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『大人のゆ学』 11KB いじめ 小ネタ 透明な箱 思いつきの小ネタです。 本屋で一冊の本を買ってきた。 これは実際のところ、本というより付録メインのものだ。 月に大体2度くらいのペースで発行されている科学雑誌、「大人のゆ学」という本である。 早速家に帰って中をあけてみる。 中にはCDケースが少し厚くなった様な物と、真空パックの中で眠っている小降りの赤ゆっくり。 それから幾つかの付属品が入っていた。 今回のテーマは、「ゆっくりの可能性」だそうだ。 まずはCDケースの様な物を開ける。 空け方はCDケースと大して変わらない。 違う点を上げるとすれば、本来ならCDを収納出来るようになっている、中身のトレイが無い事だろう。 透明なこのケースの中に、真空パックから取り出した一匹の赤れいむを中に入れる。 真空パックは全部で4個付属されていて、赤れいむと赤まりさが2匹ずつ用意されいる。 まずは試しに一匹、赤れいむが目を覚ます前にケースを閉じて、付属さてている固定用の器具で、ケースを密封する。 ケースを立たせる様に専用ラックに固定して観察開始だ。 しばらくすると、赤れいむが目を覚ます。 「れーみゅがゆっくちおきりゅよ!………にゃんにゃのここはぁぁぁぁ?!せみゃいよぉぉぉ!!」 赤れいむは小ぶりなものの、ケースの壁に若干圧迫される形で収まっているため、 それが居心地が悪いのか、不機嫌そうな顔をしている。 それでも動けない程ではないらしく、体を伸ばしながらケースの中を移動しはじめた。 「ゆゆ?!にんげんしゃん!!どーしちぇにんげんしゃんが、れーみゅのおうちにいりゅの?おとーしゃんとおかーしゃんはどこ?」 どうやられいむは私の存在に気がついたらしく、私に向かって話しかけてくる。 私はこのれいむと会話をする気はないので、そのまま様子を見守る。 「にゃんでだまっちぇるの?れーみゅのいっちぇることがわきゃらないの?ばきゃなの?」 何も答えない私に腹を立てたのか、れいむは不機嫌そうな顔で私を見る。 私は次にれいむがするであろう行動を想像して、笑いそうになるのを堪える。 れいむはそんな私に気がついたのか、さらに不機嫌になる。 「にゃにがおかしーの?!れーみゅおきょるよ!れーみゅがおこるちょ、きょわいんだよ!!」 舌足らずながらも、強い口調で私を睨むれいむ。 だが、相変わらずの私を見て、ついにれいむが怒り出す。 「もうおこちゃよ!ぷきゅーしゅるよ!」 そう言うと、れいむは大きく息を吸い込んで膨れ上がろうとする。 しかしこの狭い空間でそんな事をすればどうなるのか。 れいむはそこまで考えていなかったらしい。 「ぷきゅぅぅぅ………びゅびぃぃ!くるちぃよぉぉぉぉ!!」 膨らみかけたところで、突然の圧迫感に涙を流すれいむ。 どうして苦しいのか理解出来ずに、以前膨れ上がったままだ。 膨れ上がった頬が透明な壁に押し当てられた状態の間抜けな顔で、こちらを見ながら叫び続けるれいむ。 この状態で喋れると言うのも不思議なのだがそれよりも、どうやら膨れたときに口とあにゃるが壁に押し当てられ、吸い込んだ空気が抜けないらしい。 そんな間抜けな姿に、私は思わず噴出した。 れいむは大笑いする私を、悔しそうに眉を歪めて見ている。 本を開けて数分しか経っていないにも拘らず、ゆっくりの不思議を体験してしまった。 れいむが「くるちぃぃぃぃ!おにゃかがすいちゃぁぁぁ!!」と騒ぐので、私は付属品の中からスポイトを取り出した。 さらに付属品の固形の錠剤を、空のペットボトル500mlの中に入れて水を入れる。 これは濃縮タイプの栄養剤だそうで、錠剤は全部で10個ほど入っていた。 これを水で溶かしてスポイトで吸い上げ、ケースの上部に空いている穴から流し込み、餌として与えるようだ。 無くなったら、オレンジジュースと蜂蜜を混ぜたもので代用出来ると本に書いてあるが、 付属のゆっくりがそこまで持つかどうかは解らない。 栄養剤をケースの中に流し込むと、れいむの皮がそれを吸収していく。 幸せそうにピコピコ動かすれいむ、少しばかり表情も嬉しそうにしている。 「ゆわわ?!きょれ、あまあましゃんだよぉぉぉぉ!!」 れいむがそう叫ぶと、膨らんでいたれいむの体が萎んで元の大きさに戻る。 おそらく、栄養剤で滑りやすくなり、空気が抜けたのだろう。 幸せそうに透明な壁を舐めるれいむ。 だがその幸せも一時のもの。 すぐに自分の置かれた環境に不満の声をあげるのだった。 それから数日後。 赤れいむは大分大きくなっていた。 ケースの1/3ほどに成長したれいむ。 大きさから、子ゆっくりになりかけといった所だろうが、このケースには奥行きが無いため、実際の大きさは解らない。 このれいむは、ケースの形に合わせて、横に広がるようにして成長しているだけなのだから。 すでにこの大きさでは、ケースの中で動き回る事が出来ないれいむは、常に不機嫌そうにしている。 最初の内は不満を漏らしたり、私に罵声を浴びせたりもしていたが、 私が一切取り合わない事が解ったのか、最近ではただ私の方を睨むように見つめるだけだ。 普通ならストレスで死んでしまってもおかしくない状態なのだが、栄養剤の甘味のおかげでそれもない。 元気に動かしていたぴこぴこも、今では殆ど動かせずにいる。 それにも拘らず、なぜか目と眉だけは動かせるようで、それで感情の変化がわかる。 口もへの字に曲がった状態で閉じてはいるが、声を出すのには問題ないようだ。 一日二回の栄養剤の与えるたびに、「しあわせー!」と元気良く叫ぶ。 だがその幸せも一瞬で、すぐに狭い空間に押し込められている事に気がつき、眉を歪める。 それから更に一週間ほどったった。 れいむはケースいっぱいに育った。 顔はケースの壁に押しつぶされたような格好になり、不細工極まりない。 ピコピコもりぼんも体にめり込んでいて、これがゆっくりだと言われなければ解らないほどの変わり果てた生き物になっていた。 一時期大人しくなったれいむだったが、最近では私の顔を見るたびに「くそじじい」だの「ゆっくりさせろー!」だのと騒ぐようになった。 私に対する不満も爆発寸前なのだろう。 私はそろそろこのケースから、れいむを出してやろうと思っている。 もっとも、このケース内で飼うのもそろそろ限界。 本にも、このケースでこれ以上の成長は望めないと書いてある。 私はケースかられいむを取り出してみる事にした。 れいむは外に出られるのが解ったのか、目を輝かせて早く出せとせがむ。 そしてれいむは、ようやくケースの外に出る事になった。 「ゆわーい!おしょとだよ!………ゆ?」 そこには柔らかくて四角い、変な物があった。 ケースから出られたとはいえ、れいむの形がゆっくり本来の饅頭体系になる事も無く、 れいむは分厚いマウスパットの様な姿のままそこにあった。 せっかくだからと私は思い、れいむのあんよをテーブルにつける形で立たせてみる。 「ゆ?………ゆっくちあるくよ!」 まだ赤ゆ言葉の抜け切らない口調でそう言うと、れいむは起用に歩き出す。 だが… 「ゆぶっ!………いだいぃぃぃぃぃ!!まっくらだよぉぉぉぉ!どうなっちぇるのぉぉぉぉ?!」 立たせたCDケースが風に吹かれて倒れるがごとく、数ミリ動いた所でれいむは顔面からテーブルに倒れた。 本来のれいむ種なら、この状態でピコピコを激しく動かしているのだろうが、体にめり込んだピコピコは動かない。 私はそんなれいむの顔を、天井に向ける形でひっくり返した。 「ゆぴぃ!………しゃすがだねぇ、じじいはれーみゅがかわいいからたすたんだねぇ! わかっちゃよ!じじいをれーみゅのどれいにしちぇあげるよ!」 私が助けたと勘違いしたれいむは、勝手に奴隷宣言をして勝ち誇ったように笑う。 虐待派の人間なら、今の一言で間違いなくこのれいむを殴っていただろう。 そんな事を考えていると、れいむが必死に何かをしようと動いている。 もっとも、動いているといっても、うねうねと蠢くだけで何も出来ていない。 「ゆ?………ゆゆ?……ゆぅ…?………………ゆっがぁぁぁぁぁ?!どぼしておきあがれにゃいのぉぉぉぉぉ?!」 どうやられいむは、起き上がろうとしていららしい。 だが、その体系では無理な話、れいむは力の限り喚き散らしていた。 ―このようにゆっくりは、実ゆっくりや赤ゆっくりの頃から狭い場所で飼育すると、 ケースに沿った形で成長していきます。 四角い箱に入れれば箱と形に、円錐、円柱のケースで育てれば同じ形になります。 変わった形の喋るお洒落なインテリア、お部屋のスペースに合わせたゴミ箱やコンポスト、 変形ゆっくりの可能性は無限に広がります。― 「ゆんやー!せみゃいのじぇー!くるちいのじぇー!」 ケースの中で赤まりさが叫ぶ。 この赤まりさは昨日ケースに入れたばかりのもので、最後の4匹目になる。 一番初めのれいむは、口をガマ口状に改造してを友人に渡した。 密閉された空間で育ったれいむは、いつの間にかしーしー穴とあにゃるが塞がっていた。 それに気がついた私は携帯用の灰皿に使えないかと思い、れいむを改造した。 友人はゆ虐愛好家で、この灰皿を大変気に入った。 今では灰や吸殻以外にも、ちょっとしたゴミを餌として与えられている。 餌を大量に与えられているせいか、少し太り気味になっているようだが、未だに体は平らなままだ。 ただ、リボンやピコピコは本来の形に戻ったようで、餌を与えられたれいむは、泣きながら元気にピコピコを動かす。 二番目に育てたまりさは、私の家で元気に暮らしている。 まりさもれいむと同じ様にケースから取り出した直後は、自慢の帽子は得体の知れない黒い塊になっていた。 おさげも体にめり込んで動かせなくなっていて、顔はれいむ以上に潰れた不細工なものになっていた。 このまりさも、ケースから出してもまともに歩くや、飛び跳ねる事が出来ず、絶望に打ちひしがれていた。 そこで私はまりさにある仕事を与える事にした。 「ゆびぃぃ!いだいぃぃぃぃぃ!!お、おがえりなざいぃぃぃぃ!」 「ゆぎゃっ!い、いらっじゃいまぜぇぇぇぇ!!」 私の家に訪れたものは、こんな声を聞く事になるだろう。 このまりさ型玄関マットは、踏まれると元気良く挨拶をして客や私を和ませている。 灰皿れいむと同じように、帽子やお下げは元の形に戻ったが、体は平たいままである。 歯は、うっかり踏んで足に刺さったら危ないと思い、私が全部抜いておいた。 強く踏まれたりして弱った時に、多めに栄養剤を与えているせいか、大分大きく伸びたまりさ。 踏まれているせいなのかも知れないが、その体系のせいで歩く事も這いずる事も出来ないでいる。 一番私が驚いたことは、このまりさは目玉を踏んでも潰れたりしないのだ。 もっとも、潰れるほどの厚みが無いだけかもしれないが。 3番目の平面れいむは、円筒状に加工した。 底にもゆっくりの皮を使い丁寧に塞いでおいた。 その状態で円筒の内部の皮を底部に近い方だけ剥いで、最後に円筒れいむの中1/2程に餌用子ゆっくりの餡をいれた。 餌用子ゆは中枢餡を取り除いてから使ったので、発狂の心配も無い。 こうして完成したゴミ箱型コンポストれいむは、今日も元気に生ゴミを餡に変えている。 念のため底部も焼いてはいるが、動かせるのは両目とピコピコのみだ。 剥き出しになった餡にゴミを放り込まれるのはかなり痛いのか、その度に泣きながら大声を上げている。 「ゆぎぃぃぃぃ!!いだいぃぃぃぃ!!もうやだぁぁぁぁぁ!!ゆっくちさせてよぉぉぉぉ!!」 私はその言葉に従い、蜂蜜入りのオレンジジュースを少量与えると、れいむはしばらくの間だけ幸せを堪能する。 この処置のおかげか、れいむは病気やストレスで死ぬことも無く、円筒状のまま少しずつ成長している。 このれいむは仮初の幸せしか知らず、ゴミ箱コンポストとして一生を終えるだろう。 「ゆゆ?!………きょれはあみゃあみゃ?!ゆわーい!ゆっくちできるのじぇー!」 4代目の赤まりさが幸せそうに叫ぶ。 このまりさは、ケースから出したら壁に掛けて、ダーツの的に使う予定だ。 これは友人に教えてもらった事で、結構楽しめるものだ。 目に刺さると当然失明するようではあるが、話によれば、 中枢餡と思われる付近にダーツの矢を10本以上刺したが、適切に治療すれば死ななかったらしい。 調子に乗って爪楊枝を40本以上刺したら絶命したそうだが、 刺さったダーツの矢を抜いてすぐに治療すれば死ぬことは無いそうだ。 私も友人の家で、的になったれいむで遊んだが、中枢餡にヒットすると叫び声が変わるのが面白かった。 通常の場所では、 「ゆぎゃん!いだいぃぃぃぃ!!ぷすぷすはいやぁぁぁぁ!!」 といった感じだったのだが、 中枢餡に当たると、 「ゆぎびぃぃ!!びびびびびびびび…ぎぎぎぎぎぎ…がががが…」 と何を言っているのか解らないのが特徴だ。 中枢餡も押し潰れた形になったせいか、簡単に破壊出来なくなったようだ。 友人のれいむは、もう両目が見えなくなってはいたが、「ダーツするぞ!!」と言った瞬間の怯えっぷりや、 いつ刺さるとも知れない矢の恐怖に震える姿は堪らないものがある。 このまりさもそんな姿で私を楽しませてくれるかと思うと、今からワクワクしてくる。 ちなみにこの科学雑誌、「大人のゆ学」はゆっくりの生態やその不思議饅頭っぷりを毎号堪能出来る内容になってはいるが、 ほぼ毎号、ゆっくりを生き物として扱っていないような内容の実験ばかりをする鬼畜振りから、「大人のゆ虐」の裏の名前で親しまれている。 完 温めで書いたつもりですが……… どうしてこうなったのやら? 徒然あき
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書いた人 ヤリまむあき 書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 703 ゆー具 ふたば系ゆっくりいじめ 708 売ゆん婦 ふたば系ゆっくりいじめ 717 売ゆん婦2 ふたば系ゆっくりいじめ 723 売ゆん婦3 ふたば系ゆっくりいじめ 730 ゆー具 鬼畜眼鏡編 ふたば系ゆっくりいじめ 772 情けはゆっくりの為ならず ふたば系ゆっくりいじめ 798 売ゆん婦4 ふたば系ゆっくりいじめ 867 Can ゆー defend? 前編 ふたば系ゆっくりいじめ 960 Can ゆー defend? 中編 『他ゆん事』 一、 帰宅した俺を待っていたものは、割れた窓ガラスに散乱した家具。 そして、部屋の中央に挙動不審そうに鎮座する一匹のゆっくりだった。 「にんげんさ……、くそじじい!! ここはまりさのおうちなんだよ……ぜ!!」 どうやら噂のおうち宣言とやらをかまされたようだが、何処か様子がおかしい。 不審に思った俺が近づくと、 「ゆひぃ! ま、まりさはつよいんだよ……ぜ。それいじょうちかくにくるとゆっくりできなくさせてやるよ……ぜ!」 たどたどしくも威嚇をしてくる。 だがやはり口調が変だ。 ゆっくり特有の無駄な自信が感じられない。 「おい」 「こないでねぜ!? ほんとうにまりさはつよいんだよぜ!?」 とうとうしーしーまでしやがった、糞、掃除するの誰だと思ってるんだ。 このまま放っておくとうんうんまで漏らしかねないので、これ以上部屋を汚されないうちに宥めることにした。 「落ち着け。俺はお前に痛いことはしないよ」 「ほ、ほんとうなの……ぜ?」 「ああ。お前明らかにおかしいしな」 二、 落ち着くのを待つと、やがてまりさはぽつりぽつりと己の境遇を話し始めた。 「……まりさは、しんぐるふぁーざーなんだよ」 先日番のありすに先立たれ、慣れぬ育児に戸惑いながらも子まりさと子ありすと、親子三匹日々のささやかなゆっくりを糧に公園の片隅で慎ましく生きてきたという。 ところがそんな幸せも長くは続かなかった。 「きのう、げすゆっくりがまりさたちのおうちにきてね……」 無茶苦茶な理由で相手に突っかかることに定評のあるゲスれいむと、食料や巣を奪うことに定評のあるゲスまりさ。 スタンダードなゲス夫婦である。 「まりさもゆうかんにたたかったけど、まけちゃったんだよ」 実際どの程度まりさが奮闘したか定かではないが、要約すると負けておうちとごはんを奪われた、それだけの話。 「それだけならがまんできたけど、おちびちゃんたちがひとじちにされちゃったんだよ。……まりさが、まりさがよわかったから!!」 泣きっ面に蜂と言うべきか、ありすの忘れ形見の可愛い子供達をゆ質に取られ無理難題を吹っかけられたという。 「それが、人間の家を奪って来い、っていう命令だったわけか?」 「ゆん、……にんげんさんのおうちはゆっくりできるからだって」 三日経つまでにできなかったら、子供を酷い目に遭わせると言われたらしい。 ……そのゲス夫婦、できないって分かっててこいつにやらせたんだな。 それがよりによって俺の家に当たるなんて運が悪い。 「で、おまえは自分を強そうに見せるためにゲスの真似をしたと」 「あのまりさ、すごくつよかったからまりさもああすればにんげんさんにまけないとおもって……」 演技だったわけだ。 ゲスのメッキはすぐ剥がれ、下地が最初から覗いていたというお粗末な物だったが、一応考えることは考えていたらしいな。 それが可能か不可能かは二の次として。 「にんげんさんおねがいだよ!! おちびちゃんをたすけてほしいよ!! にんげんさんならきっとあのまりさやれいむにもかてるはずだよ!!」 まあ、普通のゆっくり相手に遅れをとるほど低スペックな人間がいたらお目にかかりたいくらいだから喧嘩が強いと言えない俺でも勝てるだろう。 「だが断る」 「どぼじでえええええええ!?」 どうしてだと? 「窓ガラスを割って人の家に無断で侵入し、部屋を汚す。これってどう見ても悪いことだよな?」 「ゆ! でもそれはおちびちゃんをたすけるためにしかたなく……」 免罪符があれば何をしてもいいということにはならないだろう? それに、 「ゆっくりの頼みごとを聞いてやるほど、俺はお人好しじゃないんでね。正直、お前等がどこで野垂れ死にしようが俺にとっては全く関係ない出来事だ」 俺の言葉を聞いたまりさは薄情者! と言わんばかりの形相で俺を睨みつける。 だからさぁ、 「他人事、いや他ゆん事なんだよ。お前だって、赤の他ゆんのためにわざわざ苦労背負い込むような真似しないだろ?」 「……」 図星を点かれたのか、黙り込むまりさ。 「理解できたか? まあ、理解しようがしまいがもう関係なくなるさ」 「?」 俺はまりさをゴミ袋に入れると、袋の口を縛ってから踏みつけた。 「ゆぎぇえええ!! つぶれるううううううううう!!!」 「別に外に放り出しても良かったけど、ご近所さんの家に上がりこまれたら流石に迷惑だしな。それに、俺の家の周りをうろつかれるのも鬱陶しいし、後腐れなくここで死んでくれると俺としては非常に助かるのだよ」 足に力を入れるとまりさは口から餡子を吐き出した。 あにゃるからも圧力に押された餡子が漏れ出して、みるみるまりさは中身を失っていく。 「うぞづき、いだいごどじないっでいっだのに……」 「嘘だよ。言ったろ? 俺はお人好しじゃないって」 遂に目が飛び出し、まりさの皮も破ける。 それと時を同じくしてまりさは呆気無く事切れた。 「死んだな? やれやれ、余分なゴミが増えたよ」 無論、ここでのゴミとは死んだまりさ自身の事を指し示す。 俺は割れた窓ガラスの隙間から入ってくる冷たい風邪に耐えながら手際よく部屋を片付け始めた。 三、 家にゆっくりが侵入してから『二日後』に公園に立ち寄ってその片隅へと行ってみると、薄汚れたダンボールの家があった。 その中から不快な声が聞こえてくる。 「ゆへへ、いまごろあのまりさにんげんにころされてずっとゆっくりしてるのぜ!」 「ゆっくりごろしはゆっくりできないけど、にんげんにころさせればれいむたちはかんけいないもんね! ずのうはなだーりんをもったれいむはしあわせだよ!!」 様子を窺ってみると、今にも死にそうな子まりさと子ありすを甚振りながら二匹のゲスゆっくりが小声で高笑いするという器用な真似をしていた。 子ゆっくり達は飾りが無く髪の毛もまばら、目は両方とも抉られていてなく気力もない。 そして、今誰にもその死を悼まれることも無く静かに逝った。 「こいつらかってにしんだのぜ! かってにしんだからまりさはころしてないんだぜ!」 「こんなにやわなくずはどうせいつかしんでたよ! れいむたちのおもちゃにされたことをありがたくおもってね!! このおうちはれいむたちがもらってあげるよ!!」 俺はその場を離れると、携帯電話を取り出し保健所へと電話した。 「あ、野良ゆっくり駆除課ですか? 公園の片隅に野良ゆっくりが棲みついてまして。ええ、二匹です」 見るからに不快な光景だったので、この程度ならしてもいいかなと思った。 流行に便乗して即興で書きました。一日に二作投稿は初めてです。 QNQN、QNQN♪ 私の彼は、鬼意惨~♪ マ○ロスはFから見始めたヤリまむあきでした。 二月さんはゆっくりしてないですね!!
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部品構造 大部品 魔力生産地(るしにゃん王国) RD 42 評価値 9大部品 るしどらしる RD 26 評価値 8大部品 るしどらしるの特徴 RD 8 評価値 5部品 るしどらしるとは 部品 魔力の潤沢な場所に生える 部品 安定した供給量 部品 魔力吸収・浄化 部品 ポツンと生える 部品 繁殖できない 部品 収穫制限「3回収穫すると枯れる」 部品 循環過程 大部品 マジックアップル RD 12 評価値 6部品 マジックアップルとは 部品 味と食感 部品 収穫方法 大部品 魔力の供給方法 RD 4 評価値 3部品 経口摂取 部品 空中散布 部品 土壌散布 部品 染み込ませる 大部品 調理法 RD 2 評価値 1部品 皮は剥いて食べる 部品 それ以外は普通の林檎と同じでよい 大部品 魔力保存の皮袋 RD 3 評価値 2部品 魔力保存の皮袋とは 部品 マジックアップルの外皮の性質 部品 秘密の製法 大部品 るしどらしるの探し方 RD 4 評価値 3部品 普通に歩き回っただけでは見つからない 部品 アタリをつけても見つからない 部品 るしどらサーチ 部品 見つけ方は1度きり 大部品 るしどらしるの保護 RD 2 評価値 1部品 森の護り手達の巡回 部品 気配逸らしの魔法 大部品 魔石作り RD 11 評価値 5部品 魔石作りとは 部品 魔石の材料 部品 河原や森の奥で石探し 部品 慎重な選別 部品 汚れを落とす 部品 塩を使った清め 部品 水による浄化 部品 太陽光による浄化 部品 月光による魔力充填 部品 魔石の使い道 部品 魔石の使い方 大部品 魔力資源の保管庫 RD 0 評価値 0 大部品 自生アイテムに関する採取ルール RD 5 評価値 3部品 採って良い場所か確認する 部品 丁寧に採る 部品 分量をわきまえる 部品 間違わずに採る 部品 入る場所のルールを守る 部品定義 部品 るしどらしるとは るしどらしるとは、るしにゃん王国の森だけに自然発生する、林檎の木によく似た、特殊な木の事である。人の手で栽培する事は出来ず、植え替えると枯れてしまう。黄金色の実が生る。 部品 魔力の潤沢な場所に生える るしどらしるは 1.瘴気を多く蓄えている場所 2.魔力の流れが凝っている場所(いわゆる魔力溜まり) 3.魔力の通り道である、地脈の上 に自然発生する。基本的な発生箇所は地脈の上である。魔力が枯渇している場所や、魔力の流れが正常な場所に生える事はない。 部品 安定した供給量 人の手で栽培する事は出来ないが、世界に極端な異常が起こらない限り、不作になる事も豊作になる事もない。これはるしどらしるが森の循環過程として正しく組み込まれている、何よりの証拠と言えよう。 部品 魔力吸収・浄化 るしどらしるの根には、水分の代わりに魔力を吸い上げる機能がある。幹には瘴気を濾過する機能があり、実には魔力を蓄える機能がある。 根によって吸い上げられた魔力は幹を通り、濾過されて、害のなくなった魔力だけが実へと蓄えられる。 部品 ポツンと生える るしどらしるは決して群生しない。それどころか、同時に2本、別の場所で観測されることすらも稀である。るしどらしるは魔力を奪い、森を破壊する兵器ではない。森が必要とする場所に、1本だけポツンと生える木、それがるしどらしるだ。 部品 繁殖できない るしどらしるが繁殖する事はない。実に種はなく、挿し木でも挿し芽でも取り木でも接ぎ木でも増やす事は出来ない。植え替えれば枯れてしまう。その為、るしどらしる探知魔法が開発される以前は、るしどらしるを見た人間には幸運が訪れる、という迷信があったほど。 部品 収穫制限「3回収穫すると枯れる」 るしどらしるは魔力濾過の過程で樹内に瘴気を溜め込む。溜め込んだ瘴気が一定値を越えると、樹は銀色に石化を始め、実を3回収穫する頃には樹全体が銀に覆われて、最後は粉々に砕けて灰のように霧散する。 部品 循環過程 るしどらしるが生える→魔力の吸収・浄化→濁りのない魔力だけが実に集約される→熟れた果実が大地に落ちる→大地に魔力が戻る るしどらしるによって、森の魔力は定期的に浄化されているのである。 部品 マジックアップルとは るしどらしるに実る果実の事である。林檎と瓜二つの見た目で栄養ではなく魔力を蓄えていることから学者が命名した。皮が黄金色に輝いているので、黄金の林檎とも呼ばれる。もっと単純に「るしどらしるの実」と呼ばれる事もある。 部品 味と食感 魔力が足りている、あるいは必要としない生物が食べると、渋くてとても食べられたものではなく、無理に食べると吐く。魔力が枯渇した者が口にした場合にだけ、正しく林檎の味を感じることが出来るという。食べるとシャキシャキとしていて、歯ごたえが心地よい。 部品 収穫方法 魔力含有量最大値で収穫する為、完熟落果した実のみを収穫する。地に落ちるとそのまま大地へと吸収されてしまう為、完熟間近の実を麻布製の果実袋で覆い、落果を受け止める。 部品 経口摂取 生物に対する供給方法。黄金林檎を食べさせることにより、魔力を供給する。調理後も、半日位は魔力が抜けていかずに残ってくれるが、出来るだけ早急に食べさせよう。抜けてしまった魔力は当然ながら大地や空間に吸収されてしまう。 部品 空中散布 空間に対する供給方法。すりおろして液状にし、10分経ったら霧吹きに入れて空中に撒く。こうすることにより、より広い範囲に少量ずつ魔力を供給する事が可能となる。効果範囲が狭くて良いのであれば、調理した黄金林檎をそこに置いておくとかでも良い。 部品 土壌散布 大地に対する供給方法。自然落果であれば落下の衝撃で傷がつき、そこから半日後に大地へと吸収される。実に傷のない状態で放置しても吸収されないので、注意。人の手で細かく刻んで大地に撒けば、広範囲の大地に魔力を供給する事が出来る。 部品 染み込ませる アイテムに対する供給方法。黄金林檎をすりおろし、液状にして、魔力を供給したい対象のアイテムをつける。10分ほどで魔力の供給が始まる。経口摂取が難しい状態の生物に対しても有効。その場合は布に黄金林檎の汁を染み込ませて、額に乗せてあげよう。 部品 皮は剥いて食べる 生食が可能なので齧って食べることができるが、皮の部分はどうしても口に残ってしまう。なので皮は剥いて食べたほうがよい。 部品 それ以外は普通の林檎と同じでよい 焼き物・煮物・揚げ物・シャーベットなどなど。基本的には林檎と同様の調理法で同じように食べられる。出来上がった料理で魔力の補給ができるかは別問題。 部品 魔力保存の皮袋とは 魔力を遮るマジックアップルの皮を乾かしたものを何枚も貼り付けて作られる保存容器。袋とあるが、様々な形状がある。魔力を完全に保管することはできないが、マジックアップルの状態よりも長期間の保存が可能。 部品 マジックアップルの外皮の性質 るしどらしるが吸収・濾過した魔力の蓄積先であるマジックアップルの皮は、完全にではないが魔力を通しにくい性質がある。 部品 秘密の製法 単にマジックアップルの皮を乾かすだけでは魔力保存の性質は失われてしまう。魔力保存の性質を残したまま乾かす方法を知る者はるしにゃんの長老達と、彼らが知識の伝達を許した一握りの者だけである。軍事利用のため、王国軍の補給仕官も伝えられているが、口外しないよう契約が結ばれている。 部品 普通に歩き回っただけでは見つからない 見つけた者には幸運が訪れるといわれるほどであったるしどらしるは、アタリをつけて周辺を探しても見つけることはできない。るしどらしるの自己防衛機能が働いていると考えられている。 部品 アタリをつけても見つからない 地脈の上に生えるるしどらしるは、ダウジングの心得があればどのあたりに生えるか見当がつくかもしれない。しかし、ありえそうなものをしらみつぶしに探しても見つからないし、仮に目の前にるしどらしるがあったとしても気づくことができない。これもるしどらしるの防衛本能がなせるものであると考えられる。 部品 るしどらサーチ るしにゃん王国の長老だけが使える魔法。決められた時、決められた場所でしか使うことができないらしい。収穫期にあるるしどらしるを探知することができる。このとき、るしどらしるの見つけ方も同時に分かるという。 部品 見つけ方は1度きり るしどらしるを見つけられるのは見つけ方を実践した者だけだが、るしどらしるの実が収穫されると、同じ方法では見つけられなくなる。これもるしどらしるの防衛機構の1つだと考えられる。 部品 森の護り手達の巡回 探知によって発見され、収穫されたるしどらしるの存在は、ある程度民に周知されることになる。情報漏えい時の盗難を防ぐため、一部の森の護り手達が定期的に収穫されたるしどらしるのある場所を巡回している。所定の手続きを踏んだ者以外はそもそも見つけることができないとはいえ、念のための対策である。 部品 気配逸らしの魔法 るしどらしるの実を収穫し終えたとき、立ち会ったドルイド達は密かに気配を逸らす魔法を木の周辺にかけていく。魔法がかけられていることを知らない人は、木の周辺に来るとるしどらしるの事について注意が向かなくなってしまう。 部品 魔石作りとは るしどらしる以外の魔力の集め方の1つ。星の運行がもたらす魔力や、大気に漂う魔力を石に集めて封じ込める方法。 部品 魔石の材料 魔石の材料は一定以上の価値と純度を持つ石が用いられる。所謂宝石でもよいが、その原石、翡翠や瑪瑙などの石が使われることもある。 部品 河原や森の奥で石探し 材料の石は何でもいいわけではなく、河原の中で磨かれたり、森の奥で眠っている石を探してくる。自然の中で長い時を過ごした石ほど魔力がなじむと言われている。 部品 慎重な選別 長い時に曝された石はよくないものが憑いていることが多い。そのため、石を拾い上げる前に魔石に使えるかどうか慎重に選別しなくてはならない。 部品 汚れを落とす 手に入れた輝石は、まず清らかな水で洗われる。石鹸等は使わず、ブラシや布などで泥やコケなどを洗い落とす。 部品 塩を使った清め 塩との相性が良い石の場合は、塩を敷いた皿の上に石を安置し、一昼夜置く。その後はきれいな流水ですすぎ、水分をていねいにふき取る。 部品 水による浄化 一度洗い終えた後、水と相性がいい石は清水に入れて一昼夜さらして、石としての性質を浄める。その後水分をていねいに拭き取る。 部品 太陽光による浄化 熱や紫外線に強い石であれば明るい窓際や日のあたりのいい場所で太陽の光に石を当てて浄化する方法がある。日没までに必ず取り込むこと。 部品 月光による魔力充填 清めが終わった石は最後に月光に曝して魔力を溜める。月光が強いほど、月光に曝す時間が長いほど魔力が溜まっていく。おかしな月光に曝すとたまる魔力が全て変わってしまうため、月の様子を見て慎重に光に当てること。 部品 魔石の使い道 魔石は簡単な魔法の触媒あるいは燃料として用いられる。宿せる魔力はさほど多いものではないため、強い魔法を使うには向かない。 部品 魔石の使い方 魔石の魔力を使うときは、魔石に魔力の方向性を与えるルーン文字を入れて用いる。火おこしに使うなら炎、冷やすなら氷の意味を持つ文字を筆で入れて用いる。入れる文字は正しく書かないと効果が出ない。 部品 採って良い場所か確認する 採っても良いところで採る。入ってはいけない場所へは入らない。判断がつかない場合は、立て看板がないかを確認。ない場合は地元の住民、役所等に聞いて、採っても良いところかどうかを確認する事。立入禁止等の看板があったら絶対に許可なく入ってはいけない。 部品 丁寧に採る 対象物がアイテムの一部を採取するタイプであった場合、アイテム本体を傷付けてしまわないよう、丁寧に採る。また、採取できる分を根こそぎ、全て採取したりしてはいけない。自生しているものである。アイテムが再生できる範囲内で採取する事。「山菜採取の際にはカゴを使う」等、せっかく採取したアイテムが劣化してしまわないよう、配慮しよう。 部品 分量をわきまえる 使う分だけ採る。捨てる分までは採らない。大きすぎるもの、小さすぎるものまで採らない。食べられるものであれば旬のものだけを採るようにする事。 部品 間違わずに採る 対象物によく似て異なるアイテムが存在する場合がある。キノコや山菜などは、これが毒を持っている場合がある為、特に注意が必要。よく知っているものだけに限定して採取を行う事。 部品 入る場所のルールを守る 周りの草木や壁を傷めない。掘った穴は埋め戻す。ゴミは持ち帰る。火の取り扱いに注意する(特に山や森)。怪我・事故・遭難から自身を守る。一人で入らない。地元関係者の注意には耳を傾け、尊重する。 提出書式 大部品 魔力生産地(るしにゃん王国) RD 42 評価値 9 -大部品 るしどらしる RD 26 評価値 8 --大部品 るしどらしるの特徴 RD 8 評価値 5 ---部品 るしどらしるとは ---部品 魔力の潤沢な場所に生える ---部品 安定した供給量 ---部品 魔力吸収・浄化 ---部品 ポツンと生える ---部品 繁殖できない ---部品 収穫制限「3回収穫すると枯れる」 ---部品 循環過程 --大部品 マジックアップル RD 12 評価値 6 ---部品 マジックアップルとは ---部品 味と食感 ---部品 収穫方法 ---大部品 魔力の供給方法 RD 4 評価値 3 ----部品 経口摂取 ----部品 空中散布 ----部品 土壌散布 ----部品 染み込ませる ---大部品 調理法 RD 2 評価値 1 ----部品 皮は剥いて食べる ----部品 それ以外は普通の林檎と同じでよい ---大部品 魔力保存の皮袋 RD 3 評価値 2 ----部品 魔力保存の皮袋とは ----部品 マジックアップルの外皮の性質 ----部品 秘密の製法 --大部品 るしどらしるの探し方 RD 4 評価値 3 ---部品 普通に歩き回っただけでは見つからない ---部品 アタリをつけても見つからない ---部品 るしどらサーチ ---部品 見つけ方は1度きり --大部品 るしどらしるの保護 RD 2 評価値 1 ---部品 森の護り手達の巡回 ---部品 気配逸らしの魔法 -大部品 魔石作り RD 11 評価値 5 --部品 魔石作りとは --部品 魔石の材料 --部品 河原や森の奥で石探し --部品 慎重な選別 --部品 汚れを落とす --部品 塩を使った清め --部品 水による浄化 --部品 太陽光による浄化 --部品 月光による魔力充填 --部品 魔石の使い道 --部品 魔石の使い方 -大部品 魔力資源の保管庫 RD 0 評価値 0 -大部品 自生アイテムに関する採取ルール RD 5 評価値 3 --部品 採って良い場所か確認する --部品 丁寧に採る --部品 分量をわきまえる --部品 間違わずに採る --部品 入る場所のルールを守る 部品 るしどらしるとは るしどらしるとは、るしにゃん王国の森だけに自然発生する、林檎の木によく似た、特殊な木の事である。人の手で栽培する事は出来ず、植え替えると枯れてしまう。黄金色の実が生る。 部品 魔力の潤沢な場所に生える るしどらしるは 1.瘴気を多く蓄えている場所 2.魔力の流れが凝っている場所(いわゆる魔力溜まり) 3.魔力の通り道である、地脈の上 に自然発生する。基本的な発生箇所は地脈の上である。魔力が枯渇している場所や、魔力の流れが正常な場所に生える事はない。 部品 安定した供給量 人の手で栽培する事は出来ないが、世界に極端な異常が起こらない限り、不作になる事も豊作になる事もない。これはるしどらしるが森の循環過程として正しく組み込まれている、何よりの証拠と言えよう。 部品 魔力吸収・浄化 るしどらしるの根には、水分の代わりに魔力を吸い上げる機能がある。幹には瘴気を濾過する機能があり、実には魔力を蓄える機能がある。 根によって吸い上げられた魔力は幹を通り、濾過されて、害のなくなった魔力だけが実へと蓄えられる。 部品 ポツンと生える るしどらしるは決して群生しない。それどころか、同時に2本、別の場所で観測されることすらも稀である。るしどらしるは魔力を奪い、森を破壊する兵器ではない。森が必要とする場所に、1本だけポツンと生える木、それがるしどらしるだ。 部品 繁殖できない るしどらしるが繁殖する事はない。実に種はなく、挿し木でも挿し芽でも取り木でも接ぎ木でも増やす事は出来ない。植え替えれば枯れてしまう。その為、るしどらしる探知魔法が開発される以前は、るしどらしるを見た人間には幸運が訪れる、という迷信があったほど。 部品 収穫制限「3回収穫すると枯れる」 るしどらしるは魔力濾過の過程で樹内に瘴気を溜め込む。溜め込んだ瘴気が一定値を越えると、樹は銀色に石化を始め、実を3回収穫する頃には樹全体が銀に覆われて、最後は粉々に砕けて灰のように霧散する。 部品 循環過程 るしどらしるが生える→魔力の吸収・浄化→濁りのない魔力だけが実に集約される→熟れた果実が大地に落ちる→大地に魔力が戻る るしどらしるによって、森の魔力は定期的に浄化されているのである。 部品 マジックアップルとは るしどらしるに実る果実の事である。林檎と瓜二つの見た目で栄養ではなく魔力を蓄えていることから学者が命名した。皮が黄金色に輝いているので、黄金の林檎とも呼ばれる。もっと単純に「るしどらしるの実」と呼ばれる事もある。 部品 味と食感 魔力が足りている、あるいは必要としない生物が食べると、渋くてとても食べられたものではなく、無理に食べると吐く。魔力が枯渇した者が口にした場合にだけ、正しく林檎の味を感じることが出来るという。食べるとシャキシャキとしていて、歯ごたえが心地よい。 部品 収穫方法 魔力含有量最大値で収穫する為、完熟落果した実のみを収穫する。地に落ちるとそのまま大地へと吸収されてしまう為、完熟間近の実を麻布製の果実袋で覆い、落果を受け止める。 部品 経口摂取 生物に対する供給方法。黄金林檎を食べさせることにより、魔力を供給する。調理後も、半日位は魔力が抜けていかずに残ってくれるが、出来るだけ早急に食べさせよう。抜けてしまった魔力は当然ながら大地や空間に吸収されてしまう。 部品 空中散布 空間に対する供給方法。すりおろして液状にし、10分経ったら霧吹きに入れて空中に撒く。こうすることにより、より広い範囲に少量ずつ魔力を供給する事が可能となる。効果範囲が狭くて良いのであれば、調理した黄金林檎をそこに置いておくとかでも良い。 部品 土壌散布 大地に対する供給方法。自然落果であれば落下の衝撃で傷がつき、そこから半日後に大地へと吸収される。実に傷のない状態で放置しても吸収されないので、注意。人の手で細かく刻んで大地に撒けば、広範囲の大地に魔力を供給する事が出来る。 部品 染み込ませる アイテムに対する供給方法。黄金林檎をすりおろし、液状にして、魔力を供給したい対象のアイテムをつける。10分ほどで魔力の供給が始まる。経口摂取が難しい状態の生物に対しても有効。その場合は布に黄金林檎の汁を染み込ませて、額に乗せてあげよう。 部品 皮は剥いて食べる 生食が可能なので齧って食べることができるが、皮の部分はどうしても口に残ってしまう。なので皮は剥いて食べたほうがよい。 部品 それ以外は普通の林檎と同じでよい 焼き物・煮物・揚げ物・シャーベットなどなど。基本的には林檎と同様の調理法で同じように食べられる。出来上がった料理で魔力の補給ができるかは別問題。 部品 魔力保存の皮袋とは 魔力を遮るマジックアップルの皮を乾かしたものを何枚も貼り付けて作られる保存容器。袋とあるが、様々な形状がある。魔力を完全に保管することはできないが、マジックアップルの状態よりも長期間の保存が可能。 部品 マジックアップルの外皮の性質 るしどらしるが吸収・濾過した魔力の蓄積先であるマジックアップルの皮は、完全にではないが魔力を通しにくい性質がある。 部品 秘密の製法 単にマジックアップルの皮を乾かすだけでは魔力保存の性質は失われてしまう。魔力保存の性質を残したまま乾かす方法を知る者はるしにゃんの長老達と、彼らが知識の伝達を許した一握りの者だけである。軍事利用のため、王国軍の補給仕官も伝えられているが、口外しないよう契約が結ばれている。 部品 普通に歩き回っただけでは見つからない 見つけた者には幸運が訪れるといわれるほどであったるしどらしるは、アタリをつけて周辺を探しても見つけることはできない。るしどらしるの自己防衛機能が働いていると考えられている。 部品 アタリをつけても見つからない 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塩を使った清め 塩との相性が良い石の場合は、塩を敷いた皿の上に石を安置し、一昼夜置く。その後はきれいな流水ですすぎ、水分をていねいにふき取る。 部品 水による浄化 一度洗い終えた後、水と相性がいい石は清水に入れて一昼夜さらして、石としての性質を浄める。その後水分をていねいに拭き取る。 部品 太陽光による浄化 熱や紫外線に強い石であれば明るい窓際や日のあたりのいい場所で太陽の光に石を当てて浄化する方法がある。日没までに必ず取り込むこと。 部品 月光による魔力充填 清めが終わった石は最後に月光に曝して魔力を溜める。月光が強いほど、月光に曝す時間が長いほど魔力が溜まっていく。おかしな月光に曝すとたまる魔力が全て変わってしまうため、月の様子を見て慎重に光に当てること。 部品 魔石の使い道 魔石は簡単な魔法の触媒あるいは燃料として用いられる。宿せる魔力はさほど多いものではないため、強い魔法を使うには向かない。 部品 魔石の使い方 魔石の魔力を使うときは、魔石に魔力の方向性を与えるルーン文字を入れて用いる。火おこしに使うなら炎、冷やすなら氷の意味を持つ文字を筆で入れて用いる。入れる文字は正しく書かないと効果が出ない。 部品 採って良い場所か確認する 採っても良いところで採る。入ってはいけない場所へは入らない。判断がつかない場合は、立て看板がないかを確認。ない場合は地元の住民、役所等に聞いて、採っても良いところかどうかを確認する事。立入禁止等の看板があったら絶対に許可なく入ってはいけない。 部品 丁寧に採る 対象物がアイテムの一部を採取するタイプであった場合、アイテム本体を傷付けてしまわないよう、丁寧に採る。また、採取できる分を根こそぎ、全て採取したりしてはいけない。自生しているものである。アイテムが再生できる範囲内で採取する事。「山菜採取の際にはカゴを使う」等、せっかく採取したアイテムが劣化してしまわないよう、配慮しよう。 部品 分量をわきまえる 使う分だけ採る。捨てる分までは採らない。大きすぎるもの、小さすぎるものまで採らない。食べられるものであれば旬のものだけを採るようにする事。 部品 間違わずに採る 対象物によく似て異なるアイテムが存在する場合がある。キノコや山菜などは、これが毒を持っている場合がある為、特に注意が必要。よく知っているものだけに限定して採取を行う事。 部品 入る場所のルールを守る 周りの草木や壁を傷めない。掘った穴は埋め戻す。ゴミは持ち帰る。火の取り扱いに注意する(特に山や森)。怪我・事故・遭難から自身を守る。一人で入らない。地元関係者の注意には耳を傾け、尊重する。 インポート用定義データ [ { "title" "魔力生産地(るしにゃん王国)", "part_type" "group", "children" [ { "title" "るしどらしる", "part_type" "group", "children" [ { "title" "るしどらしるの特徴", "part_type" "group", "children" [ { "title" "るしどらしるとは", "description" "るしどらしるとは、るしにゃん王国の森だけに自然発生する、林檎の木によく似た、特殊な木の事である。人の手で栽培する事は出来ず、植え替えると枯れてしまう。黄金色の実が生る。", "part_type" "part" }, { "title" "魔力の潤沢な場所に生える", "description" "るしどらしるは\n1.瘴気を多く蓄えている場所\n2.魔力の流れが凝っている場所(いわゆる魔力溜まり)\n3.魔力の通り道である、地脈の上\nに自然発生する。基本的な発生箇所は地脈の上である。魔力が枯渇している場所や、魔力の流れが正常な場所に生える事はない。\n", "part_type" "part" }, { "title" "安定した供給量", "description" "人の手で栽培する事は出来ないが、世界に極端な異常が起こらない限り、不作になる事も豊作になる事もない。これはるしどらしるが森の循環過程として正しく組み込まれている、何よりの証拠と言えよう。", "part_type" "part" }, { "title" "魔力吸収・浄化", "description" "るしどらしるの根には、水分の代わりに魔力を吸い上げる機能がある。幹には瘴気を濾過する機能があり、実には魔力を蓄える機能がある。\n根によって吸い上げられた魔力は幹を通り、濾過されて、害のなくなった魔力だけが実へと蓄えられる。", "part_type" "part" }, { "title" "ポツンと生える", "description" 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"part_type" "part" }, { "title" "気配逸らしの魔法", "description" "るしどらしるの実を収穫し終えたとき、立ち会ったドルイド達は密かに気配を逸らす魔法を木の周辺にかけていく。魔法がかけられていることを知らない人は、木の周辺に来るとるしどらしるの事について注意が向かなくなってしまう。", "part_type" "part" } ] } ] }, { "title" "魔石作り", "part_type" "group", "children" [ { "title" "魔石作りとは", "description" "るしどらしる以外の魔力の集め方の1つ。星の運行がもたらす魔力や、大気に漂う魔力を石に集めて封じ込める方法。", "part_type" "part" }, { "title" "魔石の材料", "description" "魔石の材料は一定以上の価値と純度を持つ石が用いられる。所謂宝石でもよいが、その原石、翡翠や瑪瑙などの石が使われることもある。", "part_type" "part" }, { "title" "河原や森の奥で石探し", "description" "材料の石は何でもいいわけではなく、河原の中で磨かれたり、森の奥で眠っている石を探してくる。自然の中で長い時を過ごした石ほど魔力がなじむと言われている。", "part_type" "part" }, { "title" "慎重な選別", "description" "長い時に曝された石はよくないものが憑いていることが多い。そのため、石を拾い上げる前に魔石に使えるかどうか慎重に選別しなくてはならない。", "part_type" "part" }, { "title" "汚れを落とす", "description" "手に入れた輝石は、まず清らかな水で洗われる。石鹸等は使わず、ブラシや布などで泥やコケなどを洗い落とす。", "part_type" "part" }, { "title" "塩を使った清め", "description" "塩との相性が良い石の場合は、塩を敷いた皿の上に石を安置し、一昼夜置く。その後はきれいな流水ですすぎ、水分をていねいにふき取る。", "part_type" "part" }, { "title" "水による浄化", "description" "一度洗い終えた後、水と相性がいい石は清水に入れて一昼夜さらして、石としての性質を浄める。その後水分をていねいに拭き取る。", "part_type" "part" }, { "title" "太陽光による浄化", "description" "熱や紫外線に強い石であれば明るい窓際や日のあたりのいい場所で太陽の光に石を当てて浄化する方法がある。日没までに必ず取り込むこと。", "part_type" "part" }, { "title" "月光による魔力充填", "description" "清めが終わった石は最後に月光に曝して魔力を溜める。月光が強いほど、月光に曝す時間が長いほど魔力が溜まっていく。おかしな月光に曝すとたまる魔力が全て変わってしまうため、月の様子を見て慎重に光に当てること。", "part_type" "part" }, { "title" "魔石の使い道", "description" "魔石は簡単な魔法の触媒あるいは燃料として用いられる。宿せる魔力はさほど多いものではないため、強い魔法を使うには向かない。", "part_type" "part" }, { "title" "魔石の使い方", "description" "魔石の魔力を使うときは、魔石に魔力の方向性を与えるルーン文字を入れて用いる。火おこしに使うなら炎、冷やすなら氷の意味を持つ文字を筆で入れて用いる。入れる文字は正しく書かないと効果が出ない。", "part_type" "part" } ] }, { "title" "魔力資源の保管庫", "part_type" "group", "children" [] }, { "title" "自生アイテムに関する採取ルール", "part_type" "group", "children" [ { "title" "採って良い場所か確認する", "description" "採っても良いところで採る。入ってはいけない場所へは入らない。判断がつかない場合は、立て看板がないかを確認。ない場合は地元の住民、役所等に聞いて、採っても良いところかどうかを確認する事。立入禁止等の看板があったら絶対に許可なく入ってはいけない。", "part_type" "part" }, { "title" "丁寧に採る", "description" "対象物がアイテムの一部を採取するタイプであった場合、アイテム本体を傷付けてしまわないよう、丁寧に採る。また、採取できる分を根こそぎ、全て採取したりしてはいけない。自生しているものである。アイテムが再生できる範囲内で採取する事。「山菜採取の際にはカゴを使う」等、せっかく採取したアイテムが劣化してしまわないよう、配慮しよう。\n", "part_type" "part" }, { "title" "分量をわきまえる", "description" "使う分だけ採る。捨てる分までは採らない。大きすぎるもの、小さすぎるものまで採らない。食べられるものであれば旬のものだけを採るようにする事。", "part_type" "part" }, { "title" "間違わずに採る", "description" "対象物によく似て異なるアイテムが存在する場合がある。キノコや山菜などは、これが毒を持っている場合がある為、特に注意が必要。よく知っているものだけに限定して採取を行う事。", "part_type" "part" }, { "title" "入る場所のルールを守る", "description" "周りの草木や壁を傷めない。掘った穴は埋め戻す。ゴミは持ち帰る。火の取り扱いに注意する(特に山や森)。怪我・事故・遭難から自身を守る。一人で入らない。地元関係者の注意には耳を傾け、尊重する。", "part_type" "part" } ] } ], "expanded" true } ]
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☆4のキャラを手に入れる為にはキャラガチャは必須ですよね!でも、お目当てのキャラが出るまでまわしてたらいくらあってもたりません!そんな貴方にとっておきの裏技教えます!ジュエルを手に入れる方法はゲーム内でもらえる分の他は、ウェブマネーで購入する方法がありますが、今ならそのウェブマネー10000円分が超簡単に無料でGETできちゃうんです! 詳しくはこちら⇒http //urx.nu/afHC
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/ 2019年01月14日 (月) 16時41分37秒 ◆質問時に書いてほしいこと 説明 OS・アプリ・周辺機器 どのような環境なのか、なにを使用しているのか 具体的な状況 なにをしたのか、どう設定したのか、どうしたいのか ◆質問時に避けたい表現 説明 エラーが出ました どのようなエラーが出たのか正確に書く 解説のとおりにやりました なにをやったのか、念のため書く いろいろやりました なにをやったのか具体的に書く それはもうやりました 自分がやったことは最初に書く ※URLを含むコメントを投稿したい場合は、「http」ではなく、「ttp」と記述していただくようお願いいたします。スパム対策で「http」を含むコメントは投稿できないようにしています。 ※コメントの投稿に失敗する場合があります。そこで、念のためコメントをコピーしてから投稿することをお勧めします。やり方は、Ctrl + Aを押したあとCtrl + Cを押します。投稿に失敗した場合は、Ctrl + Vでコメントを貼り付けて再度投稿してください。 2019年 名前 コメント ↓おっしゃる通り録画機能の方だとなぜかその設定がないです。 一応PS4の編集アプリのシェアファクトリーのトラック2を使えば、 録画した後の段階でPS camera映像を入れることは可能ですが、 多分そういうのは希望のものとは違うと思いますし…。 キャプボがあればできますが、PS4の録画機能だとリアルタイムで カメラ映像を入れる方法がないんじゃないかと。 -- 名無しさん (2019-01-14 16 41 37) PScameraを使って 録画機能で顔出しも含めて撮影したいのですが、できますか!? 配信ではできると記載があったのですが 録画だと難しいのでしょうか、、、!? -- お (2019-01-13 22 39 24) 2018年 っさん ありがとうございます。 たしかに、ちょっと画像が小さすぎて見づらいのがありますね…。 既存の記事については画像をアップしなおさないとダメなので きついですが、今後新規に画像を作るときは可能なかぎり 見やすい画像をアップするようにします。 -- 管理人 (2018-02-14) 記事内の画像は適宜、大きな画像へリンク貼ってくださるとありがたいです。 -- っ (2018-02-12 21 02 34) 2017年 ↓音声というのはマイク音声のことでしょうか。 それならばSHAREfactoryで動画編集する時に PS4にマイクをつなげて ナレーションのようにしてマイクの音を入れることは出来ます。 録画の時点で、PS4でマイクを別に録音したいということであれば、 それは出来ないです。 -- 名無しさん (2017-10-04 00 11 33) シェア機能で、映像と音声を別々に録る事はできますか? -- 名無しさん (2017-10-03 23 46 24) ↓ゲーム内のオプションで相手のボイチャの音量を 調整できるなら、それをいじると良いかもしれません。 パーティーを作成している場合は、「パーティー設定」→「音声ミックスを調整する」で 「パーティーの音声」の方にスライダーを動かしてみてください。 -- 名無しさん (2017-05-19 20 05 41) PS4の録画機能を使用してフレンドとゲーム実況したいと思っているのですが、 僕の声は適切な音量なのですが、フレンドの声が録画した動画だとすごく小さいです。 逆にフレンドが録画した動画を確かめると、僕の声が小さくフレンドの声が大きいです。 どのように設定すれば、僕とフレンドの声は同じ音量で録画されますか?? -- 名無しさん (2017-05-18 23 54 00) 2016年 情報提供ありがとうございます。テキスト部分だけ修正しました。 -- 管理人 先日のアップデート(4.00)から シェア機能の録画時間が最大60分に延長された模様 -- 名無しさん (2016-09-15 10 11 30) 情報ありがとうございます。修正しました。 2015年12月のアプデでタイムベンダーが追加されていたんですね。 -- 管理人 早送りもスローモーションもできますよ -- あごあごあごあご (2016-08-09 16 39 46) ↓SHAREfactory内の楽曲を使ったということであれば、 それはYouTubeのContent IDという仕組みが誤爆したのだと思います。 自分は経験はないですが、たまにYouTube側が間違えて 著作権侵害の警告メールを送ってくるっていうパターンです。 異議申し立てをすればペナルティが解除されるかもしれません。 -- 名無しさん (2016-07-26 19 53 11) 著作権問題がクリアになったと 書かれているのですが SHAREfactory内の楽曲を使用した動画を youtubeに投稿したところ 楽曲に著作権侵害の問題があるといった通知が来ました。 著作権がクリアになっているのであれば SHAREfactory内の楽曲も著作権侵害の問題が無い! という解釈をした私が間違いだったのでしょうか? 回答よろしくお願いお願いします… -- 名無しさん (2016-07-26 19 39 36)
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ア イ ウ エ オ ア 上がっているからてっちり 勿論てっきりの誤タイピング しかしこの後スレ住人の間で河豚が好まれる様になったという 燈無蕎麦(あかりなしそば) 七つ以上あることで有名な怪談・本所七不思議。そのうちのひとつ。 蕎麦の屋台が出ているが店には誰もおらず、行灯も消えている。この行灯にうっかり火を入れると帰ってから必ず不幸に見舞われるというもの。 ろくごスレといえば蕎麦、蕎麦といえばろくごスレ。 蕎麦にちなんだよもやま話なら、誰かが必ず食いついてくる、ろくご者の守備範囲の広さよ。 無燈蕎麦は結構な穴場だからのう 「ろくごまるに追報録66 尋常ならざる2巻待ち(ry」 ( 690) 足洗邸の住人たち。(あしあらいやしきのじゅうにんたち) みなぎ徳一の漫画。あらゆる幻想世界が現実に召喚されてしまった世界で、足洗邸という名のアパートに生きる住人たちの日常を描いた作品。 日常を描いた作品なのだが、しばしばバトル漫画になる。悪魔、妖怪、神、妖精となんでもござれな世界観はゴッマニ(ゴッドマニア)養成書としても評価が高いとか高くないとか。 ろくごスレでは相変わらず蕎麦つながりで、この漫画の1シーンが引用されることがある。 蕎麦屋「燈無蕎麦」に立ち寄った主人公が、メニューの「地獄蕎麦」について説明を求めた際の店主の返答がこれ。 地獄行きっちゅーことやろねワシ知らんけど 「ろくごまるに追報録66 尋常ならざる2巻待ち(ry」 ( 693) イ イース(イース) 日本ファルコムによるアクションロープレシリーズ。 赤髪の冒険者アドル・クリスティンが全てのシリーズで主人公として活躍する。 前世紀のビデオゲームにおけるRPG作品群では一言も喋らない主人公が多かったが、このシリーズもその類に漏れず、その無口っぷりは最近の作品でも徹底されているとか。 土地を移る度に装備も技も経験も全て忘れる無口な赤毛さんもいますよなお過去の女性遍歴も全て忘れます 「ろくごまるに堆惚録68 夏を決する大延期」 ( 176) ウ 无(うー) 高田裕三による漫画「3×3 EYES」に出てくる不老不死の存在。 体を焼かれようが砕かれようが主が無事なら再生する。額に「无」の文字が浮かんでいる。 クトゥルフ神話における怪神が海産物に似て美味しそうという話が、なぜか醤油談義から派生した際に以下のレスがついた。 なお、このネタは同神話を元にしたラノベ作品のアニメネタとの組み合わせによるものである。 (」・ω・)」无!(/・ω・)/にゃー! 「ろくごまるに堆惚録68 夏を決する大延期」 ( 166) エ オ
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* これは、TRPG「Aの魔法陣」のA-DICペルソナ3(Ver.β5)を使って行われた日常ゲームに編集を加えたリプレイです。 読みやすさや見栄えを重視しているため、元ログとは発言の順序などが異なります。 * キャラ紹介 ○柊 杏奈(一年生) ツインテールで眼鏡なロボ娘。 かつては少し辛い事があるとすぐにイジける結構暗めな性格だったが、覚醒後の今はとことん明るく前向きな娘に。 ○篠宮 蒼乃(三年生) NPC。クールで少し陰のある課外活動部のまとめ役……という設定らしいが、最近結構デレ気味かも。 今現在、杏奈に対しては「強く生きて欲しい」と兄のような気持ちを持っているらしい。 玲音@SD: こんばんは。やりましょか。 しょうじ: うぃっす しょうじ: んでは昨日話したとおり、場所はしのっちの部屋 しょうじ: シチュエーションは「お悩み相談/恋の相談」という感じで。 玲音: あいー しょうじ: こん、こん、と扉を叩いたところあたりから。 玲音@SD: では、時間は30分です。 しょうじ: あい 玲音@SD: よろしくお願いしますー しょうじ: こちらこそ、よろしくですー 玲音@SD: と、タイマー用意せねば… 玲音@SD: あい、OKです。 しょうじ: うぃ、こちらも名前変更(あにー/柊 杏奈) /*/ 玲音@SD: あなたはしのっちの部屋のドアをノックした。 あにー: 「兄さん――お時間、よろしいでしょうか」 玲音@SD: ちょっとまった。その言い方はいつから?w しょうじ: あの事件以降だね。 しょうじ: しどりんとかと同じで、徐々に呼び方が変わってきてるの。 しょうじ: 嫌がる? 篠宮: 「……いや、その呼び方はちょっと。とにかく、空いてるよ」 あにー: 「はい」 しょうじ: この前までのような、うじうじとした感じはない―― しょうじ: でも、とりあえず何か悩んでいる事はわかる顔。 玲音@SD: 篠宮は勉強していたようだ。 あにー: 「お邪魔でしたか?」 篠宮: 「いや。それよりどうした?」 あにー: 「……私、朝お散歩に出かけようとしたとき」 あにー: 「今まで会った事もない人に、いきなりラブレターを貰ってしまったのです」 玲音@SD: 篠宮はちょっと驚いたようだ。 あにー: 「確かに、わたしに恋をしたいという気持ちはあるのですが」 あにー: 「……私は、機械でも人と恋が出来る道を模索するべきなのでしょうか」 しょうじ: 彼女はこの前の事件以降、己が機械であるという事をきちんと正面から受け止められるようになった。 しょうじ: 機械と人に差などない、けれど今の時代はまだ機械と人がきちんと恋が出来るようにはなっていない――これは、その彼女が事実として受け止めるべき事象である。 篠宮:「いや……いきなりの難問だな」 玲音@SD:篠宮はかなり困っている。腕組みして考え始めた。 篠宮: 「心があるのだから、当然恋もする。これは当たり前のことだと思う」 あにー: 「はい」 篠宮: 「これは、君のような人と同じ形をしたものだけでなく、例えばコンピュータの中の形のないものであっても」 篠宮: 「その意味で、恋をすること自体に不思議はないんだが……」 あにー: 「でも今の段階では、まだ機械と人の恋というのは難しい」 篠宮: 「……」 篠宮: 「ええと、いかん、そうだ。まず確認しなきゃいけないな」 あにー: 「?」 しょうじ: うりん、と小首を傾げたあにー。 篠宮: 「柊はどう思っているんだ? その相手のことが気になるのか?」 あにー: 「初めてお会いした方ですから、気になるのかと言われれば正直良くわからないのですけれど……」 あにー: 「こういう事は初めてですから、胸はどきどきしています」 篠宮: 「そ、そうか」 玲音@SD: 篠宮はかなり困った顔だ。そもそもこういう相談を受けたことがないっぽい。 あにー: 「これは、恋に恋しているだけなのでしょうね」 篠宮: 「うーん……僕もそう恋愛のことをわかっているわけじゃないんだが、まず君の想いが重要だと思う」 あにー 「――わたしの、想い」 しょうじ: しのっちを、正面から見据えつつ。 あにー: 「……恋をしたいと思ったなら、難しくても正面から恋をすべき」 あにー: 「……大切なのは、心、想い」 篠宮: 「いや……まずは一度話してみたらどうだろうか?」 篠宮: 「相手の思いに答えられないのなら、きちんと断るべきだし。その上で、付き合うのなら……」 篠宮 「うん……そこから、悩むべきだと思う」 あにー: 「……」 あにー: 「私にラブレターを下さったあの方が、私が機械だと知ってなお私とお付き合いしてくださる確率というのは、客観的に見てかなり低いレベルにある……と思うのです」 あにー: 「でも私が恋をしたいのならば、それを何とかしなければいけない……ですよね」 しょうじ: うじうじはしない、決してうじうじはしない。 しょうじ: 悩みはするが、うじうじはしない。 しょうじ: 前とは、違う。 あにー: 「私が機械である事は、やはり隠しておくべきでしょうか」 篠宮: 「……難しいな」 篠宮: 「ただ、本気で付き合うのならば、いつかは言わなければならない」 あにー: 「……はい」 しょうじ: うなずく。 篠宮: 「さっき言った通り、まず本気で付き合うのかどうか、そこから考えるべきだと思う」 篠宮: 「まだ相手のこともよく知らないんだろう?」 あにー:「はい」 しょうじ: あにーは、言ったあと一人で頷く。 しょうじ: 志は、決まったらしい。 あにー: 「お友達からはじめましょう――まずは、こう言うべきですね」 しょうじ: それは、お断りと言う意味のセリフである。 篠宮: 「柊次第だな。中途半端に付き合っても仕方がないだろうし」 あにー: 「私次第……」 篠宮: 「うん。柊の気持ち次第だ」 あにー: 「――そう、ですね」 しょうじ: にこ、と180APの笑みを浮かべたアニー。 篠宮:「……その笑顔にやられたのかな」 あにー: 「私は、自由になれたんです――自由になれた以上、私は自分で何かを決めていかないと……」 あにー: 「?」 しょうじ: うりん? 篠宮: 「ああ、いや。あまり会ってないのにラブレターを送ってきたというのは、一目ぼれの類かと思って」 あにー: 「一目ぼれ……」 しょうじ: 何か思うところがあったらしく、一瞬だけ顔を曇らせかける。 しょうじ: だが、ふるふると首を振りなおした。 あにー: 「……顔は作り物だけど、笑顔は作り物じゃないですからね」 あにー: 「それに、この顔も私の一部です」 篠宮: 「なに、形なんてものは誰にとってもそうだよ」 篠宮: 「男は顔だけじゃない、なんて言うだろう?」 玲音@SD: 篠宮は冗談ぽく言った。 あにー: 「はい」 しょうじ: 冗談とは取らなかったらしい。 あにー: 「――私、とりあえずお話してきます」 篠宮: 「うん、話してくるといいよ」 篠宮: 「まだどんな人かもわからないんだ」 あにー: 「はい――ええっと」 しょうじ: お兄ちゃんはやめてくれと言われたので、どう呼ぼうか迷っているらしい。 篠宮: 「これまでどおりでいい。確かに柊は妹みたいな気もするが」 篠宮: 「実際にそう呼ばれると、さすがに恥ずかしい」 あにー: 「――わかりました、しのっち」 しょうじ: にこ、と再び笑顔を浮かべた。 あにー: 「それじゃあしのっち、私はその人を理解しにいってきます」 しょうじ: 立ち上がる。 篠宮: 「ああ。と、そうだな……」 玲音@SD: 篠宮はちょっと考えている。 あにー: 「?」 篠宮: 「……いや、柊に任せる。自分の思いをきちんと伝えてくるといい」 あにー: 「はい♪」 しょうじ: 嬉しそうに、言葉を返した。 しょうじ: ――と、こんな感じで。 玲音@SD: あい。ではここで。 /*/ 玲音@SD: お疲れ様でした。 しょうじ: いえいえ、ありがとうございましたー。 玲音@SD: やっぱりしのっちもどうしたらいいかわからなかったなw しょうじ: うん、だがまあ何とか話のめどは立ってきたw しょうじ: ホントは、ここでしのっちの話をいったん終わらせめっちぃの話あたりにでも移ろうかなと思ってたからなぁw 玲音@SD: なるほど。それもまた面白かったかもしれんね。 しょうじ: うん、そうだな……確か、次は時雨さんの話だったか しょうじ: それが終わったあとの日常ゲームは、ちょっと別のキャラクターとの掛け合いで行ってみるわ。 玲音@SD: あいっす。ではリザルト。 玲音@SD: 関心度はそのまま。関係値+50 しょうじ: うぃ、ありがとうございますー>リザルト しょうじ: めっちぃ相手だったら、APはいらないんだっけ?>知り合いとのコミュゲーは、APを消費しない 玲音@SD: うん。APは自分でNPC作ってやる場合なので。 しょうじ: なるほど、了解です。 玲音@SD: んでは解散ということで。またよろしくー。 しょうじ: うん、それでは今日はこれくらいで――今日もありがとうございました、それではー *
https://w.atwiki.jp/7clubngy/pages/14.html
ようこそ7人倶楽部へ 新しく入会される方、こんにちは。7人倶楽部に参加するにあたってのオリエンテーションを、ここにまとめます。 ご一読の上、積極的に倶楽部活動を楽しんでください。 まずはよく知ろう 7人倶楽部は、ルールと価値観を共有し、部員との出会いやその多様性を楽しみつつ遊ぶ組織ゲームです。 ゲームですので、遊び方と目標を知らないと楽しめません。ぜひこのwiki、とくに7人倶楽部のしくみと方針をよく読み、理解してください。わからないことがあれば遠慮なく、部員にきいてみましょう。 入会の条件について 入会には、以下の4つの条件があります。すべてに同意できる場合のみ、入会が認められます。 これを確認するために、初回参加時に入会の儀が行われます。ここで4つの項目に同意すれば、めでたく入会成立となります。 7人倶楽部のしくみを理解し、内容に同意すること。 投票、新人勧誘、wiki更新などの義務をちゃんと行う責任を持つこと。 Twitterアカウントを持っていること。 過去に7人倶楽部(他の地域のものも含む)に入会したことのある人は、入会できない(ただし中退者を除く)。 部員の役割 原則リーダーも上下関係もない、フラットな組織形態が特徴の7人倶楽部ですが、持ち回りで役割があります。役割にあたったときは、責任を持ってその務めを果たしましょう。 新人は初めての投票で、開票&読み上げを行う。 元新人(2番目に新しい人)は、投票管理者。投票時に投票グッズ(投票箱、ペン、投票用紙など)を用意し、新人の開票をサポートする。(やり方は→投票の準備) 新人を入れるべき部会にいちばん誕生日が近い人は、新人紹介管理者。新人の確保をコーディネートし、その責任を担う(必ずしもコーディネーターが連れてくる必要はない) 紹介者(新人を連れてきた人)は入会の儀を新人に対して行う。 千円札を数枚用意 部会での飲食などの費用は、都度都度割り勘となります。幹事役になってくれた人のお釣りが不足しないよう、細かいお金を準備しておくと、高ポイントかもしれません。 .
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ようこそ7人倶楽部へ 新しく入会される方、こんにちは。7人倶楽部に参加するにあたってのオリエンテーションを、ここにまとめます。 ご一読の上、積極的に倶楽部活動を楽しんでください。 まずはよく知ろう 7人倶楽部は、ルールと価値観を共有し、部員との出会いやその多様性を楽しみつつ遊ぶ組織ゲームです。 ゲームですので、遊び方と目標を知らないと楽しめません。ぜひこのwiki、とくに7人倶楽部のしくみと方針をよく読み、理解してください。わからないことがあれば遠慮なく、部員にきいてみましょう。 入会の条件について 入会には、以下の4つの条件があります。すべてに同意できる場合のみ、入会が認められます。 これを確認するために、初回参加時に入会の儀が行われます。ここで4つの項目に同意すれば、めでたく入会成立となります。 7人倶楽部のしくみを理解し、内容に同意すること。 投票、新人勧誘、wiki更新などの義務をちゃんと行う責任を持つこと。 Twitterアカウントを持っていること。 過去に7人倶楽部に入会したことのある人は、入会できない(ただし中退者を除く)。 部員の役割 原則リーダーも上下関係もない、フラットな組織形態が特徴の7人倶楽部ですが、持ち回りで役割があります。役割にあたったときは、責任を持ってその務めを果たしましょう。 新人は初めての投票で、開票&読み上げを行う。 元新人(2番目に新しい人)は、投票管理者。投票時に投票グッズ(投票箱、ペン、投票用紙など)を用意し、新人の開票をサポートする。(やり方は→投票の準備) 新人を入れるべき部会にいちばん誕生日が近い人は、新人紹介管理者。新人の確保をコーディネートし、その責任を担う(必ずしもコーディネーターが連れてくる必要はない) 紹介者(新人を連れてきた人)は入会の儀を新人に対して行う。 千円札を数枚用意 部会での飲食などの費用は、都度都度割り勘となります。幹事役になってくれた人のお釣りが不足しないよう、細かいお金を準備しておくと、高ポイントかもしれません。 .
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3978.html
ゆっくりが出産をします 植物型で2日、胎児型で4日程度で生まれる設定となっています まりさを譲り受けた次の日だった 「れいむの持ち主に連絡を取ったんですよ。そうしたられいむは家にいるって言うんですよ」 隣人である虐待愛好家の青年は驚くべきことを言ってきた れいむ、青年のちぇんをにんっしんっさせたゲスれいむ バッジはちゃんと付けてあるが怒りが有頂天を迎えた青年はそんなことはどうでもよかった 最悪、ガラスを割ったときに破片で怪我をしてそれが元で死んだとでも言うつもりでいた それほどまでに青年は怒りを覚えていたのだ ちなみに隣人はれいむの飼い主の元を訪ねておりキチンとれいむを確認している それが件のれいむかどうかは分からないが 銀バッジは比較的簡単に取得できる そして、紛失した際には簡単に新しいものがもらえるのだ つまり、すぐさま手配をすれば野生のれいむに銀バッジを付けて偽装が可能である 金バッジの場合は手続きをすませた後、取得したゆっくりかどうかをバッジ委員会側のゆっくりが判別する 個体識別に関しては群を抜いているゆっくりだけあってそれは確かなものだ こうしてれいむは飼いゆっくりではなくなった それはつまり、この先どうなろうと誰も助けてくれないことを意味する れいむはと言うとまりさと再開し再び子どもを宿していた 植物型のためもう既に何匹生まれるかが確定している 種別は分からないが、7匹のゆっくりが生まれ落ちることになる 「ゆゆ~ゆっくりうまれてきてね!」 この先自分の身に何が起こるかもつゆ知らず れいむは自分の頭から生えた茎、そこに宿った赤ちゃん達の誕生を心待ちにしていた 母性が強いと言われるだけあり、れいむはとても嬉しそうにしていた まりさも動けないとはいえ子どもの誕生は嬉しいようだ ゆっくりだけあって先のことは何も考えておらず時折青年が投げ入れる野菜くずを まるでそれが毎日、しかも当然のように与えられるものだと思い込んでいる 実際は今死なれては怒りの落としどころを失うのを青年が恐れてのことだ 「まりさとれいむのあかちゃんはもうすぐうまれるね!」 「あかちゃんがうまれたらゆっくりできるね!」 生まれた子ども達が一体どんな声でゆっくりしていってね!と挨拶をしてくれるか それを考えるだけで二匹はとてもゆっくりして時間を過ごすことが出来た 一方、ちぇんはあまりゆっくり出来てはいなかった 青年がちぇん種なら飼ってくれるとは言ったもののもしれいむ種だったら殺されてしまう 胎児型でお腹を痛めて産む子がもし殺されてしまったら…そう考えるだけで身震いする 金バッジだけあって「お兄さんも自分の赤ちゃんを見たらとてもゆっくり出来る」などと言った楽観視はしていない ちぇんに出来るのはちぇんと同じちぇん種が生まれてくれることを祈るだけだ 「ちぇんとおんなじゆっくりにうまれてね…」 お腹の子どもは一匹 この子どもがちぇんかはたまたれいむか 胎児型といえども数日中には生まれるだろう ちぇんのゆっくり出来ない日は続く 「「「「「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!」」」」」」 れいむの茎から赤ちゃんゆっくりが生まれ落ちた 内訳はれいむ種が3、まりさ種が4だ どんなゲスから生まれようとも生まれ落ちたその瞬間はとても可愛く愛らしいのがゆっくりである れいむとまりさは生まれた子ども達に目を奪われていた つぶらな瞳、綺麗なおリボンと帽子、流れるような髪の毛、ゆっくりとした体付き 「「ゆっくりしていってね!!」」 感極まりながらも子どもに挨拶を返し、自分達が親だと認識させる 二匹の頭の中には子ども達をどう育てるか、それしかなかった れいむに似た子たちはきっとお歌が上手に違いない。まりさに似た子たちには帽子を使った河渡りを教えよう 家族で食べるご飯はとても美味しいに決まってる 夢のような未来図が二匹の間に展開していった 「おきゃあしゃん!まりちゃはおなかがちゅいたよ!」 一匹の赤ちゃんまりさが空腹を訴えた 他のゆっくり達もお腹が空いた、ご飯が食べたいと言いだしたのでれいむは頭の上の茎を落とした 「あかちゃんはくきさんをゆっくりたべてね!」 赤ん坊のゆっくりが生まれて初めて食べる物はこの茎だ この茎を食べることによって免疫能力などを得るとも言われている 赤ちゃんゆっくり達はこぞって茎を食べ始め、ものの5分もしないうちに茎は無くなってしまった 「おにゃかいっぱいだよ!」「まりしゃも!」「なんだかねみゅきゅにゃってきたよ?」「ゆっくりおひりゅねしゅりゅね!」 れいむの子守歌を聴きながら赤ちゃんゆっくりは昼寝をし始めた 動けないまりさも赤ちゃんがすりすりしてくれて感動の涙まで流していた 「れいむはおうたがじょうずだね!まりさもねむくなってきたよ!」 「ゆっくりてれるよ!あかちゃんたちがねたかられいむたちもおひるねしようね!」 二匹も赤ちゃん達につられる様に眠り始めた 「…そろそろか」 それを別室から見ていた青年はボウルと包丁、そして小麦粉を手にれいむ達の部屋へと向かった 眠り惚けているまりさを持ち上げ底面をよく見る 黒こげになったそれは自然治癒は期待できない 治すとなればそれこそオレンジジュースか新しい皮を用意するしかない それを確かめると青年は包丁をまりさの底部へとあてがう そして細心の注意を払い、黒こげになった部分を切り落としていく まりさは「ゆゆ~あかちゃんたち、くすぐったいよ…」などと寝惚けていて気付く様子はない 黒こげになった底部を捨てると次に赤ちゃんゆっくりに手を伸ばす 眠っている赤ちゃんゆっくりから飾りを取り除く それが終わると青年は赤ちゃんゆっくりを殺さぬように解体していく 顔の部分を残し、尚かつ中枢部の餡子を傷つけないように 全ての赤ちゃんゆっくりを切り終えると顔の部分の皮をまりさの底部につなぎ合わせる 小麦粉を溶かしゆっくりとなじませていく また、小麦粉を使い赤ちゃんゆっくりの中枢餡子を覆うことにより親との同化を阻止する 6匹の赤ゆっくりを使いまりさの底部は復元された 1匹余ってしまったので青年はその使い道を考えているとまりさの人間で言う臀部から醜いものが顔を覗かせた あにゃると呼ばれる排泄器官。丁度良いとばかりに最後に残った赤ちゃんれいむをその部分へと移植する 口の部分がちょうどあにゃると同じ場所になるように… 作業を終えると青年は野菜クズを撒くと部屋を後にした この後の反応を見れば溜飲が下げられようか 途中でオレンジジュースとゆっくりフードをちぇんに与えることも忘れずに 「どうだ、もうすぐ生まれそうか?」 まよひがで不安な顔をしているちぇんにオレンジジュースを飲ませながら青年は優しく問いかけた 「もうすぐだねーきっとあしだだよーわかるよー…」 不安そうなちぇんを見ると青年の心にれいむに対する怒りの炎が燃え上がる 皮肉なことにちぇんが気にしているのは自分の子どもが青年に殺されないかどうかなのだが 「あの悪いれいむにはおしおきをするからちぇんは心配することはないよ」 「ゆゆ…」 ちぇんはゆっくりフードを食べ終えると心労から来る疲れでそのまま眠ってしまった 青年はれいむの制裁を固く誓った 結局、れいむとまりさは翌日まで眠り続けた 目が覚めると赤ちゃん達は一匹もいなかった 「ゆ?あかちゃんたち!ゆっくりでてきてね!!」 れいむはポヨンポヨンと跳ねながら部屋中を探し回った 「かくれんぼしてないででてきてね!おかあさんおこるよ!ぷんぷん!」 探せど探せども赤ちゃん達は一向に見つからない 耐えかねたれいむが怒り出すほどだ 「ゆゆ…ゆっくりおきたよ!」 そのれいむの騒ぎ声によりまりさも目を覚ました 「たいへんだよまりさ!れいむたちのあかちゃんたちがいないよ!」 「ゆゆ!?ゆっくりさがすよ!」 それを聞いたまりさがポヨンと跳ねた 「ゆ?まりさのあしさんがうごくよ!」 「ゆげっ…」「ゆびっ…」 黒こげになりウンともスンとも言わなかった脚が動くようになった その喜びでまりさは飛び跳ねる。ポヨンポヨンと そのたびにどこからかうめき声がしていたが二匹は気にもとめなかった 「とってもゆっくりしてたからなおったんだね!でもはやくあかちゃんをさがすよ!」 二匹は手分けして部屋中を探し回ったが一匹も見つからない そして動いたためにカロリーを消費し空腹となる 「ゆっくりごはんをたべてからあかちゃんをさがすよ!」 まりさはそう言って野菜クズを食べ始める れいむも渋々ではあるが口にするが食べ始めれば 「「む~しゃむ~しゃ、しあわせー!!」」 と、満足の声をあげる始末 満腹になったことでまりさが生理現象を催した トイレ、排泄行為だ 「ゆっくりうんうんするよ!」 下腹部に力を入れ、あにゃるから餡子をひねり出す この餡子は人間基準で言うと少々痛んだ程度であるがゆっくりはこれを臭いといい極端に嫌う 「ゆびゃあああ!!くちゃいぃぃぃぃぃ!!!」 まりさがうんうんを出したときだった 突然まりさの後から赤ちゃんの声が聞こえてきたではないか 「あかちゃん!?ゆっくりでてきね!!」 れいむをまりさの後ろに回っても誰もいない まりさが後ろを向いてもれいむがキョロキョロしているだけで赤ちゃんはいなかった 「うんうんはくちゃいよぉぉぉ!!えれえれえれ」 どこからか苦悶の声を上げて餡子をはき出してる赤ちゃん しかし、姿は見えなく二匹の不安は募る一方だった 「ゆ?」 それに気付いたのはれいむだった まりさのお尻の辺りにうんうんじゃないものがある あれはなんだ?餡子だ。けど、うんうんじゃない よく見てみるとまりさのあにゃるは何か変だ 目があって口があってこれではまるで… 「でいぶのあかぢゃんがああああああ!!!」 れいむは気付いてしまった。自分の赤ちゃんの居場所に 「どこにいるの!?まりさにもゆっくりおしえてね!!」 ポヨンを跳ねて方向転換しかし、目の前にいるのはれいむだけである 「あかちゃんは!まりさとれいむのあかちゃんはどこにいるの!?」 対するれいむは返事とばかりにまりさに体当たりをした 渾身の体当たりを受けてまりさは吹き飛ばされ底部をれいむに晒すことになった 「ゆげっ…」「ゆぶぅ…」「ゆっゆっ…」「いちゃいよぉぉ!!」「もうおうぢがえるぅぅぅ!!」 間違えることはなどない。確かにそこには自分が生んだ子ども達の顔があった 「どぼじであがぢゃんがばりざのあじざんになっでるのおおぉぉぉぉぉ!!!」 れいむの叫び声は青年のいる別室にまで聞こえるほど大きかった それを聞いて青年は少し溜飲が下がる思いがした まりさの底部に移植されたのは自らの赤ゆっくりであった 奇跡とも言える状態だが一匹とも死んではいない 親まりさの餡子に赤ゆっくりの中枢餡子は薄い小麦粉の膜に阻まれて同化していなかった が、それでも顔面が地面に押しつけられるのは苦しくうめき声を上げだしている もし森の中なら整理された平らじゃない自分に何回も顔をぶつけるという苦悶が待ち構えている ある意味一番悲惨なのはあにゃる部分の赤れいむで彼女の口を親まりさのうんうんがダイレクトに通過することになる そのため、嫌でもうんうんを味わってしまう 「どぼじでばりざのあがぢゃんがああああ!!」 底部を晒しているまりさもれいむの叫び声と赤ちゃん達の鳴き声で自分の体に起きた異変に気が付いた 赤ちゃん達は辛うじて生きている しかし、これでは生かされているだけだ まりさは底部を使えないとなれば狩りが出来ず、まりさが狩りを行い跳ねる度に赤ちゃん達は痛みを味わう もはやどちらか片方しか生きられないのだ 「うごけにゃいよぉぉ!」「どぼじでいもうちょとおんにゃじにゃのぉぉぉ!」 赤ちゃん達もそれぞれ苦悶を上げるがそのたびに親れいむはおろおろするばかりだ 「まっててね!いま、おかあさんがたすけるからね!」 親まりさの底部に口を当てるとれいむはそのまま赤ちゃんの顔を傷つけないように剥がそうとする 当然親まりさは痛みを感じ、うねうねと底部を動かし抵抗する 「どぼじでばりざのあしざんをがむのぉぉぉ!!」 「あがぢゃんがだずげらでないでしょぉぉぉ!まりさはじっとしててね!!」 親まりさにもう一度体当たりをし、弱らせたところで親れいむは再び噛みつく そのまま赤ちゃんを引きはがそうとするが… 「なんであんござんがででぐるのぉぉ!?がみのげざんはどこなのぉぉぉ!!!」 赤ちゃんは体ごと埋まっていると思っていたのか、親れいむは更に絶叫を上げる しかし、髪の毛なぞあるわけもなく出てくるのは餡子だけであった 「もっちょ…ゆっくち…」 それが原因で赤ちゃんを構成していた餡子が漏れ出し死んでしまった 正確には親まりさと同化したのだが、その顔は死んでしまったゆっくりそのものであった 「わがるよおー!うばでるよー!」 別室にてちぇんが産気付いた 産道が開きそこから赤ちゃんゆっくりが顔を覗かせる 青年はそれがれいむ種かちぇん種かと覗き込む 「ゆっ!ゆっ!」 ちぇんは額に大粒の汗をたぎらせながらゆっくりと産道から赤ちゃんを押し出していく 「うまれりゅよ!ゆっくちうまれりゅよ!」 すぽんと景気よく赤ちゃんゆっくりは飛び出した 青年が敷いた毛布の上に 思わず青年は絶句した ちぇんは赤ちゃんを産んで安心しきっていた しかし、青年の顔を見て青ざめてしまった 「ちぇんのこどもはちぇんとおんなじなの?ゆっくりおしえてね!」 ちぇんは青年を急かしたがそのゆっくりはなんと… 親れいむは混乱していた 赤ちゃんを助けようと引っ張り出したら、赤ちゃんの綺麗な髪飾りは全く出てこなかった そして、何故か顔だけがちぎれて餡子が漏れ出したのだ 既に3匹の赤ちゃんが餡子が漏れて死んでしまった 親まりさも苦しそうにしている 何よりも赤ちゃん達が 「このゆっくちごろじ!」「ごっぢどないでえええ!!」「ちね!ちね!」 と、まるで自分を姉妹の仇のように睨んでいる 「れいむぅ…これいじょうしたらあかちゃんたちがしんじゃうよぉ…」 番であるまりさも弱音を吐いてる 更にれいむは混乱する どうすれば赤ちゃん達を助け出せるか、まりさはあしはどうなっているのか 「ゆゆゆ…」 「なんだ、もう3匹も死んだのか」 そこに青年が入ってきた 青年は部屋に入るなり倒されているまりさとちぎれた底部を見て事情を察した 「あ~あ、まさかれいむが自分の赤ちゃんを殺すゆっくりだったなんて」 わざとらしい声で全員に聞こえるように青年はれいむが赤ちゃんを殺したという 「赤ちゃんはまりさの脚になっただけでちゃんと生きてたのにな」 「ゆっ!?」 親まりさはそれを聞き逃さなかった 赤ちゃん達は自分のあしになったがちゃんと生きていた 「でいぶぅぅぅ!!どぼじであかちゃんごろじだのぉぉぉ!!」 バッと跳ね起きるとまりさはれいむに詰め寄る れいむは「ゆっゆっ…」とオロオロしてるだけだ 「ばでぃざもいだがっだんだよ!ぞれにあがぢゃんはいぎでだんだよ!!」 その場でダン!ダン!とヒステリック気味に飛び跳ねる「ゆっ!」「ゆげっ!」「ゆぶっ…!」 「こんなあしざんじゃばでぃざはがりにいげないよ!どぼじでぐれるうのぉぉ!!」 一気にれいむに詰め寄る。その脚からは動く度に餡子が漏れている まりさの底部はれいむが赤ちゃんを助けようと噛みちぎったため穴が空いている そう、噛みちぎったから… 「ばでぃざああああ!あがちゃんがあああ!!」 「ゆっ?」 れいむの叫び声を聞いてまりさは自分のあしへと視線をやると 「ゆびぃ…」「もっちょ…ゆっくち…」「ゆっくちしたきゃ…」「ゆっ…ゆっ…」 れいむが噛みちぎりまりさの底部の空間に空洞が出来た そしてまりさが飛び跳ねた結果他の赤ちゃん達の餡子も圧力で流れでてしまった 「ゆがああああ!ばでぃざのあがちゃがあああ!!」 弱っていたのも影響し、赤ちゃんは死んでしまった 残っているのはまりさの底部の赤ちゃんれいむとまりさが二組ずつ、そしてあにゃるのまりさの5匹となった 「ばでぃざがあかぢゃんをごろじだああ!!」 「ぞもぞもでいぶがわるいんでじょおおお!!」 「なにいっでるのぉぉぉ!!」 親であるまりさとれいむは既に破局寸前 だが、それでは面白くない 「実は赤ちゃん達をまりさの脚に移植したのは俺なんだ」 青年は真実を告げた 二匹は激情し青年に「しね!しね!」と言いながら体当たりをしてきた それを意にも介さず青年はさらに言葉を続ける 「お詫びにまりさの脚を治してあげたいんだけどどうかな?」 「ゆ!とうぜんだよ!はやくなおしてね!プンプン!」 「ばかなおにいさんはさっさとまりさをなおしてね!あまあまももってきてね!」 とりあえずれいむを蹴飛ばしてから青年はまりさを持ち上げて部屋を出る 台所には既に高温になっているホットプレートと小麦粉、オレンジジュース、それにバリカンが用意されていた 「じゃあ、治療を始めるからね」 先ずはじめに青年はまりさから帽子を取り上げた ぼうしがないとゆっくり出来ないと騒ぎ出したが治療をするためとなだめた バリカンのスイッチを入れるとテーブルに置いたまりさの髪を刈っていく それもごっそり全て。まりさ種ご自慢の綺麗な金の髪は無くなってしまった 「だんでがみのげざんをどるのぉぉぉぉ!!!」 「こうしないと赤ちゃんを助けられないんだよ」 剃り落とした髪の毛をゴミ箱に捨てると青年はまりさの頭を思い切りホットプレートへ押し当てた 「ゆぎゃああああ!!あづいいぃぃぃぃいっ!!!ばでぃざのあだまがあああああ!!!!」 ゆっくりへの体罰の一つに底部を焼く、と言うのがある 底部が焼き焦げてしまうとゆっくりは自分で動けなくなり野生では死を意味する そのため、虐待好きは皆最初に底部を焼くことから始めるという 「ゆっ…ゆっ…」と痙攣しているまりさを無視して包丁を取り出す そのままずぶり、とまりさへと突き刺す 「ゆぎゃあああああああ!!!」 悲鳴を上げるが別にまりさの顔面には刺していない これから行うのは赤ちゃんに施したことと似たようなものだ 綺麗にまりさの顔の皮だけを本体から切り離し、青年はそのまま中身の餡子をくるりと半回転させた 無論、赤ちゃんゆっくりの中枢餡は元の位置のままだが そうしてまりさの顔も反対にし小麦粉とオレンジジュースで疵痕を消していく 結果としてまりさの頭は脚に、脚は頭になった それに対応するように顔も逆さまに移植された 「ほら、できたぞ」 青年はそう言って帽子を被せてやる 勿論、帽子にも細工がしてある 親切なことに頭頂部にある赤ちゃんゆっくりの顔が見れるように帽子の一部を切り取ったのだ 「ゆぐっ…じじいは…しね…」 まりさは別の台の上に乗せられそこで体の感触を確かめる ゆっくりの餡子脳では何が起こったか理解できない しかし、脚が動かないことは理解できた 「ゆっあしさんがうどかないよ…それになんだかぐらぐらするよ!」 ゆっくりは基本的に下ぶくれであるが頭頂部に近づくにつれて細くなっている そんなものを逆さまにしたのだ。バランスを取るのにはかなり苦労するはずだ そう、まりさはいわば独楽のよう体になったのだ 「ゆがああ!たでないいぃぃ!!」 焼け焦げた脚でバランスを取ることは出来ずまりさは転んでばかりだ 「さぁ、れいむのところにもどるぞ」 「まり…さ…?」 戻ってきたまりさをみてれいむは我が目を疑った 美ゆっくり(れいむ規準)だったまりさの体は気味の悪い体になっている 脚が細くて頭が大きい、それに綺麗な髪の毛もない 極めつけは帽子だった。何か変だ、一部が切られている そこをよく見ると… 「れいむのあかちゃん!」 赤ちゃん達がまりさの頭にいる どうしてかは分からないが脚よりかはマシだろう…だが 「れいむぅ…ばでぃざはもうあどぅげないよぉおぉ…」 まりさは脚に怪我をして歩けないという それに帽子が無ければまりさと分からないほど薄気味悪くなっている れいむの中に「これが本当に自分のまりさなのだろうか?」という感情が芽生えてくる そのまりさがバランスを崩し倒れた。その拍子に帽子が頭から落ちた 「ゆっ!?」 そこに気味の悪いハゲ饅頭が倒れていた 気色の悪いからだに気色の悪い頭、極めつけはその頭に赤ちゃんくらいのゆっくりの顔があることだ 既にれいむの中ではまりさが自分の番だったと言うことは消えた 一刻も早くこの気持ち悪いゆっくりから離れたい 「れいむにちかよらないでね!きもちわるいよ!!」 「なんてこいうの!?まりさだよ!!」 「れいむのまりさはそんなきもちわるいやつじゃないよ!!うそつきはしんでね!!」 すかさず、れいむは体当たりをする 動けないまりさにそれを避ける術はなく、吹き飛ばされたあとは上に乗られて踏みつけを受けるだけだ 「ゆっくりしんでね!うそつきはしんでね!ゆっくりできないゆっくりはしんでね!」 「もっちょゆっくち…」「おがああざあああん!」「ゆ…」 自分の子だということも忘れ、まりさの頭の顔を踏み潰していく 「もっと…ゆっくりじだがっだ…」 そうして頭が潰れた時点でまりさも永遠にゆっくりしてしまった 「これですこしはゆっくりできるよ!」 れいむは部屋を見渡して一匹でゆっくりし出した しかし、餡子脳でも自分に赤ちゃんがいたのは覚えているらしく必死に探し出した 「れいむのあかちゃんどこぉぉ!はやくでてきてえー!」 その様子を青年はニヤニヤと見ていた あのれいむが不幸になっている、それだけでも溜飲が下がるというのに嬉しい誤算もあった 青年はれいむを蹴飛ばしてどかすと部屋を片付けていく 「じじいがれいむのあかちゃんをかくしたんだね!じじいははやくあかちゃんをかえしてね!」 ゴミ袋にあらかたのゴミを詰め終えると復活したれいむが騒ぎ出した 「おまえのあかちゃんはまりさと一緒に死んじゃったじゃないか」 「あんなのれいむのあかちゃんじゃないよ!!それにれいむのまりさじゃないよ!!」 ぷんぷんと憤るれいむにやれやれという青年 「ゆ!れいむにはちぇんがいるよ!はやくあかちゃんとあわせてね!」 れいむが思い出したようにちぇんの名を口にする そればかりか赤ちゃんに会わせろとなどと 昨日までの青年なら激昂しれいむを叩きつぶしていただろう 「仕方ないなあ、特別だぞ?」 だが、青年は上機嫌だった れいむを透明な箱に閉じ込めるとちぇんのいる部屋まで連れて行った 「はやくあかちゃんにあわせてね!それからはやくだしてね!あまあまもちょうだいね!」 無造作に箱を投げ捨てるとまよひがのちぇんに声を掛ける 「ちぇん、れいむへのおしおきは終わったから赤ちゃんを見せてあげよう」 するとちぇんが恐る恐るまよひがから顔を出す まだ恐怖は消えてないのか顔を半分ほど出しただけだ だが、遊びたい盛りの赤ちゃんは別だ ちぇんの後ろから飛び出してマジマジとれいむを見つめている 「あのれいむはゆっくりできないんだよー!わかってねー!」 れいむも赤ちゃんを見つめる 「…これがれいむのあかちゃん?」 そう、ちぇんから生まれたのはれいむ種ではなかったのだ そのゆっくりは 「てんこー!ゆっくりしていってね!」 ゆっくりらんであったのだ チェンジリング、取り換え子と呼ばれるそれは番である二匹のゆっくりとは別種のゆっくりが生まれる現象だ ちぇんかれいむかどちらかは分からない。しかし、どちらかにゆっくりらんの因子があったために生まれたのだ 「らん!ゆっくりしないでおかあさんをたすけてね!」 れいむは恥知らずにもらんに助けを求めた 「うそつかないでね!らんのおかあさんはちぇんおかあさんとゆかりんおかあさんだよ!うそつきはゆっくりしんでね!」 希少種であり知能の高いゆっくりらんであったが、何故か自分はちぇんとゆかりんから生まれたと言い張るのだ この三匹は元々結びつきが強く野生では一緒に暮らしている場合が多い 青年はそのさまをニヤニヤと見つめていた らんがれいむを親だと認めないのは好都合だった ちぇんじりんぐで生まれたらんを青年は飼うことにした ちぇんとらんは二匹の方が良いと考えたのだ 「なぁ、らん。うそつきにはお仕置きをしないといけないよな?」 「てんこー!おにいさん!はやくうそつきにおしおきをしてね!」 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉ!!」 青年はれいむをいれた箱を抱えると虐待愛好家の隣人の元へと向かった 「この箱、お返ししますね」 「別に1個くらいよかったのに…ところでこのれいむは?」 「あぁ、お礼ですよ。でいぶみたいなので可愛がってあげてくださいね」 隣人はニタァと笑うと礼を述べてれいむを引き取っていった それから数日間、彼の家からはゆっくりの叫び声が耐えなかった 「ちぇえええええん!!」 「らんしゃまあああああ!!」 青年宅ではちぇんとらんの奇妙な光景が繰り広げられていた 本来ならばこの光景は普通だが、ちぇんが親でらんが子なのだ 子に「らんしゃまああ!!」というのはどうかと思いながらも笑顔でそれを眺める 「ちぇんおかあさん!ゆかりんおかあさんはどこにいるの?」 「わからないよー…ゆかりんはみたことないよー…」 らんはゆかりんに会いたがっているようだった ちぇんはゆかりんと会ったことなど一度もない だが、らんはちぇんじりんぐ、幸運をもたらす子 もしかしたら、ゆかりんと会える日もそう遠くないのかも知れない 「ゆっかりしていってね!」 by お題の人 長らくお待たせしました ようやく完結です そしてタイトルですが「橙じりんぐ」です wikiに掲載するときは以前投稿した3作と纏めてお願いします 感想などお待ちしております