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鏡音レン君の自己犠牲シリーズ第3弾です。 重いです。めちゃめちゃ重かったです。 スペシャルゲストとしてお越し頂いたワモン‘G’様なのですが、かなり精密に作られていたのでしょうか、読み込むとFPS数が一気にガタ落ちです。仕方なく、表示を切った状態で作業をせざるを得ませんでした。 で、実はモーションの作り込みなど大したことなく、BGMとカメラワークばっかりの動画になってしまいました。なので、結構手抜き動画だったりします。 オチをどうするか色々と考えていましたが、たまにはレン君が褒められる形にしよう、と思い立ちました。ミクとリンの最後の笑顔はそういう意味です。 しかし、300%の誤りは失礼しましたw どうもいかんなぁ、俺……。 そんなわけで、ミスがあまりに多くなってしまったために、再うpさせて頂きました。 ご視聴・コメント・マイリス登録して頂いた方、誠に申し訳ないのですが、次にご覧になる一人以上の方々のため、ご了承頂ければ幸いです。
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MAPに戻る ジュノンに戻る #ref error :指定ページの閲覧権限がありません。ログインするか、別のページの画像ファイルを指定してください。 ?(?,?) ↑エルバルーン砂漠 ←ザント村 ←ルックセムタワーの谷 風の丘のモンスター 名前 コメント ページのトップへ MAPに戻る ジュノンに戻る
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『公園にて』 7KB 虐待 現代 失礼します。 anko2611 ゲスゆっくり奮闘記1 anko2622 ゲスゆっくり奮闘記2 anko3414 ゲスゆっくり奮闘記3 anko3417 ゲスゆっくり奮闘記4 anko3456 れいむのゆん生 anko3458 まけいぬとゆっくり anko3461 ゆっくりに生まれて anko3484 ゆっくりブリーダー anko3489 休日とゆっくり anko3652 ドスについて anko3715 ゆっくりに餌を anko3729 はじめてのぎゃくたい anko3730 はじめてのしいく anko3741 ゆっくりショップのバイト anko3794 まりさとの勝負 anko3843 野球部のゆっくり anko3855 ゆっくりと会話してみた anko3932 ゆっくり観察日記 anko3933 ゆっくりと子供 anko3953 しんぐるまざーの朝は早い anko4016 虐められるためのゆっくり anko4094 普通の人とゆっくり anko4153 愛された果てに anko4170 むっきゅーさん anko4290 肉体的暴力とゆっくり anko4291 教育番組とゆっくり anko4325 いちゆんまえのまりさ 「」ゆっくりの台詞 『』人間の台詞でお願いします 「ゆっぴぃゃぁぁっぁぁぁああああああ!! おちょーしゃ、たしゅけ、あっちゅいいいいいい!!」 「!?」 公園に住む生体サイズのまりさ、彼女は公園に響いた声にびくりと反応して一瞬天を仰ぎ見た。 声の位置が解らなくても、声を聞き間違えることはない、彼女の聞いた声は自分の愛する我が子の声、しかも叫び声、自分に助けを求める声。 まりさはゆっくりらしからぬ動きで周囲を見渡して、自分の近くに積んでおいた柔らかい草を急いで帽子に詰め込むと我が子がどこで助けを求めているかを探しだした。 「お、ちび、おちび! どこなのぜぇえ!!」 しかし、ゆっくりにとって公園は広い、闇雲に走り回っても目的は見つからないでいた。 それでもまりさは必死にあんよを跳ねさせて我が子を探す。 そして―――。 「お、おちびぃいいいいいいいいい!!?!?!?!?」 『ん?』 「ゅっ!? おちょーしゃあぁぁぁあああ!! たしゅけちぇえええ! れーみゅれーみゅあちゅいいちゃいじゃよぉおおお!!!」 駆け抜けて駆け抜けて数m。 まりさが狩りと称する草毟りをしていた場所から少し離れた場所にあるベンチには一人の青年と、その彼が片手にまだ赤ゆっくりサイズのれいむが握られている。 赤れいむは自分を助けに来てくれた英雄にして誰よりも頼りになる最高の父たるまりさに自分が如何に可哀想で、痛い思いをしたかをアピールして見せていた。 その赤れいむを握っている青年は、反対の手に持ったタバコを赤れいむの饅頭の肌に押し付けて遊んでいるようだった。 『…………』 まりさの出現に一瞬だけ動きを止めたけど、再び青年は明らかに熱い、火がついたタバコを押し付けた。 ”じゅぅうう!” 「ゅぁっちゅぃいいぃいいいいいぃいいい!??!?? おちょしゃ、たしゅけ ”じゅっ!” ゆっぴゃぁぁぁあああああ!!!!」 「おちびぃいいいぃいいいい!!!」 薄汚れてはいるけれど、まだ大事に育てられているのか野良にしては綺麗な赤れいむの肌に何度も何度もタバコが押し付けられていく。 饅頭の肌に黒い斑点がいくつも出来て、どこか模様のように、そしてカビのようにも見えてくる。 そして黒い斑点、焼け焦げた部分は冷えると硬くなり、ゆっくりの特性たる柔らかさ伸縮性を失っていく。 青年は赤れいむを回して、体の下のほう、あんよの周りにタバコを押し付けていった。 それを見ていたまりさは叫びはすれど行動は何も起こさず、起こせずにいる。 「おちょーしゃっぁぁあああん! れーみゅいちゃぃいいいぃいい!!! はやきゅったしゅけちぇえええぇええ!!」 「お、ちび、おちびぃいいい!!」 我が子の叫びに親たるまりさは震えて叫び返すしか出来ない。 それなりに長い間野良として生きてきた彼女は人間に対する恐怖が染み付いてしまっていた。 過去に危害を加えられたことは一度や二度じゃないし、目の前で友人が殺される姿も何度も見てきた。 其れにより餡子に恐怖を刻まれ、ある意味そのおかげで増長することなく生きてこれたのかも知れない。 つまりは、普通に人間が怖いのだ。愛する我が子がピンチであっても、人間に立ち向かうなんて考えも出来ない。 それでもそれなりに愛を持っている彼女は赤れいむを見捨てることは出来ずに、その場で砂糖水の涙、甘い汗を垂れ流して「ゆんゆん」唸っていた。 そんな彼女がとって行動は―――。 「にんげんさぁぁぁあああん!!! おちびがなにかしつれいなことしたならあやまりまずぅううう!! せいっさいならまりさがうけますからぁぁぁああ!!!! どうかどうかおちびをいじめないでくだざいいいいいいい!!!」 「お、おちょーしゃ ”じゅぅうう!!” あっちゅゆべぇぇええ!?!?!」 「やべでぐだざいぃいいいいいい!!!」 ―――全力で頭を下げることだけだった。 自分の帽子のツバが歪むくらい地面に押し付けて、どうにか子供を助けようとしたけれど、青年は特に反応も示さず、淡々と赤れいむにタバコを押し当てる。 まりさは自分の謝罪が足りないのかと思い、もっともっと柔らかい身体を折り曲げて地面にめり込もうとして行った、が―――。 ”じゅっじゅぅううう!!” 「ゆっぴゅぇぇっぇぇえええ!?!? にゃんでぇぇえええ!?! れーみゅにゃんにもしてにゃ ”じゅう!” ゆっぴょりゅぉおおおお!!!!」 「あ、ああ…………」 ―――青年は手を止めず、手の中でぐねぐね動く赤れいむに黒い斑を作っていく。 砂糖水の汗やらしーしー、涙で体中をヌルヌルにしていく赤れいむだけど、段々動きが鈍くなっていった。 それは何も死にそうになっているのではなくて、タバコの火で皮が焼かれて硬くなってしまい、少しでも動くと饅頭の皮が引きつる激痛に苛まれてしまうから。 だから、赤れいむは歯を食い縛り目をギョロギョロさせて痛みに耐えるしか出来ない。 「ゆっぐべ、ゆびゅううぅうう?!?」 口の周りにも火傷を作られた赤れいむは叫ぶのも痛みに成り代わってしまうようになり、もはや痙攣する饅頭になっていた。 「ゆああああああ!??!? にんげんさんおでばいでず! おちびがなにかしたならあやまりまずがらぁぁああああ!!!!」 我が子の悲惨は姿にまりさは何回も何回も額から餡子が滲むくらい頭を下げる。 本当に軽い頭でしかないのだけれど、まりさにとっては本気の本気だ。 赤ゆっくりは我慢弱い、人間の食べ物に釣られて酷いことを言ったのかも知れない、生意気な発言をしたのかも知れない。 そんなことをしたゆっくりは殆ど潰されていたのをまりさは知っている。 だけど、自分の子供は助けたいと、命をかける覚悟を見せていた。 しかし―――。 『何もしてないよ、こいつ、だから謝っても無駄』 「ゆ?」 初めてまりさの言葉に青年は言葉を返した。 しかし、やっと来た言葉にまりさはポカンとしてしまう。 「…………なにも、ゆ?」 『うん、何もしてないよ』 「ゆ?」 言葉を理解できないでまりさはヨレヨレの帽子を載せた頭を傾けた。 何もしてない。 それと、自分の子供が痛いことされていることが結びつかないのだ。 「(なにも、してないんだよね? だったら なんでにんげんさんは おちびにいたいいたいしてるの?)」 「ゆびゅっ!? げびゅっ!?」 『そこらの茂みでこいつが寝てて起こしたら「にんげんしゃん こんにちは」とか丁寧に挨拶してくれたからさ、何となく遊んであげてるだけ、こいつ良い子だよ?』 青年は手を休めずタバコを押し付けていき、そんなことをしながら赤れいむを誉めていた。 彼の言葉のように赤れいむは元からの気質か、それとも親の教育か赤ゆっくりの癖にまったく増長してない善良なゆっくりだった。 だけど、そんなことは関係ない成年にとっては何もしない理由にはならなかったのだ。 「いいこ、なの? だったら、なんで…………おちびをいじめてるの、ぜ?」 まりさは震える声で、何か知ってはいけないことを、開けちゃいけない部分に顔を突っ込もうとしているのを感じつつも疑問を言葉にした。 まりさの常識では「わるいゆっくりは にんげんさんに きらわれる」だった。 それ以外の場合も見たことはあった、でも「いいこ」人間、青年自身がそう認める自分の子供が何で虐められているのかがまったく理解出来ないのだ。 その質問に青年は―――。 『ん? 何となく』 ―――たった一言でぽいっと、捨てるように返した。 「…………」 『っと、そろそ時間だから行くわ、じゃな』 「ゅびゅ!!」 青年は公園に取り付けられた時計を見て、時間が迫っているのに気付いて最後にタバコを赤れいむの口に押し込むと、それをまりさの前に置いて歩き出した。 残されたのは呆然とするまりさと、その前で全身に黒い火傷をつくり、口からタバコをはみ出させて、黒い餡子の混じった泡を吐き出して震える赤れいむだけだった。
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タッタッタッ・・・ あ~ いそがなくちゃ コロンちゃんと ケーキの おはなしに むちゅうに なりすぎちゃったよ・・・ このじかんに かえるなんて・・・ また ママにしかられちゃうよ あれ? あそこにいるのは・・・ たしか おとなりのクラスのウサコちゃん・・・? どうしたのかな? なんだか あまりげんきが ないみたいだけど・・・ ・・・ハァ あたしは やっぱり ダメな おんなだぴょん タッタッタッ・・・ あっ やっぱり ウサコちゃんだね♪ どうしたの? なにか こまっているなら そうだんにのるよ あや? あなたは・・・ がっこうのアイドルで おとなりのクラスの こむぎちゃん ぴょんね べ べつに あたしは アイドルじゃないけど・・・ それよりも・・・ どうかしたの? なあに つまらないことだぴょん あたしのせいで たいせつな おべんとうを だいなしにしたぴょんね・・・ んで ママに ひどく しかられたんだわさ・・・ あたしは ダメな おんなだぴょん・・・ そ そう・・・ ウ ウサコちゃんの 家は おべんとうやさん・・・がったよね でもさ いっしょうけんめいやった けっかだったらさ・・・ つぎからは きっと うまくできるよ! だから ね♡ げんきだそうよ ウサコちゃん♪ あしたに むかって ファイトッ! ダメぴょん・・・ あたしみたいな センスのない おんなは なんかいやっても おんなじだぴょん そ そんなことないって・・・ (ウサコちゃん・・・ かんぜんに じしんを なくしてるみたい・・・) (でも・・・ ウサコちゃんは なれてない だけだとおもうんだよね・・・) (こんなときは どうすれば・・・ こんなときは・・・) あっ そうだ! じゃあさ あたしたちと いっしょに ケーキをつくってみない? おべんとうとは ちがうけど ケーキつくるのって たのしいんだよ ひょっとしたらさ おべんとうづくりのやくに たつかもしれないし・・・ どうかな? ケ ケーキぴょん? (う~ん つくるのは ちょっと イヤぴょんけど・・・) (ママの おてつだいを しなくて すむかも しれないぴょんね・・・) わかったぴょん! おねがいするぴょん いっしょに ケーキづくりを してみるだわさ ホント!? じゃあ あした がっこうから かえったら むかえにいくね コロンちゃんと いっしょに ケーキやさんのおばさんの ところにいってみようよーって んああっ!! あたし はやくかえらなくちゃ! ママに しかられちゃう・・・ タッタッタッ・・・ がっこうの アイドルにしては なんだか しょみんてきな キャラクターだぴょんね おもっていた タイプとは ちょっとちがっていたんだわさ ・・・・・ さてと・・・ あした どうするぴょんねぇ・・・ つい おねがいしちゃった ぴょんけど・・・ あたしは クッキングなんか だいきらいなんだぴょんね・・・ まぁ なんとかごまかして にげるんだわさ・・・ そして つぎのひ・・・ あたしは ウサコちゃんをさそい ケーキやさんへ いきました コロンちゃん おまたせ♪ ウサコちゃんも きょうから あたしたちの なかまだよ いやん ステキ~♡ あたしは コロンっていいます よろしくね♡ あたしは ウサコだぴょん よろしくなんだわさ 『ウサちゃん』って よんでくれて よいぴょんよ こむぎちゃんにも ぜひ そうよんでほしいんだわさ うん♡ ・・・でね こむぎちゃん ん? どうしたの コロンちゃん? いまね おねえちゃんに きいたんだけど・・・ ん? 『おねえちゃん』って だれなのぴょん? コロンちゃんの おねえさんで サブレさんっていうんだけど・・・ ケーキやさんのおばさんのもとで しゅぎょうしているんだよ で・・・ サブレさんが なんて いってたの? ケーキ屋のおばさん・・・ ちょっとまえに おでかけ しちゃったんだって・・・ じゃあ いまは いないんだ・・・ どうしようかな・・・ こんかいつくる ケーキのことを いろいろと ききたかったんだけど・・・ じゃあ かわりに サブレさんに・・・ ダ ダメよ! ダメなのよ こむぎちゃん・・・ おねえちゃんたら いま いそがしくて・・・ こむぎちゃん・・・ おみせの なかから おおごえが きこえるぴょん・・・ なんか たたかっている みたいだぴょんね あ あるいみ そうかもね・・・ ハハ・・・ サブレさん・・・あいかわらずだね じゃあ おみせには ちょっと はいれないね・・・ ご ごめんなさい じゃあ おばさんを さがしてみようよ そんなに とおくには いってないと おもうしね それが よいぴょんね (ンキャー♪ きょうは ケーキをつくらないで よさそうだぴょんね・・・) じゃあ さっそく いってみよう! ストーリー選択へ
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東武動物公園にて手作りお弁当ランチ 2009年3月26日 (木) 幼稚園が春休みになった姪ちゃんと東武動物公園へ。 たらこバターと塩鮭の海苔段々ご飯、鶏唐揚げ、厚焼き卵、 ピーマンの鰹節醤油炒め、ちくわのキュウリとチーズ詰め、 肉じゃが、エビチリトマト、イカとクルミの佃煮、苺、はっさく。 姪ちゃんのママ(次女)がいつも幼稚園のお弁当に作ってあげている オシャレで可愛いキャラ弁は作れないので、味重視の伯母さん弁当です。 オバサンではなくって伯母さん(ここ重要)。 お弁当 (写真掲載は控えます) かなえキッチン : ごはん日記 2009年03月
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230 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 15 14 25 ID 3R9/Bv8L 10年ちょい前くらいの皆を夕暮れ時の公園に集めてみる 入りたての剣道部の練習で疲れ果ててベンチでヘタり込むコジロー 入院してるお母さんに花を摘んであげるタマキ 砂場で芸術的な城をこさえるキリノ うっかりそれをぶっこわすサヤ コタローを散歩に連れて来て、ダンくんに驚くミヤミヤ まずコタローに驚いてるユージ そうと知らずにブランコで大回転中のダンくん おさんぽ中に持病の癪を起こして苦しむじいちゃんにわたわたするさとりん 231 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 16 04 35 ID W4SsoVhO なんか、城壊されたキリノは別にどって事ないのだが うっかり壊してしまったサヤの方が傷付いてそう 234 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 18 05 46 ID 9+z6eMMN 231 「ごめんよぉっ、すぐに直すから…あああ…」 サヤんが必死に元に戻そうとするけど どんどん原型をとどめなくなって行くキリノのお城(既に前衛芸術)。 「いいって、いいってー、あははは」 「ごめん…ほんとにごめんね…」 案外そんなのがキリサヤ初めての出会いだったり。 266 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/20(木) 01 07 22 ID 2IFOWkw8 230以下を、コジロー視点で。 でももし本当に母校が鎌倉(鎌崎)ならチャリ通はムリがあるなぁ。 (ああ、こんな子供が遊ぶような公園で何してんだ俺?) ―――死ぬほど、だるい。まさか高校の剣道部の稽古がここまできついとは。 流石に着替えるまで体力はもったが、遠く離れた家まで帰り着く体力は既に無く。 仕方ないのでチャリ停めて小休止…のはずだったんだが。 「おにーさん、ちょっと手伝ってよ」 …ヘンなお子様に声を掛けられた。 どう見ても小学校低学年、下手すりゃ幼稚園児か? 金髪のその子は、後ろでなんだか泣いてる赤髪の子のお姉さん…ではなさそうだ。友達かな? しかし知らない高校生に声を掛けるとは、物怖じしないヤツだな。 というか、誰かに見られると俺の方がやばくないだろうか、この状況。 まあ無視するのも感じ悪いし、尋ね返してみる。 「…なにをだ?」 「この子がね、あたしの作ってたお城こわしちゃって。 あっ、ううん、あたしは怒ってないんだけど、この子が泣いちゃって… それでね、お城作りなおしたら泣き止んでくれるかなって」 「うっ、うっうぅ…ごめんねえ、ごめんね…」 「もぉ、いいって言ってるのに~、で、どう?おにいさん」 ん~む、俺とそれとどういう関係が?…つか、メチャクチャよく出来た子だな… 俺の小さい頃なんかもっとスゲーいい加減だったと思うんだが。まぁ、いいや。 「…まあ、それくらいなら」 「ありがとう!」 * * * * * その後、金髪のコは、そこいらで花を摘んでいた子や、何か変な動物の散歩に来ていた子、 その変な動物にしか見えない(!)男の子、それを見て驚いていた地味な子らにも所構わず声をかけまくり、 一大プロジェクトを始動させようとしていた。 俺もなぜか勧誘までさせられ…と言うか、たまたま近くで苦しそうにしていた爺さんを見つけたので 少し背中をさすってやると落ち着いたらしく、そのお孫さんらしき眼鏡のお嬢ちゃんも協力してくれる事になった。 かくして「砂場のお城再建プロジェクト」は始まったのだ。まずはリーダー…金髪のコの説明から。 「えっと、こんなのをつくってたんだけど…」 ……そう言いながら砂場に描かれる、極難解なる幾何学模様。 その場にいる俺も含めた全員がぽかーんとなる中、 リーダーはお構い無しに説明を続けようとする…が、さすがにそこは年長者としてストップだ。 「ちょっ、ちょっと難しくないか?時間も遅いし、もうちょっと簡単なのでいいだろ」 「ん~、え~と、それでもだいじょうぶ?」 「ぐずっ… うん…!(こくこく)」 ようやく、半べそ位に落ち着いて来た赤髪の子が頷くと、金髪のコは満面の笑みで答える。 「じゃあ、みんなの好きなかたちで!」 『おー!』 267 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/20(木) 01 07 53 ID 2IFOWkw8 * * * * * ―――――作業も始めてしまうと早いものだ。 男の子の…えっと、地味な方の子は俺の指示通りに砂堅め用の水を汲みに行き、 ピンクの髪の子は渋りながらも、ペットと同じ顔の男の子の言う事はよく聞いてくれているらしい。 眼鏡の子はちょっとうっかりさんらしく、何度か失敗しながらも一生懸命塔を拵えてくれている。 肝心の金髪と赤髪の子は…どうやら仲直り(?)しつつあるようだ。別に元々ケンカしてた訳でもなさそうなんだがな? …さて、俺の方も負けてはおれん。昔取った杵柄だぜ。いいかい地味な男の子。 「こーやって、濡らした砂入れた小さいバケツの外側からな、空気を抜いてやるんだ。 そうすりゃ砂が硬くなっていい土ができる。その上からキメの細かい砂を一杯コーティングしてやる。」 「へえー、おじさん詳しいんですね」 「おじさんじゃねえよ!」 まったく。誰の為にこんな事やってると… ってか、ほんとに誰の為だよ俺? とか俺が考えてる内に、各々の持ち場も8割がた完成しつつあるようだ。 …そこに今まで居なかった、花を摘んでた女の子が大きな花冠を作って飾ってくれる。 「あの…おかあさんのぶん、できちゃったから、あまりだけど…」 うーん、この子も、かなりよく出来た子だな。日本の将来は明るいぜ。 ともあれ殺風景だった城も一気に華やぎ、ゴールも目前だ。 「…できたぁ!!」 リーダー…金髪のコが声をあげる。 と同時に、誰からというでもなく、拍手が巻き起こる。 「ありがとう!えへへ…もう、つらくないよね?」 「ふぇ~ん、ありがとぉ~」 「ありゃりゃ、泣きんぼさんだねえ…よしよし、いいこいいこ。 でも、あたしも、ありがとうなの! えっと、おなまえ…」 「…サヤ!くわばらさやこだから、サヤでいいよ!」 「うん!あたしキリノ。ちばきりの!」 うーむ、感動的なシーンだ。 写真でも撮っておきたいが…と思ったら。 眼鏡の子のお爺さんが目の幅ほどの涙を流しながら孫とその仲間を撮り続けている。元気だなジジイ。 …じゃあ、まぁ、俺はもういいか。解散だな解散、とそそくさに帰ろうとすると、本日二度目のお声が掛かる。 「あっ、おにーさん待って!」 「…何だ?まだ俺になにか用か?」 達成感と共に襲ってくる累積疲労。そういや俺は疲れてたんだった… そんな俺の不躾な対応にも関わらずその子…きりのちゃんは続ける。 「ちょっと耳貸して?」 「?? あぁ、いーけど」 屈み込み、顔を近付けると…む、なんか俺の頬に触れるものが。 ”ちゅっ”とか音がしたような、ってオイッ!! ―――それは、まごうことなき…漫画とかでよく見る「ほっぺにキス」その物だった。 多少照れ気味にうつむきながら、きりのちゃんが再び口を開く。 「今日はおにーさんのおかげだからね、お礼だよ? …ありがとうっ!てへへ」 「……おっ、おう…」 …ぬあぁぁー、バカか俺は!?あんな小さい子になにをドキドキしてるんだ? そこからの帰り道は気が気でなく、商店街の通りでは何度人を轢死しかけたことだったか… * * * * * ――――さて、時は現代、昼休み前。 道場で寝転がりながら、高校時代を思い出す道すがら。 そんなような事もあったな… としみじみ思い返してみる。 あれからもう10年、か。道理で親父もお袋も老けるわけだよ。 「あぁ、あん時のガキ共、今頃どうしてるんだろうな?」 流れに乗ってふと記憶を辿る。 出来事は大体覚えてるのだが…流石に名前とかまではきつい。 何か、リーダー格だったあの子はこう…喉まで出掛かっちゃいるんだが。ううむ。 月乃だか小手美だか竜胆だとかそんな変な名前だったんだよなあ、ええいくそ。 ……下らん事で思い悩んでいると、もう昼練の時間だ。 ずかずかやって来るキリノとサヤのいつもの元気のいい話し声がここまで聞こえてくる。 「あのさぁサヤぁ、覚えてる? 昔ね、あたし達が初めて会った時にさあ。 変なおじさんいなかったっけ?覚えてない?」 「覚えてる!覚えてるよー!いたよねえ?」 「なんだかねー、ふと思い出しちゃってねえ…今、どうしてるんだろうね?」 ―――――ちょ、ちょっと待て。それって……! (その後コジローは、東宅から偶然出て来たアルバムにより、言い逃れ様の無いロリコンとしての謗りを受ける事になるのだが…それもまた別の話。) [終]
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風の丘 概要 風の丘に関わった主なキャラクター 関連ハッシュタグ 関連項目 概要 風の丘とは、かつて魔族領D地区に存在していた地名である。 元々人魔の関係に寛容なD地区において、風の丘は主に人類に迫害された魔族や魔族に迫害された人類、さらにどちらにもいられなくなった混血などが集まって共同生活を行っていた。 さらに、当時の国王の妻フィリア・レオンハートが頻繁にここを訪れ交流を行っていたという。 しかし、10年前に魔族の侵攻を受け崩壊する→風の丘糾弾事件 風の丘に関わった主なキャラクター ダイダイ ソレーユ ここにキャラを追加してください。 関連ハッシュタグ #創作RPG企画-風の丘 関連項目 世界観/西洋人類領 世界観/西洋魔族領 世界観/風の丘糾弾事件
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「そして公園にて」 通夜も葬儀も終わって。 アタシは真っ黒な服に身を包みあの公園にいた。 アタシのこの風貌は今も葬儀の時も目立ってはいるのだけど。 それでもアタシは堂々とそこにあった。 この服は元々母のもので、でもまるであしらえたかのようにアタシにぴったりで。 もしかしたら母も、アタシくらいの時にこの服に袖を通したのかもしれない。 葬儀から四日が過ぎ、アタシは明日にもこの町去る。 あの日から約一週間。何かの拍子で訪れる悲しみに抗う事も出来ず、そのたびに涙を流す。アタシの中にはコレだけの涙があったのだと、驚くほどに。 癒えない胸の痛みに苦しみながら、それでもその痛みを無くしたいとは思えず、胸を押さえ感情の波が引くのを待つしか出来ない日々。 この町に来てから一月が過ぎた。もう夏も終わる。 「やっぱり、ここに居たんだな」 その声の主はあの人がいた時と同じように、でも違う人に伴われて現れた。 そっと、目を拭う。 「ん。なんとなく、ね。流音と刹奈は何でここに?」 「私たちもなんとなく。でもあなたに会えたらいいな、とは思っていたけど」 流音はそう言ってかすかに微笑む。 でもその表情は、アタシ以上に辛そうに見えた。 「朔良さ、明日には帰っちゃうんだろ?」 「……うん」 刹奈の表情も、初めて会ったあの時とはまるで違っていた。 「だからさ、あたし最後に言いたい事があって。ちょっとムリ言ってここまで連れてきてもらったのさ」 そう言うと刹奈は、流音の手の中から勢いよく飛んでみせ、アタシの側に来る。 「朔良さ、お前あの神姫どうする気だ?」 あの神姫とは夢絃がアタシに託した神姫の事だろう。 「もし、ムリにでも起動させるつもりなら、そんなのはやめろよな」 それはとても真剣な顔で。 だからアタシは何で? とは聞けなかった。 「神姫のあたしが、こんな事言うのもどうかしてると思う。だけどさ、だけど言わせて欲しんだ」 そう言って刹奈はちらと自分のオーナーである流音を見て、そしてまたアタシを真っ直ぐに見つめる。 「お願いだから、その娘は幸せにして欲しい。でも、お前が夢絃をその娘に重ねたりしたら、きっとお前もその娘も幸せになれない。……神姫はさ、自分のオーナーを選べないから、だからそのオーナーと絶対の関係を築きたがるんだ」 刹奈はそこで視線を落とす。そして少しだけ間を空けて、再び話し始めた。 「……そういう風に、出来てんだ。そしてオーナーが自身の事をちゃんと見てくれてない事に凄く敏感で、そしてそんな神姫じゃオーナーを幸せにする事なんて、出来ねーんだ!」 その言葉はまるで慟哭のようで。だからアタシはただ聞く事しか出来ない。 「あたしは! あたし達神姫は! オーナーと幸せを創るために在るんだと、あたしは信じたい! そしてあたしは……朔良の事大好きだから、だからちゃんと幸せになって欲しい!」 その顔はまるで泣いてるようで。だからアタシは何も言う事が出来ない。 「だから……だから、朔良のためじゃなく、夢絃のためだけなんだったら、そんな出会いじゃ朔良は幸せじゃないよ。それなら、その娘は起こしちゃダメだ」 そして刹奈はその場に崩れるようにしゃがみこむ。 そんな刹奈の頭を、アタシは優しく撫でた。 「うん……大丈夫。判ってるよ。アタシ、判ってるんだ。……もしアタシがこの娘を起こして、でもアタシがこの娘の後ろにある夢絃の影しか見てないんだったら、それはアタシにもこの娘にも不幸でしかないって」 そう、アタシは知っている。親友が悔いたあの出来事も。そしてすれ違ってもがいたあの苦しみも。 彼女達のすれ違いと同じ事が、誤解ではなく真実としてあったのなら、そこには幸せな事なんてどこにも無い。 そして目の前の小さな少女は、アタシにそんな風になって欲しくないと泣いている。 こんな関係こそ、本当に築き上げなければいけないものだから。 だからアタシは刹奈に言った。 「多分……ううん。間違いなく今のアタシじゃこの娘を幸せになんて出来ない。だからきっとアタシは、この娘のオーナーにはなれない。……ならない」 刹奈が顔を上げる。今度はアタシが、真っ直ぐに刹奈の瞳を見つめた。 「多分、これから先も、アタシは神姫のオーナーにはならない。きっとアタシは、刹奈以上に他の神姫を好きになれない。刹奈にとってアタシは流音や夢絃の次なんだろうけど、でもアタシにとって一番の神姫は、刹奈だから」 そんなアタシの言葉に、刹奈の表情はクシャクシャに歪んで。 そしてアタシの胸に飛び込んできた。 「何言ってんだよ! 確かに神姫にとってオーナーは特別かもしれないけど、でもそれと同じくらい大切な誰かだって、作れんだよ!! バカァ!!」 そうだ。神姫も人間もある次元で同じものなのだとしたら、そんな事は当たり前で。 当たり前すぎて。 その当たり前な事に、アタシは凄く嬉しくて。 心のどこかで流音に申し訳ないなぁとか思いつつも。 刹奈を抱きしめて泣いてしまった。 「でもさぁ、それならこの娘はどうやったら幸せになれるかなぁ?」 気恥ずかしさを隠すように歩き始めたら、いつの間にか防波堤まで歩いていた。 そんなアタシに、当たり前のように流音と刹奈は付き合ってくれている。 「……夢絃と同じ事すればいいんじゃない?」 防波堤から海を臨むアタシと同じ方向を見つめ、流音は答える。 「つまり、あなたが信頼している人に、その娘を託せばいいんじゃないの?」 夏も終わろうとして入るが海は穏やかだ。 「……それって、アタシが夢絃から信頼されてたって事かな?」 頬を撫でる潮風が心地いい。 「ちょっと妬けちゃうけど、その娘を託す相手に、私よりあなたを選ぶほどには信頼されていたと思うわ」 そう言うと、流音は微笑む。 「実の、しかも双子の妹よりも信頼されたんだから、よっぽどよ?」 「そっかぁ」 その言葉に、アタシは嬉しくなった。 その喜びには、まだ大きな悲しみが共にあるのだけれど。 「……それと、明日になったら言えないかもしれないから今言っておく」 海に向けていた目を、流音はアタシに向けた。 「私とあなたは、確かに余り付き合いが無くて、関係も希薄なんだろうけど」 そこで言葉をいったん区切り、鮮やかな笑みを見せる。 「刹奈の大切な友人は、私にとってもやっぱり大切な人だから。明日でさよならかもしれないけど、これからも会いに来て」 そう言って差し出された手を、アタシはしっかりとつないだ。 悲しい気持ちはきっとこれからも心を締め付け続けるのだろうけど、それでもアタシは生きていける。 夢絃とすごした鮮やかなあの夏の日の想いと絆とで。 戻る / まえのはなし / つぎのはなし
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wikipediaの項目やニコニコ大百科の項目も併せてご覧ください。 解説 サンダーフォースVIは、2008年10月30日発売の日本向PlayStation2用ソフトである。定価6090円(税込)。 ジャンルはシューティングゾルゲーム。 二次創作で続編を謳った非公認の未完成品が出回るなど、 ファンにとって捨て置けない側面をもったサンダーフォースシリーズの、実に11年振りとなる続編。 製作・販売は、テクノソフト関連の権利保有者からタイトルの使用許諾を得たセガが担当。 開発元については、技術・実績が無い新興会社が何処かの孫受けに出した、無理に開発を押し付けられたガルチの新人が担当した等の噂もあるが、ゲーム中に明示的な表記は一切無い為、実態は不明のままである。 方向性 「シリーズの良いとこ取り」を目指し、過去シリーズのオマージュや独自解釈を交えながら、ストーリーのミッシングリンクの補完などを行ったつもりらしい。 また、この作品は「プロジェクトSTG」第一弾と称されており、今後も同様の商品展開をする予定があることを示唆していたが、現状何の音沙汰も無い。 版権 『サンダーフォース』は「テクノソフト」の作品であるが、テクノソフト自体は1999年に開発部門を閉鎖しゲーム業界から撤退後、 倒産している(一応、開発部門閉鎖後もしばらくは会社という登記上では存続していたらしい)。 その後、テクノソフト関係の以下の著作権は、トゥエンティワン(有) (住所とTEL番は旧テクノビル、従業員3人(女性:1人、男性:2人)、業務内容は情報処理・貸しビル業)へと移った。 『THUNDER FORCE(サンダーフォース)』 『バックギャモン』 『Herzog(ヘルツォーク)』 『球転界』 『RIVERTHION(リヴァーシオン)』 『鋼鉄霊域 STEELDOM』 『風の丘公園にて』 『お店de店主』 『Neorude(ネオリュード)』 『マイガーデン』 「Tecnosoft(テクノソフト)」 だが、テクノソフトのゲーム及び会社名はトゥエンティワン(有)に商標権は存在しておらず、 テクノソフト時代のゲーム発表時から個人の登録で行っていた為、"松岡和江"個人の登録になっていた。 この為、セガはサンダーフォースVIの製作に当たって、タイトルの使用許諾を受ける事となった。 尚、使用許諾の際に「BT関係者や元テクノソフト社員を関わらせない」等、あらゆる条件が提示されたとの噂もある。 ↑は色々な理由から開発を独占したかった岡野氏の流したデマという説が濃厚ではあるが、 いずれにせよ真相は不明。 その後、トゥエンティワン(有)はテクノソフトブランドの使用許諾事業を開始。 2010年からはゲームアーカイブス向けにPS1で発売されたテクノソフト作品の配信、WebショップでのサウンドトラックCD等の販売を行っていたが、 2016年にテクノソフトに関する全ソフトの権利をセガへ譲渡した事が発表された。尚、グッズ販売については引き続きトゥエンティワン(有)が担当するとの事。 開発大首領『岡野 哲』 企画原案・美術設計・プロデュースは株式会社セガの企画制作部に所属する『岡野 哲(おかの てつ)』。 彼は、漫画家、キチガイラストレーター、ゲームキライター時は『ゾルゲ市蔵』、 ゲームパクリエイターの際は『ゾルゲール哲』、小説を書く時は『ゾルゲ一造』と様々なペンネームを用いる。 何故か「地上最強の男 竜」のように仮面を着けた格好で姿を現す為、公の場で素顔を晒すことは滅多に無い。 詳しくは岡野哲まとめwikiをご覧ください。 『R-720』との関連性 岡野氏の作品『セガガガ』にゲーム内ゲームとして収録されているシューティングゲーム「R-720」と、 同作で見ることができる「サンダーフォースVIイメージムービー」に登場する「SYRINX」が本作の自機として登場しているが、 本作はR-720はもちろん、このイメージムービーとも全く別内容のものである。 尚、SYRINXは同ムービー共々、テクノソフトとは無関係なサンダーフォースシリーズの一ファンである「Garow」氏個人の作であるが、 Garow氏自身は本作にSYRINXが登場する事を知らなかったかのような発言もしており、 本作におけるSYRINXの利用許諾が行われておらず、セガガガ時代に提供されたモデリングデータを勝手に再利用した可能性も指摘されている。 因みに、その「R-720」でGarow氏からの3Dモデル及びムービー提供、 元テクノソフトの九十九百太郎氏と山西利治氏からの音楽提供の仲介を取り行ったのが、 後に『BROKEN THUNDER』(ブロークンサンダー)のプロデュースもした雑音工房Noise(当時)の長崎繁氏である (セガガガ当時の詳しい経緯はGarow氏のblogを参照)。 尚、今更言うまでもないかもしれないが、長崎氏はテクノソフトとは何の関わりもない。