約 545,774 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/693.html
一般道とロードローラー 3KB ・駄文注意 ・本作にはストーリー性がありません ・今回も小ネタの領域を脱しません ・ぱぴぷぺぽー! 一般道とロードローラー ペッパーあき 極彩色の、蠢く一般道。 なんということはない、道路一面に大量のゆっくりが敷き詰められているだけだ。 どうしてこんな事になっているのか? 理由は話せば長くなるが ゆっくりを加工所へ運搬中のトラックが横転してゆっくりが逃げ出したのだ。 集団になって、一心不乱に同じ方向へと移動していくゆっくり。 少しは分散すれば良いものを、 「おさないでね!!」 「どいてね!!」 「おうどんたべたい!!」 などと文句を言い合いながら、押し合い圧し合い道路上を進んでいく。 因みに、ゆっくり達が今進んでいる方向は、来た方向と真逆だ。 勿論この様な事態に、人間が動かない筈もなく。 事故現場に緊急出動したのは ロードローラーだッ! 以下本編 鉄の悪魔が重厚な音と共に、ゆっくり達の背後に迫り寄って来る。 危機に気づいた最後尾のゆっくり達が、先行のゆっくり達を急かすが 最早それは手遅れだった。 集団の中でも最も遅かったぱちゅりーの髪が、 ローラーの下敷きになる。 「むぎゅぅ!!むぎゃぁぁぁぁ!!!はなじべぇぇえ!!!!」 ブチブチッ!という小気味のいい音と共に、根元から柔い饅頭皮が剥がれ クリームを撒き散らしながら転がっていく、1秒後にはペシャンコになった。 「おあぢゅでぃぃぃぃぃぃぃい!!!!」 「ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 「どぼじでごんなごどずるのぉぉぉぉぉお!!??」 「まりさはにげるのぜ!!おまえがおとりになるんだぜぇえ!!」 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉぉぉお!!??」 「あたらなければどうということはない!」 「ぞのひどのぶかはいちばんしぼうりつがだがいでじょぉぉぉお!!??」 その断末魔を皮切りに、次々とゆっくり達が圧倒的な暴力に組み敷かれていった。 仲間に突き飛ばされて転んでしまったれいむは、 あんよからじわじわとひき潰された。 「ゆばぁぁぁぁああ!!!やべぢぇぇぇぇぇエン”ッ!!!」 あんよの方の餡子が、一気に頭頂部へと押し寄せ、盛大に爆ぜた。 大混雑の中で自慢のおぼうしが外れてしまったまりさは、 命の危険も省みずにローラーへと突っ込んでいった。 「まぢざのおぼうしぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃゆでふ!!」 生き残っても待っていたのは迫害の先にある死だ ここで死んで正解だったのかもしれない。 進行を阻まれ、俊足を活かしきれなかったちぇんは、 尻尾を巻き込まれ、平らになっていった。 「わがらにゃあぁぁぁあ!??はなじでびゅべっ!!!」 まるでアメコミ、相違点は生死だけだ。 ありすは・・・・・・・・・発情していた。 「「「「んほおおおおおおおおお!!!!ありずのあいをうげどt(ブチッ) あ”あ”あ”あ”でぃずのどがいばなぺにべゅぶぇふ!!!!」」」」」」 愛、おぼえていますか? 中には珍しい(というか馬鹿な)行動をとる個体もいたが 「はやくおかーさんのおくちのなかにはいってね!!!」 「「「ゆきゅりー!」」」 れいむたんの中・・・すごくあったかいナリィ・・・ 「ぷくーっ!!これでおちびちゃんたちはあんぜぐゆべぁ!!!!」 言うまでもなく、道路のシミとなっていた。 約三十分程にも及んだ悲鳴のオーケストラは、機会の整備費と加工所の軽微な損失。 そして、道路に大量のシミを残して閉幕した。 これはひどい あれですね、全作通じて殆ど悲鳴ばかりですね。 過去作 ふたば系ゆっくりいじめ 300 顔面胡椒 ふたば系ゆっくりいじめ 302 壊れてしまったドスまりさの話 ふたば系ゆっくりいじめ 308 ユックリンの笛吹き トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 一般道を道路に沿って逃げるって流石に無理あるな。 奴等だって路地裏に逃げるなり、店に隠れるなりするだろ。 高速道路ならまだリアリティーがあった。 アイディアは面白いのに現実的ではないな。想像力足りないな、この作者は。 -- 2018-01-31 23 42 37 DIO「クズなゆっくり共!!殺してやるぞ!!俺のロードローラーの下敷きに慣れ!!」 ブロリー「流石DIO、誉めてやりたいところだ!!」 -- 2014-11-17 18 45 29 DIO様がゆっくり無双してらっしゃる -- 2013-06-14 21 10 11 ロードローラーどうやって持ってきた?汗 ぷちぷち潰すのは楽しいけどさ -- 2013-01-17 14 34 47 案の定感想フォーム内にDIO様が現れてらっしゃる -- 2012-09-26 01 03 56 結構スカッとした、いいお話ですね、ありがとうございました! -- 2012-07-15 16 31 13 ろーどろーらーでっ♪ -- 2012-06-26 10 52 46 ロードローラー出勤まで 5 4 3 2 1 0 グチャッ -- 2012-04-14 00 22 58 wwwww -- 2012-03-23 19 44 46 馬鹿www -- 2012-01-05 21 44 37 THE・WORLD 俺だけの時間だぜ -- 2011-11-18 23 30 20 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁぁぁ!!!! URYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!! -- 2011-11-02 23 07 54 れいむは基本どこでも馬鹿。 -- 2011-01-04 20 59 02 ああ、ゆっくりを殺したい -- 2010-11-13 15 39 33 気分はエンリコ・マクスウェル。死んだゆっくりだけがいいゆっくり。 -- 2010-08-18 15 17 35
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2722.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1304 鍵のない檻/コメントログ」 これ日常じゃなくね?w -- 2010-06-11 04 02 30 おもしろかった。 -- 2010-06-21 23 27 16 天災は人間でもどーにもならんもの。ましてや、ゆっくりじゃねぇ -- 2010-07-06 01 59 41 すごい情景が頭の中で再生できるくらいわかりやすかった -- 2010-07-25 22 09 29 すげえw -- 2010-07-31 01 58 47 ゆっくりの苦しむ描写が素晴らしいな。 -- 2010-08-01 09 38 36 >日常起こりうるゆっくりたちの悲劇 …日常?w -- 2010-09-19 16 27 53 人間や他の動物達が災害を事前に察知して避難したりしてる中 ゆっくりだけが何も知らず呑気にゆっくりプレイスに留まり続け いざ、災害が起こったらパニック起こして右往左往するばかり。 結果見事に全滅してる辺りに、ゆっくりという種の愚鈍さが見て取れるな。 自然災害に対して「ゆっくりしてね!」とかw -- 2010-12-02 23 04 24 「このSSはゆっくりの日常起こりうる悲劇を描いたものです」とはどこにも書いてないのに的外れな揚げ足とりしてる餡子脳が約2名。 余白あきさんだって非日常をえがきたいときもあるんだよ! -- 2011-01-09 18 39 03 天災には無力すぎるな -- 2011-01-16 14 06 28 火山さんゆっくりしてぇー花や草を焼かないでぇー あ、ゆっくりはどうぞ 的な考えを持っている僕 -- 2012-01-06 14 53 31 ちょっとしたことでも大惨事になりかねないゆっくりに 火山噴火というオーバーキルっぷりがたまらない -- 2012-01-26 21 07 46 動物達は逃げたから被害は無いね。 ヨカッタ ヨカッタ(´∀`) ゆっくりは死んで当然だからね。 ナイスだよ火山。 -- 2014-04-15 00 28 35 「このふんかさんはてんこがおこしたんだよ。だから、おれいにてんこをいじめてね!」 -- 2014-08-19 07 52 20 火山さんは、ゆっくりしてるね -- 2016-01-06 02 19 38 ゆっくりはただ死ぬんじゃなくてしぜんを守ってからしねよー -- 2016-04-06 14 11 04
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/678.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 312 街/コメントログ」 いい絵だ。 -- 2010-06-26 22 56 14 ま、まりさーーー!! -- 2010-07-09 12 17 36 短いけど内容はすごくいいと思うよ。糞まりさの心情がよく表されてる。 -- 2010-09-02 17 53 46 ドナルドです。 -- 2011-08-21 15 33 19 ドッナルドウワーさ♪ -- 2011-08-21 15 34 34 ランランルーってなんなんだー? -- 2011-08-21 15 35 42 らんらんるー☆ -- 2011-08-21 15 36 29 ドナルドは、うれしくなると、 -- 2011-08-21 15 37 32 つい、殺っちゃうんだ☆ -- 2011-08-21 15 38 42 みんなも、いっしょに殺ってみようよ。 -- 2011-08-21 15 40 40 逝くよ☆ -- 2011-08-21 15 41 25 ランランルー☆ -- 2011-08-21 15 41 52 ↓末期の池沼だな。もしくはシャブでも打ったかのどっちしかない -- 2011-10-02 16 29 15 なんというか同名のゲームを思い出した -- 2012-10-03 02 26 57 ↓↓ああそうだな、お前の事だろ? -- 2013-01-17 13 41 10 大体のゆっくり虐待小説は最初にゆっくりたちが読者をイラつかせるけどこれはゆっくりを虐待する人物のほうが一方的に殺戮にかかってるね -- 2013-07-29 05 58 37 面白かったです。 -- 2015-05-26 15 56 28 ゆっくりできるね -- 2015-08-02 23 11 20
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1969.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 942 続々ゆっくり研究/コメントログ」 楽しいなぁ -- 2010-06-18 02 34 01 こういう研究の経過も面白いなぁ -- 2010-11-21 21 15 07 観察系は結構好き。 投稿SSだから誤字脱字は気にしないけど、 三女ぱちゅりーと子ぱちゅりーは、叔母と姪の関係じゃない? 元次女まりさと四女れいむと五女ありすは調教が成功してきたw -- 2018-01-05 15 15 23
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1951.html
暇つぶし 2KB 虐待-いじめ 理不尽 虐待人間 眠れないので一本書いた 仕事中でもプライベートでも忙しい時は忙しいモノだが、 突然ぱったりと全ての用事が片付いて、時間が出来てしまうことがあったりする。 別にそういう日にはダラダラと過ごしてもいいのだが、 私の場合、別の方法で暇をつぶすこともある。 用意するのはガーデニング用の霧吹き。 たっぷり水を入れて、練りカラシを少々混ぜる。 それだけを持ってぶらりと近所の、木々もまばらな林にの中を訪ねるのだ。 「ゆわー。にんげんしゃんだー。」 「れいみゅはれいみゅだよ。」 「ゆっくちしちぇっちぇにぇ。」 林に入れば、木の根元やら不自然に積まれた石の下やらに、 ゆっくりのおうちを見つけるのはたやすい。 時刻は真昼間。 成体のゆっくりならば、ごはんになる草花や虫を捜して、おうちを留守にしている。 厳重に入り口を隠す木の枝をどかすと、中にいるのはせいぜい赤ゆっくりくらい。 今目の前に見える赤れいむ達も、おうちの中で留守番をしていたのだろう。 「にんげんしゃん、なにもっちぇるの?ゆっくちできりゅ?」 しゅっ! キラキラした目でこちらを見つめる5匹の赤れいむ。 その顔面に、先ほど作ったカラシスプレーを一吹きしてやった。 「ゆぴゃぁっ。」 「ゆっくちできにゃいー。」 巣穴の中、地面を周囲よりさらに掘り下げたくぼみに枯れ草を敷き詰めたふかふかのベッドの上で、 ゆっくりとすーやすーやする事が仕事の、赤れいむ達。 しゅっ! そのふかふかのベッド全体に、カラシ入りの霧を吹き付ける。 「べっどしゃん、ゆっくちしちぇー。」 「ぴりびりしゅるよぉ。ゆっくちできにゃいー。」 両親達がとってくるごはんの中でも、ふんわり柔らかいイモムシや、ほのかに甘い花びらばかりを、 思う存分食べてゆっくりすくすく成長するべき、赤れいむ達。 しゅっ! そのゆっくりしたごはん全体に、カラシ入りの霧を吹き付ける。 「ゆっくちしたいもむししゃんがー。」 「おはなしゃん、ゆっくちしちぇー。」 ろくに飛び跳ねることもできない、未成熟なあんよにカラシ入りの霧を吹き付ける。 しゅっ! 「れいみゅのしゅらりとのびたあんよしゃんがー。」 まだおうちの中以外見たことも無い、夢と希望に輝く瞳に、カラシ入りの霧を吹き付ける。 しゅっ! 「れいみゅのぱっちりしたおめめしゃんがー。」 その後もおうちの中全体に霧吹きし続ける。 「ゆ・・・ぴぇ。」 「ぴぅ・・ぴぃ・・。」 カラシの臭いが私の鼻にまで漂ってきたあたりで、このおうちでの作業は終わりだ。 さあ、次のおうちに行くか。 ・・・・・・。 今日は、15か所のおうちを見つけて、一つ残らずカラシ水まみれにしてくることができた。 たまたま最初の一か所には赤ゆっくりが居たが、別に居なくても関係ない。 ゆっくりが懸命に掘って作ったおうち、 必死にかき集めたごはん、 せっせと取り揃えてきた家具や宝物、 それらを台無しにしてやったという事が、この上無い充足感を与えてくれるのだ。 今頃、おうちに帰って来ているであろうゆっくり達の表情を想像する。 『ゆぁぁあああ!!どうぢで、どうじでぇぇえええ!?』 『おぢびぢゃぁぁああん!?ゆっぐぢぢでぇぇええ!!』 『おうぢがぁあ!!ゆっぐぢぢだごはんざんがぁぁあああ!!』 そんな泣き声が、今にもここまで聞こえてきそうだ。 それだけで私は、また明日から始まるであろう、 仕事に追われる日々ですら楽しみに思えるほど、ゆっくりできるのである。 『暇つぶし』 D.O D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る あんたもな -- 2018-08-26 20 54 19 お前らのコメが糞饅頭だなww -- 2014-08-17 00 41 14 赤ゆのセリフが棒読みすぎる -- 2011-07-27 01 49 11 想像だけじゃなく、結果を見たかったぜ…! -- 2010-11-26 21 56 46 からしスプレー噴射=ゆんやああああああああああああ ぐらいやったほうがいいと思う。 -- 2010-09-06 16 27 36 ゆっくりの分際で…すらりとのびたあんよ、だと…? -- 2010-09-05 23 41 27 赤ゆの声に元気がないな ダメージも少なすぎると思う -- 2010-08-06 23 14 29 からしスプレーにまみれたおうちで泣き喚くゆっくりの描写もみたかったー! -- 2010-08-03 21 10 45
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2693.html
しゃんはいとほーらいとその子供 25KB 虐待-普通 考証 理不尽 同族殺し 共食い ツガイ 群れ ドスまりさ 希少種 自然界 人間なし 独自設定 ぺにまむ 天然あきの自然もの初チャレンジ。人間は出ません。 ・俺設定が大いにありますので御了承下さい。 ・原作東方を知らなければ分からない点がありますのでご注意下さい。 ・相変わらず展開がおかしいです。 ・人間は出て来ません。 ・ちょっとゆっくりの域をはみ出したゆっくりが出ます。 天然あき 「しゃんはーい」 「ほーらい」 珍しいゆっくり二匹がぴょんぴょんと跳ねていく。 彼女達はゆっくりしゃんはいとゆっくりほーらい。 通常種のゆっくりありすとセットで見られる希少種の中でも上位に位置している。 他にも亜種がいるそうなのだがそれはしゃんはいとほーらい以上に希少なので割愛させてもらう。 大体ゆっくりありすと共に行動しているのが多く、このようにありす抜きで行動しているのはとても珍しい。 「ゆううぅ…」 するとしゃんはいとほーらいの行く先に呻き声を上げ、黒ずんでいく饅頭が一つとゆっくりがいた。ゆっくりありすだ。 「まだまだとかいはすっきりをするわよおおおおおおお!!!」 ……どうやられいぱーのようだ…。 本来なら会ってはならない部類のゆっくり。 しかし、 「しゃんはーい」 「ほーらい」 しゃんはいとほーらいは何でもないようにれいぱーありすに近付いて行く。 「ゆゆ!?」 れいぱーありすもそれに気付く。すると、 「とってもとかいはなおにんぎょうさんね!ありすがうまくあやつってあげるわ!!」 「しゃんはーい」 「ほらーい」 れいぱーありすはしゃんはいとほーらいを襲う事なく共に跳ねて行った。 ゆっくりありすとしゃんはいとほーらいは共生関係にあるとされている。 何故かありすと共にいるしゃんはいとほーらいは戦闘能力が高くなるという事がある。 そしてありすの命令通りに動く。 それにより、ありす単体では捕らえられない高所にある餌や、外敵に襲われても対処できるようになるのだ。 その代わり、しゃんはいとほーらいは喋れないという事でゆっくりできない奴として他のゆっくりに殺されるのをありすに防いでもらえるのだ。 ゆっくりの数は無駄に多く、下手な獣よりも遭遇の危険がある為これは大きいメリットなのだ。 こうして、ゆっくりしゃんはいとほーらいを連れたれいぱーありすが誕生したのだった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「んぼお゛お゛お゛お゛お゛ずっぎりい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」 「ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ずっぎりい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 触手のように生えたぺにぺにを数本持つありすにすっきりさせられ苦悶の表情で黒ずんでいく何匹ものゆっくり。 「やべでえ゛え゛え゛え゛え゛!!?」 それをまじまじと見せ付けられるのは本来ゆっくりの中では強者の部類に入る筈のドスまりさだ。 「ゆっふ~なかなかとかいはだったわ~」 「しゃんはーい」 「ほらーい」 ありすは一息つく。 「さすがクイーンね!とってもとかいはよ!!」 「クイーンがすっきりするのをみたらありすもとかいはなすっぎりがじだぐなっでぎだわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!んほおおおおおおおお!!!」 周りの同じれいぱーありすがありすを褒めたたえる。 そう、あの時しゃんはいとほーらいに出会ったれいぱーありすは二匹を巧みに操り、何時しかありす版のドスまりさ、クイーンありすへと成長していたのだった。 しかもサイズだけならドスまりさの二倍近い超巨大サイズだった。 「ゆっふっふっふ♪さあめいんでぃっしゅよおおおおおお!!!」 何度もすっきりしたというのにクイーンありすは興奮冷めやらず、ドスですっき りしようと巨大なぺにぺにをいきり立たせる。 ドスまりさのドススパークのようにクイーンありすには何本ものぺにぺにを生やし、触手のように操る事が出来るのだ。 その為ドスサイズでありながら通常サイズのゆっくり相手でもすっきり出来るのだ。 だが、クイーンありすは全てのゆっくりですっきり出来るようになっている。 その為ドス用の極太ぺにぺにも存在するのだ。 「やべろお゛お゛お゛お゛!!?ぐるな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 ドスまりさの悲痛な叫びも虚しく極太ぺにぺにがドスまりさのまむまむに侵入する。 「ゆぎょおおおおおおおおおおおおおおおお!!?」 一度もすっきりーを経験した事のないドスまりさは苦痛に喘ぐ。 「んほおおおおおおおおおおお!!!はつものはやっばりざいごうだわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 気持ちの悪い顔をしながらピストンするクイーンありす。 この世で上位に入るであろう醜悪な光景だ。 「とってもとかいはだわ…」 「んほおおおおおおおおお!!!」 「みてたらこうふんしてきたわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 周囲のれいぱー共も騒いでいる。 「ずっぎりずっぎりずっぎりずっぎりいいいいいいいいい!!!」 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛!!?」 ドスまりさがみるみる内に黒ずんでいく。 「ゆふぅ…なかなかにとかいはだったわ…」 ドスまりさを完全に黒い塊にした後満足げにクイーンありすは告げる。 「んほおおおおおおおおおお!!!やっぱりクイーンはせかいでいちばんとかいはだわあああああああああああああ!!!」 「「「クイーン!!!クイーン!!!クイーン!!!クイーン!!!」」」 「「「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」 クイーンのあまりのとかいはっぷりに周囲が騒ぎ出す。 「ゆっふっふ…ゆ~ふっふっふっふ!!!」 クイーンありすは高笑いする。 これが今森に住むゆっくり達にとって脅威となっているれいぱーの群れであった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「やっぱりすっきりするのはまりさがいちばんね!!」 「いえけんじゃなぱちゅりーこそとかいはなあいのすばらしさをりかいしてくれるわ!!」 「いいえ!でいぶこそとかいはなあいでじょうかしてあげるべきだわ!!!」 とかいはなあいを与えるのにどのゆっくりが一番相応しいか話すれいぱーありす達。 「ゆふふ…とってもとかいはね…」 クイーンありすは笑う。 あの時しゃんはいとほーらいに出会ってから順風満帆。薔薇色のゆん生を送っていた。 「しゃんはーい」 「ほーらい」 そんなクイーンに甘い林檎を持って来るしゃんはいとほーらい。 巨大なサイズのクイーンはそれを一口で食べてしまう。 「ゆふふ…む~しゃむ~しゃ…まあまあとかいはね…もっといいのをもってきなさい」 持って来てもらっておきながら満足しないで文句を言うクイーン。 今はすっきりしてけんじゃもーどになったありす達は更なるとかいはなあいという名のすっきりに向けてドスまりさの溜め込んでいた食糧を食べる宴を行っていた。 今回襲ったドスはどうやら食糧管理には優秀だったようで、れいぱーの群れが満足のいく食糧はたくさんあったのでれいぱーは満足のいくまで食料を食い荒らす。 「しゃんはーい」 「ほーらい」 だがそんな中でしゃんはいとほーらいは食べる時間すら与えられず食糧調達に向かわせられる。 操り手であるクイーンからすればしゃんはいとほーらいは都合のいい道具でしかないのだから当然と言えば当然だ。 道具なのだから与えられる恩恵は全て自分のものであるのはクイーンにとっては当たり前なのだ。 「ゆぶ!?」 そう思っていたクイーンにチクリと何か痛みが走る。 「ゆ?なにかしらいまのは?とかいはじゃないわ…」 突然の痛みに気分を害されたクイーンは不満げな顔をする。 それが崩壊の予兆であるとは、クイーンは知る由もなかった…。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 皆が寝静まった頃…。 「しゃんはーい…」 「ほーらい」 ゆっくりしゃんはいとほーらいがひそかにクイーンの側に回る。 「ゆぴぴ…」 クイーンは完全に寝入っており、しゃんはい達の行動に気付く様子すらない。 「しゃんはーい…」 するとしゃんはいから針のように細く鋭利な突起が出現する。 それはしゃんはいのぺにぺにであり、それをクイーンの皮に突き刺した。 「……!?」 クイーンは小さく震えて反応するがそれだけで再び寝息を立て始める。 ほーらいもしゃんはいと同じようにぺにぺにを突き刺していった…。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆわああああああああああああれいぱーだあ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 「「「んほおおおおおおおおお!!!」」」 れいぱーの群れに襲われるゆっくりの群れ。 「むっきゅうううううおしかえすのよおおおおおおお!!!」 「「「ゆおおおおおおおおおおお!!!」」」 群れのけんじゃであるぱちゅりーのもとれいぱーの群れに対抗するゆっくりの群れ。 「んほおおおおおおおおお!!!」 するとクイーンが触手から消防車のホースから水を放出するように精子カスタードを噴射する。 それは放物線を描き、ゆっくりの群れに降り懸かる。 それを浴びたゆっくりは、 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 頭から数本の茎を生やして黒ずんでいく。 「む゛ぎゅ…」 けんじゃのぱちゅりーもそれを浴びて息絶える。 「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぱちゅりーがあ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 司令塔の死亡は戦局を左右するには十二分だった。 「「「んほおおおおおおおおおお!!!」」」 「ぐるなあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 どうやらあれで勝敗は決してしまった。 「たずげでドズう゛う゛う゛う゛う゛!!?」 「ドススパークをうっでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 「ずっぎりい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」 「ゆ、ゆうう…」 大将であるドスに助けを求める群れのゆっくり達。 もはやれいぱー達を止められる余力のなくなったゆっくり達ではドススパークだけが頼りだった。 というか頼まれるまでドススパークを放とうとしない時点でここのドスはあまり優秀ではないようだ。 「ゆ、ゆうううどうずればいいのぱちゅでぃいいい!!?」 どうすればいいかわからず、今はもういないぱちゅりーに助けを求めるドス。 この時点で群れのゆっくりに勝ち目はなくなっていた。 だが異変はその直後に起きた。 「ゆぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 突如辺りを覆い尽くさんばかりの悲鳴が響き渡る。 それはドスでも群れのゆっくりでもれいぱーでもなく、クイーンありすのものだった。 「ゆっぎぎぎぎ…ぎぎゅう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」 クイーンが口から泡を吐き、白目を向いて痙攣しだす。 「しゃんはーい…」 「ほーらい…」 それをしゃんはいとほーらいは感慨深げに見つめていた。 「ひぎげ…!!?た、たずげ…とが…!!?」 クイーンはしゃんはいとほーらいに自分を助けるように命令したつもりなのだろう。 だがしゃんはいとほーらいは感慨深げにクイーンを見るだけだ。 「!!!?」 今までクイーンの命令に背いた事のないしゃんはい達が自分の命令を聞かないなんて初めてだった。 クイーンは今この激痛がしゃんはいとほーらいが原因によるものだと気付いた。 今まで散々世話して来てやったのに…!!? 都会派な自分の側にいる事を許してやっていたのに…。 クイーンの中に裏切られた怒りと恩を仇で返された怒りが沸き上がる。 実際は世話してきたのはしゃんはい達の方なのだがクイーンはそんな事気程にも思わない。 だが、いくら怒ろうとも既にクイーンは行動出来る程の余裕はなくなっていた。 「んぎぎ…ひゅげげげげ!!?」 「クイーン!!どうしたの!?そのかおはとかいはじゃないわ!!?」 前線で興奮状態となってれいぱーモードとなっているありす以外のありす達が心配げに叫ぶ。 「ゆ?なにがおきたの?」 ドスまりさもクイーンに何かあったのに気付いたようだ。 本来ならそこでチャンスと判断してドススパークかゆっくりオーラを行うべきなのだが相変わらずその選択肢は浮かばないようだ。 「ゆぎィ!!?」 クイーンが一際大きく揺れる。 そしてそれと同時に変化は起きた。 クイーンの額から角が生えてきたのだ。 「ゆ?」 「んほ?」 クイーンありすの額から生えてきた角に茫然とする周囲のれいぱー。 「ゆごぼえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 そしてクイーンの悲鳴と共に角はどんどん伸びていき、最終的に腕も生えてきた。 「ぎひ…けびぇやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 クイーンほ絶叫と共に腕の生えてきた部位からメリメリとクイーンの身体が裂けていく。 「ゆ…ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 クイーンのあまりにも惨たらしい惨状に悲鳴を上げるれいぱー。 それは興奮状態のれいぱーとそれに襲われているゆっくり以外の行動を止めてしまう程のものだった。 「ぷるぱあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 クイーンの絶叫と共にクイーンの顔が縦に裂ける。 勢いよく飛び散るカスタード。 元々ドスタイプの中でも巨大であった身体はカスタードの量も半端ではなかった。 だが重要なのはそこではなかった。 「な、なにごれえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 「………………」 重要なのは…クイーンありすから出て来た何かだった。 それは黄色い長髪に赤い大きなリボン。 両手には剣を持ち、黒い洋服にエプロンをつけた服装のクイーンありすに匹敵する胴付きゆっくりが姿を現した。 「………………」 「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 そのゆっくりのただならぬ雰囲気にしーしーを漏らすれいぱー。 「しゃんはい…」 「ほーらい…」 その巨大ゆっくりを満足げに見るしゃんはいとほーらい。 その巨大ゆっくりはまるでしゃんはいを胴付きにしたような外見である事からもわかるようにしゃんはいとほーらいの子供であるのだ。 この巨大ゆっくりは希少種の中でもしゃんはいやほーらい、いやありとあらゆる希少種の中でもトップレベルに希少な存在すら疑われている超希少種「ゆっくりごりあて」である。 両手に剣を持ち、その巨大さで熊すら倒せてしまい、ドスでは勝てないというはっきり言って「僕が考えたさいきょうのゆっくり」みたいな厨二ゆっくりである。 「…………………」 ゆっくりごりあては辺りを見回す。 「ゆ゛…ゆ゛あ゛あ゛…」 辺りにいるゆっくりが恐怖に震える。 一瞬にして狩る側と狩られる側が決定していた。 「………………」 ごりあてが剣を振り上げる。 そして勢いよく振り下ろす。 それだけでクイーンありすの周りにいたれいぱー達が跡形もなく吹き飛んだ。 叫び声を上げる暇すらなかった。 「ゆ゛、ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 その絶叫が虐殺の始まりだった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 殺されていく。 クイーンありすのもとに集ったれいぱー達がゆっくりごりあてに虐殺されていく。 『ゆ゛…ぁ…どうじべ…』 身体を引き裂かれ、ごりあての一撃に吹き飛ばされながらまだクイーンありすは死ぬ事は出来なかった。 だが何も出来ず、ただ仲間が虐殺されていく様を見ているしか出来ない。 『あり…ずの…とがい…はな…むれ…が…』 どうしてこうなったのだろう? 昨日までは順風満帆でこれ以上なくゆっくりしていた筈なのに…。 『どう…じで…』 クイーンはそうして訳がわからないまま絶望の中息絶えた。 最初から自分がこの為だけに生かされていた事さえも気付く事はなかった…。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「しゃん…はい…」 「ほ…らい…」 ごりあての行う虐殺を見ながらしゃんはいとほーらいは場違いな程穏やかだった。 安らかな笑みを浮かべて我が子の誕生を祝福する。 しゃんはいとほーらいには妊娠する機能が無いのだ。 だから子を為す際は他のゆっくり(殆どがありす種になる)が必要なのだ。 他のゆっくりの胎内を利用し、針のようなぺにぺにを使って子供を作成する。 しゃんはい達の注射は三度行われ、一度目はありすをごりあて誕生に可能なものに成長させる。 ドスまりさのドスまりさへの突然変異はドス因子等諸説があるがクイーンありすはこれが誕生要因である。 その為ドスに比べて数が少ないのだ。 一度目の注射でありすをクイーンありすにし、二度目で種を植え付ける。 クイーンありすのぺにぺにの多様化は受け手側に回らせぬようにして清潔な母体を保つ為と母体となりやすいありす種を増やす為である。 そして三度目の注射で胎内に潜んでいた種を急成長させ誕生させるのだ。 その結果生まれるのがゆっくりごりあてである。 一度目や二度目の注射は成功しても三度目が成功する個体は少ない為クイーンありすのまま一生を終えるありす種もいる。 だから、クイーンありすになったありすは死にたくないのならしゃんはい達を使い潰すか殺すべきなのだ。 その意味ではゆっくりごりあての母体となったありすはしゃんはいとほーらいを上手く利用してしまったが故にこうなったのだ。 しゃんはい達がありすに対して忠実なのも母体を損なわない為と三度の注射を終わらせるまで側にいられるようにする為であった。 そうした経緯の後に誕生したゆっくりごりあては生まれながらにしてドス以上の強固な身体を持つ為親の庇護等はいらない。 子を為し、後の世に続くものを生み出したしゃんはい達は卵を産み終えた鮭のように死んでいく。 「しゃん…は…」 「ほ…ら…」 二匹は眠るように息を引き取る。 その顔は幸福で、これ以上なくゆっくりとしたものだった…。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆ?なにこれ…」 ドスまりさは呆然と殺戮を行うゆっくりごりあてを見ていた。 次々とれいぱーありすが悲鳴を上げて吹き飛んでいく。 そこに一切の慈悲もなく容赦もない。 「……………………」 ごりあては両腕に持った剣を振り回す。 それだけで恐怖でしかなかったれいぱー達が死んでいく。 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 「おねがいじまず!!!いながものでいいがらゆるじでぐだざい!!!」 命乞いをするれいぱーが命乞う事すら阿呆らしくなるような暴力で消し飛ぶ。 「ゆわああああああ!!!かっこいいんだぜええええええええええ!!!」 そしてその光景を見ながら歓声に湧くゆっくり達。 群れのゆっくりからしたら突然現れてれいぱーを殺していくヒーローに見えたのだろう。 「ドスなんかよりもかっこいいよおおお!!!」 れいむが叫ぶ。 「ゆゆ!!?」 ドスまりさはれいむのその言葉に衝撃を受ける。 れいむの側からすれば仲間がれいぱーに襲われている間何もしなかったドスとれいぱー共を皆殺しにしているごりあてではどちらを好意的に見るか想像は簡単だ。 「ゆっくりできないドスなんていらないんだぜ!!」 「むきゅ、けんじゃなぱちゅりーはあっちのほうがゆっくりできるとおもうわ!!!」 「わかるよー!ドスはつかえないだねー!!」 周囲から次々と湧くドスへの非難。 ドスの自業自得ではあるがゆっくり達もあまりにも早い見限りである。 「どうしてそんなごといぶのおおおおおおおお!!?」 今までドスという事でチヤホヤされてきたまりさのはそれは大きなショックだった。 だがこれといって何かする訳でもなくただ泣き叫ぶだけであったが。 「ゆひいいいいいい!!?ありずはとかいはなあいをぜんせかいにひろめるすうこうなしめいがびゃ…!!?」 そうこうしている内にれいぱーの殆どが殺された。 れいぱーにすっきりさせられたゆっくりも死んでいるのが群れのゆっくりは気付きもしない。 頭の中で自分の味方と一度インプットされたのならそう思い込んでしまうのがゆっくりというものなのだ。 すると、何匹かのゆっくりごりあてに近付いていく。 「……………」 ごりあてがゆっくり達を見下ろす。 そしてそれに呼応するように、 「ゆっくりしていってね!!」 れいむはごりあてに対して満面の笑みで親愛の挨拶する。 無能なドスを見限り、群れの新たなリーダーと勝手に決められたそんなれいむに向けて、 「むんべ!!?」 剣を振り下ろして粉微塵にしたのだった…。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆ…?」 群れのゆっくり達は何が起きたわからなかった。 れいぱー共を殺したゆっくり出来るゆっくりの筈がどうしてれいむ(とその周辺のゆっくり)を殺したのかわからなかった。 「………………」 ごりあては何も言わない。 そのまま、れいむを殺した剣を横薙に振る。 「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛でいぶべ!!?」 れいむが死んだ現実をようやく理解して叫び声を上げようとしたまりさが一撃のもと殺される。 ごりあての持つ剣に比べてゆっくりは小さかった為斬られるというより潰されると表記した方が正しいだろう。 「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 ようやくごりあてが味方でもゆっくり出来るものでもない事を群れのゆっくりは理解した。 だが遅すぎた。 「むっきょお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?ぱぢぇはけんじなのびょべ!!!」 「わからないよお゛お゛お゛お゛お゛お゛あ゛ア゛ア゛!!!?」 次々と群れのゆっくりがれいぱーと同じように虐殺されていく。 「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?じにだぶない゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」 「どずう゛う゛う゛う゛う゛!!!だずげでえ゛え゛え゛え゛え゛!!?」 「ゆっぐりじでないであいづをやっづげでね!!!」 自分達で見限っておきながらドスに助けを求める群れのゆっくり達。 「ゆゆう!!わかったよ、ドスがみんなをまもるからね!!!」 ドスもドスで何のお咎めもなく群れのゆっくり達の味方をする。 このどすは素直なバカと言ったところなのだろう。 「………………」 ゆっくりごりあては無言で群れのゆっくりを蹂躙していく。 そんなごりあてに対して、 「ゆゆう!!これ以上はドスがゆるさないよ!!!」 ごりあてにドスが対峙する。 サイズはごりあての方が大きいので見上げる形になってしまう。 「…………………」 「むれのみんなをきずつけるゲスはドスがせいっさいするよ!!!」 そう宣言してドスまりさはドススパークを放つ。 「ドススパーク!!!」 ドスの口から放たれる高熱量の光。 動物にとって脅威となる攻撃。 それを真っ向から浴びるごりあて。 「ゆゆう!!!やったんだぜ!!!」 「さすがドスだね!れいむのふぁーすとちゅっちゅをあげてもいいよ!!!」 「わかるよー!!これでゲスはしんだんだねー!!!」 好き放題騒ぐ群れのゆっくり達。 彼等にとっては自分達をゆっくりさせるものには全力で依存するようだ。 ドスですら都合のいい盾程度にしか思ってないのかもしれない。 れいぱー共も大概だがこいつ等も大概だった…。 「ゆっふ~。これでむれのみんなをやっつけたゲスはせいっさいし…」 ドスまりさは群れのゆっくりの方へ振り向いてごりあてを倒して一件落着した事を群れのゆっくりに告げようとするが、言葉を言い切る事は出来なかった…。 何故なら、二本の剣がドスまりさを貫いたからだ。 「ゆが…へ…?」 口から新たに剣を生やす斬新な返信を遂げたドスまりさはその自分の新たな一面に困惑する。 だがこれ以上ドスまりさが困惑する事はなかった。 そのまま二本の剣はドスまりさを切り裂き、幽●白書の「美食家」の人みたいに口から上と下を綺麗に分離した。 「ゆが…」 口から上が地面に落下しながらごりあての方向を見る。 「………………」 ごりあては相変わらずの姿で何も変わらずドスまりさを見下ろす。 つまりはドススパークはごりあてに傷一つ焼け跡一つ残せなかったという事だった。 ごりあては真っ二つになったドスの上を剣で縦に両断する。 悲鳴すら上げられず絶命するドスまりさ。 「ゆ…?」 「むきゅ…?」 ドスまりさですら傷一つ付けられない相手…。 そのショックは群れのゆっくりにとっては絶望よりも理解不能というものになった。 だがそんな事をしても意味はないし何も解決しない。 ごりあてはそんなゆっくり達に剣を容赦なく振り下ろす。 巨大な剣はゆっくりには斬られるというよりも潰すと表現した方がいい代物だった。 「あ…ゆ、ゆ、ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 ごりあての気付けの一撃でようやく我に返ったゆっくり達は我先にと逃げ出し始 める。 「………………」 ゆっくりごりあてはそれを追い始める。 あまり移動能力の高くないゆっくりが巨大なごりあてから逃げ切るのはほぼ不可能だった…。 「ゆぎょおおおおおおおおおおおおおお!!?」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「…………………」 ゆっくりごりあては横たわる。 穏やかな日の光を浴びて眠るように横たわる。 その近くにはごりあてが殺したゆっくり達の残骸がある。 ごりあての寿命は短い。 急成長し、強固な身体を持ちながらも寿命は一ヶ月もない。 その寿命の短さと誕生までの困難さがゆっくりごりあてを超希少種としている要因なのだ。 「……………」 喋る機能を持たないごりあては最期まで無言のまま木漏れ日の中で目を閉じる。 自分の役目を終えて安らかな笑みを浮かべて息を引き取る。 するとその直後一つの異変が起きた。 ゆっくりごりあての身体から次々と茎が生えていく。 何十本と生えてきた茎にはすぐに実が出来ていく。 そうしてそれはゆっくりにしては破格の早さで成長していく。 そして翌日にはその茎からゆっくり達が誕生した。 そのゆっくりは生まれた直後、 「しゃんはーい!」 と元気よく挨拶した。 すると、次々と生まれたゆっくり達は様々な挨拶をする。 「しゃんはーい!」や「ほーらい!」は多い方。 その他にも様々なゆっくりが生まれてくる。 希少種の中でも珍しい「ゆっくりおおえど」や「ゆっくりろしあ」等も生まれてくる。 ごりあてから生まれたゆっくり達の特徴は皆ポケ●ンみたいに自分の種族の言葉しか話せないのだ。 「しゃんはーい!!」 一匹のゆっくりしゃんはいがゆっくりの残骸を見つけて跳ねていく。 ごりあてから生まれたゆっくり達はそれが母が残してくれたものだと理解していた。 「しゃんは~い♪」 「ほ~らい♪」 「おおえど~♪」 ゆっくりの残骸をごりあての子供達は食べていく。 結構な量があり、これを全部食べ切る頃にはしゃんはい達は成体間近までにはな れるだろう。 これがゆっくりごりあての役割。 敵の多いしゃんはい達の安全を事前に確保しておき、食糧を用意しておく。 その為ごりあては見かけの割に食事を殆どしないのだ。 ドスのいる群れに等見付かれば生まれたばかりのゆっくりしゃんはい達は一網打尽にされてしまうだろう。 だからごりあてが事前に害となるゆっくりや動物を排除しておくのだ。 子が成長しきるまでの安全を出来る限りで確保しておく。 敵が多く、味方の少ない、生まれる数もさして大きくないしゃんはい達が滅びずにいたのはごりあてがそうやって来たからだった。 だがそれでも元々が弱いゆっくり…様々な障害がある。 だがそれは残酷かもしれないが当のゆっくり達が乗り越えるべきことである。 自然は決して優しくも厳しくも無いのだから……。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「しゃんはーい!」 「ほーらい!」 成体間近にまで成長した二匹が仲良く森の中を跳ねていく。 他にも様々な方向へ跳ねていくゆっくりしゃんはいと類似したゆっくり達。 同時期に生まれたのだから旅立つ時も一緒だった。 この中のどれだけがこのように子供を為せるのかわからない。 現実は一桁でも生き残っていれば数が多い方になる。 だがけっして数が多くなくとも彼等は彼等のやり方で乗り越えていくだろう。 「しゃんはーい♪」 「ほーらい♪」 二匹のゆっくりは住み慣れた地域から別れを告げて跳ねていっている。 すると、 「ゆふん、きょうもとかいはにゆっくりするわよ!!」 目の前に一匹のゆっくりありすを発見した。 彼等がこの先どうなるかはわからない…。 だが、どんな状態でも彼等は力強く生きていくだろう…生きようという意志が有る限り…。 「ゆゆ!とかいはなおにんぎょうね!!ありすがじょうずにつかいこなしてあげるわ!!!」 END あとがき あれ、そう言えば俺ってゆっくりしか出ないタイプの作品って作ってないな。との考えで作成し始めたこの作品、いかがだったでしょうか? 自然物に新種ゆっくりという美味いものに美味いものを入れるともっと美味くなるかを試したくなったので一日で作成しました。 気に入ってもらえたら幸いです。 ゆっくりごりあてが強すぎるかもしれませんが元々が攻撃不可能な存在なのでそこら辺は大目に見て下さい。 それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。 過去に作ったSS ふたば系ゆっくりいじめ 293 おかざりがないとゆっくりできないよ! ふたば系ゆっくりいじめ 311 きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!! ふたば系ゆっくりいじめ 347 れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 397 大好きだよ ふたば系ゆっくりいじめ 447 おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね! ふたば系ゆっくりいじめ 521 元銀バッジまりさの末路 上 ふたば系ゆっくりいじめ 543 元銀バッジまりさの末路 中 ふたば系ゆっくりいじめ 630 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 上 ふたば系ゆっくりいじめ 631 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 下 ふたば系ゆっくりいじめ 669 おうちのなかでかわれなくてごめんね!! ふたば系ゆっくりいじめ 677 元銀バッジまりさの末路 下 ふたば系ゆっくりいじめ 750 あまあまおいてさっさとでてってね!! ふたば系ゆっくりいじめ 803 雨の日はゆっくり遊ぼう ふたば系ゆっくりいじめ 919 元銀バッジまりさの末路 終の1 ふたば系ゆっくりいじめ 920 元銀バッジまりさの末路 終の2 ふたば系ゆっくりいじめ 949 切断マジック(?) ふたば系ゆっくりいじめ 977 ゆっくり祭『どんど焼き』 ふたば系ゆっくりいじめ 1012 すないぱーうどんげ養成所の最終試験 その1 ふたば系ゆっくりいじめ 1033 すないぱーうどんげ養成所の最終試験 その2 ふたば系ゆっくりいじめ 1056 犬小屋と殺虫剤 ふたば系ゆっくりいじめ 1084 あみゃあみゃもっちぇきょいくちょじじい!! ふたば系ゆっくりいじめ 1164 ゆっくりをハサミで切るだけの話 ふたば系ゆっくりいじめ 1196 必然の死 ふたば系ゆっくりいじめ 1263 からだのしんからあったまろうね!! 天然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 幽☆遊☆白書の美食家(グルメ)の人→魔界の扉編(仙水忍が敵の大ボスのあたり)に出てきた巻原って人。能力を持った人を文字通り食べるとその人の能力を自分のモノに出来る。戸愚呂(兄)に乗っ取られていた。蔵馬(髪の赤いロン毛の人)に倒された。今回の例えはローズウィップで頭上唇と下唇のところでカットされたとこw -- 2012-12-03 18 11 31 すごい面白かった それにしても例えがww -- 2012-07-27 09 31 53 まっまさかの!まさかの!幽遊白●が!幽●白書が例えにぃいいい!きゃっほおおおおい!ヽ(*´▽)ノ♪(←ごめんなさい浮かれすぎました) -- 2012-06-23 00 13 09 これは面白いなぁ -- 2011-01-15 20 55 04 すごい。面白かった。 -- 2011-01-06 01 41 59 とかいはだな。 -- 2010-07-14 22 40 40
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1843.html
すっきりしたいわあああああ!! 14KB 虐待-いじめ 制裁 ギャグ 理不尽 自滅 家族崩壊 駆除 野良ゆ 姉妹物 れいぱー 現代 虐待人間 ぺにまむ 今回はあっさりめです。 ・れいぱーが出ます。 ・お兄さんがれいぱー以上に理不尽です。 ・俺設定あり。 ・展開が変なのはいつもの事ですから許してください。 天然あき 「きょうもすっきりするわああああああ!!!」 「ありしゅもすっきりしちゃいわあああああ!!!」 「んひょおおおおおおお!!!」 「何なんだ一体…?」 男がコンビニからの帰り道、ラフな恰好で川原近くを歩いていたらゆっくりありす三匹の奇声に男は反応してビックリした。 この三匹のありすは言うまでもなくれいぱーだ。 二匹はサイズが若干小さいゆっくりな所を見ると親子だろう。 子ゆっくり以上のサイズなのに赤ゆっくり言葉である事から大分甘やかされてきたのだろう。 「きょうはどんなゆっくりですっきりしましょうかしら?」 「きにょうのきんのぴきゃぴきゃしゃんをちゅけたまりしゃとぱちゅりーはなきゃなきゃだったわ!!」 「んひょおおおおおおお!!!」 「そうね、きのうはかいゆっくりだったからきょうはのらにしましょう!!」 れいぱー共は百戦練磨のれいぱーのようだ。 飼いゆっくりすらも毒牙にかけながら今もこうしてのうのうと生きている時点でそれを物語っている。 まぁ、だからこそこの男と出会ったのだが…。 もはやゲスゆっくりとこの男はプラスとマイナス、S極とN極のようなものだ。 自然と引き寄せあっていく。 いつかドゲスまで退治しそうで怖くなってくる。 しかも悪意無しでやりそうだ…。 それはさておき、偶然にしろ何にしろ男は出会った。 そしてそれはれいぱーにとって破滅を意味する事を今この場では誰も知らなかった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「君達のすっきりってそんなに大事なんだ…」 所持していた菓子パンで餌付けが完了した男が先程のれいぱー達に尋ねる。 「ぞのどおりよおおおおおおお!!! まりざもでいぶもぱぢぇもみょんもちぇんもれびりゃもふらんもぎめえばるもびんなびんなありずにずっぎりざれだがっでるのよお゛お゛お゛お゛お゛!!!」 「「んひょおおおおおおおおお!!!」」 醜悪なアヘ顔でぺにぺにをいきり立たせるれいぱー三匹。 これだけで有害生物であると断定出来るのだが、男は気にもしない。 「そっか…君達もすっきりしたいのかい?」 男はれいぱー三匹に問い掛ける。 すると、 「あだりまえでじょおおおおおおおおおおおおお!!!ばがなのおおお!?じぬのおおおお!?」 「ばきゃないにゃきゃもにょにょじじいはゆっきゅりしにゃいでときゃいはにゃまりしゃをちゅれちぇきちぇね!!」 「んひょおおおおおおおお!!!」 この世の醜悪さを凝縮したようなれいぱー三匹の顔を見ながらも男は顔色一つ変えず笑顔で、 「なら俺がすっきりさせてあげるよ」 と言った。 「「「ゆゆゆ!!?」」」 その提案はれいぱー三匹にとっては渡りに舟だった。 飼いゆっくりは特上もの。 野良ゆっくりを捕まえるのも人間の方がうまい。 今まで苦労して相手を探してきたがそれもしなくて済む。願ってもない事だった。 「だっだらざっざどどがいはなまりざをづれでぎなざいいいいいい!!!」 「なびのびゆっぐりじゃとぎゃいびゃなありじゅはまんじょぐじないわよ゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 「んひょお゛お゛お゛お゛お゛!!!」 男にまくし立てるれいぱー三匹。 「それじゃ行くよ」 それに対し男は終始笑顔のままだ。 そして、 「ゆ゛?ぎだないででどがいばなありずにぶれるなあ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 薄汚いれいぱーを抱え、 「はなぜごのいながぼのおおおおおお!!!」 暴れる親れいぱーありすのぺにぺにに触れ、 「えいや」 ぷちりとぺにぺにをひきちぎった。 「ゆ…?」 あまりにも自然な動作にれいぱーありす三匹は呆然とした後一拍おいて、 「ゆぎょおおおおおおおおおおおお!!? ありずのとがいばなべにべにがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 「「ゆげえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」」 悲痛な絶叫を上げる。 「はい、これでよしっと」 ぺにぺにを放り投げ、親れいぱーを解放する。 すると、親れいぱーは一目散にぺにぺにのある場所に跳ねて行く。 カスタードの道が完成する。 「もどっでね!!ありずのどがいばなてんをづぐぺにぺにはありずのどごろにもどっでね!!」 舌でぺにぺにと傷口をくっつけたりしようとするが手がないゆっくりでは上手くいかない。 「よきゅもおきゃあしゃんにょときゃいはなぺにぺにをおおおおおお!!!」 「ゆっきゅりしぇいっしゃいしゅるわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!! んぴょおおおおおおおおおおお!!!」 子れいぱー二匹が親のぺにぺにの仇をとろうと体当たり(ぺにぺにこすりつけ)をやってくる。 だが男は気にせず、 「それじゃ、君達のも取っちゃおっか」 笑顔で宣告した。 途端に捕まる子れいぱーありす。 「は、はにゃしぇえええええ!!?ありしゅのときゃいはにゃちぇんをちゅきゅるぺにぺにをとりゅなああああああ!!?」 天を創るのかちぇんを作るのかよくわからない子れいぱーありすのぺにぺにを男は掴み、 「ちぇいや!」 親と同じようにひきちぎった。 「んぎょあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 子れいぱーありすの絶叫が響き渡る。 「よし、これでオッケーと」 男は満足するとぺにぺにを放り投げ、子れいぱーありすを解放する。 「ぺにぺにぎゃ…きょれじゃみんにゃをあいしぇにゃいよ…」 呆然とする子れいぱーありす。 それを見て男は微笑んだ後、 「んひょおおおおおおおおお!!!にげりゅよ!!ときゃいはなありしゅはみゃじゃみゃじゃときゃいはにゃちゅっきりをしゅりゅしみぇいがありゅのよ!!」 「あ、いたいた。おーい待ちなよー」 「どうちちぇおっきゃけちぇきゅりゅのおおおおおおおお!!?」 逃げ出していた子れいぱーありすのもう一匹を追いかけだした。笑顔のままで…。 子れいぱーありすのぺにぺにをもがれた絶叫が響くにはそれから一分もかからなかった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― すっきり。 一、わだかまりがなくて気持ちのよいさま。また、余計なものがなくて、はっきりとしているさま。 二、服装、姿勢などが洗練されていて、人に好感を与えるさま。 三、残るものが何もないさま。 四、(後に打ち消しの語を伴って用いる)ちっとも。全く。全然。 まぁすっきりの意味を辞書で調べると大体こんな答えが出てくるだろう。 男の頭はすっきりとはこういうものだという考えがあった。 そして、男はゆっくりの生殖についてあまり詳しくなかった。 ゆっくりには植物型と胎生型のにんっしん方法がある。 すーりすーりによる交配とぺにまむを使った交配の仕方の二種類だ。 初期のゆっくりは植物型にんっしんが多く、その後に胎生型にんっしんが多く見られるようになった。 男の読んだゆっくりを調べた書物は古く、ぺにまむによる交配があまり書かれてなかったのだ。 そしてゆっくり達が交尾=すっきりという使い方をするのも知らなかった。 だからすっきり=交尾という考えにも至らず、尚且つぺにぺにという存在すら知らなかったのだ。 それプラスれいぱーありす三匹の言葉から「すっきり」とは望んで行うものというのを察した男はすっきりの言葉の意味の内、一の意味が答えだと判断した。 その結果、気持ちがいい、余計なもの、とは何かと男判断で考えた所、今まで見たゆっくりには付いていなかった腫瘍(ぺにぺに)がなくてさっぱりとしているさま。がすっきりじゃないかという結論にたどり着いた。 ゆっくりは胴付き以外手はない。 だからこのありす達は自分の身体に出来た腫瘍(ぺにぺに)が取れずにゆっくり出来ないんだ。 他のゆっくりもすっきりしたがるという事は腫瘍は何かゆっくりにとってよくない病気で、このありす達はそれを取って治療しているゆっくりで、 きっと自身もそれに感染してしまったのにそれでも他のゆっくりを治療しようという素晴らしいゆっくりだと男は思い込んだ。 そしてそんなありす達についた余計なものである腫瘍(ぺにぺに)を取り、他のゆっくりと同じようにしてすっきりすればきっとゆっくり出来るのだろうという結論が男の中で生まれた。 その結果がれいぱーありす三匹のぺにぺにがもがれるというものだった。 余計なもの(ぺにぺに)が無くなってすっきりしたれいぱーありす三匹を見て男は満面の笑みを浮かべる。 あくまで善意、悪気は一切ない。 中途半端にゆっくりの生態を知ったからこそ出した結論。 ゆっくりが植物型にんっしんをすると知っていたからぺにぺにを余計なものと判断したのだ。 「これですっきりできたでしょ?」 男はぺにぺにを失い、呆然としているれいぱーありす三匹に満面の笑みで言う。 「ぜんぜんすっきりでぎないわよ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 「ぎゃえじぇえええ!!! ありじゅのとぎゃいはなぺにぺにきゃえしぇええええええ!!!」 「やじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!! じゅっぎりじだいいいいいい!!!」 しかしれいぱーありす三匹から返ってきたのはすっきり出来たとの喜びではなく男に対する怨嗟とすっきりしたいという欲求だった。 「これじゃまだすっきり出来ないって事なのか?」 男は邪魔な腫瘍を取り除いたからさぞやすっきりしてゆっくり出来るのだろうと本気で思っていたから驚いていた。 「すっきりするには…そうだ!」 れいぱーありす三匹をすっきりさせるにはどうしたらいいかを考えた男は閃いた。 そうすると男はれいぱー三匹を瞬く間に抱えて川のすぐ側にやって来た。 ぺにぺにはそこに置きっぱなしにした。 「はなぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!! ぎだないでべざわるな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 「まぁまぁ、すぐにすっきりさせてあげるから」 「なにいっでぶのぺにぺにがなぎゃずっぎりなんででぎばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 男は笑顔のまま親れいぱーありすを顔面から川に突っ込んだ。 「ごぼがぼげぼ!!?」 頭を押さえ付けられた親れいぱーありすは水を飲み込む。 逃げられる術はない。 ぺにぺにをなくして傷付いた場所からカスタードが流れていく。 「さて、これでいいかな」 男が一分位経過したところで親れいぱーありすを解放して岸辺に置く。 「ぐぴゃ…びょうやじゃ…」 「おきゃあしゃああああん!!?」 「だいじょうぶ!?ゆっきゅりできりゅ!!?」 そんな親れいぱーに近付く子れいぱー二匹。 「これでさっぱりしてすっきり出来たでしょ」 そしてそんなれいぱー三匹に笑顔を向ける男。 ここまで行くと人を殺してそうな雰囲気すら漂ってくる。 男は顔を洗ってさっぱりすればすっきりできると考えたのだ。 それに対して返ってくる答えは、 「ぞんなわげないでじょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 …だった。 当然と言えば当然だ。 だが男にとっては予想外だった。 「え?…そんな…これも駄目なんて…じゃあどうすれば…」 男は狼狽する。 しつこいようだがこれは演技ではなく本心である。 「よし!それじゃ…」 男がまた何か考えついたようだ。 するとそれを察知してか、 「ぼうやばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!おうぢがえぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」 親れいぱーありすはさっきの水浴びによって恐怖心が植え付けられ、泣き喚いて川沿いに逃げ出した。 「おきゃああしゃんまっちぇえええええ!!?」 「んひょおおおお!!?」 その子供達も後に続く。 「あ、ちょっと!?」 男がそれに驚く。 今度は買っていた菓子パンをプレゼントしようとしていたので反応が遅れてしまった。 「ゆひいぃ!!?」 すると、男の声に恐怖したのか親れいぱーありすが大袈裟に反応する。 「ゆぴゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 その結果親れいぱーありすの丸い身体が転がり、川へとポチャンと落ちてしまった。 「「おきゃあしゃあああああああああああんん!!?」」 残された子れいぱー二匹が叫び声を上げる。 「ぐぶげぼごぼおおおお!!?」 意外と川の流れは速く、底も意外と深かった為どんどん親れいぱーありすは流されていく。 あの身体では泳ぐ事すら出来ないだろう。 何とかして浮いてはいるが時間の問題だ。 「ゆんやああああああああああ!!?」 子れいぱーありすが叫ぶ。 だが助けには行けない。 行けばミイラ取りがミイラになる。 結局我が身が一番可愛いかった。 一方、 「ああ、なんだ。顔だけじゃなくて水浴びしたかったんだ」 男は一人勝手に納得していた。 そして、 「それじゃ、君達も水浴びしよっか」 ごく自然に子れいぱー二匹を両手で掴んだ。 どうやら親れいぱーありすの行動を事故ではなくすっきりの一環だと考えたようだ。 「ゆゆう゛う゛う゛!!?」 「やべろぐぞじじい゛い゛い゛い゛い゛!!?」 それは遠回しではない死刑宣告だ。 男の手から逃れようとするががっちりと握られた手はそれを許しはしない。 「たずべごぼお゛お゛……!!?」 親れいぱーありすが力尽きて沈んだ頃、 「やじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 子れいぱーありすが川に望む望まないに関わらず身投げした。 ジャポンといい音が聞こえる。 そしてそのまま浮かび上がる事は二度と無かった。 「どうぢでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!? どうぢでどがいばなありずがごんなべにあばないどいべばいのぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!?」 それを見て最後の一匹となったれいぱーありすは泣き叫ぶ。 「だって君達すっきりしたいんでしょ?」 男は笑顔のままにありすに尋ねる。 男からすれば友達とプールに行った際に友達をプールに投げ込むみたいな気分で言ったのだろう。 だがれいぱーありすにとってそれは死も同然だ。 「ずっぎりはじだいげどごんなのずっぎりじゃないわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!いやだあ゛あ゛あ゛あ゛ずっぎりじだい゛い゛い゛!!! とがいはなあいをびろべだい゜い゛い゛!!!ごんなどごでじびだぶない゛い゛い゛い゛い゛!!!」 男にはもはや泣きじゃくるれいぱーありすが何言ってるのかわからなかった。 「遠慮しなくていいからね。それじゃいっくよおおおおおおお!!!」 「やあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛おぞらをどんでぶみばい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 どんなものにも全力投球な男は本気でれいぱーありすを投げた。 そして他の家族と同じように子れいぱーありすは川の冷たい水の洗礼を味わった。 『ごぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?』 前進に走る冷たさと痛み。 れいぱーありす自身は気付いていないが水に飛び込んだ時の衝撃で身体の一部分がちぎれ飛んだのだ。 『ごぼぼぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?』 自分の状況も把握する暇なく流されていくれいぱーありす。 『だべば!!だべばだぶう゛う゛う゛う゛う゛!!?』 傷口からカスタードが川の流れに乗って勢いよく流れ出ていく。 勿論れいぱーありすも流されていく。 この先このれいぱーありすがどうなるかはわからない。 親のように岩の隙間に引っ掛かって魚に食べられるか。 先に身投げした妹のように流され、削られて跡形もなくバラバラにされるか。どうなるかわからない。 唯一つ確実なのは、 『ぼうやばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!おうびがえ゛ぶぼお゛お゛お゛お゛お゛!!?』 生きて、川から出る事は不可能だという事だった…。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「これですっきり出来たかな?」 男はれいぱーありす達が飛び込んだ場所を見ながら呟く。 浮かんで来ないが、男はきっとそのまま泳いで何処か行ったのだろうと判断した。 嫌がる素振りをしていたような気もするが、あれは多分ありす種がよく使う「つんでれ」というものだと判断して自己完結した。 「さて、と…帰りますかね。人参もやっと処分し切れたし、今日は久し振りに人参のない晩飯が食えるぞー」 男は背筋を伸ばしてストレッチしながら嬉しそうに我が家へと帰って行ったのだった…。 END あとがき 餡サイクロペディアに自分の事が書かれている事に喜ぶと同時に「しんしゃくしゃんがよめぇなくちぇぎょめんにぇ~!!」と書かれてたので これは「…謝らなくって…いいんだよ…」と言って書かねばなるまいと新作を「銀バッジまりさの末路」そっちのけで製作。 反省はしている。しかし後悔はしていない。 ………すいません、次こそはちゃんと「銀バッジまりさの末路」完結させますんで許して下さい。 それと前回名前を記入し忘れたりする等変な展開等色々ミスをしてしまい大変申し訳ありませんでした。 それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。 過去に作ったSS ふたば系ゆっくりいじめ 293 おかざりがないとゆっくりできないよ! ふたば系ゆっくりいじめ 311 きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!! ふたば系ゆっくりいじめ 347 れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 397 大好きだよ ふたば系ゆっくりいじめ 447 おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね! ふたば系ゆっくりいじめ 521 元銀バッジまりさの末路 上 ふたば系ゆっくりいじめ 543 元銀バッジまりさの末路 中 ふたば系ゆっくりいじめ 630 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 上 ふたば系ゆっくりいじめ 631 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 下 ふたば系ゆっくりいじめ 669 おうちのなかでかわれなくてごめんね!! ふたば系ゆっくりいじめ 677 元銀バッジまりさの末路 下 ふたば系ゆっくりいじめ 750 あまあまおいてさっさとでてってね!! ふたば系ゆっくりいじめ 803 雨の日はゆっくり遊ぼう 天然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 無限ループつまんね -- 2015-01-25 01 37 08 ↓↓↓↓ まりさだとおもったか!? 儂じゃよ!! -- 2013-04-07 15 44 05 おにいさんバカスwwww まあ結果的に良し。 -- 2012-09-12 16 23 19 レイパーざまあwwww 鬼威産感違いしすぎwww -- 2012-07-27 13 41 48 ↓鬼威惨「まりさと思ったか!?俺だよ!!」 -- 2011-11-03 15 50 23 んほおおおおおお!!まりさがいるわあああああああ!!! -- 2010-09-27 18 57 05 ばかだけどかっこいいんだね~ わかるよ~ -- 2010-07-24 07 38 27 このにんげんさんはうらづけもないのに、おくそくでこうどうしすぎなのぜ。 -- 2010-06-22 12 04 30
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1388.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 659 よくあるお話/コメントログ」 子供たち、GJ -- 2010-06-17 06 18 50 大柄な男の子かっけえ。 -- 2010-06-21 15 21 47 この少年は見所がある きっと立派な鬼、お兄さんになるだろう -- 2010-06-27 00 52 35 偉そうなガキだ -- 2010-07-26 12 14 32 この子供達がスネ夫、静、ジャイアンに見えちまった ゆっくりのくせに生意気だぞー -- 2010-12-13 10 42 12 出てきた子供が昭和チックに感じた -- 2011-06-08 00 29 48 子供たちは良識があるようだ -- 2014-07-20 10 54 08
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1091.html
幻想郷にゆっくりたちが現れて早数年。 そんなゆっくりに対して、人は愛でたり、駆除したり、いじめたりと十人十色な対応をした。 私はというと正直生活に関わってくることも無かったし特にかわいいとも思わなかったので 別にどうでもいいという態度を取っていた。 ただ、夜空の星を眺めているようなゆっくりとなると話は違った。 星好きの私は、夜、平原で星を眺めていたゆっくりの隣に座って尋ねた。 「何をしているんだい?」 「ゆ?おそらのおほしさまをゆっくりみてるよ!」 そのゆっくりは笑顔を浮かべて私の質問に答えた。 「星、好きなのか?」 「ゆ~!まりさはおほしさまだいすきだよ! おにいさんも?」 「ああ」 星のことを尋ねられてゆっくりはぷよんぷよんと跳ねた。 私はそれを見ながら軽くうなずく。 余り周りに星好きの仲間が居ない私はそのゆっくりに興味を覚え、色々と教えてやろうと思い立った。 「星座って知ってるか?」 「ゆ~しってるよ!みせてあげるね! ……………… まりさのあしじゃできないよぉ…」 ゆっくりはしゅんっとして俯いた。 その正座じゃない。 「そういうのじゃなくてだな、星と星を繋げると動物なんかの形に見えるんだ」 「ゆ!?ほんとに!?」 「ほんとほんと、例えばあの星と星をつなげるとだな…」 俺は指差して星座を示した。 「こーなってそーなって…と、あれがやぎ座」 「ゆ~~ぜんぜんやぎさんにみえないよぉ~~」 ゆっくりはぷく~っと頬を膨らませて不満を言った。 「でもおもしろいよ!ゆっくりしてる!」 が、それなりに気に入ったようだ。 「あっちが射手座でそっちだな…」 「ゆ~!すごいすごい!」 ゆっくりは目を輝かせて私の話を聞きながら星を眺めた。 「やぎさん!おそらでずっとゆっくりしていってね! まりさもふゆごしがおわったらまたあいにくるよ!」 「いや、冬越えたら見えなくなるんだけどね 一年中見えてる星座ってそんなにないから」 「ゆぅ!?」 俺の何気ない一言にゆっくりは口を大きく開き、愕然とした表情を見せた。 一体何事かと俺が話しかけようとすると、突然ゆっくりは泣き叫んだ。 「どおぢでゆ゛っぐり゛ぢでいっでぐでないのおおおおおお!? やぎざんどばがああああああああああああああああ!!」 「いや、だって秋の星座だしあれ」 私は額から汗を垂らして困ったように頭をかいた。 「ゆぅぅぅううう!ゆっくりしてないやぎさんはしね!!」 ゆっくりは憎しみを込めた顔で天を仰いで唾吐いた。 さっきとは打って変わって酷い言い草である。 「そうは言うけどさ、そんなこと言ったらこの星だってゆっくりしてないことになるぞ」 「ゆぶぇ?!ど、どういうこと!?」 ゆっくりはガタガタと震えながら不安そうな顔でこちらに向き直った。 「いやそんなに怯えなくてもいいから」 私は手でゆっくりの頭を撫でて落ち着かせた。 「ゆぅ~、ゆっくりせつめいしてね!」 「わかった、この地面も実はあの空の星みたいに空に浮いてる球体なんだけどさ わかるか?」 「ゆっくりりかいしたよ!」 ゆっくりは顎を膨らまして自慢げに言った。 「そうか、理解が早くて有難い で、その地面は実はすごいスピードで太陽の周りをぐるぐる廻っているんだ」 「ゆうううううううううう!?どお゛い゛う゛ごどおお!?」 「こういう風にさ、お前を太陽に見立てると…」 私は指をぐるぐると回しながらゆっくりの周りをぐるりと一周させた。 「とまあこういう風に動いてるわけだ」 「ゆ…ゆ…い、いいいいいつゆっくりするの!?いつゆっくりするの!?」 「いや、ずーっと動きっぱなしだからゆっくりすることはないな で、そういう風に地面が動くから星が動いているように見えたり 星座が時期によって見えたり見えなかったりするだけで別に星座がゆっくりしてないということは」 「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 そこまで言って、ゆっくりの悲鳴が私の話をばっさりとさえぎった。 「お、おいどうした?」 私は慌ててゆっくりに話しかけたがもはやそれどころではないらしく ゆっくりは白目をむいてガタガタと震えながら絶望の表情を見せていた。 「ごごじゃゆっぐりでぎないいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 そう叫ぶと、ゆっくりは凄まじいスピードでゴロゴロとどこかへと転がっていった。 「おーい!星は丸いからどこまで転がっていっても同じ星の上だぞー!!」 「ゆ゛っぐり゛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?!!?!?!?!?」 そう言うとゆっくりはさらにスピードを上げてどこへともなく消えていった。 「いらんこと言ったかなぁ…」 私はせっかくの星好きの仲間があんなことになってしまって残念だなぁ嘆きつつ頭をかいた。 それから数日後 どこかの平原で 「ここじゃゆっくりできない!ここじゃゆっくりできないよおおおおお!!」 と叫びながら空にむかって必死にジャンプし続けるゆっくりまりさが目撃されたとか。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2359.html
まりさの思い出 7KB 虐待-普通 愛で 飼いゆ 野良ゆ 現代 虐待人間 愛護人間 雪原のまりさの続編です やはり短いです 『まりさの思い出』 虐待普通 俺設定満載です 『雪原のまりさ』の続きです 『まりさもおにいさんみたいにおもいでさんをとりたいんだぜ』 撮影旅行を終え帰宅して何を思ったのかまりさが突然こんな事を言い出した。 しかし自称プロのカメラマンの飼いゆであるのだから写真に興味を持ってもらう事は嬉しかった。 ゆっくりの視点での写真にも興味が湧いたので実験的に撮らしてみる事にする。 『ぐぎぃ・・・・ゆゅ・・・おもいん・・・だぜ』 判っていた事ではあるがデジタル一眼レフはゆっくりには重すぎた。 通販で購入したペン型のデジカメを改良する事にする。 まずはレンズの場所だが視点を再現するにはまりさの目の付近につけないとならない、これは帽子の縁に固定する事にした。 レンズが帽子についた時点で本体は帽子の中に入れて固定、リモコンスイッチはおさげに括りつけて咬む事でシャッターを切る。 試作であり耐久性は後日の課題としてまりさにテスト撮影をしてくるように言うと喜んで散歩に出ていった。 「さてはて・・・・どんな物を撮ってくるのやら・・・・楽しみのような不安のような」 まりさはとりあえず何時もの散歩コースを回る事にした。 まずは近くに居ついているありすに出会う。 『ゆっくりしていってね!』 『ゆっくりしていってね!』 『ありすをまりさのかめらさんでとらしてほしいんだぜ』 『かめらさん?』 人の道具の知識は無い野良であるありすは首を傾げる。 『おもいでさんをかみさんにのこすどうぐなんだぜ』 『とかいはねおねがいするわ』 『まかせるんだぜ』 大雑把な説明であるが同じゆっくりだからか何故か通じる。 『ちーずなんだぜ』 ブロォォォォォー ぶちゅ ォォォォォォォォ カシャ 『ゆ”ゆゅゅ!ありすぅぅぅぅっぅぅ!!!』 道路で撮影回なぞをしたが為にありすは車に轢かれてしまった。 気を取り直し散歩を再開する。 今度はここれでは見た事のないれいむを見つけた。 今度は離れた場所から撮影する事に・・・・ 『じじぃはきゃわいぃれいむのどれいにしてあげるよかんしゃしてね』 「・・・・・・・・。」 『ぐずはきらいだよ!はやくあまあま「死ね!」ゆ”ゅゅゅゅ!!!』 カシャ れいむは鬼井山に潰されてしまった。 『まただめだったんだぜ・・・・』 どうも上手く撮影に成功しない、落ち着いて撮れるようにこの時期はまだ人のあまり来ない河川敷で頑張る事にしてみる。 まだ冷たい風が吹くためか人はまったくいなかった。 川端まで行くと水面にプカプカと浮かんで野良まりさが水草を取っている。 ここなら鬼井山も居ないし自動車も来ない、これなら!とまりさは野良まりさを被写体にする。 『まりさ~ゆっくりしていってねぇ~』 『ゆゅ?ゆっくり・・・ゆ”ゅゅ!!おーるさんゆっくりもどって・・・』 ドポン カシャ まりさの知り合いのいつも元気一杯のちぇんが撮影しようとしていたまりさを見つけ元気に挨拶する。 これを野良まりさが反応してしまいオールを落としてしまい慌てて川に落ちてしまった。 『ゆゅ・・・またしっぱいなんだぜ・・・』 『まりさはなにやってるの?わからないよ~』 『ゆ?まりさはおもいでさんをあつめているんだぜ』 『おもいでさん?わからないよ~』 やはり野良には道具に対する知識が無いと言うかまりさの説明のしかたが雑だった。 その後、雰囲気で理解したのかちぇんも撮影する事になった。 今度は普通に河川敷に設置してあるベンチの上でちぇんを撮る。 『うごかないでほしんだぜ』 『わかったよ~』 『ちーずなんだぜ』 バサバサバサ カプ バサバサバサバサ~ カシャ 『わがないよぉぉぉ~』 撮影する瞬間にちぇんは烏に攫われていった。 『ゆ”ゆ”!じぇーーーーーーーーーん』 何度やっても撮影に成功しないどころか仲間を何匹も失っていく、まりさは少し落ち込んでいた。 落ち着くためにいつもの公園で休憩する事に・・・・・ 『ゆっくりしていってね!』 『ゆっくりしていってね・・・』 公園には野良が沢山住み着いてはいたが大半は知り合いである。 まりさを見かけた仲間は皆まりさに声をかけてくれる。 流石に今日は友達2匹を亡くし、見知らぬとは言え他のゆっくりが永遠にゆっくりしてしまう瞬間を目撃してしまったのだから元気がなかった。 『むきゅん?どうしたのまりさ?』 ぱちゅりがまりさに元気がないのを気にかけてくれた。 『まりさにはおもいでさんをのこすしかくがないんだぜ・・・・』 『むきゅうぅぅぅ・・・・』 また経緯をすっ飛ばした返答をするまりさ でもまりさが落ち込んでいるのは分かってはくれたようだ。 『まりさはわるくないとぱちゅはおもうわ』 『でもみんなえいえんにゆっくりしちゃったんだぜ・・・・』 詳しい事情を聞いたぱちゅりーはまりさを慰めてくれた。 『むきゅん!ちぇんたちはうんさんがなかっただけよ。うたがうのならぱちゅをおもいでさんにしてみて』 ぱちゅりーはまりさに自ら被写体になる事を申し入れる。 まりさはぱちゅりーの厚意が嬉しかった。 『わかったんだぜ!おねがいするんだぜ』 ぱちゅりーを撮る事で名誉挽回のチャンスを貰う事にした。 まりさは今度こそカメラにおもいでさんを残すべく安全で確実な場所を探す。 考えに考えぬいた結果、ぱちゅりーをまりさの家に連れて行きおにいさんに手伝って貰う事にした。 『まりさのおうちまできてほしいんだぜ』 『むきゅん。わかったわ』 こうして二匹してポインポインと跳ねて帰宅した。 自宅につくと撮影した写真の整理をしていたお兄さんに説明し手伝って欲しい事をお願いする。 まりさのカメラに写っていたものを確認したお兄さんは思わず呟く 「お前は決定的瞬間を撮る才能が有るなぁ~」 写っていたのは・・・・・ タイヤに身体の半部を踏まれ顔が限界まで中身のカスタードで膨れて弾ける瞬間のありす 鬼井山に真上から踏み抜かれて餡が目口から噴水の如く吹き出ているれいむ 半身を水面に突っ込み沈む瞬間のまりさ 烏の嘴に咥えられる瞬間のちぇん どれも人でもピンポイントでは撮れない写真ばかりだった。 しかしこんな事でまりさの自信を無くしたくはないのでお兄さんはまりさの撮影を手伝う事にする。 まずはお兄さんの静物撮影用の作業代にぱちゅりーを乗せる。 そしてまりさが撮りやすいように丁度良い高さに撮影の台を作ってやった。 「これならどうだ?」 『ゆぅぅ~ありがとうおにいさん。これならおもいでさんをこんどこそのこせるんだぜ』 感謝の言葉を述べるまりさ、今度こそ撮影に成功しそうだ。 「ぱちゅりーは動くなよ、悪いなまりさにつきあわせてしまって」 『むきゅん!いいのよおにいいさん、ぱちゅはまりさのおともだちだもの』 『ゆゆゅ~ありがとうなんだぜ~』 こうして準備が整いカシャカシャと何度もシャッターを押すまりさ。 できた写真をすぐにプリントアウトしてやりまりさのベットの側に張ってやった。 『ゆゅ~ありがとうなんだぜおにいいさん。ゆっくりできるんだぜ~』 『むきゅん!とてもゆっくりしてるわ~』 どうやらぱちゅりーもまりさも満足できたようだ。 撮影も無事終わりお兄さんはまりさに尋ねる。 「でまりさはこのままぱちゅりーに帰ってもらう気か?」 『ゆゆ?』 理解できない様子のまりさ 「なんならぱちゅりーも置いてやってもいいぞ、なかなか賢そうだし撮影旅行に行っても留守番くらいできるだろ」 お兄さんの提案に驚き喜ぶまりさに対しぱちゅりーは困惑した様子で尋ねる。 『ぱちゅはのらなのよ?いいのおにいさん?』 「あぁ面倒みるのが一匹からに二匹になった所で手間は大して変わらないし、これだけまりさを事を思ってくれる友達だ大事にしてやらんとな」 こうしてぱちゅりーも愛でたく飼いゆとなる事となった。 予想どうりこのぱちゅりーは賢く少々の撮影旅行で家を空けてもしっかり留守番をちゃんとこなしてくれた。 そのうちまりさとの間に子供もできるだろう、そうなれば出かけても寂しくもなくなる。 まりさの最初の作品は被写体と共にまりさの宝物となった。 雑誌の裏に載っていた通販のペン型カメラを見て思いつきで書きました。ゆ虐がないとゆっくりできなとあったのでどうにか加えられないかと思案した結果こう言う形になりました。 あいかわらず可笑しな文章ですがご了承ください。 これまで書いた物 ふたば系ゆっくりいじめ 1097 ゆ虐ツアー ふたば系ゆっくりいじめ 1111 ゆ虐ツアー お宅訪問編 ふたば系ゆっくりいじめ 1116 雪原のまりさ ふたば系ゆっくりいじめ 1122 ゆヤンワーク 挿絵 by儚いあき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 最後のほうぱちゅりーを飼ってあげたお兄さん優しい -- 2017-01-27 17 27 55 あばばばばっばあばばば -- 2012-09-21 19 32 54 愛でと虐待のバランスがいいね! -- 2011-10-09 21 30 14 呪われてんじゃねえかってぐらいの不幸の連続w 面白かった! -- 2011-09-28 14 53 39 しゃしんにうつるとたましいさんがとられるよ! という噂がゆっくりの間にまことしやかに広がりそうだ -- 2010-12-12 16 06 42 ゆっくりが話す近距離かつ同じ目線 人間には難しいな でもこれって、頭の良いゲスと取引して ゲスにカメラセット→街中をローアングルで撮影し放題→桃色の思い出さんは盗撮お兄さんのあまあまと交換 って犯罪の臭いがぷんぷんしてくる -- 2010-09-19 18 00 00 このまりさ天才だわw ぱちゅも野良なのに賢くて可愛いな これからも、(ゆ虐的な意味で)素敵な思い出さんwを撮ってくれまりさw -- 2010-07-28 04 08 10 途中まで、被写体を不幸にするカメラかと思った。木曜の怪談みたいな。 -- 2010-07-19 21 03 28