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水銀燈「一体どこの誰に話しかけてるか判ってるかね? 私が黒衣のゴシックロリータを着ていればよかったかな? 私は、ローゼンメイデン第一ドール・水銀燈だぞ? 何人ジャンクにしたと思っているのかね? 闘争と暴力を呼応するかの様に行うアリスにかね? いかれてる? 何を今更!! 58万時間言うのが遅いぞ!! よろしい!!結構だ!!ならば私を止めてみろ自称健常者諸君!! しかし残念ながら、私の敵は君らではないね 少し黙っていてくれよ桜田ジュン 私の敵はドールズ!!いや!! そこでうれしそうにたたずんでる第5ドールだ」 翠星石・雛苺・JUM「!!」 真紅「クックックックックックッ くはッはははははッ ははははははは はははははは 執念深い奴らだ。はははははは、素敵な宣戦布告だ。 いいだろう。何度でも滅ぼしてやろう」 水銀燈「そうだとも。我々は執念深く根に持つタイプでね。 くだらん結末など、何度でも覆してやるさ」 JUM「真紅、翠星石・・・・・・撃て」 薔薇水晶「ジャンクが!!ゴミクズが気張りやがって!!」 翠星石「雛苺さんッ…雛苺さんッ!!」 雛苺「バカッ…バカッやろ へ へ へ 助けに来たお前が 俺 俺に…ッ 助け られちゃあ せ せわがねえ…な」 翠星石「ひッ・・・雛苺… 雛苺さん!!」 雛苺「…けっははっ がはッゴホッ ボサっとしてるからだ ごめん。昨日の10話見て、急に悲しくなったので書いた。 けへへッ やっと唇 うばってやったぞ…ッ なあ、泣くなよう翠星石。おまえしぶといドールじゃん。 俺を喰えよう 俺を喰って、いっしょにやっつけようぜ翠星石」 紅「だいたいねぇ、いつもいつもうるさいのよ!」 銀「あら奇遇ねぇ。私もあんたの顔を見るとむしゃくしゃするのよ」 紅「……言うじゃない。どうせなら昨日の決着でもつけましょうか」 銀「……あら。そんなに首をはねてほしいのかしら」 紅「やる気? 私はかまわな……待って! 隠れるわよ!」 銀「あら、真紅。おじけづい……」 紅「のりとめぐがこっちに来るのよ! 早く!」 銀「!! わかったわ!」 めぐ「……でね。水銀燈ったらね」 のり「うんうん。真紅ちゃんもね」 銀「(何も隠れることなかったんじゃない?)」 紅「(仕方ないでしょ。私、あの二人苦手なんだから)」 銀「(それについては同感ね)」 めぐ「水銀燈ったら帰ってきたとたん、泣くんですよ。理由を聞いたら真紅と喧嘩した~って」 のり「ああ、昨日の話ね。真紅ちゃんも落ち込んでたわよ。水銀燈にジャンクなんて言っちゃったわ、って」 めぐ「そういえば、真紅に謝りたいけど喧嘩しちゃう、もっと甘えてほしいのにって、水銀燈言ってました」 銀「……(////)」 のり「真紅ちゃんもね、水銀燈が一番気にしていること言っちゃったわ、ジャンクなんかじゃないのに、って昨日ず~っと落ち込んでたわ」 紅「……(////)」 めぐ「水銀燈は意地っ張りだから。今日は真紅ちゃんと仲良くできるといいですね」 のり「そうねぇ。真紅ちゃんも意地を通しちゃう子だから。もっと素直になれれば仲良しなのにねぇ」 めぐ「そうですね。本当、そう思います」 去っていく足音。 銀「きょ、今日のところは勘弁しておいて上げるわ」 紅「こ、こっちこそ。あ、明日見てなさいよ」 銀・紅「「……ふん」」 ――休み時間―― 翠星石「う~…チビ苺の癖になんでそんなに胸がありやがるですか」 雛苺 「うぃ?翠星石も十分大きいと思うの~。双子の蒼星石だってすっごいの!」 蒼星石「や、やめてよ雛苺///」 水銀燈「あらぁ…半端者同士がどんぐりの背比べぇ…?くっだらなぁい」 金糸雀「大きすぎるのも問題だと思うかしらー♪」 ワイワイカ゛ヤカ゛ヤ ――離れた席にて―― 真紅「……じー」 もにゅもにゅっ ←胸揉み音 真紅「☆×○■△!?だ、誰っ!?」 真紅「??おかしいわね…誰もいないのだわ…はぁ」 薔薇水晶「……(定期的に揉んであげよう)」 ~プール開き~ 雛「うにゅーお水なの~!!」 水「うふふ、プール如きにはしゃいじゃって本当におばぁかさん」 蒼「水銀燈・・・ビキニは違反だと思うよ・・・。」 真「本当はあなたが一番はしゃいでるんじゃなくって?」 水「五月蝿いわね!・・・まあいいわ貴女方はどうせ見せる物もなっくてよ」 真「おだまり!!ここで言う事じゃ・・・。」 水「あぁら別にいいじゃない、さっき更衣室で見たまんまじゃない。」 男子全員「・・・!!」 西本願司「(小声で)エロミーティング召集だす!」 笹塚「僕のビデオカメラ提供するよ・・・。」 ソリッドスネーク「よし!俺が潜入しよう!」 ベジータ「これからが本当の地獄だ・・・。」 Ver1 スネーク「JUM、聞こえるか?」 JUM「ああ良好だスネークそっちはどうだ?」 スネーク「今更衣室に侵入した。ビデオも良好だ・・・で、このケータイは?」 JUM「そのケータイは耳聴骨に直接振動するものだ、敵には気付かれない。」 スネーク「ああ一昔前少数派ツーカーのやつか・・・。」 金「ああ・・・くたくたなのかしら~」 雛「うにゅ~眠いの~・・・。」 蒼「次は英語だよ、寝ると蜜香先生に何されるかわかんないよ。」 スネーク「む!?、彼女達が戻ってきたようだ!」 JUM「そうかスネーク、作戦を決行しろ!!」 水「真紅次は負けないわ!!」 真「・・・!!、待ってみんな、着替えるのはよした方がいいわ。」 翠「どうしたですか?」 真「そこにいるのはわかってるのよ!!出てきなさい!!」 スネーク「まずい!!ばれた!!」 JUM「いかん!!速やかに切り抜けろ!!」 水「逃がさないわよ・・・。」 真「覗きなんて、やらしい・・・。」 翠「ビデオまでもってやがるです!!この変態!!」 蒼「ふ、不潔だ!!」 水「覚悟してもらうわよ~。」 真「覚悟はいいわね?」 スネーク「ぐああああああああああ!!!!!!!!ザー・・・。」 JUM「どうしたんだ!?スネーク!!スネーク!!!!!」 Ver2 笹塚「あれ、スネークは?」 ベジ「カメラ売りにいった」 笹塚「……」 今鳥「Dは居ないッス。キョーミないっす」 笹塚「シロートは黙ってろ」 ベジ「笹塚必死だな」 笹塚「仕方がない。僕が出よう」 梅岡「笹塚、グラウンド走ってこい」 笹塚「え……」 西本「笹塚、安心するダス。抜かりはないダス」 冬木「エスケープしてベストアングル狙うよー」 笹塚「友達って、いいな……」 Ver3 冬木「1枚1万からね」 笹塚「高いね……。蒼星石の全部頂戴」 ベジ「ここからが本当の地獄だ……」 スネーク「女子更衣室への潜入任務にあたり、仲間をかき集めた」 … ヲタコン「スネーク、こんなやりがいのある仕事に参加させてくれて感謝しているよ。あ、そうそう。ちゃんと雛苺の着替えをカメラに収めてくれよ」 キャンヘ゛ル「スネーク、君はこの任務に参加すると決めてから下半身が元気だな。おおっと、私もだな。ブランクがあるとは思えん」 アタ゛ムスカ「ふむ…水銀燈の水着姿…。いいセンスだ…」 レイウ゛ン「股間のレイウ゛ンが、翠星石を欲しがっている」 … … … ヲタコン「これじゃまるで野獣だよ…」 銀「さっきからジュンの視線を感じるわぁ」 真「おごるのも大概になさい」 銀「嫉妬は醜いわよぉ。それに、胸がないのに魅力を感じる男もいるわよ」 真「ジュンがそうであるとは限らないじゃない……!」 翠「たしかに。そこは気になるところですぅ」 雛「ジュンに聞いてみるのー!」 翠「チビチビ苺、勝手に行動するんじゃないです!」 薔「シ゛セ゛ンニ、キイテオイタワ」 金「薔薇水晶ってば、ちょっと大胆かしら~」 翠「で、なんて言ってたです?」 薔「ニンキ゛ョウカ゛、スキタ゛ッテサ」 銀「ジュンが変態だったなんて……」 蒼「凄い視線を感じる……恥ずかしい」 -体力測定- 先生「それでは体力測定をするから2人組みを作りなさい」 真「JUM、私と組みなさい」 ジ「はぁ?なんで命令口調なんだよ」 ゴツッ(真紅、JUMのスネ蹴る ジ「ぐわぁ!痛ってー、何しやがるこの性悪人形!」 真「使えない家来ね。ミーディアムなんだから私の体力を把握しておくくらい当然の事よ」 翠「じっーー(絶対JUMと組んでやるです!)」 蒼「翠星石、一緒にやろう!」 翠「えっ?あぁJUM・・・・。もぉー蒼星石っ!ちょっとは察しろですぅ!」 蒼「・・・ごめん」 巴「雛苺、2人組み組もっか」 雛「ともぇとふたりぃ~ぐみ~なのっ!」 金「測定なんてしなくてもカナの運動神経は一番かしら~♪」 薔「・・・ツンツン」 金「?何かしら薔薇水晶?」 薔「クンテ゛」 金「へ?」 薔「マタ゛クンテ゛ナイナラ、ワタシトクンテ゛」 先生「よしっ、みんな組んだか?じゃあまずは50m走からやるぞ。こっちに並べ」 水「・・・」 先生「あれ?水銀燈、2人組み組んでないのか?しょうがないな。じゃあ・・・・、おい桜田、水銀燈を入れて3人組みでやってやれ」 水「・・・ごめんね。ジュン」 ジ「気にするなよ。さっ並ぼう」 真「全く、貴女のせいで測定が長引くわっ!」 水「・・・」 笹「・・・・・( ´-`)」
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いじめ1 いじめ2
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ゆっくり種4 10KB パロディ ドスまりさ 希少種 自然界 現代 人間なし 創作亜種 独自設定 ゆっくり種の続きです 『ゆっくり種4』 希少種 独自設定 パロディ 種の話に沿って作っているので先読み余裕です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『きめいまるが、せんししました・・・・』 仮面まりさが被害状況を報告する。 だがその相手は、希少種の群れの長「ゆっくりかなこ」ではなかった。 報告を聞くのは、髪の長い白衣を着た男性。 「そうか・・・・殺ったのはやはりURX-105か?」 『はい、すたいるはみょん、もーどはみどるでのこうげきでした。』 「そうか・・・・覚醒はかなり進んだようだな・・・」 さとりを個体識別番号で呼ぶ男性、 この男性は特餡研究所の所長を務める。 「戦況に対するURX-100の反応は?」 『かなこは、てごまをうしなったのをおしみましたが、 それほどいがいにはとらえていなかったようです。』 「そうか・・・・しかし・・・お前のその話し方は、少し聞き辛いマスクを取れ・・・・」 『りょうかいしました・・・・「パサ」・・・これなら御聞き苦しくはありませんか?』 仮面まりさが、所長に言われて仮面を脱いだ、 すると言語が人間並みへと変化する。 「うむ・・・・・で?URX-100の今後の戦略はどうなっている?」 『今後、山向こうの通常種群れの殲滅を予定しております。 展開する戦力はれみりあ、指揮官はゆうかです。』 「なるほど・・・・ここを潰せば、この山を中心として3箇所に拠点を置く事が出来るな・・・・」 『妨害は必要ですか?』 かなこの作戦の妨害の有無を、所長に問う仮面まりさ、 所長はパタパタと手を振りながら答える。 「嫌、今回は必要ないだろう。向こうの群れには、人間がついている。 無用に手出しして、お前の正体がURX-100にばれると困る。」 『了解しました。では私は群れへ戻ります。』 「あぁ・・・戦況に変化があればまた報告してくれ。」 『はい・・・・・ではきかんいたします。』 再び、仮面を被り、いつもの言語に戻る仮面まりさ、 何故、かなこの部下のはずの彼女が、特餡研究所所長の元にいるのか、 そしてその仮面の素顔とは・・・・・ 海岸を朝日が照らす頃には、既にさとり探索が始まっていた。 広域の探索にはスィまりさと匂いに敏感なちぇん、 そしてこいしとやまめが担当した。 残りのゆっくりは捕虜の監視、 食料調達を兼ねた探索、 近辺の監視に割り振られた。 昨日の襲撃は希少種5匹だけであったので、行方不明の2匹以外は被害はない、 しかしその行方不明者に、 悪い予感を感じながらも、口には出来ずに探索を続けていた。 『これは・・・・・・・』 スィまりさ達は、岩場近くの砂浜で、きめいまるの死骸を発見する。 その側で顔を打ち抜かれて、死んでいるまりさを確認した。 『まりさ・・・・・・・・まりさは、なんてれいむにいえばいいの・・・・』 死因は石礫の貫通によるショック死、 即死であろうと思われる。 『ねぇ・・・さとりは?・・・ねぇ・・さとりは・・・?』 こいしは、死者と解りながらもまりさに問う。 そのまま顔色を青くしながらも、さとり探索を岩場へと進めて行く、 スィまりさは、まりさの亡骸を砂浜に埋めてやり、 お帽子だけでもあーくえんじぇるさんへ、連れ帰る事にした。 『うそだよ・・・・そんなはずがないよ・・・・れいむはだまされないよ・・・ まりさはかえてくるもん・・・・そんなは・・・・・・ゆぐ・・・・う・・うう』 形見のお帽子を見せられたれいむは、泣き崩れてしまった。 信じたくは無い、 だがこのお帽子は、間違い無くまりさの物である。 そしてお帽子から漂う死臭、 これが、疑いようの無い事実を証明してくれていた。 群れの仲間は、れいむにかけてやる言葉を見つけ出せずにいる。 そしてさとりがまだ見つかっていない事に、 更に不安を募らせていった。 岩場でこいしは嫌な物を見つける。 ゆっくりの皮の破片が、そこら中にあったのだ、 これは、さとりとさなえの戦いの凄まじさを、 想像させるに容易かった。 こいしはゾッとした・・・・ その跡は、高台まで続き途切れている。 ついこれが何を意味するのかを想像してしまう。 考えたく無い結論を思い描いてしまう。 『違う!絶対に違う!』 こいしは心の中で否定し続ける。 そして気が付く、下に誰かいる気配がするのだ、 『さとりに違いない!』 そう確信した、 こいしはやまめの糸をロープにゆっくりと降下していく、 だがそこに見たのは緑の髪のゆっくり、 さなえであった。 怪我と疲労が酷く、動けずにいた。 こいしはさなえを拘束する。 やまめの糸で動きを封じて尋問を始める。 『おまえは、きのうのきしょうしゅだな?』 『あなたもきしょうしゅでしょ?それにさなえはさなえです。おまえではありません!』 『さとりは?さとりはどうした!』 『・・・・・・・・・・にましたよ』 聴きたくない言葉という物は聞こえないものである。 『・・・・・・ど・・・どうしたって?』 『さとりはしにましたよ!さなえが・・・さなえがころしたのよ!』 こいしの景色が歪んでいく、 知りたく無かった事実を告げられてショックを隠せない、 現実を受け入れる事が出来ないでいる。 『どうして・・・?どうしてさとりがしなないといけないの?あんなにやさしいゆっくりを・・・』 『・・・・そんなこと、しっていますよ・・・・』 何故と問うこいしに、さなえは自嘲気味に話始める。 『さとりは、さなえのともだちでしたから・・・・ やさしくて・・・・・ なきむしで・・・・・ いじっぱりで・・・・ あれほど・・・あれほど、さなえたちのとこにきなさいといったのに・・・・・・ さとりはきしょうしゅなのよ?どうして・・・・・ぐぅ・・・うう・・うう・・・』 『・・・・ともだちなのにころしたの?』 『さとりは・・・きめいまるをのかたきです! もぉ・・・てきなのです!なら・・・・うつしかないでしょ!』 重い言葉が吐かれる。 『それで・・・・・へいわになるの? うったからうたれて、うたれたからうつの? じゃあ、さなえがさとりをうったから、こいしがさなえをうたないといけないの? それでほんとうにへいわになるの?』 憎しみの連鎖は、何処かで断ち切らないと無限に続いて行く、 誰が止めるのか・・・・ 何処で止まるのか・・・・ 答えはでるはず無い、仲間を殺された恨みは、 敵を撃たなくても残るのだから・・・・・ さなえは答えなかった、こいしも答えを求めてはいなかった。 こいしはさなえをあーくえんじぇるさんへ連行する。 あーくえんぜるさんでは、捕虜となったドスまりさが騒いでいた。 『ぎぎぃ!はなすんだぜ!どすはむのうなつうじょうしゅなんかに、 つかまっていいゆっくりじゃないんだぜぇぇ!!』 『うるさいみょん!どすはそのむのうにまけたんだみょん! むのういかなんだみょん。』 『わかるよ~はいしゃなんだねぇ~』 『ゆゅう・・・そんなはずじゃなかったんだぜ・・・・』 みょんの言葉に自分の立場を認識させられて、言葉に詰まるドスまりさであった。 あーくえんぜるさんの物陰で、グッタリしているゆっくりがいた、 『まりさ・・・・ゆゅ・・うぅ・・ううう・・・まりさぁ・・・・うぅう・・』 れいむは、まりさを亡くしたショックから立ち直れずにいた、 さとりも戻って来ない、 全てを失ったような喪失感に苛まれている。 『ゆゅ?なんなんだぜ?むのうなおっとでもなくしたかのだぜ?げらげらげら』 拘束されながらも、悪態をつくドスまりさ。 だがその言葉が、れいむの怒りを買った。 ガブッ ドスまりさの足に噛み付くれいむ。 『ゆ”ぎぁぁぁぁ!!いたいんだぜぇぇぇはなすんだぜぇぇぇ!!』 思わず悲鳴を上げるドスまりさ。 『ゆぎゅぎぃ!どうしてまりさがいないのにどすなんかがいきているのよぉぉぉ!』 れいむは小枝を拾い、拘束され横ばいとなっているドスまりさの上に立つ、 咥えた小枝をドスまりさの左目に突き刺そうする。 『やめるみょん!』 寸での所でみょんに制止されてしまう、 そしてれいむは再び、あーくえんぜるさんの物陰で泣き始める。 『どすは、なかまがしんでたのしいのかみょん?』 『どすはなかまおもいなんだぜ、かなしいにきまっているんだぜ。』 『なら、れいむのきもちもかんがえるみょん! おもうきもちは、きしょうしゅもつうじょうしゅもないみょん・・・・』 『ゆゅ・・・ゅん・・・・わるかったんだぜ・・・』 『わかればいいみょん。おとなしくしていてくれみょん。』 仲間の死の辛さは、希少種も通常種も無いと言う事を諭され、 素直に謝罪するドスまりさ。 こいしの帰還により、さとりは海へ転落し、 生存は絶望的な状況であるとの報告で、 れいむはさらに落ち込む事となるのだった。 『まりさ・・・・・さとり・・・・ゆゅ・・・』 皆が寝てしまった後で、れいむは泣き疲れようやく落ち着いた。 幾ら泣いても死者は生き返らない、 そんな事は承知してはいるのだが、悲しいものは悲しいのだ、 涙も底をつき、今後どうしようかと考えていた。 空を見上げれば、青い月が眩いばかりに光っている。 『ゆん・・・・れいむはまりさたちのぶん、がんばってゆっくりするよ。 れいむがないてばかりじゃ、さとりがしんぱいするからね・・・・』 れいむは立ち直るべく、決心を輝く月に誓った。 その時、れいむは不意に声をかけられた。 『れいむのまりさはどんなやつだったのぜ?』 捕虜のドスまりさであった。 昼間の一件以降、ドスまりさはずっと考えていた。 これまで通常種をずっと敵視してきた、しかし本当に憎い相手だったのか? 希少種を売った群れは許せない、だがこの群れが売った訳でもない、 全ての通常種を憎むのは間違っていたのではないか? そんな事を考えている時に、れいむの決意の声を聞いたのだ。 『まりさのことをききたいの?』 れいむもこのドスまりさが、まりさを殺した訳では無いと、 落ち着いて対応する事が出来るようになっていた。 『ただ、きになっただけだぜ・・・・』 『ゆゅ・・いいよはなしてあげる。 まりさは、とってもおばかでくいしんぼうでやさしいのよ。 くうきのよめないゆっくりでね、よくれいむにおこられてばかりだったよ。』 半刻ほど、れいむはドスまりさに、まりさの思い出を話して聞かせた。 ドスまりさもれいむのする話を真面目に聞いている。 思い出話をしていると、れいむは何だか元気が出てくる気がした。 『ゆゅ~れいむのはなしをきいてくれてありがとう。なんだかげんきがでてきたよ。』 『どすは、ただきいていただけなんだぜ、おれいをいわれるようなことはしてないんだぜ』 元気が出たれいむを見て、何故だか少し嬉しく感じるドスまりさであった。 翌朝、あーえんぜるさんは、こいしの群れ目指して出発した。 捕虜となった、ドスまりさとさなえは、こいしの群れまで連行される事となった。 『おたがい、いいかっこうですね・・・・』 『まったくだぜ、おぉぶざまぶざま・・・・ふっふはっはっは きめいまるがばけてでてくるんだぜ、まねするなっておこってくるんだぜ、はっはっは』 『ふふふ・・・そうですね・・・・おこられてしまいますね。』 やや自嘲気味ではあったが、ドスまりさも昨夜の会話で何か心が晴れた気がした、 さなえもこいしと話した事で、何やら思う事があったようである。 2匹の思う事が同じ事を指しているとは、この時は知るはずも無かった。 つづく ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー まだ終われません・・・・・・今しばらくお付き合い下さい。 何度も添削しているんですがUP後に気が付く事が・・・・・ なんとか完結まで頑張りたいと思っておりますので、 よろしくお願いします。 これまで書いた物 ふたば系ゆっくりいじめ 1097 ゆ虐ツアー ふたば系ゆっくりいじめ 1111 ゆ虐ツアー お宅訪問編 ふたば系ゆっくりいじめ 1116 雪原のまりさ ふたば系ゆっくりいじめ 1122 ゆヤンワーク ふたば系ゆっくりいじめ 1129 まりさの思い出 ふたば系ゆっくりいじめ 1152 まりさとつむり ふたば系ゆっくりいじめ 1154 ゆっくり種 ふたば系ゆっくりいじめ 1156 ゆっくり種2 ふたば系ゆっくりいじめ 1160 まりさとおにいさん ふたば系ゆっくりいじめ 1169 ゆっくり種3 ふたば系ゆっくりいじめ 1174 まりさとまま トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ドスがディアッカなのか -- 2013-09-04 21 08 58 続き楽しみにしてますよ。 ↓シナリオは作者の物コメントするなら もう少しましな事書こうよ。 -- 2012-09-02 01 37 30 とりあえず通常種どもは殺してくれませんか? -- 2010-06-30 23 40 17
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新月の夜に 15KB 愛で 小ネタ 差別・格差 変態 飼いゆ 希少種 都会 現代 愛護人間 独自設定 希少種胴付きシリーズ始めました ・このSSは愛で分多めです ・作者に都合の良い独自設定があります ・これを書いたのはHENTAIあきです!いつもどうりの内容だよ! ・それでもいいというひとはゆっくりよんでいってね!!! いつもの日課である夜の散歩の途中に、俺は何やら奇妙な物と遭遇した。 少し近づいて分かったが、子供が何やら丸いボールのような物を手に持っているようだ。 「やべでね!まりさのあんござんをだべないでね!」 どうやら手に持っているのは最近このあたりで問題になっているゆっくりとういうナマモノのようだ。 俺は詳しくは知らないが、人間のように喋り、独自の価値観で生活をしているため人間とよくもめ事を起こすらしい。 しかし、子供が一体何故こんな夜に一人でいるのだろうか? 「ゆっくりーむーしゃむーしゃなのかー!」 「ゆびょ!やべであんござんずわないで!」 何かをすする音がしていく中で、ゆっくりと思われる声はだんだんと小さくなっていく。 それとは別に子供と思われる声は嬉しそうに声をあげて、じゅるじゅると音を立てて何かをすすり咀嚼しているようである。 しばらくゆっくりのうめき声が聞こえたが、すぐにその声は聞こえなくなった。かわりに子供が俺に近づいてきた。 「わはー!わは!わはー!」 何やら興奮しているのか、俺の周りをぐるぐると歩きながらよくわからない言葉を口にだしている。 家出なのか、それとも頭がお花畑なのだろうかと思っていると、子供は急に俺の手に噛みついてきた。 といってもあまり痛くはない、犬や猫の甘噛みよりも少し弱いぐらいだ。 「こら!人に噛みつくんじゃない!」 「はひゅ、もにゅもにゅ。」 必死に離そうとするが子供は中々俺の手から離れない。試しに腕を上げてみたらぶらりとぶら下がってしまった。 随分と体重が軽いな、もしかして両親に虐待でもされてるのかと考えてしまう。 さてこんな時はどうすれば良いんだ。警察が一番良い気もするが、どう考えてもこれでは俺が不審者だ。 やっかいごとになるのは嫌だ。ではどうするかと考えてみたが中々良い案が思い浮かばない。 「とりあえずあいつの家にでも行ってみるか。」 手に子供を付けたままではさすがにまずいので、ひとまず子供を抱きかかえることにする。 嬉しいのかはしゃいでいるのかまた興奮して奇声をあげる子供に辟易しながら、俺は目的地である友人宅へと歩いた。 「いらっしゃい。こんな時間に来るなんて珍しいな。」 こいつは俺の古くからの友人であり、大抵の事なら力になってくれる。 下のことから固い話まで相談するが、こいつに相談して失敗することはまずないので俺は頼りにしている。 「おっと!またこんな可愛らしい子を連れてくるとは、お前もこっち側に目覚めたのか。」 「誰が目覚めるか馬鹿。夜道にこの子供に絡まれて困ってるんだよ。」 こいつはゆっくりというナマモノをペットにしている変わったやつだ。おまけにそのゆっくりも珍しい 希少種と呼ばれるものだ。ペットを飼ったことなど無い俺には理解できない。 「子供って言っても、お前が連れてるのはゆっくりだぞ。それも珍しい胴付きだし、羨ましいぞ!」 どうりでこっちの言葉が通じないわけか。ゆっくりは人語を話すようで、実際のところそれはただの鳴き声という話もある。 意味の無い鳴き声ならともかく、喋るとなればやはり不気味だ。 「まぁお前じゃ分からないよな。とりあえず家に入れよ。さとりもまだ起きてるし、このゆっくりのことも分かるかもしれないぞ。」 こいつの飼っているゆっくりはどうも苦手だ。どこか人間のような雰囲気を持っており、喋り方も人間臭い。 出来れば会いたくはなかったがしかたない、俺は友人の家へと入った。 「こんばんわお兄さん。どうかゆっくりしてくださいね。」 お決まりの挨拶をしてくるのは、あいつのペットのさとりと呼ばれるゆっくりだ。 頭もよく礼儀正しいので、あいつは自慢の金バッジなんだと自慢してくるが俺にはどうでもいい。 「さて、それじゃあ少し質問しようか。君は一体なんて言うゆっくりなのかな?」 「ゆっくりなのかー!」 答えになっていないことを楽しそうに言う謎のゆっくり。こいつはちゃんと質問の意味を理解しているのか。 「お兄さん、どうもこの子はるーみあというゆっくりみたいですよ。」 「心を読んだのかさとり。でも何で名前を言わないんだ?」 さとりは同じゆっくりの心を読むことができる。そのため飼いゆっくり相手にカウンセラーのようなことをしているらしい。 こんな時には確かに便利な能力だ。 「どうもこの子はうまく喋れないみたいなんです。必死に伝えようとはしてるけど、言葉が分からないみたいで。」 さとりは無言でるーみあというゆっくりの心を読んでいるのか、しばらく独り言のようにるーみあと対話している。 その間に俺は友人とるーみあをどうするかを話し合った。 「なぁ、お前るーみあを飼ってみないか?一人暮らしなんだし、胴付きならお前の役に立つぞ。」 「別に一人でも不便なことはないぞ。それにゆっくりなんて飼いたくない。」 「可愛いだろ!笑顔なんてすげー可愛いし、癒されるとはまさにあれだよ。」 おそらく俺の為を思って言っているのだろうが、あまり俺はゆっくりを飼いたくはない。 得体も知れないナマモノと一緒に暮らしたくなどない。 「でもお前が飼ってあげないと、きっと酷い目にあうぞ。駆除されるか、どこぞのHENTAIに玩ばれたりするかも。」 「だったらお前が飼えば良いだろ。」 「そうしたいけど、さとりだけで俺の財布は悲鳴をあげてるんだよ。」 少し哀れだと思うがしょせんゆっくりだ。犬や猫と同じで野良生活というものがある。 「じゃあさ、一週間だけでも飼ってみろよ。その後で駄目だったら俺が飼ってくれる人を探すから。」 まあそれぐらないなら良いか。このまま見捨てるとなると少し後ろめたい気分はある。 問題はるーみあがちゃんと俺の言うことを聞くかだが。 「大丈夫ですよ、この子は言われたことはちゃんと聞くって言ってますし。」 「そうなのだー!」 俺の心配に気づいたのかさとりがそう言うと、るーみあもアピールなのか元気な返事をする。 さすがに心を読む相手に嘘はつけないだろう。気に入らないがさとりの能力は本物であるから信用しよう。 「良いかるーみあ、これから少しの間だけだが一緒に暮らすんだ。ちゃんと俺の言うことを聞けよ。」 「そうなのかー!」 本当に分かっているのか不安になるが、るーみあは俺の質問に元気に答えるので分かっていると信じたい。 友人からゆっくりの飼育方法を聞いて、俺はるーみあと手をつないで家へと帰った。 最初こそうまく話せなかったるーみあだったが、暮らしているうちに言葉を覚えたのか多少は話せるようになった。 元々一匹で暮らしていたため、言葉を知らないだけで馬鹿というわけではなかったようだ。 「おにいーしゃん!るーみあおなかがへったよ!」 「お兄さんだ、いい加減きちんと話せるようになれ。」 一緒に暮らして分かったが、こいつは随分と腹を空かせる。どうもまだ成体ではなく子ゆであり、燃費が悪いらしい。 そこの辺りもこいつが喋れずにいた理由の一つなのかもしれない。 そんなことを考えながら俺はるーみあに菓子パンを投げてよこした。 「はぐはぐ。おにいーしゃんこれかたくてあじがしないよ!」 「また袋のまま食ってるのか、いい加減に袋ぐらい開けられるようになれ。」 文句を言うるーみあから菓子パンを受け取り、こんどはちゃんと袋を開けて渡してやった。 パンを食べ終えたのか、こんどは部屋の中を走り回り始める。しかし何か鈍い音が響き、るーみあのうめき声が聞こえる。 「こんどは頭をぶつけたのか。本当に進歩しないな。」 「そうなのだ・・・、おにいーしゃんなでなでして。」 そういって俺の方に近づいてくるるーみあ。別に治療するほどの怪我でもないので、いつもどうりにぶつけた所を撫でてやる。 るーみあとの生活は大体こんな物だ。別段問題も起こさないが、放っておくとどうも気になる。 大変なことにならない様に、色々とゆっくりグッズも買ってしまった。 「おにいーしゃんありがとう!もういたくなくなったよ!」 「よかったな、こんどはちゃんと前を見て歩け。」 馬鹿な子供ほど可愛いという言葉は本当だったんだな。段々とゆっくりというナマモノに愛着が湧いてきた。 「くそじじいいいいいいいいい!でいぶもゆっくりさせろおおおおおおおお!」 訂正だ、愛着が湧いたのはゆっくりにではなくるーみあにだ。こいつは昨日拾ってきたれいむとかいうゆっくりだ。 るーみあが夜に外で遊んでいると、何やら泣き声が聞こえたので外に出てみるとどうもこのゆっくりに苛められたらしい。 最初は許してやろうと思ったが、聞くに堪えない罵詈雑言やるーみあを馬鹿にしてくれたのでお礼に家に連れて帰った。 友人に相談してどうすれば良いかと聞いたところ、足の部分を焼いて生ゴミでも食べさせろとの助言に従い 俺達の食事風景がよく見える所に置いて格差をはっきりと見せつけてやっている。 「きいてるの!れいむにもそのあまあまさんをちょうだいね!」 「お前には生ゴミで十分だ、この饅頭もどきが。」 ギャーギャー騒ぐのにもうんざりしてきたので、そろそろ口も塞ごうかなと思い始める。 聞くところによると、ゆっくりは簡単に子供を産むためおやつ作りに役立つと友人から聞いている。 るーみあのおやつのためにいつか活躍してもらおうかと、考えていると携帯に着信が入った。 「はいおにいーしゃん!これはでんわさんだよね!」 「ありがとうなるーみあ。」 るーみあから携帯を受け取る。一体相手は誰だ。 「もしもし俺だけど、るーみあを飼ってくれる人が見つかったぞ。」 連絡をよこしたのは友人だった。もう一週間も経っていたのか、正直るーみあの世話で日にちが過ぎるのを忘れていた。 しかも連絡内容はるーみあの飼い主が見つかったということだった。 「なんで俺に連絡しないで飼い主探してるんだ?」 「いやお前すげー嫌そうだったから、初日からもう探し始めてたんだけど。」 確かに最初はそうだったな、しかし今ではるーみあにも随分と愛着が湧いてしまっている。 今更るーみあを譲れと言われても譲る気など無い。 「悪いがるーみあは俺が飼うぞ。とてもじゃないが他人に譲ろうとは思わない。」 「マジで!?あんなにゆっくり嫌いだったのにどうしてまた?」 確かにゆっくりは今でも嫌いだが、るーみあのようなゆっくりは嫌いにはなれない。 今まで友人の飼っていたさとりも嫌いであったが、今なら普通に接することができそうだ。 「分かったよ、希望した人には断わりの連絡入れておくから。」 「わざわざすまないな。」 「大丈夫だ、文句言われるかもしれないが俺のさとりのセクシーショットで許してくれると思うから。」 何でそれで許すようなやつにるーみあを飼わせようとしたんだよ。どう考えてもそいつはHENTAIじゃないか。 というか何だよさとりのセクシーショットって。 「俺のおか・・・、そういやお前るーみあにバッジを付けてやったのか?」 「バッジ?なんだそれ?」 聞きなれない単語が友人から聞かされる。どうやら飼いゆっくりには野良との区別をつける為にバッジをつけるらしい。 そうとは知らずに一人でるーみあを外に出していた自分が怖い。早くるーみあにバッジを付けてやらないと大変だ。 「どうやったらバッジは手に入るんだ?」 「簡単だよ、最寄りのゆっくりショップに行ってバッジ試験の申請をして、加工所に行って試験を受けて合格すれば良い。」 「試験ってことはやっぱり勉強しないと駄目なのか?」 友人に試験について詳しく聞くことにする。とりあえずはゆっくりショップで胴バッジ申請を行い書類審査をすれば、 一番ランクの低い銅バッジはすぐに貰えるようだ。それ以上の銀、金となると専用の試験が行われるらしい。 「まあそんなに難しいことじゃないから、心配しなくてもいいぞ。胴付きは皆賢いゆっくりだからな。」 そう言って友人は俺に試験に出る内容と、飼いゆっくりとしての振る舞いについて簡単に説明してくれた。 詳しいことはまた後日家に来て直接るーみあに教えてくれるため、一度電話を切ることにした。 しかし友人に言われたことで、俺は一つ不安に思うことがあった。 「なあるーみあ、お前最初俺に会った時に噛みついたよな。あれはどうしてなんだ?」 飼いゆっくりは決して人間に手を出してはいけないようだ。これを破ってしまえば、即座にバッジを没収されてしまうらしい。 痛くはないといえ、るーみあが俺に噛みついたのは事実でありそこが気になった。 「あれはおにいーしゃんがおおきなゆっくりだとおもったから、ごはんさんだとおもったのだー。」 それで食いついて離さなかったのか。でも人間とゆっくりを間違えるとは、これで試験に受かるのかちょっと不安になってきた。 とりあえずるーみあのバッジ試験の為にもちゃんと話せるようにしないとな。 あれから二か月ほど過ぎた。るーみあは今では立派な成体となり随分としっかり成長したものだと思っている。 バッジの方も銀は比較的に簡単に取得することが出来て、昨日ついに金バッジ試験にも合格することができた。 親馬鹿かもしれないが、るーみあに何かご褒美をあげないとな。 「るーみあ、今日は外で食事をしようか。」 「本当なのかー!?るーみあお外でご飯さんを食べるのは初めてなのだー!」 予想以上に嬉しそうな反応をしてくれる。こっちまで嬉しくなってくる。 まあ外食といっても近くのファミレスなんだがな。 「すいません、ここはゆっくり同伴でも大丈夫でしょうか?」 最近ではペットとしてゆっくりを連れ込む人間が多くなっているが、ゆっくりを拒否する店ももちろんある。 ここははたして大丈夫だろうか。 「申し訳ありませんお客様、当店ではペット、食用のゆっくり持ち込みは御断りさせてもらってます。」 駄目だったか、しかしペットか食用でなければ良いのか。 あまり利用はしたくなかったが、ここぐらいしかるーみあと一緒に食事は出来ないのだからしかたない。 「実はこのゆっくりは盲導ゆっくりとして飼っているんですよ。迷惑はかけませんからどうかお願いできませんか?」 俺は常に携帯している障害者手帳を店員に見せる。るーみあが金バッジであることも幸いしてか、店員は席へと案内してくれた。 席に着いてるーみあに食べたいものを選びなさいと言おうとした時、るーみあが俺に質問をしてきた。 「お兄さんっておめめが見えなかったの?」 まあもっとも疑問だよな。杖も突いてないし見た目はどう見ても普通に見えるし。 「まあそうだな。といっても別に気にすることじゃないぞ、生まれつきだったからな。」 「じゃあるーみあと同じだったんだね!」 初めての告白に俺の方が驚かされる。るーみあに異常があったのなら、友人に会った時やペットショップで何か言われるはずだ。 しかし、特に何も障害があるようには言われなかったが。 「るーみあもね、周りが真っ暗で何も見えて無かったのだ!でもお兄さんのお家に来てからは、 だんだんと周りが良く見えるようになったのだ!」 後で分かったことだが、るーみあ種は周りから身を隠すために自分の体を黒い球体で隠すらしい。 どういった方法なのか分からないが、大抵のるーみあ種は常に隠れている。 周りのゆっくりからは見つからないが、るーみあ自身にも回りを見ることは出来ないという間抜けな能力だ。 そんなるーみあ種が姿を見せるのは新月の夜か、自分が安心だと思った場所だけである。 それで家に来た当初はよく壁にぶつかっていたわけか。懐いてきてるーみあは俺の周りが安全だと認識したらしい。 「るーみあはこれからお兄さんのおめめになるのだ!お兄さんを少しでもゆっくりさせるよ!」 「ありがとうなるーみあ、でもそんな心配はしなくていいぞ。俺は常に心の目が開いているからな。」 昔お世話になった人の言葉だ。他にも道具無しで歩けるように特訓してくれた先輩方にも感謝している。 あの人たちは今頃何をしているんだろうか。 「そうなのかー!じゃあお兄さん何か食べたい物を言ってね、るーみあが代わりに注文してあげるのだ。」 「そうだな、じゃあるーみあと同じものをお願いさせてもらおうか。」 そういうとるーみあはパフェとケーキを二人前ずつ注文してくれた。 おまけ おめでとう!るーみあはるーみにゃに進化した! 「さてそろそろ寝るとしようか。」 「お兄さん、今日は一緒に寝てもいい?」 「別にいいぞ。ただし、ちゃんと着替えてお飾りも取ってくればだが。」 「お飾りがないとゆっくり出来ないけど、わかったのだ!」 「じゃあ俺は先に布団に行ってるからな。」 そうしてしばらく待っていると、るーみあがお兄さんが待っている布団へと潜り込んできた。 しかし、お兄さんは何か違和感を感じた。何やらるーみあの息遣いが荒く、その上体をやけに擦りつけてくるのだ。 おかしいと思いるーみあの体に触れてみると、どうやらるーみあは何も身に付けていないようだった。 おまけに頭とお尻には何かネコのような耳と尻尾の感触まである。触っていると気持ち良いのかるーみあはますます興奮する。 お兄さんの理性と本能が激しく攻防を繰り広げる内に、いつのまにか外が明るくなっていた。 るーみあも満足したのか寝息を立てているのを確認して、お兄さんは急いでるーみあのお飾りを付けてやると 二度とお飾りを外させない様にすることを固く心に誓ったのであった。 後書き Exるーみあとは、お飾りが外れて発情して猫化してしまったるーみにゃだったんだよ! HENTAIでごめんね・・・。 基本種胴付きを書き終えて、新しく希少種胴付きを書き始めています。 原作でも大好きなるーみあを書きましたが、設定もほとんどなくて苦労しました。 るーみあの飼い主がゆっくりを嫌っていたのは、うるさくて周りを把握しづらいからです。 実際目が見えない方にはソナーのように反射した音で回りが見えているかのように動ける人もいますし。 目が見えない方の生活はあくまでもSSですから適当です。自分は障害者手帳とか見たことありませんから、常に持ち歩いてるのか不明です。 まあこの飼い主さんは男塾の月光のような人ですが。 いつかルーミアがわはーと言わないかなと思うHENTAIあきでした。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 ふたば系ゆっくりいじめ 1080 違うありす ふたば系ゆっくりいじめ 1087 まりさ家出する ふたば系ゆっくりいじめ 1099 てんこを良い子にする方法 ふたば系ゆっくりいじめ 1108 きめぇ丸?いいえしゃめい丸です ふたば系ゆっくりいじめ 1144 別れと出会い まりさのトラウマ編 ふたば系ゆっくりいじめ 1155 ゆっくりスクール ふたば系ゆっくりいじめ 1159 ゆっくりの寿命 ふたば系ゆっくりいじめ 1165 ゆっくりクラブ ふたば系ゆっくりいじめ 1178 まりさひどい目に遭う ふたば系ゆっくりいじめ 1184 オレンジジュースを買いに ふたば系ゆっくりいじめ 1216 特異体質を持つ愛でお兄さん HENTAIあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る クソッ 俺のるーみあチャンを返せッ さとりチャンのセクシーショットなんて1ヶ月ぐらいしか持たんわ(性神的に) クソオオオオオオオオ ゆ"る"ざん" -- 2021-02-23 14 29 19 ↓×4 大切に可愛がっていればペットも家族同然というのは理解できるが、 レストランとか公共の場でもそれを押し付ける「頭おかしい人」が偶にいるよねww 動物は体毛が他のお客さんに迷惑掛かるかもしれんし、ゆっくりボイスが気に入らないという人もいるだろうし。 (※ボーカロイドや合成音声を聞くと気分が悪くなるって友達が居た。) ・・・言っとくが善良ゆっくり否定派ではないぞ? TPOを考えろって言いたいだけだ。(長文失礼) -- 2018-03-28 21 46 09 さとり、るーみあ、ふらん、ちるの。 このあたりって胴付きになっても身長は原作と違わなそうww まぁ胴無しですら稀少種なのに更に胴付きって最早テレビ取材や政府保護レベルだけどな。 -- 2018-03-28 21 33 11 ルーミアかわいいよルーミア! -- 2016-08-23 19 16 42 ルーミアかわいいよルーミア! -- 2016-08-23 16 42 25 ペットとか失礼だろ。こういうゆっくりは『家族』だろ常考。 -- 2016-02-28 10 45 23 るーみあ可愛いよるーみあぁぁぁぁぁぁぁぁ/// 飼うのはやは賢い希少種だな -- 2014-06-25 19 42 50 るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!! るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!!るーみあ!!! -- 2014-06-11 20 26 03 この内容は(//∀//)ふぅ・・・ -- 2012-09-03 21 44 12 「ゆっくり」ではなく「ヨウジョ」にしか見えん… つーかおまけェwww -- 2011-10-07 00 48 04 るーみあ可愛いよるーみあ -- 2011-07-13 15 44 13 くそう、るーみあ飼いたいぜ… EX… ご褒美じゃないですか、やったー! -- 2011-01-13 10 33 11 うあああああああああ!!! るーみあかわいいよおおおおおおおお!! -- 2010-12-30 04 59 46 るーみあさいこー!るーみあさいこー!るーみあさいこー!るーみあさいこー! -- 2010-12-10 23 55 05 HENTAI万歳!!胴付きに栄光あれ〜!! -- 2010-12-06 01 02 28 HENTAIって良いよね!!胴付き最高!!! -- 2010-10-26 01 09 04 てをだすべきだね~ わかるよ~ -- 2010-07-25 04 51 40 やんやんおにいたんダンスの練習をさせないとね。 ドゥクドゥク♪ …… -- 2010-07-19 12 56 13 なのかー! -- 2010-07-19 11 53 28 ドゥクドゥク♪ -- 2010-07-16 00 50 46
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#blognavi で来た人がいるようなのですが、一体何を求めてらしたのでしょうか。 ご希望に添えていなかったらすいませんでした( 一応、石膏で先輩の足の型とったりとかもしてます、よ? 明日はwiiの発売日ー。学校…行かないどこうかなー wiiやりたいよう。ゼルダもほしいよう。 カテゴリ [だらだら] - trackback- 2006年12月02日 00 02 18 名前 コメント #blognavi
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四十四田ダムをお気に入りに追加 四十四田ダムのリンク #blogsearch2 ウィキペディア 四十四田ダム 四十四田ダムの報道 ダム湖の流木、無償提供が人気 「ストーブのまきに」 処分費削減にも貢献 岩手 - 毎日新聞 - 毎日新聞 盛岡の住宅街にクマ出没 10日前にも目撃情報 岩手県が注意呼びかけ - 毎日新聞 - 毎日新聞 女子高生ダム飛び降り 校長「いじめ聞いていない」 アンケートに「学校楽しい」 盛岡 - 産経ニュース 盛岡のダム、女子高生2人飛び降りか 1人死亡 - 日本経済新聞 四十四田ダムの構造分析 四十四田ダムの71%はミスリルで出来ています。四十四田ダムの13%は歌で出来ています。四十四田ダムの10%は罠で出来ています。四十四田ダムの4%は不思議で出来ています。四十四田ダムの1%は犠牲で出来ています。四十四田ダムの1%は陰謀で出来ています。 powered by 成分解析 四十四田ダムの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ 岩手県/四十四田ダム このページについて このページは四十四田ダムのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される四十四田ダムに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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一週間 27KB 虐待-普通 制裁 ゲス 透明な箱 現代 虐待人間 今回は普通に(?)ゆ虐してみました。 俺は虐待鬼威参。 月曜日は嫌になる。これから一週間が始まると思うと気が乗らない。 憂鬱を吹き飛ばしてくれるコ○ラさんも居なるわけもなし。 そんな事を考えて出勤する、毎度の事だが何か良いアイディアはないか? で、思いついたのが曜日ごとにテーマを決めてゆ虐をする、という事だった。 在り来たりかもしれないが、何もないよりは幾らかマシである。 いろいろ考えながら仕事をしていたら、あっという間に月曜日は終わってしまった。 月曜日 月、つき、ツキ…月を使ってゆ虐なんて出来ないし… 早速行き詰ってしまった。 まてよ、月が使えないなら月に送ってしまえば良いじゃないか。 「というわけで、お前ら今から月に行って来い!!」 「どういうわけなのぉぉぉぉぉ?!!!」 これは帰り道で見かけた(探した)シングルマザー、親れいむと赤れいむ2匹だ。 こいつらがどうして野良をやっているかは知らないが、まあ、性格の問題もあるだろう。 そんなこいつらを有効利用することにする。 季節はまだ秋といった所、ちょうど欠けたお月様が美しい。ここは川原の土手なので風が気持ち良い。 まずは赤れいむ1匹を虐待用に買っておいた打ち上げ花火(一発物タイプ)の上にボンドで固定する。 「ゆんやぁぁぁ!あんよがうぎょきゃないよぉぉぉぉ!!」 「おちびちゃんになにするのぉぉぉ!くそにんげんはおちびちゃんにあやまってねぇぇぇ!!!」 「これかられいむちゃんは、お月様に向かって飛んで行くんだよ、ゆっくり理解してね」 そう言って花火に点火する。 邪魔が入らないように親れいむを足で押さえ、赤れいむの残りを指で摘み上げておく。 何が起こるかも解らないくせに、騒ぎ立てるれいむ達。 これは記念すべき第一歩だ、ゆっくりの夜明けだ。 シュルルルルル……ポン!………ドンッ!パラパラパラパラッ 「?!」 一瞬の事で何が何だか解らなかった。 しばらくするとおそらく赤れいむの物だったのだろう、リボンの残骸がヒラヒラ舞い降りてきた。 れいむ親子はいきなりの音と光に呆気に取られて硬直している。 ぽかんとした間抜け面をさらす親子、それを照らす月明かり…風情があるな。 「なにがおこったのぉぉぉぉぉぉ?!!おちびちゃんはどこへいったのぉぉぉぉ??!!」 「おねーしゃんがいないよぉぉぉ!?ゆんやぁぁぁぁぁ!!!」 「俺に言われても解らん、いったい何がどうなったのやら?」 「なにいってるのぉぉぉぉ!!じじいがなにかしたにきまってるでしょぉぉぉぉぉ!!」 一応母性(笑)というやつがあるのか、必死に騒ぐ親れいむ。 おかげでかなり満足してしまった、月曜の憂鬱が赤れいむと一緒に文字通り吹っ飛んでしまったのだ。 はっきり言って、もうこいつらはどうでも良いんだが…… 俺はこの町を愛する鬼威参、町の美化に協力せねばなるまい。 先ほどの赤れいむは砕け散ったようだが、それで諦めてしまっては砕けたれいむに申し訳がない。 先人達の失敗があるから成功があるのだ。 「まあ、お前らも月に行って来てくれ!」 「なにをするのぉぉぉ!おちびちゃんをはなせぇぇぇぇぇ!!!」 俺は赤れいむを摘み上げると、ロケット花火をあにゃるに挿入してボンドで固定した。 「ゆふんっ!れいみゅのあにゃるしゃんがへんじゃよぉぉぉ!いちゃうけじょきもちいいにょぉぉぉ!!」 「おひびちゃんになにじでるぅぅぅ!やべろくそじじぃぃぃぃ!!!」 これだけでは当然月になんか行ける訳がない。俺は残りのロケット花火を赤れいむに対角になるように紐で縛りつける。 念のためボンドでも固定しておく。導火線を長くし一本にまとめておく。 れいむ型ロケット2号の完成だ。 「お前の死は無駄にしない、安心して月に逝って来い!」 「やべろくそじじぃぃぃ!れいむのおちびちゃんをかえせぇぇぇぇ!!」 「いやじゃぁぁぁ!こりぇとっちぇぇぇぇ!!!」 親子の涙の別れも済ませた所で、導火線に火をつける。 人類の期待を乗せてカウントダウンといきたいところだが、今度は見逃さないに集中しよう。 どんどん短くなっていく導火線、纏められていた所が燃え尽きいよいよ個体ロケットブースターに点火だ。 ヒュヒュヒューーーーン! パーーーーーン!! 「おそらをとんでるみたい」すら言う間も与えず飛び去ったれいむ2号。 角度が悪かったのか、川の方へ飛び去り破裂した。 呆然とれいむ2号が飛び去っていった方角を見つめる親れいむ。 ショックだったのか、微かに震えているがいまだに硬直したままである。 月をバックにこの間抜け面の写真をとっておけばよかったかな? 「おぉぉちびちやぁぁぁぁぁぁぁぁんん!!!」 ようやく石化解除されたれいむが泣き叫ぶ、おちびちゃんの尊い犠牲に月夜に吼える。 実際のところ、本当に赤れいむが居なくなって泣いているのか怪しいところではあるが… …秋の長夜のゆ虐は絵になるな。 「ぐぞじじぃぃぃ!よぐもおじびじゃんをぉぉぉ!でいぶがじんぐるまざぁぁじゃなぐなっじゃっだでじょぉぉぉ!!」 もう十分堪能してしまったのだが、これも駆除しないと町の美観を損ねる。 どう処理しようか考えた挙句… そうだ、この方法なら月に届くぞ! それに気が付いた俺は、れいむを鷲づかみにして川に向かって放り投げる。 「よろこべれいむ!お前が月面到着ゆっくり第一号だ!!」 「はなぜぇぇぇぇ!!……おそらをぉぉぉぉん」ザッパーン! 醜い姿の月面着陸船は、水面に映った月に到着すると同時に水飛沫を上げ黒い夜の川に消えた。 しばらくもがいていたのか水面がゆれていたが、すぐに静寂が訪れる。 そこにはただ有明の月ぞ残れり…なんてね。 火曜日 昨日は上質なゆ虐を堪能したため、今日はより質の高いゆ虐をしたいのだが… 火、火を使った虐待は有り触れているからな。 そんな事を考えながら仕事をしていると、 「おーい、こっち来て野良を片付けてくれ」 どうやら、職場に野良ゆが紛れ込んでたようだ。 俺の職場の工場は、山のふもと近くにある工業団地の一角にある。 山が近いせいか、野生のゆっくりがそのまま野良化することが多いようだ。 食料はそれほど無いと思うのだが、住みやすいのか廃材を家にしたり閉鎖された工場内に進入してたりするらしい。 そういうわけで、この辺りではかなりの高確率でゆっくりに遭遇する。 工場内に野良ゆが紛れ込んできて仕事の邪魔をするので、定期的に排除しなくてはならない。 俺の勤めている工場の人間は、殆どがゆっくりをゴキブリくらいに思っているので、 駆除は専ら新人の俺が行う。人面で喋るゆっくりは、駆除するのを躊躇う人間も多いのだ。 俺は平気だけど。 そんなわけで、これから駆除を行うわけだが…… 作業を中断しようとして、ふと今持っていた物に目が留まる。 これは使えるな。 「きたないてでさわるんじゃないんだせぇぇ!はなせくそにんげん!」 汚い手、それもその筈だろう。素手で触るにはこのまりさは汚れ過ぎている。 なので作業用の手袋をつけたまま、まりさを掴み頭を逆さにして落ちない程度に、 潰れない程度に万力で固定する。 「いだぃぃぃ!やべるんだぜぇぇぇ!いまならゆるしてやるからさっさとこれをはずすんだぜぇぇ!!」 苦痛に顔を歪めるまりさ、汚いあんよ醜いあにゃるを必死によじり脱出を試みる。 俺は早速準備を始める事にする。使う道具はガス溶接機。 慣れた手つきですばやくガスに点火する。 勢いよく燃える赤い炎、これだけでも十分汚物は消毒ごっこが出来るのだが、それではただの火炎放射器。 酸素の量を調整していくと、赤い炎の色と形状が変化を始める。 色は赤から青く、青白く輝いていく。形は放射されていた物がだんだん小さく細くなっていく。 肉眼で見るのが少し眩しくなるほどの輝きに変わったそれを、ブリブリしているまりさのあんよに近づける。 「?!…………………ぎょべぼももぶがぼどぶべごごご…!!」 炎を当てた瞬間、炎より少し大きめに黒い丸が出来る。 余りの高温に即炭化してしまったまりさのあんよ、それもすぐに崩れ落ち餡がむき出しになる。 周囲には焦げっぽい甘い香りが立ち込める。 本来ならば、餡が漏れ出すのだろうが、餡も焦げ固まっているためそれが蓋となり餡の流出を防いでいる。 何をされたのか解らなかったのだろう、少し間があって解読不明な言語を撒き散らすまりさ。 目玉をひん剥き号泣するその姿は不細工極まりない。 痛みのためか恐怖のためか分からないが、しーしーまで撒き散らす始末。 本来なら鉄を溶接するための炎だ、熱くないわけが無いのだ。 「ぐびごぢぼぼげどどどごぼぼぼぼでぎげごぐぐぐ…!!!」 今だに凄まじい苦悶の呪詛を吐くまりさ。 今度はその汚らしいしーしー穴と、あにゃるに炎を当ててみる事にする。 「…?!のごべべべぐばごばごごごごご…!!!」 一瞬ビクリと反応した後、より一層大きく目を見開き身を震わす。 しーしー穴周は先ほどと同じく黒い水玉模様に変化した。水漏れの突貫工事も無事終了だ。 続いてあにゃるにも同様の処理を行う。これでもう二度とあにゃるが遣われることも無いだろう。 「なにやってるんだ君は?さっきから変な音が聞こえるんだが… なんだこれ!ぶっさいくなゆっくりだな…」 まりさの撒き散らす騒音を聞きつけ、職場の先輩が現れる。 俺は駆除もかねての実験と称して、この状況を説明する。 ためしに実演すると、必死に身をよじり苦しむまりさに何か感じるものがあったのだろう。 俺にもやらせろと加わってきた。まともに言葉も発することも出来なくもがき苦しむまりさ。 その様子を見て先輩の目の色が変わり始める。ゆ虐の楽しさを解ってもらえのだろうか? 「お前ら揃って何やってるんだ?今は休憩時間だって言うのに…」 「いまはおやつのじかんなんだよーわかるねー?」 そういって現れたのは、ここの親方と愛猫(?)のちぇんだ。 このちぇんは野良なのだが、猫好きな親方が可愛がっているので駆除を免れている。 甘やかされている性か最近ゲスの兆候が見られるのだった。 俺達は事情を説明すると、興味深そうに様子を見守る。 「ぼぐごごご!ぎゅべもも!ぼぼどど!ぶべぐぐぐ!!」 炎を当てられる度に増えていく黒い水玉模様、さながら新種のゆっくりのような姿だ。 もはや言葉すら忘れてしまったのではないかと思われるほど意味不明な叫び声を撒き散らす。 涙はもう枯れてしまったのか、先ほどから出なくなっていた。 「意外とこれは面白いな、新人に危険性を勉強させるのにもいいかもしれんな…」 親方のこの言葉のおかげで、このゆ虐は正式に認可された。 「ごわいよぉぉぉぉぉ!!わがらないよぉぉぉぉぉ!!!」 野良まりさのあまりの惨状を目の前にして、ゲス気味ちぇんが叫びを上げる。 親方がそれをなだめるが、この性でせっかく認可が下りたゆ虐が廃止されても困る。 俺はすかさずフォローに入る。 「ちぇん、怖がらなくていいよ。このまりさはゲスな野良だからこんな目にあっているんだよ。 ゆっくり出来ないゆっくりだからお仕置きをしてるんだ。こんな目に合うのは人間に汚い言葉を使ったり、 あまあま持って来いと要求したりする悪いゆっくりだけだよ、安心していいよ。」 そう言って俺はちぇんに怪しく微笑む、親方は俺の言葉に満足したのかそれに同意した。 ちぇんはガチガチ震え、涙としーしーを垂れ流していた。 これで少しはゲス治療になるだろうか?そんな事を考えている内に体中に黒い水玉の出来たまりさが完成した。 目と口は潰してない。髪は所々焦げており、円形脱毛されているところもある。全身から焦げた甘い匂いをはなっている。 もはや声も出ないのか、大きく目を開き歯を剥き出しガチガチ震えるのみだった。 「これでも生きているなんてすごいな、不思議生物だな、また駆除する時は教えてくれ」 「確かに生命力だけは凄いですね…意外と面白かったですか?」 「結構楽しかったかもしれない…」 先輩と俺は大満足。今日のゆ虐も大成功だ。 ちなみに万力から解放されたまりさは一応親方とちぇんに見せに行った。 親方は面白そうにまりさを見ると、空の植木鉢にまりさを入れて飾っていた。 さながらどこかの珍植物のようだ。ちぇんは恐怖に震えるだけだった。 水曜日 今日は水曜日、本日も仕事中に来訪者が現れる。 先輩に呼ばれて見に行けば、そこには親ありす、親まりさ、子ありす、子まりさの家族が居た。 「ゆっふっふ!またあたらしいどれいがきたのぜ!」 「はやくひざまづきなさい!とかいはなありすのどれいにしてあげるわ!」 「やい!そどれい!はやくあまあまもってくるのじぇ!」 「おとーさんたちはつよいのよ!はやくいうこときいたほうがみのためよ!」 言いたい放題のアホ一家。先輩はそれを見て嬉しそうにしている。 「昨日のあれ、またやってみるか?昨日と違う種類も居るし…」 乗ってきてくれるのは有難いが今日は水曜日、せっかくなので水を使いたい所なのだが… そう言って手に持っていたこれに気がつく。 これも水じゃないか… 「どがいば!!!あづいぃぃぃぃ!!!」 「ゆぼべぇへ!!ゆぎゃぁぁぁぁあ!!!」 水圧に耐え切れず吹っ飛ぶゲス夫妻、熱水を浴びた顔の一部が醜く垂れ下がる。 そう、今回使っているこれはスチーム洗浄器だ。 知らない人もいると思うので簡潔に説明すると、 これは熱水を高圧力で排出し頑固な油汚れ等を落とす洗浄器だ。 消防士が水を巻くのに使っているアレを思い浮かべてほしい。 水圧はあれほどではないが、吐き出されるのが水ではなく高温の熱水なのだ。 偉そうにしていたゲスが醜くうごめく様子に先輩も清掃に参加する。 「おちょーしゃん!おきゃーしゃん!ゆっくりしty…?!ゆごぼぶ!!」 「きょわいよぉぉぉ!!とかいはじゃにゃいわぁ…?!げぼごぼぼ!!」 先輩は子ゆっくりに向けて放水した。 熱水と水圧のコラボに耐え切れなかったのか一瞬で崩れ饅頭になる。 グズグズに溶けてしまった饅頭をさらに洗浄してみれば、あっという間に解けて流れ消えていく。 「子供は意外ともろいんだな…あっけ無かったな…」 「まあ、まだ親が残ってますし…一匹ずつやりますか?」 あっさりと崩れ落ちた子饅頭に少しがっかりした様子の先輩だったが、俺の言葉に目を輝かせる。 こんなに楽しそうに笑う先輩は初めて見た。俺と先輩は仲良く饅頭夫妻を分けることにした。 先輩はありす、おれはまりさを駆除することになり、再び洗浄を始める。 「やべでぇ!ぼごべぶ!!あづいばぼぼごべ!!」 熱水を浴びせられながらも器用に悲鳴を上げるありす。 顔は次第に垂れ下がっていき、自慢の金髪も流れ落ち始めている。 水圧に皮が負けカスタードが流れ出す様子はまるでふやけたシュークリームだ。 「なんだか、シュークリームが食べたくなった…」 先輩も同じことを考えていたようだ。 声も発することが出来なくなったありすは、そのまま溶けて流れていった。 もがき苦しんでいたまりさだったが、その様子を見ている内にどんどん青ざめていった。 「ごべんなざいぃぃ!まりざをゆるじでくだざいぃぃぃ!なんでぼじまずがらぁぁぁ!!」 「…どうしようかこれ?」 先輩の表情が曇り始める、普段怖そうなイメージがある先輩だが意外とやさしいのだ。 「気にしない方がいいですよ、こいつら訳も分からずに言ってるだけですし… これ、謝ってますけど何で謝ってるのか分かってないんですよ。ただの命乞いです。 生き延びる為にはなんでもする下衆な奴等なんですよ」 「…最低だな…情け無用か…腐った根性を洗い流してやってくれ」 俺は先輩の言葉にしたがいまりさの帽子目掛けて放水する。 帽子は簡単に吹っ飛びすぐに溶け出し磯のりのような物に変わっていく。 「ゆっぴぃぃ?!まりざのずできばおぼうじがぁぁぁぁ!!!」 変わり果てた帽子を必死になめているまりさ、当然そんなことで帽子が直る筈も無い。 知らない人が見れば、帽子無しゆっくりが号泣しながら磯のりを舐めているように見えるだろう。 俺はさらに帽子に熱水を浴びせる。磯のりとなったそれは流れに乗って排水溝に吸い込まれていった。 「ゆぎょわぁぁぁぁぁん?!おぼうじがながれていっじゃっだよぉぉぉぉ!!!」 ふと、視線に気がつく。遠くから俺達の様子を興味深そうに見守る親方とちぇん。 親方の口元が少し緩んでいるのと対照的にちぇんは号泣しながら震えていた。 「さあ?覚悟はいいかまりさ?安心しろ、きっと下水で溶けたお帽子と一緒に混ざり合えるよ」 「ゆががががが…」 俺は残された哀れなゴミ袋も綺麗に溶かし洗浄を終えた。 木曜日 今日は木曜日、木を使ってゆ虐してみたいんだが… 爪楊枝や割り箸を使うのも面白くないな。 そう考えていると先輩がなにやら大きめのポリバケツを運んできていた。 中身を見せてもらうと70?の容量いっぱいに木の削り粉が入っていた。 先輩はこれを花壇の肥料に使うために近所の木工所から貰って来たそうだ。 これは使えるかもしれない。 「先輩、これまだ余ってますかね?……」 45?の容積のゴミ袋いっぱいに木の削り粉を貰って家に帰る。 途中でお腹をすかせたれいむを運良く発見したのでお持ち帰りだ。 「おにいさん、れいむをかってくれるんだね、れいむはおなかがぺこぺこだよ! はやくなにかたべさせてね!いっぱいでいいよ!!」 嬉しそうに揉み上げを動かすれいむ、そのウザきもさに耐えながら家に向かう。 れいむを直接持つのは汚いので、コンビニのビニール袋に入れて運ぶ。 楽しそうに雑音と大差の無いお歌をうたうアホ饅頭。 自分が幸せになると信じて疑わないのだろう。 「ちょっとせまいけどきにいったよ!ここはれいむのおうちだよ!おにいさんはどれいにしてあげるね!」 帰宅してれいむを袋から出したとたんに、おうち宣言&奴隷宣言。 得意そうにしている顔が俺をイライラさせる。 この自信はどこから沸いて出てくるのだろうか? 「どれいははやくごはんをもってきてね!あまあまでもいいよ!たくさんもってくるんだよ!!」 早速食べ物を要求してくるアホ饅頭。俺はその要望に答えてやる事にする。 「れいむちゃんはお腹がすいているんだね?沢山食べたいのかい?」 「そうだよ!れいむはおなかがすいているんだよ!りかいできたらさっさとうごいてね!」 得意そうにふんぞり返る醜い塊、目の前にいる人間が自分の奴隷になったと信じて疑わないのだろう。 餡子脳の思考回路はどうなっているのか早く学者に解明してもらいたいものだ。 まあ、お腹をすかせたご主人様気取りのれいむを待たせるのも可愛そうなので俺は食事の準備をする。 食事の準備といっても俺のなのだが… れいむを透明ケースに閉じ込め目の前で食事を開始する。 なにやら喚いている様だがこの箱は防音加工されているので気にならない。 恨めしそうに涎をたらしながらこちらを見つめるれいむ。 …これは不味いな、食欲をなくすな。 あわててれいむ入りのケースをテーブルから下ろす。なにやらピコピコワサワサしているが見なかった事にする。 不細工なゆっくりと一緒には食事が出来ないな。 そう思いながら、さっさと食事を終わらせれいむをテーブルに戻す。 ケース内に涎を撒き散らしていたのでかなり汚い。 テーブルを汚さないように新聞紙を敷いてからその上にれいむを置く。 自由になったれいむは早速く汚い口を開く。 「どれいのくせに、れいむよりさきにごはんをたべるなんてなまいきだよ!! せいさいされたくなかったらさっさとあまあまもってきてね!!」 「…そうだな…あまあまはないが…これを腹いっぱい食べせてやろう。」 そう言って取り出したのは今日貰ってきた木の削りカス。 鰹節の削り粉にも見えなくも無いそれをれいむの目の前に出す。 「なにいってるの?こんなものはたべないよ!あやくあまあまもってきてね!」 「腹減っている野良の癖に贅沢だな、食べてみれば結構上手いかも知れんぞ?」 「それならどれいがたべればいいでしょぉぉ!ばかなのぉ?しぬのぉぉ?!」 そう叫ぶれいむの口を無理やり開かせ、削り粉を流し込む。 堪らず吐き出そうとするが、俺は口を押さえそれを阻止する。 さっきまでの威勢のよさが嘘のようにれいむは目を剥き涙を流す。 「ふぼごぼぶぼっ!ぱーしゃ、ぱーしゃ、ふしあわしぇー」 口を閉じたままどうやって喋っているのかは知らないが器用な奴だ。 そんな様子を見ていてあることを思い出した俺は、れいむの口を押さえつつ忘れ物を取りにいく。 棚から布製のガムテープを取り出し適度な長さに千切ると、それをれいむのあにゃるに貼り付ける。 これをして置かないとせっかく食べさせてもうんうんとして排出されてしまう。 それでは面白くない、せっかくだから存分に木を味わってもらおう。 あにゃるにガムテープを張られたのが気持ち悪いのか、しきりに尻を振るれいむ。 ブリブリしてて気持ち悪いので一発尻を叩くと大人しくなる。 口を塞がれ尻を真っ赤にして泣いているれいむに先ほどの自信たっぷりだった姿は何処へやら。 俺は更にれいむに木屑を食べさせる。希望通りにお腹いっぱいになって貰おう。 「ぐべぼぼぼ!ぶばごば!ぼうだべらざぜないでぇ!ぺぺぼぶっ!」 持ってきた木屑の半分ほど食べさせただろうか?れいむはパンパンに晴れ上がっていた。 これ以上食べさせて爆ぜさせるのも勿体無い気がするので、ガムテープでれいむの口を塞ぐ。 眉毛を八の字に曲げて涙を流すその姿に愛嬌を感じたので、 ベランダに置いてあった大き目のポリバケツにれいむを入れて置く。 このバケツは強風でも倒れないように底に重しが入れてあるので、ゆっくり如きでは倒すことも出来ないだろう。 微かにうなり声も聞こえるが、このくらいは問題無しだ。 今日も楽しいゆ虐をありがとう、とポリバケツにそっと呟く。 金曜日 気が付いたらあっという間に一週間が経ってる。 ゆ虐の無限の可能性に感心しながら、今日の虐待テーマを考える。 金、きん、かね、ふーむ、ゆっくりに金なんて勿体無い気もするな。 そんな事を考えていると、今日の尊い犠牲となるゆっくりが馬鹿面下げて現れる。 「ゆん!きたないところだぜ!こんなところにすんでるにんげんはあわれなのぜ!」 またまりさだ、本当にれいむとまりさは数が多い。駆除しても次から次へと湧いて出てくる。 その無駄な繁殖力を絶滅を危ぶまれる動植物に分けてあげたいほどだ。 そんな事を考えていると、野良の声を聞きつけた先輩が現れる。 「あぁ、また来たんだね、今日はどんな駆除をするんだい?」 駆除というよりは虐待なのだが、先輩が楽しそうにしているのであえて突っ込みは入れないでおく。 「今日は金曜日なんで金にちなんでやってみようと思うんですけど…」 「金ってゴールドかい?それともお金?金属ってことでも良いのかな?」 「まあ、その辺りならなんでもいい気がしますが…」 そう言うと先輩は何か思いついたらしく、まりさを捕まえ万力で固定する。 月曜日にやったようにあにゃるを上向きにしてあるのだが、固定されているのは底部のほうだ。 「ゆぎぁぁぁ!あんよがいたいんだぜぇぇぇ!どれないんだぜぇぇぇ!!!」 少し斜め向きに固定されたまりさは必死に身をよじるが、そんな事で万力のから逃れられるはずもない。 先輩はそんな様子を見ると楽しそうに目を細める。滅多に見せない素敵な笑顔がそこにはあった。 そんな先輩に思わず見とれていると、今度は何か手に持っていた物をまりさのあにゃるに突き刺した。 「ゆぶずんっ?!あにゃるがいだいんだぜぇぇぇ!!でもすこしだけふしぎなかんじがするんだぜぇぇ!!」 気色の悪い事を叫ぶまりさのあにゃるをよく見れば、そこには少し太めのボルトがネジ部から刺さっていた。 更に先輩は何かを準備している、今度持ってきたのはガス溶接機のトーチ(火が出るやつです) いや、よく見るとこれは… 先輩は楽しそうに点火して火を調節していく。 青白く輝くその炎をあにゃるに刺し込まれたボルトの頭に当てていく。 「ゆふ~~ん!なんだかあたたかくなって………ゆぎゃぁぁぁぁ!!あついんだぜぇぇぇ!!」 熱いに決まっている、熱せられたボルトの頭は徐々に赤くなってきているのだ。 オレンジ色に輝き始めだすと、先輩はトーチを操作する。 途端に激しい火花が飛び散りだし、ボルトの頭は瞬く間に溶けていった。 「ゆんぼがごごごごべえぇぇぇぇ!!!」 今回使ったのは溶接用のトーチではなく溶断用のトーチである。 これで鉄板を切ったり、こんな風にボルトの頭を切り飛ばしたり出来るのだ。 溶けたボルトがあにゃるに溶着される、あにゃる周辺には飛び散った鉄がくっついている。 焼けたボルトはまだ熱気を帯びており、煙が立ちも上っていた。鉄と饅頭の焦げた匂いがあたりに漂う。 当のまりさは全身に汗(?)をびっしり掻き、しーしと涎と涙を撒き散らしていた。 汚らしい分泌液の四重奏に思わず先輩の顔に笑みがこぼれる。 思わず可愛いと思ってしまうその横顔。 先輩は爽やかに笑いながらこっちを向くと、君もやってみるか?と問いかけてくる。 俺はまりさを万力から外すと、両手で振動を与える。 「ぐぎぼぎがががが……ぶぶっ!ゆっふ~ん!」 こんな時にでも本能には逆らえないのか、まりさはぺにぺにを立てて発情する。 そんな様子を見ていた先輩は少し顔を赤くする、やっぱり可愛いな。 俺は先輩が持ってきたものより若干細めのボルトをぺにぺにに押し当てるとそのまま押し込んでいく。 「ゆふふ~ん!ゆんっ?!ごべがあべどぼぼぼ!」 ぺにぺにを無理やり押し戻されたからか、あにゃるを塞がれた痛みを思い出したのかは解らないが、再び騒ぎ出すまりさ。 ぺにぺに…というか今はまむまむだな、をボルトで塞がれたまりさにむけて先ほど先輩がした処置を俺も施す。 「あぢゅいぃぃ!!がぼげべべべどがぼぼぼぼぐばばばばば!!!」 汚い騒音を聞きつけたちぇんと親方も側で様子を見守る。こうしてまむ&あにゃるを塞がれた改造まりさが完成した。 親方は楽しそうに改造まりさを植木鉢にねじ込むと、それを月曜日に作った水玉まりさの隣に並べた。 親方はあれから定期的に水玉まりさにオレンジジュースをやっているらしい。 だが、加減を心得ているのか一向に傷がふさがることはない。案外親方も昔は鬼威参だったのかもしれない。 そんな親方にちぇんはただ、「わからないよぉぉぉ!!」を連呼するだけだった。 土曜日 今日は仕事はお休み、ゆ虐を楽しんでいたら一週間がもう終わりだ。 本日の予定は特になかったのだが、先日先輩と園芸の話になってしまい、今は先輩宅にお邪魔している。 割と広い家に一人暮らしをしている先輩が自慢の花壇を見せてくれた。 先輩はとても楽しそうに花々の世話をしていた。そんな様子を見ていた俺も思わず笑みがこぼれる。 俺が見ていることに気が付いた先輩は少しむっとしたような顔をした。 「…こんな僕が花を愛でているのは可笑しいのかい?…」 「そんな事はないですよ、素敵な趣味だと思いますよ」 「…あぅぅ………その……ありがとう…」 そう言うと、顔を赤くした先輩は顔をそらしてしまった。 っと、こんな状況でもゆ虐は忘れていませんよ。 今日は土曜日、土を使った…というか土を作ってもらう虐待をすること決めた。 俺は木曜日に捕らえたれいむをポリバケツごと先輩宅に持ち込んでいた。そう、コンポストにするためだ。 ポリバケツの底に土を敷き詰めれいむに張ってあったガムテープを剥がす。 木曜日にはパンパンに晴れ上がっていたれいむも昨日絶食したのが良かったのか元の体系に戻っていた。 なにやら騒ぐれいむだったがそのまま再度ポリバケツの中に入ってもらう。 先輩は台所から残飯を持ってきて中に放り込む。 「ゆぶぶ!くさいよ!ゆっくりできないぃぃぃ!!」 「ゆっくり出来なくて結構、それがお前の食料だからな」 「なにいってるのぉぉぉ!こんなものたべられるわけなでしょぉぉぉ!!ばかなの?しぬのぉぉぉ?!」 「それを食べなきゃ死ぬのはお前だ、餌はそれしかやらん、死にたくなければ食べろ!」 「ゆぎぎぎぃ……………………むーしゃ、むーしゃ、ふしあわせぇぇぇ…」 絶食が効いているのか、不満を言いながら残飯を食べるれいむ。 俺とれいむのやり取りを見て楽しそうに笑う先輩だった。 日曜日 今日は何時もより早起きしてみた、せっかくの休みだから何だか勿体無い気がしたからだ。 約束の時間までまだあるので、今日は太陽の恵みを使った虐待を行うことにする。 今日使うゆっくりは昨日の帰りに拾ってきたれいむとまりさの番だ。 本当にうんざりするくらい見かける顔だが、これからの予定が楽しみなのでゆ虐にも思わず力が入る。 取り出したるは何処にでもある虫眼鏡。これをお日様を使った虐待といえばやることは一つ… 「やべでぇぇぇ!!まりさのおぼうしにあなをあけないでぇぇぇぇぇ!!」 「ぷぷっ!おかざりのないぶざまなゆっくりがいるよ、ゆっくりできないよ!おぉあわれあわれ…」 「れいむぅぅぅ!どぼじでそんなこどいうのぉぉぉ?!…ゆわぁぁぁん!おぼうじさんがぁぁぁぁ!!」 もはやテンプレなやり取りではあるが、見てて飽きないアホな連中である。 れいむとまりさは透明ケースに別々に入れてある、その目の前で帽子を虫眼鏡で焼いているのだ。 号泣するまりさとそれをあざ笑うれいむ、お前達は番じゃなかったのかと問い詰めたくなる。 ピンポーン!「……そろそろ起きているか?……」 そんな声がドアの向こうから聞こえる。 あわてて俺は玄関に向かう、ドアを開けると何時もより御洒落をしている先輩がいた。 少し恥ずかしそうにしている先輩を見ていると、 「……似合わないと思っているんだろ?……」 「そんな事はないですよ、そういう先輩も素敵ですよ」 「…はぅ………ありがとう…」 そう言って先輩は顔を赤くする。本当に可愛いな。 そう、今日の予定は先輩と買い物に出かけるのだ。まあ、言い換えればデートになるのかも知れない。 先日園芸の話で盛り上がったのだが、その際に花を育てるのが好きなゆっくりがいる事を話と先輩は大変興味を持ったようだ。 元々一人暮らししている事もあり、寂しがりやの先輩にゆっくりゆうかの事を話したのだ。 今日は一緒にペットショップに行ってゆうかを見に行く予定だ。先輩は胴付ゆうかに大変興味を持っていた。 「……所で、その手に持っている虫眼鏡は何?」 「ああ、これですか?これはですね…」 そう言って本日のゆ虐内容を話すと、自分もやってみると答えてくれた。 先輩を家に招きいれ、ベランダに案内する。 そこには未だにまりさを罵倒するれいむと、帽子を見つめひたすら泣くまりさの姿があった。 先輩に虫眼鏡を渡すと、先輩はれいむを箱から出して太陽を背(?)に向けさせる。 そのまま虫眼鏡で光を集めると、れいむの髪を焦がし始める。 「なにするの、このくそ……ゆゆっ!なんだかあたたかくなって……あづいぃぃぃぃぃ!!!どうなっでるのぉぉ?!!」 髪を太陽光で焼かれるれいむ、その姿は現代に蘇ったカチカチ山だ。 必死に揉み上げをピコピコさせるれいむを見て、楽しそうに目を細める先輩。 俺は部屋に戻り、先輩の持っているものより少し大きめの虫眼鏡を取り出す。 そんな様子を見守る先輩。 俺は帽子を見つめるまりさを箱から出すと、まりさの目が動かないように、瞼を閉じられないように押さえつける。 「ゆっぎいぃ!なにするのぉぉ!いだいでしょぉぉぉぉ!おぼうしをなおしてよぉぉぉぉ!!」 まりさの黒目を太陽に向けると、虫眼鏡で集めた光を黒めに当てる。 「ゆぎぃぃぃぃ!!まぶじいよぉぉぉ!めがいだいぃぃぃ!!ぼうやべでぇぇぇぇ!!!」 太陽の恵みをその瞳に浴びて、まりさは大きく身をよじる。 「…君は面白いことを思いつくんだな…」 感心した様に先輩が言うと、俺の真似をしてれいむの黒目に太陽光を浴びせる。 「ゆがぁ!なにをするこのくぞ……ゆぎゃぁぁぁぁ!れいむのおべべがぁぁぁぁ!!たいようさんやべでぇぇぇ!!」 そんな事を言っても太陽が光るのを止める訳でもないのに、必死に叫ぶれいむ。 あまりの滑稽さに思わず二人で笑ってしまう。 今週は楽しい一週間だったな。 完 ちなみに親方の愛猫のちぇんはあれからすっかり大人しくなってしまった。 かつてのゲス予備軍だった面影は一切見られなくなった。 俺と先輩を見る目が怯えていた。 そんな様子を楽しそうに親方は眺めるのだった。 こんな物を書いていますが、私は事務職です。 短編的な感じで一週間ゆ虐を書いていたなら何だかおかしな方向になりました。 先輩がどんどん可愛くなっていくので、勢いでこんな流れになってしまいました。 先輩が男の娘か女の子かはご想像にお任せします。 ゆっくりもうそうしていってね!! 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興 ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5 ふたば系ゆっくりいじめ 861 ゆっくり草 ふたば系ゆっくりいじめ 863 めーリンガル ふたば系ゆっくりいじめ 869 とかいはにリフォーム ふたば系ゆっくりいじめ 876 ゆっくり草子 ふたば系ゆっくりいじめ 879 ムシゴロウ王国6 徒然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 先輩がちょっとあざとい -- 2014-02-27 20 45 22 ↓↓死ね -- 2013-12-29 10 57 46 こんなかわいい子が女の子な訳がない -- 2013-06-05 00 39 30 うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ -- 2013-04-15 19 33 07 先輩の人気が有頂天 -- 2011-09-18 03 04 33 ↓↓↓俺は先輩は最初から一人称が僕の女の子だと思ってたからその発想は無かった -- 2011-09-15 19 01 41 実はうほっ…なSSだったんだな -- 2011-01-13 22 08 03 ↓その可能性も捨て切れない…。男同士のラヴストーリーの序章なのかもしれない…! と考えたら急に気分がおげぇ -- 2011-01-04 22 43 58 最初のうちは阿部さん顔の先輩を思い浮かべていたから、頭の中が混乱しています。 -- 2010-12-13 20 46 52 月曜日、もっときつくてもよかったんじゃないかな?とほざいてみる。もっと痛みを、恐怖を絶望を 与えたほうが鬼意山っぽいと思う 工場のみんな、天性のゆ虐センスがあるな。 -- 2010-12-12 00 11 06 女の子に決まってる! いいねぇ、工場の道具を使った専門的なゆっくり虐待にきゅんきゅんした。 木屑詰め込みも面白いね。 一応消化できる物だったようだけど、これをつかって、鉛や石や廃材も消化させられないかなーw -- 2010-11-18 22 58 40 俺女なのかー -- 2010-08-04 00 22 48 おもしろかった。 -- 2010-06-14 21 27 34 女の子だな…確実に…!異論は認めない -- 2010-05-22 22 33 40 続きが気になるな(先輩的な意味で) -- 2010-05-15 11 09 08
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あるてんこの一生 メスブタの群れ 33KB ギャグ 自業自得 希少種 加工場 虐待人間 餡子ンペ09出展作品第4弾です ※駄文、稚拙な表現注意。 ※俺設定注意 ※すさまじいまでの希少種優遇あり。 ※絵本あきリスペクト箇所あり。 ※東方キャラとよく似た人物が出ますが関係はありません。 ※メス豚という言葉がゲシュタルト崩壊しています。 ある山のふもとの繁華街の近く。青々とした雑草のしげる平原にその群れはありました。 ごくごく普通の巣穴に、ゆっくりが赤、子ゆっくりあわせても30匹程のこれまたごくごく普通な規模の群れ。 ただひとうだけ他の群れとは違うことがあります。 この群れに住んでいるのはゆっくりてんこのみ。この群れはドMてんこの群れなのです。 「餡子ンペ09」あるてんこの一生 メスブタの群れ 作、長月 ゆっくりてんこ。 一部を除き、超が付くほどドMな希少種で、他のゆっくりが嫌う雑草、虐待おにいさん、加工所、れいぱーをこよなく愛すゆっくり。 あまりに他のゆっくりと違う価値観に「ゆっくりできないやつ」として群れから追放されたり、飼いゆっくりとしても「ドMすぎて気 持ち悪い」と捨てられることも多い種でもあります。 そんなてんこ達が集まって作ったコミュニティ。それがこのてんこの群れなのです。 「てんこってばめすぶたね。」 「あらてんこのおぼうしこそすてきなめすぶただわ。」 意味不明な会話をするてんこ達。しかしこれがてんこ種にとっては当たり前の会話なのです。 てんこにとって、めすぶた、とはゆっくりできるものや肯定的にとらえられるもの全てに使われるもので、極めて汎用性の高い言葉。 ドMてんこのゆ伝子レベルで組み込まれている、ゆっくりありすにとってのとかいはに当たる言葉といえます。 しかしこれはてんこの特性の一部にすぎません。 ここは群れにあるてんこの巣。この巣には胎生にんっしんっをして出産間近なてんこがいます。 今ここで群れに新たな仲間が加わろうとしているのです。 「がんばってね、てんこ。がんばってめすぶたなあかちゃんをうんでね。」 「おさもきてくれたよ。げんきなこぶたちゃんをうんでね。」 励まし続ける長てんこと父てんこ。子供が生まれそうと聞いて長てんこも来てくれました。 「ハアハア、だいじょうぶよ。このていどのしゅつさんぷれい、たえてみせるわ。」 そう答える妊婦てんこ。陣痛で痛いはずなのにやけに嬉しそうなのはきっと我が子が産まれるのが楽しみだからでしょう。そういうことにしておきなさい。 「うまれるぅううう!!!うわれるわぁああああああ!!!!」 いきみ続ける妊婦てんこ。そしてついにその時が訪れました。 すぽーん。 音をたてて妊婦てんこのまむまむから飛び出す赤てんこ。放物線を描いた後見事に着地に成功しました。 「ゆっきゅりいじめちぇっちぇね。」 「ゆっくりいじめてってね!!」 てんこ種特有のごあいさつを両親にする赤てんこ。それに両親がこたえます。 「ゆゆーん。かわいいめすぶたなこぶたちゃんだよ。」 「ほんとうにめすぶたそのものだわ。」 大喜びの両親と長てんこ。すぐさま赤てんこに駆け寄ります。ゆっくりの親愛行動であるすーりすりをするのかと思いきや。 「ゆっくりいじめられてねっ!!」 体当たりで赤てんこをふっとばす両親てんこ。赤てんこは狭い巣の中でピンボール状態で飛んでいきました。 実はこれ、虐められる楽しさを子供に伝える為の行為で、てんこ種だけに見られる誕生後の通過儀礼なのです。 「ゆゆーん。もっちょお、もっとてんきょをいじめちぇにぇえええ!!」 大喜びでもっとして欲しいとおねだりする赤てんこ。すっかりドMの波動に目覚めたようです。 「もちろんよ、おちびちゃん。あんこのずいまでいたぶってあげるからね。」 「めすぶたなおちびちゃんは、ぼろぞうきんになるまでひゃっはーしてあげるわ。」 そういって赤てんこへ体当たりの波状攻撃をかける両親てんこたち。どう見てもDVなのに全員笑顔なのはちょっと異様な光景です。 ゆっくりてんこは死ぬ寸前まで虐められたあと復活すると大きく耐久力がアップするのですが、その本能がさせるのでしょうか。 どちらにしても異常なまでのタフネスと回復力をほこるてんこだからできる行為です。 幸せそうなてんこ一家の声を聞きながらそっと立ち去る長てんこ。家族の団欒の邪魔をしてはいけないと思ったのです。 その後てんこ一家の巣穴からは家族の笑い声と衝突音がずっと絶えませんでした。 巣穴から出た長てんこは群れを巡回し始めました。長の仕事は群れの中のパトロールも入っているからです。 この群れは長老てんこ、長てんこ、幹部てんこというシステムで成り立っていて、長てんこと幹部てんこ数匹が実質的に群れを取り仕 切り、長老てんこはなにか重大な用件があるときのみ登場するようになっています。 群れのある草原と隣にある幻想町公園で思い思いにゆっくりしているてんこ達。基本的に雑草を食べることを好むてんこ達は食事はそ の辺の雑草を食べればいいので狩りをする必要がほとんどありません。一日の大半をドMプレイに費やしています。 あるものはお互いに体当たりしあったり、あるものは枝で突っつきあったり、あるものはメスブタな歌を歌ったりしています。 そんなてんこ達の写真を取ったり、あまあまをあげたりする町の人達。てんこはこの公園の名物なのです。 そんななか公園の湖に浮かぶゆっくりが一匹。水上まりさならぬ水上てんこです。 てんこのおぼうしは、まりさのものと違い浮かぶのには適していないのですが「死と隣り合わせのこのスリルがたまらない。」と一部 のてんこたちに根強い人気があります。 この水上まりさプレイ、一歩間違えば死ぬことになりますが、てんこ達はまったく気にしていません。 ドMに産まれ、ドMに生き、ドMに死ぬことこそがてんこのさだめ。 メスブタに逃走はない。退かぬ、媚びぬ、省みぬ。それがてんこのドM道。 自分達の信念の為なら死すらいとわないその姿勢は感動すら覚えます。ある意味で。 「ゆゆーん。おさ。きょうもめすぶたね。」 「あら、おばちゃん。ゆっくりいじめてってね。」 長てんこに声を掛けたこのゆっくりはおばちゃんてんこ。群れでは長老の次に高齢なてんこでおばちゃんの愛称で親しまれています。 「ふふっ、あのちょうろうにひろわれてきたおちびちゃんがこんなにりっぱなめすぶたになるなんてねぇ。」 「ゆぅ。おばちゃんたら。てんこだっていつまでもこぶたちゃんのままじゃないわ。」 長てんこは赤ゆっくりだった頃、両親をなくしています。 なんでも二匹で水上まりさプレイをしていた途中、突如現れた謎のシャチに乗ったお兄さんが「このメスブタ達をさらえとガイアが俺に囁いている」とさらっていったそうです。 おかげで姉妹もいない長てんこは一人ぼっち。幸い食料は他の大人てんこたちがくれるので飢えることはありませんでしたが寂しくてゆっくりできないことには変わりありません。 世界中の全てに放置プレイされているような孤独。幼い長てんこはいつも親子づれを見て寂しい思いをしました。 そんな長てんこを見かねて長老てんこは養子にしてくれたのです。 長てんこは思います。長老がいたから、長老が自分を放置プレイしなかったからこそ今の自分はある。 その後、長老てんこに長としての教育を施された長てんこはめきめきとリーダーとしての頭角を現し、半年前、当時長をしていていた てんこに代わり長に就任。 現在も我が子同然に育ててもらった恩を返すべく長として職務を遂行する毎日を過ごしています。 「ところでいつもこのへんであそんでるおちびちゃんたちは?きょうはいちどもみてないんだけど。」 「そういえばみないわねぇ。おさもしらないの?」 「まさかまたあそこにいったんじゃ・・・ちょっとつれもどしにいってくるわ。」 ポインと跳ねる長てんこ。行く先はてんこたちの群れがある場所から100メートルほど西にいった場所にある建物。 加工所です。 「うぎゃあああああ!!!じにだぐなぃいいいいいいいい!!!」 「だれかぁああああ!!!までぃささまをたすけるんだぜぇええええ!!!」 今日もゆっくりたちの悲痛な叫びがこだましています。ここは加工所。捕まえたゆっくりたちを処分すべく職員達がトラックから檻に入っているゆっくりを加工所のなかに運び入れている最中です。 それを羨望のまなざしで見つめる二匹の子ゆっくりたち。てんこの群れからぬけだした子てんこたちです。 「ゆゆーん。いいなあ、てんこもはいりたいわ・・・」 「でもてんこたちはいれてくれないよ・・・」 「ゆぅ・・・・」 ため息をつく子てんこ達。基本的に通常種を駆除する為にある加工所へは、希少種であるてんこは入れないのです。 ただでさえ愛護団体の抗議が激しい昨今、何もしていない希少種を殺しでもしたらそれだけで大問題。 ましてや観光スポットになりつつあるこのてんこ群れのゆっくりを駆除したらてんこファン達が暴動を起こしかねません。 「こらっ!!あなたたち!!」 その時子てんこ達の背後から大きな声がしました。おそるおそる振り返ると怒った長てんこが仁王立ち(?)していました。 「ここへきてはだめって、いつもいってるでしょ!!まったく。」 「ゆぅ・・・」 怒られてしょんぼりとする子てんこ達。 「ほらかえるわよ。ここにいたらにんげんさんたちのじゃまになるわ。」 「ゆぅ・・・でも・・・」 子てんこ達は名残惜しそうに加工所のほうをチラチラと見ています。 てんこ達にとって死ぬまで虐めてもらえるという加工所は究極のゆっくりプレイスであり理想郷。 そう簡単にあきらめきれるものではありません。 しょうがないなとため息をつく長てんこ。こうなれば最後の手段です。 「いうこときかないわるいこはめでおにいさんにさらわれちゃうわよ。」 「ゆっ!!めでおにいさん!?」 「そうよ。めすぶたでないわるいてんこはみんな、めでおにいさんにさらわれちゃうのよ。」 明らかに顔色が変わった子てんこたち。顔面蒼白でガクガクと震えています。 「そしていっしょうあまあましかたべられず、いたいいたいこともされないで、ママやパパにもあえないわ。ほらあのしげみのうしろにめでおにいさんがみているわ。わるいおちびちゃんたちをさらいにきたのよ。」 怯える子てんこ達に畳み掛けるように話し続ける長てんこ。当然しげみに愛でお兄さんなんて嘘っぱち。 愛でお兄さんを怖がるてんこ達の習性を利用した子ゆっくりの躾法です。 実際、愛でお兄さんが何も知らずにドMてんこを飼った所、ストレスで死んでしまった例はいくつもあります。 虐められず延々と愛でられ続ける生活にドMなてんこは耐えられなかったのです。 「ほーら、おにいさん。このめすぶたでないおちびちゃんたちをつれていってね。このこたちはおとなのいうことをきかないとってもわるいこたちなんだから。」 「ゆわーん。ごめんなしゃいい!!」 「てんこ、めすぶたになりますぅうう!!だからつれてかないでぇえええ!!!」 恐怖のあまりわんわんと泣き出す子てんこ達。どうやら薬が効きすぎたようです。 「おちびちゃんたちが、いいこぶたちゃんになったから、めでおにいさんはどっかいっちゃったわ。さあかえりましょう。」 「ゆぅ・・・ぐすぅ。」 子てんこ達をなだめながら帰り始める長てんこ達。 長てんこも子ゆっくりの頃、加工所へ行きたいと駄々をこねては、長老てんこに同じことを言われて育ったのです。 歴史は繰り返すものですね。 「そこのくぞてんこどもぉおおおお!!!までぃささまをたすけろぉおおおお!!!」 「おねがいじまずぅううう、てんこさまぁあああ!!でいぶをここからだしてぇえええ!!!」 「はいはい。君達はここでゆっくりしてってね。遠慮しなくていいのよ。」 「「「どぼじでそんなこというのぉおおおおお!!!」」」 野良ゆっくり達の叫びが見事なハーモニーを奏でました。 子てんこ達を無事、両親に送り届けた長てんこ。少し休憩しようと川のほとりで休んでいると 「おさ!!こんなところいたの。さがしたわ。」 「どうしたのてんこ。そんなにあわてて?」 現れたのは群れの幹部てんこでした。なぜかとても慌てています。 「たいへんなのよ。げすまりさが・・・げすまりさたちがきたの!!」 「ゆっ!?ほんとうなの、それは?」 「みんなはさきにいってるわ!!おさもゆっくりしないで、はやく!!」 「わかったわ!!あなたは貯蔵庫からアレをもってきて。」 大急ぎで現場へ向かう長てんこ。幹部てんこたちも貯蔵庫へ向かいます。 「ゆゆーん、あまあましゃんもらったよー。」 そう言いながら飛び跳ねていく赤てんこが一匹。その口には人間から貰ったキャンディーがくわえられています。 雑草の苦味、辛味を一種のSMプレイとして捉えているてんこ種にとってあまあまは価値のないものですが、他のゆっくりとの通貨替わりに使うことができるので巣に貯蔵しておくのです。 「ゆっへっへ。まつんだぜ。そこのちび。」 そこに居たのは明らかに野良らしき数匹のまりさ達でした。赤てんこの持っているキャンディーを下卑た笑いを浮かべながら物欲しそうにしています。 「おまえのようなちびがあまあまをもってるなんてもったいないのぜ。まりささまがもらってやるからありがたくおもうんだぜ。」 リーダーらしきゲスまりさが言いました。それに手下達も続きます。 「いたいめみないうちにわたすんだぜ。」 「まりさたちはさいきょーのせいえいぶたいさんなんだぜ。さからうだけむだなんだぜ。」 「・・・・・・・」 「へっへっへっ。おそろしくてこえもでないんだぜ。」 ゲスまりさは何も言わない赤てんこを怖くて何もいえないと思いました。 しかし実際は違います。 赤てんこの顔に浮かんだのはゲスまりさへの恐怖でもあまあまを取られることへの怒りでもありません。 例えるなら新しいおもちゃを買ってもらったときの子供のような期待と興奮に満ちた表情。 「ゆゆーん。げすまりしゃが・・げすまりしゃがきてくれたよぉおおおお!!!」 「ゆっ!?げすまりさ!?」 「げすまりさ!?どこどこ!?」 それまでおもいおもいにどMプレイにふけっていたてんこ達が一斉に集まり始めました。 ゲスまりさを迎撃する為かと思いきや 「きゃー!!ほんとにげすまりさだわ!!みてみてあのうすぎたないごきぶりみたいなおぼうし!!」 「どぶがわのくさったようなおめめをしているわ!!」 頬を紅潮させながら興奮気味に話すてんこ達。珍獣を見つけた女子高生のノリです。 ちなみにてんこ達に悪気は一切ありません。ただあまりに素直すぎるだけです。 「まちなさい!!そのこをいじめるのならてんこをかわりにいじめなさいっ!!」 「てんこにばかりいいかっこはさせないわ!!やるならこのてんこをいじめてね!!」 「いや、あなたたちではむりよ。ここはこのてんこにまかせてね。」 「てんこをいじめてね。でないとあんたじごくにおちるわよ!!」 「がいあがささやいてるわ!!てんこをいじめろって。」 「てんきょをいじめてくりぇりぇばあまあましゃんをあげるよ!!」 「いまてんこをいじめればこのじゅうえんだまさんをきゃっしゅばっくちゅうよ!!」 どうやらゴキブリ以下のクソ袋に虐められるという行為がドMの琴線に触れたようです。 しかしこれに怒ったのがゲスまりさ達。まあ普通は怒りますよね。 「うがぁあああああ!!!なめるんじゃなんだぜぇえええ!!!」 怒り狂い猛然とてんこ達に襲い掛かるリーダーげすまりさ。手下まりさ達もそれに続きます。 「しぬんだぜっ!!」 「んほぉおお!!もっといじめてねぇえええ!!!」 激しい連続の体当たり攻撃。しかしてんこ達には効いていません。むしろ喜んでいます。 「へっ、いまのうちにほざいてるんだぜ!!あとでないてもしらないのぜ。」 一分後 「へっへっへっ!!そろそろないて、いのちごいをするんだぜ。まあしてもゆるさないのぜ。」 三分後 「ハァハァ、やせがまんはよすんだぜ!!いまならあやまればゆるしてやるんだぜ!!」 五分後 「ぜーぜー・・・いいかげんに・・するんだぜ・・・まいったって・・・いうんだぜ・・」 「もっと、もっとてんこをいじめてねぇええ!!!」 「どぼじでそんなこというのぉおおおお!!!まいったっていっでよぉおおお!!!」 涙目になりながら体当たりを繰り返すリーダーゲスまりさ。子分達はとっくの昔にあきらめているのですが、おそらくもう引っ込みがつかなくなったのでしょう。 ずっと体当たりをし続けたので体中あざだらけ。逆にてんこはつやつやしています。 所詮、子ゆっくりからあまあまをまきあげることしかできないヘタレゲスまりさの集まり。 生まれ持ったうたれ強さに加え、毎日のドMプレイによって耐久力をアップさせているてんこ達には傷ひとつ負わせることができないのです。 そんなボロボロのまりさ達に近づく影がひとつ。ゆっくりありすです。 「ちょっとまりさ、どうなってのよ!!」 眉間にしわを寄せリーダーゲスまりさに詰め寄ります。実はこのありす、リーダーゲスまりさのつがいで、今まで遠くで見ていたので すが、なにやら様子がおかしいので見に来たのです。 「いなかもののてんこをせいさいっしてあまあまをいただくんじゃなかったの?なにやってんのよ!!」 「いやこれはその・・・・だぜ。」 しどろもどろなまりさを罵倒するありす。そしてそれを興味津々で見つめるてんこ達。 「きゃあああああ!!!れいぱーありすよ!!」 「れいぽぅありす。てんこたちをれいぽぅするするつもりね!!」 「ち、ちょっと・・・ありすはれいぱーじゃないわ。とかいはよ!!」 必死に弁解するありす。ちなみにこのありすはれいぱーではなく唯のゲスです。 ですがてんこ達は聞いてません。ゲスありすイコールれいぱーと勘違いしています。 目をキラキラ光らせながらありすへ詰め寄ります。 「うそおっしゃい!!れいぱーはみんなそういうのよ。」 「むれのみんなにはてをださないで!!れいぽぅするならてんこにしてね!!ハァハァ。」 「あなたにはおちびちゃんがいるでしょう。ここはてんこにまかせなさい。だいじょうぶ!!きっといきてかえるから・・・」 「なにひとりでかっこつけてるのよ。てんこもつれていきなさい。しぬときはいっしょだわ。」 「いまてんこをれいぷっぷすればこのじゅうえんだまさんをきゃっしゅばっくちゅうよ!!」 「きゃあああああ!!!なんなのこいつらぁあああ!!!」 ジリジリと寄ってくるてんこ達のプレッシャーに耐えられず、一目散に逃げ出すありす。 それを見て同じく逃げ出す子分のゲスまりさ達。ボロボロのリーダーゲスまりさを置いて。 「まっでぇえええ!!!おいてかないでぇええええ!!!」 「やくにたたないりーだーはそこでしぬんだぜ!!」 「いなかもののまりさとはりこんよ!!」 そう言い残し、リーダーを見捨てわき目も振らずに逃げていきます。所詮ゲス同士の繋がりなどこんなものです。 「ここね。ゲスまりさがいるのは。」 そして長てんこも到着しました。遅れて幹部てんこ達も。てんこ達に囲まれリーダーゲスまりさ涙目です。 「ごべんなさぃいいいい!!!ゆるじでぇええええ!!!」 恥も外聞もなく土下座するまりさ。さっきまでの勢いはどこへいったのやら。 「あんしんして、まりさ。いまきずのてあてをしてあげるから。」 「ゆ!?」 思わぬ長てんこの言葉にまりさはきょとんとしました。 「ふーふー・・もうおってこないのぜ・・・」 「ハァハァ・・・まったくつかえないまりさだったわ。もっととかいはなだーりんをさがさなくちゃ。」 公園から逃げてきた子分ゲスまりさ達とゲスありす。なんとか逃げ切ったと安堵しています。 しかしゲスまりさ達は知りません。自分達が逃げている先は加工所であることに。 「主任、なんか加工所の前に居た野良ゆっくり捕まえたんですけど、どうします?さっきの奴らと一緒に運び入れときましょうか。」 「ああ。そうしておいてくれ。そのほうが俺達の成績にもなるしな。」 「「「だれかたづげでぇええええええ!!!」」」 ゲスまりさ達とゲスありすの叫びが見事なハーモニーを奏でました。 一方そのころてんこ達とリーダーゲスまりさは 「ゆっへっへ。それじゃあもらっていくのぜ。」 「ええ。うちのむれのてんこたちがたくさんいじめてもらったからそのおれいよ。ゆっくりうけとってね。」 ゲスまりさの帽子のなかにはたくさんのあまあまが入っています。先程、幹部てんこたちが貯蔵庫から持ってきたものです。 長てんこは始めから群れのみんながゲスまりさにどうこうされる心配など一切していませんでした。ドMてんこ達のタフネスは尋常で はなく、ドススパークを受けても平気なほど。せいぜい髪の毛がアフロでガングロになるだけです。ましてや普通のゲスまりさでは致 命傷を与えることなど夢のまた夢。 むしろゲスまりさ達が怪我をしないか心配で長てんこたちはやってきたのです。もし、ここの群れのてんこがゲスまりさに怪我をさせ たなんて噂が流れたらもう虐めてもらえなくなってしまいます。 幸いにもゲスまりさのキズは浅く、薬草を張り、あまあまを食べさせたらすぐ元気になりました。食べきれない分はおみあげです。 「またてんこたちをいじめにきてねぇえええ!!」 てんこ達に見送られながらゲスまりさは町のほうへ姿を消しました。 「ゆっへっへ。てんこたちからあまあまをぶんどってやったのぜ!!」 ニヤリと笑うゲスまりさ。全く敵として認識されず、てんこ達の好意でもらったはずがいつのまにやら実力で強奪したことになっています。土下座したことなどきれいさっぱり忘れて。 きっとてんこ達は自分に恐れをなしたからこのあまあまで許しをこうたに違いない。平気そうな顔していたが、内心やせ我慢していた のだ。そうだ。きっとそうなのだ。このまりさ様が最強なのだ。 ポインポインと町の大通りの方へ跳ねていくまりさ。このまりさの巣は山の中にあり、帰るとしたら逆なのですが。 「ゆふふっ、じじいどもをどれいにしてあまあまをたっぷりみつがせるのぜ。」 聞くところによるとてんこ達のあまあまは人間に貢がせているということ。ならば更に強いまりさなら人間どもを奴隷にできるはず。 もうあんな役立たずで薄情な子分やありすはいらない。じじいどもを子分にまりさ様にふさわしいゆっくりプレイスを築いてやろう。 さすが餡子脳。惚れ惚れするほどのバカっぷりです。 そうこう考えてるうちに大通りにでました。歩道を何人かの人間が歩いています。 「おいそこのババア!!!」 まりさ近くに居たは日傘を持った上品なババ・・お姉さんに声をかけました。 まりさは知りませんでした。この年がいもなくフリフリを着ているお姉さんにババアと言うことがどういうことなのかを。 一瞬ピキィと顔をしたババ・・お姉さん。しかし気をとりなおしたようにニコリと笑います。 「ねえババアって誰のことかしら。この若くて少女臭でピチピチなお姉さんに教えて。」 周りの空気がどんどん冷えていきます。しかしまりさは気づきません。 「はあ?ババアはババアなんだぜ。まったくババアだからみみでもとおいのかだぜ。ババアらしくぼけてないであまあま・・・ゆ?」 お姉さんから立ち上る陽炎のようなオーラにやっとまりさも気づきました。そのオーラの正体・・・それは殺気です。 「口のききかたを知らないクソ饅頭にはお仕置きが必要なようね・・・」 そこにはもう先程までの上品な婦人は居ません。般若のような顔をした女王様が立っていました。 ここにきてやっとまりさは悟りました。自分が絶対踏んではいけないトラの尾を踏んでしまったことに。 彼女の名前は八雲 紫。某スキマ妖怪と同じ名前ですが関係ありません。ここは幻想郷ではなく幻想町です。 株式会社ボーダー商事の女社長にして、この幻想町を表と裏で支配する女帝的存在で希代のドSクイーン。 彼女にババアと言って地獄を見なかった者は存在しません。 「ユカァ!!!」 「ゆべしッ!!!」 いきなり日傘で殴られ吹っ飛ぶまりさ。なおも紫社長の攻撃は続きます。 「ユカユカユカユカユカユカユカユカユカユカァ!!!」 「ゆげ・・・やめ・・・・ゆが・・・・・・」 華麗な空中コンボ。まりさにこれ以上ない痛みを与えつつ死なないような日傘のラッシュ。ドSクイーンだからこそできる芸当です。 この通称「ユカユカラッシュ」は全てのドMお兄さんを満足させる程度の能力を持っていると言われています。 もっともまりさはドMでないので死ぬほど痛いだけですが。 「ユカユカユカユカユカ、ユカァーリン(少女臭)よ!!キラッ!!」 コンボ終了でババァーんとジョジョ立ちする紫社長。まるでどこかのマンガの第5部キャラのようです。 なぜかそのあとキラッのポーズまでしています。もっと自分の年を考えるべきなのですが。 「・・・ずーりずり・・ゆ・・ゆっくりしないでにげるよ・・・・。」 紫社長がジョジョ立ちしている間に、ボロボロの体で尺取虫のように逃げようとするまりさでしたが 「ねぎぃ!!!!」 すぐに気づかれ、あにゃるに傘の先端をねじこまれました。 「なに勘違いしているのかしら。まだ私のお仕置きフェイズは終了してないわ。」 ずっとゆかりんのターン状態。もうこうなると止まりません。 「ふふっ。饅頭ごときが私に向かってババアだの、加齢臭だの、靴下が臭いだの、30にもなってフリフリ着るとかwwwだのよくも まあ言ってくれたわね。その代償高くつくわよ。」 後半はいっていないような気もしますが。 「だれが・・・だれがだづげで・・・」 「安心しなさい。殺しはしないわ。ただ少し無知無学なあなたに世間の常識ってものを教えてあげるだけよ。この紫お・ね・い・さ・ん、がね。」 「ゆべぇええええ!!!まりさのあんこさんかぎまわざないでぇえええ!!!」 傘をまりさのあにゃるに突き立てたまま、まりさを持ち帰る紫社長。 当然まりさの餡子は傘の先端でかき回されます。激痛のあまり悲鳴を上げ続けていますが紫社長は全くお構いなしです。 通行人もまったく気にしていません。ボーダー商事の奇行にいちいち驚いていたら幻想町では生きていけないのです。 ゲスまりさはこの後どうなってしまうのでしょうか。まあどうでもいいことですが。 そんなある日、群れの隣にある公園を散歩していた長てんこは一人のお兄さんに出会います。 モヒカン頭。裸革ジャン。無駄にヒャッハーと叫ぶそのさまは正に虐待お兄さん。 ズキゥウウウウウウウウン。 一目でてんこはそのお兄さんに恋をしてしまいました。 ゆほっ、いいお兄さん。思わずそう口にしてしまうほどです。 お兄さんもてんこが気に入ったらしく革ジャンをはだけながらこう言いました。 「ヒャハないか?」 ヒャハないか?それは虐待お兄さんがドMてんこを虐待に誘うときに使う言葉。 いじめられるのが大好きなてんこは思わずホイホイついていきます。 連れてこられた場所は公衆便所の男子トイレ。ここなら誰にも見られずにすみ邪魔も入りません。 「ヒャッハー!!!いいのかいッ?ホイホイついてきて。俺はノンケだって構わず虐待するようなやつなんだぜ。」 「こんなことはじめてだけど・・いいの。てんこ、おにいさんみたいなひとすきだから。」 「ウヒャッハー!!!うれしいこと言ってくれるじゃないのッ。それじゃあとことん喜ばせてやるからな。」 「お兄さん・・・」 「ヒャッハー!!てんこは虐待だッ!!!」 言葉どおりお兄さんは凄いテクニシャンでした。てんこは全身に与えられる激痛に身を震わせてもだえています。 この日以来長てんことお兄さんは良く会うようになりました。 そんなある日のこと、群れにある異変がおきました。 長てんこが自分の巣から出てこないのです。当然心配する群れのゆっくり達。 「おさ!!おねがいだからでてきてね。みんなしんぱいしてるわよ。」 「ゆっくりしないででてきてね。」 巣の前で長に出てくるよう呼びかけ続ける群れのてんこ達。しかし長てんこは一向に出てこようとしません。 中に入ろうにも枝や石を敷き詰めたバリケードがはってあって中に入れなくなっています。 「しょうがないわ!!ばりけーどさんをこわすわよ!!」 巣のバリケードにむかって体当たりし始めるてんこ達。数回体当たりするとバリケードが壊れ中に入れる程度の隙間ができました。 「おさ、だいじょうぶ・・・・ゆっ!?」 隙間から入る群れのてんこ達でしたが・・・・ 「どおしておさがにんしんっしてるのぉおおおお!!!」 そこにいたのは不自然にお腹の膨れた長てんこ。どうみても胎生にんっしんっしています。 「おさ、だれにすっきりーされたの!?」 「わかった、このまえきたれいぽぅありすね。なんてうらやましい・・・じゃなくてけしからんのかしら。」 「てんこがいってとっちめてくるわ!!そしててんこもれいぷっぷされてくる!!ハァハァ。」 「ちがう。ちがうのよ。わたしがにんっしんっしたのは・・・」 「ヒャッハー、話はすべて聞かせてもらった!!そこから先は俺が話そうッ。」 「ゆ!?おにいさん・・・」 長てんこは驚きました。そこにいたのはあのモヒカンお兄さんだったのです。 「ヒャッハー、それは俺の子なんだッ。そうだろ、てんこ。」 「・・・・・・・・」 「済まない、てんこ。俺が昨夜ムラムラして、下半身のオンバシラから出るケフィアをかけたばっかりに・・・まさかこんなことにな るとは思わなかったんだ・・・」 そうお兄さんとてんこは昨日の夜も会っていたのです。今日は仕事が休みなので昼間から来て今回の騒ぎにあったのです。まあ確かに 人間と不思議饅頭との間に子供ができるなんて普通思いもしませんが。 「・・・・・・・・」 「責任は取るつもりだ。たのむてんこ、俺と一緒になってくれ!!」 「だめよ、おにいさん・・・」 「ヒャハッ!?」 それまで黙っていたてんこが口にした拒絶の言葉にとまどうお兄さん。 「てんこはこのむれのおさなのよ・・・むれのみんなをおいてじぶんだけゆっくりはできないわ・・・」 「そ・・・そんな・・・」 ガクンと肩を落とすお兄さん。落胆のあまり、自慢のモヒカンもひしゃげ、真ん中わけのようになっています。 「どうしたらいいのかしら・・・」 「ゆう・・・」 困り果てる群れのてんこ達。ゆっくりと人間の子供はどちらも愛し合っていなければできない奇跡のはず。 愛し合う二人が引き裂かれることはゆっくりできないことです。 でも群れを大切に思う長てんこをむげにはできない。まさに板ばさみです。 「二人とも、ちょっとまってね!!」 その時群れの後方から大きな声がしました。 「ゆぅ、ちょっとみんなそこをどいてね。」 「ゆっ!!ちょうろう!!」 そこにいたのは長老てんこでした。慌てて道を開けるてんこ達。 もう10年以上生きているので、ゆっくりとしてはかなりの高齢ですが、体中のいたる所に傷痕、右ほほには銃創まであり、まるで死 線を何度も潜り抜けた歴戦の軍人のような顔つきです。 ゆっくりあっきゅんの群れに単身殴りこみをかけ3日3晩虐められたり 虐待お兄さんと100人組み手を行い、1週間ぶっとおしで虐待されたり ヤクザに虐められる為に事務所でおうち宣言して拳銃で撃たれたこともあるという、数々の武勇伝をもつ長老てんこ。 長てんこの育ての親でもあり、この群れの創始者でもあります。 「長・・・あなたは間違っているわ。そんな方法じゃ誰もゆっくりできないわ。」 「ちょうろう・・・てんこだっておにいさんとわかれるのはつらいわ・・・でもてんこにはできないわ。むれのみんなをほうちぷれいしてじぶんだけゆっくりしようなんて。」 放置プレイ、それはてんこ達にとって愛でお兄さんと同じくゆっくりできない言葉。 「そうね。確かにそれはゆっくりできないことだわ。でもあなたはもっと大切なものを放置プレイしようとしているのよ。」 「ゆ!?たいせつなもの?」 「それは貴方の・・・メスブタとしてのゆっくりよ。」 「メスブタとしての・・・ゆっくり・・・」 「貴方は今までのゆん生をすべて長の勉強とお仕事ですごしてきたわ。だからメスブタとしてのゆっくりを知らない。これは長老の責任でもあるわ。群れの長としてのゆっくり、それが貴方にとってゆっくりだとずっと信じてきた・・・」 遠くを見るような目をする長老てんこ。昔を思い出しているのでしょうか。 「でも今日お兄さんを見る貴方の目を見てそれが間違いだと気づいたわ。あなたはメスブタよ。どうしようもなく。ご主人様のお仕置きを物欲しそうに待つ卑しい卑しいメスブタなのよ。」 そう言うとスゥっと長老てんこは大きく息を吸いました。 「てんこ、お兄さんの所へ行きなさい。飛べないブタは只のブタなように、ご主人様のいないメスブタも只のブタなのよ。」 「でも・・・てんこはまだ・・・おんがえししてない・・・」 搾り出すように言う長てんこ。その顔は涙でグシャグシャです。 「バカ・・・親にとって一番の恩返しは貴方がゆっくりすることよ。」 ニッコリと笑う長老てんこ。その頬にも涙がつたっています。 「ありがとう、長老。ここから先は俺の仕事だ。」 いつの間にやらお兄さんがすぐ後に立っていました。モヒカンも雄雄しく復活しています。 「俺だけのメス豚になってくれ。てんこ。絶対におまえをヒャッハーしてみせる。」 静かに、だけどはっきり力強くプロポーズするお兄さん。 「はい・・・ごしゅじんさま・・・」 その熱い思いに長てんこもまた答えます。 「めすぶたよぉおおお!!!おさもちょうろうもさいこーにめすぶただわぁあああ!!」 「おにいさんもすてき!!さいこーにいかした、ぶたやろうだわ!!」 「おしゃがいにゃくにゃるなんてさびしいよ!!でもおしゃがめしゅぶたになるためにがまんするよ!!」 大興奮の群れてんこ達。みな感動のあまり泣いています。 「ヒャッハー!!おまえらだってメスブタだぜ!!!おまえらみんなメスブタだ!!ここはメスブタの群れだ!!」 「さあ、みんなであのおうたをうたうわよ。めすぶたなおさのために!!」 「ヒャッハーあの歌だな!!俺も歌うぜ!!」 おばちゃんてんこが音頭を取ります。てんこにとって歌とはひとつしかありません。 「なにをされていいわ。きもちがいいならー。」 長老てんこの歌声が 「かんじるいたみ、すべーてあまくはげしくー。」 おばちゃんてんこ達の歌声が 「きょうかいしにゃい。」 子てんこ達の歌声が 「反省もしない。ヒャハッ」 お兄さんの歌声が 「ようしゃない。おしおーきが、いますぐほーしい。」 長てんこの歌声が 「なぶられーたかまりゆく、きらめーく、うちょうてんへー」 みんなの歌声が一体となり見事なハーモニーを奏でました。 えっ?イオ●ス?有頂天マゾヒス●ィック? 何をいってるんですか?これはてんこの群れの歌ですよ。例え似たような歌があっても偶然です。 そして一週間後。 お兄さんの家で、てんことお兄さんの待望の赤ちゃんが誕生しました。 「ゆっきゅりいじめちぇちぇっね。」 一匹はてんこそっくりの赤てんこ。そしてもう一匹は・・・ 「ゆっきゅりひゃっはーしちぇっちぇね。」 「ゆっ・・・このこ・・・」 「ヒャハッ・・・・」 「ひゃっはーはひゃっはーだよ。ゆっきゅりひゃっはーしちぇっちぇね。ひゃは。」 あとから産まれた赤ゆっくりにてんこもお兄さんも目を丸くしました。 顔こそ普通のゆっくりですが髪の毛がお兄さんと同じモヒカンになっています。 ヒャッハーと無駄に吠えたりする所もお兄さんそっくり。 どうやらてんこのゆ伝子とお兄さんの遺伝子が混ざってこのようなゆっくりが産まれたようです。 自分のことをひゃっはーだと名乗ったのでゆっくりひゃっはーと名付けました。 「ひやっはー!!すぃーでばくそうだぁああ!!」 お兄さんに買ってもらったすぃーに乗ってご機嫌なひゃっはー。家の芝生をを爆走中です。。 ちなみにすぃーはお兄さんの手でハーレー型にカスタマイズされていて。 2匹が産まれてもう1ヶ月がすぎました。最初は慣れない飼いゆっくり生活にとまどった所もあるてんこでしたがいまではすっかり慣 れてお兄さんの家族との仲も良好です。 「ひやっはー!!おねいちゃんをぎゃくたいだぁああ!!」 「ハァハァ。もっとやってね。もっとすぴーどをあげてね。」 すぃーには姉てんこが糸で括り付けられおり、とても楽しそうに引きずられています。 仲睦まじい兄弟の光景です。いつまでも見ていたいものですが 「虐男、そろそろ出ないと会社に遅刻するわよ。」 現実に引き戻す母の声。今日は日曜ではなく平日なのです。 「こんなに可愛いてんこをてごめにするとはお前も隅に置けないなぁ。」 「お兄ちゃんのエッチー。」 ニヤニヤと笑いながら冷やかす父と妹の虐子。これで冷やかされるのは何度目でしょうか。 ちなみに家族全員お兄さんと同じモヒカンです。 「ヒャハッ。やめてくれよ父さんたち・・・」 「はっはっはっ。照れることはないぞ。父さんも昔はよく野生のきめぇまるをれいぷっぷしたものだ。おかげでついたあだ名が幻想町 のれいぱーありすだ。男はそれぐらいしなくちゃな。」 やたら誇らしげに話すお父さん。どう考えても威張ることではないのですが。 「もう父さんたら・・・会社にいくよ。」 照れくさくなってその場から退散するお兄さん。それをてんこが見送ります。 「おにいさん、ゆっくりいってらっしゃい。」 「ああ。いってきます。」 愛車のハーレーにまたがるお兄さん。てんこの見送りを背に会社にゴーです。 「ヒャッハー!!ハーレーで通勤だー!!!」 違法改造ハーレーで爆音をとどろかせながら会社に向かうお兄さん。ちなみにモヒカンが崩れないようノーヘルです。 どうみても道路交通法違反ですが関係ありません。ここ幻想町では常識や法律にとらわれてはいけないのです。 そう緑の腋巫女も言ってました。 「ヒャッハー!!到着だー!!!」 制限速度を100キロ程オーバーして5分ほどハーレーを走らせているとお兄さんの勤め先ボーダー商事に着きました。 モヒカンなのにサラリーマンなの?と思う人も多いかと思いますがボーダー商事は服装、髪型は完全に自由。 モヒカンだろうが罪と書かれた覆面をつけて仕事しようがフリーダム。副社長がクールビズと称して全裸で社内を歩き回っても誰も文 句を言いません。社の外にでても、ああ、またボーダー商事かと思われるだけです。 そもそも紫社長自身がいい年して少女趣味なフリフリのドレスを着て出社しているので文句を言える立場ではありません。 「ぶひぃー・・・」 「ヒャハ?ゴミ捨て場のほうから何か聞こえたような・・・気のせいか?」 何かゴミ捨て場から声がしたような気がしたのですが・・・ 「まあいいか。ヒャッハー、今日もお仕事だー!!!」 雄たけびをあげて気合をいれるお兄さん。今日も元気にお仕事です。 一方そのころゴミ捨て場では・・・ 「ぶひぃー・・・まりさはぶたです・・・いやしい、いやしいめすぶたです・・・」 其れはゴミ袋のなかでつぶやき続けます。まるで壊れたラジオのように。 「ぶひぃー・・・まりさはぶたです・・・ゆかりさまのめすぶたです・・・ゆかりさまはババァなどではありません・・・えいえんの じゅうななさいです・・・ゆかりさまは、かれいしゅうなどではありません・・・しょうじょしゅうです・・・あしもなっとうくさく などありません・・・じゃすみんのかおりです・・・ぶひぃー・・まりさはぶたです・・・いやしい、いやしいめすぶたです・・・」 この数ヶ月間、紫社長に教育と称してありとあらゆる苦痛を与えられた其れはもう完全に自我を失っていました。 焦点のあわない目をした其れは、いつまでもいつまでもそうつぶやき続けていました。 あとがき いつもご愛読ありがとうございます。長月です。 今回はてんこを主人公にした愛で系ギャグにしてみたのですがいかがだったでしょうか?コメントでご意見、ご感想いただければ幸いです。 追伸 絵本あき様ごめんなさい。 挿絵 by嘆きあき 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 176 ゆっくりちるのの生態(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 185 選ばれしゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 196 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 ふたば系ゆっくりいじめ 208 ゆっくり見ていってね ふたば系ゆっくりいじめ 218 またにてゐ う詐欺師てゐの日々 ふたば系ゆっくりいじめ 227 VS最強のゆっくり 史上最低の戦い ふたば系ゆっくりいじめ 247 夢と現実のはざまで ふたば系ゆっくりいじめ 264 あるまりさの一生 ふたば系ゆっくりいじめ 298 ゆっくりを拾ってきた ふたば系ゆっくりいじめ 336 ゆっくり Change the World(出題編) ふたば系ゆっくりいじめ 357 ゆっくり Change the World(出題編2) ふたば系ゆっくりいじめ 391 ゆっくり Change the World(解答編) ふたば系ゆっくりいじめ 400 あるゆっくりできない2匹の一生 ふたば系ゆっくりいじめ 441 てんこがゆっくりするSSさん ふたば系ゆっくりいじめ 457 あるドスまりさの一生 とてもゆっくりした群れ ふたば系ゆっくりいじめ 476 ゆっくりを愛でてみた ふたば系ゆっくりいじめ 511 れいむと幸せを呼ぶ金バッジ ふたば系ゆっくりいじめ 528 としあき博士のれいぱーありす矯正計画 長月の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る も、もしかしてく●み●テク(^ω^#)ひえっピチューン -- 2018-01-08 18 40 43 鉄砲をゼロ距離発射でやればいいのに -- 2016-09-03 02 20 38 事務所でおうち宣言wwwwwていうかどうやって入ったwwwww -- 2016-02-20 22 24 09 ヒャハないかww -- 2015-08-20 12 55 12 ある意味最強のゆっくり -- 2015-07-05 10 28 46 てんこちゃんは俺がいじめてやるww(放置プレイで) -- 2014-05-21 21 59 31 人類にははやすぎる -- 2014-03-27 23 29 07 すげぇ胴付きてんこ飼いたいww -- 2013-09-21 23 53 49 ゆwwwかwwwりwww -- 2013-09-21 23 51 59 イオシスwww -- 2013-03-22 20 58 22 長老の武勇伝が普通にすげえwwww -- 2013-01-31 17 31 33 ふむ・・・おもしろい・・・とか半笑いで読み続けてたけど虐男の妹もモヒカンでクッソ吹いたwww -- 2012-12-24 23 16 52 カwwオwwwスww -- 2012-11-19 19 32 15 すげー笑ったwww下手すると非ゆっくり症すら最高の死に方とかいいだしそうだよというかドススパークすらその程度ですむのかよwwwもはや人間より丈夫だよ 因みにおれの性癖はドSでM何だがね -- 2012-08-06 03 27 00 この町にはドSとドMしかいないのかよwww -- 2012-07-20 00 45 20 寝る前にとんでもない良作を読んでお茶吹いたwwww どうしてくれるwwwwww -- 2011-10-12 01 34 23 虐待で死んでも本望ってwてんこ最強すぎるw こいつ!!死の恐怖がないのか!? -- 2011-08-27 21 28 45 おもしれぇwww最高に吹いたぜw モヒカン兄さんも責任取るとか男気有って好きだww -- 2010-10-21 09 19 59 楽しかった てんここそ最強のゆっくりだ -- 2010-09-10 16 05 44 面白かったよ!!てんこはブロント語も良し、かまってちゃんも良し、ドMも良し!! でも挿絵のてんこはキモイ。でも…好き。 -- 2010-07-31 00 21 49
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279 :名無しさん@そうだ選挙にいこう :2007/06/17(日) 21 03 26 ○○○○○@lopox.com いま、おれ実験やってんだ。夏の自由研究。出会い系とかチェンメに登録しまくって 1日でどれだけメールが届くか。これ見てる人は勝手におれのこのメールを 業者とかメルマ関係に登録してくれ。お願い。結果はブログに書こうと思ってる。 2ちゃんねる上に書き込まれた被害生徒を装ったスパムメール募集 (学園都市駅構内) プロフィール 出身中学は不明であるが、住所は学園都市を最寄とした付近、神戸市西区または垂水区であると思われる。 また兄がいたことも明らかになっている。 中学時代の部活動については不明だが、サッカー部ではなかったことは明らかである。 滝川高校入学後の所属はⅠ進系である以外わかっていない。 少年Eであるとわかる最初の出来事は、フットサルサークル結成についてである。 フットサルサークル「FC瀧川VECTORS」は1年次の冬に少年Yらが中心となって結成されているが、少年Eは結成直後あたりの高校2年春ごろに加わっている。 高校2年次には、Ⅰ進文系で少年Iらと同じ2年4組に所属していたと思われる(3年次も同クラス)。 通学路が同じであった被害生徒、少年Yとは毎日のように帰り道を共に過ごしていたと思われる。 「FC瀧川VECTORS」携帯ホームページのプロフには、少年Eについて以下のような記載がなされている。 麒麟 第一印象は、『えッ、麒麟』 その長い首から出るスーパーヘッドはピカイチ 同ホームページの「VECTORS語」(辞書型紹介文)には、「【スカロト(すかとろ)】Eちゃんの趣味」と記されているほか、カラオケの持ち歌として「粉雪」と「POP STAR」が挙げられている。 また、2006年9月ごろに開設されたバレーボール部である少年Kと少年Trの携帯ホームページに、少年Trに対して総計40レスにのぼるBBS上でのやりとりをしていることから、運動部の生徒たちとも比較的良好な関係であったと思われる。 少年Yがこのホームページを見つけ、書込みするのが約2ヵ月後の11月であることから、少年Yよりも親しい関係のようにみえる。 このときの少年Eの書込みは、携帯ホームページであったにもかかわらず全てパソコン(IP:関西マルチメディアサービス)からの書込みであったことから、携帯よりもPCを通常使用していたことがわかる。 いじめへの関与 少年Eが関与したいじめ行為で明らかになっているのは、2年秋に起こった「紙粘土」による嫌がらせが初出である。 この事件は、被害生徒の机の上やかばんの中に紙粘土を置く行為を繰り返すという嫌がらせであり、後の学校の記者会見でこのいじめに少年Eも加わっていたことが明らかにされている。 またこの時期には、うそをついたら一万円払うという「ゲーム」の発端となる、被害生徒の「自慢話」が嘘だとばれる出来事(被害生徒の発した「中学時代に中学で一番かわいい女子と付き合っていた」という冗談がホームページに掲載され、後日その女子と合わされ直接謝罪したという出来事)が起こるが、ゲームに参加した少年Eがこの出来事の一部始終にも関わっていたと思われる。 12月ごろからは、「罰ゲーム」と称して、かばんを持たせる、一人でパンを買いに行かせるなどの「使い走り」などをさせている。週に3、4回の頻度で学校近くのお好み焼き店に買いに行かせ代金を払わないなどの「たかり」行為が見られるが、被害生徒と同クラスで同じフットサルサークルであった少年Eがこのようないじめに関与していることは疑いの余地がない。 こうした中でも、12月24日にはフットサルサークル仲間と被害生徒も含めてカラオケに行く、12月27日には少年Yの紹介でこれも被害生徒を交え女子高生とフットサルの練習見学+カラオケコンパに参加していた。 なおこのときのコンパで、少年Eと女子の一人をくっつけようと、他のメンバー、女子が共同して二人きりになるようにセッティングした形跡が見られるが、その後の進捗は明らかになっていない。 2007年1月7日にも社会人サークルとの練習試合にも参加しており、「うそ一万円」ゲームなどのいじめを行いながらもフットサル活動は続けていたようである。 高校3年の4月ごろにいじめが激化し、被害生徒を中傷する目的で「○○の部屋」が作られる。少年Hの携帯動画の中に、教室内で被害生徒が服を脱ぎ悪質な要求に答える画像が押収されたが、この時に少年Eがどのような役回りを果たしたのかは明らかになっていない。 ただし同クラスであったことから、その場にいたことは確実といえる。そのほか、被害生徒の弁当を机の上にドカドカと中身を出してばら撒くといういじめについても、同様である。 一方、時期は明らかではないが、少年Eはこの頃から次第に被害生徒と距離を置きだしている。 恐喝メールで少年Eが金を要求したかについては、後の学校調査によると少年Hを介して「要求したことがあった」とみられる。 しかし、少なくとも生徒の自殺直前には金を要求するメールのリストには入っていなかったと思われる。 恐喝メールの金銭要求者リストに入らなかった理由については不明だが、少年H自身の判断で少年Eをリストから外す事は考えにくいため、少年E自らリストから外すよう依頼したものと思われる。 このことが後に少年Eと少年Y、Bとの逮捕・立件を分けたものといえる。 自殺後の状況 7月3日に被害生徒が自殺した後の少年Eについてわかっていることは、7月5日の告別式の出棺時に棺を担いだこと、7月中旬に学校調査に応じたこと、夏休み中に警察から事情聴取を受けたことである。 少年Hが送った「警察に嘘をついてもばれない。甘っちょろいもんや。」というメールの送信先に少年Eが含まれていたかは不明である。 9月17日に少年Hが恐喝未遂で逮捕されると、滝川高校は二度目の学校調査を行った。 その際に少年Eは、少年Yと同様に少年Hの送った恐喝メールに自分の名前も入れるように頼んだこと、紙粘土によるいじめなどについても認めたと思われる。 9月18日~20日の二度目の学校調査により、少年Eは別室で事情聴取を受け続け、9月21日の学校調査を報告しいじめをはじめて認めた会見以降、少年Eは学校には登校せず学校側の処分結果を自宅謹慎で待っていたようである。 しかし9月25日に少年Y、少年Bが恐喝未遂で逮捕され、翌26日の処分を決めるはずの職員会議では「時期尚早」との意見が多数を占め決定を見送られた。 その後も自宅謹慎を続けており、その間に少年Iの逮捕、逮捕された少年らの少年審判が行われている。 少年Eの処分が決定したのは、12月6日の職員会議であった。逮捕されなかった少年Eは自主退学を勧められそれに応じたという。 その後の少年Eの状況は定かでない。