クズ」 「「・・・・・・」」 糞袋達はうつむきながら、黙って聞いている。 「そもそもなんでウチに入り込んだ? どうやら人間が自分達よりも強いものだとは解っていたみたいだが」 「でいぶたちおぢびぢゃんができていまのおうちがすべなぐなっだんでずぅ・・・」 「このまえのあめさんでだんぼーるさんもこわれちゃったしどうしようっておもってたら だれもいないゆっくりしたおうちがあっだがらここをばでぃざたぢのおうぢにじようっで・・・」 一見可哀相に思えるが、子供を作ってこうなったのは自業自得だし 粗末なダンボールの家が壊れて路頭に迷う事など、野良ゆっくりにとっては日常茶飯事だ。 どれも哀れみをかける理由にはなりはしない。 最も、理由があったとしても哀れみなどかけるはずが無いのだが。 「そうか。それはご愁傷様。じゃ、さっき言ったとおりそこらで野垂れ死んでくれ。 あ、ここでは死んでくれるなよ。片付けるの面倒だから二度と姿をみせるな」 「どぼじでぞんなひどいごどいうのぉぉぉぉ!!?」 「おでがいじばず!だずげでくだざい!! がわいぞうな゛でいぶだぢをだずげでぐだざい!!!」 「嫌に決まってるだろ、馬鹿じゃねーの?あぁ、馬鹿なのか。 ・・・いや、まてよ。 おい、少し助けてやろうか」 「ほ、ほんと!!?」 俺の提案に、先ほどとは一変して目を輝かせる糞袋たち。・・・ウゼェ。 「お前達の家は用意できないけど、それ以外の事ならしてやろう」 「なにくれるの?もしかしてあまあまさん?」 「やったー!!あまあまさんだ!にんげんさん。はやくちょうだいね!たくさんちょうだいね!!」 勝手に騒ぐ馬鹿は放っておいて、話を続ける。 「それにしてもお前達も大変だよなあ。 住むところなくした上に、そんなに沢山の子供まで抱えて・・・」 「そうだよ!れいむたちかわいそうなんだからやさしくしてね!!」 「そうかそうか」 「でもおちびちゃんたちはゆっくりできるよ!!ゆゆ~ん♪」 「ゆっくりうまれていいこになってね!!」 「ああ可哀相だなぁ」 頭の蔓に、生意気にもいとおしげな視線を送る二匹。 そんな二匹を無視して 「「かわいいかわいいおちびちゃん!!」」 「だから・・・」 蔓の生えたほうの糞袋の頭に手を伸ばし 「「ゆっくりそだっていってね!!!」」 「ゆっくり間引かれていってね!!!」 蔓の根元を掴んで思いっきり引っ張った。 「「ゆ゛っ!!?」」 うろたえる二匹。そんなことにかまわず、俺は引っ張り続ける。 「い、いだい!いだいぃ゛ぃ゛!!」 「な、なにするの!?やめてよ!いたがってるよ!!」 「知るかよ!こいつらがいなけりゃもう少しお前らも生きやすくなるだろ?」 「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!じんじゃう!おちびちゃんがぢんぢゃうぅぅ゛ぅ゛!!!」 そうしてる間にも糞袋の頭の蔓は、ブチブチと音を立てて引きちぎられていく。 蔓に付いていた実も、千切れるにしたがってどんどん萎んでいった。 千切れる音以外に実からも何かが聞こえてくるが、気にしない。 「ちゅ・・・きゅ・・・・・・ち・・・」 「あ・・・きゅ・・・おきゃ・・・ちゃ・・・・・・」 「ちゃ・・・え・・・きゅ・・・りゅ・・・ちぃ・・・・・・」 「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!おぢびぢゃんがあぁぁ゛ぁ゛!!!」 「い゛やぁぁ゛ぁ゛!!までぃざだぢのゆっぐりじだあ゛い゛のけっじょうざんがぁぁ゛ぁ゛!!!」 「ハハハハハ!!もう全部死にやがったか?脆いなあ、オイ!さすがクソ饅頭の素だ!! 何が愛の結晶だ。ただの汚ねえゴミ屑じゃねえか!!“いいこになってね!!”だってよ!ハハハハ!!!」 全て萎みきったにもかかわらず、俺はかまわず引っ張り続ける。 「要らないガキはみんなゆっくりせずに死んでいってね!!!」 「「やべでぇぇぇぇぇぇ!!!」」 そして、ブチンという音と共に、蔓が糞袋から完全に剥がれた。 「「「きゅ・・・・・・っ!!」」」 「あ゛・・・あぁ゛・・・おちびちゃん・・・とってもゆっくりしてたのにぃ・・・」 「どぼじでぇ・・・?どぼじでこんなひどいことするのぉ・・・?」 ボロボロと涙を流しながら、騒ぎ疲れてぐってりした糞袋たちが尋ねてきた。 「酷い事とは随分だな。俺はお前達が生きやすいようにしてやったってのに。 まあ何でと聞かれて、強いて言うなら・・・お前等が命を語るのが気に食わなかったってだけだ」 何でもないことのように言い放つ。 「「ぞ、ぞんなぁ゛・・・・・・」」 「まあこれでお前等が人間の家に住むってことがどれだけ無茶な事なのかわかっただろ? わかったらそろそろ本当に出て行ってくれ。もう来るなよ。キモいんだよ、お前ら。 大丈夫だ。今度からはちゃんと鍵掛けとくからもうここには入れないし、安心して惨めに底辺を這いずり回れ」 「や゛だ・・・ゆっぐりじだいぃ・・・」 「ばでぃざ・・・ゆっぐりぃ・・・」 「おらよっ!!!」 「あ゛ぁ゛ぁ゛!おぞらをおぉぉ・・・・・・ぶげっ!!」 「で、でいぶぅ!!・・・ゆ゛っ、ゆっぐりやべ・・・・・・ゆ゛ぶぇえ゛!!!」 結局いつまで経っても出て行きそうにないので仕方なく、抵抗できないほど消耗したところで外に放り投げた。 どこにぶつかったかは知らないが、弱弱しく助けを呼ぶ声が聞こえるのでどうやらまだ生きているらしい。 その声を聴いて少し溜飲が下がった俺は、 手に持っていた蔓を、実ごと足で徹底的に磨り潰して土と混ぜてから、部屋の片付けをするべく窓から家に入った。 勿論思うことは一つだけ。 「ざまあみろ」だ。 ―――――――――― 翌日の夜。用事から帰ってきた俺は、家の門の前に二つの影を見つけた。 ズタボロになった薄汚い糞袋だ。どうやら昨日のやつららしい。 門に必死に身体を押し当てて中に入ろうと無駄な努力を続けていたが、俺の姿を見つけてすぐにやめる。 そしていかにも『私達は可哀相です』とでも言いたげな素振りでこちらを見てきた。 無論それを見ても、百人中九十八人が「潰したい」と思うであろう気持ち悪さだが。 「ゆ・・・にんげんさん・・・」 「れ、れいむたちをたすけてね・・・」 うぜぇ。何をしていたかは火を見るより明らかだが、一応確認しておこうか。 「・・・何の用だ?」 「でいぶたちやっぱりこのままじゃしんじゃうよ・・・」 「もういちどにんげんさんにたすけてもらおうとおもって・・・」 「へぇ、そうか。・・・で、家には入れなかっただろ?」 「「ゆ゛っ!?」」 二匹の顔色が変わった。やっぱりそうか。身体に付いた跡で丸わかりだっつーの。 そんなこともわかんねえのか。バレバレなんだよ、クソ饅頭が。 「だから言っただろ?鍵掛けてるから入れないって」 「ど、どぼじでばれちゃったのぉぉぉ!!?」 「にんげんさんならだませるとおもったのにぃぃぃぃ!!」 「おまえらみたいなマヌケ以外なら誰でもわかるわ、能無しども。 いくら極限状況でも、あんな目にあった次の日にわざわざそこに戻って助けを求めるようなやつがいるかよ。 どうせチビがいなくなってもどうしようもなかったからって、もう一度家に入って盗れるもん盗ろうとしたんだろ?」 糞袋は両方黙っている。図星のようだ。 「だから言っただろ? 万が一の悪運に縋る以外にお前らが人間様の家に入るなんてことなんかできないんだって。 今日はお前らなんかにかまってる時間は無いんだわ。別に全く残念ではないけどな。 だから・・・オラッ!!」 「ゆぶっ!!」 「ゆげぇ!!」 思いっきり糞袋に蹴りをくれてやった。 重い饅頭なのであまり飛びはしなかったが、双方共に片目から頭にかけて深くえぐれている。 「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!!ばでぃざのおめ゛め゛えぇぇ゛ぇ゛!!」 「いだい゛いぃぃ゛ぃ゛!みえないよぉ゛!でいぶちょっどじがみえないよぉ!!」 激痛と狭い視野に驚いて転がりまわる糞袋に近づいて、更に帽子とリボンもズタズタにしてやった。 「あ゛あ゛あ゛あ゛!!!ばでぃざのずでぎなおぼうじざん゛ん゛ん゛!!!」 「でいぶのまっかなおりぼんがぁぁ゛ぁ゛!!!こ・・・これじゃも゛うゆっぐりでぎないぃぃ゛ぃ゛・・・」 命と同じくらいに大事な飾りを見る影も無い姿にされた二匹を尻目に、俺は門を開いて玄関へと進む。 「これは来るなって言ったのに、また来た罰だ。 俺は優しいから片方の目は残しておいてやるよ。まあ次見たら残りも潰すけど。 じゃ、精々惨めに生きて、無様に野垂れ死んでくれよ!」 あばよ、と言い残して俺は門の鍵を閉めて家に入った。 相変わらず糞袋どもは「どぼじでぇ!どぼじでごんなごどにぃぃぃ゛!!」などと言いながら転がり回っている。 俺の警告を聞いていたかどうかはわからない。 が、また来ても、それからまた来ても、何度来ても、俺はあいつらを殺さない。 「―――思う存分生きてのたうち回れ、クソ饅頭」 ドアを閉める寸前に、そうボソリと呟く。 決して楽には死なせない。俺に関わる限り、全てを生きたまま奪ってやる。 苦しんで、苦しんで、一片の救いも無くこの世の全てに絶望しきって死ね。 これはただの報復。不法侵入に対する報復。 あんなクソ饅頭ごときが人様の部屋を好き放題荒らしまわった。 たったそれだけでも、ゆっくりに対してなら十分な理由になる。 分不相応な野望を持った結果がこれだ。ざまあみろ、クソ饅頭が。 もう一度、ドアの少し向こうで転がっている奴等に向かってそう呟いて、俺は口元を歪めた。 ・ ・ ・ ・ ・ 「どぼじで・・・どぼじでぇ・・・」 片目を失くしたれいむとまりさはかつて夢見た、ゆっくりしたおうちの前で泣き崩れていた。 「ゆっぐりじだおうちさん・・・にんげんざんみだいにゆっぐりじだゆんぜいがぁ・・・」 どうしてこうなったんだろう。 あのおうちさえあれば、何もかもが上手くいくと思っていたのに。 美味しいものが食べられて、生まれてくるはずだったおちびちゃんたちとゆっくり過ごせると思っていたのに。 でもあっさりと奪われてしまった。いや、奪われたんじゃない。 実際に全部人間の言ったとおりになってしまったということは、きっとあの人間が言った事は本当だったんだ。 これはあの人間のおうち。人間のおうちに住むなんて、まりさたちには無理なことだったんだ。 「ばでぃざぁ・・・ごれがらどうずるのぉ・・・?」 つがいのれいむも、もうゆんゆん泣く気力すら残っていない。 これからどうすればいいかなんてまりさにもわからない。 じぶんたちには、なにものこってないから。 ゆっくりうまれてくるはずだったおちびちゃんたちも、 ゆっくりしたものも、そうでないものもみつけることができたおめめも、 れいむとおたがいにほめあった、とってもきれいでゆっくりできるおかざりさんも、 とってもりっぱだったまりさたちのおうち(だと思っていたもの)も、 そして、これからはいままでよりもゆっくりできるだろうとおもえていた、かすかなきぼうでさえも。 もうじぶんたちには、なにひとつとしてのこっていないんだから。 これからどうしようか。 だれか、ゆっくりをかってるやさしいにんげんさんにかいゆっくりにしてもらえるようにおねがいしようか。 ―――だめだ。いやだっていわれてきっところされちゃう。 ものごいさんになって、なにかもらえるようにがんばっておねがいしてみようか。 ―――だめだ。じゃまっていわれてきっところされちゃう。 やさしいゆっくりにたすけてもらえるようにおねがいしてみようか。 ―――だめだ。きっとおかざりもないゆっくりなんてゆっくりできないっていわれてころされちゃう。 それならこれからはれいむとふたりでだれにもみつからないようにくらしてみようか。 ―――どこで?おめめがかたほうないゆっくりじゃ、きっとゆっくりできないものをみつけられないしにげられない。 じゃあだれかからゆっくりをうばってしまうしかないのか。 ―――だれから?こんなにぼろぼろのまりさたちがかてるものなんて、どこにいるの? ―――もういいや。このままゆんせいおわっちゃわないかなぁ・・・ 「う゛ぅ・・・おぢびぢゃん・・・おうぢざん・・・おりぼんざん・・・ゆ゛っぐりぃ・・・ばでぃざ?」 かんがえても、かんがえても、じぶんたちがゆっくりできるすがたがちっともおもいうかばないので、 ぼそぼそつぶやきつづけるれいむをほうっておいて、まりさはかんがえることをやめました。 ・あとがき ゆっくり相手なら適当に屁理屈こねるだけで十分だよ。 ってことで適当に息抜きで書いたやつでも上げときます。 次の作品上げるまでのつなぎになればいいなーって思ったり。 なにか他の方の作品と感じがかぶってそうなのはスルーしてくださると嬉しいです。 あとどちらに蔓が生えていたのかはご想像にお任せします。 正直どっちでもイラッと来るのは変わらないんで。 ここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございます! ではまた今度! 小五ロリあき ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 412 僕と『あの子』とゴミ饅頭と ふたば系ゆっくりいじめ 446 俺とゲスと自業自得な餡子脳 ふたば系ゆっくりいじめ 460 弱虫まりさとほんとの勇気 ふたば系ゆっくりいじめ 484 ドスと理想と長の資格 前 ふたば系ゆっくりいじめ 494 ドスと理想と長の資格 後 ふたば系ゆっくりいじめ 514 僕とさくやとおぜうさま ふたば系ゆっくりいじめ 548 てんことれいむとフィーバーナイト 前編 ふたば系ゆっくりいじめ 559 てんことれいむとフィーバーナイト 後編 ふたば系ゆっくりいじめ 583 ゆっくりしたけりゃ余所へ行け ふたば系ゆっくりいじめ 599 はじめてのくじょ~少女奮闘中~ ふたば系ゆっくりいじめ 615 お兄さんは静かに暮らしたい ふたば系ゆっくりいじめ 659 よくあるお話 ふたば系ゆっくりいじめ 674 かわいいゆっくりが欲しいなら 挿絵:M1
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ナムコミュージアム アンコール ナムコ 1997.10.30 PS ナムコミュージアムのアンコールって事で 収録作品は キング&バルーン スカイキッド ドラゴンセイバー モトス ローリングサンダー ロンパーズ ワンダーモモ 以上7作品が収録されている。