約 25 件
https://w.atwiki.jp/taikyoku-syougi/pages/14.html
第3局(2008年7月21日~2009年1月31日) 1手目~50手目 ▲13二五歩兵(13二六) △15一三狛犬(18一〇) ▲ 2二五歩兵( 2二六) △ 2一三狛犬(15一三) ▲15二四吼犬(18二七) △28一二歩兵(28一一) ▲13二四吼犬(15二四) △ 2二五狛犬( 2一三) ▲ 3二五歩兵( 3二六) △ 2一四狛犬( 2二五) ▲12二五角鷹(12二七) △28一一龍馬(28一〇) ▲18二七獅鷹(19二九) △27一二歩兵(27一一) ▲18二五歩兵(18二六) △26一三仲人(26一二) ▲21二五歩兵(21二六) △26一二馬兵(29 九) ▲26二四吼犬(13二四) △27一三歩兵(27一二) ▲20二五歩兵(20二六) △27一二龍王(27一〇) ▲27二五歩兵(27二六) △27一一刀兵(26一〇) ▲20二四歩兵(20二五) △25一二歩兵(25一一) ▲19二五歩兵(19二六) △26一〇猪兵(25 九) ▲20二五弓兵(20二七) △23一三猪兵(26一〇) ▲19二四歩兵(19二五) △25一三歩兵(25一二) ▲19二五弓兵(17二七) △25一二馬兵(26一二) ▲13二四歩兵(13二五) △26一二歩兵(26一一) ▲17二五歩兵(17二六) △26一一木将(28 九) ▲20二七鉄将(20二八) △24一二牛兵(27 九) ▲21二六鉄将(20二七) △27 九盲猿(28 八) ▲12二七猪兵(12二八) △29一二龍馬(28一一) ▲17二七鉄将(17二八) △28一一風馬(28 七) ▲19二六熊兵(21二八) △29 九猫刄(30 八) ▲21二八金翅(17三二) △30 八飛龍(28 六) 51手目~100手目 ▲17二八臥龍(17二九) △28 八悪狼(29 七) ▲14二五歩兵(14二六) △29 七猛鷲(29 六) ▲20二八中師(18三〇) △28一四狛犬( 2一四) ▲18二六鉄将(17二七) △28 九悪狼(28 八) ▲16二四犬 (15二五) △27一〇悪狼(28 九) ▲24二五歩兵(24二六) △23一二牛兵(24一二) ▲14二四歩兵(14二五) △24一二歩兵(24一一) ▲17二七臥龍(17二八) △28 九盲虎(27 八) ▲17二四歩兵(17二五) △24一三歩兵(24一二) ▲17二六臥龍(17二七) △28一〇盲猿(27 九) ▲17二五臥龍(17二六) △27 九猛鷲(29 七) ▲16二五臥龍(17二五) △26一〇土将(26 九) ▲17二三歩兵(17二四) △ 6一三犬 ( 6一二) ▲16二三猪兵(12二七) △ 6一二歩兵( 6一一) ▲12二七石将(13二八) △29 七猛豹(30 六) ▲17二五隠狐(17三〇) △25一一狛犬(28一四) ▲14二六鎗兵(14二七) △21一四牛兵(23一二) ▲14二七瓦将(15二八) △23一二馬兵(25一二) ▲13二六瓦将(14二七) △25一二角鷹(25一〇) ▲14二五瓦将(13二六) △12一二歩兵(12一一) ▲15二五歩兵(15二六) △ 9一二歩兵( 9一一) ▲25二五歩兵(25二六) △11一三仲人(11一二) ▲15二八角鷹(12二五) △11一二歩兵(11一一) ▲15二四瓦将(14二五) △10一二歩兵(10一一) ▲14二三歩兵(14二四) △14一二歩兵(14一一) 101手目~150手目 ▲12二五歩兵(12二六) △14一一鎗兵(14一〇) ▲12二六刀兵(11二七) △14一〇石将(13 九) ▲13二五刀兵(12二六) △ 8一二歩兵( 8一一) ▲14二四刀兵(13二五) △12一一角鷹(12一〇) ▲13二三歩兵(13二四) △11一一金翅(17 五) ▲14二二歩兵(14二三) △ 8一一金翅(11一一) ▲21二四歩兵(21二五) △28 八飛猫(31 五) ▲23二五歩兵(23二六) △29 六水牛(31 六) ▲23二四歩兵(23二五) △31 六狗将(31 四) ▲23二三歩兵(23二四) △ 1一八金翅( 8一一) ▲15二三刀兵(14二四) △ 9二六牛兵成(21一四) ▲ 9二六炮兵( 8二七) △ 9二六馬兵不成(23一二) ▲14二一歩兵(14二二) △ 9二七馬兵不成( 9二六) ▲ 9二七馬兵( 8二八) △31 四右虎(30 三) ▲18二四歩兵(18二五) △22一三猪兵(23一三) ▲14二七竪豹(15二七) △ 6二一飛将( 6 三) ▲10二五歩兵(10二六) △36二一飛将( 6二一) ▲ 8二七木将( 9二八) △10二五猪兵(22一三) ▲13二二歩兵(13二三) △10二七猪兵不成(10二五) ▲10二七牛兵(10二八) △ 1一二金翅( 1一八) ▲17二二歩兵(17二三) △13二二水牛(29 六) ▲13二二飛鷲(13二七) △13二二山鷹(30 五) ▲ 8二八盲猿( 9二九) △15二〇右虎(31 四) ▲ 9二八盲虎(10二九) △ 8二七山鷹成(13二二) ▲ 8二七盲虎( 9二八) △ 8二七右虎成(15二〇) 151手目~200手目 ▲ 8二七馬兵( 9二七) △ 8二七角将成(32三) ▲ 8二七前旗( 7二八) △ 8二七飛燕成(33二) ▲ 8二七牛兵(10二七) △ 8二七走兎成(34一) ▲ 7二八登猿( 6二九) △23一二角鷹(25一二) ▲ 6二九馬麟( 5三〇) △10二五角鷹(23一二) ▲ 9二七盲猿( 8二八) △ 9一四弩兵( 5一〇) ▲ 8二七登猿( 7二八) △ 9二七弩兵成( 9一四) ▲ 9二七風馬( 9三〇) △10二八角鷹成(10二五) ▲20二七奔鷲(18二九) △ 9二七大鷹(10二八) ▲18二五奔鷲(20二七) △ 9二二大鷹( 9二七) ▲17二一歩兵(17二二) △19一二大鷹( 9二二) ▲17二〇歩兵(17二一) △19三六大鷹(19一二) ▲19三六銀将(20三五) △32 三走狼(33 三) ▲17一九歩兵(17二〇) △34 一白虎(35 一) ▲18二三歩兵(18二四) △24一一飛鷲(24一〇) ▲17一八歩兵(17一九) △36一八飛将(36二一) ▲18二四隠狐(17二五) △ 1一八飛将(36一八) ▲ 8二八燕羽( 8二九) △12二三飛鷲(24一一) ▲17二二鉤行(17 三) △ 9二〇飛鷲(12二三) ▲15二七豹兵(14二八) △ 8二七走狼成(32 三) ▲ 8二七燕羽( 8二八) △15二〇飛鷲( 9二〇) ▲20二二鉤行(17二二) △ 1二一飛将( 1一八) ▲15二六豹兵(15二七) △ 4一五龍馬( 9一〇) ▲14二五豹兵(15二六) △33 二火鬼(32 一) ▲12二四歩兵(12二五) △14二五龍馬( 4一五) 201手目~232手目 ▲14二五鎗兵(14二六) △ 9一三大将(18 四) ▲14二六金翅(20三二) △10二〇飛鷲(15二〇) ▲ 9二九悪狼( 8三〇) △10二六飛鷲成(10二〇) ▲ 3二四歩兵( 3二五) △ 1一七大鷲(10二六) ▲10二九猛鷲( 8三一) △ 1一九大鷲( 1一七) ▲ 1一九鉤行(20二二) △ 1一九金翅( 1一二) ▲ 1二五歩兵( 1二六) △ 8二七火鬼成(33 二) ▲ 1二四飛牛( 4二七) △ 1二四飛将( 1二一) ▲ 1二四歩兵( 1二五) △10二九奔火( 8二七) ▲10二九古猿(11三〇) △10二八龍王成(10一〇) ▲11三〇鶏飛(10三〇) △ 9二九飛鷲(10二八) ▲ 8三〇猫刄( 7二九) △10一一角鷹(12一一) ▲20三五近王(19三五) △10二六角鷹成(10一一) ▲ 9二九猫刄( 8三〇) △ 9二九大将( 9一三) ▲ 7二九飛龍( 9三一) △ 2二二大将( 9二九) ▲ 9二八古猿(10二九) △ 9一三鳳師(19 三) まで、232手をもって後手勝。
https://w.atwiki.jp/kkdgame/pages/19.html
名前 最大 攻撃 最大 防御 技1 技2 技3 白天使 5813 7689 脳天陥没 - - 炎の剣精 8463 5519 火炎斬り - - セイレン 8064 7313 粛清 - - ゴブプリエスト 6443 7201 - - - ゴブメイジ 6443 7201 猛火 - - シルドゴブ 8831 5703 - - - ソードゴブ 8095 6255 五月雨斬り - - アクスゴブ 9199 5151 - - - ゴブキング 6807 6439 - - - ゴブコック 6439 6807 乱撃 - - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 アヌーリド 5703 5335 - - - ブラックココ 5703 4967 火炎放射 - - アークメイジ 6439 5703 猛火 - - ゴブスカウト 4231 4783 連打 - - コフェニックス 6938 4500 火炎放射 - - エンリョウ 7359 4599 火炎放射 - - サイロス 7543 6807 - - - リネーサ 8279 5703 火炎放射 - - ムビエル 6071 5335 火炎放射 - - タラカ 4047 8647 - - - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 ネオウルフィン 4783 4599 五月雨斬り - - コンマニー 4783 5519 - - - ミドラ 6623 5703 - - - アクスファイター 5703 5335 連斬 - - ピット 6807 6071 - - - タトレス 6991 6255 - - - ライカ 6623 5151 - - - レッドノン 7727 5887 - - - トリケラス 8463 9199 - - - スキーゴブ 5151 5151 - - - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 ソリノリゴブ 5519 6071 - - - アカフルイ 4548 5685 - - - ウォルネア 5626 5438 - - - マントナ 5887 4047 - - - ゾンビの弓兵 4783 4783 - - - レッドウィング 3311 3311 猛火 - - レッドウォリア 6376 3375 猛火 - - ブタノリゴブリン 3863 2759 - - - タテガミ剣士 4415 2943 五月雨斬り - - トール 8095 4415 連打 - - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 木綿の炎術師 9751 3750 猛火 - - 光の女剣士 5519 5519 五月雨斬り - - ホースマン 7359 8095 戦意喪失 - - トロッコゴブ 5887 5335 微震 - - 歩哨ガーゴイル 6439 7359 地震 - - アンデッドマント 4415 6255 戦意喪失 - - アイロンドッグ 6807 5703 大地の加勢 - - ミニキメラ 5251 5251 猛火 - - ボートゴブ 3750 3750 戦意喪失 - - パラシュートゴブ 4875 5251 乱撃 - - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 ベルゼブブ 5703 5703 猛火 - - 燭陰 5887 4967 猛火 - - ツチドラ 6255 5887 - - - ゾンビの剣兵 4783 4783 連打 - - アウズンブラ 5151 5519 連打 - - ホルス 5703 4415 燎原の火 - - ダルマ 5306 6822 連打 - - ゴブリン弓兵 3311 5519 乱撃 - - 溶鉄のモノリス 2943 10303 戦意喪失 - - ショロトル 7727 5519 火炎放射 - - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 燃え殻の精霊 4125 6751 火炎放射 - - 業火の落とし子 4783 4783 火炎斬り - - ルビーラット 4500 4500 - - - ラブレックス 5519 5519 連打 - - 火車 4875 4875 猛火 - - シルバードッグ 7175 5703 大地の加勢 - - スパルトイ 5626 3000 連斬 - - アンズー 4415 5519 グランドクロス - - クアム 5887 5519 乱撃 - - シフカブールカ 5887 3679 火炎放射 - - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 シアバーン 6071 4599 連打 - - リトラ 6623 3679 粛清 - - クトゥグア 6255 4415 火炎放射 - - イルリヒト 5703 4967 大爆炎 - - カーシモラル 6255 5151 大爆炎 - - カソ 5519 3750 火炎放射 - - フマ 5887 5151 大爆炎 - - モロク 6822 3790 五月雨斬り - - フォーン 5335 5335 連打 - - ラケー 6255 4783 火炎放射 - - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 髑髏姫 3495 4231 猛火 戦意喪失 - カテン 6623 3311 火炎弾 - - 実験サンプル 4875 4500 毒の霧 - - テンコ 4415 3311 火炎放射 - - ルクリマン 4047 3679 - - - 焔占い 3679 5151 猛火 - - 炎まといの竜牙兵 4231 4783 猛火 - - シチゴン 1471 4415 - - - ペルセウス 4415 5151 連打 - - レンブグマラン 3863 2943 猛火 - - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 エイトリ 5151 3495 乱撃 - - アジュラ 4599 4599 猛火 - - ハンヘレチ 1103 2207 微震 - - ヘクセ 4047 4231 猛火 - - 小人の解体工 4415 2759 五月雨斬り - - チャン 3311 2943 火炎放射 - - アマナニ 3679 4783 地震 - - 火を吹くランプ 5151 2575 火炎放射 - - デスナイト 3223 3223 連斬 - - フルカス 4415 4415 五月雨斬り - - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 イルマット 5519 5151 - - - シャルロッテ 2575 2943 火炎弾 - - ペレ 7359 5151 火炎放射 - - 名前 最大 攻撃 最大 防御 技1 技2 技3 ファイレクス 6815 6345 猛火 - - ガンセキマジン 7050 7050 地震 - - レッサーソード 6140 5195 連斬 - - 幽体の戦士 5640 5640 乱撃 - - ルマルク 7050 4700 猛火 - - サソリレディ 5405 4465 - - - ファイナ 5640 5640 猛火 - - ファイアマミー 7011 6009 火炎放射 - - ヴァイス 8513 6009 滅びの祈り 覇気 - アテネ 8930 7050 覇気 - - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 オリファン 9400 6580 十字斬り - - ゴブファイター 6815 5170 連打 - - バーバ 9515 6510 大爆炎 - - 茜色のモノリス 3004 13020 戦意喪失 正義の声 - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 メデューサ 8012 8012 連続殴打 - - 怪力ゴブリン 6613 4723 脳天陥没 - - ボーンレッド 8030 4723 脳天陥没 - - ムスペル 6760 6760 火炎放射 - - ネフィリム 7520 6815 脳天陥没 - - エティン 9440 1880 頭蓋破壊 - - ケツアルカトル 7050 7520 グランドクロス - - ガルム 7520 6110 火炎放射 - - イシス 6580 6580 覇気 粛清 地震 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 ゴブリンの大術師 5640 6110 火炎放射 猛火 - ウロボロス 6580 6580 グランドクロス 粛清 - ツチノコ 5195 5195 微震 - - 妖狐 9014 5508 火炎放射 連打 - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 ルビカンテ 9014 6510 連続殴打 - - ドュン 7990 7050 猛火 - - クサリク 7512 7512 連続殴打 - - サフェード 8930 5640 猛火 火炎放射 - ルイェビト 8513 7011 火炎斬り 五月雨斬り - モーショボー 3760 7050 戦意喪失 - - クーフーリン 7990 5640 乱撃 グランドクロス - アレクト 7050 5170 乱撃 - - ファイアウルフ 8930 5640 燎原の火 - - トファルドフスキ 6580 6580 戦意喪失 - - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 フラウロス 11281 4700 火炎放射 猛火 - シン 6580 6110 火炎放射 - - ハッグ 6580 6580 猛火 - - ツメイ 9014 7011 火炎放射 燎原の火 - シバ 9400 4230 波状閃撃 - - グアンナ 9765 5258 乱撃 火炎放射 - ロクリキ 8460 5170 火炎放射 - - ダイ 8513 8513 頭蓋破壊 連続殴打 - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 魔道アニーサ 6510 5508 猛火 - - ンゲンド 6140 5195 連打 - - テグー 6110 5875 火炎放射 - - レミリア 7050 7520 覇気 - - ライジャ 6110 4230 電磁波 - - ルビースライム 8930 7990 火炎弾 - - マーンガル 5640 4700 乱撃 - - 小人の双剣士 6345 6345 乱撃 - - ルーンミイラ 7520 7990 不快な夢 - - イグニス 8012 6009 火炎放射 焼き薙ぎ - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 ライカンスロープ 8225 5170 十字斬り - - クジャタ 7285 5640 微震 - - オボラ 8460 5875 火炎弾 - - ジェヴォーダン 9400 705 瞬速突撃 - - ロウブ 6580 3290 地震 - - メフィストフェレス 7285 6110 頭蓋破壊 - - ヴァハグン 8460 2820 焼き薙ぎ 大爆炎 - ロック鳥 7755 6110 乱撃 - - 有角シアバーン 6580 6580 頭蓋破壊 - - 薄紅梅の琥珀 6260 6260 電磁波 - - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 トゥスクル 10516 5008 大爆炎 電磁波 - ギョウ 4230 5170 猛火 - - オロファト 7050 4700 猛火 - - ビフロンス 10016 6009 地獄火 火炎弾 - 名前 最大 攻撃 最大 防御 技1 技2 技3 ガブリエ 10615 13544 グランドクロス 十字斬り - ムビオン 13544 15740 燎原の火 - - マグママジン 15374 15374 大地震 - - フェニックス 16472 15008 大地震 - - ラカエル 9151 17937 神の怒り 頭蓋破壊 - キメラ 20133 11348 連続殴打 大地震 - ビッグレッド 15008 15008 頭蓋破壊 連続殴打 - ドラゴンヘッド 10615 13544 燎原の火 大爆炎 - バドヘッド 11348 12812 燎原の火 大爆炎 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 サンダーメア 14642 8785 大爆炎 踏み荒らし - ソードルフ 16472 9151 覇気 グランドクロス 火炎斬り ゴブナイト 10249 10249 グランドクロス - - グリフィン 10981 13910 覇気 グランドクロス - ゴブタンク 8785 9883 踏み荒らし - - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 アラクネ 11714 8785 大爆炎 燎原の火 - フルフル 16106 16106 燎原の火 滅びの祈り - 飛牛 11714 8053 火炎放射 乱撃 - アレス 25229 18501 波状閃撃 十字斬り 覇気 ズメウ 16819 10091 連続殴打 大地震 - プリシア 10249 10249 火炎放射 燎原の火 - 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 小人の勇者 8892 5690 正義の声 五月雨斬り - ホルグル 6589 14642 火炎放射 大爆炎 - ヘスティア 12446 5857 猛火 結晶化 - 半機械獣 12614 7568 地獄火 猛火 - ラードーン 12614 10091 火炎放射 火炎弾 - ゴブリンの勇者 10249 9517 グランドクロス 火炎斬り - 甲冑ゴブリン 12614 12614 乱撃 火炎斬り - グザファン 15374 7321 地獄火 火炎斬り - 翼鬼の剣士 13178 10981 乱撃 火炎斬り 火炎弾 名前 最大 攻撃 最大 防御 技1 技2 技3 ケルベロス 25109 22925 頭蓋破壊 踏み荒らし 覇気 イフリート 32594 29878 猛火 火炎放射 燎原の火 アジダハーカ 32594 25804 燎原の火 神の怒り 火炎放射 ウルド 25125 31915 神の怒り グランドクロス 粛清 ゴブリン戦車隊 33952 33952 連続殴打 大地震 脳天陥没 メタルドラゴン 34631 33273 燎原の火 火炎放射 - タクシャカ 35310 32594 連続殴打 連斬 毒の霧 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 スザク 36668 29878 燎原の火 火炎放射 大爆炎 焔のワイバーン 33952 32594 地獄火 燎原の火 火炎放射 ウシュムガル 40743 24445 地獄火 燎原の火 踏み荒らし チョドーユドー 40743 29878 滅却 衝撃波 燎原の火 ウェルシュドラゴン 35310 31236 滅却 燎原の火 哮り スモク 43459 27162 滅却 地獄火 燎原の火 ホウオウ 40743 23087 最後の裁き 神の怒り 哮り ヤルマギツ 46175 29878 抹消 地獄火 燎原の火 縫合師ニムエ 29878 35310 焼尽の風 電磁分解 盤古旛 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 アスハラト 42101 35310 抹消 衝撃波 大爆炎 オメテオトル 47533 31236 毒性汚染 カタストロフィ テンペスト ジェムストーン 43459 36668 燎原の火 踏み荒らし 丸呑み 次元竜 42101 28520 焼尽の風 氷結地獄 衝撃波 ラーディゴスト 48891 30557 テンペスト 波状閃撃 天竜斬り ケイオス 46854 31236 滅却 地獄火 大地震 シュトゥルム 47533 27162 焼尽の風 テンペスト 連続殴打 アラジル 43459 33952 滅びの祈り 地獄火 戦慄の火 リードシクティス 42101 38027 津波 氷雪乱舞 霰しぶき 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 ボティス 42780 29878 波状閃撃 毒性汚染 毒の霧 ヘルメス 39385 46175 抹消 滅却 大地震 シユウ 51608 31236 滅却 燎原の火 頭蓋破壊 クロウクルワッハ 48891 31236 焼尽の風 抹消 滅却 ゴリニチ 49570 28520 戦慄の火 頭蓋破壊 燎原の火 戦神オーディン 36668 33952 至高の評決 衝撃波 覇気 ユラン 44817 31236 滅却 地獄火 戦慄の火 ザルティス 48891 31236 地獄火 火炎斬り 煙の霧 エレンスゲ 46175 31236 地獄火 踏み荒らし 戦慄の火 ヴリトラ 50250 33952 抹消 波状閃撃 哮り 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 シャマシュ 48891 36668 抹消 最後の裁き 哮り フラガラッハ 46175 39385 波状閃撃 終末の一撃 光の嵐 アンテロビプネン 55682 49570 抹消 焦熱の火 戦慄の火 フルングニル 85560 80128 燃え滾る一撃 終末の一撃 水濠の羅針盤 アスモデウス 95067 67905 殲滅の火 宿怨の尖撃 根絶の火 名前 最大攻撃 最大防御 技1 技2 技3 サンゲイ 115439 47533 抹消 地獄火 戦慄の火
https://w.atwiki.jp/taikyoku-syougi/pages/20.html
玉将○ ○ ○普通の将棋の玉将と動きが違うので注意 ○○○○○▲○○⇒×(成らず) ○○○○ ○ ○ 太子 王将 ○ ○ ○ 太子は玉将と同格。敵の全ての玉将と太子を取った時点で勝利となる。 ○○○ ○○○ (王が取られても太子が残ってれば負けにならない) ○▲○ ⇒○○▲○○ ○○○ ○○○ ○ ○ ○ 金将 飛車 右将 右軍 │ / ○○○ │ ○○○ ○○/ ○▲○ ⇒──▲── ○▲○ ⇒ ○▲── ○ │ ○○○ ○○\ │ \ 左将 左軍 後旗 中旗 \ ○ │ ○ ○ │ ○ ○○○ \○○ ○│○ 3 │3 ○▲○ ⇒──▲○ ──▲──⇒──▲── ○○○ /○○ ○│○ 3 │3 / ○ │ ○ ○ │ ○ 奔獏 奔王 奔王 大将\ │ / \ │ / \ │ / \ │ / \│/ \│/ \│/ ※※※○5 ▲5 ○⇒──▲── ──▲──⇒─※▲※─ /│\ /│\ /│\ ※※※/ │ \ / │ \ / │ \ / │ \※の走りについては 10 85-88鳩槃2o 2o斜めには × × 1)普通に走る2)3マス目に飛び越えて行ったあと1歩か2歩進む \ ○ / (3マス目の駒を飛び越えて4マス目、5マス目には行けない) \○/ のどちらかの動きが出来る ○○▲○○ ⇒× /○\ / ○ \ × ×2o 2o 地龍 雨龍 鳩盤 ○ \ ○ / ○○○ ○○○ \○/ ▲ ⇒──▲── ○○▲○○⇒× /○\ /│\ /○\/ \ / │ \ / ○ \ 奔鬼 奔王 走馬 奔鬼\ ○ / \ │ / \ │ / \ ○ / \5 / \│/ \│/ \5 /──▲──⇒──▲── ▲ ⇒──▲── /5 \ /│\ ○ /5 \/ ○ \ / │ \ × × / ○ \ 獣曹 獣吏 山鷲(右) 飛鷲○ ○ ○ ○ ○ ○ \ │ × × │ ×中将棋などの飛鷲とは ○○○ 3 3 3 \│/ \│/ 動きが違う?○○▲○○⇒○○▲○○ ──▲──⇒──▲── ○ ○ 3 3 ○│\ /│\○ ○ ○ ○ ○ │ × / │ \ 天狗\ / 角の動きを2回出来る。 \ / \ / ただし2回の動きで駒を2個取る事は出来ない。 × × 駒を取ったらそこで止まる。 / \ / \ ▲ ⇒× \ / \ / × × / \ / \/ \ 山鷲(左) 飛鷲× │ / × │ × 山鷲は同じ駒でも右のものと左のもので動きが異なる。 \│/ \│/ 成りはどちらも飛鷲。──▲──⇒──▲── /│○ /│\× │ ○ / │ \ 火鬼 奔火 鯨鯢 大鯨\ ○ / \ ○ / │ \ │ / \○/ \5 / │ \│/──▲──⇒──▲── ▲ ⇒ ▲ /○\ /5 \ /│\ /│\/ ○ \ / ○ \ / │ \ / │ \ 走兎 隠狐 白虎 神虎\ │ / \ │ / \ ○ \ │ \│/ \│/ \○ \│ ▲ ⇒ ▲ ──▲──⇒──▲── ○○○ /│\ ○ ○ / │ \ ○ ○ 玄武 神亀 香車 白駒 / / │ \ │ / ○○/ ○○/ │ \│/ ○▲○ ⇒ ○▲○ ▲ ⇒ ▲ /○○ /○\ │/ / \ │※1段目ここまで 2段目 近王 前旗 酔象 太子 ○ │ ○ ○○○ 3 │3 ○○○ ○○○ ○▲○ ⇒──▲── ○▲○ ⇒ ○▲○ ○ ○ 3 │3 ○ ○ ○○○ ○ │ ○ 銀将 竪行 金剛 四天 │ ○ ○ ○ ○ ○○○ │ 3 4 4 4 ▲ ⇒ ○▲○ ○3 ▲3 ○⇒○4 ▲4 ○ ○ ○ │ 3 4 4 4 │ ○ ○ ○ ○ 力士 四天 夜叉 四天○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 3 3 4 4 4 ○ ○ 4 4 4 ▲ ⇒○4 ▲4 ○ ○3 ▲3 ○⇒○4 ▲4 ○ 3 3 4 4 4 ○ 4 4 4○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 羅刹 四天 走熊 奔熊○ ○ ○ ○ ○ │ \ │ / 3 3 4 4 4 │ \│/ ○▲○ ⇒○4 ▲4 ○ ○○▲○○⇒ ▲ ○ 4 4 4 │ /│\ ○ ○ ○ │ / │ \ 走虎 奔虎 大鳩 鳩槃 │ \ / \ ○ / │ \ / \3 /○○▲○○⇒──▲── ○3 ▲3 ○⇒ 12参照 │ /│\ /3 \ │ / │ \ / ○ \ 横蛇 大鱗 走蛇 奔蛇 ○ ○ │ ○ │ │ 3 5 │5 │ │──▲──⇒──▲── ○▲○ ⇒ ▲ ○ ○│○ │ /│\ ○ │ ○ │ / │ \ 走狗 奔豹 山鹿 大鹿 │ \ │ / ○ ○ × │ × │ \│/ 3 ○3 │ ○▲○ ⇒ ▲ ○○▲○○⇒──▲── │ /│\ 4 ○│○ │ / │ \ ○ ○ │ ○ 森鬼 雷走 雨龍 大龍\ ○ / \ │ / \ ○ / \3 / \│/ ○○○ \3 /○3 ▲3 ○⇒○4 ▲4 ○ ──▲──⇒ ▲ │ 4 /│\ /3 \ │ ○ / │ \ / ○ \ 禽吏 禽鳥 飛燕 飛車○ ○ ○ \ │ / \ / │ 3 ○3 \│/ \ / │○○▲○○⇒○3 ▲3 ○ ▲ ⇒──▲── 3 3 /○\ ○ │○ ○ / ○ \ │ 山鳩 大鳩 白象 象王○ ○ \ ○ / ○ ○ ○ \ ○ / 5 5 \3 / ○○○ \○/ ○▲○ ⇒○3 ▲3 ○ ○○▲○○⇒○○▲○○ ○ /3 \ ○○○ /○\ / ○ \ ○ ○ ○ / ○ \ 香象 象王 反車 鯨鯢○ ○ ○ \ ○ / │ │ ○○○ \○/ │ │○○▲○○⇒○○▲○○ ▲ ⇒ ▲ ○○○ /○\ │ /│\○ ○ ○ / ○ \ │ / │ \※2段目ここまで 3段目 鳳帥× │ ×斜め前には走るor2マス飛び越えて3マス目へ行く \ │ / \│/○○○▲○○○⇒× /│\ / │ \/ │ \ 麟帥\ × /前後には走るor2マス飛び越えて3マス目へ行く \ │ / \│/○○○▲○○○⇒× /│\ / │ \/ × \ 銅将 横行 火龍 麟帥 ○ │ ○ ○○○ ○ 4 │4 ▲ ⇒──▲── ──▲──⇒同レス内参照 ○ ○ ○│○ ○ │ ○ 水龍 鳳帥○ │ ○ ○│○──▲──⇒同レス内参照 4 │4○ │ ○ 孔雀 天狗\ / / \ / \ / \ / \ / \ /天狗については 13参照 × × × × / \ / \ / \ / \ ▲ ⇒ ▲ ○ ○ \ / \ / ○ ○ × × / \ / \孔雀の斜め前へは天狗と同じ 古鵄 天狗 \ /天狗については 13参照 \ / \ /○ ○ × × ○ ○ / \ / \ ○▲○ ⇒ ▲ ○ ○ \ / \ /○ ○ × × / \ / \ / \ 行鳥 奔鬼 奔狗 奔犬 ○ \ ○ / \ │ / \ │ / ○○○ \5 / \│/ \│/ ○▲○ ⇒──▲── ○○▲○○⇒○○▲○○ ○ ○ /5 \ ○│○ ○│○ / ○ \ │ ○ │ ○ 風龍 奔龍 獣吏 獣鳥\ / \ / ○ ○ ○ \ │ / \ / \ / 3 3 3 \│/──▲──⇒──▲── ○○▲○○⇒○3 ▲3 ○ ○ \ /│\ 3 3 /○\ \ / │ \ ○ ○ / ○ \ 右龍 青龍 左龍 朱雀\ │ / / \ \ │/ / \○○──▲○○⇒○○▲○○ ○○▲──⇒ ○▲○ / │ \ ○○\/ │ \ \ 右虎 白虎 左虎 玄武\ \ ○ / / \ ○ \○ ○ / ○○/──▲ ⇒──▲── ▲──⇒ ○▲○ / ○ ○ ○ \ /○○/ ○ \ / 飛将 飛鰐 角将 霖鬼 │ ○ │ ○ \ / \ ○ / ※ 3 ※3 ※ ※ ☆3 ☆─※▲※─⇒─※▲※─ ▲ ⇒○○▲○○ ※ ○※○ ※ ※ ○│○ │ ○ │ ○ / \ ○ │ ○※の走りについては 10 85-88 ☆については 10 走狼 奔狼 走鹿 奔鹿\ / \ │ / \ / \ │ / \○/ \│/ \ / \│/──▲──⇒──▲── ──▲──⇒──▲── ○ /│\ ○ / │ \ 横龍 走龍 金車 遊母(母は正しくは「母鳥」という漢字) │ \ │ / │ ○ │ ○ │ \│/ ○│○ 3 │3──▲──⇒──▲── ○○▲○○⇒○5 ▲5 ○ /5 \ ○│○ ○│○ / ○ \ │ ○ │ ○※3段目ここまで 4段目 副将 大将 大将\ × / \ │ / \ │ / ※ ※ ※※※ ※※※× ▲ ×⇒─※▲※─ ─※▲※─⇒× ※ ※ ※※※ ※※※/ × \ / │ \ / │ \※の走りについては 10 85-88 林鬼 右鵰 猛龍 大龍\ │ / \ / \ ○ / \ ○ /※の走りについては 10 85-88 \│/ \ / ※○※ \3 /○○▲○○⇒○5 ▲5 ○ ○○▲○○⇒ ▲ ○│○ / \ ※○※ /3 \○ │ ○ / \ / ○ \ / ○ \ 大鹿 奔鹿 禽曹 禽吏× │ × \ │ / ○ ○ ○ ○ ○ ○ │ \│/ 3 3 3 3 ○3──▲──⇒──▲── ○3 ▲3 ○⇒○○▲○○ ○│○ /│\ 3 3 3 3○ │ ○ / │ \ ○ ○ ○ ○ 獅子 奮迅□□□□□ ○ ○ ○ 獅子は中将棋のものと同じ。□□□□□ 3 3 3 奮迅は図の動きに加えて獅子の動きもできる。□□▲□□⇒○3 ▲3 ○□□□□□ 3 3 3□□□□□ ○ ○ ○ 金鹿 白駒 銀兎 鯨鯢\ / \ │ / ○ ○ │ \ / \│/ ○ ○ │ ▲ ⇒ ▲ ▲ ⇒ ▲ ○ ○ │ / \ /│\○ ○ │ / \ / │ \ 横猪 奔猪 中旗 前旗 \ │ / ○ │ ○ ○ │ ○ ○○○ \│/ 3 │3 3 │3──▲──⇒──▲── ──▲──⇒──▲── ○○○ ○ 3 │3 3 │3 ○ │ ○ ○ │ ○ 牛将 奔牛 馬将 奔馬 ○ \ │ / ○ \ │ / ○3 ○ \│/ ○3 ○ \│/ ▲ ⇒○○▲○○ ▲ ⇒○○▲○○ ○ ○│○ ○ ○│○ │ │ 狗将 奔狗 鶏将 奔鶏 ○ \ │ / ○ \ │ / 4 \│/ 4 \│/ ▲ ⇒○○▲○○ ▲ ⇒○○▲○○ ○ ○ ○│○ ○ ○ ○│○ │ ○ │ ○ 豚将 奔豚 桂馬 横兵○ ○ \ │ / × × ○ 4 4 \│/ ○ ▲ ⇒○○▲○○ ▲ ⇒──▲── ○ ○│○ ○ ○ │ 竪熊 奔熊 銀車 鴻翼 │ \ │ / ○ │ ○ │ │ \│/ ○│○ ○│○○○▲○○⇒ ▲ ▲ ⇒○3 ▲3 ○ ○ /│\ ○│○ ○│○ / │ \ │ │※4段目ここまで 5段目 無明 法性 \ │ /法性は図の動きに加えて獅子の動きもできる。 ○○ \│/ ○▲○ ⇒──▲── ○○○ /│\ / │ \ 提婆 教王 \ │ /卅については 10。 ○○ 卅卅卅 ○▲○ ⇒─卅▲卅─ ○○○ 卅卅卅 / │ \ 金翅 奔翅 大龍 元龍\ │ / \ │ / \ ○ / \ │ / 卅│卅 卅│卅 \3 / \卅/○3 ▲3 ○⇒──▲── ▲ ⇒ ▲ 3 │3 3 │3 /3 \ /卅\○ │ ○ ○ │ ○ / ○ \ / │ \ 猛牛 飛牛 羊兵 虎兵\ / \ │ / \ / \ ○ / \○/ \│/ \ / \○/ ▲ ⇒ ▲ ▲ ⇒ ▲ ○ /│\ ○ ○ / │ \ 走車 炮車 銅車 銅象 │ \ │ / ○ │ ○ │ │ \│/ 3 │3 ○│○──▲──⇒ ○▲○ ▲ ⇒ ○▲○ │ │ │ ○│○ │ │ │ │ 小旗 後旗 兵士 騎士○ │ ○ ○ │ ○ │ \ │ / ○│○ ○│○ │ \│/──▲──⇒──▲── ──▲──⇒──▲── ○│○ ○│○ │ │ │ ○ │ ○ │ │ 竪虎 奔虎 山鷹 角鷹 │ \ / \ × / \ × / │ \ / \│/ \│/ ▲ ⇒──▲── ──▲──⇒──▲── ○ /│\ ○│○ /│\ ○ / │ \ ○ │ ○ / │ \ 飛猫 飛車 横狼 奔狼× × × │ \ │ / │ ○ \│/× ▲ ×⇒──▲── ──▲──⇒──▲── ○○○ │ ○ │ 飛車 龍王 角行 龍馬 │ │ \ / \ / │ ○│○ \ / \○/──▲──⇒──▲── ▲ ⇒ ○▲○ │ ○│○ / \ /○\ │ │ / \ / \ 振 雲鷲 勁鷲 石車 歩振(振は正しくは 鳥 という漢字)○ │ ○ \ │ / │ ○ │ ○ 3 │3 \│/ ○│○ ○│○ ○▲○ ⇒──▲── ○○▲○○⇒○○▲○○ │ /│\ │ │ │ / │ \ │ │ 雲龍 大龍\ / \ ○ / \○/ \3 / ○▲○ ⇒ ▲ /│\ /3 \/ │ \ / ○ \※5段目ここまで 6段目 大亀 霊亀\ × / \ × / \ │ / \ │ / \│/ \│/○○○▲○○○⇒×──▲──× /│\ /│\ / │ \ / │ \/ × \ / × \ 小亀 宝亀 鉤行\ × / \ × / ─┼─ \│/ \│/ │ │ │○○▲○○⇒×─▲─× ┼─▲─┼⇒× /│\ /│\ │ │ │/ × \ / × \ ─┼─鉤行は飛車の動きを2回出来るただし2回の動きで駒を2個取る事は出来ない。駒を取ったらそこで止まる。 摩羯 鉤行\ / 摩羯は天狗( 13)と同じ \ / \ / × × ─┼─ / \ / \ │ │ │ ▲ ⇒┼─▲─┼ \ / \ / │ │ │ × × ─┼─ / \ / \/ \ 鳳凰 金翅 麒麟 金翅× × \ │ / × \ │ / ○ 卅│卅 ○ ○ 卅│卅 ○▲○ ⇒○3 ▲3 ○ × ▲ ×⇒○3 ▲3 ○ ○ 3 │3 ○ ○ 3 │3× × ○ │ ○ × ○ │ ○ 火将 大将 水将 副将 ○ \ │ / ○ ○ \ × / ○3 ○ ※※※ 3 ○3 ※ ※ ▲ ⇒─※▲※─ ▲ ⇒× ▲ × 3 ※※※ ○ ※ ※ ○ / │ \ / × \ 盲犬 猛鹿 烏行 飛鷹 \ / ○ ○ ○○○ ○ \○/ ○▲○ ⇒ ▲ ▲ ⇒ ▲ ○ ○ ○ ○ ○ / \ / \ 鳫飛 燕羽 毒蛇 鉤行 ○ ─┼─ 鉤行については 28参照 ○○○ ○ ○○○ │ │ │ ▲ ⇒──▲── ○○▲○○⇒┼─▲─┼ ○ ○ ○ │ │ │ ─┼─ 飛龍 龍王 猛鷲 飛鷲× × │ ○ ○ × │ × ○│○ ○○○ \│/ ▲ ⇒──▲── ○▲○ ⇒──▲── ○│○ ○ ○ /│\× × │ ○ ○ / │ \ 猛豹 角行 水牛 大獏 \ / \ ○ / \ │ / ○○○ \ / \○/ \│/ ▲ ⇒ ▲ ──▲──⇒×──▲──× ○○○ / \ /○\ /│\ / \ / ○ \ / │ \ 踊鹿 方行 横行 奔猪 │ \ │ / ○○○ │ ○ \│/○○▲○○⇒──▲── ──▲──⇒──▲── ○ │ ○ ○ │ 奇犬(右) 右犬 奇犬(左) 左犬(奇は正しくは「ロ奇」という字) │ │ │ │ │ │ │ │ ▲ ⇒ ▲ ▲ ⇒ ▲ ○ /○ ○ ○\ / \奇犬は左右で成りが違う。 白駒 大駒 木車 風鼈\ │ / \ │ / │ ○ │ ○ \│/ \│/ ○│ ○│○ ▲ ⇒○○▲○○ ▲ ⇒ ▲ │ │ │○ │ │ │ │ │ ※6段目ここまで
https://w.atwiki.jp/taikyoku-syougi/pages/23.html
【角将〔かくしょう〕】 20 □□□□□□□□□ 超重要駒。この駒の存在を忘れてると一気に負けへと転じてしまう。普段は □□□□□□□□□ 自陣奥深くに待機しているのだが、スキあらば敵陣ギリギリに突入して霖鬼に □□□□□□□□□ 成ってしまおう。それこそ味方をザクザク犠牲にしながらでもだ。そうすればなんと □■□□□□□■□ 次の手で王将または太子が取れてしまう。(味方に囲まれている場合に限るが)【烏行(うこう)】 29 □□□□□□□□□ トリじゃなくてカラスです。烏行。 □□□□□□□□□ 前と斜め後ろに一歩だけ進めます。まあ □□□■□■□□□ なんといいますかこの駒が活躍するような事は □□□□□□□□□ まずないでしょう。歩だと思って運用するしかない。 【行鳥〔ぎょうちょう〕】 19 □□□□□□□□□ カラスじゃなくてこっちはトリです。まぎらわしいよキミたち。 □□□□□□□□□ しかも同じ列にいるし。烏行よりはこの行鳥の方が強いのだが □□□□□□□□□ だからといって有用な駒であるとは言えるはずもない。 □□□■□■□□□ 【左龍〔さりゅう〕】 20 □□□□□□□□□ ずいぶんと偏った動きを見せる左龍。 □□□□□□□□□ 前方は右斜めしか進めないため、かなり右側まで □□□□□□□□□ 行かないと成る事ができない。もっとも成ったら □■□□□□□□□ 成ったでまた扱いづらい動きを見せるのだが。 【左虎〔さこ〕】 20 □□□□□□□□□ 動かし方は隣りの左龍とだいたい同じなので併せて □□□□□□□□□ 運用したいところだ。しかしところがだ、成って玄武になると動かし方が □□□□□□□□□ 成った左龍(朱雀)と全く逆になってしまう。覚えにくいし動かしにくい。 □■□□□□□□□ だからもう、藻前らは成らんでいいですよ。 【右龍〔うりゅう〕】 20 □□□□□□□□□ 左龍と動きが逆だ。斜め後方に少しでも走ると □□□□□□□□□ 成る事がとても難しくなる。そしてこの駒の特徴は □□□□□□□□□ 成り前と成り後の違いである。これほどに走る方向が □□□□□□□■□ 変わってしまう駒もない。 【右虎〔うこ〕】 20 □□□□□□□□□ 右龍と同じように左側にのみ強い右虎。 □□□□□□□□□ 左右の虎と左右の龍の4つの駒は能力がほとんど同じだが □□□□□□□□□ 成り後はこの駒が一番扱いやすいと言えよう。 □□□□□□□■□ 【森鬼〔しんき〕】 16 □□□□□□□□□ 斜め前に走れて四方にもある程度歩ける結構強い駒。 □□□□□□□□□ 成ると前にも走れるようになる「雷走」となる。 □□□□□□□□□ うーん将棋らしかぬロックな名前だ。 □■□□□□□■□ 【横龍(おうりゅう)】 21 □□□□□□□□□ 名前に騙されてはいけない。どうせ横しか走れないんだろ、プ □□□□□□□□□ とか思っていると突然の強襲に足下をすくわれる事必至だ。 □□□□□□□□□ 成れば相当のパワーアップが出来るので積極的に狙っていきたい。 ■□□□□□□□■ が、随分奥深くに位置しているのでそれも一苦労である。 【雨龍〔うりゅう〕】 16 □□□□□□□□□ 5つもの方向に走れる能力を最大限に活かして力いっぱい □□□□□□□□□ 後方に逃げ去るヘタレ駒。有効な使い道は見あたらない。 □□□□□□□□□ 目が前向きについているのはなぜだと思う? □■□□□□□■□ 前へ前へと進むためだろ?! 【雲龍〔うんりゅう〕】 27 □□□□□□□□□ 後ろにも走れる龍馬といったところだ。前線で活躍できれば □□□□□□□□□ この後ろに走る能力もきっと役に立つことであろう。 □□■□□□■□□ 成ると大龍になるのだが正直得したのかどうかが微妙な強さだ。 □□□□□□□□□ せっかく成るんだからもう少しサービスしてくれてもいいのに。 【飛龍(ひりゅう)】 30 □□□□□□□□□ なかなか奇抜な動きを見せる飛龍。 □□□□□□□□□ おもしろいことはおもしろいが残念ながら役に立ちそうにない。 □□■□□□■□□ もうちょっと遠くに飛べればなあ…飛距離で飛猫 26に負けてるし。 □□□□□□□□□ 【臥龍(がりょう)】 35 □□□□□□□□□ 「龍」系は基本的に高い能力を持っている。 □□□□■←×2_□ しかしどうよこの弱さは。病に臥している龍なのだろうか。 □□□□□□□□□ 中央に配置されているので、本人はイヤかもしれないが □□□□□□□□□ 出番は早く訪れるだろう。 【大龍(だいりゅう)】 25 □□□□□□□□□ 能力的には角にオマケがついたような感じの駒。 □□□□□□□□□ 「龍」系の基本的な駒と言えるもので、成るとこの駒になる □□□■□■□□□ ものが多い。あんなに弱かった駒 35(臥龍)もりっぱな大龍に。 □□□□□□□□□ こんなに強い駒 22(猛龍)もどうして大龍なんかに?とひっぱりだこだ。 【風龍〔ふうりゅう〕】 20 □□□□□□□□□ 制作者の記入ミスなのだろうか、 □□□□□□□□□ 駒が左右2箇所に配置されていながら動かし方が □□□□□□□□□ 左右対称でないなんともめずらしい駒。 □□■□□□■□□ それでも走れる方向は多いので使える駒ではある。 【火龍〔かりゅう〕】 18 成り→麟帥〔りんすい〕 18 □□□□□□□□□ かなりの能力を持っているが奥深ーくに陣取って □□□□□□□□□ いるので出番は相当先になりそうだ。 □□□□□□□□□ Flashだと大龍の駒と見間違えやすいので注意が必要。 □□□■□■□□□ 【水龍〔すいりゅう〕】 18 成り→鳳帥〔ほうすい〕 18 □□□□□□□□□ この駒の方が後方に少し強いだけで強さは □□□□□□□□□ 隣りの火龍 18とだいたい同じ。 □□□□□□□□□ 左右併せて4枚もの龍が中央付近に鎮座して □□□■□■□□□ いることになる。最終防衛ラインはここらへんか。 【盲虎(もうこ)】 36 □□□□□□□□□ 「盲」系は前に進む事ができないのが特徴だ。 □□■□□□■□□ そしてその代表たる動き方を見せる盲虎。 □□□□□□□□□ 見事に前だけ進めないこの駒だが「盲」系の □□□□□□□□□ 中ではまだまだマシな方…かな。 【盲猿(もうえん)】 36 □□□□□□□□□ 弱い駒が勢ぞろいの「盲」系のひとつである。 □□■□□□■□□ この弱さ、やはり目が見えないのだろうか。 □□□□□□□□□ それでも戦場で戦おうと必死になる彼らの □□□□□□□□□ 姿を想像すると目頭が熱くなる。 【盲熊(もうゆう)】 36 □□□□□□□□□ 盲猿 36と能力が全く同じ。 □□□■□■□□□ 成るとなぜか鹿になってしまう点も同じだ。 □□□□□□□□□ いやー、弱いクマー。しかしこんな奴まで □□□□□□□□□ 駆り出すなんていったいどういう戦争なんだ。 【盲犬(もうけん)】 29 □□□□□□□□□ 4つある「盲」系の駒の中で一番弱い駒。 □□□□□□□□□ 成り後の姿を期待するのもこの駒に失礼である。 □□□■□■□□□ しかし動かせる方向がVサインを描いているので □□□□□□□□□ 持っていると縁起がいいに違いない。 【嗔猪(しんちょ)】 34 □□□□□□□□□ 「盲」系のような動きを見せる嗔猪。 □■□□□□□■□ この駒なんと読むのかわからないが「嗔」は「怒る」 □□□□□□□□□ という意味らしい。それでいてこの弱さなのだから □□□□□□□□□ やはり戦場ではクールでないと生き残れない。 【竪熊〔じゅゆう〕】 24 □□□□□□□□□ 竪熊のすべき事はひとつだけ、すなわち □□□□□□□□□ 前へ進むことである。しかし相当の期間は ■□□□□□□□■ 前の渋滞と重要度の観点からその場待機を □□□□□□□□□ 命ぜられているものであろう。 【竪虎〔じゅこ〕】 26 □□□□□□□□□ 竪虎も進むべき方向は前です、前だけです。 □□□□□□□□□ 後ろにも歩けますがそんな機能は不要です。 □■□□□□□■□ 成るとこれまた強くなるのですが □□□□□□□□□ 局面によっては不成もアリかも。 【竪狼〔じゅろう〕】 34 □□□□□□□□□ やはり前に進むべき駒なのだが、両端に位置する ■□□□□□□□■ ため出番はなかなか訪れてこないだろう。 □□□□□□□□□ 後ろに3歩進めるが、だからといってなにが □□□□□□□□□ どうなるわけでもない。 【竪豹〔じゅひょう〕】 42 □□□■□■□□□ かなり前線に配置されているので、序盤での突撃死が □□□□□□□□□ 期待される駒。成っても「フーン」程度の駒なので □□□□□□□□□ 遠慮なくいこう。さあ遠慮なく。 □□□□□□□□□ 【竪馬〔じゅば〕】 43 □■□□□□□■□ やはり特徴は前に進めるという事。 □□□□□□□□□ 成って龍馬になるのもいいが、後ろにいる □□□□□□□□□ 前旗 40を活かすために前進してそのまま □□□□□□□□□ お亡くなりになられる、そんな人生も悪くない。 【竪狗〔じゅく〕】 43 □■□□□□□■□ 犬 44の後ろに位置している狗。犬同士協力して □□□□□□□□□ 棒犬戦法で攻めるのも一つの手だ。(?) □□□□□□□□□ 成ると中途半端さが目に染みる豹王になる。 □□□□□□□□□ 【竪行(じゅぎょう)】 43 ■□□□□□□□■ 他の将棋でも度々顔を見せるまあまあ名の知れた駒。 □□□□□□□□□ 「竪」系で唯一後ろにも走れる。 □□□□□□□□□ しかし能力的にイマイチである上に □□□□□□□□□ 隅っこにいるので活躍するのにも一苦労だ。 【横蛇〔おうじゃ〕】 16 □□□□□□□□□ 左右のフットワークに優れる「横」系。 □□□□□□□□□ 横行 30、横兵 40、そしてこの横蛇 16と □□□□□□□□□ 強くなっていく。まあこの大局将棋内で1歩程度の □□■□□□■□□ 力の差でいい気になってもらっては困るのだが。 【横猪〔おうちょ〕】 23 □□□□□□□□□ 一応全方向に動けるので「横」系では優秀な駒として □□□□□□□□□ 認めてもよいと思われる横猪。しかし猪突猛進という言葉も □□■□□□■□□ ある通り残念ながらこの動きでは猪のイメージにはそぐわない。 □□□□□□□□□ 【横狼〔おうろう〕】 26 □□□□□□□□□ 横牛 34と動きが左右逆である。成れば確かに □□□□□□□□□ 強くなるのだが手数がかかりまくって割にあわない。 □■□□□□□■□ そんな事をしている暇があったら単語の一つでも □□□□□□□□□ 覚えたほうがマシである。 【横行(おうぎょう)】 30 □□□□□□□□□ 中衛の端の方に横牛 34、この横行 30、横狼 26と □□□□□□□□□ 「横」系が3駒ナナメに配置されている。これらで侵入者 □■□□□□□■□ に対し側方から迎撃したいところだが、そのためにはやはり □□□□□□□□□ 少々中央に寄せておく必要があるかもしれない。 【横飛(おうひ)】 36 □□□□□□□□□ 「横」系で最も前線近くに配置されている横飛。 □□■□□□■□□ この駒はやっぱり「よこっとび」と読むのであろうか。 □□□□□□□□□ 前には進めないがまあ進める方向は多いのでとりあえず □□□□□□□□□ 邪魔になることはなさそうだ。 【横猿〔おうえん〕】 43 ■□□□□□□□■ やはり横に走るしか能がない。 □□□□□□□□□ しかし両端ながらも歩のすぐ後ろに配置されているため □□□□□□□□□ 少々前に出れば中央へのアプローチも可能である。 □□□□□□□□□ 【東夷(とうい)】 32 □□□□□□□□□ 敵か味方かよくわからない駒名です。普段は金に □□□■□□□□□ 毛の生えたような強さの駒だが裏には「獅子」と □□□□□□□□□ 立派な言葉が書かれています。ただしそのためには □□□□□□□□□ 当然敵地に進軍しなければならない。…ツラいです。 【南蛮(なんばん)】 33 □□□□□□□□□ 南から来ただけあって多少だが左右への展開が強い。 □□□□□■□□□ 彼も裏がいいです、「金翅」と書かれています。 □□□□□□□□□ 前に一歩しか進めないけど裏は魅力的… □□□□□□□□□ ホットポテトな駒です。 【西戎(せいじゅう)】 33 □□□□□□□□□ 東西南北のなかで一番裏が強いのはおそらくこれでしょう。 □□□■□□□□□ 機会があれば成りに挑戦するのは悪くない。 □□□□□□□□□ ただそんなことに取り掛かれるのは □□□□□□□□□ 終盤だけなのではないかと思われる。 【北狄(ほくてき)】 33 成り→鳩槃〔きゅうはん〕 12 □□□□□□□□□ 裏は「鳩槃」これも悪くない。それにしても □□□□□■□□□ この東西南北の四駒、せっかくなんだから □□□□□□□□□ 東西南北に分けて配置すればいいのに、と思ったのだが □□□□□□□□□ 製作者にはそんな余裕はなかったのだろう。 【狛犬(はけん・はくけん)】 41 □□□□■□□□□ 強いです。こんな凶暴な狛犬見たことない。 □□□□□□□□□ 八方に走って跳んで敵を駆逐します。成ると方向制限が □□□□□□□□□ 加わってしまうもののさらにジャンプ力が増す「大象」に。 □□□□□□□□□ 象が飛ぶなんてディズニーですかおまいは。 【吼犬〔こうけん〕】 41 □□□□■□□□□ 狛犬 41の相方。強さはほぼ同じと言ってよい。 □□□□□□□□□ 成る前には特に必要のないナナメ後ろへと走る力も □□□□□□□□□ 敵地に入る頃には必要になるというとても都合のいい駒。 □□□□□□□□□ 【大帥〔だいすい〕】 38 □□□□□□□□□ うーん、やはり中央軍は精鋭揃いです。 □□□□■□□□□ さすがに狛犬などには劣るが前方への攻撃力は同じなので □□□□□□□□□ 活躍が期待されます。先生、やっちゃってください。 □□□□□□□□□ 【中帥〔ちゅうすい〕】 32 □□□□□□□□□ 大帥 38より弱い、というわけではないが何か大帥を □□□□■□□□□ コンパクトにしたような感じのする中帥。もしかしたら □□□□□□□□□ 副担任なのかもしれない。「帥」系は全てそれなりに強く □□□□□□□□□ そして成りがないという共通点がある。 【鵬帥〔ほうすい〕】 32 □□□□□□□□□ 大帥 38の能力にちょっと手を加えただけの… □□□□■□□□□ こう言ってはなんだが面白みのない駒。 □□□□□□□□□ 大局将棋の駒にそれを求めるのは酷かも □□□□□□□□□ しれないがやっぱり個性は欲しいヨネー。 【鳳帥〔ほうすい〕】 18 □□□□□□□□□ 王将を守るべく遣わされた鳳帥と麟帥 18 □□□□□□□□□ 彼らの後ろにはもはやアホな将しか残されておらず □□□□□□□□□ これらの駒を討ちとれれば王手は近い。 □□□□■□□□□ 攻めに回すのもいいかもしれないが守りは万全に。 【麟帥〔りんすい〕】 18 □□□□□□□□□ 鳳帥 18と能力が似ているが跳べる方向がやや異なる。 □□□□□□□□□ 防衛戦に使われると思われるので前に跳んで □□□□□□□□□ 後ろに跳び戻れるこの駒の方が使い勝手がいいのかもしれない。 □□□□■□□□□ まあ実際どうなのかは誰も知らないわけだが…。 【白虎(びゃくこ)】 14 □□□□□□□□□ 正直動きが複雑すぎてこの動きはなかなか □□□□□□□□□ 覚えにくいものがある。相当期間は左ナナメ前へ □□□□□□□□□ のヒモとして初期位置に置きっぱなしとなるだろう。 □□□□□□□□■ 知名度のある駒名のわりにはさびしい人生だ。 【玄武(げんぶ)】 14 □□□□□□□□□ どうにも使いづらいという印象が先行する四神の玄武。 □□□□□□□□□ この駒もやはり右ナナメ前への牽制として鎮座されて □□□□□□□□□ いる事であろう。いや、やはり神様は自ら戦いには赴かず ■□□□□□□□□ 後方で見守っているのが本来の役目なのだろうな。 【青龍(せいりょう)】 37 □□□□□□□□□ 四神で唯一前に走れるなかなか攻撃的な駒。 ■□□□□□□□□ 位置的にも能力的にも左車 43と似ているものがある。 □□□□□□□□□ 成りは神龍だが、残念ながら誰かが生き返るという事はない。 □□□□□□□□□ 【朱雀(しゅじゃく)】 37 □□□□□□□□□ 玄武 14を左右逆にしたような能力の朱雀であるが □□□□□□□□■ 前線におかれている上、中央方面への攻撃が可能なので □□□□□□□□□ 出番は早い。成りも期待できないので捨て駒が妥当なところか。 □□□□□□□□□ 戦場で勝利をつかむためには多少ばちあたりな行動も必要だ。 【走兎(そうと)】 14 □□□□□□□□□ 前方3方向に走れる。これだけでも有用な駒であることがわかる。 □□□□□□□□□ 童話「うさぎとかめ」で見せたあの速さをここでも発揮していただき □□□□□□□□□ たいところ。もっともこの将棋内にいる2匹の亀 28は ■□□□□□□□■ この兎よりもスピーディに動きまわれるのだが彼には秘密だ。 【火鬼〔かき〕】 14 □□□□□□□□□ 天竺大将棋という将棋では悪魔のような強さであったようだが □□□□□□□□□ さすがにここへ来て往年の力は発揮できなくなってしまっている。 □□□□□□□□□ しかし有用な駒であることは確かなので、まだまだ若いものには □■□□□□□■□ 負けるわけにいかない。 【獣曹〔じゅうそう〕】 13 □□□□□□□□□ 進める方向が多いがいずれも2歩のみ。 □□□□□□□□□ 最後方に置かれた上この能力ではなかなか活躍の機会は □□□□□□□□□ おとずれないだろう。「じゅうそう」と言っても □■□□□□□■□ ふくらし粉の事ではないようだ。 【走馬〔そうま〕】 13 □□□□□□□□□ 戦場をひた走る馬。走兎 14と能力が似ているが □□□□□□□□□ この駒はナナメ後ろにジャンプできる。 □□□□□□□□□ だが基本的に前に走らせるのがよりよい使い方であろう。 □□■□□□■□□ 【近王(きんおう)】 15 □□□□□□□□□ 王将のすぐ前という超重要な位置におわす近王。 □□□□□□□□□ 動かす必要がないのであろう、行動範囲はかなり □□□□□□□□□ せまい。彼が棋譜に現れたらおそらく □□□□■□□□□ 負けは近いと思われる。 【金剛(こんごう)】 15 □□□□□□□□□ 四天の一人。正直物足りない強さだ。 □□□□□□□□□ 裏に共通の「四天」を持つ4駒。コンセプト □□□□□□□□□ としてはおもしろいだけに非常に惜しい存在だ。 □□□□□■□□□ もっと強ければ主役をはれたであろう。 【夜叉(やしゃ)】 15 □□□□□□□□□ 四天の一人。夜刄と表記されることもあるが、 □□□□□□□□□ みんなが「ホントは夜叉だろ…」と思う駒名。 □□□□□□□□□ 江戸時代の製作者も日ペンで学習していれば □□□□□■□□□ こんな事態にはならなかったはず。 【羅刹(らせつ)】 15 □□□□□□□□□ 四天の一人。インドの神様である。 □□□□□□□□□ …はずだが弱い。位置的に攻めに回るわけにも □□□□□□□□□ いかないので使い道に困る。 □□□■□□□□□ 【走熊〔そうゆう〕】 15 □□□□□□□□□ 前へ進むもよし中央へ寄って防衛もよし。 □□□□□□□□□ しかしどちらにしろ出番は終盤に限られる。 □□□□□□□□□ 成りも含めるとやはり竪行 43と □□□■□■□□□ 能力的に似ているものがある。 【走虎〔そうこ〕】 16 □□□□□□□□□ 隣の走熊 15と能力が同じである。 □□□□□□□□□ この駒はとりあえず成りをお勧めしたい。 □□□□□□□□□ 成りの奔虎は大切な何かが足りないが □□□■□■□□□ まあ使える事はまちがいない。 【走蛇〔そうじゃ〕】 16 □□□□□□□□□ 隣の走狗 16と能力が同じ。 □□□□□□□□□ 獲物を狙う蛇のごとく動かずに前方を □□□□□□□□□ 牽制すべし。成ってもイマイチだし。 □□■□□□■□□ 【走狗〔そうく〕】 16 □□□□□□□□□ 名前の割にパシりづらい場所に位置する走狗。 □□□□□□□□□ 竪行 43と成りも含めて能力が全く同じだ。 □□□□□□□□□ 成りは期待できるがその頃には終盤に □□■□□□■□□ さしかかっていることだろう。 【山鹿〔さんろく〕】 16 □□□□□□□□□ 基本能力はY字に数歩進める事。 □□□□□□□□□ もちろん山鹿のイニシャルである(?)。 □□□□□□□□□ 成るのも大変であり、防衛のために □■□□□□□■□ 中央に寄るのも大変。使いどころが難しい。 【禽吏〔きんり〕】 17 □□□□□□□□□ 進める方向は多いが、2歩3歩程度では □□□□□□□□□ 敵陣に攻め込むのは難しい。成りの □□□□□□□□□ 「禽鳥」はかなり強く、走れる方向はさながら □■□□□□□■□ スターソルジャーのようではあるのだが、残念だ。 【飛燕〔ひえん〕】 17 □□□□□□□□□ ナナメ前方にしか走れない駒。 □□□□□□□□□ ではあるが中央方面への利きがあるため □□□□□□□□□ その場待機でも後々の局面において □■□□□□□■□ 厄介な駒となるであろう。 【山鳩〔さんきゅう〕】 17 □□□□□□□□□ 「鳩」系で唯一あまり使えない駒。 □□□□□□□□□ 隅においやられているうえ、見るべき能力と □□□□□□□□□ いったらナナメ前方に5歩進めることくらい。 ■□□□□□□□■ 活躍させたかったらひたすら中央へ進むべし。 【孔雀(くじゃく)】 19 □□□□□□□□□ 特殊駒。前方に限り角の動きを2回 □□□□□□□□□ 行うことが出来る。移動できる範囲はかなり □□□□□□□□□ 大きいので敵のこの駒の位置を常に把握しておく □□□■□■□□□ 必要がある。左右2駒あるし。 【古鵄(こてつ)】 19 □□□□□□□□□ 基本能力はナナメに2歩。 □□□□□□□□□ この程度の能力では見る価値もない。 □□□□□□□□□ しかし成れれば一騎当千、天狗が誕生する。 □□□■□■□□□ どうだろう。難しいな。 【奔狗〔ほんく〕】 19 □□□□□□□□□ 前方3方向走れるし一応全方向への移動が可能。 □□□□□□□□□ かなり頼れる駒である。しかしちょっと見た □□□□□□□□□ だけではどこが強くなったんだか全然分からない □□■□□□■□□ 成りの「奔犬」には正直がっかりだ。 【獣吏〔じゅうり〕】 20 □□□□□□□□□ 禽吏 17と能力がほとんど同じである。 □□□□□□□□□ 進める方向の多さはやはり防衛戦でこそ □□□□□□□□□ 活かせるものであろう。 □□■□□□■□□ 【走鹿〔そうろく〕】 21 □□□□□□□□□ 走れる方向は多いものの前に進めないのは難儀である。 □□□□□□□□□ 配置は奥深くだが周辺にもナナメに走れる駒は多いので □□□□□□□□□ これらと協力して中央方面を目指そう。 ■□□□□□□□■ さらに成ってこの駒の真の強さをみせつけたいところだ。 【兵士(ひょうし)】 26 【方行(ほうぎょう)】 36 □□□□□□□□□ 成る前は飛車の動き。成ると斜め前方にも走れるようになる。 □□□②□②□□□ が、全く同じ動きの駒なら名前を変える必要は無いと思うのは気のせいか。 □□①□□□①□□ ①兵士 □□□□□□□□□ ②方行 【角鷹(かくおう)】・【飛鷲(ひじゅ)】 42 □□①②□②①□□ おそらく、序盤に前に出て来る駒では、最強の部類に入る駒。 □□□□□□□□□ 中将棋の物とは違い、8方向どこにでも走れる優れもの。 □□□□□□□□□ 成ると、四天王ほどではないが、ある方向に対して防御無視の攻撃ができる。 □□□□□□□□□ しかし、弱い駒と対峙すると逃げまとうと言う弱気な一面もちらほら ①角鷹 ②飛鷲 【大旗〔だいき〕】 38 □□□□□□□□□ 「旗」系はどの駒も能力は十分。 □□□□■□□□□ 旗本隊は弱いのが昨今のゲームの常なのだが □□□□□□□□□ そんな心配は無用である。存分に敵を蹴散らすべし。 □□□□□□□□□ 【前旗(ぜんき)】 40 □□□□□□□□□ あの「成っても同じ」で有名の中旗 23と □■□□□□□■□ 能力が同じである。ただし裏は大旗でこちらは当然 □□□□□□□□□ 前より強くなる。2枚あるし使えることは間違いない。 □□□□□□□□□ 【後旗〔こうき〕】 12 □□□□□□□□□ 最後方で味方を守る旗。しかし攻めに回るのも悪くない。 □□□□□□□□□ 前旗 40や中旗 23よりは能力が落ちるが □□□□□□□□□ ほとんど差はないので同じように使えるだろう。 □□□■□■□□□ 出番が来るまで旗を振って前線を応援だ。 【小旗〔しょうき〕】 26 □□□□□□□□□ 「小」がついていようが相変わらず強い「旗」系。 □□□□□□□□□ 成っても全然強くならないのもこの駒に「旗」系の血 □□■□□□■□□ が流れている証拠だろう。 □□□□□□□□□ 【龍王(りゅうおう)】 42 □□■□□□■□□ 本将棋で最強の猛威を奮う飛車の成り駒。 □□□□□□□□□ しかしこの将棋では「まあ強いかな」程度の扱いだ。 □□□□□□□□□ 成りの飛鷲は相当強いが敵もそうやすやすと □□□□□□□□□ 成らせてはくれまい。 【龍馬(りゅうめ)】 42 □□■□□□■□□ 本将棋での角行の裏として知られている龍馬。 □□□□□□□□□ 前後左右にも進めるがやはり一歩程度では □□□□□□□□□ 腹の足しにもならない。やはりナナメが彼の □□□□□□□□□ 生きる道だ。 【金翅(こんじ)】 25 □□□□□□□□□ 特殊駒。ナナメ前方に大ジャンプが可能。 □□□□□□□□□ 3枚跳びの能力は仲間を盾にしての攻撃が可能なので □□□□■←×2_□ 大変重宝する。盾ならそこらへんにいっぱい □□□□□□□□□ ころがっているからいつでも出撃可能である。 【鳳凰(ほうおう)】 29 □□□□□□□□□ 烏龍茶の絵柄にも使われている霊鳥、鳳凰。 □□□□□□□□□ かなり難解な動き方であり、残念ながらこれといった □□□□□■□□□ 使い方も見当たらない。名前が強そうなだけに □□□□□□□□□ ガッカリ度もひとしおである。 【麒麟(きりん)】 29 □□□□□□□□□ ビールの絵柄で有名な神獣、麒麟様である。 □□□□□□□□□ 一応前後左右にジャンプできますが…はあ。 □□□■□□□□□ こんなんじゃそこいらの雑兵といい勝負だ。 □□□□□□□□□ 【鳫飛(がんひ)】 29 □□□□□□□□□ 成りもダメ。弱くてどうにも使いようがない。 □□□□□□□□□ 前に進ませても徒労に終わるだろう。 □□■□□□■□□ 放置プレイが最適。 □□□□□□□□□ 【猛鷲(もうじゅ)】 30 □□□□□□□□□ 斜めに2歩進めるが、まあその程度の駒。 □□□□□□□□□ やはり全体的に「猛」系は弱い。 □■□□□□□■□ ただ、成りの「飛鷲」は相当使える。 □□□□□□□□□ 挑戦する価値はないこともない。 【水牛(すいぎゅう)】 30 □□□□□□□□□ かわいそうに、農作業に従事していたところを □□□□□□□□□ 戦場に連れてこられたに違いない。たかが水牛 □■□□□□□■□ とても戦力には…いや、あれ?強いっすよ! □□□□□□□□□ しかも成ると「大獏」となって本領を発揮。恐ろしい話だ。 【猛豹(もうひょう)】 30 □□□□□□□□□ 戦場を猛る豹。 □□□□□□□□□ 近寄る敵を恐ろしい牙とこれ以上ない鈍足で襲撃する。 □■□□□□□■□ つまりは、その…全然使えないということだ。 □□□□□□□□□ 【白駒(はっく)】 31 □□□□□□□□□ さすが馬、よく走ります。 □□□□□□□□□ 前方三方向に走れれば戦力としては十分。 ■□□□□□□□■ 裏は「大駒」です。大駒って…自分で言うなよ。 □□□□□□□□□ 【淮鶏(わいけい)】 33 □□□□□□□□□ 盲犬 29と同じく進める方向がV字を描く淮鶏。 □□■□□□■□□ しかもこの駒は成るとその方向に走れるようになる。 □□□□□□□□□ ただその姿を見るのは不可能に近い。 □□□□□□□□□ 【古猿(こえん)】 33 □□□□□□□□□ 銀が背中を向けて進軍しているような動きの古猿。 □□■□□□■□□ この将棋、猿はみんな弱いです。弱いよマンキー。 □□□□□□□□□ しかも老兵。活躍の場はまずないでしょう。 □□□□□□□□□ 【燕羽(えんう)】 36 □□□□□□□□□ ひたすら横にのみ飛び回る燕羽。 □■□□□□□■□ 前進もできなくはないがやはり自陣で一生を □□□□□□□□□ 終えることであろう。 □□□□□□□□□ 【猫又〔ねこまた・みょうゆう〕】 37 □□□□□□□□□ 斜めに一歩だけしか進めない。 □■□□□□□■□ 銀にも劣るこの能力だけで戦うのは無謀である。 □□□□□□□□□ 猫刄やら猫叉やらと書かれることもあるが、 □□□□□□□□□ やっぱりこの駒は…猫又なんだろうな。【奔獏(ほんばく)】 12 □□□□□□□□□ 相当期間盤上においたままとなるであろう駒。 □□□□□□□□□ ただ横方向の制限はあるが能力は十分。 □□□□□□□□□ バク強いよバク。 □□□■□■□□□ 【奔鬼(ほんき)】 13 □□□□□□□□□ 終盤に動き出す悪夢。盤上を奔走し敵を駆る。 □□□□□□□□□ さらに成ると鬼のクセに王になってしまい □□□□□□□□□ 強さが増す。「奔鬼」と書いて「ほんき」と読むぜ! □□■□□□■□□ 【水将〔すいしょう〕】 29 □□□□□□□□□ 多少斜めに強みを持つ駒ではあるが □□□□□□□□□ 基本的に弱い駒である。 □□□■□■□□□ ただし成りは副将という相当強い駒へと □□□□□□□□□ なる。さて、どうするかな。 【瓦将(がしょう)】 39 □□□□□□□□□ 「将」系は玉石混交、強い駒も当然あるが □□□■□■□□□ 悲しいことに弱い駒の方が多い。 □□□□□□□□□ どのように弱いかというとまあこんな感じだ。 □□□□□□□□□ 前にすら進めないなんて使いようがない。 【木将(もくしょう)】 39 □□□□□□□□□ 「でくのぼう」「うどの大木」など木は本来 □□■□□□■□□ 動きが鈍い者に対する名称としてよく使われる。 □□□□□□□□□ だからこいつが全然動けないのは □□□□□□□□□ つまりはそういうことだ。 【川将〔せんしょう〕】 40 □□□□□□□□□ ちっとも怖さを感じない名前を持つ川将。 □■□□□□□■□ 隣の風将 40と動きが同じ。 □□□□□□□□□ 前に3歩進めるが当然これだけでは活躍は難しい。 □□□□□□□□□ 【鳩槃(きゅうはん)】 12 □□□□□□□□□ 斜め方向に特殊能力を持つ強い鳩。 □□□□□□□□□ 飛び越せるっていうのは味方にじゃまされにくく □□□□□□□□□ 便利なものだ。成りはないがその能力で敵を存分に □□□□□□■□□ 蹴散らしていただきましょう。 【鳩盤〔きゅうばん〕】 13 □□□□□□□□□ 鳩槃 12のパチモノともいうべき駒。 □□□□□□□□□ 特殊能力がないので多少見劣りはするが □□□□□□□□□ 決して弱くはない駒であるので積極的に使おう。 □□■□□□□□□ 【馬麟(ばりん)】 34 □□□□□□□□□ ナナメに2歩。実に心細い能力だ。 □■□□□□□■□ それでも敵陣までもぐりこめれば □□□□□□□□□ 大いに戦力となることであろう。 □□□□□□□□□ 駒名をじっと見ているとあるキーワードが…。 【牛将〔ぎゅうしょう〕】 23 □□□□□□□□□ 「(獣)+兵」と比べてあまりに弱すぎる「(獣)+将」系。 □□□□□□□□□ こんな弱さではじっこに追いやられては活躍など □■□□□□□■□ できるはずがない。草でも食ってるのが関の山だ。 □□□□□□□□□ 【馬将〔ばしょう〕】 23 □□□□□□□□□ 馬っていうのは本来ならば戦いの要のはずなんだ。 □□□□□□□□□ だのになんなんでしょうこの扱いは。 □■□□□□□■□ 牛将と能力がまったく同じじゃないですか。 □□□□□□□□□ そしてまったく同じく使えない。 【蟠蛇(ばんじゃ)】 35 □□□□□□□□□ この駒を活用させる事はノーベル賞を取るより □□□■□■□□□ 難しい。うまく活用できない指し手が悪いわけではなく □□□□□□□□□ 間違いなくこの駒自身の精進が足りない。 □□□□□□□□□ 【鯨鯢(けいげい)】 14 □□□□□□□□□ 鯢とはメスクジラの意味。 □□□□□□□□□ 最後列にいるくせにやたらと後ろに走りたがるのは □□□□□□□□□ デート中無理やり戦場にかり出されたクジラカップルだからか。 ■□□□□□□□■ まるでかの国に拉致られうわなんだおまえやめr 【隠狐(おんこ)】 32 □□□□□□□□□ 隠しておくのは勿体無いなかなか強力な駒。 □□□□■←2枚 □ しかし前方に使えない駒が続々と並んでいるため □□□□□□□□□ 必然的に序盤は隠されるはめになる。 □□□□□□□□□ 姿を現したら遠慮なく使おう。 【獅鷹〔しおう〕】 35 □□□□□□□□□ 西洋のグリフィンをイメージさせる名前の駒。 □□□□■□□□□ 比較的前線の配置で渋滞も少なく、 □□□□□□□□□ 4方向の走り、居食いなどの能力も使える。 □□□□□□□□□ 日本古来の聖獣がだらしない大局将棋では彼に頑張ってもらいたい。 【大鹿〔だいろく〕】 22 □□□□□□□□□ 飛車の動きに加えナナメもけっこういける。 □□□□□□□□□ 場所的に攻めと守りどちらに使うか考えものだが □□□■□■□□□ やはり成りは捨てがたい。八方に走れるというのは □□□□□□□□□ なんだかんだ言って魅力的だ。 【金鹿(こんろく)】 23 □□□□□□□□□ 前方ナナメ2方向にのみ走れる鹿。 □□□□□□□□□ このような駒は他にもよく見かけるが皆使える駒である。 □□■□□□■□□ ところで少し有名かと思いますが「みなごろし」 □□□□□□□□□ という漢字がありますよね。(((;゚Д゚))) 【銀兎〔ぎんと〕】 23 □□□□□□□□□ 脱兎のごとく後方にのみ走る駒。 □□□□□□□□□ しかし逃げずに前へ進め、行けばわかるさ □□■□□□■□□ ウサギがクジラに変化してしまうなんて □□□□□□□□□ この将棋はやっぱり不条理だなあ、という事が。 【猛牛(もうぎゅう)】 25 □□□□□□□□□ 猛牛ならまっすぐ突き進んでいただきたいものだが □□□□□□□□□ 三半規管に支障があるのだろう、走れるのはナナメ前方だ。 □□□■□■□□□ ただまあ、それだけでも十分戦力になる。 □□□□□□□□□ 合併とかはしないようだ。 【猛鹿(もうろく)】 32 □□□□□□□□□ ずばり銀将だ。弱い弱い。こういうヘタレ鹿は □□□■□■□□□ 生きもの地球紀行とかでライオンに捕食されてるのがオチだ。 □□□□□□□□□ ただ中央にいるおかげで多少出番はあるかもしれない。 □□□□□□□□□ 【猛狼(もうろう)】 32 □□□□□□□□□ この動きは言うまでもなく金将だ。弱いよウルフ。 □□□■□■□□□ 千代の富士の方が100倍強いよ。 □□□□□□□□□ ただこれもいずれ出番は訪れるものと思われる。 □□□□□□□□□ 成ると「熊眼」という正直托イ駒名に。 【鴟行(しこう)】 37 □□□□□□□□□ 「鴟」とはトンビの事のようだ。 □■□□□□□■□ はじっこ+弱杉=無価値 □□□□□□□□□ だからこの駒の存在は忘れてくれたまえ。 □□□□□□□□□ 【登猿(とうえん)】 37 □□□□□□□□□ はじっこ+弱(以下略) □■□□□□□■□ 前に進ませるのも面倒だなあ。 □□□□□□□□□ そういえば竹下登は猿顔だったけど □□□□□□□□□ この駒はそういう意味なのかもしれない。 【飛牛(ひぎゅう)】 43 ■□□□□□□□■ 前線にいるため序盤から盤上を飛び交う頼れる牛。 □□□□□□□□□ はじの方に置かれてはいるがきっと役に立つことであろう。 □□□□□□□□□ 成りですか?そんなものはありませんよ。 □□□□□□□□□ 【山鷹(さんおう)】 26 □□□□□□□□□ 「鷹」系強いワァ*・゚・.。(n'∀')η゚・*。゜・ □□□□□□□□□ 製作者は鷹好きに違いない。 □■□□□□□■□ 前方だけならジャンプも出来るし □□□□□□□□□ 使って損はない。 【仲人(ちゅうにん)】 44 □□■□□□■□□ 無慈悲な場所に配置されている悲劇の駒。 □□□□□□□□□ 白旗を持って敵地に書簡を届けたりするような □□□□□□□□□ 役目の人間と思われる。それにしては足も遅いし □□□□□□□□□ 敵も遠慮なく襲ってくるし一体なんなんだろう。 【猛熊(もうゆう)】 34 □□□□□□□□□ 戦場を微妙な戦力で暴れ回る熊。 □■□□□□□■□ しかし弱いねえ、赤カブトを見習いなさいよ。 □□□□□□□□□ これも「猛」系の悲しいサガか。 □□□□□□□□□
https://w.atwiki.jp/th_izime/pages/1241.html
※このSSには独自の設定やキャラの崩壊、グロテスクな表現が含まれています。そういった展開が苦手な方はご注意ください。 私の名前は犬走 椛、種族は白狼天狗です。 仕事は山の警備をしています。同僚が多いので殆どの日が休みですが。 でも警備の仕事が休みなだけで、やる事はいっぱいあるんです。 主な用事は上司に言われての新聞作りの手伝いですね。 完全な上下社会である天狗社会の辛いところです。 …………………さて、前置きはこのぐらいでいいですか? 実は私には野望があるんです。 それは警備隊の隊長になる事です。 私は天狗社会の最下層である白狼天狗、ほぼすべての天狗が関係的に上司になります。 そのせいで私が今まで、どれだけ苦汁を飲んできた事か…。 私が幼い頃から剣の修行に励んでいた裏で、他の天狗達は遊び放題。 そのくせ今は上司で、新聞作りの雑用に使ってくる始末。 私はずっと訓練してきた事もあり、そこらへんの天狗より遥かに強いです。 ですからこそ自分より弱い奴に頭を下げなきゃいけない今の立場が不満でならないんです。 しかし最下層からでは、ちょっとやそっとの事では上に立つ事なんて出来ません。 ですが警備隊長になると我ら天狗の長、天魔様の直属の部下になれるんです。 これは完全な上下社会の天狗社会において、トップに近い地位を得る事になります。 つまり警備隊長になる事は、私の得意な分野で上に立てる唯一の道なんです。 「……………」 そんな訳で私は今日も真面目に警備をしているのですが……暇ですね。 こう平和ですと私の力を見せ付ける機会もありません。 こんな事では何時になったら隊長になれる事やら…。 いっそ山に未曾有の危機とか訪れてくれませんかねぇ。 「…………?」 なんて思ってたら何やら飛行物体がこちらに近寄って来ます。 もしや侵入者? …………と思いましたが違いました。 あの飛行速度は天狗、それもかなりの実力者です。 これは上層部直々の昇格報告……な訳ないですよね。 あれは私を雑用に使おうと企んでる鴉天狗です。まったく嫌になりますよ。 そうしているうちに、もう目の前に来ているもんですから鬱陶しい。 「ふ~ん、貴方が椛ね? 噂通りの仏頂面だわ」 しかもいきなり失礼な……初対面の相手に言う事じゃありませんよ。 「…………何か御用ですか」 「あら、今日は朗報を伝えに来てあげたのよ?」 朗報……ですか。鴉天狗の朗報程、期待出来ない朗報はありますまい。 「ふっふっふ、喜びなさい! 貴方をこの私、射命丸 文の専属アシスタントに…」 「お断りします」 「…………………ええええええぇぇぇええぇぇぇ!?」 何ですか、その予想外って顔は。 なる訳ないでしょ、そんな雑用担当。 それに今、射命丸って名乗りましたよね? 射命丸といえば、鴉天狗のくせに人間に肩入れする不良天狗じゃないですか。 そんな奴、関わり合いにすらなりたくありませんよ。 「交渉決裂ですね。それでは私は警備の仕事があるので、とっととお帰りください」 「ま、待ちなさいよ! どうしたの!? 話じゃどんな仕事も真面目にこなす便利屋天狗だって聞いたのに……」 そりゃ仕事ですから。 というより便利屋って何ですか。 勝手にパシリ扱いしないでください。 「私の本職は警備です。それを変えるつもりはありません」 「そんな! 私は貴方の能力を高く買ってるのよ!? 下っ端警備なんて辞めちゃいなさい! 貴方の千里眼と私のスピードがあれば幻想郷一の新聞記者になれるわよ!」 へぇ、随分大層な事を言いますねぇ。 ですが私が目指すのは天狗社会での出世、貴方の部下で一生を終えるつもりはありません。 そもそも幻想郷一の新聞記者って何なんですか。 戦場カメラマンとか嫌ですよ? 「何度頼まれても私は新聞記者にはなりませんよ」 「………意外と強情ね…。分かったわ」 ふぅ、諦めてくれましたか。 私の能力の凄さに気付いた点は評価しますが、これは警備でこそ活きる能力。 この力で私は警備隊長を目指すんです。 ………………………ん? 何故帰らない? 「まだ何か?」 「交代の時間を待ってるの」 「はい?」 「引き抜きが無理なら上司として命令するわ! 警備勤務が終わったら私の取材に同行しなさい!」 「……………」 どうせそう来ると思ってましたよ。 これだから下っ端は嫌なんです。 絶対に命令に従わなければならない訳ではありませんが、出世の為には命令遂行率は高い方が有利。 隊長を目指すなら同行命令には従っておくべきなんですよ。 適当についてってある程度サポートするだけとはいえ、この後は休みたかったのに……これだから鴉天狗は。 本当、飛んでる時に木にぶつければいいのに。 「………分かりました。ただウザいんで何処か目障りじゃない所に行っててくれませんか?」 「……貴方、結構キツい事言うわね。聞いた話じゃ素直で従順な子だって言ってたのに」 「そんな奴隷天狗は幻想入りしました。私は媚びるべき相手にだけ尾を振るんです」 「何この子怖い」 そう、鴉天狗は態度こそデカイものの上層部の天狗ではありません。別に媚びる必要はないんです。 ですから適当に命令だけこなしておけばそれでいい。 後は冷たくあしらって、こんな不良天狗にはさっさと諦めてもらいましょう。 あれから何年か経ちました。 あの日から文様は度々、私を呼び出すようになりました。しつこい奴です。 そして私の陰の活躍のおかげもあって、文様の発行している文々。新聞は着実に人気を上げていきました。 しかしながら私の昇格の話は、なかなか見えて来ません。 それもその筈、相も変わらず平和な山では私の実力を活かす機会がないのです。 どうにかして上にアピールする事は出来ないものか。 そう悩んでいたある日、突然奴等は現れたんです。 守矢一味。幻想郷に突如現れた、外界の神達。 戦争の可能性を秘めた奴等の登場は、私にとって待ちに待ったアピールチャンスでした。 そんな私に与えられた任務は、守矢一味が我々に仇なす者かどうかを見極める為の監視役。 言ってしまえば天狗と神の争いが始まるかどうかは、すべて私の一声にかかっているという訳です。 警備職に就いて数十年、久しぶりに興奮しました。 これこそ千里眼の正しい使い方、まったく覚られる事無く監視が出来る私ならではの役目。 私はこの大役を無事やり切り、大天狗様に真実を報告しました。 『守矢一味に敵対意思、見られず』と。 結果、天狗は守矢一味を受け入れる事になりました。 私にとっては不服な結末でしたが、長の判断なので逆らう気はありません。 組織で上を目指す私にとって、長の命は絶対なのです。 …………ただ私は守矢をあまり信仰してはいません。 私達は守矢を『受け入れた』のであって、縋っている訳ではないのですから。 そもそも突然現れて信仰しろと言う方がおかしな話。 もっと謙って『受け入れてもらってる』事を自覚するべきですね。 実際、本気で信仰している天狗がどれだけいる事やら。 大体の天狗は私と同じ、表面上だけの信仰だと思いますよ。 後は新聞のネタにしたがってる天狗だけでしょう。 文様みたいな。 「さぁ! 今日こそ守矢家の特ダネをゲットすうぎゃあ!!」 「五月蝿いです。それになんか葱臭いんで黙っててください」 「うぐ………それにしたって盾で殴る? 普通」 「文様にはこれぐらいで普通です」 「………どんどん口が悪くなるわねぇ」 そりゃあ、これまでどれだけ貴方に付き合わされてると思ってるんですか。 文様の低俗な新聞の為に、毎日何時間も走り回されたら誰だって頭にきますよ。 個人的に嫌いってのもありますが。性格とか。 …………というか諦めませんね。 これだけ言われてまだ関わろうとするなんて、そんなに千里眼が魅力的ですか? 「ところで何しにこんな寂れた神社の裏に来たんですか?」 「え? 最初に言ったでしょ? ネタ探しよ」 「だからなんで神社の裏に?」 「分からないの? まったく、これだから白狼天狗は。その太眉は飾り?」 「帰っていいですか」 「待ちなさいって。この壁の向こうを見てみなさい」 まったく………こんなくだらない事の為に千里眼はあるんじゃないんですよ? どうせ毎日ぶんぶん蚊みたいに飛び回ってるんですから、私に頼らず自分で探してくださいよ。 大体、壁の向こうに何があるって言うんですか。 ……………………あれ? 着替え中? 「…………………」 「……………………」 「………………………誰かー。ここに変態がー」 「ぎゃー! 何するのー! 見つかったら台無しじゃない!」 「台無しも何もありませんよ。完全に覗きじゃないですか」 「覗きじゃないわよ! 真実を突き止めるのよ!」 「何ですか、真実って。馬鹿なんじゃないですか?」 「真実は真実よ! まだ謎の多い守矢家の真実を伝え、信仰アップに貢献するのよ! その為に貴方の能力でスリーサイズとか下着の色とか、そういう情報を…」 ダメだこいつ……早くなんとかしないと。 これは鉄拳制裁もやむを得ません。ちょっと前に殴った気もしますが。 すべては正義の為です。さあ、覚悟してください。鍛えに鍛えた私の一撃は強力ですよ。 「どう考えても覗きじゃないで…」 「さっきから境内で何してるんですか!」 「五月蝿い! この冷奴がぁ!!」 「うぎゃあああああぁ!!」 しまった。突然話しかけられたので、うっかり殴る相手を間違えてしまいました。 今、殴ったのは守矢一味の冷奴……じゃなくて東風谷 早苗様。 とりあえず泣きながら起き上って来たので、無事生きてるみたいです。 「な、殴る事ないじゃないですかぁ~!」 「あ~あ、泣~かせた~。椛が泣~かせうぐおあっ!?」 文様、ウザいです。 「すみません、大丈夫ですか? 別に殴るつもりはなかったんですが」 「あう……はい、何とか」 「よかったです。早苗様が無事で」 「……ところで今、冷奴って…」 「気のせいです」 「え? でも確かに冷…」 「気のせいです」 「…………そう…ですね」 いろいろそれましたが、結果的に文様の犯罪行為も止める事が出来ました。 一件落着です。帰りましょう。 「待ちなさいよ!」 「何ですか、文様。そろそろ帰って昼寝したいんですが」 「上司をおいて昼寝!? どういう神経してるのよ!」 「貴方に神経がどうとか言われたくないです」 「兎に角、まだ取材が終わってないわ! 明日の一面どうするの!」 「どうするって目の前に取材する相手がいるじゃないですか」 「…………ああ、そうだったわね」 というより最初から素直に取材してくださいよ。 何、堂々と覗きしようとしてたんですか。 本当、バナナの皮とか踏めばいいのに。 「それでは改めて………早苗さん! 今、何色の下着を履いてますか!?」 「………………えっ」 「………………………」 「…………………………」 「……………………………」 「………………………………」 ………ちょっと距離をとらせてください。 飛び蹴りするんで。 「……このドアホがぁ!!」 「うぼああああぁぁ! な、何するの!」 「もっと訊く事あるでしょうが。今後の方針とか、天狗との付き合い方とか」 「他の新聞でやってる事やっても人気なんか出ないわよ! 文々。新聞は一人一人に密着した濃い内容で勝負するのよ!」 「いい加減にしてください。貴方の新聞、読者には評判いいですけど取材された側からは不評なんですよ」 「真実は暴くべきなのよ!」 「黙れ、この卑しいメス豚が」 「も、椛!?」 「あの、椛さん」 あら、話しかけられましたよ。 これは文様、断罪させられるかもしれませんね。 願わくば私は巻き込まれませんように。 「なんでしょうか」 「言わないとダメなんですか?」 「何がです?」 「…………その、下着の色……」 うわ、真に受けてる。 「言いたいんでしたら勝手にどうぞ」 「え? 言うの? め、メモ! 手帖を!」 「言いたくないですよ!」 「ちぇー」 「黙らないと、もう一発蹴りますよ」 「そんな横暴なぎゃあああぁぁ!」 「すみません。こんなダメ上司で」 「は、はぁ……」 「ほら、帰りますよ」 「ちょっと! まだネタが…」 「いいじゃないですか。『鴉天狗の暴走! 守矢の巫女にセクハラ発言!』とか書けば」 「嫌よ! 何が悲しくて自分の醜態、晒さなくちゃいけないのよ!」 「真実は暴くものなんでしょう?」 「ぐぬぬ…!」 今度こそ本当に帰りましょう。本気で眠いです。 え? 命令に従ってない? 私は文様にしっかりついていき、暴走を止めてるじゃないですか。 勿論、普通の取材の時はちゃんと協力してますよ。命令ですから。 言ってしまえば私の仕事は、上司の問題行動を止めるアシスタントなんですよ。 もっとも殴って止める必要はないんですけど。 それにどうせ文様の事です。後で一人で覗きに行くでしょう。 その時は止めませんよ。一人の取材は私とは無関係なんで。 別にそれで守矢とどうなろうが私の知った事ではありません。 それから少しの時が流れます。 相変わらず文様の取材は低劣ですが、山では大きな出来事がありました。 あの守矢がやらかしたんです。 なんでも幻想郷の産業革命と言って天狗に話もせずに、勝手に地底の妖怪に力を与えたとか。 天狗に受け入れてもらってるくせに、その天狗を差し置いて何処の馬の骨とも分かるぬ鴉に力を与えるなど言語道断。 ましてや相談もなしにとなれば、信者を蔑ろにしてるとしか思えない。 そう考える天狗が、守矢に対する非難記事を書き始めましたんです。 これに驚いたのは守矢一味。やる前に想像出来なかったんでしょうかね。 始めは産業革命は天狗にとってもプラスになるから安心して信仰していればいいという態度でしたが 非難が治まらないのを知ると、慌てて記者会見を開いて謝罪。 会見での動揺する早苗様に洩矢 諏訪子様が小声で指示を出していたシーンは、一時大きな話題になりました。 しかし結果的に信仰は大きく減少、守矢一味には辛いしっぺ返しとなった事でしょう。 …………そういえば八坂 神奈子様は会見に否定的だったそうですね。 最初に強気な発言をしていたのも神奈子様でしたし、もしかして周りの意見に鈍感なんじゃ…。 大丈夫なんでしょうか、この山。 しかし心配してもなるようにしかなりません。 私はただ出世を目指して励むだけです。 「………………」 「…………………」 今日はたまたま一緒になった姫海棠 はたて様と、食堂で昼食を取っています。 はたて様は記者としても天狗としても強い方ではありません。 ただ他の鴉天狗のようにふてぶてしくないので、鴉天狗の中では付き合いやすい方だと認識しています。 「…………最近どう?」 「いまいちですね」 「…………そう」 会話が乏しいように見えますが、いつもの事です。何の問題もありません。 はたて様はずっと喋っているタイプではありませんから。 元々はたて様は部屋で一人でいるのが好きなんだそうです。 ですからこうして外で会う事自体、とても珍しい事なんですが…。 「今日はどうしたんですか?」 「…………美味しい蕎麦屋さんがあるって念写したから」 「そうですか」 ちなみにこの食堂が話題になったのは三カ月前です。 そうは言っても味は今も健在、特にこの天ぷら蕎麦の味といったらもう……。 はたて様はたぬき蕎麦が好きらしいですよ。たぬきもいいですよね。 「もおぉぉみぃぃぃじいいぃぃぃ!!」 …………なんだか嫌な声が聞こえて来ました。 先に飛んで来る場所を予想して、盾を置いておきましょう。 「も…ぐうっ! ………ッ!! …………!」 見事に突っ込みましたね。大成功です。 声にならない程、痛いですか。仕掛けた甲斐がありましたよ。 「何か用ですか、文様。食事中ぐらい大人しくしててくださいよ」 「うっ……今日は食事に来ただけよ。たまたま椛を見つけたから飛んで来ただけ」 「そうですか。じゃあ帰ってください」 「相変わらず冷たいわねぇ。…………あら? そこにいるのは弱小記者のはたてじゃなぁい! どうしたの!? 引き籠りは辞めたの!? それとも記者辞めたとか!? 人気ないもんね~!」 さすが文様、期待を裏切らないウザさです。 「そんな訳ないでしょ、小蝿記者が。今日は美味しい蕎麦屋の噂を聞いて来たのよ」 「噂って何時の噂よ! トロ過ぎるんじゃない!? あ、店主! とろろ蕎麦一つ! ………あ、トロいだけにとろろ…」 「とろろの海で溺れてください」 「いや、そんな寒くないでしょ。今のは」 というよりチャッカリ近くに座らないでください。 文様と一緒だと蕎麦が不味くなります。 「ふ~ん、天ぷら蕎麦ね~」 「何ですか」 「蕎麦って言ったらとろろじゃない?」 「知りませんよ」 「そっちはそっちで天カスだし。あんた達、油っぽいのが好きなのね~!」 「ねぇ、椛。その剣でさっくりやっちゃったらどう?」 「奇遇ですね。私も同じ事考えてたところです」 「なんですぐ物騒な話になるの!? というより、なんであんた達そんなに仲いいのよ!」 「文が喧嘩売って歩いてるだけでしょ」 「違うわよ! 性格悪いのは椛の方よ! この腹黒天狗!」 「何言ってるんですか。私が腹黒かったら白狼天狗は皆、真っ黒ですよ」 「えぇ~……やだ何それ…」 実際、好きで雑用やる奴なんているんですか? 殆どの白狼天狗は鴉天狗なんて嫌いだと思いますよ。 「なんかやだ~……今まで可愛い部下だと思ってたのが、心の中じゃ嫌ってたとかやだ~…」 「ん、とろろ蕎麦来たわよ」 「ああ、こっち回して」 「……………文様って葱、入れるんですね」 「え? 入れるでしょ。普通」 「私、嫌いなんですよ」 どうもあの臭いがダメなんですよね。 ほら、葱って独特な臭いがするじゃないですか。 自分が食べるのも勿論、周りで臭うのも………臭うのも………。 「………どんだけ入れるんですか」 「私、好きだから」 ああ、どうりでたまに臭う訳です。 まさか葱が好きだったなんて。せめてニンニクならよかったのに。 ニンニクも臭いますが葱程は嫌いじゃないんですよ。 むしろ葱の場合、あまり臭わない玉葱も嫌いです。 何なんですかねぇ、本当。あの臭いは。 「入れるのは勝手ですけど、臭いんで喋らないでくださいね」 「何よそれー。葱臭いなんて言い掛かりよ」 「すでに葱臭いです」 「…………ていうか文、食べるの速っ」 うっ……臭って来ました。 お喋りな方が臭う物食べると最悪ですね。 な、なんか……気分悪くなって来ました……。 なんでこんな…………おのれ葱め……。 「ちょっと~、こっち向きなさいよ~。いつもの減らず口はどうしたの~? ん~?」 くっ……わざとやってる。もの凄く鬱陶しい…。 本当、全身とろろ塗れになればいいのに……。 「ほれほれ~、これか? これが怖いのか? ふっふっふ~」 「文、あんまり遊んでると蕎麦のび……ってもう食べちゃったの!?」 ちょっと、どこから葱まるまる一本出したんですか。 むしろなんで葱持ってるんですか。 ああー、頬に擦りつけないでください。 臭いがうつるじゃないですかー。 「そこでそうやって震えてるがいいわ! あっはははは!」 行くなら行くで葱を持ってってくださいよ。 どうするんですか、これ。 置きっ放しでも店の方が困るでしょうが。 「まずいわ、椛。文の奴、アレをする気よ」 なんですか。これ以上悪い状況なんて………まさか。 「アレ……ですか」 「そう、アレよ」 ああ、やりますね。あの顔はやります。 あれはアレをやりたくて仕方ないって顔です。 ですが今ならまだ引き返せますよ。早ま… 「店主、お代はあの二人が払うんで」 『やりやがったー!』 アレは最初に食べ終わった者が、後の者に代金を強制的に支払わせる卑劣な技。 この食堂が食券制じゃないという事を、まんまと利用されました。 今から頑張って食べても、文様の逃走速度には追い付けません。 これは…………万事休すか。 「まだよ!」 「はたて様…」 「まだ方法はあるわ! 文が置いていった葱を使うのよ!」 「………え?」 これで……どうしろと? 「さあ! 早く!」 ですから……何を? 「急いで! 早くー!」 ええい、もうどうにでもなれです。 なんか天狗の妖力でいけー。 「の、伸びたー!」 「なんだって!? ……あぎっひいいぃぃ!?」 あ、尻に刺さっちゃいました。 「ちょ、ちょっと椛……。尻は、尻はないわ……」 「すみません、なんかノリでつい」 「いいから自分の蕎麦代、払いなさいよ」 「分かったわよ……。ああ、ズキズキする」 「文様」 「何」 「お大事に」 「あんたがやったんでしょうがぁ!」 また少し時間は進みます。 ええ、私は未だに下っ端のままですよ。 実力も命令遂行率も悪くないのに何故…? そういえば文様が絡んで来るようになってから、他の鴉天狗から雑用を押しつけられる事が減った気がします。 まさか文様が上層部に何か………いえ、文様にそんな権力はありません。 文様にあるのは無駄に速い動きとそれなりな容姿とウザさだけです。 ああ、後守矢がなんかやってました。 大体の天狗は『また守矢か』で流したんで詳しく覚えてないんですが。 確かバザーが成功で信仰がどうとか………本当に何なんですかね。 最近は天狗の信仰が少ないから、河童や人間に媚びてるって噂ですよ。 そんな河童にも私の知り合いがいます。 「………王手」 「あー! そう来たかー!」 彼女は河城 にとり様。よく将棋を指し合う仲です。 今も滝の裏で将棋を指しているところです。たった今、終わりましたが。 「いや~、椛は強いね~」 「それ程でも」 将棋は頭を使うので戦術考案の特訓にもなるんです。 いずれはこの駒達のように部下を自在に動かす事も出来るように、とは思っているのですがなんとも。 将棋が強いなんて司令官向きだと思うんですけどねぇ。 なんで出世、出来ないのでしょうか。 「そんなに強いならチェスもやってみなよ」 「チェスですか?」 「そう、私のお茶会仲間に凄く強い子がいてさぁ。椛なら互角に渡り合えると思うよ」 チェスの天才ですか。余程頭の切れる御方なのでしょう。 もしかしたら多くの部下を引き連れている、一組織の長かもしれません。 そうなら是非、隊長になるコツとか教えてもらいたいものです。 「今度紹介するよ。アリスっていうんだけどさぁ…」 「椛、覚悟ぉ!!」 「!!」 まさか……この滝の裏までやって来るとは……。 文様の執念には毎度驚かされます。 そこに痺れもしませんし、憧れもしませんが。 しかし不意打ちで満足して、ただの蹴りとは浅はかな。 そんなものは盾でカウンターです。 「…ッ!! くっ……うっ……」 「何ですか、また取材ですか? 今度は何処に行くんですか」 「…今日は椛がいつも何してるのか見に来ただけよ」 「私を記事にするつもりですか?」 「まさか、椛じゃ4コマにもならないわよ」 4コマにもならない……? どんだけ私の日常、波がないと思ってるんですか。 ……………なかった、ですね。 「じゃあ何しに来たんですか」 「だから見に来ただけよ」 「………………………」 「…………………………」 …………何を企んでるんですか。 あのネタに貪欲な文様が、ただ見るだけなんてそんな…。 まさか葱だけじゃ飽き足らず、他にも私の弱みを握ろうと? 「あ~、よかったら将棋する?」 にとり様? こいつに情報を与えるのは危険ですよ? 「将棋? ふ~ん、椛にそんな趣味があったとはねぇ」 「悪いですか」 「そんな事言ってないじゃない。いいわ、私が本当の将棋を見せてあげ………何これ」 「へ? 何か問題でも?」 「なんでこんなに駒があるの?」 ああ、文様は大将棋をやった事がないんですね。 いつも忙しなく飛び回ってる文様では、じっくり時間をかける大将棋は縁遠いのかもしれません。 ですが私達はいつも、これしかやってません。分からないならおいていきますよ。 「文様」 「何」 「銅将、猛豹、反車、盲虎、麒麟、鳳凰、仲人、醉象、横行、竪行、奔王、獅子、鉄将、石将、悪狼、嗔猪、猫刄、猛牛 飛龍、白駒、鯨鯢、飛鹿、太子、奔猪、飛牛、角鷹、飛鷲」 「な、何?」 「全部分かったら相手してあげます」 「え? ちょ…」 「始めましょう、にとり様」 「あ、うん。………いいの?」 「いいんです」 「椛ぃ~」 さて、大量の駒を扱う大将棋は、とても時間がかかります。 それをやる中で、一人だけ何もする事がない状況。 ましてや半分近い駒が分からない方にとっては、さぞ退屈な光景でしょう。 はたして文様は何時まで耐える事が出来るでしょうか。 「……………………」 「………………………」 「…………………………」 「……………………………」 「………ねぇ、椛」 「何ですか」 「私はどうしたらいいの」 「帰ったらいいんじゃないですか」 「嫌よ。折角来たんだもの、なんか面白いもの見つけないと」 「そうですか」 「……………………………………」 「………………………………………」 「………ねぇ、椛」 「今度は何ですか」 「そこの金鍔もらってもいい?」 「どうぞ」 ………一口でいきますか。 蕎麦といい、もうちょっとゆっくり食べれないんでしょうか。 早食いは体にもよくないですよ。 「……美味しい。何処で買ったの?」 「私が作りました」 「……………えっ?」 「私が作りました」 「嘘でしょ?」 「そんな嘘吐いてどうするんですか」 「………………」 ええ、いろいろ出来るんです。 よく雑用とか、やらされてますから。 金鍔ぐらいなら簡単に作れるんですよ。 洋菓子は作りませんが。私が好きじゃないので。 ……………って全部食べますか。 折角にとり様と一緒に食べようと作って来たのに。 「それだけ食べれば満足したでしょう。もう帰ってください」 「………そうね、他に葛餅とかあったら帰るかも」 まったく、この方は…。 図々しいにも程がありますよ。 「じゃあ千歳飴なんてどうです? 尻の穴に突っ込んで食べさせてあげますよ」 「……えっ」 ………何故、顔を赤らめる。 「……明日の記事はいいんですか? 早く帰って作った方がいいですよ」 「………分かったわ。でも今度なんか作ってよ」 「気が向いたら考えてあげます」 「期待してるわ」 「気が向いたらですよ」 やって帰ってくれました。 これで将棋に集中出来るってもんです。 ……ん? なんでにとり様は、にやにやしてるんですか? 「………椛も丸くなったね」 「何の事です」 「文のおかげかな? 昔よりいい顔してるよ」 「…………にとり様の番ですよ」 「あ、うん。ごめんごめん」 文様のおかげ? 何言ってるんですか。 文様のせいで気苦労が増えましたよ。 まったく、真面目に記事を書く気はないんですかね。 そんなんだから大会でも上位に入れないんですよ。 本当、うっかり下着履き忘れたまま飛び回ってればいいのに。 そしてまた適当に時間が飛びます。 ついに、あの守矢がぶっ壊れました。 早苗様が突然、妖怪退治がどうとか言って空飛ぶ船に突っ込んで行ったんです。 妖怪に信仰してもらってるんでしょとか、ツッコミどころが多すぎますが なんでも前回の記者会見から精神的に参っていたらしくて いろんなところに迷惑をかけてしまったと諏訪子様が各所で謝ってました。 さすがに呆れるのを通り越して、だんだん哀れに思えて来ましたよ。 あの神奈子様も、早苗様が服を着たまま浴槽で体育座りしてた時は危険を感じたとか。 もう守矢はダメかもしれません。 最初から信仰してませんでしたけど。 でも逆に同情のような変な信仰はもらったっていうから、世の中どう転がるか分からないものですね。 そんな事を考えながら、今は文様に呼び出された場所へ向かっている最中です。 なんか突然、大事な用があるとか言って来たんですけど何なんでしょう。 ………此処ですね。文様もいますし間違いないようです。 「何の用ですか」 「椛、私は常々おかしいと思っていたわ。貴方の私に対する態度を!」 今更ですね。 確かに私は文様に特別冷たくして来ましたが、文様もやりたい放題してるじゃないですか。 お互い様ですよ。一方的に言われる事ないです。 「だから、この想いをはっきりさせる為にも貴方に戦いを挑むわ!」 戦いですか。 いつもやられてるくせに何を………と思ったら羽を生やして来ました。 本気って事ですね。 ならばこちらも本気を出さなければなりません。 「いいでしょう。貴方なら歯応えのある特訓相手になりそうです」 「…………椛が耳と尾を生やしてるところ、始めてみたわよ」 「普段から本気を出す天狗が何処にいるって言うんですか」 「……それもそうね」 これは私にとって都合のいい展開かもしれません。 文様は一応実力者。幻想郷最速の名は伊達ではありません。 それを降したとなれば、私の実力を大きく知らしめる事になります。 文様には悪いですが、この戦い利用させてもらいますよ。 「覚悟してください。私に勝負を挑んだ事を後悔させてあげましょう」 「後悔なんてしないわ! どっちが勝ってもね!」 …………文様は強いです。 それこそ私が想像していた以上に。 私の刃はすべてかわされ、逆に文様は何度も隙を突いて攻撃してきます。 ですが私だって修行を重ねた身、文様の攻撃など華麗に防ぎきってやりましたよ。 そしてお互い決め手を欠き五分五分の戦いが何時間も続いた後、ついに戦いは決着を迎える事になります。 「!!」 「………ッ!」 「………………お見事です、文様」 「ちょ、ちょっと! 今のは貴方の勝ちでしょ!? 最後の攻撃は確実に急所を捉えてたわ!」 「刀を折られては剣士として負けも同然です」 「剣士って貴方は警備兵でしょうが」 「刀の損傷具合を考え切れなかったのは私の落ち度です」 本当は負けを認めるのは嫌です。それも文様になんか。 ですが文様の実力は本物でしたし、刀を折られて勝ったのでは私が納得出来ません。 試合で破損した武器を使うのは反則ですから。 「………ところで何故このような事を?」 「……私は椛が苦手よ。愛想もないし、すぐ手を出すし。………でも、だから気になるのよ。 他の白狼天狗と違って真正面からぶつかって来る貴方が、私をどう思っているのか。 嫌いなら、とことん冷たくすればいいじゃない。でも椛は私を完全に拒んだりしない。そこが余計に分からないの。 椛が一番力を入れてる戦いの中でなら何か分かるかと思ったけど……やっぱり何も分からないわ。 教えて椛、貴方にとって私は何なの?」 ……………私にとっての文様? 上司……ですけどなんか違う気が……。 尊敬はしてませんし迷惑もかけられますけど……でも……。 ……改めて言われると……よく分からない……です。 「……昔は…嫌な上司でした」 「………今は?」 「…………………」 「………………今も変わらない?」 「…………よく分かりません」 「………そう」 なんか………どうしたんでしょう。 文様は嫌な奴で……でも最近はそんなに嫌いじゃなくて……どちらかというと突っぱねるのが普通のような……。 ………なんと言うか……言われてみれば文様には文句も悪口も正直に言えるといいますか。 いつの間にかそんな感じで………確かに他の上司とは違う何か……何処か憎めないような……。 会うと罵りたくなりますが昔からそうだっただけで、別にもの凄く嫌いとかじゃ………。 …………やっぱりよく分かりません。 「椛。今夜亥の刻、また此処に来れない?」 「それは命令ですか」 「…………いいえ」 「なら行かないかもしれませんよ」 「それでもいい。でも私は待ってるから」 …………私は……。 ………文様に呼ばれた時間から、すでに30分経ちました。 私は………どうするべきか悩んで、まだ家にいます。 文様は………私に何を言わせたいのでしょうか。 ただ真実が知りたいだけなのか、それとも………。 ………行かなくていい。昔だったら即答だったのに何故か今は……。 まさか………私は………文様の事が……。 ……………様子だけでも見てみましょうか。 別に気になるとか、そういうのじゃなくて………本当にいるか確認するだけです。 千里眼を使えば、文様が私を嵌めようとしていても分かりますからね。 「………………えっ」 う、嘘ですよね? この光景は……。 こんな……こんな事って。 ………違います! ありえません! た、確かに私の千里眼が間違いを映す事なんてありませんでしたが……今回が初めてかもしれないじゃないですか! そうです! きっとあの場所に行けば、本当の事が分かる筈です! ですから私は急いで……急いで……それで…! 気付いたら私は数百の低級妖怪の骸に囲まれて、噛み傷だらけの文様の亡き骸を抱き締めていました。 最早どれだけ時が流れたのかすら分からない。 ただ守矢の巫女が世代交代してから、すでに随分経っていた。 あの日、文は低級妖怪の群れに襲われ死んだ。 幻想郷最速を自負していた妖怪とは思えないほど呆気ない最期だった。 その後、文の葬式は意外と多かったファンの手により執り行われている。 一方で私はあの日から悪夢に悩まされ続けていた。 あの日の光景、千里眼で見た文の最期の瞬間を度々夢で見るのだ。 なんとか気持ちを切り替えようと、服を替えたり髪を伸ばしたりいろいろ試してみた。 修行も徹底的にした。おかげで今は副隊長にまで昇進している。 だが何をやっても文から逃げる事は出来なかった。 あれからずっと何故あの時、会いに行ってやらなかったのかという後悔ばかりが胸を締め付けている。 私は………どうすればいいのだろうか。 あの日から私はずっと答えを求めて、文の最期の地を何度も訪れている。 だが未だに何の答えも見つかっていない。 もしかしたら文の亡霊が、私にしがみ付いているのかもしれない。 中途半端に気付いてしまった想いが、そんな考えさえ巡らせる。 最早、私の精神は限界に近い。 後悔に押し潰されてしまいそうだ。 誰に頼んでも、この心の淀みはどうにも出来なかった。 もう誰でもいい。 誰か私を助けてください。 私の中の淀んだ想いを、文へのどうしようもない感情を消し去ってください。 半分痛い話だな・・ -- 名無しさん (2010-10-16 21 35 48) 超展開ってレベルじゃねーぞ! -- 名無しさん (2010-10-21 23 22 20) ギャグかと思ったらちょい重い話だったでござる -- 名無しさん (2010-10-22 06 51 05) 椛いじめじゃない件について -- 名無しさん (2012-12-23 22 05 16) 名前 コメント