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《ゴミ置き場の魔法使い》 効果モンスター 星3/闇属性/魔法使い族/攻 500/守 800 自分が罠カードを発動した時に発動可能。自分の墓地から星5以上の スクラップと名の付くモンスターを、可能な限り特殊召喚できる。 part20-879 作者(2007/10/05 ID dwBhID1qO)の他の投稿 part20-878 コメント 名前 コメント
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《普通の魔法使い LV2/Marisa LV2》 効果モンスター 星2/闇属性/魔法使い族/ATK800/DEF800 このカードは、フィールド上に表側表示で存在する限り「霧雨 魔理沙」として扱う。 このカードは魔法・罠・モンスター効果の対象にならず、攻撃力が同じモンスターとの戦闘では破壊されない。 自分スタンバイフェイズにこのカードが自分フィールド上に表側表示で存在する場合、このカードを墓地に送り、手札・デッキから「普通の魔法使い LV4」1体を特殊召喚する。 名前 コメント
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《普通の魔法使い LV4/Marisa LV4》 効果モンスター 星4/闇属性/魔法使い族/ATK1900/DEF2000 このカードは、フィールド上に表側表示で存在する限り「霧雨 魔理沙」として扱う。 このカードは魔法・罠・モンスター効果の対象にならず、攻撃力が同じモンスターとの戦闘では破壊されない。 また、「普通の魔法使い LV2」の効果で特殊召喚された場合、このカードは相手の魔法・モンスター効果の影響を受けなくなり、相手フィールド上にセットされた発動していない魔法・罠を全て破壊する。 自分スタンバイフェイズにこのカードが表側表示で存在する場合、このカードを墓地に送り、手札・デッキから「普通の魔法使い LV6」1体を特殊召喚する。 名前 コメント
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《普通の魔法使い LV8/Marisa LV8》 効果モンスター 星8/闇属性/魔法使い族/ATK3000/DEF2500 このカードは、フィールド上に表側表示で存在する限り「霧雨 魔理沙」として扱う。 このカードは魔法・罠・モンスター効果の対象にならず、攻撃力が同じモンスターとの戦闘では破壊されない。 また、「普通の魔法使い LV6」の効果で特殊召喚された場合、このカードが存在する限り自分フィールド上の全てのカード及び自分の手札は相手の魔法・モンスター効果の影響を受けなくなり、 相手フィールド上の魔法・罠を全て破壊し、その数×500ポイントのダメージを与える。 自分スタンバイフェイズにこのカードが表側表示で存在する場合、このカードを墓地に送り、手札・デッキから「普通の黒魔法少女」1体を特殊召喚する。 名前 コメント
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《普通の魔法使い LV6/Marisa LV6》 効果モンスター 星6/闇属性/魔法使い族/ATK2500/DEF2100 このカードは、フィールド上に表側表示で存在する限り「霧雨 魔理沙」として扱う。 このカードは魔法・罠・モンスター効果の対象にならず、攻撃力が同じモンスターとの戦闘では破壊されない。 また、「普通の魔法使い LV4」の効果で特殊召喚された場合、このカードが存在する限り自分フィールド上の全てのカードは相手の魔法・モンスター効果の影響を受けなくなり、相手フィールド上の全ての魔法・罠を破壊する。 自分スタンバイフェイズにこのカードが表側表示で存在する場合、このカードを墓地に送り、手札・デッキから「普通の魔法使い LV8」1体を特殊召喚する。 名前 コメント
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《通(とお)りすがりの魔法使(まほうつか)い/Wizard of street clinging》 キリサメモンスター星5/光属性/魔法使い族/攻2500/守1200魔法カードが自分の墓地に10枚以上存在する時のみ、このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができる。また、このカードを通常召喚する場合、自分フィールド上のキリサメモンスター1体をリリースして召喚しなければならない。相手が魔法カードを発動した時、手札を1枚捨てることでその魔法カードの発動を無効にしこのカードに装備カード扱いで装備させる。このカードに装備された魔法カードを持ち主の墓地に送ることでその魔法カードを発動する事ができる。 KIRISAME MAGICで登場した、光属性・魔法使い族の上級キリサメモンスター。 キリサメモンスターの1体で、相手の使用した魔法カードを無効にしてそのカードを奪う能力を持つ。 墓地に魔法カードが10枚以上存在するときのみ召喚や特殊召喚が行えないキリサメモンスター。 また、アドバンス召喚をする際にはキリサメモンスターを生贄にしなければならない。 無効にする際には手札を1枚捨てなければならない。 それは腐った魔法カードや《マスタースパーク》等を落とすのがいい。 無効にした後にそのカードをこのカードに装備し、発動することができる。 《死者蘇生》等の凡庸性の高いカードなら問題は無いが、専用カード等のこちらが使いにくいカードは《非常食》のコスト等にしてもいいだろう。 関連カード キリサメ 元画像 +サイズ注意 1312880196.png
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ダウンロード情報:魔法使い 魔導か☆マジか ダウンロード情報:魔法使い 魔導か☆マジか 解説 【魔力カウンター】。 配信週に発売されるOCGのパック「RETURN OF THE DUELIST」にて魔法使い族の「魔導」シリーズが登場する事による。 そのためサイドデッキのカードは全て「魔導(魔道)」と名のついたカードである。 デッキ名はアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」が元となっているが、TF5の同モチーフデッキとは異なり こちらはデッキ内容には特に反映されていない。 合計40枚+15枚+15枚 上級07枚 ブラック・マジシャン 神聖魔導王 エンディミオン×2 闇紅の魔導師 バスター・ブレイダー 魔法の操り人形 魔導ギガサイバー 下級12枚 熟練の黒魔術師×2 熟練の白魔導師 召喚僧サモンプリースト×2 マジカルフィシアリスト×2 魔導騎士 ディフェンダー 魔導戦士 ブレイカー×2 見習い魔術師×2 魔法16枚 簡易融合×2 大嵐 サイクロン 死者蘇生 月の書 テラ・フォーミング 魔導師の力 魔法族の結界 魔法都市エンディミオン×3 魔力掌握×3 融合 罠05枚 聖なるバリア-ミラーフォース- マジシャンズ・サークル×2 リビングデッドの呼び声×2 エクストラ15枚 超魔導剣士-ブラック・パラディン 覇魔導士アーカナイト・マジシャン 魔導騎士ギルティア×2 アーカナイト・マジシャン×2 エクスプローシブ・マジシャン スクラップ・ドラゴン 氷結界の龍 ブリューナク ブラック・ローズ・ドラゴン マジックテンペスター インヴェルズ・ローチ ガチガチガンテツ シャインエルフ No.39 希望皇ホープ サイドデッキ15枚 古代魔導士 魔導紳士-J 水の魔導師 仮面魔道士 黒魔導師クラン 白魔導士ピケル トゥーン・仮面魔道士 黒魔導の執行官 魔導獣 ケルベロス 魔導アーマー エグゼ 魔導雑貨商人 魔導書整理 メガトン魔導キャノン 隠された魔導書 零式魔導粉砕機
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生田衣梨奈、鞘師里保、道重さゆみ主演 ハートフルラブコメディ 登場人物 (※ネタバレ注意) 用語集 (※ネタバレ注意) 第一章 ▼本編1 「りほりほ引っ越す」 ▼本編2 「道重さんの家」 ▼本編3 「へんな黒猫」 ▼本編4 「襲撃」 ▼本編5 「デート!」 第二章 ▼本編6 「まーちゃんとくどぅー」 ▼本編7 「交錯」 ▼本編8 「シュワポカーの夜」 ▼本編9 「道重さんの『お話』」 ▼本編10 「おとなの階段」 ▼本編11 「好晴/暗雲」 ▼本編12 「魔道士協会の思惑」 ▼本編13 「主席・だーいし」 ▼本編14 「狗族の郷へ」 ▼本編15 「子供たちの戦い」 ▼本編16 「出撃」 ▼本編17 「大魔女のワガママ」 ▼本編18 「おかえり」 ▼本編19 「花火大会の夜」 第三章 ▼本編20 「みんなの夏休み~石田亜佑美合流スペシャル~」 第四章 ▼本編21 「不思議な女の子」 ▼本編22 「台風」 ▼本編23 「少女たちの選択肢」 ▼本編24 「大魔女の失錯」 ▼本編25 「大魔道士の弟子」 ▼本編26 「接触」 ▼本編27 「大地と石の少女」 ▼本編28 「月の夜の憂鬱」 ▼本編29 「えりぽんとさくら」 ▼本編30 「激突」 ▼本編31 「逆さまの世界」 ▼本編32 「大魔女の森」 ▼本編33 「夜明け」 ▼本編34 「台風一過」 ▼本編35 「魔法使いえりぽん」 ノリ*´ー´リ 今更だけどコメントフォームつけてみたりして -- 管理人 (2018-02-03 21 45 27) 面白かった -- 名無しさん (2018-02-23 16 53 23) '21になって読んでも面白いよ -- 名無し募集中。。。 (2021-01-25 00 43 52) 名前 コメント
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「ここまでか…。」 里保は呟き、ダメージを受けた自身の体躯を見やる。 既に、両手足に力は殆ど入らない。立っていることが奇跡といえるぐらいであった。 「もう、終わり?執行局最強の魔道士も所詮はこんなもんなのね。」 声の主をキッと睨みつける里保。だが、対抗する魔力も底を尽きつつあった。 「ふふふ、まだそんな眼をできるのね。 ムカつくなぁ、その眼。 いっそ、あんたもあのお友達みたいに死んでしまうかい?」 その一言が里保の耳に入るやいなや強烈な怒りが沸き起こる。 「そ、それは、えりぽんのことかぁぁぁぁぁ!!」 里保の体から急速に魔力が湧き起こる。 そうだ、ウチはなったんだ!あの伝説の… ……ピピッ、ピピッ、ピピッ…… …ジリリリリ… けたたましい音で目を覚ました里保は自室に居ることを確認する。 「うーん、昨日夜更かししてアニメなんか観てたからあんなへんてこな夢…」 そこまで呟いたところで、里保はやっと時計のさしている刻に気づく。 「うげっ、遅刻じゃ!」 慌てて支度をし学校へと走り出す里保。 (はぁー、またえりぽんに笑われる…。) 「伝説の魔法使い?」 さゆみは怪訝そうな顔で里保に聞き返す。 その日の放課後、里保は真っ直ぐ道重家へと足を向けた。朝見た夢がどうにも気になる。 なぜかさゆみであれば、自分の見た夢が何を意味しているのか知って居るのではと言う気がした。 しかしさゆみは、 「りほりほ、最近忙しいの?お休みとれてる? 生田のパパに仕事押しつけられてるんじゃない?」 とのことである。 春菜にも尋ねようかと思ったがきっと、 「あぁ!鞘師さんの夢のモデルはアレですね。 ○○が怒りをきっかけとして伝説の戦士に(以下省略)」 なんて言いかねない。 実際、春菜はその時確かにウズウズしながらコミックスの27巻を持っていた …気がする。 そして、衣梨奈は衣梨奈で自身がやられたていたことに 納得が行かないようであった。 先ほどからしきりに 「えりは弱くないとー、えりは弱くない」 と叫んでいてうるさい。 何ら解決しないまま里保は自宅へと戻ったのだった。 自宅に戻った里保を見てさゆみはフッと小さく笑う。 それを見た衣梨奈と春菜は各々の意見を止め、不思議そうな顔をしてさゆみを見やる。 「道重さん…、何独りでニヤニヤしてるんですか?」 「…生田、ニヤニヤしてるって表現は誤解を招くのなの。 さゆみはりほりほの言葉を思い出していたのよ。」 「鞘師さんの?さっきのドラゴン(自粛)の話みたいなやつのことですか?」 「そう。りほりほにはあぁ言ったけど、『伝説の魔法使い』っていたのよね。それこそさゆみとか吉澤さん 保田さんにも有無を言わせないそんな実力の持ち主だったのよ。」 さゆみは話ながら台所をチラリと見る。だが、2人は思わぬ事実に驚いてさゆみの仕草に気づかなかった。 どこか懐かしそうなそれでいて楽しそうに思い起こすさゆみを2人はただ見つめていたのであった。 「だけどね、かわいそうに不老長寿の魔法を覚えるのが少し遅くてね、ふふっ」 里保はその夜、再び夢を見た。 身に浴びる様々な攻撃。態勢を立て直そうと大きく 深呼吸をしてみるが肋骨が折れてしまったのだろうか 激痛がはしる。 「くっ…、何者ヤシこいつは…」 里保は目の前にいる人物を睨みつける。里保の今までの任務の中でもこんなに苦戦したことはなかった。 「お前は私には勝てん。何故なら…」 相手は突き出した手に急速に魔力を込めながら里保へと告げる。 「私はお前の…こ…のや…」 気付くと里保は自室のベッドの上で寝ていた。寝巻きは寝汗でじっとりと湿っている。 その日を境に里保はしばしばその夢を見るようになった。 いつも必ずやられてしまい、だが時々湧き出てくる魔力に高鳴りを覚えていた。 夢を見ていていくつか気づいた点がある。 その一つに強力な魔力の出現は怒りに、起因しているということ。 まさに、アニメ通りなのは無視するとして現実ではどうなのか…。 『はぁぁぁぁぁぁぁぁ!』 凄まじい旋風が巻き起こる。 (ブワッサァァァァ) 部屋が……。 となることはいくら里保といえども容易に想像できたので試そうかとも思ったが 自室でやるわけにもいかない。 さゆみの研究室を借りようかとも思ったが信じてもらえなかった手前頼みづらい。 里保の苦悩と梅雨のジメジメは続く。 ----------------------------------------------------------------------------- 次回予告 たび重なる夢での戦いでついに里保は相手の正体に気付く。 渾身の魔力をこめて放つ必殺技とは? そしてさゆみの語る『伝説の魔法使い』とは… ------------------------------------------------------------------------------- さて、夢で苦しむ里保に対して衣梨奈もまた困惑していた。 何故か、コンロの火が付かない…。 「えり…、壊したっちゃろか…。 いかんいかん!道重さんが戻ってくる前になんとかせんとね。」 衣梨奈はスッと目を閉じると魔力を集中させる。元のコンロのイメージは出来上がった。 衣梨奈が指を振るうと魔法がかかり直るハズ……であった。 なぜか衣梨奈の放った魔法はコンロに届く前に打ち消されてしまったのだった。 「!?」 なにが起きているのかは全く理解出来ない。 ならばもう一度と魔法を放つと今度はバシュッと音を立て自分の魔法が戻ってきた。 「なんとね?このコンロ…こんなこと今までなかったとね。」 衣梨奈は困惑して今にも泣きたくなった。そこに、 「ただいまー、生田ー。今日の、おやつで…ってあんた何やっての?」 「み、道重さん!ゴメンナサイ! ……。 えり、コンロ壊しちゃったみたいなんです…」 衣梨奈は帰宅したさゆみに対して開口一番に事実を告げ謝罪する。 怒られるとばかり思っていたがさゆみは意外な反応を見せた。 「壊れた?生田が?ムリムリ、さゆみだって本気出さないと壊せないものなのに。 …あんた、なに作ろうとしたのよ?」 「うーんと、今日バナナが安かったからバナナケーキでも…。」 「あはははは。超ウケる」 さゆみは衣梨奈の作ろうとしたものを聞くといきなり大声で笑い始めた。 キョトンとする衣梨奈の前で笑い転げているさゆみ。 その時 『ちょっと、重ちゃん!笑い事やない、バナナなんて食べ物やないで!』 妙に背筋が凍る迫力の声! 声の主を探すとなんとコンロ…いやコンロの火がしゃべっている。 まるでハ○ルだ! 「だって、中澤さん。そんな姿でバナナなんて食べ物やないっていわれても」 さゆみは人差し指の先で涙を拭いながらもコンロの火に話しかける。 「生田、この人はね、中澤さん。さゆみより年をとった人で~す。 こんな年とってるけどさゆみに魔法のいろはを叩き込んでくれた偉大な魔法使いよ。」 『重ちゃん』 凄みのある声だ。 散々笑っていたさゆみが突然ピシッと居住まいを正す。 『ちょいちょい挟んでくる年齢の話はいらないでしょ? …ガミガミガミガミ…大体ね重ちゃんの魔力の… ガミガミ…ガミガミガミ…ガミガミ…』 さゆみと共に小1時間程説教を食らった衣梨奈は解放されるとフラフラしながら 里保のとこ行ってきますと小さく呟きさゆみ邸を逃げるように飛び出たのであった。 「ちょっと生田!逃げない…」 『ちょっと重ちゃん、聞いてるの?』 「はいっ!!」 さゆみは内心長いなぁと思いながらも同時にこの光景を少し懐かしくも思っていた。 お互いが本当に若い時に毎日のように繰り広げていた光景だ。 自分のことをこの様に怒ってくれる存在はそもそもほとんど存在していない。 (ありがとう、中澤さん…。でもながいよおぉぉぉぉぉ) さゆみの午後はこうして潰れていった。
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魔道士・魔法使い 魔法を使える人。大多数は魔道士協会に所属し、普通の人と同じように市井で生活している。魔道士でない人達も、大人ならその存在を何となく知っているが大っぴらに口にはしない。「魔道士」「魔法使い」は同じ意味だが里保は一環して「魔道士」を使い、衣梨奈は「魔法使い」を使用している。さゆみは場合によって両方を使い分けているようだがニュアンスの違いについては不明。 魔道士協会 殆どの魔道士が所属している巨大組織。魔道士の争いを仲裁したり、治安を守ったりしている。また「裏」の存在として公にはなっていないが「表」の世界にも多大な影響力を持っている。魔道士間の争いが絶えなかった時代に秩序を打ち立てる為に設立されたが、「組織」自体が本来の魔道士の性質に相反する為、その影響力が徐々に低下している。 執行局 里保が所属する魔道士協会の一部署。衣梨奈の父親が局長を務める。戦闘を得意とする魔道士が集まり、犯罪者の追跡等を行っている。執行局員にはそれなりの権限が与えられるらしく「執行魔道士」の肩書きは他の協会会員からも一目置かれている。 M13地区 さゆみが住む海辺の街。700人以上の魔道士が住んでいる。さゆみの縄張りになっている為協会も手出し出来ない。その為、協会に所属しない魔道士の坩堝となっており逃げ込んだ犯罪者等も多数住んでいる。基本的に協会のルールは通用しないが、さゆみの影響力を含めて暗黙の了解がいくつかあり、緩やかな秩序がある。 三大魔道士 たった一人でも協会を向こうに回すことができ協会も迂闊に手が出せない三人の大魔道士。”大魔女”道重さゆみもその一人。三人ともが「不老長寿の魔法」を会得し、長い時を生きている。さゆみ以外の二人は、”西の大魔道士”つんく そして”金色の魔法使い”後藤真希。 不老長寿の魔法 三大魔道士が会得している魔法。半永久的に魔法の研究ができ、いつまでも若く美しく居られる魔法。嘗ては多くの魔道士が会得したが、争いや自害によってその数を減らし「失われた魔法」と呼ばれるようになった。現在は3人しか使える者が居ない為、多くの魔道士が奪いたいと考える魔法でもある。 奪う魔法 全ての魔道士が会得している基本魔法の一つ。勝負をして両者が勝敗を認めた場合(無意識下でも可)勝者が敗者の持つ魔法を奪うことが出来る。敗者はその魔法が使えなくなり、暫くの間魔力も失う。協会では魔道士の「勝負」の決着をこの魔法の発動をもってつけると定めており、それにより争いの連鎖を抑制している。元は師匠が弟子へ秘伝の魔法を託す儀式的意味合いを持つ魔法だったが、本来の用途は忘れられている。 狗族 人狼族とも呼ばれる。先天的に犬や狼の姿に変身する魔法を持つ魔道士集団。少数民族だが一人一人が強い魔力を持っている。かつて協会との争いに敗れた歴史があり、不平等な立場に追いやられる。北方に狗族の郷がある。 因子 普通の人の中に発現する希少な特殊体質。髪や爪などの体の一部が魔法の薬の材料になるらしい。古い時代には、貴重な身体を持つ因子持ちの人達が魔道士に襲われる事態があった。現在はその技術や存在の認知が無くなり、殆どの魔道士は因子持ちを見分けることも出来なくなっている。