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名称:リトルポニー【12】 レアリティ:☆3 属性 木 一覧番号 1098 入手先 入手先1:入手先2:入手先3: レベル 1(50) HP 150(1500) 攻撃力 40(400) 治癒力 10(100) コスト 3 売却価格 ??? 進化必要素材 進化先 必殺技:ポニー12の全力疾走 必要ターン数 9(7) 効果(Lv1) 発動したターン、4thリールの木属性を強化して、1.5倍にする。 効果(Max) 2ターンの間、4thリールの木属性を強化して、1.5倍にする。 リーダースキル:リトルポニー12、出走! 火属性と水属性と木属性で攻撃した際、攻撃力が2倍になる。
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伊阪の研究所に辿り着いた剣崎たち。 「これは……」 思わず驚きの声を上げる始。剣崎も同様に驚いている。 「とにかく、中に入ろう」 二人は研究所内に足を踏み入れた。 橘が破壊した道順で歩いていくと二人の目に巨大な穴が入った。 そこから外を覗くと橘が佇んでいた。 「橘さん!? どうしてここに!?」 とりあえず驚く剣崎。 始は以前の事からか、橘を鋭く睨みつけた。 「ああ……剣崎か」 上の空な橘。 始の態度も気にしていないようだ。 「研究所をやったのはお前か?」 始が口を開く。目つきは変わらぬままだ。 「ああ、そうだよ。伊阪も捕まえた」 けだるそうにボールを見せる。 橘一人で上級を捕獲。この事に二人は衝撃を隠せなかった。 「さすが橘さんじゃないですか! やっぱ一流だなぁ」 その言葉に特に反応も見せない橘。 そして突然妙な事を言い出した。 「そうか……。これ、お前にやるよ」 橘がモンスターボールをセットしたベルトを差し出す。 Aはもちろん橘の所持ポケモン全てがセットされているモノだ。 「もう……戦う気にはならないんだ」 それだけ言うと橘は研究所の方に歩いていった。 「ちょ、ちょっと待ってくださいよダディヤーナザン!」 追いかける剣崎。始もそれに続く。 研究所外まで出た橘。放置してあった桐生の亡骸を見る。 「……無い、モンスターボールが」 橘が剣崎に渡したベルト。それと同じモノを桐生もしていた。 しかし今はそれが無くなっている。 「まぁ、今の俺には関係ないことか」 そう呟いたところで剣崎が追いついた。 「橘さん、トレーナーやめるんですか!?どうして!」 橘は何も言わない。何も言わずに桐生の亡骸を抱える。 そしてどこかへと行ってしまった。 「……橘さん」 少年は興奮していた。 森に散歩をしにいったら人が倒れていた。 よくよく調べて見るとベルトにモンスターボール。 そのモンスターボールが自分に向かって話しかけてきた。 お前を変えてやろう、と。 少年は光が欲しかった。別に視力を失っていたわけではない。 自分の道を照らす光。もしくは道を切り開く力。 それを手に入れた、そう思っていた。 上条 睦月。少年の名前だ。 睦月は桐生のベルトを持ち去り、家に帰っていた。 ベルトを巻き、声の指示に従う。 まずAと書かれたボールを投げる。 アリアドスが飛び出す。強そうだなぁ、とか睦月は思った。 睦月の意識はそこで飛んだ。 剣崎は仕方なくポケモンセンターまで戻った。 始は、 「他にいくところがある」 とだけ言い残すと勝手にどこかへ行ってしまった。 剣崎が途方にくれていると見覚えのある男が近づいてきた。 「剣崎」 中年の男。恐らく理系。その名は烏丸。 「所長! 今までどこ行ってたんです」 驚いてばかりの剣崎。烏丸は表情を変えずに話し始めた。 「アンデッドサーチャーが完成した。これがあればアンデッドポケモンの動向が探れる」 そういって小さな機械を取り出した。 トレーナーの間で流行っているバトルサーチャーに形が似ている。 「橘にも渡してやってくれないか?」 烏丸がもう一つ取り出す。こちらは色が赤い。 「橘さんは……トレーナーをやめるって……」 その一言に烏丸はしばし固まった。 「……そうか。だがいつか必要とする時が来るかもしれない。 その時まではお前が預かっていてくれないか」 二つとも押し付ける烏丸。 「私はこれからチベット地方に行く。アンデッドポケモンを見つけた場所だ。 何かわかるかもしれない」 烏丸はそういうとポケモンセンターから出て行った。 「……俺これからどーしよ」 一人残された剣崎はポツリと呟いた。 レンゲルは再び活動できる事に喜びを感じていた。 手始めに人間を襲う。まず一人。 更なる快感を得るため、大通りに出た。 腐るほどいる人間。こいつらを全員殺したらどれだけ楽しいだろうか。 そう思いながらレンゲルは暴れ始めた。 剣崎がボォーとしていると通りから悲鳴が聞こえてくる。 ポケモンセンターから飛び出すとそこには一人の少年が立っていた。 「何者だ、お前!」 叫ぶ剣崎。少年は何も答えずに襲い掛かる。 攻撃を避けると剣崎はイノムーを繰り出した。 「まさか、上級アンデッド!?」 少年は手から糸を飛ばして攻撃してくる。人間とは思えない。 「俺の名は、レンゲル!」 少年が叫ぶ。声は二重になって響いた。 レンゲル。剣崎にとっては聞き覚えの無い名だ。 レンゲルが糸でイノムーの動きを封じた。 剣崎が押されているのは明らかだった。 余裕の笑みを浮かべるレンゲル。 突然切られる糸。ドラピオンが断ち切ったのだ。 「ドラピオン? 始か!」 始が後ろに立っていた。レンゲルと戦う気らしい。 「ほう、カリスか。あの時の借り、返させてもらおう」 レンゲルが腰のボールに手を掛ける。 スリープが飛び出した。伊阪が以前使っていた物だ。 「やれ、リモートだ!」 レンゲルの指示を受け、スリープが不気味に動き始めた。 イノムーとドラピオンの様子がおかしい。 小刻みに震えて唸っている。やがて剣崎達の方を向いた。 「どうした、イノム……ウェッ!」 イノムーが突進してきた。剣崎に向かってだ。 攻撃をかわして体勢を立て直す剣崎。 始もドラピオンに襲われていた。 「どうなってんだよ、コレ!」 今度はドラピオンが剣崎に攻撃する。 "つぼをつく"から攻撃を続けて出してきた。 「ほぅ。ドラピオンか、面白い。やれ」 レンゲルがリングマを繰り出す。 "れいとうビーム"がドラピオンを氷漬けにした。 レンゲルは腰についたボールを投げる。 ドラピオンはレンゲルの手に渡ったのだ。 「どうやら奴はボールマーカーを壊す事ができるようだな」 始がイノムーの攻撃を避けながら話す。 「ドラピオンはいまやアイツのものだ」 ストライクを繰り出そうとするが、繰り出すのをやめる始。 同じ事をされるだけだと悟ったらしい。 「流石だな、カリス。!? チッ、コイツ……」 頭を抑えよろめくレンゲル。声も普通に聞こえる。 「今日の所はこのくらいにしといてやる」 オクタンを取り出すと"えんまく"を指示した。 煙幕が消える頃には少年の姿も、イノムーも消えていた。 「アイツ、一体何者何だ?」 剣崎が始に尋ねる。 「ただの人間だろう。カテゴリーAに支配されているようだがな」 始は淡々と話す。ドラピオンをとられた事も気にしていないようだ。 「ウェ!? カテゴリーAってそんなに危ないモノだったのか……」 驚く剣崎。こちらはイノムーが逃げた事を忘れているようだ。 「とにかくアイツのスリープは厄介だ。対処法を考える必要がある」 それだけ言うと始はまた何処へと去っていった。 「俺もどうにか考えないとな」 そう言って歩き始めた剣崎。 ふと、足を止めてつぶやく。 「橘さん探さなきゃ」 「はぁ、はぁ、俺、なにやってんだよ……」 意識を取り戻した睦月。気づいたら路地裏にいた。 手には血がついている。 恐怖におびえているとまたあの声が聞こえてきた。 「俺を受け入れろ。強くなりたいのだろう?」 睦月は否定した。頭の中で完全に否定した。 しかし身体は自分の意思に反して動く。 Aのボールが再び開く。 「うわぁぁぁぁぁ!!」 再び睦月は意識を失った。
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(=ω=.)「……誰のことだ? 俺様はサメ……」 男「お前が嫌いになれないんだ」 (=ω=.)「サメ……」 男「辛がりって言ったよな。それ、俺にピッタリな言葉だよ……」 (=ω=.)「サ……」 男「お前を止められたのは、俺だけだったのに」 (=ω=.)「……」 男「お前に言われた言葉の意味も考えなかった」 (=ω=.)「……」 男「鋭敏さを他の部分に向けろって言ったよな……。それは『私を見て』ってことだったんだな……」 (=ω=.)「……」 男「俺……俺……っ! 向かい合うのが怖くて、挙句に拒絶した! お前を!……傷付いた振りまでして」 (=ω=.)「……」 男「……」 (=ω=.)「……私の」 男「……」 (=ω=.)「私の恋愛相談テクも、大したもんでしょ?」 男「……」 (=ω=.)「伊達に数々の修羅場をくぐってないよ」 男「……PCの中の、だろ……」 (=ω=.)「あは」 男「……そういえばお前、いつ立ち直ったんだよ」 (=ω=.)「さっき」 男「さっき?」 (=ω=.)「サメにまで話し掛けてる男を見たら、いたずら心と共に声が出た」 男「結局それか!」 (=ω=.)「で、サメになりきってみたの。気付かなかった?」 男「一発で気付いた」 (=ω=.)「つまんないなー」 男「あ、でも、ヒトデのときは気付かなかった!」 (=ω=.)「ヒトデ?」 男「そう! なんか渋い声出してただろ?」 (=ω=.)「ヒトデなんか知らないよ」 男「え……」 (=ω=.)「さっき復活したって言ったじゃん」 男「 」 (=ω=.;)「……なにを聞いたの?」 「 ウ ワ ァ ー (館外からでも聞こえる声)」 (=ω=.*)「いやぁ! 大迫力だったね! 夕暮れも綺麗だし、満足満足!」 男「そうだな」 (=ω=.*)「隣に男もいるし、大満足ボーナス五回分だなぁ」 男「……」 (=ω=.*)「……」 男「……」 (=ω=.)「……約束」 男「約束?」 (=ω=.)「ずっと一緒にいるって約束だけど……」 男「……」 (=ω=.)「今なら……無しに出来るよ」 男「……」 (=ω=.)「すっごく気分いいんだぁ。目覚め、スッキリ! サイヤ人は死の淵から甦ると、強くなるんだよ!」 男「……」 (=ω=.)「俺はスーパーこなーただ」 男「それを言うとフリーザ様に殺られる!」 (=ω=.)「死亡フラグだね。で、どうする? 大満足ボーナス使って、約束を反故にする?」 約束を 取り消す。 取り消さない。
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かおすの140文字SS【12】 1.かいとう/かおす スタプリ小咄 「それ解凍しといてくれる?」 「わかったルン。ゆにー!」 「なんにゃ?」 「…ごめん何でもないルン」 「怪盗してくれっていおーとしたでぷるんすか」 「うるさいルン やめたルン」 「ララかわいーにゃん♪」 <ララ様が回答を拒まれた理由は…> 「AI! 参加しなくていいルン!」 2.一人称が複雑すぎるの/かおす フレプリで小咄 「ヒヨコの雄雌を仕分けするバイト?」 「ぶっきーの出番ね!」 「任せて!」 「ピヨピヨ… あたし男子よ ぼくは女 僕男 おらあめすだ 俺女の子 あたしも 俺も女 わたくしオスよ わちきは…」 「どお~?」 「思ったより大変…」(汗) 3.まほプリで小咄 /リコとみらいと昨日と今日と/かおす 「過去と未来…なんでリコとみらいじゃないの?」 「はーちゃんいいから」 「リコって過去ってこと?」 「もういいから」 「垣根ができた、カコってます~」 「はーちゃん絶好調だね」 「囲いがとれたらみらいが見えた~」 「…な、なんか深いわね」 「さすがパッパラパーだね!」 「…ラパーパでしょ 4.トロプリ小咄/ ぺけ!/かおす 「まずはみのりん先輩!」 「えっ…ネタといわれても…」 「あ、じゃあ、あすか先輩」 「私もまだ…」 「じゃ、コスメ!」 「え?」 「サンゴ礁でしょ! しっかりしなさい!」 「ローラ、礁はいらない..」 「しょうがないなー」 「あすか先輩がもってっちゃった」 「返そうか?」 「いりません!」 5.はぐっと小咄 自分に正直(笑)/かおす 「GWですね」 「そうなのです! 毎日お休みなのです!」 「社会人というのもヒマなのでしょうか?」 「お仕事によるのです。お休みはしっかりとって欲しいのです!」 「...あの人はいつ仕事してるのでしょう?」 「Dr.ト..!…またいますね~ でもルールーを見ているだけできっと幸せなのです!」 6.はぐっと小咄 続き「ごきげんウイークなのです!」「えみる、いつの間にそっちに…」/かおす 「おっさん、おるのばれてるで」 「そっとしておいてくれないか」 「だからばれてるゆーとるがな」 「かっこつけたいんだね~」 「どこがや みえみえやないか~」 「なんかごき…ごきげんみたい」 「今無理矢理変えたね」 「そのGWはいやや」 「ごきうぃーく…」 「ゆうたらあかん!」 7.とっぽい/かおす はぐっと小咄 「とっぽいって、AI どういうことルン?」 わかりません 「じゃあ、歩くAIに聞くルン」 「ララ、ルールーに失礼なのです!」 「あてにされるのは嬉しいです」 「とっぽいって何ルン?」 「ララとか、ひかるとか、はなとか..」 「なんだ、主役のことなのです!」 「そーなんだルン♡」 ~おまけ~ 「どっかちゃっかりしててどっか抜けてる…とはいわないでおきましょう..」 ルールー様 おみごとです 8.はぐっと小咄/ 祝・子どもの日/かおす 「今日は子どもの日なのです」 「旧称端午の節句。そもそもは..」 「わいから見たらみんな子どもや~」 「はぎゅー」 「ちまき…美味です」 「柏餅もあるよ~」 「桜餅です~」 「プリンもあるよー♡」 「ドーナツなのです!」 「私もケーキを買ってきました♪」 「メリークリスマース!」 「あ…」 9.えりか劇場/ おへそに罪はない/かおす 「今日のテーマはおへそ~!」 「ほお~」 「べ、べつにいいでしょ? 活発な女の子を演出するフツーのファッションだよ!」 「おへそがどーかしましたー?」 「つつつつぼみー!」 「キャラカード…サンシャインに..ドリーム…ローラ.. えりか!これだけ集めてると変態みたいです!」 「そーかなー」 10.えりか劇場 /作画ってフケツ?/かおす 「続きだよー。番くーん」 「お呼びで」 「きたきたー おへそをかくコツは?」 「おへそか…この腹直筋から下腹部の起伏をとらえて、いかに可愛くくぼみを作るように描くかと…」 「番君ってそんなこと考えて描いてるんですかー?」 「そ、そんなことって、人体デッサンていうのは」 「フケツです~」
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ねぎぼうの140文字SS【12】 1.ラブせつで『無自覚ヒーロー』/ねぎぼう 貴女が敵になると知らされて、本当に敵として現れた。 ただ、その時から貴女が私の心の中にずっと残りそうな気がした。 それ以来貴女はヒーロー、この世界ではそう呼ぶのかしら。 最初は倒す相手だったのだけど。 貴女はきっと「友達だから」なんていうのでしょうね。 そう、貴女は私の無自覚ヒーロー。 2.ラブせつで『いつかの夢の続き』/ねぎぼう 「ラッキーがまた大きくなって現れる夢を見たの。 そしたらブッキーがキルンで話を聴いてくれて『お腹すいた、何か食べさせて』だって」 「そうなんだ!?」 「そしたら、ピルンがドーナツ出しちゃって『それ、ラブが食べたいものでしょ?』って美希が……」 いつかの夢の続きは随分明るくなっていた。 3.ラブ美希で『笑ってくれる?』/ねぎぼう 「別れたの、あの人と」 少し苦いカクテルを飲み干す。 「疲れたんだ、息が詰まるって。 アタシ完璧……正しいと信じてきたのがこのザマね。笑ってくれる?」 自嘲気味な笑みを浮かべた。 「笑わないよ」 「え!?」 「アタシ完璧、そうなるために美希は頑張ってきたんじゃないの!」 「ラブは変わらないわね」 4.ラブせつで『負けず嫌い』/ねぎぼう 「よーし、どっちが早いか競争だ!」 「私に勝てると思ってるの!?」 ―― (せつなちゃんは負けず嫌いなところもあるのね) 生真面目で控えめという印象の娘が見せる新たな一面。 (ラブが自分から『競争』、か……) 普段あまり競争を好まない娘が見せる意外な一面。 あゆみにとっても新鮮な思いだった。 5.ラブせつで「秘めたる本音」/ねぎぼう 「では、行ってきます」 「せっちゃん、体には気をつけてね」 今の今まで明るく見送ろうとしていたラブの涙腺がついに決壊した。 「せつな……やっぱり行かないで」 「ラブ……」 「わかってる……でもあたしはせつなが……」 せつなは抱かれた耳元でいう。 「私、ラブが来てくれるの向こうで待っているから」 6.ラブせつで『素直じゃないとこも可愛くてよろしい。』/ねぎぼう 「可愛い……」 せつなだけ皆に背を向けて密かにうっとりしていた、筈だった。 「だよね~」 「あ!それはその……」 ニヨニヨするラブ。 「素直じゃないとこも可愛くてよろしい。ま、いつも可愛いんだけどね」 せつなの顔がかあ~っと真っ赤に染まる。 「あ、おねえちゃん。どうして赤い顔しているの?」 7.ラブせつで『No thank you』/ねぎぼう “No thank you.” “Have a nice trip!” 「今の、ナンパだよ」 「そういうことだったのね」 せつなは英語は解るがその意図までは判らなかった。 「昔は英語、苦手だったわよね?」 「あたしだっていろいろ鍛えられてるもん」 (大事な人を守ってあげないといけないからね) 8.ラブせつで【 信じられないけど 】/ねぎぼう 仲間になることを固辞して去る。 気がつくと変身が解除され、『東せつな』の姿になっていた。 この世界の人間を、桃園ラブを欺く為の仮の姿。 今生きているのが信じられないけど、それは『イース』であった自分が消えてしまったということか? ただ、罪の記憶、ラブを傷つけてきた記憶は消えない。 9.ラブせつで【 あっちむいて 】/ねぎぼう 「じゃんけんぽん!」 せつなにはラブの手の動きで何を出すか判ってしまうが、それではゲームにならないので時には相手を見ずに出す。 「あっちむいてホイ!」 ジャンケンでの圧倒的な有利さに油断したか、ラブの指差す方向を向いてしまった。 「あたしの勝ちだね」 ラブが悪戯っぽい笑みを浮かべた。 10.ラブせつで『捨てられないガラクタ』/ねぎぼう 呆れながらもラブの部屋に瞬間移動するせつな。 押入れを開きせっせと捜し始めるが、捨てられないガラクタの類が散見されるも肝心のビーチボールは見つからない。 (この子、ね) せつなの声は聴こえていたが、姿を見るのはこの時が初めて。 (ラブをよろ……) 声をかけようとした時にはその姿はなかった。
https://w.atwiki.jp/purixtu/pages/29.html
住所 〒604-8091 京都府京都市中京区御池通河原町西入下本能寺前町522 Tel 075-231-3123 チェックイン 15 00~ チェックアウト ~10 00 市バス2A乗場より205番河原町三条下車2分。 河原町三条。 http //www.jalan.net/uw/uwp3000/uww3001.do?screenId=UWW3201 roomTypeCd=0059453 yadNo=343944 planCd=00597702 rootCd=77 adultNum=2 child1Num= child2Num= child3Num= child4Num= child5Num= roomCount=1
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説明文 上位者に連なる、人ならぬ眷属たちの死血 使用により名状しがたい血の遺志を得る これよりは人の先、かつてビルゲンワースの見えた神秘である 情報 最大所持数 99 最大保管箱格納数 99 使用タイプ 消費 水銀弾消費 - 能力補正筋力 技術 血質 神秘- - - - 必要能力値筋力 技術 血質 神秘- - - - 効果 20000血の遺志を得る 入手法方 ヤーナム各地で入手 関連 血の遺志 死血 眷属 上位者 ビルゲンワース 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る
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「なんだよ、これ‥‥」 冬木大橋。 炎を上げる車列、煙に燻される橋桁。そして、戦いの余波に巻き込まれて人形から原型を留めない『物体』と化した死体。 それの中心部で幾度目かの悲鳴が聞こえた。 (ランサー!無茶だ!令呪を!) 『駄目ッ!‥‥またここで使ったら‥‥ウッ!?」 「ランサァー!!」 思わず念波を忘れていおりは叫ぶ。 目に写るのは、至極単純で、それでいて到底受け入れられない、受け入れたくない光景。 巨人のバーサーカーが振るう、石斧と呼ぶにはあまりにも大雑把すぎる岩塊によって地面に叩き潰されるランサーの姿だった。 (化け物━━) 頭に思わずその言葉が過ると、いおりは爪が食い込むほどに組んだその手を固く握りしめた。そうやって、一際大きく震え出しそうになった体を強引に押さえつける。耐える。 そして、それに答えるようにランサー・アリシアは立ち上がり盾を構える。 既にランサーが地面の染みと化した回数は二桁に達していた。常人だろうとサーヴァントだろうと、立ち上がることはおろか生きていること自体があり得ないだろう攻撃。 それを受けて、しかし彼女は立った。 銀の燐光を纏っていた制服が赤いネオンのようになるほどの出血。 身じろぎする度に骨折、あるいは脱臼した骨々が軋み砕けていく。 非常にわかりやすい満身創痍。全身重体の有り様。そんな状態で。 「はああぁぁぁぁぁッッッッ!!!」 フルスロットル! あり得ないスピード。あり得ない踏み込み。あり得ない見切り。理不尽なほどに力強く、ランサーは挑みかかった。 「━━あぁっ、もう!」 苛立った声を上げるイリヤが使い魔から光線を放つ。十にも達するそれは、サーヴァントと言えども易々と喰らえるものではない。たとえばそれが対魔力もなく、分身体でしかないアサシンなら一撃で消し飛んでもおかしくはない。 (‥‥狙いが正確になってきたか。) それをわかっているアサシンはひたすらにイリヤの足止めに徹する。 戦況は明らかにバーサーカー側にあった。 もとより分身でしかないアサシンと手負いのランサーでは、二対一でも不利なのは解っていた。しかし、それでもここまでの圧倒的な戦力差があるとはアサシンをもってしても予想できなかった。 幾つもの使い魔を自在に運用し有効な攻撃を行うマスター。人柱力とも思える圧倒的なチャクラに、アサシンは満足な攻勢を行えない。そのことはアサシンに多少の驚きは与えたもののあくまで予想の範囲内のものだ。 ではなにがアサシンの予想を越えたか。 「ウッ!?」 「ランサァー!!」 イリヤの奥、露出した橋台の上の辺りでその光景は起こっていた。 なんということはない。なにが起こっているかといえば至極単純。 バーサーカーによってランサーが何度目かもわからないダウンをした。ただそれだけだ。 (次で決めるか。) 身を隠していた車に起爆札を貼ると隣の車に移動しながらアサシンは考える。 アサシンの予想を越えたバーサーカーの圧倒的な力。 サーヴァントとという傀儡に身をやつしているにも関わらず尾獣のごとき力を誇る、それ。宝具なのかスキルなのか、はたまた他の逸話の再現かは不明だが圧倒的な防御力ひとつとっても攻略法がわからないにも関わらず、攻撃も移動もチャクラ量も、尋常なものではない。 もっとも、アサシン・千手扉間が真に驚いたのは。 「はああぁぁぁぁぁッッッッ!!!」 (!更に速いっ!) バーサーカーの周囲を駆け回る赤い残像。 アサシンなら既に十回は死んでいるほどの攻撃を受けて、なおその動きの鋭さが増す、ランサーだった。 (何もかも跳ね返す体と何度でも立ち上がる体か。どちらも━━) 瞬間アサシン横転。やみくもにイリヤが放ったレーザーの一つがアサシンの髪を一本消し飛ばした。 (━━ましなのはランサーか。) アサシンの手に起爆札が現れる。それを壁にした車に先程と同じように貼り付けると再び移動する。 「なら、仕掛けるか‥‥」 わずかな音を残してアサシンの姿が消える。その数秒後、橋が業火に包まれた。 ギリ、と何度目かわからない歯ぎしり。 (某は‥‥) 誰が見ても重傷の状態で、ランサー・真田幸村は素早く、それでも決して背負った、自身のマスターである茜を揺さぶらないように慎重に新都へと向かう。 (未熟!) 何度目かもわからない自責。 橋から1km離れても悔い続ける。 彼は、決して弱くない。 彼が今まで戦った四騎のサーヴァントは、全員平均以上のスペックを持つ。誰も彼も優勝を狙えるほどのレベルだ。 簡単にいえば、相手が悪かった。それにつきる。そしてそれはランサー自身も理解はしていた。 それでも。 「申し訳ない、ますたぁ殿‥‥!」 彼のマスターである茜に怪我をさせたのは彼の失策だった。 ひたすらに戦いから遠ざけ、自分一人のみで聖杯戦争の、全てをやり遂げる気でいた。 それにも関わらず、実際はどうか。自分が受けた傷は休めば癒える。しかし、マスターは違う。さっきの一撃で死ぬことも十分にあり得た。現に今こうして彼女は意識を失っている。 ふと、ランサーの目が赤い光を見た。探していたそれを見つけてより足を急がせる。 「御免!医者、医者はどこかッ!」 「ヒッ、ななんですか!?」 「医者を!直ぐに見てもらいたい!頼む!」 「え、あの通報の方じゃ━━イテッ!」 「そちらの女性ですか、名前わかります?」 「ます、日野、日野茜で。頭を打って気を!」 「いいから乗せろ。ヒノアカネさーん聴こえますかー?」 ランサーが探していたのは救急車だった。もっとも、彼はパトカーや消防車との違いまではいまいち理解していないのだが、幸運にも最初に見つけた生きている人間のいる『赤いランプの車』が救急車だった。 無事、マスターが医者(救急隊員は広い意味では医者と言えなくもない)に手当てを受けられているのを見て、ランサーは深く長くため息を吐き。 「!これはっ!?」 背後から魔力の高まりを感じて振り返り━━。 「橋を落とす‥‥?」 そう聞き返しながらいおりは周囲を見渡した。彼に突然話しかけてきたアサシンの姿がどこにも見あたらないことに驚きつつ、「それって、」と言葉を続ける。 「それって、今やってるみたいに爆弾で橋を壊すってことか?そんなことしたら。」 「まず」と動揺するいおりの言葉にアサシンは早口に割り込む。 「まず今、橋の付近に生きている人間はいない。それと俺の起こした爆発はお前と話す時間稼ぎのためだ。すぐにバレる。お前はランサーにもう一度ビームを撃たせろ。数秒でもあのデカブツとマスターを足止めできれば爆発をかわさせずに確実に倒せる。」 「‥‥つまり、ビームを囮にして、あいつらを橋ごと海に。」 「そういうことだ。既に橋脚には仕掛けた。あとは適当なタイミングでランサーに合図を出す。そう伝えておけ。」 アサシンは一息にそう言うと「仕留めきれなかったら、冬木ホテルに明日の正午」と最後に残して声を消した。 数秒後、バーサーカーのマスターがレーザーを発し始める。どうやらアサシンは既に元の位置に戻ったようだ。 そして残されたいおりは。 (橋を爆破‥‥確かにそれなら、でもそれじゃあ‥‥!) 目線はもう一度バーサーカーのマスターにいく。この体になって視力はマシになったとはいえ、さすがにここから橋の上の少女までは遠い。それでも体格から年令を推測することぐらいは━━それが今の自分とさして変わらない小ささなら━━できた。よっていおりは。 (そんなことしたらあのマスターの子も死ぬ!どうすりゃいいんだよクソ!) バン、とコンクリートを叩く。爪が食い込んだ場所の痺れる痛みと共に、いおりは聖杯聖杯に参加して一番の絶望を感じていた。 目の前の車列。 一部は横転し、アサシンに隠れ場所を与えていたそれから次々と爆発が起こる。 (私の‥‥ううん、違う、今のは魔力による爆発。なら━━) それを見てイリヤは、自分の周囲に戻していた使い魔から全方位に光線を放った。 今や使い魔は十二まで数を増やし、アサシンの攻撃への対空防御から積極的な迎撃まで可能になっている。それで先程からアサシンを徐々に追い詰めていたのだが、じり貧になるのを嫌ってか盤面を動かしにきたらしい。 使い魔の一つが瞬くとまた一条の光線を発した。 (炎と煙に紛れて逃げた?それともアサシンらしく奇襲?手応えはなかったから倒してはいないはず‥‥) 使い魔はそれぞれ動くものがあれば光線を発するよう設定してある。いくらイリヤとはいえ、正直に言うとバーサーカーを使いながらこれほどの使い魔に攻撃させ続けるのは負担が無いわけでは無いのだが、手を休めることはできない。 なにせ、今のイリヤの優位はアサシンを単独で押し止めることで保たれている。先程の気配遮断を用いたアサシンの攻撃は使い魔という『伏兵』で凌げたが、相手がサーヴァントである以上、次の攻撃は防ぎきれないだろう。故に、常に光線を打ち続けて戦いの主導権を握るしかない。そして、それができるからこそこれまでの一対一の戦いが可能だったのだ。彼女の知識ではそこまでアサシンの燃費は悪くはないが、バーサーカーがあのアーチャーのようなランサーを倒すまでの持久戦なら問題なく行える。そうふんでアサシンとの不本意な泥仕合をしているのだ。 (私じゃなくてバーサーカーを狙った?アサシンじゃ『十二の試練』は突破できないはず。ハサンの逸話でバーサーカーを一度でも倒せそうなものは━━) 使い魔の光線が一つに集まる。集中砲火を受けた車が一両爆発した。 (━━前回のハサンは分身できた、ここまで弱いアサシンってことは!!) 「バーサーカーもど━━キャッ!?」 炎上する車が上げる黒煙。それを割って何かが高速で飛来する。 その数、二四。 二波に別れて投擲されたそれは、見るものが見れば忍具、それもクナイと手裏剣と呼ばれる物だと気づいただろう。そして、クナイに巻かれた不振な札にも。二重になった手裏剣にも。 だが、イリヤの使い魔はそんなことを気にしないし気にする機能もない。 ただ『魔力反応のある動くもの』とだけ判断してそれまでどうり光線を放つ。 その数、十二。 二波に別れた飛来物のうち、第一波のクナイを全て撃ち抜く。そして。 ドン! 誘爆した起爆札が炎と煙でイリヤの視界を、音で聴覚を奪う。 故にイリヤは反応できない。第二波の手裏剣の投擲を理解しながらも、それに対して数瞬、有効な行動ができない。 だから、使い魔は十二の手裏剣を先程と同じように打ち落としてみせた。 主からの指示がなくともある程度自律行動は可能である。決められたルーチンに従ったまでだが、それでも使い魔としての役目を果たした。 そして、イリヤも一瞬安堵した。 使い魔が光線を放つリソースがイリヤの魔力である以上、それを感じとることも不可能ではない。反射的に使い魔に指示を出そうとしたイリヤは確かに二回分の一斉射撃が行われたことを感じていた。 「今だランサー!」 「━━爆発する!」 「!?チィッ!」 だから恐怖した。 目の前に迫るのは、打ち落としたはずの十二の手裏剣。そして、アサシン。 なぜ手裏剣がまだあるのか? 一つも打ち落とせなかったのか? このような姿のハサンはいただろうか? なぜこの場でランサーを呼んだのか? いったい何が爆発するのか? いくつもの疑問が頭を過る。 それは一種の放心だった。 あまりにショックとそこからの回復、そして更なるショックと、精神を乱高下させられた。 それが人心に精通したアサシンの罠。たとえ鋼の精神を持っていようと人間である以上避けられない生理的な反応。それを誘発させた。 (バー━━) 微かに回復した頭の片隅で、イリヤは呼び掛ける。だが、それは余りにも遅く余りにもたどたどしい。 本人ですら言葉と認識できない、ましてや念波になどできないうめきをよそに手裏剣が迫る。そして貫く。 そう、十二の使い魔は十二の手裏剣から己が身を盾にして見事、主を守りきった。 (これで邪魔は消えた。) だから、イリヤを守るものはもうない。 影手裏剣が思いの外うまくいったことにほくそ笑みつつ、アサシンは残り少ないチャクラを掌に集める。 正真正銘、これが最後の一撃。 その手は真っ直ぐイリヤの胸元に伸びて、伸びて、伸びて。 閃光、そして。 「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!」 スマッシュ!! 轟音と共に振り抜かれた石斧がアサシンの魔の手を正確にもぎ飛ばす。 瞬間反転。アサシンにとどめを差すことより優先してイリヤを抱き抱えて地に伏せる。 そして二人が光に包まれ。 「捉えた。」 アサシンの呟きと不気味な震動を感じたのを最後にイリヤは意識を手放した。 ランサー、アリシア・メルキオットは弱い。 もちろん一般人よりは強い。並の兵士にも鍛え上げられた特殊部隊にも負けはしない。 だが、それだけである。 彼女には特別な力がある。 その身に流れるヴァルキュリアの血。 神代の頃に振るわれていたような力を出せる。 だが、それだけである。 世界を探せば彼女より強い戦士や有能な兵士はいる。 それこそ神代の英霊もいる聖杯戦争では、彼女に匹敵し、または上回るサーヴァントはごろごろといるだろう。 はっきりいって、ランサーの実力は平均以下だ。この聖杯戦争でも下から数えたほうが早い。下手をしたら片手で足りるほどだ。 だから、本当ならそれはありえない光景だった。 神話の大英雄、ヘラクレス。彼女が知ることのないそのサーヴァントは、彼女を簡単に殺しきる実力を持つ。それなのに、それなのに。 「■■■■■■■■■■■!」 「このっ‥‥!」 ランサーが盾でバーサーカーの一撃を受け流す。崩れた体勢を利用して放たれたバーサーカーの後ろ回し蹴りを、しゃがんでかわす。再度放たれた石斧の一撃を、脇をすり抜けるように凌ぎ。後ろに回り込む。 「いけっ!」 「■■■■■■■!」 ランサーの入れた一撃。それが僅かにバーサーカーの巨体を揺らした。もちろん、ダメージはない。たかが近代の一英雄にやられるようなことはない。だがそれでも。 今、両者の戦いの主導権はランサーにあった。 (?アサシンの方で爆発?) この戦況にはもちろん理由がある。 第一に、バーサーカーはヘラクレスにとって真価を発揮できるクラスではない。 第二に、にも関わらずバーサーカーは凶化しきっていない。 第三に、そのことをイリヤは問題視していない。 第四に、イリヤはアサシンに係りきりになることを強いられている。 第五に、ランサーは召喚時のものと令呪によって潤沢な魔力がある。 第六に、宝具でヴァルキュリア化したことでステータスが上昇している。 第七に、宝具で互いの幸運値を参照しているため攻防への補正を得ている。 第八に、ランサーのスキルと逸話はランサーの継戦能力を高めている。 これだけの理由、これだけの道理を積み重ねて、ランサーはバーサーカーに太刀打ちできるところまできたのだ。 『ねぇ、マスター‥‥マスター?』 だがそれでもああやっぱり。 「■■■■■■■■■■■■■■■■!!」 「がぁっ‥‥!まだっ‥‥!!」 『バーサーカーには勝てない』。 今のランサーにできるのは『負けないこと』、それだけ。 積み重ねても積み重ねても、今のランサーでは後一手が足りない。ランサーだけではたどり着けない。 『ランサー、聞いてくれ。』 『マスター、大丈夫?もしかして魔力がもう━━ッ!」 『!‥‥クソっ!ランサー、アサシンが合図したらさっきのビームを撃ってくれ。アサシンは橋を爆破してあいつらを倒すつもりなんだ。』 『それでさっきの‥‥爆発は煙幕だったのね‥‥わかった。』 『なあ、ランサー‥‥』 『大丈夫、任せ『あいつら、死ぬよな。』!」 ランサーの顔面すれすれを石斧が通りすぎていく。だが、それよりもいおりの言葉がランサーの心を乱していた。 『だあぁっ!わかってる!俺メチャクチャなこと言ってるって!でも嫌なんだよっ!!なんで殺しあわなきゃなんないんだよ、なんでこんな簡単に殺したりできるんだよ!!さっきまで倒せとか言っててどの口がって思うかもしんないけど!誰かを守るためには誰かを殺さなきゃいけないだろうけど!』 「‥‥っ‥‥!」 再びランサーの顔面すれすれを石斧が通りすぎる。それを見切って後ろに回り込んで、しかし攻撃することはできない。なぜなら、ランサーにとって重要なのはもちろん。 「わがまま。」 ランサーが呟く。その声は念波に乗っていおりにも届いた。 『‥‥ごめん、ランサー。やっぱり無理だよな‥‥』 『アリシア。』 『えっ?』 バーサーカーの嵐のような猛攻を紙一重で凌ぎながら、ランサーは続ける。 『クラス名じゃなくて、そっちで呼んで。』 『アリシア‥‥』 バーサーカーの回りで赤い光が明度を上げる。そして、徐々に色を赤から青へと変えていく。 『マスター、ここで倒さなくてもいつかは戦わなきゃいけないし、今のままじゃ逃げることもできない。でも、今は私に任せて。』 『ラ━━アリシア‥‥』 今やバーサーカーの周囲には光の輪ができていた。 ランサーの高速移動。その敏捷性は一時的とはいえバーサーカーをも上回る。 まさしく最速。まさしくランサー。 そして、そのランサーを前にバーサーカーは━━背を向けた。 (来る!) ランサーは槍へと魔力を集中させる。タイムラグを考えても、この瞬間はランサーは完全に無防備。もしバーサーカーが戻ってくれば確実に殺される。 それでもランサーはその隙を受け入れた。 自分のマスターの願いに応えるために。 「バーサーカーもど━━キャッ!?」 「今だランサー!」 バーサーカーのマスターの悲鳴とアサシンの叫び声が届く。 既にバーサーカーが彼のマスターの元に戻っているのを見ると、アサシンの考えは正しかったようだ。このまま橋を落としてもバーサーカーが対応するだろう。 そう、バーサーカーが対応すれば、バーサーカーのマスターが死ぬ確率は格段に減る。そして、なおかつバーサーカーに追撃を諦めさせるには。 「━━爆発する!」 「!?チィッ!」 ランサーが呼び掛けながら、宝具の一撃を放つ。 その考えを察知したアサシンが舌打ちをするが、もう遅かった。 ヴァルキュリアの槍に集められた魔力は一条の光となってバーサーカー━━の手前の地面へと向かっていく。 戻りきったバーサーカーが石斧を一振りし、ギリギリのタイミングでバーサーカーのマスターを庇い、伏せる。 そして、コンクリートも鉄骨も貫通した光は橋を両断。ゆっくりとバーサーカー達を乗せて傾いていった。 「逃げるよマスター!!」 「えっのわっと!?」 気がつけば、いつの間にか戻ってきていたランサーに抱き抱えられていおりは移動していた。 「なぁアリシアさっきのっててか怪我スゲェ!頭陥没してね!?」 「一応爆発する前にバーサーカー達 、えっと、イリヤだっけ?二人に伝えて、橋がゆっくり落ちるようにしたけど、アサシンの爆発はどのくらいの、ものか、わからないから、さっきのランサーが、逃げられる時間は稼いだと思うし、早く家に。」 「ア、アリシア‥‥?」 抱き抱えられていたいおりは、違和感に気づいた。ふつう、お姫さま抱っこされているときは、主に胸と腕で支えられる。特に腕ではその固さから抱き抱え方によっては互いに痛みや圧迫をもたらす。 だが、今のランサーからはどこからも『固さ』を感じなかった。体勢から考えれば、少なくとも四ヶ所は体重を支えるための場所があるはずなのだが、そこがまるで氷枕のような感触なのだ。 よく耳をすませば、ランサーの体の各所からミシ、や、ぴし、という音が聞こえたのがわかるだろう。 そして、ランサーの体がヴァルキュリア化とは違った光を放っているのも。 「おい、アリシア!アリシア!」 「マスター‥‥じゃなくて、えっと‥‥」 「いおりだよ!マスターの名前忘れんな!しっかりしてくれよアリシア!」 「イオリ‥‥」 ざり、と倒れこむようにして、否、文字道理ランサーは倒れた。そのまま匍匐前進のようにじりじりと進む。 そこはいおりの自宅として設定された住宅だ。 「イオリ‥‥着いたよ。」 「アリシア!おい!」 「大丈夫‥‥」 そのままドアを開けると、玄関に体を横たえた。 「ごめん、ほんとはベットに行きたいけど、ちょっとムリっぽいかな‥‥それと‥‥」 「なあ!アリシア!アリシア!」 ポン、といおりの頭に手が置かれる。 「別に私死なないからね‥‥」 「アリシア‥‥もういい、喋るな。」 「だから、本当に死なないって‥‥サーヴァントは頑丈だから‥‥先に寝るね‥‥」 「クソッ‥‥俺がムチャなこと言うから‥‥クソッ!」 それ以上はアリシアは答えず、ゆっくりとまぶたが落ちていく。そして、完全に目が閉じたとき。 ランサーの体から不思議な光が漏れた。 そして。 「これって‥‥!」 思わずいおりが驚きの声を上げる。信じられないものを見たと言わんばかりの顔で、ランサーを見て。 「Zzz‥‥Zzz‥‥」 (え?嘘だろ?本当に寝てる?今の完璧死ぬシーンじゃないの?俺半分覚悟決めてたんだけど?あとなんで傷が塞がってくんだよ!嘘だろ‥‥いやほんと嘘だろ!サーヴァントってデタラメすぎんだろ!) 声なく驚くいおりの目が揺れた。ほとんど魔力を持たないいおりでは、令呪を使ったとしても体力を大きく消耗する。よって、体は休養を求める。 「ハハハ‥‥なんだよもう‥‥驚かせんなよ‥‥」 ランサーにつられるようにしていおりも眠りについた。 【新都・高遠いおりの自宅/2014年8月1日(金)0231】 【高遠いおり@一年生になっちゃったら】 [状態] 魔力消費(大)、睡眠中。 [残存霊呪] 2画 [思考・状況] 基本行動方針 死にたくないし死なせたくない。 1.Zzz‥‥Zzz ‥‥ 2.サーヴァントってスゴすぎるだろ‥‥ 3.バーサーカーのマスター(イリヤ)が心配。 4.あの娘たち(茜と幸村)は逃げ切れたよな? 5.明日の正午、冬木ホテルに言ってアサシンと話す? 6.あれ、なんか忘れてるような‥‥ [備考] ●所持金はほぼなし。あっても幼稚園児レベル。 ●ランサーの名前がアリシア・メルキオットであること以外は世界大戦の英雄だということしか知りません。もちろん出身世界が違うことには気づいてません。 ●ランサー(幸村)、バーサーカー(サイト)、アサシン(扉間)、バーサーカー(ヘラクレス)のステータスと一部スキル、宝具を確認しました。 【アリシア・メルキオット@戦場のヴァルキュリア】 [状態] 筋力(10)/E、 耐久(10)/E+、 敏捷(20)/D+、 魔力(30)/C+、 幸運(50)/A、 宝具(40)/B 粉砕骨折、瀕死、回復中、睡眠中、魔力消費(中)。 [思考・状況] 基本行動方針 まだ良くイオリのことを知らないけれど、マスターを生きて元の世界に帰す。 1.Zzz‥‥Zzz‥‥ 2.もっとイオリ(マスター)のことを知りたい。 3.できればランサー(幸村)とそのマスター(茜)にもう一度会って同盟を組みたい。 4.アサシン(千手扉間)とも話をしたい。 5.バーサーカー(ヘラクレス)とそのマスター(イリヤ)の安否が気にならなくもない。 [備考] ●マスターの本名が高遠いおりだと思っています。また六歳の女の子だと思っています。 ●バーサーカー(ヘラクレス)に半端な攻撃(Bランク以下?)は通用しないことを悟りました。 ●睡眠中のためすべての傷が自己治癒しています。ただし、その間魔力が回復しません。一時間につき一割体力を回復します。 病院の一室だ。 そこでアサシンは━━アサシンの本体は閉じていた目を開けた。 (落ちたか。) いつもどうりの仏頂面を崩さず。 アサシンは分身の消滅を感じていた。 アサシンの分身である影分身は、経験や記憶を消滅の際に本体にフィードバックする性質がある。それによってアサシンは、自分が経験したことのように冬木大橋での戦いを思い返していた。 (バーサーカーのマスターは、あれでは死んでいないだろうな。) 分身を爆発に紛れて消滅させる間際、アサシンは見ていた。バーサーカーが彼のマスターを庇い地に伏せるのを。そしてランサーがバーサーカーに当たらないように一撃を放ったのも。 (ランサーの注意にあのマスターが反応した様子はなかった。バーサーカーは反応することは不可能。無駄な呼び掛けだと思ったが‥‥バーサーカーを狙わず橋を勝手に落とそうとするとは‥‥) 「面倒だな。」 アサシンは最後の瞬間を思い出す。ランサーは確かに敵に呼び掛け、わざと攻撃をはずした。 (ランサーは動きが読めん。先に排除すべきは‥‥) ふと、アサシンの視線が窓に向かう。病院に通じる道にまた一台、救急車が現れた。 (マーキングは済ませた、先にこちらのランサーを見定めるか。) アサシンの目が一点で止まる。救急車のすぐ横で、まるで護衛のように霊体化しているあのサーヴァント。 「真田幸村、か。」 アサシンは姿を消すと、病院のロビーへと向かった。 【冬木大橋付近の川/2014年8月1日(金)0235】 【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/stay night】 [状態] 不明。 [装備] 特別製令呪。 [残存令呪] 3画 [思考・状況] 基本行動方針 全員倒して優勝する。 1.‥‥ 2.利用できそうな弱いマスターを利用する? [備考] ●第五次聖杯戦争途中からの参戦です。 ●ランサー(幸村)、ランサー(アリシア)、アサシン(扉間)のステータス、一部スキルを視認しました。 ●少なくともバーサーカー(サイト)とは遭遇しなかったようです。 ●自宅はアインツベルン城に設定されていますが本人が認識できているとは限りません。 ●バーサーカーと共に冬木大橋から落とされました。怪我の有無や魔力消費は不明です。 ●アサシン(千手扉間)がハサンではない可能性に気づきました。 【バーサーカー(ヘラクレス)@Fate/stay night】 [状態] 筋力(100)/A+、 耐久(50)/A、 敏捷(50)/A、 魔力(50)/A、 幸運(40)/B、 宝具(50)/A、 不明、狂化スキル低下中。 [思考・状況] 基本行動方針 イリヤを守り抜く、敵は屠る。 [備考] ●イリヤと共に冬木大橋から落とされました。 【新都・病院/2014年8月1日(金)0235】 【アサシン(千手扉間)@NARUTO】 [状態] 筋力(30)/C、 耐久(30)/C、 敏捷(100)/A+、 魔力(10)/B、 幸運(10)/E、 宝具(??)/EX 健康、宝具使用不可、魔力を四分割したため戦闘になると2ターン目からステータスダウン、避雷針の術の発動条件を満たしているため敏捷が+分アップ [思考・状況] 基本行動方針 聖杯を用いて木の葉に恒久的な発展と平和を。 1 マスター(凛)が他の組に見つからないように警戒 2.これ(三つの問題)は後回しにできんな‥‥まずは、あの暑苦しいランサー(幸村)と接触するか。 3.マスターの少年(亘)をまずは穢土転生できるようにしておく。 4.魂喰いの罪を擦り付ける相手は慎重に選定する 5.穢土転生の準備を進める。 6.他の組の情報収集に務める。 7.女ランサー(アリシア)との明日正午の冬木ホテルでの接触を検討し、場合によっては殺す。 8.バーサーカー(ヘラクレス)は現在は泳がせる。 9.逃げたサーヴァント(サイト)が気になる。 10.聖杯を入手できなかった場合のことを考え、聖杯を託すに足る者を探す。まずはマスターの少年(亘)を見定める。 11.マスター(凛)の願いにうちはの影を感じて……? [備考] ●予選期間中に他の組の情報を入手していたかもしれません。 ただし情報を持っていてもサーヴァントの真名は含まれません。 ●影分身が魂喰いを行ないましたが、戦闘でほぼ使いきりました。その罪はバーサーカー(サイト)に擦り付けられるものと判断しています。 ●ランサー(アリシア)の真名を悟ったかどうかは後の書き手さんにお任せします。 ●バーサーカー(ヘラクレス)に半端な攻撃(Bランク以下?)は通用しないことを悟りました。 ●バーサーカーの石斧に飛雷針の術のマーキングをしました。 【ランサー(真田幸村)@戦国BASARAシリーズ】 [状態] 筋力(40)/B、 耐久(40)/B、 敏捷(30)/C、 魔力(30)/C、 幸運(30)/C、 宝具(40)/B、 疲労(中)、魔力消費(中)、肋骨粉砕骨折、内臓に損傷、強い屈辱と無力感、霊体化。 [思考・状況] 基本行動方針 強敵たちと熱く、燃え滾る戦を!!だが‥‥ 1.ますたぁ(茜)への申し訳なさ。 2. あの爆発、あーちゃー(アリシア)は‥‥ 3.俺は…… 4.せいばぁ(テレサ)、ばあさあかぁ(小野寺ユウスケ)と再戦し、勝利する 5.あのあさしん(扉間)は忍びの者か? [備考] ●バーサーカー(ヘラクレス)の攻撃で傷が悪化しました。 ●ランサー(アリシア)のクラスをアーチャーと誤認しています。 ●ランサー(アリシア)の真名を悟ったかどうかは後の書き手さんにお任せします。 【日野茜@アイドルマスターシンデレラガールズ】 [状態] やや寝不足、頭部打撲(応急処置済)、気絶中。 [残存令呪] 3画 [思考・状況] 基本行動方針 ??? 1 ??? [備考] ●予選期間中他のマスター、サーヴァントと出会うことはありませんでした。 ●月海原学園高等部の生徒という立場が与えられています。 所持金は高校生相応の額となっています。 ●自宅は深山町のどこかです。 ●セイバー(テレサ)、バーサーカー(小野寺ユウスケ)の基本ステータスを確認しました。 ●気が動転していたため、ランサー(アリシア)、バーサーカー(サイト)、バーサーカー(ヘラクレス)のステータスを確認できていないかもしれません。 ●怪我の後遺症は不明です。
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140文字SS:フレッシュプリキュア!【12】 1.ラブせつで【 真っ赤なウソ 】/ねぎぼう 「真っ赤なウソ、か。君のダイヤの色に似つかわしい言葉だね」 「ふん、そんなこと。私はメビウス様のお役に立つことを為すだけだ」 (プリキュアを倒すのではない。プリキュアでなくすのだ。そうすればあいつを……) ふと湧いた思念にかぶりを降る。 (馬鹿な。自分の嘘に自分が惑わされることなど) 2.ラブせつで『うん、知ってる』/ねぎぼう 「僕達の街にもプリキュアがいたんだよね」 「うん、知ってる!」 子供たちの話声。 悪の足音が遠くに去った今、プリキュアの存在はいわば『都市伝説』となっていた。 「あたし達も昔は……」 「今はもう普通の女子、というのね」 「そうだね。せつなもここではそうだもんね」 「ラブ!」 束の間の二人の時。 3.ラブせつで『永遠を現実にしてしまう人』/ねぎぼう 計画により永遠を現実にしてしまう人が支配していた世界。 その中で明日をも知れぬ私達は謂わば「鬼子」のような存在だった。 だから、あの時デリートホールで私達を消去しようとしたのかも知れない…… 「せつな!明日はコレでお出かけ、しよ?」 ラブの手には1日フリー乗車券が2枚。 「ええ!ラブ」 4.ラブせつで【 こたえはここに 】/ねぎぼう 転入に際して過去の学習状況を把握するためのテスト、らしい。 せつなはその回答用紙を前に考え込んでいるようであった。 (答案の書き方がわからないのかも?) 「こたえはここに書けば……」 やおら鉛筆をとるとあっという間に解答欄が埋まっていった。 「(簡単すぎて)何か裏があると思ったの」 5.ラブせつで『一番厄介な存在』/ねぎぼう 不運なことに一番厄介な存在が潜んでいた。 しかしこれを乗り越えないと至福の時はやってこない。 目の前に救世主がいるではないか? ここは全てを託すとしよう。 代償が伴うのも覚悟の上だ。 「せつな、ニンジン代わりに食べて!」 「ダメよ、ちゃんと自分で食べて」 「デザートのプリン半分あげるから」 6.ラブせつで『ちょっと黙って』2/ねぎぼう 33話でもしもピーチの参戦がもう少し早かったら 「そいつは裏切り者だ。また裏切るかもしれないぞ」 「せつなはね……」 「それってすごーく嫌な奴じゃないか?って、何だお前は!」 「ちょっと黙って聞いてたら、あたしのせつなに何て事言っちゃってんの!? アンタなんか一緒にタコ焼きにしてやんよ!」 7.ラブせつで『長く一緒にいた影響』/ねぎぼう 「イースさんはどうしていつもそんなに頑張れるのですか?」 母国再建の難題多き中でも笑顔を絶やさず人々を勇気づけるせつなに尋ねた者がいた。 「どんなに苦しくても、貴女の笑顔には助けられていますよ」 (長く一緒にいた影響かしら……) ピンクのブレスレットをちらりと見つめる。 「それはね……」 8.それぞれの未来で頑張る二人。/ねぎぼう レッスンやステージでどんなに疲れていても、寝る前には机に向かうラブ。 クラスメートに借りたノートを書き写し、その内容を整理するのだ。 せつなが歴史だけは苦手としていたその訳を知っていたから。 せつな達の後悔を繰り返さぬためにももっと歴史を学びたい。 鉛筆を握るその手には赤いブレスレット。 9.ラブせつで【 一緒に住もう 】/ねぎぼう あのときの「家においでよ」は行き場所を失ったせつなを助けるため、 お父さんとお母さんに頼んでの言葉だった。 今はお互い居場所も持っていることをわかっている。 それでも大切な人と帰ってくる場所と時間を少しでも共有したい。 真新しい部屋の鍵と共に決意を込めた言葉。 「せつな、一緒に住もう」 10.ラブせつで『運命という罠』&【 目と目が合った 】/ねぎぼう 駆け付けたラブは、せつなは自分が医務室に連れていくからシフォンを見失った祈里の所に行ってと言う。 せつなの秘密を垣間見た美希の目と目が合ったラブはあくまで『自分なら大丈夫』を崩さない。 ラブを、ラブの友情を信じたいという気持ちが戦士としての冷徹さを鈍らせた。 これも運命という罠。
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140文字SS:HUGっと!プリキュア【12】 1.ハグプリ小咄 秋のツインラブ/かおす 「えみる、秋の味覚ですが」 「秋味噌ラーメン、秋の味覚盛り合わせ、秋のサラダに秋のスイーツ、色々あるのです!」 「…なんでも秋をつければよいように思えますが」 「秋がつくだけで飽きられない気がするのです!」 「では、秋の小咄…」 「それはダメです」 2.はぐっと小咄 シャウトするのはまだ早いです/かおす 「えみる、来年の春映画がなくなるそうです」 「聞いたのです!」 「秋映画は再来年、20周年アニバーサリーの前夜祭でしょうか?」 「それでは来年のプリキュアがおろそかになるのです」 「案外、来年は全チームの続編が..」 「毎週ですか?」 「それもアリかと」 「ぎゅいーんとソウルが...」 3.はぐっと小咄 ハロウィン/かおす 「ハロウィンなのです! るーるー!トリックオアトリート!」 「とりーとおあとりーと」 「はい?」 「トリートorトリート」 「それ、どっかおかしくないですか?」 「全部おかしです」 「いとをかしですね」 「あはれと言って下さい(笑)」 4.はぐっと小咄 丼よくばーる/かおす 「今日は半ドンなのです」 「コレはカツ丼です」 「一日お仕事すると全ドンなのです」 「ウソです。コレは天丼です」 「お仕事がおわらないと」 「青天井ですね」 「あおてんどん…」 「いきなりトロピカりますね」 「ドンと故意なのです」 「えみる、収拾がつかなくなりました」 「ちらし丼なのです」 5.はぐっと小咄 後回しの魔女/かおす 「勤労感謝の日なのです」 「そういえば文化の日はしませんでした」 「文化祭の日とかアニメ文化の日、マンガ文化の日やロック文化の日やアイドル文化の日なら、見逃しませんでしたが」 「なのです! ただ 文化の日 といわれてもピンと来ないです!」 「あ、勤労感謝が…」 「もう無理なのです!」 6.はぐっと小咄 オシャレの季節/かおす 「えみる、師走ですね」 「そうですね。もうマフラーと手袋なのです!」 「あったか帽子にイヤーマフ」 「ショートブーツやふつーのブーツもいいのです!」 「ショールにヒザかけ」 「こたつにミカンなのです!」 「ストーブにお餅」 「えっと...」 「おいしい季節です」 「やっぱりそっちですね」 7.はぐっと小咄 ハイテンション/かおす 「えみる、ローテーションから行くとそろそろ私たちかと」 「ろ、ローテーション?」 「はなならハイテンションですが」 「呼んだー?」 「はな先輩! 久しぶりなのです」 「歯が痛くってはいてーしょん!」 「…………」 「こー、こーゆーオチもアリなのです!」 「テンションが落ちました」 8.はぐっと小咄 ぶたですよね?/かおす 「うまかっちゃん..インスタントラーメンですね」 「馬ですか」 「博多豚骨です」 「豚かっちゃんですねー」 「えみるは、ぶたしいというのでしょうか?」 「はいー?」 「説明するのが恥ずかしくなりました」 「おいしいネタだと思ったのですが」 「後ろめたいだけです」 「牛だけに!」 「うまです」 9.はぐっと小咄 冬至なのです!/かおす 「ルールー、今日は冬至なのです!」 「温泉ですね」 「湯治ではありません!」 「いつのことでしょう」 「当時でもないのです」 「みんな、ありがとう」 「答辞ですか」 「このツボは…」 「陶磁…よく出てきますね」 「ゆず、頂きます」 「カボチャをお風呂に入れるのです!」 「それは違います」 10.はぐっと小咄 年の瀬の衝撃/かおす 「ルールー!一大事なのです! キムチがおせちに駆逐されてしまいましたー!」 「落ち着いて下さい」 「冷蔵食品コーナーはおせちだらけで、大手の物をのぞいてお気に入りのキムチミニパックが見当たらないのです!」 「..デリシャスパーティでは縁遠そうなネタですね」 「ごはんの友がああー」