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人生とは選択肢の連続だ。 望む望まぬを問わず、生きていく中で選択を迫られる事がある。 美遊・エーデルフェルトもまた、選択した。 殺し合いに乗り、人形に変えられてしまったイリヤを救う、その選択を。 だが、それはイリヤスフィール・フォン・アインツベルンが人形のまま、という前提であり。 もし、その前提を覆すであろう真実を知った時、彼女は次に何を選択するのか。 人生とは選択肢の連続だ。 誰も望まなくとも、選択の時は訪れる。 ☆ ☆ ☆ 我武者羅に飛んで逃げた記憶しかない。 憧れと羨望の視線が、恐怖と嫌悪に変わっていく瞬間を忘れられない。 あの少年の言葉が耳にこびり付いたまま。 人を殺すというのは、こんな感覚なのだろう。 他人の夢を壊して、御題目(ともだち)のために関係のない命を奪って。 私は、その重さを始めて理解した。 分かっていたはずなのに、今でも手が震えて止まらない。 脳裏に覚えているイリヤの顔が赤く染まっているように錯覚する。 鏡が無くとも分かる。今の私は、恐ろしく酷くて、悲しそうな顔をしている。 消えない。汚れた手にへばり付いている血が消える気がしない。 これからも、私の心の染みとして残り続けるのかも。 誰かを殺すということが何なのか、その重みを、改めて私は理解した。 解りたくなんてなかった。こんなことなら、私は。 ―――― ホテルの個室の一室に、私はいる。 移動で消費した魔力の回復。そして最後の支給品の使用が現状の目的。 ルビーは心配しているけれど、大した疲労でもないから大丈夫。 ……大丈夫だと、思う。鏡を見たら恐ろしく汗が流れたけど。 「……魔術関係なく広範囲の情報をリアルタイム確認できるなんて、未来の道具とやらは便利ですね~!」 タイムテレビ。未来のひみつ道具。というものらしい。 それは様々な場所の過去や未来の情報を映像として見れるもの。 ただ、この殺し合いでは未来の情報の閲覧は禁止されて、有効範囲も狭べられている。 出来ることは、所有者がいるエリア含めた周囲9エリアの内一つの、現在の状況の確認ぐらい。 それでも一度使用したら5時間のインターバルが必要で、便利とまではいかない。 『これがあればイリヤさんの初変身のシーンを何度でも~』とかルビーが言い出したけど、私だって実は見たいとちょっとは思ったけど今はそんな事してる余裕なんて無い。 スイッチを押して、電源を付ける。 映し出されたのはE-8。D-8にある港らしき光景が遠目で見える海岸沿いのエリア。 映っていたのは男女のペアが二つずつ。 天使のような幼い少女、怪我をしているであろう眼鏡の少年。 そして眼帯を付けてナイフを構えた少年、そしてその隣りにいるのは―― 「え、ええ!? クロエさんも巻き込まれていたんですか?」 「……クロ。あなたも……。」 クロエ・フォン・アインツベルン。 元来ならイリヤの小聖杯としての機能と人格であり、数多の奇跡から積み重なって生まれ落ちた、あの娘の『お姉さん』。 まさか、彼女も巻き込まれていただなんて。 状況を見るに、クロの方は眼帯の少年の方と手を組んでいるらしい。 眼鏡の少年に対する少女の対応を見るに、彼女は眼鏡の少年の方を組んでいるようだ。 クロの目的がわからないけど、多分私と同じでイリヤの事を救うため? でも、まだクロがイリヤが人形になった事を知らない可能性だってある。 眼帯の少年の方は見るからに分かりやすい殺意を二人に向けていた。 分けるなら、少女と眼鏡の少年は『対主催』。 眼帯の少年とクロは……おそらく『マーダー』。 あの様子なら、クロは大丈夫そうだと、そう思って画面を切ろうとして。 眼帯の少年が次に発言した言葉に、思わず目を疑った。 ――『イリヤから、話は聞いてるだろ?』 『お前に付けられたその傷は、俺が死ぬまで治らない。』 「美遊さん、これって……!?」 「……う、そ」 『イリヤから、話は聞いてるだろ?』と言う、言葉一つ。 確証なんて無い、だけどはっきりと。 この少年はイリヤと戦った事がある、という事。 そして、少女と眼鏡の少年が、今のイリヤの仲間である、という憶測が浮かび上がる。 その上で、この殺し合いに、イリヤまで巻き込まれてしまった、という。 「……そんな、ことって。」 身体が、震える。喜びと同時に、動揺も。 イリヤが無事だった可能性があるのは嬉しいけれど、私やクロと同じように巻き込まれていたなんて。 もしかして、人形のまま呼び出されて、あの眼鏡の少年が所持している? それなら支給品として何かの手違いで支給されている可能性も無くはない。だとしたらなんでクロが眼帯の方と組んでいる? 余りにも情報が足りない、イリヤがいるという不確定な可能性のせいでどうすればいいのか。 「どうするんですか美遊さん。これどう見てもクロエさん殺し合いに乗ってる感じの雰囲気してますよ。」 「あの眼帯の少年が良い方からして、あの二人は現状のイリヤの同行者の可能性が高い。……だけど、ルビーの言う通り多分クロは殺し合いに乗ってる。」 そう、そこが問題だ。イリヤの人柄を考えれば眼鏡の少年と天使の少女の仲間という説は濃厚。 イリヤが殺し合いに乗るわけがないから、間違いなくあの眼帯の少年はイリヤとは敵対関係となる。 クロが殺し合いに乗っている理由がわからないけれど、恐らく私と同じでイリヤに関わることであるなら俄然納得は行く。 「――――確かめないと。」 こうしちゃいられない。確証のない憶測が今流れた事実のせいで雁字搦めになっている。 イリヤがあの場にいないの理由を確かめる術がない以上は、直接聞き出すしか無い。 聞き出せればそれでいい。それさえ聞ければ最悪、眼鏡の少年と天使の少女の安否はどうでもいい。 クロにも事情を聞かないと、もしかしたらイリヤを助けるという共通事項で協力できるかも知れないから。 ……でも、でももし。本当に、イリヤが本当にいて、会う事になってしまったら。 「行くんですね。」 「……うん。」 だとしても、最初から分かっている。 もう既に戻れない、戻ることは出来ない。 私は、選択したのだから。私は多数よりも、たった一人の友だちを選んだ。 友達の命は、どんな世界よりも、私にとっては重いものだから。 二度と手放したくない、始めての友達を。 私なんかと違って、純粋で、ありきたりなハッピーエンドを望むあの娘を。 私はもう、あの娘の日常には二度と戻れない。 もしも、本当にイリヤがいるというのなら。 人形じゃなく、無事に生身のイリヤがいたというのなら、私は――― 「じゃあ、行こう。」 決めれば一直線、窓から飛び降りて足場を作り跳ぶ。 向かうは戦場、エリアE-8。 確かめないといけない、あの眼鏡の少年と天使の少女がイリヤと何の関係があるのか。 確かめないといけない、クロが殺し合いに乗った理由を。 確かめないといけない、クロがあの眼帯の少年と組んだ理由を。 私は選択する。たった一つの為に。 それが、例えあの娘の友達であろうと、家族であろうとも。 《狂い哭け、聖杯の稚児よ》 《死で物語を彩って》 《この■に未知を見せてくれ》 【一日目/黎明/G-7】 【美遊・エーデルフェルト@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ】 [状態]:健康、深い悲しみ、覚悟。人を殺めた動揺、イリヤが人形から元に戻った状態でいるかも知れないという可能性に対する動揺 [装備]:カレイドステッキ・ルビー@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ [道具]:基本支給品一式、タイムテレビ@ドラえもん、クラスカード(不明)Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ [思考・状況] 基本方針:イリヤを元に戻すため、殺し合いに優勝する。 0:……今更、引き返せない。 1:ルビーと力を合わせて殺し合いに勝ち残る。 2:確かめたい事の為に、E-8に向かう。 3:眼鏡の少年と天使の少女からイリヤの事を確認する。その後の生死はどっちでも良い。 4:クロとも確認したいことがある、もしかしたら協力してくれる? 5:眼帯の少年は何者? クロは彼と手を組んでいる? 6:…………イリヤ、私は、もう。 [備考] ※ドライ!!にて人形にされたイリヤを目撃した直後からの参戦です。 ※カレイドステッキ・ルビーはイリヤが人形にされたことを知りません。 【タイムテレビ@ドラえもん】 美遊・エーデルフェルトに支給。過去や未来の、どんな場所でも見ることが出来るテレビ。 ただしこの殺し合いにおいては未来の情報の視聴は不可、確認できる情報は使用者がいるエリアとその周囲8マスのエリアから一エリアのみ。 後は一度使用した場合次に使用するまでに5時間のインターバルを必要とする 036 かけ違えた世界で 投下順に読む 038 バケモンにはバケモンをぶつけるのよ 時系列順に読む 001 壊れた幻想 美遊・エーデルフェルト 039 注意一秒死は一瞬
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選択 ◆.pKwLKR4oQ ゆとりの弊害とは斯くも悲しいものなのだろうか。 「だから馬飛びって何なんだよwww」 『マス目を飛び越して移動するって何回言わせるんですか!』 「だ・か・らwwwその間の駒はどうなるんだwww根こそぎ薙ぎ倒し?www」 「違いますって!! いいですか――……」 ここはI-3にある首相官邸の屋上。 ランタンのほのかな光の下でレッドベジーモンは桂馬から桂馬自身の力、延いては将棋の駒についてレクチャーを受けていた。 桂馬はゆとりの弊害が云々と言いつつも、約数時間に及ぶレクチャーを根気よく続けていた。 殺し合いの場で将棋のルールを理解するなど前代未聞だ。 『はい、これで終了です。理解しましたね?』 「ま、なんとなくね。それで……北ってどっちだっけ?」 『このゆとり教育の犠牲者が!! さっき確かめたでしょ。 ここが首相官邸で、海岸があっち、つまりはあちらが南で北は反対のそっち』 「へぇ、なるほどwwwよし、それじゃあ『桂馬』ガオ!www」 ようやく桂馬の動きを理解したレッドベジーモンは北の方角を向いて桂馬の名を高らかに宣言した。 さあ、いま、レッドベジーモンの冒険がはじまる。 ◆ 暗い森の中をひたすら進む集団があった。 雪広あやか、スペードの2、リゼルグ・ダイゼル、道蓮による4人組だ。 その様子はと言うと―― 「ん~、二人とも可愛いですわ!!」 「ぶえぇん、もう止めてよぉ」 「あの、もうそろそろ離れてください」 「はぁ、付き合っていられん」 なんともまとまりのないものだった。 そもそも出会いからしてまともではなかった。 過剰に小さな男の子を可愛がろうとするあやか、怯えまくるスペードの2、困惑するリゼルク、呆れ果てる道蓮。 ひょんな事から出会った4人はとりあえず人が集まるであろう都市部を目指してハッテン場を後にしたのが数時間前。 道中こんなやり取りばかりしているので、その歩みは遅々として進まない。 この中で一人蚊帳の外にいる感じの道蓮は実のところ一度は放っておいて先に行こうかとも思っていた。 だが見知ったリゼルクをこのままにしておくのも気が進まないので、結局一緒に行動する羽目になっている。 「ちょっと蓮君、考え込んでないでこの状況を――」 「――好きにさせておけ」 もう既に道蓮は現状をどうにかする事を諦め、半分投げ槍だった。 さらにエスカレートするあやかのスキンシップ(本人曰く、優しくしているだけ)。 それに伴ってますます怯えて震えているスペードの2。 必死の抵抗も虚しく揉みくちゃにされるリゼルク。 「はぁ、疲れる……」 隣にいる騒がしい3人を見て、道蓮の心労は募る一方だった。 それはさておき、都市部に向かうためには島の中央部の森や山の中を通るよりは西回りE-1の橋を渡って行く方が労力は少なくて済む。 4人はそのルートを『選択』してハッテン場から常に方角は北西を取り、今は大体H-3辺りを歩いている。 途中近辺にあった首相官邸や猫屋敷は素通りした。 こんなふざけた施設に寄る時間がもったいないと思ったからだ。 結果、その『選択』が悲劇を生んだ。 「貴様、何者だ」 4人の行く手にいつのまにか人が一人立っていた。 外見は普通の青年のように見える。 着ている服は至って普通のコートだ。 見た目だけならどこにでもいそうな好青年だ。 だが、違う。 一番異質なのはその纏っている雰囲気だ。 青年の周りの空気があまりにも異質だった。 それは到底言葉では説明できない程の威圧感を秘めていた。 「俺か……そうだな。『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』とでも呼んでくれ」 「そのレイルトレーサーが俺達に何の用だ?」 そう自ら『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』を名乗る男――クレア・スタンフィールドは問いに答えようとする。 そんなクレアと言葉を交わしているのは道蓮。 あやかとスペードの2はこの状況に戸惑いを隠せず、リゼルクはそんな2人を守るように身構えていた。 「用か……簡単だ。死んでくれ」 「はぁ?」 「抵抗してもいいが止めておけ。俺は強者だ」 「それなら問題ない。オレも強い」 「何の迷いもなく言ったな」 「ああ、当然だ。『我不迷』……オレは強い、それがオレの不迷(まよわず)だからだ」 静まり返る草原。 道蓮がその手に持つのは青龍偃月刀。 かの高名な「美髯公」関羽の子孫、関勝の獲物である。 クレアがその手に持つのはエクスカリバー。 かの高名な「アーサー王」にして剣士のサーヴァント、セイバーの宝具である。 始まりは突然だった。 道蓮とクレアは息を合わせたかのように互いの武器を構え、一瞬で距離を詰めていた。 「オーバーソウル!」 道蓮の掛け声とともに青龍偃月刀に持ち霊の馬孫が宿り、オーバーソウル「武神」を作り出す。 本来なら宝雷剣でするものを代用品でなんとか凌いでいる状態だ。 長くは保てないと思い、道蓮は速攻で戦いを終わらそうとした。 実際並の剣では太刀打ちは不可能だと思っていたのだが―― 「なに!?」 クレアの持つ剣は並の剣ではなかった。 「宝具」と呼ばれるその剣は幻想の武装とすら称される武器。 オーバーソウルと比べて遜色ないものだった。 刃と刃が撃ち合う音が絶え間なく響く。 道蓮が突きと見せかけて薙ぎ払いに転じれば、クレアはエクスカリバーを立てて「武神」を軽くいなす。 クレアが刹那の内に数太刀エクスカリバーを振るおうと、道蓮の「武神」は全て防ぎきる。 勝負は一見すると互角に見えるが、実は全くそうではない。 その証拠はすぐに明らかになってきた。 道蓮が徐々に息を乱していくのに対して、クレアは全く息を乱していない。 「息が上がっているな。そろそろ終わりか」 「ああ、そうだな」 クレアの問いかけにあっさり肯定の意を表する道蓮。 「ここにいるのがオレだけならな」 次の瞬間、クレアの振り上げたエクスカリバーが宙に固定された。 その正体は後方に控えていたリゼルクだった。 リゼルクの手にはワイヤーが幾筋も出ている手袋がはめられていた。 そして、そのワイヤーはクレアのエクスカリバーにしっかりと巻き付いていた。 道蓮とリゼルクはこの瞬間を狙っていたのだ。 「ふん、これで終わりだ」 この勝負に幕を引くべく道蓮は「武神」に力を込めて、クレアに斬りかかった。 右手と剣が封じられているクレアにその攻撃が防げるはずなかった。 「そっちがね」 だが道蓮が構えた「武神」がクレアを斬る事はなかった。 なぜなら道蓮の胸にはいつのまにか分厚い軍用ナイフが突き刺さっていたからだ。 それを持つのはクレアの左手だった。 「悪い。後ろの奴のワイヤー見えた」 「な、なぜ……」 「お前の目さ」 クレアはただ道蓮の目に映った後方の光景を見ただけだった。 言葉にすれば単純だが、それは恐ろしく難易度の高い芸当だ。 それをクレアはいとも簡単にやってのけていた。 「さてと……」 クレアは一息つくと、何を思ったか瀕死の道蓮を置いたままその場から飛び退いた。 そして着地した先でクレアは自分がいた場所にエクスカリバーが刺さっているのを確認した。 先程のドサクサでワイヤーに絡まれたままエクスカリバーは放置していたが、それをリゼルクが絶妙な力加減で投げつけていたのだ。 もちろんクレアがそれを察知できたのは道蓮の目に映るその光景を見たからだ。 「蓮君! しっかりして!」 奇襲が失敗したと分かるとリゼルクはすぐさま道蓮の傍に駆け寄って容体を見た。 その顔には絶望が浮かんでいた。 適切な治療を施さなければ確実に死に至るほどの重症だったからだ。 「……今度こそ終わりに――」 「『金』左上へ、お願い!」 クレアが止めを刺しに行こうとしたその時、誰かがそう叫んでいた。 そしてクレアは何かが道蓮とリゼルクの前を通り過ぎるのを見た。 急激な移動に伴って巻き起こった風は一瞬クレアの視界を封じる事に成功していた。 結果、クレアが再び目を前に向けた時には地面に突き刺さったエクスカリバーを見るだけだった。 周りを見れば終始戦闘に関与してこなかった女と子供もいなくなっていた。 「……逃げられたか」 それに対してクレアは妙にサバサバした感じだった。 まるで普段と変わらぬ様子だ。 淡々と仕事をこなしているかのように見える。 あの時もそうだったかとここに来るまでに首を切り落とした桃色の髪の少女の事をふと思い出す。 だが、それもすぐにある女性の事で打ち消される。 「シャーネ――……」 クレアが口に出した名前は彼の最愛の恋人。 世界で「クレア・スタンフィールド」という魂の名前を呼ぶ事を許した唯一の女。 その名前を呟いたクレアの心境は今はまだ誰にも分からない。 「俺はクレア・スタンフィールド、又の名は『葡萄酒(ヴィーノ)』……だが、今は違う」 地面に刺さったままのエクスカリバーを引き抜きつつ、クレアは一人宣言する。 「――俺は、お前らにとっての怪物だ。お前らを全て喰らい尽くす怪物だ」 それはまるで古のアーサー王が選定の剣「エクスカリバー」を引き抜く姿のようだった。 「今から俺はこの会場にとっての、お前らにとっての――『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』だ」 クレアの『選択』――それは「『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』になる」というものだった。 【1日目 黎明/H-3】 【名前】クレア・スタンフィールド@バッカーノ 【服装】普段着(つまり車掌服) 【状態】健康 【装備】エクスカリバー@Fate/stay night、シャーネのナイフ@バッカーノ 【道具】基本支給品一式×2、首輪(ルイズ)、ルイズの不明支給品0~2 【思考】 基本:??? 1:『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』として参加者全員を喰らい尽くす(つまり皆殺し)。 ◆ その時間その場所にいれば面白い物が見る事ができただろう。 それは人間サイズの将棋の駒が会場を将棋盤に見立てて動く光景だった。 ◆ G-2には不思議な名前の学校がある――「ギャルゲ高校」だ。 いったい何がどうしてギャルゲなのかは未だ不明である。 ただ、今その校庭に人間の背丈ほどもある将棋の駒が飛び込んできた。 その表に彫られた銘は『金』だった。 「はぁ、無事に逃げられましたわね。偉いですわ」 「あ、ありがとう――って、抱きつかないで!!」 「助かった? ああ、蓮君! しっかり!」 「――ッ」 雪広あやか、スペードの2、リゼルク・ダイゼル、道蓮。 生を喜ぶその4人はつい先程までは死地に身を置いていた者達だ。 あの時、命の危機を感じたスペードの2は自分を奮い立たせて支給品として配られた将棋の駒『金』を使ったのだ。 結果、上手く4人ともこうしてクレアの手から逃げる事に成功していた。 「とにかく治療だ!」 だが安心はできない。 道蓮の傷からは血が絶え間なく零れ落ちている。 適切な治療を施さないと、死に至るのは確実だ。 「そ、そうでしたわ。まずは私達が下に降りて受け取りますわ」 「あ、ぼ、僕も」 そう言ってあやかとスペードの2は『金』から校庭へと飛び降りた。 幸い地面との高低差はあまりない。 二人は難なく降りると、道蓮を受け取る態勢に入った。 上で待つリゼルクはそれを確認すると、道蓮を下に降ろそうと傍に近づいた。 「よし、じゃあ降ろす――ッ!!」 その時、リゼルクには何が起こったのか最初分からなかった。 ドン、という胸を押された事だけが唯一分かった事だった。 道蓮が手を突き出して自分を突き飛ばしたのだと校庭に落ちながら理解した。 なぜ?という疑問がリゼルクの中で湧き上がる。 グチャ 「え?」 赤。 赤い。 ただひたすら赤い。 赤がリゼルクの視界を支配していた。 「ウソ、だよね?」 リゼルクは自分がいつ地面に落ちて、そしていつの間に立っているのか分からなかった。 それほどまでに目の前で起きた事は衝撃的だった。 「やったwww桂馬金取り成功www俺って天才www」 『あ、あの、水を差すようですが、今、下に誰かいたような……』 「え、誰かいたの? ぷwww間抜けすぎwwwじゃあ下の奴ぺっちゃんこ? ちょwwwマジウケるwwwもしかして、もしかすると、ドラえもんとかwww」 リゼルクの目の前で何か赤い植物のような物が喚いていた。 それは自分たちと同じような将棋の駒に乗って、ここへ飛んで来た。 着地点は丁度自分達が乗って来た『金』の真上。 赤い怪物の名前はレッドベジーモン。 彼は桂馬の進路としてI-3を基点としてG-2を『選択』した。 その結果がこれだ。 当然一人駒の上に残っていた道蓮は哀れにも原形を留めないほど潰されていた。 「おい」 「へ?」 ふとレッドベジーモンが自分の身体を見ると、自分が細いワイヤーのような物でグルグルに巻かれている事に気付いた。 それは幾重にも巻かれていて、脱出など不可能な代物だった。 「え、ちょ、待っ――」 「…………ッ」 「ぎゃぁぁぁ!!! 馬飛びした結果がこれだよwww」 レッドベジーモンが断末魔を叫び終わった時にはもうその身体はワイヤーによってバラバラにされていた。 そこにあった二つの将棋の駒も一緒にバラバラの結末を迎えていた。 もうそこには判別不可能な肉塊と木片が散らばっているだけだった。 「…………」 リゼルクは目の前の惨状をじっと見ていた。 静かだった。 「え、あの、その……」 「……ひっく、ぶえぇん」 その沈黙を破るようにあやかがリゼルクに声をかけた。 スペードの2は目の前の惨劇にまだショックから立ち直れていなかった。 「なに?」 振り向いたリゼルクの目は酷く冷たいものだった。 まるでこの世の全てを憎むかのような目だった。 そんな悲しい目をした子供を放っておけるほどあやかは無責任ではなかったし、なにより子供の悲しむ顔を見たくなかった。 「あの、なんて言っていいのか分かりませんけど……でも――」 「やったらやり返される」 しかし、あやかの言葉はリゼルクの言葉に遮られた。 「法の世界では法を破りし者は法に罰せられ」 リゼルクは一人言葉を紡ぐ。 「無法の世界では例えその身に何が起きようと法に守られる事はない」 ここは殺戮が横行する最大最凶の無法の地。 皆を縛る法律など存在しない。 「やったらやり返される」 その言葉の齎すものをリゼルクは考えていた。 またしばらく沈黙が続く。 あやかもスペードの2も何も言えないでいた。 そして、今度はリゼルクが沈黙を破るべく声を発した。 「ごめんなさい」 それは謝罪だった。 誰に対してかは分からないが、リゼルクの口から謝罪の言葉が一つ漏れた。 「ボクは殺し合いに乗るよ」 「な、何を言っているんですの!?」 あやかにはその言葉が信じられなかった。 先程までの愛らしい顔つきは今のリゼルクにはなく、もうそこには冷たい表情しか見られなかった。 「これは復讐なんだ」 「復讐って……道蓮君の仇はさっき討ったばかり……」 「違う、ボクが復讐するのはこの殺し合いそのものだ。参加者……そしてこれをさせている奴らも皆殺しにしてやるんだ」 リゼルクはこの場所で唯一の知り合いを目の前で無残に殺された。 それが彼の心の内に深い傷を負わせ、ついには狂気に当てられたか。 そしてリゼルクはおそらく最悪とも取れる『選択』をしてしまった。 「そんな、考え直してく――」 「無理だよ。もう決めたんだ」 「……リゼルク君」 「今だけはお姉さん達を見逃してあげる。でも、次に会った時は……」 リゼルクは二人に声を掛けつつ、自分が殺した赤い怪物のデイパックを拾い上げた。 道具は多いに越した事はない。 使えるものが多ければ、それだけ『選択』の余地が生まれてくる。 「――見逃さないよ」 それを最後にリゼルクは校庭を後にした。 【1日目 黎明/G-2 ギャルゲ高校前】 【リゼルグ・ダイゼル@シャーマンキング】 【服装】緑の服 【状態】健康、強い復讐心 【装備】ウォルターのワイヤー内蔵手袋@HELLSING 【持ち物】基本支給品一式×2、ランダム支給品0~2 【思考】 1:ここにいる全て(参加者も主催者も)皆殺し。 ◆ 校庭に残されたあやかとスペードの2はしばらく動く事が出来なかった。 リゼルクの冷たい眼差しが二人を凍てつかせたかのようだった。 だが、それもあやかの一言で溶け去った。 「あああ、なんでこんな事に……雪広あやか一生の不覚ですわ!」 「ど、どうするの。あやかお姉ちゃん」 「決まっていますわ。何としてでもリゼルク君を止めるんですわ!」 「うん、僕も手伝うよ」 「うぅ、あなたって子は……なんて良い子なんでしょうぅぅぅ」 「ぶえぇん~だから抱きつかないでよ~」 二人は『選択』した。 己の行くべき道を。 その結果がどうなるかは、まだ分からない。 【1日目 黎明/G-2 ギャルゲ高校の校庭】 【雪広あやか@魔法先生ネギま!(漫画)】 【服装】麻帆良女子中等部制服 【状態】健康 【装備】なし 【持ち物】基本支給品一式、ランダム支給品1~3 【思考】 1:殺し合いには乗らない。 2:リゼルクを止める。 3:年下の男の子には優しくする。 【スペードの2@七並べ】 【服装】青無地のパンツ一丁 【状態】健康 【装備】なし 【持ち物】基本支給品一式、ランダム支給品0~2 【思考】 1:あやかお姉ちゃんと一緒にいる。 2:リゼルク君を止める。 【レッドベジーモン@ニコロワ 死亡確認】 【道蓮@シャーマンキング 死亡確認】 【全体備考】 ※G-2のギャルゲ高校の校庭に以下の物が放置されています。 道蓮の死体(潰れて判別不可能な状態)、道蓮のデイパックと青龍偃月刀は衝撃で破壊されました。 レッドベジーモンの死体(ワイヤーによりバラバラにされて寸断された状態)、デイパックはリゼルクが回収しました。 バラバラにされた金@将棋、桂馬@将棋。 時系列順で読む Back イエス・ユア・マジェスティ Next エンカウント 投下順で読む Back 湖のほとりで休憩 Next 餓えた狼 二人の最強 クレア・スタンフィールド オムニバス 雪広あやかと少年と リゼルグ・ダイゼル そんなオチ 雪広あやかと少年と 雪広あやか そんなオチ 雪広あやかと少年と スペードの2 そんなオチ これだからゆとりは…… レッドベジーモン GAME OVER 雪広あやかと少年と 道蓮 GAME OVER
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選択科目 ①倒産法,②租税法,③経済法,④知的財産法,⑤労働法,⑥環境法,⑦国際関係法(公法系),⑧国際関係法(私法系)の8科目うち、1科目を選択します。 平成22年新司法試験用法文登載法令 ① 倒産法 ・破産法 ・破産規則 ・民事再生法 ・民事再生規則 ② 租税法 ・国税通則法 ・所得税法 ・法人税法 ③ 経済法 ・私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律 ・入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律 ・下請代金支払遅延等防止法 ・不当景品類及び不当表示防止法 ・不公正な取引方法(昭和57年6月18日公正取引委員会告示第15号) ④ 知的財産法 ・特許法 ・著作権法 ⑤ 労働法 ・労働組合法 ・労働関係調整法 ・労働基準法 ・労働基準法施行規則 ・労働基準法第37条第1項の時間外及び休日の割増賃金に係る率の最低限度を定める政令 ・労働契約法 ・最低賃金法 ・労働審判法 ・雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律 ・育児休業,介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律 ・短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律 ・会社分割に伴う労働契約の承継等に関する法律 ・労働者災害補償保険法 ・労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律 ⑥ 環境法 ・環境基本法 ・環境影響評価法 ・大気汚染防止法 ・水質汚濁防止法 ・土壌汚染対策法 ・循環型社会形成推進基本法 ・廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ・容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律 ・自然公園法 ・地球温暖化対策の推進に関する法律 ⑦ 国際関係法(公法系) ・国際連合憲章 ・国際司法裁判所規程 ・外交関係に関するウィーン条約 ・条約法に関するウィーン条約 ・海洋法に関する国際連合条約 ・経済的,社会的及び文化的権利に関する国際規約 ・市民的及び政治的権利に関する国際規約 ・難民の地位に関する条約 ・難民の地位に関する議定書 ・航空機の不法な奪取の防止に関する条約 ・関税及び貿易に関する一般協定 ・核兵器の不拡散に関する条約 ⑧ 国際関係法(私法系) ・法の適用に関する通則法 ・扶養義務の準拠法に関する法律 ・遺言の方式の準拠法に関する法律 ・国籍法 ・外国等に対する我が国の民事裁判権に関する法律 ・家事審判規則 ・外国裁判所ノ嘱託ニ因ル共助法 ・民事訴訟手続に関する条約 ・民事又は商事に関する裁判上及び裁判外の文書の外国における送達及び告知に関する条約 ・民事訴訟手続に関する条約等の実施に伴う民事訴訟手続の特例等に関する法律 ・外国仲裁判断の承認及び執行に関する条約 ・国際物品売買契約に関する国際連合条約 ・国際海上物品運送法 ・国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約
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54 選択 sage 2009/08/30(日) 18 11 37 ID SH/ERsU0 あるところに、キモ姉キモウト、そしてヤンデレな幼馴染に求婚されている男がいたそうな。 ヤンデレな方が三人も揃えば、血を見ない日が無く。 男は警察と病院の厄介になるような日々にうんざりしていた。 ある日、そんな日々に終止符を打つためこのなかから伴侶を選ぼうと決心した。 そうはいっても、どうやって選んだものか。 一人を選んだら、残りの二人がどのような行動をとるか。 惨劇が待っていることが簡単に想像ができた。 とりあえず、男は女たちに何故自分に惚れているのか訊いた。 姉は言った。 「なんでかって? なんか昔からずっと一緒だったからなんか欲情できるようになっちゃったのよ。 欲情する……そう、それは本能! つまり本能が弟という存在を求めているのよ! さあ、ヤろう!」 よく分からなかった。 とりあえずこの姉は常に貞操を狙っていることは分かった。 幼馴染は言った。 「幼稚園のとき言いましたよね。私のことずっと守ってくれるって。 そのときからずっとあなたのことを想っていました。 だから責任取ってファックしてください」 幼馴染と初めて会ったのは小学生のときだったはずだが。 過去を捏造していることと、こいつも貞操を狙っていることは分かった。 妹は言った。 「……なんていうか、兄さん放っておけないのよ。 だって兄さんの周りの女、頭のCPUが2bitしかないような奴しかいないんだもん。 だから私が責任を持って兄さんの お 世 話 をしようかな、って思ってね」 他の二人と比べてまともそうなことは分かった。 が、『お世話』という単語にやたらと力が込められていたことに何か不安を感じた。 男は考え、そして選んだ。 この中で一番おっぱいが大きい幼馴染を。 血が、舞った。
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998 :タクティクスがおー ◆4wSURDq66Q:2009/09/24(木) 23 22 22 ID 1tHuRhWE0 19 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/25(金) 18 24 19 ID w1lzWuT20 36 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/26(土) 01 31 42 ID ORAe331A0 37 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/26(土) 01 32 42 ID ORAe331A0 40 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/26(土) 13 15 00 ID ORAe331A0 41 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/26(土) 14 28 20 ID ORAe331A0 46 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/26(土) 17 55 52 ID ORAe331A0 47 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/26(土) 17 56 42 ID ORAe331A0 59 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/26(土) 22 41 05 ID ORAe331A0 83 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/27(日) 18 19 05 ID vBvZN9pA0 84 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/27(日) 18 19 58 ID vBvZN9pA0 88 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/28(月) 03 22 09 ID K19.peOw0 94 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/28(月) 20 04 57 ID K19.peOw0 95 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/28(月) 20 07 28 ID K19.peOw0 998 :タクティクスがおー ◆4wSURDq66Q:2009/09/24(木) 23 22 22 ID 1tHuRhWE0 新ゲームは『迷宮キングダム』というTRPG風の、 国家経営とダンジョン探索を合わせたようなゲームです。 (選択)どのような国家でプレイしますか? A/ブリテンやマキリのようなHoLの国家から選択 B/小川マンション管理組合や遠野家地下王国、伽藍の堂などから選択 C/所属をバラバラにしてシャッフルした国家から選択 D/プレイヤーを個別に選択して一纏めにする 19 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/25(金) 18 24 19 ID w1lzWuT20 (選択)データを見たい国を選択してください(先着3名まで) 先頭に来ているのがその国のリーダーです。 A/小川マンション管理組合(荒耶宗蓮、アルバ、玄霧皐月) B/伽藍の堂(蒼崎橙子、両儀式、黒桐幹也、黒桐鮮花) C/路地裏同盟(弓塚さつき、シオン、白レン、リーズバイフェ) D/遠野財閥(遠野秋葉、遠野志貴、琥珀、翡翠) E/遠野家地下王国(まじかるアンバー、洗脳探偵翡翠、メカ翡翠、猫アルク) F/浅上女学院(遠野秋葉、瀬尾晶、月姫蒼香、三澤羽居) G/黒桐幹也ファン倶楽部(黒桐鮮花、浅上藤乃、巫条霧絵、白純里緒) H/PL救済委員会(知恵留先生、師匠、猫アルク、ブルマ) I/穂群原学園陸上部(氷室鐘、三枝由紀香、蒔寺楓) J/聖堂教会(言峰璃正、シエル、言峰綺礼、カレン) K/他<組織名と構成員> 36 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/26(土) 01 31 42 ID ORAe331A0 名前:遠野秋葉 HP:10(生命力。0になっても即死はせず出目次第で生存可能) 器:4(気力の最大値。気力を使用する事で判定や数字にダイスを足したり、 消費する事でスキルを使用できたりする) 回避:9(相手の攻撃を回避する能力。回避判定はなく命中判定のみ) 配下:21(一度に連れて行ける配下の数。部屋を調査させたりするのに使う) 才覚:4(頭の良さを示す。戦闘開始時の作戦判定などに影響) 魅力:4(人間的な魅力やカリスマ性。国民の勧誘などに影響) 探索:2(罠を探知したりする能力) 武勇:2(攻撃の命中や戦闘全般の能力) スキル:檻髪(希望を消費して発動。視界に収めた対象1体に1D5のダメージ。 与えたダメージ分、HPを回復させる) スキル:吸血(仲間のHPか自分の配下を1D5減少させる事で気力の代用が出来る) スキル:共融(割り込み可。仲間に自分の現在のHPの半分を分け与える) スキル:爪(素手で攻撃が可能。ダメージは1D5) 他、スキル+3を選択して習得。 アイテム: 衣装(魅力での判定を行う際にダイスの数を+1する) 楽器(気力回復の機会を増やす) クレジットカード(予算以上の金額で買い物が可能。終了時に決算する) 輸血パック(消費型。使用時に気力1回復) 名前:遠野志貴 HP:13 器:2 回避:12 配下:11 才覚:1 魅力:2 探索:5 武勇:2 スキル:直死の魔眼(このキャラクターが与えたダメージは回復されず、 攻撃がクリティカルした時に相手を即死させる) スキル:直感(希望を消費して発動。自身の回避を1D5上昇させる) スキル:死中に活(HPが3以下になった時に発動。ターン、フェイズの開始時に気力が1回復する) 他、スキル+2を選択して習得。 アイテム: 短刀(武器。ダメージ1D5-1。攻撃時のクリティカル成功率を上げる) 眼鏡(外すと毎ターンHP-1。これを捨てるなんてとんでもない) がまぐち(予算の繰越時に生活レベル+1の予算を繰り越せる) 37 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/26(土) 01 32 42 ID ORAe331A0 名前:琥珀 HP:10 器:4 回避:9 配下:16 才覚:5 魅力:3 探索:2 武勇:2 スキル:栄養剤注射(割り込み可。希望を1消費して味方一人のHPを1D5回復させる) スキル:テンションが上がるお薬投与 (希望を1消費して味方一人の武勇を1D5上昇させ、同じ値まで回避を低下させる) スキル:聞き分けがよくなるお薬注射 (モンスターと同じ数の希望を消費して相手の態度を友好的に変化させる) スキル:共感 (希望を1消費して自分のHP、武勇、回避のいずれかを1D5低下させた分、味方一人の能力に+させる) 他、スキル+3を選択して習得。 アイテム: 仕込み杖(箒とだんびらが一体化したアイテム。ダメージは1D5。罠の除去が可能) セキュリティーカタログ(罠のLV分の希望を消費してその罠を設置する) フルコース(消費型。食べると全員のHPが1D5回復する) エプロン(素材1つを肉の素材1つに変える) 鍋(肉の素材3つからその場でお弁当を作れる) 名前:翡翠 HP:12 器:3 回避:10 配下:16 才覚:3 魅力:3 探索:3 武勇:2 スキル:共感 (希望を1消費して自分のHP、武勇、回避のいずれかを1D5低下させた分、味方一人の能力に+させる) スキル:マルチタスク (2回行動が出来る。ただし戦闘時には発動しない) スキル:お手伝い (自分の気力を仲間に譲渡できる) 他、スキル+4を選択して習得。 解説:前衛を張れる強力なPCがいないが共感能力でそれを補う。 資産的には恵まれており、回復もある程度揃っているので安定している。 ただ、総じて攻撃力が低いので長期戦で志貴のクリティカル待ちになることも。 40 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/26(土) 13 15 00 ID ORAe331A0 訂正。 遠野志貴と秋葉の武勇が低すぎました。 秋葉 HP:11 武勇:3 志貴 HP:14 武勇:3 翡翠:11 回避:9 探索:2 に訂正します。 武勇のランクとしては 0(病人とか怪我人とか。巫条霧絵とか) 1(脇役の一般人。高田君とか) 2(怪異やケンカなど場慣れした人。有彦とか準ヒロイン級) 3(あまり強くない主人公とか混血。志貴とか士郎) 4(超人。ナイフ持ちの両儀式や七夜黄理) 5(規格外。英霊とか二十七祖級) あと共感能力での譲渡はその人の最大値までです。 また、共感を使用中に他の人に使ったり重ね掛けした場合は、 最初に使った分が無効になります。 ただし、翡翠と琥珀は別々として扱うので二人で共感を重ねるのは可能です。 41 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/26(土) 14 28 20 ID ORAe331A0 王国:小川マンション管理組合 目的:『』への到達 名前:荒耶宗蓮 HP:14 器:3 回避:10 配下:11 才覚:3 魅力:2 探索:3 武勇:5 スキル: 結界“不倶”(希望を消費して自分のいるエリアに結界を張る。 このエリアでは近接攻撃以外の攻撃で味方はダメージを受けない) 結界“金剛”(希望を消費して自分のいるエリアに結界を張る。 このエリアにいるモンスターは移動か攻撃しか出来なくなり通り抜けも出来ない) 結界“蛇蝎”(希望を消費して自分のいるエリアに結界を張る。 このエリアにいるモンスターは毎フェイズ1D5のダメージを受ける) 起源覚醒(配下を1D5減らしてランダムに起源覚醒者を呼び出して戦わせる。 呼び出された起源覚醒者は戦闘終了後にいなくなる) 他、スキル+2 アイテム: 仏舎利(武器。ダメージは1D5+1。霊にも有効。腕に埋め込まれているので外せない) 名前:コルネリウス・アルバ HP:10 器:4 回避:9 配下:16 才覚:4 魅力:3 探索:2 武勇:2 スキル: バックステップ(割り込み可。希望を消費して一つ後ろのエリアに移動可能。 攻撃を受けた際にそれが射程の外なら無効に出来る。ただし背後にエリアがある場合のみ) 煉獄の火(希望かHPを1D5消費して視界内のエリア1つにいるモンスター全員に1D5のダメージ) Repeat(希望かHPを1D5消費して事前に使ったスキルを再度使用する) お仕置き(近接攻撃時に希望を消費して発動。命中すると確定で10ダメージ) 人形繰り(機械の素材を消費して人形を作り戦わせる。作った人形は戦闘終了後に破壊される) 他、スキル+2 アイテム: シルクハット(素材を一つ入れるとランダムで別の素材に変化します) ステッキ(分かれ道で使用すると罠と敵の合計が多い方向を指し示します) チョコレート(消費型。敵モンスター1体の友好度を1段階引き上げます) 名前:玄霧皐月 HP:10 器:3 回避:10 配下:11 才覚:4 魅力:1 探索:3 武勇:2 スキル: 統一言語(敵か味方のどちらかを対象に選択してランダム言語表を振る。 組み合わされた文章で成立した効果が発生する。例:ここ」「では」「見えない) 妖精行使(配下を1D5減らして減った分だけ探索の成功値を上昇させる) 他、スキル+2 アイテム: 学生名簿(配下を仲間内で再分配する事が出来ます) 解説:PCというよりも、どちらかといえばボスキャラ集団。 荒耶しか前線要員がいない上に回復手段も乏しい。 全員魔術師なので仕方ないと言えば仕方ない。 起源覚醒者や人形を盾に後ろで戦うのも有効的。 結界で身を守る荒耶か使い捨ての駒ごと炎で焼き払おう。 46 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/26(土) 17 55 52 ID ORAe331A0 王国:PL救済委員会 目的:迷える人々を救済する、迷っている人が居なかったら作り出す 名前:知恵留先生 HP:14 器:3 回避:11 配下:11 才覚:4 魅力:2 探索:4 武勇:4 スキル: 固有結界“特別授業” (毎ターン配下を1D5消費して自分と同じエリアにいるモンスターを移動不可にし、 また猫アルク以外の他のモンスターを侵入不可能にする。 エリア外からの攻撃は無効となる。この効果は知恵留が移動するか、 エリア内にモンスターがいなくなるか、配下がいなくなるまで継続される) 投擲(敵にアイテムか同エリアにいるPCを投げつける。 ダメージは黒鍵の場合は1D5、他のアイテムは1、 PCの場合は命中した敵と投げられた味方の両方に1D5のダメージ) 連続投擲(希望を消費。同じ名称のアイテムかPCが2つ以上あれば一度に連続して投げつけられる) 他、スキル+3 アイテム:皆殺しバルカン (火薬と鉄の素材を任意の個数消費。 自身と同じエリアとそれより前にいる全ての敵味方に消費した個数×1D5のダメージを与える) 黒鍵の柄(魔素の素材を任意の個数消費。消費した個数だけ黒鍵を作り出す。 黒鍵は武器扱い。ダメージは1D5。霊にも有効) 学生名簿(配下を仲間内で再分配する事が出来ます) 名前:師匠 HP:16 器:1 回避:12 配下:6 才覚:1 魅力:1 探索:5 武勇:5 スキル: 固有結界“タイガー道場” (希望を消費して自分と同じエリアにいるモンスターを移動不可にし、 またブルマ以外の他のモンスターを侵入不可能にする。 エリア外からの攻撃は無効となる。この効果は師匠が移動するか、 エリア内にモンスターがいなくなるまで継続される) タイガースタンプ (自身と味方の配下が1減るごとにスタンプを1つ押す。 10個溜まる毎にタイガー道場の能力が変化し強化される) 他、スキル+3 アイテム:ミカン(消費型。師匠の気力の代用として使用できる) 虎竹刀(武器。ダメージは1D5-1。ブルマから受ける敵意の数だけ命中とダメージに+) 47 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/26(土) 17 56 42 ID ORAe331A0 名前:猫アルク HP:8 器:1 回避:6 配下:6 才覚:1 魅力:1 探索:1 武勇:1 スキル: ニャンプシーロール (希望を消費して発動。このターン中は回避と武勇はそれぞれの数字の合計値となる) ネコパケット (希望あるいはHPか配下を1D5消費して発動。現在の自分と同じ猫アルクを1D5匹呼び出す。 本体という概念はなく、どれかが生き残っていればそれがPCとして扱われる) ロケット (ランダムでいずれかのエリアに墜落しエリア内にいるモンスター1体と自身にランダムで1D5のダメージ) 真祖ビーム (希望を消費して発動。視界に収めた対象1体に2D5のダメージ。 ただし対象と同エリアに知恵留がいた場合、そちらを優先して攻撃する) 他、スキル+2 アイテム; 先割れスプーン(武器。ダメージは1D5-1。この武器で倒した相手はネコ缶に変わる) ネコ缶(消費型。猫アルクの気力の代用として使用できる) 名前:ブルマ HP:10 器:5 回避:7 配下:26 才覚:4 魅力:5 探索:2 武勇:2 スキル: コスチュームチェンジ (タイガー道場内でのみ使用可能。衣料の素材を1D5消費してランダムな能力を発揮する) トペ・アインツベルン (仲間に投擲された時のダメージに+1D5。自分へのダメージは上昇しない) 他、スキル+4 アイテム: ジャプニカ暗殺帖 (他人への敵意が1つ増える毎に☆が増える。 その☆を消費した分、HP、回避、配下、才覚、魅力、探索、武勇のいずれかに+) 解説:敵は内にあり。近接と遠距離、両方に優れたメンバーがいるも不安が募る。 火力が高い主力2人とそれをサポートする2人という形になる。 固有結界を駆使すれば2対1という状況を簡単に作り出せる。 (選択1)これらの国から選択しますか? Y-1/遠野財閥で始める Y-2/小川マンション管理組合で始める Y-3/PL救済委員会で始める N/選択肢から選び直す (選択2)データを見たい国を選択してください(先着3名まで) 先頭に来ているのがその国のリーダーです。 A/グレートキャッツビレッジ(ネコアルク、ネコアルクカオス、メカ翡翠) B/伽藍の堂(蒼崎橙子、両儀式、黒桐幹也、黒桐鮮花) C/路地裏同盟(弓塚さつき、シオン、白レン、リーズバイフェ) D/乾家の人々(乾一子、乾有彦、ななこ) E/遠野家地下王国(まじかるアンバー、洗脳探偵翡翠、メカ翡翠、猫アルク) F/浅上女学院(遠野秋葉、瀬尾晶、月姫蒼香、三澤羽居) G/黒桐幹也ファン倶楽部(黒桐鮮花、浅上藤乃、巫条霧絵、白純里緒) H/衛宮一家(衛宮切嗣、久宇舞弥、セイバー、アイリスフィール) I/穂群原学園陸上部(氷室鐘、三枝由紀香、蒔寺楓) J/聖堂教会(言峰璃正、シエル、言峰綺礼、カレン) K/他<組織名と構成員> 59 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/26(土) 22 41 05 ID ORAe331A0 王国:乾家の人々 名前:乾巧 HP:12 器:2 回避:10 配下:0 アイテム: ファイズフォン(射撃武器としても扱える。ダメージは2D5) ファイズドライバー(変身ベルト。希望を消費して発動。HPが3以下になると自動解除) 名前:乾 貞治 HP:12 器:4 回避:10 配下:21 スキル:データテニス(希望を消費して発動。敵の攻撃対象を自分に移し変える) アイテム:テニスラケット(射撃武器としても扱える。ダメージはLV/D5。LVに応じて隕石を降らせたり出来る) 乾汁(健康飲料。飲むと気力とHPが1D5減少する) 名前:乾 HP:15 器:2 回避:12 配下:11 アイテム:プロテクトギア グロスフスMG42機関銃 【GMに対して審議中】 |∧∧| (( ) ) (( ) ) ((⌒ ) __(;゚Д゚)___ (( ) ) (( ⌒ ) (( ) ) | ⊂l l⊃| ノ火.,、 ノ人., 、 ノ人.,、  ̄ ̄|.|. .|| ̄ ̄ γノ) ) γノ) ) γノ) ) |.|=.=.|| ゝ人ノ ゝ火ノ ゝ人ノ |∪∪| ||∧,,∧ ||∧,,∧ || ボォオ | | ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧ | | ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` ) ~~~~~~~~ | U ( ´・) (・` ). .と ノ u-u ( ) ( ノ u-u `u-u . `u-u 83 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/27(日) 18 19 05 ID vBvZN9pA0 王国:黒桐幹也ファン倶楽部 目的:両儀式から黒桐幹也を奪取する 名前:黒桐鮮花 HP:12 器:3 回避:10 配下:11 才覚:4 魅力:2 探索:3 武勇:3 スキル: ステップイン&アウト (HPを1減らして発動。1マス離れた敵に近接攻撃が可能になる) FoLLte (希望かHP1D5を消費して発動。霊にも有効。 近接攻撃のダメージを+1D5した上、相手を炎上させる。 炎上した相手は探索での判定に成功にしない限り、毎ターンHP-1) パリィ (割り込み可。自身の回避を2D5+武勇に変更する) 他、スキル+3を選んで習得 アイテム: 火蜥蜴の皮手袋(武器。ダメージ1D5。FoLLteを使うのに必要) 名前:浅上藤乃 HP:8 器:3 回避:8 配下:11 才覚:3 魅力:2 探索:1 武勇:1 スキル: 歪曲(HPを1減らして発動。視界内に収めたエリア一つにいるモンスター2体に1D5のダメージを与える。 1体しかいない場合は1体に2回攻撃を行う。ただし対象はランダムで選ばれる) 屈折(HPを1減らして発動。視界内に収めたエリアからの遠距離攻撃を無効化する) 大歪曲(希望かHP1D5消費して発動。視界内に収めた全てのエリアにいるモンスターに3D10のダメージを与える) 他、スキル+3を選んで習得 アイテム: 携帯電話(使用すると才覚以下の値段の商品1つをいつでも購入できる。返り血付き) 84 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/27(日) 18 19 58 ID vBvZN9pA0 名前:巫条霧絵 HP:6 器:3 回避:7 配下:16 才覚:3 魅力:3 探索:0 武勇:0 スキル: スピッツ(HPを1減らして視界内に収めたエリアを対象に発動。 魅力判定に失敗するとそのエリアにいるモンスターは次のターンは行動不能) 永遠に(希望かHP1D5消費して視界内に収めたエリアを対象に発動。 魅力判定に失敗すると次のターン、そのエリアにいる飛行を持たないモンスターは自分を攻撃する) 浮遊霊(配下を敵モンスターの数だけ減らして発動。回避を1D5低下させる) 俯瞰風景(配下を1D5減らして発動。自身の探索値を減った配下の数×2にする) 他、スキル+2を選んで習得 アイテム: 点滴(消費型。HPが0以下になるとHPを1D5-1回復する) 車椅子(巫条霧絵の移動手段。これがないと戦闘中の移動が出来なくなる) 名前:白純里緒 HP:14 器:2 回避:11 配下:11 才覚:2 魅力:2 探索:4 武勇:4 スキル:起源覚醒 (希望を消費して発動。毎ターン、命中と回避とダメージ、HPの最大値を+1する。 ただし性格は愚かとなり攻撃対象を最も近い敵の中からランダムで選択する。 さらに2D5-経過ターンの判定に失敗するとそのターンは操作不能となり敵味方の区別なく攻撃を行う) スキル:爪(素手で攻撃が可能。ダメージは1D5) スキル:憑依(希望を消費して発動。種族:魔獣に属するモンスターの国民の持つスキルを1つ獲得できる) スキル:捕食(このPCが肉の素材を持つモンスターを倒した時、HPを1D5回復させる) アイテム: 覚醒ドラッグ(消費型。減少した配下をダンジョン攻略中の間だけ1D5回復させる) 他、スキル+1を選択して習得。 解説:近接と遠距離、両方に優れバランスは良い。 ただし後衛が死に易く、味方を巻き込むスキルが多いのが欠点。 黒桐幹也を手に入れた後で内部崩壊が起きる事が決定されたチーム。 88 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/28(月) 03 22 09 ID K19.peOw0 王国:穂群原学園陸上部 名前:氷室鐘 HP:12 器:4 回避:10 配下:16 才覚:5 魅力:3 探索:3 武勇:2 スキル:怪物学 (才覚判定に成功すると、そのモンスターに対しての命中とダメージに+1) スキル:抗魔式 (才覚判定に成功すると指定したスキルを使用不能にする) スキル:マルチタスク (2回行動が出来る。ただし戦闘時には発動しない) 他、スキル+2を選択して習得。 アイテム: 鉄砲(射撃武器。射程2。ダメージ1D5。 テッポーを壊した蒔の字が代用品を藤村先生から借りたらしい) 携帯電話(使用すると才覚以下の値段の商品1つをいつでも購入できる) 眼鏡(射撃武器の命中判定を才覚に変更する) 羽団扇(作戦判定時に+1D5) 名前:蒔寺楓 HP:14 器:1 回避:12 配下:11 才覚:0 魅力:2 探索:5 武勇:3 スキル: 早足(戦闘時に2マス移動できる) 剣劇ver.M(希望を消費。同じエリアにいるモンスター数体を武勇と同数まで攻撃できる。 ただし武勇以下の人数しかおらず同エリアに味方がいた場合、味方も攻撃対象とする) 武勲ver.M(指定したモンスター1体に対するダメージが+1D5。 ただし、そのモンスターが生存している間は他のモンスターには攻撃できない。 指定したモンスターが倒れた後は他のモンスターを再度指定できる) 鉄腕(攻撃が命中したモンスターを背後のエリアへと飛ばす) 他、スキル+2を選択して習得。 アイテム: 斧剣(武器。ダメージ1D5。このアイテムは2個分のスペースを必要とする。 武勇の値まで命中を下げ、その分をダメージに上乗せ出来る) 使い魔(お供の犬。探索判定の達成値を+1上昇させる) 名前:三枝由紀香 HP:8 器:3 回避:8 配下:21 才覚:2 魅力:4 探索:1 武勇:1 スキル:マルチタスク (2回行動が出来る。ただし戦闘時には発動しない) スキル:大カバン (スロット3つ分をアイテム2個収納に変えて9個までアイテムが持てる) スキル:迷宮全席 (お弁当かフルコース使用時に1ターン全員の武勇が1上がる) スキル:お手伝い (自分の気力を仲間に譲渡できる) 他、スキル+2を選択して習得。 アイテム: お弁当(消費型。食べると全員の空腹を解消する) 携帯電話(使用すると才覚以下の値段の商品1つをいつでも購入できる) お財布(予算の繰越時に生活レベル+1の予算を繰り越せる) ぬいぐるみ(武器の命中判定を魅力に変更する) 解説:別名、氷室恋愛探偵団。 バランスは非常によくサポートも充実している。 ただ前線がマキジだけなので様々な意味で不安が残る。 役割がきちんと分担できているのがそこはかとなく素敵。 94 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/28(月) 20 04 57 ID K19.peOw0 王国:乾家の人々 名前:乾一子 HP:11 器:4 回避:10 配下:16 才覚:4 魅力:3 探索:3 武勇:2 スキル:勅命 (誰かが希望を使う時に、HP1点消費で消費希望+1の効果) スキル:目利き (才覚判定に+2) スキル:人脈 (王国フェイズで2回行動が可能) スキル:大カバン (スロット3つ分をアイテム2個収納に変えて9個までアイテムが持てる) 他、スキル+2を選択して習得。 アイテム; フェンダーのギター(楽器+戦鎚。ダメージ3。気力回復の機会を増やす) 名前:ななこ HP:13 器:2 回避:11 配下:11 才覚:2 魅力:2 探索:4 武勇:3 スキル:霊体 (魔術や神秘以外の通常攻撃でのダメージをLV分減少させる) スキル:早足 (戦闘時に2マス移動できる) スキル:蹄 (素手で攻撃が可能。ダメージは1D5-1) スキル:私、お馬さんじゃないですよー (希望を消費して同エリアにいるキャラクターに武勇の値を+し、さらにスキル:早足を付加させる。 ただしキャラクター同士が互いに別々のエリアに移った場合はこの効果は無効となる) スキル:ななこ本領発揮 (希望を2点消費してアイテム:第七聖典に変化する。いつでも解除可能。 【第七聖典】武器。射程1。霊体にも有効。ダメージ2D5+ななこのLV+ななこからの好意) アイテム: ニンジン(消費型。ななこ専用気力回復アイテム) 95 : ◆4wSURDq66Q:2009/09/28(月) 20 07 28 ID K19.peOw0 名前:乾有彦 HP:11 器:3 回避:10 配下:11 才覚:3 魅力:2 探索:3 武勇:2 スキル: 魂を込めたこの一撃 (希望を消費して発動。抱いている敵意の数だけダメージを上乗せする) 突撃 (攻撃を行う前に前進した距離だけ命中とダメージに+1) 物々交換 (才覚判定に成功した時、自分が持つアイテムを渡して代わりのアイテムを入手できる) 他、スキル+2を選んで習得 アイテム: 金属バット(武器。“リア獣(ケダモノ)死すべし”と、 本体部分に血文字っぽい文字で書き殴られてる。 ダメージ1D5-1。攻撃が命中した相手を背後のエリアに飛ばす) ダークレイダー(カブ。乗騎。戦闘時に2マス移動できる。 ダメージを受けた際に廃棄する事で受けたダメージを無効化できる) ゴーヤドリンク(消費型。渡した相手から敵意を+1受ける) サボテンミキサー(消費型。渡した相手から敵意を+2受ける) 解説:武勇の高い前線タイプがいないので、それを如何に補うかがポイント。 ボス戦ではななこに跨り戦うか、ななこを振り回すか、彼女の使い方で勝負が決まる。 もちろん人材ではなく道具として。 (選択)これらの国から選択しますか? Y-1/遠野財閥で始める Y-2/小川マンション管理組合で始める Y-3/PL救済委員会で始める Y-4/黒桐幹也ファン倶楽部で始める Y-5/穂群原学園陸上部で始める Y-6/乾家の人々で始める N/選択肢から選び直す キングダム・カム キャラクターメイキング キングダム・カム
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選択 ◆HOMU.DM5Ns ―――初めて母に与えられたものは、自身の否定だった。 呪いを受け子を成せぬ王に代わり、神々と交わる事で国を存続させようとした妻。 その実験の結果として、男は生を受けた。 正しく神の子を産めるのか。自身の術は正しく機能しているのか。 無事産まれたとして、神は果たして親であると認めるだろうか。 初の懐妊に焦燥と不安を抱く、いずれ后となる位とはいえ女の身ならではの理由。 それは邪悪ではないが、同時に不純と見なされても仕方の無い行為だった。 ……恥であると知っていたのは、誰よりも弁えていたのは女自身であったのか。 母であるはずの女は、産まれたばかりの子を川に捨てた。 腹を痛めて初めて産んだ我が子でありながら。 自らの子の認知の証として、神に己が威光を授けるよう嘆願しておきながら。 いずれ王に嫁ぐのが決まっている未婚の女が清らかでないと知られる恐ろしさから、己の所業そのものを水に流し、目を背けた。 女の身勝手により、存在を否定された悲劇の子。 運よく子のいない夫婦に拾われて成長していくが、それより先の人生は本来あるべきだったそれとはかけ離れた過酷さだった。 母が居ないが為に人の機微を学べず、一挙一動は粗暴そのもの。 父の威光こそ身に纏っているものの、その姿は黒く濁っていた。 理解者は当然なく、周囲に煙たがられて生きるのみの日々。 また、カースト制度が全盛の時代にあって、養父の身分である御者は低位にあたる。 その息子として扱われる男もまた、同じ身分で縛られる。 実力がありながらも卑しき身分と蔑まれ、武士との決闘すら認められない。 どれだけ武の証を立てようとも、男を見る目から冷ややかさが消える時はない。 運命の歯車が僅かに狂っただけで、一生を不遇に過ごす事となったのだ。 王族として過ごす華やかな生活。 血を分けた兄弟と手を取り合う未来。 自らを産み落とした母の愛。 その全てを得られないまま、転げ落ちるように天涯孤独の身に追いやられた。 残っているのは、物心つく前から血肉の一部だった、神の血を引いたという証だけ。 聞こえるものは罵りと嘲りの声。 そして弱き物、力無き人々の嘆き。 斜陽が男が辿る事となる末路を照らしている。 栄光など何処にも無い。前に待つのは、苦難と辛苦で敷き詰められた瓦礫のみ。 ……これが物語の始まり。 報われぬ最期、避けられぬ破滅を決定づけられた、やがて英雄と呼ばれる男の―――起源だった。 ◇ いつも通り/いつもと違うベッドの感触。 憶えのない模様替えされた部屋。 最低限の自分のものが詰まったトランクが口を開けている。主にノート。ペン。ノート。雑貨で買った呪具。 薄いカーテンを通して陽射しが目にかかる。眩しい。太陽。 まるで不器用な仕草で頭を撫でられるよう。誰が。彼? 「…………んゅ」 意識が覚醒するが、まだ頭は眠いままだった。 夢の中にいた頃の情景が、離れない。 夢、なのだろうか。今のは。 内容は薄ぼんやりとしていて、当たり前だが現実味がない。 そもそもあれは、自分が見た夢ではない気がする。 他人の記憶、本棚に知らない間に挟まっていた本を開いて読んだ気分だ。 「…………」 起き抜けで働かない思考で考える。 「アレ」は神崎蘭子の夢ではなかった。過去とも未来にも繋がらない可能性の外の話。 闇に飲まれる、話。 その重さ、深さは蘭子が描いた想像とは比べ物にならない闇があった。 余りにも……悲しい導入(はじまり)だった。 華やかだったはずの、光り輝いていた未来が、生まれた赤子の時から失われるなんて。 見ていて悲しかった。苦しかった。 何故ならその中で自分は思ったからだ。 他所から垣間見た自分が胸を打たれる痛みを覚えているのに。 この話の主人公の"彼"の気持ちを、読み取る事が出来なかったのが、悔しかった。 「…………にゅう……」 起こしていた半身が倒れて、再びベッドに収まる。 もう一度眠れば同じ夢の続きを見ていられるかと期待して。 夢見が悪いのあり、本当に瞼が落とされそうになって――― 「そのままではまた寝るが、それでいいのか」 「っ!!」 自分だけが眠っていた部屋で聞こえた別人の声で、麻酔がかかっていた頭が完全に覚醒した。 「にゃ、ぁのっ、いま、の、みて……!」 飛び起こされた顔は、室内には不釣り合い過ぎる雰囲気を放つ男の姿を捉えた。 別に忘れたわけでもないのに、声の主がここに居るのは未だ慣れないものがある。 普段は姿を消してるとはいえ、部屋に男性と二人きりで眠るというのは、多感な少女期にいる当人には些かに強い刺激となっていた。 「~~~え、とその……わ、わずらわ、……!」 気は動転していたが、日数を重ねた甲斐があり常識までは失わなかった。 挨拶はアイドルの資本。朝に合わせた言葉を出そうとして、昨日の記憶がブレーキをかけた。 「あの言葉」を朝に言って、少しだけ彼が表情を曇らせた(ような気がした)時を思い出す。 だが抜かりない。既に昨日の夜のうちに新しい台詞は考え付いている。即興にしては会心の出来だ。 設定上、光を褒め称える言葉は使えない。なのでここはあえて敵対という形で示す。 「に―――日輪よ、闇に随え!」 悪化していた。 「……それは、どのような宝具だ?いつ発動する?」 そして玉砕した。 「………………………………………………………………おはようございます」 もう、彼には普通に喋ってあげた方がいいんじゃないだろうか。 神崎蘭子の矜持は、早くもこの重圧に屈しかけていた。 ◇ 蘭子の役割(ロール)は、この国の外からの来訪者という設定だ。 遠い島国で人気を博しているアイドルグループの海外進出、その急先鋒。 国内においては頂点の一座であるとはいえ、世界で通用するにはまだまだ先が遠い。 ローカル地方だが世界的な有名所でもあるという線で依頼を頼んだところ、この地アーカムに白羽が立った。……らしい。 治安の悪さもあくまで警察の手が届かない地区のみの話。外国にはよくある。 それ以外に幾らでも候補地はあっただろうが、聞くには企画の責任者がここに関わりがあり顔が利くからだそうだ。 以上は、又聞きやプロデューサーからの簡易的な説明のものだ。 治安云々に疑問やおかしい部分は多々あったが、聞いて答えてくれるものでもなさそうなので深くは追及しないで、現状に至る。 「成る程。先ほどのは朝の挨拶のつもりだったのか。夜の闇が朝日の浸食に抗う様を表現していると」 「わ、わざわざ呪文の解読をするでない!…………恥ずかしいから」 朝食後の自由時間。 椅子に座る蘭子の前に立つは槍の英霊、カルナ。 二人分のティーパックの紅茶が置かれた机を挟んでいる。 「オレにはとても理解の及ばぬ領域だが、それがアイドとやらの活動に必要なものなのだろう。ならばオレからは何も言うまい。 存分に闇に飲まれるがいい」 「こ、これは我が魂のみに共鳴せし秘技。何人たりとも届かぬ境地。 同時に我が友達もまた、各々だけの技を会得せし者よ!」 衣食住は好待遇で、外出も許可されている。 ただ外様という設定上、一団はアーカムという町からある意味で浮いている。 町の地理や地元の知り合いにも疎く、浅い境界で隔離されている。 そんな疎外感が昔を思い出させ、蘭子は少しこの役割に不満だった。 なので、交流が盛んになるのは自然同居人同士となる。それも同輩とではなく、蘭子だけが知る新しい隣人とである。 大事な方針もどうでもいい世間話も一緒くたにして、何であっても構わず話題にしていく。 まだやり取りはぎこちないが、数を重ねなければいつまでも距離が近づきはしない。 ランサーを召喚しマスターの資格を得てから二日。 他の部屋や廊下から聞こえないよう注意しながらのやり取りが、この主従の日課となっていた。 「返された砂時計は一刻と終焉に近づく。互いの魂の同調律を高めるのが我らの命題よ……」 アーカムへの滞在期間は、最長で七日間。 その間アーカム内の様々な場所でイベントをこなす予定になっている。無論、治安が保たれてる地区に限るが。 劇場などが多いノースサイド。学生で賑わうキャンパス。エトセトラ。エトセトラ。 自由時間は多いとは言えず、制限のある生活。 もとよりアイドルの活動を続けてきた蘭子にとっては苦ではないが、聖杯戦争に集中し辛い意味では確かに縛りではあった。 ―――もし、七日を経過しても終わってないのなら自分の立場はどうなるのだろうか。 先の見えない益体のない想像を巡らせる。 「ここにいて、大丈夫なのかな……?」 カップを近づけ隠した唇から、虚飾の剥がれた本音が漏れる。 ランサーが可能な限り―――霊体化等、魔力の発露を防ぐように―――哨戒をして、この宿舎にマスターがいないと教えてもらっている。 ただし暗殺者(アサシン)のようにサーヴァントの気配を断つ者、魔術師でないが故にマスターと悟られない者、 洗脳等で傀儡となっている者の存在は否定し切れない、とも。 結局分かったのは何処であろうと安心出来ないという、不安を煽る結果のみだった。 敵、ひょっとしたら味方かもしれない相手と隣り合っている可能性。 共に同じ道を歩むアイドルが、導いてくれるプロデューサーが、裏から支えてくれるスタッフが殺し合いに巻き込まれている可能性。 例え誰も巻き込まれていいないとしても……今度は蘭子が一人きりになってしまう可能性。 自分だけが本物で、他の人は皆真似ただけの泥人形では……いや真か偽であるかは関係ない。 恐いのは、蘭子がマスターだと他に露見した時。 この宿で生活してる事を知られた時だ。 「定められた仮初の役割に沿い身を隠すのも聖杯戦争では一つの選択だ。 そも、ここの庇護なくしてお前一人で生きていく術はあるまい」 「それはそうだが……けど。 我が正体が衆目に晒されればいずれこの地に災いが……友の翼は無惨に折られ、下僕達に暗き炎が燃え移り……」 「殺し合う」。 「人が死ぬ」。 そう、直接言葉に出す事を濁した、意図的に避けた物言い。 自分が死ぬのが恐いのは当たり前だ。 だから知り合いや友人、神崎蘭子を理解し受け入れてくれている人々がいなくなる事の恐れのみを蘭子は口にした。 それらは比べられるものではなくどちらも大事なもの。優先順位など出来ればつけたくない。 優柔不断と思われてしまうだろうか。 けれどどちらか片方でも自分から捨ててしまえば、今の神崎蘭子ではもういられなくなる。 少しずつ溶け合っていくアイドルの頃とは違う、身を引き裂かれるような断絶を。 それは変化ではなく欠落といわれるもの。心の一部を永遠に喪失する傷となる。 何をしようとも、傷つくものは出てきてしまう。 虚飾を外した神崎蘭子は自分の世界以外に臆病な少女だ。 それではいけないと。英雄たるランサーのマスターとして立派に振る舞わなければならないと理解している。そう思い込んでいる。 だから悩む。無理に気負おうとしてしまう。 身を震わせず、心の奥底で怯える蘭子に、ランサーはいつもと変わらない率直な言葉を告げた。 「―――何が善手か悪手かなどは、結果が出るその瞬間まで決めつけられるものではない。 お前が聖杯戦争に関わるのを止めこの部屋に引きこもろうとも、他のマスターが血眼になり調査すればお前に辿り着くかもしれない。 あえて死地に飛び込み名を明かせば、それが新たな縁となり幸運を招く場合もあるだろう。その逆も然りだ。 自分の命を第一にする事、他者の安全を慮る事。得るものと失うものは総体として変わりない。つまりは等価値だ。 どちらを選ぼうと、お前がその選択について責められる謂われはない」 忠告や戒めといった厳しい物ではなく、どちらかといえば道理を教え諭す教師のような、理路整然とした語り。 蘭子はその一言一言を噛みしめるように二度三度頷いた。 「どちらでも、いい……」 自分か他人か。どちらを取っても結果は変わりないとランサーは言う。 どうすればいいかより、どうしたいか。 損得で考える必要はなく、己の心でやりたい事を定めろと。 「そうだ。そしてお前が何を選び、何処に進もうとオレはその道に従おう。 それがお前との契約であり、報酬だ」 契約だからただ従うのか。 契約の縁が生まれたからこそ従うのか。 「お前が決めろ」という提示は蘭子を尊重しているからなのか、無関心なだけなのか。 答えは出ず、直接聞くには、まだ溝を感じていて切り出せない。 両の掌を見やる。 頼りなき細腕の双方に神経を集中させれば、冷気と熱気の相反する感覚が疼きとして出てくる。 これがランサーが言うところの魔力の源、魔術回路であるらしい。 夢見た魔法の力は、思っていたよりも、重かった。 戦いは怖い。 それよりも誰かが傷付く方が怖い、とは言えない。怖いものは怖いままだから。 隠れていれば、きっと楽だ。誓いに偽りがなければ危険からはランサーが守ってくれる。 ランサーもきっと、それに非は唱えないだろう。というか何を言ってもたいていは認めてくれそうな気がする。 けど少なくとも自分には、そこで"選び取る"自由がある。戦いの手段を持っている。 選択肢すらない人がいる中で、自分が選ばないままでいるのは、少しだけ―――少しだけ嫌だった。 アイドルとして称号を得たあの日から、考える時がある。 昔、自分以外の世界が怖かったのは、自分が何も知らなったからだと。 外に出れば、いずれ知るだろう。戦ってでも手に入れたい大事な物を持った人と。 未来。希望。そう名付けられるものに命を懸けようとする強い願いを。 死にたくない理由は山ほどある。けれどそれでは足りないのだろう。 神崎蘭子にとって譲れぬもの、負けられないもの、誇れるもの。 それが脅かされる事になった時、自分は選択をしなければならない。 自分が傷つくか、他人を傷つけるかの岐路を。 猶予は砂時計のように有限だ。 針が進めば、決まったように皆が動き、仕事に向かい蘭子もそれに従って行く。 外の世界で起きる出会いへの不安。恐怖。期待。 同期から呼び声がかかるまで、蘭子はずっとそれらについて考え続けていた。 ガラスの靴を履いた足が階段を鳴らす。 城の扉が開かれる音が、遠くで聞こえていた。 【ノースサイド・宿泊施設(蘭子の部屋)/一日目 朝】 【神崎蘭子@アイドルマスターシンデレラガールズ】 [状態]健康 [精神]正常 [令呪]残り三画 [装備]なし [道具]なし [所持金]中学生としては多め [思考・状況] 基本行動方針:我が覇道に、一片の曇り無き事を! 1.自分の思いを知る為にも、「瞳」の持ち主との邂逅を望む。 2.アイドルの仕事は続けていたいけど、誰かが巻き込まれるようなら――― 3.我が友と魂の同調を高めん! [備考] アイドルとして既に行った活動、今後の活動予定は後の作品に一任します。 【ランサー(カルナ)@Fate/Apocrypha+Fate/EXTRACCC】 [状態]健康 [精神]正常 [装備]「日輪よ、死に随え」「日輪よ、具足となれ」 [道具]なし [所持金]なし [思考・状況] 基本行動方針:マスターに従い、その命を庇護する。 1.蘭子の選択に是非はない。命令とあらば従うのみ。 2.現代の言葉は難解なのだな。 [備考] BACK NEXT 002 首括りの丘へ 投下順 004 アーカム喰種 001 蒼い空 時系列順 004 アーカム喰種 BACK 登場キャラ NEXT OP 運命の呼び声~Call of Fate~ 神崎蘭子&ランサー(カルナ)
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選択ツール 概要 多くのお絵かきツールに搭載されている、選択範囲を指定するツール。 高機能なソフトでは、ShiftキーやAltキーを押しながら使う事により、以前作った選択範囲に、新たな範囲を追加したり、削ったりする事ができる。 ソフトによっては複数種の選択ツールがあり、主に以下のようなものがある。 選択ツールの種類 ※ソフトによっては機能があったり無かったり違ったり、別の名称を持つ。 選択ツール 基本の選択ツール。 長方形の選択範囲を作る。 Shiftキーを押しながら使うことで、正方形を作る事もできる。 楕円形選択ツール 楕円形の選択範囲を作る。 Shiftキーを押しながら使うことで、正円を作る事もできる。 なげなわツール このツールでひいた線で囲った部分を選択する。 自動選択ツール 隣接した同じ色や似た色を纏めて選択する。 どこまで似た色を選択するか(許容値)を設定することができる。
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選択 (まさかこんなことに巻き込まれるとは……) 小日向雄真(27番)は、はあと一度ため息をついた。 聖杯戦争――幼い頃どこかで聞いたことがあった。 所有者の願いを叶えるという聖杯を賭け、魔術使たちが殺し合うことで聖杯に自身が最強であることを証明する儀式……… 自分たちは今その戦いに放り込まれてしまったのである。 (子供の頃に得た知識がこんなところで役に立つなんてな……) そう。先ほどから今に至るまで雄真がそれなりに平静でいられたのは彼が聖杯戦争というものをある程度知っていたからだ。 (問題はこの戦いに乗るべきか乗らないべきかだ……) もちろん。本当なら雄真だってこの殺人ゲームに乗るつもりはない。 しかし、ゲームからの脱出――主催者に反旗を翻すことで、結果として何人の者が傷つくだろうかとも考えてしまう。 (――それなら、あえてゲームに乗って、最後に聖杯にゲームで死んだ人たちを生き返らせてもらってもいいかもしれない……) しかし、仮に自分がゲーム乗ったら義母の音羽や義妹のすももは絶対に自分を止めようとするだろう。 (さて……どちらが正しい判断だろうか………) 雄真はしばらく考えてみることにした。 しかし、しばらく考えつづけた結果、考えれば考えるほどどちらも正しいと思えてきた。 (こうなったらこれで決めるか…) らちがあかなくなったので、雄真はポケットから10円を取り出した。 (表が出たら主催者と戦う。裏が出たらゲームに乗る……) そうして雄真はコイントスをした。 ピンと音がして10玉が宙を舞い、そして落ちる。 結果は……… 「なーにやってるの、ゆ~まっ!?」 床に10円玉が落ちる前にやってきた渡良瀬準(62番)がそれをキャッチしてしまったので出なかった。 「……なんだよ準?」 「ん~…雄真はどうするのかなーと思って」 「それはゲームに乗るか乗らないかってことか?」 「もちろん♪」 「……まだ決めてないよ」 「よかったー。雄真がゲームに乗ってたりしたら私どうしようかと……」 「ああそう…」 「雄真」 「なんだ?」 「私……雄真を守るためなら修羅の道に墜ちてもいいわ!」 準は雄真にずいっと顔を近付けた。 「あ…ああ」 準の決意に満ちた目に少し動揺する。 間違いなくマジだ、と雄真は思った。 「それじゃあ雄真。また後でねー」 「おい。10円返せよ」 「心配しない。聖杯戦争が始まった後無事に再開できたら返してあげるから」 そう言って準は自分の席に戻った。 「お守りゲット~♪」などという嬉しそうな声を発しながら。 【時間:11時45分】 【場所:教会(大聖堂)】 小日向雄真 【所持品:携帯電話】 【状況:ゲームに乗るか乗らないか考えている】 渡良瀬準 【所持品:携帯電話、雄真の10円玉】 【状況:ゲームに乗る・乗らない関係なく雄真を守る】 時系列順で読む 前話 開戦直前 次話 開戦 投下順で読む 前話 開戦直前 次話 開戦 前登場 名前 次登場 始まりの日 小日向雄真 殺戮者の誕生 GameStart 渡良瀬準 Funnyboy on the run
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Q.選択範囲を作成した時に表示される横長のツールボックスを消す方法は? A.それは「選択範囲ランチャー」と言い、 [表示]メニューから、[表示補助]→[選択範囲ランチャー表示]のチェックを外すか、 ショートカット:Ctrl+Alt+4(初期設定時) で消すことができます。 ツールバーのアイコン[表示補助/選択範囲ランチャー表示]から操作することもできます。 最終更新日時 2009-09-04 21 47 50 (Fri)Q&A 選択範囲関連