約 456,622 件
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1330.html
無限連鎖 第1話 無限連鎖 第2話
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/2437.html
【名前】 無限連鎖サイマ獣 【読み方】 むげんれんささいまじゅう 【登場作品】 救急戦隊ゴーゴーファイブ 【登場話】 第37話「美女がサイマ獣!?」~第39話「無限連鎖を断て!」 【所属】 災魔一族 【詳細】 呪士ピエールの家に伝わる無限連鎖カードを災魔カードとの使用によって誕生するサイマ獣。 カードに描かれた「∞」のマークが胸部に刻み込まれ、基本的にサイマ獣の能力は変わらない。 一度受けた技や攻撃をカードが記録し、2度目以降は同じ技や攻撃を無効化する体質となる。 サイマ獣自体が倒されても無限連鎖カードは消滅せず、カードの回収と再利用は可能となり、戦えば戦う程に無敵のサイマ獣が誕生する。 ゴーゴーファイブは形勢不利に陥ってしまい、サイマ獣を燃やしつくす事で無限連鎖カードを消し去る以外に方法はない。 本来のサイマ獣同様、倒されるとピエールの再生カードによって巨大な死霊として復活する。 しかし、1度だけなら普通の攻撃も受ける体質となっている為、通常兵器を搭載しているグランドライナーの必殺技も通用してしまう。 劇中で忍耐力サイマ獣 ガルバリア、武士道サイマ獣 ハガクレン、龍戦士サイマ獣 リザーデスの3体が登場している。 最終的にリザーデスがビクトリーマーズによって太陽へ追放され、無限連鎖カードも一緒に焼きつくされた事で途絶えてしまう。 災魔一族の総力を挙げた作戦だった為、この作戦の失敗で龍皇子サラマンデスは大魔女グランディーヌに見捨てられる結果となった。
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/640.html
ピエール「我が先祖より伝わる秘蔵のカード、今こそサラマンデス様の為に!」 【名前】 無限連鎖カード 【読み方】 むげんれんさかーど 【登場作品】 救急戦隊ゴーゴーファイブ 【登場話】 第37話「美女がサイマ獣!?」~第39話「無限連鎖を断て!」 【分類】 アイテム 【詳細】 呪士ピエールの家に伝わる秘蔵のカード。 災魔カードと併用する事で無限連鎖サイマ獣が誕生し、このカードの特性を持つサイマ獣は一度受けた攻撃を記録する事で2度目以降の攻撃を無効化する体質となる。 更にサイマ獣が倒されてもカード自体は消滅せず、次のサイマ獣の作成に利用できる為、無効化できる攻撃が増えていき、敵対する相手は窮地に追い込まれる厄介な代物である。 しかし、弱点として「一度受けた攻撃を記憶し、次から効かなくなる」という点はサイマ獣に現れる特性であり、カード自体がその能力を使える訳ではない。 サイマ獣の肉体を粉砕してもカードが無事である辺り、相応の耐久力はあると思われる。 しかし、カード自体に意思がある訳ではなく、勝手に動けない都合上、サイマ獣の肉体を破壊するのではなく、焼き尽くす事で消滅させる。 忍耐力サイマ獣 ガルバリア、武士道サイマ獣 ハガクレン、龍戦士サイマ獣 リザーデスの3体に使用された。 耐久力に優れるガルバリアが多くの技を記憶していた為、ハガクレンの時点で既にかなりの強敵と化していた。 しかし、リザーデスは戦わずに対処する為、「サイマ獣をカードと共にマックスライナーで太陽まで運んで焼き尽くす」というナガレが実行した作戦に陥りかけた。 リザーデスはピエールに頼んで自ら命を絶ち、巨大な死霊として復活し、龍皇子サラマンデスの暗黒災魔空間によって更に力を増し、最後までゴーゴーファイブを苦戦させる。 しかし、ブルーの咄嗟の思い付きによるビクトリーマーズの新必殺技「マーズプロミネンス」によってリザーデスは敗れた後、太陽に投げ込まれた事でカードと共に焼却された。 災魔の総力を挙げた作戦だった為、この作戦に失敗したサラマンデスは大魔女グランディーヌに見限られ、急激に組織内での立場を失った。
https://w.atwiki.jp/renst/pages/323.html
無限連鎖カード 種類:オペレーション カテゴリ:ダークアライアンス 必要パワー:3 追加条件:なし テキスト: このターン、相手の常駐オペレーションは無効になり、相手はカウンターを発動できない。 フレーバーテキスト お前たちの武器データ、全てこのカードに記憶させていただきましたぞ。 イラストレーター:前河 悠一 レアリティ:ノーマル 作品:救急戦隊ゴーゴーファイブ 収録:二人の黒騎士 自販:パック 再録1:五龍の激鱗 スターター 再録2:リバイヴァ 自販:パック カード評価 ファイブテクターや気力、隠流忍術といった厄介な効果のオペレーションを1ターン防ぐ事が出来るオペレーション。ドツボにはまりそうな状況から脱出できる分、使うタイミングは慎重に見極めたい。 関連カード コメント このカードは常駐タッグも無効化出来ますか? -- 名無しさん (2009-08-04 22 14 32) そのターン内なら無効。 -- 名無しさん (2009-08-04 22 34 16) ラッシュフェイズ中にこちらがユニットをラッシュして「宏のオルゴール時計」使われた後に、このカードを出しても大丈夫ですか?カウンターを無効化できますか? -- 名無しさん (2009-11-02 14 11 14) カウンターはあくまでも発動できなくするだけで使われた奴を無効化することはできない。 -- 名無しさん (2009-11-02 14 21 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/chaos-tcg/pages/2041.html
無限連鎖のアポトーシス 読み:むげんれんさのあぽとーしす カテゴリー:Event 作品:STEINS;GATE Battle ターン終了時まで、目標の OS:ニトロプラス のキャラ1体は攻撃力が4上昇する。 罰…よ… illust:5pb./Nitroplus NP-296 C 収録:ブースターパック 「STEINS;GATE & CHAOS;HEAD」
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1324.html
412 :無限連鎖 第2話:2009/08/13(木) 03 08 34 ID la1Uw2Ht 「・・・なんでだ?」 翌日の学校、自分の席で思わず呟く功一。 教卓の前には担任と今まで見たことの無い女生徒が一人、おそらく転校生だろう。 (まさか、五分の一の確立をひいてしまうとは・・・) などと考えていたら担任が女生徒に 「それじゃ、自己紹介を頼む」 と促し、女生徒の方も「はい」と返事をしながら黒板に文字を書き始める。 呉 岱 龍 牙 「・・・?」 (えっと・・・。ゴダイ・・・リュウ・・・ガ?) と功一が頭をひねっていると、 「呉岱龍牙(ゴダイリュウガ)です。これから宜しくお願いします」 と自分の名を口にした。 (おお。あってた。・・・しかし、呉岱はともかく龍牙って、なんつー名前だ) と、思いながら功一は辺りを見回してみた。 光をはじめ、皆なんともいえないような表情をしていた。 恐らく、考えていることは功一と大差ないだろう。 「おう、お前ら。まあ質問は色々あるだろうが、もう授業が始まっからな」 担任が手をパンパン叩きながらざわめき始めた教室を静かにする。そして、 「さて、呉岱の席なんだが、真ん中の列の一番後ろ・・・高原光の隣に座ってくれ」 光の席を指差しながら説明する。 龍牙は「わかりました」と言い、光の隣にあった席に座った。 「えっと、高原・・・光さんですね。よろしくお願いします」 「・・・うん、よろしくね」 龍牙の挨拶に光は複雑そうに返事をする。 「よーし、じゃあ授業を始めるぞー」 413 :無限連鎖 第2話:2009/08/13(木) 03 10 54 ID la1Uw2Ht 昼休み。 功一は教室で光と昼食をとっていた。 「・・・それにしても、龍牙か。あらためて、なんちゅう名前だ」 「呉岱さんの事?」 「ああ、娘にこんな名前付けるなんて、いったいどんな親なんだ」 「・・・あの娘のこと、気になるの?」 「そりゃ、まあ・・・。女性は確かに苦手だが、綺麗なのは認めるしな」 と、言いながら龍牙の方を見る。 流れるような綺麗な金髪(どうやらハーフのようだ)に太陽の光が反射する綺麗な肌。 少しきつめの目をしているが、話し方のせいだろうか、母性的な感じがする。 そんな龍牙の周りには、人垣ができている。 クラスのほとんど(違うクラスからも来ているようだ)の質問ぜめにあっている最中だ。 最初は、転校前の話とか容姿の話だったが今は名前の話になっている。 そこには功一も興味があったので少し聞き耳を立ててみた。 「それにしても、龍牙ってすごい名前だよねー」 と、女生徒の一人がきりだした。 「実はその名前、親の趣味でつけられた名前なんです」 そう、龍牙が答えると「マジで?」「娘につける名前じゃねーだろ」「どんな親だよ」と周りがざわめきだす。 「あの・・・」 不意に、後ろにいたメガネの男子が龍牙に声を掛ける。 「はい?」 「もしかして、呉岱って『マックスアニメーション』のあの呉岱さんですか?」 その言葉に、龍牙は反応した。 「・・・もしかして、知ってるんですか?」 「はい、確かあの人『MA』のかなり偉い人、と同時にかなりのオタクですよね?」 メガネ君はなんだか少しずつ興奮してきているようだ。 「あの人、『LBL』の舞葉龍牙を大絶賛してて、自分の娘の名前にしたとかいってたような・・・」 「うう・・・。その通りですぅ」 龍牙は情けない声を上げながら肯定する。 「うは!じゃああなたがその娘なのか!!まあ、確かにあのキャラはボクも大好きだけどね!」 すると、メガネ君の後ろにいた男子が 「『MA』は有名だから知ってっけど、『LBL』ってなんだ?教えろよ」と、メガネ君に尋ねた。 「あ!聞いちゃダメ!!」と龍牙は叫んだが、メガネ君はすでにウンチクモードに入っていた・・・。 きーんこーん 「・・・おっと、昼休み終わっちゃったな。まだまだ語り足りないけど仕方ないね」 と言いながら、メガネ君は意気揚々と自分のクラスに戻っていった。 周りの連中は(龍牙と功一も含め)なんだかげっそりしている。 「うう・・・お父さんもそうだからもしやと思ったけど、やっぱり話し出したら止まらない人でした・・・」 ため息をつきながら龍牙は止めた理由を話した。 (なるほど、経験済みだったということか) と、思いながらも功一は彼が語った『LBL』の要点のみを思い出していく ・正式名称 『リミットブレイクラブ』ギャルゲーとアクションが混ざったゲーム・・・らしい ・主人公は新人ながら実力を見込まれたボディーガード ・攻略可能キャラは良家のお嬢様(このキャラが舞葉龍牙らしい)とメイド長 ・二人とも序盤の最後あたりからもう主人公にべた惚れ ・どちらか一人を決めると選ばれなかったほうが嫉妬の鬼と化すのだそうだ ・その状態で選択肢を間違えると悪いエンディングになり選ばれなかった方と殺し合いをする羽目になる ・特にお嬢様のほうがあほみたいに強いらしくまともにやりあって勝ったプレイヤーは未だにいない(本当か?) ・暗い豪邸の中を、日本刀を片手に人外の動きで追い詰めてくるその姿に心を折られたプレイヤーが続出したとか 補足 龍牙の父親談では、その姿が非常に神々しい(?)らしい 結論 「ギャルゲー云々は置いといてそんなにムズイのか。ちょっとやってみてぇな」 そんなことを考えながら龍牙のほうを見ている功一 その功一を光もまた、何を考えているか分からない無表情で・・・じっと見つめていた。 414 :無限連鎖 第2話:2009/08/13(木) 03 12 45 ID la1Uw2Ht 下校時間 いつも通りに、功一は光と雪菜を引き連れて帰ろうとしたところ 「あ、あの・・・」 と、呼び止められた。 功一達が振り返ると、そこには転校生、呉岱龍牙の姿が 最初に反応したのは雪菜だ。 「あら、あなたが噂の美人転校生かしら?」 「う、び、美人・・・?あ、あの、呉岱龍牙と申します。えっと・・・」 「高原雪菜です。功一と光、この二人の姉です。よろしくね」 「あ、功一・・・君・・・と光さんのお姉さんですか。よろしくお願いします」 と、挨拶を交わす雪菜と龍牙に光が声を掛ける。 「で、何か用なの?龍牙さん」 「あ、えっと・・・その、功一君にちょっと聞きたいことが・・・」 そのせりふを聞いて「う・・・お、俺・・・?」と、明らかに動揺している声で功一は返事をする。 「はい。・・・昼休みなんですが、ずっとこちらを見ていたようなのですが」 (うっ!気づかれてたのかっ!) 即座に雪菜がちょっかいを掛ける。 「・・・功一。こんな綺麗な子なんだから仕方ないかもしれないけど、やっぱ、なめまわすようにじろじろと・・・」 「してねえよっ!」 と、突っ込んでから龍牙の方に振り返る。 「・・・私は何か功一君の気に触るようなことをしたでしょうか?」 「・・・は?」 「いえ、その後も何か難しい顔をしてましたし、今も私が近づくとその分離れようとしますし・・・」 「そ、それは・・・」 「功君は女性が苦手なんです」 突然、光が話しに割って入ってきた 「だから近づかないで」 「え・・・で、でも、光さん達は・・・」 「私達は、昔から一緒に育ってきた仲だからある程度は大丈夫なの。でも、あなたは違う」 「・・・・・・」 この龍牙の沈黙で流石にいたたまれなくなってきた功一が 「お、おい光。ちょっと言い過ぎじゃ・・・」 と、止めようとしたが 「じゃ、じゃあ、これから一緒に帰りませんか功一君?私にも慣れてほしいんです」 予想外の龍牙の提案に「・・・っ!?」功一はさらに動揺する。 「私は別にいいですよ。色々聞きたいこともあるし。ふふっ」 雪菜は肯定の意思を示す。 「・・・・・・」 光は黙ったまんまだ。 功一も少し戸惑ったが 「・・・そうだな。いつまでも女性苦手じゃ、格好つかないもんな。よし、一緒に帰ろうか!」 と、勢い良く承諾した。 龍牙も「あ、ありがとうございます!」と嬉しそうに返事をした そして4人で帰路に着く。 道が分かれるまで功一、雪菜、龍牙の三人は(主に龍牙の名前について)談笑しながら歩いていた。 まだ全然慣れていないので功一と龍牙の距離はあまり近づかなかったが。 そしてただ一人、光だけが少し後ろから三人をじっと見つめていた。 415 :無限連鎖 第2話:2009/08/13(木) 03 14 27 ID la1Uw2Ht 帰宅後。 夕食も終わり自分の部屋でくつろいでいた功一は、突然入ってきた双子に質問攻めにされた。 「お兄ちゃん!今日、転校生の人と一緒に帰ったって本当!?」 「大丈夫だったのか!?功兄!」 「ぬおっ!?おおお落ち着け二人とも、そしてそんなに寄らないでくれ!」 「だってお兄ちゃん!女の人と一緒って!」 「どうしてそうなっちゃったの!功兄!」 「わかった!話す!話すから一旦離れてくれー!」 功一は必死になって双子を落ち着かせながらその理由を語った。 「・・・なんでその人お兄ちゃんと一緒に帰りたがったの?」 話し終わった後にすぐに詩織が質問してきた。 「なんでって、俺に慣れてほしいからだそうだぞ」 「何で慣れてほしいの?」 「む・・・。さあ、そこまでは聞いてないな」 「ふーん」 詩織が話し終わると今度は沙織が聞いてくる。 「功兄はその人のことどう思ってるの?」 「どうって、まあ俺も男だからな。あんな綺麗な女の子がいたらそりゃお近づきになりたいぜ。 近づけないけどな、体が勝手に拒否反応起こしちまうから」 「お近づきになりたいんだ・・・」 沙織も少し思案顔になる。と思ったら突然詩織が 「お兄ちゃん、今日一緒に寝ようよ」 「・・・はあ!?何でいきなりそんな流れに?」 「あ、それいいね。じゃあ、さっそく功兄をベッドに連行します」 「おー」 「な!ちょと待て!おい、あ、ちょ、やめて・・・」 一応抵抗はしたものの、結局ベッドの中に強制連行されてしまった。 「むふー、お兄ちゃん」「功兄、あったかい」 二人は功一の両腕に抱きついた状態でベッドに潜り込んでいる。 昔から、この双子はたまに功一と寝ているが(というより勝手に潜り込んでくる) 興奮もしてはいるが、それ以上に動揺している自分がいることを功一は自覚していた。 (やっぱ、まだちょっと怖いのか・・・) と、考えながら上を向くとそこにはなぜか光の姿が。 「・・・いつから、いましたか?光さん」 「功君が二人にベッドに連行されたあたりから。ノックはしたんだけど聞こえてなかったみたいだから、勝手に入りました」 「あ、さいですか・・・」 「・・・あの、功君」 光はもじもじして、顔を真っ赤にしながら功一に話しかける。 「なんだ?」 「そ、その・・・私も、い、一緒に・・・ね、寝たい・・・な・・・」 「・・・・・・」 結局功一は三人の女の子と一緒に寝ることになった。 (猛あたりなら、泣きながら羨ましがるシチュかもしれんが・・・実際にやるといろんな意味でかなりつらい 明日は寝不足確定だな)
https://w.atwiki.jp/rs-userfaq/pages/67.html
RS-072 無限連鎖カード 種類:通常オペレーション カテゴリ:DA 必要パワー:3 特徴:なし テキスト: このターン、相手の常駐オペレーションは無効になり、相手はカウンターを発動できない。 対応FAQ なし
https://w.atwiki.jp/rangers-strike/pages/159.html
RS-072 無限連鎖カード オペレーション パワー3 ノーマル 追加条件 このターン、相手の常駐オペレーションは無効になり、相手はカウンターを発動できない。 ダークアライアンス 救急戦隊ゴーゴーファイブ フレーバーテキスト お前たちの武器データ、全てこのカードに記憶させていただきましたぞ。 備考・解説 イラスト 前河 悠一 収録エクスパンション 第2弾自販機&パック 第5弾スターター リヴァイヴァ自販機&パック 関連カード Q&A Q: A:
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/19514.html
登録日:2012/05/09 Wed 20 28 26 更新日:2024/08/29 Thu 20 05 17NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 (天) (火) ∞ サイマ獣 スーパー戦隊シリーズ チート 同じ攻撃は二度も通じぬ 家宝 忍耐力サイマ獣ガルバリア 戦隊悪役 救急戦隊ゴーゴーファイブ 武士道サイマ獣ハガクレン 災魔一族 無限連鎖カード 無限連鎖サイマ獣 龍戦士サイマ獣リザーデス 我が先祖より伝わる秘蔵のカード!今こそ、サラマンデス様のために! アミアス・アミアス・アミディーヌ!! 無限連鎖カードは、救急戦隊ゴーゴーファイブの第37〜第39話にかけて登場した、呪士ピエールの家に代々伝わる秘宝。 概要 サイマ獣召喚の際に使用する「災魔カード」との併用によって、胸部に「∞」のマークの入った『無限連鎖サイマ獣』が生み出される。 無限連鎖サイマ獣の性能は普通のサイマ獣のそれと変わりはなく、死んだら再生カードで死霊として復活する所も一緒。 だが、このカードにはサイマ獣に「一度受けた攻撃を記憶して以降受け付けなくする能力」を付加する効果がある。 厳密には無限連鎖サイマ獣の中にあるこのカードが受けた攻撃を記録解析し、記録解析した攻撃を跳ね返す。 つまり、どんな攻撃も一度は有効だが、二度目はないという事である。 更にこのカードの恐ろしい所は、再利用が可能である事。それにより攻撃を記録解析したカードを次のサイマ獣に引き継がせる事が可能。 つまり、戦えば戦う程、倒されれば倒される程、相手の攻撃が効かず、相手を攻撃出来る無敵のサイマ獣に近付き、ゴーゴーファイブはどんどん不利になってしまう。 弱点といえるものを挙げれば、カード自体はただのカードであり、これを破壊される(それでなくてもピエールが使えない)状況になればこの戦法は使えない。 当たり前といえば当たり前だが、本編でもこの戦法で無限連鎖サイマ獣を出せなくさせようと対応していたし、他に自己のデメリットで墓穴を掘ったり、 無限連鎖無効化アイテムが出てきたわけではないのでこれぐらいしか対策方法はわかってない。 つまり、無駄に戦わない事が一番の対策法である。 劇中では三体のサイマ獣に無限連鎖カードが使われた。 無限連鎖サイマ獣 忍耐力サイマ獣ガルバリア 俺の名はガルバリア、災魔の戦士だ! CV:長嶝高士 無限連鎖サイマ獣トップバッター。劇中最後に登場した天属性のサイマ獣。 モヒカンが印象的な豚やオークのような外見が特徴。 口癖は「~ッス」だったりとジルフィーザの操っていた天属性のサイマ獣にしては割と知性が低め。 そこまで戦闘力が高いわけでもないがその分肩書通りタフネスに長けており、無限連鎖のシステムを運用するには格好の素体であった。 モチーフは豚とインディアン。 武士道サイマ獣ハガクレン 待ちかねたぞ、ゴーゴーファイブ!うぬらの実力、確かめさせて貰う! CV:高塚正也 無限連鎖サイマ獣二番手。サラマンデス配下の火属性のサイマ獣。 水色の肌をした蟷螂のような外見で、肩書に違わずサラマンデスへの忠誠心は高く言動も古風。 武器は鎖鎌。 大きな赤い目が弱点だが、無限連鎖カードの作用により二度目の目への攻撃は無効化してみせている。 モチーフは蟷螂。 龍戦士サイマ獣リザーデス サラマンデス様!龍族の戦士の名に懸けても、このリザーデス!今度こそゴーゴーファイブを倒してご覧にいれます! CV:酒井哲也 無限連鎖サイマ獣最後の〆。サラマンデス配下の火属性のサイマ獣。 サラマンデスと同じ龍族の戦士なためかどことなく似た雰囲気があり、オレンジ色の鱗で覆われたリザードマンの剣士のような風貌。 シンプルな剣と盾、青色の鎧で武装しており、龍族故かディーナスやゴボルダも若干畏怖していた正にサラマンデスの奥の手。 ハガクレン同様サラマンデスへの忠誠心は強固。ゴーゴーファイブ相手には荒々しい言動だがピエールを「ピエール殿」と呼ぶなど騎士っぽい言動も見せた。 責任感も強く、無限連鎖カードを死守するためピエールの手で介錯を願う肝の据わり具合も特徴的。 なおサラマンデス直属の配下としては最後のサイマ獣となった。 モチーフはトカゲとサラマンデス。 物語での活躍 無限連鎖カードの恩恵を最初に受けたガルバリアとの戦いでは、ビッグブイバスターだけでは倒せず、ハイパーファイブも使って、等身大戦に勝利し、 巨大戦はビクトリーマーズで制した。 だが、ゴーゴーファイブは無限連鎖カードの存在を知らぬままであり、カードはピエールに回収される。 無限連鎖カードを受け継いだハガクレンにガルバリア戦で使った武器が通じず、苦戦するゴーゴーファイブだったが、 ピエールの目論みを知った探偵の北條清志のアドバイスのおかげで、無限連鎖カードの存在に気付く。 ゴーグリーンの閃きでライフバードを召喚。レスキューツール連続攻撃とカラミティブレイカーで等身大戦を制し、 巨大戦では、ビクトリーマーズの攻撃を無効化されてしまうが、グランドライナーとマックスビクトリーロボを投入して、辛うじて勝利した。 清志はピエールから無限連鎖カードを奪おうとするが失敗してしまい、無限連鎖の脅威は続くことになった。 上記の経緯を経て大半の武器への耐性を得た上、 サラマンデスの血液で、更なるパワーアップを行ったリザーデスとの戦いでは未使用のコマンドアタッカーを使用しても倒すまでには至らず、 新型爆弾を運搬中のトラックを奪われてしまった…と思いきや、プラスエネルギーを発する檻にリザーデスはピエールと共に閉じ込められた。 全てはゴーブルー/ナガレの立てた「無限連鎖カードを太陽で焼き尽くす」作戦だったのだ。 後はマックスシャトルで太陽に落とすだけだったが、リザーデスはピエールに介錯してもらい、その爆発で檻を破壊。 自由になったピエールの手でリザーデスは巨大化した。 ゴーゴーファイブは解析されていないビクトリーロボとライナーボーイで対処するが、2対1とはいえ、リザーデスが優勢だった。 さらに、サラマンデスがサイマゾーンを展開。フィールドはビクトリーマーズしか戦えない状況となる。 ビクトリーマーズの攻撃はすでに解析済みのためマーズフレアが効かず大ピンチとなったゴーゴーファイブだが、ゴーブルーは機転を利かせ、 戦いの場に突き刺さっていたビクトリーロボのブレイバーソードをビクトリーマーズに使わせ、新必殺技マーズプロミネンスでリザーデスに勝利。 致命傷を負ったリザーデスはそのままビクトリーマーズの手で太陽に投げ込まれ、カードはリザーデスと共に燃やし尽くされた。 この失敗により、龍皇子サラマンデスは母の信頼を完全に失ってしまった。 このカードが出て来た話での見所は、なんといっても序盤からのロボや必殺技が出て来た事だろう。 通常、新しい武器やそれによる必殺技が出て来ると、それまで使われていた武器は使われなくなる。 しかも中盤からはマックスビクトリーロボとビクトリーマーズが登場。 そしてゴレム災魔獣が登場しなくなったためにロボットでは対ゴレム災魔獣用のグランドライナーが10話近くも登場しないという事態が発生している。 また敵組織がゴーゴーファイブ側にとっては曖昧だった序盤と違い、正体が分かり始めていたため、 当初はレスキューと併用できる装備だったゴーゴーファイブはVランサーという完全なる兵器を持ち出すようになる。(最終回でレスキューに使っているが、想定された機能ではない。) そのため単体では10分の1しか威力がなく、他にもハイパーファイブなどの必殺技が出てきたために、 初期から使っていたカラミティブレイカー(というかライフバード)も登場しなくなっていた。 そんな中、このカードの特性から、埃が被っていた(使ってないので向こうも対応できない)序盤のロボや必殺技がまた出て来たのだ。 ショウ「大事なツールを忘れてたぜ!」 ライフバードの存在忘れるとか、ゴーゴーファイブよ。救急戦隊としてそれでいいのか!?←最終回付近では大活躍します。 ライフバード久しぶり! カラミティブレイカー久しぶり! 京子先輩久しぶり! テイルインジェクター・クローアンカー初 め ま し て ! ←あれ? 当時の視聴者にとってそれはこんな感じだったのだ。 あまり意味無いのにグランドライナーをわざわざ使用した意味は不明だが、それでも彼の久々の登場に皆は心震えてたのだった。 ※一応、劇中描写と超全集の記述を参考にすれば、あのときグランドライナーも必要なほどの事態と解釈できそうではあるが。 追記、修正されるごとにこの項目は強くなります。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ベジータ「まるで懐かしき必殺技のバーゲンセールだな。」 -- 名無しさん (2013-12-17 19 40 57) BANDAIのために次々作られる強化武器のために出番の減る昔の武器を忘れないための画期的なカード -- 名無しさん (2014-02-03 10 17 20) 冷静に考えると恐ろしいカードだな。デスノートとかも無効化するのか? -- 名無しさん (2014-09-18 21 37 03) これを焼き尽くす太陽が一番すごい気がする。まさしく万能焼却炉w -- 名無しさん (2014-09-18 21 54 34) ↑ブロリーやらベビーやら何度も色んな物を不法投棄されてるから -- 名無しさん (2014-09-18 22 21 58) ↑最近投棄されたガラの悪い兄ちゃんはまだ燃え尽きてないのかな? -- 名無しさん (2014-09-18 22 26 58) ハガクレンを倒した時点でカードの枠が埋まり切ってたし、ピエールも「無限連鎖カードが完成した」って言ってたから、リザーデスに使った時点でそれ以上技を記録される心配は無かったのかな? -- 名無しさん (2014-09-18 22 27 33) 耐久全振りのガルバリアにかなりの実力者のハガクレン、漢気を見せたリザーデスと使われた災魔のキャラも立ってたのが印象的 口上含めてマーズプロミネンスはゴーゴーVで一番好きな技だな -- 名無しさん (2014-09-28 21 29 05) パワーレンジャーでは、そのうちハガクレンとサイマ獣リザーデスが登場したが、無限連鎖カードの設定は無視されて、前者は武器なしでも強者扱いで、後者はどういうわけかこれまでの兵器が通用しない奴扱いされていた。ちなみにこいつらはパワーレンジャーオリジナルの装備で倒されている。 -- 名無しさん (2015-02-21 21 54 16) ふと思ったけどこのカードってゴーゴーファイブ以外の戦隊の技も学習可能なのかな?まあ翌年の戦隊が相手ならカードごと災魔獣が冷凍されて完全に詰むけどw -- 名無しさん (2016-08-25 14 32 21) ウルトラマンマックスのイフもそうだけど、耐性を付けて無効化する能力は恐ろしい。 -- 名無しさん (2016-08-25 22 18 51) ゴレンジャーストームのように相手に応じて変化する攻撃とは、イタチごっこになりそう。 -- 名無しさん (2016-08-25 22 36 37) そういえばグランドライナーってパワー特化だけどゴレム災魔獣をも倒せるだけの火力を持っててプラスエネルギーも持ち合わせてるマックスビクトリーロボ登場後は完全にいらない子状態だったんだよね・・・・つかなんで無限連鎖対策にマックスビクトリーロボとグランドライナーを一緒に出したし!! -- 名無しさん (2017-03-21 18 52 50) マーズプロミネンスは玩具だと再現できない。いつかスーパーミニプラで出たら再現できるようになるといいな… -- 名無しさん (2018-12-31 18 34 56) ゴレンジャーハリケーンやレインボーラッシュで倒されたらどんな形で記録されるのか気になる。そのときの倒され方を記録されるだけなら -- 名無しさん (2022-02-25 22 03 12) だけなら大丈夫だろうけど、技自体を学習される、ってこともありそう -- 名無しさん (2022-02-25 22 03 39) ロボ型の怪人に搭載すればバラミクロンの暗黒素粒子も学習出来るのかな?あんなジョーカー級の兵器を学習・無効化出来たら革命的なツールになると思うが。 -- 名無しさん (2023-10-03 21 17 00) ↑×7:『エヴァ』ではそういう奴にわざと強化する様に見せて自滅に追い込むパターンで使徒撃破したことあるぜw 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1323.html
686 :名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 00 09 33 ID MOxK/u9Q 「功君、功君・・・」 日が昇り始める気持ちのいい朝。涼やかな声が聞こえる。 功君と呼ばれた男が目を覚ます。なかなか寝起きがよい。 しかし男はそれ以上の行動に移らなかった。少し顔色を悪くしながら、 「・・・光、すまん、この二人を起こしてくれないか?」と自分の左右の腕を見比べる。 光と呼ばれた少女は「うん」と頷きながら、男の両腕に抱きついて寝ている少女二人に声をかける。 「沙織、詩織も起きなさい!功君が起き上がれないよ!」 「うにゃぁ・・・」「うにゅぅ・・・」と似たような声を出して二人はまだまだ眠たそうに起き上がる。 その顔は同一人物としか言いようがないほど同じ顔だった。 「もう!あれほど勝手に功君のベッドに入るなっていったのに・・・!」 「だってえぇ・・・」「一緒に寝たいぃ・・・」 「私だって、功君と一緒に・・・って違う!」 光、沙織、詩織は三人とも美少女で普通に通るほどの整った顔立ちをしている。 普通の青少年なら、こんなやり取りをされたら嬉しくもあり恥ずかしくもあり、といったところだろう。 しかし、男____高原功一はベッドに座って少し辛そうに俯いていた。 その様子にすぐに気づいた三人は功一に近づき心配そうに顔を覗き込んでくる。 「お兄ちゃん、大丈夫?」と右から詩織。 「功兄、大丈夫か?」と左から沙織。 「ああ、大丈夫だ。心配かけてすまんな・・・」 「沙織、詩織、功君はまだ完治してないんだから・・・気持ちは分かるけどできるだけ我慢して?」 「・・・うん、わかった」「ごめんな、功兄・・・」二人は素直に頷いた。 「分かれば宜しい。じゃ、姉さんが下で朝ごはん作ってるから、手伝ってきてあげて。功君も早く起きてね」 688 :名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 00 11 26 ID MOxK/u9Q 「「「「「いただきます」」」」」 キッチンで一斉にそろう声。[ご飯は皆揃ってから一緒に食べる]が高原家の掟 「ねえ、功一」と一番流し台に近い席に座っている女性が声を掛ける。 「ん?なんだ雪姉?」 「今朝の事、話は聞いたんだけど、まだ女性が苦手なの?」 「ああ・・・。普通に話したりちょっと触られたりするくらいならもう平気なんだがな・・・ 突然声を掛けられたり、触れられたりしたら、体が反応しちまうんだよ」 雪姉こと高原雪菜は「そう・・・」と一瞬暗くなったが、間を措かずに 「大丈夫!功兄なら、すぐに克服できるさ!」 「そうだよ!ここまできたんだからもう少しだよお兄ちゃん!」 と、双子から励ましの声が飛ぶ。 「二人の言うとおりだよ姉さん。ここまできたんだから、もうそういう暗いのは無し!だよ」 「・・・ふふ。そうね」 暗かった顔がすぐに笑顔になる。 「でも、光や沙織、詩織に励まされるなんて、私も落ちぶれたものね」 「あ、言ったなー。私を甘く見てると後悔するよ、姉さん」 「そうだそうだ!光姉はともかくボクはもっとしっかりしてるぞ!」 「詩織も詩織もー!光お姉ちゃんよりしっかりしてるもん!」 「・・・あんたたち、私を馬鹿にしてるでしょ・・・?」 その後もしばらくキャアキャア言い合っていた姉妹だが、 「お前ら、早く食わねえと遅刻するぞ」 と、功一に急かされて朝食を手早く終わらせ、登校の支度を始めた。 689 :名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 00 13 32 ID MOxK/u9Q 「いよう、功一。相変わらずハーレム空間全開だな、おまえ」 後ろから聞きなれた声を掛けられる。 「おう、猛か」 「あ、竹原君、おはよ」 「ああ、おはよう光ちゃん!どうだい、今度遊」 「昨日断ったばかりです」 「あ、ははは・・そうだったね。じゃあ、沙織ちゃんか詩織ちゃ」 「ボクは功兄以外の男の人とはあそばないよ!」「詩織もー!竹原先輩よりお兄ちゃんがいいー!」 「ふふ・・・。ブラコンな妹達ね、まったく。ごめんね竹原君」 「おお!では雪菜先輩は・・・」 「残念だけど、私も妹達に負けず劣らずブラコンなの。貴方にも興味ないしね」 「何気に一番酷いぞ、雪姉・・・」 姉妹の口撃にボロボロにされる猛。いつもの光景だ。 しかし、ここからがいつもと少し違う展開だった。 しばらく、ガッカリしていた猛だったが、突然顔を上げて叫びだした。 「いや!俺は諦めん!聞いたか功一!明日あたりに俺たちの学年に転校生が来るらしいぞ!」 「ああ、そうらしいな。それで?」 「聞いて驚け!その転校生、すごくきれいな上に超お嬢様らしいぞ!」 猛は気づかなかったが、この言葉に高原家全員が反応した。 「・・・ぐ、マジか?」 「おう!マジよマジ!なんだ、気になるのか功一?」 「そりゃな」 「てめえ!こんな美人姉妹に囲まれてまだ足りねえってのか!?なんて野郎だ!」 そういうと、猛は 「てめえみたいなすけこましにお嬢様はやれん!いただくのはこの俺だーー!!」 と叫びながら学校に走り出してしまった。 「そういう意味の気になるじゃねーよ、落ち着きのないやつだな」 「転校生はきれいなお嬢様か・・・大丈夫?功君」 光が心配そうに聞く。双子と姉も何か不安そうに功一を見る。 「ああ、できるだけ近づかないようにするよ」 690 :名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 00 15 07 ID MOxK/u9Q 学校に着くと、雪菜は3年、沙織、詩織は1年、功一と光は2年の教室へ向かう。 功一は、教室の席について辺りを見回す。 どこもかしこも転校生の話で持ちきりだ。 「すごい熱気だね」 自分の席にかばんを置いた光が近づいてくる。 「ああ。特に男子がな」 と、一人の女子が近づいてきた。光の友達だ。 「ちょっとちょっと、やばいんじゃない光?」 「何が?」 「転校生ってすごくきれいらしいじゃない。高原君、なびいちゃうかもよ?」 「あはは、功君に限ってそれは無いよー」 「むむ、大した信頼だね。でも、お嬢様のほうから誘うかも・・・」 「それでも、功君は断るよ。しつこかったら、私もはっきり言うから」 「まて、おまえら。俺はそんなにモテモテボーイじゃないぞ」 なぜか、転校生が功一を気に入るという方向で進んでいる話を功一は切ろうとしたのだが、 「高原君、知ってると思うけど高原姉妹は美人ぞろいで有名なんだよ」 「・・・それで?」 「その4人に常に囲まれてる男って、普通の人から見たらすごくモテモテに見えると思うけど」 「俺達は一応兄妹だぞ」 「でも、義理でしょ」 「・・・・・・」 しばらく沈黙が続いたが、やがて 「ま、少なくともあそこで騒いでる男子よりかはモテてると思うよ、高原君は」 と、彼女が指差した先には 「うおーー!今度こそ彼女いない暦=生きた年に終止符を打って見せるぜーー!!」 と、叫んでいる猛の姿があった。 「・・・あいつは、黙ってりゃ結構いけてるやつだと思うんだがなぁ」 691 :名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 00 17 08 ID MOxK/u9Q 転校生の話題以外は特に何事も無く下校の時間を迎える。 帰宅後は雪菜、功一、光の三人で晩御飯の準備をする。沙織と詩織は部活動がある為帰宅が遅い。 晩御飯の準備といっても功一は料理はできないので、大体買い物の付き添いか、雑用である。 沙織と詩織が帰ってきたら、少し間を置いてから晩御飯となる。 「「「「「いただきます」」」」」 食事が開始されてから少したったころ、 「ねえ、お兄ちゃん」 と、詩織が功一に声を掛けた。 「ん、なんだ?」 「お兄ちゃんの学年に転校してくる人って、女の人なんだよね?」 「あ!それ!それボクも聞きたかったんだ!大丈夫なの、功兄!?」 沙織も話に加わり、功一に詰め寄ろうとするが、雪菜に止められる。 「落ち着いて、二人とも。後、沙織はご飯粒飛ばさない」 「あ、ご、ごめん・・・」 というやり取りを見て、功一は苦笑しながら答える。 「昔ならともかく、今はもう大丈夫だ。大体、クラスも半数近くは女子なんだぞ」 光もそれに追随する。 「そうそう、それに、2年は5クラスもあるんだよ。まず、同じクラスになるかわかんないよ」 「そういうことだ。だから安心しろ」 この話を聞いて二人は納得したらしく、 「うん、わかった」「それを聞いて安心したよ」 といって、食事を再開した。ところが、その直後に、今度は雪菜が二人に聞き返した。 「ところで、二人は今日の部活はどうだったの?」 すると、沙織が不機嫌に、詩織がニコニコと答える。 「ううう、その話はあまりしたくないな・・・」 「あは、今日も詩織が勝っちゃったもんねー♪」 「うるさいな!次だよ。次こそ勝つからね!」 「ふふふ~、いつでもかかってきなさい、さ・お・り・ちゃん」 「うぐぐ・・・。く、くやしいぃぃ・・・」 というやり取りを見ながら功一は光に小声で話しかける。 「あの二人が空手を始めたのって、確か護身術の代わりだったよな?」 「うん、そうだよ」 「でも、あの二人、かなり強いらしいな」 「うん、特に詩織の方は、すでに3年の先輩でも勝てないほどの腕前らしいよ」 「・・・そりゃすげえな、あの二人とだけは喧嘩は避けよう」 と、この後もいろいろな雑談をしながら時間は過ぎていった。 しばらくして、功一は姉妹に寝ることを告げ、双子に勝手にベッドに入らないように念を押してから 自室に戻りベッドにもぐりこんだ。 (転校生か・・・。ま、なるようにしかなんねえか・・・)