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世界の果てというものがあるのなら、 この場所こそがそうなのだろうかと誰もが思うだろう。 標高数千メートルの山脈の奥深く、 人はもちろん動物も植物すら存在しない。 無機質な岩肌が周りを覆う峡谷の底深く。 昼間だと言うのに太陽はほんの僅かに岩肌を照らすだけの薄暗い。 静寂が支配する小さな地。 その殺伐とした風景の中に、一人の美少女が立っていた。 大きな金色の翼を羽ばたかせて空から降りてきた。 その姿は神話の天使そのものであるが、 纏っている衣装はタータンチェックのミニスカートにホワイトシャツにブラックジレ。 天使と呼ぶことには少々憚ってしまう。 翼のある美少女は、狭く薄暗い空間の中の更に暗い奥の奥、 まるで漆黒の闇が底なしの口を開けているかのような気味の悪い所に向って語りかける。 「ひさしぶりね、美月」 ほんの小さな呟き程度の声、暗闇に染み込んでいく。 漆黒の中で何かが動いた。 「ジェニファー、なのね?ああ、とても懐かしい」 暗闇に似つかわしくない、少女の声が美少女の耳に届く。 その声の主は更に話しかける。 優しい声で。 「私を……殺してくれるのね」 暗闇を優しさに溢れる瞳で見つめる美少女は、 その言葉に答えるように金色の翼を僅かに揺らし、 その口元に微笑みを浮かべた。 スーパーガールの中でも特に上位のディアリとスーラが殺されたのは1年程前の事だった。 ディアリは無残に首を切り落とされ、スーラは胸を貫かれて死んでいた。 現場に居たのが他には美月だけだったことと、 その消息が知れないことから彼女に容疑が掛けられた。 仲間を、しかも上位のスーパーガールを2人も殺して逃げた美月に対して、 他のスーパーガール達は復讐の刃を振うべく必死で行方を追ったのだが、誰も見つける事は出来なかった。 そして事件からほんの3日後、スーパーガール最上位に位置するリアの口から、 美月の捜索中止の命が全てのスーパーガールに下された。 「納得いきませーん!ディアリ様の仇を取れないなんてー!そうでしょジェニファー?」 ここはかつて美月と清成が通っていた高校である。 日本の高校の廊下を並んで歩いている金髪の女子高生二人。 二人とも金髪、グラマラスボディの持ち主で、 ジェニファーと呼ばれた少女は小柄なロングヘアの美少女 もう一人は大柄でショートカットのボーイシュ、やはり美少女。 純白と濃紺のセーラー服がとても似合っている。 転校初日から校内の有名人になってしまうのは当然の成り行きではあった。 彼女らは表向きはアメリカからの短期留学生であるのだが、 先の事件を解決するために、 つまりは美月を捕獲する為に派遣されてきたスーパーガールだった。 当然、捜索終了の命令は彼女らにも届いており、週末にはアメリカへ戻ることになっていた。 周りに人の気配を感じないとはいえ、 知られてはいけないことをあっさりと口にした相棒にジェニファーは一応くぎを刺した。 「あのね、カァラ。もう少し小さな声でお願いね」 カァラと呼ばれた金髪ボーイッシュな背の高い美少女は、お小言による反撃に口をとがらせる。 「い、いいじゃないですかー。誰もいないんだからー」 「かーとか、らーも止めなさいね」 「ぶううー」 お姉さんに怒られた妹のように言い訳し、むずがるカァラ。 同い年であるが昔からジェニファーには頭が上がらない。 ジェニファーは身長こそカァラよりも低い165cm位であるが、 精神年齢は遥かに大人でとても落ち着いているので、 子供っぽい性格を残すカァラは自然と彼女を姉のように慕うようになっていた。 それでわざと怒られるような事をする癖があるのだが、 ジェニファーもそれを理解しているので、本気で怒ったりはしない。 彼女もまた、生意気で悪戯なカァラを妹同然に想っており、 この関係はお互いに心地よいものであった。 ジェニファーはカァラの不貞腐れた表情が不意に可笑しくなったので、 廊下の窓際で手摺にもたれかかって笑いを堪えた。 無理やり作られた微笑を浮かべながら、カァラをマジマジと見つめる。 悪戯な妹の心臓が少し高鳴った。 夕陽を背にしたジェニファーの、 豊満な胸を覆い隠す程ボリュームのあるロングヘアが夕焼けを透過して煌めいている。 「私……レズじゃないんだから……ね……」 うつむき加減でカァラが小さくつぶやいた。 しかし、スーパーガールに小声など通用するはずもなく、 流石に呆れたジェニファーはカァラの頭を軽く小突いた。 軽くとはいっても、その威力はコンクリートの壁を簡単に砕いてしまう程ではあるが。 「だからー、私たちだけでも美月を探しても良いようにリア様にお願いしましょうよ?」 頭をさすりながら、カァラは話を戻した。 彼女もスーパーガール、その威力すらもちょっと痛いかな?と感じる程度である。 「無茶言わないでね。リア様に会うだけでも大変なのに、お願いなんて出来ると思うの?」 「まあ、お姉さまってば冷静!」 プクッっと頬を膨らませて抵抗するカァラ。そんな妹に姉が優しく言葉をかける。 「うふふ。リア様はともかく、私もこのままアメリカに帰るつもりはありませんわ。 でも、とりあえずカァラは職員室へ行かねばなりませんわね」 「あ~ん、数学なんて大嫌いでーす!だいたい赤点だからって生徒を呼び出すなんて、日本って理不尽な国ー」 そう言い残してカァラはジェニファーの傍から離れて、階段を降りて職員室へ向かった。 ほどなく階下から黄色い歓声が起きた。 ボーイッシュなカァラは女子の人気が圧倒的で、途中で見つかってしまったに違いない。 カァラは当分職員室にいけそうにないわね、とジェニファーは小さな溜息と笑みを浮かべながら、 自分は校舎の屋上へ向かうの階段へと歩き始めた。 屋上に上がったジェニファーは手すりに大きな胸を乗せるようにしてもたれかかり、目の前の夕焼けを眺めた。 「結局、何も判らないし、美月も見つからない……か」 大きくため息をつき、今度は太陽に背を向けて、まだ青みが残る空を見上げた。 溜息とともに、大きな胸がプルンと揺れた。 もう、二日しか時間は残されていない。 冷静な表情を保ってはいるものの、ジェニファーの気持は焦りと不安で覆われていた。 それはカァラや他のスーパーガールとも同じなのだが、違っている点がひとつあった。 彼女にとって美月は復讐の対象ではなく、大切な友人であることだった。 カァラに対するそれと同じように、ジェニファーは美月とも良く気が合った。 活躍の場は違えども、スーパーガールの中でもお互い実力が抜きんでていることもあって、 ライバルとしても友人としても認め合う仲だった。 そして元来が姉気質のジェニファーは、 美月がその胸の内に痛みを隠しながら振舞っていることを見抜いていたので、 少しでもその負担を減らしてあげようと、陰から気遣ったりしていた。 中には優しすぎる美月をスーパーガール失格だと罵る者もいたのだが、 それらは後でコッテリと御小言を聞かされる羽目に陥った。 そんな美月が犯人などあるはずがないと始めから疑ってかかっていたジェニファーにとって、 調査を進める中で出てきた情報は全て彼女の推測を裏付けるものばかりだったことは想定内であった。 決定的だったのは、現場にはスーパーガール3人の他に1体の人喰い、 ジェニファー達はマンイーターと呼んでいる怪物が居た事が解ったことだ。 そして、彼女には辛い事実でもあるのだが、美月の血液が大量に流れた痕跡も見つけた。 「マンイーターの仕業以外に何があると言うのかしらね。リア様たちは……」 ぼんやりと夕日を見つめながら思わず呟いたジェニファー。 彼女の中ではもはや美月がディアリ達を殺害したなど有り得ない事。 そもそもいくら美月が強いと言っても上位のスーパーガールを2人も相手にしてはとても敵うはずなどない。 ましてや美月は普段からディアリを慕っていた上に、 美月の性格なら仮にディアリを殺さねばならないような状況に陥ったとしても自らの命を差し出すだろう。 ジェニファーはそう確信している。 恐らくは美月もディアリ達同様にマンイーターによって殺されたに違いない。 美月の行方が解らない理由はひとつしか考えられない。 それはジェニファーにとって悲しい結論だった。 至極当たり前の結論。相手は”人喰い”なのである。 その考えにたどり着いた時から、ジェニファーは美月を思い出す度に何度も泣いた。 しかし、その涙が枯れる事はなかった。 今も彼女の瞳から一筋の涙が頬を伝って落ちている。 ただ、ジェニファーには別の疑問が残った。 「こんな簡単なことをリア様が知らないはずがないわ。 なのに美月を犯人扱いしたうえに、こんな中途半端で打ち切るなんてありえない」 また、ディアリ達が直々に地上に降りている事もジェニファーには不可解だった。 惨劇の前日に美月のパートナー雪乃がマンイーターに倒されている事が判っているのだが、 スーパーガールの敗北は稀にあることで、これまでに命を失ったものは少なからずいる。 彼女の知る限りでは、その事でディアリほどの上位の者が出て行くなど有り得ないはずだった。 「ディアリ様が降りて、真実を隠さなければならない理由……!」 ふと、仮説が彼女の脳裏に浮かんだ。 雪乃を倒したマンイーターが恐ろしく強い怪物だったとしたら。 ディアリ様達は美月に加勢に行って返り討ちに遭った。 そんな怪物に普通のスーパーガールが敵うはずがなく、存在を隠すために美月がスケープゴートになった。 だとしたら……怪物を倒せるのはリア様か側近クラス。いや、側近のディアリ様が倒されているのだから…… 怪物を倒すために、リア様が降りてくる! 怪物は上手く身を隠しているのだろうが、 リアの動きに注意を払っていれば、自然と仇に出会えるはずだと、 ジェニファーはそう思い描いた。 散々流して乾きかけた涙に代わって、激しく燃え上がる炎が心の中で渦を巻く。 それは怪物に対する復讐の怨念。 友の仇討ちは譲れない。 気が付くと、屋上の手すりはスーパーガールの握力によって無惨に圧縮されてしまっていた。 「あら、どうしましょう?」 もっとも、その言葉を口から出し終わった頃には、 スーパーガールのパワーでひん曲った手すりは、元のようにピンと伸ばされていた。 我ながら上手く元に戻したものだと、ちょっと得意になるジェニファー。 その背中越しに声が聞こえた。 「あ~ら、お姉さまー、上手に誤魔化しましたねー」 「カ、カァラ!」 いつの間にかカァラが忍び寄っていた。 「驚いた顔もかわいいですねー、お姉さま?」 「からかうんじゃありません!」 流石に部の悪いジェニファーは、すこし起こり気味にカァラに背中を向けた。 そんなジェニファーに背中から抱き掛かる。 ジェニファーの上品な匂いがカァラに伝わり、あまりの心地良さに思わずキュッと抱きしめた。 「こら!カァラ、くすぐったいじゃないの、キャハハ、やめて、やめなさい」 少しの間子猫がじゃれ合うようにして、キャアキャア笑っていた二人だったが カァラはジェニファーの耳元に唇を近付けて、そっと囁く。 「私ね、見ちゃったのよ。あれは絶対リア様っだったわ。信じられる?」 ジェニファーの肩がピクリと動いた。 「そう、リア様……この近くに居るのね……」 妙に納得するだけで、それ以上には反応しないジェニファーにカァラは少し不満だった。 「あら?驚かないのね。さすがお姉さま、冷静ですこと」 自分の重大情報、それもリアに関するビッグニュースに対して反応が薄いのが気に入らなかった。 腹いせにジェニファーの豊満で柔らかな乳房を鷲掴みにして2~3度揉みしだき、すぐにポーンと空に飛びあがって逃げた。 「ひああああっ!」 妹分の思いがけない悪戯に、思わずはしたなく悲鳴を上げてしまったジェニファー。 「お姉さま、ブラジャー着けた方がよろしくてよ~」 「こら!待ちなさいカァラ!」 同じように飛びあがって悪戯娘を追いかける。 再び小さな子供のように笑いながら追いかけ合う2人のスーパーガール。 散々じゃれ合った後、仲良く寝床のマンションに戻って行った。 そこは美月が借りていた部屋でもあった。 それぞれ自分の部屋に入り、ジェニファーはセーラー服のまま青いシーツのベッドに倒れ込んだ。 その身体をふかふかのクッションが受け止める。 大きな白い枕を抱きかかえて、すこし感慨に耽る。 本当は、すぐにでもリアを探しに行きたい衝動に駆られていた。 美月の仇はこの手で取りたい!その思いは強い。 リアが降りてきたという事で、仇は近いに違いない。 ジェニファーの中で静かに復讐の火が燃えあがる。 自分の力は相当強いという自負はある。 しかし、美月が、そして最強に近しい存在だったディアリが破れている事実からは目を背けられない。 ディアリ、スーラ、美月と同時に戦って、勝てる自信は流石に無い。 まだ見ぬ怪物はそれをやってのけた。恐らく、間違いなく自分より強い。 仇討ちどころか、ディアリのように返り討ちに遭うかもしれない。 流石のスーパーガールにも背筋に冷たいものが流れた。 「バカ!何を悩むのジェニファー」 自分で自分の頬をピシャリと撃ち、弱気を打ち消し、決意を固めた。 美月の仇を討つ! ジェニファーが拳を握りしめた時、部屋にカァラが入って来た。 「こら!入る時にはノックしなさいとあれほど……」 そこまで言ったところで、ジェニファーはカァラの姿に絶句してしまった。 「見て見てジェニファー、いいでしょこの服」 半袖の丈の短いチビTシャツ。 白の生地で胸にはSの字が大きくプリントされている。 あまりにも小さなそのシャツは、臍どころかかわいい腹部が丸出しになっていて、 ジェニファーよりも大きな胸のふくらみを覆いきれずに、下チチははみ出して収まりきれていない。 下半身はこれも小さな青いミニスカートで、じっとしていても下着が見えそうなほど短くタイト。 それを気にすることなく、嬉しそうにくるくる回るカァラ。 当然、カァラのスカートのすそからは白いショーツと可愛いおしりがはみ出している。 突然回転を止めたカァラは大きく胸を突き出してポーズをとる。 「スーパーガール参上よ!」 無邪気に微笑むカァラ。瞳がキラキラ輝いている。 「……ふぅ」 見てはいけないものを見てしまったような仕草で軽く首を振るジェニファー。 溜息しか出ない。 「この前たまたま売ってるのを見つけたのよ。残念なのはマントが付いてなかったことだけどねー」 そんな彼女の様子には全くお構いなしで自慢を続けるカァラ。 ジェニファーはその仕草に苦笑いしながらも、見つめる瞳はとても暖かい優しさに溢れる。 カァラのスーパーガールとしての力は弱くはないが、 まだまだ発展途上でジェニファーや美月には及ばない。 可愛い妹を強すぎる敵との戦いに巻き込むわけにはいかない。 そう思ったジェニファーは自分は少し買い物に行くので、待っているように告げた。 当然、カァラは一緒に行くと言ったのだが、すぐ帰るからと納得させた。 マンションの屋上に出て、夜空に高く舞い上がったジェニファー。 「まずは、リア様を探す方がいいわね」 そう呟いて、そのまま星に紛れて消えた。 一人残されたカァラは、アメコミのスーパーガールの恰好のままベッドに寝転んでテレビを見ていたのだが 近くにマンイーターの気配を感じ取った。 「んー、何かいますねー。ちゃちゃっとやっつけちゃいましょ」 カァラも夜の空に消えて行った。 「おかしいですね?マンイーターの気配はあるんですけど……なにもいませんわ」 宙に浮かぶカァラの下には暗い公園があるだけで、探している獲物の姿は見えない。 しかし、マンイーターの気配を確かに感じているカァラは、慎重に公園の外灯の脇にに降り立った。 恋人に待ちぼうけを喰らったかのように、腕組みしながら足のつま先でリズムをとるカァラ。 「グゲエエエエ」 カァラの背中から不意に不気味な唸り声が起こった。 彼女にとっては驚くほどのものでもなかった。それが彼女の想定内であり、不気味な気配にあえて背を見せて誘ったのだ。 効果覿面とばかりに、笑みを浮かべるカァラ。 「でましたね、マンイーター!」 颯爽と振り返り、腰に手をあてて胸を張る。 スーパーヒロインに特有の自信満々のポーズで迎え撃つカァラ。 だが、カァラの目の前にいるのは、普通の痩せぎす中年男性にしか見えなかった。 「ええっ?何ですかー?」 困惑するカァラだったが、その男から感じる気配は明らかにマンイーターのそれ。 見かけに安易に惑わされるほど、カァラは間抜けではなかった。 ゴリラの出来そこないのような姿であるのはずのマンイーターが何故人間の姿をしているのか、 少し不思議に思ったものの、 スーパーガールとして敵は消し去るのみであると、己の本来の使命を確認した。 「日本には特殊なマンイーターがいるのですね。驚きでーす」 そう言いながら瞬時に敵との間合いを詰め、間髪入れずに中年男の頭にパンチを食らわせた。 鋼鉄をも砕くスーパーガールの一撃。 マンイーターは大きく後方に飛ばされて転がった。 いつもなら、それで終わるはずだったのだが、中年男の姿をした怪物はゆっくりと起き上がって来た。 もっともダメージはかなりのようで、フラフラしている。 「あら、意外と頑丈ですねー」 置き上がってくる怪物に少し驚いたカァラだが、とどめの一撃を加えるために怪物に近づいた。 怪物はもう虫の息に近い。 カァラに油断があった。 よろめいていた怪物が素早くカァラの懐に潜り込んで強烈なボディーブローを剥きだしの臍に叩き込んだ。 「かはっ!」 腹を押えながら前のめりに倒れるカァラの後頭部にさらに衝撃が加えられる。 「きゃああ!」 無防備な後頭部を怪物の踵落としが襲う。 勢いよく地面に叩きつけられたカァラの顔半分が地面に埋まる。 その上から怪物のストンピングにより何度も踏み付けられた。 怪物は汚れたカァラの金髪を掴み、地面から引き上げて持ち上げた。 「ぐうぅう……」 「ざまあねえな、スーパーガール」 強敵スーパーガールを打ち破った高揚感が怪物から溢れている。 乱暴に掴まれた金髪を瞳を閉じたまま、揺さぶられるスーパーガール。 身体には大きな傷は無いが、泥に汚れた身体が揺れる。 得意げになる男だったが、腕の動きがが突然止まった。 カァラの白い手が男の手首を握り返していた。 「まったく、またジェニファーに怒られるじゃないの!」 閉じられていたカァラの瞳が開き、 髪の毛を掴まれたままの身体を大きく捻って渾身の膝蹴りを怪物の顎に叩き込んだ。 「ぎゃああ!」 口から緑の血飛沫をまき散らしながら怪物が吹っ飛んだ。 怪物の頭は木っ端微塵になり、身体も塵が飛ぶように消えて無くなった。 勝利を確認したカァラは、ダメージを受けた後頭部を押えながらしゃがみ込んだ。 「あいたたた……」 まさか、マンイーターにこれほどのダメージを与えられるなど思ってもいなかった。 「凄い力だったです。なぜあんな雑魚が……」 少し震える足で立ち上がり、少し休もうと鉄製のベンチに座り込んだ。 カァラが夜空を仰ぎみるように首を上に向けた時、その眼には夜空ではなく見知らぬ男の顔が写り込んだ。 「!」 カァラが驚くと同時に、鉄製のベンチが彼女の身体に巻きついて強力に締め付けはじめた。 「な、何事ですか?」 その見知らぬ男が、今度は大柄な若い男が信じがたい程の怪力でベンチごとカァラを巻きつけていた。 その気配はやはりマンイーター。 「ううう……」 全身に力をこめてその拘束を引きちぎろうとするのだが、逆に更に強い力で身体を締め付けられていく。 たかだか鉄製のベンチを引き千切るくらいは何でもないはずであるのだが、締め付ける力が尋常ではなかった。 やがて、流石のスーパーガールにも強力な痛みが伝わり始める。 「あが……ひぃ……」 カァラの唇から悲鳴が漏れ始めた。 強靭な肉体が限界に近づいていく。 「さっきの奴の時みたいに死んだふりだったら困るからな」 怪物はそう言うと、す巻状態のスーパーガールの足首を掴んで軽々と振り上げると、頭から地面に叩きつけた。 衝撃音とともに土煙りが濛々と立ち込める。 「はああ!」 同時に気合のこもったカァラの声があたりに響き、巻き付いていたベンチが千切れ飛んだ。 ベンチの破片が男に当たり足首を掴む力が弛んだ隙を見逃さず、 カァラは男から逃れ、距離を置いて対峙した。 「はあ、はあ……よくも、やってくれたわね」 呼吸を整えて、戦闘態勢を取るスーパーガール。 ダメージは大きいが、戦えない程ではない。 しかし、目の前の男、明らかにマンイーターの気配の怪物の底知れない力に恐怖が芽生えていた。 男に向って構えながらもじりじりと下がってしまう。 にも関わらず、カァラと男の距離は次第に詰まっていく。 薄笑いを浮かべる男の口から、蛇にも似た舌がチロチロと見えている。 余裕を見せる敵に、スーパーガールのプライドが疼いた。 覚悟を決めて、男に躍りかかったカァラだったが、 その腕をあっさりと掴まれてしまい後ろ手に拘束されてしまった。 「きゃっ、離しなさい!」 あわてて掴まれた手首を振りほどこうとしたのだが、男は暴れるスーパーガールの力を苦もなく制してしまう。 男は右手でカァラの両手を後ろ手に拘束し左手でその細い首を羽交い締めにして捕らえた。 「ぐう……まさか……なんて力なの」 どちらかといえばカァラの方が大柄なのであるが、男の力に抵抗出来ない屈辱で顔が赤くなる。 男はその顔をカァラの首筋に押し付けて、生暖かい息をカァラの耳に吹きかけながら囁く。 「無駄な抵抗は止めるんだな」 「馬鹿にしないで!この変態!」 気味悪い感触に、怒りが込み上げる。 カァラは敵の拘束から逃れようと力を更に込めるのだが、ビクともしない。 「どうしてなの?くそっ、離して!」 自分でも気が付かないうちに弱気が顔を見せる。 「無駄だぜ、お前はもう何も出来ないんだ」 脅すような口調で話しかける男。 そんなものに怯むスーパーガールではないのだが、怪物のあまりにも人間的な思考には驚いていた。 本能のままに片言を喋るくらいの知能は持っていると知っていたが、この敵は明らかに知能が高い。 マンイーターではないのではと疑ってみたが、その気配には間違いない。 混乱するカァラであったが、敵は彼女が考えを纏める余裕を与えてはくれなかった。 男が羽交い締めの力を増し始めると、カァラの身体は徐々に胸を突き出すように反り返っていく。 何とか抵抗しようとするのだが、男の力は彼女のそれを上回っており豊かな乳房が虚しく揺れるのみ。 プルプルと揺れる乳房を眼を細めて見ていた男は、 男は口から爬虫類のような舌をチロチロと伸ばして、スーパーガールの乳房に巻きついた。 「ひぁああ!」 気味悪い感触に悲鳴をあげてしまうスーパーガール。 そんな姿の少女を嘲笑うように、男の舌はプニプニの乳房をいい様に弄ぶ。 「へへ、感じるかい?スーパーガール」 「バカ言わないで!誰がマンイーターごときに……やっ!ああっ!」 強がるカァラを嘲笑うように、怪物の舌先がスーパーガールのシャツ越しに乳首の先をつつき、 その刺激が快感となってカァラを襲う。 「なんだ、てんで弱いじゃないか」 嘲笑う敵。カァラは自分の喘ぎ声に、屈辱を感じて唇を食いしばってみるのだが、 敏感な乳首をつつかれる度に敢え無く声を漏らしてしまう。 「あ…ひぁ……ふああ……」 男の舌は器用に動いて、カァラのTシャツを捲りあげた。 たわわな乳房が剥きだしになる。 「綺麗な乳首だな、遠慮なく嬲らせてもらうぜ」 卑猥な動きの舌先が、女性の敏感な部分を襲う。 スーパーガールといえども、こうなってしまっては普通の少女、執拗な責めと快感に息が荒くなる。 「ああっ!だめ……助けて……助けてジェニ、ふぐうう!」 助けの名を叫ぼうとしたカァラの口の中に、いつの間にか男の背中から伸びた触手が無理やり潜り込んできた。 「あぐう!あがああ!」 首を振って何とか逃れようとするのだが、触手はズブズブと喉の奥深く入り込み暴れまわった。 乳首から伝わる甘い刺激と、咽奥の激痛がカァラの意識を打ち砕いていく。 舐めまわされたり、転がされたり、好き放題に責められているうちに カァラの意思に反して、乳首が硬さを帯びていく。 ピンと立つピンク色の乳首に、男の舌が絡みつく。 乳首の先の小さな孔に、舌の先が無理やり入っていく。 「ふむふうう……らめええ……」 次第に弱っていくスーパーガールの意思。 もう頭の中は真っ白になっていた。 「軽くトドメを刺しておくか」 男はそうつぶやくと、乳首の先にに差し込んだ舌に回転運動を与えた。 「がっ……かぁああ……ひああ…あ……あ…………」 乳首の中から伝わる刺激が、あっけなくスーパーガールの心を打ち砕いた。 全身がピクピクと震え、侵入した触手と唇の隙間からだらしなく涎が垂れていく。 力で敗北し、心も敗北してしまったスーパーガール。 その瞳から涙がこぼれた。 カァラがすっかり弱ってしまった事を確信すると、男は触手を引き抜いた。 「かはっ……はあっ、はあっ」 男はカァラの金髪を乱暴に掴んで、そのままうつ伏せに投げ捨てた。 「うああ……」 僅かに呻いて、可愛いお尻を突き出して突っ伏すスーパーガール。 「さて、遠慮なく頂くとするか」 男はそう言うと、青いミニスカートを捲りあげ、白いパンティーを引きちぎった。 「あ……やだあ……やめ……て……」 スーパーガールの哀願に耳を貸すことなく、男の舌が秘所に侵入を始める。 生温かい刺激に、ピンク色の襞がヒクヒクと反応してしまう。 「ふああ!あっ……ひああ……いやああ!」 無様な格好のまま犯され始めたスーパーガール。 もう抵抗する力はない。 「助けて……助けて、ジェニファー……」 虚ろな瞳のカァラに出来ることは、もはや弱々しい声で呟くだけであった。
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タマシイノルフラン エヴァの挿入歌。maimaiでは光良カバー。 ちなみにmaimaiで収録されるエヴァ曲は2曲目であり、10年ぶりに登場した 音ゲーでの移植 基本BPM130 2015年7月16日にチュウニズムに移植。 2023年4月1日に光吉猛修によるカバー曲でmaimaiに追加された。
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世界が還ってゆく 記憶を辿り 一巡の先の源へ もう一度星にひかれ 生まれるために ストーンオーシャン 蒼い海に包まれた素肌が 加速の時間(とき) 仲間の死を超えた 命の行方を問いかけるように 指先はほどけて伸びてく 抱きしめられた父の胸の中 やさしいのね 父さんの歴史は 希望の匂いを胸に残して 少年をイルカに乗せ 放つ 世界が還ってゆく 生まれる前に 祖先が過ごした大地へと 神父とDIOの目指す 天国のため だけど出会えるわ 何度でも 『重力』は『運命』 (”復讐”とは自分の運命への決着をつけるためにあるッ!) (あたしの一番怖い事は 友達に”さよなら”をいう事すら考えられなくなる事だった) (明日の昼にあなたに面会人が来る でも会ってはいけないよ「その人」に・・・ 会ってはいけないんだ・・・絶対!) (やれやれだわ) 祈るようにまぶた閉じたときに 世界はただ闇の底に消える それでも因果でまた巡り会う ジョースターの血筋を探して 世界が還ってゆく 記憶を辿り 一巡の先の源へ 絶望の中で彼 婚約告げた 希望はあるのよ闇じゃない 例え 死さえ 世界よ還りなさい 祖先が過ごした 大地へと 最後に見た父の手 終わり逝く中 少年の背中 目で追った ストーンオーシャン (どうなるかわからないけど・・・父さんさえ許してくれれば・・・結婚するかも・・・あたしたち) (クソッ・・・本当に嵐が来んのかぁ?でも10ドル以上はぜってーに払わねぇ) (それにケープ・カナベラにも寄ってもらうからな) (あなた名前は?ほら乗りなさいって!お金なんかとらないんだから。震えているわよ、寒いの?) (エンポリオです・・・)(え?)(エンポリオ、僕の名前は・・・) (僕の名前はエンポリオです)
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「グゲヘエ、逃げちまったな」 リアを吐き出したカエル顔の化物は爬虫類に似た眼球をぎょろつかせながらジェニファーの去った方向を眺めていた。 既に最高の獲物を仕留めているので、逃げられた事に対して執着も何も無い。 「俺たちは知恵と力を手に入れた。もうスーパーガールなんざ怖くねえ。ゆっくり追い詰めてやろうぜ」 周りの怪物たちにそう告げると、一際大きく口を開けてリアをもう一度その体内に飲み込んだ。 それを羨ましそうに見る周りの怪物たち。巨大な力を得た化物と違い、それらはまだスーパーガールを欲していた。 「そう焦るな。これからはスーパーガールを全部お前達に分けてやるからよ。俺は人間でいいぜ」 それを聞いた怪物たちから喚起の唸り声が起きる。 『そうはいきません』 突然化物の耳に凛々しい女性の声が聞こえた。 キョロキョロと辺りを見回したが、怪物たち以外見当たらない。 まわりの怪物たちの様子は特に変化無く、その声は聞こえていないようだ。 「ん?何だ?俺の中からか?」 『戦いでは勝てませんでしたが、私はまだ負けてはいません』 リアの魂が最後の抵抗を試みていた。 「ほう、さすがスーパーガールの偉いさんは違うねえ。で、どうすんだ?」 『貴方の魂を私が支配するのです』 「あ~、そういや、食った人間に乗っ取られた間抜けな奴とかいたな」 『私の命に代えて、この世界も彼女達も守って見せます』 「そりゃご苦労な事だがな、俺には通用しないぜ」 『なんですって?』 「間抜けはさっさと脳を食っちまうから、魂ってやつが残っちまうのさ。 俺はな、お前らを腹の中で飴を舐めるようにゆっくり消化してやるんだぜ。 お前の肉体がなくなる頃にはお前の魂は地獄に墜ちていることだろうな」 『そ、そんな馬鹿な!』 「でもな、たった今、気が変わったぜ」 化物はそう言うと、器用に腹を動かして、リアの頭だけを口から出した。 「グハハハハ、貴様は極上の獲物だったが、力は戴いた。もう用はない」 言うが早いか、化物はリアの首を噛み千切り、 ドサリと落ちたそれを太い足で踏み潰した。 リアの戦いは完全な敗北で終った。 悪夢のような一夜が開けて、カァラはジャングルの奥深くに潜んでいた。 そこは赤道に近い島の中。 広葉樹の葉が風に擦れ合う音以外には何も聞こえない。 動物の息遣いもない。 裸のまま大きな大木の根に身体を預けるようにして座り込み、朝日を受けて輝く木の葉を眺めている。 鋼鉄のスーパーガールもその立場を失い、 今はもう、木々のざわめきすらにも怯えてしまう一人の少女に過ぎなかった。 そんな自分の弱さに、 ―― ダメ、こんな弱気じゃ。 そう心を強めてはみるものの、徐々に薄れているとはいえ、凌辱された心の傷は完全には癒えてはいない。 物音がする度に、怪物の幻影に身体が震えてしまう自分が情けなかった。 少しはなれた所からガサガサと草を掻き分ける音がした。 音の先にはセーラー服の金髪美少女。 食べ物を調達に行ったジェニファーが戻って来たところだったのだが、 それすらも一瞬は恐怖の対象となってしまい、小さく身震いしの後にホッとため息をついた。 その様子を見て、ジェニファーは苦笑いを浮かべた。 「カァラ、これを着なさいね」 パンと共に、白いTシャツとGパンが差し出された。 「う…きつい……ですぅ」 「我慢しなさい、それしかなかったんだから」 むりやり手足を通して着替えたので、大柄でプロポーションの良いカァラの身体の線がくっきりと浮かぶ。 ブラジャーをしていないので、膨らみの頂点がくっきりと表れている。 カァラの心に怪物に蹂躙された記憶が少し戻ってしまった。 乳首を摘ままれ、捏ね繰り回されて、昇天させられた忌まわしい記憶。 思わず目を伏してしまいそうになったのだが、ジェニファーに余計な心配を掛けるわけにはいかないと思い直し、 「んん?もしかしてジェニファー、これを狙いましたね?」 ちょっと腰をくねらせて、無理やり胸を強調したポーズをとった。 「バカ!」 ジャングルの中に二人の笑い声が響いた。 しかし、その笑い声もすぐに小さくなった。 「私ね、翼があれば奇跡でも何でも起こせると思ってた」 ジェニファーは縦膝に顔を埋めるようにして座りこみ、口を開いた。 それを見て、カァラはジェニファーと背と背を合わせて座りなおした。 「でもね、リア様もディアリ様も殺されたわ。他の使徒も負けたって…リア様言ってた…の……」 ジェニファーの声にすこし涙が交りだした。 カァラはその様子にギクリとしながら、ただ黙ったままで聞き続けた。 「翼があったってね…奇跡なんて…起こせない……起きやしないんだわ……」 カァラの背中に、ジェニファーの震えが伝わってくる。 ジェニファーがカァラに弱さを見せるのは初めての事だった。 「ジェニファー…」 カァラは何とかして勇気付けてあげたいと思ってはみるのだが、肝心な言葉が続かない。 ―― だめですね。私…… カァラの顔もうつむき加減になろうとした時に、ジェニファーの背中から伝わってきた震えが止まった。 「でもね、私…負けないよ。必ずリア様の仇を討ってみせるわ」 そう力強く言うと、ジェニファーはその縦膝に巻いた腕に力を込めた。 「やっぱりジェニファーはそうでなくてはいけませーん!」 嬉しくなったカァラはジェニファーの方に向きを変え、体を預けるように圧し掛かかった。 「やだ、カァラ重いよ」 「ぶうー、これでも少しはダイエットしたんですぅ。日本は食べ物がおいしすぎるです」 ジェニファーは少し窮屈な体勢を変えようとして腰を浮かせたところに、 カァラも急に重心を移したのでお互いがバランスを失ってしまった。 「あっ、きゃあ」 ドデッ! 仰向けに倒れたジェニファーの上にカァラの身体が覆いかぶさるようにして、二人は縺れて寝そべるように倒れた。 カァラの顔はジェニファーの胸の上。 カァラは子猫が甘えるように、顔をこすり付けて、 「やわらかいですぅ」 「ちょ、ちょっと…カァラってば…あんっ!くすぐったい……」 カァラの唇が、セーラー服越しにちょうど乳首の先に触れている。 「ちょっとだけ…このまま…お姉さま暖かい……」 「もう……」 ジェニファーは作り笑いしながらもそのしなやかな腕でカァラの体を包み込んであげた。 軽い抱擁。 「大丈夫よ。私はいつもあなたのそばにいるわ」 「ジェニファー……」 突然のスキンシップに、カァラの頬が少し赤くなった。 この温もりがとても心地良い。ずっと抱きしめられていたい。 打ちのめされ続けたカァラの心が姉の優しさにすがり付くことで一時の安らぎを得た。 この時、カァラからは見えなかったのだが、ジェニファーの瞳からは一滴の涙が流れていた。 それは、別れの覚悟の証拠。 抱擁はカァラを勇気付ける為だけではなく、もう二度と会う事は出来ないだろうという想いも込められていた。 その涙をカァラに悟られる前にそっと拭ってからジェニファーは抱擁を解いた。 スクッと立ち上がったジェニファーに釣られるようにしてカァラも立ち上がる。 「カァラ、あなたに使命を与えます」 ジェニファーは厳しく凛とした口調で命令した。 「あ…。は、はい…です!」 ジェニファーがそのような態度をとるのは初めてだったので少々戸惑った返事になった。 「あなたはテレパシーで生き残った仲間を探して下さい。出来ますね」 カァラを勇気付けるようにジェニファーは彼女の両肩をがっしりと掴んだ。 スーパーガールにはあまり遠くまで届かないし、 会話が出来るほど便利でもないのだが、精神で通じ合う能力がある。 カァラが得意とする能力で、先ほどカァラのピンチをジェニファーが感じ取ったのがそれだ。 「はい!」 「ラクティやスリミア、レイチェルたちが簡単にやられるはずないわ。必ず誰か見つかるはずよ」 力強く頷くカァラ。 「そして……決戦よ!」 ジェニファーの強い語気に圧されることなく、 「はい!」 カァラも力強く答えた。 その様子にニコッと微笑んでジェニファーは、 「私はこれから少し周りの様子を調べてきます」 その言葉にカァラの瞳が一瞬曇った。 ジェニファーの言葉に微かな違和感を感じた。 「ジェニファー…まさかひとりでなんて……」 「バカね。そんな無茶はしないわよ。残念だけど私一人じゃ勝てないわ。 その為にもカァラやみんなの協力が必要なのよ。だから、頑張ってねカァラ」 「わかりましたです。ジェニファーは私に嘘つきませんですよね」 ジェニファーはカァラの肩をポンと叩いて、宙に飛び上がりながら、 「カァラ、これだけは約束して。絶対諦めないって!」 そう言ってジェニファーは拳を高く掲げた。 カァラもジャンプして、その拳に自分の拳を重ねた。 瞳で頷きあって、ジェニファーはそのまま空中高く舞い上がった。 カァラは地上に降りて、希望を込めながらテレパシーを発し始めた。 ジェニファーは全速で日本に向けて飛びながら、化物の気配を探ろと考えたが、 そうするまでもなく禍々しい気配が強烈に伝わってきた。 あまりの強大さにさすがのスーパーガールにも冷汗が流れる。 カァラにはああ言ったものの、リアすらも破れてしまう現実の中、 他のスーパーガールが残っている可能性はあまり期待できないと思っていた。 カァラの助力があれば、多少は有利に戦うこともできるだろうが、確実に危険に巻き込んでしまうだろう。 それで勝利を得たとしても、ジェニファーにとっては敗北と同義。 それならば、自分一人で立ち向かう事が、ジェニファーのやり方だった。 不安は大きいがジェニファーには自信もあった。 それは、リアが言った化物の顎の下から貫くこと。 自分の力は通用するとリアが見立ててくれたこと。 ジェニファーのありったけのパワーをリアが示してくれた怪物の弱点の顎に叩き込む事で勝利出来る。 そう信じて、それが合い討ちでもいい。 そう覚悟していた。 化物の気配がすぐそこに感じられるところまで近づくと、 ジェニファーは少しスピードを緩めた。 「さて、周りのマンイーターをどうしたらいいかしらね」 化物の周りには力が弱いとはいえ、多数の怪物が群れているに違いない。 それらも相手にしてはとても勝ち目はない。 どうやって1対1に持ち込もうかと考えたが、なかなか良い考えが浮かばなかった。 目を閉じながら方法を考えていると、頭の中にカァラがスーパーガール達に呼びかけるテレパシーが伝わって来た。 相当頑張っているのだろう、脳にビリビリと感じるほど強いテレパシーだった。 見込みは薄いとは思っていても、仲間が全滅しているなど本心では信じたい筈がない。 「カァラ、頑張ってね。私も負けないからね」 まずは化物と怪物たちの様子を伺おうとしてジェニファーは地上に向けて降下していった。 地面に近づいたジェニファーは周囲の惨劇に愕然となった。 一つの街が完全に破壊され廃墟と化していた。 まるで爆撃を受けたかのような惨状が残るのみで、人の気配は全くない。 瓦礫の街の中心に、化物がいた。 幸いにも周りに他の怪物の姿は無い。 地底に潜っているかもと思い、気配を探ったが近くにはいないようだ。 という事は他の街を襲っているのだろうかという考えが頭をよぎったが、 今は最悪の敵を倒す事だけに専念するんだと自分に言い聞かせた。 化物の蛙のような頭がジェニファーの方に既に向いている。 「来ると思ってたぜスーパーガール」 対決の時が迫る。 化物から10メートル程はなれた場所に、ジェニファーは舞い降りた。 「もっとマンイーターが居ると思ったのに、あなただけなのね」 「あ?1対1なら俺様に勝てるとでも思ってるのか?」 「まあね、雑魚は鬱陶しいだけだからね」 化物から伝わる気配は尋常ではない。 ジェニファーは強気の姿勢を崩さないよう、言葉を選んで挑発する。 「クククッ」 「何がおかしいのよ」 自分の弱気が見透かされたのかと心配しながらも強気を押し通そうとするジェニファーに、 化物は信じたくない言葉を放った。 「ゲハハ、その雑魚達はよぉ、馬鹿なスーパーガールが自分の居場所をテレパシーで教えてくれたからよ。 全部そっちに行ったんだぜ」 ジェニファーの顔から血の気が一気に引いた。 「スーパーガールの汁を啜りに行ったんだよお」 大きな口にいやらしい笑い浮かべる化物。 「そ…そんな!」 直ぐにこの場を離れてカァラの元に飛び立とうとしたのだが、それは出来なかった。 化物の発する強大すぎる気配がジェニファーを圧倒していたからだ。 先ほどは隙をついたうえに、化物がジェニファーに執着していなかったので逃げることが出来たが、今は違う。 化物はジェニファーを逃がすつもりは毛頭ない。 迂闊に動くことは即敗北に繋がる。 カァラを救う方法は一つしかない。 ジェニファーは化物の存在感に気圧されながらも拳を構えた。 「さっさと終わらせましょう」 戦いは先手必勝。 駆け出したジェニファーは勢いよく飛び上がり、 化物の顔面にひざ蹴りを叩き込んだ。 確かな手応えはあったのだが、全くダメージを与えた様子が無い。 「やっぱりね。この化物!」 一旦距離を置き、素早く体勢を変えて化物の真上にジャンプし、 更に高所から重力を加えながら化物の頭部に踵を落とした。 鈍い打撃音が響き、怪物の大きな身体がふらついた。 それでも深追いはせずに再び距離を置いた場所に着地して攻撃の効果を確かめた。 敵は平気な顔で目をギョロギョロと動かしている。 「くそ!」 今度は一直線に化物の腹部に突撃し、強烈なパンチを入れた。 普通の怪物であれば一撃で腹に穴が開く威力である。 しかし、太い腕にガードされてしまった。 もっとも、直撃していても効果は疑問。 ジェニファーは化物の顎を打ち抜くチャンスに賭けていた。 ジェニファーの攻撃は徹底して一撃離脱。 動きを止められれば勝機はほとんど無くなると考えて慎重に攻撃を仕掛けているからだ。 「ちょこまかと逃げ回りやがって!」 化物はジェニファーの攻撃にあわせるように反撃していたが、 その動きに付いていけずにその圧倒的な攻撃は空振りばかりしている。 ここまではジェニファーの思惑通りだが、敵に与えるダメージは想像以上に薄かった。 無意識のうちにスーパーガールの攻撃の仕方が大胆になっていく。 それに対して化物のほうは攻撃が当たらなくても余裕の姿勢を崩していない。 素早く動き回り優勢に攻撃を仕掛けているスーパーガールではあるが、無意識のうちに焦りが生まれ始めていた。 早く終わらせてカァラを助けに行かねばならない。 ジェニファーには自分の冷静さが知らず知らずに失われている事に気付く程の余裕は無かった。 化物の攻撃を巧みにかわしながら攻撃をつづけ、 ついに会心の一撃、スピンキックが化物の側頭部右にヒットした。 「グオッ!」 化物の顎が上がった。 それまで一撃離脱を徹底していたジェニファーが、チャンスと見て連撃を狙った。 全ての力を注いだ拳を怪物に向け、その身体は金色に輝いた。 「貫けえー!」 ジェニファーの叫び声と共に発せられた渾身の一撃は見事に怪物の喉元に直撃した。 だが、まだ体力を残している化物は太い腕でガードしていた。 それでも化物は勢いに押されてジェニファーと共に倒れこんだ。 「ゲハッ、グゲゲェ……」 喉を抑えて苦しむ化物。 ジェニファーの攻撃は致命傷を与えるには至らず、少しむせた咳払いをさせただけだった。 「しまった!」 まだ早かった。自分の焦りを自覚したジェニファーは既に冷静さを取り戻してはいたのだが、 運悪く、ジェニファーは化物の身体の上に乗りかかるようにして倒れてしまっていた。 スーパーガールの一瞬の隙。 すぐに飛びずさろうとしたジェニファーの細い腰に化物の太い腕が巻きついた。 「ああっ!」 「グヘ、捕まえたぜ」 「くそっ、離せ!」 両腕ごとサバ折りされて、ジェニファーは脚をばたつかせるが化物には効かない。 ゆっくりと起き上がった怪物が腕に力を込めた。 「ぎぃ、ああ!」 強烈な力で腰を締め付けられ、スーパーガールから無様な悲鳴が上がる。 なんとか逃れようともがくのだが化物の太い腕はびくともしなかった。 「ん?どうした?逃げないのか?」 「こ、これく…らい……」 「ほう?」 化物は一気に腕の力を強めた。 「あが…が……ぐぶぅ」 ジェニファーの目の前が真っ暗になっていく。 「あぐぶうう……」 ついにブクブクと口から泡が溢れ出し、 抵抗していた両足も、その動きが止まった。 ジェニファーから力が抜けていくのを確認した化物は、腕を解いてジェニファーを地面に落とした。 「あうう…ぅ……」 わずかに残った意識で身体を動かそうとするのだが、うつ伏せのまま動くことが出来ない。 怪物はジェニファーの金髪を鷲掴みにして宙に持ち上げた。 だらりと垂れ下がるだけのスーパーガールの身体。 「うあ……」 セーラー服のスーパーガールはもはや手を動かすことも出来ないほどに消耗していた。 化物は無抵抗の少女の腹にパンチを叩き込み始めた。 ドゴッ!ドゴッ! 髪を掴まれたまま、サンドバッグのように甚振られ 「げええ…ぐぶぅ……ぎあっ」 揺れる体はもう嗚咽以外に何も出来ない。 強烈な打撃を受けて体力は完全に奪われ、僅かに残った意識も薄れていく。 ―― …くや…し……い…よ…… 圧倒的なパワーの前に心まで打ちのめされたジェニファー。 瞳から涙が毀れる。もう、何も出来ない。 「カ…ァラ……」 怪物は止めとばかりに、一際力を込めたパンチを叩き込むと ジェニファーの身体はふわりと浮き上がった後、 ダランと垂れ下がったまま動かなくなった。 太ももから地面にピチャピチャと水滴が流れ落ちていった。 美少女のスーパーガールの失禁だった。 唇からも止まることなく泡が噴き毀れていく。 もう意識はなかった。 「なんで?……どうして!」 カァラは目の前に広がる光景が信じられなかった。 いつの間にか無数の怪物たちに囲まれている。 仲間のスーパーガールにい呼びかける事に集中していたため気付くのが遅れた。 ざっと20体。弱いのもいるが、強い気配を出している怪物が何体もいる。 真っ向から戦っては勝ち目はないが、逃げ道はふさがれている。 「ん?お前だったのか」 こともあろうに怪物がなれなれしく話しかけてきた。 カァラにとって忘れられない気配のそれ。自分を凌辱した怪物だ。 「お前は胸が弱かったよな。また甚振ってやるぜ」 ゴツゴツした手で胸を揉む仕草をして挑発するやいなや、 怪物たちは一斉にカァラに襲い掛かかり、次々と触手を伸ばしてスーパーガールを固定した。 両手は頭の上で纏められ、両足は大きく開かされてしまった屈辱の姿。 怪物たちは、我先にとカァラの身体にへばりついた。 白いTシャツが捲り上げられて乳房が剥き出しにされた。柔らかなふくらみを触手が撫でまわす。 「ああっ!いやらしいっ!やめなさいですっ!」 触手は豊かな乳房に巻きついてフニフニと揺らしたり、揉むしだき、先端部で乳首をつついたり自由に弄りまわして嬲る。 「うああ…だめぇ……あふ…」 抗う術のない刺激がカァラを襲い、スーパーガール意思とは裏腹に、少女の肉体は喘ぎ始める。 「ああ…私……もうあんなのいやです……くふぅう…やああ……」 がっくりとうな垂れた顔に涙が光った。 「スーパーガール様も口ほどにも無いな」 「ゆっくりと愛液を啜らせてもらうとするか」 口々にカァラを嬲る怪物たち。 カァラの肉体が快感に反応してしまっているのは見抜かれていた。 ビリビリと音を立ててGパンが引き裂かれ、白いパンティーの股間が怪物たちに晒された。 さっそく怪物たちの舌がパンティー越しにカァラの大事な部分を責め始める。 薄いパンティーの生地は怪物の唾液ですぐにベトベトになり、カァラの割れ目をくっきりと浮かび上がらせている。 もう手馴れたもので、怪物は少女の弱点を執拗に捏ね繰り回して楽しんでいる。 「あうぅ……いやっ……あは…あああ…ああああ」 散々喘がされたスーパーガールは自分の中で熱くなる部分を自覚させられ、悔し涙が溢れ出す。 いまや股間のヌメリは怪物の唾液だけではなく、スーパーガールから湧き出す蜜も含まれていた。 怪物の舌はパンティーの隙間から直接、秘所に入り込んで、スーパーガールの蜜を啜りだした。 ジュルジュルと卑猥な音を立てながら自分の出した液体を吸い取られる感覚。 先刻、何度も味合わされた屈辱が再び若いスーパーガールを襲っていく。 弄ばれ続けている乳房は、その先端のピンクの乳首をビンビンに尖らせていた。 触手の先はチクチクと執拗に責め続けている。 嬲られまくっている股間には何本もの舌と触手に侵入されて、 スーパーガールの肉体は次第に限界に押しやられていく。 「だめですぅ…もう……無理…あああ…ひやああ……駄目…うああああああああああああああ」 またしても怪物たちにイかされてしまったスーパーガール。 開かされた股間からダラダラと愛液が糸を引きながら垂れて落ちる。 それでも怪物たちは満足などしない。 さらに潮を噴かせようと触手や舌が少女の弱点で蠢めく。 「もう…いやあ…誰か…助けて……ジェニファー…」 カァラがジェニファーの名前を口にした時、 『約束して、諦めないって!』 ジェニファーの優しく微笑む姿と約束の言葉が脳裏に浮かび上がった。 怪物の一匹が、カァラの雰囲気が変わった事に気付いた。 昇天させられて痙攣するだけだったカァラの身体から震えが止まったのだ。 「ふふ…うふふふ……」 唇からは小さな笑い声がこぼれ出した。 「なんだ?イかされておかしくなったか?」 拘束されているカァラを後ろから襲っていた怪物が俯いているカァラの頭を鷲?みにして引き起こした。 怪物とカァラの視線が合わさった。 そこには快感に喘がされた少女はいない。 眼光鋭く、ニヤリと笑う、これまで怪物を仕留め続けたスーパーガールの姿があった。 カァラの身体から薄い緑色の光が放たれて、絡み付いている触手が引きちぎられていった。 「邪魔よ」 自由になったカァラは、破れて纏わりつくGパンを紙のごとく引きちぎった。 Tシャツにパンツだけ、身体は粘液と愛液でベトベトのスーパーガール。 惨めな姿だが、その身体からは力強い光が放たれていた。 「ジェニファーと約束したです。私、絶対に諦めないです」 カァラは直ぐにまた怪物たちに囲まれてしまった。 その数は30を超えている。 嬲られている間にも怪物たちは集まってきていた。 「痛えな、この野郎俺の触手を千切りやがって」 「100倍返しで嬲りつくしてやるぜ」 スーパーガールの反撃にも全く動じていない怪物たち。 目の前の獲物の抵抗を楽しんでいるようにさえ見えた。 冷静になったカァラは隙だらけの敵に対して、 素早く、手近にいる怪物の頭にハイキックを叩き込んだ。 頭を潰された怪物はそのまま後ろに倒れて消滅した。 「あまり馬鹿にするんじゃないです」 そのままジャンプして自分を囲んでいる怪物たちの輪の外にあっけなく廻り込み、 1体1体確実に仕留めていった。 だが、数にものを言わせた集団は、数を減らしながらも次第に孤軍奮闘のスーパーガールを追い詰めていった。 怪物たちの数は既に十数匹まで減っているが、 残った怪物の中にはカァラの全力をもってしても、 一撃では仕留め切れない強さを持っているものが居る。 怒涛の攻勢に出ているスーパーガールには次第に疲労が蓄積されていった。 怪物の攻撃や触手を避けるスピードが明らかに鈍ってきていた。 「はあ…はあ……」 肩で息をし始めた。もう、体力の限界が近い。 「あいつ…あいつは?……」 十数匹の中には、昨日カァラを凌辱した怪物がまだ残っている。 何度か攻撃を入れているのだが、流石に強い。 ダメージは確実に与えているが仕留めるには至っていない。 これまでは他の怪物にも注意を払っていたので、 止めを刺すほどの攻撃が出来なかったが、 「ジェニファーごめんなさいです。私、もう限界みたいです…でも…最後にあいつだけは……」 カァラの瞳に仇敵の姿が入った瞬間、 「やああああ!」 弾かれるように突撃し、全ての力を込めてその頭部に拳を振り下ろした。 それまで、一撃離脱を続けていたスーパーガールが、 突然特攻のように突っ込んだため、 怪物のガードは間に合わず怒りのスーパーガールのパワーが直撃。 その頭部は砕け、そのまま塵になった。 「はあ…はあ……やったわ……」 ほとんどの力を使い果たしたスーパーガールはバランスを失って片膝をついた。 その隙を怪物たちは見逃さず、カァラは数体の怪物に羽交い絞めにされ、 ついにその動きを止められてしまった。 もがいてはみるのだが、もう振りほどく力も残っていない。 ゼエゼエと息も荒い。 しかし、その顔はもう俯くことなく怪物に殺気を放ち続けている。 「ほう?さっきまでヒイヒイ言いながら汁を垂れ流してたお譲ちゃんがよお?」 「無駄な抵抗すると痛いだけだぜ。大人しくすりゃ気持ちよくさせてやるからよ」 「ゲヘエ、獲物の取り分が増えてよかったじゃねえか」 「さて、また喘いでもらうぜ」 怪物たちは多くの仲間が倒されたことなど意にも介していない。 「好きにすればいいです。でも、お前達の思い通りになんてならないです」 やれるだけの事はやった。 残るのは最後の覚悟。 自分の心臓を貫くだけの力が戻ればと考えていた。 しかし、化物はまだ残っていると気付いた。 これで終わりなどではない。 ここで死んでしまっては、ジェニファーの力になれない。 「ダメぇ、まだ…死ねないですぅ……」 逃げなければ。 おとなしく羽交い絞めされていたスーパーガールが身体をバタバタと暴れさせた。 「放せ!放せです!」 必死の叫び声が虚しく響く。 そんなスーパーガールに怪物たちはやらしい笑いを浮かべながら迫ってくる。 「ちくしょうですううう!」 無力な自分に絶望しかけたカァラの頭に、声が聞こえた。 「カァラ!よく頑張ったよ!」 同時に怪物の中に上空から何本もの光跡が降り注いだ。 それらはカァラに纏わりついた怪物を次々と砕いていった。 羽交い絞めを解かれてふらつき倒れかけたカァラの身体を優しく支えるのは青髪の少女。 「頑張ったな。あとは僕達に任せるんだ」 「ああ…あ……ラクティ……ラクティ!」 カァラから涙が噴き出して止まらない。 大泣きする少女をやさしく抱きしめる青髪のスーパーガール。 二人を守る様にして数人の少女がカァラたちを囲んだ。 「貴女の声、聞こえたよ」 「遅くなってゴメンね」 「もう、誰もいないのかと思ってましたわ」 少女達が口々にカァラに話しかける。 「あああ……みんなぁ…」 見覚えのある顔。ラクティを含めて5人のスーパーガール達が戦闘態勢をとっている。 「人喰いども、僕の仲間の仇、取らせて貰うよ」 カァラを地面に寝かせながら、青髪のラクティの宣戦布告を合図にして、 スーパーガールの反撃が始まった。 ジェニファーはビルの瓦礫に逆さ吊りで磔にされていた。 両足は大きく開かれ、両腕はダランと垂れさがるのみ。 Yの字で無様な姿を晒されていた。 セーラー服の裾とスカートは捲くれあがって、ピンクの下着が露になっている。 瞼は閉じたまま、半開きになった唇から涎が流れて涙と混ざり合い、ジェニファーの綺麗な顔を汚している。 化物は口から舌を恐ろしく長く伸ばして、 ジェニファーの無防備な股間のワレメを舐めようとしたその時、その舌に痛みが走った。 カァラの飛び蹴りだった。 「ゲヘエエ!」 慌てて舌を引っ込めたが、たいしたダメージにはなっていない。 「何だ?まだ雑魚のスーパーガールが残ってたのか」 化物の侮辱には構わず、カァラは素早くジェニファーを助け出し、 離れた場所に意識の無いジェニファーを優しく横たえた。 「ジェニファーの嘘つき…」 ボロボロになっているジェニファーの顔にカァラの涙が落ちる。 「カァラ、文句は後にしろ!」 ラクティに促されて、化物に対峙している2人のスーパーガールの戦列に加わった。 先ほどの怪物たちとの乱闘に勝利したスーパーガール達だ。 だが、その数はカァラを含めても3人だけになっていた。 初めて化物を目の当たりにしたスーパーガール達に戦慄が走る。 「こ、これほどまでとは……」 「信じられないよ」 これまでのスーパーガールのプライドは木っ端微塵になるほどの力の差を全身で感じてしまった。 「レイチェル!カァラ!この戦い、僕たちは負けちゃいけないんだ。行くよ!」 青髪のスーパーガールが、先陣をきって立ち向かい、他の二人もそれに続いた。 それは時間にして、ほんの数分。 3人のスーパーガールは化物の足元でピクピクと痙攣していた。 全裸にされお尻を突き立てるようにして うつ伏せでアスファルトに半身を埋められてしまっている。 圧倒的すぎる実力差はスーパーガール3人掛りでもどうにもならなかったのだ。 失神させられた3人のスーパーガールの股間は既に化物の舌によって嬲り尽くされて 3つの秘所は愛液が溢れだして淫媚に光っている。 「さて、たっぷりと楽しませてもらうぜ」 3メートルを超える化物は、その姿を普通の中年の男に姿を変えて、 失神してピクピク痙攣している青髪のスーパーガールが突き出したお尻に 勃起した男根を突き立てた。 十分に濡れているラクティの秘所はあっさりと肉棒を受け入れた。 グチュグチュと音を立てながら肉棒がスーパーガールの中で前後に動く。 「ゲヘヘヘ、こりゃ気持ちいいぜえ!」 瓦礫の街の真ん中で化物が勝ち誇って笑った。 ガクガクと揺れる青髪のスーパーガール。 幸か不幸か、その振動と股間の刺激でラクティに意識が戻った。 「あ?僕…なに……?え?あ!な!」 自分の中を何かが蹂躙している。 「あふぅ…ああ…やめ……なにして……」 「ゲヘ気がついたのか。まあいい、鳴く方が面白いしな」 中年男姿の怪物は腰の動きを更に早くしてラクティの秘部を責めた。 「だめ!イヤだ!ああっ……ああああーーー!」 何故自分が人間に侵されているのか解らない。 肉棒に何度も体内を突き上げられ、ただ喘ぐだけのスーパーガール。 それでも、自分をレイプしている人間から、化物の気配を感じ取った。 「ああ…こんな…ことって……あああ…ああ…きゃひぃ…」 ラクティにこれまで経験したことのない刺激が走った。 怪物は膣に肉棒を突きたてながら、指で菊門を掻きまわし始めたのだ。 「ひあ!そんなところ…いやああ……きゃうううううう」 青髪のスーパーガールは再び失神してしまった。 「なんでえ、だらしねえな」 無様に悶えるスーパーガールの姿に、化物は満足して笑いながら ラクティの秘所から男根を抜いた。 同時に、男根の先からピュッと白濁した液体が放出されてスーパーガールの身体を汚す。 「うおおお!なんだ?すげえ気持ちいいぜ」 化物の時には得られなかった快感だった。 「人間の姿もいいもんだな。さてと…」 射精したばかりにもかかわらず、化物の興味が今度はカァラに向けられた。 少し離れたところで横たわったままのジェニファーにも意識が戻った。 「ああ…私……どうなって…」 化物に一蹴された記憶はすぐに戻り、辺りの異様な雰囲気にも気が付いた。 無残な姿の青髪のスーパーガールが目に入る。 「ラクティ!そ、そんな!」 そのそばにも2人のスーパーガールの無様な姿、カァラの方には見た事の無い中年男が纏わりついている。 すぐにその正体は理解した。 化物の魔の手がスーパーガールを、カァラをレイプしているのだ。 怒りが弱りきったジェニファーを動かした。 「カァラーーーー!」 ジェニファーは力を振り絞って飛びかかった。 だが、人間の姿のまま背中から伸びてきた触手に捕まえられてしまい、 全身をぐるぐる巻きにされて宙に浮かべられてしまった。 「ゲヘエ、お前は次にしてやるぜ」 余裕で厭らしく笑う中年男。 「くそっ!放せ!カァラ!起きて!起きなさい!」 拘束されたまま必死に呼びかけるジェニファーだが、カァラの意識は戻らない。 「お願い!やめて!その娘は許して!」 錯乱するジェニファー。敵に懇願している無様さに気付いていない。 もうスーパーガールのプライドも何も無くなっていた。 「カァラの代わりに、私を……私を…犯しなさいよ…」 泣きながら哀願するジェニファーに、絶望的な宣告が下る。 「馬鹿か?お前は次だって言ってるだろ」 「あああ…そんな……」 触手を振りほどこうとしても、全く動く事も出来ない。 「誰か、誰か助けて!ラクティ!レイチェル!」 もちろん、気絶しているスーパーガールにその声は届かない。 たとえ届いたとしても、どうにもならないに違いない。 虚しい叫びが響くだけ、のはずだった。 「!」 涙でかすむジェニファーの瞳に、中年男が弾けとぶ様子が映った。 化物の姿に戻った巨体がビルの瓦礫の中を転がっていく。 ズズンと重い衝撃音が響き、土煙りが湧き上がる。 「グオオオオ!」 瓦礫を跳ね除けながら化物が起き上がってきた。 その前には一人の小柄な隻腕の少女が立っていた。 長い黒髪、白いワンピースのドレスが風にたなびき、それは既に怪物たちの血で汚れていた。 「なんだ?お前?」 言葉と同時に化物の太い腕が少女に降り下ろされた。 これまでスーパーガールを軽く蹂躙してきた攻撃を、 長い黒髪が似合う少女は残された右腕で受け止めて振り払った。 「ほう、貴様のようなスーパーガールもいるんだな」 巨体を震わせて化物が黒髪の少女に向き合う。 ジェニファーは目の前の様子を呆然と見ているしかなかった。 黒髪の隻腕美少女の姿は自分の良く知っているスーパーガールのもの。 見間違えるはずなど無い。 しかし、ジェニファーはその名前を口に出す事が出来なかった。 すぐにでもその名を呼びかけたかったのだが、どうしても出来ない。 何故なら、その少女の姿からから感じる違和感に戸惑っていたからだった。 正確には違和感などではなく、確信。 少女は「スーパーガール」ではない。 目の前で繰り広げられているスーパーガールすらも絶句する闘いを見つめながら、 「美月……」 ジェニファーはその名前をようやく呟いた。
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窮地に陥ったスーパーガール達に差しのべられた救いの手。 すばしっこく動き回る小柄な少女、白いフリルが付いたワンピースがヒラヒラと舞う。 裾がまくれる事など意に介さず、巨大な敵に立ち向かうのは黒髪の少女。 年齢はジェニファーと変わらないが身長が150センチほどの小柄であることと、 見た目が日本人形の様な雰囲気なので少し幼く見える。 そして左腕が肩口から失われていた。 向かい立つのはスーパーガール最上位の白銀の使徒リアすらも喰らった化物。 身の丈は3メートルを超え、ゴリラの如く筋肉質の肉体にカエルのような頭が付いている。 その口はもう何人ものスーパーガールを丸呑みにしてきた忌まわしい存在。 「うりゃああああああああ!」 黒髪の少女は可憐な容姿に似合わない叫び声をあげながら突進する。 「ゴアアアアアアアアーーーー!」 同じく化物も全進。 巨大な力がぶつかり合い弾け飛び、 「くはっ!はぐ…」 片膝を着いて蒸せ込んだのは少女の方だった。 「ゲヘヘ、少しはやるようだが俺様に敵う奴などもういねえぜ」 追撃の手、化物が真上から太い腕を振り下ろし、 小柄な少女は巨大な化物の攻撃を受け止めながら言葉を返す。 「馬鹿ね、力が強いだけで勝てる道理なんてないんだから」 そしてその戦いを茫然と見つめている金髪の少女に向かって叫んだ。 「ジェニファー!今のうちにみんなを連れて逃げて!」 金髪の少女はその声に我に返り、拳を握り締めて叫び返した。 「嫌よ、私も戦うわ!」 残されたスーパーガールの中で今戦える状態でいるのは彼女一人。 「もうっ、この服邪魔だわ」 先の戦いでビリビリに引き裂かれて身体に纏わりつくだけの白いセーラー服を自ら剥ぎ取り、 薄汚れたピンク色の下着姿を恥ずかしがることも無く拳を突き出して身構える。 その身体からはジェニファーの力の象徴である金色の輝きを放ち、臨戦態勢が整った。 「いけないよジェニファー。今はみんなを助けてあげて!」 黒髪の少女はその姿を横目で見ながら再び叫ぶ。 暴風の如く暴れまわる化物の攻撃は、 離れているジェニファーの頬にも空気がビリビリと揺れるのを感じるほど凄まじく、 考えて喋りながら戦えるほどの余裕など無い。 黒髪の少女は良く応戦してはいるものの、ジリジリと追い詰められ始めていた。 何度も攻撃を受け止めている腕は震えっぱなし、 体を支える膝も今にも折れて屈してしまいそうになっている。 「美月のことほっとくなんで出来ないわ」 ジェニファーはそう独り言を呟くと同時に黒髪の少女の横に並び立ち、 黒髪の少女に出来るだけの親しみを込めつつ話しかけた。 「美月ひとりだけ戦わせるなんてプライドが許さないし、リア様に顔向けも出来ないわ」 「ジェニファー、だめだよ……」 肩で息を切らす黒髪の少女。 ジェニファーは少女の制止には耳をかさず眼前の化物に、 「さっきは良くもやってくれたわね」 ジェニファーは少し胸を反らして頭上の敵を睨みつけ、 凛としたスーパーガールの姿を示した。 「んん?俺に負けた分際で、偉そうな事を言いやがるな」 スーパーガールが敵として眼中に入っていないことにジェニファーのプライドが刺激される。 「今度はさっきみたいにはいかないわ」 「はあ?弱っちいのが本気で言ってんのか?」 頭の上から化物の嘲りが連なる。 「弱いかどうか、今すぐ解らせてあげましょうか」 キッと化物を睨みつけ、空手に似た構えをとる。 その時、化物が胸を反りかえらせジェニファーに向かって吠えた。 それは恐ろしく凄まじい、脳まで轟く咆哮。 攻撃を受けたわけではない。 何か特殊効果があるわけでもない。 化物はただ叫んだだけ。 だがそれだけで勇敢だったジェニファーの背筋がピンと伸びてしまった。 ビリビリを肌が震え。 鳥肌が立つ。 化物の本気を知った。 冷や汗が噴き出した。 「うそ…こんなのって……」 これまでも化物の気配に圧倒されていたが、 今の雰囲気は全く別次元の恐怖そのものだった。 ジェニファーは率直に怖いと思った。 彼女自身は己の恐怖を気取られないように、 平静を装う様に務めたつもりだったのだが、 凛とした表情は崩れてみるみる蒼褪めていく。 「ここはあたしに任せて!」 黒髪の少女はジェニファーを庇う様にその前に回り込んだ。 「そ、そんな…わけにはいかない、わ……私戦う」 強がるジェニファーだが口を開く度に歯がカチカチ当たる。 パシッ 裏拳の要領で美月の拳がジェニファーの鼻頭を叩いた音。 「っ!」 「バカッ!あいつはラクティもレイチェルもカァラも食べるつもりなのよ。 あなたみんなを護りきれるの?自信あるの?」 それまで叫びながらも穏やかだった黒髪の少女の口調は厳しく変化した。 「美月……」 「これからはジェニファーがリーダーなんだよ! あんたは仲間の命を第一に考えなきゃいけないんだ!」 「あ…はい……わかりました」 ジェニファーが美月に敬語を使うのは初めてだった。 「おいおい、餌に逃げられるわけにはいかねえなあ」 化物は美月の頭越しにジェニファーに掴みかかろうとしたが、 その腕に黒髪の少女が立ちはだかり、迫る太い腕を受け止めた。 それが精一杯、力の差は歴然と開き始めている。 もう黒髪の少女はジェニファーの方に振り返る余裕もない。 それでも背中越しに伝わってくる。 早く行け! いまはもう、雄雄しいスーパーガールは足手纏いでしかないのだ。 ジェニファーは遂に心を決めその場を離れ、倒れている仲間達の元へ急ぎ、 まずカァラを肩に担ぎあげ、両脇にラクティとレイチェルを抱えた。 そして一刻も早くこの場から飛び去ろうとしてその腰を少し沈めた時、 背後から一際大きな化物の咆哮が轟き、 同時に突風に背中を押されてジェニファーはバランスを崩してしまった。 ドサッとカァラの身体ががその肩から滑り落ちた。 「いけない」 あわてて再度担ぎあげようとしたのだが、 「きゃあっ!」 思わず悲鳴を上げて、後ずさるジェニファー。 目の前には化物がやって来ていた。 「餌が逃げてんじゃねえよ」 低く響く声。 悪い事に化物の方がカァラに近い場所にいる。 「み、美月!」 彼女が助けを求めその名を呼んだのと、 黒髪の少女が彼女の前に立ちはだかったのはほぼ同時であった。 だが、その身体は少し前かがみになって呼吸が乱れていた。 「早く行ってジェニファー」 「でも、カァラが……それに美月だって怪我して…」 「あの娘はあたしが絶対守るっ!約束するっ!」 力強く黒髪の少女がそう言った途端、その頭の上に化物の巨大な拳が振り下ろされた。 「このおおお!」 少女は気合とともに受け止めるのだが、膝はガクガクと震え、足元の地面にヒビが走る。 それでも黒髪の少女はジェニファーを護るようにしてその体勢を立て直す。 「お願い、ジェニファー…あたしを信じて」 「わかった。部屋で待ってるからね!」 ジェニファーは唇を噛みしめて、 ラクティとレイチェルを抱える腕に力を込め全力で空に舞い上がって消えた。 「この野郎、待ちやがれ!」 慌てて振り返りながら追いかけようとした化物の背中に衝撃が伝わり、 バランスを崩して前のめりに倒れた。 美月の飛び蹴りが直撃。 「行かせないよ!」 直ぐに起き上がった化物に拳を構えて黒髪の少女は宣言した。 「いい度胸だ。いいぜ、お前と足元のスーパーガールまとめて喰ってやる」 横たわるカァラにも目をギョロつかせて化物も死の宣告。 お互いに睨みあって、動きが止まった。 幾分余裕を見せる化物に対して、黒髪の少女の額から脂汗が止まらない。 「あんたはそんな事出来ないよ。あたしは二度と約束を破らないんだからね」 それでも強気を崩さずに腰を落として右腕を構える少女。 すでに身体は傷だらけだが、その瞳は爛爛と輝いていた。 死闘の場所からスーパーガールの全力で約30分。 ジェニファーが戻ったのは彼女が日本での拠点にしていたマンションだった。 この付近はまだ怪物たちの破壊は免れていた。 と言うよりも怪物たちの襲撃を受けた街はまだ1箇所だけである。 戻って直ぐにリビングのテレビを点けると当然のように臨時ニュースで溢れ、 混乱しながらも情報が集められていた。 他に襲われている街は無い様子で、 例の街の様子が画面に映り、 既に警察や消防が入り情報の収集と救助活動の様子だけが放送されている。 つまり、戦いは既に終わっているという事だ。 心臓を引き裂かれるかのような不安がジェニファーを苦しめる。 「美月…カァラ……」 今すぐにでも再びかの場所へ飛び出して行きたかったのだがそれは出来ない。 ラクティとレイチェルの意識が未だに戻らないからだ。 彼女達はジェニファーが普段使っている大きなベッドにその身体を横たえられ、 ジェニファーはその傍に跪いて2人の手を握りしめている。 窓の無い寝室は暗く、明かりも点けていない。 ジェニファーの心が明るい場所を拒んだこと、 2人の顔をまともに見たくなかったこと。 何も見たくない。 考えたくない。 考えられない。 今は光が辛かった。 ラクティとレイチェルの傷は想像以上に重く、 スーパーガールの回復力をもってしても当分は動けそうになかった。 それどころかジェニファーが自分のパワーを流し込むことで 辛うじて生命力を保っているほどだった。 助けるのがもう少し遅ければ、危なかったかもしれない。 美月が必死の形相でジェニファーに逃げろと言ったのは 自分が化物を抑える余裕が無いだけではなく、 ラクティ達の命を案じての事だったのだと思い知った。 ジェニファーはあの時逃げるよりも戦う事を選ぼうとした。 それこそがスーパーガールの本懐だと思い込んでいた。 皆の仇を討ちたかったし、逃げたくなどなかった。 既にあの化物からは一度逃げているのだ。 これ以上の屈辱はプライドが、許さなかった。 「私……馬鹿だ……大事なことに気付かないなんて」 ぽつっと呟く。 戦いたかった。 自分の力を示したかった。 例え負けたとしても、プライドを保ったなら悔いはない…と思っていた。 「もし美月が言ってくれなかったら、きっと2人とも死んじゃってた。そして…カァラも。」 握る手に力を込める。 ジェニファーの身体が更にポウッと光を帯びた。 「お願い、ラクティ、レイチェル…頑張って。 あなたたちが……死んだら…あたし……もう…たてない……」 明るく快活、凛としたスーパーガールはいない。 涙にくれる少女がいる。 うう…ぐすっ……うぅぅぅ…… 涙。 ジェニファーはその意味を考えるのは止めていた。 ただ、泣いた。 暗い部屋に少女の啜り泣きだけが静かに響く。 他の音は街の喧騒も何も聞こえない。聞かない。 聞きたいのはただひとつ。 トクッ… 聞こえた。ハッとジェニファーの顔が上向く。 トクッ……トクッ…… 弱々しかったラクティの心音がくっきりと聞こえだした。 そして時を同じくしてレイチェルからも。 ジェニファーの瞳から大粒の涙が流れ出す。 「よかっ……た…………」 まだ動くことは出来ないだろうが、しばらくすれば意識が戻るだろう。 涙を手の甲で拭きながらジェニファーはひとつ深呼吸した。 まだ何も終わってはいないのだ。 これから化物の、美月とカァラを安否を確かめに行かねばならない。 窓際に移動して、うす暗くなってきた空を見上げたのだが、 「あう…」 少しからだがふらついた。 さすがのスーパーガールにも2人に分け与えたパワーの影響が出ていた。 首を左右に振って意識を保とうとしたが、余計にふらついてしまった。 力の大半は失われている。 だが、回復にはさほど時間は掛からない。 「美月…」 先ほどの様子では美月が優勢に戦っているとは思えなかった。 とにかくあの場所に戻らなければと、歯を食いしばり、 「行かなきゃいけない…私しかいないん…だ……」 窓をあけ、ベランダの手すりに手を掛けた時、そのベランダにドサッと何かが落ちてきた。 人らしきものがふたつ。 それはジェニファーの期待通り、黒髪の少女とカァラだった。 カァラはまだ気を失ったまま美月に抱きかかえられていたが、 化物に凌辱された傷はラクティ達よりも浅かったようで、だいぶん自己回復している。 今は眠っているだけのようだ。 美月は全身血だらけ、もう立っているいるのもやっとの様子であったが、 「…あいつ倒せなかったけど…約束は守ったわよ……」 ニコリとほほ笑んで、黒髪の少女は膝から崩れた。 「美月!」 その身体をカァラごと抱きとめ、ジェニファーは黒髪の少女に頬ずりしながら、 「ありがとう………」 それ以上は言葉にならなかった。 黒髪の少女から流れる血の色は暗い緑色。 それは人間やスーパーガールのものではない。 しかしそんなことはもうどうでもよかった。 今はただ、2人が無事だったことを単純に喜んだ。 カァラ寝室に運び、レイチェルの隣に寝かせてから、 リビングのソファに横たえた美月の元に移動した。 黒髪の少女はスーパーガールを上回る回復力を誇示するかのように、 体中に緑色の血液がこびり付いてはいるものの、 既に起き上がってソファにちょこんと座っていた。 ジェニファーはその隣に腰をかける。 その目はその緑色のものに自然といってしまう。 「ジェニファー、もう気付いてるでしょ?あたしが人喰いだって」 金髪の頭がゆっくりと頷く。 黒髪の少女は人差指で自分の鼻頭を擦りながら、 「そうね、何処から話そうかしら」 「待って」 ジェニファーが少女の告白を制止した。 「?」 キョトンとする黒髪の少女。 「あなたは私の知ってる美月なのよね?」 「まあ、一応そうかしら。身体は怪物でも、心はあたしのままだと…思う」 「じゃあ、あなたは私の友達よ」 ジェニファーは自分より少し小柄な美月を抱きしめた。 「……あたしを友達って呼んでくれるの?」 もう一度金髪の頭がコクンと頷いた。 美月は目頭が熱くなり、黒い大きな瞳に涙が浮かぶ。 その涙は無色透明。 温かいものがジェニファーの頬にも伝わった。 しばらく無言の時が過ぎ、 それを破ったのは意外にも金髪の少女の嗚咽だった。 「うあああっ…ううう…美月!美月ぃ!私…私ね……」 我慢していた感情が一気に噴出した。 「私ね…ほんと馬鹿だった。私のせいでカァラも…みんなも…。 そうよ、リア様だって死なずに済んだかも知れない。 もっとみんなを信じてれば…」 この戦いの中であまりに多くの物を失った。 その後悔が一気に襲ってきたのだが、 今の金髪少女には跳ね返すことが出来ない。 美月はジェニファーの悲しみを受け止めようとして力強く彼女を抱きしめた。 そして、 「ジェニファー、後悔しない人なんていないわ。 私だって…肝心なところで大切な人守れなかったんだ。 藍もそうだし、雪乃だって…。清成君もあたしを守る為に死んじゃった……」 話の途中で、ジェニファーを抱きしめる力を急激に強くして美月は話を続けた。 「あたしだってさ、もっとしっかりしてればって思ってばかりだったよ。 あたしも…あたしだって……何度も同じ失敗を繰り返しちゃって、 その度に大事な人が居なくなっちゃった…………」 コツンッ 美月の額がジェニファーに当たる。 ひくぅ、ひくっ 美月も小さな嗚咽を漏らし始めたた。 「ごめん…なさい……嫌な事思いだっさせちゃったね。 苦しいのは私だけなんて…ホント私ってバカジェニファーだわ…」 ジェニファーが謝罪した後、堰を切るように2人は泣きあった。 ひとしきり泣いて、落ち着いたジェニファーは、 「美月、あの化物はどうなったの?」 「あたしと同じだわ。今頃どこかで傷を癒してるはずよ。 勝てなかったけど、相当なダメージはくれてやったからね」 そう言って美月は拳を得意そうに掲げた。が、すぐにそれを下げた。 「でも、あいつには勝てないよ。あいつ強すぎる…」 「ねえ美月、あなたを私達4人が援護したらどうかしら?」 美月は首を横に振る。 「ごめん、気を悪くしないでね」 「ううん。答えはわかってたから……」 絶望的な戦力差は間違いない。 しかし、化物は傷が癒えればまた人を襲い喰らうに違いない。 それは阻止しなければならない。 が、いい考えは浮かばない。 横に座っている美月はこびりついた緑の血を擦り取っている。 その瞳は何かを思いつめるように固い。 ジェニファーには感じられた。 美月はあいつと刺し違えるつもりなのだと。 少し、心の中にそれを期待している自分を感じ取って自己嫌悪した。 「情けないな…」 「ん?何か言った?」 「あ?え、いいえ。あの…美月シャワー浴びてきたらいいんじゃないかなって」 「それはジェニファーも一緒だよ。言わなかったけどさ、 下着姿だしずいぶん汚れてるし、臭いし~」 「だって、もう二日シャワー浴びてないから」 ラクティたちはネグリジェに着替えさせたりしていたが、 自分はずっと汚くなったピンクの下着姿のままだった。 体中ドロドロに汚れている。 「わ、私は美月の後でいいから、早く行きなさいよ」 頬を染めるジェニファー。 「は~い。じゃあ遠慮なくお先~」 美月は譲り合ってもジェニファーが意地を張るだけだと思って、 あっさりと彼女に指示に従った。 ジェニファーは美月が部屋から出ていくのを見送ると、 「ふう…」 ひとつ溜息をついてソファに横倒しになった。 さっきまで少女が座っていた所が暖かい。 「ん?」 ちょっとした違和感。 その違和感を手でなぞると、乾いた緑色の液体が手に着いた。 少女の血液。 そしてあの化物と同じスーパーガールが人喰い、マンイーターと呼ぶ存在の物。 ソファに深くもたれかかって目を閉じる。 「強くならなきゃ、あいつに勝てない」 何か思いついたはずなのだが、何が思いついたのか自分でもわからない。 頭にフィルターが掛かったかのように、考えが意識の外に取り除かれた。 「翼があれば、勝てるのかな?」 まだ手に入れていない翼。 スーパーガールの力の証。 しかし、翼を持つリアすらも喰らっている化物が相手である。 たとえ翼を手に入れたとしても勝てる気がしない。 それはラクティたちも同様だ。 そもそも今の彼女達は戦力として期待するわけには行かない。 ならば、美月の力に期待するしかないのだろうか。 美月が、マンイーターが強くなる方法。 それは。 ゴクッ。 緊張。 生唾が咽に送られた。 それは先ほど考えようとして止めた事の焼き直し。 思考が停止して、固まってしまったジェニファー。 時間の経過も判らないほどそれは続いた。 美月が浴室から戻って来たのにも気付かなかった。 ジェニファーの視線だけが美月に移動た。 「ありがとう。さっぱりしたわ」 体中から湯気を立てながら、リビングに入った。 身体にバスタオルを巻き、長い黒髪をタオルで包んでいる。 ジェニファーは美月を凝視したまま動かない。 「どうしたのジェニファー?」 少し蒼褪めた表情のジェニファーをいぶかしむ。 「あ…ああ……美月。いや…えっと……」 たどたどしい返事。 それでも意を決して、 「あの、美月。私と寝てくれないかしら?」 「え?何よ突然?すごく寒いの?」 「違うわよ…あの……ね」 ジェニファーの頬がみるみるうちに赤くなった。 「え?どうかしたのジェニファー」 美月の問いに無言で首を振る金髪少女。 俯き加減で上目使い、物言いたげな瞳が美月に向けられたまま動かない。 その様子はまるで地面に伏して獲物を狙うネコ科の猛獣のそれ。 「ジェニファー…なんか怖いよ……」 ひくつく美月の口元。 金髪の少女が遂に牙を剥いた。 「私とSEXしましょうってこと…よ」 「☆○■凸*凹▲△☆★=-----!」 あたふたと手足をバタつかせる美月。声が声にならない。 「ななな…何冗談いってるのジェニファー」 リビングの壁いっぱいにまで後退りする美月。 ゆらりとソファーから立ちあがるジェニファー、目が血走っている。 「私は本気よ。私を美月にあげるわ…だから……勝って…」 「え?えっと…その……って……はっ…」 思いつめた表情で今度は美月が黙り込んだ。 金髪のスーパーガールの意図を汲みとった。 背中から壁に寄り掛る美月の首元に、ジェニファーの頭が接近する。 「あなたたちは、スーパーガールの…その…… エッチな…………お汁…で、強くなるんでしょ。 それとも、私のじゃ…嫌?」 ジェニファーは耳元で囁いた。 「そっか…そうだね……それしかないよね」 美月の諦めたような返事、そしてひとつ深呼吸。 彼女も覚悟を決めた。 ジェニファーは、 「少し待っててくれる?私もシャワー浴びてくるから」 そう言い残すと浴室に消えた。 ソファにポツンと座る美月。 頬が赤く染まっている。 風呂上がりのこともあって、身体全体が赤く火照っている。 加えて思っても無い展開に、激しく動揺し更に身体が熱くなる。 「そりゃさ、仕方ないってのは解ったわ。 でも、セックス?レズ?あきゃきゃきゃーーーー」 心はまだ高校生程度の少女にとって、あまりにも刺激が強すぎた。 「ああん、なにか冷たい物ないかな~」 キッチンの冷蔵庫を開けると、ジュースに混じってビールが数本入っているのが見えた。 ジェニファーはシャワーを全開にして湯を浴びていた。 熱いお湯が今日の身体の疲れを癒してくれる。 疲れが回復している身体とは裏腹に心は大混乱、激しい消耗を感じる。 考えれば考えるほどわからなくなっていく。 「いいの?これでいいの?」 ためとはいえ、自分はこれから女性同士で、 しかもスーパーガールとマンイーターが絡もうとしているのだ。 頭からシャワーを浴びせかける。 「これしかない……のよ」 そう思い込むことにした。少しは肩が軽くなった。 思いつめていた気持ちが緩むと、 今度はこれまで意識した事もなかった些細な出来ごとに戸惑い始めた。 「シャワーがあたると…気持ち……いい…なんて……」 水流がピンク色の乳首に当たるたびに、刺激が頭に伝わってくる。 ジェニファーはまだ男性経験は無い。 自慰行為もしたことがない。 たまにカァラが乳房にじゃれついてはくるものの、それ以上の事を許すはずもない。 たゆんたゅんと揺れるジェニファーのオッパイ。 プリンのように柔らかい。 そっとその先っぽに指で触れると、ビリビリと電気が走る。 「あはっ…」 思考回路は既に正常ではないのか、 ジェニファーはゆっくりと自分の乳房を手のひらで包んだ。 大きめの乳房はジェニファーの手には収まらず、 柔らかいお肉がはみ出るようにしてプルルンと弛む。 自分で赤面してしまう程の感覚が彼女の肉体を駆け回った。 これが快感。 ドクンドクン心臓が鼓動を早めていく。 これまで意識した事のない感覚。 「あ…そんな……私…胸が…ううん、違う…あそこ……あつ…い」 吐息が荒くなる。 「はぁはぁっ…」 一気に身体の中から熱いものが込み上げてきた。 ―― あそこにシャワー当てたら、もっと気持ちいいのかな? 「バカバカ、何考えてるのよ」 慌てて考えを打ち消した。 ジェニファーもお年頃、性に興味無かったわけではない。 興味の種が次第に発芽し、あっという間に蕾が膨らんだ。 「あ…ふあ……」 艶艶のスーパーガールの唇が、甘い吐息を吐きだした。 自分でも気が付かないうちに、シャワーを持つ手は下半身に移動していた。 「やだ………これ…気持ち……いい…」 胸の衝動が全身に行き渡り、股間の熱がどんどんジェニファーを官能色に染めていく。 真っ赤に染まった頬、ジェニファーは堪えきれずにシャワーの向きを変えた。 「あふ…はあ……はあっ……」 頭が真っ白になりか掛けた。 今止めなければ、無垢な少女はもう少しで達してしまいそうになっていた。 「あ、あきゃああ」 ところが、少女の喘ぎは止まらない。 「うあ…どうして……まだ…あそこが……ああっ」 ビクッとのけぞってしまう。 シャワーはもう壁を濡らしているだけ。 なのに股間の刺激が止まらない。 思わず左手で股間を抑えようとしたのだが、 何故か柔らかいものに当たって邪魔されてしまった。 それは小さくしなやかな少女の手。 ジェニファーのものではない。 「何?ええ?」 混乱するジェニファーにお構いなく、その指が大事な部分に少しずつ入っていく。 その指先は固く閉じられているジェニファーの蕾を優しく愛撫し始めた。 股間の膨らみ、そのワレメをなぞるようにその指は動く。 その動きは柔らかく、固い扉を次第にふやけさせていった。 「誰?こ、こらっ…あっ…きゃうんっ」 背中から反り返りながら喘ぐ金髪の少女。 横目に入った自分の背後にいるもの。 黒髪の少女が素っ裸でジェニファーの背後から纏わりついている。 「美月、あ…あなたいつの間に…あう…」 「あによお、ジェニファーがあらひとシェックスしたいって言ったんでしょ~」 シャックリの音とともに、アルコールの臭いが伝わってくる。 「美月、あなた酔ってるの?」 「らってぇ、シラフでジェニファーのHなお汁飲むなんてれきないよ~」 「ちょっと、恥ずかしい言い方しないでよ……そんなんじゃ…って、あんっ…そこ、ダメェ…」 「ジェニファーのオッパイ、フニフニだあ~」 「はうう…だめ…そんな揉まないで…」 90センチ近い乳房が、少女の小さな手でいい様に遊ばれる。 大きなマシュマロにも似たそれが形を変える度に、 ジェニファーの中にゾクゾクと快感が流れ込む。 「あたしの胸って小さいでしょ~、 ジェニファーや雪乃がうらやましかったんだよ~。 こんにゃろ!」 美月は小振りな自分の胸をジェニファーの背中に押しつけながら、 ジェニファーの乳首の先をキュッと摘まんで抓った。 「あきゃっ!」 再びエビ反りになって悶える金髪少女。 「ジェニファーって感じやすいんだ~。もしかしたら毎日カァラとレズってらの?」 「バ、バカ。そんなわけないでしょ」 「フフ、じゃあ、ジェニファーイカへるのはあらしが初めてなんだあ~」 「やあ…そんなぁ……こんなのって…」 「ジェニファー、あたしとじゃいや?」 美月は自分の身体を上下に動かす。 ジェニファーは背中から美月の胸の突起の動きが伝わってくる。 その感触でゾクゾクと頭が痺れていく。 「だか…ら、嫌とか……そんなんじゃなくって…」 「らあ、いいんらね~」 美月の指がジェニファーの股間の茂みの辺りをまさぐり始めた。 まだ十分には生えそろっていない金色の茂みはあっさりと掻き分けられ、 美月の指はぴったりと閉じられた蕾をこじ開けに掛かる。 細い指先はあくまで優しく、 それでいて強く押しつけるようにしてジェニファーの幼い割れ目をなぞっていく。 「あ…そ、そこはダメェ…」 ジェニファーは美月の手首を掴んで抵抗しても、その手には力が込められることはない。 それどころか、 「うふふっ、自分で触りたいの?エッチらねジェニファーは」 美月はジェニファーの手首を逆に掴み返して、 無理やりジェニファーの股間に押し付けてゴシゴシと動かした。 「やめっ…あ……はあ」 ジェニファーは抵抗して手をゲンコツしたのだが、 逆に間接の部分がコリコリと刺激してしまうことに気付き、あきらめて指を開いた。 美月はすかさずジェニファーの人差指を掴み、 まだ閉じられた蕾の真ん中に突き立てた。 「ひぃ、痛い!」 ズブッとその指先がジェニファーの神聖な部分に入り込む。 「大丈夫らよ、痛いのは最初らけらから……」 美月はジェニファーの耳元で囁くと、ますますその指を激しく動かし始めた。 「ああっ、指が…私の指…入っちゃううう。私に入ってくるよお」 浴室の壁にへばりつく。 大きな乳房がクッションのようにタプンと揺れる。 「も、もうやめてえ……だめえ……」 そしてその身体がズルズルと下に崩れ落ちた。 「あらら、ららしないれすねー」 美月は背中を見せて座り込んだジェニファーを自分に向き合うようにした。 そしてジェニファーの左の乳首に吸い付いた。 「ひゃううう、す…吸われてるぅ、私…吸われてるよおお…おふぅぅ」 「ほうら、ジェニファーの乳首、もう固くなってきたよ。気持ちよくなってきたんだね?」 ジェニファー自身にも解る。 グミのように柔らかかったピンク色の突起は、コリコリと固く舌先に抵抗している。 はゎ…あふぅ……はふ… ジェニファーの吐息がどんどん激しくなる。 もう全身の強張りはとっくに解けてしまって脱力しきった肉体は、 美月の良い様に身体を弄られていた。 「ああ……感じ…過ぎ……あたし…壊れちゃ…う……」 「あれ?もうイっちゃうの?まだ早いよ~」 美月は少々不服。 だが、ジェニファーの股間の花びらは既に大きく開き、 ジェニファー自身の指も美月の指が数本ズブズブと入り込んで蠢いている。 ピンクの肉襞は擦られ続ける。 ウブなスーパーガールが堕ちるには十分すぎる刺激だった。 「あうぅっ、あはああっ!」 吐息は喘ぎに変わり、ジェニファーの身体がガクガクと震えだす。 「ああっ、やめて…お願いぃぃ…私……だめになっちゃう…ああっ、いやあああ」 首を振りながら哀願する。 美月は、 それを、 聞き入れた。 全ての指を動かすのを止めた。 「あ…ふぇ?な、なんで?」 「ジェニファーが止めてって言ったんじゃない。お願いを聞いてあげたんだよ~」 「ああ…そんな……つもりじゃ……な…い」 自分のはしたない台詞に気付いたが、身体はそれどころではない。 「はぁはぁ……」 ジェニファーの息は荒くなったまま。 快感に抗えず、既に開放されている自分の手が自然と股間に向かう。 だが、その手は美月によって掴まれて止められた。 ジェニファーの指がブルブルと行き場を求めて震える。 ―― ひどい…こんなの…ひどいよ…… 口がパクパクと動き、涙目で美月を見つめるジェニファー。 美月は意地悪く微笑みながら、ジェニファーの口の中に掴んだ手を忍ばせた。 その手にはまだジェニファーの愛液が纏わりついている。 その指をジェニファーの舌の上に擦りつけた。 「ふぐぅ…ひゃ、ひゃにを?」 舌に絡みつく違和感。 「ふふふ、ジェニファーのあそこの味だよ。おいしいでしょ?」 グリグリと舌に指を押しつける美月。 「はがぁ…うげ……に、苦いよ…」 「それで?イきたいの?金髪さん」 「あ…私…は……うう」 ジェニファーの心の抵抗は一瞬だけ。 金髪の少女はコクンと頷いた。 「意地悪……しないでぇ……」 「あははぁ、ジェニファーかわいい~」 美月はジェニファーの身体を抱えあげて、 自分と向き合うように湯船のヘリに座らせた。 「え?何?」 「動かないれ、気持ちよくさせてあげるはらね」 ジェニファーの股間の茂みが美月の目の前でひくついている。 「綺麗らよ、ジェニファー。とても綺麗に光ってる」 「や…言わないで。恥ずかしい……」 「意地ひてごめんね~。最後はあらしがイかせてあげるよ」 美月は舌を突き出して、ジェニファーのアヌスを舐め始めた。 既に濡れているジェニファーの肉襞が喚起の涙を流す。 求めていた刺激にトロトロと愛液が溢れる。 美月はそれを優しく舌で舐め取ると、唇をジェニファーの股間に吸いつけた。 「あひゃうう!」 チュパチュパ音を立てるジェニファーの花びら。 「ああっ、ああああ!なにか…あふれるううう」 股間を濡らしながら、ジェニファーの上半身が美月の頭にしがみつくように折れていった。 美月はそれには構わずに少女の肉襞を舐め尽くそうと更に強く舌を動かす。 「あああっ美月、私…私ぃ、何か…出てるううううううう、ふあああああーーー!」 金髪を振り乱しながら絶叫。 少女の初めての昇天。 溢れ出る愛液。 ピュットロロッ、ジェニファーの愛液が美月の口の中に跳ねる。 美月はそのままゴクッと飲み干す。 「ごちそうさまジェニファー」 「あう…ああああ……あふうう」 美月の頭にしがみつきながら震えるジェニファーの身体。 ビクビク痙攣するのが美月にも伝わる。 「お、終わった…?」 いつの間にかジェニファーは涙目になっていた。 美月は笑って首を横に振る。 「あいつに勝つためには、もうひゅこし必要みたいらの」 「うそ、まだ…」
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[部分編集] http //www.nicovideo.jp/watch/sm3178433 投稿者コメント1.コメント2.コメント3.コメント この作品のタグ:第14回MAD晒しの宴 レビュー欄 647 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/06(火) 10 34 21 ID RincBPIT0 イントロ、曲調と映像の雰囲気があっててイイ感じ。 0:37~0:51パパパパって早い切り替えを13秒間もやるのは しつこい、(自分の感覚では)長くても0:47くらいで止めといた方がいいかな。 短いとインパクトが出るけど長すぎると、飽きてきて逆効果。 全体的に1カットが短すぎる。アタック音と歌詞の切り替えには合わせてあるんだけど 演奏と歌どっちのリズムに合わせるわけでもなく、単調に、映像がドンドン切り替わって いくから見てる方は置いてきぼり感が…。 もっとシーンの拾取選択をしてカット数を減らした方が緩急がつくかな。 泣く泣く構成のために必要のないシーンを削るのは編集者なら誰もが経験する事なので ダイエット、ダイエットw カット同士のつなげ方はよく考えられているし、編集自体のセンスは問題ないと… というか、うまい方だと思います。後は、タメと見せ場のバランスの取り方を 練ったら、もっとよくなるかな。 -- 名無しさん (2008-05-09 21 41 48) 646 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/06(火) 09 34 56 ID GifTQduV0 全体としては良かったと思う。 ただイントロ部分以外はずっと切り替えの早い映像なんで、正直疲れた。 もう少し緩急の「緩」の部分が欲しいかな。 -- 名無しさん (2008-05-09 21 59 53) 651 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/06(火) 12 19 19 ID GifTQduV0 646っす。 何か短くてそっけない感想だったかも。 旧作の、イントロにあわせたラストも「なるほど」と思ったんだけど、 今回の終わり方も、音のアレンジ含めて好きです。 ラストを変えたなら、四重奏シーンをどこか別の場所に使ってもいいのでは・・・。 -- 名無しさん (2008-05-09 22 00 39) 名前 コメント 第14回MAD晒しの宴
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TAMASHIIのルフラン ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル ねんがんのアイスソードを手に入れたぞ! 魂のルフラン 第五十五話⇔第五十六話 第五十六話⇔第五十七話 YOKODUNAは水辺で体を清めていた。目の前は谷底まで続く滝となっている。 穢れを落としながら、先ほど弔った者について考えていた。 (戦いと無縁の者だったのだろう。あまりにも鍛えが足りなかった) その遺骸の体は細く、BANZUKEにも載らぬRIKISHIにすら遠く及ばないことは明らかだった。 (あのような弱者を殺したのは、同じ弱者か・・・それとも・・・) もし自分と同様に力を持つ者であるなら、それはSUMOUにおいて暗黒面に落ちた者の所業である。 RIKISHIであり続けながら、JIHIを忘れ、力のみを追求する者。 RIKISHIの負の力・・・暗黒面に堕ちた者たちである。 暗黒面に堕ちたRIKISHIは弱者の命を簡単に摘み取る。 それが表沙汰となることは無く、SUMOUの影の部分として恐れられている。 KAKUKAIが堕落したのも、暗黒面に堕ちたOYAKATAが裏で糸を引いているのかもしれない。 暗黒面に堕ちたRIKISHI同様、弱者を殺す者の存在が居ることを認識し、YOKODUNAは嘆いた。 (RIKISHIで無い者にJIHIを求めるのか無理か。俺とて同じ事をする時が来るのかもしれないが) SHURAと化すであろう自分は、RIKISHIで無い者からすれば暗黒面に堕ちた者となんら変わりない。 否、SHURAと化すことこそが、既に暗黒面に堕ちることと変わりないのかもしれない。 (だが、俺は世界最強を示さなくては!俺の中の誇りを取り戻すためならば俺は・・・!) そんな中、一陣の風が吹いた。 「む・・・・・・?」 風と共に何か・・・心を揺さぶる何かをYOKODUNAは感じ取った。 滝の音しか聞こえない場所・・・他の音など聞こえるはずも無い。 しかし、音速を超える戦いを繰り広げるYOKODUNAの集中力にそんな常識は通用しない。 「これは歌か・・・」 RIKISHIにとって歌とはKIMIGAYOにおいて他ならない。 だが、この歌はKIMIGAYOとはまるで違い、叫ぶように歌っている。 SUMOUに全てをささげるYOKODUNAといえど、歌を知らないわけではない。 しかし、YOKODUNAに届くこの歌は今まで聞いたものとはまるで違っていた。 (馬鹿な・・・TAMASHIIがこめられているだと!?) TAMASHII、それは全ての力の源ともいえるもの。 RIKISHIはTORIKUMIで命を失うことを恐れない。 RIKISHIがKEIKOで鍛えるのは肉体ではなくTAMASHIIなのだ。 SUMOUにおいて肉体の強さだけで決まるのは二流まで・・・高位のTORIKUMIはTAMASHIIの強さで決まるのだ。 (これほど離れた場所にも伝わるとは・・・どれほどのTAMASHIIの持ち主が?) 自分がTORIKUMIにこめるTAMASHIIと同等かそれ以上・・・YOKODUNAの身は打ち震えた。 「それに・・・このTAMASHIIの輝きは・・・」 歌っているのは一人ではない。複数、数はわからないが・・・どの声も、歌にこめられたTAMASHIIは白く輝いていた。 KAKUKAIが無くしたもの、そして自分が見失っていたもの。 YOKODUNAが始めてDOHYOUに立ったのは少年の時であった。 モンゴルからの留学生だった彼はSUMOUを見て興奮し、RIKISHIの姿を模してDOHYOUに立ちいった。 赦されざる禁忌を犯した彼に引導を渡すべく、立ち上がったのは当時のYOKODUNAだった。 自らの犯した愚行。子供相手に世界を滅ぼすかのような殺気を放つYOKODUNA。 少年はしかし、恐怖の中にどこかRIKSHIと戦える喜びを感じていた。 そこで、人々は奇跡を目にする。少年の背に現れたYOKODUNAの証である光の翼。 星を揺るがすYOKODUNAのTUPPARIを生き抜いた少年はRIKISHIとなる。 あのYOKODUNAに近づこうと。ただひたすらに前だけを見て。 「・・・・・・自分の進むべき道、か」 あの日YOKODUNAに挑んだ俺のTAMASHIIは、今俺の中に存在するのだろうか? 「行こう・・・そして決めよう。JIHIかSHURAか。俺の歩む道を」 【B-2 滝上/一日目・早朝】 【YOKODUNA@世界最強の国技SUMOU】 [状態]:健康 [装備]:無し [道具]:支給品一式、ドリルアーム@THE IDOLM@STER 他不明支給品1 [思考・状況] 1:強いTAMASHIIの持ち主の下へ! 2:JIHIを持つか、SHURAとなるか考える。 3:強者とTORIKUMIを行い、勝利する(相手の生死は問わない) 4:弱者には手を出さないが、向かってくる相手には容赦しない 春香の体力は限界に近づいていた。 町に向かうという目標を立て移動したものの、直進すれば最短だと山道をずっと進んでいたからだ。 木刀を杖代わりに春香はよたよたと進む。 「も、もう駄目・・・足がパンパン・・・」 ついに足を止め座り込む春香の耳に、山を越え歌声が届く。 「え・・・ええ!?な、なんで?誰が!?」 どこから歌っているのかはわからないが、そこまで遠い距離ではないだろう。 一体どういうことなのか。これは殺し合いの企画では―――― 「まさか・・・活躍した人には特典があるとか?」 可能性はありうる。たくさん参加者をしとめた人へのボーナスタイム。 自分の持ち歌の披露が許されているのかもしれない。 それか、既に企画で活躍するのを諦めて、せめて歌ってアピールしようとしているのか・・・・・・ 「そんな手があったなら私も・・・ああ、でももう二番煎じじゃ放送されるわけない・・・!」 おそらく既に何人も殺している人もいるのだろう。自分の活躍なんて霞んでしまう。 「何か・・・・・・方法は・・・・・・!」 ディパックに現状を打開できるものは無いか確認する。 出てきたのはソプラノリコーダー。完全に役に立たない。 そして次に取り出したものを見て、春香は声を上げた。 「ねんがんの アイスソードをてにいれたぞ!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「私・・・な、何言ってるんだろう」 出てきた剣を眺める。美しい大剣・・・刃は氷で出来ているように見える。 「ええと・・・体力を消費して吹雪を放てる・・・すごいすごい!」 説明書を読んで春香の腕力では厳しい重さのそれを振るう。 たちまち目の前の岩石を吹雪が被い、砕け散った。 「やった!これなら私もたくさん殺せる!」 疲労しながらも喜ぶ春香。これなら後ろから不意を付けばどんな人でも倒せるに違いない。 「よし、だったら目標は今歌ってる人たちかな」 おそらく歌い終わった直後なら隙があるはず。それまでにたどり着かないと。 「きっと他の人も狙ってる・・・先を越さないと!」 春香は走り出した。そして激しく転んだ。 「いたたた・・・もう、肝心な時にはころばないようにしないと・・・」 アイスソードを片手に、春香は再び走り出す。 大剣を片手に嬉々と走るその姿は、傍目から見て危険人物だ。 だが春香は気がつかない。それまでなら気付けたであろうそんなことに。 アイスソード。持つ物をころしてでもうばいとりたくなる氷の剣。 しかしそれは、持ち主の知力を低下させる諸刃の剣だったのである。 そして外れだと断定したソプラノリコーダー。 これが何か、春香は知らない。 いさじは知ってた。友人は知っていた。永井先生も知っていた。 ニコニコ動画を知る全ての者が、それを知っていた。 Fooさん。彼の愛用の笛のことを、知っていた。 【C-3 早朝 山岳】 【天海春香@THE IDOLM@STER】 [状態]:少し疲労。 [装備]:アイスソード@ロマンシング・サガ [道具]:支給品一式、洞爺湖の木刀@銀魂、飛行石のペンダント@天空の城ラピュタ、Fooさんの笛@ニコニコ動画(γ)、他不明支給品2 [思考・状況] 1.とりあえず歌ってる人を殺して目立つ 2.その後、南(できれば町)に行って目立つ行動を起こす 3.トップアイドルになる為、イメージを一新する 4.その為には人を殺す事も騙す事もする ※春香はこの殺し合いをTVか何かの企画だと思っています。 ※アイスソードを装備しているため少し馬鹿になっています。 ※Fooさんの笛@ニコニコ動画(γ) 削除の力を秘めた恐るべき笛。ドが出ない。 何を削除するのかは吹いた本人の任意だが、音程、曲目が一致しないと効果は発動しない。 下手なだけでは効果は出ない。曲が正しいだけでも効果は発生しない。 また、Fooさんが吹いてきた音程、曲目の順に高度な削除が可能となる。 削除できる基準は書き手に任せるが、笛の力は制限を受けており、人の命、首輪の削除はできない。 対象が削除できない場合、何も起こらない。ハーモニカはあるかわからない。 sm55:愛しの彼が見つからない 時系列順 sm57:題名なんておこがましいと思わんかね sm55:愛しの彼が見つからない 投下順 sm57:題名なんておこがましいと思わんかね sm35:ニアミス・ハピネス YOKODUNA sm66:十一色の誓い sm35:ニアミス・ハピネス 天海春香 sm66:十一色の誓い
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編集する。 2021-12-08 18 47 32 (Wed) - エヴァMAD1とは、新世紀エヴァンゲリヲンのMADまとめページ。 エヴァンゲリオンOPフルバージョン 魂のルフラン:高橋洋子 【超音質】残酷な天使のテーゼ 初音ミクに「残酷な天使のテーゼ」を歌わせてみた(フルコーラス) MAD 魂のルフラン (MAD)[新世紀エヴァンゲリオン] エレクトロ・ワールド 新世紀エヴァンゲリオン 最終回ラストシーン 劇場版EVA 珠玉の9分間 1分でわかる新世紀エヴァンゲリオン 新世紀エヴァンゲリオン~使徒だよ!!全員集合~ バルサミコ酢、襲来!【完結編】 こなたゲリオン (Lucky☆Star+Evangelion) OPMAD らき☆すた ラキゲリオン こなたゲリヲン:ちょw (LuckyStar x Evangelion) Part1/2 こなたゲリヲン:ちょw (LuckyStar x Evangelion) Part2/2 らきすた×エヴァンゲリオン * 出典、参考 エヴァンゲリオンOPフルバージョン 魂のルフラン:高橋洋子 【超音質】残酷な天使のテーゼ 初音ミクに「残酷な天使のテーゼ」を歌わせてみた(フルコーラス) MAD 魂のルフラン (MAD)[新世紀エヴァンゲリオン] エレクトロ・ワールド 新世紀エヴァンゲリオン 最終回ラストシーン 劇場版EVA 珠玉の9分間 1分でわかる新世紀エヴァンゲリオン 新世紀エヴァンゲリオン~使徒だよ!!全員集合~ バルサミコ酢、襲来!【完結編】 こなたゲリオン (Lucky☆Star+Evangelion) OPMAD らき☆すた ラキゲリオン こなたゲリヲン:ちょw (LuckyStar x Evangelion) Part1/2 こなたゲリヲン:ちょw (LuckyStar x Evangelion) Part2/2 らきすた×エヴァンゲリオン * videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 編集する。 2021-12-08 18 47 32 (Wed) - 出典、参考
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アニメの「え」 お約束どうり (新世紀)エヴァンゲリオン 魂のルフラン σ(=^‥^=)的には残酷な天使のテーゼのほうが好きだけど パチ的には魂のルフランがとっても。゚+.Σd(・∀・)゚+.゚イイ!! 確変d=(=^‥^=)=b にぇーい エンジェル・ハート シティーハンターのかおりが亡くなってからのお話なんだよね エスパー魔美 しょこたんバージョンにしてみました^^ エル・カザド H2O~FOOTPRINTS IN THE SAND~ エースをねらえ! これもパチンコになってたよね^^ エクセル▼サーガ 面白いよ^^ エレメンタル ジェレイド Ergo Proxy