約 139,381 件
https://w.atwiki.jp/fukushima-quake/pages/18.html
どこへ行く、義援金の行方 日本赤十字への義援金は、29日現在で594億円。「赤い羽根共同募金」で知られる中央共同募金会に、90億円が寄せられている。 義援金の用途・配分は、被災した地方公共団体が日本赤十字などと配分委員会を結成し決定する。阪神大震災では、発生8日後に委員会が設置され、約2週間後、死者や行方不明者の家族に見舞金10万円など1次配分が行われたが、今回は被災範囲が広く調整が難航している。 第1次義援金配分決定 日本赤十字社や中央共同募金会、そして、被災した15都道県の代表や有識者による義援金配分割合決定委員会により、震災から約1ヶ月を経て2011年4月8日ようやく第1次義援金配分の基準額が決定した。 死者・行方不明者1人当たり35万円 住宅が全壊・全焼した世帯は35万円 半壊・半焼の場合には18万円 福島第1原発事故の影響で避難を強いられた世帯には35万円 また、福島県は、直接県に送られた義援金について、5万円ずつを約6万5000の避難世帯に配分することを決めました。 配分対象世帯 次の(1)または(2)のいずれかに該当する世帯。 平成23年東北地方太平洋沖地震、又はそれに伴う津波により、住家が全壊、又は半壊した世帯。 平成23年3月11日現在で、東京電力福島第1原子力発電所から30kmの圏内に居住していた世帯。 配分対象となるかどうかは、各市町村が認定します。 福島県義援金配分のお知らせ 義援金支払い条件に、東京電力福島第1原子力発電所から30kmの圏内に居住していた世帯が含まれていることに不満を抱く人も多いのではないでしょうか。原発に関する保証は東京電力が責任をもって負うべきという意見は、個人的には筋が通っていると思います。 阪神大震災での義援金配分 住宅が全壊・半壊・全焼・半焼した住宅に住んでいた世帯には、住宅損壊見舞金として10万円が、死亡、行方不明者に対しても、死亡者・行方不明者義援金として10万円が支払われました。 阪神・淡路大震災の義援金の詳細情報 この本のレビューがすごい(2012年大地震→日本人大移動) この本のレビューをみて驚愕しました。 以下はレビューからの引用ですが、レビューは2004年に書き込まれています。 2012年となっていますが、2011年と置き換えると、ちょっとぞっとします。。 -----------レビューの引用--------------- 1恐怖の大王とは単数である・・・私は地震であると考えます。2012年には東京直下型大地震、北海道・東北大地震、世界的な地殻変動とポールシフトがあると思われます。 2「1999年7の月」で始まる10章72番よりも「逃げよ逃げよ、すべてのジュネーブから逃げ出せ」9章44番のほうが重要である。・・・五島勉氏 に言ったということはこの詩は日本から逃げ出すことをノストラダムスが訴え たものであると推測できる。「migrer」を辞典で調べると「移住する」である。私は3回大きな地殻変動があると思われます。
https://w.atwiki.jp/oiko2009/pages/245.html
北川歩実「金のゆりかご」(1998) 金のゆりかご (集英社文庫) 評価 ★★☆☆ ひとこと 帯にあるとおり「新感覚ミステリー」 強いて分類すれば、ホワットダニット(謎は何か)、でしょうか? 読み終わってみると、途中はもうちょっと端折ってもよかったのでは・・・ という感じがしますが、後半はどんでん返しの応酬です。 分類 ミステリー(日本人作家) 長編 ネタバラシ作品(この本より先に読め!作品) ネタバラサレ作品(この本より先に読むな!作品) 気になる表現一覧 メモ 9年前何が起こったのか? 参考 主人公 元天才少年 野上雄貴
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/21342.html
小さな黄金の騎士(ちいさなおうごんのきし) 概要 ヴェスペリアに登場した称号。 登場作品 + 目次 ヴェスペリア 関連リンク関連称号 ヴェスペリア カロルの称号。 取得者 カロル 取得条件 効果 ▲ 関連リンク 関連称号
https://w.atwiki.jp/dragonfang-drafan/pages/119.html
種族 コスト 23 ブレイブ 2 スキル名 悪戯なゴールドタッチ スキル効果(バースト前) 前方射程1の敵1体にHPを1にする攻撃を仕掛ける(オブジェ、ボスには無効)+ドランのHPを回復する スキル効果(バースト後) チャージ 17→12 ソウル名 黄金のスターライト ソウル(バースト前)効果 敵の直接攻撃を受けた時に12%の確率で周囲1マスの敵に反撃する(敵を倒すと獲得ゴールドUP)+睡眠・衰弱・混乱・盲目を40%で無効化 ソウル(バースト後)効果 Dスキル名 黄金の戦舞 Dスキルチャージ 5 Dスキル効果 敵1体にダメージを与える+味方全体のHPを回復する 闇属性を優先 光属性ダメージ Dソウル名 光属性防御6 Dソウル効果 チームの光属性ファングの防御力+14%
https://w.atwiki.jp/jojoson/pages/558.html
答えろよ 質問は もう既に拷問に 変わっているんだぜ 何見てんだい?羨ましいかい?君も殴りたいのか? ――嘘を越えて 巡り逢った 二つの正義 その気高さと 覚悟と 輝ける黄金の意志 お前の夢見る 未来(さき)にどうか俺も 矛盾の中で 溺れかけた この息が 吹き返した 出会いは 遠い日の奇跡だったから 期待と不安が 描き出す父の影 罪もない 手を取った 吐き気催す邪悪な 貴様には 永遠にわかるまい 光浴びて 動き出した 俺の心 正気じゃあないと 誰しも 思うだろう 勝算はただ 闇夜に一筋 振り翳した賭け 理想追うほど 途絶える 世界だからこそ 信じられる 正しい 道を歩いていたかった 受け継ぐ者の 胸の奥で 永遠(とわ)に導け 進むべき道を 指し示す矢の先よ 真実からの 誠の 行動は滅ばない 目覚めることで 勝利する 眠れる奴隷だと信じて 吹き込まれた 『生命』は 俺を幸福にさせたから 原曲【夢であるように/DEEN/NAMCO『テイルズ オブ デスティニー』OP】 元動画URL【http //www.nicovideo.jp/watch/sm2384248】
https://w.atwiki.jp/ankasekai/pages/243.html
どっぽーーーーーん! c'⌒`ヾ` , '⌒ ^っ o゚c .| l|l |l.| l|l ll っ っ, '⌒ ^っ (( o.c ヾ|l || |l.| l|l l/っ っ ((_\W从从从从W从W ./ っ  ̄^⌒^⌒^^ ^^⌒^⌒^^^⌒^^W从从从从W^^⌒^^^⌒^^^⌒__^^⌒^⌒^  ̄ ~~~~~~~~ ~~~ヾ ゚。 o。 ソ~~~~~~~~~ ~~ ~~~~ ~~~~ ~~~~~~~ ~~~~ ~~ ~~~~~ ~~~~~ ~~ ~~~~ _,,、 ノ ヽ / ', / ./ | / ヽ ヽ ,, - " イ .| __ / /} \ あっ…あぁぁぁぁ… ,, - " | | _,,- '' ̄  ̄ `''× // ヽ ,," ト ', ´ / タ \ 私の…私の大事な―― l | ヽ ` _,, -" ノ . l | / ,' l l ', ', / . l ノ/,' ,l l l; l トヽ / . l ,, - ''"./| l ∧ l l lヽ ト l ヽ\ / ` '" | ハ,,_l',,,メ" l lヽ l`、 トヽ,,_l_l l 〉、 / . | | ', l. l ヽlヽl\l _ヽl \l l l /レ ヽ、/ヽ ヽ | }`l == == l l/.l/ ', ヽメl >┤l /// /// /l イ ',ヽ ヽ \ヽr-、_ { / ト、_ l`ァ"´ ̄ヽ ,,イ l/l ヽ、\ \ ヽ',.l l ̄ヽ __メ ∠(__ノ>ー一</(l l メ、 _ノヽ メ ヽ`\-──'  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄({乂__ \ ヽ l 物語へのリンク ◆第一部 ttp //yaruoshelter.com/test/read.cgi/yaruo001/1451907103/1808-2341 ◆まとめ一話 http //yaruok.blog.fc2.com/blog-entry-7141.html#more ストーリー イソップ童話「金の斧、銀の斧」より 斧ではなく、〇〇を泉に落してしまったイナバ。 困っていた所、泉の女神が現れました 『あなたの落したのはこの金の〇〇ですか?それとも銀の〇〇ですか?』 登場人物 鈴仙・優曇華院・イナバ・・・主人公 井戸子・・・泉の女神 概要
https://w.atwiki.jp/miku_flick/pages/66.html
基本情報 攻略情報 その他 基本情報 Music Lyrics by デッドボールP BPM 185 難易度 Total Notes ♪ 特殊歌詞 Max Score Easy ★★ 49 - - 20,950 Normal ★★★★ 104 46 1 58,985 Hard ★★★★★ 168 67 23 114,606 Extreme ★★★★★★★ 206 118 31 146,657 BTL - 435 118 - 323,657 攻略情報 その他 読みは「こがねのせいやそうせつにくちて」。 公式twitterによる楽曲紹介(1・2・3) 本日は「金の聖夜霜雪に朽ちて(デッドボールPさん)」!個人的にミクさんのクリスマスソングと言えば、この曲を真っ先に思い浮かべます。 曲調と歌詞、どちらに注目するかで印象がガラッと変わる楽曲ですね。まさにデッドボールPさん! クリスマスに合わせて、モジュールもサンタミクさんです!超可愛いので必見!ゲームとしても、リズムに乗り易いので気持ち良くフリックできる内容かと思います。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/unno/pages/28.html
書名 黄金の五〇年代アメリカ 書誌情報 出版社(叢書・シリーズ名)講談社(講談社現代新書) 発行年月日1989年4月4日 版型 造本データ ページ数新書判 並製 218ページ 定価534円 装丁杉浦康平+谷村彰彦 カバーイラスト:山口はるみ 目次 第一部 一九五〇年代の世界フィフティーズへの追憶 8ピカピカのアメリカン・カー/世界は日の出を待っている/悲観的〈五〇年代〉論/『苦難の時代』/フィフティーズ・リバイバル 一九五二年、『真昼の決闘』 24五〇年代三つの区分/マッカーシーと赤狩り/『真昼の決闘』の読まれ方 五〇年代のクロニクル 35不安の時代/一九五〇年/一九五一年/一九五二年/一九五三年/一九五四年/一九五五年/一九五六年/一九五七年/一九五八年/一九五九年/一九六〇年 五〇年代の社会学 57社会学の時代/他者志向型の群集/グッド・ライフと〈郊外〉/五〇年代の部屋/社会学とSF文学 女性そしてティーンエージャー 71女らしく、いい奥さんに/セクシー・クイーン/セクシイズムとフェミニズム/サブ・カルチャーをつくりだす十代/ロックンロールの熱狂 メディアとファッド 83テレビの威力/ファッドの諸相/学生のファッド/クイズ番組の八百長/ビートの登場 第二部 五〇年代のデザインとファッション五〇年代のデザイン 94アフルエント・ソサエティ/グッド・デザイン/五〇年代の形の構造/イタリアン・デザイン 五〇年代のファッション 111ニュー・ルック/五〇年代ラインの変遷/ヤング・エクスプロージョン フィフティーズの光と影 126「八十七分署」の五〇年代/アートとデザイン/大衆の夢 第三部 五〇年代グラフィティ再訪アメリカン・グラフィティ 148カリフォルニアの青春/セクシー・モンロー 五〇年代のシンボル・カラー 153ファニー・フェイス/ピンクの大流行 マイク・ハマーの十年 158ミッキー・スピレーン/殺される美女/マイク・ハマーの好きな長い髪/スピレーンと赤狩り もう一人の〝パリの恋人〟 165スージー・パーカー物語 パジャマでパーティへ 171パジャマの女の子/一九五七年パジャマ・ゲーム/ベビー・ドール/スランバー・パーティ 王女と美容師 178『ローマの休日』の印象/パジャマ=新しいアメリカ/ヘップバーン・カット/冷戦を反映する小道具 ポー河の濡れたヴィーナス 184野性的なエロティシズム/保護者としてのアメリカ エルヴィスのたてがみ 191プレスリーのカリカチュール/ダック・テイル 五〇年代の花嫁 198結婚相手の理想型/ごくあたり前の女の子/ティーンエージャー映画ファン 理由なき暴走 205ジェームス・ディーンの失踪/ポルシェ・スパイダー/車とティーンエージャー あとがき あとがきより 主な初出 補記
https://w.atwiki.jp/16seiten/pages/1142.html
「私…ただの偽者かもしれないけど…私の事、嫌いにならないで…」 「嫌いになんかなるかよ。お前は偽者なんかじゃない 俺達とずっと一緒に戦ってきたのは紛れも無くお前自身だ 俺にとって本物のナナエル・リキテンシュタインはお前なんだ だから安心して戻って来い。また俺がお前を守ってやるから」 「ギ、ギデオンさん、私…私…」 ナナエルは泣き出していた。嫌われると思っていた、優しくなんかされないと思っていた 自分は機械―心も体も作り物の偽りなのに ギデオンさんは変わらないんだ。自分が何者であっても受け入れてくれるんだ そう思うと今まで我慢してきた想いが関を切ったように溢れてきたのだ 「私、ずっとギデオンさんの事が―」 その時軽いショックと共にナナエルの背中に茶褐色の花が咲いた 「―!?」 「ナナちゃん!?」 ナナエルの体が崩れ落ち、攻撃された方向を即座に睨みつけた 「誰だ!」 あんな状況だったとは言え何故気づかなかったのか? かすかに洩れる殺気を感じ取れなかった不覚を悔いる暇も無く第二第三の攻撃が来ていた 「くっ」 ギデオンはナナエルを抱え次元相転移で攻撃をかわすが その爪は何故かかわしきれずギデオンのナナエルを庇う腕をかする 「く―」 「逃がさねぇよぉお宝ちゃんよぉ!」 その爪の持ち主、グリフォンと共に現れたのは凶悪な面をしたゴスロリの少女だった 「貴様…アリスシリーズか!」 「お初にお目にかかるぜ。だが名乗らねぇ。これで最後だからな」 「シ、シエラ・・・なんでここに・・・イナバは・・・」 「もういい、喋るなナナちゃん」 ナナエルの背中からはオイルが絶え間なく流れ出て機械部品と生体パーツは無残に引き裂かれている (ナナちゃん・・・) ギデオンはナナエルの体を横たえると初めて見るアリスナンバーズ、シエラに向き直り睨みつけた 「今の俺は女子供でも容赦しないぜ。怒りで煮えたぎってるからな」 「おぉ恐っw」 表四位ギデオンの闘気をまともに受けてもシエラはふざけた様に余裕を見せていた それは己の幻獣への絶対的自信からか或いは獲物が動けなくなった事からの余裕故か いつものようにシエラは饒舌に挑発し始める 「だが教えてやる。俺のグリフォンは違う世界同士を行き交いしどんな獲物も狩り殺す幻獣だ お前の他次元を繋ぐ能力じゃ相性が悪いんだよ」 「御託はいい。もう始めるぞ」 「ふん、いつでもどうぞ」 その瞬間シエラの斜め後ろにギデオンは居た 少しの遠慮もない、普通の人間なら一撃で頭蓋骨が陥没するであろう全力のパンチを何の躊躇もなく打ち込む グワキィィイン 「ちっ!」 寸での所でシエラを守るグリフォンに攻撃を防がれたギデオンはグリフォンの返す爪を避け再び距離を取る 「無駄だ無駄だ。グリフォンの防衛本能はバンダースナッチに次ぐ高さなんだ。そして攻撃力は遙かに上回る」 グリフォンの薙払われた爪の先には薙ぎ倒された木々が数十mも続いていた ただ薙いだだけでこの威力。それを見てもギデオンは少しも動揺せず言い放った 「化け物はいつも倒される運命さ」 「減らず口かよ」 今度はグリフォンが仕掛けてきた その攻撃は見るからに突進しての咬み付きか爪による攻撃と思われたが、そう単純ではなかった 「なにっ!?」 幾重にも張った次元異相の壁を全て無視して突っ込んでくるのだ 「死ねよ!」 ドゴオオォ! 凄まじい爆裂音と共に辺り一面に岩が砕け散る ギデオン得意の他次元より召還しての質量攻撃である しかし 「傷一つ無しかよ。モノホンの化け物め」 大きさ50mはあろうかという巨石をバラバラに砕きさも当然と言った風のグリフォンを前に さすがのギデオンも苦戦を強いられる覚悟をしていた (次郎なら今のでブッた斬って終わりだったのかもしれねーな) 「ま、俺はもっと頭脳プレーで勝つけどね」 「何をゴチャゴチャ言ってやがる!グリフォン!!」 再びグリフォンがギデオンめがけて突進してくる 正攻法じゃあグリフォンは倒せない そう考えたギデオンのとった行動とは 「よっしゃ来い!」 なんとキャッチボールで友人の投げた球を取るかの如く軽率な構えを取ったのだ 「ハッ!挽き肉になりやがれ!」 グリフォンの突進がギデオンに直撃した瞬間 「なにぃ!?」 グリフォンはギデオンを通り抜け後ろにあった十数mの破片の岩を砕いた 「捕まえた!」 そしてほとんど同時にギデオンはシエラを背後から羽交い締めにする 「こんだけ近けりゃグリフォンも手出しできんだろ」 「…」 「このまま首へし折ら」 しかしそこまででギデオンの言葉は途切れた あの巨体と荒々しい動きからは想像も出来ないような精密な動きで グリフォンは紙一重の所でシエラに当たらないようギデオンだけを薙払ったのだ 「っがは!」 20m近く吹き飛ばされたギデオンが両膝に手まで地に付かされ苦しげに血を吐く 「ち、器用にガードしやがって」 シエラが余裕しゃくしゃくの態度でギデオンに近づいてくる 「見え見えなんだよ考えが。次元転移はさっきも使ってたろ」 最早半分勝利を確信したのか饒舌に語るシエラ 「グリフォンは元々宝を守護する幻獣だ。近いなら攻撃できないだって?十六聖天4位もとんだ甘ちゃん野郎だな」 「へへ…」 しかしギデオンはダメージを受けながらも不適な笑みを浮かべてみせる 「何のブラフか知らねーが惨めだぜ。それとも恐怖のあまり気でも違ったか?」 「いや、あんまり上手く行ったもんでな」 ギデオンが痛みも収まったのか立ち上がり今度はシエラを見下ろす 「お前、自分が今どうなってるか気付かないのかい?」 「なに?」 そう言われてシエラは初めて自分の周りに起こっている事態を認識した 何も物が掴めない、遠近感が掴めない 「な、何だこりゃあ!!?」 「お前さんを一次元引きずり下ろしてやった。2次元の世界はどうだい?気持ち悪いだろ」 「てめぇ!」 シエラは戦いが始まって初めて焦ったような表情を見せた かに見えたが 「フ・・・ハハハハハハッ!」 一転、突然の高笑いを始めた 地面に映写機で映し出されたかのような状態のままシエラはまだ己の グリフォンの能力に絶対の自信を持っていたのだ 「冗談だよ間抜けぇ!グリフォンが居るのにこんな攻撃意味あるか。グリフォン!早くあたしを助けろぉ!」 そう言ってグリフォンが地面に没しようとした刹那 ドッ― 「―え?」 壁に映る動画のように動いていたシエラの胸に一本のナイフが突き立てられていた 「ガフッ・・・ゴフッ! て・・・めぇ・・・」 シエラは戦いの最中であるにも拘らず駆け引きよりも己の身の脱出を優先してしまったのだ それは過信と油断と経験の無さが生んだ致命的なミスだった 「勝負はもう着いてたんだよ。俺を怒らせた次点でな」 胸を押さえ血を吐きながら崩れ落ちるシエラは地面の中で絵画のように動かなくなってゆく 「グリフォン・・・あたしを助けろ・・・グリフォン・・・」 「グリフォンに頼りすぎたな。あばよ、お嬢ちゃん」 吐血しながらも未だグリフォンに頼ろうとするシエラにギデオンは最後の別れを告げた 「グリフォン・・・グリフォ・・・ン・・・」 もうグリフォンを使役する力の残っていないシエラをグリフォンは無機質な目でただ眺めていた 予告 ナナエルの過去とデス子の瞳の色の関係とは? デス子の術とキラーの術の関係とは? そしてギデオンはナナエルを救えるのか 次回、黄金の瞳の少女完結編
https://w.atwiki.jp/16seiten/pages/1075.html
一方その頃、ノイシュヴァンシュタイン桜子城では 「失敗した」 おびただしいロボの残骸―アメイジング・グレイスの壊滅跡で気絶していたグレイスに迫る影があった 「あの忌々しいワンダーワールドは作戦を無視、カトウは撃退、そしてグレイスも」 巨大な獅子を車椅子代わりにボロボロの服で現れたのはドロシーであった 「やはりまだ子供だったと言う事か」 ドロシーの背後に巨大な剣を構えた全身鎧の騎士が現れる 「駄目な子にはお仕置きが必要」 ドロシーの目に残酷な光が宿る ドロシーの使役する三体の魔物の一つ、樵がその無慈悲な刃を振り下ろした時 ガキイィィン!! 「何とか間に合ったね!」 なんと重さ百数十キロ長さ3mにもなる巨大な刃の衝撃をクールに受け止めた男がいた 「可憐な少女のピンチに駆けつける。それが真の騎士ってものさ!と言いたいのだろう?我が主よ」 「本気で台詞もってかれた!?」 喋る剣と端正な顔立ちの中にどこか幼さと三枚目な雰囲気が香るスコットランド人 ジョン・ランスロットその人である 「・・・誰?」 無表情だが白けオーラを漂わせながらドロシーが呟くも 「ところで我が主よ」 「なんだいアロンダイト?ボクのセリフ強奪はもうノーセンキューだよ」 「いや、そんな事はどうでも良いとして我が主よ。この娘は敵ではないか?」 「僕にとっては大問題だよ!ってえぇ!?敵!??」 そんな呟きも剣と騎士の会話(漫才)に掻き消される 「いや、敵だろうとヨウジョを守るのが騎士の務め。この笑顔、守りたい そう言いたいのだろう?我が主よ」 「なんかどっかで聞いた事があるセリフありがとう!でも今はそんな余裕無い!!」 大剣を受けたまま横からの獅子の攻撃を短刀で防ぐジョン 「無視は嫌い」 「くぅ!」 短刀は砕かれたが何とか致命打の一撃を逸らす事に成功する 「やっぱりアロンダイト程の強度が無いとこのクラスとはやり合えないか」 「褒めるな我が主よ。恥ずかしい」 「剣なのに赤くなってる!?」 そんな真剣な状況の中でもどこかふざけ合う2人にドロシーはイラついたのか攻撃はますます激しくなって行く 「こ、これは流石にキツイね。でも女の子相手に技を使うのも気が引けるし」 「そんな事を言っている場合ではないだろう?我が主よ」 激しさを増す全身鎧の騎士と獅子の攻撃に流石のジョンも押されつつあった 「仕方ない。これ以上汗をかいてクールさを失うわけにはいかないからね」 そう言うとジョンは一度騎士と距離をとりアロンダイトを天高く掲げ一気に地面に振り下ろした 「グランクラッシャー!(アロンダイト)」 「何その技名!?僕の考えたのと違う!」 剣圧により巨大騎士目掛けて地面が砕けながら隆起してゆく 「!?」 巨大騎士はどうやらその斬撃は化け物的スピードであっても本体の動きまではあまり速くないようである 「これでバランスを崩したら一気に叩くよ!」 ジョンがそういった矢先 「!?」 ジョンの放った衝撃波が巨大な騎士直前で見えない壁にぶつかった様に掻き消される 土煙の晴れた先に居たのは三体目の使い魔、一見放浪者の様にも見える魔術師の案山子であった 「魔術師まで!」 「どうやら本気で手加減できなくなってしまったな。我が主よ」 「なら使い魔だけを倒せばいいだけの話さ。クールにね」 「・・・ふざけた男。嫌い」 ドロシーがそう呟くと三体の使い魔は驚くほど連携の取れた攻撃で休む間も無く攻撃を仕掛けてきた 「ちょ!やばっ!これやばっ!」 「クールじゃなくなっているぞ?我が主よ」 大剣と爪、そして魔法の攻撃を受けて防戦一方になったジョンだったが 「その娘が鍵だ!ジョン・ランスロット!」 突然掛けられた声の先を見るとそこに居たのは 「カイザーさん!」 左肩と上腕に痛々しく槍の刺さったカイザー・ウェルドバングだった 次の瞬間ドロシーの居た場所がカイザーの絶殺視によって焦土と化していた ほぼ全方位から照射されたはずのビームがドロシーの周囲10数mで掻き消えたのだ まるで見えない壁に守られているかのように・・・ 「カイザーさん!これは一体!?」 「OZの力だ」 その会話の隙を狙って獅子がカイザー目掛けて突進してくる 「ちぃっ!」 ジョンは咄嗟に道具用に持っていたナイフを投げたが獅子はそれを簡単に後ろ足で払い落としてしまう しかし隙はその一瞬で良かった 獅子がナイフを払いのけるようと注意がそれた瞬間、カイザーは獅子にビームを集束する―が ブンッ 「な、消えた!?」 ビームはかわせるタイミングではなかった しかし獅子は忽然とその姿を消し絶殺視のビームは悉く空を切ったのだ 「後ろだランスロット!」 「はっ!?」 ガキィイン!! カイザーの言葉に咄嗟にアロンダイトを後ろに回し獅子の一撃を防御する 「超高速移動だ!絶殺視で追うのがやっとな程の!」 「主よ、清らなる水の心だ。ネス湖の畔で修行した明鏡止水の心ならば」 「あぁ、分かってるよアロンダイト!」 再び掻き消え死角から襲ってくる獅子の攻撃をジョンは目を閉じたままかわした 獅子の爪、巨大騎士の大剣、案山子の魔術 それらを全てジョンはかわし、受け、アロンダイトで薙ぎ払った 「見えない攻撃をかわせるとは不思議」 なかなか片付かないジョンにドロシーも思わず感想を漏らす そうした激しい攻防の中ジョンは依然として意識を失ったままの幼い少女の様子を伺う (外傷は無い、でもどうやって助け出そうか・・・) 「何故わざわざ敵を助ける?」 そんなジョンの行動を見てドロシーが話しかけてきた 「仲間への制裁は我々の問題。お前達の関わる事ではない」 使い魔と激しい攻防を繰り広げながらもジョンはその問いに一片の曇りも無い答えで返す 「僕が騎士だからだ!」 「騎士?」 ドロシーは一瞬自分の使い魔である巨大な全身鎧の騎士を見る 「騎士は主の命に忠実に従う戦士。理解できない」 「それは違う。騎士とは弱きを助け強きを挫く者 愛する者のために戦い、勇気と優しさを失わない者の事だ」 こんな、世界が滅茶苦茶になり力と悪が支配する世の中で未だにこんな事を堂々と言えるなんて ドロシーの脳裏に一瞬あの騎士の姿が思い浮かぶ 己の強さだけを信じ戦い続ける火のような心を持ったあの騎士が 「・・・解らない」 ドロシーがそう呟くと三体の使い魔の攻撃がピタリと止む 「?なんだ?」 三体の使い魔は様子の変わったドロシーの元に戻り獅子はドロシーを乗せ低く唸り始める 「解らない。解らない。解らない。解らない」 俯きながらブツブツと何事か呟き続けるドロシーの前で案山子の一本足は地に根を張り その根は周囲に広がりながら樹木を成し森を形成してゆく 「な、なんだこれは・・・」 「主よ、どうやらこれが相手の本気らしいぞ」 「城が・・・森に呑み込まれてゆく」 森はあっという間に広がり城全体を埋め尽くす程に成長してゆく 「案山子よ・・・偉大なる歴史の陰に埋もれし魔術師よ・・・あの騎士の心を私に見せ給え・・・」 黄金の瞳の少女 ⑦ 終り 次回 「私って人間じゃなかったんでしょうか?機械だったんでしょうか? 私は誰かの偽物だったんでしょうか?私は―」 今にも崩れそうなナナエルをギデオンは強く抱きしめた