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太陽光発電 ~ シリコン系の圧勝 太陽光発電の元祖はアメリカのベル研究所です。 ビッグバンの背景放射を発見したのもベル研究所です。 当時のベル研究所は世界ダントツの研究機関で、多くの 電気や通信に関する大発見や大発明をしています。 今から58年前、1954年にシリコン結晶を利用した現在の 原型が開発されました。 今日においても、単結晶タイプのシリコン系は変換効率が 20パーセントと高く超高効率太陽電池として、他を圧倒して います。 多結晶型は薄型になり、変換効率は最高で15パーセントです。 非結晶系のアモルファスは薄膜太陽電池と呼ばれ変換効率が 10パーセントの安物です。 21世紀になって、高価なシリコンを使用しない化合物系の ものとして、低コストを目指す、銅、インジウム、セレンを 使用した薄膜タイプや、変換効率40パーセントを目指した 超高効率のカドミウム、テルル系の薄膜タイプが研究開発 されていますが、ああでもない、こうでもないと言っている 間に、シリコン系に圧倒されています。 太陽電池が、世界的に注目されるようになったのは2008年の オバマ大統領によるグリーンニューディール政策です。 2006年までは、日本のシャープが世界トップのシェアを 誇っていましたが、このときの太陽電池の市場は全世界で たったの1兆円産業でした。 この1兆円産業が、わずか数年で8兆円産業に急成長すると 予想していた経済学者はきわめて少数でした。 2008年にはドイツ(旧東ドイツ)のQセルズに首位を奪われ、 シャープは世界第4位に転落しています。 そして、2012年にはQセルズは倒産、シャープは液晶パネルの 戦略ミスで危機に見舞われるという激変を遂げています。 2007年には、1兆円産業であった太陽電池は今日では10兆円にも 達する破竹(はちく)の勢いで成長を続けています。 世界各地にメガソーラーが建設され、急成長が続いています。 かっての主役であった、日本とドイツのメーカーは国際舞台から 姿を消し、アメリカ、中国、台湾のメーカーがしのぎをけずって います。 特に、中国メーカーの低価格戦略はすさまじく、太陽光発電 パネルの国際価格をkwあたり100円台にまで下落させ、一気に 普及に弾みをつけました。 日本は、パネル価格は、まだまだ高止まりしていますが、 一部ではkw単価が300円になり、価格下落は続いています。 ここで太陽電池産業の成長のすさまじさを数字で見てみます。 極端なのはドイツで、2000年には75kwであった太陽光発電は 2011年には25Gwと、実に330倍もの大激増です。 売電価格が、kwあたり100円強と高めに設定されたため、 ドイツの企業や家庭の主婦たちは、競って装置を導入しました。 ほんの数年で装置の元は取れ、あとは儲かる一方です。 パートタイマーで稼ぐより、太陽光発電の方が収入が多いという 家庭が続出しました。パネルを増設する家庭も激増します。 2010年の世界シェアは以下の通りで、発電量は5.5Gwでした。 (1)アメリカのファーストソーラーが8.4パーセント (2)中国のサンテックパワー(尚徳太陽光電力)が8.1 (3)日本のシャープが6.8 (4)中国のTrinaSolar が5.3 Yingi、カナディアンソーラー、ソーラーファン、京セラ、 サンパワー、三洋電機と続きます。 2011年は、驚くべきことに、39.5Gwと7倍の生産量でした。 (1)サンテックパワー (2)ファーストソーラー (3)Yingi (4)TrinaSolar 中国勢の圧勝です。 太陽光発電の国際価格は、kwあたり200円程度ですから、 39.5Gwで、7.9兆円になります。 世界一高い日本の相場で計算するとkwあたり400円なので 16兆円産業になります。 中国勢は、これを100円台にまで下げてダンピング攻勢をしたので 一気に世界シェアが、中国のメーカーだらけになりました。 売り先の43パーセントはドイツで、39ギガワットといえば 原発40基分にも相当します。 日本では、ああでもない、こうでもないと言っている間に ドイツでは、原発15基分の太陽光パネルが、たったの1年で 設置されました。 2011年のドイツやスペインを中心としたヨーロッパは 太陽光発電のすさまじい乱売合戦が繰り広げられました。 そして、その反動は2012年早々に訪れます。 2007年、2008年と2年連続で世界一を誇っていたドイツの Qセルズが4月2日に経営破綻します。 1999年の創業からわずか13年目にしての破綻です。 ソロ、ソーラーミレニアム、ソーラーハイブリッド、などが バタバタと倒産し、アメリカにおいても、ソリンドラ、 エバーグリーンソーラー、スペクトラワット、と経営破綻が 負けんじとばかりに続出します。 理由はただ一つ。中国製品のダンピング攻勢です。 5kwで200万円はする太陽光発電装置一式を、100万円以下で 設置するところがあらわれ、50万円でもいいですよ、と、 なれば、誰もが心を動かされ、そちらへなびきます。 日本においては、そこまでの価格下落はないでしょうが、 まちがいなく、今後も価格下落は続きます。 そして、今、白色発光ダイオードが、130年ぶりの照明革命に 加わり、新たに10兆円マーケットを築こうとしています。 すでに価格競争は開始され、オーストラリアやフランスでは 白熱電球の使用を禁止する政府方針が示されています。 アフリカで、ヘビやトラ、ライオンを追いかけている人たちは 約20億人。いまだに電気という近代的照明を持っていません。 月収は2000円ですが、油やタイマツを買えば消えてしまいます。 太陽電池で取り込んで、電気二重層キャパシタで蓄えて、 白色LEDで光らせる生活が身近に迫っています。 計算すればアフリカだけで、10兆円マーケットになります。 考えれば、中国も発展前の月収は2000円でしたから、今後は アフリカが最初のターゲットになりそうです。 日本でも、中国直輸入のLED電球なら、100W相当品でも1000円を 切る価格で売っています。 アフリカの夜が明るくなるのは、意外と早いかもしれません。 -
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サニックス(4651)が、17円高の195円と急反発している。17日付の日本経済新聞朝刊が「韓国製などの太陽光発電パネルの販売事業への参入が相次いでいる。虫駆除など家庭向けサービスのサニックス、太陽光発電装置販売の新興マタイ(長野県佐久市)などは国産品より割安な家庭向けパネルの輸入を開始した。2008年度まで太陽電池市場は国内メーカー製がほとんどだったが、政府や自治体の普及促進策により市場が拡大する中、安価な輸入品の増加で値下げが加速しそうだ」と報じたことを材料視し、上値抵抗線として意識される200円を一時突破し203円まで買われている。無配継続が予想されているが、全般手詰まり感から低位材料株人気に乗るか注目されよう。 韓国製などの太陽光発電パネルの販売事業への参入が相次いでいる。虫駆除など家庭向けサービスのサニックス、太陽光発電装置販売の新興マタイ(長野県佐久市)などは国産品より割安な家庭向けパネルの輸入を開始した。2008年度まで太陽電池市場は国内メーカー製がほとんどだったが、政府や自治体の普及促進策により市場が拡大する中、安価な輸入品の増加で値下げが加速しそうだ。 サニックスは韓国・LS産電が製造した太陽光発電パネルを販売。国産品の標準的な家庭向け価格は出力1キロワットで60万円台後半(1戸に必要なパネルはおおむね3キロ~4キロワット)だが、これより3~4割安い。発電効率は国産品とほぼ同じ。まず西日本の自社店舗網を使い、2カ月足らずで500件、出力1600キロワット程度を売った。
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出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 太陽光発電のコストは、一般的に設備の価格でほぼ決まる。運転に燃料費は不要であり、保守管理費用も比較的小さい。開発当初は非常に高価であり用途が限られたが、現在では一般家庭で導入可能な水準に低減してきている。現時点でのコストは系統電力よりも高価であるが、普及と技術的改良に伴って今後も低減が見込まれ、今後数年のうちに系統電力価格より安くなる(グリッドパリティに到達する)国が増えるとされる。将来の主要な電源の1つとして政策で普及拡大と価格低減を促進する国が増えている。エネルギーセキュリティ向上などの付加的なコスト上のメリットも有するが、特に昼間の需要ピークカットのコスト的メリットが大きいとされる( ref name= smallisprofitable エイモリー・B・ロビンス「スモール・イズ・プロフィタブル(Small is profitable)」ISBN 4-87973-294-XP.131-132, ref name= solarrevolution Solar Revolution / The Economic Transformation of the Global Energy Industry, Travis Bradford, The MIT press, ISBN 978-0-262-02604-8P.131など)。一方、途上国で送電網が未整備な場合、消費電力に比して燃料輸送費や保守費が高い場所など(山地、離島、砂漠、宇宙等)では、現段階でも他方式に比較して最も安価な電源になる場合が多い。 また国内生産した場合の経済効果も重要視され、近年はグリーン・ニューディール政策の一環に位置づけられることがある。 電力量あたりのコスト 太陽光発電のコストの相場は、いまのところ他の電源の数倍とも言われる。電力量あたりのコストでは価格競争力が不足するため、現時点では普及促進に際して助成が必要とされる ref name= IEA_Deployment IEA, Deploying Renewables -- Principles for Effective Policies, 2008。ただし用途などによっては現状でも価格競争力を有する。普及に伴い、ほぼ経験曲線効果に従ってコストが低下しており ref name= JRC_Waldau Thin Film Production Overview in the Short and Medium term, A.J.Waldau, EU Commission, DG JRC, Ispra, 03/09/2008, 23 EU-PVSEC, Valencia、世界的には2012年頃には系統電力よりも安価になる(グリッドパリティに到達する)と見られている ref name= EPIA_EUROBAT / ref name= Nomura / 。既に一部の欧米企業はグリッドパリティの目安とされる1$/Wpを切る生産コストに到達している ref name= GreenTechMedia_FS_GridParity First Solar Reaches Grid-Parity Milestone, Says Report, Greentech Media, December 16, 2008。 現在の価格は(地域や国、統計によってもある程度異なるが)たとえば2009年5月の時点の平均でモジュール価格にして容量1Wpあたり4.7ドル前後、発電量1kWh当たり21セント程度と報告されている ref name= solarbuzz_top solarbuzz社調べ。また安価なモジュールの市場価格は約3ドル/Wp程度である。発電量あたりのコストでは比較的高いが、一部の国では系統電力価格よりも安価になっている。IEA PVPS加盟国では、2007年のモジュールの平均価格は4.4ドル/Wpと報告されている ref name= IEA_PVPS_ValenciaPres IEA PVPS, Slides of the Valencia presentation, 2008。最も安いモジュールの単価は2009年4月時点でWpあたり約2.5ドルまで下がっている ref name= solarbuzz_price / 。 2008年末の時点では、(結晶シリコン太陽電池が主体の)比較的高出力(125Wp以上)のモジュールについては、需要逼迫による価格の高止まりが数年間続いていた ref name= solarbuzz_top solarbuzz。2009年は結晶シリコン原料の増産が追いつくことで値下がりが見込まれていたところ ref name= greentech_SiPrice New Energy Finance Predicts 43% Solar Silicon Price Drop, greentechmedia, 18 August 2008、実際に2009年に入ってから世界的に価格の低下が始まっている ref name= solarbuzz_price [http //www.solarbuzz.com/Moduleprices.htm Solarbuzz社のモジュール価格調査結果。 グリッドパリティの目安は、モジュール生産コストにして1Wpあたり1ドルとされ、2009年にはFirstSolar社が達成を宣言している ref name= GreenTechMedia_FS_GridParity / 。しかしグリッドパリティの価格水準は国や地域ごとに大きく異なり、1$/Wpよりコストが高い場合でも国や地域によっては既に達成されていると言われる ref name= SeekingAlpha Solar Grid Parity The Great $1 Myth, Seeking Alpha, 2008年12月9日。 普及に伴い、今後も価格は低減が見込まれている。2012年頃には世界の6割以上の地域で補助金なしで発電事業として経済的に成立するようになるとも予測されている ref name= PVNews_May2007 PV News Vol.26, No.5, May 2007.。また一部の薄膜太陽電池生産企業では、比較的変換効率は低いながらも年間数百MWpのペースでモジュールを量産し、生産コストが1Wpあたり1.08ドルに到達したと表明している ref name= FirstSolarPriceDeclear First Solar社の表明による、2008年3Qのコスト。 蓄電池を用いた独立型システムにおいても、今後の価格低下と途上国などでの普及拡大が予測されている ref name= EPIA_EUROBAT W.Hoffman(EPIA),R.Kubis(EUROBAT),The role of Energy Storage in the future development of photovoltaic power, Intersolar, 12 June 2008。 こうしたことを踏まえ、”2030年ごろになっても経済的に自立できない”などとする主張は誤りであるとの指摘もなされている ref name= Nomura / 。 付随するコスト要因 太陽光発電は天候によって発電量が不随意に変動する。このため発電量に占める太陽光発電の割合がある程度大きくなると、変動への対策のコストが発生するようになるとされる。全てを太陽光発電だけで供給する独立型のシステムでは、蓄電池のコストが上乗せされる。系統連系した場合についても、供給電力に占める割合が増えるにつれて系統側で変動対策のコストが増加すると考えられている。しかし火力発電に比較して随意性で劣る点においては風力発電や原子力発電なども(それぞれ特性は異なるが)同様であり、それぞれ供給電力に占める割合が増えるにつれて対策コストも増えるとされる。こうした電源の割合を増やすため、電気自動車などの負荷側との協調も用いて系統全体の機能を向上させるスマートグリッドなどの対応策の検討や法制化が各国で始まっている ref name= EU_SmartGrid SmartGrids Technology Platform(欧州のスマートグリッド開発推進機構) ref name= US_SmartGrid_NETL A Vision for the Modern Grid(NETL) ref name= US_SmartGridLaw U.S. Energy Independence and Security Act of 2007。日本においても、今後のコスト低下の見通しやコスト負担のしくみなどを含めた議論が始まっている ref name= JP_GridCost 低炭素電力供給システムに関する研究会新エネルギー大量導入に伴う系統安定化対策・コスト負担検討小委員会(第3回)配付資料(経済産業省)。 一方、下記のように付加的なコスト上のメリットが生じる場合がある。このような付加的なメリットにより、発電量あたりのコストが従来型電源の数倍であっても電力供給網全体のコストを低減させる場合があるとされる( ref name= smallisprofitable / P.192など)。 化石燃料を燃焼させる火力発電などに対して: 温室効果ガス排出量を減少させるメリット(排出権取引に伴う出費の削減など) 有害物質の排出を減少させることによるコスト的メリット(外部コストの削減) 他電源の燃料調達リスクの緩和(燃料価格変動の不規則性、資源確保に関する不安がない) 他の電源からの送電損失の削減(太陽光発電の発電量がその分増えたのと同じ効果を持つ) 昼夜の電力需要の変化への追従効果(昼間の需要ピークのカット、夜間余剰電力の削減など) 災害など有事におけるセキュリティの向上(悪影響の及ぶ範囲や期間を抑制) このほか、経済面では産業としてのメリットも評価の対象となり得る ref name= BMU_Progress Renewable energy sources in figures、ドイツ環境省、2008年。景気浮揚策の一部として論じられる場合もある ref name= SEIA_Economics Solar Energy Fuels Domestic Job Growth A Blueprint for Job Creation and Economic Security, SEIA, 2008。 影響要因 電源としてみた時の太陽光発電のコストは、下記のような要因に影響される。 導入費用(システムの値段、工事費等) 融資利率 個々のケースにおける発電量: 緯度や気候による年間日射量の違い ref name= Sansoken_Hatsudenryou 実環境における発電量(産業技術総合研究所) 気温、放熱状況(モジュール温度によって出力が変化する;温度の影響の項を参照) 積雪の有無、設置角度、周囲の障害物など ref name= Sansoken_Hatsudenryou / 機器の性能(モジュール、パワーコンディショナー) パワーコンディショナーは10~15年程度の間隔でメンテナンスや交換を要する場合がある ref name= ALLABOUT_MAINTAIN http //allabout.co.jp/house/kankyosumai/closeup/CU20031014b/ ref name= Nomura / 。 日常的な保守・管理費用は比較的小さい。 設置や廃棄に要する費用は設置形態に依存する。 建築物の構造(壁面や屋根、窓等)を兼ねる場合など、純粋に発電部のコストだけを分けて見積もるのが難しいケースもある。 事前の調査に要する期間や工期は比較的短く、その間の利子は無視できる場合も多い。 金銭的収支の面では、下記のような影響要因もある。 電力会社による買い取り価格(太陽光発電を参照) 公的補助(助成策の項を参照) 系統側で付随的に発生する諸費用 日本におけるコスト 日本における太陽光発電システム導入のコストは、開発が本格化する1970年代までは住宅一軒分(通常2~5kW程度)に一億円前後の導入費用がかかる水準(数千万円/kW)であった( ref name= nedobook なぜ、日本が太陽光発電で世界一になれたのか、NEDO(非売品),P.82など)。 その後日本におけるkW当たりの設置費用は、1994年度から2003年度までの10年間で、半額以下になっている ref name= NEF_Price 太陽光発電システム設置価格の推移(新エネルギー財団)。平成17年度におけるシステム導入費用は、新エネルギー財団による集計では、平均価格で1kw発電用パネルが設置代込みで68.4万円になったと報告されている。専用シリコン原料の増産、量産規模の拡大、シリコン使用量の削減や新材料の実用化 ref name= HONDA_CIS EETimes記事、2007年6月等により、さらなる価格低減が可能と期待されている。 平成17年度における設備容量1kWあたりの平均価格(税抜68.4万円/kW 参考データ参照)を用いて、償却年数20年で計算した場合、利子や保守費用まで含めた太陽光発電量あたりのコストは47~63円/kWh程度と算出される ref name= NEDO_COST 太陽光発電システムの発電コスト算出法(NEDO)。これは現在の一般家庭向けの電気料金(15~30円/kWh程度)の2-3倍程度である。なお、このコストのうち3~4割程度が利子である。 現在コスト低減の技術開発が進められている ref name= NEDO_Roadmap 「2030年に向けた太陽光発電ロードマップ(PV2030)」について(NEDO)。最大手企業のシャープも、将来的にはコストが現在の半分程度(23円/kWh)には圧縮可能との見通しを示している ref name= SHARP_FUTURE_COST http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/78384/。また今後稼働予定の堺工場で太陽電池の大量生産を始めるため、太陽電池コスト低下によって、さらなる発電コストの低下が期待される ref name= ITPRO_SHARP_PV_COST 日経エコロジー、2008/03/25の記事。このように日本でもグリッドパリティが達成可能と見られているが、そこからさらにどこまで安くできるかについては今後の技術開発の状況にも依存し、不確実性もあるとされる ref name= AIST_economics 太陽光発電のコスト(産業技術総合研究所)。NEDOのロードマップ(PV2030)では将来的にピーク時の電源だけでなく、ベースロード電源に並ぶ価格目標(約10円/kWh)が設定されている ref name= NEDO_Roadmap / 。 なお技術的検討から、現行技術の延長で可能な範囲でも公称容量あたりのモジュール単価は65円/Wp程度までコストダウンが可能と見られている ref name= Zukai_Konishi 桑野幸徳・近藤道雄監修、図解 最新太陽光発電のすべて、工業調査会、2009年7月、ISBN 978-4-7693-7171-7、P.43。 2005年以降は国内市場の縮小と共に価格の増加も見られた ref name= IEA_PVPS_JPModulePriceTrend IEA PVPS, Indicative module prices in national currencies per watt in reporting countries ref name= JPEA_stats JPEA, 統計・資料。日本の普及促進・価格低減政策は近年の欧米諸国に比して弱く、普及の減速やコストの増大を招いていると見られていたが、2008年から2009年にかけて普及政策の強化が進められている(#政策の節を参照)。 なお下記のような要因により、太陽光発電コストが他の電源に比較してより不利に評価されている例も見られる。 2007年の平均約70万円/kWpよりも高いシステム価格(設備容量1kWあたり90万円など)で計算している。 (他の発電方式では必要な)燃料代や人件費などの運転費用や、廃棄・解体費用などの差を含めていない。 償却年数は20年で計算されているが、実際の稼働期間はより長い場合がある。 時間帯による電力需要の差を考慮せず、他の電源が実際にはよりコストが高くなる場合を無視している(参考 2006年1月現在、電力会社の料金体系によっては昼間と夜間で約4倍の価格差がある)。 他の電源に対して、借り入れ金利の設定などのコストの計算条件が揃っていない。 温暖化ガス排出権等のコストの差が無視されている。 設備容量当たりの発電量を実際の平均値(日本の場合で約1000kWh/kW/年)より低く見積もっている。 政策 太陽光発電のコストはいわゆる経験則に従って安価になることが知られており、コストを下げるためには市場規模を増やすことが重要とされる。この考え方に沿って様々な形態の導入促進政策が各国で施行されている。このような政策には一般に巨額の費用を要するが、ドイツなどの例においてはそれを上回る経済効果が報告されている。 詳しくは固定価格買い取り制度を参照 日本ではRPS法、余剰電力購入制度および地方自治体による補助などを用いて助成が行われているが、2005年に新エネルギー財団による助成が終了してからは国内の市場規模と価格が停滞しており ref name= IEA_PVPS_JPModulePriceTrend / ref name= JPEA_stats / 、政策の弱さが指摘されている ref name= Iida_Nikkei NBOnline 2008年5月26日 ref name= Iida 地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案、飯田哲也、2008年4月、P.13 ref name= Fujita Business Media 誠、2008年4月 ref name= Enshu ドイツの固定価格買取制度、遠州 尋美、2006年 ref name= Sakurai FIT入門、櫻井啓一郎、2008年 ref name= Okada Livedoorニュース、2008年03月24日。このような事態に対応して経産省文科省国土交通省環境省の4省による「太陽光発電の導入拡大のためのアクションプラン」 ref name= ActionPlan 「太陽光発電導入拡大のためのアクションプラン」(進捗状況フォローアップと今後の取組)について、経産省、2009年3月17日などの取り組みが行われている。2009年初めから緊急提言に基づいて補助金が復活されると共に、現行の政策を大幅に強化する買取制度の導入が表明されている(再生可能エネルギーを参照)。 なお日本においても、下記のように太陽光発電の普及促進による経済効果が期待されている。 2007年度の市場規模は1兆円、雇用規模は1.2万人と推定されている ref name= SSKenkyu 「ソーラー・システム産業戦略研究会」報告書、2009年3月18日。 2009年2月の環境省による試算では、2030年までに太陽光発電79GWpを含む再生可能エネルギーを電力109GWp分・熱4104万kl分導入した場合、2030年までに累計25兆円の費用を要する一方、化石燃料の節約や輸出などによって累計約60兆円の便益が得られると見積もられている ref name= TTSteigen 低炭素社会構築に向けた 再生可能エネルギー普及方策について(提言)、環境省、2009年2月10日。 2009年3月の経産省による試算では、2020年に日本企業が世界のセルの1/3程度を生産(海外生産含む)した場合、2020年における関連産業の経済効果は年間2〜10兆円、雇用規模は7〜11万人に達すると見積もられている ref name= SSKenkyu / 。 参考データ 太陽光発電モジュールの期待寿命は通常20〜30年程度とされる。経年劣化と寿命の項を参照。 パワーコンディショナーの寿命は15年程度とされる。パワーコンディショナーの価格は2008年現在で25万円程度とされる( ref name= Nomura 和田木哲哉(野村證券)、爆発する太陽電池産業、東洋経済新報社、2008年11月、ISBN 978-4-492-76178-6P.51)。 保守費用としては、たとえばモジュールの架台などの定期点検サービスを提供する例などがみられる(太陽光発電を参照)。 平成17年度の日本におけるデータでは、設置工事費用は平均約8万円である。 太陽光発電モジュールの廃棄時のコストは、材料のリサイクルでほぼ回収できると報告されている ref name= PVCycle_Report PV Cycle, Study on the Development of a Take-Back-and Recovery System for Photovoltaic Products, 2008。ただし材料の価格相場や回収システムの設計によっては、回収・管理費用が上回る可能性もある。 日本国内においては、製品の最大出力1kW当たりの年間発電量は平均約1000kWh/kWである。設置地域によって異なり、1995〜2003年度までの8年間にわたる調査例では、最も少ないのは秋田県で平均795kWh/kW/年、最も多いのは高知県で平均1116kWh/kW/年と報告されている。天候による年ごとの変動量は、全国平均で最大1割程度である ref name= NEF_PVpower 都道府県別kW当たりの年間発生電力量(9年間)(新エネルギー財団)。 パワーコンディショナーの性能は発電量に直結するため、高性能化が進められてきた。現在ではパネルからの直流電力の95%前後を交流電力に変換できる ref name= SANYO_PC http //www.sanyo.co.jp/giho/no75/pdf/7506.pdf ref name= Mitsubishi_PC http //www.business-i.jp/news/ind-page/news/200710080022a.nwc。 日本の一般的な一戸建ての住宅に設置される太陽光発電システムの規模は、設備容量にして通常2〜5kW/軒程度である。 日本の企業向けなどの業務用動力電力(200V受電)は電気代が比較的安いため、家庭用に比べて太陽光発電の普及が進んでいない。日本においては、電力会社が自主的な余剰電力買い取り(net metering)によって電力料金に近い価格で購入している。買取価格は電力会社や契約条件によって異なり、1kWh20〜30円程度である。ドイツの例では、たとえば1kWh50円弱(建築物に載せた30kWp以下の設備の場合)で買い上げ、あらかじめ決められたペースで毎年減らしている ref name= GermanyTariff Bundesverband Solarwirtschaft (BSW) e.V., EEG 2009 Wichtigste Änderungen und Fördersätze Photovoltaik, Juni 2008 ref name= BMU_EEGCost ELECTRICITY FROM RENEWABLE ENERGY SOURCES What does it cost us?、ドイツ環境省、March 2008(固定価格買い取り制度も参照)。 電力会社にとっての太陽光発電はピーク削減効果を持ち、そのピーク対応発電原価は揚水発電や火力発電と同等と見なすことができる。東京電力が試算した、「2000年運転開始・利用率10%、今後10年に運転開始する揚水式水力の平均的モデルとされているものの発電原価は33.4円」、また関西電力では「1999年運転開始・利用率70%の火力発電所の加重平均をベース電源として換算したピーク対応の電源コストを31.96円」としているTemplate 要出典。 脚注 Template DEFAULTSORT たいようこうはつてんのこすと
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→「太陽光発電」を含むページ一覧 →太陽光発電関連のニュース一覧 「太陽光発電導入拡大のためのアクションプラン」(進捗状況フォローアップと今後の取組)について http //www.meti.go.jp/press/20090317001/20090317001.html 太陽光発電装置に関する消費者保護の取り組みについて http //www.meti.go.jp/press/20091008002/20091008002.html 太陽光発電買取制度室の設置について http //www.meti.go.jp/press/20091001006/20091001006.html 「太陽光発電の新たな買取制度」の開始について~11月から太陽光発電の買取りが始まります~ http //www.meti.go.jp/press/20090831004/20090831004.html 太陽光発電は、何年で“もと”がとれるの? 太陽光発電の損益分岐点 http //allabout.co.jp/house/kankyosumai/closeup/CU20031014b/ http //www.enecho.meti.go.jp/kaitori/FAQ.html 買取制度に関するQ&A <制度の概要> Q.今回の「太陽光発電の新たな買取制度」とはどのようなものですか? Q.買取制度はいつから開始されるのですか? Q.すでに太陽光発電設備を設置済みでも買取制度の対象となりますか? <買取価格> Q.買取価格はいくらですか? Q.自家発電設備を併設している場合の買取価格はどうなるのですか? Q.住宅用か、非住宅用かはどのように判断されるのでしょうか? Q.全国一律の買取価格ですか? Q.買取期間中の買取価格は変わりますか? Q.年度ごとに買取価格は変わりますか? <買取期間> Q.買取期間は何年ですか?年度ごとであるとすれば、2月にはじめると、9年と2ヶ月しか買い取ってもらえないと言うことですか? Q.10年間の買取期間が終わった後は、どうなるのですか? <太陽光発電促進付加金(太陽光サーチャージ)について> Q.負担はどのくらいですか? Q.負担額はどのように決まるのですか? Q.いつから負担が始まりますか? Q.マンションなど太陽光発電を付けられない人にとっては不利ですか? <その他> Q.買取制度への申込み方法、手続き方法を教えてください。 Q.買取制度でどんなメリットがありますか? Q.太陽光発電を国として推進する意義は何ですか? Q.どの法律に基づいて実行されますか?
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太陽光発電自家消費対応EMSサービス「ソーラーモニター Off-Grid」が、 8月20日からサービスを開始します。 <引用> 「ソーラーモニター Off-Grid」は、太陽光発電システムの稼働監視だけでなく、 エコネットライト認証・AIF認証を取得したEMSコントローラ(ESI-スプレッドルーター)を 内蔵しているため、低圧・高圧スマートメーターBルートからデータを取得し、 弊社データセンターからエネルギーマネージメントを行うことが出来ます。 また、検定付スマートメーターを設置して太陽光発電からの供給電力量を 計測することが出来るため、環境付加価値の計量を行うことが出来ます。 工場・医療施設・事務所等に設置される自家消費太陽光発電システムに対応し、 3年間で1,000カ所を目標として弊社販売代理店を通して提供します。 出典元 https //mainichi.jp/articles/20180807/pls/00m/020/504000c スマートメーター(電力計)には、使用した電力量を計測するだけに留まらず、 太陽光発電からの供給電力量を計測することも可能です。 化石燃料の節減や、二酸化炭素排出抑制といった自然エネルギーにより発電された電力には、 環境付加価値がつき、その価値を、取引可能な証書にしたものを、「グリーン電力証書」と呼び、 この証書を購入する事で、環境に優しい電力を使用していますという証明になります。 近年では、「グリーン電力証書」付きの電力を使用していると公表する企業が増えていますので、 環境を守る意味でも多くの人に認知してもらいたいと思います。
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出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 世界各国の状況 市場規模 frame 世界全体の生産量は2008年で約6.9GWp/年である ref name= PVNEWS PV NEWS。これは2008年に比べて86%の伸びであり、それまでの年4 - 6割程度の伸び率と比較しても倍近い伸び率である。 2008年の市場の急速な伸びはスペインの市場の計画外の急拡大によるところが大きく、2009年はその反動と金融危機によって縮小したのち、2011年頃から再び拡大すると予想されている ref name= PVTECH_2009dip Major market decline forecasted for the solar industry in 2009, according to iSuppli, PV-tech.org, 17 April 2009。 市場規模は2020年には10兆円以上 ref name= FujiKeizai200908 太陽電池の世界市場を予測-2020年 太陽電池市場は2008年比5倍の10兆6,021億円と予測-、富士経済、2009年8月27日、2030年には約2000億ユーロ(約30兆円)に達すると予測されている ref name= PVStat2008 PV Status Report 2008, JRC ref name= SCHOTT_MARKET http //www.schott.com/photovoltaic/german/download/whoffmann_barcelona_june_2005_manuskript.pdf?PHPSESSID=916。 年間導入量では2008年分でスペインが2511MWp(2.5GWp)を導入して1位、ドイツが1500MWp(1.5GWp)を導入して2位である。日本は230MWpであり、前年の3位から6位に転落したと推定されている ref name= EPIA_2008report 2008 an exceptional year for the Photovoltaic Market, 24 March 2009, EPIA。 太陽電池セル製造シェア 2008年の世界市場での太陽電池セル製造メーカー上位各社のシェアは次の通りである ref name= RTS200904 太陽光発電情報、2009年4月分、資源総合システム。ドイツのQセルズ社が2年連続で1位である。振興メーカーのFirstSolarとSuntechがそれぞれ2,3位に浮上し、日本のシャープは4位に後退した。 Template GER Qセルズ 8% Template USA/Template GER/Template MYS First Solar 7% Template CHN Suntech 7% Template JPN シャープ 7% Template TWN Motech 6% Template JPN 京セラ 4% Template CHN Yingli 4% Template CHN Ja Solar 4% Template PHL SunPower 4% Template GER/Template USA Deutsche Solar/SolarWorld CA 4% 2008年の国別生産シェアは中国が26%を生産して1位、2位はドイツである。日本はドイツに抜かれ、3位に後退している ref name= RTS200904 / 。 Template CHN 26% Template GER 19% Template JPN 18% Template TWN 12% Template USA 6% 太陽電池セル製造用装置メーカー 2008年の世界市場での太陽電池セル製造装置売上高上位10社は次の通りであるVLSI Research [1]。 Template USA アプライド・マテリアルズ 455,000,000 USD Template GER Roth Rau 275,000,000 USD Template GER Centrotherm 270,000,000 USD Template CHE OC Oerlikon Balzers 250,000,000 USD Template JPN アルバック 240,000,000 USD Template GER Manz Automation 140,000,000 USD Template GER Schmid Gruppe Technology Systems 125,000,000 USD Template GER Von Ardenne Anlagentechnik 120,000,000 USD Template GER RENA Sondermaschinen 85,000,000 USD Template CHE 3S Swiss Solar Systems 70,000,000 USD 政策 固定価格買い取り制度(フィードインタリフ制度)によって法的に電力の買い取り価格を保証する国が増加しており ref name= Martinot_SUMMARY Global Renewable Energy Trends, Policies, and Scenarios, Eric Martinot, June 3, 2008、顕著な普及促進効果が報告されているIEA, Deploying Renewables -- Principles for Effective Policies, 2008年9月, ISBN 978-92-64-04220-9 ref name= EPIA_SG Solar Generation V(EPIA)]。固定価格買い取り制も参照。 2020年までに太陽光発電などのコストは半減すると予想され、欧州(EU)では電力の34%程度が風力や太陽光などを含む再生可能エネルギーで賄われる可能性があると予測されている ref name= NEDO_EU_REPORT http //www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/1000/1000-01.pdf。2008年12月には、2020年までにエネルギー需要の20%を再生可能エネルギーで供給することを決定している ref name= AFPBB_EU2020 EU、2020年までに再生可能エネルギー20%使用で合意、AFP BBNews,2008年12月09日 23 26 ref name= Guardian_EU2020 EU agrees 2020 clean energy deadline,Guardian, Tuesday 9 December 2008 17.02 GMT。 日本では2009年5月現在、新エネルギー部会などにおいて助成制度の強化が検討されている(下記#歴史的経過を参照)。 日本の状況 助成策 日本での助成策は電力会社による余剰電力買い取り制度(net metering)が主体であり、自主的に電気料金に近い価格で余剰電力を買い上げている。このほか、下記のような助成制度が各機関によって施行されている ref name= SSDA_List / 。(注:全部は網羅されていない。また最新である保証もないため、実際に利用される場合は各自で確認されたい。)また2009年4月現在、助成制度の強化が新エネルギー部会において審議されている。 国・各種団体によるもの 経産省は2009年1月から条件付きで1kWpあたり7万円の補助金を開始した ref name= Mainichi081224 太陽光発電:住宅用に補助金1月から募集開始、毎日新聞、2008年12月24日 ref name= KadenWatch081226 経産省、太陽光発電の導入補助金の募集を1月13日に開始、家電Watch、2008年12月26日 ref name= METI_Announce 平成20年度住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金募集開始のお知らせと概要について、経済産業省、平成20年12月24日。太陽光発電協会の太陽光発電普及拡大センターを通じて助成を受け付けている。また2009年度の予算も確保している ref name= Chunichi20090112 太陽光発電 チャンス再び 補助金復活、普及に弾み、中日新聞、2009年1月12日。 さらに同年2月、経産省は余剰電力の買い取り価格を大幅に引き上げる助成策の導入を発表した ref name= Keisan200902_Nikkei 太陽光発電、家庭からの購入価格2倍に 経産省が新制度、日経新聞、2009年2月24日。この制度では既に設置された設備も対象になる見込みである(固定価格買い取り制度を参照)。 住宅金融支援機構による優遇融資枠(省エネルギー型設備設置工事(太陽光発電設備設置型)) ref name= JHF 機構承認住宅・設備等一覧(住宅金融支援機構)、リフォーム融資 ref name= JHF_reform リフォーム融資(住宅金融支援機構) 新エネルギー事業者支援対策事業 (経済産業省、50kWp以上) 業務部門対策技術率先導入補助事業、再生可能エネルギー導入加速化事業、メガワットソーラー共同利用モデル事業など(環境省) 環境共生住宅市街地モデル事業、住宅・建築関連先導技術開発助成事業(国土交通省) 住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業、地域新エネルギー等導入促進事業、太陽光発電新技術等フィールドテスト事業など(NEDO) 日本政策金融公庫による環境・エネルギー対策貸付 優遇税制「エネルギー需給構造改革投資促進税制」(略称:エネ革税制) 地方自治体によるもの 補助金、低利融資、利子補填など ref name= SSDA_List 助成制度の一覧(ソーラーシステム振興協会)。たとえば東京都では10年分の環境価値を買い取る形で1kWpあたり10万円程度の助成制度を2009年4月から開始する予定である ref name= TokyoCity 東京都が太陽光設備の大型助成 クレジットを売却し資金を確保、日経エコロジー、2008年11月11日。また、市区町村レベルの自治体でも補助金制度を設けている場合があり、これらは上級政庁の物と重複して受け取れる。例えば新宿区の場合は1KWあたり18万円の補助金があるため、東京都の10万円と国の7万円を合わせれば、35万円となり、工務店によっては1KW当たり10万円程度の支払いで設置可能となっている。 その他 NPOによる支援 設置費用を環境保護に興味のある人からファンドとして集め、それをもとに、大規模な発電システムを設置する。 各電力会社による購入メニュー 自主的に電力料金に近い価格で購入している。法的にはRPS法が一定比率での再生可能エネルギーの調達を義務づけるのみで、買い取り価格に法的な保証は無い。 家庭での利用 日本の環境では2008年現在、導入費用が回収できるまでに必要な期間は15 - 45年と言われている。新築時に導入した場合は20年前後とも言われる。これは設備価格のほか、利子や電力料金、余剰電力の買い取り価格などで変化する。 2009年4月現在、ソーラーパネルは出力100Wのもので一枚5万円前後(日本の家電メーカー)である。 2008年頃のシステムの平均価格は新築の場合で57万円/kWpである。既築の場合の平均は74万円/kWpである ref name= AllAbout2008 / 。 4kWpの設備を57万円/kWpで導入し、パワーコンディショナー交換やメーターなどの費用が30万円かかり、金利が無く、買い取り価格が25円/kWhであり、2009年1月から開始予定の経産省の補助金を受けた場合では、23年かかると計算されている ref name= AllAbout2008 太陽光発電の損益分岐点【2008年版】、AllAbout、2008年11月28日。 条件が良ければ、十数年での回収が可能な場合もあるとされる ref name= Wadaki 和田木哲哉、爆発する太陽電池産業、東洋経済新報社、2008年11月、ISBN 978-4-492-76178-6。 2009年4月現在、ソーラーパネルを含む家庭用太陽光発電一式は家電量販店(日本国内)ではまだ販売されておらず、家電メーカーのフランチャイズ店等で販売されている。その一方でメーカーが量販店チェーンと提携する動きも見られる ref name= Ion_Kyocera 太陽光発電システム:イオンと京セラが販売で業務提携、毎日新聞、2009年5月12日。 住宅メーカーが独自に値引きを加えて新築住宅と共に販売する例もみられる積水ハウス、太陽光発電で独自に値引き制 公的補助加え半額も、日経新聞、2009年4月27日。また燃料電池(エネファーム)とセットで販売する例も見られる太陽光発電と燃料電池を標準装備、積水ハウスが「CO2オフ住宅」を発売、日経BP、2008年3月21日。 2009年4月現在、経産省によって新しい助成制度が策定中であり、新築時には初期投資を10年程度で回収可能にする方針が発表されている ref name= ShieneBukai34_CostKaishu / 。詳しくは固定価格買い取り制度を参照。 なおエネルギー収支やGEG排出量の面で考えると、通常は1 - 数年で元が取れる(太陽光発電の環境性能を参照)。 公共施設での利用 施設の通常時の電力供給用、および商用電源停電時の電源の確保・環境保護のために、災害の際の避難場所に指定されている公共またはそれに準じた施設に太陽光発電装置を設置することが行なわれている。導入時の負荷軽減のため、各省庁による各種の補助策も実施されている。 産業を取り巻く状況 日本全体での2008年の生産量は輸出を含めて1224MWpであり、2007年に比べて33%の増加であった ref name= RTS200904 / 。 累計導入量は2007年末時点で約1.9GW(1919MW)である ref name= IEA_PVPS_Cumulative Cumulative installed PV power as of year end, IEA-PVPS。 2007年度の国内生産量911MWのうち、8割近くが輸出であった ref name= JPEA_STATISTICS 統計・資料(JPEA)。 国内出荷量の9割近くが住宅向けである。個人宅向けが中心であるが、近年は集合住宅での導入例も見られる ref name= NEPS_SHIBAURA http //neps.nef.or.jp/kigyo_04shibaura.html、 ref name= nedobook / P.18など)。 太陽電池の生産シェアは、企業別ではシャープのシェアが長らく世界一であったが、2007年にドイツのQセルズが急速に生産量を伸ばしてシャープを抜いた ref name= PHOTON_QCELLS Photon International, 2008年2月。 日本企業が海外の需要増加地域に生産工場を建設する動きも活発であるTemplate 要出典。 国内市場は1980年代から2005年までは指数関数的に伸びていたが、2005年度以降減少している。2005年度で新エネルギー財団による助成が打ち切られ、逆にこの頃にドイツなどで助成が本格化し、海外市場の魅力が相対的に増したためと指摘される ref name= Nikkei_Mega 日経BP、メガソーラ-本番、日本の復権なるか?、2008年10月24日。2007年度は2005年度の約2/3になっている ref name= JPEA_STATISTICS JPEAによる国内の生産量・出荷量の統計。 総生産量が91万kW程度にとどまった理由は前年に続き原料シリコン不足にあるとされるが、国内市場の縮小については政策的な不備が指摘されている(#歴史的経過を参照)。 太陽光発電システムの価格競争力は量産規模に大きく依存するため、国内産業の競争力維持の観点からも法的環境整備の強化を求める意見が出ていた。また東京都など自治体ベースで独自の支援策を導入する動きも見られた ref name= TOKYO http //www2.kankyo.metro.tokyo.jp/kikaku/renewables/solarenergy.html。与野党からもこうした声が出たのに応え、2009年2月に新たな助成制度の創設が発表され、新エネルギー部会などにおいて審議が進められている(詳細は下記#歴史的経過を参照)。 日本の主な太陽光発電システムメーカー 2008年における日本の太陽電池生産企業上位6社と生産量は下記の通りである ref name= RTS200904 / 。 順位 企業 生産量 1 シャープ 473MW 2 京セラ 290MW 3 三洋電機 210MW 4 三菱電機 148MW 5 カネカ 52MW 6 三菱重工業 40MW 大手メーカーではセルから施工まで手がける場合も多いが、太陽電池(セル)製造・モジュール製造・建物への組み込みなど各分野で企業が分業して供給する場合もある。後者は海外で良く見られ、日本企業はセルやモジュールをOEM供給することが多い。 上記以外にもセル生産や部材供給に関わる企業が多数存在する(例: ref name= JPEA_CompanyList 太陽光発電協会(JPEA)によるメーカー一覧)。 歴史的経過 日本における太陽光発電システムは、オイルショック以降、「サンシャインプロジェクト:1974年に現経済産業省の「新エネルギー技術開発計画(サンシャイン計画)」によって愛媛県西条市に約1000kWの太陽光発電装置を設置し発電・配電の実証試験を開始」等によって技術開発が進められた。1992年に日本初の個人住宅における逆潮流有りの設備が導入され( ref name= nedobook なぜ、日本が太陽光発電で世界一になれたのか、NEDO(非売品)P.11)、以降NEDO・NEF・国・地方公共団体等の助成、および各電力会社の自主的な支援プログラム等により普及して来た。これによって設備価格は数十分の1になり、また日本は生産量・導入量とも世界一となった。2000年まで、ヨーロッパ全体よりも、日本の発電量が多かったほどである。 2005年に新エネルギー財団(NEF)による助成が終了して以降、2007年まで国内市場は縮小した ref name= JPEA_STATISTICS / 。日本のシェアは減少し、世界一の座から転落した。この理由としては政策的な不備が指摘され、ドイツなどで成功を収めている固定価格買い取り制度の導入(もしくはその考え方を取り入れる)を求める意見が出ていた(詳しくは固定価格買い取り制度を参照)。 2008年に福田ビジョンによって導入量の大幅増加の目標が打ち出された。これに沿って経済産業省が出した「緊急提言」 ref name= KinkyuTeigen 新エネルギー政策の新たな方向性:緊急提言(案)、経済産業省、2008年6月24日で補助金の復活が示唆されたため、逆に買い控えを招いた ref name= Kaibikae_TokyoNP 東京新聞、2008年7月3日の記事(緊急提言案により買い控えが発生、業者も困惑) ref name= Kaibikae_GreenerWorld 緊急提言案に対する批判の例1。この緊急提言の内容は、助成制度として効率が良いとされる固定価格買い取り制ではなく、旧来の補助金制度である点も批判された ref name= Kaibikae_Iida 緊急提言案に対する批判の例2 ref name= Kaibikae_Ecolife 緊急提言案に対する批判の例3。 2009年2月、環境省は太陽光発電を含む再生可能エネルギーの普及による費用や経済効果の試算を行い、そのうち太陽光発電は2020年までに37GWp、2030年までに79GWpの導入が可能ではないかとした ref name= Kankyosho1 太陽光発電:2030年に55倍…環境省が試算、毎日新聞、2009年2月10日。再生可能エネルギー全体の導入の費用は2030年までに25兆円にのぼる一方、それによる経済効果はその2倍以上になり、同時に数十万人の雇用を生み出すだろうと試算している ref name= Kankyosho2 太陽光発電増やすには固定価格買い取りを 環境省検討会、朝日新聞、2009年2月10日。普及政策としては固定価格買い取り制度の採用を提案する一方 ref name= Kankyosho3 2020年に太陽光発電を現状の25倍に、環境省検討会、読売新聞、2009年2月11日、今後の産業界との調整などの課題も挙げている ref name= Kankyosho4 太陽光発電「20年までに26倍」 環境省が試算、NIKKEI.NET、2009年2月10日(再生可能エネルギーも参照)。 同月、経産省は初期投資を10年程度で回収できる助成策を導入することを発表し ref name= ShieneBukai34_CostKaishu 太陽光発電システムのコスト回収の試算、第34回新エネルギー部会 配付資料2-4、2009年5月7日、環境省もこれを歓迎した環境大臣談話 「太陽光発電に関する新たな買取制度の導入について」、2009年2月24日。これによって導入ペースの大幅な加速とコスト引き下げが見込まれている(固定価格買い取り制度を参照)。またソーラーシステム産業戦略研究会により、2020年の世界シェアの1/3を獲得した場合、関連産業の経済効果が最大で約10兆円、雇用規模は最大で11万人と試算されるなど、経済・雇用に及ぼす好影響が期待されている ref name= SolarSystemSangyo 「ソーラー・システム産業戦略研究会」報告書、経済産業省、2009年3月18日。主要各政党も助成制度を強化する姿勢を打ち出しており、導入ペースの前倒しや対象の拡大などが提言されている日本経済再生への戦略プログラム(最終報告)―今、未来への投資、新たな成長ステージへ―、自民党、2009年4月15日エコ発電全量買い取り義務化 民主マニフェストに明記へ、2009年3月3日太陽光発電 世界一奪還めざす、公明党、2009年3月21日。 こうした動きを受けて新エネルギー部会などにおいて制度の審議が進められた ref name= ShinEneBukaiList 総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会(経済産業省)。計画を数年前倒しして2020年までに普及量を2005年の約20倍(28GWp)にする目標が打ち出され、経済危機対策などの観点から早期の導入も図られ ref name= ShiEne37 新エネルギー部会(第37回)配付資料、2009年11月1日から開始されることとなった ref name= asahi20090825 太陽光発電買い取り新制度、11月1日から、朝日新聞、2009年8月25日。新制度開始時の住宅における余剰電力の買い取り額は48円/kWh(他の自家発電設備併設の場合は39円/kWh)となる(固定価格買取制度を参照)。 またこれと並行して、学校への導入推進 ref name= Monkasho_School 学校施設への太陽光発電導入の推進、文部科学省など他の助成策も進められている。 議論 Template 節stub 電力の側の買い取り価格が揚水発電所とほぼ同じコストで購入されるならば多くのケースで投資費用が回収可能となり、普及が促進されるとの指摘がある ref name= WATSYSTEMS http //trust.watsystems.net/heijyunkahiyouhutan.html。 外部リンク 産業団体 世界:PVGroup …Semiconductor Equipment and Materials International(SEMI)の下部組織。 米国:Solar Energy Industries Association(SEIA) 公式サイト 欧州:European Photovoltaic Industry Association (EPIA)、European Photovoltaic Technology Platform ドイツ:German Solar Industry Association(BSW) スペイン:Spanish Photovoltaic Industry Association / Asociación de la Industria Fotovoltaica (ASIF) 日本国内 太陽光発電協会(JPEA)公式サイト…日本最大の太陽光発電専門の業界団体。導入・普及促進・広報事業などを手がける。 太陽光発電技術組合(PVTEC) 公式サイト…日本の業界団体で、研究・技術開発に重点を置く。 光産業技術振興協会(OITDA) 公式サイト ソーラーシステム振興協会(SSDA) 公式サイト 日本電機工業会(JEMA) 公式サイト 専門学会・展示会 代表的な専門学会・展示会を下記に記す。 国際学会 World Conference on Photovoltaic Energy Conversion (WCPEC)… 4年毎に地域を変えて開催される専門学会 ref name= PVSEC17_OITDA OITDAによる専門学会に関する資料。 European Photovoltaic Solar Energy Conference and Exhibition (EU-PVSEC) … 欧州の専門学会。年々規模が拡大しており、2008年9月開催の第23回では参加者約3600人(学術セッションのみ、展示会来訪者を含まない)、参加83カ国、併設展示会は世界最大規模(約5万平方メートル)を記録している ref name= TechOn_EUPVSEC 【EU PVSEC】太陽電池の学会・展示会がバレンシアで開幕、学会参加者は3600人、展示会は1.5倍の規模に、Tech-On!、2008年9月2日。 Photovoltaic Science and Engineering Conference (PVSEC) … 日本とアジア・太平洋地域で交互に1年半おきに開催。 IEEE Photovoltaic Specialists Conference (PVSC) … 米国の専門学会。 国際的な展示会は年間数十件に上るSolarbuzzの展示会情報。 日本国内 日本太陽エネルギー学会…日本国内の専門学会。 PV Japan…専門展示会を主体とする。2008年から下記の新エネルギー世界展示会と併催。 新エネルギー世界展示会 …再生可能エネルギー全般を扱う展示会と学会。 PV EXPO … アジア最大の国際商談展示会。 参照資料 Template reflist Template tech-stub Template 半導体 Template DEFAULTSORT たいようこうはつてんのししようとうこう
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DCC鉄道模型 ~ 動力源は太陽 鉄道模型を太陽エネルギーで動かすには、それなりの工夫が 必要になってきますが、複雑怪奇なDCCの場合はコントローラーの 電源が直流の12ボルトですのでバッテリーから直結できます。 車両の操作はコントローラーにコマンドを入力して行うのが 普通ですから、線路には多重のコマンド信号が流れ、ライトの 点滅のような簡単な操作から、パンタグラフの上げ下げ、 数十種類ものサウンドを、自由自在に操ることができます。 コマンド信号は、数KHzのPWMで成分は高周波の交流です。 KATOのDCS50Kコマンドステーションは、ACアダプターから DC12Vを取り出していますが、これが不要になりスッキリします。 このACアダプターは、45Wと非力で、ブロードウェイとか、 アサーンジェネシスチャレンジャーの大型機関車を動かすと 容量不足で拡張が制約されます。 バックマンの軽量機関車ではDCCサウンド音も小さく、Nゲージに 毛が生えたようなものでイマイチです。 大型の機関車同士が、大音量で汽笛を鳴らしながら、すれ違う 光景は圧巻です。コマンド操作で煙を出すものもあります。 駅舎のアナウンスや踏切の操作など、本物の鉄道に近いことが できますし、正面衝突など従来の鉄道模型ではあり得ないことが DCCでは、あり得ますから注意も必要です。 経験を積んで、自由自在に操ることができるようになっても 次々とやりたいことがでてくるので終着駅はありません。 普通の人から見れば、完全に病気です。狂っているともいえます。 太陽光で発電した電力を、カーバッテリーに蓄えておきますと ありふれた乗用車用のバッテリーでも容量は300Wもありますので 駅舎や踏切、信号機はもちろんポイントや客車の照明を多用して、 大音量で大型機関車の汽笛や警笛を鳴らしても余裕を持って 対応できます。 カーバッテリーは、パナソニックのブルーバッテリであるカオスを 使用すれば、2セットで複線運転をするとしても、一日中、楽しむ ことができますが、そこまでする人は少数でしょう。 もっともありふれたカーバッテリーは、40B19で、ネットでは2500円で パナソニック品が販売されています。ネットだと送料が必要ですが、 ホームセンターなどでも2千円台で販売されているので入手は容易、 コストパフォーマンスは抜群にすぐれています。 容量は、28Ah/5HRですが、これは、5.6Ahにて5時間使用すれば 放電終止電圧10.5Vに達するという意味で、DCC鉄道模型だけに使用 するのであれば、これで充分です。 パナソニックのカオスは2倍弱の容量ですが、価格は2倍強です。 いずれも重量は9kg前後で、かなり重くなっています。 バッテリーの電圧は、12.6Vが基準で、新品の電圧は満充電状態に なっていますから、おそらく12.6Vを示すはずです。 下限は11.5Vで、この電圧に達すれば、太陽光パネルから充電すれば 最高に優しい使用方法で、バッテリーは信じられないほど長持ちします。 ただし、過充電や極端な寒冷場所はバッテリーを傷めますので、 バッテリーの電圧が上昇して、12.9Vを超えれば過充電状態になります。 このあたりは、市販の千円程度のバッテリーチェッカーで見分けが つきますので、フル充電のLEDが点灯すれば充電は完了です。 バッテリーを長持ちさせるコツは、小電流で使用して、小電流で充電 することです。小型のパネルは小電流充電なので理想に近いものです。 ディープサイクルバッテリー(EB)は、容量の4割まで使用できますが、 これも、2割程度に抑えている人は、長持ちさせています。 基本的には、すべて、鉛蓄電池ですので共通事項といえるでしょう。 カーバッテリーも、今日ではメンテフリーになっているので、ニッカドや ニッケル水素、リチウムイオン並に扱いやすくなり、コスト面では、 圧倒的に有利です。 太陽光発電パネルは、鉄道模型だけなら小型の15Wクラスで充分です。 中国製の中でも、秋葉原の秋月電子通商や日本橋のデジットで販売 されているオプトサプライ社のパネルが狙い目です。 オプトサプライ社は、主力がLEDで、日本のパナソニックやシャープ、 フナイなどにも納入していますから信頼性は高くなっています。 ネットで購入する場合は、同じ商品を、楽天市場なら約2倍、 他の販売店では4倍とか5倍で売っているので、要注意です。 種類は5ワットから、9,12,18,25,50,198・・と、たくさんありますが いずれも、夜間や雨で発電しない時間にはバッテリーからパネルへの 電流が逆流するのを防止する、ショットキダイオードが内蔵されて いるので大変便利です。 太陽光発電装置には、通常、ソーラーチャージコントローラーが 必要ですが、目的が過充電や過放電の防止と逆流防止ですので これらに気をつければ不要になります。 コントローラー自体も電力を消費するので配線が必要ですが、 これがなければスッキリして、電力のすべてを鉄道模型に利用する ことができます。 計算上は、10W程度あればいいのですが、価格に矛盾がありまして、 9W=7800円 12W=4950円 になっていますので、これでは誰でも12W品を選ぶに決まっています。 形状もピッタリB4サイズ、重量も1.5kgと扱いやすい大きさです。 大きなサイズは出力も大きく、数アンペアも流れますので過充電の リスクが高くなります。ソーラーチャージコントローラーは必需品に なります。 小さなサイズは出力も小さく、毎日1回のチェックで済みますので 南向けに30度の角度でベランダに放置しておけば、朝は11.5Vまで 電圧が低下していたバッテリーも、夕方には12.5Vまで回復します。 できれば、西日(にしび)に合わせてパネルを西向きにして、 角度も垂直に近い70度程度に立てるとフル充電の12.6Vに達します。 バッテリーが2個あれば、雨の日も余裕を持って鉄道模型に没頭 できるでしょう。 太陽光パネルは、温度に関してはバッテリーとは反対の性質を持って います。真夏のカンカン照りでパネルがアチアチの状態になったときは 発電能力が低下します。 したがって、風通しのよいところへ置く必要があります。パネルを 冷やせば冷やすほど発電能力は向上します。 真夏よりも、春や秋の方が発電量が多いのはこれに起因しています。 対策として、ホームセンターで売っているスチール棚の部品を パネルのアルミフレームに空けられている穴を利用してボルトで 取り付け空間を確保しています。 持ち運びにも便利になりますし、工夫次第では角度設定もワンタッチで できるようになります。 自作の楽しみは、この工夫次第にありまして、ネットには多くの自作が 紹介されていますが、感心するもの、驚かされるものが多く見られます。 日本の緯度は、北海道の北緯46度から沖縄の北緯24度までありますので 名古屋なら35度というように、太陽光がパネル面に垂直に当たるように すれば発電量は高くなります。 最近、ネット検索をしていて感心したのは太陽光自動追尾発電システムで 折りたたみ式100W(25WX4枚)パネル、インバーター、コントローラー、 大容量800WのEBバッテリー(15.6kg)のセットになっていて15万5千円と いう製品です。 バラ売りをしてくれればいいのですが、セットでないと売ってくれません。 ついにここまできたかという感じです。これ1台あればHOゲージも、 Nゲージも、照明も、テレビも冷蔵庫も、冷暖房以外はすべてOKです。 しかし、全自動で何もすることができないのは、皮肉なことに興味が 薄れます。 対照的に、Nゲージを太陽光で動かすのは相当にやりがいがあります。 DCCは、コントローラーとバッテリーが直結できて都合が良かったのですが、 Nゲージの場合は、4Vあたりでゆっくりと動き出し、12Vでは、スケール スピードが500kmものリニアになってしまいます。 カーブでの脱線転覆は避けられません。 従来のコントローラーはAC100Vを可変してから整流してレールに流して いたので、まったく役には立ちません。 インバーターを使って、DC12VをAC100V55Hzにすれば、すべて解決ですが それでは従来の装置にインバーターが加わるだけでおもしろくありません。 DC-DCコンバーターに頼るしかなさそうですが、小刻みに切り替えても デジタル的なぎこちない動きになりますし、余計なロスが発生します。 大昔のバリアブルコンデンサーや、古いテスターの抵抗回路を使って やってみましたがスムーズな加速や減速は無理でした。 できるだけシンプルで安価で、誰もが考えないような方法を模索中です。 結局のところ、自分で自分を苦しめるような方法をさがしているわけで、 クレージーとしか言いようがないのが趣味の世界です。 人が見て、私にもできそうだわ、とか、やってみようかしら、と思わせる のは、まだまだ初心者レベルです。 あの人、病気よね、とか、完全に狂ってるわね、と思わせればしめたもの、 年期のはいったベテランです。 -
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目的 夏季の車内温度上昇抑制を車両搭載の太陽光発電システムにて行う →実験車両ミライース(ダイハツ)タイプD 事前準備 ・パネル設置用キャリアベース→2017/4完了 ・外気誘導隙間確保用サンシェード→2017/5完了 手段検討 ①蓄電システム込でウィンドウエアコン搭載 × →キロワット級のパネル面積確保不可 ②蓄電システム込でコンプレッサ式冷風機搭載 △ CDM-1017 →交流220W程度で動作可能(実機購入・検証済)バッテリーはキロワット級が必要、しかもリン酸鉄リチウムは高温に弱く危険。パネル設置スペース100W分のみ。 ③蓄電システム無しで外気誘導空冷 ◎ →小型扇風機を複数設置し外気誘導~暖気車外排出。バッテリー等不要、発電電力で直接モータを駆動。 手段②実施計画 ●必要なもの 手段③実施計画 ●必要なもの ・太陽電池→既存のものを転用 ・ベース(キャリアバーに太陽電池を固定する)→DIY予定 ・ファン(12~24V、耐久静穏耐熱からPC用)→24V10個購入 ・固定器具(ファンを外気入出位置に固定する)→DIY予定 ・ログ式温度計(車内温度の記録)→既存のものを転用
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夏原工業の太陽光発電は住宅用(個人の方)、産業用(企業の方)、そのほか関連商品などを取り扱っています。 夏原工業の個人宅用の太陽光発電導入の流れは ご相談 ↓ 現地調査(屋根の形や方角、設置方法など) ↓ お見積り ↓ 設置ご決定 ↓ 補助金の申請や各種届出 ↓ 施行 となっています。 施行後、発電開始後のアフターフォローとしてスタッフが定期的に巡回して、疑問や要望に対応します。 また、夏原工業の太陽光発電導入メリットとして過剰分を売却できることがあげられます。 太陽光発電システムは、文字通り太陽の光を使って電気をつくるシステム。 発電できない夜間や雨・曇りなど発電量が少ないときは、従来通り電力会社から電気を「買う」のですが、逆に日中で発電量が多い時は、余った分の電気を「売る」ことができるのです。 10kW未満のシステム
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15秒版 1 15〜 うpろだのリンク 30秒版 うpろだのリンク 年代 2003年 内容 三洋電機太陽光発電のCM。 CMソングが久保田早紀の「異邦人」だった。 スレの内容、情報 ♪久保田早紀を語ろうよ♪ 393 :昔の名無しで出ています:03/05/17 23 40 ID H9WN1S5G SANYOのCM、異邦人リバイバルでつか? 394 :昔の名無しで出ています:03/05/17 23 43 ID ??? 最近、三洋電機が太陽光発電がらみのTVCFで、異邦人をふたたび使っているね TVから突然流れた彼女の声を聴いてハッとしてしまいました 397 :昔の名無しで出ています:03/05/18 23 49 ID zvs8A6HX 393-394 三洋の提供など、そのCMが流れそうな番組ってありますか? それともスポットCMだけなのでしょうか。 398 :昔の名無しで出ています:03/05/19 00 36 ID cl5uOFUN さっき関西テレビ(フジ系列)のEZTVでやっていたと思う。 400 :昔の名無しで出ています:03/05/20 04 41 ID mVHAs+fZ 393 394 昨日、ワシもそのCM観たな どこで観たか忘れちゃったけど・・・ やっぱ、いい曲だなぁ・・・ 401 :昔の名無しで出ています:03/05/21 09 13 ID FP0mzg/1 昨日「なんでも鑑定団」を見ていたら例のCMが流れた。 やっぱ早紀タンの歌はいいな~。 402 :393:03/05/22 01 44 ID Nz5TtDMF 397 400 贅沢を言えば、自分的にはCメロがTVから流れてほしいのでつ。 じかぁんりょ~こぉおがぁ~ 403 :昔の名無しで出ています:03/05/22 02 21 ID ??? あのCMいい。 願わくば「異邦人」のリバイバルヒットに繋がって欲しい。 410 :昔の名無しで出ています:03/05/25 05 12 ID bo2MHlNG やっぱ、サンヨーのCMで微妙に話題になりつつある模様 最近、ラジオとかでもやたらかかるようになってきてるYO! 417 :昔の名無しで出ています:03/05/26 01 00 ID WH9hVP4d サンヨーのTV CM見て、 とっさに久保田早紀のCD買ってきてしまいますた。 初めてこの人の聴いたけどいいね、70sだと知って驚嘆した。 「異邦人」はもちろんよくて、「帰郷」も気に入ったなり。 この~、坂を~、のぉぼり~つめぇると~、故郷の~マチがみぇぇる~ ・゚・(ノД`)・゚・。 ■ あのCMで流れるあの曲はなに?[16] ■ 593 :提供:名無しさん :03/05/25 21 21 子供達が~そらに向い~♪(SANYO/太陽光発電「異邦人」久保田早紀) はいい曲だな。俺は今風流行歌より昭和の歌謡曲のほうがしっくりくるな。 金髪や茶髪の連中の怒鳴り散らす意味不明な歌は聞くに耐えん。 ★★★★★久保田早紀★★★★★ 24 :なんてったって名無しさん:04/11/17 23 52 06 ID TzCdyOCj 当時もCMソングだったんですね。 若輩者でしてサンヨーの太陽光発電パネルだかのCMだと認識しています。 今昔でメーカーが違うのは何も言わないことにして。 【浄瑠璃】未出・迷宮入りCM捜索スレ16【ヒトガタ】 546提供:名無しさん 2017/06/27(火) 20 09 14.05ID 4w4hC5zta 2003年に流れていた、三洋電機の太陽光発電のCM(企業広告)。 24年ぶりに、久保田早紀の「異邦人」が、サンヨーのCMソングに使われました。 オリジナルのカラーテレビのCMはよく見かけるのに(この前の「あの年この歌」でもやってました)、リバイバル版はあまり見ません。 太陽光発電で不祥事をおこしたから、あまり流さないのかもしれません。 【浄瑠璃】未出・迷宮入りCM捜索スレ24【シンクロ手】 602提供:名無しさん 2020/07/10(金) 13 53 16.98ID WYvJUMcM 16-546 三洋電機太陽光発電(CMソングが久保田早紀の異邦人) https //youtu.be/GcxLqIPW-qI?t=7669 (2 07 49~)(※編注 削除済み) 一部音声がカットになってしまってますが発掘しました 957提供:名無しさん 2020/08/07(金) 15 12 20.71ID c49JUOVw0 602 削除されています Wiki編集お願いします その他 久保田早紀の「異邦人」は1980年頃に同じ三洋電機のカラーテレビのCMソングとして使われており、このCMは24年ぶりに「異邦人」をCMソングとして利用したCMとなった。 コメント 昔ならともかく最近でも保存してなくて喪失ってパターンがあるんだね -- 名無しさん (2021-01-16 09 04 48) 祝!発掘! -- 名無しさん (2021-03-24 14 59 29) バックアップ取りました https //ux.getuploader.com/newcm/download/10 -- 名無しさん (2021-04-01 10 17 31) 30秒版も発掘されましたね、懐かしい... -- 名無しさん (2021-05-15 23 59 53) ↑https //www.youtube.com/watch?v=NS7lWzr22Jc -- 名無しさん (2021-05-16 00 00 19) 名前 コメント