約 1,458,946 件
https://w.atwiki.jp/ricecake/pages/22.html
お客様がご覧になられているページは、現在内容がございません。 もう一度、リンクをお確かめになるか、作者に文句をいってください。 繰り返します。 お客様がご覧になられているページは、現在内容がございません。 こんなん書いてないでとっとと続きを考えろと、作者に文句をいってください。 繰り返します。
https://w.atwiki.jp/sefi4gou/pages/11.html
よーわからんけど やってみた ほんまにわからん 右も左も上も下も だから突然消えるかもな
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/1999.html
かうな損者│和│祀部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi/maki-1054.htm
https://w.atwiki.jp/chiuzazie/pages/553.html
前ページ次ページSSまとめ 37-218 37-218 名前:ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊[sage] 投稿日:2006/09/01(金) 01 01 16 ID ??? 「夕映と」 「ハルナの」 『ザジちうスレ・傾向分析~!』 「後編です」 夕映「最近のスレ内におけるクラスメイトの扱われ具合を独断と偏見で分析する『傾向分析』、12回目になるです。 いきなりですがハルナ、今朝起きたら寮の部屋の前にダンボール一杯のネギがおいてあったですよ」 ハルナ「え、ちょっと待ってよ。今回の放送ではまだ別に禁句なんて――あ。」 夕映「何か思い当たることでも?」 ハルナ「昨日さ、スタートはくーふぇからだったよね。で、終わりが楓」 夕映「ええ、一日十人ずつ、三日に分けて――あ。」 『那波さんの分析忘れてたぁぁぁぁぁぁ!』 <この番組は ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ノノ .┃ ┃ 〃 ´⌒`ヽ. ┃ ┃ Ki ((ハレ))〉 * 『抱き枕から夜のオカズまで .┃ ┃ ノヘ.|l. ゚ ヮ゚リ ,* 漏らさずカバー』の ┃ ┃ (( ⊂リ.水 ||つ ,* ┃ ┃ )) く/_|〉 ┃ ┃ し ノ 雪 広 社 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛と 『毎晩食べ放題開催中』龍宮園の提供でお送りいたします> 夕映「つまりアレはイエローカードだったのですね……」 ハルナ「マズイよマズイよ、ちゃっちゃと分析行こう。ランキングの詳細は 112-113を見てね」 37-219 名前:ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊[sage] 投稿日:2006/09/01(金) 01 05 35 ID ??? ~21番:那波千鶴~ 夕映「前々スレより引き続き上昇の千鶴さん。ハルナとの仲は進展するのでしょうかね。 前スレは特に犠牲者の多いスレだったようです。今度試しにカウントしてみましょうか?」 ハルナ「流石に雑談までカウントしてたら凄い手間だと思うけどなぁ」 夕映「誰が全員分カウントすると言いました? ハルナが挿された回数ですよ」 ハルナ「鬼だ、ここに鬼がいるよ……あァんまりだァ!」 ~22番:鳴滝風香~ 夕映「6つばかりランクを落とし、史伽さんにも抜かれてしまった風香さん。 やはり一作品頼みではこうなるのが必定でしょうか」 ハルナ「ま、勝ち負け競ってるわけじゃないからまったりまったりでいいと思うんだけどね。 最近は姉妹での登場数も多い(史伽との登場数は1しか違わない)んだし、視点の問題だよ」 夕映「まぁ、そう言われてみるとそうかもしれませんです」 ~23番:鳴滝史伽~ 夕映「こちらも3つダウンの史伽さん。今回は史伽さん視点の短編が結構多かったことが効いていますね」 ハルナ「風香と比べて絡む相手が多いからね。楓さんにちづ姉、円と亜子。 で、楓さんは最近もっぱらくーふぇ相手だし、必然的に手狭になるかなぁ」 夕映「頼みは常に新しいカップリングを探しているあの職人さんでしょうかね。 アレに刺激を受けて新カプ誕生、なんて流れになっても面白いかもですよ」 ~24番:葉加瀬聡美~ 夕映「今回29位と振るわなかった聡美さん。やはり誕生日効果を失ってしまうと厳しいですね」 ハルナ「ポイント下落率も今回最高だしね。固定ネタも出にくいからちょいとキツいかな」 夕映「どこかのCMと違って、普通に恋人生活してるとなかなかネタにもならないのかもですね」 ハルナ「ヘッ、どーせ私は原稿に恋した女ですよ」 37-220 名前:ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊[sage] 投稿日:2006/09/01(金) 01 09 28 ID ??? ~25番:長谷川千雨~ 夕映「今回ギリギリベスト5な千雨さん。正直私のほうが上位というのが未だに信じられません」 ハルナ「最近モテモテだからねぇ。ザジちゃんに桜子に朝倉に……」 夕映「やはり周辺関係一覧作り直すです。私もそろそろ混乱してきたですよ」 ~26番:Evangeline.A.K.McDowell~ 夕映「『そして伝説へ』最後のレギュラーですね。前スレに引き続き上位陣となりました」 ハルナ「あのエヴァちゃんはもうちょっと傍若無人でもいいかなぁと思う私がいたりするんだけどね」 夕映「……シナリオ担当はハルナじゃなかったですか?」 ハルナ「ま、まぁ、その辺はイロイロあるわけで……『まぁ、気長に待つです』ってヤツよ」 ~27番:宮崎のどか~ 夕映「今回図書館組の活動は多かったと思うですが、のどかの出番はそんなに多くないようですね」 ハルナ「ざっと見直してみたんだけど、登場しててもしゃべってなかったりとかでモブ扱いが多いのよね。 おねーさんと夕映の間を邪魔立てしないと思えばそれも悪くないかもね、んっふっふ」 夕映「……冗談に聞こえない冗談はやめるです」 ~28番:村上夏美~ 夕映「こちらも聡美さんの誕生日の影響を強く受けていた夏美さん。 ただ、美空さんとの話などがあったために危うくデッドゾーン手前で踏みとどまったというところでしょうか」 ハルナ「美空といえば今回意外と伸びてるんだよね。どうでもいいけどさ。 『そして伝説へ』の影のレギュラーでもあるし、かつての朝倉並にあっちこっちに顔出してるし」 夕映「いずれも似たような扱いであるというのが難といえば難ですがね。まぁ、どうでもいいです」 「なめんな」 「わ、わたしの分析場所が……」 37-221 名前:ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊[sage] 投稿日:2006/09/01(金) 01 13 42 ID ??? ~29番:雪広あやか~ 夕映「もはや言うことはないでしょう。アスナさんにまき絵さん、どちらのポイントも取り込んでの急上昇です」 ハルナ「いつか言ったような気もするんだけど、隊長とは違った形でのハンターだよね。 まき絵との時にはあんまりそういう素振りは見えないんだけどさ」 夕映「逆に『唇』であれだけ積極的だったアスナさんがいいんちょさんの前では素に戻ってしまう。 これはこれでなかなか興味深いです――って、アスナさんとこの考察と逆になってるです」 ~30番:四葉五月~ 夕映「ええと……正直、何を分析したらよいか非常に困っているです」 ハルナ「『特徴がないのが特徴』なんて言っちゃうと美空の世界になっちゃうし、 登場すれば分かるんだけどね。あんまり恋愛沙汰にも持って行きにくいっぽいし」 夕映「起死回生の情報屋も少し厳しいですかね。なかなか量産しにくいようですし」 ハルナ「量産の必要もないんだけどね~。 たとえば料理というか、お店に拘らないさっちゃんの魅力が発見できるといいんだけどな」 ~31番:Zazie Rainyday~ 夕映「今回は上位陣復活のザジさん。 千雨さんが多くの相手と絡むようになった反動か、こちらはイマイチ伸びにくくなったような気がします」 ハルナ「そういえば前スレは久々に昔懐かしい顔文字の単発ネタが出てたみたいだね」 夕映「そういえばそうでした。あのテのネタが多かったのが昔のザジちうスレだったのですよね」 ハルナ「クオリティの高いSS・イラスト職人さんが増えた反動かもしれないけど、 個人的にはああいうのがもっと増えてもいいと思うよ。もちろん今までのに加えてだけど、ね」 37-222 名前:ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊[sage] 投稿日:2006/09/01(金) 01 17 53 ID ??? 夕映「……といったところで今日も放送時間が来てしまいましたです」 ハルナ「あ、そうだ。最初に発表するのをすっかり忘れてた。 前スレのカウント期間は7/27-8/26だよ。ほとんど一ヶ月、夏休み期間中ってとこかな」 夕映「それなりに新傾向が現れ始めたというところでしょうかね。今後の推移に注目していくですよ」 『それではこれからもザジちうスレが「私に舞台をくれますように……原作まで出番カットなんて酷すぎるよぉ!」』 『……。』 <この番組は ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ノノ .┃ ┃ 〃 ´⌒`ヽ. ┃ ┃ Ki ((ハレ))〉 * 『抱き枕から夜のオカズまで .┃ ┃ ノヘ.|l. ゚ ヮ゚リ ,* 漏らさずカバー』の ┃ ┃ (( ⊂リ.水 ||つ ,* ┃ ┃ )) く/_|〉 ┃ ┃ し ノ 雪 広 社 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛と 『毎晩食べ放題開催中』龍宮園の提供でお送りいたしました> 37-225 37-225 名前:アキラ 机の角[sage] 投稿日:2006/09/01(金) 20 07 23 ID ??? アキラ 机の角 放課後、私は忘れ物をしたので教室へと戻ることにした 誰もいない廊下、遠くからは運動部のかけ声が聞こえてくる。オレンジの夕日と併せてなんとなくノスタルジックだ 3-Aの教室に入ろうとすると、誰かが居た 後ろ姿だけど格好からして学園の生徒。あれ?あの髪型は・・・円さんかな 何かをしている円さん。私は少し気になったので、その場で何をしているのか観察することにした 円 「んっ・・・」 円さんがいるのは私の席、何をしているんだろう?円さん、もぞもぞしているけど 円 「あ・・はぁん・・・」 聞こえてくるのは熱く甘ったるい声、円さん、もしかして 円さんは自分を私の机の角に押しつけて・・・その、快楽を貪っているの? そんな・・・どうして 円 「アキラさん・・・アキラさぁん・・・」 やがて円さんは私の名前を叫びながら一つ大きく震えた 円さんはそのまま私の机に倒れ込み、荒い息でぐったりとした。そしてしばらくその余韻に浸っている 円さんは私の机に頬ずりして、指でそっと机の上を撫でた 円 「はぁ・・・何やってんだろ、私。こんなことしてるなんて知ったら・・・アキラさん、きっと私のこと嫌いになっちゃうだろうな」 円さん、えっちなのはいけないと思う 円 「アキラさん、ごめんね」 完 37-231 37-231 名前:甘い声、強情な口[sage] 投稿日:2006/09/01(金) 22 33 23 ID ??? 甘い声、強情な口 床にばら撒かれた服。 荒っぽく服を脱がされ肌を抱き合わせる二人がそこにいた。 「…っく…いいん…ちょ…ちょっと」 明日菜は必死に口を押さえて声を殺す。 肌を合わせているとき、明日菜はあまり口を開こうとしない。 弱いところをすべて見せてしまえば、あっという間にあやかのペースに飲み込まれるからだ。 「声を殺さなくてもいいですのに、もっと明日菜さんの声を聞かせてください」 「っ……ぁ…」 シーツはシワがくっきり残るほど握り締めている。 「愛してるって言ってください、明日菜さん」 「…!……」 そっぽを向く明日菜だが、顔は真っ赤で涙目。 必死になって強情を張ってあやかの攻めに耐えている。 なかなか言葉を発しない明日菜に痺れを切らしたのかあやかは一気に攻め立てる。 「あぁっ…はぁッ!あ はぁ……あ…んぁ……」 ベッドが揺れるほどに激しさを増して明日菜はたまらず声を出す。 「…っ…いいんちょ……」 「明日菜さん、相変わらず強情ですね」 「ふ…っ…い、いいん…ちょ…」 正直言って、愛しているといわなくても分かっている。 「明日菜さん」 「いい…んちょ…」 強く、そして熱いキスをする。胸の膨らみがぶつかり合って少々息苦しいさがあるが。 (こんな甘い声で『いいんちょ』と呼んでくれるのはあなただけですわよ) 明日菜は気づいていないだろうが、あやかは『愛している』よりも甘い言葉を見つけたようだ。 終 37-234 37-234 名前:帰り道8『hug me』(1)[sage] 投稿日:2006/09/01(金) 23 57 53 ID ??? オレンジ色の星屑を纏った黄昏の波は、浜辺に汀線を何度も刻み直した。 太陽が舞台の袖に半身を隠し、それでも名残惜しく大地を縁取っている。 昼の終わりは常にこんなものだ。少し寂しく、少し懐かしい。 「マスター、そろそろお時間です」 浜辺で読書に疲れた私を、茶々丸が迎えに来た。 「別荘に入って240時間になります。10時間以上も姿を消していると……」 「……ジジイがうるさい、か」 「はい、マスター」 ため息。 そして、そんな息さえもの悲しく漂う。もう、帰る時間か……。 「なぁ、茶々丸」 私の従者が、命令を待つ。しかし、私は言葉を接がなかった。さざ波が沈黙を埋める。 しばらくして、茶々丸は口を開いた。 「なんでしょうか、マスター?」 「ふん、私はお前を使役することに慣れすぎてしまったらしい」 「?」 まったく、勘の悪いロボめ。 「なんでもない。ただの気まぐれだ」 だが、従者は命令を待ち続けている。仕方ない、何かさせることは……。 「茶々丸、髪を梳いてくれ」 「了解しました」 時を忘れる瞬間がある。 永遠の命を持つものさえ放さない時間の軛が、私に何かせよと急き立てるその側で 、お前は私に付き添ってくれる。 「……茶々丸」 私の口から、その言葉は不意に溢れた。茶々丸の櫛を持つ手が止まる。 「なんでしょうか、マスター?」 そうだ。お前は私に付き添ってくれる。 「別荘を出るぞ」 「はい、マスター」 37-235 名前:帰り道8『hug me』(2)[sage] 投稿日:2006/09/01(金) 23 59 00 ID ??? 別荘の出口に着いた頃には、もう太陽は他の大地に向いていて、数々の星座が作り物のように夜空を覆っていた。 「茶々丸、お前、苛立つことはないのか?」 「苛立つ……ストレスを感じる、ということでしょうか?」 「辞書的な返事で誤魔化すな」 ぴしゃりと私が言ってやると、茶々丸の表情が徐々に曇っていく。 「そうだ、茶々丸。私に対する不快感はないのか?」 「はい、ありません」 そんなはずはない。チャチャゼロでも愚痴の一つや二つ吐くのだから。 「使われるばかりで、嫌気がさすことはないのか?」 「はい、ありません。マスター」 従者と言えど、私によって創られた存在のお前たちに、完全な他者の心が宿るものか。 「おい、茶々丸」 「なんでしょうか、マスター?」 「なんでもない」 次の瞬間、緑色の髪が私の襟に巻きついた。 硬質の腕が私を抱く。耳朶かかる声で、茶々丸は言った。 「マスター、寂しいときは、そう言ってください」 私は何も言わない。 「抱き締めてほしいときは、そう命令してください」 私は何も喋らない。 「命令してください、マスター」 命令しないときに、やってほしいんだ、私は。 別荘を後にするまで、私は茶々丸の体温を感じていた。やっぱり、お前だけは何か違う気がする。 「……」 「なんでしょうか、マスター?」 「だっこ」 【おしまい】 37-242 37-242 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/02(土) 01 34 13 ID ??? 距離 桜子「千雨ちゃん居た?」 千雨「いねぇ」 屋上の給水口の裏側 円「はぁ、桜子。どうして私じゃなくて長谷川なの…あんな不良のどこが」 キリキリキリキリ 円「う、ぐぅぅぅ……い、胃が…」 薬を取り出すが運悪く空っぽ。 円「どうしよう、保健室まで行かないと…」 桜子「円ー。どこ?」 円「まずい。今私が桜子のことで体を悪くしてるなんて思われたくない!」 思わず隠れてしまう円。 桜子「円ー」 円「…ごめん桜子。早く行って」 千雨「おい、ザジ。どうだ?」 ザジ「…(ふるふる)」 千雨「こっちもだめだ。さっさと降りて来い」 桜子「はーい」 バタン ガチャ 円「えっ、今ガチャって音…」 ガチャガチャ 円「ウソ!鍵閉められた!?桜子ー私はここよー。桜子ー!」 キリキリキリキリキリキリ 激痛によりその場から動けなくなる円。 円「あうぅぅぅぅぅ…胃が…ぅぅぅぅ…誰かぁ、助けてぇ…」 その後、円は偶然屋上に探しに行った美砂に助けられたのであった。 37-247 37-247 名前:円 依頼品[sage] 投稿日:2006/09/02(土) 20 08 36 ID ??? 円 依頼品 円 「ねえ、いいでしょ?」 美砂 「しかしですねえ・・円さん」 円 「報酬はテキーラでいいわよね」 美砂 「ちうちゃんにでもお願いしたら?」 円 「拒否されたのよ。罵られたわ、ひどくない?」 美砂 「仕方がないなぁ・・・」 こうして私は念願のアイスソー・・・じゃなくてある物を手に入れるのです 二日後・・・ 美砂 「出来たよ。なかなかのもんでしょ」 円 「これは・・・等身大なのね」 美砂 「苦労したわよ。情報を集めるために朝倉にも協力して貰ったんだから」 円 「肌触りもよし、絵柄も・・・嬉しいくらいにそっくりだわ」 美砂 「じゃあ、報酬お願いね」 円 「わかってるわ、ちゃんと冷蔵庫に入れておくから」 美砂 「毎度ありぃ」 私が求めたもの・・・それは抱き枕 そう、アキラさんの抱き枕。等身大のそれはもういいものです 今夜は・・・ぎゅって抱きしめてあげるね 完 37-258 37-258 名前:真名ちゃんもっこり日記102[sage] 投稿日:2006/09/02(土) 23 30 48 ID ??? 真名ちゃんもっこり日記102 「あっ、駄目だよ真名」 ふっふっふ、2学期に入りアキラとは学園で堂々と会うことが出来る。 昼休みにトイレに呼び込んで一発ヤらせてもらおう。 「ほぅ、今日は白か。しかも新品」 これは私の性欲をそそる物だな。興奮のボルテージは最高潮だ。 あとでそのパンツをくれないか? 「でも、駄目だよ。昼休み終わるまであと5分しかないよ」 何、5分?この私を見くびるなよ。 「安心しろ。今からヤらせてくれれば3分以内に二人同時にイける」 「そ、そうじゃなくてぇー…あっ」 ふふふ、口でそう言っても体は正直だな。私に任せておけ。 「う~ん。いい眺めでござるな~」 !? 今のは幻聴だ。何でもない何でもない……でも一応確認のため、ちょっとだけ… … 「これは思わぬ所に出くわしたでござるな」 ス○イダーマンのつもりか天井にへばりついて使い捨てカメラを持っている楓…? 「覗くなぁーーーーーー!!氏ねぇぇぇ!!」 バキュン バキュン バキュン ちっ、逃がした。 「ま、真名ぁー。だから言ったのに」 むぅ…仕方ない、教室に戻るか。 37-259 名前:真名ちゃんもっこり日記102[sage] 投稿日:2006/09/02(土) 23 31 22 ID ??? 「ねぇ、何か見つかった?」 「真名殿とアキラ殿がトイレで、いいんちょと明日菜殿が別のトイレで、和泉殿と明石殿が保健室で 長谷川殿とザジ殿が屋上で、葉加瀬殿と村上殿が研究室で、美空殿とシャークティ殿が教会でいちゃいちゃしてたでござるよ」 「そっか、だから午後の授業って人少なかったんだね」 …どうやら楓は朝倉の報道部のヘルプで入っているようだ。 つーかデバガメすんな。 「真名ぁ」 ん? 「お願いだから…パンツ返して」 37-267 37-267 名前:リクカプ劇場[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 21 32 ID ??? リクカプ劇場 夕映×ザジ編:抹茶コーラ ちゅー 昼休み、夕映は今日も不思議なジュースを買って飲んでいる。 今回は1000%スイカジュースである。正直100%でも1000%でも薄い。 「これははずれですね」 はずれでも仕方なく全部飲む夕映。 そこへ購買の袋を持ってきたザジが現れた。 「…綾瀬さん」 「ザジさん、長谷川さんはどうしたですか?」 いつも一緒に居るはずの千雨がいない。ザジによれば昼休み前にさっさと早退してしまったのだ。 「寂しそうですね」 仕方なく夕映はザジの横に座り、一緒に昼食をすることに。 「…」 「…」 無言でパンを食べるザジ、その横で普通のフルーツ牛乳を飲む夕映。 普通のジュースで物足りない上に、会話がなく困っていた。 「…あ」 夕映は何気に袋を覗いて見ると、抹茶コーラが入っていた。 「…ザジさん。抹茶コーラ好きですか?」 変わったジュースを飲むのが趣味に近い夕映は共通の話題を見つけた。 「うぅん。何か珍しいものがあったから」 「…そうですか」 考えてみればこんな変わったものを好んで飲むのは夕映くらいだろう。 ザジはそんな夕映を見て抹茶コーラを渡す。 「少し飲みます?」 37-268 名前:リクカプ劇場[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 01 22 54 ID ??? 「ありがとです」 夕映はありがたく抹茶コーラを飲む。その間、ザジはパンを黙々と食べている。 「…」 ぼんやりと考えていても何もない、ただ何もない時間が流れていく。 (共通の話題を見つけるのは難しいです) 変わりものの自分にため息をつきながらボーっとジュースを飲んでいて気づいた。 「あ…」 ザジが少し飲んでいいと渡した抹茶コーラを飲み干してしまった。 「…」 ザジは空になった抹茶コーラを見つめる。 「ご、ごめんなさいです。新しいの買ってあげるです」 だがザジは夕映をじっと見つめていた。 (うぅぅ。怒っているです…) 困り果てた夕映だがその瞬間、ザジは夕映にキスをした。 「むっ…むぅぅ~~~~~~」 しばらく唇に離さないザジは舌まで入れてくる。 「…ぷあっ!?」 ザジにとって千雨とキスしまくってるせいで当たり前となったが、夕映は驚きのあまり思考が 停止してしまい固まった。それに対してザジは 「抹茶コーラは少し変わった味ですね」 そう告げて去っていった。 その後も夕映は昼休みの間、放心して固まり続けていた。 終 37-276 37-276 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 12 32 29 ID ??? マクドナルドで まき絵「わーどうしよ。今月ピンチだからお金がないよー」 アキラ「えっ、どうするの。もう頼んじゃったよ」 ゆーな「にゃー」 亜子「ウチやゆーなもギリギリやから貸せへんで」 まき絵「う~。どうしよ」 アキラ「わ、私を見ても困るよ」 ゆーな「にゃー」 亜子「ゆーなの言うとおりや。まき絵はいいんちょがおるやろ」 まき絵「そうだった。あーやーかー」 あやか「あら、現金がなければカードで支払えばいいのではありませんか?」 ゆーな「にゃー!?」 アキラ「マックでカード!?」 亜子「なめとるでこのブルジョワ」 木乃香「ホンマや。カードで清算したほうがええで」 あやか「そうですわね」 一同「木乃香もか…!?」 ゆーな「にゃー」 亜子「このブルジョワめ…」 37-293 37-293 名前:リクカプ劇場[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 17 50 23 ID ??? リクカプ劇場 真名×刹那編:恋の呪文 「いいだろ刹那」 放課後、授業を終えた真名と刹那は屋上にいた。 真名は刹那にキスをしてそっと手を体に置く。 「龍宮、もしかしてコレが目的か?」 「本当は違うが…下心があったのは本当かな」 真名は積極的だ、むしろ困るほど。 「まったくお前は…」 「好きだぞ刹那」 抱きつく真名、真名のふくよかな胸がくっつき、小ぶりの刹那には少し息苦しくなる。 「その言葉、もう何回も聞いたことか」 『好き』という言葉、好きだからこそそう言うのだがこう何回も使われては… 「嘘だろ?今日が始めてだぞ」 「あのな。そういうことじゃなくて―――」 その会話は誰かの足音で中断された。 「あっ、いたいたせっちゃーん」 そこへ元気よくやってきたのは木乃香だ。 木乃香が屋上に入ってきたときには、二人は離れていて真名は空を眺めているふりをして、刹那は刀を振り 剣の稽古をしているように見せかけた。 「どうしましたお嬢様?」 「ネギ君が呼んでるよー」 「ネギ先生が?」 持っていた夕凪を鞘にしまいその場を去ろうとする、真名とすれ違う寸前にそっと耳打ち。 「続きは夜に私の部屋でな」 その言葉に若干膨れっ面の真名であった。 「しかし何でいいときに邪魔が入るかな」 「ネギ先生が呼んでいるんだ、仕方ないだろ」 37-294 名前:リクカプ劇場[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 17 50 55 ID ??? 木乃香に聞こえないようにすれ違いながら軽い会話をして去っていく刹那。 「ネギ君、今視聴覚室にいるよ」 「分かりましたお嬢様」 刹那と木乃香の仲のよさげな会話を見ている真名。 嫉妬か?まるで子供じみた独占欲だった。 刹那はその場にはいない、仕方なく真名も帰ろうかと思っていた。 だが真名が屋上の階段を下りようとした時、扉の裏側に隠れていたのか木乃香がそっと近寄った。 「近衛か…」 何だか気まずい雰囲気。 「ごめんな。二人の邪魔をするつもりはなかったんやけどね」 まるですべてを見透かしているような顔で言い放つ木乃香。 この反応には流石の真名も驚いた。 「しかし、私たちがよく屋上にいるって分かったな」 「んー。だってこの絶好のポジションはせっちゃんが教えてくれたんやもん」 ふっと真名の目が近衛を見つめる。いや睨んでいるのか? 「景色はいいしほとんど人こないから一緒にいられる場所やったんやけど、せっちゃんってば誰かさんとここにいるんだもん ちょっと妬いちゃうな」 そう告げて木乃香は刹那を追うように走り去っていく。 「…」 刹那は木乃香にとって守るべき大切な存在。昔からずっとそして今も仲良く… 私はそこに途中から現れてしまったものだ。 簡単に奪い取れるような存在であることは自覚している。 だったらどうやれば奪い取れるか…木乃香との見えない冷戦が始まったような気がした。 その夜、真名と刹那は一緒に妖魔退治の任務に赴いていた。 任務自体は簡単なもので予想より早く片付いた。 真名はその中で腕に傷を負っていた、刹那が応急処置を施す。 37-295 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/03(日) 17 51 49 ID ??? 「助かったよ刹那、好きだぞ」 どさくさに紛れてまたこの一言。 「一言余計だ」 折角助けたのにまたも放課後のことを引っ張り出そうとしていた真名に愛想を尽かす。 「大体、いつも『好き』ばっかりで、もっとマシな口説き文句を使え」 「…ふ。この言葉はな、繰り返して言わないと意味がないのさ」 そっと刹那を引き寄せる。 「その言葉には『魔力』があってな、何度も繰り返して使うことによって縛られていく『呪文』みたいなものだな」 「何を言って…!? 次の瞬間、真名に唇を奪われる。 「好きだ」 その胸の中に抱かれていく刹那。手に持っていた夕凪が地面に落ちる。 だが背中に手を回さないのはまだ木乃香が刹那を縛っているからだろう、だから何もしない。 「バカ。これじゃまだ嘘くさい口説き文句のほうがマシだ…」 この言葉は刹那を縛り続ける。 刹那の中にある木乃香の色をいつか真名の色に埋め尽くされるまで。 とても甘く、刹那の心を埋め尽くすまでよりいっそう甘く…。 終 前ページ次ページSSまとめ
https://w.atwiki.jp/chiuzazie/pages/39.html
前ページ次ページSSまとめ 3-21 3-21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/11(月) 21 50 28 ID Az6BABGt0 TV「コパンコパーンちっさくたっていちにんまえ? コパーン…」 ザジ「……」 TV[コパンコパーンちっさくたっていちにんまえ?」 ザジ「……(ふりふり)」 TVと一緒に踊りだすザジ ちう「ただいまー あれ?ザジなにやってんだ?」 ザジ「?(゜□゜?)」 3-51 3-51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/11(月) 23 14 29 ID nDrdIol60 さよ「あのぉ…」 エヴァ「ん?どうした」 さよ「その…この間いっていた実体化できるというお話なんですが」 エヴァ「どうした、気でもかわったか?」 さよ「あの…学校が終わってから0時まではできますか?」 エヴァ「…ちょっと長いがまぁいいだろ」 さよ「あ、ありがとうございます!」 エヴァ「礼にはおよばぬ。…で何をしに行くのだ?」 さよ「あの…それはですね」 3-56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/11(月) 23 30 27 ID nDrdIol60 さよ「あのぉ?…」 朝倉「ん?どうしたの…あれ、あんたなんか今日は…」 さよ「今日だけ特別に実体化してるんですよ」 朝倉「…ほんとだ、触れるし足はえてるし」 さよ「あ、あの…それでですね朝倉さん…こ、これから一緒にお出かけしませんか?」 朝倉「へ?…その、実体化は今日だけなの?」 さよ「は、はい…(たぶんですけど…)」 朝倉「…(ニッ)ま、友達の頼みだしね。いいよ、行こう」 さよ「…!ありがとうございます!」 3-65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/11(月) 23 44 33 ID nDrdIol60 朝倉「で、どこいくの?」 さよ「え!?…え?と」 朝倉「いーよ、あんたの行きたい場所でさ」 さよ「は、はい」 さよ「わぁ?昔と違って色々ありますねぇ?」 朝倉「あれ?あんた自由に動けたんだから色々見てるんじゃないの」 さよ「見てましたけど、こうやって自分の足で歩いて見るのとでは違いますよ?」 朝倉「そーゆーもんかね」 さよ「ええ、それに…」 朝倉「ん?」 さよ「い、いえ!なんでもありません!!つ、次いきましょ!」 3-67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/11(月) 23 54 10 ID nDrdIol60 ちう「あれ、朝倉じゃねーか」 ザジ「…」 ちう「ん?隣の??あぁどっかでみたことあるな…ってあれって」 ザジ「…」 ちう「出席番号1番の…だよな」 ザジ「(こくこく)」 ちう「ど、どういうこっちゃ…化けてでたか?でも足はえてるし…様子見する…か?」 ザジ「…」クイックイ ちう「ん?あぁ、邪魔しちゃ悪いか。まぁ関わってもしょうがねぇし行くか」 ザジ「(こくこく)…」 ――ガンバッテネ… ちう「ん?なんかいったか?」 ザジ「(ふるふる)」 3-72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 00 15 00 ID AlMQpJ9a0 さよ「あ、朝倉さん。あれって」 朝倉「あぁ、プリクラ?記念に一緒に撮る?」 さよ「はい!」 カシャッ 朝倉「できたできた。お、さよちゃんかわいく撮れてるねぇ」 さよ「え、いえそんな…」 朝倉「はっはっは。おっとごめん。ちょっとトイレいってくるからここで待ってて」 さよ「はい」 茶々丸「あの…」 さよ「はい?あ、あなたは」 茶々丸「マスターからの伝言です。その…マスターもがんばっているのですが 実体化はもって後一時間程だそうです。」 さよ「…そうですか」 茶々丸「申し訳ありません。」 さよ「い、いえそんな。私のワガママですし…ありがとうございましたとお伝えください」 茶々丸「…かしこまりました」 3-106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 02 24 51 ID AlMQpJ9a0 朝倉「…教室?」 さよ「えぇ、ずっとここにいたので、なんだかんだで一番落ち着くんです」 朝倉「そっか」 さよ「あのぉ朝倉さん、今日はつきあわせちゃってごめんなさい」 朝倉「こらこら、あやまるとこじゃないでしょ」 さよ「あ…あはは、そうですよね。ありがとうございました」 朝倉「あっはっは、いいのよ別に」 さよ「いえいえ?本当にありがとうございます」 … さよ「…私…ですね、60年以上ここにいて、誰にも気づいてもらえなくて…すごく寂しかったんです… 誰でもいい、私に気づいて友達になって欲しいって…幽霊なのに…馬鹿ですよね」 朝倉「…」 さよ「でもあの日、ネギ先生と朝倉さんに友達になってくれるって言ってもらえて… すごく、うれしくて…」 朝倉「…うん」 さよ「あの…改めて言わせてもらいます。本当にありがとうございます」 朝倉「うん…あ、さよちゃん?」 さよ「え…?」 ――ゥゥウウウ 3-107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 02 30 00 ID AlMQpJ9a0 さよ「あ…そろそろ時間みたいです…」 朝倉「そっか…」 さよ「今日はたくさん遊んで疲れてしまったのでこれで失礼しますね。 あ、別に消えるということではないですから」 朝倉「…馬鹿な事いうんじゃないよ」 さよ「あ、ご、ごめんなさい!…あの、朝倉さん」 朝倉「なに?」 さよ「これからも、よろしくお願いします」 朝倉「なぁにあらたまっても?…当然でしょ」 さよ「えへへ…それでは」――チュ シュゥゥゥ…… 朝倉「……はは、これじゃあいつらのこといえねーな」 3-108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[終] 投稿日:2005/07/12(火) 02 32 38 ID AlMQpJ9a0 ――翌朝 さよ「あ、お、おはようございます」 朝倉「ん、おはよ」 …チョンチョン さよ「?(机の下?…あ……プリクラ…)」 朝倉「私達はずっと、友達だよ」 さよ「…はい!」 3-71 3-71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 00 09 52 ID ofXm5/WJ0 千雨「そんなにくっつくなって、満員じゃないんだから」 二人は電車の中。 ザジ「・・・・・」 ガタン 二人「うわっ」 二人倒れる 千雨「だからくっつくなって言ったのに・・・もう」 ザジ「ちう・・・眼鏡かけないほうがやっぱりかわいい・・・。」 千雨「っ、眼鏡っ、眼鏡」 ザジ「めがね・・・かけないで。そのほうが、ちうの顔がよく見えるから・・・」 千雨「嫌だよ・・・返せって」 ザジ「・・・(><)」 千雨「分かったよ、今日だけな。」 ザジ「(*≧▽≦*)」 ザジ「・・・ぎゅっ」 乗客「あのー、そろそろ立ってもらえない?」 千雨、恥ずかしそうに 「あ、はい、すみませんでした・・・」 ザジ「・・・・ぎゅっ」 千雨「だから、くっつくな。また転ぶから」 ザジ「・・・・(*≧▽≦*)」 千雨「ま、いいか・・・」 3-75 3-75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 00 21 07 ID Bn2EoHIQ0 ザジ「………♪」 千雨「あっれ……眼鏡どこやったっけ。」 ザジ「………(*≧▽≦*)」 千雨「うわっ、ちょ。ザジあたしの眼鏡っ。」 ザジ「……」 千雨「ちょっ、かえしてよぉ?。」 ドタバタドタバタッ。。。。。 さよ「(じ?)……ザジさん楽しそう(ニコ)」 3-78 3-78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 00 42 44 ID TE/t5rY10 「夜風が気持ち良くなってきたなぁ・・・もう梅雨も終りかな?」 タイピングの手を止め、千雨が呟く。そんな姿を、ルームメイトのザジが微笑みながら見ている。 「何・・・・見てんだよ・・」 視線に気付いた千雨は、やや乱暴な言葉を投げかける。しかし、その表情には、照れが浮かんでいた。 ザジの方も、その言葉の乱暴さが照れ隠しである事が解っているので、その微笑を崩す事はない。 千雨はモニターに向きなおし、ネットの海の向こう側に居る男達からのログを追いかける。 しかし、以前の様な高揚感は得られない。何か冷めてしまっていた。 やがて、ちうの発言が無くなっている事に気が付いた男達が騒ぎ始めていた。 ちう不在のまま、チャットのログは無責任な妄想で埋め尽くされ、流れてゆく。 「なんだかなぁ?・・・・・」 ポツリと溢した千雨の言葉に、ザジは何かを感じ取ったのか、ゆっくりと立ち上がっていた。 3-79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 00 43 15 ID TE/t5rY10 ギュッ・・・・・・・・ ザジの腕が、千雨を優しく包み込み抱き締める。 「なっ・・・・何・・すんだよ・・」 ぶっきらぼうな言葉を口にする千雨だったが、その体はザジに委ねられている。 そして千雨の心の中に、ザジの音にされない言葉が染み込んでゆく。 「ありがと・・・・そうだな、今はお前が居るもんな・・」 自分の気持ちが伝わった嬉しさから、ザジは千雨を抱き締める腕に力を込める。 「おっ、おい・・ちょっとイタイってば・・もうちょっと待っててな」 千雨は一瞬、照れ笑いを浮かべた後、何かを決意して、キーボードを打ち込んでゆく。 ”みんなぁ?っ、ココでちうからの重大発表だっぴょ?ん♪” 3-80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 00 43 46 ID TE/t5rY10 突然のちうの言葉に、男達は色めき立つ。 ”ちうは、暫くお休みする事にしましたのぉ?、みんなぁ?っ、元気でねぇ?っ hearts” そう打ち込むと、千雨は男達の反応を見る事無く、PCの電源を落とす。 振り返れば、ザジの優しい微笑みがあった。 「今は・・・ちうでいるより・・・千雨でいる方がいい・・よな?・・・」 千雨は顔を赤らめ、ぽつりと呟く。ザジは、その言葉にゆっくりと頷く。 千雨の照れた笑顔を見つめていたザジだったが、やがてその瞳は潤み、熱みを帯びてゆく。 「うっ、うわっ!!」 千雨が驚きの声を上げた。ザジがその華奢な体付きとは裏腹に、軽々と千雨を抱き上げていたのだから。 千雨を、いわゆる”お暇様だっこ”の状態で抱き上げたザジは、ゆっくりと歩き出し、ソファーの方へ向かう。 3-81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 00 44 18 ID TE/t5rY10 ザジはソファーに千雨を下ろすと、覆い被さり、熱く潤んだ瞳で見つめる。 「・・・・・まだ・・お風呂入ってないよ・・・」 千雨は弱々しい声で、ザジを見つめ返す。しかし、その言葉でザジを征する事は出来ないと解っていた。 やがて千雨の瞳も熱を帯び、潤んだ視線が絡み合ってゆく。そして、千雨はゆっくりとその瞳を閉じる。 ザジも瞳を閉じる、そして二人の唇がゆっくりと近づいてゆく。 「んっ・・・・・・ hearts」 唇が重なった瞬間、千雨から甘い吐息が漏れる。その声を聞いたザジは、千雨の唇をこじ開け舌先をねじり込む。 「んぁっ・・・・んぐっ・・・・・」 唇を貪り合い、舌を絡め、二人は甘い吐息を漏らす。 お互いの耳に響きあう甘い声に、二人は酔いしれていった。 3-82 3-82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[ムダ毛処理してたら指切ったwwテライタスwwww] 投稿日:2005/07/12(火) 00 54 40 ID eHZHK7FrO ちう「そういえばザジ、お前って携帯電話持ってるのか??」 ザジ「………(コクコク)」 ちう「へぇ?。どんなのなんだ??」 ザジ「………(カキカキ)」 ちう「図を描いてくれるのか……え?っと何々、紙コップ2つとタコ糸で…ってこれは糸電話だろ!!」 ザジ「(* ∀ *)」 3-86 3-86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 01 19 13 ID JFVOjAoe0 夏。 照りつける日差し。だが、決して暑くは無い。 風が吹く。 優しく、心地よい風。 柔らかな風鈴の音。 縁側。そこには2人の少女が、肩を寄せ合ってうたた寝をしている。 カランと、グラスの氷が音を立てる。遠くにセミの声。 2人は、ただゆっくりとした時を楽しんでいる。 そんな初夏の昼下がり。 3-94 3-94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 01 42 11 ID byjX3vFPO 1-358 「「ご馳走様」」 あれから二人は冷めた千雨お手製晩ご飯を暖め直し、二人仲良く食べた。 「さて、風呂でも入るか」 「ちう…、一緒に入ろう…」 「分かってるよ」 千雨は、二人で入るときは、大浴場には行かず、専ら備え付けのバスルームを使っていた。 その方が、ザジと楽しい二人だけの時間が作れるからだ。 「…服、脱がしてあげる…」 「なっ、それ位自分で出来るよ!!」 「………どうしてもダメ?」 「ううっ…」 ザジは、自然に千雨に強請っているのだろうが、千雨は、この時のザジの顔には滅法弱い。 「変な事するなよ…」 「……うん」 ザジが満面の笑みで千雨に返すと、千雨はザジの可愛さに気絶寸前まで持っていかれる。 ザジのおかげで、いいんちょのネギを見て気絶する気持ちが少し分かったかもしれない。 「………♪」 ザジは楽しそうに千雨の服を脱がしているが、千雨はそれ所ではなかった。 「(随分…エロい脱がし方じゃねぇか…)」 千雨は、自分の身体の昂まりを必死に我慢しているのだが、 当のザジはどこ吹く風という感じで千雨の服を脱がしていく。 3-96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 01 44 55 ID byjX3vFPO ブレザーは、千雨の腋の下から手を入れてボタンを外し、シャツを絡み付く様な手つきで脱がす。 実はザジ、脱がしながら千雨の身体を楽しんでいるのだが、 千雨は身体の昂まりを抑えるので、まるで気付いていない。 「(ちうの服…良い匂い…♪)」 「な、なぁ…ザジ…早くしてくれないか…」 「(こくこく)」 「(ザジの奴…、一体、何処でこんな…)」 3-134 3-134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[DVD見てたわ] 投稿日:2005/07/12(火) 05 09 56 ID AlMQpJ9a0 ちう「Mr.インクレディブルおもしろかったなー」 ザジ「(こくこく)」 ちう「やっぱヒr?ロには特殊能力だな。怪力だったり、伸縮自在だったり… 足があやかったり…バリアはれたり……」 ザジ「…?」 ちう「…なんかすごく身近にいる感じがするわ」 3-154 3-154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[保守してくださってる方々サンクス!] 投稿日:2005/07/12(火) 10 30 37 ID 6PABcnL20 さよ 「ドゥルルルンドゥルルンドゥルンドゥルルルンドゥルン タッ! ♪くっうっきっ女と?小人を連れて?街にサーカスが来る前に?」 朝倉 「え…えーと…さよちゃん…?なにしてんの…?」 さよ 「うわっ!み、見てたんですか朝倉さん…あのその、今流行のボイパを練習してたんです」 朝倉 「そ、そう…でもボイパってもう流行ってないよ?あと色々間違ってるっていうか…」 さよ 「あ…そうなんですか…じゃあ今は何が流行ってるんですか?」 朝倉 「え?う?んそうね?…………あ、え、えーと今は、 す、好きな女の子同士で色々Hな事するのが流行ってるかな、うん」 さよ 「へ?」 朝倉 「(なっ、なに言ってるの私はっ。いくらさよちゃんと…いやいやいや違う違う!)」 さよ 「へぇ?そうなんですか?」 朝倉 「ごっ、ごめん!調子に乗りまし…」 さよ 「…でも私幽霊だから朝倉さんに触れないなぁ…」 朝倉 「あ…」 さよ 「あ、いい事思いつきました!こうやって朝倉さんに乗り移れば…」 朝倉 「ひゃっ!?」 さよの声「朝倉さんと私とで感覚を共有しますから…ふふふ…」 朝倉 「えっ!?ちょっ、ま…あれ…?体がうごかな…」 さよの声「今は私に主導権がありますから朝倉さんの意思じゃ体は動かせませんよ。 それじゃ始めましょうか…うわぁ、朝倉さん胸大きいですねぇ…」 朝倉 「ちょ、ちょっと待ってぇ!さよちゃん!んっ…あっ…」 さよの声「わ…すごい事になってますよ…?朝倉さんのここ…」 朝倉 「あっ、ひゃっ…んぁっ…ああっ…だめぇ…」 さよ 「(ふふふ…嘘を教えようとした罰です… んっ…んんっ…もう、敏感すぎです、朝倉さん…)」 3-162 3-162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[2人が行列の出来る美味しいラーメン屋に行ったら??] 投稿日:2005/07/12(火) 11 27 43 ID eHZHK7FrO 店主「ラーメン2つですね、ごゆっくりどうぞ」 ちう「ほらよ、さて食べますか」 ザジ「……(コクコク)」 ちう「ふぅー…ふぅー…」 ザジ「………ぁ…クスクスッ」 ちう「ん…??ザジどうした??」 ザジ「ちう……メガネ…クスクスッ」 ちう「あぁ、曇ってるからな…取れば大丈夫だろ??」 ザジ「…(*´∀`*)」 ちう「ん…、まだ何か付いてるか?」 ザジ「ちうの顔キレイだから…つい(*´∀`*)」 ちう「ばっ…バカ…」 さよ「いいですねぇ…(*´∀`)」 朝倉「…さよちゃん??」 従業員「あのお客様、ご注文を…」 3-178 3-178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[朝倉の計らいで3-Aのパーティーの買い出しに二人が行ったら??] 投稿日:2005/07/12(火) 13 54 57 ID eHZHK7FrO ちう「朝倉の奴…絶対わざとだ…」 ザジ「ちうと2人っきり…だからいい…」 ちう「ばっ、バカ…そんな事恥ずかし気も無く言うなよ…」 ザジ「後は何を買うの…??」 ちう「食べ物と飲み物は注文してきたからな…後はパーティーグッズかな?」 ザジ「(*´∀`*)」 ちう「あ…あったあった。えっと、買う物は…帽子32個、クラッカー31個…後はビンゴカードか。」 ザジ「ちう…これ付けて?」 ちう「ん…?メガネ??…付けたけどこれで良いのか??」 ザジ「…クスッ…ちう可愛いよ…クスクスッ」 ちう「何笑ってるんだ??……!?」 ザジ「ちう、鼻メガネよく似合う…クスクスッ」 ちう「ばっ、バカ笑うなぁっ!!」 朝倉「ちょっと帰りが遅いと思ったらやっぱりこれだよヽ(´ー`)ノ」 さよ「ふふっ…あ・さ・く・ら・さん♪」 朝倉「へっ?何さよちゃn…うわぁぁぁ!?」 さよ「ビックリしました?怖そうなお面があったので付けてみました♪」 オチは無いぞw パーティーに参加してく(ry 3-179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 13 59 19 ID RcbPgd/70 178 ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 俺もそのパーティー参加してEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE 3-182 3-182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 14 40 07 ID 6PABcnL20 ちう「よーし今日も一位…寝るか…」 ザジ「にゃん♪(スリスリ)」 ちう「え…ど、どうしたんだザジ!?ネ、ネコミミなんて着けて…それにそのカッコ…」 ザジ「にゃあ?」 ちう「え…っと…とりあえず服着ろ!下着姿じゃ、か、風邪ひくだろ!」 ザジ「にゃあ?ん」 ちう「う…ど、どうしたんだよぉ??ってほっぺ舐めるなぁ!…こらぁ…」 ザジ「にゃ?(ぺろぺろ)」 ちう「うぅぅ…そこはぁ…だめだって…んっあああああ!」 ガバッ ちう「はぁ…はぁ…ゆ、夢…?くそ、なんで一番いい所で………!もう一回寝たら続きが見れるかも…」 ・ ・ ・ ちう「よーし今日も一位…寝るか…」 ??「フゥゥゥゥゥゥゥ!」 ちう「なっ!?」 ??「重力への挑戦フゥゥゥゥゥゥ!!」 ちう「なっ…ザ、ザジ!?天井に!?」 ザジ「どーもー!ハードザジでーす!ナイトメアフゥゥゥゥゥゥ!!」 ちう「こ、腰を動かすな!え?な、なにを…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 ガバッ ちう「はぁ…はぁ…ゆ、夢…?夢で良かったぁ…」 ザジ「にゃん♪(スリスリ)」 ちう「え…」 3-187 3-187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 15 58 29 ID 5DhxAKUy0 個人的に修羅場展開が一番好きだ。 朝倉「ちーうちゃん」 千雨「…何の用だ」 朝倉「つれないなー、もっと愛想良くしないと」 千雨「余計なお世話だ。で、用件は?」 朝倉「うん。写真できたよー」 千雨「…は?何の事…ってこれ!私の寝姿なんていつの間に撮った!?」 朝倉「ヒドいなー、あの二人の夜を忘れたの?」 千雨「おま、何を言って…」 ザジ「…………」 千雨「おおうぁ!?ザジ、居たのか?いや違うんだ、これは朝倉が勝手に言ってるだけで」 朝倉「そんな!私の事は遊びだったと言うの!?」 千雨「ちょっと黙ってろ!…落ち着けザジ。話せば分かる、だからその爪をしまギャー!」 朝倉「あはは!本当にあの二人からかうと面白いなー」 さよ「…朝倉さん」 朝倉「ん?さよちゃんどうしたの?」 さよ「結局何で千雨さんの写真持ってたんですか?」 朝倉「……あはは」 さよ「ちょっとあっちで話し合いましょうか」 朝倉「…はい」 あれ?これって修羅場展開か? 前ページ次ページSSまとめ
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/1116.html
「ミキ、死んじゃったの」 執筆開始日時 2011/12/05 元スレURL http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1323021791/ 概要 「あっ!は、春香!」 … どんがらがっしゃーん! って音が聞こえてきそうだったの 机に頭ぶつけちゃったの? 大丈夫?痛くない? 「み、美希…?」 タグ ^星井美希 ^オールキャラ まとめサイト インバリアント エレファント速報 プロデューサーさんっ!SSですよ、SS!
https://w.atwiki.jp/bunmenrap/pages/54.html
文面ラップダンジョン初代モンスター 東西選抜対抗戦 12人連続勝利 ヒトコト 勢いがすごかった
https://w.atwiki.jp/itoshiihito1217/pages/138.html
#weblog そーいえば。 気がつけば。 解禁(?)というのか??? ある一定期間経過したので。 なにも制限がなくなったわぁ~ って書いても何のことやらさっぱり~ ですよね^^; 私の気持ち的なものということで・・・ あ!そういえば! アパートも解約しても違約金取られない ようになったわ~♪♪
https://w.atwiki.jp/mamodunplus/pages/377.html
にんじゃ水の情報スキル1 スキル2 進化スキル 評価評価点 対人戦評価 ボス戦評価 育成おすすめサポート おすすめサポート先 おすすめ覚醒 おすすめステータス振り コメント にんじゃ水の情報 画像 スキル1 音速斬り 威力 小 相手単体を攻撃し、自分の速度を1ターン強化する。 Lv2 ダメージ+10% Lv3 ダメージ+10% Lv4 ダメージ+10% 潜在解放5段 なし スキル2 背水の陣 CT 0 / P HPが減るほど速度が上昇する。HPが10%以下の時、20%の確率で行動後に続けてターン獲得する。 Lv2 発動率+10% Lv3 発動率+10% Lv4 発動率+10% 潜在解放8段 なし 進化スキル 変わり身の術 HPが0になるとき、HPが一番多い味方からHPを30%もらい生き残る。HP30%以上の味方がいない場合発動しない。CT 2ターン 評価 評価点 5.6点 /10点 対人戦評価 作成中 ボス戦評価 作成中 育成 おすすめサポート 作成中 おすすめサポート先 作成中 おすすめ覚醒 作成中 おすすめステータス振り 作成中 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/chiuzazie/pages/556.html
前ページ次ページSSまとめ 37-548 37-548 名前:夕映 麻帆良四方山話[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 01 21 50 ID ??? 夕映 麻帆良四方山話 1/2 夕映 「麻帆良の世界は不思議がいっぱいです。今日はその不思議の一つをお話しするです」 ”ねこの集会” これは麻帆良の、いえ、どこの街にでもあるようなお話です 今は夜、ここは麻帆良のとある街角、人気の有るようで無い袋小路 昼には何処かの少年たちがここであそび、夜にはもの悲しさだけが残る小さな広場 にゃー・・・にゃー・・・ そこにはねこがいます、とてもたくさんのねこがいます 朝倉 「噂には聞いていたけれど・・・ねこちゃんかわいいな~」 その集会をそっと覗く者が一人。麻帆良のパパラッチさんです。ねこさんたちはそれに気がついては居ないようですが・・・ 朝倉 「ん?あれは・・・ゆーな?」 そうです。そのねこだけの集会に一人だけ人間の少女が居たのです しかしねこたちはその少女をおそらくはねことして認識しているのでしょう。どのねこも彼女を排除しようとはしていません ねこに混ざっている少女は、膝の上にのせたねこさんをそっと撫でながらずいぶんとまったりしています そんな少女に一匹のねこが近づいてきました。その口には小魚が咥えられています 裕奈 「にゃ」 少女は優しそうに微笑むと、そのねこさんを撫でました 撫でられたねこさんは少女の足下に小魚を置くと、満足そうにごろごろと鳴くのでした 朝倉 「まさか・・・ゆーな・・・」 同級生の少女を観察するパパラッチさん。あまりの雰囲気に足下がお留守になってしまったようです 37-549 名前:夕映 麻帆良四方山話[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 01 23 44 ID ??? 2/2 ぱきん なんということでしょうか。パパラッチさんはありきたりの罠、”小枝を踏んで音を出してしまう”に引っかかってしまったのです 一瞬、パパラッチさんはねこさんたちから視線を外してしまいました そして数瞬後、パパラッチさんは再びねこさんたちを見ます。なんとすべてのねこさんの視線がパパラッチさんの方を方を向いています 朝倉 「あ・・・あはっ」 にゃぁぁぁぁ!!! それは凄まじい叫び声でした。ねこさんたちが一斉にパパラッチさんを威嚇し始めたのです 朝倉 「ひ、ひぇぇぇ!!!」 パパラッチさんは思わず目を瞑り、頭を抱えて蹲ります。しかし・・・ ・・・・・・ 沈黙が流れました。パパラッチさんがおそるおそる目を開くと、そこはただの広場になっていました あれだけたくさんいたねこさんたちが一瞬で消えてしまったのです そして・・・同級生の少女も消えていました 翌日、パパラッチさんの教室にて 和美 「ねぇ裕奈、昨日の夜のことなんだけどさ・・・」 そう声をかけた瞬間のことでした にゃー その鳴き声はパパラッチさんの背後、教室の窓から聞こえてきました。パパラッチさんがその方向を見ると、一匹の白ねこがいたのです そのねこは一声鳴くと、パパラッチの少女をにらみつけて何処かへと行ってしまいました 裕奈 「なに?朝倉」 和美 「な、なんでもないよ。うん、なんでもない」 ねこさんたちは秘密主義のようです 完 37-554 37-554 名前:真名ちゃんもっこり日記106[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 17 35 07 ID ??? 真名ちゃんもっこり日記106 「ねー亜子。教えてー」 「…ムカ」 なんと、あの和泉が怒っている!?一体何が和泉を怒らせているんだ? 「簡単なことや、何度も同じ質問を続けるからや」 同じ質問?それは和泉にしか答えられないものなのか? 「ねぇー亜子ー。もう一回教えてー」 「またや…」 しかし気になるな、和泉にしか答えられない質問ってなんだ? チャオとか葉加瀬でも分からないのか? 「あれは素人やったら判断が難しいんや」 何だって?滅茶苦茶気になるぞ。 「せやから、オフサイドは…」 あ それ私も知りたい。 37-555 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 17 38 00 ID ??? 俺もオフサイド知りたい 37-556 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 20 23 37 ID ??? 緒不挫伊怒(おふさいど) 時は三国時代、呉の国に緒という男がいた。 彼は若い頃に農業を営んで生活していたが、黄巾党に襲われ全てを失う。 財産は奪われ両親は殺され、一度は絶望した彼だったが、挫けずに生きる事を決意し、劉備率いる義勇軍に入った。 その後の彼の戦いでの活躍は目覚ましく、何人もの黄巾党を屠る事になる。 しかし、そんな彼の最後はあっけない物だった。 同じ義勇軍の仲間であった伊に殺されてしまったのだ。 その理由は、伊と緒が独自に考えた遊戯をしていた所、規則外の行為を緒がしたとされている。 伊はそれを反則と主張したが、緒は決めていなかったとして譲らない。 その言い争いは殴り合いに発展し、いつしかお互いは剣を抜き合った。 斬り合いの末、緒は死亡。伊はその罪で死罪になったという。 このことから、想定外の行為、転じて分かりにくい行為を緒不挫伊怒と呼ぶようになった。 尚、現代のサッカーに同音のオフサイドというルールがあるが、分かりにくいという点以外に共通点はない。 民明書房刊「三国時代とザジちうスレの知られざる関係」より抜粋 37-558 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 21 06 26 ID ??? 夕映「これは、緒不挫伊怒!」 のどか「知っているのか!夕映!?」 37-559 37-559 名前:僕と史伽と 私とお姉ちゃん[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 21 37 50 ID ??? 僕と史伽と 私とお姉ちゃん それはある放課後のこと――― 二人揃って鞄を手に教室を出ようとする楓と風香に、史伽は首を傾げて声をかける。 「あれ?どこ行くですか?今日は部活お休みですー」 「拙者たち、散歩部がお休みなので巽屋の新作『和風ぷりん』を食べに行くでござる。ニンニン 史伽殿も早く仕度をするでござる」 笑顔で促す楓に、史伽は顔を曇らせる。 「まだ美化委員の仕事が残ってるですー。お姉ちゃん手伝っ―――」 「じゃあ僕たち先に行ってるから。史伽は後で来ればいいよ」 風香は史伽の発言を遮ると、楓の手を取り教室を後にした。 少し困った顔をした楓が、何度も史伽を振り返る。 風香はそんな楓も、一人取り残され涙目になる史伽も、気にすることなく急ぎ足で去って行った。 「ふ・・・ふえぇ・・・」 「ほらっ、泣かないの!」 「うちらで手伝ったるで♪はよ終わらせよなー」 今にも泣き出しそうな史伽に後ろから円と亜子が笑顔で声をかける。 「円お姉ちゃん・・・亜子お姉ちゃん・・・」 涙を飲み込んで、史伽はホウキを握り締めた。 「お姉ちゃんたち大好きですー。がんばるです」 教室には笑顔を取り戻した史伽が、円と亜子の間で無邪気に微笑んでいた。 37-560 名前:僕と史伽と 私とお姉ちゃん [sage] 投稿日:2006/09/11(月) 21 38 23 ID ??? 「やはり巽屋のぷりんは最高でござる」 「うん・・・おいしいね」 先ほどから口元が緩みっぱなしの楓に対し、風香は浮かない顔だ。 「フム。あまりおいしそうな顔はしてござらぬが・・・」 楓は細い目の奥からじぃっと風香を見つめる。 風香は俯いて、ちっとも減らないプリンをぼんやりと眺めていた。 「史伽殿を置いてきて良かったのでござるか?」 胸中を察したような楓の言葉に、風香の瞳にじんわりと涙が滲む。 「しっ・・・知らないやっ!史伽なんて知らないやっ!」 「お・・・おねえちゃ・・・・・・」 聞き覚えのある声に風香は強張り、後ろを振り返る。 そこには今にも泣き出しそうな、瞳を潤ませた史伽の姿があった。 史伽の姿に、気まずい思いで風香は俯く。 「風香殿。話してしまったらどうでござるか?このままではお互い気まずいだけでござる」 楓の言葉にはっとして史伽が駆け寄る。 「かえで姉!何か知ってるですか!?お姉ちゃん今朝からずっと私に冷たいです。 きっ・・・嫌われちゃった・・・ですぅ」 「嫌いになんかなるもんか!史伽は僕のたった一人の妹なんだぞっ! 史伽のお姉ちゃんは僕だけなんだぞっ!」 あまりの勢いに、史伽はびっくりして風香を見つめるばかり。 真っ赤な顔をした風香が黙り込んで俯くと、鼻をすする音だけが辺りに響いた。 37-561 名前:僕と史伽と 私とお姉ちゃん [sage] 投稿日:2006/09/11(月) 21 38 58 ID ??? 「・・・史伽殿。風香殿は今朝、史伽殿たちの話を聞いてショックを受けてしまったのでござる」 「今朝の・・・話?」 「亜子殿たちと喋っていたでござろう?」 楓の言葉にしばし考え込む史伽。 「えっと・・・」 「『優しいお姉ちゃんたち大好きです』って言ってたじゃないか!僕はどうせ優しくないよっ! でもでもっ・・・史伽のお姉ちゃんは僕だけなんだぞっ!たった一人の・・・お姉ちゃんなんだぞっ! うっ・・・・・・うわぁぁぁあああん」 突っ伏して泣き叫ぶ風香の姿に史伽はオロオロするばかり。 「お・・・おね・・・おねえちゃん・・・・・・ふえっ・・・・ごめ・・・ごめんね。私のお姉ちゃんは たった一人で・・・・ぐすっ・・・ 世界で・・・一番大好きですぅ・・・ぐすっ・・・嫌いに・・・ ならないでぇ・・・ふえぇん・・・」 ぐすぐすと泣き始めた史伽の頭を、楓はそっと撫でた。 「風香殿。史伽殿の姉はお主だけ、ただ一人でござる。大事な妹を泣かせてはいけないでござる」 「・・・ぐすっ・・・かえで姉・・・・・・」 「さて、では誤解も解けたことだし、お主たち。仲裁した拙者に褒美を謙譲するでござる」 目尻に涙を溜めた二つの同じ顔が、キョトンと楓を見つめる。 「『和風ぷりん追加でござる』」 『ありがとうございまーす』 店員の明るい声と共に、三人はクスクスと笑い出した。 しばらくしてテーブルの上には4つのプリン。 2つは双子の姉妹が仲裁料としてそれぞれ楓に謙譲したもの。 1つは風香が大事な妹にあげた優しさ。 1つは史伽が大事な姉にあげた優しさ。 ~END~ 37-562 名前:番外編[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 21 40 00 ID ??? 番外編 ~翌日の3-A~ 「なっ・・・なんだと!?お前ら昨日巽屋に行ったのか!?」 「きししっ♪和風プリン食べてきたぞー♪」 「あま~くてとってもおいしかったですぅ」 「今回の新作はなかなかでござったぞ」 「なっ・・・なっ・・・バカモノー!巽屋と言えば『餡蜜』ではないか!そうだよな?刹那!」 「・・・私に振るな。甘いものは苦手だ。」 「くそっ、お前じゃ話にならん。おい、エヴァンジェリン。お前はどうだ?」 「私が好きなのは葛きりだ」 「・・・・・・・・・・」 ~オワリ~ 37-564 37-564 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 22 16 30 ID ??? ここはバーボンハウス、いつも覆面をかぶっていて 顔を見せてくれないマスターがいる店。 今日も、常連客の一人である龍宮さんが来店しました。 「また来たね・・・注文を聞こうか。」 マスターの声は男とも、女とも似つかない中性的な美しい声で注文を取ります。 「今日も・・・アキラで頼む。」 龍宮さんの顔はすっかり上気していました。別にここはお酒を出すところではありません。 この真帆良学園生徒達の裏の顔を見る事ができるお店なのです。 マスターは龍宮さんの注文にヤレヤレと言った仕草をしながら 語り始めました、アキラさんの裏の顔を・・・。 「龍宮さんが一緒にいないとき、アキラさんは部屋で 静かに読書をしています。前夜の激しい行為でズキズキと痛む腰を気にしながら。 でもアキラさんは前夜の事を思い出しながらパンツに腕が伸びます。 そう、一人エッチです。でも、誰かに気づかれないだろうか。 誰かに声を聞かれたら・・・とやっている内に心配になって一度も絶頂まで 到達しません。だから、龍宮さんが帰ってきたときは満面の笑みで迎えるのです。 行為の後に、龍宮さんの腕をギュッと抱きしめるのは 本当は、行って欲しくないからなんですよ。」 マスターは語り終えるとネックレスを握り締めました。 龍宮さんはというとご機嫌だった表情がさらにご機嫌となり 景気よく札束をカウンターに放り投げるとスキップしながら寮へと 戻っていきました。ここは生徒の裏の顔がわかるバーボン・ハウス 次のお客さんは一体ダレかな・・・? 美空「ヤレヤレ、ステルス能力がこんなにも便利だとはね。 これでお金儲けもできるんだから、空気の点には目を瞑るしかないね。」 37-568 37-568 名前:50% 50%[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 22 42 32 ID ??? 50% 50% ザァァァァァァ… 雨の中に現れてくる二人の影。 明日菜とあやかは一緒に帰るはずだったが、突然の雨。 寮まで猛ダッシュで帰ってきたが結局全身びしょ濡れになってしまった。 「あーもーっ、びしょ濡れね」 二人であやかの部屋に入ったまではよかったがずぶ濡れ状態のため服を脱ぐことにした。 下着までも濡れて透けていた。 「ちょっと待っていてください、タオルを持ってきますわ」 両者バスタオル姿でどうしようかと思っていたが、ほどなくしてシャワーを浴びることにした。 「どちらが先に入ります?それとも一緒に?」 「私が先よ、それに一緒に入ったら何されるか分からないし」 明日菜はあやかを押しのけて先にシャワーを浴びた。 そこまでは何事もなく事は進んでいたのだが… 「で、どうして上だけなの」 パジャマが一着だけしかなく、明日菜はあやかのパジャマの上をあやかは下だけを着ていた。 下着がないため妙な違和感は否めないが、あやかの場合上半身は隠すものがないため 長めのタオルをサラシのように巻くしかなかった。 「仕方ありませんわ、残りのパジャマはすべて洗濯した上に乾燥機が壊れてこれしかありませんでしたわ」 流石に同室の千鶴や夏美の服を勝手に借りるわけにはいかなかった。 「もーっ。服が乾いたらさっさと帰るからね」 「おそらく明日まで乾きませんわよ」 不意にあやかは明日菜の後ろをとって抱きしめる。 「いいではありませんか、明日は日曜ですし」 「こら!またあんたの悪い癖が…」 37-569 名前:50% 50%[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 22 43 03 ID ??? 上半身を抱き寄せてキスをするあやか、下がない明日菜の下半身からそっと手が入ってくる。 「!?何勝手に触ってんのよ!」 豪快なチョップがあやかの頭に振り落とされた。強く反論するかと思ったが途端にしおらしくなっていた。 「…すみません明日菜さん、少し調子に乗りすぎましたわ」 「な、何を言ってんの!別に言ってくれればいいのに…」 「それでは、今から触りますわね」 “しまった”と思った時にはときすでに遅かった。 ベッドに押し倒される明日菜。上着しかないため胸元と下からあやかの手が入ってくる。 「あァ……や…ン……」 上と下からの攻めは強烈らしく、シーツを握る手が強くなる。 「いい眺めですわ」 そう言って耳元でささやくあやか。 「何一人で盛り上がってんのよ」 すると下から入れていたあやかの手の動きが変わる。その反応に明日菜はたまらず声を出した。 「…っ…あ……バ…カぁ……」 「盛り上がっているのは私だけではありませんでしたわね」 こうなるともうあやかのペース、明日菜はこのままあやかが満足するまで休みなしだったとか… しばらくして、すべてを終えた明日菜はあることに気づいた。 「―で、さっき全部洗濯したから着るのはこれしかないって言ってたけど…」 明日菜はあやかの服が満載のクローゼットを指差した。 「何でこんなに着る服があるのかなー!?」 あやかを間接固めをする明日菜、若干の怒りに身を任せてあやかを問いただす。 37-570 名前:50% 50%[sage] 投稿日:2006/09/11(月) 22 43 34 ID ??? 「痛い、痛い、暴力反対ですわ!」 ようやくあやかを開放する明日菜。これからあやかの精一杯の言い訳を聞く。 言い分によっては腕ひしぎ逆十時固めやサソリ固めをお見舞いするつもりだ。 「嘘ではありませんわ、パジャマはすべて洗濯してこれしかないですのよ」 つまりあやかが洗濯したのはパジャマだけで、普段着は普通の残っていた。何も服全てを洗濯したとは一度も言ってない。 「そう言うのはパジャマ以外の服をよこしなさい!」 「嫌ですわ!一つのパジャマを共有するスチュエーションはなかなか体験できませんわ」 「何逆ギレしてんのよー!」 ベッドで行為をした直後だというのに二人は早速喧嘩を始めた。 はたから見れば、明日菜とあやかは素っ裸でプロレスをやっているようにしか見えなかったりする…。 終 37-573 37-573 名前:『コスプレさよ』(1)[sage] 投稿日:2006/09/12(火) 00 16 45 ID ??? さよ「はぁ……」 朝倉「?」 さよ「……はあぁ~」 朝倉「さよちゃん、どうしたの? 珍しく溜め息なんてついてさ」 さよ「60余年来の私の悩み、聞いてもらえます?」 朝倉「60分以内で済むなら(^^;)」 さよ「朝倉さん、私を見てください」 朝倉「うん……見てるけど、何?」 さよ「何か気付きません?」 朝倉「え、何かいつもと違うかな?」 さよ「それなんですよ」 朝倉「うん?」 さよ「私は幽霊だから、60年以上いつも通りのままなんですよ」 朝倉「つまり?」 さよ「私だって、女の子なんですよっ! おシャレだってしたいし、流行の服だって着てみたいです」 朝倉「なるほどねー、こりゃ、ちゃおりんの出番かな」 37-574 名前:『コスプレさよ』(2)[sage] 投稿日:2006/09/12(火) 00 18 26 ID ??? 超「それで、私のところに来たノカ……」 朝倉「できる?」 さよ「お願いします!」 超「無理ではないガ……上手くいくかは分からないネ。想定外の事態もあり得るヨ」 さよ「それでも、お願いします! 私、60年以上もこの制服のままなんです!」 超「わかったネ。しかし、まずは私の仮説が成り立つか試してみる必要があるヨ」 朝倉「仮説?」 超「簡単な話ネ。衣服を幽体化してしまえばイイヨ。幽体化自体は容易な作業ネ。 既に、このサイコ・イヤホンとサイコ・ゴーグルで幽体に対する物理的干渉は可能になっているネ」 さよ「だから、超さんは私の声が聴こえてるんですね?」 超「ちゃんと姿も見えてるヨ。……そこで、問題は相坂さんの制服にあるネ。 相坂さんが最初から身に付けている制服を脱ぐことができなければ、 新しい幽体化した衣服を着ることができないネ。意識を持つ幽体…… つまり、魂の形は自らのイメージによって生まれているはずヨ。 相坂さんの自己イメージが変更できないものなら、 着替えるばかりか、髪型を変えることすら不可能ネ」 朝倉「つまり、さよちゃんが服を脱げればOKってこと?」 超「表面的にいえば、そういうことヨ」 朝倉「よし! じゃあ、早速だけど、さよちゃん脱いで!」 さよ「え……」 朝倉「なに恥ずかしかってるのよ。さっさと脱いじゃって」 さよ「あの……カーテンの向こうで着替えても良いですか?」 超「イイネ、早く服を脱げるか試してみるネ」 <さよ カーテンの裏に隠れる> 朝倉「………………、今だ! シャッターチャーンス!」 さよ「やっぱり……朝倉さんは朝倉さんですね」 朝倉「さよちゃん、なんかキツイよぅ;」 【つづく】 37-586 37-586 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/09/12(火) 14 19 45 ID ??? 保健室 桜子「ごめんねーいきなりだけど急患だよー」 あやか「まき絵、しっかりして」 アキラ「急いで手当てを」 まき絵「いたたた…」 ゆーな「にゃー!」 亜子「まき絵?一体何があったんや!?」 アキラ「肩から落ちて…」 美砂「天井に向かって飛んで…」 まき絵「私が、調子に乗って大技出して…」 円「まき絵の大技を応援したら…」 あやか「着地にしっぱいして…」 桜子「それが私たちがここに来て…」 亜子「そんなんいっぺんに言われても分からへんわ」 ゆーな「にゃー」 亜子「そ、そんなことがあったん!?まき絵もまき絵や、無理するからやろ!」 この時、アキラは怪我をしたまき絵よりも裕奈の聴き取り能力がすごいのか 亜子の解読力がすごいのか気になっていた。 37-592 37-592 名前:リクカプ劇場[sage] 投稿日:2006/09/12(火) 21 35 11 ID ??? リクカプ劇場 夏美×のどか編:努力の人 「どんなに頑張ってもダメなことがありますよね」 のどかと会話をしていた夏美はふとこんな言葉を聞いた。 「うーん…でものどかは大分変わったじゃん、その調子で頑張ればいいじゃん」 のどかは変わった、はじめは前髪で顔を隠しておどおどしていたのに。 2年の3学期でネギが来てから変わった、前髪を隠して前向きに行動するようになった。 夏美はそこまで変われたのどかが羨ましく思えた。 自分は自称普通の娘、普通に生活していきながら大きく変わることが出来たのどか。 「それは分かっているのですけど…」 のどかはネギ先生を好きになった、だがネギを狙っていたり好意を抱いているのは大勢居る。 そんな中で自分は明日菜たちと比べると目立たない分類にいる。 夕映ですら癖のある立ち振る舞いでいるが、のどかは自分に自身がないせいか、いつもおどおどしてしまう。 ネギに対して今一歩踏み込めないのだ。 「努力ってなんのためにあるんですかね?」 どんなに頑張ってみても、自分は明日菜や刹那のようにはなれない。 ではどんなことをすればいいか分からず迷っていた。 「…うーん、努力ねー。そりゃどんなに頑張っても出来ないことってあるけど…」 夏美は自分の胸のうちを明かす。 「人の基準って自分には分からないじゃん、やるだけやって力がつくならやらない手はないよ」 そう、夏美は夏美らしく努力をしている。 ハカセと一緒にいるときでも訳の分からない単語や機械の名前が次々と飛び出してくる。 理解は出来なくても少しでも役に立つなら、そういう考えで夏美はハカセの言葉を少しでも理解しようとしていた。 「だからのどかも頑張れ!」 背中を軽く叩かれて少しむせるのどか。 37-593 名前:リクカプ劇場[sage] 投稿日:2006/09/12(火) 21 35 45 ID ??? 「それじゃ私これから部活だから」 「は、はい」 自分は少しは役に立つ会話が出来ただろうか。 いや、必ず出来た。努力しなければその先は見えない。立ち止まっていて現状に満足してはだめなのだ。 夏美は夏美の方法で努力をする。 「夏美ーっ」 この日の練習に葉加瀬が見に来てくれる、失敗してもそれは夏美の努力を表しているから… だからいい格好しようなんて思わない、自分は自分らしさでぶつかればいいのだ。 「…努力か」 自分で言ったことを繰り返すのどか、夏美に言われて少し努力の意味が分かったような気がした。 頑張ることも才能の一つならば、それを支えてくれる人に出会えることは幸せだから。 のどかも夏美もまた一歩前進する力を身につけた。 終 37-602 37-602 名前:真名ちゃんもっこり日記107[sage] 投稿日:2006/09/12(火) 23 06 17 ID ??? 真名ちゃんもっこり日記107 学園に来ても相変わらずサボりがちなエヴァ。 茶々丸は「『あのチビ吸血鬼またゲーム優先でサボってるよ』的な気分です」とかほざいていたな。 先生も困っているらしいのだが、生憎先生は今日ノーパn(ryのクーの所へ修行をしなくてなならない(よだれ)。 そこで私が代行で行くのだが… 不安だ、この前は異様なゴミ屋敷と化していたからな。 「にゃー」「にゃー」「にゃー」 「猫さんどうぞ」 おっ、猫にミルクをやっている茶々丸ハケーソ。 「どうだ、お前のマスターの様子は」 「『あの満月の日以外威厳も何もない、能無しマスターは今も引き篭もって遊んでるよ。ケッ』みたいな状態です」 お前最近荒れてきてるな。 「どうぞ、この前のようにゴミであふれてはいませんので」 おー、来て見れば見違えるように綺麗になっているじゃないか。 天井の電気の紐に首を吊るされてるチャチャゼロは見なかったことにしよう。 「まだ台所付近が出来ていませんがかなり綺麗になったほうです」 そりゃよかった、何しろゴミ満載で窓から入る別荘なんて聞いたことがないからな。 「よぉ、何か用か?」 …相変わらずダサイ黒ジャージにコンビニ弁当、茶々●の言うとおり威厳も何もないな。 「もごっ?何か言ったか?」 こいつ本当に吸血鬼なのか… 37-604 37-604 名前:『コスプレさよ』(3)[sage] 投稿日:2006/09/13(水) 00 24 04 ID ??? 超「……ということで、相坂さんが着替えられることは証明されたネ」 朝倉「じゃあ、あとは何に着替えるか決めるだけだね」 超「そういうことヨ」 さよ「ワクワクしてきました~」 朝倉「ねぇ、さよちゃん。何か着たい服ってある?」 さよ「着たい服ですか?」 朝倉「うん。着物とか、ドレスとか」 さよ「着物も良いですけど、まずは流行の服を着たいです」 朝倉「流行か~、まずは色々な服を自由に試着できる場所が欲しいよね」 さよ「でも、そんな場所、どこにあるんですか?」 37-605 名前:『コスプレさよ』(4)[sage] 投稿日:2006/09/13(水) 00 25 08 ID ??? 千雨「それで、私のところに来たのか……」 朝倉「そうなんだ~」 さよ「ありがとうございます~」 千雨「試着するくらいなら別にいいけどよ、一体、誰が着るんだ?」 (注:千雨はさよが見えていません) 朝倉「まぁ、誰でも良いじゃない?」 千雨「良かねーだろ。サイズとかあるし」 朝倉「サイズは大丈夫だと思う」 超「私がどうにかするネ」 千雨「お前がいるから心配なんだよ。このマッドサイエンティスト」 朝倉「(それに、 quotちうちゃん quotだって、この衣装群の存在を他人に知られたくないでしょ?)」 千雨「(うわ、てめぇ、脅しかよ!)……くれぐれも汚さないように注意しろよ」 朝倉「ありがとねー、ちうちゃん」 37-606 名前:『コスプレさよ』(5)[sage] 投稿日:2006/09/13(水) 00 26 52 ID ??? 朝倉「……ということで、さっそく服を着れるようにしたいと思います」 超「任せるネ! ……ところで、なんで長谷川さんがいるノカ?」 千雨「心配だからだ」 超「まぁ、いいネ。では、幽体化を実行するヨ」 千雨「はぁ? 今、なんて言った?」 超「幽・体・化、ネ!」 千雨「おいおい、そんなこと出来るのかよ」 超「ばっちしネ! さぁ、朝倉さん。衣装を選ぶネ」 朝倉「おーけー。あ、これなんか良いかも」 超「流行……最盛期は過ぎた気もするガ」 千雨「祭が終わっただけだ。まだまだ現役のネタだよ」 さよ「 quotネタ quotですか?」 朝倉「さよちゃん、地獄耳~。姑みたーい」 さよ「朝倉さん、変なこと言わないでくださいよぉ」 千雨「おい、朝倉。お前、誰と話してるんだ?」 朝倉「幽霊のさよちゃん」 超「長谷川さんも見てみるカ? このサイコ・ゴーグルを使えば……」 千雨「遠慮しとく。厄介なもんに関わるのは御免だ」 朝倉「よし! さよちゃん、とりあえずこれを着てみよう!」 超「幽体化マシーンを起動するネ!」 バシーン!(服を幽体化した音) 超「ふっ、成功ヨ」 千雨「服が消えた……」 朝倉「さよちゃん、着てみて」 さよ「はい……(着替えて)……はい、着ました」 朝倉「写真とるよー、はいポーズ」 37-607 名前:『コスプレさよ』(6)[sage] 投稿日:2006/09/13(水) 00 28 04 ID ??? 千雨「撮影中に割り込んで悪いが、私の服はもと通りになるんだよな?」 朝倉「え!?」 超「あぁ……、そういえば、言い忘れてたことがあるネ。 幽体化はどの材質の物体にも有効ダガ、幽体化したものを実体化することはできないネ」 朝倉「つまり、あの世のものになった服は、この世に返って来ないってこと?」 さよ「生き返ることはできないんですね?」 超「簡単に言えば、そういうことヨ」 ━━━━━━━━━━━ 2ねん、Aぐみ:あさくらかずみ きょうは、ちうちゃんにひどいことをされました。 きている服をそのまま幽体化されました。 みんな見てました。 うるすらの金髪お姉さんにどうじょうされました。 【つづく】 37-621 37-621 名前:無言の告白[sage] 投稿日:2006/09/13(水) 22 13 01 ID ??? 無言の告白 一瞬、見透かされてた気がした。 円「ねぇ、もう少しポイント変えてみない?」 桜子「えー、今のままがいいよー」 美砂「でもチームワークあってのチアガールだからね。一人がうまくいっても他がうまく出来なきゃ」 フォーメーションの打ち合わせだった。 桜子「うん分かった。ごめんねー円、自分のやり方で」 円「いいよ、分かってくれたら」 早々と部活を終えて着替える中… 桜子「円ー」 円「んー?わっ!!」 桜子が何かを投げてきた。 それは何の変哲もない消臭スプレーだった。 桜子「あまってるからあげるね」 美砂「おやー。随分と優しいじゃん、何かいいことあったの?」 桜子「えへへ、実は千雨ちゃんのを貰ったの、少ししかないけど」 あんな喜ぶ桜子は初めて見た気がする。 チア3人でいても見せないものもあるだろう、しかしあそこまで幸せそうな顔は知らない。 円「ありがと…」 素直に喜べない。“友”が譲ってくれたのに… 桜子「うん」 私に見せる笑顔と長谷川に見せる笑顔は違う。一方的だが彼女を愛している目。 桜子「あ、そうだ。これ伝えておくね」 すると桜子は円の顔を覗き込むようにした。 37-622 名前:無言の告白[sage] 投稿日:2006/09/13(水) 22 13 36 ID ??? 桜子「お礼を言うときは、ちゃーんと相手の目を見てね。私のときにそうなるからよく分かるよ」 円「…ごめん」 桜子、あんたには分からない。私が目を伏せる理由なんて。 美砂「はーい桜子。来客だよ」 千雨「おいコラ。珍しく待っててやったんだぞ、早く来い」 ザジ「…(手を振る)」 桜子「あっごめーん。今行くね」 分かっている。桜子は今は長谷川のものなんだ。 千雨「荷物持て、ザジの分もな」 桜子「うえーん。いきなりだよ~」 たとえパシリでも荷物持ちでも、桜子には長谷川が居る。私じゃない。 桜子「そ、それじゃあね円、美砂」 美砂「おーっす」 円「…」 桜 子 は 私 の も の に は な ら な い 私があんたの目を見れないのは… 私はあんたが好きって言ったら困るでしょ―あんたには長谷川がいるでしょ―。 長谷川を選んだんでしょ―私じゃありえないよね―。 だから安心して。 言うつもりはないから―言う勇気もないから―。 誰にも言わず、知らせず、私はずっと待ち続けるから。 円「じゃあね、桜子」 私はずっと…ずっと 桜子「じゃあねまた明日」 扉が閉められ桜子の姿が消えていく。 円「…………さよなら」 私のものにならないあなたが好きでした。 終 前ページ次ページSSまとめ