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かえるの帽子 水神様が描かれた帽子(魔法/防御+43/魔防+33/氷攻+8%) 毎日水をかけてあげないと、跳んで逃げ出すといわれる。 183:かえるの帽子 タイプ:魔法系防具 価格:91G 攻撃力:0 防御力:43 魔法力:0 魔法防御:33 敏捷性:0 運:0 最大HP:0 最大MP:0 氷ブースト+8% 特徴 使い勝手・希少性などを記入してください。 コメント 自身も初の氷ブースト頭装備ということでとても有用なのだが、合成素材としてもフレイムⅥが撃てるようになるバーニングアイドルになったり、水着イベントが実装されてなお出番があり続ける月兎のうさみみ(TP再生10)になったりと正になんぼあっても困らない装備。3章終了までは装備クジでも取得可 -- 名無しさん (2022-07-20 06 30 42) 名前 コメント
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かえるまる 概要 初登場:『マリオカートツアー』 和風なカエルのマシン。巻物を咥えている。 歴代登場作品 マリオカートツアー 2021年4月「忍者」ツアーから登場。ウルトラレア。 ジャンプアクションのポイントが増加する。 入手条件 『マリオカート ツアー』 「今日のピックアップ」にランダムで出現する。 登場ツアーはこちら→https //docs.google.com/spreadsheets/d/1l7agHSazxheQrfVyu4-umdVwSyM9-UBa8aWCg92W3EU/edit?usp=sharing 「忍者」ツアー前半ピックアップ 関連マシン くれないまる くらやみまる さくらまる こんじきまる
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628 名無しさん@ピンキー [sage] 2012/02/25(土) 04 46 55.50 ID wrfuj8h7 [被レス 1] Be #ちょいと長めの投下。某所で見たネタにインスパイアされてます。 「とりかえばや」 3年生へと進級し、高校生活もあと1年を残すだけとなった4月の上旬。 高塚恵美子は、始業式の席で、思いがけない顔を壇上に発見することになった。 「──それでは、今年度から本学園で教鞭をとっていただく先生を紹介しましょう。○○県の嵐之高校から赴任して来られた、栗林優美先生です……」 クラスのHRが終わり、一緒に帰ろうと誘ってくる友人達に「今日はちょっと用があるから」と断って教室を出た恵美子は、職員室に向かう途中で、廊下の向こうを目当ての人物が歩いているのを発見した。 一瞬の躊躇の後、彼女に声をかける。 「──お姉ちゃん」 「!」 ハッとした様子で振り返ったその女性──新しくこの高校に赴任してきた女教師、栗林優美は、ほんの少しだけ戸惑いの混じった、それでも十分に親愛のこもった笑顔を向けてくる。 「あら、恵美子ちゃん……ダメよ、学校の中では「栗林先生」って呼ばなきゃ」 軽くたしなめるような言葉だが、さほど怒っているような様子はない。 それも道理で、恵美子と優美は従姉妹関係にあり、もともと実の姉妹のように仲が良かったのだ。 「──ウチの学校に、転任したんだ」 「ええ、ちょっと前に急に決まったの。恵美子ちゃんには事前に教えようかとも思ったんだけど……ビックリする顔が見たくて」 驚かせてゴメンねとチロッと舌を出すその仕草は、今年で27歳になり1児の母でもある大人の女性とは思えないくらい、同性である恵美子の目から見ても可愛らしかった。 それでも、恵美子を見る包み込むような慈愛に満ちたその視線は、確かに年長者の貫録のようなものを感じさせる。 「もぅ、ほんっとに、驚いたんだからね!」 だから恵美子も、思い切って「以前」と同じく「姉に甘える妹」としての言動をあえて表に出してみることにする。 そうしてみると、半年近く会っていなかったことが嘘のように、ふたりの関係は「仲良し姉妹」と言う枠にしっくり納まるような気がした。 …… ………… ……………… (この心地よい関係を壊したくない) 昼食を仲良く一緒にとり、互いの近況を報告しながら、「彼女」は、半年前のあの日から、ぜひ訊きたいと思っていたひとつの疑問を、心の奥にしまい込むことを決意するのだった。 * * * 629 「とりかえばや」 [sage] 2012/02/25(土) 04 47 37.38 ID wrfuj8h7 Be 久方ぶりに訪れた祖父母の家。 しかし、そのキッカケが祖父の葬儀だと言うのはいささか皮肉なものだ。 葬儀に参列した人々の大半が、地元のちょっとした名士であった祖父の死を悼む中、しかし、恵美子は「あー早く終わらないかな」と薄情なことを考えていた。 恵美子は、2年前に死んだ祖母にはいろいろ世話になった思い出が沢山あったが、祖父に対しては、せいぜい「正月にお年玉をくれる人」くらいの感慨しか持てなかったのだ。 故人の死を悲しむより、むしろ「高校生の貴重なゴールデンウイークをよくも!」という身勝手な怒りの方が頭にある。 とは言え、それを大っぴらに表に出さない程度の分別は、16歳の少女にもあった。 なんとなく手持ち無沙汰なまま、ふと視線を右に向けると、隣の女性は手にしたハンカチで目尻の液体を拭いながらジッとお棺の方を見つめていた。 黒一色のアンサンブル姿の彼女──従姉の優美は、同性である恵美子の目から見てもプロポーション抜群だ。出るところは出ていて締まるところは締まっているのが、歳相応よりやや幼げな体つきの恵美子には羨ましかった。 知らない人が道端で彼女を見かけても、誰も一児の母親とは思わないだろう。下手したら女子大生に見られてもおかしくない。 それでいて、ワンピースの裾から伸びる黒いストッキングに包まれた脚は、ほっそりしていながら確かに大人の色気を放っている。知らず恵美子は見とれてしまった。 * * * 「それにしても、恵美子ちゃん、優美の若いころによく似てるわね」 葬儀が終わり、沈んだ気分を払しょくするかのように親族一同が世間話に花を咲かせている時、伯母の由梨がそんな言葉を漏らした。 「本当に似てるならよかったんだけどねぇ。この子、いくら外見が優美ちゃんに似てても、頭はからっきしなのよ」 笑って答える母親に恵美子はちょっとムッとしたが、それでもその内容自体を否定はできなかった。 恵美子は、昔からよく従姉である優美と似ていると言われていた。 憧れの従姉に似ていると言われてうれしい反面、それがコンプレックスにもなっていた。 端的に言うと、優美は才色兼備な女性だった。 高校生の頃の成績は、いつも学年でもTOP10内を保っていたし、大学も近くの国立大の法学部に現役で一発合格したのが、母である由梨の自慢話の一つでもあった。 もっとも、大学を卒業した優美が選んだのは高校教師の道で、将来は弁護士か検事になるのではと期待していた両親の思惑を見事に外すことになるのだが。 とは言え、法曹ほどではないとは言え、教師という職も、こんな田舎ではそれなりのステータスを持つ。 恵美子は、母親である聖子にいつもそんな従姉と比べられて、優美という存在がある種のプレッシャーの実像になっていた。 とは言え、優美のこと自体を嫌いだったわけではない。むしろ好きだった。 ひとりっ子の恵美子は、優美のことを実の姉のようにしたっていたし、優美もまた恵美子のことを年の離れた妹として可愛がっていた。 恵美子が教育学部を志望しているのも、そんな優美への憧憬からだ。 そのことを知った優美は、頑張れと励まし勉強の相談にも乗ってくれた。 「恵美子ちゃんは、「まだ2年生だし」って思うかもしれないけど、受験の用意は早めにしておいた方がいいわよ?」 電話でそんなアドバイスもくれる優美のことを、恵美子は学校の教師達より余程頼りにしていたのだ。 630 「とりかえばや」 [sage] 2012/02/25(土) 04 49 08.34 ID wrfuj8h7 Be しかしながら、やはり持って生まれた才能による差異というヤツはあるのか、恵美子の成績はいまひとつ芳しくなかった。 下から数えた方が早いわけではないが、せいぜい中の上。優美の忠告もあって手は抜いていない──それどころか、彼女の人生でかつてないほど真面目に勉強しているのに、成績は何とか微増傾向にある……といった程度だ。 そんな自分が、恵美子は歯がゆかった。 親戚一同が集まっての夕餉の支度に、自分のやる仕事は無いだろうし、家事半人前の自分が手伝っても邪魔になるだけだよね……と、恵美子は自分に言い訳して、屋敷の離れへと引っ込んでいた。 「恵美子ちゃん、こんなところにいたんだ」 突然声を掛けられて、ビクッとなりつつ振り返る恵美子。 「……お姉ちゃん!?」 「もう~、恵美子ちゃん、さっさと隠れちゃうんだもん。聖子おばさん、怒ってたよー?」 「え? だ、だって……」 「うん、まぁ、気持ちはわかるけどね」 口ごもった恵美子を優美は「仕方ないなぁ」と言う目で優しく見ている。 こんな風に自分の気持ちを簡単に理解してくれるから、恵美子は優美が大好きなのだ。 「ところで、恵美子ちゃん、ここ何の部屋?」 優美は辺りを見回しながら、恵美子に尋ねた。 「うーん……よく知らない。あたしもここに来たの、まだ2回目だし」 前はお婆ちゃんに言われてすぐ出ちゃったから……と、恵美子は答える。 「へぇ~。わ! 大きな鏡。こんなのあったんだ」 優美は、部屋の壁のひとつに掛けられた、古い大きな姿見を見ながら言った。 何とはなしに、鏡の近くに並んで立つ優美と恵美子。縦横とも2メートル近くありそうな姿見は、至近距離からでも、ふたりの姿を余裕で映しだしていた。 片や、黒い喪服のワンピースを着た、20代半ばの既婚女性。 片や、藍色とベージュで構成された高校の制服を着た、ミドルティーンの少女。 顔立ちや雰囲気はよく似ていたが、その違いは一目瞭然だった。 (こうしてみると、やっぱり恵美子ちゃんって学生時代の頃の私によく似てるわ。 でも……私はもう恵美子ちゃんのように若くはないのよね。 周りは「まだまだ学生でもイケるよ!」なんてお世辞言ってくれるけど、お肌の艶もハリも若い子には負けちゃうし──万一、恵美子ちゃんみたいな可愛い制服を着たら犯罪だわ。 はぁ~、できることなら、もう一度だけ女子高生になってみたいなー) (やっぱり、お姉ちゃんって綺麗。スタイルもいいし、大人の女性だよね。あたしもお姉ちゃんのようになれたら良いのになぁ) 隣り芝は青いと言うべきか、どっちもどっちな事を考えているふたり。 631 「とりかえばや」 [sage] 2012/02/25(土) 04 50 06.35 ID wrfuj8h7 Be ──と、その時。ふたりを映している鏡が、いきなり眩い光を放ったのだ! あまりの眩しさに目がくらみ、ふたりはそのまま床に倒れ込んでしまった。 ……それから、どれくらい経っただろう。おそらくはせいぜい数分と言ったところか。 優美は、あの部屋の畳の上で意識を取り戻していた。 恵美子のことが頭を過ぎり、一瞬不安にかられたが、彼女もすぐ隣に同じように倒れていたので、ホッと安心する。 だが、意識を取り戻した恵美子が、こちらに顔を向けたのを見た瞬間、彼女は驚きのあまり言葉を失ってしまった。 …… ………… ……………… 向かい合って互いの顔を見つめながら、しばし沈黙するあたしたち。 でも、こうしていつまでもここにいるワケにはいかない。 「──やっぱり、入れ替わるしかないと思うよ」 上手くまとまらない考えを、何度かこねくり回した末に出した結論を、あたしはポツリと呟いた。 目の前の女性は、一瞬パッと顔を上げたものの、それでも何も言わず再び目を伏せる。 いつになく気弱で鈍重な反応の彼女の蒼白な顔を、あたしはボンヤリ眺めていた。 目の前の女性は、黒い喪服姿で首には真珠のネックレスを着けている。 今日、何度も見たお姉ちゃんの服装だ。 でも、ひとつ違うことがある。 それを着ているのは、お姉ちゃんじゃない──「あたし」なのだ。 まだ幼さの残る顔をした少女が、不釣合いな大人の格好をしている。 それだけじゃない。 あたしがあの鏡を覗き込むと、そこには「お姉ちゃん」の姿が映る。 正確には、「あたしがいつも着ている制服を着ているお姉ちゃん」が立っているのだ。 でも、確証はないけど、あたしたちは「身体」そのものが入れ替わったんじゃない……と思う。手の指紋とか、細かいホクロの位置とかで、「確かにコレは自分の身体だ」と感じる。 おそらく、あたしは歳をとってお姉ちゃんの年齢になり、お姉ちゃんは逆にあたしの歳まで若返ってしまったんじゃないだろうか。 つまり、お互いの「年齢」が入れ替わったのだ。 632 「とりかえばや」 [sage] 2012/02/25(土) 04 51 11.20 ID wrfuj8h7 Be 元々姉妹同然に似ていたあたしたちだから、年齢が変化しただけで、一見肉体が入れ替わったように見えるんだろう。 だから、あたしは、決してお姉ちゃんそのものになったわけではない──はず。 「そんなの……無理だわ。まずは、元に戻ることを考えましょう」 お姉ちゃんは、何か痛みを堪えるような小さな声でそう答えた。 確かに、その方が筋は通っている。 でも、あたしは──そうすることに躊躇いがあった。 そもそも、そんなに頭も度胸もないはずのあたしが、ここまで論理的に状況を把握できているのは、今の事態に至った理由に見当がついているからだ。 以前、この部屋に一度だけ入った時、お婆ちゃんに聞いたことがあったのだ。 この鏡は、複数の姿を映し、その人達が同じ事を願うと、その願いを叶えてくれるのだ──と。 さっき、あたしはお姉ちゃんに憧れ、心の奥で、お姉ちゃんみたいになりたいと願った。 もしかしたら、お姉ちゃんも若い頃の自分に似たあたしを見て「昔は良かったなぁ」と感じていたのかもしれない。たぶん、そうなんだろう。 それで、鏡があたし達ふたりの願いを「年齢を入れ替える」という形で叶えてくれてたんだと思う。 本当に身体ごと入替えなかったのは、そうするにはあたしたちふたりの「願い」が足りなかったからかもしれない。 お婆ちゃんの話では、鏡に映る人数が多ければ多いほど、そして願いが強ければ強いほど、とんでもない奇跡が起こるらしいから。 ただ、なぜか、その事実を口にするのに躊躇いがあった。 ううん、「なぜか」じゃないよね。 あたしは、「一度優美お姉ちゃんの立場になってみたい」、そう思っていたからだ。 だから、せっかく叶ったその願いを自ら壊すような真似をしたくなかったのだ。 でも……このままだと、お姉ちゃんは納得してくれないだろうし、他の人達にあたしたちの現状を訴えるかもしれない。 それでは、すべてが台無しだ。 だからあたしは、諦めて妥協することにした。 「大丈夫。元に戻る方法はあるから」 「えっ!?」 あたしはおねえちゃんにこの鏡の隠された秘密を話した。 最初は信じようとしなかったお姉ちゃんも、目の前の現実には勝てず、半信半疑ながらあたしの説明に頷くしかなかった。 「つまり……今のこの状況は、私達ふたりが願ったせいなのね?」 「うん、たぶん。お姉ちゃんに心あたりはある?」 633 「とりかえばや」 [sage] 2012/02/25(土) 04 51 46.09 ID wrfuj8h7 Be そう聞くと、お姉ちゃんはフイと視線を逸らした。 「……恵美子ちゃんはどうなの?」 「あたし? あたしは──うん、あると思う。「早くお姉ちゃんみたいな素敵な大人の女性になりたい」っていつも思ってたもん」 あたしが素直に認めると、お姉ちゃんはなぜか苦笑いした。 「恵美子ちゃん、私はそんなに憧れてもらえるような立派な女じゃないわ。それに……大人になるって、それはそれで結構辛いことよ?」 その言葉は、お姉ちゃんが過去、あるいは今のあたしの立場を羨んでいたことを認めたようなものだった。 「じゃあ、元に戻るには、もう一度ふたりで鏡に映って「元に戻りたい」って願えばいいのかしら?」 「うん、そのはず。ただ、一度願いを叶えると、しばらく「力」がなくなるから、最低でも一昼夜はおかないとダメらしいよ」 叶った願い事に比例して、「奇跡パワー」を溜めるための時間は長く必要だって、お婆ちゃんは言ってた。 「つまり、少なくとも明日にならないと元には戻れないってこと?」 「そういうことだね。だから、とりあえず今は、あたしたち、入れ替わるしかないと思う」 もちろん、あたしの願望が入っていることは否定しないけど、時間をおく必要があるのは本当ことだ。 「恵美子ちゃん、楽天的ねぇ……でも、確かにこのままだとマズイものね」 「そうそう。だから、ここはいったん入れ替わるしかないって」 あたしの魂胆なんてお見通しなんだろうけど、さっきみたいに頭から否定しなくなったのは、お姉ちゃんも、元に戻れるとわかって心に余裕が出来たからかもしれない。 「でも、入れ替わるっていうことは、恵美子ちゃんが私になるということよ。できる?」 からかうようなその言い種に、ちょっとだけカチンときて、あたしは言い返した。 「平気だって! それを言うんだったら、お姉ちゃんこそ、あたしになれるの?」 「私は……恵美子ちゃんと違って大人だもの。それに、私は母親なのよ?」 確かに、この家には3歳になるお姉ちゃんの娘さんであるマミちゃんも連れて来られている。今はたぶん、和也おじさん──お姉ちゃんの旦那さんか誰かが世話してるんだろうけど、離れから戻ったら当然、母親である「恵美子」が面倒みることになる。 つまり、このままだと、あたしが。 でも……。 (それでもいい! お姉ちゃんになりたい!) そんな強い気持ちがふつふつとあたしの中に湧き起こる。 「お姉ちゃんみたいになりたい」が、「たとえ一時でもお姉ちゃんになりたい」という衝動にいつの間にか変化していた。 幸いマミちゃんは歳の割に利発で聞きわけのいい子だから、あたしでも一日くらい面倒はみられるに違いない。この家にいる間なら、他の親戚のおじさん、おばさん達もいるわけだし。 「大丈夫、あたしだって女の子なんだからね! ちゃんと「お母さん」やってみせるよ」 自信たっぷりに、そう宣言してみせたせいか、お姉ちゃんは躊躇いながらも私の提案に納得してくれた。 …… ………… ……………… 634 「とりかえばや」 [sage] 2012/02/25(土) 04 52 24.04 ID wrfuj8h7 Be 当面の方針が決まったところで、まずやることがあった。 あたし達は、お互いの服を交換しなければならないのだ。 元来姉妹同然の仲なので、互いに服を脱いで下着姿になることくらいは別段気にならない。 「ねぇ……そのぅ、下着も?」 脱いだ喪服で胸元を隠すようにしながら恥ずかしそうに聞くお姉ちゃんに、あたしは意地悪くこう答えた。 「だって胸の大きさも違うもの。今のあたしにはこのブラじゃ合わないよ」 そう、喜ばしいことに、推定10年後のあたしの体には、Bカップのこのブラジャーはかなりきつかった。 ホックを外すと、ふた回りほど大きくなった乳房がぶるんと震えてブラから零れ出た。 単にサイズが大きくなったちだけじゃない。 乳首がしっとりとベージュに翳っているような気がした。 自分の体なのに、数分前の自分ではないようことを、改めて再認識する。 逆に、お姉ちゃんの方もやっぱりカップが大き過ぎて合わないらしい。 お姉ちゃんもブラを外すと、それをあたしに手渡した。 受け取った大人っぽい黒いレースのブラジャーは、脱いだばかりで微かに熱を保っている。サイズはEカップだった。 「へー、お姉ちゃん、こんなの着けてるんだ」 これまでつけたことも無い、黒いレースの大きなブラが、今のあたしの胸にはピッタリだった。 傍らの、何とかBカップという大きさの今のお姉ちゃんの胸に、たまらない優越感を感じる。 「ショーツは良いでしょ?」 入れ替わりにあたしの黄色いブラをつけて、恥ずかしそうに胸の前で腕を組むお姉ちゃんは、まるっきりあたしそのものだった。なぜだか、その姿をとても可愛く感じてしまう。 けれど。 「う~ん、でも、そのブラにそのショーツは合わないと思うよ?」 悪戯っぽい笑みを押し隠し、真面目な顔でそう告げる。 お姉ちゃんもそのことは分かっていたのだろう。渋々頷いた。 最初は恥ずかしそうに黒いシルクのショーツに手をかけていたお姉ちゃんだけど、覚悟を決めたのか一気に下へとずり下ろした。 対して、あたしは気負わず堂々と黄色いショーツを脱ぐ。 そのまま、互いの穿いていたショーツを交換する。 当たり前の話だけど、これまで他人の下着なんて着たこともない。 たとえ、友達や家族であっても、普通はそんなの気持ちが悪いだろう。 でも……なぜか、いまのあたしは心を躍らせていた。 まるで、本当に自分が栗林優美という全くの別人になったような、そんな気持ちが正常な感覚を抑えていた。 (あぁ、さっきまでお姉ちゃんの大事な場所を守っていたものが、今度はあたしの大事な場所を守ってくれるんだ……) 黒いショーツはあたしの股の間に隙間無くピッタリと密着して馴染んだ──まるで、最初からそこがあるべき場所であったかのように。 635 「とりかえばや」 [sage] 2012/02/25(土) 04 53 16.66 ID wrfuj8h7 Be お姉ちゃんが着ていたワンピースを手に取ると、お姉ちゃんの香水の匂いが鼻をついた。 喪服なんてこれまで着たことは無かったけど、生地の手触りがほかの服と違うだけでワンピースには変わりない。 お姉ちゃんの匂いが染み付いたワンピースに脚を通し、背中のファスナーを上げようとしたけど、うまく上まで閉めることができない。 助けてもらおうと隣を見ると、既にあたしの制服に着替え終わったお姉ちゃんは、なぜか鏡に映る自分に見入っていた。 「あたしに、そっくり……」 その姿に、あたしの口からも思わず、そんな言葉が出た。 「そうね……まるで昔に戻ったみたい」 お姉ちゃんは鏡の中を見ながらそう呟いた。 でも、その態度からは、心なしか自分の今の状況を楽しんでいるような、ほのかな喜びの感情が感じられた。 「ねぇ、ファスナーを上げてくれるかしら?」 「うん、わかった」 その答え方まで、まるでいつものあたし──「高塚恵美子」そっくりだった 「これ、和也さんのお母さんにもらったものなんだから、なくさないでよ」 お姉ちゃんは、先に外していた真珠のネックレスをあたしの首にかけると、ふたり並んで鏡を覗き込む。 「うわぁ……怖いくらい、私に似てる……」 あたしの隣りで、茫然と呟く少女。 若返ったせいか、その声のトーンはいつもより甲高く、どこか興奮してるようにも思えた。 「それを言うなら、貴女だってあたしにそっくりよ」 あたしもいつになく柔らかなトーンの──そう、普段のお姉ちゃんみたいな声で言い返した。 彼女の方に視線を向けたあたしは、微妙な違和感を感じた。 あたしの制服を着た彼女は、「高塚恵美子」そのものだったけど、いつものあたしとは違うものを身に着けていたからだ。 逆に自分の足元を見ると、あたしもこの「栗林優美」の喪服には似合わないものを身に着けている。 「ねぇ、ストッキングを脱いで」 「えっ」 他人の下着もそうだが、他人のストキングを身に着けた経験も当然無い。 そもそもストッキングを穿くこと自体、指で数えられるくらいだった。 あたしの穿いていた黒いスクールソックスを渡し、代わりにストッキングを渡される。 伝線しないようにゆっくり爪先から穿き上げた。 「いい? たった今から「私」は優美で、あなたは「恵美子ちゃん」よ」 「うん」 素直に返事する彼女の手にある最後のピースに、「私」は気がついた。 「その指輪……」 「あっ。そうだね」 「恵美子ちゃん」は、首飾りの時の躊躇いが嘘のようにアッサリと指輪を外し、「私」の左の薬指にはめる。 636 「とりかえばや」 [sage] 2012/02/25(土) 04 53 54.30 ID wrfuj8h7 Be これで「栗林優美」の身に着けていたものは、全て「私」が身に着けている。 指にはめた指輪を見ながら、「まだ結婚もしてないのに」とおかしくなったけど、思い直す。 (ううん、今の「私」は人妻だもの。 和也さんの奥さんで、マミちゃんのお母さんの「栗林優美」──それが私) * * * 完全にお互いの外見にあった格好に着替え終えたふたりは、これからどう行動するべきか話し合った。 今日から明日の午後まで、丸一日をどう乗り越えるか? どう行動すればいいのか? 先程まで渋っていたとは思えないほど、彼女──「恵美子」は、この入れ替わり劇に積極的になっていた。ここまでしたからには、と開き直ったのかもしれない。 「優美」としても、異論はなかったので、打ち合わせはスムーズに進んだ。 そして、ふたりは連れ立って離れから屋敷に戻った。 彼女達が姿を消していた時間は、1時間程だったろうか。 当然、「恵美子」は、「母」である聖子に怒られだが、信頼の厚い「優美」が弁護したおかげで、すぐにお説教は終わった。 「恵美子」からの感謝の視線が、「優美」には心地よかった。 その後、聖子たちと別れた「優美」は、「夫」の元へ戻り、甘えてくる「娘」を優しくあやしてあげた。 (マミちゃんって、和也さんと「優美」のいいところを受け継いだような娘で、本当に天使のように可愛らしいわねぇ) 自分も将来こんな子が欲しい……と考えかけて、「優美」は首を横に振る。 (ううん、今は私がマミのお母さんだものね) 「どーしたの、ママ?」 「ふふっ、なんでもないのよ、マミ」 * * * その後も、入念な打ち合わせのおかげか互いに特に困るようなこともなく、私たちは一日を祖父母の家で過ごした。 嫌みで辛気臭いと思っていた親戚のおばさん達も、立場を変えれば驚くほど好意的で好感が持てる人で、私は「栗林優美」として振る舞い、話し、過ごすことを大いに堪能した。 特に、「夫」──和也さんとの「夜」については、「素晴らしい」の一言に尽きた。 お姉ちゃん(この呼び方に何だか違和感を感じるのだけれど)は、「万が一迫られても、疲れたフリをすれば、和也さんは引いてくれるから」と言っていたけど、いざその場になって求められた私は、素直に応じてしまったのだ。 無論、あたし──高塚恵美子に「経験」はない。それどころか恋人すらいたことはない。 だが、今の私はこの人の妻の「優美」なのだから、主人に抱かれるのも当然のことだ。 なぜか、そう思ってしまったのだ。 637 「とりかえばや」 [sage] 2012/02/25(土) 04 54 55.61 ID wrfuj8h7 Be 幸か不幸か十歳成長したこの身体の方はすでに「経験済み」だったようで、特に痛みもなく私は夫のモノを胎内奥深くに受け入れる事が出来た。 夫のソレは私の膣にまるであつらえたようにピタリとハマり、私たちふたりは(隣りの部屋で娘が寝ていることも忘れて)熱い一夜を過ごすことになった。 和也さんも私が「本物の恵美子」ではないなどと思ってもみないようだ。それどころか「いつもにもまして反応がいい」と、むしろご機嫌なくらいだった 娘のマミは目覚めなかったものの、私たちの夫婦の営みの様子は、他の部屋に止まった親戚には聞こえてしまっていたようで、朝から「熱々ねぇ」と叔母たちから冷やかされた。 (祖父の葬儀に来てるのに流石に不謹慎だったかしら?) 恥ずかしくはあったが、別段悪いことをしたワケじゃないし……と私は開き直る。 ──いや、本当は「他人の夫を(妻のフリをして)寝取る」というとんでもない罪を犯しているのだが、優美になりきっていたその時の私は、まったくそれに思い至らなかったのだ。 幸い、「恵美子ちゃん」の寝た部屋は私たちの部屋から離れていたため、気づかれていないようなのが救いだ。 そして、祖父の葬儀も終わり、昨日と同じ夕刻になった。 親戚もそとりまたひとりと帰宅し、残るは私達と恵美子ちゃんの家族だけだ。 名残り惜しいが、そろそろ「元」に戻らねばならないだろう。 コッソリ抜けだした私は、恵美子ちゃんと連れ立ってあの離れへとやってきた。 ふたり並んであの姿見の前に立つ。 ──けれど、何も起こらなかった。 願い事が揃ってないのが原因かと、わざわざ紙に「元に戻りたい」と書いてそれをふたりで声を合わせて読みあげてみても、やはり何も起こらない。 いや、鏡がほのかに光ったような気配はあるのだが、昨日の眩い光とは雲泥の差だった。 「もしかして、あたしたちの願い事で、思ったより「パワー」を消耗してるのかも」 恵美子ちゃんが困ったような顔で、推測を口にする。 「そんな!? それじゃあ、しばらくこのままってことなの?」 「うん、たぶん……」 * * * 結局、ふたりちはそれ以上どうすることも出来ず、当分今の立場になりきって暮らし、1ヶ月後に再びこの部屋に来ることを約束して、それぞれの家に帰るしかなかった。 639 「とりかえばや」 [sage] 2012/02/25(土) 05 46 23.53 ID wrfuj8h7 Be 26歳の有能な高校教師から平凡な女子高生になった「恵美子」はともかく、高校生からいきなり教師になった「優美」が、うまく日常を送れるはずがない──普通はそう思うだろう。 しかし、むしろ実情は逆だった。 「家」(言うまでもなく栗林家だ)に帰ってから気がついたのだが、実は今の彼女は「高塚恵美子の十年成長した姿」ではなかったらしい。 正しくは、「16歳の恵美子に、17歳以降の優美の経験と成長を足した存在」だったみたいなのだ。 具体的に言えば、16歳になるまでの「恵美子」としての知識と記憶は、当然今の彼女にもある。逆に言うと、16歳までの「優美」の記憶はない。 けれど、17歳(正確には16歳と数ヵ月?)以降の「優美」の経験と知識、そしてそれによる成長の成果などは、キチンと彼女も使えたのだ。 ──道理で、見た目も本来の優美ソックリなワケだ。何しろ、その身体の成育過程までも、今の私は映し取ってしまったのだから。 そのおかげで、名門高校の歴史の教師という立場も、一家の主婦にして一児の母という立場も、何ら問題なく全うできているのは、正直有難かった。 ただ、その分、「恵美子」の方は色々と苦労しているようだった。 なにせ、大まかな記憶こそ残っているみたいだが、知識や経験のレベルは16歳当時に戻っているのだから。 もっとも、その頃の彼女はまさに優等生として名を馳せていたのだから、学業関連は問題なかったらしい。 困ったのはプライベートな友人関係だ。 親戚でそれなりによく知っている恵美子の家族は何とか誤魔化せても、それまでほぼ面識のなかった学校の友達とは、いろいろ行き違いもあった……と、「優美」は電話で愚痴られた。 それでも、時間をかけて、新たな交友関係を築くことができたのは大したものだろう。 * * * さて、互いにそれなりに現在の立場に適応しつつ、1ヵ月を過ごした私達は、それでも約束を違えることなく、祖父母の屋敷へと集まっていた。 私に関して言えば、正直、今の暮らしに未練はある。 煩わしい大学受験や就職のことを心配しなくて良いというのもさることながら、優しくハンサムな夫と愛らしい娘に囲まれ、生徒達から憧憬のま眼差しを向けられる日々に、私はすっかり魅了されていたのだ。 けれど、だからこそ、このまま「栗林優美」としての立場を盗んではいけない──と、なけなしの良心のようなものが、許さなかったのだ。 あるいは、「二度目の高校生活も結構悪くないよ♪」と、電話でおどけてみせる恵美子ちゃんに対して、いつしか「妹」に対する愛情のようなものを感じるようになっていたからかもしれない。 640 「とりかえばや」 [sage] 2012/02/25(土) 05 47 04.91 ID wrfuj8h7 Be しかし……あの日、離れに足を運んだ私たちが見たものは、無残に割れたあの姿見だった。 当然、元に戻ることなんかできるはずがない。 茫然とした私達はそのままフラフラと祖父母の家を後にして、それでも何とか無事互いの家に帰りついていた。 私は、栗林家に。 恵美子ちゃんは、高塚家に。 すでに、無意識のレベルで、そこが自分達の「帰るべき場所」だと私たちは認識するようになっていたのだ。 改めて事態を噛みしめた私たちは、その後、恵美子ちゃんの学校近くの喫茶店で「最後の話し合い」を行った。無論、話題は、今後のことについて。 「こうなったからには、仕方ないよ、お姉ちゃん。あたし達、それぞれの道を歩むしかないよね」 「順風満帆な栗林優美の人生」を得た私はともかく、彼女の方も意外なほどサバサバしていたのが、多少なりとも救いだろうか。 あるいは、彼女は彼女で安定しきった「栗林優美」としての暮らしに、何がしかの不満はあったのかもしれない。 それから半年近く会わない日が続き……今日、久しぶりに、ここ──「あたし」にとっては懐かしい気もする(実はその感情も結構風化している)浜崎学園で、再会することになったというわけだ。 会う前は聞こうかと思っていたのだ。 「あの鏡を壊したのは、貴女じゃないの?」 けれど、今更それを問うことに何の意味があるだろう。 私自身、今の「優美」としての暮らしに満足こそすれ不満は殆どない。 そして、彼女もまた「恵美子」としての人生を望むと言うのなら……。 うん、この事について思い悩むのはもうやめよう。 「それじゃあ、「高塚さん」、明日からよろしくね」 「はーい、栗林先生……でも、プライベートの時は、「お姉ちゃん」って呼んでもいいよね?」 上目遣いで見つめる「従妹」の姿が抱きしめたくなるくらい愛らしい。 「もちろんよ、恵美子ちゃん♪」 そう、だって私は仲の良い従姉妹同士。 私にとって彼女は「可愛い妹」で、彼女にとって私は「優しい姉」なのだから。 -end- #以上。私定番の「入れ替わったら元に戻らないでござる」系なお話。鏡の真相は藪の中。 #ちなみに、恵美子の制服は某「メモオフ」の浜咲学園の女子制服を想定。優美と恵美子のビジュアルも、白河姉妹で置き換えるとわかりやすいかも。 #そして支援感謝!
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このページはこちらに移転しました かえるのうた 作詞/トドロキ(旧GWスレ337) (作曲/ドイツ民謡) アレンジ/旧GWスレ336 交わる視線 揺らいでいるよ カ ワ シ テ 湿り 透き通る 言葉 君の体が 流れてゆくよ ユ ダ ネ テ 浮び 立ち込める 吐息 たゆたう記憶 ほどけてゆくよ ミ タ シ テ 刹那 剥がされる 意識 音源 かえるのうた(アレンジ) ※曲先に歌詞の順
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概要 森の世界、または樹海で手に入るエフェクト。 唯一、入手できる場所が2箇所存在するエフェクトである。 使用するとカエルになる。水面を歩くときに移動速度が落ちないという特徴があるが、 元々移動速度が2倍の★じてんしゃ★と同じ速度なので、別に★かえる★が優れているというわけではない。 テンキー1を押すと鳴く。 このエフェクトにより発生するイベントなどはない。 考察 あまたのエフェクトの中でも特に考察が少ないものの1つ。 いじめを受けた時に机や鞄にカエルを入れられたといった考察くらいしか見かけない。 エフェクトが窓付きの願望を表す説を取り入れるなら、泳ぎが上手になりたいという心情の表れか? 女の子なんだから★にんぎょ★とかファンシーな方向性もあったと思うんだけど…
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【作品名】ロマンシングサガ2 【ジャンル】RPG 【名前】かえるの殿様 【属性】蛙 【大きさ】3mぐらい 【攻撃力】サイクロンスクイーズ:渦潮で敵一体を攻撃、追加効果で2~3秒間スタンさせる 威力はキックよりやや下 ダイアモンドダスト:無数の氷塊を100m程の範囲に落として攻撃 サイクロンスクイーズと同じくらいの威力 キック:海の主の角以上の威力 【防御力】最終皇帝の乱れ雪月花に2発耐える ファイアーボールなら10発は耐える 【素早さ】大きさ相応の蛙並み 【長所】たかがカエルと思っていると泣きを見る 【短所】蛙 【戦法】ダイアモンドダスト 【参考】 【名前】最終皇帝 【攻撃力】乱れ雪月花:海の主の角攻撃の5倍ほどの威力の斬撃 ファイアーボール:火球を飛ばす 溶岩の直撃の倍ほどの威力 【名前】海の主 【属性】一角鯨 【大きさ】数十m 【攻撃力】全長の半分ぐらいの長さの角を生やしており、数十mはある橋を簡単に壊す 100mぐらいの船も沈めた 3スレ目 112 :格無しさん:2009/05/03(日) 15 52 29 かえるの殿様考察 ○八波弾 ダイアモンドダスト勝ち △キバットバットⅢ世 当たらない倒されない ○○○○○かむろ~フルフル ダイアモンドダスト勝ち △△ヨルムンガント~ランビ 倒せない倒されない ○ジャック サイクロンスクイーズで動けなくすれば勝てるか ×フランクリン 眠り玉負け ×河井武士 撲殺負け フランクリン>かえるの殿様>ジャック
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かえるの絵本 20-302~306・334~345・347 302 :かえるの絵本 共通パート:2006/01/11(水) 23 28 09 ID 86bijw10 プロローグ コロナという街の近くにある小さな森に、一匹のかえるがいた。 かえるには名前も記憶もなく、他のかえると離れていつもひとりぼっち。 そんなかえるの前に、賢者ラドゥが現れ かえるには何らかの呪いがかけられてると告げる。 ラドゥの力によって、一時的に人間に姿へと変わることのできたかえる。しかしそれは1年だけ。 その間に呪いを解かなければ、二度と本来の姿には戻れない… こうして呪いをかけられた元かえるの記憶探しが始まった 1章 運命の水晶をたずねて コロナにやってきて1ヶ月。 段々この街にも慣れてきた主人公のもとへラドゥが訪ねてくる。 「東の神殿に人の運命を映す水晶がある。お前もそこで自分の運命を見るといい。」 ラドゥに連れられ神殿の入り口までやってきた主人公。 そこでラドゥと別れた主人公は、仲間と共に次々現れる魔物を倒しながら 水晶の間へと向かう。 そんな中、どこからか助けを呼ぶ声を耳にする主人公。 声のした方向へ行ってみると一人の男が倒れていた。 主人公に介抱された男はお礼を言い、自分も水晶の間へ連れて行って欲しいと頼む。 男と共に水晶の間を目指す主人公の前に立ち塞る魔物。 まだ冒険者として未熟な主人公には強敵だったが なんとか勝ち、ついに水晶の前に立つことができた。 すると水晶はたちまち輝き出し、水晶の中に竜の影が浮かび上がる。 「お前にかけられた呪いが、恐ろしき竜の呪いじゃったとは…!」 いつのまにか、男はラドゥの姿へ変わっていた。 ラドゥは姿を変え、主人公を試していたのだ。 男を助けた主人公の優しさを褒め、これからも自分を磨きながら 竜を探し出すようにとラドゥは助言する。 303 :かえるの絵本 赤竜編 :2006/01/11(水) 23 28 47 ID 86bijw10 2章 カナ山の洞くつ 自分を鍛え続ける日々を送る主人公の所に、ある人物を探している女剣士レティルから ここから西にあるカナ山に竜が現れたと教えられる。 さっそくレティルと一緒にカナ山へと向かい、 カナ山の洞窟の奥にいるだろう竜を目指し奥へと進む主人公たち。 しかし、洞窟の奥に到着したときには既に竜は去っていた。 いつくもの折れた武器や骨などが散乱し、ロキの岩と呼ばれるとても硬く大きい岩に 竜らしき爪あとがくっきり残っていた光景は竜の恐ろしさを物語っていた。 するとそこに一人の黒髪の男が現れ、主人公たちが竜を探してると知るとロキの岩に剣を振り下ろし 剣は真っ二つに折れたのに、岩の方には少しも傷がつかないことを見せ付ける。 そのことで男は竜の恐ろしさを証明しようとしたのだが、 同じように主人公がロキの岩に剣を振り下ろすと、不思議なことにわずかながらも岩に傷がつく。 「君は一体何者なんだ?」 男は主人公の不思議な力を驚きつつも、竜には関わるなと忠告するとどこかへ去ってしまう。 コロナの街に戻った主人公に、レティルは自分の故郷バレンシアで起こった 竜に関する出来事を話す。 それは恐ろしい爪を持った赤い竜がバレンシアを襲撃し 二人の勇者が竜退治に行ったまま戻らなかったということ。 そしてそのうちの一人はレオンという名前の黒髪の男で、レティルが探し続けている相手であり 先程会った黒髪の男とよく似ているということ。 ロキの山に現れた竜はバレンシアを襲った赤い竜と同じなのか、 レティルの探しているレオンと黒髪の男とは同一人物なのか… まだまだ分からないことが多い現状ながらも、 主人公は竜との戦いを予感せずにはいられなかった。 304 :かえるの絵本 赤竜編 :2006/01/11(水) 23 30 28 ID 86bijw10 3章 バレンシアに勇者ありき 主人公はレティルの薦めもあり、図書館で竜退治に関する資料を調べることに。 そこで司書のシャルルから、かつての英雄たちは竜退治の際に 聖なる力を持つロンダキオンというお守りを持っていたという情報と そのロンダキオンについては バレンシアの街で何か手がかりが得られるかもしれないということを聞き出す。 自分の故郷ということで道案内を買って出たレティルと共に パレンシアの街へと急ぐ主人公。 バレンシアの街の広場でジムという老人に出会い、 彼がかつて竜の寝床を突き止めた人物だと知った主人公たちは 老人の案内で竜の寝床へ向かう。 山道を登り、魔物を倒しながら、ようやく竜の寝床があるという山頂へたどり着くが そこにはこれまで出会ったことのない強大な敵が、山頂へ続く道を塞いでいた。 魔物との戦いに何とか勝利し、竜の寝床へやってきた主人公だが そこで待っていたのはあの男だった。 男はさっき主人公が倒したと思い込んでいた魔物が再び現れると一撃で仕留め その場を去ろうとするが、突如輝きだした地面に驚く。 「さっきまでは、そんな光などなかったのに…。まさか、君が選ばれし者だというのか?」 主人公が光の中にそっと手を入れ持ち上げると、天から光が降り注ぎ、いっそう強く輝きを放つ。 主人公の手の中にあったのはロンダキオンだったのだ。 「ロンダキオンは私ではなく、君を選んだ。ロンダキオンを頼む。」 そう言い残して立ち去った男の後を追いかけると、ジムと言い合う男の姿があった。 二人の言い合いの内容から、男はレオンなのだと判明する。 コロナの街に戻った主人公は、シャルルにロンダキオンを預け 詳しく調べてもらうことに。 その夜、主人公はある夢を見る。 バレンシアを出て行く昔のレオンともうひとりの人物。 竜の寝床で、ロンダキオンを掲げ、赤い竜に立ち向かう二人…。 それは失われた記憶のかけらだった。 305 :かえるの絵本 赤竜編 :2006/01/11(水) 23 31 12 ID 86bijw10 4章 ロンダキオンの名のもとに ロンダキオンについて調べていたシャルルが主人公のもとを訪ねてきた。 ロンダキオンの中心にある月長石はドワーフのみが知る石。 ドワーフの長老なら、ロンダキオンのことを何か知っているかもしれない。 だから、ドワーフの洞窟に行って見たらどうだろう シャルルから、そのようなことを教えられた主人公たちは さっそくロンダキオンを持って、ドワーフの住む洞窟へ出かける。 ドワーフの村へ着くと、またもやレオンがいた。 ドワーフの長老から、なぜそこまで竜を倒すことに拘るのか問われたレオンは 親友でもあった勇者が自分のために犠牲になったことを打ち明ける。 そのとき、ひとりのドワーフが長老のもとへ駆け込んできた。 「月長石の洞窟に魔物が攻めてきて、仲間が逃げ遅れた! 助けてくれ!」 その言葉を聞いた主人公たちは、急いで月長石の洞窟へと向かう。 魔物を倒しながら、逃げ遅れたドワーフを助ける一行。 そして洞窟の奥にいた魔物たちのボスも倒す。すると 月長石がいっせいに光りだし、自ら主人公の手の中へ収まるという 不思議なことが起こった。 ドワーフの長老は、命の恩人である主人公たちにお礼を言い 洞窟での不思議な出来事を聞かされるとロンダキオンの秘密を話し始める。 「月長石に選ばれた者だけがロンダキオンを持つことが許される。 あなたが持ち帰った月長石の結晶を ロンダキオンの中心に埋めかえれば、その力は蘇える」 コロナの街に帰ってきた主人公は顔見知りの鍛冶屋のロッドにすべてを話し、 竜との決戦の日までに、月長石の結晶をロンダキオンに入れ直してもらうことを約束する。 その夜、主人公は前に見た夢の続きを見る。 レオンと共に、ロンダキオンを持って赤い竜を倒しに出かけたもう一人の勇者は自分だったこと。 竜との戦いで傷ついたレオンをかばい、竜から呪いをかけられて かえるになってしまったこと。 こうして主人公はすべての記憶を取り戻した。 306 :かえるの絵本 赤竜編 :2006/01/11(水) 23 32 10 ID 86bijw10 最終章 最後のたたかい 主人公が呪いを解かなければならない最後の日が明日に迫ったとき カナ山に竜が降り立ったという噂が囁かれる。 遂に最終決戦の日がやってきたのだ。 そこへ、ロッドがロンダキオンを完成させたという吉報をレティルが持ってくる。 ところが、主人公がロンダキオンを取りにロッドのいる鍛冶屋へ向かうと ロンダキオンは盗まれ、かわりに手紙が置かれていた。 「竜と戦い、友の仇を討つためにどうしてもロンダキオンが必要なのだ。 私のわがままを許してくれ。 レオン」 レオンからの手紙を読んだ主人公は慌てて山頂を目指す。 ようやくたどり着いた山頂で主人公が見たものは 赤い竜と、その竜と一人だけで戦うレオンの姿。 ボロボロになったレオンに赤い竜が止めを刺そうとしたとき、主人公はレオンをかばう。 「なぜ私をかばう?」 主人公は取り戻した記憶を話し、今度こそ赤い竜を倒すと誓い ロンダキオンを手にして竜に立ち向かっていく。 ロンダキオンの守護を受けながら、長く激しい戦いを続ける主人公。 そしてようやく、主人公の勝利で戦いに幕が閉じる。 竜を倒した主人公を待っていたのは、仲間たちの祝福、 呪いが解けた自分の体だった。 そしてレオンは、レティルと二人で故郷であるバレンシアに帰ることに。 その後、主人公はコロナの街を出て信頼のおけるパートナーと一緒に冒険を重ね そんな二人の活躍は物語として語り継がれ、人々に夢や希望を与えた。 赤竜編END 334 :かえるの絵本 神竜編 :2006/01/13(金) 01 45 44 ID QaMn66Cx 2章 カナ山の洞くつ 竜に会うために努力を続ける主人公のもとへ、竜について研究しているレラが訪ねて来る。 彼女によるとカナ山に竜が現れたというのだ。 さっそく主人公はレラと共にカナ山の洞窟へ向かうことに。 洞窟の奥へ着くと、まだ幼さが残る白い動物が3人組に襲われていた。 3人組を追い払い白い動物を助けた主人公たち。 白い動物は妙に主人公になつき、岩陰に隠していた何かのカケラを主人公に渡すと 不思議な城へと案内する。 城にはなぜか人の姿は全くなく、かえるだけしか見当たらなかった。 不可解に思いながらも奥へと進んでいく主人公たち。 すると、祭壇らしき広間に当たる。 白い動物から受け取ったカケラを祭壇の中央にはめてみた途端、広間は光に包まれ 祭壇に映像が映し出されてたのだった。 その映像は、城に迷い込んだ少年がお城に住むお姫様と思われる少女と 城内を歩き回るというものだった。 謎の映像が終わるとレラは自分の考えを述べる。 「ここは神竜を祭っていたフロスティという城だと思うわ。 光るカケラは神竜の鏡で、その白い生き物は神竜の子供に違いない。」 自分の呪いには神竜が関係してると感じた主人公は 残りの鏡のカケラを集めることを決意する。そして 広間で見つけた古代文字の解読をレラに頼むと、チビドラと名づけられた神竜の子供を預かりながら 鍛練を続けるのだった。 335 :かえるの絵本 神竜編 :2006/01/13(金) 01 47 36 ID QaMn66Cx 3章 神竜の国フロスティ 古代文字の解読が終わったレラが主人公を訪ねて来る。その内容は 割れた神竜の鏡のカケラは流れ星として地上に落ちてくるというもの。 ある洞窟に流れ星が落ちたという情報を得た主人公は すぐさまチビドラを連れてそこへ向かう。 洞窟に入り、二つ目のカケラを見つけることに成功する主人公。 しかし喜びもつかの間、カナ山でチビドラを襲っていた3人組 全身鎧に包まれた剣士リザリア、ダークエルフの男女ゾーラとジェスが現れ 主人公から鏡のカケラを奪い取ろうとする。 結局、彼らは主人公に負けて立ち去り 主人公はカケラを祭壇の中央にはめるため、再びかえるだらけの城を訪れる。 カケラをはめると案の定映像が映し出された。 今度の内容は前の映像の続きらしく、大臣の策略を偶然知ってしまった少年と姫が 城にある神竜の鏡を守るために奮闘するというものだった。 今回の映像で映像の舞台となっている城は フロスティ城であり、過去の出来事だということが分かる。 残りのカケラを探せば、もっと詳しいことが判明するに違いない。 主人公は残りのカケラも頑張って探そうと心に誓った。 336 :かえるの絵本 神竜編 :2006/01/13(金) 01 48 18 ID QaMn66Cx 4章 神竜の鏡をねらう者 盗賊ギルドのアッシュから、ケボラ砂漠に流れ星が落ちたという情報を教えられた主人公は カケラを手に入れるためにそこへ向かう。 ケボラの村へ行くと、村人を乱暴に押しのけて ほこらの祭壇に入っていくリザリアたちの姿が。 慌てて彼らの後を追いかけると、リザリアが祭壇に置かれたカケラを取ろうとしている所だった。 主人公の存在に気づいたゾーラは、神竜の鏡の力で 世界を我が物にしようと企むリザリアの野望を話し出す。 リザリアは魔物を呼び出し、主人公を始末しようとするが 主人公はそれを退け、カケラをリザリアの手から守ることに成功する。 そして村人に事情を話して3つ目の鏡のカケラを手に入れた。 フロスティの祭壇を訪れた主人公は、カケラを祭壇にはめる。 今度もまた前回の続きから始まっており、 大人たちに大臣の策略を信じてもらえなかった少年と姫が、自分たちで鏡を守ろうと 鏡の間へ忍び込み、こっそり鏡を隠そうとする映像だった。 いよいよ残るカケラはひとつ。 次こそ主人公の呪いの原因となる出来事が映し出されるに違いない。 主人公は一刻も早く、最後のカケラを手に入れたいと思うのだった。 337 :かえるの絵本 神竜編 :2006/01/13(金) 01 49 39 ID QaMn66Cx 最終章 神竜の復活 なかなか流れ星の情報が得られず、不安を募らせる主人公の所にレラがやってきた。 聖なる森という場所に流れ星が落ちたのだという。 そのことを知ったラドゥは、主人公を心配し、聖なる森まで送ってくれる。 森の湖でカケラを見つけた主人公だが、またもやリザリアたち3人が現れる。 そしてリザリア自身が戦いを挑んでくるが ゾーラたちに止められ、その場を部下の二人に任せて立ち去る。 ゾーラとジェスを倒した主人公は、フロスティに向かい いつものようにカケラを祭壇にはめ込む。 そしていよいよ最後の映像が映し出された。 映像で、少年は主人公であったことや リザリアによって騙された大臣が鏡を割ってしまったことで この国が神竜の呪いにかかり、フロスティにいた全ての人々が 皆かえるの姿になってしまったことが判明する。 最後の映像が終わり、いよいよ神竜が復活する時がやってきた。 ところが森から去ったリザリアが主人公の前に姿を見せる。 リザリアは主人公が鏡を完成する瞬間を隠れて待っていたのだった。 襲い掛かってきたリザリアに打ち勝つ主人公。すると神竜がついに姿を現した。 神竜はリザリアに情けをかけるが、リザリアはそれを拒んで自ら命を絶つ。 その後、神竜はフロスティの呪いを解き 元凶となった大臣も心を入れ、王と和解。 主人公はどこかの国の王子であるということも分かる。 フロスティの国王は主人公の人格の高さを賞賛。新たな鏡と次代の神竜であるチビドラを授ける。 また、美しく成長した姫とも再会を果たし彼女と結ばると 新しい国を築いて、いつまでもその名を歴史に残した。 神竜編END ※女主人公だと、少年(過去の主人公)部分は少女、フロスティの姫については王子になります。 338 :かえるの絵本 青竜編 :2006/01/13(金) 01 50 11 ID QaMn66Cx 2章 カナ山の洞くつ 竜に会うため、日々努力を重ねる主人公。 ある日、竜についての情報を持っているという男から依頼を受ける。 その依頼内容は、カナ山にいるフェニックスのヒナを捕まえてくるというものだった。 カナ山でフェニックスの巣を見つけた主人公は 一羽だけ残っていたヒナを連れて行こうとするが、そこにヒナの親が降り立ち 主人公にヒナを連れて行かないでと懇願する。 その言葉を聞き、ヒナを連れてくのをやめる主人公。 親フェニックスは主人公にお礼を言うと、カナ山から去っていく。 当然、依頼を果たさなかった主人公に依頼人は怒り心頭。 しかし捨て台詞の際にアトランティーナという単語を残していく。 男が帰った後、商人のロベルトから 酒場を経営するマノンがアトランティーナのことを知っていると聞かされる主人公。 マノンにそのことを尋ねると、アトランティーナに住んでいたことがある知り合いがいて その知り合いに竜について聞いておくと約束してくれる。 自分の部屋に戻った主人公は、アトランティーナの竜の情報が分かるまで 自分を鍛えることを続けることにした。 339 :かえるの絵本 青竜編 :2006/01/13(金) 01 50 41 ID QaMn66Cx 3章 カガレスの村へ 約束をしてからしばらく経った後、 マノンは知り合いから聞いた竜の話を教えてくれた。 「アトランティーナの湖の底の青の神殿に、水竜が住んでるらしいぞ。 詳しいことはカガレスの村に住んでるそいつに聞いてみな」 マノンから話を聞いた主人公はカガレスの村を目指す。 ところが橋を渡っている最中、地震が起き橋から落ちそうになる。 そこへ通りすがりの女性冒険者が助けてくれ、何とか命拾いする。 女性と別れ、先を急ぐと主人公の目の前には二つの橋があった。 カガレスの村へと続く橋は左のようだったが、右の橋の先で さっき主人公を助けてくれた女性が倒れているのを目にする。 慌てて助けようとした主人公に向かって さっきの地震で脆くなった橋が崩れてしまうから 早く左の橋を渡れと言う女性。 だが主人公は、女性を助けるために右の橋を渡った。 女性を助けた途端、ガラガラと崩れていく橋。 女性は自分の名前はリンだと自己紹介し、自分の住む町が酷い水不足にみまわれた為 近くの山の洞窟にある水源の地図を取りに来ていたところだと語る。 怪我をしたリンの代わりに、地図を手に入れてきた主人公。 主人公がアトランティーナについて調べていると知ったリンは 自分がアトランティーナの住人だったことや、なぜアトランティーナから出たか説明する。 「アトランティーナは水竜に見守られた、とても平和な村だった。 けれど、突然湖の水が濁り、水竜は湖の神殿に取り残されてしまった。 私たち村人は、村から去るしかなかった……」 コロナの街に戻ってきた主人公は 神殿に取り残された水竜に会うため、湖の水を綺麗にする方法を探す決意をする。 340 :かえるの絵本 青竜編 :2006/01/13(金) 01 51 14 ID QaMn66Cx 4章 シェスナ地方に水源を求めて アトランティーナの湖に流れる川は シェスナ地方に水源があるらしいと知った主人公。 草原を抜け、シェスナの町を訪れると、そこでリンと再会した。 「町を治めるリュウベンという男が、川の水をせき止め、村人はみんな苦しめられている。 この前の水源の地図も奪われてしまった。 これからリュウベンの所へ行って話をしにいく」 そう主人公に告げた後去っていったリンを追いかけ 主人公もリュウベンの館へ向かうことにした。 魔物がうろついているリュウベンの館を不思議に思いながら 主人公が奥へと進んでいくと、水門への道を塞いでいたのは魔物になったリュウベンだった。 「この水門はアトランティーナの水源なのだ。開けるわけにはいかない!」 リュウベンは、慕っていた女性が水竜と結ばれた後に死んでしまったことから 水竜を逆恨みし、アトランティーナの水をせき止めて、湖に毒を流しこんだのだった。 襲ってきたリュウベンのしもべたちを倒し、隠されていた水門の鍵を手に入れた主人公。 そして湖の水源にたどり着く。だが、主人公を待っていたのは アトランティーナとシェスナ、それぞれに続く二つの水門だった。 二つの水門にひとつだけの鍵…主人公は悩んだ末、シェスナに続く水門を開けた。 水門から水が流れ出したときリンが現れ、 アトランティーナではなくシェスナを選んだ主人公に心からのお礼を言うと 水竜の伝説を語りだす。それは、ひとりの村娘が水竜を愛して奇跡を起こし 村娘は神殿に呼ばれ、水竜の妻になったというものだった。 湖を元には戻せなかったものの、主人公は ラドゥの魔法がとけてしまうまでの残りの時間を大切にしようと心に決める。 341 :かえるの絵本 青竜編 :2006/01/13(金) 01 52 23 ID QaMn66Cx 最終章 アトランティーナ 人間でいられるまでの期限が残りわずかとなった頃、リンからの手紙が届く。 その手紙には、すぐにアトランティーナに来てほしいとだけ書かれていた。 とりあえずアトランティーナへ行くことにした主人公だったが リュウベンが行く手を阻む。 リュウベンを倒した主人公だが、彼は不敵に笑い 湖は元には戻らないと言い残して息絶えた。 主人公がアトランティーナに着くと 恩人のためにと、リンを始めとしたシェスナの人々が、シェスナから水を引いてくれていた。 けれど、それでも一箇所だけ黒く濁っているところが… その下に神殿があると聞かされた主人公は、ついに神殿へ向かうことにする。 リンの後ろにいた人から、水の中でも息ができるという不思議な帽子をもらい 湖の中へ入ろうとしたときだった。 湖上に人の影が浮かび、どこか懐かしい声で主人公に呼びかけたのだ。 影はすぐに消えてしまったが、リンはその影を見てこう言った。 「あの姿は…かつての水竜の妻に似ている……」 湖に入った主人公を親しい仲間が追いかけてきた。 主人公はその仲間に、先ほど貰った水中でも息ができる帽子を渡す。 主人公はなぜか水中でも息ができたため、自身に帽子は必要なかったのだ。 神殿に向かう二人だったが、入り口では恐ろしい魔物が待ち受けていた。 すると、カナ山で会ったフェニックスが舞い降り ヒナを見逃してくれたお礼にと、助太刀してくれる。 フェニックスと仲間の三人で魔物を倒し、ようやく神殿に入ることの出来た主人公。 そこへ再び、人影が現れた。 「あなたは私と水竜の子。毒で正気を失ったあなたの父を どうか、あなたの手で倒してください。」 父である水竜は、母の言葉通り正気を失い 自分の子である主人公に襲い掛かってきた。 342 :かえるの絵本 青竜編 :2006/01/13(金) 01 53 07 ID QaMn66Cx 激しい戦いが続き、水竜は倒れた。 そして一時的に正気に返ると、主人公に真相を語った。 「湖の毒からお前を守るため、とっさにかえるに変えたのだ…。 毒に侵された私の体はもう元には戻らん。さあ、わが子よ その手で止めを刺し、私を苦しみから救ってくれ!」 葛藤する主人公だが、父を苦しみから解放するために、その願いをきくことにする。 隣にいた仲間は、自分も主人公の苦しみを背負うと励ます。 二人が同時に水竜に向かったとき、水竜の体を大きな光が包み込む。 それは主人公と仲間が互いを思う気持ちが奇跡を起こして 水竜の体が元に戻ったのだった。 夫と子を見守っていた母は、静かに天に召され 主人公は水竜に呪いを解いてもらい、仲間と共に村に戻った。 それからというと、昔の住人がアトランティーナにひとり、またひとりと戻ってきた。 シェスナの人々、そして大切なパートナーと一緒に アトランティーナの村を蘇らせていく主人公。 水竜はそんな人々をずっと見守っていた。 青竜編END 343 :かえるの絵本 キノコ編 :2006/01/13(金) 01 53 40 ID QaMn66Cx ※この話のみ一章の前の出来事であり、プロローグの続きです 最終章 運命の赤いキノコ 主人公がコロナの街に来てから4,5日くらい経った頃 酒場のマスターが、この街のはずれにあるレーシィ山で キノコをとってきて欲しいという仕事を頼みに来た。 快く引き受けた主人公はさっそくレーシィ山へ向かう。 レーシィ山を登っていくと、突然魔物が襲い掛かってくる。 冒険者としては素人同然の主人公である。 勝てるはずがない…と思いきや この4,5日間、毎日鍛えた成果か、意外にも勝ってしまった。 そして魔物が倒れたすぐ先に、珍しい色のキノコが生えているのを見つけると 我慢できなくなり、そのまま食べてしまった。 キノコを食べどんどん体が熱くなっていく主人公の前に ラドゥの幻が現れ、驚きながらこう告げる。 「なんということじゃ、おまえの呪いはもうすっかり解けている! おまえの食べたキノコは、おそらく呪いを封じるキノコだったのじゃ」 呪いの解けた主人公は、それからもコロナの街で暮らし のちに冒険者として人々の英雄になりましたとさ。 キノコ編END 344 :かえるの絵本:2006/01/13(金) 02 00 27 ID QaMn66Cx これで一応メインシナリオすべて終わりです マルチシナリオ・エンドですがベストと思われる行動を書きました 345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/13(金) 02 23 19 ID stFlCOAN かえるの絵本、乙です。 きのこ編ってなんかミもフタもない話ですねw 347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/13(金) 02 55 26 ID QaMn66Cx 345 隠し要素のおまけみたいなものだからではないかと。 基本的には必ず負けるイベント戦なんで>キノコの前にいる魔物
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純「おはよう、梓」 梓「ん……、純、おは……っ?」 純「どうしたの、猫が豆鉄砲食らったみたいな顔しちゃって」 梓「それを言うなら鳩でしょ……」 純「まあまあ、細かい事は気にしない気にしない」 梓「細かくはないと思うけど……、ってそれより!」 純「だからどうしたの?」 梓「どうして人の部屋で裸で居るのよ、純は!」 純「それ自分の恰好を見てから言ってよね」 梓「自分の恰好……ってうわっ、何で私も裸なのっ?」 純「うん、二人とも裸だね」 梓「まさか純、私が眠ってる間に服を脱がせたんじゃ……」 純「どうして私がそんな事をしなくちゃいけないのよ……」 梓「だって純ならしそうだし……」 純「梓が私の事をどう思ってるのかはよく分かったけど、本当に憶えてないの?」 梓「憶えてない……って?」 純「ほらほら、私も手伝ってあげるから頑張って思い出してみてよ」 梓「いきなりそんな事を言われても……」 純「まず昨日の事はどこまで憶えてる?」 梓「えっと……、昨日は確か純が急に私の家に遊びに来て……」 純「そうそうその調子」 梓「『家に誰も居なくて寂しがってる梓のために泊まりに来てあげたよ』とか言ってたよね、純」 純「友達思いで定評のある鈴木純ちゃんですから」 梓「はいはい、それで確かお風呂に入った後に純が持って来たお菓子を食べたんだよね?」 純「美味しかったでしょー。もう全部食べちゃったけどまた食べたいよね」 梓「うん、美味しかったよね。美味しかったんだけど……」 純「けど?」 梓「何か癖があるって言うか、食べれば食べるほど変な感じになったって言うか……」 純「アルコール入りだもん、当たり前でしょ?」 梓「やっぱりアルコール入りだったんだ……」 純「私より食べてた梓に言えた義理じゃないけどねー」 梓「そ、そうだっの?」 純「そうだったのさ」 梓「ま、まあ、それは置いといて、とにかく私達はお菓子を食べて暑くなってきちゃって……」 純「どんどん声が小さくなってきてるよ、梓?」 梓「だんだん思い出して来たの……。えっとそれで確か……」 純「ヒント、私も暑くなったから服を脱ぎ始めました」 梓「そう……だったよね……。それで裸になった私達は気付いたら……」 純「気付いたら?」 梓「……」 純「梓?」 梓「ああああああああっ!」 純「わっ、びっくりした! 急に大声出さないでよ、梓」 梓「出さないでいられるわけないじゃない! あの時、私達確か……したよねっ?」 純「した事は色々あるけど、まずは何を?」 梓「キ……、キスとか……」 純「したよ?」 梓「やっぱりー!」 純「ついでに言うと、キスを迫って来たのは梓の方だよ?」 梓「思い出したわよ! 思い出したから頭を抱えてるんじゃない!」 純「あの時の梓、『にゃーにゃー』言っててまさにあずにゃんって感じだったなー」 梓「やめてよ、もう……」 純「可愛かったけどね」 梓「やめてってば……。……ねえ、純?」 純「はいはい、次は何?」 梓「私の身体にね……、感触が残ってるんだよね……」 純「どんな感触?」 梓「何かふにふにって言うか……、柔らかくて熱い感触が……」 純「それはきっと私のおっぱいの感触だと思うよ、梓くん」 梓「ギャー!」 純「ついでに言えば梓はそれ以外にも私の色んな所を執拗に……」 梓「執拗にとか言わないでよー!」 純「だって私が何度も『もう離して』って言っても聞いてくれなかったんだもん」 梓「ううう……」 純「おっ、また頭抱えちゃった」 梓「やっちゃった……」 純「梓、可愛かったよ?」 梓「そういう問題じゃないでしょ!」 純「そういう問題だと思うけどなあ」 梓「うう、どうしよう……、私まだ高校生なのに……」 純「ロック好きなのにその辺は古風なんだね、梓」 梓「一般常識でしょ!」 純「そんなもんなの? それより思い出すまで長かったねー、梓」 梓「途中で何となく思い出してたけど、記憶違いだと信じて順序立てて思い出してみたのよ……」 純「してその結果は?」 梓「記憶違いなんかじゃなかった……」 純「うん、それは私も保証するよ、昨日私と梓はエッチしちゃったって」 梓「エッチって言わないで!」 純「じゃあセックス?」 梓「ちょっ……!」 純「あははっ、梓ったらまた赤くなった!」 梓「もーっ!」 純「怒らない怒らない」 梓「……」 純「梓?」 梓「やっちゃった……、ああやっちゃった……、やっちゃった……」 純「俳句?」 梓「それを言うなら川柳でしょ! じゃなくて……」 純「あ、季語が入ってないもんね。って、じゃなくて?」 梓「純は……平気なの?」 純「何が?」 梓「私とエッ……エッチしちゃって……」 純「私は嬉しかったよ、梓の事好きだしね」 梓「なっ……!」 純「それより梓は私とエッチしたの嫌なの? 初めては先輩達の方がよかった?」 梓「せ、先輩達って……」 純「唯先輩とか情熱的そうだよね、梓と相性が良さそう」 梓「そ、想像させないでよー……」 純「澪先輩とムギ先輩もスタイルいいし、素敵な初体験に出来そうだよね」 梓「だから……」 純「意外と律先輩が純情そうかも! 梓の方が主導権を握っちゃったりなんかして!」 梓「……」 純「どしたの梓? ひょっとして興奮しちゃった?」 梓「純の方こそ……、初めてが私で本当によかったの……?」 純「嬉しかったって言ってるでしょー?」 梓「だって澪先輩澪先輩ってよく言ってたし……」 純「あれは憧れだよー。憧れと恋愛は別腹別腹」 梓「そうなんだ……。えっとこんな事訊いたら怒られるかもしれないけど……」 純「怒らないよ」 梓「うん……、じゃあ訊くけど純も初めてだったんだよね……?」 純「初めてだったよ? 確かめる?」 梓「確かめるってまさか……」 純「あははっ、梓ったらまた赤くなっちゃって」 梓「赤くもなるわよ、もう……」 純「安心していいよ、本当に初めてだったから」 梓「その割には何か手馴れてたような……」 純「練習してたもん、梓の事を思って」 梓「れ、練習って……」 純「いつか梓とそうなれたらいいなって思ってたって事。酔った勢いでもさ、私嬉しかったんだよ?」 梓「あ……」 純「梓はやっぱり初めては先輩達の方がよかった?」 梓(純……、ちょっと泣いてる……?) 純「でもさ、私は本当に幸せでどうにかなりそうだったんだよね……」 梓「えっと、純……、あのね……」 純「うん……」 梓「こんな事になって本当にごめんね。私、酔った勢いでこんな事するつもりなかったのに……」 純「う……ん……」 梓「私ね……、純とはもっとちゃんとした形でこうしたかったんだ」 純「えっ……?」 梓「酔った勢いに任せて気持ちを伝えるなんて情けないでしょ……?」 純「じゃ、じゃあ……」 梓「うん、私も純と初めてで嬉しい。本当はちゃんと告白してからにしたかったんだけどね……」 純「あずさー……!」 梓「わっ、急に抱きついて来ないでってば……!」 純「仕方ないじゃん……、だって嬉しいんだもん!」 梓「ごめんね、酔った勢いになんか任せちゃって」 純「いいよ、私もちょっと酔ってたし……」 梓「両想いでよかった。純が嫌々私と初めてをしたんだったら、私もう耐えられないもん」 純「そんな事無いよー、私ってば梓の事が大好きなんだもん。んー」 梓(あ、キス……) 純「あずさぁ……」 梓(これが素面でのファーストキスになるのかな……? うん、素面の方がずっと幸せ……) 純「んっ……」 梓「ふふっ……」 純「これで私達、本当の恋人になれたよね?」 梓「そうかも。順番はちょっとあべこべになっちゃったけど」 純「そうだね。でもそれも私達らしいって言えば私達らしいかもね」 梓「あはは……、でも悔しいなあ」 純「何が?」 梓「後一日我慢出来なかったのかなって反省中。本当なら明日、ううん、今日純に告白しようって思ってたのに」 純「今日……? あっ、そうだね、今日は……」 梓「うん。そっちの方が記念になるでしょ?」 純「私は嬉しいけどね。だってそれは一日も待てないくらい私の事が好きだったって事でしょ?」 梓「そう……なるのかも」 純「それに私にとっては都合がよかったりもするんだけどね」 梓「そうなの?」 純「ねえ梓、ちょっと目を閉じててくれる?」 梓「いいけど、何?」 純「ちょっと待っててねー」 梓(何だろう?) 純「いいよ、目を開けて」 梓「何なの、純?」 純「じゃーん!」 梓「あ、可愛いリボン……と手首にテーピング?」 純「誕生日おめでとう、梓! プレゼントはわ・た・し!」 梓「……」 純「あれっ? 外しちゃった……?」 梓「もう……純ったら……!」 純「あははっ、しかめっ面で押し倒さないでってば!」 梓「本当は誕生日プレゼント、忘れたんじゃない?」 純「そんな事無いってば。本当に私をプレゼントするつもりだったよー」 梓「……本当?」 純「本当だよ?」 梓「それじゃ遠慮なく……、初体験のやり直し、しよう、純。素面で、お酒に頼らないで」 純「あはは、うん、優しくしてね、梓」 梓「誕生日プレゼントありがとう、純。私、純の事……」 純「私も梓の事……」 梓・純「大好きだよ」 おしまいです。 戻る
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かえるの絵本 20-302~306・334~345・347 302 :かえるの絵本 共通パート:2006/01/11(水) 23 28 09 ID 86bijw10 プロローグ コロナという街の近くにある小さな森に、一匹のかえるがいた。 かえるには名前も記憶もなく、他のかえると離れていつもひとりぼっち。 そんなかえるの前に、賢者ラドゥが現れ かえるには何らかの呪いがかけられてると告げる。 ラドゥの力によって、一時的に人間に姿へと変わることのできたかえる。しかしそれは1年だけ。 その間に呪いを解かなければ、二度と本来の姿には戻れない… こうして呪いをかけられた元かえるの記憶探しが始まった 1章 運命の水晶をたずねて コロナにやってきて1ヶ月。 段々この街にも慣れてきた主人公のもとへラドゥが訪ねてくる。 「東の神殿に人の運命を映す水晶がある。お前もそこで自分の運命を見るといい。」 ラドゥに連れられ神殿の入り口までやってきた主人公。 そこでラドゥと別れた主人公は、仲間と共に次々現れる魔物を倒しながら 水晶の間へと向かう。 そんな中、どこからか助けを呼ぶ声を耳にする主人公。 声のした方向へ行ってみると一人の男が倒れていた。 主人公に介抱された男はお礼を言い、自分も水晶の間へ連れて行って欲しいと頼む。 男と共に水晶の間を目指す主人公の前に立ち塞る魔物。 まだ冒険者として未熟な主人公には強敵だったが なんとか勝ち、ついに水晶の前に立つことができた。 すると水晶はたちまち輝き出し、水晶の中に竜の影が浮かび上がる。 「お前にかけられた呪いが、恐ろしき竜の呪いじゃったとは…!」 いつのまにか、男はラドゥの姿へ変わっていた。 ラドゥは姿を変え、主人公を試していたのだ。 男を助けた主人公の優しさを褒め、これからも自分を磨きながら 竜を探し出すようにとラドゥは助言する。 303 :かえるの絵本 赤竜編 :2006/01/11(水) 23 28 47 ID 86bijw10 2章 カナ山の洞くつ 自分を鍛え続ける日々を送る主人公の所に、ある人物を探している女剣士レティルから ここから西にあるカナ山に竜が現れたと教えられる。 さっそくレティルと一緒にカナ山へと向かい、 カナ山の洞窟の奥にいるだろう竜を目指し奥へと進む主人公たち。 しかし、洞窟の奥に到着したときには既に竜は去っていた。 いつくもの折れた武器や骨などが散乱し、ロキの岩と呼ばれるとても硬く大きい岩に 竜らしき爪あとがくっきり残っていた光景は竜の恐ろしさを物語っていた。 するとそこに一人の黒髪の男が現れ、主人公たちが竜を探してると知るとロキの岩に剣を振り下ろし 剣は真っ二つに折れたのに、岩の方には少しも傷がつかないことを見せ付ける。 そのことで男は竜の恐ろしさを証明しようとしたのだが、 同じように主人公がロキの岩に剣を振り下ろすと、不思議なことにわずかながらも岩に傷がつく。 「君は一体何者なんだ?」 男は主人公の不思議な力を驚きつつも、竜には関わるなと忠告するとどこかへ去ってしまう。 コロナの街に戻った主人公に、レティルは自分の故郷バレンシアで起こった 竜に関する出来事を話す。 それは恐ろしい爪を持った赤い竜がバレンシアを襲撃し 二人の勇者が竜退治に行ったまま戻らなかったということ。 そしてそのうちの一人はレオンという名前の黒髪の男で、レティルが探し続けている相手であり 先程会った黒髪の男とよく似ているということ。 ロキの山に現れた竜はバレンシアを襲った赤い竜と同じなのか、 レティルの探しているレオンと黒髪の男とは同一人物なのか… まだまだ分からないことが多い現状ながらも、 主人公は竜との戦いを予感せずにはいられなかった。 304 :かえるの絵本 赤竜編 :2006/01/11(水) 23 30 28 ID 86bijw10 3章 バレンシアに勇者ありき 主人公はレティルの薦めもあり、図書館で竜退治に関する資料を調べることに。 そこで司書のシャルルから、かつての英雄たちは竜退治の際に 聖なる力を持つロンダキオンというお守りを持っていたという情報と そのロンダキオンについては バレンシアの街で何か手がかりが得られるかもしれないということを聞き出す。 自分の故郷ということで道案内を買って出たレティルと共に パレンシアの街へと急ぐ主人公。 バレンシアの街の広場でジムという老人に出会い、 彼がかつて竜の寝床を突き止めた人物だと知った主人公たちは 老人の案内で竜の寝床へ向かう。 山道を登り、魔物を倒しながら、ようやく竜の寝床があるという山頂へたどり着くが そこにはこれまで出会ったことのない強大な敵が、山頂へ続く道を塞いでいた。 魔物との戦いに何とか勝利し、竜の寝床へやってきた主人公だが そこで待っていたのはあの男だった。 男はさっき主人公が倒したと思い込んでいた魔物が再び現れると一撃で仕留め その場を去ろうとするが、突如輝きだした地面に驚く。 「さっきまでは、そんな光などなかったのに…。まさか、君が選ばれし者だというのか?」 主人公が光の中にそっと手を入れ持ち上げると、天から光が降り注ぎ、いっそう強く輝きを放つ。 主人公の手の中にあったのはロンダキオンだったのだ。 「ロンダキオンは私ではなく、君を選んだ。ロンダキオンを頼む。」 そう言い残して立ち去った男の後を追いかけると、ジムと言い合う男の姿があった。 二人の言い合いの内容から、男はレオンなのだと判明する。 コロナの街に戻った主人公は、シャルルにロンダキオンを預け 詳しく調べてもらうことに。 その夜、主人公はある夢を見る。 バレンシアを出て行く昔のレオンともうひとりの人物。 竜の寝床で、ロンダキオンを掲げ、赤い竜に立ち向かう二人…。 それは失われた記憶のかけらだった。 305 :かえるの絵本 赤竜編 :2006/01/11(水) 23 31 12 ID 86bijw10 4章 ロンダキオンの名のもとに ロンダキオンについて調べていたシャルルが主人公のもとを訪ねてきた。 ロンダキオンの中心にある月長石はドワーフのみが知る石。 ドワーフの長老なら、ロンダキオンのことを何か知っているかもしれない。 だから、ドワーフの洞窟に行って見たらどうだろう シャルルから、そのようなことを教えられた主人公たちは さっそくロンダキオンを持って、ドワーフの住む洞窟へ出かける。 ドワーフの村へ着くと、またもやレオンがいた。 ドワーフの長老から、なぜそこまで竜を倒すことに拘るのか問われたレオンは 親友でもあった勇者が自分のために犠牲になったことを打ち明ける。 そのとき、ひとりのドワーフが長老のもとへ駆け込んできた。 「月長石の洞窟に魔物が攻めてきて、仲間が逃げ遅れた! 助けてくれ!」 その言葉を聞いた主人公たちは、急いで月長石の洞窟へと向かう。 魔物を倒しながら、逃げ遅れたドワーフを助ける一行。 そして洞窟の奥にいた魔物たちのボスも倒す。すると 月長石がいっせいに光りだし、自ら主人公の手の中へ収まるという 不思議なことが起こった。 ドワーフの長老は、命の恩人である主人公たちにお礼を言い 洞窟での不思議な出来事を聞かされるとロンダキオンの秘密を話し始める。 「月長石に選ばれた者だけがロンダキオンを持つことが許される。 あなたが持ち帰った月長石の結晶を ロンダキオンの中心に埋めかえれば、その力は蘇える」 コロナの街に帰ってきた主人公は顔見知りの鍛冶屋のロッドにすべてを話し、 竜との決戦の日までに、月長石の結晶をロンダキオンに入れ直してもらうことを約束する。 その夜、主人公は前に見た夢の続きを見る。 レオンと共に、ロンダキオンを持って赤い竜を倒しに出かけたもう一人の勇者は自分だったこと。 竜との戦いで傷ついたレオンをかばい、竜から呪いをかけられて かえるになってしまったこと。 こうして主人公はすべての記憶を取り戻した。 306 :かえるの絵本 赤竜編 :2006/01/11(水) 23 32 10 ID 86bijw10 最終章 最後のたたかい 主人公が呪いを解かなければならない最後の日が明日に迫ったとき カナ山に竜が降り立ったという噂が囁かれる。 遂に最終決戦の日がやってきたのだ。 そこへ、ロッドがロンダキオンを完成させたという吉報をレティルが持ってくる。 ところが、主人公がロンダキオンを取りにロッドのいる鍛冶屋へ向かうと ロンダキオンは盗まれ、かわりに手紙が置かれていた。 「竜と戦い、友の仇を討つためにどうしてもロンダキオンが必要なのだ。 私のわがままを許してくれ。 レオン」 レオンからの手紙を読んだ主人公は慌てて山頂を目指す。 ようやくたどり着いた山頂で主人公が見たものは 赤い竜と、その竜と一人だけで戦うレオンの姿。 ボロボロになったレオンに赤い竜が止めを刺そうとしたとき、主人公はレオンをかばう。 「なぜ私をかばう?」 主人公は取り戻した記憶を話し、今度こそ赤い竜を倒すと誓い ロンダキオンを手にして竜に立ち向かっていく。 ロンダキオンの守護を受けながら、長く激しい戦いを続ける主人公。 そしてようやく、主人公の勝利で戦いに幕が閉じる。 竜を倒した主人公を待っていたのは、仲間たちの祝福、 呪いが解けた自分の体だった。 そしてレオンは、レティルと二人で故郷であるバレンシアに帰ることに。 その後、主人公はコロナの街を出て信頼のおけるパートナーと一緒に冒険を重ね そんな二人の活躍は物語として語り継がれ、人々に夢や希望を与えた。 赤竜編END 334 :かえるの絵本 神竜編 :2006/01/13(金) 01 45 44 ID QaMn66Cx 2章 カナ山の洞くつ 竜に会うために努力を続ける主人公のもとへ、竜について研究しているレラが訪ねて来る。 彼女によるとカナ山に竜が現れたというのだ。 さっそく主人公はレラと共にカナ山の洞窟へ向かうことに。 洞窟の奥へ着くと、まだ幼さが残る白い動物が3人組に襲われていた。 3人組を追い払い白い動物を助けた主人公たち。 白い動物は妙に主人公になつき、岩陰に隠していた何かのカケラを主人公に渡すと 不思議な城へと案内する。 城にはなぜか人の姿は全くなく、かえるだけしか見当たらなかった。 不可解に思いながらも奥へと進んでいく主人公たち。 すると、祭壇らしき広間に当たる。 白い動物から受け取ったカケラを祭壇の中央にはめてみた途端、広間は光に包まれ 祭壇に映像が映し出されてたのだった。 その映像は、城に迷い込んだ少年がお城に住むお姫様と思われる少女と 城内を歩き回るというものだった。 謎の映像が終わるとレラは自分の考えを述べる。 「ここは神竜を祭っていたフロスティという城だと思うわ。 光るカケラは神竜の鏡で、その白い生き物は神竜の子供に違いない。」 自分の呪いには神竜が関係してると感じた主人公は 残りの鏡のカケラを集めることを決意する。そして 広間で見つけた古代文字の解読をレラに頼むと、チビドラと名づけられた神竜の子供を預かりながら 鍛練を続けるのだった。 335 :かえるの絵本 神竜編 :2006/01/13(金) 01 47 36 ID QaMn66Cx 3章 神竜の国フロスティ 古代文字の解読が終わったレラが主人公を訪ねて来る。その内容は 割れた神竜の鏡のカケラは流れ星として地上に落ちてくるというもの。 ある洞窟に流れ星が落ちたという情報を得た主人公は すぐさまチビドラを連れてそこへ向かう。 洞窟に入り、二つ目のカケラを見つけることに成功する主人公。 しかし喜びもつかの間、カナ山でチビドラを襲っていた3人組 全身鎧に包まれた剣士リザリア、ダークエルフの男女ゾーラとジェスが現れ 主人公から鏡のカケラを奪い取ろうとする。 結局、彼らは主人公に負けて立ち去り 主人公はカケラを祭壇の中央にはめるため、再びかえるだらけの城を訪れる。 カケラをはめると案の定映像が映し出された。 今度の内容は前の映像の続きらしく、大臣の策略を偶然知ってしまった少年と姫が 城にある神竜の鏡を守るために奮闘するというものだった。 今回の映像で映像の舞台となっている城は フロスティ城であり、過去の出来事だということが分かる。 残りのカケラを探せば、もっと詳しいことが判明するに違いない。 主人公は残りのカケラも頑張って探そうと心に誓った。 336 :かえるの絵本 神竜編 :2006/01/13(金) 01 48 18 ID QaMn66Cx 4章 神竜の鏡をねらう者 盗賊ギルドのアッシュから、ケボラ砂漠に流れ星が落ちたという情報を教えられた主人公は カケラを手に入れるためにそこへ向かう。 ケボラの村へ行くと、村人を乱暴に押しのけて ほこらの祭壇に入っていくリザリアたちの姿が。 慌てて彼らの後を追いかけると、リザリアが祭壇に置かれたカケラを取ろうとしている所だった。 主人公の存在に気づいたゾーラは、神竜の鏡の力で 世界を我が物にしようと企むリザリアの野望を話し出す。 リザリアは魔物を呼び出し、主人公を始末しようとするが 主人公はそれを退け、カケラをリザリアの手から守ることに成功する。 そして村人に事情を話して3つ目の鏡のカケラを手に入れた。 フロスティの祭壇を訪れた主人公は、カケラを祭壇にはめる。 今度もまた前回の続きから始まっており、 大人たちに大臣の策略を信じてもらえなかった少年と姫が、自分たちで鏡を守ろうと 鏡の間へ忍び込み、こっそり鏡を隠そうとする映像だった。 いよいよ残るカケラはひとつ。 次こそ主人公の呪いの原因となる出来事が映し出されるに違いない。 主人公は一刻も早く、最後のカケラを手に入れたいと思うのだった。 337 :かえるの絵本 神竜編 :2006/01/13(金) 01 49 39 ID QaMn66Cx 最終章 神竜の復活 なかなか流れ星の情報が得られず、不安を募らせる主人公の所にレラがやってきた。 聖なる森という場所に流れ星が落ちたのだという。 そのことを知ったラドゥは、主人公を心配し、聖なる森まで送ってくれる。 森の湖でカケラを見つけた主人公だが、またもやリザリアたち3人が現れる。 そしてリザリア自身が戦いを挑んでくるが ゾーラたちに止められ、その場を部下の二人に任せて立ち去る。 ゾーラとジェスを倒した主人公は、フロスティに向かい いつものようにカケラを祭壇にはめ込む。 そしていよいよ最後の映像が映し出された。 映像で、少年は主人公であったことや リザリアによって騙された大臣が鏡を割ってしまったことで この国が神竜の呪いにかかり、フロスティにいた全ての人々が 皆かえるの姿になってしまったことが判明する。 最後の映像が終わり、いよいよ神竜が復活する時がやってきた。 ところが森から去ったリザリアが主人公の前に姿を見せる。 リザリアは主人公が鏡を完成する瞬間を隠れて待っていたのだった。 襲い掛かってきたリザリアに打ち勝つ主人公。すると神竜がついに姿を現した。 神竜はリザリアに情けをかけるが、リザリアはそれを拒んで自ら命を絶つ。 その後、神竜はフロスティの呪いを解き 元凶となった大臣も心を入れ、王と和解。 主人公はどこかの国の王子であるということも分かる。 フロスティの国王は主人公の人格の高さを賞賛。新たな鏡と次代の神竜であるチビドラを授ける。 また、美しく成長した姫とも再会を果たし彼女と結ばると 新しい国を築いて、いつまでもその名を歴史に残した。 神竜編END ※女主人公だと、少年(過去の主人公)部分は少女、フロスティの姫については王子になります。 338 :かえるの絵本 青竜編 :2006/01/13(金) 01 50 11 ID QaMn66Cx 2章 カナ山の洞くつ 竜に会うため、日々努力を重ねる主人公。 ある日、竜についての情報を持っているという男から依頼を受ける。 その依頼内容は、カナ山にいるフェニックスのヒナを捕まえてくるというものだった。 カナ山でフェニックスの巣を見つけた主人公は 一羽だけ残っていたヒナを連れて行こうとするが、そこにヒナの親が降り立ち 主人公にヒナを連れて行かないでと懇願する。 その言葉を聞き、ヒナを連れてくのをやめる主人公。 親フェニックスは主人公にお礼を言うと、カナ山から去っていく。 当然、依頼を果たさなかった主人公に依頼人は怒り心頭。 しかし捨て台詞の際にアトランティーナという単語を残していく。 男が帰った後、商人のロベルトから 酒場を経営するマノンがアトランティーナのことを知っていると聞かされる主人公。 マノンにそのことを尋ねると、アトランティーナに住んでいたことがある知り合いがいて その知り合いに竜について聞いておくと約束してくれる。 自分の部屋に戻った主人公は、アトランティーナの竜の情報が分かるまで 自分を鍛えることを続けることにした。 339 :かえるの絵本 青竜編 :2006/01/13(金) 01 50 41 ID QaMn66Cx 3章 カガレスの村へ 約束をしてからしばらく経った後、 マノンは知り合いから聞いた竜の話を教えてくれた。 「アトランティーナの湖の底の青の神殿に、水竜が住んでるらしいぞ。 詳しいことはカガレスの村に住んでるそいつに聞いてみな」 マノンから話を聞いた主人公はカガレスの村を目指す。 ところが橋を渡っている最中、地震が起き橋から落ちそうになる。 そこへ通りすがりの女性冒険者が助けてくれ、何とか命拾いする。 女性と別れ、先を急ぐと主人公の目の前には二つの橋があった。 カガレスの村へと続く橋は左のようだったが、右の橋の先で さっき主人公を助けてくれた女性が倒れているのを目にする。 慌てて助けようとした主人公に向かって さっきの地震で脆くなった橋が崩れてしまうから 早く左の橋を渡れと言う女性。 だが主人公は、女性を助けるために右の橋を渡った。 女性を助けた途端、ガラガラと崩れていく橋。 女性は自分の名前はリンだと自己紹介し、自分の住む町が酷い水不足にみまわれた為 近くの山の洞窟にある水源の地図を取りに来ていたところだと語る。 怪我をしたリンの代わりに、地図を手に入れてきた主人公。 主人公がアトランティーナについて調べていると知ったリンは 自分がアトランティーナの住人だったことや、なぜアトランティーナから出たか説明する。 「アトランティーナは水竜に見守られた、とても平和な村だった。 けれど、突然湖の水が濁り、水竜は湖の神殿に取り残されてしまった。 私たち村人は、村から去るしかなかった……」 コロナの街に戻ってきた主人公は 神殿に取り残された水竜に会うため、湖の水を綺麗にする方法を探す決意をする。 340 :かえるの絵本 青竜編 :2006/01/13(金) 01 51 14 ID QaMn66Cx 4章 シェスナ地方に水源を求めて アトランティーナの湖に流れる川は シェスナ地方に水源があるらしいと知った主人公。 草原を抜け、シェスナの町を訪れると、そこでリンと再会した。 「町を治めるリュウベンという男が、川の水をせき止め、村人はみんな苦しめられている。 この前の水源の地図も奪われてしまった。 これからリュウベンの所へ行って話をしにいく」 そう主人公に告げた後去っていったリンを追いかけ 主人公もリュウベンの館へ向かうことにした。 魔物がうろついているリュウベンの館を不思議に思いながら 主人公が奥へと進んでいくと、水門への道を塞いでいたのは魔物になったリュウベンだった。 「この水門はアトランティーナの水源なのだ。開けるわけにはいかない!」 リュウベンは、慕っていた女性が水竜と結ばれた後に死んでしまったことから 水竜を逆恨みし、アトランティーナの水をせき止めて、湖に毒を流しこんだのだった。 襲ってきたリュウベンのしもべたちを倒し、隠されていた水門の鍵を手に入れた主人公。 そして湖の水源にたどり着く。だが、主人公を待っていたのは アトランティーナとシェスナ、それぞれに続く二つの水門だった。 二つの水門にひとつだけの鍵…主人公は悩んだ末、シェスナに続く水門を開けた。 水門から水が流れ出したときリンが現れ、 アトランティーナではなくシェスナを選んだ主人公に心からのお礼を言うと 水竜の伝説を語りだす。それは、ひとりの村娘が水竜を愛して奇跡を起こし 村娘は神殿に呼ばれ、水竜の妻になったというものだった。 湖を元には戻せなかったものの、主人公は ラドゥの魔法がとけてしまうまでの残りの時間を大切にしようと心に決める。 341 :かえるの絵本 青竜編 :2006/01/13(金) 01 52 23 ID QaMn66Cx 最終章 アトランティーナ 人間でいられるまでの期限が残りわずかとなった頃、リンからの手紙が届く。 その手紙には、すぐにアトランティーナに来てほしいとだけ書かれていた。 とりあえずアトランティーナへ行くことにした主人公だったが リュウベンが行く手を阻む。 リュウベンを倒した主人公だが、彼は不敵に笑い 湖は元には戻らないと言い残して息絶えた。 主人公がアトランティーナに着くと 恩人のためにと、リンを始めとしたシェスナの人々が、シェスナから水を引いてくれていた。 けれど、それでも一箇所だけ黒く濁っているところが… その下に神殿があると聞かされた主人公は、ついに神殿へ向かうことにする。 リンの後ろにいた人から、水の中でも息ができるという不思議な帽子をもらい 湖の中へ入ろうとしたときだった。 湖上に人の影が浮かび、どこか懐かしい声で主人公に呼びかけたのだ。 影はすぐに消えてしまったが、リンはその影を見てこう言った。 「あの姿は…かつての水竜の妻に似ている……」 湖に入った主人公を親しい仲間が追いかけてきた。 主人公はその仲間に、先ほど貰った水中でも息ができる帽子を渡す。 主人公はなぜか水中でも息ができたため、自身に帽子は必要なかったのだ。 神殿に向かう二人だったが、入り口では恐ろしい魔物が待ち受けていた。 すると、カナ山で会ったフェニックスが舞い降り ヒナを見逃してくれたお礼にと、助太刀してくれる。 フェニックスと仲間の三人で魔物を倒し、ようやく神殿に入ることの出来た主人公。 そこへ再び、人影が現れた。 「あなたは私と水竜の子。毒で正気を失ったあなたの父を どうか、あなたの手で倒してください。」 父である水竜は、母の言葉通り正気を失い 自分の子である主人公に襲い掛かってきた。 342 :かえるの絵本 青竜編 :2006/01/13(金) 01 53 07 ID QaMn66Cx 激しい戦いが続き、水竜は倒れた。 そして一時的に正気に返ると、主人公に真相を語った。 「湖の毒からお前を守るため、とっさにかえるに変えたのだ…。 毒に侵された私の体はもう元には戻らん。さあ、わが子よ その手で止めを刺し、私を苦しみから救ってくれ!」 葛藤する主人公だが、父を苦しみから解放するために、その願いをきくことにする。 隣にいた仲間は、自分も主人公の苦しみを背負うと励ます。 二人が同時に水竜に向かったとき、水竜の体を大きな光が包み込む。 それは主人公と仲間が互いを思う気持ちが奇跡を起こして 水竜の体が元に戻ったのだった。 夫と子を見守っていた母は、静かに天に召され 主人公は水竜に呪いを解いてもらい、仲間と共に村に戻った。 それからというと、昔の住人がアトランティーナにひとり、またひとりと戻ってきた。 シェスナの人々、そして大切なパートナーと一緒に アトランティーナの村を蘇らせていく主人公。 水竜はそんな人々をずっと見守っていた。 青竜編END 343 :かえるの絵本 キノコ編 :2006/01/13(金) 01 53 40 ID QaMn66Cx ※この話のみ一章の前の出来事であり、プロローグの続きです 最終章 運命の赤いキノコ 主人公がコロナの街に来てから4,5日くらい経った頃 酒場のマスターが、この街のはずれにあるレーシィ山で キノコをとってきて欲しいという仕事を頼みに来た。 快く引き受けた主人公はさっそくレーシィ山へ向かう。 レーシィ山を登っていくと、突然魔物が襲い掛かってくる。 冒険者としては素人同然の主人公である。 勝てるはずがない…と思いきや この4,5日間、毎日鍛えた成果か、意外にも勝ってしまった。 そして魔物が倒れたすぐ先に、珍しい色のキノコが生えているのを見つけると 我慢できなくなり、そのまま食べてしまった。 キノコを食べどんどん体が熱くなっていく主人公の前に ラドゥの幻が現れ、驚きながらこう告げる。 「なんということじゃ、おまえの呪いはもうすっかり解けている! おまえの食べたキノコは、おそらく呪いを封じるキノコだったのじゃ」 呪いの解けた主人公は、それからもコロナの街で暮らし のちに冒険者として人々の英雄になりましたとさ。 キノコ編END 344 :かえるの絵本:2006/01/13(金) 02 00 27 ID QaMn66Cx これで一応メインシナリオすべて終わりです マルチシナリオ・エンドですがベストと思われる行動を書きました 345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/13(金) 02 23 19 ID stFlCOAN かえるの絵本、乙です。 きのこ編ってなんかミもフタもない話ですねw 347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/13(金) 02 55 26 ID QaMn66Cx 345 隠し要素のおまけみたいなものだからではないかと。 基本的には必ず負けるイベント戦なんで>キノコの前にいる魔物
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