約 588,719 件
https://w.atwiki.jp/ori9tenti/pages/117.html
プロフィール 【名前】斉藤花子 【性別】女 【年齢】17歳 【職業】高校生 【身体的特徴】 セーラー服を着た女子高生。癖のない黒髪ロングヘアー。眼鏡。暗い目つきをしており、ネガティブな雰囲気を絶えず放っている。 【性格】 ネガティブ。根暗。自分が一番大切 【趣味】 オカルト・黒魔術の研究 【特技】 黒魔術を用いて一人の人間の肉体操作を行える。 【経歴】 黒魔術なオカルト好きな事を除けば極普通の女子高生。 小学生時代から現在までに周囲のクラスメートから暗子と呼ばれ陰湿ないじめを受けていたが、魔術を使って主犯格などを自殺させ、報復を行っていた。 常にオカルト系雑誌を持ち歩いている。 とある事情で火を見ると極端に怯える。 【好きなもの・こと】 黒魔術。オカルト。 【苦手なもの・こと】 明るい人。オカルト否定派の人間。炎。 【特殊技能の有無】 『強制的肉体操作』 独自に研究した黒魔術の呪文により、人間一人を本人の意志とは関係なく自在に操作できる。 『一蓮托生』 人間を操作している間に体に傷を負うと、支配されている人間は数十倍の怪我を負う。しかし操作している人間の方が怪我を負っても花子は反動を受けない。 【備考】 花子の前世は中世時代に魔女狩りの嫌疑をかけられ、火炙りにされた女性であり、転生した今も本能的に火を恐れている。 他キャラとの関係性 プロフィールでの情報に限ります。本編で新たに絡んだキャラとの関係性は記録しません キャラ名 関係 本編追跡表 000 「天国か地獄」
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1982.html
切断マジック(?) 15KB 虐待-普通 理不尽 自滅 飼いゆ 捕食種 現代 虐待人間 愛護人間 独自設定 れみりゃいじめです。まりさやれいむは出ません。 ・俺設定あり。 ・れみりゃいじめですのでれみりゃ以外出ません。 ・ちょいグロです。 天然あき 俺は説明不要の虐待お兄さん。 今日は趣向を凝らしてゆっくり虐待を楽しもうと思い立ったので実行しようと思う。 という訳で今回は“マジで種も仕掛けもないマジックショー”。 私虐待お兄さんマジシャンもどきバージョンがお送りしよう。 さて今回行うのは切断マジック。 それに挑戦するのはこのゆっくりんピ~スとやらの一人であるババアに猫可愛がりされていた肥え太った胴有りれみりゃ。 見てのとおり甘やかされたのでとんでもなく我が儘だ。 それはもう拷問して殺したくなるほどに。 ちなみにババアには別のれみりゃをすり替え…いやプレゼントしてあるのでご安心を。 「う、う~♪きょうはえれがんとなおぜうさまのだんすをよくみにきたんだど~♪ほめてやるんだど~♪」 ぶっぶ~!と屁をこきながら手を振る胴有りれみりゃ。 バタバタと手を振っているが暫くしたら飽きたようで、 「う~、えれがんとなおぜうさまにぷっでぃんをもってくるんだど~♪」 「断る」 れみりゃの言葉に簡潔に答えると「ダンスすんじゃなかったのか?」と内心思いながられみりゃを頭の部分と足を出した状態にして箱に収める。 中がよく見えるように透明な箱にしてある。 そしてそれをれみりゃの頭が下になるように逆さ吊りにセッティングする。 この際上となった箱の面の角の部分に留め金をし、四つの頑丈な紐で吊し、切断の邪魔にはならないようにする。 「うあ~、きゅうくつだど~!!ぎぼぢわるい゛んだど~!!はじゅかじいんだど~!?はやぐだすんだど~!!」 足と頭のみを固定しているので片手でドンドン箱を叩いてもう片手で逆さまになって下にさがろうとするスカートを抑えようとして頭が固定されて完全に抑え切れていない状態で脱出しようとしているが無駄な事。 というかウザったい羞恥心なんか見せるんじゃねえ!! 誰も見ねえよ。お前のきったねえドロワなんてよお!!! ……………すまん取り乱してしまった。 気を取り直して、続けよう。 逆さ吊りなので放っておけば鬱血するかもしれないがゆっくりなのでわからないから無視しよう。 箱の耐久力はれみりゃ自身より高いから破壊出来る訳がないので問題も無い。 「さぁこのれみりゃはこれから真っ二つにするぜ。縦に」 ポケットから明らかにサイズの合わない巨大鋸を取り出す。これが唯一のちゃんとしたマジックである。後はホント種も仕掛けも無い。 「う~、なにいってるんだど~!!いいからはやぐここからだすんだど~!!!」 バンバン箱を叩く音が喧しい。 手も拘束しとけばよかったなぁ…と後の祭りな事を考えながら鋸の刃をれみりゃの股の間の箱の位置に付け、ギーコギーコと動かし始める。 「うー!なにずるんだどー!!?あぶないんだどー!!はやぐどげるんだどー!!!」 どうやら危険なのは理解できているようだ。やめるように言ってくる声を俺は無視して箱を鋸で切っていく。 「く、くくくるなだど~!!?やめないどた~べちゃうぞ~!!」 まだ余裕有るな。構わずギーコギーコと鋸を動かす。 ちなみにどうして縦に真っ二つにするかというと下半身と上半身分けた程度じゃこいつ死なないからだ。 あとそっちの方が楽しいからでもある。楽しいかどうかは重要だ。 何だか普通のマジックとは趣が違ってきたが対象が気にしない。 「うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?ざぐや゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 目を背けても着実に迫る鋸を否応無く感じずにはいられない。 「ぐる゛な゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!?あ゛っぢいげえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!ざぐやあ゛あ゛あ゛あ゛!!?ばやぐごい゛!!おぜうざまのぴんぢなんだどお゛お゛お゛!!?」 咲夜が来る訳ない。 ここは幻想郷ではないのだから。 それとも飼い主のババアを咲夜だというのならぶち殺すぞテメエ…。 あ、結局殺すんだった。ありがとうございます。 そうこうしている内に鋸の先がれみりゃの股部分に接した。 「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛やじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?がえ゛る゛う゛う゛う゛う゛!!!でみりゃおう゛ぢがえ゛るう゛!!!がえっでぷっでぃんたべる゛う゛う゛う゛!!!?」 れみりゃには股先に感じる冷たい感触を存分に味わっていただこう。 触れた時点で動かすのを止め、存分に楽しんでいただいたところでゆっくりと動かし出す。 「うぎゅう゛う゛!!?」 ザリザリと尖った刃先が動き、チクチクとした痛みをれみりゃは感じ、恐怖する。 だが安心していいよ。もうすぐそれどころじゃ無くなるから。 「さぁ~行きますよ~♪これでおぜうさまを真っ二つにしちゃいます。痛いですよ、苦しいですよ、全然ゆっくり出来ませんから覚悟して下さいね♪」 「う゛あ゛あ゛あ゛たじゅげ…」 れみりゃの嘆願を聞かず鋸の切るスピードを上げた。 股の部分に鋸の刃が入り込んだ。つまりは裂けたのだ。 「う゛ん゛ぎい゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!?」 ゆっくりとは思えない醜い悲鳴が響き渡る。 まあ股を、人間でいえば生殖器がある位置を鋸で切られたんだ、自分がその立場だとぞっとする。 お母さんにも言われたっけ、「自分がされて嫌な事は他人にしちゃいけません」って。けどゆっくりは人じゃ無いのでオールオッケー。どんどん進めちゃうぜ。 ザリザリ、と箱を切る音と水っぽい音、そして、 「んぎゅ!!?うんぎぃ!!?」 もはやれみりゃというかゆっくりの面影すら無い奇声を上げているれみりゃの声が聞こえてくる。 そういえば随分昔に読んだ少年ジャ●プにこれと似たような殺し方する読み切りを見た気がするな。 確か逆さまにして股から段々と鋸で裂いていく。 すると、鋭利ではない削って切る役割を持つ鋸の刃はとんでもない激痛が走るという。それでいてなかなか死ぬ事が出来ない苦痛はあまりにも凄惨だったという話だそうで。鋸が心臓に達するまで死ぬ事は出来ないとその読み切りではあったけど心臓が無いれみりゃならきっと大丈夫だね!! 「んぎぃいいい゛い゛い゛い゛!!?」 おお、醜い醜い。 まあ人間が同じ状況なら吐き気を催すグロさなのだが何故かゆっくりにすると滑稽にしか見えないから不思議だ。 その滑稽さに思わず切るスピードを速めてしまう。 「いぎゅりゅべえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ ゛あ゛あ゛!!!?」 何言ってんでしょねこいつ?日本語喋れよ。 気が付けば、腹のあたりまで鋸が食い込んでいく。 「きひ!?ぎひいいい!!!」 何て言うかこれ…ゆ虐じゃなくて立派な拷問だね。まあここまでやっちゃったんなら最後までやってあげるのが礼儀だな。とりあえず進行状況の確認として一旦鋸を動かすのを止める。 ボタボタと肉汁が流れて箱の底に貯まっている。固定している首の部分がふやけて頭がとれちゃうかもしれないがそれはそれで面白いので放置しておこう。 「ゆひっ…きひぃっ…」 もはや喋る事すらままならないれみりゃ。それを見ながら私は優しく問い掛けた。 「れみりゃ、やめてほしい?」 「いひゃ…ひゃひいいい……」 顔から体液という体液を流しながら震える頭を必死で縦に動かそうとしている。 しかしそのままでいるだけで激痛が走るだ状態で頷くという行動はかなり苦しい ものだったようだ。 「ちゃんと頷いてくれないとわからないなぁ…また動かそっかなぁ…」 「!!?」 おお、驚愕するのがよくわかる。 「おべ、おべぎゃいじまじゅ!ゆぴ!?やみぇちぇ、くぴゃ!ちゃい…!!」 痛みを堪えて頷き、命乞いをするれみりゃ。 鋸の柄をつんと指先でつつくだけで「ひゃぴゃあ!!?」とか悲鳴をあげてくれるから可愛くてしょうがない。 俺はそうしてれみりゃが頷くのを見届けて笑顔で、 「やなこった」 拒絶してあげた。 「うぁ…?」 「俺はお前を鋸で真っ二つにする。それは絶対にする。お前が何をしようが絶対にな」 その言葉を聞いてもはや顔が体液でふやけだしている顔が絶望に染まっていく。 「やじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!?じびだぶない!!!たぶべでざぐや゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!」 「さあて1、2、3でまた斬り始めるよ!」 「ぷっでぃんたべだいいいいいい!!? じびだぐなびい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 「1」 「おでがいびまず!!!まだれみりゃじびだくなびんでぶ!!おにいざんにかりずまだんずみぜであ゛げばずがらやべてぐだざい!!!」 「2」 「でびりゃのとっべおぎのあばあばぼあげばずがらだずげでぐだざい!!?ごうまがんもあげばずがだやべでぐだざいいいいいいいい!!!」 「3!」 「う゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 鋸引きを再開する。 刃が悪くなってきたので中々上手く切れない。 鋸をかえた方がいいのだろうが面倒なのでそのままいく。 「ぎゅぴいいい!!?」 刃の悪い鋸による苦痛で口から泡をふくれみりゃ。だが気絶しようとしても痛みで意識を失う事も出来ない。 ざり、ざり、と箱を切る音が響く。 箱の頑丈さで尚更鋸の切るスピードが落ちる。 「けひっ…!!?」 ゆっくりのゆの字の特徴もない悲鳴を上げながら切断され続ける。 完全に胸の辺りまで切断されて人間ならようやく死ねるというのにれみりゃはまだ死ねなかった。驚異的な再生力が死ぬ事を許さない。 「いぎ!!?ひぎぃ!!? ざぐや゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!?」 必死に自分の味方に助けを求めるれみりゃ。 もはや俺の慈悲が期待できない今、唯一縋れる人物に助けを求める。 「じゃぐや゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 だがその叫びも空しく響いただけだった。 そうこうしている内に切られてないのは頭だけになった。 人間、いや他の動物でも…他のゆっくりでも死んでしまうだろう中でれみりゃはまだ生きていた…。 「けひ…ぐびゃ…じゃぶ…う゛ぁ…」 もはや体液でふやけ、皮が剥がれて傷だらけで顔が原型を留めていない。 おそらく飼い主であろうとわからないだろう。 「ねぇ痛い?苦しい?」 当たり前だ。ゆっくりれみりゃでなければ死んでるような事をされたのだ。痛くて苦しくない筈がない。俺はそれを解っていながら尋ねた。 「う゛ぁ…」 「あ、別に答えが聞きたい訳じゃ無いから喋るなよ。空気が汚染される」 まだ意識があるのを確認する。これなら大丈夫そうだ。 「はいれみりゃ。こっち見てね」 れみりゃに見せるのは一つの映像。 そこに映るのは…、 「はい、れみりゃちゃ~んデザートのぷっでぃんですよ~♪」 「う~♪いただきます~♪」 そう言って器用にスプーンを使ってぷりんを食べるれみりゃがいた。 そしてその横にはずっと切られている間れみりゃが助けを求めていた「さくや」と呼ぶ従者のババアがそこにいた。 「ざぎゃやあ゛!!?ばやぐだずげでだどぉ!!!ごいづをやっづべるんだどお!!!」 死にそうだったれみりゃが生気を取り戻して叫ぶ。 映像という概念のないれみりゃには今目の前にようやくさくやが現れてくれたと思ったのだろう。 だが、 「ごちそうさまだど~♪」 「はいよくできましたねおぜうさま」 目の前にいるさくやことババアはそこにいる自分とは似ても似つかないれみりゃ基準でブサイクなれみりゃをおぜうさまと呼んでいた。 「なに゛いっでるんだどぉ゛お゛お゛!!!?おぜうざまはでびりゃだどお゛お゛お゛お゛!!!ぞんなぶじゃいぐじゃないんだどお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 れみりゃは泣き叫ぶ。 ずっと助けを求めていたさくやが自分ではなくぶさいくなれみりゃをおじょうさ まと呼んで可愛がっているのだ。 そしてそのぶさいくなれみりゃ(本当はゆっくり基準では美ゆっくりでこの肥え太ったれみりゃの方が遥かに不細工)はついさっきまで自分が満喫していたえれがんとな日々を満喫しているのだ。 「がえ゛ぜえ゛ぞればでびりゃのだど~!!!」 くじゅぐじゅと汚い音を撒き散らして泣き喚く元おぜうさま。 「どうだい、れみりゃ?さくやさくやってずっと泣いてたから会わせてあげたよ」 「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?ざぐやぁ!はやぐたずげどお゛お゛お゛お゛お゛!!?」 こちらの声も聞かず画面上のれみりゃは喚き続ける。 「人の話を聞こうねれみりゃ♪」 頬の一部をちぎり取る。 「うんぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 醜い悲鳴が響き渡る。 「いじゃあ゛あ゛!!?どう゛じべぇ゛!!?でびりゃはおぜうざばなんだどお゛お゛!!!」 「それは間違いだよ。お前はおぜうさま“だった”んだよ」 優しく現実を突き付けてあげよう。 「新しいおぜうさまがいるからもうお前はいらないんだって。よかったね、これで君が死んでも誰も悲しまない」 「ちがう゛どお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!おぜうさまはでびりゃだべなんだどお゛お゛お゛お゛お!!!あんなのじゃないんだどお゛お゛お゛お゛!!!」 おお、やかましいやかましい。 「本物のおぜうさまならきっと咲夜が助けに来てくれるよ。だから助けに来ないお前は偽物だね」 「なにいっでるんだどお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?でびりゃはほんぼののおぜうざまなんだどお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!ずぐにざぐやがだずげにぎでおばえなんがやっづけでやるんだどお゛お゛お゛お゛お゛!!!」 そいつはよかったね。 「おお、こわいこわい。ならさっさと殺しちゃおう」 「ぶぎい゛い゛い゛!!?」 鋸を動かし、再びれみりゃの醜い悲鳴が響き渡る。 「いやばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 れみりゃは絶対に来ない助けを求め、泣き叫ぶ。 「う~、れみりゃう~☆」 映像は楽しげにダンスを踊るれみりゃとそれを見て微笑むババアが映し出されている。 こりゃこっちに対しても拷問になっちまうな…。 「ぐぎぎゅ!!?ぎゅぼべ!!?」 もはや奇声しか出なくなった口は歯を食いしばり、目を飛び出んばかりに見開かれる。 どうして助けに来ない? そんな表情をしている。 助けに来る訳がない。お前の時だって気付かなかっただろ? 安心しろ、あのれみりゃもしばらくしたらお前と同じように拷問されて死ぬから…。 どうせだだ甘に甘やかされるんだ。すぐにゲス化する。だから安心して死んでいいんだよクソ豚。 「ねえわかる?もうすぐお前は死ぬんだよ。俺がちょこっと勢いよくこの鋸さんを振り下ろせば自称おぜうさまのれみりゃは死ぬ…わかる?」 「ぐぎ…じゃぐ…ゃ…」 「残念だったねー。おぜうさまなのにさくやは助けてくれなかったよー。どうしてかなー?」 「う゛…ぎ…」 顎の部分にあたる部位が裂け、口に到達する一歩手前で最期の時間を与えてやる優しい俺。 「わかったかなー?君はおぜうさまじゃないんだよ。ただの肉まん。豚の餌」 「ち、ちが…」 こんな状態になってもまだ否定する涙ぐましい馬鹿れみりゃ。 そんなプライド持ったって何の役にも立たないのになぁ…。 「な、にが違うのかなぁ?だってもうすぐれみりゃ死んじゃうんだよ。それにこんな大怪我じゃ助けてもらっても二度とダンスも出来ないしね」 「う゛…う゛ぁぁ…」 何故だか知らないが胴付きれみりゃ種は変にダンスというなの奇怪な動きを好む傾向がある。 “おぜうさまのかりすまなたしなみ”らしいがどう見てもダンスと呼べるものではない。 ただ手足を無意味動かしたり振ったりする奇行をダンスと呼べるのなら保育園のお遊戯の方が5那由他倍マシだ。 そしてれみりゃにしかわからない価値観だがダンスがよりカリスマなゆっくりが“こ~まかんのおぜうさま”になるらしい。 と言っても殆どの胴付きれみりゃが生まれた時から自分がそうだと思い込んでいるから意味はない。 そもそもよりカリスマってどういう基準なのかわからない。 「さ~て、もうすぐ死んじゃうれみりゃちゃん。気分はどうかな?」 「や、やじゃ…ぢにだぐばい…」 いい顔だ。とてもいい顔だ。 恐怖に歪んでいつもの憎たらしい顔よりも全然いいね。 「ダーメ、死ぬんだよ絶対。もうダンスも踊れないしぷっでぃんも食べられない。さっき言ってたとっておきのあまあまも食べられないよ。我慢しないでさっさと食べてればよかったのにね…」 「いぎゃあ…じゃぶや…」 「こーまかんとやらにも戻れないし、咲夜もお前を助けない。お前の全部をあのれみりゃが持ってっちゃった。だ・か・ら・さっさと死ねよ糞豚」 「や…じゃ…でび…りゃは…おぜ…う゛…」 「だ~から、お前はおぜうさま何かじゃねえんだよ。ただの豚。その証拠にこんなんなっても咲夜は助けてくれないだろ?」 「でびりゃは…ぶたじゃ…」 「…もうどっちでもいいからとりあえず死んどけよ。もし死後の世界があんのならそこでせいぜい閻魔様の前でぶ~ぶ~吠えてろよ。豚らしくさ」 「ぶ…だ…じゃ…」 「いいからさっさと死にさらせえええええええ!!!」 「ぷぎょびゃあ゛あ゛!!?」 口が真っ二つに裂かれ、悲鳴が聞けなくなるとつまらないので一息で殺す事にした。 その結果断末魔の悲鳴を上げて一気に真っ二つにれみりゃはなる。 死に顔は最期まで自分がこんな目に遭うのかわからない、と言いたそうな表情をしていた。 「これで、マジックは終了。ご苦労様れみりゃ」 役目を終えたれみりゃを労い、箱に火をつける。 勢いよく燃え上がるれみりゃ。 これでれみりゃが死んだ事を知る奴は俺以外誰もいなくなった。 おれはババアに溺愛されてゲス化するだろうれみりゃをどう虐殺するか楽しげに考え込むのであった…。 END あとがき 「元銀バッジまりさの末路」が完結したので今まで書けず溜め込んでいたSSを出してみました。 本当は10KB以下の簡潔なものだった筈なのに例の如く長くなってしまいました。どうしてだろう? それはそうとして今回は餡庫の方ではあまり見ないれみりゃいじめに再チャレンジ。いかがだったでしょうか? それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。 過去に作ったSS ふたば系ゆっくりいじめ 293 おかざりがないとゆっくりできないよ! ふたば系ゆっくりいじめ 311 きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!! ふたば系ゆっくりいじめ 347 れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 397 大好きだよ ふたば系ゆっくりいじめ 447 おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね! ふたば系ゆっくりいじめ 521 元銀バッジまりさの末路 上 ふたば系ゆっくりいじめ 543 元銀バッジまりさの末路 中 ふたば系ゆっくりいじめ 630 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 上 ふたば系ゆっくりいじめ 631 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 下 ふたば系ゆっくりいじめ 669 おうちのなかでかわれなくてごめんね!! ふたば系ゆっくりいじめ 677 元銀バッジまりさの末路 下 ふたば系ゆっくりいじめ 750 あまあまおいてさっさとでてってね!! ふたば系ゆっくりいじめ 803 雨の日はゆっくり遊ぼう ふたば系ゆっくりいじめ 919 元銀バッジまりさの末路 終の1 ふたば系ゆっくりいじめ 920 元銀バッジまりさの末路 終の2 天然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ご那由他倍www -- 2014-09-28 13 03 47 ↓↓別に誰が何を好もうと、勝手でなんだねー いちいち人の好みにケチ付けてたら面白くないんだねー わかってよー -- 2013-09-11 20 50 24 れみりゃざまぁ -- 2012-12-29 16 41 44 れみりゃ狂信者はゆ虐新参の奴が多いよな。古参ぶるつもりはないが。多分れみりゃは愛での絵が多いし、れみりゃは胴付きがほとんどだから新参は「れみりゃはかわいい、ゲスはいない」と思い込んでいるんだろ。 俺的にはれみりゃは一番嫌いなゆっくりだがね -- 2012-02-29 13 50 58 u-nn・・・ れみりゃはいただけない・・・・ -- 2011-09-14 00 29 38 虐待お兄さんの楽しいマジックのタネとそのれみりゃが絶対に死に誰にもバレないというしかけがあるわけだな -- 2011-02-27 15 39 49 マジックじゃねぇじゃねぇかw 後で半分になったのくっつけてみようぜー -- 2010-11-28 09 53 26 実際目の前にれみりゃが現れて「ぷっでぃ~んをよこすんだど~☆」とか言ったら即座に家に誘拐して地獄の苦しみを味わわせる -- 2010-11-24 01 38 58 れみりゃにゲスはいない…たしかにそれはそうかもしれないな。つまりれみりゃはゲスじゃなくても、ナチュラルな状態ですでに頭悪くてわがままでうざくているだけで害悪なゆっくりということですね。わかります。 -- 2010-08-07 22 17 04 ちらほられみりゃ狂信者がいるな おお怖い怖いwwww -- 2010-08-07 00 39 21 このれみりゃがどれくらいゲスなのか書いてほしかったなあ でないとすっきりーって感じがしないな れみりゃいじめはあまり見ないしもっと見てみたいな -- 2010-07-11 00 18 21 れみりゃにゲスなんかいない、ゲス化もしない。れみりゃはみんな良い子。れみりゃは素敵なかりすまおぜうさま。 れみりゃを虐待・虐殺するゲス野郎は地獄に落ちろ。 地獄で獄卒の鬼に切り裂かれたり、引き千切られたり、叩き潰されたり、焼き尽くされたり、串刺しにされたり、ひき肉にされたり、生皮を剥がれたり、喰われてウンコになったりしろ。 -- 2010-07-11 00 01 52
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1055.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 498 腐/コメントログ」 さすがにこれはゆっくりできない 腐女子が一般人に無理やりキャラ当てはめる感じにきもい -- 2010-03-08 19 59 38 ナズは星ちゃんの嫁!! -- 2010-06-24 02 16 25 腐女子は往々にしてキモいもの キモさをステータスとして競ってるんじゃないかとたまに思う -- 2010-09-15 13 04 05 何を参考にしたのか解らないけど、面白かった 欲望に忠実な腐女子可愛いよ腐女子 -- 2010-10-13 17 37 01 「腐ってやがる。ゆっくり過ぎたんだ。ッハ?」 -- 2010-11-10 22 30 45 ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁぁゆっくりできないいいいいいいいいい?????? -- 2011-01-18 02 54 17 ネタ多いなww ポケモンのタマゴグループ、ハルヒの自己紹介、キノの狙撃銃、風の谷・・・www -- 2018-01-02 11 32 16
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/37971.html
登録日: 2017/09/26 Tue 23 51 57 更新日:2024/06/25 Tue 21 56 21NEW! 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 いじめ ゲロ臭い ブラック企業 下請け 下請けいじめ 下請法 中小企業庁 公正取引委員会 勉強になる項目 取引 市場 氷山の一角 法律 犯罪 独占禁止法 社会問題 社会科 経済 資本主義 「あなたが、買い叩いているのは、この国の未来だ。」 「その品質に、適正な対価を。」 (中小企業庁×『半沢直樹』下請け構造解消啓発ポスターのキャッチコピーを抜粋) 下請けいじめとは、下請けに対して事業者が自分たちの立場をいいことに取引で不当に不利な条件を迫ることである。 下請けいじめは、下請代金支払遅延等防止法、通称「下請法」で禁止されている。 下請けに限らず、商売上優位な地位にある者がその地位を振りかざして不利な条件を飲ませることは、「優越的地位の濫用」として独占禁止法で禁止されている。 下請法は、優越的地位の濫用禁止の下請けバージョンだと思ってよい。 下請けとは? アニヲタ諸氏が生きていれば、企業と契約する場合が多いだろう。 例えばアニヲタ諸氏がアニメショップに行き、頬ずりしたいアニメショップ限定フィギュアをレジに持って行ってお金を払って持ち帰る買い物。 これも、「売買」という立派な契約だ(*1)。 そこで下請けはどう絡むだろうか。 アニメショップ限定限定フィギュアの買い物で考えてみよう。この場合、もちろんアニヲタ諸氏と契約したのはアニメショップだ。 だが、そのフィギュアを作ったのは大体アニメショップではない。 多くはフィギュアを制作するアニメショップと企業が請け負って作ったものをアニメショップが買い、それをアニメショップが店頭で売っているのだ。 この場合のアニメショップを「親事業者」、フィギュアを作った企業が「下請け」と扱われる。(*2) ちなみに、フィギュアの販売なら実際には間に更にメーカーがいる場合が多いのだが、今回は特定のアニメショップ限定フィギュアとして作ってもらうため、あえてアニメショップと制作会社が直接契約をしたものとお考えいただきたい。 関係者が増えると考えにくくなるしね! 下請け企業は、自分たちで作っても、製品を売って仕入れの代金や社員の給与にするまでには更に販路の開拓や宣伝をしなければならない。 下請け企業は技術こそあるが社員数も資本金もわずかな中小企業であることが通例で、販路開拓や宣伝には凄まじい投資をしなければならない。 そんな投資はリスクが大きすぎるし、銀行だってそんなに金は貸してくれないだろう。 しかもそれで肝心の制作がおざなりになっては元も子もない。 それならば、より大きな販路を持っている企業が親事業者となり、その販路を使って売ってくれるというのは下請けにとって決して悪い取引ではない。 親事業者は親事業者で、下請けが持っている売れる商品を買うことで、商品を売ったり、宣伝したりということに集中できる。 下請けを多数抱え、あちこちから買い集めて商品の層を厚くすることで、お客さんを誘引できる。 お客さんは特定の商品目当てにやってくるとは限らず、「何かいいものないかな?」とふらっとやってきたり、特定の商品を目当てにやってきても「あ、これも出てるなら買おうっと」とついでにお買い上げいただいたりということもあるから、層を厚くすることは重要だ。 その場合、親事業者が自分たちで工場を作って人を雇い、作るという方法も考えられるが、制作にも先行投資が必要だし、仮に始めたとしても下請けの持つ技術には敵わない場合が多い。 それなら、下請けにお願いすることで質の良い製品を確保しつつ販路の開拓などに専念することが出来るので、親事業者としても下請けにお願いするというのも悪い取引ではない。 こうして、本来ならば下請けと親事業者はwin-winの関係を築けるのである。 ……ところが、現実には親事業者が下請事業者を取引きで虐げてしまうことがある。 なぜ下請けいじめは許されないの? 下請けと親事業者は本来なら前記したようなwin-winの関係を築くことができ、下請けいじめは自分からwin-winを壊す愚かな行為となる。 ところが、現実にはそうならず、親事業者win-下請けlose の関係になってしまう場合が圧倒的に多いのである。 まず、前記した通り下請けは中小企業で、親事業者は少なくとも下請けよりは大きい企業である場合が多い。 中小企業の下請けにとっては、親事業者との取引を失うことは即座に収入源を失い倒産一直線になる死活問題である。 そうならないよう取引先を多数確保しておくことは理想だが、似たような中小企業も多数いる以上、そんな理想を実現できる下請けには限りがある。一社の取引先も確保できず消えていく中小企業だって珍しくないのだから。 親事業者が倒産した結果、その親事業者からの仕事で成り立っていた下請けが連鎖倒産することも多い。 他方の親事業者はどうだろうか。 確かに重要な商品を作っていた下請けを失うのは痛いが、下請けがいなくても代わりの下請けはたくさんいる場合が多い。 また、親事業者は多方面に事業を展開している場合も多い。最悪代わりの下請けが見つからず事業が立ち行かなくなったとしても、他の事業に力を入れれば親事業者はびくともしない。 アニメショップの例ならば、限定フィギュアを売れないのは確かに痛いが、書籍・CD・DVD・その他関連グッズ類を売ればアニメショップが即倒産するというわけではないだろう。 そして、下請けと親事業者の契約交渉も戦いである。 交渉は弱みのある方が負け、強みのある方が勝つ。勝敗の99%は契約交渉以前に決まっている。 これが古今東西交渉における真理である。 そして、「おたくを切っても他に頼めるところはいくらでもあるんだよ」と言える親事業者の強み。 他方で、「ここを切られたら企業の存続も自分の生活も成り立たない……次の仕入れもできない……」と言う下請けの弱み。 これはあまりにも下請けにとって巨大なハンデで、下請けと親事業者の交渉において下請けに勝ち目はほとんど無いと言ってもよい。 勝ち目があるとすれば、下請けが業界に唯一無二で存在感があり替えが効かず、「おたくを切ったら外に頼めない!!」という場合である。 だが、そんな下請けがそうそうある訳がない。たとえ1位でなくても、2位に変えたところで消費者にその差はほとんど分からない。 「2位ではダメなんですか?」 「1位でもダメなんです」 「ぶっちぎり1位でなければダメなんです」 と言う世界なのだ。そんな下請け、日本にいくつも無いだろう。 もちろん、資本主義経済であるから、下請けがいじめられるのは交渉力が弱くて負けた者の自己責任、交渉に負けてしまってやっていけないなら企業をたたんで社会保障を頼りなさいという考え方もできなくはない。 だが、そんな下請けが作る製品が日本を支え、労働者の7割近い中小企業における労働者の生活を守っている。 彼らが路頭に迷えば、彼らの生活の面倒は社会保障で国が見なければならず、社会的なコストが大幅に増大してしまうことになる。 また、親事業者が、次から次へと下請けをとっかえひっかえしていじめて潰していけば、いずれはその業界全体の担い手がいなくなる。 親事業者は他の事業で儲けていれば困らないが、残された業界はズタボロで消費者は欲しい商品が手に入らない。ぼったくり販売を始める者が現れても、皆ぼったくり商品を買うしかなくなり、ダンピングと同じ事態が発生することになる。 資本主義経済は、大企業を一人勝ちさせるための仕組みではなくて、企業間の競争を通じて社会の利益を模索する仕組みである。 大企業有利になるのはただの結果でしかない。 そんな訳で、下請けいじめで下請けがつぶされるならば、それは、社会の利益を害してしまう。 なので、下請けをいじめるような取引をしてはならず、下請けいじめとして法律で禁止されているのだ。 下請けいじめとはどういう場合か? 「いじめ」と言う言葉が使われるが、セクハラやパワハラのように暴言を吐いたり暴力をふるったりというようないじめは下請けいじめとしては想定されていない。(*3) 下請けいじめとして下請法で禁止されている行為は、あくまでも取引で下請け不利にすることを想定してのもの。 また、下請法だけでは完全には分かりにくいため、公正取引委員会がさらに細かい通達を出し、「これは下請法のこれに当たるから、下請法違反として扱うよ」ということを説明している。 本来なら「資本主義経済である以上、下請けも自分で交渉で何とかしなさい」というのが基本である。 そのため、下請けとして保護されるのは資本金の額が少ない中小に限られ、業種もサービス業・製造業・修理業・クリエイターに限られる。 具体的な中身は細かく分けられているので、各人で必要に応じて調べて頂くことにしよう。(*4) まず、親事業者が下請けを使う場合には、定められた事項をきっちり書いた書類を作って交付する必要がある。 後になって「契約の中身はこうだった」「いやいやこうだった」の争いになれば結局下請けが泣きを見てしまう。そのため、まずはしっかりと書類を作らせる。 そして、必要な書類は後で公正取引委員会が入ったときにきっちり提出させる。 これも守れず、仮に書類が無いという結果になるなら、「それは書類を作らなかった親事業者が悪い」ということにしているのだ。 書類を作るのは当然に守られるべきこととして、下請けいじめとして扱われる行為の主なものは下記の通り。 公正取引委員会が定めている通達の内容はかなり細かいが、全部書いたら大変なことになるので主なものにする。大体が主なものの応用だし。 1.返品する(もちろん代金も払わない) 親「あー注文してたこのフィギュアか。悪いけどもういらないから引き取って」 下「え?何で引き取るんですか?ちゃんと作ったんですが」 親「いやーあのアニメ終わっちゃってさ。そうしたら人気なくなっちゃったんだわ」 下「あの、代金は……」 親「何で受け取らないのに代金払わなきゃいけないの?」 下「そんな!!代金払ってもらわないとうちの社員たちの給料が……限定フィギュアだから他所に売れないし……」 親「あっそう。ならいいよ、おたくとはもう取引しないから」 下「そんなことされたら……分かりました、返品に応じます……」 こんな風に、傷ものだったり、納期に遅れたりした訳でもないのに、せっかく下請けが作った商品を受け取らないことは違法である。 最初から「売れ残ったら買い戻します」と契約に盛り込むのもダメ。 どうしても返品したいなら、きちんと代金を払うのはもちろんのこと、下請けが保管するための倉庫代までしっかり払う必要がある。 結果的に売れない商品を注文してしまった責任は親事業者にある。傷物を納品した訳でもないのに、それを下請けに押しつけてはならないのだ。 ちなみに、下請けは裁判して代金を取ればいい、では済まされないことに注意。 確かに裁判をすれば下請けが勝つだろうが、一時的に代金がもらえても、取り引きを打ち切られると損失がその何倍にもなってしまうのが下請けいじめの恐ろしい所なのだ。 更に言えば下請けに限った問題ではない(こちらに関しては同業他社に対して多い)。 だが、裁判は弁護士の費用・裁判費用などもそれなりにかかる上に、何よりも結果が出るまで時間もかかる。 結果が出るまではうかつに今までの事業が行えなくなったり、その結果赤字運営になり続けたりもする。 そのため、業務妨害を意図して裁判を起こす(※無論馬鹿正直にそんなことを述べるメリットは皆無なので表向きは異なる理由)or起こしても構わないと仕向ける例は枚挙に暇がなく、時には裁判を起こす費用すら工面できないこともある。 2.通常の仕事の対価と比べてあまりにも安い代金で買い叩く。 親「あー注文してたこのフィギュアか。代金は50万円ね。振り込んでおいたから」 下「え?ほかの業者なら同じ仕事で150万円はもらってますよ。うちの製品は質だって劣ってないはずです!」 親「社会貢献が求められる時代なんだよ!!うちはこのフィギュアをチャリティーで使うんだ。お前たち下請けも社会貢献すること覚えろよ!!0円じゃないだけありがたく思えよ!!」 下「そんな!!この金額は酷すぎる!!」 親「あっそう。ならいいよ、おたくとはもう取引しないから」 下「そんなことされたら……分かりました、その金額でいいです……」 あまりに安い値段での買い叩きもダメ。もちろん、契約書を作って金額で合意していてもダメ。 また、書類を作らず金額をあやふやにしておくこともこの手の下請けいじめの温床となるので、書類作成が義務付けられているのだ。 ちなみに、企業の社会貢献を振りかざして下請けのクリエイターを買い叩こうとした担当者は実在するらしいので検索してみよう。 3.一旦発注するが、製品を作るための労力を払ったのに突然発注内容を変更。もちろん追加料金無し。 親「あー注文したフィギュアなんだけど、水着を黒スク水じゃなくて白スク水にしてよ。最近そっちが大人気みたいでさ」 下「え?もう黒スク水仕様で全部作っちゃいましたよ。今から白スク水にしようとすれば、作り直す費用かかります」 親「こっちは注文者なんだよ?仕様変更位応じてよ。書類にだって具体的にスク水の色まで書いてないでしょ」 下「こっちは黒スク水前提であの代金を設定したんですよ。仕入れにも追加作業にもコストかかります。追加費用を出してくれるなら受けますが、なしでは受けられません」 親「あっそう。ならいいよ、おたくとはもう取引しないから」 下「そんなことされたら……分かりました、タダで仕様変更します……」 注文に当たって、作ってみて出来が今一つだったので仕様変更をすることはある程度仕方ない場合もあるのだが、その場合に仕様変更の損害を下請けに押し付けるのは下請けいじめとされる。 4.「ウチの仕事をやるならウチの指定した商品を買った上でやれ」ということで、商品を買わせる。 親「いやー今うちでタイアップキャンペーンやってて、カップラーメン大量に仕入れたんだけど、どうもしくじって売れ残っちゃったんだよね……買ってくんない?」 下「え?うちはフィギュア制作会社ですよ。カップ麺なんて買っても使い道無いですよ」 親「君の従業員に食べてもらえばいいじゃない」 下「うちの従業員はみんな愛妻弁当もってきてますよ」 親「カップラーメン買わないリア充との取引は打ち切ってやるぅぅぅぅ!!」 下「そんなことされたら……分かりました、買います、買いますから……」 商品を買わせるタイプの下請けいじめもあり、禁止されている。 発注したその製品を作るのに親事業者の持っているものを使わなければならないケース(タイアップキャンペーンのロゴなど)などは買わせてもいいということになっているが、その場合も下請けに損をさせないよう注意しなければならない。 また、商品を買えという形ではなくうちの仕事を手伝え、と言うタイプもあるが、これも下請けいじめとされる。 5.下請けいじめの告発をしたら報復する 親「君の会社、うちを公正取引委員会に通報したね?」 下「ナンノコトデスカー」 親「とぼけるな。君の会社との取引条件が問題にされて公正取引委員会にうちは下請けいじめをする企業だと公表されてしまった。うちに損害を与えるような会社との取引は打ち切ってやる!!」 下「そんなぁ……これじゃ通報しない方がまだマシだった……」 嫌がらせ目的でインチキの通報をした場合ならともかく、本当に違反していることを通報されたことへの報復として取引の打ち切りなどが許されてしまったら、下請けは皆が怖くて通報できなくなってしまう。 通報への報復は絶対に許されないのだ。 ちなみに通報があったとしても公正取引委員会はバレないように調査をすることになっている。 最後に全体に通じる重要なこととして、これらは下請けが契約に同意していても下請けいじめになると言うことに注意が必要である。 下請けが同意してないなら契約は成立していないし、同意していないのに契約書に判をつかせたり金を払わせたりするのは下請けいじめよりさらに重大な詐欺や恐喝である。 下請けが立場が弱い故に同意せざるを得ない場合が多いから下請けいじめが取り締まられるのであって、同意していたらよし、というのでは下請けいじめを取り締まる意味が無いからだ。 下請けいじめをすると…… 下請けいじめをする親事業者には、公正取引委員会から 「これ以上下請けをいじめるな。既に下請けに出した要求は引っ込めなさい。飲ませてしまった要求はすぐに代金を払い直すなどして元に戻しなさい」 と指導する。 下請けいじめかどうかの判断は後述する通り決して簡単ではない。 親事業者もちょっと勇み足をしてしまったくらいならば、公正取引委員会に「それは間違いですよ」と叱られてその上で態度を改めてもらうのが一番平和である。 下請けも、そういった態度を改めてくれさえすれば、このまま親事業者とのお付き合いを続けたい場合も少なくないはずだ。 公正取引委員会も、よほど酷くなければまずは指導をした上で、その企業が自主的に直すのに期待する。 だが、あまりにも酷かったり、指導にも従わなかったりすれば勧告される。 さらに、2004年以降は下請けいじめで勧告された企業は公正取引委員会から「この企業は下請けいじめをしました!!」公表できるようになった。 公表することで、別の下請けは下請けいじめをするような企業との取引を控え、身を守ることができるのだ。 なお、下請けいじめは処罰もあり得るのだが、罰金しか無い上に額は最大でも50万円。下請けいじめの利益を全部奪い取ることもできない金額でしかなく、公表の方が効果はある。(*5) また、下請けいじめは下請けが泣き寝入りしがちになるため、公正取引委員会と中小企業庁が定期的に抜き打ち検査をしたり(検査拒否は罰金)、下請けになる中小企業には「被害に遭っていませんか?」と質問の手紙が来たりすることもある。 公正取引委員会としては、通報があった場合も抜き打ち検査に偽装して通報があったことを誤魔化し、通報した中小を守ることもできるというわけ。 しかし…… この下請法、言っては何だが現実に守っていない企業が少なくない。 下請法違反で公正取引委員会から勧告・指導を受けた企業は、2016年度で6302件。 多くの件は公正取引委員会の抜き打ち調査で発覚している。下請けが泣き寝入りして公正取引委員会に届いていないケースも相当多いものと考えられ、6302件も実際には氷山の一角の可能性が高い。(*6) しかも、中には一度公正取引委員会に下請けいじめを公表されながら、たった2年で性懲りもなく似たような下請けいじめをやった大企業さえある。 というのも、企業の間で価格交渉をすることは決して悪いことではない。交渉すら許さないのでは社会主義である。 交渉を許さないのでは、下請けがどんな質の悪い物を作っても常に同じ価格が保障されることになり、下請けにはやさしいが代わりに質が落ちてしまったり、下請けの開発意欲を阻害したりすることもあり得る。 下請けがいい親事業者を探すためによい製品を開発し「ウチの方がいいですよ」と親事業者に売り込むのが本来の姿だ。 その意味で、どこからどこまでが下請けいじめでどこからが正当な交渉の結果かについては境目が難しい。 また、この項目を読むまで下請法や、その具体的な中身を知っていた人たちはどれくらいいるだろうか? 下請けいじめと聞いて、セクハラやパワハラが頭に浮かんでいたのではないだろうか? 下請けいじめは、された方もそんなものと思いやすいし、している側も悪いことをしていると思わないことが多い。 下請けいじめが通報され、公正取引委員会の調査が入って「下請けいじめってルール違反なの?」と言ったり、「下請けいじめと言うけど人聞きの悪い。正当に取引してるだけだよ」と全く悪びれもせずに担当者が話してしまったりする例は、後を絶たない。 親事業者の担当者が仕事熱心であれば、何とかして仕入れを安くしたり高く売ったりと成果を上げようと考えるのは当たり前。 そこで下請法を知らなければ、下請けいじめの何が悪いのか解らないことすらしばしばなのだ。 また、大企業では担当者の判断を一々上層部に上げるのも効率的、現実的でないため、いろいろなことが担当者の判断に一任される。 実情を知らない社長が数字を見てよく頑張ったと担当者を誉め、後になって担当者の下請けいじめが発覚して上層部が愕然とする、ということもある。 親事業者の中には、「弊社の担当者が下請けいじめをやらかしてしまいました……」と公正取引委員会に自発的に違反を申告する例もある。 1.自主的に申告する。 2.下請けに出した要求はすぐに取下げ、既に飲ませてしまった要求についてはしっかり金銭を払うなどして償う。もちろん取引打ち切りなんて論外。 3.繰り返さない。 4.担当者を懲戒処分・配置転換したり、他の担当者に対しても研修を行ったりするなど、再発防止策を取る。 5.公正取引委員会の調査にも全面的に協力する。 これらを満たした場合には、公正取引委員会もあえて勧告や公表まではしない。 親事業者としても、社内で担当者を叱ったりするだけでなく、公正取引委員会に出てきてもらうことで、「下請けいじめは社長に叱られるどころではなく、公になり処罰されるようなことなのだ」と周知し、社内を引き締めることにつながるのだ。下請けいじめもそれによってなくなるのであれば、一旦下請けいじめをしてしまった後としては三方丸く収まる。 他方で、不始末をしてしまっても、それを隠したりせず公明正大にやろうという健全な企業でも個々の担当者に対しての指導が行き届かず、下請けいじめをやってしまう場合があるということでもある。 …なお、ホワイト企業にお勤めの皆さんにも関係のない話ではない。 そのホワイトは、下請け企業やフリーランスの血と涙で成り立っていないだろうか? 部下は大事にしようと言いつつ、下請け企業には無茶な納期で仕事を投げていたりしないだろうか? 身内には優しいが、他人には厳しいというのは、企業関係なく割とよくある話である。 下請けの皆さんや、下請けとの交渉を担当する方々は、くれぐれも下請けいじめにご用心…… 「追記・修正するの?時給100円でやってよ」 「そんな?最低賃金以下じゃないですか!!」 「あっそう。じゃあいいよ、項目建てないから。」 「そんなあ……分かりました、追記修正します……」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] スーパーとかディスカウントストアみたいな「売ってなんぼ、安くてなんぼ」なとこだとありふれてそうな雰囲気が経済ド素人の自分でもなんとなく感じるように思える。「あの商品がこの価格!?掘り出し物みっけ」と見た瞬間には感じるけど、後で冷静になると「…この値段は安すぎるという方でおかしいな…」と感じたり -- 名無しさん (2017-09-27 00 02 37) 激安スーパーとかだとそういうところもあるのは否定出来ないけどね…ただ最近は自社ブランド商品の開発で経費を抑えたりとかちゃんと企業努力で安値を実現してる場合もあるし一概に全部がそうだとも言い切れないのが難しいところだ -- 名無しさん (2017-09-27 00 14 48) あとは大量仕入れや問屋を通さない直取引で手数料や送料なんかを圧縮して単価を下げるとかな -- 名無しさん (2017-09-27 00 20 28) フィギュアメーカーとアニメショップの例えだけど、アニメショップってただの小売だから、フィギュアメーカーもただの仕入先のような(アニメショップが買わなければ別の相手に売るだけ)。アニメショップじゃなくて製作委員会とか出版社、原作者とかの版権持ってるところとなら下請け関係だと思うけど(その場合は他に売ったりできない)。 -- 名無しさん (2017-09-27 00 23 00) システムソフト開発系の企業は3のパターンが多そうだな。仕様書の変更などで料金を払う企業はどのくらいあるんだろう。 -- 名無しさん (2017-09-27 01 25 14) ???「この歪んだ精神性!やはり下請けいじめする企業は根絶やしにせねばならぬ!!」 -- 名無しさん (2017-09-27 09 54 55) またコメ欄が荒れそうな項目を立てたな。。。 -- 名無しさん (2017-09-27 10 04 06) ↑4まあフィギュアの特定ショップ限定版(=その店でしか売れないカスタム発注)は実際にあるからまあ良いんじゃない?特殊なケースだけど例えとしてはわかりやすいとは思うわ -- 名無しさん (2017-09-27 21 00 09) 有名所だとディズニーのオズワルドとか -- 名無しさん (2017-09-27 21 26 34) ダンピング競争やサービス過当競争の被害者だよなあ……別にそこまでサービスなんぞしなくていいのに -- 名無しさん (2017-09-28 06 15 45) ↑4 まあ、十中八九例の騒動に乗じてるよね -- 名無しさん (2017-09-28 11 18 33) 企業説明会の場で堂々と下請けいじめしている。てドヤ顔で言っていた企業が何件かあってげんなりした思い出。 -- 名無しさん (2017-10-01 19 34 13) 最近起きたあre…ゲフンゲフン -- 名無しさん (2017-10-01 19 40 14) この項目が立つきっかけになったと思しき騒動に決着がついたみたいだね -- 名無しさん (2017-12-27 21 25 23) 誌上通販限定品でもやけに安く中古市場で出回ってたりするのはメーカーの人が処分した結果だろうか? -- 名無しさん (2018-02-07 13 33 34) 新聞の押し紙もこの問題だよね。もちろん、突発的な購読増加や事故に備えてのある程度の在庫は必要だけど、それでは説明がつかないほど多く売りつけられる -- 名無しさん (2020-03-16 13 05 50) うちの会社、加湿とかの機器を海外に売ってる身だけど、時事ネタのアレの責任を追及されて広められたくなかったらタダでやれ言われた営業がいる。幸い、うちの会社はそこそこの規模の企業だったので返り討ちできたらしいけど -- 名無しさん (2020-07-10 21 12 14) 鉄道の委託化で結構ありがちな印象が・・・ -- 名無しさん (2021-04-22 07 28 47) ゼネコンとかに多いイメージだな。解体屋ゲンにもこの手の話がよく出てるし -- 名無しさん (2021-04-22 21 11 32) 前の職場の上司が下請けに対してこんな感じでお前もこうして下請けに聞かせるんだよって教えてきたのに嫌気がさして辞めたんだよな… -- 名無しさん (2021-08-29 15 05 13) 日本の伝統 -- 名無しさん (2021-10-03 19 20 40) これは削除対象では…フィクションでは滅多にない -- 名無しさん (2021-10-03 19 34 39) ↑「フィクションに関係ない項目を作ってはならない」というルールはないぞ。 -- 名無しさん (2021-10-03 20 06 52) 下請けというものを自分で作り出してひたすら虐めまくるネットワークビジネスみたいだな、NHKで報道してた事業家集団とかいうやつ、起業を目指す()若者たちを集めて延々搾取と勧誘活動させるのがまさにこの項目の通り -- 名無しさん (2022-05-04 09 02 37) 項目名見て他人を金とかで釣っていじめをやらせることかと思ってしまった -- 名無しさん (2022-05-04 09 20 19) 虐められた下請け企業が重機で親会社に突っ込んだり親会社役員刺したらしたら逆ギレして被害者面するくせになぁ -- 名無しさん (2022-12-29 12 13 20) スク水フィギュアなの面白いwww -- 名無しさん (2023-06-21 20 00 25) 事例がいかにもここらしくて好き Wikipediaではとてもやれんw -- 名無しさん (2023-10-17 11 23 23) ちなみにインボイス制度で声優の方が反対に声上げてるの知ってる人いると思うけど、懸念事項として下請けいじめがあるんよね。アニメ制作委員会のトップとかはアニメに興味なくて権力握ってる連中が多いから、 -- 名無しさん (2023-10-17 11 23 24) 途中送信失礼。さっきの続きだけど、製作「Aさんインボイス加入してないからこんだけね。」声優A「今までの半額以下!?そんな困ります。」製作「なら別の声優使うわ」って感じ。アニメによくある急な声優変更が今後は増えてくるんじゃないかとは思ってる -- 名無しさん (2023-10-17 11 32 44) ↑インボイスは課税、免税事業者でも話が変わるし、下請けいじめとは一緒にするのは違うと思う。事務手続き面倒だから回避ってのはあるかもしれんけど。 -- 名無しさん (2023-10-17 16 04 01) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/boxgarden/pages/19.html
2011/6/27 いおた@経路で参加 廃人ランクB 犬と羊を飼うことに労を惜しまず、家の中に草原を作ってしまったこだわりの人。 溶岩の中に落ちたりゾンビにいじめられたり、死亡回数は一番多いのでは。 イカが大好きすぎてイカを家に搬送しようとしていたこともあります。 ッパ君のゲr・・・マーライオンの作者。 地図を描いたりテクスチャを自作したりしている。 美術職人さん。 女子高生風キャラクタースキンを使っている。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1034.html
裁 13KB 死なない・優遇ゆっくりあり 描写薄め セルフパロディ ※『ふたば系ゆっくりいじめ 310 仏』のセルフパロディです ※というかむしろ使い回し? ※他作者様の作品を一部参考にさせて頂きました ※死なない、優遇されるゆっくりが存在します ※どうしてこうなった! 裁 ユギャァァァァァァァァーーー! 今日もどこかで悲鳴が聞こえる……。 「ゆぎゃあーーー!」 「なにしてるの!れいむおこったよ、ぷんぷん!!!」 ある森の奥でれいむとまりさのスタンダードな番が襲われている。 この夫婦は非常にゲスなでいぶとゲスまりさであった。 でいぶはお人よしを見分ける勘が鋭く、それによって他のゆっくりから食料を分けてもらい、少なければ逆切れしてそのゆっくりを殺して奪っていた。 そしてゲスまりさは独り身や群れから離れた場所に住むゆっくりを甘い誘惑で誘い出して殺し、その家ごとすべてを奪っていた。 この糞饅頭2個が番になることで、家と食糧に関しては申し分のない生活を送ることができていた。 「ついに見つけたぞ強盗ゲス夫婦め!今日でお前たちも年貢の納め時だ!」 当然善良なゆっくりにとって、その姿はゆっくりできないどころか脅威として認識された。 この番は先ほど愛でお兄さん率いるゆっくりの集団に襲われたのだった。その数は20匹。いくら栄養状態のいい糞饅頭でも勝ち目はない。 先程のゲスまりさの悲鳴は、逃げようとしたところを隠れていたゆっくりに噛みつかれたことによるものだった。 (ゆう、こまったよ…。このままじゃいっしょうゆっくりできなくされちゃうかもしれないよ。れいむをまもれないなんてまりさはおっとしっかくだよ!) 「ゆ゛っ!にげんさん、まりさはむじつだよ…。ひとものもなんてうまれていちどもとったことないよ?」 「嘘をつくな!お前達がこの家の主を殺したところを目撃した子がいるんだ!」 「ちがうよ!れいむたちにおうちをくれないげすをせーさいしただけだよ!そしたらおうちにだれもいなかったからここはもうれいむたちのおうちなんだよ!」 「ああ!?何言ってるんだ、それを強盗って言うんだ。しかも開き直っているなんているなんてとんでもないゲスだな!」 「れいむうううう!なにかってにしゃべってるんだぜええ!?」 この愛でお兄さんは最近ゆっくりんぴーすと分離した「ゆっくり愛護協会」に属していた。 この2つの組織が分離した理由は『ゆっくりにとって住みよい世界を!』という理念の解釈の違いだ。 ゆっくりんぴーすはこれを『ゆっくりにとって住みやすいように、環境や法を変える』という思想で行動している。 対してゆっくり愛護協会は『ゆっくりが世界で生きやすいように、教育やペット化、ゲス排除を図る』というものだ。 農家でのゆっくりによる食害を例にとってみよう。 ゆっくりんぴーすでは野生動物の被害として自治体による補償や自己負担を農家に求める。ゆっくりを殺そうものなら、『言葉で解決すべきだった』『野生の生き物なんだから仕方がないのに』と被害者を激しく非難する。 愛護協会では損害面では同じだが、毒餌や効果的な柵、罠などのゆっくり対策を無料セミナーで広める。 ゆっくりに対しても、野菜の味を占めて仲間を引き連れて再び現れかねない、人間の集落から帰ってきた武功により群れの重役になればさらに被害が広がりかねない、としてその場で殺すことを強く推奨している。 そのような馬鹿をできるだけ排除しておかなければ静かに暮らすゆっくりにも悪影響が及ぶからだ。 ゆっくりんぴーすはゆっくり愛護協会をペット事業や対策品販売が目的のえせ愛護者と批判し、 ゆっくり愛護協会はゆっくりんぴーすを現実離れの自己満足集団と蔑んでいた。 今回の糞饅頭討伐もゆっくり愛護協会の活動の一環なのだ。 このようなゆっくりを排除し、ゲス因子を少しでも減らすこと。人間の強さを理解させ、畑の襲撃やおうち宣言を未然に防いで人間との摩擦を減らす。 愛護協会の野生対策の一つである。 「ゆああああ!おねがいだよ!おうちとたべものはぜんぶあげるからみのがして!」 「だめだ!お前達はもう許されきれないほどの罪を重ねた。それにその家と食べ物はお前たちのものじゃない!」 「まりさ!にんげんなんかにあやまるひつようはないよ!れいむとまりさならにんげんなんてしゅんさつだよ!」 「どうやられいむの方は状況すら分かってないみたいだな。やはりお前らのようなやつらは生かしておけない」 「じゃあせめて…せめてまりさだけはみのがして!じつはまりさはれいむがこわくてしょうがなくやってただけなんだよ!」 「どぼじでぞんなごどい゛う゛の゛お!?」 そこからでいぶとゲスまりさの耳障りな口論が始まった。 そして愛でお兄さんはいいかげんにゲスとの会話にうんざりしてきた。 「いい加減にするんだ!この森の善良なゆっくり達のために、お前たちを永遠にゆっくりさせる!」 お兄さんが近づこうとした時、 「ゆっへっへ…それがこたえなんだな?くそにんげん」 ゆっ?と糞饅頭を囲っていたゆっくりすべてと愛でお兄さんが固まった。 「何…だと?」 「ゆっへっへ。まりささまがほんきでいのちごいしてるとおもったの?」 「何か…打開策があるとでも言うのか?」 お兄さんは警戒心を強めていた。明らかに先ほどと雰囲気が違う。まるでうふふと言っていた少女がだぜ口調になったかのようだ。 実はこの黒糞饅頭はドゲスの配下の一員であり、ドゲスに食べ物やキラキラしたものなどを上納していた。配下の中で一番上納品の質・量がよかったので、ドゲスからは幹部として扱われ今回のように復讐されても見捨てられずにドゲスが幾度も助けに来ていたのだ。 いつも通りなら、先程の悲鳴を聞いて出発しそろそろ到着するころである。今までのやり取りも、ドゲスが間に合うための時間稼ぎだったのである。 「まりささまはこんなところでしぬゆっくりじゃないんだぜ?」 ァァァァァァァァァァーーー! どこからか声が聞こえる……。 「まりささまがかなわなくても、こんなときのためのほけんがあるんだぜ」 ァァァァァァアアアアアアーーー! 声が聞こえる……。その声は、瞬く間にここに近付いてきた。 「くずどもはおとなしくしていればよかったのに、こんなことするのがわるいんだぜ」 アアアアアアアアアアアアーーーッッッ! 「さっさとこいつらをころすんだぜ、どすっ!!!」 声の主が姿を現す。そこには、ズタボロのドスまりさがいた。 「ゆぎゃああああああ!だれか助けてえええええええ」 群れではなく、分散した配下を従えるドゲスまりさがこの周辺にいる。この情報は糞饅頭夫婦の殺害が実行される直前に入ってきたのだ。 彼らも一応は愛で団体。糞饅頭を討伐するというゆっくり達との約束を反故にしたくないし、何より後回しにして被害を拡大させるわけにもいかない。 かといって任務中にドゲスに襲われる可能性も存在する以上放っておくわけにもいかない。 そこでゲス夫婦はこのお兄さんが、ドゲスは協会内の特殊部隊によって同時討伐することが決まった。 ゆっくり愛護協会がゆっくりんぴーすと異なる最大の部分。それがこの『ゲスゆっくり制裁特別部隊』。 なんとこの部隊は愛護団体の所属でありながら制裁鬼意山のみで組織されているのだ。 愛でお兄さんがゆっくりの案内のもとあのゲス夫婦へ向かっていた時、部隊はドゲスの巣へ赴き襲撃を開始していた。 「どすー。こんかいのじょうのうひんだよー。わかるねー?」 「むきゃきゃ。ぱちぇのずのうならこれぐらいのりょうをだましとるのなんてあさむーしゃまえだったわ」 「とくのうみるく!」 「ご苦労だったぜ。そこに置いておくんだぜ」 (チッ、これっぽちの上納なんてふざけているんだぜ!こいつらはもう何があっても助けないんだぜ) ぷすっ 「ゆ?何か今刺さって…ゆ゛ぶ」 「どす?どうかした……」 「ゆぎゃああああかゆいいいいいいいい」 先程違和感を感じた場所から突然強烈な頬のかゆみが襲ってきた。 そしてあまりのかゆみにドゲスはそばにいるゆっくりのことなど忘れて転げ回った。 「こっちこないd『グシャッ』 「むぎゅうううぱちぇだけでもいきのb『プチッ』 「ちんぽおお『ドピュッ』 「かゆかゆーーー!」 ドゲスの転がりに巻き込まれて3匹は仲良く死んでいった。 一方ドゲスはそれでも転がり続けた。 帽子はすでに脱げており何度もドゲスに轢かれ、ドゲス自身も何度も木にぶつかってからだのあちこちに傷を負っていた。 「唐辛子弾を撃ち込んだのにかゆいだけか…さすがドゲスだ」 「帽子の中にスパークキノコ確認!口内自生型でなく収穫帽子収納型!」 「よし、なら即行動開始!」 「「「「「ヒャア!我慢できねえ!ゲスは制裁だあ!」」」」」 「ぜえ…ぜえ…やっとかゆみが治まったんだぜ…」 「「「「ヒャアアアアア!!!」」」」 「ゆううう!?なんでいきなり虐待鬼意山が現れるのおお!?」 ドゲスは帽子からスパークキノコを取ろうとしたが、ここでようやく帽子が無いことに気付いた。 急いで辺りを見回すと、ちょうど1人の鬼意山が火炎放射機で帽子を燃やしているところだった。 「ヒャア!雑巾は焼却だあ!」 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!ドスのお帽子さんに何やってるんだz「一番乗りいいい!」 鬼意山がドスの横顔から先程より強力な唐辛子弾を撃ち込んだ。唐辛子の変換・無力化は全身の餡子で行わなければ間に合わないほどの量なので、ドゲスは移動などの大掛かりな運動がしばらくできなくなった。 「ゆっぎゃあああああああああああああああああ」 「ならば俺はわさびを塗った剣で刺す!」 「ひぎゃああああああああああああああああああ」 「そして俺は必殺ゆ虐空手だ!」 「ごふぁああああああああああああああああああ」 「じゃあ俺はくんかくんかするぜ!」 「ゆふうううううううううん…ふぅ」 鬼意山本能に従ってドゲスを思い思いの方法で虐待していく面々。ハンマーで叩き、槍で刺し、死臭付きお飾りを結びつけたり。ドゲスを肉体的・精神的に削っていく。 しかし、鬼意山達はドゲスの前面では決して攻撃しなかった。ドススパークは無力化したとはいえ、あの巨大な口自体が十分脅威であるし、大きな石を隠し持っていたら危険だ。その判断がドゲスに突破口を与えてしまった。 「ゆああああああもうやだああああだれかたすけてえええええ」 突然ドゲスはまっすぐ走って逃げだしてしまった。 自分で動かず上納という独自のシステムでゆっくりできる食料を確保していたので、このドゲスは餡子が通常より多かった。そのため想定よりも早く唐辛子の毒素の餡子変換が終了してしまったのだ。 前でだれか作業していればひるんでその場で動けなかったかもしれない。そうすれば再び撃ち込んで動きを止められたのであろうが、後の祭りである。 「ちっ!まだあんな余力が!?」 「くそう!虐待なんかせずに始めから殺すべきだったか」 「追うぞおお!」 以上がドゲスがここまでくる経緯である。だが所詮は手負の身。ちょうどゲス夫婦の元にたどり着いたところで虐待鬼意山達も追いついてきた。 「「「「「ヒャアアア!追いついたぜえええ!ドゲスは制裁だあああ」」」」」 「も゛う゛来な゛い゛でええええええ」 「ヒャアアア!愛しのありすの仇ィィィィ」 一人の鬼意山が銃弾をドゲスに撃ち込んだ。今までのように変換・無効化できるような生ぬるいものではない。対ドス級駆除用に開発された本気のものだ。 その弾丸には『毒唐辛子』のという意味の現地名を持つビフ・ジョロキアの粉末を内蔵しており、ドス級ゆっくりへ撃ち込むことで体内で弾けて猛威を振るうのだ。 「ゆごあ゛だばヴェな゛がべぎょ!?!?」 ドゲスは体内で炸裂した猛毒で動きを封じられた。しかもそれは物理的に封じたのではなく、あまりの苦痛で動けないというだ。この苦痛から解放されるには大量の薬品を用いて体外へゆっくり排出するしかない。 この制裁鬼意山は飼いゆっくりをゲス野良に殺された元愛でお兄さんであった。 「ヒャッホーーーイ!天国のドス!見てるかあああ?」 一人の鬼意山がドゲスの髪の毛に炎を浴びせた。 (ゆああああああ!ドスのサラサラヘアーがあああああ) この制裁鬼意山は元無差別派であったが、山で遭難し餓死しかけたところをドスまりさに助けられ改心した。その後ドスを訪れたら流浪のドゲス一派に群れのゆっくりごと殺されており、以後そのドスを弔うためにゲスのみを狩り始めたのだった。 他の鬼意山やこの場にいない隊員も同様である。皆何らかの理由でゲスを憎んで制裁鬼意山になったのだった。だからこそ愛護協会に所属して、善良なゆっくりを守るためにゲスを殺すのだ。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」 「「どすーーー!?」」 ドゲスはもう虫の息だ。 だが死にはしない。制裁鬼意山が意識が回復しない程度にギリギリの量のオレンジジュースを流し込んで生かしているのだ。 「まりささまはにげるんだぜ!そこでれいむをゆっくりころすんだぜ!」 「まりさこそゆっくりしんでね!」 「逃がすわけないだろうが!!!」 混乱に乗じて逃げ出そうとしていたゲス夫婦は愛でお兄さんに蹴られて善良なゆっくりの前に落ちた。 「ゆべし!」 「ごふっ!」 「みんな!なかまのかたきだぜ!」 「はにーのかたきいいい」 「れいむのぱしたさんかえせええ」 ゆっくり達が夫婦に群がりリンチを開始した。ある者はでいぶのもみあげをひきちぎり、またある者はゲスまりさの帽子を目の前で引き裂いた。 強烈な蹴りを喰らった直後な上に10倍の数のゆっくりに囲まれた糞饅頭は抵抗らしい抵抗などできずに袋叩きにされていった。 枝で目とまむまむを刺された。 髪を噛まれて振り回された。 体当たりを受けて続け歯がすべて折れた。 何十回も石をぶつけられ皮が破れた。 全身にうんうんとしーしーをかけられた。 リンチが終わった後には、比喩ではなく本当に糞饅頭が転がっていた。 「ほ…ほうやは…おうひかへふ…」 「おにいさん!ぱちぇたちはゆっくりごろしはできないからとどめを!」 「おう!」グシャ! 「ひいいいいい」 「でいぶは今潰した。ゲスまりさ、何か言い残すことは?」 「ほ…ほっほゆっふひひ『グシャッ』 「馬鹿が。ゲスにそんなこと言わせると思ったか?」 「ゆゆーん。じゃあこのドゲスは森の外まで運んでおくね!」 任務完了の連絡後、愛護協会に所属しているドスまりさがやってきて巨大スィーでドゲスまりさを運んで行った。 ドス級の検体は貴重なので、治療した後で生きたままバラバラに解体して調べるのだ。 ゆっくりの未来のため、ゲスを惜しみなく動物実験の犠牲にするのもゆっくりんぴーすと異なるところだ。 「おにいさんたち、ほんとうにありがとう。これであんしんしてくらせるよ」 「ああ、こちらこそ皆を守れて嬉しいよ」 「ゲスが現れたらすぐ俺たちのもとに来いよ。すぐそいつを制裁してやるからな」 「ゆー。おにいさんはちょっと……」 「「「「「「「「「「ははははははっ」」」」」」」」」」 「ちょっ。みんな笑うことないじゃないかあ」 楽しそうな笑い声があたりに響いた。彼らがいる限り、この森のゆっくり達は平和に暮らしていくだろう。 そして森の出口では、目を覚ましたドゲスが自分の未来をドスに聞かされ、大粒の涙を流しながらトラックに積まれていった。 ユギャァァァァァァァァァァーーー! そして明日もどこかで悲鳴が聞こえるであろう……。 【補足】 作中の愛でお兄さんは素直な可愛いゆっくりが好きであり、矯正不可なゲスなんて心底どうでもいいって人です。 愛でに紛れ込んだ虐待鬼意山じゃないよ。 【あとがき】 属性を入れ替えるだけであら不思議。もう一本駄作ができちゃいました。 最初は『仏2』って題名でしたが、「ハハッ、ほとけさまかんけいないじゃないか!バカかい?」って脳内でなずーりんが罵ってくるんで『裁』に変えました。 ちなみに本当は新作を先に出す予定だったんですが、あまりにも虐待描写に詰まっちゃったんで息抜きにこちらを先に完成させました。 第1作と比べて腕は上がってますか? 参考文献 ふたば系ゆっくりいじめ 444 ドスハンター 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 310 仏 ふたば系ゆっくりいじめ 393 体 ふたば系ゆっくりいじめ 401 体2 ふたば系ゆっくりいじめ 452 体3 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る (ノ゜Д゜)ノニガストオモッタカ?ヒャハァァァァァァァァァァァァ!!!!!!! -- 2016-08-28 22 11 28 ぱしただけは謎だ……。やっぱり、ゆっくりんぴーすって○ーシェパード並のアレな組織なんだな。ゲス放置なんて間接的に苦しめてるのに -- 2012-10-24 23 40 45 やっぱりゆっくりんピースはクズだね! -- 2012-09-15 20 41 37 じゃあ俺はくんかくんかするぜ!wwwwwwwwwww -- 2012-08-16 22 59 49 ↓↓↓それは愛でお兄さんが引き連れてた20匹の善良ゆっくりのうちの一匹のセリフだから野性ではないでしょ。 ぱした=パスタ -- 2012-03-17 23 07 02 ぱしたって何ぞ? -- 2012-03-17 17 29 37 馬鹿が。ゲスにそんなこと言わせると思ったか? シビれた… -- 2011-10-13 03 16 22 >「れいむのぱしたさんかえせぇぇ」 野生の分際でぱした…だと…? -- 2011-01-10 19 39 05 俺はゲス制裁と善良ゆっくり理不尽虐待のどちらも同じくらいゆっくりできる ただ制裁鬼威山はあまり鬼威山らしくないかな なんか精神的に弱い感じがする -- 2010-11-15 05 49 19 制裁鬼意山さん達がゆっくりできるのには同意。 大儀が無ければ民衆は動かんよ。 ゆっくりんピースなんてさっさと潰れれば良いのに -- 2010-10-12 22 43 17 制裁鬼意山はゆっくりできる。人間のやることには大義名分は必要だと思う。 -- 2010-06-24 11 21 08 いい作品だとおもう。 -- 2010-05-26 09 21 45 やっぱこういう話のほうが好きだなあ -- 2010-03-14 13 21 30 まさにすっきりできる話だ -- 2010-03-07 03 31 43
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2571.html
喧嘩 14KB 虐待-いじめ 愛で ギャグ 小ネタ 悲劇 希少種 現代 愛護人間 人間がかわいそうな目にあいます。虐待描写あまりなし ・虐待と言うより愛で ・希少種とのいちゃいちゃ描写あり。嫌な人はわかってねー ・人間が酷い目に合います ・ギャグです どこにでもある一軒家の夜。 そこでは今まさに喧嘩が行われていた。 「お兄さんといっぱいちゅっちゅしていいのはてんこなの!!」 金バッジの胴つきてんこと 「ゲラ!!ゲラ!!(ちがうよ!!いっぱいちゅっちゅしていいのはれいせん!!)」 同じく金バッジの胴つきうどんげだった。 この二匹は同じ頃に家の主であるお兄さんに飼われ、二匹とも仲良く過ごしていた。 だが、二人とも飼い主であるお兄さんが大好きだった。 二人とも寂しがりやで愛を欲しいがためにお兄さんの気を必死に引こうと意地の張り合いをやっていた。 だが今日、その二人のボルテージがマックスになったのだ。 「こうなったらどっちがお兄さんにたくさんちゅっちゅしてもらえるか勝負だよ!!」 「ゲラ!!ゲラ!!(望む所だよ!!)」 こうしてお兄さんのゆっくり出来ない一日が始まった。 喧嘩 お兄さんは毎朝7時に起きる。 どっかの漫画でも言われていたことだが、いつも同じ時刻に起きれば習慣づいて必ずこの時間帯に 起きれるようになるからだ。 「んっん~~~~~~!!」 7時になると同時に目を覚まし、布団の中で背筋を伸ばし眠気をとろうとする。 今日は久しぶりの休みだから、どう過ごそうかなぁと考えているとドアをトントン叩く音が聞こえた。 あの叩き方は…てんこだな? 「てんこか?入っていいよ」 そういうとてんこがドアを勢いよく開け、俺の上に飛びかかってきた。 てんこの頭が俺の息子に直撃して今までの眠気が嘘のように吹き飛んだ。 「~~~~~~~!!…どうしたんだいてんこ」 「…おはようのちゅっちゅ」 「ん?」 「おはようのちゅっちゅをしに来たの」 はい?なんでまた?俺は悩んだが、今まで仕事が忙しくてなかなかてんこに構ってあげられなかったから 寂しかったんだろうなぁと思い、てんこを抱えた 「お兄さん…」 「全くいつまでたっても赤ちゃんだなぁ、お前は」 そう呟きながらおれはてんこの唇を見た。 てんこの唇は薄く赤色ではあるがとても小さい形をしており、非常に魅力的な唇をしていた 俺はゆっくりとてんこの唇に重ねようとしたその時!! 「げら!!(そうはさせるか!!)」 「んん!?」 布団の中に何時の間にか潜んでいたうどんげが俺の唇を奪った。 月見だんごのような味がした。 「ぶわ!!うどんげ、お前何時の間に!!」 「ゲラゲラ!!ゲラゲラ!!(お兄さんの一日のファーストちゅっちゅを奪ったよ!!)」 「ぬぐぅぅぅぅぅぅ!!うどんげぇぇぇぇぇ!!お兄さんと一緒に寝てるなんて反則だよ!!」 「ゲラゲラ!!(ふんだ!!ルールなんて決めてないでしょうが!!)」 「こうなったらてんこはこうするよ!!」 そう言い張るとてんこは俺の唇に唇を重ねてきた。 だがただのちゅっちゅではない、でぃーぷちゅっちゅだった。 俺の口の中にてんこの舌が入って俺の舌と絡み合ってきた。 ああ…桃の味がする…俺はそう思いながらてんこと一分程熱いちゅっちゅをした 「ゲラゲラ!!(でぃーぷちゅっちゅなんて反則だよ!!)」 「ふんだ!!うどんげだってお兄さんと一緒に寝ていたんだからお互いさまだよ!!」 「げらぁぁぁぁぁぁ!!げら!!(うぅぅぅぅぅ!!次にいくよ!!)」 「望む所だよ!!」 そういうと二人は走って部屋を出て行ってしまった。 あいつらは一体何がしたかったんだ?俺はそう思いながらベッドに腰かけたが良い何も思いつかず 仕方なしにそのまま着替える事にした。 下に降りるとそこは戦場になっていた。 「ゆごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「げらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁ!!いだいよぉぉぉぉぉぉぉ!!」」 何この状況?俺はそう思った。 俺の飼っている胴つきのてんことうどんげが何か料理をしているようだった。 てんこはM体質なのか慣れているのか火を使ってどこからか拾ってきたゆっくりれいむを フライパンで焼いていた。 しかも全体が焼けるようにコロコロ転がしていやがる。 一方のうどんげは包丁を使ってゆっくりまりさを切っていた。 ほぼ同じ均一にしながら足から少しずつ切っていた。 朝からこんな悲鳴が聞けるなんて最悪だ…後、なんかいやな予感がする…。 「お兄さん!!てんこの愛がこもったお料理さんができたよ!!」 「ゲラゲラ!!(うどんげの匠なごはんさんを食べてね!!)」 そう考えている内に調理が完了したようだ。 てんこの料理は油を一切使わずにれいむをフライパンであぶったものです。 その焼き加減はもう加減なんか知った事じゃと言わんばかりの色でした。 もうね、炭です、はい。ほんと炭です、はい。 「ゆ…ゆ…ゆ…」 おお、こんな状態でもまだ生きています。 おそらく中には水分が飛びきってぱさぱさな餡子が詰まっているんでしょう。 一方のうどんげはきれいに切られていますね、はい。 ですが上に何か振りかけられています。これは…草でしょうか? いわゆる雑草というやつです。本人は薬味のつもりでふりかけているんでしょう、体に良いよという 顔をしています。 「えっと、これはちょっと…」 俺は食ったら腹を壊しそうだと考えた。だが、恐ろしい悪魔がそれを許してくれなかった。 「…たべてくれないの?」 「げらげら…?」 う、頼む、そんな顔で俺を見ないでくれ。ああ!!半泣きにならないでくれよ!!俺が辛いって!! く、なんてことだ!!こいつら悪魔だ!!こんな顔をして俺に『食べて』と視線を 飛ばしてきやがる。やっぱりかわいい奴はみんな悪魔なんだ!! 俺をギロチン台に誘ってやがる!!くそ、動け。逃げないと死ぬぞ。 ああだめだ、そんな顔で俺をみるなぁぁぁぁぁ!!みないでくれぇぇぇぇぇ!! だき!! だき!! 「ん?」 てんことうどんげが抱きついてきた。 今にも泣きそうな顔で俺の方を向いてきた。 「食べてくれないの?…てんこの事が嫌いになっちゃったの?」 「げらげら…(嫌いにならないで、お兄さん…)」 30分後… 「神よこの俺に救いをぉぉぉぉぉぉぉぉ!!体内に潜む悪魔をはらってくださいぃぃぃぃ!!」 「ごべんなざいおにいざぁぁぁぁぁぁん!!じなないでぇぇぇぇぇぇ!!」 「げらげらぁぁぁぁぁ!!(だれかお兄さんを助けてあげてぇぇぇぇぇ!!)」 こうして俺は30分程体の中に潜む悪魔と戦う羽目になった。 悪魔との戦いに打ち勝った俺は体力を回復するべく部屋で寝ることにした。 家の飼いゆっくり達には「寝かせてくれ」と言っておいた。 せっかくの休日だから一緒に遊べると思った二人はすごく泣きそうな顔をしていた。 「うん…わか…グスン…わかってるよ…グスングスン…げんきになったら…グスン…遊んでね…」 「ゲラ…グスングスン…ゲラ…」 先ほどの罪悪感もあってか二匹はおとなしく言うことを聞いてくれた。 がそんな思いは1時間後に裏切られた。 トントン!! 「ん?だれだい?」 「お兄さん…てんこだよ…」 「てんこ…わるいが今遊んであげられる状態じゃ…」 「わかってるよ…だからお兄さんはてんこが元気にしてあげるね!!」 バタン!! ドアが勢いよく開けられた。 そこに入ってきたのは以前買ってあげた子供用のナースの仮装服をきたてんこだった。 袖の長さは短く、足の丈も太ももが隠れるか隠れないか微妙な長さのナース服だった。 いろんな意味で眼福だった。 そうここまでは… 「お兄さんのためにてんこが体に良いお薬さんを作ってきたよ!!」 そう言っててんこがその手に持っていたのは注射器だった。中には何か黒い物が詰まっていた。 「…てんこさん?…そのやたらと黒いのは?」 「これ?その辺に歩いていた野良の中枢餡さんを詰めたものだよ!! 知り合いの物知りなぱちゅりーがこれは特効薬だと言っていたから効果てきめんだよ!! さあ、あにゃるさんを出してね!!」 うおぉぉぉぉぉい!!ちょっと前に家の庭に住みついていたそのぱちゅりーは1週間前に ゆっくりコロリを食って死んだ奴だぞ!! そんなやつの言うことなんぞきくなよぉぉぉ!! 「ゆぅぅぅぅ!!しょうがないね!!てんこがぬ~ぎぬ~ぎさせてあげるね!!」 おいだから話を…ってコラ!!ズボンにお手てをかけないでね!! あぁぁぁぁ、ベルトに体重をかけないでぇぇぇぇ!!ぶらんぶらんしないでぇぇぇぇ!! いやぁぁぁぁ!!パンツごとやらないでぇぇぇぇ…あ 「お兄さんのりっぱな像さんばんざぁい!!」 …いやぁぁぁぁぁ!!もうお婿にいけないぃぃぃぃぃ!! がし!! 「はい動かないでね!!すぐに済むからね!!」 いやだぁぁぁぁぁぁぁ!!そんなぶっとい物をお兄さんのお尻にあぁぁぁぁぁぁぁ!! この時の事をお兄さんはつぶさにこう語ったという。 「最初は気持ち悪かったけど、だんだん未知の温かさと命の胎動を感じてきて、 お腹とお尻の辺りにまるで赤ちゃんが出来たような感触が味わえた」と悟りを開いたかのような顔でいった。 一時間後… コンコン… 「ひぃぃぃぃぃぃ!!お注射はいやぁぁぁぁぁ!!」 「ゲラゲラ!!(違うよ!!れいせんだよ!!)」 「げら?…ああうどんげか。どうしたんだい、お兄さんとしては横になりたいんだけど…」 ガチャ!! 「ゲラゲラ!!(お腹のお調子はどう?お薬を作ってきたよ!!)」 控えめな感じでドアが開けられた。 そこにはアニメ「ああえーりん先生」の主人公えーりん先生の衣装をきたうどんげが入ってきた。 あの衣装はうどんげがやたらと欲しがっていた服で、お家に来た一周年の日にプレゼントしたものだ。 少し衣装がブカブカで意味奇抜な衣装を着てはいるが逆にアンバランスなかわいい顔を強調していた。 「ゲラゲラ!!(このお薬を飲んだらすぐに良くなるよ!!)」 そういってうどんげが取り出したお薬は緑色をしたお薬だった。 ぱっと見からすれば大丈夫なお薬に見えた。 これなら大丈夫かと思ったお尻の痛みと不快さで苦しむ顔を無理やり笑顔に変え、 お薬が入った器を受け取った。 その時であった ピチャ…ジュゥゥゥゥゥゥゥウゥ… 器をきちんと受け取れなかったせいか液体が1液ベッドに落ちた。 落ちた所から明らかになにかおかしい音を立てながらベッドに穴が開いた。 半径10cmは穴が空いてた だらだらだらだら… 俺は汗をたくさん出しながらゆっくりとうどんげの方を向いた。 うどんげは笑顔で薬を差し出すだけだった。 俺は覚悟を決めるしかなかった…。 気が付くとお兄さんはお花畑にいた。 一面に広がる花畑の横には小さな小川が流れていた。 ここはどこだろう?さっきまでうどんげの薬をたしか… そう考えていると声が聞こえた。川の反対側からだ。 声のする方向を向くと、そこには死んだはずの俺の大切なパートナーだったゆっくりふらんとれみりゃの 姉妹が手を振っていた。だがその声はあまりゆっくりしていなかった。 「うーおにいさぁぁぁぁん!!まだこっちにきたらいけないんだどぉぉぉ!!」 「こっちにきちゃだめぇぇぇぇ!!」 何を言っているんだろうと思った俺は声のする方向へ一歩歩いた。 すると足元から急に光が満ち、俺を引きずりこんだ。 「うわ!!」 俺は足掻こうとしたが碌に足掻く暇もなく引きずりこまれた… 「は!!」 気がつくと俺はベッドに横たわっていた。 さっきまでそばにいたうどんげはいなくなっており、時間を見ると30分程意識を失っていたようだ。 さっきのはなんだったんだろうと考えたが昔可愛がっていたふらんとれみりゃを久しぶりに 思い出すことができて良かったと思う。 だがなんだか体がさらにしんどくなってきた…もうちょっと寝ていようか… 一方下のフロアでは… 「お兄さんお元気になったかな?」 「ゲラ!!(元気になったよ!!間違いないよ!!)」 二人がお兄さんの事で話し合っていた。 お兄さんがお腹を壊したりしてゆっくりできなくなっている事に罪悪感を感じ、二人で あれこれやってお兄さんの治療を行い、互いにそのせいかを確認しあった。 てんこは「おにいさんにお注射したらお兄さん、なんかどこか遠い所を見ていたから きっと!!腹痛さんが治っちゃったよ」 れいせんは「ゲラゲラ!!ゲラゲラ!!(お兄さんにえーりん先生が作っていたお薬を 作ってあげたらお兄さんその場で倒れちゃった。きっと眠りたかったんだね!! どこか遠い所に旅立ったお顔ですーやすーやしていたよ!!)」 二人は自分の行った事の成果を笑いながら話し合っていた。 「うどんげ」 「ゲラ?」 てんこがうどんげに話しかけた。結構真面目な顔をしていた 「考えてみればお兄さんは独り占めしたらッメ!!だよね…」 「ゲラゲラ…(そうだね…)」 「お兄さんはてんこ達のお兄さんなのにね」 「ゲラゲラ(そうだよね、てんことれいせんのお兄さんだよね)」 「だから…ゆ!!」 てんこが手を差し出した。 うどんげは何だろうと思ったが、てんこの口が開いた。 「仲直り、また一緒にゆっくりしよう」 「ゲラ!!」 うどんげは元気良く応じ、てんこの手を握った。 二人は笑顔で互いを笑いあった。 「そうときまればお兄さんの所に行こう!!」 「ゲラ!!」 二人は勢い良く走りだした。 「うう、また腹が…」 俺はまた寝ようとしたが急な腹痛に起こされ、トイレに行こうと部屋から出てきた。 ちくしょう、まだ俺の体の中に悪魔が潜んでいやがったのか… そう思いながらトイレに向かう途中の階段から声が聞こえてきた。 「おにいさぁぁぁぁぁぁん!!」 「げらげらぁぁぁぁぁ!!」 てんことうどんげが勢いよく階段をのぼってきたのだ。 「ああお前たちか…すまないが俺はいまか」 「お元気になったんだね!!ゆっくりできるんだよね!!ゆっくりできるんだよね!!」 「ゲラゲラ!!(一緒にあそぼ!!あそぼ!!)」 二人が場所も考えず階段の段差から一気にジャンプして俺に抱きついてきた。 てんこは俺の体、うどんげは俺の片足。 二人とも階段のある方から俺に抱きついてきた。 「うお!?」 抱きつく所が悪く俺はバランスを失い階段のある方へ倒れかけた。 このままではまずいと思い、俺は二人をとっさに掴むと安全な所へ放り投げた。 そして俺は階段下へ真っ逆さま… ぐcbhfhfbじょfsdjbjどs;… …病院… 「全治一か月です」 「ごべんざざいぃぃぃぃぃ!!じなないでぇぇぇおにいざぁぁぁぁん!!」 「げらげらぁぁぁぁぁぁ!!」 ああ、心配してくれてありがとう二人とも。怪我なくて良かったよ… …よかったから頼むからそんなにギュッと抱きつかないでくれ… いや、そこはマスイっていててててて!!そこ脇腹!!ヒビが入っている所を二人ががりで 抱きつかないでくれって!!頼むから!!治ったらたくさんキスしてあげるからほら!! やべでぇぇぇぇぇぇぇぇ!! ボキ!! 「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!げろげろげろげろぉぉぉぉ!!」 「先生!!444号室の患者の容体が!!」 「何だと!!すぐにオペだ!!ああそこのゆっくりはどこかへやって!!」 「はい!!」 「いやぁぁっぁぁぁぁ!!お兄さんとてんこを離れ離れにさせさいでぇぇぇ!!」 「げらげらぁぁぁぁ!!(おにいさんにだきだきさせてぇぇぇぇぇ!!)」 「胸骨の一部がさらに骨折し、それが胃に刺さっています!!」 「なにぃ!?しかもなんだこの患者は胃に細菌が異常繁殖しているぞ!!雑草でもたべたのか?」 「先生!!患者の胃の中に正体不明の液体、さらに腸から肛門にかけて未消化の餡子が!!」 「なにぃ!!なんで今まで気が付かなかった!!」 「すみません!!骨折だけだと思い詳しい検査がまだでした!!」 「言い訳は良い!!これは大手術になるぞ!!他の先生たちにも応援を頼め!!」 「はい!!」 ピコン!!手術中… 二人は何が起こったか分からずにはいたが、お兄さんの緊急事態を悟ると扉を泣きながらガンガン叩き 無理やり入ろうとしたが看護師さんに止められ、何度もしつこく入ろうとした結果 空いているベッドに完全に拘束される羽目になった。 「おにいざぁぁぁぁぁん!!おにいざぁぁぁぁぁん!!」 「げらげらぁぁぁぁぁ!!(じなないでぇぇぇぇぇ!!)」 無事手術は成功し、退院したお兄さんは二人にお仕置きとしてお尻ぺんぺんを百回した ペンペン!!ペンペン!! 「ごめんなざいぁぁぁぁぁい!!ごべんなざいぃぃぃぃぃぃ!!」 ペンペン!!ペンペン!! 「げらげらぁぁぁぁぁ!!(いだいよぉぉぉぉぉぉ!!)」 かくして一連の騒動は終わり、三人は未だ仲良く暮らしているのであった。 完 あとがき 餡コンペに出す予定の作品に悪戦苦闘しているブレあきです。 今書いている続き物は餡コンペ終了後に書く予定です。 え?これは?…息抜きです。 息抜きがてらにばっと書いた作品です。なんでクオリティーは大したことは無く、 人間に与える被害はどこまでなら許容範囲か少し考えてみた結果こうなった…。 感想にたくさんコメントをもらえたらありがたやです。 ではでは、餡コンペでよろしく~ ブレている作者:ブレあき ブレまくった作品集 ふたば系ゆっくりいじめ 621 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター編~ 序章 ふたば系ゆっくりいじめ 914 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター編~ ふたば系ゆっくりいじめ 955 ゆっくりの進化 一 前半 ふたば系ゆっくりいじめ 1047 ゆっくりの進化 一 中編 ふたば系ゆっくりいじめ 1066 ゆっくりの進化 一 後半 ふたば系ゆっくりいじめ 1089 ユグソウ プレリュード ふたば系ゆっくりいじめ 1135 ユグソウ 前半 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 胴付き希少種なのにこれほどバカなのか? 890れいむ程ではなくとも小学生くらいはありそうなのに。 -- 2018-01-26 17 22 17 お兄さん虐待www -- 2014-01-05 23 50 04 うどんげって月見団子なのか。てっきり人参ジュース味かなと。 -- 2013-01-06 14 13 58 悪魔www -- 2012-08-09 22 37 03 げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら -- 2012-03-20 10 19 36 ↓おにいさぁああああああああああああああああん -- 2011-12-16 23 32 04 いや・・・ちゅっちゅっのかわりに毎日このお兄さんのようなことが・・・ ってお前何するやめろふだhfwぴfひうfhぐfhdspfhd(死亡) -- 2011-11-21 23 44 37 こんな調子じゃいつか殺されんぞwww -- 2011-10-27 01 00 56 胴付きに毎日ちゅっちゅっされる生活… いいなあ… -- 2011-09-04 06 09 00 久々に声をあげて笑ったwww -- 2011-08-31 03 35 30 このお兄さん若くして死にそう -- 2011-01-13 00 59 23 このお兄さんはいわゆる愛され体質なわけか? でも羨ましくないな。 -- 2010-12-30 04 21 23 とりあえず俺の知っている硫酸は緑色じゃないぞ -- 2010-12-16 07 48 21 …緑色の液体って硫酸? -- 2010-10-25 16 06 36 最後のお仕置きでてんこが目覚めなかったことだけが唯一の救い ドM化したてんこのウザカワイさは異常 -- 2010-09-25 21 42 29 ここまでくると羨ましくない -- 2010-08-20 13 52 21 羨ましいような、そうでもないような… -- 2010-06-21 19 00 38 なんかなあ・・・。 -- 2010-06-20 16 01 38 てんこもうどんげも可愛いけど、これお兄さん虐待だろw -- 2010-06-18 01 05 35
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2761.html
・このSSには死ぬゆっくりとそうでないゆっくりが出ます ・作者に都合の良い独自設定があります ・色々とパロディした所があります ・これを書いたのはHENTAIあきです!HENTAIアレルギーの方は読まないほうがいいです! ・それでもいいというひとはゆっくりよんでね!!! 暗い部屋の中にゆっくり達が集められていた、そのすべてのゆっくりのお飾りには色は異なるが輝くバッジが付いている。 飼いゆっくりの証であるバッジが付いているゆっくりであったが、その姿はどこかふてぶてしい。 どのゆっくり達もあまあまを寄こせだの、ゆっくりさせろだのと自分の望むことしか口に出さない。 「静かにしな!あんたら饅頭に説明することがあるよ!」 初めて部屋にゆっくりを望む声とは違う声が響いた。 声のするほうにゆっくり達が目を向けると、少しだけ明るい場所があった。 「ここはどこなの!かわいいれいむをこんなゆっくりできないところからはやくだしてね!」 銅バッジを付けたまるまると太っている一目ででいぶと分かるれいむが声を荒げる。 目が覚めたら突然こんな所に集められてストレスの溜まっているゆっくり達は一斉に不満を述べ始める。 「早くここからぱちゅを出しなさい!ぱちゅは偉大な金バッジなのよ!」 「まりさをゆっくりさせないなんて、とんだくそどれいなんだぜ!」 「んほおおおお!くらいところでのすっきりーもきもちいいわああああああああああああああ!」 「やべろおおおおおおおおおおおおおおおお!れいむはかいゆっくりなんだぞおおおおおおおおおおお!」 自分が飼いゆっくりだということを主張するものや、レイパーが隣にいるゆっくりをれいぽぉしようとバラバラのことを始める。 それに対して最初にゆっくり達に声をかけたものはうんざりとした感じの声で答える。 「一度しか言わないから理解すること。あんた達は飼い主さんに愛想を尽かされてここに引き取られたの。 だからバッジは付けててももうあんたらは野良ゆと同じなんだよ。」 その言葉に怒りがこもった声でゆっくり達は否定をする。 自分は優秀なんだ!そんなことは嘘だ!何でもいいからゆっくりさせろと決して自分たちが捨てられたことを理解しようとはしない。 それに対して先ほどの金バッジと言っていたぱちゅりーが質問をする。 「それでお姉さんは何がしたいの?もしかしてこの偉大な賢者の知識を借りたいのね!」 捨てられたなら即座に殺されてもおかしくはないが、ぱちゅりーには自分に価値があると考えた。 「もしそうなら今すぐぱちゅに魔道書を寄こしなさい!そうすればお馬鹿なお姉さんにも分かるようにぱちゅが教えてあげるわ!」 そう自惚れているぱちゅりーに、お姉さんと言われた人物は近付いていく。 また文句でも言おうとしたぱちゅりーの口に容赦のない蹴りを加えた。 「あんた五月蠅いよ。これからあんた達の新しい生活を教えるんだから喋るんじゃない!」 殺気立ったお姉さんの声に体を竦ませるゆっくりが見たものは、体からクリームを流して痙攣するぱちゅりーだった物だ。 ときおり痙攣をしていることからまだ生きているようだが、直に痙攣は止まりただの饅頭になってしまった。 「あんた達はもうゆっくりできない、ここで自分たちがやったことを後悔するだけの人生が始まるよ! 助けてだとかゆっくりしたいなんて言っても意味がないから最初に教えといてあげるよ。」 その言葉にまたゆっくり達が騒がしくなるが、お姉さんは何やら手を振るって鋭い音を響かせる。 手に持っていたのはゆっくりを虐待するときに用いられる加工所特製の鞭であった。 それでも騒いでいた一匹の子まりさがいたので、お姉さんはそのゆっくりに鞭をあびせる。 「いぢゃいいいいいいいいいいいい!まりちゃのこうきなおかおがああああああああああああ!」 「騒ぐんじゃないよ、どうせそんなに痛くないんだから。それよりあんたにはちょっと見せしめになってもらうよ。」 ごろごろと転がり痛みを訴える子まりさに近寄ると、お姉さんはとりあえず子まりさの帽子を取り上げて目の前で破く。 「まりちゃのびゅーちふるなおぼ・・・」 大きな声で悲鳴を上げようとした口に靴を突っ込んで黙らせると、お姉さんは子まりさの舌を踏みちぎろうとする。 しかし力が強すぎたのか、まりさの下顎ごとえぐり取ってしまうがお姉さんは気にしない。 「ふょふゃふゅにょふぉきゅちゅが!」 何やら喋ろうとする子まりさだが、口から出るのは何を言っているのか分からない音だけだった。 そんな哀れな子まりさの姿をたっぷりと見せつけ終わると、お姉さんは鞭を子まりさの体に向けはじめた。 「いひゃいいひゃい!どひょひへふょふゃがひょんひゃふぇに!」 鋭い痛みに曝されながら自分がこのような目に何故遭うのかを嘆き悲しむ子まりさ。 だがそんな子まりさに対してお姉さんは鞭を振るうことは止めずに、むしろどんどん力を加えていった。 数分後には子まりさの体からは鞭によって出来た傷から餡子が溢れ出て、もはや悲鳴を上げることも出来なくなった。 「いいかい!また逆らおうとしたり文句を言ったら、このまりさにみたいにするからね!」 そうゆっくり達に言うと、ボロ雑巾になった子まりさの体を器用に鞭で真っ二つにする。 とたんにゆっくりにだけ分かるという死臭が漂うことになり、気の弱いゆっくりは中身を吐き出すものまで出ている。 こうしてこれまで飼いゆとして恵まれたゆん生を送っていたゆっくり達は、この世の地獄を味遭うことになった。 ゆっくりがこの場所に連れてこられた、ようやく一日が過ぎようとしていた。 自分たちが何故このような目に遭うのかと理不尽に思ったゆっくりが、何やらこそこそ話し合っている。 「どうしてまりさたちをゆっくりさせないの!にんげんはまりさたちをゆっくりさせるどれいなのに!」 我がままを言って飼い主に愛想を尽かされたまりさがそんなことを言う。 それに続いてひたすら人間への不満を口に出し始める。 「そうだよ!かわいいれいむたちがこんなめにあうなんてりふじんだよ!」 勝手に野良とすっきりーをして許してもらったにも関わらず、子供と一緒に傍若無人な態度を取って捨てられたれいむが相槌をうつ。 大抵ここに集められたゆっくりは自分たちの行いを反省するほどまともな頭をしていない。 するのはただ理不尽だと考えるだけである。 「こうなったらはんっらんだよ!」 「そうだね!これはまさにれいむたちのいかりのこえなんだよ!」 「せいぎはこちらにありよ!」 昨日の子まりさのことなど覚えていないのか、力の差も理解せずにそんなことを決めるゆっくり。 無駄に張り切っている所に、昨日のお姉さんが部屋に入ってくる。 「まりさたちはかいっぜんようきゅうをするよ!ばかなどれいはゆっくりようきゅうをきいてね!」 代表格であるまりさがそう宣言すると、ゆっくり達は一匹ずつ自分の要求を口に出していく。 「おなかがへったからあまあまをちょうだいね!これからはまいにちあまあまをちょうだいね!」 「こんなせまくてくらいところじゃゆっくりできないわ!もっとひのあたるとかいはなばしょにつれていきなさい!」 「ゆっくりはもっともゆっくりしているそんざいなんだよ!だからゆっくりさせなきゃいけないんだよ!」 「それがすんだらどれいのおねえさんはいますぐしんでね!」 無言でゆっくり達の要求を聞き終えると、お姉さんはゆっくりと口を開いた。 「断るよ。それと最初に言ったと思うけど、ここではゆっくりしたいなんて言っても無駄だって言ったはずだよ。」 なんて馬鹿な奴隷なんだ!ここまで譲歩しているのに言うことを聞かないなんて! ゆっくり達が見当違いな怒りに包まれる中で、代表であるまりさがお姉さんに体をぶつけ始める。 「せっかくおはなししたのにどうしていうことをきかないの!こうなったらじつりょくこうしだよ!」 今まで自分が望むことがすべて叶えられてきたまりさにとって、自分の望みを叶えないことはあってはならないことであった。 口で言っても分からないと考えたゆっくり達は次々とお姉さんに体当たりを始めた。 「いたいでしょ!はやくしないとずっとゆっくりさせちゃうよ!」 「くそどれいはじぶんのたちばをわきまえてね!」 「もうゆるしてっていわれてもゆるさないわ!」 「いいよみんな!にんげんはいたがっていっぽもうごけないでいるよ!」 自分達の攻撃が効いていると勘違いしているゆっくりだが、お姉さんは足に当たるゆっくりを見て面白そうに笑っている。 随分と攻撃を加えていたゆっくり達が疲れはじめたのを確認すると、お姉さんが声をかける。 「それでもう満足なんだね?それじゃあこんどはこっちの番だよ!」 そう言ってお姉さんは手始めに一番体の大きなでいぶの顔を蹴りつけて壁に弾き飛ばす。 蹴られたでいぶは中身をぶちまけて壁に張り付くと、ずるずると壁から落ちていく。 だがまだ生きており体を動かして逃げようとしている所を、お姉さんが容赦なく踏みつける。 「ぶびょ!びゃっで!ごれいじょうじだらでいぶじんじゃう!」 「殺すつもりでやってんだから当たり前だろ?」 楽しそうにでいぶに答えてやりながらお姉さんはでいぶの顔を着実に顔を壊していく。 「まずは目だ!次は口だ!おまけにまむまむとあにゃるを壊して、あんたを壊すよ!」 「ば!び!ぶ!べ!ぼ!」 中身が半分程度出ているので注意しながら少しづつでいぶを壊していくお姉さん。 踏まれるたびにでいぶは声をあげるが、それも少しづつ小さくなっていった。 「もっど・・・ゆっぐり・・・」 お決まりの言葉を言う前にお姉さんがでいぶの顔を踏みつけて、完全にでいぶの息の根を止めた。 でいぶの公開処刑を見せられたゆっくり達は昨日の恐怖を思い出す。 「次はあんただよ、今のうちに生まれてきたことを後悔するんだね!」 こんどはありすに狙いを定めたお姉さんは、都会派を自称するありすのあにゃるに持ってきたペットボトルの中身を注入する。 必死に逃れようと暴れまわるありすだが、少しづつありすの体に変化が訪れてくる。 「ゆっぶ!どぼぢで!ありずぷくーしたくないのに!」 本人の意思とは関係なく、ありすの体がどんどん膨らんできた。 お姉さんがありすに注いでいるのは炭酸水である。 ありすの皮が水分と炭酸によって膨張していき、ありすの体は限界まで膨らんでいった。 「ゆぶぶぶぶぶぶぶぶぶ!」 「もう限界かな?それじゃあ最後にこれだよ!」 お姉さんがありすのあにゃるに何かを詰め込むと、急いでありすから離れる。 「ゆっべっばあ!」 ありすの体が弾け飛ぶ、お姉さんがありすに詰め込んだのはメントスである。 部屋の中にはありすであった残骸が派手に飛び散った。 「「「ゆわあああああああああああああああああああああああ!」」」 あまりにも惨たらしい同族の死に絶叫するゆっくり。 ここにきてもはやゆっくり達に反抗する気力は無くなってしまった。 「おおおおおおおねえさん!まりさはもうわがままいわないからゆるしてね!」 反乱の代表であるまりさが真っ先に命乞いを始める。 それに続いて他のゆっくり達も我先にと命乞いをする。 「すいませんでした!もうにんげんさんにはさからいませんから!」 「ぱちゅりーはさいしょからはんたいしてたわ!だからぱちゅはなにもわるくないわよ!」 「なんでもいいからたすけてね!」 その命乞いに対してお姉さんは考え込むように顎に手を当てる。 「そうだね~、助けてあげないこともないよ。」 その言葉に希望を持ったゆっくりは顔を明るくして喜ぶ。 「あんたが私に勝てたら他のゆっくりも助けてあげるよ。」 「ゆ!?」 指名された代表のまりさが絶句するが、周りのゆっくりは一様にまりさを応援する。 自分の命がかかっていることもあり、応援というより脅迫のような言葉になっているが。 「ほら早くかかってきな、サービスで私を倒せたらあんたの勝ちにしてやるから。」 「ゆわあああああああああああああああああ!」 雄叫びをあげて突っ込んでいくまりさだったが、お姉さんの体はピクリとも揺らがなかった。 しばらくお姉さんの足にぶつかり続けたが、ついにまりさは疲労で動けなくなった。 「もう終わりなんだね?それじゃあこんどはこっちの番だよ!」 体勢を低くしてまりさにぶつかるお姉さんは、ほぼヘッドスライディングのような形でまりさに自身の頭をぶつける。 圧倒的な質量差によってまりさは吹っ飛び、ぶつかった衝撃で歯がすべて口から折れてしまう。 「いだいいいいいいいいいいいいい!もうおうぢがえるううううううううう!」 「あんたの負けで良いんだね?それじゃあ残りのゆっくりを先に始末しようかね。」 一撃で戦意を喪失してしまったまりさを放っておき、震えているゆっくり達を処分するために鞭を用意するお姉さん。 昨日の子まりさの惨劇が自分に降りかかると感じたゆっくり達は無駄な命乞いをする。 「いやだああああああああ!れいむまだしにたくないいいいいいいいいいいいい!」 「あ~聞こえないね~。恨むなら勝てなかったまりさを恨むんだね。」 自分たちが原因でこうなったにも関わらず、その場で殺されることが決定したゆっくりはすべてまりさに恨み事を言い始めた。 「このくず!おまえがまけちゃうかられいむたちがしんじゃうんだよ!」 「まりさがにんげんさんにさからうなんていうからこんなことになったんだわ!」 「おまえのせいだああああああああああ!どうじでおばえびだいなくずのぜいでしななきゃいけないんだああああああ!」 次々と鞭によって体を切り刻まれていきながらも、すべてのゆっくりがまりさに憎悪の塊のような言葉を浴びせる。 とうのまりさはこの現実から逃れるために一人夢の世界に行っていた。 「おねえさんごめんなさい・・・、もうわがままはいいません。いうこともききます。 だからはやくまりさをこのこわいところからたすけてください・・・。」 ぶつぶつとうわ言のように捨てられた飼い主への反省と助けを求めているまりさに、お姉さんは優しくまりさに声をかけてやる。 「もうちょっと早く反省すれば助かったのにね。」 「おねえさんおねがいします。まりさをたすけてね・・・。」 はたしてそれはどっちのお姉さんか分からないないが、まりさもまた鞭によって体を少しづつ削られていく。 夢の中に現実逃避していたまりさだったが、痛みによって無理やり現実に引き戻された。 「いだいよおおおおおおおおお!もうわがままいわないからたすけてええええええええええええええ!」 遅すぎる反省をまりさはするが、その反省に何の意味もない。 まりさはただ痛みから逃れたい為にこんな言葉を言っているだけなのだから。 存分に苦痛を味わい、まりさは永遠にゆっくりしてしまった。 「それが今日の餌だよ、明日までに食べて無かったら酷いことになるからね!」 お姉さんが出て行ったあとに無言で同族の屍骸を食べ始めるゆっくり。 痛みによって甘くなっているにも関わらず、どの口からもしあわせーの言葉は出なかった。 ゆっくりの数が半分ほどに減った頃に、お姉さんは久しぶりにゆっくり達を部屋の外にだした。 太陽の光をあびてさぞ嬉しいと思うが、外に出たゆっくり達が喜びの声を上げることはない。 「さあたっぷり運ぶんだよ!少しは運動させてもらうことを感謝しな!」 お姉さんだけでなく、胴付きのれみりゃやふらんに監視されながらドラム缶を押しているゆっくり。 白線まで運べばまた元の位置まで運ぶという何の意味もない苦行である。 かれこれ半日以上もこの作業を休みなしでさせられている。 「もうつかれたよ!かわいいれいむはおやすみするよ!」 疲労を訴えるのは一匹のれいむだった。 複数で一つのドラム缶を押しており、他のゆっくり達がれいむを叱りつける。 「れいむだけがつかれてるんじゃないよ!はやくおすのをてつだってね!」 「いやだよ!そんなつかれることはみんながかわりにやればいいんだよ!れいむはいまからすーやすーやするよ!」 言い争っていることに気づいた一匹のふらんが近付いてきた。 「なにしてる?はやくどらむかんをおせ。」 「ちょっとまってね!すぐにれいむをなんとかするから・・・。」 「うるさいよ!れいむはすーやすーやするんだからじゃましないでね!」 口答えをするれいむを見てからふらんは何やら小型のスイッチを取り出してボタンを押す。 「「「ゆべべべべべべべべべ!」」」 れいむも含めたドラム缶押しをやめていたゆっくり達の体に電流が走る。 外に出る前に頭に付けられた輪っか状の飾りは監視する者たちの意思によって電流による懲罰が出来るようになっているのだ。 しばらく電流を流され続けたゆっくりから香ばしい匂いが出始めた時に、ふらんはようやくボタンから手を離す。 「はやくどらむかんをおさないとまたおす。」 「「「ゆっくりりかいしました!!!」」」 痛む体を引きずってまたドラム缶を押し始める作業を続けるゆっくり達。 そんな作業場から逃げようと一匹のまりさがドラム缶から離れて走り出す。 「まりさはこんなところでおわるゆっくりじゃないんだぜ!はやくここからにげるんだぜ!」 自らの場所を知らせることになるというのに、わざわざそんなことを口にだすまりさ。 さっそくまりさに制裁を加えようとするれみりゃを制して、お姉さんがまりさの後を追って歩く。 あっさりとまりさに追いつくとまりさの体に足を乗せて動けなくする。 「あしをどけるんだぜ!まりさはこのよでいだいなゆっくりなんだぜ!」 意味不明な世迷い事を大声で恥ずかしげもなく叫ぶまりさからお帽子を取り上げるお姉さん。 お飾りであるお帽子を取り上げられ、先ほどまでの態度ががらりと変わるまりさ。 「かえしてね!おぼうしがないとゆっくりできないよ!いじわるしないではやくかえしてね!」 「まだ分かってないみたいだね。あんたはゆっくり出来ないんだよ。」 足の下でまりさを押さえつけながら、お姉さんが少しづつ帽子を破いていく。 手始めに帽子に付いている小さな白いリボンを破り始める。 「まったく、ゆっくりの癖に生意気にこんなリボン付けるなんてね。」 「やめてね!まりさのおぼうしにひどいことしないで!」 聞く耳を持たずにどんどんまりさの帽子を破いていく。 こんどはご自慢の帽子の先っぽからまりさにも分かる様に破いていく。 「やべでえええええええええええ!まりざのおぼうじにあながあいぢゃうでしょおおおおおおお!」 「大丈夫だって!シャンプーハットみたいでかっこいいよ!」 笑いながらまりさの帽子をシャンプーハットにしてあげたお姉さんは、それはまたまりさの頭に被せてやった。 泣きながら必死に帽子を直そうと、舌で舐めるまりさをお姉さんはドラム缶まで蹴り飛ばす。 「何ぼーっとしてるんだい!まりさみたいにお飾りを都会派にコーディネートして欲しいのかい!」 まりさの惨劇を眺めていたゆっくり達がまた意味のない作業を再開する。 この日の作業によって、また半分のゆっくりが永遠にゆっくりすることになった。 ゆっくりが一匹もいなくなった部屋をお姉さんが一人で掃除をしていると、部屋に誰かが入ってくる。 お姉さんが入ってきた人物の顔を見ると、その顔が嬉しそうに綻ぶ。 「お兄さんまだ掃除は終わってないよ。それとも掃除を手伝ってくれるのかい?」 「いやいや、そういう肉体労働はゆうぎの仕事だろ。僕はあくまでも知的労働が向いてるからね。」 お兄さんの軽口にゆうぎは仕方ないという風に首を振る。 ゆっくりがお姉さんと呼んでいたのは、胴付きのゆっくりゆうぎだったのだ。 「それにしても、何でゆっくりはゆうぎを見ても人間だと思うんだろうね?ちゃんと頭に角が付いてるのに。」 「それを調べるのがお兄さんのお仕事だろ。ゆうぎにはそんなどうでもいいことは考えないよ!」 喋りながらもゆっくりによって汚れた部屋を掃除する手を止めないゆうぎを見ながら、お兄さんはやられたというように頭を掻く。 確かにゆうぎ種にはお飾りと呼ばれる物はないが、人間とは違い逞しい一本角がある。 普通であれば例え胴付きであろうとゆっくりが同族を間違えるようなことはない。 「やっぱりあれかな。一定の大きさになると自分とは違う生き物だと認識するのかな。」 「そうかもしれないね。でもそれだとドスとかもゆっくりとは違うと思うんじゃないかい?」 「そうだよな~。だったらやっぱりゆっくりの胴に対する認識の問題かな?」 悶々と考え込むお兄さんをゆうぎは可笑しそうに眺める。 部屋の掃除が終わると、ゆうぎはお兄さんに近づき何かをねだる様に体をくっつける。 「お兄さん、ゆうぎはちゃんとお手伝いしたんだからいつものご褒美をおくれよ。」 「はいはい。本当にゆうぎはこれが好きなんだな。」 「だって甘くて癖になる味なんだから・・・。」 恥ずかしそうにするゆうぎを見ながらお兄さんはズボンに手をかける。 ごそごそとズボンのポケットから青い飴玉を取り出すと、ゆうぎの物欲しそうな口に突っ込む。 「んっぷ。おにいひゃん意地悪しないで。」 「ごめんごめん。でもそう言いながら指をしゃぶらないでくれよ。」 すぐに指を抜いて謝るお兄さんに頬を膨らませながら抗議して、すぐに飴を舐め出しご満悦なゆうぎ。 お兄さん特製であるゆっくりの成長を促進する飴玉だ。 この飴を頻繁に食べているゆうぎは、通常の胴付きよりも頭二つ分ほど体が成長している。 「前ならゆうぎのことをちゃんとゆっくりだと思ってたみたいだし、やっぱりどこからか認識の基準があるんだろうな。」 わざわざ捨てられた飼いゆを集めたのは、ゆっくりが胴付きと人間をどう区別するのかを調べるためだ。 胴付きと小さな子どもであればそこまで大きさも変わらないものだが、ゆっくりはしっかり両者の区別をする。 お飾りの持っていないゆっくりであっても、どうやって分かっているのか胴付きの名前まできっちり判別するのだから。 その為に人間に慣れている飼いゆを集めてあのような実験を行っていたのだ。 「まあいいじゃないかいお兄さん。今日はもうお仕事も終わりなんだし、早く帰って一杯飲もうよ!」 「いや飲まないよ。いつもみたいにすいかと飲んでね、僕はオレンジジュースで相手するから。」 一度調子に乗って酒宴に付き合っていたら、いつのまにか素っ裸で両隣りにゆうぎとすいかが寝ていた悪夢を思い出し お兄さんは体を震わせて自分を戒める。 つまらないと文句を言うゆうぎを宥めながら、お兄さんはゆっくり達の死臭と嘆きが染みついた部屋から出ていく。 おまけ THE ゆうぎ 「おにいさん。」 「なんだいゆうぎ?」 「やらないか?」 「やりません。聞きたいけど一体何をやるんだい?」 「お兄さんは体が貧弱だからゆうぎが鍛えてあげようと思ってね!」 「いや別にそんなこと必要ないし。人にはそれぞれ役目があるんだ、ゆっくりにもれいむはシングルマザーでありすがレイパーみた・・・」 「ごちゃごちゃ言ってないでさっさとやるよ!ほらさっさと服脱いで!」 「ちょ!?何で服を脱ぐ必要が・・・、待ってズボンだけは勘弁して!」 「男は度胸だよお兄さん!ほらゆうぎは準備万全だよ!」 「らめえええええええええええ!」 お兄さんを半ば無理やり運動に参加させるゆうぎ。 運動が終わった後にゆうぎはさっぱりとした顔を、お兄さんは精魂尽き果てたように弱っていた。 その様子をこっそり見ていたすいかが同じことをお兄さんに要求したため、ゆうぎ監督の元でまた運動をさせられることに。 一ヶ月後、そこには笑顔でゆうぎ達と大人のスポーツを楽しむお兄さんの姿が! 後書き 以前コメントでウイグル獄長で一本という物があったので、鬼の哭く町カサンドラということで鬼繋がりでゆうぎで書いてみました。 最後のおまけはあるゆうぎ姐さんのイラストを見て衝動的に思いつきました。 D.Oさんの労働の意義でもありましたが、やはりこういう無駄な労働は良いですよね。 ありすにやったあれですが、一応炭酸水でもあの現象は起きるようです。先に書かれてしまいちょっと残念。 次は何を書こうか悩むHENTAIあきでした。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 ふたば系ゆっくりいじめ 1080 違うありす ふたば系ゆっくりいじめ 1087 まりさ家出する ふたば系ゆっくりいじめ 1099 てんこを良い子にする方法 ふたば系ゆっくりいじめ 1108 きめぇ丸?いいえしゃめい丸です ふたば系ゆっくりいじめ 1144 別れと出会い まりさのトラウマ編 ふたば系ゆっくりいじめ 1155 ゆっくりスクール ふたば系ゆっくりいじめ 1159 ゆっくりの寿命 ふたば系ゆっくりいじめ 1165 ゆっくりクラブ ふたば系ゆっくりいじめ 1178 まりさひどい目に遭う ふたば系ゆっくりいじめ 1184 オレンジジュースを買いに ふたば系ゆっくりいじめ 1216 特異体質を持つ愛でお兄さん ふたば系ゆっくりいじめ 1233 新月の夜に ふたば系ゆっくりいじめ 1247 しっかりゆっくりとうっかりゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 1268 一人ぼっちのゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 1280 新世紀覇王伝まちょりー ふたば系ゆっくりいじめ 1294 行列の出来るえーりん診療所 ふたば系ゆっくりいじめ 1311 みょんな一日 HENTAIあきの作品集 このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! ◆SS感想掲示板 HENTAIあき感想スレへ ※書き込む時はSSのタイトルを書いて下さい。 コレをコピーしてから飛びましょう→『ふたば系ゆっくりいじめ 1326 ゆっくりが泣く部屋』 トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/isikarisyuuraku/pages/13.html
ここまでの経緯 8/31~ 騒動開始加害者が他ジャンル者へ晒し行為開始 加害者グループを形成、集団で暴力的な発言 加害者グループが誹謗中傷を肯定し楽しむ 加害者グループが被害者に対し「殺す」「犯す」など物騒なやりとりで盛り上がった事を公開 加害者が被害者作品を楽しむ同カプ者へ暴言 同カプの加害者関係者が野次馬化 9/6 被害者が加害者グループにコンタクト 10月頭 被害者ジャンル撤退 10/6~ 加害者グループが撤退した被害者をさらに誹謗中傷 10/8~ 炎上 ◆8/31~ 騒動開始 某日、刀ジャンルにて集団いじめ被害者が小説をピクシブにアップする (特殊性癖、注意書きはしっかりあるもの) 8/31~ 被害者の小説が字数の多さから話題となったところに 被害者と同カプであるしゃますけ等集団いじめ加害者たちが感想(とは呼べない誹謗中傷)をツイートし始める しゃますけ「今期最高のクソだったな~~」 加害者が他ジャンル者への晒し行為開始 しゃますけが他ジャンルのフォロワーに被害者の小説を読むよう勧めはじめる 以後、特殊性癖注意書きがある被害者の小説をジャンルを超えて拡散する行為を続ける ここでも誹謗中傷の文言が添えられる しゃますけ「(他ジャンル者へ)石こりオールキャラ出演クソ小説 暇だったら流し読みして」 しゃますけ「本編だと思って読んでたらゴミ、ここもゴミ、ここも、ここも、こんな佳境まで!?ハァ???」 加害者グループを形成、集団で暴力的な発言 佐渡さわ、あさくら、笹尾、町田らしゃますけの仲間たちが被害者作品への誹謗中傷の流れに次々加わる ⇒LINEグループで作品批判を続けることを示唆 ⇒しゃますけ、まつの、あさくら、笹尾が殺害を示唆するような物騒なやりとりを他人でも見えるリプライ中に行う 「殺せたらそれでいい」「懐にチャカあるやん」「人を殴るときは殴った感触が欲しい」 加害者グループが誹謗中傷を肯定し楽しむ スカイプでもしゃますけ、まつの、あさくら、笹尾らが誹謗中傷のやりとりを続ける 自分たちの誹謗中傷を好戦的であると肯定し褒め合う 「みんなが戦闘民族だったの好感度上がった」「すごい一体感だった」 加害者グループが被害者に対し「殺す」「犯す」など物騒なやりとりで盛り上がった事を公開 被害者は絵名義のツイッターアカウントで「殺す、犯す等言われた」とツイート 「犯すとは言ってませんからね」「犯すは私しか言ってません」 加害者が被害者作品を楽しむ同カプ者へ暴言 被害者作品のファンやカップリング界そのものへの暴言 「頭が空っぽになって考えもなしに褒めてるやつが多くて腹立ってきた」 同カプの加害者関係者が野次馬化 同カプ内で、しゃますけら加害者中心グループじゃない人間も被害者小説への誹謗中傷の流れに便乗し始める 諫めるどころか野次馬的に楽しんでいるのを隠さない 「TLだいぶ荒れてるなーって思って野次馬ソワワッてしてる根性悪です\(^o^)/」 「実は私も一人でザワ……してますwwwこれは出歯亀したくなりますよ~。」 ◆9/6 被害者が加害者グループにコンタクト 騒動開始から一週間が過ぎてもしゃますけ、まつのらの 被害者小説への誹謗中傷は「卍」「エイリアン発情」「スラム喫茶」など わざわざ隠語を用いてツイッター上で執拗に続けられていた 特殊性癖注意書きありの小説を他ジャンルへ拡散する行為もあり危惧した被害者本人がしゃますけ、まつのらにコンタクトを取る ⇒被害者へ誹謗中傷の用語説明をする。謝罪はなし ◆10月頭 被害者ジャンル撤退 騒動が落ち着いてきたところに被害者の絵名義の方のツイッターアカウントに 加害者グループの佐渡さわがフォロー、ファボなどのコンタクトを取ったため さらなる被害を危惧して特殊性癖小説の晒し行為などをやめるよう被害者が絵名義側で話しかけるが 佐渡さわたちは聞き入れず、謝罪も弁明もなく決裂する ⇒被害者はこのような現状を憂慮し、 同カプへの新規参入者が入りづらい空気になってしまうのではとジャンル撤退を宣言する 被害者が佐渡さわに宛てたツイート 「特殊作品晒し行為等、今後も続けられると新規さんも入りにくくなるのではと悲しく思いました。」 ◆10/6~ 加害者グループが撤退した被害者をさらに誹謗中傷 被害者の撤退宣言への加害者グループまつのの反応 (※クライアントの設定によりスクショ日時にズレあり。実際には10月6日15 00頃の発言) ◆10/8~ 炎上 10/3 ヲチスレに一連の経緯が投下され一部に集団いじめの件が周知されはじめる 10/8 まとめサイトなどで情報が拡散し炎上、スルーを決め込んでいた加害者グループの中でやっと笹尾が謝罪を開始する 経緯2(謝罪と本心編へ)
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2607.html
飼いドス 10KB 愛で ドスまりさ 虐待人間 愛護人間 虐待描写自体は薄め(おれ、こればっかね) ドスまりさ――。 もはや言うまでもあるまい。 巨大なまりさ種であり、ドススパークなる人間すら殺傷し得る武器を持つ、ゆっくりで は唯一人間に抗することが可能な存在。 それゆえだろうか、ゆっくりの間にはドス伝説が根強く語り継がれる。 曰く、ドスはゆっくりをゆっくりさせてくれる――。 曰く、ドスは人間からゆっくりを守ってくれる――。 ドスのいない街に住む街ゆっくりの間でも、その伝説は生きていた。 ぶっちゃけ、街にドスがいないのは、侵入してきても速攻で殺されるからである。ゆっ くりたちの伝説ほどに、ドスは人間に対して強くはない。 確かに、素手の人間と戦えばドスの方が強いだろう。 しかし、素手の人間と戦って勝てる生き物など、この地球上には無数にいるのだ。 それでもなお、人間がこれほどに――例えば、他の動物を絶滅させてしまい、人間自身 がそのことを気に病むほどに強盛を誇っているのはなぜか。 答えは簡単だ。 人間は道具を作り、それを使う。そして、その道具は日々年々発達していき、遂にはそ れを駆使すればあらゆる猛獣を簡単に殺せるようになった。 ドスも、同じことだ。人間がその気になって道具を使えばあっという間に殺される。 だから、街という、山や森と違い完全に人間のテリトリーと言える領域にでかくて目立 つドスが現れれば、すぐに発見され、ある程度は人間に対抗できる――すなわち人間へ危 険を与えるゆえに、すぐさま殺されてしまう。 それでも、いや、だからこそ――。 ドスを見たことが無いからこそ、その幻想は膨らむ。 街ゆっくりたちは、いつ人間に殺されるかとびくびくしながら暮らしている中で、ドス の出現を待ち続ける。 ドスが現れれば、ゆっくりできると信じていた。 ドスが現れれば、人間をやっつけてくれると信じていた。 「ゆっ、ゆっ、ゆゆゆゆっ!」 一匹のゆっくりれいむが大急ぎで跳ねていた。 「ゆゆっ? れいむ、どうしたんだぜ?」 「ゆっくりしていないわね。なにかあったの?」 友達のまりさとありすが声をかける。 「ド……ド、ドスだよ!」 れいむは大声で叫んだ。 「ド、ドスがいたんだよ! このすぐ先に!」 「「ゆゆゆゆゆっ!?」」 れいむの言葉に、まりさとありすは驚く。 ドスまりさ――あの伝説の主が、すぐそこに現れたというのか。 「お、お、長にしらせるんだぜ! ほかのみんなにも!」 「わ、わ、わかったわ!」 急いで跳ねてきたために息を切らせてへたり込んでしまったれいむを見て、まりさがこ の近辺の野良ゆっくりの長の元へ、ありすが、その他の近くにいるゆっくりたちにドス出 現を報じに走った。 「「「ゆゆゆゆっ! ドスがいるならゆっくりできるよ!!!」」」 ゆっくりたちは歓喜に沸きあがった。 遂に、遂に、あの伝説が現実のものとなる。ドスによって人間たちは一掃され、真のゆ っくりプレイスが現れるであろう。 「ドスに会いに行こうね! れいむ、案内してね!」 長のまりさに言われたれいむは、誇らしげに「こっちだよ!」と皆を先導する。 その後に続くのは、百匹近い野良ゆっくりたち。 そのゆっくりの大行進に、道行く人々は驚いて足を止めるが、あまりにも見慣れぬ光景 に度肝を抜かれて手を出そうとはしなかった。 街に住む野良ゆっくりはどいつもこいつも、人間に存在を認識されるのを避ける。それ が、人目も気にせずの大行進だ。いったい何事かと思ってとりあえず様子見になってしま ったのだ。 「ゆん! ここだよ!」 れいむが、とある一軒の民家の前で止まった。 「ゆゆぅ?」 長まりさが、その敷地内を覗く。 「ゆゆっ! ドス!」 すると、長まりさが感極まったような声を出した。その声につられて他のゆっくりたち が我先にと跳ね出す。 「……」 ドスまりさは、その家の庭にいた。 底部から頭までの高さは1.5メートルにはなる。ドスとしては小さい方とも言えたが、 そこまで大きければ、れっきとしたドスまりさであった。 「「「ゆわわわわわあああああ!!!」」」 ゆっくりたちは、その勇姿を見ると、希望と喜びの詰まったような歓声を上げた。 伝説の主が目の前にいる。 これでゆっくりできる。 これで、もう人間たちの機嫌次第で殺されるような生活とはおさらばだ。 「ゆん! ドス! まりさはまりさなんだぜ!」 長まりさがぽよんと前に跳ねて挨拶した。 「……」 ドスは、それを完全に冷めた目で見下している。 「ドスに会えて感激してるんだぜ! ドス、まりさたちを……ゆっくりさせてね!」 「「「ゆっくりさせてね!」」」 「「「ゆっくちさせちぇね!」」」 長の後に、大人も子供もそこにいたゆっくりたちが一斉に唱和する。ドスの返事が一つ でしかないことを信じきったその表情、街に生まれ街に育ち、ろくにゆっくりしてこなか った饅頭生物たちの、生まれてから一番のゆっくりした表情。 「……駄目」 しかし、ドスの答えは、彼らの望んでいたそれではなかった。 一瞬、沈黙が場を支配する。現実を認識したくないゆえの空白の時。 「ど、どぼじでぞんなごというのおおおおおお!」 やがて、なんとか現実を認識した長まりさが叫び、他のゆっくりも後に続く。 どぼじで、にゃんで、ドスなのに、ドスはゆっくりさせてくるはずなのに……。 それらの声をじっと聞いていたドスは、おもむろに口を開いた。 「いや、あのー、なんで私があなた方をゆっくりさせなければいけないのですか? そも そも、その理由がさっぱりわからないのですが」 「ド、ドスはゆっくりをゆっくりさせてくれるんでじょおおおお!」 「いや、知りませんよ、そんなの。いったい誰に聞いたんです。そんな与太話」 「だ、誰って……」 長まりさは後ろを振り返る。 「ゆぅ……おかあさんが言ってたよ」 「ゆん、れいむも、おかあさんに聞いたよ」 「ゆゆっ、おかあさんがそう言ってたよ!」 それを聞いて、ドスは深いため息をついた。 「あの、大変言いにくいのですが……あなた方のお母様は……そのぉ、なんと言いますか ……嘘を信じていたと言うか……まあ、騙されたんでしょうね……」 「ぞ、ぞんなわげないよぉぉぉぉ!」 「いえ、私は別にお母様たちが悪いと言っているわけではないんです。お母様たちも騙さ れた……まあ、言うなれば被害者だったと言うか……まあ、騙される方が馬鹿とも言いま すが……あ! いや、これは決してお母様たちが馬鹿と言うわけではなく……そう! お 母様たちは純粋! 純粋すぎたんですよ!」 「うおーい、ゆっくりしてっかあ?」 そこへ、民家の玄関から、一人の青年が出てきた。 「あ、ゆーちゃん、ゆっくりしていってね!」 「おーう、ゆっくりしていってね」 ゆっくりたちは愕然とした。 その青年とドスがゆっくりしていってねと挨拶を交わした時に両者の間を流れた、なん とも暖かで和やかでゆっくりとした空気! 「あ? なんだ、こいつら……あー、はいはいはいはい」 そこで集まっているゆっくりに気付いた青年はそう言って、苦笑いをしながらドスを見 た。 「……ええ、例のアレです。まったく……」 「まあ、しょうがねえなあ。……じゃ、どうする?」 「やってしまってください」 ドスがそう言うと、青年はよしと頷いて、庭に建ててある広さ四畳半ほどのプレハブ小 屋の壁に立てかけてあったスコップを手に取った。 ゆっくりたちは一体何が起こるのかと、呆けた顔でぼーっとしていたが、青年がいきな り集団の先頭にいた長まりさをスコップで叩き潰した瞬間に、その顔は驚愕と恐怖で染ま った。 「「「な、なにずるのぉぉぉぉぉ!」」」 ゆっくりたちの声など構わずに、青年は次々にスコップを振り上げては下ろしてその度 にゆっくりの死体を作っていく。 何が何だかわからないが、とにかくこのままでは殺されてしまうという恐怖に突き動か されたゆっくりがすること――それは逃げる――ではなかった。 「「「ドスぅぅぅぅ! だずげでえええええ!」」」 逃げるよりも確実なことが、そこには存在していた。 ドスまりさがいる。 これに助けてもらえばいい。 恐怖の元となっているスコップでゆっくりを殺している青年が、先ほどドスまりさと交 わした親しげな会話など忘れてしまったかのようだ。 ゆっくりの餡子脳に染み付いたドス伝説は、根強いものだった。 とにかく、ドスならばゆっくりさせてくれる、助けてくれると思ってしまう。 そんなわけはないのに――。 「ドスぅぅぅぅ、はやぐ、はやぐその人間をやっつげでねえええ!」 「ゆーちゃんを? そんなことするわけないでしょう。一緒に育ってきた、いわば兄弟で すよ、私たちは」 生まれたばかりの赤ゆっくりだったまりさと、赤ん坊だった頃の青年、それが出会いだ った。 「れいぶのおちびぢゃんがぁぁぁ、がたき、がたぎをとっでえええ、ドスぅぅぅ、あのク ズ人間をころじでええええ!」 「こら、クズ人間なんて言わないでください。ゆーちゃんは、優しいんですよ」 まりさが無理をして怪我をしてしまい、餡子が漏れて死にそうになった時、それを母親 に知らせようと立ち上がった……それが、青年が初めて立った瞬間だった。 それからずっと一緒に育ってきた。 やがて、まりさは、急激に体が大きくなりドスまりさとなった。 このようになっては、もう青年の家に住むことはできない。どこか、山の奥にでも行く しかないと思ったドスまりさに、青年と両親の会話が聞こえてきた。 「家の中じゃもう飼えないなあ」 「そうだ。庭にプレハブ小屋を建てて、そこに住ませよう」 「そうねえ、同じ屋根の下に住めなくなるのは寂しいけど、それがいいわね」 その時、ドスは、泣いた。ひたすら泣いた。 「おーい、お前の家を庭に……わ、なに泣いてんだ、お前!」 「ははは、おれたちの話が聞こえたんだろう」 「この家に住めなくなるから泣いてるのね。大丈夫よ、すぐそこなんだから、いつでも遊 びに行けるわよ」 この人たちは、家族だ。 それまでも、そう思っていなかったわけではない。 しかし、その時こそ痛切に思ったのだ。 この人たちは、家族だ、と。 そんなドスにとって、自分がドスになった途端に寄ってきて、ドスはドスだから自分た ちをゆっくりさせてね、と言うゆっくりたちなどただのクソ饅頭に過ぎなかった。 「ゆべ! やべちぇ!」 「いぢゃあああい!」 「だぢゅげで!」 スコップが動くごとに、ゆっくりが死んでいく。 「ド、ドスぅぅぅぅ!」 「……」 ドスはゆっくりたちの悲鳴にも懇願にも動かない。 「ドス、何してるんだぜ。ドスなら人間なんかに負けないんだぜ! ドスは人間に飼われ てるようなゆっくりじゃないんだぜ!」 ちょっと違う方向から、ドスを扇動しようとするものも現れた。 「いや、負けますよ……あの、あなた方、人間さんをナメ過ぎてないですか? 人間さん が本気になったら、私なんか帽子の欠片も残りませんよ」 だが、ドスの返事は完全な拒絶であった。 やがて、あれだけいたゆっくりは十匹ほどを残して全滅した。 さっさと散って逃げれば、所詮はスコップを武器にした青年一人である。かなりの数を 取り逃がしたに違いないのだが、みんなしてドスに助けを求めてその場に止まっていたた めに殺されてしまったのだ。 「「「ゆわわわわ」」」 さすがに、その頃になると、もうこのドスは自分たちの味方をしれくれないと悟り切っ た生き残りたちは、恐怖に震えしーしー垂れ流すばかりであった。 「んー、よし」 青年は、スコップを振るって生き残りたちを殺し……はせずに、大怪我を負わせた。 「お前ら、逃がしてやるから、うちのドスはお前らをゆっくりさせたりなんかしない、そ れどころかスコップ持った人間が殺しに来るから絶対近付くな、って言っとけ!」 「「「ゆひぃぃぃぃぃ」」」 「ええ、そうしてください……あの、ホント迷惑なんですよ……」 青年の意図を察したドスが、心底うんざりした顔で言うと、生き残りたちは、ゆんやあ あああ! と叫んで怪我で跳ねられぬ体をずーりずーりさせて逃げて行った。 「はぁ……これで少しは減ってくれるといいんだが」 「はぁ……まったく、しょうがない連中です」 「よし、そんじゃちょっとお邪魔すんぜ、一緒にゆっくりしようぜ」 「ゆふふ、いいですねえ」 そして、青年とドスは、プレハブ小屋に消えていった。 終わり スレの方で出てた「飼いドス」という言葉に脊椎反射して書いた。 のるまあきと名乗った途端に投稿ペース上がったのは、別に自らにのるまを課したわけ ではない。 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 340 ゆっくりほいくえん ふたば系ゆっくりいじめ 396 つむりとおねえさん ふたば系ゆっくりいじめ 444 ドスハンター ふたば系ゆっくりいじめ 479 やさしいまち ふたば系ゆっくりいじめ 512 恐怖! ゆっくり怪人 ふたば系ゆっくりいじめ 697 おちびちゃん用のドア ふたば系ゆっくりいじめ 1145 のるま ふたば系ゆっくりいじめ 1206 しょうりしゃなのじぇ ふたば系ゆっくりいじめ 1225 外の世界でデビュー トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓逆じゃね? -- 2020-12-13 19 59 06 プレハブ小屋にて おにーさん「すすすすっきりぃぃぃぃ!!」 ドスまりさ「あらあら、ゆっくりのぺにぺににいかされるなんて、ゆーちゃんは相当な変態さんですね。ゆふふ♪」 -- 2016-11-08 17 46 17 コレいいなぁ このゆーちゃんとドスとは友達になりてぇ -- 2012-09-27 02 35 53 よくある設定ではドス化したら馬鹿饅頭についていけなくて山籠もりするのもいるっぽいし 普通はこうなるよな…知能が違いすぎて一緒にいるだけでも疲れるっていう -- 2012-04-13 04 59 02 まぁ、ドスほど頭もよくなって、さらに人間に敬意を表すようになったらこうなるんじゃないか? 俺たちだって目上の、さらに尊敬する人には自然とそうなるもんだ。 そしてこのどすはそのまま敬語が口癖になったのだろう。 -- 2011-10-20 01 56 32 敬語なんてやめたまえ!らしくないぞ! -- 2011-01-21 01 43 43 ゆっくりできた~ こういうドスもええのw -- 2011-01-13 20 55 25 ドスの言葉遣いに笑った。 -- 2011-01-03 04 18 47 ゆっくりが、こんなどすみたいなゆっくりだらけだったら、快適だろうな まあでも自分のこと以外を気にも留めないゲスばっかだから楽しんだろな♥ -- 2010-12-12 17 02 24 この一家、ドスもろとも火付けにでもあえばなあ -- 2010-12-08 15 53 05 大金入った途端に寄ってくる「自称友達」みたいなゆっくり共だな -- 2010-12-06 22 50 44 ……まさかの禁断の恋? -- 2010-10-25 01 43 23 >逃げるよりも確実なことが、そこには存在していた。 >ドスまりさがいる。 >これに助けてもらえばいい。 さりげなく呼称が「これ」 やっぱり大半の饅頭にとってドスは自分をゆっくりさせる為の道具なんだろうね -- 2010-09-20 06 40 06 ゆっくりできたよ〜 こういうのすき -- 2010-08-05 08 24 08 どすの敬語結構好きww しかし、いくつだこのドス? -- 2010-07-25 01 45 13 ゆっくりできたよ -- 2010-07-13 03 42 48 ↓想像したら噴いたw>ロバート秋山 -- 2010-07-12 01 20 55 面白い -- 2010-07-11 14 42 16 いいね。 -- 2010-06-21 02 57 52 このドス、ロバート秋山の演じるニートみたいな口調だな。 -- 2010-06-16 03 38 14