約 2,372,943 件
https://w.atwiki.jp/testest-umigamedb/pages/2244.html
2020年9月17日 出題者:従業員よっしー タイトル:「なくしたことで手に入れる」 【問題】 それは間違いなく君のモノだったのに、タカフミがひとつなくしたことで、僕らのモノになってしまった。 一体どういうことだろう? 【解説】 + ... タカフミ少年が授業中に、英単語「yours 」を書いた。これは、あなたのもの、という意味である。 タカフミは書き間違えていたことに気がつき、yをなくして「ours」つまり私たちのもの、僕らのものとなった。 《パズル》《瞬殺》 配信日に戻る 前の問題 次の問題
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1116.html
・季節のイベントには乗っておくべきかと。 『ゆっくり向けの節分』 D.O 今日は節分の日。 幼稚園や小学校では豆まき行事が行なわれ、 商店でも軒並み、節分関連グッズが店頭に並ぶ。 そうは言ってもさすがに、一人暮らしのいい大人が自宅で、 ペット相手に豆をまいたり一緒に豆を食べたり、というほど面白い行事でもないのだが。 だが、今回舞台となる古い木造アパートの2階ではそんな、 涙無しには見ていられないことをやっていたりする連中がいた。 「はっはっはっはっは!!鬼は―外ー!!」 じゃららっ!!! 「ゆぴぃぃ!やめちぇにぇ!ゆっくちできにゃ『ぺしぺしっ!!』ゆぴぇ!」 2部屋と台所しかない室内で豆を投げているのは、Tシャツにトランクス姿のお兄さん。 一方家中追い掛け回されながら豆をぶつけられているのは、 生まれた直後に拾われ、約一ヶ月の間お兄さんに育てられてきた子れいむだ。 子れいむは理由がわからなかった。 拾われてから今までずっと、ゆっくりと育ててくれていたお兄さん。 今日はいいものをあげよう!と言ってくれたのは、ゆっくりすいか扮装セットだった。 子れいむはその、ゆっくりしたプレゼントに喜び、奥の部屋で子すいかに扮装した。 そして部屋から顔を出したと思ったら、いきなり硬い豆が飛んできたのである。 「はっはっはっはははははー!!鬼は―外ー!!鬼は―外ー!!」 じゃららっ!!! 「ゆぴぃぃ!やめちぇー!ゆっくちしちぇにぇ!ゆっくちしちぇぇぇええ!」 それから約10分後。 家中豆だらけになり、子れいむが逃げ疲れてぐずるだけになった頃、 豆まきは終わった。 「ゆぇ・・・ぅっくち・・・。」 「はっはは!すまんすまん!今日は節分だからな!ちょっとやりすぎた!はははは!!」 「ゆぅ?しぇつぶん?」 「ああ、節分だ!豆が悪い鬼を追い出んだ!すごいだろ!!」 「ゆぅ?おにしゃん?」 「すいかみたいな角の生えた、とっても悪いやつだ!はっはー!」 「おまめしゃん、しゅごーい!ゆっくちしちぇるにぇ!」 ぐずぐずと泣いていた子れいむも、どうやら豆をまくのは大事なことだ、 ということがわかり、すっかり笑顔になっている。 単純なものだ。 「そんなわけで、おうちの鬼は追い払った!次は体の中だな!ほれ!豆食え!」 「ゆぅ?むーちゃむーちゃしゅるの?」 「よくわからんが、歳の数だけ豆食ったら病気にならんとか、そんな感じらしい!ほれ!」 「ゆーん・・・れいみゅ、いくつたべりゅの?」 「うむ・・・ん?」 言われてみれば、この風習は人間向きのものだ。 子れいむは生まれてすぐに拾われたので生後何日かはわかる。 しかしそれでは数え年分の一粒しか食べられない・・・ 「うーん。そうだな。ゆっくりに人間の歳を当てはめるのもなんだ。よし!」 「ゆゆっ!?」 そういってお兄さんは、れいむの前に33粒の豆を置く。 「年でダメなら日数分でどうだ!はっはっはー!!」 「ゆ、ゆわーい!ゆっくちたくしゃんたべれりゅにぇ!!」 ・・・・・・。 「むーちゃむーちゃ、ちあわちぇー!」 「残さず食うんだぞ!」 「むーちゃむーちゃ、むーちゃむーちゃ・・・・」 ・・・・・・。 「ゆぎぇーぴゅ・・・まんぷきゅー・・・。」 所詮は子れいむ。 体のサイズの割には食べた方だが、まだ目の前には17粒の豆が残っていた。 「はっはっはっはっは!縁起ものだぞ!全部食え!」 「ゆ・・ぎゅ?むぎゅー!もぎょぎゅ・・・!」 だが、お兄さんは妥協を許さない。 子れいむを持ち上げると無理やり口を開かせ、さらに4粒、子れいむの頬にねじ込んだ。 「む、もごぎゅ。むー、ぢゅぁあ!!もうたべられにゃいよ!ゆっくちさせちぇにぇ!」 「ふーむ。しょうがないなー。」 そういうとお兄さんは、 ・・・さくっ! 手元にあった果物ナイフの刃を子れいむの額に水平に刺し、クルリと一周させた。 子れいむの頭頂部が、鍋の蓋のようにぱかっと剥がされる。 「ゆ・・・ゆびぃっ!?」 「ほら、全部食え食え!はっはは!」 ぐいっ!ぐいっ! お兄さんは、子れいむの頭にぱっくりと開いた傷口のど真ん中、 餡子の中央に豆をぐいぐいとねじ込んでいく。 「ゆ゛・・いぢゃい!いぢゃ・・・ぎゅぴぃ・・!!」 皮の近くにねじ込んではいないので、 見た目は子れいむの体が、風船のように膨張していくだけだ。 しかし、当の子れいむは強烈な痛みを伴う異物感を味わっているので、 自分の体に行なわれている事が、ただ事ではないことを理解する。 「ゆびっ!・・・ぴぃ・・ゆぎゅ!おにいぢゃ!やべぢぇっ!」 「はっはっは!遠慮するな!もうすぐ全部入るからな!はっはー!」 そして、子れいむの体積がソフトボールサイズからハンドボールサイズに近くなった頃、 33粒の豆は全て、子れいむの中に納まったのであった。 「く、くるちいよぉ・・う、うんうん・・・ぢゅるよぉ・・・」 切り開いた頭もしっかり元通り閉じた。 成長したわけでもないのに、これだけ体積が増えたのだから、 体内にかかる圧力は、子れいむをゆっくりさせないのに、充分すぎるほど。 こうなると、食べ過ぎたときと同様、当然出るものが出てくる。 「はっはっは!こらこら!せっかく食べさせたのに、いきなり出すなよ!」 「しょ、しょんにゃこといっちぇも・・・」 そんなことを離している間にも、子れいむのあにゃるは勝手に開き始め、 茶紫色のにくいヤツが顔を出そうとしていた。 「ふむ、よし!しょうがない!これをやろう!」 そう言ってお兄さんが取り出したのは、 トイレットペーパーの芯より少し細い、かっぱ巻きサイズの恵方巻き。 「ふぅーむ!お前用に作ってた恵方巻きだったがしょうがない!・・・そらっ!」 ぐぬっ! 「ゆぴゃぁぁああ!!れいみゅのあにゃるしゃんぎゃぁぁあ!!」 「はっはっは!まあ、上から食うのも下から食うのも、お前達なら変わらんだろ!」 「しょ、しょんなわけにゃいぃぃいいい!!」 「ほら、抜きたきゃ全部食えよ!ははははは!!」 そういうと、お兄さんは長さ30cm以上ある特製恵方巻きの、 あにゃるに刺さっている方の反対側の端っこを、子れいむの口にねじ込んでやった。 「もぎゅ・・・ぎゅぴゅ・・・ぴ・・・・」 「おお、こんな時間だ!じゃ、おやすみ!れいむ!ははははははははははははは・・・・」 こうして、お兄さんはやりたい放題やった後、 子れいむを放置して隣の部屋に行ってしまった。 「むぎゅ・・・ぴぅ?きゅぴぅ・・・?」 子れいむには、お兄さんがなぜ、どうしてこのような目に自分を遭わせるのか、 最後まで全く理解できなかった。 どうして? どうして? ・・・ドウシテ? ただ、一つだけ理解していることがあった。 うんうんを出すためには、この恵方巻きを引き抜くしかない。 しかし、体内はあんよも動かせないほどパンパン。 体を振って引き抜くことが出来ず、ゆっくりには手も足も無い。 子れいむが恵方巻きを引っ張る方法は一つしかなかった。 ・・・翌日、お兄さんが目を覚ますと、 子れいむは、弾けたあにゃるから餡子をだらしなくひり出し、 半分ほど食べ終わった恵方巻きを恨めしそうに眺めたまま息絶えていた。 ※胴付きすいかのおまめちゃんを食べてあげよう的なネタは これっぽっちも思い浮かびませんでした。 餡小話掲載作品(またちゃんと整理します。) 『町れいむ一家の四季』シリーズ 前日談 ふたば系ゆっくりいじめ 522 とてもゆっくりしたおうち ふたば系ゆっくりいじめ 628 ゆきのなか ふたば系ゆっくりいじめ 753 原点に戻ってみる ふたば系ゆっくりいじめ 762 秋の実り 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけはそうでもない) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道(おまけ) 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 734 未成ゆん(おまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 678 飼われいむはおちびちゃんが欲しい(おまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけ) 夏-1-6. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけ) 夏-1-7. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 冬-1. ふたば系ゆっくりいじめ 490 ゆっくりしたハロウィンさん 『町れいむ一家の四季』シリーズ 後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(仮) ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 ふたば系ゆっくりいじめ 333 銘菓湯栗饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 376 飼いゆっくりれいむ ふたば系ゆっくりいじめ 409 町ゆっくりの食料事情 ふたば系ゆっくりいじめ 436 苦悩に満ちたゆん生 ふたば系ゆっくりいじめ 662 野良ゆっくりがやってきた ふたば系ゆっくりいじめ 807 家出まりさの反省 その他(舞台設定のみ共有) ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 ふたば系ゆっくりいじめ 854 ごく普通のゆっくりショップ 本作品 挿絵:全裸あき
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1971.html
皆さん、一度は疑問に思ったことはないでしょうか? 虫などからあんこへ変換されるメカニズムを………… 今回はそのメカニズムを人間が知り濫用してしまった世界線のお話です。 ※パロディ多めです それではどうぞ 俺の名は山田俊明、しがない加工場に勤める平社員だ、 ただそんな生活も今日でおさらばだ!なぜなら無限に餡子を作ることができる方法を発見してしまったからだ! しばらく移動して….. 俊明『聞いてください!工場長!』 工場長『なんだね?無駄話には付き合わんぞ』 俊明『いいえ、超がつくほどの儲け話です!』 工場長『なんだと?』 俊明『それは……餡子を無限に生産する方法です!』 工場長『ダニィ!?』 俊明『じゃあ実演しますね』 ざわ・・・ざわ・・・・・ざわ・・・・・・・・ まりちゃ「ゆぴゃ!?なんなのぜくちょにんgy….」 俊明はまりちゃの眉間からまむまむのすこし上あたりを奥行き五センチ幅二センチ程度で抉った。 まりちゃ「ゆっぴゃああああああ!?まりちゃにこんにゃこちょしちぇただじゃしゅまにゃi….」 俊明はまりちゃをゴム手袋越しに殴り潰した 俊明『ここさえあればあとは要りません、まあこれにも意識はあるのですが我々にはどうでも良いことです、ではここに毛虫を入れてみましょう。』 驚くべきことにまりちゃだったものは瞬く間に捩じ込まれた毛虫を吸い込み、物の三秒で あにゃるに続くであろう腑(はらわた)のようなものから餡子が出てきたのだ。 工場長『これは…俊明君、君を次の工場長に任命する…..そしてこれは本部にも連絡 する、君への褒賞は8桁を下らないだろう、では私は本部へ報告をしてくるあとは頼んだぞ。』 俊明心の声『ヒャッホオオオオオオ!最高にハイってやつダァ! WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!』 俊明『謹んでお受けします』 次の日(*1)..zzzZZ こうして俊明によって餡子の製造が無限に可能になったことにより、 大豆の価格も暴落した、何処かのずんだの精霊もショッキングだろう。 大豆農家『てめえらのせいで俺たちゃ食い扶持を失ったんだよ!』 れいむ「なんのこといってるの!れいむはなにもしらn….」 ズッキュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン! れいむのファーストキスは冷たい弾丸に命と共に一瞬にして奪われた。 さらに次の日(つД`)ノ 農家たちの怒りの矛先は意外な方向へ向かった 大豆農家『皆!クソ饅頭どもを一匹残らず根絶やしにするぞ!』 一同『おーーーーーーー!』 このように大豆農家によってゆっくり狩りが始まった、 その対象は野良ゆだけではなく…… お姉さん『れいむちゃん、もうすぐ寝ましょうね!』 れいむ『ゆっくりりかいしたy…..』 パァァンッ 大きな音とともにガラスの割れるような音、さらにものが地面に落ちるような音がした お姉さん『れいむちゃん!しっかりして!…… もしもし?K察ですか?これこれこういうことがありまして……うぐっ』 このように飼いゆっくりに対する被害も目立ち始め、大豆農家の一部立派な反社会的勢力 となり、次々に飼いゆっくりおよびゆっくりショップへの襲撃が相次いだ。 これはまずいと思った工場長は、テレビスタジオに凸し、内容を改竄するよう命令したのだ。 工場長『歴史はスタジオで作られる〜』 その後、テレビでは大豆農家に対する批判ばかりで、大元の加工場には一切触れないのだ それによって….. 大豆農家はほとんど表舞台からすがたをけしたが、ゆっくりショップに放火するものが出てきたりで1ヶ月ほど世間を騒がせた。 秘書 「支部長!(元工場長)売り上げが272%も伸びています!」 支部長「ふふふ…….俊明君もよくやってくれたよ….」 そう、俊明の発見によって大豆農家の食い扶持代償として、加工場に莫大な利益をもたらしていた。 そして大豆農家や加工場によりのらゆっくりはほんの1月で街、森、山全てから姿を消した。 加工場…… まりちゃ心の声「いたいのじぇ!まりちゃをはやくたすけるのじぇ!」 この通りゆっくりたちは発声期間を奪われたことにより喚くことすら叶わない ただの穴の空いた四角柱になってしまった。 1ヶ月後 女新人『変ですねぇ、ここ最近この機械(ゆっくりの心の声を読み取る機械)に反応がないんですよ俊明工場長』 俊明『考えてみろお前が宇宙空間で死ねずに1ヶ月彷徨ってたらどうする』 女新人『考えるのを、辞めますかね?』 俊明『そうだ、ゆっくりにも自己防衛本能がないわけじゃあないよって考えるのをやめるんだ』 まりちゃの脳内記録 1日目 いたいのじぇ!はやくたすけちぇ! 7日目 ゆゆゆっゆうゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆうゆっゆうゆっゆゆゆ 15日目ぱぴぷぺぽぉっ!ぱぴぷぺぽぉ!ぱぴぷぺぽぉ! 23日目くぁwせdrftgyふじこlp 30日目まりちゃは、考えるのをやめた 以下読み取り不能 俊明『声になって出てくるの気持ち悪りぃよなこの機械』 女新人『全くもってその通りっす!工場長、今夜飲みに行きませんか?』 俊明『え….』 この世界線での話はこれで終わりだ、俊明にも春がきたようで何よりだ Another world line….. 大豆農家 『おーいのうかりん!そろそろご飯にしないか?』 のうかりん「わかっただぁ!」 この通りどこかの世界線とは違い平和である、 そして…… まりちゃ「ゆわーい!きょうみょごはんしゃんたいっりょうだね!」 このようにのどかの日常を過ごす街ゆっくりのさっきの世界線でのあのまりちゃだ ⁇?『いやー、今日は楽しかったね』 ⁇?『また来ましょうよ!』 ⁇?『ん?こんなところにゆっくりが…..』 その瞬間まりちゃは悟った、 この世で最も出会ってはいけないものに出会ってしまったことを…… 俊明『誰だい?君は?』 その目はこの世で最底辺に属する、よく見知ったものを見る目だった。 FIN……. 今日までの合計 - あのセリフって、、 -- たい焼き (2023-03-14 18 17 36) 大豆ではなく小豆では -- 名無しさん (2023-09-10 15 02 42) この話サイコやんk -- ゆっくりk (2023-10-03 19 24 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1135.html
・たまには普通の町の、普通のゆっくり達について書きたいな、と思い書きました。 ・なるべく淡々とした内容になるように書いてます。 いつもとは感じが違うかも。 『ごく普通のゆっくりショップ』 D.O ここは国内の、とある普通の町の、ごく普通のペットショップ。 店内に入ればワニからサボテンまで、幅広く様々な生き物が並べられている。 当然全ての生き物はペットとして販売されている商品だ。 その片隅に、壁沿いに50cm角の透明なケースが何十個も積んであるスペースがある。 手前には通路を挟んで、店の特売品セールなどでよく見かける、陳列用ワゴンが数台。 箱もワゴンも、なにやらもそもそと動き、時折『ゆっくち!』等と声を上げる、 丸いものが所狭しと押し込まれている。 「ゆっくちしちぇっちぇにぇ!れいみゅはとっちぇもゆっくちだよ!」 「のーびのーびしゅるよ!まりしゃをかっちぇにぇ!」 「わきゃるよー!ちぇんがいちばんげんきだよー!」 「みゅほぉ!みゅほぉぉ!!」 そう、このスペースで陳列されているのは、近年ペットとしても認知されるようになった珍生物『ゆっくり』である。 とは言っても、ゆっくりが本当の意味で犬や猫と同列に扱われている地域などはかなり特殊だ。 ゆっくり産業を推し進めているような、ゆっくりに理解ある一部の地域以外では、 今でもゆっくりは『生き物』ではなく『モノ』に近い存在という認識の方が一般的なのである。 今回は、そんなごくごく一般的な地域における、一般的なペットショップのゆっくり達の生活を見ていただきたい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 朝、まだ夜明け前からペットショップの業務は始まる。 何せ取り扱っている商品は生き物、朝食とケース内の掃除は必須だし、 健康管理も常に気を使う必要があるのだ。 「ほら、メシだ。」 「・・・ゆっくちしたあまあましゃん、たべちゃいよぉ・・・」 「早く飼ってもらえ。」 「むーちゃむーちゃ、ふしあわしぇ・・・」 商品の赤ゆっくり達は、無色透明でゼリー状の、味も香りもない食事を与えられる。 ゆっくりフードとして販売されているモノでは無論なく、 人体にも無害という以外は店員自身もなんだかよくわかっていない餌だ。 粉末状の原料を、水道水1リットルに一つまみの割合で混ぜるだけという、 手軽さと安さだけが利点の代物である。 「ゆあーん。おいちいごはんしゃん、たべちゃいよー。」 「もう、ぷるぷるしゃん、たべちゃくにゃいよぉ。ゆぇーん。」 餌に味の良さを求めないのも、相応の理由がある。 この店で取り扱っているゆっくりが売れ筋の、赤ゆっくりの中でも小型の、 ピンポン玉~鶏卵程度のサイズのものだからだ。 食事の味が良く、沢山食べてゆっくり出来ると、赤ゆっくりの成長は促進されやすい。 まともな食事を与えていると、一週間もすればビリヤードの玉のサイズを超えてしまうので、商売にならないのだ。 「こんなまじゅいごはんにゃんて、むーちゃむーちゃできにゃいよぉ。」 「なら食うな。」 ひょい。 「ゆぁーん!ゆぁーん!ゆっくちさせちぇー!」 食事を自分で断ってくれるなら、それに越したことはない。 全てのケースに朝食を配り終えたら、次は新しい赤ゆっくりの生産作業が続く。 餌などを工夫したところで、商品として扱えるのはせいぜい2週間。 売れる売れないに限らず、常に新しい赤ゆっくりを仕入れなければならない。 店の裏手、事務所スペースの奥に、成体ゆっくりがギリギリ2匹入る程度の木箱が置かれている。 その周囲に積まれた透明ケースには、成体サイズのれいむ、まりさ、ちぇん、ありす達が入れられていた。 予想はつくと思われるが、これらは繁殖用母体となるゆっくり達である。 「ゆぁーん。ゆっくちできにゃいー。」 「やめちぇにぇ!このはこしゃん、とかいはじゃにゃいわ!?」 だが注意深く見ると、この繁殖用ゆっくり達が、 通常の成体ゆっくりと微妙に様子が異なることに気づくだろう。 しゃべり方は舌足らず。 おまけに見た目も、顔と髪の毛が異常に狭い範囲に集まっており、お飾りも小さすぎる。 顔と髪の毛を切り離して、ソフトボールに貼りつければちょうど子ゆっくりが一匹出来上がる感じだ。 それもそのはず、この繁殖用ゆっくり達は、この店の商品の売れ残りから育てた『子ゆっくり』なのだ。 「やめちぇにぇ!れいみゅのあにゃるしゃんに、へんにゃのいれにゃいでにぇ!」 「力抜かないと裂けるぞ。」 「ゆぴぇぇぇええ!?」 一匹の子れいむのあにゃるに、空気入れのチューブを取り付けた風船がねじ込まれる。 ぐぬっ・・・・ぷしゅー。 「ゆきゅ・・・きゅ・・!?れいみゅ・・ぷきゅーしちゃく・・にゃ・・・!」 ・・・・・・待つ事5分。 「ゆぴぃ、ゆぴぅ・・・」 「十分伸びたか。『ぷしゅー』破れてないな。」 「ゆぁーん。れいみゅのぽんぽん、ゆっくちしちぇにゃいよー。」 「餡子が足りんから、だぶついてるだけだ。」 元々皮に弾力のあるゆっくりを、体内に風船を押し込んでサイズアップする。 後は餡子不足でだぶついた腹に、この子れいむ同様に売れ残った、子ゆっくり数匹から絞り出した餡子を注入し、 引き延ばされて弱くなった皮を小麦粉と水で補強して、即席繁殖用ゆっくりの完成となる。 「ゆぁーん。れいみゅのあんよしゃん、ゆっくちうごいちぇー。」 当然無茶な方法なので、副作用もあった。 サイズアップしているのは腹だけなので、顔も飾りもあんよもサイズ不足。 結果として歩くことも、自分でご飯を口に運ぶこともできなくなるのだ。 どうでもいいことだが。 ゆっくりがいくら繁殖させ易いとはいえ、繁殖用母体をまともに育てるにはそれなりの手間がかかる。 赤→子ゆっくりまでなら育てる期間は数週間程度ですむし、 そもそも商品棚に置けなくなった時点でこのサイズに成長している。 売れ残りの再利用としてはちょうどいいタイミングだ。 だが、繁殖可能な成体まで育てるとなると数ヶ月かかる上に、サイズもバスケットボール並みになってしまう。 しかも途中で死なれでもしたら、育てた分の時間と餌代が無駄になることになる。 ただでさえペットとしてはありえない低価格な商品なのに、そんな手間暇をかける余裕は無いのだ。 「ひどいことしないでにぇ。このはこしゃん、せみゃいよぉ。」 「せみゃいわ!このはこしゃん、とってもいなかものにぇ!」 店員は、そうして造られた繁殖用れいむと繁殖用ありすを、合板で組んだ木箱に突っ込み、 ガンッ!! 「「ゆぴぃぃぃいいい!!?やめちぇぇぇええ!?」」 その側面に一発軽く蹴りを入れた。 ぐらぐらぐらぐら・・・・ 揺れはなかなかおさまらない。 というのも、この木箱、床面との間にバネが仕込まれており、 蹴りを一回入れれば、30秒ほどは揺れ続けるよう造られている。 「ゆぴぅ、ゆひぃ・・・にゃんだかきもちよくなってきちゃよぉ。」 「みゅほぉ、みゅほぉぉ・・・」 子ゆっくりは揺れる箱の中で発情し、特に嫌がることもなく肌を擦り合わせる。 このあたりも、成体ゆっくりのような下らない貞操観念を持ち合わせていないだけやりやすい。 「ゆひゅぅ!ゆひゅぅぅうう!しゅっきりしちゃいよぉ!ありしゅぅぅぅうう!?」 「みゅほぉぉおお!!れいみゅのおはだ、とっちぇもときゃいはだわぁぁぁああ!!」 「「しゅっきりー!!」」 すっきりー後間もなく、れいむの頭上にはれいむ種とありす種の実ゆっくりが5匹づつ生えてくる。 「れいみゅとありしゅのおちびちゃん・・・」 「とっちぇもときゃいはだわぁ・・・」 などと、感動に浸っている暇など与えず、れいむを木箱から取り出すと次はありすにまりさをあてがう。 「ゆぁーん。まりしゃは、れいみゅとずっとゆっくちしゅるってやくそくしたのじぇぇぇええ!?」 ガンッ!ぐらぐらぐら・・・ 「「しゅっきりー!!」」 ・・・2分後、まりさの頭上にはありす種とまりさ種の実ゆっくりが5匹づつ生えていた。 「まりしゃ・・・れいみゅの・・・どうしちぇぇぇ・・・。」 その後もありすに休む暇は無い。 母体は次から次へと木箱に放り込まれ、ありすは自分のおちびちゃんの誕生に喜びながらも、 次第に精子餡の出し過ぎでへにゃへにゃに萎んできた。 「ありしゅ・・・もう、しゅっきりできにゃいわぁ・・・」 だが10数体の母体ににんっしんさせたとはいえ、その生産数はまだ本日のノルマの半分。 繁殖用ありすが萎んで痙攣をおこし始めたところで、中身の補給が行われる。 これまで母体となったゆっくりの頭には、商品数としては明らかに過剰な数の赤ありすが生えている。 商品としては基本4種が同数で充分なので、赤ありすの4分の3は必要無い。 そこで、店員は、 ぶちっ!ぶちっ!ぶちっ! 「ゆ・・・ゆぴぃぃいいい!?れいみゅとありしゅのあいのけっしょうがぁぁああ!?」 母体ゆっくり達の頭上から数匹の赤ありすを引きちぎり、 「ゆ・・・どうしちぇ、『ズボッ!』ゆぁぁあああ!?」 それを手に掴んだまま、繁殖用ありすの、子ゆっくりサイズの小さなあにゃるにねじ込み、 ぐしゅりっ・・・ 繁殖用ありすの体内で握りつぶし、一気に中身を流し込んだ。 「ゆびゃぁああ!?どうしちぇ!?どうしちぇぇえ!?こんなのとかいはじゃにゃいぃぃいいい!?」 「次。」 「わぎゃらなぁぁぁああ!!」 こうしてカスタードの量を回復させ、泣き叫び続ける繁殖用ありすに、店員は次の繁殖用ちぇんをあてがう。 ガンッ!ぐらぐらぐら・・・ 「「じゅっぎりぃ・・・」」 ・・・2分後、ちぇんの頭上にはありす種とちぇん種の実ゆっくりが5匹づつ生えていた。 ありすはこの後も定期的に、自分のおちびちゃんである赤ありす達からカスタードの補給を受け、 繁殖用ゆっくり全員とのすっきりーを終えたが、 「ゆっぎぴぅ・・・ぺぴぃ・・・・・・」 正気は完全に失っていたので、店員がミキサーにかけてペーストにされ、 母体となったことで栄養を必要とする、繁殖用ゆっくり達の餌になった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 繁殖用ゆっくり達の頭上に実った赤ゆっくり達はそれから丸1日、 売れ残りの赤ゆっくりのペーストを食べさせられ栄養をつけた母体から、 ゆっくりとした餡子を供給されてゆっくりと育ち続ける。 「ゆゆ~ん、おちびちゃん、ゆっくちしちぇにぇ~。」 だが、素直に生まれるまで待っていたら成長しすぎるし、時間がかかり過ぎる。 栄養状態さえ良ければ、にんっしんから丸1日で、母体から切り離しても死なない程度には育つので、 母体とはお別れしてもらうことになる。 ボキッ! 「・・・ゆ?ゆぁぁあああ!?くきさんおっちゃだみぇぇぇええ!?おぢびぢゃんが、ゆっぐぢでぎにゃいぃいい!!」 「ゆみゃぁぁああ!?わぎゃらな、わぎゃらにゃぁああああ!!」 「やめるのじぇぇええ!!おぢびぢゃん、もっぢょゆっぐぢさせりゅのじぇぇぇええ!?」 赤ゆっくりの実った茎は回収され、母体ゆっくり達は再びありすの箱に放り込まれてにんっしんさせられる。 結局この母体達はおちびちゃんの産声を聞くことすら無く、 にんっしん能力が衰えるまで何十回もにんっしんさせられるのだ。 そして、にんっしん能力が低下したらミキサーでペーストにされ、次世代の繁殖用ゆっくりの餌にされることになる。 一方茎にぶら下がったままの赤ゆっくり達は、 店員の手によって乱暴に茎から引きちぎられ、大型の、薄汚れた古い水槽の中に放り込まれる。 水槽は背の低いアクリルの壁で小さな部屋に区分けされており、 一つの部屋毎に5~6匹の赤ゆっくりが生活できるようになっていた。 とはいえ、一つの部屋毎に餌用の小皿と新聞を敷いたおトイレがあるだけ、 スペースも、とても跳ねまわることが出来るような広さではない。 ぶちっ・・・ぺちょっ! 「ゆ、ゆぅ・・ゆっくちしちぇっちぇにぇ!!」 ムリヤリ産み落とされたせいでやや未熟とは言え、元気よくあいさつする赤ゆっくり達。 だが、赤ゆっくり達にあいさつを返してくれる両親はどこにもいなかった。 「ゆぅ?」 「ゆっくちしちぇっちぇにぇ!」 「ゆっくちしちぇっちぇにぇ!おにぇーしゃん、ぴゃぴゃとみゃみゃは?」 「ゆぅ~。どこにもいにゃいんだよぉ。」 「ゆぁーん、ぴゃぴゃ~!みゃみゃ~!ゆっくちさせちぇ~!」 「しゅーりしゅーりしちゃいよ~!ぺーりょぺーりょしちぇ~!」 「黙れ。」 「ゆぴぃっ!」×200 「これを食え。」 店員がそう言って餌皿に流し込んだのは、 先ほどまで赤ゆっくり達がぶら下がっていた茎をすり鉢で潰したペーストだ。 茎を食べさせるのは、赤ゆっくりの味覚調整に加え、 産まれ落ちた段階では病気に無防備な赤ゆっくりに、免疫を与える効果もある。 この手順ばかりは野生のゆっくり、ペットショップの違いは無い。 「むーちゃむーちゃ!ちあわちぇー!」×200 そして、これがこのショップで赤ゆっくり達が味わう、最初で最後の『ゆっくり』だった。 「ちあわちぇー。」 「ぽんぽんいっぱいだにぇ!」 「・・・おにーしゃん!れいみゅのぴゃぴゃとみゃみゃ、どこにいったか、しらにゃい?」 「そんなものはいない。」 「ゆ、・・ゆぴぃぁああああ!!ゆっくちできにゃぃぃいいいい!!」×200 「黙れ。これからお前たちを調教する。」 「ゆぁーん!ゆっくちさせちぇー!」 成長する前に急いで商品として販売する必要があるため、産み落とされた赤ゆっくり達の調教は、 このようにして、産まれ落ちた直後から3日間の間にみっちりと行われるのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 翌日。今日も朝から調教が始まる。 「ゆぴー。ゆぴー。ゆっくちぃ・・・。」×200 赤ゆっくり達はまだ目を覚ましていないが、店員はそんなことにはお構いなく、 そのうち一匹のまりさをつまみあげると、プルプルと手を揺らして起こし、問いかけた。 「起きろ。答えろ。お前達は飼い主さんに飼われたら、最初にナニをするんだっけ?」 「ゆ、ゆゆ!?まりしゃは、ゆ、ゆっくちしましゅ!」 「ハズレだ。飼い主さんをゆっくり『させる』んだ。再教育だな。」 「きょういくしゃん!?ゆっくちやめちぇぇぇ!!」 赤まりさは、『教育』と言う単語に反応して、あんよをもにゅもにゅ動かして逃げようとするが、 あんよはむなしく宙を揉むだけで、体を店員の指先から逃がしてはくれなかった。 店員が手元に用意しているのは、耳かきをさらに小さくしたような金属製の匙。 それと、赤い色をした液体を入れた、小さなカップだ。 ちゃぷ・・・ 匙の先をカップに入れると、わずかな量の赤い液体が、その先端に掬われる。 店員はそれを構えると、赤まりさのおしりを自分の方に向け、あにゃるの場所を探る。 そして、あにゃるに匙の先端を、 ずぷ・・・ 一気にねじ込んだ。 「ゆ、ゆ、・・ゆぴぴぃぃいいいいい!!!!びゃぁぁああああ!!?」 ねじ込まれた瞬間、赤まりさは奇声を発して全身を波打たせ、白目を剥く。 しーしーが勢いよく吹き出し、涙と汗と良くわからない体液で全身がぐっしょりと濡れていく。 「びぇっ!?びぇぇっ!?・・・・・びぅ・・ぅ・・・」 そして数秒後、赤まりさは意識を失い、 口からは餡子混じりの泡を、あにゃるからはうんうんを力なく垂れ流しながら失神した。 赤まりさのあにゃるにねじ込まれた液体、あれの成分は店員も知らないが、 人体に無害で、味は辛く、水道水より安いという事だけ聞いていた。 一応調味料の一種という話も聞くが、要はゆっくりにとって苦痛を与えるモノであればいいので、 店員もまったく気にしていない。 「ゆぴゃぁぁあああ!!いもうちょがぁぁああ!?」 「なんでしょんなことしゅるのぉぉぉぉおお!?」 赤まりさの悲鳴によって、この頃には200匹の赤ゆっくり達全員が目を覚ましている。 その中で、先ほどの赤まりさと同じ部屋の5匹、赤まりさ姉妹に向かって、店員が声をかける。 「こいつが答えを間違った。連帯責任だ。」 べちょっ! 茫然とする5匹の赤まりさの真ん中に、先ほど『教育』を受けた赤まりさが放り込まれた。 「ゆぁ・・・ゆぴゃぁぁああ!!れんたいせきにんしゃん!?ゆっくちできにゃいぃぃいいい!!」 「どうしちぇ、どうしちぇまちがえりゅのぉぉおおお!?」 『連帯責任』という単語に反応し、先ほどまで気遣っていた妹まりさを責める赤まりさ姉妹。 赤まりさ姉妹は泣いて許しを請い、あるいは小部屋の中を必死で逃げようとするが、 所詮赤ゆっくり5~6匹で一杯になる小部屋だ。 結局全員店員に捕まり、一匹づつ先ほどの妹まりさ同様、あにゃるに赤い液体をねじ込まれた。 「やめちぇにぇ!やめ『ぐぬっ!』ゆびゃびゃびゃびゃ、びぇぇえええ!?」 「まりしゃ、なんにもしちぇにゃ『ずぷっ!』ぴゅぅぅうう!!ぴぅ!ぴ!」 ・・・・・・。 赤まりさ姉妹の教育が終わった。 つづいて店員は、まりさ姉妹の隣の部屋で震えている、赤れいむをつまみあげる。 「答えろ。お前達は飼い主さんに飼われたら、最初にナニをするんだっけ?」 「ゆひぃ、ゆぅ、か、かいぬししゃんを、ゆ、ゆっくちさせましゅ!」 「・・・違う。ゆっくり『していただく』んだ。再教育だな。」 「ゆぴぃぃぃいいい!?どうしちぇぇぇぇえ!!」 どうしてもクソもない。 そもそも、赤ゆっくり達の答えなど、店員にとってはどうでもいいことなのである。 実のところ、ココで生産される赤ゆっくり達は、過酷な環境で選別される外界のゆっくり達とは悪い意味で出来が違う。 おまけに何十世代もの間ペットショップの外を体験していないので、先祖から受け継がれてきた知識なども無い。 優秀な胴付きゆっくりの知能を上の上、森の野生ゆっくりの知能を中とするならば、 このショップで生産される赤ゆっくりの知能は下の中を超えることは無い。 だから、このショップ生まれの赤ゆっくり達がこの3日間で憶えられることなど、 野良や野生で生き延びる標準的な赤ゆっくり達なら、口頭で30分も教えれば憶える程度の内容にすぎない。 必死でモノを教えるだけ無駄なのである。 だから、この体罰の本当の目的は、知識を与えることなどではない。 ただ一つのことを、心身にしっかりと刻み込むためのものだ。 そう、人間に逆らったりしないように、『力の差』を痛みの記憶として刻み込むための・・・。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こうして生後3日間で、赤ゆっくり達は2つの事だけを餡子の隅々にまで憶えさせられた。 2つの事とは、 1.人間に逆らったり、迷惑をかけたりすれば、痛い思いをする 2.しあわせーになるには、『飼い主さん』に飼ってもらうしかない ということである。 こうして赤ゆっくり達は、これから先商品として必要な事の全てを身に付けた後、 3日間で体液とうんうんにまみれた体を洗浄され、病気などが無いか検査され、 全てのチェックを終えてから店頭の透明ケースに陳列されるのであった。 「ゆっくちしちぇっちぇにぇ!れいみゅはとっちぇもゆっくちだよ!」 「のーびのーびしゅるよ!まりしゃをかっちぇにぇ!」 「わきゃるよー!ちぇんがいちばんげんきだよー!」 「みゅほぉ!みゅほぉぉ!!」 そして、冒頭へと場面は戻る。 赤ゆっくり達は、生まれてから一度も両親にゆっくりさせてもらえず、 ゆっくりしたご飯も、ゆっくりした寝床も与えられず、ひたすら『ゆっくり』を求め続けた。 そして、その最後の希望を『飼い主さん』に求め、必死で自分を売り込むのだ。 「おねーしゃん!れーみゅをかっちぇにぇ!ゆっくちできりゅよ!」 「うーん・・・200円。高いわね。」 「ゆがーん!」 ・・・だが、購入されることは稀である。 こうして、飼い用ゆっくりとして陳列されて3日。 売れないまま一番可愛い時期を終えてしまった大半の赤ゆっくり達は、これまでより一回り小さい、 狭苦しい透明ケースの中へと移されることになる。 よく売られているゆっくり飼い方本でも、『赤ゆっくりは生まれて1週間以内の教育が非常に重要!』 などと書かれているように、飼い用赤ゆっくり達の旬は短い。 この時点で売れ残った赤ゆっくり達には、高い値段がつくことはもはやないのだ。 その代わり、こうして値段が下がる事によって、別口で買い手がつくことになる。 「すいません。ここの赤れいむ15個。」 「はい、かしこまりました。」 「ゆわーい!ゆっくちよろしくにぇ!」 「ゆっくちさせちぇにぇ!」 「しゅーりしゅーり、ちあわちぇー!」 ・・・ちなみに、ケースに貼られた札には、こんな言葉が書かれている。 『捕食種向け餌用ゆっくり:赤れいむ5匹100円』 だが、捕食種や希少種は高級ペットであり、飼っている人間は元々多くない。 そんなわけで、これからさらに3日経過しても、なお売れ残る赤ゆっくりは多い。 ここまでくると、赤ゆっくり達のサイズや味が、 贅沢に慣れたペット捕食種達の口に合わなくなってくるので、 餌用ゆっくりとしての商品価値も低下してくる。 そんなわけで、生後10日を経過した赤ゆっくり達は、透明ケースから出され、 その手前に置かれた処分品用ワゴンに乗せられる。 購入の際は、ワゴン脇に置かれた卵パックに詰めてもらうセルフサービス方式だ。 「ゆっくちかっちぇにぇ!!」 「ゆっくちさせちぇにぇ!」 髪の毛はボサボサ、胸に名前刺繍入りの古いジャージを着た、近所の貧乏学生がワゴンの前にやってくる。 学生は、品定めなど特にせず、トングで掴んで片っ端から赤ゆっくりを卵パックに詰め込んでいく。 「コレください。」 「はい、かしこまりました。8パックで割引つき、300円になります。」 「ゆわーい!これでれいみゅたちもかいゆっくりだにぇ!」 ゆっくりの餌などに、人体に無害な物質しか使わない理由はここにもある。 処分品の赤ゆっくり達は、近所の貧乏学生にとって、貴重な酒のツマミなのだ。 甘いものだけでは飽きてくると言うときは、頭部を切り開いて塩や醤油を注いでみたり、 ホットプレートで焼いてからソースとマヨネーズで味付けしたり、色々な食べ方が模索されているらしい。 このようにして、このペットショップで生まれた赤ゆっくりの約半数は、 何らかの形で買われていき、長くもないゆん生をしあわせーに(かどうかは知らないが)生きていくことになる。 そして、これでも購入されなかった約半数については、ペットショップで相応の未来が待つことになる。 比較的活きのいい数匹は前述の通り、繁殖用ゆっくりとして改造され、 多くのおちびちゃんに恵まれるという、しあわせーな未来を歩んでいくのだ。 また、それ以外の大半は、これも前述した通り、ミキサーにかけられて繁殖用ゆっくりの餌になる。 自分達を食べてもらうことで、繁殖用ゆっくりに栄養を与え、ひいては彼女達のおちびちゃんを育むという、 売れ残りになった駄ゆっくりとしては望外のしあわせーが待っているのだ。 ペットショップ生まれの赤ゆっくりで、無駄に潰されたり、処分される悲しい命は存在しない。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 売れ残りゆっくりの中で、特に傷が少なく、性格も活きもいい数匹については、 繁殖用でもなく、ミキサーにかけられるでもない、第3の明るい未来が門を開く事もある。 それは、このショップの売れ筋商品でもある、 ゆっくりコーナーの一番奥に並ぶ『セット販売』コーナーの、『ゆっくり家族セット』だ。 そのコーナーに並ぶゆっくり達は、どの家族も幸せに満ちた、ゆっくりした表情を見せている。 「おちびちゃんたち、おかーさんとおうたのれんしゅうだよ!ゆ~ゆゆ~!ゆっくり~!」 「ゆーゆゆー!ゆっくちー!ゆわーい!おうたしゃんは、とっちぇもゆっくちできるにぇ!」 「ゆふふ。それはね、おちびちゃんたちが、とってもゆっくりしてるからだよ。」 「ゆっくちー!おきゃーしゃん、しゅーりしゅーり!」 「うふふ。すーりすーり!しあわせー!ゆっ?おちびちゃん。おかおがよごれてるよ。ぺーろぺーろ。」 「しゅっきりー!おきゃーしゃん、ありがちょー!」 「(ゆふふ。れいむのおちびちゃんたち、とってもゆっくりしてるよぉ。)」 母れいむとおうたの練習をする6匹の赤れいむ。 にんっしん中でゆったりとベッドに横になる成体ぱちゅりー。 水入れの上で水上移動の練習をしている赤まりさを暖かく見守る母まりさ。 色つきチラシやおはじきでとかいはコーディネートをする母ありすと子ありす姉妹。 ケース内を所狭しと跳ねたり、かけっこしたりしている10匹の子ちぇん姉妹。 赤ゆっくり用ケースの中で、可愛さと元気さで隠しながらも、 瞳を見れば全くゆっくり出来ていない赤ゆっくりに対して、 こちらのセットゆっくり達は、みんなとてもゆっくりしている。 それもそうだろう。 このセットゆっくり達は、数多のハードルを乗り越えてきた、幸運のゆっくり達なのだ。 ショップで生まれてすぐに、他の多くの赤ゆっくり達同様、過酷で理不尽な調教を受けたものの、 結局2週間以上購入されること無く赤ゆっくりの段階を終えた。 大抵はここでミキサーにかけられ繁殖用ゆっくりの餌になるが、 幸運にも比較的肌やお飾りがきれいだったことで、粉砕を免れる。 それだけではない。 その後、セットゆっくり達の待遇は明らかに好転していったのだ。 食事は味も香りも無いゼリー状の何かから、多少野菜の香りもするゲル状の何かにかわり、 量も満腹になるまで食べさせてもらえるようになった。 専用のおうち(透明ケース)と、飼いゆっくりらしいおトイレ、ベッド(ダンボールの切れ端)まで与えられた。 そして、成体まで育った頃、待望の『おちびちゃん』まで手に入った。 家族セットとして種類を揃えるため、相手は選ばせてもらえず、同種同士でつがいを作らされた事、 全員にんっしんさせるために、雌雄の役割分けをさせてもらえず、例の繁殖用木箱によってお互いにすっきりーをさせられた事、 等々不満は残ったが、それでもこの母ゆっくり達はとてもゆっくりしていた。 『おちびちゃん』とは、貧弱で多産以外に種を残す方法の無いゆっくりにとって、 本能的に何よりも手に入れたい、ゆん生において最もゆっくりできる存在なのだから。 ゆっくりコーナーに、また一人客がやってくる。 その客を見たとたん、セットゆっくり達のスペースがにわかに騒がしくなった。 「あのおにーさんだよ。」 「わきゃるよー!きょうはちぇんたちをかってもらうよー!」 やってきたのは、記憶力の絶望的なセットゆっくり達でも顔を覚えるほどの常連お兄さん。 お兄さんとはいっても実際は50代には達しているであろう。 頭髪がすっかりはげ上がり、無精ひげがうっすらと伸びる顔には深いしわが刻まれている。 着ているスーツはすっかりくたびれて、猫背気味の姿勢と合わせて疲れ果てた印象を受ける。 「まりしゃ、おみじゅにうけるようになったんだよ!ゆっくちかっていっちぇにぇ!」 「ありしゅたちは、とっちぇもときゃいはよ!おはじきしゃんで、こーでぃねーとができりゅわ!」 「れいむたちのおうたをきいてね!ゆ~ゆゆ~!ゆっくり~!」 セットゆっくり達が、一斉にお兄さんにアピールを始める。 みんな、自分達もあのお兄さんに買われたいと思っているからだ。 なぜなら、このお兄さんはとてもゆっくり出来るお兄さんだと信じているから。 一番古株のありす一家などは、数こそ数えられないがこのお兄さんが、 これまでの数週間で10家族以上を買っていっているのを見ていた。 こんなに『たくさん』のゆっくりを飼ってくれるなんて、きっととってもゆっくりのことが好きなんだ。 そう、セットゆっくり達は思っている。 一方店員も、このお得意様の事はよく知っていた。 このお得意様が、これまでに確実に3桁の大台に乗る数の『特売品・ゆっくり家族セット』を購入していることを。 そして、このお得意様が、これまでゆっくり関連グッズやゆっくりフードを購入したことが無いことを。 「ゆわーい!おにーさん、れいむたちとゆっくりしていってね!」 「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!」×6 この日お兄さんは、おうたの得意なれいむ一家を買っていった。 そしてこの4日後、れいむ一家のおうたを聞くことは、誰にも、永久にできなくなった・・・。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ここはゆっくりに優しくも無ければ、関心が高いわけでもない、普通の町。 この町のペットショップでは、今日も大量のゆっくりが生産され、販売され、消費されていく。 販売されるゆっくり達は、過酷なショップでの生活の中で、 飼いゆっくりとなり、優しい飼い主さんとゆっくりとした生活を送ることを夢見続ける。 だが、そんなゆっくりした飼い主となるような人間であれば、 しっかりと動物の育て方を勉強してからショップに来る。 そして、しっかり勉強しているならなおのこと、このショップのゆっくりの質が悪く、 ペットに向いていないことなどわかってしまうのだ。 結局、このショップでゆっくりが、まともな飼い主に購入されることなど100.0%無い。 過酷な調教による幼少期のゆっくり失調によって、上手く育てても一年も生きられないという、 明らかな不良品にも関わらず、このショップには苦情が一軒も来た事が無い。 その事自体が何よりも、購入されて以降のゆっくり達の未来を示す、証明なのだ。 ※おまけ おうたの好きなれいむ一家は、ダンボール箱に詰められてペットショップから運び出された後、 ずっと上機嫌であった。 「おちびちゃん!れいむたち、とってもゆっくりしたおにいさんにかってもらえたよ!」 「ゆわーい!れいみゅ、あみゃあみゃしゃんたべれりゅかなぁ?」 「そうだね。おにーさんにゆっくりしてもらえたら、きっとあまあまももらえるよ!」 「ゆっくちー!」 やがて、車のエンジン音が止まり、ダンボール箱がお兄さんの家に運ばれていることに、 れいむ一家も気付いた。 「おきゃーしゃん!」 「なぁに?おちびちゃん。」 「このはこしゃんを、おにーしゃんがあけたら、みんなでおうたをうたわにゃい?」 「ゆぅー!とってもゆっくりしてるね!」 「しょーだにぇ!れいみゅたちのおうたで、おにーしゃんにゆっくちしてもらおうにぇ!」 「ゆっくち!ゆっくち!」 そして、箱が開けられた。 「おにーさん!ゆっく『ぽいっ!』ゆぐっ!『ごくん』・・・ゆぅ?」 母れいむがお兄さんに話しかけようとした瞬間。 お兄さんの手から、小さな筒状のモノが束ねられた、『何か』が投げられた。 母れいむの口の中に・・・ 「お、おにーさん?さっき『ぼちゅんっ!!』びぇぅっ・・・・・・」 母れいむが『何か』を飲み込んで数秒後、その『何か』は母れいむの中で破裂し、 母れいむの喉、目、あにゃる、まむまむは、その内圧に耐えられず、同時にはじけ飛んだ。 ・・・それは、爆竹だった。 「おきゃーしゃん!ゆっくちしちぇー!」 「ぺーりょぺーりょ!ゆっくちしちぇにぇ!」 「おにーしゃぁあん!!おきゃーしゃんをたすけてあげちぇにぇ!」 赤れいむ達は、何が起きたのかわからなかった。 『飼い主さん』に飼われたらゆっくりできる、それがこの一家の常識なのだから。 だが、そんなことは、お兄さんにとってはどうでもいい事、 いや、むしろそうだからこそ、お兄さんにとっては好都合であったのだ。 母れいむは、家族の中では一番幸福だったであろう。 この後、自分が産み、愛情を注ぎ、お歌を教えたおちびちゃん達が、 一匹づつ可愛らしい姿と、歌声と、命を失っていく姿を見ることなく生涯を終えることが出来たのだから。 少なくとも、絶望の中で3日後の夜に発狂して、自らの腹を食い破り永遠にゆっくりした、長女れいむよりは・・・ 餡小話掲載作品(餡子ンペの投票期間が終わったので整理。またちゃんと整理します。) 『町れいむ一家の四季』シリーズ 裏話・設定編(時代問わず) ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 本作品 『町れいむ一家の四季』シリーズ 前日談 ふたば系ゆっくりいじめ 522 とてもゆっくりしたおうち ふたば系ゆっくりいじめ 628 ゆきのなか ふたば系ゆっくりいじめ 753 原点に戻ってみる ふたば系ゆっくりいじめ 762 秋の実り 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけはそうでもない) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道(おまけ) 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 734 未成ゆん(おまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 678 飼われいむはおちびちゃんが欲しい(おまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけ) 夏-1-6. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけ) 夏-1-7. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 冬-1. ふたば系ゆっくりいじめ 490 ゆっくりしたハロウィンさん 『町れいむ一家の四季』シリーズ 後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(仮) ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 ふたば系ゆっくりいじめ 333 銘菓湯栗饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 376 飼いゆっくりれいむ ふたば系ゆっくりいじめ 409 町ゆっくりの食料事情 ふたば系ゆっくりいじめ 436 苦悩に満ちたゆん生 ふたば系ゆっくりいじめ 662 野良ゆっくりがやってきた ふたば系ゆっくりいじめ 807 家出まりさの反省 D.Oの作品集
https://w.atwiki.jp/nikkei01/pages/4.html
ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」:時事ドットコム - 時事通信 マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 【アイプラ】リセマラは必要?当たりキャラランキング【IDOLY PRIDE】 - Gamerch(ゲーマチ) 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) 【ウインドボーイズ】リセマラ当たりランキング(最新版) - ウインドボーイズ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) 【ダンカグ】登場キャラクターと担当声優一覧【東方ダンマクカグラ】 - AppMedia(アップメディア) 【ウマ娘】チャンピオンズミーティングの攻略まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) サモンズボード攻略wiki - GameWith 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトの評価と性能詳細【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) 仲村トオル、共演者は事前に“Wiki調べ” - 沖縄タイムス 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】アップデート情報・キャラ調整まとめ - ポケモンユナイト攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Apex】シーズン11の新要素と最新情報まとめ【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) ロストジャッジメント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Among us】新マップThe Airship(エアシップ)の解説【アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) ハーネスについて小児科医の立場から考える(坂本昌彦) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゼルダ無双攻略Wiki|厄災の黙示録 - AppMedia(アップメディア) ウマ娘攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) 【まおりゅう】最強パーティー編成とおすすめキャラ【転スラアプリ】 - Gamerch(ゲーマチ) ゲトメア(ゲートオブナイトメア)攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【白夜極光】リセマラ当たりランキング - 白夜 極光 wiki - Gamerch(ゲーマチ) お蔵入りとなった幻の『スーパーマリオ』 オランダの博物館でプレイ可能?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「ITreview Best Software in Japan 2021」のTOP50に選出 - PR TIMES 真女神転生5攻略Wiki|メガテン5 - AppMedia(アップメディア) 【B4B】近接ビルドデッキにおすすめのカード【back4blood】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】サイレンススズカ[サポート・配布SSR]のイベントと評価 - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンスナップ攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 富野由悠季「ブレンパワード」作り直したい!ファンを前に意欲(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【スマブラSP】カズヤの評価とコンボ【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) ナレッジ共有・社内wiki「NotePM」が「ITreview Grid Award 2021 Fall」で、チームコラボレーションとマニュアル作成部門において「Leader」を5期連続でW受賞! - PR TIMES メモ・ドキュメント・wiki・プロジェクト管理などオールインワンのワークスペース「Notion」が日本語ベータ版提供開始 - TechCrunch Japan 【ギアジェネ】リセマラ当たりランキング【コードギアス】 - ギアジェネ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) モンスターファーム2(MF2)攻略wiki|アプリ・Switch移植版 - AppMedia(アップメディア) 【ブラサジ】最強キャラTierランキング【ブラックサージナイト】 - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】鬼滅の刃コラボ情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【SPAJAM2021】第3回予選大会は「クイズ!WIKIにゃんず!」を開発したチーム「かよちゃんず」が最優秀賞! | gamebiz - SocialGameInfo 検索結果における「ナレッジパネル」の役割とは・・・ウィキメディア財団とDuckDuckGoの共同調査 - Media Innovation 【FGO】サーヴァントコインの入手方法・使い道 - AppMedia(アップメディア) ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「BOXIL SaaS AWARD 2021 Autumn」にて「コラボレーション部門」を受賞! - PR TIMES 【ロストジャッジメント】「タイムカプセルのゆくえ」の攻略チャート【ジャッジアイズ2】 - AppMedia(アップメディア) 「ゼルダの伝説 BotW」のマラソンで23秒? 驚きの速さで完走した方法が話題(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース Wikipediaが「中国人編集者の身の安全を守るため」に一部の編集者アカウントをBANに - GIGAZINE 【ドッカンバトル】3.5億ダウンロードキャンペーン最新情報 - ドッカンバトル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) BTS(防弾少年団)のV、8月のWikipedia閲覧数が韓国アーティストで1位!グループでは4ヶ月連続トップ - Kstyle 【イース6オンライン】リセマラ当たりランキング|召喚ガチャの開放条件は? - Gamerch(ゲーマチ) BacklogからNotePMへwiki情報を自動API連携する「Backlog to NotePM」をSaaStainerに掲載開始 - PR TIMES ライザのアトリエ2攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) 真女神転生3リマスター攻略Wiki|メガテン3 - AppMedia(アップメディア) ガーディアンテイルズ(ガデテル)攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) タスクも文書もWikiもデータベースもまとめて管理できる「Notion」とは? - ASCII.jp ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が、見るだけ専用ユーザー『無料』の新プランを発表! - PR TIMES 【かのぱず】リセマラ当たりランキング【彼女お借りします】 - Gamerch(ゲーマチ) 【乃木フラ】リセマラの必要はある?【乃木坂的フラクタル】 - Gamerch(ゲーマチ) メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】生放送まとめ|パワフェス2021 - パワプロ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトのおすすめビルド(わざ・持ち物) - Gamerch(ゲーマチ) ルーンファクトリー5攻略wiki|ルンファク5 - AppMedia(アップメディア) 【ふんクロ】リセマラ当たりランキング【シャーマンキング】 - ふんクロ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 簡単操作で自分専用Wikiを構築できるMarkdownエディタ「Obsidian」のモバイル版を使ってみた - GIGAZINE ディーサイドトロイメライ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 情報マネジメントツール「Huddler」がwiki機能を刷新 - PR TIMES シェアエコ配送アプリ「DIAq(ダイヤク)」のアンカーアプリで、高層ビル・商業施設の入館方法などお役立ち情報をまとめた「DIAqwiki」を公開 - アットプレス(プレスリリース) 異常熱波のカナダで49.6度、いま北米で起きていること(森さやか) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ツイステ】マスターシェフの攻略~辛味のふるさと~【料理イベント】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ラグナロクオリジン】リセマラは不要?おすすめ職業は?【ラグオリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 白夜極光攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【バイオミュータント】2.02アプデ|アップデート1.4情報 - バイオミュータント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) エッチな犯罪許しません! 『電脳天使ジブリール』サービス終了に落涙 - 電撃オンライン ニーアレプリカントリメイク攻略wiki|ver.1.22 - AppMedia(アップメディア) アイプラ攻略Wiki|アイドリープライド - AppMedia(アップメディア) 【ウマ娘】ゴルシウィークはいつから?キャンペーン情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) シーズン66 - 【超速GP】ミニ四駆 超速グランプリ攻略まとめwiki - 電撃オンライン 乃木坂的フラクタル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 「こんなことになるとは…」13年前のエイプリルフールについた“嘘”がネットで… ある男の告白(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki)「Nerve」シードラウンドで総額約3500万円の資金調達を実施 - PR TIMES 【ウマ娘】隠しイベントの発生条件と効果まとめ - Gamerch(ゲーマチ) Nerve - 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki) ローンチカスタマー募集開始のお知らせ - PR TIMES Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ひなこい】最強ひな写ランキング - ひなこい攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 稲作アクションRPG『天穂のサクナヒメ』における「農林水産省攻略wiki説」は本当なのか? - AUTOMATON 無料とは思えない多機能っぷりなWikiインフラ「Wiki.js」レビュー、自前でホスト&外部サービスと連携可能 - GIGAZINE Microsoft Teamsの基本と活用(24) TeamsのWikiを使う - マイナビニュース 『ゲーミングお嬢様』での提起が話題に “企業系wiki”に横たわる問題点とは - リアルサウンド 「エイリアンのたまご」,自動周回機能と公式wikiが登場 - 4Gamer.net 【リゼロス】Re ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories攻略まとめwiki - 電撃オンライン ヌーラボ、「Backlog」の絵文字入力の補完機能やWiki編集の自動マージ機能を改善 - CodeZine(コードジン) ヌーラボ、プロジェクト管理ツール「Backlog」の絵文字入力の補完機能・Wiki編集の自動マージ機能を修正改善 - PR TIMES Backlog、Wikiにファイル添付が容易にできる機能をリリース -- グローバルバーの視認性改善なども実施 - PR TIMES
https://w.atwiki.jp/bluebeard/pages/137.html
白兵をしている味方が「s」とか「@」とか教えてくれました。敵艦を狙っている貴方はクリティカルを決めなければいけません! …一体、いつ発射ボタンをを押せば良いのでしょうか? ちなみに、白兵戦の最中に砲弾を撃ち込んだ場合は、いくらクリティカルポジションからの砲撃でも認めてもらえませんし、案外味方艦への砲撃ダメージが大きくなったりして悲しくなります。 白兵戦が終了して、間をおいて砲撃してしまったのでは…普通に動いている敵艦を砲撃するのと変わらないじゃないですかw そこで、予備知識編の表をもう一度見てみましょう。 状況 1秒(白兵開始) 2秒 3秒 4秒 5秒 6秒 先攻の入力したコマンドの結果出現 後攻の船の上に緑色の船員マイナス点灯 7秒 後攻の入力したコマンドの結果出現 先攻の船の上に緑色の船員マイナス点灯 1秒(8秒目の数え直し) 2秒 3秒 4秒 5秒 6秒 先攻の入力したコマンドの結果出現 後攻の船の上に緑色の船員マイナス点灯 7秒 後攻の入力したコマンドの結果出現 先攻の船の上に緑色の船員マイナス点灯 1秒(8秒目の数え直し) 2秒 3秒 以下続く 「抜けクリ」をもう少しかみ砕いて(長々しく)表現すると、白兵撤退コマンドが発動した後、舵の入力情報が反映されるまで無防備に直進する敵艦に対して、クリティカルの砲撃を加える、ということです。 この、無防備に直進する時間は1秒間、ということになっています。 そして、その無防備な1秒間に併せて、大砲を発射する必要があります。 大砲のタマは、発射ボタンを押してから、1秒後に発射されます。 (詳しい方々へ…位相がずれる云々の話は抜きにしてありますm(_ _)m) これらの情報を、先程の表に付け加えると、以下のようになります。 「抜けクリ」をもう少しかみ砕いて(長々しく)表現すると、白兵撤退コマンドが発動した後、舵の入力情報が反映されるまで無防備に直進する敵艦に対して、クリティカルの砲撃を加える、ということです。 この、無防備に直進する時間は1秒間、ということになっています。 そして、その無防備な1秒間に併せて、大砲を発射する必要があります。 大砲のタマは、発射ボタンを押してから、1秒後に発射されます。 (詳しい方々へ…位相がずれる云々の話は抜きにしてありますm(_ _)m) これらの情報を、先程の表に付け加えると、以下のようになります。 状況 「さき」 「あと」 1秒(白兵開始) 2秒 3秒 4秒 5秒 発射! 6秒 先攻の入力したコマンドの結果出現 後攻の船の上に緑色の船員マイナス点灯 撤収→着弾クリティカル 発射! 7秒 後攻の入力したコマンドの結果出現 先攻の船の上に緑色の船員マイナス点灯 撤収→着弾クリティカル 1秒(8秒目の数え直し) 2秒 3秒 4秒 5秒 発射! 6秒 先攻の入力したコマンドの結果出現 後攻の船の上に緑色の船員マイナス点灯 撤収→着弾クリティカル 発射! 7秒 後攻の入力したコマンドの結果出現 先攻の船の上に緑色の船員マイナス点灯 撤収→着弾クリティカル 1秒(8秒目の数え直し) 2秒 3秒 以下続く 単純に抜けクリを狙う立場としては、後攻撤退で決まっていれば「@」の方が狙いやすそうではありますね。 先攻コマンドの結果として表れる、最初の「船員マイナス表示」に併せて、Enterキーなりの発射ボタンを押せば、無事「抜けクリ」達成となります。 先攻撤退の場合は、遡って「白兵戦開始」の表示や、全ターンの後攻コマンドによる船員マイナス表示を確認して、自分で数を数えなければなりません。 このページでのまとめ方(数え方)だと、「さき」の場合はいつも「5」のタイミングで発射ボタンを押せばよい、ということになります。
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/793.html
あにゃまる探偵キルミンずぅ 作品情報 公式HP http //www.kirumin.com/ 46枚 御子神リコ キルミン 御子神リム 御子神リム(メガネとれ) 御子神ナギサ 猪俣ケン 猪俣ケン(ネズぐるみver) ネズぐるみ 木島タマオ 木島タマオ(トリグルミver) トリグルミ 羽鳥カノン 高柳アカネ 鹿島リョウコ 熊井戸サヤカ 比留間エリナ 成海アスカ 芳野ハスミ 内野マナミ 粟飯原ユカリ 宮部カスミ 岩下ルミコ 牛島ケイコ 牛島ケイコ(怪盗ver) 樺谷ポポタ 新井ラクタロー 半田シェイシェイ 大造サンダース 地井ハヤト 獅子山シシノシン 桐野リンジ 龍童パルス 七瀬ミユキ 御子神ハルカ 御子神タモツ 只野フーコ 羽鳥ミサ 九皿アキト 松村 中島 桜サクヨ コブルポッド三兄弟01 コブルポッド三兄弟02 コブルポッド三兄弟03 二ツ木キョウスケ 山田タカオ
https://w.atwiki.jp/mbmr/pages/360.html
GRIMM――お菓子の家の魔女はかまどに火を入れる ◆RVPB6Jwg7w 肥え太るまでなんて、もう待てない。魔女は行動を起こすことに決めた。 * * * 考えるための時間は十分にあった。 それは決してヒマ潰しなどではない、今後のために必要な思索。 つまり―― 『希望』のアイドルたちの思い通りにはさせないための、方法。 『それとは違う道』を既に選択した、自分たちが生き残り意志を通すための、手段。 そして彼女は、思い至ってしまったのだ。 既に状況が『新たな段階』へと進んでいる、その可能性に。 * * * 深い青色に染まり始めた空の下。 朝もやに包まれて、桃色の人影が何やらガサゴソと動き回っていた。 「……まき割り用の斧、ね。 それなりに使えそうだけど、持ち歩くことを考えるとこの重さは少し気になるか……」 チャイナドレスには似合わぬ小ぶりで無骨な斧を、何度か軽く素振りする。 細腕に見合わぬ力強さで、ヒュン、ヒュンと風が鳴る。 激しいライブのために鍛えたアイドルの身体、見かけよりも遥かに強い力を秘めてはいるが。 さて、だからといって無闇に荷物を増やすのも考えものだ。 相川千夏は武器を片手に、しばし思案する。 見回せば、目の前には一抱え分ずつ針金で縛られて積まれた薪の山。 ログハウスの中には古風な薪ストーブもあったから、そのためのものだろうか。 左手には山の斜面。右手にはちらほらと木々が散らばる林に、その向こうを走る車道。 背後を振り返ればログハウス。 薄闇の中に浮かぶそれは、丸太の家というより焼き菓子でも積んだかのような現実感の乏しさがあった。 「そういえば、『あのお話』って初期は『お菓子の家』でなく『クッキーの家』だったらしいのよね。 確かレープクーヘン。蜂蜜入りで酵母なしの硬いパンの一種。 初めて知った時には地味だなと思ったものだけど、こんな光景からの連想だったのかしら」 ここは相川千夏と双葉杏が一夜の宿と決めた、キャンプ場併設のログハウス、の裏手。 探し物に思い至った千夏は、寝ている杏を起こさないよう、そっと通用口から抜け出して。 こうして、資材やらなにやらが乱雑に置かれているあたりを一人調べまわっている。 「チェーンソー。 ……威力は十分でしょうけど、斧より重いし、何より音が大きすぎるわよね。 使いどころが限られてしまうわ」 まき割りの前段階、丸太をぶつ切りにするための大道具を前に、大きく溜息をつく。 こんなモノを振るうのは、それこそホラー映画の怪人くらいのもの。 いくらアイドルが力持ちだと言っても、流石に限界を超えている。 「まあ、そもそもこんなモノに頼らなくても済むなら、それに越したことはないんだけど……ね」 * * * それは、少し時間を遡った頃の話。 インスタントコーヒーを片手にひとり夜を過ごす相川千夏は、改めて考えてみたのだった。 千川ちひろがこれまでの放送で言外に匂わせてきた『希望』のアイドルたち。 これを葬るためには、どうすればいいのだろう? これまでの方針に素直に従い続けるのなら、『希望』の集団を見つけてそこに潜り込めばいい、となる。 牙を隠して羊の群れに紛れ込む。 そして頃合いを見計らって無防備な内側から食い破る。一挙にまとめて血祭りに上げる。 『希望』は丸ごと『絶望』に上書きされて、あとは少数のライバルたちを始末すればそれで終わる。 簡単だ。楽勝だ。素晴らしい。 この方法は既に実績を上げたやり方でもある。 水族館では予想もしていなかった展開になったけれど、この策そのものはしっかり成功しているのだ。 同じ手段の使い回しでラクに戦果を重ねる――本当に魅力的なアイデアだ。 だが。 それが甘い誘惑であればこそ、彼女は気が付いた。 そんなに上手くいくものだろうか……? と。 何かが引っかかる。 無意識が警鐘を鳴らす。 そして熟考の果てに、相川千夏は思い至った。 水族館の時と今とでは、状況が、大きく変わっている可能性がある、と。 状況を変えうる要因は、3つ。 1つは、『シンデレラ・ロワイヤル』の話を一緒に聞いた仲間である、緒方智絵里。 1つは、水族館ですれ違い、そのまま島中を走り回っているはずの、渋谷凛。 1つは、着実に減り続ける参加者の数。 この3つの要因によって、『希望』の集団は、思いもかけぬ膨大な情報を掴んでいる可能性がある。 緒方智絵里。 当初は隠れているのではないか、と推測した彼女だが、しかしそれだけでいつまでもしのげる訳もない。 いくらなんでも、このイベントはそこまで甘くない。 そこに彼女の生来の性格を考え合わせると、殺し合いを否定する側に寝返った可能性は十分に考えられる。 そしてそうなれば『シンデレラ・ロワイヤル』の話を広めてしまう危険がある。 一連の話を聞いてしまえば、誰もが『相川千夏』の名を危険人物のリストの筆頭に置くことだろう。 渋谷凛。 人を探して動き回る少女は、そのまま複数のグループの情報を統合する役目も果たしてしまうだろう。 利発で聡明な彼女がメッセンジャーなら、伝言ゲームで情報が歪むことも期待しづらい。 離れた所に居る『アイドル』たちの、情報共有と連携――考えただけで頭が痛い。 そして一番深刻なのは、現時点での残り人数。 前の放送の時点で28人。 放送の中で人質の存在を匂わせるようなことも言われたから、この6時間でさらに減ることも予想される。 大雑把に言って20人ほど……これはもう、生き残った者同士で互いの顔が全て思い描けるほどの規模だ。 元々、羊の皮を被る狼の戦略には、『スタンス不明のグレーゾーン』な参加者の存在が必要不可欠である。 自らが手を下した殺人についても「私たちじゃないよ」とすっとぼけ、見も知らぬ『誰か』に押し付ける。 『その他大勢』の中に戦果を隠し、姿なき殺人者に怯える側を演じてみせる。 それが、基本的な手口のはずだ。 しかし、もしも万が一、もうほとんど『グレーゾーン』の存在が残っていなかったとしたら。 一番恐ろしいのはこれだ。 『消去法』で参加者の白黒が判断できるほどの状況になっていた場合。 生存者リストを『白』で埋め尽くし、残された『黒』を炙り出せるほどになっていたならば―― 中途半端な嘘は、自殺行為でしかない。 そこに智絵里の証言まで加われば、もうひっくり返すことは不可能だろう。 知恵ある狩人を気取って忍び寄ったつもりが、見え見えの嘘で踊る無様な道化と化して、そのまま袋叩き。 そんな展開だって、ありえるのだ。 論理に基づく思考は、そんな悲観に走るのはまだ早い、と楽観的な計算をはじき出す。 あの臆病な緒方智絵里と、アテもなく彷徨っている渋谷凛と、どこかに潜んでいるはずの『希望』の集団。 それぞれ、ただ出会うだけでも一苦労のはず。 出会ったら出会ったで、参加者についての情報交換以外にもやることは山ほどあるだろう。 そこまで都合よく物事が進むものだろうか。 そんな思いも、頭の片隅によぎる。 けれど、感性に基づく直感は。 数々の小説や物語を愛した感性、非論理的な思考の跳躍は。 それは十分にありえる話だ、と確信させてしまう。 なにより――『その程度』の『都合のいい運命』を引き寄せられずに、何が『希望』か。 そう。 彼女は決して、デジタルなロジックだけに拠って立つ知性の持ち主ではなかった。 古今東西の詩歌や小説に通じ、言葉の使い方にも敏感な、静かな読書家としての側面。 それが生半可な存在に『希望(エスポワール)』を騙ることを許さず、過小評価に陥ることを妨げていた。 * * * 「あとはバーベキュー用の串、くらいか……。 でもそれなら、最初に見つけた肥後守の方がマシかしらね」 林の中、成果に乏しい探索に、千夏は何度目かも分からぬ溜息をつく。 搦め手が厳しいのであれば、正面からの正攻法が主体となる。 真っ向から殺し合いをするのであれば、拳銃とストロベリー・ボムだけではいささか心細い。 そう考えての武器の探索であったが、やはり手近なところでは大したものは見つからないようだ。 鉄串よりはマシ、と彼女が評した木工用の折りたたみナイフは、ログハウスの中で見つけたものだが。 これだって工作をする上では便利でも、格闘戦に使うことを考えたら貧弱極まりない。 柄よりも短い刃しかついていないし、強度だって怪しいものだ。 ま、かさばらないという点では文句なしだし、だから既に懐の中に収まっているのだが。 「使える武器、特に銃器がありそうな場所となると……まずは警察署。 でもこれは多分、誰もが思いつく。 先を越された程度なら無駄足だけで済むけど、待ち伏せでもされてたらたまらないわ」 武器の調達1つとっても、ストロベリー・ボムの存在に慢心して数歩出遅れた感じがある。 後悔の念も浮かぶが、しかし、ここで気づくことができなければもっと大変なことになっていただろう。 『ライバル』が先を行っているとの前提に立った上で、さてではどのあたりに探しに行くべきか。 実際の行動は杏が起きてからになるが、今のうちに考えておいた方がいいだろう。 とりあえず今は、さっき見つけた、このまき割り用の斧。 これを本気で荷物に加えるか、否か。 改めて斧を片手に考え込む、千夏の横合いで。 ――――ガサガサガサッ! ズサササッ! 「――っ!!」 「……い、痛ったぁ……!」 笹が揺れる音に千夏が振り返るのと、勾配のキツい斜面から一人の人影が滑り落ちてくるのがほぼ同時。 すっと少女が現れた山の上の方を見て、山道を降りる途中で足を踏み外したのだ、と理解するのに1秒。 視線を戻して、腰をさする少女と目が合って、十時愛梨、という相手の名前を思い出すのに2秒。 少女たちの頂点・シンデレラガール。いわゆる正統派アイドル。比較的肉付きの良い体。歌唱力も高い。 そしてそう言えば、最初に『見せしめ』にされたプロデューサーの担当アイドルの1人で―― 相手のプロフィールその他を思い出しかけて3秒、はっとした様子の十時愛梨が手にしていた銃を持ち上 「ふっ!」 ヒュッ、ガッ、「キャッ!」 思考より先に身体が動いた手の中の斧を咄嗟に投げる回転しつつ飛んだ斧は惜しくも当たらず立木に刺さ 斧の行方を追いそうになる意識を断ち切ってすぐに身を翻す胸ほどの高さまである薪の山の陰に飛び込ん 軽く跳躍していた足が地面に着くよりも先に、カチャ、と銃を構え直す音が聞こえ 連続する射撃音と着弾の衝撃が、針金で縛られ積まれた薪の山を激しく揺らす。背を丸めて縮こまる。 「はっ、はっ、は……っ!」 弾の消耗を恐れたのか銃声はすぐにやむ、千夏の額に一気に脂汗が噴き出す、荒い息が止まらない。 間一髪だった。 斧を握っていなかったら、手近に薪の山がなければ、薪の束が銃弾を止めるほどの強度でなければ。 あとコンマ数秒、動きだすのが遅ければ。 千夏はとっくに穴だらけになっているところだった。 そっと顔を出しかけると、また銃声。弾け散った木片の一部を頬に受けながら、反射的に首を引っ込める。 素早く拳銃を手にし、腕だけを突き出し千夏も発砲。 ハナから命中は期待していない一発であったが、音だけでも分かる相手が飛びのいた気配。 そのままザザザッ、と枯葉を踏み砕く足音が聞こえて、チラリと覗けば林の木の1本の後ろに滑り込む姿。 先ほどまでこちらに向けられていた銃が一瞬だけ見える。思ったよりも小さい。 「マシンガン……いや、サブマシンガン、かしら。厄介ね」 油断なく拳銃を構えながら、千夏は務めて冷静になろうとする。 お互いに距離と遮蔽物を得ての、しばしの膠着状態。向こうもこちらの様子を伺っているようだ。 ようやく理性が今の状況に追いついてくる。現状の打開のために回転を始める。 そう、まだ状況は終わっていない。不利な状況には変わりがない。なんとか、打開しなければ。 * * * それにしても――シンデレラガール・十時愛梨。事務所の中でも1、2を争うほどの有名人。 まさかと思うような『ライバル』である。普通に考えて殺し合いに乗るような人物ではない。 まあ、この島での戦いにおいて、その手の先入観は禁物ではあるのだが。 今更ながらに襲撃者の正体に驚いてしまう。 山道で滑って転ぶような天然っぷり・ドジっ子っぷりはそのままに、あの明確な殺気。 なんともアンバランスな印象だ。 ともあれ、こうなってしまった以上、不本意な遭遇戦であってもやるしかない。 相手が誰であろうと、殺るしかない。 「この銃じゃ、牽制はできても仕留めるのは難しい……。 やっぱりストロベリー・ボムを使うしかないかしら……?」 荷物を担いで持ってきていた自分の準備の良さに感謝しつつ、千夏は思案する。 過去にも何度か使ったから分かっている、この爆弾の長所と短所。 投げやすい形状。 爆炎が直撃すれば確実に命を奪える威力。 しかしそれとは裏腹に――案外狭い、直接の攻撃範囲。器物に対する破壊力もそう高くない。 片手に拳銃、片手に爆弾を握りしめ、しゃがみこんで身を隠したまま千夏は悩む。 相手が潜むのは一本の木の陰。 あの程度の障害物でも、あるだけで途端に直撃させるのが難しくなる。木ごと吹き飛ばすのも不可能だ。 足元に転がしてやろうにも、今度は木の根と落ち葉が邪魔になる。 では1個で足りないなら、2個3個と投げてみるか? 1個目を直接当てずに近くで炸裂させ、吹き飛ばされるか逃げ出すかしたところを2発目以降で狙う。 いやしかし、ここで貴重な爆弾を浪費するのはもったいない。 これから先の厳しい戦いを覚悟したばかりだというのに。 チラチラと、十時愛梨が顔を出したり引っ込めたりしている。 きっと向こうも悩んでいるのだ――ここで突撃するべきか、否かを。 物陰から飛び出す瞬間こそ、危険はあるものの。 もしもそのまま真っ当な撃ちあいになってしまえば、サブマシンガンの連射力を備えた愛梨の方が有利。 相手が顔を出したタイミングで、千夏は再度発砲する。 しかし当然当たらない。 千夏にはこの距離でピンポイントな狙撃を成功させる技術など無い。 反撃とばかりに、向こうからも数発の銃声。これも当然、当たらない。 薪の山がまた揺れて、おがくずの匂いが立ちのぼる。 明るくなっていく空の下、決め手がないままに弾が浪費され、恐怖心だけが膨らんでいく。 やはりストロベリー・ボムの大量使用しかないのだろうか。 いやあるいは、愛梨の側も、他の武器を隠し持っている? 出し惜しみをしている? だとしたら、時間をかけてしまうこと自体が危険、なのか?! どうする。 どうすればいい。 何が一番最善なのか、どこまでリスクとコストを許容すべきなのか―― ひゅんっ。 絡まる思考を断ち切るように、横合いから薄く煙の尾を引く「何か」が放り込まれた。 「っ!?」 「……ったくさぁ。うるさくって寝てらんないじゃん」 気だるい声と共に、放物線を描いて現れた缶状のものは、そのまま愛梨の潜む立木の陰に飛び込んで。 あっさりと、この不毛な均衡を打ち崩した。 「きゃっ!? ……げぇっ、げほっ、ひぐっ……ゴホッゴホッ」 薄くオレンジ色がかかった煙が地面近くから噴き出して、そのまま十時愛梨を包み込む。 悲鳴、そして嘔吐にも似た酷いうめき声に続いて、連続する激しい咳。 銃さえも取り落として、隠れることも忘れて地面に崩れ落ちる。顔と喉元を押さえてのたうち回る。 「……あれは?」 「催涙スプレー」 油断なく拳銃を構えて身を起こした千夏は、無防備にのんびりと歩み寄ってきた少女に尋ねる。 あくびをかみ殺しながら、小柄な少女・双葉杏はどこか投げやりな口調で応える。 「なんかね、唐辛子の成分のスプレーなんだってさ。防犯グッズの。 レバー押したら手榴弾みたいに投げろ、って書いてあったし。 まだ予備もあるから、ものは試しってね」 「……そんなモノを隠し持ってたのね。ありがとう。助かったわ」 「貸しひとつだからねー。それにしても、ドンパチはしないんじゃなかったの?」 「問答無用で襲われたのよ。しょうがないじゃない」 一番借りを作りたくない相手に借りを作ってしまったようだったが、ひとまずは安堵の溜息をつく。 すっかり忘れていた仲間。 まさか来るまいと思っていた援軍。 横からこっそり登場したからこそ可能だった、催涙グレネードの投擲。 真正面の千夏にとっては木の陰でも、真横から見れば丸見えだ。手榴弾でも何でも投げ放題である。 なんというか、やはり要所を押さえるのが上手い子だ、と改めて思わされる千夏であった。 * * * いつの間にやら、あたりはすっかり明るくなっていた。 既にスプレー缶の噴射は終わり、穏やかな早朝の風が空気を洗い流していく。 最大限の警戒は維持したまま、千夏はゆっくりと近づいてみる。 まだ微かに残る煙を吸い込まないように口元を押さえるが、それでも強い刺激を感じる。 痛いような、熱いような――そして、確かにそう思ってみれば、どこか辛いような。 思わず目の端に涙が滲む。 「けほっ、なるほど……唐辛子、納得だわ」 わずかに吸っただけでもこの強烈さ。 ならば、それをまともに不意打ちで吸ってしまった犠牲者は、と言うと―― 十時愛梨は、見事に完全に無力化されていた。 地面に横倒しに丸まったまま、立ち上がることさえできずにいる。 ヒューヒューと細い息を吐いては、喉も破けんばかりの激しい咳の連続。また細い息。その繰り返し。 両手は必死に両目を拭おうとしているが、拭った傍から次から次へと涙が溢れだしているようだった。 「しかし、防犯グッズね。その方向で考えてみるのも手かしら。 そうなると例えば、学校あたりも調べる価値あり、か……」 「何の話?」 「これからの話よ。まあ、後でまた改めて相談するわ」 地面に落ちたままのサブマシンガンを片足で踏みつけ、身を屈めて拳銃を突き付ける。 完全な制圧状態だ。 相川千夏があと少し指先を動かすだけで、十時愛梨の命はここで終わる。 「さっさとトドメ刺しちゃってよ。そしたらまた二度寝できるしさー」 「まあ、待ちなさい」 杏が急かすが、千夏は軽く押し留める(ついでに、二度寝については聞こえなかったことにする)。 そう、ここでこのまま十時愛梨を殺してしまうという手もある。 殺して、あの厄介だったサブマシンガンを強奪するだけでも、求めていた武装強化は果たされる。 さっきまで本気の殺し合いを演じていた相手、むしろそうするのが当然の決着だ。 けれど。 今この時に千夏の脳裏に浮かんでいたのは、全く違うアイデアだった。 千夏たちが愛梨を制圧できたのは、催涙スプレーの効果もあるが、最大の要因はその『数』だ。 愛梨は1人だった。 千夏と杏は2人だった。 だから1人が引きつけている間に、もう1人が死角から攻撃できた――結果論になってしまうけれど。 数は力だ。やはりこれは揺るぎない。 そして千夏は、より多くの数を束ねている(と思われる)集団を狙おうとしている。 『希望』のアイドルたちに勝負を仕掛けようとしている。 そうなった時に、もっとも必要になる『戦力』とは何か。 それは催涙スプレーではない。サブマシンガンでもない。もちろん爆弾でも拳銃でもない。 人だ。 人数だ。 『ヒロイン』の頭数だ。 ――もちろんリスクはある。 そもそも危うい『ヒロイン同盟』、さらに人数を増やして、どこで裏切られるか分かったものではない。 『お菓子の家の魔女』のように、肝心なところで背中を突き飛ばされる危険と、紙一重だ。 間抜けにも頭からかまどに突っ込む役なんて、千夏だって願い下げである。 けれど。 『希望』と戦おうというのに、ノーリスクで何かが得られるはずがない。 こちらも『希望(エスポワール)』に匹敵する、『絶望(デゼスポワール)』の集団にならなければ。 銃口で頭を小突かれた十時愛梨が、声もなく顔を上げる。 そこにあったのは、涙と鼻水とでグチャグチャになった、無様な顔。 言いつくろう余地のない、敗者の顔。 そんな彼女に向けて千夏は、小さく一言。 「ねぇ『シンデレラ』――良かったら一緒に、『希望』の芽を摘み取りに行きましょう?」 すぐ隣で杏が見るからに嫌そうに顔をしかめるが、構わず千夏は蠱惑的な笑みを浮かべる。 それは優位に立ったからこそ口にできる、同盟の提案。 勝者だからこそ差し伸べることのできる、誘いの手。 果たして十時愛梨は、その言葉を受けて、小さく、小さく微笑んだのだった。 【D-5・キャンプ場 ログハウス裏手/二日目 早朝】 【相川千夏】 【装備:チャイナドレス(桜色)、ステアーGB(16/19)、肥後守】 【所持品:基本支給品一式×1、ストロベリー・ボム×7、男物のTシャツ】 【状態:左手に負傷(手当ての上、長手袋で擬装)】 【思考・行動】 基本方針:生き残り、プロデューサーに想いを伝える。生還後、再びステージに立つ。 0:いい子ね、『シンデレラ』 1:杏と行動。できれば愛梨もグループに引き入れたい。 2:もう潜入計画には拘らない。 3:どこかで追加の武器を手に入れたい。防犯グッズなども積極的に探す。学校も行先の候補? 4:杏に対して、形容できない違和感。 ※肥後守を現地調達しました。和製の木工用折りたたみナイフです。 ※林の中の木の1本に、まき割り用の斧(現地調達品)が突き刺さっています。 【双葉杏】 【装備:なし】 【所持品:基本支給品一式×2、ネイルハンマー、シグアームズ GSR(8/8)、.45ACP弾×24 催涙グレネード×2、不明支給品(杏)×0 #65374;1】 【状態:健康、まだ眠いってか眠らせろ】 【思考・行動】 基本方針:死なない。殺す。生き残る。 1:千夏と行動。 2:えー、その子も仲間に入れるのー? ホントに大丈夫? 3:半端な所で起こされたので、また寝なおしたい。てか、寝る。 4:アイドルがきもちわるい。 ※幻覚は見えなくなったようです。 ※催涙グレネード×3本のセットは、本来は城ヶ崎莉嘉の支給品の1つでした。 缶ジュースほどのサイズの、催涙ガスのスプレー缶です。 手に持って直接相手に吹きかけるタイプではなく、レバーを押して相手の足元に投げて使うタイプです。 主成分は唐辛子からの抽出成分で、涙と咳でしばらく無力化できますが、後遺症などは残りません。 【十時愛梨】 【装備:ベレッタM92(15/16)、Vz.61"スコーピオン"(12/30)】 【所持品:基本支給品一式×1、予備マガジン(ベレッタM92)×3、予備マガジン(Vz.61スコーピオン)×2】 【状態:絶望、激しい涙と咳】 【思考・行動】 基本方針:絶望でいいから浸っていたい。優しさも温もりももう要らない。それでも生きる。 0:…………。 1:みんなみんな、冷たくなってしまえ。 2:ニュージェネレーションはみんな殺してあげる。できれば凛、卯月の順に未央の所に送ってあげる 3:終止符は希望に。 前:GRIMM――灰かぶり姫の愉悦 投下順に読む 次:継/繕 前:THE 愛 時系列順に読む 次:継/繕 前:GRIMM――灰かぶり姫の愉悦 十時愛梨 次:彼女たちはもう見えなくなるチャイルドフォーティフォー 前:ナカマハズレ 双葉杏 相川千夏 ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2137.html
どすおい 10KB 虐待-普通 ギャグ 虐待人間 ※ネタかぶってます、長月さんすみません…誤字を見つけたので再UP ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! 褌姿の男達が、1月のまだ冷たい池の中に入って行く。 この地方は滅多に雪は降らないが、それでもやはり冬は寒くなる。 あまりの冷たさに思わず顔を歪める者もいるが、気合を入れて片まで水に浸かる。 彼らはこれから行われる祭りの前に身を清めているのだ。 身を清め終わった彼らは登山靴や運動靴を履き、思い思いの準備運動を始める。 昔は草鞋を履いていたが、近年靴の使用が許可された。 これはこれから行われる祭りがあまりにも過酷なため、草鞋だと足を痛めるものが出るからだ。 どんどんどどどどんどどどんどどどどんどどん… 程なくして太鼓の音が鳴り響き始める。男達に緊張が走る。 ぷおぉぉぉん!ぷおぉぉぉぉ! ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! 神事がほら貝を吹くと男達は一斉に山に向かって走り出した。 静かだった山が一斉にざわめき出す。 男達は山を駆けて行く。多少その身が傷つこうがお構い無しに走って行く。 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! 掛け声に驚いて鳥達が逃げる。 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! 男達が草木を踏み荒らす音を聞いて動物達が逃げ出す。 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! そしてゆっくり達も巣穴でその声を、音を聞いていた。 「ゆゆ?なにかきこえるよ?まりさ、ゆっくりようすをみてきてね!」 「ゆーん…れいむがみてきてね…まりさはまだねむいよ…」 「さっさとしてね!ぐずはきらいだよ!」 「ゆぅ…わかったよ…ゆっくりようすをみてくるよ…」 まりさが重い腰(?)をあげ巣穴から外にでて周囲をうかがう。 この辺りに生息するゆっくりは本格的に冬篭りをしない。 暖かくて天気のいい日を見計らって狩りに出て食料を数日分溜め込み暮らしているゆっくりが殆どだ。 この番もそんなゆっくりだった。 「ゆゆっ?なにもいないみたいだよ?…れいむのきのせいだよ…」 「そんなことあるわけないでしょぉぉぉ?!もっとしっかりようすをみてね!」 「ゆーん、そんなこといわれても…なんにもいないよ?………ゆゆ?」 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! ガサガサッ! ザッザッ! パキッ!パキキッ! ドドドドドド…… 「……ゆわわわ!れいむ!れいむ!たいへんだよ!にんげんさんがいっぱい『グチャ!』ゆごぼっ!」 「まりさ!なにがたいへんなの?まりさ?……まったく…まりさはつかえないね!ぐずだね! しかたないよ!れいむがようすをみにいくよ!ついでにまりさをせいさいしてあげるよ!」 まりさは男達に踏み潰されて息絶えていた。そんなとは知らず、れいむは巣穴から姿を見せる。 「うるさいよ!れいむはゆっくりやすみたい………なんなのぉぉ?!なんでにんげんさんがこんなに『グチャ!』ゆびゃ!」 「ラッソイ!ラッソイ!…何か踏んじまったぜぇ!ラッソイ!」 「くそ!俺もだラッソイ!」 「どうせゆっくりだろぉ?ラッソイ!そんな事くらい気にするな、ラッソイ!」 男達は山を登り、ある場所を目指してた。 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! 「にんげんさんがいっぱいだよ!わからないよ?『グチャ!』ゆぎょ!」 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! 「さわがしいわね!まったくとかいはじゃない『グチャ!』ゆばっ!」 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! 「むきゅ!にんげんさんがいっぱいよ!いそいでかくれ『グチャ!』むぎゃ!」 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! 「うぉぉぉぉい!!どす穴がみえてきたぞぉぉぉぉい!ラッソイ!」 男達はこの山の中腹ほどにある「どす穴」と呼ばれる場所を目指していた。 「どす穴」は天然の洞穴で、毎年ドスまりさ沸くと決まってそこに住み着いていた。 去年の夏ごろから、新たにこの穴にドスが住み着いているのが確認されている。 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! 「ゆん?なにかきこえるよ?…ゆっくりそとにでてみるよ!」 遠くから聞こえてくる男達の声に、ドスが気が付き巣穴から外に出る。 辺りを見渡すが何も見えない。 ただ、不思議な掛け声が聞こえるだけだった。 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! 「ゆーん??なんなのこのこえは?だんだんおおきくなっているよ?」 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! 「…ゆん??あれはにんげんさん?」 林の中から数名の人間が姿を現した。 林からドス穴までは草原になっており、直線で100mほどはある。 「いたぞぉぉぉ!どおぉぉすだぁぁぁぁ!ラッソイ!」 「ゆゆゆ?!にんげんさんがどんどんふえていくよ!……いったいこれはなんなのぉぉぉ?!」 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! 「おらぁぁぁぁ!!どすぅぅぅぅぅ!ゆっくりしてラッソイ!!」 「どりゃぁぁぁ!!どすがぁぁぁぁ!ゆっくりしてラッソイ!!」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!……… 波のように押し寄せてくる男達。 その様子にドスは恐怖した。 「………ゆわぁぁぁぁぁ!こっちにこないでぇぇぇぇ!どすはなにもわるいことはしてないでしょぉぉ?!」 「ラッソイ!ラッソイ!どぉぉぉす!ゆっくりしてラッソイ!!」 「ほぉぉぉら!つかまえたぞぉぉぉい!ゆっくりしてラッソイ!」 「ゆぎゃぁぁぁ!いだいぃぃぃはなじでぇぇぇぇ!!」 男達は次々にドスへと飛び掛る。 ドスは堪らず身を捩り、男達を振り落とす。 しかしそんな事では男達は止まらない。 ドスは男達に恐怖し、林の中へ逃げ出す。 「ゆがががが!どおしてどすをいじめるのぉぉぉ?!やめてね!はなしてね!…こうなったらゆっくりにげるよぉぉぉ!」 「おらぁぁぁぁ!まてやこらぁぁぁぁ!ゆっくりしてラッソイ!!」 「ドスが逃げるぞぉぉぉぉ!!おいかけろぉぉぉぉい!ゆっくりしてラッソイ!」 ゆぎゃぁぁぁぁぁぁ!! ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! ドスは必死に林の中を駆け回った。 男達は振り落とされ、木に叩きつけられてもなお、ドスに向かっていった。 「ゆはー!ゆはー!…もうおこったよぉぉぉ!どすすぱーくをつかうよぉぉぉ!」 ドスは男達に纏わり付かれながらも、器用に帽子からスパーク用のきのこを取り出す。 それを口の方に転がし、舌で絡め取った。 その時だった… 「っしゃぁぁぁぁ!きのことったぞぉぉぉぉ!!ゆっくりしてラッソイ!!」 「ゆがーーーーん!きのこさんかえしてねぇぇぇ!それがないとどすすぱーくがうてないよぉぉぉ!!」 一人の男がドスの舌からきのこを奪い取った。彼はきのこをもってドスから離れていった。 この男はこれから一年間、「どす男」と呼ばれ、一年間の無病息災が約束されると言われている。 「おらぁぁぁ!これでおわりかぁぁぁぁぁ?あるならもっとだぜぇぇ!!ラッソイ!」 「ゆぎゃぁぁぁぁ!いだいぃぃぃ!ごめんなざいぃぃぃ!!それでぜんぶですぅぅぅぅ!!」 「なんだとぉぉぉう?!しけたドスだなぁぁぁぁ!ゆっくりしてラッソイ!」 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! ゆがぁぁぁぁぁぁぁ!! きのこが奪われた後もドスは走り続けた。 いや、走らされたと言うべきかも知れない。 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! ゆぎゃぁぁぁぁぁぁ! 山が男達の声とドスの悲鳴で唸りをあげているようだ。 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! ゆはー!ゆはー!もうはしれな……ゆぎょばぁぁぁぁぁ! ドスは疲れ果て何度もその足を止めた。 しかしその度に男達がドスを殴り、叩くのでドスは必死に走り出す。 ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ! ゆはー…ゆはー…ゆはー… ドスはいつの間にか山を下り、男達の村のそばまで来ていた。 その体は汚れ、あんよも帽子もぼろぼろになっていた。 疲れて動けないで居ると、今度は男達がドスの周りに集まり始める。 ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! 男達の掛け声が変わる。 「ゆは…ゆは…お…おそらを…とんでる?」 ドスは男達に持ち上げられ、そのまま御輿のように担ぎ上げられた。 流石にもう抵抗する力も残っておらず、されるがままのドスだった。 ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! 村の神社に近づくにつれ、人が増え賑やかになっていく。 ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! 写真を撮るもの、一緒に列に加わり行進する者、 興味深そうにドスを眺める者、様々だった。 ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! これは、この村で毎年この季節になると行われる祭り。 日本三大ゆっくり喧嘩祭りの一つとして数えられる荒祭り。 それがこの「どすおい祭り」である。 成人男性から参加資格のある祭りだが、 あまりにも過酷なため、毎年怪我人が後を立たない。 毎年「どす穴」に住み着いたどすを男達が村まで追い落とし、 ドスまりさを御輿として担ぎ村中を練り歩く。 最後は神社にドスを奉納して祭りは終了となる。 ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! ようやくドスが神社まで運び込まれた。 「ゆ…?ここはどこなの?……」 ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! ドスの目の前に注連縄で飾られた丸太が運び込まれた。 これはこの神社のご神体でもある御柱だ。 「ゆん?なにをするの?…やめてね!あにゃるにさわらないでね! こわいよ!ゆるしてね!………ゆっぽん?!ゆぎがぎがががが…」 男達がドスのあにゃるに御柱を押し込んでいく。 ドスは必死にもがくが、そこを別の男達に押さえ込まれる。 涎と涙を撒き散らし、苦悶の表情を浮かべるドス。 この表情がより苦痛に満ちているのが良いとされる為、男達は一切手加減しない。 ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! 「ゆがげごごご?!あにゃるがさけるよぉぉぉぉ!!」 オォォォォォォォォォォォォ!!! 御柱がドスのあにゃるにねじ込まれると歓声が起こる。 ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ! ゆがががががが………… ドスは白目をむいて気絶した。 この村ではドスまりさは幸福の使者だとされている。ドスを村に追い込むことによって村に福を呼ぶ。 御柱はこの村に降りかかる災いの身代わりになってくれるのだそうだ。 厄をそのみに溜め込み、村を守ると言われている。 御柱に溜まった厄をドスに吹き込む事により、御柱にもう一度活力を与える。 この後ドスは山に返される、厄を吹き込まれたドスは何処かに去って行き村は守られる。 こうした伝説が元になった祭りだそうだ。 なお山に放されたドスは、二度と村周辺で見かける事はないそうだ。 完 ドスみこし…ネタかぶってますね… 少し遅いですが、餡娘ちゃん誕生日おめでとうございます。 餡娘ちゃんに「どすおい」をして福を呼び込み厄を払いたいと思います。 徒然あき 徒然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る オンバァァァァァァスィィィィィらぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!! -- 2013-07-21 04 53 57 ドスは他の群れとの横のコネクションがありそうだから、この祭りのことは分からんもんかねぇw -- 2012-09-14 12 50 59 わけもわからず追い込まれるドスがおもしろかった -- 2010-08-23 03 44 35 気持ち悪い。地元に似たような祭りがあるんで、馬鹿にされた気がした。 -- 2010-07-08 22 42 27 すこしは考えて物書いてほしい。 -- 2010-06-16 04 29 12
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4625.html
『わたし大好きっ!』 6KB 小ネタ 思いやり ぺにまむ 兵庫あき アートライティングっぽく書いてみた 書いた人・兵庫あき ピンク色の髪をしたケッタイなおばはんの美術展が大阪・心斎橋に来ていたので、見に行ってきた。 臭真(くさま)やおい。ゆっくりを使った独特の作風で知られる。 樹○希林がピンクのヅラを被ったような外見の、水玉をモチーフにしたアーティスト・○間彌生さん とは違って、こっちの臭真やおいさんはほんとうに、やおい臭かった。なにしろ全部ゆっくりの カップリングでモチーフを表現しようとする。 お気に入りは ちぇんとらんの組み合わせらしく偏執的にそのカップリングが繰り返される。 例えば・・・・。 剥製と化した2体のゆっくりで立体的に表現される「ちぇん×らん」という作品。 普通は受けのちぇんが 普通は攻めのらんにのしかかるという、けったいな構図だ ―――通常らん×ちぇんという形のカップリングに落ち着くことの多い両者ですが、あえて それを引っ繰り返したことの意味は? (聞けば、数年前に本能寺境内の前庭で行われたアートイベントの際に発表されたものであると いう前知識が要った。現代アート鑑賞というやつは作品が発表された媒体やシーン、その文脈、 時代背景といったところにまで目配りが必要らしい。どうにも厄介な世界だ。) 「森蘭丸とか、小姓とかお稚児さん文化とかってなんかゾクゾクしますことでしょ?」 「きっとね、人間五十年 化天の内に比ぶればー、夢幻の如くなり~♪なんて謡いながら信長の 脳裏に浮かんでいたのは、下克上されることへの精神的な昂ぶりだったのじゃないかしら」 「信長が裏切られる前に、光秀のことを公然と何度もののしるでしょ。あれはね、 『早く立ち上がってくれ、そして俺をもっとしばいてくれっ』て言う信長の屈折した愛情表現 なのよ。それに気づいた光秀は、誰よりも忠実な家臣であったがゆえに主人の意思をくんで、 主人を討つというこれまた屈折した愛情表現を返したのだわ、むQN」 ―――(うわぁー、やおいくせー解釈っ!) 「それはね、子孫の信成を見てたらよっくわかるの。大事なときに必ず自罰的な行動を取るでしょ、 あの子。例えば壮行会の前に未成年なのにお酒飲んじゃったり、バイクを飲酒運転しちゃったり。 盗んだバイクで走り出しちゃったり、夜の校舎でガラスを割ったり(←やってない、やってない!) 本番中でも曲の途中に靴紐切らせて、演技を中断したり。あんなの、大舞台の前に入念な準備を 行っていれば防げたミスでしょう?きっと、うまく行き過ぎることに自分でもびっくりしてなにか 無意識のうちに自分で自分にブレーキをかけているのだわ。もうね、DNAレベルで受け継がれる 粗忽もの・うつけもの属性とか、萌えるわぁ~。 また『信長の○望』リプレイしたくなっちゃった」 「それはともかく、だからね、ちぇんがらんにのしかかる(=下克上)という表現になりました」 一事が万事、この調子だった。 申し遅れたが私の名前は西中島南方 十三。ゆっくり関連でメシを喰うフリーランサーである。 今回、慣れないアート取材を引き受けることになったのも、最近私がゆっくりを切り口に した記事を集中的に引き受けていたことへのおこぼれみたいなものだ。アート系の記事が書ける ライターは腐るほどいる。が、ゆっくりについても語れるものはそう多くはない。 求められたスキルを複合的に備えているというのは古来稀なものなのだ。 いや、私もライター修行の一環としてアートライティングのワークショップに参加するなど 陰で努力は積んでいたのだが、たまさか今回それが活かされることとなった。 ライターの側にも営業努力が必要であって、私はこれが書けます。こういうのは私得意です! という売りがないライターに座る椅子は用意されていない。世間はそんなに甘くないのだ。 代表作とされる「ちぇーん、あんちぇーん。」という作品についても取材した。 2003年に発表され、明らかに前々年の9・11自爆テロから始まるアメリカのアフガン爆撃、 イラク侵攻といった一つの時代の流れに大きくアンチテーゼを突きつけるような作品だ。 ぺにぺにをおったてたゆっくりちぇんが数珠のように(ちぇん&ちぇん)繋がっている。 ぺにぺには攻撃性の象徴でもあり、それが別のちぇんのあにゃるをぶっすりとさしている。 挿されたちぇんも苦痛に身をよじりながらも次の別のあにゃるに狙いを定め、これまたずんと 貫く。連綿と続く被害と加害との繰り返し。ただ、ひとつ希望が仄見える。 画面の奥のほうで、鎖の一番向こう端のちぇんはぺにぺにを収め、歯を食いしばってじっと 耐えているのだ。 chain unchain 「憎しみの連鎖(ちぇーん)は誰かが断ち切ら(あんちぇーん)なきゃいけないの。そして、 断ち切れるのは被害を受けた当のご本人。遺族や本人がまず赦すことからしか何も始まらないと 思ったのだわ、むっきゅん。まずは 一ゆんのちぇんが黙ってその身に引き受けること。 そして次の無関係なゆっくりにつけをまわさないこと。連鎖にピリオド(=「。」)をうつ、 という精神的な気高さ。その決意だと思うの。奇麗事すぎるかしら」 ―――失礼ですが、お家でぱちぇ(ゆっくりぱちゅりー)をお飼いですか? 「あら、わかるかしら、むーきゃっきゃ。なんかね、語尾が移っちゃうみたいよ。私よく誤解 されるんですけど家でもゆっくりを、それもゆっくりちぇんとらんの番を飼ってるんじゃないん ですこと?ってよく聞かれるんですけど、数年前うちに迷い込んできた野良ぱちぇしか家には いませんことよ。それも、エサをあげるときだけのパートタイムな関係。だってわたしが好きなのは、 ちぇんでもらんでもなく、わたし自身なんですもの。わたしは、わたしがだーいすきっ!」 (写真、文責・西中島南方 十三) * 女子、と並べて書いて好きと読む。女子はみんな自分のことが大好きっ。その意味で臭真さんは非常に 女子力の高い人だったなぁ、などと思い返してみる。 関西ではわりと有名な情報誌だったエルエル・マガジンという雑誌に数年前私が寄稿した記事を 気づいたらまるまる読み返していた。取材した当時の記憶や雰囲気までもが頭の中に一気に蘇った。 古雑誌をビニール紐で縛りながら大晦日、チリ紙交換に出す準備をしていたら、ふと1冊雑誌の中から 転がり落ちてきたのだった。 休刊してしまった、今は亡き思い出の雑誌について書いてみた。 了) 【これまでに書いたもの】 anko4468 お団子さん、こーろこーろするよっ! anko4455 いつキスしてもいいように歯を磨くのだ anko4450 リセットさん anko4442-4 上山ノ手高校古典部・1(前)~(後) anko4429 本の森の狩人 anko4425 少年へ女神を託す anko4419 野良は家を出てどうなったか anko4411 うんうんの汲み取り屋さん anko4404 タマ子の部屋 anko4395 DQ小ネタを詰め合わせ(ボスけて・他4編) anko4392 アメリカの友人 anko4391 ゆらぎそよかぜ anko4388 生きがいをあげる anko4387 わたしの終わりは世界の終わり anko4384 ゆんゆんころり 【書いた人】兵庫あき は?あき(仮)さんに「どんまい、気にしなさんな!」と一言エールをおくるつもりで書きました。 しばらく餡庫から離れているうちになんか色々あったんですねぇ。 お前が言うな!でしょうが、老婆心ながら、自戒を込めて は?さんはもう少しまとめてから投稿したほうがいいと思いました