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浄光麗破の騎士(じょこうれいはのきし)※1 星霜の聖導師(せいそうのせいどうし)※1 闇の魔剣士(やみのまけんし) 霧幻の境界操士(むげんのきょうかいそうし) シンフォニックナイト 焔極の殲滅者(えんごくのせんめつしゃ) 光音天の末裔(こうおんてんのまつえい) 已滅無の畢竟騎士(いめつむのひっきょうきし) 蒼夜の吸血鬼(そうやのきゅうけつき) 旋楓の哭剣士(せんぷうのきけんし) 仙界の朧絶姫(せんかいのろうぜっき)※1 冥花葬の死神(めいかそうのしにがみ) 雨奏響紅殺人凶(うそうきょうこうさつじんきょう) イシュラントの翠騎士(イシュラントのすいきし) 躁鬱の花師(そううつのはなし)※1 諸刃の神武者(もろはのしんむしゃ)※1 滅却の吟遊詩人(めっきゃくのぎんゆうしじん) 暗魔の鬼術師(くらまのきじゅつし) ヴァニティーナイト 断影の幻魔神鬼(だんえいのげんましんき) 狂気の幻妖(きょうきのげんよう) 白月の星天術士(はくつきのせいてんじゅつし) 麗しき幻想少女(うるわしきげんそうしょうじょ) 白妖麗夢の騎剣師(はくようれいむのきけんし)※1 シャンブリング・マウンド 絶界の神騎士(ぜっかいのかみきし) 追加用(ついかよう) 浄光麗破の騎士(じょこうれいはのきし)※1 必要能力値 カルマ以外 1e+30 数値 価格 次職への必要レベル ≒751,515,152 店売り 武器 人々の願いを叶いし古剱-アヴァロン- 6e+42 6e+38 FONT COLOR 防具 天運荒誕の鎧-スカイ- 4e+37 9e+38 CSS FILTER glow 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 カオス・ジャッジ 武器倍率 3 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 77 生命力 強行可能LP 略称/通称 光内藤 備考/メモ 半霊程度なので一気に行ってしまおう。 お勧め装備 星霜の聖導師(せいそうのせいどうし)※1 必要能力値 カルマ以外 4e+30 数値 価格 次職への必要レベル ≒533,333,334 店売り 武器 偉霊の聖杖 1e+43 2e+39 FONT COLOR 防具 白霜の異形鎧 9e+37 3e+39 CSS FILTER glow 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 聖域よりの罪状 武器倍率 3 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 77 生命力 強行可能LP 略称/通称 星霜 2星 第の二の☆ 備考/メモ かなり短い職。かなりの廃力があれば2日で突破も可能。 お勧め装備 闇の魔剣士(やみのまけんし) 必要能力値 カルマ以外 9.2e+30 数値 価格 次職への必要レベル 868,800,000 店売り 武器 魂轟永夜 7e+43 6e+39 FONT COLOR 防具 ダーククロスメイル 4e+38 6e+39 CSS FILTER glow 装飾 黒水晶の魔術ネックレス - 5e+39 FILTER COLOR 戦術 永遠の夜 武器倍率 3 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 77 生命力 強行可能LP 略称/通称 魔剣士、闇剣 備考/メモ 案外退屈な職。星霜が短いのもありちょっとキツく感じるかもしない。 お勧め装備 霧幻の境界操士(むげんのきょうかいそうし) 必要能力値 カルマ以外 3e+31 数値 価格 次職への必要レベル ≒706,666,667 店売り 武器 三巴の軸‐トライデント- 4e+44 9e+39 FONT COLOR 防具 現葬伝秘・白黒羽 8e+38 1e+40 CSS FILTER glow 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 バウンダリー・ホール 武器倍率 5 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 77 生命力 強行可能LP 略称/通称 操士、スキマ、境界、ババア 備考/メモ 武器倍率が5なので背伸びしてみるのも悪くない。 お勧め装備 1.e+54以上の武器(Lv600↓)、ケアルガ系の装飾(星の雫除く)、アレクサンダー、終焉の大旋律。 シンフォニックナイト 必要能力値 カルマ以外 8e+31 数値 価格 次職への必要レベル 1,640,000,000 店売り 武器 時限符-ミュシスト- 9e+44 3e+40 FONT COLOR 防具 魂魄散慧の衣 5e+39 5e+40 CSS FILTER glow 装飾 レインサファイヤ - 5e+41 FILTER COLOR 戦術 密牢音叉-ディバイドスォーム- 武器倍率 4 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 77 生命力 強行可能LP 略称/通称 シンフォ シンフォ内藤 etc... 備考/メモ 武器があればとにかく一番レベルの上がるLPを攻略すると良い。ちなみに長さは無存在並である。 お勧め装備 焔極の殲滅者(えんごくのせんめつしゃ) 必要能力値 カルマ以外 4e+32 数値 価格 次職への必要レベル 425,000,000 店売り 武器 殲滅魔剣-ヴェルト・ゲーエン- 5e+45 7e+40 FONT COLOR 防具 怨念の衣 1e+40 2e+41 CSS FILTER glow 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 殲滅の嵐 武器倍率 2 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 77 生命力 強行可能LP 略称/通称 焔極 えんごく 殲滅 etc... 備考/メモ 風乙女の2倍程度。この職も今の段階で廃力があれば2日~4日で突破可能であろう。但し武器倍率が2なので注意。 お勧め装備 光音天の末裔(こうおんてんのまつえい) 必要能力値 カルマ以外 7e+32 数値 価格 次職への必要レベル ≒730,666,667 店売り 武器 白雷帯し断罪の槍 9e+45 4e+41 FONT COLOR 防具 西方華山の衣 6e+40 8e+41 CSS FILTER glow 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 世紀末の生命の輪舞曲 武器倍率 4 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 77 生命力 強行可能LP 略称/通称 仏教末裔 備考/メモ 白岩さんに攻撃が当たる。だがまず無理。 お勧め装備 已滅無の畢竟騎士(いめつむのひっきょうきし) 必要能力値 カルマ以外 2e+33 数値 価格 次職への必要レベル 800,000,000 店売り 武器 存在を願いし無破片-クロスノヴェル- 3e+46 8e+41 FONT COLOR 防具 破滅の夢無き布切-アムオン- 2e+41 4e+42 CSS FILTER glow 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 在りし無門関-スペオン- 武器倍率 4 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 77,82 生命力 強行可能LP 略称/通称 仏教内藤 有無内藤 備考/メモ 分かりやすく言うと「今は存在し得ない騎士」だろうか?実はこの職の装備の名前であるが、武器名はアヴァロンに並び、防具名は最長だったりする。(11/8現在) お勧め装備 蒼夜の吸血鬼(そうやのきゅうけつき) 必要能力値 カルマ以外 5e+33 数値 価格 次職への必要レベル 550,000,000 店売り 武器 真紅の双刃-クリムゾン- 7e+46 3e+42 FONT COLOR 防具 緋色の外套-ヴァーミリオン- 7e+41 9e+42 CSS FILTER glow 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 ヴァーミリオン・ヴォルテックス 武器倍率 4 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 77,82 生命力 強行可能LP 略称/通称 備考/メモ この職で白岩さん倒せそうだが無理 お勧め装備 旋楓の哭剣士(せんぷうのきけんし) 必要能力値 カルマ以外 1e+34 数値 価格 次職への必要レベル 1,350,000,000? 店売り 武器 閃剣-獅子王- 2e+47 7e+42 FONT COLOR 防具 蒼藍衝封鎧 3e+42 4e+43 CSS FILTER glow 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 断罪の裁き 武器倍率 4 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 77,82~85 生命力 強行可能LP 略称/通称 備考/メモ 約13億ほど上げなければならないが、レベルの上がりがいいので場所次第では極彩程度。 お勧め装備 仙界の朧絶姫(せんかいのろうぜっき)※1 必要能力値 カルマ以外 4e+34 数値 価格 次職への必要レベル 1,246,302,335+α 店売り 武器 夢月閃 -神姫- 6e+47 2e+43 FONT COLOR 防具 魔閃皐の神旋衣 8e+42 8e+43 CSS FILTER glow 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 仙姫の艶舞踊 武器倍率 4 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 85,86 生命力 強行可能LP 略称/通称 備考/メモ +αは約1億程度 お勧め装備 冥花葬の死神(めいかそうのしにがみ) 必要能力値 ALL 9e+34 数値 価格 次職への必要レベル 1,723,200,000-α 店売り 武器 冥葬の鎌-ディアス・イリア- 1e+48 7e+43 FONT COLOR 防具 冥き花の破衣 5e+43 6e+44 CSS FILTER 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 死せる花-命への手向け- 武器倍率 4 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 86 生命力 強行可能LP 略称/通称 備考/メモ 久々に必要能力値がALLに。仙界から10億オーバーがデフォ化?新職までが非常に遠く、無理してでも1e+57の武器は作っておく事。 お勧め装備 雨奏響紅殺人凶(うそうきょうこうさつじんきょう) 必要能力値 カルマ以外 3e+35 数値 価格 次職への必要レベル ≒1,085,714,286 店売り 武器 破振想奏=ダイトブラッド・タクト 5e+48 1e+44 FONT COLOR 防具 刻拍練々衣=オルチェスト 9e+43 8e+44 CSS FILTER 装飾 音亡きメトロノーム - 5e+44 FILTER COLOR 戦術 血壊のオーケストラ 武器倍率 4 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 86 生命力 強行可能LP 略称/通称 備考/メモ 面倒ではないが、あまりに変化が無いのでキツいかもしれない。 お勧め装備 イシュラントの翠騎士(イシュラントのすいきし) 必要能力値 カルマ以外 6.5e+35 数値 価格 次職への必要レベル ≒1,617,142,857 店売り 武器 烙印の龍大斧 8e+48 FONT COLOR 防具 剛毅の弦鎧 4e+44 CSS FILTER 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 先駆・魂の残響 武器倍率 5 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 86 生命力 強行可能LP 略称/通称 備考/メモ シンフォニックナイト程は過ごす事になる。ここからが本番。 お勧め装備 躁鬱の花師(そううつのはなし)※1 必要能力値 カルマ以外 2e+36 数値 価格 次職への必要レベル ≒1,828,517,429 店売り 武器 百花の花弁 3e+49 1e+45 FONT COLOR 防具 躁鬱の花衣 7e+44 6e+44 CSS FILTER 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 幽冥の花譜 武器倍率 4 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 86 生命力 強行可能LP 略称/通称 備考/メモ イシュラントに続いて相当長い、ここを抜けてもまだまだ序の口である。 お勧め装備 諸刃の神武者(もろはのしんむしゃ)※1 必要能力値 カルマ以外 5e+36 数値 価格 次職への必要レベル 1,000,000,000 店売り 武器 銀翼の魔刀身 7e+49 3e+45 FONT COLOR 防具 血塗られた飛龍の鱗 1e+45 CSS FILTER 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 紅い衝撃符 武器倍率 4 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 86 生命力 強行可能LP 略称/通称 備考/メモ たった10億であるが、手前の職により厳しく感じる(精神的に)。 お勧め装備 滅却の吟遊詩人(めっきゃくのぎんゆうしじん) 必要能力値 カルマ以外 1e+37 数値 価格 次職への必要レベル ≒2,254,545,455 店売り 武器 雷華水郷 1e+50 8e+45 FONT COLOR 防具 絶音の盾 3e+45 5e+46 CSS FILTER 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 協奏曲第1番ハ短調「デビル・ララバイ」 武器倍率 3 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 86 生命力 強行可能LP 略称/通称 備考/メモ 必要レベルが20億クラス突入。☆より長く追い討ちといわざるを得ない長さ。しかし、まだ地獄は続くのでこの職で天地が出る。 お勧め装備 暗魔の鬼術師(くらまのきじゅつし) 必要能力値 カルマ以外 4e+37 数値 価格 次職への必要レベル 880,000,000 店売り 武器 夢壌の杖パフワダー 5e+50 2e+46 FONT COLOR 魔青蛇剣ブルーピットバイパー 1 3e+46 防具 グラヴィティ・シールド 6e+45 8e+46 CSS FILTER 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 幻魔法-獄邪鬼-(ひとやじゃく) 武器倍率 3 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 86 生命力 強行可能LP 略称/通称 備考/メモ この職で地獄のラスト。8.8億と短いのでウイニングラン推奨。 お勧め装備 ヴァニティーナイト 必要能力値 カルマ以外 8e+37 数値 価格 次職への必要レベル 1,520,000,000 店売り 武器 虚剣-アビス- 8e+50 7e+46 FONT COLOR 防具 黒天‐ナイトメア‐ CSS FILTER 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 漆黒と深淵の狂咲 武器倍率 4 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 86,93 生命力 強行可能LP 略称/通称 備考/メモ やっとこの職でLP93で渡り合えるようになる。HPが増えてきたら10戦目や11戦目などで引き返すとよい。 お勧め装備 断影の幻魔神鬼(だんえいのげんましんき) 必要能力値 カルマ以外 3e+38 数値 価格 次職への必要レベル 1,205,000,000 店売り 武器 暗黒魔卿-ダークバイト- 2e+51 1e+47 FONT COLOR 防具 魔奏卵-ノゼルメンテ- 3e+46 4e+47 CSS FILTER 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 斬影剣 武器倍率 5 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 93 生命力 強行可能LP 96 略称/通称 備考/メモ ヴァニティー同様にHPが増やし、渡り合えるようになるところまで戦う→戻るを只管繰り返す。 お勧め装備 狂気の幻妖(きょうきのげんよう) 必要能力値 カルマ以外 7.52e+38 数値 価格 次職への必要レベル ≒1,512,228,571 店売り 武器 狂華の魔杖 FONT COLOR 防具 ルーラ・ナイトメア CSS FILTER 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 狂気の色彩 武器倍率 4 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 93 生命力 強行可能LP 96 略称/通称 備考/メモ この職でLP93全戦を使ってレベル上げが可能になる。若干長め。 お勧め装備 白月の星天術士(はくつきのせいてんじゅつし) 必要能力値 カルマ以外 2e+39 数値 価格 次職への必要レベル 1,350,000,000 店売り 武器 流星魔術-レクスレイン- 1e+52 FONT COLOR 防具 白闇の明月翼 CSS FILTER 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 夜半星天刃-星月夜- 武器倍率 4 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 93 生命力 強行可能LP 97,98,99 略称/通称 備考/メモ 戦術がチート級。ただし強すぎるので対人には向かない上に、LPなどでは3ターンの待機有。 お勧め装備 麗しき幻想少女(うるわしきげんそうしょうじょ) 必要能力値 カルマ以外 4.5e+39 数値 価格 次職への必要レベル ≒1,081,818,182 店売り 武器 甘キ短剣-桜夢- 4e+52 FONT COLOR 防具 空ノ花束-恋- 8e+47 CSS FILTER 装飾 紅イ飴玉 - FILTER COLOR 戦術 庭園の小唄 武器倍率 4 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 93 生命力 強行可能LP 98,99 略称/通称 備考/メモ 長居は無用、さっと次の職に抜けてしまおう。 お勧め装備 白妖麗夢の騎剣師(はくようれいむのきけんし)※1 必要能力値 カルマ以外 1e+40 数値 価格 次職への必要レベル 1,133,333,333 店売り 武器 布津残鬼-鈴仙- 9e+52 FONT COLOR 防具 蒼炎の風鎧 2e+48 CSS FILTER 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 我流剣技-風剣波- 武器倍率 5 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 93 生命力 強行可能LP 略称/通称 備考/メモ 戦術がチートすら通り越している。但し跳ね返しにはとこぞの大佐状態である。この職もさっと抜けてしまうといいだろう。LP97-99のクリアを忘れずに お勧め装備 シャンブリング・マウンド 必要能力値 ALL 2.5e+40 数値 価格 次職への必要レベル 550,000,000+α 店売り 武器 FONT COLOR 防具 CSS FILTER 装飾 悪霊の瞳 FILTER COLOR 戦術 黒の冥霧 武器倍率 double(1-3) 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 93 生命力 強行可能LP 略称/通称 備考/メモ この職業はかなり特異。基礎ダメージにint(1e+16)倍を乗算したダメージとなる。(ただし、武器の威力に影響しない。)武器倍率も1-3とかなり不安定である。(int型と思えない数値が出るのでおそらくdouble型)LP97-99を唯一クリアできない職であるため、事前にクリアしておくことをお勧めする。 お勧め装備 絶界の神騎士(ぜっかいのかみきし) 必要能力値 カルマ以外 5e+40 + ある場所で転職 数値 価格 次職への必要レベル 店売り 武器 絶界の名槍-アポロ・ラ・メイガス- 3e+53 9e+48 FONT COLOR 防具 緋色のマント 6e+48 2e+49 CSS FILTER 装飾 NONE FILTER COLOR 戦術 武器倍率 30 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 生命力 強行可能LP 100 略称/通称 備考/メモ 武器倍率がすばらしい事になっている。転職方法が特殊であるが、転職の道のりまでは長いか短いかは人次第。 お勧め装備 追加用(ついかよう) 必要能力値 カルマ以外 数値 価格 次職への必要レベル 店売り 武器 FONT COLOR 防具 CSS FILTER 装飾 FILTER COLOR 戦術 武器倍率 能力上昇値 生命力以外 推奨LP 生命力 強行可能LP 略称/通称 備考/メモ お勧め装備 ※1.正確な読みが不明、または不確定。
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精霊図鑑 精霊図鑑精霊図鑑について 精霊一覧(カテゴリ別) 精霊一覧(簡易版)No.0001 - 0500 No.0501 - 1000 No.1001 - 1500 No.1501 - 2000 No.なし メンテナンスについて 外部リンク コメント 精霊図鑑について 2013/8/7(水)に配信されたクライアントver. 1.3.1より精霊図鑑機能が実装されました。 図鑑の掲載について一度でも入手したことのある精霊情報が掲載されます。 図鑑機能の実装前に入手した精霊も掲載されます。 プレゼントボックスにある状態でも掲載されます。 ナンバリングがなく、掲載されない精霊もいます。(海賊 オリヴなど) ステータスはLv.MAXデータのみ確認可能、スペシャルスキルの必要正解数は確認不可です。 契約数に応じて報酬がもらえます。報酬については『こちら』を参照してください。 精霊一覧(カテゴリ別) 番号別 No.0001- No.0101- No.0201- No.0301- No.0401- No.0501- No.0601- No.0701- No.0801- No.0901- No.1001- No.1101- No.1201- No.1301- No.1401- No.1501- No.1601- No.1701- No.1801- No.1901- 属性&ランク別 火 C 火 C+ 火 B 火 B+ 火 A 火 A+ 火 S 火 S+ 火 SS 水 C 水 C+ 水 B 水 B+ 水 A 水 A+ 水 S 水 S+ 水 SS 雷 C 雷 C+ 雷 B 雷 B+ 雷 A 雷 A+ 雷 S 雷 S+ 雷 SS 精霊一覧(簡易版) No.0001 - 0500 No.0001 - 0500を編集 No.0001 - 0100 No.0101 - 0200 No.0201 - 0300 No.0301 - 0400 No.0401 - 0500 No.0001 暁騎士 イグニス No.0101 紺碧の魔道書 No.0201 弦楽奏者 リナリア No.0301 百鬼斬刀のラムダ No.0401 機工士 ユニコ No.0002 烈火の暁騎士 イグニス No.0102 蒼き空のミスト・グリム No.0202 激奏 リナリア・フォート No.0302 断罪の鬼神 ラムダ No.0402 魔工士 ユニコ No.0003 炎槍の暁騎士 イグニス No.0103 黄の魔道書 No.0203 シオミ No.0303 龍殺兵 ラムダ・ハヴォック No.0403 魔道技師 ユニコ・ランドハイア No.0004 紅炎の彗星 イグニス・ヴォルガノン No.0104 稲妻の魔道書 No.0204 弦楽奏者 シオミ No.0304 遠い海のテティス No.0404 ヒドロイド No.0005 心優しき魔道士 サーシャ No.0105 輝く雷のエレク・グリム No.0205 調奏 シオミ・フォニック No.0305 青き光彩のテティス No.0405 ヒドロイド・マジック No.0006 敬虔な信徒 サーシャ No.0106 ブロンズポット No.0206 マッドロック No.0306 遥かに響く歌声 テティス No.0406 赤のウィズドロイド No.0007 祈りの聖女 サーシャ No.0107 シルバーポット No.0207 岩鬼 マッドロック No.0307 竜宮の乙姫 テティーリア・ミスト No.0407 ミズドロイド No.0008 慈愛の聖女 サーシャ・スターライト No.0108 ポット・ザ・ゴールデン No.0208 岩鬼巨人マッドロック No.0308 双生の魔道士 イリ&ジン No.0408 ミズドロイド・マジック No.0009 メタルドラゴン No.0109 ポット・ザ・プラチナム No.0209 アオイ No.0309 颯天の双子 イリ&ジン No.0409 青のウィズドロイド No.0010 鋼鉄龍 メタルドラゴン No.0110 ヒノキノ・ルーキー No.0210 打楽奏者 アオイ No.0310 紫電龍の両翼 イリ&ジン No.0410 エレドロイド No.0011 炎銀龍 メタルドラゴン No.0111 ヒノキノ・ヒーロー No.0211 音刻 アオイ・レゾナンス No.0311 雷神の対星 イリ&ジン No.0411 エレドロイド・マジック No.0012 黒曜龍 インフェルナグ No.0112 ヒノキノ・マスター No.0212 フェンサー No.0312 堕天使 テスタメント No.0412 黄のウィズドロイド No.0013 火のハルピュイア No.0113 フロッシュ・ルーキー No.0213 フォレストフェンサー No.0313 奈落の堕天使 テスタメント No.0413 未来少女 アン No.0014 紅のハルピュイア No.0114 フロッシュ・ヒーロー No.0214 ガイアフェンサー No.0314 暴虐の堕天使 テスタメント No.0414 浮遊少女 アン No.0015 水のハルピュイア No.0115 フロッシュ・マスター No.0215 リュウゼツラン No.0315 憎悪の氷帝 テスタメント・ヘイル No.0415 亜空少女 アン No.0016 蒼のハルピュイア No.0116 ピカダケ・ルーキー No.0216 リュウゼツラン・改 No.0316 羽ばたく剣士 ラピス No.0416 電脳少女 アン・D・ロイド No.0017 雷のハルピュイア No.0117 ピカダケ・ヒーロー No.0217 リュウゼツラン・極 No.0317 飛翔の剣士 ラピス No.0417 神聖騎士 ゾディアーク No.0018 光のハルピュイア No.0118 ピカダケ・マスター No.0218 傭兵 ラグナス No.0318 天空の剣士 ラピス No.0418 不浄龍 カースドラゴン No.0019 レッドファイター No.0119 ヒタヌキ No.0219 英雄 ラグナス No.0319 天上の聖剣士 ラピス ブリギッド No.0419 エンシャントドラゴン 始祖 No.0020 ハイ・レッドファイター No.0120 オヤブンヒタヌキ No.0220 剣聖ラグナス・クロスエッジ No.0320 外法魔道士 イゼルマ No.0420 エンシャントドラゴン 畏怖 No.0021 ブルーファイター No.0121 ヒノタヌキング No.0221 気まぐれ マキナ No.0321 禁書の探究者 イゼルマ No.0421 エンシャントドラゴン 反逆 No.0022 ハイ・ブルーファイター No.0122 アメタヌキ No.0222 暴風少女 マキナ No.0322 禁忌に触れし者 イゼルマ No.0422 ロード・オブ・ラグナロク No.0023 サンダーファイター No.0123 オヤブンアメタヌキ No.0223 蒼魔道士 マキナ・フリージア No.0323 極めし者 イゼルマ・アトカーシャ No.0423 暗黒騎士 シャドウ No.0024 ハイ・サンダーファイター No.0124 アメノタヌキング No.0224 プロコ No.0324 魔剣士 ルーク No.0424 漆黒騎士シャドウ No.0025 炎のデビルガンナー No.0125 サンダヌキ No.0225 闇魔道士 プロコ No.0325 神託の魔剣士 ルーク No.0425 冥闇騎士 シャドウサーヴァント No.0026 火焔のデビルガンナー No.0126 オヤブンサンダヌキ No.0226 暗黒魔道士 プロコ・イクリプス No.0326 戦慄の魔剣士ルーク No.0426 黒姫 ロレッタ No.0027 氷のデビルガンナー No.0127 サンダヌキング No.0227 キマイラ No.0327 神刃ルーク・グレイプニル No.0427 深窓の黒姫 ロレッタ No.0028 氷弾のデビルガンナー No.0128 フレイフラウ No.0228 ディープキマイラ No.0328 戦術士 ビルフォード No.0428 黒王の寵愛 ロレッタ No.0029 雷のデビルガンナー No.0129 躍動のフレイフラウ No.0229 キマイラ・ドレイン No.0329 知略の戦術士 ビルフォード No.0429 漆黒の姫君 ロレッタ・ミラージュ No.0030 迅雷のデビルガンナー No.0130 月夜に踊るフレイフラウ No.0230 レイヴン No.0330 鉄血の戦術士ビルフォード No.0430 傷だらけのカノン No.0031 赤の戦乙女 No.0131 アクアフラウ No.0231 ヒートレイヴン No.0331 叡智の将ビルフォード・ロラン No.0431 抵抗のカノン No.0032 紅の戦乙女 No.0132 躍動のアクアフラウ No.0232 レイヴンロード No.0332 選ばれし者 シンシア No.0432 魔封少女カノン No.0033 青の戦乙女 No.0133 月夜に踊るアクアフラウ No.0233 フェリシア No.0333 聖痕の魔道士 シンシア No.0433 魔王邪眼ギンガ・カノン No.0034 蒼の戦乙女 No.0134 エレクフラウ No.0234 神兵 フェリシア No.0334 覚醒の魔道士 シンシア No.0434 悲鳴のキャンディー No.0035 雷の戦乙女 No.0135 躍動のエレクフラウ No.0235 神騎士 フェリシア・オンスロート No.0335 聖雷の使い手 シンシア・スターライト No.0435 魔鋸 キャンディー No.0036 光の戦乙女 No.0136 月夜に踊るエレクフラウ No.0236 魔法使い リディア No.0336 天馬 疾駆 No.0436 斬滅のキャンディー No.0037 レッドデーモン No.0137 火石のロシェ No.0237 召雷士 リディア No.0337 天馬 飛翔 No.0437 絶対切断キャンディーⅩⅢ No.0038 ハイ・レッドデーモン No.0138 火吹きのロシェ No.0238 天雷のリディア・リヴァイヴ No.0338 天馬 聖天 No.0438 わがまま姫 ニア No.0039 ブルーデーモン No.0139 赤眼の魔法生物 ロシェ No.0239 隠密 ロナ No.0339 神意の聖翼 ペガサスロード No.0439 奔放な姫 ニア No.0040 ハイ・ブルーデーモン No.0140 氷石のロシェ No.0240 闇刃使いロナ No.0340 鉄騎士ルーファス No.0440 断罪の姫 ニア No.0041 イエローデーモン No.0141 雨降りのロシェ No.0241 煉獄のロナ・ラースフェルド No.0341 黒鉄の騎士ルーファス No.0441 鉄槌の巻髪姫 ニア・ファルール No.0042 ハイ・イエローデーモン No.0142 青眼の魔法生物ロシェ No.0242 バロン No.0342 魔鋼の騎士ルーファス No.0442 氷のシルヴィア No.0043 ファイアジェム No.0143 雷石のロシェ No.0243 獣騎士バロン No.0343 魔鋼の神匠 ルーファス・ヴァイル No.0443 氷術のシルヴィア No.0044 フレイムジェム No.0144 稲光のロシェ No.0244 獣王 バロン・ライオネル No.0344 天使 ヴァレリィ No.0444 絶対零度 シルヴィア No.0045 アクアジェム No.0145 輝眼の魔法生物 ロシェ No.0245 天文学者アレク No.0345 朱翼の天使 ヴァレリィ No.0445 シルヴィア・ホワイトブロッサム No.0046 フロートジェム No.0146 緋色のドライアド No.0246 星霊学士 アレク No.0346 焔翼の天使 ヴァレリィ No.0446 武闘家 レノックス No.0047 サンダージェム No.0147 木漏れ日の神樹 No.0247 星霊機構士 アレク・ルミナレス No.0347 煉獄へ誘う者 ヴァレリィ No.0447 連撃の拳 レノックス No.0048 プラズマジェム No.0148 太陽樹ユグドラシル No.0248 マロマル No.0348 血を求む者クィントゥス No.0448 雷撃の拳 レノックス No.0049 火のゴブリン No.0149 翡翠のドライアド No.0249 使い魔 マロマル No.0349 黒き焔のクィントゥス No.0449 真なる聖拳 レノックス・ジルヴァ No.0050 火炎のゴブリン No.0150 母なる海の神樹 No.0250 異界召魔 マロマル No.0350 月下の吸血鬼 クィントゥス No.0450 春風の作曲家ポロン No.0051 水のゴブリン No.0151 蒼海樹ユグドラシル No.0251 天真爛漫 マロマル No.0351 魔帝 クィントゥス・ジルヴァ No.0451 新緑の作曲家ポロン No.0052 流水のゴブリン No.0152 月光のドライアド No.0252 ホーリードラゴン No.0352 快活少女 カナメ No.0452 豊穣の音楽家ポロン No.0053 雷のゴブリン No.0153 天に祈りし神樹 No.0253 白炎龍 ホーリードラゴン No.0353 無敵少女 カナメ No.0453 雪解けの音楽家 ポロン・ポロロン No.0054 雷鳴のゴブリン No.0154 天雷樹ユグドラシル No.0254 天空龍 ホーリードラゴン No.0354 無双少女 カナメ No.0454 花嫁 アンジェリカ No.0055 火の人馬 No.0155 ファイアゴーレム No.0255 聖界の守護龍 セイクリッドブレス No.0355 魔界王姫 カナメ・バルバロッサ No.0455 約束の花嫁 アンジェリカ No.0056 炎斧のケンタウルス No.0156 ブレイズゴーレム No.0256 鉄巨人 ラーヴァデイン No.0356 魅了する者 メイヴィス No.0456 煌めく花嫁 アンジェリカ No.0057 氷の人馬 No.0157 フレアゴーレム No.0257 憤怒の鋼鉄 ラーヴァデイン No.0357 死地への誘い メイヴィス No.0457 至福の花嫁 アンジェリカ No.0058 氷斧のケンタウルス No.0158 コレット No.0258 焦焔の鉄塊 ラーヴァデイン No.0358 冥界の口づけ メイヴィス No.0458 決意の花嫁 アンジェリカ No.0059 雷の人馬 No.0159 きぶんや コレット No.0259 獄炎の紅鉄 ラーヴァデイン No.0359 死神 メイヴィス・ドラクロワ No.0459 戦場の花嫁 アンジェリカ No.0060 雷斧のケンタウルス No.0160 疾走の風コレット・シエスタ No.0260 歌い手 ヒサギ No.0360 闇狼 No.0460 覚醒の花嫁 アンジェリカ No.0061 ファイアプラント No.0161 桃色闘士 No.0261 可憐な歌姫 ヒサギ No.0361 獄雷の闇狼 No.0461 民衆を導く女神 アンジェリカ No.0062 ハイ・ファイアプラント No.0162 真・桃色闘士 No.0262 天使の歌声 ヒサギ No.0362 神霊を喰らいし闇狼 No.0462 奇術師 ルーシュ No.0063 アクアプラント No.0163 絶・桃色闘士 No.0263 星海の響奏 ヒサギ・シンフォニー No.0363 狂魔の咆哮 アヌビス No.0463 大奇術師 ルーシュ No.0064 ハイ・アクアプラント No.0164 フェアリーテール No.0264 妖精 シズク&カグヤ No.0364 森の旅人 ニーニャ No.0464 希代の奇術師 ルーシュ No.0065 サンダープラント No.0165 フェアリークレリック No.0265 双水精 シズク&カグヤ No.0365 森林の守り人 ニーニャ No.0465 世紀の奇術師マギカ・ルーシュ No.0066 ハイ・サンダープラント No.0166 フェアリープリースト No.0266 双流神シズク&カグヤ No.0366 悠久の調停者 ニーニャ No.0466 村の林檎娘 イヴ No.0067 レッドクリーパー No.0167 ノーム No.0267 蒼茫の対星 シズク&カグヤ No.0367 天冥を見届けし者 ニーニャ No.0467 愛の林檎娘 イヴ No.0068 ハイ・レッドクリーパー No.0168 ヘイルノーム No.0268 蒼騎士 カトレア No.0368 禁断の契約 イシュタル No.0468 禁断の林檎娘 イヴ No.0069 フロストクリーパー No.0169 トレンブルノーム No.0269 疾風の蒼騎士 カトレア No.0369 堕ちた聖女 イシュタル No.0469 黄金の林檎娘 イヴ・フォルクロール No.0070 ハイ・フロストクリーパー No.0170 ベリアル No.0270 天空の蒼騎士 カトレア No.0370 闇に魅入られし者 イシュタル No.0470 旅人 ジェニファー No.0071 スパークリーパー No.0171 深淵のベリアル No.0271 蒼の彗星カトレア・ラインハルト No.0371 光芒の天使 イシュタル・ラザ No.0471 発掘家 ジェニファー No.0072 ハイ・スパークリーパー No.0172 魔炎ベリアル・ディザスター No.0272 閃騎士 ガイアス No.0372 学者 カーミル No.0472 探険家 ジェニファー No.0073 フレイムラビット No.0173 ヴァーミリオン No.0273 雷鳴の閃騎士 ガイアス No.0373 博識のカーミル No.0473 大冒険家 ジェニファー・アボット No.0074 ハイ・フレイムラビット No.0174 銀髪のヴァーミリオン No.0274 天雷の閃騎士 ガイアス No.0374 才媛のカーミル No.0474 褐色のパトラ No.0075 フロストラビット No.0175 闇術士ヴァーミリオン・ゼロ No.0275 光芒の彗星 ガイアス・エクレール No.0375 賢者 カーミル・ペナンブラ No.0475 黄金のパトラ No.0076 ハイ・フロストラビット No.0176 ウェアウルフ No.0276 魔法少女 カスミ No.0376 亡国の姫 ルリ No.0476 砂漠の国のパトラ No.0077 サンダーラビット No.0177 ワイルドウルフ No.0277 天才魔道士 カスミ No.0377 王家の血 ルリ No.0477 夢幻の女王 ネフェルト・パトラ No.0078 ハイ・サンダーラビット No.0178 ドレッドウルフ No.0278 魔法神姫 カスミ No.0378 叛旗の象徴 ルリ No.0478 紋章師 エトワール No.0079 ファイアハンド No.0179 人形使い ノエル No.0279 焔の七賢 カスミ・キサラギ No.0379 新国の女王 ルリ・アークライト No.0479 英才紋章師 エトワール No.0080 ハイ・ファイアハンド No.0180 からくり士 ノエル No.0280 蒼魔道士 サギリ No.0380 剣士 ツバキ No.0480 天才紋章師 エトワール No.0081 アクアハンド No.0181 神業 ノエル・マリオネット No.0281 黄昏の蒼魔道士 サギリ No.0381 一閃 ツバキ No.0481 神童紋章師 エトワール・ブリュネ No.0082 ハイ・アクアハンド No.0182 レッドドラゴン No.0282 星夜の蒼魔道士 サギリ No.0382 一刀列斬 ツバキ No.0482 時計整備士 ユッカ No.0083 スパークハンド No.0183 灼熱のレッドドラゴン No.0283 氷の七賢 サギリ・ヒイラギ No.0383 闇夜の閃斬 ツバキ・リンドウ No.0483 時間整備士 ユッカ No.0084 ハイ・スパークハンド No.0184 紅炎龍スザク No.0284 水の妖魔 シリウス No.0384 フィリー No.0484 時空整備士 ユッカ No.0085 火のガイコツ剣士 No.0185 ブルードラゴン No.0285 流水の妖魔 シリウス No.0385 不思議の森のフィリー No.0485 時をかける整備士 ユッカ・エンデ No.0086 火炎のガイコツ剣士 No.0186 アイシクルドラゴン No.0286 慈雨の妖魔 シリウス No.0386 水精を抱く者 フィリー No.0486 赤の魔法使いネッキー No.0087 水のガイコツ剣士 No.0187 ハイドロドラゴン No.0287 破邪の氷術士 シリウス・ローレル No.0387 傀儡 フィリー・ハイウィンド No.0487 青の魔法使いネッキー No.0088 黒水のガイコツ剣士 No.0188 ヒュプノドラゴン No.0288 風使い レラ No.0388 魔道士 レナ No.0488 黄の魔法使いネッキー No.0089 雷のガイコツ剣士 No.0189 雷龍 ヒュプノドラゴン No.0289 荒ぶる雷鳴のレラ No.0389 炎術士レナ No.0489 巫女 フラクタル No.0090 雷鳴のガイコツ剣士 No.0190 神雷 セイリュウ No.0290 破雷の使い手 レラ No.0390 紅炎の使い手 レナ No.0490 聖女 フラクタル No.0091 レッドマミー No.0191 スフィンクス No.0291 天を操る者レラ・カムイ No.0391 爆炎の レナ・イラプション No.0491 聖なる祈り フラクタル No.0092 ハイ・レッドマミー No.0192 ネオスフィンクス No.0292 巫女 アルテミス No.0392 符術士 フーシャオ No.0492 聖界の伝道師 シャイア・フラクタル No.0093 ブルーマミー No.0193 魔性ネオスフィンクス No.0293 聖巫女 アルテミス No.0393 暗器の符術士 フーシャオ No.0493 絵描き師 ラピスラ No.0094 ハイ・ブルーマミー No.0194 アースゴーレム No.0294 破邪の巫女 アルテミス No.0394 炎術の符術士 フーシャオ No.0494 天才絵師 ラピスラ No.0095 イエローマミー No.0195 マッドゴーレム No.0295 聖弓の乙女 アルティミシア No.0395 赤の霊界道士 フー・シャオラン No.0495 混色の絵師 ラピスラ No.0096 ハイ・イエローマミー No.0196 絶対障壁 デューンゴーレム No.0296 龍人 ルーフェリア No.0396 黒の守り人 ハクア No.0496 百万色の幻想絵師 ラピスラ・モネ No.0097 赤の魔道書 No.0197 ナツメ No.0297 龍姫 ルーフェリア No.0397 黒の遊星 ハクア No.0497 魔術士 ククリ No.0098 深紅の魔道書 No.0198 鍵盤奏者ナツメ No.0298 炎山の龍姫 ルーフェリア No.0398 暗黒の流星 ハクア No.0498 秘術士 ククリ No.0099 朱き0qのフレイ・グリム No.0199 絶技 ナツメ・クルーン No.0299 龍貴妃 ルーフェリア・ヴァウム No.0399 冥界の誘者 ハクア・デスサイス No.0499 召喚士 ククリ No.0100 青の魔道書 No.0200 リナリア No.0300 孤高の傭兵 ラムダ No.0400 整備士 ユニコ No.0500 幻獣召喚士 ククリ・フレルム No.0001 - 0500を編集 No.0501 - 1000 No.0501 - 1000を編集 No.0501 - 0600 No.0601 - 0700 No.0701 - 0800 No.0801 - 0900 No.0901 - 1000 No.0501 鳥人 ケツァ No.0601 生徒会会計係 ニコラ No.0701 じゃじゃ馬女学生 ユズリハ No.0801 新月の女神 クラリス No.0901 おかしの妖精 プフ No.0502 翼人 ケツァ No.0602 雷弓会計係 ニコラ・モーガン No.0702 剣道女学生 ユズリハ・サイオンジ No.0802 三日月の女神 クラリス No.0902 お菓子の精 プフ No.0503 鳳凰 ケツァ No.0603 クロム・マグナ生徒 ヴォルフ No.0703 化学者 イーライ No.0803 満ちた月の女神 クラリス・ルナ No.0903 スイーツの精 プフ No.0504 鳳凰姫神 ケツァ・カーツァ No.0604 生徒会執行部 ヴォルフ No.0704 異彩な化学者 イーライ No.0804 クロム・マグナ姉妹校生徒 エミリア No.0904 ハロウィンの妖精 プフ・カトリーヌ No.0505 ボーダー サクヤ No.0605 生徒会書記 ヴォルフ No.0705 奇才なる化学者 イーライ・エアーズ No.0805 無敵の妹 エミリア No.0905 フランケン乙女 エミー No.0506 ライダー サクヤ No.0606 獣使い書記 ヴォルフ・ロイ No.0706 牛頭民族少女 シリア No.0806 至上の妹 エミリア No.0906 フランケン嬢 エミー No.0507 無敵の乗り手 サクヤ No.0607 クロム・マグナ生徒 シャーリー No.0707 牛人民族少女 シリア No.0807 絶対可憐 エミリア・トドロキ No.0907 フランケン麗女 エミー No.0508 悠久の風 サクヤ・クランブル No.0608 生徒会執行部 シャーリー No.0708 牛魔民族少女 シリア・アミデゥ No.0808 クロム・マグナ生徒 ミユキ No.0908 人造乙女 エミー・シュタイン No.0509 妖精王子 フェイ No.0609 生徒会書記 シャーリー No.0709 女怪盗 キティ No.0809 地下アイドル ミユキ No.0909 猫スナイパー ジル No.0510 妖精皇子 フェイ No.0610 発明家書記 シャーリー・コルト No.0710 猫女怪盗 キティ No.0810 新鋭アイドル ミユキ No.0910 漆黒の猫スナイパー ジル No.0511 妖精王太子 フェイ No.0611 クロム・マグナ学園長 ダンケル No.0711 猫女大怪盗 キティ・ジェリー No.0811 学園の超絶天使 MIU☆MIU No.0911 怪盗猫スナイパー ジル No.0512 妖精皇帝 フーフェイ・カーム No.0612 魔道学園学園長 ダンケル No.0712 セシルとクマちゃん No.0812 クロム・マグナ生徒 アキラ No.0912 猫の狙撃手 ジル・メイシー No.0513 気高き幻獣 アルビオン No.0613 淵底の学園長 ダンケル No.0713 セシルとクマさん No.0813 鉄板男子 アキラ No.0913 狼娘 ニーナ No.0514 疾走の幻獣 アルビオン No.0614 覇帝学園長 ダンケル・アダムス No.0714 セシル・ラヴとクマ様 No.0814 屋台の鉄板男子 アキラ No.0914 深き森の狼娘 ニーナ No.0515 天翔の幻獣 アルビオン No.0615 赤肌インプ No.0715 侍人 カイト No.0815 炎の鉄板男子 アキラ・マスグレイヴ No.0915 自由を求む狼娘 ニーナ No.0516 神威の幻獣 アルビオン・イクシス No.0616 赤熱インプ No.0716 流離いの侍人 カイト No.0816 クロム・マグナ生徒 ジョージ No.0916 麗しき狼の娘 ニーナ・ロレンス No.0517 水鉄砲のリィル No.0617 炎獄インプ No.0717 無頼の侍人 カイト・ヒュウガ No.0817 怪力番長 ジョージ No.0917 森の住人 ポポル No.0518 水銃のリィル No.0618 青肌インプ No.0718 雨の女神 ナーガ No.0818 豪腕番長 ジョージ No.0918 妖精の森の住人 ポポル No.0519 名水銃のリィル No.0619 氷結インプ No.0719 雨空の女神 ナーガ No.0819 鉄拳制裁番長 ジョージ・トドロキ No.0919 実り豊かな森の住人 ポポル No.0520 魔水銃のリィル・ライル No.0620 冷獄インプ No.0720 雨天の女神 アマルナーガ No.0820 ヒノクマくん No.0920 聖なる森の主 ポポル No.0521 微風魔女 ウィンディ No.0621 黄肌インプ No.0721 アコーディオン少女 モニカ No.0821 メラクマ先輩 No.0921 ヒートバット No.0522 強風魔女 ウィンディ No.0622 黄裂インプ No.0722 アコーディオン娘 モニカ No.0822 コオリグマくん No.0922 ブレイズバット No.0523 突風魔女 ウィンディ No.0623 雷獄インプ No.0723 アコーディオン奏者 モニカ・トイ No.0823 カチコチグマ先輩 No.0923 コールドバット No.0524 爆風魔女 ウィンディ・ブルーム No.0624 赤色のホップペンギン No.0724 時の案内役 エイミー No.0824 ピカグマくん No.0924 フリギッドバット No.0525 夢見星 メグリ No.0625 緋色のステップペンギン No.0725 小悪魔メイド エイミー No.0825 ゴロクマ先輩 No.0925 ショックバット No.0526 切なき光星 メグリ No.0626 紅玉色のジャンプペンギン No.0726 悪魔メイド エイミー No.0826 あかウサちゃん No.0926 スパークバット No.0527 恋を謳う星 メグリ No.0627 青色のホップペンギン No.0727 煉焔魔メイド エイミー・キャロル No.0827 紅のマジカルうさちゃん No.0927 レッドホットパンプキン No.0528 愛に生きる織姫 メグリ No.0628 藍色のステップペンギン No.0728 時の迷い姫 アリス No.0828 あおウサちゃん No.0928 ブルーアイスパンプキン No.0529 巡り星 マナト No.0629 瑠璃色のジャンプペンギン No.0729 時を詠む姫 アリス No.0829 蒼のマジカルうさちゃん No.0929 ライトサンダーパンプキン No.0530 切なき遊星 マナト No.0630 黄色のホップペンギン No.0730 時詠み師 アリス No.0830 きいろウサちゃん No.0930 吸血っ娘 サキュナ No.0531 恋を詠む星 マナト No.0631 橙色のステップペンギン No.0731 現世の時詠み アリス・スチュアート No.0831 輝くマジカルうさちゃん No.0931 わがままな吸血娘 サキュナ No.0532 愛を謳う彦星 マナト No.0632 琥珀色のジャンプペンギン No.0732 兎男 ルドルフ No.0832 雨乞いの巫女 ヤヨイ No.0932 闇夜に舞う吸血娘 サキュナ No.0533 レッドマーマン No.0633 暁のダダ No.0733 兎の紳士 ルドルフ No.0833 甘雨の巫女 ヤヨイ No.0933 吸血鬼の可憐嬢 サキュナ・レイア No.0534 ブラッディマーマン No.0634 赤層エスダダ No.0734 兎の発明家 ルドルフ No.0834 水神の巫女 ヤヨイ No.0934 拳闘士 ハンニバル No.0535 ブルーマーマン No.0635 炎夜のダダ・Q No.0735 兎の天才発明家 ルドルフ・マイヤー No.0835 龍神の姫巫女 ヤヨイ・クシナダ No.0935 炎の拳闘士 ハンニバル No.0536 オーシャンマーマン No.0636 青月のダダ No.0736 時の女神 ステイシー No.0836 クロム・マグナ生徒 カエデ No.0936 噴焔の拳闘士 ハンニバル No.0537 イエローマーマン No.0637 蒼層エスダダ No.0737 紅き時の女神 ステイシー No.0837 警備係 カエデ No.0937 燃える闘拳 ソム・ハンニバル No.0538 ディライトマーマン No.0638 白夜のダダ・Q No.0738 紅蓮なる時の女神 ステイシー No.0838 総合警備 カエデ No.0938 魔女っ子 ソフィ No.0539 赤のゴックンガエル No.0639 欠月のダダ No.0739 後来の神 ステイシー・マーキュリー No.0839 学園の守護者 カエデ・ジングウジ No.0939 元気な魔女っ子 ソフィ No.0540 紅紫のゴックンガエル No.0640 黄層エスダダ No.0740 時の女神 イレーナ No.0840 クロム・マグナ生徒 アーシア No.0940 夜空を駆ける魔女 ソフィ No.0541 青のゴックンガエル No.0641 雷夜のダダ・Q No.0741 清き時の女神 イレーナ No.0841 図書委員 アーシア No.0941 魔道少女 ソフィ・ハーネット No.0542 淵青のゴックンガエル No.0642 調香師 フェルチ No.0742 潔白なる時の女神 イレーナ No.0842 ファイナリスト アーシア No.0942 光の戦士 アーサー No.0543 黄色のゴックンガエル No.0643 花の調香師 フェルチ No.0743 往時の神 イレーナ・フリエル No.0843 ミス・クロマグ アーシア・ベネット No.0943 雷光の戦士 アーサー No.0544 峰黄のゴックンガエル No.0644 甘蜜の調香師 フェルチ No.0744 紅炎の骨馬 No.0844 砂丘の王 ジン No.0944 閃光を放つ戦士 アーサー No.0545 ? No.0645 麗華の調香師 フェルチ・リリー No.0745 鬼焔の骨馬 No.0845 砂漠の王 ジン No.0945 聖輝の勇者 アーサー No.0546 ヘルウルグ No.0646 道化師 ユアン No.0746 青炎の骨馬 No.0846 砂海の王 ジン No.0946 竜神姫 アリューゼ No.0547 コールドウルグ No.0647 旋来の道化師 ユアン No.0747 渦焔の骨馬 No.0847 渇いた地の王者 ジン・サイード No.0947 華炎の竜神姫 アリューゼ No.0548 フリーズウルグ No.0648 流浪の道化師 ユアン No.0748 黄炎の骨馬 No.0848 神獣 イーシェン No.0948 凄烈なる竜神姫 アリューゼ No.0549 サンダーウルグ No.0649 煌輝なる道化師 ユアン・エドガー No.0749 閃焔の骨馬 No.0849 猛火神獣 イーシェン No.0949 火煉爆竜姫 アリューゼ・ヴェローナ No.0550 ボルトウルグ No.0650 紋章士 メリエル No.0750 レッド・ヴァンパイア No.0850 趨炎神獣 イーシェン No.0950 魔道二輪 ヴァレンティナ No.0551 ルビーフィッシュ No.0651 水の紋章士 メリエル No.0751 ブラッド・ヴァンパイア No.0851 天帝神獣 ラオ・イーシェン No.0951 改造魔道二輪 ヴァレンティナ No.0552 レア・ルビーフィッシュ No.0652 水明紋章士 メリエル No.0752 ブルー・ヴァンパイア No.0852 花に囲まれた姫 フレイ No.0952 疾走魔道二輪 ヴァレンティナ No.0553 サファイアフィッシュ No.0653 水天紋章士 メリエル・エクリプス No.0753 ヘイズ・ヴァンパイア No.0853 花と戯れる姫 フレイ No.0953 光速魔道ライダー ヴァレンティナ No.0554 レア・サファイアフィッシュ No.0654 悪魔嬢 マリー No.0754 イエロー・ヴァンパイア No.0854 花に愛されし姫 フレイ No.0954 魔王の子 ニル No.0555 エメラルドフィッシュ No.0655 妖魔嬢 マリー No.0755 ダズル・ヴァンパイア No.0855 佳麗に咲く姫 フレイ・エレン No.0955 魔王の娘 ニル No.0556 レア・エメラルドフィッシュ No.0656 幻魔嬢 マリー No.0756 ホットウィスプ No.0856 天使と悪魔 ミミ&ララ No.0956 魔王の愛娘 ニル No.0557 火のハチっ娘 No.0657 妖艶悪魔嬢 マリー・エヴァレット No.0757 バーニングウィスプ No.0857 片翼の双子 ミミ&ララ No.0957 魔王令嬢 ニル・メルフェゴール No.0558 花園の妖精 ハニー No.0658 隠密 ユイ No.0758 クールウィスプ No.0858 双星の使者 ミミ&ララ No.0958 執筆バカ キリヒメ No.0559 水のハチっ娘 No.0659 陽炎 ユイ No.0759 アイシングウィスプ No.0859 愛と祈りの天魔 ミミ&ララ No.0959 天才作家 キリヒメ No.0560 水仙の妖精 ハニー No.0660 雷影 ユイ No.0760 スターウィスプ No.0860 鋼鉄姫 ミシェル No.0960 全てを書く者 キリヒメ・ナツノ No.0561 雷のハチっ娘 No.0661 闇に踊る暗殺者 ユイ・クサナギ No.0761 ライトニングウィスプ No.0861 赤鉄の姫 ミシェル No.0961 読書犬のカズヒト No.0562 百合の妖精 ハニー No.0662 隠密 スミレ No.0762 魔女 ヴァイオレッタ No.0862 魔鋼の姫 ミシェル No.0962 罵られ犬のカズヒト No.0563 化猫雛妓 ユウギリ No.0663 炎影 スミレ No.0763 流浪魔女 ヴァイオレッタ No.0863 魔鋼の神姫 ミシェル・ヴァイル No.0963 駄犬のカズ No.0564 優美なる化猫舞子 ユウギリ No.0664 炎撃 スミレ No.0764 美魔女 ヴァイオレッタ No.0864 虎使い エイダ No.0964 正体不明 氷河煉子 No.0565 華麗なる化猫芸者 ユウギリ No.0665 炎術の女忍者 スミレ・クサナギ No.0765 銃士魔女 マダム・ヴァイオレッタ No.0865 槍の使い手 エイダ No.0965 殺害機関 氷河煉子 No.0566 絢爛なる艶娘 ユウギリ・アメノ No.0666 見習い サクラ No.0766 炎の竜騎兵 キャナル No.0866 槍の女騎士 エイダ No.0966 遭死相愛 氷河煉子 No.0567 幼姫 チヒロ No.0667 職人 サクラ No.0767 焔の竜騎兵 キャナル No.0867 疾駆する女官 エイダ・クラウザー No.0967 アルティーナ No.0568 海姫 チヒロ No.0668 花火師 サクラ No.0768 暁の竜騎兵 キャナル No.0868 香辛料の旅人 猫少女シャナ No.0968 赤髪紅瞳のアルティーナ No.0569 乙姫 チヒロ No.0669 国宝花火師 サクラ・スターマイン No.0769 極炎の竜騎兵 キャナル・エアガイツ No.0869 チキンレッグを統べる シャナ No.0969 第四皇女 アルティーナ No.0570 水遊乙姫 チヒロ・ウナガミ No.0670 貝殻姫 パール No.0770 騎士 デューク No.0870 スープの深淵 シャナ No.0970 覇剣の皇姫 アルティーナ No.0571 理知の魔道士 ルシェ No.0671 貝殻の乙姫 パール No.0771 鋼鉄の騎士 デューク No.0871 極みカレー 猫姫シャナ・イリア No.0971 美の女神 シャクティ No.0572 静かなる水面 ルシェ No.0672 貝殻の麗姫 パール No.0772 白銀の騎士 デューク No.0872 アフロダンサー ボブ No.0972 豊穣の女神 シャクティ No.0573 深き森の眠り ルシェ No.0673 貝殻の真珠姫 パール・シェリー No.0773 黄金の騎士 デューク・エイジス No.0873 フロアダンサー ボブ No.0973 幸運の女神 シャクティ No.0574 目醒めし水龍 ルシェ・ワダツミ No.0674 エルフの射手 No.0774 達人 チャパル No.0874 メインダンサー ボブ No.0974 蓮華神妃 シャクティ No.0575 破壊男爵 ユーム No.0675 深き碧のエルフ No.0775 拳神 チャパル No.0875 ダンスマスター Mr.ボブ No.0975 狩人 スモモ No.0576 破壊伯爵 ユーム No.0676 碧の森の射手 ライラ No.0776 静かなる拳神 チャパル No.0876 死霊術師 シド No.0976 代行者 スモモ No.0577 破壊公爵 ユーム No.0677 謳歌する夏 バロン・ライオネル No.0777 怒れる拳神 フー・チャパル No.0877 死霊を操る者 シド No.0977 執行者 スモモ No.0578 破壊大帝 ユーム・フロイト No.0678 初夏の金魚師 サーヤ No.0778 新米隊士 アルル No.0878 死霊魔術の鬼才 シド No.0978 稀代の討伐者 スモモ・プルーム No.0579 窓際の少女 シャルロッテ No.0679 仲夏の金魚師 サーヤ No.0779 ベテラン隊士 アルル No.0879 邪聖神 シド・ハーロック No.0979 大鬼 ゴウキ No.0580 抑制の少女 シャルロッテ No.0680 晩夏の金魚師 サーヤ No.0780 中隊長 アルル No.0880 陸軍軍曹 ローレン No.0980 貪欲なる悪鬼 ゴウキ No.0581 犠牲の少女 シャルロッテ No.0681 風水金魚師 サーヤ・スズカゼ No.0781 王立師団長 アルル・アーガイル No.0881 二等軍曹 ローレン No.0981 獄炎の鬼 ゴウキ No.0582 紅令嬢 シャルロッテ・ロマネ No.0682 冥王の執事 ユリシーズ No.0782 火のニコモバちゃん No.0882 一等軍曹 ローレン No.0982 憤怒の業火 ゴウキ・カエラム No.0583 剛脚 リンリン&ポンタン No.0683 冥王の使者 ユリシーズ No.0783 水のニコモバちゃん No.0883 国家軍曹長 ローレン・ターナー No.0983 阿修羅 ムドー No.0584 炸裂脚 リンリン&ポンタン No.0684 冥府の烈火 ユリシーズ No.0784 雷のニコモバちゃん No.0884 エルフの戦士 サイラス No.0984 修羅の鬼 ムドー No.0585 爆裂脚 リンリン&ポンタン No.0685 冥夜の業炎 ユリシーズ・ヴィクト No.0785 ファイアでんぱくん No.0885 エルフの精鋭 サイラス No.0985 轟雷の修羅 ムドー No.0586 神脚 師匠&リンリン&ポンタン No.0686 男装の麗人 ステファーヌ No.0786 アクアでんぱくん No.0886 エルフの星 サイラス No.0986 阿修羅王 ムドー・カエラム No.0587 希望に燃える少女 メイラン No.0687 男装の剣士 ステファーヌ No.0787 サンダーでんぱくん No.0887 瞬く光の英雄 サイラス・レイン No.0987 火の子鬼 No.0588 理想を掲げる少女 メイラン No.0688 男装の戦姫 ステファーヌ No.0788 ニコニコテレビちゃん No.0888 魔道義体 コードネーム:AI No.0988 紅餓鬼 No.0589 夢を叶えた少女メイラン No.0689 男装の美麗人 ステファーヌ・ライリー No.0789 ニコニコテレビちゃん1ch No.0889 無心の少女 コードネーム:AI No.0989 水の子鬼 No.0590 新緑の佳人 スウ・メイラン No.0690 祈祷師 メーベル No.0790 ニコニコテレビちゃん2ch No.0890 魔力を宿す羽 コードネーム:AI No.0990 青餓鬼 No.0591 クロム・マグナ生徒 リンカ No.0691 寡黙な祈祷師 メーベル No.0791 ニコニコテレビちゃん3ch No.0891 魔道機械少女 アイ No.0991 雷の子鬼 No.0592 生徒会執行部 リンカ No.0692 冷酷な祈祷師 メーベル No.0792 ニワンゴちゃん No.0892 かぼちゃ少女 タバサ No.0992 緑餓鬼 No.0593 生徒会会長 リンカ No.0693 壮麗なる祈祷師 メーベル・テイラー No.0793 元気なニワンゴちゃん No.0893 かぼちゃ魔女 タバサ No.0993 朱き武者の亡霊 No.0594 焔刀生徒会長 リンカ・ワイアット No.0694 弱虫勇者 マシュー・ライト No.0794 本気のニワンゴちゃん No.0894 かぼちゃと踊る魔女 タバサ No.0994 戦火に燃ゆる鎧 No.0595 クロム・マグナ生徒 イツキ No.0695 泣虫勇者 マシュー・ライト No.0795 ニワンゴちゃん 覚醒 No.0895 ハロウィン魔女 タバサ・カトリーヌ No.0995 蒼き武者の亡霊 No.0596 生徒会執行部 イツキ No.0696 精霊勇者 マシュー・D・ライト No.0796 時の女神 セリーヌ No.0896 鎮魂の女神 アンジェリカ No.0996 霧雨に漂う鎧 No.0597 生徒会副会長 イツキ No.0697 玉乗りねずみ&コロル No.0797 快き時の女神 セリーヌ No.0897 祈願の女神 アンジェリカ No.0997 黄金色の武者の亡霊 No.0598 流剣副会長 イツキ・マスグレイヴ No.0698 玉乗りマウス&コロル No.0798 幸聖なる時の女神 セリーヌ No.0898 慈愛の女神 アンジェリカ No.0998 月夜に奮い立つ鎧 No.0599 クロム・マグナ生徒 ニコラ No.0699 曲芸マウス&コロル・マロル No.0799 現今の神 セリーヌ・エヴァンス No.0899 降誕する創聖の花嫁 アンジェリカ No.0999 地獄を這う骸 No.0600 生徒会執行部 ニコラ No.0700 女学生 ユズリハ No.0800 月の女神 クラリス No.0900 猫ウィズ No.1000 がしゃどくろ 呪怨 No.0501 - 1000を編集 No.1001 - 1500 No.1001 - 1100 No.1101 - 1200 No.1201 - 1300 No.1301 - 1400 No.1401 - 1500 編集 No.1001 静寂を切り裂く骸 No.1101 亡き闇の英雄 ゼノン No.1201 氷精女皇 シヴァ No.1301 多相を征する者 ミュウ・レイヴェン No.1401 茨の妖精 ローズ 編集 No.1002 がしゃどくろ 死相 No.1102 氷上の踊り子 ティファ No.1202 絶零氷帝 シヴァ・ヴィルヘルム No.1302 時空と戯れる少年 ダム No.1402 茨と舞う妖精 ローズ 編集 No.1003 冥界を彷徨う骸 No.1103 華麗な滑走 ティファ No.1203 人鳥男爵 ペンギニウス No.1303 空間を操る少年 ダム No.1403 茨鞭の炎姫 ローズ・フェリア 編集 No.1004 がしゃどくろ 腐敗 No.1104 氷上の舞姫 ティファ No.1204 人鳥伯爵 ペンギニウス No.1304 天才空間魔道士 ダム No.1404 邪なる妖精 フムト 編集 No.1005 雷ノ神 ミライ No.1105 輝く結晶の舞姫 ティファ・テーナ No.1205 人鳥公爵 ペンギニウス No.1305 次元の支配者 ダム・リフリス No.1405 追放された妖精 フムト 編集 No.1006 雷を呼ぶ女神 ミライ No.1106 陰陽師 トウマ No.1206 鳥達の偉大なる王 ペンギニウス No.1306 時空と戯れる少女 ディー No.1406 夢喰らいの妖精 フムト 編集 No.1007 麗しき光の雷 ミライ No.1107 明星の陰陽師 トウマ No.1207 宿屋の娘 クレア No.1307 時間を操る少女 ディー No.1407 全ての夢を喰らう者 フムト・アラト 編集 No.1008 雷神 ミライ・カエラム No.1108 先見の符占術 トウマ No.1208 宿屋の看板娘 クレア No.1308 天才時空魔道士 ディー No.1408 約束の日の金魚師 サーヤ・スズカゼ 編集 No.1009 風ノ神 フウカ No.1109 陰と陽を司る者 トウマ・アマノ No.1209 宿屋のアイドル クレア No.1309 運命の支配者 ディー・リフリス No.1409 淡い想いを抱く機械少女 アイ 編集 No.1010 風を起こす女神 フウカ No.1110 聖光なる時の少女 ユッカ・エンデ No.1210 安らぎの微笑み クレア・プラム No.1310 研究者 レナート No.1410 お茶目な少女 ミーナリア 編集 No.1011 颯爽と翔ける風 フウカ No.1111 火槍兵 No.1211 探偵 ポワロ No.1311 錬金術師 レナート No.1411 元気な魔道士 ミーナリア 編集 No.1012 風神 フウカ・カエラム No.1112 火焔槍 上級兵 No.1212 敏腕探偵 ポワロ No.1312 物質の魔術師 レナート No.1412 生命の魔道士 ミーナリア 編集 No.1013 愛の射手 ステラ No.1113 水槍兵 No.1213 魔道探偵 ポワロ No.1313 真理に至る者 レナート・ノックス No.1413 燦然と咲く花 ミーナリア・ファリィ 編集 No.1014 純恋たる射手 ステラ No.1114 流水槍 上級兵 No.1214 魔道名探偵 ポワロ・バートン No.1314 狩人の少女 ルフレ No.1414 魔女っ娘 ルカ 編集 No.1015 聖恋弓の名手 ステラ No.1115 雷槍兵 No.1215 ファイヤードラゴン No.1315 飛竜の狩人 ルフレ No.1415 ? 編集 No.1016 艶麗な愛の神弓 ステラ・フェリクス No.1116 雷鳴槍 上級兵 No.1216 ボルケーノドラゴン No.1316 天空舞う狩人 ルフレ No.1416 ? 編集 No.1017 先導者 アイリス No.1117 騎馬火兵 No.1217 コールドドラゴン No.1317 白銀の竜騎士 ルフレ・ユサール No.1417 愛の聖女 ルカ・ウァレンティヌス 編集 No.1018 先陣に立つ女傑 アイリス No.1118 騎馬火焔 上級兵 No.1218 ブリザードドラゴン No.1318 死神見習い リビー No.1418 恋の導き手 パニーラ 編集 No.1019 不撓の戦姫 アイリス No.1119 騎馬水兵 No.1219 サンダードラゴン No.1319 死神少女 リビー No.1419 恋路の案内人 パニーラ 編集 No.1020 栄華の剣聖 アイリス・ランティア No.1120 騎馬流水 上級兵 No.1220 ライトニングドラゴン No.1320 魂と舞う死神 リビー No.1420 恋を成就させる者 パニーラ 編集 No.1021 民族の青年 レオ No.1121 騎馬雷兵 No.1221 レッドジュエルドラゴン No.1321 魂ノ収穫者 リビー・アルカ No.1421 愛の庇護者 パニーラ・アモー 編集 No.1022 民族戦士 レオ No.1122 騎馬雷鳴 上級兵 No.1222 ルビードラゴン No.1322 占い娘 ミリエル No.1422 小悪魔 シビィ 編集 No.1023 民族の誇り レオ No.1123 火弓兵 No.1223 ブルージュエルドラゴン No.1323 占術師 ミリエル No.1423 悪魔嬢 シビィ 編集 No.1024 蛮勇 レオ・リドラオス No.1124 火焔弓 上級兵 No.1224 サファイアドラゴン No.1324 千里眼 ミリエル No.1424 愛を弄ぶ悪魔 シビィ・サレルノ 編集 No.1025 採掘師 キャロライン No.1125 水弓兵 No.1225 イエロージュエルドラゴン No.1325 黄昏の預言者 ミリエル・バーナム No.1425 恋する少女 パルフェ 編集 No.1026 野心を抱く採掘師 キャロライン No.1126 流水弓 上級兵 No.1226 トパーズドラゴン No.1326 双子の人魚 メル&マナ No.1426 想いを募らせる少女 パルフェ 編集 No.1027 虹彩の採掘師 キャロライン No.1127 雷弓兵 No.1227 星竜 デネブ No.1327 双子の人魚姫 メル&マナ No.1427 決意の少女 パルフェ 編集 No.1028 秘宝採掘師 キャロライン No.1128 雷鳴弓 上級兵 No.1228 星屑の竜 デネブ No.1328 大海の人魚姫 メル&マナ No.1428 奇跡を起こす想い パルフェ・ミーロ 編集 No.1029 ハープの精 テトゥーリア No.1129 希望の光 劉備 No.1229 輝く星屑の竜 デネブ No.1329 大蒼海の双姫 メル&マナ No.1429 嫉妬する魔女 パッツァ 編集 No.1030 魅惑の音色 テトゥーリア No.1130 後漢の希望 劉備 No.1230 綺羅星の如く輝く竜 デネブ No.1330 魔道楽団員 コトリ No.1430 愛を求める魔女 パッツァ 編集 No.1031 森林に響く音色 テトゥーリア No.1131 仁愛の名君 劉備 No.1231 火竜 イグニート No.1331 魔道演奏者 コトリ No.1431 愛に飢え狂う魔女 パッツァ 編集 No.1032 調和を奏でる精 テトゥーリア No.1132 仁徳の君主 劉備 No.1232 火焔竜 イグニート No.1332 旋律を導く者 コトリ No.1432 艶羨狂気 パッツァ・メレラナ 編集 No.1033 魔道機装 ジル No.1133 義勇の将 関羽 No.1233 獄炎魔竜 イグニート No.1333 旋律の支配者 コトリ・ソレイユ No.1433 愛を憎しむ麗魔 パッツァ・メレラナ 編集 No.1034 魔道機装 改良型 ジル No.1134 美髯公 関羽 No.1234 氷竜 ブラムド No.1334 魔道楽団員 リスリ No.1434 悪魔娘 ムウマ 編集 No.1035 魔道機装 強化型 ジル No.1135 万夫不当 関羽 No.1235 氷銀竜 ブラムド No.1335 獣の金管奏者 リスリ No.1435 お菓子大好き悪魔娘 ムウマ 編集 No.1036 解放魔道機装 ジル・メヴィウス No.1136 軍神 関羽 No.1236 氷獄銀竜 ブラムド No.1336 音色の魔術士 リスリ No.1436 お菓子の独占者 ムウマ 編集 No.1037 皇后 パイロン No.1137 大酒豪 張飛 No.1237 雷を纏う竜 ワイバーン No.1337 幻想音響 リスリ・ホルト No.1437 強欲奢靡 ムウマ・ホルスト 編集 No.1038 翡翠皇后 パイロン No.1138 無頼漢 張飛 No.1238 雷鳴轟く竜 ワイバーン No.1338 魔道楽団員 ユグド No.1438 暴虐の美食魔 ムウマ・ホルスト 編集 No.1039 蒼天皇后 パイロン No.1139 燕人 張飛 No.1239 雷を司る竜帝 ワイバーン No.1339 魔道打楽奏者 ユグド No.1439 赤のモンスターケーキ 編集 No.1040 鳳雛神皇 ヤオ・パイロン No.1140 百万馬力 張飛 No.1240 黒き雷を纏う邪竜 ドグマ No.1340 勇壮な強打奏者 ユグド No.1440 深紅のモンスターケーキ 編集 No.1041 白雪娘 ピノ No.1141 虎の子 孫権 No.1241 怒れる竜 バハムート No.1341 覇気の律動 ユグド・グレッチ No.1441 青のモンスターケーキ 編集 No.1042 白い花弁の踊り ピノ No.1142 虎狩り 孫権 No.1242 破壊の竜 バハムート No.1342 魔道楽団員 シェリル No.1442 紺碧のモンスターケーキ 編集 No.1043 純白の結晶 ピノ No.1143 碧眼児 孫権 No.1243 竜王 バハムート No.1343 ? No.1443 黄色のモンスターケーキ 編集 No.1044 冬凪に舞う白 ピノ・マリアンヌ No.1144 碧眼の君主 孫権 No.1244 天竜帝 セト・バハムート No.1344 ? No.1444 雄黄のモンスターケーキ 編集 No.1045 繁栄の啓示者 ツツノカミ No.1145 若き英雄 曹操 No.1245 竜の娘 アーリア No.1345 魔弦の奏者 シェリル・カーネイ No.1445 ? 編集 No.1046 没落の啓示者 ツツノカミ No.1146 智略の名君 曹操 No.1246 竜姫 アーリア No.1346 精霊と暮らす少女 ルチル No.1446 ? 編集 No.1047 黄昏の啓示者 ツツノカミ No.1147 魏の武帝 曹操 No.1247 竜将 アーリア No.1347 幼き召喚士 ルチル No.1447 ? 編集 No.1048 終焉をもたらす霊神 ツツノカミ No.1148 乱世の奸雄 曹操 No.1248 天竜妃 アーリア・バハムート No.1348 精霊召喚士 ルチル No.1448 ? 編集 No.1049 聖夜に瞬く斬煌 ツバキ・リンドウ No.1149 踊子 貂蝉 No.1249 竜魔術師 ミネバ No.1349 絆の精霊召喚士 ルチル・メイ No.1449 炎のアングリーマフィン 編集 No.1050 騎獣の冒険家 アビー No.1150 舞姫 貂蝉 No.1250 竜魔道士 ミネバ No.1350 首なし騎士 マルク No.1450 灼熱のアングリーマフィン 編集 No.1051 周遊の冒険家 アビー No.1151 傾国の美女 貂蝉 No.1251 竜魔賢者 ミネバ No.1351 不死の騎士 マルク No.1451 氷のアングリーマフィン 編集 No.1052 放浪する冒険家 アビー No.1152 乱世に輝く妖星 貂蝉 No.1252 雷鳴の竜魔 ミネバ・クロード No.1352 ? No.1452 氷結のアングリーマフィン 編集 No.1053 角獣を駆る公女 アビー・パトリシア No.1153 ドワーフの鍛冶屋 ミール No.1253 竜戦士 ザッハ No.1353 告死騎士 マルク・アンスバッハ No.1453 雷のアングリーマフィン 編集 No.1054 聖誕を歓ぶ対星 シズク&カグヤ No.1154 ドワーフの名匠 ミール No.1254 竜戦鬼 ザッハ No.1354 暗黒の馬輪 カデシュ No.1454 稲妻のアングリーマフィン 編集 No.1055 ? No.1155 鋼を自在に操りし者 ミール No.1255 竜魔人 ザッハ No.1355 ? No.1455 愛と絆で結ばれた天魔 ミミ&ララ 編集 No.1056 ? No.1156 伝説の創り手 ミール・ウェイランド No.1256 解放竜魔人 ザッハ・クロード No.1356 ? No.1456 恋する技師 ユニコ・ランドハイア 編集 No.1057 ? No.1157 星を見る少女 スフィア No.1257 竜剣士 レガート No.1357 黙示録の馬輪 カデシュ・ウル No.1457 愛を抱く者 フィリー・ハイウィンド 編集 No.1058 屈強なる魔道士 ドゥーガ No.1158 天体観測者 スフィア No.1258 竜騎士 レガート No.1358 悪戯少女 エイラ No.1458 多頭龍 アルファルド 編集 No.1059 豪快なる砂塵 ドゥーガ No.1159 占星術師 スフィア No.1259 竜剣聖 レガート No.1359 狡猾な魔術師 エイラ No.1459 古の黒龍 アルファルド 編集 No.1060 嵐を呼ぶ豪腕 ドゥーガ No.1160 星読みの聖女 ヒカリ・スフィア No.1260 白銀竜騎 レガート・クロード No.1360 邪智に長けた魔術師 エイラ No.1460 太古の支配者 アルファルド 編集 No.1061 黄金の左腕 ドゥーガ・ザムンタール No.1161 見習いサンタ パッフィ No.1261 龍神 ミカズチ No.1361 邪智賢者 エイラ・ナルヴィ No.1461 不死の怪龍 アルファルド・アリマ 編集 No.1062 熱機関 ライブラ 初号機 No.1162 新米サンタ パッフィ No.1262 雷を纏いし龍神 ミカズチ No.1362 少年剣士 ルシオ No.1462 お菓子の研究者 ラデュー 編集 No.1063 熱機関 ライブラ 最新機 No.1163 中堅サンタ パッフィ No.1263 裁きを与えし龍神 ミカズチ No.1363 少年勇者 ルシオ No.1463 お菓子の探究者 ラデュー 編集 No.1064 冷機関 ライブラ 初号機 No.1164 聖夜の使者 パッフィ・ベル No.1264 神威の真龍・タケミカヅチ No.1364 聖剣に選ばれし者 ルシオ No.1464 お菓子の錬成師 ラデュー 編集 No.1065 冷機関 ライブラ 最新機 No.1165 悪戯サンタ ジゼル No.1265 討伐者 ナユタ No.1365 聖剣の勇者 ルシオ・アーク No.1465 魅惑錬成 ラデュー・ヴィルメール 編集 No.1066 電機関 ライブラ 初号機 No.1166 意地悪サンタ ジゼル No.1266 執行者 ナユタ No.1366 女盗賊 イカルガ No.1466 魔人 ヘルムート 編集 No.1067 電機関 ライブラ 最新機 No.1167 お仕置きサンタ ジゼル No.1267 統率者 ナユタ No.1367 盗賊頭 イカルガ No.1467 黒の魔人 ヘルムート 編集 No.1068 赤い猫戦士 ニャオル No.1168 聖夜の使者 ジゼル・フルール No.1268 日輪ノ巫女 ナユタ・ヒノカミ No.1368 大盗賊 イカルガ No.1468 漆黒の伯爵 ヘルムート 編集 No.1069 紅き猫の勇者 ニャオル No.1169 希望の妖精 アニエス No.1269 嵐の戦士 アスカ No.1369 天下の大侠 イカルガ・ゼム No.1469 漆黒方伯 ヘルムート・クルーゲ 編集 No.1070 青い猫戦士 ニャオル No.1170 夢見る妖精 アニエス No.1270 烈風の戦士 アスカ No.1370 魔法使いの少年 アルフ No.1470 天使 マリカ 編集 No.1071 蒼き猫の勇者 ニャオル No.1171 夢運ぶ妖精 アニエス No.1271 荒ぶる神話の戦士 アスカ No.1371 砂漠の魔道士 アルフ No.1471 悪戯天使 マリカ 編集 No.1072 黄色い猫戦士 ニャオル No.1172 夢と希望の妖精 アニエス・ノーラ No.1272 滅魔の英雄 アスカ・イズモ No.1372 熱砂の賢者 アルフ No.1472 恋をもたらす天使 マリカ 編集 No.1073 輝く猫の勇者 ニャオル No.1173 神父 カフカ No.1273 蒼穹騎士 カトレア・ラインハルト No.1373 魔神の主 アルフ・ガラン No.1473 想いを貫く天使 マリカ・ファリア 編集 No.1074 毒サソリ レッドスコルピア No.1174 闇に魅了された神父 カフカ No.1274 幻想の森の乙女 アルティミシア No.1374 調香師 ファム No.1474 眠れる少女 レム 編集 No.1075 砂漠の狩人 ルビースコルピア No.1175 闇を纏いし神父 カフカ No.1275 祝炎と踊る レナ・イラプション No.1375 魅惑の調香師 ファム No.1475 安らかに眠る少女 レム 編集 No.1076 毒サソリ ブルースコルピア No.1176 闇の堕天神父 カフカ・ウィーグラフ No.1276 極めし道の ギンガ・カノン No.1376 胡蝶と舞う調香師 ファム No.1476 夢幻の住人 レム 編集 No.1077 砂漠の狩人 サファイアスコルピア No.1177 雪の王 ロジャー No.1277 新年を祝う猫ウィズ No.1377 舞蝶の奏香師 ファム・リリー No.1477 醒めない夢 レム・フェニデート 編集 No.1078 毒サソリ イエロースコルピア No.1178 吹雪の王 ロジャー No.1278 お正月ファイアプラント No.1378 想いを運ぶ香り フェルチ・リリー No.1478 目覚めし者 レム・フェニデート 編集 No.1079 砂漠の狩人 シトリンスコルピア No.1179 豪雪の王 ロジャー No.1279 お正月フロストラビット No.1379 ル・ショコラ エトワール・ブリュネ No.1479 バレンタイン猫ウィズ 編集 No.1080 アカサボサボ No.1180 氷嵐の王 キング・ロジャー No.1280 お正月サンダージェム No.1380 剣客 ボタン No.1480 紅眼の魔法生物ロシェ 編集 No.1081 アムールサボサボ No.1181 炎のクリスマス猫ウィズ No.1281 森の守り手 トウカ No.1381 遍歴の剣客 ボタン No.1481 真紅眼の魔法生物ロシェ 編集 No.1082 アオサボサボ No.1182 水のクリスマス猫ウィズ No.1282 森の狩人トウカ No.1382 紅紫の剣客 ボタン No.1482 蒼眼の魔法生物ロシェ 編集 No.1083 パルファンサボサボ No.1183 雷のクリスマス猫ウィズ No.1283 神代の森の射手 トウカ No.1383 百華一閃 ボタン・カミイズミ No.1483 蒼氷眼の魔法生物ロシェ 編集 No.1084 キイロサボサボ No.1184 レッドスノーマン No.1284 神弓の戦巫女 トウカ・ホデリ No.1384 魔眼使い サリエル No.1484 閃眼の魔法生物ロシェ 編集 No.1085 リーブルサボサボ No.1185 ルビースノーマン No.1285 慈しむ乙女 リース No.1385 魔眼の貴公子 サリエル No.1485 瞬閃眼の魔法生物ロシェ 編集 No.1086 フレイムワーム No.1186 ブルースノーマン No.1286 美しき戦乙女 リース No.1386 魔眼の支配者 サリエル No.1486 ? 編集 No.1087 フラズル・ホーンワーム No.1187 サファイアスノーマン No.1287 生命を育む戦乙女 リース No.1387 運命を司る魔眼 サリエル・エノク No.1487 神話を彩る舞踏 フレイフラウ 編集 No.1088 フロストワーム No.1188 イエロースノーマン No.1288 愛を導く戦姫 リース・ヴァレリア No.1388 拳法家 オロチ No.1488 幻想の如く舞うアクアフラウ 編集 No.1089 ブリザード・ホーンワーム No.1189 トパーズスノーマン No.1289 寡黙な剣士 アベル No.1389 武闘家 オロチ No.1489 神話を彩る舞踏 アクアフラウ 編集 No.1090 ショックワーム No.1190 約束の地 アンジェリカ・ヴァイル No.1290 漆黒の剣士 アベル No.1390 虎牙爪拳 オロチ No.1490 ? 編集 No.1091 プラズマ・ホーンワーム No.1191 羊飼いの少年 ティル No.1291 吸血鬼を狩る者 アベル No.1391 武骨闘神 オロチ・ライオネル No.1491 ? 編集 No.1092 デザートドラゴン No.1192 無垢なる羊飼い ティル No.1292 闇夜の絶滅者 アベル・グラハム No.1392 妖精の姫 エレオノーラ No.1492 ? 編集 No.1093 灼熱の砂岩竜 ゴア No.1193 神聖なる羊飼い ティル No.1293 お転婆ガンナー コフィ No.1393 誠実な妖精姫 エレオノーラ No.1493 ヒノキノ・モナーク 編集 No.1094 ボッグドラゴン No.1194 福音の使者 ティル・ノーグ No.1294 流浪のガンナー コフィ No.1394 決意の妖精姫 エレオノーラ No.1494 ? 編集 No.1095 極寒の砂岩竜 サド No.1195 運搬見習い ブリッツェン No.1295 荒野の魔銃使い コフィ No.1395 絶対正義 エレオノーラ・フェリア No.1495 ? 編集 No.1096 フォートドラゴン No.1196 届け人 ブリッツェン No.1296 破邪双銃 コフィ・ストライフ No.1396 妖精 キアナ No.1496 ピカダケ・ジェネラル 編集 No.1097 不毛の砂岩竜 モガ No.1197 幸せの届け人 ブリッツェン No.1297 魔法少女 ミュウ No.1397 花びらの妖精 キアナ No.1497 ピカダケ・モナーク 編集 No.1098 亡国の騎士 ゼノン No.1198 聖夜の届け人 グリン・ブリッツェン No.1298 時空魔道士 ミュウ No.1398 風に舞う妖精 キアナ No.1498 赫灼たる太陽の世界樹 編集 No.1099 君臨する怨念 ゼノン No.1199 氷精王女 シヴァ No.1299 時を駆ける魔道士 ミュウ No.1399 花片の風姫 キアナ・フェリア No.1499 幽玄たる蒼海の世界樹 編集 No.1100 復讐を遂げる刃 ゼノン No.1200 氷精女王 シヴァ No.1300 時空の超越者 ミュウ・フォルトゥナ No.1400 妖精 ローズ No.1500 勇壮たる雷神の世界樹 編集 1 精霊名 2 精霊名 3 精霊名 4 精霊名 5 精霊名 編集 No.1501 - 2000 No.1501 - 1600 No.1601 - 1700 No.1701 - 1800 No.1801 - 1900 No.1901 - 2000 編集 No.1501 コウテイヒタヌキ No.1601 ? No.1701 ? No.1801 ? No.1901 ? 編集 No.1502 ゴッドヒタヌキ No.1602 ? No.1702 ? No.1802 ? No.1902 ? 編集 No.1503 コウテイアメタヌキ No.1603 ? No.1703 ? No.1803 ? No.1903 ? 編集 No.1504 ゴッドアメタヌキ No.1604 ? No.1704 ? No.1804 ? No.1904 ? 編集 No.1505 コウテイサンダヌキ No.1605 絶焔の君主 フーフェイ・カーム No.1705 ? No.1805 ? No.1905 ? 編集 No.1506 ゴッドサンダヌキ No.1606 邪神氷帝 テスタメント・ヘイル No.1706 ? No.1806 ? No.1906 ? 編集 No.1507 紅蓮の流星 イグニス・ヴォルガノン No.1607 蒼煌の騎士 カトレア・ラインハルト No.1707 ? No.1807 ? No.1907 ? 編集 No.1508 暗黒神龍 インフェルナグ No.1608 ? No.1708 ? No.1808 ? No.1908 ? 編集 No.1509 祝福の聖女 サーシャ・スターライト No.1609 ? No.1709 ? No.1809 ? No.1909 ? 編集 No.1510 司祭 ティシア No.1610 ? No.1710 ? No.1810 ? No.1910 ? 編集 No.1511 暁の司祭 ティシア No.1611 ? No.1711 ? No.1811 ? No.1911 ? 編集 No.1512 神明の司祭 ティシア No.1612 ? No.1712 ? No.1812 ? No.1912 ? 編集 No.1513 神の手を担う司祭 ティシア・ローム No.1613 ? No.1713 ? No.1813 ? No.1913 ? 編集 No.1514 妖精 ヴィーラ No.1614 ? No.1714 ? No.1814 ? No.1914 ? 編集 No.1515 水の妖精 ヴィーラ No.1615 ? No.1715 ? No.1815 ? No.1915 ? 編集 No.1516 流水の妖精姫 ヴィーラ No.1616 ? No.1716 ? No.1816 ? No.1916 ? 編集 No.1517 水精美姫 ヴィーラ・マーレ No.1617 ? No.1717 ? No.1817 ? No.1917 ? 編集 No.1518 ? No.1618 ? No.1718 ? No.1818 ? No.1918 ? 編集 No.1519 ? No.1619 ? No.1719 ? No.1819 ? No.1919 ? 編集 No.1520 ? No.1620 ? No.1720 ? No.1820 ? No.1920 ? 編集 No.1521 暴火麗炎の竜姫 サラン・ヴェローナ No.1621 ? No.1721 ? No.1821 ? No.1921 ? 編集 No.1522 鏡の女神 ミラリア No.1622 ? No.1722 ? No.1822 ? No.1922 ? 編集 No.1523 裁きの女神 ミラリア No.1623 ? No.1723 ? No.1823 ? No.1923 ? 編集 No.1524 真実を映す女神 ミラリア ? ? No.1724 ? No.1824 ? No.1924 ? 編集 No.1525 真を見透かす三鏡 ミラリア・フェン No.1625 ? No.1725 ? No.1825 ? No.1925 ? 編集 No.1526 式紙使い キリエ No.1626 ? No.1726 ? No.1826 ? No.1926 ? 編集 No.1527 式紙師 キリエ No.1627 ? No.1727 ? No.1827 ? No.1927 ? 編集 No.1528 華麗なる式紙師 キリエ No.1628 ? No.1728 ? No.1828 ? No.1928 ? 編集 No.1529 神切の式紙師 キリエ・ユウテンジ No.1629 ? No.1729 ? No.1829 ? No.1929 ? 編集 No.1530 流浪猫 ジグムント No.1630 ? No.1730 ? No.1830 ? No.1930 ? 編集 No.1531 夢の観測者 ジグムント No.1631 ? No.1731 ? No.1831 ? No.1931 ? 編集 No.1532 夢の語り部 ジグムント No.1632 ? No.1732 ? No.1832 ? No.1932 ? 編集 No.1533 夢先案内猫 ジグムント・バウアー No.1633 ? No.1733 ? No.1833 ? No.1933 ? 編集 No.1534 黒騎士 デュカーク No.1634 ? No.1734 ? No.1834 ? No.1934 ? 編集 No.1535 ? No.1635 ? No.1735 ? No.1835 ? No.1935 ? 編集 No.1536 ? No.1636 ? No.1736 ? No.1836 ? No.1936 ? 編集 No.1537 生ける戦禍 デュカーク・フスタル No.1637 ? No.1737 ? No.1837 ? No.1937 ? 編集 No.1538 黒き鎧をまとう男 グリード No.1638 ? No.1738 ? No.1838 ? No.1938 ? 編集 No.1539 暗黒騎士 グリード No.1639 ? No.1739 ? No.1839 ? No.1939 ? 編集 No.1540 漆黒騎士 グリード No.1640 大剣少女 アンジュ No.1740 ? No.1840 ? No.1940 ? 編集 No.1541 冥闇騎士 グリード・サクリファイス No.1641 ? No.1741 ? No.1841 ? No.1941 ? 編集 No.1542 天界の戦天使 ミカエラ No.1642 ? No.1742 ? No.1842 ? No.1942 ? 編集 No.1543 天界の守護天使 ミカエラ No.1643 ? No.1743 ? No.1843 ? No.1943 ? 編集 No.1544 天界の軍勢指揮者 ミカエラ No.1644 ? No.1744 ? No.1844 ? No.1944 ? 編集 No.1545 天界の聖王 ミカエラ・セラフィム No.1645 ? No.1745 ? No.1845 ? No.1945 ? 編集 No.1546 魔界の堕天使 イザーク No.1646 ? No.1746 ? No.1846 ? No.1946 ? 編集 No.1547 魔界の破壊天使 イザーク No.1647 ? No.1747 ? No.1847 ? No.1947 ? 編集 No.1548 魔界の梟雄 イザーク No.1648 ? No.1748 ? No.1848 ? No.1948 ? 編集 No.1549 魔界の覇者 イザーク・セラフィム No.1649 ? No.1749 ? No.1849 ? No.1949 ? 編集 No.1550 雪に眠る森の精 ミューズ No.1650 ? No.1750 ? No.1850 ? No.1950 ? 編集 No.1551 春風に薫る目醒め ミューズ No.1651 ? No.1751 ? No.1851 ? No.1951 ? 編集 No.1552 芽吹きのかがやき ミューズ No.1652 ? No.1752 ? No.1852 ? No.1952 ? 編集 No.1553 新節を告げる春神 ミューズ No.1653 ? No.1753 ? No.1853 ? No.1953 ? 編集 No.1554 1周年を祝う猫ウィズ No.1654 ? No.1754 ? No.1854 ? No.1954 ? 編集 No.1555 炎のシャオロン No.1655 ? No.1755 ? No.1855 ? No.1955 ? 編集 No.1556 紅炎のシャオロン No.1656 ? No.1756 ? No.1856 ? No.1956 ? 編集 No.1557 水のシャオロン No.1657 ? No.1757 ? No.1857 ? No.1957 ? 編集 No.1558 ? No.1658 ? No.1758 ? No.1858 ? No.1958 ? 編集 No.1559 雷のシャオロン No.1659 ? No.1759 ? No.1859 ? No.1959 ? 編集 No.1560 迅雷のシャオロン No.1660 ? No.1760 ? No.1860 ? No.1960 ? 編集 No.1561 ? No.1661 ? No.1761 ? No.1861 ? No.1961 ? 編集 No.1562 ? No.1662 ? No.1762 ? No.1862 ? No.1962 ? 編集 No.1563 青のシャオフー No.1663 ? No.1763 ? No.1863 ? No.1963 ? 編集 No.1564 ? No.1664 ? No.1764 ? No.1864 ? No.1964 ? 編集 No.1565 ? No.1665 ? No.1765 ? No.1865 ? No.1965 ? 編集 No.1566 ? No.1666 ? No.1766 ? No.1866 ? No.1966 ? 編集 No.1567 ? No.1667 ? No.1767 ? No.1867 ? No.1967 ? 編集 No.1568 ? No.1668 ? No.1768 ? No.1868 ? No.1968 ? 編集 No.1569 ? No.1669 ? No.1769 ? No.1869 ? No.1969 ? 編集 No.1570 ? No.1670 ? No.1770 ? No.1870 ? No.1970 ? 編集 No.1571 南天の巫女 テウティ No.1671 ? No.1771 ? No.1871 ? No.1971 ? 編集 No.1572 ? No.1672 ? No.1772 ? No.1872 ? No.1972 ? 編集 No.1573 ? No.1673 ? No.1773 ? No.1873 ? No.1973 ? 編集 No.1574 朱雀神将 テウティ・スーシェン No.1674 ? No.1774 ? No.1874 ? No.1974 ? 編集 No.1575 西天の巫女 マオ No.1675 ? No.1775 ? No.1875 ? No.1975 ? 編集 No.1576 西天の戦巫女 マオ No.1676 ? No.1776 ? No.1876 ? No.1976 ? 編集 No.1577 西天の守護者 マオ No.1677 ? No.1777 ? No.1877 ? No.1977 ? 編集 No.1578 白虎神将 マオ・スーシェン No.1678 ? No.1778 ? No.1878 ? No.1978 ? 編集 No.1579 ? No.1679 ? No.1779 ? No.1879 ? No.1979 ? 編集 No.1580 ? No.1680 ? No.1780 ? No.1880 ? No.1980 ? 編集 No.1581 ? No.1681 ? No.1781 ? No.1881 ? No.1981 ? 編集 No.1582 ? No.1682 ? No.1782 ? No.1882 ? No.1982 ? 編集 No.1583 ? No.1683 ? No.1783 ? No.1883 ? No.1983 ? 編集 No.1584 ? No.1684 ? No.1784 ? No.1884 ? No.1984 ? 編集 No.1585 ? No.1685 ? No.1785 ? No.1885 ? No.1985 ? 編集 No.1586 ? No.1686 ? No.1786 ? No.1886 ? No.1986 ? 編集 No.1587 ? No.1687 ? No.1787 ? No.1887 ? No.1987 ? 編集 No.1588 金色の策士 イーリン No.1688 ? No.1788 ? No.1888 ? No.1988 ? 編集 No.1589 ? No.1689 ? No.1789 ? No.1889 ? No.1989 ? 編集 No.1590 ? No.1690 ? No.1790 ? No.1890 ? No.1990 ? 編集 No.1591 黄天女皇イーリン・ファンディ No.1691 ? No.1791 ? No.1891 ? No.1991 ? 編集 No.1592 ? No.1692 ? No.1792 ? No.1892 ? No.1992 ? 編集 No.1593 お転婆娘 リンシン No.1693 ? No.1793 ? No.1893 ? No.1993 ? 編集 No.1594 飯店の看板娘 リンシン No.1694 ? No.1794 ? No.1894 ? No.1994 ? 編集 No.1595 功夫の達人 リンシン・ファン No.1695 ? No.1795 ? No.1895 ? No.1995 ? 編集 No.1596 金色の射手 シュラン No.1696 ? No.1796 ? No.1896 ? No.1996 ? 編集 No.1597 ? No.1697 ? No.1797 ? No.1897 ? No.1997 ? 編集 No.1598 ? No.1698 ? No.1798 ? No.1898 ? No.1998 ? 編集 No.1599 ? No.1699 ? No.1799 ? No.1899 ? No.1999 ? 編集 No.1600 死を呼ぶ娘 ヴィヴィ No.1700 ? No.1800 ? No.1900 ? No.2000 ? 編集 1 精霊名 2 精霊名 3 精霊名 4 精霊名 5 精霊名 編集 No.なし No.なしを編集 No.なし No.---- 海賊 オリヴ No.---- 黄のお菓子 No.---- ポリタン&お姉さん No.---- 黄色い大きなクリスマスプレゼント No.---- 強欲のケーキ No.---- 黒船のオリヴ No.---- 赤いたくさんのお菓子 No.---- ポリタンと愉快な仲間たち No.---- 星のかけら No.---- 暴君のケーキ No.---- 大海賊 オリヴィア No.---- 青いたくさんのお菓子 No.---- 火の足軽ネッキー No.---- 時の歯車 No.---- 醒めない夢 デモニオ No.---- 大海覇者 キャプテン・オリヴィア No.---- 黄色いたくさんのお菓子 No.---- 朱き侍ネッキー No.---- 未来の歯車 No.---- 目覚めし者 デモニオ No.---- 料理人 ココ No.---- 七輪とたまごねこ No.---- 煌めく鎧武者ネッキー No.---- 過去の歯車 No.---- ハイ・エーテルグラス No.---- 暴発料理人 ココ No.---- かぼちゃプリンとたまごねこ No.---- 赤いクリスマスプレゼント No.---- サキモリ印のきびだんご No.---- 最高級肉まん No.---- 爆発料理人 ココ No.---- すすきとたまごねこ No.---- 青いクリスマスプレゼント No.---- 蒼のグリフォン No.---- - No.---- 灼熱料理人 ココ・レッドバーン No.---- 寝転がりたまごねこ No.---- 黄色いクリスマスプレゼント No.---- バレンタインのチョコレート No.---- - No.---- 赤のお菓子 No.---- ポリタン No.---- 赤い大きなクリスマスプレゼント No.---- 嫉妬を呼ぶ香水 No.---- - No.---- 青のお菓子 No.---- ポリタン 斬 No.---- 青い大きなクリスマスプレゼント No.---- 愛を憎む香水 No.---- - No.なしを編集 メンテナンスについて 個別ページは、入力フォーム、テンプレートのどちらからでも作成可能です。 個別ページの作成(テンプレート) 【火精霊の図鑑を作成】 / 【水精霊の図鑑を作成】 / 【雷精霊の図鑑を作成】 【PC火精霊の図鑑を作成】 / 【PC水精霊の図鑑を作成】 / 【PC雷精霊の図鑑を作成】 / 【PC光精霊の図鑑を作成】 / 【PC闇精霊の図鑑を作成】 説明文を表示▼ 『◎精霊の図鑑を作成』から、"精霊図鑑/xxxx (精霊番号)" (PC版は"精霊図鑑/PC/xxxx (精霊番号)")というタイトルでページを作成。 各所に"精霊番号"を記入左下のNo.????の部分を"No.(精霊番号)"にする。 アイコン画像の設定左側、アイコン画像の右クリックで出てくるイメージプロパティから、画像のURL編集へ。 URL末尾の "file=9999.png" となっている所を、"file=xxxx(精霊番号).png" にする。例:file=1234.png 編集ページリンク「編集」を右クリックし、「リンクの編集」へ移動。 こちらもリンクURL末尾が "~91/????" となっているので、"~91/xxxx(精霊番号)"に直す。 進化元・進化先進化元、進化先がある場合は、それぞれの「リンクを編集」から末尾に、精霊番号の "-1"、"+1" を記入。 ※一部、複数進化するタイプの特殊な精霊は、精霊番号を調べてください。 名前、ランクがが分かる場合はを名前を記入。 その他、可能なところだけ情報を埋めて編集完了。※ランクだけでも埋めてもらえると編集上助かります。多少推測でも構いません。(通常はA→A→A+ →Sと進化) スキル名の編集スキル名の「?」となっているところに、「?」を消さずにその前にスキル名を記入する。 記入し終わったら「?」を削除。(リンクの挿入が楽になります) スキル名を右クリックし「リンクの編集」から、URL末尾の「html#oooo」となっている部分の、「oooo」に再びスキル名を記入する。 キャラクタのカード詳細のURLの貼り付け左下の「No.xxxx」の部分を選択し、上にあるリンクを挿入ボタンを押し、詳細URLを貼り付け。 画像を右クリックし、編集からリンク先に同URLを貼り付ける。 潜在能力3-2スキル名の記入を参考に ※8項目以上あるときは、セルの結合などをしてから、まとめて記入してください。 個別ページの作成(入力フォーム) 読み込み中です ランク属性別一覧の更新 フォームから作成した場合は、データの「ランク」や「属性」欄に、その精霊の属するページがリンクされてるので、そちらへ移動します。 リストページ上部の、「リストを更新する」リンクをクリックして、手順にしたがってください。 アイコンについて 精霊アイコンを『アイコン置き場』で募集中です。 カット作業が出来ない、面倒という場合には精霊図鑑のスクリーンショットごとアップしてもらっても構いません。 簡易一覧のメンテナンス 簡易一覧の表の上下にある『No.xxxxを編集』からお願いします。"?" 部分を "精霊の名前" に置き換えて保存してください。 うまくリンクされない場合、ページ名が精霊の名前と異なる名称で作成されている可能性があります。コメントに残してもらえれば気づき次第対応します。 管理用(試験中) ランク別自動表示等 外部リンク 精霊図鑑 魔法使いと黒猫のウィズ カード管理用エクセルデータ (zip) 魔法使いと黒猫のウィズ@キャラ紹介 コメント とりあえず仮ということで「精霊図鑑 ランク別自動テスト版」というページで1230までの分をプラグインにて反映してみました。続きは後日時間がある時に進めますので、お時間ある時にページをのぞいてみてください。おかしいところや分からないところあればご指摘お願いします。 -- (名無しさん) 2014-01-14 00 59 22 ランク別自動テスト版のページ完成したので確認お願いします。それと新たに種族の分類が追加されたみたいですね。できれば私はプラグインを先に片付けたいのですが、種族もどう運用するか検討しないといけませんね。だれかが種族が書き込めるように様式を直してくれたようなのでそちらも覗いてみてください。よろしくお願いします。 -- (名無しさん) 2014-01-24 21 56 25 ↑追記 新しい様式の他の案がないようでしたら、途中からだと変なので1300辺りから差し替えて適用しようかと思いますがどうでしょう?あと個人的には先にリンクを貼ると間違えそうなので編集ボタンのリンクをはずせるとありがたいのですが、ないと不便でしょうか? -- (名無しさん) 2014-01-25 14 53 19 テンプレの編集リンクはよくメンテされる方の意見優先でよいのではと思います。最近は全部お任せしちゃって申し訳ないです。これから新規作成する分は種族ありのほうがよさそうですね。過去分は差分タグの編集になりますがこれまた件数がやばいです(汗 まだ戦闘には絡まないのでそのうち私も手をつけようかと。図鑑じゃないけど詳細ページのほうは備考をぶったぎって入れる・・・?でも位置が変な気がする。悩ましいです -- (名無しさん) 2014-01-26 02 36 54 ありがとうございます。ではテンプレ修正させてもらいます。お忙しいなら仕方ないです。お互い負担になって嫌気がささない速度で更新しましょう。最近イベなど多いですし。種族については公式のお知らせにないのでどういう展開するか分からないし、急がなくていいかもしれませんね。詳細の方は見た目の理想としては画像の上か番号の下あたりがいいかと思いましたが、セルの関係上備考が一番楽でしょうね。位置は上のセルと揃わなくて落ち着きませんが・・・。情報提供所として別ページに種族情報を集約しておき、様式決定後詳細に入力するのはどうかとも考えたのですが。ていうか他にも手伝ってくれる人が現れるかもしれないので、編集者募集のページでも立ち上げます?(笑)最後は半分冗談ですが、種族情報募集ページは検討の余地ありかな、とも思います。まず新様式で図鑑の新規データ進めておきますね。 -- (名無しさん) 2014-01-26 17 23 50 ↑追記 急場しのぎで不恰好ですが、情報提供所の草案を「ランク別自動テスト版」のページに作ってみました。簡易一覧をコピーして作成した後ワードで加工したのでこの様式なら5分くらいで作れます。問題はデータの入力をある程度先にしなくちゃいけない気もするし、更新がかぶらないよう注意書きしないといけませんが。やっぱ後回しの方がいいでしょうか・・・。 -- (名無しさん) 2014-01-26 17 49 46 No.1311錬金術士 レナートの欄がないのでここで報告でいいでしょうか?写真なども用意しましたがどう編集していいのかわかりません。 -- (名無しさん) 2014-01-29 03 20 15 どなたか作ってくれてたようなので、お任せします。 -- (名無しさん) 2014-01-29 03 27 31 ↑錬金術師 レナートの画像ありがとうございました。ページに埋め込みました。 -- (名無しさん) 2014-01-29 23 00 19 昔から気になってたので、サンダーヒール+などスキル名に+がつくものについて半角の+から全角の+へ変更作業を行ってます。通常のカードページは修正済みですが図鑑のほうは少しずつ直していこうと思います。 -- (名無しさん) 2014-02-02 11 16 47 アンサースキルのページに、半角+の方のページ内リンクも付けて、とりあえず現状でもジャンプ出来るようにしました。 - 名無しさん 2014-02-10 07 33 27 ↑*5 ひとまず、作っていただいてるランク別等のページを精霊図鑑のトップからリンク貼りました。ランクのほうはメンテがけっこう手間なので早めに切り替えられればと思いますが、プラグインの制限が面倒そうですね・・・。そのうち、種族別で探せるようになんて要望があると本当に手作業では回らなくなるので、工夫してうまくやりたいものです。 -- (名無しさん) 2014-02-02 12 19 55 種族の情報収集についてはちょっと悩ましいですね。いろいろ考えましたが、通常カードページも図鑑ページも枠の作成が追いついてない且つ目処も立たないため、やはり情報収集は並行がよさそうです。表を拝見しましたが、あんな感じでよいのではと思います。少し言うならメンテが多少とっつきにくいのでレベルアップ表のようにhtmlもありかもしれません。htmlだと各精霊ページへのリンクは捨てることになりますので、どっちもどっちかもしれませんが(笑 -- (名無しさん) 2014-02-02 12 22 34 ↑2リンクありがとうございます。A以外は200個単位でも運用できそうですが、制限を意識しての運用が必要ですね。他が思いつくまでの処置という感じでしょうか。良ければ試しに本運用してみますが、種族の方の立ち上げ待ってからにしましょうか。 -- (名無しさん) 2014-02-02 19 04 55 種族の方は確かにレベルアップ表の形が一番とっつきやすいですよね。ただ、それだと番号や名前のコピペが必要かと思い、別案を例のテストページに作成してみました。テーブル編集プラグインを使用したものです。リンクがあれば飛んでカード編集も簡単なので、いかかでしょう。本当は手伝ってもいいよという他の方がいればその方たちに多数決を取れるといいんですけどね。 -- (名無しさん) 2014-02-02 19 06 32 ランク別プラグインですが、どなたかが溜まっている分更新してくれたようなので本運用するとしたら1401からにしようかと思います。図鑑に種族欄を全て入れてくださったのも同じ方ですよね。コメント欄気づかないかもしれませんがありがとうございます。ただ画像URLは.comに直さなくても大丈夫だと思いますよ。 -- (名無しさん) 2014-02-06 23 05 47 画像URL特にいじってないので、Wiki側で新規編集した際にURLをcomに書き換えてるのだと思います。サーバーの負荷調整でしょうか。 -- (名無しさん) 2014-02-07 08 35 48 URL勝手に変わるんですね。了解しました。支障なさそうなので気にしないことにします。あと失礼ですが大きな変更をする際には相談したり報告したりした方が問題が起きないかと思います。表面の履歴に残らないと気づかないこともありますので。 - ↑2の者 2014-02-08 11 20 28 画像URLの件は、新規編集の際に書き換えられるというのは恐らく不正確でした。ある時期にWiki内部で自動で画像URLの書き換えがあって(これは編集履歴に残らない)、その時期を挟んで次に編集した人が、そのURLが差分になっていて、その人が編集したように見えるんじゃないかと。 - 名無しさん 2014-02-09 06 45 42 千数百ページの書き換えになるので、そのページのタイムスタンプが全て更新されると更新履歴順がめちゃくちゃになると思い、タイムスタンプの変更を残さないようにしました。 更新したのは気づかれるように数十ページのタイムスタンプは更新して履歴に残しましたが、履歴に残さないをチェックし忘れのページが結構あったりで、分かりにくかったらすみません。 - 名無しさん 2014-02-09 06 50 22 いえいえ、図鑑のURLの方は大丈夫です。わざわざコメントすみません。アイコン置き場など複数ページが更新されていたので、それを主に管理してくださっている方が気づいているかが心配だったのですが、作業したのは別の方みたいですしそれへの返答も確認しましたので気づいていらしゃるようです。すみませんでした。 - 名無しさん 2014-02-09 15 23 00 簡易一覧、編集しやすくなった!ありがとうございます。 - 名無しさん 2014-02-11 12 34 08 潜在能力こんな感じでいいなら、とりあえず全部に潜在能力蘭を付け足しときます。 - 名無しさん 2014-02-22 19 26 53 図鑑の進化元と進化先のリンクなのですが、図鑑ページ同士でリンクさせませんか?理由は (1)リンク末尾に、カード番号の+1と-1を付け足せばいいだけなので編集が助かる(レムなど特殊例を除いて (2)現在、図鑑ページ同士のつながりがないので他の図鑑ページに行くのが大変になっています (3)カード番号とアイコン画像の2つからリンクしてるので、カードリストページを参照する手段は十分では。と思うので。とりあえずとして、テンプレートをちょっと書きなおしてみました。 - 名無しさん 2014-02-26 19 06 52 ↑進化元、先の件ですが、元の仕様のままにしていただけませんか?精霊図鑑の方は編集者がほとんどいないため大部分を一人でカード詳細データを転記(コピペ)して作成しています。上記の仕様になると番号を打ち変えるという手間が増えますし、図鑑は本来1ページずつ表示することを前提としていないので、上下にある精霊図鑑とつなぐ意味があまりないように思います。よろしくお願いします。 - 名無しさん 2014-02-27 20 54 00 編集の手間ということなら、カードページの方へリンクを貼るやり方のどちらも可能として、まとめて更新する機会があればこちらで直させてもらうという形ではどうですか。今は、番号順図鑑よりも他のページからのアクセス数の方が多い為、必ず上下にあるとも限りません。編集上、その進化元や進化先を編集したくても、今はたどる手段がないので面倒に感じるんですよね。人が少ないのは確かなので、シンプルな方式で初めて編集する人が少しでも楽になったらと思います。図鑑ページを見ている人は、他のページを図鑑ページで見たいと思うのが自然だと思うので、意味はあると思うのですがどうでしょう? - 名無しさん 2014-02-28 20 58 37 なるほど、番号順以外のページのことがありましたね。それなら確かに検討した方がいいかもしれません。ただ今は潜在能力の更新で履歴が埋まりやすく、提案などが伝わりにくいと思うのでもう少し待っていただいた方がスムーズなのではと個人的には思います。決定して変更をかける時はお手伝いできればと思いますが、今は申し訳ありませんが以前の通り少し更新いたします - 名無しさん 2014-03-02 14 52 35 あと手間は、プラスマイナス方式なら単純なので、今進化元進化先にリンクが貼れてないページなどもまとめて付けられて楽なのですが。 - 名無しさん 2014-02-28 21 00 15 名前 コメントログ #endreiogn
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黄金の太陽 16-464~465・467~474・480~483・504~508、 17-414~419、 要約スレ1-649 464黄金の太陽sage2005/07/08(金)10 41 48ID iSnmm5EG まとめてたら思いの外長くなってしまったので簡単な粗筋だけ先に投下します。後で細かく書いたやつも落としにくるのでその時は場所をお借りします。 いきなり嵐が来ました。主人公の父親と親友ガルシアとその親が川に流されて死にました。 それから3年経ったときいきなりガルシアと顔色悪い人達とアレクスって人が出てきて妹と学者を攫っていきました。 おまけになんか封印された錬金術を復活させようとしてるっぽいです。それはまずいので幼なじみと一緒に追い掛けます。 一つ目の灯台で追い付きましたが逃げられてしまいます。 また追い掛けて二つ目の灯台では顔色悪い人達と戦ってぬっ殺しました。ガルシアは海に落ちた神の子を追って海にダイブしました。 しょうがないので探しに行く為に船を貰って海に出ました。 ~開かれし封印ここまで~ 465黄金の太陽sage2005/07/08(金)10 44 48ID iSnmm5EG ~失われし時代ここから~ なんとか助かったガルシアは灯台をともす旅を始めました。行き場がない妹と神の子と学者も一緒です。 前作の顔色悪い人達の仲間が出てきて怒っています。怖かったので先を急ぎます。 途中で仲間にしたピカードの故郷レムリアに行くと衝撃の事実が明らかになりました。 なんと灯台を灯さないと世界が滅ぶというのです。こりゃ大変。 囚われた親を助ける為にもガルシアは灯台に向かいます。するとそこで前作の主人公達と会いました。色々あって合流し最後の灯台へ。 そこの頂上では神様が待っていました。色々あって神様の呼び出した敵と戦うことになりました。ボコボコにしてからそれが操られた親達だということに気が付きました。 でももうやっちゃったもんはしょうがないので灯台に火を灯します。すると親達は生き返りました。世界も救われたので皆は帰りました。 錬金術を手に入れようとしていたアレクスは神様に謀られて死にました。終わり。 467黄金の太陽sage2005/07/09(土)01 39 05ID fEbntqYY 黄金の太陽投下させていただきます。 なおこの作品は「開かれし封印」と「失われし時代」の2作に分かれてはいますが、2作で1つのストーリーですので、リクエストされたのは失われし時代のみですが開かれし封印のほうから書かせていただきました。 失われし時代のストーリーを語るにあたって開かれし封印での伏線が重要になってきますので、この点についてはご了承下さい。 「起きるのよ、ロビン」 ある夜ロビンは母キニーの声に目を覚ました。外からは激しい嵐の音が聞こえてくる。 キニーは急いで支度をするよう促しレインコートを渡すと、ロビンに1人で村の広場に避難するように言う。 途中親友で村長の孫のジェラルドを加え、落石で閉ざされていない道を選びながら広場に向かう途中、これまた2人の親友ガルシアが増水した川に落ち、辛うじてとどまっているのを発見する。 ロビンの父ドリー、ガルシアの父母が救助を試みるが届かない。 そこでキニーはガルシアの妹ジャスミンと一緒に2人に助けを呼んでくるように頼む。助けを連れて駆け戻った3人。 ガルシアを助けようとしたその瞬間、彼の真上に大岩が落下した。ガルシア、そして運悪くそこにいたドリー、ガルシアの父母も川に飲み込まれてしまった。愕然とするジャスミン、キニー、ジェラルド。 ロビンは再び助けを呼びに広場へと急ぐが、途中、怪しげな男女が密談をしているのを聞いてしまう。 ソル神殿、スイッチの罠、錬金術といった不審すぎる単語にこっそりとその場を通り過ぎようとするロビン。 だが、追い付いてきたジェラルドの声で気付かれてしまい、襲い掛かられる。 応戦する2人だったがその2人の圧倒的な強さにあっと言う間に倒され、そのまま意識を失う。 468黄金の太陽sage2005/07/09(土)01 39 47ID fEbntqYY あの悪夢のような嵐の夜から3年後、ロビンとジェラルドはエナジーの修業に力を入れていた。 あの夜のことがあってエナジーを鍛えているの?と問うジャスミン。 ジェラルドは「あの夜、オレ達は助けを呼びに行ったはずなのに倒れていたんだろ!?」と口走った。 そんな彼にジャスミンはいつも通りの自分を演じてみせる。 その言葉の端々からはまだ3年前のことを引きずっていることはバレバレなのだが。 キニーもまたロビンに同じようなことを告げていた。「私にはロビンがいるから」そう言いながらもやはりどこか寂しげだ。 3人は、最近村に錬金術の研究の為引っ越してきた学者・スクレータに錬金術について習っていた。 錬金術の大元霊峰アルファ山に向かうという3人にキニーはしぶしぶ了解する。 3人が宿屋に立ち寄ると旅人だという男が泊まっていた。仮面をつけ明らかに怪しい男だがロビンが話し掛けても取り合おうとしない。 その場は諦めてスクレータの家に向かう途中怪しげな男女に出くわす。彼らはスクレータに会っていたようだ。 3人を前にこそこそと会話を交わしたあと3人をあっけなく通す。 (この会話の中で男の名がサテュロス、女の名がメナーディということが判明します) スクレータの元へ行くと彼は独り言を呟きながら考え込んでいた。話を聞くと先程の2人からエレメンタルや錬金術について気になることを聞いたらしい。 彼らはスクレータにアルファ山にあるソル神殿の内部を詳細に語って聞かせたそうで、それにスクレータは興味を持つ。 ソル神殿の中に入ることは禁じられているが、やけにいきいきとするスクレータに仕方なく3人は同行することになる。 こっそり神殿に忍び込み先へ進む4人。スクレータでは見つけることの出来なかった隠し通路をエナジーで切り開き、やけに厳重で複雑な仕掛けを解除すると光が舞う神秘的な場所に出た。 四方に設置された宝玉に目の色を変えるスクレータ。彼の話によるとあれはエレメンタルスターと呼ばれるもので錬金術を研究するものにとって憧れの品らしい。足腰の弱いスクレータ、女の子だからという理由で行きたがらないジャスミンを残し2人はエレメンタルスターを取りにいく。 3つめのエレメンタルスターを取った時、2人は人の気配に気付いた。 469黄金の太陽sage2005/07/09(土)01 40 44ID fEbntqYY ふと残した2人のほうに目をやると、そこにはサテュロスとメナーディ、宿屋にいた仮面の男がスクレータとジャスミンを囲むようにして立っていた。2人を返してほしければエレメンタルスターを渡せと言うサテュロス。 これを渡したら2人を解放する証拠はあるのかと言うジェラルドに、仮面の男はその仮面を外してみせる。 そこから現れたのは3年前濁流に飲まれて死んだはずの、ジャスミンの兄ガルシアだった。 混乱するジャスミン。まだエレメンタルスターを渡すことを渋るロビンの手からそれをひったくるとジェラルドは一歩進み出る。 するとそこに青く長い髪をした優男風の男が瞬間移動してきた。彼アレクスはエレメンタルスターを受け取ると 残りの一つ、マーズのエレメンタルスターを取ってくるように穏やかなしかし有無を言わせぬ物言いで告げる。 2人の為なら、とマーズスターを得たロビン。その時足元が大きく揺れた。うろたえるサテュロス達。 部屋の中央には岩に一つ目を付けたような謎の浮遊物体が出現し、なにやらエナジーを使いサテュロス達を牽制した。 その力の強大さに彼らはひとまずマーズスターを諦めその場を後にする。ジャスミンとスクレータを人質にしたまま。 やがて揺れはおさまり、ロビンとジェラルドは互いの無事を確認しあった。 そこへ現れる目玉一つ。 彼ワイズマンはロビンにマーズスターを出させ何やら試みた後、現在の状況を2人に話す。 アルファ山は今にも噴火しそうな状態であり、ここは危険だから逃げろという。2人はテレポートさせられ村へ避難した。 そこを神殿を守る神官に見つかり小一時間問い詰められる。 ジェラルドの祖父である村長とキニーの見守る中2人は身振り手振りを交えて今体験したことを話す。考え込む神官。 すると今から神の信託が下されると言いだす。その神とはまさに今見た目玉、ワイズマンであった。 ワイズマンは今回のことで世界が滅ぶかもしれないこと、それを防ぐにはサテュロス達が灯台に火を灯すのを止めなければならないこと、そしてそれを事を起こした張本人であるロビン達がやらねばならないことを告げた。ジェラルドはロビンに任せるという。 470黄金の太陽sage2005/07/09(土)01 42 12ID fEbntqYY 考え込むロビン…そして旅立つ決意を告げた。(ここで断ることも出来ますが神殿から出ようとした瞬間すぐにバッドエンドになります) 翌日2人は旅立った。キニーは体調を崩したらしく見送りに来なかったが気にしている暇はない。 2人が最初に立ち寄ったのはハイディアの南にあるクープアップの村だった。 商人のキャラバンが慌てて出ていくのを見送り中へ入る。村長の家を訪ねると1人の少年を紹介された。 彼はいきなりロビンに心を読むエナジー・リードをぶっぱなすという非常識かつアグレッシブすぎる自己紹介をした。 名前はイワン。先程の商人の召使かつ養子で、大切なシャーマンの杖を盗まれた為置き去りにされたという。 リードを駆使し犯人を捕まえると彼はキャラバンを追って2人の元を去る。 次の目的地へ向かう洞窟、入り口が開けず立ち往生する2人。そこに風のエナジーが放たれ洞窟の入り口を塞いでいた蔦を切り裂く。 現れたイワンは、キャラバンを追ったはいいが彼らは既に盗賊に捕まっており自分一人では砦に侵入するのもままならなかった、だからあなた達のお供をさせてくださいといってくる。 これを了承し、3人はマーキュリー灯台をめざす。 マーキュリー灯台の麓の村イミルでは病気が横行していた。それを治し歩く少女メアリィ。 彼女が使っているのは明らかにエナジーだった。 その時窓の外に光が満ちる。「灯台?でもあそこは私しか…。…まさか…アレクス!」そう呟いて彼女は家を飛び出す。 灯台はその属性のエナジーでしか開かない。メアリィをパーティに加え進むが、頂上に着くいたときには既に火がともった後だった。久々のジャスミン達との再会。 もうやめてと訴えるジャスミンをガルシアは無視しメナーディとともに2人を連れて去っていく。 残ったサテュロスはマーズスターを奪うべく4人に襲い掛かってくるが返り討ちにされる。 まさかの事態にうろたえるサテュロス。そこに物陰からアレクスが現れる。 「アレクス!」「久しぶりですね、メアリィ」一瞥するだけして彼は解説しだす。 マーキュリーの水とサテュロスの火は相反するエナジー。だから本来の力が発揮出来ないのだと。 アレクスはサテュロスを助け起こし去っていく。メアリィと彼は同族で灯台を守護する役についていたはずだった。 しかしある日姿を消してしまったのだという。メアリィは彼を止める為、ロビン達に同行することを決意する。 その後いくつかのクエストをこなしつつどんどん進む4人。そしてラマという寺に到着した。 そこにいたハモは若く女性でいながら未来予知をしたり強力なエナジーを扱う、なんかすごい人。 471黄金の太陽sage2005/07/09(土)01 43 18ID fEbntqYY ガルシアを「運命に囚われたかわいそうな人」と評する彼女はこの先の砂漠を越える為の風のエナジー・イマジンをイワンに授けると笑顔で彼に告げる。 「成長したあなたに会えて嬉しかったですよ、イワン」 しかしその後は口を閉ざし、何も語ろうとはしないのだった。 砂漠を越えイワンの養父ハメットが興した町カレイに到着。 屋敷に残されたハメットの妻ラヤーナにことを報告すると驚くべき事実が語られる。 イワンはハメットが行き倒れそうになった時立ち寄った村で預けられた子で、その村はエナジストの村だった。 そしてその時ヘスペリアに行くために必要だと渡されたのがシャーマンの杖だという。 杖の持つ意味を知りハメットを助けにいこうとするイワンだがラヤーナは、「身代金を払い続けている限り彼は無事、あなたは使命を全うしなさい」と釘をさした。 後ろ髪引かれる思いでカレイをあとにするイワン。 ラヤーナはその姿が見えなくなるとため息をついた。 ハメットを取り戻してほしいのは山々だがイワンには使命があるのだと自らに言い聞かせる。 ロビン達は今コロッセオという行事で賑わうトレビの町へ着いた。 しかし町の支配者バビが行方不明らしく探してほしいと頼まれる。 捜し当てた彼はシャドーという影に溶け込めるエナジーを使っていた。お互いがエナジーを使えることに驚きあう。 なんでもバビは昔レムリアというエナジストの里に住んでいてそこにいるうちに僅かながらエナジーを扱えるようになったらしい。 行方不明になったのは隠してあったレムリアの寿命を延ばす薬を取りにいく途中に力尽きてしまったからだという。 バビはロビンにコロッセオ出場を勧めた。ここぞとばかりに応援という名の八百長をして優勝する。 バビはロビンたちにレムリアに行き薬を貰ってきてくれるよう頼み側近のヨデムを同行させる。 ふと思い立ち4人はハイディア村を訪れた。変わりのないジェラルドの家族とは違いキニーは病気をしているようだ。 後ろ髪引かれる思いでその場を後にし、ついでにハメットを助ける。ラヤーナはたいそう喜んだ。 バビはレムリアを見る為東に灯台を建設させていた。近くの村ラリベロにある日降ってきたという、神の子シバを人質に工事を進めさせていたのだが住民からの抵抗が強く彼女を帰すことになったのだ。 472黄金の太陽sage2005/07/09(土)01 44 34ID fEbntqYY しかし彼女を送り届けていたはずの兵は負傷しており行方不明に。 彼女を探しながら進む4人だが発見することはできないままラリベロにつく (因みに途中にあったヴィーナス灯台は中で行き止まりになっていてどうにもならなかった)。 するとなんと、サテュロス達がシバを伴ってバビ灯台の方に消えたと言うではないか。 シバを助ける為にも後を追う。エナジストしか通れない扉の前にヨデムを残し奥へ向かうとヴィーナス灯台に出た。 灯台の真の入り口はここだったのだ。 頂上に着くとサテュロス、メナーディ、それにガルシアがシバを庇っていた。 ジャスミン達は先に船の停めてある場所へ向かわせたという。 ガルシアを問い詰めても「俺にはやらねばならないことがある」の一点張り。 サテュロス達はシバと引き替えにシャーマンの杖を渡す事を要求。 仕方なく渡すが彼らは約束を破り、襲い掛かってくる。 返り討ちにすると彼らは止める間もなくヴィーナススターを灯台に投げ込んだ。 灯台がともると彼らは元通り回復する。彼らの火とヴィーナスの地は補助しあう関係で、その為らしい。 「我ら北の火の一族の為にも負けられない」というサテュロスとメナーディは「本当の姿を見せてやる」と言うと合体し、その身をドラゴンに変化させる。 圧倒的な大きさと強さを誇るドラゴンだったがロビン達は勝利する。 合体の解けたサテュロスとメナーディ。死ぬほどの傷は負っていないにもかかわらず2人は灯台から身を投げる。 灯台がともったことによりふもとが崩れ始める。その衝撃で大地が揺れ、シバが灯台から投げ出された。 引き上げようとするガルシアだが、シバは礼を言うとその手を振り払い自ら落ちていく。 「シバ…俺は君を死なせはしない」 ガルシアは呟いて後を追った。 衝撃を受けるロビン。ジェラルドがそれをなだめる。兎に角ジャスミン達を探しに行くべきだと。 4人は灯台を下り、ラリベロに戻ってシバの育ての親であり町長のギョルギスに報告に行く。 だが彼は平気な顔をして「シバは生きている」と言う。 彼女が神の子と呼ばれているのは今まで何度も奇跡を起こしてきたからで今度もきっとそうであろうと。 ヨデムはラリベロの外れにある倉庫にロビン達を案内する。シバを助けることとレムリアに行くことを約束させ、4人にジャスミン達を探しに行く為のレムリアの船を貸し出した。 こうして4人は大海原に出航する。 開かれし封印 おわり 473黄金の太陽sage2005/07/09(土)01 46 06ID fEbntqYY ここまでのキーワード・人物 エレメンタル…地水火風の4つから成り立っており、これの組み合わせが全てのものを形成している。 エナジスト…エナジーを扱える人のこと。かなり珍しく集落をつくり暮らしている。ハイディアもその1つ。 エナジー…エナジストが扱う力。超能力のようなもので、エレメンタルの4属性がありそれにより使える力が異なる。 錬金術…古の時代世界に溢れていた力。現在は封じられている。不老不死になれ、最強の力を手にできるとか。 灯台…錬金術を封印している。エレメンタルの4属性のものがありエレメンタルスターを投げ込むことで、火をともす=封印を解くことが出来る。 アルファ山…麓にハイディアを擁する霊峰。錬金術に縁が深いらしい。 ソル神殿…アルファ山にある神殿。エレメンタルスターが安置されていた。 レムリア…東の海にある霧に包まれた島。エナジストが住んでいて技術が発達している。 ロビン…ハイディアに住む17歳の少年で地のエナジスト。開かれし封印では(クリエイターの拘りにより)はい・いいえ・!!の3言しか喋る権利を与えられないが説明書によると元気な少年らしい。 容姿は美形の部類に入るようだ。 ジェラルド…同じくハイディアに住む17歳の少年で火のエナジスト。村長の孫で姉と弟がいる。 直情径行、熱い性格。割にフェミニストのようだ。 イワン…15歳の少年。風のエナジスト。基本は礼儀正しい。大商人ハメットの養い子であり、コロッセオでの八百長を提案したのは彼なあたり世慣れしているといったところか。 メアリィ…17歳、水のエナジスト。灯台を守護する一族の末裔で2人の弟子がいる。 おしとやかな聖女タイプだが、ハメットをとらえた盗賊ドドンパに「あなたは心の底から腐っていますわ」と言い放った前科あり。 ジャスミン…17歳の火のエナジスト、ロビンとジェラルドの親友。 元気な女の子。攫われて参っているかと思いきやそうでもないあたりかなり強か。 474黄金の太陽sage2005/07/09(土)01 49 04ID fEbntqYY ガルシア…18歳、地のエナジスト。ジャスミンの兄。 3年前川に流されたがサテュロスとメナーディに助けられた。 サテュロス達に協力するがその目的は定かではない。 サテュロス…北の火の一族の戦士。男。ロビン達に敗れ海に散る。 メナーディ…北の火の一族の戦士。女。どうやら一族の為に戦っていたようだ アレクス…水のエナジストでメアリィとは同族。礼儀正しいように見えるが時折冷徹な一面を見せる。 錬金術の復活を目論みサテュロス達に協力していた。 シバ…14歳。風のエナジスト。「空から降ってきた」とは文字通りの意味。 開かれし封印では引っ込み思案なように見えるが…。 スクレータ…ハイディアで錬金術の研究をしていた学者。実はバビのお抱えの学者で、幼い頃連れてこられてからはバビの命を延ばす為に研究をしていた。 キニー…ロビンの母。病を患い現在は床に伏せっている。 ハモ…ラマ寺で出会った神秘的な女性。エナジストでイワンを知っているようだが…。 バビ…トレビの町の支配者。死にかけ。 ワイズマン…神様。ロビン達を助け、冒険に導く。サテュロス曰く「強大な力」 今回は以上です。これでも大筋に関係ないところは省略したのですが…(´・ω・`) 失われし時代は台詞も交えてもう少し詳細に書いて行くつもりです。 480黄金の太陽sage2005/07/10(日)21 54 36ID Saz81m9+ ロビン達が灯台を上り始めると時を同じくして、ジャスミンとスクレータ、ガルシアは違う出口から灯台を降りようとしていた。しかしガルシアはシバが心配だといって戻っていってしまう。 2人はテレポートしてきたアレクスと合流し灯台を出る。 そこにはラリベロの男とトレビの戦士が待ち受けていた。 シバを攫った一味として攻撃を仕掛けてくるが、アレクスが水のエナジーで撃退。 残った男の一部は応援を呼びに行き、一部は逃げ腰ながらアレクスと対峙する。しかし彼は、「応援が来るのでしたよね?では一緒に迎えに行きましょう」とにっこりと微笑み逃げ惑う男達を追って船と反対方向へ姿を消した。 女と老人だけと見るや否や襲い掛かる男に容赦なくエナジーをぶっ放しつつ船へ急ぐ。 船のある出島についてしばらくしてアレクスが追いついてきた。 と、その時灯台が輝き地震が起きる。その衝撃で倒れ気を失うジャスミンとスクレータ。 船のある出島は大陸から切り離され海を漂い始める。船は海の向こうに流されていってしまった。 気がついた2人をアレクスが起こしにきた。 「面白いものをお見せしましょう、ついてきて下さい」 彼の後をついていくと、そこには気を失ったシバとガルシアが。 アレクス曰く、海に飛び込んだガルシアはシバを抱えてここまで泳いできたのだという。 やがて2人は意識を取り戻したが、島は海を漂い流されていく。 途方にくれる5人をさらに絶望的な事態が襲う。 なんと先ほどの地震の影響で津波が起こり、島を飲み込もうとしているのだ。 驚き逃げ惑うジャスミン達、しかし狭い島の上では逃げ場はない。 かくして5人は島ごと津波に飲まれてしまうのだった。 481黄金の太陽sage2005/07/10(日)21 56 26ID Saz81m9+ ガルシアは目を覚ました。体に異常はないようだ。 近くに倒れていたジャスミン、シバ、スクレータを起こし島を調べると、島はなんと大陸とつながっていた。 姿を消したアレクスのことはほっといて先に進む一行。高原を越え進むと、海岸に一隻の船が止まっていた。 船室を覗こうとするが扉は開かない。あきらめて次の町へ進む。 その町マドラは物々しい雰囲気に包まれていた。海賊の襲撃を受けたらしい。 そしてその1人が牢屋にいるという。 その人物はガルシア達の前でものを凍らせるエナジー・チルドを使ってみせた。エナジストだ。 どうやら彼ピカードはあの船の持ち主で、船の上に倒れていたことで海賊と間違えられ捕まったようである。 かなり苛立っている様子の彼だが、町長が彼の無事を証明する為にアラフラという町に向かっているとのこと。 その町は港町で船もあるという。4人はそこへ急ぐ。 アラフラに着いた一行。しかしあの大津波で船は破壊されており残った船もマストが折れているという惨状だった。 とりあえず宿屋に行くとアレクスと再会。彼も船を求めてここへきたそうだ。 心を読もうとシバがリードを使うが怒られる。 もうにっちもさっちも行かないので船に行ってみるとそこにいるのはなんとマドラを襲った海賊達だった。 ぶち切れたジャスミンとシバの活躍で海賊を倒し、ピカードは無実だという証言を得る。 アラフラで船を得ることができず、4人は仕方なくマドラへと戻る。 ピカードと彼が乗っていた船のことが気になるからだ。 マドラに戻るとそこは再び物々しい雰囲気に包まれていた。今度は西に住むキボンヌ村…もといキボンボ村の者達が襲ってきて、ピカードの持ち物であった黒水晶が盗まれてしまった。 ピカードはそれを追って西の大陸に渡ってしまったという。 彼を追いキボンボ村に向かうとそこでは儀式が行われており、黒水晶が儀式に使われている。 自分達がエナジストであることを示しピカードを仲間に。儀式の行われている像の中に入り、儀式の成功しない原因を突き止め成功させ黒水晶を手にする。 482黄金の太陽sage2005/07/10(日)21 57 55ID Saz81m9+ ホクホク顔でマドラに戻ったガルシア達。町の人に話を聞くと、なんとロビンがここへ立ち寄ったらしい。 ジャスミンという人を見たら探していたと伝えてくれと伝言を受ける。 町長にことの顛末を報告し家の外に出ると、女が一行を待ち受けていた。 彼女の名前はカースト。なんとあのメナーディの妹だというのだ。 メナーディが死んでしまったこと、ロビンに倒されたことを確認すると、カーストは脅迫めいたことを言ってロビンへの復讐を誓い去っていく。 ロビンの名を聞き彼が恋しくなったジャスミン。 しかし彼がしていることと自分達がしていることはまったく逆のことだ。 悩むジャスミンにシバは「あなたからロビンに言ったら何とかならない?あなた達恋人同士なんでしょ?」と茶化す。ジャスミンはそれを真っ赤になって否定するのだった。 気を取り直してジャスミンはガルシアに問いかける。なぜサテュロス達の死んだ今灯台をともそうとするのかと。 しかしガルシアは、再び口を閉ざすのだった。 ようやく船を手にしたガルシア達。そしてここで衝撃の事実判明。 ピカードはレムリア人で、この船はレムリアの船だというのだ。そして彼はある使命の為に旅をしていたらしい。 兎に角出ることは簡単でも入ることは難しいレムリアに戻る方法を探す為航海することに。 途中、ふらりとアラフラに立ち寄り破壊された船を直す。すると脱走した海賊一味がその船を奪い姿を消してしまう。 その後を追い、チャンパ村へついた一行。そこに1人の少女が現れる。 コウランという名前の彼女はロビンに恩があり、彼に一目惚れして探し回っているとのこと。 彼女からロビンへの贈り物だというリングを受け取る。怨念がこもっていそうだ。 本来の目的である海賊を追い詰め再び成敗する一行。海賊は平謝り。 海賊は貧困にあえぐこの村の為に盗みを繰り返していたというのだ。 思わず許しちゃう一行。甘い。 村を出ようとするとカーストと遭遇する。彼女は同族のアガティオという男、そしてアレクスをつれていた。 錬金術を解放することが目的のアレクスは2人と行動を共にすると都合がいいのだという。 そして彼はスクレータに耳打ちする。「バビは死にました」 バビの命を永らえる為研究を続けていて、レムリアに手が届こうというところでの知らせにスクレータは衝撃を受けた。 再びガルシアに釘を刺し3人はその場を後にする。 483黄金の太陽sage2005/07/10(日)21 59 46ID Saz81m9+ 魔の海と呼ばれる海域を乗り越えレムリアに到着した一行。 しかしそこは想像していたものと違い、寂しい雰囲気に包まれた島だった。 ピカードは叔父と母親に帰還の報告に行く。しかしそこに母親の姿はなかった。 母親は、ピカードがレムリアを出てすぐ病で亡くなっていた。墓に飛んでいくピカード。 悲しみに打ちひしがれる彼をそのままにし、叔父に紹介されたルンパという人物に会いに行く。 ルンパはハメットを捕らえた盗賊の祖父に当たり、バビとも知り合いだという。バビの死を聞き驚く。 ここレムリアは時間の流れが遅い。その為寿命が長いのだ。 彼は驚くべき事実を話した。今世界が滅びの危機に瀕しているというのだ。 詳しい話を聞く為王の下に赴く一行。そこにはピカードが一足早く到着していた。 王はルンパの調べたかなり以前の世界のマップと現在の世界のマップを示してみせ、その示す事実を指摘する。 世界は百年ほど前より確実に小さくなっているのだ。世界を囲むガイアフォール、その拡大によって。 そしてそれは錬金術が封印されエレメンタルの働きが弱まったことが原因であるという。 ちょうどスクレータも同じように考えていた。ほめられて舞い上がるスクレータ。 そして王は一行に灯台の開放を命じる。事実関係を調べる為に外に出ていたピカードも一緒だ。 ジュピター灯台へ向かう海の障害物を取り除くエナジーを授かると一行はレムリアを後にする。 レムリアからの帰り、ジャスミンとシバはピカードを問い詰めていた。 若く見えるけど年はいくつなのよ?と。 答えを渋るピカード。さらに問い詰める2人。ピカードは2人が面白がっていることに気付き ガルシアに意見を求めるがガルシアにまで問い詰められ、「もう絶対教えません!」と口を閉ざす。 しかし彼は、3人が母を失った自分にあえて普通に接してくれることに心の中で感謝するのだった。 504黄金の太陽sage2005/07/12(火)23 01 33ID ZEjqSVXm ようやく目的のジュピター灯台がある海まで出てきたガルシア達。 もうここまででこのゲームも半分を消費している。長い旅だった。 立ち寄ったシャーマン村の村長モアパにシャーマンの杖を見せると彼の顔色が変わった。 それは彼の先祖がギアナ村の勇者との友情を示す為に交換したものだった。 あれよあれよという間に勇者認定する為の試練に連れて行かれる一行。 ここにある砂の壁を消し去って見せよというモアパにシバは男らしくスピンのエナジーを発動させた。 消え去る壁。驚くモアパ。でも彼はまだ納得せず戦いを挑んでくる。 おもむろにボコボコにするとようやく彼はシバを勇者だと認めた。ジュピター灯台に入る為のアイテムを授かる。 ようやく、今度こそようやくジュピター灯台に乗り込む一行。 今までのダンジョンで最長の仕掛けを解きつつモリモリ進むと突然叫び声が。 「キャーッ!」 「メアリィ!」 「ジェラルド!メアリィ!」 上を見上げるガルシア。そこには落下し壁のわずかな取っ掛かりに立ち尽くすメアリィ、 そこに片腕だけでぶら下がるジェラルド、そして上から2人を見守るイワンとロビンの姿があった。 前作で三言しか喋る権利を与えられなかった鬱憤を晴らすようにこれでもかというほど喋るロビン。 どうやら突然足場が崩れ落下したメアリィは助けようとしたジェラルドもろとも落下し、その時にジェラルドは片腕を打ち付け怪我をしたらしい。 「私が気をつけていれば…」と後悔するメアリィに、ジェラルドは優しく声をかける。 「君のせいじゃないさ、そんなに自分を責めるな…」 505黄金の太陽sage2005/07/12(火)23 03 09ID ZEjqSVXm 2人を引き上げようとするロビンとイワンの前に、カーストとアガティオが現れる。 彼らは待ち伏せしメアリィが乗った瞬間足場が崩れるよう細工をしていたのだ。 エレメンタルの活動を止められ絶滅しそうな村の為なら手段を選ばないという。 卑怯なやり方に怒りをあらわにするロビン。カーストは2人も落とすつもりはなかったという。 マーズスターを奪う為2人はロビン達に襲い掛かる。 ガルシアは灯台をともす為急いだ。すると彼をアレクスが引き止め、回復を施してくれた。 そしてガルシアにロビン達の元へ戻るよう促す。あなたは私のように全てを捨て去ることなど出来ないと。 こっそりその心を読む。彼はカースト達に協力するつもりだった。ロビンを倒し、灯台に火をともすつもりだった。しかしメアリィが落下したのを見て彼女を助けたくなったのだという。 メアリィへの情を捨て切れなかった彼は、カースト達と別れることを選んだのだ。 その頃。 「ロビン…ごめん…ボク、もうダメ…」 「イワン!」 イワンはカーストの力の前に倒れた。ロビンも相当傷ついている。 彼がイワンに気を取られた隙にアガティオはロビンを打ち倒した。しかし2人ともまだ息がある。 止めをさそうとしたところに、ガルシア達が姿を現した。 先のロビン達との戦いで傷ついたカースト達は、ロビンの持つマーズスター、そしてジュピタースターを持ち頂上まで来るようガルシアに言い残して去る。1人で後を追おうとするガルシアにピカードが同行した。 ジャスミン、シバ、スクレータ達はロビン達の治療とジェラルド達を引き上げる為に残ることに。 頂上ではカースト達が待ち受けていた。2人の見守る前で灯台にジュピタースターを投げ入れる。 すると2人はマーズスターを奪い取り態度を翻し襲い掛かってきた。 最後の灯台は自分達の村にあるからガルシア達は用済みだというのだ。 ジェラルド達が助かったという良い知らせを持って駆けつけたジャスミン達とともに応戦するが、その圧倒的な力の前に4人は敗れ去ってしまう。 506黄金の太陽sage2005/07/12(火)23 04 26ID ZEjqSVXm 止めをさそうとする2人の前にアレクスが現れる。 裏切り者には死を、とアレクスと戦おうとする2人だが、満身創痍のその体で戦えるのか? そう問うアレクスの手を借り2人は灯台を降りていった。 やがてロビン達が駆けつけてきた。倒されたガルシア達を見てジェラルドはつぶやく。 「ジャスミンまでこんな…なんてひどいやつらだ…」 メアリィの回復のエナジーによって意識を取り戻したガルシア。 ロビンは彼に詰め寄る。「説明してもらおうか、ガルシア」 その言葉からは明らかな怒りが感じ取れた。ジャスミンがなだめる。 「兄さんはロビン達を避けるようにしていたけど、戦うつもりなんてなかったの…」 「それは今日わかった。だからこれまでの行動の説明が聞きたいんだ」 一触即発の状態。そんな険悪な空気にイワンが飛び込む。 「みんなクタクタなのにいがみ合うなんて…」 ロビンはそんなイワンにも八つ当たる。「何が言いたいんだ、イワン」 「いえ…だから、ギアナ村に戻ってから話をしたらどうかと…」 「それは名案じゃぞ、イワン」 イワンの提案はスクレータによって承認された。ロビン達は先に灯台を降りていく。 「オレ達は先に行くが…逃げるなよ、ガルシア」 そう言い残して。 (カースト達との戦いには勝利することも出来ます。展開は同じで、アレクスがその場を収めて去ります 因みにこの最後の台詞で前作で喋らなかったロビンの一人称がようやく判明します) ガルシアは灯台を下り、そして船に乗ってその場を去ろうとした。 ジャスミンがそれを引き止める。「もう逃げないで、兄さん…」 灯台の近くにあるギアナ村、そこの使われていない民家にロビン達は待っていた。 「さあ説明してもらおうか、ガルシア!」 ガルシアは全てを口にする。灯台を開放しないと世界が滅びること。そして、自分が生きていた理由。 サテュロス達に助けられたガルシア。しかしその時助かったのはガルシアだけではなかった。 一緒に流されたガルシアの父母、そしてロビンの父親も同時に助けられたのだというのだ。 507黄金の太陽sage2005/07/12(火)23 05 30ID ZEjqSVXm それを聞いて驚くロビン。「ホント…なのか…」 以来ガルシアはサテュロス達に父母らを人質として脅され、その計画に加担してきたのだ。 灯台をともせば錬金術が復活する。しかしともさなければ自然に世界は滅ぶ。 どちらにしても滅ぶことを免れることは出来ないと思われたが、錬金術を用い世界を滅ぼそうとするものがいたらそれを止めればいいとスクレータは言う。 事実を知り、ロビンとガルシアはようやく和解する。そしてともに戦うこととなった。 さらに、イワンの出身がこのギアナであることが明らかになる。 ギアナでは「アネモスの力」と呼ばれるエナジストの子供が生まれた家は破滅するという言い伝えがあった。 そのとおりイワンの家族は離散してしまったのだが、イワンには年の離れた姉が1人いたという。 そこへ1人の女性が現れた。ロビンが彼女を紹介する。 「以前ラマという寺でお世話になった…」 しかし彼女はそれを切ると名乗りなおした。「私、アネモスのハモですわ」 「私はアネモスの力を受け継ぎギアナに生まれたのです」 ハモが姉だと知り近寄るイワンを制し、彼女は言った。 3つの灯台がともったことでエレメンタルのバランスが崩れた。 このままでは世界が寒さで滅びるかもしれない、時間がない、早く灯台を開放するべきだと。 そしてアガティオ達にそれは不可能だという。 「恐ろしく強大な力が、灯台がともることを望んでいないからですわ…」 すぐに出発せねばと意気込むスクレータ。 ハモはプレゼントがあるから早く船の元へ来るように言って去る。 船の止めてある入り江に向かうと、船に一対の翼が取り付けてあった。 この翼にエナジーをかけることで船が飛ぶのだという。 船に乗り込もうとするガルシアの下にハメットの使いがやってきて助けてくれた礼を手渡す。 これを受け取って9人はその場を後にする。 508黄金の太陽sage2005/07/12(火)23 07 02ID ZEjqSVXm 船は飛んだ。確かに飛んだ。 飛ぶというとFFの非空挺やDQのラーミアのような高い空を飛ぶところを想像する者も多いだろう。 しかしこのゲームの一味違うところはまさにそれである。 超低空飛行なのだ。どのくらい低空かというと山を越えられないくらい。 「やりましたよ!」と喜ぶもの、「案外低かったぞ」と落ち込むもの。 その中でシバだけはいつもの元気をなくしていた。 彼女が旅を始めた理由は、自分の正体を知る為だった。空から落ちてきたというが自分の親すらも分からないのだ。 ジュピター灯台に行けば自分が何者なのか分かるのではないかと期待していたのだがそうはいかなかった。 そんなシバに、ジェラルドが声をかける。「物心ついたときからギョルギスの子として可愛がられていたんだろ?それならギョルギスのことして生きていくんじゃダメなのか?」 結局彼はジャスミンとメアリィに怒られてしまう。女心とは難しいものだ。 そこでスクレータが語り始めた。実は自分もシバと似た境遇なのだと。 貧しい村で生まれた彼は、その頭脳を買われてバビの元に4歳で引き取られた。だから親のぬくもりを知らないのだ。 私は父さんに可愛がってもらったから幸せかな、と問うシバに、スクレータはわからんのうと返す。 ハモのことが気になるイワンは引き返し彼女に話しに行った。 「どうして…始めて会った日に教えてくれなかったのです」 「あなたには大事な使命があると思って言い出せなかったのです」 イワンは家の中を見渡した。こここそが彼の生まれた家なのだ。 しかしハモは厳しい口調でイワンに告げる。 「私を姉さんと呼ぶのは使命を終えて帰ってきてからにして」 彼女もイワンと会えて嬉しいのは山々なのだ。しかし今は世界の危機。 兎に角使命を優先させるべきと感情を抑えているのだった。 414黄金の太陽sage2005/08/15(月)17 54 27ID t704C265 一行は凍った海を越え、ついに最北端の村プロクスに到着する。そこには吹雪が吹き荒れひどい状態だった。 カーストとアガティオは既に灯台へ向かったという。 また、気になる情報もあった。村はずれの家にいたはずのガルシアの父母とドリーがいなくなったというのだ。 胸騒ぎを感じながら一行は村を北に抜ける。そこにいたのは戦士達と村長だった。 カーストとアガティオが戻らないので村長自らが灯台に赴こうとしている。 現れたロビンがサテュロス達の敵と知ると戦士は敵意をあらわす。しかしそこをスクレータがおさめた。 「我々は殺すつもりはなかった。でも彼らは自ら身を投げたのです」と、ロビン。 村長も、サテュロス達の人質をとるやり方は好ましいものではなかったと詫びる。 しかしハイディアにも少なからず非はあった。このままでは村がガイアフォールに飲み込まれると訴えに行ったのだが、村長達はまったく耳を貸さなかったのだ。だから実力行使に出ざるを得なかったと。 しかし今はプロクスの者達もガルシア達も思うことは一緒だ。 ガルシア達は彼らの為にも急いでマーズ灯台を目指す。 415黄金の太陽sage2005/08/15(月)17 56 31ID t704C265 灯台を進む一行。奥に進むと氷付けになっているドラゴンを発見した。 エナジーで氷を溶かすとそのドラゴンは一行に襲い掛かる。返り討ちにすると、その姿が人のものになっていった。 それは先に行ったはずのアガティオとカーストだった。命が長くないことを悟った2人は、ガルシアにマーズスターを託す。 震えるカースト。その手をガルシアはそっと握った。 「ああ…なんて暖かい手…」 カーストはそっと目を閉じる。 2人の為にも灯台を上るガルシア達。そしてようやく頂上に到着した。 マーズスターを投げ入れようとするガルシアの前に、ワイズマンが現れる。 カーストとアガティオを妨害したのも彼であった。彼はガルシアを制止する。 ここを解放することで錬金術が復活するが、その力はアルファ山に降り注ぐ。その光景から、それを黄金の太陽現象と呼ぶのだ。そして今アルファ山にはアレクスが向かっている。 このまま灯台を開放すればアレクスがその力を手にすることになってしまうのだ。 しかしイワン達に丸め込まれた彼は1つの条件を出した。それは奇跡を起こすこと。 奇跡とは何だと問うガルシアたちの前に三つ首のドラゴンが現れる。これを倒すことが奇跡なのだろうか。 もう後には引けない8人は武器を取る。 「いかん…そのドラゴンを倒してはいかんぞ、ガルシア!」 そんなスクレータの言葉は彼らの耳に届くことはなかった。 416黄金の太陽sage2005/08/15(月)17 57 23ID t704C265 ドラゴンを倒した8人。切り落としたその首が人の形に変わっていく。 誰なのか確かめようとするジャスミンをあわてて止めるスクレータ。しかしジャスミンは見てしまう。 それは、行方不明になっていたジャスミンの父母、そしてロビンの父ドリーだった。 急いで回復を施すピカードとメアリィ。しかしそのエナジーが尽きても彼らは回復しなかった。 ドラゴンになったことで彼らは生きる力を使い果たしてしまったのだ。 それはサテュロスとメナーディ、カーストとアガティオと同じように。 がっくりとうなだれるジャスミン。ジェラルドはワイズマンに怒る。 3人の命と引き換えに世界が救われるならば…というロビン。ガルシアはマーズスターを灯台に投げ入れた。 そこにメアリィの弟子からテレパシーが入る。ハモからもだ。 彼女らは口をそろえて同じ言葉を口にした。 ワイズマンが夢に出てきて、灯台の近くは危険だから逃げるようにいったのだと言う。 あんな冷酷な試練を与えるワイズマンがなぜ?そう疑問を抱えるガルシア達。 灯台を光が包んでいく… 417黄金の太陽sage2005/08/15(月)17 59 03ID t704C265 ロビンとガルシアはプロクスの村長と会談していた。これでプロクスは救われるという村長。 もし機会があればぜひここに立ち寄ってほしいといわれ、ガルシアはうなずく。 そこにジャスミンが2人をせかしにくる。早く帰りたくてたまらないのだ。 苦笑して2人は村の入り口に向かう。そこには仲間達と、すっかり復活したガルシアの父母、そしてドリーが待っていた。 彼らは灯台をともした時にあふれたエレメンタルを受け、奇跡的に助かったのだ。 談笑しながら村を後にする一行。ロビンは母の身を案じる。 キニーは最後に会った時に病を患っていた。だから…と口ごもるが、ドリーが諭した。 ロビンとガルシアはプロクスを振り返っていた。 なぜワイズマンがあんなことをしたのか解らないという2人をスクレータが諭す。 あれはまさに試練だった。その試練を乗り越えて力を示すことで、彼は見極めたかったのだろう。 灯台を開放する資格があるのか、そして錬金術が開放されても防ぐことが出来るのかを…。 残っていたジェラルドはスクレータに問う。灯台のそばが危険なら、アルファ山の近くのハイディアはどうなっているのだろうかと。 しかしそれはスクレータにも分からない。ジェラルドとジャスミンは連れ立って船へ走っていく。 ロビンとガルシア、スクレータもその後に続いた。 時間はさかのぼり黄金の太陽現象が起きる前。 アレクスはアルファ山を登っていた。テレポートすればいいじゃんというプレーヤーの突っ込みは無視だ。 「待って…待ってください、私が頂上につくまで!」 今までの最強っぷりが嘘のようにつぶやくアレクス。 やがて山を登りきった彼。山と彼に黄金の光が降り注ぐ… 黄金に輝く山に彼は立っていた。不敵な笑みを浮かべて。 「私は全ての力を手に入れました…」 そういって嵐を起こそうとするが、何も起こらない。 418黄金の太陽sage2005/08/15(月)17 59 53ID t704C265 不思議がるアレクスの元にワイズマンが現れた。ワイズマンを攻撃するアレクスだが返り討ちにされる。 「なぜ…、私は全ての力を手に入れたはずでは…」 「それは違う。アレクスが手に入れたのは、全てに近い力と永遠に近い命」 「い…一体誰が仕組んだのです」 驚くアレクスにワイズマンは種明かしをする。 「マーズスターに手を加えて、ワイズマンがロビンに渡した」 そう、ロビンとワイズマンが初めて出会ったときから運命は決まっていたのだ。 絶望に打ちひしがれるアレクスを乗せたまま、アルファ山は地に沈んでいく… ロビン達はハイディアの近くに立っていた。 どうなっているか恐ろしくて見に行くことの出来ないジャスミン達。ロビンが代表して様子を確かめる。 するとハイディアは地に沈み、アルファ山の天辺だけが穴から顔を覗かせているだけの状態だった。 ショックのあまりその場に立ち尽くすロビン・ジェラルド・ドリー。 ガルシアが説得に行く。この場所にいても何も時点は好転しない、クープアップに戻って今後のことを話し合うべきだと。 ジェラルドは泣き言を吐くが、ジャスミンとシバは笑っている。不謹慎だというピカード。だが… 「少しは立派になって帰ってきたと思ったが変わっていないのう」 「へへ、兄ちゃんの泣き言全部聞いちゃったぞ!」 振り返るジェラルド。そこにはジェラルドの家族が全員元気に立っていた。 ワイズマンが夢に現れ村人が全員助かったのだという。 「全員といったな、ということはキニーも…」 視線を横に移すロビン。そこには… 「キニー、よくぞ無事で…」 「あなた達も…」 そして3人は3年ぶりに抱擁を交わす。 他の仲間達も思い思いの過ごし方で訪れた平和を味わった。こうして世界は救われたのだった…。 黄金の太陽 おわり 419黄金の太陽sage2005/08/15(月)18 05 38ID t704C265 遅くなりましたが以上です。アレクスの動機・生死などについては一切語られません。 あと、シバの出生について書き忘れたので補足しておきますが、ギアナ村の隣に大きなクレーターがあり、そこには以前村があった。 しかしある日その村アネモスは大地ごと空に飛んで行きムーンと呼ばれる星になった…という伝説がギアナの住民から聞けます。 このことと、彼女が空から降ってきたということをあわせて考えると、シバ=アネモス人という説が可能性が高いと思われます。 こうしてストーリーを見ると面白そうと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実際はこの5倍ほど台詞回しがくどかったり、プレーヤーにはとっくにわかっていることをキャラが分かってくれなかったりと、兎に角ストレスのたまるゲームです。 でもストーリー以外の謎解きや音楽なんかは神レベルなので、安ければ買ってみてもいいと思います。 ゼルダの謎解きが好きな方にはオススメです。 649黄金の太陽sage2006/01/15(日)22 10 32ID xsujLU7g 1と2は続き物。2作で1作。 主人公の前に現れた、3年前に死んだはずの友人は失われた錬金術を解放しようとしていた。 友人を追って旅立つ主人公。 しかしその旅の途中、錬金術が失われたままでは世界が滅ぶということが判明。 主人公と友人は力を合わせて錬金術を解放する。おわり。
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トップページ 世界観 用語集 あ行 最終更新日:2010-08-24 用語集 あ行 / か行 / さ行 / た行 / な行 / は行 / ま行 / や行 / ら行 / わ行・その他未分類 用語集/あ行あアイン・ソフ・アウル アウト・ディスケ・アウト・ディスケーデ アウラ・ルドゥス アエタスティーリア アオスジノミハムシ アガベドナ アカグロヘラタケ アシナガミミズ アディシェスのアスタロト 真実の目(アパレオ・オルクス) 深淵(アビス) アモルファートゥム アモルフォス(a-morphos) アラケル・リンク アラクネの糸 アルブス・リスース アルベド いイグニスの花びら イリティス うウィンドフリスビー 歌うキノコ 打ち身に効く薬 ウルラ・オルクス(ふくろうの目) えエスクローダ石 エクス・ニヒロー・ニヒル・フィト エダークスコール エニール蝶 おオニジョロウグモ オルトロス 自動式チェス(オートメーションチェス) 用語集/あ行 あ アイン・ソフ・アウル ソレンティアのある世界。また、塔そのもの。 非公式 ヘブライ語。アインが無、アイン・ソフが無限、アイン・ソフ・アウルが無限光。 神秘主義思想のカバラにおいて、アイン・ソフ・アウルが一点に集中したものが、 生命の樹を構成する10のセフィラのうち、第1のセフィラ・ケテルとなる。 アウト・ディスケ・アウト・ディスケーデ 初出:ADV「図書室の少年」 ある選択肢を選ぶと、レイに呟かれる言葉。 非公式 ラテン語の格言。Aut disce aut discede. 意味は「学べ、さもなくば、去れ」 アウラ・ルドゥス かつては戦闘実践の場として利用されていた施設。 かつての事故により閉鎖され、十数年の月日を経るうちに本当の名前さえ忘れられてしまっていた。低層階、アッシャーの鬱蒼とした森奥に闘技場は存在している。 学園施設からだいぶ離れた場所にあり、まるで隠れているかのように入り口だけが顔を覗かせる。 森に侵蝕されてしまったかのように、場所を熟知したものでなければ入り口を見つけ出すことは困難。 扉を開けると地下へと続く長い階段が現れ、魔法で作られた広大な空間へと続く。 階層別闘技場 いくつも存在する階層にはそれぞれ闘技場が置かれ、階層ごと別目的で使用されている。アモルフォス専用、特別講義専用の他にも用途は様々。地下奥深くの階層には特別な場合にのみ使うことを許される闘技場も存在するようだ。 救護室 怪我をした学生達を治療するための施設。万が一の場合に備えた緊急用医療スタッフが常時待機している。 瞑想ルーム 訓練前のコンセントレーション上昇を目的とした瞑想を行うための施設。静寂と薄闇、そして適度な空調が利いている。休憩目的では使用禁止。昼寝をしに来た学生が責任者のナノスから怒られている姿をたびたび見ることができる。 その他の施設 簡易シャワールームや休憩室、各種資料閲覧室なども存在しており、闘技場のみでの学習もある程度は可能となっている。 内部は巨大な円筒形。 壁面には通路と階段が螺旋状に配置され、数多くの階層を成している。 階層ごとには闘技場が設置され、学生達はその舞台で戦うこととなる。 階層はかなり深くまで続いており、最下部まで降下するにはかなりの時間を要する。 アエタスティーリア 初出:2010夏期課題 巨大なつららのような形状のマテリアル。樹木の枝などに発生する。 発生方法は未だに謎だが、一部のピクシーから採取できる燐粉の成分に酷似しているため、それらが固まったものではないかと言われている。 氷に似た見た目だが、実際は透明な樹脂的な感触の物質。 このマテリアルが生成される際、多量の水分と太陽光熱、養分を閉じ込めており、農業関係や栄養食品になど様々な用途に利用されている。 アオスジノミハムシ 初出:グループ「第6回 秋の昆虫採集」 幼虫の時はマンドラゴラの根を主食とし、成虫になってからは葉を捕食する害虫。 特に魔法効果は見込まれないものの、背中に2本走る蒼い発光ラインが美しい。 アガベドナ 初出:2010夏期課題 2010年夏期課題で戦闘魔法科に配布された魔法植物。 成長すると、猛毒を持った多肉植物に成長する。 成長するまでは普通に水と陽光だけでいいんだが、大人になったらコバエみたいな虫を食わせないと死んじまう、じゃない、枯れちまうから要注意しておけ。 あ、ハエを接種するときに出る溶解液にも気をつけとけ。 肉が溶けるほどの強烈な奴じゃないが、しばらくかゆみがとれんぞ。 あと服は素材によって溶ける。 アガベドナの毒はそのまま摂取すると、一週間は手足のしびれが取れず寝たきりになるくらいの強い毒だから気をつけろ。 ま、死にはしないし後遺症も残らないがな。 強烈な毒ではあるが、肉をすりつぶし、採取した樹液を生成・練成することによって鋭敏な知覚を得ることのできる幻薬を作ることが出来る。(by.戦闘魔法科ヴォルク・ジェダイト) アカグロヘラタケ 初出:キヅクの日記「痛そうだなあ。」(07/08/01) キヅクが調合した“打ち身に効く薬”に使われていた材料。 アシナガミミズ 初出:キヅクの日記「痛そうだなあ。」(07/08/01) キヅクが調合した“打ち身に効く薬”に使用された材料。 アディシェスのアスタロト 初出:3話後編8章 ダニエル・ガイスラーが、光には必ず闇が付き纏うことについて引き合いに出した言葉。 アスタロトの前身はアシュタロト。つまり、神の裏側は、悪魔という例え。 非公式 アスタロト (Astaroth) は、グリモワールに登場する高位の悪魔。 ウガリット神話の、豊穣の女神アシュタロトを前身とする。 また、カバラの生命の樹を逆さまにした、邪悪の樹を構成する10のクリファの1つ、 4iは、アスタロトが司るアディシェス(無感動)である。iは虚数単位を意味する。 真実の目(アパレオ・オルクス) 初出:ADV「図書室の少年」 あの人が魂を込めて練成した秘薬。ガラスの小瓶に入っている。 材料にイリティスが使われている。その効果は……。 深淵(アビス) 初出:2話前編4章 無限の底なし蟻地獄(アビス)。魔法学の深みを、キヅク・ナナハラが表現した言葉。 突き詰めようとすればするほど深みに嵌る危険性を表している。 初出:3話後編7章 XXX ルース・オルセンが、3年前の魔術暴走に居合わせた時、 アビスにたゆたう暗闇を見た、との証言もある。比喩的なものか、実在するものかは不明。 初出:3話後編8章 別の場所でも、クトウ・キリュウが、ヒカルたちがダアトに落ちた衝撃を感知して、 深淵(アビス)が口を開く瞬間の世界の震え、と表している。 「あの時みたいに、"アレ"が影響を受けなければいいけど」 非公式 アビス(abyss)は英語で、意味は「深淵、地獄」。 神秘主義思想のカバラにおいて、ダアトは、生命の樹の深淵の上に存在する。 アモルファートゥム 初出:2007年ハロウィン・フェスティバル会場 きのこの会が主催する鍋パーティに提供された、キヅク秘蔵のキノコ。 食後、最初に見た相手に惚れてしまう。効果は1時間ほど。 非公式 アモル(amor)はラテン語で、意味は「愛」 ファートゥム(fatum)もラテン語で、意味は「運命、宿命」 アモルフォス(a-morphos) 治癒幻惑科教師らが開発した魔法を使用して行われる実践訓練をアモルフォスと呼ぶ。 自分と同じ能力を持つ分身を作り出し、分身同士を戦わせることによって行われる訓練である。 自分とほぼ同じ能力を引き出して闘うことが可能であり、魔法体が傷ついても自身には一切傷つかないという点も考慮され、練習対戦においてはこの方式が採用されている。 アモルフォスは練習対戦の時、戦闘に不慣れな生徒が直接負傷したりしないように開発されたものである。 アモルフォスという名前は分身を作り出す魔法自体の名前でもある。 そして、作り上げた分身もアモルフォスと呼ばれる。 アモルフォスは自分をほぼ模した姿で構成されているが、魔法体自体に意識はない(と現段階では結論付けられている)ため会話をするなどのコミュニケーションを取る事は出来ない。 アモルフォスと術者は薄い光の糸のようなもので繋がっており、その接続によってある程度の操作を行うことが出来る。 非公式 アモルフォス(a-morphos) morphosはラテン語で、「形」の意味。aは否定を表す接頭辞? アラケル・リンク 初出:1話13章 魔法が発動中の魔法式。 踏むと危険。 非公式 アラケル(alacer)はラテン語で、意味は「活発な」 アラクネの糸 初出:2008年ラマス祭のレポート課題 レジリア・ルウェル助教授の部屋で、マテリアルとして配布された物。 助教授のアラクネが作った巣から採取された、伸縮自在の綺麗な糸。 糸1巻きでハンカチからストール大のものしか作れないが、魔力上昇効果と外部からの魔法耐性効果がある。 助教授が着ているローブはこれで作られており、「透けるからワンピースとかスカートとかには使わない方がいいと思う…」とのこと。 アルブス・リスース 初出:2010夏期課題 2010年夏期課題で魔法史研究科に配布された魔法植物。 何の変哲もない可愛らしい容姿をした植物なのだが、成長すると大変有用なマテリアルになるのである。 幻薬として錬成すると、己の魔力を一時的に高め、召喚魔法による神獣の使役成功率を高めるという効果が得られるのだ。 今回の課題は、この植物の育成、並びに後日魔法史研究科の講義にて配布するマテリアルを組み合わせ、召喚魔法に関する魔法、もしくは幻薬を作り出して欲しい。 先に上げた成功率を高めるもの、もしくは召喚魔法を応用した魔法など、多くの可能性を秘めた魔法を作り上げることが出来るだろう。(by.魔法史研究科クレーエ・ハンスヴルスト) アルベド 初出:2話前編1章 白キノコ。 様々な幻薬の材料となるキノコ。多くの場合三種セットで使用される。 →ルベド、ニグレド 非公式 錬金術における作業の工程に、黒化(ニグレド)、白化(アルベド)、黄化(キトリニタス)、赤化(ルベド)というのがあり、金属が変化していく作業の工程は、同時に錬金術師の精神が浄化していく過程でもあるとされる。 い イグニスの花びら 初出:4話後編9章 ホラントが調合した“強壮剤”に使われていた材料。 非公式 イグニス(ignis)はラテン語で、意味は「火」 イリティス 初出:ADV「図書室の少年」 虹色の実をつける薬草。幻薬の材料になる。 実験ドームでは栽培されておらず、学園内で入手できる。 ↑上へ戻る う ウィンドフリスビー 初出:2話後編6章 中央校舎裏手の中庭で、学生がこれを投げて遊んでいた。 歌うキノコ 初出:資料閲覧・動植物図鑑 キシメジ科のキノコの魔法変異種。 クリーム色の小さなキノコで、わずかに揺れながら細い高い声で歌う。その歌声は、暖かい日などに聞くともれなく安眠へ誘われてしまう心地良いものだという。中庭でよく見かけられる。 打ち身に効く薬 初出:キヅクの日記「痛そうだなあ。」(07/08/01) キヅクが調合した幻薬。頭にたんこぶを作ったスタンに差し入れした。 調合法は、アカグロドクヘラタケとヒドラの卵とアシナガミミズの頭をすり潰したものを混ぜ合わせる。 …ような気がするらしい。 ウルラ・オルクス(ふくろうの目) 初出:2話前編1章 キヅクが考案した新種の幻薬。 ひとさじ舌に乗せれば、一定時間、通常の数十倍の視力を得ることができる。 ルグド。アルベド。ニグレド、火蜥蜴の尻尾の干したもの。水球根の粉末。レクスの実。 それらを魔法練成した純銀の器に入れ、右に九回、左に三回混ぜ合わせる。最後に黒水晶の小瓶に収め、一晩ゆっくり月の光(ルーナ・ルシス)を浴びさせれば完成…の予定。 非公式 ウルラ(ulula)はラテン語で、意味は「ふくろう」。 オルクス(Orcus)はラテン語で、意味は「冥界、冥界の神」。 …冥界? おそらく、オルクスはオクルスの間違いだと思われる。 オクルス(oculus)はラテン語で、意味は「目、視力」。 ↑上へ戻る え エスクローダ石 初出:2010年ヴァルプルギスの夜の課題 妖精界ドゥベルドムス南部の渓谷地帯で稀に採取される小鳥の卵大の半貴石。 樹木を刈取った際、樹のうろなどから稀に発見される。 付近の言い伝えでは『風の精霊の卵』と伝えらており、『熱』『湿』の効果を持ち、シルフ系の魔法の練成に使用される。 エクス・ニヒロー・ニヒル・フィト 招待状を受け取った者がソレンティアへの扉を開けるときに使用する「はじまりの呪文」。 エダークスコール 初出:2010夏期課題 妖精界産の「エダークスルーフ」と呼ばれる植物の蜜袋に溜まった蜜。 エダークスルーフは土中の水分を体内に貯められ、雨が少ない時期においても枯れることなく存在することが出来る。 余剰な水分は独特な成分を持つ蜜となり、蜜袋に収められている。 この蜜は緩やかな多幸感を摂取者に与え、恐怖や圧迫感などを取り除く効能がある。 負傷の痛みへの応急処置や手術前の心的重責を取り除く幻薬などに応用されている。 エニール蝶 初出:グループ「第6回 秋の昆虫採集」 マンドラゴラの花粉媒介者の一種。 子育て行動を行う蝶で、ミツバチのようにフトモモ部分に花粉団子を蓄えては巣に戻って幼虫に花粉を与える。 蝶自体に特にマテリアル効果はないため、マンドラゴラ花粉採取の為に捕獲し採取の後に開放してやると良い。 マンドラゴラ花粉は高カロリー高たんぱくであり、それ単体で非常に栄養価が高い。 魔法・幻薬効果への応用としては重力制御魔法系(主に加重に対して)の効果が上げられる。 ↑上へ戻る お オニジョロウグモ 初出:グループ「第6回 秋の昆虫採集」 正確に言うと昆虫ではなくクモ類に区分される。 1m~2m程度の大型の網状巣を形成し主に昆虫を捕えて食す。稀に巣にかかった小鳥等も食す。 雄と雌では外観的特徴が異なり、雄は体長3cm程で身体が黒一色に対し、 雌は体長8cm~15cm程で黒い身体と腹部・脚部に赤いラインが入る。 頭部の8つの目の少し上に2つの角のような物が確認できる事が名前の由来とされる。 マテリアルとしては魔法耐性効果のある糸が採取可能。 ただし、ローブ一着を作るとすると3万匹は集める覚悟が必要。 オルトロス 初出:資料閲覧「動植物図鑑」/自由行動・中庭 双頭の魔犬。 本来召喚されなければ存在するはずがないのだが、誰が持ち込んだか子犬が一頭中庭に棲みついている。 発見当初は大騒ぎになったが、契約者が行方不明(卒業もしくは退学してしまったか、召喚された個体が子を産んだ可能性もある)のため送還することもできず、とりあえず成長を封じて経過を見守っているのが現状。しかし本人は至って人懐こい性格で、学生達や教師陣に可愛がられている。 自動式チェス(オートメーションチェス) 初出:2話後編6章 中央校舎裏手の中庭で、学生がこれで対戦していた。 ↑上へ戻る
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星のカービィ ウルトラスーパーデラックス[YKWJN0Jxx] ゲームID・マスターコード等 ★PAR用ゲームコード:YKWJ ★PAR用ゲームID:776DDE8F コード ●[SELECT]ボタンでクリア率100%表示 94000130 FFFB0000 0205BCF0 640007FF D0000000 00000000 ※コルクボード画面でコマンド入力し、オプシヲン画面で コードの効果を確認したら、「サウンドせってい」で 設定を変更するなどしてセーブしてください。 ●追加要素ゲーム全開 1205BD0C 00000FFF ※一度「オプション」画面を開いて閉じて下さい。 ●シアタールーム全開 1205BD08 0000FFFF ●スコアMAX 0205B3C0 0098967F ●スコア増加でスコアMAX 92092082 0000E352 12092086 0000E59F D0000000 00000000 ●スコア増加n倍 52092068 E5911184 1209206C 00001xx0 D0000000 00000000 xx=08(2倍),10(4倍),18(8倍),20(16倍),28(32倍),30(64倍), 38(128倍),40(256倍),48(512倍),50(1024倍),58(2048倍)… ●ゴールドMAX(洞窟大作戦) 0206E108 0098967F ●ゴールド増加n倍(洞窟大作戦) 5206A754 E5912008 1206A758 00000xx0 D0000000 00000000 xx=08(2倍),10(4倍),18(8倍),20(16倍),28(32倍),30(64倍)… ●カービィの残り数x99 2205B3C4 00000063 ●カービィの残り数x99(プログラムコード版) E2000010 00000010 E3A03063 E5C03088 E1D038D8 EA023A30 5208E8DC E2800C01 0208E8E0 EAFDC5CA D0000000 00000000 ●カービィ体力へらない 92076AA0 00000000 22076A92 00000063 22076A94 00000063 D0000000 00000000 ●カービィ体力へらない 92076AA0 00000000 DA000000 02076A92 D7000000 02076A94 D2000000 00000000 ●パートナー体力へらない 92076AA0 00000000 22076CD6 00000063 22076CD8 00000063 D0000000 00000000 ●パートナー体力へらない 92076AA0 00000000 DA000000 02076CD6 D7000000 02076CD8 D2000000 00000000 ●体力へらない(プログラムコード版) E2000000 00000010 E1D023BA E1C023BC E1D023FC EA01C5A4 5207169C E2800C02 020716A0 EAFE3A56 D0000000 00000000 ※カービィとパートナー両方に効果があります。 ●無敵(敵すり抜ける) 520ACC60 EA000002 020ACC64 E3A01CCF D0000000 00000000 ●無敵(キャンディー) E2000020 00000010 E3A02E5A E1C02CB4 E1D00CF4 EA02B320 520ACCAC E2850C02 020ACCB0 EAFD4CDA D0000000 00000000 ●タイムすすまない 02002840 E3A01000 ※「真格闘王への道」「メタナイトでゴーDX」 「ヘルパーマスターへの道」で有効です。 ●「メタナイトの逆襲」残りタイムへらない 5206B6A0 A2400C21 0206B6A4 E1A00000 0206B6BC E1A00000 D0000000 00000000 ●「メタナイトでゴーDX」一度敵を倒すとエネルギーMAX 9206C3EA 0000E351 1206C3EE 0000E3A0 D0000000 00000000 ※一度MAXになると使用してもへりません。 名前 コメント すべてのコメントを見る 契約通りにはきれいな印影で押されたいい。しっかりしないものなので、不足に最適な柄がないという事が多い。一般的に、会社との間の契約によってとりわけ重要なこと。会社の実印印鑑の素材もいい。法人捺印する時はとりわけ重要。だって、会社があるので、法人記号合理的な木製印鑑代表者は非常に便利な社会、企業法人の名前、役職名彫刻。法人表示のこの三種セット、そして捺印縁起を担ぎ、こだわりを持った人はいないとされている作成。 法#file_links D \yz-cs\Projects\yz0121\ci.txt,1,N]人印の印鑑と銀行印と銀行に参加しなければならない。別に設置したのは比較的に安い。合弁会社ですかパートナーズ代表者、法務局に登録した実印について商業登記規則第9条第3項の規定に。また、用の印鑑の実印の登録申請機構は、まずですが、法人印の場合が多く、同時進行。法務局の登録印鑑角印は円形。とても便利なものが最も適切なので、相談のも良いかもしれません、これは朱肉も、しっかりあらかじめ印影など開設申請書、源泉所得税の納期の特例承認申請書、賃金を支払う事務所などに最も補正。中の文字は慎重に、印鑑印鑑店やショッピングサイトに相談するのを分。しかし、大きさについては、銀行印は使用頻度は、この時点で、法務局の登録する時サイズ規格に相談し、印鑑店可能なので、会社での印鑑黒水牛や象牙など、日常業務に発生したファイルの印鑑ので、基本的に法人の印鑑登録のように、外週法人銀行印フォント、会社も、何より、オリジナル使用。特に、会社の業界の中ではなく、ファイルを業界、別のファイル、登録が必要の内容はネット上で十分。ネットの人を見つけるの最も安いところ。そのうち、会社は合理的な#file_links D \yz-cs\Projects\yz0121\ci.txt,1,N]木製ハンコ職務と法人は、法人の場合、設立に、専門は比較的に良いなどの相談。会社の見た目も朱肉販売、宗教法人医療法人ではなく、品質の良いものを作らないマンネリのパターンは、従うしかば問題ないの各種の契約等に必要な「印鑑証明書」は、法務局に登録する時サイズ規格について辺度1厘メートル以上3センチ以内の正方形の収納ものだろう。100円均一店も。 株式会社の商号変更時も法人印の作成など様々な決定相手が多いかもしれません。事務所の敷金礼金、家賃の面では、違法性などをセットしましょう。印鑑通販サイト。事務所の敷金礼金、家賃側法人の印鑑登録については、まず、会社負担の前提の下で、通常使用と呼ばれる人。司法書士お願いしてみましょう。 -- (ioqvoydg) 2014-01-25 01 53 58 インターネットの異なるタイプの袋を売るには多くの店がありますあなたは、インターネット上で買い物をするとき、あなたは保存上の物理的な努力を旅行して地元のレンガとモルタル店とバッグのための交渉あなたは、あなたがインターネット上での動作の1店で買い物をするとき、良い取引を得てください地元のレンガとモルタル店で買い物をしてと対照的に、多くの利益のショッピングをオンラインにありますあなたは、インターネットの1つのベースの店で買い物をするとき、最初と最大の利益は、あなたのバッグの膨大な範囲を得るということですバッグのほとんどすべての種類のオンラインストアで利用できるのに対して、レンガとモルタルの限られた範囲のバッグだけを記憶する第二に、あなたは良い取引ができると思っているとき、ショッピングインターネットに基づくバッグが格納されているを提供したりするかもしれませんが存在しないとき、あなたはレンガとモルタル店で地元で買い物をしますオンラインショッピングは、あなたの予算を作るとき、最初のものたとえば、あなたが荷物バッグを必要とするならば、あなたは単純なグーグル検索を実行することによって、荷物バッグの価格をチェックすることができますあるいは、あなたは2つ以上の一般的な価格を理解するためのオンラインストアにログオンするかもしれません一旦あなたが知っている価格を設定することができますあなたの最小値と最大値をあなたのオンラインショッピングに費やしたい予算を設定した後に、あなたはあなた#file_links D \3text\Projects\sb\ci.txt,1,N]のトロリーバッグを買うか、ラップトップバッグを買いたくしたいならば、あなたがどんなタイプを注意して欲しいのバッグの必要を、あなたは女の子のためのナイキバックパックや大学のバッグは何でも買いたいしたいならば、あなたはあなたが望むものを明らかにする必要がありますたとえば、あなたがラップトップバッグを買いたいならば、あなたはラップトップバッグとその材料の大きさを理解する必要がありますあなたが12インチのラップトップを持っているならば、あなたがあなたのラップトップ充電器などのアクセサリーを#file_links D \3text\Projects\sb\ci.txt,1,N]取り入れることができるように、わずかに大きいサイズを購入したいかもしれません、あなたは事務所の目的のためにバッグを使いたいならばヘッドフォンとのペンドライブなど、同じ袋にオフィス ファイルとペンを保存したいかもしれませんブリーフケース型の小型のバッグを別の項目を格納するためのニーズを完全に満たす異なるセクションも通常あります同様に、あなたは学生のためのラップトップバッグを買っているならば、あなたはナイロン製の小型のバッグを買うことにより、重量とバッグはゴツゴツしていたいかもしれませんバッグバックパックタイプのノートパソコンと一緒に水のボトルと学校の本を保存するための理想的です同様に運ぶのが簡単でしょうこのような単純な要因としてはすでに、あなただけのログには多くのオンライン店の1つに、インターネット上でする必要がありますそれをすることをお勧めしますチェックアウトの発送方法宅配便サービスは、オンラインショップを使用する方法を知っていることは、材料があなたの場所に届けられるあなたには疑いがあるならば、あなたはカスタマーケアに電話をして、あなたの疑問をクリアすることができますかつて、あなたは検索と利用可能な範囲の間で閲覧することができます(s)を見 あなたのための問題として記述されるものではない。あなたのコスチューム計画のハードではない。あなたがあなたの部屋からのものを用いた自身のものをつくると、ちょうど一緒にそれを縫うことができます。あなたのアイデアをどのように向けて縫うとき、#file_links D \3text-fb\Projects\fc2\fc2ci.txt,1,N] 常にハロウィンコスチュームのすべての夏と冬の間を売る店をチェックアウトすることができます。利用できるものは単にあなたのタイプでないならば、あなたはあなたの心をそれが持つことができ、特定のコスチュームをチェックするために、インターネットのページを調査することができます。いくつかのウェブサイトは、現在でもそれらのビンテージコスチュームコレクションは、あなたが好きかもしれないという可能性があります。あなたは本当に性格を得るために、あなたのコスチュームにアクセサリーを大声でできる構造をオンラインにします。それを購入した後に、あなたはあなたがちょうどそれが届けられるのを待つために正確にすべてのハロウィーンは子供のためのものではない。真剣に特にハロウィンに着るのをとる大人の数、特にすべてのハロウィンコスチュームコンテストを見つけることに加わることに決める。いくつかの懸賞金の結果に加わるかもしれません、しかし、大多数のアイテムの楽しみだけのために参加します。いくつかの店の割引は、全くおそらく驚くべきハロウィンコスチュームの販売を提供します。あなたがあなたが現在買うことの興味がある特定の一式を2回起こるならば、と思いをつかんで、それを払わないでください。あなたがそうしないならば、おそらく、あなたは空の手と一緒にあわてて終わるかもしれません。全く想像力と創造的であるならば、あなたは?我々は常にあなたを個人的にすることができます。あなたが一緒にあなたの想像上の生き物やスーパーヒーローがつくられるべきにコスチュームを置くことができます。あなたが厳しい予算に関している、そして、#file_links D \3text-fb\Projects\fc2\fc2ci.txt,1,N] あなたはまだ去年のハロウィンの衣装を保つならば、あなたは再び、ちょうどお金を貯蓄し、それらのための新しいハロウィンアクセサリーの上に置くのと思うかもしれない。あなたの子供ならば、これらの人々は、ハロウィーンのドレスアップに驚くべき時間です。幼児のために、あなたは天使、王女、キューピッドが彼らの服装をしたいかもしれません、戦いにおいて騎士、ほとんどアルバート湖アインシュタインまたはおそらくキャラクターディズニービデオから。 -- (nktuksqs) 2013-10-18 07 04 01 突然訪問します失礼しました。あなたのブログはとてもすばらしいです、本当に感心しました! -- (http //www.middleeastmanagers.com/) 2012-11-15 18 38 57 Vジェネレ-ド -- (襾錄啝嗁麤龖勸 vbgbvgvbgvghvgh -- (drbfcfbg) 2011-05-23 16 28 42
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<20> 一塁は窓列の最後の机、二塁は学級文庫、三塁は先生がジャージで登場するプラスチックの引き戸、 そしてホームはこれからの季節、大ブレイク必至の冷房様。四隅のダイヤモンド。 放課後教室ベースボール、夏季リーグ第17戦、球団「ソウジナンテカッタルイヨネーツ」。 ネーミングライツはサトシが机に座りながら行使した。 テトラポッドよろしく乱雑に積まれた机と椅子の海岸で、寝起きの悪いイグアナに似たピッチャー、SATOSHIが次に投げる変化球をでっち上げようとしていた。 ストレートか、もっと速いストレートか。あるいはやまなりチェンジアップか。(それを人は遅いストレートと呼ぶ) 教室ベースボールの四番でエースでピッチャーでセカンドとショートを同時に守るこの男は自分がお調子者を演じているように日々思っていたが、 そんなことはなく、単にお調子者だった。 備品の掃木バット、ちりとり型キャッチャーミット、ボールはボール。 ストライクは三つまで、ストライクゾーンは掃木が届くところまで。デッドボールはバント扱い。 「いくぞぉ、ユウキ」 サトシが投げたボールは三行の蛍光灯の下を走り抜け僕に向かってきた。 僕は振りかぶった。僕は振りぬいた。 カキィィンとまではいかないが掃木の扇芯で捕らえた感触があった。白球はライト兼ファースト、ナオキの頭上をファーラウェイ。 そのまま窓枠を通過し、雲ひとつない青空へ。 「ファール!」 SATOSHIはその華々しい経歴の中にアンパイアを捏造し絶叫した。この野朗。ホームランだろ。 忍び笑いをしながら僕は一塁を走りぬけ窓枠にもたれかかった。 後ろから予想された通りに野次が飛んできた。 「あーあ」 「階段上るの面倒くさ」 「それはお前が一段飛ばししかしないからだよ、男は黙って二段飛ばしだろ」 「言ったな、じゃあお前、いてこ~~い!」 「なんでだよ、ずるくね、それ」 ガヤガヤわいわいと、誰がいくの、誰が悪いの。まあこの場合は仕方ない。当然---- 校庭の奥のキンモクセイが子供のクレヨン画のようにさわさわと揺れていた。 ホームランボールはそこにはたどり着かず、ミュールに踏みつけられて止まった。 爪先で感触を楽しむようにしばし転がされた後、僕の打球は背の高いかわいいオンナノコに拾い上げられた。 ミカが窓から除く僕の顔とボールを見比べていた。ユウキが打ったんだ。ふーん。そっかぁ。だったら当然ユウキが---- 「丁度よかった、おーいミカこっちに投げてくれよ」 そう僕がいうとミカは耳に手を当てて聞こえていないフリをした。 教室の窓から校庭のどこまで声が届くのか、検証したことはなかったがミカはフリをしているのだとわかった。 僕が叫び終えると、ミカの影のように歩いていたオンナノコ、トモコがミカの表情を窺ったからだ。 「クソッ、やっぱり取りに行かなきゃいけないみたいだな」 わざわざイジワルする必要なんてあるのかよ。性格悪いなあ。 最近女子との仲がうまくいっていない。仲が悪くなったわけじゃないと思う。何か近くにいるとふわふわと変な気持ちになるんだ。 かわいい服や露出の高い恰好をしてくるとますますふわふわしてくるから、意識してるってことなんだろうけど。こういうのってどうしたらいいんだろう。 向こうもどことなくこっちを避けてはいるからお互い様といえばそうかな。少なくとももう一緒に野球をすることはないだろうな。 階段を二段飛ばしで降りながらユウキは思った。 窓枠からユウキの顔が消えると、ミカは頭をめぐらせ、良案が思いついたのか妖しい微笑を浮かべた。 肩から顔を下ろしてミカはそっとトモコに耳打ちした。トモコが嬉々とうなずくのを確認するとミカは握りこんだボールを股間に擦りつけてユウキを待った。 少年が階段を降り少女のもとに駆けつけるまでに、ミカの女根は猛々しく勃起していた。 <20> 下駄箱の冷えた金属の感触を指で味わいながら、光の差し込む方を見ると、 野球のボールを握った意地悪な悪魔とその読書好きのしもべがいた。 もちろんこれは後から感じたことでその時の僕の目には二人は大きなチンポを腰から突き出す天使が映っていた。 平成の天使は、薄いナイロン生地で胸部を膨らませ、光沢のあるスパッツを腰にまとわりつかせるのだ。 しもべはワンピースにヘアバンドをすればよい。 夏の太陽が焼肉用ホットプレートな影を彼女達の足元に落としていても、天使と悪魔の基本業務は変らない。 魂を奪い、魂を運ぶ、言葉や仕草は時代によって、変るけれども。 「ユウキ、返して欲しい?このファールボール」 ミカは答えのわかっていることを聞いてきた。ここ何週間、話らしい話はなく、またそういう関係の人間同士の言葉遣いがどうあるべきなのか.。 迷ったが、「ユウキ」と言われたので「ミカ」と呼び捨てした。「早く返せよ」 最後が命令口調になるのはなぜなのか、「少年」でなくなればよくわかるが今はわかりたくもない。 そうだろ、みんな。 「じゃあついてきて」 そういってミカとトモコは背を向けた。髪をアップにまとめたおかげで見えるようになったミカのうなじが汗で湿っていた。 ブラジャーのレースの肩紐が柔らかな肩の曲線を二つに折り、僕がそこめがけて「どこに行くんだよ」といった時には 二人は体育館の脇へ滑るように飲み込まれていった。 後ろからポケットに入れた携帯電話を気遣いながらサトシが走ってきた。 僕らは体育倉庫に向かった。 「私達と勝負して勝ったらボールを返してあげる」 馬鹿げたことをいうオンナだ。そこかしこに敷かれた運動マットと汗の染みこんだバスケットボールの匂いが嗤った際に入り込んできた。 おそらく、僕の後ろで木製の重い扉を閉めたばかりのサトシも嗤っただろう。 つまりはオトコノコ二人とオンナノコ二人が、唇を捻じ曲げて睨み合っていることになる。 瞳の奥にある企みはそれぞれ違うが、相手の肉体を見据えていることは同じだった。 オンナになんて負けるわけがない。すでに勝った気でいる僕は体育倉庫に男女4人がいるという状況を楽しむ余裕があった。 クラスで一番目立つミカとその下僕、自分よりも背は高いけれど、悪くないじゃないか、みんなもそう思うだろう? 「相手を組み伏して、参ったと言わせた方が勝ちよ」ピシャリとミカは言った。 プロレスまがいか。いい度胸をしているのはどっちかなぁ。男子に女子が勝てるとでも。 ミカは飛んでくる虫を避けるように首を傾げて、腰掛けている金網カゴの中へ僕のホームランボールを放り込んだ。 大きな玉の上に小さな玉が落下し乾いた音がした。さあ。 オンナとオトコの猥雑で、雌と牡の歪んだ、少女と少年の美しい陵辱劇の始まりだ。 <21> 「ブルォォx!!」 水牛のようにトモコが突進してきた。やる気はあるみたいだな。角のかわりにヘアバンドを生やした文系少女の姿に失笑を覚えながら 僕は横っ飛びに避けそのまま流れるようにヘッドロックを決めた。 普段から大きな声を出すのに慣れていない声帯を震わせてトモコは「ああうぁ!」とか「ふんがらぁ!」とか唸り、自身のキャラの境界を犯し始めた。 柔らかい外耳の感蝕を二の腕に受けて、トモコの後れ毛がふらふらとなびくと僕はいい気になりさらにキツく締め上げた。 「ああ!んんんじゃじゃじゃじゃ!」おかしくなっていくトモコを見て僕は爆笑し、興奮した。 「降参かぁ、参ったかぁ!ホームランボール返さないとこうだぞ!」 そのまま崩れ落ちるようにマットに引き倒した。トモコの華奢な肩がしなるのが伝わってきた。 トモコ、パパに生意気な態度を取ったらどうなるか知ってるかい?冗談じみた猟奇がコンコンと下腹部を打った。 「デデーン!」 その上に次回予告音を口ずさみながらサトシが馬乗りになった。次回、サトシ来襲、絶対見てくれよな。提供はご覧の・・・。 顔にぐるりと回された僕の腕に噛みつきながら、サトシを腹の上から追いやろうとトモコはワンピースから伸びた白い双脚を鶏のようにばたばたとはばたかせた。 サトシはそのまま後ろ手を拳骨にして、温泉の水脈をボーリング機械が探ろうとするように、ワンピースの上からトモコのメチンポに振り下ろした。 抗う少女の急所を並んだ四本の突起が直撃する。 「ぎゃひぃ!」 口を裂き、甲高い声でトモコは絶叫した。 「オラ、食らえ!、オラ、鳴いてみろ!」 パンチの局所的集中豪雨にトモコはますます壊れていった。かわいそう、少しの罪悪感、僕の中に沸いた些細な感情はトモコの痴態に洗い流された。 いわんこっちゃない。初めの初めからわかってたことだろう。鳴いてみろよ。参ったってね。 僕もサトシもどれくらい呼吸をしただろうか。メン鳥が股間を大きくして跳ね回るまでに3回いや5回ぐらいか。 本当は112回だ。113回目の吸気をして、そして影が走り、鈍い音がしてサトシの意識的な呼吸は止まった。 僕は肺に入る以上の空気を吸いこんだ。 白目を向いて涎をマットに垂れ流すサトシの胴体を蹴り飛ばして裏返すとミカは右手に握り締めた金属バットを蛍光灯にかざした。 悪い冗談だ。武器を使っていいなんて。使っちゃいけないともいわなかったが。叫んでみろよ。それはなしだろってね。 腰に手を当て、サトシの意識を刈り取った天使ははちきれそうに勃起したメチンポをなやましくそびえたたせた。 「そのかわり」猫のように笑った。「私が勝ったらなんでもいうことを聞いてもらうわよ」 <22> スチールの巻尺を手繰りだすと、トモコは僕の両手首を縛った。 トモコが僕の後ろでせかせかと動き回る音がまだ聞こえている。 「うん、これで間違いない。計算どおり、動きたくてももう動けない----」 ----はず、とトモコが短く言葉を切り、今一度、手首がきつく締め上げられる。 どこかにある柱に巻尺の端を固定し終えたのだろう。その証拠に僕が両腕に動けと命令しても、棒のように無反応だった。 「私が勝ったらどんな命令をするのか、ヒロは考えたことある?」 ミカは、僕の胸板に座って大きな瞳を打ち下ろしてくる。丸い、細かな末毛で縁取られた、オンナノコの黒水晶だ。 「ヒロさあ、最近私達によそよそしくなったの、どうしてなのかなぁ。男子とばっかりいるよね。 女子のことはそこにいないみたいに。私のこと嫌いになっちゃったの?もう私を野球に誘ってくれないの? もう私のこと」 僕はミカが言おうとしていることのどれぐらいを理解していたんだろうか。 あとになってこの時のこと思い出す度に胸が苦しくなって、頭は赤い霧に包まれるようになった。 とりあえず今は、ミカやめるんだ。君はキレイだ。でもオトコノコだってそんなに単純じゃないんだよ。 いくらかわいいオンナノコがいても、自分の何もかもを----。 「どうでもよくなっちゃたの?」 「このスパッツも、ヒロに・・・・・・・ヒロに見て欲しくて買いにいったのよ、ね、トモコ」 ミカが目配せするとトモコは頬を歪ませて苦い顔をした。 もちろん僕にはそんなトモコの姿も見えていなかったし、ミカの冗談半分、必至半分、たわごともあまり気にしていないつもりだった。 ただ薄っすらと恥ずかしさが沸いてくるのを胸の中で押し戻し、逆転する機会を窺っていた。 サトシは死んだ魚のようにパクパクと口から酸素を取り込んでいた。 金属バットによる殴打、失神、リタイヤ。復帰見込みなしだ。 「どう、わたし、かわいくない、エヘッ」 僕の上でミカのおしりが跳ね回る。甘い香りが体育倉庫の乾いた匂いと混ざって僕を悩ました。僕はミカを意識しまいとした。 「ねえ、ヒロ、参ったって言ってっ・・・もうヒロに勝ち目はないんだよ、ボールはちゃんと返してあげるから、私に参ったって言ってみて・・・」 ミカの末毛が逆光にきらめき、唇が花のつぼみのようにツンととがった。 馬鹿げている。ミカの命令、いや、お願い。馬鹿げている。オトコノコにはオトコノコの世界があるんだ。 「フン、やだよ。どうしてさ」 ミカは一瞬泣く寸前の動作をして、それから頬をすねたように膨らませて手の甲でやさしく僕の顔を叩いた。 「ばか、ばか、ヒロのばか」 僕の表情が変らないのに少し苛立って、そのまま何度も往復させた。 ぺしぺし。ばしばし。やがて強くなっていくビンタに僕は何もせず打ちすえられていた。 痛くはない。笑ってしまうぐらいオンナノコの腕力だ。100万回食らおうと、オトコノコのパンチ一発分にも届かない。 「ほら、参ったでしょ、もう、参ったでしょ」 「参らないよ」 僕を何とかしようと暴れるうちにミカの女根はますます固くなりひくひくと痙攣を起こしていた。 迫力のある裏筋が生地を押し上げ、亀頭は今にもなにかを語り出しそうだった。一滴。 ミカの鈴口からしずくが漏れ、スパッツに濃い染みを広げていった。 それを見てから僕が目を細めるとミカは恥ずかしがりながらさらに強く僕をぶった。それでも十分、やさしかったが。 「ヒロ、どこ見てるのよ、ヒロがこんな風にしたんだよ、全部ヒロがいけないんだよ」 ミカの手の甲が真赤に染まり、それでも僕は何も言わなかった。 「ヒロ、もう最終手段しか残ってないよ。いいの。私がヒロにひどいことしてもいいの?私がヒロのことめちゃくちゃにしてもいいの?」 「・・・・」 短い沈黙。さらに沈黙。 ミカと僕それとトモコ、三人の荒い息遣いだけが聞こえた。体育倉庫の中にだけ、届く声でミカは言った。 「好きだよ・・ヒロ・・・私だけを見て・・・私だけを考えて・・・・」 ミカの手が僕の股間を握り締めた。マニキュアで彩られたかわいい五指をまわりこませ、激しく僕の肉竿を擦りあげた。 固くなっていく僕を感じて、ミカはさらに加速した。 「私、知ってるのよ。オトコノコのオチンチンはオンナノコよりずっと敏感だって。 オトコノコはね。ここをいじくられるとすぐにオンナノコのことを好きになっちゃうんだって・・・・忘れられなくなっちゃうんだって・・・」 気がつくと僕は悲鳴をあげていた。 クニュクニュとオトコノコの大事な部分をまさぐられ、切なく眉を歪める僕をミカは美しく冷たく、眺めていた。
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アイテム +... 番号 名前 入手法・用途等 備考 1 2 おいしい牛乳 3 甘いさくらんぼ 4 くり 5 さつまいも 6 ふしぎなぶどう 7 カカオ 8 魔界特製リンゴ 9 10 11 ただの草 12 不思議な草 13 魔力草 14 長寿草 15 幻想の草 16 とこしえの草 17 魔界の草 18 19 乾いた土 20 栄養のある土 21 黒い土 22 燃える土 23 黄金色の土 24 魔界の土 25 26 魔力体 27 魔力の塊 28 高出力魔力体 29 純・魔力体 30 魔石 31 32 毒キノコの胞子 33 毒の塊 34 抽出毒 35 純粋な毒 36 黄金の欠片 37 漆黒の結晶 38 39 ただの石 40 石塊 41 輝く石 42 虹色の石 43 光の石 44 波動石 45 紅の魔石 46 47 きれいな水 48 透き通った水 49 甘い水 50 長寿の水 51 霊界の水 52 とこしえの水 53 54 おいしいきのこ 55 古びた根っこ 56 生きてる枝 57 でっかいきのこ 58 生命の樹 59 魔法樹 60 61 銅鉱石 62 鉄鉱石 63 銀鉱石 64 魔晶石 65 ダイヤモンド 66 67 冥界の霊薬 68 夢幻の水 69 マギウスストリーマー 70 71 72 回復薬 習得:アイテム製作の基本書 73 高級傷薬 習得:癒しの書 74 散布薬 習得:癒しの書 75 蘇生薬 習得:癒しの書 76 強化版散布薬 習得:快癒の書 77 強化版蘇生薬 習得:快癒の書 78 エナジーチャージャー 79 ハイ・リジェネレーター 80 エリキシル剤 81 レッツァ・エリキシル剤 82 マジカルボム 習得:アイテム製作の基本書 83 冷凍弾 84 雷撃光弾 85 ブラストクラスター 86 エンチャントクラスター 習得:爆薬の魂 87 ミスティックボム 習得:爆薬の魂 88 メテオール 習得:爆薬の魂 89 ビッグ・ボム 習得:爆発バカ一代 90 デジョネーター 習得:時空の書 91 テンペスト 92 バスターフレア 93 デスエナジー 94 フェイタルボマー 習得:魔神の日記 95 N/A 習得:魔神の日記 96 シャイニーレイヤー 97 プラズマストライカー 98 魔界級戦術爆弾 習得:魔神神話 99 100 猛毒薬 習得:アイテム製作の基本書 101 麻痺薬 102 猛毒弾 習得:毒薬図鑑 103 致死毒 習得:毒薬図鑑 104 毒の水 習得:毒薬図鑑 105 暗黒水 習得:猛毒一覧 106 封印の水 習得:猛毒一覧 107 死の雨 108 漆黒の水 109 破滅の水 110 黄泉への片道切符 習得:天使の秘密 111 闇の雫 習得:魔界図鑑 112 113 万能薬 習得:アイテム製作の基本書 114 アンプルシューター 115 復活薬 習得:癒しの書 116 リジェネレーター 習得:快癒の書 117 蘇りの水 習得:快癒の書 118 フェニックスの火 習得:奇跡の医療書 119 不滅の霊薬 習得:奇跡の医療書 120 蓬莱の玉薬 習得:天使の秘密 121 神秘の薬 習得:魔界図鑑 122 123 きのこスープ 習得:アイテム製作の基本書 124 おいしいきのこ鍋 習得:女の子のお料理・発展編 125 魔法の青汁 習得:女の子のお料理 126 長寿の霊薬 習得:女の子のお料理・発展編 127 蓬莱のタケノコご飯 習得:女の子のお料理・発展編 128 幻想の花の蜜 習得:女の子のお菓子作り 129 特製さくらんぼタルト 130 ヒーリングワイン 131 神仙薬 132 特製バースデーケーキ 133 特製ショコラッテ 134 お祝いペアケーキ 135 魔界の薬 習得:魔界図鑑 136 137 138 うに 習得:アイテム製作の基本書 139 うにLv.2 140 固いうに 習得:不思議なうに 141 とげとげの石 習得:不思議なうに 142 すごいうに 習得:不思議なうに 143 うに爆弾 習得:人はうにを求めて…… 144 うにクラスター 習得:人はうにを求めて…… 145 銀のナイフ 146 うにLv.3 147 うにLv.4 148 うにLv.5 149 うにLv.6 150 うにLv.7 151 ソウルジャベリン 152 うにLv.8 習得:究極のうに 153 アルティメットうに 154 155 生きてる縄 習得:生命の本 156 自動人形 習得:人形の書 157 砲撃人形 習得:人形の書 158 自爆人形 習得:人形の書 159 魔法人形 160 すごいとんかち 習得:工芸基本書 161 すごいのこぎり 習得:工芸基本書 162 かがやくおの 習得:工芸基本書 163 ダイヤモンドカッター 164 ブリッツスタッフ(赤) 習得:魔法の理 165 ブリッツスタッフ(青) 166 ブリッツスタッフ(緑) 167 龍神像 習得:魔法の理 168 結界守の像 169 竜の息吹 170 羽魚扇 171 爆裂樽 172 究極爆裂樽 173 174 時の石版 習得:時空の書 175 竜の砂時計 習得:時空の書 176 やさしいこころ 177 いてつくこころ 178 さびた鎖 179 茨の鎖 180 181 182 183 184 185 産業廃棄物 186 産業廃棄物X 武器 +... 番号 名前 入手法・性能等 備考 1 2 マジックワイヤー アリス初期装備 ドールズワイヤーの材料 3 4 愛用の箒 魔理沙初期装備 スターライトマジックの材料 5 6 退魔札 霊夢初期装備 神魔の札の材料 7 8 風扇 文初期装備 風神扇の材料 9 10 ソード 夢子初期装備 ロイヤルソードの材料 11 12 ナックル 美鈴初期装備 オーラナックルの材料 13 14 ウィップ こいし初期装備 イマジネーションカッターの材料 15 16 オーラ こころ初期装備 バインドモーションの材料 17 18 ロングソード 入手:香霖堂 各種属性剣、オーロラブレードの材料 19 刀 入手:香霖堂 一閃刀の材料 20 のこぎり剣 入手:香霖堂 21 ガリアンソード 入手:香霖堂 22 レーザーブレード 入手:香霖堂 エナジーブレードの材料 23 フレイムソード 入手:にとりの合成 24 氷柱剣 入手:にとりの合成 25 ボルテックソード 入手:にとりの合成 26 一閃刀 入手:にとりの合成 ダマスカスブレードの材料 27 オーロラブレード 入手:にとりの合成 マジックスレイヤーの材料 28 エナジーブレード 入手:にとりの合成 29 ダマスカスブレード 入手:にとりの合成 30 マジックスレイヤー 入手:にとりの合成 31 32 手槍 入手:香霖堂 ポールアックスの材料 33 ランス 入手:香霖堂 34 トライデント 入手:香霖堂 風神の槍の材料 35 金剛槍 入手:香霖堂 真・金剛槍の材料 36 薙刀 入手:香霖堂 妖怪退治の槍の材料 37 風神の槍 入手:にとりの合成 閃光の槍の材料 38 真・金剛槍 入手:にとりの合成 ミョルニールの材料 39 妖怪退治の槍 入手:にとりの合成 真・妖怪退治の槍の材料 40 ポールアックス 入手:にとりの合成 41 閃光の槍 入手:にとりの合成 42 真・妖怪退治の槍 入手:にとりの合成 43 妖精の槍 ドロップ:ノーム 後半、香霖堂でも購入可能 44 死者の鎌 ドロップ:デュラハンヘッド 後半、香霖堂でも購入可能 45 46 ハンドアクス 入手:香霖堂 47 ビッグハンマー 入手:香霖堂 ボルケーノハンマー、ギガンティックアックスの材料 48 バトルアックス 入手:香霖堂 旋風の斧、大地の斧、雷神の斧の材料 49 ボルケーノハンマー 入手:にとりの合成 50 旋風の斧 入手:にとりの合成 51 大地の斧 入手:にとりの合成 52 ミョルニール 入手:にとりの合成 53 ギガンティックアックス 入手:にとりの合成 ギガクラッシャーの材料 54 雷神の斧 入手:にとりの合成 55 ギガクラッシャー 入手:にとりの合成 56 猛毒の斧 ドロップ:ソルジャースケルトン 後半、香霖堂でも購入可能 57 オーガハンマー ドロップ:巨人 後半、香霖堂でも購入可能 58 59 木の杖 入手:香霖堂 60 鉄の杖 入手:香霖堂 61 マジカルロッド 入手:香霖堂 62 癒しの杖 入手:香霖堂 63 光の杖 入手:香霖堂 64 ホーリーロッド 入手:香霖堂 65 ソウルエンチャンター 入手:香霖堂 66 魔法の杖 67 マジシャンズオブダークネス ドロップ:鬼人 後半、香霖堂でも購入可能 68 大地の祈り 69 70 破魔札 入手:香霖堂 71 結界札 入手:香霖堂 御守の札、奇跡の札の材料 72 吸魔札 入手:香霖堂 封滅の札の材料 73 封印の札 入手:香霖堂 74 御守の札 入手:にとりの合成 陰と陽の札の材料 75 奇跡の札 入手:にとりの合成 陰と陽の札の材料 76 封滅の札 入手:にとりの合成 陰と陽の札の材料 77 陰と陽の札 入手:にとりの合成 78 フラッシャー ドロップ:ゴーレム 後半、香霖堂でも購入可能 79 天地の札 80 81 クリティカルスラッシャー 82 マジックブレード ドロップ:モンスターナイト 後半、香霖堂でも購入可能 83 ダマスカスソード 入手:にとりのイベント 後半、香霖堂でも購入可能 84 バニッシャー ドロップ:ときわすれの子 後半、香霖堂でも購入可能 85 キャット・オ・ナインテイル ドロップ:玉藻の前 後半、香霖堂でも購入可能 86 エンジェルウィスパー ドロップ:死の天使 後半、香霖堂でも購入可能 87 龍鱗の剣 入手:にとりのイベント 龍鱗石×5と交換 88 カスケードハンマー 入手:にとりのイベント 89 はたき 90 ムーンファルクス 91 アルツベックシュヴァート 入手:香霖堂 92 アルツベックシュヴァート・ツヴァイ 入手:香霖堂 93 水神の槍 ドロップ:雨の神 94 石神の牙 ドロップ:ガーゴイル 95 神魔の剣 習得:魔神神話 96 エンジェリックアロー ドロップ:神天使 97 漆黒の闇 ドロップ:黒魔人 98 究極の刃 入手:水中神殿 99 アリス・シュレッセル 入手:水中神殿関連イベント 100 封魔剣 ドロップ:真魔 101 102 ドールズワイヤー 入手:にとりの合成 マリオネットワイヤーの材料 103 スターライトマジック 入手:にとりの合成 スターダストナイトの材料 104 神魔の札 入手:にとりの合成 現世の札の材料 105 乾と坤の札 入手:にとりの合成 幽世の札の材料 106 風神扇 入手:にとりの合成 竜神扇の材料 107 ロイヤルソード 入手:にとりの合成 レイヴソードの材料 108 オーラナックル 入手:にとりの合成 パワードナックルの材料 109 イマジネーションカッター 入手:にとりの合成 アンコンシャスソードの材料 110 バインドモーション 入手:にとりの合成 ソウル・オブ・ソウルの材料 111 魔界の炎 神綺初期装備 112 マリオネットワイヤー 入手:にとりの合成 113 スターダストナイト 入手:にとりの合成 114 現世の札 入手:にとりの合成 115 幽世の札 入手:にとりの合成 116 竜神扇 入手:にとりの合成 117 レイヴソード 入手:にとりの合成 118 パワードナックル 入手:にとりの合成 119 アンコンシャスソード 入手:にとりの合成 120 ソウル・オブ・ソウル 入手:にとりの合成 防具 +... 番号 名前 入手法・性能等 備考 1 2 普段着 一部キャラの初期装備 3 巫女服 一部キャラの初期装備 4 丈夫な服 入手:香霖堂 5 防刃服 入手:香霖堂 6 羽の服 入手:香霖堂 7 茜色の服 入手:香霖堂 8 プロテクター 入手:香霖堂 9 亜麻色の服 入手:香霖堂 10 ゴスロリ服 入手:香霖堂 11 桜色の服 入手:香霖堂 12 あぶないしふく 入手:香霖堂 13 羽衣 入手:香霖堂 14 金剛の服 入手:香霖堂 15 疾風の服 16 焦熱の服 17 ナイトドレス 18 不思議な巫女服 19 特殊甲冑 20 金剛甲壁 21 海竜のうろこ 22 透明の服 23 24 銀糸の服 入手:香霖堂 25 防火服 入手:香霖堂 26 魔法使いのローブ 入手:香霖堂 27 オーラプレート 入手:香霖堂 28 魔光の服 入手:香霖堂 29 耐魔装甲 入手:香霖堂 30 エンシェントローブ 入手:香霖堂 31 黒魔の下着 入手:香霖堂 32 魔神の服 33 魔光の服 34 金毛の服 35 星の服 36 シャッタープレート 37 封魔装甲 38 魔女のマント 39 老師のマント 40 41 ブレストプレート 入手:香霖堂 42 アイアンアーマー 入手:香霖堂 43 フルプレート 入手:香霖堂 44 フルアーマー 入手:香霖堂 45 超魔装甲 入手:香霖堂 46 天人の鎧 入手:香霖堂 47 赤の鎧 入手:香霖堂 48 リフレックス 入手:香霖堂 49 戦意高揚の鎧 入手:香霖堂 50 獣王の鎧 入手:香霖堂 51 メイド服 52 グランドアーマー 53 ヒーリングプレート 54 ミスリルアーマー 55 オリハルコンアーマー 56 死者の鎧 57 58 バトルアーマー 入手:香霖堂 59 武者鎧 入手:香霖堂 60 神魔装甲 入手:香霖堂 61 龍神の鎧 入手:香霖堂 62 光神の鎧 入手:香霖堂 63 セクシーな下着 64 魔神のマント 65 ルビープレート 66 ナノスキンアーマー 67 白いマント 68 ブーステッドアーマー 69 70 手袋 入手:香霖堂 71 手甲 入手:香霖堂 72 かぎ爪 入手:香霖堂 73 白い手袋 入手:香霖堂 74 紋章甲 入手:香霖堂 75 鋼のグローブ 入手:香霖堂 76 魔装甲 入手:香霖堂 77 エンジンつき手甲 入手:香霖堂 78 隠し腕 入手:香霖堂 79 守護の腕 入手:香霖堂 80 封魔の甲 81 イーヴルリング 82 花のリング 83 ルビーガード 84 魔界結晶体 習得:封魔の本 85 プロテクトシールド 86 契約の指輪 87 魔神の結晶 88 89 木の盾 入手:香霖堂 90 鉄の盾 入手:香霖堂 91 風の盾 入手:香霖堂 92 双盾 入手:香霖堂 93 とげつきの盾 入手:香霖堂 94 光波の盾 入手:香霖堂 95 光の盾 入手:香霖堂 96 あんこくの盾 入手:香霖堂 97 龍の盾 入手:香霖堂 98 さいきょうの盾 99 マジックバリア 100 オリハルコンシールド 入手:にとりのイベント 後半、香霖堂でも購入可能 101 フレイムシールド 102 ホーリーシールド 103 シールド・オブ・アリス 入手:にとりのイベント 104 105 普通の帽子 入手:香霖堂 106 りぼん 入手:香霖堂 107 羽根つき帽子 入手:香霖堂 108 魔法の帽子 入手:香霖堂 109 詩人の帽子 入手:香霖堂 110 氷の帽子 入手:香霖堂 111 かっこいい帽子 入手:香霖堂 112 秘密の帽子 入手:香霖堂 113 花の冠 入手:香霖堂 114 115 ときのぼうし 入手:香霖堂 116 月の帽子 入手:香霖堂 117 太陽の帽子 入手:香霖堂 118 リボン 119 ねこみみヘアバンド 120 雪の花 121 バースデーリボン 122 123 124 鉢金 入手:香霖堂 125 安全帽子 入手:香霖堂 126 鉄兜 入手:香霖堂 127 ふんわり帽子 入手:香霖堂 128 一角獣の帽子 入手:香霖堂 129 水晶の帽子 入手:香霖堂 130 燃える鉢巻 入手:香霖堂 131 魔光の帽子 入手:香霖堂 132 大地の帽子 入手:香霖堂 133 ラッキーヘルメット 入手:香霖堂 134 勇者の帽子 入手:香霖堂 135 巨大な帽子 入手:香霖堂 136 夢の帽子 入手:香霖堂 137 暁の帽子 入手:香霖堂 138 月光の帽子 139 花の冠 140 てんしのわっか 141 142 防毒の御守 入手:香霖堂 143 サングラス 入手:香霖堂 144 おしゃべりフラワー 入手:香霖堂 145 りゅうきしの兜 入手:香霖堂 146 フライパン 入手:香霖堂 147 避雷針 入手:香霖堂 148 写真 入手:香霖堂 149 黄泉の渡し賃 入手:香霖堂 150 健康祈願の御守 151 奇跡の護符 152 簡易結界 153 界の要 154 奇跡の御守 155 厄除けの御守 156 すごい奇跡の御守 157 封印の鍵 158 大きな盾 入手:香霖堂 159 防弾チョッキ 入手:香霖堂 160 耐火の御守 入手:香霖堂 161 水のイヤリング 入手:香霖堂 162 風のマフラー 入手:香霖堂 163 雷の種子 入手:香霖堂 164 大地の篭手 入手:香霖堂 165 輝きの真珠 入手:香霖堂 166 黒い結晶 入手:香霖堂 167 四界の衣 168 蒼空のオーブ 169 灰色のリング 170 遍く神々の詔 171 夢幻の界目 172 四天の衣 173 六柱結界 174 幻想の狭間 175 解呪の鍵 176 爪 入手:香霖堂 177 脇差し 入手:香霖堂 178 波動の奥義 入手:香霖堂 179 自動弾幕発生器 入手:香霖堂 180 小盾 入手:香霖堂 181 小型結界 入手:香霖堂 182 ソードバリア 入手:香霖堂 183 智慧の本 入手:香霖堂 184 魔の光 入手:香霖堂 185 古代の石版 入手:香霖堂 186 魔法のマント 入手:香霖堂 187 月の石 入手:香霖堂 188 ロケットブーツ 入手:香霖堂 189 反重力発生装置 入手:香霖堂 190 RGS脚部限定 入手:香霖堂 191 みかわしのマント 入手:香霖堂 192 ひらめきの光 193 しろい仮面 入手:香霖堂 194 特別な音速 入手:香霖堂 195 秘密の巾着 入手:香霖堂 196 幸運の花 入手:香霖堂 197 幸運の星 入手:香霖堂 198 天使の花束 入手:香霖堂 199 幸せの御守 200 見えない下着 201 魔界契約書 202 火炎の魂 203 原初の渦 204 スペシャルブースター 205 封印世界 大事なもの +... 番号 名前 入手法・用途等 備考 1 小麦粉 2 絹の糸 3 裁縫セット 4 染め物セット 5 上質な絹 6 鮮やかな染料 7 輝く糸 8 金鉱石 9 霊気 10 蓬莱の竹 11 枯れた桜の花びら 12 神気の欠片 13 清浄な空気 14 霊気の塊 15 霧の結晶 16 17 鈍色の薬品 18 幻想色の花 19 エンチャントカラー 20 龍の角 21 生命の炎 22 神秘の実 23 いにしえのかけら 24 魔光石 25 龍鱗石 26 27 中和剤 習得:アイテム製作の基本書 28 精製水 習得:アイテム製作の基本書 29 蒸留水 習得:女の子のお料理 30 砂糖 習得:女の子のお料理 31 すごい砂糖 習得:女の子のお料理・発展編 32 砂糖菓子 習得:女の子のお料理 33 素敵なクリーム 習得:女の子のお菓子作り 34 ふわふわパン 習得:女の子のお菓子作り 35 アクアドロップ 36 水の欠片 37 炎の欠片 38 風の欠片 39 土の欠片 40 雷の欠片 41 炎の石 習得:鉱物加工指南書 42 水の石 習得:鉱物加工指南書 43 風の石 習得:鉱物加工指南書 44 土の石 習得:鉱物加工指南書 45 雷の石 習得:鉱物加工指南書 46 無色の石 習得:金属作成書 47 魔法結晶体 習得:金属作成書 48 ミスリル 習得:魔法結晶作成書 49 ダマスカス鋼 習得:魔法結晶作成書 50 オリハルコン 習得:魔法結晶作成書 51 ハイ・エクスチェンジャー 習得:謎の本 52 EXマテリアル 習得:謎の本 53 太陽光石 54 すごく元気な箒 習得:封魔の本 55 大きな賽銭箱 56 生きてるゴミ箱 習得:生命の本 57 生きてる箒 習得:生命の本 58 青い薬品 習得:薬品の書 59 赤い薬品 習得:薬品の書 60 白い薬品 習得:薬品の書 61 銀のペンダント 習得:女の子のおしゃれ 62 金のネックレス 習得:女の子のおしゃれ 63 金の指輪 習得:女の子のおしゃれ 64 霧の花 習得:女の子のおしゃれパート2 65 霧の彫像 習得:女の子のおしゃれパート2 66 宝石草 習得:封魔の本 67 おしゃれな洋服 習得:裁縫の基本 68 おしゃれな和服 習得:裁縫の基本 69 耐火服 習得:裁縫の基本 70 きれいな和服 71 防炎服 72 とても肥沃な土 習得:封魔の本 73 大きなザック 74 大きなバスケット 75 輝く砥石 76 秘伝の奥義書~写し~ 77 賢者の石 習得:エルスクーラリオ 78 金 習得:エルスクーラリオ 79 魔物祓い 80 強烈な魔物祓い 81 癒しの書 82 工芸基本書 83 毒薬図鑑 84 爆薬の魂 85 女の子のお料理 86 女の子のお菓子作り 87 裁縫の基本 88 鉱物加工指南書 89 女の子のおしゃれ 90 不思議なうに 91 生命の本 92 薬品の書 93 時空の書 94 快癒の書 95 猛毒一覧 96 爆発バカ一代 97 人形の書 98 女の子のお料理・発展編 99 金属作成所 100 女の子のおしゃれパート2 101 人はうにを求めて…… 102 魔界の書 103 天使の秘密 104 魔神の日記 105 奇跡の医療書 106 謎の本 107 エルスクーラリオ 108 魔法結晶作成書 109 究極のうに 110 魔法の理 111 魔界図鑑 112 魔神神話 113 封魔の本 114 導きの道標 115 紅玉の印章 116 竜の砂時計~ルイズスペシャル~ 117 ルビー 118 月の石 119 折れた柄 習得:封魔の本 120 朽ちた刃 習得:魔神神話 121 ふしぎな本 122 ふしぎな本~第二巻 123 ふしぎな本~第三巻 124 ふしぎな本~第四巻 125 正体不明の杖 126 はたき 127 時計 トップに戻る
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第四話「土くれ・フーケ発見!」 「だから、それは動詞じゃなくて形容詞だってば」 「むぅ……」 姦し三人娘が買物を終え、イリーナが帰る途中で手ごろな岩を持ち帰ろうとして馬にストライキを起こされていた頃、ヒースはまだギーシュとのお勉強を続けていた。 「あーつまりだ、ここの形容詞がこの部分にかかってると」 「そうそう、凄いじゃないか。まだ文字を学び始めて六日しか経っていないのに、もうそこまで理解するなんて」 「はっはっは、それはこの俺様が天才だからだ。褒め称えろ」 矢鱈と偉そうなヒースを凄い凄いと、ぱちぱち拍手して褒めるギーシュ。 妙に仲が良い二人であった。 朝からぶっ続けていたためか、ギーシュが今日はここまでと宣言すると部屋の外へ出て行く。 先日フラれた金髪の少女、モンモランシーのところへ出向くらしい。 仲直りしようとかなり必死のようだった。 そんなギーシュを見送るとヒースは一通の手紙をしたため“アポート”を使い、小箱を呼び寄せる。 蓋を開けると羊皮紙が折りたたまれて入っており、それを取り出すと羊皮紙の端をナイフで切り、代わりに先ほど書いた手紙を入れた。 小箱を適当にベッドの上に放ると、椅子に座って取り出した手紙を読み始める。 「流石に三日やそこらじゃ進展はなしか」 要約すると、現在調査中という内容だった。末尾にハーフェンという名が記されている。 ベッドに目をやると、小箱はすでに持続時間が切れもとの場所へと戻ったようだった。 あの決闘の後、ヒースは精神力不足により初日に試せなかった“アボート”による物品の召喚を試みた。 正直なところ成功するかどうかヒースは不安だったが、それは杞憂に終わり、召喚に成功した。 そうして、自らが敬愛するハーフェン師が気付くことをファリスに祈りつつ、現状を記した手紙をしたため、召喚した小箱へと入れたのだった。 結論から言えば、その手紙はあっさりと発見された。 二人が突然消えたことをマウナとエキューに説明されるとハーフェン師は、ヒースが生きているのならそのように連絡を取ってくると推測。 魔術師ギルド内にあるヒースの自室を探り、手紙が入った小箱を発見した。 そして互いに情報交換をしたヒースとハーフェン師は、元に戻る方法を探りつつ、定期的に情報をやりとりすることとなった。 ただ、理論上は戻る方法はすでに判明している。 異世界をも見ることが可能な非常に強力な遠見の水晶球と、“ゲート”の魔法。 この二つを用いればフォーセリアとハルケギニアを行き来することは不可能ではない。 しかし、そのどちらも使えないのが現状だ。 それほどまでに強力な遠見の水晶球は、危険なアイテムが大量に封印されている『禁忌の間』においてすら存在していない。 “ゲート”に至っては520年前、魔法王国カストゥールの崩壊と共に失われたとされている。 難儀なことだ。ヒースはつくづくそう思った。 ハルケギニアが異世界だと言うことと、このアレクラストとのやり取りをヒースはイリーナに話していない。 無用な心配をかけたくなかったのだ。 そもそも話したところでどうにかなるものでもないが。 本当に難儀なことだ。そう呟き、ヒースは深いため息を吐いた。 「でぇぇぇぇぇい!」 夜、トリステイン魔法学院の中庭にイリーナの声が響く。 常人では捕らえきれない速度で振るわれた剣が、青銅の女戦士に当たる寸前でぴたりと止まった。 「36回目、と」 「くっ、ワルキューレ!」 キュルケが呟く。ギーシュはそれが聞こえたのか聞こえなかったのか、ワルキューレへ指示を下す。 そんな様子をヒースは“ライト”が掛かった杖を片手に腕を組んで眺めており、その隣でタバサが地面に腰を下ろし、“ライト”の光りを頼りに本を読んでいる。 その面々から少し離れた場所でルイズが延々と何度も魔法を唱え、辺りに爆発を轟かせていた。 事の経緯はこうだ。 剣を買ってもらったイリーナが久しぶりの素振りをするため中庭へ行こうとすると、偶然ギーシュと遭遇し、そのことを聞いたギーシュが、あの決闘の翌日からこっそりしていた特訓の相手になってくれた頼んだ。 イリーナがそれを快諾し二人で訓練していると、その様子を見に来たルイズとヒースが合流。 そうしていると、散歩をしていたキュルケとそれに付き合わされたタバサが訓練の音を聞きつけ集まった。 見ているだけでは暇だったのかルイズが魔法の練習をしだし、今に至る。 「ふぅ……君は強いな、イリーナ。それほどの力があれば竜だって剣で倒せそうだよ」 勢い余ってイリーナに最後のワルキューレを倒され、一先ず休憩となったギーシュは口を開く。 イリーナは暴れたり無いのか、素振りを続ける。 「ドラゴンはまだですけど、ワイバーンなら前、倒したことありますよ。 それにしてもこの使い魔のルーン……でしたっけ? 凄いですね。実際の動きと感覚がここまでずれるなんて初めてです」 ひゅごっ! という音を巻き起こしながら、イリーナが素振りを繰り返す。 もっと丁寧に扱ってくれと、デルフリンガーがぼやくが聞き入られることは無い。 ちなみにあの無駄にでかい鉄塊は使われたら訓練にならないと、ギーシュが懇願してやめさせた。 「ワイバーンを倒した……ねぇ。ここに来る前だから、その使い魔のルーンなしってことよね? どこまで無茶苦茶よ」 キュルケは地面に突き立っている大剣を見つめた。 聞くところによると以前使っていたのはあれより二回りほど小さいらしいが、それでも普通は振り回すどころか持つことさえ困難だ。 確かに、それだけの腕力に後は技量が伴えば不可能では無いだろう。 「僕としてはルーンのほうが無茶苦茶だと思うけどね。人間を使い魔にした場合は皆そうなるんだろうか? まぁ彼女も十分無茶苦茶だけど」 素手、つまりイリーナ自身の純然たる実力で倒されたギーシュは、そう零した。 「うむ、何せイリーナはファリスの猛女だからな。3メイルほどのアイアンゴーレムとも援護があるとは言え一人で渡り合っていたぞ」 はっはっは、とヒースが笑う。彼があちこちで吹聴するイリーナの逸話は学院中に広がっていた。 曰く、戦車の突撃を受け止めた。曰く、熊を一撃で開きにした。曰く、ワイバーンを一撃で切り倒した。曰く、離れたところにいるメイジに巨大な棍棒を投げつけ倒した。 ヒースが流したこの噂で、イリーナがメイジ殺しだという認識が生徒たちの間で確立されてしまったと言っても過言ではない。 多少の誇張や脚色が混じっているが、大体事実なのが恐ろしい。 「しかし……飽きないね、彼女も」 ギーシュは延々と爆発を起こすルイズを見やる。ファイヤーボールの魔法を唱えてるが、発生するのは爆発な上、爆発場所がばらばらだ。 正直近所迷惑なんじゃないかとヒースは思った。 「あの爆発を狙った場所に正確に起こせるようになれば非常に使えるからな。人間程度ならば一撃だろう」 うむ、とヒースが仰々しく頷くと、ルイズの詠唱がぴたっと止まった。 あれ? と首を傾げるヒース。狩人としての第六感が、その身の危険を告げる。 「……ええ、そうね。人間なら当たれば一撃でしょうね。だから、ちょっと実験に付き合ってくれないかしら?」 「ヒース兄さん、流石に今のはちょっとフォローできません……」 ルイズが杖を振り上げ、イリーナがそれを沈痛な面持ちで見つめる。 「はっはっは、ちょっと待て、さっきのは俺様なりの褒め言葉でだな」 「問答無用ーーー!!」 杖が振り下ろされ、ヒースが慌ててしゃがみこむ。すると少々離れた場所に建っている建物の壁が爆発した。 恐ろしく丈夫なはずの壁に罅が入る。 それを見てキュルケは笑い転げ、ヒースは命の危機が去ったと感じたが、すぐにまた悪寒が走った。 「昔の人はこういったわ。下手な魔法も数打てば当たる、って。一体何回目に当たるのかしらね?」 ルイズは凄惨な笑みを浮かべる。そろそろイリーナが止めようかと考えていると、ヒースがなにやら口をぱくぱくさせながらルイズの背後を指差す。 「ルイズー! うしろ! うしろ!」 「はぁ? そんな古典的な方法にひっかかるわけ……」 しかし背後に巨大な気配を感じ振り向くと、そこには30メイルに届こうかという巨大な土ゴーレムが肩に黒いローブを着た人物を乗せ歩いていた。 ルイズはあんぐりと口を開く。 キュルケ、タバサ、ギーシュはすでに逃げ出しており、イリーナは鉄塊片手に突撃しようとしているのをヒースに止められていた。 「ちょ、何でこんなゴーレムがいきなりぃいいいいいいいいい!」 目前まで迫り、ルイズは危うく踏み潰されそうになったが、横っ飛びで避ける。 一瞬前までいた地面に巨大な足でめり込んだ。 「わ、我ながら完璧なタイミングね。お金取れそうなぐらいスリリングだったわ」 ルイズが激しい動悸に肩で息をしていると、土ゴーレムがその巨大な拳を振り上げた。 土ゴーレムの肩に乗っている黒いローブの人物……土くれのフーケは感謝していた。 自らの得意とする錬金が通じず、何とか聞き出した弱点である物理衝撃ですら破壊出来ないと考え諦めかけていた矢先、よく分からない爆発魔法で壁に罅を入れてくれたあの桃色の髪の少女に。 おかげで土ゴーレムを用い、こうして宝物庫の壁を破壊することに成功したのだから。 素早く土ゴーレムの腕を伝い渡り、フーケは宝物庫の中に入り込む。 所狭しと存在する様々な宝物に後ろ髪が引かれるが、それを振り切り奥へと進む。 魅力的だが欲しいものはただ一つ。 そうして様々な壷が置かれた一画で、目的のものを発見した。 どこにでもありそうな鉄製の壷で、蓋にしっかりとした封がされている。 フーケは微笑み、その壷を手に取ると杖を振るい、急いでその場を立ち去る。 『悪魔の壷、確かに領収いたしました。土くれのフーケ』 壁にそう文字が刻まれていた。 巨大な土ゴーレムが肩に黒いローブのメイジと思しき人物を乗せ、魔法学院の城壁をひょいっと乗り越え去って行く。 タバサが口笛を吹くと彼女の使い魔である風竜、シルフィードがどこからか現れその背に跨ると、その土ゴーレムを追う。 「くっ、流石にあれでは追えません……ですけど、あの黒いローブを着た人は何をしてたんでしょうか?」 その様子を悔しげに見ていたイリーナが、壁に空いた大穴を見やり、首を傾げる。 「確かあそこは宝物庫だったから、大方泥棒だろう。あそこまで派手にやらかすともう強盗だとは思うが」 「そういえばあの黒ローブのメイジ、出てくるときに何か壷みたいなものを持ってたわね」 それを聞いたイリーナが突然膝を付くと、両手を握り、祈りの形を作った。 「ああ、ファリス様。我が身の未熟さゆえに至らず、目の前で盗みを許したことをお許しください……」 「いや、あれは流石にどうしようもないんじゃ」 ギーシュが懺悔するイリーナに呆れていると、シルフィードに跨ったタバサが戻ってくるのが視界の端に止まった。 翌朝、トリステイン魔法学院は火事と地震とついでに台風が同時に起こったかのような騒ぎが昨夜から続いていた。 宝物庫に学院の教師たちが集まり、責任の擦り付け合いをする様子を、ルイズたちは眺めていた。 情けない。ルイズが抱いた感情はそれだけだった。 普段風は最強だとか偉そうにしている教師、ギトーが昨夜の当直だったシュヴルーズを非難している。 するとそこに現れたオールド・オスマンが誰も当直まともにしたことないだろう、とギトーを嗜める。 これがトリステイン魔法学院の教師たちだと思うと、ルイズは情けない気持ちで一杯になると同時に、責任は自らも含め皆にあると宣言するオールド・オスマンに尊敬の念を抱いた。シュヴルーズのお尻を撫でていたが。 「で、犯行の現場を見ていたのは誰だね?」 「この四人です」 目撃者を訪ねたオールド・オスマンに、コルベールがさっと進み出て、後ろに控えていたルイズたちを指差した。 イリーナは使い魔であり、ヒースは平民なので数には入っていない。 「ふむ……君たちか」 オールド・オスマンは興味深そうにイリーナをみたのち、視線をヒースへと向けた。 ヒースはじろじろと見られる理由が分からず、居心地が悪そうに身体をもぞもぞとさせる。 「詳しく説明したまえ」 代表してルイズが進み出て、昨夜見たことをそのままに話した。 「あの、大きなゴーレムが突然現れて、宝物庫の壁を壊したんです。 肩に乗っていた黒いローブのメイジが宝物庫から何か壷のようなものを、多分『悪魔の壷』だと思いますけど……。 盗み出した後、またゴーレムの肩に乗って城壁を越えて歩き出して……その後をタバサが風竜で追いましたが、途中で崩れて土になったそうです」 「それで?」 オールド・オスマンはタバサに視線を向け、発言を促した。 「崩れたゴーレムの周囲を探った、けれど誰も居なかった」 「ふむ……」 タバサが簡潔に告げると、オールド・オスマンは豊かな髭を撫でる。 「後を追おうにも、手掛かりナシ、というわけか……」 暫しどうするかオールド・オスマンが悩んでいると、ロングビルの姿見えないことにふと気付き、コルベールに尋ねた。 「ときに、この非常時にミス・ロングビルはどうしたね?」 「それが……今朝から姿が見えないようで。どこへ行ったのでしょう」 噂をすれば影。そうして話しているとミス・ロングビルが息を切らせて現れた。 「どこへ行っていたのですか! ミス・ロングビル! 大事件ですぞ!」 「まぁまぁ、落ち着くんじゃミスタ・コルベール。で、何をしておったんじゃ?」 興奮するコルベールをオールド・オスマンは宥め、ロングビルに尋ねる。 ロングビルは息を整えると、落ち着き払った態度で口を開いた。 「申し訳ありません。朝から、急いで調査しておりましたの」 「ふむ、調査とな?」 「そうですわ。今朝方、起きたら蜂の巣を突付いたかのような大騒ぎじゃありませんか。そして、宝物庫はこの通り。 中に入るとすぐにフーケのサインを見つけましたので、これが国中の貴族を震え上がらせている大怪盗の仕業と知り、すぐに調査を致しました」 「仕事が早いの、ミス・ロングビル。それで、結果は?」 満足げにオールド・オスマンは頷き、ロングビルに発言を促す。 「はい。フーケの居所が判明しました」 「「「な、なんだってー!?」」」 数名の教師から、素っ頓狂な声があがる。 「誰に聞いたんじゃね?ミス・ロングビル」 「はい。近隣の農民に聞き込んだところ、学院から大よそ馬で四時間ほどの森の中の廃屋に入っていった黒ずくめのローブの男を見たそうです。 恐らく、その男はフーケで、廃屋がフーケの隠れ家のひとつでは無いかと」 ヒースの眉がぴくりと跳ね上がる。それにルイズは気付かず叫んだ。 「黒ずくめのローブ? それはフーケです! 間違いありません!」 ふむ、とオールド・オスマンは思案し、ロングビルを射るような鋭い視線で見つめる。 「すぐに王宮に報告しましょう! 王室衛士隊に頼んで、兵隊を差し向けてもらわなくては!」 コルベールがそう叫ぶと、オールド・オスマンはため息を吐き告げた。 「アホか、王室になんぞに知らせている間にフーケは逃げてしまうわ。そもそもこの事態は魔法学院の問題。 身に降りかかる火の粉一つ払えぬようで、何が貴族じゃ。我らだけでこの事件は解決する」 ロングビルが微笑む。オールド・オスマンは一度咳払いをし、集まった教師たちを見回すと有志を募る。 「では、捜索隊を編成する。我と思うものは、手にした杖を掲げよ。…………誰もおらんのか? どうした! フーケを捕まえ、名をあげようと思う貴族はおらんのか!」 オールド・オスマンが困ったかのように顔を見合わせる教師たちを一喝する。 すると俯いていたルイズが杖を掲げ、それをみたイリーナが満足げに頷き、ヒースがやれやれと肩をすくめた。 「ミス・ヴァリエール! 何をしているのです! あなたは生徒じゃありませんか! ここは教師にまかせて……」 「誰も掲げないじゃないですか」 シュヴルーズの言葉に、ルイズはきつく唇を結んで言い放った。教師たちを睨みつけるも、皆一様に顔を背ける。 すると杖を掲げるルイズを見て、キュルケは仕方が無いとばかりに杖を掲げた。 「ミス・ツェルプストー! 君も生徒じゃないか!」 驚いて声を上げるコルベールにキュルケは当然とばかりに言った。 「だって、ヴァリエールには負けられませんわ」 キュルケが杖を掲げたのを見ると、タバサも自らの身長よりも長い杖を掲げた。 「タバサ、あんたは別にいいのよ。関係ないんだから」 「心配」 タバサが簡潔に答えた。キュルケは大層感動したのか、目じりに涙を滲ませてタバサをギュッと抱きしめる。 ルイズも口をもごもごとさせ、ありがとうと、小さくお礼の言葉を呟いた。 「やれやれ……これで掲げなかったらまるで僕が臆病者みたいじゃないか」 最後に、ギーシュが杖である薔薇の造花を掲げた。 「ギーシュ! なんであんたが」 「レディたちだけを戦わせて自分は戦わないなんて、僕の信条に反するからさ。それに、ルイズ。君が行けば使い魔のイリーナも一緒に行く。 すると保護者のヒースも一緒に行く。友人だけを危険に晒すほど、僕は落ちぶれたつもりは無いよ」 ヒースは照れているのか、背中を向けて尻をぼりぼりと掻く。 そんな一同を見て、オールド・オスマンは笑みを浮かべる。 「そうか。では諸君らに頼むとしようか」 「オールド・オスマン! 私は反対です! 生徒たちをそんな危険に晒すわけには!」 「では、君が行くかね? ミセス・シュヴルーズ。何ならミスタ・ギトー、君でも構わないが」 「い、いえ……私は、体調が優れませんので……」 「わ、私も少々体調が……」 シュヴルーズとギトーがわざとらしく咳をする。 「彼女たちは敵を見ている。その上、ミス・タバサは若くしてシュヴァリエの称号を持つ騎士だと聞いているが?」 当のタバサは、驚いた顔をした教師たちの視線を集めているというのに、相変わらず感情が読めない顔でぼけっと突っ立っている。 始めて聞く言葉に、イリーナはルイズを突っついて小声で話しかけた。 「ルイズ、シュヴァリエって何ですか?」 「最下級の爵位のことよ。ただし実績が無いと貰えない、実力者の証みたいなもの。あの子みたいな年齢でそれが与えられるなんて、普通無いわ」 友人であるキュルケも驚いているようだった。宝物庫の中にざわめきが広がる。 「ミス・ツェルプストーは、ゲルマニアの優秀な軍人を多く輩出した家系で。彼女自身の炎の魔法も、かなり強力だと聞いているが?」 オールド・オスマンがそう口にすると、キュルケは得意げに髪をかきあげた。 ついでオールド・オスマンはギーシュに視線を移す。 「ミスタ・グラモンは、かのグラモン元帥の四男坊で。あー彼が作り出す青銅のゴーレムは、中々強いと聞いとる」 ギーシュが薔薇を口に銜え、ポーズを取る。それを見る目は実に白い。 そして最後に、可愛らしく胸を張るルイズにオールド・オスマンは視線を移した。 少々思案し、どうにか褒めようと懸命に頭をひねる。 「その……、ミス・ヴァリエールは数々の優秀なメイジを輩出したヴァリエール公爵家の生まれで、あの烈風カリンの息女じゃ。 その、うむ、なんだ、将来有望なメイジで彼女が起こす爆発の威力はかなりのものと聞いておるが? しかもその使い魔は!」 褒め言葉になってない。必死に頭を捻ったであろうオールド・オスマンを見つめ、ルイズは少しだけ泣きたくなった。 そんなオールド・オスマンの視線はイリーナに向いている。 「平民でありながらそこのミスタ・グラモンと決闘して勝ったという噂だが。それと……うむ、相当な怪力の持ち主だと見受けられる」 一同の目が、イリーナが背負う無駄にでかい大剣に集まる。 オールド・オスマンは思った。 彼女が本当に、本当にあの伝説のガンダールヴなら土くれのフーケ程度に遅れを取ることはあるまい。 というよりあの鉄塊を使いこなせるのなら30メイルはある土ゴーレムとて普通に破壊出来そうだ。 するとコルベールが興奮した様子で口を開く。 「そうですぞ! 何しろ彼女はガンダー……」 オールド・オスマンが慌ててコルベールの口を押える。 「むぐ! はぁ! いえ、なんでもありません! はい!」 教師たちはこの二人何してんだろうと思いつつも、黙ってしまった。 オールド・オスマンは咳払いをし、威厳ある声で言った。 「この四人に勝てるというものがいるのなら、前に一歩出たまえ」 足が踏み出される音がすることはなかった。 オールド・オスマンはルイズたち六人に向き直ると杖を掲げた。 「トリステイン魔法学院は、諸君らの努力と貴族の義務に期待する」 「杖にかけて!」 ルイズ、キュルケ、タバサ、ギーシュの四人は真顔になり直立するとそう唱和した。 それから女性たちはスカートの端をつまみ、ギーシュは右腕を体の前で曲げ、恭しく礼をする。 それを見たイリーナは慌てて真似をし、スカートの端をつまみ礼をする。鎖帷子がじゃらりと音を立てる。 ちなみに、ヒースは鼻くそをほじっており、イリーナに足を思いっきり踏まれて悶絶していた。 「では、馬車を用立てよう。魔法は目的地に着くまで温存し、それで向かうのじゃ。ミス・ロングビル! 彼女たちを手伝ってやってくれ」 ロングビルは深々と頭を下げる。 「元よりそのつもりですわ」 深く下げられ、オールド・オスマンから見えないその顔は、笑みで歪んでいた。 二頭引きの馬車が、ヒースの御者とロングビル道案内で進む。 襲われた場合、素早く飛び出せるよう屋根なし幌なしの荷車のような馬車の御者席で、面倒くさそうな顔をしたヒースが黙々と手綱を握っていた。 暫く上空を飛ぶシルフィードを眺めていたが、飽きたのかキュルケはロングビルに話し掛ける。 「ミス・ロングビル。そういえば貴女はどういう経緯でオールド・オスマンの秘書になったの?」 「経緯ですか? ……そうですね、貴族の名をなくし街の居酒屋で給仕をしていたところ、お客様として来たオスマン氏に誘われまして」 いきなりお尻を撫でてきたのですよ、と微笑みつつロングビルが答えた。 隣で聞いていたキュルケがきょとんとした。 「貴族の名をなくした? ……差し支えなかったら、事情をお聞かせ願いたいわ」 ロングビルは微笑を浮かべるが、その顔にははっきりとした拒絶が浮かんでいた。 「いいじゃないの。教えてくださいな」 キュルケは興味津々な顔で、ロングビルににじり寄った。 ルイズがそれを止めるため手を出そうとすると、イリーナが先んじてキュルケの肩を掴む。 本人は軽く掴んでいるつもりなのだろうが、かなりの力が入っており、キュルケは顔を顰める。 「駄目ですよ、キュルケさん。人が嫌がることを無理に聞いてはいけません」 「何よ、暇だからおしゃべりしようと思っただけじゃないの」 キュルケは掴まれた肩をさすると、ぶすくれて荷台の柵に寄りかかる。 「あんたの国じゃどうか知りませんけど、聞かれたくないことを、無理矢理聞き出そうとするのはトリステインじゃ恥ずべきことなのよ。やっぱりゲルマニアは所詮成り上がりね」 ルイズがそういうと、売り言葉に買い言葉でキュルケが反発し、口喧嘩が始まった。 その様子をギーシュは苦笑しながら眺め、イリーナはおろおろと喧嘩を仲裁し、タバサは気にせず本を読んでいる。 そんな中黙々と手綱を握っていたヒースが、顔を動かさずにロングビルに質問した。 「あー、ミス・ロングビル。元貴族ってことはあんたもメイジなんだろ? 系統と足せる数を聞いてもいいか?」 「土のラインです。その、異なる系統の場合ならば兎も角、同じ系統の場合は力量差が明白に出ますので土のトライアングルと推測されるフーケ相手には、あまりお役に立てないとは思いますが……」 笑顔で答えるロングビルにそうかい、と返事をするとヒースはまた黙々と手綱をとり始めた。 深い森に入り、徒歩での移動を始めた一行は小道を進むと開けた場所へと出た。 中々広いその場所の真ん中にぽつんと小さな廃屋が建っている。 「わたくしが聞いた情報によれば、あの中にいるという話です」 茂みに隠れ相談をした一行は、タバサ主導の下、作戦を立てた。 簡単に言えば偵察兼囮役が小屋にいるフーケをおびき出して、フーケが出てきたところを集中攻撃で沈める。 ただそれだけだ。 そしてその栄えある偵察兼囮役にはイリーナが抜擢された。 すばしっこく、近接戦闘にも長けたイリーナが最適だという満場一致の議決だ。鎧の音がするけど。 イリーナはドラゴン殺しを抜くと、軽くなった身体で小屋へ近づく。 堂々と窓から中を覗き見る様子にヒースは頭を抱えるが、フーケがいなかったのかイリーナは腕を交差させ誰もいなかったときのサインを出した。 隠れていた一行は恐る恐る近づき、タバサがドアに向け杖を一振りすると罠は無いと呟き、中へと入っていった。 キュルケにイリーナ、ルイズが続いて中に入り、ギーシュは見張りをしていると言って外に残る。 そして辺りの偵察をしてくるというロングビルをヒースは呼び止めた。 「あの、何か?」 「いやな、小屋の中にフーケがいないのならその辺りにいるかもしれないんダ。危ないかもしれないかラ、このお守りを預けよウ。 俺様が幼少のころから愛用しているお守りだ、効果はバツグンだゾ」 ヒースが怪しい発音で懐から取り出したファリスの聖印をロングビルに手渡す。苦笑しつつもロングビルはそれを受け取り、森の中へ消えていった。 「おや、ヒース。君はミス・ロングビルみたいなのが好みなのかい?」 その様子を見ていたギーシュがおどけた調子でヒースをからかう。しかしヒースはあくまで真面目な顔で呟いた。 「いや、単なる保険だ。杞憂に終わればそれでいいんだがな……」 そういうと小屋の中へ入っていく。 ギーシュは一人首を傾げた。 「あっけないわね!」 ヒースが小屋に入ると、キュルケがそう叫んだ。 タバサが鉄製の壷を両手に抱えている。イリーナとルイズもどこか拍子抜けした顔だ。 「なんだなんだ。もう目的の『悪魔の壷』とやらが見つかったのか? フーケとかいう盗賊も随分まぬ……おい、なんでそれがこんなところに」 『悪魔の壷』を見たヒースが目を見開く。その顔は驚愕に染まっていた。 「どうしたんですか、ヒース兄さん。あの壷に見覚えでも?」 イリーナがきょとんとした顔でヒースを見つめる。 「見覚えも何もお前、そいつは……」 「うわあああああああああああああああ!」 突如として、外で見張りをしていたギーシュの悲鳴が響いた。 一斉にドアのほうに向くと、測ったかのようなタイミングで小屋の屋根が良い音を立てて吹き飛ぶ。 吹きさらしになったため、良く見えるようになった青空に巨大なゴーレムの姿があった。 「ゴーレム!」 キュルケが叫ぶと、タバサが素早く反応し呪文を唱えた。 巨大な竜巻が巻き起こり、ゴーレムにぶつかるがゴーレムは小揺るぎもしない。 ついでルイズ、キュルケが杖を取り出し魔法を打ち込むがルイズの爆発は表面に小さな穴を穿ったのみに留まり、キュルケの炎はゴーレムを包んだが全く効果をなさない。 「無理よこんなの!」 キュルケがまたも叫ぶ。ギーシュがワルキューレを三体作り出し突撃させたが、文字通り一蹴されている。 「退却」 タバサがそう呟く。 上空から降りてきたシルフィードのところへキュルケとタバサ、ギーシュは一目散に逃げ出した。 ヒースは“フライト”の魔法を使いふわりと空に舞い上がる。 その際何度もゴーレムに魔法を使っていたルイズを抱え上げるのを忘れない。 「ちょっと! 放しなさい! どこ触ってるのよ!」 「アホ、あんなもんと真正面から戦おうとするな。空からのが安全だろーが。真正面から戦うのはイリーナに任せとけ、踏み潰されるぞ」 暴れていたルイズはその正論にうぐっ、と黙った。 暴れるのをやめ、ヒースの手でシルフィードまで大人しく運ばれる。 その様子を見届けたイリーナは、ドラゴン殺しを構え一度息を深く吸い込むと叫んだ。 「イリーナ・フォウリー! 突貫します!!」 拳を振り上げたゴーレムへイリーナは突撃し、振り下ろされた拳へ鉄塊を正面から叩きつける。 グワラゴワラガキーン! 「はへ?」 衝突の寸前、鋼鉄へと変じたゴーレムの腕を半ばまで切り裂いた鉄塊が、無茶苦茶な音を立て半ばから折れる。 イリーナは何が起こったのかわからない、という顔でそれを見つめた。 「あ………………アホかあああああああああああああああああああああああああああ!」 ヒースが叫ぶ。シルフィードの背に跨る四人もいろんな意味で信じられないものを見た顔をしていた。 「ゴーレムの質量と鋼鉄同士が正面衝突した場合の衝撃を考えろ! 昨日壁を壊すとき拳が鉄に変わったの見てなかったのかお前は!!」 「そ、そんなこと言われたってええええええええええええ! いけると思ったのにぃいいいいいいいいいい!」 半泣きになりながらイリーナは折れたドラゴン殺しを投げ捨て、デルフリンガーを抜く。 「おお!ついに俺の出番か! ……出番無くていいから鞘に収めておいて! お願いだから! もう世の中飽き飽きしてたのって嘘だから!」 折れてゴーレムの腕にめり込んでいる自分より遥かに大きく分厚く重い鉄塊を見て、デルフリンガーは金具を盛大にカタカタさせて叫ぶ。 「大丈夫です! 同じ轍はあんまり二度踏みません!」 「それ時々踏むってことじゃねーか!」 戦いは始まったばかりだった。 フーケは歯噛みする。予定が狂った。 彼女は自分の魔法に絶対的な自信を持っている。 別に最強だとか考えているわけではない。 ただ学院で平和に過ごしているような連中ならば、教師が数人相手でも負けないだけの自信があった。 だが今、自分が作り出した土ゴーレムと真正面から戦っている少女はなんだ? 最初にあの冗談のように大きな剣を物の見事に叩き折ったときは、思わず笑い転げるのを我慢した。 しかし、もう一本の錆びた長剣に持ち替えてから、動きが変わった。 何も先ほどより早くなったわけじゃない。 戦い方が真正面からぶつかりあう形から、動きでこちらを翻弄し的確に足を切り裂いて来るよう変化しただけだ。 その動きが、兎に角早い。鈍重なゴーレムの拳では、偶然でも起きない限りとてもじゃないが当てられるとは思えなかった。 そして事実、まったくといっていいほど掠りもしない。 当たれば倒せるのだ。どんな人間であれ、30メイルものゴーレムの拳が直撃すれば死は免れない。だが、当たらない。 ゴーレムが切り裂かれるたび再生させてはいるが、それにも限界がある。 フーケは『悪魔の壷』を諦めることも、視野に入れ始めていた。 ヒースはそんな妹分の戦いを見て、放って置いても大丈夫だと判断した。 あのゴーレムの再生力の限界がどれほどか知らないが、即席で作り上げ動かしているのだからいずれは限界が来る。 それがいつだかは分からないが、それほど長くは無いだろうから、イリーナはそのうち倒すだろう。 だが戦いに絶対は無い。鈍重とはいえその力は恐ろしく、直撃を食らえば頑丈なイリーナも一撃でぺしゃんこになる。 ゆえに、危険を少しでもさっさと減らすために彼は動いた。 「さて、ゴーレムはイリーナに任せておくとしてだ。フーケはどの辺りにいると思う?」 イリーナの戦いぶりを唖然としてみていた四人に、ヒースは尋ねた。 「へ? ……そうだね、いくらトライアングルクラスといえど、それほど遠くから魔法を使えるわけじゃない。 大雑把ではあるけど指示を出す必要もあるし、近くにいるはずなんだけど……」 土系統のギーシュがその質問に答えた。 彼も規模は遥かに劣るとはいえ同じゴーレムを扱うため、その辺りのことはこの場で誰よりも詳しい。 「つまりフーケはそこらへんの森の中に隠れてる、ってわけだ。それでまた質問だが、ミス・ロングビルはこの大騒ぎの中、どこにいるんだろうな?」 ヒースが肩を竦める。流石にそのような言われ方をすれば、ルイズたちもヒースが何を言いたいのか気付いた。 「ちょっと、あんたまさかミス・ロングビルを疑ってるの? 彼女はオールド・オスマンの秘書よ! 卑しい盗賊なわけ……」 「おかしいと思わなかったか?彼女は朝方事件に気付いたと言ってたのに、昼前には馬で四時間は掛かるこの場所に、フーケが潜伏してるって情報を仕入れてきた。いくらなんでも早すぎる。しかも情報源は農民だ。こんな森の中に農民が何の用がある? フーケが盗みを働いた時間とここまで来る時間を考えれば、農民は日の出前に黒いローブ姿のフーケを森の中で目撃して男だって判断したのか?」 一息でヒースが告げる。普段ふざけている、彼らしからぬ真面目な顔だった。 ルイズたちは絶句していた。 言われてみれば確かに不自然な点が多い、そして盗んだものを放置してるのも考えてみればおかしかった。 「で、でも! その農民がフーケの仲間っていう可能性もあるじゃない! ほら、情報ばら撒いて混乱させるとか!」 その言葉をヒースは、かもな、と肯定した。 あれほどロングビルをフーケと決め付けているかのようなことを言っておきながら、随分とあっさりとした態度だった。 そしてヒースはぶつぶつと何度聞いても聞き慣れない、上位古代語の呪文を唱える。 「だったらもし、ミス・ロングビルがフーケじゃなかった場合、どうするの?」 キュルケが最もな疑問を一同を代表して聞いた。それに対してヒースは肩を竦める。 「そんときゃごめんなさい、って謝ればいいさ。あの辺りだ、さっきの竜巻の魔法で葉っぱ散らしてくれ」 タバサが頷き、ヒースが指差した辺りに竜巻を巻き起こし葉っぱを散らしてゆく。 二、三度そうすると、ロングビルを発見した。上空を飛ぶ五人と一匹を一瞬呆けた顔で見上げた後、背中を見せ走って逃げた。 「ほら、当たりだったろ? 俺様の素晴らしい推測を褒め称えろ! はっはっはっはっは」 自慢げに笑うヒースを無視し、四人は逃げた土くれのフーケの後を追った。 何故ばれた。 フーケは心の底からそう思っていた。 ミス・ロングビル……自分がフーケだと気付かれたのは良い。 今考えればオールド・オスマンに告げたフーケの偽目撃証言は少々無茶だ。 もし、その場で追求されていたら、割と困ったことになっていただろう。 だが特に追求されることも無く通った。 そのことをひそかにほくそえんでいたが、あれは秘宝強奪という事態に冷静さを失っていたからこそ、学院に通じた。 だから冷静なものが少し考えれば不自然さに気付き、ミス・ロングビル=フーケの可能性に辿り着く。それはいい。 だが何故場所まで気付かれた? ゴーレムを操作するために近くにいると推測は可能だろうが、森は広い。隠れるところなんて山ほどある。 しかし明らかにこの辺り、と隠れている場所がバレていた。 隠れていたことが当然と言わんばかりのあの尊大な男の顔と、本当にいたと言いたげな風竜に乗った四人を見れば嫌でも分かる。 何故こんなことに。それもこれも全てあの使い方が分からない壷が悪い。 そうでなければ使い方を知るためにわざわざこんな突発的な計画を……。 「くっ! ああもう! 鬱陶しい! 自然破壊ばっかりして!」 上空からファイヤーボールが飛んでくるのを樹木を盾に防ぐ。 本来メイジは空にいてもあまり役に立たない。 フライを使っている最中は他の魔法が使えないからだ。 ただ騎獣すると話しは変わる。 飛行を騎獣に任せるため、当然のように攻撃に防御に、魔法を使うことが出来る。 そのためフーケは先ほどから逃げるたびに竜巻で隠れ場所を散らされ、飛んでくる火球を防ぎ、前触れが無い爆発を回避することを何度も繰り返していた。 途中、眠りの雲も飛んできたが何故か不思議と眠くはならなかった。 魔法を使おうにもその暇が無い。 戦いはすでにフーケの体力が尽きるか、ルイズたちの精神力が尽きるか、持久戦へと移行していた。 と、フーケは思っていた。 がしゃん、と言う金属音が突如としてフーケの進行方向に現れる。 「ちっ、あの坊やのゴーレム!」 例えドットクラスのゴーレムだとしても、多少の体術の心得程度では通用しない。 走ったまま素早く錬金を唱え、青銅の女戦士をただの土くれへと変える。 これが同じ土系統における実力差の証だった。 実力が上のものはゴーレムの性能が高いだけでなく、錬金でゴーレムをあっさり破壊出来るのだから勝負にならない。 この程度なら一度に何体出てきても、上空からの攻撃を避けつつ対処することは可能だ。 フーケの誤算はたった一つ。 異世界の魔法と言う、本来想定するだけ馬鹿馬鹿しいものであった。 「今度は骨のゴーレム?」 見慣れない、骸骨のゴーレムがフーケの前に立ちはだかる。骨格からして熊だろうか? しかしゴーレムはゴーレムだ、フーケは焦らず錬金をかけた。 だが、土にならない。 「まさかわたしより強力なメイジだっていうの!?」 フーケは焦った。自分はスクウェアに近いトライアングルだという自負がある。 その自分の錬金が通じないと言うことは相手はスクウェアクラスということになる。 だがギーシュ・ド・グラモンはドットであり、先ほど彼の青銅のゴーレムを土くれに変えたばかり。 他の三人は属性が違ったり、そもそも魔法が何故か爆発したりしている。 となると残る一人、あの黙ってればそこそこ美形な三白眼のメイジ。 まさかあの男がスクウェアクラスの土メイジだというのか? その疑問をゆっくりと考えている暇は、フーケには無かった。 「くっ、いきなり抱きつくのは嫌われるわよ!」 骸骨のゴーレムが飛び掛ってくるのを、ギリギリで飛び退けて避ける。 結果、逃げ続けていた足が止まり。 「……チェックメイト、ってところかしら?」 キュルケが微笑みながらそう言い放つ。 いつの間にか風竜から降り立ったルイズたちが、三体のワルキューレと共にフーケの四方を囲んでいた。 その光景を見て、一瞬動きが固まるフーケ。 「あっ……」 骸骨のゴーレムがフーケを羽交い絞めにする。 「どう? 私の考えた作戦、上手く行ったでしょ。途中でギーシュ降ろして、上空からの魔法で誘い込んで取り囲む! 作戦っていうのは大雑把なほうが意外と成功するものなのよ!」 ルイズが自慢げに胸を張る。 「そういうものなのかい? ヒース」 「知らん」 こうして、土くれのフーケはお縄となった。 「何か急に崩れちゃいましたね。一体どうしたんでしょうか?」 「とりあえずもう少し優しく扱ってくれると、俺っち凄い嬉しいんだけどよ」 戦闘中、突如として土くれに返り、崩れたゴーレムの土に埋もれたまま、イリーナは助けを待っていた。 フーケから杖を取り上げ縄でぐるぐる巻きにし、荷台に転がして魔法学院へ帰る途中。 押し黙っていたフーケが口を開いた。 「ねぇ、なんでわたしがいる場所が的確に分かったの?」 一行は顔を見合わせ、相変わらず手綱を取っているヒースに視線を集める。 それに気付いたのか気付かなかったのか、ヒースは振り返って答えた。 「言ったろ? 効果バツグンのお守りだって」 そう言ってヒースはフーケの懐に入っているファリスの聖印を取り出した。 「あ、“ロケーション”ですか、ヒース兄さん」 「うむ、一手二手先を読み対策を打っておいた俺様を褒めることを許すぞ」 はっはっは、と笑うヒースを拍手で褒めるイリーナ。二人以外はさっぱり意味が分かっていない様子だった。 「そういえば……なんでこんな良く分からないことしたの?」 キュルケが転がっているフーケに質問する。フーケは黙ってたところで意味は無いので喋った。 「盗んだはいいけど、使い方が分からなかったのよ。でも、魔法学院のものなら知っててもおかしくない。 だからゴーレムけし掛けて、命欲しさに悪魔とやらを呼び出してくれるのを期待してたんだけど……普通に負けちゃあね」 フーケが自虐的な笑みを零す。だがまだ疑問が晴れないのか、ルイズがさらに質問した。 「じゃあもし、わたし達が使い方知らなかったらどうしてたの?」 「そのときはぷちっと潰して次の連中を連れてくるまでよ。まぁ捕まった今となっては、どうでもいいことだけど」 それを聞いたルイズは顔を紅潮させ、手をフーケに向け振り上げる。 が、途中でイリーナに止められた。 「駄目ですよ、私刑はいけません、邪悪です。後の処罰は法の裁きで決定させなきゃ駄目です」 そういわれ、ふんっ、とルイズは顔を背ける。 魔法学院はもう目と鼻の先だった。 「ふむ……ミス・ロングビルが土くれのフーケじゃったとはな……。 美人だったもので、何の疑いもせずに秘書に採用してしまってたわ」 フーケを捕らえ、戻ってきた六人に学院長室で報告を受けていたオールド・オスマンはそう言って笑い声をあげる。 「一体どこで採用されたんです?」 「街の居酒屋で給仕してるところを誘ったそうですよ」 コルベールの言葉に、ルイズが返す。 「いや、そのな。お尻を撫でても怒らないので、秘書にならないかと、ついな」 「なんで?」 照れたように告白するオールド・オスマンに、何言ってんだこの爺とばかりにコルベールは冷たい視線を向ける。 「カァーッ!」 突如、オールド・オスマンは目を目を剥いて怒鳴り、老人とは思えない迫力を発する。 とはいえ今更凄まれても威厳もへったくれもなかった。 「おまけに魔法も使えると言うもんでな」 「死んだほうがいいのでは?」 咳払いをし告げたオールド・オスマンに、ぼそりとコルベールは呟いた。 そんなコルベールにオールド・オスマンは向きなおし、重々しい、威厳の篭った口調で言った。 「今思えば、あれも魔法学院にもぐりこむ為のフーケの手じゃったに違いない。 何せ何度もわたしの前にやってきて、愛想よく酒を勧める。 魔法学院学院長は男前で痺れます、その髭なんてサイコー、などと媚を売って売って売ってきおって、 尻撫でても嫌な顔一つせん。 惚れてる? もしかして惚れられてる? とか思うじゃろ? なあ? ねぇ?」 必死なオールド・オスマンに何か感じるところがあったのか、コルベールは必死に肯定する。 「そ、そうですな! 美人はただそれだけで、いけない魔法使いですな!」 「その通りじゃ! 君は良いことをいうのぉ、コンパドール君!」 「コルベールです」 その様子をルイズたちは呆れた顔で見ていた、ヒースとギーシュは要所要所で頷いている。 生徒たちの視線に気付いたオールド・オスマンは、うおっほんと咳払いすると、真面目な顔付きをしてみせる。 「さてと、君たちはよくぞ土くれのフーケを捕らえ『悪魔の壷』を取り返してきた」 ヒースを除いた五人が誇らしげに礼をする。 「フーケは城の衛視に引き渡した。『悪魔の壷』も、無事宝物庫に再度収まった。これにて一件落着じゃ」 オールド・オスマンは生徒たちの頭を一人ずつ撫でていく。 「君たちのシュヴァリエの爵位申請を、宮廷に出そうかと思う。追って沙汰があるじゃろう。 といっても、ミス・タバサはすでにシュヴァリエの爵位を持っているから、精霊勲章の授与の申請を出そう」 「ほんとうですか?」 キュルケが驚いた声で尋ねると、オールド・オスマンは柔和な笑みを浮かべ答えた。 「ほんとじゃ。いいのじゃよ、君たちは、そのぐらいのことをしたんじゃから」 「あの、オールド・オスマン。イリーナとヒースには何もないんですか?」 浮かない顔をしていたルイズが良かったですね、と褒めてくるイリーナをみつめた。 「残念ながら、その二人は貴族ではない」 「何にもいらないですよ、私は爵位を得るために戦ったわけじゃないですから」 「俺様はもらえるものなら貰う主義だ」 そう言ったヒースの足がイリーナに踏み付けられる。 その光景を横目に見て、ルイズは意を決したかのように口を開いた。 「オールド・オスマン、その、シュヴァリエの称号、辞退してもよろしいでしょうか?」 「ルイズ!? あんた何言ってるの!」 突然衝撃発言をしたルイズに、キュルケが信じられないものを見るかのような目を向ける。 「そうだよルイズ! 君も知ってるだろう、シュヴァリエは滅多に得られるものじゃない! 例え実力があっても機会に恵まれなければ手に入らないんだよ!」 考え直せ、とギーシュが諭す。 「ふむ……理由を聞いてもいいかね?」 豊かな白髭をオールド・オスマンは撫でながら、ルイズの目を真っ直ぐ見つめた。 「……フーケを捕まえるとき、私あんまり役に立ちませんでした。ゴーレムを相手にしたのはイリーナですし、隠れていたフーケを見つけたのはヒースとタバサ。 追い込むのに別に私がいなくても問題ありませんでしたし、捕まえたときも決め手はギーシュとヒースのゴーレムでした。 シュヴァリエは実力の証。だから、私はシュヴァリエを賜るときは、本当の自分の実力で掴み取りたいんです」 ルイズが声を震わせながら言った。イリーナは、感動したのか目じりに涙が溜まっている。 「……よかろう、辞退を許可する。幸いと言っていいのかどうかわからんが、まだ申請はしとらんしの」 「オールド・オスマン!」 コルベールが声をあげた。シュヴァリエの称号を辞退するなんて、彼は聞いたことが無い。 「はぁ……ヴァリエールがそういうのなら、私も辞退しますわ」 「ミス・ツェルプストー!?」 オールド・オスマンに詰め寄っていたコルベールがキュルケに顔を向ける。 「ヴァリエールがそんな殊勝な心がけをしているのに、私がシュヴァリエを賜るわけにはいきませんもの。実力でもぎ取る、というのなら私が先にもぎ取って見せるわ」 「キュルケ……あんた」 ふふん、と笑うキュルケにルイズは先ほど自分に向けられたのと同じ、信じられないものを見るかのような目を向ける。 「私もいらない」 「ミス・タバサ!?」 「やれやれ、そうすると僕も辞退しなきゃね。こんな状況で一人だけ貰ってたら、空気が読めないとか言われかねないし」 「ああ、ミスタ・グラモンまで……」 異例の事態にコルベールがはげた頭を抱える。そんな様子を見て、オールド・オスマンは実に楽しげに笑った。 「ほっほっほ、よかろう。皆の申請は一時保留と言うことにしておく、気が変わったらいつでも言いなさい」 そういってオールド・オスマンは手をぽんぽんと打った。 「さてと、今日の夜はフリッグの舞踏会じゃ。この通り『悪魔の壷』も戻ってきたし、予定通り執り行う」 あっ、とキュルケが声をあげる。 「そうでしたわ!フーケの騒ぎで忘れておりました!」 「称号や勲章を辞退したとしても、今日の舞踏会の主役は君たちじゃ。用意をしてきたまえ。せいぜい、着飾るのじゃぞ」 ルイズたちは礼をすると、ドアに向かう。 「あれ?ヒース兄さん、いかないんですか?」 「俺はちょっと用がある、先行ってろ」 そうヒースが言うと、イリーナは何のようだろう、と呟きながら部屋を出て行った。 学院長室がヒースとオールド・オスマン、コルベールの三人だけになり、オールド・オスマンはヒースに向き直る。 「さて、なにやら私に聞きたいことがおありのようじゃな」 ヒースは頷く。 「言ってごらんなさい、出来うる限り力になろう。君に爵位を授けることは出来んが、せめてものお礼じゃ」 そういうとオールド・オスマンはコルベールに退出を命じた。 どんな話かと期待してたコルベールはがっくりと肩を落とし、部屋を出て行く。 「あの壷、『悪魔の壷』は俺たちの世界のマジックアイテムだ」 オスマンの目が鋭くなった。 「ふむ、俺たちの世界とな?」 「俺は、この世界の人間じゃない」 「本当かね?」 「本当だ。俺は、ルイズの召喚でイリーナが呼ばれるのを止めようとしたら、一緒に巻き込まれた身でな」 「そうじゃったか……じゃから二人呼ばれたわけじゃな」 あくまでも尊大なヒースの態度を気にすることも無く、オスマンは目を細める。 「あの『悪魔の壷』は正式名称を『悪魔召喚の壷』と言ってな。 蓋を開け合言葉を唱えると中から強力な魔法と強靭な肉体を持った魔神を無作為に呼び出す、小規模のデーモントラップ。 俺たちの世界でも、珍しく、危険なものとして扱われてる。あれをどこで手に入れたんだ? 何でこっちの世界の人間が用途を知ってるかのような名前をつけた?」 鋭い目で睨むヒースにはぁ、とオールド・オスマンはため息を吐いた。 「あれを私に預けたのは、私の命の恩人じゃ」 「預けた? そいつはどうしたんだ? 間違いなくそいつは俺たちと同じ世界……フォーセリアの人間だ」 「分からん。あの壷を私に預けた後、どこかへと旅立ってしまった。今から、半年ほど前の話かの」 「最近じゃねーか!」 思わずヒースが突っ込む。 「半年前、森を散策していた私は、ワイバーンに襲われた。そこを救ってくれたのが、あの『悪魔の壷』の持ち主じゃ。 彼は見たことも無い不思議なマジックアイテムを使いワイバーンを倒すと、ばったりと倒れおった。腹が減っとったらしい」 ヒースは黙って聞いている。 「私は彼を学院へ運び、手厚く看護した。単なる行き倒れじゃからすぐに回復してな、ここが魔法学院で私が学院長だと分かると一つ頼みごとをしてきた。 この壷を鉄壁で知られる宝物庫に封印してくれ、と。彼が言うには、その壷は悪魔を呼び出し、使役することを可能とする危険な壷で封印する場所を探しとったんだそうじゃ。 そうして、私に壷を預けると、いずこかへ旅立っていったのじゃ……」 ちっ、とヒースは舌打ちをする。 その人物はほぼ間違いなくフォーセリアの人間だ。 向こうに戻るための手掛かりになるかもしれないというのに、今は行方知れず。 生きているのか死んでいるかも分からない。だが折角見つけた貴重な手掛かりだ、ヒースは余すことなくその人物について尋ねてみた。 「そいつの容姿は? 何か特徴的なものはなかったか?あと名前」 ふむ、とオールド・オスマンは髭を撫で、少し思い出すかのように目をつぶると、ゆっくり目を開いた。 「若い青年じゃったな、結構美形の。名は……何と言っておったかのう、すまん、忘れた。 特徴的なのは……おお、そういえば彼の額に黒い水晶が埋まっておったの。そっちの世界ではそういうアクセサリーが流行っとるのか?」 ヒースは顎を落とし、同時に頭を抱えた。 何でそんなやつがこの世界にいるんだ! 彼はそう叫びたかった。 額に埋まった黒水晶。それは無限の魔力を得た証、古代魔法王国カストゥールの残滓の証明。 当に滅びたはずの、かつて世界を支配し、一部では神々さえも超えた魔術師たち。 そう、彼らは500年以上も前に滅びたはずなのだ。 無限の魔力を供給する魔力の塔の暴走と、虐げられていた蛮族たちの蜂起によって。 「ふむ、彼がどういう人物か心当たりがあるのかね?」 「ありもあり、大有りだこんちくしょう。そいつは確実に、とっくの昔に滅んだはずの王国の人間だよ」 「どういうことかの?」 ヒースは説明する、フォーセリアの成り立ちを。 始原の巨人の死から始まった神々の誕生と世界創造。 神話の時代、光と闇に別れ互いに争い合い、最終的には竜王たちの炎で死した神々。 その後訪れた暗黒時代と誕生した魔法王国カストゥールの勃興。 魔力の塔崩壊によるカストゥールの最後、そうしてやってきた剣の時代……。 所々法螺が多少入り混じっていたが、その内容をオールド・オスマンは興味深そうに聞き入っている。 「つまり、あの彼は無限の魔力を得た、カストゥール終期の魔術師である、と」 「ああ、魔神が召喚されるようになったのはカストゥール終期に召喚魔術師アズナディールが魔界を発見してからだし、 魔力の塔に至っては滅びる50年程度前に作られたばっかりだ」 説明が終わりため息を吐くヒース。 本当に何故とっくの昔に滅びた国の人間が生きて異世界にいるのだろうか。 その様子を見てオールド・オスマンは口を開く。 「まぁその話題はおいといて、じゃ。もう一人、フォーセリアから来た彼女、ミス・ヴァリエールの使い魔のことなんじゃが」 「あ? イリーナがどうかしたのか?」 ヒースが三白眼でオールド・オスマンは見やる。 「彼女の左手に刻まれてる使い魔のルーンの力には、気付いとるかね?」 「ああ、何かあいつが言うには武器を握ると途端力がみなぎって、身体が羽みたいに軽くなるとか……」 「あれはな、ガンダールヴの紋章と言って、かつて始祖ブリミルが使役したとされる伝説の使い魔の印じゃよ」 そういって、引き出しからコルベールのスケッチと『始祖ブリミルの使い魔たち』という題名の一冊の本を取り出し、とあるページを見せる。 そこにはスケッチと全く同じルーンがあった。 「伝説の使い魔の印?」 「そうじゃ。その伝説の使い魔はありとあらゆる武器を使いこなし、千の軍勢を一人で打ち倒したと言う記述すらある」 ヒースがスケッチと本のルーンをもう一度見比べた。 「何でイリーナが伝説の使い魔なんかになったんだ? つーか何でイリーナじゃなくて俺に話す」 「彼女がガンダールヴになった理由はさっぱりわからん。おぬしに話した理由は、その、彼女ちょっとおつむ鈍そうじゃろ?」 ああ、とヒースは納得した。確かに話したところであまり理解しないだろう。 「まぁ物が物での、迂闊に情報が漏れるのは避けたい。 君ならば信用できると思って話したわけじゃ。じゃから誰にも喋らんといてくれ。 恐らくではあるが、おぬしたちがこの世界にやってきたことと、そのガンダールヴの印は、なにか関係しているのかも知れん」 正直当てにならないと、ヒースは思った。 やはりハーフェン師による救出を期待すべきなのだろうか? 「すまんの、力になれんで。ただ、これだけは言っておく。私はおぬしらの味方じゃ」 そういうとオールド・オスマンは、ヒースを抱きしめた。 「よくぞ、恩人から預かった壷を取り戻してくれた。改めて礼を言うぞ」 「礼はいいから離れろ! 俺は年寄りに抱きつかれて喜ぶ趣味は無い!」 ヒースが暴れると、ほっほっほと笑いながらオールド・オスマンが離れる。 「おぬしらがどういう理屈で、こっちの世界にやってきたのか、私なりに調べるつもりじゃ。でも……」 「でも、なんだよ?」 「何も分からなくても、恨まんでくれよ。なぁに、こっちの世界も住めば都じゃ。何なら嫁さんだって探してやるわい」 ため息を吐く。 ヒースは本当にこの爺は頼りになるのだろうかと思った。 「ああ、そういえば。一つ思い出したんじゃが、恩人の彼は去り際に気になることを言っておってな」 「気になること?」 「うむ、『近いうち、ハルケギニアは大きな戦乱に巻き込まれるかもしれない。許してくれ』と」 「なんだその意味深な発言は」 「わからん」 そういうと、オールド・オスマンは水パイプを銜え吹かし始めた。 もう聞くことは無いと、ヒースが部屋の外へ出ようとする。 「おおそうじゃ、ヒースクリフ君」 「なんだ、まだなんかあるのか?」 ヒースが鬱陶しげに振り向く。オールド・オスマンは好々爺な笑みを浮かべた。 「あの遠見の効果を打ち消す魔法、便利なもんじゃな」 ドアをヒースは後ろでに閉める。 「……喰えない爺だ」 そう言って、最近増えたため息をまた吐くのだった。 ヒースはパーティ会場となったアルヴィーズの食堂二階のバルコニーで、ちびちびとワインを飲んでいた。 考えることが多すぎて騒ぐ気になれなかったのだ。 バルコニーから中を見やると、キュルケが男たちに囲まれている。相変わらず大人気のようだ。 ギーシュも相変わらず女の子たちに声をかけて……あ、モンモランシーに引っ叩かれた。 そんな中タバサは一人黙々と料理と格闘している。 黒いパーティドレスを着た彼女は大変可愛らしく、何人かの男が声をかけているが、合えなく撃沈していた。 そして、その美貌を惜しげもなく晒し、パーティの話題を一手に掻っ攫っていたルイズは、その美貌にやっと気付いた男たちにダンスを申し込まれていた。 そうやって誘われることは余りなれてないようで、少々困っているのが見ていて楽しい。 やがて楽士たちにより、音楽が奏でられダンスが始まる。ルイズとキュルケは忙しそうに次々と相手を代えていた。 タバサはずっと料理と格闘を続けており、ギーシュは頬に紅葉を作りながらも、モンモランシーをダンスに誘うことに成功したらしい。 各自、それぞれパーティを楽しんでいるようだった。 「お月見ですか、ヒース兄さん」 そう声をかけられ、ヒースは振り向いた。 ヒースは、一瞬その人物が誰かと思った。 肩を大きく露出させた白いイブニングドレスに腰まで届く長い栗色の髪。 普段化粧っ気ゼロのその顔には薄くおしろいが塗られ、唇には淡い色の紅が引かれている。 見事に、幼い雰囲気を打ち消していた。 「……なんだイリーナか」 「なんだとは酷いですね、どうですか? この衣装」 えへへ、と笑いイリーナはくるりとターンした。 ふわり、とスカートが舞い上がり膝小僧がちらりと見える。 「ふむ……馬子にも衣装といったところだな」 「もーヒース兄さん酷いー」 ぽかぽかとヒースを殴るイリーナ。 効果音はぽかぽかだが実際の衝撃はどすどすである。 「ふん、しかし、ウィッグまでつけたのか。本格的だな」 「はい、ルイズがそのほうが映えるって言ったので……ヒース兄さん、どうしたんですか? 何か悩み事でも?」 あっさりと見透かされ、ヒースは内心動揺する。 いつも通りにしていたつもりだが、どうやらそんなことはなかったらしい。 「はっはっは、何を言ってるんだイリーナ。世の中を憂う美青年の俺様は常に悩み事を抱えているんだぞ。 お前のような脳味噌まで肉体労働と違って俺様は頭脳労働が仕事だからな」 ヒースは意識して、普段どおりに振舞う。 それが成功したのか、もー! と言って力を込めイリーナはヒースの首を絞めてきた。 「がふっ……い゛、い゛り゛ーな゛。ぢがらごめるど、や゛ぶれぶ……」 っは、とした感じでイリーナは力を抜く。 イリーナは小柄だ、小柄だからこそ力を込めると筋肉で一回りは大きくなる。 「そ、そうでした、危ない危ない……。もう、ヒース兄さんのせいですよ? 責任とって一曲一緒に踊ってください」 ごほごほっとヒースをむせていると、イリーナがそういってきた。 「踊る? ……お前ダンス踊れたっけか?」 「はい、昔少しだけお母さんに習いました」 イリーナにもそんな時期があったのかと、内心驚く。 しかし照れくさく、それを渋っていると、イリーナがニヤニヤと笑い出した。 「あーもしかしてヒース兄さん、踊れないんですか?」 「なに、失礼な。以前俺様がラムリアースで見せた見事なステップを覚えていないのか、この脳筋め」 ヒースは以前、仕事の関係で誘われた晩餐会で見事なダンスを披露した経験があった。 「じゃあ、踊ってくれますよね?」 すっ、とイリーナがヒースに手を差し出す。ヒースは暫しその手を見て迷うも、意を決し手をとった。 「了解しました、マドモアゼル」 イリーナの手を引き、ヒースはホールへ向かった。 「うぎゃー! 足を何度も何度も何度も踏むなこの馬鹿ー!」 「ひーん! ごめんなさーい!」 星空の下、彼は眠りから覚めた。身体が冷えたのか、震えが走る。 「ジェイナス、どうしたの?」 そんな彼の膝の上で丸まっていた、文字通り人形のように小さな少女が心配そうな顔で話しかける。 「なんでもないよミーファ。寒さで少し目が覚めてしまったようだ」 ジェイナスと呼ばれた男はそう小さな少女、ミーファに優しく語り掛ける。 「私、あっちのほうで煎じて飲むと身体が温かくなる薬草を見つけたわ、リタ」 「私も見たわ、レット。ジェイナス、ちょっと取って来るわね」 リタとレットと呼び合った、ミーファと同じく小さな少女がそういって駆け出す。 「この辺りはオーク鬼が出没するらしい、気をつけるんだよ」 はーいと、可愛らしい声がユニゾンしてジェイナスの耳に届く。 ジェイナスはそれを微笑んで見送ると、ふぅ、とため息を吐き、満天の星空を見上げた。 「どうしたの? ジェイナス。何か心配ごとでもあるの」 「いや……ただ、強行派を抑えるのもそろそろ限界だと思ってね……」 そう零すと、心配そうな顔で見つめるミーファの頭を優しく指の平で撫でる。 「とうに滅んだ国の栄光に、いまだ縋るのは、現実を認めたくないからなのかね」 額に埋め込まれた黒水晶が、二つの月の明かりに反射し、鈍く光った。 第一部~ハルケギニアの魔法の国~了 フーケのソールゴーレム モンスターレベル=10 知名度=10 敏捷度=4 移動速度=24 出現数=単体 出現頻度=フーケ次第 知能=命令を聞く 反応=命令による 攻撃点=腕:14(7) 打撃点=30 回避点=10(3) 防御点=6 生命点/抵抗値=100/30(23) 精神点/抵抗値= - /20(13) 特殊能力=一部魔法に耐性 生命点再生(1ラウンド辺り20点) 精神的な攻撃は無効 毒、病気に冒されない 棲息地=フーケが作った場所 言語=なし 知覚=擬似 フーケのソールゴーレムは土で作られた身長30メートルにも及ぶ非常に巨大なゴーレムです。 巨大なため凄まじい生命力と力を誇りますが、その分動きが鈍重で材料が土なため非常に脆くもあります。 フーケの魔力が供給されている限り土の地面と接していれば強力な再生が可能です。 その際フーケは一度の再生に付き精神力を1消費します。 また、「つぶて系」「電撃系」「毒ガス系」のダメージ魔法はまったく無駄です。 その他のダメージ魔法は有効で、クリティカルも起こりえます。 用語解説 遠見の水晶球:マジックアイテム。遠くの情景を水晶に映す。普通のやつは一日30分が限度 ライト:古代語魔法。初歩の魔法で半径10m以内を照らす明かりを生み出す フライト:古代語魔法。最大時速50kmで空をかっ飛ぶ 悪魔召喚の壷:マジックアイテム。分かりやすく言えば魔界に落とし穴開けて引っかかった魔神を召喚して使役する 魔力の塔:魔法装置。世界に満ちるマナを集め、額に埋め込んだ黒水晶を通して無限の魔力を供給する。塔が壊れると黒水晶埋め込んでた人は魔法が使えなくなる カストゥール:国名。かつてフォーセリアを席巻した魔法王国。十人の門主と呼ばれる最高の魔術師達の間から一人、30年任期で王を決めている
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【西口 2013.11/04】 空間そのものを満たすような、不思議な声。 鼓膜を揺すぶられるよりも早く、意味が理解できるような、まるで文字でも読んでいるような感覚に、少年は襲われた。 少年は仰向けに地に倒れ、その上から押さえつけられている。 その全身をすっぽりと覆うように巨大な、白龍の前足に。 四指に備えられた爪が、まるで杭のように地面に突き立てられている。脱出出来ない状況ながら、少年の体には少しばかりの圧迫感があるだけだ。 少年は、ただ龍の姿を見つめていた。 ため息を吐いてしまいそうなほどに、美しい。 総身を被う鱗はまさに純白というべき程に透き通り、漏れ出る木漏れ日を反射して、白々と輝いている。 顔の真横に突き刺さる爪は、抜き身の刀など足元にも及ばないほどに剣呑な雰囲気を醸し出しながらも どこか高貴さが漂っている。 絵画のようだ。芸術品のようだ。陳腐な喩えが幾つも浮かんできては、泡沫のように融けて消え失せていく。 「彼女」を前にして、その様な物は必要ない。人が生み出したような物では、「彼女」の放つ凄絶なまでの美しさを表すには、あまりにも役者不足が過ぎる。 生涯最後の光景がこれならば、良い人生と言えるのかもしれない。少年は、薄く笑った。 「生きたいとは思わないの、貴方?」 急かすような龍の言葉に、少年は「殊更には」と応じた。 「特別死にたいとも、生きたいとも思わない。人は死ぬときには、何をやっても死ぬものだ」 「嘘ね」 龍は断じる。 「自分に嫌気が差している眼。受動的な死を待ち望んでいる眼。疲れきった眼をしている。 能動的に動く気がないだけで、貴方は死にたいのよ」 「だったら、何だ。殺してくれるのか?」 「いえ、質問を少し変えるわ」 ずい、と龍は己の顔を少年の鼻先へと近づけた。 「力、欲しい?」 少年の繭が、ピクリとつり上がった。 「貴方のこと、知ってる。何で死にたいと思い始めたのかも、何で力が欲しいのかも、全部」 少年の双眸が大きく見開かれた。紡ぐべき言の葉を探しているのか、半開きであった口が、忙しなく開閉される。 やがて吐き出された「何で……」という呟きは、そよ風のように微かな物だった。 「聞いたからよ。貴方が力を失った、その元凶から」 がしり、少年は手近な龍の爪を掴んだ。少年が見せた抵抗らしき行動は、それが始めてであった。 「誰だ、それは」 「知ってどうするの? 死にたいんでしょう、貴方」 「やかましいッ!」 嘲るような龍の言葉を遮るように、少年の怒号が響く。死んでいた少年の瞳に、激しい憎しみの炎が灯った。 「聞いたといったな。つまり、あれは人災だということだろう? 誰だ? 誰だ誰だ誰だ誰だ! 俺から力を、総てを奪った奴は!」 「知ってどうするの?」 繰り返し、龍はその前足に、ほんの少しだけ力を込める。 突き立てられた爪がググッと地面に沈み込め、少年にかけられた圧力が、一息に強まる。 「決まっている。この手で殺すッ!」 そんな事など意にも介さず、少年は龍の鼻先で吼える。 「死者に人は殺せない。力無き者に望みは遂げられない」 「なら力を寄越せ! 生を寄越せ! 代償ならば払おう。 命で贖えというのならば、全てが終わった後、この心の臓が抉り出されても構わない! だから――」 ――力を寄越せ! 龍はにこりと微笑んだ。 「うん、どうぞ」 グシャリと音がして、少年の体が潰れる。首から下が、ガラクタへと変わった。 同時に、龍の体が「解ける」。手足から先がどんどんと、糸が解けるように虚空へと消えていく。 最後に残った頭が消えたとき、中から膝を抱いて蹲る少女が、姿を現した。 潰れた少年の亡骸に寄り添うと、唯一無事だった頭部を拾い、己の眼の高さまで持ち上げる。 「これで、契約成立」 どこか陶酔したような口調でそう呟くと、己の唇を少年のそれに重ねた。 湿っぽい音を響かせて、少年の口腔へと流し込まれたそれは、確かに少年を変質させたのだ。 人から――化け物へと。 【Kの人 2013.11/06】 ――無機質な電子音が、未だ暗闇を彷徨う意識に突き刺さる。 水底から緩慢に水泡が浮き上がり、水面にて弾ける。それと同様に、纏わり着くような闇を掻き分け、意識が現実へ到達すると同時、暗闇が弾けて消えた。 視界には六畳一間の殺風景な一室が広がる。 同年代の者の様に何らかの趣味がある訳でもない。それ以前に慢性的な金欠に苛まされている以上、室内が充実することは一切ないだろう。 身体を支配する眠気に眼を細め、依然として喧しく騒ぎ立てる音源……枕元を見やる。 其処には横倒しにした円筒状の機器がある。機界から齎された技術によって作られた目覚まし時計と呼ばれる其れは、所有者が指定した時間になると音を発して所有者に知らせる。目覚まし、と銘打っているだけあって主な使用目的は起床補助なのだが、稀に時間把握のために用いられることもあるようだ。 ともあれ、適切な操作をしなければ延々と鳴り続けてしまうのが、この目覚まし時計と呼称される機器である。面倒だと感じながらゆっくりと手を伸ばし、円筒上部に設けられた釦に触れる。僅かに押し込んでしまえばかちりという小気味の良い音が僅かに響き、目覚まし時計は沈黙した。 訪れた静寂に、再び睡魔が襲い掛かってくる。再び闇の底へと沈んでいこうとする意識を無理矢理掴み上げ、上体を起こす。 同時に布団を軽く払い除け、己自身の身体を確認する。 装飾性よりも機能性、機能性よりも低価格を重視した寝間着。衣服の下にある身体はこの年代の者の平均値と比べて、僅かではあるが筋肉質である。体格は平均より指二本程度高く、体重は少々重い程度。つまり平均的な体格と言っても差し支えない範囲であり、今更しげしげと眺める物ではない。 ならば何故今更になって確認したかと言うと、先ほど見た奇妙極まりない夢のせいである。 幾度無く見た、幾度と無く見てきた夢。森羅万象をも霞ませる姿をした白龍、そしてそれに殺される夢。ただ殺されるだけという訳ではなく、かつて己自身が酷く渇望した"力"に対する代償ではあるのだが、所詮夢は夢でしかなく、その様な力は存在しない。 本来の力はかつて失われた。そのせいで大切な物を幾つも喪失した。絶望も憎悪も、数え切れないほど感じてきた。過去を思い出せば今でもちくりと刺す様な疼痛に苛まされる。持病とも呼べる”死にたがり”は幾分か回復方向へ向かっているが、発作的に想起される喪失の瞬間だけは依然として心身を蝕んでいる。 「……馬鹿馬鹿しい」 喪失した過去を想っても今は変えられない。今を変えられるのは今だけであり、こうして、何もしない間に時間は過ぎていく。 時間自体は無限に存在する様ではあるが、生物に与えられた時間は有限である。限られた時間を無意味に過ごすなど、其れこそ無意味だ。 あふっと欠伸を一つ漏らし、寝台から飛び降りる。足の裏から伝わる床の感触は、間違いなく足まで身体が存在している証拠とも言える。 実に当たり前の事ではあるが、当たり前が当たり前でなくなる世界を経験した身としては、当たり前な日常こそ価値のある物と言える。 寝間着を脱ぎながら、南向きに設けられた窓際へと寄る。加工を施された硝子越しに浴びる陽光はとても柔らかく、春先のそれを髣髴とさせる。 そんな心地良い日差しを浴びながら、窓の外を眺める。 真っ先に飛び込んできた冗談みたいに巨大な塔に、依然として苦笑は禁じ得なかった。 ◇ ――五界統合騒乱。 その昔、世界は単一の存在であった。しかし学者達が血眼になって研究している”何か”が原因で、五つの世界が重なってしまい、そして融合した。純粋に繋がった程度ならば万々歳なのだが現実は実に厳しく、限られた領域内に五つの世界が押し込まれたかのようになってしまった。 器に例えれば分かりやすい。一つの器には、一本分の液体しか入れることは出来ない。五界統合においては一つの器に五本分の液体を入れたのと同様で、それぞれの世界から零れ落ちた領域は、総計四世界分となった。 そうして領域を減らされた五つの世界に住まう住人は、かつてそれぞれの世界でもあったであろう様に、領土を廻った騒乱に身を投じることになった。初めは隣接部分等の局所地域で、それが徐々に拡大し、最終的には世界全土を巻き込んだ騒乱と化してしまった。 以降何十年にも渡って継続されたその戦争は、五界統合騒乱として歴史に記されている。 騒乱に伴い無数の命が失われた。ただでさえ五界統合時に人口を減らしていた各界の重鎮達は其れを重く受け止め、あまりにも遅過ぎる和解の道の模索を始めた。 模索から更に十数年経ち、漸う五界の重鎮達が納得出来る状態での住み分けが行われ、公式の上では和解し、それぞれの世界同士で和親条約が結ばれた。そして和解の象徴として五界の未来を担う若者を育む教育機関設けられる。 「それが此処、五界統合学院です」 凛とした声を響かせる女子生徒の回答を聞きながら、何を今更と思う。 なお、彼女の回答に不適切な点を敢えて上げろと言うのなら、、五界統合学院というのは正式な名称とは言えない点を指摘する。特定世界の言語で命名した場合は反感を覚える者が少なからずいる為、厳密に言えばこの学院に正式な名称は存在しない。ただ不便である為、統合時に中核を成した人間界の言語を通称として用いているだけである。その為、人間界以外……霊界、魔界、天界、機界の元住民は、それぞれ自界の言葉で同じ意味を持つ名称で呼ぶことが多いと聞く。 まるで聞いたことが無いような口ぶりではあるが、実際の所聞いたことはない。 頬杖をつく動作の最中、首に取り付けられたチョーカーを撫でる。 生徒手帳の代わりとも言える其れには、ある意味五界の技術が結集されている。機界が機構を考案し、人間界で小型化、魔界が汎用操作魔法の考案し、天界が実際のエンチャントを実行、霊界で行われた言語の翻訳の結果を反映している。 簡単に言ってしまえば、同時翻訳機構付き生徒証明機構とでも言った所だ。装着している限り見聞きした言葉を自界の言語に自動で翻訳し、また、装着している限り五界統合学院の生徒であると自動的に識別され、学院内で生じる諸々の煩雑な手続きが不要となる。 逆に言ってしまえば常に監視されていることに他ならず、また少々拘束感がある為、生徒からは不人気である。 腕時計型にして時計機能等を複合させたら便利だというのに―― 「――次の問題を……ソウジ」 思考の最中に割り込んできた声に、一瞬だけ心臓が跳ねる。 はっと現実に意識を向け、視線を教室前方の黒板に集中する。其処には見慣れた人間界の言語……教師の出身を考慮すれば元は恐らく天界語なのだろう、其れで一文程度の文章が書かれている。内容としては以下の一文を訳しなさいと書かれており、その続きは、翻訳機能で翻訳できないように呪詛魔法が掛けられていた。 曲線が多く用いられた特徴的な文字。それは書記魔法で用いられる術式言語の一つであり、言語名はアーヴニィルという最も多く用いられている物である。 その一文が意味するのは、”金は銀に、銀は銅に”と言った具合になる。札《カード》を媒体に書記魔法として発動すれば、対象を劣化させる効果にでもなるだろう。 ……と言いたい所ではあるがそうはいかない。敢えてそう記述しているのか、はたまた純粋に書き損じているのか、綴りの一部が間違えている。 「……金は銀に、銀は銅に」 視線を黒板から逸らすことなく答え、ちらりと先生の方を見やる。無言で頷くその光景から察するに正解であるらしく、つまり先生が書き間違えた事に他ならない。 指摘しなくて良かったと思いつつも、後学のために敢えて指摘しても良かったとも思う。尤も、既に終了してしまった事象である為指摘することは適わず、また、無粋であるに違いない。 再び頬杖をつき、教室前方、黒板の上部に設けられた時計を眺める。 時刻は十一時五十分。授業の半分が丁度終わり、もう少しすれば昼休みである。 今日は、凄惨極まる戦乱に身を投じなければならない。 約三十分後に訪れるだろう闘争を考え、溜息を吐かざるを得なかった。 【クロ 2013.11/16】 授業の終わりを告げる鐘が校内に鳴り響く。 それは、紛れも無く試合開始のゴングだ。 五界統合学院の食堂を目掛け、生徒は思い思いの方法で殺到する。 当たり前のことだが五界それぞれは独自の文化を有し、食文化も当然異なる。 機界は置いておくとして、何だかよく分からないものを煮込みがちな魔界、質素で味気ない天界、供物らしき団子が主な霊界、そしてまともな人間界。 それぞれの世界独自の文化を尊重し、それを食堂に反映させたことはとても素晴らしいと思う。実に立派だ。異文化交流だ。 だが現実はどうだ。 人間界のメニューが真っ先に売れきれるのである。俺自身まだ数える程度しかありつけていないレベルでだ。 天界の彼らはいい。基本的に天界の料理を食し、それどころか残ったメニューを率先して注文するような天使のようなお人達なのだ。 まず許せないのは魔界。俺はあいつらが魔界食を食べているのを見たことがない。それどころか俺が仕方なく魔界料理を食べていると決まって、やれ芋虫だのそれは蛙だのと知りたくもないことを吹き込んでくるのだ。お前の世界の料理だろ。文化だろ。 そして厄介なのが霊界だ。壁をすり抜けたりできる奴が多く、大抵奴らが人間界のメニューをごっそり持っていく。しかも実は食事を取る必要がないらしいのだ。ふざけるな。 そんなこんなで人間界の住人は魔界と霊界に良いイメージを持っていないのである。 はっきり言ってこの食堂のシステムは間違っている。 「さて、行くか」 皆より少し遅れて教室を出るのには理由がある。 魔界の連中からの妨害に巻き込まれないためだ。普段は仲が悪いというか自分勝手な連中だがこういう時だけは見事なコンビネーションを見せるから困る。 そう、俺は人間界のメニューを半ば諦めたスタンスなのである。 後方から様子を窺い、隙あらば人並みを掻い潜り前に抜ける。基本的な目標は天界のメニューを食べること。決して美味しいものではないが、天界の彼らに対するイメージからか、体 中が祝福されているかのような気分に浸れるのだ。 まあ、人間界のものが食べられるのならばそれにこしたことはないのだが。さて、今日の様子はと前方の集団を見やったその時だった。 「ああ、ソウジ!調度良かった!」 聞きなれたその声の方へ振り返るとそれもそのはず、先ほどまで授業を行っていた天界出身の教師ダグダエルその人であった。 温厚な性格とおっちょこちょいな愛嬌のある人柄から、“グダグダエル先生”の愛称で割と人気のある教師だ。さっきの綴りの間違いも頷ける。 そんな先生だと言っても一応は教師。生徒である俺が無下に拒むことなどできない。後方でポツンと様子を窺っていたのが仇になったと言える。こうなったら素直に諦めようじゃないか。 さて、一礼をして要件を聞くとしよう。 「何でしょう先生?」 頭を上げて問いかけると満面の笑みの教師ダグダエル。ああ、面倒なことを頼まれるのだとすぐに分かった。 しかしこのごり押しするかのような笑顔は見習いたいものである。まるで断れる気がしない。 「いやー、助かったよー!さっきの問題!間違いを指摘されてたらどうしようかと!綴りのミスに途中で気付いたんだけど言い出せなくて物凄く汗かいたよー!動揺しすぎて授業がぎこちなくなってしまったような……」 「いえ、あの……、どうも。では自分は食堂に向かうので……」 「ああ!ちょっと待って!そうだ、こんなことを話したいんじゃなかった!」 全くこの人は、“グダグダエル先生”と呼ばれる宿命の下に生まれてきたと言っても過言ではあるまい。 「実はここだけの話、クラスに新しい仲間が増えるんだよ!しかも2人も!何ていったかなー?いやー授業中言うように言われてたんだけど言うタイミングが掴めなくて今更になっちゃってさー」 「あの、話を先に進めてください」 「え?ああ、ごめんごめん。それでその二人に軽く学院内を案内してあげて欲しいんだよ。いやー急遽決まってねー。昼休み後から授業に参加することになってるみたいだから、よろしくね」 なるほどやっぱり面倒なことになってしまった。 しかし、そうすると俺の昼食は一体どうなってしまうのか。この人はそのことを全く考えてないような気がして怖い。 「ああ、そうそう。昼食は特別に好きなものを用意してあげよう!この教師だけに与えられた特別な食券を渡しておくよ!食券乱用しちゃあいけないよ」 「いきましょう」 天使だ。やはり天界の人々は素晴らしい。疑った俺が愚かであった。 この祝福を受けし食券があれば他にもう何もいらない。 なるほど、食堂のシステムはこのためにあったのか。 教師から善き生徒に授けられる至上の祝福。この食券に導かれるように皆勤勉で誠実で素直な生徒になっていくだろう。昼食の為に。 この学院の食堂のシステムは何も間違っていなかったのだ。 「さて、職員室で二人が待っているはずだから、ちょっと呼んでくるね。そうだな、とりあえず三人で食堂で昼食をとってからがいいんじゃないかな?いいなー学生は。青春だねこれは」 「あの、転校生も待ってると思うので、昼休みの時間も限られてますし……」 「ああ、そうだね!ごめんごめん!全く急かすんだからー。まあ気持ちはわかるけどねー。先生も昔あったなーそういうの」 そう言いながらダグダエル先生は職員室に入っていった。 転校生か。 一体どんな人なんだろうか。いや人じゃない可能性の方が高いことはわかっているのだが。 できることなら天界人であって欲しい。機界人でも構わない。少なくとも魔界人と霊界人は勘弁していただきたいものである。 いやちょっと待てよ。食券は一枚しか貰ってないのに三人で昼食とはどういうことだ。やっぱりグダグダエル先生じゃないか。 この時間だと残っているのは魔界食のみと考えていい。これは争いの火種になるのではないか。 いや、まだ会ってすらいない生徒のことを疑うのはやめよう。例え仮に魔界人だろうと霊界人だろうと真っ当な生徒もいることはいる。 その生徒本人と真摯に向き合うべきだ。きっと人間食を仲良く分かち合うこともできるはずだ。 それに片方が人間だったり天界人であったりしてくれれば心強い。 そんなことを考えていると職員室の戸が開き、ダグダエル先生が一人の生徒を連れて戻ってきた。 「いやー、ちょっと霊界の子が遅れてるみたいでね。とりあえず魔界出身のこの子と自己紹介でもどうかなと思って」 人間関係とは第一印象が重要らしいが、この時俺は考え事をするあまりとんでもない失敗を犯してしまう。 「うわぁ、最悪だ」 つい、思ったことが口に出てしまったのである。死にたい。 【タタリ 2013.11/18】 俺が漏らした不用意(うっかり)な本音に、ダグダエル先生が連れてきた女生徒の眉根が怒りに歪む。白金の髪から覗く鋭い視線が、俺の脳髄を一息に貫いた。 死んだかと思った。生きてる事が奇跡だと思った。それほどまでに、同年代離れした恐ろしい殺気であった。 「じゃあ、まずは自己紹介しようか。ソウジ、君からいってみよう」 うん、ちょっと待ってくれ。自業自得である事は認めるし謝りもするが、この空気をフォローする事もなく、丸っと無視して話を進めるアンタは間違いなく大物だよグダグダエル先生。 「あー、いや、すまない。さっきのは気にしないでくれ。ちょっと考え事してて、タイミングが悪かったんだ」 「知らねえよ」 何とか誤魔化そうとしたところ、ドスの利いたどぎついお言葉が返ってきた。うはは、怖い。魔界人スゴイ怖い。 「えっと、何だっけ。ああ、うん、俺は伏神ソウジ、人間(ヒューマン)だ。グ……ダグダエル先生からも聞いてると思うが、今日一日、学院の案内をする事になった。よろしく」 「……柳瀬川朝霞(やなせがわアサカ)、雪女」 「よろしく」なんて友好を表す気さくな挨拶は返って来なかったが、うん、本当に、本当にちょっと待ってくれ。ツッコミどころが多すぎて処理できん。 魔界人と一言に言っても種族は豊富だが、基本的に魔界と人間界は密接な関係にある。五界統合以前、神話や伝承に登場してくる空想上の生物は、大抵が魔界か天界の住人に相当する。 今でこそ大々的に五界が融合したものの、元々の世界は隣接したまま干渉する事はなかった。……と、どっかの偉い学者が言っていた。 だが、ごく稀に、偶発的に世界同士の門(ゲート)が開かれ、たまたまそこに居合わせた者が余所の世界に呑まれてしまうケースがある。この時、向こう側から来た存在こそが「魔物」だの「妖怪」だのとして、度々目撃されるのだ。逆にこちらから向こうに行ってしまえば「神隠し」の様な行方不明事件に発展する。 五界統合以後は、妖怪や天使は珍しくない。だから柳瀬川が雪女だとしても、特に驚く事ではないのだが、とりあえずツッコミたい事がある。 どうせ第一印象は悪いのだから、不躾承知で柳瀬川の容姿を眺める。 髪は雪の様に光を反射する眩い白金(プラチナ)。眉毛や睫毛まで同色である事から、それが地毛である事が窺える。 瞳は吹雪の夜を連想させる深い紫。長い白金の髪から覗く紫は、一本一本が光を乱反射し、七色の輝きに変化している。実に神秘的だ。 ここまではいい。雪女というからには雪の儚さを彷彿とさせるイメージが表層に色濃く出ているから、納得も出来よう。 肌は小麦色。夏休みに海の家でアルバイトしてたんですか? と思わず訊ねたくなるほど、健康的な茶褐色。雪の様に透き通る青白い肌などどこにもない。雪女の淡く儚げなイメージにヒビが入る。 着崩した制服。首元はそもそも指定のリボンをしておらず、ブラウスは第二ボタンまで開かれていて、スカートは膝上……というか股下十センチもないくらい気合いの入った超ミニ。雪女の貞淑なイメージが崩壊の兆しを見せる。 強気で尊大な態度。睨まれでもしようものなら即座に財布を差し出して土下座させてしまう程の凶悪な威圧感を、これでもかと発散させている。なんか黄金色のオーラが見えそうな錯覚さえ覚える。雪女の神秘的なイメージが完全に瓦解した。 総じて言うなら、お前の様な雪女がいるか! である。 「くっ、ギャップ萌え狙ったキャラ構成にしても、もうちょっと別の方向性があっただろ! 何でそんなにニッチな黒ギャル路線なんだ……!」 「何言ってんのか全く分かんねーけどテメェがあたしを馬鹿にしてんのだけァ理解したぞ!」 いかん、また本音が出てしまった。ボレロのポケットに手を入れたままの柳瀬川は、今にも掴みがからんばかりの怒気を帯びている。そんな殺伐とした目で見られたら、こっちがドキドキします。……ごめん、何も上手くなかった。 「おお。種族の事もあるし、気が合わなかったらどうしようかと思ってたけど、けっこう仲良さそうで安心したよ」 「「アンタの目は節穴か!?」」 「ほら、息もピッタリ。いやぁあまりに急な話だったから、誰に頼もうか迷ってたんだけど、ソウジが居てくれて助かったよ。それじゃ、アサカをよろしく頼むよソウジ。私はこれから霊界の子の様子を見てくるから、後は若い二人に任せてお先に失礼するよ」 言いたい事を言うだけ言って、一切のフォローもないまま、ダグダエル先生は去っていった。すげぇ、心底尊敬するよ僕らのグダグダエル先生! この程度の仲違いは喧嘩の内に入らないと思ってるとか、天界人はみんな聖人君子か!? 後に残された俺と柳瀬川は、職員室を出入りする教員に道を譲り、しばし呆然とする。昼休みは既に三分の一が浪費されていて、俺の胃袋事情も深刻な事態を招きかねない。 「……とりあえず、学食まで案内するよ」 「そうだな。ただ、テメェは半径三メートル以内に近付くな。砕くぞ」 うん、もうコレどうしようもないほど第一印象サイアクだわ。いや、どうせ昼休みが終わればお役御免なんだし、いいんだけどさ。 ◇ 遅れ馳せながら学食に到着した俺達は、ダグダエル先生に貰った一枚の食券を巡って大バトル……という事もなく、譲ってもらった券で天界食にありつける事に成功した。一汁一菜一膳の素朴な味(※表現をオブラートに包んでる)を堪能しながら、同席した柳瀬川を見る。 「こっち見てんじゃねぇよ。黙って下向いて食え」 ……無茶言うな。お前の昼食を見せ付けられるこっちの身にもなれ。 薄い木板を瓢箪状に切り抜いた簡素なスプーンを使って乳白色の固体に差し込み、すくって口に運ぶ度にやや口元が綻んでいる。サクサクと音がするのは、半結晶体の氷を噛み締めているからだ。 「……その、アイスクリームが昼飯なのか?」 「悪いかよ」 腹に溜まらなそうだ。女子はそんなんで午後の授業を乗り切れるのか。というかお前、あれか。朝食がてらにケーキを食べちゃう系の甘党(スイーツ)な現代っ子か。 先んじて食べ終えたカップアイスの蓋を閉じ、熱々のスープと格闘している俺を眺めてくる柳瀬川。俺の貴重な食料(カロリー)だ、絶対やらんぞ。 「いらねーよ。あたしからすりゃ、よくそんな熱い物食えるな、お前ら」 「猫舌なのか?」 「いや、熱いの全般嫌いだ。ってのに、この世界は春だの夏だのがありやがる。種族区整備が終わるまで、あたしはこの街に住まなきゃいけねぇとか、ほんと最悪だよ」 ──五界統合からそれなりに時間は経ったが、何せ総人口五倍の大惨事である。全国的には環境問題含めて未だに住み分けがハッキリしておらず、人間界でも生存に適した土地の整備が済むまで、本人達には悪辣な環境で過ごさなければならない場合もあるらしい。彼女もその内の「移住手続きが遅れてる」種族の一人なのだろう。 あ、なるほど。だからアイスクリームなのか。日焼けした肌も、そういう事なのだろう。 そう思うと、彼女がカリカリしているのも納得が行く。何の前触れもなく自分の住処を失い、肌に合わない土地で生活する事を余儀なくされているのだ。そりゃ不機嫌にもなるだろう。俺だったら辺り構わず理不尽に当たり散らしているだろう。 「おい、いつまで食ってんだ。さっさと院内案内して即座にあたしの視界から失せろ」 ……いや、全然違うわ。これ単に俺が嫌われてるだけだ。 【どあにん 2013.11/21】 今日はケチが付きっぱなしだ。 ダグダエル先生に捕まって案内役を押し付けられ、そして黒ギャル雪女と狭すぎる層にしか人気が無さそうなのを院内案内させられた挙句 育ち盛り食い盛りの男には非常に貧相な天界食を食う事を強いられて。 ダグダエル先生に出会う事さえ無かったのならば、今頃は人間界の食事を大盛りにして我儘ストマックを満足させる事が出来たであろうに。 そして件の雪女は明らかにイライラしている、人差し指は柔らかそうな二の腕を何度も叩いてリズミカルに怒りを表現している。 「おい」 不意に誰かに声を掛けられるが、ぶっきらぼうな声の掛け方にちょっとムッとしたので聞こえないフリを決め込んだが、これが俺の二度目の失敗だ。 一瞬何か呪文が詠唱されたと思い込んだ瞬間、口に含んでいた(精一杯譲歩して)スパゲティが意志を得たかのように動き始め、突如俺の鼻から侵入を始めた。 しかもこの魔法最悪だ、鼻から口へ出てまた鼻に入っていく、無限ループ超怖ぇ。 「いけすかねぇ天界野郎から聞いた、お前が院内案内してくれんだってな?」 ようやくスパゲティから開放された俺が咳き込みながら後ろを振り向く。 指定の制服を着崩してその上から魔法使いのバアさんが着るような真っ黒なローブを羽織っている男子生徒が一人。 その瞳はドブみてぇな濁った緑色をしていて、氷のように冷たそうな印象を抱く、 冷たいと言えば、あの雪女はさっきのスパゲティ無限ループがウケたのかまだ腹を抱えて笑ってる、泣きてぇ。 「俺は人間の伏神ソウジだ、ダグダエル先生から聞いてるかも知れないが学院内を案内する、よろしくな」 「俺も人間のルシフェリオ=ダミアン=グラストフ……前の黒魔術学校から転入させられた」 俺の脳みそがフル回転して数日前のニュースを思い出す、そうだ……名前はハッキリ思い出せないけど、 霊界にあったどっかの魔法学院の校長が逮捕されたのを雑誌の特集で読んだ、未成年に本格的な黒魔術を教える為に 悪魔崇拝の強制やグロい授業やスポーツを行っていたのを魔法省から咎められ、数回の改善要求にも答えなかった為校長が逮捕、学校は廃校になったと。 その中で精神ダメージが比較的軽い生徒は別の学校に転入させられたと聞いて居た、ダミアンもその口だろうか。 「最初に言っておく、俺の目的は復讐だけだ……仲良しこよしする気は更々無い、さっさと案内しろ」 うん、この雪女が増えたようなもんだ、俺は諦めて残りの食事を胃袋の中へ放り込んだ。 ◇ 学院は非常に広い、一つ一つの教室を案内してたら全部案内し終えるまでに3日は掛かるくらいだ。 だから俺は要所さえ抑えておけばいいやと、良く利用する教室は詳しく、あまり利用されない教室はほぼ口頭のみで案内していく。 しかし空気が重たい、暴力雪女と多分厨二病男に挟まれるなんて85年前後の人生で一度あるか無いかの頻度だと思われる。 なんとか場を和ませられない物か、そう考えてた時に例の厨二病が口を開いた。 「おい、ソウジとか言ったか」 「あーはい、なんでございましょうか」 あのダミアンが初めて口を開いたのだ。 なんだ、仲良しこよしする気は無いとか抜かしといて、やっぱお友達が欲しいんじゃ無いのか? やっぱり厨二病だなコイツ、俺の中でのイメージは固まった、ダミアン=厨二病な。 そんなダミアン君の視線の先には図書館、これから案内しようとしている場所だった、あれコイツ案外ガリ勉系か。 「この図書館は魔術書の貸出はやってるのか?」 「あぁ、易しいレベルのならな……難しいレベルのだと進級するまでお預け喰らうし、中にはここら一体を完全に吹っ飛ばすレベルのもあるって噂だ」 ふぅん、と濁った緑色の瞳で図書館のプレートを眺めているのを見て、あぁコイツ絶対なんかやらかすなと俺の頭の中でその未来が容易に思い浮かんで行く。 ダミアンに釣られるように朝霞も口を開く、なんとなくロクでも無さそうな事になりそうだが。 「じゃあ此処ら一体に雪降らすような魔術が載ってる本もあるのか?」 「探せばあると思うな、確証は無いが」 気が合うなと言わんばかりにダミアンと朝霞が深く頷きあう、なんだろう俺の疎外感。 【西口 2013.12/12】 校内を案内するだけなのに、なんでこんなに疲れなくちゃいけないのか。説明を求めたい。 今日は特に日が照っているためか、図書室を通過して以降、柳瀬川の機嫌がすこぶる悪い。 背後から突き刺さってくる敵意とか苛立ちとかが、具体的な形状をとって背中を刺してきそうなほど濃密に感じ取れた。 しかし、それを気遣ったのがいけなかった。 とりあえず、何か話せば気が紛れるだろうかと思い、ここまでで何か質問はないかと問いかけると 彼女はそれはそれは恐ろしい形相でこちらを睨み、「ねえよ」とはき捨てるように呟いた。 危なかった。四時限目の前にトイレに行ってなかったら確実に粗相をしていたところだ。 やっぱり魔界人って怖い。改めてそう思った。 雪女のなせる業か。パーティ内に、というか主に俺の背筋に、物凄く冷たい風が吹き抜けた。 冷や汗がツゥ、と首筋を滑り落ち、リノリウムの床に落ちる寸前に、「一つだけ聞かせろ」とダミアンが応えた。 こいつ、救世主か……!? と思ったのもつかの間。 「どの人種ならいなくなってもバレにくい?」 「おまえは なにを いっているんだ」 いや、こんなにいるんなら一人や二人や八人くらいなら生贄ってもバレないだろう? などとさも当然のようにのたまう厨二病を諌めるのには中々骨が折れた。 途中でほぼ無意識的に柳瀬川の同意を得ようとしてしまい、文字通り肝を冷やしたりと色々あった。 ふざけやがってグダグダエル先生め。 あんたの授業だけ狙い打ったように居眠りしてやろうか! 俺が恐るべき不良的な怒りを胸に滾らせるのと、彼らが俺たちの一団を発見し、声をかけてくるのはほぼ同時だった。 「うーっす。何してんだお兄ちゃん」 いい加減堪忍袋の緒が切れそうな柳瀬川を何とか宥める為、中庭の木陰に固まっていた俺たちに 半機人の少女一人を連れた少年が、親しげに歩み寄ってきた。 青白い不健康な肌に、薄汚れて痛んだ金髪。 黒目がちの大きめな瞳と、未だあどけなさが残るその顔には見覚えがあった。 「ルカか。お前こそどうしたんだよ、中庭嫌いだったろ?」 「委員長命令。苦手なら慣れろ、って巡回ルートに無理やり捻じ込まれた」 あの人は相も変わらずか……! 「しかし、驚いたな。まさかお兄ちゃんに、昼休みに外で話すほど仲の良い友達がいるなんて」 「その友達ってのがあたしの事なら、てめえをブン殴る理由になるな」 「どんだけ嫌なんだよ……」 人を殺せそうなほどの怒りが込められた柳瀬川の視線を真正面から受けて、少年――ルカの体が一瞬だけ、ビクンと跳ねた。 その表情には如何ほどの変化もないが、内心怯えているのが手に取るように分かる。 長い付き合いのなせる業、とでも言うべきだろうか。 「えーと……。失礼な事を口走ってしまい申し訳ありませんでした、先輩」 「……いや、別にいい。少し苛ついてるだけだ。キレてるわけじゃねえよ」 「それは行けませんね、ミス」 そこで、押し黙っていた見覚えのない半機人の少女が口を挟んだ。 その陽光を吸収してしっとりと濡れたように光る髪は 柳瀬川の宝石めいたそれとは正反対に、黒曜石の様な暗い輝きを宿している。 少々不自然なまでに白いとはいえ、その細面は、半分は人間である事を思い出させる程に自然な作りをしているが 制服の袖口や、スカートから伸びる素肌には、生体部分が一切ない。 金属の持つ独特の威圧感が、その部位の硬質さを如実に表していた。 「お兄ちゃん。機人にも羞恥心ってもんがあるんだぜ?」 「ブタ野郎」 「流石の俺も引くわ」 「セクシャル・ハラスメントはお止めください。正式に抗議いたします」 悪くなっていた空気が、俺をバッシングする事で修復の兆しを見せている……!? というかブタ野郎ってなんだ柳瀬川。お前単に俺の事罵倒したいだけじゃないのか。 「まあエロスはともかく。そちらのレディ、雪女に属する方とお見受けいたしますが」 「……だったらなんだよ」 「この気候ではさぞお辛いでしょう、よろしければ、一時的に極低温帯をお作りいたしましょうか?」 「え、マジ?」 柳瀬川の表情が、俄に明るさを帯びた。 その声音も上ずっており、今までの極低音ではなく、年頃の少女のソレであった。 これにはダミアンも驚いたらしく、視界の隅で一瞬だけ眉根を吊り上げていた。 是非にと頼む柳瀬川を見て取ると、少女は俺たちに自分から離れるように言った。 10メートル程度の距離を開ける俺とダミアンを尻目に、ルカは全速で中庭の端っこまで駆けていた。 その背を目で追って、頭上に疑問符を浮かべる俺を気にする事もなく、少女の魔術が「起動」する。 「内蔵術式展開。詠唱短縮。範囲・識別省略。補助節、その他もろもろ省略。『紅蓮庭園』起動します」 色々と不穏な単語が聞こえてきたときにはすでに遅かった。 少女と、その傍らで座り込む柳瀬川を中心に、凍気の波ともいうべき物が、唸りを上げて拡散した。 ――結論から言うと、用務員さんが丹精込めて育て上げた、中庭の木々や花は全滅した。 ダミアンの盾にされて冷気をもろに引っ被った俺が、薄れ行く景色の中で最後に見たものは 片目を閉じて舌をぺろりと出し、頭をこつんと小突きながら、酷く抑揚のない声で「てへっ」と呟く機人の少女の姿であった。 もし今日が厄日じゃなかったら、自殺しよう。 そう固く心に誓っった瞬間、俺の視界はブラックアウトした。 【Kの人 2013.12/12】 暖かく、其れでいて柔らかな感触に包まれている。 それらを一言で呼称するならば布団と言う一言に集約され、学院内に置いて布団の使用が許可される場所は数少ない。 ぱっと思いついた幾つかの選択肢から最もありえそうな場所を考え、その考えに思い付くと同時に身体を跳ね起こす。 傍から見れば悪夢から醒めた直後とでも思えるような速度で上体を起こし、周囲を窺う。 清潔そうな白が目立つ一室は、天井から下がる幾つかのカーテンによって区切られている。何故か此方が身体を横たえていた区画にはカーテンがされていなかったが、別段その程度でとやかく言うのは馬鹿らしい。 鼻腔を僅かに刺激する消毒液の臭い、此処から窺える棚には諸々の薬品に機界人にでも使うらしい潤滑油が納められており、それらだけで此処が何処かを察するのは容易かった。 ――保健室。 其処は本来ならば怪我や病気を抱えた生徒に処置を施し、一時的に療養させる目的……つまり安らげる方の聖域ではあるが、五界統合学院においてはそうはいかない。 比較的巨大な学院内には幾つか保健室が存在する。理由は二つあり、一つは末端の方で生じた怪我に対する反応が遅れてしまう為。二つ目は比較的身体の構造が似通っている人間界、天界、魔界に住まう種族なら処置の方向性の目処は立つが、どちらかと言うとメカニックの分野である機界人、そもそもよく分からない霊界人等は、その筋の専門家でなければ治療は困難である為だ。 その為前述の通り幾つか存在しているのだが、場所によっては安らげる聖域ではあるが、そうでない保健室も存在している。 音を立てないように寝台から身体を下ろし、カーテンの外に顔だけ出して周囲を窺う。 そして、比較的マシな方の保健室であることを確認し、安堵の溜息を吐く。 第三保健室……通称夢魔の巣。治療術に長ける天界人養護教諭の治める第一保健室と比較すると程度は下がるが、機界人養護教諭の治める第二保健室よりかはマシに過ぎる。第二保健室は、本気で身体改造されかねないからだ。 だからといって第三保健室がまとも、という訳ではない。その通称が物語る通り、此処はある意味では危険地帯である。 第三保健室は魔界出身、種族夢魔の養護教諭が治めている。保健室で夢魔と言えば淫猥な想像を掻き立てられるだろうが、ある意味その通りと言える。 拳を数度開閉し身体の感度を確認。……良好、既に身体は復調している。 ならば何時までも危険地帯にいるのは馬鹿らしい。生肉を吊るしたまま猛獣の檻に留まる程度に、馬鹿らしいのだ。 周囲を確認した限りどうやら今は席を外しているらしい。無言で去るのは不躾だと思われるだろうし、心配されるであろうから、胸ポケットかメモ帳を取り出し、その一頁を破り取ってメモを残す。別段凝った物である必要は無く、ただ淡々と”回復したので戻ります 伏神”とだけ書き残して保健室を後にする。 保健室を出て直後、天井に吊るされた時計を確認する。時計は既に午後三時前を指しており、どう足掻いても六時限目の授業には間に合いそうにはない。そもそも、六時限目の終了時刻が午後三時丁度であるからだ。恐らく、教室に辿り着く頃には終礼を終えて帰りのHRの準備が始まりつつあるだろう。 流石に帰りのHRに遅れる事だけは勘弁願いたい。ただでさえグダグダエルなのだ、きちんと当人から口頭で説明を受けていないと、生徒から又聞きすれば確実に事実と異なる回答が返ってくる。当人から受けても事実とずれるが、其処は触れてはいけないのだろう。 ”廊下は歩くこと、飛ばないこと”という風紀委員会が製作したらしい張り紙を尻目にやや駆け足気味に教室への道を行く。第三保健室は、自身の所属する教室からは程々に離れているからだ。 丁度経路の中頃に差し掛かった頃にチャイムが鳴り響く。多くの生徒が授業から開放された開放感に包まれているだろう、何処からともなく、やっと終わったーという声が聞こえてきた。 廊下を曲がり、その先の階段を駆け上る。三階に到達したら其処で一旦曲がり、再び廊下を駆け足気味で行く。 出来れば全力で走って行きたい所では在るが、チョーカーが存在している以上それは難しい。 同時翻訳機構付き生徒証明機構は生徒の動向を逐一確認している。其れはつまり、規定以上の速度で移動した場合すぐさま風紀委員の厄介になるという事だ。実に煩わしい。 なお非常時、例えば災害時などはその制限が解除されるという。そして食堂へ向かう際は、基本的に全ての生徒は全力を持って移動するが風紀委員は動かない。そもそも風紀委員自体が走っていることを考慮すれば、この学院においては食事の為の移動と、災害が同じ扱いになるらしい。 漸く気がついた実に馬鹿馬鹿しい事実に半ば失笑を浮かべ、一定の速度を保つことに集中していた為、反応が致命的に遅れる。 ――今まさに曲がり角を曲がってくる人影…… あっという声を漏らす事も無い。その存在に気づいた頃には彼我の距離は僅かにしか存在せず、回避の為に速度を上げれば風紀委員に咎められる。かといって立ち止まるには速度が出過ぎている。 必然的に人影と衝突し、突き飛ばされ……ることはなく擦りぬける。 「あ、ごめんねー? ちょーっと急いでるのー」 間の抜けるような可愛らしい声に振り返ってみれば、其れは霊界人らしい少女であった。少女、と言っても着ている服や物理干渉して手に提げている籠に入れられたノートや書類を見る限り、彼女は教師であるらしい。 ごめんなさいという謝罪の言葉も紡ぐ暇を与えずにその教師は付近の教室へ入っていく。案の定籠だけ引っかかって、盛大に転倒していた。 ……其れを眺め続けられるほど暇ではない。 再び駆け出し、教室へと戻った頃にはHRが始まっていた。HRは始まった直後であり、ならば良いと思う人もいるかもしれないが所謂グダグダエルなのだ、話の順序が訳が分からない為始めから聞いていないと意味が通じなくなる事も多々ある。 そうして、案の定今日のHRはまったく持って意味が分からなかった。救いを求めて周囲に視線を向けてみても、原因を作ったと言っても過言ではない面々は盛大なスルーを決め込んでいた。 【クロ 2013.12/15】 結局のところ、俺は今夕陽の射す教室内で一人、課題を黙々と処理している。 HRの件を詳しく尋ねるつもりでダグダエル先生に声を掛けたのだが、どうやら事務手続きに不備があったようで、転校生二人を連れ職員室に行ってしまったのだ。 そうであれば他の生徒に聞いてみるつもりではあったのだが、教室で待っていて欲しいと強く頼まれたため、こうして時間を有効活用させてもらっているのである。 静かだ。今日を台無しにしてくれた騒がしい出来事など、まるで嘘だったかのように穏やかで、課題も思いの外はかどった。 ダグダエル先生が戻ってきたのは、それから1時間程した頃。課題はとうに終わっていたので、夕飯の献立などを考えていたそのときだった。 「いやー、なんかごめんねー……色々と」 そう言うダグダエル先生の笑みは引きつっていてる。何か嫌な予感がしたが、流石のグダグダエル先生ももうこれ以上は何事も起こせまい。予感などゴミ箱に投げ捨てようではないか。 「そうそうHRの話だったね。えーと、そうだ!校舎に遅くまでいるのもあれだからソウジの部屋で話そう!うん、それがいい!」 結局のところ、俺は今陽の沈みかかった空の下二人、ダグダエル先生と歩いている。 怪訝に思うところしかないのだが、この人の場合は考えることをやめた方が精神衛生上良さそうなので、俺は黙って従うことにしたのだ。 おそらく面倒なことが起こるであろうことは間違いないのだが、今日という日の疲れからか、色々どうでもよくなったのである。 もうすぐだ。もしかしたら今日のことは夢で、寝て覚めたら、騒がしくも平穏なあの日々のままだったりするのかもしれない。そう思うと、少しだけ気分が軽くなった。 「うわーなんだこりゃー」 見慣れたドアを開け、部屋に入るとそこには半分に割られた鉄の筒がそこら中に張り巡らされていた。 そして無表情な鉄仮面が自慢げに屹立しているではないか。もう帰りたい。帰ってるんだけど。 「帰ってきたか伏神聡治よ。さあ、転校生歓迎流しそうめん大会を始めようではないか」 クラスメイト、剛機ホオノキ・ダン十二式はHRが終わるなりこんなところでこんなことをしていたらしい。全くふざけた機界人だ。他人の部屋を無断で改造しやがって。 2m半はくだらないその巨体で、よくもまあ六畳一間のこの部屋をこうまで飾りつけたもんだ。あの表情のとりようもない鉄の顔面が無性に腹立たしい。生意気に角なんて生やしやがって。 「いやー、剛機ホオノキ・ダン十二式お疲れ様ー。本当に凄いよー。こんな短時間でこれほどのものが作れるなんて!先生感動しちゃったよー!」 もう嫌だこの人。俺に恨みでもあるのかと。俺を引き止めていたのはこのための時間稼ぎか。 しかし転校生歓迎流しそうめん大会というが、肝心の転校生が見当たらない。そもそもなんで流しそうめんなんだ。 「あのー、それでちょっと言いにくいんだけどね。ダミアンは復習で忙しいらしくてさー、アサカにいたってはにらまれて何も言えなかったんだよね……せっかくアサカの好きそうな冷たい流しそうめんにしたのに……ははは先生困っちゃったよ」 「ならば仕方ありますまい。流しそうめんを始めようではありませんか」 「だ、だよねー!さ、ソウジも早く上がって!」 結局のところ、俺は今鉄の筒が張り巡らされた自室で三人、ダグダエル先生と剛機ホオノキ・ダン十二式とで流しそうめんをしている。 食べながらに話を聞いたのだが、剛機ホオノキ・ダン十二式が人間界に興味があったらしく、提案した複数の人間界食の中からダグダエル先生が流しそうめんを選んだらしい。俺が保健室で休んでいる合間にクラスでそんなやり取りがあったようだ。酷い連中だ。 そもそも転校生が主役であるべき歓迎会に彼らを呼べぬどころか、俺へのサプライズを盛り込むとはどういう了見なのであろうか。流石グダグダエル先生である。 しかしだ。こんなことまでして、ここまで来てくれた二人を、妙に憎めないのは疲れているせいだろうか。冷たい流しそうめんと鉄の筒が、不思議と暖かく思えた。 「安心せよ我が友、伏神聡治。この流しそうめん装置は折りたたみ収納が可能だ。錆対策も万全だから何度でも使えるぞ」 黙っている俺を心配したのか、剛機ホオノキ・ダン十二式は声を掛けてきた。いつから友達になったのだろう。機界には、名を重んじ、常にフルネームで呼び合う風習があるらしく、非常に面倒だったので今まではそれほど接してこなかったのだが、思ったよりは悪くないものだ。ただちょくちょく改名する文化も有しているので面倒なのは面倒なのだが。 剛機ホオノキ・ダン十二式は話を続ける。 「人間界は訳の解らないところが実に興味深い。何故摂取物を流すのか。書物には清涼感を得る為との記載があったのだがどうにも解らぬ」 俺はそうめんを器用に掬いながら答える。流れる水がベランダへ排出されていく音も聞こえた。 「その記載のまんまだよ。水が流れてると涼しい気がしてくるだろ?夏の風物詩ってやつでもある。季節感を楽しみたいのさ」 「直接涼しくした方が賢明なのではなかろうか?涼しい気がするよりも涼しい方がよかろう」 「多分、それで満足なんじゃないか?気分の生き物なのかもしれないな。ひょっとしたら涼しいことより、涼しい気分のほうが心地よいのかもしれない。今ふと思ったんだけどさ」 「理解し難いが、現実的な状況の改善よりも精神的な誤魔化しを好むということか」 「変なことを言ってしまったようだ。イベントだよイベント。仲間と楽しむための催し物だ。それが主な目的。夏なら涼しい気分を味わいたいから水で流す。こいつはオマケだ」 「それならば涼しい部屋でそうめん大会をした方がよかろう」 「…………そうだな。今度は直接涼しくなるように改造して欲しいよ。どうせ改造されるならな」 面倒になった俺がそう話に決着をつけると、それを待っていたのかのようにダグダエル先生の間の抜けた声が響いた。 「わかるなーそういうの。物理的な欲求よりも精神的な充足を重んじるってやつ?天界だと美徳だよー。これって何か異世界交流って感じがするね。今までそんな風に考えてなかったことが異世界の人にはそう捉えられるんだーって。先生も色々考えさせられちゃうなー。っていうかこれ、いつまで先生が流し続けるのかな?そろそろ先生も食べたいなーって。そもそも剛機ホオノキ・ダン十二式は食べないのに何でそこに座ってるのかな?そろそろ交代して欲しいんだけど……」 俺はダグダエル先生より大きい声を響かせる。 「駄目です。先生には転校生歓迎流しそうめん大会をグダグダにした責任を取ってもらいます」 「そんなあああああああああああぁぁぁ…………」 結局のところ、こういう日も、悪くないかもしれない。 【タタリ 2013.12/16】 「あれ、飲み物が足りないね」 そう呟いたのは誰だったのか、とりあえず事の発端はそいつが原因であった事に違いない。 六畳一間の狭い寮室で騒いでいたところ、左右の部屋から苦情が来て、撤収しようとしたのが一時間と半ほど前。騒ぎの中心が流しそうめんである事を知った寮生らが参加しようとしたのがその直後。流石に一部屋に何人も入ってられないので、いっそそうめんレーンを廊下に設置しようと剛機ホオノキ・ダン十二式が提案したのが十分後、設置完了に更に十分。 それからというもの、スーパーまで飲み物や追加のそうめんを買い出しに出掛けてる間にあれよあれよと参加人数が増えていく恐怖は忘れられない。気付けば俺の部屋がある階層の寮生全員が参加していたのだからもう勘弁してほしい。というかうちが角部屋だからって、流水を浴室に流すなポンコツ。水道代って出すだけじゃなく捨てるのも金かかるんだぞ。 その場の雰囲気に負けて流しそうめんを楽しんでいたところ、冒頭の声が上がったのだ。流しそうめん参加総勢でのじゃんけんの結果、この熱帯夜の中、飲み物の買い出しは俺と剛機ホオノキ・ダン十二式に決まった。会場提供者と現場監督をパシらせるってどんなイベントだ。 そんな訳で、俺達は現在、大量の飲料とお菓子を持って歩いていた。重たい荷物のほとんどは剛機ホオノキ・ダン十二式が持ってくれているのが救いだが、ぶっちゃけこの暑さの中を歩く事自体が罰ゲームである。 「いや、実に愉快な催しである。転校生らも参加なされば良かったのに」 「ダグダエル先生には悪いが、断固として御免蒙る。あいつらが俺の部屋に来るとか絶対に穴が空く」 どこが、とは言わないでおこう。むしろ俺の胃だけで済めば御の字である。 夕方に始まった流しそうめん大会はいつしか宵闇を迎え、現在は完全に暗闇と化している。機界の技術によって街灯設備は充実しているので完全な闇という訳でもなく、等間隔に光と闇が交差する空間が広がっている。 かつては広かった空も、現在では数倍に増えた人口を収容する為の集団住居が所狭しと乱立して圧迫している。地上の光が空を喰らい尽くし、一等星の瞬きすら霞んで見えない。 辺りを見渡すと、かつてなら人外魔境と形容するに吝かではない多種族の姿が窺える。人種の問題ではなく、剛機ホオノキ・ダン十二式を含めて彼らはそもそも存在が違う。 「なぁ、剛機ホオノキ・ダン十二式。五界が統合される前の機界ってどんな所だったんだ?」 「なんだ伏神ソウジ、藪から棒に。その様な知識は授業で習っておろう」 「知識だけはな。ちょっとした興味本位だから、答えなくてもいいけど」 「いや、他ならぬ親友の質問だ。こちらも万全に応えねばなるまい」 相変わらずの堅苦しい口調で、剛機ホオノキ・ダン十二式は語る。視界を確保する為の頭部センサーがチュインチュインと音を立てながら明滅したり、ピントを合わせている。何それ機界人特有の感情表現なの? それともレーザー光線でも発射するの? 「統合前の機界には私達の様な自由意思を持つ機融人はいなかった。生物がエネルギーを摂取しながら繁殖を繰り返す様に、資源を発掘して工場を築き、より環境に適合する個体を製造していたのだ」 「生存本能に特化した人工知能でもいたのか?」 「いや、そうではない。そもそもかつての機界人は人工知能など持たず、原初の存在が何であるかの記録が残っていない。矛盾した言い方になるが、我々は生まれる前から次世代機を製造する為に生まれたのだ。意志や本能などを持つ事もなくな」 「生物としては破綻もいいとこだ。生存する目的がないのに生存していたって事になるだろ、それ」 「であるな。矛盾によって生まれた機界人は、矛盾を正さぬまま、矛盾した行為の効率性を求めていた。五界統合した今でこそ人と交わる為の技術が確立し、『機械と融合した生物』として自由意思を持つに至った」 全身のうち殆どが機械である剛機ホオノキ・ダン十二式でも、人としての肉が内蔵されている。無機物に人の因子を移植し、成長する機械として生を受けた機界人は、相手がどんな人格者であろうとも人間を肯定する。 それは、機界が独立していた頃から行い続けた「繁殖の矛盾」が正常であると証明する為なのだろうか。 「機界人って──」 俺達と何も変わらない、天界人や魔界人と同じく風変わりな生き物である。 そんな事を呟こうとした瞬間、 世界が赤く炎上し、辺り一帯にマグマが溢れた。 「──はあっ!?」 隣を歩いていた剛機ホオノキ・ダン十二式が熱でドロドロに溶けていく。内部の肉は一瞬で焼けただれ炭になり、瞬く間に灰に還っていく。 集合住宅も同じだ。先程まで辺りに漂っていた夕餉の香りはタンパク質と無機物が高温で溶けたいやな臭いが充満している。吐き気がする。 赤い、赤い、赤い視界の中で、ただ俺一人だけが正常であった。 「な、な、な?」 「あ、いたいた。お兄さん、ようやく見つけた。いやぁ人の身体って不便だねぇ。探すのも一手間だったよ」 悪夢の様な絶望を引き裂く様な、陽気な少年の声が響く。誰も彼も、何もかもが燃え盛る地獄の中、救いを求めようと俺はそちらを振り返り、 振り向いた事を後悔した。 僅か三メートルほど先に、少年(ドラゴン)がいた。いや、それは本当に少年(ドラゴン)であった。人の知覚限界を容易く凌駕する程の膨大な情報量が、俺の脳を噛み砕く。 赤、赤、赤、赤。赤。赤。赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤。 容姿の整った耽美な少年(ドラゴン)は、見た目は少年であるにも関わらず、脳が巨大な龍であると無理やり認識してしまう。 「あらら、ごめんね、お兄さん。これでもかなり制限してるつもりだったんだけど、やっぱり人の容量じゃ限度があるか」 「ひっ!?」 我ながら情けない悲鳴が喉から漏れた。炎の様に赤い少年は口笛混じりに軽快なステップで俺の目の前までやってきて、こちらを見上げてくる。紅蓮の双眸に魅入られてしまえば、人間の脆弱な身体など一瞬で消し炭になってしまいそうだ。 「んー。やっぱり思った通りだ。お兄さん、いい目をしてるね! 諦観とか悲哀とか、そんな言葉じゃ言い表せない、世界を歪つに捉えてる目だ。お兄さんは、いつ死んでもいい人間なんだね! 素敵!」 「はっ? ひ、や、何、が?」 「うんうん。なるほど。白龍(ヴェイパー)が気に入る筈だ。あいつが契約してなかったら、ボクが代わってあげても良かったかなぁ」 ヴェイパー? 何だ、それは? 人の名前か? 全く理解不能な事をつらつらと語る少年を改めて見下ろす。暴力の様な鮮烈なイメージでこちらを蹂躙し尽くしているものの、少なくとも彼の声音に敵意は感じない事が、多少なりと俺を冷静にさせてくれた様だ。 身長は一三〇センチほどだろうか。上半身は裸で、その上に毛皮のロングコートを着込んでいる。コートの裾は彼の背丈を一切考慮しておらず、地面を擦っている。その端々から火柱が立ち上り、アスファルトをぐつぐつと煮立たせていた。 五界統合以後、色んな種族を見てきたが、彼ほど常識から外れた存在は知らない。人間とほぼ同じ格好でありながら、彼が振りまく情報は全てが桁外れだ。突然現れて、世界を焦土にしてしまう存在なんて聞いた事もない。 「あ、そうそう。ボクは赤龍(アドライグ)。君が契約した白龍とは……何て言えばいいかな? 兄妹? いとこ? 同一体? まぁ、何かそんな感じ」 「ワケが分からない」 「むぅ、そこはニュアンスで感じ取ってよ。おかしいな、人間はそういう曖昧な空気をフィーリングで感じ取る生物だって思ってたのだけど」 無茶言うな。馬鹿言うな。こちとら一切たりとも現状を把握出来てない混乱の極みなんだ。理解を求めるというのならこちらも善処するので、まずは分かりやすく説明を要求する。 「そんなの知らないよ、お兄さんの都合でしょ? ボクには関係ないもーん」 ぶっ飛ばすぞクソガキ。 「あ、ムカチーン! もう、せっかくこのボクが人間如きに興味を持ってあげたのに、その言い草ったら! でも、目の前に理解の範疇を超えた脅威がいるにも関わらず、そんな反応できる人はそうそういないよ。そんな所も素敵だよお兄さん! いいなぁ、ボクもお兄さんが欲しいなぁ」 アドライグと名乗った赤い少年は、俺の周りをクルクル回りながら腹を立てている。少年の華奢な足が地面を跳ねる度、そこからマグマが噴き荒れる。翻るコートの裾から火炎放射。剛機ホオノキ・ダン十二式、消し炭も残らない。集合住宅、土台が溶けて遂に崩壊する。アスファルト、渦巻く溶岩に早変わり。 何これ。夢なら覚めて。マジで。今すぐ。なう。 「夢、で合ってるかな? 白龍の一部がお兄さんの身体を根本から構成しているので、普通なら認識できないボクと同一空間にいられるのです。それでも所詮は人間だからね。他の全機能を停止して、高次空間の処理を全力で行ってるから、ボクとの会話は一瞬での事でしかないもの」 「なるほど、やっぱり分からん。お前バカだろ。人に説明するの苦手だろ」 「いやはや、事ここに来て、まだそんな口を利けるのか。凄いやお兄さん、定命の存在の割に死を恐れないなんて。でもそれ、ボクだから笑って許してあげれるけど、黒龍(ファブニル)とかだったら魂すら残れないよ。気を付けてね」 「え、何? お前、同じ様な奴いっぱいいるの?」 「無数に点在する世界の数だけいるよ。ドラゴンってのもお兄さんが抱いたイメージでしかないから、人によっては天を貫く巨人とか、タコのお化けに見えるかもだけど。でも、この世界に降りて来れるのはボクらだけだ」 手のひらでパーを表現するアドライグ。……あ、いや、これパーじゃなくて五か。五人……人? いるって事か。こんな天災みたいなのが? 神様勘弁してくれ。 というか、何かこの状況に慣れてきた自分が怖い。こんなのが目の前に現れて、もう世界の終わりが近いと思えば開き直りもする。 「うんうん。ボクもお兄さんの事気に入っちゃったし、お兄さんがピンチの時には一回だけ、ボクが颯爽と駆けつけて助けてあげるって約束しよう。ふははは、喜べ人間よー!」 「いらん。助けがどうとか言うならこの状況から助けてくれ」 「そうだね。白龍の補助処理があるとは言え、これ以上ボクといたらお兄さん本当に精神死しそうだし。それはそれで可愛いだろうから、廃人になった暁にはボクが愛でてあげようか?」 「死ね、クソガキ」 「うふふ。そんなお兄さんも素敵だろうねぇ」 俺を中心に周回していたアドライグが背後で停まり、おぞましい視線で俺を眺める。背筋が焼け付く様な恐怖に振り返ると、そこには誰もいなかった。 「またね、お兄さん。白龍によろしく言っといて」 どこからかそんな声が聞こえた気がしたが、その時には既に周りの景色は正常に戻っていた。 剛機ホオノキ・ダン十二式や集合住宅、地面は全て元通り。燃え盛る炎や、噴きだした溶岩などどこにもない。ただ俺の視界がチカチカと赤く映る事以外、先程と何も変わらない。 「どうした、伏神ソウジ? 機界人って──なんだ?」 「あ、いや」 夢でも見ていたのか? 白昼夢? いや今、夜だけど。 さっきまで、何か恐ろしい目に遭っていた気がしたのに、何事もない世界に安堵している自分がいる。 「……忘れた」 そもそも俺、さっき、どんな夢見てたっけ? 【Kの人 2014.01/09】 結局、歓迎される存在を欠いた転校生歓迎流し素麺大会は皆が満腹になり、暫しの談笑が疎らになるにつれ、自然と終了を迎えた。 主犯グダグダエルは片付けを一切せずに逃亡。実行犯剛機ホオノキ・ダン十二式は片付けを含めた諸々の残作業を行い、最終的に帰ったのは日付が変わる寸前であった。同階層に住む生徒達は半数がそのまま帰宅、半数は片付けの手伝いを行ってくれた。 始めこそ帰った先生に不満の意を全員で表していたが、冷静に考えれば先生がいることで片付けが捗る訳でもない。寧ろ手間取る可能性もある。何故なら、奴はグダグダを司る天使、グダグダエルだからだ。 使用機材は剛機ホオノキ・ダン十二式が回収。残った食材は機界人である剛機ホオノキ・ダン十二式を除いた手伝い参加者が分配し、発生したゴミはグダグダエル名義で処分する事が全員賛成で可決、実行され た。 以上が、本日行われた素麺大会の報告である―― ◇ 無機質な電子音が闇を漂う意識を掴み上げた。 眼を閉じたまま手探りで目覚まし時計を探し、釦を押す。人間の意識を覚醒させやすい音色、という名の騒音はそれだけで突如姿を消した。 緩慢な動作で上体を起こし、寝台から身体を下ろす。 普段ならこのまま登校準備に移るのだが、今日は祭日である。それに伴い学校は休みとなっており、生徒達はそれぞれが望む休日を過ごすのだろう。 当然此方としても休日には予定というものが存在している。朝早くから行動しなければならない用事である。 寝間着を脱ぎ捨てて私服へ着替える。装飾よりも機動性を優先したその装いは、同年代が好む物に比べれば聊か地味ではあるが、華美な装いを好まない此方としては十二分である。 私用の鞄に財布、折り畳み傘、ハンカチとティッシュ、カードケース、そして携帯電話を入れる。 元より魔法を用いた術式通話は存在していたのだが、目覚まし時計同様機界から齎された技術により小型化かつ高性能化され、携帯電話という商品名で売り出されているそれは高価だ。その為まだ広く普及している訳ではないが、電波の使用による通話形式のみならず、従来の術式通話に対応しているため使用回数は案外多い。 きちんと必要な物が入っている事を確認し、鞄は一旦置いておく。洗顔と歯磨きがまだであるからだ。 洗面台へと足を運び、歯ブラシに歯磨き粉を付けて歯磨きを開始する。適度な力加減で行うべきであるが、個人的には程々に磨いておけば問題ないという意見である為適当である。一応左右ではなく上下の動きに注意しつつ行っているため、ただ漠然とするよりかは効率的であるに違いない。 水道水で口を二度ほど濯ぎ、歯ブラシを片付ける。そして空いた両手で水道水を受け止め、洗顔。朝の洗顔は洗顔料を使用しないため、濡れた顔面を布で拭えば直ぐに終了する。 あとは寝癖を軽く整えるだけであるが、今日は寝相が良かったらしく目立つ寝癖は存在しない。軽く気になった部分を櫛で整えて、身嗜みを整える事を終える。 時刻を確認すれば午前七時過ぎであり、約束の時刻まではあまり余裕がない。約束の時刻は、七時半なのだ。 少々どころか大分早すぎる集合時刻だが、集めた張本人の気質を考えればまだ良い方かもしれない。 玄関へと歩を進める。使い込まれた運動靴に履き替えれば、あとは待ち合わせ場所へ急ぐだけである。 ◇ ――終戦記念日。 各々の世界にも忘れ難き戦乱は存在するかもしれないが、現代史においてこの単語が出てきた場合、それは五界統合騒乱の終結した日を示す場合が殆どである。 本日がその日であり、どうしても休めない職種以外は十中八九休日であり、各々が思うように休日を過ごすのだろう。 時刻は七時二十五分。約束の時刻より五分早いのだが、召集した張本人……彼女には不満だったらしい。 待ち合わせしていた停留所へ着くなり、彼女が無言のまま拳を閃かせた。 ある程度予想済みであったため如何にかそれを受け止める。以前出会った時よりも重くなった一撃により、掌が痺れを訴えていた。 「一応、集合時刻の五分前なんだが?」 「私を待たせた時点で遅刻だ」 華奢な痩躯に似合わない、傲岸不遜極まりない口振りは以前と変わりない。此方を睨む蒼色の瞳は一年前に会った時よりも鋭さを増しており、それだけ彼女が過酷な状況下に晒されている事を物語っている。 その割には、身体に纏わせる雰囲気が幾分か柔らかくなったように感じる。過酷ではあるが、気を許せる友人が少なからず出来たのであろう。 天界人らしからぬ天界人の知人、エクリエルから視線を逸らし周囲を窺う。 ほぼ全ての業種が休みである為、普段なら喧騒を響かせるこの区画も今は沈黙している。時折聞こえるのは休めない職種の筆頭である運搬業を営む者が行き来する音色だけである。それは駆動音であったり、風切り音だったりと統一はされていないが、彼らが何かを運んでいることには変わりない。 まるで二人きりの世界だなと思いながら、ふと思いついた疑問を彼女へぶつける。 「他の面子は?」 例年ならば二人きりという訳でもない。毎回、此方の”死にたがり”を知っている面々……例えばルカを含める数人はいる。約一名を除きどの面々も約束事には生真面目な性質であり、五分前どころか十分前集合を行う面々ばかりである。 だと言うのにまだ来ていないという事は、何らかのトラブルに巻き込まれたか、あるいは―― 「――呼ぶ必要が無いと判断しただけだ」 此方の問い掛けに対し、エクリエルは簡単にそう呟き、不意に響いてきた駆動音の方へと視線を向ける。 機界由来の技術により、少なくとも人間界社会は飛躍的な文明開化を遂げた。それは生活に関わる部分であることが多いが、特にインフラ面での恩恵が大きい。 乗合駆動機関車、所謂バスと呼ばれる移動手段の確立は、人々の流動性を向上させ、新たな価値観の創造へ干渉している。 停留所付近で留まるそれに、エクリエルと二人で乗り込む。バスは殆ど人が乗っておらず、ほぼ貸切と言っても過言ではない状態であった。 料金は本来ならば人間界通貨で一〇〇〇イェン、共通通貨換算で二〇〇オールであるが、学生割引が利く為半額である。 目的地まではおよそ一時間程度。知人同士ならば談笑に耽る所ではあるが、生憎知人とはいえエクリエルは寡黙極まりない。必要最低限の会話しか行わない為、必然的に互いに沈黙することになる。 初めて行く場所ならば情報交換という形で話すのだが、もう何度も行った場所である上、互いに目的を把握している為言葉を交わす必要はない。 葬式もかくやといった重苦しい雰囲気の中、ゆっくりと瞼を閉じる。 ……目的地での行動の為、極力体力を温存しておきたかったからだ。 ◇ 目的地へと着く。 無言でバスを降りていくエクリエルに続き、此方も下車する。まだ五界統合学院の干渉下である為此処での支払いは必要なく、月末に一括払いである。 駆動音に掻き消される合成電子音声の紡ぐ感謝の言葉を背に受けながら、目的地である眼前の景色を視界に捉える。 其処はただただ広大な敷地であった。しかし草原が広がっているかと思えば巨大な穴が穿たれていたり、不意に機界人居住区域の様な灰色の大地が存在している。頭上の空には白雲と暗雲が混在しており、天候は極めて不安定である。ちらりと停留所の表示を見れば、乱層区画とだけ書かれており、利用者が殆ど居ないのだろう、不安定な天候に晒されて劣化している表示は未だに修正されていない。 相変わらず精神的に不安定になる光景だと思いつつ、無言で歩を進めるエクリエルへと着いていく。 ……五界統合騒乱の原因となった統合においては、殆どの場合はある一界のみの状態で統合されたが、稀に眼前の様に変な具合に統合された部分も存在する。乱層区画とも呼称されるこういった区画では普段観測されない様な事象が観測される事があり、エクリエルが此方を召集した理由も、此れに関係している。 彼女は広大な学院に置いて指折りの才媛である。 ありがちな学園物の設定で、学院内の指折りの実力者は学校中枢部と通じており、何らかの形で暗躍しているとあるが、まさしくその通りだ。 他の者達が何をしているかは不明ではあるが、彼女の場合は乱層区画の調査及びその報告書提出を学院側から依頼されている。 その関係で本来ならば此方と同じ区画の学部へ進学する予定だったが、彼女のみ他区画……様々な区画から優秀な人材が集められる区画に存在する学部へと進学している。 結果一年に一回、こういう形で召集される以外で彼女と会う事はない程までに疎遠となってしまっている。 目的地へ到着した以上、先程質問出来なかった質問をぶつけてもいいだろう。 「……何で、ルカ達に声を掛けなかったんだ?」 例年ならば、此方の”死にたがり”を知る面々が呼び出されるのだが、何故今年はそうしなかったのか、疑問なのだ。 此方の疑問に対し歩みを止めず、首を巡らせ半ば睨みながら彼女は口を開いた。 「必要性が無かったと言わなかったか」 「逆に言えば去年までは必要だったってことか。なら、今年必要じゃなくなった理由は一体なんだ?」 彼女にしてみれば知りたがる子供程度にしか映らなかったのだろう。呆れを孕む溜息のみが返され、彼女は再び前方を向いた。 言いたくないか、あるいは既に回答を彼女が示しているが此方が気づいていないだけか。 恐らくは後者であろうと思いつつ、無言で彼女の背を追う。 そうして、どれ位無言で歩いただろう。時間にした場合は十分弱、精神的には半日分くらい経ったと感じ始めた頃、彼女が唐突に口を開いた。 「……危険だからだ」 「ん?」 「ルカ達を連れてくるのは危険だと判断したからだ」 もうこれ以上は教えないと言わんばかりに、彼女の歩む速度が僅かに速くなる。それに遅れぬ様に歩みを速めるが、思考回路は疑問符で埋め尽くされていた。 ルカ達を連れてくる事が危険だと判断したのに、何故自分は呼び出されたのだろうか。 どう見積もっても、自分は弱い。”死にたがり”発症の原因となったあの一件以降、書記魔法が得意という程度の男子高校生でしかない。 我ながら情けない話だが、”死にたがり”を知る面々と自分を比較すれば、同じ状況下におかれた場合最も早く脱落するに違いない。 だというのに、何故彼女が此方だけを呼び出したのか。 その答えは、次の瞬間に嫌と言う程理解することになった。 【クロ 2014.01/15】 そこに見えたのは足元を横切る後ろ向きで歩く人型の影。影は左回りに回転していて、やがて機界の建造物の陰へ溶けていった。 あそこに見えるのは水滴が天に昇っていく様。雨だったのだろうか。しかし雲は掛かっていない。 「なんだろうねこれ」 俺は奇妙な風景を視角外に置いてエクリエルに訊いた。 答えてくれなくてもそれはそれでよかった。少し、安心したかった。 「それを調査している」 なるほど、調査対象が早速見つかったのは幸運だ。しかしこの光景はなんとも気味が悪く、眩暈がしてくる。もしかしてこれがルカ達を呼ばなかった理由なのだろうか。あっ、鳥がトカゲに。 「これら現象を観測すると真っ当な神経の持ち主は気が狂ってしまうのだ」 そうですか。真っ当じゃないと言われればそうかもしれないが、他の面々も割りと真っ当な神経の持ち主ではないような気もする。これ以上考えるのはやめよう。頭が痛くなりそうだ。あっ、白い草みたいなものがいっぱい生えてる。 「その空中に浮いている木のようなものの隣に立て。写真を撮る」 ああ、あの瞬間を絵のように切り取る機械のことか。流石エリート学生。最先端だ。って何故俺がこんな気味の悪いものと一緒に。 「被写体の大きさをわかりやすく記録に残すためだ。あとで聡治の現身長体重も聞かせてもらう」 お前はエリートでエスパーだったのか。此方が口に出さなくても問題ないらしい。そう言えばこんな奴だったかもしれない。こうなりゃヤケクソだ。 「これは!木のような手触りだ!う、動く!?まるで吊るされているかのように揺れ動くぞ!?む、そして何だか甘い香りがする!なんだこれ……」 と、ちょっと張り切ってはみたが、あまりのわけのわからなさに言葉が詰まる。 機械が駆動する音と光だろうか、薄っぺらい紙で何かを叩くような音と一瞬の閃光が、此方の方を通り過ぎていった。 ふと写真をとる機械がどういったものか気になり、エクリエルを見ると何やらメモを取っているようだ。一体何を。 「そのレポートを一字一句正確に書き記している。無論そのまま発表する」 「やめてくれ」 エクリエルは返事をしなかった。相変わらず勝手な奴だ。 そのまま俺達は、水溜りを中心に散っていく地面だったり、突然耳元で鳴って四方八方に飛んでいく何かの音だったり、よくわからない何かを記録していった。 不条理で、不気味で、不可思議で、どうしようもなく不安になるこの光景が、何故か五界の縮図に思えて、哀しくなった。 「何でもありそうなのに、寂しいところだな」 視界の端で、エクリエルがメモを取っているのが見えた。きっと、哀しい顔をしていた。 【どあにん 2014.02/02】 その後は天界の眩い光に辺りが包まれたかと思えば霊界の嫌な空気がこちらに流れ込んできたりもする。 エクリエルは不可思議な空間の写真を撮りメモを書き、伏神聡治は目まぐるしく変化する不思議な空間に漂う物質を逐一感触や匂い等を事細かに伝える、 そんなやりとりが続いて時が経ってもその空間は収まらない、エクリエルもメモ用紙が足りなくなったのか近場の岩に腰掛けてソウジを手招きする。 「で、何か分かったか?」 「何も分からん……それにだ」 目を閉じて何かの呪文を唱えるエクリエル。 一瞬件の空間が歪曲したかと思った瞬間、パンと乾いた破裂音が辺りに響き渡った。 突如の大きな音に驚いてゆっくりと目を開けたソウジの目の前にいたのは、夥しい量の鼻血を垂らすエクリエル。 純白の衣が血で汚れて悪趣味な水玉模様が広がっていく、慌てるソウジを尻目にエクリエルはハンカチで鼻血を拭いながら続ける。 「空間の魔力を読み取って誰がやったのか推測しようにも、魔力が巨大過ぎて私の力量では測る事が出来ん。 魔力の質も桁も違い過ぎるんだ、分かりやすい例えで言うならば一つの匙で大海を全部掬い取るかのような愚かな行為だ」 「なるほど、すっげぇ分かりやすい例えをありがとう」 ソウジは首を縦に振ってから改めてこの不可思議な空間を見やる。冒涜的で、しかしどこか儚さと美しさを併せ持つこの亀裂。 鼻血を拭き終えたエクリエルが立ち上がり、書き溜めたメモを全て鞄の中へ仕舞い込んだ。 「帰るぞソウジ、コレ以上は何もわからん。 此処ら近辺に結界魔法を張ってから後日調査兵団の派遣を依頼する」 オッケイ、と少々おどけて返事をしたソウジは一歩を踏み出した瞬間何かが割れるような音が聞こえた。 振り向く、見えたのは腕、真っ黒、脳が走れと命令パルスを発する前に掴まれる、引きずり込まれ――。 「ソウジ!?」 何かの音に気付いて振り返ったエクリエルの目に見えたのは、巨大な黒い腕に掴まれたソウジの姿。 明らかにヒトでは無く刺々しい鱗に覆われている腕、太古に滅びたと言われる龍のそれと瓜二つであった。 エクリエルが叫ぶと同時に衝撃魔法の詠唱を開始するとエクリエルの身体に青白い電流を走るが、間に合わない。 亀裂から伸びる腕はソウジをその中へ引きずり込むと耳障りな音を立てながら亀裂が小さくなる、それを見てしまったエクリエルが腕を伸ばすも指先が触れたのみだった。 「うぉぉぁぁぁああああッ!?」 目まぐるしく景色が変化する不可思議な空間に引きずり込まれたソウジは必死に抵抗を試みる。 ゴツゴツとした鱗に覆われたその腕を殴りつけたり、引き剥がそうとしてみたり、果ては噛み付いてみたも歯が立たない、むしろ鱗の欠片が歯の間に挟まって痛い思いをした。 単純に殺すだけならば亀裂から出てきた時に握り潰すなり何なりすれば良かったはずだが、こうして捕まえると言う事はこの腕の主が何か目的を持っていると推測出来る。 希望的観測に過ぎないが殺される心配は無さそうだと思った時、腕がソウジの拘束を解いた。無様に尻もちを付いたソウジは尻を擦りながら立ち上がると、そこには女性が居た。 尻まである長い黒髪、切れ長の瞳は見る者を威圧する。 だがソウジの目を引いたのは大振りの西瓜を思わせる2つの脂肪がくっ付いている人体の神秘、その頂点と股間が必要最低限の漆黒の鱗で覆われている。 そして……細く長いヒトの腕、肘から先は刺々しい鱗に覆われた龍の腕、と言う事は……だ。 「人の子よ、会いたかった」 「だ……誰だお前は!?」 嫌な汗が止まらない、心臓……魂を直接鷲掴みにされているような威圧感、本能がガンガン警鐘を打ち鳴らす。 死。 死そのものが目の前に立っているような感覚にソウジは吐き気を覚える。 いっそこのまま吐き戻して失神出来る物ならばどれほど楽だったか、この時ばかりは無駄に強い自我を呪った。 件の女が肩を竦めると人体の神秘が派手に暴れる、この異常な状況でなければ視線が釘付けになったであろうがそんな余裕は無かった。 「嗚呼、定命の者は初めて出会う者には名を名乗るのが礼儀であったな。 我は黒龍(ファブニル)、世界の……観察者……支配者……でも無い、嗚呼そう……"管理者"が定命の者にとっては一番近しい表現か」 黒龍。そのキーワードから蘇るのは忌まわしき記憶。 白龍(ヴェイパー)、赤龍(アドライグ)が口走った三匹目の龍が、今自分の目の前に立っている。 そもそもその管理者様が何故、何の取り柄も無い極めて普通の魔法が使えるだけの男にこぞって会いたがるのかソウジには理解できなかった、理解したくなかった。 その気になれば自分の命なぞ足元を蟻を踏みつぶすかのような造作で奪えるのだろう、魔力感知はさほど得意では無いソウジでもハッキリとわかる覆しようの無い圧倒的な力量差。 「身構えるな人の子よ、我はただ……お前と対話をしたいだけだ。 無論命の奪い合い……いや、一方的な蹂躙、陵辱を望むのならば我とてやぶさかでないが……な」 「……分かった、ただ俺なんかと話して管理者様のためになるような話はできないと思うがな」 軽口を叩くのが精一杯、額と背中はじっとりと汗で濡れている。 少なくともあちらに敵意は無いと判明しただけでも重畳の結果だ。 ……だがソウジは自分がこの先どうなっていくのか、それ以前に元の場所に生きて戻れるのか不安が募り始めていた。 【クロ 2014.03/15】 「ふむ、お前が……」 黒龍(ファブニル)の威圧的な眼光がソウジを舐め回す。 ソウジはその恐ろしい瞳から目を逸らすことができなかった。目を逸らすことの方がなお恐ろしかった。 ソウジの脳裏にあの夜の記憶が爪を立てる。あの赤龍(アドライグ)の言葉が牙を剥く。 “ボクだから笑って許してあげれるけど、黒龍(ファブニル)とかだったら魂すら残れないよ” ソウジは言葉だけでなく、呼吸も奪われた気分だった。 「臭うな……赤龍とも接触したのか?」 「あ、ああ……」 ソウジは振り絞ったような声を辛うじて出した。 もはや軽口など叩けるはずもなく、極めて簡潔に、最低限の発言にとどめた。 黒龍は、何か面白い玩具を見つけた稚児のような笑みを浮かべる。 「まあいい。いや……もういい。我はお前を選ばない」 何かが鳴る音に気付くことなく、ソウジは最悪の想像をして身構えた。 突如平衡感覚を失ったことに恐怖し、声にならない叫びを自身の中だけで聞いた。 ソウジが目を閉じていることに気付いたのはしばらくしてから。 鳴り響く鈴の音に驚き、目を大きく見開くと鳴っていたのは鞄、ではなくその中にある携帯電話だった。 「無事か……聡治……?」 その弱弱しくも凛とした声の方を向くと、そこには膝をつき、今にも倒れそうなエクリエルがいた。 エクリエルの目、鼻、口からは夥しい出血、服はその血で真っ赤に染まっている。 それは服だけにとどまらず、今も地面を濡らし続けていた。 「エクリエル!!何でこんなことに……っ!?まさか……お前が……?」 ソウジはすぐさまエクリエルを抱きかかえる。驚くほどの冷たさにソウジは全身を強張らせた。 「互いの……携帯電話を座標とした……転移魔法だ……かなり無理は……したがな…………」 ソウジは鞄から取り出したハンカチとティッシュを渡し、エクリエルの膝裏と脇に両手を差し入れ、抱き上げる。 エクリエルは受け取ったハンカチで顔を拭い、そのまま覆った。 ソウジはエクリエルを極力揺らさぬように、そしてできうる限りの速さでバスの停留所へ走る。 運良くバスが停留しており、ソウジが事情を話すと運転手は快諾し、病院へ急いだ。 迅速な救急魔法の甲斐あって容態は安定。大量の失血こそしていたものの、命に別状はなかった。 「……………………」 輸血を受けながら病室のベッドに横たわるエクリエルに、ソウジは声を掛けられないでいた。 「そんな顔をするな。私にはお前を巻き込んだ責任がある」 エクリエルの銀髪は、ところどころ乾いた血で赤黒く染まっていた。 「すまない……」 エクリエルは小さくため息をつく。 とても病室は静かで、少し距離があったソウジにもそれははっきりと聞こえた。 「謝らなければならないのは私のほうだ。……ハンカチを汚してしまった。今度、新しいハンカチを買ってやる」 ソウジが再び謝罪の言葉を口にしようとしたとき、それにかき消すように、エクリエルが語尾を強めて言った。 「休日の予定を詳細に連絡しろ。後日電話をする。出ろ」 「……ああ」 【タタリ 2014.04/05】 エクリエルの病室を出てからというもの、俺の為に……もとい、俺のせいで重体となってしまった彼女の元をやすやすと離れられる程、俺は割り切って生きてはいけない。かと言って病室に戻れば、彼女の機嫌を損ねてしまう事は明白だ。 あれは良くも悪くも、世界は自分を中心に回っていると考えている。彼女の決定は世界の確定であり、示した善意も悪意も例外無く、そう在らねば気が済まないのだ。 なので、彼女が俺の身を案じてくれた上で助けた以上、本来、俺は恩に着てこそあれ謝ってはならなかったのだ。そのエクリエルが俺を帰したのだから、俺は自室に帰ってなければならない。まして、今さら「やっぱり心配だから戻ってきた」など言おうものなら、ろくに動けない体であっても俺を張り倒す為に無茶をしでかす事だろう。 どちらにとっても良い結果にはならない。というかごめん蒙る。 なので、俺は行く宛もなく、病院の中庭で茶なんぞを啜っているのだった。 紙コップの中にはコーヒーなる奇怪な黒水が入っており、これは自動販売機という不思議な装置の中で直に作られていると聞く。あらかじめ炒ったコーヒー豆を自動販売機の中で挽き、お湯を注いで完成する謎の装置だが、あれはどういう原理で製造しているんだ? 実は中に人が入ってるのか? などと益体ない愚考に耽りながら、黒い苦湯を啜っていると、不意に背後から聞き覚えのある声で話しかけられた。 「おいっすー、お兄ちゃん。元気してるぅ?」 「……ああ、ルカか」 「ああ、ってなにさ。傷つくなぁ。死にかけたって聞いて慌てて駆け付けた後輩にかける挨拶じゃないでしょ、それ」 「ん、悪い悪い。ちょっとナーバスになってた」 ルカ=ルー・ガルー。種族的な意味での狼少年は、先日も連れていた機界の少女と共に俺の前に立っていた。 「御機嫌よう、ミスター。息災ですか?」 「見ての通り、俺は傷一つねぇよ」 「それは何より」 名も知らぬ半分機械の少女は抑揚のない口調で、スカートの裾をつまみながら恭しく頭を下げる。仰々しくも白々しい行動に見えてしまうのは、俺が見慣れぬ行動だからか、それとも彼女に入力(インプット)された動作(マクロ)だからなのか、判断がつかない。 改めて二人に向き直り、自販機に背中を預けてから、コーヒーを飲み干す。砂糖もミルクも混入していない黒水はひどく苦いが、どこかクセになってしまう。 「お兄ちゃんがこの調子なら、委員長も無事なの?」 キョロキョロと中庭を見渡しながら、ルカが訊ねる。エクリエルが近くにいると思ったのだろう。その言葉がズキリと俺の心臓に突き刺さる。 「いや、アイツは……病室だ」 「……どういう事?」 俺は訝しげなルカと少女に事の顛末を話す事にした。二人で乱層区画に調査に出た事、俺が次元の狭間──としか言いようのない空間に落ちた事、エクリエルが無茶な魔法術式を用いて俺を救い出した事、そのせいで彼女が重体になってしまった事。 唯一、俺が狭間で起きた出来事だけは伝えなかった。と言うか、正直、その事はほとんど覚えていないというのが正確だ。 あの時の事を思い出そうとしても、頭に黒い靄がかかった様に記憶を寸断し、意識を失いそうになる。何か恐ろしい物と対峙した気がするし、話もした気がするのに、その一切は完全に記憶から失われている。 話を茶化す事なく真剣に、神妙に聞き入っていたルカと少女は、エクリエルが寝ているであろう病室を中庭から見上げつつ、嘆息吐いた。 「はぁ、なるほどねぇ。委員長らしいや。あの人、無茶を無茶と思わないんだから。それで死にかけてりゃ世話ねーよ」 「ルカ氏に肯定です。下に就く者の心労などお構いなしなのは、エクリエル女史の悪い癖です」 お前ら、本人が聞いたらぶっ飛ばされるぞ。物理的に。 「で、お兄ちゃんはそれでナーバスになってたって事か。ゲラゲラ阿呆くせぇ。あんな危険な場所にお兄ちゃんしか連れていかなかった委員長が悪いんだから、お兄ちゃんは気にする必要ないっしょ?」 「ルカ氏に肯定です。そもそも、彼女は正式な依頼を受けた調査員、ミスターはあくまで外部委託。正規の調査員が委託先のアルバイトの安全を確保すべきなのは至極当然と言えましょう」 「そういう事だね。あの人は少し懲りた方がいい。……いや、今回の件で死にかけても懲りないのが委員長なんだけど」 二人で通じ合う物があるのか、お互いにひどい事を言うものだ。ルカは俺の肩を二回ほど軽く叩きながら、委員長、もといエクリエルの陰口を叩いている。機界の少女も概ね同意と言ったところか。 ひとしきり、本人がいないのをいい事に、普段からの不満を垂れ流したルカは、ふと俺を見上げながら、こう囁いた。 「まぁ、悪いのは委員長なんだけど、それとこれとは話が別って事で」 頭二つ分は背の高い俺の肩にかけたルカの指が、突如として力強く肩に食い込む。万力に締め上げられた様な鈍痛が脳裏に迸る。 少女は呆れとも諦めともつかぬ表情を浮かべ、目を閉じた。 ルカの怪力が、俺の体勢を崩した。細い少年の腕のどこにそんな力が宿っていたのか、俺の上体を片手で引き寄せながら、返す拳を振るう。 ──ルカ=ルー・ガルーは、魔界の出身者であると同時、人狼に該当するライカンスロープである。ルー・ガルーの一族は人狼種の中でも最古より厄災であるとされてきた。 その名は、原初のワーウルフとして、恐れられてきた。 一撃。ルカの小さな拳が、俺の頬を捉える。人間など比べるのも烏滸がましい程の脅威的な身体能力を持つライカンスロープ、更に原初のワーウルフの純血を持つルカの拳は、俺の体を自販機から数メートルも吹き飛ばした。 平和な中庭で突如起こった暴力沙汰に、遠くから誰かの悲鳴が聞こえた気がした。どこの誰だか知らんが慌てるな。ルカの拳を受けて俺の意識が保ってるという事は、アイツはかなり手加減してるって事なのだから。 「今回は委員長に全責任があるから、このくらいで済ませておくけど、覚えとけよお兄ちゃん。……委員長に何かあったら、絶対にお前を許さないからな」 犬歯、いや狼の牙を剥き出しに、ルカはさっさと中庭から立ち去ってしまった。 後に残されたのは俺と、機界の少女と、平和な病院で惨劇を目撃した何人かの一般人だけである。 「ルカ氏に代わって、私から謝罪します、ミスター。……だから、彼を許してあげて下さい」 「ん、大丈夫、わかってる」 そもそも諸悪の根源は俺の不注意なのだ。ルカを許すも許さないもない。むしろ、この程度でルカに許してもらえた事が、俺にとってはありがたい。 駆け寄る少女の手を借りて立ち上がろうとしたが、思う様に足が動かない。やばい、ルカやばい。たった一発の拳でこのダメージとかありえない。ほっぺたが痛いというか熱いくらいで済んでる程度のダメージなのに、的確に脳が揺さぶられて立つ事すらままならないとかどんな謎の技術持ってんの、アイツ? 「そこのベンチでしばらく休憩しましょう。肩をどうぞ」 「……うん、すまん、助かる」 這う事も出来ないのだ。機界の少女がいてくれて本当に助かった。 周囲で平和を享受していたモブの方々には何でもないですよと手を振ってアピールしながら、少女の肩を借りてベンチまで移動する。視界がグニャグニャして脳がグラグラしてるのに意識は実に鮮明だ。 「お詫びとして、膝枕でも致しましょうか、ミスター・脚フェチ」 「お前まったく詫びてるつもりないだろ!?」 だから、ツッコむ事くらいは出来るのだ。というか俺に変な属性つけるの今すぐヤメロ。 【どあにん 2014.04/10】 例え誰かが傷付こうとも、もしくは誰かの生命の灯火が消えてしまったとしても世界は無情に時を刻み続ける。 矮小な生命の一つや二つ消え去ろうとも意に介さず、静かに、無情に、残酷に―― 第二節『The Wonderful World』 俺の不可思議体験……もとい鱗おっぱいドラゴンとの邂逅から早くも1週間が過ぎた。 クラスメイト達が興味津々で俺にアレコレ聞いてきた日が早くも懐かしく感じる程、多分俺の人生の中で上位に入るくらいチヤホヤされたと思う。 なんて馬鹿な事を考えている間に授業の開始を告げる魔法鐘の音色が学園中に響き渡ると同時に教室のドアが開……かない。 腹立たしい事にこの学園の先生はグダグダエル先生を除いて始業時間丁度に教室にやってくる場合が多い、 またグダグダエル先生の臨時授業か何かだと教室がざわめき出した時、それは起こった。 煙のような何かが扉から溢れ出てきたかと思った刹那、灰色の若い男が"扉を開けずにすり抜けるように"現れたのだから。 頭からつま先、身に付けている物や教科書まで全てが灰色の煙で構成された不可思議な生物に、流石のクラスメイトも動揺を隠せないようだが、 件の人間は気にせずにチョークを摘むような動作を行うとフワリと浮き上がるチョークが黒板に押し付けられて文字を綴って行く。 「えーっ、まずは皆様初めまして、私は呪詛魔法学担当のユーザス=レイ=リッチモンドです。 霊界出身故に私には実体と言う物がありません、驚かせてしまって申し訳無い」 ユーザスと名乗る先生は笑みを浮かべた、人間で言う口に当たる部分の煙が揺れ動いただけに過ぎないが彼にとってはそれが笑みを浮かべると言う事なのだろう。 多少の自己紹介もそこそこに、ユーザス先生は教科書……のような煙を開くと名前もあまり知らぬ男子生徒の一人が手を挙げた。 「ユーザス先生、先生には実体が無いそうですけど教科書とかは読めるのですか?」 「ん、良い質問だね 確かに私は実体が無いから君達のように本を読んだりする事は出来ない、だから私は魂を少し抜き取って読んでいるんだ」 質問に対する返答の意が分からない、ざわめく教室を意に介さずにユーザス先生は続ける。 「万物には全て魂が宿っている、大切に使い続けた物は魂から生命が生まれる、そう……こんな風にね」 言うが否や。 一番前の席に座っている名前がうろ覚えな男子生徒の教科書にユーザス先生が手を触れると、そこから四角い煙が少しだけ引きずり出される。 驚きで声が出ない男子生徒をそのままに教壇に戻ったユーザス先生は授業を開始した。 「まず呪詛魔法とは何か、呪詛は五界統一騒動が起こる前の物質界……所謂人間の世界で確立された黒魔術が元になっています。 呪詛魔法とはいわば呪いの類であり、対象の体調等を変化させる効力を持っています、ゲームで言えば状態異常魔法の事ですね」 ユーザス先生の話を聞く傍らで俺はふと隣の席をチラリと見やる。 腐ったドブみたいな緑色の瞳を輝かせるのはダミアンだ、あぁそう言えばコイツ復讐が目的って言ってたな……誰にだ? なんて事を考えてたらユーザス先生が浮かせて飛ばしたと思われるチョークが俺の額ド真ん中に命中したので痛む額を擦りながら意識を目の前に戻したのであった。 しかしながら呪詛魔法学初回と言うだけあって、呪詛魔法のルーツや効力について大まかに話す程度だけだ。 視線だけを時計に見やると時刻は早くも終了五分前に迫っていたので教室内で私語を話す声が目立ってきた頃、ユーザス先生はじっとクラスメイト達を見つめ、 そして何か納得したような、子供が自分にとって珍しい物を発見したかのような満足気な笑みを浮かべた時、授業終了のベルが学校内に鳴り響いた。 あの時、ユーザス先生はダミアンと俺を見る時間がほんの数秒長かった気がするが……次の授業が錬成魔法学で教室移動となる為、思考は慌ただしさの中へ置き去りにしておいた。 ◇ 学園地下一階、錬成魔法学の教室はそこにある。 カビ臭くて長い石造りの廊下、その道中は妖精が作った魔法のランプである程度の明かりが確保されている程度の場所を少し歩いた所にその教室はある。 所々錆びている鉄の扉を見た生徒は開けるのを躊躇っているが当然だろう、物語に出てくる意地悪な魔女のバアさんがデカい鍋をかき回していたらそりゃ誰だってビビる。 魔法薬の調合や魔法人形の作成など、地味でカビ臭そうなイメージがこびり付いているからだ、誰だってそうだ、俺もそうだからだ。 だが、致命的な程空気を読まない剛機ホオノキ=ダン十二式がさっさと開けてしまった、その瞬間……俺の鼻孔をくすぐったのは甘い香り。 砂糖とかそういう類では無く植物由来の、しかしながら押し付けがましく無い優しい香りが教室の扉を開けた瞬間から漂ってきたのだ。 見れば教室内も巨大な妖精ランプで全体が明るく照らされている、まるでそこに小さな太陽があるかのような優しく暖かい光で俺達が抱いていたイメージが一瞬で覆された。 【西口 2014.04/11】 「いらっ、しゃいませ……」 そしてすぐに元に戻った。 暖かな光と、心地よく甘い香り。頭の奥底で澱のように固まる不快感を、ひと時とはいえ吹き飛ばせるほどの、清浄な空間。 その中にあって、彼女の存在は異質といっていいだろう。 150センチ程度の小柄な体躯とはいえ、目元を追い隠し、その足元まで届きそうな程長い髪は甚だ不気味だ。 その黒曜石のような艶を見る限り、手入れは行き届いているのだろうが。 その上、全身を黒いローブで多い、わずかに覗く手先や脛までもが、手袋やソックス(言うまでもなく黒)で覆われているとなれば、何をかいわんやである。 唯一露出している部分といえば口元の不健康な青白さの肌と、薄く化粧気の無い唇のみである。 その傍らには、岩で出来た巨人のような彫刻が、丸まって鎮座している。 そんな出で立ちで教壇に立つ彼女は、何というか、暗い。全体的に。 部屋の中は旧校舎の地下とは思えないほど、自然な明るさに満ちているのだが、彼女の周りだけが、まるで真夜中の樹海のように薄暗く感じられた。 教室の変わりように慄き、一瞬遅れて襲い掛かってきた喜びも掻き消えて、呆然としているクラスメイト達。 俺を含めたその全員が、例外なく抱いているであろう疑問を、率直にぶつけてくれたのは我らが剛機ホオノキ・ダン十二式。 空気が読めない彼であるが、こういう時には非常に頼もしい。 「失礼ですが、貴方はどなたでしょうか。練成魔法学の担当は、カザルル・ナゴト女史が勤めていらっしゃった筈ですが」 「あぁ……。やはり連絡が、行き届いて、いないようですね……」 まずは席に座ってほしいと言われたので、促されるままに以前よりの席に向かう。 カザルル先生の頃とは内装や机の配置などが全く違ったので、少しばかりもたついてしまい、頭に疑問符を浮かべた(一部除く)俺たちが席に着いたのは2分ほど経ってからだった。 それを見てとめた闇色の女性は、空中に何らかの文字を描くように軽く指を振る。 小さくではあるが、同時に唇も動いているのを、俺は見逃さなかった。 指が動きを止めた瞬間、女性の傍らで蹲っていた巨人が、ギギギという何かが軋むような音と共に立ち上がった。 彫刻ではなく、傀儡人形であったらしい。となると、先ほどの挙動は即席の駆動術式か。 旋律魔法の区分である詠唱と、書記魔術の領分である陣紡。 強い集中を要する二つを同時に、それも結構な速度で正しく行えている。 エクリエルですら出来るかどうか怪しい上に、仮に出来たとしても極度の疲労を強いられるであろうそれを、この女性は容易くやってのけた上、平然としている。 その尋常ではない力量と、先ほどの物言い。 女性の正体が、何となく分かった気がする。 岩人形が、その巨大な手先からは想像出来ないような器用さでチョークをつまみ上げ、黒板に美麗な字を書いていく。 指があり、それが動いている所を見ると、どうやらあの傀儡は内骨格《インナーフレーム》がきちんと組み込まれているものらしい。 細かい力調節が可能なのも、内骨格の完成度の高さゆえだろう。 あいにく傀儡にはあまり明るくないので、それがどれだけ凄い事かはまるで分からないが。 しげしげと、動く岩人形を見つめていると、一瞬だけ視線を感じる。その元を追ってみると、闇色の女性に行き当たった。 女性は教室の戸を開いたときと変わらない体勢で、床部より一メートルほど高い教壇から、クラス全体を睥睨している。 その前髪に隠れた瞳が、俺に向けられて……いるわけないか。 自意識過剰だな俺は。思春期か。 あ、思春期だった。 「以前から、決まっていた、事なのですが……、前担当の、カザルル先生が、地元にお戻りに、なられるとの事で、代わりに着任致し、ます……。 湊ハヅキと、申します。以後お見知り、おきを……」 黒板には人間界の術式用語にして共通言語である、ヤマトという言葉でその名が綴られている。 深々とお辞儀をする彼女――湊先生に、お願いしますと応じたのは質問主である剛機ホオノキ・ダン十二式だけであった。 「カザルル先生は、お祖母様の御様態が、急変、なされたらしく……、先日、地元の魔界へと、お帰りになられた、ようです」 授業終了五分前。湊先生が話しているのは、連絡に不備があった理由だ。 着任初授業という事で、今回は練成魔法の梗概や、大まかな歴史。次回やる授業内容の予習などが行われたのだが、やる事がなくなってしまったので、その穴埋めだ。 意外、と言っては失礼極まりないのだが、そのインパクトの強い見た目に反して喋る内容は至極普通であった。 内容も理路整然としていて、事前に知っていた事とはいえ、非常に分かりやすかった。 少し調子はずれな喋り方にも慣れてきたし、次回以降がちょっと楽しみになってきた。 「私は元々、ここの特別司書として、働いて、いたのですが……、学園長に、誘われたのです……。少し、やりたい事も、ありまして、お受けさせて頂き、ました」 これには素直に驚いた。 特別司書といえば、古代・現代問わず、現存する魔法の管理を職務とする統合政府直轄の国家公務員だ。 その職務の詳細は多岐に渡り、一般には公開されていない物もあるという。 簡単に言うならば超エリート。さきほどの魔法の腕前にも納得がいくというものだ。 この学校での職務といえば、図書本館での禁書の管理などであろう。 それその物が魔術現象である場合さえあるというそれらの中には、図書文化委員会が管理するには荷が勝ちすぎる物もあると聞く。 しかし、誘う学園長も凄いが、それを受けるこの人もこの人だ。たしかにこの学校は巨大であるし、そこで教鞭をとっているとなれば、そこそこに誇らしい事である。 が、それは飽くまで一般からの目線での話だ。界々を股にかける公務員と比べれば、給料面でも名誉面でも大きく劣る。 それらを天秤の対にかけて、尚あまりある「やりたい事」とは一体なんだろうか。 「ちなみに、内装を整えるのにも、いくつかの、魔法を、使用して、いまして……」 先生の話は続く。 それにしても、よく通る声だ。唇は僅かにしか動いていないし、声量もあまり多いようには思えない。 教室の静寂も幾らかは緩和されてきているので、小さい声では響きようもない。特殊な声質か何かか……? 何となく室内を見渡して、ハタと気づく。教室の隅の八角。壁紙に溶け込むような微かな文字で、何かが書かれている。 呪詛魔法の痕跡が見て取れるそれは、アーヴィニル――汎用術式言語で「響け」「閉じよ」。そう刻まれていた。 「目ざとい、ですね、ソウジ君」 いきなり名前を呼ばれ、思わず飛び上がりそうになった。視点を先生の方へと戻すと、その口元には笑みが浮かんでいた。 「旋律魔法による、拡声……。結界魔法による、作用箇所限定……。そして書記魔法によって、発動条件を作って、無駄な、魔力の消費を抑える……。複合魔法、です」 ――ちなみに、ですが。 「来週より、実施されます、選択授業で……、総合魔法学の担当は、私が勤めさせて、頂きます」 湊先生がそう言い終わると同時に、授業の就労を告げる鐘の音が響き渡った。 礼をし、退室した先生に習って、多くの生徒が席を立つ。椅子の脚が床を擦る音に混じって、耳元で湊先生の声が響く。 「放課後、図書本館へ、お越し下さい……」 ◇ 図書本館というのは、図書文化委員会によって管理される魔導書及びちょっと拙い図書、専門書の類が所蔵されている巨大な図書館だ。 なんで学舎にそんなものがあるんだ。と、この学校に来たものはみんな思う。俺も思った。馬鹿じゃないのか、と。 しかし、この学校が公になっている施設の中で最も安全で、最もどうでもいい場所なのだから仕方がない。 機密情報は殆どないし、重要人物もあんまりいない。 文句を言う保護者もいるが、仮に書物の類が無かったとしても、戦争の遺恨は未だ根強く残っている。 五界の和平の象徴であるこの学校は、格好のテロの獲物である。本があろうが無かろうが危険なことに変わりは無い。 つまらん事で文句を言うな。というのを迂遠に、オブラートで何十にも包み込んでそういう類の人間には説明している。 まあそれ以外にも、ちょっとアレな知識を求める、黒魔術などの古代魔法の担い手などを招くためという理由もあるらしい。 それに一本釣りされたのかダミアン辺りだ。 その敷地は広大で、アホみたいに広い五界統合学院の、およそ10パーセントを占有している。 といっても、実際に生徒が立ち入れるのはその中の三割くらいのものだが。 学年や成績、所属や所持している資格などで立ち入れる区画は厳格に分けられており、生徒会に所属していない人間が利用できる場所は本当に少ない。 ルカが一時期とはいえ、図書委員であったのも、それが理由だ。まあ、エクリエルが風紀委員長に収まるなり、すっ飛んでいってしまったが。 ちなみに、同じ理由で俺も一時期所属していた。 色々と貴重なものも読めて、当時は酷く喜んだものだが、今となってはやめておけば良かったと思っている。 古来、五界統合以前より、人間界を舞台に天使と激しい戦いを繰り広げてきた伝説的な存在、悪魔。 魔族の中でも、未だに地方では信仰対象とされている事さえあるという彼らの中の一人と、俺はここで知り合ってしまった。 堕落と退廃を好む彼女によって、俺の『死にたがり』は悪化した。エクリエルに無理やり引きずり出されなければ、多分自殺でもしていたことだろう。 それでも、俺は彼女のことが嫌いになれなかった。 枯れ果てたように才能が無くなり、周りの人間の嘲笑から逃げるために、俺はこの学校に来た。 幼馴染のルカや、エクリエルと出会えるまで誰も信用できず、常に周りに距離を置き――いや、置かれていたのだろう――友人と呼べる存在など一人としていなかった。 寂しくてたまらなかった。 そんな時に、目的や理由はどうあれ、傍らにいてくれた存在を、どうして拒絶できようか。 エクリエルには罵倒されるだろう。もしかしたら、またもルカにぶん殴られるかもしれない。 分かっている。でも、湊先生に促され、本館内の委員長室へ向かう俺の足が止まる事はなかった。 「ああソウジくん、ソウジくん! 久しぶり久しぶり、元気にしてた!? あのクソッタレ天使に連れて行かれてから全然来てくれないから、私の知らないところで死んじ ゃったんじゃないかって、すっごく心配してたんだよ!」 「それは、自分の見てるところで死んでほしいからって意味か。アシュリー?」 姓は知らない。必要ないとも彼女は言っていた。 肩甲骨辺りから生える蝙蝠めいた翼で室内を飛翔し、纏わりついてくる彼女への対応は、出来る限り冷たくする。 少しでも罪悪感や好意的な態度を覗かせれば、彼女は確実にそこに付け込んでくるだろう。 俺の応答の何が気に召したのか、アシュリーはにんまりと邪悪な笑みを浮かべ、床に降り立った。 「なあんだ。本当に克服しちゃったんだね、『死にたがり』。つまんないの。全く、余計なことしてくれたよ、あのクソ天使」 「……何の用だよ。わざわざ湊先生に言付けてまで連れてこさせたんだ。ただ話したいってだけじゃないんだろ?」 クスクスと笑い声を漏らすアシュリーは、もうちょっと待っててね、と言った。 何なんだ、と疑問符を浮かべる暇もなく、その疑問は氷解した。 ギィと軋む音を立てて扉が開き、室内に三人、新たな人間が入り込んでくる。 ダミアン。ルカ。そして、機界の少女。 「クロガネですよ、ミスター」 心を読まれた……!? 「ああ、本当に知らなかったのですね。名も知らぬ相手に膝枕をさせようとするなんて、いやらしい……」 「お前が自主的にやろうとしたんだろうが!?」 「うわぁ、マジかお前」 「何で一ミリも信じようとしねえんだよ!」 緊張感が解れたといえば解れたが、場がぶち壊しになったと言い換えることも出来る。 唯一口を噤んでいるルカは、どこか居心地が悪そうだ。 まあ、苦手なアシュリーがいる上に、昨日殴り飛ばした相手がいるとなれば、気まずくもなろう。 「良かった。全員来てくれたみたいね」 「それでは、私は、これで……」 先生が退室する直前、頑張って下さいね。と、耳元で彼女の声が聞こえた気がした。 「我々風紀委員への協力要請ということですが、委員会未所属の人間が二名もいる事と併せて、詳細の説明を要求します。ミスアシュリー」 進み出でて、少女――クロガネが挙手と共に質問する。 本当に、毎回ルカと行動を共にしているらしい。その割には姿を見かけたのはつい先日が初めてだし、最近入ってきたばかりなのだろうか。 「ソウジくんがいるのは優秀だから。ダミアンくんがいるのも優秀だから。これ以上に理由が必要?」 「そのような抽象的な理由で、未所属の人間を危険に晒すわけにはいきません」 「あら、図書委員会の外部協力員の決定権は私にあるのよ? 誰を選ぼうと、本人の許可さえ取れば貴方達に文句を言う権限はないわ」 え、何それ。承諾した覚えないんだけど。 「ああ、お前の分は今朝俺が書かせてやったぞ」 耳元でダミアンが囁く。何言ってんのこいつ。 「寝起きの状態で、呪詛にもかかり易かったからな。簡単にできた。覚えていないか?」 「何してくれてんのお前!?」 「元より、拒否するするつもりはないだろう?」 「それは……まあ」 性格を見抜かれている。数日前に出会ったばかりだというのに、だ。 そんなに分かりやすい性格かなあ、俺。 「ほら、退がってクロガネちゃん。今から詳細説明するから」 傍らのダミアンから視線を戻すと、クロガネが渋々といった様子で数歩退いていた。 「えーと、単刀直入に言うわね」 ――禁書が数点、盗難されたわ。 空気が凍りつくのを感じた。
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プロフィール 名前 玉藻狂死郎 年齢 20 身長 180 性別 男 出身 櫻の国 仕事 探偵モドキ 得意分野 交渉・契約 苦手分野 相手の気持ちを考える 好きな人物 口答えしない人 嫌いな人物 一々文句を言ってくる人 立て襟の白い洋シャツに黒の袷と袴というバンカラスタイルに黒いインバネスコートを羽織った大正浪漫あふれる服装に、 頭には黒のカンカン帽に黒の短髪に黒目と兎に角黒尽くめの格好をした20歳前後の青年といった容姿の男。 お世辞にも現代風と呼べないファッションは単に彼の趣味である。 戦闘時に使用する退魔刀と封印符はインバネスコートの中に隠している。 基本的に両手両足に1枚ずつ即応性の高い符を仕込んでおり、懐や胸に隠している符は切り札と呼べる物。 また、黒のカンカン帽の中には常に『模倣』の封魔符を仕込んでいる。 一人称は僕であり、一見誰に対しても物腰柔らかな態度と笑顔を向けるために優しい人物だという印象を受けるが、 仮にも櫻の国の守護を司る陰陽師であるにもかかわらず、その性格は外道に近いものがある。 元々玉藻一族の初代も色々と型破りで問題行動を頻発させていたと文献に残っているのであるが、 その生まれ変わりであるかのように戦闘でも不意打ち闇打ち魔族の命の軽視を平然と行う。 他にも命令範囲外の魔族の殲滅や捕縛を頻発、かつては人間と盟約を結んでいた魔族すら始末しかけるなど、 本来ならば守護を解任されていてもおかしくは無いが、高い実力と実績によって難を逃れている。 とはいえ最近は上から余計な目を付けられるのが嫌になったか、問題行動はあまり表には出てこなくなっている。 戦闘ないしは交渉・契約といった魔族を相手にする仕事を生業としているだけあって非常に用心深く、 簡単に人に心を開くように見せてはいるが心の内では常に他人を疑っていると言っても過言ではない。 しかしながら極一部の親しい者も存在しており、人嫌いというわけでは無いようである。 彼曰く、『本当に尊敬するところのある人とだけ付き合うようにすればいい』という考えなのだとか。 一応彼にも正義や秩序を愛する心は存在しているのだが、それを理解している人はとても少ない。 そもそも彼が人前に姿を現すときは仕事のときであり、優しさを曝け出す余裕などないのだ。 ミストラルとは記憶の解明の手伝いの代わりに悪魔合体の触媒と成り得る物品を譲ってもらう契約を交わしているらしい 【能力】『玉藻流退魔術・悪滅』 彼の一族に伝わる退魔術であり、封魔符というカードを使い魔族を使役する。 具体的には瀕死になるまで弱らせた魔族に空の封魔符を貼り付けることで無理やり下僕としての契約を交わし、 強大な敵に無理やり繰り出して死なせたり生き返らせたり死なせたりキモい魔族と合体させたりする退魔術である。 櫻の国に数多く存在する退魔術の中でも禁術に近い扱いを受けており、その名を聞いただけで魔族も泣き出すと言われている。 ただし必要に応じて半ば脅しに近い形ながら交渉による契約を行うこともあるようである。 最初から何体かの魔族が封印された封魔符を所有しているが、それらはあまり戦力になるとは言えない。 戦力を強化するためには新たな魔族と契約したり、魔族と魔族を融合させて新たな強い魔族を生み出すことが必要不可欠。 なお封魔符は合計13枚所持しているが、これ以上の数の封魔符を所持することは出来ない。 余談だが、召喚陣の展開方法及び召喚方法は召喚する魔族によってそれぞれ異なっているようである。 基本的に強力な魔族であればあるほど複雑な儀式を行う必要性があり、召喚時の隙も大きくなる。 低俗であればその名を呼ぶだけでいいが、高位の者は“触媒”や“代償”を必要とする場合もあるらしい。 『悪滅・零式』封魔符に封印された魔族たちの『力』だけを開放して魔術を放つ術。 封印された魔族に応じて強力な固有の魔術を発動することが出来、本体の消費霊力も比較的少ないが、 一度魔術を発動した封魔符は1日霊力を充填しなければ再使用できないという欠点を持つ。 さらに、後記する『肉体』の召喚も行えなくなるので十分注意が必要となる。 また、魔術発動には印を結ぶ動作や詠唱を必要とせず、ただ霊力を込めるだけで発動するのだが、 こういった準備動作を行ってから発動させることによって効力を向上させることが可能である。 『悪滅・百式』封魔符に封印された魔族たちの『肉体』を解放し召喚、使役を行う術。 封印された魔族をそのまま使役するために本体の消費霊力が高いという欠点を持つが、 魔族の持つ魔術を霊力の許す限り自由に発動することが出来、より強力である。 魔族を封魔符から呼び出して使役している間は霊力を常に消費しており、強力な魔族ほど消費は早い。 また、魔族の力を手にした武器に憑依させることによって強力な攻撃を放つことが可能である。 なお、魔族を使役している間も『力』を解放して魔術を放つことも出来るが、当然霊力の消費は激しくなる。 この二つ以外にも様々な術式が『悪滅』には存在するが、詳細は後記。 【装備】『退魔刀・斑鳩』『闇天礼装』 『退魔刀・斑鳩』は刀身に霊気を宿した霊刀であり、魔族の憑依に適している。 また退魔“刀”と呼ばれてはいるが、霊気によって様々に形を変化させる性質を持っており、 憑依させる魔族の種類によって西洋剣から槍、斧、鎚にいたるまで形状が変化し、同時に刀身が纏う属性も変化する。 見た目は脇差程度の大きさで、片手で扱うことが出来る。……が、基本的形状で扱うことは少ない。 刀憑依は魔力のコストパフォーマンスに優れており、かつ狂死郎の有する魔力量も破格であるため、 素の斑鳩を使うよりも、雑魚でよいので憑依させて使うことが望ましい。というかしないと損。 『闇天礼装』とは狂死郎が身に着けている黒のカンカン帽とインバネスコートそのものを示す。 魔族の扱う呪術を防ぐための魔術が込められており、元来の耐魔力も合わさって“魔眼”への抵抗力はかなりのモノ。 基本的に精神や肉体に直接作用する呪いをある程度防ぐが、炎や風といった“物理的”魔術は一切防ぐことは出来ない。 曰く、「伊達や酔狂だけでこのような格好をしているわけじゃあないのであしからず」とのこと。 戦闘に使う封魔符と退魔刀も、普段はこの闇天礼装の中に収納している。 陰陽師であることを極力一般人に悟られないように、人に怪しまれないようにするための配慮だが、 その風貌自体が人を怪しませる原因に他ならない。人が寄り付きにくいのは有難い話なのだが…… 【戦闘方法】 彼の一族は陰陽師であるにもかかわらず、自分から霊力を消費して発動する攻撃呪術をほとんど持っていない。 彼自身が得意とする魔術分野は“結界”であるが、それだけでは魔族に対抗するには力不足と言えるだろう。 そのため戦闘には封魔符によって使役する魔族の力が必要不可欠であると言える。 様々な種類の魔族を召喚することが出来、あらゆる状況に対応することができるという可能性を持つが、 召喚及び召還の際には大きな隙を晒す事になるので決して万能と呼べる存在ではない。 彼の霊力は魔族を召喚している間少しずつ消費していく他、召喚した魔族が魔術を行使する度に追加で消費していく。 呼び出す魔族のランクにも依るが長期戦はあまり得意ではないと言える。 退魔術以外の彼の実力もかなりのモノで、剣術の腕前は雑魚魔族を退けるには十二分にある。 また、話術を用いて戦闘を此方のペースで進行させようとすることも常套手段。 召喚した魔族の特性を利用した連携や不意打ちも勿論行うので搦め手が得意と言える。 逆に相手の話術や不意打ちへの警戒を怠ることは無いためそういったものは効果は薄いと言えるだろう。 繰り返すが最大の弱点は召喚及び召還の隙と消費霊力の問題である。 特別苦手とする相手は数少ないが絶対的有利と言える相手も居ないのが召喚師の常と言えるだろうか。 ただし、仮にも陰陽師という役職である以上人間と殺しあうのは専門外であり、 また人間同士で戦う経験がそれほど多いわけではないので、あえて言えばそれが弱点と言える。 逆に言えば人外相手の戦闘経験は豊富であり、知識と合わせて魔族とも互角に渡り合うことが出来るだろう。 【備考】 古の昔より櫻の国に仕え都の霊的守護を任された陰陽師の一族の中の一つ、玉藻一族の8代目。 陰陽師の一族の中でも玉藻一族は式神や魔族との契約に長けた一族であり、彼もまた同じである。 陰陽師の一族には先代の子が代々その任を継承する場合と先代の弟子がその任を継承する場合の二通りがあるが、 玉藻一族の場合は後者であり、彼も先代である7代目玉藻狂死郎の下で陰陽師としての厳しい修行を積んで8代目に就任した。 となれば、彼に関する疑問が二つほど浮かび上がってくる――――陰陽師になった理由と本名だ。 しかし、彼はそれらの疑問について多くを語ることは無い。 何か後ろめたいことがあるのだろうか?それとも――――? +使役している魔族 ≪スライム≫またの名を≪シェイプシフター≫とも呼ばれる、非常に粘性の強いゲル状の身体を持つ魔族。 見た目は背後の風景が透けて見えるほど透明な水色であり、体積は直径2mほどの球体と同じ。 一般的なスライムとは違ってドロドロではなく、ゼリーのように結構しっかりした身体である。 基本的に球体の姿を取るが、人や動物などを模った姿に変形することも可能。 体積の合計は変化させることが出来ないが、身体を細かく分裂させることも勿論可能である。 動きは遅く、知性のようなものも見受けられないが、一応狂死郎の命令は聞くようである。 このタイプのスライムは消化液や毒液、強酸といった危険物を分泌することは無い。 (狂死郎曰く、そのような性質を持つタイプのスライムは扱いが非常に難しいので敬遠しているとか) その代わり、強い水の属性を身に纏う性質を持っていて炎の攻撃にはとても強いという特性を持つ。 また、スライム特有の物理攻撃への強い耐性を持ち合わせるので防御に適した僕と言えるだろう。 近接戦闘タイプキラーとも言えるが、動きがかなり遅いというのが最大の弱点。基本的に壁扱いである。 開けた場所では無視すれば良い、ということになってしまうので、逃げ場の無い狭い場所が専門である。 その他、雷による攻撃には非常に弱く、一瞬で収縮して使い物にならなくなってしまう。 退魔刀への憑依時には刀形態のままで水を纏わせて切れ味を上昇させることが可能。 零式による発動魔術は『ゼラチナス・シールド』、目の前に2mほどのゲル状の壁を出現させて防御する魔術。 大抵の物理攻撃を跳ね返してしまうが、やはり雷による攻撃には非常に弱く、集中攻撃も苦手。 また、他の魔族を召喚している際に発動すると、出現する壁が魔族の持つ属性に応じて変化する。 ≪管狐≫玉藻一族に代々伝わる使い魔兼召使の妖狐の魔族。といっても九尾の狐のような強大な力は持ち合わせておらず、 其の辺の狐よりちょっと大きくて尻尾が2本あるだけの弱小魔族に過ぎない。所詮は初心者用の使い魔である。 一応人間体への変身能力と弱い炎や妖術を操る能力を持ち合わせてはいるものの、能力者との戦いには不足か。 ちなみに雌。体色は雪色なのでかなり目立つ。人間体でもそれっぽい巫女姿になる。一種のマスコット。 退魔刀への憑依時には刀形態のままで炎を帯びさせることが可能、だが大したことはない。 一応、火炎による攻撃に強くなる効果もあるが、あまり頼りになるとは言えないだろう。 零式による発動魔術は『狐火』、その名の通り狐火を飛ばす魔術、炎の勢いはそれほどでもない。 ≪剛力のウルフェン≫櫻の国出身の狼の獣人タイプの魔族。筋骨隆々でゴツイ。常に緑色の拳法胴着を身に着けている。 顔も体も狼そのもので蒼毛で毛むくじゃらの二足歩行の狼といった容姿であり、より獣に近いと言える。 特にこれといった魔術を持ち合わせてはいないものの、とにかく馬鹿力でタフなので便利。 また、身に纏う“闘気”を波動として打ち出すことである程度の遠距離戦をこなすことも不可能ではない (典型的な脳みそ筋肉タイプなので文字通りの噛ませ犬なのは内緒……) ちなみに雄。体色は漆黒で闇に溶け込む。見た目どおりの武人タイプの性格をしている。 退魔刀への憑依時には両刃の斧形態へと変化し、同時に所有者の身体能力を若干向上させる。 零式による発動魔術は『金剛力』、こちらも対象の身体能力を向上させる能力。 ≪月兎因幡≫氷の国出身の兎の獣人タイプの魔族。非常に珍しいらしく、狂死郎も実物を見たのは彼女が始めてだとか。 容姿は両手両足が白い兎の毛に覆われ、頭部から兎の耳が生えているが、それ以外は人間そっくり。 氷の国出身だけあって肌は非常に白く、普段は白のワンピース姿をしているので本当に白ずくめである。 髪の毛もとても長くて白いので、普段は円管状の髪飾りで後ろ髪に一本、左右の髪にそれぞれ1本ずつ束ねている。 狂死郎への信頼度はかなり高いらしく、もっと彼の力になるために『ジャンクション』を望んでいる。 肝心の戦闘能力だが、非力ではあるものの俊敏性は高く、高く飛び跳ねたり素早く動くことが得意。 さらに弱いながらも冷気を操る力を持っていて、吐く息は水面を一瞬で凍結させる。 退魔刀への憑依時には氷の力を纏った妖刀・雪月花となり、触れたものを凍結させることが出来る。 その他、狂死郎自身も冷気による攻撃に対して強くなることが出来る。 零式による発動魔術は『雪風』、強力な冷気を発生させる魔術である。 ≪ドッペルゲンガー≫夜の国に出現する魔族で、相手の姿をコピーするという能力を持っている。 服装や武器まではコピーできるが、記憶や能力をコピーすることは出来ないので戦力としては不足か。 どちらかといえば零式の能力を使うために封印したと言ってもいいだろう。 退魔刀への憑依時には相手の所有する武器と同じ姿になる。使い勝手は微妙と言えるだろう。 零式による発動魔術は『コピー』、あらゆるものを1度だけコピーすることが出来るという強力なもの。 自分や魔族をコピーして数を増やしたり、退魔刀をコピーして二刀流を披露する事が出来る。 ただし一つの物しかコピー出来ないので使いどころには慎重にならざるを得ない。 ≪ボム≫文字通り爆弾の性質を持った魔族で、炎で出来た球体状の体に導火線のようなものがくっ付いている。 手足は無く、物を食べることも無い代わりにゆらゆらと空中を浮遊して魔力を吸収・成長する。 目を持っているように見えるが視覚で獲物を捕らえることは無く、対象が放つ魔力に反応して自動追尾する性質がある。 自動追尾する対象は必ずしも生物であるとは限らず、持続型の魔術に反応して吸い寄せられることもある。 基本的にはその場に存在する召喚者以外で最も強い魔力を放つ対象を自動追尾すると考えればよい。 鬼のような非常に凶悪な顔付きをしているが、これは相手を威圧するための目的が強いといえる。 一応、言葉を話すことも出来るのだが、『会話』が出来るとは言いがたいだろう。 行動も思考もとにかく機械的で、一説によると魔族が造りだした魔導兵器の一つだという。 戦闘においてはそれなりのランクの炎の魔術を使うことが出来るが、それを適切な判断の下に使うとは言いがたい。 本来の役割はやはり“爆弾”であり、ダメージを受けるたびに最初は普通の風船サイズだったものが膨張していき、 限界を迎え、半径2mほどに巨大化した時に衝撃を受けると大爆発を引き起こして周囲の全てを飲み込んでゆく。 しかし、受けた衝撃があまりにも大きすぎると限界を突破してしまい、爆発出来ずに砕け散ってしまう。 弱点はやはり水であり、一度でも浴びせられるとただの不発弾に成り下がる。冷気も苦手で、収縮させられてしまう。 逆に体そのものが炎であり爆弾なので、炎による攻撃を受けると急膨張し、爆発を受けると分裂してしまう。 退魔刀への憑依時には槍形態に変化して強い炎を帯びさせることが可能。管狐の上位互換である。 零式による発動魔術は『爆導索』、封魔符を直接対象に貼り付けて使用し、 対象を爆弾へと変化させて任意のタイミングで起爆できる。魔族に使って生きた爆弾にするのが常套手段。 ≪鎌を持った動物≫正式名称は不明。現在判明しているのは零式による発動魔術のみである。 零式による発動魔術は『鎌鼬』、相手を切り裂く風を放つ魔術というシンプルなもの。 ≪狐の姿をした女≫正式名称は不明。現在判明しているのは零式による発動魔術と刀憑依形態。 零式による発動魔術は『彼岸花』、対魔族用の捕獲魔術であり使用頻度も高い。 魔方陣から九本の鎖を出現させて相手を拘束させることが出来る他、 対象が魔族であった場合にはその力(魔力・身体能力両方)を弱体化させることが可能。 退魔刀への憑依時には聖なる力を宿した陰陽一対の双剣へと変化。 阿吽一対で装備することにより身体能力・防御能力を向上させることが出来る。 真名を干将・莫耶といい、嘗て鍛冶師の夫婦が共同で鍛え上げたと伝えられる宝剣のレプリカである。 しかしながら、退魔刀に憑依している“彼女”が持つ厖大な魔力によって本物以上の力が宿っている。 この干将・莫耶は担い手の“陰陽”によって威力が飛躍的に増大する性質を持った宝剣であり、 狂死郎は『服装の陰陽(白のシャツと黒のコート)』、『魔力の陰陽(陰陽師の聖と魔族の魔)』、 『人間の陰陽(精神と肉体)』、『感性の陰陽(積極的と消極的)』……などといった陰陽を完成させ、 干将・莫耶の8割程度の能力を引き出す事に成功している。裏表のある性格もこの“陰陽”に起因するとか。 干将・莫耶の能力を完全に引き出すためには、これに加えて『性別の陰陽(男性と女性)』も満たす必要があるが、 その手段が“オカマ”になるか“男と女の二重人格”になるかの二つに一つなので狂死郎には不可能だろう。 現在狂死郎が引き出している干将・莫耶の能力は、 ・人間(陽)が担い手になることで魔族(陰)の肉体を滅ぼす、魔族特攻の能力 ・肉体(陽)を持つものが担い手になることで魔力(陰)を捉える、魔術斬りの能力 ・肉体(陽)を持つものが担い手になることで魔力(陰)を抑える、耐魔力の能力 ・肉体(陽)と精神(陰)を合一させることで身体能力を向上させる能力 ・白剣(陽)と黒剣(陰)を互いに強い引力で結びつける能力 ……以上5つ。並べ立てると強力に見えるが、不完全であるために一つ一つの効力はそれほどでもない。 魔術斬りや耐魔力は一工程の魔術であれば苦にしないが、広範囲を破壊したり、逆に一点集中した魔術にはひとたまりもない。 身体能力の強化も、魔族を上回るほど強化されるわけではなく、手にすれば簡単に魔族を倒せるお手軽武器では決してない。 それでも、狂死郎の技術と経験によってこれまで数多の魔族を滅ぼしてきた“相棒”と呼べる武器であることに変わりはない。 ≪金色の髪を持つ少女≫正式名称は不明。零式による発動魔術すら現在判明してはいない。 狂死郎曰く、『僕の母親のような存在だった人』らしいが……? ≪猿魔ハヌマーン≫猿魔と呼ばれる人間と猿が合わさった姿をした魔族であり、変身能力に定評がある。 全身の毛が白く、人間から見て老人のように老いた顔をしているが種族の中では若輩者。 武器は伸縮する“如意棒”、防具は胴体に黄金の鎧を着込んでいる。 俊敏で力強い上に多少の仙術を扱うことも出来るが、専ら変身能力を利用されることが多い。 退魔刀への憑依を行えない代わりに、自らが変身することで狂死郎の武器になることが出来る。 さらにその状態でも、元の体積の半分以下ならば自由に手や足や顔を武器から“生やして”攻撃できる。 基本的には伸縮・拡大が自在な“如意金箍棒”への変化が十八番であり、物量やリーチに優れている。 その他にも様々なレパートリーが存在するが、特別な理由が無い限りはまず“如意金箍棒”に変身する。 両端に金の装飾が施されたこの棒には魔族を退ける力が仙術の影響から込められている他、 伸縮・拡大を行っても使い手と定められた者が感じる重さは変化しないという特性を持つ。 零式による発動魔術は『隠行』、人物や物体への変身を行うことが出来る。他人にも使用可能。 ただし変身には変身対象の情報を隅々まで知っている必要があるので、人物への変身は難しい。 ≪グリム・リーパー≫別名・魔海詩人とも呼ばれる魔海出身の作家・吟遊詩人であり、『物語』を紡ぐ事を生き甲斐とする魔族。 本来は種族名が存在するはずなのだが、本人曰く覚えておらず、狂死郎の辞書にも載っていないため不明。 その姿は青い中世の貴族風の衣装に身を包んだ金髪の中年男性。立派な顎鬚を蓄えたダンディ。 姿から魔族であることを判別することは難しいが、一応翼や尻尾は隠しているだけらしい。 戦闘面の評価だが、身体能力自体は非常に低く、まともに近接戦闘を行うことなど不可能と言ってもよい。 その代わり、死亡しても召喚者の魔力を無理矢理使って自らの分身を生み出すことですぐさま復活する。 消費魔力自体はそこそこ大きいので、殺され続ければ何時かは狂死郎の魔力が枯渇するだろう。 この魔族の本来の運用方法はエンチャンター、つまり召喚者の強化・補助であり、 自分が戦わない代わりに召喚者を戦わせるという完全な立場逆転の運用方法である。 強化魔術は彼が手にする無数の『物語』が詰まった分厚い魔本のページを破り捨てることで発動し、 様々な『物語』にそった強化魔術を召喚者及び指定した人物にエンチャントすることが出来る。 中には強力なものも存在するが、戦闘中同じ強化魔術を2度使用することは出来ない。 退魔刀への憑依は彼の身体能力が最底辺のため向いてはいない。 零式による発動魔術は『シャッフル』、彼が発動する強化魔術を1つだけ選択して発動する。 1度しか発動できないため普通は召喚した方がよいが、肝心の彼が気分屋なので安定感を求めるならこちら。 余談であるが、彼の名前が死神(グリム・リーパー)である所以は彼が書く小説の内容に由来し、 バッドエンド症候群で兎に角人を死なせたがることからくる一種の蔑称であるのだとか。 ≪エーミール≫所謂“エルフ”と呼ばれる種族の男性で、その中でも一二を争う弓の名手として知られている。 森の精霊の加護を受けた緑のマントに身を包んだ、金髪碧眼のイケメンにして皮肉屋。 しょっちゅう狂死郎と喧嘩ばかりしては、嫌がらせにコレクションの昆虫標本を破壊されている。 戦闘スタイルとしては、“守りの弓”と“螺旋の弓”という二張の弓を駆使する遠距離タイプ。 “森の狩人”として毒や罠、そして植物に関係する知識が豊富であり、扱う魔術もそれらに関連したもの。 麻痺毒や出血毒を放つ矢に染み込ませ、足元にはこれまた毒を持つ魔の植物を罠として設置し、 自分は森の緑にカモフラージュで隠れながら狙撃を行うといった外道戦法を得意中の得意としている。 使用する装備は聖なる木の枝から作られたクロスボウタイプの“守りの弓”と大弓タイプの“螺旋の弓”、 森へのカモフラージュに使う緑のマント、そして護身用の短剣。 “守りの弓”は片手で扱えるクロスボウタイプの弓の欠点である『装填に時間がかかる』という点を、 『森の精霊の加護を得た魔術で瞬時に矢を“装填された状態”で作製する』ことによって克服。 さらには森の精霊の魔術によって放たれた矢の軌道をまるで生き物のように自在に変化させることも出来る。 魔術で召喚してから瞬時に矢を放てる即応性と目立たない大きさから、暗殺に最も適した弓。 矢の威力は粗悪な鉄の鎧であれば貫通することが出来るが、重装甲の相手は“螺旋の弓”の専売特許か。 “螺旋の弓”は“守りの弓”とは違って、威力を高めるために弦を渾身の力で引き絞る必要があり、 矢を瞬時に放つことは出来ないが、その分威力と速度は段違いで、対物狙撃銃をも上回ると言われている。 実際に射程距離も“守りの弓”の数倍で、狙撃の目的であればこちらの方が優れていると言えるだろう。 並大抵の鎧では防御することは難しく、魔術的防御も貫くための手段が存在するために“必殺”と言えるが、 小回りが聞かず、人間を相手にするにはオーバースペック気味なために常用されるのは“守りの弓”の方である。 緑のマントは森の緑へのカモフラージュ効果を高める魔術礼装である。 重要なのは“森”で無くては一切の効力を発揮しないということ。召喚する場面は選ぶ必要がある。 もっとも、エーミール自身は隠密行動に長けているため街中で召喚することに支障は少ない。 短剣はもしものための自衛用の武器であり、常用するものでは決して無い。 矢と同じように毒を塗ることによって致命傷を与えることは不可能ではないと言える。 退魔刀への憑依時にはなんと弓へと変化し、あらゆる武器を番えて矢として放つことが出来る。 その性質上、他の魔術とのコンボを狙わなければ憑依させる意味が存在しないと言える。 零式による発動魔術は『毒の杯』、武器に毒を帯びさせる強化魔術である。 ≪ルーナ≫いつの間にか狂死郎にくっ付いて来た謎の黒猫。性別は雌。この名前はビィーズが名付けたもの。 人語を解するどころか言葉を話すことすら出来ることから、魔族の一種であることが推察出来る。 狂死郎のデータにもないほど珍しい種族で、封印の際に多大な霊力を要求したことから高位の魔族であることが疑われる。 黒髪黒服の少女の姿を取ることが出来、こちらが本来の彼女の姿である。普段の猫の姿は狂死郎の魔力消費を抑えるためのもの。 その能力は見た者を“夢の世界”に飛ばすことが出来る魔眼・【胡蝶の夢】―――抵抗する強い意志が有れば抗する事も可能である。 戦闘では使いにくいため、狂死郎は魔眼の発動を黒猫の姿の時のみに限定し、用途も拷問・尋問専用に限定している。 一応、それ以外にも戦闘能力を有しているのだが、何分不確定要素が大きいので使い勝手は良くない。 月の模様が描かれた漆黒の日傘を大切にしているのだとか。 【特殊封魔符・術式等】 魔族を封印した13枚の封魔符の他に、それを補助するための使い捨ての封魔符を所有している。 これは陰陽師の一族に伝わる秘術を封魔符へと封印したもので、それぞれ固有の術式を展開する。 戦闘に用いられるよりもむしろ、副業の探偵家業に使われるものが殆どである。 それ以外にも悪滅には魔族の力を利用した様々な術式が存在するので合わせて紹介する。 『悪滅七式・黒椿』表に穴のような絵が描かれた特殊封魔符。発動魔術は『転移』であり、術式を展開すれば、 その場に黒い渦のようなものが出現してそれに吸い込まれた者を指定の場所へと転移させる。 これは魔族を召喚する際の術式を応用したものであり、『逆召喚』とも呼ばれている。 面倒なのが事前により複雑な術式を用いて召喚先を“登録”しておかなくてはならない点。 戦闘では使えないので基本的に逃走用の術式であり、どんな時でも最低一枚は所有している。 (かっこよく逃走するための小道具のようなものであると認識していただければ……) 『悪滅二拾壱式・沖津鏡』表に魔方陣のような絵が描かれた特殊封魔符。発動魔術は『結界』である。 奥義の名を呼称することによって展開し、符を中心に円形の盾のような青い結界が形成される。 鋼鉄製の盾と比べても遜色の無い防御力とそれよりも遥かに軽い重量が利点と言える。 要するに符を媒介に霊力を放出して結界を作るだけなので、破壊されない限りは再利用が可能。 狂死郎はこれをラウンドシールド代わりに使う他、投げつけることによって武器としても扱う。 投擲時には円盤状だけでなくバレーボール大の球体に結界を形成することも可能である。 攻撃と防御が一対になった便利な符術だが、取り出す際の隙が問題になってくるだろう。 また、狂死郎が単独で発動できる符術の中で直接戦闘に関わる符術はこれだけである。 さらには、自身の周囲を公転させるように展開して瞬時に防御・攻撃を行うことも可能であるが、 消費魔力が激しく、これに魔力を割く位ならもっと高位の魔族を呼んだ方が基本的には良いので、 自分が主体になって戦わざるを得ないような特別な状況にならないとまず使わない。 なお、本来展開すれば不動である結界を動かすことが出来るのは単に狂死郎の才能によるもの。 詳しく説明すれば、彼の生まれ持つ魔術特性によって成し得る事が出来るものである。 『悪滅三拾九式・地返』表に十字架のような絵が描かれた特殊封魔符。発動魔術はなんと『下僕の蘇生』であり、 使役している魔族でさえあれば例え死亡したとしても復活させることが可能である。 実際の所、『肉体』が死亡しても『魂』の契約は存続しているという原理を利用しており、 正確には『蘇生』ではなく『新たなる肉体への憑依』と言い換えるべきだろうか? 無論だが消費霊力は膨大で、術式の展開自体にもそれなりの時間を要するために、 間違っても戦闘中に倒れた魔族を復活させるようなことは出来ない。 (魔族の命を軽視するための小道具のようなものです、はい) 『悪滅五拾式・付喪』封魔符に封印された魔族を退魔刀に憑依させる術式。本来は百式に付随する機能であるが、 狂死郎は修行によって封魔符の状態のまま魔族を退魔刀に憑依させることが可能になった。 発動時の術式は退魔刀で封魔符を突いたり斬ったりと千差万別。 当然、一度憑依させると零式や百式の発動に使えなくなってしまうので注意が必要。 その代わり、消費霊力はかなりの省エネ。百式との同時使用も十分可能。 『悪滅奥義・虚構結界』玉藻一族の中でもごく僅かの者にしか体得できない悪滅の奥義の中の一つ。 一度に複数枚の封魔符を触媒及び魔力源として発動する結界魔術らしいが詳細は不明。 どうやら“魔族が最大の力を発揮することが出来る場所を作りだす”結界魔術らしいが……? 『木符』幸徳井佳乃から譲られた3枚の符。簡単な印と掛け声で治癒の力を発揮する。 人間の怪我を一瞬で完治させられる力は無いが、動植物ならもう少し効果が期待できる。 ―――狂死郎曰く、悪魔が居なければ簡単な符術も出来ない自分が情けなくなるときがあるらしい。 『黒水晶の髑髏』 所謂『クリスタル・スカル』。襲われていた男を助けたお礼として押し付けられた呪いの髑髏。 珍しい黒水晶から生成されているため、美術的価値も高く、魔術・呪術の媒体 としても優秀だとか。 狂死郎はこの髑髏が放つ呪いを自らの魔力へと変換し、飛躍的に上昇する術を考案しようとしている。