約 3,146,528 件
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/15837.html
DC4/W81-077 カード名:あたしらしさ カテゴリ:クライマックス 色:緑 トリガー:宝 【永】あなたのキャラすべてに、パワーを+1000し、ソウルを+1。 (宝:このカードがトリガーした時、あなたはこのカードを手札に戻す。あなたは自分の山札の上から1枚を、ストック置場に置いてよい) CC さてはしいしい先輩……ですよね。 あたしがここにいるって伝えたの RRR でも、自分の笑顔でも見ると元気出ちゃうものですね、ふふ レアリティ:RRR CC サーカス 20th Anniversary収録 ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 突撃!インタビュー ちよ子 2/1 6500/1/1 緑
https://w.atwiki.jp/namata-kame/pages/235.html
年が明けて2013年1月2日。あたしにとって最後の冬ハローが始まった。 初日は「これで最後」と少し意識もしたけれど、回を重ねるうちにそんな意識はなくなっていった。 ハローのみんなと一緒に歌って踊ったり、バックステージでおしゃべりしたりするのがただ楽しかった。 日々はあっという間に過ぎ去っていき、冬ハローの中野最終公演の日がやって来た。 当日のリハーサルを終え、束の間の休憩時間。楽屋に戻ろうと廊下を歩いていると、舞美ちゃんがハロプロ研修生の佳林をつかまえて何やら話していた。 「佳林ちゃん、モーニング娘。にはもう慣れた?」 「あ、はあ。あのぉ…」 「困ったことがあったら先輩たちにちゃんと相談するんだよ!」 舞美ちゃん…。いつもの天然なんだろうけど、佳林にその勘違いは酷だよ…。佳林の顔、引きつってるじゃん。 あたしは見かねて助け舟を出した。 「舞美ちゃん、モーニング娘。さんの新メンバーは小田さくらちゃんだよ。佳林は研修生!」 先輩である舞美ちゃんに間違いですと言い出せず困っていた佳林は明らかにほっとした表情になった。 一方の舞美ちゃんは勘違いに気付いてあたふたし始めた。 「あ、ごめんね佳林ちゃん!そうだ!あっちに差し入れのおいしいお菓子があるから一緒に食べよう。ごめんね真野ちゃん、また後で!」 舞美ちゃんは戸惑う佳林を半ば引きずって自分の楽屋の方にあっという間に去っていった。 舞美ちゃんはやっぱり舞美ちゃんだな。 ひとり苦笑していると、後ろから「真野さん」と声をかけられた。 「見てました、今。矢島さんって面白いですね」 「矢島ちゃん、相変わらず天然なんだ」 振り向くとえりぽんと亀井さんがくすくすと笑いながらあたしの方を見ていた。 「あ、えりぽん。それに亀井さんも。舞美ちゃんのああいうところ、憎めないんですよね」 またひとしきり笑いあった後、あたしは二人を楽屋の中に招き入れた。 今回の冬ハローでは道重さん、田中さん、光井さんと一緒の楽屋だ。 亀井さんは一通り挨拶を済ませた後、あたしとえりぽんのいるところに戻ってきた。 「お待たせ。真野ちゃん。今日は真野ちゃんがハローでは中野ラストっていうことで観に来たよ」 「わざわざありがとうございます!」 「ううん。それに、えりぽんから聞いてると思うけど、今日は絵里とえりぽんからプレゼントもあるからね。ねっ、えりぽん」 亀井さんは笑顔でえりぽんの方に話を振った。 「はい!真野さんびっくりしますよ。何しろライブ中に…あ、言ったらいけん」 慌てて口を押えるえりぽん。亀井さんが焦った様子でえりぽんの両肩をつかんで揺さぶった。 「もぉ、えりぽん!言っちゃったらサプライズゲストの意味ないじゃん!あ…」 あたしは焦りまくる二人の様子でますます気になってきた。 「亀井さん、えりぽん。サプライズゲストって?これじゃライブ中ずっと気になっちゃうじゃないですかぁ!」 その後は何度聞いても二人とも必死にごまかすばかりで、結局何もわからないまま本番を迎えることになった。
https://w.atwiki.jp/jisakurowa2nd/pages/110.html
あたしが殺した(前編) ◆CUPf/QTby2 一刻も早く、人の気配に触れたかった。 ゲームに乗っていても構わない。殺意を向けられても構わない。 相手が人間ならば、顔見知りならば、クラスメイトならば、 出来ることは自分にもある。けれども、この森は手に負えない。 自然の前では、自分は無力だ。いや、無力だと思ってしまう。 一歩足を踏みしめるたびに、枯れ枝が乾いた音を立てる。 視界が悪い。枝葉が天を覆い隠し、星明りすらも遮ろうとする。 がさり、と近くで音がする。獣か、蛇か、虫けらか風か、 それとも己の踏みしめたものが離れた何かに繋がっていたか。 がさり、と再び音がする。誰もいないはずの場所から、這うような音。 獣だったらどうしよう。毒蛇だったらどうしよう。気持ちの悪い虫だったら。 逃げ足には自信がある。持久力にも自信がある。 しかし、視界が悪すぎる。足場も悪く、障害物にも事欠かない。 恐怖に屈して走り出せば、怪我を負う可能性のほうが高くなる。 ――大丈夫。落ち着きを失ったら、出来る対処も出来なくなるわ。 冷静に考えて。さっきの校舎。この島には、少なくとも学校がある。 つまり、それなりに文明と共存している場所だってこと。だから……。 大丈夫。どうにかなる。そう自分に言い聞かせ、 不動院凛華(ふどういん・りんか/女子十六番)は前進する。 それでも恐怖は忍び寄る。周囲のすべてが不安を生む。 何度も怯え、足を止め、ようやく視界が開けたとき、 凛華はその場にへたり込んだ。 そう、たとえそこが、ゴーストタウンであったとしても―― 町並みは暗く沈んでいても、その形には人の営みの痕跡がある。 凛華の見知った世界がある。だから凛華は安堵した。 大丈夫、どうにかなる。その言葉にようやく根拠が宿ったような気がして。 ふと視線を感じ、顔を上げると、同じクラスの女生徒が 住宅の外壁に背をもたせかけ、力なくこちらを見やっていた。 有栖川桜(ありすがわ・さくら/女子二番)。負傷しているのだと分かる。 右腕に何かが刺さっており、鮮血が流れ落ちている。 誰かに襲われたのだろうか。それとも返り討ちに遭ったのだろうか。 どちらにせよ、手当てをしなければ。自分には、それが出来るのだから。 凛華は桜に歩み寄る。桜の身体が強張るのが分かる。 「大丈夫。危害を加えるつもりはないわ」 凛華は両手を軽く挙げ、丸腰であることをアピールする。 桜は何も答えない。その強い視線からは、警戒心が見て取れる。 凛華はふと、思い出す。 両親の経営する動物病院、そこに運ばれてきた傷だらけの犬。 人間から虐待を受けた犬の様子に、今の桜はどこか似ている。 ――誰かに襲われた可能性が高そうね。それも、一方的に。 彼女を休ませなければ、と思った。 怪我の手当ても必要だが、心の休息も不可欠だ。 一歩、また一歩、凛華は桜に歩み寄る。 「有栖川さん、歩ける?」 「……うん」 「近くに診療所があるようだけど……、そこに向かうのはあとね。 手近な家に入って、そこで応急処置をしましょう」 □ ■ □ 誰かが点したその部屋の明かりが、暗いカーテンから漏れている。 黄色がかった淡い光は、そこに獲物が潜伏していることを物語っていた。 なんて迂闊なんだろう、取り締まらなければ、罰を下さなければ。 嵐崎・キャラハン・蘭子(らんざき・-・らんこ/女子二十番)は 唇の端を吊り上げて一歩、また一歩、着実にその住宅との距離を縮める。 ――そこにいるのは桜なの? 随分と無用心じゃない。 そんなことしてたらママが怒り出しちゃうわ。ほぉら、こんな風に! 自身の背丈よりもはるかに長い物干し竿の端を両手で握り、 まるで薙刀を振るうように、遠心力を乗せた先端をガラス窓に叩き込む。 その一撃で、ガラスは砕けた。ガタリ、と頭上で何かが動く。 明かりの点った二階の部屋から、慌ただしい物音が聞こえてくる。 獲物が外敵の襲撃に、己の迂闊さに気付いたのだろう。 今更気付いても遅いのに。腹の底から笑いが込み上げる。 とはいえ、侵入経路はいまだ不完全。 ガラスを砕いた窓の枠組みは小さく、無理に潜り抜けようとすれば、 豊かな胸がつかえてしまうに違いない。 不意に、中学時代のことを思い出す。 『蘭子ちゃん、胸が大きくて羨ましい』――無邪気な笑顔で そんなことを言ったクラスの女子を、蘭子は即座に叩きのめした。 お仕置きだ。罰だ。巨乳には巨乳の苦悩があることも知らず、 安易に羨ましいなどと口にするなんて。ママなら激怒するだろう。 だから、教育してあげたのだ。その子のママの代わりに、自分が。 いいことをした、と思っている。ママだって絶対、そうするはずだ。 なのに、思い出すと苛々する。何もかもすべてが気に入らない。 何でもいい、誰でもいい、壊したくて殺したくて仕方がない。 チアガールがバトンを回すように、蘭子は物干し竿を回転させる。 ステンレス製の棒に遠心力を乗せ、次々と窓ガラスに叩きつける。 ガタン、と再び頭上で鳴る。慌ただしい音が二階から聞こえる。 しかし、明かりは点ったまま。足音も物音も、 同じ場所を行き来するだけで、逃亡の気配はうかがえない。 パニックに陥っているのだろう。蘭子は声を上げて笑った。 無駄なのに。逃げられないのに。勝てないのに。生き残れないのに。 あたしがいるのはそこじゃないのに。見当はずれな動きばかり。 無駄なことをして無駄なことを思って無駄に身構えて無駄に抵抗して、 そういうの、ママは大ッ嫌いなのに。知らないなんて重罪、死刑。 大窓を叩き割りながら、蘭子は甲高い笑い声を上げた。 □ ■ □ 静寂の彼方から、風に乗って、何かの割れる音が聞こえた。 聞き覚えのある女生徒の笑い声が被さるように遠くで響く。 「くっ、嵐崎の奴……」 桜の双眸が、にわかに力を取り戻す。 暗がりを力なく眺めることしか出来なかった彼女の目が、窓の外に向く。 桜がいるのは、凛華に手を引かれるまま転がり込んだ住宅内の一室。 襲撃者を警戒して、明かりは一度も点していない。 つい今しがたまで、桜の心は無力感に覆われていた。 理不尽極まる蝶野の命令、役立てられない超能力、負傷による激痛、 そして、ろくに言葉を交わしたことのないクラスメイトから受ける手当て。 緊張した。沈黙が心にのしかかる。次第に自己嫌悪が強くなる。 それを破ったのが、蘭子だった。 蘭子の声を耳にした途端、心が活力を取り戻した。 ――そうだ。弱腰になっちゃダメだ。出来ることを全力でやらなきゃ。 手当てを続ける凛華の指を退けるように、桜は無言で身じろぎする。 凛華が小声で桜を制する。その声は穏やかだが、芯の強さを感じさせる。 「有栖川さん、動かないで」 「嵐崎が暴れてるんだ。止めに行かなきゃ」 「だったらせめて、処置が終わってからにして」 「嵐崎の奴が、誰かを襲ってるんだ。あたしは助けに行きたい」 「気持ちは分かるけど、あと少しだけ我慢して。私も一緒に行くから」 「や、いい、ひとりで行く。あたし、嵐崎のことはよく知ってるから。 早く止めなきゃ、誰かが殺されるかも知れない。 怪我なんて気にしてる場合じゃないんだ、だから!」 痛む右腕をもう一方の手で庇いながら、桜は凛華から身を離す。 「有栖川さん、待って」 感情を抑えた凛華の声が、桜の背中に突き刺さる。 けれども桜は振り向かない。月明かりを頼りに暗い廊下を走る。 凛華の足音が追ってくる。踏み出すたびに、振動が傷の奥深くに響く。 ――諦めちゃダメだ。あたしの体はちゃんと動くんだから。 そう自分に言い聞かせ、廊下を抜けて、再び外へ。 ……桜は今、凛華に対して苦手意識を抱いていた。 性格が合わないわけではない。むしろ、好感を持てる方ですらある。 元々、桜は女子特有の粘着質なコミュニケーションが苦手だった。 一緒にトイレに行ったりだとか、相手の話に相槌を打ちまくるだとか、 そういう人付き合いの形に馴染めないものを感じていたのだ。 その点、凛華のパーソナリティは中性的で、自分に近いものがある。 もっとも親しい友人が男子生徒、という点も、ふたりの共通点と言えた。 また、生まれつき体が弱く、入院生活を送ることの多かった桜にとって、 負傷した腕を見ても取り乱すことなく手当てを買って出た凛華の姿は、 幼い頃より幾度となく自分を助けてくれた看護師を思わせ、心強い。 しかし、だからこそ桜は引け目を感じる。 対等な友人として接したいのに、どうすればいいのかが分からない。 相手が自分にしてくれたこと、自分の心にもたらしたもの、 それと同じだけのものを、どうすれば相手に返せるのか、 それが分からなくて身動きが出来なくて、息が詰まりそうになる。 そんな桜にとって、蘭子の横暴は渡りに船だった。 今の自分に出来ることがあるとすれば、それは蘭子を止めること。 そうすることで凛華を守り、蘭子に襲われている誰かも守る。 それに、蘭子自身についてもそう。蘭子を危険視してはいるものの、 邪魔だと思っているわけでもなければ、別に殺したいわけでもない。 蘭子のやり方には到底賛同など出来ないし、擁護するつもりもないが、 暴力という形でしか他人とコミュニケーションを取ろうとしない 彼女の姿を見ていると、関わりを持たずにはいられないのだ。 桜にとってそれは、一種の仲間意識だったのかも知れない。 □ ■ □ おっす! オラ八十島秋乃(やそじま・あきの/女子十九番)! たまたま上がり込んだ民家の一室で、オラ、パソコンを見つけたぞ! よーし、これでオラの支給品・USBフォルダも大活躍だ! まずは部屋の電気を点けて、パソコンを起動……っと。 どんなデータが入ってんのか、オラもうわくわく。 その時、庭先ですんげー音がした。誰かがオラに戦いを挑んできたんだ。 ……げげっ! その声は、嵐崎・キャラハン・蘭子! こりゃ、すげぇ虐殺になりそうだぞ。 次回、自作キャラでバトロワ2nd 『八十島秋乃、最大の危機!』 絶対見てくれよな! ――って、ちっがああああああああああああう! そんなこと考えてる場合じゃない! しっかりしろ、私の頭! 脳内番組の次回予告に登場するキャラクターの声を振り払い、 秋乃は意識を聴覚に向ける。 階下で床板が軋んでいるのが分かる。 襲撃者の足音がこちらに近付いてくるのが分かる。 ドスッと鈍い音がする。鈍器のようなものが壁に叩きつけられる音だ。 そして、蘭子の笑い声。破壊活動を満喫しながら、ゆっくりと、 しかし確実に、蘭子はこの部屋との距離を縮めていく。 逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ―― みんな! オラに元気を分けてくれ! 脳裏ではついに本編が始まる。しかもクロスオーバー企画の特別編。 秋乃はシンクロ率120%で狭い室内を動き回る。 部屋中の家具を入り口付近に集め、バリケードを築いて襲撃者に備える。 おいおい、逃げちゃダメだ×3にシンクロしてる場合じゃないだろ、 ATフィールドを張ってる暇があるなら逃げろよ、ベランダから。 そんなツッコミを入れる者など、室内はおろか脳内にすらいない。 折り重なった家具の向こうから、階段を踏みしめる足音が聞こえる。 蘭子の笑い声が防壁を抜けて、こちらに近付いてくるのが分かる。 もっともっと、もっともっともっともっと守りを固めなければ、隠れなければ。 秋乃は窓辺に走り寄り、カーテンをさらに固く閉ざしてうずくまる。 ドン、と全身に衝撃が走る。一体何が起きたのだろう。 事態を把握出来ず、目を白黒させる秋乃の体に再び、ドン。 中でも特に、窓辺に接している部分に衝撃を感じる。 秋乃は気付く。ガラス戸が振動している。ガラスに何かが当たっている。 いや、違う。ベランダに誰かがいて、ガラスを外から叩いているのだ。 「あっははははははは、見ぃつけた!」 扉一枚隔てただけの場所で、蘭子が無邪気に笑っている。 バリケードの向こうで、ドアノブががちゃがちゃと音を立てる。 心臓が早鐘を打ち、口の中がからからに乾く。鍵はかけた。でも―― 生木を引き裂くような音を立て、衝撃が木製のドアを揺るがす。 蘭子が扉を蹴っている。笑いながら、罵りながら、何度も何度も蹴りつける。 その余波で、机の上に乗せた椅子が滑り落ちて床を揺るがす。 ドアは破られてなどいないのに、バリケードが先に崩れていく。 ドン、と背後でガラスが揺れる。誰かが再び戸を叩く。 恐怖で身体が動かない。声を出すことすらままならない。 二人の襲撃者に挟まれているのに、逃げ場がどこにも見つからない。 蘭子を阻む木製のドア、その上部に設けられた採光用の小さな窓、 そこに嵌った曇りガラスが、乾いた音を立てて砕け散る。 代わりに現れたのは見覚えのある赤毛、続いて蘭子の大きな目。 淡い色の瞳がきょろきょろと回り、秋乃を捉えて動きを止める。 「なぁんだ、桜じゃないんだ。ぶぅー、つまんないのー」 助かった。秋乃の胸に光が灯る。事情はまったく読めないが、 少なくとも自分は蘭子のターゲットからは外れていたらしい。 芽生えた希望に応えるように、蘭子が可愛らしくクスクスと笑う。 「そこで待っててね、秋乃。今行くから。すぐに終わらせてあげるから」 再びドアが衝撃に震える。積み上げられた家具が余波で軋む。 背後で誰かがガラス戸を叩く。何度も何度も何度も叩く。 もうダメだ、私は死ぬんだ、同じクラスの生徒に殺されるんだ、 やりたいこともいっぱいあるのに、会いたい人もいっぱいいるのに、 もう叶わないんだ、蝶野先生はどうしてこんなことをするの、 生徒の未来を犠牲にしてでもしなきゃいけないことって何なの、 先生はそんなに麓山さんのことが――その時だった。 「嵐崎! あたしと勝負しろ!」 離れた場所で、下の方で、有栖川桜の声がした。 蘭子の視線が自分から外れる。しかし、立ち去るには至らない。 「嵐崎! そこにいるんだろ! あたしと勝負しろ!」 蘭子はその場から動かない。背後で誰かがガラス戸を叩く。 まるで焦りを帯び始めたように、音は大きく、激しくなる。 「あたしと勝負出来ないのか? おまえ、ホントは怖いんだろ!」 舐めやがって。蘭子が憎々しげに吐き捨てた。 しかしその場からは動かない。桜の挑発はさらに続く。 「あたし、知ってるぞ。おまえがホントはすごい臆病者だってこと。 臆病だからそうやって、すぐに暴力を振るって暴れて、 必死になって自分を強く見せようとするんだ。違うか?」 「……桜、てめぇ……」 廊下で鈍い音が上がる。蘭子が怒りに任せて壁を蹴ったのだ。 そう、壁を。この部屋に通じるドアではなく、廊下の壁を。 それは彼女の殺意が秋乃から外れたことを意味していた。 「……ブッ殺してやる!」 蘭子の足音が遠ざかる。勢いよく階段を駆け下りるのが分かる。 ガラス戸を隔てたすぐそばから、見知った女生徒の声がする。 「お願い、ここを開けて! 私は不動院よ、あなたを助けに来たの!」 □ ■ □ 時は遡る―― 桜が凛華に追いつかれるのは時間の問題だった。 運動部所属とはいえ幼い頃から病気がちで、怪我を負った身である桜と、 陸上部所属で長距離走を得意とする無傷の凛華。 ふたりのスタミナは、比較するまでもなかった。 とはいえ、凛華は桜を無理に連れ戻そうとはしなかった。 凛華もまた、蘭子とその相手のことが気がかりだったのかも知れない。 放心している桜に事情も聞かず、手当てを買って出たくらいだ、 死傷者が出かねない状況を見過ごすことなど出来ないのだろう。 簡易的な止血処置を行ないながら、蘭子の声に向かって歩く。 目指すべき場所はすぐに分かった。笑い声の聞こえる方角を見ると、 二階の一室に明かりの点った家があるのが遠目でも確認出来た。 近付くと、窓辺で人影が動いた。 その背格好は女子のように見えるが、誰なのかまでは判らない。 何をしているのだろう。蘭子の声と彼女の立てる物音は、一階から聞こえる。 ガラス戸を開けてベランダに出れば、塀を伝って逃げ出せるのに、 人影は右往左往するばかりで部屋から逃げ出そうとはしない。 ――右腕がこんな状態じゃなかったら……。 桜は無言で歯噛みする。 彼女の右手は今、使い物にならない状態だった。 物を握ることはおろか、指一本動かそうとしただけで、 耐えがたい激痛に見舞われる。凛華の見立てによれば、 骨にヒビが入っているかも知れないとのことだった。 桜は塀を、ベランダを見上げる。 体操部所属の彼女の運動能力でなら、簡単に辿り着ける場所だ。 しかし、それは腕に怪我をしていなければ、の話だった。 ベランダを睨みつける桜に、凛華が小声で話しかける。 「有栖川さん、ここで待ってて」 「何するつもりなんだ……」 「ベランダから助け出すわ。嵐崎さんが来る前に」 「そういうことなら、あたしも手伝う」 「いいの。私ひとりで大丈夫。有栖川さんはここにいて」 言い終わるや否や、凛華は塀に手をかけて、頭上より高く跳ね上がった。 猫のようにしなやかな身のこなしで、塀からベランダへと飛び移る。 凛華がガラス戸をノックすると、人影の全身がビクッと跳ねた。 しかし、それ以上は動かない。人影はカーテンを開けようとしない。 蘭子の声が移動する。階段を踏みしめる足音が聞こえる。 凛華はノックを繰り返す。けれども人影はカーテンを開けない。 蘭子に聞かれることを警戒してか、凛華は言葉を発しようとしない。 ――クソッ、あたしに出来ることは何もないのか……? 超能力も運動能力も役に立たない、しかも声も出せないとなると―― そこまで考えて、ひらめいた。 声を出せば、蘭子に気付かれる。 ならば、この状況を逆手に取ればいいのだ。 凛華に察知されぬよう、忍び足で玄関方面に回り込む。 扉を開けると、吹き抜けの玄関の向こうに螺旋階段が見えた。 この上に、蘭子がいる。何かを蹴りつける音と蘭子の笑い声が聞こえる。 姿の見えない宿敵に向かって桜は叫んだ。 「嵐崎! あたしと勝負しろ!」 □ ■ □ 「鍵がかかっているわ……」 玄関扉の取っ手から、凛華はそっと手を離す。 この家の中に、桜と蘭子がいる。助けに行かなければ、と思う。 「あたし、嵐崎のことはよく知ってるから」と桜は先ほど言っていたが、 あれほど挑発したあとだ、今の蘭子の凶暴性は 桜の手に負えないレベルまで達しているだろう。 現に、聞こえてくるのは蘭子の笑い声と、そして桜の悲鳴ばかり。 一刻も早く助けなければ。凛華は振り返り、秋乃に問う。 「八十島さんの支給品は?」 「あ、ああ、私……私、私は……」 秋乃は声を震わせながら、デイパックの中を覗き込む。 やがて、弾かれたように顔を上げ、隣家の二階を指差した。 さっきまで彼女のいた部屋だ。今も明かりが点いたままになっている。 あの部屋に支給品を置いてきてしまった、と言いたいのだろう。 秋乃は今にも泣き出しそうな顔で、縋るような目でこちらを見ている。 彼女の精神はまだ、恐慌状態から抜け出していないようだ。 ――仕方ないわ。怖い思いをしたばかりだもの。 安全な場所で休息させたいと思う。しかし、ひとりにはさせられない。 秋乃の神経は今、きわめて過敏な状態にある。 つまり、何の害にもならないような些細な物事に過剰反応し、 誤った行動を取りかねない、ということだ。 なら、多少の危険が伴っても、目の届く場所に置いておく方がいい。 視線を落とすと、秋乃の膝がかすかに震えているのが見えた。 履いている靴は、軽い運動に適した歩き易そうなものだ。 ベランダから脱出したとき、秋乃は裸足のままだったが、 動けない彼女の代わりに凛華が玄関まで靴を取りに行ったのだった。 「……他の入り口を探すしかないわね。 八十島さん、ゆっくりでいいから私について来て」 □ ■ □ 投下順で読む Back すれ違い通信、成功? Next あたしが殺した(後編) 時系列順で読む Back 機獣咆哮 Next あたしが殺した(後編) GAME START 不動院凛華 022 あたしが殺した(後編) 019 汚れなき殺意 嵐崎・キャラハン・蘭子 022 あたしが殺した(後編) 014 ローリンガール 有栖川桜 022 あたしが殺した(後編) 014 ローリンガール 八十島秋乃 022 あたしが殺した(後編)
https://w.atwiki.jp/kana-memo/pages/170.html
我が家のある日の風景をパシャっ★ わたしたちの日常をチラっと記録しておくのです(=ω=) この日はたしか、かなくんがバイクを手に入れた~!ということで、 ヘルメットをかぶってライダーごっこをしていました(`・ω・´) サマになってますよね~★ そうそう、そして前の日になぽりがお散歩してた時に、 ふとパサナカードを拾ったー!という成果をご報告して盛り上がってました(=ω=) (久々のカードだったので、なぽりはかなりご機嫌でございました) ちょっとしたことだけれど、その中にたくさんの笑いや楽しみが詰まっているのです。 わたしたちの日常は、そんな楽しさがコツコツと貯まった上にあるのです★ 2011年 10月 5日
https://w.atwiki.jp/seigeki/pages/1182.html
【地獄の底まで付き合ってもらうぜ!】 魔王(30):世界最強らしい。魔王らしく尊大に振舞うだけの退屈な日常。本来はキャピキャピした性格。 勇者(27):比較的常識人。比較的空気。 賢者(27):勇者ラブ。勇者の為ならエンヤーコラー。割と怖いもの知らず。 魔王01「はっはっはっは!はーっはっはっはっは!」 勇者01「くっ流石に魔王ともなると今までの様には行かないか!!」 魔王02「驚くほど弱い。脆く、壊れやすい人間……よくここまで来たものよ」 賢者01「勇者さん! 回復します!」 勇者02「おうっ! 一気にたたみかけるぜぇ!!」 魔王03「なんだ、勇者と言ってもこの程度か。 せっかく待っていたというのに……本当に、ガッカリだよ」 勇者03「黙れっ! でりゃぁああああ!」 賢者02「援護魔法いきます! 大地に刻まれし太古の聖霊よ…!」 (チャラーンと魔法のかかる音) 魔王04「ふふふ、効かぬ! 効かぬわ!!」 (魔王の一振りで勇者・賢者吹き飛ばされる) 勇者04「ぐぅぅっ!」 賢者03「あぁぁぁっ!」 勇者05「………」 賢者04「………」 魔王05「どうした? もう終わりか? ふっ、あっけないものよ」 魔王06「そう、人間はあまりに弱い。一体何人の勇者を片手で屠ってきたことか」 魔王07(いやー、魔王らしくするのって疲れるわ―。勇者弱いし退屈すぎていっそ私が旅に出たいくらいだわー) 魔王08(ん? いや、存外旅も良いかもしれないなー。……そうだ、旅に出よう) 魔王09(としたら、一人旅も寂しいな……仲間集めからか? でも仲間集め面倒だなー) 魔王10(いやいやいや! 目の前に適任者いるじゃないか! ビックリするほど弱いけど一人より絶対楽しいはずだ! でもどうやって勧誘しようかなー) 勇者06「おい……賢者……」 賢者05「……なんです?」 勇者07「……俺達、長い間ずっと一緒に戦ってきたよな?」 賢者06「そう……ですねぇ……」 勇者08「死ぬかもしれねぇな」 賢者07「そうですね」 勇者09「今なら……」 賢者08「勇者さんに付いて行くって決めた時から……私の命は勇者さんと共にありますよ」 賢者09「今更、逃げろとか言わないでくださいね?」 勇者10「へへっ……そうだな」 賢者10「そうですよ」 勇者11「……立てるか?」 賢者11「余裕……ですよ」 魔王11「お? まだ立つのか。もうやめておいた方が良いんじゃないか? 今後に支障が出たらどうす……」 勇者12「黙れ、魔王!!」 勇者13「いくぞ、賢者!」 勇者14「地獄の底まで付き合ってもらうぜ!」 魔王12「!!!!!」 賢者12「はいっ」 魔王13「おっけー☆」 賢者13「えっ?」 魔王14「え、なに! 地獄の底とか行くの!?」 勇者15「えっ?」 魔王15「地獄の底とか割と得意なダンジョンだし! 勇者弱いし暇してたし! いいよ、協力してあげるよ! 地獄の底に行こう!」 勇者16「はっ?」 魔王16「あ、なに? さっきの攻撃で体力無い?? それくらい直してやろう!」 (パァァァァっと勇者賢者 全回復) 賢者14「えっ」 魔王17「あ、賢者ちゃん何不細工なツラしてんの? だから魔法弱いんだよー」 勇者17「魔王貴様……何のつもりだ!」 魔王18「え? 地獄の底まで付き合ってほしいって言うパーティ勧誘じゃないの?」 勇者18「ふざけるな、誰が魔王なんかと! 貴様はここで息絶えるんだ!」 魔王19「えー。でもやめといた方がいいよ? 君、絶対死ぬよ? だったら、一緒に先のダンジョン行った方が楽しくない?」 賢者15「先……って……。あなた、ラスボスじゃないんですか……?」 魔王20「え、なにそのRPG的な発想。上には上がいるし。 そもそも世界最強とか言ったって、全世界回って統計とったワケでもないのに適当過ぎない?」 勇者19「……話が急展開すぎて、ついていけないんだが」 賢者16「奇遇ですね、私もです」 魔王21「あー……おバカさんな勇者ご一行の為にわかりや~すく解説するとだね? ”魔王らしくするのも飽きたからボスやめる。パーティに誘われたし仲間になってやろう”と言う事かな!」 賢者17「御断りですよ!!」 魔王22「ケチだな。だから魔法が弱いんだよ」 賢者18「余計なお世話です!」 勇者20「……お前は、敵ではないのか?」 魔王23「戦う気はないな。だって勇者弱いし」 賢者19「失礼です!」 勇者21「賢者、いいんだ……確かに手も足も出なかったんだ、間違いじゃない」 賢者20「そんな……」 勇者22「本当に、仲間になるのか?」 魔王24「しつこいな。だから勇者なのに弱いんだよ」 勇者23「答えろ」 魔王25「なるよ、なりますなります。信用できないんだったら、とりあえず地獄の底までって契約で」 勇者24「うーん……」 賢者21「勇者さん……」 勇者25「分かった。ひとまず地獄の底まで付き合ってもらおう」 賢者22「勇者さん!?」 魔王26「やったー。話が早くて助かるよ。こう、いきなり襲われたのはこっちなのにウダウダ文句言われるとか好きじゃないんだよね」 勇者26「ただし! お前を信用したわけでも、仲間と認めたわけでもないからな。戦力が増えるから加えただけだ」 魔王27「おっけー」 賢者23「……勇者さんがいいと言うのなら、私は反対しません」 魔王28「おや、賢者ちゃん聞き分け良くなったね。今ので魔法強くなったんじゃない?」 賢者24「ふざけないでください。あなたこそ、最初とキャラが違いすぎるんじゃないですか?」 魔王29「魔王らしくする遊びしてただけだし? 偉そうな高笑いとかホント肩こるから。はーっはっはっはっは!」 賢者25「やかましいです。あと、そのノリうざったいのでやめてください」 勇者27「まぁまぁ……と、とりあえず……い、行こう……か?」 賢者26「はい。あ、魔王は私たちの後ろを歩かないでください」 魔王30「なに、役職名で呼び合ってるの? だから勇者との距離も縮まらないんだy」 賢者27「余計な事言わないでください!!!」 魔王31「俺たちの旅はまだ始まったばかりだ!」 賢者28「仕切らないでくださいー!!」
https://w.atwiki.jp/83452/pages/6439.html
「えーー、あの人とは別れちゃったのー」 「だって、あいついい加減超うざいじゃない? 来年は就活始めないといけないし、サークルも辞めて、フェイドアウト! 携帯も番号変えた(笑)」 「あはは……ひどーい」 唯「………???」 「そういえば、平沢さん、こういう話、興味ない?」 「あ、あたしも興味あるな。唯ちゃん、付き合ってる人、いないの?」 唯「へ? いるよ~」 「えーーー、意外!!なにそれ初めて聞く!! 教えて!」 「うん、凄い気になる。どんな人?!」 唯「んーーー、結構怖がりだけど、元気がよくて、抱きつくといい匂いがして、いつもお菓子をくれるかなー」 「お菓子???」 「あーー、なんか餌付けされてそうだね(笑)」 「いまいち、つかめないキャラだなー(……唯と同じ天然系?)」 「い、いつから付き合ってるの?」 唯「ん、高校からだよ」 「あ、長いんだ。意外だね。今までこういう話しなかったから、彼氏いないのかと思ってた」 唯「でも、最近少し疲れちゃった。毎日泊まりに行くのとか」 「毎日!?」 唯「うん。住んでいるところがバラバラだから、もう大変だよ~」 「バラバラって……」 「もしかして……一人じゃないの?」 唯「四人だよ。四人とも、高校時代、同じ部活だったんだー」 「……四人……毎日……(ちょっと平沢、かわいい顔して遊びすぎじゃないのか?)」 「ちょっと待って。唯って確か、女子高じゃなかった?」 唯「そだよー。澪ちゃんたちはみんな同じ学校出身なんだ」 「みおちゃん……って思い切り女の人の名前じゃない」 「あのねぇ。あたしたちは付き合ってる彼氏の話をしているのよ? 友達の話じゃないの」 「ハハハ……そんなことだろうと思った。女の子じゃねー(なんだ。男四人とじゃないのか……)」 唯「??……でも、今も付き合ってるよ」 「その付き合う、じゃなくて」 「男の子じゃないと、エッチできないしねー」 「うんうん」 唯「エッチもするよー」 「「えっ」」 唯「ん?」 「す……するの? 女の人なんでしょ?」 「もしかして平沢さん、そっちの……」 唯「ま、大体は軽くだけどねー。キスとペッティングぐらい? しないと機嫌そこねるし。だから大変なんだ」 「「……ゴクリ」」 唯「澪ちゃんとりっちゃんなんてもう凄いしねー。道具まで使うんだよ。三人でしたときなんて、唯は後でなとか言って、あとはもう二人の世界だしー」 「さ、3P?」 「ど、道具?」 唯「うん、なんか太いやつ 名前とかはよくわかんないけどー」 「…………」 「…………」 「…………」 「…………あの……続きは……?」 唯「高校の時は、澪ちゃんが一番情熱的だったかな。最初に告白してきたのも澪ちゃんだったし。 澪『ずっと温めてきたこの想い。……お前じゃないとダメなんだ、唯と身体を重ねたい!!』 唯『でも、りっちゃんはどうするのさ、修羅場とかはゴメンなんだけど』 澪『それとこれとは別腹だ!なんとかする!!』 唯「でも最近はちょっとマンネリ気味なんだ。せわにょーぼーみたいに面倒みてくれるのはいいんだけど。本妻ぶってみんなと喧嘩始めるのはちょっと困るかな」 唯「りっちゃんがそういう意味では一番楽かなー。『唯はキープで、本命は澪』って振りをしているけど、私が本命なのはバレバレだしね。 キスしてあげるだけで、目がトロンとしちゃうし。一番乙女かも」 唯「ムギちゃんはね、なんかお父さんにお願いして、女の子同士でも結婚できる法律を作ろうとしてるみたい。 こないだなんか、ベッドで私のおっぱいを揉みながら、それがダメだったら二人でフィンランドに移住しようって真剣に言ってたよ。 ムギちゃん的には抜け駆けする気マンマンなんだろうけど、やっぱり移住するなら5人でないと!」 「おっぱいらんどフィンランド……」 「リアルハーレム……」 「…………あの……もう一人は……?」 唯「一人?」 「さ、さっき、四人って言ったじゃない・・・平沢さん」 唯「ああ、あずにゃんか……ふぅ」 唯「あずにゃんが一番、重いんだよねー」 唯「あずにゃんは私と肉体関係を持つのがイヤみたいなんだ。」 唯「ま、女の子同士だからね。キモチワルイと思う人がいても不思議じゃないよね」 ( (い、一応、そういう常識はあるんだ……) ) 唯「毎回、キスは私の部屋に呼びつけて、玄関先で、あずにゃんの方からさせるんだけど、本気で嫌がってるんだよね。 クイっと、靴のかかとを上げて、背伸びして、目をぎゅーっとつむって、アレ、絶対自分がこれからキスする相手を、同性だって認識したくないんだよ。 『私がキスするのは、唯せんぱいじゃなくて、カッコいい男の人、男の人……私は同性とキスするような変態じゃないんだ』って自分に言い聞かせながらね。 それでも結局、くちびるを合わせる時は、すごく震えてるし、お互いの体温の熱とかがくちびるの薄い粘膜を通して伝わるじゃない? 鼻息もかかるし。 そこで、あ、くちびるが柔らかい、女の人とキスしてるんだ、わたし……って気づいちゃうんだよね。あの瞬間がすごく気持ち悪いみたい。 だから、あずにゃんはキスが終わるまでずっと目をつぶったままなの。そんなに女同士がイヤなのかなぁ。 でもきっと、男の人に無理やり男の人とキスさせたらあんな感じかもねー。」 唯「まあそんな『最悪のキス』が終わったあと、必死で涙をこらえてる顔のあずにゃんを見るのが楽しいんだけど」 ( (ドS!?) ) 唯「キスをさせた後は、すぐに二人でお風呂に入るんだ。 ローションを全身に塗らせて、洗いっこをするの。でも、アソコ同士を擦り合わせるのがどうしても抵抗あるみたい。 肉厚のもうひとつのくちびる同士の粘膜接触が、あずにゃんにとっては最高に背徳的で、変態的な感触なんだろうね。 あずにゃんにとって、そこは将来の旦那さまのために取っておいている、神聖な場所なんだから。 でも、そこを私は穢してあげる。ニュルニュルのローションをまぶして、前後に擦ってやれば、むき出しにしてあげたお豆さんも擦れて、たまらないんだよね。 行為の最中はずっと、まゆをぎゅーっと潜めて耐えてる感じがたまらなくて、そこでまた我慢できなくて、キスしちゃうんだ。 でも、下の口と口を合わせている状況だから、今度はもうキスへの抵抗は弱いんだよね。あずにゃん的には「女としてサイテーの行為」をやってる最中だから、もう女同士でのキスなんてささいなこと、なんだよ。 舌を入れて絡めても、すぐにあずにゃんの方から舌を絡め返してくるし、唾液の交換も平気だよ。とっとと、性の快楽に溺れてすべてを忘れてしまいたいのかな。 で、少なくとも三回はお風呂場でイカせるの。 終わったあとのあずにゃんはホント、放心状態で、暗い目をして私のことを、罵るんだ。 でも、さんざんイカされたあとに、唯先輩は変わってしまった、唯先輩は不潔です!!って言われても、説得力がね~~。うふふ」 「こ、後輩なんだ……」 「つ、続き……」 唯「よく身体を乾かして、あずにゃんの全身と髪は私がバスタオルで拭いてあげるの。 あずにゃんはね、凄く小さくてかわいいんだ。あずにゃんもそうやって子ども扱いされるのはまんざらでもないみたい。 だから、耳元で 『あずにゃん、お風呂場で女の子同士のえっちはイヤだった? また一つ、変態さんになっちゃったね』 って囁いたら、大粒の涙がボロボロ。 そこを抱きしめて、『あずにゃんは悪くないんだよ。あずにゃんは素直ないい子だね』って頭をなでてあげるんだ。 悪いのは私だよ、あずにゃんは悪くない、変態さんもあずにゃんじゃなくて、私なんだよ、って言って、ぎゅっと抱きしめる両手を強めてあげる。 そしたら心の中の涙の堤防が決壊したのかな。 肩を震わせて嗚咽して、それまで以上に、わあわあ泣いちゃうんだ。 で、ひとしきり泣き終わって、涙がおさまったら、『もうそろそろ、ベッドに行こうか?』って言われても、恥ずかしそうに目を伏せて無言でうなづいてくれる」 唯「新婚さん夫婦が買うようなおっきなダブルベッドを寝室にいれてあるんだけど、そのベッドに連れ込んだら、あとは基本的には『お指遊びでイカセてあげる』ってパターンだね。 最初は、小指と人差し指をゆるく、浅く抜き差ししてあげるだけで軽くイッちゃうみたい。 その後も段々激しくしてあげるんだけど、私は道具は使わない主義かな。 普段は私もソフトなえっちが好きなんだけど、あずにゃんが嫌がるから、かえってハードなプレイを毎回させたくなるんだ。不思議だよね~。」 「そ、その後輩の子とは、まだ……」 唯「あずにゃんは、部活の先輩として私のことを愛しく思ってくれているみたいだし、尊敬もしてくれてるけど、あくまでも性的には、ノーマルで、本当は男の子が好きなんだと思う。 でも、最近は女の子との快感をたっぷり覚えてきたから、そろそろ戻れないかもね~」 「ひ、ひどい……」 唯「ひどい? なんで?」 「だって……そんな女の子の気持ちを弄ぶような……」 唯「ふーん、そんなものかな?」 「あ、あのっ!……平沢さん、お、女の子同士ってそんなに気持ちいい、ものなの……?」 唯「それは相手にもよるんじゃないかなー 上手い人もいれば下手な人もいるし。 男の子の場合と同じだと思うけど」 「男の子の場合と同じ……」 「ひ、平沢さんだったら……?」 唯「まあ、私は女子高時代は学校で結構モテたからねー。女の子の扱いは馴れていると思うよ。……ふたりとも、あたしのこと好きなんでしょ?」 「「……な、ど、どうして!!」」 唯「分かるよ、二人の視線を見ればね。それにいつも私の前で男の人の話とか振ってくるし。かまかけて探りを入れてたんでしょ? 私、男の人には興味ないから、安心していいよ」 「……あ、う……平沢さん」 「……ゆ、唯」 唯「ふたりともちょっとイイなって思ってたんだ。四人が六人に増えたってどうってことないし。ちょうど倦怠期っぽくて、新鮮さが欲しいところだったから、歓迎するよ? 」 唯「ようこそ、HHT(放課後えっちタイム)へ!!」 「「……は、はい!!」」 とりあえず、以上です。 戻る 和編
https://w.atwiki.jp/wiki-story/pages/204.html
さぁ、コーラ女を分かち合おう アカパンヌくろしゃつああ https //m.youtube.com/watch?v=S-X6KzKDVBE
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1736.html
561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/24(月) 17 17 54.71 ID wbRD/ZoIO 「うーん・・・」 アキバの街を歩きながら、あたしは今心底悩んでいた。 頭を悩ませてるのは隣を歩く男、高坂京介。 あたしの兄であり、昨日までこ・・・恋人だった男だ。 あたしたちは色々な紆余曲折の末、お互いの卒業までという限定つきで、兄妹でありながら恋人同士になった。 数か月の短い間だったが、あたしは一生分の幸せを享受した気分だった。 昨日の卒業式をもって、あたしたちは普通の兄妹になった。 京介の心中は知らないけど、あたしは割り切ることにしてる。 京介は兄貴。 あたしの大好きな兄貴。 それ以上でもそれ以下でもない。 だから兄貴が今後誰と付き合おうが、結婚しようが・・・あたしは気にしない。 本当は心底嫌だけど。 絶対絶対嫌だけど。 それは心の奥に仕舞って、表面上は平静でいる覚悟はもうした。 それがあたしの我儘を聞いてくれた京介に対する、あたしなりのケジメのつけ方だったから。 あたしは今後誰とも付き合う気はないけど、京介がそれにつきあう必要はない。 あたしは笑って祝福してあげるのだ。 心の中で歯ぎしりをしながらでも。 ・・・ああそれなのに。 それなのに・・・。 「はあ」 「ん?どした桐乃?」 「なんでもない」 何度目かのため息に、何度目かのやり取りを繰り返す。 「そうか?」 そう言って京介はまた前を向いて歩き始める。 はあ・・・そうかじゃないっつーの。 あんたの事で悩んでんのよあたしは? 思えばあれは本当に予想外だった。 あれとは、あたしがクリスマスにダメ元で京介に告白しようと思ってた時のことだ。 たしかにあそこで京介があたしに告ってくるとか、予想外過ぎて有頂天になっちゃったけど。 結婚してくれなんて、誰かれ憚らず叫んじゃってくれて超嬉しかったけど。 ・・・おっといかん。にやけてる場合じゃない。 予想外だったのはそこじゃない。 それより前の・・・フラグ全折りに対してだ。 562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/24(月) 17 19 38.40 ID wbRD/ZoIO 「はあ」 また一つため息をついて空を見上げる。 好きな奴がいるんだ、だから付き合えない。 妹に告白するからお前とは付き合えない。 ・・・バカじゃないの? なにを真っ正直に全部ばらしちゃってんだか・・・。 ・・・嬉しかったけどね!! でもそれはそれこれはこれでしょ? なに自分の将来の可能性、片っ端からぶっ潰してんだこのバカ。 あたしと別れた後、京介のことを好きな誰かとくっつくと思って覚悟してたのに。 その心配を根こそぎひっくり返す超ド級のバカだったなんて、あたしの認識はまだ甘かった。 ホントどーすんのよあんた? 今後こんなにモテることなんてあんたに・・・あるのかもしんないけどさあ、それでもここまでの美少女揃いの環境は2度と来ないよ? 黒猫あやせ加奈子櫻井さん・・・まなちゃん。 あたしだって覚悟は決めたけど、あたし並みに可愛い子じゃないと素直に祝福なんてできないよ? あんたがとった御鏡さんへの態度以上に嫌なやつになっちゃうよ? わかってんの?このノー天気バカ。 「・・・はあ」 「なあ、やっぱおかしくないかお前?」 「なんでもないってば」 覗き込んでくんな!顔近い! 「ちょっと考えごとしてるだけ」 「ふーん?いつもみてーに人生相談してこねーの?」 できるかっ! 「前にあれで最後って言ったっしょ。もうしないっつの」 「ふーんそっか」 ふーんそっか、じゃない!! なんでこんなに平然としてんだかこいつは! 今の自分の立ち位置を、ぜんっぜんわかってない絶対に! 今のあんたは『告白してきた子全員ガン振りして実妹と付き合った挙げ句昨日別れた男』なんだよ? うわ・・・考えただけで涙出てきた。 三重苦にも程がある。 にもかかわらずこいつは・・・鼻歌なんて歌いながらメイド喫茶への足取りも軽く歩きやがって。 悩んでるあたしがバカみた・・・ 「あ。おい桐乃」 「あ?なに?」 チュ。 563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/24(月) 17 24 11.13 ID wbRD/ZoIO 「・・・」 え? ・・・・・・えーっ!? 思わずズサリと後ずさる。 今のなに?今のなに今のなに今のなに!?いいいい今の・・・今のはーっ!! 「ああああんたキスしたな!?」 「したけど?」 なにしれっと言ってんだーっ! 「な、なんなに、なにすんのよっ!?き、昨日別れたでしょ!?や、約束はっ!?」 「別にいいじゃねーか」 「い、いいわけあるかっ!け、ケジメつけなきゃっ・・・ダメじゃん」 そう。ケジメをつけなきゃなんだよ。 もうこれ以上はおままごとじゃ済まないんだよ。あたしも・・・あんたも・・・。 「あーなんだ。難しい顔してると思ったらやっぱそのこと考えてたのか」 そんなあたしの胸の裡を読んだのか、やれやれといった風情で京介が首を振る。 「いいか桐乃?」 京介はいつものように優しい笑顔を浮かべたまま、あたしの両肩に手を置いた。 「いい言葉を教えてやる。人生相談並みにいい言葉だ」 そうしてあたしを抱きしめると、耳元でこう囁いた。 「いいんだよ。兄妹なんだから」 ・・・これが魔法の言葉。 564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/24(月) 17 25 12.57 ID wbRD/ZoIO 「兄妹仲良くしてて問題はない」 あたしの覚悟を根こそぎ吹き飛ばした軽やかな突風。 「一生一緒に暮らしてもいいんだ。兄妹なんだから」 そしてあたしをこの後ずっと縛り続ける・・・優しい鎖。 『兄妹だから』 これはあたしたち二人だけにしか使えない言葉。 他の人がどんなに欲しがっても絶対に手に入れられない二人だけの絆。 そっか。 あたしたちはもうかけがえのない絆をもってたんだ。 「・・・それだけで全部済ますつもり・・・?」 「おう」 力強い言葉と抱きしめる腕に、あたしは知らず涙を流していた。 「・・・今夜人生相談していい?・・・兄妹の為の・・・」 「ああいいぞ。なぜなら俺は、妹にぞっこんのバカ兄貴だからな」 その言葉に、グズッと鼻を鳴らしながら、それでもあたしは笑顔で言ったのだ。 「シスコン」 「うっせーブラコン」 そうしてあたしたちは歩き出した。 この後も続いていく、兄妹の物語の第一歩を。 END
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/9820.html
登録日:2012/01/14 Sat 23 59 53 更新日:2024/09/14 Sat 15 50 25NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 あたしンち ちくわ インスマス ウホウホおばさん エレキテル・ナマズロス クイックルハンドワイパー ケロロ軍曹 コッペ様 シティー派 ド畜生マンボウ ニワトリ ハプルボッカ ではない バンバン 主人公 主婦 人妻 化け物 半魚人 名前不明 大分県 弁当 弁当 ←逸脱したセンス 情熱の赤い薔薇 愛すべきバカ 母 母カテジナ子ウッソ 母親 毒親 渡辺久美子 熟女 立花一家 肥満 腹筋崩壊 親指 \情熱の赤いバラ~♪そしてジェラシ~♪/ (⌒(⌒) / ̄ ̄ ̄\⌒) / ^ ヽ⌒) / (・)(・) |⌒) | |⌒) L_____ うノ (――〜――― ) /( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)ヽ L|______|_| (/ (_) Lニニニニニニ| (ニ人ニ) 概要 『あたしンち』に登場する主婦。 本作を代表するキャラだが、正式な主人公は娘のみかんなので、母は主役と言った方が相応しい。 比較的ギャグ寄りの作品とはいえ、本当に人間なのかと言いたくなる程個性的な面構えをしており、厚くて大きい唇、大きな顔(おでこがやたら広いため)に寄り目、いつも片方だけの眉毛……と一度見たら忘れられないインパクト。髪型も後ろから見たら普通のパーマヘアだが、前から見るとなんだか半魚人の背ビレのようにも見える。 某岩男のXシリーズ三作目に出てきた凶悪な電気鯰やサンリオのあのキャラクターにも似ている。 CV.渡辺久美子 姓は立花。下の名前は不明。専業主婦。 家族構成は、サラリーマンの夫、高校生の娘みかん、中学生の息子ユズヒコ。 年齢 約43歳→45歳(*1) 実家 大分県の農家 身長 165cm 苦手 犬 趣味 書道、水泳 好物 煎餅、プリン、バナナ、乾パン、食パンの耳、五家宝 体脂肪率 51% (*2) 子供たちからは「お母さん」、主婦仲間や知り合いからは「立花さん」と呼ばれている。滅多に呼ばないが、父だけは「お前」。 性格 自分勝手でものぐさで無神経。 また声や動きのリアクションが大きくひょうきんで、何かをする度にいちいちやかましい。 本人曰く「無駄を嫌う」らしいが、体脂肪率5割という肉付きと、いちいち大きいリアクションのエネルギーこそがまさに無駄なんじゃなかろうか……。 特に初期は言動も荒っぽくヒステリックで、嫌味ったらしい物言いを多用していた。(*3) 加えて自身が言い負かされる・非を認めることには耐えられないタチらしく、そういう時はだいたい誤魔化して逃げるか、昔話等を持ち出してまで徹底的に抗議し、素直に謝ることは滅多にない。 その割にはかなりの内弁慶で、いざ店員と話そうとしてもマトモに発語できないくらい緊張してしまい、回転寿司の注文すらできないレベル。ゆえにパートを始め労働はしておらず、長年専業主婦を貫いている(*4)。 家族に対しては横暴で傍若無人な振る舞いも目立つが、何だかんだ大事に思っている様子。世情の変化などもあってか、連載後期からは内弁慶な態度も比較的軟化した(相変わらずの物臭だが)。 また友達付き合いはよく、周囲からも親しまれている。 が、理解されがたい母独自の価値観や斜め上の行動で周囲を困惑、脱力、時には笑わせる。世話好きな面もあるものの、大抵ありがた迷惑になることが大半。だが母本人には自覚が無いことが多い(特に子どもに対して)。 娘のみかんには厳しいが息子のユズヒコにはやや甘い(*5)、父の意見には基本的に従うといった対応に代表されるように、昭和の九州の田舎出身のせいか男尊女卑的な思想が垣間見える。 みかんの言い分に納得することもたまにあるが、大体斜め上の解釈をするためみかんを脱力させる。 またものぐさぶりは相当なもので、足で雑巾掛けしたり、雨だから買い物に行かなかったり、風呂上がりはタオルを巻かずに息子の前でもお構い無しに裸で歩いたりする。 他にも、「どうせすぐ成長するから」とユズヒコの服をどう見ても合っていないほど大きいサイズで買ってくる。 無論ユズヒコは怒ったが、母はその理由を全く理解できておらず自分が正しいと思い込んでいた。 本人曰く効率を重視しているらしいが、その割に家事を中途半端なまま放置していき(通称 やりっぱなし天国)次から次へと別の家事に移ってしまうなど、結果的には要領の悪さが目立っている。 片付けも苦手で、物を捨てられず溜め込む(使う予定のないガラクタばかり)、無理矢理押し込むため開けた瞬間に飛び出る、どこに何があるか母にしか把握できない、物が潰れていて取り出せないといったことが多く、家が狭いと言っているがみかんからは家が狭いのではなく母が狭くしてると言われてる。一方で服のタグなど自分がいらないと判断したものは躊躇なく捨てており、子供達のものの勝手に処分しているため文句を言われるが、上記の通り母は理解してなかったり、逆ギレすることが多い。 金銭感覚 専業主婦らしく、一円も無駄にしたくない節約家。 電気代節約のために冷蔵庫は一秒以内に開け閉めしている(まず一回開けて一秒で目当ての物の場所を覚え、次に開ける時に一秒で取り出す)し、食料品も日用品も、常に一円でも安い商品を買っている。 だがトイレットペーパーはお気に入りのがあるらしく、他に安いのがあってもお気に入りの方を買う。 一応、子供の学費などきちんと貯金しているらしい…が、みかんに対し「振袖を着るなら大学にはやらない」「高卒でもいいからとにかく家に金を入れろ」など自分の老後資金の方を優先している様子。 「満期のアレ」(恐らく満期になった定期預金)を引き出すために躍起になったり、父の資産を勝手に投資して成功していたりと、金融関係にも積極的。 一方でバーゲンなどで安かったり荷物持ちの子どもと買い物に来たりしていると理由もなく大量に買い込み、その結果消費しきれず期限切れになる、100円ショップにハマった際には安いからと必要ないものまで山ほど買ってきたり、デパートに行った際きちんと大きさを把握できていなかったりしてサイズが合わない物ばかり買ったりなど結局無駄遣いになることも多い。 さらに、片付けを兼ねてバザーに出品しようと(出せる範囲の)金目のものを探していた際には、みかんのテディベアやユズヒコが大切にしていたゲーム機に目を付け、流石に渋る姉弟に「自分さえよければそれでいいの?少しは世のため人のためって思わないの?あーあ、育て方が間違ってたのかしらー」とイヤミ攻撃で供出させた。 父は父で箱いっぱいの死蔵品を供出したのだが、結局テディベアとゲーム機しか売れなかったらしい。(*6) そして引き換えに買ってきたものはといえば、リアルなツキノワグマのフィギュア付きオルゴール、微妙なセンスのお笑い写真集、粗悪品の空気ソファ(なのですぐ破れた)。 こんなもののために大切なものを泣く泣く供出した子供たちの心境を思うと涙を禁じ得ない。(*7) ちなみに家族に節約を強いている割に自身は友達と足繁く喫茶店に通い、それなりに旅行にも行くのでかなり散財しているように見える。 余程やりくりしてへそくりでも貯めているのか、自身の取り分としてピンハネしているのかは不明だが、安物買いの銭失いになったり、ツアー旅行で元を取ることにこだわりすぎて旅行自体を楽しめなかったりなど、本末転倒となることは日常茶飯事。 料理 それなり程度には作れるが、いかんせん物臭なため料理らしい料理をしない日もたまにある(ないのは材料ではなくやる気)。 些細な理由にかこつけて手を抜いたり、レシピの手順を無視したり、必要な素材がなければあり合わせで強引に代用したり勝手なアレンジを加えたり。あとバカ舌 猫舌とメシマズ一直線なのである。 例:パスタをゆでた後に水ですすぐ・半端に余った調味料(醤油・だし等)を全部入れる(翌日容器をゴミに出せるから) 料理本も一切信じておらず「本に頼っていたら自分で思考できなくなる」と全否定。その割にレシピや料理番組を見て料理することもあるが、先述のような横着ぶりから謎のオリジナルメニューが完成してしまう。何か不都合な事があると真っ先に味やボリュームを犠牲にするため、度々家族(特にみかんとユズヒコ)からは不満や苦情が噴出している。 ちなみにメニューはどんな感じかというと 給料日前や買い物に行かなかった日は、ご飯と味噌汁+既製品一品(例:ちくわ、缶詰(4人で一つ)、なめたけの瓶、チョー酸っぱい煮豆など副菜がショボい) 夕食にトーストのみ(主に父が家で夕飯をとらない日にこうした大幅な手抜きをするため、ユズヒコはそうした日をXデーと呼んでいる) しじみの味噌汁を作ろうとしたとき味噌がなかった為、刺身に殻付きのまましじみカレー。作った母自身すらもどう食べたらいいのか分からず困惑していた。 冷蔵庫に卵しか無かった為朝・晩どちらもたまごかけご飯。夜はご飯が焚きたてだから朝とは違った味わいがあるとか、昔は卵は高級品だったから一人1個なんて行き渡らなかったとか、卵の混ぜ方を力説したりして誤魔化していた。 雨で買い物に行けてないため食材のストックもなくなり、台所にあった1人前のレトルトカレーを無理やり4人分に薄めて出す当然だがカレーはサラサラしすぎて家族から不評を買ってしまい、母はスープカレーだと言い張ってゴリ押ししたが結局バレた ダイエットで絶食中&見たいテレビの時間ギリギリという理由で、その辺にあった食材をグチャグチャに鍋で煮たものを出す暴挙。父らは大激怒でユズヒコからは食べ物じゃないと言われる程の不味さ。だが、断食中かつそもそも味音痴なこともあり母は泣いて喜ぶほど美味しく食べた。 数日間連続で海苔巻きだけ(最初はほぼ具なし)(母は「自分の子どもの頃は贅沢品だった」と苦情を一蹴。みかんに至ってはおかずに海苔巻きの具を詰めただけの弁当を出される羽目に)。 オムライスのチキンライスのケチャップの代わりに中濃ソース(途中まで調理したのはみかんだが、ケチャップが不足していたため勝手にドバドバ入れた。無論散々な味になったが、母は笑顔で「まあまあね☆」とご満悦。) 父とみかんの弁当もご飯+一品で、鮭の切り身一つだけ、ミートボールだけ、ブロッコリーだけ、などである。 それにしびれを切らしたみかんがカラフルな弁当を作ってもらうよう頼み込むが、そのおかずが ミックスベジタブルのみ という徹底ぶりは「あたしンち」を代表するエピソードの一つ。 アニメ2期ではユズヒコの弁当に大きな肉まん一つをそのまま入れたりしている。 その一方なぜか朝食はトーストにサラダ付きなどなかなかおしゃれで、一番時間がないはずの朝食がいちばん豪華という謎。西洋のことわざで「朝は王様、昼は貴族、夜は庶民のように食べろ」(*8)なんて言葉もあるが、朝食でそれができるならせめて弁当くらいは頑張れないのだろうか? ユズヒコは給食が出るからまだしも、みかん共々成長期。父に至っては飲酒も喫煙もするし、若くはない(四十代後半)のだから彼らの栄養面が心配になる。 また味音痴であり、自分の作った料理は基本美味しいと思っている。さらにアニメではこれが少しずつみかんやユズヒコに伝染しつつある。 ちなみに母の母(みかん・ユズヒコの祖母)も料理が下手だったらしいので、どうやら遺伝のようである。 その反面アニメではあまりに夕飯にちくわを出し過ぎたせいで、家族から手料理でもなんでもないちくわが「我が家のおふくろの味」として認定された際には流石にショックを受け、その日 は 手間暇かけて料理を作っている。 その気になればちゃんとした料理も作れるようで、普段はやる気を出さない(自己流に走りすぎる)だけで本来は料理上手な模様。有能な怠け者? その他 高い体脂肪率が物語っている通り、食べることは好き。というか大概のシーンで何か食べている。 その様子はユズヒコ曰く「顔全体で物食べてるよね」。アニメでは咀嚼時に口が波打っている。 歌うことも好きな様子で、普段から作業中に鼻歌なり何かしらを歌っていたり、歌い口調で会話したりしており、アニメでは沢山のオリジナルソングを聴くことができる。 アニメでの持ち歌は記事冒頭の「情熱の赤いバラ」で、ことあるごとに出だしのパートを歌っている。 前述の通り書道が趣味で、書道教室に通っているだけでなく「今治翠」という雅号を構えているほどの本格派。 友達(マチ子)伝いに蕎麦屋の壁のお品書きを書く仕事を頼まれたこともあるなど、実力も相応に高い。 その分書へのこだわりも強く、書く文字に込められた意味を噛み締めたり季節ごとに文鎮を買い分けたりしており、出費を惜しまない。 自他ともに認める雨嫌いであり、雨が降ろうものならたとえ冷蔵庫が空っぽになってても出かけられない程(*9)。一度無理に雨が降りそうな日に買い物に出たところ、帰りに降られてそれが原因で体調を崩して寝込んだ(恐らく風邪ではなく精神的なショックによるもの)。 学生時代のあだ名はバンバン(由来は不明)だが、母は昔のあだ名をみかんに尋ねられた際に急激に機嫌を悪くした様子から、このあだ名を嫌っている模様。 野良犬に追い掛けられたトラウマから、犬が苦手。 サスペンスドラマに出てくる俳優(○曜サスペンス劇場や崖が似合うあの人のパロディ)のファン。 ゲームで測定した脳年齢が88歳であったり、易しいクロスワードやクイズ番組にも苦戦するなど、あまり頭は回らない様子。 タバスコなどの辛いもの全般を「からし」、ヘッドホンを「耳栓」と言ったり、ブティックの発音を間違えたり(ブチック)と、言葉の覚え方がやたらとテキトーで、言い間違いも非常に多い。 例:ペースメーカー→ヘルスメーター、ミディアムステーキ→ミレニアム(後者はそれが原因で時間制限付きの大食い用特大ステーキが出てきたが気合でクリア) また、難しい漢字はルビが無いと読めないようで、「生姜焼き」を「なましょうがやき」と間違えたりする。「なま」…… みかんからは自分達との口論の時だけ頭が回ると言われている。 家族関係 こういうヤツなので家族からは呆れられたり不満を口にされたりすることも多いが、それでも本質は家族思いなためか、なんだかんだで愛されている。 あとよそ様からは意外と高評価なことが多くみかんやユズヒコの同級生たちからは面白がられながら好意的に見られている。 それに対してみかんやユズヒコは母を見られると恥ずかしがるという思春期らしい反応。 みかん(娘) 厳しく接する事が多く、高校生という年頃故に度々口喧嘩している。 みかんが屁理屈をこねて対抗するのでさらにヒートアップしたり呆れたりすることもしばしば。だが、母自身は憎いからではなく可愛いから叱っているとのこと(しかしみかんに聞かれた際、憎いと可愛いを逆に言ってしまい誤解された)。 元々調子に乗りやすい彼女の性格ゆえにあえてそうしているらしい。 ユズヒコ(息子) みかんと対照的に割とおとなしめな性格だからか、基本的に甘い。 ユーちゃんと呼んでおり、あまり叱りはしないが、みかんと一緒に母の理不尽の餌食にはなる事も多い。 やや神経質な所があるため母の無神経ぶりによくイライラしているが、肝心の母はその理由を「ただの反抗期の難しい年頃」で済ませており自身に非があるとは全く思っていない。 父 寡黙でなかなかつかみ所のない性格だが、何らかの威厳はあるのか、彼の発言には不本意でも結構従う。横暴な自由人でも彼には頭が上がらないらしい。 また父が「ンチッ」と舌を鳴らす(傍目には「ンチッ↑」と唱えて口だけ笑ってるように見える)時はマジギレモードなので、それを見ると途端に大人しくなる。 とはいえ亭主関白の関係ではなく、内弁慶ぶりも母が一方的に行使しているだけであり、父自身は母の対応は大して気にかけていない。 そして彼もまたお互いを振り回し合うことがある…となんやかんやでお似合い夫婦。母は長年の付き合いで何かしらの仕草から無口な父の気持ちを分かっているつもりでいるが、やはりというかまだ分かり切れていない一面も多々。 父とはお見合い結婚で結婚前は不安もあったが、休みの日には一緒に出かけるほど仲は良好。 ちなみに父曰く結婚の理由は「人助け」でそれを聞いた母は大笑いしていた。母曰く「口が大きい気の強い女性が好み」なことも理由の一つと考えられる。 母の母 つまりみかん ユズヒコの祖母。名前は不明。 シワはあるが、ハンギョドンみたいな面構えはさすが親子。ちなみにパーマではなく松の図案のような髪型をしている。大根みたいだ。 母を取り巻く人物 水島 CV.愛河里花子 母の最大の友人。 三角形の目と、アニメではソプラノな高い声が特徴。母とよく気が合い、もう一人の友人である戸山も加わった三人組でよく喫茶店や旅行に行くことが多い。 息子はみかんと小学生時代に同級生であり、母との出会いも小学校のPTAから。 初対面時はそれぞれ心の中で「半魚人」「河童」と感じていた。水棲UMA同士で波長が合ったようだ 戸山 CV.玉川紗己子 水島に次ぐ母の友人。四角の大きなメガネをかけ、フリルの付いた服を好む。 母や水島と比べておっとりしている面が強く、若干マイペース。口癖は「あら、いいじゃな~い」 娘は受験を控えている。 三角(みすみ) 医者の夫を持つマダム。 母、水島、戸山とは違いかなり落ち着きがあり、観光や美術鑑賞など優雅な趣味を持つ。 その三人と一緒に行動することがあるが、庶民的でハイテンションな三人のノリに着いて行けていない場面が多い。 様々な犬を飼っており、毎度会う度に違う犬を連れているほどの犬好き。 犬がきっかけで一人悩んでしまうこともある。 マチ子 カオナシのような顔が特徴の母の友人。母とは以前から友人だった水島を経由して知り合った。 常に微笑を浮かべている様子から「ホホエミさん」とも呼ばれている。 中々物を言い出したり否定したりしにくい奥手な性格であり、そのせいで嘘をついてしまったり迷惑をかけたりする悪い癖がある。高校生の息子との関係を嘘をついて姉弟だと言ってしまったことも。 余談 モデルは原作者の母親。実際にしじみカレーも出たのだとか。 しかし「リアル母」は江戸時代並みの価値観の残る貧しい農家の出身で、生計を立てるために熱心に働いていたとのこと。専業主婦という設定や言動は、苦労していた母親に対する思いからなのかもしれない。 その性格や言動から「ド畜生マンボウ」なんてあだ名もつけられ、アンチも少なくない一方、コミカルな要素に事欠かず、何だかんだで子供たちからもファンからも愛されている。当時子供だった人も、大人になって見返せば、もしくは色眼鏡を外して見てみれば、新たな視点や共感があるだろう。 母の雅号「今治翠」名義で、母本人による公式Xアカウントが 実在する 。 2010年に原作の中で母が旧Twitterを始めたことに連動していると思われるが、2024年現在でも3件しか投稿がなく、実質活動していないに近い。 初めてすぐ投稿をやめてしまうものぐさなところも母らしいと言えるか。 新聞連載終了後の「SUPER」では時代の変化に合わせて性格が丸くなっており、家族に過度な節約を強いるなどの自分本位で理不尽な面が抑えられるようになった。 上記のようにおかずがちくわだけのことは原作では1回ほどしかなかったのだが、アニメ1期中後期では徐々に露出が増え、4割ほどの頻度でおかずがちくわ料理になるように。 他にも冷蔵庫にちくわを俵のように山積みする、かまぼこ博物館でのちくわ作り体験でとてつもなく必死になるなど、まるで母がちくわ好きかのような描写が目立つようになった。『あたしンち』を代表する食べ物といえばちくわ、というイメージはアニメ中後期によるもの。 パラレル回でもちくわが主題になることが多く、 料理回ではみかんとユズヒコがちくわ料理で対決 母が旅館の女将となる回では母の父母に似た幻想の客にちくわ料理のフルコースを出す 未来編では暴走した大量の母型ロボットの気を引くためにちくわ型ロケット開発 母が探偵になる回ではちくわが散りばめられた格好の「チクワーヌ」が犯人として登場 時代劇、西部劇パロディではちくわが金融資産として取り引きされる ゴリ押しとも呼べる勢いだったが、なぜかちくわや練り物のメーカーがスポンサーについたことは無かった。 父役の緒方賢一は、同じくシンエイ動画制作の『忍者ハットリくん』で自身が演じていた獅子丸の大好物がちくわだったことと関係があるのでは?とコメントしている。 母、人生観っ 「親ガチャはハズレたし、そもそも自分ガチャにさえハズレたけど、すべてが偶然というこの世界、人間が何を求めても関係ない。雨降ってほしくないと思ってても降るのと同じ。結局、出たものを活かせた人が当たりってことなのよ」と意外に紳士な人生観を持っている。普段不平不満は遠慮なくがなりたてるくせに、大人になる程深みを増すこの言葉に感銘を受けたファンが続出した。 追記・修正は情熱の赤いバラをフルで聴いてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ↑誤送信しちゃった。たぶん保守的+惣菜が高いと思って作っているのかも。 -- 名無しさん (2021-08-08 16 39 15) ↑ほら、昔の人って出来合いよりちゃんと家で作られたものの方が体に良いと思っているっていうか(語彙力無くてごめん)…。 -- 名無しさん (2021-08-08 16 43 38) 漫画だから多少の人間性の欠点には目を瞑るとしても、流石に『憎いから叱ってる』発言は初めて読んだ時からどうかと思った。 -- 名無しさん (2021-08-19 22 45 47) みかんも不満ばかり言っているけどもっと上手く誘導というか良い方向に持っていけそうなのにそれをやらずに喧嘩しているように見える -- 名無しさん (2021-08-19 22 50 56) 美味しくない(人間が食べられない程度ではないのがポイント)手作りだされるくらいなら惣菜オンリーで良いんだよ……なまじ食べられなくもないから食べちゃうだけで美味しいものの方が良いんだよ手間暇と愛情があれば料理は美味いなんて嘘なんだよ…… -- 名無しさん (2021-09-02 21 19 26) あの体型、「ロボコン」のロボクイを連想させる。 -- 名無しさん (2021-12-14 04 54 18) 一体この人のどこをどう見て体が弱いって愛ちゃんママは勘違いしたんだろうね -- 名無しさん (2022-01-01 00 48 57) 雷が落ちても物ともしない -- 名無しさん (2022-01-01 01 18 18) 2期だとちくわゴリ押しが消えた -- 名無しさん (2022-01-10 22 37 29) 母カテジナ子ウッソ…そういえばそうだ。 -- 名無しさん (2022-07-31 01 43 14) せめて弁当のおかずは品数増やして欲しい。食べ盛りの中高生には少なすぎる -- 名無しさん (2022-11-02 23 36 16) 自分の母もミートソース薄めたスパゲッティ出してたな。当時は小1だったからまずいと思いつつそのまま食べたけど、もう少し大きかったら自らケチャップ足して。 -- 名無しさん (2022-11-06 17 15 43) 昨今よく見かける、母親よりも女であることを優先する人種に比べたら遥かにマシだと思う。 -- 名無しさん (2023-01-06 00 41 08) ゴールデンレトリバーをリメンバーパールハーバーみたいなのと言ってたのが面白かった。この回のエピソード記事ほしい。 -- 名無しさん (2023-01-06 02 13 17) 「新」で川島と山下が想像した母の想像図にワロタw何じゃありゃww -- 名無しさん (2023-01-06 14 52 36) あらためて振り返ると奇行を連発する母を前にしても笑いのタネにせずに友達として受け入れてる水嶋さん達がすげーいい人だよなぁと -- 名無しさん (2023-10-20 18 52 50) 誰か最初の母みたいな文字で絵を描く方法を教えてクレメンス -- 黒星雷斗 (2023-10-21 20 39 26) 毒親見たいに言う人もいるけど確かに言動におかしな部分はあるがみかんともなんだかんだ仲良しだし二人ともちゃんと育ててるから毒親とは思わん -- 名無しさん (2024-03-12 18 55 53) 育ててはいるけどちゃんとかなぁ… -- 名無しさん (2024-06-09 17 21 32) 当時着ぐるみも作られたりなど事実上の作品の看板キャラなのに名前がないからメディア展開でもすごい扱いづらそうだったろうな…と今になって思う。「母」とかだとわかりづらしいし、「あたしンちのお母さん」だと長過ぎるし… -- 名無しさん (2024-06-10 18 36 41) ↑なるほど それもあってか今でも会話ではこのキャラを単に「あたしンち」と呼んでることがチラホラあるな -- 名無しさん (2024-06-23 13 57 04) 文脈関係なく「母」って言っても、あたしンちの母なんてわからないし、仮にあたしンちの文脈でもあたしンちにも他に母親キャラはいるし、皮肉なことに蔑称の「腐れマンボウ」がわかりやすい名称になるという皮肉 -- 名無しさん (2024-07-01 22 25 31) 毒親という程の性悪ではないけど価値観とか善悪の判断基準が色々おかしいし問題だらけではある -- 名無しさん (2024-07-09 22 36 37) 仮にも著名なファミリーアニメのキャラなのにこうして書かれると親どころか人として良いとこ殆どなくて草 -- 名無しさん (2024-08-01 16 36 46) 子供達とはなんだかんだ仲良しで好き(特にみかんと) -- 名無しさん (2024-08-01 20 38 59) ちなみにYoutubeのあたしンち公式チャンネルで母のことをマンボウ呼びするコメントをすると内容に関わらず消されるか最悪ブロックされる模様 -- 名無しさん (2024-08-16 12 54 09) コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2024-09-02 17 10 04) コメントをログ化しました -- (名無しさん) 2024-09-10 16 03 18 面白いだけでなんか許されてるっていうバカボンのパパみたいな親 -- (名無しさん) 2024-09-10 16 21 52 ↑事実上の主人公かつ本名が不明なとこも共通してるな -- (名無しさん) 2024-09-13 23 00 39 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kana-memo/pages/288.html
我が家のある日の風景Part2をパシャっ★ わたしたちの日常をチラっと記録しておくのです(=ω=) たしかこの日は、INした時になぽりがこっそりイタズラをした時の... ピンク色に燃えるかなくん! しょーもないことをして申し訳ありません(=ω=;) そして、4月にLydiaサーバとSesサーバが統合される! という噂を聞きつけて、こっそりLydiaに遊びに行った時の1枚★ Lydiaでもわたしたちの家は空いてたようでした。 この時は2人で商人を作ったのです。 はっ!Σ(=ω=;)...イノシシにかなくんが... そして5月に入ってから★ なぽりはしばらくINできておらず、かなくんに声をかけてもらって久々のIN! 新しいサーバに統合されて、我が家の新しい冒険がまた始まろうとしているのです(`・ω・´) 新しい冒険では、どんなドキドキが待ち構えているのでしょうか~ わたしたちの日常は、そんな楽しさがコツコツと貯まった上にあるのです★ 2012年 5月 13日