約 3,515,455 件
https://w.atwiki.jp/akebon/pages/2218.html
東北VS北大津 Result 試合開始13:14 試合終了15:07 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 H 北大津 0 0 0 0 0 0 1 2 0 3 6 東北 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2 6 勝利投手:河合勇志(北大津) 敗戦投手:萩野祐輔(東北) 戦評 三年連続出場の北大津と強豪東北との好カードを制したのは北大津。 東北は4回に6番立花の適時2塁打で先制。続く5回に3番萩野の適時打で 試合をリードする。しかし北大津が7回に四死球でチャンスが巡ると、 9番岡田の適時打で1点返す。8回も四球と安打でチャンスメークすると 東北の三塁手の悪送球の間にランナーが生還し2-2とした後6番橋本の ライトオーバーのタイムリー3塁打で勝ち越しに成功。その後は河合が 投げきり東北に逆転勝利した。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2433.html
ゆっくりをハサミで切るだけの話 18KB 虐待-普通 ギャグ 理不尽 飾り 親子喧嘩 夫婦喧嘩 ツガイ 野良ゆ 赤子・子供 現代 勢いで作成したので許して下さい。 ・題名のとおりです。 ・登場する人間が少し変です。 ・俺設定あり。 天然あき 自分で言うのも何だが私は何処にでもいる変わりばえのない人付き合いの苦手な平々凡々な女性だ。 だが一つ人と違う特徴というか嗜好がある。 それは昔からハサミで何かを切るのが好きだった。 だから切り絵とかが好きだった。 だが私は作品を作るのが好きなのではない。ただハサミで切りたいだけなのだ。 シャキンと切る際の音と手応えが私は好きだった。 だから私はシ●ーハンズやクロック●ワーのシ●ーマンのような奴等とは違う。 彼等の殺し方は“刺す”であって私のように“切る”ではない。 第三者からすれば大差ないかもしれないが私には重要な事なのだ。 だから私はハサミは切る為にしか用いない。 あんなものはハサミに対する侮辱なのだから。 その事を留意していただきたい。 私は世間では異常者の部類に入るだろう。 子供の頃友達と美容師ごっこをして数少ない友達を丸坊主にしてしまった事もある。 彼の従姉妹にその後病院送りにされたがあれはあれでいい思い出だ。 彼が周囲に言い触らさず、笑って許してくれたから私の周囲に変化はなかったがあれ以来私の切りたい欲求は人の持っていない特殊なものだと理解した。 その衝動に耐えられない私には美容師等になれる訳がない。 趣味は趣味のままで終わらせるべきなのだ。 私は紙も布も髪も思う存分切りたい。 だが人間の髪を切り続けていれば問題になる。 自分の髪も限界がある。 紙を切っても布を切ってもそれはそれで満足がいくのだが私はいろいろなものが切りたい。 だから私は人とは違い、されど他の生物よりも人に近い存在を標的に選んだ。 それがゆっくりだった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!」 「ゆふ~ん、おちびちゃんたちとってもゆっくりしてるよおおおお!!!」 「さすがまりさのおちびちゃんなんだぜ!!!」 「さしゅぎゃわぎゃやのあいどりゅなんだじぇ!!!」 私の手元には元野良のゆっくりまりさとゆっくりれいむのつがいとその子供三匹がいた。 彼等は私が遊ぶ為に拾われた玩具だ。 彼等は三日程餌を与えてやるとこちらを奴隷扱いしだして二匹いれば勝手に増えてもくれるから楽でいい。 私は別に彼等には塵芥程に興味がない。 彼等が私を奴隷としか見ないように私も彼等を布等と同じ消耗品という考えしかないのだから…。 「ゆ!ばばあがやっちぇきちゃよ!!」 赤まりさが私に気付いたようだ。いやゆっくりの反応なんて別にどうでもいい。 私はただ“切りたい”だけだ。 そこに主義主張も道徳観念も何の意味はない。 「ゆゆ…なんだかどれいのようすがへんなんだぜ?」 親まりさが私が興奮しているのに気付いたようだ。 だがそれがどうした。そんなのはどうでもいい。 早く切りたい切りたい切りたい切りたい切りたい切りたい切りたい細切れにしたい、みじん切りにしたい短冊切りにしたいぶつ切りにしたいとにかく切りたい!!! 「ゆゆう、きっちょまりしゃのきゃわいしゃにめりょめりょになっちゃんだよ!!」 「ゆ、そうなのかだぜ!?どれいにしてはなかなかみるめがあるんだぜ!!!」 「でもおちびちゃんをただみしようだなんてずうずうしいよ!!みのほどをしってね!!!」 ああ…五月蝿い。 私が聞きたいのはお前達の声じゃない…ハサミの切る音だ…。 「どりぇいはしゃっしゃとあみゃあみゃもっちぇきょい!!」 赤れいむが私に喚く。 丁度いい、こいつからにしよう。 そう考えた私は右手にハサミを持ち、左手で赤れいむを摘む。 「はなちぇくちょばばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 何やら赤れいむが騒いでいるが関係ない。私はただ切るだけだ。 まずは髪を切るのに邪魔なリボンからだ。 シャキン、と小気味いい音がして赤れいむのリボンにハサミが入り、髪とリボンの繋がってる部分が切られてポトリとリボンが床に落ちた。 「ゆ?」 赤れいむは何が起きたかわからなかったようだ。 だが家族の表情からただ事じゃない事がわかった。 当然私には赤れいむの反応なんて知ったこっちゃない。赤れいむを一旦解放してやる。 するとどうやらリボンが落ちた事に気付いたらしい。 「ゆんやああああああああああ!!?れいみゅのじょうねづのようにあがいおりびょんざんぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!ゆっぐぢちにゃいでもどっちぇにぇええええ!!?」 泣き叫んでリボンをくわえようと赤れいむはする。 私はリボンを赤れいむよりも速く拾う。 「れいみゅにょまっきゃにゃたいようみちゃいにまびゅしいおりびょんさんにさわりゅなあ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 何か叫んでいるが気にしない。 私は赤れいむのリボンを迷う事なく切り刻む。 「ゆんやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 「なにじべるんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!?」 「おちびちゃんのれいむぞっぐりなぎれいなおりぼんがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 どうやら随分と元気に騒いでいるようだ。 だが私の耳にはそんな意味のない雑音なんて入らない。 私に届くのはリボンの切れる感触とその音色のみ。 それは私を至福に導き恍惚とさせる。この瞬間の為だけに生きているとさえ思える。 「やべろお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 「おぢびじゃんのりぼんをごわずぐぞどれいはゆっぐりじないでごろじでやぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」 足元に何かぶつかってくる感触がするがそんなのはどうでもいい。 私は今幸福を満喫してるんだ、邪魔をしないでほしい。 「ゆあ゛…あ゛あ゛…」 パラパラと細かく刻まれていくリボンを呆然と見つめる赤れいむ。 「やぜがまんじないでざっざどじべえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 「どうじでやべないんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛!!?」 リボンを細かく刻み終えると親ゆっくり達が私に体当たりしていたのに気付いた。 君達は後だから隅でひっそりとしてもらいたいのだが…。 「れいみゅの…りびょん…」 赤れいむがリボンを切られたショックで茫然自失となっている。 私はあまりゆっくりには詳しくないが飾りを大事なものと認識するのと中身が漏れない限りは中々死ねないという事位は知っている。 だがそんなのはどうでもいい。もっと切らせろ。 「ゆぴ?おしょらをとんじぇ…」 私は親ゆっくりの攻撃のつもりであろう体当たりを一切合切無視して赤れいむを摘む。 最初は喜んでいたが一拍おいて、 「はなしちぇええええええええええ!!?」と叫び出した。 「なにずるんだぜ!!?はやぐおちびじゃんをはなずんだぜ!!!」 「やべろお゛お゛!!!ぎだないででおちびじゃんざわるな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 五月蝿いな、ただ切るだけだよ…死ぬまでね。 私はまず赤れいむの黒髪から切っていく事にする。 チョキンチョキンと細かく鳴り響く音色にうっとりしながら赤れいむの髪の毛を切っていく。 「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!? れいびゅのしゃらしゃらへあ゛ーがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 私は一切の例外なく赤れいむの髪の毛を切り刻む。 揉み上げも、前髪も何の例外もなく。 「やじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!? やみぇちぇぐだじゃい゛い゛い゛い゛!!!」 赤れいむが泣き叫ぶが私はお構い無し。 赤れいむの懇願よりも“切る”事の方に重きを置いているのだから当然だ。 そしてこの場には私を止める事の出来るものはいない。 よって出来上がるのは元赤れいむのはげ饅頭。 「まりしゃのいみょうちょぎゃ…」 姉妹達もその光景に絶句しているようだ。 家族が見るも無残なはげ饅頭になったショックは大きいようだ。 だが私にはどうでもいい。 「ゆ…ぼうやべで…」 もう涙を流して懇願するしか出来ないはげ饅頭に私はチョキンと薄皮一枚残るようにはげ饅頭の一部を切り取った。 「ゆぴょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 髪の毛でもリボンでもない自分の身体を切られた痛みに絶叫を上げる赤れいむ。 だが私は間髪入れずハサミで別の部位の薄皮を切る。 「ひゅぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 更に切る。 「こびい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 もっと切る。 「ゆごお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 まだまだ切る。 「きょおおおおおおおおおおおおおおおお!!?」 もういっちょおまけに切る。 「ゆぎょおおおおおおおおおおおおおおお!!?」 更に駄目押しに切る。 「ぷるぴゃああああああああああああああ!!?」 何度も何度もつまむように餡子が漏れないように薄皮一枚だけ残るように赤れいむの身体を切っていく。 うっかりここで切りすぎるとすぐに中身の餡子が漏れてしまうのが問題だ。 だが私はハサミの扱いには自信がある。 そうならないようにする境目は手にとるように簡単に理解できる。 「おちびじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛んんん!!?」 「やべるんだぜ!!!ぞろぞろやべないどほんぎでごろずんだぜ!!!」 「ゆぎ…きひぃ…!!?」 私の左手の中で痛みに喘ぎ、痙攣するはげ饅頭。正直気持ち悪い。 つくづく私は“切る”事以外興味がないらしい。 ゆっくり虐待には向いていない。そう思いながら私ははげ饅頭の瞼を切り取る。 「こひゅ…!?」 もはや叫び声を上げる気力すら無いのだろう。 切られた際に声を上げるだけだ。 「おねぇしゃんきょわいよぅ…」 「たいじょぶにゃんだぜ…わぎゃやのあいどりゅのしゅえっこまりしゃはまりしゃがまもりゅんだじぇ…」 赤ゆっくり二匹が何やらはげ饅頭を見て呟いている。 どうやら姉妹で片方が片方を守ろうとしているようだ。 そろそろ次のに取り掛かるか…。 そう決めた私は用の無くなったはげ饅頭を床に落とす。 中の餡子は切っても楽しくなかったので切らない。 彼等に求めるのは皮と髪と飾りだけだ。 中身なんて必要ない。 「ゆべ!?」 そんな声を上げてはげ饅頭は薄皮一枚限りとなった身体は落下に耐え切れずべちゃりと潰れてしまう。 「おちびじゃんじっがりじでえ゛え゛え゛え゛!!?」 どう見ても死んでるのにはげ饅頭に駆け寄る二匹。 「だいじょぶなんだぜ!!ぺ~ろぺ~ろすればきっとなおるんだぜ!」 「べ~ろべ~ろ…」 しばらく気付きそうにないのでその隙に私は次の獲物を回収させてもらおう。 自分達の方に私が向かってくるのを理解したの一匹のゆっくり赤まりさがもう一匹の盾になるように前に出た。 「わぎゃやのあいどりゅはまりしゃぎゃまもりゅよ…」 「ゆゆ、きゃっきょいいよおねーしゃん!!」 私に宣言する赤まりさに、赤まりさを讃える赤まりさ。 どうやら姉妹愛とやらみたいだ…。 まあいい、なら仲良く二つ共両方を切り刻んであげるよ。 「きょきょきょっちくりゅなだじぇえええええ!!!」 「ゆあああああああきょわいよおおおおお!!?」 どうやら威勢だけだったようでビビりまくっている。そんな二匹から私は頭に被っている帽子を奪い取る。 堂々と行動しているのに何も対処できないのは彼等らしいと言えばらしいのだが…。 「ゆんやああああああ!!?まりしゃのきゃわいいおぼうしぎゃあああああ!!?」 「かえしちぇね!?ゆっきゅちちにゃいできゃえしちぇね!!」 騒ぐ赤まりさ二匹を尻目にチョキチョキと私は帽子を切断していく。 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 「まりしゃのせきゃいをせっけんすりゅくろきゅかぎゃやくおぼうしぎゃああああああああああ!!?」 パラパラと細切れにされて床に舞い落ちる赤まりさ達の帽子。 「おちびちゃんうごいてね!!ゆっくりしないでうごいてね!!」 「ゆ?なんだかへんなこえがするんだぜ?」 二つの小さな帽子を細切れにし終えた時点で親ゆっくり達が異変に気付いたようだ。 「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 親れいむが悲鳴を上げる。 死んだ我が子に意識を向けている内に悲惨な事が起きたのだからそういう反応になるのは無理もない。 だが、 「おかざりのないゆっくりできないやつがいるんだぜ!!」 親まりさの反応は私には意味がわからなかった。 後になって知った話だったがゆっくりは飾りで互いを識別するらしく、目の前で帽子を奪われない限りは同じゆっくりと認識しないらしい。 今の時点で私はそれを知る由もなかった。 「ゆっくりできないくずはせいっさいするんだぜ!!!」 「ゆんやああああああああ!!!まりしゃのりゅうきょうさきどりにょおびょうじぎゃばあ゛あ゛あ゛!!?」 親まりさはいきなり我が子である赤まりさに体当たりする。 末っ子まりさはそれをまともに受けてしまい転がってしまう。 「ゆぴぃ…いちゃいよ…」 何が起きたかわからず痛みに喘ぐ末っ子まりさ。そんな末っ子まりさに親まりさはのしかかった。 「ゆぎょおおお!!?」 自分の体積の十倍以上の重量が末っ子に牙を剥く。 「なにじでるのばりざあ!!? ぞれはおちびじゃんでじよお゛お゛お゛お゛!!!」 親れいむはそんな親まりさを止めようとしているが元々の能力は親まりさの方があるのか一向に効果がない。 「うるさいんだぜ!!れいむはじゃましないでほしいんだぜ!!!」 「ゆぴいいい!!?」 と跳ね飛ばされて終わりだ。 「やべちぇ…まりしゃはあいどびゅう゛う゛!!?」 するとどうやら親まりさの重圧が限界を迎えたのか末っ子まりさの口から大量の餡子を吐き出した。 「ゆわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛おちびじゃんじっがりじべええ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 親れいむは悲痛な叫びを上げる。 しかし今度は私ではなく親まりさに対してだ。 私はまさか親まりさがそんな暴挙をすると思ってなかったので少し呆然としていた。 「も…ちょ…ゆっぐ…」 私が我に返ったのは末っ子まりさが息絶えた直後だった。 そしてそれと同時に私に沸々と怒りの感情が沸いて来た。 よくも私のを…。 その直後の行動は私らしくないものだった。 「ゆびょご!!?」 思い切り親まりさの顔面に蹴りを放ち、もう一匹の赤まりさを殺そうとしていた親まりさをぶっ飛ばす。 ゴム鞠みたいに吹っ飛んでいく親まりさに目もくれず私は潰れた末っ子まりさの残骸を摘み上げる。 ボロボロとなった末っ子まりさの残骸を気休めとばかりに切り刻む。 怒りに任せた乱雑な切断。気が付いたら跡形もなく細切れになった末っ子まりさ。 切れる部位が無くなってからようやく私は我に返る。 しまった…。感触も音色も聞いたり感じたりするのを忘れてしまった…。 全く勿体ない事をしてしまった…。 後悔先に立たずとはこの事だろう。 仕方ないから私は他のゆっくりを切り刻ませてもらう。 「ゆぴいいいいいいいい!!?」 私と目の合った赤まりさが恐怖する。 私に暴言を吐いたのがまるで嘘のようだ。 おそらくこれから自分がどうなるか想像しているのだろう。 そしてその想像と現実は似たようなものになるだろう。 親まりさは顔面がひしゃげてしばらく行動できそうにない。 赤ゆっくりはさっさと死ぬから優先して切り刻む事にしている私はこの赤まりさを次の標的にした。しかし、 「おちびじゃんはころざぜないよ!!!」 私と赤まりさの間に親れいむが割って入った。 「おきゃあしゃん!!?」 親れいむを見た途端赤まりさの顔が明るくなる。 親まりさがあんな事をした後では親れいむが唯一の希望なのだろう。 「おちびちゃんはおかあさんのおくちにはいってね!!!」 一方親れいむは赤まりさを自分の口の中に避難させる事にしたようだ。 一切の攻撃が通じず、放っておけば子供に危害が加えられるのだから相手にしない方がいいと思うのは妥当だろう。 「ゆん!!これでもうばばあはてをだせないよ!!」 口の中に避難させただけなのに何故か踏ん反り返る親れいむ。 もしかしたら自分は大丈夫だとでも思ってるのだろうか? ただ順序が逆になるだけだというのに…。 流石に親れいむは摘むには重量がありすぎるのでこちらが座って足を用いて固定する。 あまりに自信満々だったのか何の抵抗もなく押さえ付ける事に成功した。 「ゆゆう!!?どうしてうごけないの!!?」 まさかそんな簡単に動けなくされるとは思わなかったと顔で言いながら親れいむは焦る。 「おちびじゃんはれいむがぜっだいにまぼるよ!!!」 何やら悲痛な覚悟らしきものをしたようだ。 だがそんなのどうでもいい。 私は“切る”。それ以外どうでもいい。 私は親れいむのリボンを、髪を切り刻んでいく。 「おちびじゃんは…れいぶが…まぼるよ…」 はげ饅頭にされていく中親れいむはただそれだけを呟き続ける。 母性というものだろうか? 残念ながら子供のいない私には理解できない価値観だ。 あっという間にはげ饅頭が完成する。 「お…ちびじゃんは…れいむがまぼるよ…」 それでも元親れいむは意志を曲げなかった。 だから次は皮の切断を行う事にした。 「ゆ!なにをしようとれいむはおちびちゃんをまもるよ!!!」 私が持ち方を変えたことで元親れいむと私が向き合うようになった為元親れいむがこちらに向けてそんな事を言ってきた。 「だからさっさとあきらめてれいむをもとにもどしてね!!!」 私は喚く元親れいむを無視して切り刻む事にする。 まずは瞼。 「ゆぎい゛い゛!!?」 悲鳴を上げるがぎゅっと歯を食いしばり耐える。 出てくるのは子供ではなく涙だけだった。 ならば次は口の隙間にハサミを入れて頬の部分から横一線になるようにハサミを入れる。 「むごぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」 歯を食いしばり、赤まりさが出ないように必死で激痛に耐える元親れいむ。 じたばだと暴れるがそんなもの何の意味もない。 ハサミが一周するまで何も出来ずに痛みに喘ぐしかない。 左頬から切り始めたハサミが右の頬に辿り着いた辺りで元親れいむが白目を剥いて痙攣し出していた。 私はこれ幸いと皮の部分を掴みひきちぎる。 すると餡子の部分と眼球、上の歯だけ残っている餡子の塊が見えてくる。 とてもキモい。 まぁあんな残骸はどうでもいい。 皮を思う存分切り刻む。 「ゆぎょ…ぺ…」 切り刻んでいる間に元親れいむ、現餡子玉が息絶えていたが皮の細切りに夢中になっていた私は気付きもしなかった。 細切れにしきった辺りで死んでいる事に気付いた私は餡子の中に手を突っ込み中にいた赤まりさを回収する。 「にゃんぢぇちゅきゃまっちぇりゅのおおおおお!!?」 私の手の中で暴れる赤まりさ。赤ゆっくりでは逃げる事は叶わない。 私は邪魔物がいなくなった状況で心赴くまま赤まりさを切り刻む事にした…。 「ゆぎょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆぎい゛い゛…」 最後に生き残った親まりさに家族の残骸を食わせた後思う存分解体した死にかけのまりさを処分しようと庭にあるゆっくり捨て用に掘った穴に放り捨てる。 すると、 「助けてええええええ!!!」 いきなりタンクトップの女性が私の目の前に現れた。 「助けてくれ忍うう!!!」 ああ…あまり認めたくないが彼女は私の友人だ…。 「……………(何があったの?という感じの眼差し)」 「あ、あのバカが俺に下剤入りのジュースを飲ませようと…」 「それはテメエが人の友達にやった事だろうがあ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 するとその後に続くように一人の男性が新たに現れる。 彼も私の友人でこの女性の従兄弟だ。 基本的には善人なのだが彼女相手だといつもこんな感じだ。 「何故ここがわかったあ!!?」 「お前の行動範囲なんざ簡単に予測できるわあ!!!」 そう言いながら彼は苦肉の策で放った拳を掴んで彼女を背負い投げる。 「ぐげ!?」と声を上げて地面に彼女は横たわる。 すると彼は私の方を見て、 「悪い、赤城邪魔したな」 と謝った。 「………………(首を横に振って気にしないでと表現する)」 「そっかならいい。ほら帰るぞ」 「助けて!!このままじゃ俺スカ●ロプレイの餌食にされるうううう!!?」 「誰がするかぁ!!!」 引きずられながら私に助けを求める彼女に彼の怒声が響く。 「………………(笑顔で手を振りさよならを告げる)」 「この薄情者おおおおお!!?」 彼女は引きずられながら去って行った…。 私はそれを見届けた後自宅へとスッキリした顔で戻って行った。 その時には親まりさの事等微塵も記憶に残っていなかった…。 「ゆぎ…たしゅけ…」 「れいみゅは…しんぐ…」 穴の中で最後に残ったが故に死ねなかったゆっくり達が今も尚苦しんでいた。 彼等が新たなゆっくりを呼び、私を楽しませてくれる。 文字通り、私はゆっくりによって常人として生きていけるのだった…。 END あとがき 書いた後に色々と変な方向へ向かっている自分に気付く日曜の昼下がり…。 もうこのまま行けるところまで行ってみようと結論する。 それにしても出て来る人間にまともな奴がいねえ!! どうしてだろう? もういっそ狂人あきに改名でもしようか? それはさておきそれでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。 過去に作ったSS ふたば系ゆっくりいじめ 293 おかざりがないとゆっくりできないよ! ふたば系ゆっくりいじめ 311 きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!! ふたば系ゆっくりいじめ 347 れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 397 大好きだよ ふたば系ゆっくりいじめ 447 おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね! ふたば系ゆっくりいじめ 521 元銀バッジまりさの末路 上 ふたば系ゆっくりいじめ 543 元銀バッジまりさの末路 中 ふたば系ゆっくりいじめ 630 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 上 ふたば系ゆっくりいじめ 631 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 下 ふたば系ゆっくりいじめ 669 おうちのなかでかわれなくてごめんね!! ふたば系ゆっくりいじめ 677 元銀バッジまりさの末路 下 ふたば系ゆっくりいじめ 750 あまあまおいてさっさとでてってね!! ふたば系ゆっくりいじめ 803 雨の日はゆっくり遊ぼう ふたば系ゆっくりいじめ 919 元銀バッジまりさの末路 終の1 ふたば系ゆっくりいじめ 920 元銀バッジまりさの末路 終の2 ふたば系ゆっくりいじめ 949 切断マジック(?) ふたば系ゆっくりいじめ 977 ゆっくり祭『どんど焼き』 ふたば系ゆっくりいじめ 1012 すないぱーうどんげ養成所の最終試験 その1 ふたば系ゆっくりいじめ 1033 すないぱーうどんげ養成所の最終試験 その2 ふたば系ゆっくりいじめ 1056 犬小屋と殺虫剤 ふたば系ゆっくりいじめ 1084 あみゃあみゃもっちぇきょいくちょじじい!! 天然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る このシリーズに出てくる人たちはいちいち愉快だなwww -- 2011-10-27 23 10 46 とくしゅせいへきなへんたいさんたちにとって、ゆっくりはすくいのかみなんだね! じぶんにとってもすくいのかみです。 つまり、いいぞ、もっとやれ、 -- 2010-12-23 22 31 45
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2205.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1055 さげゆん/コメントログ」 森に帰っても、異端として同属に殺されるだけじゃね? -- 2010-08-20 02 17 34 二行さんのこういうネタは本当良いなぁ。和む -- 2010-09-03 04 09 30 ごみを放す集落ははやり病で皆死ね -- 2010-11-29 02 58 25 ううん、確かに勝手に動き回る飾りって美しそうだ。 すんげぇ、煩そうだけどもw さげゆん、切った後に何かに紐が引っかかって死ぬ奴とか多そうw 異端扱いは、他のゆっくりが過去にされた記憶が有れば一応同族として扱われるんじゃね? -- 2010-12-11 22 55 58 ↓↓うわぁ… -- 2011-04-16 03 00 22 ↓↓↓馬鹿丸出しワロタw -- 2011-12-30 12 08 17
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1173.html
やぁ。ぼくは虐待お兄さん。みんな元気にいじめてるかなー? 自分で虐待お兄さんって呼ぶのは変だって?まぁそれはさて置き。 新たないじめグッズを探そうと香霖堂に出掛けた帰り。 「「「ゆっく「ゆっくりしていってね!!!!!」 「「「「「ゆ゛っ!!!」」」」」 我が家の扉をくぐると、案の定玄関兼トラップに饅頭どもが掛かっていた。 玄関には鍵がかかってないが、その奥は流石に荒されると困るので鍵をかけてある。 バスケットボール大のゆっくりまりさとれいむが1匹ずつ、 加えて二まわり小さいまりさが4匹、れいむが3匹。親子だろう。 「ここはれいむのおうちだよ!!!ゆっくりできないおにいさんはとっととでていってね!!!ぷんぷん!!!」 「「「「「「「でていっちぇね!!!ゆっくちちにゃいででていっちぇね!!!ぷんぷん!!!」」」」」」」 ぼくに挨拶を遮られてお怒りになったようで、頭から湯気を上げている。おお、こわいこわい。 「ここはお兄さんのおうちだよ。ばかなれいむは早く出て行ってね!!!」 「ゆ?ばかなのはおにいさんのほうだよ!!! だれもいなかったかられいむのおうちだよ!!!」 「そうだぜ!!!ここはまりさのおうちだぜ!!! ばかなおにいさんはゆっくりでていけだぜ!!!」 まずは定石通りの挨拶から。この後のお仕置きを心待ちにして笑顔で受け答え。 「ゆー!おきゃあしゃんまりしゃおなかしゅいたよー!!!」 「れいみゅもれいみゅもー!!!」 「ゆゆ?おにいさんははやくまりさたちにごはんをもってくるんだぜ!!! それができないならとっととでてくだぜ!!!」 「はいはいゆっくり待っててね。」 ぼくはちょうど生ゴミとして出そうと思っていたくず野菜を取り出した。腐ってはいない。 但しその中にはゆっくり用利尿剤を仕込ませてある。 「はーい注目ー!これからお兄さんがごはんをあげるから、良い子はゆっくり並んでまっててね!!!」 「「「「「「「ゆゆー!!!」」」」」」」 子供達は我先にと集まってくる。だが・・・ 「「「ゆ゛あ゛ああぁぁぁああ!!」」」 「「ゆべじ!!!」」 「まずはまりさからなんだぜ!!!ちびたちはゆっくりまっててね!!!」 「「「いぢゃいよ!!!どぼじでごんにゃごどじゅるにょぉおおお!!!」」」 「ちびちゃんにな゛に゛す゛る゛ぼぉおおおおおおおぉぉおお!!!」 後から突撃してきた親まりさに敢え無くすっ飛ばされる。 親れいむは我が子が傷つく様子を見てゆーゆーと涙を流しているが何もしない。 おお、あわれあわれ。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー♪」 親まりさは我が子や伴侶の様子も目に入らず、満面の笑みを浮かべている。 「ゆゆっ!まりさゆっくりちーちーしたくなってきたよ!!! おにいさんはあっちむいててね!!! 饅頭にも羞恥心ってあるんだね。感心しているとまりさは体を後ろに傾け・・・ 「はーい、お兄さんの言うこと聞けなかったまりさはお仕置きだよー!!!」 「ゆゆゆ?なにいってるのぜ???」 「いい子は並んで待っててって言ったよね?聞いてないの?ばかなの?」 「は、はなせだぜえええええええええ!!! はずかしい!!!みないで!!!あっちむけだぜ!!!」 まりさの頭を帽子ごと鷲掴みにして、家族の前に突き出した。 「れいむ、れいむううううううう!!!まりさをゆっくりたすけるんだぜえええ!!!」 当の家族達はと言うと、 「「「「「「「むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇー♪」」」」」」」 「むーしゃ、ゆっくりできないまりさはむーしゃ、おにいさんにおしおきされててね!!!しあわせー♪」 当然の結果であるが、 「でいぶどぼじでえ゛え゛え゛えええぇぇぇえええぇぇええ!!!」 まりさは見捨てられた失望から哀れな悲鳴を上げている。 ぼくは懐から鉛筆を取り出し、まりさの顎の下を至近距離で見つめていた。 「や゛め゛でえ゛え゛ええええええ!!!までぃざのぢーぢーみ゛な゛い゛でぇぇええええ!!! でちゃう゛!!!でぢゃう゛う゛うううぅぅううううう!!!」 ちょろちょろちょろ・・・ 「ゆ・・・ きーもちーちー・・・」 まりさの顎から一筋の水流が流れだした。 「はーい、それじゃお仕置きだよー!ゆっくり反省してね!!!」 「ゆ゛、ゆ゛があ゛あ゛ぁぁああああああああああああ!!!」 ぼくはその水源目がけて鉛筆を突き立てる。 「ぢーぢーでな゛い゛、でな゛い゛ぼお゛お゛ぉぉおおおおおおおぉぉおおお!!!」 更にその鉛筆でゆっくりと内部を掻き回していく。 「ゆ゛がっ、ゆ゛っぎゃああああ、ゆ゛がっ、ゆ゛がっ、ゆ゛っぎゃあ゛あ゛ぁぁあああああぁぁあああ!!!」 まりさはぼくの指の動きに合わせて悲鳴を上げている。 「ゆゆっ!まりさがくるしがってるよ!!!おにーさんはとっととまりさをはなしてね!!!」 「「「「「「「やめてあげちぇね!!!おきゃーしゃんをはなちて!!!」」」」」」」 「お仕置きだから仕方が無いんだよ。ゆっくり理解してね!!!」 「ゆゆー!ゆっくりわかったよ!!!まりさはゆっくりはんせいしていってね!!!」 「「「「「ゆっくちはんしぇえちていっちぇね!!!」」」」」 「で、でい゛ぶひどい゛だぜ、ゆ゛っぎゃあ゛あ゛あああぁぁあああああ!!!」 「ゆゆっ!れいむもゆっくりちーちーしたくなってきたよ!!!」 「まりしゃもちーちーしちゃくなっちぇきたよ!!!」 「まりしゃも、まりしゃもー!!!」 「れいみゅもちーちーすりゅー!!!」 「ゆゆっ?れいむたちはちーちーするからゆっくりおにいさんはあっちむいててね!!!」 「「「「「「「「みにゃいでにぇ!!!あっちむいちぇちぇね!!!」」」」」」」」 「ところでみんな、ここは誰のおうちかなー?」 「ゆ?なにいってんの?ここはれいむのおうちだよ?ばかなの???」 「「「「「「「ばきゃなにょ???」」」」」」」 「残念でしたー!ここはお兄さんのお家だよ!!! ばかなれいむと釣られたちびちゃんたちはゆっくりお仕置きだよ!!!」 「ゆっ、ゆ゛あ゛あああぁぁああああああ!!!」 「おきゃあしゃん、ゆ゛ぎゃぁああああああああ!!!」 「ゆ゛っぐじじだいよぉお゛お゛おおおおおお!!!」 「たじゅげで!!!おぎゃあじゃんだじゅげでえええええ!!!」 ぼくはれいむとちび饅頭どもにも残らず鉛筆を挿入すると、 まりさも含めて鉛筆を中心に向けて円陣に配した。 更に中央には携帯電話の1個を置いてガムテープで鉛筆を固定する。 「「「「「「「「「ゆ゛ゆ゛っ!!!ゆ゛うううぅぅううう゛う゛うううぅぅうう!!!」」」」」」」」」 痛さと、尿が出ない苦しさからゆっくり達はゆーゆーと涙を流している。 鉛筆が刺さるは足の付近であるため、逃げだそうとすると激痛が走る。動けない。 「はーい、もう1回聞くよー!ここは誰のおうちかなぁ?」 「こ、ここはまりさのおうちだぜ!!! ヴィーン、ヴィーン、ヴィーン、ヴィーン 「「「「「「「「「ゆ゛あ゛ぁぁっ、ゆ゛あ゛ぁぁっ、ゆ゛あ゛ぁぁっ」」」」」」」」」 もう一方の携帯電話を操作して中心部の携帯電話を振動させる。 饅頭どもはそれに合わせて悲鳴を上げ、顔を歪める。 香霖堂のにーちゃんによるとばいぶれーしょんって言うものらしい。 「「「ゆ゛、ゆ゛ぅうう・・・」」」 振動を止めてゆっくり達に語りかける。 「言い忘れてたけど、一人でも間違ったらみんなお仕置きだよ!ゆっくり理解してね!」 「なにいってるのまりさ!!!ばかなの?ここはれいむのおうちにきまって・・・ 「はーいまた不正解! みんなお仕置きーー!!!」 ヴィーン、ヴィーン、ヴィーーーーーーン 「「「「「「「「「ゆ゙あ゙っ、ゆ゙ぎゃっ、ゆ゙あ゙あ゙ぁぁぁあああああ!!!」」」」」」」」」 「誰か一人でも正解できたらみんな放してあげるよ!ゆっくりがんばってね!!」 「「「ゆ゛・・・・ゆ゛ううぅぅううん・・・」」」 「早くしないとお仕置きだよ、ゆっくりしないでね答えてね!さん、に、いち!」 ヴィヴィヴィ、ヴィヴィヴィ、ヴィヴィヴィ・・・ 「「「「「「「「「ゆあ゙っゆあ゙っゆあ゛っ! ゆあ゙っゆあ゙っゆあ゙っ!・・・」」」」」」」」」 「ゆっゆっゆっゆっゆっ・・・」 振動が止んでも一匹の子まりさの鳴き声が止まらない。 「ゆーんれいみゅう♪」 「どうちたにょまりしゃ?」 「なんかまりしゃしゅっきりしたくなっちぇきたよ! ゆっゆっゆっゆっ♪」 「や゛、や゛べでぇぇえええええ! しゅっきりしたらゆっくちできにゃああああい!!!」 「お仕置き中にすっきりしたがるまりさちゃんはお仕置きだよ、みんなもだけどね。ゆっくり理解してね!!!」 ヴィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン 「「「「「「「「「ゆ゛っぎゃあ゙あ゙あああぁぁぁあああああああああああ!!!」」」」」」」」」 「「「「ま゛り゛じゃのへんちゃい!!!しきじょおまぁあああ!!!」」」」 「ぢょぼじでぞん゛な゛ごどい゛う゛の゛ぼぉおおおおおおおお!!!」 難しい言葉知ってるんですね。おお、すごいすごい。 「「「「「ゆぅ・・・ ゆぅ・・・ ゆぅ・・・」」」」」 さすがに疲れてきたようで、静かな息を湛えている。 「はやくおうちかえりちゃいよー・・・」 「なにいってるの・・・ここはれいむの「ここはおにいさんのおうちだぜ!!!ゆっくりはなしてくれだぜ!!!」 間一髪、まりさの機転だった。本心かどうかはわからない。 「はーい正解!約束どおりみんな放してあげるね!!!」 「「「「「ゆっ!ゆゆーーーーーーーーん!!!」」」」」 久々に饅頭どもに笑顔が戻る。 「ゆゆっ、せいかいしたんだからゆっくりれいむたちからぼっこをぬいてね!!!」 「正解したのはまりさだけどね。お兄さんは放してあげるとは言ったけど棒を抜くとは言ってないよ。ばかなの?」 「「「「「「「「「ゆっ!!!ゆ゛あ゛あ゛ぁぁあああああああぁぁぁあああぁぁあ・・・」」」」」」」」」 饅頭どもは再び絶望に満ちた表情に戻り、ゆーゆーと涙を流している。 「ところでれいむ?ちーちーしたくないのかい?」 「ゆゆっ?れいむゆっくりちーちーするよ・・・ ゆ゛がっ!!!い゛だい゛い゛ぃぃいいいいいい!!!」 「「「「「「「ぢーぢーでにゃいよぼぉおおおおおおお!!!」」」」」」」 「お゛、お゛に゛い゛ざんはゆっぐじま゛り゛ざにぢーぢーさせるだぜええええええ!!!」 「何度言わせるかなぁ、お兄さんは君達のちーちーまで責任取れないよ。ゆっくり理解してね!」 「「「「「「「ゆ゛っ!ゆ゛っ!ゆ゛っ!ゆ゛っ!ゆ゛っ!」」」」」」」 饅頭達は増大する尿意、痛みを堪えて懸命に抜け出そうとしているがもちろん簡単にはいかない。 「ゆゆっ・・・やっと抜け出せたぜ・・・ちょろちょろちょろ・・・」 30分後、親まりさが漸く鉛筆から抜け出した。疲れ果てながらも尿道からどぼどぼと水浸しの餡子を垂らしている。 「はいっ、まりさはゆっくり掃除してね!」 「ゆゆっ、なんなのぜ?」 「ここはお兄さんのお家だから、汚いちーちーまみれの餡子を垂らしたまりさは責任とって掃除していってね!!! きれいに掃除できたらみんなのぼっこ抜いてあげてもいいよ!!」 「ゆ・・・・まりさのちーちーきたなくないも・・・・・・」 「まりさはがんばってれいむたちをたすけてね!!!」 「「「「「「「たしゅけちぇね!!!」」」」」」」 「も、もうこりごりだ・・・まりさはさきにかえるだぜ・・・」 「ど、どぼじでぞんな゛ごどい゛う゛の゛ぉおおおおおおぉおおお!!!」 「「「「「「「お゛ぎゃあじゃん゛の゛ひとでな゛ち゛ぃいいいいい!!!」」」」」」」 そう言ってまりさはとぼとぼと歩きだし・・・ すぽっ!! まりさの帽子が取り上げられる。 「助けを求める家族を見捨てるまりさは悪い子だね!!!ゆっくり家族を助けていってね!!!」 「までぃざの、までぃざのぼおじぃいいいいいぃいいいいい!!!」 餡子を垂らしながらぴょんぴょん飛び跳ねる。なんだまだ元気あるじゃん。 「自分の汚したところきれいに食べていってね!!!さもないと帽子返してあげないよ? ゆっくり理解していってね!!!」 「ゆ゛・・・ゆ゛ぅ・・・」 「ぺーろ、ぺーろ、まずまずー・・・」 「あれ?まりさ?さっきまりさのちーちーきたなくないもって言ってたよね?」 「ゆ゛・・・ゆ゛ぐぅ・・・・・」 「あとそっちもまだ汚れてるからゆっくりぺろぺろしていってね!!!」 「ゆ゛・・・・・も゛う゛い゛やだお゛う゛ぢがえ゛り゛だい゛ぃぃいいいい!!!」 「まりさはゆっくりしないではやくれいむたちをたすけてね!!!ぷんぷん!!!」 「おきゃーしゃんがんばっちぇー!!!」 「ゆ゛・・・ゆ゛う゛う゛う・・・・・」 「はーいまりさちゃん御苦労様!それじゃみんなゆっくり助けるよー!」 約束は約束。すんなり助けてやることにする。 「「「「「「「「ゆゆっ!ゆっくちちーちーできるよ!!!」」」」」」」」 「ちょろろろろろ、しあわせー♪」 「「「「「「「「「ぷりゅぷりゅりゅ、ちあわちぇー♪」」」」」」」」 辺りに餡子まみれの小便を撒き散らす。 「あれ・・・? まりさのぼうしどこ?どこなの?」 親まりさはきょろきょろと辺りを見回す。 「あーあ、また汚れちゃったね・・・きれいにしないと。おっとこんなところに雑巾があるぞ?」 「ゆ゛ーっ!!!ま゙り゙ざの゛ぼおじでなにずるの゛!!!お゛に゛い゛ざんはゆ゛っぐじやべでね!!!」 「「「「「おきゃーしゃんをいじめにゃいで!!!やめちぇあげちぇね!!!」」」」」 ふきふきふきふき っと。 「ばりざのぼおじ、ばりざのぼおじいいいいい!!!」 「どうぞ、返してあげる♪」 「ゆ゛ゆっ!!!ゆ゛ぎゃあ゛ぁぁあああああばでぃざの゛がわ゛い゛い゛ぼう゛じがぁぁぁあああああ!!!」 餡子まみれの小便まみれ。甘い中にも鼻を突くような香りがする。 「ゆゆっ?まりさのぼうしくさくてきたないよ!!!ゆっくりあっちいってね!!!」 「ど、どぼじでぞん゛な゛ごどい゛う゛のぼぉぉおおおおおおぉぉぉおおおお!!!」 「はーいれいむちゃん、頑張ってくれたまりさちゃんに何てこと言うのかなぁ?」 「ゆゆっ?ぼうしのくさいまりさとはゆっくりできないよ!!!」 「帽子なんかで判断しちゃうの?そんな人で無しはゆっくり反省してね!!!」 「ゆ゙べじ!でいぶのお゛り゛ぼん゛がえ゛じでぇぇええええぇぇええええ!!!」 れいむの頭を右足で踏みつけ、素早くリボンを奪い取る。 「や゙め゙でぇえ゙え゙ええぇぇえええぇえぇええ!!!でい゙ぶのお゙り゙ぼん゙でな゙に゙ずる゙ぼぉぉおおぉぉおおおお!!!」 「あーあ、また汚れちゃったなぁ。ふきふきふきふきっと。」 丹念に、床全体を仕上げていく。 「でいぶのだいじな、だいじなおぢぼんがえじでええぇぇええぇぇえ!!!」 ついでにまりさやちび達の傷口も拭いてあげる。 「きれいにしてあげる♪」 「ゆ゛ぁっ・・・ゆ゛ぐう・・・」 「おきゃーしゃんのおぢぼん・・・やわらきゃくてきもちいよ・・・」 「はい、とかいはなこーでねーとにしてあげたよー♪」 「ゆ゛あ゛っ!でい゛ぶの゛ずでぎな゛お゛ぢぼん゛がぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁあ゛あああああ!!!」 びちゃびちゃかつリボン全体にカビが生えたかのごとく餡子まみれになった。おお、ひどいひどい。 「でいぶのおぢぼん、ゆっぐじぎれいにじでね!!!ゆっぐじぎれいにじでね!!!」 「おにいしゃんはゆっくちおきゃーしゃんのおりぼんをなおちてあげてにぇ!!!」 「お兄さんが折角こーでねーとしてあげたんだから、遠慮はいらないんだよ?」 全身を震わせ嫌がるれいむを両足で押さえつけしっかりと括りつける。 「「「「おきゃーしゃんいやがってるよ!!!やめちぇあげちぇ!!!」」」」 「やべでね!!!ゆっぐじやべでね!!! ぞんなぐざいのでいぶのおぢぼんじゃないぼおおぉぉおおおぉおおお!!!」 「はーいみんな御苦労様。ここはお兄さんのお家だよ。家族を見捨てちゃだめだよ。 帽子で人を判断しないでね。理解できたらゆっくり帰ってね!!!」 「でいぶわるくないぼおおおお!!!まりざがさいしょに・・・」 「まりさのせいじゃないも・・・」 どかっ 「ゆ゛がっ!!いだいのぜ!!!」 どかっ 「でいぶの゛ずでぎな゛がみ゛がぁぁあああぁぁあ!!!」 どかっ 「おきゃーしゃんをいぢめにゃいで!!!ゆわあああああん!!!」 「まりじゃはわるぐだいよ!!!ゆぎゃあああ!!!」 「おぎゃあじゃんのおぢぼんなおぢであげで!!!ゆびぇっ!!!」 「ゆぎゃ!!!どぼぢでごんにゃごどじゅりゅにょ!!!」 饅頭を一個一個、死なない程度の力で残らず蹴り出した。 だけどこれでは終われないよ。ぼくは虐待お兄さん。寺子屋の先生とは違う。 夕闇が近づく草原の中、満身創痍ながら我が家に向かう饅頭の後をゆっくりと付けていった。 つづくかも?と宣言していましたが収拾つかなくなりそうです。 続くとしたら少し違う話になると思います。 by まりさつむりの人 他に書いたもの 白玉楼系5 みょんとの出会い アリス系16 アリスのゆっくり水爆弾 ゆっくりいじめ系1293 ゆっくり昆虫型出産 ゆっくりいじめ系1024 嘘つき少女の悲劇 ゆっくりいじめ系932 愛しのありす ゆっくりいじめ系800 まりさつむりの記憶 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/57.html
なか 3KB 人間の赤ん坊が生れ落ちたその瞬間に泣き叫ぶのは しあわせに満たされた母胎から排出された事を嘆いているのだという 悲観的なんだか変態チックなんだか良くわからない説がある。 「なぁれいむ、おなかの中の赤ちゃんってゆっくりしてるのか?」 「ゆゆっ!あたりまえだよ!!」 れいむに曰く、おなかの中の赤ちゃんは 母胎を務める母ゆっくりの幸せな記憶や知識を見ながら とてもとてもゆっくりしている、と言うことらしい。 「れいむ、お外とお前のお腹の中、どっちが赤ちゃんにとってゆっくり出来るんだ?」 「ゆゆっ!それはもちろん…」 …………… ………… ……… …… … ゆ~っくり~ゆっくりーー♪ 「今日も精が出るな、れいむ」 「おにいさんっ!おはよう!」 元気良く歌いながら、れいむは日課の運動を再開する。 番のまりさが急逝してから、れいむの心の拠り所になったのが れいむの下腹部を膨らませる赤ん坊の存在だった。 「ゆっゆっゆ!!」 溌剌とした表情で砂糖水の汗をかきながら何度も何度も熱心に繰り返す。 れいむがこの運動を始めてもう1年が過ぎようとしている。 正直れいむは利口なゆっくりではない。 生まれた時から根気や謙虚さはあまり持ち合わせない仔だったのだが 一年前から一日も休まず、眠るか何かを食べている時意外はもうずっと ?膨らんだ下腹部を庭の煉瓦に叩きつけ続けている" 「赤ちゃんまだ死なないかー」 「ゆん…れいむのなかでゆっくりしすぎだよ!」 ゆっくりしないでね!しんでね! ゆっくりらしからぬ事を口にしながら…いや、これが真実ゆっくりらしい姿なのかもしれないな。 ともあれ、れいむの運動は非常に原始的な堕胎行為だ。 発端は俺の質問に対するれいむの返答 「あかちゃんにきいてみないとわからないよ!」 その時れいむは幸せそうに目を閉じて、胎内の赤ちゃんに心で語りかけて 『赤ちゃんの声』とやらを聞いたらしい。 曰く、世界で一番ゆっくり出来るのはれいむのお腹の中であるらしく 回り全部があまあまで覆われ、本当に何もせずに居るだけで、とってもゆっくり出来るのだという。 最初俺はれいむが適当こいているのだと思ったのだが その会話の後、一月経っても二月経っても胎内の赤ちゃんは産まれて来ようとしなかった。 最初は『れいむのあかちゃんとってもゆっくりしてるよ~』などと余裕だったれいむも次第に苛立ち始め 終いには怒って壁に体当たりを始めたのだ。 『そんなにゆっくりできるところならひとりじめしないでおかあさんもゆっくりさせてね!!』 最初はその突拍子もない発言に驚いたが つまりは、まりさを失って均衡を喪いかけたれいむの精神が最後に縋った拠り所である 自分をゆっくりさせてくれる筈の赤ちゃんが、自分だけゆっくりしているという状況に 我慢が限界を迎えたらしい。 俺はれいむを諭したが、れいむは赤ちゃんを殺してお腹でゆっくりすると言って聞かず 面倒になった俺は、やるなら庭でやれとだけ命じて 快諾したれいむをここ一年放置しているという訳だ。 生活の殆んどを庭のゆっくり小屋でする様になったれいむは最早ペットではない。 ペットとしてのゆっくりなら、れいむが産んだとても賢いまりさを家で飼っているので事足りている。 「それじゃ散歩行ってくるから、がんばって赤ちゃん殺せよ。」 「わかったよ!いってらっしゃい!!」 「……」 その姿を暗く沈んだ目で見つめるまりさを、帽子に通したリードで曳いて散歩に出かける このまりさの良い所は、自己主張を一切しないところだ。 狂った母の産道から母が眠っている間に排泄するようにひりだされているのを俺が偶然見つけて 自分が既に生まれたことにも気づかず凶行を繰り返す母の姿を見続けたせいかも知れない 少しかわいそうで、それに倍する程愉快だ。 あぁ、一個だけコイツがわがままを言ったっけ。 『こどもをうめないようにしてください』と言ったんだ。 と言うわけでまりさの性器は既に去勢済み、元々そこに凸も凹も無かった様に蓋がされている。 近いうち、発注しているまむまむを移植してやろうと思う LLサイズの特注品だ、赤ちゃんプレイ用とかいう規格で 栓をしないと日常生活も送れないほど巨大な穴だが 成体ゆっくりくらいなら余裕で入る事ができるそうだ。 「お母さんとゆっくり出来るようになるといいな」 「………うん」 珍しく返事をするまりさ、かわいいなぁ まりさがこの世に排泄されてから、もうすぐ一年 誕生日プレゼントと言うわけではないが…喜んでくれるだろうか? by古本屋 杭なら直接的な虐待になるのですけど 栓というのは難しかったです。 またやっつけぎみ。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る スカルファックかwww -- 2011-03-09 22 16 00 母親を入れてやるんですね。 分かります。 -- 2010-08-24 15 19 26 いいねぇ ぶっ飛んでるぜ -- 2010-07-31 16 09 29
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/777.html
※この作品は ゆっくりいじめ系1492 都会派ありすの憂鬱 ゆっくりいじめ系1500 都会派ありす、の飼い主の暴走 ゆっくりいじめ系1512 都会派ありすの溜息 ゆっくりいじめ系1535 都会派ありすの消失_01 ゆっくりいじめ系1536 都会派ありすの消失_02 ゆっくりいじめ系1790 あるクリスマスの出来事とオマケ の続編です。過去作を見ていないと分からないと思われます ※この作品ではありす=レイパーという考えは捨てて下さい ※途中まで「ゆっくりいじめ系2024 都会派ありすの驚愕」と同じ展開ですので描写を省略します 十二月三十一日。大晦日。 本人は生涯あずかり知らぬが、生き別れの姉であるまりさを襲って子を孕ませた十二月二十五日より、六日経ったその日。 ありすは一人の男の手に渡った。 長い長い年越しだった。 固くなった体に刃を通され、内蔵にも等しきカスタードクリームを傷つけられた。 目の前で同胞達が傷つけられ、死んでいくのを目の当たりにした。それらが全て、自分の体を治すためだと理解もした。 年が明けて、陽も昇って。 長い一夜の末、ありすはかつての姿とはまるで様変わりしてはいるものの、いずれ自由に動かせるようになる体を手に入れた。 どこにも火傷をしていない、健康体である。 ようやく長い苦しみの末、健康な体を手に入れたというのに、ありすは幸せではなかった。 目の前の地獄、惨劇から目を逸らしたかった。 だが、それも叶わず。 ありすがどうすることも出来ないまま、ありすの体を改造した部屋に次々と別の人間がやってきた。 そして、その中には 「お゛……ね゛ぇ゛…………ざ……」 「…………え?」 かつて、ありすの命を救い、ありすと一緒に幸せに暮らしていた、ありすがずっと会いたいと願っていたあの女性がいたのだ。 ありすは枯れていたはずの涙を流した。ずっと、ずっと願っていたものと会えた喜びに。 なんという神のきまぐれか。ありすはまた、女性と暮らすことができるうえに、待ち望んだ家族とも一緒に過ごすことが出来るようになった。 「おね゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ざぁぁぁぁぁぁん!!! もうやべでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!」 快音が響く。 女性が振るったハエ叩きが、ありすの横っ面をひっぱたいた音だ。 ありすはかつて暮らしていたあの部屋へと帰ってきた。我が子と一緒に。 そして、再び女性に虐待される日々へと戻ってきたのだ。 女性は虐待するゆっくりと愛でるゆっくりを完全に分けるようになった。 ありすと子ありすは虐待する側のゆっくりだった。 思いっきり頬を叩かれたありすは痛みを堪え、目に涙を溜めてプルプルと震えている。 どれだけ力強く叩こうとも所詮ハエ叩き。致命的なダメージにはなりえないが、それでもありすにとっては大きな痛みを味あわせていた。 精神的な面においても。 ありすは少しでも女性から離れようとじりじり這おうとしたが、それを阻止するようにビシビシハエ叩きが振るわれる。 右頬を叩いたら左頬も。下顎を叩いたら額も。 振るわれるハエ叩きは、ありすを苛む。叩かれて顔が震え、雫が飛び散る。 ありすは後悔していた。家出をしたことを。どんな仕打ちを受けようとも、ありすにとって女性は大好きな恩人である事に変わりはないのに。 どうして逃げ出してしまったのか。どうしてもっと信じてやれなかったのか。いつか、いつか元の優しい女性に戻ってくれるだろうと。 だから再び女性と出会えて、また一緒に暮らせるなんて奇跡にありすは感謝した。概念は理解していないが「神様」とやらに感謝もした。 再会した女性はいつかの優しい表情で、ありすが会いたかったあの頃の女性に戻ったと思えたのに。 そんな事なんて全然なく、女性は別れる直前と同じように、ありすに虐待を施している。 「お゛ね゛ぇざん……どぼじで……」 「ありす、私ね」 女性が口を開いた。 それはありすに言い聞かせているようにも、独り言を言っているようにも聞こえる。 「ありすが家出しちゃった時、とっても後悔したの。なんて酷いことをしちゃったんだろう、って」 振るわれたハエ叩きが、ありすの右目付近をひっぱたいた。乾いた音と共にありすの涙がまた飛んだ。 「必死で探したの。時間の許す限り、走り回って。ビラも作って配ったし、ネットで情報を募ったりもしたわ」 返す手で振るわれたハエ叩きが、ありすの口元を叩いた。「ゆぶっ!」と潰れた声がありすから漏れた。 「もし、もしまたありすと出会えたら、もうあんな酷いことは辞めよう、って思ったの」 その言葉を聞いて、ありすの目に希望の光が宿った。その光に向かい、女性は腕を振るった。バチン、と左目に当たる。 咄嗟に瞼を閉じたため、眼は無事だがありすは痛みに悶える。いや、痛みよりも哀しさが勝っている。 「でもね、こうしてまたありすと出会えて、思い直したの」 グイッ、と片手でありすの髪を持って持ち上げる。宙に浮いた状態のありすにハエ叩きで往復ビンタを浴びせる。 右頬も、左頬も、底部も顔面も打ち付ける。 「これが、私の愛情表現。これが私のありすへの愛なの。今の私はもう、こういう形でしかありすを愛せないの」 ありすの髪を掴んだ手を離し、ありすが床に落ちる。ビタン、と底部を強かに打ちつけて、ありすの涙がボロボロと零れた。 「ありすのあの可愛い赤ちゃん達にもそう。とてもそっくりね。可愛くて可愛くて、ありすと同じように愛しちゃいたい」 女性のその言葉に、ありすはビクッと跳び上がる。恐る恐る、自分の子達へとありすは視線を向けた。 「やめちぇ! みゃみゃをいじめないでっ!」 「ゆえぇぇぇん……みゃみゃ……」 「ゆっくいできないわ……」 「ごんなのときゃいはじゃないわぁ……」 ありすの視線の先、ありすがハエ叩きで叩かれる横ではありすの子である子ありす達が身を寄せ合ってガクガクと震えている。 決してハエ叩きに巻き込まれる位置にはいない。そんな位置から戦々恐々と飼い主である女性に訴えかけている。母を虐めないでくれと。 ありすはその姿に涙する。産まれてから何日も会ってなかったというのに、一目で自分が母親だと認識してくれた、愛しの我が子。 そんな自分の子供達が、自分をかばってくれている。自分と、同じ目にあおうとしている。 「だーめ♪」 女性は子ありす達に明るくそう答えると、ハエ叩きを子ありす達の真横の床にたたきつけた。 バチンッ、と響いた音に子ありす達はビクッと跳ね上がりあっという間に後退する。ありすが使っているベッドに潜り込み、毛布をかぶってガタガタ震えている。 「ゆ゛ぅ……ありずのあがぢゃ──ゆびゅっ!!」 その様子を横目で見て我が子の安全に安堵した。決して薄情などとは思わない。 今の女性から離れておいて欲しい。それがありすの今の願いだった。 そんな安心して表情が緩んだありすの顔面に、野球ボール大のゴムボールがめり込んだ。 「びゅぶっ!?」 「さぁて、ありす。今度はキャッチボールしようか」 跳ね返ってきたボールを手に取り、女性はとても楽しそうに笑う。その顔はまるで子供のような無邪気さに溢れていた。 そんな女性とは対照的に、ありすの顔はグチャグチャの泣き顔。ボロボロと珠のように涙は零れ、心は今もなお暗闇に閉ざされている。 一度は希望の光に照らされて開いた扉も、今はもう、固く閉ざされている。 ありすが望んだ女性は、もう居ない。それは長い別離を挟んでも変わらなかった。 「いくよ、ありす」 意気揚々と女性はボールを構える。ありすは逃げることも受けることも出来ないまま、その場で立ち尽くす。 無防備なありすの顔面にボールがめり込んだ。 百九回。 「ぼうやべでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!」「だづげでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!」「いぢゃい゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!」と叫び続けるありすに構わず、女性がボールをありすにぶつけた回数だ。 母親の叫び声が響く中、子ありす達はいずれ自分たちにくるであろう暴力に怯えて震えていた。 「ふぅ、楽しいね、ありす」 ゴムボールをさんざんありすにぶつけた女性は、ありすを透明な箱に閉じ込め、その中に牛乳を吸った雑巾を入れた。 ありすの体は既にボロボロ。そんな状態に加えての悪臭による虐待である。 「ゆぐっ、えぐっ、おねえざん……どぼじで……」 「前にも言ったでしょ。ありすが可愛いから♪」 それでもありすは完全に諦めたわけではなかった。ありすはまだ忘れていなかった。忘れることなど出来るはずがなかった。 自分を救ってくれた、あの優しい姿を。仲良く幸せに暮らしていた、あの姿を。 そんなありすの願いを、女性は一顧だにしない。ただ己のやり方で己を愛情を注ぐのみ。 女性はありすと雑巾を入れた透明な箱を脇に追いやると、今度はありすのベッドの毛布を剥ぎ取り、子ありす達をベッドから叩き落した。 「さぁ、今度はおちびちゃん達遊ぼうね」 明るく言い放つ女性に対し、子ありす達は一様に泣いている。 その光景を悪臭で充満している透明な箱の中から、ありすも見ている。その目はずっと乾いていない。 ここに戻ってきてから、ありすは泣いていない時間の方が少なかった。 「ゆぐっ……えぐっ……」と泣きじゃくる者や、じりじりと後退する者。 「みゃみゃぁぁぁぁぁぁ!!」と母親のありすが閉じ込められた透明な箱に駆け寄る者や目に涙を溜めてぷくーっ、と威嚇する者。 姉妹の後ろに隠れてガタガタと震える者。ギュッと目を閉じて現実逃避する者。涙をためて決死の覚悟で女性に体当たりする者。 子ありす達はそれぞれがそれぞれの反応を示す。 女性はそんな愛らしい反応を見せる子ありす達を、平等に虐待していった。 「お゛ね゛ぇざんやべでっ!!! ありずのあがぢゃん、いぢめないでっ!!」 「み゛ゃ゛み゛ゃ゛だじゅげでぇ゛ぇ゛ぇ゛!! ゆぶっ!? ゆ゛ぁ゛……あんよが、ありずのあんよ゛がぁ……」 一匹の子ありすは底部をプラスチックの定規で叩かれ続けた。 バチンバチンと乾いた音が響く度、子ありすは足を痛めつけられる痛みで涙した。 「ゆ゛っ……おねぇざん、ありずのあがぢゃんだげはゆるじで……」 「ゆ゛え゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ん゛!! だじでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」 一匹の子ありすはジャストフィットする小さな箱に閉じ込められた上で激しくシェイクされた。 上下左右に激しく揺れ動く箱の中、子ありすは体中を箱の内部にぶつけ、目を回した。 「ゆ゛あ゛ぁ゛ぁ゛……ありずのあがぢゃんが……やべで……」 「ゆぐっ……いぢゃいわ゛……だじゅげで……」 一匹の子ありすは剣山の上に置かれて放置された。 自重はそれほどなく深くは刺さらないが、底部をまんべんなく針で刺された上にその場から動くことも出来ないありすは絶え間ない苦痛に涙した。 「おねがいじまずっ! あがぢゃんだげはだづげでぐだざいぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!」 「ぼうやめぢぇ……ありずわるいごどじでないわ゛……」 一匹の子ありすは何度も何度も高い所から床に落とされた。 体が小さく軽い子ありすは高い場所から落ちても死にはしないが、何度も何度も床に叩きつけられて皮はボコボコだ。 「なんで……どぼじでやべでぐれないの゛…………」 「ゆ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!!」 一匹の子ありすは舌に釣り針を通された状態で吊るされた。 針が舌を貫通する痛みと自重によって舌が引っ張られる痛みに、子ありすはまともに叫ぶことも出来ずジタジタと空中でもがいた。 「おねぇざん……もどっで……もどのやざじいおねえざんに……」 「ゆびっ! ゆぶっ! いぢゃい゛ぃ゛ぃ゛……ありずおうぢがえ────ゆぴゅ!!」 一匹の子ありすはひたすらにデコピンされ続けた。 子ありすの大きさでは殆ど全身攻撃になる。全身をくまなく指で弾かれ続けたありすは机の上から落下して全身を激しく打ち付けた。 「ゆっぐり゛……ゆっぐり゛じでいっでね……おねぇざん……」 「ゆっーーーー!!! ゆ゛っー!!!!!」 一匹の子ありすはひたすら走らせ続けられた。 女性がわざと外すように金槌を振り下ろし、子ありすはそれから逃げるように跳ね続ける。最後に体力が切れて立ち止まったところを軽く横殴りで金槌が振るわれ、子ありすは壁に顔面を打ちつけた。 女性の虐待には命の危険は伴わない。 ありすが居ない間もゆっくりについて学んだ女性は、ゆっくりを殺す殺さないの境界を十全に弁えていた。 生かさず殺さず。可愛いありす達を決して殺すことなく、可愛い泣き顔を見れる虐待を施す。 生き地獄。女性の今の虐待方針はまさにそれだった。 「さて、皆、今日もゆっくりできたわね。明日もゆっくりしましょうね」 虐待が終わった子ありす達を、それぞれ別々の透明な箱に入れていく。 子ゆっくりサイズの小さな箱。身動きがまったくとれない窮屈なそこに詰めていく。 子ありす達は皆、痛みや疲労で動けない。泣きじゃくったり、放心したり、無抵抗のまま透明な箱に詰められた。 「それじゃあ晩御飯にしようか」 そう言い、女性は台所へと向かった。 残ったのは透明な箱に押し込められた、ありす、子ありす七匹の八匹家族。 その姿を見れば十匹中十匹のゆっくりは「ゆっくりしていない」と言うであろう。そんな、悲惨な光景。 ありすは可愛い我が子が痛めつけられる様を、何も出来ないまま悪臭が立ち込めるなか見続けた。 子が痛めつけられる、悲惨な状況から目を背けたいという気持ちよりも、我が子が危険な目にあっている光景から目を離したくなかったのだ。 目を離している間に、どうなるか分からない。何かが出来るというわけではなかったが、それでも目を離したくなかったのだ。 ゆっくり達の嗚咽が響く部屋の中、ありすは静かにまた涙を流した。 もう、叶わぬ願いなのだろうか。幸せな暮らしを望むことは、もう許されないことなのだろうか。 今目の前で泣きじゃくっている子達にも、自分がかつて居た幸せな世界を見せてあげたかった。それすらも、叶わないのだろうか。 もし、別の未来では自分達が幸せに暮らしている世界があったのかもしれないと思うと、ありすは泣かずにはいられなかった。 どうして、そんな世界に居ないのだろうかと。 夜。一週間の半分は食事も虐待だが、残りの半分はまともな食事もある。 だが、この日はまともではない食事だった。ありす達の目の前にあるのは、唐辛子だった。 砂糖と混ぜてはいるものの、赤いそれが見え隠れしている。 ありすも子ありすも皆透明な箱から出されてはいるが、触れ合うことは許されない。 食事中にそんな事をすれば、行儀が悪いと言われて透明な箱に押し込められ、また酷い目に会うからだ。 だから、ありすも子ありすも、互いに言葉だけを交わすのみ。 一匹ずつにそれぞれ用意してある皿。名前もちゃんと書いてある専用の皿に、今晩の食事が盛られている。 唐辛子。いくら砂糖と混ぜていても、辛味はゆっくりにとって毒である。 過剰に摂取すれば死に至るだろう。だがこの女性のことだ。きっと致死量を見極めて、全部食べても大丈夫なようにしているに違いない。 ありすは知識から、子ありす達は本能から唐辛子の辛味を察知して口にしようとしない。 女性は一人、普通の食事をとりながらありす達に言った。 「どうしたの? 食べないの?」 「ゆぅ……おねぇさん、これはゆっくりできないよ……」 ありすは言った。勇気を振り絞り。今の女性に口答えすることがどんな事に繋がるか分からないほど今の状況は理解できていないわけじゃない。 それでも、自分はともかく子ありす達のためにも、こんな食事ではなくもっと美味しい食事を食べさせてあげたかった。 せめて、せめて生まれたばかりの子供達には「ゆっくり」を味合わせてあげたいのだ。 「なぁに言ってるのありす。ちゃんと食べやすいようにあまあまも混ぜてあげたでしょ?」 「ゆぅ……でも……」 「食べ残したらお仕置きよ」 女性のその言葉で、子ありす達はビクゥと跳ね上がった。 お仕置き。ここに来た最初の日にそれを受けた子ありす達はそのトラウマを呼び起こす。 「ゆ゛ぅ゛……おちおきはいやだよっ!」 「ゆっぐちだべるわっ!」 子ありす達は一斉に食事を開始した。自ら毒である辛味を食す。 ガツガツと勢い良く口に含んだはいいが、それもすぐにピタリと止まる。 「ゆ゛ぐぅ゛……っ!」 「ゆ゛げぇ゛ぇ゛ぇ゛」 「ごれ、どぐはいっでる゛ぅ゛……」 中身を吐きこそしないものの、皆一様に苦しむ。 泣く者。バタバタ暴れる者。混ぜられた砂糖を上回る辛味の辛さに子ありす達は悶え苦しんだ。 その光景を見て、女性は微笑む。 その光景を見て、ありすは悲しむ。 食事が終わるまでの間、ありすは片時もゆっくり出来なかった。 自分もまた、辛味で苦しみながらも、頭の中はゆっくり出来ていない子達の光景で一杯だった。 食事の後、子ありす達は皆睡眠へと移った。 食後はたまに女性が風呂に入れてくれることもある。ありすが大好きだった入浴だ。 今の生活では入浴だけがほぼ唯一の安らぎと言っていい。入浴時には女性は虐待を行なわないからだ。 もっとも、これまで行なってこなかっただけでこれからは行なうかもしれないが。 どちらにせよ、この日は入浴は無かった。 子ありす達はそれぞれの子ゆっくり用透明な箱に入れられる。 それが子ありす達のベッドなのだ。寝ている間に箱に入れられた子ありす達は、寝ていてもわかるのか箱の窮屈さに寝顔をゆがめた。 ありすだけは透明な箱ではなく、かつて使っていたベッドだ。女性が就寝すると同時に、ありすもベッドに入って眠る。 自分が先に眠ったら、もしかしたら自分が寝ている間に子が虐待されるかもしれないと考えたからだ。 そうして深夜。女性が寝静まった後ありすはベッドから這い出て子ありすが眠っている箱へとにじり寄った。 一日の虐待の疲れで熟睡している我が子の顔を、じっと見つめるありす。 透明な箱に顔を押し付けて、我が子と触れ合いたい気持ちを露にしている。 ありすはまだ一度も子ありす達と触れ合っていない。 すーりすーりしたかった。ちゅっちゅもしたかった。だが全て許されていない。 子ありすがこの透明な箱から出る時、それは女性が虐待する時だからだ。 ありすが夢見た幸せな家族生活はここには無い。 テレビ等で見た幸せなゆっくりの家族を、ありすはまた夢想する。あんな、あんな幸せな家族との触れ合いをありすは夢見ていた。 儚い、夢を。 ありすはずっと透明な箱に寄り添い、そのまま眠った。 決して安らかとはいえないありすの寝顔に、つっと雫が一筋流れる。 ありすはこれまでの波乱のゆん生で、ただでさえ短い寿命を半分以上も減らしてしまった。 縮まった残りの寿命。短い生涯をありすは虐待の毎日で送る。ゆっくり出来ない生き地獄を。 だが、そんな地獄の中でも、小さな幸いはあった。 何故なら、死ぬまで会いたかった女性と、家族と一緒なのだから。 ただ、願わくば。 自分達が幸せに生きる世界も、見てみたかった。 おわり ───────────── あとがきのようなもの 都会派ありすの終わり方別バージョン byキノコ馬 ┌─■────┬─────┴─□ └─□ 1 3
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1308.html
ゆうかを量産工場 11KB 虐待-いじめ 実験・改造 共食い 希少種 加工場 独自設定 希少種虐待を書きたかった… 4作目 ふたば系ゆっくりいじめ 556 ゆっくりこしていってね! ふたば系ゆっくりいじめ 606 うんうん の続編っぽいものです。(番外編?) ゆかりスエット編は株式会社ハザマ商事と商標をめぐって係争中なのでもうしばらくお待ちください 小さな町の小さな家、その中の小さな部屋で男三人顔を突き合わせて真剣に悩んでいた その内容は… 「あいつもいい加減結婚させないとな」 「しかし、あの性格だしな」 「おまけにペットショップの店員だしなw」 「あ?俺の店に文句付けようってか?貧乏加工所の分際で」 「なんだと!?」 「まあ、まあ、どっちもどっちなんだし」 「…」 「…」 二人とも黙ってしまった そんなに気にしてたのか 友人の結婚について、だ ずいぶん世話好きな連中である 同い年の加工所所長、世話好きな叔母のところの従兄、それと彼の勤務先の店長だ 相談会という名の飲み会でもある しかし、随分と付き合いの長い彼らでもこれほどまでこの飲み会が続くとは思いもよらなかったのだが 「と、とにかく、これ以上新たに見合い話持ってくるのは難しいらしい」 「持ってきたとしてもな…」 人的な魅力がない、年を食ってる、顔も月並み、致命的なのは収入が少ない、ついでに言えば学歴も肩書もない 散々な言われようだ まあ、友人だからこそ言えるのだろうが 「もうちょっと給料増やしてやれよ。」 「俺んとこも苦しいしな…、そう言えばこないだあいつずいぶん休みとってたけど何してたんだ?」 「それがな… (加工所所長説明中) と言うことなんだ」 「新しい躾法に、量産技術か」 「もうちょっとしたら軟化剤が実用化出来そうなんだ、お前の店で扱ってみるか?」 「いや、そうすると中級のゆっくりが売れなくなるしな」 「じゃあ、そんなん思いつくんだから加工所で研究員として雇ったらどうだ?」 「うーん、でもなー、あいつ飽きっぽいから研究に案外向いてないんだよなー」 「学校でももうちょっと真面目にやってれば学歴くらいならもうちょっと稼げたのにな 地道なのが嫌いだから受験にも、就職にも失敗したんだしな」 「この年で新規採用する企業はないしな」 ニートって早く治さないと大変だなとニュースで見た、映像の向こうの家族に同情する 「いやまあ、俺たちもあまり状況は変わらないがな」 「家族じゃないがな」 「かといって見捨てられないしな」 「だな」 「さっきの話なんだが」 「うん?」 「新しくうちでも飼育用のゆっくりを生産することになりそうなんだが 知っての通りうちは食用しか生産した事がないんだ」 「それが?」 「いや、販売ルートが食用の業者ばかりなんだ。ペットショップとかには繋がりがないんだ」 「そうか、そういう問題もあったな」 「それなら俺の知り合いを紹介してやるよ」 「助かる。ただ品質が今一な格安品だからその事は念頭に置いておいてくれ」 「ああ、無選別品ばっかり扱ってるところだ、逆にちょっとした高級品みたいな扱いで取り扱ってくれると思う」 「さすがに無選別よりはマシな筈だしな、頑張れよ?」 「ああ…、そうだ、どの道新しく飼いゆ用に新しく部門を作るつもりだったんだ あいつをそこの責任者にしよう」 「大丈夫か?」 「見張りも付けるし、大丈夫だろう」 「信用してねーなw」 「話は変わるが、お前んとこ最近景気良いらしいな」 「ん?ああ、あれの事か、最初は景気良かったんだけどな」 「あれってなんだ?」 「お前には言ってなかったっけ?」 「いや、聞いてないと思うよ?」 「そうか、それでは説明しよう!」 ほら、前テレビの通販番組でやってたろ?ゆっくりを使った浄水器 あの浄水器のゆっくりを供給してたのがうちだ でも最近はあまり受注がなくてね ゆっくりの再生能力、変換能力の高さはみんな知ってるな? 皮を剥いでも小麦粉くっ付けとけば直る、体の中に物を突っ込んでもいつの間にか消化してる そんなのを活かした量産方法なんだ みんなも昔れいむとまりさを半分にして合っ体!とかやったろ? あれとほぼ同じだ でもあれは精神がおかしくなるだろって? ああ、そうだな あれは起きてるとき、しかも力が似た者同士で合わせるから失敗したんだ 眠らせたゆっくりに別のゆっくりの餡子を注入する 例えばれいむとまりさの組み合わせでは1対1の割合で混ぜ合わせると 力が拮抗してしまい何時まで経ってもどちらの精神も存続してしまうから 何時までも起こせないし、起こせば自我が干渉しあって崩壊する で、これを7対3に片寄らせるとするとどうなると思う? 想像通りだ 多いほうに吸収される まりさにれいむを入れればまりさのまま、れいむにまりさを入れればれいむのままだ これを他の種類にすればどうだ? そう!ぱちゅりーだ うちではぱちゅりーにゆうかの餡子を注入してゆうかもどきを量産してるんだ ぱちゅりーとゆうかの力の差ではぱちゅりーの容積の2割くらいをゆうかの餡子に置き換えれば ゆうかがぱちゅりーの体を乗っ取るんだ 話をしている内に量産するまでの実験の日々を思い出していった… 「むげんかん」のドアプレートの付いた部屋に入る 職員の手に光る器具を見てゆうかの顔が引き攣った 何時もの時間がまた来たのだ 「や、やめなさい…やめて、やめてやめてやめてやめてやめてややああああ」 最初は気丈に接してくるが、脆いものだ、器具を近づければすぐに泣きそうになる 初めの頃が懐かしいな あの頃は目玉抜いたり、髪の毛毟ったりしても噛み付いて来る位だったのにな 懇願を無視して注射器のような物を突き刺す 「ぎゅぴ!?…っぁあぁぁぁ餡子が…餡子が抜けていく…もっとゆっくr」 おっと危ない危ない この辺が限度だな びくびくと痙攣するゆうかを見降ろし次の作業に移る 「ゆ…ゃめて…もうひどいことしないで…」 言っても無駄だとは分かっている しかし、この苦痛を前にしては言わないではいられない だが、その言葉は変態紳士の心を打つばかりだ ダーメ ナイフを取り出しゆうかの頭部?に突き立てる 「ゆ、ぎゃあああああああ」 おお、ゆうかよ情けない、幾ら苦しいからと言って普段見下している通常種と似たような悲鳴を上げるとは 突き刺したナイフでぐりぐりと皮を切り広げていく 「ゆぎぎぎぎぎ」 返事をする余力は無さそうだ というか聞こえてるかどうかも定かではない つまんねーな この辺で終わりにするか よっと 切れ目を入れた頭皮?に指を入れ引き剥がす 「ゆがああああああああああああ」 しゃー… 無様にしーしーを垂れ流して気絶した ふふふふふ、何度見ても普段気丈な奴がしーしー垂れ流すのはたまんねーな 傷口にオレンジジュースに溶いた小麦粉を塗る…というか乗せていく 時折悪戯心が起こり餡子を刷毛で突くとそれに合わせて痙攣が起こる それを見るのが地味に楽しくつい時間をかけてしまう 小麦粉皮を貼った方が早く直るんだがそうするとその部分から毛が生えなくなる これでは不味いので直りが悪いのは承知で溶液を使用する それじゃあゆっくりしていってね! 塗り終えると痙攣しているゆうかに声をかけ、皮と餡子を手に部屋を出る 無論返事が返ってきた事はない そして次の部屋に入る 「だいとしょかん」へ入った 棚には沢山の仔ぱちゅりーが並んでいる はーいぱっちぇちゃん、お薬の時間ですよ? 返事が無い、全員寝ているようだ よしよし、ちゃんと効いてるようだな それじゃ、ゆっくり死んでね! 手近にある一個を手に取り頭皮を引き剥がす 露出した餡子を適量抉り出し、代わりに先ほど採ったゆうか餡を入れる そして大体に大きさを合わせてゆうかの頭皮?を貼っていく れいむ、まりさでの実験では黒髪が金髪、あるいは逆への変化は起こらなかった 中身が入れ替わっても外見へは影響を及ぼさないらしい だから頭皮の移植をしないと紫色の髪のままとなる 何体か試したが紫色のまま成長していった もうひとつ大事な事がある その為餡子と頭皮の移植を終えた後一旦部屋を出た 「こーまかん」に声を投げいれながらドアを開けた え?だいとしょかんとこーまかんが別物はどうだろうって? 細かい事は良いんだよ れみぃ、お兄ちゃんですよー? 「いやああああ、ざくやあああ、ざくやああ、だずげでー」 胴無しれみりゃの仔が自分の声を聞くなり恐ろしーしーして逃げ惑う そんなに歓迎しないでくれよ、掃除が大変だよ?(雑巾は君なんだから) ほーらプリンだどー? 「ぷっでぃーん、ほしいぃんだどぉ☆ちょーだい」 単純すぎる! ほい 差し出したプリンにむしゃぶりつく お麩ばっかりやってたからな 「むーしゃむーしゃ、しあわせー」 うんじゃ、手術だどー? 「いや(ry」 はいはい、お目目開けてねー 「いやあああ」 だが断る スプーンのような物を取り出し、瞼の内側に挿入していく 「いじゃいいいい」 はいはい感想はいらないから 瞼の裏側をスプーンで一周して最後に奥側に力を込める すぽーん 間の抜けた音を響かせて右目が抉られた んじゃ次は左目ねー 「おべべ、れみぃのおべべがびえないいい」 れみぃのおべべは無事だよ? だから安心して失明してね 「ゆぎぃぃいいぃ、ぞうじゃないぃぃぃ」 … はい、採れました では狭い大図書館に戻りましょう 治療?れみりゃの目は勝手に生えてくるからいらないよ! はーいぱちぇちゃーん、新しいお目目よー! やはり返事がない(ry 先ほど処理した仔ぱちぇの目を抉り、れみりゃの目を押しこむ 少しサイズが合わないがまあ、気にしない 目に体を合わせろ! 一週間ほどこのまま眠らせればぱちゅりーはゆうかに食われ ぱちゅりーからゆうかもどきへ変化する もっとゆうかの餡を増量すればこの時間は短く出来るんだがそうすると 一度に生産できる個数が減る それは避けたいため、容積の2割の線が維持された 「ほう、そんなのやってたのか」 鬼威山趣味全開の部分を聞き流して店長は先を促す 「ああ、あんまり儲からないがな」 「ほう?」 店長の脳裏には自分の店舗で扱っているゆうかの値段が浮かんでいた あれを量産して儲からないはずがないのにと言いかけると 「いや、さっき言ったとおり飼いゆ用として出荷してないから 鶯餡って餡子やクリームと比べて需要が少ないんだよ、値段も大して付かない」 「そのもどきは飼いゆ用として使えないのか?」 店長の目がぎらつき始める 商人の血が騒ぐようだ 「うーん、そうだな、問題としては不妊性ってことが大きいかな?」 「不妊性?」 「ああ、繁殖用に使えないんだ。何故か全部レイパーに犯させても一粒の赤ゆも出来なかったんだ」 「それのどこが問題なんだ?」 「え?」 「いや、飼いゆは大抵去勢するからさ、始めからその必要がないなら利点であっても欠点ではないと思うぞ?」 「はー、そういうものか…。」 何と言っても加工所所長、彼にとって繁殖力は一番欲する能力、それが要らないとは考えた事もなかった しかし店長には堪らない長所である 不妊性なら幾ら出荷しても相手先で独自に生産できない、客も代変わりすれば買い変えざるを得ない 「他になんかあるか?」 「そうだな、頭が悪くて運動能力が低い事だな」 「駄目だな」 「駄目だよ」 聞いた途端、店長と従兄が即答した 能力が高いのが希少でない希少種の唯一のとりえ、それが無くてはどうにもならない 「やっぱり、希少種は頭が悪いとなーどうしようもないか」 「それはどうにかならんのかい?」 「うー、今使ってるベースがもりのけんじゃだからかな。今度質の良いぱちゅりーで実験してみるよ」 「ああ、じゃあ、家のを使ってくれ。銀バッジなら充分だろ」 「出来ればもう少しケチりたいがな」 もはや見合い話とは関係の無い話で夜は更けていく …… … その後実験を繰り返した結果等級で分けるという至極普通な結論に落ち着いた やはり品質の高いものを安く売るのは無理だった 最上級はみょん種に餡子を高分量で注入したもの 上級は分量を減らしたもの 中級は銀バッジクラスのぱちゅりーに 下級は銅ぱちゅりー またそれ以下にもりのけんじゃを利用したものを存続させた 更に目の色や髪の色で値段を変えた 最上位は殆ど天然物と変わらないが最下位はぱちゅりーとあまり大差がない まあ、手軽に壊すにはそれくらい安くないと売れないだろうけどね そして約束通りやつを責任者へと据えた はたしてそれがどう出るだろうか その後彼は責任者という言葉に目覚めたのか、権限が与えられたのが嬉しかったのか 存分に腕をふるい加工所飼いゆ部門を拡大していった 自社製品に留まらずあちこちの地方加工所から買い付けも行い希少種の独占を図り生産力を増強していった そして遂に… 三人の飲み会の終わりの日がついに来た 祝杯なのだが、それぞれ何とも微妙な顔をしている 「まさかここまで拡大するとはな」 格安躾済みゆっくりと希少種もどきを武器に加工所は全国規模にまで販路を拡大した ゆっくりの等級としては底辺に近いがそれゆえはける数は半端な数ではない また、安価な希少種はゆっくり界を席巻し、膨大な需要を生み出した 膨大な数を扱うゆえ、加工所一部門には収まらなくなり 遂に製造部門と販売部門は別会社となった 「しかし、さすがに社長の肩書は効いたな」 「だな、あいつがよく結婚できたもんだ」 でもあの花嫁の顔は… どうみてもゆっくり、だよなぁ おしまい 最後まで読んで頂きありがとうございます。 4作目となりました。 作者(夫)、グーグルさんへ文才さんの狩りに出掛けたまま帰ってきません。 ですので、上達はもう少しお待ちください。 読んで頂き本当にありがとうございます、また次作でお会いしましょう。 1作目 ふたば系ゆっくりいじめ 468 ありす観察日誌 2作目 ふたば系ゆっくりいじめ 556 ゆっくりこしていってね! 3作目 ふたば系ゆっくりいじめ 606 うんうん 挿絵 byめーりんあき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 8:2でもぱちゅりーが負けるのかwwwww でも見た目は変わらないのか。 ゆうかと思い込んでるクソ饅頭ってムカツクな。 -- 2018-04-12 19 20 00 挿絵wwwwwwwwww -- 2013-06-17 15 33 29 挿絵で鳥肌たったわグロすぎる -- 2012-12-24 22 06 22 ゆっくりゆうかはやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ -- 2012-07-28 00 34 26 なぜこの場面を絵にしたしwww -- 2011-08-17 03 39 34 饅頭のフランケンシュタインかw面白い イメージ的に製造内容が知られたら飼いたい人が激減しそうな気がするなw -- 2010-10-19 23 07 26
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2756.html
・4作目です。 ・虐待ナシです。HENTAIもなしです。 ・虐待しない話を書こうとしたらこうなりました。 ・SSってむずかしいですね・・ 「こらー!ばたばた走らない!もー!」 「だってぇー!れいむがー!」 「れいむのりぼんさんはわたさないよ!ぷんぷん!」 この家ではれいむを飼っていた。 小学生になる娘がれいむとなにか争っている。 どうやられいむのりぼんがどうしてもほしいようだ。 「このりぼんさんほしいー!おおきくて赤くてかわいいのー!」 「はいはい。今度飼買ってあげるから。今度ね?」 「やだー!!!!今ほしいのー!!!」 「これはれいむのだいじなおりぼんさんなんだよ!?りかいできる?」 「困ったわねー・・・れいむちゃん?今日だけ貸してあげてくれない?」 「・・ゆ!?」 れいむはおりぼんさんをはく奪された。 その代わり少女がいつもつけているぼんぼんで髪を結ばれる。 悲しくてなきじゃくるれいむ。 「本当にごめんね。ほら、イチゴショートあげるから・・・」 「ゆん!いちごしょーとさんはゆっくりできるよぉぉ!!!」 れいむはりぼんのことも忘れ、ケーキにがぶりついた。 「汚さないよーにね!れいむちゃんの大事な物なんだからねー!わかった?」 「わーい!ゆっくり理解したよー!!!!」 少女はゆっくりの言葉を真似して、家を飛び出していった。 「もぉ・・・。困った子ねぇ・・・」母はため息がでている。 少女は近くの公園にダッシュでいった。 この公園は野良ゆが沢山いることでも有名な公園。 敷地がとても広く、とても自然にあふれる公園としても有名だ。 野の花があふれ、四季折々の景色をみせるゆっくりぷれいす。 ゆっくりにとってのごはんさんが豊富な為、人間にたかることはほとんどなかった。 そのため野良ゆも人間に迷惑をかけることはほとんどなく、良好な関係が築かれていた。 「えーっと、バッチは取ってと。ゆっくりはどこかなー、、、あった!」 公園の隅、木の影に目立たないように段ボールでつくられたおうち。 無論ゆっくりのおうちだ。 少女は自分の髪にリボンを付け、おもむろに近くの芝生に寝転がり段ボールのなかに顔をつっこんだ。 「ゆ・・・?ゆっくりしていってね!ありすはありすよ!」 『ありすだー♪ゆっくりしいってね!れいむはれいむだよー!』 ここはありすのおうちらしい。 子ゆ達を見るに、まりさとありすの番のようだった。 家でいつもれいむと遊んでいる少女はれいむの口調をまねして挨拶をした。 『ありすー?なにしてるのー?』 「ありすはとかいはなこーでぃねーとをしているのよ!まりさがかりからかえってくるまえに すてきにかざるのよ!とかいはでしょ!」 『そーなんだー。ぷっwなんか変なの~!ごみが沢山あるー!』 「ゆがーん!!!ご、ごみ!!!?と、とかいはよ!そんなこともわからないれいむはいなかものねっ!!!」 『そっか・・・。ごめんね。あ、お詫びに・・・そうだ!これあげるよー!』 少女は自分のポーチに入っていたきれいなビー玉をとりだした。 「ゆん!それはとてもとかいはね!いいこーでぃねーとができそうだわ!」 『そーでしょー!これね、きれいなんだー!沢山あるからありすに一つあげるね!』 「・・・さっきはいなかものなんていってごめんなさいね。てっかいっ!するわ。とてもとかいはなれいむね!」 『ありがとー!じゃーねー!』 そう言い残して少女はありすのおうちを後にした。 ベンチに座り、家から持参した水筒のジュースを飲む。 すると、みるからにボロボロのまりさが少女の前に現れた。 「ゆふん!ゆっくりしないでごはんさんをわたすのぜ!」 この公園ではめずらしいゲスっぽいまりさだ。 帽子はところどころ切り込みが入っていてボロボロ。帽子に付いた白いリボンも色あせている。 「れいむのくせに、いいものもってそうなのぜ!まりささまはきがみじかいのぜ?」 『ふーん。まりさお腹すいてるんだーご飯も自分でとれないぐずなの?』 「ゆ!・・な!なにをいっているのぜ!まりささまはかりのめいじんなのぜ!」 『へー。でも今はごはんないんでしょー?だからあたしにちょうだいって言ってるんでしょー?』 「なまいきなれいむなのぜ・・!こうなったらじつりょっくこうしっ!なのぜぇぇ!!!!」 バスケットボールほどのまりさが少女の足に体当たりを開始した。 ぽよんぽよんと決して痛くない音がする。 『やめてよー!くすぐったいよぉーw』 「ゆ!や、やせがまんはやめるのぜ!!!!そろそろいたくてなきそうなのぜ!?」 『馬鹿じゃないの?餡子脳なの?あははw』 「・・・ゆはぁ、ゆはぁ・・・なかなかしぶといのぜ・・・」 『もういい?終わった?』 「しょうぶなのぜ!!!!どっちがおいしいごはんさんをたくさんあつめるかしょうぶなのぜぇぇ!」 『おもしろそー!いいよー!』 「ないてもしらないのぜ?まりささまがかったらごはんさんをぜんぶおいていくのぜ!」 『おっけぃ!じゃーねー、時間はあの噴水が次に出るまでねー!』 「ないてもしらないのぜー!!!!」 ダッシュでまりさは茂みに消えていった。 この公園の噴水は一時間ごとに高く吹きあがる。 さっき噴水は高く水が噴射していたので、勝負の時間は一時間弱というところか。 『えーっとーどうしよーかなー・・・あ!』 少女は公園を散策していた。そして思い出したかのように広場へ駆けて行った。 そこには比較的背の低いさくらんぼの木があった。 管理されているものではないので、虫がはいっているかもしれない。 いつも少女は食べたりしないのだが、ゆっくり相手ではどうでもいいと思い、さくらんぼをもぎ取ってゆく。 少女はスカートの前面部の下の方を指でつまみ、袋状にし、それを入れ物にして沢山さくらんぼをとった。 『こんなもんでいっかー。もどってよーっと!』 まりさには勝算がある。 相手はれいむだ。ごはんさんをいれるおぼうしもなければ狩りにも慣れてないだろう。 あのれいむがごーくごーくしていたものは人間さんからもらったものに違いない。 それが自分のものになることを考えると、狩りの最中も涎が出っぱなしだった。 まりさは全力で狩りをしていた。 帽子いっぱいにごはんさんをつめこみ、ベンチ前にもどろうとすると、 ちょうど噴水の水が高く上がっていた。 「まりささまのあっしょうっ!!なのぜぇ!!!」 「『せーの!!!』」 合図と同時に少女とまりさは収穫を土の上に広げた。 『さくらんぼだよー!いいでしょーって・・・・うわぁぁぁぁぁ!!!!!!』 「ゆふん!れいむにはかりができないゆっくりしたむしさんたちなのぜぇ!!!」 まりさの帽子からでてくる虫。虫。虫。 ぐったりしている毛虫や、死にかけのバッタ。羽が欠けた蝶、死んだゴキブリ・・・ 少女は気持ち悪くて悲鳴を上げている。 「ゆっふっふ!まりさのかりはすごいのぜ・・・・!ゆ!!!そっちもすごいのぜ!! こんなにゆっくりできるさくらんぼさんがたくさん・・・す、すごいのぜ!!!!」 まりさは純粋にびっくりしていた。 まさか子育て(笑)しかできないれいむが、ここまで狩りの名人とは・・・・ 「ゆぐっ・・・!こんかいはまりささまのまけなのぜ・・・むしさんをもっていくといいのぜ・・・」 ジュースをカツアゲしようとしたところはゲスだが、勝負は正々堂々と負けをみとめたまりさ。 少女に虫たちを差し出す。 『こんなのいらないよぉぉぉー!!!!ぎもぢわるぃぃぃ!!!!』 泣きそうな少女の声をきき、さっきのありすが顔をだした。 「あら?さっきのれいむ?どうしたのかしら?」 「ゆん!ありす!すごいのぜ!このれいむはかりのめいじんなのぜ!」 「・・!と、とかいはだわ!!!!!でも、ありすのまりさもとってもとかいはよ!」 このまりさは、さっきのありすと番のようだった。 「でもおかしいのぜ・・・。ゆっくりしたむしさんなのにれいむいらないというのぜ・・・」 「ゆん!れいむはこのむしさんのじゅーしーなおいしさをしらないのね!?」 そういうとありすはゴキブリを口に運んだ。 「むーしゃむーしゃ!はごたえがあってとてもゆっくりしているわ!」 『うわぁぁぁぁぁぁ!!!!ゴキブリたべたー!!!!やだぁぁぁぁぁ!!!!うわぁぁぁん!!!!』 お友達になったとおもっていたありすがゴキブリを食べた。ショックで泣きだす少女。 なぜ泣いているのかわからないありすとまりさ。おろおろするばかりだった。 すると突然、木陰から見ていたぱちゅりーが顔を出す。 「むきゅ!!!すごいれいむだわ!!!よかったら、みんなにかりのしかたをおしえてもらえないかしら? いままでみたことないれいむだけど・・・このゆっくりぷれいすにすまないかしら?」 「ぱちゅりー!それはとかいはなていあんっ!!だわ!」 「まりささまもみとめるれいむなのぜ・・」 するとそこらかしこから、ゆっくりたちが出てくる。そして口ぐちに 「やっとあたらしいおさのたんじょっう!だね!」 「おーさ!おーさ!」 「さーお!ちーんぽ!きーっこう!しろーとどーてぃっ!!」 何やら盛り上がっているゆっくりたち。 まだ泣きやまない少女。 『うわぁぁーん!もうやだー!おうちかえるーーー!!!!』 少女は全力で帰宅したのだった。 大量のさくらんぼがベンチの前にのこされた。 「むきゅ・・・あのれいむはなんだったのかしら・・・こんなゆっくりしたごはんさんをおいていくなんて」 「きっとごはんさんをとってくれたかみさまだったのぜ・・」 「ありすもきれいなたからものをもらったわ・・・」 なぜか少女は神様になっていた。 「あ、おかえりー!れいむちゃんにりぼんかえしなさいよー。って、なんかあったの?」 まだ涙目の少女を心配する母親。 「ぇっぐっ。もう、、りぼんいらない・・・ぐす・・・」 「何があったの?・・まぁ怪我してないからいいわ。れいむちゃーん!」 「ゆっくりさんじょうっ!だよ!おりぼんさん!ゆっくりかえってきてね!!!!」 その後少女は、れいむのりぼんをほしがることは無くなった。 そして、本物のれいむが公園に散歩に連れてってもらうと、野良ゆに囲まれ歓声をうけたのはまた別のお話。 そして、さくらんぼを集めているときの少女のスカートを 望遠レンズ付きカメラで激写したHENTAIお兄さんがひっそりとタイーホされていたのはご愛敬。 アトガキ 前回のSSを読んでくれた皆様ありがとうございました。 私が人間を交えてゆっくりを書くと、ダメ人間になってしまうようです。 ほんわかした話をかきたいと努力した結果がこれだよ!ぅぐぅ。 日ハム勝てない・・・呪いかなにかでしょうか・・・。 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 1274 しゃっきんさん ふたば系ゆっくりいじめ 1305 しゃっきんさん その後。 ふたば系ゆっくりいじめ 1315 むしゃくしゃさん このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! ◆SS感想掲示板 10作品未満作者用感想スレへ ※書き込む時はSSのタイトルを書いて下さい。 コレをコピーしてから飛びましょう→『ふたば系ゆっくりいじめ 1321 おりぼんさん』 トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2896.html
※オリ設定の垂れ流し ※ぬるいじめ 「おい!虐待野郎いるか!?」 それがその日一番に聞いた自分以外の人間の声だった。 しかし、俺が引きこもっているとか、外界の情報を遮断していると言うわけではない。 ただ単に今俺の家のドアをぶち壊して入ってきたこの男が非常識なだけだ。 「なんだよ、愛で太郎・・・こんな時間に?」 「ゆっきゅちちちぇいっちぇね!」 「うっせぇよ、てめえの主人に言え!」 現在の時刻、6時12分。もちろん、朝の。 そして今日は日曜日であり、普通はまだ布団ときゃっきゃうふふしている時間である。 にもかかわらず数ヶ月ぶりにやってきたこの男と肩に乗っているペットの赤れいむは元気を持て余していた。 「で、今日は何なんだよ?」 「何なんだよ、じゃないだろ!俺たちを見て何か気付かないのか!?」 「いや、特に何も・・・・・・あれ?」 そこでようやく俺はある異変に気付いた。 こいつが俺の部屋にやってきたのは数ヶ月前。 その時はミニマムゆっくりなるわけのわからない小型ゆっくりを連れてきやがった。 「あれ?そっちのれいむ、世代交代したのか?」 「いや、紛れもなくあの時のれいむだぞ」 「嘘つけよ。いくらなんでもこのサイズは・・・」 なるほど、つまりはそういうことか。 こいつは自宅でゆっくりに関するおかしな研究を日々繰り返している。 そして、俺の部屋にやってくるときは大体いつも何らかの研究成果の披露が目的。 つまり今回の研究の成果がこの成長していないれいむということなのだ。 「ほぅ・・・今回は中々面白そうなことをしてるじゃないか?」 「はっはっは、俺はいつも面白いことしかしないさ!!」 「黙れ。で、何したんだよ?」 俺がにんまりとたくらみ系の笑みを浮かべてそう問いかけると、愛で太郎はポケットからお菓子を取り出した。 話を聞く限りでは、そのお菓子は正確には栄養補助食品のようなものらしく、形状やサイズは乾パンとほぼ同じ程度。 しかし、これ一つで赤ゆっくりの1日に必要な栄養を全てまかなうことが出来るそうだ。 「おいおい、本当にそれだけで成長しないのかよ?」 「ああ、こいつが証拠さ!見ての通りずっと小さいままだ!」 「ゆゆっ!れーみゅ、はやきゅおおきくなりちゃいよ!」 ふむ、成長を抑制することが愛好家として正しいことなのかは甚だ疑問だが、この食品は興味深い。 愛で太郎の発明をちょっと試してみたくなったので、頼み込んで半年分ほどその食品を分けてもらった。 それから俺は愛で太郎を追い返すと適当な公園で見かけたゆっくりれいむとゆっくりまりさの一家から赤れいむを2匹ほど拝借した。 そして、3ヵ月後。 「おい、れいむ。餌の時間だぞ」 「ゆゆっ!ゆっくりしたごはんさんだよ!ゆっくりちょうだいね!」 「れーみゅも!れーみゅもゆっくちちたごひゃんたべちゃいよ!」 俺の部屋には狭い飼育ケージに閉じ込めたれた2匹のゆっくりれいむの姿があった。 1匹には死なない程度に普通の食事を与え、もう1匹には例の補助食品だけを与え続けた。 その結果が、これだ。 「おねーちゃんはあかちゃんなんだからそんなのいらないでしょ!おお、おろかおろか」 「ゆゆっ!いもーちょのくちぇににゃまいきだょ!」 「にゃまいき・・・だって、げらげらげら!おねーちゃんならちゃんとなまいきっていってね!」 「ゆぴぇえええええええん!どほぢちぇしょんなこちょいうにょおおおおお!?」 どうやらこいつらの体内に入った食物は生存は栄養、成長は質量と見事に機能が分担されるらしい。 その結果、十分な量の餌を与えられず、取り込んだものを餡子に変換する余裕がなかった姉れいむは成長することが出来なかったのだ。 代わりに十分すぎる栄養の恩恵で皮や髪のツヤや目の輝きが非常に美しくなるという現象が生じていたりはするのだが。 「ちびでなきむしなあかちゃんおねーちゃんはゆっくりだまってね!」 「ゆぴぇーん!ゆぴぇーん!おにゃかしゅいたよー!」 話の流れを無視しての空腹宣言。これもまたこの補助食品の恩恵と言えるだろう。 どうやらゆっくりに満足感を与えるものは栄養価よりも味や量らしい。 だから、量が少ないこの食品を1日1つ食べるだけの姉れいむは慢性的な、それも日を追うごとに増してゆく空腹感に苛まれていた。 にもかかわらず、高い栄養価のおかげで動く体力だけは十分すぎるほどに余っている。 そして、餌を催促するために暴れまわったり泣き叫んだりして疲労感を覚えると同時に余計にお腹が空いてしまう。 「ゆぴぇーん!ゆぴぇーん!」 「うるさいよ!ゆっくりしずかにしてね!」 延々と続く、ケース越しの姉妹喧嘩の名を借りた妹による一方的な言葉の暴力。 普段ならばそれを見ながらにやにやしている所なのだが、今日は客人がもう玄関まで来ているのでそんな時間はない。 そんなわけで、俺は妹れいむを一喝して黙らせると、玄関で待っている客人の女性を部屋に招き入れる。 「この2匹のどっちかを貰っていいのよね?」 「ええ、そうですよ。どちらでもお好きなほうを」 そう、俺は彼女にゆっくりを分けてあげる約束をしていたのだ。 そして、そのやり取りに即座に反応したのはずいぶんしっかりと成長した妹れいむだった。 ケースの中でぴょんぴょんと跳躍して、彼女に自分の姿をアピールしている。 「おねーさん、れいむのほうがいいよ!おねーちゃんはちびのまんまのゆっくりできないこだだよ!」 「ゆゆっ!?どうひちぇこんにゃこちょいうにょおおおおお!?」 「ほんとうのことをいっただけだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「ゆぴぇーん!」 妹れいむよ、お前の言うことは正しい。 野生のゆっくりであれば、3ヶ月も成長しないというのは秘密裏に殺してしまうに値するだけの理由である。 餌の浪費にしかならないし、今後成長する見込みもないのだから。 もっとも、今回の場合は俺が与える餌が原因なのだが、流石にゆっくりにそれを理解しろというのは酷な話だ。 そして、彼女にゆっくりにとっての正しいことと人間にとっての正しいことが決定的に異なることを理解しろと言うのも酷な話だろう。 「ん〜・・・なんかこの子可愛くない。こっちの小さい子にするね」 「はいは〜い、赤れいむ一匹お持ち帰り〜♪」 「どほぢでえええええええええええええええ!?」 まあ、そりゃそうだろうな。 小さいものが大きくなる可能性はゼロではないが、大きいものが小さくなる可能性はほぼゼロである。 加えて、量は多くても栄養価の低いものを食べていた妹れいむの皮や髪はぱさぱさだし、目も何処か濁っている。 つまるところ、彼女が言っていた通り可愛くないのだ。 ちなみに、口内もずいぶん荒れているし、歯も貧弱でちょっと硬いものを噛ませればすぐに折れてしまうだろう。 「可愛い赤ちゃん、ありがとね♪」 「いえいえ、大家さんの頼みとあらば。んじゃ、さよなら〜」 「やっちゃー!こりぇでゆっきゅちできりゅよ〜」 俺はにこやかに微笑み、手を振りながら去ってゆく女性を玄関まで見送る。 その間、部屋から漏れ出したBGM代わりの負け犬の遠吠えが、アパートの廊下に響き渡っていた。 −−−あとがき−−− 某氏の作品で餌の量を調整して成長を抑える描写があったなぁ・・・と思いつつ書いてみた。 byゆっくりボールマン
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/768.html
ゆっくり Change the World(出題編2) 4KB ※ふたば系ゆっくりいじめ 336 ゆっくり Change the World(出題編)の続編です。正解者が0だった為、急遽出題編2を作りました。 すいません。長月の説明不足でした。元々は解答編の1部分なので短いです。 ※駄文、稚拙な表現注意。 ※俺設定注意 ※ずる賢いゆっくり注意 のーぶるれいむはごきげんだった。 今日はれいむの退院の日。 結局記憶は戻らず、精密検査も異常がなかった(当たり前)ので、後は自宅療養ということになったのだ。 ついに理想のゆっくりプレイスが手に入る。 れいむは・・・れいむは世界を変えたのだ。みすぼらしい野良の世界からセレブゆっくりの世界へと。 走る車の窓から野良ゆっくりが見える。 くずめーりんの親子だ。 「じゃお」しか喋れないクズ中のクズ。 薄汚れたみっともないバカ面をさらして、死ねばいいのに意味もなく生きているクズ饅頭だ。 本来なら慈善活動の一環として、ああいったゴミはのーぶるれいむ様が駆除してやるところだが、今日はめでたい日。許してやろう。 寛大な自分に感謝し、せいぜいクズに似合いのみじめなゆん生を送るがいい。 迎えの車の中でれいむはご満悦だった。これから待つ自分の運命も知らずに。 ゆっくり Change the World(出題編2) 作、長月 「旦那さま、れいむ様、お屋敷につきました」 時田がうやうやしく到着をつげる。男と共にれいむは車を降りた。 「ゆう・・・すごくおおきなおうち・・ここがれいむのおうちなの?」 白々しく記憶のないふりをするのーぶるれいむ。 「はは。そうだよ。私はこう見えてもゆっくり企業の会長をしたこともあるんだ。これくらいの大きさの家、当然さ。これからお前はここで暮らすんだよ。」 「ゆゆーん。ゆっくりりかいしたよ。」 男に抱きかかえられ、れいむは屋敷へと入っていった。 「ゆゆっ、れいむさんがかえってきましたわ!!」 「れいむさんおかえりなさい。」 「れいむがかえってきたんだねー。わかるよー。」 「わふっ、わっふーう!!」 扉を開けたとたんゆっくりが大挙して押し寄せてきた。 上からゆっくりさくや、さなえ、ちぇん、もみじ。皆善良でゲスが少ない為、ゆっくりの人気ベスト10に入るゆっくり種ばかり。 みんなセレブれいむを待っていたのだ。 どうやらあのれいむ、無能のわりには人気があったようだ。のーぶるれいむは内心にやりと笑った。 どれ挨拶でもしてやるか。れいむはもみあげを上げ 「ゆゆっ、みんなありがとう。れいむうれしいよ。」 と応えた。 なぜかとまどうゆっくりさくやたち。そんなさくや達に 「お前たち気持ちはわかるが、れいむは病み上がりだ。すこしゆっくりさせてやれ。」 そう言い残し男はれいむを抱いたまま立ち去った。 「れいむさん・・・ですわよね?」 「れいむさん・・・?」 「れいむなんだけど・・・わからないよ・・・」 「わふう・・・?」 後に残されたのは得体の知れない違和感にとまどうゆっくり達だけだった。 「さあれいむ。ここがお前の部屋だよ。」 「ゆうー。すごい。」 そこにはTVで見たままのゆっくりプレイスが広がっていた。 ふかふかのソファとクッション あまあまの盛られたゆっくり用食事テーブル。 とてもゆっくりできそうなすべりだいさんやしーそーさん、じゃんぐるじむさん。 すべてが理想のままだ。 ついに・・・ついに手に入れたのだ。のーぶるゆっくりである自分にふさわしいゆっくりプレイスを。 感無量のれいむ。 「なあれいむ。覚えているか。前にセレブのゆっくり大特集なんて番組に出たこと。あの後大変だったなあ。TV局にぜひともお前を 売ってくれという電話が殺到して一部はうちにまで押しかけてきたもんなあ。」 「ゆーん。れいむおぼえてないよ。」 あくまで記憶喪失のふりをするれいむ。ちなみに視線はあまあまと遊具に釘付けである。 「そりゃあ覚えてないよな。だってお前・・・・偽者だもんな!!」 「ゆっ!それってどういう・・ゆべっ!!!」 振り返った瞬間れいむに激痛がはしる。男がれいむを殴ったのだ。 あまりの痛みに身をよじりのたうつれいむ。 「ゆうぅぅ。どうじで・・・」 あまりの状況の変化にれいむは訳がわからなかった。せっかく理想のゆっくりプレイスを手に入れたのにこんな目に。 男の顔は先ほどまでの穏やかな好々爺ではなく不動明王を思わせる険しい顔をしていた。 そう男は知っていたのだ。最初から。 れいむが偽者であることを。 (解答編に続く) あとがき いつも読んでいただいてありがとうございます。長月です。 すいません。出題編の構想の段階では皆さんが指摘されたとおり「セレブれいむ」は原種ゆっくりという話だったんですが、それだと 前々回の「ゆっくりを拾ってきた」同様簡単に解かれてしまうと思ったので、難易度を上げようといろいろ考えていたところ、気分転 換に見ていたコードギアスR2、15話のあるシーンを見て、「これだ」と思い話を変更しました。 その結果難易度が上がりすぎて正解者が0になってしまい出題編2を書くはめに。まことに申し訳ありませんでした。 新たなヒントは さくや達の感じた違和感の正体。 なぜれいむがこんなにも人気があるのか。 です。 前回と同じく自分なりの推理をコメント欄にお願いします。 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 176 ゆっくりちるのの生態(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 185 選ばれしゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 196 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 ふたば系ゆっくりいじめ 208 ゆっくり見ていってね ふたば系ゆっくりいじめ 218 またにてゐ う詐欺師てゐの日々 ふたば系ゆっくりいじめ 227 VS最強のゆっくり 史上最低の戦い ふたば系ゆっくりいじめ 247 夢と現実のはざまで ふたば系ゆっくりいじめ 264 あるまりさの一生 ふたば系ゆっくりいじめ 298 ゆっくりを拾ってきた ふたば系ゆっくりいじめ 336 ゆっくり Change the World(出題編) 長月の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る