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作品名:黒白のアヴェスター 使用者:- 神座万象シリーズに登場する存在 星霊の一つ。属性は黒。 先の時代から存在している星霊。 現時代開闢時より二〇〇〇年以上の地獄。 存在についての詳細悪夢の女神 使用者との関連性自己の戒律による覚醒 元ネタ 関連項目 関連タグ リンク 存在についての詳細 悪夢の女神 眠っている間、悪夢が星全体に具現化する自然災害や怪物の発生はマシな部類で奇病や唐突な物質の変異、肉体だけが異形の肉塊になるなど悪夢でしかない。だが最悪の記憶を出そうとすると自滅して発狂する。 悪夢の女神と呼ばれる通り、この特級魔将は生の大半を眠って過ごす。彼女の見る夢は 権能となって星を覆い、当然のように平和とかけ離れたものを生み出すのだ。 使用者との関連性 自己の戒律による覚醒 与えられた生け贄と要求を拒めないため起き続けなければならないその期間、惑星全土を覆うレベルの権能が生け贄に集中する。 それは人智を超えた拷問である。戒律の都合上、生贄と戯れることに強いられたブシュ ンヤスタは彼らをあっさり殺せなかったが、心身を痛めつける行為に関しては枷がなく、 むしろその方面は凄まじい域に跳ね上がっていた。 睡眠時は星の全土を覆い尽していた悪夢が、たった一〇〇人そこらの者たちに集中して 注ぎ込まれるのだ。いったいどれだけの責め苦となるかは、もはや語る必要もないだろう。 無類の適応力を持っていたため真我からみた黒の役割と“零”の時代を知る星霊としての役割に忠実結果として零の視点を持つ勇者を作り出すことになった。 知らず声が震えていた。アーちゃんが示唆したのはこれだったのだ。 黒と星霊の鑑であるブシュンヤスタに育まれたワルフラーン様は、勇者にして”零”と いう二重の属性を持っている! 元ネタ ブーシュヤンスター(Būšyąstā) ゾロアスター教に登場する悪魔。 両手両足がとても長い女の姿をしているとされ、眠っている人間に眠気を吹き込み、酷い怠け者にしてしまう。 ゾロアスター教では、早起きする人間は天国にいけるといわれるためそれを阻害する悪魔である。 関連項目 星霊 ブシュンヤスタの種族分類。 至天もたらす勝利の礎 ブシュンヤスタの戒律。 関連タグ 夢 存在 星体 神座万象シリーズ 空想具現化 黒白のアヴェスター リンク
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七誌◆7SHIicilOU氏の作品 聖バレンタインデーが、そのチョコレートと言う日本での特性から黒と見なされた結果の、 対色として置かれたホワイトデー。 逆チョコと称した貢ぎ物を女性陣に献上した俺としては、お返しをもらうよりも、 ただただこの日にまでも物品を求められやしないようにと祈るばかりであり。 その甲斐あったのか否か、3月14日、ホワイトデーは出費ゼロで切り抜けれそうであった。 少々のお返しと多少の冷やかしと、そして多大な愛憎を代わりにして。 「あなたは、涼宮さんのちょっとした思い付きに付き合った、 ただそれだけのつもりなのでしょうけど、私にはそれがどんな意味を持つのか、わかりますか?」 くるくる。カラカラ。 自転車のシャフトが空回る音が。 くるくる。カラカラ。もう一回り。 「愛しています、誰よりも、私は、あなたを」 倒置法の利いた、やたら滑舌のいい彼女の発言。 二人歩いて、止まらずに、俺は聞き、彼女は言う。 それは愛の言葉。 黒と白の黒白な日を切っ掛けに、 哀と愁の酷薄な心を発しつつも、 愛と憎の告白な想を紡いていく、 「愛してくださいとは、言いません。ただ知って欲しかったんです 羨望、いえこれは嫉妬です。近くに入れないから、逆にわかってしまうんです。 大きな塔は近くに居ては存在の如何を、その全貌を知れはしません、 離れた所にいるからこそ知れる事があるんです、切ないですね世界は。 希望すら与えて貰えず、全てを持つ、最も近くにいる人間はその全貌を知らないから 自分がどれだけの偉業を成してるか知らない。眼鏡なんてしてると、余計にわかるんですよ。 眼鏡をしてると世界は綺麗に見える代わりにきれいには見えないんですよ? 世界はハッキリと見えれば見える程醜い綻びが見えます、染みが、汚れが、汚濁に、醜悪が鮮明に見える。 それに対し夜に眼鏡を外して見るとどれだけ美しいでしょうか、 光は広がり、混じり合い重なって幻想を作り出す。素敵だと思いませんか? …あなたがくれたチョコレート、それはそんな感じだったのかも知れません。 一見いびつで、でも形の整ったどんな市販の物より美しく美味でした。 そんなあなたを素敵だと思う反面、余計に彼女達に羨望や嫉妬が現われるんです。 あなたの素晴らしさを理解できない人が何故あなたの側にいるのか理解できなくて」 そこで一区切り。 俺は黙って聞くに徹する。それが彼女の願いだから、 自転車を押す俺のすぐ後ろをあるく彼女の、最初の願いだったから。 だから、詰め襟の厚い生地越しに感じる金属の硬い感触にもなにも言わない。 「一般的なチョコレートって、黒いじゃないですか? だから、今日にふさわしいようにホワイトチョコでなにかを作ろうと思ったんですけど… 白も黒も原色じゃないですか、なにかを混ぜたら白ではなくなってしまうんですよね。 試しに混ぜて見たらピンクのチョコになってしまいまして、参りました…」 ホワイトチョコ、つまり白になにを混ぜたらピンクになるのか、 考えてみて、すぐにやめた。そこに辿り着いたら、次にその色をしたなにかにまで想像が行くから。 俺は聞くに徹する。 「で、どうしようかと悩んだ挙句にホワイトチョコで 周りをコーティングすればいいと気付いたんです、正直料理は専門外なので難儀しましたが…。 その甲斐あってあなたも知ってるあの形状に落ち着いたんですよ」 咄嗟に喉に込み上げるものがあったが、歩みは止めない。 俺が止まっても後ろを行く彼女は止まらず、そして彼女の持つなにかも止まらないからだ。 俺は堪えながら聞くに徹する。 「美味しかったですか? ふふっ、素敵ですねぇ。 私もカニバリズムを初見した時は気分が悪くなりましたし、嫌悪しましたが…、 まさかこんな形で…ね?」 クスクスと笑う彼女に、俺は生理的嫌悪を感じる。 今すぐにでも彼女を殴り飛ばしてでも振り払って逃げたしたい、そう思う。 俺は聞くに徹しようとした。 「っとそろそろキョンさんのお家ですね、お別れが近付いて来ました。 まったく残念でなりません、愉快な時間はあっという間ですね…」 自宅が見えてきて、あと2分もすれば玄関を開けるという その俺が少し安堵した状況で、あっさりと、背中に当てていた金属を押し込まれた。 いとも簡単に、寒天を切るようなささやかな抵抗と共に 朝倉涼子の持っていたような鋭いナイフが俺の体内に収められる。 熱く、熱した鉄片を差し込まれたような感覚があり足から力が抜けて額をアスファルトに打ち付ける。 くるくる。カラカラ。 倒れた自転車のシャフトが空回る。 くるくる。カラカラ。もう一回り。 「…聞かせてくれ」 俺が、始めて口を開く。 力なく、血からなく。 「…ハルヒ達を、……殺った、……のも?」 「はい」 霞み行く視界の彼女は酷く歪んだ笑顔を見せていた。 その彼女の一番の特長、桃色の髪の毛は、紅く染まりきっていて、 腕が俺を突き刺したナイフを持つ一本だけになった高良みゆきが、凄惨に笑っていた。 俺は、意識を手放した。 『酷薄』
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本項目では武器としてのクインのみを紹介します 作品名:黒白のアヴェスター 使用者:主に戦士(ヤザタ) 神座万象シリーズに登場する存在。たぶんコレとは関係ない。 意識を同調して声として聞き届け、奇跡を蒐集する人型の作品。 神剣の分身した存在であつめた祈りや奇跡から眷属を強化する能力も持つ。 存在についての詳細来歴 正体不明 意識同調&記憶共有能力 眷族強化 関連項目 関連タグ リンク 存在についての詳細 来歴 白側の奇跡を蒐集するために破滅工房が創りあげた魔道具奇跡を体現した男の武器を元にしている。武器として作られているせいか武器、特に剣を使えない。 色々試してみたものの、特に剣との相性は最悪だった。手にした瞬間、酔っ払いの踊り よりも不格好な様になってしまう。 + 真実 神剣から切り離された分身実際のところはクワルナフでも神剣をいじることなど不可能。 神剣にとって慚愧などの脆弱な感情を持つ部分がクインにあたる。 記憶を奪った上で中途半端な理解で周りを煽る存在として切除された。最初に受信した剣の巫女の強い祈りによって完全な煽動者ではなくなった。 「これから先を行くために、私は脆い部分を切り離した。半端な私、愚かな慙愧は廃棄し てもよかったが、ついでだし役に立ってもらおうと思ったんだよ」 正体不明 人の形をしているが生物ではない宇宙空間の極低温、無酸素、放射線にも耐えうる体。時間圧にも強く、数十年経っても見た目が変わることはない。 気づけば私は、一糸まとわぬ裸のままで宇宙に放り出されていた。そして今さらながら 理解する。自分が呼吸を必要としていないし、極低温にも放射線にも平気な体質であるこ とを。 生物向けの治癒は通じる人間では生存不能な傷を受けても治せば再稼働する。 酷い言われようだが、我ながら同意見なので黙るしかない。自分が生物と言えないのは まったく事実で、にも拘わらず傷が治るのは意味不明な話だった。機械や人形ならパー ツを取り替えて修理するものだけど、曰くブラックボックスの塊である私はそうもいかず、 なぜ効くのか施術者にすら分からない治療を受けている。 意識同調&記憶共有能力 義者の意識や記憶を読んでその視点に同調する義者の持つ奇蹟の性質を知るための機能。前提として不義者のものは共有されないが転墜した者ならば不義者であった頃の記憶・視点を読み取れる。 「それはおまえの機能だよ。何を見たのかまで知らないが、他者の意識や記憶を読んで、 その視点に同調できる。慣れないうちは使い勝手に不満があるかもしれないが、そこは戒 律を設けて加減しろ」 戦闘時には忠実に命令を聞く武器になる自分の戒律によるもの。離れていても命令を聞くことができる。 平時にはレーダー、念話による通信、過去のデータバンクになる宇宙各地に声を送り、それを受け取った戦士(ヤザタ)候補を発見する。 よって戦闘においては武器となり、平時においてはレーダー兼、通信機兼、データバンク。 私の真価は後者にあるので、現状を持て余している。 + 機能拡張 戒律と星霊の加護による霊的な繋がりを利用して念話の規模を広げるクインを通さずにコミュニティ内での念話を可能にする。 私を基準にした送受信ならいつもやっていることだけど、チーム全体での双方向性とな れば話は違う。要はサムルークとフェルさん、またはフェルさんとズルワーンなど、そう いった間でのテレパシーを実現しないといけなかった。 言うまでもなく相応に手間のかかる作業だったが、現状を見ても分かる通り不可能では ない。我々はウォフ・マナフの羽で繋がっているから、意識間同調の枠を広げる下地はあ った。そこに私の戒律を加え、『やれ』と命じてくれれば実現できる。 眷族強化 縁の深い者を強化する元は神剣の能力。 関連項目 輝ける従順 クインの戒律。 神剣アフラマズダ クインの基となった武器。 関連タグ 存在 念話 意識共有 探知 正体不明 武器 神座万象シリーズ 記憶共有 記憶媒体 黒白のアヴェスター リンク
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作品名:黒白のアヴェスター 使用者:マシュヤーナ 神座万象シリーズに登場する存在。 星霊の一柱であるマシュヤーナの星体。形状は桜。 七つの惑星を貫く巨大な垂れ桜。 存在についての詳細来歴 形容 魔桜繚乱 腐敗 元ネタ 関連項目 関連タグ リンク 存在についての詳細 来歴 七つの惑星を喰らった垂れ桜ガヨーマルトが七つの惑星を喰らってガス状の天体となり、空葬圏が生成された。空葬圏は元から激戦区であり、真我に従って争っていた。 空葬圏は広い。アーちゃんから聞いた話によると、もとは七つあった星をマシュヤーナ が吸収・統合したのだという。 つまり第五位魔王は六人の兄弟を喰らったことにあり、そこにはかつてズルワーンだっ た星も存在する。 形容 惑星七つ分に相当する不浄の桜全体から腐敗の気配をさせている。 花びら一枚に数億匹の蝿と蜂に酷似したナス・ワウサガという不義者が寄生している。ガヨーマルトを苗床に増殖するため共生関係にあり、戦闘では使い魔として使役される。 連続して雲海から生えてくる魔性の樹木に終わりが見えない。今や森とすら表現できる 密度を有し、群生しながら尽きることなく広がり始め、空を覆い隠していく。 最初に見た一本は小枝の先端部分にすぎなかった。より合わさった超巨大樹は、ざわざ わと生い茂って無数の蕾を生んでいき、その一つ一つが開き始める。 魔桜繚乱 数百億枚以上の花弁を咲かせて散らせる下手な島より巨大であり、巨大な流星に等しい。 花びらの厚さは数十メートル。 弾き返せなかったし貫けなかった。薄い──といっても数十メートルはある──花弁の 厚みさえ、私たちにとっては山のように堅く重い。 腐敗 作中より一三年前に腐敗に取り付かれている空葬圏にいる生き物は徐々に腐っていく。これは滅亡後の自分がいるために起きている現象。 「マシュヤーナの権能は腐敗っす。あいつは一三年前からそうなって、巻き込まれてるわ たしたちは徐々に腐っていくんすよ。ゆっくり死んでると言ったほうがいいかもっす」 元ネタ ガヨーマルト(パフラヴィー語:Gayōmart、Gayūmarṯ, Kayūmarṯ)、 ガヤ・マルタン(アヴェスター語:gaya marətan)、 ゾロアスター教の神話に登場する人物。人類の祖。 名前は「定命」を意味する。 『シャー・ナーメ』では「カユーマルス」と呼ばれる。 神話ではアフラ・マズダーが天地創造した際に一緒に創られた生命体とされる。 3000年間は霊体として、その後の30年間は若者の姿となって生活していた。 その後、アンラ・マンユが地上を攻撃した際にその毒によって死んでしまう。 最期の刻にガヨーマルトの体から精液が放たれ、スプンタ・アールマティの胎内に入ったことで、 更に40年後に人類の祖である男マシュヤグと女マシュヤーナグが生まれたり、 その死体が7種類の金属になったとされている。 関連項目 星霊 使用者の種族分類。 最愛なる天則 使用者の戒律。 関連タグ 存在 星体 樹木 神座万象シリーズ 腐敗 花弁 超植物 黒白のアヴェスター リンク Wikipedia ガヨーマルト
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ノコギリ 作品名:黒白のアヴェスター 用語分類:種族分類 神座万象シリーズに登場する用語。 人を殺すことが生態の種族。 他者を害し必要以上に生きる性質上、悪側に属する。 詳細人を殺す種族 習性 基本性能 我力 不死身 精神的伽藍 愛用品 関連項目 関連タグ リンク 詳細 人を殺す種族 人類を殺すことを目的とする種族人殺しに対して異常な執着、達成感、義務感を持っている。 不義者としてはメジャーな部類だったが、第四位魔王の誕生によって生半可な者たちは消え去った。それらはアイデンティティの崩壊によって消滅するか別の種族になっている。 今でも残っている殺人鬼は極めて高純度な少数精鋭。 この世には殺人鬼という種族がいる。人類として生まれながら人類を殺すことに異常な 執着や達成感、あるいは義務感まで持つ者たちで、まさに人を殺す鬼としか言えない。 習性 基本的に人間以外は殺さない人間以外の生物には優しく接する。ただし正当防衛や殺人に巻き込まれた場合は別。 そのため食事は人肉。特に若い衆はエネルギーを欲するため肉食。 老成した者は水、鉱物となり最後はなにも口にしなくなる。 老成した殺人鬼たちは水や鉱物などにシフトしていくのだが、そこでさらに拘りが強い 物らは微生物にさえ配慮をし始め、ついには何も食べなくなる。 己を人間を殺す人外であると定義している殺す生き物であるため性行為しない。 人外であるため殺人鬼同士は殺し合いをしない 武器に拘りがなく、武術の類も修めない人殺しが呼吸同然の行為であるためわざわざ技能を身につけない。愛用品でなければそこらに落ちているものに我力を乗せて攻撃する。 理由もなく膨れ上がる殺意を別の感情に置換している一見陽気でも中身は殺人欲求しか持ち合わせていない。 信念もないため虚装戒律が使える。 盲目ゆえの必中。最弱の挙動ゆえに急所を抉るというその場限りの縛りと見返り。 殺人鬼にしか不可能な、空虚に過ぎる信念の衣替えだった。 理由も理屈もない不死身我力や戒律抜きでは殺せない。ただし自殺は可能。 再生速度やどこまで再生されるかは本人の我力によるが特級未満ですら即座に復活。 悪夢さながらの情景で、これも殺人鬼たちの生態だった。 不死身である。理屈などない。ただ、そうでなければ鬼は名乗れぬ。 基本性能 我力 不死身 精神的伽藍虚装戒律 愛用品 我力 行為に我力を乗せる殺人鬼は武器や武術を持たないため日用品や何気ない行為に我力を乗せて殺戮する。魔王クラスになれば一瞥だけで星霊の力を引き裂いて無効化し、戦士ではない義者を爆発四散させる。 あんな、手足を動かすどころか口を利いてすらおらず、睨んだわけでのないただの一瞥 そんなもので? 星霊の力を引き裂いて無効化しただと? 有り得ない話だろう! 不死身 通常手段では死なないウォフマナフの星霊加護を用いた攻撃でも死なない。 仮に粉々にされようと器官もないのに喋ったり考えたりできる。 いったいどのような仕組みで声を出しているのか見当もつかない。砕け散った肉塊の山 が蠢いているだけで、人体の様相を成していないのに喋っている。 精神的伽藍 殺意以外の情動が存在しない自分や仲間が致命傷(といっても不死身だが)を受けても慌てない。 信念もないため虚装戒律が使える。 愛用品 例外として愛用する自らを象徴する凶器愛用品になるのは自分の気性に合っていたり、何かの記念を打ち立てた時に使っていたもの。自分を象徴するもののため使用時の戦闘能力は跳ね上がる。 彼らにも愛着というものがある。あまりにも自分の気性と合っていたり、記録的な数や 素晴らしい獲物を狩ったときに使った道具は、特別な品として秘蔵するケースがあった。 関連項目 不義者 殺人鬼の種族分類。 関連タグ 不死存在 用語 用語(種族) 神座万象シリーズ 黒白のアヴェスター リンク
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マラク・タウス 作品名:黒白のアヴェスター 使用者:マグサリオン、サムルーク(複製) 神座万象シリーズに登場する防具。 作品の一つ。形状は鎧。厳密には武器。 脳を変異させ我力を発生・増幅させる鎧。 防具についての詳細自動修復 我力生成装置 欠点 使用者との関連性マグサリオンの孔雀王 サムルークの場合 元ネタ 関連項目 関連タグ リンク 防具についての詳細 自動修復 自ら補修する燃料(感情)を啜って使用者の体と鎧を補修する。使用者の肉体が損壊していれば自らの形状を変えて手足になる。 虹の上ではおぞましい光景が具現していた。闇の中で獲物を貪る蜘蛛のごとく、鎧から 伸びた牙がマグサリオンの千切れた身体に食い込んで繋ぎ合わせ、血を、肉を、あるいは さらに致命的な何かを啜り、破損した箇所を瞬く間に補修していく。 我力生成装置 脳の偏桃体を変異させ我力を使えるようにする義者ならば我力を獲得し、不義者ならば我力を増幅する。 その正体は我力の生成装置だった。すなわち使用者が不義者なら増幅器となり、逆に 義者ならば本来持ち得ぬはずの力を手にする。有り体に地力の底上げを成す支援機械で、 弱者の補強を目的とした代物ゆえに得られる効果も底が知れる。 欠点 短期間で使用者が廃人になる我力が使えるように脳を変異させてオーバーヒートさせるため。通常ならば大規模戦闘を一、二回すると限界がくる。 孔雀王はその垣根を取り払う。我力の発現に適さない脳の偏桃体を異形化させ、果てに 跡形もなく焼き尽くす。 効率面を語るなら、至極順当な等価交換だった。表裏を入れ替えるにせよ、弱い不義者 を強化するにせよ、持って生まれた在り方を変えるには根本を弄らねばならず、そこに重 度の負荷が生じるのは当たり前な話だろう。 使用できる層が限られる弱者を支援するためのものなので強者には意味がない。魔王クラスが使うと出力する我力が許容限界を超えて自壊する。 黒い騎士の怒りは吸い切れない。凶気の中枢が凄まじすぎて逆に鎧が変えられている。 仮に魔王級の不義者が孔雀王を使用すれば、超高密度の我力を増幅できずに道具のほうが 破壊されてしまうはずだ。弱者の支援が目的である以上、圧倒的な強者に使われるケース は想定されておらず、これが二つ目の限界点。 使用者との関連性 マグサリオンの孔雀王 消化しきれない凶気と怨念を吸わせて変異させた許容限界を超えても自壊が許されず異常な強度を有した。使用者が許可を出すまで壊れない。 使用者の体の延長として魔王の攻撃を受けても壊れない不変性を持たされている。 しかし、ならばこの状況をなんと表現するべきか。マグサリオンは鎧の器を完全に上回 っていながらも、自壊など許さんと哀れな道具を隷属させ、異形の駆動を続けさせている。 使用者の肉体を変換している使用者の戒律によって物質的に消滅していく肉体を再構築している。 結果、孔雀王は自我を跡形もなく呑み込まれ、主人をあるべき姿へ再構築するのみの道 具と化した。現に今このときも、鎧の下では黒々とした闇の炎だけが渦巻いている。 サムルークの場合 マシュヤグによる複製品肉体補修の機能により使用者の戒律を破ることなく肉体を修復させた。 オリジナルと違って記憶を喰らい我力を生成する記憶を失うためエピソード、手順も徐々に忘却し最終的に廃人になる。 機能の面では姉弟ともに我力の生成装置だが、餌にするものが異なっている。姉が感情 を啜るのに対し弟が喰らうのは記憶で、一時の力と引き換えに使用者を廃人へと導くのは どちらも同じだ。 とはいえ、恐ろしさの面では弟のほうが明確に上だと分かる。 なぜなら記憶は、想い一つで果てなく湧きいずるものではない。必ず量に限界があり、 さらには感情の大元であるとすら言ってよいため、そこを抑えておけば“もしも”の事態 を封じられる。 元ネタ マラク・ターウース(アラビア語:Melek Taus)、 タウセ・メレク(クルド語:Tawusê Melek)、メレケ・タウス(クルド語:Melekê Tawus) ヤズィーディー教に登場する天使。孔雀の天使。 名前は「孔雀の天使」あるいは「孔雀の王」を意味する。 ターウースがアラビア語で「孔雀」、マラクはアラビア語で「天使」だが、「王」を意味するマリクと混濁した。 七大天使の一人であり、神ではないが重要な信仰対象となっている。 アダムにひれ伏すことを拒んだシャイターンと似た逸話を持つことや、ヤズィーディー自身がアザザエルやイブリースと同一視したことから イスラム教では悪魔と見なされることが多かった。 ヤズィーディー教の創世神話によれば、天地創造の第一日に生まれた天使である。 マラク・ターウースは一万年地上を支配する天使だったがとされ、今から6000年前より支配していたとされる。 反逆の罪で一度地獄に落とされるも神に許された後、神とともにアダムを作った。 アダムが楽園を享受し何もしないため神からアダムを唆すことを許され、アダムに禁断の麦を食べさせたとされる。 関連項目 作品 孔雀王の武器分類。 我力 孔雀王から生成されるエネルギー。 関連タグ エネルギー生成 代償 神座万象シリーズ 鎧 防具 魔鎧 黒白のアヴェスター リンク Wikipedia マラク・ターウース
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武器・道具 名称 使用者 フレデリカの大鎌 フレデリカ 降魔の針(ゴーメーズ) アルマ 破滅工房の作品 名称 所有者 クイン 聖王領(ワフマン・ヤシュト) 孔雀王(マラク・タウス) マグサリオンサムルーク カミサマ レイリ(義者村落の村人達) 凍結封印 スィリオス 原初顕わす番の環(マシュヤグ) マシュヤーナ/インセストサムルーク 術技 名称 使用者 分離の法 クイン(剣の巫女)アフラマズダ ???? マグサリオン 鋼の竜巻 消し飛ばせ(アラストール) マグサリオンフェルドウス 火精螢惑・戦神変生(ノウルーズ・ウルスラグナ) フェルドウス 崩れ流転する黒白の界(ノウルーズ・アフラマズダ) 分かれ反転する黒白の相(ノウルーズ・ノーンハスヤ) 降魔の針(ゴーメーズ) アルマ 星霊操術 ナーキッドフェルドウス 永劫の輝き(アイオーン) ワルフラーン 魔道具の槍衾 クワルナフ ゔぃしゅゔぁかるまん 崩界 ナダレ ナダレの肉片 ナダレの不変 我力の拳撃 バフラヴァーン 鬼気の波動 直進する螺旋 ザリチェードタルヴィード(崩壊による融合時のみ) 龍の咆哮(ドラゴンブレス) カイホスルー 龍の威光 無限数の真我 真我/ミトラ 戒律 (善の義者(アシャワン)) 名称 使用者 絶し不変なる殺戮の地平(サオシュヤント・アウシェーダル) マグサリオン 絶し不変なる凶剣の冷徹(サオシュヤント・マーフ) 絶し不変なる魔道の誓い(サオシュヤント・アストワトウルタ) 絶し不変なる征服への飛翔(サオシュヤント・タルワリー) 輝ける従順(アクワルタ・スラオシャ) クイン 霊鳥への階梯(シームルグ・アッタール) サムルーク 楽園の祝祭日(ノウルーズ・フェルドウスィー) フェルドウス 絶し届かざる救世の理想(サオシュヤント・アウシェーダル) 我は我として立つ(デーンカルド・アイオーン) ズルワーン 神聖なる献身(スパンダルマド) アルマ 最善なる天則(フヴァエトヴァダタ) インセスト 翼持つ者の天則(ダフマ・アルドワヒシュト) アショーズシュタ 光輝なる絶対王剣(アクワルタ・ジャムシード) スィリオス(歴代聖王) 聖歌聖典(アフナ・ワルヤ) ナーキッド 転輪し必勝する救世主(サオシュヤント・デサーティール) ワルフラーン 智慧の浄め(ヴェンディダード) アフラマズダ 大義式戒律 龍晶星の龍神 戒律 (悪の不義者(ドルグワント)) 名称 使用者 天翔ける破滅の戦輪(プシュパカ・ラタ) クワルナフ 迷妄の崩れ(ヴェンディダード) ナダレ 不変なる正義もたらす絶対悪(アンラ・マンユ) 終わりなき群生する暴窮(マルヤ・アエーシュマ) バフラヴァーン 殺人鬼の掟(キラークイーン) フレデリカ 最愛なる天則(フヴァエトヴァダタ) マシュヤーナ 奪い貪る三首の業報(アジ・ダハーカ) カイホスルー 偉大なる主へ捧ぐ讃歌(ザムヤード・ヤシュト) ムンサラート 魂の裁定者(ウシュターン・ヤシュト) 敬虔なる背理(タローマティ) ロクサーヌ 殲くし直進する渇望の槍(ザリチェ・アストウィーザート) ザリチェード 殲くし螺旋する熱望の剣(タルヴィ・アストウィーザート) タルヴィード 至天もたらす勝利の礎(ラージャカルマ・アンギラス) ブシュンヤスタ 殲くし滅ぼす無尽の暴窮(ハザフ・ルマ) 暴窮飛蝗 虚装戒律(パランギーナ) 殺人鬼暴窮飛蝗 戒律 (神座) 名称 使用者 悠久の果てに集えよ怒りの軍勢(ディエスイレ・パンテオン) 真我/ミトラ 覇道 名称 使用者 魔貌 クワルナフ 満たし万象を救い給え、我が不変なる美よ(ローカパーラ・ヴァシュヴァカルマン・ヴァーストゥ) 不変なる欲望 (正式名称不明) カイホスルー 無価値の炎 スィリオス 昇華無神楽土(パラダイスロスト) 堕天無慙楽土(パラダイスロスト)/外装の覇道 マグサリオンの外装人格 名前 コメント
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登録日:2019/11/15 Fri 15 43 25 更新日:2022/03/03 Thu 00 04 27NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 Gユウスケ これは、冥府魔道の物語 やっぱりミトラって糞だわ アフラ・マズダ ゾロアスター教 マグサリオン ミトラ死ね 二元論 善悪二元 善悪二元真我 善悪闘争 悪絶滅RTA 戒律 暗黒ド○えもん 正田崇 無慙 真我 神座万象シリーズ 第一神座 黒白のアヴェスター この世は善と悪に分かれている── あなたの奇跡を教えてください。 『黒白(こくびゃく)のアヴェスター』は、正田崇の作品の一つ。 神座シリーズの4作目であるが、時系列的には最も初期にあたる。 目次 + 開く 概要 ストーリー 章題 用語真我(アヴェスター) 義者(アシャワン) 不義者(ドルグワント) 戦士(ヤザタ) 魔将(ダエーワ) 聖王領(ワフマン・ヤシュト) 七大魔王 星霊 戒律 星霊加護 転墜 クワルナフの作品(こども) 殺人鬼(ノコギリ) 我力 会合(ガーサー) 英雄祭(ウルスラグナ) 神剣 登場人物義者マグサリオン クイン サムルーク ズルワーン フェルドウス アルマ ロクサーヌ インセスト スィリオス ナーキッド ワルフラーン スプンタ・マンユ アショーズシュタ アフラマズダ 不義者クワルナフ ナダレ バフラヴァーン タルヴィード ザリチェード フレデリカ ムンサラート マシュヤーナ カイホスルー アカ・マナフ ブシュンヤスタ アパオシャ 神ミトラ 概要 元はアプリゲーム『Dies irae PANTHEON』のエピソードのひとつとして収録されるはずだった第一神座 善悪二元真我(アフラ・マズダ)における神座交代を描く物語。 PANTHEONの開発凍結及びlight(株式会社グリーンウッド)の倒産・解散に伴い、シナリオライターの正田とDies以降の神座シリーズのイラストを手掛けるGユウスケの二人により、「PANTHEONに期待をかけてくださった方々へ対する誠意」として始動した。 現在はクリエイター支援サイトEntyとFantiaにおいて毎週金曜日に更新されている。 序章『祈り』は一般公開されているが、その他の閲覧は課金による支援が必要。 ちなみに主要キャラのキャストはPANTHEON開発時に既に決定しており、しかも半分以上ボイス収録は完了していたという。 そんな彼らの幕間の物語を描いたドラマCDと目覚ましボイスアプリ発売が決まり、本来なら序章から4章までを収録した書籍と共にコミックマーケット98で頒布・配布する予定だったが、 新型コロナウィルス流行によるCD制作の遅延及びコミケ98中止によりドラマCDの発売は延期、2020年8月時点では書籍のとらのあな通販限定販売のみに留まっている。 ストーリー その宇宙は開闢以来、止むことのない争いに満ちていた。 あらゆる生命が両極端な二つの属性にわかれており、互いが互いを敵視している。 白と黒。光と闇。そしてあるいは善と悪。 定義づけなど何でもよく、確かなことはただ一つ。 彼と我は何があろうと相容れない。 ゆえにどちらかが滅びるまで戦いは終わらないという了解だけ。 彼らはこれを真我(アヴェスター)と呼んでいる。 本能であり、生理であり、常識であるがゆえに。 疑う余地のない真実として、誰もが敵を殺さなくてはならないと知っていた。 これは、そんな冥府魔道の物語。 真我の果てに無慙へ至る――殺戮の荒野を行く男の軌跡。 章題 序章『祈り』 第一章『凶戦士』 第二章『聖王の夢』 第三章『骸の星』 第四章『殺人鬼の宴』 第五章『英雄祭』 第六章『慙愧の空』 第七章『沁みる空隙』 第八章『空に消える』 幕間『崩れ』 第九章『動きだす混沌』 第十章『夢に見るもの』 第十一章『忘れ得ぬもの』 第十二章『不変なるもの』 幕間「神剣」 第十三章『ただ君だけが愛しくて』 第十四章『闇の翼』 第十五章『善悪流転』 最終章『堕天無慙楽土』 用語 真我(アヴェスター) この世界の生命すべてが持つ絶対法則。 本能的・生理的な常識・真理であり、疑う余地のないものとして認識している。 これを理解することを「真我を読む」と表現し、理解が深まるほどに真我の影響は強まる。 1.この世のすべては相容れぬ二つの属性に分かれており、両者は争わねばならない。 2.自分と相手がどちらの側に属しているかは一目瞭然。 3.どちらの陣営にも中核となる集団があり、これを短期間で全滅させるのが勝利条件。 4.討伐に時間をかけた場合、欠員が補充される。つまり後継者が誕生する。 5.戒律という自己強化手段の運用法。 どんなに理解の浅い一般人でも2までは当たり前に理解している。 当然、善の子供が悪になることやその逆も有り得るが、母は自分諸共に子を殺そうとするし、子は母胎を食い破ってでも生きようとする。 善悪の趨勢は出生率にも影響し、戦士が魔王を討てば続くように戦士も多く現れ、逆に魔王側が優勢であれば魔将が活気付く。 なお、ここに記されていない番外ルールとして、 EX1.善は常に追いつめられる側だが、必ず悪を滅ぼす。 EX2.悪が滅んだ時、価値観が逆転し再び善悪の闘争が始まる。 以上の二つが存在することが神座シリーズの他作品で明らかになっている。 善悪に分かれているが、同胞を守ることについての規定はなく、そもそも善悪という分類すらこの世界の住民の認識でしかない。 + ちなみに 現代における善悪の勢力中枢はそれぞれ後述の戦士・魔将と呼ばれているが、数千年前の前世代では天将(デーヴァ)・地雄(アスラ)と呼ばれていた。 少数精鋭で絢爛な天将は現代の魔将に、脆弱さを結束でカバーする地雄は戦士に相当する。 この時代からの残存組で現在も記憶を保持しているのはナダレのみ。 第一神座の統治期間は2~3万年とされているため、こうした変遷が10回以上続いてきたと思われる。 本能を疑わず自意識を持たない傀儡となった住人たちによって常に闘争が続く世界で、後世の述懐では笑顔の少ない時代だったという。 やっぱミトラって糞だわ。 義者(アシャワン) 善、白、光あるいは右道など、真我における善側の存在。 基本的には善性の存在であり、善き行いを是とし日々を営む。 不義者に比べると能力の質では劣るが数では圧倒しており、両者の均衡は維持されている。 善人であるため互いを認めあい調和の取れた社会を築くが、自然への配慮から文明の発展は遅くまた悪との戦闘においても枷が多い。 たとえば義者は定められた寿命を延ばすことをよくないことと考えるため、治癒や延命と相性が悪い、といった具合。 悪に対しては総じて拒絶の感覚を持ち、真我を深く理解している者ほど悪への嫌悪から怒りに囚われ、荒んだ者が多いともされている。 不義者(ドルグワント) 悪、黒、闇あるいは左道など、真我における悪側の存在。 基本的には悪性の存在であり、勝手自儘な行為を是とする。 義者に比べると数では劣るが能力の質では圧倒しており、両勢力の均衡は維持されている。 悪であるため行動に枷がなく、その能力で文明レベルを無視した問題を宇宙中で巻き起こす。 しかし自由であるがゆえに相手が善であれ認めるべき点は認め、その上で己を第一に生き絢爛無垢で常に笑っていると、善に対して皮肉な現状になっている。 戦士(ヤザタ) 真我を深く理解し、星霊ウォフ・マナフにより加護を与えられた義者。 悪を討伐するため、民の声を聞いて宇宙中に派遣される。 戒律によって一騎当千の力を有するが、それでも対になる魔将と戦う時には集団で戦うのが基本とされる。 なお、戦士として正式に認められずとも悪と戦う者たちは存在しているので、戒律を持つ義者=戦士ではない。 魔将(ダエーワ) 真我を深く理解し、戒律を有する不義者。 基本的にひとつの星に1~2体程度しか存在しないが、単騎での戦闘力は戦士をも圧倒している。 聖王領では四級~一級、魔王候補である特級、そして超絶個体である魔王と階級付けをしている。 一級の魔将が『Dies Irae』の大隊長クラスの強さを持つという。 なお、特級魔将は魔王の後継者とされるが、魔王昇格は真我の一存であり『君臨者』より『挑戦者』の気質である暴窮飛蝗や『従者』の気質であるムンサラートは「その方が映える」という理由で数百年の間に幾度も魔王が滅んでも繰り上げ昇格はしていない。 聖王領(ワフマン・ヤシュト) 『戦士の殿堂』とも呼ばれる善の本拠。 現在本拠地としている惑星は星霊ウォフ・マナフの加護のもと、義者だけが存在する緑豊かな水の星。 節度を守るため文明レベルは中世程度に留まっているが、星霊加護により宇宙中に戦士を派遣している。 悪の打倒という大義を掲げ聖王スィリオスのもとに集っていたが、20年前に魔王クワルナフを相手に大敗を喫し、ウォフ・マナフとごく少数の人員を残し壊滅した。 その時に伝説的英雄を含む多くの構成員を失い、ある程度復興した現在も絢爛なる殿堂としての栄光は取り戻せていない。 + 20年前の真実 勇者ワルフラーンが3体の魔王を屠り、次の標的として第三位魔王バフラヴァーンに狙いを定め準備を進め、出陣を明日に控えていたその時にナダレの権能『崩壊』によりクワルナフが襲来。 戦士たちのあらゆる攻撃が通じず、星ごと魔王に捕食されていく中、勇者は魔王に「不変なるもの」について言葉を投げかける。 しかし常勝の英雄ですらも勝ち目が見出せない状況に、多くの力なき義者たちの絶望を真我は汲み上げ、恥知らずに感情をさらけ出せるように好意的に転墜させた。 どうして勝てない、勇者のくせに。おまえのせいだ。おまえが死ねば我々は助かる。 力なき義者であったがゆえに強大な不義者となった守るべきだった者たちにより、勇者は磔に処された。 そしてその惨状を見てしまった義者も発狂、あるいは自死を選び、残ったのは僅かに30人ほどだった。 なお転墜した連中は残さずクワルナフにもぐもぐされました やっぱミトラって糞だわ 七大魔王 別名「黒の七王」。 真我が支配する宇宙において、最強の個体である七名の不義者の総称。 己の欲望に素直で、勝手気儘な獰猛さで厄災を振り撒くが邪気など欠片も存在しない純粋悪。 数億の人間を虐殺しようが、星を喰らう星なんて魔物を生み出そうが彼らに邪気は微塵もなかった模様。 善による魔王の討伐例は数えるほどしかないが、魔王同士による抗争や下剋上によって滅びた魔王も数多く存在する。 高位の魔王は星霊など生命としての規格が人間以上の者も多く、上位の三者など千年を超えて活動する魂の持ち主もいる。 入れ替わりが日常的と言えるものの、王の数は最大七名に固定されており、それより増えることはない。 聖王領では危険度から序列をつけているが上位三名は星を複数滅ぼしているような奴等らしい。 事実、破滅工房は序章の時点で既に五百の銀河を滅ぼしている。 序列 二つ名 名前 所在地 備考 一位 破滅工房 クワルナフ 絶滅星団サウルヴァ 星霊、聖王領壊滅の原因 二位 崩界 ナダレ 特異点アンラ・マンユ 最古の魔王、女性、我力は最弱ながら全宇宙に届く権能を持つ 三位 暴窮飛蝗 バフラヴァーン 暴窮飛蝗アエーシュマ 戦闘者、最強の我力使い、部下は戦闘狂の特級魔将2人 四位 殺人姫 フレデリカ 流血庭園バリガー 新参、部下は88人の『殺人鬼』 五位 不浄不動 マシュヤーナ 空葬圏ドゥルジ・ナス 新参、星霊、戦士のズルワーンとは双子 六位 貪婪餓龍 カイホスルー 龍骸星ザッハーク 圧制者、部下は18人の高位魔将 七位 邪戒廻向 アカ・マナフ 真王領ジャヒー 新参、未来に存在する可能性の魔王 なお魔王同士の間に明確な序列はなく、むしろ兄弟のように感じてすらいる。最古の魔王ナダレは不定期に魔王の集会を開いているともされている。 だがその親愛は殺し合いも含む剣呑な関係であり、特に『暴窮飛蝗』バフラヴァーンは“出会った者とは、誰であれ全力で戦わねばならない”という戒律を持つため、魔王の交代は九割がたバフラヴァーンが原因となっている。 よって一部の例外を除いて彼らの間に仲間意識はなく、もともと自己中心的な黒の性質をさらに極めた者らがそろうため、王同士の殺し合いはもちろん挑戦者からの下剋上が頻繁に起き、顔ぶれは一定しない。 特殊な立場を持つナダレを除き、総じて百年前後の内に地位と命を奪われる。 + ネタバレ その実態は神座流転のシミュレーション。 すなわち後代の宇宙に生まれ得る座を握るであろう覇道神の元型(アーキタイプ)となる存在。 真我は最終的には七つの時代と七柱の神が誕生する未来を想定して王の数を7人と定めたが、実際には真我の想定を越えた十柱の覇道神が生まれることになる。 正田卿によると、単体の戦闘力は夜都賀波岐と同ランクとのこと(七大魔王は星破壊級~銀河破壊級、天魔達は太極の設定上宇宙破壊級なので同ランク内でも格差はあると思われる)。 星霊 天体に宿った魂。星という種族。 第一神座においてすべての星は生きているが、その中でも高い潜在能力を持つ星が長い時間をかけて自我を得たもの。 星そのものを己が巨大な肉体として動くものと、霊格を実体化させ奇跡を揮う者の二種類が存在する。 もちろん善悪どちらかに属し、魔王は悪の星霊であることが多い。 星霊を始め第一神座の高次生命は人間などと接触するための触覚ともいえる魂体、星幽体(アストラル・ボディ)を作ることができる。 フィジカル面では人間と同等までスケールダウンするため劣化するが、その分権能や意思といったメンタル面の特殊能力を凝縮することで強化することが可能。 魂の核であるため破壊されればほぼ間違いなく死に至り、クワルナフほどの強大な魔王でも自我の喪失は避けられない。 星霊は“すべてが一つであった頃”の記憶を持つため、種族特性として瞬間移動能力を有する。 魂だけを分離させ他の星を乗っ取ることや、逆に星霊以外の生命が星霊を殺して新たな星霊となる事例も確認されている。 星霊を討伐した者は、自身が星霊にならずとも瞬間移動能力を簒奪することができる。ただしその場合は移動距離に限界などの枷が生じる。 戒律 自身にルールを課すことで得られる特殊能力。 ルールを守る限り、その内容を反転させた恩恵を得ることが可能になる。 例1. 攻撃を絶対に避けず、防御しない。 →黄金(創造位階)の軍勢以上の不死性を発揮する。 例2. 金銭をケチらず浪費する。 →浪費する金銭の倍は稼ぐ。 ルールの拘束が重く厳しいほど見返りは大きく、複数の戒律を持つ者もいる。 ただし、一度設定した戒律の変更はできず、戒律を破った場合は良くて即死、悪ければそれ以上に苦しい罰を受けることになる。 また、多重戒律は矛盾すれば破戒の可能性が高まるため、基本的には我力で無理やり抑え込める魔将の専売特許となっている。 特殊な例として、虚装戒律(パランギーナ)という『期間や条件を限定した使い捨ての戒律』を設定する者が存在する。 例えば『三日間喋らない』という戒律で『三日間限定のテレパシー』を得て、四日目からは天罰を受けずに普通に喋るといった具合。 ただし、戒律とは己の信念を昇華させたものであるため、本来ならこのような使い方はできず、可能なのは信念とは無縁な余程空虚な存在に限られる。 その他、大義式戒律という星霊がその惑星の住人全員に課することで自身を強化する「小規模な真我」とも呼べるものも存在する。 + その正体 端的に言ってしまえば、戒律の役割とはある種の『救済措置』 二元論の宇宙において、生命は生まれた瞬間に白か黒の属性(イロ)を決定され、自由意思もなく争う運命を強制されている。 そんな傀儡たちの茶番劇において、己の覚悟を示し『自分はこうである』と後天的に定義することで舞台に個性(いろどり)という綾模様を付与するものが戒律というシステムである。 もっと雑に言えば、天上に座してすべてを慈しみながら見下ろす、神という観客の興を満たすためのキャラ付けに他ならない。 綾模様おばさん「うんうん、それもまた綾模様だね」 星霊加護 守護星霊ウォフ・マナフが戦士に与える奇跡。 功績によって与えられる使用可能回数が決まり、羽根の形になって身体のどこかに浮かび上がる。 攻撃強化(サーム)、防御強化(クシャスラ)、回復強化(ハオマ)、空中飛行(フラワルド)、瞬間移動(シェバーティール)の5種類が存在する。 中世レベルの文明の聖王領が宇宙中に移動できるのは瞬間移動の加護によるものだが、ウォフ・マナフが認める場所以外には移動できない。 そのため、単騎で魔王の居場所に吶喊、といったようなことは不可能な仕様になっている。 攻撃強化と防御強化は重くなる性質があり、逆に空中飛行と瞬間移動は軽くなる性質があるため同時使用の相性は悪い。 通常は1 1で使うのがバランスが良いとされ、偏らせることでバグのような結果となることがあるが、リスクが高く自滅しかねない諸刃の剣。 転墜 善が悪に、悪が善に属性反転する現象。 聖王領の歴史においても数件しか確認されていない稀有な現象で、一般にはお伽噺と認識されている。 サンプルが少ないため発生原因の特定はされていないが、強い負の感情が原因とされている。 また、転墜すると強弱も入れ替わり、強い者は劣化し弱い者は強く生まれ変わるとされる。 + その実情 転墜が起こる条件、それは『自ら定めた戒律を自らの意志で破戒すること』 己で歩むべき道を定め、そこからなお脱却せんという行為を真我は成長であると看做し、それに見合う(真我の視点からすれば)喜ばしい姿へと転じさせる祝福というのが転墜の真実である。 ただし、それは戒律同様あくまで神という観客から見た基準であり、役者にとっては傍迷惑なことこの上ない呪いでもある。 やっぱりミトラって糞だわ クワルナフの作品(こども) 『破滅工房』の異名を持つ魔王クワルナフの創造物。 どれもがこの時代ではオーバーテクノロジー甚だしい代物で、善悪問わず求め合い争奪戦を繰り広げている。 作品名 効果 クイン 登場人物を参照。 孔雀王(マラク・タウス) マグサリオンの鎧。物理法則の破壊・歪曲、すなわち我力の獲得によりただ頑強なだけでなく肉体の崩壊という現実を歪めた結果の蘇生効果を持つ。ただしその性能を引き出すには供物を捧げ続ける必要があり、永続ではない。後に原初環を手に入れたサムルークにより複製品が作られたが、そちらは記憶を代償にする。 カミサマ 所有者の祈りをもとに『魔将を生み出す』という形で願いを叶える偶像。百の悲劇で一の奇跡を起こす願望器。冬木の聖杯かな? 凍結封印 人間一人分程度の極小範囲の時間停止装置。範囲内の物体は時間が止まりあらゆる干渉を受け付けなくなる。 原初顕す番の環(マシュヤグ) マシュヤーナが所有する指輪。彼女が自我に目覚めるのとほとんど同時に入手した切り札にして分身のような魔導具。所有者の願望を基に番となる差異が生じた複製品を生み出す。 殺人鬼(ノコギリ) 慣用句ではない、文字通り『人類を殺すこと』を生態とした不義者に属する人類種。 理由のない強大な殺意を有する反動でそれ以外の感情が希薄。表面上は総じて陽気に見えるが本質的に殺人欲求の表現方法に過ぎない。 既に自分たちは人ではないという認識から同士討ちはしない。 人を殺すという信念から逆に人以外の動物への殺傷は忌避する傾向にあり、それ故に食事は人喰い。成熟した殺人鬼は食事自体を取らなくなる。過激派ヴィーガン 『魚が泳ぎ方を考えないのと同じ』と比喩されるように、武術など殺人の技巧を鍛えるという発想がなく、武器にも頓着しない。食器など適当なものを即興の武器に用いるが、愛着のある道具は秘蔵する場合もある。 その強靭な意志の力によって物理法則をねじ曲げ、食器や掃除道具一つ持っただけでも街区を容易く壊滅させるだけの我力を持つ。 最も甚大な被害の記録ではわずか三時間で八億人を虐殺している。 加えて命を奪う者である彼らは性行為のような『命を生み出す』行為は行わない。 そして基本的に不死身であり、肉塊からでも再生する。『殺人鬼とはそういうものだから』以上の理由はない。 我力 不義者が持つ戒律とは別の異能。 文字通り我の強さで物理法則などを塗り替え、荒唐無稽な現象を実現させる意志の力。 中には戒律の底上げや一見不可能な戒律を成立させるために併用する者も存在する。 全体主義的な義者には向いていないが、逆に不義者は他者への祈りや力の結集などが不得手。 会合(ガーサー) 七大魔王が不定期に呼び寄せられる集会。 ナダレが根城とする特異点アンラ・マンユに強制的に瞬間移動させられる。 会合中は誰も死ねず、殺せず、また発生期間も数十年~千年以上と一定せず、期間も数時間~数日と完全にランダム。 これは特異点そのものに宿るシステムのため、主にして最長老であるナダレ自身にも制御不可能。 なお、特異点が第一と異なる神座由来であることや、その性質が歴代覇道神が集められた謎の空間『極奥神座』に類似していることから、第零神座やミトラの宇宙戦艦アーディティヤとの関連性も指摘されている。 なお、ナダレ自身の意向で集合はせずとも念話は可能。こちらも巻き込まれる他の魔王に拒否権はない。 今流行りのボイスチャット 英雄祭(ウルスラグナ) 年に一度、英雄ワルフラーンの命日を挟んで七日に渡って聖王領で行われる祝祭。 英雄の誕生から成長を模した剣舞を行う前二日、かつての誉れ高き無礼講の宴が続く中三日、勝利への誓いを捧げる後二日で構成されている。 華々しい催事であり聖王領の民には盛り上がれる期間だが、その実態はあたかも聖王領が善悪闘争で優位であるかのように見せるプロパガンダ。 士気を維持し新たな戦士を召し上げるために必要不可欠な欺瞞だが、英雄のネームバリューを利用しているという点は否めない。 神剣 かつての義者に相当する者たちが作り上げた決戦兵器。 中枢の消滅による大規模転墜を乗り越えた旧世代の生き残りのひとつ。 しかし真実を忘却したクワルナフや怠惰に膿んだブシュンヤスタ同様、徒労感から自滅を夢見るようになってしまったという。 その概念を知る者は少なく、また知るに足る器の持ち主でなければノイズが走り認識すること自体ができない。 登場人物 義者 マグサリオン 「間抜けが、俺に仲間などいない」 CV.伊藤健太郎 身長 193cm 体重 90kg 戒律1 『絶し不変なる殺戮の地平(サオシュヤント・アウシェーダル)』 ◎自分と他者の間で殺意以外の物理接触を禁じる。 →殺意の総和が攻撃力に変換される。 戒律2 『絶し不変なる凶剣の冷徹(サオシュヤント・マーフ)』 ◎いつ如何なる時も戦いに即応可能な状態を維持する。 →戦いにおける第六感が研ぎ澄まされる。 戒律3 ??? 主人公。全身を鎧で覆う異端の剣士。 戦士であり悪を滅ぼす意志は非常に強いのだが、その怨念染みた決意は同胞からも危険視される凶戦士。 武才そのものは凡庸だが、その経験に基づく戦術と執念は現在の聖王領で最高の武功という実績を叩き出すに至る。 しかし性格に加えて『悪を滅ぼすためなら同胞ですら手に掛ける』という行動律から規律違反の常習犯であり、憧れる者もいれば疎ましく思う者もいる。 三つの戒律を持つほか、星霊加護を複数同時に使用した際に発生するバグを攻撃手段として利用する。 これはハイリスクハイリターンで簡単に出来る事ではなく、マグサリオンの勘と経験による部分が大きい。 作中ではウォフ・マナフの星霊加護を攻撃に全振りし、山サイズの巨体で三つの都市を粉砕していて驚異的な再生能力を持つ魔将を欠片も残さず滅殺している。 因みに星霊加護の刻まれた部位は眼球。 この物語は彼による悪絶滅RTA殺戮の荒野に独り立つまでの軌跡である。 正田卿曰く『一言で表すならダークヒーロー』『お近づきにはなりたくないが遠くで見ていたいという観察対象』 クイン 「私はクイン。あなたの奇跡と共に在る者」 CV.種崎敦美 身長 162cm 体重 50kg 戒律 『輝ける従順(アクワルタ・スラオシャ)』 ◎他者の指示や願いに従う形でしか行動できない。 →指示さえ受ければ応じた性能が跳ね上がる。 正ヒロインであり実質的な主人公。金髪赤目の少女。 魔王クワルナフに作られた自動人形であり、祈りを蒐集する善の戦士。 祈りの観測者として設計されたため常識人的な思考回路を持つが、そのせいで周囲に振り回される苦労人。 創造主であるクワルナフのことは「お父様」と呼ぶが、悪である父を滅ぼすため命令を忠実に遂行している。 他者の意識と同調する機能を有しており、それを使って宇宙中の義者に語りかけ、同志を募るとともに祈りの蒐集を日常的に行っている。 『黒白のアヴェスター』は彼女の意思を受信した義者(読者)へ語られる物語である。 戒律は他者の指示や願いに従う形でしか行動できない代わりに、指示や願いに応じた己の性能を超強化してその願いを叶える、というもの。 複数人からのオーダーを重ねる事で、「卑怯とも言える域」の身体強化となり、疾風迅雷をそのままに体現して数秒で山すら崩す程の火力を発揮するなど、適切に使えばリターンも大きい。 詳しくは項目参照。 サムルーク 「あたしがいるだろ。心配すんな、上手く使ってやるからよ」 CV.斎藤千和 身長 181cm 体重 68kg 戒律 『霊鳥への階梯(シームルグ・アッタール)』 ◎負傷を癒さない。 →負傷するほど攻撃力が増大する。 新参の戦士。赤毛の女性。 気風のいい姉御肌で、弄り役。頭は良くないように見えて回転や理解が早いタイプ。 調子がよくたびたびクインを困らせるが、善人でありマグサリオンの行動に反感を抱く。義理人情に篤い正統派。 戒律はPANTHEON当時から例として出されていたもので、ダメージを治癒しないことで攻撃力に変換するというもの。 発動すると赤い闘気という形で顕れ、負傷・欠損した部位を強化・補修する。またパッシブ効果として負傷したままで生存できるように出血多量・臓器不全・感染症その他での異常が起きないという恩恵もある。 手足の欠損までに至った攻撃の際には闘気が幻肢の手足を創り出し五百倍近く巨大化し、右手と左脚だけなら身長九百メートルを超え、その重撃は山を抉り砕くほどで渾身の一撃は隕石の直撃にも等しい威力がある。 ただしあくまで『傷付いても生きて闘える』能力に過ぎないため、痛みは常に感じている。 また、頭部や心臓へのダメージは当たり前に致命となる。 それでも笑っていられる驚異的な剛毅さこそがサムルークの本当の力とも言える。 正田卿曰く『姉御肌・不良・長身・四肢欠損。ごめんなさい、全部正田の趣味です』 それなんてエレ姐さん。 ズルワーン 「世の中ごちゃごちゃしてないとつまらねえ。白か黒かの二つに一つって、何が楽しいんだそんなもん」 CV.前田剛 身長 180cm 体重 72kg 戒律 『我は我によって立つ(デーンカルド・アイオーン)』 ◎あえて戒律を持たない。 →他者の能力を無効化する。 金髪で、ジャラジャラとアクセサリーを付けた奇抜な風貌の男。 クインが初めて出会い、彼女を聖王領に連れてきた戦士。 現在の聖王領ではマグサリオンに次ぐ武功の持ち主だが、不真面目かつ他者の神経を逆撫でする言動が多いため、少なからず信奉者のいるマグサリオン以上に嫌われている。 性格最悪で卓越した銃技を操り、関わった相手を引っ掻き回す嫌われ者のトラブルメーカー。派手な服装を好む飄々とした金髪の不能者。 つまり、そういうことである。 CVは間違いなくルネ山かマエタケ。 →案の定マエタケ。 元は現在の空葬圏を構成していた星のひとつに宿る星霊であり、魔王マシュヤーナとはほぼ同時期に自我を得た双子の関係。 マシュヤーナに殺された直後に意識を維持したまま人間に転生し、聖王領に保護された。 詳しくは項目参照。 フェルドウス 「どうだ、凄いだろう。僕は君らなんかと格が違うんだ」 CV.福原綾香 身長 159cm 体重 51kg 戒律1 『楽園の祝祭日(ノウルーズ・フェルドウスィー)』 ◎一日一種の技しか使えない。 →日替わりの必殺技を持つ。 戒律2 『絶し届かざる救世の理想(サオシュヤント・アウシェーダル)』 ◎自分と他者の間で殺意以外の物理接触を禁じる →自己嫌悪の念が強いほど殺傷力が増す。 クインと同期の戦士。中性的な顔の少年。 生真面目な性格で同期のクインに対して対抗心を持っているが、若干空回り気味。女性に対する免疫も少なく、少し肌を晒されただけで大きく狼狽える。 20年前に壊滅した聖王領の歴史を調べ、マグサリオンや彼の兄であるワルフラーン、聖王スィリオスを信奉している。 男らしく格好良い戦士になりたいと振る舞いを心掛けている。 詳しくは項目参照。 アルマ 「彼を見て、自分が泣いていることに気づいたから。ああ、私はまだ枯れていない」 CV.河原木志穂 身長 166cm 体重 55kg 戒律 『神聖なる献身(スパンダルマド)』 ◎生涯を通して不義者の男にしか抱かれない。 →善悪認識の阻害、及び抱いた不義者に対する絶対的殺害権。 芸術の如き均整のとれた赤銅色の肉体を持つ白髪の美女。 20年前の聖王領の敗走で生き残った一人でマグサリオンとは幼馴染の間柄。 魔将の討伐数は多くないが、代わりに一級魔将を五人も屠ったという暗殺の専門家。 戒律は義者の女としての幸福を全て捨てるという重い代償と引き換えに、義者と認識されなくなるというもの。 義者側からも善と悪が混ざったようにはっきり認識できなくなり、オフにできるのは聖王領にいる時だけと単独行動に特化している。 また、自分を抱いた不義者に対して絶対的な殺害権を獲得する。 世界法則を捻じ曲げるほどの覚悟は、どれだけ距離が離れていようと相手がどれほど格上でも、条件を満たした相手であれば理論上は確殺可能。 抱かれる際に心から悦楽を覚えるほどに殺害権は高まる。 この戒律のためアルマは既に女としての自己肯定感はなく、悪を滅ぼし善なる地平が生まれた後に穢れ果てた自分は死ねばいいという、後の無慙と似た破滅主義者。 正田卿曰く『今まで男ばかりだった『自己評価の低い有能』枠』『恋の行方は決まってるけど相手の男がなぁ……』 ロクサーヌ 「綺麗にして、美味しいものを食べて、にこにこしてれば大丈夫。私がしっかりプロデュースしてあげるわ」 身長 165cm 体重 57kg 戒律 『敬虔なる背理(タローマティ)』 ◎性行為の禁止 →強い魅惑の力を持つ 聖王領の運営を差配する十二諸侯の第九席シャフルナーズ侯。 金髪に褐色肌の妙齢の女性。 最高位の回復強化の使い手で主な仕事は広報事業。聖王の愛人とも噂されている。 しかし本人は堅苦しいことが嫌いで、クイン曰く『女狐』 お祭事が大好きで調子に乗りすぎるきらいがあるのが珠に傷。 特級魔将たるザリチェード相手に軽口を叩きつつ、真っ向から単身で互角以上に渡り合う等、その戦闘力は極めて高いが、その正体はカイホスルーの第一寵姫『龍玉姫』。 実はカイホスルーより若干年上で、二人は幼い頃から共に行動してきた姉弟のような関係。 互いが初めての相手であり、戒律は以降に課したためロクサーヌにとってのカイホスルーは、最初で最後の男という扱い。 性に奔放なビッチがデフォな不義者の女性の中でも一際性欲の強い彼女だからこそ成り立つ戒律。 不義者を虜にし、義者であれば真我の属性認識を誤らせる幻惑の力を発揮する。 正田卿曰く『イメージは美人で、賢く、しかもエロい美人秘書』『女性陣へのカウンター的なパリピっぽい感じ』 インセスト 「僕が来たからにはもう安心だ。ヒーロータイムの始まりだよ」 身長 わりと高いぞ 体重 秘密だ 戒律 『最善なる天則(フヴァエトヴァダタ)』 ◎マシュヤーナの真実を叶える →マシュヤーナへの特攻能力を持つ。 マグサリオンたちと魔王マシュヤーナの戦闘に突如割り込んできた男装の麗人。 傾いた格好や空気を読まない言動などズルワーンに似た雰囲気を持つ。 ヒーローを自称する義者だが一般人として見ても下な方の実力しか持たない。 しかし『マシュヤーナが理想とする姿』を体現することで魔王としてのマシュヤーナを否定するという対マシュヤーナに特化した戒律を持つ。 そんな戒律に彼女が至った理由とは…… 詳しくは項目参照。 スィリオス 「お前の慙愧を晴らしてやりたいと思っているのだ。ワルフラーンの友として」 身長188cm 体重90kg 戒律 光輝なる絶対王政(アクワルタ・ジャムシード) ◎聖王領に住まう全義者を記憶する。 → 彼らに対する絶対強制権を持つ。 聖王領の頂点に君臨する当代の聖王。制作上の旧名はジャムシード。 かつては才能にあふれた若者だったが、ワルフラーンと出会い彼こそが真なる英雄であると確信しサポートし続けた。 聖王領の壊滅後は生き延びた者たちを率いて再興に尽力したが、同時に二元論の法則に対して違和感を覚えるようになり、20年の間にそれは確信へと変わっていった。 戒律は歴代の聖王が受け継ぎ続けるもので、聖王領に所属する義者全員のプロフィールを記憶することで、彼らに対して絶対的な命令権を得るもの。 選定の聖剣ジャムシードを抜くことで戒律が付与されると同時にその時点での義者全員の情報が流れ込み、良くて自我を失い廃人、悪ければその時点で狂死という非常に重い戒律。 スィリオスのように自我を保ったままでいられた王は歴代でも数人しかいない。 正田卿曰く『覇道適性の持ち主』『何を言ってもネタバレ』 ナーキッド 「殿方同士の絆は大事になさってください。私は邪魔をしませんから」 身長 164cm 体重 50kg 戒律 『聖歌聖典(アフナ・ワルヤ)』 ◎自意識を持たず演者として脚本に従う。 →世界の首席としての立場を得る。 「星姫」と呼ばれた聖王スィリオスの妹であり、ワルフラーンの婚約者。 二千を超える星霊と心を通わせ、自在に使役できた星の巫女。 20年前の聖王領壊滅時に婚約者を喪い、勝機が見える時まで時間停止装置で封印された。 その正体は本来の『当代の勇者』であり、白の極北である虚無。『みんなの意思に染められる者』 他者の願いによって与えられた役割を忠実に演じる操り人形であるがワルフラーンにその資質を奪い取られ、勇者の退場により再び白痴へと逆戻りしていたが…… 戒律は勇者の立場を奪われてなお演者としての在り方を選んだ彼女に対する真我の祝福。 天下の誰よりも自らの立場を弁えている者として、この宇宙の最強種である星霊をも従える君臨者として振る舞うことができる。 「主役の条件は神の玩具」というこの世界の真理の一つを体現した能力とも言える。 ワルフラーン 「おまえの笑った顔を見せてくれ。それさえあれば、俺は誰よりも強くなれる」 身長 191cm 体重 87kg 戒律 『転輪し必勝する救世主(サオシュヤント・デサーティール)』 ◎敵に必勝する。 →倒した敵の強さと能力を自身に加算できる。 マグサリオンの兄。故人。享年27歳。 聖王領の歴史上で唯一、魔王の討伐を三度も成し遂げた伝説の英雄。 豪放磊落で一本気、誰よりも笑い、泣き、不思議と人が集まるというカリスマの持ち主だった。 本来、勝利するために設定する戒律を『まず勝利すること』と前提に置くという唯一無二の戒律を自らに定めるなど、戦乱こそが法となっている世界で『勝利の後』を考えていたことが示唆されており、魔王を含めて他者とは明らかに意識の階層が異なる異質な人物。 戒律の遵守難易度は他とは比べ物にならないほど困難となったが、強大な敵を倒すほど飛躍的に強くなる「勝者の概念の具現化」とも言うべき戒律へと昇華。 その結果、倒した敵の能力を戒律も含めて『必勝する』という大義のためにアレンジし取り込むという絶大な恩恵を獲得し、おまけに取り込んだ戒律もアレンジの結果『必勝する』という大元の縛りに統合されるため多重戒律にならないという副産物までもたらされた。 そしてこの戒律によって本来味方であるはずのスィリオスとナーキッドから『愛する心』と『勇者の資質』をも奪い取った。 聖王領を襲撃したクワルナフに対し奇跡の何たるかを見せつけ、それがクインの誕生へと繋がった。 しかし彼の最期を目にした義者は一様に自殺するか発狂したとされるが…… スプンタ・マンユ 戒律 名称不明 ◎仲間を持たない。 →無双の力を手にする。 『超縮退星』の異名を持つ星霊。 恒星が一生を終え超新星爆発した後に残るブラックホールの成り損ない、中性子星が新たな自我に目覚めたもの。 その表面積は平均的な都市一つぶんの小さなものだが、その身に恒星級の質量を有しており、人類が居住可能な星の数千億倍に匹敵する荒れ狂う超重力により他者の生存を許さない。 数と結束が売りである善に属し、慈悲深い性を持ちながらも孤高の戒律を誓うことで破格の力を得た善側の最高戦力。 過去には魔王を討ったことさえもあるがその戒律のために聖王領には所属せず、20年前のナーキッドの呼びかけにも応えられなかった。 バフラヴァーンと引き分けたとされている七百年前のクワルナフはもちろん、銀河破壊級のクワルナフ以上の強さとされるナダレを会合で一度は倒しているバフラヴァーンを途中までは上回る実力を備えていた。 一級そこらの魔将が万人集まろうとスプンタ・マンユには敵わない。 星体の姿でも強力な力を操るが、魂体の状態での全力の突撃は銀河に轟くガンマ線バーストの唸りと共に行われ、その輝きは恒星が生涯で生むエネルギー量を上回る。これの直射を受けたが最後、数万光年先にある星すら壊滅する。 しかしこれさえ余波に過ぎず、星霊としての権能を全開放したスプンタ・マンユの突進は、瞬間的にブラックホールすら踏み砕く。 第三位魔王バフラヴァーン相手に奮戦するも、その一撃により戦死。創作史上最強の噛ませ犬。 魂体は電磁波の鬣を持つ青紫の馬。人間形態も取れるらしく正田卿曰く「14・5歳くらいの美少年で一人称は我」「いや美少女の間違い」 あぁ“中性子”ってそういう…… アショーズシュタ 「アーちゃんが来たからにはもう安心っす。大船に乗ったつもりで任せるっすよ」 身長 140cm 体重 35kg 戒律 『翼持つ者の天則(ダフマ・アルドワヒシュト)』 ◎常に飛び続け、着地をしない。 →有翼種としての特性が強化される。 空葬圏に生息する霊鳥。 その背中に義者たちの生活圏を庇護する巨大な梟で、霊格はウォフ・マナフにも匹敵するが精神は十歳前後の少女のそれ。 魂体も少女の姿で「アーちゃん」と呼ばれるのを好む、梟なのに暗闇を怖がるなど全く威厳はない。 一方で猛禽らしく外見に反して性格は獰猛かつ過激で、空葬圏の他の飛翔生物が相互に協力しながら飛び続けているのに対し彼女は孤高を貫く戒律を設けることで自身を強化している。 隠形(ステルス)の加護を持ち、空葬圏でマシュヤーナから逃げ延びてきたのもこの能力によるところが大きい。 他者に加護を与えることもでき、五感や霊覚さえも透明化できるなど非常に強力。 なお隠形の命名者はインセスト。本来の名称は『アーちゃんシークレットスタイル』と身も蓋もないので却下されている。 アフラマズダ 「それをもって契約としよう。ああ、なんとまあ私たちの恥知らずなこと」 戒律 『智慧の浄め(ヴェンディダード)』 ◎真実を口外しない。 →全知に近しい力を得る。 宇宙開闢の時より存在する善側の決戦兵器。 魔王ナダレと対を成す、善悪闘争を加速させる真我の触覚。 当代の剣の巫女であるクインを依代に活動している。 ワルフラーンに発見されたことで彼の愛刀となり、クワルナフにより捕食されたことで彼女を素体に自動人形のクインが創造された。 ただし現在のクインは神剣の一部しか継承しておらず、また未だ別に存在している可能性すら示唆されている。 代替わりするナダレと異なり彼女は開闢から同一の存在として善悪闘争を見続け、その果てに己の死を願うほどに膿んでしまっている。 そしてこの善悪二元の宇宙を終わらせるため、英雄ワルフラーンとある計画を目論む。 不義者 クワルナフ 「奇跡とは何だ? 希望とは何だ?みんなとはいったい、どういう単位だ?」 身長 ■■■ 体重 ■■■ 戒律 天翔ける破滅の戦輪(プシュパカ・ラタ) ◎武器になるものを生み続けねばならない。 →凶悪かつ強大な破滅の権化になっていく。 『破滅工房(はめつこうぼう)』の異名を持つ七大魔王の序列一位。 司る悪性は『忘却』 その正体は極超巨星サイズの星を身体とする悪の星霊であり、自身と同じ性質を持つ恒星サイズの分身50以上からなる『絶滅星団サウルヴァ』を率いて宇宙を放浪する、空前絶後のモンスター。 彼にとっては銀河すら食べ物に過ぎず、序章の時点で五百ほどの銀河を滅ぼしている。 星を喰らう星であり、取り込んだものを体内で合成し新しい機能を持つものとして吐き出す性質から『破滅工房』と名付けられた。 会合の時にのみ魂体としての人間形態として顕現し、その容姿は数十の銀河を束ねた法衣を纏う金髪赤眼の美神の如き男。 詳しくは項目参照。 高濱ァ!高濱亮が付けた通称は『暗黒ド○えもん』。 確かに丸いし、銀河ってどら焼きに似てるけれども。 ナダレ 「私はみんなの魔王だから。みんなのためにこうするんだよ」 戒律1 『迷妄の崩れ(ヴェンディダード)』 ◎善悪闘争の管理者として振る舞う。 →真我(カミ)の触覚たる力を得る。 戒律2 『不変なる正義もたらす絶対悪(アンラ・マンユ)』 ◎真なる魔王として務めを果たす。 →運命操作を可能にする。 『崩界』の異名を持つ七大魔王の序列二位。 司る悪性は『矛盾』 数千年の時を生きる最古の魔王であり、黒と白が入り混じる奇妙な風貌の女性。 神剣と対を成す、善悪闘争が決着するたびに代替わりし新たな闘争を加速させる真我の触覚。 こことは異なる神座(時代)の遺物である宇宙船を根城にし、その性質で不定期に魔王の会合を開いている。 彼女を含む歴代のナダレは凡人でありながら身に余る大志を抱き、挫折しながらその願いを捨てなかった者が名を奪われ、神の触覚として道化を演じる役目を担わされた成れの果て。 この宇宙で唯一許された疑似求道神として宇宙や善悪の操作等の権能を揮うことが出来るが、大義式戒律によって転墜を禁じられているため神を呪いながらも役割に逆らうことが出来ず、結果としてその挫折から虚無的になる運命を背負っている。 そんな中で彼女は神剣と共謀し、新たな世界の礎となり神に吠え面をかかせるため独自の戒律を自らに定め暗躍している。 バフラヴァーン 「そうか、よかったな。しかし俺のほうが強い」 身長 228cm 体重 200kg 戒律1 『終わりなき群生する暴窮(マルヤ・アエーシェマ)』 ◎孤独を恐れず戦い続ける。 →己と寸分違わぬ分身を作り出す。 戒律2 『殲くし滅ぼす無尽の暴窮(ハザフ・ルマ)』 ◎出会った者とは誰であろうと全力で戦わねばならない。 →体力の消耗がない永久機関になる。 『暴窮飛蝗(ぼうきゅうひこう)』の異名を持つ七大魔王の序列三位。 司る悪性は『暴性』 二メートルを超えた筋骨隆々の体躯の、灼炎のごとき烈しい髪を持つ大男。 最強を目指す戦闘者にして求道者。出会う者全てを倒して、星を幾つも滅ぼす天災を巻き起こしているため序列三位と認定された。 戦闘経験は魔王の中でも抜きん出ており、誕生したその時から一瞬たりとも休まず戦闘力が増し続けている。 「この世のすべてと戦い、倒し、最後に残った者が最強である」という思想の元宇宙を渡り歩き、破壊と殺戮を繰り返して自分以外の全てを絶滅させんとする傍迷惑極まりない戦闘狂。 詳しくは項目参照。 タルヴィード 「俺なら一〇分、いいや七分――違う七秒で終わらせてやる!」 身長 178cm 体重 70kg 戒律1 『殲くし滅ぼす無尽の暴窮(ハザフ・ルマ)』 ◎出会った者とは誰であろうと全力で戦わねばならない。 →体力の消耗がない永久機関になる。 戒律2 『殲くし螺旋する熱望の剣(タルヴィ・アストウィーザート)』 ◎自身が行うすべての挙動を螺旋軌道でしか成さない。 →それによる攻防すべての威力や精度が跳ね上がる。 バフラヴァーンに敗れてなお生き残り、バフラヴァーンの生き方に共感してしまった惑星破壊サークル戦闘狂の集まり『暴窮飛蝗アエーシュマ』の現構成員。 どちらも宇宙に4人確認されている特級魔将の一角で、バフラヴァーンと同じ戒律を有している。 二振りの曲刀を武器とし、蒼銀の全身鎧を纏った聖騎士の如き男性。 詳しくは項目参照。 ザリチェード 「で、でも仕方ない。そういう戒律。出会った奴は殺さなきゃ、殺さなきゃ」 身長164cm 体重48kg 戒律1 『殲くし滅ぼす無尽の暴窮(ハザフ・ルマ)』 ◎出会った者とは誰であろうと全力で戦わねばならない。 →体力の消耗がない永久機関になる。 戒律2 『殲くし直進する渇望の槍(ザリチェ・アストウィーザート)』 ◎あ自身が行うすべての挙動を直線軌道でしか成さない。 →それによる攻防すべての威力や精度が跳ね上がる。 バフラヴァーンに敗れてなお生き残り、バフラヴァーンの生き方に共感してしまった惑星破壊サークル戦闘狂の集まり『暴窮飛蝗アエーシュマ』の現構成員。 どちらも宇宙に4人確認されている特級魔将の一角で、バフラヴァーンと同じ戒律を有している。 冗談じみたほど巨大な突撃槍を武器とする、血に染まったような紅蓮の全身鎧を纏う女。 「渇きの化身」と形容されるような痩せこけた容姿で、途切れ途切れの吃った喋りに陰鬱な雰囲気を纏っている。 詳しくは項目参照。 フレデリカ 「わたしと出会ったのだから、ちゃんと死なないと駄目ですよ」 CV.能登麻美子 身長152cm 体重44kg 戒律 『殺人鬼の掟(キラークイーン)』 ◎敵が繰り出すどんな攻撃も避けないし防がない。 →それを守る限り不死身。 『殺人姫』の異名を持つ七大魔王の序列四位。 司る悪性は『無知』 豪奢な金髪に青いドレスを纏う少女。 本編までの二十年間、数億人単位の大虐殺を繰り返して複数の人類社会を絶滅させている。 秘蔵する武器を持つ殺人鬼であり、彼女の武器は大鎌デスサイズ。 拾い上げたそこらに落ちているモノを振り回した程度で宮殿ごと湖を消滅させるクレーターを作って星の地形すら変えたり、果ては慣性の法則どころか時空間の概念すら無視する。 全霊を乗せて振るわれる大鎌は星すら一刀のもとに両断し得る。 胎児の時点で自身を身籠る母親を自殺させその胎から産まれた忌まわしき鬼子。 従者である88人の『殺人鬼』たちを従え、生死が飽和する混沌の場を跳梁跋扈する純粋な殺意の塊。 詳しくは項目参照。 ムンサラート 「私の名はムンサラート。特技は人殺し全般です」 CV.羽多野渉 身長184cm 体重77kg 戒律1 『偉大なる主へ捧ぐ讃歌(ザムヤード・ヤシュト)』 ◎自分を倒した者の中で、最も眩しい存在に服従する。 →主命により能力が跳ね上がる。 戒律2 『魂の裁定者(ウシュターン・ヤシュト)』 ◎全盲、及び極度の健忘症。 →近い未来の情報を見ることが出来る。 魔王フレデリカに仕える執事。 『ノコギリ男』の異名で百年以上前から名を馳せる、宇宙に4人確認されている特級魔将の一角。 種族としての『殺人鬼』であり、当該種族の『ノコギリ』という通称の由来となった人物。 詳しくは項目参照。 マシュヤーナ 「おまえが悪いのだズルワーン。何もかもおまえのせいだ」 身長 170cm 体重 57kg 戒律 『最愛なる天則(フヴァエトヴァダタ)』 ◎他社から向けられる想いに同質同量の想いを返す。 →敵の攻撃を完全な形で反射する。 『不浄不動』の異名を持つ七大魔王の序列五位。 司る悪性は『退廃』 死面(デスマスク)じみた白磁の容貌に民族衣装(和装)を纏う痩身の美女。 その正体は30年ほど前に自我を得た星霊で、英雄の死に影響されて巻き起こった空葬圏ドゥルジ・ナスの蠱毒を生き延びた巨大な枝垂桜。 花弁の1枚が島ほどの大きさであり、さらに億を超える蝿(ナス)などの不浄なる生物の姿をした二級魔将へと変換することができる。 双子であり、自らが殺し損ねたズルワーンに異常な執着を見せている。 詳しくは項目参照。 カイホスルー 「祈れ願え、奇跡を謳え。おまえたちの寿命は俺が決める」 CV.寺島拓篤 身長190cm 体重85kg 戒律 奪い貪る三首の業報(アジ・ダハーカ) ◎自分の財を惜しまず消費する。 →消費に見合ったリターンを得る。 『貪婪餓龍(どんらんがりゅう)』の異名を持つ七大魔王の序列六位。 司る悪性は『痴情』 長い赤毛を幾つも結わえ、踊り子のような衣装を纏う浅黒い肌の美丈夫。 その正体は支配惑星である龍骸星ザッハーク(土星程の大きさ、直径は約10万km)の星霊を殺し、その地位を簒奪した星霊。 星にとぐろを巻ける程巨大な、貴石と貴金属の鱗を纏った龍である。 破壊に特化した他の魔王とは異なり、自分の上で生きる民を支配し、骨の髄まで搾取することに特化した変り種の魔王。 詳しくは項目参照。 アカ・マナフ 『邪戒廻向(じゃかいえこう)』の異名を持つ七大魔王の序列七位。 司る悪性は『虚構』 その名は『悪意の翼』を意味し、聖王領が滅びかけて20年の間に新たに君臨した魔王の一角だが、何故か一切の活動を行なっておらず、本人の名前と、聖王領の遥か真上に位置する所在地『真王領ジャヒー』の名前しか記録されていない状態にある謎の魔王。 その正体は『未来において存在する可能性のある内なる影』。スィリオスは己の裏面が具現化した時に目覚めると考えていた。 しかしナーキッドにより幾多の星霊を善悪の区別なく混ぜ合わせ、剣の形に凝縮した神剣の邪悪なパロディとして具現。 真我の軛を断つというスィリオスの願いを叶えるためのナーキッドの剣となる。 ブシュンヤスタ 戒律 『至天もたらす勝利の礎(ラージャカルマ・アンギラス)』 ◎与えられたものを拒まない。 →与えられたものに適応する。 『悪夢の女神』と呼ばれた特級魔将の星霊。 クワルナフやナダレ同様、前世代からの生き残りで2000年あまりを生きる最古参の魔将だが、『怠惰』という己の属性に従い50年ほど寝ては僅かに起きるというサイクルを繰り返す女性。 しかしブシュンヤスタが寝ている間、彼女が支配する星ではその悪夢が現実となり地獄絵図と化すため、住民たちは目覚めのたびに人身御供を差し出して平均一月、長くても半年は眠らないよう無聊を慰めるという抵抗を2000年に渡って繰り返してきた。 後の英雄ワルフラーンが7歳で人身御供に名乗りを上げ、5年かけて抵抗した結果、最後は信じられぬものを見て逃げ出すように、恐怖の相を浮かべて狂死した。 彼女の戒律は何物をも拒まず受け入れ、その供物に適応するというもの。 自ら願ったものではなく生まれた際に付与された生贄としての大義式戒律であるが、星とその環境、さらに大転墜により黒の属性を捧げられた結果生まれながらの星霊、不義者よりもその立場に適応。 結果として零の時代に接続し、英雄ワルフラーンという異物を生み出すこととなった。 アパオシャ 戒律 ??? フレデリカの先代の第四位魔王。 星体も魂体も漆黒の馬の姿をした邪悪な星霊。 侵略した星霊及びそこに住まう女を犯し、自らの眷属を孕ませるという民族浄化的な手法で手勢を強化する知性を持たない種馬真性の獣。 その方法も生きたまま四肢と舌を切り落とし文字通りの孕み袋にするという悪辣さで、義者の尊厳ごと踏み躙る旱魃の魔王。 本人はワルフラーンとナーキッドによって倒されたが、犠牲者の処理を担ったスィリオスに深い影を落とすことになった。 神 ミトラ 「すべては人の心が織り成す綾模様。それを美しいと私は思った」 CV.小松未可子 戒律 『悠久の果てに集えよ怒りの軍勢(ディエスイレ・パンテオン)』 ◎ 怒りの感情を抱かない →激しく怒っている者ほど強い世界を生む 第一神座の法則を流出する覇道神。 紫がかった赤毛に赤青のオッドアイの女性。 神咒神威神楽において、邪宗門こと転輪王の花輪(サンサーラ・ヴァルティン)が残した碑文には『神座を巡る闘争の重圧に負け、「我が討ったのは悪しき者であり、故に我は善である」という詭弁に逃避した女』と刻まれていた。 彼女の『善と悪が闘争する』『善は常に悪によって窮地に立つ』という認識が流出したのが善悪二元真我であり、つまるところこの世界が荒んでいる元凶も元凶。 正田卿曰く「波旬でさえ一宗教のご本尊になるくらいには信者がいるけど、真我にはマジで一人も信者はいません。第一神座の連中は全員無慙の萌え豚なので」。 作中、登場人物らに存在を認識されてこそいないが、彼女の流出する法則は一部の者から『狂った母親に抱かれているようなおぞましさ』『狂母の呪縛』といった具合に否定的に受け止められている。 残念でもなく当然である。 付いたあだ名は『綾模様おばさん』 ミトラ「おまえも綾模様にしてやろうか」 物語が進み真我関連で陰鬱な展開が起きるたび、あるいは真我の真実が語られるたびにどこぞの水銀よろしく「ミトラ死ね」「やっぱりミトラって糞だわ(略して「やミ糞」)」と罵倒されるのが読者の間でお約束になっている。というかなまじ冗談じゃない分水銀より酷い。 まぁ最後は無慙に討たれて死ぬわけですが。 なお本作終了後、彼女を主人公とした『事象地平戦線アーディティヤ』の連載がスタート。果たしてミトラの過去とは…。 詳しい経歴はこちらを参照。 この世は追記と修正に分かれている―― あなたの編集を教えてください。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ”主観的な幸福度”に関しては他の天とは条件がちょっと違う気がする。人生における憎しみも苦しみも不幸も、その全てが「倒すべき敵がいる」って方向に収束してる世界。逆説的に言えば「俺たちがこんなに苦しいのは倒すべき敵がいるから」ってことになる。世紀末ではあるけど、ポイントは「憎むべき敵がいる」ことに全てが収束してる点だと思うんだよね。例えば善側はマグサリオンみたいな例外を除けば皆仲良しこよしで内輪もめなんてありえない空間な訳だし。 -- 名無しさん (2019-11-15 16 16 28) ああゲームじゃなくて連載小説的なやつなのね -- 名無しさん (2019-11-15 17 40 52) entyで毎月1000円以上お金を払うと読めるシステム。ラノベ一冊当たりの文章量と値段を考えるとちょい高いが、しゃあない -- 名無しさん (2019-11-15 22 16 11) 終わった後に読めばお得やな -- 名無しさん (2019-11-16 04 49 43) 課金する以前の投稿を読むには追加課金が必要だったような -- 名無しさん (2019-11-16 12 18 38) 公開から30日以上経っていた場合の話ですね -- 名無しさん (2019-11-16 12 38 51) バフラヴァーンの行動が無慙モードのマグサリオンと被るのは理由あるのかな? -- 名無しさん (2019-11-16 13 52 48) ↑それが成り立たないように月毎分のをを支払わないと読めないシステムだった気がする。最初から支援してた人と不公平になっちゃうから -- 名無しさん (2019-11-16 18 28 33) ↑2、戒律は破ったらめっちゃデメリットあるみたいだし戒律では無さそう、というか戒律だったら顔合わせ自体が成立しない気が -- 名無しさん (2019-11-16 18 42 54) 魔王の戦闘力が八都賀波峡に匹敵、ってのがよくわからん。あいつら夜刀の軍勢変勢だから強さだけでいうなら夜刀と同格なはずなんだが -- 名無しさん (2019-11-16 22 13 29) ↑格自体は夜刀レベルになるけど、その他細かいスペックは各々で異なるよ(筋力・走力・太極とか) 戒律ありきとはいえ、軍勢変勢ってバフがないのに天魔のレベルとか魔王の恐ろしさが改めて感じられる -- 名無しさん (2019-11-16 23 04 46) ↑2夜刀と同格じゃないぞ?スペックはオール100で他の連中はそれより遥かに下 -- 名無しさん (2019-11-16 23 34 29) 夜刀と同等なのは親友二人だけ。他は個人によって強さが違う。夜刀とどれだけ同調できるかで強さが変わる -- 名無しさん (2019-11-17 10 20 27) ↑ あの二人は存在の根幹からして夜刀(蓮)とは相性抜群だしね。 -- 名無しさん (2019-11-18 20 49 24) 防御力に関してはみんな夜刀同等になるハズ。でも、そもそもその夜刀がメチャクチャ弱っているから当時に限っては相対的に七大魔王や反天使とかとおんなじくらいの強さになるんじゃないかなパンテオンでどういう扱いになるかわかんないけど -- 名無しさん (2019-11-18 21 38 36) 個人相手限定とはいえ夜刀と同じことできる品物開発とかなんちゅうことしてるんだクワルナフは -- 名無しさん (2019-11-19 22 10 07) 世界の酷さで言えば第六天とどっこいだよね -- 名無しさん (2019-11-21 01 10 54) 下手するともっと酷い。少なくとも不完全第六よりは酷い。 -- 名無しさん (2019-11-23 10 01 43) 神座随一の幸福度の低さだからな... -- 名無しさん (2019-11-23 18 36 35) そもそも住人の幸福度は第三がぶち抜きのトップで次点が第六だからな。第二もコウハから強者にとっては楽園で弱者も潔く諦めるお祭り騒ぎな世界って言われてるし、第一とタメ張れるほど酷いのは無間刹那くらい -- 名無しさん (2019-11-23 18 46 54) 刹那のは一般人は被害を感じないだろう。だって停止してるんだもの -- 名無しさん (2019-11-25 00 26 57) この項目読んでて思ったけどサタナイルの記事って無いんだな -- 名無しさん (2019-12-02 19 04 34) 幼なじみ・・・・だと? -- 名無しさん (2019-12-06 19 17 19) 書籍化&ドラマCD発売決定おめでとう! これが好評になってパンテに繋がると言いな -- 名無しさん (2019-12-13 22 01 48) マグサリオン、ワルフラーンにはなんやかんやで兄弟としての愛情持ってたのね -- 名無しさん (2019-12-31 07 14 29) ノコギリの設定ひでぇ シュライバーがまだマトモなレベルだ -- 名無しさん (2019-12-31 07 15 13) バフラヴァーン、想像以上にバカ過ぎてwwwww 「ここでは殺せないから無駄よ」→「ならその無駄を倒す!!」ってオイオイ……… -- 名無しさん (2020-01-15 19 13 19) 天体を破壊可能なパンチって何事?? -- 名無しさん (2020-01-19 13 04 52) アラレちゃんかな? -- 名無しさん (2020-01-26 23 42 37) 割っているどころか分解してるけどね…… -- 名無しさん (2020-02-02 08 22 55) マグサリオンの第一の戒律が波旬の小指切り飛ばしたカラクリか -- 名無しさん (2020-02-10 08 52 53) 天魔達(太極の設定上宇宙破壊級)>七大魔王(クワルナフが銀河破壊級、銀河破壊級のクワルナフ以上の強さとされるナダレを会合で一度は倒しているバフラヴァーンが銀河破壊級、カイホスルーが土星規模)くらいだと思う。同ランク内でも格差があるんだろうな -- 名無しさん (2020-02-22 07 31 36) ↑いちおう 歴代で一番強い連中が集まってるって出てたからその順番はないのでは -- 名無しさん (2020-02-22 13 42 33) まさかのマシュヤーナ和服美人か -- 名無しさん (2020-02-28 21 46 50) ↑×2 決起集会で正田が第一神座は人間同士(神格や疑似神格は除く)の戦いでは一番規模が大きくて強いと言ってる。天魔達は疑似とは言え神格だし太極の設定上宇宙破壊級なんで、人間で星破壊級~銀河破壊級の七大魔王より強いよ -- 名無しさん (2020-02-29 10 15 15) みんなの勇者ワルフラーン みんなの魔王ナダレ ……………むぅ?? -- 名無しさん (2020-03-01 18 15 13) 数万光年先の星すら壊滅させたり(銀河破壊級)、銀河破壊級のクワルナフ以上の強さとされるナダレを会合で一度は倒しているバフラヴァーンを途中まで上回る強さだったスプンタ・マンユも銀河破壊級だな -- 名無しさん (2020-03-06 10 42 54) ロクサーヌ、衣装のテイストがアイツと同じだしもしかしてって思ったが、やっぱ特級だったかぁ -- 名無しさん (2020-03-14 00 00 26) あとザリチェがまさかのコミュ障根暗女だったの予想外すぎる -- 名無しさん (2020-03-14 00 01 12) 原典シャー・ナーメにおいてジャムシードの娘であり魔王ザッハークに囚われた二人の娘アルナワーズとシャフルナーズが元ネタな以上まぁそうなるよねって -- 名無しさん (2020-03-14 13 48 44) やミ糞(最新話を読んで) -- 名無しさん (2020-05-22 20 01 21) ワルフラーンの最期がエゲツなさすぎる そらマグサリオンも義者の村人皆殺しにするわ しかしワルフラーンは「勝ち」を見据えて動いていたっぽいね -- 名無しさん (2020-06-06 00 16 07) やミ糞 一体完結までに何度言うことになるのだろう -- 名無しさん (2020-06-08 11 44 23) 掘り下げるほど底辺を更新する二元論とか言う糞世界 -- 名無しさん (2020-06-08 22 44 51) メルクリウス超うぜぇぇぇ、波旬死ね、やっぱミトラって糞だわ←New! -- 名無しさん (2020-06-10 21 02 54) 水銀はウザいけど仕事は最後まできちんとやってたし、波旬は酔っ払いでの自殺と他人に興味が無いから基本的に放置。神座の悪い処を積極的に使ってくるとか本当にミトラって糞だわ・・・ -- 名無しさん (2020-06-10 21 46 35) すっかり悪側の最上級戦力二名が清涼剤になってる件について -- 名無しさん (2020-06-26 22 23 50) 無慙無愧 VS 暴窮飛蝗はっじまるよーーーー -- 名無しさん (2020-07-24 22 05 59) 畜生ばかりな世紀末 -- 名無しさん (2020-09-09 15 27 12) Welcome to this crazy time♪ -- 名無しさん (2020-09-09 16 30 54) 真相が明かされるにつれてスィリオスはお労しやとしか言えない…。全幅の信頼を寄せて誇りとしていた勇者である親友と大切な妹が綾模様エンジョイ勢で、後の第四位魔王になる娘を妻が身籠ってしまい、自らの命を代償に殺そうとするも叶わず、その妻の体に憑依した神剣が親友との不義の果てに怨念と憎悪しか持たない鬼子を生み、破滅工房が妻の名前と面影を持つ自動人形を創り出し、何もかもが信じられなくなった中で唯一最後の寄る辺だったのは既に亡き妻…胎動を始めたアカ・マナフの正体もほぼ確定してるし、ホントにこの宇宙は死以外に救いがない…。 -- 名無しさん (2020-11-14 11 43 04) ↑ (🔵‿ゝ🔴)「いやー綾模様綾模様」 -- 名無しさん (2020-11-14 12 36 50) スィリオスとちくわと女優の記事も誰か作らねーかなー -- 名無しさん (2020-11-18 20 35 43) クソ長いから用語集折り畳めるようにしてくれないかな -- 名無しさん (2020-11-18 20 40 35) ↑2 バフラ以外の記事書いたものだけど三英傑は今記事書くと中途半端になりそうで保留してる。ロクサーヌあたりはぼちぼち -- 名無しさん (2020-11-18 21 15 17) チートオリ主に滅茶苦茶にされたストーリーだとは思わねえよ普通…… -- 名無しさん (2021-01-31 13 11 04) ×主人公が死んだ後の物語 ○チートオリ主がひっかき回して皆が面倒を抱える羽目になった話 -- 名無しさん (2021-01-31 13 24 04) オリ主の方がいい結果(大転墜超える?)出せると、主人公のスィリオスを立場的に殺してヨイショさせ、甘ちゃんなのいいことに好き放題した上で闇堕ちさせといて、本当の愛に気付かせるとかいい感じに持っていこうとしてるんだぞ(白目) -- 名無しさん (2021-02-02 12 30 17) 設定画だけど、ナダレ、割とヒロインっぽい外見ね -- 名無しさん (2021-02-14 20 52 30) スィリオスが二天になってたら、神座そのものを終わらせられてたのかな? しかしよりワルフラーンの侵略者っぷりが際立つ -- 名無しさん (2021-03-10 08 56 27) ワルフラーンがナラカの関係者なのは確かなんだけどわざわざイレギュラー起こしてスィリオスの覇道流出を挫いた(宇宙が終わるのを防いだ)のあいつなんだよな -- 名無しさん (2021-03-17 21 58 04) ↑ 途中でバグでも起こったか、そもそも出どころが違うのか… -- 名無しさん (2021-03-17 22 19 01) 第一神座の住人達:総てミトラの被害者。ミトラマジ死ね -- 名無しさん (2021-03-29 12 11 34) でもミトラがこうしなかったら「ナラカ」に潰されてた、複雑だな -- 名無しさん (2021-04-02 21 45 17) パンテオンで神座巡りの最終章なのも納得の情報量 -- 名無しさん (2021-04-02 22 04 41) やっぱパンテオン主人公くんと兄者って………… そりゃ三騎士レベルだわ -- 名無しさん (2021-04-02 22 08 42) 神座世界の人間自由度無さすぎる、人の命など拭けば飛ぶ紙屑同然、特に第一神座に現実の日常にいるような「人間」等いないとわかる。全創作で一番タチ悪いな神座シリーズの世界観 -- 名無しさん (2021-05-07 11 30 03) ワル…全部掌の上なようで意外とガバチャートしてたんだなお前… -- 名無しさん (2021-05-07 12 21 09) マグサリオンの新しい綽名『コズミックなまはげ』は草生える -- 名無しさん (2021-06-06 20 15 26) えーっと、なにこの「バケモノ」?? -- 名無しさん (2021-06-06 20 21 11) ワルフラーン、気持ち悪ッ! -- 名無しさん (2021-06-06 20 34 12) 波旬より人の心が分からない男、爆誕。 -- 名無しさん (2021-06-06 21 01 21) 頭悪いだけでやる気はあるのがまた物悲しいというかたち悪いというか -- 名無しさん (2021-06-06 23 43 03) 「この世全ての悪」しかり、なんか型月をもろに意識してるのがわかるよね。「勇者」がアラヤの抑止力、「アイオーン」がサーヴァントの大同小異語なあたり。 -- 名無しさん (2021-06-25 23 57 50) ワルフラーンのアイオーンの運用エゲツねぇな 複数のスタンド同時に使えるようなもんじゃん 再現率高くすると反逆されるって弱点もあるけど -- 名無しさん (2021-07-03 21 00 58) 遂に完結かあ。感慨深い -- 名無しさん (2021-07-16 20 41 06) 主役のマグサリオン含めて総てがミトラの被害者。所詮この世に都合の良い絶対悪などいない、それはそれとしてミトラクソだが -- 名無しさん (2021-08-06 09 13 29) ADVゲーム化おめ! -- 名無しさん (2021-08-09 19 41 39) 名前 コメント
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作品名:黒白のアヴェスター 使用者:- 別呼称:アーちゃん、透徹 神座万象シリーズに登場する存在。 星霊の一つ。形状は陸地ほど巨大なフクロウ。 元は空葬圏の高次生命だったが星霊に昇格したフクロウの霊鳥。 存在についての詳細星体 魂体 星霊加護 隠形(ステルス) 亜光速飛行 使用者との関連性星霊化 元ネタ 関連項目 関連タグ リンク 存在についての詳細 星体 空葬圏の星体を持つ作中では星体の登場はないため詳細不明。 魂体 獣人めいた少女体翼を模した杖を持ちどこか老成した雰囲気を出している。 舞い上がる砂塵を吸い込んで思い切り噎せながら、つらつらと愚痴るソレはどこか浮世 離れした少女だった。外見だけなら一〇歳そこらにしか見えぬ幼さだが、奇妙に老成した 雰囲気と野生動物じみた話の通じなさを感じる。 だいたい、あのぴこぴこ動いている髪の毛は何なんだ? まるで犬の尻尾か耳のような、 いいや、鳥の羽みたいではないか。 + マジカルステッキ 星霊の権能の一部を切り離してステッキにしている新米の星霊が作った能力制御用の端末。 翼を模した形で権能を使うとぴろぴろと音が鳴る。デラックス権能ステッキ それは翼を模したステッキだった。一見すると小児用の玩具めいた拵えだが、この局面 で遊びを始めるわけもない。事実として強い力を帯びているのが傍目に分かり、味方であ るはずのサムルークたちでさえ咄嗟に身構えてしまったほど。 が、柄頭に嵌め込まれた大粒の宝石が瞬いたとき、起こった現象はなんとも呑気なぴろ ぴろという音だけだった。後は気まずい沈黙が場に流れる。 星霊加護 飛行と瞬間移動と隠形の加護を持つ星霊になる前は使用できるのは空葬圏内限定で他者に与える条件や効果範囲に制約があった。 「この星限定だけど、瞬間移動も使えるよ。そこで君らをこっちに運んできたんだし、僕 とアーちゃんに感謝したまえ」 隠形(ステルス) 使用者の権能気配を消し姿を認識させない。相手は感覚的、霊覚的に感知不能で魔王級でも接触されない限り見つけられない。 同じ義者で信頼関係のある者にも加護として付与可能。 彼女の隠形能力は、以前までなら相応の合意や信頼関係を結んだ相手にしか分け与える ことができなかった。戒律は自己強化が原則という都合上、それは当然の縛りと言える。 亜光速飛行 光に迫る速度で飛行できる加護として与えることも可能だが、他人には速すぎて制御できない。 アーちゃんが施した術は、端的に表現すると超高速の飛行加護だ。空葬圏を統べる彼 女は飛ぶという行為において右に出る者がなく、その気になれば光に迫る速さで飛べるら しい。けれど制御が難しく、ウォフ・マナフの妨害下においては目隠し状態に等しくなる ため思い通りにはいかなかった。私は一瞬のうちに王都を通り過ぎてしまい、そこからU ターンした結果として今がある。 使用者との関連性 星霊化 星霊になったことで能力の効果が大幅に強化された制限が取り払われ母星の外でも対面した同属ならば加護を与えられる。 だが星霊となった今は、かつてと比べて力の枠が明らかに広がっていた。空葬圏の内部 であれば問答無用で発動し、たとえ現在のような外地でも、相手が面と向かった義者なら ほぼ強制的に執行できる。 そして無論、気配遮断の効果自体も飛躍的に増していた。これが飛蝗を相手にどれだけ 有効なものになるかは、論じるまでもあるまい。 元ネタ アショー・ズシュタ(Ashozushta) ゾロアスター教に登場する鳥。フクロウとされる。 名前は「アシャのお気に入り」を意味する。 「ウィーデーウダード」第17章で登場し、人が切った爪を献じられることでそれらを武器としてドルグワントに向ける。 爪を不義者に向けなければ逆にそれらがアショー・ズシュタに襲い掛かるとされている。 これはゾロアスター教における抜け毛や切った爪を清潔に処理するための話である。 関連項目 星霊 アショーズシュタの種族分類。 翼持つ者の天則 アショーズシュタの戒律。 関連タグ 存在 形態変化 星体 梟 神座万象シリーズ 神鳥 隠形 霊鳥 飛行 鳥類 黒白のアヴェスター リンク
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話が増えるたびに観光へ行きたくなる塞王。緊張地帯なので一般人の立ち入りは禁止ですか? -- (としあき) 2012-12-02 21 58 57 規格外の防衛力があってもなお攻め続けてくる南蛮の潜在力に奮える -- (とっしー) 2012-12-03 22 46 31 パンダきぐるみの材料集め大変だなー。ディエルくんはえらい軽がるとやってのけたけど -- (名無しさん) 2012-12-05 20 53 50 この勝利は愛の力でしょうか。それはそうと座して戯れる恐るべき大黒白も愛くるしいですが立って全本能で戦う姿も見てみたいですね -- (名無しさん) 2015-05-24 17 11 55