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「ふたば系ゆっくりいじめ 1240 ケーキ/コメントログ」 げすにどうじょうはできないんだねー。わかるよー。 -- 2010-07-14 00 19 51 オチがいいね -- 2010-11-02 19 17 07 じわじわゆっくりと魚のエサにするとは! いいアイデアですね。 -- 2011-01-01 03 27 57 すまない、その最後のスイーツは俺の お腹の中にはいったんや、ゆげっぷぅ・・ -- 2012-09-03 22 27 41 ゲスゆざまあ(@゚▽゚@)メシウマwwww -- 2014-10-10 20 28 53 まりさざまぁwww -- 2016-01-10 15 27 59 ↓↓↓だから売ってなかったのかwゆげっぷぅとかうぜぇww -- 2016-01-10 15 29 23 くそゆざまあwwwケーキなら私があげるよお兄さん(笑) -- 2016-08-27 12 35 29
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「ふたば系ゆっくりいじめ 121 01ぱらまりさ01/コメントログ」
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あるちるのの一生 ずっと続いていく物語 16KB 愛で 捕食種 自然界 人間なし シリアスな愛で作品に挑戦してみました 作、長月です ※駄文、稚拙な表現注意 ※俺設定注意 ※本作のみのゆっくりちるのとれてぃに関する設定があります。 ※愛で注意 それは昔々の話。 あるところにゆっくりちるのとゆっくりれてぃがいました。 れてぃは巨大な捕食種なので友達がいません。話しかけようとしても向こうのほうが逃げてしまいます。 寂しがりやのれてぃはいつも寂しい寂しいと泣いてばかり。 それを見かねたちるのはれてぃの友達になってあげようとします。 しかしひとつ大きな問題がありました・・・・ これはあるちるのとれてぃの物語。十年前から続く2匹のゆっくりの物語。 あるちるのの一生 ずっと続いていく物語 作、長月 はっと目を覚ますちるの。見えるのは自分の巣の天井だ。 「ゆめか・・・・」 そう言いながらむくりと起き上がる。ひんやりとした朝の空気が気持ちいい。 久しぶりに母の夢を見た。母が永遠にゆっくりした時の夢を。 もう長い間、思い出していなかったのに。 「ん・・・・?」 まだ夢の中にいるかのようなちるのだったが巣の中から見える銀白の世界に一気に覚醒した。 「ゆきだ!!!」 入り口のけっかいを押しのけて外に出るちるの。一面、純白の世界に歓喜する。 今年初めての雪。昨日の夜に降った雪がこの山を白く覆ったのだ。 カレンダーなど持たないちるのにとって初めて雪が降った日が冬ということになっている。 自分の・・いや自分達の季節である冬だ。 「わーい。ゆきだ、ゆきだ!!」 雪の上でごろごろと転げまわるちるの。その様は雪遊びに興じる子供そのものだ。 しばらく雪と戯れていたちるのだがはっと思い出す。 「そうだ!!れてぃをおこさなくちゃ!!」 ふわりと飛び立つちるの。 「れてぃ・・・いまいくよ!!!」 そのまま森の岩山のほうへ飛んでいく。 自分の親友であるゆっくりれてぃに会う為に。 数時間後 「遅いわね・・・あのこ・・・」 草原のほうを見続けるドスサイズのゆっくりが一匹。 ちるのの親友ゆっくりれてぃだ。 「まったくあのこったら・・・毎年毎年ひとをまたせて・・・・」 そう言いながられてぃはため息をつく。 冬になったらちるのがれてぃを迎えに来る。これがちるのとれてぃのルールだ。 十年前友達になって以来続く変わらないルール。 とはいえおバカなちるのは毎年れてぃの巣への道順を忘れ、れてぃは長い間外で待たされることになるのだが。 「まぁ・・待つのは嫌いじゃないけどね・・」 ちるのと何してゆっくりしようか考えながら待つのも乙なもの。 どうせ春夏秋と数ヶ月の間待ち続けてきたのだ。今更数時間待つくらいなんてことはない。 「あっ、いた!!おーいれてぃー!!」 ちるのがやってきた。自分の姿を認めると全速力でこちらへ飛んでくる。 「ひさしぶりっ、れてぃ!!ゆっくりしてってね!!」 「久しぶりじゃないわよ。どれだけまったと思ってるの・・・」 苦笑しながらもうれしそうなれてぃ。 「さぁごはんさんをさがすわよ。ずっと巣にこもってたからおなかがすいたわ。」 「わーい。ごはんごはん!!」 森の中へ跳ねていくれてぃ。それにちるのも後に続く。 こうしてちるのとれてぃの冬が始まった。 森の中に入っていった2匹はまず腹ごしらえをすることにした。 ちるのは朝から何も食べてないし、れてぃに至っては長い間、巣の保存食しか食べていなかったのだから当然の選択といえよう。 「むーしゃむーしゃ、しあわせー!!」 「むーしゃむーしゃ、あたいったらしあわせね!!」 2匹で冬でも採れる木の実や花をとり食欲を満たしていく。他のゆっくりには取れない高い場所にある果実も飛べるちるのや巨体のれてぃには楽々とれることができる。 このあたりはゆっくり保護用の自然公園で危険な獣もいない。餌場が冬でも豊富にある。 ここは2匹にとって理想的なゆっくりプレイスだった。 しかし楽しい時間も長くは続かなかった。 「ここにいたんだね。れてぃ・・・」 そこにいたのはドスまりさだった。なぜか神妙な顔をしている。 「おしごと・・・たのみたいんだぜ・・・」 「そう・・・」 沈痛な表情のれてぃ。ドスがこんな寒い中自分に会いにくる用事なんて一つしかない。 このドスまりさこの辺り一帯を取り仕切るドスだ。本来ならドスの縄張りであるこの森にれてぃのような捕食種が巣を作ることは許されない。 もし無理やり居つこうものなら、ドススパークを含めた実力行使で追い出されることになる。 だがこのドスは平和主義者で捕食種にも理解があった。 けして群れのゆっくりに手を出さないこと、そしてある「おしごと」を引き受けることを条件にれてぃの永住を許したのだ。 「ちるの・・・わるいけど一人で遊んでてくれるかしら・・・れてぃはドスにおしごと頼まれたから・・・」 「そう・・・ゆっくりがんばってね、れてぃ・・・」 「だいじょうぶ・・・すぐにもどるから・・・」 そう言ってドスとともにれてぃは去っていく。 後にはやりきれない顔をしたちるのが残された。 「ここなんだぜ・・・」 れてぃが連れてこられたのはある洞窟の前だった。 「じゃあドスはかえるんだぜ・・・あとはいつもどおりに・・・」 そう言ってドスはそのまま帰ってしまった。これから始まる惨劇を見たくはないのだろう。 れてぃの仕事。それは群れの掟を破ったゆっくりに対する制裁である。 聞くところによるとここは元々ここはぱちゅりーとありすのつがいの巣だったのだが、ある日ゲスまりさとでいぶが侵入してきて巣ごと冬ごもり用の食料を強奪してしまったのだ。 ぱちゅりーとありすは家を失い、その時受けた傷が原因でどちらも死んでしまった。 群れのゆっくりはこのゲス達を制裁しようとしたが、誰が制裁を実行するかとなると全員尻込みし始める。 ゲスとはいえ同じ群れのゆっくりを殺すようなまねは誰もしたくないのだ。 そこでれてぃに「おしごと」が回ってきたのである。捕食種のれてぃなら良心も痛まないだろうということだ。 「おじゃまするわよ・・・」 そう言ってれてぃは巣の中を覗き込む。 「むーちゃむちゃちあわせー!!」 「ゆふふ。あのありすたち、たっぷりためこんでたね!!」 「これでゆっくりふゆがこせるんだぜ!!」 そこにはありす達がコツコツ集めていただろう保存食を食い散らかすゲス親子の姿があった。 ドスまりさの言うことは本当だったのだ。できれば嘘であって欲しかったが。 「ゆ!!ぎゃぁああああ!!!れてぃだぁああああ!!!」 「ゆわぁああああ!!きょわいよぉおおおお!!」 「たじけでぇえええええ!!!」 ゲス親子達がれてぃの姿に気づいた。捕食種の姿にパニック状態になる子ゆっくり達。 ゲスまりさがなんとか落ち着かせようとする。 「お・・・おちつくんだぜ!!れてぃはおでぶだからここへははいってこれないんだぜ!!」 そうこの洞窟の大きさは高さ1メートル、奥行き2メートル程度。ドス並に大きいれてぃが入れるはずもない。 このままれてぃが諦めるまでこの巣で篭城しよう。幸い食料はたくさんある。 そう安堵するゲス親子。 しかし。 「ゆ?おしょらをとんでいりゅみたい・・」 不意に宙に浮く子れいむ。れてぃの伸ばした長い舌に捕まったのだ。 そのままれてぃの口の中へと吸い込まれる。 まりさ達は知らなかったがれてぃ種の舌は最大で自分の身長程度の長さまで伸ばすことができる上、人間の手のようになんでも掴むことができる。 つまりこの洞窟内は全てれてぃのテリトリー。むしろ逃げ道がない分、まりさ達は袋のネズミだ。 「うがぁああああ!!!よぐもおちびちゃんをぉおおおお!!!」 怒りにかられ、れてぃに特攻するれいむ。ゲスながらも子ゆっくりに対する母性はあったようである。 「しねぇええ!!!・・っゆべ!!」 しかしそんなもの自殺行為でしかない。そのまま舌につかまれ食べられる。 「しにたくにゃい!!!しにたくにゃいよぉおおお!!!」 「ゆんやぁあああ!!!たじげでぇえええ!!!」 「うがぁああああ!!!どけぇえええ、くぞれでぃいいいい!!!」 死にたくないと狂ったように喚き散らす子まりさ。 誰かに助けを求める赤れいむ。 なんとか外へ逃げ出そうとする親まりさ。 行動は三者三様だが結果は同じ。変幻自在の舌に捕まり、親子仲良くれてぃの腹の中だ。 こうして巣の中には誰もいなくなった。 「・・・ん。」 いや、まだ一匹残っていた。 物陰に隠れていた赤まりさが一匹。震えているのは寒さのせいではないだろう。 れてぃと目が合い逃げようとするがここは洞窟。れてぃのいる入り口以外は行き止まりだ。 カリカリカリ・・・・ なんとか歯で穴を掘り、向こう側に逃げようとする赤まりさ。 カリカリカリカリ・・・ポキィ「ゆびぃ!!」 しかし赤ゆっくりの歯で堅い岩盤が掘れる訳もなく歯が欠けただけだった。 赤まりさに逃げ場などない。 「やめちぇ・・・ゆるしちぇ・・・」 舌足らずな言葉で必死に命乞いをする赤まりさ。泣きながらしーしーを漏らしている。 それを見るれてぃの顔も険しくなる。 できれば見逃してあげたい・・・ それがれてぃの偽らざる本音だ。 しかし通常種の赤ゆっくりが一人で生きていけるほど野性の世界は甘いものではない。 どの道、今以上に苦しんで野垂れ死にするのが関の山だろう。 そしてゲスの子はゲスになりやすく、仮に成体になれても群れに害をなす可能性が高い。 「ごめんね・・・・」 れてぃはガタガタと震える赤まりさにそっと舌を伸ばした。 「ただいま・・・ちるの。」 「おかえり・・・れてぃ。」 「おしごと」から帰ってきたれてぃをちるのは迎える。しかしれてぃの表情はさえない。 ちるのはれてぃの「おしごと」が何をしてるか知っている。その上でれてぃの親友なのだ。 本来、捕食種が通常種を食べることはなんら罪悪感を感じることではない。 人間が牛や豚を食べるのと同じ、ごく当たり前の行為だ。 しかしれてぃは罪の意識を感じてしまう。その優しすぎる性格ゆえに。 それなのに他のゆっくり達はれてぃを「冷酷非道なゆっくり殺しの捕食種」「おちびちゃんも殺すゆっくりでなし」と陰口をたたいているらしい。 本当はれてぃだってあんなことはしたくないはずだ。 実際れてぃが自分から通常種を襲ったことは一度もないと聞いている。 だけどゲスを野放しにすれば更にゆっくりできなくなる者がでる。だからこの誰もやりたがらないこの汚れ仕事を引き受けたのだ。 「れてぃ・・・」 そっとその大きな体にすーりすりするちるの。 悪いゆっくりを制裁するのがれてぃの仕事なら、傷ついたれてぃを慰めてあげるのがちるのの仕事だ。 なぜなられてぃは友達なのだから。 れてぃ種の生涯は孤独だ。 れてぃは冬の始まりに子供を作る。 基本的に胎生にんっしんっで1匹しか子供を産まないれてぃに姉妹はいない。またれてぃはれてぃ種同士でしかすっきりーをせず、父親役をしたれてぃはすっきりー後は他の場所へいってしまう。 唯一の肉親である母れてぃも、子供に一通り狩りや春夏秋ごもりの方法を教えられると、そのまま半ば追い出すように一人立ちさせられる。 れてぃは赤ゆっくりでも通常種の成体より大きく、冬の間は危険な獣もあまり出歩かないので赤ゆっくりでも十分生きていくことができるからだ。 「おちびちゃん・・・かなしいけどこれでおわかれだよ。ゆっくりしたくろまくになってね。」 「みゃみゃ・・・・」 そう言うと母れてぃは目に涙を浮かべてれてぃの前から去っていった。それ以来、母れてぃとは一度も会っていない。 こうしてまだ赤ゆっくり言葉が完全に抜けないうちに一人で生きていくことになったれてぃ。 幸いにもれてぃはこの自然公園を見つけ、餌や巣には困ることはなかった。 豊富な餌場に虐待お兄さんや猛獣もいない。野生としてはこれ以上ないようななゆっくりプレイス。 しかし孤独であることに変わりはない。 捕食種であるれてぃには通常種の仲間はできない。 どんなに友達になろうとしても向こうは話も聞かない。 通常種はもちろん同じ捕食種のれみりゃやふらんですら、れてぃを見ただけで逃げてしまう。 れてぃはいつも寂しい思いをしており、巣の中で泣いてばかりいた。 そんなある日、ちるのがれてぃの前に現れたのだ。 「あんた、れてぃっていうんだろ。あたいがともだちになってやるよ。」 巣の中で泣いていたれてぃにいたずら小僧のようにニカッと笑かけるちるの。 この日以来ちるのとれてぃは友達になった。 何か教えても次の年には忘れてしまうおバカなちるの。だがそのちるのにれてぃはどれだけ救われているだろう。 以前は捕食種であるゆっくりれてぃに生まれた己の運命を呪ったこともあるが今は違う。れてぃとして生まれたからこそちるのと会うことができたのだと前向きに考えることができる。 ちるのは友達。れてぃのたった一人の大切な友達なのだ。 そして季節は巡る。 れてぃ達の住んでる山にも雪がとけ春の陽気が漂い始めた。 春はたくさんの生命を産みだし、冬ごもりを終えたゆっくり達はつかの間のゆっくりを謳歌している。 だが、それはちるのとれてぃの別れを意味していた。 暑さや陽気に弱いれてぃ種はもう巣に戻り夏ごもりをしなければならないからだ。 「じゃあちるの・・・ゆっくりしてってね!!」 「ゆっくりしてってね!!」 別れを終えるとれてぃは自分の巣穴に戻り、厳重に入り口を封鎖する。 他のゆっくりや動物の侵入を防ぐとともに暑さ対策の為である。 巣の中には冬の間に用意した干草などが山のように積んである。冬まで腐らないよう加工したれてぃご自慢の保存食だ。 そのまま次の冬まで眠り続けるのだ。時折起きて巣の保存食を食べてまた眠る。その繰り返しである。 またちるのと会えるその日を夢見ながら。 しかし、れてぃは知らなかった。 この別れがちるのとの今生の別れになることを・・・ そして1ヶ月がたった。 今日も元気に巣から飛び立つちるの。そして・・・ 「あちゃい!!」 「さいきょー!!」 ちるのの後に付いて回る数匹の赤ちるの達。数日前にちるのが産んだ赤ゆっくりだ。 あまり知られていないことだがちるのは通常のすっきりーの他に単為生殖、つまりつがいがいなくても子供を作ることができる。 「さあ、おちびちゃんおかあさんのおはなしをきいてね!!」 「「「ゆっくちりきゃいしたよ!!」」」 ちるのは自分の知識を余すことなく赤ゆっくり達に教えていく。 餌のとり方、保存の仕方。 巣の見つけ方、作り方。 危険な場所に危険な獣のこと。 そして自分の、いや自分達の親友れてぃのことを。 「みゃみゃー。れちぃのおはなしもっときかしぇてー」 れてぃの話をせがむ子供たちにちるのはゆっくりと話ていく。 れてぃがどんなゆっくりか。 れてぃはどんな「おしごと」をしているか。 そして自分達ちるのの「おしごと」について・・・ 季節は巡り秋。 巣の中にはちるのともう成体間近まで成長した子ちるのが1匹。 残りの子供たちは皆ここから巣立っていったが、この子ちるのだけはある理由でここに残ったのだ。 「・・・おちびちゃんよくきいて・・・おかあさんのたったひとつだけのおねがいを・・・」 ちるのは息も絶え絶えの声で話しかける。 ちるの種の生涯は短い。春に生まれたちるのは半年ほどで成体になり、次の年の秋には死んでしまう。 2度目の冬を迎えることはけっしてないのだ。 「あのこの・・・れてぃのともだちになってあげて・・・」 子ちるのは解っていた。もう母が長くないことを。もうすぐ永遠にゆっくりしてしまうだろうことを。 そして知っていた。れてぃと友達になるということがどういうことか。 「わかったよ、おかあさん・・・あたいなるよ・・・れてぃのともだちに・・・」 泣きたいのを必死で我慢して笑顔を作る子ちるの。 もはや母は助からない。ならばせめて死にゆく母を安心させて逝かせてあげたい。 そう思い無理に笑おうとする子ちるの。 今まで泣いていたので涙で顔もグチャグチャ。最低の、しかし精一杯の笑顔を母に見せる。 そんな子ちるのにちるのもにっこりと微笑み返す。 思えば自分もそうだった。死にゆく母にせめて安心させようと無理に笑ったっけ。そう思いながら。 「そう・・・ありがとう・・おちびちゃん・・・ゆっくり・・・してってね・・・」 そう言い残し、ちるのは息を引き取った。 それは昔々の話。 あるところにゆっくりちるのとゆっくりれてぃがいました。 れてぃは巨大な捕食種なので友達がいません。話しかけようとしても向こうのほうが逃げてしまいます。 寂しがりやのれてぃはいつも寂しい寂しいと泣いてばかり。 それを見かねたちるのはれてぃの友達になってあげようと思いました。 しかしひとつ大きな問題があります。 それはれてぃがちるのの何十倍も長生きだと言うこと。 友達になってもちるのが先に永遠にゆっくりしてしまいます。当然ちるのが死ねば、れてぃは今以上に泣いてしまうでしょう。 これでは何の為に友達になったのか解りません。 れてぃにいつまでも変わらない笑顔をしてもらいたい。 だからちるのは考えました。 自分のおちびちゃんのおちびちゃん、そのまたおちびちゃん、その先のおちびちゃん達もずっとれてぃの友達でいてあげればいいのだと。 これはあるちるのとれてぃの物語。十年前から続く優しい嘘の物語。 そして今年も冬が来る。 「まっててね、れてぃ!!」 雪の中、元気一杯飛んでいく子ちるの。その頭のお飾りは母から貰った最初にれてぃと友達になったちるののリボンだ。 「んー。れてぃはどこにいるのかなぁ?」 大体の場所は母に教えてもらったとはいえ、子ちるのにとってここは始めてくる場所。 れてぃを見つけるまでたっぷり数時間はかかってしまった。 「あっ!!れてぃだ!!」 やっとれてぃを見つけることができた子ちるの。本当は始めましてだけど子ちるのの言うことは決まっている。 「ひさしぶりっ、れてぃ!!ゆっくりしてってね!!」 これはあるちるのとれてぃの物語。寂しがり屋のれてぃの為にずっと続いてく物語。 あとがき いつもご愛読ありがとうございます。餡コンペ何書けばいいのか思案中の長月です。ご意見、ご感想等コメント欄に書いていただければ嬉しいです。 挿絵 byめーりんあき 挿絵 byめーりんあき 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 176 ゆっくりちるのの生態(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 185 選ばれしゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 196 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 ふたば系ゆっくりいじめ 208 ゆっくり見ていってね ふたば系ゆっくりいじめ 218 またにてゐ う詐欺師てゐの日々 ふたば系ゆっくりいじめ 227 VS最強のゆっくり 史上最低の戦い ふたば系ゆっくりいじめ 247 夢と現実のはざまで ふたば系ゆっくりいじめ 264 あるまりさの一生 ふたば系ゆっくりいじめ 298 ゆっくりを拾ってきた ふたば系ゆっくりいじめ 336 ゆっくり Change the World(出題編) ふたば系ゆっくりいじめ 357 ゆっくり Change the World(出題編2) ふたば系ゆっくりいじめ 391 ゆっくり Change the World(解答編) ふたば系ゆっくりいじめ 400 あるゆっくりできない2匹の一生 ふたば系ゆっくりいじめ 441 てんこがゆっくりするSSさん ふたば系ゆっくりいじめ 457 あるドスまりさの一生 とてもゆっくりした群れ ふたば系ゆっくりいじめ 476 ゆっくりを愛でてみた ふたば系ゆっくりいじめ 511 れいむと幸せを呼ぶ金バッジ ふたば系ゆっくりいじめ 528 としあき博士のれいぱーありす矯正計画 ふたば系ゆっくりいじめ 624 あるてんこの一生 メスブタの群れ ふたば系ゆっくりいじめ 653 あるさなえの一生 ゆっくりは皆それぞれ(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 679 あるさなえの一生 ゆっくりは皆それぞれ(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 816 誰も救われない話 ふたば系ゆっくりいじめ 904 あるババ・・お姉さんの結婚 ふたば系ゆっくりいじめ 939 もらうぞ ふたば系ゆっくりいじめ 1007 めすぶた祭り 長月の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 感動した -- 2021-04-10 17 57 39 …チルノぉぉぉ…ゆっくりの中のゆっくりだよぉぉぉ… -- 2016-05-22 01 17 01 ちるのは馬鹿だけど馬鹿だから持っている純粋さっていうのがあるのかな?やっぱりちるの可愛い。初代ちるのの意思をついでおちびちゃんのちるの達がれてぃを笑顔にさせるために頑張っていて泣いちゃいました -- 2016-01-19 20 57 28 初代ちるのの意志は今でも受け継がれている……ちるのっ…… -- 2015-08-14 13 21 22 大妖精「私の出番はまだですかぁぁぁぁぁ!!」 -- 2015-02-05 21 57 05 画像からこれを発見してしまった。すごく泣ける話だ -- 2015-01-15 16 31 19 ↓お前が落ち着け うわああああああああああああああああああああああああああああああ ちるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお -- 2014-06-15 18 17 42 お前ら落ち着けよ こんなので泣くなwwwwwwwwwwwwww うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ちるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお -- 2014-06-11 21 25 37 ええはなしや……(´;ω;`) -- 2013-12-11 19 37 53 泣けます。 -- 2013-07-18 20 20 32 チルノフゥゥゥゥ -- 2013-03-05 00 31 00 チルノ・・・感動させてくれて・・・ありがとう;w; -- 2013-02-20 18 11 56 ううっ…ちるのおおおおおおおおおおおおおお -- 2012-09-17 15 20 18 そうだよ!おちつけーね! ……にしてもチルノはかわゆいなぁ〜(´・ω・`) ぅぅ…ぅうぅううおおおおおおおおおおおおおおお!!!!! チルノぉおおおおおおおおおおおおお!!! -- 2012-04-01 15 14 02 おまえらもちつけwww -- 2012-01-19 00 12 13 ↓お前も、お、おちつけよwww 息すって~ はいて~ すぅーー はぁ~ぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああ ちるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!! -- 2011-12-04 20 06 42 ↓お、落ち着け!まずは落ち着いて深呼吸だ!! スーハー、スー・・・うわああああああちるのおおおおおおお!!! -- 2011-10-21 20 30 15 宇和ああああああああああああああああああああああああああああああああ ちるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!! -- 2011-10-21 18 11 38 道忘れるのただのバカかと思ったらこんなことが…… -- 2011-09-23 15 21 13 ちるのは本当に優しいなあ。れてぃを悲しませないために・・・ -- 2011-04-28 20 54 32
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としあき博士のれいぱーありす矯正計画 18KB 制裁 自業自得 現代 餡子ンペ09出展作品パート3 ※餡子ンペ09出展作品第3弾です。 ※餡庫のトップにあった難題に挑戦してみました。 ※駄文、稚拙な表現注意。 ※俺設定注意 ※ぺにまむすっきり描写あり。 ※テーマは3.改造「無双」です。 昔々ある所にれいぱーありすの群れがいました。 「んほぉおおおおおお!!!とかいはなまりさねぇええええ!!!」 「ぎゃああああああ!!!きぼちわるぃいいいいい!!!」 「こっちのちぇんのまむまむもさいこーだわぁああああ!!!」 「わがらないょおおおおおお!!!」 今日も今日とてレイプ三昧。山のふもとの広場にいたゆっくり達に集団で襲い掛かっています。 「だれか・・だれかたすけてぇえええええええ!!!」 まりさ達の悲鳴が秋空にどこまでも響きわたりました。 「餡子ンペ09」としあき博士のれいぱーありす矯正計画 作、長月 そして30分後。広場にいたゆっくりは全てれいぱー達の餌食になり、黒ずんで死んでしまいました。 「ふぅ・・・きょうもとかいはなあいをあたえたわ・・・」 性欲を満たし賢者スマイルで悦に入るれいぱーありす達。しかし今回は襲った相手が悪かったようです。 「きゃあああ!!!私の・・・私のまりさがぁああああ!!!」 「ちぇんが・・・なんて・・・なんてひどい・・・」 黒ずんだ頭に光る金銀銅のバッジ。そうこのゆっくり達は全て飼いゆっくり。たまたま飼い主達がいなかっただけなのです。 当然飼い主達から加工所に通報され、職員に捕まえられていくれいぱーありす達。 しかしオリに入れられてもれいぱーありす達は全く悪びれる様子がありません。 「とかいはなあいをおしえてあげただけよ!!なんでこんなめにあわなきゃいけないの!!」 「そうよ!!むしろかんしゃしなさいよ!!このいなかものたち!!」 「んほぉおおおお!!!このぼうさんにぺにぺにこすりつけるとすごくきもちいいわぁあああ!!!」 暴言をはきまくった挙句、オリの鉄格子にぺにぺにをこすりつけてオナニーをするものまで出る始末。 飼い主の一人が涙ながらにこう言いました。 「お願いします・・・こいつらに・・このれいぱー達に自分達の罪を分からせてやってください。ただ殺しただけじゃ・・・あまりに死んでいったゆっくり達が報われない・・・」 コクンとうなずく加工所職員達。 こうしてれいぱーありす達はれいぱーありす矯正計画、通称「Tプロジェクト」への実験体へまわされる事になりました。 れいぱーありす矯正計画その1 れいぱーありす達が連れてこられたのは、あるゆっくり研究所の一室。壁の一面が鏡ばりでテレビ以外は何もありません。 壁の一面の鏡にはマジックミラーが張られており、そこから研究員たちが観察できるようなっています。 「うう・・・わたしの・・・わたしのれいむをかえして・・・」 「れいぱーありすは悪魔です。私は一生れいぱーありすを許しません!!」 テレビから流れてくるのはれいぱー達に飼いゆっくりを殺された被害者達の声。これが24時間延々と流されるのです。 自分達を断罪し糾弾し続ける声が絶え間なく聞こえてくる。そしてそれは決して終わることがない。 普通は頭がおかしくなります。そう普通は。 「ふぁぁあああ。たいくつね・・・」 「はぁああ。ありすはきょうもうつくしいわ・・・まさにゆっくりのびーなすね・・・」 そこを全く気にしないのがれいぱークオリティ。あくびをしたり部屋のマジックミラーで自分のキモ顔をうつしてうっとりしたりしています。 「んほぉおおおお!!!このはこさんにぺにぺにをつけるとパチパチしてきもちぃいいいい!!!」 しまいにはブラウン管テレビの静電気に新たな性感プレイを見つけるものまでいました。 これには研究員達もストレスマッハでピッキピッキ。これ以上見てると潰してしまいそうなのでこの実験は中止になりました。 れいぱーありす矯正計画その2 次にありす達が連れてこられたのは、ゆっくり拘束ベルトと電流を流す機器が置かれている部屋でした。 そうこれはゆっくり用電気椅子。死なない程度に電流を流し続ける拷問器具です。 言っても解らないバカには体で教えるしかないというわけですね。 さあれいぱー達を椅子に固定し、いよいよ放電スタートです。 「ぎゃあああああああああ!!!」 痛みにもだえるれいぱーたち。研究員達の溜飲も少しは下がります。しかしそう思ったのもつかの間。 「みんなぁあああ!!こんないなかものたちにまけちゃだめよぉおおおお!!!」 「そうよぉおお!!わたしたちはこんなだんあつにくっしないわぁあああ!!!」 「ありすたちはここをでたらとかいはなまりさとすっきりするのよぉおおおお!!!」 完全に加害者にも関わらず、なぜか被害者面のれいぱーありすたち。こちらが悪者扱いです。なぜか意味もなく死亡フラグを立てるものまでいました。 これには研究員達も苦笑するしかありません。いっそのこと電流を最大にしてケシズミにしてやろうかと思いましたが、今回の実験はれいぱーを改心させることにあります。 結局この実験もれいぱーを改心させることはできませんでした。 その後も様々な方法でれいぱー達に罪を自覚させようとする研究員たちですがことごとく失敗。 やっぱりれいぱーを改心させるなんて無理なんだ。皆が諦めかけたその時です。 バァン!!研究室のドアが音を立てて開きました。そしてそこにいたのは。 「としあき博士!!」 この研究の責任者であるとしあき博士がそこにいました。 不可能といわれたある希少種の繁殖を成功させたことで有名な博士です。 みんなの目にもう一度希望の光がともります。 「みんな待たせたな。秘密兵器も到着している。これより最終実験だ!!」 「はいっ!!」 研究所がにわかに慌ただしくなってきました。 れいぱーありす矯正計画 最終実験 「だしなさい、ここからだしなさいよ!!」 「どんなにごうもんしてもむだよ!!ありすたちはそんなぼうりょくにけっしてまけないんだから!!」 研究所の一室でけたたましくわめき続けるありす達。相変わらず被害者面で本当にむかつかせてくれます。 そんなれいぱー達の前にとしあき博士。ニコリと笑いながらこう言いました。 「やあ、私の部下がすまなかったねえ。後でうんと叱っておくから許してくれないかい。」 なぜかれいぱーに謝罪し許しを請うとしあき博士。これに対して態度がでかくなるのがゆっくりというもの。 「はあ!?あやまってすむもんだいだとおもってんの!?ばかなの?しぬの!?」 「しゃざいとばいしょうをようきゅうするわ!!すぐにあまあまとびゆっくりをもってきなさい。さんぷんいないよ!!」 「ありすたちをふとーにこーそくしたつみはおもいわよ!!しんでつぐなってね!!」 としあき博士は困ったように鼻をかきながら言いました。 「いやあ、君達が怒るのも無理はない。そう思って君達に素敵なプレゼントを用意したんだ。」 「ゆっ?ぷれぜんと!?」 何か貰えると聞いてそれまでギャーギャーうるさかったありす達の声がピタリと止まりました。こういう所は本当に現金な奴らです。 「ああ今回のおわびにとびっきりの美ゆっくりを用意したんだ。君達にぴったりのゆっくりをね。」 美ゆっくりと聞いて色めきだつれいぱーありす達。ここ数日すっきりしてないのかなり性欲がたまっていたのです。 「ふ・・ふん。どんないなかものかしらないけど、まあかんがえてあげてもいいわよ。」 「でもこれですまそうなんてかんがえないでよね!!ありすたちがいきてるかぎりしゃざいとばいしょうはつづくんだから。」 しかし本心を知られたくないのかツンデレで返します。こういうところは本当にうざいです。 「そう言ってくれると嬉しいよ。実はもうそこまで来ているんだ。」 そういうと扉で待たせていた研究員に合図して一匹のゆっくりを連れてこさせました。 「ゆっ・・・あれは・・・」 目をギラギラさせて見ていたありすたちが見たものは・・・ そこにいたのは一匹のゆっくりてんこでした。なぜか顔を上気させて興奮しています。 「んほぉおおおおおおお!!てんこをいじめてねぇえええええ!!!」 そう言いながら猛スピードで突っ込んでくるてんこ。そのスピードはすでにゆっくりではありません。 「ぎゃあああああ!!!ばけものぉおおおお!!!」 「ゆっくりでぎないわぁあああああああ!!!」 「てんこのめすぶたなあいをうけとってぇえええええええ!!!」 てんこの尋常ではないキモい顔に恐れをなし逃げ惑うれいぱー達。自分たちも似たようなものなのですが。 しかし逃げたところでてんこの方が速いのです。その上室内ではそもそも逃げるスペースがありません。 簡単に追い詰められてしまいました。 「うがぁああああ!!!しねぇえええええばけものぉおおおおお!!!」 意を決しててんこに体当たり攻撃を仕掛けるれいぱー達。もんどりうって吹っ飛ぶてんこ。 やった倒した。そう思い喜ぶれいぱー達。しかし。 「どうしてありすのあたまにくきさんはえてるのぉおおおおおお!!!」 なぜか体当たりしたありす達が植物型にんっしんっをしてしまいました。 「よくもやったわねばけもの!!とかいはなあいをくらいなさいっ!!」 ぺにぺにを倒れたてんこのまむまむに入れるありす。体当たりが駄目なら犯し殺そうというのですが・・・ 「ぎやぁああああああ!!!ありすのぺにぺにがぁあああああああ!!!」 今度はぺにぺにに茎が生えてしまいます。ぺにぺにから植物型にんっしんっの茎が生えるさまは相当シュールです。 実はこのてんこは博士の作った改造てんこで、発情することでれいぱーありすの数倍の濃度をもつ精子粘液を常に体から出すことができる個体なのです。その為相手のゆっくりは触っただけでが植物型にんっしんっしてしまいます。 としあき博士は病気と言えるほどてんこ好きで、他のゆっくりも研究すればもっと有名になれる人物なのですが 「このとしあきが金やちやほやされるためにてんこを研究していると思っていたのかァーーーーーッ!!! 私は『てんこを愛している』だからてんこを研究している! !『てんこを愛している』 ただそれだけのためだ。 単純なただひとつの理由だが それ以外はどうでもいいのだ!! 」 と言うほどのぞっこんラブっぷり。ちなみに今回プロジェクトに参加したのも改造てんこの性能を試したかっただけで「Tプロジェクト」のTもとしあきからでなくてんこのイニシャルからとっています。 「んほぉおおおおおおお!!もっとぉ、もっとめすぶたなてんこをいじめてねぇえええええ!!!」 「ぎやぁああ!!ばけものがふっかつしたぁあああああああ!!!」 この後しばらくの間ありすたちの悲鳴が鳴り響き続けました。 30分後、研究員によってドMてんこが回収されたときには、茎を生やして死にかけのありすが部屋中に散乱していました。 このままにしていたら茎に栄養を吸われて長くはないでしょう。 そんなありす達に博士は茎を引きちぎりオレンジジュースをかけていきます。 なんとか息を吹き返すありす達。当然口々に博士を非難し始めす。 「なんなのよ!!あのばけものは!!」 「こわかったわぁああああ!!!」 「おやおや君たちにぴったりなゆっくりだと思ったんだがな。」 「どこがよ!!あんないなかものとありすたちのどこがにてるのよ!!」 「じゃあ聞こう。君達がやってることとどこが違うと言うんだい?」 「えっ、どこって・・・」 もごもごと口ごもるありす。なぜかさっきまでの勢いがありません。 「奇声を放ちながら品性のかけらもなく身勝手におのれの欲望を満たそうとする・・・どこが違うんだい?」 まあてんこの場合そこがキモかわいいんだけど。そう思い悦に入るとしあき博士。 としあき博士はてんこの妄想だけでご飯3杯はいける強者です。 「そ・・・それは・・・わたしたちは・・・とかいはなあいを・・・」 「そう言いながら殺してきたんだね、他のゆっくりたちを。」 「ち、ちがうわ!!わたしたちは・・・」 「なにが違うと言うんだね。君達がおのれの性欲のままにゆっくりを犯し殺してきたのは事実だろう?」 静かにそして穏やかに、しかしどこか凄みのある声で話すとしあき博士。怒鳴られるよりよっぽど怖いです。 「だまりなさい、いなかもの!!あなたにありすたちのなにがわかるの!!」 怒りというより悲鳴に近い声で叫ぶありす。しかしとしあき博士は続けます。 「君達のことなど解りたくもないがこれだけは解る。君達は都会派な愛なんて言葉を免罪符に沢山のゆっくりを殺してきたんだ。 まりさを。れいむを。ちぇんを。ぱちゅりーを。自分がすっきりーしたいから。ただそれだけの為に。 醜悪な顔でぬめぬめした薄汚い粘液をだしながら嫌がるゆっくり達をレイプしてきたんだ。 都会派な愛!?笑わせてくれるね。自分達のドロドロした汚物のような性欲を正当化しただけだろ。それに本人たちが気づいていない なんて滑稽を通り越して不憫だとすら思えてくるよ!!」 「いや・・・やめて・・・やめて・・・」 首を振ってイヤイヤするれいぱーありす。そんなありすを無視して博士は更にれいぱーたちを責め続けます。 「やめて?君達はそう言って嫌がるゆっくりを何匹犯し殺してきたんだね。全てツンデレで済ましてきたんだろ。だったら私もやめないよ。 まあ、でも君達にもかわいそうな存在だよね。君達のような汚物、誰も相手にしてくれないんだろ?だからその寂しさを埋める為に群 れをつくり他のゆっくりを襲い続けてきたんだよね。そうやっているときだけ寂しさを忘れることができるから。 そして罪の意識から逃れる為に『これは都会派な愛を与える為の行為でありすはその伝道師なんだ。例えその結果死んでもそれは幸せ で名誉ある死なんだ。だからありすは悪くない』そんな笑っちゃうような妄言を本気で信じていたんだ。 実際は汚物のようなれいぱーに無理やり犯し殺されただけなのに。いやー本当に哀れだ。死んでいったゆっくりも君達も。」 もうありすは何も言えませんでした。ただその場でブルブルと震えるだけ。 とどめを刺すようにとしあき博士は耳元でつぶやきます。 「本当はもうわかってるんだろ?自分達が今まで何をやってきたのか。」 「いやぁああああああああああ!!!!!」 ひきつけでも起こしたように泣き叫ぶありす。そして 「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ほんとうにごめんなさい・・・」 うわごとのように謝り始めました。他のありす達までそれに続きます。 「ごべんなさぁいいいいいい!!!あでぃすがいながものでしたぁあああああああ!!!」 「いやぁあああ!!こないでぇえええ!!ありすがわるかったわぁああああ!!!」 「・・・・(ガツン)・・・・(ガツン)・・・・・・」 号泣して謝罪するもの、今まで犯し殺したゆっくりの幻影に怯えるもの、気が触れたように壁にぶつかるもの。 皆それぞれですが明らかに罪の意識を感じているようです。 いままでどんな事をしても改心しなかったれいぱーが。これには研究員もびっくりです。 なぜこの様なことがおきたのか。それはれいぱーありす達が直前にドMてんこに襲われたことにあります。 てんことありす。一見なんの関係もないような2匹ですが意外と共通点は多いのです。 どちらもれいぱー化やドM化をしなければ、比較的賢く飼いやすいお嬢様タイプのゆっくりである点。 ありすが「とかいは」という言葉を好むようにドMてんこも「メス豚」という言葉をよく口にする点。 れいぱー化、ドM化すると顔や言動がキモくなり手がつけられない存在になる点。 ドMてんこはれいぱーありすにとって合わせ鏡といえる存在なのです。 実際ゆっくりショップではてんこはありすの上位互換種として扱われます。 そのドMてんこに無理やりにんっしんっさせられたことでれいぱー達は悟ってしまったのです。 この不快感、苦痛、絶望、恐怖こそが今まで自分達が「とかいはなあい」と称して他のゆっくりに与えたものだということ。 この化け物のような醜悪な顔こそすっきりーしている時の自分達の顔であること。 そう解らせてしまえばれいぱーの自我やプライドなど脆いもの。毎日てんこと言葉攻めプレイを楽しんでいるとしあき博士には、砂の お城でも壊すようにあっさりと崩壊させることができました。 「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」 泣きながら謝り続けるありすにとしあき博士は優しく言います。 「いいんだよ・・・・もう。解ってくれればそれでいいんだよ・・・」 ありす達が泣き止むまでとしあき博士はそう言い続けました。 「ごめんなさい・・・ありす・・・みんなにひどいことやってきたのね。」 「なんとかつぐないたいわ。なにかありすたちにできることないかしら。」 この答えにニヤリと笑うとしあき博士。すべて計算どおりだというように。 「うーん、それじゃあ私の運営しているゆっくり牧場を手伝ってくれるかな?三食昼寝つきで君たちにぴったりの仕事があるんだ。」 「ゆっ!?そんないいおしごとがあるのかしら?」 「わかったわ。ありすたち、そこでほーしかつどうをしてつみをつぐなうわ!!みんないいわね!?」 「もちろんよ!!そこでしんのとかいはなあいをまなぶのよ!!」 「「「えいえいゆーーー!」」」 こうして博士のゆっくり牧場を手伝うことになったれいぱーありす達。内心博士がほくそえんでるとも知らずに・・・ 数日後、ありす達は牧場の草原を跳ねていました。しかし様子がおかしいです。 頬はやせこけ、目にはくまができており、明らかにゆっくりできていません。その上なにかに怯えるようにキョロキョロしています。 「はあ・・はあ・・・もうだめ・・・いっぽもうごけないわ・・・」 「だめよありす!!あいつらが・・・あいつらがくるわ!!」 「あきらめるなんてとかいはじゃないわ!!」 疲労困憊で倒れたありすをはげます他のれいぱーありす達。しかし時既に遅し。 ありすたちはやつらに見つけられてしまいました。地鳴りを上げながらやってくるその群れたちに。 「んほぉおおおお!!!れいぱーさんたちみつけたわぁああああ!!!」 「めすぶたなてんこのまむまむをおかしてぇえええ!!!」 「てんきょをめちゃくちゃにしちぇねぇええええええ!!!」 数百体のドMてんこの群れ。成体から赤ゆっくりまで一斉に突撃してくるさまは壮観の一言です。 そうここはドMてんこ専用のゆっくり牧場。博士が繁殖したてんこを育てる為の施設です。 ありす達に任されたのはそのドMてんこ達の遊び相手。 まあもっとも遊び相手というより生贄や人身御供という言葉のほうがしっくりくる感じですが。 なんとか逃げ出したれいぱーありすたちでしたが、先程倒れたありすはそうはいけません。動けないままあっという間にてんこの群れに飲み込まれてしまいました。 「れいぱーさん、てんこをおかしてねぇええ!!」 「ずるいわてんこもおかされたいのにぃいいい!!!」 「みんなでめすぶたにおかされましょおおおおお!!!」 「やべて・・・たづけて・・・」 粘液を出しながら逃げ遅れたありすに四方からにすーりすりを繰り返すてんこたち。みるみるうちにありすに茎が生えていきます。 もう、こうなるとどっちがれいぱーなのか解りません。あっという間にありすは黒ずみ死んでしまいました。 一方こちらはれいぱーありすの群れ。なんとかてんこ達を振り切り物陰に隠れることができました。 しかし当然笑顔などありません。また一人仲間を失ってしまいました。 これで何人目だろう。すでに群れは始めの半分以下の数になっています。 「やあ!!お仕事ごくろうさん。」 突然声を掛けられビクッとするありすたち。そこに立っていたのはとしあき博士でした。 「おねがいはかせぇえええ!!!ここからだしてぇえええええ!!!」 「こんなのきいてないわぁあああああ!!!」 必死にここから出して欲しいと懇願するありす達。しかし博士はあっけらかんとこう言います。 「ははは。それは駄目だよ。だって私は嘘は言ってないだろう?だったら君達も約束守らなきゃ。」 確かに博士は嘘は言ってません。 ありすたちには3食きちんと食事が出てますし、昼寝どころか一日中寝ていてもいいのです。 しかしこれは所構わず襲ってくるてんこ達の襲撃がなければの話。 実際は食事はドMなてんこに合わせた虐待用ゆっくりふーど「雑草以下味」「腐った生ゴミ以下味」なのでとても食えたものでなく、 てんこ達が襲ってくる合間にその辺に生えている雑草をかきこんで済ましているのが現状。 昼寝どころか夜も「てんこをよばいしてねぇええええ!!!」とてんこが襲ってくるのでおちおち寝てられません。 「ところで君達いいのかい?」 「「ゆ!?」」 「もうそこまでてんこ達が来ているんだが。」 はっとするありす達。博士に気を取られていたからでしょう。完全に周りをてんこたちに包囲されてしまっています。 「はっはっはっ。てんこたちも君達が気に入ったみたいだね。それじゃあ仲良くやってくれたまえ。死ぬまでな」 そう言って去っていくとしあき博士。博士、何気に外道です。 「だれか・・・だれかたすけてぇえええええええ!!!」 ありす達の悲鳴が秋空にどこまでも響きわたりました。 自分達が殺したあのまりさ達の時と同じように。 あとがき いつもご愛読ありがとうございます。長月です。 今回は少し作風を変えてみたんですがいかがだったでしょうか?ご意見、ご感想等コメント欄に書いてくれると励みになります。 ところで、てんこの「メス豚」がありすの「とかいは」にあたる言葉なら、ありすの「いなかもの」に当たる言葉はなんにすればいい んでしょうか?いいアイディアがある人はコメント欄に書いてもらえば幸いです。 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 176 ゆっくりちるのの生態(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 185 選ばれしゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 196 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 ふたば系ゆっくりいじめ 208 ゆっくり見ていってね ふたば系ゆっくりいじめ 218 またにてゐ う詐欺師てゐの日々 ふたば系ゆっくりいじめ 227 VS最強のゆっくり 史上最低の戦い ふたば系ゆっくりいじめ 247 夢と現実のはざまで ふたば系ゆっくりいじめ 264 あるまりさの一生 ふたば系ゆっくりいじめ 298 ゆっくりを拾ってきた ふたば系ゆっくりいじめ 336 ゆっくり Change the World(出題編) ふたば系ゆっくりいじめ 357 ゆっくり Change the World(出題編2) ふたば系ゆっくりいじめ 391 ゆっくり Change the World(解答編) ふたば系ゆっくりいじめ 400 あるゆっくりできない2匹の一生 ふたば系ゆっくりいじめ 441 てんこがゆっくりするSSさん ふたば系ゆっくりいじめ 457 あるドスまりさの一生 とてもゆっくりした群れ ふたば系ゆっくりいじめ 476 ゆっくりを愛でてみた 「餡子ンペ09」 ふたば系ゆっくりいじめ 511 れいむと幸せを呼ぶ金バッジ 「餡子ンペ09」 長月の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 全レイパーにこれを施して改心させたい -- 2019-10-28 23 01 10 てんこ牧場行きてぇ…… -- 2015-01-31 15 02 43 こてこてにてんこてんこし過ぎてれいぱーありすの印象薄れたwwwwww -- 2013-06-17 13 48 26 えってんこ可愛くね?苛めてる時も でも・・・この改造ドMてんこはさすがに・・・可愛くないわ・・・ -- 2012-11-17 11 47 39 愛が てんこ 盛りすぎて吹いたwwwwwwwwwwwww -- 2012-08-11 18 09 26 れいぱーざまぁw でもこんなてんこは飼いたくないぜwww -- 2010-10-13 21 55 03 Queenとかが良いと思いますww -- 2010-10-12 20 18 06 こんなてんこてんこじゃねぇ -- 2010-07-01 23 51 15
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「ふたば系ゆっくりいじめ 173 ユグルイ その4/コメントログ」
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※なんていうかやりたい放題 ※ゆっくりいじめ系2349 やさぐれいむ?のつづき 「ゆっふっふ・・・きょうこそあのおねーさんをやっつけるよ!」 やさぐれいむは前回の失敗に懲りることなく石ころを飛ばす準備をしていた 基本的な作戦は前回と一緒で、のこのこやってきた人間の目に向かって石を飛ばす 前回はちょっとした不幸が重なって思うように行かなかったが今回は大丈夫 「ゆっくりとばすよ!ぷくうううううううううう!」 そんな根拠の無い自信を胸に頬に空気を溜め込むれいむ ちらりと横目でベンチに女性が座っているのを確認し、ほくそ笑む が、その瞬間・・・ 「うーうー!」 「ゆぶぅぅうううう!れみりゃだあああああ!?」 どこからとも無くれみりゃが飛んできた 驚いたれいむはうっかり空気を吐き出し、ついでに石も吐き出してしまう 吐き出された石はテニスラケットを持った一人の男のもとに飛んで行った 「ふんっ!!」 「ゆゆっ!」 「うー!?」 しかし、男は瞬時にラケットで石ころをはじき返した 石ころは男の常軌を逸した力によって加速し、れみりゃから逃げようとするれいむのそばに着弾 男が「哀れやな・・・ワシにそれは効かへん」とつぶやいた頃にはれいむは地面が爆ぜた衝撃で空を飛んでいた 「おそらをとんでるみたああああああああああああああい!?」 それから57秒後 高度1312mまで吹っ飛ばされたれいむははるか下の地面を見て死を覚悟した 無駄と知りつつもきつく目を閉じて歯を食いしばり痛みに耐える体勢になる が、いつまでたっても痛みはこない 「ゆ、ゆぅ?」 恐る恐る目をあけると彼女は本当に空を飛んでいた いや、正確には空を飛ぶ、目に見えない何かの上に乗っていた 何も無いはずなのに底部がしっかりと何かを踏みしめている 「ゆゆぅ?」 れいむは首をかしげながらとりあえず死なずに済んだことに安堵・・・ 「ゆゆっ!?」 しようとした瞬間に浮遊感を覚え、落下した 今度こそ死を覚悟したれいむは3mほど落ちたところで落下の衝撃を受け、小さく悲鳴を上げた しかし、それ以上に何があるわけでもなくまた一命を取り留めたようだ 「ゆ、ゆぅ?」 「おい、なんだこれ?」 「さあ、生首じゃないかな?」 「ゆ、ゆっくりしていってね!」 「「あん?」」 再び恐る恐る目を開けたれいむの視界に肌が銀色に輝くやたらと目の大きい人型の何かの姿が飛び込んできた 人間のようだが人間とは違う奇妙な存在 しゃべっている言語は人間のそれとは決定的に異なるはずなのにコミュニケーションが図れる 「まあ、放っておいても大丈夫だろ」 「それもそうだな。そんなことより地球征服だ」 「くくく・・・この惑星が全て俺達のものになるのか・・・」 「ああ、この星の文明レベルなら楽勝さ」 「ゆぐぅ・・・なんかゆっくりできないよぉ・・・」 れいむには彼らの言葉の意味がよく理解できなかったが、どうやら彼らは地球征服に来た宇宙人だったらしい 地球の文明では手も足も出ない技術力を持つ恐るべき侵略者 そのゆっくり出来ない感じを無意識に感じ取ったせいか、れいむの顔色が徐々に悪くなってゆく そして・・・ 「ゆげぇ・・・エレエレエレエレエレ」 ついにれいむは餡子を吐き出してしまった その音を聞いて、いぶかしげな表情で振り返る2人の侵略者 直後、悪意と余裕に満ちた表情が恐怖に染まった 「げえ!?」 「だだだだだだだだだ・・・ダークマターだあああああああああああ!?」 「「どほぢでダーグマダーを吐いてるのおおおおおおおおおお!?」」 ダークマター 地球では理論上存在するが観測されていない物質をさす言葉に過ぎない しかし、この侵略者達の星では最も恐ろしいものなのである 「ってことは、こいつ・・・ガットゥーゾなんじゃないのか!?」 「なん・・・だと・・・?」 ガットゥーゾ 大昔、彼らの星を壊滅寸前まで追い込んだダークマターで駆動する恐るべき殺戮兵器のことである そのあまりの暴れっぷりから「ガットゥーゾ襲い掛かる」という言葉が今でも残っているほど ちなみに、某国の蹴球の選手とは何の関係もない 「ゆぅぅ・・・おじさんたちはゆっくりできないよ!れいむをゆっくりさせてね!」 「は゛いいいぃぃいい!わがりまぢだあああああ!?ル・ラーダ・フォルオル!」 「ずぐにおろぢまずがらゆるぢでぐだざいいいいいい!?マ○カンタ!」 こうして、れいむの活躍で美しいこの惑星が守られた ‐‐‐あとがきという名の与太話‐‐‐ レティは判定の大きさからふとましいとか言われるが・・・ 妖々夢における判定のでかいキャラ レティ、ゆゆ様、ゆかりん つまり、お胸が大きいキャラばかりなんだ! (ゆかりん品乳派の意見はあえて却下) と言うことはレティはふとましいのではない 「ちちましい」んだ!! byゆっくりボールマン ガットゥーゾやダークマターについては「ドヴァ帝国」でググれば分かるはず・・・! このSSに感想をつける
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「ふたば系ゆっくりいじめ 1209 ゆっくり種5/コメントログ」 応援してるよ!ゆっくりがんばってね! -- 2010-05-16 10 36 34
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Can ゆー defend? 中編 20KB 虐待-普通 悲劇 理不尽 ツガイ 野良ゆ 姉妹物 赤子・子供 現代 虐待人間 愛、おぼえていますか 大分間が空いての投稿です 書いた人 ヤリまむあき 書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 703 ゆー具 ふたば系ゆっくりいじめ 708 売ゆん婦 ふたば系ゆっくりいじめ 717 売ゆん婦2 ふたば系ゆっくりいじめ 723 売ゆん婦3 ふたば系ゆっくりいじめ 730 ゆー具 鬼畜眼鏡編 ふたば系ゆっくりいじめ 772 情けはゆっくりの為ならず ふたば系ゆっくりいじめ 798 売ゆん婦4 ふたば系ゆっくりいじめ 867 Can ゆー defend? 前編 『Can ゆー defend? 中編』 一、 傍らにはありすの亡骸、そしておうちの外には人間さん達。 つい先刻までゆっくりしていたとは思えないほど、まりさの顔は青褪めていた。 「こいつらもやるんだろ?」 「当然。宇宙生物は倒さなきゃ」 少年達は、バットやハサミなどを手に持ちながら物騒な会話をわざとまりさ達へ聞かせていた。 そうする事でより恐怖感を煽る為である。 (……このにんげんさんたちが、ありすをゆっくりできなくさせたんだね!!!) ありすが死の間際に言った言葉は彼らを指していたのだ。 (まりさたちは、ゆっくりしてただけだったんだよ……。ありすも、とってもゆっくりできたいいゆっくりだったのに……。それをっ!!!) 眉を寄せ、普段は笑顔を絶やさないその顔が怒りで歪んだ。 「れいむ!! ゆっくりしないでおちびちゃんたちをおうちのおくに!!!」 「わかったよ!!!」 ゆっくりらしからぬ深刻さは家族にも伝染し、妻のれいむもできるだけ子供達を奥へと避難させる。 出口が抑えられている以上、逃げられはしないからだ。 更に自身は巣穴の入り口でありすだった物を背に、膨れて威嚇をする。 「ぷくぅうううううううううううっ!!!」 全身全霊の力を込めたぷくー。 その体は入り口を防ぎ、愛する家族を凶悪な侵略者達から覆い隠した。 「奥へ逃げたか」 「ぷくぅううううううううううっ!!!」 肺活量が続く限り、いや、何度でもぷくーをしてやる。 まりさは己が人間に劣るとは欠片も思っていないが、あのありすですらぼろぼろにされた相手だ、自分が戦っている間に家族が殺されてしまうかもしれない。 だから自慢の体を盾にして家族を守るのだ。 こうすれば絶対に安全、そう思ったのである。 膨らんだまま少年達に立ち去るよう警告した。 「こ、これでもうれいむたちはあんぜんっだよ!! だから、はやくあきらめてどこかいってね!!」 相手が諦めて何処かへ行くのを待つのは、非力なゆっくりが野生生物を相手にする時には上策だっただろう。 捕食目的の野生生物は体積の大きい成体ゆっくり一匹を食らい尽くせば大概は満足し、残された家族を己の命と引き換えに守る事ができるからだ。 しかし、まりさの相手は遊びが目的の人間の子供だった。 彼等はあらゆる手段でまりさ一家を甚振り、目的を遂行しようとするだろう。 まりさが人間にとっては全く意味の無い威嚇をした事により、彼等の嗜虐心という火に油を注いでしまったのだ。 「生意気だよな、ナマクビマンジュウのくせに」 軽く腕を振りかぶって、まりさの額を平手で打つ。 すぱぁん、と小気味良い音がした。 「ゆ゛……!!」 打たれた所がじんじんと痛み出し、赤く染まる。 目元に光る物が見え始めたが、それでもまりさは耐えた。 叫んでしまったらぷくぅーの姿勢が解けてしまう、そうなれば家族はどうなるのか。 (……こんなの、ぜんぜんいたくないよっ! まりさは、おとうさんなんだよ!! いっかのだいこくばしらとして、かぞくをまもるんだよっ!!) 「それ、それ!」 すぱぁん、すぱぁん。 「ゆぶっ! ゆびっ!!」 ただ脹れる事しかできないまりさの顔に何度も平手が落とされ、幾つもの紅葉が散らされる。 呻き声が歯の隙間から漏れるが、まりさは未だに膨らみ続けていた。 「やめてえええええええ!! まりさ、まりさあああああああっ!!」 「おとーしゃんをいじめりゅなああああああ!!」 「れいみゅのおうたでげんきになってにぇ!! ゆ~っくりしていってにぇ~!!」 まりさが打ち据えられる音は巣の中にも届き、れいむが思わずまりさの後姿から目を逸らしてしまうほど苛烈な物だった。 子まりさは尊敬する父親が痛めつけられているのを見ている事しかできない自分に苛立つ。 子れいむはせめておうたで父親を勇気付けようと涙声で歌いだした。 家族の声を聞き、改めて譲れない物を背負っていることを自覚するまりさ。 (まりさは、つよいんだよっ!!) 何度打たれても。 (ぜったいに、みんなをゆっくりできないにんげんさんからまもるんだよ!!) 折れそうな心を奮い立たせて耐え抜く。 顔から赤く染まっていない部分が無くなるまで、まりさはぷくぅーをし続けたのだ。 腫れ上がった瞼が邪魔をして碌に見えなくなっていたが、僅かに映る人影を睨みつけるのを止めない。 「こいつ意外と根性あるな。すぐ諦めて泣き出すと思ったのに」 まりさを叩いていた少年が忌々しそうに言い捨てる。 腕をぶらぶらと揺らして、疲れを取っているようだ。 「こ、これでわかったでしょ!? まりさはにんげんさんなんかにまけないんだよ!! まりさのおうちだってにんげんさんにこわせないくらいがんじょうなんだよ!! よわいよわいにんげんさんはれいむたちにゆびいっぽんふれられないんだよ!! まりさは、みんなをまもるんだよ!!!」 少年の疲れを感じ取って畳み掛けるように言葉を叩きつけるまりさ。 自分を強く見せるためだ。 まともに戦えば自分の方が強いと思っているのでその口調は無駄に自信に満ちている。 そんな頼もしいまりさの背中を見た家族は安堵した。 ああ、やはりまりさは強いのだ、恐ろしい敵から自分達を守ってくれる。 「「「「おちょーしゃんちゅよーい!!!」」」」 既に勝った気分で巣穴の中をゆんゆゆんゆと飛び跳ねる赤ゆ達。 彼女達の顔に人間への恐れは今や見当たらない。 「あかちゃんたち、しずかにしててね! まりさはとってもつよいからあんしんだけど、それでもあのゆっくりできないにんげんさんがどこかにいくまでがまんするんだよ!!」 「そうだよ! おとーしゃんはいまたたかってるんだよ!!」 「ゆ~、ゆゆゆのゆ~!!!」 そんな浮かれている赤ゆ達を嗜めるれいむと子まりさ。 勝って兜の緒を締めよ、という事を言いたいのだろう。 子れいむはまだ歌い続けている。 敵がいなくなるまで、例え喉が枯れても歌い続けるつもりだ。 「いい加減遊ぶのは止めたらどうだ?」 俄かに活気付いた一家が癪に障るのか、隊長役の少年がまりさを叩いていた少年に話しかける。 「そうだな」 そう言って、まりさの金髪を掴むと無理やり巣穴から引っぱり出した。 少年はまりさを屈服させられなかったのではない、あえて手加減して弄んでいただけだったのだ。 本気で叩かれていたならば今頃まりさの歯は砕け、目は潰れ、下膨れの形を保てなくなるまでに追い込まれていたことだろう。 「ゆゆゆ!?」 確かに通用していた筈の渾身のぷくぅー、その効き目がなくなった事に焦るまりさ。 空気を吐き出して己の疑問を口にする。 「どうじでまりざのぷくぅーがきかないのおおおおお!? ぷくぅーはすごいんだよ!? ゆっくりしてないどうぶつさんもにげだすはずなんだよおおおお!?」 前に住んでいた危険な所でも、小型の野生動物は簡単に追い払えた。 少なくともまりさの目の届く範囲内なら捕食によるおちびちゃん達の死は無かったのである。 「地球防衛軍にはあんなもの効かないのさ」 少年はまりさを引きずり出すと、入り口の辺りに転がっていたありすの死骸を掴んでそれも巣穴の外に出す。 これでれいむ達を守る物は何も無い。 二、 邪魔者を無力化した少年達は 「網使うぞ」 「よし、邪魔なでかい赤リボンからだ」 子供達を庇うように巣の奥で震えているれいむをすっぽりと網に収めると、先程戯れに殺したぱちゅりーを捕獲した時のようにずるずると手繰り寄せる。 「おかーしゃあああああん!! れいみゅもうやぢゃああああああ!!」 「おかーしゃんをつれてかないでにぇ!! まりしゃがせいっしゃいっしゅるよ!!」 「おちびちゃんたち!! こんどはおちびちゃんたちがあかちゃんたちをまもるんだよ!! おかあさんはだいじょうぶだよ!!」 最早おうたを歌うことも忘れて泣く子れいむに、網に噛み付いてなんとか母親を助け出そうとする子まりさ。 そんな姉達に母れいむは赤ちゃんを守るように言いつけるが、子まりさは網から離れようとしない。 「いやだよ!! まりしゃがおとーしゃんとおかーしゃんをたしゅけるんだよ!!」 姉妹の中でも父親に似て屈指の身体能力の高さを誇る子まりさは、自分しか両親を助ける事ができないのだと思った。 子れいむは当てにならない。 (こんなときにおうたなんてなんのやくにもたたないよ!! まりしゃじまんのしゅんそくで、いっきににんげんしゃんからにげるしかないよ!!) 暗に子れいむを非難しているのは仕方ないだろう。 外に出たら、隙を見て網から母親を助け出す。 そしておうちの中にいる子れいむと妹達を連れ、父まりさと一緒に何処か人間の目の届かない場所へと逃げるしかない。 自分より強い父親が倒された強敵、それに自分が勝てる可能性はとても低い。 だが、妹達の誰もが追いつけない俊足が自分にはある。 足の遅い妹達はお父さんとお母さんのお口の中に入れば安全だ、速度を落とさずに逃げる事ができる。 入り口が近づくと、少年の一人が子まりさを捕まえようと手を伸ばした。 (……いまだよっ!) 網から離れて地面にあんよがついた瞬間、大地を蹴って少年の手を掻い潜る。 「あ」 子ゆっくりにしては中々速い速度だったので少年は子まりさを捕まえられず、思わず声が出てしまった。 人間に捕まらなかった事で子まりさはますます自信を深める。 (やっぱりにんげんしゃんはまりしゃをつかまえられないんだにぇ!!) 所詮人間など力が強いだけだ。 子まりさは目標を捕まえられなかった少年の手に噛み付く。 「痛っ」 そしてすぐに離脱する。 ずっと噛み続けていればダメージを与えられるだろうが、子まりさは一度捕まればゲームオーバー、リセットができない戦いだからだ。 「にんげんしゃんはゆっくりしてないにぇ!! いろいろ、そしてなによりもぉ、はやさがたりにゃい!! まりしゃのしゅんそくはむてきなんだよ!!!」 勝ち誇る子まりさは父親の元へ駆ける。 (のろまなにんげんしゃんなんかに、まりしゃはまけにゃいよ!!) 自分の進路を塞ぐように人間が立つ。 捕まるものか、まりさはお父さん譲りのスプリンターなんだ。 (まりしゃのかれいなすてっぷをみせてあげるよ!!) 「おそいにぇ!!」 「ちょこまかしやがって!」 迫る少年の右手をバックステップで避けて着地し、再び前に進む。 股の間を抜ければ人間とてそう簡単に自分を捕まえられない筈だ。 だが、子まりさは忘れていた。 人間には、腕が二本あるということを。 「ゆゆっ!?」 着地硬直を狙った少年の左手が、子まりさの柔らかな肌にがっしりと食い込む。 今にも勢いに任せて子まりさを握りつぶしかねない形相の少年は、子まりさに噛み付かれた少年へと獲物を手渡す。 「血とか出てないか? 宇宙生物に毒がないとは言い切れないからな。雑菌とかが入ったら厄介だぜ」 「大丈夫、ちょっと抓られたぐらいの痛さだったし怪我は無いよ。でも、かなりむかついたからこいつ殺していい?」 窮鼠猫を噛むと言うが、子まりさの反抗など全くの無駄であった事が証明された上に少年の怒りを煽る結果になったのだから、おとなしく捕まっていたほうが幾らかましな最期を迎えられたかもしれない。 必死に生きようとするゆっくり達にとっては酷な話だが、彼女達により良いゆん生を過ごす為の貴重なアドバイスをこの場で言わせて貰おう。 何事も諦めが肝心、この一言に集約される。 「好きにしな。でも後でだぞ」 仲間からの許可を得て、噛まれた少年は嬉しそうに笑った。 そうこうしている間にも他の少年が一家を全て捕獲したようだ。 ゆ質の子まりさ以外は一箇所に集められ、少年達が逃がさないよう円になってそれを囲む。 一家にできることは、ただ震えることだけだった。 三、 子れいむはここからすぐにでも逃げ出したかった。 元々、子れいむは荒事に向いた性格ではない。 ただ家族の誰よりもおうたが上手い以外は取り柄の無い、平凡なれいむ種の子ゆっくりでしかないのだ。 「かえしてね! れいむのかわいいかわいいおちびちゃんをいじめないでね!!」 「苛めではない、村を守る為だ」 れいむが子まりさを解放するよう少年に言うが、彼は聞き入れない。 それどころかますます手に力を入れて子まりさを締め付ける。 「ゆんやぁああああああ!!! まりじゃぐるぢいからやめでええええええ!!!」 「さっきは速さが足りないとか言ってくれたな。ご自慢の俊足(笑)とやらもこの状況じゃ役立たずだし。それだけ騒げるならもっと強くしてやる」 泣き喚く子まりさが痛がる様子を楽しむ少年達。 文字通り地に足が着いていない状態では、逃げることも叶わない。 「まりしゃ……」 子れいむはかけっこが速いまりさが羨ましかった。 おうたは確かに自分達の心をゆっくりさせ潤してくれるが、それだけで生きていけるわけではない。 その点、かけっこといった身体を使うレクリエーションは将来の狩りの訓練にもなるのだ。 おうたは、何の役にも立たない。 それでも、子れいむにはそれしかできないのだ。 子まりさを、大好きな姉妹を助ける為に。 「れっ……、れいみゅのおうたをきけぇえええええっ!!!」 吃音気味になったが、その声は響いた。 子まりさを苛めていた少年も手の力を緩め、少し楽になった子まりさが荒い息を吐く。 「ゆひぃ、ゆひぃ……。れ、れいみゅ……?」 「「お、おちびちゃん……?」」 「「「「おにぇーちゃん……?」」」」 その場にいる者全てに注目され、緊張する子れいむ。 家族はともかく、少年達に高くから見下ろされるのが怖い。 しかし、ここが子れいむ一生一大のステージ。 子まりさを持った少年を見上げると、高らかに歌い始めた。 「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ~っくり、ゆっくりぃしてよぉ~♪」 ビブラートをきかせ、喉の奥からメロディーに乗せた音を発する。 師である母をも凌ぐおうた。 今は亡きありすお姉さんからも褒められた都会派なおうた、それで少年達の荒んだ心をもゆっくりさせる作戦だ。 「ゆわぁ~! おにぇーちゃんのおうた、しゅっごくゆっくちできりゅよぉ~!!」 「れーみゅしあわしぇーでちーちーしちゃったよ……」 「なんだきゃぽんぽんがぽかぽかしてきたにぇ!!」 「おにぇーちゃんはちょーじくーゆんでりぇらだよ!!」 妹達はその美声(ゆっくり基準)に聞き惚れ、ゆっくりし始める。 赤れいむ達は感動してうれちーちーを漏らし、赤まりさ達は心が温かくなるのがはっきりと分かった。 「おちびちゃん、とってもゆっくりしたおうただよ! やっくでかるちゃーだよっ……!!」 「さすがれいむにのじまんのおちびちゃんだよぉ……」 まりさは愛娘のおうたに感激し、よくぞここまで育ってくれたと嬉し涙を流す。 れいむも自分似の娘の気高い行為に満足そうだ。 「ゆゆゆゆゆぅ~ゆゆ~ゆぅ~♪ ゆっくりぃしてぇ~たとぉ~きをぉおおお~♪」 おうたがサビの部分に入り、ビブラートをきかせる。 今の子れいむが持てる最高の歌唱技術を駆使した一曲だ。 「れいみゅ、すごいよ……。かっこいいよ!!」 子まりさは頼りないと思っていた子れいむがこんなに凄いゆっくりだと知って驚いていた。 自分の俊足は人間相手に惜しくも敗れ去ったのに、どう見ても戦闘能力が低い子れいむがおうたという武器で人間の心に訴えかけようとしている。 おうたなんて、と内心馬鹿にしていた自分ですらこれほど感動できるおうたなのだ、何の先入観もなく聞く人間さんはもっと感激すること間違いない。 「「「「……」」」」 少年達は一言も喋らずに佇んでいる。 それを見た子れいむは自分のおうたが彼等の心を癒したのだろうと勝手に解釈した。 そして、おうたがクライマックスを迎える。 「あいらぁ~びゅ~ゆ~♪」 (かんぺきっ、だよ!!!) しん、と周囲から物音が消え、家族が一斉に子れいむを褒め称えた。 「おちびちゃんさいこうだよ!! かがやいてるよ!!」 「もうれいむがおしえられることはなにもないよ!!」 「「「「ゆんこーりゅ! ゆんこーりゅ!!」」」」 「れいみゅはまりしゃよりすごいよ……!!!」 家族からも今のおうたの素晴らしさは保障され、黙ったままの少年達に子れいむは宣言する。 「さあ、まりしゃをはなしてあげてにぇ!! おとーしゃんとありすおねーちゃんにひどいことしたこともどげざしてあやまってにぇ!!! それからゆっくりしないでかえってにぇ!!! そうしたられいみゅたちはこころがひろいからゆるしてあげるよ!!!」 子れいむからすれば当然の要求だった。 彼等は愛する家族を傷つけただけでなく、お世話になったありすお姉さんを殺したのだ。 その罪は重いが、自分のおうたで改心した彼等を断罪するのは忍びない。 聖母のような優しさで、子れいむは最低限度の罰で済ませてあげるつもりだった。 「「「「は?」」」」 そんな事を言われた少年達はどうして今の流れからそういうことになるのか分からない。 いきなり耳障りな騒音を聞かされたと思ったら、土下座しろだの帰れだの言われたからだ。 寧ろ、あんなものを聞かされた自分達に謝ってもらいたい。 「そのおみみはかざりなにょ? それともきこえてるのにれいみゅのいったことがりかいできないにょ? りかいできるんならおへんじしてにぇ」 少年達の様子を変に思ったのか、子れいむは返事をするよう促す。 隊長役の少年の額に青筋が浮かんだが、なんとか我慢した彼は優しげな口調で子れいむに話しかけた。 「なあ」 「ゆ! やっぱりきこえてたんだにぇ!!」 「どうして俺達がお前の言うことを聞かなきゃいけないんだ?」 そう聞かれた子れいむは、溜め息をつくと肩を竦めるように、いかにもやれやれといった仕草をした。 「りかいできにゃいだにぇ……。おばかなにんげんしゃんにもりかいできるようにれいみゅがわかりやすくせつめいしてあげるよ。れいみゅはうたひめなんだよ!!」 「歌姫?」 「うたひめなれいみゅのおうたはすごくゆっくりできるんだよ。にんげんしゃんもれいみゅのおうたをきいてゆっくりできたでしょ? だからおれいにあやまるのはとうぜんなんだよ!! れいみゅは、おうたでかぞくをまもったんだよ!!!」 なんという三段論法。 「隊長、自分はこの宇宙生物の思考回路が理解できません……」 「人間同士でさえ分かり合えないこともあるんだ。我々とこいつ等は、未来永劫に分かり合うことはないだろうな」 それぞれの役柄に準じて、少年達は正直な感想を吐露しあった。 あながち、ゆっくりが宇宙生物だというのも思想的な意味で間違いではないかもしれない、と。 そして、地球防衛軍が宇宙生物に対してすることは決まっている。 彼等の心が一つになった。 頷き合うと、一人の少年が子れいむを持ち上げる。 「おそらをとんでるみたい!!」 「「「「赤リボン……」」」」 「れいみゅはれいみゅだよ!! へんななまえでよばないでにぇ!!!」 「「「「マ○ロスと音楽を冒涜すんな!!! 全世界の女性アーティストに謝れ!!!」」」」 子れいむの下顎と舌を掴むと、力任せに引っ張って引き千切った。 「あ゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛っ!?」 子れいむは突然の理不尽な仕打ちに目を剥いて絶叫した。 声にならない声が、音を構成することなく溢れ出す。 何故だ、自分は人間をゆっくりさせた筈。 彼等だって感動していたじゃないか。 (れいみゅになんでこんなことするにょ!? あいとおうたはせかいをゆっくりさせるんだよ!?) そう言いたくても、発声の為に重要な部位が失われていては自分の意思を伝えることすらできない。 「さっきの騒音より今の方がよっぽど良い『おうた』だぜ」 「同感。こいつ等の叫び声って凄く胸がすかっとするよな」 ゆっくりのおうたで人間が感動するなどまずありえない。 感性が根本的に違うのだ。 「おちびちゃああああああん!! おちびちゃんのきゅーとなおがおになにずるのおおおおおお!?」 自分が守ると誓った家族、それが今危機に晒されている。 愛妻のれいむに似たとても可愛い顔立ちの子れいむ、父親の贔屓目もあっただろうが、誰からもゆっくりしてかわいいと言ってもらえた子だった。 自分に似たハンサムな子まりさ同様、何時か一人前になった時は思わず泣いてしまうのだろう。 そう考えていたほど、目に入れても痛くない子だった。 その愛らしい顔が見るも無惨に崩れている。 「あ゛ー!! う゛あ゛ー!!」 「お前、守るとか言ってたよな」 今度は子れいむの揉み上げの片方が引き抜かれた。 「!!」 痛みで身をよじる子れいむはまた叫ぶ。 「守ってみろよ」 言われなくても守るつもりだ。 さっきはされるがままだったから不覚を取ったが、自分の体当たりなら人間を倒せる筈! 「ゆっくり、しねぇえええええええ!!!」 子れいむを甚振る少年の足に体当たりをするが、びくともしない。 「ゆ? なんできかないの? やせがまんしないでさっさとしんでね!! おちびちゃんをいじめるやつはまりさがぜったいにゆるさないよ!!!」 ぽすっ、ぽすっ、と弱弱しい音と共にまりさは体当たりを繰り返す。 蟷螂の斧、といったところか。 「分かったろ?」 「ゆへぇ、ゆへぇ……」 まりさが疲れ切った所で、少年は子れいむへの虐待を再開した。 下顎だった部分の傷口から餡子をゆっくりと穿り出し、子れいむの身を少しずつ削っていく。 「やめろおおおおおおお!! れいみゅをはなしぇえええええ!!!」 子まりさは目の前で子れいむへの虐待の一部始終を見せ付けられた。 目を逸らそうとする度に、そうすれば子れいむをすぐに殺す、と脅迫され現実から逃げることもできない。 まりさ同様、家族を守れない無力さに打ちひしがれているのだ。 (ゆ……) 子れいむは、朦朧とする意識の中で自分が二度とおうたを歌えないことを理解した。 物理的な意味でなく、もうおうたの歌詞すら忘れてしまうほど餡子が身体から失われているのだ。 (おとーしゃん、おかーしゃん、まりしゃ、かわいいかわいいれいみゅのいもうとたち……) 家族を見ると、誰もが自分を見て泣いていた。 まだ目は見えるが、直に視覚すら奪われるだろう。 少年が片手間に指を子れいむの目元に近づけた。 「え゛っ」 寒天の目玉は容易く圧力に負けて押し潰される。 (れいみゅのつぶらなおめめが……!) 痛くても、騒ぐ元気すら残っていない。 口から出るのは先刻までの歌声とは似ても似つかない濁声だ。 (れいみゅ、もういきててもしょうがないんだにぇ) 唯一の取り柄すら失い、可愛いと密かに自負していた顔も二目と見られなくなってしまった。 おまけに、しっかりと発音できない為、さあおたべなさいをして自殺することすら許されない。 少年が飽きるか、中枢餡が破壊されるか。 子れいむが責め苦から解放される可能性はその二つしかなかった。 「飽きた。返してやるよ」 少年が子れいむを横たえると、まりさは急いで子れいむを治療しようとするが、すぐに手の施しようがない事を理解してしまった。 なまじ状況把握ができるだけに、結果が絶望的だと。 「お゛……」 「おぢびぢゃん!! しゃべっぢゃだめだよ!!」 涙声で子れいむを少しでも苦しませないようにするまりさ。 子れいむもまりさの気持ちは知っていたが、あえて何かを伝えようとする。 (おとーしゃん) 「お゛」 だが、少年の足が、言葉を紡ごうとする子れいむを無慈悲に踏み潰した。 「ご対面~」 足をどけると、靴跡と、餡子だけが地面に残っていた。 まりさとれいむの愛の結晶は、こうして死んだのである。 「おぢびぢゃああああああああああああああんっ!!!」 まりさの慟哭が響き渡る。 子れいむの美しい歌声は、二度と聞こえないのだ。 遊びはまだ、終わらない。 明らかに前編より長い中編です。今回は子れいむだけ殺りました。 ゆっくりのおうたやまもるよっは死亡フラグ。 まだ七匹残っていますが後編にて。 ヤリまむあきでした。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ふぅーー最高の展開だよー!!! 後編が楽しみ過ぎるZEぇぇ!! -- 2011-11-16 05 30 48 何事も諦めが肝心、この一言に集約される。 ワロタww 語りが上手いなぁと思いました。 良いねぇ、自信過剰な奴を叩き潰す所にキュンキュンします! -- 2010-11-30 20 32 21 マクロスだけにまさにイツワリノウタヒメだったな おうたで家族が救えるわけないでしょ?馬鹿なの?死ぬの? -- 2010-09-28 23 43 32 なにが「うたひめ」だっつーの。よくもまあここまで自身を過大評価できるよなあゆっくりってのは。でもここまで堂々としてるとなんか羨ましくもなる。こんな自信どこからくるの? -- 2010-08-27 22 35 27 普段はド低脳なのに泣き叫ぶ時の無駄な比喩に吹くw -- 2010-08-26 14 13 31 親まりさに平手を食らわせているところがとてもゆっくりできたよ 子供のこんな軽い暴力でも、ゆっくりにとっては絶大な脅威なんだね~ いとも簡単に制圧されてしまうゆっくり家族にわくわくするよ~ -- 2010-08-18 03 37 22 子れいむの虐待されるとこすごくいいね!!こんな自意識過剰なやつは実際人間でもムカツクもんな。 -- 2010-08-17 10 02 06 いいぞ子供達!!GJ!! -- 2010-08-06 10 23 18 こういう無邪気な残酷さ自分を思い出すわー -- 2010-07-24 00 11 30 ざまぁwwwww -- 2010-06-26 17 19 00 うわぁ、えぐい -- 2010-06-22 16 08 26 すばらしいwwまだまだつづくZEw楽しみだ。 -- 2010-04-27 19 44 49
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まりさのれいむ 34KB 自業自得 誤解・妬み 自滅 妊娠 飼いゆ 野良ゆ 都会 現代 独自設定 ぺにまむ ぺにまむ表現に特に注意! まりさは恋をしていた。 薄暗いケースの中にただ1匹だけ、ポツンと座っている。 四方の壁は黒く塗りつぶされ、とても殺風景。 ただ1つ設置されたのはめ殺しの窓から外を眺めるだけの毎日。 れいむ。れいむ、れいむ、れいむ。 まりさのれいむ…!! 溢れんばかりの笑顔をくれたれいむが、自分に微笑む事はもう、無い。 顔を上げ、ガラスに映る自分の顔を見る。 とても醜いその顔を。 くすんだ金バッジがゆらゆらと揺れる。 だが、今更こんな物に何の価値があろうか。 窓ガラスにおでこをあてると、声を殺して泣く。 一体、何故こんな事になったのだろう…。 まりさは思い出す。 あの平和でゆっくりとしていた日々。 つがいとなる筈だったれいむと過ごしていた幸せな日々を…。 「ただいまー。今帰ったよ」 「ゆ!?おにいさんだ!ゆっくりおかえりなさい!」 「ゆゆっ!おにいさんおつかれさま!ゆっくりおかえりなさい!」 それまで居間で遊んでいたれいむとまりさは、飼い主の姿を認めると大喜びでぴょんぴょんと跳ね寄り、足にすーりすーりしてじゃれつく。 そんな様子にお兄さんは嬉しそうに2匹の頭を撫で回した。 「あー、遅くなってごめん。お腹すいただろ?ご飯用意するからちょっと待ってて」 お兄さんはどこにでもいる一人暮らしのサラリーマンだ。 寂しさを紛らわす為に飼い始めたゆっくり達との生活は既に1年以上にもなる。 今ではお兄さんにとって、なくてはならない大切な存在となっている。 まりさ達も優しく大好きなお兄さんにとても懐いており、両者の関係はこの上なく良好だ。 「じゃ、みんなで一緒にご飯にしようか。いただきますをしようね」 「ゆー。おにいさんゆっくりいただきます!」 「ゆふふ、いっしょにごはんたべようね!ゆっくりいただきまーす!」 「「むーしゃむーしゃ、しあわせー!」」 幸せ一杯の顔で美味しいご飯を頬張るまりさ達を見て、つい笑みをこぼすお兄さん。 自然と会話に花が咲き、微笑ましい団欒の時間が流れていく。 「ゆー、おなかいっぱいだね…。とってもしあわせーだよ。ゆっくりごちそうさま!」 「あれ、もうお腹一杯なのか?残念だなあ。折角、食後のデザートにケーキを買ってきたんだけどな…」 「ゆゆ!?ケーキさんあるの!?ま、まりさ、たべれるよ!ぜんぜんだいじょうぶだよ!」 「ゆー!れいむもケーキさんだいすき!あまいものはべつばらだよ!」 「ははは、まったく食いしん坊だなあ。よしよし、今から用意するからちょっと待っててね」 そう言ってテーブルの上に置かれたのは大きなホールケーキ。 苺の載った大きなデコレーションケーキを前に、まりさとれいむは目を輝かせて騒ぎ出す。 「ゆわぁ!とってもおおきいね!いったいどうしたの!?」 「ゆー!?クリスマスでもたんじょうびでもないのに、おっきいケーキさんだよ!すごいね!」 「ふふふ…それはね。まりさへのお祝いだよ。 金バッジ合格おめでとう!」 「……ゆ?」 お兄さんはポケットに閉まっていた封筒を取り出し、金バッジ試験合格の通知書を広げて見せる。 信じられないといった表情でポカーンと惚けているまりさに、れいむが大喜びで、 「ゆーっ!ゆっくりおめでとう!まりさならごうかくできるって、れいむはおもってたよ!」 「…えっ…うそ…だって、まりさは……え…?」 「嘘じゃないさ。これで、まりさもれいむと同じ金バッジだよ。 記念に今度の休日、皆で遊びに行くか。まりさも家に閉じこもってばかりじゃいけないからな。 …そうそう、それともう一つご褒美があるんだが。お前達ちょっと聞いてくれるか?」 「「ゆっ?」」 「お前達も、もうゆっくりとしては大人だし…そろそろ赤ちゃんが欲しくないか? 可愛い子供に囲まれた家庭を持ってみたいだろ? あんまり沢山作られたら流石に困るけど…少し位なら作っていいよ」 「ゆゆっ!!?お、おにいさん…ほんとうにいいの!!?」 今度はれいむも驚いた様だ。お兄さんは笑いながら頷く。 「ゆわあ…!!れいむ、ゆめをみてるみたい…!おにいさん、ゆっくりありがとう…!!」 今まで赤ちゃんが欲しい等とおねだりした事は一度も無かったれいむ。 それでも心の奥底では子を作り、親子で過ごす家庭生活を夢見ていたのだろう。 れいむはこぼれる様な笑顔で隣に居るまりさに振り向いた。 「まりさ!これからもみんなでいっしょにゆっくりくらしていこうね…!」 「ゆっ!?で、でも…」 一番喜んでいい筈のまりさの顔に笑顔は浮かんでいなかった。 不安げな表情をして、戸惑い声で呟く。 「でも、ほんとうにまりさでいいの…?だって、だってまりさは…」 顔を上げるとそこにはこちらをキョトンと見つめるお兄さんとれいむの顔。 そして背後に置かれた鏡に映る自分の顔が目に飛び込んできた。 片目が潰れ、生々しい傷跡が残る醜い自分の顔が…。 まりさはいわゆる野良ゆっくりだった。 ある日、他の野良ゆっくり達の群れとまりさの家族の間で諍いが起きた。 結果親は倒れ、まりさは襲い掛かる敵から必死で妹達を庇い、どうにか逃がしたものの瀕死の重傷を負ってしまったのだ。 幸運にも一命を取り留めたのは、たまたま通りがかったお兄さんに拾われたからだ。 お兄さんはとても優しい人間さんで、まりさが動けるようになるまで熱心に看病をしてくれた。 そして数日経ち、ある程度傷が癒えた頃には、既に家族の消息は分からなくなっていた。 落胆するまりさに対し、お兄さんは行く当てが無いならウチの子にならないかと暖かく迎え入れてくれた。 以後、まりさは命の恩人であるお兄さんに対し計り知れないほどの感謝と尊敬の念を抱き、今日まで過ごしていたのだ。 野良にしては珍しい程に餡子の出来が良かったまりさは、お兄さんの教育が良かった事もありメキメキと躾を覚えあっさりと銀バッジを取得した。 先住の飼いゆっくりであるれいむ達も孤児であるまりさを受け入れ、穏やかで楽しい日々が流れていく。 一度は家族を失いはしたものの、新しい家族に迎え入れられ、まりさは文字通り順風満帆なゆん生を送っていた。 だが、今日いきなりお兄さんの口から出た金バッジ試験の合格とれいむとの子作り。 金バッジ試験に受かった事は未だに信じられない。 こんなに醜い顔をした自分が受かる訳ないと思っていた。 お兄さんは今度、皆でお外に散歩にいこうと言ってくれたが、自分なんかを連れて歩いていたら他のゆっくりや飼い主に笑われないだろうか。 自分が原因で大好きなお兄さんやれいむに恥をかかせてしまうかもしれないと思うと、やるせなかった。 それに、野良上がりのこんなに醜いお化けのような顔をした自分とつがいになって、果たしてれいむは本当にゆっくり出来るのだろうか。 れいむは自分なんかと違って、ペットショップで購入された由緒正しい餡統書付きの金バッジゆっくりだ。 お手入れが行き届いた綺麗な黒髪。柔らかそうなふっくらとしたもち肌。ぱっちりと大きな可愛いおめめ。 性格もとても優しく、家族を失い落胆していた自分を何度励まし、支えてくれた事だろう。 そんなれいむに、自分なんかが釣り合うのだろうか…。 「なんだ、そんな事を心配してるのか。馬鹿だな、まりさは」 お兄さんは苦笑して、まりさの頭に暖かい手を置き、クシャクシャと撫で回す。 「良いゆっくりになるのに一番大事な事は、勉強が出来る事でも外見が綺麗だったり可愛い事でもないんだ。 自分の周りにいる人達をどれだけゆっくりさせてあげれる事が出来るだろうかと考える、思いやりの心を持つ事。 それがゆっくりにとって一番大事だっていうのは…試験に合格したまりさやれいむに今更言うまででもないよね?」 頷くまりさに、にっこりと微笑む。 「まりさの顔のせいでお兄さんやれいむが馬鹿にされて笑われるかもしれない…? そんな事で笑うような奴には笑わせておけばいいのさ。 他人の容姿を嘲り笑うような奴等の心の方がよっぽど醜いからね。 誰に躾けられるでもなく、自然にお兄さん達を気遣うことが出来るまりさはとても素晴らしいゆっくりだと自慢に思うよ」 「ゆー。おにいさんのいうとおりだよ、まりさ。 そんなまりさだからこそ、きんバッジのしけんにごうかくできたんだよ。 まりさみたいなやさしいまりさといっしょになることができて、れいむはしあわせー!だよ」 「ゆ…っ!おにーさん…!れいむ…!」 「…ま、いくら優しいからってウジウジしすぎなのはちょっと問題だけどな」 「ゆふふ。そうだよ、まりさはもっともっとじぶんにじしんをもってね!」 笑いながら、更にまりさとれいむの頭を撫で回すお兄さん。 泣き笑いのまりさに、ずっと微笑み続けるれいむ。 暖かい笑い声はどこまでもどこまでも響いていた…。 あれから数日経った。 赤、仔ゆ用のゆっくり用品が沢山積まれている。 2匹の巣箱には赤ちゃん用のベッドまでも用意してある。 既にいつすっきりーして、にんっしんっしても大丈夫な様に準備万全だ。 そして、居間で向かい合う2匹。 まりさの帽子には数日前に登録した真新しい金バッジが輝いている。 お兄さんは現在お仕事で、留守を預かっている2匹であるが、今から子作りをするらしい。 夜遅くだと、声でお兄さんの睡眠を邪魔するからという考えのもとに、この時間帯を選んだのだろう。 「れいむ…ほんとうにいいの?」 「ゆ…いいもなにも、れいむはまりさいがいとはいやだよ…」 「ゆ…っ!」 お互い緊張の面持ちで固まっていたが、れいむのその一言に意を決し、まりさはぎこちない動作で唇を合わせた。 「……っ!」 「……っ!」 甘くて何故か酸っぱい気持ちが2匹の餡子を満たしていく。 ゆっくりと身体を離し、お互い真っ赤に染まった顔を見つめ微笑みあう。 「ゆふふ。これがファーストちゅっちゅのあじなんだ…。なんだかはずかしいね…っ」 「…っ!!れいむ…っ!!!」 下に敷いたタオルの山にれいむを押し倒す。 2つの影が1つに重なり合った…。 帰宅したお兄さんは胎生にんっしんっしたれいむを見て喜び、2匹を祝福した。 それから暫くして生まれた赤ちゃんも順調に育ち、可愛い子供達と幸せな時を過ごした。 ある程度育ち、何匹か里子に出した子供達もいたが皆、それぞれ幸せに過ごしているらしい。 ご近所に貰われていった子供達とは散歩中にも時々会える。 この前は近所に住んでいる長女のまりさが初しゅっさんっした。 もう少ししたら、孫ゆっくりと遊ぶ日も来るだろう。 それからいくつもの季節が巡り、まりさもれいむも老ゆっくりとして幸せなゆん生を過ごしている。 子孫は大体が幸せなゆん生を送っているらしい。 暖かい春の日差しを浴びながら、まりさはこれまでのゆん生を振り返る。 幼い頃こそ苦労はしたが、なんて充実して素晴らしいゆん生だったのだろう。 寄り添うれいむにほお擦りをすると、微笑みながら擦り返して来た。 その後もまりさは末永く幸せなゆん生を送る事となる。 子供や孫達、それに愛する妻や飼い主夫妻に看取られながら、老衰でゆっくりとこの世を去るまで、末永く。 まりさの話はこれにて、おしまい。 『まりさのれいむ』 カマキリあき まりさは恋をしていた。 薄暗いケースの中にただ1匹だけ、ポツンと座っている。 四方の壁は黒く塗りつぶされ、とても殺風景。 ただ1つ設置されたのはめ殺しの窓から外を眺めるだけの毎日。 ガラスの向こうでは居間の様子が透けて見えている。 お兄さんの留守番をしている2匹はクッションに座り、2匹並んですーりすーりしながらTVから流れてくる映像を眺めている。 『すーりすーり…ゆーん。ゆっくりしてるね…』 『そうだね、れいむ。とってもぽかぽかでゆっくりしてるね…』 『しあわせーだね…』 『しあわせー…だねえ…』 ケースに備え付けられたスピーカーから、聞きたくも無い外部の音声が流されてくる。 部屋の窓から差し込む日光を浴び、居間の2匹はとても幸せそうだ。 春らしいポカポカ陽気を全身で感じながら、溢れんばかりの幸せそうな笑顔で隣のまりさにすーりすーりするれいむ。 れいむ。れいむ、れいむ、れいむ。 まりさのれいむ…!! 溢れんばかりの笑顔をくれたれいむが、自分に微笑む事はもう、無い。 …違う、そんな奴じゃない! れいむはまりさのれいむだ!まりさだけのれいむだ! そんな醜い野良に笑わないで、まりさを見て!! 叫ぶ、大声で叫び続ける。 防音機能が付いているこのケース内でいくら泣き喚こうとも、居間の2匹に届かない事は分かっている。 無駄とは分かっていても、この衝動を抑える事は出来ない。 ひとしきり喚き続けた後、顔を上げ、ガラスに映る自分の顔を見る。 嫉妬に歪んだ、とても醜いその顔を。 くすんだ金バッジがゆらゆらと揺れる。 だが、今更こんな物に何の価値があろうか。 窓ガラスにおでこをあてると、声を殺して泣く。 一体、何故こんな事になったのだろう…。 まりさは思い出す。 あの平和でゆっくりとしていた日々。 つがいとなる筈だったれいむと過ごしていた幸せな日々を…。 まりさはれいむと一緒に、お兄さんがペットショップで購入した金バッジ付きの飼いゆっくりだ。 初めて飼われて来たあの日、まりさは幸せの絶頂にいた。 まりさの横に居るれいむをチラリと見る。 お手入れが行き届いた綺麗な黒髪。柔らかそうなふっくらとしたもち肌。ぱっちりと大きな可愛いおめめ。 一緒に躾の教育を受けていた友達の誰よりもゆっくりとした雰囲気を漂わせていた。 ペットショップで初めて会ったときから、まりさは恋に落ちていた。 いわゆる一目惚れというやつだ。 だが、飼いゆっくりであるまりさにとって、自由恋愛など許される訳もない。 もし、可能性があるとすれば、まりさを買ってくれる人間さんが一緒にれいむも購入して、つがいとして飼う場合だけだ。 幼いながらも教育され、理解していたまりさはその僅かな望みを胸に抱き…そして、叶ったのである。 「すいません、ゆっくり買いたいんですけど。いや、基本種でいいです。 もし気が向いたら子供を産ませるかもしれないんで去勢してないのがいいかな。予算は…」 「はい、そのご予算でしたら基本種の金バッジがよろしいかと思います。 ええ、ある程度躾もされていますし、餡統もかなりの物なんで人間にとても忠実です。勝手に子作りする事もないですから」 「そうですか。それじゃあ、まりさ種とれいむ種を1匹づつで」 「まりさとれいむですね。先週入荷した金バッジでお勧めなのがこの仔とこの仔と…」 お兄さんは店員さんが最初に指差した、ゆぅゆぅとゆっくり寝ているれいむを覗き込むと、 「ははは、ぐっすり寝てるなー。よし、れいむはこの仔で。まりさは…」 お兄さんの視線が泳ぎ、ぐるっと店内を見回した後、まりさに向かってピタッと止まる。 まりさは緊張のあまり中枢餡がバクバクドクドク鼓動するのがはっきりと分かり、そして…。 「お待たせ、ご飯だよ。ゆっくり食べていってね!」 「「ゆっくち!おにーしゃん、ありがとう!いただきましゅ!」」 その後、お兄さんの家に連れ帰られて初めてのお食事。 躾通り、音を立てずに丁寧に黙々とご飯を食べる2匹。 そんな2匹を見て、気付いたお兄さんが声を掛けた。 「ああ、そうかそうか。ええと、お兄さんの家では声を出して食べていいからね。 食べる仕草とかが好きだから。その代わりあんまりこぼさないでね」 「ゆゆ!?しあわせー!していいの!?」 「ゆわーい!おにーしゃん、ゆっくちありがとう!」 「「むーしゃ、むーしゃ!しあわせー!」」 飼い主は大らかでとっても優しいお兄さんだった。 美味しいご飯に面白い玩具に室内飼いの生活。 休日には近くの公園やレジャー施設に連れて行ってもらい楽しい一時を満喫。 優しい飼い主さんと、もしかしたらつがいになるかもしれない可愛いれいむ。 まりさは、飼いゆっくりにとっては理想のゆん生を謳歌していた。 …あいつが来て、暫くするまでは。 「「ゆ!おにーしゃん、ゆっくりおかえりなさ…」」 挨拶が止まり、れいむとまりさはそれを見つめる。 部屋に飛び込んできたお兄さんの片手に抱えられたそれは、1匹の汚い仔まりさだった。 大事なお帽子はボロボロ。片目が飛び出して頬がざっくりと裂け餡子がはみ出している。酷い状態だ。 意識はないようだが、苦しそうに息をしている所をみるとまだ命はあるようだ。 「ゆっ!?おにーさん、そのこは?」 「ぼろぼろで、とってもいたがってるよ。かわいそうだね…」 「ああ、帰る途中、家の前で拾ったんだ。多分、野良の子供なんだろうけど…まだ息があるし…。 いいかい。今からお兄さんはこの仔の治療をするけど、いいっていうまで近づいちゃ駄目だからな」 「ゆゆっ!ゆっくりりかいしたよ!」 野良まりさと初めて会話したのは意識を取り戻し、自力で歩けるようになった5日後の事だ。 お兄さんが連れてきた野良まりさの右目は潰れ、頬にその痕が残りとてもゆっくりできない姿になっていた。 鏡か何かで自分の姿を見たのだろう。 2匹を紹介されても恥ずかしがり、俯いたままなかなか喋ろうとしない。 ツギハギだらけのお帽子が震えている。もしかして、泣いているのかもしれない。 比較して1つの解れもない綺麗なお帽子を被っているまりさは、気の毒でなんと声を掛けていいのか分からず両者立ち尽くしたままだ。 そんな静寂を打ち破ったのはれいむの挨拶だった。 「こんにちわ、まりさ。れいむ、あたらしいおともだちができてうれしいな。ゆっくりしていってね!」 慌ててまりさも元気な声で挨拶に加わる。 「ゆっ!?ゆ、ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 それまで泣きそうな顔だった野良まりさは、一瞬驚いた後、本当にボロボロと泣きながら挨拶を返してきた。 「ゆっ…ゆっぐ…!ゆっくち…していってね!ゆっくちしていってね!!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 外でどんな事があったのか理解する事は出来ないが、余程辛い思いをしたのだろう。 その後、野良まりさの気が落ち着くまで、れいむとまりさはすーりすーりし続けてあげた…。 段々と自分達の輪に溶け込んできた野良まりさの事を次第に家族と同等に扱うまで時間は掛からなかった。 まりさもれいむ同様、やや自分より小さい野良まりさの事を可愛い妹が出来たと思いとても喜んでいた。 野良ゆっくりと思えない程このまりさは出来がよく性格も穏やかだった。 お兄さんや、まりさ、れいむから教わった事もスポンジが水を吸うようにあっという間に覚えていった。 外で育った影響か、少々やんちゃな部分を残しつつ躾けられたまりさの事を、お兄さんはとても可愛がった。 でも、いつからだろう。 それが、嫉妬と嫌悪に変化していったのは。 あいつが楽々銀バッジを取得したあの時から? いや、足し算、引き算をあっさり覚えたあの時から? 帰宅したお兄さんが最初にあいつを撫でたあの時から? それとも、最初にあったあの時。 あいつに、れいむが微笑みを向けたあの時から? 自分が金バッジという事もあり、心の何処かに小さく在った優越心。 野良まりさが賢くなる度、可愛がられる度、れいむと仲良くする度、それは緩やかに刺激してきた。 面白くない。なんだかゆっくり出来ない気がする。 少しお勉強が出来たからって、生意気だ。まりさは足し算も引き算も出来るのに…! 気のせいかもしれないが、お兄さんは最近、自分よりもあいつに構いすぎなんじゃないだろうか? それに、れいむもあいつに対してベッタリしすぎだ。 家族として扱うとは言ったし、妹みたいなもんだと思っているから可愛がるのは構わない。 しかし、度を過ぎている気がする。 そんな事を心の奥底で考えているせいで、表面上はいつも通りに振舞っているが、まりさは内心全然ゆっくりしてなかった。 実際の所、お兄さんは3匹に対して平等に接していたし、れいむにしたって…いや、むしろまだまりさと多く接していたかもしれない。 だが、嫉みにより歪んだ見方を始めたまりさにとって、元野良まりさを取り巻く環境は一々腹立たしい内容として曲解されていた。 些細なきっかけにせよ、一度付いた嫉妬の炎というものはゆっくりはおろか人間でも中々消せる物ではない。 ましてやそれに恋愛が絡むと尚更だ。 そして、それも些細なきっかけだった。 「いたい!」 食後の居間。 みんなで仲良くボール投げで遊んでいる最中、それまでぴょんぴょん跳ねていた元野良まりさが痛みに顔をしかめ悲痛な叫び声を上げた。 「えっ!?どうした、まりさ!」 不審に思ったお兄さんが痛がるまりさを持ち上げると、あんよに1本の画鋲が刺さっている。 「あっ!さっきカレンダーを取り直すときに1本落ちていたのか。 ごめんな、まりさ。痛かったろ?お兄さんが見落としてなければ…」 「ゆっ!?だ、だいじょうぶだよ!まりさこのくらいへっちゃらだよ!おにいさん、きにしないでね!」 応急処置のオレンジ軟膏を塗る時、染みる痛みに耐えながら強がりを言う元野良の顔を見たその瞬間…。 まりさの中に、えも言えぬ快感が駆け巡った。 あの小憎たらしい野良の苦痛に歪む顔。 …ざまあ見ろ。 高ランクの飼いゆっくりにとってほとんど起こらない筈の。思ってはいけない。あってはならない感情に支配された瞬間である。 見たい。もっと見たい。あの野良が泣く姿を。 しかし、今回みたいな偶然起こる事故はそうそうない。 偶然に頼れないならば…簡単な事だ。 自分の手で行えばいいではないか。 最初はまだ罪悪感に躊躇していた事もあり、ちょっとした悪戯だった。 こっそりと餌に唐辛子を混ぜたり、野良のベッド毛布を崩したり、玩具を隠したり…。 野良まりさが慌てる姿を横でほくそ笑み眺めていたが、その内それだけでは満足出来なくなる。 行動は次第にエスカレートしていった。 餌に針を混ぜ、ベッドの中に画鋲を置き、玩具を強引に借りた後わざと壊して見せた。 泣き叫び、当惑する野良まりさを心の中で大笑いして馬鹿にした。 しかし、金バッジといっても所詮ゆっくりの稚拙な行動。 更に、今のまりさは嫉妬と加虐心に凝り固まり周りがまったく見えていなかった。 「なあ、まりさ。これは、どういう事なんだ…?」 それまで、黙ってTV画面を眺めていた1人と1匹の間に、重苦しい空気が立ち込めていた。 俯き震えているまりさにはお兄さんの表情が分からないし確かめる勇気もない。 最近頻繁に起こる元野良まりさの事故に対して不審に思ったお兄さんがこっそりビデオカメラを仕掛けていたのだ。 画像はまりさがこっそりと元野良まりさのお洋服に画鋲を仕込む姿を鮮明に捕らえていた。 暫くの沈黙の後、青褪めた表情をしたまりさは、震える声でお兄さんに全てを打ち明けた。 「おにいさん!ごめんなさい!もう、もうこんなことはしません!だから!まりさをゆるしてください!おねがいします!!」 「………っ!!!」 床に頭を擦りつけ何度も何度も懇願するまりさを、お兄さんは顔を歪め睨み付ける。 自分や、元野良まりさ達を裏切った事に対する怒り。 れいむに対する想いとその為に湧いた嫉妬心に対する憐れみ。 そして、この数ヶ月共に暮らしてきた日々に対する愛しさ。 その他、様々な感情の混じった表情で無言のまま睨み続けた。 2度としないとは言うが、ここまで歪んでしまった心は、もう元通りにはならないだろう。 隣の部屋で寝ている何も知らない2匹と一緒に、これまで通り飼う事など出来ない。 では、どうする? 見切りをつけて潰す? 無理だ。 1年弱とは言えこれまで過ごしてきた中で言葉に出来ない位愛着が湧いている。 例え、歪んだとは言えこの手にかけるなんて出来そうもない。 回収業者に渡して殺処分してもらうのも辛くて出来ない。 他の飼い主を捜す? 駄目だ。 今の状態ではゲス認定される可能性が高い。 もし引き取り手が見つかっても、その家で問題が起これば取り返しが付かない。 それでは、捨てる? 論外だ。 街中でちらほらと見かけるあの野良ゆっくり達をみろ。 恐らく悲惨な目に遭い苦しみぬいた後、死んでいくだろう。 それでは、どうする…? お兄さんの出した結論は、2匹から隔離して飼い続ける事だった。 防音機能付きのケースを購入し、中へ閉じ込める。 食事と水は夜中2匹が寝静まった後に気付かれないように交換して、会話してあげている。 殺風景なケースの中で四六時中1匹なのは可哀想に思った。 はめ込み窓になっているマジックミラーからは居間の様子が一望でき、自分で操作できないもののテレビを見る事も出来る。 これはまりさへ対するせめてもの情けと、お仕置きの意味も込めて。 何も無く暇をもてあそぶ事はないかもしれないが、自分からは決して何も出来ない。 ただ指を咥えて楽しそうな2匹の様子を眺めるしかないのだ。 急に姿を消したまりさに当惑する2匹には、まりさは病気になったので入院したと告げた。 「ゆぅ…まりさ、だいじょうぶかな…」 「そうだね。しんぱいだね…。そうだ!ねえ、れいむ!まりさいいことおもいついたよ!」 「ゆっ?」 「まりさがはやくよくなるように、おりがみさんをつくろうね!」 「ゆゆっ!?ナイスアイデアだよまりさ!ゆっくりおろうね!」 「ゆんゆんっ!」 「ゆっゆっ!おにいさん、れいむといっしょにつるさんおったんだよ!まりさにゆっくりわたしてあげて!」 「かわいいつるさんをみたら、きっとげんきになるよね。ゆっくりしないで、はやくかえってきてねまりさ…」 実は2匹が次第にまりさの事を忘れていってくれないだろうかと淡い期待を抱いていたのだが、甘かったらしい。 二度と帰ってこない仲間を待ち焦がれる2匹の姿を見るのに耐えるのも辛くなった。 数日後、入院先の病院でまりさが永遠にゆっくりしたと嘘をついた。 「…うそ…」 「そんな…ゆぐっ!まりさが…!」 「…ゆっ…ゆわああああああああん!!!やだ…っ、やだよう…!」 「ゆう…れいむ…ゆぐっ…なかないで。すーりすーり…」 「ゆぐっ…ゆうぅぅぅ…!ゆわぁぁぁ…!」 小さい頃から一緒にこの家で育って来たれいむの悲しみは特に大きかった。 誰も気付く事は無かったが、実際の所この時点ではれいむもまりさに対して特別な感情を抱いていたのである。 悲しみに暮れるれいむに対し、それまで優しくしてもらった恩返しも込めそっと寄り添い、慰める元野良まりさ。 時間が経ち、心の傷も癒え季節が変わる頃には、れいむの心の中に居たのは、それまで自分を支えてくれた元野良まりさになっていた…。 お兄さんの想像以上にまりさはゆっくり出来なくなっていた。 大好きなれいむが、あのまりさのれいむがあの薄汚い泥棒野良と楽しげに遊んでいるのを見せ付けられ、何も出来ない。 まりさにとっては生き地獄の毎日だったが、本当の不幸はまりさが躾の出来た賢い『善い』飼いゆっくりだった事だ。 自分の過ち、罪をある程度理解出来ているので罪悪感に苛まれつつも、愛しいれいむを奪った元野良を許す事が出来ず嫉妬心はつのる一方。 全ての憎悪を捨て去り、諦めれば寂しくはあるが静かな心で過ごせたかもしれない。 全ての良心を捨て去り、ゲスな言動に徹すればお兄さんも処分してくれたかもしれない。 どんなに苦しくても、どんなに辛くても、まりさは飼い主のお兄さんに対して不満を言う事は出来なかった。 夜中に餌を持ってきて話しかけてくれるお兄さんは相変わらず優しかったし、まりさにとって唯一残された温もりであった。 反抗して残されたこの温もりを失うなど出来るわけもない。 月明かりの中。 ぼんやりした笑みを浮かべ、お兄さんの腕に頬擦りしてくるまりさ。 「…ゆ。…おにいさんのおてて…とってもあったかいね…すーり、すーり…」 こうしていると相変わらず可愛い。 まるであんな酷い悪戯をしでかしたなど信じられない程に。 悲しい笑顔を浮かべ、そっとまりさの髪を撫でる。 結局、お兄さんがまりさの苦しみの深さに気付く事はなく、まりさは生きている間、ただ1度を除き、箱から出ることを許されなかったのだ。 ある日。 夜になり、お兄さんが帰宅した。 『ただいまー。今帰ったよ』 『ゆ!?おにいさんだ!ゆっくりおかえりなさい!』 『ゆゆっ!おにいさんおつかれさま!ゆっくりおかえりなさい!』 お兄さんは2匹を撫でると室内を見回す。 こちらのケースに目を合わせると、軽く微笑む。 お兄さんの目からも、内部の様子が透けてみてる訳はないのだが、明らかに自分に対してだろう。 「…おにいさん。ゆっくり、おかえりなさい…」 か細い声で微笑むながら、まりさは聞こえる筈の無い挨拶を返した…。 そして夕食後。 『…まりさへのお祝いだよ!金バッジ合格おめでとう!』 ピクリ、とケースの中。ケースの外。2匹まりさが驚きに震える。 …金バッジだって!? ポカーンと惚けているまりさを睨み付ける。 そんな馬鹿な! あんな醜い顔をした元野良が金バッジだって!? 認めない。何か不正をしたに決まっている。 あの、薄汚い野良が、まりさやまりさの愛するれいむと同じ金バッジなんて認める訳にはいかない! 『ゆーっ!ゆっくりおめでとう!まりさならごうかくできるって、れいむはおもってたよ!』 違う!れいむの口からそんな事言わないで!そいつは汚い野良なんだよ! こんなのは何かの嘘だ!間違いだ! 『嘘じゃないさ。これで、まりさもれいむと同じ金バッジだよ』 違う!違うよ、お兄さん! そんな醜い穢れた野良ゆっくりがれいむやまりさと同じな訳ないでしょ!! 心の中で喚きまくるまりさに、更に信じられない一言が届く。 『お前達も、もうゆっくりとしては大人だし…そろそろ赤ちゃんが欲しくないか?』 ……………………………………………………。 ……………………………………………………。 ……………………………………………………ゆ? オニイサン…イマ、ナニヲイッタノ…? 『まりさ!これからもみんなでいっしょにゆっくりくらしていこうね…!』 初めて会った時と変わらない。いや、それ以上の眩しい笑みを浮かべ、れいむは−−− 「ゆああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 嘘だ!嘘だ!! 嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ 嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ 嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ あのれいむが、あのれいむの口からそんな言葉が出るわけないよ! これは何かの間違いだよね!? お願い!お願いします!そんな事は嘘だって言って! 食い入るように見つめるその先には、野良まりさに笑いかけるお兄さんとれいむの笑顔。 ガラス向こうの景色が涙で歪む。 「あああああああああああっあああああああああああああああああああああっあああああああああああー………」 呆けたようにそれを見つめるまりさに構わず、話は進んでいく。 『でも、ほんとうにまりさでいいの…?』 …何だ? 何か不満があるのか? ふざけるな!何様のつもりだ!! この野良風情が…!! 『…だから、おにいさんやれいむがわらわれたらっておもうと、まりさ…まりさは…』 どうやら、自分の顔のせいで周りの連中に馬鹿にされるのが嫌なのだそうだ。 当たり前だ。お前みたいな醜い化け物面と一緒になって喜ぶ奴なんかいるものか! 『なんだ、そんな事を心配してるのか。馬鹿だな、まりさは』 お兄さんは苦笑して、まりさの頭に暖かい手を置き、クシャクシャと撫で回す。 なんで? なんでお兄さんもれいむもそんなに笑っているの? そいつの言う通りだよ!そんな奴がいたらゆっくりできないでしょ!? だから…っ! 『良いゆっくりになるのに一番大事な事は、勉強が出来る事でも外見が綺麗だったり可愛い事でもないんだ。 自分の周りにいる人達をどれだけゆっくりさせてあげれる事が出来るだろうかと考える、思いやりの心を持つ事。 それがゆっくりにとって一番大事だっていうのは…試験に合格したまりさやれいむに今更言うまででもないよね?』 ………………………。 『まりさの顔のせいでお兄さんやれいむが馬鹿にされて笑われるかもしれない…? そんな事で笑うような奴には笑わせておけばいいのさ。 他人の容姿を嘲り笑うような奴等の心の方がよっぽど醜いからね。 誰に躾けられるでもなく、自然にお兄さん達を気遣うことが出来るまりさはとても素晴らしいゆっくりだと自慢に思うよ』 『ゆー。おにいさんのいうとおりだよ、まりさ。 そんなまりさだからこそ、きんバッジのしけんにごうかくできたんだよ。 まりさみたいなやさしいまりさといっしょになることができて、れいむはしあわせー!だよ』 …………………………………………………。 あれから数日経った。 居間で向かい合う2匹。 そしてケースの中からそれを見つめるまりさ。 くすんだ自分の金バッジとは対照的に、元野良まりさの帽子には数日前に登録した真新しい金バッジが輝いている。 『れいむ…ほんとうにいいの?』 「よくないいいい!!!やめてえええ!!!」 『ゆ…いいもなにも、れいむはまりさいがいとはいやだよ…』 「ゆあああああ!!!どぼじてそんなこというのおおおお!!!!!???」 まりさは泣きながら懇願する。 「やめて!やめて!やめて!」 まるでそこらへんの野良ゆっくりみたく、単調な叫び声をあげるしか出来ない。 この2匹を止める術などまりさには何も無い。 『ゆ…っ!』 お互い緊張の面持ちで固まっていたが、れいむのその一言に意を決し、まりさはぎこちない動作で唇を合わせた。 「ゆっがあああああああああああ!!!!!!まりざの!!まりざがゆめにまでみたれいぶとのファーストちゅっちゅさんがああああ!!!!???」 『……っ!』 『……っ!』 ゆっくりと身体を離し、お互い真っ赤に染まった顔を見つめ微笑みあう2匹。 『ゆふふ。これがファーストちゅっちゅのあじなんだ…。なんだかはずかしいね…っ』 「ああああーーーーっ!!あああああああああーーーーーーっ!!! やめてええええぇぇぇ!!!もうやめてえええええーーーーーー…!!!」 『…っ!!れいむ…っ!!!』 元野良が下に敷いたタオルの山にれいむを押し倒す。 「くーーーがあああーーーーーーーっ!!!!!???? のらが!!うすぎたないこのくそのらがあ!!!!はなれろっ!!!ばりざのれいむからはなれろおおおお!!!!」 ガツン、ガツン。 1度、2度、3度。 何回も何回も壁や窓に体当たりするが、頑丈に作られ固定されたケースはビクリともしない。 れいむのお洋服がゆっくりと脱がされていく。 眩しいほどなめらかな肌が露になる。 身に纏っていた物が全て無くなり、窓から差し込む日の光の下に晒される白い裸体。 野良まりさはゴクリと唾を飲み、食い入るように見つめる。 『ゆやぁん…。はずかしいから、あんまりみないで…』 『ゆっ…!ご、ごめんね!』 「ふほぉぉぉおおおおおお!!!?? みるな!!みるなあああァァ!!!!!」 再び重なる2つの影。 最初は恥ずかしがりながら慣れない愛撫を繰り返していた2匹だが、時間が経つにつれ甘い息遣いに変わってくる。 『ゆっゆっ…!!ふうん…!!まりさっ!!まりさ!!』 『れいむ!れいむ…っ』 ぬっちゃぬっちゃ。 ディープちゅっちゅをしながら身体を絡め合い、悩ましげなポーズを取り、擦り付けあう。 興奮してきた元野良の表皮からどろりとした液が分泌されれいむの身体に塗りたくられていく。 「ゆあっゆあっゆあっ……!!やめろ!やめろ!!やめろ!!!やめ」 『ゆうんっゆふうんっ!やあ!まりさ!そこっ、はずかし…』 『れいむ…れいむ、れいむっ…かわいいよれいむ!ここ、とってもきれいだよ』 『ゆやぁん…!』 「ゆっはああああああアァーーーーーっ!!!! なにやっでるんだおまえ!!ふざげるな!!もむな!ざわるな!!がむな!! どこなめでるんだ!!いいがげんにじろおおおおおおお!!!!!」 ぶんぶんと頭を振って泣き喚きぴょんぴょんと飛び跳ねて地団太を踏む。 だが、このまりさには2匹の愛の営みを延々の見続けるしかないのだ。 悔しくて悔しくて切なくて涙が止まらない。 『ゆああんっ!!ゆあっ!ゆあっ!…ねえ、まりさ…』 『ゆふーっ!ゆふーっ!ゆっ!?』 れいむは腰を上げると、濡れそぼったまむまむはくぱっと開いた。 まだ何物の侵入も許した事の無いソレが、涎を垂らしながらぴくぴくと動き、まりさ達を虜にした。 『…おねがい。れいむのはじめて、もらってください』 ゆっ。 「ゆぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!??? だめよおおおおお!!!それだけはだめなのおおおおお!!!!!!!!!!!! それは!!!!!それは!!!!!まりざがもらうはずだっだ!!!!! まりざのだいせつな!!れいむのじゅんけつのバージンなんでずううううう!!!!!!!!!! ぞれだげは!!!ぞれだげはかんべんじでぐだざいいいいいいい!!!!!!!!!」 『ゆっ!いくよ…れいむ…』 『ゆっ…!れいむ、がんばる…!』 「がんばらないでねえええ!!!やめええええええええてえええええええ!!!!!!」 れいむは恥ずかしそうにコクリと頷き、元野良のそそり立ったぺにぺにが、愛しいれいむのまむまむに押し当てられ。 「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 やめでやめでやめでもうやめでそれだげはやめでいれないでえええええ!!!!!!!!!」 やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて お願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いします お願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いします お願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いします どうかそれだけはやめておねがいしますつらいんですくるしいんですこれ以上まりさのれいむを奪わないで ぶちっ! 『ゆぐっ!!?』 『れ、れいむ!だいじょうぶ!?』 『ゆっ…だいじょうぶだよ…!ゆふふ、うれしいな。れいむのじゅんけつをささげることができて』 『れいむ…』 『ゆっ…いいよ、まりさ。うごいて…』 『ゆん…っ』 コクリと頷き、ずっちゃずっちゃと淫らな音を立てて腰を前後左右に動かせる元野良まりさ。 「あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!! あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 奇声を上げ、大声で泣き崩れるまりさ。 涎、涙、それに大量のくやしーしーを垂れ流し、足元に軽い水溜りが出来ている。 もはや見ることも辛く、目を閉じてもスピーカーからは卑猥な音と嬌声が絶え間なく聞こえてくる。 『…れいむ!れいむ!もうっ!もう!!』 『まりさ!まりさ!きて!れいむも、もうっ!!』 『『すっきりーーーーーー!!!!!』』 2匹は同時に絶頂を向かえ、たっぷりの餡精液がれいむの胎内に流し込まれる。 「ゆああああああぁぁ………」 その声を聞いたケース内のまりさは、ぎりぎりと唇を噛みしめるとゆっくりと目を開き、事後の2匹を呆然と眺める。 『ゆふうっ…はあっ…ん…っ、ねえ、まりさ…』 『ん?』 『…まりさのことが、だいすきっ』 これ以上無い極上の笑顔を輝かせると、れいむはまりさに軽くちゅっとしてみせた。 照れたように恥らうれいむに元野良まりさ。 まりさはその笑顔を見て、これ以上無い程打ちのめされ完全に思い知った。 身も心も。れいむは既にあのまりさの物で。 まりさのれいむなんて、既に何処にも存在しなかったのだという事に。 れいむのまむまむからドロリと溢れ出した餡精子には、純潔だった証の餡子が少し混じっていた…。 それからどの位、月日が流れただろうか。 自分の目の前で繰り広げられる元野良まりさとれいむ家族の幸せな暮らしを延々と見せられた。 初めての出産。 育児。 巣立ち。 近所や仲間へ里子に出された子供達が家庭を持つ。 ケース内のまりさを取り残し、広がっていく元野良まりさの世界。 更にそれからいくつもの季節が巡った。 まず最初に元野良まりさが老衰でこの世を去り、その数日後、後を追うように老れいむも息を引き取った。 『まりさ…もし、ゆっくりにもあの世があるんなら。また、れいむといっしょにゆっくりしようね…』 それがれいむの最後の言葉だった。 深夜、お兄さんが数年ぶりにケースから出してくれた。 暗く静まり返った居間に横たわるれいむの遺体。 まりさは、その幸せそうな死に顔を、ただただ、虚ろな目で見つめていた。 その時、まりさが何を想ったのか。 どう感じたのか。 それは、誰にも分からない。 まりさがこの世を去ったのはそれから5日後の事である。 (終わり) 今まで書いたの ふたば系ゆっくりいじめ 533 カマキリさんの卵でゆっくりするよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 540 浮浪者とゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 541 静かにゆっくりするよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 581 静かにゆっくりできないよ!!(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 586 静かにゆっくりできないよ!!(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 588 ピュアな心でゆっくりするよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 609 ゆーピー3分クッキング ふたば系ゆっくりいじめ 725 突撃!隣のゆっくりご飯! トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る お兄さんが野良まりさを招いた後の対応が勉強不足だったことが否めないが、 そもそも仲間が増えた程度で憎悪する先住まりさもゲス因子があっただけ。自業自得。 -- 2018-01-04 10 47 12 ↓うざいよ!?ゆっくりしてないゆっくりはゆっくりしねえええ!!! うふんボヨヨン -- 2016-08-29 14 43 53 さいしょはくそみたいなめでssさんだとおもってたらしっかりぎゃくたいしてたね!ほめてあげるよ!あとあまあまもってきてね!たくさんでいいよ -- 2015-12-28 22 47 28 ↓一人一人のコメント長すぎワロタwww あと、知恵遅れ知恵遅れ言ってる奴、お前らの方が知恵遅れに見えるから。馬鹿なね?死ぬの?嫉妬してるの?知恵遅れなの? 長文失礼しました -- 2013-12-16 21 52 00 ニヤニヤが止まらないいいいい -- 2013-09-18 01 15 05 この作者も知恵遅れ。 -- 2012-11-24 22 27 53 いやぁ今までに無い切り口で楽しかったわ。 -- 2012-08-25 19 34 23 全くwwwこれだから知恵遅れわwww -- 2012-07-15 17 16 38 ↑まず自分が知恵遅れだってことを自覚しろよ -- 2012-03-15 03 09 08 お兄さんが知恵遅れ過ぎて全くゆっくりできなかった 鬼威山が悪意を持って隔離したならとてもゆっくり出来る展開だったが 知恵遅れお兄さんが自分は正しい事している思っている知恵遅れっぷりに腹が立つ 犬・猫のケースがどこまで当てはまるかは知らんが 新参と古株を平等に扱うなんて大間違い、必ず古株を露骨に分り易く贔屓しなきゃ駄目 避妊もしていないれいむ一匹(雌)とまりさ二匹(雄)を序列もあいまいにさせたまま 一緒にするなんてまりさ二匹(雄)で殺し合いしろと言っているようなもの 飼い犬にしろ飼いゆにしろ問題行動は全て人間が悪いってシーザー・ミランが言ってたよ! 虐待鬼威山ならゆっくり出来るのになんでわざわざ知恵遅れお兄さんにしたんだろうか? この作者様のSSに出てくる人間て大体知恵遅れだけどもしかして作者様も軽度の知恵遅れなの? -- 2011-10-16 22 12 27 俺も性描写のとこででゆっくりできなくなった。 白い裸体て・・・まあ飼いゆはおようふく(笑)着てるからそういうふうに なるんだろうけどさ・・・人間目線じゃ所詮はしもぶくれぶくぶくもるんもるん じゃねえかよ。お笑いにしかならんと思う。 でもゆっくり目線だとこうも美しく(苦笑)描写されんのかい! なんかもうゆっくりの美的感覚には脱帽だぜ。 でも本当にこれは凄まじいまでのSSだ。 もはや虐待を超えてると思う。 こういうのをもっと読みたいよ。 -- 2011-08-27 12 57 32 これはそんじょそこらの虐待よりえぐい虐待 -- 2011-08-27 02 18 51 まりさは拾われまりさへの嫉妬故にお兄さんからの愛情を削がれ、 恋焦がれ相思相愛だったショップからの幼馴染の心を奪われ、 みんながしあわせーになっていくのをまざまざと見せ付けられ、 どうていっのままゆん生を終えたのね。 …キッツイなーwまさに魔法使い... こうなる前に「おたべなさい」するものだと思ってた -- 2011-07-20 15 32 55 なにが「ファーストちゅっちゅ」?「日の光の下に晒される白い裸体」?「はじめて、もらってください」?「じゅんけつをささげる」?ぐわーーーーっきもっ!ゆっくりきもっ!なに抜かしてやがるってカンジ!!こいつらマジで虐殺してえ!なんつー醜悪な汚饅頭共だ!!こいつら自分たちのこと「色々あったけどお互いの愛情(笑)はぐくんだ末に結ばれたとてもハーレクイン(失笑)な二匹」なんてナルシスティックに思ってたりしてねえだろうな。ケッ! でも話しはとても面白かったです。あなたキモいゆっくりの性描写とても上手だわ。 -- 2011-01-17 01 00 34 ゆっくりのキモさを濃密に描くことで良い味がでてる。 元野良まりさとれいむの性の描写が妙にリアル生々しくて、さらにはふぁーすとちゅっちゅのあじだのれいむじゅんけつもらってくださいだのと言ってるのが主にきもかった。 読むのも書くのも不愉快になるような描写だが、ここをきもいくらいリアルに描かなければ、まりさの絶望も描き切れなかっただろう。秀逸。 -- 2011-01-17 00 06 20 すごくよかった ただどんな話でも「ふぁーすとちゅっちゅ」の文字を見るだけでイラッと来る 俺の持病だけが邪魔だった -- 2010-11-22 17 49 37 中々凄いな… だかしかし、善良な奴はゆっくりできるって点ではゆっくりできたよ。 監禁まりさは不幸だなー せめて他の飼い主の所に行けてれば、と思えなくもなかったが… -- 2010-11-11 20 01 26 これは猫の場合だが、新しく迎える場合は露骨なくらいに古株の方を優遇しないといけない。新顔の子が可哀相かもしれないが、やっとかないと全然打ち解けないし古株が家出したり飼い主嫌いになったり、このまりさみたいに新顔いじめたりして古株も新顔ももっと可哀相なことになるからだ。 ゆっくりにもある程度同じことが言えそうだな。そういう意味ではこのお兄さんは馬鹿飼い主と言われても仕方ないが、まりさの再教育は成功の見込み無いだろ…ゆっくりのメンタリティから言って。飼い主のせいであれ、ゲスになってしまったことには違いないのだから。 -- 2010-09-08 17 34 57 ただの誤解(エサをとられたとかおもちゃを隠されたとか単純なの)とかならともかく 思い込み生物ゆっくりの嫉妬を消せるとは思えないんだが 俺等と同じ人間の嫉妬を消すのすら難しいぞ、むしろ気づいてやるのが難しい 今回のお兄さんだって元野良が怪我しまくってカメラしかけて始めてわかったしな つまり金まりさの嫉妬はもう取り返しのつかないとこまで育ってるんだよ まりさをもっとゲス化するか、それが駄目なら救いが欲しかった 宙ぶらりんだからこそこの話がインパクトあるんじゃね? この愛でお兄さんが虐待しだしたり、ここまで家中で伸ばしたのに金まりさが捨てられて場面が外に行くのも不自然だし 頭の良い金バッチなのに「ゆ!わかったよ!また仲良くするね」っていきなり単純化するのも変だし まあたぶんこの頭が良い(人に近い)って部分があるからこそ悲劇になったし読んでてきついんだろうけどな まあ俺も見ててつらかったけど「元野良は嫌いだけどお兄さんやれいむには良い顔したい」 って言う良い人が嫉妬にかられて地位なくすって言う話をゆっくりでやる始めての試みだし面白かったよ -- 2010-09-06 15 07 20 まりさをもっとゲス化するか、それが駄目なら救いが欲しかった。 どうも罰>>罪の印象があってゆっくりできない。 不幸なNTRとして読むなら非常に面白いが、制裁の元に起きた出来事だからな。 -- 2010-09-05 23 22 04
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目次 【概要】カレゴリー 詳細いじめっ子正義感の強いタイプ 保身タイプ 嫌がらせタイプ いじめらっれ子 流れ第一段階 第二段階 第三段階 対策案 【参考】ソース 関連項目 タグ 最終更新日時 【概要】 カレゴリー 独自研究 社会 詳細 いじめっ子 複合型あり。 正義感の強いタイプ 問題意識の強い。 問題の解決の仕方に問題がある。 いじめという意識は皆無。 特に自分が正しいと思い込んでる。 周囲から慕われてる。 普段の行動はいいので周囲に信頼されて発言力・影響力が強い。 説教や更生のつもりだろうが越権行為だったりする。 保身タイプ 普段は傍観者。 いじめられっ子と接するときに、根拠のない排他的な行為をする。 嫌がらせタイプ 遊びでやっている。 反撃・報復してこない相手を選んでいる。 陰湿。 いじめらっれ子 はっきりとは分からないが最初の段階でいじめられっ子のにも何かしらの問題がある。 少なくとも自分の場合は、なにかしらの問題点・過失があった。 より具体的に分類する場合は、色々なタイプをいじめてきた人に聞くしかないように思う。 流れ 第一段階 正義感の強いタイプが間違った問題解決をすると発生。 この段階ではいじめられっ子の方にも非がある場合がある。 第二段階 保身タイプのせいで孤立させられる。 この段階でいじめられっ子には非がない。 第三段階 嫌がらせタイプが孤立して弱っている相手をいじめ始める。 ここまでくると進級・進学してもいじめ情報が共有されて嫌がらせしてくる。 対策案 高齢者をボランティアやバイトで雇って、校内を巡回してもらう。 ボケ防止とかにも有効? 【参考】 ソース 俺。 関連項目 項目名 関連度 備考 創作/某国の諸問題一覧 ★★★ 創作/家族就学就労システム ★★★ タグ 社会 最終更新日時 2013-03-25 冒頭へ