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祠から飛び出した陰が二つ。 バッツとクーパーである。 西の橋を抜けて北の森へ─── 最初の橋を抜けたところでとある女性とすれ違う。 思わずバッツが振り返るほど美しい、ミレーユである。 神秘的は魅力をもつ彼女に思わず足を止めたが、すぐに再び駆け出した。 二人はミレーユを美しい、としか認識しなかったが、彼女がすでに死んでしまっている探し人の場所を知っているということを二人は知らない。 どうやって知ることができようか。 片や、ミレーユ。 今すれ違ったバッツが占いに出ていた人たちの探し求める相手であることは知らない。 彼女の占いではそこまで詳しいことは見えなかったのである。 そして、今はすれ違った相手に気をかける余裕なんてなかった。 とにかく、走り抜けていた。 アモスの守ろうとした友を彼に代わって守るために。 求めるところは同じでも、どこか、すれ違っていた。 【バッツ@魔法剣士(アビリティ:時魔法) 所持品:ブレイブブレイド 第一行動方針:レナ、ファリス、とんぬら、パパス、アリーナ、アニー、エーコの仲間(名前しか知らない)を捜す。 基本行動方針:非好戦的だが、自衛はする 最終行動方針:ゲームを抜ける】 【クーパー 所持品:天空の盾、ロングソード 第一行動方針:レナ、ファリス、とんぬら、パパス、アリーナ、アニー、エーコの仲間(名前しか知らない)を捜す。 【現在位置:ロンタルギアの西の橋から北へ】 【ミレーユ 所持品:ドラゴンテイル 妖剣かまいたち 小型のミスリルシールド 水1.5リットル 第一行動方針:東部の森へと向かい、占いで見た人に会う(ロック、エリア】 【現在位置:ロンダルキアの祠の西の橋から南へ】 ←PREV INDEX NEXT→ ←PREV バッツ NEXT→ ←PREV クーパー NEXT→ ←PREV ミレーユ NEXT→
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第100話:すれ違い 作:◆NULLPOBEd. 廊下の窓から降りた先――――お城の庭園で坂井悠二は抱きかかえられていた。 あのディートリッヒの話を聞いて悠二が取った行動は狙撃銃PSG-1の最優先の確保だった。 自分を守る武器がなければ生き残れない。なんせ、自分は無力であると自覚しているのだから。 悠二は自分の力を見極めた上で、狙撃銃PSG-1を取りに最上階である3階へ向かった。 だが3階に辿り着いたとき、叫びが城に轟いた。 「あー、名前なんだっけ? …そうそう、坂井ぃぃぃ! どこに居るかはしらねぇが敵襲だ! とりあえず逃げるぞ! 襲われる前にここから出ろ! 紅い髪の女だ! 『死色』じゃぁねぇけどな。 ぎゃははははは!」 紅い髪の女の敵襲――――その言葉に急いで元の部屋へと向かう。 誰も、いなかった。 何故か大穴が開いていて、悠二がどうたらという声が聞こえたが……悠二にはそれをシャナの声だと判断できなかった。 城が思ったより狭いのか、声が反響して声色が変わっていたのも一つの理由だろう。 本人達は知る由はないが、それは長門がシェルターを作る為に色々細工していたのが災いした。 更に襲撃と言う言葉。シャナはフレイムヘイズだ。 フレイムヘイズとして生き残る為の戦いはするかもしれないが、決して殺しはしないと悠二は思っていた。 いや、思いたかったのだ。 最初に会った頃は人間をなんとも思っていなかったが、悠二の母親や友人と出会いそれも改善されたと思っている。 だから、問答無用で敵襲を掛けてくる女がシャナとは結びつかなかった。 すぐに狙撃銃PSG-1を手にとり、一階へと駆け下りていく。 しかし一階の階段のすぐ手前で悠二は一時停止する。一階の部屋には駆け回る音が響いていた。 (襲撃者が探しているんだ……恐らく手薄な僕を……!!) 駆け回る音が最も正面の出入り口から離れたときを狙って、悠二は残る段差と部屋を一気に走った。 襲撃者もその音に気付いたのか、こっちの方へと駆けてくるのが分かった。 悠二の仲間の二人、長門と出夢が城門で立っているのが分かった。 城門を閉じることで襲撃者との差を広げようという考えだろうか。 しかし悠二は既に知っている。それには致命的なミスがあることを。 (早くあの二人に知らせないと) 「早く逃げるんだ! その門は――――閉じれない!」 襲撃者が発砲してくる様子はない。武器は飛び道具ではないらしい。 だから追いつかれさえしなければいい。 なのに、二人は城門から動こうとしない。 もう少しで二人に追いつく。再度悠二は忠告した。 「その門は――――」 「待って、悠―――」 悠二と襲撃者、シャナの声は、遮られた。 城門を潜って外に逃げた瞬間、城門は『閉ざされたのだ』。 あの大きな城門を閉めたのは出夢だった。 きっと普通の人間じゃないんだろうな、なんて失礼なことを思いながら悠二は長門に尋ねた。 「あの門、動かないように固定されていたようだけど……どうやって?」 「城門を少々修正した」 ただシンプルに、そして簡単そうに言ってくれる。 「って、早く逃げないと」 「城門をもう一度改変する。少し重くすることぐらいしか今はできないけど時間は稼げる」 そう長門は呟く。長門と会話しているうちに出夢もこちらへとやって来たようだ。 悠二は最後に聞こえた声に既視感を覚えたが気にしないまま、3人は城をすぐさま離れた。 【チーム・殺し屋と人形達】(匂宮出夢/長門有希/坂井悠二) 【残り98人】【G-4/城の外/03:17】 【長門有希】 [状態]:かなり疲労。 [装備]:ライター [道具]:デイバック一式。 [思考]:情報収集/ハルヒ・キョンの安全確保 【匂宮出夢】 [状態]:健康。 [装備]:??? [道具]:デイバック一式。 [思考]:生き残る。 【坂井悠二】 [状態]:健康。 [装備]:狙撃銃PSG-1 [道具]:デイバック一式。 [思考]:襲撃者の声に既視感。シャナの捜索。 【シャナ】 [状態]:傷は少し癒えてきたし、悠二の心配で気にしていない。 [装備]:刀(なまくら) [道具]:デイバック一式。 [思考]:悠二が近くにいる!? ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第099話 第100話 第101話 第088話 時系列順 第011話 第088話 匂宮出夢 第134話 第088話 長門有希 第134話 第088話 シャナ 第200話 第063話 坂井悠二 第134話
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この現象は誰も居ない時に一人が入室し、誰も居ないので出て行ったがその間に人が来て戻ってきたら その人は退室していたと言う現象である 見た人は「ま さ に、すれ違い。」と言うらしい
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なぜ従軍慰安婦についての話が韓日でかみ合わないのか。 | 伝統 No.1594294 投稿者 cuore 作成日 2007-11-01 16 55 08 閲覧数 1650 推薦ポイント 14 / 0 主として軍人相手の売春行為をしていた所謂従軍慰安婦(区別のために赤字で表記)の存在を否定する日本人はおそらくいないだろう。しかし、韓国内においては「日本人は従軍慰安婦を否定する」と言うのがどうやらスタンダードらしい。 日本軍や警察によって、強制的に連行された。 挺身隊の名の下で集められた。 別の職業だと騙された。 その他何らかの形で本人の意思にそぐわない形で就業した。 とにかく日本政府が関わっていた。 性奴隷として扱われた。 抵抗したり、脱走して捕まると、拷問を受けたり殺されたりした。 慰安婦だったおばあさんたちが何人も証言している。 河野談話によって日本政府も強制を認めた。 日本は謝罪したかもしれない気がするが、絶対に真正なお詫びではないし心から反省していない。 何がどう転んでも日本が悪いことには変わりない。 このようなものを全て含むものを韓国側では従軍慰安婦(区別するために青字で表記)と呼んでいる。「軍が強制した証拠がない」「奴隷ではない」「日本政府は悪くない」など、上記の何かしら一つでも反論をしたり、疑義を質そうとすると、それがどんなレベルの発言であれすぐさま「妄言」と称され、「お前は従軍慰安婦を否定した」となる。決して従軍慰安婦の存在そのものを否定しているわけではなくても、韓国側はこのような脳内処理をするのである。 そしてその「妄言」に対して従軍慰安婦の存在を肯定する個別の事例や言説や証拠を提示することによって反駁がおこなわれ得ると考えている。全く以って的外れなコピペ投稿で返答まがいの行為をしている例を見かけるが、日本側からの反論はどんな場合においても「従軍慰安婦は存在しない」であるから、従軍慰安婦が存在した証拠を何らかの形で提示すればいいだけである。 たとえば、「従軍慰安婦はいたが軍による強制の証拠はない」と言う指摘に対して、本来なら「この書類が女性を強制連行しろと言う内容が書かれた軍の命令書であり、軍による強制の証拠は無いという主張は崩された」と言うような形で、軍が強制した証拠を提示することでしか反駁は可能ではないのだが、韓国式の反駁方法はこれとは異なるようだ。 「軍による強制の証拠はない」→URINARA変換→「従軍慰安婦は無かったと言う妄言」となり、それに対して本来なら関係のない「騙されて連れて行かれた女性がいたという証拠」や「日本政府が従軍慰安婦の存在を知っていた証拠」を提示しその結果「従軍慰安婦がいた証拠を提示したことで妄言は粉砕。論破完了、ウェーッハハハ・・・ 以上のようになっているのだと推測する。だから、従軍慰安婦の話をしているのか、従軍慰安婦の話をしているのか、この区別が曖昧なままだと議論がかみ合わない。なまじ共通ゾーンがあるだけに、議論がかみ合っていないにもかかわらず話が通じてしまうことが多々ある。YOKO話についての雑感 でも述べたことだが、従軍慰安婦というのは韓国人の反日事例の中でも聖域に属する部分だと思う。NAVER韓国人レベルならいざ知らず、国の首脳がそろいもそろって馬鹿に見える発言をしているのは、曖昧なままにする事で聖域に対する議論がこれ以上進まないようにする、と言う一種の防衛本能なのかもしれない。 わかりやすいように図を作ってみました。無駄にわかりにくくなったかも・・・。 ↓Aの状態:「日本人は従軍慰安婦を否定する」とURINARA変換しているスレ 韓 http //enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory nid=1827278 日 http //bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory nid=1827278 ↓Bの状態:従軍慰安婦の証拠を出すことで反駁できたつもりのスレ 韓 http //enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory nid=1832786 日 http //bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory nid=1832786
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新世界に設けられたチャットである 交流は主にここで行う。 たまに入れ違いになるすれ違い現象が発生するが 最終的にはみんな集まってチャットが出来ると言う形になる
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056 すれ違い ◆w9XRhrM3HU 「さて、少し遊びすぎたか」 珍しくエスデスは焦っていた。 アヴドゥルとの約束。協力者を集め、コンサートホールへと再合流という話だったが、まるで協力者が集まらない。 期限は既に三時間を切った。これでアヴドゥルが協力者を引き連れる中、エスデスだけ手ぶらとは示しがつかないだろう。 ほむらや光弾を撃ってきた男を見るに、勧誘の仕方に問題があるのだろうか。 とにかく、人と会わねば勧誘も何もない。早足ながら、西側のエリアを散策していく。 「二人か」 数分後、念願の参加者を見つけた。大男と小柄な少女の二人組みだ。 「そこの二人」 可能な限り、殺意を消して近づく。声も抑え気味にして威圧感をなくす。 ほむらのようにまた逃げられては、面白くはあるが面倒でもある。 刺激しないように気を使う。 それでも二人組みはエスデスを見た瞬間、明らかに警戒している様子を見せてくる。 (やはり慣れんな。こういうのは) エスデス自身気に入った兵士をスカウトすることもあるが、基本的に国がエスデスの申請を受け人材を集めていた。 その為あまり気にしていなかったが、今までの勧誘方法では余程の物好きか、調教でもされなければ着いてくる者などそうはいないだろう。 (国の支援がないというのも中々に面倒だ。 その手の交渉が上手い協力者も手元に置くべきか? ランが居れば話は早かったが、居ないものは仕方ない。 調教は……少なくとも今は時間がないしな) 調教は手っ取り早く、エスデス本人も楽しめる一石二鳥の方法だが、如何せん時間が掛かる。 弱ければ数秒で心を折る自身はあるが、そもそもそんな雑魚はこっちから願い下げだ。 今は選択肢に入れることは出来ない 「何のようだ?」 「そう、殺気立つな。私は協力者を探している」 「協力者?」 ほむらよりも若干警戒の意識は薄い。言葉を選んで話せばそう逃げられることもないだろう。 エスデスは柄にもなく、刺激の少ない言葉を使い会話を進めていく。 「……なるほどな。DIOを倒す為に人を集めていると」 「そうだ。それに承太郎、お前の仲間のアヴドゥルもコンサートホールに来る。 私に着く価値はあるんじゃないか?」 二人組の名。 エスデスは、承太郎とまどかの名前を引き出すところまで話を穏便に済ませられた。 あとはエスデスに着いてくるよう話を纏めるのみだが、承太郎は怪訝そうにエスデスを見つめ指を二本立てた。 「……二つだ。二つ、気になることがあるぜ。エスデス?」 「何だ?」 「お前の口ぶりじゃ、アヴドゥルとは友好だと話してやがったが、その服の端の焼き焦げた跡は、とても仲が良いとは思えねえ。 まるで戦闘の後じゃあねえか?」 「? ……ほう」 エスデスはアヴドゥルとほむらとの交戦に関しては省いて説明していた。 理由は、面倒ないざこざを避ける為だ。約束の期限がなければ、わざと挑発して遊ぶのも悪くはなかったが。 「二つ目だ。炎の焼き跡だけじゃあねえ、その掠ったような服の破れた跡。そいつも戦闘跡だな? しかも、アヴドゥルのスタンドじゃあそうはならねえ。誰か別の奴とやり合った事になる。 説明してもらおうか? 子供の頃『刑事コロンボ』好きだったせいか、細かい事があると夜も眠れねえ」 「フッ、面白い。良い洞察力だ」 指摘されたとおり、見れば僅かに服が破けていた。 花京院のエメラルドスプラッシュを防いだエスデスだが、僅かに服に掠ってしまったのだろう。 笑いながらエスデスはアヴドゥル、ほむら、光弾を撃った奴こと花京院との戦闘を事細かく話した。 まどかはほむらの心配をし、承太郎は困惑した様子を見せる。 「じゃあ、ほむらちゃんはその方向に」 「ああ、今から行けば間に合うかも知れんな」 まどかの顔つきが変わる。 ほむらが近くに居る安堵感と、同時に危ない花京院が居ると言う不安感。 両者がせめぎ合い。まどかに焦りを感じさせる。 (どういうことだ……? エスデスから聞いた花京院は、まるでほむらって奴を守ったようにしか見えん) 承太郎は最初、まどかを襲ったのは花京院だとばかり思っていた。 あの対決前の花京院だと。 しかしエスデスが言ったほむらを助けた光弾を撃った奴というのは、明らかに花京院。花京院のエメラルドスプラッシュだ。 それでは、話が合わない。花京院は殺し合いに乗っているのではないのか? 何故、ほむらを助ける。まどかが嘘をついた? だが、考えればDIOが近くに居ないのは確実で、肉の眼を埋められるはずがない。これは星型の痣が反応しないことから事実だ あるいはDIO以外に洗脳されたとも考えられるが、それにしても殺し合いが始まってから即花京院を洗脳し、まどかを襲わせたというのも急すぎる。 花京院は決して弱くない。負けることがあっても、手間と時間は掛かるはず。 「…………偽者か?」 かつて、ラバーソールというスタンド使いの敵が居た。 奴はそのスタンド『黄の節制(イエローテンパランス)』 を使い花京院に化けていた。 花京院のスタンド、ハイエロファントグリーンまで模倣するほどだ。 この場においても、似たような能力の使い手が居てもおかしくない。むしろ偽者であったほうが全ての辻褄が合う。 「偽者なら私にも心当たりがあるな。帝具……まあ特別な力を持ったアイテムだが、その中にあらゆる容姿に化けられる物が存在する」 この一言が承太郎の思考を完全に固めてしまった。 まどかを殺害を目論んだのは偽花京院であり、ほむらを助けたのは本物の花京院だと。 「私、ほむらちゃんに会いたい。承太郎さん……」 「ならまどか、私と一緒にほむらを迎えに行かないか?」 承太郎が答えるより早く、エスデスが口を開く。 「私も、ほむらを怯えさせた事は悪いと思っている。だから謝罪したいんだ。 まどかが来てくれると私も助かる」 「エスデスさん……」 「勝手なお願いかもしれないが……」 「おい待ちな。そんな言葉、信用できると思ってるのか?」 承太郎はエスデスを完全には信用しきってはいない。 殺し合いに乗っている訳ではないが、それに近いスタンス。そう考えている。 だからこそ、唐突に謝罪がどうこうなど言われても信じられるはずがない。 だが、まどかは違う。謝りたいというのなら、その意思を尊重すべきとそう考える。 既にエスデスへの警戒はなく、最初に警戒していた反動か信じきってしまっていた。 「何なら承太郎、お前も来れば良いだろう?」 エスデスの提案を受け、承太郎はすぐに言葉を返せない。 確かにエスデスが信用できず、まどかと行動させたくないのなら承太郎が同行すれば良い。 本物の可能性が高い花京院とも合流できる。 そうは分かっているが、承太郎は偽花京院が気になっていた。 もし偽花京院が誰かを殺害し、その因縁が本物に降りかかってしまえばどうなる? 無意味な殺し合いへと発展し傷つけ合うだけだ。 その前に承太郎は、偽花京院を倒しておきたいという思いが強い。 「承太郎さん、偽者の花京院さんを止めたいんですよね? なら、承太郎さんは自分の向かいたい方へ行って下さい!」 「まどか……」 承太郎の心を読んでいるかのように、的確にまどかは図星を突いてくる。 「その、承太郎さんはエスデスさんを疑っているのかもしれませんけど。私はエスデスさんは悪い人じゃないと思います。 だから、無理にとは言いませんけど、私を信じてくれませんか?」 まどかが笑顔を浮かべる。その笑みには人を安心させる不思議な魅力があるように承太郎には感じられた。 「……分かった。そっちはお前に任せるぜ。だが、万が一のこともある。一応そっちの花京院も警戒しろ」 「はい! 分かりました」 まどかも守られるだけの存在じゃない。自分の意思で行動し動く立派な一人だ。 ならば、自分が付きっきりで守るのは過保護というもの。 互いの目的があり、その方向が反れてしまうのであれば別かれるのが道理だ。 不安もない訳でもないが、向こうの花京院は本物の可能性は高い。もし合流できれば、承太郎の不安も消えるだろう。 エスデスも再度合流すると約束したのだ。まどかにそう妙な真似はしないはず そこまで考え、まどかを一人の対等な人間として接し、そして承太郎は答えを出した。 「そうか、お前は来ないのか承太郎」 「武器庫の方を回り、偽花京院を探す。その後で一応コンサートホールには顔を出す」 本物の花京院が北の方角に行ったのなら偽者は鉢合わせを避け、逆の方角へ行くはず。 承太郎はそう検討を付ける。 「承太郎さん、必ず花京院さんを連れてコンサートホールに行きます」 「ああ」 こうして彼らは袂を別ち、別の道を行く。 (まどか、か。中々面白い拾い物をしたな) エスデスはほくそ笑む。ほむらの友人らしいまどか。 ほむらを炙り出すのにこれ以上適した存在は居ないだろう。 謝罪がしたいだのと嘘を言っただけの甲斐はある。 百の氷より一人の声のほうがあの少女には効くかも知れない。 (約束の期限までにも、まだ少し時間はある。また、あの森に寄る時間くらいあるだろう) 上手くやればほむらを引きずり出し、協力者としてコンサートホールに連れて行けるかもしれない。 いや、そうでなくてもそれはそれで面白い。 アヴドゥルとの約束もあるが、まどかが居れば逃げる真似もせず手間もなく済むはずだ。それでも時間が掛かるようなら仕方ない。 大人しく、まどかを連れてコンサートホールに戻ればいい。 (待ってて、ほむらちゃん) まどかは決意を新たにほむらの元へ向かう。 自分の大事な親友と会うために。 承太郎は気付かない。花京院の偽者など存在しない事に。 時間を遡り、参加者が呼ばれていることなど考えもしていない。 もしも、時を止め時間を操るという概念に触れていれば、あるいはそれも考え付いたのかもしれない。 しかしこの承太郎は正史から外れ、本来目覚めるはずの力はまだ覚める様子はない。 その事実に気付くのは何時になるのか、あるいは気付かないまま彼の物語が終わってしまうのか。 月は消え、日が昇り始める。 彼らの行く末を照らすのは光かそれとも。 【B-2/1日目/早朝】 【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:疲労(中) 、精神的疲労(小)、 [装備]:なし [道具]:デイパック、基本支給品、手榴弾×2 [思考・行動] 基本方針:主催者とDIOを倒す。 1:武器庫の方を回り、偽者の花京院が居れば探し倒す。DIOの館に関しては今は保留。 2:情報収集をする。 3:魔法少女やそれに近い存在を警戒。 4:二時間後にコンサートホールに行く。 5:後藤を警戒。 【備考】 ※参戦時期はDIOの館突入前。 ※後藤を怪物だと認識しています。 ※会場が浮かんでいることを知りました。 ※魔法少女の魔女化以外の性質と、魔女について知りました。 ※まどかの仲間である魔法少女4人の名前と特徴を把握しました。 ※まどかを襲撃した花京院は対決前の『彼』だとほぼ確信していましたが、今は偽者の存在を考えています。 【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:ソウルジェム(穢れ:中~大) 、花京院に対する恐怖(小~中) [装備]:見滝原中学の制服 中指に嵌められたソウルジェム(指輪形態) [道具]:手榴弾×2 [思考・行動] 基本方針:ゲームに乗らない。みんなで脱出する。 0:エスデスと共にほむらの元へ向かう。念のため本物の花京院(と思ってる)も軽く警戒。 1:魔法少女達に協力を求める。悪事を働いているなら説得するなどして止めさせる。 2:ほむらと会えたら色々と話を聞いてみたい。 3:状況が許すなら魔力を節約したい。グリーフシード入手は期待していない。 4:ほむらの謝りたいと思ってるエスデスの手助けをしてあげたい。 【備考】 ※参戦時期は過去編における平行世界からです。3周目でさやかが魔女化する前。 ※魔力の素質は因果により会場にいる魔法少女の中では一番です。素質が一番≠最強です。 ※魔女化の危険は在りますが、適宜穢れを浄化すれば問題ありません。 ※『このラクガキを見て うしろをふり向いた時 おまえは 死ぬ』と書かれたハンカチは何処かに落ちています。 ※花京院の法王の緑の特徴を把握しました。スタンド能力の基本的な知識を取得しました。 ※承太郎の仲間(ジョースター一行)とDIOの名前とおおまかな特徴を把握しました。 ※偽者の花京院が居ると認識しました。 【エスデス@アカメが斬る!】 [状態]:高揚感 疲労(小) [装備]: [道具]:デイパック、基本支給品、不明支給品1~3 [思考] 基本:殺し合いを愉しんだ後に広川を殺す。 0:協力者を集め六時間後にコンサートホールへ向かう。 1:その後DIOの館へ攻め込む。 2:殺し合いを愉しむために積極的に交戦を行う。殺してしまったら仕方無い。 3:タツミに逢いたい。 4:時間もまだ少しあるのでまどかを連れもう一度ほむらの元へ行ってみる。 [備考] ※参戦時期はセリュー死亡以前のどこかから。 ※奥の手『摩訶鉢特摩』は本人曰く「一日に一度が限界」です。 ※アブドゥルの知り合い(ジョースター一行)の名前を把握しました。 ※DIOに興味を抱いています。 ※暁美ほむらに興味を抱いています。 ※暁美ほむらが時を止めれる事を知りました。 ※自分にかけられている制限に気付きました。 時系列順で読む Back 殺戮者の晩餐 Next 人形は真実を語らない 投下順で読む Back エンブリヲの後の静けさ Next 隠者と、魔法少女と、風紀委員と 047 笑う女王と嗤う法皇 エスデス 081 曇天 043 わたしが、心を決める時 空条承太郎 鹿目まどか
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これは詩人が入室した5分前に誰かが退室していた、などの現象である。詩人はよくこの現象に苛まれている。怪盗とすれ違うことが多々ある。
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ドラクエモンスターズ テリー3Dすれ違い告知 小田原近郊で小生とすれ違いしたい方は足跡に書込み願います。 ↓の告知すれ違いは終了しました。お越し頂いた皆様ありがとうございました! 配布日:2012年07月22日(日)13 00~13 30目途 場所 :小田原駅中央通路 アークロード市民窓口横 出し物:1)エグチキ エリスSP配信データの再配信(前半20分位) 1stロムよりエッグラチキーラSP配信データを添付します。 2ndロムよりエリスグールSP配信データを添付します。 2)ローカル配信(予告より追加しました!!後半10分位) 配布モンス…配布可能数 わたぼう…3 ワルぼう…3 じげんりゅう…1 欲しい方は声かけ願います。こちらは特に欲しいモンスありませんので気軽に声かけ下さい。 ↓の告知すれ違いは終了しました。お越し頂いた皆様ありがとうございました! 配布日:2012年07月15日(日)13 00~13 30目途 場所 :小田原駅中央通路 アークロード市民窓口横 1)ローカル通信配布(先着です!!前半15分位を予定) 配布モンス…配布可能数 わたぼう…5 ワルぼう…5 スペクテット…2 キラースコップ…2 ヘルビースト…1 ルール ・基本は声かけでお願い致します(こちらは何が欲しいか分からない為)。先着で声かけ優先致します。 ・声をかける方がいらっしゃらなければ、こちらからローカル募集をします。 その際はわたぼう・ワルぼう(配布可能数が越えていれば片側だけ)を送ります。 2)すれ違い通信(後半15分位を予定) 1ロム目…エビルチャリオット・スペクテット・キラースコップ・ヘルビーストですれ違います。 2ロム目…スラ忍4色ですれ違います。 ↓の告知すれ違いは終了しました。お越し頂いた皆様ありがとうございました! 配布日:2012年06月11日(月)19 00~19 30 場所 :小田原駅中央通路 アークロード市民窓口横 すれ違いモンスター:地方配信スラ忍各種・Akiヨドマジンガー ・小生1ロムの為、下記の通りスラ忍をすれ違い致します。 1)06月09日秋葉原配信の他人様のすれ違いデータにて忍者 橙・緑・黒・桃を添付します。 2)その他の色(黄・赤・茶・青)は小生のデータより配布いたします。 ・上記1)・2)を15分位流した後、Akiヨドマジンガーに切り替えます。 なお基本はすれ違いの為、開始・終了告知は致しません。
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【検索用 すれちかいしょうねん 登録タグ VOCALOID がっちゃん す オセロP 初音ミク 曲 曲さ 穂嶋】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:オセロP 作曲:オセロP 編曲:オセロP イラスト・動画:穂嶋(Twitter/pixiv) マスタリング:がっちゃん 唄:初音ミクAppend 曲紹介 __少年は世界を変える 夏の終わりってめっちゃ切なくなりますよね。 曲名:『すれ違い少年』(すれちがいしょうねん) オセロP の11作目。 歌詞 なにもかも 正しいのなら 皆笑って いるだろう すれ違って 行く人々は 下を向いて ばかりだ 誰も見えてない 希望の欠片を 探し集めて 世界を変えるんだ 少年は 空を見上げ 踏み出して 笑う 冒険は はじまりを告げ 世界が震えてる 道すがら 転がっている 悲しみの 塊(かたまり) 「運命は 変えられるから、 この世界を 共に行こう」 誰の地図にも 記してない 行き先 辿り着くのが この世の果てでも 少年は 右手を掲げ 高らかと 笑う 冒険は 明日へ続き 道を 拓(ひら)いてく 少年は ギターを鳴らし この街を壊して 轟音は 街を震撼し 駆け出していく すれちがい 少年は 右手を掲げ 霧を 晴らしていく 冒険は 明日(あす)へ続く 世界は笑ってる コメント 追加乙! -- 名無しさん (2013-09-10 19 39 04) 名前 コメント