約 3,235 件
https://w.atwiki.jp/obeyme_dictionary/pages/321.html
概要 種類 中華料理 関連人物 ルシファー、ベルゼブブ 登場媒体 原作(ゲーム) 引用元 Chat:ルシファー「無性に食べたいもの」 人間界のもっとも辛い食べ物のひとつ。無性に辛いものが食べたい気分になったルシファーがMCから教えてもらった。ルシファーも聞いたことがあるようで「地獄亭のシェフに作れないか頼んでみよう」と言っている。他の選択肢は麻婆豆腐と「魔界のより辛いものはない」で、「魔界より~」を選んだ場合「なら、適当なものに『死の扉 デスデビルソース』かけて我慢しておこう」と諦めている。 語源 麻婆豆腐 中華料理(四川料理)のひとつ。豆腐とひき肉、ねぎなどを、唐辛子・豆板醤・花椒などで炒め、鶏がらスープを入れ、とろ味をつけたもの。 関連項目 エマダツィ 登録タグ #中華料理 #人間界 #食べ物 ▲ページTOP
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/1077.html
凸すると回復量20%アップになるね。だからどーしたといいたい。 -- 2016-07-01 06 40 23 兄貴とそこそこかみ合ってて草 -- 2016-07-08 19 40 52 「───食うか?」のやり取りを綺麗とランサーがやるんですね、分かります。 -- 2016-08-04 18 07 18 見てると段々麻婆豆腐食べたくなってくる -- 2016-09-09 05 10 25 メイドインといいウィザプリといい、ハロウィン礼装にことごとくかぶせられてるな 運営は甘党? - 名無しさん 2016-11-04 22 05 01 ちまちまと育ててついにこの礼装がカンストした、言峰の擬似鯖を待つ準備はばっちりだな - 名無しさん 2017-10-11 04 41 42 鋼の鍛錬にこれ食わせまくってる - 名無しさん 2017-11-20 15 42 02 とんだ苦行課してて草 - 名無しさん 2017-12-15 01 46 57 激辛麻婆で回復量アップとはいかに - 名無しさん 2018-02-06 18 18 12 新陳代謝が上がるんだきっと - 名無しさん (2020-01-25 02 11 52)
https://w.atwiki.jp/kokomase/pages/23.html
【ア行】 アーベル・ヴァイデンフェラー アウグストゥス アグリッパ 浅神佳澄(アサガミ カスミ) アンジェリーク・トリコテセン アンフェ・ファーナ アンリ ヴェスヴィオ ウクハ・クォル エイナ・ポルトガノフ エリカ・ベレスフォード エレーネ エレナ・ラヴァッツイ おしろ おあき 【カ行】 カルダモン・フェヌグリーク キノル クミン クラウディオ ケイト・クロフォード 小丸(コマル) 【サ行】 さつき サルム ジャック・オー・ランタンEX シャーリィ 十文字 かご (ジュウモンジ-) サフラン 宋 玉翠(ソウ シュスイ) 宋 香鈴(ソウ コウリン) 【タ行】 ティナ ドミス・イータグ テング チェロ テタヌス トゥピ 【ナ行】 永崎 鐘(ナガサキ カネ) ニパレノール・トリコテセン ニクロム ニーナ・ブルドゥコフスカヤ 猫柳茶子(ネコヤナギ チャコ) 【ハ行】 ハスカール パトリシア・ニコール・シャロン・マーロー パメラ・プリュデルマシェ びぃ ピトフーイ ペズン フィア フィリス・エリアス フェンタニル・ファーナ フェンリル・フェヌグリーク フリージア・O・ブラトニクス フルール・ルノアール フロン 【マ行】 まんゆ 水月沙耶(ミヅキ サヤ) 水月愛奈(ミヅキ マナ) 水月洋介(ミヅキ ヨウスケ) マヤ 【ヤ行】 やちる ゆきだるま 【ラ行】 来 俊臣(ライ シュンシン) ライム 李 琴恋(リ キンレン) リア リコ リト ルクス ロデレロ・エスパダチン 【ワ,ヲ,ン】 ワーガ・ハイネ・コデアール
https://w.atwiki.jp/mouryosikko/pages/38.html
削除されました
https://w.atwiki.jp/animerowa-2nd/pages/533.html
病ん坊麻婆転機予報(後編) ◆wYjszMXgAo 閑話休題。 「……さて、アルベルト氏。 あの少女一人に任せていても良かったのかね?」 言峰綺礼は、中華料理店の厨房から客席で待つ賓客に問いかける。 コンロの火力は申し分なし。 シータを探す道すがら、彼は抜け目なく十分な火力を与えてくれる中華料理店を探していたのだ。 手際よく食材を扱っていく言峰に期待の目を向けながら、アルベルトはさも当然とばかりに返答する。 「ふん、あ奴を見くびって貰っては困る。あれで中々切れる上に胆も上々だ。 故に、足りないのは経験のみよ。だからこそ――――」 「成程、可愛い子には旅をさせろ、と……旅先で命を落としては話にならないのでは?」 「ワシを誰だと思っているのだ? 万一はありえん。 何故ならば、仮にあ奴が劣勢に立たされるとして、ワシがその前に屠れば済む話でしかないからだ」 「……ほう。それならば確かに命の危険は殆どないでしょうな」 言峰はその言葉を聞いて昏い笑みを隠れて浮かべる。 成程、確かに彼にはその実力はあるだろう。彼女のいる場所まではせいぜい100メートル。 彼女が危機に陥ろうとも、撃退どころか即座に殺害すら可能だろう。 ……必要以上に攻撃的な、今の彼になら。 彼女の成長の為の当て馬という訳だ。 言峰綺礼は分析する。 衝撃のアルベルトという男は、強い男であると。 それは、戦闘能力という観点だけではなく、精神的なものでもだ。 しかし、いくら強かろうとそこは人間。 何かを失えばそこに空白が生じ、埋めることなど出来はしない。 ……今の彼が攻勢の態度を示すのは、先刻会った牧師と同じ状態にあるからだ。 一言で言えば、行き場を失った感情の塊。 それを持て余し、ぶつける先を求めているだけなのである。 違うのはそこに関与する自制の程度でしかない。 先刻の牧師は、自身の命の価値を見失った。 では、アルベルトが見失ったものは何か。 それはかがみという少女への入れ込み様から推察できる。 彼が見失ったのは自身の何がしかではなく、大切な他者。 それも、家族のような守るべき対象でなく、自身と対等な立場にあるものである。 故にかがみの成長を期待しているのだ。 しかし、それは代替物でしかない。 その事を認めた上で、彼はかがみに目をかけているのか。 それを突きつけた時、彼、そしてかがみはどのような反応を示すのか。 そこを切開する鍵になるのは、失った存在は何なのか、ということだ。 推察はついている。おそらくはライバルのような存在か。 ……それも、既に死んだはずの、という条件が考え得る。 死人が生き返るという事実は、自分自身が保証している以上十分ありえるのである。 出会ったときに敵意のない殺意をぶつけられたことを考えれば、アルベルトの態度はあまりにも攻撃的すぎるのだ。 それこそ、目の前に既に失ったはずの物を差し出されたのに、いざそれを使おうとした時に再度失くしてしまったような。 ……おあずけの後に結局餌をもらえなかった犬のような、どうしようもない欲求不満と苛立ちを隠しきれていないかのように。 ああ、実に素晴らしい美酒だと言峰は歓喜に打ち震える。 麻婆豆腐を肴に切開という酒を味わう、これほどの愉悦が考え得るだろうか、と。 アルベルトは強い男だ。 故に、自分に切開されたとしても、その苛立ちの矛先を自分に向けることは決してないだろう。 それだけの自制心を、この男は持っている。 自らの安全を確保したまま、優れた男が苦悩に陥るその様を最高の食事と共に味わえるのだ。 言峰綺礼の、言峰綺礼による、言峰綺礼のための晩餐会は、今まさに始まったばかりである。 【C-4北東部/中華料理店“螺旋軒”/1日目・夜中】 【言峰綺礼@Fate/stay night】 [状態]:左肋骨骨折(一本)、疲労(中) 、令呪(六画) 、現在調理中 [装備]:飛行石@天空の城ラピュタ [道具]:荷物一式(コンパスが故障、食糧一食分消費。食料:螺旋屋豆腐の木綿豆腐、激辛豆板醤、牛豚合挽肉、葉ニンニク(以上、麻婆豆腐約10食分)他) エドのコンピュータとゴーグル@カウボーイビバップ [思考] 基本:観察者として苦しみを観察し、検分し、愉悦としながら、脱出を目指す。麻婆豆腐の美味さを広める。 1:衝撃のアルベルトおよび不死身の柊かがみを切開し、麻婆豆腐とともに美味しくいただく。 2:情報を交換しつつ、衝撃のアルベルトと不死身の柊かがみに麻婆豆腐を振舞う。 3:シータの行方を捜し、その結末を見届ける。約束通り麻婆豆腐を振舞う。 4:ウルフウッドの襲来を待ち受け、切開の続きを施す。生きて出会えたら麻婆豆腐を振舞う。 5:殺し合いに干渉しつつ、ギルガメッシュを探す。 再会の後に麻婆豆腐を振舞う。 6:傷の男(スカー)に興味。切開しながら麻婆豆腐を振舞う。 [備考] ※制限に気付いています。 ※衛宮士郎にアゾット剣で胸を貫かれ、泥の中に落ちた後からの参戦。 ※会場がループしていることに気付きました。 ※シズマドライブに関する考察は以下 ・酸素欠乏はブラフ、または起きるとしても遠い先のこと。 ・シズマドライブ正常化により、螺旋力、また会場に関わる何かが起きる。 ※令呪は、膨大な魔力の塊です。単体で行使できる術は、パスを繋いだサーヴァントに対する命令のみですが、 本人が術を編むか礼装を用いることで、魔術を扱うにおいて強力な補助となります。 ただし使えるのは一度限りで、扱い切れなければ反動でダメージを負う可能性があります。 人体に移植される、魔力量が桁違いのカートリッジとでも認識してください。 効果の高さは命令実行に要する時間に反比例します。 ※アルベルトたちと出会う前にエドのコンピュータとゴーグルを回収しています。 ※まだアルベルトたちと情報交換はしていません。 【衝撃のアルベルト@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-】 [状態]:全身にダメージ(小)、右足に刺し傷(処置済み)、スーツがズダボロ [装備]:衝撃のアルベルトのアイパッチ@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日- [道具]:ディパック×2、支給品一式×2、シガレットケースと葉巻(葉巻-3本)、ボイスレコーダー シュバルツのブーメラン@機動武闘伝Gガンダム、赤絵の具@王ドロボウJING ガンメンの設計図まとめ、王の財宝@Fate/stay night、ミロク@舞-HiME シェスカの全蔵書(数冊程度)@鋼の錬金術師、首輪(クアットロ)、黄金の鎧@Fate/stay night(半壊) [思考]: 基本-1:不死者(柊かがみ)に螺旋王を『喰わせ』、その力や知識、およびアンチシズマ管をBF団へと持ち帰る。 またその力を使い、戴宗を復活させ、再戦する。 基本-2:基本-1が達成できないと判断すれば、優勝を目指す。 0:一体どれほどの麻婆豆腐を食わせてくれるのだ? 1:不死者(柊かがみ)の成長を促し、その身を守る。 2:強者にはこちらから仕掛け、撃破する。 3:脱出や首輪解除に必要な情報を集める。 4:24 00(0 00)に映画館に向かう。 5:他の参加者達と必要以上に馴れ合うつもりはない。利用できるものは利用する。 6:マスターアジアと再会すれば決着をつける。 [備考]: ※上海電磁ネットワイヤー作戦失敗後からの参加です。 ※ボイスレコーダーには、なつきによるドモン(チェス)への伝言が記録されています。 ※ですが、アルベルトはドモンについて名前しか聞いていません。 ※会場のワープを認識。 ※図書館(超螺旋図書城)のカウンターに戴宗へのメッセージを残しました。 ※奈緒からギルガメッシュの持つ情報を手に入れました。 ※まだ言峰綺礼と情報交換はしていません。 ◇ ◇ ◇ 暗がりの中を歩む少女がいる。 しかし、その外観は普通の少女ではない。 何が普通でないかといえば、その服装だ。 手を突っ込んだポケットの下に足下まで伸びる黒い裾。 顔の回りを覆うようにぴたりと立つカラー。 止められていないボタンの間に見えるのは、真っ白なシャツとやはり黒い長ズボンである。 ありていに言えば、それは学ランだった。 そんなごつい服装は、普通の少女には全く似合わないだろう。 ……だが、不思議とその少女からはアンバランスさは感じられない。 肉のつき方か? 違う。 少女の体つきは細身とさえ言える。 顔立ちか? 違う。 可愛らしいといっても過言ではないのだから。 では、何が彼女を学ランに釣り合う様に見せているのだろう。 それは、少女の姿勢だった。 威風堂々と進む彼女の姿勢は、俯くこともなく、またか弱さも感じさせないほどしっかりと背を伸ばしていたのだ。 不意に立ち止まり、少女は暗闇に向かって話しかける。 「……で、さっさと出てきたらどうなの? わざわざ一人になってあげたんだから」 にやりと口元を歪める少女――――かがみ。 その目線の先は、つい今しがた自分が通り過ぎた道角だ。 応答はない。 沈黙が場を支配する。 十秒。 それだけ待って、かがみは表情を戻し、目を閉じて告げる。 「やりすごそうったって無駄よ。ずっと殺気を隠しきれてないわよあんた。 ……時間が勿体ないし、早いとこ終わらせましょ」 もちろんかがみに殺気を感じ取る能力などなかった。 ――――少なくとも、つい昨日までは。 だが、殺し合いという状況下で多少なりとも感覚が磨かれたのか。 先刻言峰という神父と出会った辺りから何となくぴりぴりするものを嗅ぎ取ったのだ。 それは視線か、息遣いか。 気のせいかと思ったが、アルベルトの頷きによってそれは否定された。 ならば、あとはハッタリでもいい、使えるものを最大に活用するまでである。 自分はまだまだ弱い、それを認めることすらも武器にして。 最初は神父のものかと思ったが、どうやら違うようである。 そこで彼女の経験が何かを警告する。 ……そう、目の前で木津千里が撃ち抜かれた瞬間が、脳裏に蘇った。 あの時感じたものと同じ気配が、すぐ側に迫っている。 無力感と恐怖。怯える一人の少女。どうしようもない過去。 再度それに飲み込まれようとしている現在。 せりあがる感情を、しかし彼女はそれを糧として踏み越えることを選んだ。 弱い自分と決別する為に。 その為に不死となり、身に纏うものも変えたのだから。 ……故に、彼女は一人抜け出した。 その男を斃す為に。 それは、一時なりとも時間を共有した友と、無様に怯えて何もできなかった“柊かがみ”という少女の仇討ちだ。 今の自分は“不死身の柊かがみ”である。 恐怖の対象を乗り越え、弱い自分を清算する。 無論、怖くないはずがない。 死に脅かされる必要はなくとも、痛みと苦しみはなくなりはしないのだから。 銃弾が体に抉りこまれたまさにその時の、引き裂かれるような感覚と猛烈な吐き気はいまだに拭えない。 だが、それでも。 二人の少女の死に報いる為、そして新たなる自分を確立させる為に彼女は戦いを決意する。 そして、暗がりから街灯に照らされ現れる男が一人。 ……紛うことなき、殺戮牧師だ。 「あー……ほんまムカつく奴ばっかり湧いてきおるな、嬢ちゃん。 決めた。とにかくブチ殺す。死ななかろうが殺し続けたる。生き続けるのが嫌になってもな」 低く、唸るような声で音もなく牧師は銃を抜き放つ。 かがみには、それが火山の噴火前の静かさのように感じられた。 だが、それは付け入る隙だ。 “不死身の柊かがみ”として、目の前の相手を冷静に分析。 前回自分達を撃ち抜いた時よりも明らかに精神状態がおかしい。 ぎらぎらと落ち着きなく動く眼球からは、極度の興奮状態が見て取れる。 手にする得物も大した威力のない銃器。 腰の二本差しの刀を使わないところを見るに銃に自信があるのだろうが、火力不足と言わざるを得ない。 素の実力は自分より上でも、今の状態ならば勝ち目は十分あるだろう。 「泣いて喚いて怯えてたクソガキが良く吠えるわー…… あのオッサンならともかく、嬢ちゃん、自分が相手にならんと分かっとんのにワイに挑むんか……? アホすぎて余計イラつくわ、どいつもこいつもあの金髪もなあ」 「ああ、あの娘なら死んだわよ。あんたの言う泣いて喚いて怯えてた子なら、ね。 ……さあて、と。身の程知らずはどっちかしらね。 そんな豆鉄砲ひとつで私を殺すつもり? くっくっ、それこそお笑いだと思わない?」 敢えて相手の神経を逆なでする言葉を選びながら、かがみは不敵に笑ってみせる。 怒りは判断力を鈍らせ、攻撃の正確さを失わせるのだ。つけ込まない手はない。 無論、恐怖心がないわけではない。 今でも相手の殺意に飲み込まれそうだ。場数が違いすぎる。 死んだはずの弱い自分が悲鳴をあげる。 しかしそれでも、退く理由はない。 ここはハッタリを貫くべきだ。それだけの価値はある。 涌き出るなにがしかを押さえ込んで、かがみは自ら戦いに臨む。 ……自分は確かに格下だ、と、その事を確かに戒めながらも口にするのは正反対の事。 かがみは余裕を演じる笑みを見せつけながら、すらりと剣を抜き放つ。 “約束された勝利の剣”を。 「さ、かかってらっしゃい、神の子羊さん? 衝撃のが出るまでもないわ、この私――――BF団エージェント候補“不死身の柊かがみ”がお遊戯に付き合ってあげる。 せいぜい楽しくお唄でも歌ってみせなさいな、ハレルヤ、ってね?」 「ほざけェェエェェエエェェエェェエェッ!!」 ――――そして、撃鉄が弾かれる。 過去に抗い、貫き突き破る為の一人の少女の戦いは、今まさに始まったばかりである。 【C-4北東部/路上/1日目・夜中】 【柊かがみ@らき☆すた】 [状態]:不死者、番長ルック、ポニーテール [装備]:つかさのスカーフ、ローラーブーツ@魔法少女リリカルなのはStrikerS、シルバーケープ@魔法少女リリカルなのはStrikerS、エクスカリバー@Fate/stay night [道具]:デイバッグ×5(支給品一式×5、[水入りペットボトル×1消費])、柊つかさの首輪、柊かがみの靴、全てを見通す眼の書@R.O.D(シリーズ) 奈緒が適当に集めてきた本数冊 (『 原作版・バトルロワイアル』、『今日の献立一〇〇〇種』、『八つ墓村』、『君は僕を知っている』) オドラデクエンジン@王ドロボウJING、緑色の鉱石@天元突破グレンラガン アンチ・シズマ管@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-、がらくた×3、予備の服×1、破れたチャイナ服 [思考] 基本:螺旋王を『喰い』、自分の願いを叶える。“BF団”の構成員らしく振る舞い、以前の自分と決別する。 0:さっさと片付けて麻婆豆腐が食べたい。 1:衝撃のアルベルトに協力する。 2:24 00(0 00)に映画館に向かう。 3:ウルフウッドを無力化もしくは殺害し、千里の敵を討つ。 [備考]: ※会場端のワープを認識 ※第二回放送を聞き逃しました ※ギルガメッシュは死亡したと思っています ※奈緒からギルガメッシュの持つ情報を手に入れました ※アルベルトとの直線距離はおよそ100m程度です。 【ニコラス・D・ウルフウッド@トライガン】 [状態]:激しい動揺、認識力判断力の欠如、常時ブチ切れ寸前、情緒不安定、かつてない程のイライラ、全身に浅い裂傷 (治療済み)、肋骨骨折、幾つかの打撲(治療不要) [装備]:デリンジャー(残弾2/2)@トライガン、デリンジャーの予備銃弾7 [道具]:ムラサーミャ(血糊で切れ味を喪失)&コチーテ@BACCANO バッカーノ! [思考] 基本思考:ゲームに乗る。 0:何が麻婆豆腐じゃ、フザけとんのかおどれら!? 1:自分をナメ腐ってくれたクソアマをブチ殺す。死なないなら生きるのが嫌になるまで殺し続ける。 2:自分の手でゲームを終わらせる。 女子供にも容赦はしない。迷いもない。 3:とにかく武器(パニッシャー、銃器)が欲しい。誰かが持ってたら殺してでも奪う。 4:施設で武器調達も検討。 5:タバコが欲しい。 6:言峰に対して――――? [備考] ※迷いは完全に断ち切りました。ゆえに、ヴァッシュ・ザ・スタンピードへの鬱屈した感情が強まっています。 ※シータを槍(ストラーダ)、鎌鼬(ルフトメッサー)、高速移動の使い手と認識しました。 ※第三回放送を聞き逃しました。 ※言峰の言葉により感情の波が一定していません。躁鬱的な傾向が見られます。 ◇ ◇ ◇ 死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。死んだ。 自分が殺した。 殺さず、殺させずなどと言っていた筈の自分が、殺したのだ。 「う、……あ、あ、ひ、ああ…………」 ああ、なんて命って軽いんだろう。 あの牧師は言っていた。 自分は生き返らされたのだと。 蘇る存在すらもいるのだと。 なら、何で自分達はそうではないのだろう。 パズーも、ドーラも、エドも、自分の殺した少女も。 ……蘇らない。二度と、会えない。 あまりにもあっさりと、その命は失われたのだ。 「あ、あぅあ、あ、く、う、く、うぇっ……」 そんな簡単にどうこうできる物を大切にしてどうなるのか。 空しい。空しい。空しい。 なんて不公平なんだろう。 大切な人たちは蘇らないのに、こわい人たちばっかり生き返らされる。 だったら、パズーたちも生き返ってくれてもいいのに。 命なんて、簡単にどうこうできるんだから。 「え、ぐっ……くう、ひぁ、あ、あ、あ、く、 ………………………………………くす、」 ……そうだ。なんて簡単な話だったんだろう。 神父は言っていた。全ては価値観次第なのだと。 凝り固まった価値観に捕らわれていたから、悲しむ必要が出てくるのである。 「くす、くすくす……くすくすくすくすくすくすくすくす」 実に分かりやすい。 螺旋王が死者を生き返らせられるのなら、迷うことなどなかったのだ。 「……くすくす、そうですね、言峰神父。ありがとうございます」 少女は晴れやかな笑顔を浮かべる。 答えを……なすべき事を見つけ、苦悩から解放されたことで。 それが今までのリュシータという一人の少女の考えを、全否定することさえ気付かずに。 あるいは、過去の自分すらも今の彼女の価値観には無価値と判断されたのか。 「今まで私はなんて狭い世界で生きていたんでしょうか。くすくす、心が洗われる想いです」 ――――そう、こわい人たちを殺して、善良な人たちも大切な人たちも殺して。 その上で、大切な人たちや善良な人たちだけ生き返らせてもらえばいいのだ。 螺旋王のおじさまは、それをとても容易くできるのだから。 そして、自分は容易く誰かを殺せるのだから。 最早悩む必要などない。 そうと決まったとたん、様々な選択肢が彼女の脳裏に閃いていく。 自分が直接誰かを殺すのは簡単だ、先ほどのようにやれば良いだけなのだから。 ただ、誰にも見られないように注意しないといけない。変な噂を広められたら誰にもかくまってもらえなくなる。 そう、誰か強い人に取り入ってもいいのだ。その人に全ての相手を殺してもらえば楽だろう。 じゃあ、どうやってその人を意のままに操るか。 自分はか弱い少女なのだから、保護対象として守ってもらってもいい。 その上で怖い人や自分の邪魔をする人が来たら、言葉巧みに泣きつけばどうにでもなる。 かくまう代わりに報酬を要求されたらどうだろう? ……それも単純だ。 自分は女だ。それを最大限に利用すればいい。 なにせ、何一つなくしても自分の体だけはただで使えるのだ。 うまく使えばこれ以上ない程有効な上に失うものはない。 相手が男ならば、抱かせてやればホイホイ言う事を聞く様になってもおかしくないだろう。 運がよければ惚れさせることだってできる可能性すらある。 そうなればとても扱いやすい手駒になってくれる。 パズーに何故か罪悪感を抱くけど、それも彼を生き返らせるためなのだ。 体を誰かに委ねる抵抗は全くない。 生死だってあんなに軽いものなのだ、体一つの価値なんて考えることすら時間の無駄でしかない。 今や、彼女の目の前には無限の可能性が広がっているのだ。 リュシータ・トエル・ウル・ラピュタは感涙に打ち震える。その素晴らしさに。 ――――ああ、世界ってなんて広いんでしょう! 高潔な信念を微塵まで砕かれた少女の堕ち行く永い旅路は、今まさに始まったばかりである。 【C-7南部/路上/1日目・夜中】 【シータ@天空の城ラピュタ】 [状態]:疲労(大)、倫理観及び道徳観念の崩壊、右肩に痺れる様な痛み(動かす分には問題無し)、令呪(使用中・残り持続時間約6時間) 、おさげ喪失 [装備]:ストラーダ@魔法少女リリカルなのはStrikerS [道具]:支給品一式 (食糧:食パン六枚切り三斤、ミネラルウォーター500ml 2本)、びしょ濡れのかがみの制服 ヴァッシュ・ザ・スタンピードの銃(残弾0/6)@トライガン、暗視スコープ、音楽CD(自殺交響曲「楽園」@R.O.Dシリーズ)、士郎となつきと千里の支給品一式 [思考] 基本:自分の外見を利用して、邪魔者は手段を念入りに選んだ上で始末する。優勝して自分の大切な人たちを生き返らせる。 0:くすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくす。 1:自分の手でアシがつかずに殺せる人間は殺す。 2:自分の手に負えないものは他人に殺させる。 3:気に入った人間はとりあえず生かす。ゲームの最後に殺した上で、生き返らせる。 4:恩人の言峰は一番最後に殺してあげる。 5:使えそうな人間は抱きこむ。その際には口でも体でも何でも用いて篭絡する。 [備考] ※マオがつかさを埋葬したものだと、多少疑いつつも信じています。 ※マオをラピュタの王族かもしれないと思っています。 ※令呪は、膨大な魔力の塊です。単体で行使できる術はパスを繋いだサーヴァントに対する命令のみですが、 本人が術を編むか礼装を用いることで、魔術を扱うにおいて強力な補助となります。 ただし使えるのは一度限り。 扱い切れなければ反動でダメージを負う可能性があります。人体移植された魔力量が桁違いのカートリッジと認識してください。 効果の高さは命令実行に要する時間に反比例します。 ※令呪への命令は『ストラーダを運用するための魔力を供給せよ』です。 ストラーダ以外の魔力を要求するアイテムには魔力は供給されません。 持続時間は今後の魔法の使用頻度次第で減少する可能性があります。 ※バリアジャケットのモデルはカリオスト○の城のク○リスの白いドレスですが、リアクティブパージにより喪失しています。再構成は可能です。 ※言峰から言伝でストラーダの性能の説明を受けています。ストラーダ使用による体への負担は少しはあるようですが、今のところは大丈夫のようです。 ※エドがパソコンで何をやっていたのかは正確には把握してません。 ※第三回放送を聞き逃しました。 ※価値観が崩壊しましたが、判断力は失っていません。 ※かがみを殺したと思っていますが、当人の顔は確認していません。 ※言峰との麻婆豆腐の約束はすっかり忘れ去っています。 時系列順で読む Back 病ん坊麻婆転機予報(前編) Next 失楽園(前編) 投下順で読む Back 病ん坊麻婆転機予報(前編) Next 失楽園(前編) 221 病ん坊麻婆転機予報(前編) シータ 229 王女の宅急便(前編) 221 病ん坊麻婆転機予報(前編) ニコラス・D・ウルフウッド 236 やろうぜ、バトルロワイアル!(後編) 221 病ん坊麻婆転機予報(前編) 柊かがみ 236 やろうぜ、バトルロワイアル!(後編) 221 病ん坊麻婆転機予報(前編) 言峰綺礼 238 ディナータイムの時間だよ(食前) 221 病ん坊麻婆転機予報(前編) 衝撃のアルベルト 238 ディナータイムの時間だよ(食前)
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/4575.html
麻婆茄子って確かにそういう風に見ると気持ち悪いよな -- 名無しさん (2018-05-23 11 13 00) 食☆欲☆全☆壊 -- 名無しさん (2018-05-23 13 48 40) きったね~ -- 実家が檜風呂 (2018-05-23 19 02 27) 私見だが嘔吐してるようには見えない。麻婆茄子美味そうやん -- ゆうていみやおうきむこう (2018-05-24 00 22 40) 口の中に入れたもん戻してかき混ぜんなw -- 名無しさん (2018-05-24 18 02 39) うわぁ…キモっ -- 名無しさん (2018-05-24 18 42 05) 初見であまりの面白さに腹筋崩壊したわwww -- 名無しさん (2018-05-25 22 07 19) 小学生の時死ぬほど見たなぁ -- 名無しさん (2018-05-27 15 08 51) ↑7 ワロタwwww -- 225JRW(7567224569) (2018-06-01 07 42 20) 「シングルベル 逆再生」 と 「ロイツマ 逆再生」 に似てる。る -- 名無しさん (2018-06-01 11 06 59) これほんとすき -- 名無しさん (2018-07-19 01 02 29) 危険度2では最弱 てか普通に面白いw -- 名無しさん (2018-08-29 03 04 22) 食欲を全力で削いでくるスタイルですね分かりません -- 名無しさん (2018-11-24 17 33 36) 逆再生=腹筋崩壊と言う事ですよwww -- 名無しさん (2019-03-07 19 11 03) あいまい -- 名無しさん (2019-11-04 13 16 48) これは普通におもしろかった -- 蓮コラでトラウマ (2019-12-10 21 07 01) 大抵逆再生はおもろい。ウーロン茶ヌルヌルとかもそうでしょ -- ルミノール反応 (2020-03-09 21 19 16) きったねー -- 74さん (2020-04-18 15 59 01) 因みにカレー早食い逆再生という動画もなかなかヤバめ -- 文屋 (2020-05-23 22 19 25) 面白度高し -- 名無しさん (2020-05-26 18 48 18) 爆笑wwwwww -- 名無しさん (2020-05-27 17 53 04) ✖食欲全開 ◯食欲全壊 -- メタトンNEO (2020-06-06 13 57 42) 好きな人多い感じなのかな -- 名無しさん (2020-06-21 09 18 12) 食欲全壊!苦っ苦魔亜暴(クックマーボー)! -- アクセル・ストーン (2020-06-29 16 36 15) やはり逆再生系は面白い -- 名無しさん (2020-07-25 09 26 30) どちらかと言うとネタ系かな -- 名無しさん (2020-07-25 12 39 21) 面白いけど個人差はありそうかもね(1~3とか) -- 名無しさん (2020-07-26 07 58 47) 気色悪 -- 名無し (2020-07-26 08 50 19) これでも公式か!というくらいのレベル。タグつけて欲しい -- 名無し (2020-08-15 21 53 58) ↑この動画を逆再生したのは公式じゃないのでこれでも公式タグはいらないと思います。 -- 名無しさん (2020-08-16 00 12 12) AVと同じ非常識タグをつけてほしいくらい -- 名無し (2020-08-16 08 01 49) ↑×2いやいや、動画逆再生したの公式でしょ!?これでも公式タグつけてよ! -- 名無し (2020-08-16 10 18 35) 口から出したやつ食べたいデへへ♥ -- ざわっち2世 (2020-08-26 15 11 16) 麻婆茄子好きなんだけどな… -- 名無しさん (2020-08-27 03 48 17) ↑2えぇ...(困惑) -- 名無しさん (2020-08-29 09 29 28) ↑4ひでえ勘違いしてるな -- 名無しさん (2020-08-29 09 29 56) ↑6こんくらいで非常識と言われても... -- 名無しさん (2020-08-29 09 31 53) ↑↑2↑3全部きれぼし脳です。 -- きれぼし脳 (2020-08-29 09 32 36) ⬆7えぇ......... -- RUM (2020-09-06 19 43 27) 個人差分かれそう -- Nazis (2020-09-09 20 07 09) ぐっさんがゲロを吐いてるにゃ! -- 狂乱のかさじぞう (2020-09-09 20 24 09) やめて差し上げろ -- 名無し (2020-09-09 22 29 42) 食欲が失せる -- ゲーム太郎 (2020-09-12 15 37 26) 何回見ても面白い -- 名無しさん (2020-09-25 19 58 31) 大爆笑してるだろうな -- 名無し (2020-09-25 21 41 03) 口から出したのをそっと茶碗に戻すとこいつ見ても笑うwww -- 名無しさん (2020-11-01 23 38 07) 逆再生でここまでキショイ動画は凄い。 -- 前衛的 (2020-11-08 01 05 42) タイトル見て中華一番のチャーハン吸い込みのシーン思い出した -- 名無しさん (2020-11-08 01 26 45) 笑ってはいけないの方正の麻婆豆腐の替え歌の音声を混ぜれば面白そう、麻婆茄子だけどな -- 名無しさん (2020-11-10 19 47 56) ゲロ…www -- 名無しさん (2020-12-18 17 03 39) これはひどい -- 名無し (2020-12-18 23 30 57) 未だに分類がジョークネタのみの珍しいワード -- 名無しさん (2021-01-16 04 08 55) 草生えるwwおもろいwww -- ⓉⒶⓈ (2021-01-16 11 05 00) これは普通にオモロいww -- 名無しさん (2021-02-23 15 44 16) ハナノア逆再生よりかはマシ -- ビッグマック (2021-04-02 19 26 58) ゲロ面白いwwwwww -- 和田アキ子お◯◯ん◯ (2021-04-12 08 25 48) うまそうに吐いてるな -- チルノ⑨2世 (2021-04-26 11 45 20) これ地上波放送されたら面白いけどなw -- 関タクスゼイアン (2021-05-03 11 05 01) 普通におもろいwww -- 名無しさん (2021-05-03 13 13 19) きったね~ -- オチョナン (2021-05-03 13 14 58) 麻婆茄子うまいよね〜 -- ペナルティマン紅茶監督 (2021-05-06 20 00 38) 食欲全壊ですね -- 伊坂 (2021-05-09 15 06 14) 口から!?ケツからじゃないの!?口からなの!?下品だなぁ、そうに決まってる -- ヒカマニ (2021-05-23 16 06 29) おえええっ! -- (ウンコ) 2021-05-31 16 19 24 若干気持ち悪いゾ -- (ゼウス) 2021-06-05 22 26 22 食事中には多分見れん -- (名無しさん) 2021-08-07 07 30 04 爆笑 でも飯食う前はだめやな -- (名無しさん) 2021-08-23 22 36 20 おぉー気持ち悪い -- (行う) 2021-08-28 23 33 47 爆発したwwwけど食事中には見れんなw -- (ねろ) 2021-09-03 07 58 22 おええええwwww -- (ウニ先輩) 2021-09-03 13 52 30 あのCMがまさかの検索してはいけない言葉 -- (名無しさん) 2021-09-12 08 25 53 おおおおおおおおおおおおおおえー一一一一一一一一一🤮🤮🤮🤢🤢🤮🤮🤮 -- (たあけあるあ) 2021-09-14 14 14 37 あぁぁぁぁーきたねぇーw -- (むりむりむりむり) 2021-10-06 18 11 07 ※元々は麻婆茄子をとても美味しそうに食べてるCMです。 -- (優兎) 2021-12-25 22 36 02 ざ○っちから -- (名無しさん) 2022-02-13 16 28 32 元のCMは飯テロCMなのに -- (名無しさん) 2022-04-10 08 40 14 編集でまた逆再生すれば安心(*1))) -- (名無しさん) 2022-05-26 00 54 37 音ヤバイヤバイ -- (キノコン) 2022-06-13 22 17 36 でゅるっておとがえげつない -- (あまれかじぇるが) 2022-06-18 09 51 00 師陽陰だって、あり! -- (名無しさん) 2022-07-01 12 47 34 (゚∀゚)アヒャ -- (名無しさん) 2022-07-06 13 32 08 わー、美味しそー(棒) -- (名無しのAAA) 2022-10-11 17 06 01 美味しそ -- (名無しさん) 2022-12-26 15 39 50 美味しそ -- (名無しさん) 2022-12-26 15 40 29 食欲全開どころじゃない、あと茄子どうやって口から出してるん? -- (名無しさん) 2023-03-14 18 53 45 吐き出してるwww -- (名無しさん) 2023-03-14 21 48 33 食事中に見てはいはない動画w -- (まあぼおなすを食べよう(?)) 2023-03-26 11 28 45 ↑食事中に見てはいけない動画ですね -- (まあぼおなすを食べよう(?)) 2023-03-26 11 30 42 せっかくの飯テロCMが… -- (名無しさん) 2023-04-22 08 23 19 なんか見たことあるなと思ったらざわっちのチャンネルで見たことある。なんか汚い…。 -- (名無しさん) 2023-05-14 20 25 24 バカ殿様のコントでも食事シーンを逆再生するやつがあったな -- (名無しさん) 2023-05-20 16 30 07 これのせいで麻婆茄子が食べにくくなった -- (AS_Mugitya/え〜えすむぎちゃ) 2023-07-09 18 51 23 こw -- (名無しさん) 2023-09-21 16 00 36 こwれwはwひwどwいw -- (名無しさん) 2023-09-21 16 01 29 音が妙に成ってるんよね -- (めろん) 2023-10-19 23 18 59 わけがわからないよというチャンネルにも似たような動画がありますね -- (名無しさん) 2024-03-28 17 54 29 そもそも嘔吐してるように見えるという発想が無かった -- (名無しさん) 2024-04-05 10 53 08 途中食欲全開って書いてあるんだけど全開じゃなくて全壊だわ(笑) -- (𓆝) 2024-05-11 10 33 13
https://w.atwiki.jp/animerowa-2nd/pages/532.html
病ん坊麻婆転機予報(前編) ◆wYjszMXgAo 「アルベルト。映画館に向かうのはいいんだけど、それまでの時間はどうするつもり? 戦うのはともかくとしても、実際遭遇するまでの方針は聞いてないんだけど」 「だいぶ余裕が出てきたようだな、不死身の。 まあ、とりあえずは映画館の付近で情報収集といったところか。 その周りの施設を巡ってみるのもよかろう」 「……ということは、学校とか卸売り市場、病院とか辺り、か…… 病院なんかは確かに人が集まりそうだけど」 衝撃のアルベルトと晴れて“不死身の柊かがみ”を襲名したかがみは、C-4南東の道を歩いていた。 途中博物館やモノレール駅などがあったりしたが、とりあえずは映画館に向かうことにしてこれまでスルーしてきたのだ。 しかし、この分だとだいぶ時間が余りそうである。 だとするならば、ここらでひとつかがみには提案したいことがあった。 「……ねえ、どうせなら卸売り市場に行ってみない? そろそろ何か美味しいものでも食べて英気を養っときたいとこだし」 にやりと笑うかがみに、アルベルトは多少驚きながらも感嘆していた。 わずか一日でここまで成長するとは、将来が非常に楽しみだ。 これは本当に十傑衆に値する器かもしれない、と。 ちょうど腹が減ってきていた所だし、悪い気はしない。 「ほう、不死者でも腹は減るのか。なんとまあ、都合いい体をしているものだ」 かかかと笑ってみると、かがみはジト目でこちらを見て呟く。 「……一応、その辺りは結構融通効くみたいよ。生理現象も起こるみたいだし」 少し顔を赤くしているかがみに、アルベルトは口元を歪ませて会話を楽しむ。 「ふむ、まあ、何にせよ僥倖ではないか。食事の楽しみというのは人生において割と大きなものよ。 特にお前の場合はこれから先は永いであろうからな」 さりげなく不死身である――――もう、死ぬ事はできはしないということを言葉の端に含めても、 「まあね。逆に言えば、これから先永遠に美味しいもの食べ続けられるって事でしょ?」 と軽く受け流し、貫禄をつけるように腕を組んでみせている。 見上げたものだ、とアルベルトは思う。 内心は不安なのかもしれないが、強がれるという事はそれだけの精神力があるということだ。 サニーとも会わせてやれば、良い友人となれるかもしれない。 何にせよ、この場を切り抜けてからの話になるのだが。 「……アルベルト、あれ」 かがみの声が耳に届くなり、口端を吊り上げるアルベルト。 「気付いたか。さて、どう動く? 不死身の」 「……まずは何にしても情報ね。武器に振り回されてる時点で戦力としては論外。 ま、私が出向いて“死んで”みせればすぐ大人しくなるでしょ。 あなたが出るまでもない……で、どうかしら? 衝撃の」 アルベルトならどう考えるか、どう動くか。 なぞりながら彼の真似をして笑うかがみ。 ……アルベルトは、ただ笑みを深くするだけだった。 深呼吸をし、心を落ち着けてからかがみは次第に接近するその影を見極め、思考する。 “柊かがみ”ではなく、“不死身の柊かがみ”ならばどう動くべきか。 誰一人救えない弱い人間ではなく、大敵に立ち向かう超常の存在を思い浮かべるのだ。 漫画や小説、アニメに登場するヒーローの考えをなぞるように。 あまりにも命知らずで現実味などない行動だが、しかし、今の自分にはその力があるのだから。 最早死も痛みも傷つくことも怖くない。 目標の座標は目視で数百メートル。得物は槍。 相対速度は現時点ではおよそ車並み、といった所か。 通常の人間ならば見逃すことしかできずともおかしくない運動エネルギーを持っているだろうが、 今のかがみにその程度は障害となりえない。 体を張って止めてやればそれで済む。 そして、その通りにした。 脇目も振らずに突進する少女の前におどりだし、敢えてその身に刃を受ける。 痛みがかがみの体に走る。しかし問題はない。 接触の瞬間に体を僅かに沈め、目標の体が円運動を描くように下部から力を込め、転倒させる。 全てが自分の想像通りだ。 多少傷は深いが、すぐに回復する。 意識が飛び、ホワイトアウトしつつある頭でかがみは考える。 思考の復帰までは瞬間と言っても間違いではない。 血が戻り、動けるようになるまでですら十秒もかからないだろう。 「……え、」 投げ出され、呆然とする少女の顔が見える。 そこで刹那全てが途切れ、しかし即座に意識は戻り―――― 「いや……いやぁぁぁあぁぁあぁぁあっぁあああああああぁああぁぁぁああああっぁあぁぁあああああ!!」 少女の慟哭が耳に届く。 ……随分と温いのがいたものだ、とかがみは思う。 もっとも、一日前は自分もそんな中の一人だったのだろうが。 軽口を叩こうにも、まだ再生は終わっていない。 それまではアルベルトに任せるしかないのだ。 だが。 「……む!?」 アルベルトの驚愕。その理由は簡単だ。 目の前の少女が掻き消えるようにいなくなったのだ。 しかし気配は消えていない。 アルベルトとかがみは、同時に可能性に思い当たる。 短距離間の高速または瞬間移動。 無我夢中で少女の発動させたそれは、ソニックムーブという魔法だった。 しかし彼らにはそれを知る術はない。 あたりに目配せをし、即座に発見するが、しかし。 「……逃がしたか」 意識したときには既に、遠のく後姿しか見えなかった。 それも当然だ。 彼女の手にする武器はストラーダ。突撃及び一撃離脱に特化するアームドデバイスである。 いくら十傑衆とはいえ、力を制限された状態では仕方がない。 追いつけないわけではないが、こんなことに力を使うのはあまりに勿体無いと言うものだ。 それに、再生を終えていないかがみを放っておくという選択肢は今の彼には取り得ない。 「……いたたたた。あちゃ、ミスするなんて珍しいわね」 「面目ない、不死身の……異常はないか?」 再生を終えたかがみは立ち上がり、少女の消えた方角を見る。 どうやら彼女は真東に突っ込んでいったようだ。 次いでアルベルトに視線を移せば、貴重なことにわずかにアルベルトは面目なさそうな表情をしている。 それを見れただけでもよしとするか、などとかがみは思い、フォローする。 「いいっていいって。私に気を使ってくれたんでしょ? それに、あれは武器が優秀すぎたみたいね。持ち主がヘボでも気を抜く訳にはいかないのが分かっただけでも収穫よ」 「……その通りだな。あの慢心王も、本人はともかくその武装は恐るべきものであった。 我々には使えんのが惜しい所ではあるがな、あの剣は魔力とやらの持ち主とはいい交渉材料になるだろう」 アルベルトの言うのは黄金の王の持っていた王の財宝とかいう名前の支給品だ。 自分達には扱えなくとも、何らかの有力なアイテムと交換できる可能性などはあるだろう。 「……ま、いいわ。一働きしたら余計お腹空いたし。 早いところ市場に行きましょ」 「む……異論はない」 「あ、それと」 思い出したようにかがみは付け加える。 「着替えるから先行ってて。すぐ追うからさ」 そうして着替えを即座に終え、卸売り市場に向かって歩き始めてしばらくした時。 進行方向から影が一つ、ゆらりと暗がりから染み出るように歩み出てかがみとアルベルトの前に立ち塞がる。 ……一軒先程度の距離だと言うのに、目の前の男はここに至るまでに全く気配を感じさせなかった。 かがみは直感で理解する。この男は相当の実力者であると。 警戒態勢を取る二人だが、しかし人影は丸腰であることを示すように悠然と両手を広げて言う。 「……これは失礼。しかし、争うつもりはないのだよ。 私は言峰綺礼。見ての通りしがない聖職者をしている者だ。 尋ね人がいるのでね、用件はその人間を見なかったかということだけだ」 言峰と名乗った神父は、その佇まいからして隙がない。 ……自分では相手にならないとかがみは判断する。 尋ね人とやらに心当たりはある。先刻自分に突っ込んできた……というより突っ込ませた少女だろう。 だが、実力差からしてどうするかはアルベルトに一任すべきだ。 そもそも彼は強者と戦いたがっていたはず。これは絶好の機会ではないだろうか。 口を噤み、アルベルトと神父のやりとりを見守ることにする。 「ほう……尋ね人か。 だが、神父よ。我々が彼女を知っているにせよ知らないにせよ、教えないという可能性は考えないのか? ……いや、あえて言おう。ワシは後々邪魔になりそうな輩は早々に叩き潰す方針を取っている」 やはり戦闘か。 アルベルトの補助をすべきだろうか、と考えるも、しかし足手纏いになる可能性のほうが高い。 自分のスタンスを決めかねているかがみの心中とは裏腹に、神父の返答はそれを否定するものだった。 「ご冗談を……彼我の実力差を見極められないほど、私は若くはないつもりだ。 私と戦っても貴殿の昂る戦意を満たせないであろう事は、そちらの方がよく分かっているのではないかね?」 「……ほう」 「そして、そもそも貴殿は彼女という代名詞を意図的に用いている。 ……最初から戦うつもりなどないのだろう? 私が使えそうであれば使い、そうでないなら殺す。 貴殿の判断はそれだけのはずだ」 「く、くくくく、ハァッハハハハハハハハハハハ!! ワッハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 突然高笑いをしだすアルベルト。 今の会話のどこにそんな要素があったのか、物騒な単語が入っていた気がするのだが。 混乱するも、かがみは口を挟むつもりはない。 そのほうがスムーズに事が進むだろう事は考えるまでもないからだ。 「くっくっく、気に入ったぞ神父。よい、あの小娘のことを教えてやろう。 つい先刻槍に捕まってこちらに向かってきたのを捕らえたのだがな、少々手癖が悪かったようで僅かな間に逃げ出しおった。 その後はあらぬ方向へ姿を消し、どこへ行ったのかはワシらにも知れん」 「……ふむ。成程、私の居る場所にも戻ってこないという事は、その意思ももう失くしたと見るべきか。 ……惜しいことをしたものだ」 なにやらブツブツ神父が呟く段階に至って、ようやくかがみは状況を把握する。 目の前の神父はどうやらアルベルトよりは実力が劣り、結果が目に見えているが故に双方共に争う気はないらしい。 そして、神父はアルベルトに使えると見込まれたようだ。 ならばこれからすべきは情報交換だろう。 とりあえず名前も教えていなかった為、かがみは歩み出て神父に名乗り出る。 相変わらずくすぐったいような気分になるが、それにも慣れた。 ハッタリであろうが、箔というのが有効なのは結城奈緒が証明済みだ。 「……自己紹介が遅れたわね。私は不死身の柊かがみ、そしてこちらは衝撃のアルベルト。 ……言峰神父、一つ聞かせてもらえるかしら?」 「……何かね?」 「この殺し合いについて貴方はどう考えているのかしら? それについて情報を開示してもらいたいの。できるだけ、詳しくね」 ふむ、と呟き言峰は何某かを考え込む。 アルベルトも興味深げに見つめる中で、言峰はにやりと笑いを浮かべる。 (……何? 少しばかり邪悪な感じもするけど……いや、いくらなんでも聖職者さんにそれはねえ) 思うが、しかし即座に数時間前のことを思い出す。 同じ聖職者が、自分ともう一人の少女を殺したことを。 脳裏に浮かぶあの時の恐怖を、しかしかがみは唾と一緒に嚥下し、消化する。 ……聖職者が皆あんなことをしているとは思いたくないが、油断は厳禁だ。先入観ほど怖いものはない。 しかし、この神父は言動を聞く限りおそらく信頼はできるはずだ。 アルベルトの考えも同様だろう。彼が使えると判断したのなら、それに従うほうが後々役立つ可能性は高い。 「ふむ、では、食卓を囲みながら情報を交換するのはどうかね? 長い話になるであろうし、時間も頃合だ。少し腰を落ち着けられる方がいいだろう」 「……はい?」 何を言い出すのかと思えば、食事とは。 あまりに突拍子もなさ過ぎるように思えるが、考えてみればその為に市場へ向かっていたのだ。 向こうから言い出すという事は何か良いものでもあるのだろうか。 興味はそそられるが、しかし毒物でも入っていないとは限らない。 尤も自分には効かないだろうが、敵意を持っている証拠にはなるだろう。 判断がつかないが故に、ここはアルベルトの意思を尊重すべきかと思い背後を向く。 が、見れば、アルベルトは自分のほうを向いて頷くのみだ。 ……自分で決めろということか。 アルベルトは自分の成長に期待しているのだ。応えない訳にはいくまい。 虎穴に入らずんば虎児を得ず。 ……そんな故事が頭に浮かぶ。ならば答えは単純だ。 「……ええ、それで構わないわ」 その答えに、言峰は嬉しそうな顔を浮かべた。 何を意味しているかは分からないが、殺意や敵意といった印象はないので放っておく事にする。 「承知した……ああ、食材が無駄にならずに安心したのだよ。 先ほどの少女ともう一人に振舞うつもりだったのだが、そのどちらとも……はぐれてしまったのでね。 四川風の麻婆豆腐だ。楽しみにしていたまえ」 麻婆豆腐……その単語を聞くなり腹が疼くのがかがみには感じられた。 そういえば、ろくなものを丸一日食べていないのだ。 思い浮かべただけで、無性にそれが食べたくなるのは避けようもない。 だが、分かっていても気恥ずかしくなるものだ。 アルベルトはどう思っているのだろうかと誤魔化すように見てみると、 「ほう……悪くない選択肢だな。 よかろう、貴様が他人に振舞えるほど自信がある逸品だというのなら、ワシも食するにやぶさかでない」 まんざらではなさそうに頷いていた。 ……だが。 食事の前に、一つやっておかねばならないことがある。 さっさとそれを片付けねば、落ち着いて味わうことも出来ないだろう。 「……アルベルト、ちょっと用事があるから先に行っててくれる?」 目と目を合わせ、じっと見つめて彼に伝わるのを期待する。 一瞬頷いたように見えたが、アルベルトはしかし理由を聞き返す。 「む……? どうした、不死身の」 それを言わせるとは意地が悪い、とかがみは思う。 どう取り繕っても気恥ずかしいからだ。 「……察してちょうだいよ、もう」 足下を見て呟くと、アルベルトはそうかと頷くだけだった。 そのやりとりを見て、言峰はかがみに伝えるべきことを伝えておく事にする。 「……ご婦人には色々気苦労が多いものだな。 私達はこの先の角にある中華料理店で君を待つ。 料理が冷めないうちに用を済ませたまえ」 言うだけ言うと、言峰は身を翻して電灯に照らされる道を黙々と歩いていく。 アルベルトも後に続き、 「では、ワシはあの神父から情報を得ておく。 あまり遅くなるでないぞ」 と、それだけ述べて歩いていった。 かがみは、さっさと事を済ませようと赤面しながら脇道に入る。 ◇ ◇ ◇ ……料理の秘訣は何か? と問われて何を思い浮かべるか。 それは人によって異なるだろう。 あるものは愛と答えるかもしれない。 正解だ。美味い料理とは、もてなしの心があるからこそ作ろうとするものなのだから。 あるものは食材と答えるかもしれない。 正解だ。良い食材とは、手間暇かけて育まれるものなのだから。 あるものは腕と答えるかもしれない。 正解だ。洗練された手腕とは、何よりも食材の味を引き出すものなのだから。 だが、こと中華料理においては絶対に欠かせないものが一つある。 それは何か。 ……単純だ。 ――――火である。 中華料理の歴史は、焔を制する歴史だったと言っても過言ではない。 急速に加熱された食材は、水分を飛ばすことでその味の成分を逃すことなく内部に凝縮させることになる。 また、油をくぐり、直に火を浴びることでますます香ばしくなり、タンパク質が分解されて旨みを増加させるのである。 日本語ならば“炒める”の一言で表現される技法は、中華料理においては実に複数種、場合によっては十数種にも分類されるのだ。 それだけ火を重視する料理を美味く作るには、一般家庭に備え付けられている程度のコンロでは到底火力が及ばない。 本当に美味しい中華料理を家庭で作ることが出来ないのは、ひとえに最大火力の小ささに由来しているのである。 それだけの火力を持って、肉を直火に炙らせる。 鍋の中だけで収まるような小さな動きではない。文字通り食材が宙を飛ぶほどに、大きな動きを要求するのだ。 粗挽きのその肉は、牛と豚の合挽きを。 牛肉だけでは獣臭すぎる。豚肉だけでは味がくどすぎる。 牛と豚の黄金比率。味のベースの決め手はそこにある。 その間に混じるのは葉ニンニクだ。 ネギよりも刺激は強くはないが、食欲を増進させる薫りは勝るとも劣らない。 肉だけでは単調な味になりかねない所を、野菜の旨みとほんの少しの苦味を加えることで飽きさせないように。 こうして得られた基本の味。 これだけでも十分すぎるほどに美味いものに、さらに多種多様な調味料を加えることで人の味覚を極限まで活用して味わわせるのだ。 まず挙がるのは豆板醤と花椒。 前者に関しては言うまでもない。食べ飽きないコクと舌を刺激する辛味、僅かな甘み。 食材を混ぜて炒めるだけでおかずになるそれを、贅沢に使う。 そして後者。 こちらに関しては日本ではあまり使われることはない。 文字通り山椒の仲間であり、こちらは鼻を刺激する辛味を食材に与えるのである。 “醤”と“椒”。 舌と鼻を同時に満足させることで、相乗効果によってその味の広がりは数倍にも増す。 この二種類の辛味が揃って、初めて四川の麻婆豆腐と言えるのだ。 逆に言えば、この二つは基本の味でしかない。 肉を炒める際の、玉締め製法によって雑味を混ぜ込ませることなく香ばしさを突き詰めた胡麻油。 香り付けと味の引き締めを行うカメ出し紹興酒。 豆豉という黒大豆を発酵させた多種のアミノ酸を含む調味料など、工夫の余地は無限大にある。 それら全てを一つの鍋の中で煮詰め、豆腐を入れる。 あらかじめ水を抜いておいた為に無駄に味を薄めることもない。 わずかに黄がかかったその色は、大豆の色が残るほどに味が濃い証拠。 後味はあっさりとしていながら、肉の味や調味料の香りに負けることのない旨さはむしろ、それらの味を引き立てることさえしているのだ。 麻婆豆腐。 中華料理の一つの完成系。 それは、レンゲにすくって、口に含む前から我々を楽しませてくれる。 鼻に近づけるだけで漂う数十種数百種もの香りの成分。 感覚中枢を刺激し、空腹信号を送らせる香り。 体をリラックスさせる香り。 発汗作用をもたらし、食欲を増進させる香り。 味蕾を鋭敏化させ、味の要素一つ一つを余計に増幅させる香り。 加えて、ぐつぐつと煮立ち、熱さを伝えるその音。 そして、赤く煮詰まったスープと肉のさなかに豆腐を鎮座させつつ湯気で部屋を満たすその外観も、食欲を増進させるのに十分といえる。 それらに浸されながら、あつあつ、ほふほふと口に含むとどうだろう! まず口の中に広がるのは肉汁と豆板醤のウマ辛いコンビネーションだ。 次第にそれらは舌の上の一部分から全体に広がり、脂の甘みを伝えながらも辛味がマンネリ化を許さない。 そこで息を吐くと、口腔内鼻腔内全てに香りが充満する。 鼻で嗅ぐだけでは分からないような微細な香りが、数え切れないほどの至福の刺激として耐えることなく脳への電気信号に変換されるのである。 それを堪能した後、一気に豆腐を噛み締める! 豆の甘み、肉の旨み、調味料の香り。 そして、ふるふると舌の上で震える適度な硬さの豆腐の感触。 それに歯が食い込み、力を込め続ける事である時一気にくしゃりと潰れるその感覚の気持ちよさ! それらが渾然となり、味覚、嗅覚、触覚と、口内に存在する全ての感覚が恍惚を覚えるのだ。 時系列順で読む Back Death Lori Next 病ん坊麻婆転機予報(後編) 投下順で読む Back Death Lori Next 病ん坊麻婆転機予報(後編) 221 Death Lori 言峰綺礼 221 病ん坊麻婆転機予報(後編) 221 Death Lori シータ 221 病ん坊麻婆転機予報(後編) 221 Death Lori ニコラス・D・ウルフウッド 221 病ん坊麻婆転機予報(後編) 212 不死身少女ちゅうかなかがみん! 衝撃のアルベルト 221 病ん坊麻婆転機予報(後編) 212 不死身少女ちゅうかなかがみん! 柊かがみ 221 病ん坊麻婆転機予報(後編)
https://w.atwiki.jp/foods/pages/47.html
https://w.atwiki.jp/angelbeats/pages/81.html
タッチセンサに指を押し当てると、ピッという電子音が鳴った。 購入した食券は、麻婆豆腐(300円)。 あの日、食べてからというものの、その辛さに病みつきになっていた。 いや、きっと理由はそれだけじゃない。 あの子のことが、気になっていたのだ。 慰めに好物を一人で食べようと思っていたのに、その機会すら奪われてしまった少女の ことが。 奪ってしまったのは、間違いなく俺達。 けれど、彼女に対して謝罪や、慰安をすることはできない。 それは、SSSの意向ではない。彼女は間違いなく、俺達の敵だったのだから。 仕方のないことなんだ。 そんな感傷に浸りながら、食券を握って振り返った。 すると。 「た、橘」 後ろには、天使こと――橘奏が並んでいた。 「こんにちは、音無君」 「あ、ああ」 動揺している俺の横をすり抜けて、橘は食券機の前に立った。 けれど、指先がちっとも動いていない。 俺は彼女の視線の先を覗きこんだ。 「……あ」 麻婆豆腐のボタンの上に、赤く×が引かれている。 つまり、売り切れということだ。 よくよく考えてみれば当然のことだった。 麻婆豆腐は全生徒が敬遠するメニュー。 当然、作られる数イコール食券の数は少なくなる。 俺が買ったもので、最後だったのだ。 「あ、あのさ。これ、やるよ」 俺は咄嗟に橘の手を掴み、麻婆豆腐の食券を握らせた。 「これは、音無君の」 橘は俺を見上げて、ふるふると左右に首を振った。 「いいんだ。俺は本当は他のが食べたかったんだよ」 適当に嘘をつく。 「麻婆豆腐、嫌いなの?」 橘の顔に、かすかに悲壮が滲んだ。銃で撃たれても平気な顔する癖して、麻婆豆腐に関 してはこれか。 「いやいやいや、麻婆豆腐大好きだよ! 本当!」 「そう、良かった」 「あ」 橘は俺の手に食券を握らせると、背を向けて歩き出した。 茫然と彼女を見つめることしかできない。 また、奪っちまうのか。 だって、仕様がないだろう。 誰も、認めないんだ、彼女を。 彼女も、弁解しようとしないんだ、何も。 けど、俺は。 「待てよ、橘!」 「その……一緒に、飯、食わないか?」 敵とか仲間とか、神とか天使とか、よくわからない。 けど、そんなものは抜きにして、あの子が一人でご飯を食べるのは嫌なんだ。 そんなこと、彼女は気にしていないのかもしれないけど、俺は嫌なんだ。 それだけなんだ。 橘はゆっくりとこちらに戻ってきた。 「いいわよ」 素っ気ない感じでそう言った。畜生、俺がどれだけ勇気を振り絞って言ったと思ってん だこの野郎。 ムカついた勢いでご飯を二人分追加してやった。 けど、流石に食堂で食べるわけにはいかない。ゆりにでも見つかったら大目玉だからな。 俺は配給のおばちゃんに相談した。おばちゃんは快くタッパに麻婆豆腐とご飯を詰めて くれた。 「さて、どこで食べるか」 橘は食堂で食べないことに首を傾げていが、反対はしなかった。 「私の部屋なら近いわよ」 「お前の部屋って……女子寮だろ、あそこ」 「昼間なら人も少ないし、平気よ」 生徒会長にあるまじき発言だった。いや、元生徒会長だからこその発言か。 「けど、そういう問題じゃないだろ」 「……どういう問題?」 橘が再度首を傾げる。 落ちつけ俺。こいつにそういう考えはない。逆にそういうの気にする方がきもいぞ。 「……んじゃあ、お言葉に甘えて」 先導する橘についていき、橘の部屋まで行った。 相変わらず少女趣味な部屋で、何というか毒気を抜かれる。 「タッパ、貸して」 橘はタッパを受け取ると手際よく皿に盛り付け、テーブルに並べた。 蓮華、お水、取り皿などを二式用意して、二人でテーブルの両側に座った。 「「いただきます」」 橘が両手を合わせて丁寧にお辞儀をする。その所作の美しさに、本来の目的である食事 のことを忘れそうになった。 橘は食べようとしない。 「食べないのか?」 「食べて、いいのかしら。音無君のなのに」 「お前なあ。いいから黙って食えよ。奢らせろ。いつもお前には酷いことしちまってる んだ。これくらいさせろ。ていうかさせてくれ」 そうまくし立てても、橘は手をつけようとしなかった。 俺はしびれを切らして、橘の側にすり寄った。 「ほら!」 「あ」 橘の手から蓮華を奪い、麻婆豆腐をすくい、彼女の口元に寄せた。 橘は躊躇ったようだが、ようやく麻婆豆腐を食べた。 モグモグと彼女の口が動く。 彼女の顔に、かすかに笑みが滲んでいく。 まるで、小動物に餌を上げているかのように和んだ。 そのまま何口か食べさせてやった後、蓮華を握らせた。 これでもう大丈夫だろう。俺も食べないと。 反対側に戻ろうとすると、ぐいっと背中を引っ張られた。 振り向くと、橘が無表情で麻婆豆腐を載せた蓮華を差し出している。 「……あの」 蓮華がちょんと突き出される。 「……あーん」 あーん、じゃねえよ。 「いや、俺は別に一人で食えるし……」 橘の目が、じとっとした風になった。食べなかったら、ガードスキルでもかまされそう な雰囲気だ。やられたら絶対にやり返す、戦いの時のようにそれが橘の基本方針らしい。 けど、大きな問題がある。俺は蓮華と、橘の唇を交互に見つめた。だってこれ、間接キ スじゃん。いや、何を動揺している俺。そんなの気にするのは中学生くらいだ。ていう かやっぱりきもいぞ俺。 「い、いただきます」 食べた。 けど、やっぱり動揺していたのがまずかったのか、蓮華を深く咥えこみすぎてしまった。 「うっ……ゲヘッゲホッ!」 かっれ~~~~~~!!!!!! 喉が焼けるぅ~~~~~~!!!!!!! 闇雲に伸ばされた手に、冷たい何かが触れた。 俺は一気にそれを飲みほした。 「ぷはぁ!」 「大丈夫?」 どうやら、橘が、水の入ったコップを差し出してくれたらしい。 「はぁはぁ……大丈夫」 「やっぱり、麻婆豆腐苦手なの?」 「いや、この辛さがたまんねえんだ……」 ていうか涼しげに食べている貴方は一体何者ですか? それから、俺と橘は麻婆豆腐を少しずつ食べた。何となく両側には戻らず、寄り添いつ つ。何故か橘はたまに蓮華を差し出し、俺はそれを食べるのに失敗して、また悶絶を繰 り返したりした。 橘が、俺の額にハンカチを差し出した。どうやら、大量の汗が浮かんでいたらしい。 橘の身体と、顔が、密着する。 形の良い唇が、目に映る。 俺は自然と、その唇に口づけていた。 まるで辛いものを食べた後、口直しに甘いスイーツを食すかのような、ごく自然に。 けれど、甘い味などするわけもなく、麻婆豆腐の味しかしなかった。 はっと我に返った。 「ご、ごめん」 「……」 橘は、いつも通り無表情だったが、少しだけ茫然としているようにも見えた。 ああ、畜生め。 何でこんなにもこいつが気になるのか、こいつに一人で飯を食わせたくないのか、わか ってしまった。 今まで、麻婆豆腐を食い続けてきたのが、急に恥ずかしくてたまらなくなる。 俺は残っていた麻婆豆腐を胃にかきこむと、タッパを手に取り、勢いよく立ちあがった。 身体が、炎になってしまったかのように、熱かった。 「い、いいか? もう、これからは一人で飯食うなよ? 俺を探せよ。俺もお前を見つ けるまで絶対に食わないから」 橘を指差してそう約束した。橘はわかってるんだかわからないんだか、わからないよう なすました顔で、コクと一回だけ頷いた。 ああ、もう本当にこいつはもう。 きっと傍から見たら、俺達の顔色はとてもはっきりとした紅白をなしていたことだろう。 それが何となく悔しくて、彼女の心を少しでも動かしたくて、宣言した。 「今度は、もっと大人数で、皆で食事できるようにしてやるから。それまで、待ってろ よ」 部屋を飛び出しながら、本当に面倒くさいことになっちまった、と思った。 だけど、こんなにも身体が熱いのは、きっとあの、激辛麻婆豆腐だけのせいじゃない。 終わり
https://w.atwiki.jp/cafetuku/pages/80.html
エスニックレシピ 材料 豚肉 豆腐 料理酒 ネギ レベル 皿数 単価 経験値 調理時間 1 300 20 111 1440 2 330 20 111 1440 3 330 21 111 1440 4 330 21 112 1440 5 330 21 112 1368 6 360 21 112 1368 7 360 22 112 1368 8 360 22 112 1296 9 360 22 112 1152 10 360 22 113 1152