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「はい当麻、あーん」 「あーん」 「元春、あーん♪」 「あーん」 「○○様、あーんですの!!」 「あーん」 「はい、翔太あーん♪」 「あ……あーん」 自分が用意したお弁当を相手に食べさそうとしている美琴たち四人。 ちなみに、翔太が少しだけ戸惑った理由はその食べさせようとしたものが原因である(かわいそうな卵みたいなもの) この様子を見ていたクラスメイト達が嫉妬のオーラを出していたのは言うまでもない。 「……よくみんなが見てる前であんなことできるよね、真昼さん」 「まあ、俺たちも見てなければできるけどな!」 バカップル達を見て妙な対抗意識を持つ真昼。 真夜はどうかここから変な方向に進まなければいいなと淡い期待を抱いていた。 なお、隅の方で紫木が 「俺もいつか吹寄と………」 と、ぼやいていた………。 ―――――――――― すこし時間が戻り、常盤台保健室。 その扉の前にいたのは、メン子こと心理掌握に連絡が終わった翠嵐だった。 ここにきた理由は一つ。 第一試合で怪我をさせてしまったリーダーを見舞うためである。 「………はいるわよ、リーダー」 病室の中から入室を促す声が聞こえ、翠嵐は病室へと足を踏み入れた。 「…リーダー、その怪我……。」 「別に、大したことないって。軽い打撲だってさ。」 「でも……。」 「それよりもすまなかった、試合を中止にまでしてしまって。俺がもっと根性出して試合を続けていたら……」 「いいの。それよりリーダーはしっかり体を休めて。」 「でも、お前はあんなに先輩たちのことを倒そうと努力してきたじゃないか。その努力が報われなかったのは俺のせいだろ。」 翠嵐はすぐさま否定した。 「そんなことない!リーダーに怪我を負わせたのは私。だからリーダーのせいなんかじゃないわ」 「いや、でも……」 翠嵐はそれに、と前置きして 「一人も欠けることなく戦う事にこそ意味があるわ。 リーダーに無理をさせて勝ったとしても意味ない。そんな勝利よりだったら私は迷わず貴方を選ぶわ。」 「翠嵐……」 「リーダー。確かに負けたことは悔しいわ。でも、それ以上に貴方を守れてよかったと思う。だって……---------」 そこまで言って翠嵐は病室を後にした。伝えられなかった自分に多少腹が立った。目尻が熱くなる。そこへ 「---…嵐---」 彼が呼ぶ声が聞こえた。何かに引っ張られるように足を止め、翠嵐纏は病室へと踵を返す。 病室の中にはきっと二人が勝利よりも強く望んだ世界が広がっている。 ―――――――――― そして時間は再びお昼の常盤台、彼女持ちながらもいちゃつけず昼食を摂っているのは一方通行、浜面、服部。 恋人が隣に居ない3人は自分達の弁当を比較するという、分かりやすい暇つぶしを実行中。 「滝壺って思ったより料理上手なんだな。郭には少し劣るけど」 「てめっ半蔵! さり気なく俺のお気に入りの卵焼きをつまむんじゃねぇ! つーわけで流れ的にアクセラの弁当……はパス」 「浜面ァ、そのパスってのはどうゆう意味だ? まさか打ち止めが頑張って作った弁当がつまめねェとか言わねェよなァ?」 3人の恋人の弁当に順位を付けるなら滝壺、郭、打ち止めといったところだが3人とも自分の恋人の弁当が1番だと自負している。 しかし打ち止めの弁当は焦がしたりしてるので基本真っ黒、お世辞にも美味いとは言えないが頑張りだけは1番である。 「そっ、そんなわけねーだろ! 俺はただ、アレだ。打ち止めちゃんがアクセラの為に作った弁当を食べるのは忍びないって思っただけで」 「遠慮すンな。俺のから揚げとお前のから揚げ、交換だ。ホラよっ」 すかさず一方通行が自分のから揚げ(らしき物体)を浜面の口に放り込むと、自分は浜面の弁当から手早くから揚げを取って食べた。 ジャリッ!! という音を立てるから揚げに悶絶してる浜面を尻目に一方通行は滝壺お手製のから揚げを堪能した。 「ヘェ、打ち止めのから揚げよりジューシーじゃねェか。滝壺のやつ、なかなかやるじゃねェか。……どうした? 浜面ァ」 打ち止めのから揚げにノックダウン寸前の浜面、から揚げについて抗議しようとしたが止めた。 というのも今の今まで一方通行が打ち止めのほぼ真っ黒弁当を普通に食べてるのを見て下手なことは言ってはいけないと防衛反応が働いたからである。 それは服部も同じで一方通行の不満の無い顔を見たらそれ以上の追求が出来なくなったのだ。 (郭のやつ、俺が言ったとおり特大兵糧丸は入れなかったな。栄養価は高いけどすっげー不味いんだよな、あれ) 兵糧丸とは忍者の携帯保存食で栄養価満点だが、色々と味に問題があるものを使っているので不味い代物。 しかし明日、その兵糧丸が弁当に入れられることなど夢にも思わない服部は気持ちを切り替えて一方通行と浜面と楽しく昼食を食べるのだった。 ―――――――――― 「ふーっ、ようやくひと段落したのよ。まさか球技大会専用メニューのスタミナ定食がここまで人気を博すとは……」 場所は変わって友愛高校食堂、食堂のおじさんこと建宮は昼食ラッシュを捌き切って一休みの最中だった。 ちなみに上条のクラスで唯一こちらのブロックに居る吹寄率いるバレー組は居ない、茜川が持ってきた真夜製の豪華五段重ね弁当を食べているので。 「このスタミナ定食も飾利姫に食して頂きたかったがこればっかりは無理な注文か。……そういえば」 建宮は思い出す、今朝出かける前に初春にかかってきた電話について。 当然ながら会話内容を立ち聞きするなど出来るわけもなく、ただ初春が楽しそうな笑顔を浮かべているのは分かったのだが、 「あの愛らしい笑顔をGWが終わるまで見られない理不尽な展開が待ってる気がしてならんのよね。俺の思い過ごしであってくれればいいのだが……」 しばらく初春と会えないという建宮にとっては嫌すぎる予感を感じていた。 そのことについて考えようとした建宮、しかしそれどころでは無くなる来訪者の声が聞こえてきた。 「ごーはんごはん♪ さいじのごはんたっべほーだーい♪」 「この変な歌は……禁書目録! なぜここにというかどーして食べ放題とか歌ってるのよ! 俺にツケるつもりか!」 インデックスの声を聞いた建宮はすぐさま臨戦態勢(?)に入ると、食堂に【歩く教会】チームが現れた。 ―――――――――― 「さいじ、ご飯食べさせてほしいんだよ!!」 「あ、建宮私達の分も超お願いしますよ、もちろん建宮のツケで」 「ぎゃーー!!絹旗、なぜお前さんまでいるのよなああああ!!!!しかもツケってお前ええええ!!!!」 ひょっこり現れたインデックスと絹旗の発言にギャーギャー騒ぎ出す建宮。 すると、さらに入り口から麦野、ステイルそして御坂妹が入ってきた。 「建宮、当然僕らだから料金タダでおかわり自由ぐらいのサービスはつけてくれるよね?」 「ちょっとステイル!!そんなことしたら俺は金欠で死ぬから!!!!」 「誰だか知らないけど私にもサービスしてくれるわよねぇ?」 「当然、ミサカにもその権利はありますよね、とミサカはさも当然のように席に座ります」 食堂で好きなようにやり始める『歩く教会』チーム一同。 このとき、建宮にできることはたった一つだけだった。 「………不幸だァーーーー!!!」 そう、幻想殺しの少年の口癖を真似ることだけだった。 ―――――――――― 一方、上条のクラスのバレー組。 彼らはそんな建宮の叫び声を聞きながら赤音が持ってきた真夜製の豪華五段重ね弁当を食べていた。 「そういえば、ついさっき聞いたんだけどバスケになんか乱入チームが入ってきたらしいわよ」 「へぇ~、私が聞いたのはこっちの野球組の試合時間がすごく押してるらしいよ~」 楽しそうに会話を続ける吹寄と赤音。 その一方でバレー組のリベロたる野原が隅っこの方で縮こまっていた。 「スパイク怖い…スパイク怖い…スパイク怖い…」 彼が縮こまっている理由、それは少し前の試合が原因であった。 その試合で相手の選手が放った光の屈折を利用した分身スパイクを見事に顔面に食らってしまい、一時的に気絶してしまった。 しかも、その気絶した状態を治すために赤音が【鼓膜破砕】を使用してたたき起こしたためこんな状態になってしまったのである。 「……野原、いい加減戻れ」 「野原君、さっき【鼓膜破砕】を使ったのは謝るからさ~」 しかし、一向に戻らない野原のために吹寄は最後の手段を使った。 ―――――――――― 「そういえば野原。さっきあたしの所に数名の女子が来たわ。あのレシーブしてる男子のこと、紹介してくれって」 吹寄の言葉を聞いた野原はガバッ! と起き上がり吹寄の肩を掴むが頭突きをくらう羽目に。 痛みに耐えながらも期待の眼差しを送る野原に辟易しつつも、吹寄は言葉を続ける。 「貴様の頑張りを認めてくれる女子が今の貴様の姿を見たら幻滅するわね。そしてその女子は流れるように上条に」 「頑張る! 俺頑張る! 俺に惚れてくれた女の子達の為にも!」 吹寄の言葉を曲解して復帰した野原は真夜製の豪華五段重ねを食べ始める、誰が作ったのかも知らずに。 その様子に吹寄と茜川だけでなく他のチームメイトも引いていた。 「うまっ! この弁当マジうまっ! この弁当作ってきたの吹寄か?」 「あたしじゃないわよ。というか野原、貴様この弁当誰が作ったのか聞いてないの?」 「しょうがないよ、私がこのお弁当出した時にはもう野原君あの状態だったし。真夜君が作ったって説明聞いてないんだよ」 茜川から真夜が作ってきたと聞き、野原の手が止まった(口の中のものは飲み込んでいる)。 そして少しして野原は号泣しながらどこかへと走り去ってしまう。 「ど、どうしたの? 野原の奴」 「きっと女の子が作ってきたと思ってたんだろうね~。朝から頑張ってこのお弁当を作ってきたって妄想して萌えたんじゃないかな~」 「ああ、それで真実を知ってああなったのね。本当に大馬鹿ね、野原って。それより茜川さん、このお弁当のレシピだけど教えてもらえる?」 吹寄のお願いに茜川は迷うことなくOKを出して後日、真夜からレシピを渡すことを約束する。 真夜製の豪華五段重ね弁当を完食した吹寄たち、残り試合も勝利して準決勝へと駒を進めるのだった。
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美琴「じゃあ、そろそろ行くから。見送りありがとう」 上条「向こうについたら連絡くれよな」 美琴「……うん」 麦野「おーい。第三位! 飛行機でちまうぞ。はやくしろ」 美琴「待ってくれてなくていいから。多分、向こうの第二学園都市からもどらないだろうし」 上条「それでも俺は「じゃあね」 上条の言葉を遮りながら顔を近づけ、一瞬だけの口づけを美琴は送る そのまま、踵を返し行ってしまう。一度も振り向かずに それが上条当麻にとって御坂美琴の最後の記憶 垣根「おい、上条」 上条「あ、わりい。なんだ」 垣根「テストの採点済んだか。今日は合コンだからな。さっさとすましちまえ」 上条「いかねえってんだろ。だいたい警備員が合コンなんて生徒に示しが付かねえだろ」 垣根「何バカ言ってんだ。警備員だからモテんだろうが」 上条「とりあえず、上条さんは行きませんからね。土御門か青ピでも誘え」 垣根「付き合いわりいな。それともアレか。まだ引き摺ってんのか」 上条「何だよ」 垣根「第三位のことだよ。全く、5年も前だろ。三位以下がアメリカの第二学園都市に行っちまったの」 上条「んなわけねーだろ」 ???「上条さん。教材の発注の件で話がありますとミサカは話に割り込みます」 上条「あ、悪いな、御坂妹。俺がやっとくから別にいいぞ」 御坂妹「そうですか、ありがとうございますとミサカはお礼を行ってこの場を去ります」 垣根「ま、引き摺ってたら、昔の女と同じ顔の職場にはいられないか」 上条「ったりまえだろ」 嘘だ。ただ、御坂妹を御坂と違う、一人の人間と見ているだけだ。 本当は…… 上条「御坂が……」 美鈴『ええ。研究所の事故で……』 目の前が真っ白になった 前に座る麦野のすすり泣く後ろ姿で、この女でも泣くのだなとぼんやりと上条は考える それ以上は、頭が動かなかった 上条「このたびは……」 御坂の母に型どおりの挨拶を告げる。口が勝手に動いてくれた 美鈴「――――」 何か言われてるのはわかる。でも、少しも頭に入ってこない 美鈴「だから、美琴には5つになる娘がいるの」 上条「え?」 美鈴「だから、あなたと美琴の娘。あの子はそう言ってたわ」 その場で固まった 垣根「おい、ガキども最終下校時間だぞ。とっとと帰りやがれ」 少したった平日。教師としての仕事を終え警備員として同僚の垣根と見回る 垣根「で、第三位のガキのオヤジがおまえだって?」 上条「ああ、そう言われた」 垣根「お前絶対良いように使われてるぞ」 上条「良いようってなんだよ」 垣根「だから言い訳に使われてんだよ。向こうでガキできちまって」 上条「わかってる」 垣根「わかってねえ。あ、俺学校戻るから、適当に引き上げとけ」 上条「おう」 ???「あの」 不意に声を掛けられ振り向く。小さな人影 少女「あんちすきるのひとですか」 似ていた。打ち止めに、妹達に、番外個体に、何よりも彼女に。 上条「お、おい。もう最終下校時刻だぞ……」 そんな言葉しか出てこなかった 少女「ごめんなさい。でもひとを、さがしてます」 上条「誰を探しているんだい」 少女「カミジョウトウマっていうひとです」 上条「上条当麻は俺だけど……」 少女の瞳が見開かれ、上条を見つめる 少女「……ツンツンあたま! ママのいってたとおりです!」 上条「つんつん頭はひどくないか」 おもわず苦笑してしまう。やっぱりこの少女は 少女「はい! ママからです!」 少女が何枚かの封筒を差し出す。宛名は上条当麻、差出人は御坂美琴 美琴『当麻へ。麻琴がいるって分かった時、真っ先にあなたに迷惑を掛けちゃいけないって思いました。私はレベル5の第三位でどうとでもなるけど、貴方の未来は貴方のもので可能性を奪いたくないから。貴方は優しくてまっすぐだから、私のためにつらい道を選んじゃうから』 『教師になったと聞きました。また、警備員の資格もとったそうですね。正義感の強い貴方にぴったりなお仕事だと思います。体に気をつけて頑張ってください。私も研究所勤めが決まりそうです』 『――----』 『―――――――』 『‐--------』 『逢いたい』上条(あの日、もしかしてお前は、俺以上に) 泣いていたのかもしれない 少女「ないてるんですか? どこかいたいんですか?」 気がつくと、当麻は手紙を握りしめて泣き崩れていた。少女が心配そうにのぞきこんでいる 上条「大丈夫さ。心配しないでいいぞ」 返す言葉も強がりが滲んでいて だから少女は 少女「マコトがないてると、ままがこうしてくれました」 精一杯背伸びして 上条「……ありがとな」 上条の頭を優しくなでててくれた 上条「おま、君はこれを届けるためにきたのか」 まこと「はい! あと」 上条「あと?」 まこと「ママがすきだったまちを、みてみたかったんです」 上条「おうちのひとがしんぱいするだろ」 まこと「おばあちゃんは、『とうまくんがいるからだいじょうぶ』っていってました」 上条「まったく、あの人は……。連絡の一つでも入れてくれれば、あ!」 そこで気がつく。携帯電話を取り出し確認…… 上条「こ、壊れてやがる」 するまでもなかった 上条「不幸だ……」 まこと「ふこう?」 上条「いや、何でもない」 もうこの口癖は使わない 上条「今日はもう遅いし、泊ってくか」 まこと「はい!」 少なくともこの子の前では 上条「座っててくれ、すぐに飯にするからな」 まこと「はい!」 まことの目が机の上の古い携帯電話でとまる。そう、そのストラップに まこと「げこただ!」 古びたストラップのマスコットに手を伸ばす。それはまことの母が大事にしていたものと良く似ていて 上条「お! おまえもそれ好きなのか?」 盆に夕食を乗せた上条が入ってくる 盆に夕食を乗せた上条が入ってくる !」まこと「はい! ままもすきでした!」 上条「懐かしいな、たしか御坂にペア機種のストラップがほしいからと言われて」 何度か機種を変更したがこの携帯だけは捨てられず、つい手元に残してしまう 上条「お、そうだ」 画面を操作し、古いデータを呼び出す 今使っているのは壊れたのに、なぜか古いほうだけは動く 上条「ほら」 まこと「ままだ 画面に映った中学時代の美琴をみて、まことが歓声を上げる まこと「まま、がつこうの、おようふくきています」 上条「ああ、常盤台の制服だな」 まこと「ときわだい?」 上条「みさ…美琴が通ってた中学だよ」 まこと「まこともおっきくなったら、いけますか」 上条「うーん。学園都市の名門校だしなぁ。よそから通えないし、なによりも難関だしな」 まこと「まこと、がくえんとしでくらします! いっぱいがんばります!」 上条「そりゃ、美鈴さんに聞かないとな」 まこと「……とうまくんは、まことがいたらめいわくですか」 少しだけ、顔を俯かせる。その表情が、かつての御坂に、さらに以前のインデックスに重なる。 だから 上条「迷惑じゃねえよ」 まこと「とうまくん」 上条「お前がここにいたいんなら、いくらでもいていい。でも、美鈴さんが良いっていったらな」 まこと「はい!」 美鈴『そうなの。あの子が……』 上条「はい。よろしければ、俺が預かりますが」 なにがよろしければ、だ。美琴たちのことを知らずにのうのうと暮らしてきた癖に良く言う こんな都合のいい発言は断られて当然だ 美鈴『じゃあ、お願いね』 上条「え?」 美鈴『どうしたの? 変な声出して』 上条「いえ、正直断られると思ってましたから」 美鈴『だって親子で暮らすのに反対する必要もないでしょう』 上条「はい」 美鈴『あの子も寂しいのよ。だから、美琴が見てきた景色に憧れている』 上条「はい、わかります」 美鈴『だから、よろしくね。困ったことがあったら連絡を頂戴。できる事はするから』 上条「はい、ありがとうございます」 なにも分からないうちに幻想を作り始めていたのかもしれない。 あの子と一緒にいる資格が無いと。 上条「じゃあ、ちゃんと家族しないとな」 まこと「とうまくん?」 上条「おばあちゃんの許可がでました! 今日からお前はうちの子だ!」 まこと「はい! ありがとうございます!」 上条「良い返事だな!」 ちゃんと父親はやれるのだろうか。そんな不安がよぎる。できることなら、高校生の頃の自分に幻想だと否定ほしい。 でも、今は大人なのだやっていくしかない。 垣根「よーし! 今日は上条んち行くぞ!」 上条「いきなり何を言い出すんでせうか、ていとくんは」 垣根「いや、お前が第三位のガキ引き取って、一か月じゃん。顔、見たいじゃん」 上条「お前がじゃんじゃん言ったってキモイから。黄泉川先生の真似すんな」 垣根「おい、俺の上司へのリスペクトをバカにするんじゃねえ」 上条「上条さんの常識とリスペクトの意味が違うんだが」 垣根「俺に常識は通用しねえ」 上条「はいはい」 垣根「で、行くからな」 上条「勝手に決めんな」 御坂妹「ミサカも同行しますと、ミサカはさりげなく自分の意思を伝えます」 垣根「お、いいねえ。土産とかひつようじゃね? ガキが喜びそうなもの」 御坂妹「ファンシーグッズや、お菓子が良いでしょうと、ミサカは進言します」 垣根「OK、途中で買ってくか」 上条「おい、勝手に決めんなって言ってんだろ。御坂妹まで」 御坂妹「ミサカには会う権利があります」 上条「権利?」 御坂妹「はい、お姉様の娘なら、ミサカの姪にあたります。親戚として会いたいとミサカは買うお菓子を考えながら言います」 上条「そうだな。妹だからな」 垣根「よし、決まったか。じゃあ、さっさと行くぞ」 上条「なんで、お前がしきんの!」 垣根「いいじゃん! 幻想殺しで無茶するお前のフォローしてるの俺じゃん!」 上条「仕方ないだろ! お前みたいな超能力者じゃないんだから、つか、じゃんじゃんやめろ!」 御坂妹「早くしないとおいてきますよと、ミサカは優しく急かします」 上条「ああもう! 勝手だなお前ら!」 垣根「ようし! みやげも買ったし! いよいよ突入だな」 御坂妹「了解ですと、ミサカはメルヘン同僚に返答します」 垣根「行くぞ! 二等兵!」 御坂妹「さー、いえっさーと、ミサカはノリをあわせます」 上条「いや、合わせなくていいから。ほっといていいから。ま、いっか」 上条「ただいまー」 まこと「とうまくん!」 とてとてと足音が近づいてくる 上条「良い子にしてたか、まこと」 まこと「はい!」 上条「えらいな、さすがだな」 褒めると嬉しそうにまことが目を細める。 垣根「しっかし第三位そっくりだな」 上条を押しのけるように垣根が入ってくる。マジで常識が無い まこと「おきゃくさんですか?」 垣根「おう、俺は垣根帝督、パパの友達さ。ていとくんでいいぞ」 まこと「はい、ていとくん。こんばんは!」 上条(そのあだ名気に入ってんのかよ) 垣根「おう。挨拶できて偉いな。ほらみやげだ」 まこと「わぁ」 上条「よかったな。ちゃんとお礼言うんだぞ」 まこと「はい、ありがとうございます! ていとくん!」 垣根「うん! 良い返事だな! 誰かさんと誰かさんのこどもとは、思えないな」 上条「どういう意味でせうか」 御坂妹「ミサカが選んだおみやげもあります。一人の手柄にしないでくださいとミサカは注意します」 垣根を押しのけて御坂妹が入ってくる そこで まこと「ま、まま……」 時が凍りつく しまった!) 考えが足りなかった。上条当麻にとって、御坂妹は御坂美琴では無い 全く違う人間だ でも このおさない少女にとって…… まこと「まま!」 そんなことが分かるはずもない まことが御坂妹に飛びつく。上条が固まっている間に 御坂妹「いえ、ミサカはママではありません」 優しく、まことを抱きとめながら、ミサカが言う まこと「!」 まことの表情が凍る まこと「……っさい」 上条「おい、まこと……」 まこと「ごめんなさい!」 叫んで、まことがとびだす。 誰一人反応ができない。 上そして、条にとっては永遠に近い沈黙が横たわる 御坂妹「ミサカはあの子になにかしてしまったのでしょうか」 ようやく、御坂妹が口を開く 上条「いや、お前はわるくねえよ」 悪いのは考えが足りなかった自分だ 垣根「とりあえず探すぞ。ガキの足だから遠くには行けねえ 上条「ああ」 垣根「俺は未元物質で空から、上条は足で。お前は待機な」 御坂妹「分かりました」 上条「頼む……」 いつまで自分は考えなしのだろうか。インデックスのときも美琴の時も、そして今回も。 一方「あン?」 目の前でうずくまる小さな影に一方通行は声を上げる 一方(前にもあったなァ。こンな事) それは「今」の一方通行を形作る最初の大切な記憶。とても小さな、しかし大切な光をくれた少女との出会い。 まこと「だれですか」 一方「誰でもいィだろ。つか、お前は迷子ですかァ」 少女が顔を上げる。似ていた。一方通行の大切なあの少女に。 まこと「……はい」 俯いた表情が、また一方通行の記憶を揺さぶる 一方「お前ェ、さんし…上条のとこのガキかァ」 第二位から聞いた話を思い出しながら少女に問う。 まこと「とうまくんをしってるんですか?」 やっぱりか。あのガキに似た子どもといえばそれしかないのだろう。 一方「まあな。送ってやンよ」 あ、と少女が声を上げる。戸惑うようなその表情 一方「帰りたくなのかァ?」 まこと「……かえりたいです。でも、いまはいやです」 一方「ちっ、メンドクセェこといってくれちゃって。どこかのクソガキですかァ」 まこと「ごめんなさい」 一方「おィ。ついてこい」 まこと「え?」 一方「今は帰りたくねェンだろ。帰りたくなったら送ってやっから」 一方「とりあえず、ウチに来ィ」 垣根は走っていた。空を飛んでみたものの、暗くて地上が良く見えずにあきらめたのだ。 垣根(ちくしょう! 俺が余計なことした) 垣根は逆の結果を想定していた。幼い少女は母の似姿をみて単純に喜ぶと思い込んでいた。 だからこそ、御坂妹が近くにいるときに上条の家に行くと言い出したのだ しかし、少女は飛び出してしまった。すべて自分の責任だと垣根は思う。 だから走るのだ。少女の無事を祈って まこと「おじゃまします」 一方「おゥ。あがれェ」 まことを促して、部屋に上がらせる。昔と違って整理を心がけているので、子どもをあげても問題は無い。まあ、うるさい誰かに言われてしぶしぶ片付けている側面もあるが 一方「なんか食ゥか?」 まこと「……いいです」 一方「ガキが遠慮なンかすンな。オマエの叔母さンなんか初対面でハンバーグ奢らせやがったぞ」 まこと「おばさんですか?」 一方「おゥ。その後もアレが食べていだァ、これが欲しいだァ。好き勝手言ってくれちゃいましてよォ」 ???「わぁ、いつかはやるとミサカは思ってたよ」 上条「ちくしょう、何やってんだ俺は……!」 飛び出すまことの姿に反応できなかった。 どうしようもなく、過去が重なってきてしまって 信仰の道を選んだインデックス 一人で背負った美琴 どっちも止められなかった 美琴はインデックスの時の失敗はしないと誓っていた癖に いつの間にか、仕方が無かったとあきらめている 言い訳だけが上手い大人になってしまった 上条「くそっ!」 でも (夫婦は別れれば他人だけど、親子兄弟の血のつながりは切れないってさ) 昔、美琴から聞いた言葉が頭をよぎる。妹達のための言葉だったと思う。 上条「ん」 買い換えたばかりの携帯が鳴る 表示される番号は御坂妹 まこと「ままそっくりです」 まことが、番外個体を見上げながら呟く 番外個体「はじめましてだね。ミサカは番外個体、あなたのママの妹のひとりだよ」 まこと「はじめまして、かみじょうまことです」 驚いた表情を浮かべながらも、まことが返事をする 番外個体「お、挨拶できて感心だね。流石ミサカ達の遺伝子」 一方「何しにきやがったンですかァ」 番外個体「アレ? ご機嫌斜め? お楽しみの邪魔しちゃったかな」 一方「どういう意味ですかァ!」 番外個体「そのまんまの意味だけど。幼女と戯れるのが趣味なんでしょ」 一方「違いますゥ! つか、質問に答えやがれェ!」 番外個体「用はもうすんじゃった」 一方「はァ?」 番外個体「うん。10032号に頼まれちゃってさ。迷子の捜索。で、まこと」 まこと「はい?」 番外個体「かえろっか。みんな心配してるよ」 まこと「でも……」 一方「おい、帰りたくねェなら無理させンな」 番外個体「ロリコンは黙っててよ」 一方「違げェ!」 まこと「おねえちゃんたちはままの、いもうとなんですか?」 番外個体「そうだよ」 まこと「まこと、おねえちゃんをままとよんじゃいました」 番外個体「仕方ないよ。みんなそっくりだもん、お姉様に」 まこと「とうまくんが。なきそうなかおします」 一方「三下がァ? どういう事だァ?」 まこと「まことがママのこというと、とうまくんわらってくれます。でもなきそうです」 ちいさく、「げこた」をみつけたときにと、まことが付け加える 番外個体「なるほど」 一方「え? わかるのォ、オマエ?」 まこと「いぎりすがテレビにでてもです」 一方「あァ、あのシスターか」 まこと「だから、まこと、ままのこといわないようにしてます。でも、でも……」 番外個体「いいよ」 泣きそうなまことを、番外個体が抱き締める 番外個体「ママの事、言っていいんだよ。悲しいの仕方ないでしょ。大好きだったんだもん。君の知らないママのことも聞いていいし、あのひとが知らないママのこと話していいんだよ」 まことを懐かしい体温が包む。でも。 番外個体「ミサカ達はママじゃないし、ママにはなれないよ。でも」 だからこそ 「ミサカとしてあなたの味方だから、全員ね」 やはり、自分が悪いのかもしれない。御坂妹は自問自答する 無意識のうちに、自分には姉の真似をしてしまっているところがあるのだろう 些細なしぐさやたち振る舞いで それは、クローンゆえの苦悩からかもしれないし、ただ、ツンツン頭の同僚の気を引こうとしてなのかもしれない。 でも、自分は御坂美琴ではない。それは絶対だ それでも、あの子の味方でいたい。悲しい時にそばにいて、嬉しい時に喜んでやりたい。 そう思うのだ 俺も味方だからな そう言って一方通行はまことを送り出した まこと「やさしいひとでした」 番外個体「そう? どっちかというと、やらしい人じゃない?」 まこと「やらしい?」 番外個体「あ、ごめん。忘れてよ」 まこと「はい!」 番外個体「良い返事だね。お、きた」 御坂妹からの連絡を受けてから、足に意思が漲る MNWからだと、教えてくれた情報が 前に進ませてくれる 上条「まこと!!!!」 腹の底から声を絞り出す 恥も外聞もない ただ、娘に向かって走り出す。 まこと「とうまくん!」 まことが駆け寄ってくる 両手を広げて、小さな体を抱きしめる 上条「心配させんなよっ!」 まこと「ごめんなさい」 上条「いい! 悪いのは俺だ!」 大切な小さなぬくもりを離さないように まこと「でも!」 上条「でもじゃねえ! 俺が悪い! だからもう失敗しねえ!」 かつて、インデックスに、美琴に言えなかった言葉を 上条「俺がそばにいる! お前が大人になるまで!」 違う立場で、紡ぐ。 上条「大人になっても、お前が困ったら何より先に助けに行く!」 まこと「とうまくん! まことは、まことは」 上条「だから! 俺からはなれんじゃねえ!」 やっと、自分の幻想を上条当麻はぶち壊したのだろう 番外個体「じゃあ、ミサカは行くから。10032号によろしくね」 まこと「はい!」 上条「世話になったな。一方通行によろしくな」 番外個体「一方通行のことはミサカに関係ないんだけど」 そう言って、番外個体は帰って行った。 ???「ぜぇ、ぜぇ。やっと見つけたぞ……」 上条「垣根!」 まこと「ていとくん!」 垣根「おう、ぜぇ、み、見つかったな……。良かったぜ」 上条「お前、走ってきたのかよ」 垣根「はぁ!? 何言ってんですか! 超飛んできたんですけど! 超優雅でした!」 上条「はぁ」 垣根「あ、疑ってますぅ? 何なら証明してあげますけどぉ!」 上条「何だよ。証明って」 垣根「お前ら二人抱えて、飛んであげますぅ」 まこと「ほんとですか!」 垣根「このていとくんに常識はつよしねえ! あ、噛んじゃった」 上条「ま、まことが喜んでるならいいけどな」 垣根「到着!」 まこと「すごいです! とんでました! すごいです!」 上条「良かったな」 垣根「喜んでくれて結構。まぁ、第三位も飛んだとか飛ばないとかいうしぃ、頑張ればお前も飛べるかもな」 まこと「ほんとうですか! まこともとべますか!」 垣根「おう。頑張ればな」 まこと「はい! がんばります」 上条「頑張れよ」 御坂妹「おかえりなさいとミサカは三人を迎えます」 上条「おう、ありがとうな。留守番」 御坂妹「いえ、大丈夫です。では、そろそろ良い時間ですし、ミサカはそろそろお暇します」 上条「送ってくか?」 御坂妹「いえ、大丈夫ですとミサカは気遣いをさりげなく断ります」 まこと「あの、おねえちゃん」 御坂妹「なんですか?」 まこと「また、あそびにきてくれますか」 御坂妹「はい、喜んで……」 まこと「ありがとうございます!」 御坂妹「あなたが大きくなって、父さんを嫌いになって汚物扱いする時期になっても、ミサカはみかたです」 上条「いま、そういうこと言うのやめててくれます? つか、それお前も俺を汚物扱いするみたいなんですけど!」 御坂妹「まこと、またきますからねと、ミサカは名残惜しみつつ別れを告げます」 まこと「はい! またこんど!」 垣根「よし、冷蔵庫開けるぞ」 上条「あ、お前は帰らないんだ。予想してたけど」 垣根「のど渇いちまったからな。あ、違うぞ。上空を飛んでの気圧差とかだからな」 上条「はいはい」 まこと「とうまくん」 上条「なんだ?」 まこと「ままととうまくんは、どうやってであったんですか」 上条「どうやってって、そりゃあ……」 美琴から聞いた知らない出会いの話をするべきか 記憶にある自販機での出会いを話すべきか 上条「ま、いっか」 まこと「?」 上条「長くなるぞ?」 両方話せばいい まこと「はい!」 どんなに長くなったっていい これからは一緒なのだか ずっと 了
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プリパラ キラッとプリ☆チャン Winter Live 2020 プリパラ アイドルタイムプリパラ設定資料集 下 発売日:9月24日・3月27日 『アイドルタイムプリパラ』、 『キラッとプリ☆チャン』のアイドルたちが大集合して 2020年12月に行ったライブイベントの夜公演をBD化。 林鼓子、久保田未夢ら声優陣がキュートなパフォーマンスで ファンを魅了したライブを余すところなく収録。 ここを編集 2018年4月放送開始。アイドルタイムプリパラのシリーズ続編。次作にワッチャプリマジ!がある。 http //www.tv-tokyo.co.jp/anime/prichan/ 監督 博史池畠 チーフディレクター Park Chi Man 助監督 川瀬まさお 原作 タカラトミー・シンソフィア シリーズ構成 兵頭一歩 キャラクター原案 梨本裕美、内藤晶子 キャラクターデザイン 満田一、Cha Sang Hoon プロップデザイン 児玉和子、山﨑健志、Kim Young Beom プリ☆チャンライブ演出 安藤尚也、川瀬まさお、佐藤まさふみ、江副仁美、京極尚彦、大島克也、小林浩輔、菱田正和、柴田健児、ひのまさふみ アニメーション協力 伊藤浩 美術設定 比留間崇、Lee Hoi Young 美術ボード 齋藤緋沙子、江口祥重、太田英明 コンセプトアート 太田英明 背景監督 Lee Hoi Young 背景デザイン Lee Won Gu 色彩設定 赤間三佐子 色彩設計 Lee Yu Jin CGディレクター 乙部善弘 撮影監督・撮影チーム長 Huh Tae Hee テクスチャーデザイン 首藤耕輔、河合真理子 編集 宮城重夫 映像編集 Noh Jae Eun 音響監督 長崎行男 音響プロデューサー 西名武 音響効果 中島勝大 サウンドミキサー 田中和成 サウンドエディター 鎌田真后 音楽 加藤達也 アニメーション制作 タツノコプロ、DONGWOO A E 脚本 兵頭一歩 福田裕子 雑破業 佐藤裕 冨田頼子 中村能子 涼村千夏 大場小ゆり 金杉弘子 絵コンテ 博史池畠 柊陽菜 川瀬まさお 髙田昌豊 山本三輪子 金崎貴臣 黒瀬大輔 仁賀緑朗 渡辺健一郎 高橋謙仁 麦野アイス 国崎友也 佐藤まさふみ 森脇真琴 誌村宏明 米田光宏 小松達彦 大宙征基 西森章 坂田純一 大島克也 オグロアキラ 菅原静貴 熊野千尋 松園公 江副仁美 牛嶋新一郎 大川貴大 ストーリーボード Park Chi Man Nam Sung Min Ahn Jai Ho Choi Hoon Chul Na Ki Chual Jeon Byung Cheol 演出 博史池畠 川瀬まさお 江島泰男 黒瀬大輔 髙田昌豊 野木森達哉 米田光宏 徳野雄士 白石空 渡辺健一郎 秦義人 北村将 国崎友也 佐藤まさふみ 伊藤浩 茉田哲明 大島克也 谷口工作 山田卓 小林浩輔 熊野千尋 アニメーション演出 Park Chi Man Nam Sung Min Na Ki Chual Jeon Byung Cheol 作画監督 斉藤里枝 川島尚 Song Seung Taik Song Hyun Ju Kang Boo Young Jung Ji Moon 満田一 Han Seung Jin 島田さとし 青木康哲 宮崎輝 伊藤浩 那花優統 ■関連タイトル キラッとプリ☆チャン Blu-ray BOX-1 プリチケ付き Blu-ray プリパラ キラッとプリ☆チャン Winter Live 2020 Blu-ray プリパラ キラッとプリ☆チャン Winter Live 2019 Blu-ray Hello! プリ☆チャンワールド Blu-ray Pripara Friendship 2020 パラダイストレイン! Blu-ray プリパラ キラッとプリ☆チャンAUTUMN LIVE TOUR 2019 ~キラッと! アイドルはじめる時間だよ! ~ プリパラ アイドルタイムプリパラ設定資料集 下 プリパラ アイドルタイムプリパラ設定資料集 Blu-ray プリパラ キラッとプリ☆チャン Winter Live 2018 BD Blu-ray プリパラ&キラッとプリ☆チャンAUTUMN LIVE TOUR み~んなでアイドルやってみた! Blu-ray 劇場版プリパラ キラッとプリ☆チャン ~きらきらメモリアルライブ~ キラッとプリ・チャンFB 1 2018年 05 月号 OPテーマ キラッとスタート CD+DVD キラッとプリ☆チャン みらい&えも プリチケセット キラッとプリ☆チャン プリ☆チャン ファイル みらい えも Switch プリパラ オールアイドルパーフェクトステージ! アイドルタイム プリパラ Blu-ray BOX-1 プリパラ ULTRA MEGA MIX COLLECTION プリパラ LIVE COLLECTION Vol.1 BD ☆Vol.2 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! 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Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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暫定キャラ 身長3mの大男 【七原秋也@バトロワ】 【川田章吾@劇場版バトロワ】 【桐山和雄@漫画版バトロワ】 枕投げ仙人 ムッシュ斎藤 ムー大陸人 ナディア@ふしぎの海のナディア 仮面ライダー王蛇@仮面ライダー龍騎 ヤンデレナイチチ美少女 あごの力が強い男 忍者と侍 ウルトラマン 美人な魔女 カイリキー ガラス男 凶悪犯 ホル・ホース フーゴ 天ヶ瀬冬馬@THE IDOLM@STER 伊集院北斗@THE IDOLM@STER 御手洗翔太@THE IDOLM@STER 鳳瑛一@うたの☆プリンスさまっ♪ 皇綺羅@うたの☆プリンスさまっ♪ 帝ナギ@うたの☆プリンスさまっ♪ KYO@VOCALOID YUU@VOCALOID WIL@VOCALOID 頭が残念な美少女 絶賛厨二病発症中の微少女 ゲッペラー カーズ(ジョジョ) テラカオス・ドゥバイ 真紅@ROSEN MAIDEN 水銀燈@ローゼンメイデン 後藤(寄生獣) 各ロワのかがみ達 明@彼岸島 ワンドラ ドラ・ザ・キッド ドラシコフ エルマタドーラ ドラリーニョ アブドーラ ドラパン ドラミちゃん ドラえもん 三十三銃士 七十人の小人 工場長 ほっしゃん ジョー・ヘッド・ジョー@クレイマン・クレイマン2 鈴木純@けいおん! >>1好みのリピーター参加者×30人 皇帝@カオスロワ 6/(かがみ)@らきロワ 各ロワのかがみ オリキャラ×15人 ウィリアム・ジークフリード・フォン・シュバルツシルト・レオポン・ミューゼンハウゼン・ ゲルゲルムント・アーサー・ハウザー・カイザー・エオポルド・ルイルイ・アントワープ・ ダンケシェーン・ミュー・ルカリレーテ・アキレウス・エクトラウス・ロムルス・エンス・キアス・ アトラス・エルカ・エト・モルトス・ヘストン・ウー・ムムントベルベルグラウスヴァーナ・ イハオ・ジョンバー・ポロロッカ・ミア・ヒア・ラルルリア・ロロムイ・サービロヌス・ エステハイデ・ルーゲント・フィア・バントルー・アストロ・ディアナ・アステリア・シャル・ テス・マハーヴィア・プロステア・バーシス・ガナルヴァリス・ヘナヘナ・バシュタルト・レイズ・ レックス・オルトラス・ヒーリング・ロワイヤル・アンタジェンヌ・ローリッヒ・ディスプレント・ カーペンター・フォーエバー・ディロス・バロス・グルーエント・メロパー・フィックス・ ギガロス・ルールラララルラー・ハーディス・ガーディス・オルンポス・グレック・バースト・ ハイネル・ピット・デス・マルク・エンジェル・デモニック・ビーネスト・カーワヤ・ ラップナウン・ロココスミーアン・ウェナブライン・トリアス・ウェザー・ムーデル・パーミア・ アッシュド・グーライネスネス・メイニッヒ・シューン・パール・ ライネスガイナフォーリンビーム・トトネスエルム・クセ・ミット・レーナイ・ルゲイベーナ・ カヤローバ・ヤンダルッパ・デルゲム・トッセ・ミトモ・チューバッハ・ナ・ バダンカバダンカーン・ダルダル・メッセ・リック・ゲーナバ・ルドラゴン・ベルゴン・ドラゴナ・ バルパス・テロテロス・ニャンニャカ・ポーン・レロ・レロレロレー・マイパニア・ランカニー・ ワークスルーム・レーシット・キーニハヌーヌー・ナックル・マカマカ・ジョルベン・ヤーナット・ クルムスリット・ベルベット・マドラ・バンダー・ロッツ・ファネット・コスモネーション・ ダイナル・トートリア・スネット・ブナ・ガーナ・ハ・ルレルレ・ハーミット・ルゲランカナート・ オルンダ・ズドロン・ネ・トラモン・ジャスジャス・ローテス・マスナンカーラント・ ハブリッシュ・ジェーン・ハルモナ・ソロス・トーラス・ウート・カント・ライナス・メメメナ・ ミム・レミアナ・ランキム・ダン・ソ・ウ・ナ・バーキア・ゴイナ・チリム・ニージュ・ラージュ・ バイバイ・カース・トロアス・サージャイナ・メック・ストン・ラープニア・アイマリック・ ネルソン・カールソン・メイメイ・リアーナ・ナナントス・グローク・ グラリラカーニスウーゼルクーゼルメニア・リップ・ワンゾラ・ウンダダ・ソーニア・ヘルマン・ リンセス・マカマ・エステリス・パルス・ローソ・バッソ・ネスト・マーソバーナ・ギンガー・ ジョージ・エルリー・マイケル・サントス・ペルペトス・サン・クレイト・シロン・イアヌ・ オルガン・アントス・ククル・セレニア・ツールド・ニース・ホル・ヨンナ・ビーデス・レビクン・ ファイラー・アクルバード・ギア・エルエックス・パカラン・アンティーヌ・ロワイティーヌ・ ラド・フィリップ・ブラウン・ブラック・ピロピロ・バンバカ・ヴァン・コクトー・アクト・ セルヌン・バルバロッサ・ファン・エロス・クラウス・ゴーマ・スレイブ・フォルフェア・ アンバーカイル・ミナカミ・イングラム・カートランダー・パーロック・フィル・ブルー・タイチ・ ギンホンイ・ゴロウ・ヨタロウ・ベルベット・ローランド・ハァ・ズブシュ・ ファイア二四七世ジュニア@大魔王アリス 寿限無寿限無・五劫のすりきれ・海砂利水魚の水行末・雲来末・風来末・食う寝るところに住むところ・やぶらこうじのぶらこうじ・パイポパイポ・パイポのシューリンガン・シューリンガンのグーリンダイ・グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの長久命の長助@寿限無 寿限無寿限無ウンコ投げ機一昨日の新ちゃんのパンツ新八の人生バルムンク=フェザリオン アイザック=シュナイダー三分の一の純情な感情の残った三分の二はさかむけが気になる感情裏切りは僕の名前を知っているようでしらないのを僕はしっている留守スルメめだかかずのここえだめめだか…このめだかはさっきとは違う奴だから池乃めだかの方だからラー油ゆうてみいやおうきむこうぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺビチグソ丸@銀魂 モジャラ・ハナモゲラ・サナダビントニクス・フランサスカッチ・リトルフッド・ビクニン・アレキサンドロポニック・コニックタランペリー・クチュクチュ・スッパピッピー・ポッポー公爵@モジャ公 山神ルーシー貴美子明江愛里史織倫弥由保知帆子彩乃冨美佳千歳早苗美紀子壱花由紀乃麗奈恵利亜衣多美子千景エミリア樹理亜志津江絵里那千紗夢佳夏希蘭々理恵子刹里智香子あずみマリナヒデコチアキミサキナオミキャンベルミクユカマサコサチコナナムツミハルカユナシマコユキエリンサクラカンナワカナハズキハナミルリミハネモモカヒマリノゾミフタバマユユノアマヨ……@サーバント×サービス 岩鬼将造@極道兵器 アルパカにいさん アンガールズ山根@現実 スーパーかがみん@書き手ロワ2nd ラッドミン@アニロワ2 ラッドミン@アニロワ2 マグニスさま パルマコスタの市民A 垣根帝督@とある魔術の禁書目録 本郷 猛 一文字 隼人 DIO 勉強も運動もできて化物レベルであらゆる分野の才能を持っている無感情天才御曹司ショタ 刃物さえあれば常人を100人同時に相手にして圧勝できる自称一般人な無自覚殺人鬼 手榴弾を生成する能力を持つ推理の天才で紅茶狂の英国紳士 人間以下の知能の生物を自在に操る(死体であれば人間でも操れる)能力を持つ生物学者29歳男性(独身) 宙に浮きながら音速で移動し目からビームを撒き散らす赤ん坊 二十歳以上の男を強制的に自分に惚れさせる能力を持つどう見ても美少女に見える三十代後半のおっさん 素手で戦車を引き裂き超音速で移動できるレベルの身体能力を持つ爆乳ヤンデレメイド 運だけであらゆる状況を切り抜けてきたラッキーガール 2時間以内の過去を見る能力を持つ博愛幼女 一度発動したら一日持続する絶対防御バリアを張る能力を持つ病弱巨乳美少女 ライトニングさん@FF13 ギビー@iCarly 定年退職間近のおっさん(釘宮声) 常人の数百倍他者の感情に敏感で善悪関係なく全てに優しいあまりにも優しすぎる小学5年生の男の娘 人吉善吉@めだかボックス 球磨川禊@めだかボックス 衛宮士郎@Fate/stay night 間桐桜@Fate/stay night アーチャー@Fate/stay night 衛宮切嗣@Fate/Zero 言峰綺礼@Fate/Zero 遠坂時臣@Fate/Zero 間桐雁夜@Fate/Zero ギルガメッシュ@Fate/Zero イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/Zero 間桐桜@Fate/Zero 主人公@デビルサバイバー 木原篤郎@デビルサバイバー 九頭竜天音@デビルサバイバー 直哉@デビルサバイバー 主人公@デビルサバイバー2 志島大地@デビルサバイバー2 新田維緒@デビルサバイバー2 峰津院大和@デビルサバイバー2 菅野史@デビルサバイバー2 栗木ロナウド@デビルサバイバー2 苗木誠@ダンガンロンパ 霧切響子@ダンガンロンパ セレスティア・ルーデンベルク@ダンガンロンパ 大神さくら@ダンガンロンパ 不二咲千尋@ダンガンロンパ 戦刃むくろ@ダンガンロンパ 江ノ島盾子@ダンガンロンパ 狛枝凪斗@スーパーダンガンロンパ2 罪木蜜柑@スーパーダンガンロンパ2 カムクライズル@スーパーダンガンロンパ2 エレン・イェーガー@進撃の巨人 ミカサ・アッカーマン@進撃の巨人 アルミン・アルレルト@進撃の巨人 ライナー・ブラウン@進撃の巨人 ベルトルト・フーバー@進撃の巨人 ジャン・キルシュタイン@進撃の巨人 リヴァイ@進撃の巨人 ハンジ・ゾエ@進撃の巨人 上条当麻@とある魔術の禁書目録 一方通行@とある魔術の禁書目録 打ち止め@とある魔術の禁書目録 木原数多@とある魔術の禁書目録 食蜂操祈@とある魔術の禁書目録 御坂美琴@とある魔術の禁書目録 麦野沈利@とある魔術の禁書目録 浜面仕上@とある魔術の禁書目録 キョン@涼宮ハルヒの憂鬱 想影真心@戯言シリーズ 阿良々木暦@〈物語〉シリーズ 忍野忍@〈物語〉シリーズ 鑢七実@刀語 ニャル子@這いよれ! ニャル子さん カミーユ・ビダン@機動戦士Ζガンダム ジェリド・メサ@機動戦士Ζガンダム 楠舞神夜@無限のフロンティア 琥魔@無限のフロンティア 足立透@ペルソナ4 伊藤誠@School Days 遊佐司狼@Dies irae 坂田銀時@銀魂 志村新八@銀魂 アーカード@HELLSING アレクサンド・アンデルセン@HELLSING ネウロ@魔人探偵脳噛ネウロ 桂木弥子@魔人探偵脳噛ネウロ 桜満集@ギルティクラウン 桜満真名@ギルティクラウン 魂館颯太@ギルティクラウン 嘘界=ヴァルツ・誠@ギルティクラウン シックス@魔人探偵脳噛ネウロ XI@魔人探偵脳噛ネウロ ジェニュイン@魔人探偵脳噛ネウロ 江戸川コナン@名探偵コナン 阿笠博士@名探偵コナン 円谷光彦@名探偵コナン 金田一一@金田一少年の事件簿 高遠遙一@金田一少年の事件簿 御剣怜侍@逆転検事2 糸鋸圭介@逆転検事2 一条美雲@逆転検事2 右代宮戦人@うみねこのなく頃に 古戸ヱリカ@うみねこのなく頃に ロック@BLACK LAGOON ヘンゼルとグレーテル@BLACK LAGOON インデックス@とある魔術の禁書目録 アレイスター=クロウリー@とある魔術の禁書目録 ローラ=スチュアート@とある魔術の禁書目録 エイワス@とある魔術の禁書目録 カエル顔の医者@とある魔術の禁書目録 マリィ@Dies irae メルクリウス@Dies irae 冥土へ誘うものアイリ@クイーンズブレイド アイム・ライアード@第2次スーパーロボット大戦Z 富樫勇太@中二病でも恋がしたい! 鳴海孝之@君が望む永遠 桂言葉@School Days 澤永泰介@School Days 河野貴明@ToHeart2 向坂環@ToHeart2 メルヘンオヤジ 僅か二日で一億もの人間を殺した稀代の殺人鬼(常人の500倍の身体能力を持つ男子中学生) 高町なのは@魔法少女リリカルなのはStrikerS フェイト・T・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはStrikerS 八神はやて@魔法少女リリカルなのはStrikerS ドクター・ウェスト@斬魔大聖デモンベイン エルザ@斬魔大聖デモンベイン 夜神月@DEATH+NOTE 魅上照@DEATH+NOTE 弥海砂@DEATH+NOTE 夜神総一郎@DEATH+NOTE 松田桃太@DEATH+NOTE 模木完造@DEATH+NOTE 相沢周市@DEATH+NOTE 伊出英基@DEATH+NOTE 宇生田広数@DEATH+NOTE 渋井丸拓男@DEATH+NOTE L@DEATH+NOTE ニア@DEATH+NOTE メロ@DEATH+NOTE ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス 枢木スザク@コードギアス C.C.@コードギアス 紅月カレン@コードギアス ナナリー・ランペルージ@コードギアス シャルル・ジ・ブリタニア@コードギアス シュナイゼル・エル・ブリタニア@コードギアス コーネリア・リ・ブリタニア@コードギアス ユーフェミア・リ・ブリタニア@コードギアス マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア@コードギアス ジェレミア・ゴットバルト@コードギアス アーニャ・アールストレイム@コードギアス 甲鱗のワーム@マジック:ザ・ギャザリング おっこ@若おかみは小学生 折原臨也@デュラララ!! ホライゾン・アリアダスト@境界線上のホライゾン 伊藤開司@カイジ 赤木しげる@アカギ 天江衣@咲-Saki- 斬島切彦@紅 kure-nai 七瀬遙@Free! セイバー@Fate/Zero ランサー@Fate/Zero バーサーカー@Fate/Zero シャーレイ@Fate/Zero 衛宮矩賢@Fate/Zero 言峰綺礼@Fate/stay night 射命丸文@東方Project 霊烏路空@東方Project グラハム・エーカー@機動戦士ガンダム00 遠野志貴@月姫 蒼崎青子@月姫 両儀式@空の境界 蒼崎橙子@空の境界 エルキドゥ@Fate/strange fake 聖白蓮@東方Project 藤井蓮@Dies irae 綾瀬香純@Dies irae ウォルフガング・シュライバー@Dies irae 有田春雪@アクセル・ワールド 黒神めだか@めだかボックス ヴァン@ガン×ソード カギ爪の男@ガン×ソード 篠ノ之束@IS〈インフィニット・ストラトス〉 ジェイル・スカリエッティ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 草加雅人@仮面ライダー555 園田真理@仮面ライダー555 古手梨花@ひぐらしのなく頃に 羽入@ひぐらしのなく頃に 鷹野三四@ひぐらしのなく頃に テラカオス@カオスロワ五期 テラカス@カオスロワ五期 アザトース@クトゥルフ神話 第六天波旬@神咒神威神楽 安心院なじみ@めだかボックス 確定版 259/258+2グループ+45/45 【グループ】2グループ/2グループ ○忍者と侍○各ロワのかがみ達 【オリキャラ】27/27 ○身長3mの大男○枕投げ仙人○ムー大陸人○ヤンデレナイチチ美少女○あごの力が強い男○ウルトラマン○美人な魔女○ガラス男○凶悪犯○頭が残念な美少女 ○絶賛厨二病発症中の微少女○三十三銃士○七十人の小人○工場長○勉強も運動もできて化物レベルであらゆる分野の才能を持っている無感情天才御曹司ショタ ○刃物さえあれば常人を100人同時に相手にして圧勝できる自称一般人な無自覚殺人鬼○手榴弾を生成する能力を持つ推理の天才で紅茶狂の英国紳士 ○人間以下の知能の生物を自在に操る(死体であれば人間でも操れる)能力を持つ生物学者29歳男性(独身)○宙に浮きながら音速で移動し目からビームを撒き散らす赤ん坊 ○二十歳以上の男を強制的に自分に惚れさせる能力を持つどう見ても美少女に見える三十代後半のおっさん○素手で戦車を引き裂き超音速で移動できるレベルの身体能力を持つ爆乳ヤンデレメイド ○運だけであらゆる状況を切り抜けてきたラッキーガール○2時間以内の過去を見る能力を持つ博愛幼女○一度発動したら一日持続する絶対防御バリアを張る能力を持つ病弱巨乳美少女 ○定年退職間近のおっさん(釘宮声)○常人の数百倍他者の感情に敏感で善悪関係なく全てに優しいあまりにも優しすぎる小学5年生の男の娘○メルヘンオヤジ ○僅か二日で一億もの人間を殺した稀代の殺人鬼(常人の500倍の身体能力を持つ男子中学生) 【とある魔術の禁書目録】14/14 ○垣根帝督○上条当麻○一方通行○打ち止め○木原数多○食蜂操祈○御坂美琴○麦野沈利○インデックス○アレイスター=クロウリー○ローラ=スチュアート○エイワス○カエル顔の医者○浜面仕上 【DEATH NOTE】13/13 ○夜神月○魅上照○弥海砂○夜神総一郎○松田桃太○模木完造○相沢周市○伊出英基○宇生田広数○渋井丸拓男○L○ニア○メロ 【コードギアス】12/12 ○ルルーシュ・ランペルージ○枢木スザク○C.C.○紅月カレン○ナナリー・ランペルージ○シャルル・ジ・ブリタニア○シュナイゼル・エル・ブリタニア ○コーネリア・リ・ブリタニア○ユーフェミア・リ・ブリタニア○マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア○ジェレミア・ゴットバルト○アーニャ・アールストレイム 【Fate/Zero】12/12 ○衛宮切嗣○言峰綺礼○遠坂時臣○間桐雁夜○ギルガメッシュ○イリヤスフィール・フォン・アインツベルン○間桐桜○セイバー○ランサー○バーサーカー○シャーレイ○衛宮矩賢 【ドラえもんシリーズ】9/9 ○ワンドラ○ドラ・ザ・キッド○ドラシコフ○エルマタドーラ○ドラリーニョ○アブドーラ○ドラパン○ドラミちゃん○ドラえもん 【進撃の巨人】8/8 ○エレン・イェーガー○ミカサ・アッカーマン○アルミン・アルレルト○ライナー・ブラウン○ベルトルト・フーバー○ジャン・キルシュタイン○リヴァイ○ハンジ・ゾエ 【ダンガンロンパ】7/7 ○苗木誠○霧切響子○セレスティア・ルーデンベルク○大神さくら○不二咲千尋○戦刃むくろ○江ノ島盾子 【デビルサバイバー2】6/6 ○主人公○志島大地○新田維緒○峰津院大和○菅野史○栗木ロナウド 【Dies irae】6/6 ○遊佐司狼○マリィ○メルクリウス○藤井蓮○綾瀬香純○ウォルフガング・シュライバー 【魔人探偵脳噛ネウロ】5/5 ○ネウロ○桂木弥子○シックス○XI○ジェニュイン 【(劇場版)バトル・ロワイヤル】4/3 ○七原秋也○川田章吾○桐山和雄●坂持金発 【ジョジョの奇妙な冒険】4/4 ○ホル・ホース○フーゴ○カーズ○DIO 【カオスロワ】4/4 ○テラカオス・ドゥバイ○皇帝○テラカオス○テラカス 【めだかボックス】4/4 ○人吉善吉○球磨川禊○黒神めだか○安心院なじみ 【Fate/stay night】4/4 ○衛宮士郎○間桐桜○アーチャー○言峰綺礼 【デビルサバイバー】4/4 ○主人公○木原篤郎○九頭竜天音○直哉 【ギルティクラウン】4/4 ○桜満集○桜満真名○魂館颯太○嘘界=ヴァルツ・誠 【魔法少女リリカルなのはStrikerS】4/4 ○高町なのは○フェイト・T・ハラオウン○八神はやて○ジェイル・スカリエッティ 【現実】3/3 ○ムッシュ斎藤○ほっしゃん○アンガールズ山根 【VOCALOID】3/3 KYO○YUU○WIL 【THE IDOLM@STER】3/3 ○天ヶ瀬冬馬○伊集院北斗○御手洗翔太 【うたの☆プリンスさまっ♪】3/3 ○鳳瑛一○皇綺羅○帝ナギ 【銀魂】3/3 ○寿限無寿限無ウンコ投げ機一昨日の新ちゃんのパンツ新八の人生バルムンク=フェザリオン アイザック= シュナイダー三分の一の純情な感情の残った三分の二はさかむけが気になる感情裏切りは僕の名前を知っているようでしらないのを僕はしっている留守スルメめだかかずのここえだめめだか… このめだかはさっきとは違う奴だから池乃めだかの方だからラー油ゆうてみいやおうきむこうぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺビチグソ丸○坂田銀時○志村新八 【スーパーダンガンロンパ2】3/3 ○狛枝凪斗○罪木蜜柑○カムクライズル 【ガンダムシリーズ】3/3 ○カミーユ・ビダン○ジェリド・メサ○グラハム・エーカー 【School Days】3/3 ○伊藤誠○桂言葉○澤永泰介 【名探偵コナン】3/3 ○江戸川コナン○阿笠博士○円谷光彦 【逆転検事2】3/3 ○御剣怜侍○糸鋸圭介○一条美雲 【東方Project】3/3 ○射命丸文○霊烏路空○聖白蓮 【ひぐらしのなく頃に】3/3 ○古手梨花○羽入○鷹野三四 【ROSEN MAIDEN】2/2 ○真紅○水銀燈 【テイルズオブシンフォニア】2/2 ○マグニスさま○パルマコスタの市民A 【仮面ライダー】2/2 ○本郷 猛○一文字 隼人 【〈物語〉シリーズ】2/2 ○阿良々木暦○忍野忍 【無限のフロンティア】2/2 ○楠舞神夜○琥魔 【HELLSING】2/2 ○アーカード○アレクサンド・アンデルセン 【金田一少年の事件簿】2/2 ○金田一一○高遠遙一 【うみねこのなく頃に】2/2 ○右代宮戦人○古戸ヱリカ 【BLACK LAGOON】2/2 ○ロック○ヘンゼルとグレーテル 【ToHeart2】2/2 ○河野貴明○向坂環 【斬魔大聖デモンベイン】2/2 ○ドクター・ウェスト○エルザ 【福本作品】2/2 ○伊藤開司○赤木しげる 【月姫】2/2 ○遠野志貴○蒼崎青子 【空の境界】2/2 ○両儀式○蒼崎橙子 【ガン×ソード】2/2 ○ヴァン○カギ爪の男 【IS〈インフィニット・ストラトス〉】1/1 ○篠ノ之束 【仮面ライダー555】2/2 ○草加雅人○園田真理 【ふしぎの海のナディア】1/1 ○ナディア 【仮面ライダー龍騎】1/1 ○仮面ライダー王蛇 【ポケットモンスター】1/1 ○カイリキー 【ゲッターシリーズ】1/1 ○ゲッペラー 【寄生獣】1/1 ○後藤 【彼岸島】1/1 ○明 【クレイマンシリーズ】1/1 ○ジョー・ヘッド・ジョー 【けいおん!】1/1 ○鈴木純 【らきロワ】1/1 ○6/(かがみ) 【大魔王アリス】1/1 ○ウィリアム・ジークフリード・フォン・シュバルツシルト・レオポン・ミューゼンハウゼン・ ゲルゲルムント・アーサー・ハウザー・カイザー・エオポルド・ルイルイ・アントワープ・ ダンケシェーン・ミュー・ルカリレーテ・アキレウス・エクトラウス・ロムルス・エンス・キアス・ アトラス・エルカ・エト・モルトス・ヘストン・ウー・ムムントベルベルグラウスヴァーナ・ イハオ・ジョンバー・ポロロッカ・ミア・ヒア・ラルルリア・ロロムイ・サービロヌス・ エステハイデ・ルーゲント・フィア・バントルー・アストロ・ディアナ・アステリア・シャル・ テス・マハーヴィア・プロステア・バーシス・ガナルヴァリス・ヘナヘナ・バシュタルト・レイズ・レックス・オルトラス・ヒーリング・ロワイヤル・アンタジェンヌ・ローリッヒ・ディスプレント・ カーペンター・フォーエバー・ディロス・バロス・グルーエント・メロパー・フィックス・ギガロス・ルールラララルラー・ハーディス・ガーディス・オルンポス・グレック・バースト・ ハイネル・ピット・デス・マルク・エンジェル・デモニック・ビーネスト・カーワヤ・ ラップナウン・ロココスミーアン・ウェナブライン・トリアス・ウェザー・ムーデル・パーミア・ アッシュド・グーライネスネス・メイニッヒ・シューン・パール・ ライネスガイナフォーリンビーム・トトネスエルム・クセ・ミット・レーナイ・ルゲイベーナ・ カヤローバ・ヤンダルッパ・デルゲム・トッセ・ミトモ・チューバッハ・ナ・ バダンカバダンカーン・ダルダル・メッセ・リック・ゲーナバ・ルドラゴン・ベルゴン・ドラゴナ・ バルパス・テロテロス・ニャンニャカ・ポーン・レロ・レロレロレー・マイパニア・ランカニー・ ワークスルーム・レーシット・キーニハヌーヌー・ナックル・マカマカ・ジョルベン・ヤーナット・ クルムスリット・ベルベット・マドラ・バンダー・ロッツ・ファネット・コスモネーション・ ダイナル・トートリア・スネット・ブナ・ガーナ・ハ・ルレルレ・ハーミット・ルゲランカナート・ オルンダ・ズドロン・ネ・トラモン・ジャスジャス・ローテス・マスナンカーラント・ ハブリッシュ・ジェーン・ハルモナ・ソロス・トーラス・ウート・カント・ライナス・メメメナ・ ミム・レミアナ・ランキム・ダン・ソ・ウ・ナ・バーキア・ゴイナ・チリム・ニージュ・ラージュ・ バイバイ・カース・トロアス・サージャイナ・メック・ストン・ラープニア・アイマリック・ ネルソン・カールソン・メイメイ・リアーナ・ナナントス・グローク・ グラリラカーニスウーゼルクーゼルメニア・リップ・ワンゾラ・ウンダダ・ソーニア・ヘルマン・ リンセス・マカマ・エステリス・パルス・ローソ・バッソ・ネスト・マーソバーナ・ギンガー・ ジョージ・エルリー・マイケル・サントス・ペルペトス・サン・クレイト・シロン・イアヌ・ オルガン・アントス・ククル・セレニア・ツールド・ニース・ホル・ヨンナ・ビーデス・レビクン・ ファイラー・アクルバード・ギア・エルエックス・パカラン・アンティーヌ・ロワイティーヌ・ ラド・フィリップ・ブラウン・ブラック・ピロピロ・バンバカ・ヴァン・コクトー・アクト・ セルヌン・バルバロッサ・ファン・エロス・クラウス・ゴーマ・スレイブ・フォルフェア・ アンバーカイル・ミナカミ・イングラム・カートランダー・パーロック・フィル・ブルー・タイチ・ ギンホンイ・ゴロウ・ヨタロウ・ベルベット・ローランド・ハァ・ズブシュ・ファイア二四七世ジュニア 【寿限無】1/1 ○寿限無寿限無・五劫のすりきれ・海砂利水魚の水行末・雲来末・風来末・食う寝るところに住むところ・やぶらこうじのぶらこうじ・パイポパイポ・ パイポのシューリンガン・シューリンガンのグーリンダイ・グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの長久命の長助 【モジャ公】1/1 ○モジャラ・ハナモゲラ・サナダビントニクス・フランサスカッチ・リトルフッド・ビクニン・アレキサンドロポニック・コニックタランペリー・クチュクチュ・スッパピッピー・ポッポー公爵 【サーバント×サービス】1/1 ○山神ルーシー貴美子明江愛里史織倫弥由保知帆子彩乃冨美佳千歳早苗美紀子壱花由紀乃麗奈恵利亜衣多美子千景エミリア樹理亜志津江絵里那千紗夢佳夏希蘭々理恵子刹里智香子 あずみマリナヒデコチアキミサキナオミキャンベルミクユカマサコサチコナナムツミハルカユナシマコユキエリンサクラカンナワカナハズキハナミルリミハネモモカヒマリノゾミフタバマユユノアマヨ…… 【極道兵器】1/1 ○岩鬼将造 【アルパカにいさん】1/1 ○アルパカにいさん 【書き手ロワ2nd】1/1 ○スーパーかがみん 【アニロワ2】1/1 ○ラッドミン 【FF13】1/1 ○ライトニングさん 【涼宮ハルヒの憂鬱】1/1 ○キョン 【戯言シリーズ】1/1 ○想影真心 【刀語】1/1 ○鑢七実 【這いよれ! ニャル子さん】1/1 ○ニャル子 【ペルソナ4】1/1 ○足立透 【クイーンズブレイド】1/1 ○冥土へ誘うものアイリ 【第2次スーパーロボット大戦Z】1/1 ○アイム・ライアード 【中二病でも恋がしたい!】1/1 ○富樫勇太 【君が望む永遠】1/1 ○鳴海孝之 【マジック:ザ・ギャザリング】1/1 ○甲鱗のワーム 【若おかみは小学生】1/1 ○おっこ 【デュラララ!!】1/1 ○折原臨也 【境界線上のホライゾン】1/1 ○ホライゾン・アリアダスト 【咲-Saki-】1/1 ○天江衣 【紅 kure-nai】1/1 ○斬島切彦 【Free!】1/1 ○七瀬遙 【Fate/strange fake】1/1 ○エルキドゥ 【アクセル・ワールド】1/1 ○有田春雪 【IS〈インフィニット・ストラトス〉】1/1 ○篠ノ之束 【クトゥルフ神話】1/1 ○アザトース 【神咒神威神楽】1/1 ○第六天波旬 【書き手枠】自由/自由+45/45 ○○○○○○○○○○○○○○○オリキャラ×15人 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○好みのリピーター参加者×30人
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【トレーナー】 -≠三⌒⌒ゞ⌒゛ー^ヽー,、_ rf´ - ⌒⌒⌒ 三 三ミ、ヽ ( 从八 个⌒ ⌒` ⌒⌒ ⌒Y∧ (心 从( ff´ 三⌒Y ⌒⌒Y⌒ヘ ゞミヽ 人( f´r⌒ ⌒ ⌒⌒Y 三ニヽ 乂ミミ乂、( (〈 Y⌒ r 三⌒ Y ⌒三 ヽ {ミミ、彡 ミ、八( Y´r'´ ⌒ ⌒Y ⌒ミY ミ \ ミミミゞ≦三ヾシミし( 从⌒ ⌒Y⌒ `ヽ Y ソメ フ,、 ゞ≧.. 了 `ーしf´ ,= ` ,=ミ、 Y ) }、 ノソノ>‐- _ ミi Ⅳ ' ;' .; ,; ゞ(斗 =、ヾ、j ノソソ)ンく彡ノノ斤ソ ミ Ⅳ ___゙ . ヽ`ヾハ))ゞ彡 ., ;" } Y≦ゞ'´ 彡行 ィニzュく ヾミ ヘ _;;'. "; ;. } lY´ Y (Y . . . .  ̄ ` ミミ ィ_zz-、_ i 7 | l . . . '゙´ . ミ "''ー  ̄ / / ヽ_| '" ⌒` , . . .. Y ノli ` " /ノ人 イ从 ` z‐- 、_ / ,仆 ///l lト ` ニ >'´ イ≦ゞト、 / // / |ヘ ー‐- イ| | il |lヾ , // / l! | ヽ . . . . . / |l! l l| |lヽ、 ' // イ/j l | \ .... < l }ヘ l! |iミ 、 / ////i ` ー.. ´ . ... l/ ヽ从ヘ\ / ////| .. . . . . i \ヽj` ヽ─────────────────────────────────────── 【名前】一条武丸(AA出典:『疾風伝説 特攻の拓』より「一条武丸」) 【トレーナーステータス】 指示:C-= 平均的な指示力。 「怒り」で冷静さを失う事がある。 育成:C-= 平均的な育成力。 「まもる」等の技を覚えさせられない。 統率:AA+= 極めて高い統率力。 1ランク上の資質の「命中」補正を得る。 能力:C= 喧嘩屋としての性分を活かした『固有』。 【固有ポテンシャル】 『わきあがる喧嘩屋の“憤怒”(いかり)』… 一条武丸固有ポテンシャル。 味方の『役割』発動時、T終了時まで味方を「怒り」状態にする。 【ブリーダー】 -‐─―- 、 / \ / / / { ヽ ヽ / | ! { ∧ } } l ', __ ,' j_レ-<ノ`ー<⊥_j_| ハ 〃 }\_ l イl==≠ ≠== ! l {{,ノ ..し{^Y\ |/ _ . } _,⊥= { =⊥,_ ∧ │ `丶、 .‘ーゝ(ヽ / { ヘ . . /ヽヘ │ (>r‐<_ /\{ ゝ.__ 、_ (二つ 〃 }. ヽ} | ̄ ●〉 \ .八 \_  ̄ ̄ ̄ ̄ ノ-く / _レ-―┴- 、 | 'ーヘ ヾー-‐ァー'´ ∨ / \| \ .\ヽ〔こ\ \ / 〉 ヘ\ ヽ\〉 \ \ ∨ { '、ヽ Y \.<\ ヽ / } \ l | |___ \>\ }. / \| レヘ │ `ヽ、\ Y ノ. 〈 〉 厂∨ ̄ ̄| `‐ヽ. ∨ \ / { | │ ●ヘ \ \ _,∠,,____ノ |―-- -―| l. ∧\. \___, イ { / | │ | l∧ .\ | ヽ / | │ | | l\ .\ | \ ,' l_____ノ ●.| | | \ .\─────────────────────────────────────── 【名前】ゴットゥーザ様(AA出典:『らき☆すた/らき☆すたその他』より「ゴットゥーザ様」) 【育成:A+】『エース』に対し、自身の「育成」が下がらない。 【PTポテンシャル】 『木刀(エクスカリバー)』… ゴットゥーザ様のPTポテンシャル。 1/試 技「リーフブレード」を繰り出す。 この技に「せいなるつるぎ」効果を付与する。 【サポーター】 ___ ..... ..... / / \ / / vへ \. / / / / / / \ \ // / / / / / \ \ / . ゙ / / ∨ \. / | | / / ヽ /′ | | | | / / 斗 . . l | ∨ | | 7ー- ..,_ /fカ^7 } { l | \ | V| /斗云ミx、 、 ′ ∨ i j \ . Y⌒`| ー''く VJソ 、 } | |. / 八 「Λ | ′八 |Λ |. / / ヽ、∨ | , / .| | l | /) /⌒フ. / / 〕トV | ー‐一 / ノ ノ | / / / ___ / / /⌒∨ |ト /// | / _| | { / 、ノ / / _、 ''´ ∨ | ニ=--彳/ _|/____ / 「ヽ 7| 乂ノ しノ { / _、 ''´ Λ「``~、、 く⌒\⌒"'~< ノ / 」 Y | └―┐ / /. . >――‐ミΛ `ヽ、\ \ _ { ノ しノ y--イ / >''゛ Λー-= x―<_\ _彡'" ̄ ミx_{ { } ノ /. ./ ノ(/ \/  ̄ / ̄ ``''~ j v彡 {_// ノ 厶z__ / \ / ヽ ⌒\ / ノ / / /ム ⌒''く / / / Yノ Λ{ ノ^) ノ⌒> )ハ { / { } /─────────────────────────────────────── 【名前】向井拓海(AA出典:『THE IDOLM@STER/シンデレラガールズ/パッション』より「向井拓海」) 【統率:A+】喧嘩好きなポケモンを従えやすい。 【追加任命】『先駆けのエース』 【サポート効果】 『喧嘩上等、特攻の拓海』… 向井拓海のサポート効果。 「怒り」状態の味方が相手の攻撃を受けた時、味方の「特攻」を上げる。 【手持ちのポケモン】 / ,. .'. . >'"  ̄ ̄ミ\ }. .\ \/. / <--- 、`丶 ',. . ∧ }ミ≧、 j/'"/ ̄ \ \ \ !',. . .', }三三) ,. ≦三ニ丶 / \ ヽ ∧ |ヘ. . .', ム三/ /三シ'⌒ ヽニヽ. i ,′ ヽ ', i | ',. . i /三 / ヾ三〉 丿三} | ,′ / i ', ! ', | |. . i ,シニ/ /彡彡' | ,′ | / \ ! i | ヘ | |. . |i {三/ 〃ニ/ ヘ| ,イ |´|/¨ミ≧、', | ,≦ | 卜\ |. . | ! ヾシ {三/ l/(| ', {气テ¨ヾ ', |ィテ7 | / | | |. . | | ィミ、 ヾツ ゝ| ヾ - jハ " | iイ | ,' | || {三) r从 ∧ | | , リ | / | / / i . . || ミ三ノ / ∧l\ {\ -= ,l jハj/ / /. . .,' !. /// ∧ ヽ >‐ ´ jノj/__ j/ /. . ./ | ,ィ─//////\ / ‐}////\ヽ /. / |. / //// --、 ∧─、 |/r''" ̄ } /ィ ノ ★:♀/×─────────────────────────────────────── 【名前】二階堂サキ(AA出典:『ゾンビランドサガ』より「二階堂サキ」) 【タイプ】あく/どく 【特性】こんじょう… 状態異常の時、自身の「攻」を強化(1.5倍)する。 「火傷」状態による「物理技半減」効果を受けない。 【もちもの】 【技x4:ふにくをあさる、ひきころす、ビックリヘッド、もろはのずつき】 こうげき:C+ 「ふにくをあさる」… 物理/毒/100/80/単体/○/優先度-3 この技で相手を倒した時、自身の体力を1/2回復する。 ぼうぎょ:C+ とくこう:C+ 「ひきころす」… 物理/悪/120/100/単体/○/ダメージの1/3の反動を受ける。 とくぼう:C+ すばやさ:C+ 【ポテンシャル】 『不動のエース』… 「ここぞ!」という時、全能力値が上昇し、技のクリティカル率が上がる。 『幽体種』… 死後に『固有種』として生まれ変わったことで、相手の「ノ」「闘」技を無効化する。 『“頭”(ヘッド)』… 『エース』任命時、自身の「ずつき」「ヘッド」等の技の威力を強化(1.2倍)する。 『特攻隊長の特服』… 『エース』任命時、相手の技が急所に当たらなくなる。 『特攻隊長の意地』… 『エース』任命時、自身の『ド根性』が必ず発動する。 自身の特性が変化(消失)しない。 『特攻隊長の奮起』… 自身の『ド根性』発動時、自身の能力をランダムに上げる。 『特攻隊長の威勢』… 自身の「特攻」の上昇に比例して、自身の全能力値を強化(1.1~1.6倍)する。 『ゾンビ』… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 『魂の絆』… 場にいる限りトレーナーの指示を「1」ランク上げる。 低確率でポテンシャルを再度受けられる。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対地回避』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、相手の「地」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対地耐性』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、相手の「地」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対地反撃』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『ド根性』… 中確率で相手の攻撃以外のダメージを無視する。 『カウントアーツ』… 「ここぞ!」という時、自身の「避」を強化(1.33倍)する。 『キラー』がいると発動しない。 『エキスパンション(毒)』… 相手ポケモンに発生する「回復」を「ダメージ」に変換する。 『木刀(エクスカリバー)』… 1/試 技「リーフブレード」を繰り出す。 この技に「せいなるつるぎ」効果を付与する。 『!?』… 自身が「怒り」状態の時、自身の攻撃技が相手に「必中」する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『タイマン勝負の決闘場』… 二階堂サキ専用ポテンシャル。 自身の『エース』発動時、場にいる限り全体の場に《 決闘場/ファイトクラブサガ 》を展開する。 《 決闘場/ファイトクラブサガ 》… フィールド効果。 場にいるポケモンは任意(強制)交代出来ない。 互いに攻撃技を繰り出す時、T終了時まで互いに「迎撃」状態になる。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz i⌒i |. | i⌒i / / |_| \ 、 _|i─i|_ . / |_| / /\ {_} \\/ ||凵|| ヽ// {_} / /、 \ {_} \\ `||_|| //. {_} / /__\ | | 〃{ \\|| ||// }∧ | | /___________ __,.. ..\\ | | i /__\l| 」|/__ヽノ ノ| | | // ______|「 〉 .. \ \ | |_ |〔] |【 ニ>==<ニ 】l [〕| __| | / /.. || /ニ/ ̄\ \」〕∠______ト、\ヽ‐┴┴┴┴‐ァ/ /|_______\〔_/ / ゙̄i二二二二二二二二\_,. -‐ 「 ̄\\/ \三三三]〔] |「l〕 === 〔「| [〕l[三三三/ \// ̄`「 rク 》 L__ | |[\ / . | |\||」 、 r ┐ /|」/| | ..`ヽ /]| | _| ,′ | | | /. | |二| \| |/ |二| | |ト、,/ | | | / | | |\i」|>ーー─| |三|__└┘___|三| |─ーー<|| | | | | ,′ | | | || |_| /´.. ..`ヽ |_| || |,/| | | ,′ | | | || | | | ∩ ∩ | | | || | | | | ,′ _| ̄ | |\l」| | | | ∪ -‐…‐- ∪ | | | |} |,/| |  ̄|_ / .\_/_/ 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|7´ -‐…‐- `ヽ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄Y゙| ヽ.ヽ_/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / {________| 〃. .ヽ | ______ }/  ̄ ̄\ SUZUKI. \ / |______| | \ / | |______| \ 丶 / |「;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | Ⅴ | |「;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 丶 -/∴─────────────────────────────────────── 【名前】インパルスガンダム(AA出典:『機動戦士ガンダムSEED DESTINY/機動戦士ガンダムSEED DESTINY・MS』より「インパルスガンダム」) 【タイプ】じめん/ひこう 【特性】きんぞくしつ… 自身のタイプに「鋼」を追加する。 【もちもの】 【技x6:グランドフォース、しのぎをけずる、しょうげきは、きりばらい、じらいげん、はねやすめ】 こうげき:B- ぼうぎょ:B とくこう:C+ とくぼう:A すばやさ:B- 【ポテンシャル】 『狂走』… 先発で場に出ると、「すばやさ」が上がる。 『二枚看板』… 自身の全能力値を強化(1.33倍)し、技が急所に当たりやすくなる。(C+1) 『衝撃頑の搭乗』… トレーナーが「一条武丸」の時、自身に対しての「指示」を「統率」と同ランクにする。 『衝撃頑の暴走』… トレーナーが「一条武丸」の時、「タイム」使用時、相手より先に行動する。 『衝撃頑の走破』… トレーナーが「一条武丸」の時、自身が場に出て最初に繰り出す技が相手の防護特性を無視する。 『マルチロール』… トレーナーが「統率:AA」以上の時、自身に『エース』を除く『基本役割』と『追加役割』を任命する事が出来る。 『愛の絆』… 場にいる限りトレーナーの指示を「1」ランク上げる。 低確率でポテンシャルを再度受けられる。 『対の先』… 相手の「すばやさ」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対水回避』… 敵陣に「水」ポケモンがいる時、相手の「水」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対水耐性』… 敵陣に「水」ポケモンがいる時、相手の「水」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対水追撃』… 敵陣に「水」ポケモンがいる時、低確率で自身の技に「おいうち」効果を付与する。 『軍略』… 自身の「全体技」の威力を強化(1.2倍)し、相手の「全体技」の威力を低下(0.8倍)させる。 『スターター』… 『先発』が発動した時、自身の全能力値を強化(1.05倍)する。 『エキスパンション(鋼)』… 「悪」「霊」技が「こうかいまひとつ」になる。 『ビキッ』… 自身が「怒り」状態になった時、相手の持ち物を「ビビリだま」に変更する。 『!?』… 自身が「怒り」状態の時、自身の攻撃技が相手に「必中」する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『仲間を呼ぶビビリだま連鎖』… インパルスガンダム専用ポテンシャル。 相手の持ち物が「ビビリだま」の時、T終了時に味方と交代して場に出る(離れる)事が出来る。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz , / /./ /! _..、-―‐ - ./ / ,' i ≠.ィ"__ / /ヽ. ,' ,'/ '´ 〃ヾ x_/ {´゙Yヘ. .,' /! _.. 斗ゝイ_.. -‐ァ ゝ少ュ!. 厶ノ ´ . - .斗‐イ i i. 寸i.. {__.._ _/´ ,. '"。/川 } | l. !. \ r-、. ィ ―,≦ / // } | _ ,.====== 、,_ . マfチ _...|ヾ 、,// ./ |\_ }仄y'´ `ヽ ,__. マ、マ ´ _..! ゞ' / _. ィ l| 《//. . . Y´ 三=\ ヘ ゞ -‐" 厶",)チ、 || ,r-// . . '"⌒ヽ . . . . lハ 三 三ハ ヽ _ . ィ{_ ィ _孑____/||>f‐{ { ;、 ノ, 〉 . . || |三 三l | __/ \__ . ィ升圭'´ ,イハ.ィ / rl|三|__| l . 彡 .. . .l| |三三ノノ ,.-''/ ; ; ; ィ=}=|=========,》<、 /__|三;三∧∨ . . /fn-<´ ̄ ̄ ̄`v'ィ" /r'",. -'" / / // \/___/》=ヘ \ . . . . //|| |¨¨¨了¨「¨¨Y 三 三/¨´ ,. ̄`辻/ .  ̄ ̄ ̄ ̄辷‐--イ7朮\`<.____,. ' ,∠/|_|以 v,/____| {三三/〕} / , ' さ、 、 _//__》'⌒ヽ, --―≦〔三三 三 | | ̄ ̄ ̄ ̄l} 下ミ`ヽ、{ / , 》,ィ'" ̄l `¨¨/三三{{ . . . . . }}三f/⌒ヽV/..|_几,∨二二二二リ | . .》>、`ー〈__/ ,/ .]} 〉¨¨¨¨'》==< ― { . . . . .}} 「三三Y . . .\ /,!/| | \ \>イ-彳..=ー / /三 三 三 三`ー<〉¨¨¨`ヽ〉 . . . . ∨ / ,/{, \ \_}》′/ ./ /三/三三三三三/ / . . . . . ∨ /l. /\ \__〈__,/../ /三/三三三三三/ / . . . . . . }/ l j ,ィ ★:♂/×─────────────────────────────────────── 【名前】椿定光(AA出典:『破壊魔定光』より「椿定光」) 【タイプ】かくとう/エスパー 【特性】おそれしらず… 自身の体力が1/2以下の時、「こうげき」が2倍になる。 【もちもの】 【技x6:しねんのずつき、ばくれつパンチ、スチールソード、パワートリック、ひかりのかべ、リフレクター】 こうげき:C+ ぼうぎょ:AAA+ とくこう:E- とくぼう:AAA+ すばやさ:B 【ポテンシャル】 『エンチャンター』… 場を離れる時、味方の任意の能力値を上げることが出来る。 『固有種』… 「椿定光」種がこの個体だけのため『オールドタイプ』を無効化する。 『道のヌシ』… 「地」技で受けるダメージを半減する。 『破壊魔の保護』… 自身が攻撃を行っていない時、相手の技の威力を緩和(0.67倍)する。 『破壊魔の転送』… 相手のデータを解析した時、味方と任意交代する事が出来る。 『破壊魔の口上』… 自身の『役割』発動時、中確率で相手を「挑発」状態にする。 『ポンコツ』… このポテンシャルを『スカウター』として扱う。 中確率で相手のデータ解析に失敗する。 『魂の絆』… 場にいる限りトレーナーの指示を「1」ランク上げる。 低確率でポテンシャルを再度受けられる。 『対の先』… 相手の「すばやさ」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対飛回避』… 敵陣に「飛」ポケモンがいる時、相手の「飛」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対飛耐性』… 敵陣に「飛」ポケモンがいる時、相手の「飛」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対飛迫撃』… 敵陣に「飛」ポケモンがいる時、低確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『騎乗B』… 自身の「速」の種族値を「B」にする。 『リターンヒール』… 味方と任意交代する時、中確率で味方の体力を1/4回復する。 『ヌシの特権』… 自身の「体」種族値が少し上がる。 『ビキッ』… 自身が「怒り」状態になった時、相手の持ち物を「ビビリだま」に変更する。 『!?』… 自身が「怒り」状態の時、自身の攻撃技が相手に「必中」する。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz 『俺たちの堅い絆』… 椿定光専用ポテンシャル。 『絆』を結んでいる時、トレーナーの「統率」を1ランク上げる。 自身の「防/特防」の種族値をトレーナーの「統率」と同ランクにする。 zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz / '; i \ '; ', ./ / ト、! i \ '; ', / / |^`; '; \ '; ', ./ ;' i '; ヽ '; '; ! i ', i ; i j '; ト、 ヽ;__ i | ; ', ! ;' | | /≧==ヘ V\〉≦=‐-、! ; ;' ハ ! ;' | | /´ o`'Y 〉\\ メ、_9__ノ;`Y / ;' ', ,' ! | | リ `ァア¨´ | \〉 ';;;;;;;;;;| / i ', ./ | '; | / リ 、 j;;;;;;;;;;7 ;ハ } / | V;{ __ ,';;;;;;;;/ i ,イ^リ ,ィヘ / ! Vハ , ,イ/⌒`ヘ ;;;;;;/ ;' { ゝハ / { } ,ィ^i ./ / i ゝ,ヘ, !j } i;;/ / ;' ∧ マヽ、 { `¨ヘ / 廴! ./ / '; ¨ ト、 Vニニニフ i/ / ;' i ∧ .V \.ゝ、 〉 .{ .{ / /! '; | ハ>.. `¨¨¨´ ./! {i ! | } | `7′ / / / ! {弋 ; } '; | } >-< .| '; i | | レ-‐''´ /ー'´ / / ゝ、 `ーミ/ / V i ! ヽ ; '; / { ___ノ _/`' >''"´ / V / ゝ、 ヽ / ./ 、_ / / V i `ー-、 / /_ノ`ヽ . / / 〉 | 〉 ! _,.ィ"´ 〈 / ,ィ'´ ;∠,_ヽ ,...-――'"/ | __ イハ. \ // .| ;イ `ヽ / / ハ ./ .} ★:♀/×─────────────────────────────────────── 【名前】麦野沈利(AA出典:『とある魔術の禁書目録』より「麦野沈利」) 【タイプ】エスパー/でんき 【特性】ぎゃくじょう… 相手の攻撃技によって自身の体力が1/2以下になった時、自身の「特攻」を上げる。 【もちもの】 【技x4:プリズムレーザー、メルトダウナー、シャドーレイ、れいとうビーム】 こうげき:D- 「メルトダウナー」… 特殊/電気/130/90/単体/×/命中後、自身の「特攻」ががくっと下がる。 ぼうぎょ:C とくこう:AA- とくぼう:B すばやさ:C 【ポテンシャル】 『アヴェンジャー』… 死に出しで場に出た時、自身の任意の能力値をぐーんと上げる。 『固有種』… 「麦野沈利」種がこの個体だけのため『オールドタイプ』を無効化する。 『原子崩の貫通』… 自身が「怒り」状態の時、自身の「威力:120」以上の技が相手の「まもる」等の技を貫通する。 『原子崩の速射』… 自身が「怒り」状態の時、自身の技の優先度を+1する事が出来る。 自身の体力を1/4減少させる。 『原子崩の撤退』… 自身の「怒り」状態が解けた時、味方と任意交代する事が出来る。 『アイテム』… 1/試/自動 「持ち物」を消費した時、自身の体力を1/4回復する。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対霊回避』… 敵陣に「霊」ポケモンがいる時、相手の「霊」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対霊耐性』… 敵陣に「霊」ポケモンがいる時、相手の「霊」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対霊追撃』… 敵陣に「霊」ポケモンがいる時、低確率で自身の技に「おいうち」効果を付与する。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『リベンジヒール』… 死に出しで場に出た時、中確率で自身の体力を1/4回復する。 『エキスパンション(超)』… 「混乱」状態にならない。 自身の攻撃技に「1割:混乱」の追加効果を付与する。 『ビキッ』… 自身が「怒り」状態になった時、相手の持ち物を「ビビリだま」に変更する。 『!?』… 自身が「怒り」状態の時、自身の攻撃技が相手に「必中」する。 几 Ni=} _ V二ト、 /〃 /| |ニl ∧ ,′{ __/ /\ V ∧ -‐‐〈 〈 ,イ `ヽ_Y^v ( ) ∧ / } / \ {⌒ゝ-' } V>=\ ∧ / ト 、 、 〈 〉 iー'==ノ }‐-< ヽ∧ ,′ \>ヽ ′∠イ} _}_ 〃 ノ .\ } i ///// `´/// /二≧ュ ..∠ V //i\///∧} / ニ≧ュ ../ ', ′ ',  ̄/ レ / Y }>、 / / / __ノ >‐-<}__ レ〉 { ,ィ v´ヽ∠`ヽイ`ヽ{∧= ヘ==// У`ヽ∠`ヽ∠ニヽ- 、 〃 i /`ヽ \} ヽ }ヽ ',ヽ/ ` ̄ ´/ /////二二二; ヽ }‐‐-〉 \ \ V ', i ///////ヽ / / |___/ \ /\__ \ V ′// ̄ ̄/ ∧ / / {フ イ V ヽ \\ // ̄ ̄ / V/ ヽ } \\ .// / 〃 ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ/ }\\ // ; / ___i} } ヽ ̄ \\// ̄ ̄ ̄/ i} / /', V \ `一′ / ∧/ / ', V`ヽ 丶  ̄ ̄/ / } / } \  ̄ ` / / V / /} ', ★:♂/∴─────────────────────────────────────── 【名前】アバレキラー(AA出典:『特撮/スーパー戦隊シリーズ/27爆竜戦隊アバレンジャー』より「アバレキラー」) 【タイプ】ドラゴン/ノーマル 【特性】スタートダッシュ… 場に出て最初に技を繰り出す時、自身の「速」が2倍になる。 【もちもの】 【技x5:あばれる、げきりん、はなびらのまい、だいばくはつ、りゅうのまい】 こうげき:B+ ぼうぎょ:B とくこう:B+ とくぼう:B すばやさ:B+ 【ポテンシャル】 『エースキラーα』… 『エース』に与えるダメージを強化(1.5倍)する。 『エース』の「防/特防」の上昇(強化)を無視する。 『爆竜白の爆破』… 自身が「あばれる」状態になった時、中確率で相手を「爆弾」状態にする。 『爆竜白の殺意』… 自身が「あばれる」状態の時、自身の『キラー』が必ず発動する。 『爆竜白の休息』… 自身の「あばれる」状態が解けた時、自身の体力を1/4回復する。 『アバレスーツ』… 自身が「あばれる」状態の時、自身の「防/特防」を強化(1.33倍)する。 「混乱」状態にならない。 『先の先』… 相手が優先度+1以上の技を使用した時、低確率で先に行動する。 『対龍回避』… 敵陣に「龍」ポケモンがいる時、相手の「龍」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対龍耐性』… 敵陣に「龍」ポケモンがいる時、相手の「龍」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対龍追撃』… 敵陣に「龍」ポケモンがいる時、低確率で自身の技に「おいうち」効果を付与する。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『チャレンジ』… 敵陣に『エース』がいる時場に出ると、T終了時まで自身の技の優先度を+1する事が出来る。 『エキスパンション(ノ)』… 「ノ」技のタイプ一致による強化倍率を2倍にする。 『ビキッ』… 自身が「怒り」状態になった時、相手の持ち物を「ビビリだま」に変更する。 『!?』… 自身が「怒り」状態の時、自身の攻撃技が相手に「必中」する。 /  ̄ ヽ /  ̄ ヽ l l ,、 ,ヘ i l ゝ , - //,、\ ,i/i/ l ,イ´l ゙、 ゙、__ / `T  ̄` K/__」 v 、, レ'/ l レ´ -' /⌒.i /`-┬'U 、 ,、 `-'./ / , -i l l '- ( 込 ,イ ) / / i l l `― ' >亠< (,、_ノ- ,,_ ゙、. l __ < ( i i ) / ゙、 ゙、ヽ ― 、 ` - ' i ゙、 i―、_ i > . i lノく N i l ろ N . \ _ ノ `V゙、 /`V ∨゙、/ン`w ' W ´ γl l l 〉 ヽ - ' 〈 〈 ゝ _∨ ♂/×─────────────────────────────────────── 【名前】デルタオコリザル(AA出典:『ポケットモンスター/ポケモン/01赤緑/RG056~』より「057 オコリザル」) 【タイプ】ほのお 【特性】いかりのつぼ… 相手の技が急所に当たった時、自身の「攻」を最大まで上げる。 【もちもの】 【技x4:ブレイズキック、クロスチョップ、ストーンエッジ、つじぎり】 こうげき:A- ぼうぎょ:C とくこう:C とくぼう:C+ すばやさ:B+ 【ポテンシャル】 『チェイサー』… 自身の攻撃技に「おいうち」効果を付与する。 『デルタ種』… 「オコリザル」のδ適応種。 『オールドタイプ』を無効化する。 『炎怒猿の気合』… 自身の持ち物が「きあいのタスキ」の時、場に出たT終了時まで自身を「きあいだめ」状態にする。 『炎怒猿の急所』… 「C+3」以上の時、自身(相手)の技が必ず急所に当たる。 急所による威力倍率が「1.5倍」になる。 『炎怒猿の軽業』… 1/試/自動 「きあいのタスキ」を消費した時、場にいる限り自身の「速」が2倍になる。 『デルタフォース(闘)』… 自身のタイプ不一致の「闘」技の威力を強化(1.5倍)する。 『対の先』… 相手の「すばやさ」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対岩回避』… 敵陣に「岩」ポケモンがいる時、相手の「岩」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対岩耐性』… 敵陣に「岩」ポケモンがいる時、相手の「岩」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対岩迫撃』… 敵陣に「岩」ポケモンがいる時、低確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『気合い』… 稀に気合いで相手の攻撃を耐える。 残り体力が多いと発動しにくい。 『アサルト』… 自身の技の「おいうち」効果の発動時、自身の技の威力を強化(1.5倍)する。 『エキスパンション(炎)』… 「凍結」状態にならない。 自身の攻撃技に「1割:火傷」の追加効果を付与する。 『ビキッ』… 自身が「怒り」状態になった時、相手の持ち物を「ビビリだま」に変更する。 『!?』… 自身が「怒り」状態の時、自身の攻撃技が相手に「必中」する。 / / / il ', ヽ l ヽ / / / { i! , ハ | ∧ |i l|-、 __ , / ,' ∧ l ', | | / ノL l| ハ \ |./ ,| |ヽ X!ヘ ヽ ノl 、/=='イ ! i|l/ | 丶、 / / ! -!=' 二二ニ=ヽ/ /j/_ j | 八 | ` ー- 、 // j | ',| ,ィ≦≡ミ ヽ//ヽ,ィ=气y / /ノl丶、 \ / 八/´', ', ∨ /' // / i \ \ /{、__ノ{ f^\ X1\ ` /イ⌒Y⌒\ l \_ 〃 i ∧ ゝ/ i!-=≧ァ ,、____ _, /  ̄` ー-、 } ノ ..... . . . .... .... l / ', ;′/ | /` ー---一/ / ̄ ̄ ̄、_/`>―= ニ二  ̄ / ,' 〃⌒ヽ{/ | ..、 ヽ ___,/ / // ヽ _  ̄ / { ; \ | | > . - ,.. ´ / ̄ ̄` / ' {_,. \ | |丶--=≧= < / / , -―==\ Vヽ _ _八 / ヽ .. /. / \ '、  ̄ ̄ { ', . / ', . ... / / { \\ _ ∧ ヽ i / | ∧ ` \`ヽ -' ∧ / l / | ∧ \ __ / | / | / ★:♂/∴─────────────────────────────────────── 【名前】イーラ(AA出典:『プリキュア/08ドキドキ!プリキュア/ジコチュー』より「イーラ」) 【タイプ】あく/ノーマル 【特性】あくまのつばさ… 体力が満タンの時、必ず耐える。 宙に浮かび上がる。 【もちもの】 【技x7:いかりのまえば、ナイフなげ、ひきにげ、いかりのこな、いちゃもん、さいはい、ちょうはつ】 こうげき:B ぼうぎょ:C とくこう:D+ とくぼう:C すばやさ:A- 【ポテンシャル】 『エースアシストα』… 場を離れる時、味方『エース』が最初に繰り出す技の威力を2倍にする。 『憤怒罪の激昂』… 味方『エース』の体力が1/2以下になった時、味方『エース』を「怒り」状態にする。 『憤怒罪の賦活』… 味方が「怒り」状態の時、低確率で味方の体力を1/4回復し、状態異常を治癒する。 『憤怒罪の忘我』… 味方が「怒り」状態の時、低確率で味方が受けるダメージを半減し、必ず耐えさせる。 『ラース』… このポテンシャルを『レイジング』として扱う。 『対の先』… 相手の「すばやさ」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対闘回避』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、相手の「闘」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対闘耐性』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、相手の「闘」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対闘狙撃』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、低確率で自身の技が「必中」する。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『リターンキュア』… 味方と任意交代する時、中確率で味方の状態異常を治癒する。 『エキスパンション(悪)』… 相手の技の「おいうち」効果を受けない。 『ビキッ』… 自身が「怒り」状態になった時、相手の持ち物を「ビビリだま」に変更する。 『!?』… 自身が「怒り」状態の時、自身の攻撃技が相手に「必中」する。 戻る
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同じ頃。 絹旗は当て所なく雑踏を歩いていた。 昨夜の雨の影響か、灰色の空の下を吹く風は冷たく、そろそろ手袋がいるかなと近くの雑貨屋のショーケースを覗き込んだ。 しかし理由もなくぶらついている訳ではない。 あの日を境に消えた幾人かの足跡がないか、それを捜し歩いていた。 滝壺の能力を使えば御坂の行方は確実に分かるだろうが、浜面が頑なにそれを拒否したために未だその行方は知れていなかった。 大通りの中、どうにも今日は柄の悪い連中が多い気がする人混みを泳ぐようにして絹旗は歩く。 辺りは若者向けの服飾店や小洒落た喫茶店が軒を連ねる一等地だ。 こんな場所にいるはずはないとは思いながらも、絹旗はきょろきょろと辺りを見回す。 一方通行という要を失った『グループ』の連中が何を考えているのかは分からない。 ましてや、御坂美琴という表舞台に立っていたはずの超能力者が姿を眩ませる理由など絹旗には知る由もなかった。 だからだろうか。 もしかしたら、こんな街のど真ん中にいるかもしれない。そう思ったのだ。 滝壺の能力を使わせない事については絹旗も概ね賛成だった。 体晶とかいう訳の分からない妙なクスリを使ってまで無理をする事はない。 あれは確実に滝壺の体を蝕むのだ。 少なくともそれを気遣う程度にはまだ彼女には人間らしいまともな感情と思えるものがあった。 しかし、学園都市の暗部という最悪な地獄の果てに身を置く自分がそんな綺麗事を言えるはずもない。 そう思っていた。 だのに彼は、毅然なまでの態度でそれを拒否した。 ある意味それは絹旗に憧憬ともいえる感情を喚起させていた。 諦めにも似た堕落に身を任せかけていた絹旗に、それでも抗おうという意志を湧き起こさせたのだ。 そんな彼に義理立てするつもりは毛頭ないが、少しばかりの協力を以ってしてそれに報いるくらいの事はしてもいいのではないのだろうか。 万に一つも目当ての人物を見つけられる当てなどなかったが、絹旗はそうして一人街を歩く。 ……超欺瞞にもいいところですが。 つまるところ、これは贖罪にも似た自慰行為に過ぎない。 滝壺を気遣っているという単なるアピールでしかない。 自分の偽善者振りに吐き気がして、絹旗は小さく嘆息した。 店頭で新商品のアピールを喧しく唱える女性を脇目に絹旗は思考する。 御坂美琴という少女についてだ。 他の『アイテム』の面々――つい最近参入した浜面を除いた連中だ――と違って、絹旗は彼女に直接の面識を持っていない。 麦野が彼女と交戦した事については聞いたが、その時どうして彼女がそういう事態に陥る破目になったのか。そこまでは知らない。 もしかすると、今回の失踪にも関係しているのかもしれない。 ――調べてみる必要があるかもしれませんね。 そう頭の中のメモ帳に書き記し、絹旗は足を止め辺りを見回す。 街は相変わらずの雑踏に塗れ、どこから湧いて出たのかと思うほどの人で溢れていた。 この中のどこかに件の少女がいるかもしれない。 そう思うと、いつもは気にも留めず木偶人形のようにしか思えない彼らの顔を逐一見てしまう。 一体何が可笑しいのか。彼らは大抵ご機嫌な様子で、その表情は絹旗の気持ちを余計に暗鬱にさせるのだった。 はぁ、とまた一つ溜め息を吐き、絹旗は再び歩き出す。 相変わらずの喧騒は絹旗の感情を逆撫でし、何が悲しくてこんな苦行じみた行動を取っているのかと誰かに問い質したくなる。 もはや雑踏の中を歩くという行為そのものが目的になりつつあった。 この針の筵にも似た場所に身を置く事が滝壺への懺悔のようにも思え。 ――それこそ苦行じゃありませんか。 行き場をなくした感情をぶつけようと、小石を蹴ろうとして、けれど整備された街にそんなものがあるはずもなく、 絹旗は感情を燻らせながら再び雑踏へと目を向けた。 そして。 「――――――ぃ」 すんでのところで息を止め、けれど目を瞠った。 絹旗の視線の先には。 (なんでこんな所にいるんですか――!) 暢気な笑顔を浮かべ、どうにも優雅な仕草でカップを傾ける海原光貴の姿があった。 ―――――――――――――――――――― ブーッ、ブーッ、と唐突に身を震わせた携帯電話に浜面はぎくりとする。 一体誰だ。今はそれどころではないというのに。 やり場のない苛立ちを覚えながらも逡巡している間に、垣根はゆっくりと歩き出す。 じゃり、と砂を噛む靴の音がやけに鮮明に聞こえ、浜面は余計に慌てた。 歩みを進める垣根の背と、ポケットで頑なに自己主張する携帯電話とに交互に視線を向け。 ――くそっ。 垣根を追いながらポケットからそれを取り出した。 視線を落とし、右手に掴んだ携帯電話の画面を見る。 そこにはメールを受信した事を告げるメッセージが表示されていた。 垣根は浜面に振り返る事もせず、一歩ずつ確実に、少しずつ足を速めて、その距離を詰めてゆく。 手の中の携帯電話に気を取られた浜面は出遅れ、垣根との距離はかなり開いていた。 それに追い縋ろうと足を動かし。 けれどどうしてか、そんな事をする余裕もないはずなのに携帯電話に意識を取られる。 何か、妙な予感が浜面の精神を苛んでいた。 ちら、ちらと携帯電話に視線を向けるたび、垣根との距離は広がってゆく。 「っ――――」 意味のない決意をして、垣根は一挙動でメールボックスを開いた。 即座に新着メールが開き、本文が画面に表示される。 そこには――――。 「………………え?」 最初、その文字列の意味するところが理解できなかった。 一瞬、思わず足を止め、呆然と立ち尽くし、そしてはっとなって前方を見る。 そこには雑踏に紛れかけた垣根の背と、その向こうに、あの強烈なまでの存在感を放つ制服が見えた。 再び携帯の画面に目を落とす。 そこには。 「……おい……どういう事だよ」 遠く、第二二学区の地下街で御坂美琴を発見した旨を告げる文章が並んでいた。 そして再び、手の中の携帯電話が唸る。 「――――!」 新たにメールを受信した事を告げるポップアップメッセージ。 ボタンを押し、新着メールを表示させる。 そこには同じように、御坂美琴を発見した事を報告する文章。 「ちょっと待て――――」 しかし、少しだけ違った。 GPSの位置情報が添付されたそれが示すのは。 「十八学区――――!?」 そして、再び振動。 新着メール。 振動。 メッセージ。 振動。メール。振動。受信。振動。振動。新着。振動。振動。振動振動振動振動振動――――。 「どう――なってんだ、これは――――」 その悉くが全く異なった場所を示す、『御坂美琴』の目撃を告げるメールが画面いっぱいに溢れた。 再び視線を前方へ向ける。 もはや浜面の目には垣根の姿は映っていなかった。 そんな些細な事はどうでもいい。 それよりももっと大事なのは、その先に微かに、 ――――『御坂美琴』の後姿。 それが確実な実体を以って存在していた。 立ち尽くす浜面の手はだらりと垂れ下がり、そうしている間にも携帯電話は振動を止める事はない。 ブーッ、ブーッ、ブーッ、ブーッ、 小刻みに震える手の内の小さな機械は、現実を否定するようにがなりたてる。 ブーッ、ブーッ、ブーッ、ブーッ、 白昼夢でも見ているのだろうか。いや、もしかすると精神感応系の能力者に認識を弄られているのかもしれない。 「――――そんなはずがあるか――っ!」 現実を直視しろ浜面仕上。今、己の目には確かに捜し求めていた相手の背が映っている。 そう、そして何より。 彼女の横に並んで歩いているのは、特徴的な、ツンツンとした黒い髪の少年じゃないか――! ぐっ、と足に力を込め、浜面はその後姿を見据える。 手の中の小さな金属と合成樹脂の塊は相変わらずそれを否定するように振動を止めず。 うるさい、と。 握り潰すように拳に力を入れ、浜面は駆け出す。 見えない情報などよりも、確かにこの目で見える事こそが真実だ。 現にこうして、目の前に御坂美琴が、そして――。 ――――ふと、手の中の感覚が変わった。 浜面はそれを認識しながらも、意識から外した。 そしてまた、どうにも妙な、そして強烈な予感。 変わったのは振動。 手を伝わる震えも、耳朶を叩くその音も、それが意味する事も。 ブ――――ッ、ブ――――ッ、という、通話の着信を意味する長い振動のサイクル。 それがどうしても無視できず、振り上げた手をそのままに浜面は画面を見た。 そこには、アドレス帳に登録された人物からを示す、相手の名が表示されていた。 『絹旗最愛』、と。 ぎり、と思わず歯噛みする。 混乱に混乱を重ね知覚できぬままに疲弊した浜面の意識は、そのよく知る名に強烈な怒りを覚える。 思わず親指が、大きな通話切断のボタンを押そうとする。 が。 ここで通話を断ってしまっていいのか――――? 絹旗から、メールではなく通話で連絡が来る事など今まで一度でもあっただろうか? 通話、だ。口頭での連絡を必要とするほどに急な、かつ重要な事項ではないのか? もしかしたら、絹旗は最悪なまでの事態に巻き込まれ、助けを求めているのではないのだろうか? もしかしたら、絹旗は事件の核心を突く情報を手に入れそれを伝えようと急いで電話をかけてきたのではないのだろうか? もしかしたら、全ては浜面の知らぬ間に終わってしまっていて、もうこうして足を急く必要も混乱に頭を悩ます必要もないのではないだろうか? もしかしたら、 もしかしたら、 もしかしたら、 ゆらゆらと浜面の親指が携帯電話のボタンの上で揺れる。 相変わらず携帯電話はブ――――ッ、ブ――――ッ、と振動し、画面には同じ人物の名がある。 そして、浜面は。 「――――くそぉっ!」 通話ボタンを押し、携帯電話を耳に当てた。 最初に聞こえたのは街の喧騒。 がやがやと、意味を成さない雑音だった。 そして、一瞬の間の後。 『――――浜面っ!』 聞き慣れた少女の声が耳に当てたスピーカーから響いた。 その声にどこかほっとした。 絹旗の携帯電話を何者かが奪い、自分に電話をかけてきたのではないか。 そういう妙な、妄想じみた嫌な予想が頭のどこかにあった。 けれど聞こえるのは確かに知っている少女の声で。 「――なんだよ、そんな声出して。告白なら直接の方がいいんだが」 思わず、状況も忘れ軽口で返した。 『何を超トチ狂った事を言ってるんですか! だいたい私が浜面の、そもそも滝壺さんが――じゃなくてですね!』 電話越しに聞こえるその声はどこか逼迫した様子で、浜面は緩みかけた思考を正す。 「――どうした」 短く問い、浜面は顔を上げる。 視線は遠く、人で溢れた道の先。 少女と、少年の後姿。 それに追いつこうと足は動き続けている。 けれどどうしてか。 距離は縮まっていないような錯覚を覚え――。 『 』 「――――――え、」 告げられた言葉に、浜面の足は止まった。 ――どういう事だ。 疑問で思考が埋め尽くされた。 ――どういう事だ。 何か、冗談みたいなよくない夢でも見ている気がして、足元がぐにゃりと歪んだ気がした。 「――――どういう事だよ」 思わず口にしたその言葉に。 『ですから――――!』 電話の向こうの絹旗は再びそれを口にする。 『――――海原光貴と――――御坂美琴を発見しました――――!!』 視界の先では、垣根が何か声を発し、 それに振り返ったのは、 確かに写真で見た、御坂美琴だった。 前へ 次へ
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「Aブロックに。部外者で結成された。乱入チーム?」 「その可能性があるってだけですけどね。打ち止めちゃんが知り合いが覆面被っていたって言ってたのでもしかしたらと」 乱入チームの噂の出所は打ち止めだが、あくまでそれは御坂妹が覆面を被っていた可能性を導き出しただけにすぎない。 「それが本当なら。由々しき事態だけど。私のチームは強い。負けるはずが無い」 「その通りです姫神さま! 姫神さま率いる俺達が負けるはずないですよ! それより浜面、他に何か情報は無いのかよ?」 「そういえば打ち止めちゃんの知り合いが変な名前を呟いてたって言ってたな。ピュアシスターにシガレット、シルクにムギムギ、当の本人はクールビューティーだとよ」 明日まで別ブロックの詮索は禁じられているのであくまで推測することしか出来ないが、姫神たちは数名に当たりを付けていた。 (ピュアシスターは。おそらくあの子。どの面下げてそう名乗ったのか。分からないけど。シガレットはあの子に付いて来るのが。当たり前の彼しかいない) (ムギムギ……絶対にあいつだろうな。滝壺がいじめられてないか心配だぜ。シルクは……誰だ?) 「(シルクとムギムギが俺の考えてる奴だったら勝てるかどうか怪しいぞ、マジで)青ピ、お前はどう思う……あれ?」 乱入チームについて考えている間に青ピが居ないことに気付いた服部、その疑問を解決したのは姫神だった。 「青髪くんなら。恋人の白井さんの。お勤めの見送りに行った。私たちもそろそろ着替えよう。そして他の競技の見学」 「了解です姫神さま! 乱入チームの件はもういいんですか?」 「他ブロックの偵察や詮索。ならびにあからさまな情報交換は厳禁。だからもういい。それに相手が誰でも。私たちは優勝を勝ち取る」 姫神の力強さを感じる宣言に浜面と服部は心から頼もしいと思ったが、若干の不安は残っていたりする。 しかし結局は出たとこ勝負と割り切り、クールダウンを終えて着替えに行くのだった。 ―――――――――― その頃の第一七七支部、青ピに送り出されて意気揚々とジャッジメントの巡回に出ようとした黒子だが、 「……………………」 「ん? どうしたの黒子ちゃん。私が居ることがそんなに変? それとも嫌?」 「めっ、めめめめ滅相も無い! わたくしが浦上様にそのような感情を持つわけがありませんの!」 相棒の初春ではなく浦上が出迎えたことでテンションダウン、というより不幸とか考えていた。 とりあえず黒子は努めて平静を保って浦上に事情を尋ねたのだが、それが彼女にとって更なる不幸をもたらすことに。 「初春ちゃんに頼まれたの。今日からしばらく、と言ってもGW終わるまでだけど黒子ちゃんの相棒になってくれって。ちなみに今日は初春ちゃん、対馬と第九学区だよ」 「そんなご無体な! 約2週間、浦上様とご一緒にジャッジメントの任務だなんて胃に穴が開いてしまいますわ! せめて絹旗さんにチェひいっ!」 「黒子ちゃん、斬るか突くかしちゃうよ、それ以上言うと♪ 心配いらないよ、ちゃんと仕事はするから」 そうゆう問題じゃねーんですよの、黒子はそう言いたかったが浦上にドレスソードを突きつけられてるので言えなかった。 ならばと黒子が理由を聞いてきたのだが、理由が理由だけに浦上は差し障りの無いように黒子に話す。 「ロンドンに短期留学するからだよ。将来のために必要な勉強しに行くんだって(魔術絡みだなんて黒子ちゃんには言えないもんね)」 「……そうですか、初春も頑張ってるんですのね。分かりました! この黒子、浦上様とのジャッジメントのお仕事、嫌々でげふっ! ずびばぜんの……」 「一言多いよ黒子ちゃん。じゃあ張り切って巡回行ってみよー♪」 学園都市に配属されてから手が出るのが早くなった浦上にドレスソードの柄で殴られた黒子、浦上との2週間の相棒ライフに身を投じるのだった。 ちなみに固法も居たのだが、もう初春のことには慣れたのか全く動じずにムサシノ牛乳を飲みつつ、浦上と歩み寄ろうと考えていた。 ―――――――――― 一方の常盤台ではたった今、上条率いる野球組が本日最後の試合を勝利で飾っていた。 試合内容は一方通行の時速200kmという通常有り得ない投球で完封どころか完全試合を達成。 しかしそれを本当の意味で成し遂げたのはそんな常識外れなスピードのボールを受け止めたキャッチャー上条である。 「いやー、意外と何とかなるものだな」 「いやいやいや!意外と何とかなるってレベルじゃねーぞ、上条!」 時速200kmの剛速球を素手で受け止めていたのにけろっとしている上条。 その様子にさすがに紫木がつっこみを入れた。 「ん、どうしたんだよ情報屋?何かおかしいところでも……」 「大有りだぁぁああぁぁああ!そんだけできるならお前がキャッチャーをやれぇぇぇえええ!!!」 「そしたら情報屋が活躍できないだろ?それに一方通行がピッチャーじゃ試合の途中で充電切れで終わるのが目に見えてるだろ?」 「あ、そっか……………って二人でやったら完封できるみたいな言い方だな、それ!!」 「そんなわけ無いだろ、情報屋や土御門、それに翔太やみんながいるから勝てるんだよ」 今回の一方通行と上条の活躍で暴走しかけている情報屋。 そんな情報屋にチームプレイで勝っていることを伝え、情報屋を落ち着かせようとした。 「第一、これでお前が活躍すれば吹寄と付き合えるんだろ?ならいいじゃねーか」 「………そうだ、そうだよな!ははははは!」 活躍すれば吹寄と付き合える(実際には後日一緒に遊びに行ける)ことを思い出し、ようやく情報屋が落ち着いた。 この様子を見て上条は安心し、着替えるため、そして愛する美琴のところに行くために控え室へと向かっていった。 ―――――――――― 一方、野球組控え室 その場所の近くで美琴と打ち止めが待ち構えていた。 そう、自らが愛する相手が出てくるのを待っているのだ。 ―――――――――― 「あれ? 待っててくれたのか美琴。悪い、すぐに着替えるからうおっ!」 てっきり別の場所で待ってると思ってた美琴が控え室の前に居ることに驚いた上条、急いで着替えようと控え室へと入ろうとした。 しかしその前に控え室の扉が開き、自分の荷物が飛んできたので慌ててキャッチする上条が見たものは、 「御坂と打ち止めが待ってンのに着替えンのは時間の無駄だからよォ、そのまま帰れ」 やや不機嫌そうな顔をした一方通行で、すでに着替えは終わっている。 一方通行に言われて初めて打ち止めの存在に気付いた上条はお詫びの意味も込めて、目の前の少女の頭を軽く撫でてやった。 「それもそっか、家だってすぐ近くだしな。ところでアクセラ、他のみんなは?」 「とっくに着替え終わって解散したっての。土御門はサッカーグラウンド、翔太は結標が迎えに来て連れてかれた。着替え終わってねェのはてめェと情報屋だけだ」 野球組の状況報告を終えた一方通行に上条はこの後、自分達だけでどこか遊びにいかないかと誘ったが、 「悪ィが今日はこの後、芳川と合流することになってンだよ。それにてめェらのイチャイチャに割って入るほど野暮でもねェしよォ」 「そうゆうわけだからじゃーねーってミサカはミサカは笑顔で手を振ってさよならしてみたり」 先約があったのであえなく断念、仲良く手を繋いで去って行く一打を微笑ましく見送った。 そして上条もまた、美琴の手を取って帰ろうとしたが、 「み、美琴さん? わたくし上条当麻、ただ今着替えていないのでかなり汗臭いので腕を組むのは遠慮することをお勧めしたいのですが……」 「いーのっ♪ どうせ家に帰ったら一緒にお風呂に入るんだもん。それとも当麻、私が腕を組むのってそんなに迷惑?」 「め、滅相もございませんっ! 分かった、分かりました! 今日はこのまま帰りませう!(ぬおっ、美琴の胸の感触が上条さんの腕に! 持ってくれマイ理性!)」 美琴が自然な感じで腕を組んできたので今の自分の状態から止めるように促した上条だが、美琴の頼みが断れるわけも無くそのまま帰宅。 なお、腕組みを許可されて嬉しくなった美琴がさらにピッタリくっ付いてきたことで彼女の胸が上条にジャストフィット、上条は家に帰るまで理性と本能の狭間で苦しむ羽目に。 ―――――――――― 「そうですか、Bブロックの月詠先生のクラスのチームは全て準決勝まで勝ち残りましたか」 『ええ。正直、目立った能力者の居ないバスケくらいは負けると思ってたけど姫神さんを中心に見事なチームに仕上がってたわ。そっちは?』 「概ね順調です。ささいなトラブルはありましたが問題はありません。それよりも決勝戦ですがこのままだと」 『スペシャルマッチになりそうね。一応、結標さんにはサッカーも視野に入れておいてって言っておいたから。じゃあ私はこれで。一方通行と美咲華が待ってるから』 友愛高校職員室、木山が連絡を取っていたのは芳川でBブロックの上条のクラスの状況報告を聞いていた所だ。 報告を終えた芳川からの電話が切れた所で木山は楽しそうに微笑む、決勝戦に思いを馳せて。 「てっきり1チームくらいは決勝に残れないと踏んでいたのだがなかなかどうして楽しませてくれるな、上条のクラスというのは」 「ごきげんそうじゃん木山センセ。もしかして決勝戦は例のスペシャルマッチになるじゃんか?」 「ええ黄泉川先生。しかも都合良く上条たちのクラス以外で決勝に残るチームの主力メンバーの数もピッタリになりそうです」 実は学校側、万が一上条のクラスのチームが全種目で決勝に残った場合、相手決勝チームの混合軍で戦わせようと目論んでいた。 とはいえバスケの姫神チームが残るとは思っていなかったのでお遊び程度のアイディアだったのだが奇跡的に採用されそうな雰囲気である。 (インデックス、ステイル、【妹達】の1人、麦野、絹旗、エツァリ、ショチトル、五和、削板、心理掌握、結標。見事に11人だな) 「明日の決勝、面白いことになりそうじゃん♪」 黄泉川は木山の机に置いてあったものを見て確信を込めてそう言った、携帯ゲーム機の画面に映し出されていた超次元サッカーなゲームを。 ―――――――――― 「あー、やっぱり真夜くんと同じサッカーがよかったなー。真夜君の活躍も見ることができないしさー」 「まあ、明日見れるからいいじゃねーか」 「とりあえず真昼さんも赤音さんも暴れないで。落ちちゃうよ」 絶賛、22学区のスパリゾート安泰泉に向かっているプリアモリーカップル ちなみに、真昼と赤音は真夜の上にのっており、【瞬間超人】を使用して走っている状態である。 「まあー明日真夜くんと真昼ちゃんと月夜ちゃんの活躍が見れるからいっかー♪」 「それにこれからスパリゾート安泰泉にいくからな、もっと楽しみだぜ!」 「………」 「ん、どうした真夜?もしかして楽しみじゃないのか…?」 「えっ…いや、そんなわけないじゃないんだ!ただ…」 「ただ…なんなの、真夜くん?」 「いや、なんかいやな予感がするなー、って思っただけだよ」 「はぁ?そんなん杞憂に決まってるだろ!俺達のクラスが球技大会完全制覇するに決まってるだろ!」 真夜の上でそう豪語する真昼。 その発言を聞いて、赤音が少し変な顔になった。 「ん?どうしたんだよ、赤音。顔色おかしいぞ!」 「いや………だって……真昼ちゃんが杞憂なんて言葉知っているなんて!」 「ちょっ…!俺だってそんぐらい知ってるぞ!どんだけバカだと思ってるんだよ!」 真夜の上で騒ぎ続ける二人を見て自分の感じた予感が杞憂だと思う真夜。 しかし、明日まさか敵主力組とのサッカーが起こることになるとはこのときの彼らには予想ができなかった。
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夜に沈む古き都を、一迅の颶風となって駆ける黒き影が一つ。 その動きは最早人の目には映るまい。速さもそうだが、気配と物的な痕跡の隠蔽が余りにも卓抜すぎる。時速にして100㎞を越える速度を出す等身大の小さな影が、三次元的な立体機動と"草"としての気配隠蔽術を駆使しながら疾走しているのだから当然の話だ。現にその影は幾度も無辜の通行人と思しき人影とすれ違っているが、彼らは皆一様に自らの傍を通り抜けていった風に振り返り首を傾げど、それが一体何であったのかはまるで分かっていない様子であった。 その影───ハサン・サッバーハは本来であるならば、このように軽率な真似は決してしない人物である。例え余人に目撃されぬほどの技量を持てども、衆目の前に姿を晒すような愚行を、山の翁たる稀代の暗殺者は犯さない。 つまりそれだけ、今の彼には余裕がないということだ。 まず単純に時間がなく、そしてそれ以上に───相対する敵の全貌がまるで見えてこない。 (厄介極まる、四方五里を覆う霧の中を探すが如しとはこのことか……) 加えて捜索の手がかりすら乏しいのが現状だ。これが人間であるならば、如何な隠蔽を施そうが大した労力もかけずに手がかりの一つは見つけられただろう。方法論こそ多様化すれどそれを扱う人間の精神性は古今変わらぬのが通説。人の心理を逆手に取り道筋を辿るのはハサンにとっては初歩の初歩なれば、これもまた暗殺術の応用の一である。 しかしハサンの追う宿敵にその常識は通用しない。何故ならあれは人でもなければそもそも実体ですらない。比喩でもなく幻めいた姿は神出鬼没、痕跡を残すどころか物理的な距離を無視しているが如き移動は、まともに追跡できる範疇を逸脱して余りある。かといって心理を読みその移動先を推測するのも難しい。何故ならあれはハサンの右腕たる魔神(シャイタン)と同じ人外の存在だから、人の心理に当てはめることなど不可能。 普通ならば、ここで捜索を諦めてもおかしくはないだろう。しかしハサンはそうしなかった。彼の執念がそうさせる、というのもあるが、彼にはある種の「アテ」があったのだ。 ここで情報を整理しよう。 ハサンが追っているサーヴァント───仮に「幸福のキャスター」と呼称する───は推定、マスターの存在しないサーヴァントだ。 何故ならアレは無差別だから、アレを召喚したマスターとて無事で済むとは到底思えない。触媒等を用いて意図的に呼び出されるような存在ではなく、ならば偶発的な事故にも等しい形で召喚されたと見るべきだろう。そしてその場合、マスターの側に幸福のキャスターに対抗できる手段は用意されていない。 すなわちアレはマスター不在でも長期間行動できる規格外の単独行動スキルを持つと推測できるが……しかし絡繰りはそれに留まらないと、ハサンは踏んでいる。 その論拠としては、まず幸福のキャスターが扱う力が関係している。出会った者を無差別に籠絡し夢へと沈める精神攻撃、それはアレの在り方としてなのか、あるいは宝具の具象化なのか、ともかくとして"常時発動されている"タイプのものなのだ。性質としては歴代ハサンの一人である"静謐"のものに近しい。しかし物的な毒素である静謐のとは違い、こちらはあくまで精神攻撃、すなわち魔術的な手段によるものだ。その発動には確実に魔力消費の余地が存在する。 そして何より、ハサンが遭遇したものは枝葉にも等しい端末。すなわち作りだされた分身だ。百貌のような霊基分割によるものか、新規で作成しているのかは分からない。だがそれにしても、少なからぬ魔力消費の余地があるとハサンは踏んでいる。 如何な単独行動持ちとはいえ、常にそれらを垂れ流しにして現界を続けるのは難しい。ならば、その場合自分ならどうする? 決まっている。内で足りないなら外から補ってやればいい。 「まさか、とは思うが……」 あらゆる角度から死角となる、遮蔽物に囲まれた高所にて。夜闇に沈み徐々に街灯が点き始める鎌倉の街を見下ろし、ハサンは呟く。 彼は何も、悪戯にここまで走ってきたのではない。彼が走ってきた、否「なぞってきた」のはこの地に奔る霊脈である。 人における血管、魔術師における魔術回路と同じように、大地にもまたエネルギーを循環させる経路というものが存在する。 それが地脈、あるいは霊脈と呼称されるものであり、かつそのエネルギーが地上に放出する場所こそが世に言われる霊地である。ハサンは今に至るまでそうした経路の直上をなぞるように駆け抜け、霊地と呼ばれるに相応しい土地を捜索していたのだ。そこに自分の求めるモノの姿があると思考して。 何故なら、それら霊地はサーヴァントにとっては非常に都合のいい土地であるから。 例えば、人間でないモノを存続させたりであるとか。 今、ハサンの見下ろす眼下の街並み、その視線の向こうにあるものは、朱塗りの大規模な神社であった。 山間の木々に囲まれた参道。有名な観光名所として普段ならば賑わっているはずが、今は人の気配など微塵も感じられない閑散とした雰囲気に包まれている。 鶴岡八幡宮。鎌倉の街においても最大の規模を誇る大霊地だ。 まさか、とは思った。 市街地にもほど近く、多くの人の目に留まるであろうその場所。 だがしかし、霊脈の筋と霊地としての格を鑑みれば、潜伏場所として最有力なのは疑いようもなく。 そして何より、境内から感じられる微かな気配だ。魔力反応とは少し違う、恐らくはアレと直接相対していなければ違和感も持たないであろう多幸感にも似た感覚が、肌を刺して仕方がない。 あの場所には幸福のキャスターの本体、ないしそれに近いものが存在する。一般市民の姿がないのもそれが原因なのだろうか。ともかくとして、ハサンは半ば確信に至るが…… (しかし迂闊には近づけまい。端末でさえあの強制力だったのだ、本体を呼び起こせばどのような災厄が降りかかるか……) 故に彼は未だ近づくことができない。そも、彼単体では幸福のキャスターの本元を潰せるかどうかも分からないのだ。出来得るならば他の陣営を誘導し送り込んで始末させたいところだが、前提条件があまりにも厳しすぎる。 ハサンのように、いやハサン以上に精神に耐性を持つことは必須であり、かつできるならば対軍か対城の攻性宝具を持つ者が望ましいが……そのような人員を確保し、あまつさえ誘導できるかと言えば、厳しいとしか言いようがない。 これが百貌のハサンであったならば、偵察なり接触なり取れる手段は多くあっただろう。しかし呪腕のハサンはこの身一つしか持たず、故に失敗は許されない。 (優先すべきは幸福のサーヴァントの討滅……ならば一時殺しは封じ、誘導工作に徹するべきか) 手が足りないなら他の者の力を使う。それは万事に共通する有用策であり、何も馬鹿正直に協力を申し出るだけには留まらない。自分の都合の良いように誘い、体よく使い倒すのもまた人心操作の手管だ。 とはいえそれも、他者の存在ありきの策。ハサン一人ではどうしようもないという現状には変わりなく、故に彼は付近一帯に誘い出せそうな主従がいないかの捜索に移ろうとして。 「……む」 視線の先に、それを見つけた。 人のいない夜道をふらふらと歩く、それは歪な形をした影だった。 首は折れ、肌は白く、およそこの世のものとは思えない人型。 市井に蔓延る都市伝説の一つ「屍食鬼」に、それは酷似していた。 本能のままに食らうだけの獣。化生がこの世に彷徨い出たか、と屍食鬼を見下ろせる位置からハサン。 魔性なりしは我が道の障害であると、懐のダークに手を伸ばしかけ─── (……いや。今は無駄に殺しを行い隙を見せるべきではないか。それよりもむしろ……) 寸前で止めると、ハサンは気配の隠匿を更に強め、夜闇と同化するように潜めながら屍食鬼へと接近する。理由は明白、これを幸福のキャスターへの餌と利用するためだ。 本当ならば、サーヴァントないし魔術師といった者を使いたかったが、ないものねだりはできないし、何より時間が足りない。それに屍食鬼などと明らかにネクロマンシーの関わる神秘ならば、釣られて幸福のキャスターが躍り出る可能性も少なくないはずだ。 討滅の機会こそ未だ得ないが、その先駆けとしての情報は得られるだろう。変わり果てた少女の異形に、これが聖杯戦争などという場でなければ哀れみの一つも感じ入ったかもしれないが、しかしハサンは躊躇などしない。 故に。 「存分に使わせてもらうぞ、御身の身体」 そこからは、声もなかった。 瞬時に四肢と口唇を拘束すると、ハサンは少女の異形ごと闇の中に沈み消えた。その場面を目撃できた者は皆無であろう。仮に少女の異形のすぐ隣に誰かがいたとしても、彼女が消えた事実に気付ける者はいまい。それほどまでに、鮮やかな手さばきであった。 後には変わり映えのない夜闇の静寂だけが、その場を満たしていた。激化していく戦場とは裏腹に、鎌倉の街は不自然なまでの穏やかさを保っているのであった。 【B-3/路地/一日目 夜】 【アサシン(ハサン・サッバーハ)@Fate/stay night】 [状態] 健康、魔力消費(中)、焦燥 [装備] [道具] ダーク [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針:由紀を守りつつ優勝を狙う。だが…… 0:鶴岡八幡宮へと他陣営を誘導したい。最優先は『幸福』のサーヴァントの討滅。 1:『幸福』のサーヴァントの早急な討伐。並行して由紀を目覚めさせる手段の模索。 2:アサシン(アカメ)に対して羨望と嫉妬 3:セイバー(藤井蓮)とアーチャー(東郷美森)はいずれ殺す。しかし今は…… ※B-1で起こった麦野たちによる大規模破壊と戦闘の一部始終を目撃しました。 ※セイバー(藤井蓮)、バーサーカー(アンガ・ファンダージ)、バーサーカー(式岸軋騎)の戦闘場面を目撃しました。アーチャー(東郷美森)は視認できませんでしたが、戦闘に参加していたことは察しています。 ※キャスター(『幸福』)には本体と呼ぶべき存在が居るだろうと推察しました。 ※丈倉由紀は現在B-2山間部の人目に付きにくい場所に隠蔽された上で安置されています。 ※キャスター(『幸福』)の本体が潜伏している場所の有力候補として鶴岡八幡宮があると推測しています。実際これが当たっているかどうかは後のリレーに任せます。 ※現在■■を確保し、それを鶴岡八幡宮への斥候として使おうと画策しています。行動の優先順位は1.敵情視察、2.戦力確保になります。 【■■@艦隊これくしょん(アニメ版)】 [令呪]????? [状態]????? [装備]????? [道具]????? [所持金]????? [思考・状況] 基本行動方針:????? [備考] 深海棲艦と便宜上仮称されますが、それ以外にもゾンビウィルスとか他の諸々も混じったハイブリットな存在になってます。そのうち突然変異とかもするかもしれません。
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リリ、リリ、という響きに、歩きながら耳を澄ます。 学園都市でも季節の風物詩はあるもんだなー、などと考えながら、浜面はのんびりと帰途についていた。 虫の調べをガシャガシャとかき回すのは、彼が右手にぶら下げている、夕飯の材料入りのビニール袋。 毎日残暑どころではない暑さが続いてはいるものの、日が落ちればそこそこ涼しく感じられるようになってきた。 やはり暦通り、少しずつではあるが秋への変化が始まっているのだろう。 (…ま、早く過ごしやすくなって欲しいもんだ) 軽く肩をすくめながら、アパートの階段を上り、部屋のドアに手をかける。 鍵の開いているそのドアは、先客がいることを物語っていて。 「超遅いですよ浜面。お腹が空きました、超早く食事にしてください」 いわゆる”客”であるところの茶色の髪の少女が、”家主”であるところの浜面にかけた言葉は、 遠慮とかねぎらいとかいった成分が一切含まれていない、そんな言葉であった。 ---浜面くんちの絹旗さん 不躾というか無遠慮というか、ともかく失礼と言っていい絹旗の言葉に、しかし浜面も慣れた様子で。 「あのなぁ…そう思うなら自分で作るとかすればいいだろ。ついでに俺の分も作ってくれ」 「私が? 浜面に? 超ありえませんね、ええありえません。 そもそも家計の大部分は私の収入で超成り立ってるのに、なぜ家事までやらなきゃいけないんですか? 超お断りです」 「ぐっ…」 言い返したいが、事実なのだから仕方がない。無能力者の浜面と大能力者の絹旗では、できることもその見返りも桁が違う。 さらに言えば、口ゲンカをする人間の思考のスペックもケタ違いであり、つまり浜面が口ゲンカに勝利することなどありえないのであった。 「そういうわけですので、超早くしてくださいね」 そう言って絹旗はまた浜面に背を向ける。その視線の先にはテレビ、そしてそこに映るグロテスクな怪物と安っぽい効果音。 やれやれ、とため息を一つついて、浜面はビニール袋の中身を取り出し始める。 「…そんなに金あるんなら、俺のメシなんか食わなくてもいいんじゃ…?」 ふと視線を感じると、ソファの向こうから振り返っている絹旗と目があった。 やべぇ聞こえたか、と慌てて言い訳モードに入ったのは、絹旗の表情が怒っているように見えたからである。 「いや別に飯を作るのが嫌とかじゃなくてだな、俺なんかが作るよりもっとうまいものが食えるだろ、ということで…って、オイ…」 浜面が情けない言い訳を言い終える前に、絹旗はまたテレビの方を向いてしまった。 なぜかあまり機嫌は良くなさそうである。もちろん浜面に思い当たる節はないのだが。 (全く、訳わからん…頼む、機嫌直してやってくれよ…) 買い物袋の底にある2つのプリンに、そんなことを祈ってみた。 「…超鈍感」 つぶやきはもちろん、浜面には届かない。 …………。 …………。 ……殺気!! 考えるより早く、思いっきり横に転がる。 フッ、と重力から解放された感覚がして---直後、思い切り背中から叩きつけられる。 だが、このままでいるわけにはいかない。即座に体を起こし、殺気の主へと向き合う。 こんなことをする人間は一人しかいない。浜面はその人物を睨みつけ--- 「起こす時はもっと普通に起こせって言ってんだろ絹旗ァ!!」 「超惜しかったですね。浜面にしてはいい反応です」 そんな最近の、朝の光景。 ---浜面くんちの絹旗さん 2 「ったく、殺す気かっつーの…」 今しがたまで浜面が寝ていたベッドには、なかなかに重量のありそうな椅子が鎮座ましましている。 「起こそうと思ったのですが、浜面の部屋に入りたくなくて。なので手近にあったものをひょいっと」 「初っ端からすげぇ失礼なことを言われたのはおいといて…百歩譲って投げるのはいいとしても、もうちょい適当なものがあるだろ!?」 「てへ☆」 「てへ、じゃねぇ!! あーもう、滝壺だったらきっと優しく起こしてくれるんだろうな…」 『はまづら、起きて。じゃないと、おはようのキスができない』 「とかそういうことを超考えてるんですね超変態の浜面は。うわー超キモいです超ドン引きです」 「勝手に人の頭ン中を捏造すんな! それとお前が滝壺のマネすんな、気色悪ぃ………っ」 「……………」 「………(ヤベ、言い過ぎたか…?)」 「…浜面超ぶっ殺しますがいいですかいいですね超ブチコロシ確定ですよ浜面ぁぁーー!!」 「うおぉぉ!! 朝からこれかよぉぉぉ!!??」 本当は、入りたくないわけではないのだ。 今朝もちゃんと普通に起こそうと思って、浜面の部屋に入って。 浜面の寝顔を覗きこんだら、もうちょっと見ていたくなって。 そんな時に、浜面がつぶやいた寝言の、その名前が気に入らなかっただけだなんて、言えるわけがない。 何でそれが気に入らなかったのかは、絹旗本人にもよくわからなかった。 ハロウィンの風習の一つに、「Trick or treat.」というものがある。 ハロウィンの夜、お化けや魔女に仮装した子供たちが家々を回り、「Trick or treat(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)」と唱えるものである。 それに対して大人たちはお菓子を与える、というのが慣例となっている。 現在ではカトリックでない日本でも、子供たちが冗談交じりに「Trick or treat?」と言う光景も見かけるようになったが… 「トリックオアトリート? そんなこと言うまでもなく、浜面のお菓子は全て私の物です。お、これ超美味しいですね、掘り出し物です」 「勝手に人の菓子食っといてその態度かよ!?」 ---浜面くんちの絹旗さん 3 「てめぇジャイアニズムもいい加減にしろよ…? この浜面様を怒らせるとだな、」 と、精一杯凄んではみるものの、当の絹旗は意に介した様子もなく。 「あーはいはい、映画終わったら相手してあげますから黙っててくださいね」 じゃれつく犬を追い払うような仕草一つで、あっさりとスルーされてしまうのであった。 いつもの光景とはいえ、さすがの浜面も今回ばかりは我慢できなかった。 (上等だ…いつまでもこの俺がやられっぱなしと思うなよ!?) ふっふっふ、と暗い笑みを浮かべながら、ソファで映画に見入る絹旗の背後に忍び寄る。 「絹旗。トリックオアトリート」 「…は?」 「だから、トリックオアトリートだ」 「何言ってるんですか浜面」 「そうか、菓子をくれないか…ふっふっふ…」 「…とうとう頭がおかしくなりましたか? これからは頭を殴るのは勘弁してあげますか…」 「そうかそうか…ならば…」 「いたずらさせろぉっ!!」 絹旗の背後からルパンダイブのごとく飛びかかる浜面。絵面だけ見ればどう見ても犯罪者である。 それに対し、絹旗は振り向くと同時に左手を薙ぎ払う。『窒素装甲』を纏ったその一撃は浜面の身体を簡単に跳ね飛ばし---は、しなかった。 絹旗の手に触れたのは、浜面の上着のみ。 「なっ、囮!?」 さすがに絹旗も一瞬呆気にとられる。そして、浜面はその隙を見逃さなかった。 身を隠したソファの背から、両腕を絹旗の細い腰へ伸ばし---。 「くらえっ!!」 脇腹を思いっきりくすぐったのだった。 「ひゃきゃうううぅぅぅぅんんんっ!!???」 「!?」 が、それに対する絹旗の反応は…浜面の想像よりも、もっとずっと激しいものであった。 いたずらを仕掛けた浜面の方が面喰うほどの、嬌声と言っても差し支えないような声。 慌てて手を離す。絹旗はまだ、身体を小刻みに震わせている。 「お、おい絹旗、大丈夫か!?」 「…はっ、はぁ…はまづらぁ…」 うつむいたまま、浜面の名を呼ぶ絹旗。 浜面はうろたえながらも、ソファの前に回って絹旗の顔を覗き込む。 「す、すまん絹旗…まさかそこまでとは…」 「はぁ、はぁ…」 「ど、どっか痛かったか? 変なとこ触っちまったか?」 「…はまづらぁ…」 「な、何だ…?」 「超殺しますがいいですか答えは聞いてません超殺します浜面ぁぁぁーーー!!」 「ごっはぁぁっ!!!」 絹旗の言葉よりも、浜面が吹っ飛ぶ方が早かった。 (…あ、あれは…どうして、あんな…?) 番外編 「はまづら。とりっくおあとりーと」 「おっ、滝壺。魔女の衣装か、似合ってるぜ。でもすまん、今菓子持ってないんだ…」 「わかってる。だから、…いたずら、して?」 「い、いたずらか、そ、そうだな…って滝壺!? そ、その衣装の下って!?」 「…うん、はまづらにいたずらしてもらおうと思って…ちょっと、寒いけど…」 「お、おおおオーケイ、こここれは据え膳食わぬは高楊枝というやつですな? よよよよよーし…」 「何鼻の下伸ばしまくってんのよ、はーまづらぁ」 「む、ムギノサン!? …お、おお麦野はミイラ男…もといミイラ女か…」 (…なんつーか、包帯姿ってのは笑えないような…?) 「…ト、トリックオアトリート」 「え? …あ、いや、今俺菓子がなくて…」 「そ、そうなの…じゃあ、いたずらしてもらわないといけないわね…」 「いや別にしなきゃいけないってわけじゃ…ああぁぁ!? 麦野、お、お前もまさかその包帯の下…!?」 「な、何よ別にいいじゃない! こっちだって恥ずかしいんだから、早くいたずらしなさいよ!?」 「いやおいちょっと、それは理不尽じゃあ!?」 「全くこれだから浜面は…女性に恥をかかせるなんて超最低ですね、全く超浜面です」 「き、絹旗いいところに助け…ってぶはぁ!? 絹旗お前もうちょい隠すつもりとか、とか!?」 「ど、どうせ浜面は超浜面なんですからいたずらするに決まってます! だ、だから、超着るだけ無駄、かと…」 「だからってお前、悪魔の角と尻尾だけってのは…」 「はまづら。どうしたの?」 「は、早くいたずらしなさい、はーまづらぁ」 「こここっちだって寒いんです、から、その、早く超温めてください、浜面…」 「え、えええ、何これ、何この状況!? どうするよ俺!? どうする」……… 「へ、へへ、じゃあじゃあ順番に…ごぶっ!!」 昇天したまま笑っている浜面が超キモかったので、とりあえず殴ることにしました。 学園都市にも、夜はある。 光の通らない暗い路地も、人気のない都市の隙間も。 そして、それは。 この街の特殊性によって、やもすれば学園都市の外よりもずっと深く、そしておぞましくなっているのであった。 様々な有望な若者の集うこの街にも、やはり落ちぶれた者たちはいるわけで。 学園都市のカリキュラムについていくことができず、ドロップアウトした者たちは『スキルアウト』と呼ばれている。 そうした者たちは徒党を組み、人口比では日本の平均より遥かに未成年の比率の高いこの街で好き放題をし始め--- いわゆる『不良』の一言では生易しいような活動をしている者たちも少なくはない。 そして、この夜も。学園都市の闇の一角で、そうした無法者達が、一人の少女を囲んでいた。 その辺りはスキルアウトの活動が活発な地域でもあり、不用意に迷い込んだ少女が目も当てられない有様となってしまうことも十分に考えられる地域ではある。 そうした状況と違うのは。 追い詰められた獣のように怯えた表情をしているのは、手に武器を取った無法者たちの方で。 追い詰めた狩人のように余裕の表情をしているのは、丸腰の少女の方であることだった。 その緊張に耐えられなくなったのか、無法者の一人が喚きながら手にした鉄パイプで少女に殴りかかる。 直撃すればとても無事では済まないようなその一撃を、少女は片手で受け止める。 そしてそのまま鉄パイプごと男の身体を思い切り振りまわし、壁に叩きつけた。 それは先ほどから繰り返された光景であり、その後も繰り返された光景であった。 屈強な男達を幼い少女が文字通りちぎっては投げていき、もはや立っている者は数えるほどである。 と、その少女の死角から、一人の男が後頭部に強烈な一撃を加えた。 「へ、へへ…ざ、ざまぁみろ…」 体を震わせながら、それでも声を上げずに不意打ちを喰らわせたこの男は、多少は冷静であったようだ。 「………やっぱり、超問題ないですね」 多少は、に過ぎないのは。 金属バットの直撃を喰らったはずの少女に浮かぶ表情が、ただ退屈そうなものでしかなかったということに気付かずに勝利を確信したことによる。 「終わったかしら?」 最後の一人が壁に叩きつけられた直後。死屍累々とした路地にもう一人、少女が現れた。 まだ成長途中を伺わせながら、派手なドレスに身を包むそのミスマッチ加減が、妙な妖艶さを醸し出している。 「…超退屈な仕事です。ゴミ掃除なんて末端にでもやらせとけばいいじゃないですか」 うめき声を上げたり上げなかったりする無法者達を一瞥し、絹旗は吐き捨てる。 生きていようが死んでいようがどうでもいい。『殺すな』と言われてないのだから、考える必要もないことだった。 「あら、割のいい仕事を回して欲しいと言ったのは貴方よ? 報酬は悪くないはずよ」 「…まぁ、内容がゴミ掃除にしては報酬は超太っ腹ですね。超退屈にも程がある仕事ですが」 そういうと、絹旗は踵を返し、路地を出ていく。 「後始末は任せました。超疲れたので帰ります、報酬はいつものところへお願いします」 「もう帰るの? 車が来るまでもう少しあるわよ?」 「待つのが超面倒です、歩いて帰りますから私のことはお構いなく」 「あら、この近くに貴方達のアジトなんて…いえ、そういえばあったかしら、彼の部屋が」 『心理定規』がそのことに言及すると、絹旗が振りかえった。 「…仮にも仕事仲間に対して能力を使うなんて、超趣味が悪いですね」 「あら、別に能力なんて使っていないわよ。そんなことしなくてもわかるわ」 「どういう意味ですか?」 「だって貴方、彼のことになるとわかりやすいもの」 からかうような言い方。 絹旗は一瞬『心理定規』を睨んで、しかし何も言わずにそのまま去っていく。 その足取りが、仕事に行く時よりも遥かに軽いことに、彼女は気付いているのだろうか。 「……ちゃんと、わかっているのかしら」 『心理定規』のその一言は、『暗部』の一員としてのものだったのか、彼女個人としてのものだったのか。 『それでは浜面、明日いつものところに10時半に待ってますから』 『そりゃ確かに俺は明日暇だし予想はできてたが、主語も承諾もなしでいきなりそれかよ!?』 『何言ってるんですか、こんな美少女と映画鑑賞なんて超有意義な休日の過ごし方じゃないですか。超感謝してくださいね』 『突っ込まねえぞ…で、10時半だな?』 『いえ、浜面は10時35分くらいに来てください』 『へ? 何だ、何か遅れた方がいい事情があるのか?』 『5分遅れた浜面に罰としてクレープをおごらせるためです』 『そんなことのためにわざわざ遅れろってか!? つか、一応同じ家なんだから一緒に出ればいいんじゃないのか?』 『超却下です。それじゃ、待ち合わせにならないじゃないですか』 ---浜面くんちの絹旗さん 5 (そう思い通りになってたまるか…!) 最後の言葉の意味はわからなかったが、とにかく絹旗の思惑に乗せられるわけにはいかないと。 まだ10時も回らないという時間に、すでに浜面は待ち合わせ場所に到着していたのだった。 ちなみに、絹旗とは昨夜から別行動である。映画を見に行く時、絹旗は決まって本来の自分の部屋に帰るのだった。 絹旗自身にも居住空間は提供されているので、本来ならば浜面の部屋にいることの方がおかしいくらいなのだが。 (ふふふ、これで遅れるのは絹旗の奴の方…! あいつにクレープをおごらせてやるぞ…!) と実に小市民的な思考に浸っていると。 「あら、偶然ね」 後ろから声をかけられた。 振り向くと、そこにいたのは一人の少女。中学生か高校生か、そのくらいだろう。 しかし…。 「…えっと、俺?」 思わず聞き返してしまったのは、浜面がその少女に見覚えがなかったからだ。 一見した感じ、なかなかの美少女と言っていい。これだけ映える外見ならば、忘れるとは思えないのだが。 だが、浜面の言葉に少女が一瞬ムッとしたような表情を見せたところを見ると、やはり自分は少女と面識があるらしい。 「…忘れてるなんて、失礼ね」 なんとか思い出そうとしていると、唐突に少女が浜面の方に身を寄せてきた。 「おっ、おい…!」 慌てて体を引く。下から浜面の顔を覗きこもうとしているような少女と目が合った、その瞬間。 (…いや、待てよ) 記憶が蘇る。俺は、彼女を…こいつを知っている。この、罠にかかった獲物を見るような目を…。 硬直した浜面に、少女はからかうような口調で言った。 「お互い『スクール』と『アイテム』として、随分仲良くしたじゃない」 「て、てめぇ…あの時の、『スクール』の…!!」 『スクール』と『アイテム』の抗争時、浜面の心を弄んだ能力者。 少女は『心理定規』だった。 「腹減った…何かないかな……ん? これは…」 冷蔵庫を開けた浜面が見つけた”それ”。深く考えずに手を伸ばし、ひょいっと一つ口に放り込む。 「…ん、こいつはなかなか…」 そしてもう一つ、”それ”をつまんで口にしようとした時。 『あああーーーーーーっっっ!!!』 突然背後から飛んでくる少女の叫び声。 やべっ見つかった、と思う間もなく。 ゴスッ!! 『窒素装甲』を纏った絹旗の拳が、浜面を吹き飛ばした。 ノーバウンドでリビングのソファに突っ込む浜面の手から、つまんでいた”それ”が落ちる。 かなりいびつな形をした、ダークブラウンのその塊。 いわゆる、『トリュフチョコ』というものだった。 ---浜面くんちの絹旗さん 番外編 「何やってんですか浜面! 人の冷蔵庫を勝手に開けるなんて超最低です!」 「この部屋は俺の部屋でこの冷蔵庫も俺の冷蔵庫でそもそも殴る前に言えよ!!」 絹旗の言い分に即座に起き上がり反論する浜面。鈍く響いた音ほどのダメージはないようだ。 「そ、そんなことは超関係ありません! 何勝手につまみ食いなんてしてるんですか!」 しかし、絹旗はさらに詰め寄る。その剣幕はなぜかいつもより強烈で、思わず浜面もひるむ。 「ぐっ、そ、それは…」 腹が減って、冷蔵庫を開けたらチョコがあって、それなりに数あったからつい一つつまんで、うまかったからもう一つ、と。 要するに、「そこにチョコがあったからなんとなく」である。…チョコ? 「…あ、おい絹旗」 「な、何ですか浜面?」 「あれってもしかして…バレンタインのチョコだったのか?」 何気なく思い浮かんだことを口にしただけであった。のだが。 「~~~~~っっっ!!!」 途端に、絹旗の顔が真っ赤に染まる。何かを言おうとしているようだが、声にならない様子で口をぱくぱくさせている。 その様子に、さすがの浜面も当を得ていたと気付いたようで。 「あ、やっぱそうだったのか!? すまん、そいつは悪いことをした!」 今日の絹旗の剣幕では下手なことを言うより素直に謝った方がよさそうだ、と即座に謝る。 「誰にあげるつもりだったのか知らねえけど、ホント悪かった!!」 ブチッ、と何かが切れる音が聞こえた気がした。 それまでの剣幕が嘘のようにピタリと動きを止めた絹旗。 うつむき加減のまま止まった絹旗から、やがて低く乾いた笑い声が漏れ始めた。 「…ふ、ふふっ、ふっふふっふふふふふふふ……」 うつむいたまま、一歩、また一歩と、ゆっくりと浜面に近付いてくる絹旗。 「そうですね。私が馬鹿でした。超大馬鹿者です」 どこまでも冷めきった声で、自分に言い聞かせるように呟いて。 「浜面は所詮超浜面なんですから、何か期待した自分が超大馬鹿者だったんですね」 固く握りしめた拳を、ゆっくりと振り上げて。 「…お、おい、絹旗…?」 「死ね」 思い切り、振り下ろした。 口から悲鳴が上がるより先に、身体が動いた。 咄嗟に飛びのいたそこへ、絹旗の拳が振り下ろされる。 一見華奢なその拳は、衝撃に強いはずのソファを一撃で真ん中からへし折った。 その光景を見て、さすがの浜面も青ざめる。 「ちょっ、ちょっと待て絹旗! それはさすがに喰らったら死ぬぞ!?」 「だから超殺すって言ってるじゃないですか浜面。どうしてくれるんですか、ソファがダメになっちゃいましたよ」 「それはお前が…っ、うおっとぉ!?」 ぶんっ、と絹旗の拳が浜面の顔を狙う。とっさに避ける浜面。 いつもの『窒素ぱーんち』とは比べ物にならないプレッシャーを放つその拳に、思わず冷たい汗が背中を流れる。 「だ、だから悪かったって! 何でも言うこと聞くから少し落ち着け!」 「だったら超死んで下さい浜面。たったそれだけで構いませんから」 「無茶言うなーー!!」 一片の容赦もなく襲い来る拳を、浜面は必死にかわす。 「人の物を勝手に食べる奴なんで超死ねばいいんです。ましてや一つならず二つも」 「だ、そ、それはめちゃめちゃ美味かったから…っ、だぁっ!?」 何かに足を取られ、転倒する浜面。殺気をはらんだ拳が、そこに振り下ろされ---は、しなかった。 「…!?」 即座に振り向いた浜面が見たものは、殺る気マンマンで襲いかかってくる直前と同じ、うつむいた絹旗の姿。 「---、ですか」 「…??」 「---その、…おいしかったですか、と超聞いているんです」 か細い声でされたその質問の意図は、浜面にはわからなかった。ただ、ここは素直に答えるべきだ、と思った。 「あ、ああ…一つ食って、それでめちゃくちゃ美味かったから、ついもう一つ…」 それは、本当のことだった。いびつな見た目に反して、そのチョコはとてもおいしかったのである。 浜面はさほどチョコが好きではないが、あのトリュフチョコは甘さも控えめで、非常に浜面の口に合うものであったのだ。 絹旗は、何も答えない。うつむいたままの表情は見えない。 やっぱ怒ってんのかな、できれば殺されたくはないが…と浜面が思っていると、不意に絹旗がつぶやいた。 「……………材料」 「…へ?」 聞き返す浜面に、絹旗がばっと顔を上げる。その表情は先ほどまでの無機質なものではなく、赤く染まっていた。 「は、浜面がつまみ食いしたせいで、チョコが超足りなくなりました。作り直すにも、その、材料が超足りません」 「へ、あ、はぁ…?」 「だ、だから浜面! 材料を買いに行きますよ!! 今すぐ! 超今すぐ!!」 「わ、お、おい絹旗!?」 ぐいっと浜面の腕をつかみ、そのまま浜面ごと引っ張っていく絹旗。 靴を履き替えるのももどかしく、玄関から出てもまだ掴んだ腕はそのままで。 「さあ、早く行きますよ浜面、チョコが逃げないうちに超早く!」 「お、おい絹旗っ、靴がまだっ」 「そうそう、ついでに超見たい映画があるんです、ついでに見ていきましょう。 おなかも超空きました、何か食べに行きましょう。 全部浜面のおごりでっ」 「なっ…おい、何で俺がいででででででで!!!」 言い返そうとした浜面の腕を、思い切りつねり上げる絹旗。 「さっき、なんでも言うこと聞くっていいましたよね?」 「あ、あれは「言・い・ま・し・た・よ・ね?」………い、言った」 「じゃあ、今日は全部浜面のおごりに決定です!」 …ま、いいか。 満面の笑みで浜面の腕にしがみつく絹旗を見て、浜面はそう思うのだった。
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~第二十三学区・夜明け前の管制塔~ 短いようで、長かった一週間の休息。 長いようで、短かった一夜が明ける。 今度こそ終わらせる。この醒めない悪夢を―― 結標「帰るわよ、秋沙。私達の居場所(いえ)に」 姫神「…淡…希…」 眼下には炎上する超音速旅客機から逃げ出すクルー達が、眼前には爆発する飛行船から這い出す敵対勢力がそれぞれ見える。 背中越しに泣き疲れた子供のようにへたり込みながら呟く――私のルームメイト、姫神秋沙の姿も。 姫神「…どう。して…。…ここ。までして…」 結標「ここまで追い掛けなきゃ、ここまでしなくちゃ、貴女はわからないでしょう。何が猫は死期を悟ると姿を消すよ。馬鹿言わないで」 まるでジャンヌダルク(救国の聖女)にでもなった気分だ。 聖なるオルレアンの剣なんかじゃなくて手にしているのは軍用懐中電灯だけど…もうなんだって良かった。 結標「貴女は死なない。世界は終わらない。私達の明日はまだ続いて行く。勝手に諦めて、勝手に終わらせないでくれないかしら?」 この学園都市(せかい)を救うだとか、絶対悪の敵を倒すだとか、そんな英雄(ヒーロー)に私はなりたいんじゃない。 なりたくてもなれないし、なれたってなりたくない。そんなの私のガラじゃないしキャラじゃない。 結標「――考えたの。秋沙。ここに辿り着くまで、どうしたら貴女を助けられるか、そればっかり考えて飛んで来たわ」 私の力はちっぽけだ。レベル4であろうが座標移動(ムーブポイント)があろうが… 自分がこんなにも力無い存在だと思い知らされた夜はなかった。 結標「けどね、何度考え直しても何回思い返しても、貴女を救えるかわからなかった。当たり前よね。ゲームじゃないんだから」 同時に――こんなにも自分が周りに支えられ 生かされ 手を貸してもらえたか 背中を押してもらえたか思い知らされた夜もなかった。 結標「でもね、秋沙――私達、まだ生きてるのよ」 越えて行きたい。この夜を。 結標「うまが合いそうにもない風紀委員(能力者)と手を組んだりしたわ」 超えて迎えたい。朧気に、幽かに、登りつつある夜明けを。 結標「気にいらない女の子(暗部)が道を切り開いてくれた」 登り行く太陽を、訪れる『今日』と言う『明日』を貴女と分かち合いたい。 結標「根性根性うるさいヤツ(原石)が私の背中を押してくれた」 救いようのない景色だって、絶望的な世界だって、私達は生きてる。 結標「変な先生(科学者)が、私の中の貴女への気持ちを気づかせてくれた」 避難所のみんな一人一人が生き延びようとしていた中の一人に、私達だって含まれててる。 結標「ろくに話した事もない警備員達(人間)が、ここまで貴女を守ってくれた」 私達の世界にヒーロー(特別)なんていない。みんなちっぽけで、ちっちゃくて、ちんけなものだ。 結標「みんな、生きようとしてる」 結標「私達を救ってくれたんじゃない」 結標「私達だから助けてくれたんじゃない」 結標「みんなが必死に生き延びようとしたから」 結標「私はここにいられる」 結標「貴女はここにいる」 それでいい。この小さな世界の片隅で、貴女と生きていけるならば。 他愛もない日常と、時々刺激的な非日常を過ごせるならば。 結標「――私達は、生きてるのよ――」 何度だって戦う。この醜くくも美しい世界で―― 笑劇は終わり 無言劇は終わり 喜劇は終わり 悲劇は終わり 茶番劇は終わり 惨劇は終わり ここから先は…救出劇で幕を引く!!! 結標「――私はもう、貴女のために死を選ぶような未来(あした)なんていらないわ」 そう―― 結標「――貴女が、私と生きるのよ」 もう、私達は―― 結標「――私と一緒に生きて!!!秋沙!!!!!!!」 ―――独りじゃない―――!!! ~姫神秋沙3~ 死に際に見た最後の幻だと 散り際に見た最期の夢だと思った。 姫神「あ…わ…き」 結標「言って」 彼女がここにいる訳がない。 彼女がここにくるハズがない。 結標「助かりたいって」 これではまるで御伽噺だ。 絶体絶命の窮地に 駆けつけて 割って入って 救い出すだなんて自分は本当にお姫様のようだ。 結標「救われたいって」 そう言って手を差し伸べてくれる。まるで自分を助け出した上条当麻のようだ。 結標「生きたいって」 夜明けが見える。昇り行く太陽が見える。その手が自分を夏雲溢れる空の下、差し伸べたアウレオルス=イザードのようだ。 結標「死にたくないって」 けれど――彼女は違う。 彼女は 結標淡希は 上条当麻でも アウレオルス=イザードでもない。 結標「一度で良いから」 だから私は――その手を取らない。彼女を地獄の底まで連れて行きたくないなら… 誰も自分達を地獄の底から引きずり上げてくれないなら…! 結標「自分の言葉で叫んでよ――秋沙!!!!!!」 自 分 達 の 足 で ― ― 地 獄 の 底 か ら 這 い 上 が る し か な い ! ! ! 姫神「― ― さ ら っ て ! ! 淡 希 ! ! !」 夜明けへと、手を伸ばして――!!! ~第二十三学区・夜明けの管制塔~ 魔術師C『撃て!撃て!!撃て!!!』 眼下より銃弾の雨霰が、鉄火の暴風が巻き起こる――けれど 結標「飛ぶわよ!秋沙!!」 姫神「うん!!」 座標移動で管制塔から夜明けの空へと飛び出す。もう何も怖くない。あんなチャチな弾丸なんて――かする気さえしない! ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!! 空中から中空、中空から上空へ連続で座標移動を繰り返し弾雨を潜り抜ける。 まるで見えない翼でも生えた気分だ。秋沙が腕の中にいるだけで、どこまでだって高く飛べそうだ。 魔術師C『暗器銃を錬成!弾丸は十五!標的はあの赤髪!息絶えるまで狙い撃て!!』 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!! 下で白装束の魔術師が剣と銃が合体したような武器で撃ってくる。 それを私は空を切るように座標移動して、その横を銃弾がすり抜けて行く。 近衛兵「だ、ダメです!速過ぎて狙えません!!」 魔術師C『断頭台の刃を錬成!数は四十!標的を解体するまで降り注げ!』 次の瞬間、私の周囲にギロチンの刃が出現し、一気に飛来してくる。けど―― 姫神「淡希!!後ろ!!!」 結標「わかってるわよ!!」 秋沙が見る。私が飛ぶ。空の中襲い掛かるギロチンの側面を蹴り出して跳び、ギロチンの刃を薄氷を踏むように翔ぶ!! 兵士「ダメです!手がつけられません!」 魔術師C『クソがアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!』 ――その瞬間、魔術師のいる場所から… ズウウウウウウウウウウン…! 姫神「あれは」 ズウウウウウウウウウウン…! ドロドロに溶解したような白銀の巨神兵が現出する。 妄執と妄念とが練り上げたかのような、奇怪で醜悪な造形。 人間の持てる負の感情全てを宿したような巨神兵を上空から見下ろす。 姫神「赤髪の人の時より。大きい…!」 結標「愉快なオブジェね…反吐が出るわ」 宙を舞う、空を飛ぶ、夜明けの空が青い、太陽が眩しい、雲が掴めそうなほど高くまで―― 結標「―――秋沙」 姫神「信じてる」 辿り着いて――私は 姫神「――私は。――淡希を。信じてる――」 軍用懐中電灯を ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアン! 捨てた。 ~only my Deepblood~ いつも私の前には壁があった。 高く、厚く、冷たく、聳え立つ白い壁が その壁はいつも四つだった。 一つめは容易く 二つめは普通に 三つめは難しく 四つめは高かった 結標「――――――」 軍用懐中電灯は捨てる。手が塞がる。この壁を乗り越えるには邪魔になる。 結標「――行くわよ――」 わかっている。この壁は私の限界そのもの。レベル4と言う壁そのものだと。 姫神「いい」 ずっと超えられずに来た、ずっと越えられずにいた壁。 最もレベル5に近いと言われながら、登り詰める事の出来なかった壁。 けれど、あの白井黒子との戦いの中で経験した『暴走』の力を あの少年院での闘いの中で手にした『覚醒』の力を この一週間の中で広がった演算の領域を 姫神秋沙との出会いで広がった『自分だけの現実』を 姫神「――私は。淡希を。信じてる」 私は無理だと思っていた。私には不可能だと思っていた。 私では自分を信じ切る事が出来なかった。私自身の弱さ――だけど 姫神「私は」 二人でなら立てる。 二人でなら飛べる。 二人でなら――乗り越えていける―― 姫神「淡希を――」 結ばれなくても 標(しるべ)がなくても 淡く儚い願いだとしても 希(のぞみ)は捨てない 姫神「――愛してる――」 『結標淡希』をここから始める―!!! ~学園都市~ その時、学舎の園にいた滝壺理后は夜明けの空を見上げた。 滝壺「…第二十三学区から信号が来てる」 その時、とある高校グラウンドにいた削板軍覇は夜明けの空を見上げた。 削板「おっ!」 その時、学園都市の監視施設にいた青髪ピアスは夜明けの空を見上げた。 青髪「朝も早よからようやるわー」 その時、とある高校避難所にいた心理掌握は夜明けの空を見上げた。 心理掌握「………………」 その時、瓦礫の王国にいた麦野沈利は夜明けの空を見上げた。 麦野「ふんっ…」 その時、第七学区の要所にいた御坂美琴は夜明けの空を見上げた。 御坂「―――来たわ」 その時、とある高校上空にいた垣根帝督は夜明けの空を見上げた。 垣根「今日はバースデイパーティーだな」 レベル5全員が夜明けの空の彼方に聞いた。それは新たな仲間の――『誕生』―― 垣根「九人目のレベル5…誕生だ!!!」 ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン! 第二十三学区から、学園都市全土に響き渡る激震(うぶごえ)と共に―― ~LEVEL5-Movepoint~ 魔術師C『あ…ああ…あああ』 魔術師は信じられないものを見た。それは限界を超えた過剰な薬物投与の幻覚かとさえ思った。 魔術師C『嘘だ…嘘だ嘘だ嘘だ嘘だアアアアアア!!!!!!』 最後の力を振り絞った、ステイル=マグヌスの時とは比べ物にならないサイズの巨人が… 魔術師C『なんだ…なんなんだよあれはああああああ!!!』 いきなり白い光に包まれた『門』か『扉』が現れたかと思えば… 先程航行不能に追いやったはずの超音速旅客機が『瞬間移動』して… 白銀の巨神兵にぶつけられ、粉砕し、爆発炎上したのだ。 大型旅客機と比べてさえ一回り巨大で長大な超音速旅客機を… まるで窓ガラスにボールでも投げつけようにして破壊したのだ。 何トン? 何十トン? 何百トン? 何千トン? 何万トン? そんな計る事さえ困難なほど大質量なそれを―― 結標「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」 あの赤髪の女が、懐中電灯を捨て、黒髪の吸血殺し(ディープブラッド)と共に堕ちてから… まるで殻を破った雛鳥がそのまま見えない翼を広げたような、劇的な変化。 魔術師C『ひっ…ひっ…ひぃ!』 もう限界だった。 一万の軍勢を粉砕した垣根帝督(超能力者) 一千の精兵を撃破した削板軍覇(原石) 一軍に匹敵する巨神兵と渡り合うステイル=マグヌス(魔術師) 一度とは言え覚醒した結標淡希(レベル5) そのどれにも勝てない。勝てる気がしない。 この学園都市には今、上条当麻(幻想殺し)も、一方通行(学園都市最強の第一位)も、浜面仕上(第三のイレギュラー)も、あのローマ正教最暗部…右方の――― ステイル「夜明けだ。夢の時間は終わりだよ」 ~第二十三学区・炎上する飛行場~ 魔術師C『あわっ、あわっ、あっあっあっあっあっあ…!』 ステイル「なんだい。その歳で寝小便はどうかと僕は思うがね」 思わず後ずさる。尻餅をついて、首も座らぬ赤ん坊のように失禁しながら、伝い歩きもままならぬ赤ん坊のように這いながら。 それを――ステイル=マグヌスは力尽き眠り込んでいるオリアナ=トムソンを両手で抱き抱えながら。 魔術師C『なんでテメエがここにいるんだよおおおおおおおおお!!!』 ステイル「…まだ寝ぼけているのかい?君の出来の悪い木偶人形ならとっくに朝の燃えるゴミだ。あれならばシェリー=クロムウェルのゴーレムの方が数段出来が良いよ」 ステイルはさも当たり前そうに、それでいてさもつまらなそうに吐き捨てた。 両腕にお姫様抱っこしたオリアナの香水の香りが自分の趣味が合わないように。そして―― ステイル「そんな君の目を覚ますとっておきのニュースが二つある…良いニュースと悪いニュース…どちらから先に聞きたい?」 魔術師C『あっ…うう…ああ』 道端の酔っ払いが撒き散らした吐瀉物を見るような目でステイルは魔術師を見下ろす。 もう恐怖と絶望で歯の根が合わず、口も聞けない魔術師を見限ったように。 ステイル「――悪いニュースだ。第十二学区にあった君達グノーシズムの僧院はもう壊滅したよ。偽・聖歌隊と共に。必要悪の教会(ネセサリウス)の部隊と土御門元春が葬り去った」 魔術師C『―――!!!』 ステイル「君達も、そして認めたくはないが僕も…あの女狐の掌の上で踊らされていたんだよ。夜明けと共に終える死の舞踊をね。さっきの通信でわかった事だが」 そう…アウレオルス=イザード亡き後の異端宗派に吸血殺し(ディープブラッド)の情報を流したのは他ならぬ『最大主教』ローラ・スチュアート本人だったのだ。 ステイル「あの女狐は、君達をおびき寄せ引きずり出すために姫神秋沙の情報をわざと流した。君達は吸血鬼の力に目がくらみ、十字教に反旗を翻し学園都市に蜂起した。打って出れば本丸もわかるからね。僕はその大掃除に駆り出された下っ端という訳さ」 全てはローマ正教・イギリス清教の策の内。 反逆に出ても、吸血鬼という勝算に値する餌をぶら下げて打って出た所を叩く。 身内の後始末と、異端宗派の大掃除、その両方を一気に推し進めるために。 ステイル「話としてはそんな所だ。この話そのものが君達を一掃するためのブービートラップ(馬鹿者の罠)という訳さ」 オリアナは万が一にも、本当に姫神が敵の手に落ちないための保険だったのだ。 当然、オリアナも薄々は感じ取っていた。奇妙な依頼だと。 ステイル「あの女狐が言っていたよ。こんな初歩の初歩、謀略とさえ言えないお粗末なトラップにかかる時点で君達などたかが知れていると」 姫神を始めとする学園都市そのものを含めた『原石』『能力者』の保護を依頼した上条当麻・一方通行・浜面仕上・『もう一人』の依頼を全うしながらも、その合間にローラは策を講じた。 騙し合い、化かし合いの掛け合いにおいてローラの右に出る者は少ない。故に 魔術師C『じゃ、じゃあオレは…オレは…』 ステイル「――そう。良いニュースだ。君はここで灰も残さず僕に焼き尽くされる。異端審問にかけられる事なく逝けるんだ。吉報だろう?この裏話は君への――この国で言う“冥土の土産さ”――」 魔術師が血走った目を見開く。ステイルはピッと一枚、手品師のようにルーンのカードを取り出してそれを見やる。 その表情はせいぜい抱えたオリアナが重いな、と顔をしかめる程度で。 魔術師C『待っ、待っ、待っ…!』 ステイル「君は」 助命を乞う嘆願の声音を遮って、ステイルは言う。 昇った朝日すら色褪せるほどの赫怒の炎を湛えた瞳で。 ステイル「アウレオルス=イザードの遺産(誇り)を踏みにじった。君はアウレオルス・ダミー(偽物)にすら劣る。そして――君が仰ぐ朝陽はこれが最後だ。眠れ。永久に」 ステイルのルーンのカードが燃え盛る。 ステイルの怒りに呼応するように。 その瞬間、魔術師は理解した。全ては手遅れなのだと――― 魔術師C「許してくれええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!」 絶望の底から叫ぶ魔術師、それを見下ろすステイルの頭上には渦巻く業火が―― ステイル「僕は神父だが…君の懺悔だけは聞き入れられないな」 魔術師の血走った目に映った、最後の光景だった。 ステイル「――詫びるならアウレオルス=イザードにするんだね――」 そして、全てが闇に落ちた。 血の一滴 肉の一片 骨の一かけら 灰の一摘みも残さず ――ステイルは魔術師を『燃やした』 ~第二十三学区・飛行場~ 姫神「……淡希……」 結標「スー…スー…」 七日目…9 02分。全てを終えた二人は蜂の巣をひっくり返したような騒ぎに包まれた飛行場の救護所にいた。 既にニュースチャンネルは学園都市にテロリストが侵入しただの、飛行場がハイジャック犯に襲撃されただのと言ったダミー情報で埋め尽くされていた。 それが学園都市上層部と、雲川芹亜の情報操作によるものだと知る者はそう多くないが―― ステイル「――これでグノーシズム(異端宗派)の過激派はほぼ壊滅だろう。少なくとも戦力となる勢力は全滅だ。そして――今回の件で学園都市側も防衛機構の復旧をより急がせるだろう。君の安全は保証されたようだね」 姫神「…そう。――ありがとう。さっきは。逃がしてくれて。そっちの女の人にも」 ステイル「…仕事さ」 救護所の中で、裏の事情を知らない姫神の感謝の言葉に、ステイルはばつが悪そうに顔を背けた。 しかし、その背にオリアナをおぶったままでは格好も何もなかった。 ステイル「…避難所に戻るかい?警備員が送ってくれるらしいが?」 そう言ってステイルは片手を器用に差し出して来た。 英国紳士の鑑とも言うべき所作であったが…姫神は 姫神「――――――」 その手に、上条当麻を、アウレオルス=イザードを想起し…僅かにかぶりを振って。 姫神「私はもう。大丈夫」 もう、誰かに手を引かれる事などしない。そう姫神秋沙は決めたから。 姫神「淡希は。私が連れて帰る」 これからは――自分が結標淡希の手を引く。二人で、並んで、歩いて行くと決めたから。 ステイル「…そうかい。僕達は先に帰る。彼女(小萌)に伝えておくよ。君達の無事をね」 そうしてステイル=マグヌスは背を向けて歩き出す――背に、オリアナ=トムソンを背負ったまま―― ~第二十三学区・空港ロビー~ ステイル「(ふう…さっきテレビにインデックスの後ろ姿が映っていた。もう安心と思って良いだろう)」 ステイル=マグヌスはおんぶ抱っこしながら空港内を歩いていた。 周りの視線が痛い。自分のような大柄な男がこんな派手目な女をかかえていればさぞかし悪目立ちするだろう。その上。 オリアナ「ねえ~お姉さん放置プレイは好みじゃないの…答えてくれないなら耳朶噛んじゃうわよ。ピアスだらけだけど」 ステイル「起きているなら下りろ!それからそんなふざけた真似をしたら灰にするぞ」 背中のオリアナがしなだれかかってちょっかいを出して来る。 空港に駆けつけた時に助けないで無視すれば良かった悔やまれてならない。 オリアナ「あら?こんなキレイなお姉さんの身体にタッチ出来てるのに…残念だわあ」 ステイル「僕の尊敬する女性はエリザベス一世で、好みのタイプは聖女マルタだ。君じゃあないよ」 今すぐ投げ捨てたいが、姫神秋沙のイギリス行きがなくなり、帰りの便が出る空港が復旧するまで放り出すのも得策ではない。 ステイル「(全く…あの男と関わってから僕のツキはガタ落ちだ)」 こんな場面をインデックスや月詠小萌に見られたらどうなるか… 神裂火織が見れば仰天されるだろうし、今仕事中の土御門元春に見られたら必要悪の教会で言いふらされるに違いない。 オリアナ「うふふ…さっきの貴方、とっても情熱的だったわ…お姉さん火傷しちゃった。ねえ?お仕事もなくなっちゃったし、これからお姉さんと火遊びしな~い?お姉さん今の貴方とだったら…」 ステイル「ああ…クソッ」 こういう役回りはあの男のものだ、と吐き捨てながらもステイル=マグヌスは気づかない。 自分が今、最も毛嫌いしている男と同じ―― ステイル「…不幸だっ」 というセリフを口にしている事を―― ~第二十三学区・救護所~ ステイル、オリアナが先に帰った後…姫神秋沙は自分の肩に寄りかかる結標淡希の寝顔を見つめながら想起していた。この一週間の出来事を。 姫神「(本当に。いろいろあった)」 一日目は、一緒に同居生活を始め 二日目は、一緒で小萌に会いに行き買い物をして 三日目は、一緒にボランティア活動を始め 四日目は、一緒に寝て、その前にキスまでした。 五日目は、一緒にお風呂に入って、ゲームセンターに行って、ラブホテルに泊まった。 六日目は、一緒にいられないと離れ、戦闘が激化し、姫神は逃げ、結標は追った。 七日目は、一緒にいると決めた。一生側にいたいと、そう思えた。 言葉にすればこんな一週間だったはずなのに、何故こうも…長く早く感じられたのか 姫神「…ね。淡希」 姫神にはわからない。結標が一瞬であろうと、一度であろうと、レベル5(超能力者)の頂に辿り着いた事を。 結標「ん…んん?」 力の全てを使い果たし、己の全てを出し尽くした結標の身体を肩に抱き寄せる。 自分を守ってくれたその――小さく、細い結標の肩を。 結標「ん~…なによ…私疲れてるのよ…まだ朝じゃない…」 寝起きをいじられた猫のように嫌がる結標の顔を覗き込む。 形見分けのように持って行った髪紐も返そう。騙し討ちで出て行った事も謝ろう。そして、それより伝えたい事がある ――そう思っていると。 『―――――もう良いのか?―――――』 姫神「―――――!」 救護所の外に広がる、堆く広がる入道雲と、澄み渡る青空。 慌ただしく行き交う人々の黒山の雑踏の中――見えた、深緑色のオールバック。 冷たくて、優しくて、若々しいのに、深みのある声が聞こえて来た。 姫神「…うん。私は。もう大丈夫」 純白のスーツ姿 深緑色のオールバック 若々しくありながら、どこかその佇まいはどこか壮年のような雰囲気を醸し出していて。 姫神「私の世界は。――救われたから」 『当然。ならばそれで良い――全てはそれで良い』 これはきっと、夏の幻が見せた一瞬の幻想なのかも知れない。 だが姫神はその雑踏の中、淡く揺蕩う幻想に向かって ―――微笑みかけた。精一杯の笑顔で―― 姫神「――さようなら。アウレオルス=イザード」 それを受けて、幻想は呆然としたような、唖然としたような、愕然としたような――それでいて、泰然自若とした笑顔で 『―――…さらばだ。姫神秋沙―――』 再び、雑踏の中にその影は消えて行った。 溶けるように 美しく 儚く 潔く――― 結標「秋沙?どうしたの?」 姫神「!」 そんな姫神の様子を訝ったのか、肩に寄りかかっていた結標が姫神の頬を指でつついた。 そのポカンとした表情に――姫神は薄く微笑んだ。 姫神「なんでもない。それより――」 結標「?」 このお化け嫌いの同居人が聞いたら卒倒するだろう内容はぼかした。 あれが本当に『彼』だったのか、そうでないのか、それは姫神秋沙にもわからないのだから。 しかし――― 姫神秋沙の長い一夜が明け 結標淡希の短い一週間が終わり 二人の新しい一日は、今ここで始まるのだ。 お化け嫌いで 料理下手で 寝起きが悪くて それでも仕事熱心で 頼りになって 愛おしくてたまらない 最愛の同居人(こいびと)と共に 歩んでいこう。二人で。手を携えて。並んで。 今度は、一緒に 姫神「おはよう―――淡希」 この限りなく広がる、青空の下で―――