約 3,515,410 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2153.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1029 飽きた/コメントログ」 金髪の子かわいそう。 -- 2010-07-08 21 42 04 まりさもさっさとくそれいむを見限れば虐待されずにすんだかも知れないのに -- 2010-08-10 22 58 37 さっさと逃げればいいものを・・・w -- 2011-08-26 18 41 09 HENTAIってLvじゃねえええええええええええええええええええええ -- 2012-07-26 18 27 21 俺なら拉致る -- 2014-01-02 13 44 27
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1149.html
モチモチを生かして 20KB 虐待 実験・改造 親子喧嘩 野良ゆ 透明な箱 虐待人間 直接虐待に挑戦 ※独自設定垂れ流し。 ※苦手克服のため直接虐待に挑戦。 ※街ゆあき様の「ゆっくり親子とクズ人間」からインスパイアをいただきました。 本当にありがとうございます。 ※相変わらず設定文章がいっぱいです。自分、理系人間ッスから! 「モチモチを生かして」 必殺引篭り人 世に虐待鬼意参は多けれど、尊敬と羨望を集めるのはさまざまな虐待方法を考案してきた先達で あろう。 アマギリ、あんよ焼き、親子姉妹強制すっきりにれいぱーをけしかける等々。先達の発想力の豊かさと ゆ虐への飽くなき挑戦に感動と敬服を覚える鬼意参も多いだろう。 この鬼意参もその一人。自分も先達と同じく後世に長く伝わるゆ虐法を編み出したいと強く願い、 日々野良ゆっくりの虐待にせいをだしていた。 そしてネットで報告されていた、ゆ虐の同志が見かけた事例を見てひらめいた。先達に及ばずとも、 ひとつのスパイスとして使えそうな虐待方法を。 「くそじじい!さっさとまりささまをだすんだぜ!」 「そうだよ!れいむのまりさはつよいんだよ!いたいめをみるまえにいうことをきかないとこわいよ!」 「くしょどりぇい!れいみゅのおとうしゃんのいうこちょをきけぇ!」 「まりしゃのぷきゅー!はきょわいきょわいだよ!しゃっしゃときょきょきゃらだしゅんだじぇ!」 実践の相手はこの一家。庭につながる門をちょっと開けておいておびき寄せた、野良一家だ。 もちろん加工所製の透明箱に入れられているので逃げ出す心配は皆無。箱の堅牢なつくりは 虐待鬼意参達から絶大な支持を受けている。 それにしてもここまで挑発してくれると俄然やる気が出るというもの。虐待鬼意参にとって ゆっくりの罵倒は、カワイイ女の子からの熱烈な声援と同義だ。 ゆっくり達に元気をもらった鬼意参は、早速子まりさを取り出した。 「ゆーん!まりしゃおしょらをとんぢぇるみちゃーい!…ゆゆっ!?ちゅめたいんだじぇ!」 今回のゆ虐はゆっくりの体を触るため、ウェットティッシュできれいに拭いておく。 「ゆー!やっとたちばをりかいしたね、このくずは!さっさとれいむとまりさのおちびちゃんを はなしてね!それとあまあまをもってきてね!」 「じじい!さっさとまりささまたちをここからだすんだぜ!あとあまあまをいっぱいもってくるんだぜ! そうすればゆるしてやらないこともないんだぜ!」 親ゆっくりからの声援が飛んできた。鬼意参のやる気も十分だ。 次に鬼意参が手に取ったのはオリーブオイル。食用の安いもので十分だが、敏感肌の鬼意参の場合は D○C あたりのスキンケア用を使ってもよい。 たっぷり手に取ると、それを子まりさの体に塗りこめていく。 「ゆゆーん?しゅーべしゅーべだよ!」 「ゆーん!おちびちゃん、すごくゆっくりしてるね!」 「まりしゃだけじゅるいよ!ちゅぎはれいみゅだよ!」 「まりささまのおちびはたいせつにしないといけないんだぜ!ようやくそれにきづいたのぜ!? まったくにぶいにんげんなのぜ!」 じっくり時間をかけて子まりさの全身にオリーブオイルを塗っていく。ちなみに横倒しに持っている にも関わらずまりさ種の証である帽子はいまだ頭の上にある。ここのあたりはさすがゆっくりである。 「ゆふぅ~ん!しゅーりしゅーりのしゅーべしゅーべでまりしゃとってもゆっくちー! くしょどりぇいのくしぇに、まりしゃをゆっくちしゃしぇるにゃんてほめてやりゃにゃい こちょもにゃいんだじぇ~。」 なでられる気持ちよさにゆっくりしてきた子まりさ。だんだんと肌が変化してくる。 ゆっくりの表面は一般には饅頭の皮と言われている。しかし単に饅頭皮なだけでは飛び跳ねたり 『のびのび』と呼ばれる体を伸ばす行為などは行えない。そんなことをすれば伸縮性に乏しい 饅頭皮が裂けてしまうからだ。 実際のゆっくりの皮膚は饅頭と大福(モチ)のちょうど中間にあたる。しかも自分の意思で 饅頭皮に近づけたり、大福のようなモチモチ皮にしたりと、ある程度の性質変化を起こせるという 優れものだ。 あんよ部分は硬い饅頭皮を、飛び跳ねるためにお腹まわりは大福皮と使い分けたりもしている。 さすがはゆっくり、不思議性質が満載だ。 この子まりさのように、とてもゆっくりした気分になった場合、皮膚は大福皮に近くなる。 日向ぼっこでゆっくりが平べったくなったり、長く伸びたりするのはこのためだ。 この例にもれず子まりさの皮膚も大福皮となり、とてもモチモチで伸縮性バツグンの状態に 変化していた。 「ゆゆゆ~ん。まりしゃ、ねみゅくなっちゃうじぇ~。」 そしてゆっくりが頂点に達するその瞬間。 鬼意参の両手の指が、子まりさのお腹の少し下、あんよの上あたりをギュっと挟んだ。 「ゆっ…?」 子まりさのお腹と背中の皮がくっつく。子まりさのあんよは頭側と切り離されてしまった。 つまり、子まりさの体内の餡子が分断され、上下に完全に分かれたのだ。 モチモチの大福皮はこんなに強く挟んでも、切れたり傷になったりしない。何度も言うが ゆっくりはこれについては非常に高性能なのだ。虐待鬼意参にとって好都合である。 「…なんじぇ?なんじぇ、まりしゃのあんよしゃん、うごきゃにゃいんだじぇ…?」 「お、おちびちゃん…?どうしたの?」 「まりしゃおねえちゃん、どうしちゃの?ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「じじい…、なにを、なにをしてるんだぜ…?」 家族はポカンとして鬼意参を見上げている。本当に餡子のめぐりが悪い家族である。 子まりさのあんよが動かないのは餡子が分断されているからだ。 そして次の瞬間、 「ゆ、ゆぴぃ…。ゆびぃぃぃぃいいいい!?いじゃいぃぃい!いじゃいよぉぉぉ!!」 子まりさが叫ぶ。餡子はゆっくりにとって内臓であり筋肉でもある。それを無理やり体内で 引きちぎられたのだ。痛くないはずが無い。 「ゆぴっ!ゆぴぴっぃぃ!たじゅけ、だじゅげでぇぇぇ!?おどうじゃん!?おがあじゃん!? いぢゃいっ!!まりじゃ、まりじゃのかりゃだがいぢゃいいぃぃぃ!!」 「どうしたのおちびちゃん!ゆっくり!ゆっくりしていってね!ゆっくりぃぃぃ!?」 「じじいぃぃぃ!!まりささまのおちびになにしてるんだぜぇぇぇ!!??」 「ゆわーん!れいみゅごわいよぉぉ!」 「いぢゃいいいい!!まりじゃのあんごじゃんがいじゃいんだじぇぇぇぇ!!…ゆぴっ?」 突然、子まりさが叫ぶのをやめた。 「ど、どうしたのぉぉ!?おちびちゃん!れいむのまりさによくにたかわいいまりさのおちびちゃん! おへんじしてぇぇぇ!!」 「…まりしゃ、もういちゃくないんだじぇ☆」 「…ゆゆ?じじい、なにをしたんだぜ…?」 「ど、どうなってるのぉぉ…?」 親ゆっくりはまったく理解できないらしい。種を明かせば簡単なこと。鬼意参が指を離しただけだ。 鬼意参は再度子まりさの体をなでる。 「ゆゆ~ん!まりしゃゆっくちできりゅよ~☆」 「わかったのぜ!じじいはまりさのおちびのちからにひれふしたんだぜ!」 「そうだね!おちびちゃんがすごくゆっくりしたまりさなのをみとめざるをえなくなったんだね! くそじじいはやっぱりしんだほうがいいね!」 「ゆ~ん!れいみゅのおねえしゃんがかっちゃよ~!くしょどりぇいはちゃっちゃとちんでにぇ!」 いいたい放題だが鬼意参にとってはアンコール声援のようなもの。再び子まりさのお腹を両手で つかむと。 ぶちり。 「…ゆ゛っ。ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛!?!?」 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?なにじでるのぉぉぉ!?」 「ざっざどでをばなずんだぜぇぇぇ!?」 「ゆぎっ。ゆぎっ。…ぴぃぃぃぃいいいいい!!!」 絶叫がほとばしった。その声を聞いて子れいむはおそろしーしーを大放出中だ。 「ゆんやぁぁぁ!?ぎょわいぃぃいい!なんぢぇ!?おねぇぢゃんががっだばずなのにぃぃ!?!?」 鬼意参が指を離す。 「ゆぎっ…!?」 そしてなでなで。 「ゆ~ん…、まりしゃ、ゆっくちでき…。」 もういちどぶちり。 「にゃいんだじぇぇぇぇ!!!ぎぎぎぎぎぎぃぃぃいいい!」 「やめでぇぇぇ!!れいむのおぢびぢゃんをいじめないでぇぇぇえええ!」 「ごろず!ごのぐぞじじいぜっだいにごろずんだぜえええええ!」 「おねえぢゃぁぁぁん!おべんじじでぇえええ!?ゆっぐぢっ!ゆっぐぢぃぃぃっ!」 鬼意参の指ひとつですばらしい音楽が奏でられる。美しいその旋律にうっとりする鬼意参。 そう、このゆ虐法の最大の利点は『ゆっくりが死なないこと』。外皮はモチモチだから傷がつかない。 内臓にあたる餡子も手を離してよく揉んでやれば元通り。 何度やっても死なないゆ虐法。それがこの方法の最大の利点なのだ。 もうひとつの利点は苦しみの落差が大きいこと。ゆっくりの皮膚をモチモチにするためマッサージを 行うと、ゆっくりはとてもゆっくりできる。つまり嬉しさの頂点からがゆ虐スタートなのだ。 その落差は普通のゆ虐を超える。嬉しさが大きいほど苦しみも増す。 死なず、苦しみは可能な限り深く。ゆ虐はひとつの完成形を見た。 「おぢびぢゃん!ずぐにじじいがらにげでね!にげでね!」 「まりざのおぢびならでぎるんだぜぇぇ!ざっざどぞごがらにげるんだぜえええ!?」 「ゆ゛っ、ゆっぐぢわがっぢゃんだじぇ!…ばなぢぇじじい!」 「ゆ゛わ゛ーん゛!ゆ゛わ゛ーん゛!お゛ね゛え゛ぢゃーん゛! 涙まじりの両親からの声援で子まりさが必死に体をくねらせる。しかし指を輪にして支えている 鬼意参の手からは逃れられない。お尻をプリンプリンさせるのが関の山だ。 妹れいむはおそろしーしーを出し切り、今度はうんうんをもらしている。 「ゆっくりしていってね…。」 鬼意参の一言でぴたりとゆっくり一家の泣き声がとまる。 「…!ゆっくり!ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていくんだぜええ!」 「ゆっくちしちぇいっちぇにぇっ!」 「ゆっくちするんだじぇ!」 希望を見た。鬼意参が助けてくれる。そんなクモの糸よりもか細い望みが一家を支えていた。 しかし。 「ゆっくり、…苦しんでいってね?」 「「「「………、ゆ゛っ、ゆ゛わ゛ぁぁぁぁぁぁぁ!!?!?!?!」」」」 心を打つ一家の絶叫が響く。心が洗われる、そんな清清しさが鬼意参を包んだ。 鬼意参は次のゆ虐にとりかかる。こちらはゆ虐というよりは実験に近いのだが。 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ぅぅ!もうぶっぢんはいやなんだじぇぇぇぇ!!」 ビッタンビッタンと手の中で暴れる子まりさを、まるで愛おしいもののように見つめる鬼意参。 だが次に行うのは、子まりさにとってはまさしく地獄を見る、そんなゆ虐なのだ。 「もうやめでぇぇぇ!!れいむのおぢびぢゃんをいじべないでぇぇええ!!」 「ごろず!ぜっだいにごろずんだぜえええ!」 両親の暖かい声援が子まりさに注がれた。父まりさは透明箱にバンバンと体をぶつけて必死の応援だ。 子まりさへの虐待、必ずや成功させなくては。鬼意参はその決意を指に込めた。 「おねえぢゃぁぁぁあああんん!おねえぢゃあああんん!」 妹れいむはうんうんの華を咲かせて親に負けじと応援してくれている。良かったね、子まりさ。 君は愛されているよ…。鬼意参の心がまるで仏のように静寂さに満たされた。 指の感覚を研ぎ澄ます。一心に成功をイメージし、そして一気に。 ぶちり。子まりさのあごから左右斜め上に、両手でぎゅっと押す。ちょうど V 字の形だ。 「ゆ゛っ…。」 「どうじだんだぜぇぇえ!おぢびっ!おぢびぃぃぃっ!」 「ゆっぐりぃぃぃ!ゆっぐりじでいっでねぇぇ!ゆっぐりじでいっでねっでおべんじを がえじでねぇぇぇぇええ!」 「じんじゃいやぁぁぁ!?おねえぢゃああああ!」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ…。」 ゆっくりは体の3分の1の餡子を失うと死に至る。つまり中枢餡から3分の1の餡子が切り離される 時が、ゆっくりの最後。 鬼意参の指によって頭部の中枢餡と分離されたあんよ側餡子、それがちょうど3分の1を超えていた。 「…もっぢょ…。」 「だめぇぇぇ!」 子まりさはゆん生最後のご挨拶を始めた。 「…ゆっぐぢ…」 「おぐぢをどじるんだぜぇぇぇ!」 「…じだ…。」 「ゆ゛ん゛や゛ぁぁぁぁ!?おねえぢゃんっ!?おねえぢゃぁぁん!」 「…がっぢゃ…。」 神速で指を離す。そしてよーくもみもみ。 「…ゆぴっ……??」 もみもみもみ…。 「ゆぅ~ん。まりしゃゆっくちできりゅんだじぇっ☆」 そう、これがこのゆ虐法の2つめの楽しみ方、『りんしたいけん』だ。 大量出餡と同じ状態を作り出し、ゆん生最後のご挨拶をさせた直後に餡子を戻してやる。 こうすることで、何度でもご挨拶をさせることができるのだ。 「…おぢびぢゃん?おぢびぢゃぁぁぁん!?!?」 「よがっだ…、よがっだんだぜぇぇ!ばでぃざのおぢびはづよいゆっぐぢなんだぜぇぇ! じじいなんかにまけないんだぜ!」 「ゆわーん!おねえちゃん、ぢななぐでよがっだよぉぉ!!」 聞くに堪えない雑音だ。顔をしかめる鬼意参。 「まりしゃ、しゅごーいゆっくちぷれいしゅにいたんだじぇ!おはなしゃん、いっぴゃい! いもむちしゃんいっぴゃいのぷれいしゅだったんだじぇ!」 ゆんごく(天国)を覗いて来たらしい。鬼意参にとっては煮え湯のごときご報告だ。 「さすがまりさのおちびなのぜ!くそじじいにかんっぜんっしょうりっ!なんだぜ!」 「ゆゆーん!さすがはまりさとれいむのおちびちゃんだよぉー!あとでまけたじじいから あまあまいっぱいもらおうねっ!」 「あみゃあみゃ!あみゃあみゃいっぴゃいだにぇ!しゃしゅがれいみゅのおねえちゃんだよ!」 「ゆ~ん!しょりぇほどでもありゅんだ…、ゆびっ。」 雑音は消さなくては。鬼意参の指に修羅が宿る。再び子まりさの顔が V 字に押さえつけられた。 「ゆびっ…、ゆびっ…、ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛っ。」 「「「!?!?!?!?」」」 家族3匹の顔がゆがむ。…美しい。なんて美しい顔だ。鬼意参は満たされた気分になった。 「…もっぢょ…。」 「やだよぉぉぉぉ!おねえぢゃぁぁん!ごばいざづじないでぇぇぇ!!」 再び聞こえ始めた清らかなるご挨拶に、妹れいむは感激だ。 「…ゆっぐぢ…。」 「まけるんじゃないんだぜぇぇぇ!までぃざのおぢびはぐぞじじいにぜっだいがづんだぜぇぇぇ!」 父まりさもご挨拶のすばらしさに感嘆をもらしている。 「…じぢゃ…。」 「やめでぇぇぇ!!もうおぢびじゃんをいじべないでぇぇぇ!いやぁぁぁ!!」 母れいむに至っては喜びすぎで言葉にならないようだ。 「…がっぢゃ。」 スッと指を離し、高速のもみもみ。 「…、ゆっ…。」 もみもみもみもみ…。 「おぢびぢゃんっ!?」 「ざずがばでぃざのおぢびなんだぜぇぇ!まだじじいにがっだんだぜぇぇ!」 「…ゆっ、ゆびゃぁぁぁぁあああ!?!?ごわいよぉぉぉ!!」 先ほどとはまったく違う反応だ。 「ごわいよぉぉぉ!えいぎごわいぃぃぃ!ごまぢごわいぃぃぃ!!」 「ぢょうじだのぉぉ!?おねえぢゃんはぐぞどりぇいにがっだんだよねぇぇ!?ゆっぐぢっ! ゆっぐぢじでぇぇぇ!!!」 「ごわいぃぃ!ごわいんだじぇええええ!!!」 どうやら先ほどとは打って変わって、ゆ獄に行ってしまったようだ。子まりさが報告する情景描写 は、あまりの臨場感に鬼意参もぐぐっと引き込まれてしまうほどだ。 研究お兄さんなら先ほどとこの報告から研究心を刺激されるところだろうが鬼意参はそのような 趣味はない。単純に、こちらとあちらを行ったり来たりしてほしいだけなのだ。 ぎゅっと押さえつけては最後のご挨拶をし、家族から暖かい声援を受ける子まりさ。 指を離せば家族からは雑音がほとばしり、子まりさからは雑音か美しき世界の報告の2択。 そんな繰り返しをもう10回ほど行っただろうか。 「…ゆぴっ。…ゆぎっ。…ねぎっ。ねねねねねねねね!!」 子まりさが壊れてしまった。こちらの世界よりあちらの方がよかったのだろうか。親切心であちらを 見せてあげていたものの、やりすぎると逝きっぱなしになってしまうようだ。 「ゆぅ~ん!まりしゃはれいみゅなのじぇっ!ありしゅはときゃいはなおよめしゃんに なるのじぇっ!ちぇんはまりしゃなのじぇっ!まりしゃは、れいみゅで、ちぇんな、ときゃいは ありしゅなのなのなののののの、じぇじぇじぇじぇじぇ!」 …ああ!なんという恍惚!子まりさから発せられる神々しいまでの波動に、雷に打たれたかのように 硬直してしまう鬼意参。 「じっがりずるんだぜぇぇぇ!いまだずげるがらずごじまづんだぜぇぇ!!」 「ばやぐっ!でいぶのおぢびぢゃんがだいべんなごとになっでるんだよぉぉぉ!?なんでばでぃざは だずげにいがないのぉぉぉ!!」 「おねえぢゃあああん!おねえぢゃんをだじゅげでよぉぉぉ! にゃにじでるのぐじゅおやどもぉぉぉ!」 家族も子まりさの神気に触れ、美麗なる言葉をその口からつむぎだしている。 これだ…、この調べをこそ聞きたかったのだ。鬼意参の心が満たされていく。 「…ありがとう。」 「なにがんじゃじでるんだぜぇぇぇ!?」 「こんなに満たされた気持ちになったのは、本当に久しぶりだよ。」 「ごのぐぞじじぃぃいい!でいぶのおぢびぢゃんをいじめるばがはじねぇぇ!」 「お礼に、この子は返すね。本当ならもっと聞いていたいんだけど…。」 そっと、子まりさを透明箱に戻す。 「ゆげっ、ゆげっ、ゆげげげげげねぎっげげげげげげ!!」 その楽しそうな声に妹れいむもご機嫌だ。 「ゆっぎゃぁぁぁ!?おねえぢゃんがっ、おねえぢゃんがぁぁぁ!ゆっぐぢじでっでねぇぇえ! ゆっぐぢ!ゆっぐぢじでよぉぉぉ!ゆっぎぃぃぃ!?」 「まりじゃまりじゃまりまりじゃまりままままままままっ!?れいぶっでいぶっでいみゅっ!?」 「おがあざんがずーりずーりじであげるがらねっ!ゆっぐじじでいっでねっ!…おべんじがえじで ねぇぇぇ!?」 「ばでぃざがべーろべーろじでやるんだぜぇぇぇ!おぢびっ!じっがりずるんだぜぇぇ!!」 子ゆっくりは10回程度の『りんしたいけん』で美しき楽器へと変身を遂げた。大人のゆっくり ではどうだろう? 早速鬼意参は父まりさをつかみあげた。 「ゆ゛っ!?や、やめるんだぜぇぇぇ!?」 「ばでぃざ!?ばでぃざぁぁぁ!」 「ゆぇーん!おとうしゃーん!」 「ねぴっ、ねぎっ、ねりっ!?ねぎっ!?」 母れいむへの『りんしたいけん』も試してみたいのだが、成体と幼体とでどの程度の差があるかを 見極めたいため父まりさを選ぶ鬼意参。 「やるならそっちのおちびにやるんだぜぇぇぇ!!」 「なにいっでるのばでぃざぁぁ!?」 「ゆええええん!れいみゅぶっちんしゃんいやぁぁぁ!」 「ぶっちん!ぶっちんんん!ぶんぶんぶんぶぶぶぶっ!ねぎっ!」 さっそくまりさ種の18番が出た。定番のセリフながら聞き飽きない味わいである。 「ばでぃざをぶっぢんじでもだのじぐないんだぜぇぇぇ!やるならでいぶにずるんだぜぇぇ!」 「ばでぃざぁぁぁ!ごのうらぎりぼのぉぉぉ!ばでぃざはでいぶをまもるんでじょぉぉぉ! ごのうぞづぎぃぃぃぃ!」 「うるざいんだぜぇぇぇ!!ばでぃざざまがにげるあいだ、じじいのおとりになるのがおばえだぢの やぐめだろぅぅぅ!」 「おどうじゃん!?なんぢぇじょんなごどゆうのぉぉぉ!?」 「じねぇぇぇ!ばでぃざはざっざどじねぇぇぇ!」 家族の温かな交流は鬼意参の心を強く打つ。 「…ゆっくり、していってね…?」 「「「ゆっぐじじでいっでねっ!!」」」 きれいにそろったご挨拶だ。約1匹、ゆげっとか言って返さないゆっくりも居るが。 「…ゆっくり、彼方を見に行って来てね?」 「…ゆ゛っ、ゆ゛ん゛や゛ぁぁぁぁ?!?!ばでぃざはぶっぢんなんでいやなんだぜぇぇぇ!!」 鬼意参の言葉に勇気付けられたのか、父まりさは恥ずかしがりながらも了承してくれた。 少なくとも、鬼意参にはそう思えた。 先ほどは全身にオイルを塗ってしまったためホールドが難しかった。父まりさは成体ゆえ、より ホールドが大変になるのは目に見えている。『ぶっちん』に必要なお腹周りだけにオリーブオイル を塗ることにする。 「や、やべるんだ…、ゆゆ~ん☆すっごくきもちいいんだぜぇぇ☆」 鬼意参のテクに、あっという間にもっちもちのお肌になってゆっくりし始める父まりさ。 「おちびちゃんたち!すぐにおかあさんのおくちにはいってね!そうすればじじいはてだし できないよ!」 「わかっちゃよおかあしゃん!れいみゅゆっくちおかあしゃんのおくちしゃんにはいりゅよ!」 「ねぎぃぃっ!ゆっぐらぁぁぁ!?ぐぢぃっ!」 かたや透明箱の中では、鬼意参の注意が父まりさに向けられていると知り、急いで母れいむが 対策を実行していた。 「ゆふぅ~ん♪まりささまをゆっくりさせるとは、ほめてやらないでもないんだぜぇ~☆ もっとゆっく…。」 「ていっ。」 まずは手始めにお腹の真ん中だけを『ぶっちん』。鬼意参のこぶしが父まりさのお腹と背中を くっ付けた。 「ゆっぎぃぃぃ?!?!ゆぎぃいいいいい!!」 父まりさが声を上げる。鬼意参にとってはオーヴァーチュアにあたる声だ。 「おちびちゃん、ゆっくりはやくはいってね!」 「ゆっくち!ゆっくち!ゆっくちはやきゅはいりゅよ!」 「ねぎっくち!ねぎっく!ばやばややんやああああ!」 一方の透明箱では、無駄な努力が続いていた。言うことを聞かない(聞けない)子まりさにしびれを きらし、母れいむはもみ上げで口の中にいれようとしていた。 鬼意参がこぶしを引き抜く。 「…っゆはー、っゆはー…!ご、ごのぐぞじじぃぃぃいいい…!」 さっとこぶしを見せると、父まりさの顔色が変わる。 「さて、本番いくよ?…ゆっくりたのしんでね…。」 「…も、もういやなんだぜぇぇぇ!!…ゆふ~ん、ゆっくり~☆」 お腹まわりを揉みしだかれ、あっというまにゆっくりの頂点に上り詰める父まりさ。 鬼意参はその瞬間を見逃さない。両こぶしをお腹に当てると、さっと左右に引く。餡子が父まりさの 上下に分かれたところで両腕で押さえつけ『ぶっちん』を完了させた。 「………。あんよがぁぁぁ!?ばでぃざのあんよがなぐなっだ…、ゆっぴぃぃぃぃ!?」 そのすさまじい叫び声が届いたらしい。母れいむの口の中では妹れいむが過剰反応を起こしていた。 「…ゆんやぁぁぁ…。ぎょわいよぉぉぉ…。」 くぐもった声と同時に「しゅっきりー」の声が母れいむの中から聞こえる。 どうやら再度おそろしーしー&うんうんの両コンボをキメてしまったらしい。 母れいむは目を白黒させつつもそれに耐えている。白黒どころか砂糖水の涙が滝のように流れ出し、 肌には玉のような汗が浮かんでいた。 「ゆぎぃぃっぃ!いだいんだぜぇぇぇ!あんよがぁぁ!おながのあんごがいだいんだぜぇぇ!!」 腕を持ち上げもみもみもみ…。 「ゆっ…ゆゆゆ~ん☆ゆっぐりぃぃ~♪」 またもや両腕で『ぶっちん』。 「りりりりりりぎぎぎぎぎぎ!!!!」 腕を離してもみもみもみ…。 「ぎっ!?ゆぅっぐりでぇぎるぅんだぁぜ~♪」 今度は V 字にもみもみを行う鬼意参。さあ、何回で天空の調べを聞かせてくれるのか?鬼意参の 期待が高まる。 「ゆっふぅぅ~ん…、ねぴっ!?」 「さあ、聞かせておくれ、最後の言葉を…。」 「もっど…。」 「ば、ばでぃざ!?!?」 「ゆっぐりぃ…。」 「…おどうじゃ~ん…」(母れいむの体内から) 「じだ…。」 「…ねぎぃぃんっ!おどっおどっおっどぉぉん!…」(同じく母れいむの中から) 「がっ…。」 すばやく腕を離して蘇生処置を開始。鬼意参の両腕に神が宿る。もみもみもみもみ…。 「…ゆ゛っ…ゆ…、ゆっぱっぽ~♪」 鬼意参の顔が曇る。失敗だ。 「ぱぴぷぺぽ!ぱぴぷぺぽー!…ゆっぱっぴっぽっぺ~♪」 まさか1回で駄楽器となってしまうとは。落ち込む鬼意参。 子まりさとセッションしていたときは『ゆ虐はひとつの完成形を見た』などと自画自賛していたが、 思い上がりだった。たしかに子ゆっくりには適するゆ虐法だが、成体ゆっくりには合わない。 大きすぎて餡子を分離するのに腕まで必要だし、中身がパンパンに詰まっているゆっくりの場合、 どうしても皮がやぶけそうになる。子ゆっくりほどの伸展性が期待できないのだ。 それに『りんしたいけん』への適応力も低すぎる。 先達の生み出した秘法の数々は成体、子、赤のいずれにも適合し、なおかつゆ虐コンボのどの段階 へも組み込める汎用性がある。自分の考えた『ぶっちん』はそれには遠く及ばない。 はぁ…。鬼意参は肩を落とす。自分は、まだまだだな。しかしそう落ち込むと同時に、再度 自分の心を奮い立たせた。 「まだだ…。僕は必ず先達と並ぶ。…並んで見せるよ。」 決意を胸に、いまだ口の中に子ゆっくりを詰め込んでいる母れいむを見る鬼意参。 「…そのために、まだまだ付き合ってもらうよ…?」 ビクッ、と母れいむがおびえる。 いまだ意味不明な言葉を叫び続ける父まりさを部屋に残し、虐待鬼意参は母れいむの入った透明箱 をもってこの部屋を出て行った。 あるぇええ?鬼意参は淡々と虐待をするだけの予定なのに。なぜだかおかしな描写がいっぱいだよ? それに短編のはずなのにこの長さはいったい? 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 111 効率化の道 ふたば系ゆっくりいじめ 147 陰口 ふたば系ゆっくりいじめ 177 人間の畑だと説得してみよう ふたば系ゆっくりいじめ 182 どすすぱーくをうつよ! ふたば系ゆっくりいじめ 216 子まりさの反乱 ふたば系ゆっくりいじめ 248 ゆっくりできない理由 ふたば系ゆっくりいじめ 387 れいむはよげんしゃ ふたば系ゆっくりいじめ 464 ゆ身売買 ふたば系ゆっくりいじめ 509 おかされいむ 必殺引篭り人の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 殺してしまわないゆ虐……だと!?スゴーイデスネ!! -- 2016-08-28 00 13 11 おかあさんいっしよかんさーと -- 2014-08-05 23 01 59 素晴らしい マッサージが本当に気持ちよさそうで -- 2014-01-13 22 48 30 新しいなぁ これはありだなあ -- 2012-06-22 07 20 19 見た目が地味かな -- 2010-12-23 13 06 21 ほう、殺してしまわない虐待…素晴らしいな。 新しい境地を見た感。 -- 2010-10-15 21 57 03 駄楽器ww -- 2010-09-16 19 01 49
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/994.html
おぼうしをぶん投げて 27KB 現代 飼いゆっくり ぬるいじめ 『おぼうしをおいかけて』の続き ※独自設定垂れ流し ※愛で描写ありのぬる虐め ※『ふたば系ゆっくりいじめ 465 おぼうしをおいかけて』の続き、と言うかアナザーエンド 前作の感想に触発されて書きました まりさは絶望の中にいた。 雨が降っていた。小雨程度のそれは、多くの生き物に「恵みの雨」と呼ばれるものだろう。 だが、ゆっくりにとっては違う。水に溶けるナマモノにとっては、この程度の雨でも致死 の毒だ。 それでも、まりさ種なら自慢のおぼうしでしのげたかもしれない。だが、このまりさは今、 おぼうしをかぶっていない。 「おぼうしぃ……おぼうしぃ……」 うめく言葉とのばす舌のわずか先に、まりさの大事なおぼうしはあった。普段ならひと跳 ねもすれば届く至近距離。しかし、いまのまりさにとっては無限の彼方だった。 まりさのあんよはうごかない。 ある男が戯れにまりさのおぼうしを奪い、投げた。まりさは必死に追ったが、まりさが追 いつくたびに男はおぼうしを投げた。それを繰り返すうちに、まりさは知らず知らずのう ちに悪路へと導かれ、そしてあんよの機能は破壊されてしまったのだ。 もはやまりさは這いずることすらできない。 「おぼしぃ……おぼうしがあればゆっくりできるのにぃ……」 もはや雨に溶けるしかない絶望の中、しかしまりさはおぼうしに希望を見いだしていた。 おぼうしがあればゆっくりできる。 根拠のない、しかし純粋なその想いは、信仰にも似ていた。この状況、たとえおぼうしを かぶったところで上からの雨は防げても足下にたまる水は防げない。動けないまりさには 死しかない。 だが、それでも。 それでもまりさは、おぼうしが欲しかったのだ。 ゆっくりというナマモノの生には、不幸な必然はあふれかえっていても、しあわせな奇跡 は存在しない。 まりさの悲惨な最後もまた、ゆっくりにはありふれたもの。 だが。 「だいじょうぶ?」 突然、まりさを打つ雨がやんだ。 「……ゆぅ……?」 まりさが見上げるると、そこには優しげに、まりさを心配する顔があった。 まりさの知らないおねえさんがいた。その手に持つ傘が、まりさに降りそそぐ雨を遮って くれているのだ。 「ねえ、まりさ。あなた、わたしの飼いゆっくりにならない?」 それはまりさの切望していたこと。 突然の問いかけに、まりさの餡子脳は混乱することすらできず、ただ願望を口にさせた。 「なりたいよ……だから……」 再び、まりさは舌をのばす。前へ、前へと。 「だから……おぼうし、かぶせてね……」 おねえさんはにっこりうなずくと、まりさのおぼうしを拾うと水を軽く払い、まりさにか ぶせてあげた。 「ゆぅ……ゆっくり……していってね……」 そして、まりさは気を失った。 ゆっくりというナマモノの生には、不幸な必然はあふれかえっていても、しあわせな奇跡 は存在しない。 だからこの出会いはきっと、神様の気まぐれか、さもなければ運命だったのだろう。 おぼうしをぶん投げて 「ゆっぎゃあああああ!」 まりさとおねえさんの飼いゆっくり生活は、まずはまりさの悲鳴によって彩られた。 「こらまりさ、我慢して!」 「やべでええええ! いだいいだいいだいいいいい!」 ・ ・ ・ 雨の中の出逢い。あの後、まりさはおねえさんのアパートまで運ばれた。濡れた身体をド ライヤーで乾かしてもらい、ひと心地ついたとき。 「まりさ……あなた、ちょっと汚いわね?」 「ゆ、ゆゆう!?」 まりさは元飼いゆっくりだった。人間の都合で野良となって数ヶ月。身体はすっかり汚れ てしまった。 「濡れて乾かして、また濡れるってのも忙しいけど、まずはきれいにしないとね」 まりさとしても綺麗になれるなら歓迎だ。それはゆっくりできることだ。 そうして、まりさはおふろばにつれてこられた。 最初はよかった。髪の毛をシャンプーしてもらうのは気持ちよかったし、身体を石鹸の泡 できれいにしてもらうのはくすぐったくも心地よい感触だった。 だが、ここで問題が発生した。 「どうしても汚れが落ちないわね」 「ゆうう……」 通常、野良のゆっくりのよごれというのは簡単に落ちない。常に地べたをはいずらざるを えないゆっくりは、都会の排気ガスや埃を皮の随までしみこませてしまう。 「でも、ゆっくりの本を読んで落とし方はしっているわ」 「ゆうう! それならまりさ、きれいになりたいよ! きれいになって、おねえさんをゆ っくりさせてあげたいよ!」 「ふふ! いい子ね、まりさ。でもちょっと大変よ。まりさに耐えられるかな?」 「まりさはのらでがんばってきたよ! かいゆっくりになるためなら、つらいこともがま んできるよ!」 「えらい! よく言ったわ!」 そして、まりさの洗浄が始められたのだが……。 結論から言えば、まりさは耐えられなかった。それであの悲鳴である。 「だめかー。まりさ、そんなに痛い?」 「ゆううううう! いだい、いだいよおおおおおお!」 「うーん。ま、そりゃそっか」 野良の汚れは皮の随までしみこんでいる。それを綺麗にするにはどうするか? 答えはシンプルだ。よごれた皮ごと削り落とす。これに尽きる。 おねえさんの手にあるのは台所で洗い物に使うスポンジだ。それも頑固な油汚れを落とす ための、目の粗いものだ。これでこすって汚れのついた皮を削ったのである。乱暴なよう だが、ゆっくりは皮が削れても小麦粉とオレンジジュースで簡単に治療できる。必要なら 愛ゆ家だってやる一般的な方法なのだ。 もっとも、その痛みに耐えられるゆっくりは少ない。 ゆっくりには耳と鼻がない。全身の皮で音を聴き、においをかぐ。すなわち触覚・聴覚・ 嗅覚すべてが全身に張り巡らされているのだ。 ゆっくりが痛みに弱い理由もここにある。ちょっとした切り傷でも、ゆっくりにとっては 三つの感覚器を少しずつ削り取られることを意味する。しかも傷口を全身の皮で意識する ことになるのだ。触覚で痛みを感じ、聴覚で傷口の裂ける音、餡子の漏れる音を聴き、嗅 覚で身体から漏れでる餡子のにおいをかぐことになる。三つの感覚で相乗された痛みとは どれほどのものだろう。 ゆっくりの研究家の中には「ゆっくりの痛みは人間には想像し得ない未知の領域」と語る ものまでいるくらいだ。 だから、まりさが痛みに負けるのも無理はないと言えるだろう。 「じゃあ仕方ないわね。やめましょうか」 「ゆゆっ……!」 おねえさんのやさしい言葉。だが、まりさは迷う。 がまんしないと綺麗になれない。綺麗になれないとおねえさんをゆっくりさせてあげられ ない。そうしたら……また、野良に戻ってしまうことになるかもしれない。 「おねえさん……まりさ、やるよ……!」 「え?」 「まりさ、がまんするよ。だからまりさをきれいにして……!」 まりさの目には決意がみなぎっていた。 「まりさ……あんたを拾ってよかったわ! よし、いくわよ!」 そして、おねえさんは心を鬼にしてまりさをこすり始めた。 「ゆっぎゃああああああああ! いぢゃい、いぢゃい、いぢゃいいいいい!」 決意はあっても、悲鳴はこらえられない。 「やっぱりやめる?」 「ゆうううう、やめない! やめないよ! まりさがんばるよおおお!」 「よーし、じゃあ手加減しないで一気にやっちゃうわよ。早く終わった方がいいでしょ。 そりゃー!」 「ゆっぎゃああああああああ!」 まりさは存分に悲鳴を上げた。 しかし一度も「やめて」とは言わなかった。 ・ ・ ・ 「ゆうう……」 無限に続くと思われた痛みも、実際にはほんの数分程度だった。だが、まりさが疲弊しき るには十分だった。 「まりさ、よくがんばったわね。もう痛いのはおしまいよ」 続いておねえさんが用意したのは小麦粉を多めに溶かした特製オレンジジュースとハケ、 そしてドライヤー。 「さ、まりさ。なおしてあげるからね」 ハケで丁寧に特製オレンジジュースを塗り、出力を弱めたドライヤーで丹念に乾かしていく。 「ゆうう……ぺたぺたして、ぽかぽかして……ゆっくりできるよお……」 全身くまなく特製オレンジジュースが塗られた。痛んだ底面には特に念入りに塗り込まれ た。 「さ、傷はおおむねふさがったわ。それじゃ、栄養とらなきゃね」 「ゆ……ごはん……」 「あ、むーしゃむーしゃはしなくていいわよ。口を大きく開けると、傷口に悪いからね。 口をちょっと開けて?」 「ゆ、ゆゆ?」 まりさの口の中に入り込んできたのは、ほ乳瓶の口だった。 「さ、吸って」 「ちゅーぱ、ちゅーぱ……し、しあわせー!」 ほ乳瓶の中身は人肌に暖められたほっとジュースだ。ゆっくりにとってはこれ以上ない滋 養だろう。 まりさはむさぼるように吸い、あっと言う間に飲み尽くした。 「さ、あとはゆっくりお眠りなさい」 「ゆ、おねえさん……まりさのおぼうしは……?」 「あそこよ、ほら」 おねえさんの指さすほう、洗濯バサミで止められ干されるまりさのおぼうしがあった。こ ちらも洗濯されたのだろう、汚れはすっかり落ちていた。 「ゆうう……まりさのおぼうしさん、とってもゆっくりしてるよお……おねえさん、あり がとう……」 「まだ乾いてないから、かぶるのは明日までがまんしてなさい。ね?」 「ゆう……すぴー」 「あら、見たとたんに寝ちゃった。おぼうしを見て安心したのかしら。ふふ、そんなにお ぼうし、大事なんだ」 おねえさんのほほえみに見守られ、まりさは野良の頃には得られなかった最高のゆっくり の中、眠りについた。 それからまりさにとって夢のような生活が始まった。 まりさの傷は完治した。削られた皮はもちろん、あんよの傷も思ったほど深くなく、前と 同じように歩けるようになった。 おねえさんは優しかった。 しつけの時はきちんと厳しく言うが、普段は穏やかにほほえみ、まりさのことをとてもゆ っくりさせてくれた。 それに、そもそもまりさはしかられるようなことをほとんどしなかった。生活に慣れるま では勝手が分からず失敗もあったが、元々まりさはペットショップで躾られたれっきとし た飼いゆっくりだったのだ。飼い主の都合で不幸にも野良の身に堕ちたが、幸運にも飼い ゆっくりとして守るべきことを忘れていなかった。 ただひとつ、バッジがないことだけが悲しかった。飼いゆっくりだった頃は銀バッジをつ けていたが、捨てられたときに取られてしまった。まりさのおぼうしを投げて投げて投げ 抜いてまりさのあんよを破壊した男に「これはすごいバッジだ」ともらったバッジがあっ たが、それはただの景品だった。それがわかったとき、まりさはとても悲しんだ。 だが、バッジがなくてもかまわなかった。まりさは基本的に外にでようとしなかった。家 の中にいる分にはバッジがなくてもなんの問題もない。 普通のゆっくりは、孤独を嫌う。時に孤独が高じて野良を招き入れて不幸に見舞われるこ ともある。 だがこのまりさは違った。日中おねえさんは仕事でいないが、それでもさびしいとは思わ なかった。 人間の家の中にこそゆっくりがある――それが厳しい野良生活を通じてまりさが学んだこ とだった。仲間のいるゆっくりより安全で快適な家の中でのゆっくりを望んだ。 だが、そんなまりさに転機が訪れた。 「まりさ、銀バッジ獲得おめでとーっ!」 「ゆうう、ほんとう? ほんとうにまりさ、ぎんばっじさんもらえるの?」 「本当よ、まりさ! ほら、みなさいこの輝く銀バッジ!」 まりさは銀バッジを獲得した。基本的な躾ができていたこと、なによりその善良さが評価 された。野良を経験したゆっくりとしては最高の栄誉ともいえる銀バッジ。 さっそくおねえさんにつけてもらった。おぼうしを通して銀バッジの重さを感じる。心地 よい重みだった。 まりさは今まさに、幸せのてっぺんにいると思った。 だが。まりさのしあわせはそれにとどまらなかった。 「まりさ! 銀バッジ獲得記念に、プレゼント買ってきたわよ!」 「ゆうう、ぷれぜんと!?」 「そう! じゃーん! これよこれ!」 おねえさんが取り出したのは、ひらひらとした布だった。黒いパンツのような生地。それ を、ヒラヒラした白く縁取られたフリルが飾っている。 「ゆうう……なんだかとってもゆっくりしたぬのさんだよ……!」 「布さん、じゃないわ。これはゆっくり用の『お洋服』よ!」 「ゆゆ? おようふく?」 さっそくまりさはその『お洋服』を着ることになった。わけのわかるままあれよあれよと いうまに布を着せされ、姿見の前に立たされた。 「まりさ、似合ってるわよ!」 「ゆううう……まりさ、すごくゆっくしてるよおおおおお……!」 鏡の中にはとてもゆっくりしたゆっくりがいた。 ピンととがった漆黒の魔女帽子に白のリボン。輝く白銀のバッジ。 もちもちふっくらとした健康的なお肌。大粒のきらめく宝石みたいな瞳。 そして、『お洋服』。 まりさの口の下を優しくつつむ、帽子とマッチするゆっくりとした黒。白く縁取られたヒ ラヒラふわふわのフリルが、華やかかつ上品に彩っている。 まりさは自分の目を疑った。自分のおぼうしがなかったら、鏡のなかのゆっくりを自分だ とは思えなかっただろう。 「ゆうう……ゆっくり! ゆっくりしていってね!」 もうまりさのしあわせもゆっくりも興奮も最高潮。 すると、まりさは大変なことに気がついた。 「お、おねえさん、たいへんだよ! まりさのおようふくぬがしてね!」 「え? どうしたのよまりさ? 着たばっかりじゃない。もしかして気に入らなかったの?」 「ちがうの! ちがうのお! おようふくはとってもゆっくりしてるよ! だからだめな のお!」 「え?」 「まりさ、まりさ! ……うれしーしーでちゃう!」 まりさは顔全部を――すなわち全身を真っ赤にして言った。 うれしーしー。ゆっくりの中には子供の頃、うれしさのあまりしーしーをしてしまうこと がある。まりさは感激のあまり、とっくの昔に卒業したはずのそれに目覚めてしまったの だ。 真っ赤なままあわてふためくまりさ。だが、おねえさんは余裕の笑みだ。 おねえさんはまりさをゆっくり用のおトイレにつれていくと、 「まりさ。服の端をおくちでくわえて、上におもいっきり引っ張ってみなさい」 「ゆ? ゆーん!」 まりさが引くと、『お洋服』は延びた。そして、中央から割れた。 従来のゆっくり用のお洋服には大きな欠点があった。ゆっくりを着飾るのはいいとして、 ゆっくりひとりでは脱ぐことも着ることもできず、用も足せないかった。ところがこの 『お洋服』では欠点のひとつが改善されていた。 中央にあらかじめ割れ目が入っているのだ。その構造はちょうど男性用のブリーフに近い。 今まりさがやったように上の端を引っ張ると、ゆっくりの身体の曲面にあわせて割れ目が 広がり、しーしーやうんうんが可能になるのである。 かくして、まりさは無事ひとりでしーしーができたのであった。 「まりさ、しーしーひとりでできたよ! できたよ!」 「ふふ、まりさったらあかちゃんみたい」 「ゆゆ~ん」 まりさは恥ずかしげに身をくねらせた。だがその顔に浮かぶのは笑顔だ。 今。今こそが間違いなく、まりさのゆん生最高の瞬間だった。 「まりさ。バッジも付けたし、お洋服も着た。もう完璧ね。明日はおでかけよ!」 「ゆ! おでかけ! おそと!」 「ひさしぶりだもんね、うれしい!」 「おねえさんありがとう! まりさとってもうれしいよ!」 まりさはもう、このうれしさを、しあわせを、どう表現していいかわからなかった。 だから、餡子に刻まれた本能に従って叫んだ。 「ゆっくりしていってね!」 ・ ・ ・ 「ゆんゆんゆ~ん♪ おそと~♪ おさんぽ~♪ ゆっくりゆっくり~♪」 「まりさ、ご機嫌ね」 「ゆ! おねえさんもゆっくりしていってね!」 「はいはい、ゆっくりゆっくり」 まりさは今、おねえさんの持つバスケットに乗せられ、公園までの道を揺られていた。バ スケットの中にはまりさのほかにもおやつなども入っている。久しぶりに外にでられるば かりではなく、ゆっくりできるものが近くにあることもまりさがご機嫌な理由だった。 だが、すこしだけ気になることもあった。 「ねえおねえさん? おもくない? まりさ、あるくよ!」 道中何度もまりさはそう問いかけていた。 まりさはバスケットボール大の成体ゆっくりだ。それ以外にも荷物が入っているとなれば、 バスケットはかなりの重量のはずだ。 「だから大丈夫だって。おねえさん、こう見えても学生の頃けっこう鍛えてたのよ。それ に……ほら! もうついた!」 「ゆうう!」 大きな自然公園の一角。芝生の敷き詰められた広場だった。おねえさんのほかにもゆっく りと遊ぶ人たちの姿もあった。 みんな楽しそうだった。ゆっくりしているように見えた。 「おねえさん! ゆっくり! ゆっくり!」 「はいはいあわてない。ほら、おろしてあげるわ」 おねえさんに下ろされ、まりさは飛び跳ねた。久しぶりの外。空はどこまで青くてひろく て、太陽は暖かだった。 まりさはおうちの中の平穏が好きだ。だが、それでもゆっくりはゆっくり。時には広い場 所で遊び回りたい。 まりさはこらえきれないといったように、おねえさんのまわりを跳ね回った。 「おねえさん! ゆっくり! とってもゆっくりしてるよ!」 「ふふ、よかったわね。調子はどう?」 「ゆ! なんだかまりさ、とってもげんきにうごけるの! こんなにはやくとべるよ!」 まりさはぽーんぽーんと、ゆっくり基準としてはなかなかの速さで跳ねた。 「ああ、それはきっとお洋服のおかげよ。あんよのところがゆっくりの皮よりグリップが よくなるように加工してあるの」 「ゆ? ぐりっぷ?」 「かけっこしやすくなってるってことよ。走りやすくなってるのはもちろん、一日中かけ っこしたってあんよが破けたりしないわ。今日は思う存分走り回るといいわ!」 「ゆっくりーっ!」 まりさは楽しくてたまらなくなった。 今日はなにをして遊ぼう? 次から次へと楽しい考えが思い浮かんでくる。餡子脳は楽し さでいっぱいになってしまって、どの遊びをしていいか決められそうにない。 だから、おねえさんに決めてもらうことにした。 「おねえさん、なにしてあそぼうかっ!?」 まりさはとてもとてもしあわせだった。 だから、 「おぼうし投げ」 おねえさんの言葉を、どこかゆっくりできないその響きを……しあわせに満たされた餡子 脳は理解することを拒絶した。 「ゆ……おぼうし……ゆゆ?」 「ほーらまりさ、いっくわよー!」 いつもの優しい声で。いつも以上の楽しそうな笑顔のままで。 おねえさんはまりさのおぼうしを奪い去り、フリスビーのように投げた。 「ゆううあああ!? まりさのおぼうしがああああああ!?」 あわてて追いかける。『お洋服』のおかげでいつも以上の速さで跳ねられるが、その爽快 感を味わう余裕などない。 おぼうし。なによりも大切なおぼうし。銀バッジをつけてその大切さの重みを増した、か けがえのない大事なおぼうし。 それが今や、まりさのおつむを離れて飛び、芝生の上に落ちてしまっている。 幸い汚れていない。まりさはほっと一息吐くと、おぼうしをかぶりおねえさんの元に戻っ た。 「おねえさんどうしてこんなこと……」 「はーい、もういっかい!」 「ゆううう!?」 まりさが問いかける暇もなく、再びおぼうしは投げられてしまう。 おぼうしを取りに行く。戻ってくる。おねえさんに投げれる。 そんなやりとりを三回繰り返し、ゆっくりに数えられない四回目に達したとき。 ようやくまりさはおねえさんの元に戻るのをやめた。おねえさんの前、手の届かない位置 で踏みとどまる。 「どうしたの、まりさ? おぼうし投げ、続けましょう?」 おねえさんはいつもと変わらなかった。やわらかな笑顔、優しい声。なにひとつかわらな い。だからまりさにはわからなかった。 「どうして……」 「ん?」 「どぼじでごんなごどずるのおおおおお!? まりざのごど、ぎらいになっぢゃっだのお おおお?」 不安を吐き出すように、まりさは絶叫した。気づけば涙があふれていた。訳が分からなか ったが、悔しくて、悲しかった。 おねえさんは、ふ、と一息吐くと、諭すようにまりさに語りかけた。 「嫌いになんてならないわ。まりさのこと、大好きよ」 「それならどうして……」 「まりさがむーしゃむーしゃしてるのが好き。かわいいもの。まりさが『ゆっくりしてい ってね』って言ってくれるのが好き。心が和むもの。まりさの寝顔が好き。無垢で愛らし いもの。でも……」 おねえさんは、満面の笑顔で言った。 「おぼうしを追いかけて、これいじょうないってくらい必死になってるまりさが、一番好 き」 まりさはわからなかった。おねえさんがなにを言っているのか、そしてこれからなにを言 おうとしているのか。 「まりさ。あなたと会ったあの日。わたしは『雨が降る前から』あなたのことを見ていた わ」 まりさとおねえさんが出会った日。 雨が降る前、まりさは必死だった。男におぼうしを投げられ、死力を尽くして追いかけて いた。 おねえさんはそれを見ていた。いや、止めもせず、傍観していたというのだ。 「わたし、昔はスポーツをやっていたの。でも、根性がなくて挫折しちゃってね。だから、 がんばっているひとが好き。わたしがあきらめて失ってしまった、夢。それを追いかけて いるひたむきな瞳が好き。がんばっているひとの顔が大好き。だからね、まりさ? ゆっ くり相手に変な話だけど、わたしはあの日、あなたに一目惚れしちゃったの」 確かにまりさは必死だった。おぼうしはたいせつだ。おぼうしを投げられると、自分の大 切なものなにもかも投げ捨てられるような気がして、二度とゆっくりできなくなるような 気がして。 だから、がんばった。あんよが傷つくのも全く気にならないぐらい、誰よりもなによりも がんばった。 「まりさ、大好きなまりさ。おうちに住ませてあげる。ごはんもあげる。寝床もあげる。 髪も梳いてあげる。大切にしてあげる。だから、ねえ、まりさ。ひとつだけわたしのわが ままを聞いて」 おねえさんの笑みが深くなった。 「お願い、まりさ。わたしを楽しませて」 ゆっくりというナマモノの生には、不幸な必然はあふれかえっていても、しあわせな奇跡 は存在しない。 まりさとおねえさんの出会い。それは幸運でも奇跡でもなく、ただの必然。 まりさはおぼうしをなによりも大事にしている。だから、そのおぼうしでもてあそばれる ために、まりさはおねえさんと出会ったのだ。 「ゆわあああああああ!」 まりさは叫んだ。得体の知れないゆっくりできない感覚に全身を打たれ、全力で逃げ出し た。 だが、お洋服で少々早くなったところで所詮ゆっくりのあんよ。人間の足にはかなうわけ がない。 「ほおらまりさ、つーかまーえた!」 「ゆうう!」 「そーれ、とんでけー!」 おぼうしを投げられては、まりさは追う以外に手がない。おぼうしをみすてて逃げるなど、 そんな選択肢はまりさの餡子脳の中には存在しない。 そしてそもそも、まりさのあんよではおねえさんから逃れられない。 まりさは為すすべもなく、おぼうしに奪われ投げられ、それを追いかける。おぼうしの落 ちた場所にたどり着いたらすぐに奪われ……それがどうしようもなく繰り返された。 あの日のようにあんよが破ける心配はない。おねえさんのくれた『お洋服』は、実にがっ ちりまりさのあんよを守ってくれた。おねえさんが『お洋服』をまりさにプレゼントした のはお祝いのためだけではない。この「おぼうし投げ」を存分に楽しむためでもあったの だ。 「よーし、こんどは高ーく高くなげちゃうわよ! それーっ!」 「ゆううう!」 「あー、風に乗っちゃったなあ……これはおねえさんにもどこに落ちるかわからないなあ ……とんでもない場所にいっちゃうかもね?」 「ゆうう! ゆぐう! ゆぐぐぐぐぐう!」 おねえさんの煽りに心を揺らしながら、それでもまりさはひたむきにおぼうしを見つめ続 ける。そうするしかない。おぼうしは、絶対にあきらめられない大切なものなのだ。 「いい、いいわまりさ。絶望してるのに、ひとかけらの希望を決して失わないその瞳…… すてき!」 こうして、まりさのゆっくりに満ちた生活は終わりを告げた。 だが、まりさは不幸になったとも言えない。 平日はごくあたりまえの飼いゆっくりとして、十分すぎるほど満ち足りた生活を送ること ができる。おねえさんは日中仕事にでているが、食べ物に困ることも寒さや暑さにさいな まれることはない。命の危険はない。ゆっくりできる。 しかし、休日は違った。おねえさんは毎週のようにまりさを連れ出し、公園で「おぼうし 投げ」を楽しんだ。最近はおねえさんのあまりに楽しそうな様子にひかれて、ほかの飼い 主もおぼうし投げを楽しむようになった。 「ゆあああ! まりさのおぼうしがあああ!」 「おぼうしぃ! おぼうしぃ!」 「おぼうしがないとゆっくりできないいいい!」 公園に響き渡る悲痛な声の中、まりさ自身も同じような声を上げ、ただひたすらにおぼう しを追いかけた。 一週間のうち、ゆっくりできないのは一日だけ。それがかえってまりさを苦しめた。餡子 脳の悲しさと言うべきか。なまじゆっくりできる時間が長いため、いつまでもおぼうしを 奪われる苦痛に慣れることができなかったのだ。 だが、ゆっくりできない思いはまりさも知らない間にたまっていき……そしてある日、変 化が訪れた。 ・ ・ ・ 「さあ! 今日もおぼうし投げよ!」 意気揚々とまりさからおぼうしを奪おうとするおねえさん。まりさはもあきらめてしまっ て抵抗しない。だが、おぼうしを投げられればすぐに必死になる。 ところが、今日は少し違うようだ。 「? ちょっとまりさ、おぼうしはなしなさいよ」 「ゆ? まりさ、おぼうしくわえてないよ」 以前おぼうしをくわえて抵抗したことはあったが、あっさりと奪われた。人間とゆっくり の力の差は歴然なのだ。それ以来、まりさは抵抗していない。 そもそもおぼうしをくわえていたらこうして受け答えができるはずもない。 「でもはずれないわよ。変な風にはまりこんじゃたのかしら。よいしょ!」 「ゆぎいいいいい! いぢゃいいいいいい!」 おねえさんがおぼうしを強く引くと、まりさが痛がり出す。 あまりの痛がりようにおねえさんは不思議に思い、おぼうしとまりさの根本を調べた。 「やだ……おぼうしと頭皮が完全にくっついちゃってる! これじゃまるで生まれる前の 赤ゆっくりじゃない!」 まりさ種が植物型にんっしんした場合、生まれ落ちるまでおぼうしと身体は一体化してい る。誕生して始めておぼうしと頭が分かれるのだ。それは双子が生まれる様に似ていた。 まりさがおぼうしを大事にする理由とする説もある。 人間でも、極度のストレスのあまり精神が幼児退行することがある。思いこみのナマモノ、 ゆっくり。まりさは毎週与えられるストレスに対し、身体が部分的に幼児退行――いや、 胎児退行したのだ。まったくもっていい加減なナマモノであった。 「これじゃ、おぼうし投げは無理かあ」 「おねえさん……」 「な、なによまりさ。どうしてあんたが落ち込んだ顔してるのよ?」 「まりさ……さよならしなくちゃいけない?」 「え?」 「おぼうしなげができないまりさは、いらない……?」 まりさにとって、おぼうし投げはゆっくりできないことだ。だが、それをすることでおね えさんがすごくゆっくりできることは知っていた。 だから、おぼうし投げができなくなった自分は、また捨てられてしまうのではないか―― そう思ったのだ。 「……バカね。まりさ、わたしはあなたのことが好きよ。大好き。捨てられるわけないじ ゃない」 「でも……」 「よし! 今日はおぼうし投げはやめて、この木の枝を使って遊びましょ! おぼうし投 げならぬお棒投げよ! ほーら、とってきなさーい!」 「ゆー!」 そして、まりさとおねえさんは夕方まで遊んで過ごした。まりさにとっては初めて外でお ねえさんとゆっくりできた時間だった。 おねえさんも笑ってくれた。でも、今までほど楽しそうではなかった。 でも。 まりさは安心していた。これでもうゆっくりできないことはなくなった。これからは休み の日を恐れることはない。ずっとずっと、ゆっくりすることができる。そう思った。 だが、そううまくはいかなかった。 次の日からおねえさんは帰りが遅くなるようになった。帰ってきてもグッタリして、あま りまりさの相手ができなかった。休みの日も出かけてしまい、まりさはおるすばんだった。 「おねえさん、きっとおしごとがいそがしいんだね……」 まりさはあきらめなかった。きっとまた、ゆっくりできるようになる。それまでは、疲れ て帰ってくるおねえさんをゆっくりさせることに全力を尽くそう……そう決心し、おねえ さんにゆっくりをふりまいた。 そんな日々が、一ヶ月ほど続いた。 ・ ・ ・ 「ゆ! おねえさん、ひさしぶりのこうえんだね!」 「そうね。一ヶ月ぶりかあ」 「おねえさんがゆっくりできるようになってよかったよ!」 「ええ。最近ちょっと大変だったけど、今日こそはゆっくりするわ」 一人と一匹は公園に来ていた。最近忙しかったおねえさんも今日はようやく暇がとれたら しい。おねえさんといっぱい遊ぼう、そしていっぱいゆっくりしてもらおう……まりさは 決意と希望に燃えていた。 「おねえさん、なにしてあそぼうかっ!?」 元気に問いかけると、おねえさんはにっこりわらって答えた。 「おぼうし投げ」 まりさの笑顔が固まった。 何を言っているのか理解できなかった。 そんなまりさに委細かまわず、おねえさんはまりさのおぼうしをつかむとそのまま持ち上 げた。 「いぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃ! おねえさん、いたいよおおおお!」 「てええええりゃあああああああああ!」 まりさの抗議も全く無視。 それどころかまりさが今まで聞いたことのない雄叫びを上げてまりさを思い切りぶん投げ た。 「ゆううううううううううう!?」 円盤投げに似た綺麗なフォームだった。 投げられたまりさは水平に回転しながら、地面すれすれをぶっ飛んでいく。 「ゆわわわわわわああああああああ!」 ゆっくり特有の「おそらをとんでいるみたい」なんて言葉を吐く余裕などどこにもない。 回転する視界の中、なにもかもがゆっくりせずに吹き飛んでいく。 そうしてまりさは数メートル飛び、ようやく芝生の上に降り立った。 だが。 「ゆわあ!? ゆびぃ!? ゆぶうううう!?」 与えられた速度と回転は、一回の着地で消化仕切れるものではなかった。まりさは川を跳 ねて飛ぶ石切りの石のように、芝生の上を二度跳ね、三度めでようやく止まった。 「ゆはあーっ、ゆはーっ、ゆはーっ……」 何もかもがあまりに早すぎて、まりさは自分が何をされたのかすら理解できなかった。た だひどくゆっくりできない経験をしたという実感だけを抱え、まりさは荒い息を吐く。動 くことなど考えられなかった。 「どう、まりさ? 新しいおぼうし投げの感想は?」 気づけば、おねえさんが近くまで歩いてきていた。 「ゆ、おねえさん……」 「わたし、考えたの。おぼうしを投げられなくなって、どうすればいいかって……」 「おね、おね、おねえさん……?」 「考えたら簡単なのに、なまった身体を鍛えなおして投げるフォームを考えるのに一ヶ月 もかかっちゃった。でも、その甲斐はあったわ……!」 「おねえさん、まりさになにをしたのおおおお!?」 「簡単なことよ! おぼうしだけ投げられなければ、おぼうしごとまりさをなげればいい じゃない!」 「ゆううううううう!?」 あまりにも単純なこたえだった。 おぼうしがとれなくなった。だったら、まりさごと投げればいい。 だが、その実現には様々な計画と準備で為されている。きちんとフォームを考え、まりさ が大けがしなように低い弾道にすることも忘れない。そのための身体づくりに時間をかけ るなど、女性らしいじつにきめ細かな気遣いだ。 だがその理屈は破綻していた。そもそもおねえさんの目的はまりさの必死な顔を見ること だったのだ。そのまりさを投げたのでは必死な顔もなにもあったものではない。 だが、おねえさんの顔に迷いはない。 「ありがとうまりさ! わたし、スポーツの夢に破れて、ひとのがんばる姿を見ることで 虚しさを埋めてた! でも、自分ががんばる楽しさを思い出せたのよ! あなたのおかげ よ、まりさ!」 「おねえさんなにいってるのおおおお!?」 手段が目的と化していた。 だが、これはこれでいいのかもしれない。 いっぴきのゆっくりが不幸になり、一人の人間が幸せを見いだした。とても素晴らしいこ とだ。実に効率のいい計算式がここに成立したのだ。 「そういうわけでまりさ! もうひと投げいくわよおおおお!」 「どういうわけなのおおおおお!?」 「どおおおおおおりゃあああああああ!」 「ゆううううううううううううううう!?」 こうして、おねえさんは真のゆっくりを得て、まりさは飼いゆっくりとして飼い主の役に 立てるようになった。 後に、この「おぼうし投げ」改め「まりさ投げ」は口コミで全国に伝わり、空前のブーム を生むことになる。 その第一回全国大会をまりさとおねえさんが征することになるのだが、それはまた別の物 語である。 「もういっちょいくわよおおおお! せえええりゃああああ!」 「ゆわあああああああああああああああああああああああああ!」 了 by触発あき 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 163 バトルゆ虐! ふたば系ゆっくりいじめ 172 とてもゆっくりした蛇口 ふたば系ゆっくりいじめ 180 ゆっくりばけてでるよ! ふたば系ゆっくりいじめ 181 ゆっくりばけてでるよ!後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 199 ゆっくりたねをまいてね! ふたば系ゆっくりいじめ 201 ゆっくりはじけてね! ふたば系ゆっくりいじめ 204 餡小話の感想れいむ・その後 ふたば系ゆっくりいじめ 211 むかしなつかしゆーどろ遊び ふたば系ゆっくりいじめ 213 制裁は誰がために ふたば系ゆっくりいじめ 233 どすらりー ふたば系ゆっくりいじめ 465 おぼうしをおいかけて 上記以前の過去作品一覧は下記作品に収録 ふたば系ゆっくりいじめ 151 ゆっくりみわけてね! 触発あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓もしかしてナカーマ? 俺はニュースでたまに映る容疑者の顔が時々ゆっくりに見えてしまうぞ。 -- 2014-08-02 12 05 32 人間で言えば髪を掴まれてブン投げられてるといったとこでしょうか… その逆にゆっくりに例えれば…と考える癖がついたせいで映画やマンガで怪我をしたり人が死んだりするシーンとかでは笑ってしまいます。 ゆ虐のハマり過ぎ注意ですね… -- 2014-03-12 23 44 18 お姉さん可愛い! 反論さんはかっこよすぎ (*´∀`*) -- 2014-01-13 13 56 08 お姉さん可愛い(´∀`*)♭ ゆ虐もゆ愛も好きな自分にはとってもゆっくり出来るSSでした! やっぱり、触発さんの作品が一番好きです。 あと、下の自慰野郎黙れ そして反論さんに惚れたわww -- 2013-08-08 02 17 39 オナニー野郎への反論格好良杉ワロタwww -- 2013-03-30 16 56 51 お姉さんwwwwwwwwwww Sなのか?天然なのか? -- 2012-07-12 17 38 55 とてもゆっくりできたよ! -- 2011-10-13 20 22 09 ちぇんなら尻尾を掴んでハンマー投げみたいな競技が出来そうだね あとこの作品自体は俺的には可もなく不可もなくといった感じだったけど↓↓↓の反論コメで最終的にゆっくりできたよ!ありがとう! -- 2011-04-09 21 42 33 ↓↓↓とんだオナニー野郎だ。まさに餡子能。何様のつもりでコメントしてんだか。 ↓↓の人、俺もあんたの反論ですっきりした。本当にありがとう。 -- 2011-01-23 05 41 45 ↓気持ちはものすごく分かるが、そういう自慰野郎に何言っても無駄だよ…。スレが自分だけのためにあるべき物と思いこんでる奴等だからな…。それはもう、ゆっくりのおやさい並に。 そんな馬鹿に構うだけ時間と労力の無駄だよ。無視するに限る。 けどあんたの反論コメントでちょっとすっきりしたよ。ありがとう。長文お疲れさん。 -- 2011-01-22 14 30 17 ↓あんたこそやっちゃいましたね。おこがましいにも程があると分かっているなら最初から黙ってろって話だよ。前作に満足したなら何故愛でにシフトした続編なんぞ読んだんだ。 被害者面して悲しい悲しいとほざいてらっしゃるけどね、そもそも注意書きにあるぬるいじめ、愛で等の警告ワードから、まりさ幸福アナザーエンドのSSだということは容易に推測できるはずだ。 注意書きを見て筋書きや内容が自分の嗜好に合わないなら読まないこと。もし万が一読んでしまって不愉快な気分になったとしても、それは読者として当然すべき自衛を怠った自分自身に全責任があるわけだからSSに自分の嗜好を押し付けての批判だけはしないこと。 この二つってゆっくりSS読者として最低限の義務でありマナーだと思うよ。 このコメント欄を見渡せばわかる通り、コメントした人たちは皆このSSに満足している。なぜなら、彼らは注意書きを読んだ上で、自分はこのSSを楽しめる、と判断して読んだからだ。 ところがあんたは義務を満たさず注意書きすらも完全に無視して、何をトチ狂ったのか愛でSSに向かって虐待でないことを咎めるような的外れな批判や、この触発はいけなかっただの台無しだのと他人を不快にさせることばかり書いている。しかも自己陶酔のあまりに、自分が場をわきまえず不愉快をばらまいていることにすら気付いていない。 あんたのコメントはあんたの自己陶酔を満たすため以外に、このSSを楽しく読めた人達を著しく不愉快にさせる存在意義しか持ってない。 できれば消してほしいけど、ここのコメントを消す方法は俺には分からないから、それができないならせめて、最低限の義務とマナーを守らずに好き勝手にSSを批判して他の読者さん達を不愉快にしていることについて謝罪してほしい。 そしてこれからは最低限の自衛はするようにしてほしい。 とか書いても、結局あんたには読まれないだろうし、見た感じ恥知らずっぽい人だから読んでも謝ってくれないだろうけどね…… -- 2011-01-12 02 55 37 あ~あ・・・やっちゃいましたねこれは・・・ 前作の「おぼうしをおいかけて」はこれ以上ないという位 完璧で瀟洒に完結していたというのに・・・ >前作の感想に触発されて書きました まあ触発あきさんというくらいだから 触発されてなんぼなのかもしれませんが これは最もやってはいけない触発でしたね 前作は善良で素直なまりさが理不尽とも言える死を迎える話でしたから 可哀想という感想も出た事でしょう しかしそのような声に流されてしまい、美しかった前作を 台無しにするよな続編を作ってしまうなんて・・・ もちろんSSは作者様のものであり、当然自由に出来る唯一の権利者です 他者が指図するなんておこがましいにも程があると頭では理解しています ただ私は悲しかったんです。 私は前作を読んだ時に大変感動しました、 なんて完璧にまとまっていて瀟洒で美しい話なんだと・・・ これ以上はない綺麗な結末だなと・・・ 私はとてもゆっくりとさせて頂きました ・・・それがこの続編で台無しになってしまいました 先程言ったようにSSは作者様のもので、どのようにするのも自由です ただあんなに瀟洒で美しくゆっくり出来た「おぼうしをおいかけて」が 台無しになってしまった事が悲しくて残念でならないのです -- 2010-11-10 07 40 20 何てすんごいコメディwww ゆっくりできるよ~ 悲劇は、喜劇なんだね~ たのしー!ww -- 2010-10-11 19 21 39 ギャグ調なのも良いよね! 多分、すんごいイイ笑顔で 「おぼうし投げ」 と言ってそうなお姉さん想像して萌えたw -- 2010-09-12 17 25 29 お姉さん可愛いwwきっとこんな表情をしているに違いない↓ \ / ○ ○ 〃▽〃 -- 2010-08-30 22 42 04 5キロから7,8キロかな?バスケット大、、 すごすぎだろwwww -- 2010-07-23 22 36 22 ……… -- 2010-07-22 00 22 51 お姉さんスゴッw -- 2010-06-24 22 06 24 wwww -- 2010-06-20 01 33 11
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2912.html
注意書き タイトルこそとある落語ですがその落語との関連はありません。 虐待無し。人間虐め。 作者当てシリーズってやつです、見事正解した名前あり作者さんの中から抽選で一人、このSSの作者とネチョるSSを書いてくれるという話はありません、あしからず。 やあ!僕は虐待おにいさん!使い古された感があるこの挨拶だけど、たまにはいいよね!! そんな自分の元に一人の青年が訪れる、彼とは昔から付き合いがあり、自分もゆっくりを虐待したいと言ってきたので簡単な虐待道具を見繕った事がある。 そんな彼がゆっくりのことで話があると言ってきたのだ、そしてゆっくりは見せないでくれとも言ってきた。 「やめでぇ!!おにいざん!!でいぶばなびもじでないよぼぉぉ!!がえじで!!おうじがえじでぇぇ!!」 「うっさい」 さっきまで潰れると潰れないのぎりぎりの力でトンカチで殴っていたれいむを透明な箱に入れて蹴り飛ばす。 「もうおぞらどびだぐないいいぃぃぃ!!」 そんなことを言いながられいむは隣の部屋へと吸い込まれていった。 「やあ!よく来たね!!ゆっくりしていってね!!」 そんな挨拶をしながら青年を迎え入れる、彼はもともと健康的な顔色をしているというわけではなかったのだが、今日は一層顔色が悪くなっているような気がした。 「すいません…それ、やめてくれませんか?」 「ん?どうした?あんなにゆっくりをいたぶるのが好きだって言ってたのに…」 「そのことを含めて相談に来たんです、とりあえずゆっくりは全部閉まってくれましたか?」 「ああ、さっき全部奥の部屋にしまったよ、とりあえずあがりたまえ、お茶と饅じ…煎餅でも出そう」 青年を居間に通す、ソファに座らせそこで待ってるように言った後、お茶を入れて持ってきた 「それで、何の相談だ?好きな人ができたとか言われても彼女いない歴=年齢な俺には恋愛相談には乗れんぞ?」 「そんなんだったらあなたには聞きません、実はこれを返しに来たんです」 そう言って彼が取りだしたのは自分が少し前に彼に上げた、透明な箱をはじめとするゆっくり虐待道具だった。 「おいおい、それは俺が君にあげたんだ、返してもらわなくても…」 「俺、ゆっくり虐待を止めようと思うんです」 「…なに?」 なんだって?ホワイ?なんで?どして? 「とりあえず、理由を聞かせてもらおうか?」 「はい、じゃあ…」 青年は一口、お茶を飲んでから話し始めた。 「あなたに教えてもらってから、ゆっくりを虐待したとき、俺はとても楽しかった、いろいろな鬱憤をゆっくり相手に発散できた、虐待という麻薬にトリップしていたといってもいいでしょう」 「その例えは俺達がみな麻薬常習犯みたいに聞こえるからやめてくれないか」 いきなり何を言っているんだ、こいつは? 「僕はゆっくりを捕まえて、いろいろな虐待をしてきました。殴る蹴る、箱に閉じ込める、足を焼くなどです」 まあ、当然だろう。その三つは虐待の初歩の初歩といってもいい、虐待が趣味の人間でこの三つをしたことがないというやつはほとんどいない。 「ただ、つい最近、あることに気付いたんです。自分はゆっくりの親子を使った虐待、親の前で子を殺すという虐待をしていなかったんです」 「うん、それで?」 「内容としては簡単なものでした、親の足を焼いてその目の前で子を一匹ずつ殺して行くというものでした、親は泣き叫ぶし、子は僕が口添えしたので親が自分たちを見捨てたと思って親を罵る、 必死な親と俺に殺されようとしているのに親を罵ることしか考えない子ゆっくりがとても滑稽なものに見えて何とも言えない気分になりました」 「無力な饅頭風情の生死を自分が握っている、その間隔がとても心地よいものだったろう?他の生物では味わえない、ゆっくり虐待ならではの特権だな」 「まあ、そうなんでしょうかね」 無力なのに自分たちの生存権と所有権をひたすら主張するだけの汚いまんじゅう、そんな生物に自分たちの無力さを思い知らせ、親子間に誤解を生ませてそのまま一家まとめて皆殺し… ああ、なんていいんだろう。と、俺がトリップしかけたところで青年が話を続けた。 「その虐待がしばらく僕のマイブームになっていました、ただ、先日あるれいむ一家を虐待しようとして…怖くなったんです」 「怖いって、何が?」 れいむ種?まりさ種ならドスになりかけのやつでいきなりスパーク撃たれて髪が焦げたという話は聞いたことがあるが…そんなことを考えていると青年は少しづつ話し始めた。 「さあ!!今日も張り切って虐待するぞ!!」 そんなことを言いながら外に出た僕は虐待お兄さん。 実際はそこまで虐待回数も多くはないからお兄さん見習いってところかな? 今僕がはまっているのはゆっくりの親子を使った虐待だ、まさに人生の春を謳歌しているというゆっくり一家を捕まえ家に持って帰ってから、親の足を焼く。 たいていゆっくりどもは「ばりざだじだにもばるいごとしでなびのびどぼじでぇぇぇえ!?!?」とか言ってくるけどお前みたいなのが道端を歩いているから悪いんだ。 学校でも会社でも虐められる立場だった俺でも今は何とか生活している、そんな俺にすぐ捕まってしまうような饅頭の癖に家庭持ちなんて生意気だし、そんなに非力な存在なら 人間に危害を加える前にさっさと一家心中した方が地球環境のためにもなると思うんだけどね。 「おかーちゃんにひどいことしりゃいでぇ!!」 「おかーちゃんをはにゃちぇ!!」 当然親の悲鳴を聞いた子ゆっくり達は抗議の声を上げてくるがそんなものは無視、弱者の懇願をはなから無視するのってある種の快感だよね。 「お、おがぁざんのごどはいいがらちびじゃんだげでもにげでえぇ…」 残念、子ゆっくりはジャンプしても越えられないような深さの桶に入れてるから土台無理なのよね。 「ゆっぐりでぎないおじざんはじね!じねぇ!!」 あーはいはい、いつか死にますよ、確実にお前らよりは後だけどな。 とりあえず親の足(?)の部分をなでまわしてこんがり焼けていることを確認する。 「どーだーゆっくり、ちゃんと歩けるか?」 とりあえず確認のために地面に置いて煽る。 「あるけなぐじだのはおばえだろおぉぉ!!じね!あやばれぇぇ!!」 生首が体中を震わせながら目を真っ赤にしながら泣きわめくさまはどう見て持ちも気悪い、気持ち悪いのがさらに俺のテンションを上げてくれる。 さて、喚くだけで動けない親を桶がよく見えるようにおいて、子を殺すことにする。 「おじびじゃん!!にげでえぇぇ!!」 「おかあちゃんどこにいりゅの~!?」 桶の中からは親はよく見えない。だが親の悲鳴から俺をゆっくりできない人間と認識したのか必死に逃げようとする。 まったくもって無様だ、こんな狭い桶の中で逃げ切れるわけないのに。 「はなちぇ!!はなちちぇ!!おかあちゃんたちゅけてぇ!!」 とりあえず最初に一匹掴み、親と子両方からよく見える位置までもって行く。 「れいむのおちびじゃんをはなじぇえええ!!」 「おねーちゃんになりちゅるのー!!」 「いもーちょをはなちぇ!!そしちぇあやまりぇえ!!」 「はい一匹目ドーン!」 「ゆぎゃ…!!」 俺の手の中で一匹目の赤ちゃんがはじけた。一瞬の静寂の後、親と子が同時に叫ぶ。 「でいぶのあがちゃんがあああああああ!!」 「いやじゃああ!!じりたちゅない!じにたちゅにゃいよ!!」 「どおじでごろじだの!でいぶだじばにもじでないのにいぃぃ!?」 「アッハハハハ!!馬鹿見てぇ、お前ら足焼かれて閉じ込められて俺に家族をつかまれてたのにまさか殺されないだろうとは思ってたの?馬鹿見てぇ!!」 そこらへんの虫だって人間に捕まれたら全力で逃げだそうって言うのに? 「ほら、泣きわめくのはそこまでにしとけよ、まだまだ殺して行くんだからそんなにないたら水分持たないぞ?」 ほれ二匹目。 「ゆべしっ…」 「ああああああああ!あがじゃんんん!!」 三匹目。 「おかーちゃんたちゅげ…」 「れーみゅのいもーちょがああぁ!!」 「おかーちゃんたちゅけちぇえ!!」 「ちにちゃくにゃいよぉぉ!!」 「れーむたちにゃにもしてにゃいのにどおちてこんなことするのおぉぉ!?」 「そりゃお前たちゆっくりが生きるにも値しない屑生物だから俺みたいな屑に殺されるぐらいしか存在価値がないんだよ、あとお母さんは助けに来ない、なぜなら君たちのことなんかどうでもいいから」 「うしょだああ!!おみゃえがおきゃあしゃんににゃにかしたんだあ!!」 む、それに気づくとはこいつら、結構利口な方なのか?まあいいや、次からは子と親を隔離してから足を焼こう。 「まあ、そうだね、でそれに気付いてどうなるって言うんだい?あ、そ~れ!!」 「おきゃあ…ゆぎゃあ!!」 眼窩から眼球と餡子が噴き出し絶命っと、次で最後の一匹だ。 「やべろおおぉぉぉ!ぞのごがらでおはなぜぇぇぇ!!」 「いやだ~!おかあしゃんたちゅけて~!!」 だから親は助けにこれないんだって、というかゆっくりに限った話でもなく戦争映画とかでは何で死ぬ前に母親のことを呼ぶんだろうね?戦場に親がきて助けてくれるわけでもないし、 映画は好きだし戦争映画も好きだけど人が死ぬ前にモルヒネを撃たれながら「ママ、ママ…」って呟くやつは大っきらいだ、そんなこと言ってもままはたちゅけてくれまちぇーんとか言いたくなるよね。 少し横にそれた。ごめん。 で、最後の一匹を手にしその手に力を込めたとき… 「やべろ!やべろ!やべろおぉぉ!!!」 べりっ!! あれ?べり…? 音がした方向を振り向いたとき目に映ったのは、焦げた足を突き破り、そこから餡子を漏らしながらも自分に向かって襲いかかってくる親ゆっくりのかをがあった。 ついさっきまで滑稽なものだとしか思っていなかったそれが、その時だけおにや悪魔の類に思えた。 「っ…いってえ!?」 とっさに顔をかばおうとして出した左腕を噛まれる、ゆっくりに噛みつかれたことなんて初めてだったけど、こいつらってこんなに噛む力があるのか!? →手につかんでいた子ゆっくりを一瞬で握りつぶし、まだ左腕に噛みついてる親ゆっくりを左手でぶんなぐる、親ゆっくりは絶命したが、自分の腕にはかなり大きいゆっくりの歯形が残っていた。 そこまで話し終えた後、青年はお茶を一杯飲んだ。 「それで君は、ゆっくりという存在が怖くなったと、ゆっくりを見るたびに最後の親れいむの顔を思い出してしまうと」 「はい、その通りです。あの顔を見た後、ゆっくりという生物が怖くなったんです、そして自分は昔いじめられた腹いせにその虐めてきた相手と同じこと、 もっとひどいことをしてたんじゃないだろうかって…だから自分はこれ以上ゆっくりを虐めることができないんです。だからこれを返そうと…」 「まあ、待て」 青年の言葉をさえぎり、袋から一つの饅頭を取り出す。 「この普通の饅頭を潰してみるんだ」 「え…?でももったいなくないですか?」 「いいから、やれ」 「じゃあ…そぉい!!」 テーブルの上に置いてあった饅頭は一瞬で周りに餡子をまき散らしながら潰れた。 「それで、いまの行為を酷いことだと感じたか?自分をいじめた相手と同じことをこの饅頭にしたと思ったか?」 「え…?いいえ、だってこれはただの饅頭でしょ?」 「そう、これはただの饅頭だ、ゆっくりもただの饅頭なんだ」 それを聞いた瞬間、青年の顔が明るくなる。 「そうか、ただの饅頭は虐待してもいいんだ!!」 「少し違うけどそういうことさ」 そう言って袋からもう一つの饅頭を取り出し、そこに般若の顔をしたゆっくりれいむの顔をペンで書く。 「これを見てみろ、この顔が怖いか?自分の行為が幸せな動物を殺してしまうんだと思うか?」 「いいえ、だってただの饅頭ですもんね!!」 「そう、ただの饅頭だ」 そう言って言葉を続ける。 「ゆっくり虐待はアブノーマルな趣味だ、これを趣味に持つことが公に知られて職を失った人だっているという。確かに生物を虐めるのが大好きだという人間がいれば社会では認知されにくいだろう… だが、ゆっくりは饅頭なんだ、生物じゃない。ただの饅頭親子、団子大家族をたたいたり焼いたり潰したりしても本来は咎められることではないし、気に病むことではないんだ。 まあ、アブノーマルな趣味といってもいろんな人がいる、ゆっくり虐待にも俺以外の考え方を持っている人もい多いだろう、だから俺はこれ以上君には何も言わないよ」 「わかりました、今日はありがとうございます、話を聞いてもらえて少し楽になりました」 「そうか、それでこの透明な箱はどうする?いらないなら私が引き取るが…」 青年が返すといって持ってきた箱を指さすと、青年は笑顔で答えた。 「やっぱり持ち帰ります、僕にはまだこれが必要みたいです」 あとがき 制裁以外の理由で虐待する人間を書こうとするとどうしても人間の屑みたいなやつになります 作者当てシリーズ このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2660.html
ゆっくりCUBE2 ※登場キャラクターがちょっと変わり、罠を増やしました。 こんにちわ、上白沢慧音です。 まず皆さんに謝らなければなりません。 SOW、ではなくSAWでした。 SOWというのは作者がやっているFPSのネットゲームのことで、SAWとはなんの関係もありません。 ご了承ください。 さて、今回登場するのはまりさ、ありす、ぱちゅりー、めーりんです。 結果は明らかと思っているかもしれませんが生暖かい目で見てやってください。 まりさは目を覚ました。 辺りは鏡張りでできた奇妙な部屋だった。 そして周りには、同じく不思議そうに辺りを見回しているゆっくり達がいた。 「ここはどこ? ゆっくりできるの?」 そう、尋ねる。 すると、部屋にいたありすとぱちゅりーが反応した。 「いなかくさいけどまあまあゆっくりできるわ!」 「ほこりっぽいけどだいじょうぶよ」 そして、もう一匹。 「じゃおおおん」 「ゆ!? なんでグズめーりんがこんなところにいるの!? しんでね!」 まりさは汚い物を見るかのような目でゆっくりめーりんに叫ぶ。 それを見たありすとぱちゅりーも調子に乗る。 まりさは多少はかしこく、多少は力があるのでリーダーとされることが多い。 ありす達は本能的にそれに反応したのだろう。 「しゃべれないいなかものめーりんはしんでね! このよにいらないよ!」 「むきゅ! あなたがいるとどくしょのじゃまになるわ! きえてなくなってね!」 起きた途端罵声を浴びせられ、めーりんは訳がわからなかった。 だが、これだけは把握していた。 今自分がいじめられようとしていることを。 「じゃお! じゃおおん!」 自分は何もしてないと言っているのだが、まりさ達には伝わらなかった。 「なにいってるかわからないよ! きもいよ!」 「しょせんいなかものはくずね!」 「じゃまだからきえてなくなってね!」 三匹はめーりんに向かって体当たりを仕掛ける。 めーりんは体の皮は厚いが、戦闘能力は皆無に等しい。 実際戦えば強いのだろうが、この饅頭には戦うという知能がなかった。 「じゃお、じゃお~ん」 「きもいよ! なきごえきもい! きもいやつはこのよにいらないからしんでね!」 「いなかものすぎておなかがいたいわ! きたならしくしんでね!」 ゲラゲラと笑いながらぼこすかと体当たりを食らわせ、めーりんはボロボロになっていた。 その時、ぱちゅりーが叫び声をあげた。 「まずいわ! このへやどんどんみずがはいってきてる!」 それに反応して二匹はぱちゅりーが言った先を見た。 細い管から水が勢いよく噴出している。 川の流れとは違う勢いに、4匹は身の危険を感じ取った。 「あそこからでられるわ! いっしょについてきて!」 そう言ってぱちゅりーが先頭になってありすとまりさを率いた。 めーりんは厚い皮のおかげかたいした怪我はなく、表面だけがボロボロになっていた。 急いで3匹の後追う。 「じゃお?」 その時きらりと輝く一つの物体を発見。 気になって近づいてみる。 「めーりんがじぶんからしににいってるよ!」 「ばかのだいめいしね!」 三匹は嘲っているが、めーりんは光るものに夢中だった。 光るものは細長い棒のような形で、先端に歪な四角い突起があった。 めーりんはそれを口の中に放り込んで急いで部屋を出た。 4匹が向かった先には、ある一本の通路があった。 ゆっくり一匹分が通れるほどである。 「さっさといこうね!」 「まって!」 通路を通ろうとするまりさをぱちゅりーが止めた。 「なにがあるかわからないわ! このめーりんからさきにいかせましょ」 「そうだね! めーりんはどうなってもいいもんね!」 「ぱちゅりーあったまいいー!」 賞賛されるぱちゅりーは照れ隠しにそっぽを向いた。 めーりんは何も知らずに通路に入る。 一歩、また一歩と進んでいくが、何の気配もない。 「やっぱりだいじょうだよ! ぱちゅりーもいっしょにいこうね!」 「むきゅ、そうだったみたいね、ごめんねみんな」 「べつにだいじょうぶよ! とかいはありすはかんようだもの!」 そう喚いているときだった。 がちゃん、と機械が動く音がする。 瞬間、めーりんの真後ろに鉄のアームのようなものが壁に付いていた。 「じゃお?」 めーりんが不思議そうに見ていると、アームは横をすべるように進んでいく。 慌てて走り出し、通路を越えた。 「な、なんだぜあれは……」 「わからないわ でもくずめーりんにできてわたしたちにできないことなんてないわ!」 「ありすのいうとおりよ!」 三匹は最初アームに驚いていたが、やがて勇気を出してありすが行く事になった。 「ゆっ! とうぜんよ! れでーふぁーすとだもの!」 そう言って通路を進んでいく。 やがて再び機械音が聞こえた。 お構いなしにアリスが進んでいくと、いきなり体に衝撃が走った。 「ゆぶぇっ!?」 何が起きたかわからず、横目で見るとアームが自分の体を掴んで壁に叩きつけられている。 ぱちゅりーとまりさの悲鳴が聞こえた。 だが、それも自分の悲鳴で塗り替えられた。 「ぎゅぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ごごっごごっごごっごがぎぎぎぎぎ!!」 アームが横にすべるように進む。 ありすを壁に張り付かせたまま。 摩擦でありすの体は摩り下ろされていた。 通路の壁にクリームの線ができる。 「ぎゃぎゅぎゅぎょげげげげげばっ! …………!!」 口を摩り下ろされ、何も喋れなくなる。 だが、残った目だけは痛みと恐怖を表していた。 アームが去った後は、ありすの折れたカチューシャと皮だけが残っていた。 「ありずう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!! どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 「むぎゅう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!! だんでぐずべーりんはだいじょうぶなのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!?!?」 二匹は通路の入り口で擦り寄って怯えている。 しかし、そんな二匹を時間が待ってはくれない。 「むぎゅ、うしろからみずのおとがするわ! まりさ、がんばって!」 「やだよぉ! ばじゅりーがさぎにいっでよぉ!」 泣き叫びながらまりさはぱちゅりーを押し出す。 仕方なくぱちゅりーは通路を進んだ。 また、あの機械音が聞こえる。 その瞬間、ぱちゅりーは横っ飛びをした。 アームは彼女がいたもとの地点に叩きつけられる。 そしてそのアームにぱちゅりーは噛み付いた。 「むきゅー!」 横にすべるアームにしがみついてなんとか出口にたどり着く。 まりさはそれを見て、泣きべそをかきながら同じ事をした。 何とか渡りきったまりさは、めーりんに体当たりを食らわせた。 「どおじであのどぎじなながったの!? ありずよりおまえがじねばよがっだのに!」 「ぞうよ! どうじてあのとぎおじえてくれなかったの!?」 理不尽な事を言って二匹はめーりんに八つ当たりをした。 二匹にとって彼女はただの鬱憤を解消する道具でしかないのだろうか。 次の部屋は何もなかった。 ただ扉だけがおいてある。 しかし、ものすごい距離だった。 「なにかあるわ! めーりんさきにいきなさい! ほらぐず!」 ぱちゅりーがめーりんを突き飛ばして走らせる。 めーりんが部屋を歩いていると、地面が揺れた。 「なななななに!?」 「ぱぱぱちゅちゅちゅりりりー!! そらがおちてくるよ!」 見てみれば、天井が段々と迫ってくるではないか。 ぱちゅりーは誤算だ、と思った。 この距離ならめーりんが助かり自分達はつぶれてしまうではないか。 ならばどうすればいいか。 「まりさ、わたしをめーりんのいるところまでなげてね!」 「ゆゆ! そんなことしたらぱちゅりーとめーりんだけたすかるぜ! そんなことはさせないぜ!」 「ちがうわ! わたしがめーりんをなげとばすからめーりんになげてもらえばあいつだけしぬでしょ!?」 その言葉にまりさは顔を輝かせる。 「そうだぜ! やっぱりぱちゅりーはあたまがいいぜ! それっ!」 まりさはぱちゅりーの髪をくわえ、思い切り投げ飛ばす。 実際には勢いをつけて転がしているのだが、それでもぱちゅりーはめーりんの元へたどり着いた。 「ぱちゅりー! はやくめーりんをなげてね!」 「……ごめんねまりさ! このめーりんはほかのへやにもつかうからまりさはそこでしんでね!」 突然の裏切り。まりさは目を丸くした。 なぜ、さっきまで一緒になってめーりんをいじめていたのに。 「どおじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」 「むきゅ! かんたんよ! まりさよりくずめーりんのほうがいうこときくしずっとりようできるわ!」 そう言ってめーりんとぱちゅりーは部屋を出て行ってしまった。 置いていかれたまりさは急いで出口へ向かう。 もう天井はすぐそこまで来ていた。 その時、ぱさりと何かがまりさの後ろで落ちた。 「ゆっ! まりさのぼーし!」 ゆっくりにとっては命に等しい帽子が天井に引っかかり落ちたのだ。 慌てて拾う、だがもうその行動のおかげで出る事は不可能になった。 「ゆぐぐぐ! おもいぜ! だれかだずげでね!」 助けを求めるが誰も返事をしない。 「ぼでがいでずう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!! まりざをだずげでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」 今度は本当の悲鳴。 天井の重さに圧迫されて体にひびが入る。 溢れる餡子は目から、口から溢れていた。 「ゆびゅべべっ!! ぎぎぎっ!! だずげべぇ……」 ズシン、と音がして部屋は閉ざされた。 出口からは餡子が一筋流れ出た。 次の部屋は質素な部屋だった。 一本道の坂があり、その中を振り子のように鎌が通り抜けていた。 「めーりん はやくいきなさい」 「じゃおおおん!」 言われた通りに進むめーりん。 振り子が遠ざかったのを確認し、進もうとしたそのときである。 「えいっ」 「じゃぐぼぼぼぼっぼぼ!!?」 奇妙な悲鳴を上げてめーりんは真っ二つになった。 ぱちゅりーは彼女の髪を引っ張り、鎌の餌食にさせたのだ。 「くずなめーりんにはおにあいね!」 そう笑ったとき、ぱちゅりーはめーりんの死骸から輝くものを見つけた。 最初にめーりんが拾ったものである。 「きれいね、これはぱちゅりーのたからものにしてあげるわ」 そう言ってそれを咥えて外に出た。 だが、そこはまたガラス張りの部屋だった。 その奥から慧音が現れる。 「おめでとう、ゆっくりぱちゅりー」 張り付いたような笑顔で笑う。 「そんなことはいいからここからはやくだしてちょうだい!」 「わかったわかった、じゃあその鍵を渡してくれ。外に出るには必要だ」 ぱちゅりーはさっきの輝くものを吐き出す。 宝物がなくなるのは惜しい事だが、命には変えられないと思ったのだ。 「さぁ、出口はこっちだ」 「むきゅ! おねーさんありがとう!」 出て行くぱちゅりーを慧音は冷たい目で見送った。 外ではアナウンスが流れる。 『今回の優勝者はゆっくりぱちゅりーでした~! やはり頭脳派ですから生き残る確立はまりさと半々でしたかねぇ。 めーりんが最後まで生き残っていた事にも驚き! これだからゆっくりCUBEはやめられない! 換金は出口の方でしておりますので予想が当たった方はそちらへどうぞ~』 ■■■ 「むっきゅー! さすがわたしね!」 喜びながら森の中を駆け回るぱちゅりー。 見捨てた饅頭などどうでもよく、今は出られた事の嬉しさに酔いしれていた。 その時まりさの群れがぱちゅりーの前に現れる。 「まりさたち! わたしね! にんげんのわなからだっしゅつできたのよ!」 褒められると思った。 すごいねぱちゅりーとか、どうやったの!?とか言われると思っていた。 「そうだね! まりさたちのなかまをぎせいにしてね!」 「むぎゅ!?」 ぱちゅりーは唖然とした。 なぜ? 見られていたのか? ぱちゅりーは知らない、あれがマジックミラーだという事を。 そして参加者の家族にもそのショーを見せる事を。 「まりさをみごろしにしたぱちゅりーはしんでね!」 「ちね! ゆっくりちね!」 「じごくにおちろ!」 「むぎゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!!!!」 パチュリーの悲鳴が、森の中に木霊した。 あとがき。 生存確認。 登場させたゆっくりは全滅させる主義でしたが群れは殺せませんでした。 ゆっくりめーりんのやわらかさは紅美鈴のおっぱいのやわらかさと一緒だと思っています。 一応誤字については以前の後書きにも書きましたが慧音に謝らせました。 ごめんね、何でこんなに言うのかといえば英語の誤字は日本語の誤字よりめっちゃ恥ずかしいからです。 喫茶じゃ書き込めないんだよね そういやスレに報告できたの一回だけなんだよね 恐ろしい。 家庭の事情ですので沖になさらず。 このアフォが書いた作品。 霊夢の怒らせ方 ゆっくりデッドライジング1~3? 霊夢のバイト 慧音先生とゆっくり ゆっくりCUBE ゆっくりと男 虐待おねーさん 書いた慧音のムチムチおっぱい:神社バイト このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/732.html
下衆のやり方 7KB ※原作キャラが出ます ※胴付きのゆうかにゃん虐待です。 ※他人の設定濫用してます ※俺設定 …これ実際いらないよね ※中身はなんだろう。花の蜜? 『下衆のやり方』 太陽の畑のはずれに、幽香が佇んでいた。 その視線の先には胴付きゆっくりの死体が転がっている。幽香は死体を凝視したまま動かない。 一分ほど経ち、幽香は死体に向かって歩き出した。 その途中に愛用の日傘を落としたことにも気づかない。視線は相変わらず死体に注がれている。 その死体は、ゆうかにゃんの成れの果て。幽香のペットであり、同居人であり、親友であったモノの成れの果てだった。 幽香はそれを認識して、胃の中身を逆流させた。 ゆうかにゃんは畑仕事を休憩し、木陰で弁当を広げていた。幽香が持たせてくれたもので、内容はおにぎりの詰め合わせだ。 そして、花とおにぎりの香りにおびき寄せられたゆっくりが今日もまたやってきた。 れいむとまりさの親子だ。お決まりのセリフを吐いているが、ゆうかにゃんは気にしない。 無視を決め込んだゆうかにゃんに逆ギレして体当たりしてくる親まりさだったが、次の瞬間には吹っ飛んでいた。 何のことはない、ただの蹴りである。手はおにぎりでふさがっている。 しかしゆっくり相手なら威力は絶大で、まりさの顔面や歯はボロボロだ。もはやゆっくりと食事をすることは不可能だろう。 そして何故か声をあげながら畑に近づこうとしていた親れいむを持ち上げ、まりさに駆け寄っている子ゆっくりに向けて投げる。当然潰れる子ゆっくり。親れいむの悲鳴。 …その後は簡単だ。まりさは底部が腫れ上がるまで殴り、家族の死と食事を見せつけた後、近くの森に捨てた。 れいむと子は肥料になった。まりさを殺さないのは、次の肥料を呼ぶためだ。 そして雑草抜きをするため、畑に引き返そうとした直後、ゆうかにゃんは意識を失った。 激痛でゆうかにゃんは目覚めた。何が起きているのか確認するため起きあがろうとし、また激痛に襲われた。 それが四回繰り替えされたところで、ゆうかにゃんは動くことを諦めた。 動く事は不可能だと理解したからだ。体は地面から浮き、天井から吊られている。 手首足首に大きな太い釣り針のようなものを刺されて、それで吊られたのがわかったからだ。 ゆうかにゃんは代わりに口を動かした。 苦痛に顔を歪めながら、こんなことをする理由を聞いた。 溢れ出る涙をこぼさないように我慢しながら、近くに居た人間に、降ろして欲しいと願った。 しかし、人間は答えてはくれなかった。満足そうにゆうかにゃんを眺めているだけだ。 …いや、違った。既に次の道具を持っていた。大きな杭だ。振りかぶるのを見て、ゆうかにゃんは悲鳴を上げた。 その直後にもたらされた苦痛に、ゆうかにゃんは悲鳴を上げ続けた。腹を貫かれているのだ。人間なら痛いなどでは済まされないはずだ。 しかし、ゆうかにゃんは胴付きとはいえ、ゆっくり。中身を垂らすだけで死なずに済む。 しばらく叫び続けたゆうかにゃんだったが、次第に声は小さくなっていった。叫ぶ体力も残ってないのであろう。 それを合図に動き出す人間。引き抜かれる杭。背中に張られる濡れた何か。空いた腹に注がれるオレンジジュース。 ゆうかにゃんは治療されている事を理解した。助けてくれるのかと思い、すぐに有り得ないと考え直した。そして、自分の運命を悟った。 震えながら幽香はゆうかにゃんだったモノを抱き上げ、そこでようやく左腕が無い事に気がついた。 他の部分は無傷なのだが、左腕だけはどこにも見当たらない。 周りを見渡した後、再び死体に目を向けた幽香は、目の奧が熱くなる感覚に襲われた。 腹の穴が完全にふさがってから、左腕の釣り針が外された。 無理矢理外された手首はズタズタになった。 そして人間は力無く垂れ下がる左腕を手に取り、まな板に釘で打ち込んでいく。 玄翁で打たれる度にゆうかにゃんは悲鳴を上げるが、人間は気にするどころか一発ごとにその悲鳴に浸り、喜びに体を震わせる。 そして腕が完全にまな板に張り付けられたゆうかにゃんは、のこぎりを取り出す人間を見た。 押さえられる指。 押しつけられる刃。 引かれたのこぎり。 指が四本落ちる。 親指に当たる刃。 落ちていく指。 手の甲をちぎる刃。 手首の上で引かれるのこぎり。 挽かれていく、腕。 二の腕まで落とされるまで、ゆうかにゃんは悲鳴を上げ続けた。 幽香は眉間に力を込める。すると、外皮に真新しい部分があることに気づいた。 その皮と残りの手足の皮が同じモノだということにも。ゆうかにゃんが何をされたのかということにも。 いつの間にか、幽香は声を上げて泣いていた。 ゆうかにゃんの手の皮が根本から剥がされていく。 人間なら皮膚呼吸がどうの、とあるだろうが、饅頭の親戚にそんなことは関係ない。 手首の針に届くところで一度切る。 苦痛で頭が真っ白になり、苦痛以外を認識できない。ただひたすらに、痛い。 手の皮が剥がされる。 ゆうかにゃんは痙攣しているが、これは意識を失っているからではない。絶えず頭にオレンジジュースが補給され、気絶できないのだ。 真新しい何のモノだかわからない皮が用意される。 この絶え間ない苦痛に叫び声を上げることすら忘れたゆうかにゃんは、妙に冴え渡る頭で考えていた。 ジュースが塗られた皮が張り付いてくる。 自分は何か悪いことをしたのだろうか。畑の世話をし、花の世話をし、幽香と語らいながら過ごしていただけだ。 指先まで真新しい皮が覆う。苦痛がやわらいでくる。 退治したゆっくりに飼いが居たのだろうか。いや、人里からはかなり離れているはずだ。そんなことは無い。 皮が完全に癒着する。 じゃあ、なぜだろう……痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い ゆうかにゃんの思考は途切れた。足から届く新しい苦痛が思考を塗り替えたからだ。 この苦痛が爪先まで届く頃、また同じ事をゆうかにゃんは考える。 ゆうかにゃんの精神は、壊れかけていた。 しばらくして。幽香はゆうかにゃんの死因を調べていた。 どうやって死んでいったのか、それくらいは知りたい。理解してやりたい。 しかし、そんな考え一つ読めない者にこんなことできはしない。 幽香は仇を取ることも、ゆうかにゃんの苦痛を理解してやることもできないのだ。 それを理解した時、幽香はまた、泣いた。 手足の張り替えを10回ほど終える頃には、ゆうかにゃんは何をされても反応しなくなっていた。 度重なる莫大な苦痛に、ついに精神が崩壊したようだ。 こうなってしまっては何をしても面白くないと、とどめに入る人間。 ゆうかにゃんは幸せな夢を見ている。ひまわり畑を見渡せる高台で、幽香と一緒に居る夢だ。 幽香が持ってきた包みには、おにぎりが入っていた。ゆうかにゃんが食べられない梅干しにはちゃんと目印が付いている。 そして、二人で次に育てる花について話しながら笑い合う。ゆうかにゃんの短い生涯で、一番幸せだった時の記憶。 気づかれない始末は実に簡単だ。髪の毛の、つむじ以外を注射針で刺す。そして、中枢の部分にとびきり濃い塩水を注入してやる。 そして刺した部分にオレンジジュースを塗れば、ろうそくの最後の輝きよろしく、穴をふさいでから死ぬ。 これで穴の無い死体の完成。 さて、後は気づかれないように置いてくるだけだ…。 ゆうかにゃんは、幸せな夢を見ていた。 ゆうかにゃんを花葬した幽香は、何をするにも無気力になった。 幽香にとってゆうかにゃんは、他の何にも代えられない大切な家族だった。 アリスをからかうことも、リグルをいじめることも、メディスンに構うこともせず、家で寝ている事が多くなった。 ある日、自分の胸にナイフを突き立てる幽香。しかし、死ねない。妖怪としての何かが、死ぬことを許さない。 家族すら守れない自分に、こんな力、意味が無いのに。 幽香は考え、また泣いた。 そして、それを双眼鏡で見ている者が居る。例の人間だ。 人間は満足していた。あの究極加虐生物との誉れ高い幽香のこの姿を見ることができたのだ。 もちろん、幽香が何を考えているかもわかる。当然だ。 馬鹿に真の下衆は務まらない。 「自殺もできないなんて、お気の毒に。お悔やみ申し上げるよ、馬ー鹿。何の意義もなく無駄に生き続けて、私が死んだ後に無駄に死ね。一生、悩み続けてな」 ※人生初SS。多分色々良くないです。見直したくない。 いつだったか、キャラいじめはスレ違いってのを見て、なら同時にやってやる!と考えたのが発端。 テーマは「ゆっくりのゲスはあまあま」と「幽香にゃん虐め」 ※胴無し版?それ全部書き直しじゃね? トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る とうほうちゅうこあい -- 2018-12-04 00 35 00 他人に配慮できないSSの評価はなんと驚きの5点!! でました!過去最低得点! -- 2017-12-06 22 25 18 ゆうかにゃんはかわいいんだよ! ゆっくりさせないとだめなんだよ! -- 2017-06-04 17 49 00 ↓(追記) しまった!リグルは旧作に出てない・・・win版か。 -- 2015-04-30 09 06 56 「幽香にゃん虐め」=幽香+ゆうかにゃん という意味なのか・・・ てか、このSSの幽香はナイトキャップ(旧作)の方?それともパラソル(新作)の方? -- 2015-04-30 09 04 35 あっはっはっは とりあえずこのゲス人間は殺すか -- 2013-12-18 21 28 37 ざまああああwwww美味しくいただきました! ゆうかにゃんみたいな媚びゆっくりは虐待されて絶望して死んでいってね! -- 2013-09-09 20 38 42 キャラいじめ最初に書いとけよ胸糞悪ぃな… -- 2013-09-05 15 57 14 どうせ某閻魔に裁かれて、ゲスゆっくりよろしくせいっさい!受けるんだからいいだろ というか幽香がこれぐらいで終わらせるはずないし、残りは想像ということで。 -- 2013-08-21 08 02 05 おいてめぇクソ下衆人間許さんマジでしね幻想郷ではマジで下等種族の人間のが妖怪の中でも上級の妖怪の 幽香様に死ねとかいうなよ下衆がマジキモいていうかお前が無駄にしねよていうかお前が既に生きてる意味がねえよ ていうか自分が無駄にしね帰る途中に妖怪に襲われて無様にしね帰ったとしても転けて首の骨折れ(これはいろいろ無理があるがな) -- 2013-07-08 01 02 52 まぁ待てよお前ら、原作の幽香は確かに強い、だがなこのSSの中は作者の設定なんだよ このSSに登場する幽香は原作の幽香ではない、だから精神的に弱くても何も問題じゃない 幽香は原作(旧作)でラスボス・自機やってるし、Win版では最強ではないものの設定上 かなり強い、にわかは書き込む前に少しは検索した方が良いぜ とりあえず幽香の復讐続編を希望かなぁ、下衆人間は制裁しないとね -- 2013-01-18 10 53 34 主人公に負けたりするのってお前にわかにもほどあるだろ力の優劣を生み出さないためにスペカルールが生まれたんだしそもそも主人公が負ける様な作品は基本無いだろ負けたら物語終わっちゃうし それに設定上の人間に対して極悪、最悪というぐらい関わりを持っちゃいけない妖怪なんだからわざわざ妖怪を脅すとかしなくても普通に人里を荒らしまくればいい話だろ別に人間何か所詮下等生物なんだから自分の大切な者を殺されたんだしね あと犯人が恨みとかあるんじゃなくて最早作者自身が恨みがあるにしか思えないし正直読んで不愉快になった -- 2012-10-07 22 47 41 犯人をブッ殺したい -- 2012-09-17 22 15 28 なぜクソ野郎を殺さないのか意味がわからない 俺は殺すなぶり殺しにする -- 2012-07-26 23 06 35 あのくそにんげんをころしてよーわからないよー -- 2012-07-20 00 11 20 胸クソわりぃ話だな -- 2012-04-05 17 22 24 ゆうかにゃんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!!!!!!!! -- 2012-02-19 20 40 19 読んでて不愉快になった キャラいじめなら最初に断わっとけよ -- 2012-01-27 01 16 33 犯人の人間は幽香に何かしらの恨みでもあったのか? 精神的なダメージってのは普通に攻撃されるよりも痛いからなぁ… まさに体の傷は癒えるけどってやつだな -- 2011-10-13 21 58 27 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す -- 2011-09-12 09 27 11
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1503.html
子供の頃やった遊びをゆっくり実践 【その一、水攻め】 「ゆっ! ゆっ! みんな! あたらしいおうちができたよ!」 「これでゆっくちできるね!」 「おかーさんありがとう!」 山の中、穴を掘って巣を作るゆっくりれいむ。 身近に巣にできそうなところがなかったため、自分で作ったのだった。 今回は、それを狙う。 わざと音を立てるように巣に近づく。 「ゆっ! みんなだれかきたよ! おうちにかくれてね!」 その声に皆おしくら饅頭のように巣にこもる。 少々深くできていたのか、ゆっくり達は見えなくなっていた。 その巣の入り口に、ホースを垂らす。 そして蛇口の水を捻った。 巣の中に水が送り込まれる。 「ゆっ! がぼっ!? みずだよ! はやくみんなでようね!」 「おがあざんごわいよおおおおお!!!」 「だずげでええええええ!!」 中から悲鳴が聞こえる。 さすがに蟻と違って知能が少しだけあるので、ゆっくり達は脱出しようと試みる。 すかさず事前に用意したバケツの水を思い切り巣にぶち込む。 「ゆ゛っ! がぼぼ! でべらいよお!」 「だずげでえ゛がぼぼぼぼぼぼ!!!」 「ゆぐっ、ぐぼっ!」 いろんな悲鳴が混じる。 数分して何も聞こえなくなったので、掘って確認すると土と餡子が付着して残った皮と眼球とリボンと少量の髪が落ちていた。 水を無駄遣いするなと親に怒られた。 【その二、頭ふっとばし】 通常のゆっくりではこれはできない。 さらにゆっくりれみりあをつかっても再生してしまうので意味がない。 ので、胴付きゆっくりぱちゅりーを使う事にする。 「むきゅう! ここはぱちゅりーのとしょかんよ! ぶがいしゃはでていってね!」 無視して体を掴み、帽子を鷲掴みにする。 「むぎっ! いだい! やめでね!」 ここでポイントなのが無理に引っ張ってはダメなのだ。 トンボなどはポロリと取れるのだが、コオロギの場合、肌色のぬめった中身が出てきて頭を離してくれない。 その場合どうすればいいか。 「むぎゅぎゅぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 簡単である、首を捻ればいいのだ。 コオロギも何回転かさせて中身をちぎった後引っ張った。 ゆっくりの首の皮もちぎれていく。 「むぎょん!?」 そして首を引きちぎる。 痛みのためぶくぶくと泡を吹いて死んでしまった頭のほう。 だが、体のほうはまだ生きているのかぴくぴくと動いているのだ。 ちなみに頭ふっとばしはトンボなどを多くやるが、コオロギはグロテスクなので一匹しかやったことがない。 やがて体も動かなくなり、完全に死んだ事を把握する。 頭を捨てて体も捨てた。 【その三、磔】 家がさほど田舎でもなかったためか、この遊びを知っている人は少ない。 別に都会派(笑)を気取っているわけでもないが。 「ゆ゛ううううううう!! まりさのあかちゃんをかえしてね!」 「おがーしゃああああああん!!!」 赤まりさを捕まえて、そこら辺の土の塊を手に入れる。 田んぼの隣にある用水路のコンクリの上に土あたりにいいのがある。 とにかくそれとゆっくりを輪ゴムなどで結ぶ。 本来ならカエルで試す。 「なにずるのおおおお!!」 それを思いっきり水の中にぶち込んだ。 これはある種の賭けで傷ついたカエルが死ぬのが早いか土が溶けるのが早いか勝負といったところだ。 子供の頃は結果は気にせずカエルを落とす事を楽しんだが。 「がぼっ! ががが! ゆぼばおっぼぼばおばおぼばぼおぼ!!!」 「まりさのごどもがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 カエルと違うのは親の悲鳴が聞けることでもある。 川にゴミを捨てたのはお前か、と教師の慧音先生に頭突きされた。 痛かった。 【その四、爆竹】 定番中の定番だろう。 カエルのケツに突っ込むというのが主流らしいが、口に入れる派であった。 「とかいはありすにごはんをもってきてね! さわやかなあさのらんちよ!」 まず、爆竹三つほど用意して先端の導火線を合わせてひねる。 爆竹三連結に火を付け、ありすの口の中に放り込む。 添加するまで少し待ち、頃合を見極めてさっと離れた。 渇いた炸裂音がありすの口の中から聞こえる。 はたから見て外傷はないが、口の中はすごい事になっているだろう。 カエルの場合はちぎって一本だけを口に挿入する。 パン! という音とともにカエルの肉片が飛び散るので注意が必要だ。 「……! …………!」 口を開けさせてみると、案の定中は火傷だらけで舌もこげていた。 喋れないと思うので、あとで都会派(笑)だらけの巣に返してやろう。 【その五、ロケット花火】 これはやった人は少ないと思われる。 カエルを括りつけたりするのではなく、メロンパンを爆破したからだ。 何があったかはゆっくりで実践しよう。 「ゆ~! つめたくてきもちいい~!」 一匹のれいむが皮の浅瀬で遊んでいる。 だが、ゆっくりは長くは川にいられない。 「ゆっ! とけてきたからそろそろあがるよ!」 それは報告しなくてもいいです。 すかさずれいむを捕まえて頭にロケット花火の破裂する方を刺す。 導線部分が露出するくらいがポイントである。 「ゆっ! ゆっ! おにーさんなにするの!?」 あたまもふやけているため、特に痛みもないらしい。 そして導線に火をつけた。 「ゆゆ!? なんのおと!? おにーさんおしえてね!」 近寄られたら危険なので少しだけ川に入る。 れいむは水を怖がって浅瀬までしかいけないようだ。 そうしている間に、ロケット花火は着火地点に到達した。 シュッ、と飛ぶときの音がしてれいむの体内に侵入する。 そして。 「ゆげばっ!!」 爆発してあたりに餡子を撒き散らした。 皮と目玉が皮を流れていく。 川を汚すなといってるだろうが、と慧音先生に頭突きされた。 きもち、もとい痛かった。 【まとめ】 今思い返してみるととても残酷だが、当時にしてみれば無垢な子供の探究心と好奇心から起きた事かもしれない。 もし、これをカエルにやったらどうなるのかな……? など、先を想像するのが楽しかった。 よく先生に「なんでこうなるとわからなかったの!」と怒られたものだが、わからなかったのではなく、わかりたくなかったのかもしれない。 小説の次はどうなるのかとわくわくしながらページをめくるのと一緒だ。 最後の結末を読み始めた頃にいわれても、つまらないだけである。 だが、子供にとっては見たこと無い不思議に対しての欲求かも知れないが、大人から見ればただの虐殺だ。 大人をとがめる事もできない。 しかし子供も馬鹿ではない。 成長すればやがてそれが危険な事だと判断する。 今の子供たちはそういうことをさせない親が増えているためか、逆にすさんだ心をもった子供も多い木がする。 それが残念でならない。 まぁ何がいいたいかと言うとゆっくりいじめなんて童心に返って虫殺すのと一緒だから問題ないって琴だ。 だから虐待する奴きめぇと言われても、落ち込む事も怒る事もない。 俺は間違ってない。 何がいけなくて何がいいのかぐらいわかってるしな。 あとがき 真面目な話書いたら頭痛くなって脳汁出てきた。 慧音先生、膝枕して前かがみになっておっぱいマッサージしてください。 ごめんなさい角しまっt 冗談はともかく真面目な事書くと脳みそ痛くなってくる。 正直これ黒歴史だわ このアフォが書いた作品。 霊夢の怒らせ方 ゆっくりデッドライジング1~3? 霊夢のバイト 慧音先生とゆっくり ゆっくりCUBE ゆっくりと男 虐待おねーさん 紫饅頭にクイズ出せば自滅してくれる? 書いた脳汁:神社バイト このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/770.html
久城学園の番人 10KB ※前作三部を読んでないと分からないネタがあるかもしれません。 今回、ほとんどいじめはありません。 キーンコーンカーンコーン チャイムのおとがひびきわたり、しずかだったたてものにひとのこえがはいりはじめる。 いまのチャイムは、もんをあけるあいず。 そうして、このおととともにわたしのしごとがはじまるのだ。 ・・・もうしおくれました、わたしはめーりん。 おにいさんにかわれてやってきた、くじよーがくえんのもんです! 「じゃおっじゃおっじゃおおおおおーん!!」 「さっきから何言っているか分かりませんよ・・・めーりんさん」 ※分かりづらいので漢字を使います。 この人は、えらい人です。 私を買って行ったお兄さんよりもえらい人らしいです。 この『こーまかん』はこの人の家なんだって。 私は今、この人のお部屋に住んでいるので、この人のお家を守るのがお仕事です! 「じゃおっじゃおおーっ!」 「おやおや、もうお出かけですかぁ? 朝ご飯くらいは食べないとダメですよ。」 お仕事に行こうとした私に、いつもお弁当を出してくれます。 この赤い実は私の大好きなお野菜です。 よく歯形が付いてるけどなんでかなあ? 「じゃじゃじゃおん!」 もちろん、お礼を言うのは忘れません。 たとえ他ゆの食べ残しでも食べ物を貰えるのは良いことです。 試験できちんと教えてもらいました。 「はいはい。行ってらっしゃいね。」 「じゃおじゃおじゃお!」 赤い実を帽子に入れて、門の前に出かけます。 今日もお仕事を頑張るのです! 「じゃおっ!じゃおっ!じゃおっ!」 人間さんが通るたびに、きちんと挨拶をします。 門を守るのが私の仕事だからです。 何でか分からないけどそうなんです。 「めーりんちゃんおはよーっ」 「じゃおっ」 「きゃーっ!挨拶したっ可愛いーっ」 時々、頭を撫でていってくれる人間さんも居ます。 「じゃおっ!!」 「お前もすっきりがしたいかあぁぁぁぁ!!!」 「ちょっ・・・明日香ダメだって!」 「じゃじゃじゃおーーー!!!」 この人間さんは怖いお姉さんでした! 病気が治ったのに、別の病気になったらしいです。 はやく治ったらいいと思います。 きっと、お手々からクリームが出ているのが、病気なんでしょう。 中身が出てしまう大変な病気だと思います。 「もう・・・明日香、何でそんなにゆっくりが嫌いになっちゃったかな・・・。」 「私は生まれ変わったの、もう前の明日香じゃない。 そう・・・今の私は、生まれ変わった新・明日香なのよっ!」 「はあ・・・まあ、ゆっくりさえ居なければ今まで通りだし、良いけどね・・・」 「じゃお?」 「まだいたかあぁぁぁぁ!」 「だから止めなさいって!」 別のお姉さんが怖いお姉さんを引っ張っていきました。 これで安心です。 「ゆっ!!このおうちをまりさたちのおうきゅうにするんだぜ!」 「でも、にんげんさんがいっぱいいるよ?」 「まかせるんだぜ!まりささまのますたーすぱーくにかかれば、にんげんなんていちころなんだぜ!」 「ゆゆゆーっ!さすがまりさだね!」 「まりさがおうさまで、れいむはじょおうさまなんだぜーっ!」 「ゆーっ!ゆっくりできるね!」 侵入者が来ました。 本気で人間さんにかなうと思ってるの?馬鹿だね?死ぬよ? 人間さんのお家に侵入者がないように見張るのが私のお仕事です。 「じゃおっ!!!」 まずは、おとなしく帰るように促します。 「ゆっ、ぐずのめーりんがいるよ!?」 「ゆゆっほんとなんだぜ。」 大人しく帰るつもりはないようです。 毎日、こんな侵入者がやってきます。 きちんと追い返せなければ、門番の名折れです! 頑張ります! 「じゃおぉぉぉぉぉぉっ!!!」 「おそいんだぜっ!」 「ゆーっ、すてきっまりさーっ」 「ゆっ!あたりまえなんだぜ、まりささまはむてきなんだぜ!」 「じゃおぉ・・・」 また攻撃をかわされてしまいました・・・。 バッチを取るお勉強を教えてくれたお兄さんは、門の守り方は教えてくれませんでした。 まだまだ修行がたりません。 「こんどはこっちのばんなんだぜっ!」 「じゃおっ!」 侵入者に突き飛ばされてしまいました。 結構痛い・・・ 「ゆゆっ、このめーりんぐずのくせにおいしそうなみをもってるよっ!」 「じゃお!?」 攻撃したときに、お弁当の木の実を落としてしまったみたいです。 「ゆっ、ぐずめーりんにはもったいないんだぜっ。 まりささまたちがむーしゃむーしゃしてあげるからかんしゃするんだぜっ!」 「じゃおじゃおじゃおっ!!!」 慌てて、止めますが、侵入者は話を聞いてくれません。 「ゆっ、ぐずがなんかさけんでるよ」 「おお、あわれあわれ。」 「まりさ、ゆっくりたべようね!」 「「むーしゃむーしゃ、しあわ・・・ゆげえぇぇぇぇぇぇぇ!!」」 餡子を吐いて死んでしまいました・・・。 今日も朝ご飯抜きです。 どうして、食べられる物がわからないんでしょうか? 「門閉めるぞ~。お前ら早く入れよーっ」 「じゃお?」 見たら、私を買ってくれたお兄さんです。 お兄さんが来たら、私の仕事は終わりなのです。 「よう、めーりん、今日もお疲れさん」 「じゃおーっ」 元気よく挨拶します。 ちょっぴり体は痛いけど、今日も頑張りました。 「おっ、今日も侵入者撃退か。 いやー、やっぱり回収しといてよかったわ」 「じゃおーん」 抱っこして、なでなでしてもらいました。 しあわせーっです。 「じゃおっ!」 「おやおや、お帰りなさい」 この後は、お部屋に帰って仕事の後のしぇすたをします。 この時間も、しあわせーっです。 キーンコーンカーンコーン 「じゃおっ!」 目がさめました! もうちょっとでお昼です。 お昼の前に、今度は別のお仕事に行きます。 今度のお仕事は、お家の見回りです。 「じゃおーん」 「はいはい、行ってらっしゃい」 きちんと挨拶して、お部屋を出ます。 お家には、私が入れる入り口があるので、出るのも簡単です。 「じゃおっ、じゃおっ」 今度は、少し遠いところにある畑さんの近くに来ました。 ここが、一番侵入者が多いのです! 「じゃおっ!じゃおっ!」 大好きな赤い実さんもここに植えてあるので、頑張ります。 「ゆっ?ぐずめーりんがいるんだぜ!」 「むきゅっ、ほんとうだわ・・・」 「ゆっきっと、めーりんがこのはたけさんをひとりじめしてるんだぜっ」 「むきゅきゅっ!きっとそうにちがいないわ!」 「じゃおっ!」 すぐに侵入者が来ました! でも、さっき朝ご飯さんを取られたので、お腹が空いて力が出ません。 「げすのめーりんはしねぇーっ!!!」 「じゃおっ」 痛いです。 「むきゅーっ!」 こっちはあんまり痛くないです。 「はあはあ、これにこりたら、おやさいさんをわたしてさっさとしぬんだぜ!」 「むっきゅっきゅ」 「じゃおぉ」 このままではやられてしまいます。 仕方がないので、えらいお兄さんが、 「やられそうになったらここに入りなさい」 と言って作ってくれた入り口に向かいます。 「むきゅ?くずめーりんがにげるわっ」 「ゆっ!きっとあまあまがあるところにいくんだぜっ!」 「むきゅうっ、じゃあ、ころすのはあとにして、あとをつけましょう!?」 「ゆゆっ、さすがぱちゅりーは、まちのけんじゃなんだぜっ」 「むきゅーっきゅっきゅっ、それほどでもあるわねっ」 「じゃおぉ・・・」 好きなことを言われてますが、門番が門を捨てて逃げたので仕方ありません。 何とかお兄さんが作ってくれた入り口に逃げ込みます。 「ゆっ、あそこにはいったんだぜっ!」 「むきゅっ、あのなかにあまあまがあるのね!?」 「ぱちゅりー、まつんだぜ、なにかかいてあるんだぜ。あと、おいしそうなたべもののえがかいてあるんだぜ!」 「むきゅ・・・ゆっ・・・く・・・り・・・ゆっくりってかいてあるわ!」 「ゆっ、きっとにんげんがまりささまたちにおそれをなしてかんげいかいをひらいたにちがいないのぜ!」 「むきゅーっ、さすがまりさねっ。たたかうまえからにんげんをどれいにするなんて」 「ゆゆゆっ、てれるのぜーっ」 そんな訳ありません。 でも、実は私もなんて書いてあるか知らないのです。 「おい、またゆっくりが入って行ったぞ」 「へえ、めーりんは仕事するなあ。」 「だな。あと理事長は悪趣味、と」 「甘味処。ゆっくり軒・・・だもんなあ・・・」 「じゃおっ!!」 侵入者を中に入れてしまいました。 でも、今見つかったらやられてしまいます。 あわてて奥に逃げ込むと、お兄さんが抱き上げてくれました。 「やあ、めーりん。ここに来たってことは、またゆっくりですか。 学習能力が無いんでしょうかねぇ・・・?」 「じゃお?」 難しい言葉はよくわかりません。 「ゆっ・・・またなにかかいてあるんだぜ」 「むきゅ・・・むずかしくてよめないわ。これはこうどなまほうもじなのね!」 「ゆぅ・・・どうするんだぜ?」 「むきゅ・・・いくにきまってるでしょ。 ぱちゅりーのために、こうどなまどうしょまでよういしてくれていますってことよっ!」 「ゆっ!なるほどなんだぜっ!」 「理事長・・・せめて、内戸の張り紙だけでもはがしませんかあ?」 「良いじゃないですか、皮肉が効いてて。」 「じゃお?」 「ああ、めーりん、あれにはこう書いてあるんだよ。 いろいろ人間が多くてうるさかったでしょう。お気の毒でした。もうこれだけです。 ってね。性格悪いだろ?この人。」 「聞こえてますよ。」 「げっ」 よく分かりませんが、性格が悪いことらしいです。 優しいお兄さんだと思うんだけどなあ? 「ゆっ!まりささまがきてやったんだぜっ!」 「むきゅっ」 「こんなへんぴなところにまりささまをよびだしたからには、ごちそうをよういしてあるんだろうなだぜ!」 「むきゅきゅーっ!!」 「ほう、まりさと・・・ぱちゅりーですか。 ご馳走ですねえ」 「むきゅっ、やっぱりごちそうがあるのよ、まりさっ!」 「だぜっ!ゆっくりしないで、はやくだすんだぜっ! ゆっくりしてたらまりささまがゆっくりできなくするんだぜっ!」 「はいはい、手早くやっちゃいましょうね~。 まずはお風呂ですよー」 「ゆゆーっ、ゆっくりできるんだぜーっ!」 「じゃお・・・」 侵入者はお兄さんに連れて行かれてしまいました。 中に入れてしまったら、お客さんだから追い返さないらしいです。 これも、私の修行が足りないからです。 「ほら、めーりん、お昼ご飯だぞ」 白い服を着たお兄さんが、お昼ご飯をくれました。 ここに入ったら、ご飯をくれるお兄さんです。 「じゃおっ!」 お礼を忘れてはいけません、バッチを取られてしまうそうです。 ご飯を食べ終わったら、お部屋に帰ります。 お兄さんも、帰っている頃でしょう。 「ふっふーん、今日のデザートはクリームあんみつらららー」 部屋に帰ったら、お兄さんが歌っていました。 私は疲れたので、午後のしぇすたです。 キーンコーンカーンコーン またチャイムがなりました。 今度は、また、門の前でお出かけする人間さんの見送りです。 「じゃおっ!じゃおっ!」 「めーりん、また明日ねーっ」 「じゃおーん!」 「あーあ、明日はゴミ拾いの日かよ、面倒くせえなあ・・・」 「だめよ、面倒なんていっちゃ。町が綺麗になるなら良いじゃない?」 「理事長の話なげーんだもん」 「いえてるーっ」 「じゃおーっ!」 こちらを見ない人間さんにも、きちんと挨拶します。 お仕事ですから。 「あら、めーりん、ごくろうさま。 後は、お姉さんたちがやるからいいわよ。」 「じゃおっ」 ふらん様を連れたお姉さんです。 夜の門は、ふらん様がご自分でお守りしています。 「じゃおーっ」 「しねっ!しねっ!」 ふらん様にも挨拶して、私はお部屋に帰りました。 外は、すっかり赤くなっていて、寝る時間です。 「じゃおーっ!」 それじゃ、おやすみなさい。 やれやれ・・・寝ましたか。 鬼居先生は減給しちゃいましたけど、意外に良い買い物だったかもしれませんね。 どうなんでしょう・・・ねぇ? あとがき 運動会で、人の方が存在感が有ると言われました。 →なら、ゆっくり主人公にすればいいんじゃね? >それだーっ! というわけで、こうなったわけで。 ほら・・・愛でSSも投下して良いみたいですし・・・ねっねっ? 書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 349 久城学園のボランティア ふたば系ゆっくりいじめ 351 久城学園の飼育 ふたば系ゆっくりいじめ 354 久城学園の運動会~うえ~ ふたば系ゆっくりいじめ 355 久城学園の運動会~した~ これ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る めーりんはかわいいなあ -- 2013-02-04 02 53 45 めーりんはゲスになかなかならないからいいですね^^ -- 2012-01-02 18 21 03 実にいいぞー!! -- 2010-11-14 14 38 40
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2461.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1177 僕はゲスが嫌いだ/コメントログ」 オチが・・・途中まではいいのに・・・ -- 2010-05-17 04 29 49 結をしっかりさせて。 -- 2010-06-07 01 34 27 微妙 -- 2010-06-16 18 59 43 人に見せる文章じゃないな。 -- 2010-06-19 21 58 53 自分のドス黒い感情の本質を指摘されたぐらいで動転するなんて 主人公ずいぶんとナイーブだな -- 2010-07-10 03 41 15 思春期なんだろう。精神が不安定なんだよ。 -- 2010-07-12 03 08 02 オチがとってつけたような感じ -- 2010-07-19 20 01 14 頼むからちぇんだけは止めてくれ本当に心が痛む -- 2010-09-26 22 54 44 テンポ良く楽しく読めたのにオチがひどい。 -- 2010-10-01 21 09 10 オチしょーもなw -- 2010-11-20 05 07 24 ↓↓↓今さらちぇんだけはやめろとか、ちぇん虐SSもう既にいっぱいあるでしょ?あなた以外に読みたい人いるでしょ?ばかなの?読むSSは自分で選ぼうね。 -- 2011-02-13 00 51 21 大丈夫か!?ナノマシンの故障じゃないのか? -- 2011-10-08 23 42 31 やだ狐ちゃんそれ飼い主いじめ -- 2012-02-11 14 42 45 そういうお歳頃なんだよ・・・ あとゆっくりを虐待するなとかやめてとか可愛そうとかいうならSS 見るなキモい -- 2012-07-27 19 36 34 ちぇんをいじめるSSさんは、ゆっくりしんでね! -- 2014-11-24 17 15 04 さいごいがいはよかったよー -- 2017-02-21 20 19 57 このあとどうなったかきになるよ! -- 2021-08-30 21 48 43
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1081.html
れいむと幸せを呼ぶ金バッジ 23KB 虐待 親子喧嘩 現代 餡子ンペ09出展作品パート2 ※餡子ンペ09出展作品第2弾です。 ※駄文、稚拙な表現注意。 ※俺設定注意 ※テーマは1.親子「 仲直り」です。 家に帰るとゆっくりれいむがいた。 ソフトボールサイズでまだ子供なのだろう。うっかり開けていた裏戸から入ってきたようだ。 俺の姿を見て、逃げようとする子れいむをガシッと鷲づかみにする。 このれいむがやったのであろう、ちゃぶ台の上の花瓶などが目茶苦茶になっていた。 まったくただで済むと思うなよ。このクソ饅頭が。 俺は手でジタバタもがいている子れいむをにらみつけた・・・がそこでおかしなことに気づいた。 ちゃぶ台のうえにあったお茶請けのクッキーが手付かずのままで残っていたからだ。 普通人間の家に不法侵入するようなゲスゆっくりが一番に手をつけるのはあまあま、つまりは甘い菓子類でありそれが食われず残っているのはあまりに不自然である。 「おい、れいむ。」 「ごめんなさい、ごめんなさい。ゆるしてくださぃいいいいい。」 俺に鷲づかみされながら必死に謝るれいむ。怖いのか涙を流しながらガタガタふるえ続けている。 「いやそうじゃない。お前への罰は後だ。それより聞きたいことがある。」 「ゆ?」 「お前なにか目的があってここに来たんじゃないのか?例えば・・・なにかを探しにきたとか?」 「!!・・・」 れいむの目が驚いて点になる。どうやら図星のようだ。 「当たったみたいだな。何を探しにここまできたんだ?」 有無を言わせぬ口調で俺はれいむを尋問する。少しためらった後れいむは口を開いた。 「れいむは・・・れいむは・・・きんばっじさんがほしかったんだよ・・・」 「はあ?金バッジって・・・あの飼いゆっくりが着ける・・・?」 あまりに予想外な答えに今度は俺の目が点になった。 なぜこのようなことになったのか。話は数時間前までさかのぼる。 「餡子ンペ09」れいむと幸せを呼ぶ金バッジ 作、長月 「おかあさんのうそつき!!きょうはいっしょにあそんでくれるっていってくれたじゃない!!」 「ごめんねおちびちゃん。ごはんさんがなくなっちゃったからかりにいかないといけないんだよ。ゆっくりわかってね。」 「このまえもそうだったじゃない!!そういっていつもあそんでくれないじゃない。」 「おちびちゃん・・・」 「もういいよ!!おかあさんのばか!!」 困惑する母れいむをおいて巣であるダンボールハウスを飛び出す子れいむ。 「ゆう・・・」 心配そうに子れいむの背中を見てため息をつく母れいむ。母れいむとてつらいのだ。 つがいのまりさが死んでしまっている為、家族は胎生にんっしんっで産んだ子れいむひとり。 当然子れいむを食べさせていくには自分が狩りに出なければならなず、その間れいむはひとりぼっち。 れいむが寂しがるのも無理はない。 今日は狩りを休んでれいむと遊んであげる約束だったが、思った以上に餌がとれず、保存していた食料が昨日尽きてしまった。 育ち盛りの子ゆっくりを絶食させるわけにも行かず、今日も狩りに出ることにした母れいむ。 その結果さっきの親子ゲンカとなったのだ。 母れいむはしばらく娘のいったほうを見続けていたが、意を決したように狩りへ出かけた。 愛する子供のために少しでもおいしくて栄養のある食べ物を手に入れなければならない。 そう決意しポイン、ポインと路地裏へ跳ねていった。 一方その頃子れいむは後悔していた。 なんであんなこと言っちゃったんだろう。 お母さんが自分のために苦労していることは誰よりも知っているのに。 お母さんが大好きなのに。 後悔したところでもう出てしまった言葉はもう戻らない。 どうしようか考えていたところに人間らしき足音が近づいてきた。 とっさに電柱に隠れ息を殺すれいむ。人間はお菓子をくれるような愛好家も居るが、同時に虐待を好むような輩も多い。 れいむもまたできるだけ人間に関わってはいけないと母れいむに言われている。賢い野良なら当然のことだ。 現れたのはゆっくりれいむをつれた男だった。 飼いゆっくりの散歩中なのだろう。れいむはリードでつながれ頭にバッジを着けている。 なんてゆっくりしたれいむだろう。思わず隠れていたのを忘れて身を乗り出してしまう子れいむ。 しわひとつなく鮮やかな紅白のリボン。さらさらで艶やかな髪。もちもちとした素肌。 しわしわですすけたリボンにボサボサの髪、薄汚れた体の自分とはまるで違う。 とても同種の、いやそれどころか同じゆっくりだとすら思えないくらいだ。 そのなかでもれいむの目を一番ひきつけたのはリボンに着けていた金色のバッジだった。 おそらく取得したてなのだろう。ピカピカの金バッジが日の光を受けきらびやかに光っている。 れいむは息をするのも忘れて見入ってしまった。 男達が立ち去った後もれいむはしばらく動けなかった。それ程までにインパクトがあったのだ。 無論れいむも今まで飼いゆっくりを見たことがないわけではない。 しかしれいむが見たのはバッジなしや銅バッジの野良同然のゆっくりで、精々銀どまりだった。 セレブの飼う金バッジなど一度も見たことない。 そういえば赤ゆっくりのころよく遊んでくれたありすお姉ちゃんは元飼いゆっくりで金バッジだったって言ってたな。 れいむは思い出す。一人っ子で母親も狩りで不在がちなれいむにいろんなことを教えてくれたゆっくりだ。 上品で優しくて何でも知っている尊敬するゆっくりだった・・・だけど・・・ れいむは一度もありす姉ちゃんがゆっくりしているのを見たことがない。 顔では笑っていても本心からの笑顔は一度もなかったのをれいむは知っていた。 そんなありすお姉ちゃんだけどれいむは一度だけ泣いているのを見たことがある。 何かいやなことがあったのだろう。路地裏で一人、声を出して泣いていたありすお姉ちゃん。 あの時のありすお姉ちゃんの言葉がれいむは忘れられない。 「きんバッジ・・・きんバッジさえあればなまゴミなんてあさらなくてすむのに・・・かちかちのゆかじゃなくてふかふかのくっしょんさんでねれるのに・・・・あんなぎんやどうばっじしかとれないようないなかものたちにバカにされずにすむのに・・・どうして・・・どうして・・・うわぁあああああ!!!」 れいむは何も言えずただそこで立ち尽くすしかなかった。 その日かられいむはありすお姉ちゃんを見ていない。 風の噂によると飼ってくれる人間を探しに町へ行ったが見つからず、そのまま加工所で駆除されたらしい。 あの時はありすおねいちゃんの言葉の意味が解らずにいたれいむだが、今なら解る気がする。 きっと金バッジはゆっくりをゆっくりさせてくれる物なんだ。 だからそれを無くしたありすおねいちゃんはゆっくりできなかったんだ。 そしてあのれいむは金バッジを持っているからあんなにゆっくりできているんだ。 よし。なられいむも。 そう思い道行く人間に片っ端から「金バッジください。」と懇願するれいむ。野良ゆっくりが人間に関わるのは危険だということも忘れてである。 しかし当然そんな要求受け入れられるはずもない。完全に無視か「じゃまだ、どけっ!!」と怒鳴られる始末。 途方にくれ道端で立ち尽くしてしまった。 「そして裏戸の開いていたうちへ侵入して金バッジがないか探してた、ってわけか。」 「ゆう・・・そのとうりだよ。」 「おい、れいむ。人間のうちへ入るのはいけないことで、まして盗みなんてもってのほかだと知っているよな?」 「ご・・ごめんなさい!!」 そう言ってペコペコと頭を下げるれいむ。どうやら自分がしたことが悪いことだというのは知っているらしい。 普通の家に金バッジは転がってないとか、野良が金バッジなんて手に入れてもどうしようもないだろ、とか色々突っ込みたいが今はやめておく。 「そうまでして金バッジを手に入れてゆっくりしたかったのか!?人のものを盗んででもゆっくりしたいなんてゲスの考え方そのものだろうが!!」 「ごめんなさい!!ごめんなさい!!」 「大体金バッジは持っていればゆっくりできるものじゃなくて、頑張ってゆっくりできるようになったゆっくりに与えられるものなんだよ!!楽してゆっくりしようなんて性根が腐ってる証拠だ。」 「ゆう・・・でも・・・でも・・・」 「なんだ。なにかいいたい事でもあるのか?」 「れいむは・・・れいむはおかあさんにゆっくりしてほしいよ。」 「えっ?お前自分のために金バッジが欲しかったんじゃなかったのか!?」 思わず聞き返してしまう俺。普通人間のうちに入ってくるようなゆっくりはゲスだと相場が決まっている。家族のことを思いやるどころか土壇場になれば家族を生贄にしてでも自分だけは助けてとぬかすような奴が大半だ。 しかしまさか母親のために人間に捕まるリスクを犯すような奴がいたとは・・・ 始めは事情を聞いたら痛めつけた後、叩き潰すつもりだったが・・・どうする? 俺は迷っていた。 れいむはガチガチと震えていた。 お兄さんはれいむから話を聞くとしばらく何か考えていたようだが、不意に立ち上がり「ちょっと待ってろ。」と言い立ち去ってしまった。 きっとお仕置き道具を取りに行ったに違いない。お母さんが言っていた。人間さんのおうちに入るような悪い子はとっても痛いお仕置きをされた後、永遠にゆっくりさせられちゃうんだって。 人間さんのおうちに入るのがいけないことなのはれいむも良く知っている。 でも・・・それでもお母さんに金バッジをつけて貰いたかった。 もしお兄さんの言うように頑張っているゆっくりに与えれるのならなおさらだ。 この辺りは餌場が少なく捕食種やゲスも多い為ゆっくりにとってけして住みよい場所ではない。 片親で子供を育てるのは並大抵の苦労ではないだろう。事実、母れいむの体は生傷が絶えなかった。 そんな母にいつも助けられていたれいむ。 ゲスまりさにおうちを取られようとしたときも颯爽と現れゲスを退治してくれた。 ゲスまりさに噛み付かれて自分が一番痛いはずなのにそんなのおくびにも出さず、逃げるときにできたれいむの擦り傷をぺーろぺろしてくれた。 遊んでる途中れいぱーありすに囲まれ、もうだめだと思ったときに、れいぱーの天敵であるドMてんこをけしかけるという機転でれいむを救ってくれたもある。 「んほぉおおおおおお!!!れいぱーさんたちぃいいい!!!てんこをめちゃくちゃにおかしてねぇええええ!!」 「ぎゃああああ!!!きもちわるぃいいいいい!!!!」 「ばけものがぁ、ばけものがいるわぁあああああ!!!!」 「こんなのとかいはじゃないぃいいいいいい!!!」 そう叫びながらくもの巣を散らすように逃げるれいぱー。そしてそれを追うれいぱーよりキモイ顔のドMてんこ。 ぽかーんとするれいむにお母さんは「もうだいじょうぶだよ。」と優しく微笑んでくれた。 強くて優しくて賢くて・・・れいむの自慢のお母さん。 そんなお母さんに金バッジ・・・あげたかったな・・・ でももうその望みはかなわない。れいむはここで死んじゃうんだから。 最後に一言伝えたい。 おかあさんひどいこと言ってごめんなさい。 お母さんのこと大好きだったよ、と。 なんで・・・なんであの時お母さんにひどいこと言っちゃったんだろ。 お母さんのこと大好きなのに。 れいむはいつの間にか泣いていた。涙がとめどなくあふれてくる。 その涙は恐怖からではなく後悔の念から湧き出たものだった。 その時ドアが開いた。お兄さんが帰ってきたのである。 れいむはビクッとした。ついにお仕置きが始まるのだ。 そう思ったれいむだった・・・が。 次の瞬間れいむは目を疑った。お兄さんの手に持っていた物にだ。 お兄さんが持っていたもの。それは金バッジだった。今朝見たれいむがつけていたものと同じくキラキラとまばゆく輝いている。 驚きで声も出せないれいむ。 そんなれいむに向かってポイッと無造作に金バッジを投げるお兄さん。金バッジはれいむの前にカシャンと落ちた。 そして開口一番こう言った。 「やるよ。」 あまりのことに思考がフリーズしっぱなしのれいむ。頭の中は?マークで一杯だ。 「どうした?いらないのか?」 そう言い放つお兄さんに全力で首を振る。夢にまで見た金バッジをくれるというのだ。いらないと言うバカなどいるはずも無い。 すぐさま金バッジに駆け寄るれいむ。磨きぬかれた金貨のように輝くバッジに我を忘れうっとりする。 金バッジにすーりすりするとれいむはなんだかとても幸せな気がした。 「おにいさんすごいよ!!なんだかこのバッジとてもゆっくりできるよ。」 「そんなモンで喜ぶな!!満足したんならとっとと帰れ。」 「ゆう・・・でも・・・」 「なんだ?何かまだあるのか?」 「どうしてきんばっじさんをくれるの?れいむかってにおうちにはいったわるいこなのに。」 れいむはそれが解せなかった。おうちに勝手に入って物を盗むのはゆっくりできない悪いこと。 それはゆっくりでも人間さんでも変わらないはずだ。 それをお仕置きなしで開放してくれたうえに金バッジさんまでくれるなんて。 さすがの餡子脳でもおかしいとわかる。 「・・・・似てるからかな。あいつらに。」 数瞬のためらいの後お兄さんは話してくれた。 お兄さんは子供の頃ゆっくりれいむの親子を飼っていたこと。 内気で友達も少なく両親も不在がちだったお兄さんにとってれいむ親子は家族であり親友であったこと。 ある日親れいむが金バッジの試験を受けたいと言ってきたこと。 「金バッジになれば俺をもっとゆっくりさせられると思ったんだろうな。俺はそんなもの要らなかったのに・・」 話してる途中お兄さんはそういって苦笑いをした。 かくして猛勉強の末親れいむは見事金バッジ試験に合格した。 親れいむ以上に喜んだのは子れいむだった。もともと親思いのいい子ゆっくりだった。試験に合格したのが自分のようにうれしかったのだろう。 しかしあまりにはしゃぎすぎた。はしゃぎすぎて散歩中子れいむは車道に飛び出てしまう。 子れいむに気づかずせまる車。子供を助けようとする親れいむ。しかし間に合わず結局二匹とも・・・・ 「・・・しんじゃったの?」 「ああ。結局俺の手元に残ったのは一度もつけることのなかったその金バッジだけだった。」 「ゆう・・・・でもだとしたらそんなだいじなものれいむもらっていいの?」 その話が本当だとしたらこの金バッジはそのれいむ親子の形見同然。お兄さんにとっても大切なものなはず。 「ああ、かまわないさ。どうせ俺には必要ないものだ。それに・・・」 「それに?」 「案外このバッジはお前みたいなゆっくりにふさわしい物なのかもな。」 そう言うとお兄さんは照れたように顔を背けてしまった。 「ありがとう。おにいさん。おにいさん・・・とってもいいひとだね。」 「よせよバカ野郎。もう必要のないガラクタだからくれてやっただけだ。」 その後れいむはお兄さんに何度もお礼を言い家路に着いた。 家に帰ったれいむは母れいむをびっくりさせた。 飼いゆっくりでもエリートしかつけることの許されない金バッジを野良の娘が持ってきたのだから当たり前である。 当然事情を聞かれ、危ないことをするなとこっぴどく叱られるれいむ。 しかしそれもれいむにとっては心地よかった。二度と会えないと思っていたお母さんの声だから。 ひとしきり叱られた後れいむはこの金バッジをもらって欲しいと切り出した。 最初母れいむは固辞したが、れいむがどうしてもと言うので結局バッジは母れいむがつけることになった。 母れいむの頭でさんさんと誇らしげに輝く金バッジ。 良かった。大好きなお母さんに金バッジをあげられて。 れいむはその母の雄姿をいつまでも見ていた。 夕焼けに染まる町にたたずむれいむ親子。れいむたちの影を夕日が長く伸ばしている。 「おかあさんごめんなさい・・・」 おずおずと母へ謝るれいむ。思えばまだれいむは今朝のことを謝罪していなかった。 「ゆっ?なにが?」 「あさにれいむおかあさんにひどいこといっちゃったよ・・・おかあさん、れいむのためにいつもがんばってくれてるのに・・・」 「いいんだよ。ぜんぜんおかあさんおこってないよ。おかあさんこそやくそくまもれなくてごめんね。そのかわりね・・・」 「ゆっ?」 「きょうはたくさんごはんさんがとれたんだよ。だからあすはやまさんにぴくにっくにいこうとおもうんだけど。」 「ゆっ!!ほんと!?」 思わぬ幸運にもみあげをピコピコさせて喜ぶれいむ。 きっとこの金バッジがこの幸せを呼んでくれたに違いない。この金バッジは幸せを呼ぶ金バッジなのだ。 本気でそう思うれいむ。実際はただの偶然なのだが。 木枯らしがれいむ親子に吹き付ける もうすぐ冬が来る。野良にとっても冬はつらい季節だ。 でも大丈夫だろう。れいむには自慢のお母さんとこの金バッジがあるのだから。 明日もいい日でありますように。そうれいむは金バッジに願う。 母れいむの金バッジが夕日を反射し宝石のようにきらめいていた。 その日れいむはなかなか寝付けなかった。 横でねている母を見る。その頭には金バッジがダンボールハウスの隙間からもれる月の光で輝いている。 金バッジには金色の地金に何か文字が書いてある。最初れいむは模様かと思っていたが母れいむにこれは文字さんといって何かを伝える為に人間さんが作ったものだと教えられた。 なんて書いてあるんだろう?母れいむも生粋の野良である為何と書いてあるかまでは解らなかった。 まあいいや。きっとゆっくりできる事が書いてあるに違いない。だってこれは幸せを呼ぶ金バッジなのだから。 そう思いうっとりしていたれいむだったが不意に入り口のほうからガタゴトと音が聞こえた。 こんな時間に誰だろう。不審に思い様子を見に行くれいむ。そこいたのは・・・ 「ぎゃああああああああ!!れみりゃだぁあ!!!!」 「うー。やっぱりここにあまあまがいたどー。」 そこにいたのはれみりゃだった。入り口のバリケードを破壊して今にも入ってきそうである。 「ゆっ!?れみりゃ!!」 物音を聞きつけ飛び起きる母れいむ。そして次の瞬間バリケードが破壊され、れみりゃが巣に入ってきた。 「うーあまあま・・だどっ!?」 ダンボールハウスの外まで吹っ飛ばされるれみりゃ。一瞬の隙を突いた母れいむの体当たり攻撃が見事ヒットしたのだ。 「さあおちびちゃん。ゆっくりしないでついてきてね!!」 急いで逃げ出すれいむ親子。命がけの追跡劇の始まりである。 子ゆっくりを連れ捕食種相手のあまりに不利な鬼ごっこ。しかし勝算がある。母れいむはこの町の地理を知り尽くしておりどこへ逃げれば逃げ切れるか知っているのだ。 れいむ親子は雑木林に入った。ここなら確実にれみりゃは自分達を見失うはずだ。はずだったが。 「うー。あまあま・・・みつけた・・・。」 「うー、まま、こっちのちいさいのもつかまえた。」 ガシッと鷲づかみされるれいむ親子。胴つきふらん親子に捕まったのだ。 「あまあまみつけ・・・げっ、ふらんがいるどー」 更にまいたはずのれみりゃまでなぜかこっちに来ている。 なぜ?なぜだ?これじゃまるでこちらの位置がわかるみたいじゃないか。 そもそもなぜれみりゃはれいむたちのおうちを見つけられたのか。カモフラージュして今まで一度もばれたことがないのに。 わからない。わからない。 絶望感と困惑で母れいむは視界がグニャリと歪むのを感じた。 その時雑木林がガサガサ揺れる音がした。 誰か来たのだ。ふらん達はきっと身構える。 「おーい。ちょっと待ってくれないか。」 現れたのは一人の男だった。なぜかビデオカメラを手に持っている。 男の顔を見てぱあっとれいむの顔が輝いた。昼間れいむに金バッジをくれたお兄さんだったからだ。 「おにいさぁああああああん!!れいむたちをたすけてぇ!!」 もう大丈夫だ。あの優しいお兄さんが助けてくれる。そう思いれいむは安堵した。 事実、人間の強さを知っているふらん親子はすでに逃げ腰であり、れみりゃに至っては胴つきふらんや人間相手では適わない一目散に逃げている。 「あー、いーいーそのままで。俺は別にお前らの狩りの邪魔をするつもりはない。ただそいつらと5分ほど話をさせてくれ。そしたらそのれいむたち煮るなり焼くなり好きにしていいから。」 エッ!?ナニヲイッテルノ、オニイサン? 予想外の一言にきょとんとするれいむ。 対してふらん達は相手に敵意がないことを感じると大人しくその場でれいむ達を持ったまま待機した。 「お、おにいさんれいむだよ!!きんばっじさんをもらったれいむだよ!!おねがいだからたすけてぇええええ!!!」 必死に懇願するれいむ。子ふらんに捕まったままジタバタともがいている。 「ああ知ってるよ。お前が帰る途中ずっと後をつけていたからな。それからずっと捕食種たちが襲ってくるまでずっと刑事ドラマよろしく巣の近くで張り込んでたんだぞ。もう冬も近いのに大変だったぜ。」 ナニヲ、ナニヲイッテルノ、オニイサン? お兄さんの話を聞きながられいむはがくがく震えていた。寒いからではない。なんだかすごく悪い予感がするからだ。 「なんで捕食種が襲ってくるのが解るかって?簡単さ。そこの母クソ袋がしてるバッジにれみりゃやふらんしか解らない匂いがする香料をたっぷり塗りつけておいたからさ。れみりゃ達が好むゆっくりの匂いがする香料をな。 こいつは強力だから半径50メートル以内のれみりゃ達が匂いにつられて群がってくる。後はれみりゃ達が行動する夜になればバッジをつけたお前らが襲われるって寸法さ。」 「どうして!?どうしてそんなことしたのぉおおおおお!!おにいさんはいいひとだったでしょおおおおお!!!?」 絶叫するれいむをお兄さんはニヤニヤしながらカメラで取り続ける。裏動画サイト「ニヤニヤ動画」に動画をアップするためだ。 「バァァァァァァァァカ!!そんなはずないだろ。おれは虐待おにいさんなんだだ。お前らクソ饅頭どもに絶望、苦悩、苦痛、そして無惨で無意味な死を与える為に存在してるんだよ。」 「じゃああのむかしかっていたれいむたちのおはなしは・・・」 「そうさ、全部作り話だよ。俺はガキの頃からゆっくりを虐待以外したことがねえ。その金バッジも普通のバッジに金の折り紙はっつけてマジックで適当な言葉を書き込んだだけだ。 にもかかわらずころっと騙されやがって。一度吹き出して笑いそうになっちまったぜ。」 「そんな・・・どうして・・・」 もはや消え入りそうな声のれいむ。虐待おにいさんはそんなれいむを見て悪魔のようにニヤリと笑う。 「どうしてだと?お前が盗人の真似をするからだろーが。なに被害者面してんだよ。 それともなにか。お母さんのためっていう大義名分のためなら人のうちへ勝手に入ろうが、盗みをしようが、人殺そうがしょうがないってか。 だったら家族のために畑あらしをするゲスは無罪か!?群れの為にドススパークで脅迫して食料を強奪するドゲスに罪はないのか!? 俺はてめぇみたいな善良ぶったゲスゆっくりが大嫌いなんだよ!!」 「せめておかあさんだけでもたすけて・・・」 「ダメェエエエエエエエ!!!断固拒否ッ!!!ゲスを育てた親も連帯責任とするッ!!!そもそもクソ饅頭ごときが幸せだのゆっくりだの欲しいと思ってるのが間違いなんだよっ!!! いいですか、お前らには絶望しかありまシェーーーーン!!!死んだ魚のような目で生ゴミをむさぼり、加工所や他の動物におびえ続けながら、仲間同士でも罵倒し、騙しあい、奪い合い、傷つけあう。 夏は暑さで干からびて死に、冬は飢えて凍えて死に、春も秋もなんとなく無惨に死んでいく。 それがゆっくりなんだよ!!そこに希望も幸せも、もちろんゆっくりも一切ないッ!!!!」 「ゆう・・・そんな・・・」 「ははっいいぞ、その表情。その絶望に満ちた顔。全くあの場で潰さなくてホンと良かった!!」 「ゆゆっ、おちびちゃんをいじめないでねっ!!れいむおこるよっ!!」 子供が罵倒されるのに我慢できなくなったのか母れいむが口を出してきた。 もっともふらんに捕まっているこの状態ではぷくーっぐらいしかできなかったが。 「はっはっはっ。いい母親をもったなれいむ。これからお前のせいで死んじゃうのにまだお前の味方をしてくれるなんて。まあ精々ふらんに中身吸いつくされて死ぬまで仲良くやってくれ。俺はもう帰るから。それじゃあそのお似合いの金バッジと一緒にゆっくり死んでってね!!!」 虐待おにいさんはそう言い残すと意気揚々と立ち去っていった。 ふらん達に囚われたれいむ親子を置き去りにして。 結局れいむたちはふらん親子によって巣まで連れて行かれた。 れいむたちはいまふらん達の巣の中にいる。ふらんたちの冬の間の食料。それが今のれいむ達だ。 捕食種の食生活には2パターンある。ゆっくりが主食であり草や虫はあまり食べないタイプと草や虫を普段食べてゆっくりは冬などの非常食にしておくタイプ。れいむ達のつかまったふらんは後者に近い。 ただ違うのはこのふらん一家はかなり知能が高く捕まえたゆっくりを非常食でなく家畜として見ている点だろう。 一回で全て餡子をすすろうとせず、ある程度吸った後、枯葉や木の皮などを与え生かし続ける。 こうすれば半永久的に食料に困らないというわけだ。もっとも食料にされるゆっくりにはたまったものではないが。 ドガ、バキッ、グシャッ!!! 「うーしねしね。」 「やべっ、やべて、やべてね。」 母れいむはあんよを齧られ動けなくされた後、親ふらんのサンドバッグになった。こうして痛めつけることより餡子が甘く美味しくなるのだ。 「やめてぇええええ!!!おかあさんをいじめないでぇええええええ!!!」 母と同じくあんよを齧られ動けなくされているれいむには泣き叫ぶことしかできない。 自分のせいで・・・自分が金バッジなんかあげたせいでお母さんがあんなめに・・・・ ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい。 れいむは心のなかであやまり続けた。 今日は初雪が降った。巣の中からでも白い雪が舞い降りるのが見て取れる。 でも自分には関係がない。どうせここからは出られないのだし、自分はここで死ぬのだから。 れいむは母を見る。 強くて優しくて賢くて自分の自慢のお母さん・・・だったものを。 毎日のようにふらん親子に殴られ続けた結果、歯はほとんどへし折られ目玉も飛び出し、顔もアザだらけ。 中枢餡にも深刻な損傷があるらしく精神的にも完全に壊れてしまった。 れいむの言葉にも反応せず、ときおり訳のわからない奇声を上げながらうんうんやしーしーを撒き散らす狂ゆっくり。 そんなものに母はなってしまったのだ。 れいむは早く死にたかった。死だけが救いなのだ。 そんなれいむの光なき目が金バッジをとらえる。子ふらんはえらく金バッジが気に入ったようで、母れいむからむしりとったバッジは子ふらんの宝物として巣の中に大切に飾られている。 その金バッジには一言こう書かれていた。 「バーカ」 あとがき いつもご愛読ありがとうございます。長月です。 餡子ンペ09出展第2弾である本作は、虐待と見せかけた愛でだった第1弾「ゆっくりを愛でてみた」とは対照的に、愛でに見せかけた虐待をコンセプトにしています。 ご意見、ご感想等コメント欄に書いてくれると励みになります。 追伸 何気にてんこが5連続出演。もうてんこが止まらない。 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 176 ゆっくりちるのの生態(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 185 選ばれしゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 196 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 ふたば系ゆっくりいじめ 208 ゆっくり見ていってね ふたば系ゆっくりいじめ 218 またにてゐ う詐欺師てゐの日々 ふたば系ゆっくりいじめ 227 VS最強のゆっくり 史上最低の戦い ふたば系ゆっくりいじめ 247 夢と現実のはざまで ふたば系ゆっくりいじめ 264 あるまりさの一生 ふたば系ゆっくりいじめ 298 ゆっくりを拾ってきた ふたば系ゆっくりいじめ 336 ゆっくり Change the World(出題編) ふたば系ゆっくりいじめ 357 ゆっくり Change the World(出題編2) ふたば系ゆっくりいじめ 391 ゆっくり Change the World(解答編) ふたば系ゆっくりいじめ 400 あるゆっくりできない2匹の一生 ふたば系ゆっくりいじめ 441 てんこがゆっくりするSSさん ふたば系ゆっくりいじめ 457 あるドスまりさの一生 とてもゆっくりした群れ ふたば系ゆっくりいじめ 476 ゆっくりを愛でてみた 長月の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る なんかお兄さんに良い印象持たない奴がいるけど、 お兄さんの家に物盗みに行った事は事実なのに 悲劇のヒロインぶってお兄さんに制裁されても まだ自分や自分の親の保身の事考えてるんだから、 善良なんかじゃなくて、むしろ普通のゲスと違って 一見良いことをしているように見えるから特に質の悪いゲスだよ。 しかも、最後のふらんに捕まってからの描写を見るに まだ金バッジあげたからとか見当違いな事言ってる。 自分が何をしたかを最後まで 理解してないどうしようもないゲスだ -- 2016-01-25 04 15 08 ニヤニヤ(^ ω ^) -- 2016-01-22 23 50 19 ↓ごめん、「この」が一つ多かった -- 2015-10-10 21 40 30 まぁこのこのれいむは善良の仮面をかぶったゲスってことだな。おにーさんマジ正論 -- 2015-10-10 21 39 49 「バーガ」ww -- 2015-07-05 15 06 23 消防乙↓ -- 2014-06-15 18 18 47 管理人死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね消えろランランルーバイバーイあとこんなコメ書いてる奴も、死ね死ね死ね死ね死ね(^ω^) -- 2013-06-21 20 59 41 あげておとすのはやめてね!ゆっくりできないよ!! -- 2012-10-03 05 45 44 感動もののいい話かと思ったら虐待もののいい話だった -- 2012-09-18 02 35 11 自分は愛で寄りだけど、この鬼威山は間違ってないと思う。 人間の領域を侵して物を奪おうとした時点で間違いなく悪だし、ましてやこの子れいむの場合は完全に自分の都合で、生死がかかった切羽詰まった状況で仕方なく…っていう訳でもないし。 逆にこの鬼威山がいい人でれいむ親子はしあわせーに暮らしました、なんてことになってたら、人間の家を荒らすゆっくりが増えるだろうな。 -- 2012-07-05 09 10 05 うーむこの虐待鬼威山は人間として好きになれん -- 2012-06-25 11 52 29 ダメェエエエエエエエ!!!とありまシェーーーーン!!!で思わずむせた -- 2012-03-15 00 14 19 一種のパフォーマンスですな。 -- 2011-05-07 19 13 06 なんとなく無残に死んでゆくそれがゆっくり 名言だと思った。 -- 2011-01-27 02 10 33 ヒャッホオオオォォォー!!鬼威惨の絶対的な演技と策によってゴミカス饅頭親子死亡確定!!!ッシャアアアァァァッ!!!ハッピーエンドオオオオォォォォォ!!! -- 2011-01-26 01 57 48 ゆ虐好きだけど、リアルなゲス人間が出てくるのは結構引く~ 人間の暗黒面だか韓国面だかの具現としてゲスゆっくりを制裁するのが一番ときめくな 虐待おにいさんは能天気なテンプレタイプのが好き。 -- 2010-12-12 14 23 29 とても面白かったです! 途中までは子れいむを愛でるんじゃないかとハラハラしましたが その反動で虐待鬼威山が正体を現した時はスカッとしました! 欲を言えば子れいむのサンドバックも見たかったですねw -- 2010-11-27 18 57 37 >善良ゆっくり消したらゲスゆっくりが増えるじゃん・・・ え、人様の家に侵入して荒らすゴミ饅頭が善良…? 日本語が読めないか、頭が終わってるのかどっちだろう -- 2010-09-24 08 56 48 ゆっくりはかわいい。ゆっくりを愛してる。通常だとか希少だとか関係ない。ゆっくりはかわいい。 そんな愛らしいゆっくりが理不尽に痛めつけられ殺される様に酷く興奮する。つまりドS。 -- 2010-08-21 21 27 27 どっちが屑でもゲスでもいいの!ゆっくり共が絶望にまみれて死にくされば!!ざまぁゆっくり!お前らにはそんな死に様がお似合いだ! -- 2010-07-30 22 30 15