約 3,515,439 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/682.html
※俺設定注意 ※ゲスの癖に意外と賢いやつが出ます ※れいむがゲスのいうことを聞きます ※饅頭に接着剤や両面テープを使います 「ゆっくりべんじゃー」 「・・・れいむ・・・」 お兄さんが声を掛ける。 「ゆ?」 「本当に・・・いいんだな・・・」 「ゆ・・・かくごはきめているよ。」 「二度と戻れないかもしれないぞ」 「いいよ・・・」 「あのげすたちにせいさいをしなきゃ・・・」 れいむは覚悟を決めていた。 死んだまりさの大切な宝物を壊し。 二人きりで作った3匹の子供を殺した。 すべてがあの2匹のゲスによって奪われたのだ。 仕返しがしたい。 すべては数時間前にさかのぼる。 ~森の中、あるゆっくりの住処の中~ 「ゆひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!ほんとうにばかなやつなのだぜえ!」 「ほんと!ぶようじんででていくなんていなかもののすることね!」 ゆーっひゃっひゃっひゃっひゃ! そんな下品な笑い声が木霊する。 このゆっくりまりさとありすはゲスで、偶然にも見つけた家のカモフラージュが完璧ではないため、あっという間にカモフラージュがはがされてしまった。 (そのカモフラージュが葉っぱや土と石しか使っていない超不自然すぎるのが理由) 「ほんと、ここのおうちはどいなかね!たべものもくささんとむしさんぐらいしかないわ!」 「ゆっ?でもくずがすまうにはもってこいのおうちだぜ?」 「「ゲラゲラゲラゲラゲラ!!」」 また不快な笑い声を上げるゲス2匹。 すると 「ゆっ?まりさ!?れいむのおうちでなにしてるの!?」 「なにって・・・まりささまはつかれたからゆっくりしてるだけなのぜ?」 「とかいはのありすがゆっくりしてなにがわるいの!?いなかものはさっさとでていきなさい!」 「ここはれいむたちのおうちだよ!ゆっくりしないででていってね!」 「ゆっ?こんなくずのいるいえにいても、なんのとくにもならないのぜ? だから・・・」 びりり・・・ と、すぐそばにあった帽子をありすと一緒に破り捨てた。 「これでまんぞくなのだぜ。」 「なにをするのおおおおおお!!!まりざのおぼうじざんがああああああああ!!!」 「ゆぅぅぅ・・・おかあさぁん こわいよぉ・・・」 「はやきゅおうちでゆっきゅりちたいよぉ・・・」 とれいむに子供は抱きよる。 するとゲスありすは小声でゲスまりさに話しかけた。 「ねえ・・・まりさ・・・ あのまりさとすっきりーしてもいいかしら?」 「ゆぅっ!? うわきはゆるさないのぜ!」 「だいじょうぶよぉ・・・ あいつにとかいはなあいをあたえて、えいえんにゆっくりさせてやるの・・・」 「ゆ・・・なるほど・・・ わかったのぜ・・・」 「ありがと、まりさ・・・」 とゲスありすは微笑むと。 「かわいいわああああああああ!!まりさああああああああああああ!!すっきりしましょうねええええええええええ!!」 「ゆ!あのありす、レイパーだったよ!おちびちゃんたち!ゆっくりしないでにげてええええええ!!」 「ゆっくりにげr・・・ゆわぁっ!」 子まりさが逃げ始めるが、逃げ出したとたんに捕まった。 「にがさないわよおおおおおおおお!!!! とかいはなあいをうけとってねえええええええええええええ!!」 「やだああああああああああ!!」 「おにぇちゃあああああああん!」 「おにぇちゃんをはなしてえええええ!」 とゲスありすと子まりさによる公開レイプが始まった。 「おかあさあああああああああんん!!たすけてぇええええええええええええ!!!」 「ゆっ!いまたすけにいくよ!まっててね!!」 「ゆっ!!そうはさせないのぜ!」 とまりさが赤ゆっくりたちを捕らえる。 「それいじょうじゃまするとこいつらのいのちはほしょうできないのぜ!」 「ゆっ!あかちゃん!」 とれいむが赤にゆっくりに呼びかける。 「おきゃーしゃーん!」 「たすけてええええええ!」 助けて助けてと喚くばかり。 どうしたらよいものかと考えてたら 公開レイプも終わりを告げようとしていた。 「んほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!!イクわよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!!」 「やめてええええええええええええ!!」 しかし子まりさはレイパーに逆らうことができずに 「「すっきりー!!」」 してしまった。 そして、ゲスありすの肌には更につやがかかる。 一方の子まりさはまだ成長が未発達、ゆえに栄養失調により黒い塊となってしまった。 しかしありすはまだ興奮している。 「ゆふぅー、ゆふぅー、まだたりないわぁ・・・。もっと、とかいはなあいをわけあたえないと・・・」 「おちつくのぜありす・・・」 とゲスまりさはゲスありすをなだめる。 「ゆふぅー・・・ゆふぅー・・・はっ!」 するとありすがわれに戻る。 「ありすったらまたこんなことを!ゆるしてねえ、れいむ♪」 「ゆるせるわけないでしょおおおおおおおお!!!」 と、れいむは怒りの声を上げる。 「はやくおうちからでていけえええええええええええええええ!!!!」 「ゆ!れいむ!!だまらないとこいつらは・・・」 とまりさは赤ゆっくりに体当たりを食らわせる。 「ゆぺぇっ!」 と赤ゆっくりは微量だが餡子をはく。 「や・・・やめてぇ・・・」 「ゆ~そうだぜ!れいむ! まりささまのいうことにしたがえばゆるしてやるのぜ!」 「ゆ!?それほんとう!!」 「ほんとうなのだぜ。」 「や・・・やったああああああああ!!!」 これでゆっくりできる!そんな甘いことを考えていたれいむだった。 れいむは冷静になり。 「じゃあ、なにをすればいいの?」 と聞くとゲスまりさは 「れいむはおやさいさんをしっているのかぜ?」 「ゆ・・・しってるよ。 とてもゆっくりできるってきいたことがあるよ。」 「わかっているならはなしははやいのぜ。 さっそく れいむにはおやさいさんのあるのぷれいすまであんないしてほしいのぜ。」 れいむの家からは人里がよく見える。 だからここから降りれば畑まで一直線というものだった。 「ゆっ!!そんなことできるわけないでしょおおおお!!!」 人の怖さはよく身に染みている。 近づけば殺されてしまうだろう。 かつての親も人里に降り、人間に殺されたのだ。 でも今の状況は理解している。 「やらなきゃ・・・」 とゲスは行った後子供に踏みつぶそうとしている。 「やりまずぅぅぅぅぅううう!」 子供の安全を確保するためだ仕方あるまいとれいむは思った後 「こっちだよついてきてね・・・」 「ゆん、わかったのぜ。のろのろしないでとっととすすむのぜ!」 とゲスが畑に着くまで文句を言いまくっていた。 しばらくした後、畑についた。 ついた後、まりさが一息つくと 「ゆぅ~、つかれたのぜえ~ おい、あまあまをもってこ・・・いや、やっぱいいのぜ。すぐそばにあったのぜ。」と子れいむを取り出す。 「おきゃーしゃーn・・・」 これが最後の言葉であった。 なんとゲスまりさは子れいむを食べた。 「あ・・・あ゛あ・・・」 「おしゃれなおぼうしさんもほしいのぜ!」 と人質だった子まりさを帽子を取り上げた後、 「助け・・・」 と踏み潰す。 帽子をかぶったゲスは 「ゆぅ~ん。にあうのぜ。」 と自画自賛をする。 当然れいむは。 「ゆ゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!」 驚きを隠しきれない顔をし、絶叫する。 なぜなら目の前で子供があっという間に殺されたからだ。 「おい!お前ら!なにやってる!」 すると不意に人の声がした。 「ゆげっ!まずいのぜ!にげるのぜ!」 と(偶然にも)近くにいたありすのすぃーを奪い、逃げていった。 「なにをするのいなかものおおおお!」 とありすが追いかけ道路に飛び出す。 「ちょ、おま。危な・・・」 といいかけたとたんありすは通り過ぎた車のタイヤに巻き込まれ死亡した。 「あーあ、ちゃんと左右を確認しないから・・・っとその前に」 とお兄さんは黒い塊の前で泣き続けるれいむを見つめ言い出した。 「おい、何をやっている。」 「ゆっ゛・・・ぐっ゛・・・ぐすっ」 「おいっ!!」 「ゆひゃあっ!!おにいさんごめんなさい!おにいさんごめんなさい!」 とれいむは驚き、飛び跳ね、謝り続ける。 「おちつけおちつけ・・・ところで何があった?」 「ゆ・・・」 「話しにくいならお兄さんところへおいで。」 と、言い出した。 「ゆ・・・ありがとう・・・」 といい、れいむはお兄さんの手のひらに乗り、家まで案内してもらった。 家についた後 「で?何があったんだ?話してみろ。」 「ゆ・・・おにいさん・・・じつはね・・・」 (ここから先のゆっくり説明がめんどいので略します。) 「ふぅむ・・・なんてゲスなやつらだ。で?どこに言ったんだ?あいつ。」 「ゆ、あの坂を登って一直線に進むと見えるよ。」 「ふーん、で、れいむはどうしたいと。」 「ふくしゅうをしたいよ!あのゲスたちにせいさいをしたいよ!」 「そうか、じゃあ、こっちにきてくれるかな。」 「ゆっ、ゆっくりりかいしたよ。」 れいむがお兄さんに連れられ地下室に向かう。 そして、現在。 「ようし、はじめるか。いくぞー。」 「ゆっ、わかったよ。」 といった後お兄さんはゆっくりサイズのベルトを用意した。もともとは俺の飼いゆっくりのものだったのだが。 しかし、サイズがなかなか合わない。 「うーん、切るわけにはいかないしなぁ・・・ お、そうだ。 すまないが、れいむ。少し痛くなるが、我慢できるか?」 「ゆぅ・・・りべんじのためだよ!ここであきらめちゃ こどもたちにわらわれちゃうよ! だからつづけてね!」 とれいむはいう。 「しかし、二度と取れなくなるぞ?いいのか?」 と問いかけるが 「ゆ!かまわないよ!」 と返事を返す。 「わかった。じゃあ・・・行くぞ!」 と接着剤のついたベルトをくっつける。 その後、針に両面テープと接着剤をつけ、針の平らな部分をベルトの裏側にくっつける。 その後痛み止めとしてオレンジジュースを掛けた。この作業の繰り返しで針付きベルトのれいむが完成するという工程だ。 「よし、終了。大丈夫か?」 「ゆっ、だいじょうぶだよ。ありがとう。」 れいむは起き上がろうとするが 「おっと、まだ起きないほうがいい、まだもう少し寝ておけ。接着がはがれるぞ、あとテープで補強しておく。」 「ゆ、わかったよ、ありがとう。」 1日後、接着剤が乾燥したことを見抜いたお兄さんは外へ出す。 「よし、いいだろう、きめぇ丸の話によるとやつらはまだお前の家にいるようだしな。」 「ゆ!わかったよ!おにいさん!いままでありがとう!」 とれいむはぽよんぽよんとはねて 家のあるところへ向かう。 一方れいむの家ではゲスが野菜確保のための本拠地としていた。 「ゆっへっへ、ここならおやさいさんがいっぱいてにはいるのぜ!」 ゲスまりさはこっそりと野菜を手に入れ。すぃーで運び、貪り食っていた。 ありすは子供などを捕まえてレイプしたり食いちぎっていった。 今じゃ近づくゆっくりはほとんどいない、今じゃまりさたちが無敵!そんなことを考えていたゲスだったが。その勢いもすぐに終わりを告げようとしていた。 坂から一匹のれいむが現れた。 するとれいむは家の前に立つと 「まりさ!ありす!でてきてね!」 誰かが呼んでいる、誰だ? いまからありすとゆっくりしようとおもっていたのに・・・ 早く追い出して続きをしよう。そう思ったまりさは家から飛び出した。 「だれなのぜ!・・・ゆっ゛!」 なぜ追い出したれいむがここにいる!? しかもあの体はいったい!? そう思っていたら、れいむが口を開いた。 「でてきたね!まりさ!いまこそけっちゃくをつけるよ!」 「ゆっ゛!きもちわるいれいむはとっととしんでいくのぜ!」 とれいむに体当たりを仕掛けるまりさだがするとベルトにくっついていた、針に刺さった。 「ゆぎゃあああああああああ!いだいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 「おちびちゃんのかたきいいいい!! かくごおおおおおおおおおおお!!」 と受けから攻めに変える。 体当たりを開始する。 ドスドスと、抜いては刺す、抜いては刺すの繰り返し。 何度も何度も違うところをドスドスとさし続ける。 刺したところからじわじわと餡子が沸いて出る。 「あんこさああああああああああああん!!ゆっくりしていくのぜえええええええ!!」 「ゆっくりしねえええええええええ!!」 「ゆ・・・ゆ・・・」 「うるさいわよおおお、まりさああああああ!!ゆっくりできないでしょおおおおおおおおおお!!」 「ありすうううううう!まりさのかたきいぃ!」 「ゆ!あのときのれいむ!なんでここにいるのおおおおおおおお!!」 「ありすうううううううう!!たすけてええええええええ!!!」 「まっ・・・まりs」 「ありすううううううう!!ころしてやるうううううう!!」 ありすへの殺してやるという声と助けての声を放つ二匹。 しかしこんな会話を続けているうちにまりさの意識も薄れ掛けていく。 「ゆ゛・・・ゆ゛・・・っ」 と最後の餡子を吐きあっという間に死んでしまった。 「まりさあああああああああああ!!!」 そして、ものをいわなくなった、まりさから針を抜き、視線をありすに向ける。 「ゆっ゛!」 と奪ったすぃーで逃げ出そうとするがしかし、乗る前に刺されてしまった。 「ゆひいっ!」 「にがさないよ・・・」 「たすけてぇ・・・ あとでとかいはなあいをわけてあげるからゆるしてえ・・・」 「ありすもそういってまりさをレイプして殺した・・・ ゆるさないよ。」 「やめてぇ・・・」 とれいむは軽くジャンプしてはベルトに引っ付いた針を上に上げる。 するとありすの体が真っ二つに切れた。 「ゆべえ゛っ!!」 その後ありすはすぐに死んでしまった。 相当の致命傷のようだ。 その後れいむは空を見上げ行った。 「ゆ・・・ゆふふふ・・・・ゆふふふふふふ おちびちゃん。かたきはとったよ、だからゆっくりしていってね。」 これで復讐は果たせた。 これでよかったのだ。 帰ったら何をしてゆっくりすごそう。 「ゆふふふふ・・・ゆふふふふ・・・」 という不適な笑い声を上げ森の奥へと去っていった。自分の帰るべき家とは反対方向に。 その後、そのれいむはよるまで笑い続け。 れみりゃに餡子を吸われ、家族の元へ向かったとか。 あとがき 今回はリベンジものに挑戦したが後半からグダグダに でもそんなベルトを巻きつけられてよくしゃべれるななんて書いてるときに思ってた。 手かそんなベルトあるの? byさすらいの名無し 過去作品 いじめ系2850 ゆっくり油火踊り祭 いじめ小ネタ545 ゆっくりボール いじめ小ネタ546 ゆっくり太郎 いじめ小ネタ553 ゆっくりできない川さん このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2433.html
ゆっくりをハサミで切るだけの話 18KB 虐待-普通 ギャグ 理不尽 飾り 親子喧嘩 夫婦喧嘩 ツガイ 野良ゆ 赤子・子供 現代 勢いで作成したので許して下さい。 ・題名のとおりです。 ・登場する人間が少し変です。 ・俺設定あり。 天然あき 自分で言うのも何だが私は何処にでもいる変わりばえのない人付き合いの苦手な平々凡々な女性だ。 だが一つ人と違う特徴というか嗜好がある。 それは昔からハサミで何かを切るのが好きだった。 だから切り絵とかが好きだった。 だが私は作品を作るのが好きなのではない。ただハサミで切りたいだけなのだ。 シャキンと切る際の音と手応えが私は好きだった。 だから私はシ●ーハンズやクロック●ワーのシ●ーマンのような奴等とは違う。 彼等の殺し方は“刺す”であって私のように“切る”ではない。 第三者からすれば大差ないかもしれないが私には重要な事なのだ。 だから私はハサミは切る為にしか用いない。 あんなものはハサミに対する侮辱なのだから。 その事を留意していただきたい。 私は世間では異常者の部類に入るだろう。 子供の頃友達と美容師ごっこをして数少ない友達を丸坊主にしてしまった事もある。 彼の従姉妹にその後病院送りにされたがあれはあれでいい思い出だ。 彼が周囲に言い触らさず、笑って許してくれたから私の周囲に変化はなかったがあれ以来私の切りたい欲求は人の持っていない特殊なものだと理解した。 その衝動に耐えられない私には美容師等になれる訳がない。 趣味は趣味のままで終わらせるべきなのだ。 私は紙も布も髪も思う存分切りたい。 だが人間の髪を切り続けていれば問題になる。 自分の髪も限界がある。 紙を切っても布を切ってもそれはそれで満足がいくのだが私はいろいろなものが切りたい。 だから私は人とは違い、されど他の生物よりも人に近い存在を標的に選んだ。 それがゆっくりだった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!」 「ゆふ~ん、おちびちゃんたちとってもゆっくりしてるよおおおお!!!」 「さすがまりさのおちびちゃんなんだぜ!!!」 「さしゅぎゃわぎゃやのあいどりゅなんだじぇ!!!」 私の手元には元野良のゆっくりまりさとゆっくりれいむのつがいとその子供三匹がいた。 彼等は私が遊ぶ為に拾われた玩具だ。 彼等は三日程餌を与えてやるとこちらを奴隷扱いしだして二匹いれば勝手に増えてもくれるから楽でいい。 私は別に彼等には塵芥程に興味がない。 彼等が私を奴隷としか見ないように私も彼等を布等と同じ消耗品という考えしかないのだから…。 「ゆ!ばばあがやっちぇきちゃよ!!」 赤まりさが私に気付いたようだ。いやゆっくりの反応なんて別にどうでもいい。 私はただ“切りたい”だけだ。 そこに主義主張も道徳観念も何の意味はない。 「ゆゆ…なんだかどれいのようすがへんなんだぜ?」 親まりさが私が興奮しているのに気付いたようだ。 だがそれがどうした。そんなのはどうでもいい。 早く切りたい切りたい切りたい切りたい切りたい切りたい切りたい細切れにしたい、みじん切りにしたい短冊切りにしたいぶつ切りにしたいとにかく切りたい!!! 「ゆゆう、きっちょまりしゃのきゃわいしゃにめりょめりょになっちゃんだよ!!」 「ゆ、そうなのかだぜ!?どれいにしてはなかなかみるめがあるんだぜ!!!」 「でもおちびちゃんをただみしようだなんてずうずうしいよ!!みのほどをしってね!!!」 ああ…五月蝿い。 私が聞きたいのはお前達の声じゃない…ハサミの切る音だ…。 「どりぇいはしゃっしゃとあみゃあみゃもっちぇきょい!!」 赤れいむが私に喚く。 丁度いい、こいつからにしよう。 そう考えた私は右手にハサミを持ち、左手で赤れいむを摘む。 「はなちぇくちょばばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 何やら赤れいむが騒いでいるが関係ない。私はただ切るだけだ。 まずは髪を切るのに邪魔なリボンからだ。 シャキン、と小気味いい音がして赤れいむのリボンにハサミが入り、髪とリボンの繋がってる部分が切られてポトリとリボンが床に落ちた。 「ゆ?」 赤れいむは何が起きたかわからなかったようだ。 だが家族の表情からただ事じゃない事がわかった。 当然私には赤れいむの反応なんて知ったこっちゃない。赤れいむを一旦解放してやる。 するとどうやらリボンが落ちた事に気付いたらしい。 「ゆんやああああああああああ!!?れいみゅのじょうねづのようにあがいおりびょんざんぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!ゆっぐぢちにゃいでもどっちぇにぇええええ!!?」 泣き叫んでリボンをくわえようと赤れいむはする。 私はリボンを赤れいむよりも速く拾う。 「れいみゅにょまっきゃにゃたいようみちゃいにまびゅしいおりびょんさんにさわりゅなあ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 何か叫んでいるが気にしない。 私は赤れいむのリボンを迷う事なく切り刻む。 「ゆんやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 「なにじべるんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!?」 「おちびちゃんのれいむぞっぐりなぎれいなおりぼんがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 どうやら随分と元気に騒いでいるようだ。 だが私の耳にはそんな意味のない雑音なんて入らない。 私に届くのはリボンの切れる感触とその音色のみ。 それは私を至福に導き恍惚とさせる。この瞬間の為だけに生きているとさえ思える。 「やべろお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 「おぢびじゃんのりぼんをごわずぐぞどれいはゆっぐりじないでごろじでやぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」 足元に何かぶつかってくる感触がするがそんなのはどうでもいい。 私は今幸福を満喫してるんだ、邪魔をしないでほしい。 「ゆあ゛…あ゛あ゛…」 パラパラと細かく刻まれていくリボンを呆然と見つめる赤れいむ。 「やぜがまんじないでざっざどじべえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 「どうじでやべないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!?」 リボンを細かく刻み終えると親ゆっくり達が私に体当たりしていたのに気付いた。 君達は後だから隅でひっそりとしてもらいたいのだが…。 「れいみゅの…りびょん…」 赤れいむがリボンを切られたショックで茫然自失となっている。 私はあまりゆっくりには詳しくないが飾りを大事なものと認識するのと中身が漏れない限りは中々死ねないという事位は知っている。 だがそんなのはどうでもいい。もっと切らせろ。 「ゆぴ?おしょらをとんじぇ…」 私は親ゆっくりの攻撃のつもりであろう体当たりを一切合切無視して赤れいむを摘む。 最初は喜んでいたが一拍おいて、 「はなしちぇええええええええええ!!?」と叫び出した。 「なにずるんだぜ!!?はやぐおちびじゃんをはなずんだぜ!!!」 「やべろお゛お゛!!!ぎだないででおちびじゃんざわるな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 五月蝿いな、ただ切るだけだよ…死ぬまでね。 私はまず赤れいむの黒髪から切っていく事にする。 チョキンチョキンと細かく鳴り響く音色にうっとりしながら赤れいむの髪の毛を切っていく。 「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!? れいびゅのしゃらしゃらへあ゛ーがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 私は一切の例外なく赤れいむの髪の毛を切り刻む。 揉み上げも、前髪も何の例外もなく。 「やじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!? やみぇちぇぐだじゃい゛い゛い゛い゛!!!」 赤れいむが泣き叫ぶが私はお構い無し。 赤れいむの懇願よりも“切る”事の方に重きを置いているのだから当然だ。 そしてこの場には私を止める事の出来るものはいない。 よって出来上がるのは元赤れいむのはげ饅頭。 「まりしゃのいみょうちょぎゃ…」 姉妹達もその光景に絶句しているようだ。 家族が見るも無残なはげ饅頭になったショックは大きいようだ。 だが私にはどうでもいい。 「ゆ…ぼうやべで…」 もう涙を流して懇願するしか出来ないはげ饅頭に私はチョキンと薄皮一枚残るようにはげ饅頭の一部を切り取った。 「ゆぴょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 髪の毛でもリボンでもない自分の身体を切られた痛みに絶叫を上げる赤れいむ。 だが私は間髪入れずハサミで別の部位の薄皮を切る。 「ひゅぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 更に切る。 「こびい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 もっと切る。 「ゆごお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 まだまだ切る。 「きょおおおおおおおおおおおおおおおお!!?」 もういっちょおまけに切る。 「ゆぎょおおおおおおおおおおおおおおお!!?」 更に駄目押しに切る。 「ぷるぴゃああああああああああああああ!!?」 何度も何度もつまむように餡子が漏れないように薄皮一枚だけ残るように赤れいむの身体を切っていく。 うっかりここで切りすぎるとすぐに中身の餡子が漏れてしまうのが問題だ。 だが私はハサミの扱いには自信がある。 そうならないようにする境目は手にとるように簡単に理解できる。 「おちびじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛んんん!!?」 「やべるんだぜ!!!ぞろぞろやべないどほんぎでごろずんだぜ!!!」 「ゆぎ…きひぃ…!!?」 私の左手の中で痛みに喘ぎ、痙攣するはげ饅頭。正直気持ち悪い。 つくづく私は“切る”事以外興味がないらしい。 ゆっくり虐待には向いていない。そう思いながら私ははげ饅頭の瞼を切り取る。 「こひゅ…!?」 もはや叫び声を上げる気力すら無いのだろう。 切られた際に声を上げるだけだ。 「おねぇしゃんきょわいよぅ…」 「たいじょぶにゃんだぜ…わぎゃやのあいどりゅのしゅえっこまりしゃはまりしゃがまもりゅんだじぇ…」 赤ゆっくり二匹が何やらはげ饅頭を見て呟いている。 どうやら姉妹で片方が片方を守ろうとしているようだ。 そろそろ次のに取り掛かるか…。 そう決めた私は用の無くなったはげ饅頭を床に落とす。 中の餡子は切っても楽しくなかったので切らない。 彼等に求めるのは皮と髪と飾りだけだ。 中身なんて必要ない。 「ゆべ!?」 そんな声を上げてはげ饅頭は薄皮一枚限りとなった身体は落下に耐え切れずべちゃりと潰れてしまう。 「おちびじゃんじっがりじでえ゛え゛え゛え゛!!?」 どう見ても死んでるのにはげ饅頭に駆け寄る二匹。 「だいじょぶなんだぜ!!ぺ~ろぺ~ろすればきっとなおるんだぜ!」 「べ~ろべ~ろ…」 しばらく気付きそうにないのでその隙に私は次の獲物を回収させてもらおう。 自分達の方に私が向かってくるのを理解したの一匹のゆっくり赤まりさがもう一匹の盾になるように前に出た。 「わぎゃやのあいどりゅはまりしゃぎゃまもりゅよ…」 「ゆゆ、きゃっきょいいよおねーしゃん!!」 私に宣言する赤まりさに、赤まりさを讃える赤まりさ。 どうやら姉妹愛とやらみたいだ…。 まあいい、なら仲良く二つ共両方を切り刻んであげるよ。 「きょきょきょっちくりゅなだじぇえええええ!!!」 「ゆあああああああきょわいよおおおおお!!?」 どうやら威勢だけだったようでビビりまくっている。そんな二匹から私は頭に被っている帽子を奪い取る。 堂々と行動しているのに何も対処できないのは彼等らしいと言えばらしいのだが…。 「ゆんやああああああ!!?まりしゃのきゃわいいおぼうしぎゃあああああ!!?」 「かえしちぇね!?ゆっきゅちちにゃいできゃえしちぇね!!」 騒ぐ赤まりさ二匹を尻目にチョキチョキと私は帽子を切断していく。 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 「まりしゃのせきゃいをせっけんすりゅくろきゅかぎゃやくおぼうしぎゃああああああああああ!!?」 パラパラと細切れにされて床に舞い落ちる赤まりさ達の帽子。 「おちびちゃんうごいてね!!ゆっくりしないでうごいてね!!」 「ゆ?なんだかへんなこえがするんだぜ?」 二つの小さな帽子を細切れにし終えた時点で親ゆっくり達が異変に気付いたようだ。 「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 親れいむが悲鳴を上げる。 死んだ我が子に意識を向けている内に悲惨な事が起きたのだからそういう反応になるのは無理もない。 だが、 「おかざりのないゆっくりできないやつがいるんだぜ!!」 親まりさの反応は私には意味がわからなかった。 後になって知った話だったがゆっくりは飾りで互いを識別するらしく、目の前で帽子を奪われない限りは同じゆっくりと認識しないらしい。 今の時点で私はそれを知る由もなかった。 「ゆっくりできないくずはせいっさいするんだぜ!!!」 「ゆんやああああああああ!!!まりしゃのりゅうきょうさきどりにょおびょうじぎゃばあ゛あ゛あ゛!!?」 親まりさはいきなり我が子である赤まりさに体当たりする。 末っ子まりさはそれをまともに受けてしまい転がってしまう。 「ゆぴぃ…いちゃいよ…」 何が起きたかわからず痛みに喘ぐ末っ子まりさ。そんな末っ子まりさに親まりさはのしかかった。 「ゆぎょおおお!!?」 自分の体積の十倍以上の重量が末っ子に牙を剥く。 「なにじでるのばりざあ!!? ぞれはおちびじゃんでじよお゛お゛お゛お゛!!!」 親れいむはそんな親まりさを止めようとしているが元々の能力は親まりさの方があるのか一向に効果がない。 「うるさいんだぜ!!れいむはじゃましないでほしいんだぜ!!!」 「ゆぴいいい!!?」 と跳ね飛ばされて終わりだ。 「やべちぇ…まりしゃはあいどびゅう゛う゛!!?」 するとどうやら親まりさの重圧が限界を迎えたのか末っ子まりさの口から大量の餡子を吐き出した。 「ゆわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛おちびじゃんじっがりじべええ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 親れいむは悲痛な叫びを上げる。 しかし今度は私ではなく親まりさに対してだ。 私はまさか親まりさがそんな暴挙をすると思ってなかったので少し呆然としていた。 「も…ちょ…ゆっぐ…」 私が我に返ったのは末っ子まりさが息絶えた直後だった。 そしてそれと同時に私に沸々と怒りの感情が沸いて来た。 よくも私のを…。 その直後の行動は私らしくないものだった。 「ゆびょご!!?」 思い切り親まりさの顔面に蹴りを放ち、もう一匹の赤まりさを殺そうとしていた親まりさをぶっ飛ばす。 ゴム鞠みたいに吹っ飛んでいく親まりさに目もくれず私は潰れた末っ子まりさの残骸を摘み上げる。 ボロボロとなった末っ子まりさの残骸を気休めとばかりに切り刻む。 怒りに任せた乱雑な切断。気が付いたら跡形もなく細切れになった末っ子まりさ。 切れる部位が無くなってからようやく私は我に返る。 しまった…。感触も音色も聞いたり感じたりするのを忘れてしまった…。 全く勿体ない事をしてしまった…。 後悔先に立たずとはこの事だろう。 仕方ないから私は他のゆっくりを切り刻ませてもらう。 「ゆぴいいいいいいいい!!?」 私と目の合った赤まりさが恐怖する。 私に暴言を吐いたのがまるで嘘のようだ。 おそらくこれから自分がどうなるか想像しているのだろう。 そしてその想像と現実は似たようなものになるだろう。 親まりさは顔面がひしゃげてしばらく行動できそうにない。 赤ゆっくりはさっさと死ぬから優先して切り刻む事にしている私はこの赤まりさを次の標的にした。しかし、 「おちびじゃんはころざぜないよ!!!」 私と赤まりさの間に親れいむが割って入った。 「おきゃあしゃん!!?」 親れいむを見た途端赤まりさの顔が明るくなる。 親まりさがあんな事をした後では親れいむが唯一の希望なのだろう。 「おちびちゃんはおかあさんのおくちにはいってね!!!」 一方親れいむは赤まりさを自分の口の中に避難させる事にしたようだ。 一切の攻撃が通じず、放っておけば子供に危害が加えられるのだから相手にしない方がいいと思うのは妥当だろう。 「ゆん!!これでもうばばあはてをだせないよ!!」 口の中に避難させただけなのに何故か踏ん反り返る親れいむ。 もしかしたら自分は大丈夫だとでも思ってるのだろうか? ただ順序が逆になるだけだというのに…。 流石に親れいむは摘むには重量がありすぎるのでこちらが座って足を用いて固定する。 あまりに自信満々だったのか何の抵抗もなく押さえ付ける事に成功した。 「ゆゆう!!?どうしてうごけないの!!?」 まさかそんな簡単に動けなくされるとは思わなかったと顔で言いながら親れいむは焦る。 「おちびじゃんはれいむがぜっだいにまぼるよ!!!」 何やら悲痛な覚悟らしきものをしたようだ。 だがそんなのどうでもいい。 私は“切る”。それ以外どうでもいい。 私は親れいむのリボンを、髪を切り刻んでいく。 「おちびじゃんは…れいぶが…まぼるよ…」 はげ饅頭にされていく中親れいむはただそれだけを呟き続ける。 母性というものだろうか? 残念ながら子供のいない私には理解できない価値観だ。 あっという間にはげ饅頭が完成する。 「お…ちびじゃんは…れいむがまぼるよ…」 それでも元親れいむは意志を曲げなかった。 だから次は皮の切断を行う事にした。 「ゆ!なにをしようとれいむはおちびちゃんをまもるよ!!!」 私が持ち方を変えたことで元親れいむと私が向き合うようになった為元親れいむがこちらに向けてそんな事を言ってきた。 「だからさっさとあきらめてれいむをもとにもどしてね!!!」 私は喚く元親れいむを無視して切り刻む事にする。 まずは瞼。 「ゆぎい゛い゛!!?」 悲鳴を上げるがぎゅっと歯を食いしばり耐える。 出てくるのは子供ではなく涙だけだった。 ならば次は口の隙間にハサミを入れて頬の部分から横一線になるようにハサミを入れる。 「むごぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」 歯を食いしばり、赤まりさが出ないように必死で激痛に耐える元親れいむ。 じたばだと暴れるがそんなもの何の意味もない。 ハサミが一周するまで何も出来ずに痛みに喘ぐしかない。 左頬から切り始めたハサミが右の頬に辿り着いた辺りで元親れいむが白目を剥いて痙攣し出していた。 私はこれ幸いと皮の部分を掴みひきちぎる。 すると餡子の部分と眼球、上の歯だけ残っている餡子の塊が見えてくる。 とてもキモい。 まぁあんな残骸はどうでもいい。 皮を思う存分切り刻む。 「ゆぎょ…ぺ…」 切り刻んでいる間に元親れいむ、現餡子玉が息絶えていたが皮の細切りに夢中になっていた私は気付きもしなかった。 細切れにしきった辺りで死んでいる事に気付いた私は餡子の中に手を突っ込み中にいた赤まりさを回収する。 「にゃんぢぇちゅきゃまっちぇりゅのおおおおお!!?」 私の手の中で暴れる赤まりさ。赤ゆっくりでは逃げる事は叶わない。 私は邪魔物がいなくなった状況で心赴くまま赤まりさを切り刻む事にした…。 「ゆぎょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆぎい゛い゛…」 最後に生き残った親まりさに家族の残骸を食わせた後思う存分解体した死にかけのまりさを処分しようと庭にあるゆっくり捨て用に掘った穴に放り捨てる。 すると、 「助けてええええええ!!!」 いきなりタンクトップの女性が私の目の前に現れた。 「助けてくれ忍うう!!!」 ああ…あまり認めたくないが彼女は私の友人だ…。 「……………(何があったの?という感じの眼差し)」 「あ、あのバカが俺に下剤入りのジュースを飲ませようと…」 「それはテメエが人の友達にやった事だろうがあ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 するとその後に続くように一人の男性が新たに現れる。 彼も私の友人でこの女性の従兄弟だ。 基本的には善人なのだが彼女相手だといつもこんな感じだ。 「何故ここがわかったあ!!?」 「お前の行動範囲なんざ簡単に予測できるわあ!!!」 そう言いながら彼は苦肉の策で放った拳を掴んで彼女を背負い投げる。 「ぐげ!?」と声を上げて地面に彼女は横たわる。 すると彼は私の方を見て、 「悪い、赤城邪魔したな」 と謝った。 「………………(首を横に振って気にしないでと表現する)」 「そっかならいい。ほら帰るぞ」 「助けて!!このままじゃ俺スカ●ロプレイの餌食にされるうううう!!?」 「誰がするかぁ!!!」 引きずられながら私に助けを求める彼女に彼の怒声が響く。 「………………(笑顔で手を振りさよならを告げる)」 「この薄情者おおおおお!!?」 彼女は引きずられながら去って行った…。 私はそれを見届けた後自宅へとスッキリした顔で戻って行った。 その時には親まりさの事等微塵も記憶に残っていなかった…。 「ゆぎ…たしゅけ…」 「れいみゅは…しんぐ…」 穴の中で最後に残ったが故に死ねなかったゆっくり達が今も尚苦しんでいた。 彼等が新たなゆっくりを呼び、私を楽しませてくれる。 文字通り、私はゆっくりによって常人として生きていけるのだった…。 END あとがき 書いた後に色々と変な方向へ向かっている自分に気付く日曜の昼下がり…。 もうこのまま行けるところまで行ってみようと結論する。 それにしても出て来る人間にまともな奴がいねえ!! どうしてだろう? もういっそ狂人あきに改名でもしようか? それはさておきそれでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。 過去に作ったSS ふたば系ゆっくりいじめ 293 おかざりがないとゆっくりできないよ! ふたば系ゆっくりいじめ 311 きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!! ふたば系ゆっくりいじめ 347 れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 397 大好きだよ ふたば系ゆっくりいじめ 447 おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね! ふたば系ゆっくりいじめ 521 元銀バッジまりさの末路 上 ふたば系ゆっくりいじめ 543 元銀バッジまりさの末路 中 ふたば系ゆっくりいじめ 630 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 上 ふたば系ゆっくりいじめ 631 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 下 ふたば系ゆっくりいじめ 669 おうちのなかでかわれなくてごめんね!! ふたば系ゆっくりいじめ 677 元銀バッジまりさの末路 下 ふたば系ゆっくりいじめ 750 あまあまおいてさっさとでてってね!! ふたば系ゆっくりいじめ 803 雨の日はゆっくり遊ぼう ふたば系ゆっくりいじめ 919 元銀バッジまりさの末路 終の1 ふたば系ゆっくりいじめ 920 元銀バッジまりさの末路 終の2 ふたば系ゆっくりいじめ 949 切断マジック(?) ふたば系ゆっくりいじめ 977 ゆっくり祭『どんど焼き』 ふたば系ゆっくりいじめ 1012 すないぱーうどんげ養成所の最終試験 その1 ふたば系ゆっくりいじめ 1033 すないぱーうどんげ養成所の最終試験 その2 ふたば系ゆっくりいじめ 1056 犬小屋と殺虫剤 ふたば系ゆっくりいじめ 1084 あみゃあみゃもっちぇきょいくちょじじい!! 天然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る このシリーズに出てくる人たちはいちいち愉快だなwww -- 2011-10-27 23 10 46 とくしゅせいへきなへんたいさんたちにとって、ゆっくりはすくいのかみなんだね! じぶんにとってもすくいのかみです。 つまり、いいぞ、もっとやれ、 -- 2010-12-23 22 31 45
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1173.html
やぁ。ぼくは虐待お兄さん。みんな元気にいじめてるかなー? 自分で虐待お兄さんって呼ぶのは変だって?まぁそれはさて置き。 新たないじめグッズを探そうと香霖堂に出掛けた帰り。 「「「ゆっく「ゆっくりしていってね!!!!!」 「「「「「ゆ゛っ!!!」」」」」 我が家の扉をくぐると、案の定玄関兼トラップに饅頭どもが掛かっていた。 玄関には鍵がかかってないが、その奥は流石に荒されると困るので鍵をかけてある。 バスケットボール大のゆっくりまりさとれいむが1匹ずつ、 加えて二まわり小さいまりさが4匹、れいむが3匹。親子だろう。 「ここはれいむのおうちだよ!!!ゆっくりできないおにいさんはとっととでていってね!!!ぷんぷん!!!」 「「「「「「「でていっちぇね!!!ゆっくちちにゃいででていっちぇね!!!ぷんぷん!!!」」」」」」」 ぼくに挨拶を遮られてお怒りになったようで、頭から湯気を上げている。おお、こわいこわい。 「ここはお兄さんのおうちだよ。ばかなれいむは早く出て行ってね!!!」 「ゆ?ばかなのはおにいさんのほうだよ!!! だれもいなかったかられいむのおうちだよ!!!」 「そうだぜ!!!ここはまりさのおうちだぜ!!! ばかなおにいさんはゆっくりでていけだぜ!!!」 まずは定石通りの挨拶から。この後のお仕置きを心待ちにして笑顔で受け答え。 「ゆー!おきゃあしゃんまりしゃおなかしゅいたよー!!!」 「れいみゅもれいみゅもー!!!」 「ゆゆ?おにいさんははやくまりさたちにごはんをもってくるんだぜ!!! それができないならとっととでてくだぜ!!!」 「はいはいゆっくり待っててね。」 ぼくはちょうど生ゴミとして出そうと思っていたくず野菜を取り出した。腐ってはいない。 但しその中にはゆっくり用利尿剤を仕込ませてある。 「はーい注目ー!これからお兄さんがごはんをあげるから、良い子はゆっくり並んでまっててね!!!」 「「「「「「「ゆゆー!!!」」」」」」」 子供達は我先にと集まってくる。だが・・・ 「「「ゆ゛あ゛ああぁぁぁああ!!」」」 「「ゆべじ!!!」」 「まずはまりさからなんだぜ!!!ちびたちはゆっくりまっててね!!!」 「「「いぢゃいよ!!!どぼじでごんにゃごどじゅるにょぉおおお!!!」」」 「ちびちゃんにな゛に゛す゛る゛ぼぉおおおおおおおぉぉおお!!!」 後から突撃してきた親まりさに敢え無くすっ飛ばされる。 親れいむは我が子が傷つく様子を見てゆーゆーと涙を流しているが何もしない。 おお、あわれあわれ。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー♪」 親まりさは我が子や伴侶の様子も目に入らず、満面の笑みを浮かべている。 「ゆゆっ!まりさゆっくりちーちーしたくなってきたよ!!! おにいさんはあっちむいててね!!! 饅頭にも羞恥心ってあるんだね。感心しているとまりさは体を後ろに傾け・・・ 「はーい、お兄さんの言うこと聞けなかったまりさはお仕置きだよー!!!」 「ゆゆゆ?なにいってるのぜ???」 「いい子は並んで待っててって言ったよね?聞いてないの?ばかなの?」 「は、はなせだぜえええええええええ!!! はずかしい!!!みないで!!!あっちむけだぜ!!!」 まりさの頭を帽子ごと鷲掴みにして、家族の前に突き出した。 「れいむ、れいむううううううう!!!まりさをゆっくりたすけるんだぜえええ!!!」 当の家族達はと言うと、 「「「「「「「むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇー♪」」」」」」」 「むーしゃ、ゆっくりできないまりさはむーしゃ、おにいさんにおしおきされててね!!!しあわせー♪」 当然の結果であるが、 「でいぶどぼじでえ゛え゛え゛えええぇぇぇえええぇぇええ!!!」 まりさは見捨てられた失望から哀れな悲鳴を上げている。 ぼくは懐から鉛筆を取り出し、まりさの顎の下を至近距離で見つめていた。 「や゛め゛でえ゛え゛ええええええ!!!までぃざのぢーぢーみ゛な゛い゛でぇぇええええ!!! でちゃう゛!!!でぢゃう゛う゛うううぅぅううううう!!!」 ちょろちょろちょろ・・・ 「ゆ・・・ きーもちーちー・・・」 まりさの顎から一筋の水流が流れだした。 「はーい、それじゃお仕置きだよー!ゆっくり反省してね!!!」 「ゆ゛、ゆ゛があ゛あ゛ぁぁああああああああああああ!!!」 ぼくはその水源目がけて鉛筆を突き立てる。 「ぢーぢーでな゛い゛、でな゛い゛ぼお゛お゛ぉぉおおおおおおおぉぉおおお!!!」 更にその鉛筆でゆっくりと内部を掻き回していく。 「ゆ゛がっ、ゆ゛っぎゃああああ、ゆ゛がっ、ゆ゛がっ、ゆ゛っぎゃあ゛あ゛ぁぁあああああぁぁあああ!!!」 まりさはぼくの指の動きに合わせて悲鳴を上げている。 「ゆゆっ!まりさがくるしがってるよ!!!おにーさんはとっととまりさをはなしてね!!!」 「「「「「「「やめてあげちぇね!!!おきゃーしゃんをはなちて!!!」」」」」」」 「お仕置きだから仕方が無いんだよ。ゆっくり理解してね!!!」 「ゆゆー!ゆっくりわかったよ!!!まりさはゆっくりはんせいしていってね!!!」 「「「「「ゆっくちはんしぇえちていっちぇね!!!」」」」」 「で、でい゛ぶひどい゛だぜ、ゆ゛っぎゃあ゛あ゛あああぁぁあああああ!!!」 「ゆゆっ!れいむもゆっくりちーちーしたくなってきたよ!!!」 「まりしゃもちーちーしちゃくなっちぇきたよ!!!」 「まりしゃも、まりしゃもー!!!」 「れいみゅもちーちーすりゅー!!!」 「ゆゆっ?れいむたちはちーちーするからゆっくりおにいさんはあっちむいててね!!!」 「「「「「「「「みにゃいでにぇ!!!あっちむいちぇちぇね!!!」」」」」」」」 「ところでみんな、ここは誰のおうちかなー?」 「ゆ?なにいってんの?ここはれいむのおうちだよ?ばかなの???」 「「「「「「「ばきゃなにょ???」」」」」」」 「残念でしたー!ここはお兄さんのお家だよ!!! ばかなれいむと釣られたちびちゃんたちはゆっくりお仕置きだよ!!!」 「ゆっ、ゆ゛あ゛あああぁぁああああああ!!!」 「おきゃあしゃん、ゆ゛ぎゃぁああああああああ!!!」 「ゆ゛っぐじじだいよぉお゛お゛おおおおおお!!!」 「たじゅげで!!!おぎゃあじゃんだじゅげでえええええ!!!」 ぼくはれいむとちび饅頭どもにも残らず鉛筆を挿入すると、 まりさも含めて鉛筆を中心に向けて円陣に配した。 更に中央には携帯電話の1個を置いてガムテープで鉛筆を固定する。 「「「「「「「「「ゆ゛ゆ゛っ!!!ゆ゛うううぅぅううう゛う゛うううぅぅうう!!!」」」」」」」」」 痛さと、尿が出ない苦しさからゆっくり達はゆーゆーと涙を流している。 鉛筆が刺さるは足の付近であるため、逃げだそうとすると激痛が走る。動けない。 「はーい、もう1回聞くよー!ここは誰のおうちかなぁ?」 「こ、ここはまりさのおうちだぜ!!! ヴィーン、ヴィーン、ヴィーン、ヴィーン 「「「「「「「「「ゆ゛あ゛ぁぁっ、ゆ゛あ゛ぁぁっ、ゆ゛あ゛ぁぁっ」」」」」」」」」 もう一方の携帯電話を操作して中心部の携帯電話を振動させる。 饅頭どもはそれに合わせて悲鳴を上げ、顔を歪める。 香霖堂のにーちゃんによるとばいぶれーしょんって言うものらしい。 「「「ゆ゛、ゆ゛ぅうう・・・」」」 振動を止めてゆっくり達に語りかける。 「言い忘れてたけど、一人でも間違ったらみんなお仕置きだよ!ゆっくり理解してね!」 「なにいってるのまりさ!!!ばかなの?ここはれいむのおうちにきまって・・・ 「はーいまた不正解! みんなお仕置きーー!!!」 ヴィーン、ヴィーン、ヴィーーーーーーン 「「「「「「「「「ゆ゙あ゙っ、ゆ゙ぎゃっ、ゆ゙あ゙あ゙ぁぁぁあああああ!!!」」」」」」」」」 「誰か一人でも正解できたらみんな放してあげるよ!ゆっくりがんばってね!!」 「「「ゆ゛・・・・ゆ゛ううぅぅううん・・・」」」 「早くしないとお仕置きだよ、ゆっくりしないでね答えてね!さん、に、いち!」 ヴィヴィヴィ、ヴィヴィヴィ、ヴィヴィヴィ・・・ 「「「「「「「「「ゆあ゙っゆあ゙っゆあ゛っ! ゆあ゙っゆあ゙っゆあ゙っ!・・・」」」」」」」」」 「ゆっゆっゆっゆっゆっ・・・」 振動が止んでも一匹の子まりさの鳴き声が止まらない。 「ゆーんれいみゅう♪」 「どうちたにょまりしゃ?」 「なんかまりしゃしゅっきりしたくなっちぇきたよ! ゆっゆっゆっゆっ♪」 「や゛、や゛べでぇぇえええええ! しゅっきりしたらゆっくちできにゃああああい!!!」 「お仕置き中にすっきりしたがるまりさちゃんはお仕置きだよ、みんなもだけどね。ゆっくり理解してね!!!」 ヴィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン 「「「「「「「「「ゆ゛っぎゃあ゙あ゙あああぁぁぁあああああああああああ!!!」」」」」」」」」 「「「「ま゛り゛じゃのへんちゃい!!!しきじょおまぁあああ!!!」」」」 「ぢょぼじでぞん゛な゛ごどい゛う゛の゛ぼぉおおおおおおおお!!!」 難しい言葉知ってるんですね。おお、すごいすごい。 「「「「「ゆぅ・・・ ゆぅ・・・ ゆぅ・・・」」」」」 さすがに疲れてきたようで、静かな息を湛えている。 「はやくおうちかえりちゃいよー・・・」 「なにいってるの・・・ここはれいむの「ここはおにいさんのおうちだぜ!!!ゆっくりはなしてくれだぜ!!!」 間一髪、まりさの機転だった。本心かどうかはわからない。 「はーい正解!約束どおりみんな放してあげるね!!!」 「「「「「ゆっ!ゆゆーーーーーーーーん!!!」」」」」 久々に饅頭どもに笑顔が戻る。 「ゆゆっ、せいかいしたんだからゆっくりれいむたちからぼっこをぬいてね!!!」 「正解したのはまりさだけどね。お兄さんは放してあげるとは言ったけど棒を抜くとは言ってないよ。ばかなの?」 「「「「「「「「「ゆっ!!!ゆ゛あ゛あ゛ぁぁあああああああぁぁぁあああぁぁあ・・・」」」」」」」」」 饅頭どもは再び絶望に満ちた表情に戻り、ゆーゆーと涙を流している。 「ところでれいむ?ちーちーしたくないのかい?」 「ゆゆっ?れいむゆっくりちーちーするよ・・・ ゆ゛がっ!!!い゛だい゛い゛ぃぃいいいいいい!!!」 「「「「「「「ぢーぢーでにゃいよぼぉおおおおおおお!!!」」」」」」」 「お゛、お゛に゛い゛ざんはゆっぐじま゛り゛ざにぢーぢーさせるだぜええええええ!!!」 「何度言わせるかなぁ、お兄さんは君達のちーちーまで責任取れないよ。ゆっくり理解してね!」 「「「「「「「ゆ゛っ!ゆ゛っ!ゆ゛っ!ゆ゛っ!ゆ゛っ!」」」」」」」 饅頭達は増大する尿意、痛みを堪えて懸命に抜け出そうとしているがもちろん簡単にはいかない。 「ゆゆっ・・・やっと抜け出せたぜ・・・ちょろちょろちょろ・・・」 30分後、親まりさが漸く鉛筆から抜け出した。疲れ果てながらも尿道からどぼどぼと水浸しの餡子を垂らしている。 「はいっ、まりさはゆっくり掃除してね!」 「ゆゆっ、なんなのぜ?」 「ここはお兄さんのお家だから、汚いちーちーまみれの餡子を垂らしたまりさは責任とって掃除していってね!!! きれいに掃除できたらみんなのぼっこ抜いてあげてもいいよ!!」 「ゆ・・・・まりさのちーちーきたなくないも・・・・・・」 「まりさはがんばってれいむたちをたすけてね!!!」 「「「「「「「たしゅけちぇね!!!」」」」」」」 「も、もうこりごりだ・・・まりさはさきにかえるだぜ・・・」 「ど、どぼじでぞんな゛ごどい゛う゛の゛ぉおおおおおおぉおおお!!!」 「「「「「「「お゛ぎゃあじゃん゛の゛ひとでな゛ち゛ぃいいいいい!!!」」」」」」」 そう言ってまりさはとぼとぼと歩きだし・・・ すぽっ!! まりさの帽子が取り上げられる。 「助けを求める家族を見捨てるまりさは悪い子だね!!!ゆっくり家族を助けていってね!!!」 「までぃざの、までぃざのぼおじぃいいいいいぃいいいいい!!!」 餡子を垂らしながらぴょんぴょん飛び跳ねる。なんだまだ元気あるじゃん。 「自分の汚したところきれいに食べていってね!!!さもないと帽子返してあげないよ? ゆっくり理解していってね!!!」 「ゆ゛・・・ゆ゛ぅ・・・」 「ぺーろ、ぺーろ、まずまずー・・・」 「あれ?まりさ?さっきまりさのちーちーきたなくないもって言ってたよね?」 「ゆ゛・・・ゆ゛ぐぅ・・・・・」 「あとそっちもまだ汚れてるからゆっくりぺろぺろしていってね!!!」 「ゆ゛・・・・・も゛う゛い゛やだお゛う゛ぢがえ゛り゛だい゛ぃぃいいいい!!!」 「まりさはゆっくりしないではやくれいむたちをたすけてね!!!ぷんぷん!!!」 「おきゃーしゃんがんばっちぇー!!!」 「ゆ゛・・・ゆ゛う゛う゛う・・・・・」 「はーいまりさちゃん御苦労様!それじゃみんなゆっくり助けるよー!」 約束は約束。すんなり助けてやることにする。 「「「「「「「「ゆゆっ!ゆっくちちーちーできるよ!!!」」」」」」」」 「ちょろろろろろ、しあわせー♪」 「「「「「「「「「ぷりゅぷりゅりゅ、ちあわちぇー♪」」」」」」」」 辺りに餡子まみれの小便を撒き散らす。 「あれ・・・? まりさのぼうしどこ?どこなの?」 親まりさはきょろきょろと辺りを見回す。 「あーあ、また汚れちゃったね・・・きれいにしないと。おっとこんなところに雑巾があるぞ?」 「ゆ゛ーっ!!!ま゙り゙ざの゛ぼおじでなにずるの゛!!!お゛に゛い゛ざんはゆ゛っぐじやべでね!!!」 「「「「「おきゃーしゃんをいじめにゃいで!!!やめちぇあげちぇね!!!」」」」」 ふきふきふきふき っと。 「ばりざのぼおじ、ばりざのぼおじいいいいい!!!」 「どうぞ、返してあげる♪」 「ゆ゛ゆっ!!!ゆ゛ぎゃあ゛ぁぁあああああばでぃざの゛がわ゛い゛い゛ぼう゛じがぁぁぁあああああ!!!」 餡子まみれの小便まみれ。甘い中にも鼻を突くような香りがする。 「ゆゆっ?まりさのぼうしくさくてきたないよ!!!ゆっくりあっちいってね!!!」 「ど、どぼじでぞん゛な゛ごどい゛う゛のぼぉぉおおおおおおぉぉぉおおおお!!!」 「はーいれいむちゃん、頑張ってくれたまりさちゃんに何てこと言うのかなぁ?」 「ゆゆっ?ぼうしのくさいまりさとはゆっくりできないよ!!!」 「帽子なんかで判断しちゃうの?そんな人で無しはゆっくり反省してね!!!」 「ゆ゙べじ!でいぶのお゛り゛ぼん゛がえ゛じでぇぇええええぇぇええええ!!!」 れいむの頭を右足で踏みつけ、素早くリボンを奪い取る。 「や゙め゙でぇえ゙え゙ええぇぇえええぇえぇええ!!!でい゙ぶのお゙り゙ぼん゙でな゙に゙ずる゙ぼぉぉおおぉぉおおおお!!!」 「あーあ、また汚れちゃったなぁ。ふきふきふきふきっと。」 丹念に、床全体を仕上げていく。 「でいぶのだいじな、だいじなおぢぼんがえじでええぇぇええぇぇえ!!!」 ついでにまりさやちび達の傷口も拭いてあげる。 「きれいにしてあげる♪」 「ゆ゛ぁっ・・・ゆ゛ぐう・・・」 「おきゃーしゃんのおぢぼん・・・やわらきゃくてきもちいよ・・・」 「はい、とかいはなこーでねーとにしてあげたよー♪」 「ゆ゛あ゛っ!でい゛ぶの゛ずでぎな゛お゛ぢぼん゛がぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁあ゛あああああ!!!」 びちゃびちゃかつリボン全体にカビが生えたかのごとく餡子まみれになった。おお、ひどいひどい。 「でいぶのおぢぼん、ゆっぐじぎれいにじでね!!!ゆっぐじぎれいにじでね!!!」 「おにいしゃんはゆっくちおきゃーしゃんのおりぼんをなおちてあげてにぇ!!!」 「お兄さんが折角こーでねーとしてあげたんだから、遠慮はいらないんだよ?」 全身を震わせ嫌がるれいむを両足で押さえつけしっかりと括りつける。 「「「「おきゃーしゃんいやがってるよ!!!やめちぇあげちぇ!!!」」」」 「やべでね!!!ゆっぐじやべでね!!! ぞんなぐざいのでいぶのおぢぼんじゃないぼおおぉぉおおおぉおおお!!!」 「はーいみんな御苦労様。ここはお兄さんのお家だよ。家族を見捨てちゃだめだよ。 帽子で人を判断しないでね。理解できたらゆっくり帰ってね!!!」 「でいぶわるくないぼおおおお!!!まりざがさいしょに・・・」 「まりさのせいじゃないも・・・」 どかっ 「ゆ゛がっ!!いだいのぜ!!!」 どかっ 「でいぶの゛ずでぎな゛がみ゛がぁぁあああぁぁあ!!!」 どかっ 「おきゃーしゃんをいぢめにゃいで!!!ゆわあああああん!!!」 「まりじゃはわるぐだいよ!!!ゆぎゃあああ!!!」 「おぎゃあじゃんのおぢぼんなおぢであげで!!!ゆびぇっ!!!」 「ゆぎゃ!!!どぼぢでごんにゃごどじゅりゅにょ!!!」 饅頭を一個一個、死なない程度の力で残らず蹴り出した。 だけどこれでは終われないよ。ぼくは虐待お兄さん。寺子屋の先生とは違う。 夕闇が近づく草原の中、満身創痍ながら我が家に向かう饅頭の後をゆっくりと付けていった。 つづくかも?と宣言していましたが収拾つかなくなりそうです。 続くとしたら少し違う話になると思います。 by まりさつむりの人 他に書いたもの 白玉楼系5 みょんとの出会い アリス系16 アリスのゆっくり水爆弾 ゆっくりいじめ系1293 ゆっくり昆虫型出産 ゆっくりいじめ系1024 嘘つき少女の悲劇 ゆっくりいじめ系932 愛しのありす ゆっくりいじめ系800 まりさつむりの記憶 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/57.html
なか 3KB 人間の赤ん坊が生れ落ちたその瞬間に泣き叫ぶのは しあわせに満たされた母胎から排出された事を嘆いているのだという 悲観的なんだか変態チックなんだか良くわからない説がある。 「なぁれいむ、おなかの中の赤ちゃんってゆっくりしてるのか?」 「ゆゆっ!あたりまえだよ!!」 れいむに曰く、おなかの中の赤ちゃんは 母胎を務める母ゆっくりの幸せな記憶や知識を見ながら とてもとてもゆっくりしている、と言うことらしい。 「れいむ、お外とお前のお腹の中、どっちが赤ちゃんにとってゆっくり出来るんだ?」 「ゆゆっ!それはもちろん…」 …………… ………… ……… …… … ゆ~っくり~ゆっくりーー♪ 「今日も精が出るな、れいむ」 「おにいさんっ!おはよう!」 元気良く歌いながら、れいむは日課の運動を再開する。 番のまりさが急逝してから、れいむの心の拠り所になったのが れいむの下腹部を膨らませる赤ん坊の存在だった。 「ゆっゆっゆ!!」 溌剌とした表情で砂糖水の汗をかきながら何度も何度も熱心に繰り返す。 れいむがこの運動を始めてもう1年が過ぎようとしている。 正直れいむは利口なゆっくりではない。 生まれた時から根気や謙虚さはあまり持ち合わせない仔だったのだが 一年前から一日も休まず、眠るか何かを食べている時意外はもうずっと ?膨らんだ下腹部を庭の煉瓦に叩きつけ続けている" 「赤ちゃんまだ死なないかー」 「ゆん…れいむのなかでゆっくりしすぎだよ!」 ゆっくりしないでね!しんでね! ゆっくりらしからぬ事を口にしながら…いや、これが真実ゆっくりらしい姿なのかもしれないな。 ともあれ、れいむの運動は非常に原始的な堕胎行為だ。 発端は俺の質問に対するれいむの返答 「あかちゃんにきいてみないとわからないよ!」 その時れいむは幸せそうに目を閉じて、胎内の赤ちゃんに心で語りかけて 『赤ちゃんの声』とやらを聞いたらしい。 曰く、世界で一番ゆっくり出来るのはれいむのお腹の中であるらしく 回り全部があまあまで覆われ、本当に何もせずに居るだけで、とってもゆっくり出来るのだという。 最初俺はれいむが適当こいているのだと思ったのだが その会話の後、一月経っても二月経っても胎内の赤ちゃんは産まれて来ようとしなかった。 最初は『れいむのあかちゃんとってもゆっくりしてるよ~』などと余裕だったれいむも次第に苛立ち始め 終いには怒って壁に体当たりを始めたのだ。 『そんなにゆっくりできるところならひとりじめしないでおかあさんもゆっくりさせてね!!』 最初はその突拍子もない発言に驚いたが つまりは、まりさを失って均衡を喪いかけたれいむの精神が最後に縋った拠り所である 自分をゆっくりさせてくれる筈の赤ちゃんが、自分だけゆっくりしているという状況に 我慢が限界を迎えたらしい。 俺はれいむを諭したが、れいむは赤ちゃんを殺してお腹でゆっくりすると言って聞かず 面倒になった俺は、やるなら庭でやれとだけ命じて 快諾したれいむをここ一年放置しているという訳だ。 生活の殆んどを庭のゆっくり小屋でする様になったれいむは最早ペットではない。 ペットとしてのゆっくりなら、れいむが産んだとても賢いまりさを家で飼っているので事足りている。 「それじゃ散歩行ってくるから、がんばって赤ちゃん殺せよ。」 「わかったよ!いってらっしゃい!!」 「……」 その姿を暗く沈んだ目で見つめるまりさを、帽子に通したリードで曳いて散歩に出かける このまりさの良い所は、自己主張を一切しないところだ。 狂った母の産道から母が眠っている間に排泄するようにひりだされているのを俺が偶然見つけて 自分が既に生まれたことにも気づかず凶行を繰り返す母の姿を見続けたせいかも知れない 少しかわいそうで、それに倍する程愉快だ。 あぁ、一個だけコイツがわがままを言ったっけ。 『こどもをうめないようにしてください』と言ったんだ。 と言うわけでまりさの性器は既に去勢済み、元々そこに凸も凹も無かった様に蓋がされている。 近いうち、発注しているまむまむを移植してやろうと思う LLサイズの特注品だ、赤ちゃんプレイ用とかいう規格で 栓をしないと日常生活も送れないほど巨大な穴だが 成体ゆっくりくらいなら余裕で入る事ができるそうだ。 「お母さんとゆっくり出来るようになるといいな」 「………うん」 珍しく返事をするまりさ、かわいいなぁ まりさがこの世に排泄されてから、もうすぐ一年 誕生日プレゼントと言うわけではないが…喜んでくれるだろうか? by古本屋 杭なら直接的な虐待になるのですけど 栓というのは難しかったです。 またやっつけぎみ。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る スカルファックかwww -- 2011-03-09 22 16 00 母親を入れてやるんですね。 分かります。 -- 2010-08-24 15 19 26 いいねぇ ぶっ飛んでるぜ -- 2010-07-31 16 09 29
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/
ふたば系のゆっくりSS保管庫だよ! ゆっくりしていってね! いじめが多いけど、愛で 虐待 ギャグ カオスなんでも保管しちゃうよ! ここは保管餡庫の保管庫という感じです。もっと探しやすく読みやすくなればなーとの思いから作られました ここは来るモノは拒まずのヤリまむ精神でなんでも保管しちゃうので、時々トンデモな作品もあると思うけどそこは自己責任でよろしくね! 餡娘ちゃんの所ではされていない挿絵保存もとりあえずやってみました。賛否両論なご意見お待ちしてます 【お知らせ】 ★★ゆっくりスレが『JUN』から『二次元グロ裏』に移転しました★★ ※虹覧では隠し板になっている為、一度『IMG』・『DAT』に移動すると『グロ裏』が現れます 【更新履歴】 10/08/02 20作品を保管 09/10/27 Wiki公開。09/10/19までの作品を保管完了 【当サイトの作品について】 実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません 犯罪を教唆するものではありません 当サイト内の創作物の文章・画像などを無断改編、複写、複製、転載、公開するのは固く禁じさせていただきます 必ず個人趣味範囲内でのご利用をお願い致します 【免責事項】 当サイトのご利用によって、あなたにいかなるトラブルが発生しても 当方は一切責任をおいません ご利用は自己責任において行って下さい 【叱咤激励提案報告とか色々】 お名前 おコメント すべてのコメントを見る まりさつむりゆっくりにっきに出てこないかな? -- (鬼威惨のリーダー) 2021-11-23 16 57 46 ここの小説ほんとに面白いのばかりでいつも使わせて頂いてますー!これからも使うと思うので是非よろしくお願いします ((○| ̄|_ -- (ゆゆゆ!ゆっくりしていってねー) 2021-09-26 07 47 31 ゆ虐するやつ 消えろ わかるだろ 虐待されたゆっくりを見て可哀想だとも思わないのかよ ふざけるな なぜ貴方たちはゆっくりを虐待する! なぜ貴方たちはゆっくりを守ろうとしない! -- (は?) 2021-09-24 20 29 07 ゆっくり虐める人しんでくれ -- (ゆ虐派皆殺しにしてぇ...) 2021-09-24 19 25 04 ゆっくりの意思尊重してあげたら?何で赤ゆっくりは焼かれるの? 新しい命踏みつけにしてあなたは楽しいの? -- (シークレット) 2021-09-22 18 27 40 ゆゆっ -- (名無しさん) 2021-09-13 16 19 22 自分の問題と向き合え(キリッ!) ファーーーーwww -- (名無しさん) 2021-09-09 11 03 28 ↓↓うるせぇゲェジ!w なんでお前らに気を使わなきゃいけねぇんだよwww 喚いてりゃ言う事聞いてくれると思ってんのか?餡子脳が -- (名無しさん) 2021-07-01 23 33 31 シャイニングアサルトホッパー!!!!!!!!!!!!!!!!! -- (名無しさん) 2021-05-12 19 15 17 異常な妄想を抱いてしまう人がいるのはしょうがないにしても、それを誰もが閲覧できる環境に垂れ流すことの意味は考えろよ。検索エンジンに表示されないようにする(現状では一般的な副詞としての「ゆっくり」を検索しても検索結果に表示されてしまう)のはもちろんのこと、例えばパスワードなしには閲覧できないようにするとか、最低限のゾーニングはちゃんとやれ。それとこういうモノを喜んで見ている人は自分が病的な人間であることをしっかりと認め、なぜ自分はこんなものを見たいと思ってしまうのか、根本的なところから自分の問題と向き合え。 -- (名無しさん) 2021-03-13 09 43 56 胴付きさんとわかさぎさんはゆっくりできるのじぇ -- (名無しさん) 2021-02-26 15 32 28 昔見てて戻ってきたんですけど、シリーズもので、ゲスなゆっくりに婚約者を殺されてしまって復讐を誓ってゆっくり一家に復讐する…みたいな話のもの(記憶が曖昧なので間違っていたらすみません)がもう一度見たくて探してきますが見つかりません。どなたか作品が残っていたら教えてください。 -- (名無しさん) 2021-02-10 23 07 06 ゆへへへ!れいみゅはぐずなんだぜ! -- (名無しさん) 2021-02-06 17 52 53 編集中ssの名前だけ知っても意味がない!!!!! -- (名無しさん) 2021-02-06 17 50 35 何故饅頭 -- (無なーい) 2021-02-06 17 42 59 んほぉぉぉぉぉ かわいいまりちゃねぇぇぇぇぇ!ありすのとかいはな、てくにっくでしょうってん!!させてあげるわぁぁぁ -- (とかいは) 2020-12-14 16 19 47 もっと愛で系の話が欲しい -- (名無しさん) 2020-08-31 22 15 02 ゆっくりのひ〜まったりのひ〜 ゆゆ!まいちゃたちのことをこけにしているサイトっさんがあるのぜ。ほろびるのじぇ〜 -- (名無しさん) 2020-08-31 22 14 16 ー (#・_・)ー (゚Д゚||||||||||||||||) | | ←愛で派 | | -- (名無しさん) 2019-11-15 19 03 18 ここ凄い荒れてるな -- (名無しさん) 2019-03-30 01 46 24
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1516.html
巨大まりさが大規模な群れを作って人里を襲うってあるけど 実際幻想郷にこの群れが出現したらこうなるよなというネタ これは\ゆっくりだー!/等をみて勝手に考えたネタです。不快に感じたらごめんなさい まずは勝手に作った巨大ゆっくりの群れの設定について簡単に 巨大ゆっくり達で種類ごとに独自の社会を作っている ゆっくりのリーダーは自分がゆっくりすることが最も大切だと思っていることが多い。普通のゆっくりより傲慢 そのためおいしい食べ物をたくさん持っている人間を襲ってゆっくりしようと考えている。ついでに支配しようとも思っている 人間はとても弱いと思っている。もちろん正面からぶつかりあわなければ人間が強い 普通のゆっくりより知識はあるがもちろんゆっくりなので人間より圧倒的に⑨。しかし本人は気づいてない 普通のゆっくりを養殖して主食にしているが、時々近くの虫や花や動物も食べる 別の種類の巨大ゆっくりと交流もしている。が、基本群れは一種類。他のゆっくりと違って死ににくいから その1 幻想郷の管理人 「ゆっゆっゆっ、これだけいるならぜったいににんげんをたおせるよ!」 「れいむたちのゆっくりていこくもめのまえだね!!」 「にんげんをどれいにしてはたらかせればれいむたちはえいえんにゆっくりできるね!」 『ゆーーっゆっゆっゆっ』 大声で笑う巨大れいむ達。そこに普通に部屋に入ってくる妖怪がいた。九尾の狐、藍である 「はいはいさっさと死んでくれ」 あっという間に弾幕によって消し飛ぶ巨大れいむ達。叫ぶ暇すらない。 「ふむ、こっちはこれで全部かな」 「らんしゃまー!こっちのゆっくりは全部つぶしましたー!」 「おお、よくやったな橙。今日の晩御飯は豪華にしような」 「やったー!」 和気藹々とさっていく藍と橙。今日も幻想郷は平和だ。 巨大ゆっくりの群れが現れると必ず近くの森に生息する虫やら花やらがいなくなる。 また、巨大ゆっくりが移動すると周りの木々の枝が大量に折られてしまい成長しにくくなる。 そのためそれらを主食にする力の無い妖怪達が困ることになるのだ。 そういったことを防ぐためにそういった兆候が見られると妖怪達は紫にそのことをつげ、紫は式を派遣するわけである。 こうしてまた一つの群れが消滅した。 その2 霊夢による討伐 「とかいはのありすはけだかく、うつくしく、とうといそんざいなのよ!」 「にんげんにそんなすばらしいありすをゆっくりさせるきかいをあたえなくてはいけないわ!」 こんどは巨大ありす。自分が最も美しい都会派(笑)とか考えるレイパー。 「あー、見つけた。よっと」 「ゆぎゃああああああああっっ!!」 入ってくるなり出会いがしらに針まみれにして瞬殺する本物の霊夢。 「さてさっさとお茶にしましょ」 大量にばら撒かれたカスタードをほっといてさっさと帰る霊夢であった。 ほっといても虫が勝手に処分することだろう。 巨大ゆっくりは存在するだけでかなり迷惑な生き物。それはもちろん人間から見てもである ゆっくりを食べるのはいいのだが周囲のありとあらゆるものを何も考えずに食べるので自然が荒れる。 そのため定期的に霊夢が依頼を受けて駆除したり、自主的に駆除したりする。 ちなみに霊夢が問題を解決するときは鉄拳制裁で反省させるのが基本だが、 ゆっくりの場合どう頑張っても反省しないのでさっさとつぶすようにしている。 その3 妖怪達の食料 「ちーーーんぽ!!」 次は巨大みょん。会話は省略 そしてその近くを通る力のある妖怪達 「あー腹減ったなぁ…人間食いたいなぁ…」 「人間はよっぽど運よく無いと食えないもんなぁ。とりあえず適当なゆっくり捕まえて食っとくか」 「向こうにゆっくりのでかいやついるからそいつでいいんじゃねぇか?」 耳のいい妖怪が仲間に伝える。早速食べにいく妖怪達。 こうしてみょん達は定期的に現れる妖怪達に食べつくされたのであった。 その4 人里を守る方々 「にんげんからおいしいたべものをうばいとるよ!」 「まりさたちのためにたべものをさっさとだしてね!」 人里に向かって一気に突進する巨大まりさ達。ものすごい音を立てて突撃するので人里にもその侵攻が聞こえていた。 「そうはいかんな」 「ゆぎゃああああ!!!!」 「なんでごんだごどずづのぉぉぉっ!!!」 「いだいぃぃぃっっ!!!」 あっというまに慧音の弾幕によって餡子の固まりになる。弾幕相手には巨大ゆっくりもひとたまりもない。 当たり判定が普通のゆっくりよりでかいし。 ちなみに状況によっては居合わせた紅魔館、白玉楼、永遠亭、山の妖怪等も自主的に手伝ってくれる。 人里が無くなると向こうもいろいろと支障が出るが、ゆっくりはいなくなっても別にかまわないからだ。 おまけ 普通にゆっくりさせてみる 「わかるよー」 ゆっくりちぇん。会話は省略 ゆっくりちぇん達は人間にほとんどを虐殺された経験から、出来る限り敵のいない離れた場所に住んでいた。 魔法の森の最も奥のほう、ここはかなりじめじめしている上に日もささないのでかなり生活しづらい。そのためか生き物がほとんどいない。 そのおかげで敵がいないのでほとんど警戒せずゆっくりできる。 食事は通常のゆっくりを養殖することで賄うことができる。飽きたときはキノコを食べる。 ただ、キノコを食べるとトリップして仲間を襲うこともあるので、そういったちぇんは群れで一気に押さえつけて自然治癒を待つしかないが。 それはともかく一見ゆっくりできないこの場所が彼らにとって最もゆっくりできる場所であった。 教訓 臆病な生き物ほど長生きする ~~~~~~~~~~ 今回初めて書きましたがゆっくりのセリフ書くの想像以上に大変ですね 別に書いてる作品でそんなにしゃべってるわけでもないのに苦労してます。 ひらがなとか濁点とか叫び声とか多すぎ。まあいじめてるから叫び声が多いのは当たり前ですが しばらくはのんびり書いていきたいと思います。 あー、名前どうすっかな このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2396.html
ゆっくりしていただけの群れ 11KB 自然界 ほんの少し未来の話 会話劇 黒二行作 【はじめに】 このSSは、ほんの少し先の未来を舞台にしたフィクションです。 単純明快なゆ虐や愛でを求める方には、おすすめ致しません。 【本編】 『ゆっくりしていただけの群れ』 (作・二行) 21世紀に入って30年も経つと、色々とおかしなことが起こるものだ。 人間の世界は相変わらず不景気だが、それでかえって救われたものもある。 たとえば、今私が分け入っている野山だ。 今世紀に成り立ての頃は、どこもかしこも開発ではげ山になっていたそうだ。 しかし、そんな余裕もなくなって幾年月。 機械の手が入らなくなった自然は、皮肉にも繁栄を取り戻している。 私が登っている坂も、そんなほったらかし大自然の一部だった。 道なんてないから、刃物を振り回して草を刈りつつ進む。 はたから見れば、今流行のテロリストと勘違いされそうだ。 別に、無差別テロの予行演習に来ているわけではない。 この山には、今ではあまり見られなくなった、ゆっくりしているゆっくりの群れがあるのだ。 彼らが珍客として地球に現れたのは、今から20年ほど前になる。 ダーウィンを冒涜するために生まれてきたような生物どもは、大きな話題を呼んだものだ。 彼らは、時とともに害獣化するものもいれば、人間に大きな利益をもたらすものもいた。 だが今では、社会の淀んだ空気と同調するかのように、ゆっくり達もまた俯いて暮らしている。 都会の野良ゆっくりなど、死を懇願するものまでいる始末だ。 新聞の風刺画が歩き回っているようで、気味が悪い。 しかし、人と没交渉な群れの中には、牧歌的な集団も残っている。 彼らの馬鹿丸出しでオママゴトっぽい暮らしは、見るものによっては憤慨の対象であろう。 だが、私は特殊性癖持ち。 そんなゆっくりした群れを観察するのが大好きな変わり者なのだ。 だからこそ、たまの休みと引き換えにして、こんな奥地まで出かけている。 山の所有者が、職場のお偉いさんなのも好都合だった。 彼のご機嫌さえ損ねなければ、伸び伸びとゆっくりウォッチングに興じることができる。 まるで種田山頭火の句のように、分け入っても分け入っても深い自然が続く。 道なき道を進んでいると、足元の方からおかしな声が聞こえてきた。 むきゅ、げほっ、げほ・・・。 屈んでそこらの草をかき分けてみると、顔色の悪い饅頭がクリームを吐いていた。 「おいおい、大丈夫か?」 普段は、ゆっくりには決して触れない。 あくまで、自然な観察が信条だからだ。 ただその時は気紛れから、リュックからスポーツドリンクを出し、かけてやった。 利くかどうかは気軽な賭けみたいなものだったが、功を奏したようだ。 ぱちゅりーは、みるみる元気を取り戻し、私を見上げて礼を言った。 「ありがとう、お兄さん! ゆっくりしていってね!!!」 最早記録の中でしかお目にかかれないと思っていた、ご挨拶。 それに触れた私は舞い上がってもいたのだろう、ついつい口からお返事が出る。 「ゆっくりしていってね!!!」 饅頭が、にっこりと笑った。 「それじゃ、ぱちぇは行くわ」 「待て待て、お前こそゆっくりしたらどうだ?」 「そうも言ってられないの。群れがなくなっちゃうのよ!」 私はクリーム饅頭をつかむと、その場に腰掛けた。 胡坐をかき、腿の上にぱちぇを置く。 「ななな何するの?」 「いいから落ち着け、虐めたりしないから」 「むきゅぅ・・・」 「で、なんで群れがなくなるんだ?」 「明日の朝、人間さんがいっぱい来るの。そして、群れを燃やしちゃうの」 駆除か。今では珍しいことだ。 今どき、そんな元気のよい自治体があるとは。 それとも。 「お前達、何やったんだ?」 「むきゅっ。ぱちぇのお話、聞いてくれるの?」 「そのつもりだ。お前はゆっくりにしては、理性的なやつらしいからな」 「ぱちぇを褒めてくれて、ありがとう、人間さん!」 驚いた。 『理性的』という言葉を理解し、感謝まで表すとは。 野生の、しかもこんな山奥のゆっくりに、ここまで物を知っている個体がいる。 「どうやら、(笑)じゃないようだな」 「かっこわらい?」 「ああ、流石に分からないか。それより、話を聞かせてくれ」 「・・・ぱちぇの群れは、ドスの群れよ。 ドスのおかげで、皆、ゆっくりしていたの」 この辺りには何度か来たことがあったが、ドスまりさがいるとは知らなかった。 是非お目にかかりたいと思ったが、口にはしない。 「だけど、ゆっくりしているゆっくりの中にも、ゆっくりしていないゆっくりもいたのよ」 「ゲスという奴か。まぁ、世の常だな」 「中でも、みょんとゆゆこの番は、ひどかったわ。 度々人里に下りては、人間さんのお野菜や食べ物を横取りしちゃうの」 「随分と希少なゲスだな」 私はぱちぇの頭を撫でながら、話を聞いていた。 ゆゆこはいわゆる希少種という奴だが、ゆっくりの中で最も食い意地が張っている。 おまけに吸引力の変わらないただひとつの掃除機のように、辺りのものを吸い込んでしまうのだ。 「人間さんは、ゆっくりしていたわ。 ある日、ぱちぇの群れに来て、もうゆゆこを人里に放さないで欲しいって言いに来てくれたの」 「それは、ゆっくりとしているな。悠長とも言えるが。それで、群れはどうしたんだ」 「ドスがゆゆこに注意して、おしまい」 「で、ゆゆこは反省の色もなく、また人里に被害をもたらした、と」 「その通りよ。むきゅぅ・・・」 「だから、駆除に来るのか」 「いえ、人間さんは本当にゆっくりしてくれたわ。ぱちぇ達よりもゆっくりしていたかも。 ゆゆこさえ差し出してくれれば、群れはそのままにしておいてくれる。 そうまで言ってくれたのよ」 役所にしてみれば、群れを一斉駆除するよりも一体の希少種を捕獲する方がいいだろう。 第一、安上がりだ。 「ドスは、何やってたんだ」 「何もしなかったわ。ゆっくりしていれば、ゆゆこもゆっくりしてくれるって」 「他のゆっくり達は?」 「ゆっくりしていたわ。自分達のゆっくりぶりを見れば、ゆゆこもゆっくりしてくれるって」 ゆっくりは、何かを積極的にやることを好まない。 群れによっては、狩りを一生懸命することさえ忌避される。 まぁ、そんな群れは往々にして長持ちしないのだが。 「自分達は何もしない。ゆゆこは野放し。そりゃあ」 「群れを潰されても、文句は言えないわね・・・。でも」 「なあ、ぱちぇ。ひとつ聞いてもいいか?」 「むきゅ?」 「お前は、何やってたんだ」 「ぱちぇは・・・、ドスの仲間に入れてもらえなかったの。 それでも、ゆっくりしてる場合じゃないって、皆に言ってはいたの」 「聞き入れては、もらえなかった?」 「そうよ。分かってくれたのは、ありすとれいむだけ」 それも、たいしたこともないゆっくりだったのだろう。 ぱちぇの沈んだ表情が、それを物語っていた。 こんな顔を見に、ここまで来たのではなかったのだが。 「ぱちぇ。お前は、何で中身を吐いてまで山を降りようとしていたんだ」 「人間さんのところに、行くつもりだったのよ」 「無茶だな。ゲロ袋と呼んで、お前の種を嫌っている人間も多いんだ。 一歩間違えれば、真っ先に潰されるところだぞ」 「それでも、ぱちぇは、じっとしていたくないのよ! だって、群れがなくなるのよ!」 「ぱちぇ、私が子供だった時に流行った言葉を教えてやろう」 「むきゅきゅ?」 「感動的だな、だが無意味だ」 「むきゅっ・・・」 私は饅頭を持ち上げると、顔と顔を近づけた。 「ぱちゅりー。これからあまりゆっくりできないことを言う。 中身を吐かずに、聞くことはできるか?」 「・・・頑張るわ」 「お前は、良い奴だな。でも、1匹だけじゃ何もできないんだ」 「でも、もしかしたら、お兄さんのように分かってくれる人間さんがいるかも」 「そうだな。何だったら私も一緒に行って、説得を試みるのもいい。 そうすれば、取りあえず、明日の駆除はなくなるかもしれない」 「お兄さん」 「だけどな、きっとまた、同じことの繰り返しだ。 そして時間が経つほど、事態は悪くなる。 前回は、ゆゆこの引渡し。今回は群れの駆除」 ぱちゅりーは口を硬く結んだまま、私の話に耐えているようだった。 「恐らく次は、この辺りの群れが全滅させられる。 だんだんと、疑われるんだ。 全てグルになっているか、ゆゆこが異常に繁殖しているか」 「ゆゆこは、ひとつだけだわ」 「だったら、それを引き渡せば良かったんだ。 それで人里の被害が治まれば、少ない予算を費やしてまで駆除しようとはしない」 寒天の瞳が私を見据えた。 まだ意思というものがあるだけに、悲しい眼差しだった。 「お兄さん、ぱちぇはどうすればいいの?」 「手遅れだ。それを理解することだ」 「・・・だったら、ぱちぇは戻る。お兄さんの言った事、群れの皆に伝えるわ」 私は殊勝な饅頭を小脇に抱えると、登った先にあるだろう群れとは反対の方へ歩き出した。 腕に、それなりの力を込めながら。 「お前は、群れには帰さない」 「どうして? お兄さんは、ゆっくりをいじめてゆっくりする人なの?」 「馬鹿野郎。お前を虐めるのは私じゃない。群れのゆっくりだ」 「むきゅっ」 「話を聞いててよく分かった。お前達の群れは、ゆっくりしているだけの群れだ。 目先のゆっくりを大事に思う余り、明日のゆっくりを潰してしまうアホの集まりだ」 「お兄さんの言うことは、よく分かるわ。でも、それがゆっくりって生き物じゃないの?」 「そうでもないさ。賢明な群れは、ちゃんとある。 ゆっくりするためには、そうじゃないこともやらなきゃいけないと肝に銘じている奴らがな」 「ぱちぇの群れは、お馬鹿さんばかりなのね・・・」 「そうだな。きっと群れに帰ったら、お前は無視されるどころか、また傷付けられる」 私は抱え上げた時、ぱちぇのあんよを見てしまった。 明らかに、枝か何かで傷付けられた痕がある。 「その傷、大方ゆっくりできないぱちぇがどうのって、虐められたんだろ」 「むきゅぅ。でも、ちゃんとぱちぇの話を聞いてくれたゆっくりもいたわ」 「聞いていただけだ。 もし本当に分かっていたら、お前と一緒に山を降りていたはずだからな」 咳き込む音と共に、冷たいものが腕にかかった。 歩みは、止まる。 私は吐しゃ物に塗れたぱちゅりーの口を、手で塞いだ。 「ショックなのは分かる。同情もしてやる。だから我慢してろ」 「・・・お兄さん、ぱちぇはどうすれば良かったの?」 「お前はドスの側にいるか、自分が長になるべきだったんだ。 群れを変えるってのは、そういうことなんだよ。 お前位の賢い奴を受け入れなかった時点で、群れの運命は終わっていた」 「むきゅん。だから無意味って言ったのね・・・」 「そうだ。事ここに到って何かをやろうとしても、無駄なんだ。 やるんだったら、もっと前から深いところから、始めなきゃいけなかったんだ。 今更ジタバタしたって、自己満足以外の何ものでもない」 「ごめんなさい、お兄さん」 「謝ることはない。 あの群れは死ぬ。ゆっくりしていただけで、何もしてこなかったためにな。 ぱちゅりー、お前は生きろ。 生きて、今度は長にでもなって、本当にゆっくりとした群れを作ってみるんだ」 私は自嘲する。 何を一生懸命になっているのか、と。 たかが饅頭如きに、何を求めているのだろう。 それに自分は、脳内お花畑なゆっくりが好きでここまで来たのではなかったのか。 「お前は私が、安全なところまで運んでやるよ。それからは、お前が決めろ」 「ゆっくり理解したわ・・・」 「せめてお前くらいに理解できれば、良かったのにな」 私は再び小脇のゆっくりと共に歩き出した。 山を降りたらぱちゅりーを助手席に乗せて、この辺りを抜けよう。 シートベルトはさせるべきなのだろうか? そんな馬鹿馬鹿しいことが何故か浮かんだりした。 麓に近付くと、胸のポケットに入れていた携帯端末が震え出した。 メールでも受信したのだろう。 手頃な倒木があったので、私達は並んで腰をかける。 いや、ぱちぇに腰などない。 頭だけの生き物に、私は水筒のお茶を飲ませつつ、端末を操作した。 ディスプレイに、送られてきた文面が映る。 「ぱちぇ、お前に言いそびれたことがあるんだ」 「なに、お兄さん」 「ゆっくりしているだけで何もしなかったってのは、お前達だけじゃないんだよ」 「むきゅきゅ?」 「人間だって、同じようなものさ。 ゆっくりしていただけの群れが、また消えていくようだ」 画面の文字を、ぱちゅりーに見せてやった。 どのくらい理解できているのか、私には分からない。 文面は、こういう一文から始まっていた。 『稀代の悪法が、あと100時間で可決されます! 是非、反対の署名にご協力下さい!』 (終) 【過去作】 ※ほんの少し未来の話 本作 ふたば系ゆっくりいじめ 906 蟷螂の斧 ※単発物近作 ふたば系ゆっくりいじめ 1124 おひさまさんをつかんでしまった ふたば系ゆっくりいじめ 1059 でか帽子まりしゃと姉まりしゃ ふたば系ゆっくりいじめ 1055 さげゆん ふたば系ゆっくりいじめ 1019 餡娘ちゃんに花束を ※カオスVS鬼威惨 次回桜が咲く頃までには ふたば系ゆっくりいじめ 947 はげの復活(上) ふたば系ゆっくりいじめ 428 はげの行進 ※YHKアーカイブス ふたば系ゆっくりいじめ 840 プラネット・ゆース ~ドスまりさ~ ふたば系ゆっくりいじめ 675 プラネット・ゆース ~きめぇ丸~ ふたば系ゆっくりいじめ 658 緊急特別SS ゆっくり割れる窓ガラスさんの謎 ふたば系ゆっくりいじめ 594 プラネット・ゆース(うーぱっく&すぃー) ※続編準備中 ふたば系ゆっくりいじめ 560 なずーりんに祝福を ふたば系ゆっくりいじめ 796 Detroit Yugyaku City 2 ※どろわ&ぬえ draw006 「パラダイゆch」 nue079 「素晴らしき世界」 nue059 「スキャット・ゆん・ジョン」 nue022 「ゆナッフTV」 nue009 「ブラックペーパー・チャイルド」 その他の作品に関しては、ふたばSS@WIKIの『二行の作品集』をご覧下さい。 餡娘ちゃんとWIKIあき、感謝。 二行の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 特定秘密保護法案さん・・・ -- 2013-12-02 11 37 47 優秀なぱちぇだ・・・俺なら迷わず飼いゆにしちゃうね。 -- 2011-07-13 23 57 52 稀代の悪法と言われていくつか思い浮かぶって相当だよな -- 2011-01-19 10 15 11 友愛ェ… 必死に反対しても一人ではどうにもならないのが現状なのよ…;; -- 2010-12-24 20 47 09 ゆっくりは人を映す鏡みたいなもんですからねえ… 目先のゆっくりに騙されて冬を迎えてるあたり、バカの群れまんまって事かorz -- 2010-09-03 03 59 06 お前ら・・・友愛されるぞ・・・ -- 2010-08-28 17 54 13 外国人参政権はマジ危険というか、帰還した人のことを混ぜるとあやふやな点があり民主党でもその点をついて論破したツワモノもいるよ -- 2010-08-28 14 32 53 なんという社会派なSSさん… 我々もゆっくりと変わらないのかも知れませんね… 良いもの読ませてもらいました。 -- 2010-07-19 20 05 20 外国人地方参政権さんや人権擁護法案さんかもしれないのぜ 左翼勢力さんはゆっくりできないのぜ。 -- 2010-06-27 22 26 29 稀代の悪法!?児ポ法のことですか?だとしたら許せん。 -- 2010-06-17 04 59 14
https://w.atwiki.jp/bangaltravel/pages/402.html
宿泊@大津湖西 ハックルベリー最寄りの堅田の宿泊施設はどれもかなり駅から遠いので、 心配な人は多少電車で動いた方がいいと思う。 ■ビジネスホテル西大津 滋賀県大津市皇子が丘二丁目 7-30 【最寄り駅】湖西線大津京駅徒歩1分 【IN/OUT】16 00/10 00 【料金】シングル5,775〜、ツイン10,500〜 ■旅館やまつね 滋賀県大津市皇子が丘二丁目 7-30 【最寄り駅】湖西線堅田駅徒歩20分 条件付きで送迎あり 【IN/OUT】16 00/10 00 【料金】4,730〜 風呂共同 夕食なしプランはアメニティ(寝巻き、歯ブラシ等)は800円別料金
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2193.html
※今までに書いたもの 神をも恐れぬ 冬虫夏草 神徳はゆっくりのために 真社会性ゆっくり ※今現在進行中のもの ゆっくりをのぞむということ1〜 ※注意事項 ゆっくりの形じゃ最初のひと跳ねもできないだろとか突っ込み禁止。 お日様昇って天高く、ぽかぽか大地を照らしてる。 風はびゅうびゅうまだまだ寒く、北から元気に吹いて来る。 睦月一月、春まだ遠い。とある冬の小春日和。 ここ数日続いていた陽気に誘われて、うっかりおうちの外に出かけてしまったれいむ一家は困っていた。 「ゆううぅぅ……」 「「「「「みゅぅぅぅ……」」」」」 人里近い川べりに、しょんぼり屯する一家、母れいむと六匹の赤れいむの総勢七匹。 水面に困り顔の影を落としても、事態が改善するわけもなし。 「水さん、ゆっくりしていってね!」 「みじゅしゃん、ゅっきゅりちていっちぇにぇ!」 もちろん川の流れに呼びかけたところで、急流がゆっくりしてくれるはずもなし。 さらさらと音を立てて流れる小川に恨みがましい目を向けて、「はぁ」と溜息と共に愚痴を吐くのが関の山だ。 「これじゃかえれないよ……」 「みゃみゃ、ひゃやくおうちにきゃえりちゃいよ……」 そう、れいむ一家のおうちはこの小川の向こうにある。 川幅おおよそ十尋にして、深さはおおよそ一尺ほどもあるだろうか。 この小川、一昨日れいむたちが渡った時には幅も深さも半分ほどでしかなかった。ゆっくりでも這って渡れる浅瀬もあった。 それが急に大きくなったのは、れいむたちを外に誘い出した小春日和に原因がある。 大本を辿れば妖怪の山にたどり着くこの小川に、この数日の陽気で生まれた雪解け水が一気に流れ込んだのだ。 妖怪の山から霧の湖へ、霧の湖からこの小川へ。 本格的な春が訪れた訳ではないから、流出した水の量もまだ微々たるもの。 だが、その微々たる量が、今はこうしてれいむたちの帰宅を断固として拒んでいた。 「ゆぅ……どうしよう。こまちのわたしぶねはここからだととおいし……」 この小川を遡っていけば、上流にゆっくりこまちが営む渡し舟の里がある。 だが、そこまで行こうと思えば、ゆっくりの足では丸一日。赤ちゃん連れでは二日を見ないと難しい。 今の一時的な増水が収まるまで待つのとどちらが早いか、れいむの餡子脳では判断しにくいところだった。 というよりも、餡子脳では考えても無駄なことであった、というべきか。 「あ。ゆっくりだ」 「ほんとだ。親子だ」 「ゆ?」 親子揃って無益な思索にどれほどの時間を費やしたことだろう。 状況の変化は、結局れいむが起こすのではなく外部からやってきた。 「ゆゆっ。ゆっくりしていってね!」 「ゆぅ〜、にんげんしゃんだ!」 「ゆっくちー!」 「ゆきゅちちちぇいっちぇにぇ!」 くるり、とれいむ一家が振り向いた先には数人の人間の少年がいた。 口々に挨拶するゆっくり一家に、人間に対する不審はない。 もともと魔法の森の奥に住むこの一家のこと、人間に出会うことも稀なために先入観というものがないのだ。 「にんげんさんは、ゆっくりできるひと?」 だから、とりあえず親れいむは聞いてみた。 相手のことをれいむは何も知らないのだから、本人に聞いてみるのが一番だ。 人間さんはとてもゆっくりできると、れいむの餡子脳の中に伝わる一族の記憶が伝えている。 きっと快く答えてくれるだろうと、根拠なく想った。 「ん? 俺たちはゆっくりしてるぞ」 「ゆっ。よかった、ゆっくりしようね!」 「「「「「ゆっきゅちちようね!」」」」」 返ってきたのは期待通りの返事で、れいむたちは今の状況も忘れてすっかり嬉しくなり、ぴょこんぽこんとその場で飛び跳ねた。 一方の人間の少年たちといえば、もちろんその場で飛び跳ねるような事もなく、ふいっと視線を水かさの増した川へと遊ばせる。 「……川を、渡りたいんだ?」 「ゆっ! そうだよ、れいむたちのおうちはこのかわさんのむこうにあるんだよ!」 ぴょこん、少年の問いかけにもう一度れいむはその場で飛び跳ねた。 人間さんと会えた喜びでゆっくり忘れてしまっていたが、今はそれが一番大事なことのはずなのだ。 川の流れは激しくて、れいむ家族は愛するれいむ(同種のつがいらしい)が待つおうちに帰れない。 「ふぅん……」 「でも……ねぇ、れいむ?」 そう窮地を必死に訴えるれいむにも、少年たちの視線は相変わらず川のどこかに向けられていた。 人間さんがどこを見ているのか、れいむは不思議に思って高い場所にあるお顔がどこを見ているのか必死に追いかける――と、 少し上流の川の中ほどをゆっくり進むそれを発見して納得がいった。 「まりさたちは川を渡ってるよ?」 れいむが見つけたそれ、人間さんが指摘したそれは、別の群れのまりさの家族が川を向こう岸に帰っていく光景だ。 親まりさ一匹に、赤まりさ六匹の計七匹。 川岸で侘しく佇むれいむ一家と同じ数。でも彼女たちはおうちに帰ることが出来て、れいむたちには同じことはできない。 「ゆぅ……まりさはおぼうしでかわをわたれるんだよ。れいむにはできないんだよ……」 「ゅー。まりしゃのおぼうち……いいにゃぁ……」 「うらやまちいにぇ……」 だって、それが生まれついてさだめられたゆっくりの種としての特徴だから。 まりさは帽子を舟代わりにして水辺を過ごすことができて、れいむは川を渡ることが出来なきない。 親一匹と赤ゆっくり六匹、羨ましそうにまりさたちの後姿を見送ることしか出来ないのだ。 れいむたちだって、おうちにかえりたいのに。 おうちにかえって、もう一匹の親れいむと何日かぶりにすりすりしたいのに。 ちょっとしたお散歩と餌集めのつもりが、陽気に誘われて随分遠出してしまった。 さぞかし、お留守番の家族は心配しているに違いない。早く、顔を見せてゆっくり安心させてあげないと。 思えば、最初から留守番れいむは遠出に反対していたのだ。 ここまで連れて来た六匹の赤ちゃんたちは、れいむとれいむの初めての子供だった。 秋口にれいむ達はつがいになって、冬篭りに入る直前に初めてのすっきりでこの子達を作った。 たっぷり食料を蓄えた巣穴で、安全に大きくなるまで育てる為に。 春の目覚めを十分に成長した子ゆっくりとして迎え、危険の少ない状態で外界での生活をスタートさせるために。 ああ、だから赤ちゃんたちを連れてくるべきではなかった。 今はちょっとゆっくりできそうだからって、お外の世界を見せてあげようなんて思うんじゃなかった。 れいむの反対を聞いておくべきだったのだ。何がおきるかわからないよ、ってれいむはちゃんと注意してくれていたのに。 川の流れに逆らって、ゆっくり遠ざかるまりさの姿を見送りながら、お出かけれいむの焦りは募る。 かなわない願いだけれど。 今は、ほんとうに、早く、帰りたい。 「ふぅん……じゃ、渡れるようにしてやろうか」 ――その、見送ることしか出来ないはずのものを、人間さんがこともなさげに聞いてきた。 びっくりして、れいむ一家はお互いに顔を見合わせた。 与えられた衝撃と、それによって生じた困惑と、そこに芽生えた期待の大きさは、みんな同じだった。 この川を渡るなんて、れいむたちにはとてもじゃないけれどできないこと。 だけどれいむたちより大きくて、とてもゆっくりしているはずの人間さんの言うことなのだ。 人間さんが口にすることならば、それはとってもゆっくりできることのはず。疑うことなんて何もない。 そして、お出かけれいむだけではなく、赤ゆっくりの心も一つ。 おうちに早く帰りたい。 れいむ一家は「ゆっ」と一つ頷きあって、それから一斉に人間さんへと顔を向けた。 「ゅんっ、ほんちょ?」 「にんげんしゃんはゆっくちできるね!」 「ゆっ、ありがとうにんげんさん! れいむ、とってもうれしいよ!」 そして顔の次に向けるのは、感謝感激雨あられ。 なんて人間さんは凄いんだろう。 れいむたちに出来ないことを簡単にやってのけるのだ。 「んじゃ、と……おい」 れいむたちが提案を受けれたことに、少年たちも満足そうにお互い笑いあった。 ただし、全員ではない。幾人かは、どこか不満そうな顔で仲間たちの行動を少し離れたところから見守っていた。 何か言いたげなその連中を一瞥して黙らせ、れいむを助けてやると請け負った少年たちはさっそくれいむ親子の周りに集まる。 ひょい、と男の子の一人がれいむを顔の両側から抱え込むようにして手を差し込んでくる。 少しびっくりしたけれど、れいむはそれに逆らわない。きっと、これからゆっくりできることをしてくれるはずだ。 次の瞬間、地面が、すぐ側にいた赤ちゃんが、目の前にどこまでも広がるように見えた川面さえも一気に遠ざかり、 視界が大きく広く拡大する。 その絶景、まるで鳥さんになったよう。 「ゆ? ゆーん、おそらをとんでるみたい♪」 「おしょらをとんじぇるみちゃい!」 気が付けば、赤ちゃんたちもいつの間にか少年たちの手にそれぞれつかまれている。 今まで目にした事がないような光景に出会っているのは、赤ちゃんたちも同じこと。 きゃっきゃと賑やかに声を交わすその様子は、とってもゆっくりできているようだった。 でも、『人間さん』の中には『ゆっくりできていない人間さん』もいたようだった。 「おい、やめなよ。いじめはよくないってけーね先生もいってただろ?」 「ゆぅ、いじめはゆっくりできないよ?」 少年たちの一人――仲間たちから先ほど距離を置いた少数派の少年たちの一人が、少し震える様子で上げた制止の声を聞いて、 れいむは思わず自分を抱える少年の顔を見上げて言った。 不満を洩らした人間さんは、れいむのかわいい赤ちゃんを持っていない。れいむたちより人間さんの方が数が多かったらしい。 「ゆー?」 「ゆゆっ?」 れいむのかわいい赤ちゃんたちも、きょとんとした顔を自分を手にした人間さんの顔へと向けていた。 それは、不満顔の人間さんが怒るのも当然だとれいむは思う。 こんなにもかわいらしい赤ちゃんを、手の上に載せて挙げられないというのはあまりにも不公平というものだろう。 独り占めなんていじめっこのすることだ。ゆっくりの世界では一番しちゃいけないことのひとつなのに。 「バーカ、いじめじゃないよ。儀式だ儀式」 「こないだ先生に習ったろ? 蜀の国の諸葛孔明は荒れた川を治めるのに人間の顔に似たお菓子を川の中に投げ込んだって」 「それが饅頭のはじまりだってね。だから、これが饅頭の正しい使い方だろ?」 「そうだけど、そうじゃないだろ。先生にバレたら怒られるぞ」 「ゆ……ゆゆー?」 人間さんたちのお話の内容は、れいむには難しくてわからない。 なんでケンカしているのかも、いまいちはっきりとはわかっていなかった。 わからないけれど、人間さんたちが普通にれいむたちを運んで川を渡してくれるわけではないことだけはわかった。 それはそうだろう。川はいつもより深くて急だ。 れいむたちに渡れないんだから、きっと人間さんにも危ないんじゃないだろうか。 だから、れいむたちにも渡れるように、逆に川さんにゆっくりしてもらうんだろう。 「ゆゆっ? ゆっくりりかいしたよ! かわさんにゆっくりしてもらうほうほうがあるんだね!」 「ゆー! ゆっくちできにゃいかわさんが、ゆっくちできりゅかわしゃんになるんだね!」 「ゆう、にんげんしゃんはすぎょいんだにぇ!」 赤ちゃんたちがいうように、人間さんは、やっぱりすごい。 川さんにゆっくりしてもらえる手段なんて、れいむどころかドスもぱちゅりーも知らないはずだ。 れいむは人間さんの会話を素直に受け取り、とても素直に感動する。 「実はそうなんだよ、れいむ。だから一緒にがんばろうな」 「あのなぁ……」 「ゆゆっ。よくわからないけど、れいむがんばるね!」 人間さんの一人がえっへんと胸を反らせて答え、別の一人が、「はぁ」と疲れたような吐息を吐いた。 ため息をついた一人はぶすっとした仏頂面で胸張る一人をにらみつけ、 「俺たち知らないからな」 「バラさなきゃ、先生だってわかんねえよ。っつーか先生に気づかれたらお前ら殴るからな」 逆に凄まれて「わ、わかったよ」と怯む。 やっぱり、れいむのあかちゃんを持ちたいのに、独り占めされてるから怒ってるんだ。 れいむはそう理解して、頭上の少年にわが子を宥めるような優しい声を掛ける。 「ゆぅ。にんげんさん、けんかはよくないよ?」 「よしよし、待たせたな。じゃあ行くぞれいむ」 少年は、れいむのいさめには答えない。変わりに笑って川のほうを見るようれいむに促した。 いよいよ、この川を渡れるようにしてくれるらしい。 れいむは先ほどの人間同士のやりとりなど忘れ、満面の笑みがパァっとれいむの顔に咲く。 「ゆーん。これからかわさんにゆっくりしてもらうおねがいをするんだね! ゆっくりがんばってねにんげんさん!」 「お前も頑張るって今言ってたじゃん……」 それは、期待通りの話題変更ではあったけど。 れいむの能天気な受け答えを聞いた少年と、彼の仲間たちの顔にいつしか強い嘲りと愉悦の色が浮かんでいた。 だが、近づく帰宅への期待に胸膨らませるれいむ一家は、頭上はるかな人間達の表情の変化に気が付かない。 気付けといっても、顔を直接見あげることの出来ない位置に固定されたれいむたちには無理な話ではあったが。 「……ゆゅっ」 れいむ一家が微妙な空気の変化に、なにも気が付くことのないままに。 一人の少年が赤れいむを掴んだ右腕をすっと身体の後ろに引いた。 唐突な動きに赤れいむはほんの少し驚いたようだったが、怯えの色は微塵もない。 人間さんはゆっくりできる存在で、ことにこの人間さんたちはれいむたちを助けてくれる特別ゆっくりな存在なのだ。 なんで恐がる必要があるというのだろう。 「おねえちゃん、りぇいみゅおしょらをふわふわすぃーってとんじぇりゅよー」 「きゃっきゃっ♪」 「ゆっくりできてるねおちびちゃん!」 「うまくやれよー、弥平次」 「任せとけって」 赤ゆっくりたちの歓声、それを見守る親れいむのゆっくりした声、はやし立てる周囲の少年たち、 そんな彼らに向けて空いた側の手でガッツポーズを作って応える少年。 何が起きようとしているかわかっている者と、何もわかってはいない者。 今だけは、お互いの感情は一致している。 「できればまりさにぶつけたいな」 「あ、それ面白そう。ぶつけたヤツが一等賞だ」 「ゆゆーん、もうすぐおうちにかえれるね!」 「おうちにきゃえったらおきゃーしゃんとゆっきゅちちようにぇ!」 即ち、これから起きること、その先に待つことへの期待と喜悦。 「んじゃ、第一球――」 「ゆっゆぅ、たきゃいたきゃい〜♪」 一瞬先には、その明暗はくっきり分かれてしまうのだが。 「――投げましたぁっ!」 「ゅ……ゅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!?」 一瞬の静止から、サイドスローで少年がれいむを掴んだ腕を振りぬいた。 突然身体に掛かった強烈な加速感に、掴まれた赤れいむの歓喜の声が驚愕の叫びに変じたその瞬間、 すっかりゆっくりしていたれいむ一家の目には、わが子が、姉が、妹が、マジックのように消えうせたように見えた。 だから、川面の方から聞こえてくる同属の声を、すぐには誰のものか認知しない。 「ぁぁぁぁっ、いぢゃいっ! あびゃいっ!? えべべ……えびょっ」 ぱしっ! たしっ! じゅぶっ……じゃぼん。 ぎゅるぎゅるっ、と横回転を加えられた赤れいむは、確かに二回水の上を跳ね、三回目で勢いを失い、 それからつんのめるようにな軌跡を描いて、その次の着水であっさり流れの中に飲み込まれていった。 それは、いわゆる石切り遊びと呼ばれる遊びと同じものだった。 というよりも、石切り遊びそのものだ。使うのが、平たい小石ではなく、れいむ――ゆっくりであるということが違うだけで。 横投げで、投擲するものに強い回転を掛け、浅い角度で水面で跳ねさせてどこまで遠く、何回跳躍するかを競う。 投擲物は飛び去るうちに空気の抵抗を受けて回転数を減じ、着水時の抵抗力を失って最後には水中に没することになる。 たった今、赤れいむがあっという間に水没したように。 「……おちび、ちゃん……?」 「おねーしゃん……いにゃいいにゃいしゅりゅの?」 「いみょうと……れいみゅのいみょうと、きゃくれんびょしてりゅの……?」 ゆっくりたちが、ゆっくりと異変に気づいたころには、すでに川へ向かって投げられた赤れいむの姿はどこにもなかった。 音を立てて流れる清流の中に、一瞬餡子の黒が浮かんだが――それも一瞬のこと。 強い流れの中に溶けて消えうせ、投じられた生き饅頭の残滓は綺麗に何も残らない。 だから、れいむたちにはわからない。 なぜ、人間さんが先ほどまで手にしていたはずの家族がいないのか気が付かない。 順番にその身を襲うだろう、命の危機に気が付かない。 もっとも、それに気が付いたところで、文字通り生死を握られた状況ではなんら益するところはなかっただろうが。 「んあー、おしいっ!」 「どこがおしいのさ? まりさ、気付いてもないよ」 「次はせめて、まりさに水音が聞こえるぐらいに近づけろよな」 混乱するれいむたちの頭上で、少年たちが賑やかに言葉を交わしている。 だがきょときょとと家族の姿を探す一家に、その声は聞こえていても内容を理解することはできなかった。 理解できぬままに、次の危機は無情にもやってくる。 「っせえなあ。じゃあ助左、お前やってみろよ」 「任せろよ」 周囲のブーイングにすっかり拗ねた顔をする弥平次と呼ばれた少年に、助左と呼ばれた少年は不敵な笑いを浮かべて応じ、 彼と同じく赤れいむを掴んだ腕をすっと身体の横へと引いていた。 「……ゆ? おにーしゃん、あしょんでくりぇりゅの?」 「おう、遊ぶぞ。れいむで遊んでやる」 視線が急に水平に動いたことに驚いたらしく、掌中の赤れいむがずれた問いを発する。 そのずれた問いに返す少年の返答も、また少しばかり言葉をずらしたものだった。もちろん、こちらは意図的にずらしているのだが。 「ゆゆ……? りぇいみゅであしょぶにょ?」 姿の見えぬ姉妹を探すうちに心に浮かんだ一抹の不安が、幼い赤れいむにその問いを思い至らせたのだろうか。 微妙な言い回しに気が付いて鸚鵡返しに聞き返す声は、ほんの少し不安に揺れていた。 横目で親の方を見れば、やはり心の中に広がりつつある形容しがたい不安に瞳の光を揺らがせる、親れいむの視線と目が合った。 あるいは、腕を引いた少年のしぐさが先の赤れいむの消失のサインだったと思い至ったのかもしれない。 その未だ人間の善性を信じつつ、それでも禁じえないだろう不安の様子が、芽生え始めた人間への恐怖が、 少年に心地よい快楽を与えることを赤れいむはついにその死までしることはなかった。 「そうだ。おねえちゃんのあとに、つづけぇっ!」 「ゆあっ、ゆぅぁぁぁぁぁっ!?」 少年の威勢のいい掛け声と、赤れいむの恐怖と驚愕が相半ばした悲鳴が川原に響く。 今度ははっきりと、親れいむたちは家族が消滅するプロセスを順序だてて目にすることが出来た。 「れっ、れいむのおちびちゃああああんっ!!!」 「……ゅぁ?」 「おっ、おねえちゃあああぁぁぁん!!」 家族の絶叫がとどろく中、六尋ほど先の川面から小さな水音がじゃぽんと聞こえた。 今度のれいむは短い跳躍を五回繰り返し、異常を感知して漕ぐ速度を上げたまりさ一家にほんの少し近づいて、死んだ。 最初の赤れいむと同じく、この世に生きた証を何も残すことはなく、親に最後の言葉を遺すことすらなく、跡形なく溶け崩れて死んだ。 「なっ……れいぶのおぢびぢゃんだぢがっ……。にんげんざん、ごればどういうごどおおぉぉっ!!」 れいむは信じたくなかった。 これが現実だと信じたくはなかった。 娘がいきなり川の中に投げ込まれ、あっけなく死を迎えたことが現実の世界に起きたことだとは信じたくはなかった。 先ほどと変わらない笑顔をれいむに向けて見下ろしている人間さんが、こんな非道を唐突に行う存在だと信じたくはなかった。 「儀式するって言ったじゃん」 その祈るようなれいむの願いを、少年たちは笑顔のままあっさりと折り砕いた。 「饅頭を川に投げ込むって言ったろ。聞いてなかったのか、お前?」 「おまえら饅頭なんだからさぁ。その時点で気づけよ」 馬鹿だなぁ、と笑う少年たちの口元には、れいむにもわかるほどくっきりと嘲りが浮かび上がっていた。 それを見てれいむは、生まれてはじめて憎しみというものを知った。 生まれてはじめて絶望というものを知った。 生まれてはじめて悪意というものが存在することを知った。 それらは全て、ゆっくりできるはずの人間という存在から与えられた。 つい先ほどまで、共にゆっくりしていたはずの、人間さんから。 「でいぶのあがぢゃんはまんじゅうじゃないいぃぃっ!」 「饅頭だよ、キモチ悪いしゃべる饅頭。ほら、その証拠に」 「……っ!!」 「ぃぎゃあああぁぁぁぁっ!!?」 「ほぉら、餡子入りの饅頭だ」 一瞬の躊躇もなくれいむの右頬を毟り取った少年は、身を襲う激痛に泣き喚くれいむの鼻先にそれを突きつけてけたけたと笑う。 やがて苦痛に身を捩るばかりで突きつけられた事実に反応を見せないれいむに飽いたのか、千切ったその部分を川の中に投げ捨てる。 「おきゃーしゃーん!?」 お楽しみは、まだまだあるのだ。 このゲスしかいない屑饅頭の分際でクソ生意気にも、親を案じるようなミニ饅頭を筆頭にして。 「おきゃーしゃーん、じゃねぇよ。ほらさっさと飛べ」 「ぉきゃーしゃんをいじめりゅ……にゃぁああぁぁぁ、おねーちゃんがぁぁぁぁぁっ!!?」 「ゅぁぁっ、れいみゅしにちゃくにゃ……ゃぁぁぁぁぁっ!!!」 頬を大きく千切り捨てられて、身を絶えず苛む激痛にほとんど麻痺していた親れいむの精神がようやく我を取り戻したのは、 愛するわが子の怒りや悲しみに満ちた絶叫が次から次へと飛ぶように遠ざかるという恐るべき事態に直面してからだった。 「ぉあ、あああああっ! おぢびじゃあああああああん!!」 我に返ったところで、もう遅い。 我に返ったところで、何も出来はしない。 親れいむにできることは、命に代えても惜しくはない愛するわが子達が、 次から次へと決して対岸に届くことない死への跳躍に駆り立てられる姿を見送ることだけ。 いや、そもそも描かれる軌跡は対岸へと向けられてすらいない。 すべて、川の中ほどまで進んだ他所の群れのまりさの家族へと向けて投げられているのだから。 「沈め、沈め!」 「あーっ、当たらねぇーっ!?」 「丸すぎてちゃんと飛ばないんだよ。やっぱ何に使ってもだめだな、ゆっくりって」 少年たちが楽しげに笑い、天を仰いで嘆くたび、 「ゅびゃぁぁぁぁぁっ、ゆびぇっ、ぃゃだっ、たじゅけぶびゃ!?」 「ゅぎゃっ! ゅぐぅっ、おぎゃーじゃばばっ!!」 「やだやだれいみゅおちょらとびちゃくにゃ……ぶぎゃぅ……」 赤れいむの声が遠く、彼方へ遠ざかっていく。 二度と親れいむの肌が触れ合えない彼方へと。 投じられた赤れいむの誰一匹、対岸にたどり着くことはなかった。 親れいむと一緒にお散歩に出かけた誰一匹、二度とおうちに帰り着くことはなかった。 六匹全てが、親れいむの目の前で川のせせらぎの中に没して溶けて崩れて死んだ。 親れいむは叫び続けた。全てが終わるまでずっと叫んでいた。 よほど強く投げられたのだろう、最後の一匹は最初の着水の衝撃に耐え切れずに弾けて死んだ。絶鳴すらなかった。 吹き飛んだ餡子が川の中に沈み、リボンが流れに乗って視界から消え去る頃には両の目から流れ出る涙も、 悲鳴を上げるべき喉も枯れ果て、乾き切っていた。 「あ゛……ゅあ゛あ゛……」 頬に痛々しく開いた傷口の痛みすら、もう欠片も感じない。 後に残ったものは、れいむの中を満たすものは、全てを失った絶望だけ。 少年の腕に抱かれて、れいむは生きながらにして死んでいた。 「もぉ、やだぁ……おうち……かえれない……」 あるいは、自分が殺される順番を待ちわびていたのかもしれない。 もう、おうちで待つ伴侶のれいむに会わせる顔などあろうはずもなかった。 生気のないうつろな眼差しを対岸にあるおうちの方角へ向け、在りし日の幸せな生活を、去りし日の安らぎに満ちた家族を想った。 それを壊したのは他の誰でもない、自分だ。 自分が子供たちに早く外の世界を見せてあげたいなどと思わなければ、 きちんと理由立てて反対してくれた伴侶れいむの言葉に耳を傾けていれば、 外の世界に出たとしても、調子に乗ってこんな遠くまで遊び歩かなければ。 「れいむが……れいむがばかだから……みんな、みんな……」 幾つものif全てで、れいむは死に繋がる選択ばかりを選んできた。 今考えれば、れいむにも如何に愚かな試みだったかが嫌というほどによくわかる。 だって、こんな最悪の結果を迎えてしまったんだから。 だから、れいむにはもうゆっくりできない人間たちをうらむ心はなかった。 ここで彼らに会わなかったとしても、きっとどこかで自分たちは死んでいただろう。だって、れいむはとびきりのばかだったから。 生きていることが罪になるほどの、誰もゆっくりさせてあげられない、自分の子供さえゆっくりさせられないゆっくりだから。 今からこのゆっくりできない人間さんたちから与えられるだろう死は、れいむにとって当然の罰なのだと思えた。 「れいむ……ばかでごめんね。れいむをおいてっちゃうことになるけど……せめて、おちびちゃんはあっちでりっぱにそだてるよ……」 だから、れいむはこっちでゆっくりしてね。 心のそこからそう願い、れいむはゆっくりと目を閉じる。 次にくるのはお空を飛ぶ感覚か、れいむの身体を何かが破壊する激痛か。どちらでもよかった。 全てを受け入れる心は出来ていた。与えられるものが死であるなら、どんな苦痛を伴うものでも構わない。 「おーい、何言ってんだよ」 「ゆぅ……?」 与えられるものが、死であるなら。 「お前はおうちに帰るんだよ」 「……ゆ゛!?」 誰が、生など望むものか……! 「お前をおうちに帰すために、ガキども川に投げ込んでやったんじゃないか。お前が帰んなきゃどうすんだよ」 だというのに。少年の笑顔が、れいむの心を痛烈に一打ちして蘇生させた。 ま、水が収まるまでゆっくりしろよ。少年はにやにやと嫌な笑いを浮かべてそう告げた。 れいむの願いと対極をなす、あまりにも残酷な言葉をそんな笑顔で淀みなく告げた。 「……あっ、あがぢゃんみんなじんじゃっで、ごろされぢゃっでがえれるわげないでじょおぉぉ!?」 だがそれに驚き、叫ぶれいむは本質を理解していない。 自分を抱えたままの少年が、いったいれいむに何を望んでいるのかを。 当然、ことの本質を理解しようともしていないれいむの抗議になど、少年はまるで取り合わない。 そうやって、れいむの身体ではない、心を苦しめ、痛めつけることが目的なのに、この饅頭はまるでわかっていないのだから。 楽しげに笑う少年の意図を、れいむはまったく理解しない。 理解しないままに、少年が望むままに苦しみ、悶え、のた打ち回る。 「ごろじでっ! あがぢゃんだぢどおなじみだいに、ごろじで! すぐごろじで! れいぶをごろじでっ!!」 「あっそう。じゃあ好きにしろよ。とりあえず傷は直しておいてやるから」 「ゆびゅっ!?」 なおも殺してくれと喚きたてるれいむに、少年は肩から提げた布地の鞄から竹筒の水筒を取り出した。 そこから頭に振りかけらた液体が目に染みて、思わずれいむは悲鳴と共に目を閉じる。 一瞬、ゆっくりが死ぬことのできる毒か何かと期待したが、もちろんそんなものではなかった。 それどころか、引き裂かれた頬の傷口があっという間に痛みを失っていくのがわかる。 恐る恐る、髪を伝って口元に一筋の流れを形作ったその粘度の高い液体を舐めてみる――とても、甘い。 傷つき、死をひたすら望むほどに疲弊した心すら、油断すると癒してしまいかねないほどにその液体は甘かった。 それが水あめというあまあまなたべものであるとまでは、まったく野生で育ってきたれいむは知らない。 「じゃーな」 別れを告げるその言葉に我を取り戻した時には、頬の痛みはまったくなくなっていた。 頭に注がれる液体も、いつのころからか途絶えている。慌てて目を開けたれいむの 先のれいむの懇願など気にも留めず、いっそ丁寧なぐらいゆっくりと、安定した岩の上にれいむを置いて手を振っていた。 岩場から飛び降り、れいむがその背中を追う頃にはすでに少年たちの姿はずいぶん先にある。 「まっ、まって! おいでがないでっ!」 「礼はいらないぞー」 「あと一日も待ってりゃ水は引くと想うぞ。よかったな、赤ちゃん死なせた代わりに家に帰れるぞ」 まあ、多分ちびが死ぬのと水が引くのは関係ないけどな。 そう言って、少年たちはどっと愉快そうに笑いあっていた。 「でいぶをごろじで! ごろじでよぉ!」 「やーだよ。死にたきゃ勝手に死ねば?」 れいむが泣けば泣くほど、叫べば叫ぶほど、少年たちは楽しそうに肩を震わせて笑った。 顔がキモい、声がキモい。ガキ殺したぐらいで必死なのがキモい。 理由を挙げ、せせら笑い、だが川原を離れる歩みは止めずに、れいむからどんどんその姿が離れていく。 「おでがいじばず! でいぶをごろじでぐだざいっ! れいぶを、でいぶをあがぢゃんのどごろにいがぜでぐだざい! おねがいじばず、おでがいじばぶっ!!」 れいむは泣き喚きながら、追いかけた。 精一杯、尖った石が親れいむの底面を抉り、切り裂く痛みなど気にもならなかった。 致命傷には至らない痛みなどどうでもよかった。 ひたすらに、自分の命を少年達が摘み取ってくれることを希った。 彼らがれいむ自身の命よりもはるかに重い、赤ちゃんたちの命を遊びのために全て流し去ってしまったように。 だが子供達は無情にも、れいむの願いなど一顧だにせず嘲り笑いながら走り去っていく。 どんなに跳ねても、どんなに飛んでも、その背中にれいむが追いつくことは決してなくて。 「どぼじで! どぼじでごろじでぐれないのおぉぉぉ!!」 ただ、痛々しい親れいむの絶叫だけが、誰もいなくなった川原に轟いた後。 しばらくして、大きな水音がひとつ新たにバシャンと響き、川原は元の静けさを取り戻した。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/537.html
死すべき生物 51KB ※俺設定 ※東方オリジナルの設定をほとんど無視します ※人間が出ます ※反社会的な演出が非常に多いです ※狂ってます ※エロ入っています ※でも、通報だけは止めてね ※あくまでフィクションです ※こんなことをしたいと思わないし、したこともないよ。 ※あくまでもお話です ※絶対に通報だけは止めてね ※ゆっくり理解できた人だけ読んでください。 ※それ以外の人は今すぐ、右上の×ボタンさんを押してね。 ※非常長いです 死すべき生物 ゆっくりは悪の根源だ。 そう信じる者達がいた。 ゆっくりに良いも悪いもない。 絶対的な悪。 そう断言する者達がいた。 ゆっくりを虐待したい? 虐待ではない。制裁だ。 この世に生を受けたことへの制裁だ。 どんな手段を使ってでも、 苦しめてやる。それがこの組織の目的であった。 とある平日のお昼頃・・・。 女性ニュースキャスターが慌しく臨時ニュースを読み上げた。 『臨時ニュースをお伝えしますっ!!! 臨時ニュースをお伝えしますっ!!! 本日、12時13分、 S区内にあるゆっくり愛護協会、通称、ゆっくりんピースの本部ビルにて、 凄まじい爆発があり、ゆっくりんピースの本部ビルが全焼しましたっ!!! 死傷者は合わせて約100名という報告がありましたっ!!! なお、ゆっくりんピースにいたと思われるゆっくりたち、約1万匹は、 みな焼け死んだとの報告がありましたっ!!!』 ADらしき人物がカンペを持ってきた。 『えぇ!? これどういうこと!? し、失礼しましたっ!!! たった今入ってきた情報ですっ!!! 衆議院議員の愛出愛子氏が議事堂内に入ってきた男に、 ナイフで刺されたとの報告がありましたっ!!! すぐに愛出氏は救急病院に運ばれましたが、ただいま重体とのことですっ!!! 愛出氏と言えば、ゆっくり愛護法案を立案したゆっくりんピースの会長であり・・・』 さらに・・・。 『ちょっと!!?? さっきからなんなの!?ねぇ!? た、大変、失礼致しましたっ!!! たった今入ってきた情報ですっ!!! N県のA山付近で、大規模な山火事が発生し、 付近に住んでいる住民に対して、避難勧告が発令されましたっ!!! なお、このA山の付近には、ゆっくり保護区があり・・・』 ADがカメラの前を横切る。 『ねぇ!?ちょっと!?あなた!? えっ!?これも!?さっきからこれなんなのねぇ!? こ、こ、これもたったいま入ったニュースですっ!! 全国的に展開しているゆっくり製菓の本社ビ・・・』 女性アナウンサーが引きつった表情で異様なニュース読み上げていると・・・。 『おいっ!!!あれはなんだ!!!!』 プロデューサーが叫んだ。 数あるテレビモニターが他局の放送を流している中、 とあるテレビ局でいつもと違う光景が広げられていた。 このテレビ局では、今の時間帯では、 「たのしいゆっくりなかま」というゆっくりを扱った子供向け教育番組を放送している。 歌のお姉さんとゆっくりたちが、楽しく歌を歌うという老若男女問わず、ゆっくりファンには大人気の番組だ。 いつもなら、歌のお姉さんとゆっくりたちがゆーゆー歌ってるだけの単調な番組だが、 今映っているその光景は全く違った。 迷彩柄の服を着て、マシンガンを携えた人間たちが、映っていた。 その人間たちは、みな一様に変わっていた。 全員、れいむ、まりさ、ありす・・・などゆっくりのマスクを被っていた。 中央に立っているれいむのマスクを被った人間が右手をカメラの前に突き出した。 髪を雑に捕まれて、もみ上げをピコピコと上下に振り回して痛そうにしているれいむがそこにはいた。 「いじゃいよぉお!!!はなじでぇええ!!!」 れいむは下腹部をブリンブリンと揺らして、逃げようとしている。 「やめてあげてね!!!いたがってるよ!!!」 「そうよ!!!こんなのとはいはじゃないわ!!!」 「こんなゆっくりできないことはやめてよ!!!ゆっくりしようよ!!!」 「わからないよー!!!にんげんさんがなにがしたいのかわからないよー!!!」 れいむを心配そうにしているゆっくりたちの声が聞こえる。 『何が・・・望みなの・・・?こんな・・・こと・・・しても・・・』 歌のお姉さんと思われる女性が声を震わせながら訴えかける。 『れいむちゃん・・・』 れいむのマスクを被った人間が、右手に持っているれいむに問いかける。 「にん・・・げん・・・さん・・・れい・・・む・・・こわ・・・い」 目に涙を溜め、プルプルと体を小さく震わせていた。 『これからこぉんなに可愛い可愛いれいむちゃんを・・・』 れいむだけでなかった・・・。 他のゆっくりや歌のお姉さんも、れいむと同様、この異常事態に体を震わせていた。 『ゆっくり燃やしちゃうよ!!!!』 「やめてぇええぇえ!!!そんなことしないでぇええ!!!!」 「どぼぢでぞんなごどいうのぉおお!!!!」 「やめるんだぜぇぇええ!!!そんなゆっくりできないことはやめてぇえええ!!!」 「ゆんやぁぁああ!!!ゆっくりできないぃいい!!!ここはゆっくりできない!!!!」 「もうやだぁあああ!!!!おうちかえるぅうう!!!!!」 『やめてぇぇぇえええ!!!そんなことしないでぇええ!!!あなたちそれでも人間なのぉおおお!!!』 ゆっくりや歌のお姉さんたちは、泣き叫んだ。 ドバババババ まりさのマスクを被った人間がマシンガンを天井に向けて発射した。 『静かにしてね!!! 邪魔すると殺しちゃうよ!!! あと、れいむちゃんはゆっくり燃やしちゃうよ!!! ゆっくり理解してね!!!』 ゆっくりや歌のお姉さんたちは、みな黙った。 あまりの恐怖にゆっくりたちは、みなしーしーを漏らしていた。 よく見ると歌のお姉さんも失禁していた。 『さぁて、れいむちゃん・・・』 れいむのマスクを被った人間が言った。 「にんげ・・・さん・・・れ・・・む・・・し・・た・・・くな・・・」 れいむは瞳から止め処なく涙を流し、声を詰まらせながら話す。 『ん?よく聞こえないよ?はっきりと大きな声で元気よく答えてね!!!』 「れ・・・む・・・しに・・・た・・・」 『聞こえないよ?れいむちゃん!!!こうすれば聞こえるかなぁ!?』 れいむのマスクを被った人間は左手でライターに火をつけ、れいむの下腹部を炙りだした。 「あじゅぃいいぃいいいいい!!!!!!!」 れいむは体中から体液という体液を分泌させながら、叫んだ。 「でぃぶぅううぅうう!!!!」 「やべでぇぇええええ!!!ゆっぐりぃいいい!!!」 「どぼぢでごんなごどずるのぉおおぉお!!!!」 『いやぁあああ!!!!やめてぇぇえええ!!!!』 ゆっくりと歌のお姉さんは叫んだ。 れいむのマスクを被った人間は、ライターの火を消した。 『なぁ~んだ。元気がなかっただけかぁ~。お兄さん、心配したよぉ!!!』 「あじゅ・・い・・・あじゅ・・・」 『だって、これから殺しちゃうのにさぁ・・・ お返事が小さかったら・・・ジワジワと嬲り殺す楽しみがゆっくり味わえないかと思ったよぉ!!!! れいむちゃんの可愛くて可愛くてかわゆぃいい声が、 痛い~とか熱い~っていうゆっくり出来ない声に変わるのが・・・ お兄さんはとぉてもゆっくりできるんだよぉおおぉ!!!!』 「やめでぇえええぇぇえ!!!!でいぶじにだぐないぃいい!!! おがああじゃんんんん!!!!だずげでぇえええ!!!! おねえじゃんんん!!!!!だじゅげでぇええええ!!!!!!!」 れいむは、助けを乞う。 『やめてっぇえええ!!!どうしてごんなことずるのぉおおおお!!!!』 歌のお姉さんは涙を流しながら、問い正す。 『だってゆっくりできるからじゃないかぁ!! そんなことも知らないなんて・・・バカなの?死ぬの?』 れいむのマスクを被った人間が、れいむの体に何かを塗り始めた。 「くちゃい・・・くちゃい・・・くちゃいよぉ・・・」 『ごめんねぇ・・・れいむちゃん・・・。ガソリンさんの匂いはゆっくりできないかい?』 それを聞いたと途端・・・。 『もうやめてぇえええ!!!お願いだからもうやめてぇえええ!!!! 何が望みなのぉおおお!!!ねぇえ!!!お願いだからもうやめてぇえええ!!!!!』 歌のお姉さんは顔がクシャクシャになりながら、号泣した。 『れいむちゃんを燃やすのが望みなんだよ!! ゆっくり理解してね!!!!!』 『やべでぇええ!!やべっ!?』 次の瞬間、ありすのマスクを被った人間が歌のお姉さんを殴った。 『静かにしなさい!!!この田舎者!!!!』 『うっ・・・うぅ・・・』 殴られた歌のお姉さんは、頬を押さえながら、静かに泣いていた。 『さぁて、れいむちゃん!!! お楽しみのスーパーメラメラタイムの始まりだよぉおお!!!』 「でいぶじにだくないぃいいい!!!でいぶじにだぐないぃいい!!!」 『大丈夫!!!ゆっくりはみんな無様に死んじゃうんだよ!!! れいむちゃんの場合、他のゆっくりに比べて、ちょっと早いだけだから!!! お兄さんが熱い熱いメラメラさんで燃やしてあげるから安心して燃えてね!!!』 「やだやだぁぁぁああ!!!でいぶもえだぐないぃいいい!!!! ゆんやぁあああ!!!もうやだぁぁああ!!!おうぢがえるぅううう!!!!」 『ダメだよ!!!そんなわがまま言っちゃあ!!! れいむちゃん!!!テレビに前のお友達に最期のお別れの挨拶をしようね!!! ほら、もっとゆっくりしたかったって言ってごらん!!!』 「ゆんやあっぁああ!!!ゆぴぃいいい!!! でいぶじにだぐないよぉおおお!!!でいぶじにだぐないよぉおおお!!! ゆびぃいいいいぃいい!!!!!!」 暴れまくるれいむ。 とにかく逃げようと必死でもがく。 その姿にはもうゆっくりという言葉とはかけ離れ、思いもよらない醜態。 『もう!!!れいむちゃんは!!!聞き分けのない子だね!!! そんなゆっくりできないれいむはゆっくり死ね!!!!』 と、言い終わると、左手のライターに火をつけた。 そして、れいむの体に火をつけ・・・。 「あじゅぃいいぃいいいいい!!!!!! あじゅぃいいいいいぃいいいいい!!!! ゆわあ。ぁぁぁぁぁああああああ!!!! ゆんああぁぁぁぁぁああぁぁあああ!!! ゆびいいいいぃいい!!!!!!!!!!!!!!」 凄まじい声で叫ぶれいむ。 れいむの全身を真っ赤に燃える炎が包む。 その炎の中で、黒いれいむのシルエットが、物凄い勢いで下腹部をブリンブリンさせているのが、 カメラに映る。 全身が燃えている中でも、助かりたい、逃げ出した、生き延びたいというのが、 見る者をすべてに伝わるかのように・・・。 そして、その暴れっぷりが示すのは・・・。 とてつもない熱さ・・・・。とてつもない痛み・・・。 見るものが目を塞ぎたくなるような映像・・・・。 「でぃぶうううぅうううううう!!!!!!!」 「ゆんやぁぁああ!!!!ゆっくりぃいいい!!!ゆっくりぃいい!!!」 「わからないよぉおおお!!!わからないよぉおおおお!!!」 ゆっくりたちは、体中から汗、涙、涎を撒き散らしながら、暴れる。 『いやぁぁっぁぁぁぁぁぁああ!!!!!!でいぶじゃあんんんんん!!!!!!!』 歌のお姉さんは両手で目を塞いだ・・・。 次第に、れいむについた火も消えだした。 「ゆ゛っ・・・・ゆ゛っ・・・」 なんと、れいむはまだ生きていた。 『でいぶじゃんんんん!!!!でいぶじゃんんん!!!!』 歌のお姉さんはれいむの名前を呼び続けた。 「お・・・で・・・え・・・ざ・・・ん・・・」 『れいむちゃん!!!よくがんばったねぇ!!! さあ!!!今度こそ、テレビの前のお友達とお姉さんに最期のお別れを言おうか!!!!』 「で・・・ぃ・・・ぶ・・・じ・・・に・・・だ・・・ぐ・・・」 「で・・ぶ・・・じ・・・に・・・ぐ・・・な・・・い」 クシャ!!! 言い終えた瞬間、真っ黒になったれいむの体は自然に壊れて、れいむの頭がポトリと床に落ちた。 『でいぶぅううぅうじゃんんんん!!!!!!!!』 普段の優しく笑う歌のお姉さんからは想像できない苦悶の表情。 「ゆんやぁぁあ!!!どぼぢでごんなごどずるのぉおお!!!!」 「でいぶぅううぅう!!!でいぶぅううう!!!!」 「もうやべでぇえええ!!!もうやべでぇええええ!!!!」 それに反応するかのようにゆっくりたちも泣き叫びだした。 『さぁて!!!今度はお姉さんの番だよ!!!』 「「「ゆぅぅううぅっ!?」」」 ゆっくりたちは恐怖した。 この人間たちは、さきほど、れいむにしたことをお姉さんにもしようとしている。 「お・・・お・・・お・・・」 「「「おねえじゃんをいじめるなぁぁあああ!!!!」」」 ゆっくりたちは無謀にもその柔らかい体をポニョンポニョンと弾ませて、 人間たちに体当たりをしてきた。 この人間たちはゆっくり出来ない!!! この人間たちはお姉さんをゆっくり出来なくさせる!!! 絶対に許せない!!! 絶対に許せない!!! れいむの仇!!!お姉さんを守る!!! そんな決意をみな持っていたのでもあろう。 が、当然・・・ 「ゆべぇ!!!」 「ゆぼぉ!!!」 「ゆごぁ!!!」 みな、人間たちに踏み潰され、中身を吐いて、絶命する。 『みんなぁぁああああ!!!!!!!!』 歌のお姉さんの絶叫が響き渡る。 『さぁて!!!お楽しみはこれからだよ!!! あっ!?いっけなぁぁい!!! これからは大きなお友達しか見ちゃいけないよ!!! 小さなお友達はゆっくりチャンネルを変えてね!!!』 『い・・・い・・・いやぁぁああ!!!!』 ビリッ!!ビリィ!!! お姉さんの服を破り、半裸に近い姿にした。 『このお姉さんはゆっくりが大好きなんだって!!!』 れいむのマスクを被った男が言う。 『うぅ・・・うぅ・・・』 テレビに自身の裸体が映り、泣き出すお姉さん。 『お兄さんはこんな綺麗なお姉さんのために!!! プレゼントがあります!!! お姉さんが大好物のれいぱーちゃんで~す!!!!』 「んんほぉおおおぉおおおお!!!!!」 そこには薄汚れたれいぱーありすがいた。 恐らく、どこかで拾ってきた野良ありすをレイパー化したのであろう。 すると、まりさのマスク、ありすのマスクを被った人間二人が、 歌のお姉さんの両足を持ち上げ、お姉さんの腕を方に回して、 股を広げるように、二人で抱えだした。 人間たちは、さらに・・・股間を指で・・・ 『いやぁぁぁああ!!!やめでぇええ!!!やめでぇえ!!!! お願いだがらぁあぁあああ!!!!やめでっぇええ!!!!』 必死で抵抗するお姉さん。 が・・・。 『うるさいよ!!!静かにしてね!!!』 ボガッ!!! と、れいむのマスクを被った人間がお姉さんの顔面にパンチを当てた。 「うぶっ!?」 鼻血を出して、うなだれるお姉さん。 『はいはい~!!! カメラさん!!!死にたくなかった、お姉さんのまむまむをドアップで映してね!!! ズームをいっぱいい~っぱいしてね!!!』 カメラマンの後ろにいるちぇんのマスクを被った男が、 マシンガンの銃口を背中に押し付けて、カメラマンに指示する。 カメラマンも申し訳なさそうに、 お姉さんの何も衣服で覆われていない股間をズームで映す。 『これがお姉さんのまむまむだよぉ~!!! 大きなお友達のみんなぁ~!!! シコシコピュッピュする前に、ちゃんと録画してねぇ~!!! こんな無修正のまむまむを地上波で、しかもこぉんなに綺麗なお姉さんの まむまむをドアップで見れることなんて今後100年くらいはないんじゃないのかなぁ~!!!』 『うぅ・・・うぅうう・・・』 ひたすら泣き続けるお姉さん。 『このまむまむにどれだけのぺにぺにが入ってきたのか気になるなぁ~。 ねえ、お姉さん!!!何人のぺにぺにが入ってきたか教えてよ!!! お兄さんゆっくり知りたいなぁ!!!』 まさに外道。 このれいむのマスクを被った人間は、最低な人間である。 『うぅう・・・うううぅうう・・・』 ただ泣くしかないお姉さん。 『泣いてちゃわかんないよ!!! そうだ!!!まむまむがかっぽり開いちゃったから、ぺにぺにがほしんだね!!! わかるよー!!!』 れいむのマスクを被った人間は、れいぱーを両手に抱えた。 「んんほおおおおぉおおおおお!!!」 『やめでぇええ!!!!ぞれだげばやめでぇえええ!!!! おねがいじまずぅううう!!!おねがいでずがぁらぁあああ!!!! なんでもじまずうぅううう!!!なんでもじまずがらっぁあああ!!!!』 「んんほぉおおぉおお!!! とかいはなおねえぇさんねぇええ!!!! そのつんでれなたいどもかわいいぃわぁあああ!!!! あでぃずのぉおお!!!とはいはのあいをぉおお!!! うけとってぇえええ!!!!」 れいぱーのぺにぺにが大きくなった。 しかし・・・。それは度を越していた。 まさに・・・。馬並み・・・。 いや・・・。馬以上の長さ。馬以上の太さ。 『いいまずっぅううぅう!!! いいまずがらぁっぁああ!!!! やめでぐだざいぃいい!!!!やめぇ!!やめでぇええ!!! ざんに!!!ざんにんでずうぅうううう!!! いままでぇええ!!!ざんにんどやりまじだぁあああ!!!!!』 必死の形相で拒絶するお姉さん。 『三人かぁ~。なんか妙にリアルな数字だね!!! お兄さんちょっとショックだなぁ!!! こういう仕事しているお姉さんって結婚するまで純潔を守ってるんだと思ってたから!!!』 『うひひひぃいいうひぃいい・・・』 目が虚ろになり、焦点がどこかあらぬ方向になっているお姉さん。 『でもよく言えたね!!!立派だね!!! 感動した!!!だからお兄さんからのプレゼント!!!!』 「んんんほぉおおおぉおおおおお!!!!!!!!」 れいむのマスクを被った人間は、れいぱーをお姉さんの体に投げた。 れいぱーがお姉さんの股間に圧し掛かる。 『いやぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!やめでっぇえええ!!!!! だれがあぁぁぁぁあああああ!!!!だずげでぇえええ!!!!!!! やめでぇええ!!!やぁぁぁぁぁあぁああ!!!!』 「んんんほぉおおぉおおおお!!!! とはいはのあいをうけとってっぇえええええ!!!!」 『いやぁぁああああっぁあああ!!!!!』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『狂って・・・る・・・こいつ・・・ら・・・狂・・・てる・・・』 虐待鬼意山はれいむへアマギリをするつもりだったが、 テレビから流れてきたその異様な光景に言葉を失った。 本来、この時間に流れるはずの「たのしいゆっくりなかま」をアマギる前のれいむに、 見せ付けて、ゆっくりがゆっくりする姿を見て、れいむもあんな風になりたいという希望を、 植えつけた後にアマギり、絶望と痛みだけを与えるという虐待コースを行おうとテレビをつけたら・・・。 なんだこれは・・・。 カランカランカラン・・・。 ショックのあまり、お兄さんは手に持っていたアマギリ専用キリを床に落とす。 この虐待鬼意山、虐待歴10年の大ベテラン。 ゆ虐コンテストでも入賞するくらいの実力者。 そんな強者でも、この映像はまさに狂気。 「お・・・に・・いさ・・・ん・・・なに・・・こ・・・れ・・・?」 あまりの自体に虐待鬼意山だけでなく、れいむも目が点になり、困惑していた。 先ほどまでゆびぃゆびぃと叫んでいたが・・・。 この映像を見て、開いた口が塞がらなかった。 お兄さんは・・・。「たのしいゆっくりなかま」を見させてくれるんじゃなかったの・・・・ 何これ・・・。 もう・・・それどころではなかった・・・。 なんだこれは・・・。 鬼意山もれいむもそれを必死で理解しようとしたが、 理解できなかった。 いや、理解できなくて当然である・・・。 『ぱぴぷぺぽぉぉおおおぉお!!!!ぱぴぺぽぉおおぉおお!!!!』 鬼意山の精神は崩壊したのだ。 「おにいいさんんんん!!!!!ゆっくりしてぇえええ!!!!ゆっくりぃいい!!!」 れいむは必死で叫んだ。 鬼意山をこっちに世界に連れ戻そうとして・・・。 れいむは声が枯れるほど叫んだ。 ゆっくり、ゆっくりと・・・。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「こわいよぉおぉお!!!わからないよぉおお!!!」 『怖がらないで、ちぇん!!私がちゃんと守ってあげるから!!!』 「ほんとぉおお?」 『ええ!!だってあなたは私の宝物ですもの!!!!』 「おねえさん!!!!!」 バリン!!!! 「あれぇ?まどがらすさんがわれたおとがしたよぉおお?」 『何かしら・・・えっ!?あなた!?』 『ヒャッハァァァ!!!!虐待だあぁぁああ!!!!!』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ N県のA山付近 「あじゅいぃいいいい!!!!!だずげでぇえええ!!!!」 「ひさんんんんん!!!!あっちにいっでぇええええ!!!!!」 「だれがぁぁあああああ!!!!だじゅげでぇえええええ!!!!」 「どぼぢでごんなごどになっでるのぉおおおぉお!!!!!」 ゆっくり保護区に住んでいた野生ゆっくりたちがみな山火事から逃げていた。 「ゆぅ・・・。やっとひさんからにげることができたよ・・・。」 「どぼぢでごんなごどに・・・ばでぃざのおちびじゃんが・・・」 「ゆんあぁああああ!!!!でぃぶだぢのゆっぐりぶれいずがぁああ!!! みんなのゆっぐりぶれいずがぁあああ!!!!!!」 焼け野原になった場所にて、 生き残ったゆっくりたちは、一同で集まり、みんなゆーゆーと泣き出した。 このゆっくり保護区とは、国立公園であり、 この地区一帯の山々は、 国が管理しており、虐待鬼意山などは立ち入り禁止であり、 国が認定した愛で派の人間しか入れない地域なのである。 さらに、ここに住んでいる住民たちは、 ゆっくりブームにあやかり、 ゆっくりで村興しを考えている者ばかりで、 ゆっくりに対しては非常に優しいのである。 住人たちは、普段から事故が起きないようにと、巡回し、 ゆっくりが安心して暮らせる環境を作っていたのに・・・。 こんな大規模な山火事が起きるなんて、信じられなかった。 ゆっくりにとって、このゆっくり保護区は天国だったはず。 まさに、ゆっくりのためにあるゆっくりプレイスだった。 それが今、辺り一面焼け野原になり、 先祖代々住んでいた家は燃え、 みんなで力を合わせて耕した畑は焼け、 日向ぼっこするには最適な丘は炭と灰で覆い尽くされて、 子供の頃から遊んでいた遊びはなくなった。 春になると綺麗な花が咲いていた花畑には火種がチョロチョロまだ残っており、 夏になるとみんな泳いだ澄んだ水の川は泥だらけになり、 秋になるとみんなで葉っぱを集めるの楽しみだった森の木々は見事に消えて、 冬になると人間がゆっくりのために作ってくれた暖かい暖房の入る小屋は燃えて・・・。 死んでいったゆっくりのお墓は見るも無惨に荒れ放題。 みんなで人間から勉強を教えてもらった「がっこう」も真っ赤に燃えていた。 遊びに来てくれる人間のために、「ゆっくりしていってね!!!」とみんなで書いた垂れ幕は・・・。 「ゆっくりし○○○○ね!!!」と中の文字が燃えて、とても見せられるようなものじゃない。 すべてを失った。 家を、食料を、遊び場を、番を、子供を、親を、 ここに住んでいたゆっくりたちの歴史を、ゆっくりたちの生活を・・・。 『に・・・・・・ろ・・・・』 「ゆぅ!?なにかきこえるよ?」 「あれは・・・おじいさんだよ!!!」 遠くからお爺さんの姿が見えた。 お爺さんは、このゆっくり保護区のゆっくりたちの面倒を見てくれるいい人間だった。 ゆっくりたちが冗長して、調子に乗った時は、厳しく叱り、 ゆっくりたちが痛い思いをした時には、真っ先に飛んできて、ゆっくりたちの怪我を治す、 先生でもあり、医者でもあり、ゆっくりたちの親代わりでもあった。 この優しいお爺さんが生きていた。 こんな激しい山火事の中でも、お爺さんは生きていた。 生き残ったゆっくりたちは、みな目に涙を浮かばせて、ウルウルとしていた。 「ゆぅー!!!おじいさんんん!!!いきていたんだねぇええ!!!!」 一匹のまりさが満面の笑みで駆け寄って行く。 その体を弾ませて、必死で駆け寄って行く。 生き残ったゆっくりたちは、みな涙を流しながら、思った。 そうだ。こんなつらい時でもお爺さんは、 諦めるなと言ってくれた。 どんなにつらくても道は開けるんだと・・・。 みんなの力を合わせれば、この焼け野原をまた、 あの美しいゆっくりプレイスに、みんなの楽しいゆっくりプレイスに戻すんだ!! 彼らはそう思い出した。 「おじいいさんんん!!!!ゆっくりしていってねぇえええ!!!!」 『来るなぁぁぁあああ!!!逃げるんじゃぁああ!!!!早く逃げるんじゃぁああ!!!!』 お爺さんの後ろには、ぱちゅりーのマスクを被った人間が火炎放射器を持っていた。 『ヒャッハァアア!!!汚物は消毒だぁああ!!!!!』 ジュワァァアア!!!! 『うわぁぁああああああ!!!!!』 まりさの目の前でお爺さんは火達磨になった。 『あずいぃいいい!!あずぃいい!!!!』 まりさは、理解するのに数秒ほどかかった。 え!? お爺さんがメラメラと燃えてる!? どうして!? さっきまで燃えていなかったのに!? あれ!?ぱちゅりーがいる!? でも、あれ、ぱちゅりーじゃないよ!! 人間さんだよ!!! でも、顔はぱちゅりーだよ!!! でも、人間さんだよ!!! でも、顔はぱちゅ・・・・・ ボワッァアア!!!!! が、結局、すべてを理解することは出来なかった。 『ヒャッハァァァアア!!!!てめえらまだ生き残ってやがったかぁあ!!! 全部燃やしてやるぅううう!!!!汚物は消毒だぁあああ!!!!!』 「「「「ゆぅうぅうううう!!!!!」」」」 「ゆんやっぁあああ!!!ゆっくりでぎないぃいい!!!!」 「どぼぢでごんなごどずるのぉおおお!!!!」 「ゆびぃいいい!!!もうやだぁああおうちがえるぅううう!!!」 生き残ったゆっくりたちは、目の前にある死に絶望した。 さきほどまで希望を持とうと決意していたのに、 その決意はいとも簡単に崩れ去ったのだ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『り、り、臨時ニュースです!!!』 『先ほど、議事堂内にてナイフで刺された愛出愛子氏の意識が戻ったとの報告がありました。 現場の○田さん!!!』 『はい!!こちら!!都内にある救急病院に来ております。 こちらには、各報道陣が多数駆けつけており・・・、 あ、たった今入った情報では、あちらの窓の病室で愛出氏が・・・』 ドダン!! ガチャガチャ!!! 『えっ!?何?あの人たち!? ってあれ!??まさ・・・か!?ロケ・・・』 『危ないっ!!ちょ!!!逃げろ!!逃げろぉぉお!!!』 『嘘っ!?』 ドガァアアアンン!!!!! 『きゃぁっぁああああ!!!!! 嘘っ!!!なんてってことをぉぉお!!!』 ザッァァザッァア 『た・・・ただいま・・・映像がみ・・・乱れて・・・』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『なんだよ・・・これ・・・テロ・・・!?』 食道で定食を食べていたサラリーマンたちが、 テレビから流れるその異様な光景に驚きを隠せないようで、 みな箸を落としていた・・・。 「ゆんやぁああああ!!!!!! でぃぶばでざーどざんじゃないよぉおおお!!! だれがぁあああ!!!だずげでぇえええ!!! ゆんやぁああ!!!!」 定食のデザートになっていたれいむの叫び声だけが、 定食屋に響き渡っていた・・・。 れいむの頭に銀色のスプーンがゆっくりと刺さっていく。 「いじゃいいぃいいいぃいいいいいいいい!!!!」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『こちら119番!!!どうされましたか?』 「ゆっくりしていってね!!!」 『・・・へぇ!?』 「ゆっくりしていってね!!!」 『なんだよぉぉ!!!イタ電かよぉお!!! このクソ忙しい時にぃ!!!』 「ゆっくりまってね!!!!きらないでねぇ!!!!」 『はぁ!?何言ってるだよ!あんた!!! 今、いろんなところから電話が掛ってきて忙しいだよ!!! 切るからなぁ!ったく!!!』 「ゆっくりまってね!!!おにいさんがくるしそうなんだよ!!!」 『えぇ!?苦しそうって!?どういう状況ですか!?』 「ゆっくりしていないんだよ!!!とてもゆっくりしていなんだよ!!!」 『ぇ!?ゆっくり!?なんですか!?それは!? 呼吸はしていますか!?意識はありますか!?』 「ぱぴぷぺぽおおおってずっとさけんでるんだよ!!!」 『ぱぴぴぺぽ?なんですかそれは!?誰か他の方いませんか?』 「れいむしかいないよ!!!ほかのゆっくりはみんなつぶされちゃったんだよ!!!」 『ゆっくり!?へぇ!?お前、ゆっくりなのか!?』 「れいむはれいむだよ!!!ゆっくりしていってね!!!」 『オイオイ・・・マジかよ・・・ オイ、れいむとやら、お前、今どこにいるか教えろ!』 「おにいさんのおうちだよ!!!」 『あぁ・・・やっぱり・・・それじゃあ分からん!!! 住所教えろ!!!住所!!!』 「ゆぅ!?なにそれ!?じゅうしょってなに?あまあまさん?」 『ったく・・・やっぱ聞くだけ無駄だったなぁ・・・ オイ、れいむとやら、諦めろ。じゃあな。』 「まって!!!きらないで!!!ゆっくりきらないで!!! まどからとう○ょうたわーさんがみえるよ!!! あと、おうちはかいだんをあがったからにかいさんだよ!!」 『それだけじゃ分かんねぇよ!!! なんかもっと分かりやすいことを伝えろよ!!!』 「おうちにはいるまえに、 かんばんにひらがなさんでくずれ・・・あとなんかよめないじがってかいてたよ!!! おうちはすごいぼろぼろでこわれそうなおうちだよ!!! いっぱいいっぱいとびらさんがあって、 れいむはいまにかいさんにいるよ!!! おにいさんのおなまえはおにいだよ!!!」 『まさか・・・。オイ、れいむ・・・。 窓からお日様は見えるか?覗いてみろ。 お日様は見えるか?』 「ゆぅうぅうう!!!まぶしいぃいいい!!! あじゅいぃいいい!!!!」 『オイ、れいむ!!!聞こえるか!!! ゆっくりしていないお兄さんの目の下に黒い丸がないか?』 「ゆぅ?ゆっくりあったよ!!!」 『マジかよっ!!!アイツ!!!何やってんだよ!!! オイ、れいむ!!!場所が分かったからそっちに行くからな!!!』 「おにいさんありがとおおぉおおぉ!!! ゆっくりしないではやくきてぇええええ!!!」 『あのボロアパートに住んでいるくずれ荘の鬼意って、 オレの後輩じゃねぇか!!!!全くよぉおぉお!!!! 虐待鬼意山のくせにゆっくりに助けられてんじゃねぇよぉお!!!!』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『・・・とのことで、愛出氏は死亡したとの報告がありました。 また、愛出氏を刺した男はゆっくりのようなマスクを被っていたとの証言があり、 ゆっくりしていってね、などと繰り返し叫びながら、ナイフを振り回し、 ゆっくりした結果がこれだよ、と言い残して、自らの首を切って、 病院に運ばれた10分後に死亡したとの・・・えっ!?』 ADが裏からカンペを女性アナウンサーに渡した。 『たった今入った情報ですっ!! 政府はたった今より有事体制を取り、自衛隊の緊急出動を・・・ えっ!?ちょっとあなたたち!!きゃぁあああ!!!!』 れいむのマスクを被った男がやってきた。 「たのしいゆっくりなかま」の人間ではないようだ。 ちなみに彼らはSATと言われる、日本警察の特殊部隊と激しい銃撃戦の末、 全員射殺されたそうだ。 『いやいや、すまないねぇ~。ちょっとマイクを借りるよ。』 れいむのマスクを被った男は、女性アナウンサーの胸についているピンマイクを取った。 『自己紹介をしましょう。 私は・・・。そうだなぁ・・・。 とりあえず頭がおかしい以外はごく普通の人間とでも言っておこうかな? この際、名前なんて・・・どうでもいいと思うんだよね。うん。 賢い方はこの一連の騒動がすべて我々が起こしていると思っているだろう。 まさにそのとおり!!! ビルを爆破し、ゆっくり保護区を焼き、ゆっくり擁護派の代表の国会議員、愛出愛子を殺したのは、 すべて我々だ!!!そう!!!我々なのだ!!!』 れいむのマスクを被った男は胸を張って、堂々と言った。 『どうしてこんなことをしたのか・・・。 まあ、ゆっくり風に言えばだね・・・どぼぢでごんなごどじだのぉおおお!!!! だね、ククク。』 今度は、胸を押さえながら笑っている。 『簡単な理由さ。 ゆっくりが悪だからさ!!! ゆっくりが悪!!!だから殺す!!! 出来るだけ残虐に!!!出来るだけ残酷に!!!』 両手を広げ、さも演説をしているかのように話し出した。 『ゆっくりが悪じゃないっていう方もいるだろう。 まあねぇ~。ゆっくりにも良いゆっくりがいてとか言う方もいるよねぇ~。 うん、それ間違いだから!!!』 また、胸を張る人間。 『ここに良い例を見せようか・・・。 ああ、ちょっと持ってきてくれ・・・。』 ちるのとらんのマスクをした人間たちが、箱を二つ持ってきた。 れいむのマスクをした人間が箱を開けると・・・。 「おい!!!くそどれい!!! あまあまさんをもってこい!!! でいぶはじんぐるまざーなんだよ!!!!」 「うんうんしゃんしゅるよ!!!ちゅっきりぃい!!!」プリュ 「ゆぴぃ~ゆぴぃ~。ゆっ!?うりゅしゃいよ!!!れいみゅをおきょすな!!」 「ゆっ!?きゃわいくてごみぇんにぇ!!!」 一匹のれいむと、3匹の子れいむがいた。 「ゆふん!!こんなところにとじこめるなんて、 くそどれいにはおしおきがひつようなんだね!! ゆっくりせーさいしてやるよ!!! ゆっくりしね!!!ゆっくりしね!!!」 れいむは、れいむのマスクをした人間に体当たりを繰り返す。 「ゆっくちちね!!!ゆっくちちね!!!」 「ゆ~!!おきゃあしゃん!!!がんびゃれぇええ!!!」 「にんげんしゃんはゆっくちちね!!!」 どうやら、この子れいむたちはこのれいむの子供であるようだ。 母親の体当たりを応援する子れいむたち。 『そいっ!』 人間のパンチがれいむの顔面に直撃する。 「いじゃいぃいいい!!!! どぼぢでごんなごどずるのぉおぉおおぉおお!!!!」 「にゃにやっちぇるの!!くちょばばぁ!!」 「しょうだ!!!しゃっしゃとしょのゆっくちできにゃいにんげんしゃんをこりょせ!!!」 「しょんなこちょもできにゃいにゃんて!!ばきゃにゃの!!!しにゅの!!!」 「どぼじでぞんなごどいうのぉおおぉおお!!!」 『れいむ、ゆっくりしないで聞いてくれ。 これから私はれいむを殺すよ。』 「ゆんやあぁあああ!!!もういやだぁぁああ!!! おうちがえるぅううぅうう!!!!!」 『でもねぇ・・・。れいむが・・・。 ここにいる君の子供をねぇ・・・。 君が殺すっていうのなら・・・。 助けてあげよう!!!!』 「ゆっ!?そんなことはできるわけないでしょ!! ばかなの?しにゅっ!?」 人間はれいむの顔面に今度は蹴りを入れた。 「いじゃいぃいいいぃいい!!!!」 『痛いだろう・・・れいむ・・・。 でも・・・そこのおちびちゃんを殺したら・・・。 助けてあげるよ・・・。』 「にゃにいっちぇるの!!!そんにゃことしゅるわけにゃいでしょ!!!」 「しょうだよ!!おきゃあしゃんはれいみゅたちにょことがだいしゅきなんだにょ!!」 「そんにゃこちょもわきゃらないにんげんしゃんはゆっくちちね!!!」 子れいむたちは、相変わらず強気の態度で、人間を罵る。 「おに・・・いざん・・・ おちびじゃんをごろ・・・じだら・・・ ぽんとうに・・・でいぶを・・・だずげで・・・」 『ああ。助けるよ。私は嘘つきじゃないから。 私の信念は自分に正直に生きるということだから。』 「じゃあ・・・でいぶば・・・」 れいむは覚悟した。 自分の子供たちを殺すことを。 さっきから自分は子供たちのために、この人間を制裁しようとしたのに、 殴られて蹴られた時にも心配する一言すらなく、 ただ自分を罵ってくる子供たちの生意気な態度が気に入らなかったこともあったのだろう。 「どぼぢでじょんなごじょいうのぉおおお!!!!」 「おぎゃあじゃんばぁああ!!!れいみゅだぢのおがあじゃんでじょぉおぉお!!!」 「ぎゃわいいでいびゅをまみょるのがぁああ!!!おがあじゃんのじごどでじょぉおぉお!!!」 額にしわを寄せて怒り狂う子供たち。 こんなに可愛いれいむたちを殺そうなんて・・・。 自分の命ほしさに簡単に殺すなんて・・・。 信じられない!!! もうこんなゲス!!! 親なんかじゃない!!! 「「「ゆっくちでぎないおやばじねぇえええ!!!!」」」 その言葉を聞いたれいむは・・・。 「おまえだぢなんがぁああぁぁああ!!!! でいぶのごどもじゃないよぉおぉお!!! ゆっぐりぢねぇえええええ!!!!!!」 れいむは飛び上がり、子れいむの一匹を押し潰した。 「ゆぼぅ!!」 たった一撃で絶命した子れいむ。 「ゆんやあぁああああああ!!!」 「もうやだぁあああ!!!!おうちがえるぅうう!!!!」 残った二人は泣き叫びながら逃げた。 しかし、子ゆっくりなど動きが遅い。 あっというまに回り込まれる。 「おきゃあしゃんんんん!!!ごめんなじゃいぃいいぃい!!!」 「れいみゅもあやまりゅきゃらぁあああ!!!!たしゅけてぇええ!!!」 「ゆっぐりじねえぇえええ!!!」 れいむは口を大きく開け、子れいむの一匹に噛み付いた。 「いじゃいっ!?」 体の半分を齧り取られた子れいむもたったい一噛みで絶命した。 残った一匹はそのれいむの圧倒的強さに恐怖した。 恐怖のあまり、うんうんとしーしーが漏れていた。 「きょわ・・・きょわい・・・」 「おまえばじばじばどぉぉおお!!!なぶりごろずよぉおお!!!」 と、れいむは叫んだ。 「ゆんやっぁああ!!!おきゃあしゃんんん!!!!たしゅけてぇええええ!!!」 「ゆっぐりじねぇええ!!!」 れいむは子れいむのもみ上げを口で咥えたら、思いっきり壁に叩きつけた。 「ゆべぇ!!!」 子れいむは口から餡子を吐き出した。 「ゆふん!!いいぎみだね!!!おやにじねどいっだごどもばゆっぐりじねぇえ!!」 もう一度、れいむは子れいむを壁に叩きつけた。 「ゆぼぉ!!」 子れいむはさらに餡子を吐き出した。 「おきゃあじゃん・・・だじゅげ・・・」 「ゆん!!!おまえなんがおぢびじゃんじゃないよ!!!じねぇええ!!」 れいむはまた子れいむに壁に叩きつけた。 「ゆべぇ!?」 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」 もう虫の息の子れいむ。時間の問題だろう。 「もっちょ・・・ゆっくち・・・ち・・・」 断末魔の叫びを言わせないかのように、 れいむは子れいむをさらに壁に叩きつけた。 「ゆばぁ!?」 「がんだんにじなずどでもおもっだがぁああ!!!おまえばゆっぐりじねぇええ!!!」 れいむは、一心不乱に子れいむを壁に叩きつける。 「ゆべぇ!!」 「ゆぼぉ!!」 「ゆげぇ!!」 「ゆがぁ!!」 「ゆごぉ!!」 人間でも数え切れないくらい、 子れいむを壁に叩きつけたれいむ。 「ゆっゆっ~ゆっ~」 息が荒いれいむ。 子れいむはもう皮しか残っていなかった。 周りには餡子が散乱していた。 「おにいざん!!!これででいぶばだずがるよね!!! やぐぞくばまもっでね!!!!」 『れいむ。私は約束を守るよ。 我々は君には手出ししないよ。』 「ゆふん!!!あたりまえだよ!! でいぶばゆっぐりじだいんだよ!!!」 ふてぶてしい態度のれいむ。 『そうだ。君に見せたいものがあるんだ・・・。 あそこにある四角い箱を見てごらん?』 「ゆっ!?でいぶばあまあまざんが・・・」 人間が指差すところにはテレビがあり、 そのテレビから・・・。 ザァザァザアアア 「「「おきゃあしゃん!!!たんじょうびおみぇでちょう!!!」」」 さっき、れいむが殺した子供たちが映った。 「ゆっ!?おちびちゃんたち!?」 さっき殺したはずなのに嘘っ!? れいむは戸惑ったっ!? また殺していなかったのか!! もう一回殺してやる!!! じゃないと!!!れいむが殺される!!! 殺してやる!!!殺してやる!!!殺してやる!!! れいむはテレビに詰め寄っていった。 「なにがだんじょうぶびおめでどうだぁあああ!!!! ごろぢでやるぅううぅうう!!!ごろぢでやるぅううう!!!」 鬼の形相で詰め寄り、今にもテレビを壊しそうな勢いで体当たりするれいむ。 「おきゃあしゃんはれいみゅのたいしぇちゅなおきゃあしゃんだにょ!!!」 「おかぜしゃんをひいちゃとき、おりぇんじじゅーちゅしゃんをもっちぇきてくれちゃよね!!!」 「れいみゅたち・・・うれちかっちゃよ!!!」 「おきゃあしゃんがいじわりゅするにんげんしゃんかられいみゅたちをまもっちぇくれちゃときのこちょおぼえちぇる?」 「れいみゅたちはしゅごくこわきゃっちゃけど・・・おきゃあしゃんがにんげんしゃんをおっぱりゃっちぇくれちゃよね!!」 「おきゃあしゃんはれいみゅたちのほきょりだよ!!!」 次々に流れてくる子れいむたちの感謝の言葉・・・ 「あ・・あああ・・・ああ・・・・」 体当たりしていたれいむは次第に言葉を失って行くと同時に、 体当たりも止めて、テレビを食い入るように見ていった。 「おきゃあしゃんといっちょにたべちゃあのあみゃあみゃしゃん!!!おいちかっちゃね!!!」 「あのちょき、おきゃあしゃん、じぇんじぇんたべないで、おきゃかいっぱいだきゃらってれいみゅたちにぜんびゅくれちゃよね!!!」 「おきゃあしゃんもむ~ちゃむ~ちゃしちゃかったんだよね・・・ごみぇんね・・・おきゃあしゃん!!!」 「だきゃら!!!れいみゅたちはあみゃあみゃしゃんをこんにゃにあちゅめちゃんだよ!!!」 そこにはたくさんの菓子があった。 「おきゃあしゃん!!!だいしゅき!!!おきゃあしゃん!!!ゆっくちちていっちぇね!!!」 れいむは呆然とした・・・。 「あ・・・あ・・・・あ・・・・あああ・・・」 言葉が出てこず、ただ立ち尽くすだけであった。 『れいむ。いいものを見せてあげよう。』 れいむは振り返った。 人間は、子れいむたちが入っていた箱をひっくり返した・・・。 すると・・・。そこにはテレビの中にある菓子があった・・・。 「おちびちゃんんんん!!!ゆっくりぃいい!!!ゆっくりしていってねぇええ!!!!」 と、テレビの中にいる子供たちに叫んだ。 れいむは自分のゆん生で最高だと思うくらいの満面の笑みで、 テレビの中にいる子供たちに叫んだ。 「ごべんねぇえええ!!!でいぶのがわいいおちびじゃん!!! おがああじゃんんがわるがったよぉおおおお!!! みんなぁああああ!!!ゆっくりぃいい!!! ゆっくりしていってねぇえええええぇえええ!!!!」 れいむは誤解していた。 そうだ。れいむのおちびちゃんはかわいいれいむのおちびちゃんだ。 れいむはこんなにかわいいおちびちゃんをもって幸せだ。 れいむはこんなにゆくりしているおちびちゃんをもって幸せ者だ!!! 『れいむ。それはテレビだよ・・・。 君のおちびちゃんたちは・・・。』 れいむのマスクを被った人間は床に転がっている子れいむの残骸を指差した。 「あ・・・・ああ・・・ああ・・・・」 れいむは気づいた。 そう・・・。こんなにかわいいおちびちゃんたちを殺したのは・・・。 自分だった。 「どぼぢでごんなごどにぃいいい!!!!!! ゆんやぁああああ!!!! どぼぢでごんなごどにぃいいいいい!!!! ゆびぃいいいいい!!!! どぼぢでぇえええ!!!!どぼぢでぇえええ!!!どぼぢでぇええええ!!! どぼぢでごんなごどにいぃいいぃぃいいいいいぃい!!!!」 れいむは泣いた。ただただ泣いた。 ひたすら泣いた。その泣き声からはれいむの悲哀が伝わってくる。 『みなさん。ご覧頂いたでしょうか。 ゆっくりというのは、自分の命が助かりたいなら、 こんなに子供思いの子供であっても、簡単に売り渡してしまう悪なのです!!! しかもですね!!! 実を子供をですよ!ジワジワと嬲り後ろすなんて・・・。 まず普通の神経じゃ出来ませんよね。これはもう悪としかいいようがありませんね!!! さらにですね!!! 実は・・・。 このビデオに映っている子れいむたちは、実は全然関係のないゆっくりなんです。 これはどこにでも打っている愛で派の人たちが見ているゆっくりビデオのワンシーンなんです。 ええ。このれいむは野良です。野良ゆっくりです。誕生日なんて・・・。誰も知りませんよ。 当のれいむ自身もね・・・。 このビデオの子れいむたちが言っていることは、すべてフィクションです。 このれいむはこんなこと一切しておりません。むしろ完全放置です。 このれいむは典型的なゲスです。子育てらしい子育てを放置していました。 彼らを捕まえてしばらく見ていましたが、誰の目から見ても育児放棄していましたよ。 なのに、このビデオを見て、号泣するれいむ。不思議でしょう。 実は、ゆっくりには自分の都合のいい事実を作り上げるというなんとも罪作りな性質があるのです。 つまり、このビデオを見て、感動したれいむは自分の子供たちが、 このビデオのとおりのゆっくりした子供たちだと思い込んでしまったのです。 そして、そのゆっくりした子供たちを殺してしまったという自責の念から、 先ほどまで殺意を抱いていなかったのに、今では慈母のようにわんわんと泣き叫ぶ。 そして、悲劇のヒロインを演じて、みなの同情を買おうとするとてつもない悪なのです!!!!』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ とある山奥にて・・・・。 とてつもなく大きな居間で、超大型液晶モニタに映し出されたニュースを見ている、 ゆっくり2匹と人間が1人いた・・。 「ヤッテクレタノウ・・・ヤッテクレタノウ・・・・」 「先生!?お気を確かに!!!」 『しかし、これはなんともまた・・・。』 「こいつ・・・今すぐにでも殺してやりたい・・・」 『まあ、そういうな・・・お前の思ったとおりになるさ・・・』 「どういうこと・・・!?」 『まあ・・・見ておれ・・・』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 男はさらに続ける。 『この箱にあるお菓子は、このビデオの通りに私が揃えただけです。 もちろん、この死んだ子供たちが集めたわけではございません。 まあ、そういうのはさきほどの子供たちの態度見て、おわかりですよね・・・』 ひたすら泣き続けるれいむをよそに男はさらに続ける。 『この親あれば、この子あり・・・。とでも申しましょうか。 あの子供たちも、親に死ねとか言っておきながら、自身が殺されそうになる。 親に助けを求めたり、謝ったりと・・・。 なんとも滑稽ではありませんか・・・。これはなんという小ずるい悪なんでしょう!!!』 男は笑いながら話し続けた。 『何が悪よ・・・。あんたがやってるのは全部ただの弱いものいじめじゃない!!!』 女性ニュースキャスターが小声でボソッと言った。 男は聞き逃さなかった。 『いいえ!!!違います!!断じて違います!!!』 男は、女性ニュースキャスターの顔に近づいた。 『なんと言おうとゆっくりは悪です!!! だから、殺す。それだけです!!! 我々の望み、目的は・・・それだけです!!!』 女性ニュースキャスターは、眉を吊り上げ、睨みつけるように言った。 『じゃあ、何で罪もない人たちまで巻き添えにするの!!! ゆっくり虐待したいだけならば、陰でコソコソと隠れてやっていればいいじゃない!!!』 『何をおっしゃいます!!! ゆっくりは絶対的な悪なんですよ!!!そんなゆっくりを愛でたり、保護したりするようなヤツは、 みんな悪に決まっています。だから殺します!!!だから制裁します!!! それだけです!!!ホントにそれなんです!!! 私は先ほども言いましたけど、嘘偽りは一切言っておりません!!! 私の言っていることがすべて正しいのです!!!』 『あんたの中では正しいんでしょうね!!! でも、少なくてもあんたたちは頭おかしいわ!!!』 『ええ、知ってますよ。そんなこと。 先ほども言ったじゃないですか!!! 私は正しいです。そして、頭がおかしいです。 そんなことは当の昔にわかっています!!! しかし!!!私は敢えて言います!!! ゆっくりは悪なのです!!!ゆっくりは絶対的な悪なのです!!! ゆっくりはこの世にいてはいけないのです!!! ゆっくりは死すべき生物!!!そう死すべきなのです!!! 彼らはそれほどまで罪深い生物なのです!!!! おやっ!?どうやらここまでのようですね・・・。』 男は再びカメラ目線になった。 『諸君!!!我々はもう終わりです。 残念ながら、我々の時間はもう終わりです。 ですが、覚えていてください。ゆっくりは悪なのです。 ゆっくりは死ぬべきなのです!!!! そして、ゆっくりが存在し続ける以上、 我々はいつでもよみがえ』 バキュン!!! 男の胸から血が出てきた。 次の瞬間・・・。 ドバボボボボオ!!! 轟音と共にたくさんの穴が開き、 男は倒れこんだ。 『ゆっぐり・・・じで・・・いっで・・・ね・・・・』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 数日後、いろんな事実が判明してきた。 あの日、あまり目立たなかったけど、 都内で、ゆっくりを飼っている民家が何者かに襲われると言う事件が、 同時多発してたようだ。 被害件数、143件 そのうち14件が飼い主死亡。32件が飼い主や飼い主の家族が負傷したそうだ。 143件中、すべての飼いゆっくりは無惨に殺されたそうだ。 犯人たちは、約253名。1~3人でそれぞれ、ゆっくりが飼われている民家に進入してきたとのこと。 彼らは、ゆっくりを殺した後、その場で自らも後追い自殺をして、 誰一人、逮捕されなかった。 胸が痛くなる話だが、この飼いゆっくり襲撃事件のすべてのゆっくりと飼い主は、 互いを庇いあっていたそうだ。1件くらい、あのれいむのように、 飼い主を裏切る、ゆっくりを見捨てるといったケースがあってもおかしくないと思われていたが、 実は、飼い主と飼いゆっくりには、あいつ等には決して理解できない絆みたいなものがあるんじゃないかと・・・。 さらに、N県A山付近を火炎放射器で放火していた男は、 地元警察に追い詰められた後、自らの体に火をつけて焼身自殺をしたそうだ。 よく調べてみると、全国に7箇所あると言われているゆっくり保護区は、 すべて、襲撃されており、ゆっくり保護区のゆっくりたちはすべて皆殺しにされたそうだ。 犯人たちはいずれも自殺したとのこと。 ゆっくりんピースの本部ビル爆破が今回の事件で、一番被害が大きな場所だったようだ。 実は、その日、ゆっくりんピースの本部ビルでは、ゆ虐に苦しむゆっくりを救おうと立ち上がった、 愛で派たちの集会があり、その飼いゆっくりや、ゆっくり虐待に苦しんだゆっくりたちが集まっていたらしい。 焼け焦げた1万匹のゆっくりたちは・・・みな・・・心の底からゆっくり虐待がなくなればいいと思っていたとか・・・。 彼らの夢は人間とゆっくりとの共存だったとか・・・。中には自発的に参加した野良や野生のゆっくりも混じっており・・・。 その集会が開かれていたら・・・。世間的には大々的なニュースになっていたとか・・・。 そして、ゆっくりんピース会長であり、国会議員でもあった、故・愛出愛子氏は、 ゆっくり愛で派の筆頭であったという。 その聖人君子のような人格は各界で評判があり、女性初の総理大臣も夢ではないと言われるほどの凄腕政治家だった。 彼女自身、元々はゆっくり嫌いであり、ゆっくりを虐待していたという過去があるが、 ゆっくりの愛らしさ、健気さ、無邪気さ、そして無垢な心に、心を洗われて、 虐待から足を洗い、ゆっくり保護に力を入れていた。ゆっくり保護区を作り上げたのは彼女の功績であり、 そして、彼女が殺されたその日、ゆっくり愛護法案の決議の日であったようだ。 彼女が通そうとした法案が、もし通っていたのなら、ゆっくり虐待を趣味にしている、俗に言う虐待鬼意山たちは、 みな飼いゆっくり、野良ゆっくり問わず、虐待行為に及んでいるという疑いがあるだけで、家宅捜索および逮捕、 虐待が発覚した場合、執行猶予なしの実刑に処せられるという大変厳しいものであったとか・・・。 しかし、愛出氏が死んだことにより、この法案を通らせる程の凄腕政治家はゆっくり愛で派には他になく、 このままだと、自然消滅してしまうとか・・・。 そんな彼女だったからか・・・あのゆっくりのマスクを被った輩は彼女を狙ったのだろう・・・。 この事件の後遺症とも言えるのだろうか・・・。 あのテレビを視聴していた者たちは、精神科に通院し始める者が多く、 その4割がPDSD(心的外傷後ストレス)と診断されたそうだ。 そのうちの多くが筋金入りの虐待鬼意山だったらしく、 「オレ・・・もう・・・虐待できない・・・」と、 無気力になっているとか・・・。 噂では虐待されていたゆっくりが、119番に通報したとかなんとか・・・。 虐待するはずのゆっくりに助けられるとは・・・。 多分、番組よりもそっちの方が原因じゃないのか・・・。 あと、「たのしいゆっくりなかま」はあの放送を機に打ち切りになり、 歌のお姉さんをしていた女性は芸能界を引退し、実家の東北地方に帰ったそうだ。 ゆっくりありすを3匹出産したとかそういう都市伝説をよく耳にするが真偽は不明である。 ただ、ネット上ではいくら消してもあの時の動画が出回っているのは確かである。 それと、匿名希望でテレビ局にこういうメールが届いたことが局内で軽い噂になった。 「ゆっくり道の極意を以って、お相手差し上げたく候。 ゆっくりの誇りに懸けて、貴殿らの愚行を後悔させ奉りたく候。」 意味がわからん・・・。なんのこっちゃ・・・。 そう言えば、ゆっくりをデザートにしている定食屋、 なんだかゆっくりをデザートにするのを止めたらしい。 あの放送以降、ゆっくりの叫び声聞くとあの事件を思い出す人が多いとかなんとか・・・。 しかし、この事件でも不可解な出来事があった。 いや、この事件自体が不可解なんだが・・・。 ゆっくり製菓の本社ビルに、ゆっくりのマスクを被った人間約50名ほど襲撃したという情報があったが、 後になって、そんな事実はなかったと、ゆっくり製菓が発表した。 目撃証言も多数あったが、次第に目撃者の数も減っていき、 いつのまにか、今回の事件とは全く関係のない出来事だということになった。 その50名は過去に懲戒解雇してきた元・社員の集まりだと、元・社員たちが警察に出頭してきた。 だが、ゆっくり製菓は彼らに対して、起訴しない方向だと発表した。 それ以来、誰もこの件には触れることがなくなった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ とある夕暮れ時。 河川敷の斜面に座っているれいむ。 沈む夕日を静かに眺めて、れいむはたたずんでいた。 『お!!あんなところにゆっくりれいむがいるぜ!!!』 『おっしゃ!!!いじめてやろうぜ!!!』 小学生たちがれいむに近づいていく。 『こら!!あなたたち!!!』 後ろから女性が怒る声がした。 『あっ!?やべぇ!!逃げろ!!!』 小学生たちは一目散で逃げていく。 『あら!?あなた!あの時の!!!』 この女性は、あの時、臨時ニュースを読んでいた女性ニュースキャスターである。 「ゆっ・・・ゆっくり・・・して・・・いってね・・・・」 そして、このれいむは・・・。あの事件のれいむであった。 『あなた、最近どうやって過ごしているの?新しい家族は出来たの?』 女性は、れいむに優しく微笑みかける。 「あれから・・・れいむは・・・ずっとひとり・・・だよ・・・」 哀しそうな目で夕日を見つめるれいむ。 『どうして?ゆっくりは家族がいっぱいいるとゆっくりできるんでしょ?』 「れいむはもう・・・ひとり・・・で・・・いたい・・・ もう・・・れいむ・・・れいむのことを・・・じぶんで・・・しんじられない・・・」 れいむもまた、心に傷を負っていたのだ。 『あんなやつのいうことなんて、忘れなさいよ!! まあ、街で野良ゆっくりやってると駆除されちゃうからなぁ・・・。 山にでも帰ったら?そしたらいっぱい素敵な美ゆっくりと出会えちゃうかもよ~』 女性は、なるべく明るいテンションで話しかける。 れいむのペースに合わせると・・・ドンドンれいむは哀しい表情になるから・・・。 「れいむ・・・このまちでうまれたよ・・・ やまでくらしたこと・・・なんて・・・ないよ・・・ かりのしかたなんて・・・しらないよ・・・ それに・・・やまなんて・・・いなかに・・・いきたくない・・・ あまあまさん・・・おちてないし・・・」 沈む夕日をずっと見つめるれいむ。 それを見て、ちょっと困った顔した女性。 ふぅ~と溜息を、一回ついて後、 『じゃあ、うちにくる? うちにはねぇ~生まれたばかりのまりさがいるのよぉ~!! 可愛いまりさでねぇ~!!!すごくゆっくりしてるのよ~!!! だじぇ!!だじぇ!!!って、舌足らずでねぇ~!!! すっごく可愛いの!!! れいむにお願いするわぁ!!!私がいない間、相手してあげてぇ!!! 私ってさぁ~最近仕事が忙しくて、まりさの相手をしてあげてないのよぉ~!!! あなたならぁ~!!!まりさのお母さんの代わりにもなって』 「おねぇざんん!!!!!!」 れいむは叫んだ。 「おねぇえざんん!!!!でいぶばぁあああ!!! おちびじゃんんんをぉおおお!!!おちびじゃんをぉおおおおぉお!!!」 『それ以上言わないの!!そんな過去のことをいつまでも引っ張ってちゃダメよ!! それにあなた悔しくないの!?あんなヤツのいいなりになって!!! ゆっくりは悪?ゆっくりは死ぬべき生物? ハァ!?ふざけんなよ!! あんたは神かよ!!!あんたは命を司る神かよ!!! 神だったら、銃撃なんかで死ぬんじゃないわよ!! あんただって、そんなやわな体なくせして、神か革命家かなんかのふりして、 自分よりも弱いゆっくりをいじめたかっただけの、ただの弱虫じゃない!!! 私は認めないわ!!!絶対に!!!あんなヤツ!!! 絶対に認めない!!! ただ、弱いものいじめしたいなら、そういえばいいのに!!! 何が私は嘘はつかないよ!! つきまくりじゃない!!!ホント!!!思い出すだけでムカつくわぁ~!!!』 「おねぇざんんんん!!!!」 れいむは女性の方へ振り向いた。 れいむはボロボロに泣いていた。 「でいぶばぁあああ!!!ぞれでもぉおぉお!!! おちびじゃんんんをぉおおお!!!おちびじゃんんんをぉおおおお!!!」 れいむは顔をクシャクシャにして泣いていた。 女性は、れいむを持ち上げて、愛おしく抱き上げた。 れいむは泥だらけだったので、女性の綺麗な服は汚れてしまったが、 女性は一切気にしなかった。 『誰にだって間違いはあるのよ。 まあ・・・あれは取り返しのつかない間違いだったかもしれないわ。 でも・・・そんなあなただからこそ・・・ 私は・・・私のまりさを預けたいと思うわ・・・ 私たちは変われるのよ・・・ あんなヤツなんかいいなりになってたまるもんですか!!! 変わりましょ!!!あなたと私で!!! 見返してやりましょうよ!!!何が悪よ!!!何が死すべきよ!!! てね☆』 れいむと女性は夕日に向かって、家路に帰っていった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」 「みゃみゃ!!!ありしゅ!!!しゅ~りしゅ~りしゅるぅう!!!」 「♪ちょちょちょちょちょきゃいひゃぁぁあ!!!!」 『あらあら、おちびちゃんたち!!! ダメよ!!ママ!!!まだお仕事さんしてるんだからぁ!!!』 「「「ゆゆゆ~ん☆ゆっくちりきゃいしちゃよ!!!」」」 『うふふ。私の可愛いありすちゃん!!!ゆっくりしていってね!!!』 終わり。。。? あとがき 無駄に長すぎた。 なんかこういうごちゃ混ぜにした映画って昔あったよね? 他の作品 ふたば系ゆっくりいじめ 149 鞭打 ふたば系ゆっくりいじめ 155 糞饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 159 ユグルイ その1 ふたば系ゆっくりいじめ 162 ユグルイ その2 ふたば系ゆっくりいじめ 168 ユグルイ その3 ふたば系ゆっくりいじめ 169 ゲス愛で派 ふたば系ゆっくりいじめ 173 ユグルイ その4 ふたば系ゆっくりいじめ 187 頭でなく心に訴える ふたば系ゆっくりいじめ 188 ユグルイ その5 ふたば系ゆっくりいじめ 192 長寿と繁栄を・・・前編 ふたば系ゆっくりいじめ 200 長寿と繁栄を・・・後編 ふたば系ゆっくりいじめ 221 FFR ふたば系ゆっくりいじめ 230 本気で勝てると思ってたのか? ふたば系ゆっくりいじめ 231 長寿と繁栄・・・完結編 ふたば系ゆっくりいじめ 236 ユグルイ その6 ユグルイあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る なんか違う。何か違うのか分からないけど。なんか違う。 -- 2019-03-28 14 41 41 畑荒らしている時点で害獣確定。害虫は駆除、全滅させる。だがこのやり方はひでぇな -- 2018-09-13 19 52 37 オメガグループに射殺されるオニイサンなんて 最高にゆっくりヒャッハー!するね! …後、何人か逮捕されれば良かったのに、と思った。 -- 2017-03-21 23 59 06 テロリストに賛同する。何故成功させなかった。途中までは最高だったのに台無しだよ。 -- 2016-04-23 09 07 54 ゆっくり死すべし ゆっくり愛では悪の象徴 -- 2015-10-07 22 48 20 最後の部分すごい感動した -- 2015-07-03 16 39 02 さすが人間悪魔だ!テロの奴殺したい。(冗談)だと良いね(笑) -- 2015-06-24 00 07 31 あっれーおっかしーなー(放心状態)シンダンジャナ「死んでませ〜ん!!!あの時言ったでしょう? 我々はいつでもよみがえる、と」 「ゆんやああああぁぁぁ!!れいむおうじがえr『ババババババキューン!!』 なんと言うことでしょう。 再びあの惨劇が、今始まる! 本日公開ッ! 題名 「死すべき生物 劇場版」 -- 2015-01-01 21 16 44 こっわ超こっわ あいつら間違いなくキチガイ 特にパチュリーのマスク -- 2014-12-16 16 31 20 ゆっくり虐待はいいけど人に迷惑かけたらアカンやろ -- 2014-11-30 11 47 46 ブロリー「殴らせろ!!奴らを殴らせろ!!」 DIO「止めるんだ、ブロリー!!奴らは、死んだ!!殴っても、気分は、晴れない!!怒りを、ぶつけても、しょうがない!!、だから止めろ!!」 -- 2014-11-10 22 56 17 てんこ「てんこのでばんはいつなの!続編はあるんでしょうね!はやくてんこをいじめてねぇぇぇ!」 いく「そうりょうむすめさま、ざんねんですが続編はないようです。」 てんこ「どおじでぞんなごどいうのおおお!」 -- 2014-10-06 19 42 54 クアドリガ「ゆっくりが悪か...。だが悪なのは愚行の者に過ぎない」 -- 2014-04-10 01 10 50 あぅーーーー(T ^ T)俺、出直してくる!!!クッソー!なにが、虐待ダー!!!!うわーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!! -- 2014-04-03 15 30 10 ↓6君黙りなさい?ブッ殺すよ? -- 2014-03-05 17 52 39 お姉さんのまむまむ。。。 -- 2014-01-18 12 15 19 こんなこというのもあれだが、現実でこれ起きたらと想像すると 阿鼻叫喚と共になぜか自分がテロリストフルボッコして殺さないようにせいっさいっしてる んだが俺おかしいなww もちろんゆっくりの中でゲスな奴おっもちかえりぃしたけど -- 2013-11-02 03 53 06 こういう過激派の活躍をもっと見たいなぁ -- 2013-09-01 23 13 17 もっとこういう方向の作品があってもいいよね。 虐待なんてどんなに言い訳してもゲス行為なんだから、 ゲス虐待人間がゲスゆっくりと同レベルになる話ってのは頷けるわ。 -- 2013-07-21 02 28 38 サイゴノユックリモシネバユカッタノニ -- 2013-07-20 16 35 40