約 2,940,745 件
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/1022.html
「ねえ、衣玖さん。俺達って出会ってから結構経ってるよね」 「そうですね、○○さん」 俺は人里で雑貨商営んでいる。たまたま買物に来た衣玖さんになんとなく話しかけてみたみたのが 俺達の出会いだった。 「すごく失礼なこと訊いてもいいかな?失礼だと思ってるんなら訊くなよって話なんだけど」 「あらたまってなんですか。私で答えられることならなんでも答えますよ。 それに今更私と○○さんの間柄じゃないですか」 「じゃあ、失礼して・・・苗字何だっけ?」 「はい?」 質問された衣玖さんは目を丸くしていた。 我ながら馬鹿な質問をしてると思う。衣玖さんの名前は印象深いものだ、苗字の方はと言うと名家でも ない限りあまり覚える気がしないのだ。名前はその人を表すものだから覚えるようにしているが。 だが、しかし、これだけの付き合いのある人なのに苗字知らない失礼だろうと思い、誰かに訊こうと思った のだが、俺は衣玖さんの知り合いは知らないのだ。 「永江・・・永江衣玖ですよ。また、どうしてそんなこと訊くんですか?」 「人の名前ってさ、姓と名ってあるじゃん。名の方はその人を表す唯一のものだから覚えてるんだけど 姓の方は名家でもない限り覚える気がしなくて、結構忘れちゃうんだ。かなり失礼なこと訊いてると 思う。でも”親友”の衣玖さんの苗字はちゃんと覚えておこうと思って」 衣玖は”親友”という言葉にショックを受けた。彼は妖怪の私でも優しくしてくれる、そんな彼が好きだった。 彼も私のことを好いてくれているものだと思っていた。それを”親友”なんて・・・ 「そうですか・・・、苗字を忘れないいい方法がありますよ」 「もう忘れませんよ。やっぱ怒ってます?」 「いいえ、怒ってませんよ。貴方が”永江”の姓になればいいんですよ」 そう言った衣玖さんは俺に電撃をあて、羽衣でがんじがらめにして天界へと連れ帰った。 気付けば俺は永江○○となっていた。
https://w.atwiki.jp/kuishinbou/pages/25.html
<住所> 愛知県豊田市神田町2-9-8神田ビル2F <TEL> 0565-33-3358 <営業時間> 11 00~21 30 <定休日> 年中無休 <駐車場> あり
https://w.atwiki.jp/nicorpg/pages/1264.html
いや、マハード好きだよ。でもデュエルターミナルで何枚も出なくていいからね。 -- 描いた人 (2008-05-07 18 17 51) ブリューナク1回ででてサーセン。たしかにマハは邪魔だ -- 名無しさん (2008-05-07 18 19 57) 鬼畜ATMww -- 名無しさん (2008-05-07 18 24 49) マハード\(^o^)/ -- 名無しさん (2008-05-07 18 35 31) 確かにほとんど8話でしか使われてなかったなww -- 名無しさん (2008-05-07 18 36 37) なのはが若干JOJO風w -- 名無しさん (2008-05-07 18 41 13) JOJO・・・北斗かと思ったぜ -- 名無しさん (2008-05-07 18 51 56) なのはさん魔王冥王に加えて邪悪の帝王にまでなられたか・・・ -- 名無しさん (2008-05-07 18 53 30) マ、マハードはカーテンとかディメマで簡単に場に出せる! 上級モンスターらしからぬスピードがあるじゃないか! -- 名無しさん (2008-05-07 18 53 44) ↑しかしニコニコRPG世界では何の意味も無いw -- 名無しさん (2008-05-07 18 59 27) 魔王の指導があればマハードだって強くなれるさ!ww -- 名無しさん (2008-05-07 19 15 24) なるほどwこれで冥界の時空を取得したのかww -- 名無しさん (2008-05-07 19 29 59) きっと愛情の裏返しさ -- 名無しさん (2008-05-07 19 39 40) マハードかわいそす・・・ どことなく王様の描き方が日和っぽくて気に入ったりw -- 名無しさん (2008-05-07 20 19 13) 弟子と一緒なら、神さえ屠れるんだが、単体では使い勝手がなぁ…… -- 名無しさん (2008-05-07 21 19 35) さて、レッドアイズ使うか -- 名無しさん (2008-05-07 21 40 22) エルフの剣士よりは出番あるじゃんw -- 名無しさん (2008-05-07 21 44 13) 俺はなのはさんがクロマティ風に見えたぜ -- 名無しさん (2008-05-07 21 57 14) い・・・いや!ブラパラ素材として!! -- 名無しさん (2008-05-07 23 00 17) ↑10 攻撃力は低めだが先生攻撃の技能が備わってる上、命中率が高い技 って設定は?無論消費MPも少なくて。それなら使える方だよねえ? -- 名無しさん (2008-05-08 02 16 38) 正直、ドジリスが使えるようになるまではマハードはかなり頼りになるんだけどな・・・ -- 名無しさん (2008-05-09 00 04 17) 凡骨嫁が大幅に劣化したから使う機械は増えるだろう -- 名無しさん (2008-05-09 00 31 18) ↑う・・・機械って・・・機会orz -- 名無しさん (2008-05-09 00 32 11) ぎでぶ -- 名無しさん (2008-11-04 13 02 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/memeplex/pages/158.html
業界屈指の研究家 harulu研究員のツイート https //twitter.com/harulu_t2/status/1574007270782140416 euler aばっかじゃなくて dpm2、DDIMに変えて遊んでもおもしろいかもしれん、、、 研究員に感謝。
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/4386.html
\ ¦ / \ ¦ / / ̄ ̄ ヽ, / ', / _/\/\/\/|_ \ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ / \ / \ / く l ヽ._.ノ ', ゝ \ < ないよ! > / /⌒ リ `ー'′ ' ⌒\ \ / \ (  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)  ̄|/\/\/\/ ̄ ` ̄ ̄`ヽ /´ ̄ | | --- ‐ ノ | / ノ ---- / ∠_ -- | f\ ノ  ̄`丶. | | ヽ__ノー─-- 、_ ) - _. | | / / | | ,' / / / ノ | ,' \ / / | / \ /_ノ / ,ノ 〈 \ ( 〈 ヽ.__ \ \ ヽ._ \__) 梓「あ、あるに決まってるじゃないですか!」 唯「その割りに一年前から特に上達してないよね?あずにゃん自分の腕に慢心してない?」 梓「そんな訳ないじゃないですか!大体、もう唯先輩との差なんてそこまでないですし…」 唯「何その上から目線 それこそ慢心してるって事だよね」 梓「だ、だから違いますってば!毎日きちんと練習してます!そういう唯先輩こそどうなんですか!?」 唯「私が一番伸び代あるって忘れたの?勿論あずにゃんと違って遊びの練習()はしてないけどね」 唯梓「まーんこ」 唯「律っちゃん、ドラム走りすぎ それにバスの粒が揃ってなさすぎ」 律「なーに硬いこと言ってんだ、唯ー!ドラムはノリ一発だろー!?」 唯「ねえ知ってる?傍から見てるとドラムの下手なバンドって聞いてられないんだよ?」 唯「それに裏拍もしっかりとれないんじゃ何の為にドラムがいるのかわかんないよ」 唯「せめてハイハットだけは力抜いて、うるさいから」 律「」 紬「まーんこ」 澪「ゆ、唯、そこまで言う事ないだろ!?」 唯「そこまで言わないと聞かないから言ってるんでしょ 澪ちゃんだってそう思ってるんでしょ?」 澪「ま、まぁ…でも言い方ってものもあるだろ!せめてこう、遠まわしに伝えるとか…」 紬「まーんこ」 唯「じゃあ遠まわしに言うけど澪ちゃんさ、下手」 澪「なっ!?」 紬「^^」 唯「音作りがうまいとかならまだ目を瞑るけど、何もかもダメダメ」 澪「えっ…」 唯「音の輪郭全く出て無いじゃん ベースだからって低音持ち上げすぎたら駄目だなんて、初心者でもわかるよ?」 澪「でも!ギターが二人もいるから…その…音圧上げる為には仕方ないだろ!?」 唯「それはギターと音域がかぶってるからだよ まぁあずにゃんも偉そうな事言ってベース上げるから仕方ない部分もあるけど」 梓「うっ…」 紬「w」 唯「ショートスケール(笑)やめればいいのに」 梓「うう…」 紬「わかるw」 唯「それと、遠まわしに伝えるなんて言ってたけど、澪ちゃん行動で示してあげたりしたの?」 澪「え!?あ、ああ…特に…だな、うん…」 唯「演奏中にアイコンタクト送って意図的にモタらせるだけでも変わるのに、なんでしてあげなかったの?」 澪「フレーズを追いかけるのに精一杯でそんな余裕ないんだよ、唯もやってみればわかるさ!」 紬「こわw」 唯「8ビートさえもきっちり弾けないのによくやるね、澪ちゃん ベーシストとして失格だよ」 澪「そんな…ひど…い…」 紬「w」 唯「それに前々から思ってたけどさ、ベース歪ませるのやめようよ」 唯「音作りの一つの手段としてはありだけど、澪ちゃん全然OD扱いきれてないじゃん」 紬「音を例えるなら鳥のから揚げやがーw」 唯「まずピッキング見直して直アンでまともな音作れるようになってからにしなよ~」 澪「ぐすん…わかった、わかった唯…そういうお前はどうなんだ?」 唯「私?私はほら 唯「一番伸び代あるじゃん?どっかの誰かの様に慢心なんてしないけど」 紬「わかるw」 唯「お前は黙ってろ」 紬「あ?」 唯「お前は 黙ってろ」 紬「はいw」 さわ子「あのね、唯ちゃん…バンドって皆で成長していくものなのよ?」 律「うおっ、さわちゃんいたのか!」 紬「お前は黙ってろ(キリッ)」 律「…」 唯「そんなのわかってるよさわちゃん、ただ指摘しないと気づかないでしょ?」 さわ子「そうね、確かに指摘するのはとても大事だわ 自分じゃ気づかない部分だってあるもの」 唯「むしろ自分で気づいても直そうともしない人もいますけどね」 律「…」 さわ子「でもね、言うだけ言って後は自分で何とかしろ!じゃなくて、一緒に工夫していく事が大事じゃないかしら?」 唯「バンドで一番下手だった人が言う言葉とは思えませんね()」 さわ子「…なんですって?」 梓「ちょ、唯先輩!言わせてもらいますけど、先輩より数段上手ですよ?」 唯「速弾きできれば上手、パフォーマンスできれば上手く見える」 梓「…?」 さわ子「…」 唯「普段一緒に演奏している人よりも、あまり一緒に音合わせた事のない人の方が上手く見えるんだよね?」 梓「別にそういう事ないです!でも、私の目から見て…いえ、皆そう思ってるはずです!」 紬「えっw」 唯「自称中級者にありがちだよね、~~より○○が上手い(キリッ)って」 唯「さわちゃん、学生の頃の音源聞いたけど弾けてないじゃん」 梓「そんな事ないです、テクニカルな事も十分できてましたし…」 さわ子「…確かに、ギターは歪みで誤魔化せる部分も多いけど、弾けてないって事はないと思うわよ」 紬「はい論破ー!w」 唯「楽譜を追うだけで弾けた気になるなんて誰にでもできるよ、さわちゃん?」 唯「それに強めにコンプかけた音だったし…ぱこぱこしてたからダイコン使ってたのかな」 唯「もしかしてコンプ使わないとライトハンドの音揃わなかったのかな?」 紬「w」 さわ子「別に誤魔化しで使おうなんて思ってなかったわよ、ただ音が纏まるから使っただけよ」 さわ子「それにコンプを毛嫌いする人もいるけど、バンドサウンドに合ってればそれは人の勝手でしょう」 梓「そうです!それにプロだって使ってます!」 紬「出た、プロだって使ってるw」 唯「…」 唯「ちょっとさ、音源聞いてみよっか」 さわ子「えっ…」 ~~♪ ~~~♪ …… … 唯「やっぱりさ、言い訳は言い訳だよ、さわちゃん」 さわ子「どうしてよ、違和感なんて全くなかったわよ?」 唯「音の問題じゃない、ノイズの問題だよ わかってて使ってるでしょ?」 さわ子「な、何がよ…」 唯「ダイコンはホワイトノイズが出る、知らなかったなんてことはないよね?目立ってるよ、これ」 唯「こんなノイズが出るのにバンドサウンドに合うだなんて、おかしな話だよね」 さわ子「まーんこ」 唯「まーんこ」 紬「はいw」 澪「散々言っておいて自分はどうなんだよ…」ボソッ 2
https://w.atwiki.jp/senjan_world/
サイト名考案者:つばやん(スーパーつばやん) ようこそ! このサイトでは戦国じゃんぶるをより一層楽しむことができるような様々な情報を掲載しています。 初心者向けの分かりやすい解説や上級者向けの深い考察などの幅広い攻略法はもちろん、通信合戦を用いた各種イベントも用意されています。 編集者は通信上位軍に限られており、他に類を見ない攻略法の質の高さを保証します。 このwikiは編集中のページも含まれます。ページ左「更新履歴」から最新の記事情報を確認できます。 現在開催中のイベント 令和レーワ戦 東西戦も開催中! ニュース 訪問者1万人突破!!!!(2017/10/23) 今後とも地道に内容の拡充を図っていきます。戦じゃんがもっと栄えますように。 「兵技種について」が兵技種徹底解説にリニューアル!時代に乗り遅れないwikiをこれからも目指します! 「攻略法伝授」と「通信対戦戦法」が更新されました 2017/6/14 管理者一覧 日雇い(日雇い精鋭戦闘部隊) つばやん(スーパーつばやん) おじゃまホワイト(デス スターズ) どむ(dom) 頁(ページ) 187(1876569) いでー(強いでー) カメっち(カメっち軍) 伊達(ラララコッペパン) 誰でもこの@wikiに参加することができますが、編集は管理者又は共同管理者のみ行うことができます。 共同管理者となるには、戦国じゃんぶるチャットで審査を受ける必要があります。 最終更新者:日雇い
https://w.atwiki.jp/wiki8_master/pages/13.html
みつけた オニャノコ 今思ったけどデータ書き込まれないほうがそれらしいよね。 女王様 引越しおばちゃん レア女性 その騒音は刑事事件になるほどである 女子高生 セーラー服の女子中学生 奴隷女 絶世の美女 婦警さん 冬月 がっがが
https://w.atwiki.jp/biyou55t/pages/58.html
店名 Doore 電話番号 03-5728-2788 店舗住所 東京都渋谷区神南1‐20‐1 青柳ビル3F 店舗までのアクセス JR渋谷駅ハチ公口を出、目の前のスクランブル交差点をスターバックスの方へ渡ります。スターバックスを左手に向けて進みます。三井住友銀行を越え、マルイシティを正面にしたら、左に曲がります。(公園通り)ケンタッキーを過ぎた所を右に曲がり、真っ直ぐ進むと、右側に「HAMMOK」という洋菓子屋さん、左側に青柳ビルがあります。そのビルの3階にサロンはあります。 営業時間のご案内 月・水・金・土 12 00~(パーマ・カラー最終受付19 30、カット21 00)木・日・祝 11 00~(パーマ・カラー最終受付17 30、カット19 00) 定休日 毎週火曜日 取り扱いクレジットカード VISA、JCB、NICOS、AMEX、MASTER、MC カット価格 ¥6,090 スタイリスト数 7名 席数 8席 店舗情報 夜19時以降も受付OK/ロング料金なし/ドライカット/最寄り駅から徒歩3分以内にある/ドリンクサービスあり/カード支払いOK/女性スタッフが多い ▼道玄坂・センター街・公園通りのその他の美容院 FREEVE ユウハウス ジュネス美容室 渋谷東急プラザ店 エクセルカラリスト Pastel Atelier Deux moogom スパイスヘッズ 渋谷店 coba Rocca di Forte objet Sasoon Cut Ginza渋谷店 PAR BLEU渋谷店 Ash 渋谷店 カラーソニック Attract トリプル ナパーム ボム Euphoria【ユーフォリア】SHIBUYA PREGO A-SPACE SELENE IMAJINEラグジュアリー 渋谷店 あるじゃんすー AILE FREEVE Neolive es 渋谷道玄坂店 ZELE PROGRE EXTENSION Q9 -shibuya- DUKE デサンジュ&スパ 渋谷店 ATRANTIS Milky Way 渋谷店 トップライン 渋谷店 Dears Princess nano イングリッシュローズ ラフィエスタ 渋谷駅前店 Neolive as 渋谷公園通り店
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/6199.html
HAUNTEDじゃんくしょん S東高等学校側 コメント 夢来鳥ねむによる漫画作品(電撃コミックガオ!連載、メディアワークス刊)、及びそれを原作としたアニメ。 S東高等学校側 ペルシアン:朝比奈睦月 声繋がり コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/chisato_ojosama/pages/653.html
前へ そんなことを思っている僕に、なかさきちゃんが言った。 「ひとつお願いがあります。お嬢様にあまり気安く声を掛けたりしないで下さい。そういうことをされると周りの目もありますし、規律は守っていただかないと」 その有無を言わせないキツい口調。 うわー、嫌われちゃってるのかなあ。 熊井ちゃん、僕のことをうまく言ってくれなかったのだろうか(←実はちょっと期待していた)。 続けてなかさきちゃんが僕に言ったこと、それには耳を疑った。 「あと、嗣永さんの関係者だか何だか知らないけど、友理奈ちゃんを惑わすようなことはやめて下さいね!」 嗣永さんの関係者って・・・ なんだそれ? 誰が熊井ちゃんを惑わしてるって? この子は何を言ってるんだろう。 「ああ見えて友理奈ちゃんは優しいから、誰の言うことでもすぐ聞いちゃうんだから」 それじゃあ、まるで僕が熊井ちゃんをそそのかしてるみたいじゃないか。 なにかとんでもない思い違いをしていないか、彼女。 熊井ちゃん、僕のことをなかさきちゃんに何て言ったんだよ。 「友理奈ちゃんがかわいそう」 「は?」 「昔のことをいつまでも。そのことにつけこんで付きまとってくるって」 おいおい、さっきから何のことを言ってるんだ!? 全く意味が分からないことをなかさきちゃんが言う。 大体考えてもみてよ。弱みにつけこまれるとか熊井ちゃんのキャラじゃないでしょ。 もしも昔のことで脅迫されるようなことがあるとしたら、それはむしろこっちの方だよ。いくつネタを掴まれてると思ってるんだ! それだけでも心外なのに、彼女が続けて言った言葉、それは僕にとって正に晴天の霹靂だった。 「それに、お嬢様が親切なのをいいことに色々と情報を聞き出してるんだって。お嬢様を利用するなんて、最低!」 なかさきちゃんは親の敵でも見るような目付きで僕を睨む。 熊井ちゃん、この子に一体何を言ったんだよ。完全におかしな事になってるじゃないか。 なかさきちゃんは僕に対して完全に悪いイメージが定着してしまっているようだ。 「あとは間違いなくお嬢様の財産目当てで近づいてきてるね。なっきぃ、もっともっと怒った方がいいかんな」 腹立たしいのは、僕の目の前で栞菜ちゃんがこのように余計なことを言ってなかさきちゃんを煽っていることだ。 なんなんだ、この人の僕を挑発するような言動は。 「お嬢様も何でこんな人に気軽に話しかけられるんだケロ」 こんな人呼ばわりされてる・・・ でも、ここはしっかりと反論しておこう。 「でも僕はですね、昔から人当たりはいい方で知られてるんですよ。クラスの女子からも“カッコよくって話しやすくて”とよく言われてますし」 「その顔でカッコイイとかオメーそんなこと冗談でもよく言えるな。鏡見たことあんのか?今だって何だそのニヤケ面は」 もちろん、これは場を和ませようとボケてみただけなのだ。お約束のツッコミありがとう栞菜ちゃん。 頭の中の構造がどうなってるのかよく分からない彼女だが、栞菜ちゃんはやっぱり男子とのやり取りに慣れていて、こっちとしてもやりやすい。 なかさきちゃん、これで笑顔になってくれるだろうか。 だが、彼女には男子のそんな冗談も通じなかったみたいで、僕に初めて笑った顔を見せてくれるどころか、まるで品性下劣な男でも見るような顔で僕を見ている。 そこまで汚ないものを見るような目をしなくても・・・ でも、この表情いいなあ。 真面目な彼女からそんな目で見られること自体に快感を覚えそうにもなる。 しかし、ここまで貶められた扱いをされると、もう何か開き直ってわざと嫌われるようなことをしてしまいたい衝動にかられてしまう。 どうせ悪印象を持たれてるんだろ、もうヤケクソだ。 なかさきちゃん、覚悟。 「何で話しかけるかって、それは僕に惹かれるところがあるからじゃないですか。お嬢様にとって」 「はああぁ?」 「お嬢様は僕の言うことをいつも丁寧に聞いてくださいます。なかさきちゃんの言うことに対してはどうですか?」 「・・・・・・」 「そういえば昨日もお嬢様、なっきぃに細かく注意されたから不貞腐れてたね。まぁ、お嬢様の逆ギレは珍しくも無いけど」 「だって、それはお嬢様が・・・」 「なるほど。お嬢様のなさることをいちいち頭ごなしに注意とは。それではお嬢様がかわいそうですね」 「何だその勝ち誇った顔は」 軽くなかさきちゃんをイジってみました。栞菜ちゃんが話しに乗ってきてくれることも期待して。 男子特有の調子こいた発言に栞菜ちゃんのツッコミも決まって、上手くオチたんじゃないだろうか。変な感じになっていた空気もこれで一掃だ。 いいテンポのやりとりができた。栞菜ちゃんありがとう。 なんだかんだで栞菜ちゃんは空気を読んでくれるんだよな。 案外優しい奴なんじゃないか、有原。いいところあるじゃん。 今の流れで多少は打ち解けられたんじゃないかな。 僕に対して必要以上に警戒心を持たなくていいってこと分かってもらえただろうか? どうですか、なかさきちゃん。 ・・・僕はちょっと分かっていなかった。 なかさきちゃんが男子生徒のことをわかっていないように、僕もまた女子校の優等生のことを分かってはいなかったのだ。 そしてもうひとつ、有原栞菜という女の子の恐ろしさも分かっていなかった。 冗談を軽く受け止めてくれる栞菜ちゃんとは違って、なかさきちゃんは僕の発言を言葉通りの意味に真面目に捉えていた。 プルプルと震えている彼女、顔を真っ赤にして僕の言ったことに甲高い声で反論してきた。 「私はお嬢様のことを本当に真剣に考えているんです。それで私が悪者になったとしても、お嬢様の為になるならそれは本望なんだから!」 「さすがだかんな、なっきぃ。お嬢様の為になることが何といっても一番重要なことだからね、たとえその場は嫌がられたとしても。 なっきぃがそう思ってるのは、きっとお嬢様も分かって下さってるよ」 「栞ちゃんもそう思う? 分かってもらえて嬉しい」 「もちろん。私もそれをいつも実践してるんだから。私が毎晩している行為は全てお嬢様の為を思ってのry」 「本当? 栞ちゃんもそう思ってるなんて! 良かった。私だけが一人で張り切りすぎてるのかと思って悩んでたんだ」 「もちろん分かってるさ。でも男なんかには決して分からないだろうね、お嬢様のことを本当に思うってことがどういうことだか」 何だその勝ち誇った顔は。 もう一刻も早くこの場を立ち去りたいと思ってるのがありありと分かるなかさきちゃん。 彼女はツンとした表情で僕の前から去って行った。僕に次の捨て台詞を残して。 「嗣永さんにも言っておきますけど、あなた方はお嬢様に関わらないで下さい!!」 桃子さん? さっきもあったけど何で桃子さんの名前がいきなり出てくるんだ? 何の必要があって何を桃子さんに言うんだろう? なかさきちゃんは訳の分からないことを言う。混乱してるのかな。 結局、今日もなかさきちゃんに笑顔になってもらえなかった。 気が付けば、僕は栞菜ちゃんの挑発に乗せられて自爆してしまったということか。 彼女の方が一枚も二枚も上手だった。 意外と優しい奴、と思わされてしまったこと悔しすぎる。僕の一人合点もいいところじゃないか。 僕の言動は全て彼女の脚本通りの展開だったんだろう。僕は彼女の手のひらの上で踊らされてたのか。 しかも、僕の発言を利用して自分の行為の正当性もアピールしているようだ(毎晩何を実践しているっていうんだろう)。 なんて頭の切れる人なんだ。 栞菜ちゃん、恐るべし。 なかさきちゃんの後を追うように栞菜ちゃんが踵を返したときの、人を上から見下しているようなあのいやらしい笑い顔。 夕闇の中で見たその表情、しばらくは忘れられそうに無い。 次へ TOP