約 3,515,375 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/607.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 277 騙されゆっくり/コメントログ」 続きあったんだ!ゆっかりしていたよ -- 2010-06-14 19 29 02 名作!! -- 2010-06-21 12 55 49 イイハナシダナー -- 2010-07-09 15 44 55 ゲスなまりさが死ぬのはいいことだね -- 2010-07-19 18 52 15 ヨッシャァァァ!!! -- 2010-08-21 15 33 00 まりさの記憶変換まじパネェwwww -- 2010-08-26 22 59 38 確かにこのまりさの記憶変換能力は凄いなw すこし羨ましいくらだw -- 2010-09-07 07 04 43 動物農場を彷彿とさせるな。面白くて良い。 -- 2010-09-19 22 19 14 やはりゲス共にはこれだな… 後はぱちゅりーのですっきりできそー! -- 2010-10-03 17 17 52 まりさの最期はよかった -- 2010-10-10 01 33 57 パチュリーめ… 野郎オブクラッシャアアアアアアアア!!! -- 2011-08-23 15 16 08 わかるよーぐずはしぬうんめいなんだよー -- 2012-01-15 16 35 03 パチュリーくそだな、魔理沙・・・・悪かった -- 2012-07-08 14 59 41 パチュリー、オレンジジュースかけながらいたぶりてぇ -- 2012-08-07 09 19 01 ↓ パチュリー・魔理沙じゃなくて ぱちゅりー・まりさじゃないの?こまけぇことはいいんだくないよ!! -- 2012-08-09 21 40 50 ぱちゅりーは死ぬのがとかいはだわ -- 2012-08-15 17 34 40 SSには人間世界でも起こりうる、もしくは起こった事をモチーフにしてる作品もあるからなぁ こういう作品を見ると少し背筋に寒さを感じるな、でも好きだなこういうの -- 2013-01-16 11 37 41 最後ぱちゅりーに恨み言言うならまだしも良い奴ぶって死んでいくまりさがうぜえ -- 2013-04-16 20 46 51 最後のくだりは本心だろうが、あの時はノリノリだったじゃねーか よって、会う資格無し。ゆ獄で反省しろ -- 2013-11-20 19 55 36 めいさく -- 2019-08-13 10 27 24
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/3090.html
「ゆ――……」 まりさは目を覚ました。 なぜか知らないが、体の節々が痛い。いったいどうしたというのだろう? 訳も分からず、周りを見渡した。 見覚えのある壁、見覚えのある天井、そして見覚えのある草のベッド。 忘れようはずもない。ここはまりさの巣だった。 なぜ自分はこんなに傷だらけでベッドに横たわっていたのだ? 狩りで失敗でもしたんだっけ? それとも、れみりゃにでも襲われて、何とか逃げ切ったからなのか? 何が起こったのかを思い出そうとするまりさ。しかし、なかなか思い出せない。 そんな時、入口のほうから、聞きなれた声が聞こえてきた。 「……まりさ、おきたの?」 聞き違える筈もない。まりさの最愛のゆっくりにして、未来のまりさの妻であるれいむの声だ。 なんでれいむがここにいるのだろう? 今日、遊ぶ約束をしていたかな? もしかしたら、この痛みの原因をれいむが知っているんじゃないか? いや、そうに違いない!! やさしいれいむは、何でか忘れたが、傷を負った自分の看病を付きっきりでしていたのだろう。 やっぱりれいむは素敵なゆっくりだ!! まりさは痛みも忘れて、入口に這っていった。 なぜれいむの声が暗いのか、そして、いつも巣の中まで入ってくるれいむが、今日はなぜ入ってこないのかなんて、まりさには些細な事に過ぎなかった。 「れいむ、まりさはゆっくりげんきになったよ!!」 入口から出て、まりさはれいむの姿を見つけ、最高の笑顔で言葉をかけた。 痛みはあるが、そんなの気にしない。いや、れいむの顔を見たとたん、そんなもの全部吹き飛んでしまった。 しかし、当のれいむは、そんなまりさを見て、表情を変えない。まるで能面のような顔だ。 能天気なまりさも、さすがに気になった。 「れ、れいむ、どうしたの? まりさがげんきになったのがうれしくないの?」 「そう……げんきになったのね。よかったね……」 「れいむ……?」 いったいどうしたというのだ? れいむはまりさの看病をしていてくれたのではなかったのか? まりさが元気になったというのに、なぜれいむはあんなにも無表情で居られるんだろう。 まりさは気づいていなかったが、れいむは無表情であるものの、その体は小刻みに震えていた。 まるで、怒りを抑えつけるかのように…… 「ねえ、まりさ。まりさはうそつきじゃないよね?」 「ゆゆっ!? なんでそんなこときくの?」 「いいからこたえてね……」 「あ、あたりまえだよ!! まりさは、れいむにうそなんかつかないよ!!」 「そうだよね。うそなんかつかないよね。ううん、つかなかったよね……」 「……れいむ、いったいどうしちゃったの?」 「ねえ、まりさ。なんで、にんげんにかったなんてうそついたの? れいむはうそつかなくても、まりさのことがだいすきだったよ」 「ゆっ!? にんげんにかったって……………ゆゆゆゆゆっ!!!!!」 そのれいむの言葉が、まりさの餡子を刺激した。 そうだ!! すべて思い出した!! まりさは、あの召使いに裏切られて、ボコボコにされたのだ。 思い出すと、とてつもなく腹が立った。 れいむの出現で忘れていた痛みも、あのことを思い出し、再びまりさを襲ってくる。 更にあの召使いに激しい憤りを感じた。 よくも、愛するれいむの目の前で大恥をかかせてくれた。次に会ったら、ただではおかない!! 最後のあたりは記憶にないが、まりさが自分の巣にいる以上、おそらくれいむやぱちゅりー達が、気絶したまりさを、何とか巣まで運んでくれたのだろう。 本当にれいむには頭が上がらない。 しかし、それなられいむがこんなにも暗い顔をしているのが、余計腑に落ちない。 心やさしいれいむなら、まりさが助かったことを真っ先に喜んでくれるはずだ。 以前、狩りで傷を負った時も、何日も付きっきりで看病してくれ、傷がなおったら、自分のことのように嬉しがってくれたものだ。 そういえば、れいむはさっきなんて言ってたんだっけ? 確か、「なんでにんげんにかったなんてうそついたの?」だったっけ? どういう意味だ? まりさは嘘なんて付いていない!! 確かに、2度目は、男の卑怯な戦法によって惜しくも勝利を逃したが、1度目は紛れもなくあの男に勝ったのだ。それだけは間違いない。 れいむが聞いているのは、1度目のことについてだろう。 「れいむ、まりさはうそなんかついていないよ。たしかに、さっきはゆだんしてまけちゃったけど、そのまえには、まりさのかんぜんしょうりだったんだよ!!」 「まりさ……もうそんなうそつかないでよ……」 「うそじゃないよ!! ほんとうにまりさはかったんだよ!! なんでしんじてくれないの!!」 「どうすればしんじられるの? あんなにぼこぼこにやられておいて……」 「ゆっ……そ、それは、だから、あのめしつかいがひきょうなてを……」 「なんにもひきょうなことはしてなかったよ……れいむにだってそんなことはわかるよ。ゆっくりうそをつかないでね」 「……ゆゆー」 確かに、悔しいがれいむの言う通りだ。 男が卑怯な手を使っていないことなど、言われなくても分かっていた。 しかし、プライドの高いまりさは、それを認めるにはあまりにも傲慢で、あまりにも若すぎて、そしてあまりにもゆっくりすぎた。 もう、この際2度目の戦いはどうでもいい。問題は1度目の勝利だ。れいむもそれを聞いているのだ。 誰が何と言おうと、あれは確実にまりさが勝った。あの男だって、それを認めたのだ。 そこだけは、どうしても譲れない。 まりさは、どうして信じてくれないれいむに、誤解であることをしっかりと説明する。 「れいむ、ちゃんとまりさのはなしをきいてね!! まりさはちゃんとあのめしつかいにかったんだよ!!」 「……」 「まりさのひっさつわざ『まりさすぺしゃるでらっくす』がめしつかいにあたって、めしつかいはたおれたんだよ!!」 「……」 「そのあと、あのめしつかいは、まりさのつよさにほれて、まりさのめし『もうやめてねっ!!!!』つかいにしてあげ……」 れいむの声がまりさの言葉を遮る。それほどまで大きな声だった。 まりさは、未だかつて聞いたことのない、愛しのれいむの悲鳴にも似た叫びに、ビクッと体を震わせた。 「いいかげんにしてね!! もうぜんぶわかってるんだよ!! まりさがにんげんになんてかってないことも!! めしつかいなんてうそなことも!! にんげんのいえからおかしをかってにもってきたことも!! ぜんぶ、れいむたちはわかってるんだよ!!!」 「ゆゆっ!! れいむ、なにいってるの? まりさはうそなんて……」 「いいかげんにしてっていってるでしょ!! いつまでもよくもそんなうそをいってられるね!! まりさのせいで、あ、あ、ありすは……」 「ありすがどうかしたの?」 「まりさのせいでありすはしんじゃったんだよっ!!!」 「ゆ―――!!!! ありすがしんだって……なんでっ!!!」 「かわにじぶんからおちていったんだよ!!」 「ゆゆっ!! な、なんで……」 まりさは分からなかった。 ありすが自殺したことではない。いや、それも気にはなっているが、それ以上に気になることがあった。 なぜ、ありすの自殺がまりさのせいなのかだ!! まりさはありすに死んでほしいなんて思ったことは一度もない。 れいむほどではないが、ありすも小さいころからよく知った仲だ。よく遊んだ仲だ。親友だったと自負していた。 それがなぜ、まりさのせいなのかが理解できなかった。 「な、なんでまりさのせいなの? まりさ、何にもしてないよ!!」 そんなまりさの言葉に、れいむはあれだけ激しかった口を閉ざし、俯く。 必死で歯を食いしばっている。何かに耐えるように…… まりさは、れいむの反応を待った。いくら考えても、分からないものは分からないのだ。 1分程度だろうか? 森の中を静寂が包んでいたが、その静寂を壊したのはれいむだった。 れいむは、人間の家に行く前にまりさが演説をした切り株の上に登る。 まりさの巣は、背の高い草に覆われている場所にあるので、今までれいむの下半身(口より下)が見えていなかった。 しかし、一段高い切り株に上ったことで、れいむの全貌が見えるようになった。 まりさは、そんなれいむの姿に言葉を失った。 「な……な……なんなの、そのすがた……」 まりさは、やっとの思いで、言葉を発した。それほど、れいむの姿が衝撃だった。 れいむの口より上の部分は、いつもと変わらぬ、綺麗なれいむだった。 しかし、その下には、自然には決して出来ない黒ずんだ痕が刻み込まれていた。 やけどの跡だ!! 以前、雷が森の木に落ち、山火事が起きたことがあった。 幸いにも、その後都合よく大雨が降り、大火災は免れたが、何匹かはその火事で帰らぬゆっくりとなり、そして何匹かは醜い火傷を負った。 それで、まりさはれいむの傷跡が火傷であると分かったのである。 しかし、まりさが言葉を発せられなかったのは、火傷の痕があったからではない。 綺麗なれいむの体に一生物の傷が付いていることは許せないことではあるが、そんな程度で壊れるほど、まりさのれいむに対する愛情は薄くない。 まりさがそれを見て言葉を失ったのは、れいむが火傷を負った場所のせいだ。 口の下。顎よりも少し下の部分。そこは、ゆっくりたちの生殖器があるところなのだ!!! 相当な熱さの何かを押し付けられたような歪んだ痕。 完全に炭化して黒ずんだ皮。 れいむの奥の奥まで、火傷の痕があるのが、下から見るとはっきりと理解できた。 「まりさ……わかったでしょ……」 「な……なんで……なんでこんなことになったの?」 「まりさをぼろぼろにしたあのおじさんがやったんだよ……」 「おじさん? まりさのめしつかいのこと?」 「そうだよ……」 まりさは呆然としていた。考えを纏めることが出来なかったのだ。 え、れいむのあそこってあれがある場所だよね? なんでそこを火傷してるの? 火傷してるってことは、もう子供が産めないってこと? そんなわけないよね!! だってれいむは将来まりさのお嫁さんになって、ゆっくりした赤ちゃんを産むんだもんね!! あれ、でも、あんな黒ずんでる所に入れて、本当に子供なんて産めるの? てか、なんでれいむがあんな目にあってるの? 誰がまりさのれいむにあんな酷いことをしたんだっけ? そういえば、まりさの召使いがやったって、れいむは言ってたような…… でも、なんでれいむがあんな目に会わなくちゃならないんだろう? れいむは何もしてないのに? そうか、きっとぱちゅりーたちがなんか失敗を遣らかしたんだ!! そして、体の弱いぱちゅりーの代わりにれいむがお仕置きをされて…… いや、それはないよね!! ぱちゅりーは頭がいいもん!! 失敗なんてするわけないよ!! じゃあ、なんでれいむがあんな目に? そういえばあの召使い、まりさのことを裏切ったんだよね。 分かった!! あの召使いは悪い人間だったんだ!! だから、れいむにこんな酷いことをしたんだ!! 長かった。本当に長い時間、まりさは自分の考えを纏めるのに時間を要した。 まりさの短い人生の中でもぶっちぎりで長い時間、一つの考えに費やした。 餡子は今や、ペンティアムD(幻想入り)並みに熱くなっていることだろう。 まりさは頭から湯気が出そうなほど、血というか餡子が上っていた。 それほど、あの男に対し、怒りを覚えていた。 殺してやる!! れいむをこんな目に合わせたあの男を殺しまくってやる!! 痛みが残っているが、そんなの関係ない。 勝てる勝てないの問題じゃない。やるかやらないかの問題だ。 例え、まりさの命が亡くなろうとも、れいむをこんな姿にしたあの男を、完膚なきまでに破壊してやる。 「れいむ!! まりさはいまから、あのおとこのところにいってくるよ!! れいむをこんなすがたにしたあのおとこをころしてくるから、ゆっくりまっててね!!」 まりさはれいむに笑顔を見せた。 自分でも理解していたのだ。もう、れいむの元に戻ることはないと…… それが分かっていても、まりさの決心は鈍らなかった。 最後に愛するれいむに、「がんばってね!!」と言われれば、それだけでまりさは地獄にも畜生界にも行くことができた。 だからこそ、れいむに最後のお別れにと、最上の笑顔を見せたのだ。愛するゆっくりに、不安な表情は残したくない。 しかし、そんなまりさに帰って来たものは、無感情なれいむの言葉だった。 「……なにいってるの、まりさ?」 「ゆゆっ!! だから、まりさはいまかられいむのかたきをうってくるからね!!」 「かたきって……だれのことをいってるの?」 「ゆっ? それはもちろん、まりさのめしつ……いや、あのわるいにんげんのことだよ!!」 「……ねえ、まりさ。まりさは、なんでれいむがこんなめにあったかわかってないの?」 「ゆゆっ……」 まりさは分からなかった。 なぜ、れいむは嬉しそうな顔をしてくれないのか? 自分を心配して、止めようとしている訳ではなさそうだ。 だからといって、まりさに仇を討ちに行ってほしい訳でもないように見える。 れいむは、まりさの心底分からないといった顔を見ると、呆れたと言うように、ゆっくり説明した。 「まりさ……わかってないようだから、はっきりゆっくりいうね…… れいむがこんなすがたになったのはね……」 「まりさのせいだよ」 れいむのその声は、特に大きくはなかった。 どちらかといえば、小さい部類に入る。 しかし、まりさには、それがそんな爆音よりも大きく、鋭く、ずっしりと耳に入った。 しばらくの間、れいむの言葉を餡子の中で反芻していた。 まりさは的確な答えを導き出すことが出来なかった。れいむに問い返した。 「れいむ……いま、まりさのせいだってきこえたんだけど……」 「そうだよ、まりさ。れいむはまりさのせいだっていったんだよ」 「な、なんで!!」 「まりさがうそをつかなければ、みえをはらなければ、れいむたちはあのにんげんのいえにいかなかったんだよ」 「ま、まりさ、うそなんかついてないよ!! ほんとうに、にんげんにかったんだよ!!」 「……もううそはいいよ、まりさ……」 「おねがいだよ!! しんじてね、れいむ!! おかしだって、あのにんげんがくれたんだよ!!」 「まりさについていって、おしおきされたのはれいむだけじゃないんだよ。 ぱちゅりーも、ありすも、みょんも、ちぇんも、みんなあのにんげんにやかれたんだよ…… もう、れいむたちこどもがうめないからだになったんだよ…… ありすは、それでおかしくなって、じぶんからかわにとびこんだんだよ…… まりさが……まりさが……まりさが、うそをついてれいむたちをつれていったから……」 「ぢがうよおおぉぉぉ!!! まりざはうぞなんがづいでないよおおぉぉぉ!!! なんでじんじでぐれないのおおおぉぉぉぉ―――――!!!!」 「な、なんでしんじられるの……あ、あんなかんたんにま、まげでだのにいいぃぃぃ―――!!! ゆっぐりまりざをじんじだけっががごれだよおおおぉぉぉぉ―――――!!!」 まりさが泣き、れいむがそんなまりさに釣られて泣きじゃくる。 まりさはなぜ信じてくれないのかと。 れいむはこんなバカなまりさを信じるんじゃなかったと。こんなまりさを信じた自分は、なんて馬鹿だったんだと。 二匹は泣いた。泣きに泣いた。泣き声が、森の一角で、延々と響いていた。 先に泣きやんだのは、どちらだったのか? 涙も枯れた二匹は、無言でその場に佇んでいた。二匹の間を乾いた風が、吹き通る。 それが合図だったのか、れいむは涙も出なくなると、もうまりさと話すことはないと言わんばかりに、その場を後にしようとした。 しかし、それをまりさが止める。 「ま、まって、れいむ!! まりさはどんなすがたになっても、れいむをあいしてるよ!! こどもがうめなくたって、ぜんぜんへいきだよ!! だいたい、まりさはさいしょからこどもなんてほしくなかったんだよ!! だから、れいむがきにすることないよ!!」 れいむが、帰っていく。まりさにはそれが、永遠の別れのような感じがした。 確信はない。しかし、まりさの勘はそう言って止まない 信じてもらえないならそれでも構わない、でも、自分の元を離れないでくれ!! まりさは、そんな覚悟でれいむに言葉を投げる。自分の本音を隠したまま。 しかし、そんな時、まりさの巣の周りがガサガサとざわめきを立てた。 なんの音だ? とまりさは訝しむと、音を立てる物体が、その姿を現した。 それはゆっくりの集団だった。 百だろうか二百だろうか? あるいは、森中のゆっくりが全員居るのではないかという数だ。 一体いつからいたのだろう? まりさは全く気づきもしなかった。 ゆっくりの集団は、ゆっくりまりさを囲んだ。れいむはその集団の中に入っていく。 れいむがゆっくりの輪に入ると同時に、輪から出てきたゆっくりが、まりさに近づいてきた。 ゆっくりぱちゅりーである。 しかし、このぱちゅりー、まりさの友人であるあのぱちゅりーとは別のゆっくりである。といっても全く関係がないわけではない。 実はこのぱちゅりー、まりさの友人のぱちゅりーの親にして、この森の全ゆっくりの長でもあった。 長ぱちゅりーは子ぱちゅりーに事件の概要を聞いて、まりさの巣に来ていたのである。 そして、まりさとれいむの会話を森のゆっくり全員で隠れて聞いていたのだ。 長はまりさのすぐそばまで来ると、悲しげな表情でまりさに語りかけた。 「むきゅ……まりさ、ぱちゅりーたちはとてもざんねんだよ……」 「な、なんなの、とつぜん?」 「れいむとのやりとりはぜんぶきかせてもらったよ。そして、わかったよ。まりさはうそをついたにもかかわらず、ぜんぜんはんせいしてないことがね」 「ゆっ?」 「すこしでもはんせいしていたら、ぱちゅりーたちはゆるそうとおもっていたよ。まりさはまだまだこどもだからね。 じぶんにどのくらいのちからがあるかなんてわからないだろうし、だまされてついていったほかのこにも、せきにんがないわけじゃない。 でも、まりさははんせいをしないで、うそじゃないとごうじょうをはった。 そんなまりさは、このもりのなかにおいておくわけにはいかないよ!! これよりうそつきのまりさにけいばつをあたえる!!」 長ぱちゅりーの言葉を機に、森の中でも一際屈強なゆっくりが5匹、まりさの周りにを囲むと、まりさが動けないように体を押し付けてきた。 まりさは同年代の他のゆっくりに比べて、多少大きくて力も強いが、完全な大人5匹に囲まれては、動ける筈もない。 「けいはゆっくりいばらのけい。これより、まりさをしっこうばしょにれんこうする!!」 長ぱちゅりーが言うと、先頭に立って刑の施行場所を目指していった。 続いてまりさと、まりさを囲んだ屈強な5匹のゆっくりが、まりさを逃がさないように、長ぱちゅりーの後に続く。 その後に、刑を見届けるべく、多くのゆっくりが後に続いた。 「ゆ、ゆっくりいばらのけい!? な、なんでまりさがそんなことをされなくちゃならないのおおぉぉ――――!!!」 まりさは叫ぶ。何とか逃れようと暴れる。しかし、大人ゆっくり5匹から逃げられるはずもない。 長ぱちゅりーは、やれやれといった感じでまりさに振り向くと、一言だけ呟いた。 「……そんなたいどだからだよ」 一行は刑の執行場所に辿り着いた。 そこでは、あらかじめ用意をしていたゆっくりが、一行を出迎えてくれた。 「ぱちゅりー!! よういはできてるよ!!」 刑の準備をしていた大人れいむが、長ぱちゅりーに近づき声を掛ける。 その大人れいむの後ろには、茨やイガ、鋭い石などが敷き詰められていた。 今から何が行われるか、容易に想像が出来る。 「ばちゅり――――――!!! なんでまりざが、ゆっぐりいばらのげいをうげなぐぢゃいげないのおおぉぉぉ――――!!!」 まりさは道中、狂ったように泣き叫び、前を行く長ぱちゅりーに止めてと懇願する。 しかし、長ぱちゅりーの意思は堅かった。 まりさが自発的に刑を受けないと分かるや、まりさを押さえつけていた屈強な5匹のゆっくりに「やってちょうだい」と命令を下す。 長の命令が下ると、5匹のゆっくりは、まりさを全員で担ぎ、「ゆ・ゆ・ゆー!!」の掛け声とともに、茨の中にまりさを投げ込んだ。 「ゆぎゃああああぁぁぁああぁぁああああぁぁああぁぁぁぁぁぁああ――――――――――――!!!!」 まりさが茨の中で絶叫を上げる。 普通に入ったのではなく、高いところから落ちたので、痛さも倍増だ。 すぐさま、そこから出ようとするも、茨の周りは大人のゆっくりが完全に固めており、まさしく蟻の入る隙間すら見当たらなかった。 まりさはあまりの痛さに、体を捻る。 しかし、ここでそんなことをしては逆効果。体中に茨が刺さり、さらに痛々しい悲鳴を上げる。 「だずげでえええぇぇぇぇ―――――!!!! れいぶううぅぅぅ!!! でいぶうぅぅぅ!!! だずげでええええぇぇぇぇえ―――――――!!!!!」 体に棘を刺し、絶叫と共に、最愛のれいむの名を口にする。 そんなれいむはといえば、子ぱちゅりー、ちぇん、みょんと共に、最前列でその様子を眺めていた。 全員が顎下に痛々しい火傷の跡を負っている。 子ぱちゅりー、ちぇん、みょんは、まりさに対し、積もりに積もった侮蔑の言葉を投げかける。 「むきゅ!! うそつきにはおにあいのすがたね!!」 「わかるよー!! まりさはもっとくるしめばいいよー!!」 「ちーんぽ!! まりさはゆっくりしね!! ちーんぽ!!」 れいむは言葉こそ掛けなかったものの、忌々しいものでも見るような目で、その様子を眺めていた。 そんなれいむと視線が交差したまりさ。 れいむのその目が、自分を憎んでいることが否応なく分かった。 まりさは絶望した。もう、ここにまりさの味方はいないのだと。 そんな刑が、まりさの命が無くなる寸前まで続けられた。 「むきゅきゅ!! ゆっくりいばらのけいを、しゅうりょうする!!」 長ぱちゅりーの言葉が出るや、茨の周りを囲んでいた大人のゆっくりは、全員その場を退いた。 まりさの皮はボロボロ、餡子も致死量まではいかないが、相当体外に排出した。 しかし、こんな茨の中にいつまでもいられない。 まりさは気力を振り絞って、茨の中から脱出した。 息も絶え絶え、体はボロボロ、早く傷を手当てしなければ、死んでしまうだろう。 しかし、まりさに手を授けるゆっくりは1匹も居なかった。 長ぱちゅりーは、そんなまりさの元に行くと、まりさに言葉をかけた。 「むきゅ!! まりさ、よくゆっくりいばらのけいにたえたね!! これによって、まりさのつみはゆるされたよ!!」 「……」 「もちろん、これからもむれにいてもかまわないよ!! でも、まりさがうそをついたというじじつはいっしょうきえないよ!! いままでとおなじようなせいかつはできないものとおもってね!!」 「……」 まりさは長の言葉に答えない。反論しない。 出来ないのだ。 自身の体がボロボロなのもあるが、なにより心が完全に折れていた。 自分は嘘をついていない。なのに、信じてもらえない。 それでも、他の全ゆっくりがまりさを否定しても、れいむ1匹が信じてくれさえすれば、まりさはどんな苦しい思いも耐えられただろう。 しかし、今やそのれいむも、まりさの味方にはなってくれない。 長ぱちゅりーが「てっしゅうする」と、群れに号令をかけると、ゆっくりたちはようやく終わったとばかりに、まりさを置いて離れていった。 れいむも、まりさを一瞥しただけで、何もすることなく群れの中に溶け込んでいった…… 後にはボロボロのまりさ一匹が残された。 まりさは完全に1匹になった。 「うーん……ゆっくりの世界もなかなかシビアだな」 こっそりと一連の様子を窺っていた男が、まりさを見て見て呟いた。 男からすれば、まさかここまで大事になるとは、予想もしていなかった。 男が考えた作戦。 まず、まりさに負けたふりをして、まりさの友人たちを家まで連れてくる。 そこで、戻ってきた時、初めて会ったふりをして、友人たちの目の前で、まりさをボコボコに痛めつける。勿論、殺しはしない。 その後、まりさが、お前たちを騙してここまで連れて来たと説明し、その友人たちを痛めつける。 今回は熱した焼きごてを、ゆっくりの生殖器に当てて、子供が産めないようにしてやった。 後は、そのまままりさと友人を巣に返せば、ミッションコンプリートだった。 こんな目にあったのはまりさのせいだとさんざん言いくるめておいたから、巣にもどればまりさは友人たちからハブにされるだろう。 その後、男はハブられたまりさに男の作戦を教え、最後に絶望を味あわせながら、殺してやる!! と、思っていたのだが…… ゆっくりたちの思考は、男の予想の遥か斜め上を行っていたようだ。 まさか、ゆっくりたちにこんな裁判と刑罰があったとは…… そんなことも想像できない俺には、虐待お兄さんの素質はないようだ。 男はまりさに言葉を掛けようかと思ったが止めた。 体はボロボロ、意識も半ば、一瞬で殺すほうが、どれだけ救われるか分からない。 せいぜい、最後まで俺の家に入ったことを後悔しながら死んでいくがいい。 男は、ゆっくりその場を後にした。 「ゆーゆゆゆ――ゆゆーゆーゆーゆっ!!」 男が家に帰る途中、里の道でゆっくりまりさの親子が歌を歌っていた。 親子の前には汚いカンが置いてある。 どうやら、最近下手な歌で里で迷惑をかけているという、歌って稼ぐゆっくりとやらだろう。 男がそこを通りすぎようとすると、立ち止まって聞いてもいないのに、親子は 「おじさん!! まりさたちのおうた、じょうずだったでしょ!! ゆっくりきいたんだから、おかねをいれてね!!」 とか、ぬかしてきやがった。 子ゆっくり達も続けて、「おかねをいれてね!!」と、ハモっている。 ゆっくり聞いてなんていないし、そもそも立ち止まってすらいないのだが、この態度。 幻想歌舞伎町にあるバーのポン引きよりタチが悪い。 そんなまりさの姿を見て、あのまりさに召使い扱いされた屈辱を思い出した。 まあ、ゆっくりなんてどいつでもいいだろう。 男はあのまりさを殺す代わりに親子を踏みつぶすと、家路をゆっくり戻っていった。 「はあ~!! 帰ったら家の掃除か……」 俺の書く制裁物は、全部ゆっくりが家に侵入するワンパターンものばっかりだな…… 少し自重しよう 今まで書いたもの ゆっくりいじめ系435 とかいは(笑)ありす ゆっくりいじめ系452 表札 ゆっくりいじめ系478 ゆっくりいじり(視姦) ゆっくりいじめ系551 チェンジリング前 ゆっくりいじめ系552 チェンジリング中 チェンジリング後① チェンジリング後② このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2565.html
ゆっくりは生首饅頭の夢を見るか? 5KB パロディ 悲劇 飼いゆ 創作亜種 独自設定 きっとカオス寄りなんだと思います ・18回目 ・変な普通のまりさです。 ・ゆめにっきのパロディ的な何かです。 ・ダークメルヘンさのかけらもないです。難しい・・・。 ・ゆめにっきというフリーゲームを知ってる方にすら伝わりにくい気がします。 ・虐待も愛でもHENTAIもないです。 ・ぬえかかりか迷いますけど、俺はせっかくだからこのかりを選ぶぜ! ・タイトルの元ネタみたいなのじゃありません。 ・ていうかSSじゃない。 ・ヨロシクオネガイシマス まりさは、夢を見ていた。 繰り返し繰り返し良い夢を見ていた。 まりさにとっては広大なお部屋。 そこには、大好きなお姉さんと自分が居て、二人で笑いながらゆっくりしている。 ただゆっくりしているだけの夢。 ずっとゆっくり出来てまりさは幸せで。 繰り返し繰り返し良い夢を見ていた。 「ゆ・・・」 まりさがいつも通り何も変わらない夢から覚めた。 おさげで目をこすってから辺りを見回すと、いつも通りの光景が広がっている。 真紫の広い床の上で、刃が落ちては上り落ちては上るギロチンが稼動している。いつも通りの光景。 「またここからだね・・・」 まりさは異常な光景をいたって平静に眺めてから、跳ねて移動し始める。 行っても行っても、ループしているかのように何もない。 だが、たまに休憩を挟みながら、まりさは黙々と跳ねる。 しばらくすると、人影が近づいてくるのが見えた。 まりさはそれを見て笑顔になりかけるが、これもいつも通りだと悟り、すぐ笑みが消える。 「ゆっくりしていってね」 おざなりな挨拶をするが、人影が返事してくれないことはわかっている。 まるで鳥のような顔をした人間とすれ違うように、まりさは跳ね続けた。 やがて、ポツンとタンスが置いてあるのが見える。 「ゆっくりとうちゃーく」 まりさはしばらく一息ついた後、帽子の中から黒い卵を取り出して口に含んだ。 どこからともなく鳴り響く電子音と共に、まりさは光に包まれる。 数秒の淡い光が光って消えた後には、まりさは手足のついた魔女の姿になっていた。 まりさにとって理想の姿。 それは、もはやいつも通りの光景だったのでまりさは気にも留めない。 「ゆっくりたんすさんをあけるよ」 宣言通り、まりさは手を使ってゆっくりとタンスを開ける。 まりさは、いつも通り意識が遠のくのを感じた。 まりさが目覚めたのは、これまた奇妙な部屋だった。 壁にはコンセントプラグのようなキャラクターがいくつも描かれており、床と天井は透明な板で出来ていて時たま赤い数字が描かれている。 辺りを見回すと、無造作ながらに整列している無数のベッドや一列に規則正しく先程のタンスが複数置かれている。 良く見ると遠くに先程の鳥人間と違う格好の鳥人間がうろついているが、まりさは時間の無駄だとばかりに無視して、壁伝いに歩き始める。 コンセントプラグの壁に沿ってしばらく歩くと、ネオンのように光る扉があった。 まりさは躊躇なくその扉を開けて入る。 扉の中へ入ると、扉はひとりでに閉じた。 ネオンの扉の先にあったのは、扉をくぐる前の部屋と同じような内装で、前と違うのはその室内の大きさだった。 無駄に広いその空間を、まりさは迷うことなく一点へ向かって歩く。 着いたのは、赤い球体がはめ込まれた扉。 その扉を開けて、まりさは暗い部屋の中に出た。 その部屋には壁と天井がなく、十三枚の扉だけがぽつんと存在しており、床を良く見れば幾何学模様が描かれている。 もはや、慣れてしまったまりさには、何の感慨もなく。 隣の木の扉の前に行く。 「・・・」 何故か、緊張したような真面目な表情になりノブを持つ手が震えている。 数十秒そうしていたが、意を決して扉を開けた。 いつも通りのお部屋の中。 目の前に立っているのは、お姉さん。 いつも眠たそうな糸目。 さらさらでまりさのおさげとお揃いの三つ編み。 かわいいお飾りがついた洋服。 全部が全部大好きなお姉さんだった。 「おねえさん!!!」 まりさは抱きしめてもらおうと身体をお姉さんに向かって突き動かす。 「ゆっくりしていッ・・・!?」 だけれど。 いつも通り、抱きしめてもらえなくて。 いつも通り、自分のおなかに違和感を感じる。 冷たい何かが刺さっているような。 熱い何かが吹き出てくるような。 「おねぇ・・・さん・・・」 それでも、抱きしめてもらおうとまりさは手を伸ばす。 その手は徐々に淡い光になって消えていく。 消えたころには、手足なんて存在しないいつも通りのゆっくりに戻っていた。 一つ違うのは、自分のおなかに穴が出来ていて餡子が出ていたこと。 「おねえざんおねッえじゃんおねえざんっおにぇえじゃんおねえざんおねえじゃんおね・・・えざんおにぇえ・・・じゃんおねえざん!?」 痛みと不気味さと寂しさを涙目になってこらえながら、薄れゆく意識でお姉さんを呼ぶ。 お姉さんは、苦しむまりさのことが見えていないのか、眠たそうな糸目一つ動かない。 「も・・・っと・・・ゆっく・・・したかっ」 最後に見たのは、お姉さんの醜く歪んだ唇だった。 まりさは夢を見ていた。 繰り返し繰り返し悪い夢を見ていた。 まりさにとっては広大なお部屋。 そこには、大好きなお姉さんが居ない。一人ではゆっくりできない。 ただゆっくりできない夢。 ずっとゆっくり出来なくてまりさは不幸せで。 繰り返し繰り返し悪い夢を見ていた。 「ゆ・・・」 まりさがいつも通り何も変わらない夢から覚めた。 おさげで目をこすってから辺りを見回すと、いつも通りの光景が広がっている。 真紫の広い床の上で、刃が落ちては上り落ちては上るギロチンが稼動している。いつも通りの光景。 「またここからだね・・・」 良い夢は二度も続かない。悪い夢は二度と終わらない。 アトガキ マフラー子可愛いよッッ可愛いよおかわいいいよォマフラー子ォォアアァァア アァッ!! 大丈夫です。テンプレです。マフラー子が好きです。ヤマメと肩を並べてます。 ということで書いてみました。ゆっくりでゆめにっき。 ・・・全然出来てないっていう。 主人公は窓付きって女の子なんですけど、彼女がゆっくりについて意識あったらこうなるのかなぁ・・・とか思ったり。 実際にアイテムというかエフェクトで★なまくび★ってのがあります。 生首の象徴なんでしたっけ。鳥人間が虐めっ子で、窓付きがギロチンチョンパだから虐めの見せしめ的な意味合い? まさに動く生首ゆっくりに対して、自己嫌悪でおなじみ★ほうちょう★でプスリッ。でもゆっくりだから以下、無限ループ。みたいな自己解釈をした結果がこのSS。 脳内でやれと自分でも思いました。反省はしていますん。 ゆっくり並みに想像力掻き立てられるんで一度プレイをオススメします。ゆめ2っきもあるよ! まりさはいわずもがな★まじょ★です。 ご読了ありがとうございました。 やまめあき(仮) 【妄想で書いたもの】 かり ・ふたば系ゆっくりいじめ 963 ト● ・ふたば系ゆっくりいじめ 990 くちばしにチェリー ・ふたば系ゆっくりいじめ 1000 デスクトップガジェット ・ふたば系ゆっくりいじめ 1018 ゆっくりつくーる ・ふたば系ゆっくりいじめ 1054 夢想天生 ・ふたば系ゆっくりいじめ 1064 スペクタクルスパイダーウーマン ・ふたば系ゆっくりいじめ 1091 つるべおとし ・ふたば系ゆっくりいじめ 1118 ゆっくりのおもちゃ ・ふたば系ゆっくりいじめ 1123 いまじん ・ふたば系ゆっくりいじめ 1142 スポイラー ・ふたば系ゆっくりいじめ 1163 ラブドール ・ふたば系ゆっくりいじめ 1172 益虫? 害虫? ・ふたば系ゆっくりいじめ 1189 スィークリング ・ふたば系ゆっくりいじめ 1214 てゐ! ・ふたば系ゆっくりいじめ 1227 ゆっくりは生首饅頭の夢を見るか? どろわ ・つんつんつんつくつんつくつんつん ぬえ ・山女って可愛いよね ・女はつらいよ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る は△△の夢を見るか?ってタイトル多いけど、元ネタ知ってて使ってるひとって少ないよな -- 2013-10-29 19 08 53 近未来、多くの動物が死に絶えた世界に住む人々は 次第に高額で取引される原種ゆっくりを飼うのが憧れとなっていた・・・ -- 2012-10-04 00 49 28 キョアーオ、モノ子かわいいよモノ子 -- 2010-09-23 15 11 48 フィリップ・K・ディックってわかる? -- 2010-08-02 22 36 33
https://w.atwiki.jp/th_izime/pages/989.html
「私はね、諏訪子。あの子が、少しでも楽になるのならばと、頑張ってきたつもりなんだよ。」 「…………。」 「…やっぱり、間違ってた。いくらこんなこと繰り返しても、あの子は、幸せじゃない。」 「…何が、いけなかったのかな…。」 「私たちの思う幸せと、早苗の思う幸せ、答えは同じでもその叶え方が違っていた。ただ…それだけよ。」 「それじゃ、…そんなんじゃ、早苗も私たちも、いつまでたったって幸せになんかなれないじゃないか…!ひどいよ、そんなの…。」 「もういいさ。私の行方も、早苗の行方も、…早苗にまかせる。もし、あの子の思いのほうが強いのなら…、その時は、」 ああもう、次の信者さんがいっぱいいるのに、何やってるのかしらあの二人は! もっと、もっといっぱいお賽銭を、信仰を、でないと、でないと…! 「何サボっているんですか、早く次の信者さんのところへ行って下さいよ!こんなことでは今日の目標に全然足りないじゃないですか! ほら、立ってください!諏訪子さま!」 「さ、早苗、ごめんなさいすぐ、すぐに行くから…!」 泣くくらいならすぐに行けば良いのに…!でなきゃ大声出さなくてすむんだから…! 「今日は神奈子さまにもいっぱい指名が入っているんですから!さあさっさと、」 「早苗、私はもうやめる。」 …は、何を言ってんだか。 「…笑えない冗談はよろしいですから。働かざるもの食うべからずですよ?…意味、わかりますよね…?」 「もう十分だ。諏訪子はどうだか知らんが、もう私には我慢がならん。自分の立ち位置も分からんようなものにへつらうのも、もうまっぴらだ。」 …本当に笑えない。頭が痛い。 「なるほど、つまり神奈子さまは、」 「やめて早苗!神奈子も少し落ち着いて!いまそんなこと言ったって、なんにも、」 「黙ってな諏訪子、頭を冷やすのはこいつだ。自分が誰で何者なのか、少し勉強させてから話してもらわないと。」 頭が痛い。頭が痛い。胃が痛い。頭が痛い。頭が痛い。頭が痛い。 「…よく、わかってますよ?私は、風祝です。現人神です。私は、私を裏切るものを罰することができる、つまり、神奈子さまの事も、」 「やってみな早苗。はっ、そんな度胸も勇気もないくせに!」 「だめだ、神奈子!だめだったら!」 「…………××××、×」 「やめて、早苗、やめてーーーーーーーーっっっ!!!」 「…××××、×××××××××!」 …言ってしまった。だって、あまりにも、うるさいから、あたま、いたくて、 「心配ないよ、諏訪子。すぐ会える。」 それだけ言い残して、神奈子さまは消えてしまった。私には何も言わないで、消えてしまった。頭痛は消えないのに。すごく、すごく痛いのに。 「…早苗は、これを望んでいたの?」 ふいに、声が聞こえた。耳鳴りもひどい。キーンとする。 「…こんなことがしたくて、幻想郷に来たの?」 私は、何がしたかったのだろう。頭が痛い。 「…みんなで、幸せに。早苗は、そうじゃなかったの?」 みんなでわらって、たのしく、 「…まあ、もう、どうでもいいけど、ね………。」 どうしようもない、神奈子さまは消えてしまった、消えてしまった?…違う、消してしまった、私が。 「一つだけ言っておく。早苗はもう神の力も奇跡も使えない。」 「………?」 「お前が使っていたのは神奈子の力だ。私が信仰を集め、神奈子が力にし、還元する。私に信仰がいくら集まろうが、お前にその恩恵が行くわけではない。」 「…え、いや、だって、」 「早苗は神奈子の風祝だから。私の風祝ではない。それだけだ。そして神奈子がいなくなった以上、…私はここにとどまる必要はない。」 理解ができない。神奈子さまはいない。諏訪子さまもいなくなる。………………………、そんなこと、私が、許すわけないのに。 「早苗は早苗で"神様"になればいいさ。私は二度とこない、二度と会わない。私は、私の風祝を探しに」 「×××××××××。」 ああ、すごくびっくりした顔をしている。…罰ですよ。私を捨てようとしたから。 「………………………。」 少しだけ悲しそうな顔をして、諏訪子さまも消えた。諏訪子さまも何も言わなかった。 「…私、がんばったのになぁ。信仰を集めて、お賽銭もいっぱいもらって、そしたら、神奈子さまと諏訪子さまがえらいねってほめてくれて。 だから、私、もっと、もっと、いっぱい集めて、暑い日も寒い日も、イヤなときでも我慢して、」 『早苗さん、早苗さん。諏訪子さまと神奈子さまはまだかな?ずっと待ってるんだけど。ほら、今日は大人数でいいよって言うから いっぱいつれてきたんだけど…。』 今日の信者か…。もう、ここには何もないというのに…。 「…もう、神奈子さまも、諏訪子さまも、ここにはいません…。今日は、お引取り下さい…。」 いないのだ。もうどこを探しても。 『…いないってどういうこと?前金で結構払ってるでしょ。どうすんのよ、みんな準備万端なのに。』 「…お金はお返ししますから、どうか、どうか今日は…………。」 『いや、返さなくて良いよ。もう一人いるでしょ?現人神さまが。』 「………は?」 『行こうか。みんなお待ちかねですから。』 「…あ、いや、はなして、放してください!」 必死で振りほどく。このまま連れて行かれたら、私は、あの神奈子さたちのようにに…! 『そんな嫌がらなくても良いでしょ。あんだけ神様二人にさせてたんだから、自分だけイヤイヤってのは通用しないでしょ。』 「…!よらないで下さい。力を使いますよ…!」 『…そっちがその気なら、こっちも人呼んじゃうから。お~い、お前らこっち来てくれ~。』 「…くっ、風よ!」 『わっっっ……………………………?…え、何?』 なにも、起こらない。当たり前だ、私の神様は、私が、 『まあいいや。じゃ、お楽しみタイムですね!』 「い、いやっ、いやぁっ、風よっ!奇跡よっ!なんで、なんでっ私がっ!神奈子さま、諏訪子さま、助けてっ、助けてっっ!かみさまっっ!」 『"やっぱり神様なんていなかったね"って名言もあるくらいですから。ま、今日の神様は早苗さんなんですから仕方ないですよね。 さあ、今日も信仰をいっぱいあげちゃいますから!期待しててくださいね、"神様"!』 早苗ざまぁ -- 名無しさん (2009-05-12 11 58 54) ざまぁwwwww -- 名無しさん (2009-05-13 13 41 18) そして早苗はマワされる・・・ざまぁ -- 名無しさん (2009-05-15 15 34 12) ざまぁwそう持ってこられたか -- 名無しさん (2009-05-21 01 57 04) m9(^Д^)プギャー -- 名無しさん (2010-01-05 15 30 25) 悲惨だ……自業自得だが同情する -- 名無しさん (2010-02-28 21 36 39) なんかざまぁとは言えないな・・・ -- 名無しさん (2010-03-04 15 08 55) こういうの見ると、 自分のをもぎ取りたくなる衝動に駆られるのは何故だ? -- 名無しさん (2010-11-02 03 34 35) 早苗ざまぁとしかいえんwww とにかくざまぁm9(^Д^) -- 名無しさん (2012-03-03 23 43 21) ・・・とりあえず乙。 -- 名無しさん (2012-03-27 08 15 11) はぁ………ざまぁwwwww -- 名無しさん (2012-04-10 19 31 13) ざまあww -- 名無しさん (2013-12-26 16 47 26) 人間の後はいじめてきた妖怪に仕返しされるさなビッチ -- 名無しさん (2014-03-11 07 14 29) そもそもなんで神様二人は黙ってマワされてたんだw もっと早くおこってりゃここまで増長することもなかったろうに -- 名無しさん (2014-03-31 14 28 50) 自業自得。 -- 名無しさん (2014-08-13 10 34 21) 早苗ざまあwwwwwwwwwwwww -- 名無しさん (2015-07-09 20 24 16) オーマイゴッド×2よ、早苗をもっと早くに叱っておやりよ。 とりあえず、空気を読んだ俺は、早苗ざまぁと言っておく。 -- キング クズ (2016-07-08 07 35 08) かなすわは神なのに人間に負けるってありえなくね? あとクソ人間ども1番悲惨な方法でもがき苦しみ死ね -- 名無しさん (2017-09-21 17 24 31) 自業自得 -- ロリこん (2018-01-06 18 36 57) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1591.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 756 レイパー/コメントログ」 被害者の腹から赤みょんが出てきたりとかで、バレるだろ? -- 2010-06-27 00 20 51 レイプして飽きたら皆殺ししてるんじゃない? -- 2010-08-04 21 58 05 最強レイパーみょん話もっと読みたい -- 2010-10-06 07 12 12 このみょんほしい -- 2013-04-07 16 28 14 まぁ、「れいぱー化しやすいのはありす」ってだけだから 確かにみょんがれいぱー化しても問題ないな! そういえば、れいぱー化の基準ってなんだろ? ゲス化に比べてあまり言及されてないよな。 -- 2018-03-20 17 09 31
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1503.html
子供の頃やった遊びをゆっくり実践 【その一、水攻め】 「ゆっ! ゆっ! みんな! あたらしいおうちができたよ!」 「これでゆっくちできるね!」 「おかーさんありがとう!」 山の中、穴を掘って巣を作るゆっくりれいむ。 身近に巣にできそうなところがなかったため、自分で作ったのだった。 今回は、それを狙う。 わざと音を立てるように巣に近づく。 「ゆっ! みんなだれかきたよ! おうちにかくれてね!」 その声に皆おしくら饅頭のように巣にこもる。 少々深くできていたのか、ゆっくり達は見えなくなっていた。 その巣の入り口に、ホースを垂らす。 そして蛇口の水を捻った。 巣の中に水が送り込まれる。 「ゆっ! がぼっ!? みずだよ! はやくみんなでようね!」 「おがあざんごわいよおおおおお!!!」 「だずげでええええええ!!」 中から悲鳴が聞こえる。 さすがに蟻と違って知能が少しだけあるので、ゆっくり達は脱出しようと試みる。 すかさず事前に用意したバケツの水を思い切り巣にぶち込む。 「ゆ゛っ! がぼぼ! でべらいよお!」 「だずげでえ゛がぼぼぼぼぼぼ!!!」 「ゆぐっ、ぐぼっ!」 いろんな悲鳴が混じる。 数分して何も聞こえなくなったので、掘って確認すると土と餡子が付着して残った皮と眼球とリボンと少量の髪が落ちていた。 水を無駄遣いするなと親に怒られた。 【その二、頭ふっとばし】 通常のゆっくりではこれはできない。 さらにゆっくりれみりあをつかっても再生してしまうので意味がない。 ので、胴付きゆっくりぱちゅりーを使う事にする。 「むきゅう! ここはぱちゅりーのとしょかんよ! ぶがいしゃはでていってね!」 無視して体を掴み、帽子を鷲掴みにする。 「むぎっ! いだい! やめでね!」 ここでポイントなのが無理に引っ張ってはダメなのだ。 トンボなどはポロリと取れるのだが、コオロギの場合、肌色のぬめった中身が出てきて頭を離してくれない。 その場合どうすればいいか。 「むぎゅぎゅぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 簡単である、首を捻ればいいのだ。 コオロギも何回転かさせて中身をちぎった後引っ張った。 ゆっくりの首の皮もちぎれていく。 「むぎょん!?」 そして首を引きちぎる。 痛みのためぶくぶくと泡を吹いて死んでしまった頭のほう。 だが、体のほうはまだ生きているのかぴくぴくと動いているのだ。 ちなみに頭ふっとばしはトンボなどを多くやるが、コオロギはグロテスクなので一匹しかやったことがない。 やがて体も動かなくなり、完全に死んだ事を把握する。 頭を捨てて体も捨てた。 【その三、磔】 家がさほど田舎でもなかったためか、この遊びを知っている人は少ない。 別に都会派(笑)を気取っているわけでもないが。 「ゆ゛ううううううう!! まりさのあかちゃんをかえしてね!」 「おがーしゃああああああん!!!」 赤まりさを捕まえて、そこら辺の土の塊を手に入れる。 田んぼの隣にある用水路のコンクリの上に土あたりにいいのがある。 とにかくそれとゆっくりを輪ゴムなどで結ぶ。 本来ならカエルで試す。 「なにずるのおおおお!!」 それを思いっきり水の中にぶち込んだ。 これはある種の賭けで傷ついたカエルが死ぬのが早いか土が溶けるのが早いか勝負といったところだ。 子供の頃は結果は気にせずカエルを落とす事を楽しんだが。 「がぼっ! ががが! ゆぼばおっぼぼばおばおぼばぼおぼ!!!」 「まりさのごどもがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 カエルと違うのは親の悲鳴が聞けることでもある。 川にゴミを捨てたのはお前か、と教師の慧音先生に頭突きされた。 痛かった。 【その四、爆竹】 定番中の定番だろう。 カエルのケツに突っ込むというのが主流らしいが、口に入れる派であった。 「とかいはありすにごはんをもってきてね! さわやかなあさのらんちよ!」 まず、爆竹三つほど用意して先端の導火線を合わせてひねる。 爆竹三連結に火を付け、ありすの口の中に放り込む。 添加するまで少し待ち、頃合を見極めてさっと離れた。 渇いた炸裂音がありすの口の中から聞こえる。 はたから見て外傷はないが、口の中はすごい事になっているだろう。 カエルの場合はちぎって一本だけを口に挿入する。 パン! という音とともにカエルの肉片が飛び散るので注意が必要だ。 「……! …………!」 口を開けさせてみると、案の定中は火傷だらけで舌もこげていた。 喋れないと思うので、あとで都会派(笑)だらけの巣に返してやろう。 【その五、ロケット花火】 これはやった人は少ないと思われる。 カエルを括りつけたりするのではなく、メロンパンを爆破したからだ。 何があったかはゆっくりで実践しよう。 「ゆ~! つめたくてきもちいい~!」 一匹のれいむが皮の浅瀬で遊んでいる。 だが、ゆっくりは長くは川にいられない。 「ゆっ! とけてきたからそろそろあがるよ!」 それは報告しなくてもいいです。 すかさずれいむを捕まえて頭にロケット花火の破裂する方を刺す。 導線部分が露出するくらいがポイントである。 「ゆっ! ゆっ! おにーさんなにするの!?」 あたまもふやけているため、特に痛みもないらしい。 そして導線に火をつけた。 「ゆゆ!? なんのおと!? おにーさんおしえてね!」 近寄られたら危険なので少しだけ川に入る。 れいむは水を怖がって浅瀬までしかいけないようだ。 そうしている間に、ロケット花火は着火地点に到達した。 シュッ、と飛ぶときの音がしてれいむの体内に侵入する。 そして。 「ゆげばっ!!」 爆発してあたりに餡子を撒き散らした。 皮と目玉が皮を流れていく。 川を汚すなといってるだろうが、と慧音先生に頭突きされた。 きもち、もとい痛かった。 【まとめ】 今思い返してみるととても残酷だが、当時にしてみれば無垢な子供の探究心と好奇心から起きた事かもしれない。 もし、これをカエルにやったらどうなるのかな……? など、先を想像するのが楽しかった。 よく先生に「なんでこうなるとわからなかったの!」と怒られたものだが、わからなかったのではなく、わかりたくなかったのかもしれない。 小説の次はどうなるのかとわくわくしながらページをめくるのと一緒だ。 最後の結末を読み始めた頃にいわれても、つまらないだけである。 だが、子供にとっては見たこと無い不思議に対しての欲求かも知れないが、大人から見ればただの虐殺だ。 大人をとがめる事もできない。 しかし子供も馬鹿ではない。 成長すればやがてそれが危険な事だと判断する。 今の子供たちはそういうことをさせない親が増えているためか、逆にすさんだ心をもった子供も多い木がする。 それが残念でならない。 まぁ何がいいたいかと言うとゆっくりいじめなんて童心に返って虫殺すのと一緒だから問題ないって琴だ。 だから虐待する奴きめぇと言われても、落ち込む事も怒る事もない。 俺は間違ってない。 何がいけなくて何がいいのかぐらいわかってるしな。 あとがき 真面目な話書いたら頭痛くなって脳汁出てきた。 慧音先生、膝枕して前かがみになっておっぱいマッサージしてください。 ごめんなさい角しまっt 冗談はともかく真面目な事書くと脳みそ痛くなってくる。 正直これ黒歴史だわ このアフォが書いた作品。 霊夢の怒らせ方 ゆっくりデッドライジング1~3? 霊夢のバイト 慧音先生とゆっくり ゆっくりCUBE ゆっくりと男 虐待おねーさん 紫饅頭にクイズ出せば自滅してくれる? 書いた脳汁:神社バイト このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/373.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生/コメントログ」 ちぇん…ありす…うぅ -- 2010-06-16 04 56 01 とってもゆっくりできたよ!!! いじめSSもいいがこういうのももっと増えて欲しい -- 2010-07-06 16 07 50 やや反応が鈍いが、物分かりの良い四女ちぇん。 愚鈍に見えて賢い末っ子なんて言う生存フラグが真っ先に洗い流されるのが衝撃でした -- 2010-10-16 16 59 19 つまり、レストランの客の視界でゴミが鎮座しているのか。かなり嫌な光景だな -- 2010-10-25 17 40 12 なんかもの悲しいな・・・ -- 2010-11-17 22 37 05 泣いたwゆっくりごときにw -- 2011-01-19 07 14 30 なんか、赤ずきんを彷彿とさせるような、嫌われ松子の一生を彷彿とさせるような・・・寂寥感があるね -- 2011-09-01 01 00 29 真夏はゆっくりできるねの前か・・ 飾りを失っても愛するのってすごい -- 2011-12-06 20 41 51 これは……"ゆっくりいじめ"じゃなくて"お兄さんいじめ"よ! -- 2012-11-27 22 32 59 細かいな、これ漫画になったらかなり面白いだろうな、サブストーリーいっぱいで追っていくのが大変かもしれないが なんか、可哀想な結末でありながらもなぜかゆっくりできている自分が居る -- 2012-12-15 17 28 15 リア充、妬ましいねー。わかるよー。(パルパル -- 2014-08-03 22 28 33 ふたゆとも健気だな・・・。 -- 2022-10-31 18 02 45 ゲスまりさの制裁を書いたらいいと思う、ゲスが生きて善良がタヒねの最悪 -- 2023-02-27 17 42 58 映画化!映画化決定です‼︎! -- 2023-06-11 13 04 03
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1132.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 535 換/コメントログ」 どす… -- 2010-07-02 00 11 19 研究モノとしては秀逸な作品だと思う。 -- 2010-07-30 22 40 08 俺もそう思う。いい作品です。 -- 2010-09-02 14 27 47 深い話だったな…賢いどすだ…そのせいで苦しんだか -- 2010-10-14 21 03 52 いきなり出てくる研究お兄さんに噴いたw それはともかくれいむの飾りだけじゃなく皮ごとつけてたのは何の意味があったんだろ? -- 2011-05-11 00 27 35 深(・∀・)イイ!! -- 2011-06-04 07 02 41 このドス賢いな~ 勉強ができる、という意味ではなく、 矛盾点がわかる、という頭が回る意味で賢い。 -- 2018-01-02 12 05 43
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2093.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1000 デスクトップガジェット/コメントログ」 使ってない95のPCに入れて動かしてみたいなww -- 2012-01-29 10 47 03 wwwwwwwwww いじめたいいいいいい -- 2012-07-31 22 55 35
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1081.html
れいむと幸せを呼ぶ金バッジ 23KB 虐待 親子喧嘩 現代 餡子ンペ09出展作品パート2 ※餡子ンペ09出展作品第2弾です。 ※駄文、稚拙な表現注意。 ※俺設定注意 ※テーマは1.親子「 仲直り」です。 家に帰るとゆっくりれいむがいた。 ソフトボールサイズでまだ子供なのだろう。うっかり開けていた裏戸から入ってきたようだ。 俺の姿を見て、逃げようとする子れいむをガシッと鷲づかみにする。 このれいむがやったのであろう、ちゃぶ台の上の花瓶などが目茶苦茶になっていた。 まったくただで済むと思うなよ。このクソ饅頭が。 俺は手でジタバタもがいている子れいむをにらみつけた・・・がそこでおかしなことに気づいた。 ちゃぶ台のうえにあったお茶請けのクッキーが手付かずのままで残っていたからだ。 普通人間の家に不法侵入するようなゲスゆっくりが一番に手をつけるのはあまあま、つまりは甘い菓子類でありそれが食われず残っているのはあまりに不自然である。 「おい、れいむ。」 「ごめんなさい、ごめんなさい。ゆるしてくださぃいいいいい。」 俺に鷲づかみされながら必死に謝るれいむ。怖いのか涙を流しながらガタガタふるえ続けている。 「いやそうじゃない。お前への罰は後だ。それより聞きたいことがある。」 「ゆ?」 「お前なにか目的があってここに来たんじゃないのか?例えば・・・なにかを探しにきたとか?」 「!!・・・」 れいむの目が驚いて点になる。どうやら図星のようだ。 「当たったみたいだな。何を探しにここまできたんだ?」 有無を言わせぬ口調で俺はれいむを尋問する。少しためらった後れいむは口を開いた。 「れいむは・・・れいむは・・・きんばっじさんがほしかったんだよ・・・」 「はあ?金バッジって・・・あの飼いゆっくりが着ける・・・?」 あまりに予想外な答えに今度は俺の目が点になった。 なぜこのようなことになったのか。話は数時間前までさかのぼる。 「餡子ンペ09」れいむと幸せを呼ぶ金バッジ 作、長月 「おかあさんのうそつき!!きょうはいっしょにあそんでくれるっていってくれたじゃない!!」 「ごめんねおちびちゃん。ごはんさんがなくなっちゃったからかりにいかないといけないんだよ。ゆっくりわかってね。」 「このまえもそうだったじゃない!!そういっていつもあそんでくれないじゃない。」 「おちびちゃん・・・」 「もういいよ!!おかあさんのばか!!」 困惑する母れいむをおいて巣であるダンボールハウスを飛び出す子れいむ。 「ゆう・・・」 心配そうに子れいむの背中を見てため息をつく母れいむ。母れいむとてつらいのだ。 つがいのまりさが死んでしまっている為、家族は胎生にんっしんっで産んだ子れいむひとり。 当然子れいむを食べさせていくには自分が狩りに出なければならなず、その間れいむはひとりぼっち。 れいむが寂しがるのも無理はない。 今日は狩りを休んでれいむと遊んであげる約束だったが、思った以上に餌がとれず、保存していた食料が昨日尽きてしまった。 育ち盛りの子ゆっくりを絶食させるわけにも行かず、今日も狩りに出ることにした母れいむ。 その結果さっきの親子ゲンカとなったのだ。 母れいむはしばらく娘のいったほうを見続けていたが、意を決したように狩りへ出かけた。 愛する子供のために少しでもおいしくて栄養のある食べ物を手に入れなければならない。 そう決意しポイン、ポインと路地裏へ跳ねていった。 一方その頃子れいむは後悔していた。 なんであんなこと言っちゃったんだろう。 お母さんが自分のために苦労していることは誰よりも知っているのに。 お母さんが大好きなのに。 後悔したところでもう出てしまった言葉はもう戻らない。 どうしようか考えていたところに人間らしき足音が近づいてきた。 とっさに電柱に隠れ息を殺すれいむ。人間はお菓子をくれるような愛好家も居るが、同時に虐待を好むような輩も多い。 れいむもまたできるだけ人間に関わってはいけないと母れいむに言われている。賢い野良なら当然のことだ。 現れたのはゆっくりれいむをつれた男だった。 飼いゆっくりの散歩中なのだろう。れいむはリードでつながれ頭にバッジを着けている。 なんてゆっくりしたれいむだろう。思わず隠れていたのを忘れて身を乗り出してしまう子れいむ。 しわひとつなく鮮やかな紅白のリボン。さらさらで艶やかな髪。もちもちとした素肌。 しわしわですすけたリボンにボサボサの髪、薄汚れた体の自分とはまるで違う。 とても同種の、いやそれどころか同じゆっくりだとすら思えないくらいだ。 そのなかでもれいむの目を一番ひきつけたのはリボンに着けていた金色のバッジだった。 おそらく取得したてなのだろう。ピカピカの金バッジが日の光を受けきらびやかに光っている。 れいむは息をするのも忘れて見入ってしまった。 男達が立ち去った後もれいむはしばらく動けなかった。それ程までにインパクトがあったのだ。 無論れいむも今まで飼いゆっくりを見たことがないわけではない。 しかしれいむが見たのはバッジなしや銅バッジの野良同然のゆっくりで、精々銀どまりだった。 セレブの飼う金バッジなど一度も見たことない。 そういえば赤ゆっくりのころよく遊んでくれたありすお姉ちゃんは元飼いゆっくりで金バッジだったって言ってたな。 れいむは思い出す。一人っ子で母親も狩りで不在がちなれいむにいろんなことを教えてくれたゆっくりだ。 上品で優しくて何でも知っている尊敬するゆっくりだった・・・だけど・・・ れいむは一度もありす姉ちゃんがゆっくりしているのを見たことがない。 顔では笑っていても本心からの笑顔は一度もなかったのをれいむは知っていた。 そんなありすお姉ちゃんだけどれいむは一度だけ泣いているのを見たことがある。 何かいやなことがあったのだろう。路地裏で一人、声を出して泣いていたありすお姉ちゃん。 あの時のありすお姉ちゃんの言葉がれいむは忘れられない。 「きんバッジ・・・きんバッジさえあればなまゴミなんてあさらなくてすむのに・・・かちかちのゆかじゃなくてふかふかのくっしょんさんでねれるのに・・・・あんなぎんやどうばっじしかとれないようないなかものたちにバカにされずにすむのに・・・どうして・・・どうして・・・うわぁあああああ!!!」 れいむは何も言えずただそこで立ち尽くすしかなかった。 その日かられいむはありすお姉ちゃんを見ていない。 風の噂によると飼ってくれる人間を探しに町へ行ったが見つからず、そのまま加工所で駆除されたらしい。 あの時はありすおねいちゃんの言葉の意味が解らずにいたれいむだが、今なら解る気がする。 きっと金バッジはゆっくりをゆっくりさせてくれる物なんだ。 だからそれを無くしたありすおねいちゃんはゆっくりできなかったんだ。 そしてあのれいむは金バッジを持っているからあんなにゆっくりできているんだ。 よし。なられいむも。 そう思い道行く人間に片っ端から「金バッジください。」と懇願するれいむ。野良ゆっくりが人間に関わるのは危険だということも忘れてである。 しかし当然そんな要求受け入れられるはずもない。完全に無視か「じゃまだ、どけっ!!」と怒鳴られる始末。 途方にくれ道端で立ち尽くしてしまった。 「そして裏戸の開いていたうちへ侵入して金バッジがないか探してた、ってわけか。」 「ゆう・・・そのとうりだよ。」 「おい、れいむ。人間のうちへ入るのはいけないことで、まして盗みなんてもってのほかだと知っているよな?」 「ご・・ごめんなさい!!」 そう言ってペコペコと頭を下げるれいむ。どうやら自分がしたことが悪いことだというのは知っているらしい。 普通の家に金バッジは転がってないとか、野良が金バッジなんて手に入れてもどうしようもないだろ、とか色々突っ込みたいが今はやめておく。 「そうまでして金バッジを手に入れてゆっくりしたかったのか!?人のものを盗んででもゆっくりしたいなんてゲスの考え方そのものだろうが!!」 「ごめんなさい!!ごめんなさい!!」 「大体金バッジは持っていればゆっくりできるものじゃなくて、頑張ってゆっくりできるようになったゆっくりに与えられるものなんだよ!!楽してゆっくりしようなんて性根が腐ってる証拠だ。」 「ゆう・・・でも・・・でも・・・」 「なんだ。なにかいいたい事でもあるのか?」 「れいむは・・・れいむはおかあさんにゆっくりしてほしいよ。」 「えっ?お前自分のために金バッジが欲しかったんじゃなかったのか!?」 思わず聞き返してしまう俺。普通人間のうちに入ってくるようなゆっくりはゲスだと相場が決まっている。家族のことを思いやるどころか土壇場になれば家族を生贄にしてでも自分だけは助けてとぬかすような奴が大半だ。 しかしまさか母親のために人間に捕まるリスクを犯すような奴がいたとは・・・ 始めは事情を聞いたら痛めつけた後、叩き潰すつもりだったが・・・どうする? 俺は迷っていた。 れいむはガチガチと震えていた。 お兄さんはれいむから話を聞くとしばらく何か考えていたようだが、不意に立ち上がり「ちょっと待ってろ。」と言い立ち去ってしまった。 きっとお仕置き道具を取りに行ったに違いない。お母さんが言っていた。人間さんのおうちに入るような悪い子はとっても痛いお仕置きをされた後、永遠にゆっくりさせられちゃうんだって。 人間さんのおうちに入るのがいけないことなのはれいむも良く知っている。 でも・・・それでもお母さんに金バッジをつけて貰いたかった。 もしお兄さんの言うように頑張っているゆっくりに与えれるのならなおさらだ。 この辺りは餌場が少なく捕食種やゲスも多い為ゆっくりにとってけして住みよい場所ではない。 片親で子供を育てるのは並大抵の苦労ではないだろう。事実、母れいむの体は生傷が絶えなかった。 そんな母にいつも助けられていたれいむ。 ゲスまりさにおうちを取られようとしたときも颯爽と現れゲスを退治してくれた。 ゲスまりさに噛み付かれて自分が一番痛いはずなのにそんなのおくびにも出さず、逃げるときにできたれいむの擦り傷をぺーろぺろしてくれた。 遊んでる途中れいぱーありすに囲まれ、もうだめだと思ったときに、れいぱーの天敵であるドMてんこをけしかけるという機転でれいむを救ってくれたもある。 「んほぉおおおおおお!!!れいぱーさんたちぃいいい!!!てんこをめちゃくちゃにおかしてねぇええええ!!」 「ぎゃああああ!!!きもちわるぃいいいいい!!!!」 「ばけものがぁ、ばけものがいるわぁあああああ!!!!」 「こんなのとかいはじゃないぃいいいいいい!!!」 そう叫びながらくもの巣を散らすように逃げるれいぱー。そしてそれを追うれいぱーよりキモイ顔のドMてんこ。 ぽかーんとするれいむにお母さんは「もうだいじょうぶだよ。」と優しく微笑んでくれた。 強くて優しくて賢くて・・・れいむの自慢のお母さん。 そんなお母さんに金バッジ・・・あげたかったな・・・ でももうその望みはかなわない。れいむはここで死んじゃうんだから。 最後に一言伝えたい。 おかあさんひどいこと言ってごめんなさい。 お母さんのこと大好きだったよ、と。 なんで・・・なんであの時お母さんにひどいこと言っちゃったんだろ。 お母さんのこと大好きなのに。 れいむはいつの間にか泣いていた。涙がとめどなくあふれてくる。 その涙は恐怖からではなく後悔の念から湧き出たものだった。 その時ドアが開いた。お兄さんが帰ってきたのである。 れいむはビクッとした。ついにお仕置きが始まるのだ。 そう思ったれいむだった・・・が。 次の瞬間れいむは目を疑った。お兄さんの手に持っていた物にだ。 お兄さんが持っていたもの。それは金バッジだった。今朝見たれいむがつけていたものと同じくキラキラとまばゆく輝いている。 驚きで声も出せないれいむ。 そんなれいむに向かってポイッと無造作に金バッジを投げるお兄さん。金バッジはれいむの前にカシャンと落ちた。 そして開口一番こう言った。 「やるよ。」 あまりのことに思考がフリーズしっぱなしのれいむ。頭の中は?マークで一杯だ。 「どうした?いらないのか?」 そう言い放つお兄さんに全力で首を振る。夢にまで見た金バッジをくれるというのだ。いらないと言うバカなどいるはずも無い。 すぐさま金バッジに駆け寄るれいむ。磨きぬかれた金貨のように輝くバッジに我を忘れうっとりする。 金バッジにすーりすりするとれいむはなんだかとても幸せな気がした。 「おにいさんすごいよ!!なんだかこのバッジとてもゆっくりできるよ。」 「そんなモンで喜ぶな!!満足したんならとっとと帰れ。」 「ゆう・・・でも・・・」 「なんだ?何かまだあるのか?」 「どうしてきんばっじさんをくれるの?れいむかってにおうちにはいったわるいこなのに。」 れいむはそれが解せなかった。おうちに勝手に入って物を盗むのはゆっくりできない悪いこと。 それはゆっくりでも人間さんでも変わらないはずだ。 それをお仕置きなしで開放してくれたうえに金バッジさんまでくれるなんて。 さすがの餡子脳でもおかしいとわかる。 「・・・・似てるからかな。あいつらに。」 数瞬のためらいの後お兄さんは話してくれた。 お兄さんは子供の頃ゆっくりれいむの親子を飼っていたこと。 内気で友達も少なく両親も不在がちだったお兄さんにとってれいむ親子は家族であり親友であったこと。 ある日親れいむが金バッジの試験を受けたいと言ってきたこと。 「金バッジになれば俺をもっとゆっくりさせられると思ったんだろうな。俺はそんなもの要らなかったのに・・」 話してる途中お兄さんはそういって苦笑いをした。 かくして猛勉強の末親れいむは見事金バッジ試験に合格した。 親れいむ以上に喜んだのは子れいむだった。もともと親思いのいい子ゆっくりだった。試験に合格したのが自分のようにうれしかったのだろう。 しかしあまりにはしゃぎすぎた。はしゃぎすぎて散歩中子れいむは車道に飛び出てしまう。 子れいむに気づかずせまる車。子供を助けようとする親れいむ。しかし間に合わず結局二匹とも・・・・ 「・・・しんじゃったの?」 「ああ。結局俺の手元に残ったのは一度もつけることのなかったその金バッジだけだった。」 「ゆう・・・・でもだとしたらそんなだいじなものれいむもらっていいの?」 その話が本当だとしたらこの金バッジはそのれいむ親子の形見同然。お兄さんにとっても大切なものなはず。 「ああ、かまわないさ。どうせ俺には必要ないものだ。それに・・・」 「それに?」 「案外このバッジはお前みたいなゆっくりにふさわしい物なのかもな。」 そう言うとお兄さんは照れたように顔を背けてしまった。 「ありがとう。おにいさん。おにいさん・・・とってもいいひとだね。」 「よせよバカ野郎。もう必要のないガラクタだからくれてやっただけだ。」 その後れいむはお兄さんに何度もお礼を言い家路に着いた。 家に帰ったれいむは母れいむをびっくりさせた。 飼いゆっくりでもエリートしかつけることの許されない金バッジを野良の娘が持ってきたのだから当たり前である。 当然事情を聞かれ、危ないことをするなとこっぴどく叱られるれいむ。 しかしそれもれいむにとっては心地よかった。二度と会えないと思っていたお母さんの声だから。 ひとしきり叱られた後れいむはこの金バッジをもらって欲しいと切り出した。 最初母れいむは固辞したが、れいむがどうしてもと言うので結局バッジは母れいむがつけることになった。 母れいむの頭でさんさんと誇らしげに輝く金バッジ。 良かった。大好きなお母さんに金バッジをあげられて。 れいむはその母の雄姿をいつまでも見ていた。 夕焼けに染まる町にたたずむれいむ親子。れいむたちの影を夕日が長く伸ばしている。 「おかあさんごめんなさい・・・」 おずおずと母へ謝るれいむ。思えばまだれいむは今朝のことを謝罪していなかった。 「ゆっ?なにが?」 「あさにれいむおかあさんにひどいこといっちゃったよ・・・おかあさん、れいむのためにいつもがんばってくれてるのに・・・」 「いいんだよ。ぜんぜんおかあさんおこってないよ。おかあさんこそやくそくまもれなくてごめんね。そのかわりね・・・」 「ゆっ?」 「きょうはたくさんごはんさんがとれたんだよ。だからあすはやまさんにぴくにっくにいこうとおもうんだけど。」 「ゆっ!!ほんと!?」 思わぬ幸運にもみあげをピコピコさせて喜ぶれいむ。 きっとこの金バッジがこの幸せを呼んでくれたに違いない。この金バッジは幸せを呼ぶ金バッジなのだ。 本気でそう思うれいむ。実際はただの偶然なのだが。 木枯らしがれいむ親子に吹き付ける もうすぐ冬が来る。野良にとっても冬はつらい季節だ。 でも大丈夫だろう。れいむには自慢のお母さんとこの金バッジがあるのだから。 明日もいい日でありますように。そうれいむは金バッジに願う。 母れいむの金バッジが夕日を反射し宝石のようにきらめいていた。 その日れいむはなかなか寝付けなかった。 横でねている母を見る。その頭には金バッジがダンボールハウスの隙間からもれる月の光で輝いている。 金バッジには金色の地金に何か文字が書いてある。最初れいむは模様かと思っていたが母れいむにこれは文字さんといって何かを伝える為に人間さんが作ったものだと教えられた。 なんて書いてあるんだろう?母れいむも生粋の野良である為何と書いてあるかまでは解らなかった。 まあいいや。きっとゆっくりできる事が書いてあるに違いない。だってこれは幸せを呼ぶ金バッジなのだから。 そう思いうっとりしていたれいむだったが不意に入り口のほうからガタゴトと音が聞こえた。 こんな時間に誰だろう。不審に思い様子を見に行くれいむ。そこいたのは・・・ 「ぎゃああああああああ!!れみりゃだぁあ!!!!」 「うー。やっぱりここにあまあまがいたどー。」 そこにいたのはれみりゃだった。入り口のバリケードを破壊して今にも入ってきそうである。 「ゆっ!?れみりゃ!!」 物音を聞きつけ飛び起きる母れいむ。そして次の瞬間バリケードが破壊され、れみりゃが巣に入ってきた。 「うーあまあま・・だどっ!?」 ダンボールハウスの外まで吹っ飛ばされるれみりゃ。一瞬の隙を突いた母れいむの体当たり攻撃が見事ヒットしたのだ。 「さあおちびちゃん。ゆっくりしないでついてきてね!!」 急いで逃げ出すれいむ親子。命がけの追跡劇の始まりである。 子ゆっくりを連れ捕食種相手のあまりに不利な鬼ごっこ。しかし勝算がある。母れいむはこの町の地理を知り尽くしておりどこへ逃げれば逃げ切れるか知っているのだ。 れいむ親子は雑木林に入った。ここなら確実にれみりゃは自分達を見失うはずだ。はずだったが。 「うー。あまあま・・・みつけた・・・。」 「うー、まま、こっちのちいさいのもつかまえた。」 ガシッと鷲づかみされるれいむ親子。胴つきふらん親子に捕まったのだ。 「あまあまみつけ・・・げっ、ふらんがいるどー」 更にまいたはずのれみりゃまでなぜかこっちに来ている。 なぜ?なぜだ?これじゃまるでこちらの位置がわかるみたいじゃないか。 そもそもなぜれみりゃはれいむたちのおうちを見つけられたのか。カモフラージュして今まで一度もばれたことがないのに。 わからない。わからない。 絶望感と困惑で母れいむは視界がグニャリと歪むのを感じた。 その時雑木林がガサガサ揺れる音がした。 誰か来たのだ。ふらん達はきっと身構える。 「おーい。ちょっと待ってくれないか。」 現れたのは一人の男だった。なぜかビデオカメラを手に持っている。 男の顔を見てぱあっとれいむの顔が輝いた。昼間れいむに金バッジをくれたお兄さんだったからだ。 「おにいさぁああああああん!!れいむたちをたすけてぇ!!」 もう大丈夫だ。あの優しいお兄さんが助けてくれる。そう思いれいむは安堵した。 事実、人間の強さを知っているふらん親子はすでに逃げ腰であり、れみりゃに至っては胴つきふらんや人間相手では適わない一目散に逃げている。 「あー、いーいーそのままで。俺は別にお前らの狩りの邪魔をするつもりはない。ただそいつらと5分ほど話をさせてくれ。そしたらそのれいむたち煮るなり焼くなり好きにしていいから。」 エッ!?ナニヲイッテルノ、オニイサン? 予想外の一言にきょとんとするれいむ。 対してふらん達は相手に敵意がないことを感じると大人しくその場でれいむ達を持ったまま待機した。 「お、おにいさんれいむだよ!!きんばっじさんをもらったれいむだよ!!おねがいだからたすけてぇええええ!!!」 必死に懇願するれいむ。子ふらんに捕まったままジタバタともがいている。 「ああ知ってるよ。お前が帰る途中ずっと後をつけていたからな。それからずっと捕食種たちが襲ってくるまでずっと刑事ドラマよろしく巣の近くで張り込んでたんだぞ。もう冬も近いのに大変だったぜ。」 ナニヲ、ナニヲイッテルノ、オニイサン? お兄さんの話を聞きながられいむはがくがく震えていた。寒いからではない。なんだかすごく悪い予感がするからだ。 「なんで捕食種が襲ってくるのが解るかって?簡単さ。そこの母クソ袋がしてるバッジにれみりゃやふらんしか解らない匂いがする香料をたっぷり塗りつけておいたからさ。れみりゃ達が好むゆっくりの匂いがする香料をな。 こいつは強力だから半径50メートル以内のれみりゃ達が匂いにつられて群がってくる。後はれみりゃ達が行動する夜になればバッジをつけたお前らが襲われるって寸法さ。」 「どうして!?どうしてそんなことしたのぉおおおおお!!おにいさんはいいひとだったでしょおおおおお!!!?」 絶叫するれいむをお兄さんはニヤニヤしながらカメラで取り続ける。裏動画サイト「ニヤニヤ動画」に動画をアップするためだ。 「バァァァァァァァァカ!!そんなはずないだろ。おれは虐待おにいさんなんだだ。お前らクソ饅頭どもに絶望、苦悩、苦痛、そして無惨で無意味な死を与える為に存在してるんだよ。」 「じゃああのむかしかっていたれいむたちのおはなしは・・・」 「そうさ、全部作り話だよ。俺はガキの頃からゆっくりを虐待以外したことがねえ。その金バッジも普通のバッジに金の折り紙はっつけてマジックで適当な言葉を書き込んだだけだ。 にもかかわらずころっと騙されやがって。一度吹き出して笑いそうになっちまったぜ。」 「そんな・・・どうして・・・」 もはや消え入りそうな声のれいむ。虐待おにいさんはそんなれいむを見て悪魔のようにニヤリと笑う。 「どうしてだと?お前が盗人の真似をするからだろーが。なに被害者面してんだよ。 それともなにか。お母さんのためっていう大義名分のためなら人のうちへ勝手に入ろうが、盗みをしようが、人殺そうがしょうがないってか。 だったら家族のために畑あらしをするゲスは無罪か!?群れの為にドススパークで脅迫して食料を強奪するドゲスに罪はないのか!? 俺はてめぇみたいな善良ぶったゲスゆっくりが大嫌いなんだよ!!」 「せめておかあさんだけでもたすけて・・・」 「ダメェエエエエエエエ!!!断固拒否ッ!!!ゲスを育てた親も連帯責任とするッ!!!そもそもクソ饅頭ごときが幸せだのゆっくりだの欲しいと思ってるのが間違いなんだよっ!!! いいですか、お前らには絶望しかありまシェーーーーン!!!死んだ魚のような目で生ゴミをむさぼり、加工所や他の動物におびえ続けながら、仲間同士でも罵倒し、騙しあい、奪い合い、傷つけあう。 夏は暑さで干からびて死に、冬は飢えて凍えて死に、春も秋もなんとなく無惨に死んでいく。 それがゆっくりなんだよ!!そこに希望も幸せも、もちろんゆっくりも一切ないッ!!!!」 「ゆう・・・そんな・・・」 「ははっいいぞ、その表情。その絶望に満ちた顔。全くあの場で潰さなくてホンと良かった!!」 「ゆゆっ、おちびちゃんをいじめないでねっ!!れいむおこるよっ!!」 子供が罵倒されるのに我慢できなくなったのか母れいむが口を出してきた。 もっともふらんに捕まっているこの状態ではぷくーっぐらいしかできなかったが。 「はっはっはっ。いい母親をもったなれいむ。これからお前のせいで死んじゃうのにまだお前の味方をしてくれるなんて。まあ精々ふらんに中身吸いつくされて死ぬまで仲良くやってくれ。俺はもう帰るから。それじゃあそのお似合いの金バッジと一緒にゆっくり死んでってね!!!」 虐待おにいさんはそう言い残すと意気揚々と立ち去っていった。 ふらん達に囚われたれいむ親子を置き去りにして。 結局れいむたちはふらん親子によって巣まで連れて行かれた。 れいむたちはいまふらん達の巣の中にいる。ふらんたちの冬の間の食料。それが今のれいむ達だ。 捕食種の食生活には2パターンある。ゆっくりが主食であり草や虫はあまり食べないタイプと草や虫を普段食べてゆっくりは冬などの非常食にしておくタイプ。れいむ達のつかまったふらんは後者に近い。 ただ違うのはこのふらん一家はかなり知能が高く捕まえたゆっくりを非常食でなく家畜として見ている点だろう。 一回で全て餡子をすすろうとせず、ある程度吸った後、枯葉や木の皮などを与え生かし続ける。 こうすれば半永久的に食料に困らないというわけだ。もっとも食料にされるゆっくりにはたまったものではないが。 ドガ、バキッ、グシャッ!!! 「うーしねしね。」 「やべっ、やべて、やべてね。」 母れいむはあんよを齧られ動けなくされた後、親ふらんのサンドバッグになった。こうして痛めつけることより餡子が甘く美味しくなるのだ。 「やめてぇええええ!!!おかあさんをいじめないでぇええええええ!!!」 母と同じくあんよを齧られ動けなくされているれいむには泣き叫ぶことしかできない。 自分のせいで・・・自分が金バッジなんかあげたせいでお母さんがあんなめに・・・・ ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい。 れいむは心のなかであやまり続けた。 今日は初雪が降った。巣の中からでも白い雪が舞い降りるのが見て取れる。 でも自分には関係がない。どうせここからは出られないのだし、自分はここで死ぬのだから。 れいむは母を見る。 強くて優しくて賢くて自分の自慢のお母さん・・・だったものを。 毎日のようにふらん親子に殴られ続けた結果、歯はほとんどへし折られ目玉も飛び出し、顔もアザだらけ。 中枢餡にも深刻な損傷があるらしく精神的にも完全に壊れてしまった。 れいむの言葉にも反応せず、ときおり訳のわからない奇声を上げながらうんうんやしーしーを撒き散らす狂ゆっくり。 そんなものに母はなってしまったのだ。 れいむは早く死にたかった。死だけが救いなのだ。 そんなれいむの光なき目が金バッジをとらえる。子ふらんはえらく金バッジが気に入ったようで、母れいむからむしりとったバッジは子ふらんの宝物として巣の中に大切に飾られている。 その金バッジには一言こう書かれていた。 「バーカ」 あとがき いつもご愛読ありがとうございます。長月です。 餡子ンペ09出展第2弾である本作は、虐待と見せかけた愛でだった第1弾「ゆっくりを愛でてみた」とは対照的に、愛でに見せかけた虐待をコンセプトにしています。 ご意見、ご感想等コメント欄に書いてくれると励みになります。 追伸 何気にてんこが5連続出演。もうてんこが止まらない。 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 176 ゆっくりちるのの生態(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 185 選ばれしゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 196 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 ふたば系ゆっくりいじめ 208 ゆっくり見ていってね ふたば系ゆっくりいじめ 218 またにてゐ う詐欺師てゐの日々 ふたば系ゆっくりいじめ 227 VS最強のゆっくり 史上最低の戦い ふたば系ゆっくりいじめ 247 夢と現実のはざまで ふたば系ゆっくりいじめ 264 あるまりさの一生 ふたば系ゆっくりいじめ 298 ゆっくりを拾ってきた ふたば系ゆっくりいじめ 336 ゆっくり Change the World(出題編) ふたば系ゆっくりいじめ 357 ゆっくり Change the World(出題編2) ふたば系ゆっくりいじめ 391 ゆっくり Change the World(解答編) ふたば系ゆっくりいじめ 400 あるゆっくりできない2匹の一生 ふたば系ゆっくりいじめ 441 てんこがゆっくりするSSさん ふたば系ゆっくりいじめ 457 あるドスまりさの一生 とてもゆっくりした群れ ふたば系ゆっくりいじめ 476 ゆっくりを愛でてみた 長月の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る なんかお兄さんに良い印象持たない奴がいるけど、 お兄さんの家に物盗みに行った事は事実なのに 悲劇のヒロインぶってお兄さんに制裁されても まだ自分や自分の親の保身の事考えてるんだから、 善良なんかじゃなくて、むしろ普通のゲスと違って 一見良いことをしているように見えるから特に質の悪いゲスだよ。 しかも、最後のふらんに捕まってからの描写を見るに まだ金バッジあげたからとか見当違いな事言ってる。 自分が何をしたかを最後まで 理解してないどうしようもないゲスだ -- 2016-01-25 04 15 08 ニヤニヤ(^ ω ^) -- 2016-01-22 23 50 19 ↓ごめん、「この」が一つ多かった -- 2015-10-10 21 40 30 まぁこのこのれいむは善良の仮面をかぶったゲスってことだな。おにーさんマジ正論 -- 2015-10-10 21 39 49 「バーガ」ww -- 2015-07-05 15 06 23 消防乙↓ -- 2014-06-15 18 18 47 管理人死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね消えろランランルーバイバーイあとこんなコメ書いてる奴も、死ね死ね死ね死ね死ね(^ω^) -- 2013-06-21 20 59 41 あげておとすのはやめてね!ゆっくりできないよ!! -- 2012-10-03 05 45 44 感動もののいい話かと思ったら虐待もののいい話だった -- 2012-09-18 02 35 11 自分は愛で寄りだけど、この鬼威山は間違ってないと思う。 人間の領域を侵して物を奪おうとした時点で間違いなく悪だし、ましてやこの子れいむの場合は完全に自分の都合で、生死がかかった切羽詰まった状況で仕方なく…っていう訳でもないし。 逆にこの鬼威山がいい人でれいむ親子はしあわせーに暮らしました、なんてことになってたら、人間の家を荒らすゆっくりが増えるだろうな。 -- 2012-07-05 09 10 05 うーむこの虐待鬼威山は人間として好きになれん -- 2012-06-25 11 52 29 ダメェエエエエエエエ!!!とありまシェーーーーン!!!で思わずむせた -- 2012-03-15 00 14 19 一種のパフォーマンスですな。 -- 2011-05-07 19 13 06 なんとなく無残に死んでゆくそれがゆっくり 名言だと思った。 -- 2011-01-27 02 10 33 ヒャッホオオオォォォー!!鬼威惨の絶対的な演技と策によってゴミカス饅頭親子死亡確定!!!ッシャアアアァァァッ!!!ハッピーエンドオオオオォォォォォ!!! -- 2011-01-26 01 57 48 ゆ虐好きだけど、リアルなゲス人間が出てくるのは結構引く~ 人間の暗黒面だか韓国面だかの具現としてゲスゆっくりを制裁するのが一番ときめくな 虐待おにいさんは能天気なテンプレタイプのが好き。 -- 2010-12-12 14 23 29 とても面白かったです! 途中までは子れいむを愛でるんじゃないかとハラハラしましたが その反動で虐待鬼威山が正体を現した時はスカッとしました! 欲を言えば子れいむのサンドバックも見たかったですねw -- 2010-11-27 18 57 37 >善良ゆっくり消したらゲスゆっくりが増えるじゃん・・・ え、人様の家に侵入して荒らすゴミ饅頭が善良…? 日本語が読めないか、頭が終わってるのかどっちだろう -- 2010-09-24 08 56 48 ゆっくりはかわいい。ゆっくりを愛してる。通常だとか希少だとか関係ない。ゆっくりはかわいい。 そんな愛らしいゆっくりが理不尽に痛めつけられ殺される様に酷く興奮する。つまりドS。 -- 2010-08-21 21 27 27 どっちが屑でもゲスでもいいの!ゆっくり共が絶望にまみれて死にくされば!!ざまぁゆっくり!お前らにはそんな死に様がお似合いだ! -- 2010-07-30 22 30 15