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蝶ノ夢 ~遊郭絵草紙~ 【TinkerBell】 分類 女性主人公 対応機種 Win98~XP シナリオ 秋華 原画 あおじる ボイス 女性のみフル DL版 あり 公式サイトはこちら/リメイク版 概要 主に調教やアブノーマル系を製作するTinkerBellが発売した花魁を舞台にした女性主人公AVG。 EDはともかく、そもそもは調教系であるためHシーンは苦痛なものが多い。 グロ・凌辱 遊郭が舞台であるため凌辱とは違ってくるが肉体的苦痛を伴う場面が多い ゲーム性 特記事項なし 派生作品・購入ガイド CGとシナリオを追加したリメイク版『蝶ノ夢 二人の蝶』が発売されているので現在はこちらがおすすめ 備考 リメイク版から始める場合は気にならないが追加された部分の評価はあまり高くない 報告レス(一部) 479 :いけない名無しさん:2005/08/24(水) 02 42 30 ID ??? 蝶ノ夢はグロいけど兄様との絡みに萌える 916 :いけない名無しさん:2007/10/25(木) 07 38 42 ID ??? アブノでちゃんとした性格の女主人公なら蝶ノ夢お勧め 蝶子可愛いよ蝶子 917 :いけない名無しさん:2007/10/25(木) 22 07 36 ID ??? 蝶ノ夢、兄貴が男版キモウトみたいなキャラだったな 237 :いけない名無しさん:2007/12/23(日) 21 42 22 ID ??? 蝶子のキャラがいいよね。芯があって小公女セーラとか彷彿とさせる。あの環境で歪んでない性格がいい。 内容としては・・・ 兄以外との本番は少ない。 シチュはアブノで尿飲とか獣姦とか。 あとバッドエンドにCGナシでグロはあった。 おまけの夢オチで本格的な鬼畜もアリ。 蝶子以外のエロは少ない。 250 :いけない名無しさん:2007/12/25(火) 02 08 35 ID ??? サンタのプレゼントさっそくやってみたんだが産卵平気だったわ てかあの兄様と和姦ないの?包帯黒短髪激萌ゆる(;゚∀゚)=3 と思ったらロット終了て…orz 関連作
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ゆうかくばんきつねとあかずきんのさいばん【登録タグ ゆ 凛9 曲 鏡音リン 鏡音レン】 作詞:凛9 作曲:凛9 編曲:凛9 唄:鏡音リン・鏡音レン 曲紹介 遊郭番シリーズの2作目 歌詞 真っ赤に流れる鮮血はもう息の命 最後に流れる言葉をしかと受け取る 「青年が…、あの青年が…。」 あの青年とは誰なのか。 時計屋ウサギは犯人を追いかけているが 森の中に迷い込んで脱出は無理 寄り道をした赤ずきん 会うはずは狼だったはずなのに 彼女の前に現れたのは青い青年 お嬢さん、お嬢さん、一緒に遊びませんか? あそこに綺麗な花畑があるんだよ 彼の言葉に唆されて 赤ずきん寄り道しました 真っ赤に流れた鮮血はもう息をしない 開いた瞳が恐怖に固まっている 「赤ずきん…、赤ずきん…。」 聞こえないはずの声がする 遊郭番キツネと従者はやっと追いつくが 床に散らばる紅(あか)い色、立つは青年 寄り道をした赤ずきん ひとときの誘惑から逃げられずに 大切な者を失ったよ 祖母の命を お嬢さん、お嬢さん、悪いのは誰だろうね? そんなの青年に決まっているじゃないか だけど言葉に唆されて 母親の注意を破りました 「さぁ、裁判の時間だよ。」 罪人は赤ずきん 罪状は寄り道 母の良いつけさえ守っていれば こんなことにはならなかった 彼女は犯罪者 どうやって裁こう? 純潔をもらうことにしようかな? それとも血の海で溺れる? 「させぬぞ、そんなこと!」 叫ぶキツネは 右手に扇を翳し振るった 「罪の重みを、計るがよろしい。」 天秤が重みを増したのは青年だった お嬢さん、お嬢さん、名前を呼ぶ 本当は君のことが好きだったんだよ 狼なんかにやりたくない だから殺して、君が欲しかった ウサギさん、ウサギさん ノスフェラトゥに連れられて やっと呪いの森から抜け出してきた 彼を世界へ戻しておやり 茨の中で眠る姫のもと コメント ミスった・・・。皆さん無視して下さい!! -- 名無しさん (2011-05-11 18 25 08) ↑スグ直します!スミマセン -- 名無しさん (2011-05-11 18 28 50) ↑ご心配なく。他の個所は全て修正しました。 -- 名無しさん (2011-05-11 20 09 22) ウサギと森は相性が悪いのか・・・? -- 名無しさん (2011-05-11 20 11 51) ありがとうございます!(涙 -- 名無しさん (2011-05-12 17 09 26) 名前 コメント
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ゆうかくばんきつねとかいとうあいりす【登録タグ ゆ 凛9 曲 鏡音リン 鏡音レン】 作詞:凛9 作曲:凛9 編曲:凛9 唄:鏡音リン・鏡音レン 曲紹介 「時計屋シリーズ」のうち1作。 歌詞 (ピアプロより転載) ソイツは月の晩に 予告状を出した 怪盗アイリスと 自分から名乗った 蝶々が夜に舞った それはアイリスだった 今宵貴方の涙 頂きに来ました それは水の乙女で 泣くことはできないよ 泣けば彼女自身が 石になってしまうよ 水の乙女は満月の人魚で 怪盗は水を求める花(アイリス) 水がないと枯れて死んでしまうわ 澄みきった水を、さぁ下さいな 怪盗は奪い続け やがては命までも奪(と)った 遊郭番キツネの耳にも噂は流れた 水の乙女達は 次第に消えていった 生命(いのち)のピラミッド 均衡を失くした 消息も分からず キツネは彼を探す どこに隠れていても 花は香りを残す 小さな少女が居た アイリスは枯れないわ 自信を持って言った 何故なら私だから 世界の管理者なんかに負けない 犠牲の上でも私は生きるの 生きたいと思うこの気持ちは唯 まだこの世界を見たいからなの だからといって許される訳があるか 殺人鬼が 乙女にとって涙は命そのものだったんだぞ 扇子を翳したキツネ お前に刑期を与える 奪った涙の中で泳ぎ続けろ 生きた分 死んだ者は二度とは命は吹き返さないの 墓標もないけどせめて安らかに 眠って欲しい コメント 名前 コメント
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アニメ「鬼滅の刃」イラスト記録集 弐 Blu-ray 鬼滅の刃 刀鍛冶の里編 1 完全生産限定版 発売日:6月2日・6月21日 ufotableが描く、アニメ「鬼滅の刃」のイラストをまとめた“記録集”の第二弾。 「無限列車編」のイラストを中心に、 2020年4月~2021年6月までに発表された500点以上を収録。 カバーイラストは、 キャラクターデザイン・総作画監督を務める松島晃による描き下ろし。 ここを編集 2021年12月放送開始。鬼滅の刃 無限列車編の続編。続編に鬼滅の刃 刀鍛冶の里編がある。 https //kimetsu.com/anime/yukakuhen/ 監督 外崎春雄 原作 吾峠呼世晴 脚本制作 ufotable キャラクターデザイン 松島晃 サブキャラクターデザイン 佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花 プロップデザイン 小山将治 動画検査 佐藤音応、竹田陽介、西門健太、林田千佳、斉藤眞人、山脇美佳、川上真菜、村上仁美、大石彩乃、深山琴子、新海芽歓、大野貴裕、熊谷美慧、北林豪 美術監督 衛藤功二 美術監督補佐 樺澤侑里 美術設定協力 木村雅広、栖原隆史 色彩設計 大前祐子 撮影監督 寺尾優一 撮影監督補佐 吉川冴、吉田遥 撮影協力 宮原洋平 3D監督 西脇一樹 モデリング協力 中村宣夫 編集 神野学 編集助手 高橋由里 音響効果 赤澤勇二 録音 納谷僚介 録音調整 岡部直紀 録音助手 川和浩之 音楽 梶浦由記、椎名豪 制作プロデューサー 近藤光 アニメーション制作 ufotable 脚本 ufotable 絵コンテ 栖原隆史 野中卓也 外崎春雄 三浦貴博 高橋賢 白井俊行 演出 下村晋矢 恒松圭 栖原隆史 宇田明彦 細川ヒデキ 野中卓也 南野純一 原田征爾 高橋賢 白井俊行 作画監督 松島晃 塩島由佳 佐藤美幸 菊池美花 梶山庸子 石後夏奈 佐藤哲人 茂木貴之 藤原将吾 秋山幸児 岡部葵 岡部茜 田中敦士 坂東美佳 緒方美枝子 西條由希子 橋本淳稔 仲敷公実子 永森雅人 外崎春雄 渡邉八恵子 下村晋矢 出口亜紀 鬼澤佳代 小林友衣 足立原美保子 ■関連タイトル Blu-ray 鬼滅の刃 遊郭編 1 完全生産限定版 アニメ「鬼滅の刃」イラスト記録集 弐 Blu-ray 鬼滅の宴 -無限列車編- メーカー特典「ジャケットイラストA4クリアファイル」付 鬼滅の刃 塗絵帳 -黄- アニメ「鬼滅の刃」イラスト記録集 壱 OP/EDテーマ 残響散歌 / 朝が来る 期間生産限定盤 PS4 「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」 鬼滅の刃 ノベライズ ~遊郭潜入大作戦編~ Blu-ray 舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆 完全生産限定版 Blu-ray 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 完全生産限定版 鬼滅の刃 塗絵帳 -橙- 鬼滅の刃 塗絵帳 -藍- Blu-rayDisc付き TVアニメ「鬼滅の刃」オーケストラコンサート~鬼滅の奏~ 初回仕様限定盤 『鬼滅の刃』吾峠呼世晴画集―幾星霜― 鬼滅の刃公式ファンブック第二弾 鬼殺隊最終見聞録 鬼滅の刃 塗絵帳 -蒼- 鬼滅の刃 塗絵帳 -紅- 鬼滅の刃 23巻 フィギュア付き同梱版 鬼滅の刃 風の道しるべ JUMP j BOOKS 鬼滅の刃 プラモデル 竈門炭治郎 Blu-ray 鬼滅の宴 ラバーマスコット バディコレ 鬼滅の刃 鬼滅の刃 トレーディング缶バッジ BOX商品 原作コミック 鬼滅の刃 1 Kindleまとめ買い 鬼滅の刃 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
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とけいやうさぎとゆうかくばんきつね【登録タグ と 曲 水城時計 鏡音リン 鏡音レン】 作詞:水城時計 作曲:水城時計 編曲:水城時計 唄:鏡音リン・レン 歌詞 (ピアプロより転載) (おやおや、わたくしの出番かしらね) (まだ時計を持っていなかった頃のウサギのお話) (遊郭番キツネと出会った頃のお話) 夕焼け 血の色に見えた 実際 頭から血が流れていた 戦争 子供でも兵器 実践 剣、槍、弓、持たされてた 死人は いくらだったっけ? 数えた 指を折って数、数えてみた あの川 越えたならきっと 兄たち 待っていてくれているだろう もうすぐお迎えが来てくれると思っていたのに 来てくれたのはキツネのお耳をした少女だった 「お前さまは、まだ死ぬ人ではないわよな」 かざす扇子 空に雪舞い 血色(ちいろ)の戦場を水へとかえる 濡れた鮮血 消えた命が 綺麗に消え去って逝く (残ったのは、少年一人) (少女の声が、耳を壊された少年の心に語りかける) 青空 というよりも雪 少女は 懐中時計を取り出した カチリと 針が動き出す 少女が クスリと笑い笑みを零す 両耳を失った少年に少女は近づき 握らせたのは黄金色した懐中時計 「時計はお前さまに呪いをかけたいと」 秒針 というよりも胸 心臓と 懐中時計が共鳴す カチリと 死にかけの命が ふわりと 生き返り血が巡る 「呪いって何?」 「ピーターパンの呪いさね。永遠の子供。世界の管理者となる子供」 「管理者は三人いた。けれど、わたくし以外、皆消えてしまったよ」 「どうして?」 「呪いを解こうとしたからさ」 「それがどうしていけないの?」 「呪いが解ける時が、世界の終焉」 「逆に?」 「呪いを解いた時、世界が終わる」 「つまり?」 「呪いを解いたら世界が終わる」 「だから?」 「ピーターパンに殺された」 「お前さまは、まだ生きたいかえ?」 「僕は、僕は」 「懐中時計はお前さまのことを気に入ったみたいやわ。ピーターパンの呪いを受ける覚悟さえあれば」 「お前さまは、これからもずっと生きることができる」 「ピーターパンに殺されない限り」 「僕は、僕は」 「ボクハ生キタイ」 かざす時計 黄金の空 失くなったはずの耳が生き返る 戦場の血の海 枯れた大地を 始まりに戻していく 懐中時計 時の管理者 扇子持つキツネは人の管理者 最後の一人 裏切り者の 後継者を探さなければ (人間を管理する遊郭番キツネ) (時を管理する時計屋ウサギ) (そして最後は・・・?) コメント ※当分の間閉鎖します。 この時計屋シリーズ新人じゃありえないくらい好きだ -- aaa (2009-06-09 20 09 55) 私も大好きです♪ 時計やウサギとアリスの絵本から好きですね^^ -- イヨ (2009-06-10 21 49 29) 時計屋シリーズで一番、てぐらい好き…! -- ディシー (2009-06-11 19 15 30) 時計屋シリーズの中で、なんかこれだけちょっと雰囲気違うよね・・・・。好きだけど。 -- 名無しさん (2009-08-12 11 42 02) このシリーズ大好きです♪マジ応援してます\(^o^)/ -- アリスS (2009-09-06 22 06 59)
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男遊郭 の主人公。 舞台となる「女宝島」で母とともに船問屋を営んでいる生娘。 店の遣いで郭を訪れたことから、図らずも菊屋の傾城達と出会い恋に落ちる。 奥手ではあるが、一度恋に落ちると、素直で一途に愛を貫き、 ただひらすら相手の為を思って行動する。 名前 偉宝 みさを (ひでとみ みさを)※変更可能 年齢 身長 体重 スリーサイズ 誕生日 血液型 声優 なし 一人称 私 家族構成 母 外見 茶髪、長髪 露出度 タイプ 素直 介入度 備考
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ゆうかくばんきつねといつわりのせかい【登録タグ ゆ 凛9 曲 鏡音リン 鏡音レン】 作詞:凛9 作曲:凛9 編曲:凛9 唄:鏡音リン・鏡音レン 歌詞 (ピアプロより転載) 本当の世界はどこにあるの? 本当の私はどこにいるの? 本当の心はどこで泣くの? 本当の涙はどこで捨てた? 偽りの世界はここにあるよ 偽りの貴方はここにいるよ 偽りの心はここで泣いてる 偽りの涙は何で要るの? 彼女が全てと思っていた 世界の全てと思っていた けれど人形を壊すピーターパン(子供)が 正義なんかじゃ 悪を裁く為の天秤 そこに君臨するは遊郭番 悪を裁く神は幼子 だけどそいつは悪魔だった 仮初の世界はここにあるよ 仮初の世界は夢の中に 仮初の世界は心地よくて 真実の世界と間違えてた 否定する羊は 角を折った 否定する羊は 抵抗した 勝てないと知りつつ 諦めない 否定する羊は 諦めない 彼女が全てと思っていた 世界の神だと思っていた けれど神なら何してもいいの? 神なんかじゃ 夢を守る為の武器 でも それは偽り 実は凶器だった 悪を裁く自分達は 夢の中で踊らされていた 本当の世界はどこにあるの? 真実の世界はどこにあるの? この世界を作ったのは誰? 誰も「本物」を見たことなかった これも「偽り」? 窓の外の世界 青空 だけどもしかしたら違うのかも 本当の色は違っていて ピーターパンさえ知らない… (終焉まで、あと二つ…) コメント 名前 コメント
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桜京の外れ一角にある大人の遊び場。 詳しくは敢えて触れまい。 ここに居る者に外の事を出すのは無粋、ってなもんですよ。
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《公開済》※日程変更※SCP001217 シナリオガイド 公式掲示板 扶桑を巡る決着の時が今―― 担当マスター かの 主たる舞台 (マホロバ) ジャンル 恋愛 募集スケジュール 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 2011-05-29 2011-05-31 2011-06-04 リアクション公開予定日 募集時公開予定日 アクション締切後 2011-06-15 2011-06-21 公開予定日を変更。 予定日 予定日2 リアクション公開日 2011-06-27 2011-06-30 2011-06-29 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) そうだ、遊郭にいこう +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 こんなときだからこそ遊郭にいくよそうだ、遊郭にいこう ▼キャラクターの目的 そうだ、遊郭にいこう ▼キャラクターの動機 そうだ、遊郭にいこう ▼キャラクターの手段 遊郭に隠された秘密を探ろう。 幕府・葦原軍の作戦を立てる +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 マホロバを救いたい ▼キャラクターの目的 幕府・葦原軍の作戦を立てる ▼キャラクターの動機 マホロバを救いたい ▼キャラクターの手段 マホロバの抱えている問題を解決するため。第四竜騎士団・瑞穂軍に対抗する作戦をたてよう。 第四龍騎士団と戦う +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 エリュシオン侵攻を止めたい ▼キャラクターの目的 第四龍騎士団と戦う ▼キャラクターの動機 エリュシオン侵攻を止めたい ▼キャラクターの手段 軍艦や鬼鎧を運用して戦う。 大奥の問題に関わる +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 大奥で幕府を支えたい ▼キャラクターの目的 大奥の問題に関わる ▼キャラクターの動機 大奥で幕府を支えたい ▼キャラクターの手段 将軍後見職や旧大老派とどう渡り合ったらいいんだろう……? 子供たちに『鬼』兆候が現れたときは? 扶桑とマホロバを救う道を探す +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 扶桑の元へ ▼キャラクターの目的 扶桑とマホロバを救う道を探す ▼キャラクターの動機 何があったのか知りたい ▼キャラクターの手段 扶桑の噴花は起きるのだろうか……その時何をしたらいいのかな? その他補足等 [部分編集] 【タグ:SCP かの マホロバ リスケ 恋愛 正常公開済】
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第一回戦SS・遊郭その1 魔人へと覚醒したのは、中学時代。 学校では、魔人への差別感情は根強かった。当然だ。そんな化け物は他に居なかったのだから。 僕は一人、耐えなきゃならないはずだったのだが、 「一緒に帰ろうか、ひー君」 君はいつも、そばに居た。 「魔人の僕に付き合うことなんて無いさ」 君までターゲットにされるだけだ。そう僕が言っても、 「わたしも魔人だから」 君はそう言って笑った。 どこまで本当なのかも知らないが。きっと僕のための見え透いた嘘だろう。 こんな時でも、君は笑うんだ。表情がころころ変わるから、見ていて飽きない。 こんなことを言ったら、君はまた膨れ面をして拗ねるのだろうけど。 視界の隅に、石を拾い上げる生徒の姿が見える。それで誰を傷つけるんだ? 君が傷つくことを望まないし、僕自身が傷つくのも望みやしない。 君は君自身が傷つけられた時よりも、もっと傷つくのだろうから。 魔人能力を発動する。『ふたりきりの戦争(ハイ・タイド)』。 ――暗転。 世界が緑色のワイヤーフレームで再構成される。 格子に沿うように、僕の手から赤い線が伸びていく。その道行きは、すぐ近くの君の手へ。 世界が外形を取り戻す。赤い輝線だけは、僕と君を繋いでいる。 魔人でよかった、と、この時だけは思う。こういう使い方ができるのだから。 害意のあるノイズを遮断できる。降りかかる危険も弱められる。ふたりきりの世界を築く事が出来る。 石が音もなく、僕の髪に触れた。そのまま重力に従い落ちていく。 「行こう、由智」 僕は手を差し出す。機械いじりばかりしてきた、固く無骨な手。 君が頷く。手を伸ばす。 感触はない。 ―― ―――― ―― 眼を開く。 あいつは居ない。 おれは手を見つめる。機械に完全に代替された、硬く無機質な手。 時計がカチカチとけたたましく動作音を繰り返す。 デジタル表示がいびつに歪み、新たな文字列を築いていく。 うるさいな。 真沼陽赫第1回戦SS『異形の腕、彼女へ』 真沼陽赫(まぬま ひあか)。 欠片の時計である、一針時計がその針先を伸ばす。 巻かれた腕――巨蟹の鋏に、針先が文字を独りでに彫り込む。 そうして対戦相手の名が記されると同時。右野斬子(みぎの ざんこ)は、その人物の調査を開始していた。 希望崎学園の生徒名簿に、その名前はあった。 右野斬子にとっては1年先輩の3年生。現在休学中。 希望崎学園の魔人生徒だからといって、すなわち悪党や変態と即断できるわけではない。 少なくとも、彼女の調査の限りでは、彼を『狂怪』と見做せるような話は聞こえてこなかった。 (出来るならば、戦いたくない) 自らの思考ではない。脳内に声が響く。 (ってー、お姉さん考えてな~い?) 融合した同居人、永久乃挟子(とわの きょうこ)こと、デビルキャンサーの意思からの茶々だ。 (……余裕を持って勝てそうなら、そう考えたかもね) (お姉さん、弱気~~? 私とお姉さんの力があるのに?) 右野斬子の『蟹の右腕(ゴッド・キャンズ)』は、単体戦闘能力としては相当の高性能を誇る。 彼女自身にその自負もある。驕りではない。客観と実績に基づいての判断だ。 神出鬼没の機動力、“斬”。絶対不落の防御力、“突”。文字通り必殺の攻撃力、“挟”。 一つ一つが高水準の能力、しかしながら汎用は全能ではない。 (ああ。戦闘場所が問題だ) 遊郭とも刻まれた、自らの右腕たる大鋏を見やる。 彼女の異形の左目、蟹の眼(スキャンサー・アイ)は、200mもの視界を有す。 “斬”の転移範囲を広漠に定義するそれはしかし、遮蔽物の多い建物内では優位を取りづらい。 “突”と“挟”の無敵の攻防も、動作を行って初めて発揮される。 つまりは、狭い屋内での奇襲に万全に対応できるものではない。 (そりゃあ不利だー。どうすんの?) (やりようはいくらでもある。師匠の教えと、自分の経験は嘘をつかない) 右野斬子は、川のただ中に転送されていた。 浅い川。膝も出る程度だ。 「ちょっと動きづらい程度か」 (えー。水辺のほうが動きやすいじゃーん) (それはお前だけだ。私の脚は蟹なんかじゃない) 蟹なのは、片目と片腕。その事実だけで、たまに落ち込む。 「お嫁さんになれねえのかな……」 (私がなってあげようか~?) 「冗談。行くぞ」 目の前には、彩り鮮やかな歓楽街が広がっている。 遊郭。白黒の写真やら、ジャンプ漫画の世界で見たものが、自分の目の前に広がっている。 「……物見遊山と行きたい気持ちもあるけど」 人の気配はない。対戦相手の希望とマッチした結果なのか、時計の気まぐれかは分からないが、 関係ない人間を下手に巻き込みたくない斬子には好都合だった。 (……見えてる見えてる。敵だ~) 「奇襲を警戒するまでもなかったか。一撃で決める」 蟹の眼が対戦相手を視界の端に捉えた瞬間。 世界が暗転した。 ―― ―――― ―― 世界が暗転、ワイヤーフレーム化する。それをなぞるように伸びる赤い線は、右野斬子の許へは向かわない。 『ふたりきりの戦争(ハイ・タイド)』は、対象に対し、一対一の戦いを強要する決闘能力。 その能力対象の一端が、敵である必要などどこにもない。 赤い糸は、川べりの柳に強く結びつく。 その柳と、真沼陽赫の間でのみ、十全に攻撃を通すことが出来る。他者からの攻撃を大きく阻む。 これにより、敵の攻撃を強烈に制限できる。こちらからの攻撃も受け付けなくなるが、 比較的安全に敵の力を見ることが出来る。保険もかけずに正面戦闘はしない。 決闘能力と嘯きながら、聞いて呆れる。 そう、真沼陽赫は自嘲する。だが、止めるつもりは毛頭ない。 決闘をするために能力があるのではない。勝利のためにこの能力はある。 そして勝利はあいつのために。あいつのための能力だ。 突如空間を斬り裂き、少女が現れた。異形の目と腕を備えた、半怪物の少女。 大鋏を広げ襲いかかる。かかった。それが能力か。それが得物か。 下手に防御力を晒すのは困る。そう真沼陽赫は判断する。 スラスターを吹いて回避を試みる。 避けきれない軌道。能力の一端を晒してしまうが仕方あるまい。 『ふたりきりの戦争』は、決闘対象以外からの攻撃を大きく制限する。 そして、その制限を意にも介せず。即死の挟撃が肩肉を浅く抉り消す。 『蟹の右腕』のモードの一つ、“挟”。挟んだ物体を絶対に切断する能力。 それは『ふたりきりの戦争』の防御応用を嘲笑う。 瞬間移動のみを能力と断じた、真沼の判断ミス。そして驚きの表情を見せたことが、次なる失策。 (……あいつの顔) 右野斬子は独りごつ。 (何を見たのー?お姉さん) (あの表情を見なかったのか?蟹の目は飾りかよ) (複眼は動きに強いだけで解像度高いわけじゃないも~ん。それにね、今はお姉さんの目でも――) (あいつは防御能力を有す。少なくとも、単純な切断に耐えるレベルには。 だからこそ、“挟”が防げないことに動揺した) 会話を遮り句を継ぐ。 だから、攻めるべきは今。防御を恃みに突出した今こそが、最大の勝機! 右手を突きだす。“突”のモード。 無敵の防御力を誇るこの構えは、しかしながら攻撃起点としてこそ最大の効果を発揮する。 突きの姿勢。これは防御に回すには、カバー範囲、動作までのタイムラグから使い勝手は良好とは言えない。 だが、攻撃となれば話は別だ。絶対に破壊されない一撃が、確実に相手へエネルギーを伝達する。 破壊力はゼロとはいえ、姿勢を突き崩すにはお誂え向きだ。 “突”。突き出した手が、迎撃をいなしながら対戦相手を突き飛ばす。 “斬”。斬る手振りをする。隙の大きい背後へと、空間を斬って現出。 “挟”。鋏さえすれば正真正銘の必殺技が、義手の手指を挟む。 容易く折れてしまいそうなそれをしかし、傷つけることは叶わない。 体幹を狙った攻撃は、横っ飛びにスラスター緊急回避されたのだ。 “挟”は生物以外を一切断てない。把持を中断し、次の動作に移行する斬子。 生物と認識さえすれば、鋼鉄だろうとこの鋏は挟み潰せる。ただ、それは人格を持ったロボットなどの、 元々無機物で構成されるような生命体に対しての話だ。義手も生物とみなす程の傲慢なまでの認識を、 右野斬子は持ち合わせない。 “突”。スラスター加速の乗った回し蹴りと衝突。効かない。真沼が大きくよろめく。 “斬”。右野斬子の姿が掻き消え、残心姿勢のままに真沼の死角へ踊り出る。 “挟”。必殺の挟撃!凶暴なスラスターが吹き散らされ、真沼が地面に叩きつけられながら転がる。 “挟”こそ空を切ったものの、斬子は手応えを持っている。 決まるまで何度でも繰り返せばいい。何度でも。何度でも。 “突”で弾き、“斬”で回り込み、“挟”で殺す。 単純最強のサイクルを回す。これが最高の基本戦術。 一つ気になるのは、真沼から伸びる赤い線。その先は柳に伸びている。――あれはなんだ? 真沼が柳を焼き払う。赤い糸がほつれて消えた。能力が解除された証。 確認するやいなや、再び世界がワイヤーフレームに包まれる。シームレスな連続発動。 真沼陽赫から、赤い線が出ることはない。 その能力対象の一端が、真沼自身である必要さえどこにもないからだ。 バシュッ! 噴射音が鳴る。スラスターによる急転速。 瞬間、真沼陽赫の姿は、右野斬子の上空にある。 襲い来るは、非人間的な軌道と速度のフック攻撃。インパクト直前で増速!威力を増す! 攻撃をいなした刀に、逆噴射からの肘打ちが襲う。 迎撃のための、鋏の一突きは空を切る。 構えた“突”を横っ飛びで交わしての加速膝打ち。“斬”で逃れる! 開こうとした鋏に、噴射連続掌打。一撃、二撃、三撃! 息をもつかせぬ高速連続攻撃。 そのすべての攻撃を、“突”で弾き、“斬”で躱す。“挟”は使わせさえしてくれない。 (ぴょんぴょん飛んで~!人間ロケットかっての!) 永久乃挟子が思わずぼやく。 守勢に回るのは拙い。“斬”で100mほどの距離を取る。 障害物越しに、真沼を見据えた。 態勢を立て直すためではなく、ここで決めるための一手。 刹那。右野斬子は鋏で空を切る構えを取っていた。 “斬”! 真沼の直上。石灯籠が出現する。 “斬”で転移できるものは、右野斬子自身と、斬撃範囲内の“生物以外の全て”。 すなわち、自分と共に質量弾を送り込む事ができるのだ。 数十キロの質量が頭部に着弾!よろめきながらも、咄嗟に噴射で前方へ逃れる。 これは悪手だ。斬子は二度目の“斬”を終え、逃げ先で大鋏を構えている。 “挟”による必殺挟撃。真沼は両腕で左右からの刀身を阻む。 がっちりと挟み込む形。生物でない義手を切断することは出来ないが、その把持力は常人離れだ。 真沼が全身のスラスターを噴射。抜けない! 義手で鋏を食い止められている。このままでは互いに―― 「……互いに決め手がないな」真沼が同意を求めるように呟く。 それは意識を顔近くに反らす誘導。同時に、自由な下半身から噴射蹴撃が迫っている。 斬子の腹部を掠める。軽く呻き声を上げるが握力は衰えず! 「ぐっ……嘘吐き野郎め。だがこっちにはある!」 右腕を水面に叩きつける。川の水深は浅い。30cm程度だろう。 だが人を溺死させるには十分な深さだ。そのまま水底に鋏を押し付ける。 5秒。10秒……手を離す! 鋏を引き戻し、バックステップで離れる斬子。 火傷の痛み。鋏が焼け焦げている。一拍遅れて、スラスターにより灼かれ続けていたと悟る。 追撃にそなえ正面を見据える斬子。視界の先で、真沼はよろめきながら立ち上がっていた。 頭からは流血。灯籠の直撃は確実にダメージを与えているようだ。 真沼陽赫は、スラスターを吹きながらその場を離れていく。 迷わず追い縋る。“斬”ならば距離が一気に詰まる。 長屋の中へ。斬子は脚を止める。 気配を殺している。待ち伏せるつもりか。 トラップの類は用意していない。自分の、もとい、挟子の巨腕は、閉所での工作にも誘導にも不適当。 だから相手が持久戦で来るならば、彼女は長期戦を避ける。 相手の誘いには乗らないこと。可能な限り先手先手で攻めること。師匠の教えだ。 戸を刀で、そして鋏で斬り裂く。“斬”。 斬り開いた視線の先に飛ぶ。木っ端がばらばらと音をたてた。 (ちょっと!考えなさすぎじゃないの~?) 彼女はその声を無視する。 止めこそするものの、挟子自体に確たる作戦があるわけではないだろう。 ――ならば黙って私を見ていろ。 狭い屋内。障害物は、全て突き崩しながら進む。 匂いが鼻を刺す。 (うっ、なんだろー、これ) 「……麝香か」 強烈な密度の臭気。ここまで充満しているということ、それは。 香油がたっぷりと、ぶちまけられた後であることを意味する。 瞬間、障子戸を突き破り、槍のごとく何かが差し込まれる。 予測済み。斬子は足下の畳を跳ね上げる。 投げ込まれた燭台が、畳に弾かれ床に転がる。 その燭台の奇襲を、斬子は横目で事前察知していた。 蟹の目の複眼ならば、相手に視線を悟らせずともそれができた。 悟らせずに動いた理由はひとつ。その隙を狙って自分が動くため! “斬”。奇襲の主の元へ一跳び。 彼の姿は、跳んだ先にない。 天上から手刀攻撃!天井を蹴って加速している。 “突”で跳ね除ける。壁を蹴って再加速してくる。攻撃の手が早い! 閉所での機動戦闘こそ、ETC(極度推進格闘)戦術の真骨頂。 連続した回し蹴り!斬子は“斬”で攻線をずらす。だが、彼女はそれどころではない。 スラスターの噴射炎が、建物全体に塗り込められた香油に引火している。 いつの間にか、火が急速に燃え広がりつつあった。 炎で視界が揺らめく中でも、右野斬子の右眼、人のそれであるその右眼は、それを知覚していた。 真沼の狙いが読めた。彼女は得心する。 限界戦闘域を示すのであろう、赤い死線(デッドエンド)が仄かに見える。 炎で逃げ場を奪うとともに、視界を悪化、ぎりぎりでの攻防からのエリアオーバー狙い。 “斬”も迂闊に使えない。“突”の防御でも対処できない敗北条件。 だが、分が悪いわけではない。 迂闊に動けないのは相手の噴射駆動も同じだし、“突”の突き崩しは押し合いにも優位を取れる。 しかしまったく、とんだリスクジャンキーだ。 躊躇なく、自分へのデメリットの方が大きな戦術を選択できるのだから。 攻撃を続けてくる真沼の攻撃を捌きながら、しかし彼女は少しの余裕を持っている。 追い詰めるのは彼女の側だ。徐々にライン際へと戦闘範囲を狭めていく。 相手の四肢が満足なら、五分にまで追い込まれていただろう。 しかし、右手の動きだけが甘い。当然ではある、肩を抉られているのだ。 あの戦技。目まぐるしい手数と、姿勢によらない格闘手段の多さこそが脅威。 だからこそ、その四肢の一端(こうげきしゅだん)を欠いた状態では隙が生まれる。 惜しかったな。斬子は素直にそう感じる。 一瞬の隙を突き崩す。“突”で一気に押し出せる位置。 バック噴射で躱される。だがその位置は。 ――ラインを超えた。終わりだ。 静寂。燃え盛る音だけが響く中、対戦相手はこちらを見据えたままだ。 ――終わらない。何故? 動揺が判断力を鈍らせる中、右野斬子の蟹の目は捉える。 今にも溶け切りそうな和蝋燭を。 赤い線で柱と結ばれた、風前の灯を。 「フェイク……!」 火が溶け切る。同時に真沼陽赫が、能力を起動した。 『ふたりきりの戦争』が始まる。 世界が“一瞬”、暗転する。 それは一瞬ではある。 そしてその一瞬は、多大なる時間である。 高速機動戦闘を得意とする真沼陽赫には。 数年馴れ合った魔人能力を、徹底的に検証し続けてきた真沼陽赫にとっては! 暗転した世界に、色を失った光条がごうと鳴る。 そして、視界を暗闇に支配されるということ。 それは、“斬”による視界瞬間移動能力が、その射程を完全に失うことを意味もする。 右野斬子が見た景色。それは赤く線引く鋼鉄の魔手であった。 ワイヤーフレームの世界が終わる。視界が裏返る。 斬子は強烈なスラスター突進により、地面に叩きつけられる。 馬乗りになる真沼が、右腕を振り上げる。体を押さえ込まれている。大鋏は動かせない。 真沼の左腕が、スラスター噴射膂力で完全に抑えこんでいるためだ。 噴射加速の乗った破壊的右ストレートが、もろに顔面に突き刺さる。 「ぐっ!」 (ぎゃあっ!) 既に次の攻撃の動作に入っている。右腕を振りかぶる。 続いての右フック。左手の刀で受ける。衝撃に耐え切れず弾け飛んだ。 スラスター連撃が入る。受けきれず、何度も攻撃を食らう斬子。 しかし、反撃の算段は整っている。 この義手は、恐らく魔人能力ではない。スラスターの推進剤は有限のはず。 拘束のため、奴は恐らく全力噴射をし続けている。義手に入る程度の推進剤が、そう長く保つものか。 右腕(きょうこ)の拘束が解けるまで凌げば、勝機は掴める! 右腕の拘束が解けるまで―― 右フックが顔面を捉える。 「うっ……!」 (んああああっ!) ――私より痛そうに呻くもんだな、こいつ。 右腕の拘束が―― 右フックが顔面を捉える。 「ちっ……!」 (うくっ……んんっ!) ――化け物のくせに。お前がそんな痛そうな声を出すな。 右腕の―― 右フックが顔面を捉える。 (ひぐっ……!あああああっ!) ――ああ、こいつはまだガキだったんだっけか。 ったく……! ―― 右フックが顔面を捉える、直前。 「……だ……!」 何かを呻いた気がするが、攻撃は止まらない。 「かはっ……!……降参だ。降参」 バシュッ! と、無理矢理といった風に急制動がかかる。 幾度と無く振り上げた真沼陽赫の右腕は、ようやく動きを止めた。 「ほらよ、持ってけ。自分で取れないんだよ」 右野斬子は鋏を、それに巻きついた一針時計を突き出す。 「……何故降伏したんだ?」 真沼が問う。 「人をさんざ殴っといて言う台詞かよ」 (そーだそーだ!) こいつは降伏させようという気はさらさらなく、殺す気満々だったわけか。 斬子は気が滅入る。 「こっちは嫁入り前の乙女なんだから。顔を潰されたくはないだろ、リョナ野郎に」 「そいつは悪かったな」 (お姉さん、りょなやろーってなに~?) 「お前は黙ってろ。……悪い悪い、気にすんな」 脳内の同居人を黙らせる。これでは不審者だ。 「詫びに、元の世界に戻してやるよ。最後に覚えてたら」 真沼が軽口を叩く。 「どの口が。私たちのことなんて、全く興味が無いくせに」 「ああ。全くない」 「はっきり言うなよ。お前モテないだろ」 「うるさいな。だけど」 「あ?」 「最後の一人になれば、おれだって気が変わるかもしれない。最後の一人にさえなれば……」 「……あっ、そう。じゃあ、期待せずに待つけど」 真沼が時計に触れる。時計は溶けるように消える。 斬子には重みが消えた実感さえない。腕の重量感覚は変貌したきり当てにならないからだ。 真沼陽赫の身体も、溶けるように輪郭を失っていく。 「……私たち、か」 最後に真沼がそう呟いたのを、斬子はなんとなく覚えている。 (良かったの~?) 間の抜けた声が頭を走る。 「何がだ?」 (確かに、物の怪だったらこの時代のほーがたくさんいると思うけど。 このまま私と一緒でさー。良かったの~?) 「……今回の戦いで分かっちまった、私はお前の力に依存してる。 もっと強い『狂怪』とやるなら、こいつ抜きではやってられない」 かつての自分であれば、あのような思考には至らなかっただろう。斬子は思う。 腕が解放されるのを待つのではなく、義手を喰いちぎろうとでもして、無理矢理に抵抗をしただろう。 どれもこいつのせいだ。斬子は嘆息する。 (私のありがたみを理解したのはいーんだけど) (お嫁さんになれないー、って叫んでたのはいいのー?) 「良くはねえ。あの猟奇ロケット野郎は許さねえけど」 「この姿だって、誰にも受け入れてもらえないなんてことはない。いつか素敵な人は現れるさ」 (ふーん?へえー?ふ~~ん?) (ああ、もううるせえな) 床に転がった刀を拾い、鞘に納める。 「行こうぜ、挟子」 彼女は手を見つめる。分厚い甲殻に被覆された、硬く凹凸のある手。 この姿もまあ、悪くない、のかもしれない。 【右野斬子】:敗北。どこかの次元にて、永久乃挟子と二人での人生を歩み続ける。 【真沼陽赫】:勝利。元の世界にて、最後の一人になるための戦いを続ける。 このページのトップに戻る|トップページに戻る