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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1358522671/ 久「はあ~退屈ねー和たちはまだ来ないの?」ガタガタ 京太郎「一年女子は放課後に身体計測があるらしいですよ。というか、椅子壊れますよ?」カチカチ 久「ん~退屈なんだもの。あ、そうだ。ねえ須賀くん。じゃんけんしない?」 京太郎「今ネトマやってるんすけど…急にどうしたんですか?別にいいですけど…」 久「いくわよ、じゃーんけーん」 久「エロ本何冊ー!」パー 京太郎「え…?」グー 久「えー?須賀くんエロ本5冊も持ってるのー?」ニヤニヤ 京太郎「……どうしたんすか、いきなりそんな小学生みたいなこと。部長らしくないですね」 久「ノリ悪いわねー子供の頃こんな遊びしたなーって思って。なんとなくよ」 京太郎「そんな遊びする女子は部長ぐらいですよ…でも確かに男子はよくやってましたね」 京太郎「俺も友達を引っ掛けた記憶がありますよ」アハハ 久「でしょー?ちなみにエロ本5冊持ってたりするの?」ニヤニヤ 京太郎(いや…5冊以上持ってるに決まってんだろ。男子高校生のリビドーなめんな…でもなんか言ったら録なことにならない気が…) 京太郎「5冊なんて持ってないですよ(嘘は言ってない)」 久「ふーん…まあいいわ。じゃあ次。須賀くん。シンデレラって10回言って?」 京太郎「お、そのシリーズですね、受けて立ちますよ」 京太郎「シンデレラシンデレラシンデレラシンデレラシンデレラシンデレラシンデレラシンデレラシンデレラシンデレラ!」 久「ガラスの靴を拾ったのは?」 京太郎「それは王子様ですね」 久「正解~ま、ひっかからないわよね」アハハ 京太郎「小学生の頃ならたぶんシンデレラって答えてましたね」 久「ちょっと簡単すぎたかーじゃー次本番ね」ニヤ 久「ピザって10回言って?」 京太郎「(ひじとかひざで絡めてくる奴か…)簡単にはひっかからないっすよ。ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ!」 久「ここは?」チラッ 京太郎「ぶっっ!ぶ、部長どこ指してるんすか!そんなの反則!反則ですよ!(胸が…部長の胸が…!)」 久「ん?私は制服の襟を触ってるだけなんだけど…」ニヤニヤ 京太郎「う…確かに…別に指でさしたわけじゃねえ…」ドキドキ 久「エロ本も持ってない純情君にはちょっとハード過ぎたかなー」ニヤニヤ 京太郎(くっそーなんか悔しいぜ…何か部長を赤面させる方法とかねえか…ダメだ思いつかねえ) 京太郎(つーかこの人が赤面するシチュエーションがまるで想像つかねーぞ) 久(かわいいわねー須賀くん。顔赤くしちゃって…もっといじめたくなってきたわ…よし) 久「ねえ、須賀くん。次はしりとりしない?」 京太郎「え、しりとり、ですか?(今度は何企んでんだこの人…)」 久「ええ。でもただしりとりするだけじゃ面白くないわよね」ニヤ 京太郎「つまり、縛りを入れたしりとりですか?」 久「そうよ。世の中には三文字しりとりとか、花の名前限定しりとりとか、いろいろあるわよね」 久「でもそんなちゃちなものじゃないわ!その名もエロしりとり!」 京太郎「え、エロしりとり…?(それってつまり部長があんなセリフやこんなセリフを…)」ドキドキ 久(顔からして何考えてるか丸分かりだわ。ふふふ…) 京太郎「い、いいんすか、部長?俺は、全然、いいっすけど…」 久「何を期待してるかは知らないけど、残念でした。このルールは下ネタは禁止よ!」 京太郎「え?は?何言ってるんすか部長。意味わかんないです。これエロしりとりなんすよね?」 久「だから、エロしりとりって言っても安直に淫語を使っても面白くないわ。あくまで普通のしりとりでエロさを出していきましょう」 京太郎「要するに普通のしりとりってことですか?それでエロって…そんなこと可能なんすかね…ていうか、判定はどうするんすか?」 京太郎「エロさの基準とか人によってまちまちなような…(しかもちょっと残念なような…)」 久「まあやってみれば分かるわよ。じゃあ私から!」 久「『あんっ//』かけそば!」 京太郎「!?」 京太郎(なるほど、そういうことか…部長の喘ぎ声にも似た声が…俺のリビドーを刺激するッ!) 久「理解できたかしら…(なんか本気だしちゃったわ…恥ずかしい//)」 京太郎「はい…じゃあ次は俺ですね…)」 京太郎(なるほど、普通のセリフでいかにエロスを表現するかがポイントってわけか。きっと部長を攻める方法もそこにあるっ!) 京太郎「次は俺の番ですね。…バック」 久「へえ…『バック』ね…」 京太郎「ええ。『バック』です。別に深い意味はないですよ?」 久「え、ええ。分かってるわよ?」 京太郎「本当ですか?ちなみに部長は得意なんですか?」 久「!?」 久(須賀くん…私を試してるわね…いいわ。正面から叩き潰してあげる) 久「ええ。それはもう大得意よ。(車なら子供の頃に練習してことあるから)乗り慣れてるもの」 京太郎「へえ…じゃあ今度俺の(車)に乗ってみますか?」 久「!上等。あまりの操縦の上手さに気を失っても知らないわよ?」 京太郎(さすがに部長だ…まったく動じない…) 京太郎「楽しみにしてますよ」 久「首を洗って待っているといいわ。次、私の番ね。『栗』!」 京太郎「っ栗、すか。」ドキドキ 京太郎(なんか部長が言うと…いやこれは考えたら負けだよな…) 久(焦ってる焦ってる。ふふ…かわいいわねー須賀くん)ニヤニヤ 京太郎「(押されるな!)り、『リス』!」 久(!やるわね…『栗』からの『リス』ね。私の『栗』をうまく利用してるわね…) 久(ってなんか今すごいいやらしい言い方だったわね、//) 京太郎「部長?どうしたんですか?顔が赤くなってませんかー?」ニヤニヤ 久「!気のせいじゃない?さっさと続けるわよ」 久「そうね…『スキム・ミルク』!」 京太郎「スキム…ミルク…ミルク…だと…?」 京太郎「部長、コーヒーのおかわりはいかがですか?」 久「ええ、いただくわ。ミルクもお願い」 京太郎「すいませんが、今ミルクを切らしてまして…」 久「ふーん…でもミルクなら用意できるわよね?ほら、準備して?」 京太郎(いい…!いい!最高だ!なんか知らんが最高だ!) 久(ミルク…実物は見たことないけど…)ゴクリ 久「次は私ね。…て、また『く』?」ムムム 久「く、『くち』!」 京太郎「『くち』…なるほど、人間のとても大切な器官ですからね。まったくもって健全です、ええ」 京太郎(うわ、部長の口、艶がやべえよ…ていうか今気づいたけど、このしりとり下ネタ使うよりよっぽどエロいじゃねえか…) 久「でしょう?いかがわしさのかけらもないわ。それはもう口だもの(須賀くん…どれだけ私の唇見てるのよ…なんか調子狂うわ…)」 久「さあ、須賀くん、『ち』よ」 京太郎(『ち』か…ふむ。ここは攻めるっ!) 京太郎「…ち」 久「ち?」 京太郎「ち、ちん…」 久「ちん?(え?何言うつもり?まさか…)」 京太郎「ち、ち、ちん…」 久「ちん…?なんだってのよ…早く言ったらどうなの?」ドキドキ 久「あ、あんまり焦らさないでくれる?」 京太郎(なぜだろう…部長がいうだけで普通のセリフが凄まじくエロいんだよな。うん。だがここは押さえて…) 京太郎「部長、なんで急に早口になってるんですか?何か思い当たる節でもあるみたいですね?」 久「は、は?何言ってるのかさっぱりだわ?ほらさっさとひねり出しなさいよ」ドキドキ 京太郎「うーんどうせら部長にひねり出して欲しいですねー」チラッ 久「はあ!?な、何言ってるの!須賀くん!」 京太郎「俺じゃ思いつかないんで、部長がヒントくれたら嬉しいなってそういう意味ですよ?」ニヤニヤ 久「わかってるわよ!というか須賀くんさっきからちょっと先輩に対して失礼じゃない!?」 京太郎「いやー部長に失礼だの無礼などを説かれるなんて思ってもみませんでした。これは大変失礼をば」ペッコリン 久(うー!むっかー!腹立つわ!ここで先輩としてなんとか挽回したいわね…) 久(!) 久「ね、ねえ。須賀くん。須賀くんがさっき言おうとしてたこと当ててあげよっか?」 京太郎「え、ええ(なんだこの勢いは…)」 久「私、『それ』の味を知ったのは…中学二年生の頃だったわ…」 京太郎(味!?え!?) 久「出張から帰ってきたお父さんが言ったの」 久「『久、これおいしいぞ。一口どうだ』って…」 京太郎(お父さんなにやってんだ!?) 久「私はもうその味にやみつきになってしまって…」 久「お父さんは単身赴任だったんだけど、帰ってくるたびにその味を覚えさせられたわ…」 京太郎「ぶ、部長…(部長が、男の、あれを…想像しただけで!)」ゴクリ 久「ねえ…須賀君も食べてみない…?」 京太郎「え。嫌ですよ!絶対!男がそんな男の…ありえないっすよ!そんなオカルトってレベルじゃないっす!」 久「そう?案外いけるわよ?ちんすこう」 京太郎「うまいはずがないじゃ…ってえ?」 久「だから、ちんすこう」 京太郎「」 久「いやーさすが須賀くんね、ちゃんと下ネタ禁止のルールを守ろうとしてくれたのよね?」 久「でも、好き嫌いは良くないわよ?一回は食べてみればいいんじゃないかしら~」ニヤニヤ 久「男とか女とか、関係なしに、ね?」ニヤニヤ 京太郎「うう…」 久「ん?」ニコニコ 京太郎「くっ…くそ」 久「ん?」ニコニコ 京太郎「ま、参りました…」 久「うん。よろしい!」ビシッ 久「じゃあ、負けた方は一個罰ゲームね!」 京太郎「そ、そんな…そんなの聞いてないっすよ…」 久「つべこべ言わない!明日には最高に楽しいの考えておくから、覚悟しといてね!」 京太郎「あと一歩だったのに…」シクシク 久(まあ…結構ドキドキしたのは本当だけどね。でもまだまだね、須賀くん!) 久(罰ゲーム、何にしよう…) おわり
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P「573プロダクションでアイドルをプロデュース!」 執筆開始日時 2012/04/14 元スレURL http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1334396092/ 概要 やあ( ゚д゚ )彡こんにちは、芸能事務所 573プロダクションでプロデューサーをやっている、振り向きだ この度我が573プロの女の子たちでアイドルグループを結成することになった と言っても、別事務所にいる、並行世界のアイマスメンバーと同じ構成だ 経緯についてはここ↓を見てくれ http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1334313368/ 「パートスレとか死ね!」と思う人もいるかもしれないが、 ぶっちゃけ今までの話とはストーリーこそ繋がっているが全く毛色が違うので、 新しい話を見ているものと思って容赦して欲しい では、改めて投下していこう タグ ^573プロ まとめサイト 森きのこ! 前編 後編
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h116-01 京淡 h116-02 京・清澄 h116-03 京咲 h116-04 京・阿知賀 h116-05 京咲照久 h116-06 京・阿知賀 h116-07 京はやり h116-08 京・清澄 h116-09 京穏 h116-10 京憧 h116-11 京玄 h116-12 京美穂子 h116-13 京・白糸台 h116-14 京・白糸台 h116-15 京咲和優 h116-16 京・龍門渕 h116-17 京・鶴賀 h116-18 京・臨海 h116-19 複数 h116-20 京咲 h116-21 京咲 h116-22 京久 h116-23 京咲照 h116-24 京・永水 h116-25 京・白糸台 h116-26 不明 h116-27 京咲 h116-28 京優 h116-29 京・永水 h116-30 京絹 h116-31 複数 h116-32 京咲 h116-33 京智葉 h116-34 複数 h116-35 京咲 h116-36 京和 h116-37 複数 h116-38 京久和 h116-39 京智葉 h116-40 京久 h116-41 京・龍門渕 h116-42 京玄穏憧 h116-43 京咲・女子プロ h116-44 京・永水 h116-45 京和美穂子 h116-46 京久 h116-47 京ネリーアレク h116-48 京小 h116-49 複数 h116-50 京智葉 h116-51 複数 h116-52 京咲衣一 h116-53 京優 h116-54 京久 h116-55 京・清澄 h116-56 京・清澄 h116-57 京ネリー h116-58 京玄 h116-59 京・阿知賀 h116-60 京智葉 h116-61 京マホ h116-62 京・阿知賀 h116-63 京淡 h116-64 京・清澄 h116-65 京咲和久 h116-66 京・臨海 h116-67 複数 h116-68 京巴 h116-69 京ネリー h116-70 京ネリー h116-71 京・清澄 h116-72 京玄 h116-73 京玄 h116-74 京久
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【10月第4週 平日】 京太郎「今週末から来週末にかけていよいよ国麻か……」 京太郎「絶対に決勝まで行ってやるぜ!」 キーンコーンカーンコーン 京太郎(今日もロンリー登校だった……)ガックシ 咏「京太郎のやつ、また落ち込んでるよ」ヒソヒソ 和「いつものことですね」ヒソヒソ 咏「だね」ヒソヒソ 京太郎「昼飯を食べに行くぞ!」 咏「その前に授業の課題片付けろよなー」 和「静かにしてください」 京太郎「二人とも当たり強いな!俺でも傷つくよ!」 昼 京太郎「屋上に来るのも久しぶりだな……」 京太郎「一時期は狂ってるほどに来てたけど」 郁乃「あ、京太郎くんや~」 京太郎「郁乃さんっていつもここにいますよね……」 郁乃「ん~なんでやろな~」 京太郎「聞いた俺がバカでした」 郁乃「京太郎くん酷いな~お姉ちゃん怒ってるで~」プンプン 京太郎「あんまり怒ってるように見えないんですけど」 郁乃「まあ怒っとらんから」シレッ 京太郎(何なのこの人!)イラッ 郁乃「せや~二人っきりなんやし一緒に食べへん?」 京太郎「いいですね、食べましょうか」 郁乃「~♪」モグモグ 京太郎「郁乃さんのお弁当は霞さんが作ってるんでしたっけ?」 郁乃「せやで~居候やからな~」 京太郎「ダメな大人だこの人……」 郁乃「むぅ、さっきからいろいろと酷いこと言うな~」 京太郎「冗談!冗談ですから!」 郁乃「そうなん?」 京太郎「まさか本気でダメな人だとか思ってるわけないじゃないですかー」ボウヨミ 京太郎(実際この人何もやって無さそうだな……) 郁乃「なら良かったわ~」ニコニコ 京太郎(憩さんも郁乃さんもいっつも笑ってるよな) 京太郎(照も同じくらい笑えばいいのに―――)ポワポワ 照『そっか、良かった~』ニコニコ 京太郎(可愛いけど何か違うな) 郁乃「~♪」モグモグ 京太郎(話題途切れちゃったけど、どうしよう) 京太郎「郁乃さんは……国麻に出るんですか?」 郁乃「ん~団体戦は遠慮しておきたいな~」 郁乃「末原ちゃんたちと一緒に戦う言うんは魅力的やけど……私は本当は出ちゃダメやから」 京太郎「そう……ですよね」 郁乃「個人戦は面白そうやから出るけどな~」 京太郎「じゃあ俺と当たるかもしれないですね」 郁乃「手加減はせえへんよ?」 京太郎「上等です、勝ってみせますから」 京太郎「そういえば国麻ってプロの人たちも出るんですか?」 郁乃「それは冬の全国プロ・アマ交流戦だけやな~」 京太郎「やっぱりそうなりますよね」 郁乃「なんや?小鍛治さんとかと戦いたかったん?」 京太郎「それだけは遠慮しておきます」 郁乃「私も嫌やわ~」 郁乃「せや!京太郎くんが決勝戦まで行ったらご褒美あげるわ」 京太郎「ご褒美……って前の良子さんみたいな?」 郁乃「うん、誰か呼んであげるわ~誰がええ?」 京太郎「だったら……そうですね……」 京太郎「臨海の監督さん……でも?」 郁乃「……京太郎くんはかっこいい人が好きなん?」 京太郎「確かにそうかもしれませんねーってはぁっ!?」 郁乃「だっていっつもかいのーちゃんとかカントクちゃんとかとおるやん~流石に拗ねるで?」 京太郎「ただの偶然ですって」 キーンコーンカーンコーン 京太郎「あ、予鈴だ」 郁乃「今日はここまでやな~」 京太郎「そうっすね、ありがとうございました」 郁乃「私も楽しかったで~」 放課後 京太郎「相変わらず暇だ……」 京太郎「愛宕監督曰くもうすぐオーダー決めをするとか」 京太郎「俺もそういう会議に参加したりとかしなくちゃなのか?」 京太郎「今日こそは勝ってやる!」 泉「京太郎くん!久しぶりに打ちませんか?」 京太郎「へー泉は俺に勝つ自信があると」 泉「今日こそは勝ってみせますよ!」 俺は、打っていた 暖かな陽だまりの中で 照と咲とモモと、三人の幼馴染と 俺は彼女たちと互角に戦っていた それが何故かなのはわからない 思い出そうとすると溢れてくるのは水 水に溺れる感覚 あの感覚は……一体 照「京は私たちを懐かしい気持ちにさせる」 京太郎「懐かしい気持ち?」 咲「麻雀を始めたころの初めての気持ち」 京太郎「なんだそりゃ?そんなオカルトありえねえっつーの」 桃子「それが京太郎のわけのわからない強さなんっすよ」 京太郎「強さっつっても大して勝ててないし……」 照「それは京の運が悪いだけ」 京太郎「えぇ……」ズーン 京太郎(…………) 京太郎(今のは、一体……?) 洋榎「負けた……」ガックシ 泉「今日こそは勝てる思うとったのに……」 京太郎「まあまあ、二人とも元気出して!」 泉「京太郎くんに言われたないですわ」 洋榎「せやせや、ちゃっかり二位のくせに」 京太郎(なんで責められてるんだろ) 京太郎「さっきのはなんだったんだろうな……」 雅枝「須賀、肩揉んでくれるか?」 京太郎「はいはーい」モミモミ 雅枝「あ^~気持ちええな^~」 京太郎「ってなんで俺が監督の肩揉んでるんですか!」 雅枝「なら胸もええで」 京太郎「いいんですか!」ニヘラ 京太郎「って欲しくないわそんなもん!」 雅枝「なんや失礼やなーはい続き続き」 京太郎「はぁ……」モミモミ 京太郎「監督ー何か話しません?」 雅枝「別にええでー」 京太郎「そういえば国麻のオーダーってどうなってるんですか?」 雅枝「あーそれは今夜石戸の家で話そ思うとったんやけど」 京太郎「そうですか」 雅枝「須賀も参加してくれるか?」 京太郎「俺なんかの意見を参考にしてもいいんですか?」 雅枝「ええんやないの?須賀やったら贔屓なんてせえへんやろ」 京太郎「結構信頼されてるんですね、俺」 雅枝「まあ……せやな」 京太郎「なんか間があった気がするんですけど」 雅枝「手休めずに揉みぃ」 京太郎「はいはい、ここいら辺ですか?」グイッ 雅枝「んぁぁ、ええなぁ」 夕 京太郎「こんにちはー」 店員「おっ、須賀の坊ちゃん久しぶりやな」 京太郎「どうも、お久しぶりです」 店員「今日も何人かおもろいのが来てるで」 京太郎「へー楽しみですね」 店員「まあ立ち話もなんやから入って入って」 おっさん「げっげっげ、よう来たな須賀んとこのォ!」 善野「須賀くんか、よろしくな」 良子「面子もそろったことだし、スタートしようか」 京太郎 92+177+35=304 良子 74+200+60+30=364 善野 73+200+30-15=285 おっさん 96+120+15=231 京太郎(昔のあの感じ) 京太郎(なんであの感じを忘れていたんだ……) 京太郎(もっと……自由に!)カチャカチャ←ベルトを外す ゴッ 京太郎(来た!) 良子(……これ……は) 善野(ふむふむ) 良子「ツモ、これでフィニッシュです」 善野「お疲れ様でしたー」 京太郎「お疲れ様でした」 良子「京太郎、さっきは何を……?」 京太郎「よくわからないんですよね、昔の感覚と言うかなんというか」 善野「へー面白いこともあるんやなー」 良子「中々良かったよ、それではまた後で」 善野「ほな後でなー」 京太郎「さよーならー」 京太郎「善野監督って元気そうだよな……」 京太郎「会議の前にメールでもするか」 京太郎「多治比さんに送ってみるか」 京太郎「前カス虫外道とか言われたんだよな……」 京太郎「何て送ろう」 京太郎『こんばんは』 京太郎『多治比さんって美人ですよね』ピッ ヴーッ ヴーッ 真佑子『何ですかいきなり』 真佑子『気色悪いですよ』 京太郎「歯に衣着せてねえ!」 京太郎『突然あんなメールを送ってすみません』 京太郎『なんか口説いてるみたいですよね……』ピッ ヴーッ ヴーッ 真佑子『わかってくれればいいんですよ』 真佑子『私も少し言い過ぎちゃいましたね』 真佑子『あんなことを言われたらどうしていいかわからなくて』 京太郎「言い過ぎ……うん、そうだよな」 京太郎「ん?もうそろそろ時間か、こっちを終わらせないとな」 京太郎『こちらこそすみません』 京太郎『もう用事があるので失礼しますね』ピッ 京太郎「よし、会議だ会議!」 【10月第4週 平日】終 雅枝「全員揃ったみたいやな」 良子「イエスマム」 . . . .- ― -. . .,, ,,. ´ ` ,, ´ ヽ / ヽ ヽ / / , , ハ ', / / / / / ハ ', ハ // / / / l 〃 / ! } //!ヽ {l/ l 斗イ ! メ /| ! l/ / ! \ /;, { l N ハ | / \ _ _ _! l / /ト . \ . //丶, 、 |弍芝ミ / / l l ! ! ! / ,' \ ヽ 〃 〉 \ ! 戔沁 /イ .=芸ミx | | lイ// ヽ ハ / ,' イ 弋_ソV {戔刈ミ / / \ ', ./ l /| ,,, 弋_ ソ/ / Y ∧ .! l /八 ' ,,, / /イ . l } |/! / \ 、 / / ヽ l } | .∨ ムイヽ ,, イ /> \ 〃 / ,、---- ニl --/ 'イ | \ ヽ / //! ハ ムイ.___| ヽ} { | / ] ― ハ / r‐ V⌒Y イ ム/ ヽ ', 近畿Aコーチ 戒能良子 霞「京太郎くん、お茶入れてくれるかしら?」 , ' . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ ..ヽ /. . . . . . . . . . . . . . . .;、 . . . . . . ヽ .. .ヽ // . ./.. /. ; / ';. . . . . . . . . . '; ....; /,' . ;'. /. l! ;' .'; l l . . ..i /.i | lL -亠 l  ̄丁T! ‐! l l . . |. i ! 、 l l!、 _」L l l --+HL_ l .;リノ . . ...| ! .l トゝ !´__ _ヽ 川 ,,z=-zy/j;イ .| | .l . lv'筰 卞 ヽ. ´ b jヽ .!l .| l l! .辷.ノ ー.― ll .| l l. ,,, ' ''' 'l . .| l l /l .|. l .l. ャー‐ッ / l / .l l ... イ / l. l >.....___ < | l / .. ' l . / l / . /. l .. /{ | / . / l . . / ゝ´ll /,' ./> 、 l . /// ! / / イ./ ヽ. l . / ,' / / ;.' / | .i. l=;/ l / ,; ,' / ! l ,' l ./ i / / / l! .l / 丿, ' /! ;' / / ! 三箇牧高校監督 石戸霞 郁乃「棚にせんべいあるからよろしくな~」 , '"  ̄` 、 / ヘ ./ ヽ、 ヘ ′ i !ハ ∧ i| | ! ヤ ∧ |i | / リ从 ∧ | /´レ勹´ _`_キ ∧ | !' ,r=‐ ⌒i| \____ | 爪 ´,, ″| ヽ、 `ヽ | ゝ .,ノ 从 `ヽ、 | 心 _/.)^._ イ´ ∧\ }..,ィ|i /./ | i \ } ソ{ ./ | ,'‐^ュ `k | i \"´ji { 广 ̄丁 j’ ´ ‐''ノ从 |-ミ } ji ル / 人__,,斗宀'" i \|ノ; /i | 彳"/ /' │ !"¨ ./ |ゝ-弋./ /__ __ _/i / |!/| | / / `´ |/ | i| | / / | | i| 三箇牧高校次鋒 赤阪郁乃 京太郎「はいはい」 /\-――‐- 、 , --=7 丶 `ヽ /, ヽ ヽ ∠/ / 、 、 丶 i / i ! l. l i. i | / ,/ ! ! l|| ! |、 ll ! | ヽ、 /_ -7 , | l ト、| |ヽ! N , 斗 r ,'_ ト--`  ̄ //! ! Nヽ!\|,//l/ l/! N ,ハ !| ´ / ,i丶 {=== l/ == =l/ ' ノ リ // l i `i _/,、/ ´ {ハ!ヽ{ ′ /!}/ ′ 丶 ー ―‐ ' / |′ \ / | __ i ー ' ! __ , ィ'´ . /-‐ ´} / `Y´ . .\ , -‐'' ´ . ./ . . ./― - 、 ,/__ / . . . . . /`丶、 ハ . . .i ., . ,′ . i `  ̄ / . . . . ../ . . . . . . .丶、 / . . .i . . |,' . i . . . . ! ヽ / / . . . . . / . ., . . . . . . . . ,.ヽ ! . . . .ヽ .{ . .l . . . . l. i / . . . . . / . ./ . . . . . ./ . . .i インターハイ男子個人戦チャンピオン 須賀京太郎 雅枝「おお、会議っぽいな」 京太郎「雅枝さんは無かったので我慢してください」 雅枝「不公平や……」 京太郎「そういえば試合表とかどうなってるんですか?」 雅枝「あーそれはな……」ゴソゴソ 雅枝「こうなっとる」 一戦目 関東 対 東北 対 近四中 対 九州 二戦目 近畿A 対 中部 対 一戦目の下位二チーム 三戦目 一戦目の上位二チーム 対 二戦目の上位二チーム 京太郎「うちのチームは楽なんですね」 郁乃「善野ちゃんのくじ運はええからな~」 京太郎「その善野さんは?」 良子「少し気分が悪いそうなので帰ってしまった」 京太郎「そうなんですか」 雅枝「ちなみに日程表はこうや」 一日目 第一戦 二日目 第二戦 三日目 決勝戦 四日目 オフ 五日目 オフ 六日目 個人戦一回戦 七日目 個人戦二回戦 八日目 個人戦準々決勝 九日目 個人戦準決勝 十日目 個人戦決勝戦 雅枝「個人戦は一位の選手の勝ち抜けや、それ以外はそのまま敗退」 雅枝「それで本題のオーダーをどうするかや」 良子「これが選抜最終候補のレコードだよ」 京太郎「なるほどなるほど……」 京太郎(よくわかんねえ……) 雅枝「まずはどこから決めよか」 良子「エースの置き場を決めておきたいですね……」 郁乃「姫松や新道寺みたいな変則型で行くのもありやな~」 霞「そうね……どうしましょうか」 京太郎「やっぱり先鋒から決めましょうか」 霞「そうね」 良子「注意すべきは永水のコマキ、龍門渕の天江、白糸台の宮永照でしょうか」 京太郎「咲はいいんですか?」 雅枝「宮永妹は大将向きみたいやからな、先鋒よりも大将の方が使いやすいやろ」 京太郎「確かにそうっすね、それじゃあ誰にしましょうか?」 雅枝「私としては荒川やな」 京太郎「俺も憩さんは安定してると思いますね」 郁乃「え~咏ちゃんの方がええと思うな~」 良子「私はあえて清水谷がいいと思います」 良子「安定感ならこちらも十分かと」 霞「みんな色とりどりだから困るわね……」 京太郎「多数決の結果憩さんに決まりました」 霞「次は次鋒ね」 郁乃「私は咏ちゃんがええと思うな~阿知賀の子みたいな感じで巻き上げるんや~」 良子「それなら園城寺選手の方がよくないですか?」 雅枝「その形やったら江口もありやな」 京太郎「皆さん結構ひねくれてますね」 郁乃「せやろか~?」 霞「次鋒は咏ちゃんね」 郁乃「次は中堅さんやな~」 京太郎「ここは姫松の伝統通り洋榎さんで行きましょうか」 良子「江口選手もよいのでは?」 雅枝「私は園城寺がええな、そないに消耗させずに済むやろうし」 雅枝「洋榎に決定やな!」ウキウキ 京郁霞良(すっごく嬉しそう) 霞「次は副将ね、郁乃ちゃん辺りがいいかしら?」 郁乃「霞ちゃんに選ばれるってなんか嬉しいな~」 京太郎「俺は怜さんですかね」 良子「新道寺のように江口選手でどうですか?」 京太郎「無記名投票の結果、副将は怜さんになりました」 雅枝「須賀は園城寺のこと名前で呼んどるんやな」 京太郎「成り行きで……」 郁乃「京太郎くんは誰とでも仲良くなるからな~」 霞「そこが京太郎くんのいいところね」 良子「…………むぅ」 良子「なんか嫌だ……」 京太郎「次は……ってもう大将しかないですね」 雅枝「大将は勝負所やな、もう後が無い」 京太郎「一番重要ですね」 霞「これも最初は候補を絞りましょうか」 雅枝「大将は……お前が適任やな」 郁乃「え?私~?」 良子「ミートゥーです」 霞「でも私は……」 雅枝「自分の生徒が選ばれるんやから喜ぶべきやろ」 京太郎(そうだ……二人とも郁乃さんのことを知らないんだ) 京太郎「郁乃さんは……それでいいんですか?」 郁乃「……別に、大丈夫やで」 雅枝「決定やな」 オーダー 先鋒 荒川憩 次鋒 三尋木咏 中堅 愛宕洋榎 副将 園城寺怜 大将 赤阪郁乃 雅枝「次会うのは土曜日やな」 京太郎「あれ?そういえば国麻の会場って……」 霞「ここ、大阪よ。私たちは中心街の方のホテルを取ってあるわ」 京太郎「わかりました。じゃあ俺帰りますね」 霞「お疲れ様ー」 雅枝「ほな私らも帰ろか」 良子「イエスマム」 雅枝「……なあ、その呼び方やめてくれへん?」 良子「イエスマム」 【10月第4週 平日 深夜】終 【10月第4週 休日】 【国民麻雀大会1日目】 日程について 一日目 第一戦 二日目 第二戦 三日目 決勝戦 四日目 オフ 五日目 オフ 六日目 個人戦一回戦 七日目 個人戦二回戦 八日目 個人戦準々決勝 九日目 個人戦準決勝 十日目 個人戦決勝戦 ※個人戦は一位のみ勝ち抜け 京太郎「朝から現地入りだ!俺って偉い!」 京太郎「初戦は関東と東北、関西と九州だったな」 京太郎「試合は昼から見に行くことができるけど……まずは何をしよう」 朝 京太郎「試合会場の下見に行くか」 京太郎「確か試合会場は……」 哩「お、須賀じゃなか」 京太郎「白水さん、もう来てたんですね」 哩「昨日新幹線ば使うてな、須賀は……なしてここに?」 京太郎「大阪選抜のサポーターっていうかコーチみたいなことやってるんですよ」 哩「こっちはそげなんいなか……羨ましか」 京太郎「と言っても何もやってませんし……」 京太郎「そういえば鶴田さんはいないんですね、いつも一緒なのに」 哩「姫子ん奴ば「せっかく大阪に来たやけん買い物ば行ってきます!」言うてな……」 京太郎「試合開始は……あと4時間くらいですね、どうします?」 哩「ん……どうしよか」 京太郎「じゃあ探検でもしてみましょうか」 哩「探検?」 京太郎「俺もまだ入ったことないですし、どうですか?」 哩「……どうせすることもなか、よかよ」 京太郎「では行きましょうか、お姫様」 哩「調子ばよかね」 京太郎「よく言われます」 京太郎「哩さんはどこのポジションなんですか?」 哩「試合ば見てんからのお楽しみ」 京太郎「元々教えてもらえるなんて思ってませんでしたけどね」 哩「ここばステージと?」 京太郎「そうですね、団体戦の試合はすべてここでやるらしいですよ」 哩「興奮してきよったな!」 京太郎「俺もです!」 哩「願わくば明後日、ここでな」 京太郎「明日じゃないんですね」 哩「私らは強いけん、負けばせんとよ」 京太郎「俺たちも行きますからね!」 哩「うん、楽しみや」 哩「あ、そろそろ時間たい。ここまでやね」 京太郎「それではまた、どこかで」 哩「さいなら~」 京太郎「試合やってるらしいけど、情報無しっていうのも面白そうだよな」 京太郎「ってことで街をぶらつこう」 京太郎「どこ行こっかなー」 prrr prrr 京太郎「はいもしもし」 霞『京太郎くん?控室にお弁当運んでおいて、それじゃね』 京太郎「ちょっと待っ(プツッ)て!」 プーッ プーッ 京太郎「何なんだよ……」 【会場】 京太郎「お弁当って言ったって……」 『大阪選抜様』 京太郎「あ、あった」 京太郎「箱一個分か、軽いな」ヨッコイショウイチ 京太郎「えーっと俺たちの控室はーっと」キョロキョロ 京太郎「確かこっちかな?」 夕 ヴーッ ヴーッ 霞『第一戦、関東と九州が負けたわ』 霞『第二戦に備えて今夜練習をするからできれば来てちょうだい』 京太郎「照のところと白水さんのところが負けたのか!?」 京太郎「意外だな……って関西は高鴨さんと東北には姉帯さんがいるのか……誰に当たってもやばいな」 京太郎「街を回って帰るか」 京太郎「神頼みに神社に来てみたぞ!」 京太郎「でも結構寂しいところだな」 ヒュゥー 京太郎「巫女さん一人いねえや」 京太郎「おみくじもお守りも無人だし、不用心だろ……」 京太郎「おみくじでもしていくか」 京太郎「金入れて」チャリン 京太郎「箱の中からつかむ……っと」 京太郎「……おおっ!」 末吉 願望 叶う……叶います、多分 恋愛 鏡を見てから出直してきなさい 待人 来るんじゃないかな 金運 稼ぐ貴方に禍が!今すぐ本殿にある黄金の壺を買いましょう!(要十万円) 学力 信じる者は救われる 京太郎「学力の項目黄金の壺売ろうとしてんじゃねえか!」 京太郎「ホテルは……ここでいいんだな」 京太郎「部屋番号は404か、今回も誰かと一緒なのかな……」 京太郎「なんでまた一緒なんですかぁぁぁあああ!!!」 洋榎「それはウチの台詞やぁぁぁあああ!!!」 京太郎「…………」 洋榎「…………」 京太郎「異議申し立て、行きます?」 洋榎「もうええわ、いつものことやし……」 京太郎「俺も絹恵さんじゃなくて洋榎さんでよかったです」 洋榎「おっ、京太郎もようやくわかってきたな!」 洋榎「オンナは胸やない!度胸や!」 京太郎(そういうことだけどそういうことじゃないんだよなぁ……) 夜 京太郎「洋榎さーん!遊びませんかー!」 洋榎「京太郎は練習行かへんのか?」 京太郎「れ……練習……?」 洋榎「なんや知らんかったんか……来ないでええんか?」 京太郎「じゃあ行きます!」 洋榎「せやったらこっち来ぃや」 雅枝「明日はいよいよ初戦や!」 雅枝「負けたらそこでお終いやさかい、気張るようにな!」 雅枝「ほな練習開始や!」 雅枝「須賀ーこっちやこっちー」 京太郎「はいはーい、なんですか?」 良子「今日は京太郎に特訓をしようと思ってね」 京太郎「特訓っていつもやってるじゃないっすか」 雅枝「今まで蔑ろにしとった部分があったからな、ほな始めるで」 京太郎「あんまり厳しいのは御免ですよ」 良子「さあ、どうだろうね?」 京太郎「えぇぇ……」 雅枝「はいそこもっと腰振ってー」 良子「グッジョブグッジョブ」 京太郎「んっふっ!ふんっ!」ブンブン 雅枝「ええでー絶好調やでー」 良子「ガンバ!」 京太郎「あのーいつまで俺はフラフープを続けなければならないのでしょうかー」ブンブン 雅枝「私らのどっちかから和了るまでやなー」 良子「それロンだよ」 京太郎「くそぅ……これで八局目じゃないですか!」ブンブン 良子(京太郎の腹筋……逞しいな……) 雅枝「そう思うんやったら早く和了ることやなーはいローン」 京太郎「人和ってどんだけ無駄な運使ってんですか!」ブンブン 京太郎「疲れた……」 良子「大丈夫か?」 京太郎「もう眠いっすよ……ふぁ」 良子「そうか、じゃあ今日はもう諦めるか……」 京太郎「諦めるって、何をですか?」 良子「せっかくだから、京太郎にイイコトしてあげようと思ったのに……」 京太郎「イイコトですって!?」 良子「京太郎が疲れているんじゃしょうがないよな、(特訓は)また今度にしよう」 京太郎(疲れているとできないイイコト……はっ!) 京太郎「ヤります!ぜひヤりましょう!」 良子「大丈夫なのか?」 京太郎「ばっちり!オールライトですよ!」 良子「よし、それじゃあそこに座ってくれ!」 京太郎(座る!良子さんはそういうのが好みなのか!) 良子「はい、サイコロ振るよー」 京太郎「……えっ?」 京太郎(イイコトってそういうことかよ……期待した俺がバカだった!) 京太郎「……ポン」 良子(京太郎、元気無いな) 良子(マネージャー愛宕がいなくなったから?私と二人っきりだから?) 良子(京太郎は嫌なのかな……)シュン 京太郎「良子さん?どうかしたんっすか?」 良子「京太郎は私のこと嫌……!」 良子「わわわわっ!今の忘れて!フォーゲット!ドントリメンバー!」 京太郎「ええぇ!?何ですか一体!?」 良子「なんでもない!なんでもないよー」 京太郎「は、はぁ……」 【1日目】終 【2日目】 京太郎「国民麻雀選抜大会……」 京太郎「俺は皆の力になれたのかな?」 京太郎「今日は朝から練習するらしいけど、どうしよう」 京太郎「やっぱり練習に行くか」 洋榎「ぐごーごえー」 京太郎「相変わらず寝相悪ぃな……」 洋榎「ぐげー」 京太郎「洋榎さーん、練習行きますよー」 洋榎「んあ?」 京太郎「練習だけで起きるのかこの人!?」 京太郎「咏、調子はどうだ?」 咏「ま、上々なんじゃねえの?」 京太郎「いつも通りみたいだな」 咏「私がこんなところで緊張してられっかよ、そだそだ、一緒に打たね?」 京太郎「よし、俺がビシビシ鍛えてやる!」 咏「あっはっは、どっちが鍛えられんだろねー」 京太郎「何をー!」 咏「……」トン 京太郎「……」トン 咏「……」トン 京太郎「咏?」トン 咏「なんだよ」トン 京太郎「そこまで気を張らなくてもいいんだぞ」トン 咏「……」トン 京太郎「誰もお前を責めない、だからもっと自由にやればいいんだ」トン 京太郎「インターハイのときもそうだったろ?」 咏「……わかってるよ」トン 京太郎「頑張れよ」トン 咏「……」トン 咏「……ありがと」ボソッ 怜「京くん京くん」 京太郎「何っすか?」 怜「ちょっと私と打たへん?」 京太郎「打たへんって、試合前なのに大丈夫なんですか?」 怜「せやからちょっとって言うとるやん」 京太郎「んー……わかりました」 京太郎「俺で良ければ、いくらでも」 怜「そかそか、おおきに」 怜「……京くん」 京太郎「今度は何っすか?」 怜「なんでウチを選んでくれたんや?」 京太郎「え?」 怜「聞いたで、京くんもレギュラー決めに参加しとったんやろ?」 京太郎「ああ、知ってたんですか」 怜「監督から話を聞いた愛宕姉から話を聞いた愛宕妹から話を聞いた船Qが言っとったで」 京太郎「そういえば親戚でしたねあの人たち……」 怜「……ま、ええわ」 怜「誰かが信じてくれてるってわかったわけやしな」 バスガデルデー 怜「ほな頑張って来るわ」 京太郎「俺が応援してますからね」 怜「おおきに、ほな会場で」ニコッ ガチャ バタム 京太郎「……あれ?」 京太郎「バス……会場で……って!」 京太郎「俺って徒歩なの!?聞いてないよそんなの!」 京太郎「いや!今ならバスに追いつくかも!」 京太郎「うおおおおおおおおお!」 恒子「っっっっっ!さあ!やってまいりました国民麻雀大会!地区選抜団体の部!」 恒子「注目の第二戦目!実況は私!解説は関西チームコーチ瑞原プロがお送りします!」 はやり「よろしくお願いしますっ☆」 恒子「ホントはすこやんがいるはずだったんだけど負けちゃったので急遽瑞原プロに代わっていただきました」 はやり「そういうのは反感を買っちゃいますよ」 恒子「いやいや、天下のスーパーアナウンサーとトッププロに喧嘩を売るやつなんていないでしょう」 はやり「あ、それもそうですね」 恒子「というわけでバンバン実況していきます!」 はやり「解説していきますっ☆」 恒子「CMの間もチャンネルはそのままで!」 健夜「はぁ……」 健夜(こーこちゃんってばまたあんなこと言って……)ズーン 照「…………」ペラッ 照(咲と憩……それに神代さん、か) 菫「……はぁ」 菫(私が大量失点したせいであんなことに……)アウアウ 淡「…………」 淡(さんがまき!今度は負けない!)オー! 智葉「…………」 智葉(静かだな……) 小蒔「み、みなさん!今日も頑張りましょうね!」ムフー 哩「頼りばしとるとよ」 小蒔「いえ、私は昨日も大したことは」アセアセ 姫子「部長、浮気しとっとですか?」ジトッ 初美「とりあえず頑張るですよー」 小蒔「監督も何か一言!」 秋一郎「…………」 秋一郎「プリン食べたい」ボソッ 小蒔「プ、プリンですか!私も食べたいです!」 初美「勝ったらみんなでプリン食べに行きますよー」 咲「あううう、もうすぐ試合だよぉ」 衣「海千山千、実に楽しみだ試合だな!」 美穂子「ではその前にお弁当でも、どうですか?」 衣「おお!衣の大好きなえびふらいがあるぞ!」 透華「いつも衣のためにありがとうございます」 美穂子「いえいえ、こうして衣ちゃんも喜んでいることですし」 衣「ふぁひふぁはへはいほは?」(咲は食べないのか?) 咲「えーっと、じゃあ私はタコさんウインナーにしますね」 美穂子「はい、どうぞ」ニコッ 郁乃「ほな頑張っていこか~」 憩「照ちゃんたちが相手やんな」 洋榎「打ちだおれの洋榎にかかればそんなん関係あらへんわ!」 咏「誰が相手でも勝てばいいだけなんじゃねえの?知らんけど」 怜「竜華の太ももが恋しいわ……」 洋榎「ウチが膝枕したろか?」 怜「妹さんのなら喜んでしてもらっとったけど……アンタはな……ふっ」 洋榎「鼻で笑われた!?」 京太郎「はいはい皆さん、集中していきますよ」 洋榎「なんや結局着いたんか」 京太郎「ダッシュで来たんですよ!」 郁乃「おかしいな~バスで行くって昨日メールしといたはずなんやけど~」 郁乃「送れとらんかったわ、てへっ」 京太郎「てへっ、じゃないですよもう!」 京太郎(お守りと、あのときの藁人形) 京太郎(ゲン担ぎに渡しておくか) 京太郎(……藁人形は縁起悪いけど) 京太郎「憩さん!」 憩「なんや?」 京太郎「これ、お守りです。いざというときに役に立つと思うので」 憩「京太郎くんのやないん?」 京太郎「俺はもういいので、憩さんに持っていてほしいんです」 憩「大事にするな、おおきに!」ニコッ 京太郎「怜さん怜さん」つ藁人形 怜「なんやこれ、ボケか?ボケなんか?」 京太郎「お守りです」 怜「正反対やないか、縁起悪いわ」 京太郎「ふふっ、そのツッコミは想定内ですよ!まだまだですね!」 怜「むっ、京くんのくせに生意気やで」 京太郎「まあ相手の髪の毛取ってこの釘刺しておけばいいだけなんで」 怜「さらっとえげつないこと言うな……」 憩(先鋒戦……九州と関東の代表は確か――) 淡「あ!ケイだ!」 初美「こんにちはーですよー」 淡「また高校マイナス百年生とかー」 初美「マイナスってなんですかマイナスって!私の方が年上なんですよー」エッヘン 淡「どう見ても年下でしょ」 憩「そろそろ時間やし、はよ席座っといたほうがええんとちゃう?」 初美「そうですねー、中部の人はまだなんですか?」 淡「この私におびえて逃げ出したとかでしょ、あはは」 タッタッタッ 美穂子「はぁ、はぁ、すみません、遅れてしまいました」 美穂子「今日は、はぁ、よろしくお願いします」 憩「違ったみたいやね」 淡「むぅ……」 初美「中部の人も来たことですし、ぱぱっと始めるのですよー」 東一局 親 初美 100000 憩 100000 淡 100000 美穂子 100000 美穂子(関東と九州は後が怖そうだから、まずは大阪の人を) 美穂子「カン」 美穂子「ポン」 美穂子(あ、あら、ツモっちゃいました) 美穂子(でも、先手を取るのもいいですね) 美穂子「ツモ、4000・8000」 美穂子(……そして) 憩(なんでウチが親の時に……) 初美(私の出番なのですよー) 東二局 初美 92000 親 憩 96000 淡 96000 美穂子 116000 淡(北が余っちゃうなー) 淡(ハツミが北家……そんでもって和了られたら役満) 淡(ちょっとやばい気がするけど……) 淡(それでも、私は和了にいく!)トン 初美「ポンですよー」 初美(後は東さえ来れば) 初美(そう言ってる間に来ましたねー) 初美「カン!」 初美(昨日は不発でしたけど、今日はもらいますよー) 初美「ツモ!8000・16000!」 憩「親っ被りか……」 美穂子(大阪の人……危なさそうね) 東三局 初美 124000 憩 80000 親 淡 88000 美穂子 108000 淡「ロン、2900!」 淡「やられっぱなしなんてやだもんね!」 淡「連荘だよ!」 憩(全然聴牌できひん……) 憩(いや、まだまだや!) 憩(みんなにつなげたる!) 東三局一本場 初美 121100 憩 80000 親 淡 90900 美穂子 108000 美穂子(まずはここ、かしら?)トン 憩「それ、ポンで!」 淡(鳴かれると関係なくっても腹立つ……) 美穂子(大星さんはもう張ったみたいね、これなら大丈夫かしら) 憩(なんやろ、調子がええ) 憩(鳴けるし、牌も通るし) 憩「いっこ、カン!」 初美(順番飛ばされてばっかりなのですよー) 初美(ちゃんと私も混ぜてほしいですねー)トン 憩「ロン、6400や!」 東四局 初美 114400 憩 86700 淡 90900 親 美穂子 108000 美穂子(荒川さんは……染め手、みたいね) 美穂子(でも打点も高そう……) 憩「……」トン 美穂子(そうね……ここは) 美穂子「ポン」 初美(このまま逃げ切るですよー)トン 憩「ロン、24000や!」 初美「ななっ!?」 淡(うーん……三位かー) 淡(このまんまじゃカッコ悪いでしょ!) 【圏外射撃】発動! 南一局 親 初美 90400 憩 110700 淡 90900 美穂子 108000 淡「ツモ!ダブリー裏4!」 淡「3000・6000!」 初美「うう……」 初美「次はもらうのですよー!」 憩(このまんま逃げ切れたらええんやけど……) 美穂子(ここさえ乗り切れば……) 南二局 初美 84400 親 憩 107700 淡 102900 美穂子 105000 美穂子(東が二枚) 美穂子(薄墨さんは東と北で鳴いたら終わり、ならここはキープしておきましょう) 初美「カンですよー」 初美(後は東さえ来てくれればいいのですけど、持たれちゃってるみたいですからねー) 初美(ここは、混一色狙いで!)トン 初美「ツモ!北混一色」 初美「2000・4000」 淡(最後の親、ここで決めちゃうよ!) 【圏外射撃】発動! 南三局 初美 92400 憩 103700 親 淡 100900 美穂子 103000 美穂子(大星さん……また高そうな手) 美穂子(薄墨さんか荒川さんが振り込むのは可哀想……) 美穂子(それなら、私が)トン 淡「ロン!18000!」 美穂子「はい」ニコッ 南三局一本場 初美 92400 憩 103700 親 淡 118900 美穂子 85000 初美(あうう、役満和了ったのにマイナスなのですよー……) 憩(また聴牌できひんかった……) 美穂子(そろそろ……和了りにいきましょうか) 美穂子「ツモ、4100・8100」 オーラス 初美 88300 憩 99600 淡 110800 親 美穂子 101300 初美(ノーテンですかー) 初美(親の人が和了るのを待つしかないですかねー) 憩(あかん……ぜんっぜんダメや……) 淡(もっと稼ぎたかったけどここまでかなー) 美穂子(え、えーっと……これは……) 美穂子「ノーテン」 初美「ノーテン」 憩「ノーテン」 淡「ノーテン」 先鋒戦終了 関東 110800(+10800) 中部 101300(+1300) 大阪 99600(-400) 九州 88300(-11700) 京太郎「これで終わり……ですか?」 雅枝「あんまり点動かんかったな」 良子「ドライな幕切れだね」 京太郎「次は咏だな、頑張れよ!」 咏「おう!わかってるよ!」 京太郎「それじゃ、ちょっとトイレ行ってきますね」 雅枝「……はぁ」 京太郎「今まで先鋒戦が長かったせいかあんま出なかったな」 淡「あ!京太郎だ!」 京太郎「お、淡か」 淡「見てた?今の試合!」 京太郎「相変わらずのダブリーだったな」 淡「でしょでしょー、もっとどばーっと稼ぎたかったけどね!」 京太郎「見てて面白かったぞ、最後はまあアレだったけど」 淡「うん……私も同じ」 京太郎「またお前と打ちたいな」 淡「今度は打ちのめしてあげるから!」 京太郎「へへっ、俺だって強くなってんだぜ!」 淡「さーどーかなー」 京太郎「なんだと?」 淡「あはは!京太郎が怒ったー!」 京太郎「待てこらー!」 淡「やーだねー」 憩(試合会場で何しとるんやあの二人) 哩(点数ば開いとるけん、なんとかして稼ぐ!) 菫(照の妹がいる中部をマークしておくべき、か) 咏「よーっす、よろしくねぃ」 菫「ああ、よろしく」 もこ「……………………」ブツブツ もこ「…………よろしく」ボソッ 咏 100000-100000*205/209=100000-98100=-1900 菫 100000-100000*227/209=100000-108200=8200 もこ 100000-100000*216/209=100000-102800=2800 哩 100000-100000*190/209=100000-90900=-9100 次鋒戦終了 関東 119000(+8200) 中部 104100(+2800) 大阪 97700(-1900) 九州 79200(-9100) 【次鋒戦での一幕】 もこ「…………」 咏(なんだこいつ) 咏(なんか力が出ねえ……しらんけど) 菫「ロン、3900」 哩(縛りばうまくいかん……) 姫子(部長ば稼げんかった分、私が稼ぐ!)フンス 智葉「よろしく頼む」 透華「中堅戦こそは私が勝ってみせますわ」ファサ 洋榎「けったいな髪形しとんなー」 透華「な、なんですのいきなり!」 智葉「試合前なんだから集中したらどうだ」 洋榎 100000-100000*217/196=100000-110700=10700 智葉 100000-100000*193/196=100000-98000=-2000 透華 100000-100000*182/196=100000-92300=-7700 姫子 100000-100000*195/196=100000-99000=-1000 中堅戦終了 関東 117000(-2000) 中部 96400(-7700) 大阪 108400(+10700) 九州 78200(-1000) 【中堅戦ダイジェスト】 洋榎「出鼻くじきリーチ!」 智葉「くっ……」 姫子「ツモ!2000・4000!」 洋榎「何やと!?」 透華(このままだと何も目立てないまま終わってしまいますわ!) 透華(おいでまし!) 透華「ロン!12000!」 智葉(私も負けていられるか!) 智葉「ロン、16000」 洋榎(三人がかりでそこまでウチを狙うんか……まあええわ、見せたる!) 「――――――ツモ!」 怜(……竜華) 怜(ウチ一人でも頑張って来るわ) 怜(……いや、一人やなかったな) 怜(荒川さんに咏ちゃん、愛宕さん、赤阪さんやっておるんや) 怜(私、ここまで来れたんやな) 美子「あ……よろしくお願いします」 怜「こちらこそよろしくお願いします」 絃「……よろしくお願いします」ズーン 怜「あんた、関東の霜崎さんやったっけ?なんでそんなに暗いんや?」 絃「……さっき自販機に五千円札を飲まれてしまったんです……」 怜「一葉さんが!?」 美子「誰だってそんくらいのことはあっとですよ」 絃「そう……ですか?」 怜(いやあり得へんやろ……) 衣「待たせたな魑魅魍魎!永久凍土よ!」 絃「永久凍土?」 美子「魑魅魍魎って悪か意味でしたよね?」 怜(面子濃いなぁ……) 怜(この藁人形、使ってみよ) 怜「天江さん?髪にゴミついとるで」 衣「何処にだ?」 怜「ちょっと待っててな、取ってあげるわ」プチッ 怜(綺麗な髪の毛やな……) 怜(これを人形の中に入れて……) 怜 100000-100000*269/212=100000-126900=+26900 絃 100000-100000*238/212=100000-112300=+12300 衣 100000-100000*196/212=100000-92500=-7500 美子 100000-100000*147/212=100000-69300=-30700 副将戦終了 関東 129300(+12300) 中部 88900(-7500) 大阪 135300(+26900) 九州 47500(-30700) 【副将戦】 怜(あとは釘を刺せばええんやっけ?)トントン 衣「うぐぅ……」 衣(何だこれは……ァ) 衣(不可思議、奇奇怪怪……) 絃(今日も私は不幸ですか、そうですか) 絃(はぁ……) 美子(何ば起こっとると?) 美子(テンパイができん……) 怜「ロン、16000」 怜(まだや!みんなと、まだ戦うんや!) 恒子「さあいよいよやってまいりました大将戦!」 恒子「果たして最終戦まで駒を進めるのはどの地区なのか!」 恒子「それでは大将の選手紹介だ!」 恒子「まずは九州選抜!」 恒子「トップと約八万点差!この逆境から立ち直ることができるのか!」 恒子「大将は!神代小蒔ー!」 はやり「胸とトンデモ火力に要注意ですね」 恒子「お次は現在三位!無事最終戦進出となるか!」 恒子「中部選抜大将はーっ!」 恒子「宮永咲ー!」 はやり「全てにおいてバランスのとれた選手ですねっ☆」 恒子「そしてそして!逃げ切れるのか大阪選抜大将!」 恒子「赤阪郁代ー!」 はやり「よくわからない、掴めない子ですよね」 恒子「個人戦以来の姉妹戦を制するのはどちらなのか!」 恒子「関東選抜大将はーーーーぁっ!」 恒子「宮永ー!照ぅー!」 はやり「CMの後もチャンネルはそのままでっ☆」 郁乃 100000-100000*206/291=100000-70800=-29200 照 100000-100000*341/291=100000-117200=+17200 咲 100000-100000*324/291=100000-111300=+11300 小蒔 100000-100000*293/291=100000-100700=+700 第二戦目終了 関東 146500(+17200) 中部 100200(+11300) 大阪 106100(-29200) 九州 48200(+700) 郁乃「ツモ、2600オール」 照(郁乃……) 照(たとえあなたが相手でも) 照(容赦はしない)ゴッ 照「ツモ、400・600」 照「ロン、2600」 小蒔「あっ、はい……」 照「ロン、5800」 照「ツモ、3300オール」 照「ロン、12600」 小蒔「……っ」ジワッ 小蒔(このまま、負けっぱなしなんて……) 小蒔「…………」スゥ 【娘よ、力を授けるぞ】 【存分に戦え】 【不完全なその器でな】 「――――ツモ」 小蒔「4300・8300」ゴッ 咲「カン」 咲(赤阪さんに神代さん、そして……) 咲「カン」 咲(お姉ちゃん) 咲「カン」 咲(今日は負けない) 咲「もいっこ――」 咲(負けたくない!) 咲「カン!」 咲「ツモ、8000・16000」ゴッ 郁乃(なんで……なんで) 郁乃(みんな私のことを信じてくれとったのに……) 郁乃(なんで、何もできないんや!) 郁乃(私やって、まだ!) 照「……ツモ」 恒子「大将戦、決着ー!」 恒子「最終戦へと駒を進めたのはァー!」 恒子「王者宮永照擁する関東選抜!」 恒子「そして、荒川憩、愛宕洋榎のダブルエース!大阪選抜だー!」 京太郎「5900点差、ですか」 雅枝「赤阪があそこまで荒れるんは意外やったな」 霞「滅多にないのに……」 良子「他の三人がクレイジーだったんでしょう」 雅枝「……今夜の練習で見てみよか、とりあえず今は帰らんとな」 雅枝「一時間後、会場前で集合や」 雅枝「それまでは自由時間、好きにしてええで。ほな後で」 ガチャ バタム 京太郎(自由時間か……) 京太郎(会場の中でもうろつこう)
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【種別】 団体・実験名 【初出】 名称のみ十二巻 実験内容については十五巻 所属者及び研究内容はとある科学の一方通行第24話 【解説】 チャイルドエラーを使い実験開発を等を行っているチームの一つ。 被験者は『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』は脳のどこに宿るのかを調べるために、 クリスマスケーキのように脳みそを切り分けられたらしい。 「とある科学の一方通行」ではチームの一人である菱形が登場。 具体的にどのような研究が成されていたのが判明した。 被験体の四肢を切断しても能力は宿ったままなのか、腹部を切除しても能力は宿ったままなのか、 胸部は、延髄は、脳下垂体は、視床下部は、海馬、大脳や小脳は?……といった具合で、 数ヶ月に渡って数多くの犠牲者を伴う凄惨な実験を繰り返していた。 その研究の中で、スーパーバイザーとして外部から魔術師であるエステル=ローゼンタールが招かれている。 なお、エステルは「騙された」と申告している事から、実験の詳細は説明されていなかったと思われる。 そこまでして解ったのは、 「霊魂と呼ぶべき何かが宿った肉体そのものに能力が宿る」というオカルト的な結論と、 「体が小さくなればなるほど能力の出力は落ちる」という発見だった。
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1361454483/ バタン 久「ちょ、須賀くん!?」 まこ「京太郎!?」 優希「ただいまー」ガチャ 優希「タコス買ってきたじぇーっと……あれ?」 優希「京太郎はどこ行ったんだじぇ?」 咲「優希ちゃん……」 和「そ、それが…別ブロックの準決勝戦のビデオを見ていたら急に……」 優希「急に?」 まこ「発狂して出て行ったんじゃ」 久「ちょっと、まこ……」 優希「は、発狂?」 和「……」 咲「わ、私行ってきます!」 久「やめておきなさい」 咲「でも…」 久「咲じゃすぐ迷っちゃうわ、龍門渕の執事さんに頼んでみるから」プルル 久「皆、大人しくしててね……あ、龍門渕さん?」ガチャ まこ「……」 まこ「やはり京太郎は、耐えれんかったか…」 優希「耐えられなかったって、どういうことだじょ……」 和「……」 まこ「京太郎は、麻雀向いてないってことじゃ」 和「そ、そんなのありえません!!」 咲「和ちゃ……」 和「麻雀に向き不向きがあるなんて!!」 和「それも天性の…そんな」 和「そんなオカルト……」 和「……」 優希「ど、どういうことだじぇ?」 咲「……」 まこ「ま、ワシらにはよう分からん世界ってことじゃ」 優希「結局京太郎は……」 まこ「分からん」 優希「分からん、って」 まこ「何が見えたんじゃろうな、この試合で」 … …… 京太郎「はぁ…はぁ……」 京太郎「げほっ、げほ!!」 京太郎「……」 京太郎「気持ち悪ぃ……」 淡「でねー、テルー」 照「……」 照「あの人、気分悪そう」 淡「えー、酔っ払いでしょー?」 照「学生服着てる……」 淡「もー!仕方ないなぁ」トコトコ 淡「お兄さーん、どうかしましたー?」 京太郎「あ、いえ……」 京太郎「ひっ!?」 淡「?」 京太郎「う、うわぁぁぁぁぁあ!!!!!??」 淡「な、なになに?」 淡「え、どうしたの!?」 京太郎「うわぁぁぁあ!!!!!」ダッ 淡「……」 淡「い、行っちゃった…」 照「……」 淡「何あの人、怖い……」 淡「テルー?」 照「ん…」 照「なに」 淡「なにじゃないですよ、本当怖かったんだから!」 照「ごめんごめん…」 … …… 京太郎「じゅ、準決勝の…バケモンが、なんで街歩いてんだよ……」 京太郎「も、もういやだ、頭がいてぇ…」 京太郎「帰りたい……」 京太郎「……」 健夜「あ、あの……」 京太郎「は、はい」 健夜「君、大丈夫?」 健夜「具合悪そうにしてたから……」 京太郎「あ、あぁ…なんでも」 京太郎「ウッ」 健夜「?」 京太郎「オ、オエェェッ!」ゲロ 健夜「え!?」 健夜「……」 健夜「た、大変だよこれ!」 健夜「え、えーっとえーっと!」 健夜「とりあえずこーこちゃん!」 京太郎「はぁ…はぁ……」フラフラ 健夜「ちょ、ちょっと、どこに行くの!?」 京太郎「……」フラフラ 京太郎「……」ドサ 健夜「……」 健夜「た」 健夜「大変だ!!」 健夜「えーっと…」 健夜「とりあえず寝かせなきゃ」 健夜「ここが公園で良かったよ…ベンチがあそこに……」 健夜「あそこに運ぼう…よいしょ」 健夜「う、うー!うー!」 健夜「……」 健夜「重い!!」 健夜「……」 健夜「引きずってごめんねー……」ズルズル 健夜「お、重」 健夜「ふー、ふー……」 健夜「よいしょ……っと」 健夜「ふー」 健夜「あ、こーこちゃんに電話してたの忘れてたよ」 健夜「まだ繋がってないし…」 健夜「仕事中だもんね、ごめんねこーこちゃん」 健夜「……ふぅ、疲れたー」 健夜「……」 健夜「休憩しちゃダメだよ私!」 健夜「えーっと、吐いてたし……」 京太郎「……」 健夜「顔色、良くないよね……」 健夜「息も荒いし……」 健夜「水は、水道水じゃダメだよね」 健夜「……か、買ってこなきゃ」 健夜「こんな時に限ってなんで誰も居ないの、この公園」 健夜「いつも居ないけどさ……」 … …… 健夜「つ、疲れた……久しぶりに走ったよ…」 健夜「まだ誰も来てないし…」 健夜「ウェットティッシュで、口の周りを拭いてあげなきゃ」 健夜「……」 健夜「(犯罪に見えてないよね、これ)」 健夜「そんなことどうでもいいよ!」 健夜「人の命が掛かってるから!」 健夜「セーフ、セーフ!」 健夜「つ、次は水を……」 健夜「……」プルプル 健夜「悪いけど、起きてもらおっと…」 健夜「あのー…ちょっと起きてー…」 京太郎「……」 健夜「起きてー!」ポンポン 京太郎「う……」 健夜「く、苦しそう」 健夜「起こしちゃダメかな……」 健夜「おかーさんに電話しよう…」プルル 健夜「……」 健夜「……」 健夜「なんで出ないの!?」 健夜「いや、パートだからなんだけどさ」 健夜「いつもはバンバンかかってくるのにぃ」 健夜「このままじゃ、私……」 健夜「だ、ダメな20代になっちゃうよ」 京太郎「……」 健夜「ごめんね、ごめんね……ダメな独身20代でごめんね……」 京太郎「う、うーん」 健夜「お、起きてくれた!」 京太郎「うぅ……」 京太郎「どこだここ…」 健夜「あ、あの!」 京太郎「えっ?」 京太郎「だ、誰っすか」 健夜「き、君…吐いて、倒れちゃったから……」 健夜「とりあえず水飲んで!」 健夜「はい、これ」 京太郎「あ、はい…」 京太郎「ありがとうございます…」 健夜「ゆっくり、少しずつね」 京太郎「はい、分かりました…」 京太郎「……」 ゴク…ゴク… 健夜「……」ジー 京太郎「っはあ」 健夜「……大丈夫?」 健夜「まだ、気持ち悪い?」 京太郎「い、いえ…大丈夫です」 健夜「君、学生だよね?」 健夜「見たことない制服だけど…」 京太郎「俺、長野の方から来たんで」 健夜「長野?」 京太郎「はい、麻雀のインターハイで…」 京太郎「高校の…」 健夜「あ、そうなんだ!」 京太郎「はい」 健夜「……」ジー 京太郎「……」 健夜「……」ジー 京太郎「ど、どうかしましたか」 健夜「えっ!?」 健夜「い、いやー…気にしないで……」 健夜「(私って知名度低いのかなぁ……)」 京太郎「……」 健夜「もう一度聞くけど、体調とか大丈夫?」 京太郎「あ、大丈夫です……」 京太郎「よいしょ」 京太郎「ほら、立てました」 健夜「良かったぁ」 京太郎「すいません、助けてもらったのにお礼も…」 健夜「いいよいいよ、そんなの」 健夜「困った人は助けなきゃね、大人の女性たるもの」 京太郎「本当すいません」ペコ 健夜「いいよ、良かったよ本当に」 健夜「念のため病院とか…」 京太郎「い、いいですいいです!」 健夜「そうかな?」 京太郎「それじゃ、俺はこれで」 健夜「気をつけてねー!」 健夜「……」ヒラヒラ 京太郎「ありがとうございましたー」ヒラヒラ 健夜「……」 京太郎「……」テクテク 健夜「……」 京太郎「……」フラフラ 健夜「や、やっぱりダメダメ!!」ドドド 健夜「君、フラフラじゃん!!」ドドド 京太郎「うぅ……す、すいません」 健夜「とりあえずもう1回ベンチに戻ろう?」 健夜「ね?」 京太郎「はい…」 健夜「そういえば名前聞いてなかったよね」 京太郎「あ、そうでしたね」 京太郎「須賀京太郎です」 健夜「私は小鍛治健夜だよ」 京太郎「……」 健夜「……」ジー 京太郎「……」 健夜「……」ジー 京太郎「小鍛治……」 健夜「!」 京太郎「珍しい名字ですね」 健夜「だよね……」 京太郎「あ、すいません失礼っすよね」 健夜「いやいや、いいのいいの」 健夜「よく言われてたから……昔は」 京太郎「昔?」 健夜「!!」 健夜「い、いや違うよ?」 健夜「そういう昔じゃないよ?」 健夜「ちょっと前まではー……って意味でね」 京太郎「は、はい」 健夜「……」 健夜「(最悪だよ私、気にしすぎだよ)」 健夜「(話題変えよ…)」 健夜「それで、須賀くんはどうしてここに?」 京太郎「それは……」 健夜「ごめん、あんまり言いたくないことだったかな……」 京太郎「……」 京太郎「いや、誰かに聞いて欲しかったんで」 京太郎「ちょっと、変な話かも知れないですけど聞いてもらえますか」 健夜「うん、いいよ」 健夜「任せて、こう見えて私って聞き上手なんだよ!」 京太郎「へぇ、すごいですね」 健夜「……」 京太郎「……」 健夜「ご、ごめんね話の腰折っちゃって」 健夜「どうぞ」 京太郎「はい……」 … …… 京太郎「ていう感じで」 京太郎「白糸台の大将からグワーって来て……」 京太郎「あ、すいません意味不明っすねこれ」 健夜「……」 京太郎「小鍛治さん?」 健夜「あ、あぁ…なんでもないよ!?」 京太郎「や、やっぱり頭おかしいですよね、俺」 健夜「……」 京太郎「幻覚まで見えて……」 健夜「おかしくないよ」 京太郎「え?」 健夜「それは須賀君に才能があるからだよ!」 京太郎「さ、才能ですか」 健夜「そう、麻雀の才能!」 京太郎「麻雀に才能なんて……」 健夜「あるよ、才能!」 健夜「須賀君はきっと凄い選手になれると思うよ!」 京太郎「……」 健夜「きっと全国の人たちとも渡り合えるような!」 京太郎「……」 健夜「なんだったら私と打ってみようか。今から!」 京太郎「え……」 健夜「近くに雀荘喫茶もあるし、ほら」グイ 京太郎「おわっ……」フラフラ 京太郎「あ、すいません俺、またふらふらしちゃって」 健夜「……」 京太郎「え、今から行くんですか?」 健夜「……」 京太郎「小鍛治さん?」 健夜「さ、最低だ私……」 京太郎「こ、小鍛治さん?」 健夜「病み上がりの人を無理矢理打たせようとするなんて……」 健夜「これじゃ学生時代と変わってないよ……」 京太郎「ど、どうしたんですか急に!?」 健夜「ご、ごめんね……急に」 京太郎「いきなりどうしちゃったんですか」 健夜「……」 健夜「た、たまにね…」 健夜「すごーく、麻雀が打ちたくなるの」 京太郎「はぁ」 健夜「すごくね」 健夜「打ちたくなるんだ…」 京太郎「……」 健夜「で、打ってるときは凄く楽しいんだけど」 健夜「麻雀ってこんなに楽しいんだ!」 健夜「ってね」 京太郎「……」 健夜「でも、打ち終えた後、相手の顔は……」 健夜「……」 健夜「さっきの須賀君」 京太郎「はい?」 健夜「さっきの須賀君みたいになるの」 京太郎「え……」 健夜「だからプロになったんだ」 健夜「……」 健夜「い、意味不明だね!?」 健夜「何言ってんだろ、私……やだなー」 京太郎「ていうか、小鍛治さんってプロだったんですか!?」 健夜「そ、そうなの…一応……」 京太郎「うわ、凄い!!」 健夜「え?」 京太郎「いやー、やっぱりプロから見たら白糸台なんてまだまだなんですか?」 健夜「え?」 健夜「ま、まぁ…宮永照と大星淡は凄いと思うよ」 健夜「他にも弘世菫、渋谷尭美、亦野誠子と粒揃いだよね… 準決勝では成績不信だった人もいるけどやっぱり対戦相手との相性とかもあるし」 健夜「全体的に見てもかなり強い学校なんじゃないかな?」 京太郎「……」 健夜「(何言ってんだ私)」 京太郎「や、やっぱりいかにもプロって感じですね」 京太郎「まぁ、私よりはまだまだだけど?みたいな感じが……」 健夜「ごめんなさいごめんなさい!」 京太郎「え、どうしたんですか?」 健夜「そ、そうじゃないのそうじゃないの!」 京太郎「いや、まさにプロって感じですね」 健夜「やめて!」 健夜「私のせいでプロに変な先入観持たないで!」 京太郎「は、はぁ…」 健夜「違うのアレは…うっかりしてたの……」 京太郎「……」 京太郎「いや」 京太郎「実は俺、まだ麻雀始めたばっかりのペーペーの初心者なんですよ」 健夜「え、そうだったの!?」 京太郎「はい、役とかもまだあんまし…」 健夜「本当に初心者なんだ……」 京太郎「あ、なんかすいません」 健夜「いや、いいよいいよー」 京太郎「それで、皆大会で忙しいから…最近は雑用ばっかで」 健夜「そ、そうなんだ……」 京太郎「ネト麻でもあんまり振るってないんですよ」 京太郎「それで、あのー」 京太郎「もし、良かったら……」 健夜「!!」 健夜「い、いいよいいよ!」 健夜「全然いいよ!」 京太郎「ほ、本当っすか!」 健夜「むしろ指導させて下さいってお願いしたいくらいだよー!」 京太郎「いやいや」 健夜「……」 京太郎「え?」 健夜「また急にテンション上がっちゃった……みっともないよね…私」 京太郎「(また急にどうしたんだろうこの人)」 … …… 健夜「着いたよー」 京太郎「うわ、いかにもこだわりのって感じの…」 健夜「こう見えて結構安いんだよ」 健夜「……見た目通りかもしれないけど」 京太郎「はは……」 健夜「プロの常連さんも沢山居るんだよ」 京太郎「え、それって結構すごいことなんじゃ」 健夜「秘密だよ、これ!」 京太郎「わ、分かりました」 健夜「あと軽食メニューとかも美味しいし!」 京太郎「へぇ」 健夜「……」 京太郎「……」 健夜「私はちゃんと家で料理もしてるよ!?」 京太郎「何も言ってませんよ俺!」 健夜「ごめんごめん……いつもはツッコミがくるから」 京太郎「そうなんですか」 健夜「いやー、これがまた…」 良子「そこのお二人、店の前に立っていては他の客人の迷惑になりますよ」 健夜「あ、すみませんでした…」 良子「!?」 良子「こ、小鍛治プロ!?」 京太郎「あ、すみませんでした……って知り合いの人ですか」 良子「……」 良子「……こちらの少年は」 健夜「ま、まぁまぁ良子ちゃんの言う通り、迷惑になっちゃうから中に入ろ」 良子「そうでした」 健夜「お邪魔しまーす…」ガラガラ 良子「今日もお世話になります、店長」 良子「アイスコーヒーひとつお願いします」 良子「……」 良子「小鍛治プロ、今日は……」 健夜「な、なにかな良子ちゃん」 良子「まさかその少年と…」チラ 京太郎「はい?」 健夜「ち、違うよ違うよ!」 健夜「今日は指導、この子初心者らしいから」 良子「そうでしたか、では」 良子「また時間が空きましたら、私にもご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします」ペコ 健夜「う、うん」 良子「では」スタスタ 京太郎「今の人、凄いきっちりした人ですね」 健夜「良子ちゃんもプロだよ」 健夜「新人なのに何本か賞も取ってるんだよ」 健夜「最近の若手プロの中では多分、1番強いんじゃないかな?」 京太郎「へぇ……」 健夜「須賀くんも5年後はああならなきゃ」 京太郎「男ですよ俺」 健夜「いや、そういう意味じゃなくてね」 京太郎「あの、小鍛治さんってもしかしてかなり凄い人だったりするんですか」 京太郎「さっきの人もすごい頭下げてたし」 健夜「いやいや、良子ちゃんは礼儀正しいから」 健夜「先輩と後輩の関係を凄くきちっと守ってるというか…」 京太郎「なるほど」 健夜「……」 京太郎「なに落ち込んでるんですか」 健夜「気にしないで……」 健夜「あ、須賀くん何か頼む?」 京太郎「いや、いいですよ」 京太郎「さっきもらった水もありますし」 健夜「そう?」 健夜「遠慮しないでいいんだよ、カツ丼とかでも」 京太郎「カツ丼なんてあるんですか」 健夜「あはは…今から麻雀するのにカツ丼は無いよね」 健夜「(食べながら打つ人もいるけど)」 健夜「じゃ、私もアイスコーヒーでお願いします」 京太郎「奥の卓の方で待ってますね」 健夜「お願いしまーす」 … …… 京太郎「ありがとうございました」ジャラジャラ 健夜「うーん……」 京太郎「ダメダメですね、俺……」 健夜「だ、ダメだよ…すぐマイナスの方向行っちゃ」 健夜「さっきも言ったけど、ちゃんと反省してプラスの方向持っていかないと」 京太郎「はい…」 健夜「(あれから後ろに付いて何回か見たけど)」 健夜「(本当に初心者なんだなぁ)」 健夜「(対人戦もあんまりやったことないみたいだし…)」 健夜「(いいもの持ってるとは思うんだけど…)」 健夜「……」 健夜「(良子ちゃんは、今どんな感じかな)」チラ 健夜「……」ソワソワ 京太郎「小鍛治さん」 健夜「ひゃい!?」 京太郎「気になるなら、見てきても…」 健夜「え、でも」 京太郎「いや、俺はしばらくこの卓でおじさんたちに相手してもらうんで」 京太郎「さっきのはちょっといけそうだつた気もするんで」 おっさん「おいおい、ペーパー免許のボウズが何言ってんだ」 \ドッ/ 京太郎「多分、しばらく見てもらってもすぐモノには出来ないと思いますから」 健夜「そ、それじゃあ少しだけ…ごめんね」 京太郎「はい) … …… 健夜「良子ちゃん、どんな感じかな」 良子「小鍛治プロ」 おっさんB「相変わらず全く歯が立たねぇ」 良子「ありがとうございました」 おっさんB「はいはい、俺は抜けるぜ」 良子「1人空きが出来ました」 良子「小鍛治プロ、良かったらお願い出来ますか?」 健夜「ちょ、ちょっと外ではあんまり…」 良子「申し訳ありません、小鍛治さん」ペコ 健夜「……」 良子「ご指導、よろしくお願いします」 健夜「……」 健夜「うん」 … …… 良子「……」 良子「(やはり……)」 良子「(この人、小鍛治プロとの対局は)」 良子「(本当に牌が……『来ない!』)」 良子「(だがいくら無敗王者といえ、もうプロという同じ土俵に立っている者同士)」 良子「(非公式でも関係ない)」 良子「(この試合、勝つ気で行かせて貰います)」 良子「……」ゴウッ 健夜「(良子ちゃん、打ち方かなり変えてきてる)」 健夜「(完全デジタルの子だと思ってたけど…)」 良子「ポン」 良子「(感覚で、掴みにいく)」 健夜「(非公式だからかな、こんな打ち方も出来る子なんだ…)」 健夜「……」 健夜「(ふふ)」 健夜「(やっぱり麻雀って楽しいね、こーこちゃん)」 健夜「(でも私、負けないよ)」ゴウッ おっさんB「側から見てると素人同士の打ち合いに見えるんだけどなぁ」 おっさんC「あれがプロの打ち方なんだよ、あれで来るの」 おっさんB「マジかよ、シャレにならねぇ」 ガタッ! おっさん「お、おい!兄ちゃん!?」 京太郎「あ、は…い」 京太郎「……はぁっ、はぁっ!」 おっさん「だ、大丈夫か!?」 おっさんB「なんか向こうが騒がしいな」 おっさんC「この対局、見逃すと後悔するぞ」 おっさんB「分かってるよ」 健夜「(向こうでなにかあったのかな?)」 良子「小鍛治プロ」 健夜「あぁ、ごめんね」 良子「(さっきのポンでも顔色一つ変えませんでしたか。まぁ当然かも知れませんが)」 良子「(かなりプレイスタイルを変えて臨んでいるハズなのですが)」 良子「……」 良子「(本当この方は…)」 健夜「……」ゴウッ 良子「(得体の知れない、モンスターですね)」 京太郎「……あ」フラフラ ドサ おっさん「お、おい!?」 おっさん「大変だ、人が倒れた!!」 おっさんD「すぐ救急車「それには及びません」 おっさん「だ、誰だあんた?」 ハギヨシ「その方の友人です」 ハギヨシ「この店で大事になるのも避けたい」 店長「……」コク ハギヨシ「彼は私が責任を持って、連れていきます」 京太郎「は、ハギヨシさ…」 ハギヨシ「喋らないで、京太郎くん」 ハギヨシ「男にお姫様だっこされるのは、嫌かもしれませんが」 京太郎「はぁっ、はぁっ……」 ハギヨシ「(かなり、苦しそうですね)」 ハギヨシ「(それにしても何故こんな場所に)」 ハギヨシ「……」 ハギヨシ「(考えるのは後回しですね)」 ハギヨシ「ふッ!」ヒョイ おっさん「すげぇな、あんた」 ハギヨシ「執事ですので」 ハギヨシ「では、私はこれで」ペコ おっさん「お、おう…大事にしてやってくれな」 ハギヨシ「……」ペコ 良子「!」 健夜「良子ちゃん?」 良子「人が……」 健夜「えっ?」クル 健夜「……」 健夜「あ……」 健夜「す、須賀……くん?」 良子「お連れの少年でしたか」 良子「すいません、今回は私の負けということで」 健夜「え?」 良子「失礼します」ガタ 良子「……」ダッ 健夜「わ、私も行くよ!」ガタ … …… 良子「どうなされたのですか」 ハギヨシ「少し気分が優れなかったようです」 ハギヨシ「熱も少し出ていますしね」 良子「何か手伝うことはできますか」 ハギヨシ「大変ありがたい申し出ですが、私1人で十分です」 ハギヨシ「親切にありがとうございます、淑女のお二人方」ペコ 良子「いえ、当然の事ですので」ペコ ハギヨシ「それでは、お騒がせいたしました」 健夜「……」 良子「(小鍛治プロのお連れの方ではなかったのでしょうか)」 健夜「……」 健夜「っ!」ダッ 良子「小鍛治プロ、どこへ?」 健夜「ご、ごめんなさい、店長さん!」 健夜「ツケでお願いします!」ガチャ バタン 良子「……」 良子「(まぁ)」 良子「(対局中のそれと人間性は、同じものではありませんよね)」 良子「(私としたことが、年長者に対するリスペクトが足りなかったようです)」 良子「彼女の分は私が払いますので」 店長「……」コク ハギヨシ「吐き気はしますか?」 京太郎「す、少し……」 ハギヨシ「病院までなるべく早く揺らさずに行きますが、吐きたくなったらいつでも言ってくださいね」 京太郎「は、はい……」 ハギヨシ「……」バダム 健夜「すみません!」ガチャ ハギヨシ「おや、あなたはさっきの……」 健夜「あの……」 ハギヨシ「……もしかして、小鍛治プロでは」 健夜「そ、そうですけど!」 健夜「お願いします、私も乗せて下さい!」ペコ ハギヨシ「……」 ハギヨシ「後部座席へ、彼を看てやっていて下さい」 健夜「!」 健夜「ありがとうございます!」 … …… 健夜「は、はやい」 ハギヨシ「法定速度は守っていますので、心配なさらず」 健夜「えっ、あの…はい」 京太郎「……」 健夜「ごめんね、須賀君……」 ハギヨシ「……」 ハギヨシ「小鍛治プロ、彼の容態に何か心当たりが?」 健夜「……倒れたんです、須賀君」 健夜「私、散歩してたんですけど」 健夜「そうしてたら、彼が苦しそうにしてるのが見えたので……」 健夜「その後、話しかけたら吐いたあと気絶しちゃって…」 ハギヨシ「それは、ご迷惑を」 健夜「い、いえ!その後がいけなかったんです」 健夜「彼が、起きた後に私が麻雀喫茶になんか……つ、連れていったから…」 健夜「うっ…ぐす……」 健夜「す、須賀君、インハイの試合見て、気持ち悪く、なったって、言ってたのに……」グス ハギヨシ「……」 ハギヨシ「小鍛治プロは悪くありませんよ」 健夜「ふ、ふぇ?」 ハギヨシ「彼らや、彼女らに関して無知すぎる私たちが悪いのです」 健夜「そ、それってどういう……」 ハギヨシ「私が仕えているお方も、小さなころは大変でしたから」 ハギヨシ「窓ガラスの修繕スキルが上がりましたよ」 健夜「ま、窓ガラスのですか」 ハギヨシ「おや、私もおかしな話をしてしまった」 ハギヨシ「これでおあいこですね。しばらく運転に集中します」 健夜「は、はい…」 京太郎「……」 健夜「ごめんね、須賀君……」 ハギヨシ「……」 … …… 京太郎「お待たせしましたー」 ハギヨシ「京太郎くん」 健夜「!」ガタッ 京太郎「すいません、色々迷惑かけちゃって」 ハギヨシ「いえいえ、竹井さんから保険証のコピーを借りておいて良かった」 健夜「す、須賀君……わ、私」 京太郎「えっ、小鍛治さん!?」 京太郎「す、すいませんわざわざ!」 京太郎「俺また倒れちゃって、ホントいつの間に病弱キャラになっちゃったのか…」 健夜「……」 京太郎「小鍛治さん?」 健夜「よ、よかったよぉ……」グズ 京太郎「え!?」 ハギヨシ「私は先に車で待っていますので」 京太郎「ちょ、どうしたんスか!?」 健夜「ごめんね、私、私が悪いのに、ピーピー泣きすぎだよね……」 京太郎「え、いやー…俺の方こそなんかすいません」 京太郎「まさかこんなに自分が貧弱だとは……」 健夜「ち、違うんだよ……須賀君のせいじゃないんだよ…」 京太郎「……」 京太郎「……小鍛治さん」 健夜「な、なにかな?」 京太郎「俺、実は麻雀やめようかなーって思ってたんですよ」 京太郎「ホントに」 健夜「え……?」 京太郎「だって女子でアレですよ?」 京太郎「男子だったらどんな事になるか…」 健夜「……」 京太郎「でも、やめました」 健夜「え……」 京太郎「あ、辞めるのをやめたって事です。ややこしいっすね」 京太郎「小鍛治さんに教えてもらってちょっと自信もらったんですよ、実は」 健夜「で、でも私、すぐに良子ちゃんの方に」 京太郎「いや、プロのお姉さんに後ろで見てもらって強くならない男は居ませんよ!」 健夜「そうかなぁ…?」 … …… おっさん「いやー、でもボウズが抜けてくれて一応助かったわ」 おっさんB「何言ってんだ、縁起でもねぇ」 おっさん「そうだけどよ」 おっさん「だって見ろよ、ボウズの手牌」 おっさんB「どれどれ」 良子「これは……」 おっさん「お、戒能プロ」 良子「失礼」 おっさん「後ろについてた小鍛治プロが居なくなって、しばらくしたらコレだよ」 おっさん「ワザと弱いフリでもして甘えてたのかね?」 良子「ふむ」 良子「……結局」 良子「あの少年は一体何者だったんでしょうか」 おっさん「さぁ?」 おっさん「小鍛治プロのツバメじゃねえのか」 おっさんB「ツバメって、おい」 良子「そんな話は聞いたことありませんが…」 おっさん「そうなのか」 良子「今日、初めて会いました」 良子「ですが私自身、小鍛治プロとプライベートの付き合いがそれほど多い訳ではありませんので…」 おっさんB「ま、もしそんなん囲ってたら、こーこちゃんが言いふらして回ってるだろうさ」 良子「……それもそうですね」 … …… 京太郎「ただいまー」ガチャ 京太郎「心配かけてすいませんでしたー!」 久「……」 まこ「……」 咲「……」 和「……」 優希「……」 シーン 京太郎「あ、あれ?」 まこ「お、おう…」 まこ「まぁ、よう帰「どこ行ってたんだバカこの犬!!!」 咲「優希ちゃ」 優希「皆がどれだけ心配したと思ってるんだじぇ!!」 京太郎「わ、悪い悪い……」 京太郎「ちょっと気分悪くなってさ」 咲「京ちゃん、もう大丈夫なの?」 京太郎「ああ、もちろん!」 京太郎「今なら5キロ先のスーパーでもダッシュで買い出しに行けますよ、部長!」 久「え、えぇ……はぁ」 和「大事にならなくて良かったです、本当に」 京太郎「和、もしかして心配してくれたのか!?」 和「当たり前ですよ……」 京太郎「ま、マジか」 京太郎「そ、そうだ!帰ったら皆自慢しようと思ってたんだよ!!」 優希「何を?」 京太郎「ちょい待ってろ」ゴソゴソ 京太郎「じゃーん!!」 咲「色紙?」 京太郎「小鍛治プロのサイン色紙!!」 久「え!?」 京太郎「しかも宛名付き!!」 まこ「そんなもんどこで……」 優希「京太郎の事だから怪しい露店商に引っかったに違いないじぇ!」 京太郎「チッチッチ、違うんだなそれが」 京太郎「もちろん、本人から直接書いてもらったんだよ」 京太郎「なんなら本人に直接確認取ってもいいんだぜ?」 優希「なに!?」 京太郎「ちょっと待ってな」プルル 咲「よ、よくわからないんですけど…」 咲「京ちゃんはその、小鍛治プロって人に助けてもらったって事ですか?」 久「龍門渕の執事さんによるとね……って」 久「咲、小鍛治プロのこと知らないの?」 咲「は、はい」 和「元世界ランキング2位の超有名選手ですよ」 まこ「ま、最近テレビでは解説でしか出番がないからの」 咲「そ、そんなに凄い人だったんですか……じゃあ、このサインってかなり貴重なんじゃ」 久「好きな人は何十万も出すんじゃないかしら」 咲「そ、そんなに!?」 まこ「店に飾っておこうかの」 久「……」 和「部長、まさかオークションにでも出品する気じゃ」 久「そ、そんなことしないわよ!?」 久「ホラ、宛名も付いてるし!!」 和「焦りすぎです」 久「ぐぬ…言うようになったわね、和も」 咲「なんにしても、京ちゃんが無事で良かったです」 久「ホント、その通りね」 和「試合には出れなくても同じ仲間ですからね」 まこ「……」 久「まこ?」 まこ「あ、あぁ……いや、なんでもない」 京太郎「ほら!」 優希「もしもーし?」 小鍛治『も、もしもし、健夜ですけど』 小鍛治『須賀君?』 小鍛治『どうしたの?』 小鍛治『も、もしかしてサインの名前間違ってたとか……』 小鍛治『ど、どーしよ……あ、またご飯でもご馳走させてね、その時ついでに』 優希「ふん!」 ガシャーン! 京太郎「ぁぁぁあ!!!俺の携帯がぁぁあ!!!!」 優希「手が滑った!!」 京太郎「俺のサイン色紙に水がぁぁあ!!!」 優希「心配させた罰だじぇ!!」 京太郎「ふふふ……」 優希「な、何笑ってるんだじぇ」 京太郎「こんなこともあろうかと!!」 京太郎「サイン色紙にサランラップを巻いておいたのだ!!」 優希「何!?」 京太郎「ははは、俺の作戦勝ちだな優希!!」 優希「く、京太郎の癖に生意気だじぇ!」 京太郎「これは渡さん、家宝にする!!」 優希「アラフォー手前のベテラン選手のサイン色紙を家宝にするなんて情けないやつだじぇ!!」 京太郎「何とでも言え!!」ガチャ バタン 優希「待てこのやろー!」ガチャ バタン 和「携帯の方はどうでもいいんでしょうか……」 … …… 健夜「……」ソワソワ 恒子「なにソワソワしてんの、すこやん」 健夜「し、してないよ!?」 恒子「ふーん」ニヤニヤ 健夜「な、なに?」 恒子「もしかして例のツバメくん?」 健夜「何で知ってるの!?」ガタ 健夜「ていうかツバメじゃないよ!?」 恒子「え、当たってたの!!」 恒子「つぶやこーっと」 恒子「すこやん、親鳥なう。っと」 健夜「……」グググ 恒子「冗談冗談」グググ 健夜「やめてよ……本当そんなんじゃないんだから」 恒子「へぇー」 健夜「ていうかもう1回聞くけど、なんで知ってるの?」 恒子「教えなーい」 健夜「……」サッ 恒子「……」ガッ 健夜「……」グググ 恒子「……」グググ 恒子「ちょ、強い!今日のすこやん力強い!」ギギギ 健夜「うるさいよ!?」 健夜「結局誰に聞いたのこーこちゃん……」 恒子「すこやんのお母様からお聞きしました」 健夜「……」 健夜「え……」 健夜「なんでおかーさんが知ってるの……」 恒子「さぁ」 健夜「良子ちゃんがバラすはずないし……」 恒子「え、なに?」 恒子「戒能プロも知ってるの?」 健夜「一応……」 恒子「選手生命終わったね!」 健夜「……」 恒子「冗談冗談!」 健夜「びっくりさせないでよ……」 健夜「プロで知ってるのは良子ちゃんだけだと思うんだけど」 健夜「……と、思いたい」 恒子「え?」 恒子「なんで戒能プロだけ」 健夜「えーっと、それはね」 恒子「待って!」 恒子「私、当ててみるから」 健夜「ハズレ」 恒子「まだ何も言ってないよ!?」 健夜「だって、こーこちゃん絶対ふざけたこと言うもん!」 恒子「真面目に答えるから!」 健夜「えー…」 恒子「う~ん……」 恒子「2人で高校生相手に逆ナンしてお持ち帰りしてきた!」 健夜「(ほら来た……)」 恒子「違う?」ドヤ 健夜「なんで自信ありげなの……」 恒子「もー、今日のすこやんノリ悪いよー?」バンバン 健夜「え、そうかな……ごめんね」 恒子「気を付けてよね!」バンバン 健夜「いたいいたい……」 健夜「……」 健夜「(……考えてみたら、私がこーこちゃんのギャグに乗った事って数えるくらいしかないんじゃ)」 健夜「あれ、私っていつもこんな感じだからノリ悪いも良いも無いんじゃ……」 恒子「今思えばそうだねー」チュー 健夜「……」 恒子「ストローで飲むグレープフルーツジュースってなんでこんなに美味しいんだろ」 健夜「いや知らないよ……」 健夜「……」 健夜「私も頼もうっと」 恒子「で、どうなの」 健夜「え、何が?」 恒子「何が、じゃないよすこやん!」 恒子「ツバメくんのことに決まってんじゃん!」 健夜「そのツバメくんってのやめない!?」 恒子「ごめん、なんかリアルだもんね」 健夜「今日のこーこちゃん言いたい放題だね」 恒子「じゃ、仮称Tくんで」 健夜「イニシャルも何も全然関係ない名前になっちゃったよ……」 恒子「じゃ、名前教えてよ」 健夜「う……」 健夜「や、やだ」 恒子「うわ……」 健夜「うわ……ってなに!?」 恒子「いや、なんかすこやんが別の生き物にメタモルフォーゼしたかのような空気を感じ取ったの」 健夜「なにソレ……」 恒子「で、どうなの」 健夜「どうって……」 恒子「須賀京太郎くんとはどんな感じなの?」 健夜「……え」 健夜「うわぁぁぁぁあ!?」 恒子「ふふふふふふふふ」 恒子「私が知らないとでも思ったか魔人アラフォー!!」 健夜「何、その嫌な名前の魔人!」 恒子「昨日の仲間は今日の敵!」 恒子「仲間を疑うことも考えた方がいいよ!」 健夜「……」 健夜「どうせ、おかーさんでしょ……」 恒子「まぁ、そうなんだけどね!」 恒子「で?」 健夜「……」 健夜「まぁ、一応今度ご飯どうかなって…」 恒子「……」 恒子「手出すの早ッ!!」 健夜「そういうツッコミやめてよ!?」 恒子「ごめんごめん、なんか興奮しちゃって」 健夜「ていうかまだ会って2日しか経ってないんだけど」 恒子「大会終わったら帰っちゃうしね!」 健夜「……」 恒子「もう1年遊べるドン!」 健夜「ぷっ! な、なにそれ……」 健夜「しかもちょっと似てるし…」 恒子「ね、それっていつ?」 健夜「右ブロックの準決勝戦終わってからの夜だけど…」 恒子「マジ!?」 健夜「う、うん…」 恒子「私その日解説終わったら、後何もないから」 健夜「う、うん?」 恒子「一緒に行く!」 健夜「え……」 健夜「本気で言ってるのそれ」 恒子「マジマジ! ツバ付けとかなきゃ!」 恒子「もちろん、すこやんがね!」 健夜「急に行きたく無くなってきたよ…」 … …… 京太郎「……」 京太郎「や、やべぇ緊張してきた」プルル 京太郎「あ、電話かかってきた」 ガチャ 透華『もしもし、ハギヨシですか?』 京太郎「え、須賀ですけど……」 透華『も、申し訳ありません。間違えましたわ』 京太郎「いえ」ガチャ ツーツー 京太郎「……」プルル ガチャ 透華『もしもし、ハギヨシですか?』 京太郎「いえ、須賀です」 透華『ど、どうなっていますの!?』 京太郎「すみません。俺、今日携帯壊しちゃってハギヨシさんに貸してもらってたんです」 透華『ああ、そうでしたか』 京太郎「あ、今帰ってきたんで変わりますね」 ハギヨシ「申し訳ありません。透華お嬢様」 透華『気にしていませんわ』 ハギヨシ「京太郎くんも、すみません」 ハギヨシ「それで、何か御用でしたか」 … …… … …… 健夜「須賀君!」 京太郎「小鍛治さん! ……と」 恒子「おっす少年!」 京太郎「え……」 京太郎「も、もしかして福与アナ!?」 京太郎「本物!?」 健夜「(そっちは知ってたんだ…)」 恒子「え、あたしのこと知ってるの?」 京太郎「ええ、そりゃもう」 京太郎「……顔くらいは」 恒子「顔だけかい」 京太郎「もしかして今中継してたり?」キョロキョロ 健夜「あはは…大丈夫、大丈夫…」 京太郎「ですよね」 恒子「うんうん」 恒子「ネット配信はしてるけどね!」 健夜「今すぐやめて!」 京太郎「……」ポカーン 健夜「ハッ!」 健夜「(つい、いつものノリでツッコミしちゃったよ……)」 恒子「すこやん、ちょっと落ち着きなよ」 恒子「Tくん困ってるよー」 京太郎「Tくん?」 健夜「……」 健夜「……」ゴゴゴゴゴ 恒子「じゃ、入ろうか須賀君」 京太郎「え…あ、はい」 健夜「入る前から疲れたよ……」 健夜「ファミレスでごめんね…」 恒子「いきつけのファミレスです」 健夜「(また余計な事を!)」 京太郎「えっ」 京太郎「プロ御用達って事ですか」 健夜「……」 恒子「……」 健夜「変なコメント重ねないで、こーこちゃん!」 恒子「正直反省してます」 京太郎「?」 京太郎「えーっと、福与アナ?と…小鍛治プロはすごい仲いいんですね」 恒子「年の功だね!」 健夜「意味不明だよ…」 恒子「あ」 恒子「こーこちゃんって呼んでもいいんだよ」 京太郎「こ、こーこちゃん?」 恒子「そうそう」 恒子「で、こっちがすこやん」 健夜「え、私にも振るの」 京太郎「す……」 京太郎「すこやん……」 健夜「……」 健夜「……」カァ 恒子「おー、照れてる」 健夜「やめてよ!?」 … …… 恒子「ドリンクバー3つで!」 京太郎「え、俺は…」 恒子「いいっていいって!」 恒子「今日はすこやんが奢ってくれるから!」 京太郎「いや、悪いですって」 健夜「いいんだよ、須賀君。色々迷惑もかけちゃったしね」 恒子「金なら浴びるほど持ってるしね!」 健夜「……」ヒュッ 恒子「飲み物取ってくるよー!」スカッ 健夜「(躱された!)」 京太郎「あ、それなら俺行きますよ!」スタスタ 恒子「え……」 健夜「……」 恒子「調子乗ってすいませんでした」 健夜「え? 何? 聞こえないよ?」 恒子「もー!ごめんってば」 健夜「あー……疲れた」 健夜「本当ドッと疲れたよ……」 恒子「……」 健夜「……」 健夜「歳のせいじゃないよ!?」 恒子「いや分かってるよ!」 健夜「こーこちゃん、ちょっとはしゃぎ過ぎだよ」 恒子「いやー、なんか久しぶりにプライベートであういう世代の子と話したからさー」 恒子「いやー、いいわ……汚れてない男子高生って」 健夜「おじさんみたいだよ、こーこちゃん……」 健夜「それに須賀君からしたら、おばさん2人がはしゃいでるように見えてるかもしれないんだよ!?」 恒子「それは嫌だな!!」 恒子「でも私まだ、20代前半だよ?」 健夜「私だって20代だよ」 恒子「……」 健夜「……」 恒子「やめようか、この話……」 健夜「うん……」 京太郎「すみません」トトト 恒子「おろ、少年」 健夜「須賀君、どうしたの?」 京太郎「考えたら俺2人の飲みたいもの聞いてないと思って……」 健夜「そんな、なんでもいいのに…」 健夜「ごめんね、気を使わせちゃって」 恒子「いい子だなー」 健夜「(こーこちゃんは悪過ぎるよ……)」 恒子「よし、ここはおねーさんが行ってきてあげよう!」 恒子「何がいい?」 京太郎「え、いやでも」 恒子「遠慮すんな!」 恒子「私ドリンクバー大好きだから!」 健夜「(どんな意味で言ってるんだろう)」 京太郎「えーと、んじゃ炭酸で」 恒子「炭酸ね、炭酸!」 京太郎「すいません」ペコ 恒子「いいっていいってー!」 恒子「じゃ!」 京太郎「ちょ、小鍛治さんは…」 健夜「私はいいよ……」 京太郎「え?」 健夜「どうせ違うの持ってくるし…」 健夜「(流石に須賀君のはちゃんと入れてくると思うけど)」 京太郎「俺、なんか持ってきましょうか?」 健夜「いやいや、いいよ」 京太郎「でも…」 健夜「えーと、ほら」 健夜「私、水が好きだから!!」 健夜「……」 健夜「(我ながら苦しいフォロー)」 京太郎「水、水ですか…」 健夜「う、うん」 京太郎「……」 京太郎「も、もっと持ってきましょうか!?」 健夜「え、いいよ!?」 健夜「(須賀君もなんかたまにボケるんだよなぁ……)」 健夜「本当に気なんて使わなくていいから」 京太郎「いやー、でも皆に聞いた相当凄い選手って言ってまして」 京太郎「元世界ランキング2位って」 健夜「あぁ……それは、まぁ」 京太郎「……」 健夜「……」 健夜「ちょ、ちょっと頑張ったなぁ私っていうのはあったから……」 健夜「謙遜しませんでした、ごめんなさい……」 京太郎「(なんで謝ってるんだろう)」 健夜「こーこちゃん、遅いなぁ」 京太郎「もしかしてファンにサインでも求められてるとか」 健夜「無くはないけど、多分違うと思うよ」 健夜「多分また混ぜてるんだと思う…」 京太郎「混ぜてる?」 京太郎「……」 京太郎「まさか」 健夜「ホント小学生みたいでしょ……」 京太郎「は、はは……」 健夜「須賀君からもビシッと言ってやってよ…」 健夜「年下に言われたらきっとこーこちゃんも」 健夜「……」 健夜「いや、あの子は直さないな」 京太郎「(最近咲に同じことやったからな、俺も)」 恒子「お待たせー!」 京太郎「あ、帰ってきた」 健夜「うわ、うわうわうわ……」 健夜「やっぱり混ぜてるし!!」 京太郎「すげぇ色してますね…」 恒子「いやー、やっぱり」 恒子「これがなきゃファミレス来た意味がないでしょ!」 恒子「ねぇ?」 京太郎「……」 京太郎「はい!」 恒子「おお」 健夜「……」 健夜「(あれ?)」 健夜「(須賀君もそっち側?)」 健夜「誰が飲むのこれ…」 恒子「すこやん」 健夜「無理」 京太郎「じゃあ俺が!」 恒子「行け、若人!」 健夜「や、やめときなよ須賀君」 健夜「お腹壊しちゃうよー……」フルフル 京太郎「……」 キュン 恒子「あ、今キュンと来たでしょ」 京太郎「!?」 恒子「見た目はヤンキーなのに可愛いなー!」ガシガシ 京太郎「ちょ、やめ……やめて!」ガシガシ 恒子「はいやめた」パッ 京太郎「早ッ」 恒子「メニューメニューっと」 健夜「わ、私は、えーと、えっと」 健夜「な、なんにしようかなー」 恒子「うわ露骨」 恒子「すこやん焦りすぎー」 健夜「誰のせいだと……」 恒子「あ、ねぇねぇ須賀君」 京太郎「はい?」 恒子「目の前のお姉さん、いくつか当ててみ!」 健夜「……」ピク 健夜「……」シュバ 恒子「お花摘みにいってきまーす☆」スカッ 京太郎「えぇ!」 健夜「……」ゴゴゴ 恒子「ふんふふんふすこーやん」スタスタ 京太郎「行ってしまった……」 健夜「……」 京太郎「……」 シーン 健夜「す、須賀君」 京太郎「はい!?」 健夜「あ、あの……」 健夜「私、いくつに見える……かな……」 京太郎「(続くのかよこれ)」 京太郎「えーと」 健夜「……」 京太郎「(この質問、どう答えてもいい方向に転ばない気が)」 京太郎「あぁー、もう最初見た印象で」 京太郎「23、4くらいかな?」 健夜「……」 健夜「え!? ウソでしょ!!」 京太郎「(ほらやっぱり!)」 京太郎「いや、今は正直福与アナより1、2歳上くらいかなと」 京太郎「さっき小鍛治さんのが年上みたいなこと言ってましたから」 健夜「……」 健夜「マジ?」 京太郎「はい、割りとマジです」 健夜「お、おぉ……」 健夜「うおぉお」 京太郎「(割と面白い反応するんだなこの人)」 京太郎「結局のところ本当の年齢は?」 健夜「……っ! えーと!」 健夜「ひ、秘密!」 京太郎「ですよね」 健夜「……」 健夜「(なんだろう、このあしらわれてる感)」 咏「ファミレスファミレスーっと」 えり「子どもですか」 咏「いいじゃんよお、えりちゃん」 えり「やめて下さいよそれ……」 健夜「あれ、咏ちゃんだ」 京太郎「咏ちゃん?」 咏「およ」 咏「あれ、すこやんプロじゃね?」 えり「あなた達に上下関係というものは無いんですか?」 咏「こかじプロー」フラフラ 健夜「咏ちゃーん」 えり「聞いてないし……」 咏「奇遇ですねぃ、小鍛治プロ」 健夜「そ、そうだね…咏ちゃんはあんまりここに来ないし」 咏「……およ?」 京太郎「え?」 咏「お、おぉぉぉぉお……?」ズイ 京太郎「!?」 えり「三尋木プロ、初対面の方に失礼ですよ」ヒョイ 咏「ぐえ」グイ 健夜「あはは……」 咏「相席いいですかー?」 健夜「え……あ、いい?」 京太郎「お、俺は構いませんけど」 えり「迷惑ですよ、三尋木プロ……その」チラ 京太郎「……」 えり「お、お二人方に?」 京太郎「(まぁ、疑問系だよな)」 咏「そのお二人方は付き合ってらっしゃるんですか?」ニヤニヤ えり「な……」 健夜「は!?」 健夜「……」 健夜「えっ!?」 健夜「……」 健夜「え、えぇ!?」 京太郎「(相当混乱してるな小鍛治さん……)」 健夜「な、何言ってるんだろ!?」 健夜「ねぇ!?」 京太郎「え、俺!?」 咏「おー……」 咏「これが、じゅんじょ」 咏「う痛っ!」ポコ えり「流石にからかい過ぎです!」 咏「何も叩くことないじゃん…」 えり「年長者は敬うべきです!」 健夜「……」 京太郎「(また落ち込んでる……)」 恒子「あれ、針生アナ?」 えり「……」 チッ 京太郎「(今、舌打ちの音が……)」 恒子「うわ、やっぱり!」 恒子「針生さんだー!」バッ えり「触らないで下さい」スカッ 恒子「……」バッ えり「……」スカッ チッ 恒子「ちょ!?」 恒子「今の聞いた!? 須賀君!」 恒子「舌打ちしたよこの人!」 えり「気のせいです」 えり「……小鍛治プロが居るからにはもしかしてとは思っていましたが」 えり「やはり居ましたか…」 … …… 健夜「あ、須賀くん…この子……この人はね」 咏「おっす」 京太郎「ちゅ、中学生?」 咏「……」 咏「ぷっ…」 咏「あっはっは!なんっだ、それ!」ケラケラ 健夜「(見えるけどね)」 咏「ひー」 健夜「三尋木咏プロだよ」 京太郎「ぷ、プロですか?」 健夜「そう、それに日本代表選手も兼ねてるんだ」 京太郎「日本代表!?」 咏「ピース」 京太郎「ほ、本当はいくつなんですか?」 咏「なになに、気になんの?」 京太郎「いや、マジで一瞬小中学生かと……」 健夜「ま、まぁ…わかるよその気持ち」 咏「おいおい!」 咏「なになに、機嫌取ろうとしてんの?知らんけど」 咏「褒めて何か出させようとしてんの?」 京太郎「いや、別に……」 咏「アメとかならあるけど」コト 京太郎「黒飴……」 咏「もひとつあった」コト 京太郎「キンカンのど飴……」 咏「ほい」コト 京太郎「パインアメ……」 咏「いやー」 咏「ほんとババアかってのね! はっはっは!」ケラケラ 健夜「……」ピク 京太郎「……」 健夜「まだ何も言ってないよ!?」 京太郎「俺も言ってませんよ!?」 恒子「よいしょっと」 えり「行きましょう、三尋木プロ」 咏「え」 えり「ここよりいい店知ってますから、ほら」 咏「今日のえりちゃん強引だね」 えり「一刻も早くここを離れたいので」 咏「じゃあねぇーい」フリフリ 恒子「ここよりいいチェーン店なんてあるもんか!」 健夜「なんでチェーン店限定なの……」 恒子「ったくよー、態度悪いよ針生アナ!」 京太郎「ヤンキーですか」 恒子「お前の方がヤンキーだろうが! キンキンの髪しやがって!」ガシガシ 京太郎「じじじげですって!」ガシガシ 健夜「こーこちゃんの方が後輩なんだから……」 恒子「関係無いね!」 健夜「え、あるでしょ!?」 京太郎「まぁ、側から見たら仲良く見えましたけど」 恒子「まっさか!」 恒子「私が仲良くしてあげてるんだよ」 健夜「いないからって好き放題言っちゃダメだよこーこちゃん…」 恒子「針生アナって友達少ないからさー」 恒子「しかもロリコンだし!」 健夜「それは違うと思うな……」 恒子「あ、そういやメニュー頼んでない」 京太郎「……」ギュルルル 健夜「……」 京太郎「……すいません、俺です」 恒子「育ち盛りか!!」ガシガシ 京太郎「ぐわぁぁ……」ガシガシ 健夜「い、いやその通りだよこーこちゃん! やめてあげてよ!」 恒子「ほら、すこやんもやってやれ!」 京太郎「うぇ!」ズイ 健夜「え!?」 健夜「……」 健夜「……」ソーッ 健夜「……」サワッ 京太郎「……」ピクッ 恒子「何やってんのあんた達……」 恒子「ま、そんなことよりメニューっと」 恒子「……」 恒子「ステーキ食べなよ、須賀君」 恒子「一番高いやつね!」 京太郎「え」 健夜「もー、こーこちゃんダメだよ……」 健夜「ほら、もひとつメニューあるし」ヒョイ 京太郎「あっ ありがとうございます」 健夜「好きなの選んでいいんだよ」 京太郎「……」ペラ 京太郎「……」ペラ 京太郎「……」ピタ 京太郎「れ、レディースセットって……」 健夜「ん?」 京太郎「美味しそうだなぁって、ははは…」 恒子「男ならステーキでしょ!」 健夜「もう、絡まないの」 健夜「……!」 健夜「じゃ、私が頼むよ!」 京太郎「え、いいんですか?」 健夜「私の分は、須賀君が頼んでくれたらいいし……」 京太郎「そ、それじゃあお言葉に甘えちゃっていいですか」 健夜「全然いいよー」 恒子「……」 恒子「(す、すこやんが……)」 健夜「こーこちゃん?」 恒子「保護者してる!」 健夜「……ど、どういう意味なのそれ」 恒子「いや、深い意味はないよ!」シャキーン 健夜「……」 京太郎「いや、実は長野でもこうやってレディースランチ頼んで食ってた事があるんですよね」 恒子「!?」 健夜「!?」 恒子「(も、もしかして彼女持ちなのこの子)」 健夜「……」 恒子「すこやん?」 健夜「え、何?」 恒子「(案外冷静だ……)」 健夜「(こーこちゃんが珍しく難しい顔してる…)」 恒子「(よし、ここは私がすこやんの為にひと肌脱ぐよ!)」 健夜「(また余計なこと考えてないといいんだけど…)」 恒子「須賀くんやーい」 京太郎「はい」 恒子「そのレディースランチの子って…」 恒子「コレ?」 健夜「(小指!)」 京太郎「いえ、違いますけど」 恒子「なぁーんだ」 健夜「ホッ……」 健夜「(その前に意味が通じてよかったよ)」 … …… 恒子「以上でお願いしまーす」 京太郎「ありがとうございます」 健夜「ふぅ……」 京太郎「疲れてるんですか、小鍛治さん」 健夜「ご、ごめんね…」 恒子「すこやん体力無いからね!」 京太郎「注文前に話し過ぎましたね、ちょっと」 京太郎「俺はかなり楽しかったですけど」 健夜「そ、そう!?」 恒子「(落ち込んだり元気になったり忙しいなぁ)」 … …… 恒子「以上でお願いしまーす」 京太郎「ありがとうございます」 健夜「ふぅ……」 京太郎「疲れてるんですか、小鍛治さん」 健夜「ご、ごめんね…」 恒子「すこやん体力無いからね!」 京太郎「注文前に話し過ぎましたね、ちょっと」 京太郎「俺はかなり楽しかったですけど」 健夜「そ、そう!?」 恒子「(落ち込んだり元気になったり忙しいなぁ)」 … …… 久「須賀くん、今頃いいもの食べてるんでしょうねぇ」 まこ「ホテルのレストランも十分豪華じゃと思うが」 優希「決勝、前に! 1人外食なんて! 気がたるみすぎだじぇ!」 和「優希、行儀悪いですよ」 優希「ヤケ食いだじぇ!!」ガツガツ 咲「……」 和「どうしたんですか、咲さん」 咲「京ちゃんは、麻雀やってて楽しいのかなぁって」 和「……」 咲「い、嫌味じゃないよ!?」 咲「ただ、私たちが試合してるとき、京ちゃんは1人きりで見学してて」 咲「私の方が後から入ったのに……」 咲「それで、京ちゃんは麻雀を楽しめてるのかなぁって」 咲「そう、思ってたんだ…」 和「咲さん……」 久「心配してもラチがあかないわよ、そんなこと」 和「部長」 久「案外、麻雀でもなんでも、今1番楽しんでるのは須賀くんだったりしてね?」 … …… 京太郎「食い足りない……」 恒子「ほらー、やっぱりレディースセットなんてシケたもの頼むから!」 健夜「シケたものって……」 健夜「あ、良かったら私の食べる?」 恒子「アラフォーが攻撃をしかけた!」 健夜「うるさいよ!」 京太郎「じゃ、じゃあ一口だけ」 恒子「ほら、あーんってしろ!」 京太郎「え!?」 京太郎「むぐ!」 健夜「ちょ!? こーこちゃん?」 京太郎「死ぬかと思った……」 恒子「ほら、すこやんも!」 健夜「え!? 私!?」 京太郎「え」 恒子「ほらほら!」 健夜「え、えーと! ……じゃ、じゃあ」 健夜「あ、あーん?」 京太郎「……」モグモグ 京太郎「あ、ありがとうございます」 健夜「……」 健夜「……」カァ 恒子「また照れてやんの」 健夜「う、うるさいよ……」 京太郎「……」 京太郎「小鍛治さん、福与さん」 小鍛治「何かな?」 京太郎「俺、今最高に楽しいっす!」ニカ 恒子「ふむ?」 小鍛治「な、なんだかよく分かんないけど……」 小鍛治「須賀君が楽しんでくれて、良かったよ」ニコ … …… 京太郎「ごちそうさまでした、小鍛治さん」 恒子「いいってことよ!」 健夜「全然いいよー」 健夜「って、なんで私より先にこーこちゃんが返事してるの……」 京太郎「つーか、あの」 恒子「んー?」 京太郎「ホテルの方向こっちじゃないんですけど」 健夜「え!」 恒子「当然じゃん」 京太郎「はぁ!?」 恒子「今、デパート向かってますから!」 … …… えり「本当に、こんなデパートでいいんですか?」 咏「いいんだよー」フラフラ えり「(まさか一杯で酔うとは…)」 えり「それで、何が欲しいんですか?」 咏「えりちゃんかねぃ」ニヤニヤ えり「またそんなことを…」 咏「冗談冗談ー」 えり「はぁ……」 えり「で、何が欲しいんですか?」 咏「うーん」 咏「……」 咏「下駄?」 えり「えっ……」 えり「(デパートで下駄?) えり「デパートで下駄って売ってるんでしょうか…」 咏「わっかんねー」フラフラ えり「……」 えり「(普段の倍、適当さが増している気が)」 えり「ま、まぁとりあえず靴売り場に」 咏「あつい……」 えり「お願いですから脱がないで下さいよ」 咏「えりちゃん固すぎだぜー」ケラケラ えり「脱ぐのに硬いも柔らかいのもないのでは…」 咏「……」 えり「……」 咏「なんか急に頭がスッキリした」 えり「?」 … …… 恒子「着いたー!」バタン 健夜「ご、ごめんね須賀君」 京太郎「……」ポカーン 健夜「このおバカさんが…」 恒子「おバカさん……」 恒子「まぁまぁすこやん、ちょいちょい」 健夜「なに……」 恒子「(もうすぐ須賀君帰るんだし、記念にプレゼントくらい買ってあげないと!)」 健夜「(なんか重くないかなそれ)」 健夜「(会って2日の相手にプレゼントって)」 恒子「(大丈夫大丈夫!)」 恒子「(出会って2日でご飯奢ってる時点で十分重いから!)」 健夜「……」 健夜「(それもうアウトじゃん!?)」 恒子「須賀君やーい!」 京太郎「ってな感じです……はい、遅れます……はい…はい」 京太郎「えっ、お土産?」 健夜「電話中みたいだね」 京太郎「……す、すみません…ちょ、手持ちが……」 京太郎「…ごめんなさい、ごめんなさい……明日はバリバリ働きますんで……」 恒子「……」 健夜「こーこちゃん?」 恒子「……」 恒子「急に罪悪感がしてきた……」 健夜「遅いよ……」 京太郎「お待たせしましたー!」タタタ 恒子「お、おう…」 京太郎「?」 健夜「ちょっと反省してるみたいだから放っておいてあげてね…」 京太郎「はい?」 恒子「……」 恒子「須賀少年や」 健夜「(もう復活した!)」 恒子「須賀少年が長野に帰る前に私たちがなんかプレゼントをと思ってねー」 京太郎「え」 恒子「このイ○ンでな!」 健夜「(急にスケールが小さくなった感が)」 京太郎「え、いいですよそんなの……あと須賀少年ってなんすか」 恒子「ま、細かい事は気にせずに」グイ 京太郎「ぐえ」グイ 健夜「ちょ、こーこちゃんダメだよ引っ張っちゃ!」 恒子「……」 健夜「どうしたの?」 恒子「今、一瞬針生さんが見えた気がする」グググ 京太郎「ぎ、ギブギブ!」グググ 恒子「おっ、ごめんよ」 京太郎「はぁ…はぁ……」 健夜「大丈夫?」 京太郎「は、はい」 恒子「……」 恒子「ちょっと驚かしてやろっか」 京太郎「え?」 … …… えり「流石にスニーカーくらいしか見当たりませんね……」キョロキョロ 咏「んー」 咏「……」 咏「おっ、これは」 えり「どうしました、三尋木プロ」 咏「見て見て!」 えり「?」 咏「このスニーカー、ピッタリじゃね?」 えり「……」 えり「(小学生に見える……)」 咏「おおー! 走れる走れるー!」トトト えり「ちょ、商品ですよ!」 えり「(着物でも走れるのか)」 恒子「いやー、困りますねお客様」 恒子「我が社の商品で勝手に遊んでもらっては」 京太郎「(我が社の商品?)」 健夜「(色々おかしいよ…)」 えり「す、すいません! 今すぐ…」クル 恒子「……」ニヤ えり「……」 えり「あ、あなた達は…」 えり「(何故全員サングラスなのだろうか)」 … …… 恒子「で、何してたのー?」 えり「少し、買い物を……」 健夜「あ」 健夜「そういえば今日、咏ちゃんの誕生日だったよね」 京太郎「あれ、そうだったんですか」 恒子「……」ジー えり「な、なんですか」 恒子「……」ニヤニヤ えり「……」 恒子「邪魔しちゃ悪いから私たちは退散しよっかー☆」クル 京太郎「……」 健夜「……」 京太郎「(今さら何を言ってるんでしょうか、あの人)」 健夜「(絶対何か企んでるんだよ…)」 えり「ま、待って下さい!」 恒子「んー?」 えり「ど、どうせなら一緒に行動を…」 えり「(このまま目を離すと何をされるか分かったものではありません)」 恒子「全然いいよー!」 恒子「……」 恒子「(計画通り)」 京太郎「すごく悪い顔してますね」 健夜「生まれながらのイタズラっ子なんだよ、多分」 えり「三尋木プロ、三尋木プロ」 咏「んー?」トトト 恒子「ちはす!」 咏「おー、さっきの三人組じゃん」 咏「何してんの?」 恒子「いやー、今日が三尋木プロの誕生日と聞いて」 恒子「駆けつけました!」 咏「おぉ……マジで?」 恒子「もちろん」 京太郎「……」 健夜「……」 えり「……」 えり「急に大所帯になりましたが……」 えり「そちらの少年、時間は大丈夫なんですか?」 京太郎「あ、よく考えたらダメですね」 恒子「だーいじょうぶだって!」 えり「何を根拠に……」 恒子「この時間イ○ンで騒いでるチャラチャラした集団なんてよく見かけるし!」 健夜「それがどう関係あるの…」 咏「わっかんねー」 えり「頭痛が……」 恒子「ま、姉妹でなんとか通せるでしょ!」 健夜「どうやって通すの!?」 京太郎「……」 えり「……」 恒子「……」 恒子「がんばれ、四女!」ポン 京太郎「四女!?」 恒子「プチ女装プチ女装!」 京太郎「ちょ、本気ですか!?」 恒子「いけるいける!」 京太郎「無理無理無理!」 恒子「素材はいいから!」 恒子「ね、すこやん!」 健夜「……」 健夜「え、私!?」 えり「今のうちに置いて行きましょう」 恒子「どこ行く気だこら!」 チッ 咏「おもしれぇー」ケラケラ えり「面白くありませんよ……」 … …… 咏「ふーん、じゃあもう暫くしたら帰るんだ」 京太郎「はい、まぁそうです」 京太郎「三尋木プロ? は今日が誕生日だったんですね」 咏「そうなんだよねぃ」 咏「今日で25になりました!」 京太郎「25!?」 恒子「因みに私より年上だから」 京太郎「……」 京太郎「お、おめでとうございます……」 咏「せんきゅー」 咏「お、アイス」 恒子「デパートといえばスイーツ」 恒子「入るよ!」 健夜「私はちょっといいかな…」 えり「私も遠慮しておきます」 咏「誕生日なのに……」ボソ えり「……」 えり「はぁ……」 恒子「甘いね、お母さん」 えり「誰がお母さんですか」 … …… 咏「ちょっと見ててみ」ニヤ 京太郎「?」 咏「……」トコトコ 咏「抹茶ひとつ、コーン」 咏「学割で」 京太郎「!?」 店員「はい、どうぞ」 咏「さんきゅー」トコトコ 健夜「学割……」 恒子「うわ、いいなアレ」 恒子「いっつもあんなことやってんの」 えり「初めて見ました……」 恒子「ダメだよ、パートナーの事はしっかり把握しとかなきゃ!」 えり「別にパートナーという訳じゃ……」 恒子「ま、この話はここまでにして……」 えり「……」 恒子「おーい、須賀君は何がいい?」 京太郎「俺、自分で払いますよ」 恒子「素直に奢られとけって!」 京太郎「……じゃあ、バニラで」 恒子「オッケー」 恒子「すみませーん」 店員「はい」 恒子「バニラお願いします」 店員「はい」 恒子「あ、三段で!」 京太郎「三段!?」 … …… 店員「どうぞ、バニラのトリプルになります」 京太郎「う、うぉぉお……」 恒子「落とすなよー」 京太郎「ちょ、ちょっと無理が……」ヨタヨタ 恒子「……」 恒子「つんつん」 京太郎「うわっ!?」 健夜「こーこちゃん、余計なことしちゃダメだよ」 京太郎「俺、三段も食べれませんよ」 恒子「大丈夫!」 恒子「私たち3人で食べるから!」 京太郎「は!?」 健夜「!?」ガタッ 咏「えりちゃん、ひと口あげよっかー?」 えり「!?」 えり「い、いりませんって!」 咏「かてーこと言うなっての」 えり「う、う……」 咏「ほら、あーん」 えり「ちょ、ちょっ待っ……」 咏「あははは!」ケラケラ 咏「えりちゃん焦りすぎ!」 えり「……」グター えり「(疲れた…今までで間違いなく一番疲れてる……今日……)」 京太郎「……」プルプル 恒子「ガブっといけ!ガブっと!」 健夜「無理だよ!? なに言ってるの!」 恒子「じゃあ私が!」 健夜「それもダメだよ!?」 えり「(何をやってるんだろうあの人たち……)」 咏「……」パクパク 咏「……」 咏「お、おお!?」キーン えり「何やってるんですか」 京太郎「あ」 恒子「三段目ー!!」 健夜「お、落ちちゃう!」 えり「!」 えり「……ッ!」シュバ ビチャ 咏「おお…」 咏「えりちゃん、ナイスキャッチ!」 恒子「ナイスキャッチ!」 えり「……」ズーン えり「カップ貰ってきます……」 京太郎「す、すいません!」 えり「いえ……」 えり「自然に体が動いた自分が悪いので」スタスタ 京太郎「(自然にだったのかあれ)」 咏「えりちゃん、勿体ないのが嫌いだからね」 恒子「なんか、すこやんみたいだねー」 健夜「……」 健夜「私がおばさんみたいってこと!?」 咏「絶好調ですねぃ」 京太郎「(小鍛治さん……)」 … …… 久「で、お土産は?」 京太郎「……」コト 咲「アメ?」 ~~~~~~ 咏「ほー」 咏「長野に帰るからプレゼントを……」 恒子「そうなんですよ!」 咏「んじゃ、私からもなんかあげようかねぃ」 京太郎「え、本当ですか!?」 恒子「やったじゃん!」 咏「はい、アメ」 コト 京太郎「……」 恒子「……」 ~~~~~~ 京太郎「もうひとつ……」コト 咲「ボールペン、かな?」 久「某テレビ局のマークがあるわね」 ~~~~~~ 咏「えりちゃんもなんかあげなよー」 えり「え、私ですか!?」 京太郎「そんな、無理してもらわなくても…」 えり「……」ゴソゴソ えり「こんなのなら……」コト 恒子「私も持ってるよこのボールペン…」 京太郎「あ、ありがとうございます」 ~~~~~~ 久「他には何かないの?」 京太郎「一応、皆にと思って自腹でお菓子なんかを」ガサ 咲「ありがとう、京ちゃん」 京太郎「ああ」 久「サインは?」 京太郎「貰ってないですけど」 久「なんで貰ってこないの……」 京太郎「流石に図々しいかと思って」 咲「小鍛治プロには何も貰わなかったの?」 京太郎「ああ……まぁ」 久「煮え切らないわね」 久「私は部屋に戻るから」 久「須賀君も寝過ごしちゃダメよ」 京太郎「はい」 久「それじゃ、お休みなさい」ガチャ バタン 京太郎「咲も戻れよ、試合近いんだから」 咲「……」 咲「京ちゃん、何か貰ったでしょ」 京太郎「……」 京太郎「一応、最後に3人でプリクラ撮った」 咲「え、見せて見せて!」 京太郎「ダメに決まってんだろ」 京太郎「もう早く寝ろ、試合近いんだから!」 咲「京ちゃんのケチ!」ガチャ バタン … …… 恒子「それケータイに貼るの?」 健夜「いやいや絶対無理だよ!」 恒子「じゃ、どーするの?」 健夜「……」 健夜「どーしよ…」 恒子「額縁に入れて飾っておくとか!」 健夜「なんか怖いよそれ……」 健夜「でも」 健夜「……」 健夜「大切にはしたい、かな」 恒子「……」 恒子「いい顔しちゃって!」 おわり
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h107-01 京淡 h107-02 京淡 h107-03 京桃 h107-04 京淡菫 h107-05 京咲久 h107-06 京玄憧穏晴 h107-07 京玄和憧穏優 h107-08 京久 h107-09 京・清澄 h107-10 複数 h107-11 京久 h107-12 京・清澄 h107-13 京久 h107-14 京久 h107-15 京ネリー h107-16 京和 h107-17 複数 h107-18 京・阿知賀 h107-19 京和 h107-20 京マホ h107-21 京・清澄 h107-22 複数 h107-23 京久 h107-24 京久 h107-25 京・白糸台 h107-26 京豊智 h107-27 京咲 h107-28 京春 h107-29 京咲 h107-30 京・清澄龍門渕 h107-31 京久 h107-32 京和 h107-33 京・龍門渕 h107-34 京・清澄 h107-35 京久 h107-36 京・千里山 h107-37 京怜竜 h107-38 京咲 h107-39 京・清澄白糸台 h107-40 京淡 h107-41 京健 h107-42 京久 h107-43 京菫 h107-44 京洋 h107-45 京洋絹 h107-46 京咲 h107-47 京・清澄永水 h107-48 京咲 h107-49 京咲照淡憧和 h107-50 京健 h107-51 複数 h107-52 京和 h107-53 複数 h107-54 京照菫 h107-55 京咲 h107-56 京憧 h107-57 京咲 h107-58 京久優 h107-59 京咲和優 h107-60 京咲 h107-61 京咲和優 h107-62 京優 h107-63 複数 h107-64 京・清澄 h107-65 京・清澄 h107-66 京憧 h107-67 京怜竜 h107-68 京・阿知賀 h107-69 不明 h107-70 照菫 h107-71 京咲
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h123-01 京白 h123-02 京和 h123-03 京・清澄 h123-04 京・清澄 h123-05 京玄 h123-06 京和 h123-07 京久 h123-08 京・清澄 h123-09 京・清澄 h123-10 京まこ h123-11 京穏 h123-12 京穏憧 h123-13 複数 h123-14 京穏 h123-15 京良 h123-16 京照 h123-17 京穏 h123-18 京晴灼 h123-19 京淡 h123-20 京・永水 h123-21 京淡 h123-22 京・白糸台 h123-23 京淡 h123-24 京淡 h123-25 京咲 h123-26 京淡 h123-27 京和 h123-28 京優和 h123-29 不明 h123-30 京・阿知賀 h123-31 京咲 h123-32 京豊 h123-33 京淡 h123-34 京咲 h123-35 不明 h123-36 京淡 h123-37 京和 h123-38 京玄 h123-39 京久 h123-40 京和・アナ h123-41 京照・清澄 h123-42 京和 h123-43 京怜 h123-44 京・永水 h123-45 京和 h123-46 不明 h123-47 京和 h123-48 京淡 h123-49 京玄憧 h123-50 京・清澄 h123-51 京宥 h123-52 京玄宥 h123-53 京小 h123-54 京咲和 h123-55 京淡 h123-56 京咲 h123-57 京淡 h123-58 京菫 h123-59 京霞 h123-60 京久
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h111-01 京霞 h111-02 京豊 h111-03 京憧 h111-04 京久まこ h111-05 京・臨海 h111-06 京・阿知賀 h111-07 京照 h111-08 京怜竜 h111-09 京・清澄 h111-10 京洋 h111-11 京怜竜 h111-12 京霞 h111-13 京咲小霞 h111-14 京・清澄阿知賀 h111-15 京和 h111-16 京ネリー h111-17 京淡 h111-18 京久 h111-19 複数 h111-20 京久 h111-21 京怜 h111-22 和 h111-23 複数 h111-24 複数 h111-25 京和 h111-26 京・臨海 h111-27 京咲 h111-28 京恭 h111-29 京咲照 h111-30 京恭 h111-31 複数 h111-32 京咲和優 h111-33 京・清澄 h111-34 京咲和優 h111-35 京穏 h111-36 京咲久 h111-37 京穏憧 h111-38 京淡 h111-39 京久 h111-40 京咲 h111-41 京和 h111-42 京咲 h111-43 京咲 h111-44 京ネリー h111-45 京・清澄 h111-46 京咲照 h111-47 京咲照 h111-48 京・清澄 h111-49 京咲照 h111-50 京照 h111-51 複数 h111-52 複数 h111-53 京怜 h111-54 京健 h111-55 京咲 h111-56 京・清澄 h111-57 京・清澄阿知賀 h111-58 京咏健 h111-59 京咲 h111-60 京・有珠山 h111-61 京久 h111-62 京・阿知賀 h111-63 京咲和
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361 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 00 30 04.63 ID AdqvFRsQo [3/9] 【新たな獲物】須賀京太郎を応援する雀士達 Part240【末原プロ】 121 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN 何度録画を見直しても納得できん なんだあの有象無象下等生物は……? 122 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP 末原さんよりも、あの汚らわしい司会者をどうにかすべきですわ 123 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 というか男もイケメンが好きなのかよ……たまげたなぁ 124 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi 気持ち悪っ…… 男に好かれて須賀君かわいそうじゃん 125 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa 須賀君も半分ホモみたいなものだし…… ま、多少はね? 126 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 ニュヒヒヒッ♪ この勢いで屋敷のメイド全てを腐らせて…… 127 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes 126 特定しました 来月の給与査定を楽しみにしておくことですね 128 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 え? えっ? 129 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MIharunn0 腐女子は殲滅すべきだと思う 130 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi えっ? 131 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 絶対に許しませんよ腐女子ども!! 132 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi で、でもそんなに言わなくても…… 133 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe みなさん、腐女子ではなく婦女子ですよ! 感じ変換はむずかしいから木をつけましょう 134 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT ↑ 半年ROMってろし新参 135 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID StarCardo ※ここは須賀京太郎スレです 136 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo 須賀君の帰国マダー? 137 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA はわぁ、須賀君可愛いよぉ すりすりしたい……♪ 須賀君とスリスリしてぇんだよ池田ァァァァ!! 138 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT ニャッ!? 364 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 00 41 03.05 ID AdqvFRsQo [4/9] 139 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 イケメン過ぎて国外追放とは前代未聞だな 確かに容姿においては過去に類を見ないが…… 140 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハ 須賀君は世界を獲る男だからなー 141 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 噂によると麻雀も鬼強いらしいっすよ あの天江衣、宮永照、大星淡、神代小蒔に勝ったとか 142 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten いや、デマでしょ 本当なら全裸でオッペケテンするレベル 143 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 ソルサキの最終回で泣いちゃったよぉ 144 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 最後の指揮シーンが凄かった!! アレ本当にやってるって聞いて、もっと感動した! 145 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 まぁ悪くないんじゃない? 顔もまぁ、悪くないと思うし うん、いいわよ うんいいわ 146 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 当然なのです 須賀京太郎はおもちを超える逸材なんだよ! 147 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HotpLeAse ハワイ、日焼け……ずるいよ 一人だけあったかい所で、それも美容を害しに行くなんて…… 戻ってきたら……クスクス 148 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo スルーザファイアーアンドフレイムス 149 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru やっぱり京ちゃんはナンバーワン 150 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress 麻雀が強いというのは本当だ 恐らくプロレベルを超越してるだろう 151 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister いいからみんなお兄ちゃんを応援すればいいの! 152 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TKM/slot0 出番無いね 153 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FIscherpo ああ、そうだね 367 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 00 53 14.60 ID AdqvFRsQo [5/9] 154 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OjyouDes0 麻雀が強い、か 手合わせしてみたいものだ 155 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ramenUma0 日本の誇るカップラーメン、須賀京太郎! どちらもすばらしいデス! 156 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UmbRellap ふふっ、あの人の魅力に皆さん気づいてきたようですね 157 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sakartvelo 金のなる木を追放って、日本はバカなの? 158 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID U15Silver 色々あるんですよ大人の事情とか 159 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE それにしても末原プロはかわええなぁー 褒められて顔真っ赤やで 160 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR 本当は大好きなのに隠してる風なんがいじらしいで 161 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 す、末原プロは須賀京太郎のことなんか嫌いやし! あんなんホンマだいっ嫌いで、顔も見たくないくらいなんや! でも、ほんのちょっぴりだけ…… いい奴かもって思っとるのかも 162 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UeSIge789 末原プロ可愛すぎで爆発しそう 須賀君かっこよすぎて爆発した 163 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID mAsenoyoo 末原プロと須賀君はお似合いなのよー 164 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe でもちょっとアレはデレすぎやんなぁ~ せやろ~? 165 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 命に変えてもあのプロぶっ潰したるわ 166 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur 奇遇やな、うちも同じ気持ちや 167 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU オレもや 来年リーグで覚悟しとけやおら 168 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 須賀君はそんなこと望まないよ! だってあんなにカッコええんやで……// もう頭バカになるんよ♪ 169 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade おぁーと!? 手が滑ってもうたわー!? ttp //kyoutaroutokyoukonoityaitya.jp ※京太郎と恭子のイチャイチャキャプ画像 170 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 あひぃぃぃ!? 368 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 01 04 29.14 ID AdqvFRsQo [6/9] 171 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG やっぱこの子ええわぁ うちの娘のお婿さんに欲しいけど……あの子がおるし 172 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar とても凛々しい顔付きです 173 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI 人類の至宝ね 世界遺産登録はまだかしら? 174 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hattyann0 もはやイケメンってレベルじゃないですよー 175 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TomoeCawa きゅんきゅんします 176 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma 黒糖一粒は命を育む 須賀君は一人で宇宙を救う 177 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Mayoiga46 街を歩いてたら須賀君に間違われた…… 嬉しい、かも 178 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame ↑ ビジンサン! ウラヤマシイ! 179 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 あんなに言われていた須賀君がメジャーアイドルになったなんて 嬉しいけど、マナーの悪いファンが増えた 私がしっかりしなきゃ…… 180 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MonoclEpo あー、ついに出ちゃうかー国内をー 181 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょー! かっこ!! いいん!! だよー!!! 182 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Tosisanpo あと十年若けりゃねぇー 183 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend ホント、ここまでの成長率が凄いわよね 184 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA 努力!! 185 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba ギブアップ、ここまでやられるともういっそ清々しいですね 186 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 この子は本当に頑張ったよ デビュー前なんて女装してたくらいだし 370 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 01 18 27.32 ID AdqvFRsQo [7/9] 187 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ↑ それは本当!? 188 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 186 ファッ!? 189 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 京ちゃんの女装…… あれ? 胸がなんか苦しい…… 190 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE やっぱりホモじゃないか! 191 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 須賀君はちょっぴりエッチな健全高校生アイドルだよ☆ 192 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO 一度でいいから生で見たいなー 193 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NeeDLEeri 年下にあんなに心動かされるなんて……不覚 194 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID AiteNAran ありゃ相当イケてる 須賀君ブロマイド買っちゃった♪ 195 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO うぅ、和先輩と一緒にいるのを見てると胸がチクチクします 196 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MuroMuroo 今年から同じ高校に通えるなんて幸せです 197 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 清澄の倍率100倍って本当じゃろうか…… ちゃちゃ私も転校したい 198 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uSIsAnMoo 愛おしすぎて壊れちゃうよもー!!! もぉ……♪ 199 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KitaROu0 とっても素敵に育ってくださってますね これからも応援します 200 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yukiyuki0 この人が、私の超えるべき壁―― 201 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID siriAgarI 会いたい 202 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hakui+104 そろそろ定期検診の季節ですよーぅ 203 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa ご主人様に色目を使う人間が増えた そんなやつら大嫌い あの犬っころも大嫌い ご主人様大好き 204 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 アイドルとして、って言っていいのかは分からないけど 本当に彼は――みんなに愛されてるわね 205 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 当たり前だじぇ 京太郎は、絶対にこの世界に必要な人間なんだじょ 206 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 当然です 彼がいない世界なんて、考えたくもありません 207 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi うん だから、早く帰ってきてね 371 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 01 24 05.74 ID AdqvFRsQo [8/9] 【??】 ?「……」カタカタ パソコン「」ブゥンッ 204 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 アイドルとして、って言っていいのかは分からないけど 本当に彼は――みんなに愛されてるわね 205 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 当たり前だじぇ 京太郎は、絶対にこの世界に必要な人間なんだじょ 206 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 当然です 彼がいない世界なんて、考えたくもありません 207 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi うん だから、早く帰ってきてね ?「……」ジワッ カタカタ ?「……」ゴシゴシッ カタカタッ ターンッ ?「……」ガタッ ガチャッ バタンッ <アレ、ナニナイトルン? <イ、イエナンデモナイデスー! パソコン「……」ブゥン 208 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID IdolSUGA0 みんな、本当にありがとう カンッ 383 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 21 57 55.77 ID H7IE83/ro [2/12] 【3月14日 アクセル1】 ウレシー オイシイワー ヤルワネー ワイワイ ガヤガヤ ガチャッ 煌「おはようございまーす!」 オハヨー ウッウー! 京太郎「あ、煌さん! ちょうどいいところに」チョンチョン 煌「はへ? なんでしょうか?」テクテク 京太郎「はい、煌さん」スッ つ(箱) 煌「あら、これは?」カサカサッ クッキー「」 煌「えっ? これって……」ドキッ 京太郎「バレンタインのお返しです」ニカッ 煌「す、すばらっ! あの、食べてみても?」ウズウズ 京太郎「どうぞどうぞ、味は保証できませんけど」 煌「え? これって京太郎君が……?」 京太郎「へへっ。見た目は綺麗でしょう?」 煌「……」ナミダドバドバドバドバッ 京太郎「うわぁっ!? どうしたんですか!?」 煌「こんな、こんなモノを頂いて……すごく、凄く嬉しいです」カリッ サクッ ジュワァーン 煌「すばらぁ……うまぁ……もきゅもきゅ」ジィーン 京太郎「あははっ、喜んで貰えて俺も嬉しいですよ」クスクス そう、今日は年に一度のホワイトデー バレンタインのお返しをする日だ 京太郎「(去年まではあまり関係無かったんだけどな)」 もっとも、バレンタインにチョコを貰わなければ全くなんの変哲も無い一日だ モテない男にとってはある意味、バレンタインよりも苦痛な一日かもしれない 384 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 22 03 03.15 ID H7IE83/ro [3/12] だが、今年の俺にとっては重要な一日だ というのも、俺もアイドルの端くれ そこそこ人気も出てきて、ファンも数多くいる そのファンから大量のチョコを送ってもらえたのだ 京太郎「しかもそれもなんと……!」 一個や十個などという単位ではない 俺の常識を越えた、遥か桁違いの数 京太郎「そう、それは……」 コンマ安価↓3 00~09 100個 10~29 トラック1台 30~49 トラック2台 50~79 トラック3台 80~89 トラック4台 90~99 トラック5台 ゾロ目でトラック10台+チョコラッピングアラフォー 391 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 22 19 15.05 ID H7IE83/ro [4/12] チョコの山「」ズゴゴゴゴゴゴゴッ!! 京太郎「……マダノコッテルゥ」ガビーン それがなんとトラック五台分 もはや個数で数えることすら放棄するレベル t単位のチョコレートが、こんな俺なんかの為に送られてきたのだ 京太郎「俺ももう、立派なアイドルなんだなぁ」 あれから毎日少しずつ処理しているとはいえ、未だに無くならないチョコの山 名残惜しいが、全て廃棄処分になってしまうのだろうか 京太郎「事務所の先輩達宛にも届いてるから、消費をお願いするにも忍びないし」 一応メッセージカードなんかは保管しているのだが、食べきるのは到底不可能 こんな贅沢な悩み、アイドルにならなきゃ無理だっただろうなぁ 京太郎「知人のチョコはあらかた食べたし、残りのファンのみんな……ごめん!」 気持ちだけありがたく受け取り、俺はチョコと別れを告げる さようなら! 糖尿病にならないよう俺は気をつけるぜ! 煌「うぅ、美味しい。おいひぃです……」ポロポロッ 京太郎「っと、そうだった」 とまぁ、ファンのチョコは置いておくとして 俺は今回、もう一種類チョコを貰うことができた そう、それが…… 久「んふふっ♪」カリカリ 透華「まぁ……悪くない味ですわ」サクサクサクサクッ 美穂子「ふふっ。お茶もどうぞ」 はやり「うぅ~! 食べ過ぎて太っちゃうよぉ☆」ポリポリ 菫「しっとりとしていて、それでいてべたつかない……旨すぎる」ニヘラ 玄「お、おぉっ!? おもちいりなのです!!」ワーイ 宥「温めるとさらに美味しい……♪」サクッ 明華「あら、ジャム入り……!」パクパク 霞「クセになる味ねー」モキュモキュ 京太郎「喜んでもらえてよかったな」ホッ そう 事務所のみんなから貰ったチョコだ 392 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 22 29 38.62 ID H7IE83/ro [5/12] みんなそれぞれ、手作りのチョコをバレンタインに用意してくれた 中にはとんでもない化学兵器を作った人もいたが……嬉しいことに変わりはない だから俺も、みんなにそれぞれ特製のクッキーを用意してきたのだ 京太郎「それと……」チラッ 和「す、須賀君!? こ、このクッキーは……!?」ワナワナ 京太郎「!!」 そう、仄かな想いを込めて作った ハート型のクッキー「」 和「あ、あわわっ……//」ブシュゥゥゥ 京太郎「~~~//」カァッ / )---、 〈 イ_{┌‐‐ └'‐ク } \ { |┐ λ / ∧ 〈-=彡' ∧ ∧__彡' 〉 { { ∨ ∧ | / リ __ | ,/ /{ ---- 〈 \ | / / { ´ /\-、\ | ,/ l| -/ \ 〈 /\Χ__ | / | {/ / / \\ ヽ\/ ∧ ∨ .} /| {. ///| | | lト、 l l イ ∧ ∨ } l| / | l | |l l | | l| 八从li | ∧ ∨ / | l | |l l\l\八从芹苅 i | ̄|l i/ ll / 八l | |l |芹苅 乂ツ 'l | l l||_// l| /. / \八从乂ツ . . l | レ´// } ,/. ⌒/ / / ∧ . . '__, ∧l| | ./{ } / / / / / 个ト . イ| || l/ } /. / / / / l|| | 〕i千 / . | ||/ / ∧ / / / / ||_|//-,/. . | || / / \. / / / / /_|/ ./ / . . .八 ∨ / // \ / / / / // . . . ./ / . / ∧ ∨ / / 〉. / / / / /人 . . . {/ . / \ \{ -‐. / / / / / \ヽ/ . / }\ \'´ \ \ / / / / / } . . / . . . . . . . | / .\ \ \ \./ // / ,/{ . . . . ノ . . .| 八\ ./\ \ \ \ / / // 八 / . . . . .| / { |l | |\ \ \ \ 和「や、やった!! やりましたっ!」グッ 流石に男がハートってのも抵抗があったが、喜んでもらえてよかった そう、これで俺のクッキーのお返しは終わり 本当はファンの子にも送りたいが、それは現実的じゃない 京太郎「だから、これから仕事を頑張ってお返しだ!」 応援してくれるファンの為にも、俺が頑張らなきゃな! バレンタインのお返し編 カンッ!! ?「……」ドッドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ 394 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 22 38 12.08 ID H7IE83/ro [6/12] 京太郎「っ!?」ゾクッ な、なんだこの殺気!? 誰かが俺を殺そうとしているのか……!? でも一体誰が…… 京太郎「……」クルッ 竜華「……」ニコニコ あれぇ、おかしいなぁ? 俺の後ろには笑顔の竜華さんしかいないぞ? なのに、どうしてだろう 京太郎「りゅ、竜華さん?」 竜華「……うちのは?」ニコニコ 京太郎「へっ?」 / / / // ´ ̄ ヽ / / / | l | | . i. / / | / / > ´ /, ′ | l | | . l / /... | i /ァ===ミ、 ヽ /イ . j_| | . │. ′. リ、 ;《 ん干ハ\ 〃 j\ イ / . /|. / . / ∨ | { ト ノ ' ,ノ / ヾ }/} \ __/ .′ ′ { ヽ{ ゝ こソ =ァ=/ / ソ/ / \ / / ! ∧ 。 ん干ハ㍉ / / ヽ.′ ′ |... ∧__ . ' .' . { ト ノ ′|} / / /// . i|.. | { 、 ゝ こソ //彡 //..... i|. |∧ ヘ / / ノ... i| l ∧ 「 、 . ' .' .° ′ノ┬=ァ ´ i| | / . ` -- ′ , イ / / / j| l / \ / / // j| |/ 丶 ___,,.. イ ../ / i| ト / / i| ../ /-=ニニニム {ニ\ / / i| . ,′/ 竜華「うちの分のクッキーは?」ニコニコ この人の体から殺気が放たれているのは 京太郎「え? いや、竜華さんの分の、クッキー?」キョトン 竜華「……照れなくてもええんや」ニコニコ 京太郎「照さん?」 照「呼んだ?」ヒョコッ 京太郎「呼んでないです」 照「そう……」シュババッ! 京太郎「……」 竜華「……」ニコニコ あの、神様 これは一体どういう状況なのでしょうか? 京太郎「あの、竜華さん?」 竜華「んー?」ニコニコ 京太郎「……無い、です」 竜華「は? 何が無いん?」ニコニコ 京太郎「いや、だから。竜華さんの分の、クッキー……」 竜華「……」ニコニコニコニコニコ 397 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 22 44 59.02 ID H7IE83/ro [7/12] 竜華「ごめん。うち、耳が聞こえんようになったかも」 京太郎「えっ……?」 竜華「……今、なんて言うたん?」ジリッ 京太郎「え? いや、だからその……竜華さんの分のクッキーは無いって……」 竜華「……無い?」 京太郎「え、ええ」 竜華「一枚も? 京太郎「はい」 / ヽ .. / / ,イ .| . ′ ,′ / | ト、 ∨ ∧ . i| \ |i__ ;| / 八 | _\ i ⌒|i i || ⌒ N ∨〔 `{ \|_| リ |. 八 | !庁示ミ、 ァ芹示〕 / | \|ハ 乂 ソ 乂 ソ lγヽ | | i . ,,, , ,,, ノ | | l圦 _ ー ´ | | j | > イ | l | | / }. |i 〕 | i| 八 |. / /l |i /リ ト、リ /| 〕 竜華「……一欠片も?」 京太郎「……」コクッ いや、用意すればよかったかもしれないけど だって普通お返しは―― 竜華「う……」 京太郎「う?」 う、ってなんだ? うし? うま? うざい? うん…… 竜華「うぇぇぇっ……」ナミダバダバダバ 京太郎「ほぁぁっ!?」 竜華「うぁぁぁぁんっ!!」ポカポカポカッ 京太郎「ちょ、え? えええええ!?」 399 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 22 56 48.88 ID H7IE83/ro [8/12] 京太郎「竜華さん!? いきなりどうしたんですか!?」 竜華「ヒック、な、なんでぇ? なんでそない、グスッ意地悪するん……?」ポロポロッ 京太郎「い、意地悪!? なんのことですか!?」アセアセッ 竜華「だって、ズビッ、うちにだけ、お返し……ヒック、くれへんもん」ゴシゴシ 京太郎「……は? 何言ってるんですか?」 竜華「うぇっ……?」 京太郎「お返し、渡しましたよ?」 竜華「……ふぇ?」キョトン 京太郎「ほら、さっき!」 ~~~十数分前~~~~ 社長「もう無理だよ竜華ちゃん……」バタリッ ガサガサ 竜華「うぷっ……もうしばらく甘いもんはいらへんなぁ」 ※ 京太郎宛のチョコをこれまで処理してきています 京太郎「あ、竜華さーん!」タタッ 竜華「ん? 何やー京太郎君?」 京太郎「あの、これ……食べてもらえますか?」ドキドキ 竜華「何やのコレ?」 京太郎「チョコです。手作りのミルクチョコで……」 竜華「あー、ダメダメ。もうしばらくチョコ見たくないねん」ブンブン 京太郎「えっ……?」 竜華「(もうファンのチョコはええって……)」グッタリ 京太郎「そう、ですか……。じゃあ、これはやめておきますね」シュン 竜華「そうしといてー」 ガチャッ 久「あら、京太郎君」 京太郎「あ、久さん! これ、ホワイトデーのクッキーです」 久「へぇ、ありがと! うわっ! これ手作りじゃないっ!」 京太郎「えへへ、頑張りました」 久「ありがたく頂くわね~♪」ウフフッ 竜華「(ホワイトデーのクッキー!? うちの分は!?)」ガバッ ~~~~~~~~~~~ 京太郎「ってな感じで」 竜華「」 400 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 23 03 19.23 ID H7IE83/ro [9/12] 京太郎「すみません、俺が気を利くかせなくて。そりゃそうですよね、チョコなんて食べたいはずが……」 竜華「な、なんで……うちだけチョコ?」ワナワナ 京太郎「えと、その……竜華さんだけは、特別にしたかったから」ポリポリ /. . ヽ .' . . . . |、 ヽ `、 .i . . . . | vヘ `、 . .i . . . . | Vヘ ;, . .i . . . ii / j vヘ i . .i . . . |ト、 . / / / vヘ | ノ.. .i . . . | \ イ /) / i .ハ |-‐ ´ 〉 i|. . . |i__ニ=¬‐ / | /)' / ーi ト、 ム=-‐ ⌒ヽヘ |i . . . |i . イレi /// | i i /|i }ヘ} |i . . . |i . . ' {i | イ /´ 」レj / イi / }} |i . . . |i . | ,yア抖苧弓ミ ,ィi抖弓ミト、 |ii ,' }} |i . . . |i . レy' ん)'//心` ん)/心 ヾ〉 / / }} |i . . . レ'⌒ヾ . 厶ヘ {ヘ{'///^} {ヘ{//^} /ムィ / }} | . . |' ヽヘ 乂ミ它ソ 乂它ソ /ムイ i . . ト、 ' | | i . . |iへ /i/i/i/i/ 、 /i/i/i// j i . . |i . ≧=r ルイ i . . |i . |//,へ 小 i|. i . . |i . v///l \ /⌒ヽ イ | i|. i . . |i . V//l ` . ー ‐' / i | i| i . . |i . V/l ` . イ. i | i| i . . |i . . Ⅵ ` ‐-‐<'//」. i | i|_ __|二ニ=-‐¬i . | \ /__〉 !. i | i|  ̄ミへ、 ,,へ へ |i . | \ ' | !. i | i| j j / \. //⌒''<⌒≫、 |i . | \ | | . i | i| j j' / ヽ 〈/ ⌒<⌒≫ |i . | \ | | . i | i| j j / i 竜華「!?」ドキッ 京太郎「やっぱり一番お世話になってるし、他のみんなとは違うものにしたかったんです」 勿論、だからと言ってみんなの分を手抜きしたわけじゃない 形や味……みんなの好みに合うように色々と試行錯誤したのだ その中でも、竜華さんだけはチョコを渡した それがなぜなのかは、俺にもよく分かんないんだけど 竜華「ど、どこや?!」 京太郎「え?」 竜華「そのチョコは今どこにあるん!?」ガシッ 京太郎「え、えと。さっき俺の机の上に……」 竜華「!!」バッ 業者「じゃあ、ここのチョコ全部回収っすねー」 社長「ああ、頼むよ」 業者「ん? この机の奴もっすかぁ?」 社長「あ、ああ。多分そうだよ」 業者「うっす。じゃあ処分しときますぅー」スッ 京太郎チョコ「」ガシッ 竜華「っ!!」ダダッ!! 401 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 23 11 00.37 ID H7IE83/ro [10/12] 業者「ん?」 ダダダダダダッ! 竜華「それは!」 ガシッ 業者「へっ?」 グリッ! 竜華「うちの!!!」 スパァァァン!! 業者「」グルグルグルッ ズシャァァァッ!! 竜華「もんやぁぁぁぁあ!!!!」デデーン つチョコ 京太郎「」 社長「」 事務所メンバー「「「「「「」」」」」」 業者「」ピクピクッ カサカサッ 竜華「こ、これ! ハートや! ハート型や!!」ユビサシッ 京太郎「うっ……あまり大きな声で言わないでください」カァッ 竜華「竜華さんへ! 竜華さんへって書いてある! チョコ文字!」ニヘラァァ 京太郎「だから! 大きい声で言わないでくださいって!」 竜華「うぅ~~! うぅぅぅぅっ!!」ジタバタ 京太郎「りゅ、竜華さん……?」 ダダダッ 京太郎「へっ?」 ダキィッ!! 竜華「京太郎君、だぁーい好きやっ!!」ギュゥゥウッ フニュンッ 須賀ホーン「心に剣、輝く勇気。確かに閉じ込めて~♪」ギュインッ 奇跡―― 竜華「んふふっ……//」スリスリ 京太郎「う、うぁぁっ……」ブシュゥゥゥ 切り札は自分だけに、ってね 和「……むぅっ」 ホントホントにカンッ!! 425 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 22 35 28.48 ID 1Gj+WEpOo [2/12] 【仮面ライダーブレイド イベント会場 控え室】 ザワザワザワッ 京太郎「うわ、控え室も賑わってますね」ビックリ 竜華「それだけ期待されてるってことや」フフン 今日は待ちにまった仮面ライダー雀(ブレイド)の試写イベントだ 映画でもないのにこんな大げさなイベントを開くなことになるとは 京太郎「俺もきちんとアイドルしてるんだなぁ」 煌「ふふっ、実感がありませんか?」 京太郎「そりゃまぁ」 俺が主役で、ここにいる人達が俺の番組の為に動いてくれている 京太郎「でもそれ以上に、嬉しいです」 煌「はいっ!」エヘヘ トタトタトタ 宥「あ、京太郎君!」 玄「京太郎く~ん!」 京太郎「ん? 二人とも!」 426 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 22 37 34.95 ID 1Gj+WEpOo [3/12] 宥「遅くなってごめんね。早くメイクしないと」 玄「準備にすっかり手間取っちゃった」 京太郎「いえ。まだまだ時間はありますから」ニコッ キラキラ 宥「っ! う、うんっ!」キュンッ 玄「」ブクブクブク 京太郎「??」 竜華「いい加減慣れへんと、仕事にならんで?」ハナジダラダラ 煌「全くもって」ハナジダラダラ スタスタ 一「多分、二人には言われたくないと思うけど」 京太郎「一さん! 一さんも来て――」 ___ ⌒\ ..、 ,. ― --、 `r---、__ ,---、 / ̄>--,... ―| 、_ミく_, . / , ,. ' 人 { ___,.ノ__}-- } , ´ // (__。) ,`ーr イ} `r-、_∧ / /' ' / ! /ー|-l'/ , l | ',ハ |/ ' | | |「芋斧ミ } /}/}从 ,| | | { /{ /^| | 弋zり /イ 斧Y} /}/ { Ⅵ、il| | u Vリ ム' 〈 | ハ l、 | | fー 、_` r八 } Ⅵ 从{从 | ..、 `ー' .イ | | | 、 |_≧=-= ´ | _/ .\__/⌒ヽ ヽ l / /´ . . . . . / . / } . .} /イ { .ー . . ´ . . ./| . | ヾ、 ∨ . . . . . . , Ⅵ ! 〉〉 乂 . . ./ .、| | / ∧、 | `¨ | | / /∧ | ∧ | イ、__/ | },乂 | |_」イ」 | L/__`7ーrl| | | | ,| \,イ{ , | , . } , ヽ { , || 、 Ⅵ { l, . ', | / _∧ . | r/ / /ニニ∧ . | ∧〉、_',ィ⌒}ニ=< 、___}_ =イlノ/' { 乂ノ .` < \{ ={}= } |/ イ . 乂_,乂ノ . . 、__,.>∨r_〉-「_ |/ . . . _ . ̄ . . イ \ 「{/ ∨ .〉 |`7´ / ̄ |____〉「{∧ ∨ |/__/_'___,∧ ̄ ̄ /j」「ー' | | } |l | '. // t¨, / , | || . // `{/_/}_ノ || , ∨/ __ | || , ///´ ` || . // l | 一「うん。撮影以来だね」 京太郎「やっぱりその格好なんですね……」ギンギンッ 一「え? 格好?」 京太郎「イエ、ナンデモ」 一「でもさ、やっぱりこの格好恥ずかしいんだよねー」 一同「!?」 京太郎「えぇっ!? 一さんに羞恥心というものがあったんですか!?」ビックリ 429 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 22 47 43.29 ID 1Gj+WEpOo [4/12] 一「そりゃ恥ずかしいよぉ……//」モジモジ 人並みの羞恥心はあったのか…… 京太郎「(というか揺れないでください、俺からは中までパックリ見えるんですけど)」ムラムラ 竜華「……」ニコニコ 変な気を起こすな俺! 死ぬ、死ぬぞ! なぜかは分からないけど絶対に死ぬ! 京太郎「イヤーデスヨネー」ボウヨミ 一「そうそう、ドラマに自分の私服を使うなんてさ」 京太郎「はい。自分の私服を……え?」 一「監督がさー、危ないジョーカーで行こうってうるさくて」アハハ 京太郎「」 それ自前だったんですね、てっきり監督のセクハラかと…… タタタタッ いちご「京太郎君!」 京太郎「あ、佐々野さん!」 いちご「えへへ、久しぶりじゃ……♪」 京太郎「ソルサキの最終回と、一話の収録以来だから……一週間ぶりくらいですね」 いちご「うん。会いたかったんじゃが……ちゃちゃのんも多忙で」 というか、俺が国内にいなかったんですけどね もう色々ありすぎてほんと戸惑ってます、はい いちご「そ、その! 久しぶりじゃし、このイベントの後に食事でも……」 パチコォーン! 京太郎「へぶっ!?」 いちご「え?」 ?「なぁに共演者に鼻の下伸ばしてるのかねぃ……」フリフリ -‐- ''"´. . . . . . `ヽ /. . . . . . . . . . . , '. . . . . . . . . . . . . /. . . . '; . . . .‘, / . . \ .i . . . ,' . .;' __ .'; . | . . .i i. !. ! γ´\ .i .| . . .! |i| i / iヾ、_i\ i | . . .i . i !l ト、 / ,rf'斧 ‘, i l |i . .八 よーっす♪ !| i iハ ヽ Vリ ! ! | !| . . \ ! i .! Vハ. ´ ,! ! i 从 . . ._`ニ== == 、 __人_! ∧く / ! ! ;' .〃 ヽ. . . ` ミヽ ). / \ V | i i\` ー';' / / . . . \' 、 / 丶 \ Vl l i __>'" / ./i ヽ } } /≧=x \ \= i,/(_i, ィ≦7 ; ' ノハ } ヽノ ノ /三≧=- ≧ ニ ,' /Vl/ / /イく)ぅ\__ _ ト、 i 〉三三二ニ==‐-i{ ! / / イ_)  ̄\ . .(_乂_)|`ヽi ) >‐――‐-=ニ二>'つ/i 〃乂_) . . . (_\ . . . ..i ∠) . . j) . . .. .\/ ,fクぅ// ;' . .. . . ..∧ .. . . | !ヽ .. . .. . . ..\ /ソ' / % _,.. .. . ..(_ハ. . !__. ‘,o) .. () . . (⌒). ....\{イ! .. x8''" . く)ノ) . . . . }. i|//∧ |ソ) . . . . .(⌒○⌒) . Y%"゚ .. . . .(フ〈) . . % i| }//! ! . . ノ). ...(__乂__) ... . .|ミメ⌒Y⌒) . . . . ... ./ /_,///i i .._ .... . {\ Oく . ... . . . _r‐ |////,' 京太郎「咏さん!」 432 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 22 58 02.80 ID 1Gj+WEpOo [5/12] えり「私もいます」ヒョコッ 京太郎「針生アナも! 今日もお綺麗ですね」キラキラ えり「うぐふっ!? 君に言われるとなんだか複雑な気分です」 京太郎「はい?」 咏「まだまだガキだねー、よしよし」ナデナデ 京太郎「わ、わわっ!?」 __ ´ ` / \ / ヽ ' i / / i / i i |/-ミ/ ./ /i / .| ___ | | / `メ /匕⌒ { / \___ | | ィ卞J宍7 /厶斗 / .八 / V/\| |l 八 V)ソ / V)ソ厶 / i}/  ̄|l ハ i〉 /7 { lリ ____三二ニ|l { V __r――/ / / _____ /i // / `マ| 八 ヽ ̄ ' {/-==ニ¨ `i // / / ____ \ f^ヽ. `≧=----| , |l //i 〈 /  ̄`, { _j ,ハ ____ |八 {三≧=-- |l ///| V/ ...._ } ト / i=彡⌒^|{ } { _--==ミ 八 ///|. /〈 /^ヽ〈 Ⅵ | V 三≧=- |{ | |≧=-へ⌒ヽ=≦ミ }l i///| /7 ∧ _,〈 いハ Y´ ヽ⌒ヽ -==彡八 i ハ{ \ Ⅶ 八 i///| ′ i | i i \_)i _ |__ ハ==彡⌒^¨´ \|j }|. }iト( ` i//八. Ⅵ 乂\_) .乂_j |/ } \(_) ヽ Ⅵi∧ i///∧. }| }ヽヘ、 ト--| / .......... V ヘ .............. }//∧ i/////\ ∨  ̄`七/´.... } v../ 〉 //// ∨///⌒ミ=--- ミ. ∨ {...... i / / //// /ヽ \/\__ `マ/∧ ∨ ゝ // r≪i //// // \ `ヽ ヾ∧ ∨ `¨¨¨ /fj/ `¨¨´ j |l.///// /// \ }/∧ }i \ i { ' 八/////> /. \ i ////} {ト ヽ | | ..... /{ ヽ// / 宥「アノ……メイクノジャマニナラナイヨウニシテクダサイ」ゴゴゴゴゴッ 咏「……ご、ごめん」ビクビク 玄「おねーちゃん……」ホロリ いちご「う、うぅっ……せっかくのチャンスが、こんなん考慮しとらんよ」シクシク 竜華「いやぁー、残念やったなぁ」ニコニコ 煌「また次がありますよ、次が」ニコニコ ジリジリッ いちご「(慰められながらなぜか離されとるんじゃけど……)」ズルズルズル 一「やっぱり須賀君はモテるねぇ」シミジミ ガヤガヤガヤ 京太郎「外が騒がしいですね」 竜華「ああ。そろそろ会場の入場時間やから」 京太郎「そっか。俺のファンの人とかいるのかなぁ」ワクワク 煌「きっとたくさんいますよ」クスクス ~~~一方その頃 会場前~~~ ガヤガヤ オサナイデクダサーイ! ?「……京太郎君、もっと私を楽しませてよ。笑顔にさせてよ……」スコヤカスマイル! 433 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 23 09 19.89 ID 1Gj+WEpOo [6/12] 【イベント会場 控え室】 京太郎「お、おおっ!?」ブルブルッ 竜華「ん? どないしたん?」 京太郎「いえ、何か寒気が……」 玄「その衣装寒いかな?」 京太郎「いえ。服装は大丈夫です」 なーんかものすごく嫌な予感がするんだけど…… まぁ、気にしたら負けか スタッフA「おいおい、イベント途中の怪人役が来れないってどういうことだよ!」 スタッフB「なんか知りませんけど急に、腹痛!! って叫んで」プンスコシテタ スタッフA「くそぉ、麻雀プロの怪人を出すことで話題を誘う予定だってのに!」 スタッフC「都合よく麻雀プロでも来てませんかねー」 スタッフB「バカ、三尋木プロ以外にそんな人がいるわけ…… ガヤガヤ 一「ねーねー、須賀君。アクション体験どうだった?」 京太郎「いやぁ、大変でしたよ」 咏「すっげー動きしてたじゃん」 京太郎「もう無我夢中っすよ、アハハ」 ソロソロホンバンヨウイオナシャス! センセンシャル! 京太郎「おっと。どうですか宥さん」 宥「もうちょっとかな……」 竜華「あかん、そろそろサングラスを用意せんと……」 煌「……」スチャッ 咏「……?」 えり「何をしてるんですか?」 竜華「……じきに分かると思いますよ」 いちご「?」 一「あっ……」 玄「よし、これで装飾もオッケー!」 宥「うん、こっちも!」 京太郎「よし。じゃあこれで……」 434 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 23 15 52.52 ID 1Gj+WEpOo [7/12] 京太郎「……さぁ、どうですか?」クルッ ./ / | ハ | | i 、 ヽ \ \_ i / | | | | | |、 i ゙、 、 \_ _>. | i | i | | | | ハ ハ _i!_ i \ ヽ` ̄ ̄. | | |+--|、_|! | | i! ,/.ィ'|"i´ ハ | i ヾ 、 ヽ. | | |.|ヽ |、_|王!ー |./i .;"´/=、!/ | ! | \ 、i 人 !. r| i.|、!,,ィ'" ._iミi! |/ /彳 r !ヽ,| ,イ | 、_ \ `Y´ | |^!. N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ .! | i、i、 ゙、 ` ̄ ̄ メ( /^|イ `、|. ノi \ヾi .、、 i! i ノリ `. | ヽ__i |イ|/. ヽ i、 i ____...., |/ ヽ!、 i\ `ー-- ―'´ /、!. i !i 、 \  ̄´ /!/ 人 |ハ,i、! 、 \ //.| `Y´ /^\_,> '~ ..ト、! ゙、 `ー---' /|V/⌒`く \ : 从=ミい \ \ ’ ヽ / { ;ヽ、 \ \ ‘, \ ′ : 丶x-‐…=x、 \ \ ヽー’ __ 〉 } ; │\_〕 〔,_ \ い 丶 ′ ‘, `ミ 、 { ,.x:ー―┼―┤ ト, \ \ \ i、 ’, ` '´ ; │ | /い |≧=-、 竜華(E:サングラス)「……んぁっ!?」ガクガクッ 煌(E:スカウター)「ば、馬鹿な……まだ数値が18000、19000、2000、21000……」ボンッ!! 咏「んっ……//」キュンッ えり「」フラフラ いちご「きゃら~める~♪ てん~ごく~♪」ドッキドッキ 一「」キャストオフ スタッフABC「「「」」」ビュルルッ! この時―― 世界中の兵士が手を止め、ある一点に向かって視線を向けたという それが、遠い東洋の国 【ジパング】であったことを知る者は、いない 京太郎「さぁ、行くぜ!」ニィッ! 435 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 23 24 50.54 ID 1Gj+WEpOo [8/12] 【イベント会場】 ザワザワザワ ガヤガヤガヤ! マダカナー? ハヤクゥー 司会「皆さんお待たせしました!」 ピタッ! 司会「仮面ライダーブレイド、特別試写会に起こし頂きありがとうございます」 バッ! スクリーン「仮面ライダー雀 ~~第一話~~」 司会「いよいよ、出演者達の登場です!」 スクリーン「若き実力派アイドル――その名は」 ___________________/ _____r {| .Ω . i!ャ_______. ヽ|. /\ |[ Lv 0 ] .ゞ|! .ハ .i|ノ [==⌒==]| .!|( )..┏──────────────┓ ||. 7___マ .. │ │ || │ ⌒> ´ ´ ヽ `ヽ、 .│ || ∧ ..│_,. ´ , , 、 | 、 、 ヽ │ ||. /- ヽ .│ . ̄7 / / 从 、 | | | . .│ || │ ../イ / /l/ | | | l}从} | { │ || │ ._/_ { 从ヽ、 { | |/ イ´∨} . │ || │ ̄´ {∧ { ○ 从{ ○ }'⌒}、{ │ || │ .{从 r-く| \ │ || │ 叭 __ 八}イ │ || │ 、 └―┘ ィ/∨ │ || │ 「¨>-- rく「 ̄ } │ || │..., ------ ∨_」 , ∨]/|ィ¨7ー-..│ || │..///////「//| ー- 」 }ヽ// ///// .│ || ┗──────────────┛ ||三三 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 乂. || ニニ | | ||三三 | | || ニニ | | ||三三 | | || | | |乂 ▽  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 京太郎「よっしゃぁー!!」ダダッ! 司会「主演、須賀京太郎君です!」 \キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!/ 京太郎「よろしくお願いしまーっす!!」 \クゥ~ン/ \イッチャウゥゥ!/ \コッチミテェェ!!/ 437 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 23 29 35.60 ID 1Gj+WEpOo [9/12] 司会「続いて、今回がデビューとなる国広一さんです!」 ___________________/ _____r {| .Ω . i!ャ_______. ヽ|. __ __ |[ Lv 0 ] .ゞ|! .ハ .i|ノ [==⌒==]| .!| ( ´ ) ┏──────────────┓ || \/ │ ._,... ‐, --、 ‐-、/ // ̄ ...│ i!| │ ./⌒ ーr'「- } 、 `ヽ、<_ │ || ∧ ..│ . / }_,.イ¨ ー--' 、 ヽ , ヽ_ │ ||. /- ヽ .│.. ' / / , / / 从 _ ヽ ∨ , ∧ ..、.│ || │.| | // / -{ | ´∨{ | | ∨ |、 .│ || │.{ | ' | Ⅳ 从 { }/\ | | } ..│ || │.从| | {,ィ斧ミ\ ,イ笊斧ミ ト, ∧ .│ || │ .{ 从{ Vり Vzり | |ノ/ } ...│ || │ . / ム ' ☆| |/ //...│ || │ ., /人 V ア 从 ∧ / │ || │./ イ { > _ < | \ } │ || │.{ /从 | ,.┴ .  ̄ ̄`\ .│ || │.| \ /,イ´ ̄ ヽ . \ .`l .│ || ┗──────────────┛ ||三三 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 乂. || ニニ | | ||三三 | | || ニニ | | ||三三 | | || | | |乂 ▽  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 一「どうもー!」ペコッ \カワイー!/ \チッチャイー!/ \ナンカミエソウ!/ 司会「さらに三人目のライダー。先輩役を勤めるのはこの人! 佐々野いちごさんだぁー!」 ___________________/ _____r {| .Ω . i!ャ_______. ヽ| /\ |[ Lv 0 ] .ゞ|! .ハ .i|ノ [==⌒==]| .|| ┏──────────────┓ || ..\/ . │ ...,. / ' 、 丶...│ !| │ ./ ' ./ / ヾ .│ || ∧ ..│.' i / / ! ト、 !、 . │ ||. /- ヽ .│{ ! l !_! ゙‐{ ! !‐! }_l │ || │ .ヽ 、 . { .! ヾ { ヽ、 };' ノ ノ l .│ || │ ゙、i ゝ、 { ,ィ兀下 '"兀心、l !..│ || │ l l ! 比少 込刈. ! ...│ || │ .; l l .i ,,, ,. ,,, .! .│ || │ , .! l ト、 ,.' { .│ || │ . /,' .! l > 、 ` ´ ,. <〃l. │ || │ '〃 ! ! { l l .i. ! l {! .!│ || │ .{;'゙! 、 ! ゝヽ/\ /\ . ゙、 }.│ || │ ゙、、ヾ;ヽ .;..'"ソ! ー !`ヽ'{ .│ || ┗──────────────┛ ||三三 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 乂. || ニニ | | ||三三 | | || ニニ | | ||三三 | | || | | |乂 ▽  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ いちご「皆さんどうもー!」 \……/ \……/ \……チッ/ いちご「!!?」ビクッ 司会「え、えーっと?」 442 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 23 40 42.10 ID 1Gj+WEpOo [10/12] 一「(多分京太郎君のせいだろうけど、会場に女の子しかいない……)」 いちご「え? えっ?」オドオド 一「(可哀想に、下手に京太郎君といい感じの報道されたから……)」ナムナム 京太郎「(女の子も仮面ライダー好きなんだなぁ)」ボンヤリ 司会「と、とにかく続くのはこの人達だー!」 咏「どうも~♪」フリフリ \ウタチャーン!/ \カワイィー!/ \スガクンヲモットイジッテェーン/ えり「うぅ、緊張します!」ペコペコ \ガンバッテー!/ \ツッコミキャラー!/ \キレイー!/ 司会「はい。そして更に――!」 スポットライト「」パッ 司会「ヒロイン役を勤めるのは、最近人気読モデビューをしたこの人!」 そろそろ安価しますかね コンマ安価↓3 00~09 まさかの憧ちー大遅刻 00~19 あまりのブーイングに涙目になるアコチャー 20~69 割と普通の憧ちゃん 70~89 妙に京太郎にくっつく憧 90~99 京太郎に頬を染め、静かに俯くあこたそ ゾロ目ではれんち・とらぶる 446 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 23 48 39.43 ID 1Gj+WEpOo [11/12] 憧「はーい!」タタッ ____ ,...... . . . . . . . . . . . . . . . . . .... ,. -───‐-/. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. / . . ,. -──/ ./ . ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . / .. . . . / . . . /. . . . . . | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. | . .;′ /. . . . .|\ /{ . . .. . /| . l | .l . . . | . . . . . . . . . |. | . .l | . /. . .| . /l`ト . . . .| | . l | .| . . | . | / . .( ̄( ̄`丶. | . . 、 レヘ . /|/_」{、V . . . | lノ 「 l厂| . |{ . . . .厂 {`丶. . . \ ', . . .\ }/ |{ _)ト、 \| ,x=ミ | . |{. . ./ . . . | . . . l \. . .\. \ . . . \ _ ./ . /| Vり ´ _)/ハ | . | . / . . . .;' . . . .| \ .. .\. \ . . . l|/ . / l| '''' , Vhツ l . | / . . . ./ . . . . .|_,.. -‐\ . . \─- .,_. {\\ | | | .|八 __ ,,,, | ./ . . . ./ . . . . . . | . . . . . .-─\ . . \‐<⌒. _\\| | | . .|' . ./\ V } // . . . ./ . . . . . . . . ', . . . . . -─‐-\ . . \ . \ / ┌〈\.r┴┐! ./ . . ./\ ー' ィ// . . . ./ノ\ . .\ . .\ . . . . . . . . . . . \ . . \⌒. ′ ∧_}\l ̄} | |/ . . ./ _ ̄「\ / . . . . /_______丶 . .\ . .\ . . . . . . . . . . . . \ . . \ ____ノ. \ \ ノ | . . ./ \ | \l/ /. . . . . / \ . \ . .\ . . . . . . . . . . . \ . . \ . .< _. \ { __/∨ . ./── }=l/ . . . . .// \ . \ . .\ . . . . . . . . . . . \ . . \ . . . ⌒ `¨¨´ / . ./ 〈/ . . . . ./ ,/ /\ . . \ . .\ . . . . . . . . . . . \ . . \ . .> i . .;′ / . . . . ./ 〉 / / ̄ ̄ ̄ / ∧ \ . . \ . .\ . . . . . . . . . . . \ . . \ /|/| | . .| .. . . . . . ./ \l./ __ / ∧ . . \ . . \ . .\ . . . . . . . . . . . \ . . `¨¨¨¨´ . ./ | . .| /. . . . / 、 c/ / / \ . . \ . . ` ー--──-ミ . . . .\ . . . . . .<_ノ }イ |.厶ィ. / \/ / \ . . \. . . . . . . . . . . . . . . .\ . . . .「 ̄ ̄ ̄ |ノ l/ / / / `¨´\ー----‐'⌒丶 . ∨八 /_/ /--‐< / |_ }. . .}{ /´ ∧ 0 _/ | \ 厶ィ八 / //|\_ \ \. / / ∧ \ 0 〉 〉 / / / \ |o \ / \/ / /l_,/{ \/|o l{ |{ |{ \ ./ 〉 / // / \ / |_______/ |\ / / / / \/\/ / |⌒∨. 厂 ′ 〈 /^7¨´ / / / / /\ / .′ く / / / /  ̄ ̄ ̄ /. ⊂ニ  ̄ \ / / / / /. ⊂ニニ 〉/ / / /. /// ///´ / / /. 〈/ 〈_/〈/ .′ / ′ / ′ , / / ′ ′ { \ | \ ノ\ | ;′ \ / | | 憧「お待たせ!」デデーン \カワイー!/ \スタイルキレイー/ \アリャソウトウ……ゲフッ!?/ 京太郎「(見ないから心配だったけど、ちゃんと来てたのか……)」 ※決して存在を忘れていたわけではありません 憧「……何やってるの、もっと詰めてよ」ヒソヒソ 京太郎「え? あ、あぁ、ごめん」 憧「ふん。主人公なんだからもっと堂々としてよね」ギュッ 京太郎「お、おうっ!?」ドキッ 司会「おわーっと? いきなりファンサービスですか?」 \ズルゥーイ!/ \ハナレテー/ 448 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 23 56 29.81 ID 1Gj+WEpOo [12/12] 咏「ちょっと近すぎじゃね? しらんけど」イライラ 一「そうだよー。須賀君の隣はボクの場所だよ?」 司会「何やら共演者で揉め事が起こっているぞー!?」 \ア"ゴヂャァァァァァァァァン!!/ \スガクンカラハナレテー!/ 憧「でも、こうすると面白い反応するんですよ?」クスクス ギュムッ 京太郎「ば、バカっ!」カァァァ 司会「おーっと、これは初々しい反応ですねー」 \キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!/ \カワイイッ!!/ \モットイジッテー!/ \アレハマチガイナクドウテイ/ コソコソ あまとう「なんでだ!!? 童貞は関係ないだろ!!!」クワッ ほくほく「こらこら、バレちゃうだろ」チャオッ みたらい「全くとうまは……」ヤレヤレ \キョウタロウキュゥーン!/ \カワイィィイ!/ 京太郎「お、おい新子! なんでこんな……」ヒソヒソ 憧「……ヤダ」 京太郎「は?」 憧「憧って呼びなさいよ……じゃなきゃ離れないから」ボソボソ 京太郎「???」 こいつ、この大事なイベントで何言ってんだ? でも、こうなったら―― 選択安価↓3 1 京太郎「分かったよ、憧」 2 京太郎「……やだ」 3 京太郎「しょうがねぇなぁ、ア↓コ↑」 4 京太郎「……」プイッ 454 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 00 03 53.97 ID akljCfd6o [1/14] よく分からんけど、言うこと聞いた方がよさそうだ 京太郎「分かったよ、憧」 憧「!!」 京太郎「だからほら、離れろって」 憧「……」 , r '´ ̄ ̄)`ヽ ./´ .| 1 \ / , r ',´`ゝイ / i| .| ヽ ./ ,r'彳 / .| ./ ./ , /| | ヽ. ヽ /// / ./ ト、 ヽ ./ / / /| i .ハ 1 ヽ ./ / ./ ./ |ヾ ヽ / /i-、,_ /j ./ | .ル.j | .|1. 1 ./ ./ ./ ./ .| ヾ ヽj /.i .>ト,/ j /i j .|.ハ | |. | / / j i | ヾ /j j | / ./ '、` j /ノ/ .|.j | .j .| .i | ./ / .| .| | | '´i |rt== ミ、 、 ./ / /' r t/'ー-/ | .| | ./ .| .j .| | | V´ | .| .ク心 ミヾ ' '´ ' - ' j /j | ルj j .| .j .| .| | | .| 毛 ゝ r==ミ,tノ/j j i .从' / .| / .| | | | .| ヾ リ' .ク C }./イ .|.j //' 1 | | .| / .| i. | | .| ,,,,, .レ リ './ iイ i/ノ |' ,1 | 1 .|./ | ヽ.ト | .| ''ヾ / |'j j´ | |1 .| 1 |' .1ヽ ヽ》、 | .| ' ,,,,, / |j / .| |.| .| 、| ヽ、ト ヽ \| .| ヽ、 / .j ./ 1 |.| .| ,V ゝ 、、 \ i .|、 ´ ノ /./ .| | | .| 1、 .》、\ヽ ゝ | ヽ、 , r ' ´ ././ | j | .| .1ヽ / `ー-ヽ、、_ ゝi、./ `ヽ- j ' ´ .i ./.イ |.j .| .| 1.ヽ ./ ` ゝ 、 ` \' ./ i 1 // 1| .|.j | 憧「うん、そうね」スッ タッタッタッタ 一「はーい! じゃあボクが間に入るもんね!」 \イイゾー!/ \ハジメチャンガンバレー!/ \ケッキョクボクッコハカワイイワケヨ/ 咏「じゃあ私も入ろうかねぃ」ニヤニヤ \ウタチャーン!/ \モココー!/ \チョウガンバッテホシイデス!/ えり「わ、私は遠慮しておきます……」オズオズ \ガンバレェー!/ \ダイジョウブ、ソンナエリヲワタシハオウエンシテル/ いちご「じゃ、じゃあちゃちゃのんも!」トテトテ \……ハ?/ \……/ \アーツマンネ/ \テメェハカンケェネェカンケイナインダヨォォ!!/ いちご「え、えっ?」ウルウル 京太郎「??」 憧「(不憫ね)」 いちご「(こんなん考慮しとらんよ……)」グスッ ※この後、まさかのダディはまり役で人気を巻き返すことになるとは……誰が予想しえただろうか 457 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 00 13 53.57 ID akljCfd6o [2/14] ワイノワイノ! 司会「では、会場も盛り上がったところでまずは一話の上映を行いたいと思います」 \タノシミィー!/ \キタイシテルゥー!/ 司会「では、出演者から一言ずつお願いします」 京太郎「はい! 自信作です! とにかく楽しんでください!」 \ウンタノシミー!/ \スガキュンノゼンブガスキィィ!/ 憧「色々とあるけど、出来るだけのことはやったわ」 一「今の自分に出来ること全て見せたよ!」 咏「ま、見れば分かるんじゃね?」 えり「精一杯やりました」 いちご「ちゃちゃの――」 照明「」スゥゥゥ!! いちご「え? まだ喋っ……」 司会「それでは――!」 一同「「「「「どうぞ!」」」」」 いちご「チャチャノンガマダシャベッテタノニ……」シュンッ スクリーン「~~一話~~~」デデーン まずは、サブキャラの評価判定 憧 ↓1 一 ↓2 いちご ↓3 咏 ↓4 えり ↓5 00~09 大不評 10~29 不評 30~59 普通 60~89 好評 90~99 大好評 ゾロ目 ブーム到来 479 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 00 33 26.65 ID akljCfd6o [4/14] 【ブレイドの評価 良作】 憧 大好評! 一 普通! いちご 好評! 咏 好評! えり 好評! 京太郎 好評! ~~途中シーン抜粋~~ ※京太郎が研究所に出現した怪人と戦うシーン 京太郎「ぐぁっ!?」ズサッ アンデット「グケケケー!!」ブンッ! 京太郎「……ふっ! ハッ!」シュババッ アンデット「ファッ!?」 \スゲェー/ \スタントマンジャナイノ?/ \ホンモノダァ/ 憧「剣咲君っ!」←仲間を心配しつつも希望を失わないくっそ可愛い表情 \スゲー/ \ヤルジャン/ 京太郎「……」バッ ジャキッ 京太郎「……変身!!」ガチャッ! ┌─┐___________ ┌─=┘ \ ∠二二二二二二二二二二二二二二 ]│ \___r'´¨`ヽ/┃ ̄Τ└ [二二二二二二二二二二二二二 ]└─────- (. (.. ) ) ̄\|.┃ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\弋ノノ || |_/||_ || / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ .|| | || |; ; ; ; ; |; ; ; ;\ |; ; ; || | / / \ \ | || |二二二]| |; ; ; ; ; |; ; ; ; ; ;| |; ; ; || | / / \ \ | |∟ノ; ; ; ; ; ; ; ; || |; ; ; ; ; |; ; ; ; ; ;| |; ; ; || | / / ヽ ヽ | | ||; ; ; ; ; ; ; ; ; ; || |; ; ; ; ; |; ; ; ; ; ;| |; ; ; || | / / ヽ ヽ. | | | イ; ;; ; ; ; ; ; ; || |; ; ; ; ; |; ; ; ; ; ;| |; ; ; || | 〈 〈 〉 〉 | |/ /; ; ; ; ; ; ; ; ; || ┃; ; ; ; ; |; ; ; ;/ |; ; ; || | \ \ / / | |∠; ;二二二]ヘ┃ ̄\| ̄.. |; ; ; || | \ \/| |\/ /. | | |> | |__」 .┌──┘| \_____________/ .| / < ターン・アップ!  ̄ ̄.. └────────────────┘| ̄ ̄ ̄ <二二二二二二二二二二二二二二 ] / ̄ ̄ ̄ ̄ [二二二二二二二二二二二二二二__/ └─┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 481 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 00 37 38.97 ID akljCfd6o [5/14] ∧ / '. ,.ィ,' .Yハ ..、 , /ヽ.! l,..' ∧ { ,r‐、,=, -、 } ;弋;;;ノ=、;;;ノ j _V 'fr三z} /ォ-, _ ___,.f!_...}-`=if二ニ入_z-----ォ、 ,_'. ! ,f、〃/..、ー_...===-、/! /..=-‐''"´_,.} r 、_/,-.{! ∨、j!゚ j! .- lj'"´ ..=-''"´_..! '. . .i==} ,ノヾj , i、 i!ヾ´ ,.ィ''"´,,=', }、 . . . ト! ,. ィr-..r-、―r-r‐. '"、. . ', ,/ .\ 、. j ´、〃´ . . .`,"ヾ、zニ./ t_ォ_ー_}_ _}三三.j . { .ヾ、;/∨ ,. \__../`k--イー、 . . . . { . . . ./_,./ `´  ̄  ̄ ̄ ¨¨¨ ´ ∨/ ヽ、.// / .// `` ー- '"´ `ト=='ー--.'--'.'!'. ,r-、 _j r-----z、 . . . . ト,、.f ./¨ヽ、 {if ト,! 「/ヽ¨} rl!三 j} l!.!《 . .!ヽ!} -,!-.__'_`='-'_..- .¨¨ . 'ハ.!-',j `, ,{ . .` ..、 . .i . . . . . . . _... . ∧ !_, 、!, ./、ヾ . . . .ヽ l . . . . . . ,... ',. .-ヽ . -='l /、 . . .ヾ、ヽ . . . i . . . / / . . . ,. -..、 . . .j ,.≠. .ヾ、ヽ . . . ヾヽ, - 、' . , ' . . . ./ ../ .ヽ . ! ,. '`ヽ ヽ . ヾ、ヽ . -''" ``ヽ . ' . / . ,ィ-、' ., .} ヽ、o ン .. . . ,`-'´ ヾ. . . . .f /.ヾ 、 _/ .`.ー ' . . . ,/. \ . \ ./.ヾ.、 /_!...--, . . ._/ ヽ. . ヽ_/ . }ヽ .∧_,..._--≠' ヽ.ォ---'-イヽ ∧´ _j y' `、...__ソ_!_}ヽ ∧-ー} . / ヽ、___/__.ハ _,./ `ー= ., ' iヽ、../¨ .ト..、 !--ォ.r--',_} ト、 .-ォ fニ二} j'== . .l_..,/' ` -.l} . .r-ー`i、 /-,`' . . . . / ! ! . . . . 、ニ ヽ、.,.ィf´_!-'、 . . . . . -j ー-z .f二ニt.}.`ー=....___rー- ‐'  ̄ ̄ ´ ブレイド「はぁぁぁ!!!」 ダダダダッ! アンデット「クケェー!」バキッ ブレイド「うぁっ!? あぁぁぁぁ!?」 \フキカエウメー/ \セイユウケイケンモアルシ、タショウハネ?/ ブレイド「くそっ、こんな奴に……!! ん?」チラッ | | /| |ヽ | / | | ヽ | / / /⌒ ヽヽヽ | / | ο | ヽ | ヽヽ ⌒ | /⌒ / | ヽヽ ノ ¥ ノ/ | \∧ M ∧/ | // _ヽ W / \ | __/_ ヽ__彡ミヽヘ |\ \/━━─┐彡 |ヽ\ ヽ 》《 | \ \ | / \ |/ / ノ / \ |/ \ / |ゝゝゝゝ\ \ \ / || / \ \ \ \/ ヽ ブレイド「橘さんっ!?」 \タチバナダ/ \チャントキコエル/ ブレイド「なぜ見てるんですっ!? ぐあぁぁ!?」ズシャァァ! 484 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 00 43 03.42 ID akljCfd6o [6/14] アコ「剣咲君!! 危ないっ!!」 ブレイド「本当に、本当に……!!」 フラフラ ざわ…… ギャレン「……」ザッザッ ざわっざわっ…… アンデット「ウゲゲェー」バキィッ ブレイド「本当に裏切ったんですかぁぁぁ!? ぐぁぁぁぁ!?」バキィィンッ! シュゥゥゥン ___________________/ _____r {| .Ω . i!ャ_______. ヽ|. /\ |[ Lv 0 ] .ゞ|! .ハ .i|ノ [==⌒==]| .!|( )..┏──────────────┓ ||. 7___マ .. │ ll │ || │ | | .│ || ∧ ..│ /∧ │ ||. /- ヽ .│ kソ 〉 〈 fノ . │ || │ ヤ', ∨⌒∨ l,'. │ || C │ マ、 人 人 ./7 │ || H... .│ `=/|_r、._|',=." │ || A... .│ ,r‐ハ /\ .ハ‐ 、 .│ || N... .│ .// .| ./ \ |`ヾト. │ || G │ /ィ rィ〈 〉ミト、 ゝ.ヽ.. ..│ || E. │ // V\/ \//ヾト、 . │ || │ ィf \ `ー‐"/ .ヤl.. . │ || │ >< │ || ┗──────────────┛ ||三三 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 乂. || ニニ | | ||三三 | | || ニニ | | ||三三 | | || | | |乂 ▽  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~~~ END ~~~ スクリーン「」パッ 京太郎「……」 一「……」 いちご「……」 咏「……」 えり「……」 パチッ パチパチパチッ! \スゴーイ!/ \チョーオモシロインダヨー!/ \チャントウラギッタンデスカニナッテタ/ パチパチパチパチパチパチパチッ!! 京太郎「や、やった!」グッ 一同「……」ホッ 487 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 00 53 42.38 ID akljCfd6o [7/14] 会場が明るくなるにつれて、観客の顔がはっきりと見えてくる どうやら、みんな満足気な表情で頷いているようだ 京太郎「よしっ!」 司会「はい、ということで第一話。どうでしたか?」 \オモシローイ/ \ツヅキキニナルゥー/ 司会「本放送は明日の朝8時より、第二話は来週の日曜日となります」 \ロクガシナキャ/ \コレハミノガセヘンナァ/ 司会「さて、第一話の試写も終わり、イベントもいよいよ大詰めです」 \エェー!?/ \カナシィー!/ 司会「最後に須賀京太郎さんよりメッセージで終わりに……」 ジャンジャカジャーン! 京太郎「!?」 一「え? 何この音楽?」 司会「おーっと、これはどういうことでしょうか!?」 音声「仮面ライダーブレイド、剣咲カズマくん」 京太郎「(ドッキリイベントか?) だ、誰だ!?」 \ア、イベントダー/ \オモシロソー/ 音声「ふふふ、今日は君に素敵なプレゼントを用意した」 京太郎「な、なんだって!?」 音声「それは――」 バシュゥゥゥゥ!! 咏「スモーク!?」 えり「一体何が!?」 辺りがスモークで包まれ、ステージでは何も見えなくなる 一体……何が起こるんだ? ?「きゃー!」 京太郎「!?」 悲鳴!? これは―― 安価 ↓3 以下に該当するキャラを一人 条件1 京太郎のファンor事務所メンバー 条件2 女性 492 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 01 00 14.37 ID akljCfd6o [8/14] スモークが晴れていく…… そして、その中から姿を現したのは!? 和「わ、わわわっ!? す、須賀くぅーん!?」ジタバタ 京太郎「の、和ァ!?」 な、なんで和が!? いや、もしかして応援に来てくれたのか? って、待て! それにしたって状況が―― ズンッ 京太郎「!?」ゾクッ なんだ、このプレッシャー? 誰かがいる それも、和の後ろに 和「は、離してくださいっ!」 だんだんとスモークが薄くなり、見えてくる 和を捕まえているそいつの正体は―― /! ヘヽ、 ./ .! _ 'i ヽ i i/i! iヽ、i! .i .i i { _,, -.} i! i _ .| i ヽ∧_ノ / i、 iヽ, /{ i, ヽ, ,| | / i' i .iヽト, //ヾ| _,. ヽ. ヽi! ∨ _ ,,..ノ .! i!;ノ /||i!, .//ヾ// { ヽ- 、¢ / __,∥ i ||//|.| i i!| ヾ| |ヾi! ,_. ヽ-ヘ ii ̄ヘ,《. { ノ|,////|.| i! i!|\| |ヾ//|| ヘ,∧∧/∨\ ノ-,,ノ!、 //| .| ./ |.| i! .i!|\| |ヽ| |/l\,__. ヘ∨|i|∨ /´'i ヽ、. ノ|_///|/| ./.|.| | /////ヽ| |ヽソ|| ;ト、_ _,,..-、_.,∧_|i|_,,../_,,..ミ/ ̄`ヽ、 丶 //ソ.〈〈/ヘ\_ノ|.| i .〈〈 |//_//ヽ/|| |ヽ/_,,/ミ;三;三;三;三彡`ヽ ノ_`ヽ///ヽ.ヽヽ// / / 〉 .| |i!ヽ|〈 /| ノ| ∥/ i|/\/∨∨\/\// ./´;i´ `|./、〉__////|-''´_」 i! `"- ト \i|,/.// /_∨___|_∧∧_|___∨/ ;i ヽ |ヽ//__/ ̄ ̄'i`´ i! | \_\/./ /《/ /《/ΝИ |;|;|;|´ヽ|;|;|´ ;i ヘ_,,. -‐'´__ ,, ... ,,, j i ! ミミュ、`"´ /《/ /《/|∨∨| |;|;|;| .|;|;| ....,ノ .., 、,,..ミミミミミミミミ! .| .i `"ヾミミミミミ.|;|;|,,_|;|;| / ヽ|;|;|;|. |;|;|;;;;;ィ"´i; ノiヾミミ/ヾ;、. ヽ, | i /| ././;/ .. |;|;|ヘ|;|;|'´\ .ノ|;|;|;|'´`|;|;|,/´ _i/ ./ ∧ ', ヾ;;、 ヽ .| i ./ / / /;/ .... i!ヽi; ,_ ,/ ¨\ .... ;;_/,,. -''" ... / /;|;|ヘ,ヽ、 ヾ;、 ヘ, / ! / |_〈 /;;〈........ ∧ i!`"'\ ノ`" "´ / ... / / ;;|;|;;|;;ヽ ` ... ヾ;;、-、_〉,_ / i / .〉ノ ヽ, / ヘ、.i! /\ j _ ,, .. - ,,/ / ;;;;;|;|;;|;;;|`|ヽ、 / ノ i!`''´\ / ././_,,-ヘ; i / 〈`ヾ;-‐i! `''i!' 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