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画像製作に関して 画像製作に関して画像製作上のお願い 画像のサイズメイン画面系統 ドット絵、開店関連 イベント画面系統 探索画面系統 情報画面系統 画像製作上のお願い 地図画像地図自体は31氏担当となっていますが、各地域(魔法の森、彼岸等)の250×200程度の場所画像は広く募集します。何となくのイメージで良いので、大きな場所ごとの絵をお願いします。 もし何人かの方が描いて下さったなら細かい場所(魔理沙の家、無縁塚等)毎にも絵を入れたいとは思います。 地図の吹き出し地図上である地域にマウスを重ねた際、上のような吹き出しにその場所の名前と危険度を表示する形式を考えています。ウィンドウの関係上、吹き出しの先端が4パターン(左上、左下、右下、右上)必要になりますので、反転・回転を考慮したデザインでお願いします。 店員マーク既に店員に探索を指示していた場合、「そのキャラがその地域にいる」ということを示すため、キャラ毎に違ったマークを作り、場合に応じて表示させるという形式を考えています。あくまで案の一つですが、何か思いついたものがありましたらお願いします。 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 情報画面現在「情報画面での背景が和風なメイン画面と合っていない」との意見が出ていますので、情報画面っぽい画像を見つけた方、連絡お願いします。 メインの画面と異なり、情報画面ではテキストウィンドウが上のように吹き出し上になることを考えています。おおよそサイズは720×150.焔氏作のちび店主が左に来る予定ですので、吹き出しの先端を左に向けてください。 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 その他、画像のサイズが微妙に異なります。実際にステータスを表示するウィンドウが480×380、表示情報の切り替えに用いるボタンのサイズを100×30程度と考えております。 立ち絵大きさは店主のサイズを縦500×横300として、それを基準に考えてください。サイズが変化しても問題ありません。 αブレンドで表示させるため、マスク画像が必要になります。出来れば、上の画像右半分のような、シルエットを黒で塗りつぶした画像を用意して下さい。 表情は上機嫌・通常・不機嫌・ボロボロの四つをお願いします。それぞれ探索の成功・通常・失敗・大失敗(敗北)に対応したものとなりますので、何となくそこから沸くイメージで描いて頂ければと思います。 後々マークやエフェクトを追加したいとなったときも簡単にできますので、その時はご相談ください。 エフェクトについて上のような感情エフェクトはできれば別個にして頂けないでしょうか。。他のキャラにも流用が効きますので。ただ、他のキャラに使うのはどうなのだろう、といったものについては最初から組み込んでいただいても構いません。 顔グラのサイズ上画像の赤線部、テキストウィンドウの左におよそ160×160ぐらいの空きがありますので、そこに表示させる形式を考えています。これに関しては立ち絵があればそこから切り取るのでも十分ですので、特に個別に描いていただかなくても大丈夫です。 表情やマークについても立ち絵のものと同様です。 開店時の店グラ等、場所のウィンドウ上のような350×250の画像を使い、今いる場所、店主・店員・客、店の設備(店にいるときのみ)の画像を表示させる方法を考えています。 背景、店主、カウンター、客、前面の間にそれぞれいくらかレイヤを用意してますので、細かく重ね具合を調整することは可能です。 ドット絵 キャラ絵クォータービューでお願いします。 キャラの顔が画面左下を向いているもの(店員時)と左上を向いているもの(客時)の二つを考えています。ただ、店員時の絵に関してはそれぞれアクションを変えたいという意見もあるため、基本的に自由とします。 ドット絵 感情マーク上のような、おおよそ40×40程のキャラの感情を表すマークもあるといいなぁ、と考えております。優先順位は低いのですが、気が向いたらお願いします。 ドット絵 吹き出しの中身上の感情マークはメイン画面でのイベントにアクセントとして使用することを考えておりますが、来客時の吹き出しに入れるマークも別に募集します。ハートについては前述の情報画面でも好感度別に使いますので、およそ6色ほどのパターンが欲しいと考えています。例として、青→水色→緑→黄→橙→赤、等。 その他ボタン素材とか 画像のサイズ 今現在欲しいものとその大まかなサイズは以下の通り。 メイン画面系統 背景 ……800×600 タイトル ……750×350blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 ステータスウィンドウ ……400×300 通常テキストウィンドウ ……600×150 イベント用テキストウィンドウ ……700×120 ウィンドウ(商品・コマンド用) ……400×40 ウィンドウ(探索マップ用) ……400×40 ウィンドウ(年月日時・天気用) ……340×60 ウィンドウ(名前表示用)……100×25 ウィンドウ(所持金用) ……120×30 行動ボタン(「開店」とか) ……100×50 行動ボタン(小) ……60×35 タイトルボタン(「再開」とか) ……90×50 小アイコン(画面の左上、香霖堂経営SLG(仮)の左にあるマーク)……16×16 ドット絵、開店関連 キャラのドット絵 ……100×10 店内他、今いる場所の絵……350×250 顔ウィンドウ……150×150 顔ウィンドウの枠…… 交渉ウィンドウ……450×300 交渉ウィンドウ内の矢印……50×30 交渉ウィンドウ内行動ボタン…… 100×50 吹き出し(上下左右+斜め) ……60×60 吹き出し内のマーク ……40×40 イベント画面系統 立ち絵……300×500 エフェクト……300×500 探索画面系統 地図……800×600 マウスが上にあるときの吹き出し……125×100 吹き出し内、危険度等地域の情報を表すマーク 探索に出したキャラが居る時、それを表すマーク 場所選択時のウィンドウ……480×380 各場所の絵……250×200 選択矢印……17×17 情報画面系統 テキストウィンドウ……720×150 情報表示用ウィンドウ……480×380 表示する情報の選択ボタン……100×30 人妖度表示用バー 各非売品、商品、所持用の道具の絵……250×100 選択矢印……17×17
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前書き ゲームの設定 各文明の指導者 首都建築からの初期の流れ 情熱大陸の予感 どこを見ても戦争ばかり しばしの平和 CGEに慣れた結果がこれだよ! 前書き OCCであったらいいなーと思う志向は、まあとりあえず哲学志向 偉大な専門家定住させて人口増加ブーストもどきをするOCCだと 偉人の出がよくなる哲学志向は、もはや無いときついレベル 他に「あると嬉しい」というのが勤労志向 何を置いても、初期にピラミッドが欲しくなるOCCで遺産建築が早くなるのはありがたい 他の文明に取られることが少ないだけでなく、序盤のハンマー節約が非常に大きい というか、天帝だと石有りか勤労じゃないとピラ建てる事が大博打 あっても建てられるか運が絡むけど 叙事詩の場合、文明オリジナルの建築がほぼ遺産なので、これを建てる際にも役立つ 本家civ4及びBtSではこの二つを両方持った指導者が存在しない が 叙事詩では(脇役の癖に)香霖がこの強力な組み合わせを所持 これはOCCやれってことだな! ちなみにプレイヤーは本家BtSだとプロ皇帝、たまに不死ヤッテルガー ゲームの設定 東方叙事詩1.10(バグ修正も何も当たってない状態) 天帝 OCC 標準パンゲア 通常速度 森近霖之助(香霖で指導者探してたら、しばらく見つからなかったのは秘密) 各文明の指導者 森近霖之助 哲学・勤労 プレイヤー。普通に使っても強志向 古明地こいし 哲学・創造 隣人その1。創造の隣人は自分から文化で押して怒る てゐ 攻撃・組織 隣人その2。好戦的 洩矢諏訪子 攻撃・宗教 ちょっとだけ隣接。顔グラがAAで不憫 レティ=ホワイトロック 拡張・金融 戦争屋 十六夜咲夜 勤労・金融 マンサと同じAI 橙 拡張・組織 マスコット 首都建築からの初期の流れ 都市は川と隣接、最初から灌漑されてるとうもろこしに氾濫源2と好立地 最初に作成するボスユニットはアリスを選択 霊夢は最低でも宇宙船開発時にEXスキルだけ取れれば良いので序盤からいらない 魔理沙はOCCだとそもそも微妙 アリスは軍備をサボっていてもイザという時に即座にユニット量産ができ、 加えて上海人形は平和主義を採用していてもペナルティ無し アリス本体も人形も防御ボーナスを得ることができるので防衛に有利 と、いった理由から 次に労働者、戦士と続ける ルネッサンス頃までのテクノロジー取得は、本家OCCとほぼ同じ順番 農業→石工術→採鉱→青銅器→筆記→美術と続ける 戦士が完成したら首都防備にあて、ピラミッドの建築に入る 外交のほうは、東に地霊殿のこいし、西に永遠亭のてゐ、南に小さな湖を挟んで妖怪の山のケロちゃん 北はただのツンドラ地帯 第2~3都市目で文化圏がぶつかり合うこともなくて一安心 ただ創造持ちのこいしが隣なのでちょっと不安 国境争いでマイナス付きそうなのはこいしとてゐの平仮名コンビ 非戦を心がける以上、この2人とは特に仲良くしていきたい BC1360年 ピラミッド完成 都市圏外の森を切ってブーストしながら無事取得 すぐさま代議制に変え、科学者雇用のために図書館建築 都市圏内の森は国立公園+保安林のために全て残す 平原も森林の自然増加に期待して、できるだけ農地は少なめに 情熱大陸の予感 BC1200年 レティが咲夜に宣戦 幻想郷初の戦争開始 プレイ中は気づかなかったが、リプレイを見ると世界の端から端への宣戦 戦争屋と平和主義者の補正プラス、異教徒の補正で仲が最悪らしい この時期はボスユニットの強さが国の強さみたいなもんで、AIはスペカを使わないので恐らく咲夜優勢だろう ルーミアVSレミリア 1ボスと6ボスならしょうがない この頃になると宗教によって外交関係が分かりやすくなって来る 中国酒派:咲夜(聖都)、てゐ、橙、こいし 蜂蜜酒派:ケロちゃん(聖都)、レティ 無神論者 「はい、二人組み作ってー。あれ、香霖君と組んでくれる指導者はいないのかなー?」 好きで一人になったんじゃないやい! 隣人2人が中国酒ということで中国酒に乗り換える方針へ 誰からも嫌われていない橙と相互を結び、自然伝播に期待 BC800年 ケロちゃんが橙に宣戦 橙の要請によりてゐがケロちゃんに宣戦 なんとも喧嘩っ早い幻想郷民だ ぬくぬくしてるのは自分とこいしだけ 橙との相互を切り、こいしと相互を結ぶ 美術が完成したがこうも戦争ばっかりだと技術交換相手に困る とりあえずレティケロちゃんとの交換は避けて美術放出 アルファベット、数学、鉄器入手 幸いにも文化圏内に鉄が湧いた 製鉄所のために鉄資源は欲しい 文学へ進みアレク図書館を狙う BC600年 レティ、咲夜戦争終結 やはりボスユニットの差がでたのか技術、スコアともにレティが落ち込んだまま BC575年 文学完成と共にアレク図書館建造開始 ピラから出た偉大な技術者使用→完成 なんという突貫作業でできた遺産 どこを見ても戦争ばかり 技術のほうは、オリジナルツリーの魔法を取ったあと、法律へと向かう 魔法で解禁される霧雨魔法店は序盤屈指の強力遺産 序盤の6ハンマー≒鉱山2つ≒無償の市民2人 必要なハンマーもそこそこで、勤労割引でさらにお得 文化押しされると厳しいOCCでは文化+4もありがたい もちろんアリスもアップグレードし、すぐに難易度ノーマルの昇進を付ける こうして見ると、オリジナル技術はいい事尽くめに見えるが、交換材料にできないため あまりに序盤から取るとAIに技術で置いていかれる可能性が高い 周りの技術進捗を見ながら取っていきたい BC550年 てゐが自国発祥のウィスキー派に改酒 これだけ既存の酒が広がってから後発のものに乗り換えるとは・・・ 世界の敵候補へ BC500年 ケロちゃんとてゐが講和 2ヶ国相手に戦争していてもスコアトップはケロちゃん ただ技術はアルファベットすら持っていないと、遅れが目立ち始める BC275年 どこかで日本酒派創始 科学者ジャンプする予定はあったのだけど、自分で創始したくはなかったのでこれはありがたい 自都市で後発の宗教を創始すると、主流の宗教宣教師が着ても布教に失敗する可能性が増すからだ この頃の都市圏 民族叙事詩を建てているため、タイルに人口が欲しいので、カースト制採用を急いでいない BC175年 レティがこいしに宣戦 続いて咲夜がレティに宣戦 これで博麗文明以外全てが戦争経験ありということに 紀元前から血気盛んな幻想郷だ BC150年 偉大な科学者ガリレオが出たので消費して清酒術取得 ガリレオさんも幻想郷入り それでも幻想郷は回っている! と言いながら日本酒呑んでそうだ 同時にカースト制と平和主義を採用して科学者雇用枠を増やす まだ宗教は制定していないが、いい加減咲夜さんが布教してくれると期待 BC125年 と、思っていたらこいしがワイン派に改酒 聖都持ちでもないのに謎 まあ、ぬくぬくしてるおかげでスコア技術共にトップな隣人と仲良くなるに越したことはない 幸いワイン派は伝播してきているので平和主義を利用するためにもワイン派になる AC1年 てゐがケロちゃんに宣戦 紀元前からの確執は消えないらしい 音楽、封建制などを交換で取得しながら研究ルートは官吏→紙→教育 王道の自由主義レースコース 紙は秘匿するつもりが咲夜から恐喝されてやむなく放出 一人に撒いたら即座に紙は交換材料 しばしの平和 125年 ケロちゃんと橙が講和 橙とは都市を取ったり取られたり、てゐには一方的に取られる形だったので 片方とは停戦したようだ 175年 こいしとレティが講和 375年 咲夜とレティが講和 久しぶりに比較的平和な世界が戻ってきた 225年 やや時を前後するが、橙が自国発祥のビール派に改酒 ここにもまた、世界の敵候補現れる 520年 ビール派の指導者は、宴会幹事役としての(略 ビール派・・・? 掲げてる指導者は橙しかいないマイナーなところでバチカン建ったなあ 幹事役選挙 投票結果 ちぇえええん! これ何の意味があるんだ! 600年 てゐとケロちゃん講和 久しぶりに全世界が平和に包まれた 620年 橙が自発的にてゐの属国化 どうやら戦争で弱った橙が、戦争で仲良くなった戦友に保護を求めた様子 CGEに慣れた結果がこれだよ! 680年 こいしが自由主義一番乗り 教育独占だからと天文学取るために光学を目指していたら、こりゃあうっかり いつもCGEに頼っている悪影響がこんなところで 仕方なく自由主義2番乗り 即座にばら撒き銀行制度、ギルドなどを取得 この辺りまでは本家civと変わらない研究方針なのだけど、ここからが博麗文明のずるいところ ナショナリズム、共通規格、鋼鉄のツリーは全て取る必要なし! なぜなら博麗神社(世界プロジェクトのほう、元インターネット)の解禁までに必要な技術は全て科学系ツリーだけで足りてしまうからだ 元々のインターネットは解禁がコンピュータだったのでプラスチック、無線通信、内燃機関が必要になり 全てのツリーを満遍なく取得する必要があったが、博麗神社はとんでもなく解禁条件が緩い 試しに開始直後のテクノロジーツリーで、博麗大結界を左クリックすると分かりやすいと思う 無線通信とコンピュータでは、ぱっと見それほど差はないが、実際のところ雲泥の差だ とまあ、必要な技術は科学的手法のルートだけでいいのでビーカーの出力が弱くても宇宙開発の研究に負けはしない 作成可能な戦争ユニットが最強でマスケット+飛行船になるが、ボスユニットと人形のおかげで遊撃部隊くらいなら何とかなるはず 天帝OCC香霖堂が宇宙を目指す その2 名前 コメント
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ここは、このゲームの主催者である491氏が意見を求めるページです。 より良いゲームにするためにも、何かいい案などがあれば是非とも書きましょう。 以前の質問 配布形式について 嫉妬度に関して 属性に関して レベルアップ形式について 開店中のキャラの挙動に関して 物々交換システムについて 絡ませにくそうなキャラの処遇について 探索場所について [部分編集] 配布形式について 何だか最近またファイルが嵩張るようになってきました。BGM全部入れると300MB近くなってしまうとかどんだけかと。 一応圧縮ファイルは複数個作れるので、サイズの分割は自由です。ダウンし易いと思われる形を教えてください。 案の一つとしてパッチ形式を挙げます。曲ファイルなどの変更の出にくい部分は使いまわして、更新したファイルだけをアーカイブで配布という具合に。これをするならばファイル更新頻度で設計を考えないといけないのですが……。 マイナーバージョンアップは今のパッチ形式で、大幅な仕様変更などのときは本体パック詰めのアーカイブ配布がいいんじゃないかと思いました。あと、ゲームのタイトルにでもバージョン番号の表示があると自分がどこまで適応したのかわかりやすいのではないかと自分勝手な要望を加えてみる。 -- 名無しさん (2009-11-10 14 59 47) 名前 コメント [部分編集] 嫉妬度に関して 男キャラに関してどうしましょうか。搭載しなければ言いだけの話ではあるのですが、使い道についてアイデアがあればお願いします。 男だって嫉妬する。そりゃもちろん女の子に囲まれた霖之助はうらやm*おおっと* 実際の所、まず男キャラが作品の中でどういう立場になるかによるのでは?店員に雇えるのか、EDまで作るのか・・・いずれもしないなら、各パラメータ自体が無用の長物になる気もします。 そもそも男キャラっていたっけ?ようき爺さんくらいしか思いつかないが -- 名無しさん (2009-10-28 12 43 41) 名前 コメント [部分編集] 属性に関して 来店時やレベルアップの基本的な方向性に関係する属性の名前と大まかな特性を募集します。 現在食品、機械、マジックアイテム、本、外の世界の物品、加工素材の6種類のアイテムが用意されているのですが、購入時これらのどれに反応するかで分けたいと思います。 レベルアップ時の上昇なんかは個別に決められますので、客としての分類が主です。 また、アイテム使用やスキルによって変化させたり、呼び名を変える事なども視野に入れていますが、それに関する意見も募集します。 折角の属性なので原作に絡める感じで、ステータスをそれぞれ木火土金水に対応させ、最も高い二つのステータスの組み合わせで傾向が決定するとかはどうでしょう。精神力と技術力が高いと「読書家」とかで本に興味を示す・・・とか 名前 コメント [部分編集] レベルアップ形式について レベルアップによる能力成長に関して意見を募集します。 現在キャラ固有の成長をさせていますが、キャラ数が多いためそれだけだと全キャラに個性を持たすのは難しいと思われます。また、プレイヤーがキャラを自由に成長させられません。 以前出た案でボーナスポイントを使って好きに成長させる方式では、スロットによる取得値変化等ができます。楽しいかどうかは兎も角、少しは単調さが無くなるかと思われます。 属性を変化させることで差異を出すなら、多少はキャラ毎の役割分担が明確にできます。 キャラ毎に成長方法を変えられるようにはしていますので、基本的な成長方法、能力上昇の通知の仕方、プレイヤーとしてこういうところで介入したいという意見がありましたら教えて下さい。 キャラ固有のステ伸びやすさをベースに(固体値)、店員に何かを命じたときにそれに応じたポイント(努力値)を加算。あれ、これってポケモンじゃあ(ry これだけでなくイベントで増えるのもいいかも。 「うたわれるもの」みたいにレベル上がったら一定のポイントをもらい、各キャラごとに設定された必要ポイント分を消費してパラメータアップ。とかはどうでしょう?そのキャラにとって上げやすい能力は必要ポイントが少なくすみ、逆に上げにくい能力は必要ポイントが多めに必要、など。これならば自由度もあり、キャラごとの個性も出すことも可能だと思います。 キャラごとの属性があるので、属性ごとの成長プラス1ポイントとかでその1ポイントを好きな所に割り振れるとかはどうでしょう?キャラの差異を出したいなら取得できるスキルを変えるとか? -- 寺子 (2009-10-28 12 48 17) 名前 コメント [部分編集] 開店中のキャラの挙動に関して 1) 開店中、何らかの条件で店に居座るようにしたいという意見がでましたが、折角だから「現在位置」みたいなステータスを追加しようと思うのですがどうでしょう。 デフォルトでは幻想郷のどこか、探索時や来店時などに値が変化し、そのキャラが「その場所にいる」という判定が作れます。イベント構想にちょっとは広がりが出るかなと。 例1 店員を探索させる → その場所に行く → べ、別に心配した訳じゃないんだからねっ 例2 店員を探索させる → 別のキャラが来店 → ウ フ フ → この泥棒猫 → お母様っ……! 2) 商品を購入するとき、キャラ固有の処理があった方がいいでしょうか。 例えば「きゅうり」や「焼き鳥」といったアイテムに関し、あれば確実に買っていく、または見ただけで帰ってしまい好感度ダウン、といった処理があった方がいいでしょうか? そうでなくても、ある種の商品を優先的に買っていく、合計~個までしか買っていかない等の処理もできるようになるとは思います。必要なら全キャラに作っていきますが、意見を聞かせてください。 3) 出禁判定について 「自由に来店可」「営業時間のみ可(そのキャラのランダムイベント発生無効)」「完全禁止」の三つにしようかとふと考えたのですが、真ん中要ります? 4) 交渉について 「する」「売るか売らないかだけ聞く」「しない」の三つにした方がいいでしょうか? 人妖で分けると、特に物々交換で「自動処理はいやだけどいちいち交渉面倒くさい」って言われるかなと。適度なスピードアップができると思われますがどうでしょう。 名前 コメント [部分編集] 物々交換システムについて とりあえずの機能を決めたいと思います。 表示するものとして 双方が交換する金 双方で交換する商品(商品名・個数) 「これで商談成立」というボタン 「まだまだせびる」というボタン 「歩いてお帰り」ボタン ……で分けるのを考えていますが、他に入れたい機能があれば教えてください。 客側の台詞として以下のようなものを考えています。 来店時の挨拶 「これで売ってくれ」系の台詞 交渉時渋々受け入れたときの「じゃぁ~でいいか?」系の台詞 交渉を打ち切って帰るときの「ならもういい」系の台詞 商談成立時の台詞は店主の「毎度」だけで統合できますが、必要でしょうか? その場合、交渉の有無などで反応を返られるようにしたほうが良いでしょうか? その他、何か個別に設定したいものがあれば遠慮なくどうぞ。 また、商品が棚や倉庫に入りきらない場合の処理方法も募集します。 表示位置、使用するウィンドウのサイズ、レイアウトなどもおおよそで良いので、こうしたほうが見やすい・操作しやすいのではないかという意見ありましたらお願いします。 名前 コメント [部分編集] 絡ませにくそうなキャラの処遇について 秘封組を始めとしたキャラ達の扱いを決めたいと思います。今のところの案は以下の通り。何とかストーリーやイベントを考えて出す 何らかの条件をクリアさせた上で何でもアリなルートを用意し、その中で絡ませる 削る。現実は非情である ……まぁ、そういったキャラをやりたいというライターさんに参加してもらえた時点で決めるのがいいのかも知れませんが、意見をお願いします。 メリー、れんこの2人は無理に出さなくてもいいんじゃないかと思う。無理ないストーリーを書ける人がいたらそこで初めて考えてもいいんじゃないかな?まずは幻想郷の中のメンバーをしっかり埋めるべきだと思うよ -- 名無しさん (2009-10-31 21 34 24) 名前 コメント [部分編集] 探索場所について 探索場所について大きな区分を決めたいと思います。足りないものがあれば随時追加していってください。 魔法の森 (香霖堂等) 人里 (寺子屋、命蓮寺等) 彼岸 (三途の川、是非曲庁等) 湖 (紅魔館等) 妖怪の山 (神社1・2、天界等) 竹林 (永遠亭等) 無銘の丘 (鈴蘭畑、向日葵畑等) 冥界 (白玉楼等) 地底は地上との協定的にどうなんだろう?地上に出てきてる辺り緩くなって出入りできるのかな? -- 名無しさん (2009-11-12 01 08 07) 地底とか是非曲庁とか行けない所に普段いるキャラはこうりんが探索した時にランダムで誰か出会うとかは? -- 寺子 (2009-11-12 02 53 47) 名前 コメント
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【主人公】 ■博麗霊夢…22 006 生命遊戯 Easy 028 長い夜の終わり 044 Luna Shooter 057 巧詐不如拙誠 061 血の色は/地の色は/赤色/黄色 075 灰色に交わる道の先で 089 朱に交わる/切れた糸(前編)朱に交わる/切れた糸(後編) 094 精神の願望/Mind s Desire(前編)精神の願望/Mind s Desire(後編) 117 誰がために鐘は鳴る(前編)誰がために鐘は鳴る(後編) 119 悲しみの空(前編)悲しみの空(後編) 122 楽園の人間、博麗霊夢 132 暗い雨の中を、歩くように 144 悪魔の住む家 151 これからの正義の話をしよう 154 東方萃夢想/Imperishable Night東方萃夢想/御伽の国の鬼が島東方萃夢想/Demystify Feast東方萃夢想/月ヲ砕ク 161 最後の審判 167 chain 169 原点回帰 176 Berserker of Scarlets 178 限りなく近く、遠い 180 赤より紅い夢、紅より儚い永遠 183 ……and they lived happily ever after.(序章)……and they lived happily ever after.(前篇)……and they lived happily ever after.(中編)……and they lived happily ever after.(後編) ■霧雨魔理沙…21 006 生命遊戯 Easy 035 盗まれた夢/Theft of Dreams 051 十年物の光マグロ 059 覚めない魔女の夢 084 うたかたのゆめ(前編)うたかたのゆめ(中編)うたかたのゆめ(後編) 094 精神の願望/Mind s Desire(前編)精神の願望/Mind s Desire(後編) 103 思い通りにいかないのが世の中なんて割り切りたくないから 117 誰がために鐘は鳴る(前編)誰がために鐘は鳴る(後編) 119 悲しみの空(前編)悲しみの空(後編) 126 黒い羊は何を見るのか 137 通過の儀式/Rite of Passage 148 乾いた叫び 156 ウサギは寂しくなると死んじゃうの 163 消えた歴史消えた歴史(状態表) 165 許容と拒絶の境界真実と妄想の境界 171 死霊の夜桜が散るころに 173 All things are accepted there.Even if it is inconsistency. 175 A History of Violence(前編)A History of Violence(中編)A History of Violence(後編) 182 流星雨のU.N.オーエン 183 ……and they lived happily ever after.(序章)……and they lived happily ever after.(前篇)……and they lived happily ever after.(中編)……and they lived happily ever after.(後編) 184 Stage1.ラストリモートStage2.魔法使いと、その騎士たちStage3.楽園(Ⅰ)Stage3.楽園(Ⅱ)Next Stage.『 』 【萃夢想】 ■伊吹萃香…11 011 小さな鬼の不安 028 長い夜の終わり 054 各々の正義、各々の守るもの(前編)各々の正義、各々の守るもの(後編) 074 上を向いて歩こう 086 悪石島の日食(前編)悪石島の日食(後編) 110 赤い相剋、白い慟哭。 121 繋がる夢、想い、そして―― 129 酒鬼薔薇聖戦(前編)酒鬼薔薇聖戦(後編) 141 らびっとぱんち 151 これからの正義の話をしよう 154 東方萃夢想/Imperishable Night東方萃夢想/御伽の国の鬼が島東方萃夢想/Demystify Feast東方萃夢想/月ヲ砕ク 【緋想天】 ■永江衣玖…01 009 ブレインエイジア ■比那名居天子…07 029 プリンセス天子 -Illusion- 053 死より得るもの/Necrologia 078 黒猫の行方 088 文々。事件簿‐残酷な天子のテーゼ‐ 096 ブラクトンへの伝言 114 比那名居天子の憂鬱 128 哀死来 4 all(前編)哀死来 4 all(後編) 【香霖堂】 ■森近霖之助…09 007 強化プラスチックの悪魔 019 八雲立つ夜 050 黒と白の境界 069 Border of life 076 GSK 最高経営責任者 (2009) 085 無々色の竹 115 紫鏡 117 誰がために鐘は鳴る(前編)誰がために鐘は鳴る(後編) 119 悲しみの空(前編)悲しみの空(後編) 【求聞史記】 ■稗田阿求…02 017 ケロちゃん殺し合いに負けず 044 Luna Shooter
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今、僕は背もたれもない粗末な椅子に腰かけ本を読んでいる。 僕の今いる部屋、というよりは建物は小さな掘っ立て小屋だ。 地上高い塔の屋上に建てられているため時折強い風が吹いてこの粗末な作りの建物に風が入りこむ。 バタン!バタバタ! 扉が開けられ、風ではなく人が侵入してくる。その風よりも無粋な来訪者はピンク色の髪をした少女だ。 「何してんのよ、アンタはーーーー!!!!!!」 彼女は地面を踏み抜くんじゃないかと思うほど荒い歩き方で僕のもとまで来る。 そして小屋が震えるんじゃないかというほどの大音声を耳元で張り上げた。 そこまでしなくても聞こえる。うるさくてしょうがない。 「何を騒いでいるんだ、君は」 「何を?っじゃないわよ!品評会よ、品評会!!」 本当にうるさい少女だ。 しかしはて?品評会とはいったいなんだったか? 「アンタがいないせいで不参加になっちゃってとんだ恥さらしよ!ああ、もうせっかく姫さまがせっかくいらしたのに……」 彼女が勝手に喋っていく情報から僕は品評会が何かを思い出した。 そう、確か魔法使いたちが自分たちの呼び出した使い魔をお披露目する舞台であるということだ。 さて、なぜそのようなもので僕が少女に責められているかというと、 目の前の少女ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが魔法使いで、 僕こと森近霖之助は彼女の使い魔であるということになっているからだ。 しかし使い魔と言っても僕は無縁塚で見つけた鏡に触れただけだ。 そうしたらいつの間にか、幻想郷とは違う――しかし外の世界とも違う――世界に連れてこられ、無理矢理接吻をされて使い魔の契約をさせられた。 そのような強引な使い魔との契約があるであろうか。どう考えても無効だ。 だがそのような方向に議論を進めるのはやめておく。 このルイズという少女は何やら頭が固く、その契約の無効を訴えてもまるで話が通じないのだ。 しかし商売でもっとも相手にしたくないタイプかと言うとそうでもない。 頑なな部分もある分、妙に律儀で言質をとることが出来れば良い顧客となるだろう。 世間一般的に言うなら詐欺に引っかかりそうなタイプというやつかもしれない。 だいたい…… 「八卦炉を君に与えたことで僕は使い魔としての義務を果たさなくていいという契約だったんじゃなかったのか?」 うぐ。と、短気なわりには律儀な少女は言葉を詰まらせる。 「で、でも……」 「でもも、何もないだろう。そもそも僕が品評会に出たところで何をすればいいんだい?突っ立っているだけでいいのかい?」 そこでルイズは今気付いたという顔をする。 「え、それは使い魔だから何か特技を見せればいんだけど……」 言葉を続いてくうちに声は重くなっていく。彼女もようやく気付いたようだ。 そう、僕の能力は「道具の名と用途がわかる程度の能力」だ。 道具屋の自分にとっては最高の能力であるが、誰かに見せるのに向いている能力ではないだろう。 多くの人間に見られながら持ってこられた道具の名前と用途を言い当てるような隠し芸じみたことをする自分の姿を想像するとぞっとしない。 というか面白くもないだろう。きっと同じ想像をルイズもしたはずだ。 桃色少女は、はあと溜め息をついた。 「役立たず…」 失礼なことを言う。僕の能力は見世物ではないということだ。 「もういいわ。お茶でも飲むから」 彼女は気を取り直したようであった。以前までお茶を置いていた場所を探している。 「ああ、お茶はそこの棚に置いてあるから」 僕は新しくお茶置き場になった少し高いところにある棚を指さした。 「ありがと」 「でも緑茶には手をつけないでくれよ」 この世界では紅茶が主流らしく緑茶はなかなか手に入らないのだ。 飲まないわよ。 ルイズは返答しながら体を伸ばして棚の上に手を伸ばそうとする。しかし背が足りないために届かない。 僕のいた幻想郷では空を飛ぶ能力は何かしらの力を持つ者はみなが持っている能力であった。 それと同様にこの世界の魔法使いたちも空を飛ぶ魔法というのは基本的な魔法の一つであるらしい。 しかし目の前の少女は、うんしょうんしょと言っているだけで地から足を浮かす気配はない。これはこの少女が魔法を使えないためだ。 正確には魔法を使おうとすると爆発ばかり起こってしまうというものらしいが。 とはいえ彼女が魔法を使えないおかげで自分は八卦路を最大の価値で売りつけることが出来たわけだが…… 「ちょっと見てないでとってよ」 自分の体格では取れないと悟ったルイズが頬を膨らませて文句を言ってくる。 「やれやれ、人づかいが荒いね」 「荒くないわよ。だいたいあんたはいつも……」 「はい」 また文句を言いそうなルイズにお茶っ葉を手渡す。もちろん、虎の子の緑茶ではなくこの世界で一般的な紅茶の葉だ。 「む……ありがと」 ルイズは小屋の奥のほうに入っていった。奥といってもこの小さな掘っ立て小屋にそこまでの広さはないので単にお茶を沸かしに行っただけだ。 ところでこの小屋の主は僕ではない。コルベールという魔法教師だ。 少し頭の寂しい魔法使いでどこか頼り気なく見えるものの、科学への熱意は素晴らしい。 彼は魔法のために、科学が発展していないこの世界で科学の重要性に一人着目し、そして原始的なものではあるがエンジンを作成していた。 僕は彼に感銘を受け、そして彼も僕の知識に感心を持ち協力関係になったというわけだ。 そういうわけでたびたび僕は彼の研究室であるこの小屋に訪れている。 ルイズは来る理由などないはずだが、僕の主だと言い、たびたび訪れお茶をちょうだいすることを当たり前としつつある。 ずいぶんとたくましいことだ。そういえば彼女には新しいお茶の置き場は高すぎたようだ。また別の低い場所に移し直すか。 それとも空でも飛べるように何かアイテムを作って渡すのもいいかもしれない。彼女はきっと喜ぶだろう。 この世界に来てすぐに八卦路を渡したときのことを思い出す。 会ってすぐに彼女が魔法を使えないことに悩んでいるのはわかったから、魔法を使えるようにするマジックアイテムを作って渡した。 手持ちとこの世界の材料で作った、ちょうど魔理沙に渡した八卦路のレプリカのようなものだ。 客の欲しがっているものを渡すのは商売では当然のことであり、そうやって彼女から生活条件の改善を勝ち取ろうとしたわけだ。 そしてそれは結論からいえば大成功であった。 「な、なによ!ちょ、ちょっと火が出ただけじゃない!!」 などと口では言っていたが彼女の魔力によって八卦路からちょっと火が出たときの彼女の嬉しそうな顔といったらなかった。 打算目的で作ったのに、商売人として誇らしい気持ちになるほどであった。 きっと今もお湯を沸かすために八卦路を使ってちょっと火を出して嬉しそうにしているに違いない。 「この小屋やっぱり暗いわね」 そうこう考えごとをしているうちにルイズが戻ってきた。 「やあ、嬉しそうだね」 「はあ?何がよ」 ルイズはぶすっとしていた。 彼女は机の上にティーカップとティーポットを置き、椅子に腰かける。 「いや、僕の作った八卦炉を気に入ってくれてるかっていう話だよ」 「どうしてそういう話になるのよ……」 どうやらイマイチ僕の言いたいことは伝わっていなかったようだ。 「まあ…もしかしたら…気に入ってるかもしれないわね……」 ルイズはポケットから八卦路を取り出して手元で転がすように撫でる。 「かもしれないってどういうことだい」 「もう、うるさいわね。いいじゃないなんでも……。でも役に立ったのは認めていいかもね」 ルイズは不満げに顔を背けてから喋り始めた。その横顔から察するにやはり八卦路を気に入っているのであろう。 「これのおかげでギーシュとの決闘にも勝てたし。土くれのフーケにも勝てて、勲章もらっちゃうし」 「うん、道具屋としてアイテムを気に入ってくれたようで何よりだ」 ギーシュと決闘したときは停学喰らっちゃうし、実家に呼び出されたりで散々だったけどね。と不満を笑みのまま更にこぼす。 「まさかどっちにしてもアンタが何にも助けてくれないとは思わなかったけど」 笑みが薄くなりジトっと僕を見てくる。 「何を言っているんだい。どっちにしても僕が八卦炉を渡したおかげでどうにかなったんだろう?」 はあ、とルイズは溜め息を吐いた。 「アンタってそういうヤツよね……。使い魔とかおいといて大人として少女が決闘したり、冒険に出たりするのをなんとも思わないの?」 「別にいいんじゃないか。僕の周りはそういう子ばっかりだったよ」 「どんなところに住んでたのよ……」 ルイズは呆れたようだった。確かに霊夢にしても魔理沙にしても普通じゃないかもしれないな。 普通を売りにしている魔理沙が知ったら憤慨するかもしれないが。 どっちにしてもわたしの決めたことなんだからアンタに色々言うのはおかど違いなんだろうけどね。 と、ルイズは自己完結した。そこまでわかってるなら愚痴を言うのをやめて欲しいのだが……。 それから彼女は紅茶を入れてゆっくりと飲み干した。 「ね、ねえ。ところで八卦路の改造予定って今のところあるかしら?な、ないなら別にいいのよ!?期待してるわけじゃないんだから!」 なぜか焦った風だ。どうやらルイズという少女嬉しいことや期待を表すことはよくないことだと思っているらしい。 だが感情を表現することは、心から出来ている妖怪はもちろん人間にとっても重要なことであり隠すようなことではない。 もっとも今のルイズだと全く隠せていないので問題にはならないが。 「ねえ、どうなのよ」 焦れて更に彼女は質問を重ねてくる。 「そうだね、この世界の魔法についても少しわかってきたしグレードアップしてもいいかもしれないね」 「ほんと!」 少女は嬉しそうに椅子から立ち上がる。 その後、自然と立ち上がったことに気付き、すごすごと椅子に腰かけてから、コホンと咳払いをしてから平静を装ったつもりで尋ねてくる。 「この世界の魔法についてわかったってどういうことかしら?」 「ああ、この世界の魔法は土・水・火・風の4つに分かれているだろう」 「当然」 「万物を分類分けする上でこれはかなり基本的な枠組みであるんだ。 地・水・火・風の4属性というのはね。だけど僕はこの世界の魔法は単純に土や水の力を使った魔法ではないと考えている」 「はあ?何言ってるの?」 ルイズは理解できないという顔だ。この世界で育った人間にはなかなか想像しづらい考えだったのかもしれない。 「土や火などのものから力が具現化されていると考えるにはあまりに能力が限定されているということさ。 つまり土・水・火・風からそれぞれの属性が生まれたのではなく、それぞれの属性に土・水・火・風の名前が当てはめられたのさ」 「何言ってるのよ……。ちゃんとそれぞれの魔法はそれぞれの物質を操れるじゃない……」 「魔法という精神面の強いものに物質をどうこうできるかはあまり意味のない話さ。重要なのはその意味合いだ」 意味合い?と、ルイズは額にしわを寄せながら首をひねる。 「そう、このハルケギニアの魔法はあまりに意味が限定されている。 たとえばハルケギニアでは火は戦闘向きで、水はそうじゃないとされているようだね」 「そんなの当然じゃない。火なんか攻撃以外になんの役に立つのよ」 やれやれ、これはどうやら1から説明しないといけないようだ。 「たしかに火には破壊という側面はある。 イ ザ ナ ミ カ グ ツ チ それは伊邪那美が火の神軻遇突智を生み出す際に焼死してしまったことから、火は存在したとき、あるいはその前から破壊的側面を持つと言える」 「えっ?ちょっとイザナミ…と、カグツチって…?」。 「しかし火は同時に恵みの象徴であり、開明の象徴でもある。 巨大な火、つまり太陽によってあらゆるもの育まれ、人は火とともに成長をした。 これは水にもいえることだ。水は確かに癒しの象徴だが、人が扱いきれないほどの巨大な力でもある。 大水の氾濫の恐ろしさは今さら言うことでもないだろう」 「無視するってどういうことよ……。つまりリンノスケはそれぞれの属性にしては効果の範囲が狭いって言いたいの」 「ずいぶんとざっくりとまとめてくれたが、そういう認識くらいのほうが君には分かりやすいからね。 戦闘に向いているかどうかで、火、風、土、水という順にはっきりするのはおかしいだろうね」 ふーん、とルイズは言葉を咀嚼しているようだ。 「なんかアンタに八卦炉改造頼んで大丈夫なのか心配になってきたわ」 ルイズは疑わしげな目でじとりとこちらを見てくる。 なぜそうなるんだ。 ルイズを納得させようと決意したとき、小屋の扉が開いた。 「やっぱりいましたね、ミスタ・モリチカ。おや、ミス・ヴァリエールもいるのですか?」 この小屋の主であるコルベールが帰ってきたようだ。 「おかえり、コルベール」 「失礼しています、コルベール先生」 ルイズも丁寧に頭を下げる。 「いやいや別にいんだよ。それよりも今日はいい月ですよ、どうですか一杯?」 そう言われて僕とルイズは窓の外を見た。話をしている内に、空は闇色に染め上げられていたようだ。 黒の空に小さな点の如き星たちと、大きな二つの月が浮かんでいる。 「わたしもご一緒させてもらってもいいですか?」 「あなたもですか?」 コルベールはルイズの申し出に迷ったようだ。たしかにあまり今までルイズと酒盛りした記憶はない。 「いいんじゃないですか。多いほうが楽しいこともあるそうですよ」 そう言うとルイズが驚いたように僕を見て来た。 「助け舟出すなんて珍しいわね」 「二つの月の魔力にあてられたんだろう。それと知り合いたちが騒がしく酒を飲むのが好きだったのを思い出してね」 「私は騒がしくなんてないわよ」 ルイズはむくれ、コルベールは笑いながらワインとチーズを机の上においた。 この世界に来てからワインばかり飲んでいるため、日本酒が恋しい。 とはいえ、緑茶と異なりこれはなかなか見つからないため、今自分で作っているものができるのを期待するしかない。 だが、そもそもこの世界で日本酒が出来るのかという不安もある。 ワイン、それに発酵食品であるチーズがあるということはこの世界にも発酵を促進させる神がいるということに他ならない。 しかし、日本酒は日本で作るから日本酒なのだ。 たとえ幻想郷では日本酒ができる作り方でも、この世界ではワインのようになるか、ひょっとするとチーズのようになるかもしれない。 そして窓の外の二つの月を見る。月とは妖怪にとっても、世界にとっても重要な存在だ。二 つあるというのはそれだけ異常ということに他ならない。二倍だから二倍のご利益などと気のいいことは言って入られないだろう。 「ちょっと、リンノスケ!何ボーッとしてるの」 はっと我に返る。ルイズとコルベールがじっと見てきている。どうやら考えごとにふけりすぎていたようだ。 「まったく…今から乾杯よ。あんまり考えこんで話聞いてないとかやめなさいよ」 「わかったよ」 思わず苦笑してしまう。そうだ、今日はこうやって酒を飲むのだった。 こういう日ならば二つの月も、月になぞらえた団子の数が二倍になると、まるで自分の知り合いの少女たちのように能天気に考えるのが礼儀なのかもしれない。 二人と真っ赤な液体が注がれた硝子細工を合わせたあと、僕は空に浮かぶ二つの団子を眺めながらハルケギニア産の酒を傾けた。
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りんのすけ ときこ
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