約 1,389,410 件
https://w.atwiki.jp/yurupedia/pages/958.html
あいちゃん(愛川町) 携帯画像 都道府県 神奈川県 肩書き 愛川町観光キャラクター 公式サイト http //www.town.aikawa.kanagawa.jp/aichan/index.html 攻略難易度 ★★★中。愛川町のイベントにて。 名刺の有無 ? 狙い目イベント イベント情報
https://w.atwiki.jp/yurupedia/pages/3334.html
携帯画像 まもるくん(写真右) あいちゃん(写真左) 都道府県 秋田県 肩書き 秋田県警察シンボルマスコット 公式サイト https //www.police.pref.akita.jp/kenkei/ 解説 平成元年に制定。秋田県(AKITA)の「A」と「秋田杉」をイメージしたもので、県民を守る、法律を守る、規律を守る、県民に奉仕する精神を守る、という意味をこめて「まもるくん」と命名された。 攻略難易度 ★★★★やや難。秋田県警のイベントにて。 名刺の有無 ? 狙い目イベント イベント情報
https://w.atwiki.jp/yurupedia/pages/1061.html
携帯画像 きょうかいくん(写真左) あいちゃん(写真右) 都道府県 愛知県 肩書き 愛知県土地家屋調査士会PRキャラクター 公式サイト http //www.chosashi-aichi.or.jp/kyoukaikun.html 攻略難易度 ★★★★やや難。松阪市のイベントで会えるかな? 名刺の有無 ? 狙い目イベント イベント情報
https://w.atwiki.jp/wolfpedia/pages/26.html
加護亜依と高橋愛のコンビ名 由来はもちろん両者とも名前の読みが「あい」であることから 主にさくら組においてよく使われていた タグ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yurupedia/pages/634.html
あいちゃん(愛知県一宮市) 画像提供;百日紅さん 都道府県 愛知県 肩書き 株式会社アイ・シー・シー マスコットキャラクター 公式サイト http //www.icc-media.co.jp/ichan/index.html 攻略難易度 ? 名刺の有無 ? 狙い目イベント ? イベント情報
https://w.atwiki.jp/true_tears/pages/279.html
「いただきます」 そう言って今川焼きを口にする。 「・・・・うぅ~」 愛子が泣きそうな顔になる。 「・・・・ん、んん?ん~」 口元を押えながら比呂美が唸り声のようなものを発する。 「これは、ないわ・・・・」 高岡ルミが本音を漏らす。 「え~っと、食べなきゃ、ダメ?」 出遅れた朋与が引きつった笑いを浮かべる。 「まあ、新しい味だな」 唯一前向きな評価を下したのはひろしだが、これは当てにならない。朋与は、自分の父 親が朋与の作った料理を今まで不味いと言った事がない事を思い返した。 「やっぱり、チューリップの球根を今川焼きに入れるのは無理じゃないかな・・・・」 比呂美がこの場にいる全員の意見を代弁する。 「う~ん、ユリ根みたいに調理すればと思ったんだけどな~」 「安藤さん、百歩譲ってユリ根としても今川焼きには入れないから」 ルミが冷静に指摘する。 「愛子さん、あまり奇をてらわない方が――」 「あ~!もうどうしよ~!」 愛子は朋与の忠告など聞こえず、一人で煮詰まっている。比呂美はため息をつき、ひ ろしは無言で水を飲む。 話は3日前に遡る。 眞一郎と連れ立って「あいちゃん」に寄った比呂美は、愛子の新作今川焼きを試食した。 2つに割った瞬間に危険な予感が立ちこめた。中に入っていたのは真っ黒い物体で、細 長く切りそろえたそれはなにやら磯の香りを漂わせ、醤油の匂いとあいまって今川焼きの 皮の匂いを見事に打ち消していた。 2つに割らずにそのままかぶりつこうとしていた眞一郎がそれを見て動きを止める。先に来ていた三代吉は製造過程から見ていたせいか、もう覚悟は決めている様子 だった。 思い切って一口食べてみる。磯の香りと、砂糖と醤油の甘辛い味、一種独特な歯ごた えが、今川焼きの皮の柔らかさと見事に喧嘩していた。 「あ、愛子ちゃん。これは・・・・?」 「ホタルイカの佃煮なんだけど・・・・よくない?」 「愛ちゃん、いくらなんでもこれはねえよ」 さすがに眞一郎が控えめに批判する。 「だから合わねえって言ったんだ俺は」 「あ~、あんこの中に混ぜた方が、よかったか・・・なあ?」 「もっと食えるか、そんなもん!」 三代吉のツッコミに愛子がさらにしょげかえる。 「だってさ、せっかくさ、『あいちゃん焼き』なんてオリジナルな名前付けてんだからさ、中 身もオリジナルにしたいと思ったんだもん。どうせならさ、富山らしいもの使ったほうがいい かなって思ったんだもん」 「可愛い言い方してごまかすな!不味い物は不味い!」 (可愛いのはとりあえず認めるんだ) 比呂美は思った。無論口には出さない。 愛子は頭を抱えて泣きまねをしていたが、あまりに言われて少し頭にきたらしい。 「何よ!そこまで言わなくってもいいじゃない!あたしだって頑張ったんだからあ!」 だが、今回ばかりは三代吉も退かない。佃煮の前に沖漬け入りあいちゃん焼きも試食 させられ、これ以上今川焼きに対する冒涜を許してはならないという使命感すら感じている。 「一所懸命なのはわかってるからもうちょっと、こう、チョイスってものがあるだろう。なんで こんなご飯の友やら酒の肴みたいなもん入れて食わにゃならんのだ!?そう思うだろ、眞一郎?」 急に話を向けられた眞一郎は、困ったように曖昧に笑いながら 「いや、まあ、俺は、普通にあんこかカスタードで十分かな、なんて・・・・」 「ひっどぉ~い、眞一郎まで。比呂美ちゃんならわかってくれるわよね?少しでも店の未来 を思う私の気持ちが」 比呂美としては全面的に三代吉を支持したい心境である。しかし、ここで信念のままに 動くのは少しばかり愛子に気の毒な気がした。眞一郎が万が一にでも愛子擁護に回って いたら、遠慮なく攻撃していただろうが。 「確かにイカはちょっと合わなかったけど、色々試していけば何か合うものに行き着くんじゃ ないかしら」 「ほ~ら見なさい!比呂美ちゃんはわかってくれるのよ。今川焼きの未来の為に頭を悩ま す私の苦労が」 「今川焼きの未来の為に人体実験で自分の未来閉ざしたくねえよ」 「ちっとも上手くないわよ。いいわよ三代吉にはもう頼まないから。これからは比呂美ちゃ んに協力してもらうから」 「え!?ちょ、ちょっと――」 さすがに比呂美が異議を唱えようとするが、その前に三代吉が 「おう頑張ってくれ。眞一郎共々、傑作の誕生を期待しているぞ」 「見てなさいよ。絶対参りましたって言わせてやるんだから」 結局、比呂美の意思は聞き入れられることはなかったのである。 そして今日、新メニューを検討すべく、朋与、ルミ、それに商工会の集まりから帰る途中 に偶然会ったひろしまで巻き込んでの試食会となったのである。 「これはいけると思ったんだけどな~」 「あ、愛子ちゃん、他にはなにかないの?」 「あと、まだ試してないのは・・・・鰤とか、白海老とか・・・・」 「安藤さん、チューリップの花は使えない?食用花に、チューリップってないの?」 危険を察知したルミがすかさず方向転換を図る。 「あるにはあるんだけど、どうしても季節物になっちゃうのよ。薔薇ほど香りが強いわけじゃ ないからあんこの中に1枚2枚花弁入れてもあんまり感じでないし」 「じゃあさじゃあさ、砂糖で煮込んでジャムにして入れるとか」 珍しく朋与がまともな提案をする。 「それもやってみたんだけど、一つ一つに必ず花弁が入るように数をそろえようと思うとか なり高くついちゃって。元々チューリップの花の食用なんてほとんど作ってないし」 黙って話を聞いていたひろしは、この時使えそうな食材を思いついた。提案してみようか、とも思ったが、このままどこに話が飛んでいくか見てみたい気がして黙っていた。 「でも、後富山らしい食べ物って言ったら・・・・」 「・・・・干し柿?」 「・・・・・・・・牛?」 「・・・・・・・・米?」 郷土愛を感じさせない貧困なイメージが一巡した後、一同は暫らく沈黙した。ひろしがそ ろそろ声をかけようか、と思ってるところで愛子が大声を出した。 「あああああもう!よさそうなのが全然出てこない!これじゃ三代吉を見返せないよー」 「愛子さん、あまり富山に拘らなくていいんじゃないですか?どうせチューリップも白海老 も麦端の名産てわけじゃないんだし」 「でもさー――」 その時、比呂美の頭に一つの食材が浮かんできた。愛子も、朋与も、ルミも気付いたら しい。全員の目がひろしに集中した。 「おじさん、酒骨(さかぼね)って分けていただけるんでしょうか?」 「ああ・・・・それほど、多くはないが」 ひろしは即答する。 酒骨とは、要するに酒粕のことである。粕、という語感を嫌い、酒を造る上での基幹、と 言う意味で骨の字を当てる。 「それがあるじゃない!金賞を連続で獲る麦端の名酒、その酒粕を使った今川焼きなら 地元アピールも抜群!」 「なんで気付かなかったんだろ、酒饅頭とか昔からあんことの相性もいいのに」 「いけますよこれ絶対。これなら野伏君も鼻緒を脱ぎますよ」 「朋与、それ兜」 たちまち姦(かしま)しくなる店内で、ひろしはなんとなく自分も楽しみに感じている事に 気付いて、苦笑した。 酒粕を用意できたら再開、という事で今日のところは散会し、それぞれに家に帰っていた。 比呂美も途中まではひろしに送られ、そのままアパートに帰っていった。 「ただいま」 「お帰りなさい。遅かったんですね」 理恵子が上着を受け取りながら訊ねる。 「ああ、安藤さんの店に寄ってきた」 「あいちゃんにですか?あの、新メニューとか、言ってませんでした?」 「なんだ、知ってるのか?」 「ええ、今日眞ちゃんがお友達連れて・・・・」 居間に入ると、眞一郎と三代吉が大の字になって寝ていた。 眞一郎は顔が真っ赤、三代吉は真っ青だった。 「・・・・どうしたんだ、これは?」 「夕方2人で帰ってきたと思ったら、台所貸してくれと言って・・・・なんでも、あいちゃん焼き の新メニューを完成させて、愛子ちゃんと仲直りするんだとか言って・・・・それで、あの、 酒骨を――」 ひろしはテーブルの上の今川焼きを一つ手に取った。近づけただけでも酒の匂いが鼻腔 に飛び込んでくる。今川焼きの中にあんこと酒骨が半分づつ入っていて、その酒骨を、柔ら かくする為に酒で伸ばしたらしい。一口食べてみたが、完全に酒の味だ。 「こいつに、気がついたところまでは、よかったが、惜しかったな・・・・」 おそらく、食べ物を無駄にしないよう、失敗に気がつきながらもなんとか完食しようと試 みたのだろう。三代吉に至っては手にまだ持っていた。 「しかし、代々続く造り酒屋の一人息子が、下戸とは・・・・」 ひろしはどうでもいいことで嘆いていた。 了 ノート 酒骨は関東の蔵人だと稀に使っているのを聞きますが、富山でも使ってるでしょうか?いかにも語感の縁起に拘る日本人らしいので使ってみました。 酒粕はあんこに入れるより、丁寧に裏ごしして生地に練りこんで焼けば、酒粕の香りや風味が活きるかなと思います。 展開上全く必要ないので触れていませんが、高岡キャプテンと愛子は小学校の同級生、中学以降は連絡を取ることもなくなっていましたが、女バスの打ち上げであいちゃんに来た時に再会、交流が復活しつつある、という設定になっています。
https://w.atwiki.jp/true_tears/pages/126.html
「うわぁ、こりゃ積もりそう……」 今川焼き「あいちゃん」の開店準備で、私はお店の扉を開く。 暖かいお店の空気が少し、お店のほこりをつれて外にあふれていく。 そしてかわりに、綺麗にすきとおって冷たい外の空気を連れてくる。 私の声は、白く形を変えて、ゆらりと空に消えていった。 「……あれ?」 外は雪が降って、とても寒い。準備に戻ろうとした私は、 お店の前にいる人影に気づき、驚いた。 ――眞一郎…… 眞一郎は傘も差していない。肩が、そして頭が、真っ白な雪で化粧 されてしまっている。 「やだ、どうしたの? 何やってんのよ!」 私は眞一郎のところに駆け寄る。どうしたんだろう、傘も差さない で。そんな疑問と、そして、ちょっとした幸せの気持ちと一緒に。 「もう、ホントに風邪ひくよ!」 とりあえずお店に入ってもらい、タオルを準備しながら私は眞一郎 に声を掛ける。こうやって二人っきりになれる時間が、ちゃんとある のは嬉しい。そう思う。 最近眞一郎のそばに、あの石動乃絵とかいう女がいる時間が増えて るみたいだけど、でも、眞一郎のそばにいる時間だったら、私だって 負けてない。そりゃ、湯浅比呂美には最近は負けてるかもしれないけ ど…… 「ねえ、こないだのこと……」 カウンターに腰掛けてる眞一郎は、よく見なくても本当に寒そうで、 だから私は、いい機会だと思って切り出すことにした。 眞一郎に、手編みのセーターを…… そう。いい機会だと、思ったんだよ?ねえ、眞一郎。 なのに、なのに―― 乃絵とつきあうって、どういうこと? 眞一郎のことが好き。 眞一郎のことが好き。 眞一郎のことが、大好き。 わたしは、わたしは…… なのに、なのに、あんたはどうしていつもいつも…… 自分でも、よくわからない?そんなの、そんなの、こっちの方が わかんないわよ!なんで、乃絵とつきあうって、どうしてよ! 私はずっとあんたを見てた。あんたのそばにいられるだけで幸せ 感じちゃうくらい。なのに! あんたの背中を追いかけるのが楽しかった。 あんたがお店に遊びに来てくれるのがうれしかった。 あんたが私の焼いた今川焼きを食べるその右手を、眺めているの が幸せだった。 あんたを街で偶然見かけるたびに、いつも心臓が壊れそうだった。 あんたは知らなかったでしょ? でもそうなんだよ。ねぇ? 何も、考えたくなかった。何か考えたら、きっと今も、何も出来 なくなっちゃうから。いままでいっぱい臆病してきたけど、今日が、 最後のチャンスだって、きっとそうだって、頭の奥でおせっかいな 天使がささやいてるから。だから、私は。 これが、眞一郎の唇…… 柔らかくて、冷たくて、かさかさして、ちょっぴりしょっぱくて、 柔らかい向こうで歯がぶつかって、だからちょっぴり失敗で。 背伸びして、精一杯首を伸ばして。どんなに遠くたって、絶対、 逃がさない。やっとつかまえた、この暖かさ。 私の、初めての相手。大切な、男。 ねえ、だからお願い。私のことも見てよ。 お願いだよ、眞一郎…… 目の前には、眞一郎の驚いた顔。私の、大好きな人。 びっくりして、半開きになった口。あれは、もう私のもの。誰にも 渡したりしない。私の、大切なはじめて思い出。あんたはどうなの? まさかもう石動乃絵に…… そう思うと、いてもたってもいられなかった。 私は、はじめてをあげたよ。あんたが望むなら、もっともっと、して あげられる。石動乃絵なんかに、負けない。後からやってきた変な女に、 あんたを取られるなんて、我慢できない。ねえ、眞一郎? どれだけ してあげたら、あんたは私のことを見てくれるようになるの? セーターなら、百着でも二百着でも編んであげる。今川焼きなら、 毎日ただで焼いてあげる。お弁当だって、毎日作ってあげる。踊りの 練習に、毎日公民館に差し入れ言語道断に行ってあげる。どれだけ尽くせば、 あんたは私を…… 私はね、もう限界なの。 毎日あんたのことを思い続けて。お店で今川焼き焼きながら、お客 さんが来るたびに眞一郎かなって気になって。夜寝る前は、今日眞一 郎とあんまりお話できなかったなとか思って。それで、眞一郎のこと 思って、寝る前に毎日…… ねえ、あんたのために、私がどれだけ下着を汚してきたと思う? ただの幼なじみじゃ嫌だった。お姉ちゃんぶったことしても、つらい だけだった。でも、一歩踏み出してその関係すら壊れるのは、もっと嫌 だった。そんな勇気出すくらいなら、隣りにいるだけでも我慢出来た。 でも、今日は、もう。 私は、あんたにはじめてをあげちゃった。このままお別れなんて、 もっと嫌。だから、だからね…… ごめんね。嫌な女の子だけど、許してもらうから。 今まで、こんなに私を苦しめた、罰なんだよ…… 眞一郎のコートをゆっくり脱がせていく。眞一郎はびっくりして、 だからぜんぜん抵抗しない。それを良いことに、私はどんどん眞一郎 を剥いていく。コートを脱がせて、シャツをゆっくりまくり上げて。 「ちょっと、あいちゃん。何やってるんだよ。それに、寒いよ」 眞一郎が、ちょっとだけ我に返る。 「そっか、そうだよね。寒いよね。奥、暖房効いてるから」 「そういう事じゃなくて……」 「いこ。誰か来るかもしれないし」 誰か…… それが、誰とは言わないけど。 「ちょっと、あいちゃん」 「先、行ってて。店、閉めとくから」 「そうだよ、店開けないと」 「ううん、いいの。今日はもう閉店。理由は、そうだ、店員の体調が 悪くなったから」 実際体中が火照って、きっと血圧も心拍数も正常じゃない。 そう、だから嘘じゃない。 「だから、今日は閉店。眞一郎? 看病、してよ」 絶対離さない。そう決めた。 だから、今日は…… 「あいちゃん、本当にどこか……」 「先、行ってて。すぐ行くから」 さっき開けた入り口の鍵を、内側からしっかり閉める。外は、ずっと 降り続く雪。結構、積もった。その外の景色と、店の中を区切るカーテン を、私は両手で勢いよく閉めた。店の中が、真っ暗になる。 私と眞一郎だけを包む、静かな闇が生まれる。 「眞一郎、着替えさせて」 店の奥の、階段を上ったところにある私の部屋。畳に敷かれた布団の上 に女の子座りして、私は眞一郎にお願いする。 「やっぱり、俺帰るよ」 「お願い、待って。今日は、お願い。私、今日逃したらもうがんばれない 気がするから」 嘘。だって、絶対逃さないって決めた。 「でも、そんな。こんな事って……。俺には」 「石動乃絵? 眞一郎、ホントに彼女のことが好き?」 「それは……好きだよ。当たり前じゃないか」 嘘。そんなわけない。だってあんた、この前まであんなに湯浅比呂美の 事が好きだったじゃない。私は、あんたのことなら、何だって知ってる。 「私、こんなこと他の誰にも頼めない。眞一郎だけ。ずっと、あんただけ 見てた。嘘じゃないよ、これは」 「あいちゃん、なんで? だって、あいちゃんは」 「言わないで。お願い……。こんな時に、聞きたくない」 本当。あいつには悪いけど、今あいつのこと思い出したくない。 「あい、ちゃん……」 眞一郎の、泣きそうな声。もっと、聞かせて、あんたの声。もっと、ずっと もっと近くで。誰よりも、あんたの近くにいたい。 「脱がせて。お願い」 私は、眞一郎のためならなんだって出来る。だからお願い。拒絶しないで。 「それくらい、自分で……」 臆病者。 あ、臆病だったのは私も、か。 「眞一郎も脱いでよ。風邪、ひいちゃうよ」 「あいちゃん、だめだって、ちょっと!」 聞こえない。 聞きたくない。 私の、男。 抵抗する眞一郎を押さえつけて、シャツとズボンを脱がせる。ちょっと 頼りない胸板。顔を埋めてみると、暖かいにおいがして、大きな心臓の音 が聞こえた。可愛い。だって、私の心臓より速いんだもん。 「ねえ、脱がせてよ。ここまで来て、女の子に恥かかせちゃだめだって」 自分勝手な言い分? 知らない、そんなの。 眞一郎の為なら、いくらでも自分勝手になってみせる。 「……本当に、いいんだよな?」 やった! そうだよ、私はずっとそれを待ってたんだよ。ねえ、はやく して。女の子を待たせちゃ、だめなんだから。 「……やさしく、してね」 今更、何言ってるんだろう。ま、いいや。 「わかってる」 知ってる。眞一郎は、とっても優しい奴だって。だから、好きになった んだよ? 眞一郎の手が、私の服を脱がせていく。シャツが脱がされて、下から 小振りな胸と、それを覆うブラが現れる。今日のはあんまり、可愛くない。 失敗したな。でも別にいいや。どうせ脱ぐんだし。 「小さくて、ごめん。私体も小さくて、だから」 「気にしない。小さいかもしれないけど、それを含めてあいちゃんだろ?」 「ひどい。こんな時までそうやってバカにする」 「あ、いや、ごめん」 そこで謝らないで。もう、デリカシーが無いんだから。 「スカート、脱がせるよ」 眞一郎の手。私の腰を抱く、大好きな手。 腰を這うその感触で、私は軽くイッてしまう。気持ちいい。 今川焼きを握ってた、指先。ずっと見てた、指先。ずっとほしかった、 指先。やっと手に入れた、指先。 今日はこの指、今川焼きにもあげない。 私だけの、もの。 「うん、これミニだから脱がせにくいかも」 「え、ホントだ。なかなか、これは。あいちゃんのお尻にひっかかって」 「またそういうことを言う。もう……」 ふくれてみせる。きっと今の私、外から見たらものすごく可愛い。自信 あるよ。 「ごめ、って、謝っちゃいけないんだっけ。じゃあどうすれば」 「聞かないでよ、そんなこと。私だって、その、恥ずかしいし……」 嘘。もうつっこむのも馬鹿らしい。 「わかった。って、やっととれた」 スカートが脱がされる。眞一郎はトランクス一枚。私は、ブラとショーツ だけ。畳の部屋の真ん中で、男と女。布団の、上。 私は、だまって電気を消した。 朝。窓から差し込み朝日がまぶしくて、私は目を覚ます。 枕元の目覚まし時計を見る。七時の、二、三分前。ちょっとだけ、寝坊。 隣を見る。眞一郎の寝顔。ずっとほしかった、眞一郎の…… 急に、胸が痛み出した。 どうしてだろう、なんだか悲しくて、寂しくて。 嬉しい筈なのに。やっと手に入れた、大切な宝物なのに。昨日だって、 あんなにやさしくしてもらったのに。たくさんたくさん、膣を突かれて、 痛くて、血だって出て、もちろん初めてで、眞一郎はぎこちない動きだけ どとっても優しくて、それで、いっぱいいっぱい、愛してもらって。何度 も何度も、子宮の奥まで熱いものを注いでもらって。こんなにも、幸せに なったはずなのに。 なのになんで、寂しいなんて思うんだろう。 もう、眞一郎は私のもの。昨日一日で、さんざん刻みつけられて、だから さんざん刻みつけた。周期とか詳しくないからちゃんと当たったかは自信な いけど、それなら当たるまで何度だって注いでもらうだけ。 私は幸せだ。こんなにも愛してる人に、こんなにも愛してもらったんだ から。たくさん眞一郎のものがたまっている子宮のあたりを左手でさすり ながら、私は思う。右手は、そっと、眞一郎の髪を撫でて。 私は幸せだ。ずっとほしかったものを、ようやく手に入れられたんだから。 私は、幸せなんだ。 「あい、ちゃん?」 眞一郎が目を覚ました。 まだ寝ぼけた目をこすりながら、私の方を見てくれる。 優しい、目。眞一郎の寝起きって、こんななんだ。 「しん、いちろう……」 「あいちゃん? 泣い、てるの?」 泣いてない。泣いてなんか無い。だって、私はこんなに幸せなんだから。 「あいちゃん、なんで?」 だから、泣いてないってば。大切な人と、大切な絆を作って、なのにどう して、泣かなきゃいけないの? ねえ、どうして私は泣いてるの? 「ねえ、しんいちろう」 「なに? あいちゃん」 「しんいちろう、どこにも行かないでね」 「……わかってるよ。俺はあいちゃんを一人にさせたりしない。これ以上、 こんな寂しがり屋の女の子を放っておいて、悲しませたりしない」 「……ありがとう」 嬉しかった。眞一郎の優しさが。こんな私でも包んでくれる、大きな暖 かさが。 知らなかった。自分がこんなに寂しがり屋だったなんて。男の子が一人、 どこかに行ってしまいそうになるだけで、こんなにも取り乱す、かっこわ るい女だったなんて。 ありがとう、眞一郎。ごめんね、ミヨ吉。 本当に、ごめんね。 私は、こんなにひどい女だった。 幸せになる資格なんかないかもしれないけど、地獄に堕ちるかもしれな いけど、それでも私は幸せになってみせるから。眞一郎と一緒に。 眞一郎と一緒なら、地獄に行っても、きっと幸せだから。
https://w.atwiki.jp/animeyoutube/pages/24.html
クレヨンしんちゃん かすかべ防衛隊にあいちゃんが入ったゾ トップページ
https://w.atwiki.jp/wolfpedia/pages/24.html
高橋愛及び光井愛佳の愛称 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/honobonobiyori/pages/19.html
皆のムードメーカーあいちゃんです!! あいちゃのクラブチャットはどうやら皆を和ませる不思議な力を持っているのです(`・ω・´) 通称「あいちゃっと」です!! ほのぼの日和のサブマスターであり、楽しい雰囲気を出してくれる力を持っているのです(`・ω・´) 通称「あいちゃっと」なのです!! あいちゃんが脱退したら恐らくこのクラブは涙を流し解散してしまうでしょう・・・・・ それほど濃い存在を持っているのです(`・ω・´) またたまに可愛い一面を出すことも・・・げふんげふん。 ※あいちゃはお茶の名前じゃないです