約 109,015 件
https://w.atwiki.jp/lostplanetc/pages/30.html
暗く静かな街 暗く静かな街スタンダード ライトウェポン ショートレンジ ロングレンジ クラシックA クラシックB 情報提供 スタンダード データポスト位置 データポスト 場所 ポスト1 ポスト2 ポスト3 ポスト4 ポスト5 武器配置 武器→場所 ライトウェポン データポスト位置 データポスト 場所 ポスト1 ポスト2 ポスト3 ポスト4 ポスト5 武器配置 武器→場所 ショートレンジ データポスト位置 データポスト 場所 ポスト1 ポスト2 ポスト3 ポスト4 ポスト5 武器配置 武器→場所 ロングレンジ データポスト位置 データポスト 場所 ポスト1 ポスト2 ポスト3 ポスト4 ポスト5 武器配置 武器→場所 クラシックA データポスト位置 データポスト 場所 ポスト1 ポスト2 ポスト3 ポスト4 ポスト5 武器配置 武器→場所 クラシックB データポスト位置 データポスト 場所 ポスト1 ポスト2 ポスト3 ポスト4 ポスト5 武器配置 武器→場所 情報提供 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/runescapesanpo/pages/25.html
静かな戦い カモノハシの巣穴 Oo Glogの船着場のすぐ近くにカモノハシの巣穴があります。北のFeldip Hillとは陸つながりですが、遺伝的には隔離された状態にあり、ここでしか見られない独特の進化を遂げた生物がたくさんいます。 にぎやかな社交場 Oo Glogは女性のogreばかりが暮らしています。力のみを信仰する男性ogreの住む簡素なGu tanothの建物とは違い、ジャングルの木と葉でできた家はとてもきれいで、非常に文化度が高いです。おしゃれにうるさい女性ばかりなので、町の美容院はいつもにぎわっています。 燎原の炎 すぐ北はジャンルなのに、町の周りの一帯はユーカリとワイルドフラワーのブッシュになっています。これはユーカリは油分を多く含んでいて火事が起きやすいため、侵入のはやい植物とユーカリしか生き残ることができないからです。ユーカリは新しい土地に侵入する時は有利なのですが、ジャングルのように他の木が生い茂ってしまうと競争に勝てないので、わざと山火事を起こしているとみることもできますね。 温泉で美人になろう Oo Glogには温泉が湧き出ていて、そのお湯には疲労回復や美肌効果があることが知られています。女の人ばかりですが、明るいうちはやっぱり恥ずかしいので、夜に月を見ながらゆっくり入ろうと思います。それまではフットバスを楽しむことにします。 素敵な場所探し 20100410:作成
https://w.atwiki.jp/magichappy/pages/2425.html
▼ Calm After the Storm 進行内容 「時の風」が生まれ、吹きすさび、 「暗闇の雲」を吹き飛ばすことが できた。 そして、光の神になるときに捨てた闇も 再び冒険者の元へと戻り…… 「人」として冒険を続けることができる。 醴泉島で待っている皆に会いにいこう。 天象の鎖 Metus うおおおおおおッ!!! (あなたの風が生まれ) (時の風が ああ ヴァナ・ディールに吹く) Disjoined One 「時の風」が 未来を覆い尽くしていた雲を 払ってくれたようだな。 Disjoined One 見たまえ、 あの澄み切った空を。 Disjoined One 澄み切った未来を……。 Disjoined One 我々の役目。 闇の神と、そして光の神としての 役目は終わったようだな。 Disjoined One さあ、 本来の姿へと戻ろうではないか。 Disjoined One 闇と光を併せ持ち…… 生と死を繰り返し…… Disjoined One 内なる世界で 時の風を起こし続ける…… Disjoined One 不完全でありながら 完全でもある「人」としての、本来の姿へ……。 Disjoined One 誰も犠牲にならぬ、 未来を迎えるために…… Altana (ありがとう [Your Name]の光) Altana (ありがとう [Your Name]の闇) Altana (あなたの想いで 暗闇の雲は払われ) Altana (末永く ヴァナ・ディールは 在ることだろう) Altana (そして イロハの存在は 今しばらく 保たれ……) (……いいえ) (あれは 何……) (小さ…………が……) イベントが強制的に中断された時 +... イベントが強制終了されました。 Resume Pointを調べてください。 ▲ ローディング 静かなる嵐 雲ひとつなし ■関連項目 星唄ミッション Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ~
https://w.atwiki.jp/dharmagedon3pre/pages/17.html
静かなる駒沢 性別:男 所持武器:暗器各種 攻撃力 12 防御力 7 体力 5 精神 6 特殊能力:『I.Z.K』 いつからいたの?ぜんぜん気づかなかった!の略。 影の薄さを活かした待ち伏せ状態になり、範囲内で停止した敵に先制攻撃を行う。 一度効果が発現すると待ち伏せ状態が解ける。 発動時に同じマスにいるキャラクターには発動しない。 対象は敵・味方を問わず、また能力効果中はこのキャラクターは移動の障害とならない。 [発動率80%、成功率100%] 基本発動率 80% 効果範囲(縦横1マス) -10% 効果対象(縦横1マス内全員) -15% 発動時同じマスのキャラに対しては発動しない +20% 敵味方問わず +10% 先手 -5% 敵が通過できる +10% キャラクター説明 ツケを支払わない生徒に業を煮やした、 購買部のおばちゃんたちが雇ったアルバイトの暗殺者。 すさまじく無口で影が薄い、苦労人。 が、(わりと)常識人で、メンバー内でもっとも話の通じる男と称されている。 あまり関係はないが、このキャラクターが行動するたび、 購買部のおばちゃんの私設応援団から声援と野次が飛ぶ。
https://w.atwiki.jp/dolls-order/pages/197.html
静かなる剛拳 敵を撃破する度に、近接与ダメ4%Up(最大12%) Lv.50 LP 200 AT 235 DF 0 SP 0 評価
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/16364.html
しずかにねむらせて【登録タグ MEIKO し 曲 涼介P】 作詞:涼介P 作曲:涼介P 編曲:涼介P 唄:MEIKO 曲紹介 おふとんたん。 歌詞 (ピアプロより転載) 悲しいことがあったの とてもつらい記憶 あなたはきっと笑って受け流すのでしょう この世に楽園があるなら きっと柔らかで 慈愛に満ちた場所でしょう 静かに目を閉じる 眠っていたかった ずっと眠っていたかった すべて忘れたかった 無慈悲なその腕は 私を引き剥がす 声を失った時計 ねぇ神様お願い 静かに眠らせて 過去ばかり思い出すのは 未練なのでしょうか 思い出ばかり浮かんで 温もりが消えて 現実はいつも無邪気に 私を貫いて 帰れるのなら戻りたい 懐かしいあの場所へ 眠っていたかった 起こさないでほしかった 諦めてたのに 時計の針は巻き戻せないのに こんな姿のまま 見捨てられても構わない 私を置いていって 冷たい風に晒されて 泣きながら歩いていく 残酷な運命に弄ばれ 寒空の下で 眠っていたかった ずっと守られていたかった だけどもう叶わない しばしの別れ 必ず帰ってくるから 強くなるから だから最後のお願い あと5分だけ コメント 興味を持った! 動画探します!! -- ねんこちゃん (2014-03-17 20 21 44) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gametak/pages/15.html
静かなレーヴェ草原 コンプ報酬 発見率100%---コストリカバー 討伐率100%---称号-レーヴェ草原のハントマスター? フィールド一覧 1.旅立ちの丘 2.探検の原っぱ 3.街へ続く道 出現モンスター レア アルラウネ?(レアモン) ソニックウルフ?(レアモン) タワースライム?(レアモン) ザコ レッドマッシュ? オバケニンジン? トレンキー? ビーイーター? ファイアスズメ? マルゾー? オレンジパピヨン? ベニイモスライム? スライム? ニードルラット? 静かなレーヴェ草原の限定カード ディーバカリンカ?(MVP限定) フルミゲルージュ?(討伐者限定) [[]]
https://w.atwiki.jp/ankachaos/pages/29.html
静かな湖畔 ◆At.HgW3YH2 彼と彼女の出会いは静かな森の中。狂気と殺戮のゲームの最中。 彼らの邂逅は偶然だったのか、はたまた必然だったのか。それは誰にも分からない。 しかしそれは然して重要な問題ではない。 重要なのは、この時、この場に於いて二者が出会ったという事実と。 彼女の命を彼が奪ったという――この二点のみなのだから。 まるで宣言するかの口調で、金髪碧眼の女性は僕にこう言い放った。 「――自己紹介は必要ない。私がお前と組むのはこの森を抜けるまでだ。よろしく」と。 それが僕と彼女が共に行動する事となった経緯。まあ経緯と呼べる程大した物でもないか。 なんだかとんでもない事に巻き込まれてしまったなあ~……なんて思っていたら、金髪の彼女に声を掛けられた。 といっても、彼女が本当に僕と意思の疎通が適っていると思っているのかは怪しい。というか、まず思ってないだろうな。 自己紹介がなかったので彼女の名前は分からない。仕方ないから、彼女の事は「謎の女性」とでもさせてもらおうかな。呼称なしというのは不便だし。 尤も僕の方は、自分の名前を人に伝える術など端から持ち合わせていないのだけど。 あ、申し遅れました。 僕の名前はアーネスエイジ。 馬です。競馬馬やってます。 当然喋れません。馬なんで。 一人で心細かったのは事実だし、僕は彼女に付いて行く事に決めた。 どうやら彼女は森歩きには慣れてるらしく、すたすたと歩を進める。 そして、時折振り向いては「私は気楽に旅がしたいんだ」「必要のない会話はしたくない」なんて言う。 いや、僕喋れませんて。馬なんですから。 もしかしてこの人……実は結構寂しがり屋さん? よく見たら、まだ十代みたいだし、華奢だし、ちょっと頼りないかもしれない。 それでも仲間が居るというのは心強いもので、出来れば森を抜けた後も一緒にいたいなあ……。 なんて事を考えていたら。 「誰だっ!?」 唐突に怒声をあげる謎の女性。 ビクンとその場に硬直する僕。 そして右前方の茂みから姿を現す男。 しかしその男の姿を見て、僅かに僕は安堵する。何故ならば、そこにいたのは(ほぼ)禿頭の小柄な痩せた老人だったから。 「貴様……何物だ……?」 だけど謎の女性は警戒心も露わに身構える。 「そんな恐ろしい顔をしないでおくれ……」哀れに思える程に弱々しい声音。「わしのようなオイボレ、こんな物騒なゲームにはとても乗れんわい」 よぼよぼと老人はこちらに近付く。 「なら……その手に持っているのはなんだ…?」 彼女がそう問いを発したその刹那、老人の相貌が変化した。まるで般若のように。 カッ!カカッ!カカカッ! 狂気じみた哄笑と共に、老人とは思えない動きで一息に間合いを詰める。 その手にはギラリと光る刃。 老人は包丁を後ろ手に隠し持っていたんだ。 獲物を喰らう獣の牙の様に、鈍色の光が謎の女性に襲い掛かる。 だけど謎の女性は怯まない。それどころか。 「焔!」 彼女の声に呼応するように熱気が渦巻き、宙に出現した燃え盛る火の玉が老人を襲う。 「ひいっ!?」 怯む羽目になったのは老人の方だった。老人は踵を返し脱兎の如く駆け去る。 小さく謎の女性は舌打ちをして、再び言葉を発する。 「雷槍!!」 爆ぜる光が束となって走る老人の背を追う。 しかし雷は僅かに逸れ、彼の足元を弾くに終わる。 「あひっ!? あひいいいぃぃぃぃぃぃ~~~~~‥‥……」 絶叫の尾を残して老人は木々の間に姿を消した。 深追いは禁物だ。やっと硬直の解けた僕はそう考える。 彼女も同じように考えたのだろう。ふう、と息を吐いて近くの木に背を預けた。 「まったく……酷い『世界』だな、ここは……」 そう言いながら、自分の掌を見る。 「最後の一人にならねば、次の世界には行けない、という事なのか……」 迷いを帯びた口調で、そんな不思議な事を彼女は呟く。 …………。 ……ねえ。 最後の一人になるという事は、人を殺すって事だよ……? なんだか僕は悲しい気持ちになって、彼女の頬に鼻先を押し当てる。 険しかった彼女の顔が僅かに綻び「私の名は……エリナー」す、と僕の首筋を撫でる。 「エリナー・リグビー。よろしく」 こちらこそよろしく、エリナーさん。 ところで、さっきの魔法みたいの何? 【D-4・森/一日目・深夜】 【名前】アーネスエイジ@銀と金 【状態】健康 【持ち物】ディパック(基本支給品一式、不明ランダム支給品1~3)、 【思考】基本:エリナーと行動を共にする 【名前】エリナー@夜明けの口笛吹き 【状態】健康 【持ち物】ディパック(基本支給品一式、不明ランダム支給品1~3)、 【思考】基本:馬(アーネスエイジ)と行動を共にする 1.積極的に人を殺すつもりはないが、場合によっては…… ※マギ(魔法のようなもの)の命中率、及び威力が制限されています ※このバトルロワイアルが「世界」の一つではないかと考えています 森に囲まれた湖の黒い水面には、円い月がゆらゆらと果敢無げに揺れている。 静謐。 そんな言葉がよく似合う場所である。 「なんなんじゃ、あの女……、……と馬」 九重九大郎――通称Q大郎――は実に忌々しげに毒づいた。 金髪の女の訳の解らない攻撃に身の危険を感じた彼は、それこそ脇目も振らずに遁走してここに辿り着いたのだった。 彼の傍らに転がる幼い少女の屍。 これは、つい今しがたQ大郎が作り上げた物だ。 その細い頸はパックリと綺麗な真一文字に切り裂かれており、その手際は流石元傭兵といったところか。 本来であれば、嬲り甚振り尽くしてからじっくりと時間を掛けて殺すのが、彼の流儀であり至高の愉悦であったが、此処ではそれもままならない。 ぎゃあぎゃ騒がれて、下らぬ正義を振りかざす輩にしゃしゃりでてこられては困るのだ。 「まあ、よいわ……」 ――まだ獲物は幾らでもいるのだ。 【D-5・湖畔/一日目・深夜】 【名前】Q大郎@嘘喰い 【状態】健康 【持ち物】文化包丁 ディパック(基本支給品一式、不明ランダム支給品2~5)、 【思考】基本:人を殺したい 1.エリナーに警戒(名前は知りません) 【ソープ嬢@13歳のハローワーク 死亡】 【文化包丁@現実】 ご家庭向けの包丁。ちょっと高級なので桐の鞘付き。 10 skill 時系列順 12 水底の歌 10 skill 投下順 12 水底の歌 GAME START アーネスエイジ [[]] GAME START エリナー [[]] GAME START Q大郎 [[]] GAME START ソープ嬢 GAME OVER
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/870.html
静かな黄昏の国 題名:静かな黄昏の国 作者:篠田節子 発行:角川文庫 2007.03.25 初刷 価格:\590 これは傑作である。2002年10月に単行本で出版された中短編集なのだが、どれもが静かでゆっくりとした終末や破滅を描いたものとして、独特の味わいを残す作品ばかりである。根にあるものは、『絹の変容』の頃と少しも変わらない篠田ホラーである。 いつも感じるのだが、一作ごとに異なる小説世界を展開しつつも、文明に対する警鐘、存在の危うさ、人間のアンバランスな特性などを浮き彫りにして、大人のホラー、いわゆるソシアル・ホラーといった奥行きを見せる辺りが流石だと思う。 本書で最も印象に残ったのは、タイトル作『静かな黄昏の国』だったが、高齢化の進む日本というだけで大騒ぎしている現状なのに、作品世界では、経済的破産によりアジア各国の属国となり、自然を切り売りしてすっかりコンクリート化した国土に住む貧しい国民といった要素が付加され、最悪の様相を呈す。死を間近に迎えた夫婦が、未来型老人ホームといよりも、死の準備施設としてのホスピス系別荘地へと、旅立ってゆくところから物語りは始まる。 暖かい川から奇怪な魚が釣れ、双頭の鹿が森を徘徊する。日本で唯一残された森という自然の中で彼らが目撃し体験して行く、近未来型破滅のかたちは、篠田節子でしか書き得ない静かでゆっくり進んでゆく種類のものである。背筋が凍る未来を提示され、読者が感じ取るものは多いと思う。 同じように奇怪な物語が本書にはたっぷり詰め込まれている。バーチャルなゲームの中で次第にキャラクターが奇妙な逸脱を見せ始める怖さ、清潔で安全な世界に育ってきた少女の一生が何のためにあったのかを知らされるときの怖さ、人魚そっくりのペットを飼育することの皮膚感覚での気味悪さ。どれもが日常から滑り落ちて、狂気の方向へと堕ちてゆくような話でありながら、そこに何の劇的変化も加えず、静かにゆっくりと終わろうとする人間たちの物語でもある。 本質的には暗い作風ではなく、優しい言葉に彩られたとても日常的で親しみやすい表現で語られるからこそ、これらの滅びのありさまは、なお一層怖いと感じられるのである。 (2007/07/08)
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/1099.html
「お疲れ様でーす」 アルバイトを終えた私は、軽く一礼して外へと出た。 吹き抜ける風に身を縮こまらせながら、私は秋葉の街を闊歩する。 クリスマス・イヴというだけあって、この街もカップルや家族連れがいつもと比べて格段に多い。 みんな、幸せそうだなぁ…。 すれ違う人々の笑顔を眺めながら、私はそう思った。 …運命の日だと言うのに、妙に落ち着いている自分がそこにいた。 「ふとしたことで~静かな夜に~」 奇しくも、かがみがあの人と再会を果たした時と全く同じルートで、私は運命の場所へと向かう。 地下鉄に乗り、北千寿駅のホームに辿りついた時、私の脳裏にふとした考えがかすめる。 …もしも、あの日、あの乗り遅れた区間急行に乗れていて、かがみとあの人が出会わなかったら――私達の運命はどうなっていたのだろうか? 私は思う。 きっと、私はかがみにキスをせず、かがみも誰とも付き合わないまま、ずっと私達の傍にいて――。 あの夏の日に私が望んでいた「幸福」がずっと続いていたのだろう、と……。 それでも私は、もう過去に戻りたい等とは思わない。 お父さん、つかさ、みゆきさん。 色んな人の助けを借りて、ようやく私は自分の気持ちをかがみに打ち明ける事が出来たのだ。 ――自分の気持ちを伝えられなかったら、いつかきっと後悔する。 かがみに自分の想いを告げた後、お父さんが言ったあの言葉が、身に沁みるほど良く分かる。 例え、この恋が実を結ばないまま終わってしまったとしても、私はこれからも前を向いて生きていける――そう思っている。 電車がホームに滑り込んで来た。 あの日、乗り損ねた区間急行だ。 私は思わず苦笑いをしながら、開かれた扉の前に立った。 § 時々窓から流れるクリスマスツリーのイルミネーションを眺めながら、私は電車が糟日部駅に到着するのを待ち続ける。 その間、私の頭の中では、もしも私とかがみが付き合い始めたら――という、愚にも付かない妄想が延々と展開されていた。 まずは、手を繋ぎながら二人でデートがしたい。 アキバとかそういう所じゃなくて、ベタなデートスポットに行って、私がボケて、かがみがそれにツッコミを入れて――。 お昼には、私がお弁当を作って来てあげるのも良い。 何度も何度も食べさせ合いっこをやりながら、さり気無く、かがみの好きな味付けを聞いてみたりして――。 夕方になったら、見晴らしの良い高台にでも行きたいな。 「今日はどうだった?」「楽しかったわよ」なんて言いながら、ちょっと良い雰囲気になって、付き合い始めて最初のキスをしてみたりして――。 あ、でも、この時期に付き合い始めるとなると、私達の初デートは冬のコミケになりそうだ。 …まぁ、それもそれで私達らしくて良いかもね。 そこまで考えて、ようやく私の理性が、「そんなの叶いっこ無いのに」とツッコミを入れてくる。 すぐさま、自分の欲望に「別にそれぐらい良いじゃんか。まだどうなるのか決まって無いんだし」と反論させながらも、私は自嘲気味に窓ガラスに映る自分自身に微笑みかけた。 § 宵の口の糟日部駅は、街中がクリスマスムードに包まれているにも関わらず、人々の雰囲気はいつもと変わらない。 私はそこに一種の寂しさと安堵感を含ませながら、駅から徒歩数分の中央公園へと辿りついた。 すぐ近くの繁華街の喧騒とは裏腹に、その場所は何も無いくらいに落ち着いていた。 私は公園のベンチに腰を下ろすと、腕時計で時間を確認する。 …今日は携帯電話を持ってきていない。 折角、私なりのけじめを付けようと思ってこの場所を選んだのに、その前にメールで「ごめん。私はそこに行けない」等と送られては堪ったものじゃないと思ったからだ。 時刻は午後7時半を過ぎた所。 私にとっての最後の戦いが幕を開けようとしていた――。 ……………… …………… ………… ……… …… … 強風によって擦られる葉と葉の音。 繁華街から聞こえる明るい音。 時々鳴り響く、自動車のけたたましいエンジン音。 私はもう一度腕時計を確認した。 午後8時14分。 かがみはまだ姿を見せない。 小さな雪の結晶が落ちてきた。 どおりで寒いわけだよ……。 私は傍に置いていた鞄から紺色のマフラーを取り出した。 バイト先のプレゼント交換で貰った物だ。 私はそれを口元から襟首までを覆うようにして、マフラーを巻いた。 午後8時はまだ終わってはいない。 溜め息を吐くにはまだ早い――。 ………………… ……………… …………… ………… ……… …… … コートの膝元に付いた雪を払い落とす。 雪は降り始めの頃と比べて格段に大きくなっていて、既に公園の樹木には、綿のような白いデコレーションが施され始めている。 この分だと、今日の雪は積もりそうだなぁ…。 時計は午後9時3分と表示されている。 公園中、どこを探しても私以外には誰の姿も見当たらない。 ……お腹空いたな……。 それでも私はこの場を離れる事が出来ない。 離れてしまえば、その時点で私の初恋は終わりを告げる。 それ以上、私は何も考えないようにした。 …………… ………… ……… …… … § 午後10時――。 私の周囲には雪で薄化粧をした地面が広がっている。 私は一人でベンチにずっと座り続けている。 静かな世界だ。 もう、人々の喧騒も、車のクラクションも気にならない。 これは、幻聴なんだろうか? それとも、奇特な誰かがどこかでCDでも掛けて聴いているのだろうか? 先ほどから、私の耳に誰もが知ってる切ないクリスマス・ソングが奏でられている――。 <雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう> <Silent Night Holy Night> 一面の銀世界。 静かでいて、そして、奇跡の起こる聖なる夜。 その曲は、今の私の全てを見透かしているかのようで、私の冷たくなった心に沁み込んで行く。 <きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ> <Silent Night Holy Night> 凍え切った私の顔に、暖かい何かがこぼれ落ちていく。 ――涙だと気付くまでに、それほどの時間は掛からなかった。 <心深く秘めた想い 叶えられそうにない> ……解っていた……。解っていた……。 かがみが私を選ばない事なんて……。 でも、ほんの少しぐらい、私に夢を見させてくれても良かったじゃないか……。 <必ず今夜なら 言えそうな気がした> <Silent Night Holy Night> ずっとかがみと一緒に居たかった。 何度も好きって言いたかった。 何度も口付けを交わしたかった 何度も愛してるって言いたかった…。 一度で良いから、この冷たくなった体を抱きしめて欲しかった……。 <雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう> <Silent Night Holy Night> 雪は何も言わず、静かにこの街に降り注ぐ。 あるカップルは愛の奇跡だと喜び、子供達はサンタクロースの到来に夢を抱き、くたびれたサラリーマンは明日の通勤が大変そうだと顔をしかめながら、人々は聖なる夜の白い奇跡に酔いしれる。 そんな広大な世界の中で、ちっぽけな存在である私は、マフラーを濡らし、声を押し殺して、涙を流し続ける。 誰も居ない、静かな夜に――。 <きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ> <Silent Night Holy Night> ふとしたことでへ コメントフォーム 名前 コメント (T ^ T)b -- 名無しさん (2023-06-22 09 38 13) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)