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メニュー トップページ 現行スレ 現在の状況 過去ログ 建築 採取 修理 探索 開発 交渉 イベントフェイズ 補足 メモ - 協力者 協力者 比那名居天子 やる夫 常守朱 稗田阿求 浅間智 鍵山雛 アリス・マーガトロイド 羽衣狐 ナズーリン 風見幽香 秋静葉 秋穣子 藤原妹紅 西行寺幽々子 聖白蓮 八雲紫 左右田和一 姫海棠はたて 東風谷早苗 洩矢諏訪子 豊聡耳神子 永江衣玖 射命丸文 星熊勇儀 村紗水蜜 四季映姫 古明地さとり 八坂神奈子 火焔猫燐 寅丸星 茨木華扇 二ッ岩マミゾウ 十六夜咲夜 パチュリー・ノーレッジ プラム ガメラ レミリア 紅美鈴 八意永琳 鈴仙・優曇華院・イナバ 博麗霊夢 霧雨魔理沙 先代巫女 横島忠夫 伊吹萃香 上白沢慧音 物部布都 メフィスト 小野塚小町 神綺 魅魔 岡崎夢美 魂魄妖夢 綿月依姫 雲居一輪 綿月豊姫 古明地こいし 幻月 ジャクリ 封獣ぬえ フランドール 因幡てゐ 霊烏路空 霍青娥 宮古芳香 蓬莱山輝夜 河城にとり - 敵 敵 立花響 ラオシャンロン 松実玄 ワルプルギスの夜 白銀魔神コタネチク ラゼンガン ゼオライマー ルーミア チルノ 巴マミ 佐倉杏子 美樹さやか 暁美ほむら 鹿目まどか モノクマ 櫻井螢 高尾 まち ドーカイテイテオー 松前緒花 阿鼻谷零待 レーティア・アドルフ 那珂 バルサ 星噛絶奈 エイプリル ギー 桜花 東方不敗 ジェネラル 川神百代 鑢七実 ネロ 麻倉美津里 マドラックス 皐月駆 - 召喚候補 召喚候補 ブロント リィンフォース メルトリリス アザトース ここを編集
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《神仙術》 No.1316 Command <第十四弾> NODE(2)/COST(1) 代替レース:人間 効果範囲:目標のカードに及ぶ効果 発動期間:瞬間 目標の〔プレイされた必要ノードが2か5のカード1枚〕のプレイを無効とし、破棄する。 「魔法じゃなくて、神仙術なんだけどね」 Illustration:きゃっとべる エラッタ@2014/08/16 コメント 必要ノードが2か5のカードにのみ作用する、代替レース付きのカウンターコマンド。 効果範囲が限定されているためピンポイントなメタカードの様に見えるが、スペルカード・コマンドカードだけでなくキャラクターにも対応できるため、その実この効果が刺さる範囲はかなり広い。 公式のカード検索で必要ノードを限定して検索してみれば、その枚数に驚く事だろう。 高速で小型キャラクターを展開するデッキにおいてはくるみ/9弾や魅魔/13弾に一輪雲山セットから、ダメージを激増させる天邪鬼の虚妄まで、攻めの要となりうるこれらのカードをたった1ノード1コストで防がれると言うのは非常に辛い。 逆に低速でゲームをコントロールするデッキでは、序盤~中盤のゲームの流れを整えるサニーミルク/1弾や稗田 阿求/12弾に裏取引等のカードや、便利な除去カードであるリリカ・プリズムリバー/11弾や村紗 水蜜/12弾に離反工作、更にはデッキの中核やフィニッシャーを勤める物部 布都/11弾からフランドール・スカーレット/11弾、「反魂蝶」や天竜「雨の源泉」等に至るまで、これらのカードを非常に低いノード・コストからカウンターしてくるこのカードを撃たれた事で、そのまま敗北してしまう事も十分にありえる。 また、デッキの速度やタイプを問わずにメタカードとしてサイドボードに採用される禁弾「カタディオプトリック」、神前試合、朱鷺色の妖怪/12弾等のカードにも当然対応するため、これらを事前にカウンターしてしまう事で、より安全にゲームの流れを引き寄せることが出来るだろう。 以上から分かるように、このカードの汎用性は見た目以上に高いため、それぞれのデッキが苦手とするカード群を見越した上で、それらへの対策として採用されることが考えられる。 ただ、この高すぎる汎用性は、逆に言えばカードの流行や多用されるカードの推移(所謂メタゲーム )にも影響を及ぼしかねないため、その変化によってはうまく機能しないこともある。 しかし、それを補って有り余るだけのカードパワーと影響力は十分に備わっているため、そこは贅沢な悩みであると割り切って良いだろう。 プレイされているカードの必要ノードが変更されている場合には、変更後の必要ノードを参照する。従って、例えば可視化の儀式で必要ノードが2下がっている、元の必要ノードが2か5のスペルカード・コマンドカードはこのカードの目標に取る事はできないし、条件を満たして5ノード・2コストでプレイされた八意 永琳/10弾はこのカードの目標に取る事ができる。(QA-317も参考のこと)また、術者によって必要ノード・コストを無視してプレイされたスペルカードは、上記のような効果を受けていない限りは必要ノードはカードに書かれた記述のままであるため、プレイした時点でのその値が2か5であればこのカードの目標に取る事ができる。 またこのカードには、第十四弾で初登場した人間キャラ1体の代替レースも付いている。 このカード自体のノード・コストが軽いためそこまで気にする必要も無いのではと思うプレイヤーも居るかもしれないが、宇佐見 蓮子/7弾等の低ノード帯の重要なシステムキャラや、里香/9弾や稗田 阿求/12弾等の運用するコストは高いがデッキを円滑に回すために必要なキャラクターは多いので、これらのデッキで少しでもコストを節約するために参照する機会も多い事だろう。 余談になるが、TCGの開祖と言われるMagic The Gatheringにはこれの元ネタとも取れるカードが存在する。印刷されているカードの種類の総数もあるため一概には比較できないが、あちらが効果を発揮するのはVISION風に言えば必要ノードが2のカードのみ。それでも十分に使えるカードとして多数のデッキに投入されていると言う事実を鑑みれば、このカードの強さも改めて実感させられる事だろう。 収録 第十四弾
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等速天帝文化勝利人里編 その1 このレポの趣旨※このレポの注意点※ 以前書いたプレイレポ 設定ゲームの設定 各文明の指導者 ゲーム内容指導者選び 初期立地 全都市小屋経済 システィナ礼拝堂 小屋を農場に 小町と映姫と偉人生産 研究終了 大芸術家ラッシュ スコアあとがき おまけ このレポの趣旨 「civ4 文化勝利」 で検索すると中級者向け迅速天帝文化勝利ガイドというものが出てきます。 先人たちの英知の結晶であるこの記事ですが、ここで疑問となるのは 「このプレイ方法は、速度普通でも使えるの?」ということです。 確かに本家civ4だとAI間の格差が少なく、大抵こちらが文化勝利する前に何らかの原因で負けてしまいます。 では東方叙事詩ではどうなのか?東方叙事詩は制覇, 征服勝利のしやすさに目が行きがちですが、 実は文化勝利の方もかなりしやすくなっているのです。 というわけで今回は中級者向け迅速天帝文化勝利ガイドを踏襲しながら、速度普通文化勝利を目指したいと思います。 ※このレポの注意点※ 今回は糞立地ではありません。ご注意ください。 中級者向け迅速天帝文化勝利ガイドの内容を、自分で考えたかのように説明しています。ご注意ください。 文字が多めなので、蛇足説明は読み飛ばしても大丈夫なように青文字で書いています。 以前書いたプレイレポ 現代機甲部隊vsライフル兵with小傘 軍事ユニット生産無しで制覇勝利を目指す国王 群島で星蓮船無双する蓬莱 大農場経済で紫とマスケットを使う皇帝 デュエル9文明で征服する国王 小野塚小町で命を金に換える国王 設定 ゲームの設定 東方叙事詩1.13 English_Patch 難易度 天帝 指導者 人間の里 稗田阿求 パンゲア, 大きさ 普通, 海面 低, 他全てランダム 9文明 速度 通常 各文明の指導者 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 稗田阿求 哲学創造 プレイヤー。固有志向が文化勝利に特化。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 パチュリー・ノーレッジ 呪文哲学 なぜか研究が早い。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 メルラン・プリズムリバー カリスマ創造 文化圧迫が異常。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 八意永琳 哲学カリスマ 志向は強いのに弱い。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 八坂神奈子 うわばみカリスマ 山というだけで最強。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 古明地さとり 金融防衛 遠くにいると少し危険。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 チルノ 攻撃防衛 ライフル兵が固有ユニット。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 アリス・マーガトロイド 呪文組織 正直弱い。なぜか弱い。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 聖白蓮 呪文カリスマ 宗教キチ。ユニット性能は最強候補。 ゲーム内容 指導者選び 文化勝利に選ぶべき指導者ですが、人間の里に限っては全員が文化勝利に向いています。 その中でも飛びぬけているのが #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 哲学, 拡張志向, 文化遺産#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。+20% の上白沢慧音 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 金融, 交易志向, 全都市#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。+1 の小野塚小町 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 哲学, 創造志向, から#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。+2の稗田阿求 この三人でしょう。 どの人も強力ですが、今回の戦略においてはやや弱めと思われる稗田阿求を使いたいと思います。 文化勝利なら阿求一択ですか?確かに、純粋専門家経済ならばそうでしょう。 しかし中級者向け迅速天帝文化勝利ガイドの戦略は、大雑把に言うと官僚制小屋経済と呼ばれるものです。 これは小屋スパムをする形になるため、「専門家の金銭が追加される」阿求ではシナジーが低めになります。 初期立地 川は少ないですが、食料と草原が多そうな地形です。1発目で引いた立地なので、これでいきましょう。 人間の里の初期技術は 自然酒, 採鉱。採鉱は非常にありがたいです。 研究は 農業(トウモロコシ用) → 車輪 → 陶器 → 筆記。 第一都市の生産は 四季映姫・ヤマザナドゥ → 労働者 → 戦士 → 開拓者 → 開拓者。 映姫様は陶器でアップグレードが可能なので、弓を無視して蛮族退治が出来ます。 そもそも蛮族退治は蓬莱がピーク。天帝はAIの視界確保でほとんど沸く余地がありません。 すさまじい周辺立地ですね。草原牛2, コーン1, 金1, あとでわかりましたが鉄も2つ湧きます。 右に博霊神社の文化圏が見えているので、東 → 北 の順番に埋めます。 欲を言うのならばシスティナ礼拝堂用に大理石が欲しかった所。 何事も無く確保完了。都市建設はこれ以上行いません。 都市は限界まで詰めて建てます。拡張志向が無いと衛星度の関係で14程度までしか人口が増えませんし、 序盤の労働者効率、地形改善利用率も減ってしまいます。 第一, 第二都市は小屋都市に、第三都市は小屋都市を経由して偉人生産都市にする予定です。 今回は立地が非常に良いのでどの都市を偉人生産にまわしても良いでしょう。 通常は消去法で選ぶことになると思います。 生産 第一都市:穀物庫 → マドラッサ(図書館) 第二都市:労働者 → 穀物庫 → マドラッサ(図書館) 第三都市:労働者 → 穀物庫 → マドラッサ(図書館, これは文化出力用。創造志向なので半額です。) 労働者の動かし方は、森以外の平地には小屋を建て、丘陵には鉱山を掘ります。 文化勝利は3都市あれば十分なのです。無印時代なら3都市出すのはほぼ不可能でしたがね! 全都市小屋経済 世界の宗教と位置関係。バチカンはワイン。自国もワイン。 博霊神社と相互通行条約締結。道路を引き交易路確保。ついでに2つお隣の文明あたりまで確認します。 研究は 美学 → (アルファベット) → 演劇 → (数学) → 音楽 アルファベットは交換のためにビーカーを入れています。数学は途中で交換。 交換で 漁業, 帆走, 狩猟, 畜産, 弓術(不要), 騎乗(不要), 青銅器, 鉄器, アルファベット, 数学 を入手。 放出は 美学, アルファベット。美学でアルファベットを得た後は、アルファベットのみを放出。 ここまでくれば宣戦布告をされない限り安定します。宣戦布告されたらどうやっても負けなので全力でぬくりましょう。 システィナ礼拝堂 音楽取得。独占。早速今回の戦略のキモであるシスティナ礼拝堂を建てます。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。600, 加速資源大理石, #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。+10, 専門家から#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。+2, 国教建造物から#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。+5。 現在、宗教の組織化も無いので化け物みたいな重さです。 音楽が独占状態とはいえ天帝。果たして建つのでしょうか? AD300年 建つんですねー。MOD無し、等速civ4だとここが一番つらいです。 偉人生産都市に建ててても良かったかもしれません。 なぜ40ターン超という莫大なターン数でも建てることが出来たのか?これは東方叙事詩の特性に関係があります。 人間の里以外の文明には固有技術が存在し、これは交換で得ることが出来ません。 たしかに固有技術は強力な性能を持っていますが、技術交換メインのこのゲームでは、ただの寄り道ともいえます。 人間の里は音楽まで一直線に研究ができるので、ターン数的にはかなり余裕を持って建てることが出来るというわけです。 ただし、氷精連合は音楽が固有技術の前提条件なので、積極的に取ってきます。注意しましょう。 確認のためにAIに音楽をばら撒いてみたら、3ターンで建てられたよ!気が狂ってるね! 小屋を農場に 偉人生産都市(第三都市)に灌漑をつなぐために官吏を取ってから、研究ツリー上の自由主義をクリック。 官僚制, (あればカースト制も) を採用。 あとはひたすら労働者を動かす作業です。第一, 第二都市には全面小屋を、第三都市には灌漑農場を敷いて行きます。 第三都市にも小屋があるって?かまわん。つぶせ。後で何倍にもなって帰ってきます。 技術交換は積極的に余り物を拾っていきます。機械(活版印刷用), ギルド(雑貨商用), あたりは狙いたい所です。 今回は教育あたりで両方回収完了。他は工学以下の物を全て回収。 たまに資源交換もします。余った牛でお金を回収。 生産 第一都市:劇場 → システィナ礼拝堂 → 各種寺院 第二都市:劇場 → (中国酒酵母) → 各種寺院 → 各種聖堂 第三都市:劇場 → (ワイン酵母) → 各種寺院 → 民族叙事詩 ここまで建てたらあとは適当に。 第一都市はナショナリズム後にエルミタージュ宮殿を建てます。 AD1030年 自由主義研究完了 ナショナリズムへ。 ナショナリズムと活版印刷を取れば研究は終了なので、研究力が必要なのはここまで。 ここまでは研究重視なので 官僚制 + 全都市小屋 が理想ですが、ここからは大芸術家の時代。 最終的な文化出力のために、2都市小屋 + 1都市農場 が最も理想的な形となります。 また、一人でも多くの大芸術家を生むために、他系統の偉人を一切生んでいません。 研究終了後は文化スライダーに100%を振るので、都市の金銭出力がそのまま都市の文化出力に変換されます。 そのため、自力で文化全盛を達成できる都市を2つ、偉人を産む都市を1つの形が最も効率的です。 小町と映姫と偉人生産 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 パターン化を交換で入手。生産は小野塚小町。 映姫様、小町の両方をスペルルートに進ませ、第三都市でEXスペル発動! #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 映姫様のEXは#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。+1, 無償の専門家+1, 都市の維持費-50%, 都市から離れると消滅。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 そして小町のEXは#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。-50%, #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。+100%! 民族叙事詩!小町のスペル!平和主義!哲学志向!全てをあわせると、お前を超える#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。+400%だー! って、平和主義を採用し忘れてるじゃないか!哲学の後の 紙, 教育, 自由主義 の研究ターンを全てロスしています。 あわせて大体40ターン分位かな?うぼぁ。 表現の自由と平和主義を一緒に採用。 ミスはしましたが偉人生産都市完成。無償の専門家, 定住大芸術家とあわせて6人体制。ゴリゴリ偉人が沸くよ! 最終的には首都からコーンをもらって8人体制にします。 あとは衛生を補う建造物を建てていきます。 研究終了 ナショナリズム完成、交換で活版印刷を入手。他を適当に交換で入手して全ての研究が完了しました。 文化スライダーを100%に。各都市の文化出力は大体こんな感じです。 第一都市(小屋都市) 500(エルミタージュ+100%) 第二都市(小屋都市) 340(ワイン聖堂+50%) 第三都市(偉人都市) 270(増幅無し) あとは第二都市にもうひとつ聖堂を建てて完了です。足りない分は大芸術家で補います。 AD1460年 って!おいぃ!?白蓮さん何やってますの!?いりませんがなそんな都市! 都市を増やす必要があるのは研究をするときだけ!文化に100%を振った今の状況ではただのゴミです! うう…、都市を焼く選択肢が出なかったので強制自国化しました。 仕方ないです。維持費補填のために富を生産。芸術家を雇って擬似偉人ファームとしましょう。 さて、第二都市に聖堂を…、?必要寺院数…6?まさか…、 し、しまったぁー!押し付けられた都市にはすでに中国酒の聖堂が建っているッ! 都市数4では、他の都市に建っているものと同じ種類の聖堂を建てることが出来ないッ! うう、…貴様がこれを狙っていたのなら、想像以上の効果を挙げたぞ!白蓮ッ! 順調に行けばAD1600年台にはクリアできそうでしたが、AD1700年台まで長引くでしょう。 大芸術家ラッシュ とまあ、ここまできたら宣戦布告されない限り大丈夫です。ひたすらターン送りをしましょう。 人口を見ながら鉱山を小屋に変えたり、平原牛を小屋に変えたりとしていますが、無くても 問題は無かったでしょう。 9文明天帝だと終盤のターン送りにかなりの時間がかかります。ユニットが多すぎるんですよね。 AD1765年までに誕生した大芸術家は13人 (+定住2人) そして各都市の文化はそれぞれ 第一都市(小屋都市) 41617 +543 残り + 8000 第二都市(小屋都市) 30240 +365 残り +20000 第三都市(偉人都市) 29151 +310 残り +24000 大芸術家一人につき#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。+4000なので、今使えば次のターンに全都市文化全盛を達成できるでしょう。 そしてAD1770年 (264ターン) 文化勝利達成! スコア スコアは24102点。 この点数でもアウグストゥス・カエサルなんですね。 あとがき 今回は人間の里で文化勝利をしましたが、別段他の文明で出来ないわけではありません。 固有技術をとらなければ同じ戦略で勝てますし、取るにしても音楽より後に取るという手もあります。 とにかくシスティナ礼拝堂さえ建てば勝ちがほぼ確定するので、大理石を粘ればより安定します。 ちなみに、東方叙事詩では文化勝利の目安はAC1900年と見ても大丈夫です。 通常のciv4での目安がAC1800年前後であることを考えても、 かなりハードルが下がっていることがわかると思います。 天帝をクリアできない、そんな悩みを抱える方は、是非一度試していただきたいと思います。 呪文志向があれば最初からEXスペルが使えると思い込んでいたのは内緒だ!小傘のEXとかね! おまけ なんかもう、外交勝利でも勝てたんじゃないかな? コメント 名前 コメント
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東方奈落界に関する小ネタ(サブイベント)集です。 香霖堂の物々交換について エンジェルウィスパー入手方法 第二章妖怪獣道の射命丸が外来人と話していた 場所にたまにルーミアが出現するので 倒した後、「ルーミアリボン」を里にいる 中二病っぽい男の子にあげると マイクロウージーが貰えるので、それと 交換する。夕方には男の子はいないので すぐに行こう。 注射器入手方法 チェーンソーと交換する。 チェーンソーの入手方法は、 リモス初遭遇イベントの後(朝)、人里の倉庫に 行くと大妖精がいるので、話し掛けると 霧の湖開放。霧の湖に訪れるとチルノと戦える 倒すと「チェーンソー」入手。 VIVIENtypeQ入手方法 博麗神社の外にランダムで 落ちているRPGツクール20000と交換 PSP3入手方法 夜になるとマヨイガに侵入できる。 マヨイガには換金アイテムが沢山ある。 リモス撃破後の夜には橙が眠っている部屋で PSP3が手に入る。 ちなみにマヨイガのミニゲームができるタイミングは 萃香とタルタロス侵入の夜とリモス撃破後の夜 デジタルカメラ入手方法 リモス初遭遇イベントの後、人里の稗田家に 行き阿求に話し掛けると無名の丘開放。 そこでメディスンを倒すと、防毒マスク6型が 手に入る。それと交換。 救世主の剣入手方法 第二章で妹紅の家に行き 妹紅の留守を確認した後獣道に外来人と話している妹紅に 話し掛け、すぐに神社に行き外来人を外の世界に送る。 お礼にパルソナ3ポータブル入手。 それと交換する。無視すると恐ろしい事に
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防具 防具の名前 強さ 能力 売却額 販売額 特殊効果 備考 スキマ 2 隙魔 4000 8000 攻撃を受けると稀にビームで反撃。同名アイテム有 リリーホワイトの帽子 3 日光浴 1750 3500 隣接したチルノ系、レティ系を溶かす 阿求の髪飾り 5 記憶 600 1200 マップやアイテム名を忘却する効果を防ぐ 賽銭箱 5 賽銭 3000 6000 攻撃を受けると稀に賽銭を落とす 東風谷シールド 5 安眠 1900 3800 装備して眠ると、1ターン毎にHPが30程度回復するようだ。 レミリアの帽子 6 吸血耐性 1600 3200 吸血による力の低下を防ぐ 諏訪子の帽子 10 - 4250 8500 同名アイテム有 パチェの魔導書 2 魔法反射 5250 10500 魔法攻撃をはね返す ふし幻と同様 諏訪子の帽子 2 - 120 240 諏訪子系がドロップ ふし幻と同様 ゆっくり霊夢 2 - 1500 3000 - ふし幻と同様 お父さん? 2 - 1500 3000 - ふし幻と同様 上海人形 2 - 1500 3000 - ふし幻と同様 法界炉 2 - 1500 3000 - ふし幻と同様 八咫烏の眼 2 - 1500 3000 - ふし幻と同様 サードアイ 2 - 1500 3000 - ふし幻と同様 リュック 2 - 1500 3000 - ふし幻と同様 イカリ 2 - 1500 3000 - ふし幻と同様 椛の盾 3 - 250 500 - ふし幻と同様 魔理沙の帽子 3 盗難耐性 1750 3500 アイテムを盗まれなくなる ふし幻と同様 穣子の帽子 3 小食 1900 3800 ハラヘリ小 ふし幻と同様 から傘 4 - 400 800 - ふし幻と同様 雛のリボン 4 劣化耐性 2000 4000 装備が劣化しなくなる ふし幻と同様 美鈴の帽子 4 打撃反射 2450 4900 受けたダメージの一部を返す(衣玖にも有効) ふし幻と同様 パチュリーの帽子 4 地雷名張 2600 5200 爆発のダメージを軽減する ふし幻と同様 衣玖の帽子 5 回避 3750 7500 回避率上昇 ふし幻と同様 要石 6 重石 2250 4500 吹き飛ばし耐性 ふし幻と同様 幽々子の帽子 8 暴食 2875 5750 ハラヘリ大 合成地雷アイテム ふし幻と同様 スキマ 10 - 4000 8000 壁にぶつかると壊れる ふし幻と同様 マナマコ 10 脱腸 3750 7500 稀に海鼠腸(このわた(※ナマコの腸(はらわた)の塩辛」)を落としてワープする ふし幻と同様 個別評価 さな超で追加があったものを記載 通常防具 諏訪子の帽子 スキマと並ぶ防御力10を誇る現状最硬の盾。特殊能力はないがタイムアタックではまず気にならない。 ちなみに諏訪子系がドロップする防御力2の同名アイテムも健在している。 たぶん別のアイテム扱いなのだろう。合成等の際に混同しないよう注意。 特殊能力系 スキマ 諏訪子の帽子と同じく、防御力10のスキマとは別のアイテム。どちらも落とすと割れる。 反撃ビームは宝塔並みの射程を持つがいかんせん発動率が悪く、本体の防御力も低いので総合的にみると微妙 リリーホワイトの帽子 低層でのみずの識別や厳寒の季節無双など、役に立つ機会は多い。 メイン盾にするには防御力が心許ないがとりあえず持っておきたい。 効果が発動するタイミングは敵の行動が終了した時点なので、鈍足状態だと一撃は貰ってしまう危険がある。 阿求の髪飾り ニューラライザー及びミスティアの歌声と忘却罠の効果を無効化する。防御力もそこそこ。 どちらも出会う可能性は低く被害も大きくない場合が多いので持ち歩く優先度は低め。 多くのアイテムを識別した中盤以降で、余裕があれば合成しておこう。 賽銭箱 攻撃を受けた時に賽銭を落とすことがあるが発動率が悪く金額も微々たるものなのであまり期待はできない。 リグル増殖やゆっくりハウスなど何度も攻撃を受ける状況でないとまとまった金額を入手するのは困難。 防御力自体はそこそこあり、売却額も比較的高め。 東風谷シールド 東風谷シールドを装備して、睡眠薬を飲んだ時のリプレイデータがアップされたので、貼っておく。 http //www.aquastyle.org/cgi-bin/uploader/source/up104.lrd 再生開始から、1時間13分頃に該当アクションがある。睡眠時1ターンあたりHPが30回復するものと思われる。 永琳系などに眠らされてフルボッコ状態になっても、ダメージが大きくなければ安心して「おねむ」、ということだろうか。 【AQUA】 不思議の幻想郷 21階 【STYLE】より一部引用 61 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2010/06/06(日) 07 15 09 ID FJjASyEY やっと東風谷シールド入手できた ・・・ 強化ボーナス80(強化値+1毎にアイテムの価値が80円UP) あと、ふしげん1.171には東風谷装備がデータ上に残っている という情報もあり。 レミリアの帽子 小傘の出現でレミリアが吸血連打してくる可能性が激増したため、重要度は低くはない。 防御力が要石と同じく6で、メイン盾としても優秀。 バグか仕様かは不明だが、吸血耐性のある盾を装備した状態でちからの薬を飲んでもちからの最大値が上がらないので注意(ver1.01で修正)。 コメント パチェの魔導書は今回も未実装では? -- 名無しさん (2010-03-19 13 59 56) レミリアの帽子(呪)つけてたら吸血されたぉ -- 名無しさん (2010-03-24 08 39 06) 阿求の髪飾りでミスティアの歌は防げますか? -- 名無しさん (2010-03-24 10 08 30) スキマの説明追加しときました。 -- 名無しさん (2010-03-24 16 00 52) 東風谷シールド、香霖堂に売っていて、3800円だった。東風谷ブレードの20000円に比べたら安かった。 -- 東風谷早苗の抱き枕 (2010-06-17 12 53 38) ↑見てみたい人は、公式サイトのアップローダにリプレイをアップロードしておきました。「up092.lrd」 -- 名無しさん (2010-06-17 13 02 12) 公式ブログでも言及されてましたが、どなたか東風谷シールド装備して寝てみた方います? -- 名無しさん (2010-06-26 11 49 05) 東風谷シールド装備して寝たらHP30回復した -- 名無しさん (2010-10-25 21 48 10) ↑その時のリプレイとか残っていたら、公式サイトのアップローダコーナーにうp希望。 ↑うpしました。長いです -- 名無しさん (2010-10-26 20 59 24) ↑うpありがとうございます。見込みで記事加筆しておいた。 諏訪子の帽子には防御10のものもあるんだが、表記しないのか? -- ミs (2011-09-25 17 08 23) ああ、すまん、下の画像付きには表記してあるのか。表にないものだからつい。 -- ミs (2011-09-25 17 09 02) 名前 コメント
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前書き ゲームの設定 各文明の指導者 注意事項 前書き 以前開発者アンケート欄に、「首領AI強化モードでSTGルート不遇」と書いた。 ただこれは少数意見であることを自負しており、開発者は安易に少数意見を取り入れるのは危険である。 そのため本プレイレポは、首領AI強化モードでのSTGルートの検証レポの一つとしたい。 ゲームの設定についての詳細は下に記すが、目的から首領とAI強化モードは必須。 手軽にするためOCCで無双モード。文明も3つ増やして手軽さUP。 また戦争しないといけないので、戦地へ赴くための利便性から中央にするための先行スタート。 永久同盟は保険である。 ゲームの設定 東方叙事詩1.122 先行スタート 首領 AI強化モード 無双モード OCC 小パンゲア 8文明(通常設定+3人) 通常速度 永久同盟 編集ロック 各文明の指導者 八坂神奈子 妖怪の山 うわばみカリスマ プレイヤー 稗田阿求 人間の里 哲学創造 よくわからない 蓬莱山輝夜 永遠亭 カリスマ防衛 徳さん リグル・ナイトバグ 氷精連合 交易帝国 ポチ候補 伊吹萃香 博麗神社 うわばみ創造 ポチ候補 紅美鈴 紅魔館 防衛組織 宣戦要請受けてくれない リリカ・プリズムリバー 白玉楼 創造組織 ポチ候補 古明地さとり 地霊殿 金融防衛 研究追い上げが強い 注意事項 筆者は東方に関して一次設定はおろか二次設定もよくわかっていない。 そのため、イメージが傷つけられた場合には他人だと思おう。 主人公が華麗に1get⊂(゚Д゚⊂⌒`つズザー 名前 コメント
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1 シンと少女の交流で学ぶ世界の風習 1. 「どうですかアスカさん、里の地理は分かっていただけましたか?」 「あぁ、阿求の案内のおかげで何とかなりそうだ」 「それはよかった…少し疲れました、どこかで休憩しませんか?」 「そうだな、もう昼時だし…そうだ、あの蕎麦屋で休憩しようか?」 「…」 「阿求?」 「ア、アスカさんのバカー!!」 「ぐはぁ!?」 昔の日本の蕎麦屋の2階には、所謂連れ込み宿としての機能が存在していたのです つまりシンは阿求さんに「やらないか」と知らずに言ってしまったのですね、そりゃ怒られるわけですねぇ そういえば、うどん屋しかないあの場所ではどうなってたんでしょうね、これ 2. 「あら、何を飲んでるんですかシン君」 「あぁ牛乳ですよ、小悪魔さんも飲みますか? おいしいですよ」 「…」 「小悪魔さん?」 「ねぇシン君」 「はい?」 「それ…誘ってるのかな?」 「えっ」 西洋では夢魔対策として“枕元に牛乳を置いて寝る”と言うのがありました こうすると夢魔は牛乳をメンズケフィアと誤解していろんな意味でサティスファクションするそうですよ、いろんな意味ってどんな意味? つまりシンは小悪魔さんに「そう…。そのまま飲みこんで。僕の(そこまでよっ)…」と知らずに言ってしまったのですね、そりゃ誤解も されるわけですねぇ 小悪魔だから夢魔と違うだろうと言う突っ込みは野暮ですよ? 2 さとりと戦う事になった。 とは言え力の差がありすぎるので、さとりは回避に徹し、シンは攻撃して時間内に一本取れば勝ちと言うルールになった。 シ(だけど動きは簡単に読まれちまう…どうすればいい) さ「ふふふっ…」 シ(いつも以上にドヤ顔しやがって…第三の眼も何かそういう感じの目付きだし、なんか腹立つな…そいえばアレって弱点だったりするのか?) さ「!」 シ(あ、少し動揺してる…やっぱりあそこは弱点なのか、敏感なのか、そーなのかー。それじゃ第三の眼にプレッシャーをかけながら攻撃すればあるいは) さ「…ちょっ、ちょっと」 シ(ちょっと後味悪いけど第三の眼に攻撃する光景を…掴んだり突付いたり撫でたりするイメージを浮かべながら動くんだ…!) さ「…なっ?!」 シ(効果あるな…でもあれってどういう感触なんだろ。やわらかいのか? 温度とかはどうなってるんだろう) さ「や、やめなさい! いい加減に…」 シ(そう思うと無性に触りたくなってきたな…これに勝ったら勝利者権限で触らせてもらおう) さ「さっきからっ! いい加減にしなさいっ!!!」 顔を赤くしたさとりがルールを破って弾幕で猛攻撃をしかけてきた。 不意を付かれたシンに全部命中し、シンは全治数週間の怪我を負った。 シンが覚妖怪にとって第三の眼を触られる事は相当破廉恥な行為である事を知るのはしばらく後のこと それを聞いたシンは 「俺はセクハラをしながら戦ってたのか?!」 と叫んだそうな。 922の発言を元に思いついた、第三の眼がセクシャルウィークポインツな設定はよくあることだよな! にしてもセクハラしながら戦うなんて、さすがチームラキスケファクションのリーダーだ! 3 2を見た命蓮寺メンツの反応 一輪「前々からそうじゃないかと思ってはいたけど、やっぱり似合うわね」 船長「女よりかわいい男がいるだなんて…世界は広いわ」 白蓮「不埒である…や、これはこれでアリですけども」 シン「勘弁してくださいよマジで…」 ナズ「…」 響子「…」 星 「…」 ぬえ「…」 シン「ほらほら、皆も呆れて何も言ってこないじゃないですかぁ」 白蓮「えーっと」 一輪「そいつらはそのー」 船長「…気にしないでいいのよ。そうだ、あっちで他の“こすぷれ”してみせて!」 シン「ちょ、船長?! やめてひっぱらないでー!」 ナズ「肌の艶具合で負けてた絶望…」 響子「男相手にスタイルで負けた絶望…」 星 「自分は殿方よりも色気が無いと言う絶望…」 ぬえ「もうやめよう、私達に勝ち目なんかないのよ…」 おしまい 1乙←雲山 この四人が何で絶望してるのかと言うと、フラグが立ちそうだったり立ってたりする脳内設定があるからです そう言う相手が自分よりも美少女なのはつらかろうにw 芳香ちゃんが出てない? シンの女装写真を見て萌え死んだからですよ 小傘ちゃんも出てない? うん、かわいいよね小傘ちゃん 4 はたて「ね、ポッキーゲームってどうやるの?」 シン 「なんだよやぶから棒に」 はたて「いやね、ポッキーって凄くおいしいのよ」 シン 「まぁ、確かにおいしいな」 はたて「でも幻想郷じゃ中々手に入らないのよね」 シン 「ああ言うのって、外から流れ着いたりしないと手に入らないんだっけ?」 はたて「そ。でもポッキーゲームってのが流行れば別、皆がポッキーゲームしたさにポッキーが大量生産される事請け合いよ」 シン 「…」 はたて「ちょっと、何でだまんのよ」 シン 「あぁ…流行ればいいなって」 はたて「だから流行らせるって言ってるの! 花果子念報にポッキーゲームを載せればポッキーを食べられる上に部数増加、一石二鳥でお釣りが出るわ」 シン (取らぬ狸の皮算用ってことわざ、今のコイツにぴったりだな) はたて「と言うわけだからポッキーゲームのやり方教えて、知ってるでしょ?」 シン 「あぁ知ってるけど…」 はたて「じゃ教えてアスカ先生ー。もちろん実演込みで」 シン 「じ、実演しろって!」 はたて「何よ、何でそんなに大げさな反応するのよ?」 シン 「いや、その…」 はたて「歯切れ悪いわね。いいから教えなさいよ」 シン 「…わかったよ。まずだな、二人で向き合って、一つのポッキーの端をそれぞれ口にくわえる」 はたて「ふんふん」 シン 「それを一口ずつ交互に食べていく」 はたて「なるほど…ん?」 シン 「で、先に口を離した方が負けになる」 はたて「離さなかったら…それって」 シン 「…」 はたて「…うわぁ」 シン 「と、と言う訳だから、頑張って流行らせてくれ」 はたて「…まだよ」 シン 「え?」 はたて「まだ実演…してないわ」 シン 「なっ、お前!」 はたて「記事には記者の感想も書くものよ! そうよ、だから実演しないと感想書けない!」 シン 「だからって!」 はたて「男なら黙ってしなさい! ほら、反対側くわえて!」 シン 「おい、はたて!」 はたて「…嫌なの?」 シン 「い、嫌じゃないけど」 はたて「じゃ早く…早くして」 シン 「それじゃ…いくぞ」 最初にはたてが一口 次にシンが一口 それを数度交互に行い、やがて残り一口で“触れる”所まで近づく 既にお互いの顔は真っ赤に染まり、心臓の鼓動が外に聞こえてしまうのではないかと思うくらいに高鳴っている 最後の一口は、はたての番だった だがそこから先、はたては動く事が出来ずにいた シンも同じ様に動けずにいる お互いの吐息、お互いの熱が感じられる距離で止まり続ける やがて意を決したはたては目をきゅっとつむり、唇を進め
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おすすめチーム例 おすすめチーム例一章初期メンバーズ意外とバランスの取れたドラクエ的パーティ 優等生ズ(効率重視)優秀キャラで固めたパーティ 優等生ズその2(効率重視)優秀キャラで固めたパーティその2(1.13以降) いとしのさとりさま地霊殿組を中心とした想起コンボ狙いパーティ いとしのさとりさまEX(最短)ロイヤルフレアで薙ぎ払う程度のパーティ 一章初期メンバーズ 空 諏訪子 チルノ 阿求 燐 きゅうり+α きゅうり+α きゅうり×2 支援装備 西蔵×2 意外とバランスの取れたドラクエ的パーティ お燐やZFを囮に、お空や諏訪子が後ろから攻撃する、オーソドックス?な戦術のチーム。 様々な敵の組み合わせに対抗しやすく、ちゃんと戦術を組み立てれば大抵のシナリオはクリアできる。 霊力補正のアビリティを習得できるキャラが三人もいるので、呪力不足で困ることは特にないはず。 阿求は、序盤はおにぎり役、後半はなげるや射程補正で活躍できるため、そこまで厳しいハンデにはならない。 後半は鏃や水晶どくろ等を持たせて攻撃役にするのもあり。 全体的に耐久、速度が低くお燐の回避に頼りがち。常に速攻・各個撃破を心がけよう。 優等生ズ(効率重視) 燐 ミスティア 映姫 アリス 鈴仙 西蔵×2 西蔵×2 倫敦・京 稗田+京 特殊なため後述 優秀キャラで固めたパーティ お燐・ミスティアのツートップを後方の鈴仙・アリス・映姫が人形やスキルで援護する。 鈴仙には験力などの攻撃アビリティを付与した倫敦人形に倫敦、西蔵、アッカバッカ、きゅうり等を持たせる。 戦術は回避頼りのワンパターンになりやすくSRPGとしての面白みは少ないかも。 花コンボを使用するなら尚更。(1.05以前は特に) 呪力消費量のわりに霊力補正が低い事、最短で二章中盤までメンバーが揃わないのが欠点か。 アイテムが揃ってきたら西蔵をダイソン球に変えていくとスムーズに敵が倒せる。 1.13以降ならミスティア→こいしにすると火力と耐久面が強化できる (但し高いスペル技能Lvが必要) 優等生ズその2(効率重視) 空 燐 パルスィ こいし ダイソン+稗田 西蔵×2orダイソン×2 きゅうり+α ダイソン+α 優秀キャラで固めたパーティその2(1.13以降) こちらは高性能なアタッカーを中心とした編成。元から回避補正の高い二人に加えて、 敵の命中を下げるスペルを2種持つパルスィ、更に召喚のゾンビフェアリーもあるのでかなり万能。 連携率の高いこいしはなるべく味方の密集地帯に配置すると良い。 空は後方から人工太陽や連携で援護し、耐久の高いかっぱや天狗にアビスノヴァやダイブをお見舞いしよう。 最後の1枠はマップによって使い分けるか、好きなキャラをどうぞ。 霊力補正が低いので、合成追加で霊力補正を付ける、ZFを出す、チルノを入れる、等で補おう。 貴重なダイソン球が最低2つは欲しいので、本格的な起用はEXを経由した3週目から。 いとしのさとりさま さとり 空 燐 アリス 映姫 倫敦×2 ダイソン・人工太陽 西蔵×2 きゅうり・京人形 倫敦×2 地霊殿組を中心とした想起コンボ狙いパーティ お燐とアリスの人形を囮にしてさとりさまと映姫様のダブル長射程攻撃でしとめるのが基本戦略。 想起のコストが0だったころよりは弱体化したが、EX後のシンクロと人工太陽の呪力チャージで補う。 倫敦×2はギルティ・オワ・ノットギルティの使用を前提とした装備なので、 即死耐性の多いMAPでは、さとりさまの装備を回避特化につけかえて前衛になるのも手。 アリスは基本的に人形による攻撃分散が役目だが、場合によってはゴリアテを想起させても構わない。 いとしのさとりさまEX(最短) 魔理沙 パチュリー さとり 空 燐 ガッツ三角の冠 ダイソン ダイソン(暫定) 人工太陽 西蔵 ロイヤルフレアで薙ぎ払う程度のパーティ 「いまじゃ、パワーをロイヤルフレアに!」「いいですとも!」 空はガードする必要なしだが、お燐は回避待機、魔理沙に至ってはガッツ発動前提の特攻である。 しかし、このメンバーならばEXのMAPを二つクリアしただけで霊夢を倒せてしまう。 流石にHard以上ではきついが、Easyならばこれで十分。Lv20でクラスチェンジすれば割と余裕である。
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不死鳥☆くらいしすっ! サークル:まさかど☆くらいしすっ! Number Track Name Arranger Original Works Original Tune Length 01 Hello,world ! Kouchaso 東方星蓮船 青空の影 [-- --] 02 Golden Liquid Cy_tofu 夢違科学世紀 童祭 [-- --] 03 Elysium piki 東方妖々夢 ネクロファンタジア [-- --] 04 br34k0u7!! ヨギリ 東方紅魔郷 U.N.オーエンは彼女なのか? [-- --] 05 analogue space traveler 限界 東方儚月抄 妖怪宇宙旅行 [-- --] 06 Dear my faith あかゐ 東方永夜抄 懐かしき東方の血 [-- --] 07 Flower in the sky ginkiha 東方妖々夢 天空の花の都 [-- --] 08 大妖怪さとり ~ evel eye DD++ 東方地霊殿 少女さとり [-- --] 09 千年幻想郷 ~ The broken moon おのっち 東方永夜抄 千年幻想郷 [-- --] 10 Melt and Join Xe 東方地霊殿 霊知の太陽信仰 [-- --] 11 プレインエイジア ~amrit Fumes~ Ctl 東方永夜抄 プレインエイジア [-- --] 月まで届け、不死の煙 12 阿求のフトモモ 限界 東方求聞史記 阿礼の子供 [-- --] ジャパニーズサーガパ EX はだかのさま DD++ 東方紅魔郷 おてんば恋娘 [-- --] 詳細 コミックマーケット77(2009/12/30)にて頒布 イベント価格:500円 ショップ価格:525円(税込) レビュー 名前 コメント
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―――私は走っていた。 いや、気づいていたら既に走っている状態だった、と言った方が正しいか。 なぜ走っているって?そんなの私だって知りたいくらい… でも立ち止まったらマズい、振り向くなんて以ての外。 今はひたすら、背後にいるであろう存在から逃れるために走ることで精一杯だ。 それでも、私は一体何をしていたのか、という疑問が脳裏にチラついた。 目が覚めたら走っているなんて、異常な状況を無視することはできないもの。 私は必死に走る傍ら、記憶の糸を手繰り寄せてみることにしたわ。 一人の青年と二人組の男女が竹林にて相対していた。 青年は箒のように逆立った奇妙な髪形をした、ジャン・ピエール・ポルナレフ。 二人組の一人は紳士風の装いをした壮年の男性、ウィル・A・ツェペリ。 そのツェペリの傍で傘を抱えて不安そうな表情を浮かべる少女、マエリベリー・ハーンだ。 「ジョースターという名に聞き覚えは?」 箒頭の男、ポルナレフはツェペリの殺し合いに乗っているかどうかの問いを無視し、 開口一番そう尋ねてきた。 「ジョースター、か。君は殺し合いの場に呼ばれたにも関わらず、人探しとはどういうつもりなんじゃ? そいつとはどういう関係なのかね?」 「因縁の相手としか言えないな。もう一度言うぞ、ジョースターという名に聞き覚えは?」 ツェペリは首を左右に振り、やれやれだといわんばかりに両手を挙げた。 「わたしの名前はウィル・A・ツェペリ。 お嬢ちゃん、彼に名前を明かしてくれるかね?」 「え? は、はい。私はマエリベリー・ハーンって言います…」 その答えにポルナレフはやや不満そうに様子で口を開く。 「二人がジョースターではない、ということは分かった。 だが私はあまり暇ではない、そろそろ質問に答えてくれないだろうか?」 「まあ、待つんじゃ。いきなり一方的に質問するとは虫がいいとは思わんかね?」 「重ねて言うが、私はそんなことを気にしている場合じゃあ…!」 「まず殺し合いに乗っているかどうか、そこから教えてくれんとわたしたちから話せることは何もないぞ?」 「だが、私は急いで…」 「それとも、君は無暗に他人を怯えさせるような人間なのかね? ほれ、お主が怖い顔しとるからメリー君もわたしの後ろに隠れておるじゃないか。」 マエリベリーはハッとし、前に出て抗議の声を上げる。 「わ、私はべ、別にかまいませ…」 「…むむ、そこまで言うなら仕方ない。 貴方たちが偽名を使っていない、そしてDIO様に手を出さない、 この2つを約束するなら、私はあなた方を襲わない。…これでいいか?」 (エッ!?) (ディオ…じゃと!?) 予想だにしない名前を聞き2人は内心驚いていた。思わずそれを声に出さそうとしたが何とか堪える。 「どうした?」 「いやいや、なんでもないぞ、その2つを約束しよう。良いかな、メリー君?」 「は…はい。私は平気です…けど。」 まさか、こやつの口からディオの名前を聞くとは。 そして『ジョースター』家を探している、か…。厄介なのに出くわしたようじゃな。 ディオって確かツェペリさんが探していた『石仮面』を被って吸血鬼になった人… そしてツェペリさんの弟子のジョナサンさんの元『友人』、その人を様付け? 「さて、他に私は何を答えたら教えてくれるのだ、ツェペリ殿?」 「そうじゃな、まずは… そこにいる馬、触らせてもらっても構わんかな?」 「「はあぁ!?」」 「ツェ、ツェペリさん!いくら何でもそんなことしている場合じゃあ…」 「分からんぞ、メリー君。この馬に何か仕込んであるか分からんからな、 ちょっと前にいきなり馬の首が取れて、中から屍生人が出てきたことがあってじゃな…。」 「お、脅かさないでくださいよ! それに、彼だって許すわけが…」 「全く以てその通りだ――― と言いたいが、それで済むなら好きにしろ。ただし手早く終わらせてくれ。」 「―――って許すんですか!?」 マエリベリーが呆気にとられるのを他所に、ツェペリはとうに馬に近づいていた。 彼女もその後をササッと追った。 「ツェペリさん、一体何をするつもりなんですか?まさか、乗り逃げするつもりじゃあ…」 マエリベリーはポルナレフに聞こえないように小声で尋ねる。 「ほっほ、そんなつもりはないよ。…むしろ奴を止めることも視野に入れんといかんかもしれん。」 「…ジョナサンさんが危険ですものね、私も力になれたら…」 「戦う力がないことを悔いる必要はないぞ、メリー君。無くていいんじゃ、 有るから争いは起きる。あの『石仮面』のようにな。」 私にはツェペリさんから悔しさが滲んでいるように見えたわ。 だって『石仮面』の力で振り回されている人をこの殺し合いの場で、 早速目の当たりにしたんだもの。 その後ツェペリは馬を撫でたり、騎乗しようとするも、何故か噛まれたり、 振り落とされたりして、随分嫌がられている様子だった。 その間ポルナレフは二人の様子を窺いつつも、ツェペリとは違う方を向き、 声を少し張っておもむろに告げる。 「そこに隠れている2人、敵意がないなら出てきてもらおうか?」 「………」 「それとも、ジョースターの内の誰かか?違うなら出てきた方が身のためだ。 逆に出てこないというなら―――。」 「…分かったわよ、でもなんでバレっちゃったのかしら?」 そう言いながら、桃色の髪に水色の着物のようなものを着た女性、 その後に続くように紫色のおかっぱ髪に花飾りをあしらい、こちらも着物を着た少女が出てきた。 「君たちはジョースターの名を知らないか? それとよかったら名前を窺いたい。」 「ジョースターねぇ…生憎知らないし見てないわ。貴女はどう、阿求?」 「私もこれといって聞かない名前ですね。 あっ、私は稗田阿求、彼女は西行寺幽々子と言います。」 「…そうか。まったく、奴らは竹林にはいないとみるべきか…」 一人呟くポルナレフに、幽々子は不満そうに声を上げる。 「ところで、人を脅しといて自分から名乗り上げないつもり?変な髪型も合わさって印象悪いわよ?」 「向こうの用事が済んだらまとめて話す。それまで待ってもらおう。」 ポルナレフはあくまで事務的に伝える。後ろで幽々子が箒頭がどうだこうだ悪態をつき、 阿求がそれを諌めていたが気にせずツェペリたちを見遣った。 「ツェペリ殿、もう気は済んだだろうか?」 「やれやれ、ちょいと躾がなってない馬じゃな。それに後ろの女性方はどうしたんじゃ?」 「近くで隠れていたようだったからな、用心のために話を付けた、それだけだ。」 こちらを見ている二人に幽々子はニコニコして手を振る。 場違いな反応に少々面食らう二人であったが、慌てて阿求が謝罪の弁を述べた。 「隠れていたのが不快だったのでしたら、申し訳なかったと思います。 でも決して悪意があったわけではないんです。」 「そう、そう。隠れていたのは自衛のため。 それに折をみてお話をするつもりだったもの。ねぇ?」 そう言うと、幽々子がマエリベリーと目が合うと小さくウィンクした。 「…?」 「とにかく、敵意がないのなら歓迎しよう。わたしはウィル・A・ツェペリ、 この娘はマエリベリー・ハーンじゃ。」 「…よろしくお願いします、友達からはメリーって呼ばれてます。」 マエリベリーは自己紹介し、軽くお辞儀した。その様子に幽々子は友人―――八雲紫の姿と比較する。 うーん、見た目は紫に似てはいるけど、違うわねぇ。付き合いは長いけど、 あの子って出会ってからもほとんど変わらないし(あっ、私もか)。 強いて言うなら、私に出会う遥か昔の紫って感じかしら。見た感じ若いものね。 まぁ、そっくりさんってところかしら? 幽々子はとりあえずは考えるのをそこで止め、同じように自己紹介をする。 「さてと、貴方もいい加減に自己紹介してもらえないかしら、箒頭さん?」 ふむ、分かった、と言うと堂々と自己紹介をする。 「私の名前はジャン・ピエール・ポルナレフ! 無念のまま死んだ妹の仇を討つ為にッ! そして私が忠誠を誓ったDIO様のためにッ! 憎き『ジョースター』の名を持つ者とその一行をッ! この手で殺めることだッ!理解してもらえただろうか、諸君?」 …やはりあのディオのようじゃな、しかしこやつからは屍生人特有の腐敗臭がしない、 純粋に忠誠を誓っているのか? やっぱりこの人、危険だ。ジョナサンさんのために止めたいけど、どうしたら? 私たちには無関係とはいえ殺し合いに乗っている方でしたか… 主人の為に相手を殺すか…あの娘も馬鹿な真似してないといいんだけどねぇ。 各人様々な疑問や考えが駆け巡るが、ポルナレフはさらに続ける。 「ツェペリ殿、マエリベリー君、改めて尋ねるぞ。 貴方たちはジョースターという名に聞き覚えはないか?」 「残念じゃがジョースターの名前を持つ者なら、わたしもメリー君も会っておらんよ。 ここで人と会うのはお前さんと幽々子君そして阿求君が初めてでな。」 ツェペリはそこで一旦区切って、気になった話について問いただしてみる。 「一つ聞きたい。妹を殺されたと言ったが、それは本当にジョースターの仕業でよいのか?」 「DIO様がそう仰ったのだ、間違いとは思えんな。」 「そうか…ならば犯人の特徴についてお主は何か知らないのか?」 「もちろん、知っているとも。確か……」 ポルナレフはもう一度「確か…」とつぶやくと頭を抱え込んだ。 「何故だッ?思い出せないッ!?特徴は、特徴は………」 ブツブツと何か呟きながらポルナレフは思い悩むが、やがてハッとする。 「いや、必要ないな。犯人はジョースターとその一行。 DIO様の言う通りにしていれば、いずれ尻尾を掴めるはずだ。」 こやつ様子がちとおかしい気がしてきたぞ。 ディオはもしや屍生人にせずとも吸血鬼の力だけで相手を支配できるのか? 自身で考えるのを放棄するまでディオに心酔しておる。 こやつを放っておけばジョジョにも危害を加えるじゃろうし、ほっとくわけにいかんか。 「さて用は済んだ、私はこれにて失礼する。 もし、奴らに出くわしたら私に伝えてくれると助かる。それでは。」 「…待ってもらおうかの、ポルナレフ君。」 「どうしましたか、ツェペリ殿?」 ヴァルキリーに近寄っていたポルナレフは足を止め、振り返る。 「君は吸血鬼の存在を知っておるかね?」 「吸血鬼?なんですか藪から棒に…」 「君の言うディオ様は日中、日の差すところで行動したところを見たことがあるか?」 「いや。DIO様は訳は存じないが、日に当たることのできない身と言っていたな。それがどうかしたか?」 ツェペリは小さくため息を漏らし、口を開く。 「簡単に言うぞ。わたしは『石仮面』という人間を吸血鬼に変えてしまう仮面を追っておる。 そしてお前さんの主、ディオ・ブランドーは石仮面の力で吸血鬼になり多くの人間を殺したのじゃ。 わたしとジョジョは奴をこの世から消し去るために行動しておる。」 「DIO様を消し去るだと…!?」 「奴の力に惹かれているというなら、悪いことは言わん。今すぐに――― 「聞き捨てならないぞ…!ウィル・A・ツェペリッ!黙って聞いていればヌケヌケと…!」 ポルナレフは怒りに震えながら、静かに怒気を含んだ声を漏らしていた。 「石仮面に吸血鬼、ファンタジーやSFじゃあるまいし世迷言を抜かすな! 挙げ句、我が主を消し去るとか言ったな! 覚悟はいいか!『シルバー・チャリオッツ』!!」 怒りを露わに自らのスタンドの名を宣言する。 すると、ポルナレフの傍にまるで、最初からその場にいたようかのように佇む騎士の姿がいた。 騎士は銀の甲冑を纏い、細見の剣を構えており、その視線は手にした刃と同じく鋭い。 突然の出来事にツェペリを含む4人とも驚きを隠せなかった。 「な、なんじゃあッ!こいつは、いつの間に…!?」 「う、嘘。どうして…?」 「スタンドを見るのは初めてのようだな。それでDIO様に楯突こうというのならお笑い種も甚だしい。 だが、このポルナレフ容赦せん!」 そう言うが早いが、ポルナレフはスタンドと共に駆け出す。 ポルナレフは偽りの忠義のため、戦いをけしかけてきたのだった。 「―――ッ!速いッ!!」 間合いを詰めるスピードもさることながら、さらに恐ろしいのは熟達した技術も合わさった剣速! それでも相手の速度を鑑みて後方に飛び退くことで、わずかに掠めるだけでツェペリは事なきを得る。 「お返しにくれてやるわいッ!」 着地した瞬間に退いた勢いを180度転換。逆襲にとチャリオッツ目掛け、 パウッと波紋の呼吸と共に膝蹴りを見舞わせる! 「仙道波蹴ーッ!」 膝蹴りは的確にチャリオッツの胸を捕え、波紋を全身に流すことに成功する。 ツェペリは後方に着地する、鎧越しだが確かな手ごたえを感じ、 チャリオッツを気絶へ追い込んだと思っていた。しかし――― 「無駄だ!スタンドにはそのような攻撃は通用しないッ!」 ツェペリの攻撃が意味を成さないと言わんばかりに、チャリオッツは突撃を再開していた。 「ば、馬鹿な…!?」 そして距離は完全に詰められ完全な射程圏内、逃げ場はない。 「覚悟してもらうぞ、ツェペリ!『シルバー・チャリオッツ』ッ!!」 「くっ、腹を括るしか、ないようじゃな…!」 さっきと同じように後方に逃れれば、次こそはスピードの速いチャリオッツが振るう刃から逃れられない。 ならば応戦するほかない、ツェペリはそう判断し、チャリオッツを睨み片手を突き出し構えた。 「うーん、なんだか私達、置いてきぼりにされちゃったわね?」 「幽々子さん、そんな呑気な…」 幽々子がのんびりとした感じで話す様子に、ツェペリの連れであるマエリベリーに対して 失礼だと感じた阿求は幽々子を窘めた。 「でもねぇ、阿求。あの二人は当人同士でけりをつけたいはずよ。 現に私達になーんにも教えてくれないんですもの。」 「確かに、そうですけど…」 でもねぇ、と付け足しマエリベリーをチラッと見て幽々子はさらに続ける。 「誰かに教えてもらえれば、私達も無関係ではないわね。誰かいないかしらー?」 「…!力になって頂けるんですか!?」 幽々子の言葉の意味が分からないほどマエリベリーは愚鈍ではない。 驚きながらもすぐに幽々子へと視線を移した。 「ふふ、説明してもらえるかしら、メリー?」 幽々子はメリーの期待のまなざしを、いつもの余裕を持った笑みで返した。 マエリベリーはどうしてツェペリがポルナレフと戦わなければならないのか、要点を押さえ手短に説明した。 「石仮面を追うツェペリさん、石仮面によって吸血鬼となったディオさん、 彼を止めるべく立ち上がったジョナサンさん…」 「―――で、何故かディオに従っている箒頭ね。まあ、概ね理解できたわ。」 「…信じてもらえるのですか?」 あっさり今までの話を飲み込んだ二人に却って驚くマエリベリー。 自分だって聞かされた当初は多少なりと疑ったのにも係らずだ。 しかし、真摯な態度を以て接してくれたツェペリの言葉だからこそ突拍子もない話でも信じられたのだ。 「ああ、説明してなかったわね?私達もちょっとだけ普通じゃないのよ、ちょっとだけね。」 「私の知識と合致しないところもありますが、外の世界では吸血鬼ってそんな風にできるんですか。 興味深いですね…」 ふむふむ、と頷きながらマエリベリーが話した内容を租借する阿求に幽々子が水を差す。 「あらら、あなただってこんな時に呑気過ぎないかしら、阿求?」 「うっ…す、すみません。職業柄というか、つい…」 申し訳なさそうに返す阿求にコロコロと笑う幽々子だが、 さてと、と発すると話を切り替えるべく表情を引き締める。 「ちょっとふざけ過ぎちゃってごめんね、メリー。まぁ、安心なさい。阿求、メリーを任せるわね。」 「はい、でも決して無理なさらないで下さい。」 「頼んだ手前にアレですけど…本当に大丈夫なんですか?」 本当に今更だが、マエリベリーは不安に、いや心配していた。 買って出てくれたとはいえ、自分と同じ女性に頼むことに尻込みするのは当然ともいえる。 幽々子はマエリベリーに近づくと片頬をつまみ上げる。 「ふぁにふるんでふか!?」 「いやねー、ひょっとしたらあの娘の昔ってこんなに可愛かったかしらって考えてね♪」 そう言うと、パッと手を離してあげた。マエリベリーは首を傾げるが、 ふと思い立つと自身の手に握っている物を差し出す。 「…そうだ、素手では危ないしこれでよかったらこれを使ってください!」 「悪いけど受け取れないわ、メリー。だってそれは私の友達の物だし、 今は貴方の手に持ってたほうがよーく似合うもの。」 ピシャリと断る幽々子だが、その顔はにこやかだ。 「そんな理由で―――」 「それに、ちゃんと獲物はあるわ、とっても大事な物が…ね。」 幽々子は腰に下げた少し小ぶりの刀を見せると、続きは後で話ましょうねー、 と言って対峙する二人へと向かって行った。 マエリベリーの表情はそれでも少し暗かった。阿求は何か自分でできることはないかと考えた結果、 彼女の不安を取り除こうと話しかけることにした。 「呑気な雰囲気の方ですけど、あれで凄腕の剣士の庭師をお持ちなんです。 きっとお強いはずです、きっと…?」 マエリベリーを元気づけようとした阿求だったが、逆に話していて自分も心配になってきた。 彼女とて幽々子が戦っている姿を見たことはない、異変を起こす力は持っているが 直接的な戦闘はどこまでできるのか、見当もつかなかった。 「………あ、そうだ。さっき幽々子さんが普通じゃないって言っていたのは何故ですか?」 気まずい空気が流れそうになるのを感じたのか、マエリベリーは話題を振った。 なんだか安心させるどころか、気遣われたような… ひそかに心の中で自分の情けなさに涙しながら答える。 「ええと、そうですね。まず、私たちは『幻想郷』の住人なんです。 逆にメリーさんは私たちからすると『外の世界』の方になりますね。」 「幻、想郷…!?」 「はい、それで先ほど幽々子さんが言っていた御友人の名前は『八雲紫』様と言って その『幻想郷』を管理されているお方なんですよ。」 「八、雲…ゆか、り!?」 ―――マエリベリーの内側で二つの言葉が反響する、『幻想郷』と『八雲紫』 ―――懐かしく、遥か昔から知っていたような感覚に襲われる ―――ふと対峙するツェペリとポルナレフが視界に入る ―――その途端、急に瞼が重くなるのを感じた ―――近くで阿求が声をかけるも空しく、彼女の意識は静かに混濁していった そして話は冒頭へと戻る――― 思い出したわ…!私は確かに阿求さんの話を聞いていた。で、急に気が遠くなって、それからは…!? ツェペリさん達の戦いはどうなったの? 私はどうしていきなり気を失ったの? 誰が追いかけてきているの? 一通り今までの記憶を思い出すも、未解決の問題があることに愕然とする私だった。 「はぁッ、はぁー……はぁ…」 もう10分以上は走っているだろうか。追跡してくる相手はしつこく、なかなか逃がしてくれそうにない。 体力に自信があるわけでもない私は、いよいよ走り続けるのが難しくなってきた。 それでも振り向くわけにはいかない。立ち止まるわけにはいかない。 追手が誰か分からないからか、私は2つの選択肢のどちらも選べなかった。 せめて誰か分からないと安心できなかった。 一体誰が追ってきているの?あの場にいた誰かって考えるのが自然だけど。 だってここはさっきいた竹林だもの………ん?竹林って、そういえば…!? マエリベリーはハッとした。彼女はこの自分の状況に強烈な既視感を覚えているからだ。 ―――そう、そうよッ! 竹林で追いかけられるシチュエーションって、 私が前に蓮子に話した夢の出来事とぴったりじゃない…! それじゃ、まさか!? ここは私の夢の中? 意識を失ったのも、つまり―――今寝てるからなの!? マエリベリーは『境目』を見る力を持っている。この力で蓮子と一緒に、 結界の切れ目を探しては、別の世界に足を運ぶといったことをしている。 それが原因かどうかは分からないが、夢を見るときにも別世界を彷徨うようになってしまったのだ。 だからなのかしら?私が走るのを止めないのは。 だって、夢と現は同じもの。最近の常識では同意語なのよ。 夢であろうと現であろうと、得体の知れない物からは逃げなきゃいけないわ。 そこにある真実は決して変わらないのだから。 「ホラホラホラホラホラぁーッ!」 「ぬおおぉぉおおーーッ!」 戦況はポルナレフが有利に動かしていた。チャリオッツのスピードを活かした、 剣の突きによるラッシュでツェペリを攻め立てる。 対するツェペリはそれをなんとか避けようとするも、そのスピードに苦戦していた。 速いッ!さっきからかなりのスピードで動いているというのに全く衰えておらん! 勿論ツェペリもただ避けているだけではない。しかし最初に食らわせた波紋蹴りと同じように、 チャリオッツに波紋が一切通じないのだ。 わたしの波紋を受けても『スタンド』とやらには効かない…! なら、本体を―――ポルナレフ叩くしかない…が! 当然ポルナレフがそれを許すはずもなかった。近づこうにもチャリオッツを引き留めなくてはならない、 だがチャリオッツに波紋が効かないのではダメージは与えられない。 さらにスピードも相手の方が上、スタンドの猛攻を振り切ってポルナレフへ攻撃するのは不可能。 ツェペリの状況は積みに等しかった。 わたしは諦めるわけにはいかん…!こやつの後ろに控えている『石仮面』のその邪悪から解き放つために! 「どうした、ツェペリ!避けているだけでは私には勝てんぞッ!」 しかし反撃のチャンスを窺うも、避けきれなかった刃がまたも体を走る。 一つ一つは深くはないが、全身のいたるところに斬りつけられた後が残っていた。 「ぐうぅッ、そういうことは!わたしに、一撃食らわせてから、言うんじゃなッ!」 ツェペリは避ける。払ってくる刃に大きく身を屈め、そこから振り下そうとするなら地面を転がり、 突いてくるなら身を反らして凌いだ。 だがいずれも完全には避けきれず、掠り傷を生み出していた。 しかしここに来て、ようやく戦況が動く。 突如チャリオッツが攻撃が止め、ポルナレフの元へ戻る。 その直後ツェペリの背後からチャリオッツに向けて紫色をした光が三本差さっていた。 ツェペリは一瞬攻めるか、退くか悩むが一旦距離を取るべく走る。 「ハァーッ、ハァー、君がしたのか…幽々子君。」 「ええ、あの娘に頼まれたのよ、貴方を助けてくれってね。」 助け舟を出した幽々子は小さく笑う。 「さっきの光は一体何をしたんじゃ?」 「後で説明するわ。今はあの男を片すのが先でしょう?」 幽々子はポルナレフを指差して言う。 「やれやれ、まさかこのような女性から横槍を入れられるとはな…。」 レーザー状の弾幕をチャリオッツで受け止めたポルナレフは静かに口を開く。 「まあいい、こちらも戦いを止めようと思っていたところだ。」 「どういうつもりじゃ?」 「スタンドを持たない貴方では万に一つも勝ち目はない、貴方自身それがよぉーく分かったはずだ。」 「確かに手こずらせてくれる、ちーっと骨が折れそうじゃわい。」 「それに、我がスタンドは取るに足りない相手を嬲るためのものではない。」 従って、とポルナレフは言い、スタンドを戻すとツェペリに向けて一つの提案を持ち掛ける。 「ジョースターの情報を吐くこと、 貴方がDIO様を侮辱したことを撤回すること、 手を出さないことを誓え…! そうすれば見逃すことを約束しよう。」 「ほう?ずいぶん親切じゃな、わたしはディオの敵だということを忘れておらんか?」 「だがッ!」 ポルナレフはツェペリの言葉を遮る。 「一つ言っておくッ!我が主DIO様もスタンドを所持し、その力は私を遥かに凌駕していることをッ! 私に傷一つ負わせることが出来ない貴様に勝利など、絵空事に過ぎないッ!」 しばし二人の間に沈黙が流れ、ツェペリがその静寂をゆっくりと破る。 「少し話をさせてもらうかの、ご清聴願えるかな、ポルナレフ君?」 「いいだろう、話してみろ。ツェペリ。」 「わたしはなあ、ポルナレフ君。人は困難に衝突した際に『立ち向かう』か、 『立ち止まる』か、この2つがあると思っておる。」 「じゃが、『立ち向かう』のも『立ち止まる』のも自由じゃとわたしは考えておるよ。 真に『立ち向かう』のに必要なものは『勇気』。 『恐怖』を我が物とし、乗り越えられるのなら困難に打ち克つことが出来る。」 「もし『立ち止まる』なら、『恐怖』に飲まれ呼吸を乱すようなら、 無理に挑むのはノミのすることじゃ。そんなもの『勇気』ではない。 自身を『卑怯者』と感じても、『勇気』を持つために足を止めることは決して間違いではない。 大事なのは永遠に『立ち止まらない』ことじゃ。」 「では貴方の持論通りならばここで『立ち止まる』べきではないか、ツェペリ?」 ツェペリはポルナレフの言葉を無視して、さらに話す。 「お主のディオはな、ある困難に衝突した時、人間を辞めることで『立ち向かう』ことを選んだ。 じゃがわたしからすれば、そんなものは『立ち向かう』とは言わん、絶対にな。 奴の行為は『人間』の『可能性』、『勇気』を持とうすることから 永遠に『立ち止まる』行為にすぎん。」 「………」 「話が長くなったな、ポルナレフ君。わたしは当然『立ち向かう』ことを選ばせてもらうぞ。 なぜなら、わたしの持つ『可能性』はこの困難を乗り越えられることを知っているからじゃッ! 『スタンド』を持たぬわたしが、人間の持つ『勇気』と『可能性』見せてやろう――― それこそが『人間賛歌』というものッ!」 「あくまで、私と戦うことを望むか…。ならば是非もない、受けて立とうッ! ただしその命を貰い受ける!」 「あの~、私も忘れないでほしいわ。まったく二人揃って、勝手に話を進めて…」 二人が話している輪に入れず幽々子は少し困っていた。 「はぁッ、はぁッはぁッ、はぁー、……はぁ…」 あれから、私はさらに走り続けていたわ。 いい加減に限界が近づいているのが分かる、そして違和感を感じ始めたのよ。 足も痛いし、呼吸も乱れて、私の走る速さはとっくに落ちているはずなのに、 追跡者は追いつこうとする気配がないの。 それに周りの景色もおかしいわ、辺りの色合いはまるで白黒テレビみたいなモノクロ調になっているし、 竹林を回り続けているのか、同じ景色を延々と見ているようだったの。 私にとって夢も現も一括りなんだけど、蓮子のように言うなら やっぱりここは私が見ている夢の世界なんでしょうね。 私はこの竹林でのとびっくらを体験したことがあるし。 なんにせよ、そろそろこの夢を終わらせないといけない。 殺し合いの場で眠っている場合ではないもの。だとすると、どうやれば目覚めるのかしら? あの時は―――そう、走っている位置より先の竹林が紅く光ったのよね。 それで走るのを止めて、その先は…うーん、覚えてないわね。まあそこで終わったとしましょうか。 でもさっきから一向にそんなことは起きない、同じようにして終わるとは限らないってこと? なら…後ろで追って来ている人に尋ねてみようかしら? 何のために逃げてきたか分からなくなるけど、 もうそれ以外で解決する手段が思い付かないわ。 いい加減疲れ過ぎて、恐怖心が麻痺してるわね、私 。 今、あの時と違って明らかに疲れている。あの時は走っていたのか、 はたまた空を飛んでいたのか覚えていないけど、必死に逃げてはいたのに疲れはなかったはず。 このまま延々と走り続けるぐらいなら―――腹を括るしかないかしら? 括るのが首じゃないといいけど…… あれから3分ほど経ったわ、負け犬ムードだったし疲労も限界。 私はついに観念したわ…、意を決して振り向いたのよ。 そこにいたのはある意味で予想の範疇だったわ、一瞬見たときわね。 私を追っていたのは、竹林でツェペリさんと戦っていた ジャン・ピエール・ポルナレフさん『らしき』人だったわ。 『らしき』って言うのはちゃんと意味があるのよ。だってそこにいたのは、 どんな表情しているのか分からないシルエットみたいな感じだったもの。 白と黒色のみの世界でも彼の見た目は異質だったわ。全身が白で彩られているかと思ったら、 前髪の付け根辺りからドス黒い何かがあるのが見えたのよ。 そして私はそこを見た瞬間、声が聞こえたわ。 「きさま!見ているなッ!」 その言葉を境に、ポルナレフさんのドス黒い何かが彼を黒に染め上げていったの。 挙げ句そのそれだけじゃ終わらず黒は、空間にも及んでいって――― 最後には何もかも真っ黒よ。もちろん私も逃げようかしたけど、黒色に飲み込まれていったわ。 ほんと、夢みたいな話でしょう?でもまだ終わりじゃなかったのよ。 そこで意識は途切れることなかったの。目を覚ますと、そこにはポルナレフさんはいなかったわ。 代わりに立っていたのは金色の髪にハートの髪飾りを身に着け、黄色を基調とした服を纏った男性。 いや、見た目よりもその男の雰囲気というか空気が異質だったわ。 私は一目見ただけで今まで出会ってきたことのないタイプの存在だと感じたのよ。 その男は気さくに話しかけてきたわ。 「やあ、お嬢さん。名前はマエリベリー・ハーン、メリー君で良かったかな?」 私は条件反射のように返事をしていたわ。私の名前を知っていることよりも、 自然と私が返事をしていることに驚いてね。 その時気づいたわ。この男の纏う空気に圧されていることに。 「しかし、驚いたな。こんな形で私の領域に踏み込んできたのは君が初めてだ。 一体どうやって入り込んだか教えてくれないか?」 私は夢の中の出来事だと答えるかどうか一瞬悩んだわ。でも口はあっさり開いちゃったのよ。 簡単にだけど説明したの。まるで操られているみたいで気持ち悪かったわ。 「非常に興味深いな。君の話が本当なら、 夢の中を自分の意志で体験できる。なかなか素敵じゃあないか! おっと失礼、まだ名乗っていなかったね、私の名前はDIOだ。 よろしく、メリー君。折角来てもらったんだ、何か聞きたいことはあるかな?」 ディオ。ツェペリさんが話していた男の名前、そして今彼が戦っているであろうポルナレフさんの主。 その男が目の前にいるというのに、私は妙に納得していたわ。 この奇妙な雰囲気の存在を生む『石仮面』だからツェペリさんは戦うのだと。 相手を従わせるカリスマを持つゆえにポルナレフさんは従う、私もつい答えてしまうのだとね。 私はここから出たかったわ。親切にしてくれるけど、本能は逃げろと言ってるもの。 だから私は尋ねたわ。ここがどこなのかって。 「ん?君はさっき夢の中の出来事だと話してくれたじゃないか?」 夢の世界にいるのはとっくに理解できたわ、でも私の力は夢を見て別世界を彷徨うためのものじゃない。 『結界』や『境目』を観測できる、それが本来の力。 夢での体験は言ってしまえば、二次的な副産物にすぎないのよ。 まして、私はついさっきまで起きていたのだから、きっかけはもっと別にあるって考えたわ。 例えばそう、何かしら『結界』や『境目』をこの目で観測した、とか… 「フフフ。まあいい、意地悪せず答えよう。私も初めての体験でね、正直に言って明確には分からない。 だが、おそらくここは私が与えたポルナレフの肉の芽の中だ。」 ポルナレフに与えた肉の芽?と私は気になる言葉をオウム返ししたわ。 「君もさっき見ただろう?彼の額より少し上の部分にあるモノを、 あれのことだ。君はそのあたりにいるだろう。 しかし物理的に侵入した感じではない、夢の世界というのは実に奇妙なものだな。」 あのドス『黒』い何かってディオが生み出したもの? そしてあの場に立っていた『白』のポルナレフさん。 そこまで聞いてハッとしたわ。私はあの時見たのよ『境目』をね。 「さて、今度はこちらからちょっとした提案がある、メリー。 私と友達になってもらえないだろうか?」 私は予想外の言葉を聞いて、一瞬呆気にとられたわ。それでもディオは続けたのよ。 「君は今この殺し合いの場で少なからず『恐怖』を抱いているはずだ。 だが、私の友達となってくれれば君に『勇気』を与えることができる。」 私は断るかどうか悩んでいたわ。今度は即答せずに済んだけど、 「はい」って返事しそうになりそうだったの。 ツェペリさんから危険だと教えられたのにどうして? 「君はツェペリという老人から、私の話を聞かされているから不安に感じるかもしれない。 だが誤解なのだよ。私は吸血鬼などといった存在ではないんだ。」 そうなんですか?って私は明るい声で返していたわ。 どうして?理由も根拠もないディオの言葉を私は信じようとするの? このままじゃいけない、強く感じたわ。 「では、友達の証として君にプレゼントだよ。受け取ってくれ。」 ディオの髪が独りでに蠢き出したのよ。少しすると髪の毛から見覚えのあるものが見えたわ。 それはポルナレフさんの額辺りにあった肉の芽。私の目にはここでもその色は『黒』かったわ。 流石にその様子を見て、私はようやくハッとしたわ。 彼が生み出した肉の芽は人を操るためのものだということに。 私は一目散に逃げ出したわ。操り人形にされるのが分かってしまったから。 でも、いつの間にか私の前にディオが立っていて、なのに誰かが私を後ろから羽交い絞めにしたの。 「安心するといい、痛いのは最初だけだ。すぐに私に従う快楽を与えてやろう。」 そう言うと、肉の芽が私目掛けて飛んできたの。 確かにそれは私の額へと向かって行ったわ。私は迫りくるそれを眺めるしかできなかったわ… ポルナレフはスタンドを発現させるとそのスピードに任せて一気に近寄る。 「ようはスタンドではなく、お主に近づくそれだけができればいい。」 ツェペリは何をするでもなくただ立っていた。 「どうしたッ!『立ち止まる』だけでは何も変わらんぞ、『立ち向かって』みせろ!ツェペリッ!」 「焦ってはいかんぞ、ポルナレフ君。待つこともまた『勇気』がいること、 大事なのはタイミング、機を逃すわけにはいかんのでな。」 ついにチャリオッツはツェペリとの距離をほんの数瞬まで近寄っていたが、 ツェペリは動じず、前を見据えていた。 ここでツェペリから見て前方に置いてある星熊杯に変化が起きる、 ポルナレフに向かっていた波紋がわずかに揺らぎ始めたのだ。 何を狙っているか分からんが臆するわけにはいかない。切り伏せてやるッ! ついにチャリオッツの刃がツェペリの頭上を捉え、振り降ろされようかした瞬間。 ポルナレフは気づかない、背後から駆けつけている存在を――― ツェペリの一挙一動に集中した、彼の耳には届かない――― 数多のレースを股に掛けた存在が大地を力強く蹴りつける音を――― 両者の間に割って入る一つの影が現れ、ポルナレフは思わず驚愕する。 「バカなッ!なぜここにッ!?」 ツェペリの口角がわずかに上がり、笑みを浮かべる―――勝利の笑みを。 「ヒヒイィィ~~ンッ!」 意外!それは馬ッ! そう、二人の間に立ったのはヴァルキリー、 ポルナレフの支給品にしてジャイロ・ツェペリの相棒が突如二人の間に割って入ったのだ。 「うおおおおお!?」 まさか、ヴァルキリーが邪魔をしてくると流石のポルナレフも予想だにしていなかった。 ヴァルキリーを斬ったところでツェペリには当たらない。 ならば傷つけぬようにと刃の勢いを殺してしまった。 そのような絶好の機会を逃すほどツェペリは甘くない。 この展開を予知していたかのように、疾うに駆け出していたのだから。 進むはポルナレフへと至る『直線』の道筋! 強い『覚悟』を秘めた者だけが決断できる『勇気』のロード! 加速した勢いを維持し、低い姿勢でヴァルキリーの股をすり抜ける。 チャリオッツが刃を止めていた時には、その脇を走り抜けていた。 「ようやく、近づけたな…!石仮面が招いた悪意よ!」 ポルナレフはハッとしたときにはツェペリの拳は迫っていた。 「くッ!『シルバー・チャリオ――― 「ノロいぞーッ!ポルナレフーーッ!山吹き色の波紋疾走ッ!!」 ポルナレフはチャリオッツで応戦しようとするも、それより先にツェペリの波紋疾走が腹部を捉えた。 「うぐおッ!?」 「まだまだ、行くぞぉ!波紋疾走連打じゃあッ!」 ツェペリは追撃にと、さらに攻勢を強める。 殴り抜いた拳は更なる拳を呼び寄せるかのように、加速に加速を重ねる。 太陽の輝きを纏った拳の嵐は、まさに驟雨の如く降り注ぐゲリラ的集中豪雨。 ポルナレフはチャリオッツを出そうとするも、波紋による痺れのせいで、 ツェペリの猛攻を腕で防ぐのがやっとだった。 しかし、何故ヴァルキリーが都合良く二人の間に割って入ったのか。 懐いているわけでもないというのに、まるでツェペリを守るような行為をとった、これは何故か。 答えは簡単でツェペリが事前にヴァルキリーに流した波紋を操作したからだ。 最初に馬を確認させてほしい、というのは建前で、真の狙いは相手に隙を生み出せるのではないか、 という思惑からとった行動であった。 加えてポルナレフが操る『シルバー・チャリオッツ』の剣捌きから ヴァルキリーに刃が当たるような雑な攻撃はしない、という判断もあった。 それらは全て的中し、ポルナレフに大きな隙を生み出したのだ。 「……私、助ける必要あったのかしら?」 最終的にツェペリ一人でポルナレフを追い込むという結果に、幽々子はなんとも言えない表情で立っていた。 迫りくる肉の芽は私の額に侵食する寸前―――太陽の光を発し消えていったわ。 「なにぃッ!?は、波紋か?まさか老いぼれの波紋ごときに!うおぉおぉおおおッ!!」 背後で私を捉えていた何かも私から離れる。もちろん私は逃げ出したわ、彼と距離を置くために。 私が一体どうしてここにいるのか、理解できたというよりは思い出したわ。 私は『境目』見たんだわ、正しき『白』と悪しき『黒』のいわば、ねずみ色の『境目』を。 ポルナレフさんの額近くにある肉の芽を見て、私はそう。 あまりにもドス『黒』くて『吐き気を催す邪悪』というか、そんな恐ろしいものをイメージしたのよ。 対してポルナレフさん自身は『正しいことの白』っていうか、そんな正しさが見えたわ。 そしてその善悪の『境目』に入り込んでしまった。 でも、なんで急に意識が失ったのか。何がきっかけになったかは分からないわ、でもそんなことは後回し。 とにかく今は逃げる。『黒』である肉の芽から離れて、 もう一度『白』と『黒』で彩られた『境目』の竹林へ戻れば、きっと出られるはず。 今はディオ自身も弱っているし、私もどこにいるか認識している今なら。 幸いディオは追ってこなかったわ。彼から離れ、視界が闇に染められたけどそれでも走り続ける。 少しすると、またいつの間にか景色が変わっていたわ。白黒テレビ色の竹林にね。 でもなかなか覚めない。だから私は叫んでやったの。 「さぁ、目を覚ますのよ! 夢は現実に変わるものッ! 夢の世界を現実に変えるのよッ!!」 肉の芽なんかとは違う、私の友達―――宇佐見蓮子の言葉を。 中編へ⇒優雅に散らせ、墨染めのカリスマ ~Border of …