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- 文春オンライン 【都議選 大田区選挙区当選確実決定か 】7月4日投票の東京都議会議員選挙の大田区選挙区ですが、... - 犬伏秀一(イヌブシヒデカズ) | 選挙ドットコム - 自社 【おい、おい❗️NHKよ、韓国国営放送になったのか⁉️】いまテレビのチャンネルを回していたらハ... - 犬伏秀一(イヌブシヒデカズ) | 選挙ドットコム - 自社 【都議会議員大田区選挙区 立憲民主党 凄い候補予定者発表❣️】7月に行われる都議会議員候補予定... - 犬伏秀一(イヌブシヒデカズ) | 選挙ドットコム - 自社 【西郷隆盛ドンの末裔の妻、小池百合子ちゃんを切る⁉️】 - 犬伏秀一(イヌブシヒデカズ) | 選挙ドットコム - 自社 Switch『桃鉄』累計販売本数が100万本を突破! - ファミ通.com N国党が「NHKから自国民を守る党」に党名変更 衆院選は「NHK党にしたい」 (2020年12月21日) - エキサイトニュース 「桃鉄」シリーズには、日本経済30年の歴史が詰まっている。7都市の“物件”比較から見えること - Business Insider Japan Switch『桃鉄』が初週で販売本数50万本を突破。ダウンロード版を含んだ累計で、前作3DS『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』を超える - ファミ通.com 日本維新 18区に横田氏擁立 IT会社代表取締役 元県議 | 宮前区 | タウンニュース - タウンニュース 杉村太蔵氏、「小泉内閣同窓会」に飛び入り参加 赤坂の料亭でどんな話を? - 毎日新聞 - 毎日新聞 自民党、「日本のこころ」吸収へ 8年半の歴史に幕 - 産経ニュース 自民・平沼元経産相 政界引退の意向固める|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 小池都知事は「ウルトラ右翼の独裁者」なのか - 東洋経済オンライン 【先出し週刊ファミ通】『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』全国の社長の皆さ~ん! 日本全国MAP付き発売記念特集ですよっ!!(2016年12月22日発売号) - ファミ通.com 「桃太郎電鉄2017」特大カレンダーの無料配布開始! ビックカメラ各店舗で実施。日本地図と名産怪獣をデザイン - GAME Watch 3DS用「桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!」、ゲーム紹介動画を公開 新カード20種や個性的なキャラクターたちなどを追加 - GAME Watch 3DS用ソフト「桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!」,ゲーム内で発生するイベントが確認できる最新スクリーンショットが公開 - 4Gamer.net 社長! 『桃鉄』が3DSで出発ですぞ! 『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』を紹介 - ファミ通.com 日本一の大社長をめざせ 『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』紹介映像が公開 - ファミ通.com 【先出し週刊ファミ通】今回も超・超・超凶悪! 貧乏神も勢揃いの『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』最新情報(2016年11月24日発売号) - ファミ通.com 3DS「桃太郎電鉄2017」発売日決定!同時に遊び方もチェック! 130種類のカードに新物件・怪獣などシリーズ最大ボリューム - GAME Watch 「桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!」の発売日は12月22日。最大4人で「桃鉄3年決戦!」が楽しめる対戦専用ソフトを無料配信 - 4Gamer.net 【先出し週刊ファミ通】『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』大人気ボードゲームの最新作が帰ってくる!(2016年10月27日発売号) - ファミ通.com 桃鉄シリーズ完全新作「桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!」の発売日が決定 - GIGAZINE 「桃太郎電鉄」復活 今冬発売 さくまあきらさん「新しい桃鉄の幕開け」 - ITmedia 桃鉄シリーズ最新作が3DSで登場。「桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!」が今冬に発売予定 - 4Gamer.net 『桃鉄』が復活!3DS『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』今冬発売 - iNSIDE たちあがれ日本との連携は困難~橋下代表|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 たちあがれ日本、石原都知事の新党に移行へ|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 たちあがれ日本「石原新党」合流を正式決定|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 たちあがれ日本、自主憲法の大綱案を発表|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 たちあがれ日本 参院議員が自民統一会派へ|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 自・公・たちあがれ、内閣不信任決議案を衆院提出 - 日本経済新聞 たちあがれ日本に“連立”打診 その理由は|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 たちあがれ日本と新党改革、参院で統一会派|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 中山恭子元拉致相 たちあがれ日本に入党|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 中畑清氏 たちあがれ日本から比例で出馬へ|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 略称「日本」めぐり、新党日本が改善を要求|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 新党「たちあがれ日本」が結党会見|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 新党「たちあがれ日本」が旗揚げ会見|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 「立ち枯れ」「ガンダム」「敬老会」 新党「たちあがれ日本」の連想 - J-CASTニュース 平沼新党「たちあがれ日本」 立ち枯れ日本?たそがれ? 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日記/2011年08月27日/ニュース記事 2011-08-28 民主党代表選 5人の選挙戦に NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20110827/k10015188831000.html +記事コピペ収納 民主党代表選 5人の選挙戦に 8月27日 12時39分 民主党の代表選挙が、27日、告示され、これまでの代表選挙で最も多い5人が立候補しました。各候補者の陣営は、29日の投票日に向けて、支持の拡大に全力を挙げることにしています。 民主党の代表選挙は、、27日、告示され、午前9時から午前10時半まで、党本部で立候補の受け付けが行われました。立候補したのは、届け出順に▽前原前外務大臣、▽馬淵前国土交通大臣、▽海江田経済産業大臣、▽野田財務大臣、▽鹿野農林水産大臣の5人で、各候補者は、受け付けのあと、陣営の出陣式や選挙対策本部の打ち合わせに臨みました。選挙戦では、震災復興の財源に充てるための臨時増税の扱いや、ねじれ国会に対応するための、大連立政権を含めた野党との連携のあり方、さらに、小沢元代表の処遇を含めた、挙党態勢の具体的な在り方などが争点になる見通しで、午後には、日本記者クラブ主催の共同記者会見で、みずからの政策や考え方などを述べることにしています。代表選挙は、29日に、党所属の国会議員のうち、党員資格停止の処分を受けている9人を除く398人による投票が行われ、菅総理大臣の後任の新しい代表が選ばれます。各候補者の陣営は、誰に投票するか決めていない議員が、まだかなりいるとみて、今後、支持の拡大に向けた取り組みや、グループ内の引き締めを本格化させることにしています。 前原氏 外国人献金は59万円 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20110827/k10015192501000.html +記事コピペ収納 前原氏 外国人献金は59万円 8月27日 15時58分 民主党の前原・前外務大臣は、東京都内で記者会見し、ことし3月に外務大臣を辞任する原因となった政治資金規正法で禁止されている外国人からの政治献金について、辞任の原因となったものも含めて、平成17年から22年にかけて合わせて5件で59万円受け取っていたことを明らかにしました。 前原前外務大臣は、政治資金規正法で禁止されている外国人からの政治献金を京都市内で飲食店を経営する在日外国人から受け取っていたとして、ことし3月、外務大臣を辞任しました。これについて、前原氏は、27日、記者会見し、みずからの後援会や地元の民主党の支部に献金をした個人と法人への聞き取り調査を行った結果を明らかにしました。それによりますと、政治資金収支報告書が残っている平成17年以降22年にかけて、辞任の原因となったものも含めて、在日外国人4人と、在日外国人が代表取締役を務める法人1社から合わせて59万円の献金を受け取っていたことを明らかにしました。前原氏は、献金を受け取った事務所の担当者は、いずれも外国人からの献金であることを知らずに受け取ったもので、すでに全額返金したとしています。このあと、前原氏は、日本記者クラブ主催の共同記者会見で、「知らなかったことはたださなければならないが、みずからが手を汚して何かをしたことは一切ない。神に誓って、政治家としての使命を果たすことができると決意した」と述べました。 福島知事「困惑」連発 菅首相との会談 (産経新聞) - Yahoo!ニュース ttp //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110827-00000572-san-soci +記事コピペ収納 福島知事「困惑」連発 菅首相との会談 産経新聞 8月27日(土)23時51分配信 「突然の話で困惑している」「困惑しているっちゅうことだよ、突然で」…。福島県を訪れた菅直人首相から、汚染がれきや土壌の中間貯蔵施設の県内設置を示された佐藤雄平知事。会談後、知事は記者団に語気を強め「困惑」を連発した。 退陣間際の首相による突然の表明に、東京電力福島第1原発がある大熊町の渡辺利綱町長は「まだ立地町に話はない」とした上で「具体的な話があれば、対応を検討しないといけない」と冷静に受け止めた。 首相と知事との会談で、高放射線量地域は長期間帰宅が困難になる可能性があるとの見解も示された。 「戻って生活できるようになるまで、ある程度時間はかかると思っていたが…」と双葉町から福島市内のアパートに避難した鈴木美千代さん(38)。「私たちにどうしろというのか。生活の保障はどうなるのか」と憤った。 【関連記事】 福島3キロ圏内一時帰宅 お年寄り「今日で見納め」 菅首相「放射能、理解できない」 名言か迷言か…最後の菅語録 中国、菅首相退陣を揶揄「ここ5年で最長」 菅首相退陣「次は実行できるリーダーを」産業界反応 世界自然遺産となった小笠原諸島。”登録効果”の一方で、悩みも… 最終更新 8月27日(土)23時51分 ハリケーン上陸 米で厳戒態勢 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20110827/k10015197751000.html +記事コピペ収納 ハリケーン上陸 米で厳戒態勢 8月27日 23時28分 アメリカ東海岸に上陸したハリケーン「アイリーン」は、今後、ニューヨークなどの大都市を直撃するおそれがあることから、およそ230万人に避難の指示が出されるなど警戒が強まっています。 アメリカ海洋大気局によりますと、ハリケーン「アイリーン」は、日本時間の27日午後8時半ごろ、アメリカ東海岸のノースカロライナ州に上陸しました。午後9時現在、中心の気圧は952ヘクトパスカル、最大風速が38メートルで時速22キロで北北東に進んでいます。ハリケーンは日本時間の28日午後、首都ワシントンに最も接近する見通しで、その後、ニューヨークを直撃するおそれもあります。ニューヨークに上陸すれば、1893年以来118年ぶりになります。このためオバマ大統領は、26日、「歴史的な規模の被害が出るおそれがある」として厳重な警戒を呼びかけ、みずからも休暇先からワシントンに戻りました。ノースカロライナ州からニューヨーク州にかけての6つの州では、高潮や強風による被害に備え、合わせておよそ230万人に避難の指示が出され、住民が避難を始めています。ハリケーンが上陸したノースカロライナ州では、およそ20万世帯で停電しています。またニューヨークでは、ブルームバーグ市長が市内の低地にある病院や老人ホームなどからおよそ7000人の患者や入所者を避難させたことを明らかにしたうえで、市民に対し、直ちに避難するよう求めました。ハリケーンの影響で、東海岸を発着する7000便近くの飛行機が、すでに欠航したか欠航を決めたほか、ニューヨーク市では電車やバスなどの公共交通機関が、現地時間の27日午後からすべて運休することになりました。 「名言か迷言か…最後の菅語録」:イザ! ttp //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/525072/ +記事コピペ収納 【名言か迷言か】 退陣表明した菅直人首相を「名言か迷言か」のコーナーで取り上げるのもこれが最後となろう。1年3カ月、日本政治に負の遺産を残した菅首相の主な発言をまとめた。 「『奇兵隊内閣』と名付けたい」 関連記事 菅氏は何位?歴代首相ランキング 菅首相、きょう夕方にも退陣会見 記事本文の続き 昨年6月8日の首相就任会見で、郷土・山口の先輩で幕末の志士、高杉晋作が作り上げた奇兵隊にちなみ、日本の改革に乗り出す決意を示した。鳩山由紀夫前首相が米軍普天間飛行場移設問題で迷走した挙げ句退陣した後だっただけに、それなりに期待もあった。ところが、消費税をめぐる次の発言でつまずく。 「10年度内にあるべき消費税率や改革案を取りまとめる。税率は自民党が提案している10%を一つの参考としたい」 案の定、参院選で大敗した。 「消費税に触れたことが、やや唐突な感じを持って国民に伝わった」 参院選敗北を受けた記者会見でこう反省の弁を述べたが、以後民主党は衆参で多数派が異なるねじれ国会で苦しむことになる。 「カネにまみれた政治文化を変えたい。小沢一郎元民主党代表の政治はカネと数の原理が色濃くある」 9月の代表選で、菅首相には任せておけないと、小沢一郎元代表が出馬した際、対抗心をあらわにした。 「『有言実行内閣』を実現したい。適材適所の挙党態勢だ」 小沢氏に勝利した後、内閣改造後の記者会見でこう述べた。しかし、小沢グループとの対立は深まり、今回の代表選に影を落とすことになった。 「就任して今までは仮免許だったが、これからはもっと自分の色を出したい」 12月12日、支持者との会合で図らずも自分が未熟であったことを認めた。このことを端的に示したのが、米格付け会社による日本の長期国債格下げにだった。 「初めて聞いた。そういうことには疎いので、あらためて言いたい」 経済問題だけではない。外交面でも昨年秋の尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で迷走した。北方領土問題でも2月にロシアのメドベージェフ大統領が国後島を訪問したことについて、「許し難い暴挙だ」と非難した。しかし、「暴挙」というなら本人に直接言うべきあったが、菅首相は大統領に詰め寄ることはしなかった。訪問から12日後に横浜で大統領と会う機会があったにもかかわらずである。ロシア人から卑怯者とみられても仕方がない。 内政、外交ともに行き詰まっているときに起きたのが3月の東日本大震災だった。 「未曽有の国難を乗り越えたい。命懸けで取り組む」 3月12日、首相は東京電力福島第1原発での爆発を受け記者会見で決意を示した。だが、自民党との間に信頼関係を築けなかった首相が大連立を呼びかけても谷垣禎一総裁らが応じるはずもなかった。 行き詰まった首相は、「脱原発」に活路を見いだそうとした。5月25日、パリの経済協力開発機構での講演で、国内調整も行わないままに宣言した。 「発電電力量に占める自然エネルギーの割合を20年代のできるだけ早い時期に20%とするよう大胆な技術革新に取り組む」 民主党内からも不信感が高まり、野党側が提出した内閣不信任案に同調者も増え、可決の勢いとなった。追い詰められた首相は6月2日の党代議士会で、「退陣」を表明した。 「震災復興、原発事故収束に一定のめどがついた段階で、若い世代に責任を引き継ぎたい」 ところが、首相が直ちに総辞職することはなく、3カ月も居座ることになる。 「国会には『菅の顔は見たくない』という人がたくさんいるが、ならばこの法案を早く通した方がいい」 再生エネルギーに関する超党派議員会合では、こう開き直った。退陣をようやく明言したのは8月10日、衆院財務金融委員会でだった。 「公債発行特例法案と再生エネルギー特別措置法案が成立したときは速やかに党代表選の準備に入る。新代表が選ばれたときには首相という職務を辞する」 政治家にとって「言葉」は最も重要な武器であるが、これほど発言に信用のなかった首相もいないだろう。それでも首相の辞書には「反省」はないようだ。8月23日、退陣に関し参院財政金融委員会で、開き直りをみせた、 「間違ったことをしたから責任を取るのではない。党内に向けた約束を果たすのが政治家のけじめだ」 ◇…先週の永田町語録…◇ (22日) ▽党を守る 渡部恒三民主党最高顧問 前回は中間の人がおらず、党を守る立場がいなかった。今度は誰がなっても、挙党一致で政治をやらせるように協力しなければならない。(党代表選に関し記者団に) ▽災い 小坂憲次自民党参院幹事長 次の首相になるかもしれない人を選ぶ民主党代表選が、たった数日間で、誰がどういう考え方を持つのか全く分からない形で進むのは災いでしかない。(党参院議員総会で) (23日) ▽のんびり屋 馬淵澄夫前国土交通相 きょう51歳になった。「五十で天命を知る」から1年遅れだ。のんびり屋の私にはぴったりかと思う。(民主党代表選出馬について論語の一節を引用し記者団に) ▽低レベルの争い 渡辺喜美みんなの党代表 民主党代表選を見ていると「小沢詣で」か「脱小沢」か、と相変わらず低レベルの争いが繰り広げられている。本物の政策論争が極めて少ないのは大変残念だ。(党役員会で) (24日) ▽最後のご奉公 渡部恒三民主党最高顧問 今度の代表選で代表になった人に一致協力して「政権交代して良かった」と思われる立派な政策を実行させるのが、私の最後のご奉公だと思っている。(記者団に) ▽言いなり3人男 福島瑞穂社民党党首 野田佳彦財務相は財務省、海江田万里経済産業相は経産省、前原誠司前外相は防衛、外務両省と米国の言いなりだ。言いなり3人男に委ねて日本の政治が良くなると思えない。(党常任幹事会で) (25日) ▽骨太な人に 安住淳民主党国対委員長 いまは人気が落ちるとマスコミからつるし上げられる。そういうこともどこ吹く風で続けられる人でないと1年やるのも難しい。骨太な人になってほしい。(民主党代表選挙で記者団に) ▽メダカの運動会 古賀誠自民党元幹事長 メダカの運動会みたいな代表選が行われているようだ。誰が代表になっても政治の貧困と政権の安定は望むべくもない。(民主党代表選に関し派閥総会で) (26日) ▽せめて4年 菅直人首相 国政選挙のたびに首相交代が起きてきている。せめて衆院任期の4年は同じ首相で続けていくことが国民的な、政治社会における慣習となっていくことが望ましい。(記者会見で日本の短命政権を問われ) ▽大雨と雷 逢沢一郎自民党国対委員長 東京もいい天気だったのに菅首相の退陣表明から急に真っ暗になって大雨と雷。これからの民主党政治はこの雷雨が象徴しているような気がする。(記者会見で) 名前 コメント ◇◆前へ/次へ/目次へ
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{{日本の内閣記事|こいそ ないかく|41|小磯國昭|Template 和暦?|7月22日|Template 和暦?|4月7日|翼賛政治会など。|なし|なし|http //www.kantei.go.jp/jp/rekidai/kakuryo/41.html|予備役陸軍大将・朝鮮総督|画像= |画像説明=小磯内閣の閣僚。最前列右端が米内海相、その左隣が小磯首相。}}1945年(昭和20年)4月5日に内閣総辞職し、次の鈴木貫太郎内閣成立までの間、職務を執行した。 概要 前の東條内閣は、政策・軍事指導の両面に行き詰まっていたため、重臣たちが倒閣に動き、渋る東條英機首相を説得してようやく降ろすことに成功した。しかし、その後任として適当な人物はなかなか見出せず、結局、朝鮮総督の小磯國昭が大命降下を受け、小磯内閣が組閣された。昭和天皇は、久しく中央政官界から離れており、国内にさしたる政治基盤を持たない小磯の指導力不足を懸念し、新内閣は小磯と米内光政元首相の連立内閣という形式を取らせることにした。このため、米内は現役に復帰し、副首相格の海軍大臣に就任した。 小磯本人は、大命降下当時、予備役陸軍大将であったため、現役に復帰した上で、陸軍大臣を兼任し、強力なイニシアティブを取って、軍部を抑えようと目論んだ。しかし、前の首相とともに陸相も兼ねていた東條が、陸相留任を望んだため交渉は難航し、妥協策として東條の推す杉山元が陸相に就任した。また、帝国議会において翼賛政治会の支持を得るため、第2次近衛内閣以来設置が見送られていた政務次官・参与官が復活した。 このような数々の困難を抱えて発足した内閣であったため、組閣の時点で先が見えていた内閣と言える。何をするにも動きが遅く効率が悪いため、「木炭自動車」と揶揄された。ついには、1945年(昭和20年)3月に米軍の沖縄上陸を許し、同月には中国国民党政府(重慶国民政府)との和平工作(繆斌工作)に失敗したため、内閣総辞職に至った。 閣僚 総理大臣 小磯國昭(予備役陸軍大将[陸士12期]) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)4月7日 外務大臣 重光葵(官僚 外務省)(東條内閣から留任) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)4月7日 内務大臣 大達茂雄(官僚 内務省) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)4月7日 大蔵大臣 石渡荘太郎(貴族院所属 研究会)(東條内閣から留任) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)2月21日 津島寿一(官僚 大蔵省) 1945年(昭和20年)2月21日 - 1945年(昭和20年)4月7日 陸軍大臣 杉山元(軍人 陸軍大将・元帥[陸士12期]) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)4月7日 海軍大臣 米内光政(軍人 海軍大将[海兵29期]) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)4月7日 司法大臣 松阪廣政(官僚 司法省) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)4月7日 文部大臣 二宮治重(予備役陸軍中将[陸士12期]) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)2月10日 伯爵児玉秀雄(貴族院所属 研究会) 1945年(昭和20年)2月10日 - 1945年(昭和20年)4月7日 厚生大臣 廣瀬久忠(貴族院所属 研究会) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)2月10日 相川勝六(官僚 厚生省) 1945年(昭和20年)2月10日 - 1945年(昭和20年)4月7日 大東亜大臣 重光葵(外相兼任) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)4月7日 農商大臣 島田俊雄(衆議院 翼賛政治会) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)4月7日 軍需大臣 藤原銀次郎(民間・投資家・王子製紙社長) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1944年(昭和19年)12月19日 吉田茂(官僚 内務省) 1944年(昭和19年)12月19日 - 1945年(昭和20年)4月7日 運輸通信大臣 前田米藏(衆議院 翼賛政治会) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)4月7日 国務大臣 町田忠治(衆議院 翼賛政治会) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)4月7日 国務大臣 伯爵児玉秀雄(貴族院所属 研究会) - 文相に転じる 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)2月10日 廣瀬久忠(貴族院所属 研究会) - 厚相から転じる 1945年(昭和20年)2月10日 - 1945年(昭和20年)2月21日 石渡荘太郎(貴族院所属 研究会) - 蔵相から転じる 1945年(昭和20年)2月21日 - 1945年(昭和20年)4月7日 国務大臣 緒方竹虎(民間・元朝日新聞社副社長) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)4月7日 国務大臣 小林躋造(予備役海軍大将[海兵26期]・貴族院所属 翼賛政治会総裁) 1944年(昭和19年)12月19日 - 1945年(昭和20年)3月1日 内閣書記官長 三浦一雄(法制局長官兼任・官僚 農商務省) 1944年(昭和19年)7月22日 - 1944年(昭和19年)7月29日 田中武雄(官僚 拓務省) 1944年(昭和19年)7月29日 - 1945年(昭和20年)2月10日 廣瀬久忠(国務相兼任・貴族院所属 研究会) 1945年(昭和20年)2月10日 - 1945年(昭和20年)2月21日 石渡荘太郎(国務相兼任・貴族院所属 研究会) 1945年(昭和20年)2月21日 - 1945年(昭和20年)4月7日 法制局長官 三浦一雄 1944年(昭和19年)7月22日 - 1945年(昭和20年)4月7日 政務次官 Template 節stub? 外部リンク 首相官邸 - 小磯内閣 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年11月22日 (土) 07 35。
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◎書評・市民の政策局 ラインナップ 自治体発の政策革新―景観条例から景観法へ●伊藤修一郎 おもろい町人(まちんちゅ)●延藤安弘 変化する社会の不平等--少子高齢化にひそむ格差●白波瀬佐和子・編 日本経済の構造変動●小峰隆夫 税制改正五十年●水野勝 使い捨てられる若者たち●スチュアート・タノック グローバル化と日本の課題●高橋伸彰 市場には心がない●都留重人 貧困と共和国●田中拓道 曼荼羅都市●布野修司 日本を滅ぼす教育論議●[著]岡本薫 [朝日] 動物園にできること●川端裕人 [朝日] 少年裁判官ノオト●[著]井垣康弘 [朝日] 日はまた昇る―日本のこれからの15年●[著]ビル・エモット [朝日] 他人を見下す若者たち●[著]速水敏彦 [朝日] 新版 原発を考える50話●西尾漠 文明崩壊 上・下●ジャレド・ダイアモンド [読売] 脳内汚染●岡田尊司 [毎日] パチンコ「30兆円の闇」●溝口敦 [朝日] 雇用破壊--非正社員という生き方●鹿嶋敬 [毎日] 義務教育を問いなおす●藤田英典 [朝日] 風景のなかの環境哲学●桑子敏雄 [朝日] 下流社会●三浦展 [朝日] 経済政策の政治学―90年代経済危機をもたらした「制度配置」の解明 ●[著]上川龍之進 はじめての環境経済学 ●[著]ジェフリー・ヒール [朝日] 日本の連立政権●田村重信、豊島典雄、小枝義人、丹羽文生著 [産経] デモクラシー・リフレクション 巻町住民投票の社会学 ●[著]伊藤守、渡辺登、松井克浩、杉原名穂子 日本の不平等 ●大竹文雄 [読売] 持続可能な都市 ●福川裕一 [読売] ザ・ハウス・オブ・トヨタ ●佐藤正明 [読売] 環境生殖学入門 ●堤治 [読売] 日本の医療 改革に向けて問題点を探る [毎日] 日本経済-混沌のただ中で ●井村喜代子・著 [毎日] 快適自転車ライフ 疋田 智 (著) 岩波アクティブ新書 大前研一 敗戦記 ●大前 研一 (著) 自治体発の政策革新―景観条例から景観法へ●伊藤修一郎 [掲載]2006年05月07日 [評者]小林良彰(慶應大学教授・政治学) 住宅地に突如、出現する巨大マンション。周囲との景観のバランスが崩れることなどお構いなし。特に、最近、従来は行政が行ってきた建築確認業務を民間検査機関でもできるようになってから、甘い検査がまかり通っている。 これに対し、住民の環境権を守るために、自治体で景観条例を定めることが要請されているが、果たして実態はどうであろうか。本書は、現在のわが国における景観条例の制定と波及について、全国の事例を丹念に集めるとともに、景観条例を持つ自治体に対するアンケート調査を行って実証的に解明した好著である。 その経過をみると、まず景観意識が高い住民や、それに応える首長や職員がいる先進的な自治体で条例が作られる。例えば、神戸市では異人館がある地区にマンションが立ち並ぶようになったことを契機に、職員や学識経験者が住民とともに都市景観条例を作成、制定した。そして、そうした先進条例を他自治体が模範として取り入れることによって全国に普及し、さらに国をも動かして景観法ができるという、まさにボトムアップ型のガバナンスの姿が浮かび上がって来る。 つまり、「地域的なサービスは、地域の自己決定に基づいて供給される」という地方自治の原則を体現しているとも言えるが、裏を返せば、それだけ国の景観行政が遅れていることの証左でもある。 また、たとえ景観条例ができても、その内容が「違反取り締まり」や「開発抑制」ではなく「景観誘導」である場合、その条例に従わない業者が出て来ることになる。 ここでも問題になるのが、建築確認であり、東京にある民間会社が行えば、曖昧(あいまい)な解釈を含む建築基準法だけを考慮し、地元の条例は無視されることもある。耐震偽装問題でも明らかになったように、やはり建築確認業務は、地元の自治体が自らの条例に基づいて周囲の景観にも配慮して行うべきではないか。 「建てる自由」という業者の意向ばかりが優先され、「環境を守る」住民の意向がないがしろにされがちなのが、日本の悲しい現実である。 ◇ いとう・しゅういちろう 60年生まれ。神奈川県職員などを経て現在、筑波大教授。 出版社 木鐸社 ISBN 4833223767 価格 ¥ 3,150 URL http //book.asahi.com/review/TKY200605090297.html おもろい町人(まちんちゅ)●延藤安弘 [掲載]2006年05月07日 この柔和な笑顔のお方は、延藤安弘(えんどう・やすひろ)・愛知産業大学教授でございます。専門は生活空間計画学。住まいだけではありません。広場も、街も、ぜ~んぶ同じつながりとしてとらえるんだそうです。行動派で、住民主体のまちづくり、まち育てを現地に出かけて応援しておられます。 で、そのきっかけになる方法というのが「幻燈(げんとう)会」。これからまち育てに取り組もうと考えている人たちに各地の事例をスライドで見せるんです。講談調の説明付きで。「参加者のノリがいいと、こっちのノリもよくなるんですよ」。講談が趣味というわけではないそうですが、「才能は引き出されるものですなあ」と笑っておられます。ははは。 で、その「幻燈会」の数あるネタの中から5本を収めたのがこの本なのでございます。ご本人が代表理事を務める名古屋のNPO法人「まちの縁側育くみ隊」の活動に、神戸市・真野地区、東京都武蔵野市、京都市・洛西ニュータウン、高知県赤岡町での住宅の建て替えや住民同士の交流の物語。写真が盛りだくさんで、住民の方々の表情が実にいきいきとしております。「まちを育てる感動を味わうと、あとは皆さん自分たちでどんどんやっていくようになる。私自身も楽しませてもらってます」 熊本大学や千葉大学の教授も務めてこられました。今は名古屋に住んで、全国各地を飛び回る日々。最近は行政の意識も変わり、住民参加がずいぶん進んできました。「まち育ての物語の遺伝子が列島各地に浸透している。そんな実感がありますね」。そう聞くと、なにやらこちらまで心が温まってまいります。 「著者に会いたい」、これにて一巻の読み切りでございます??という今回の記事の文体、そっくりこの本のまねなのでございますが。 出版社 太郎次郎社エディタス ISBN 4811807189 価格 ¥ 1,680 URL http //book.asahi.com/author/TKY200605110194.html 変化する社会の不平等--少子高齢化にひそむ格差●白波瀬佐和子・編 (東京大学出版会・2625円) ◇淡々とデータ示し、実態に切り込む 「勝ち組・負け組」といった言葉が流行(はや)るようになって、どれくらい経つのだろうか。当初は、なんと無神経な表現かと気を揉(も)んだのだが、いつの間にやら慣れっこになってしまった。そうこうしているうちに、今度は「上流・下流」という言葉が登場し、これまた、あっという間に拡がってしまった。こうした過激な言い回しが、大した抵抗感もなく受け入れられてしまう状況とは、一体どのようなものなのか。意識的にちょっと距離を置き、地道に光を当てて探ってみる。それがこの本のスタンスである。 格差や不平等が取りざたされるようになったのは、一九九〇年代後半以降のこと。まずは、バブルが弾けて経済の先行きが見えにくくなったということがある。それと重なるように、とりわけこの数年来指摘されるようになったのが、少子高齢化。でも、少子高齢化は事実としても、そのことが個々人の生活レベルでどんな具体的な意味をもつのかは、実は曖昧(あいまい)で確たる実感がない。少子高齢化というマクロの確実な条件と、生活レベルでのミクロの不確実な見通しの中で、なんとか自分の位置を確かめてみたい。多くの人がそう思っているにちがいない。 そんなときに、「勝ち組・負け組」とか「上流・下流」といった過激な言い回しが登場した。「ヒルズ族」のような突出した「勝ち組」は、自分とはおよそ関係のない別人種である。他方で、生活保護世帯が近年になって増えているとはいっても、これまた自分とはちがう。つまり、「勝ち組・負け組」「上流・下流」という枠組みを設定し、そのどちらでもない自分を確認してなんとなく納得し、それ以上は立ち入らない。そうした風潮とははっきり異なるスタンスを、七人の論者それぞれがとっている。少子高齢化が進む中での不平等感の爆発、家族形態の変化する中での格差、中年無業者の知られざる実態、義務教育現場での格差の拡がり、健康面にも現れる格差、遺産が次世代に及ぼす効果、進む年金の個人化と自己責任論がその題材である。 例えば、「爆発する不平等感」というテーマで、こう論ずる。高度成長時代の親たちは、将来、子供たちが自分たちより確実に豊かになると予想することで、現にある格差や不平等を、より長期の時間幅の中で解消することができた。ところが、少子高齢化の現在、親たちは子供たちとの連続性を失い、自分たち自身の一生という時間幅の中で帳尻合わせを意識するようになった。しかも、かつてのような経済成長が望めないとなれば、現にある格差や不平等が、より切迫したものとして感じられてくる。 あるいは、「教育格差の将来像」というテーマで、義務教育における格差と不平等の拡がりを指摘する。そもそも義務教育は、人生のスタートラインで不条理な格差が子供たちに及ばないよう、機会均等原則を掲げてスタートした制度であったはず。ところが、少子化に伴う児童生徒数の減少と、教員の高齢化による人件費の高騰が重くのしかかっている。教員の高齢化は一律ではなく地域によって大きく異なるし、財源、教育行政を提供するマンパワーも地域によって大きな格差がある。そんな中で、国による財政調整が弱まって地域格差が拡がり、どの地域で義務教育を受けるかによって、その後のライフコースが大きく影響されてしまう。過激な言い回しがあるわけではないし、派手な論理を組み立てているわけでもない。むしろ、淡々とデータを示し格差と不平等の実態に切り込んでいる分、問題の重さがかえってよく伝わってくる、そんな一冊。 毎日新聞 2006年4月23日 東京朝刊 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/archive/news/2006/04/23/20060423ddm015070092000c.html 日本経済の構造変動●小峰隆夫 出版社:岩波書店 発行:2006年3月 ISBN:4000242415 価格:¥2100 (本体¥2000+税) 中央主導型の政策にメス 冒頭「世代の自立」という聞きなれない主張が提示される。社会や経済の将来像は、将来の世代が決めるべきことであり、現代人は将来の指針を「明確にしすぎないこと」が大切という意外な論旨である。例えば日本型システムの将来は、今後試行錯誤的に決まってゆくことであり、従来型システムも誰かが設計したわけではない。政策、企業、労働者達の試行錯誤の結果出来上がったものであり、このプロセスは今も進行中である。将来の理想像など今議論しても益がない。読んでいて、ふと「人は常に過渡期の旅人である」と書かれた詩を思い出した。 要するに官僚の机上プランよりも、民間の知恵と努力の方が信頼出来るというのだ。元高級経済官僚とは思えぬ柔軟な発想である。後輩達は耳が痛かろう。著者は歯切れのよい筆致で官僚の思い込みや計画を、次々に否定してかかる。モノ作り重要論に対しては「自動車でも旅館業でも付加価値でみれば同じ、経済をリードする力に差はない」と斬(き)って捨てる。経済産業省が燃料電池やロボットなど七つの新産業を戦略産業と位置づけたことに対しては、将来日本でどの様な新技術が生まれ、どの分野で優位性を発揮してゆくかは、誰もわからない。そもそも七分野は既に民間がリスクを取りながら発展させて来たものばかりで、行政の後追い策に過ぎないと、極めて辛辣(しんらつ)である。 今後政策担当者が心すべきは「特定の発展分野を決めることではなく、新技術・アイディアが生まれやすく、事業化しやすく、リスクマネーが提供されやすいような経済環境をつくること」と市場経済への速やかな移行を求めている。 第二次大戦後わが国は計画経済によって再建を計った。その成功体験が、行政機構の中にまだ尾を引いているようだ。著者は雇用、企業経営、産業構造、金融等の改革の行方を幅広く追うと見せつつ、喫緊の課題は、中央主導型経済政策の構造改革であることを、強く示唆している。 ◇こみね・たかお=1947年生まれ。経済企画庁(現内閣府)をへて現在、法政大学教授。 岩波書店 2000円 評者・櫻井 孝頴(第一生命相談役) (2006年5月1日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/book/review/20060501bk05.htm 税制改正五十年●水野勝 出版社:大蔵財務協会 発行:2006年3月 ISBN:4754712250 価格:¥5000 (本体¥4762+税) 輪島塗や西陣織といった日本の伝統的工芸品は、この道一筋の職人たちに支えられている。卓越した腕を持つ人は、「現代の名工」の称号を受ける。その名工の幾人かを取材したことがあるが、「伝統はおれが守っている」という自負心が発する、強いオーラを感じたのを覚えている。 本著からも、同じような“職人魂”があふれ出ているといっては言い過ぎか。著者は旧大蔵省のキャリア官僚で、職人ではない。だが1955年の入省以来、税制改正一筋に生き、退官してなお調査会の委員に就任するなど、50年間も税と取り組んできた。立派な「税の名工」である。その半世紀の仕事ぶりを、本著に集大成した。 主税局長として消費税の導入に奔走し、当時、世を騒がせたリクルート事件に揺さぶられながら、国会で法案成立を見るまでの報告は、迫真のドキュメントだ。戦後の税制を知る上で、貴重な生きた資料となろう。(大蔵財務協会、4762円) 評者・榧野 信治(本社論説委員) (2006年4月24日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/book/review/20060424bk0d.htm 使い捨てられる若者たち●スチュアート・タノック 出版社:岩波書店 発行:2006年3月 ISBN:4000014005 価格:¥2730 (本体¥2600+税) 生涯にわたるキャリア雇用が崩壊する中、働き手の階層化が進む。若年層や女性らが使い捨てられるという米国のスーパーやファストフード店の現状は、日本の事情とも重なる。だが、米国の若者らはバイト仲間と組合を作り、ストライキを行い、環境改善を働きかける。これからのフリーター問題を考える一冊。大石徹訳。(岩波書店、2600円) (2006年4月20日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/book/review/20060420bk01.htm グローバル化と日本の課題●高橋伸彰 出版社:岩波書店 発行:2005年12月 ISBN:4000270494 価格:¥2730 (本体¥2600+税) 競争あおる成長に疑問 国民の生活を豊かにするために、経済成長は不可欠のものだ。問題は、経済成長のために、さまざまな形でのコストを国民は負担しなければならず、そのバランスをどうするかで悩むことになる。この点について著者の考えは明快で、日本のように豊かになった社会では、これ以上の成長のために、「痛みを伴う改革」などのコストを払う必要はない、という。 たとえば経済成長のためには、衰退産業から成長産業へと、労働力を移動させなければならない。しかしそうした労働移動は個々の労働者に、慣れ親しんだ仕事を離れ、不慣れな仕事で苦労することを強いる。また、行き先の受け皿のない状況でのリストラは失業者を増やすだけだ。当事者の犠牲は大きく、しかもその結果得られた経済成長の成果が犠牲を払った労働者に配分されないとしたらどうだろう。 こうした視点から著者の小泉構造改革批判はまことに手厳しい。経済財政白書が企業のリストラ意識高揚を高く評価することこそ「小泉内閣が進めている『構造改革』の本質に他ならない」と指摘し、「そこまで人々を競争に駆り立てなければ実現できない成長にどれほどの意味があると言うのだろうか」というのである。そして小泉構造改革の本当の問題は「『弱者』を、自助努力が足りないといって切り捨てる『強者』の論理を徹底する点にある」と指弾する。小泉構造改革に嫌悪を抱く人々にとっては喝采(かっさい)を送りたくなること請け合いの本である。 もっとも私は、労働移動などをともなう構造調整はやはり必要だと考えている者の一人なので、著者の批判には耳の痛いところもある。しかし目的である生活の豊かさと手段である経済成長があべこべになってはならないというのはまったく同感であり、マクロデータの背後にある人々の辛苦を見過ごさない著者の目線も貴重だと思う。小泉嫌いの人だけでなく、「構造改革」論者も熟読すべき警世の書である。 ◇たかはし・のぶあき=1953年生まれ。立命館大学教授・日本経済論。 岩波書店 2600円 評者・清家 篤(慶応義塾大学教授) (2006年4月3日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/book/review/20060403bk05.htm 市場には心がない●都留重人 出版社:岩波書店 発行:2006年2月 ISBN:4000234188 価格:¥1785 (本体¥1700+税) 経済発展の歪みに警鐘 都留重人氏はそのときどきの時事問題に関する所感を、ほぼ5年おきにまとめ、自らこれを「5年もの」と呼んできた。本書はその最新のものである。周知のように、著者の都留氏はこの本を脱稿後の先月に亡くなられたので、結果としてこれが最後の著作となった。 都留氏はハーヴァード大学留学時からの友人であるポール・サムエルソン教授のテキスト、『経済学』の翻訳者としても知られている。本書のタイトルは、そのサムエルソン教授の言葉からとられている。このタイトルにこめられた意味は、市場には心が無いので、しばしば行き過ぎることがあり、その行き過ぎに対処する方策が不可欠だということである。こうした視点からの「小泉政権の政策批判」や「技術革新が進む社会的環境の変容」の部では、都留氏らしい切れ味の鋭い批評が展開される。 そしてこの本の最後の部である「明るい未来を求めて」に著者の主張は凝縮される。そこでは、市場経済発展の陰で進む、労働の非人間化、環境破壊、地方の荒廃などを改めて指摘し、日本のように豊かになった社会では、成長のための改革ではなく、むしろ「成長をやめることで改革がいっそう期待されうる」という。都留氏の将来世代への遺言とも聞こえる部分だ。 都留氏は戦後最初の『経済白書』を執筆し、「国も赤字、企業も赤字、家計も赤字」と経済の窮状を表現したのは有名である。そしてそうした経済の復興がなった後の高度成長期には、経済発展の歪(ひず)みに警鐘をならし、とくに当時公害と呼ばれた環境問題に強い関心を示して環境問題解決のための学際的研究の先頭にも立ってこられた。当然ではあるが、そうした都留氏の経済学者としてのこれまでの主張が、本書の中にも随所に反映されている。最後まで自らの考えを世に問う姿勢を失わない現役の経済学者であり続けた都留氏の生涯に、深い感銘を覚えるのは評者ばかりではないだろう。 ◇つる・しげと=1912~2006。東京生まれ。1972~75年一橋大学学長。 岩波書店 1700円 評者・清家 篤(慶応義塾大学教授) (2006年3月27日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/book/review/20060327bk05.htm 貧困と共和国●田中拓道 出版社:人文書院 発行:2006年1月 ISBN:4409230379 価格:¥3990 (本体¥3800+税) 近年、公的年金の一元化をめぐる議論がかまびすしい。実のところ、年金制度を職域別に独立させているか、全国民の一律加入に一本化しているかは、先進国の福祉政策を類型化する際の重要な指標のひとつである。前者の代表がドイツやオーストリア、また本書が扱うフランスであり、後者の代表がスウェーデンである。 フランスでは19世紀末頃より職域別の年金制度が整備されていくのだが、本書は、そこに至るまでの間に、国家や社会のあり方について、いかに多様なヴィジョンがせめぎあい、妥協を重ねてきたかを丹念に追う。貧困や老齢といった社会問題をどのように克服すべきかを論じることは、そもそも社会とは何かを根元的に問い直すことと密接に連関する。なかでも、デュルケームらの連帯主義の分析は本書の白眉(はくび)をなす。福祉をめぐる思想は、自由放任か、社会民主主義かという荒っぽい二元論には還元され得ない。(人文書院、3800円) 評者・川出 良枝(東京大学教授) (2006年3月27日 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/book/review/20060327bk08.htm 曼荼羅都市●布野修司 [掲載]2006年04月23日 [評者]陣内秀信(法政大学教授) 都市史はまだ新しい学問分野だ。西欧に始まり、江戸東京など日本の都市、そしてイスラム圏の都市が注目され、今アジアに光が当たる。本書はそのアジア理解に不可欠なヒンドゥー都市を本格的に論じた労作。 登場する都市の姿は、中央に市民の広場をもつ西欧都市や、地形に合った有機的な形態を示す日本の都市とは異質だ。インドの曼荼羅(まんだら)的な宇宙観がそのまま都市の空間構造となって現れる。極めて明快な秩序をもつ都市形態には目を奪われる。 基本は、世界のどこにもあるグリッド(格子状)都市。だがヒンドゥー都市では、空間のヒエラルキーが強烈だ。中央に巨大な寺院、そして王宮を配し、その外側に、階級や機能に応じ何重にも空間を仕切り、入れ子構造の都市を築き上げる。宗教的な宇宙観がかくも見事に象徴的な都市造形を生む例は、世界に他にない。 本書は、古代から伝わる文献の記述から理念としての都市の形態を復元する一方、インド及びインドネシアの都市を現地で徹底的に踏査し、実際の都市の姿をリアルに描き出す。研究室の学生達(たち)と汗水流した調査の成果が端々に感じられるのも魅力的。アジア研究の到達点を示す貴重な書だ。 URL http //book.asahi.com/review/TKY200604250264.html 日本を滅ぼす教育論議●[著]岡本薫 [朝日] [掲載]2006年03月12日 [評者]苅谷剛彦 役職に就いている間は公にできないことでも、辞めると自由にものがいえる。日本の組織ではよくあることだ。それだけに、立場を離れた直後の言葉には、その組織に染み渡った、通常表からは見えにくい特徴が織り込まれている。そういう視点から、元文部科学省課長の書いた本書を読むと、そこから日本の教育論議の特質が二重、三重に浮かび上がる。 大仰なタイトルが付いているが、国際経験豊富な著者の指摘の多くは的確だ。海外からの視点を熟知した、教育行政の中枢にいた立場から見る、日本の教育論議の不思議さ、おかしさ。各章の表題にあるように、本書では、現状の認識、原因の究明、目標の設定、手段の開発、集団意思形成の五つについて、教育論議の「失敗」が明らかにされる。 著者の批判の矛先は、「区別のできない」日本的論議の落とし穴に向けられる。たとえば、目的と手段の区別ができないために、適切なシステムの整備より「意識改革」といった精神論が重視される。ルールとモラルの区別ができないために、何でも「心の教育」で問題解決できると思えてしまう。さらには、カリキュラムや学力を論じる際に、社会の全員に関係する税金を使って行われる教育政策と、特定の学校に関係する教育実践との区別もできない、国家のニーズと子どもたちのニーズの区別もできない、と鋭く指摘する。 要するに、マネジメントという発想の欠如が、日本の教育論議を混乱させているというのが著者の見立てである。事実のとらえ方や割り切り方に少々違和感を覚えるところはあるものの、大筋の議論はまっとうである。 それにしても、こういう分析能力のすぐれた官僚が早々と辞めてしまうのはどうしてか。著者の批判は、文科省内の論議にも向けられる。その指摘がもっともらしく見えるだけに、区別のできない論議がいまだ省内でも続いているのかと思えてしまう。もしかすると文科省の存在自体が、日本的論議を許してきたのかもしれない。いろいろな意味で読み応えのある本である。 出版社 講談社 ISBN 4061498266 価格 ¥ 756 URL http //book.asahi.com/review/TKY200603140360.html 動物園にできること●川端裕人 [朝日] [掲載]2006年03月26日 動物園の存在理由は、「種の保存と環境教育のため」だという。日本にも及んだ、この思想を、90年代につくり出した米国の35園と120人以上の“動物園人”に取材したルポ。絶滅危惧(きぐ)種の繁殖や野生復帰という、人為が働く問題など、子供たちの夢を育む施設が抱えている矛盾や現実を伝える。 URL http //book.asahi.com/paperback/TKY200603280356.html 少年裁判官ノオト●[著]井垣康弘 [朝日] [掲載]2006年03月19日 [評者]佐柄木俊郎 著者はその世界では有名人といっていい。神戸家裁に在職中に、須磨区で起きた児童連続殺傷事件の加害男性「少年A」の審判を担当し、「なぜ起きたのかを世に知らせるべきだ」と、決定の要旨を初めて公表した。以来、被害者と加害少年との関係などを調整してより良い決着を目指す、いわゆる「修復的司法」にも取り組み、メディアなどで少年法や少年審判について、積極的な発言を続けてきた。退官後も喉頭(こうとう)などのがんと闘いつつ、少年たちの立ち直りに奔走する型破りな元裁判官である。 裁判所には「子どもの事件は子どもにやらせる」という言葉があるそうだ。少年事件は経験の浅い判事補に、という意味だが、出世コースとほど遠い道を歩いた著者は晩年、思いがけずそれを担当させられる。しかし、「少年A」の事件を契機にのめり込み、転勤も拒んで退官までの八年弱に、延べ五千人を超える少年の審判を担当した。さまざまな相貌(そうぼう)を持つそれぞれの犯罪や非行と、その処理をめぐる思い出を、エッセー風に綴(つづ)ったのが本書だ。 「静かなところで一人で死にたい」。生気なくそう語っていた少年Aに「医療少年院送致」の決定を言い渡したあと、毎年面会した。一年後は面会を拒まれた。次の年には一時間だけ会えたが、視線を合わそうとせず「無人島で暮らしたい」とボソボソ。ところが、「収容継続」を決めた審判をはさんで、Aは徐々に生きるエネルギーを取り戻していく。わだかまっていた母親とも感情の交流が始まる。著者が見守り続けた七年余の間に起きたAの変化は、「モンスターは葬れ、殺してしまえ」の憎悪に満ちた社会的空気のなかで彼と格闘した、医師や教官たちの努力を物語って生々しい。 評者は、少年Aとの関(かか)わりとは別に、もろもろの少年犯罪をめぐるエピソードや事件の決着のさせ方に、著者の社会や人間理解の深さを感じた。被害者や地域とどう折り合わせるか、家族との関係をどう修復させるか、心や金銭の償いは、といった、事件ごとにこらす工夫の数々は、親身にあふれている。時間をかけて、少年や被害者が納得できる審判を心がけようとする努力を重ねたからだろう。少年院では「井垣裁判官から送られてきた子の意欲は目を見張るものがある」との定評があったともいう。 とかく「目立つ」ことを嫌う日本の裁判所ではしかし、著者のように「法廷の外=社会」を常に意識し、より良い解決を求めて肉声でぶつかっていく裁判官は、あまり好まれないし、偉くはなれない。裏返せば、人間理解の浅い「子ども」に委ねられる審判のかなりの部分が実は、少年の真の更生や社会の納得とは程遠い、おざなりな処理に終わっているのではないか、と肌寒さを覚えないわけにはいかない。 「少年法が甘いから、今のうちとばかり非行に走る」という俗論が、この国に根強くはびこっている。それが少年法の厳罰化にも追い風を吹かせてきた。少年審判の実情をあまりご存じない人にぜひ読んでほしい本である。 出版社 日本評論社 ISBN 453551500X 価格 ¥ 1,680 この本を購入する |ヘルプ URL http //book.asahi.com/review/TKY200603190135.html 日はまた昇る―日本のこれからの15年●[著]ビル・エモット [朝日] [掲載]2006年03月19日 [評者]青木昌彦 外国人による評価がとても気になる日本人にとって、その共同意識に影響を与えるような書物が節目、節目に現れることがある。四半世紀前にでたボーゲルの『ジャパン・アズ・ナンバーワン』は、著者の意図とは関(かか)わりなく、大いに日本人の集団的自己意識のバブルに貢献したし、また90年のエモットの『日はまた沈む』は、続く集団的「喪失症候群(シンドローム)」(いわゆる「失われた十年」論)の先駆けとなった。本書は同じ著者による対照的なタイトルの論攷(ろんこう)だ。 日本は失われた十年といわれる間にも様々な斬新的改革(ルール、慣習、プラクティスなど)を続けた。その累積的な効果は殆(ほとん)どの人が気づいている以上に政治と経済と金融市場を変え、生産性向上による新しい持続的成長を可能としている、というのが本書の主要なメッセージだ。同意しうる歴史評価である。しかし、その変化は一つのグランドデザインにもとづいて起きたのではないだけに漸進的であり、未完である。この本は喪失症候群の治療には効くだろうが、「日本復活宣言」などと浮かれていると、また逆に振れてしまう。自戒が必要である。 とくに目を引かれたのは、中国の興隆と政治的不安定性、朝鮮半島の政治的統一の可能性という地政的大変動の見通しのなかで、日本がとるべき国際戦略の提案だ。日本は勝ち目のない地域の指導権(リーダーシップ)を巡って中国と争うより、地域機構や条約という地域ルールや手続きの設定に積極的に参画し、それを梃子(てこ)に隣国の「横暴」を抑制するのが良いという。それによって、経済的安定性と民主主義的成熟度を測る「水路標識」としての役目を果たし、世界の問題についての発言力も強まる。これは欧州でかつてフランスが抱き、成功した野心になぞらえられるという。靖国問題についても一見奇想天外だが、一考に値する指摘がある。 「着実に歩む亀(日本)が、足の速い兎(うさぎ)(中国)に勝つ」という御託宣を担ぎ回るより、国益となる地域的・国内的ルールの設計を冷静に考える、という英国流発想に触れるところに、日本人にとっての本書の本当の価値があろう。 出版社 草思社 ISBN 4794214731 価格 ¥ 1,260 URL http //book.asahi.com/review/TKY200603190137.html 他人を見下す若者たち●[著]速水敏彦 [朝日] [掲載]2006年03月19日 [評者]野口武彦 若者の行動が奇異になっている。個人的な怒りはすぐ爆発させるが、社会悪には無反応だと言われて時久しい。 最近ではすっかり日常化した「キレる」行為を《自尊感情が傷つけられた場合に些細(ささい)なことで怒る》現象と定義する著者は、そうした行動の根底にある心理的メカニズムを「仮想的有能感」と名づけて、日本の最新世代に起きている心性の変化を解明しようとする。 著者が初めて使用するこの用語はたいへん有効であり、さまざまな事例を(1)感情表出の変質、(2)やる気の低下、(3)他者軽視、(4)自己肯定感への渇望、と四つの分野にわたって分析してゆく。挙げられるのは、謝らない子どもとか、人前で化粧する少女とか、「自分以外はバカ」という態度で振る舞う青年とか、「オンリーワン」感覚とか、読者にもなじみ深いはずの話題の数々である。 自分のミスに思い至らず、まず「相手の落ち度を鋭く指摘する」しか能のない政治家も多くなった。 自身への甘さは、自尊心(プライド)とも自己愛(ナルシシズム)とも微妙に違っているらしい。攻撃的に見えて、実は過剰に自己防御的なのではないか。大づかみに《いつも「自分より下」を必要とする他者軽視で成り立つ防衛機制》と見ているのは当たっていよう。「2ちゃんねる」の閲覧とこの種の有能感とには相関性が高いという観察は、なるほどそうかと納得する。 この仮想的有能感という仮説は心理学の立場からの発言であるが、近年流行語にもなった「格差社会」「下流社会」など社会学の概念と重なる関心事から出発していて、非常に大切な問題への切り口になっているように思われる。 こういう心理機制が働くのは、若者だからだろうか。それとも、世紀の代わり目の日本人だからなのだろうか。著者が「今後増大する」と予測しているのが何だか不気味だ。 キレやすい若者をじっとガマンづよく論じてきた著者が、ついぽろりと、この人々には「汚れっちまった悲しみ」(中原中也)がないのではないかと洩(も)らしているところが妙味である。 出版社 講談社 ISBN 4061498274 価格 ¥ 756 URL http //book.asahi.com/review/TKY200603190129.html 新版 原発を考える50話●西尾漠 [掲載]2006年03月19日 [文]中村謙 [写真]首藤幹夫 30年以上にわたって、日本の原子力政策と開発をウオッチしてきた西尾漠(にしお・ばく)さん。原子力資料情報室共同代表、「反原発新聞」編集長の肩書をもつ。チェルノブイリ原発事故から20年の今年、10年前に書いた本を全面的に書き改めた。 その10年間に、日本では99年に茨城県東海村でウラン臨界事故が起き、作業員2人が死亡。一昨年には関西電力美浜原発で高温蒸気が噴出、死者5人、負傷者6人を出している。一方スウェーデンとドイツでは、脱原発の具体的な動きとして、99年以来、合わせて4基の原発が廃棄された。 こうしたエピソードを紹介しつつ、原発の仕組み、放射線被害の恐ろしさなど、原子力の基本問題も押さえる。書いた西尾さんが文系の人だけに、難しい数式もなく、分かりやすい。一部で原発が、地球温暖化抑止の切り札のように言われることについても、原発が小回りのきく装置でないことなどを指摘しつつ、反論している。 「そもそも、電力会社など、原子力に責任のある立場の人は、もはや原発推進なんて言っていません」 普段のニュースを見聞きする限り、そんなふうには見えないが「記者会見なんかで言っているのは建前。業界紙や、政府の委員会、内輪の会議などをチェックしていると、はっきり分かります」。 この15日、北陸電力志賀原発2号機が営業運転を始めた。出力136万キロワットは日本で2番目の大きさ。が、電力需要の伸び悩みから、北陸電力は、ほぼこの原発一つ分の電力を、すでに他社に売っているのだという。「原発を悩ますのは、経営リスクと廃棄物問題。そして事故ですね。施設が古くなっているから。直下で巨大地震が起きたら、ちょっと予測がつかない」 10年後の「新・新版」は、どんな内容になることか。 出版社 岩波書店 ISBN 4005005292 価格 ¥ 819 URL http //book.asahi.com/author/TKY200603190124.html 文明崩壊 上・下●ジャレド・ダイアモンド [読売] (草思社・各2100円) ◇滅亡と存続を分けた環境問題 歴史のなかで消滅してしまった社会、イースター島やマヤ文明、あるいはノルウェー人のグリーンランド植民地では、いったいなにが起きたのか。これまでにもさまざまな研究が行われてきたが、著者はそれを科学的かつ比較的なアプローチで解き明かそうとする。真に持続可能な社会にはどういう条件が必要か、それを明らかにするためである。環境問題を真剣に考える人には必読書であろう。 著者は生物学者で、もともとは鳥の専門家であり、昔の博物学者に近い。きわめて博識で、類人猿との比較からヒトの特徴を論じた『人間はどこまでチンパンジーか?』『セックスはなぜ楽しいか』、また社会の発展の差を分析した『銃・病原菌・鉄』がすでに翻訳されているから、読書好きな人なら名前を知っているかもしれない。ピュリッツァー賞の受賞者でもある。 文明の崩壊は環境破壊による。はじめ著者は単純にそう考えて、環境破壊についての本を書くつもりだったという。しかしもちろん話はそう簡単ではなかった。文明が崩壊するか、持続するかについて、著者が挙げる要因は環境破壊、気候変動、近隣の敵対集団、友好的な取引相手、そしておそらく最も重要なのが、環境問題へのその社会の対応である。いわば当然のことだが、現代日本に当てはめてみても、だれでも具体的に考えることができるであろう。このいずれもが、日本の直面している問題そのものだからである。 最初に著者がモデルとしたのは、太平洋上の八十一の島々である。そこでは人が住み着いて以来、環境を完全に破壊しつくした島から、いまでも十分に自然環境と社会を維持している島まで、すべての例がある。それを解析すると、環境が維持されるための九つの物理的要因が浮かび上がる。それは湿潤、温暖、新しい火山活動、火山灰の降下、黄砂の飛来、標高、さんご礁、近隣との関係、大きさである。日本を大きな島と考えて、さんご礁だけを除いて、この一つ一つを日本に当てはめることもできる。 だから著者は江戸時代の日本をしばしば一例として挙げる。将軍や大名が環境に関心を持ち、日本の自然環境を「上から」維持したという。もちろんこれは外国人の見方であろう。日本の環境維持に貢献したのは古くからの村落共同体の常識に違いない。大名や将軍が、そうした細かい現場をどう統制するかについて、実質的に理解していたはずがない。ここには欧米人の東洋的専制に関する偏見とでもいうべきものを見る。しかしそれは本筋とは関係がない。 オーストラリアは日本と逆で、降雨量が少なく、火山がほとんどない。黄砂も降ってこない。黄砂の降下は、常識に反して、土壌の維持に貢献する。オーストラリアの自然環境を考慮すれば、現在の生活水準を維持するとして、あの大陸に居住可能な人口は八百万人だろうと著者は計算する。もちろん自然環境を破壊しないという条件の下で、である。少子化対策が騒がれる日本で、だれかこうした適正人口を計算したのだろうか。 全体にわたって取り上げられる主題は数多く、ここで短く紹介しきれるものではない。著者は環境問題について、自分は慎重な楽観主義者だという。そして現在の環境問題、人口問題について、もっとも重要なことを一つだけ挙げるとすれば、それはなにか、という問いに答えていう。「それは、問題を順位づけして、ひとつに絞ろうとするわれわれの誤った姿勢だ!」、と。(楡井浩一・訳) 毎日新聞 2006年2月5日 東京朝刊 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20060205ddm015070092000c.html 脳内汚染●岡田尊司 [毎日] ◇精神科医が説くゲーム、ネットという麻薬 書評のルール違反は覚悟の上で、本書が大ベストセラーになって一人でも多くの人に読まれることを強く願いたい。なぜなら、本書は、日本が直面している社会現象、すなわち、キレやすい子供、不登校、学級崩壊、引きこもり、家庭内暴力、突発的殺人、動物虐待、大人の幼児化、ロリコンなど反社会的変態性欲者の増大、オタク、ニートなどあらゆるネガティヴな現象を作りだした犯人が誰であるかをかなりの精度で突き止めたと信じるからだ。 では、医療少年院勤務の精神科医という苛酷な現実の最前線に立つ著者が、犯人と名指ししたのは誰なのか? 結論から先に言おう、コンピューター・ゲームとインターネット(とりわけネット・ゲーム)である。 では、ゲームやネットのどこが広範な異常を引き起こしてしまったのか? まず内容の問題がある。これは、小説、漫画、映画、テレビなどの既存大衆メディアすべてに言えることだが、享受者の自己愛を肥大化させるものほど人気を得るという法則がある。自分が全能の主人公になった気分を味わえるファンタジーが愛されてきた所以である。幼児のときから人間の心に残っている「良い存在」と「悪い存在」に二分する思考法をファンタジーが快く刺激してくれるからだ。 だが、これらのメディアは受動的なものであったがゆえに、受容者が現実とファンタジーを簡単に取り違えることはなかったし、人類の心にインプットされた暴力回避装置のピンが抜かれることもなかった。ところが、仮想現実への「参加」を可能にしたゲームは、受容者にこの敷居をいとも簡単に越えさせてしまったのである。 「攻撃を繰り出すためには、ボタンを押し続けなければならない。それは引き金を引く行為と同じである。(中略)破壊行為は、満足と報酬によってどんどん強化されることになる。暴力は、悪いことどころか、『楽しみ』になっていく。(中略)子どもや未熟な大人が、こうした暴力シーンになじむことは、『悪い敵』を攻撃してもいいという考えを強化し、それは、とりもなおさず、思い通りにならない存在は攻撃すべしという態度や考え方を強めてしまうのである」 しかし、著者がむしろ強く危惧するのは、じつは、ゲームのこうした内容そのものではない。一番恐ろしいのは、ゲームをしていると脳内にドーパミンが大量に放出されて快感が引き起こされ、麻薬と同じような効果がもたらされることだ。つまり、やめたくてもやめられなくなるのだ。「毎日長時間にわたってゲームをすることは、麻薬や覚醒剤などへの依存、ギャンブル依存と変わらない依存を生むのである」 とはいえ、ゲームが初歩的なとき、依存は深刻ではなかった。ところが近年、ゲームが飛躍的に進化して、現実とほとんど変わらなくなると、危険は増大する。 「ずっと飽きが来ないほどに、エキサイティングなものとなったゲームは、逆に極めて危険なものとなってしまったのである。なぜなら、ずっと飽きが来ないほどにわくわくし興奮するとき、脳で起きていることは、麻薬的な薬物を使用したときや、ギャンブルに熱中しているときと基本的に同じだからである。子どもにLSDやマリファナをクリスマス・プレゼントとして贈る親はいないだろう。だが、多くの親たちは、その危険性について正しく知らされずに、愛するわが子に、同じくらいか、それ以上に危険かもしれない麻薬的な作用を持つ『映像ドラッグ』をプレゼントしていたのかもしれない」 だから、ゲームも時間を決めてやればいいという議論は、麻薬でも少量ならかまわないという議論と同じく、成り立たないのである。しかも、戦慄すべきことに、ゲーム漬けになった脳は薬物中毒の脳と同じように破壊され、元には戻らなくなるという。 「依存や耽溺が起きるとき、脳のレベルで広く共通してみられることは、前頭前野の機能が低下していくことである。コカインやマリファナ、覚醒剤などの慢性使用は、前頭前野機能の低下を起こし、一層理性的判断を失わせ、危険に対して無頓着になっていく。(中略)その結果、『魂の抜け殻』になっていくのである」 また、長時間のゲーム耽溺で失われる時間の損失も深刻だ。家族や友人との接触の中で学習される人生体験がまったく積まれないことになるからだ。 「子どもの二度とない貴重な時間が、奪われていくのだ。(中略)だが、中毒状態になりかけの子どもは、もうそのことしか頭になく、いくら保護者が注意し言い聞かせても、自分で行動をコントロールすることは非常に困難なのである」 一時大騒ぎされたノストラダムスの大予言の解釈に地球崩壊は日本発だというのがあったが、アンゴルモアの大王というのがゲームだったとすれば、予言はまさに当たっていたことになる。子ども部屋からゲームやネットを取り除かない限り、亡国は必至である。 (文藝春秋・1680円) 毎日新聞 2006年1月15日 東京朝刊 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20060115ddm015070135000c.html パチンコ「30兆円の闇」●溝口敦 [朝日] [掲載]2006年01月08日 [評者]最相葉月 山口組やハンナングループ総帥・浅田満など、世のタブーに切り込む著作で知られるジャーナリストの今回の標的はパチンコ。オーストリアのGDPを上回る市場規模、年間三十兆円の超巨大産業の実相に分け入る快著ならぬ「怪著」だ。 肉声が詰まっている。安全対策を構築するため、大手台メーカーが接触してくると豪語するウラ屋。出玉を遠隔操作する手口を披露するカバン屋。上海にビルを建てた中国人ゴト師。高度にシステム化されており、騙(だま)される客がバカだとは思えなくなる。 著者が本丸とみなすのは警察。パチンコは法的に賭博ではないため出玉を景品に替えてから換金する。警察は適法な古物売買というが脱法との指摘もある。遊技機の検定機関に天下るのも警察官僚だ。「主管官庁と取り締まり官庁が一緒」であることに、不正と腐敗の原因があると見る人もいる。法で賭博とみなすのがなぜ改革の端緒を開くかよくわかった。 出版社 小学館 ISBN 4093797234 価格 ¥ 1,470 URL http //book.asahi.com/review/TKY200601110180.html 雇用破壊--非正社員という生き方●鹿嶋敬 [毎日] 中村達也・評 ◇低賃金と働き過ぎが支える景気 去年の秋頃から、景気の先行きに明るい兆しが見えてきた。株価もまた徐々に上昇し始めている。各種の景気予想にも、ようやく強気の数字が登場するようになった。この調子でゆけば、今年の経済はほぼ順調に景気回復の軌道に乗るのではあるまいか。こんなふうに思いたいところだが、実は、それほどことは単純ではない。 というのも、「景気の回復」と「雇用の回復」とは別ものだからである。いや、「雇用の破壊」が「景気の回復」を支えてきたというのがどうやら真相のようだ。これがこの本のメッセージである。新春早々にこうしたテーマを取り上げるかどうか、実は、少しばかり迷った。そのうえで、やはり書くことにした。正月向きの明るい話題ではないけれど、避けて通れないテーマだからである。しかも、人口減少に突入する中で、この問題を考えなければならない。 確かに、企業の業績が上がり景気回復の足どりがしっかりしたものとなってきた。その原因のひとつが、正社員に代わって非正社員を雇用したことである。パートやアルバイト、さらに派遣社員や請負社員。これら非正社員の数は、今や雇用者全体のほぼ三分の一にまで膨らんでいる。この十年ほどの間に状況が激変した。かつて非正社員といえば、景気循環の過程で伸縮的に増減可能な、臨時の調整要員であった。ところが今や、人件費削減の切り札として、恒常的な要員として組み込まれ、その数がじわじわと増えている。 まず第一に、非正社員は、正社員に比べてかなりの程度賃金が安い。例えば、男性正社員の時間当たり賃金に比べて、男性パートのそれはほぼ四割ほどだという。第二に、正社員であれば企業が負担しなければならない、年金保険や雇用保険や医療保険や介護保険などの社会保険料の負担(合計で月収のほぼ一二パーセント相当)を免れることができる。非正社員の比率が一パーセント高まれば、企業の利益率が何パーセント高まるかといった興味深い統計が、本書で紹介されている。 一方、正社員はといえば、この数年来、成果主義をベースにした賃金方式が拡がっている。年功序列ではなく成果主義。優れた成果をあげた社員は厚遇されるものの、普通程度の社員はむしろ賃金が下落する。かくして全体としては人件費の削減となるというのが、どうやら実態のようだ。さらに労働時間。統計上の年間労働時間は、一九六〇年の二四二六時間をピークに減少し始め、二〇〇四年には一八四三時間。が、これは正社員と非正社員とを合わせた平均の数字。正社員のみの数字では年間二〇一五時間と、まだまだ長時間労働である。つまり、非正社員の安過ぎる賃金と、正社員の働き過ぎとの併存。著者は、「雇用破壊」という言葉でこのことを表現している。 労働組合は正社員の待遇改善には力を注ぐものの、非正社員にまではなかなか目が向かない。その非正社員が雇用者全体のすでに三分の一にも達し、しかもまだまだ増えつつある。正社員と非正社員を含めた全体の「雇用破壊」をどうするのかという視点ぬきには、景気の問題を語れなくなっているのである。 とりわけ、努力が報われることのない仕組みの中で増え続ける若年フリーターが、どのような希望を見出すことができるのか。非正社員が、職業能力を蓄積することなしに漂流する先にある経済とは、はたしてどのようなものなのか。著者が投げかけるこの問いが、胸に突き刺さる。 (岩波書店・1785円) 毎日新聞 2006年1月15日 東京朝刊 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20060115ddm015070063000c.html 義務教育を問いなおす●藤田英典 [朝日] [掲載]2005年12月25日 [評者]苅谷剛彦―書評委員のお薦め「今年の3点」 (1)義務教育を問いなおす(藤田英典著) (2)若者と仕事 「学校経由の就職」を超えて(本田由紀著) (3)桜が創った「日本」(佐藤俊樹著) しっかりした論拠や実証に基づく十分な検証も、国民に丁寧に論点を示す議論もなく、「改革、改革」の声に押されつづけた2005年。本質的な議論に目を向けるための3冊を選んだ。 (1)は「三位一体の改革」で焦点となった義務教育費国庫負担金制度改廃の論点などを示すとともに、「改革至上主義」と呼ばれるような、改革のための改革が進む教育界を戒める。 (2)は本田のデビュー作。ニートだ、フリーターだ、下流だと、言葉ばかりが踊る中で、若者にとって仕事への移行がそもそも困難な課題であることを実証的に解明。野心的な政策提言も盛り込む。 (3)はソメイヨシノを中心に、桜と日本のイメージがどのように創(つく)られたのかをシステム論的に検討しながら、日本の近代と「日本(人)らしさ」のあやしげな関係の成り立ちを解き明かす。目から鱗(うろこ)の一冊。 義務教育を問いなおす 著者 藤田 英典 出版社 筑摩書房 ISBN 4480062432 価格 ¥ 945 若者と仕事?「学校経由の就職」を超えて 著者 本田 由紀 出版社 東京大学出版会 ISBN 4130513117 価格 ¥ 3,990 桜が創った「日本」?ソメイヨシノ 起源への旅 著者 佐藤 俊樹 出版社 岩波書店 ISBN 4004309360 価格 ¥ 777 URL http //book.asahi.com/review/TKY200512270302.html 風景のなかの環境哲学●桑子敏雄 [朝日] [掲載]2005年12月25日 [評者]陣内秀信―書評委員のお薦め「今年の3点」 (1)古代文明と気候大変動?人類の運命を変えた二万年史(ブライアン・フェイガン著、東郷えりか訳) (2)アースダイバー(中沢新一著) (3)風景のなかの環境哲学(桑子敏雄著) 歴史とエコロジーを重ねた領域に今、関心がある。その観点から、地球環境、土地や場所、風景に関する本を3冊。 (1)は、氷河期から近代まで人類の社会が気候変動でいかなる影響を受けてきたか、気候学、考古学を駆使して解明する。現代文明の在り方を問う刺激的な書だ。著者は法政大学の国際シンポジウムのために先月、来日。オープンで情熱的な人柄が強く印象に残った。 (2)は、ちょっと停滞気味の東京論に活を入れる抜群に面白い著作。スマートで洒落(しゃれ)た近代都市面をした巨大東京の背後に、エロスや死影を感じさせる摩訶(まか)不思議な場所が潜む。地形の上に古墳、遺跡、寺社をプロットした縄文地図を作製して示す点に説得力がある。 (3)は、風景の意味を哲学の立場で根本から問い直す書。現場での風景体験、川づくりの実践の場から発想された理論なのが嬉(うれ)しい。 古代文明と気候大変動?人類の運命を変えた二万年史 著者 ブライアン・フェイガン 出版社 河出書房新社 ISBN 4309251927 価格 ¥ 2,520 アースダイバー 著者 中沢 新一 出版社 講談社 ISBN 4062128519 価格 ¥ 1,890 風景のなかの環境哲学 著者 桑子 敏雄 出版社 東京大学出版会 ISBN 4130130242 価格 ¥ 2,940 URL http //book.asahi.com/review/TKY200512270308.html 下流社会●三浦展 [朝日] [掲載]2005年12月25日 [評者]野口武彦―書評委員のお薦め「今年の3点」 (1)下流社会(三浦展著) (2)しのびよるネオ階級社会(林信吾著) (3)羞恥心はどこへ消えた?(菅原健介著) 著者はいずれも1958年生まれ。刊行日から見て相互の影響はないはずだがぴったり符合している。 (1)の書名は、今年の流行語にまでなった。市場調査を土台とするしっかりしたデータにもとづいて、低収入階層の生活スタイルを分析している。「下」は自前の文化を形成しはじめているという観測である。 (2)は、統計数字にたよらず直覚的にシャープな書き方だが、著者が体験したイギリスの階級社会と対比して、現代日本がめざしつつある方向を、上昇志向が排除される制度の固定化と見据えている。 (3)は、ジベタリアンの出現という話題から入って、長らく日本文化の特徴とされてきた「恥」の崩壊という角度から、外界がすべてタニンという新しい人間関係の発生を見ている。 3冊が思い思いに描くのは《下流文化》が自己主張する姿なのではないか。 下流社会?新たな階層集団の出現 著者 三浦 展 出版社 光文社 ISBN 4334033210 価格 ¥ 819 しのびよるネオ階級社会?“イギリス化”する日本の格差 著者 林 信吾 出版社 平凡社 ISBN 458285267X 価格 ¥ 777 羞恥心はどこへ消えた? 著者 菅原 健介 出版社 光文社 ISBN 433403330X 価格 ¥ 735 URL http //book.asahi.com/review/TKY200512270328.html 経済政策の政治学―90年代経済危機をもたらした「制度配置」の解明 ●[著]上川龍之進 [掲載]2005年12月04日 [評者]松原隆一郎 この十年の不況を、誰がどのような理由から起こしてしまったのかは、近年の経済行政で最大の話題である。にもかかわらずそれを論じるのは難しい。「犯人」以前に「原因」が、厳密には特定されていないからだ。つい先頃まで、「構造改革派」は不良債権処理の遅れと様々な規制・慣行を原因とし、「インフレ目標派」はデフレが原因だとみなしてきた。当然、それぞれの見立てる犯人は異なり、激烈な論争が生じた。 著者は論点を少しずらして、80年代のバブルと90年代の金融危機に焦点を絞り、前者を日銀の低金利政策、後者を旧大蔵省の信用秩序維持政策の失敗(破綻(はたん)金融機関の処理や公的資金の投入にかかわる仕組み作りの先延ばし)という衆目の一致する原因からとらえて、日銀と大蔵省がなぜそうした行動をとったのかを、膨大な新聞・雑誌資料および近年の政治理論をもとに分析している。記憶に新しい個別の出来事が一貫した理屈で物語られる様は、壮観だ。 既存の説明を物足りなくしてきたのは日本型経済システムそのものが「悪」であるかのように論じるからで、それだと80年代までなぜうまくいったのか理解できない。その点、本書は「成功」が後の「失敗」の原因となったというスタンスで、納得がいく。日銀は狂乱物価で批判を受けインフレ抑制に専心し、80年代前半まで成功した経験が裏目に出て、資産価格の高騰を見落としたし、大蔵省も福祉税構想など本務である財政部門の堅持には強気であったのに、金融部門の分離という制裁が迫ると天下り先喪失を恐れて信用秩序維持で責任逃れをしてしまったという。官庁の行動は「組織存続」の論理を優先するという見立てである。 ただし本書が説得的であるのは、バブルと金融危機に話題を絞っているからともいえそうだ。これが十年不況の全般となると、学界を二分する論争に決着がついていないことを見ても、とるべき方針は自明でない。官庁の組織利益と公共利益とが合致するような制度設計をという提言はもっともだが、制度が万能でないがゆえに政治の意味があるのだと思う。 出版社 東洋経済新報社 ISBN 4492211551 価格 ¥ 3,990 URL http //book.asahi.com/review/TKY200512060255.html はじめての環境経済学 ●[著]ジェフリー・ヒール [朝日] [掲載]2005年05月22日 [評者]青木昌彦 著者のヒールはかつて30代の若さで一流の経済学学術誌の編集長を務めた理論経済学の俊英であったが、その後興味を環境問題や証券経済学に移した。本書を書いていた頃には、スタンフォード大学でエーリックやケネディなど現在環境学をリードする生態学者や生物学者と学際的なワークショップを持った。こうして、経済学と生態学のフロンティアの成果を見事に統合し、一般向けの読者にたいし、複雑で、奥の深い環境問題を解きほぐしてくれる一書がなった。邦題の「はじめての」という形容詞は、単に「入門」というだけでなく、これまでに「類のない」という意味にもとれる。 著者はまず自然生態系を大気や水の浄化から始まって、「人間精神を高揚させる審美性と知的刺激の供与」に至るまでの多様なサービス機能を果たす、人間社会に必要な「社会基盤」(インフラストラクチャー)ととらえる。この社会基盤の管理、いわば地球版の家計管理のメカニズムとしては、規制のような動機づけを欠いた強制手段より、環境を保全することが利益に繋(つな)がるようなインセンティブの仕組みがより有効だと論ずる。 そういう議論を展開するのに、単に経済学のロジックを機械的に応用するのではなく、集水域の保全、エコツーリズム、生物多様性などについての具体例や最新の研究成果がふんだんに援用される。たとえば、熱帯動物のハンティングの商業化など、純粋な環境保護主義者は憤慨するだろうし、私自身も参加はご免被りたい。しかし、それが環境変化にたいする保険や情報の供給源としての生物多様性の保存にいかに役立っているか、の説明には、思いがけない説得力がある。 著者の証券経済学者としての学識は、市場化され得ない環境評価をどう達成するか、という議論に生かされている。他方、社会基盤の持続可能性という問題は、現在便益に比して将来便益を割り引く経済的インセンティブ枠組みの下では十分に解けない(必要であるが)、世代間の公平性の問題だとも述べられる。 翻訳もよい。環境問題に関心のある人々に広く薦めたい本だ。 はじめての環境経済学 著者 細田 衛士・大沼 あゆみ・赤尾 健一・ジェフリー・ヒール 出版社 東洋経済新報社 ISBN 4492313478 価格 ¥ 2,520 URL http //book.asahi.com/review/TKY200505240164.html 日本の連立政権●田村重信、豊島典雄、小枝義人、丹羽文生著 [産経] 「責任野党」の秘話明らかに 戦後長きにわたり、政権の座にあった自民党が、一九九三年「細川連立政権」誕生により野党に転じた。その時、野党自民党は復権に向けて何をしていたのか、その水面下の活動を含めた「責任野党」としての秘話がこの『日本の連立政権』で初めて明らかになる。 野党に転落した自民党が“めげず”に「闘う政調会」を駆使し、数多くの議員立法を出した橋本龍太郎政調会長(当時)の意外な活躍ぶりや、マニフェストのさきがけともいえる「新しい連立政権の樹立について」を羽田政権時に発表したり、「細川連立政権の欺瞞(ぎまん)性と矛盾点」というネガティブキャンペーンの小冊子を発行したりと、これまでのマスコミ報道にはみられなかった政権奪還をめざす前向きな「責任野党」としての活動ぶりが詳細に紹介されている。 ネガティブキャンペーン小冊子の一例として“九三年六月の月刊誌で細川護煕氏は『小沢グループとの連携はない』と完全否定していたにもかかわらず、その数カ月後には何の釈明もなく連立政権を組んだ”とある。そして自民党が長年の与党時代に培った人脈とノウハウは野党に転落したからといってなえるものではなく、政権復帰への逆バネとなったと説いている。特に自社さ連立政権についても、「自社さ政権では(与党間の)政策調整会議が国対の役割を果たしている」(加藤紘一政調会長=当時)と紹介、必ずしも連立与党内の政策調整は時間の無駄ではなかったと振り返る。 総選挙の結果で第五党の党首(日本新党細川護煕氏)が総理になるという憲政の常道に反しているともいえる五五年体制崩壊以降の政治体制、とりわけ連立政権というものの検証が自民党政調という視点から具体的に語られている。後半では戦後の主な内閣の分析が記されているが、ここでは歴史に学ばない政党・政治家は権力の椅子(いす)から見放されることを知らされる。 捲土(けんど)重来を期すすべての人、必読の一冊だ。(振学出版・一八九〇円) [評者]選挙プランナー 三浦博史 (11/14 05 00) URL http //www.sankei.co.jp/news/051114/boo012.htm デモクラシー・リフレクション 巻町住民投票の社会学 ●[著]伊藤守、渡辺登、松井克浩、杉原名穂子 出版社 リベルタ出版 ISBN 494763796X 価格 ¥ 2,520 [掲載]2005年08月21日 [評者]音好宏 新潟県巻町の名を一躍有名にしたのは、長年、町を二分してきた原発建設計画の是非に対して、「住民投票」という意思表明の場を用意したことであろう。この住民投票での「原発建設反対」が多数を占めるという民意の表明が、結果的に二〇〇三年の原発計画完全撤回につながっていく。 本書は、巻町の原発建設問題に地域社会、地域住民がどのように向き合ったのかについて、地元・新潟大学を拠点に総合的な調査研究を進めた四名の社会学者によるレポートである。筆者らは、原発建設計画を撤回に導いた巻町の「住民投票」運動が、従来の反対運動には希薄だった住民の判断や意思表明の場を強く求める運動だったと指摘する。 それは巻町だけに見られた一過性のものではない。そこに、社会構造と住民意識の変化を背景に、日本全体で進む政治参加意識の変化と、その向こうにあるデモクラシー・リフレクションの可能性を感じ取るのである。 TITLE asahi.com: デモクラシー・リフレクション [著]伊藤守、渡辺登、松井克浩、杉原名穂子 - 書評 - BOOK DATE 2005/09/05 14 07 URL http //book.asahi.com/review/TKY200508230255.html 日本の不平等 ●大竹文雄 [読売] 出版社:日本経済新聞社 発行:2005年5月 ISBN:4532132959 価格:¥3360 (本体¥3200+税) 評者・竹内 洋(関西大学教授) 格差は拡大したのか? バブル経済がはじけたあと、ある経済学者が大雑把(ざっぱ)な統計データをもとに、日本はアメリカより不平等な経済格差社会だといいはじめた。それ以来、格差拡大論はブームになった。勝ち組・負け組論などの格差本ジャンルさえできている。小泉政権下でますます格差がひろがっています、という選挙用格差節もある。 著者は、単純で、表面的な統計の利用ではなく、学歴や年齢などにカテゴリーを分解しながら、所得格差拡大説を追い詰めていく。たしかにみかけ上、世帯による所得格差は拡大している。しかし、学歴や年齢など同じカテゴリー内部での所得格差は拡大してはいない。この矛盾をどう解くかが著者の苦心したところである。勤労所得のない高齢者が独立世帯をもつことによって、世帯所得分布の見せかけの不平等化を大きくさせた、というのが著者による知見である。逆にいえば、かつて日本社会が平等にみえたのは、所得が比較的平等な若年世帯が多かったことによる。賃金格差についても、1980年代の格差は、労働者の高齢化によるもので、90年代以降は、格差はそれほど変化していない。米英で観察された急激な賃金格差の拡大は日本にはみられないという。 にもかかわらず、所得格差感情はひろがっている。著者の仮説は、人々の格差拡大意識は、賃金や収入の現実の格差拡大よりも、失業者やホームレスなどの増大がシグナルとなっているのではないか、というものである。データをひとつひとつ吟味し、いえること、いえないことを弁別していく著者の研究姿勢は実証研究の鑑(かがみ)である。 本書を読めば近年の格差拡大論ブームの仕掛けもうかびあがってくる。政治家や行政は解決すべき社会問題を、ジャーナリズムは危機を煽(あお)るトピックがほしい。これと学者たちの世にうけたい願望の共謀関係によるものではないかとさえおもえてくるのである。 ◇おおたけ・ふみお=1961年生まれ。大阪大学社会経済研究所教授。 (2005年9月5日 読売新聞) TITLE 日本の不平等 書評 本よみうり堂 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/05 14 08 URL http //www.yomiuri.co.jp/book/review/20050905bk04.htm 持続可能な都市 ●福川裕一 [読売] 出版社:岩波書店 発行:2005年4月 ISBN:4000234099 価格:¥3360 (本体¥3200+税) 評者・浅羽 雅晴(本社編集委員) 東京の顔である銀座通りに、場違いな超高層ビル計画が持ち上がっている。品川地区では新築ビル群に遮られて海風の流れが途絶してしまった。景気回復、都市再生の美名の下に、各地で無計画な超高層ビルが乱立し、歴史的な町並みや魅力的な景観がズタズタにされている。こんな“敗北の都市計画”からの蘇生(そせい)の道はあるのか。ロンドン、バルセロナ、フロリダなどの先進例を3人の都市計画者の目で追った。 300年も前からビルの高さ論争が続くロンドンでは、歴史的建造物が遠方からも見えるように景観を保護し、超高層ビル建設や奇抜なデザインの使用には住民に拒否権を与えている。またバルセロナでは、薄暗く疲弊した市街地の住宅を撤去して広場とし、そこに美術館や学校などの公共空間を作り、劇的な都市の再生を図った。 これらの先進例は、行政と住民の高い意識さえあれば決して不可能ではないとの期待を持たせる。形態の模倣ばかりでなく、都市経営こそ学び直す必要がありそうだ。 それにしてもなぜ、日本で超高層ビルが多いのだろうか。「高層ビル願望は、単なる虚栄であり、富と権威と影響力の顕示」「二等の都市が権威付けのために必要とする」――。これは英国議会報告書の言葉だ。そういえば都内の話題の超高層ビルには、情報通信(IT)関連企業の経営者らがこぞって入居しているのをみても、分かるような気がする。 フロリダでは、一見効率の悪いもの、弱いもの、小さなものにも価値を見いだし、大切にしようという「スマートグロース運動」が、新たなうねりになっているという。 「都市は慈しみ、漸進的に熟成させ、養育することが大事」。醜悪な都市を苦々しく思っていただけに、目からウロコの落ちるような言葉とまなざしが本書にはあふれている。 ◇ふくかわ・ゆういち=千葉大学教授。◇やはぎ・ひろし=大阪市立大学教授。◇おかべ・あきこ=千葉大学助教授。 (2005年9月5日 読売新聞) TITLE 持続可能な都市 書評 本よみうり堂 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/05 14 08 URL http //www.yomiuri.co.jp/book/review/20050905bk06.htm ザ・ハウス・オブ・トヨタ ●佐藤正明 [読売] 出版社:文藝春秋 発行:2005年5月 ISBN:4163670408 価格:¥2300 (本体¥2190+税) 評者・榧野 信治(本社論説委員) (抜粋) 年間純利益が1兆円を超すトヨタ自動車は、今や世界のエクセレント・カンパニーだ。超優良経営の秘密を探ろうと、数多くの“トヨタ本”が出版されているが、本著は、創業家である豊田家に焦点を当てたドキュメントだ。 自動織機を発明し、トヨタ財閥の礎を築いた豊田佐吉。長男で、周囲の反対を押し切って自動車の開発・製造に乗り出した喜一郎。遠縁ながら喜一郎の後を継ぎ、事業拡大の立役者となった石田退三。これら主役と一緒に泣き笑いした個性的な脇役たち。登場人物が経営者に置き換わった「三国志」を読むような思いがした。 今では最もつぶれそうにない会社だが、トヨタも破綻(はたん)寸前に追い込まれたことがあった。終戦後のデフレ政策で販売が低迷し、給与もまともに払えなくなって労組がストに突入した。銀行も見放しかけ、社長だった喜一郎が責任を取って退陣したほどだ。その直後、朝鮮戦争がぼっ発、米軍から大量のトラックの発注を受け、息を吹き返した。終戦直後の混乱からストまでの綱渡りの経験が骨身に染み、銀行に頼らずに済むよう、「乾いたぞうきんをさらに絞る」徹底したコスト削減の“遺伝子”が根付いた。 ◇さとう・まさあき=1944年、山形市生まれ。日本経済新聞記者として長年、自動車業界を担当。現在、日経BP社上級執行役員。 (2005年8月22日 読売新聞) TITLE ザ・ハウス・オブ・トヨタ 書評 本よみうり堂 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/05 14 11 URL http //www.yomiuri.co.jp/book/review/20050822bk06.htm 環境生殖学入門 ●堤治 [読売] 出版社:朝日出版社 発行:2005年5月 ISBN:425500322X 価格:¥1575 (本体¥1500+税) 環境ホルモン問題は過去の遺物のように思われているが、体内汚染は確実に進んでいる。精子や卵子、胎児の次世代汚染は常態化し、時には子どもの知能の発達にも影響が出るなど、深刻さは増すばかり。 ところが使用禁止の女性ホルモン剤が前立腺治療に使われ、喫煙が環境ホルモン効果を抑えるなど「毒は薬」と見まがうような妙な現象も報告され、学問的な関心も高い。高名な産婦人科医の著者が、焦点をぶれさせることなく、平易な説明を心がけているのがいい。(朝日出版社、1500円) 評者・浅羽 雅晴(本社編集委員) (2005年8月15日 読売新聞) TITLE 環境生殖学入門 書評 本よみうり堂 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/05 14 13 URL http //www.yomiuri.co.jp/book/review/20050815bk0a.htm 日本の医療 改革に向けて問題点を探る [毎日] 高齢化に伴い、03年度に24兆円台だった国民医療費は、15年度には33兆円を超えると推計され、抑制策の模索が続く。へき地の医師不足だけでなく、産科医、小児科医は絶対数が足りない。連日のように報道される医療過誤。いずれも「国民の命」に直結し、放置しておけない問題だ。 『医療・保険・福祉改革のヒント』(水野肇著・中公新書・756円)。初版は8年前だが、ここで指摘される医療費の無駄、医療保険制度間でバランスを欠く「給付と負担」などは、今ものしかかる大きな課題だ。日本の社会保障が持つ問題点を包括的に理解するのに役立つ。 『命に値段がつく日』(色平哲郎、山岡淳一郎著・中公新書ラクレ・798円)は、過疎の村で診療活動を続ける医師とノンフィクション作家による共著。現場での実体験をベースに、市場原理の導入による「医療制度の改革」は、所得による医療格差を生むことになる、と警鐘を鳴らす。医療の原点は何か、を考えさせられる。 見過ごすことのできないのが、続発する医療過誤や手術ミスだ。『医療事故』(押田茂實著・祥伝社新書・798円)は、法医学者によるハンドブック的な本。医療事故を生む背景、医療裁判の実態、身内が医療事故にあった時の対処方法まで幅広い。 それぞれの問題を一気に解決する特効薬はない。「病んでいるのは病人でなく医療そのもの」との認識を持つところからしか改革は始まりそうにない。【河出卓郎】 毎日新聞 2005年8月8日 東京夕刊 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE 学芸 DATE 2005/09/05 14 15 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/archive/news/2005/08/08/20050808dde035070005000c.html 日本経済-混沌のただ中で ●井村喜代子・著 [毎日] (勁草書房・2940円) 通常は、九〇年代以降の日本経済をバブルの膨張・崩壊との関連で説明することが多いのだが、著者の立場はちがう。七〇年代の「金・ドル交換停止」=変動為替相場制への移行という現代資本主義の変質にまで遡ってそれとの関連に注目。戦後を通じてアメリカとの特別な関係の中で日本経済が推移してきたことを軸に説明を試みる。 さらに、実体経済と乖離した金融・投機活動が広範化し常態化したことの中で日本経済の「混沌」を位置づける。「混沌」に切り込んだ、久々に読み応えのある日本経済論。(達) 毎日新聞 2005年9月4日 東京朝刊 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE 学芸 DATE 2005/09/04 15 22 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20050904ddm015070069000c.html 快適自転車ライフ 疋田 智 (著) 岩波アクティブ新書 価格 ¥777 (税込) 単行本 - 191p (2002/10) 出版社 岩波書店 ; ISBN 4007000476 ; (2002/10) 目次 第1章 ママチャリに乗って冒険に出かけよう(隣の駅まで行ってみよう 会社まで行ってみよう ほか) 第2章 こんなに奥が深いぞ、自転車の世界(こんなに様々な自転車の種類 自転車を愉しむ ほか) 第3章 快適な自転車通勤と自転車生活のために(私が自転車通勤を始めたわけ これは必須の自転車グッズ ほか) 第4章 自転車と街と未来と(二一世紀は自転車に乗って 自転車の視点から見る道路整備 ほか) 1時間くらいで読んでしまえる軽い本だが、なかなか内容も濃い本だった。 著者は、テレビプロデューサーで、自転車を通勤に使っている「ツーキニスト」。 日本は、自転車があふれる社会だが、自転車の可能性を活かしていない、という。その原因のひとつが、日本の自転車の大部分を占める「ママチャリ」の存在。あれは、重心が低くなるためスピードが出ない。自転車とは、時速20~30キロは楽に出せる乗り物なのに、ママチャリではせいぜい10キロ。これでは、移動手段としての行動範囲が極端に狭まってしまう。文字通り「ママ」が近所のスーパーへの買い物くらいにしか利用できないのだ。 それから、自転車を歩道に上げてしまった道路交通法。先進国の中で歩道に自転車が乗り上げている国は日本だけという。そのため、自転車はスピードが出せず、歩行者は危険にさらされる。 さらに、自転車マナーの悪さ、といいうか、マナーが確立されていないこと。無灯火、逆走(左側通行というルールが確立されていない)、併走。 自転車を愛し、これからのエコな社会を期待する人は、自転車の社会的地位を向上させ、自転車を巡る社会システムを改革するために、この3点を自覚・反省しなければならない。 明日にでも、ママチャリから著者の勧めるクロスバイクなどに乗り換え、堂々と車道を走り、街の風を切りたい、と思わせる好著だ。 大前研一 敗戦記 ●大前 研一 (著) 価格 ¥1,575 (税込) (品切れらしい) 単行本 290 p ; サイズ(cm) 19 x 13 出版社 文芸春秋 ; ISBN 416350950X ; (1995/11) 世界的コンサルティング会社マッキンゼーの売れっ子コンサルタントで、『新・国富論』がベストセラーになって、原稿依頼や講演に引っ張りだこだった大前研一は、政治改革を志し、1992年に「平成維新の会」を立ち上げ、多くの国会議員・地方議員を生みだすのに力を貸してきた。そして大前自身が、95年の東京都知事選挙に無党派で立候補。結果は、当選した青島幸男に130万票の差をつけられ4位という惨敗であった。続く同年の参議院選挙でも、大前が名簿第一位で出た「平成維新の会」は議席をひとつも獲得できなかった。 「生涯において、初めての敗北だった。」という冒頭の記述からわかるとおり、選挙前、著者の自信・自負は並々ならぬものがあった。それは、それまでの職業経験からくる、日本のみならず世界のエスタブリッシュメントとの人脈の太さ、大前自身の知名度、吟味された政策の確かさ、「維新の会」で育てた政治家たちによるバックアップ、そして市場コンサルタントしての有権者意識の読み等々から来る自信であった。 しかし、実際の選挙は、読み違い、挫折の連続であった。 まず、公選法という壁の高さをいやというほど思い知らされる。既成政党・大組織が有利な制度に、さすがの大前の知名度も、政策も生かす手だてがなかった。 さらに大前が得意なはずのメディア対策も大きな読み違い。雑誌・テレビを重視した大前に大新聞がそっぽを向く。スポーツ新聞、夕刊紙はパフォーマンスの青島に走る。 彼が一生懸命応援して育てた「改革派」議員たち、そして彼の理論・政策を高く評価していた財界人たちも、「影ながら応援します」と言って逃げていく。 予想もしなかった惨めな敗戦に、制度や人の心の移ろいやすさを呪っていた大前の頭に、親友・加山雄三の言葉が落雷のように落ちた。この場面は感動的である。 「俺は選挙中、お前には何も言わなかった。あんなに一生懸命やっているのを見ると何も言えなかった。だけどね、あんた滑稽だよ」 「あんたの政策は素晴らしい。僕なんかが聞くとその通りだと思う。でも、あんたはまったく『底辺』の人々の心に触れていない。」 「あんたがなぜ滑稽なのかというとね、全部一人でやろうとしているからだ。・・・全部自分で分析して、全部自分で答えを持ってて、何聞いてもわかってて、そして一人で興ってもいないのに、『平成維新』と言って、『平成維新です。みんなやりましょう』とやっている。それじゃあピエロだ」 大前は、自分自身の改造なくして政治改革はないことを悟る。加山雄三恐るべし、である。 この著書によると、大前は、自己改造しつつさらに政治に挑戦する気でいるみたいだ。その覚悟はすがすがしい。 「今の世の中のこの巨悪、利権構造、超保守主義、刹那主義。これを見たのだ。世界に背を向けた内向き、下向き、後ろ向きの世相。これに気がついたのだ。それを見て見ぬふりをして、若い人に全部のツケを送って、オヤジは悠々自適の生活をして幕を閉じた、とは言わせない。オヤジは自分の生きた時間の全てを自分の正しいと思う社会の実現に捧げた。稼いだ金の全てを息子たちの世代のために遣ってしまった。やり方は下手だった。もっと上手いやり方も今から考えればあった。だが、オヤジはその都度反省しながら、力の限りを尽くした。そんな死に方をしたいと思う。」 余談だが、都知事選を互いに争った岩国哲人の描かれ方がおもしろい。岩国ファンもご一読を。
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登録日:2021/03/25 Thu 00 05 35 更新日:2024/02/18 Sun 19 33 08NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 BLAZING VORTEX まるで意味がわからんぞ! ややこしいテキスト デッキバウンス ノーマルレア ロマン砲 一次方程式 墓地肥やし 罠カード 通常罠 遊戯王OCG 勝利の一次方程式は、全て揃った! ......が、解けたとは言っていない。ええと、宣言する数字は... 「壱時砲固定式(いちじほうこていしき)」とは「遊戯王OCG」に登場するカードの1つである。 【概要】 このカードは『BLAZING VORTEX』にて登場した罠カード。レアリティはノーマルレア。 特に原作やアニメに出た訳でもない、OCGオリジナルの罠カードの一端に過ぎないのだが、このカードの効果を見たデュエリスト達から少なからず困惑の声があがったのだ。 「どうせ遊戯王お馴染みのコンマイ語がらみだろう」と思うかもしれないが、このカードに限っては別ベクトルで難解なテキストであった。 それでは、実際にそのテキストをご覧に入れたい。初見の諸君は試しに読み返したりせずに一回だけサッと読んでみるといいだろう。 《壱時砲固定式(いちじほうこていしき)》 通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分・相手のバトルフェイズに、1・2・3・4・5・6のいずれかの数字を宣言して発動できる。 相手フィールドの効果モンスター1体を選び、以下の数値を合計した数が自分の墓地のカードの数と同じ場合、 宣言した数まで自分のデッキの上からカードを墓地へ送り、墓地へ送った数まで相手フィールドのカードを選んで持ち主のデッキに戻す。 違った場合、自分は宣言した数×500LPを失う。 ●選んだモンスターのレベル×宣言した数 ●相手フィールドのカードの数 さて、諸君は無事に一回でこのカードの効果を理解しきっただろうか? そう、このカードは複雑化の一途をたどる遊戯王のカード達の中でも、特に効果の内容が理解しづらいものであったのだ。 なぜ、このカードがそんなにも理解が難しいテキストとなっているのか? 順を追って解説していきたい。 もはや現代遊戯王にとって恒例の「1ターンに1枚しか発動できない」縛りの文はいいとして、(1)の効果を順番に見ていこう。 ①:「自分・相手のバトルフェイズに、1・2・3・4・5・6のいずれかの数字を宣言して発動できる。」 まだ1文目ともあって、この程度であれば遊戯王を知らない人でも理解は容易であろう。 宣言する数字の範囲から「ひょっとしてダイス関係のカードか?」と思う人もいるかもしれないが、このカードはサイコロとは全く無関係である。 そして、特に問題となるのは次である。 ②:「相手フィールドの効果モンスター1体を選び、 」 ここで「ん?」となるデュエリストが多かったのではないかと思われる。 なぜなら、先ほど宣言した数字が結局何を参照するものなのか全く明かされないまま、相手の効果モンスターを一体選ばせられるのだ。 だがまあ、どうせ読み進めていけばすぐに分かるだろうと思い続けて読んでみると... ③:「以下の数値を合計した数が自分の墓地のカードの数と同じ場合、宣言した数まで自分のデッキの上からカードを墓地へ送り、墓地へ送った数まで相手フィールドのカードを選んで持ち主のデッキに戻す。違った場合、自分は宣言した数×500LPを失う。 」 一気に一区切りまで読んでみたデュエリスト達は、さらに首をひねる事になる。 なぜなら加えて4行近くまで読んでみたにも関わらず、「最初に宣言した数字は何だったのか」、「効果モンスターを選んだ意味はなんだったのか」、よく分からないのである。 一応、宣言した数字については少し触れられている。 「宣言した数まで自分のデッキの上からカードを墓地へ送り、墓地へ送った数まで相手フィールドのカードを選んで持ち主のデッキに戻す。違った場合、自分は宣言した数×500LPを失う。 」と書いてある。 つまり、成功すれば宣言した数だけ墓地を肥やせる上に相手のカードを対象を取らずにデッキバウンスまで追い込めるのだ。それは確かに強力である。 だが、その成功とは一体何なのかと改めて読み直してみると... 「以下の数値を合計した数が自分の墓地のカードの数と同じ場合」 とある数字を合わせた数と、自分の墓地のカードの数が同じ場合...らしい。 ここにきてまた新たな参照場所として「自分の墓地のカード枚数」が挙げられ、ますますややこしくなってくる。 そして、最後にその「以下の数値」とやらを載せることによってこのカードテキストは終わりを告げる。 ④: ●選んだモンスターのレベル×宣言した数 ●相手フィールドのカードの数 そう、最後の二行にてようやく②の時に自分がモンスターを選んだ意味が分かったのだ。 単なるレベル参照だけにモンスターを選んだのだ。別にモンスターをどうこうするわけでもなく。ただし、この効果に成功すれば、その選んだモンスターをもデッキバウンスすることを狙える。 ここまで解説をしてみたが、結局のところこのカードが分かりにくい理由は、「参照したものをどう使うのかすぐに分からない」「そもそも参照するものが多い」という2点が挙げられる。 この一枚の罠カードだけで 「宣言した1~6のいずれかの数字」 「選んだ相手フィールドの効果モンスター1体のそのレベル」 「自分の墓地のカード枚数」 「相手フィールドのカードの数」 と、4つも数を参照している。(1)の効果にこれほど参照すべき数を詰め込んでいるカードは初ではなかろうか。 もし、あえてこのテキストをわかりやすく書き換えるとするならば...... 《壱時砲固定式(いちじほうこていしき)》 通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分・相手のバトルフェイズに、1・2・3・4・5・6のいずれかの数字を宣言して発動できる。 相手フィールドの効果モンスター1体を選び、「選んだモンスターのレベル×宣言した数+相手フィールドのカードの数」と、「自分の墓地のカードの数」を確認する。 同じ場合、宣言した数まで自分のデッキの上からカードを墓地へ送り、墓地へ送った数まで相手フィールドのカードを選んで持ち主のデッキに戻す。 違った場合、自分は宣言した数×500LPを失う。 こんな感じであろうか。もしかしたら、余計に分かりにくくなったと思うデュエリストもいるかもしれないが。 カード名や効果は数式の「一次方程式」を踏襲している。 つまり、「宣言する数字をX、選んだ相手モンスターのレベルをa、相手フィールドのカードの数をb、自分の墓地の枚数をYとして、一次方程式「Y=aX+b」が成立する時、相手フィールドのカードをバウンスできる」という事になる。 こうして数式を交えて表記するのがもっとも分かりやすいはずだが、遊戯王のテキスト上で一次方程式を使うわけにもいかなかった結果、このようなテキストになってしまったものと思われる。 使用法 散々テキストの難解さを解説してきたので、そろそろ実戦デュエルでのこのカードの使い心地を考えてみよう。 ……とは言っても、正直なところ現状は環境レベルで活躍させるのは非常に難しいカードである。 「効果の発動を相手に依存してる時点で弱い」と昨今のガチ勢の間で言われている中、このカードは「相手フィールドの効果モンスターのレベル」と「相手フィールドのカードの数」と、思いっきり相手に依存している。 レベルを持たないエクシーズモンスターやリンクモンスターしか相手の場にいない場合、このカードは発動すらできないのだ。 「自分の墓地のカード枚数」にしたって、特殊な構築をしてない限り枚数をコントロールをするのはちょっと難しい。 メインフェイズに使えればまだこの辺の難易度は低かったのに… なので一番自由の効く「1~6のいずれかの数字」を上手く宣言する必要がある。 しかしそうなるとこのカードを使う場合、常にどの数値を宣言すればよいか考える必要があり意識が削がれやすくなるデメリットが生まれる。 相手の未公開カードが何か、それを含めて次にどう動くかといった先読み要素も常に考えるデュエルにおいて、目先の数値計算に思考力がそがれるのは結構不味い。 しかもバトルフェイズ限定が祟って、狙った条件が揃ったら即発動!もしにくい。 とりあえず「自分の墓地のカードの数−相手フィールドのカードの数」=「選ぶモンスターのレベル×1〜6」と捉えれば条件は掴みやすいか。……え?そんなことない? 最終的には「宣言する1〜6」の数字がデッキバウンスの枚数になる。 大きい数を選びたいところだが、ここで大きい数を選ぶと必然的に大量の墓地肥やしと枚数調整が要求される。 例えばレベル4モンスターをマトに選ぶとしても、単純に考えても4〜24枚+αの枚数調整が必要。 メインアタッカーになるような高レベルモンスターを想定すると、期待できる枚数はさらに下がる。 それでも、仮に条件を満たして方程式を解けたとしよう。 だがこいつは超融合みたいなチェーンを不可にする効果がないのでカウンターができる、 どころかフリーチェーンで参照する数字の場に手を加えられるカード、特に除去系で簡単に計算を狂わせられて簡単に不発する。 特にA~Bみたいな一定範囲ではなくジャストを求めるのでなおさら。 一例 壱時砲「今度こそは解もできた!くらってデッキに戻りやがれ!!壱時キャノン!!!」 サイクロン「あなた自身を数え忘れてますから駄目ですね。」 壱時砲「(´・ω・`)・・・」 一応、「くそめんどくさい解なんていちいち解いてないであろう」理論で、そこまで読んで数字を選ぶ運用も出来なくはないが、 読みあいによる勝利を至上とする大会ならともかく、 友達と気軽にワイワイしてる中、相手にデュエルに支障が出るレベルの計算を無理強いでさせてまでしてこのカードを使いたいかと言うと…。 うん、無用なトラブルを避けるなら使わないのが無難だよね!、ってなりがちなのもなんとも…。 こうみるとなにかと駄目な部分が目立つが、流石にリターンは小さくない。 墓地を肥やすのはもはやメリットにならないデッキの方が珍しいくらいにはなってきたので、大概のデッキの手助けとなる。 正直、ここまで難しいと「ランダム墓地肥しなんてけちくさいこと言わず、ドローでもバチはあたんなかったんじゃあないか」とは思えちゃうが。 なにより目玉の対象を取らないデッキバウンスというのが特に強力で、完全耐性持ち以外はほぼ除去できると考えていい。 例え宣言した数字が1だったとしても1 1交換なので損はしない。「大抵は準備段階で消費するだろ」だって?知ら管 なお、「6を宣言すればほぼノータイムで自分のライフ3000を確実に削れる」という方面での使い道も一応なくはない。基本的には自分のライフ削りに使いつつ、上手く状況が整ったら本来の効果を狙う……なんていうのもアリといえばアリだが、ライフ削りだけが目的なら他にも有用なカードは山ほどあるので、やはりこの使い方もネタの域は出ないだろう。 とにもかくにもカード枚数の調整と計算が難しいところではあるが、是非とも勝利の一次方程式を解いて、逆転の一手として狙って欲しいロマンカードと言えるであろう。 【関連カード】 《連慄砲固定式(れんりつほうこていしき)》 通常罠 (1):レベル・ランクの合計が、お互いの手札・フィールドのカードの数と同じになるように、 自分のEXデッキからXモンスター2体(同じランク)と融合モンスター1体を除外する。 その後、以下の効果を適用できる。 ●相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、 レベル・ランクの合計がそのモンスターのレベル・ランクと同じになるように、 自分の除外状態の、Xモンスター1体と融合モンスター1体をEXデッキに戻す。 その後、相手フィールドのカードを全て除外する。 『LEGACY OF DESTRUCTION』にて登場したまさかの続編。レアリティは勿論ノーマルレア。 更に情報公開されたのは2024年1月14日と大学入試共通テスト2日目であり、ちょうどその日は数学のテストの日でもある、と明らかに意識している。 名前の通りに今度は「連立方程式」を元にしており、「コストとして除外するエクシーズモンスターのランクをX、同じくコストとして除外する融合モンスターのレベルをY、互いの場・手札の合計枚数をa、相手モンスター1体のレベル・ランクの数をbとして連立方程式「2X+Y=a、X+Y=b」が成立する時、相手の場のカードを全て除外できる」と言う物。 バトルフェイズ限定と言う制約やライフロスのデメリットがなくなり、使いやすくなっただけでなく相手の展開を妨害する使い方も出来るようになっている。 その代わりに発動コストとして同ランクエクシーズモンスター2体と融合モンスター1体とを要求する様になり、相手の場だけではなく互いの場・手札の合計枚数を計上する必要が出たため数字の管理がより厳しくなっている。 オマケに前半の数式である「2X+Y=a」を満たさないと発動すら出来ないため、変動が激しい互いの場・手札の合計枚数に対して幅広く対応しようとするとそのためのコスト用モンスターでEXが圧迫されて戦術の幅が狭くなってしまうのも無視できない。 運用するにあたってはある程度狙い撃つ互いの場・手札の合計枚数と相手モンスター1体のレベル・ランクにヤマを張っておき、エクシーズモンスターはランク1〜3と低めのランクで1組、多くても2組用意しておき、融合モンスターはレベルがバラバラになる様に多めに入れてある程度調整出来るようにしておくのが無難。狙い撃つ相手モンスター1体のレベル・ランクに関しては7〜10辺りにしておくとこちらから壊獣などで調整出来るためなお良し。 また、後半の数式である「X+Y=b」は除外効果を適用するために必要なだけで、実は「2X+Y=a」さえ満たしていれば発動は出来る上にレベル・ランクを参照するモンスターは効果処理時に決定するので、除外が出来ない状態で発動する事で相手に計算フェイズを与えて相手の持ち時間を削ったり、計算を嫌った相手に無効効果を使わせて無駄撃ちさせるなんて姑息な使い方も可能。 更に言うと後半の効果で除外ゾーンからEXに回収する融合モンスター・エクシーズモンスターは発動時に除外した融合モンスター・エクシーズモンスター以外でも良いのであらかじめ別のレベル・ランクの融合モンスター・エクシーズモンスターを除外しておいてそれらを使って調整する事で除外条件を満たすなんて事も可能。カンペかな? 追記、修正はこのテキストを一発で理解できた方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 実は感覚的には分かりやすいけど敢えて文章にしてるから分かりにくくなっている上に非常に使いづらいから絶妙に使う気が失せるカード。エクシーズやリンクも選べたらまだ使おうとする余地が生まれたかもしれない… -- 名無しさん (2021-03-25 00 13 14) コンマイ語とは別ベクトルで理解が困難な迷カードだな -- 名無しさん (2021-03-25 00 18 10) クズカードは存在しないと豪語していた遊星さんも困惑するレベル -- 名無しさん (2021-03-25 01 06 13) Y=aX+bの数式とそれぞれの値の変域を指定するのが一番分かりやすそうだけど、対象年齢9歳以上に下がったから一次方程式そのまま載せると小学生が置いてきぼりになっちゃったんだよね。。 -- 名無しさん (2021-03-25 01 26 38) ↑2 遊星さんはメ蟹ックで歴代主人公では優秀な部類だからうまく使いこなしそう。GXだと十代がテキストの意味分からんと唸ってるところを数式の三沢がお手本を見せる姿が浮かぶわ。 -- 名無しさん (2021-03-25 01 34 59) イラストだと線が左下で止まってるものの明らかに原点を通る動きをしてるけど効果の使用上Y=0になることはないという -- 名無しさん (2021-03-25 01 45 42) 「奇数か偶数を宣言する、レベルが奇数か偶数の選んだ方の場のモンスターを全て除外する」くらいのシンプルさでよかったのに -- 名無しさん (2021-03-25 07 20 25) 能動的に使うなら雷帝家臣ミスラのレベル1の家臣トークンやレベル2のイヴリースがマシだろうか -- 名無しさん (2021-03-25 07 35 17) 書き換え例の「選んだモンスターのレベル×宣言した数と相手フィールドのカードの数を合計した数と、」っていう書き方だと、レベル×宣言+フィールド数なのか、レベル×(宣言+フィールド数)なのかわかりにくいっていう数学的問題が発生するのよね。元のテキストはそれを解消するためにわざわざ「以下の合計」って区切ってる -- 名無しさん (2021-03-25 11 50 52) 一瞬オリカかと思ったわ -- 名無しさん (2021-03-25 11 54 15) 恐るべきはこれが理系キャラが使ったアニオリカードとかでも何でも無いただのOCGカードという事実 -- 名無しさん (2021-03-25 11 55 41) むしろどっちかというとノリとフィーリングで解決もできる仲間でのフリー向けのカードという認識があった -- 名無しさん (2021-03-25 15 24 01) せめてメインフェイズでも使えるか速攻魔法だったらまた違ったんだがなあ -- 名無しさん (2021-03-25 18 14 00) まるで意味わからんテキストを理解したらとんでもなく使い難いカードで徒労に終わるという2段落ち。せめてフリチェならな。 -- 名無しさん (2021-03-25 18 22 28) チェーン無効付いてたら強過ぎるんだろうなぁ -- 名無しさん (2021-03-25 18 44 50) イラストとカード名がなけりゃ想像もつかんな -- 名無しさん (2021-03-25 19 26 53) どっちかっていうとぎギャザの和訳っぽいんだよね -- 名無しさん (2021-03-25 19 32 38) このカード俺の記憶に残ってなかったのはたぶんごちゃごちゃした条件以前にバトルフェイズにしか発動できない罠だからミラフォでいいじゃんって興味失ったからだ -- 名無しさん (2021-03-25 19 51 12) テキストをこんな風に表記せざるを得なかったってのは分かるんだけど… -- 名無しさん (2021-03-25 20 04 00) ライフ削りメインで運が良ければデッキ戻し&墓地肥やしとかデッキ次第では普通に使えそう -- 名無しさん (2021-03-25 20 13 35) ↑12 掛け算が先の原則や、記号と「と」の使い方で伝わると思ったけどそういう読み違いがないとは言えないか。助詞や読点(、)を増やせばもっと厳密にできるけど、文がくどくなりそうでやめた。 -- その形に書き換えた人 (2021-03-25 23 33 20) ↑2 バトルフェイズ限定がね・・・ -- 名無しさん (2021-03-26 00 01 35) 03-25 23 33 20 知ってか知らずかわからんが、実は英語版テキストだと君が書いたような順番の記述になってる -- 名無しさん (2021-03-26 01 42 23) そのうち弍時砲固定式とか参時砲固定式とか出そうだな -- 名無しさん (2021-03-26 02 35 53) 条件違うけど正直ウェーブフォースや時空の落とし穴でいいような気が -- 名無しさん (2021-03-26 06 42 07) ぶっちゃけ、いざとなったら除去に使えないこともないだけの「お気軽に自分のライフ3000吹き飛ばせるカード」として特殊なコンボデッキに組み込むのが一番安定した使い方のような気も… -- 名無しさん (2021-03-26 09 32 25) 数式にしてくれてようやく理解できた。対象年齢考えてカード作れや -- 名無しさん (2021-03-26 09 50 53) 対象年齢考えてるからこんなまどろっこしいテキストになったんやぞ、数式書いたら一次式知らん子供にはなんのこっちゃでしょ -- 名無しさん (2021-03-27 10 26 28) 因みにイラストはちゃんと一時の方向に向けてる所もミソ -- 名無しさん (2021-03-27 10 56 19) ああ、確かに自分のライフ削る目的なら3000はでかいな…「失う」じゃなくてダメージだったらコンボ考える人は多そう -- 名無しさん (2021-03-27 14 57 42) 見ようによっては英語版テキストのほうがわかりやすいかも -- 名無しさん (2021-04-08 21 34 27) ぱっと見で効果がわかりにくいし、扱いづらそうでスルーしてるデュエリストも多いからなんとかわからん殺しコンボが作れないものか考え中…バトルフェイズ限定がキツいよなぁ -- 名無しさん (2021-04-08 21 47 14) ↑5そもそも対象年齢的に式を使えないのに一次方程式を使おうということ自体が間違い。数式というのがどれだけ偉大な発明家よくわかるよ。 -- 名無しさん (2021-04-08 21 52 06) 分かりづらい文章として反面教師になるかなぁこのテキスト。上で言われている通り一次方程式をネタにしたのがあかんとはいえ。 -- 名無しさん (2022-02-05 12 08 30) 実用性ないカードだったから良かったけど、このレベルのややこしさで実用レベルのカードだったら悪夢だったな -- 名無しさん (2022-09-19 22 26 12) mtgの生き写し/Dead Ringersよりヤバいカードがあるとは思わなかった -- 名無しさん (2022-10-25 22 47 17) 数字の宣言が発動時なのが地味に読みにくさの一因だと思う。数字の宣言を効果処理にして、ついでに「モンスター1体を選ぶ。」で一旦言い切ってしまえば「とりあえず数字言ってモンスター選べばいいんだな」と一息つける -- 名無しさん (2022-10-26 10 14 00) 「一次方程式が使えないので複雑怪奇なテキストになった」って書き方の記事だけど逆でしょ。「複雑なテキストが一次方程式に変換できるという謎解きで、カード名がヒントになっている」じゃないのか -- 名無しさん (2023-02-27 16 05 53) ↑効果テキストでプレイヤーに謎かけする理由がわからん。解いたから同と言うわけでも、解けなかったらどうというわけでもないし。 -- 名無しさん (2023-02-27 16 22 23) 連立方程式版が来て草生え散らかした -- 名無しさん (2024-01-14 21 08 18) 名前 コメント
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民主党の正体に戻る。 <目次> (1)テレビ電波料値下げ (2)椿事件(偏向報道事件)の再来 (3)マスコミに「民主党が有利になる偏向報道をしろ」と依頼 (4)民主党が大手マスコミを軽井沢ゴルフと鳩山邸で接待 (5)自民党は叩くけど、民主党は守る例 (6)毎日新聞の関係者が民主党から出馬 (7)麻生内閣を潰すマスコミ工作 (8)マスコミに大金をばらまいている (1)テレビ電波料値下げ 【民主党】電波料おもいっきり下げます【マスゴミ】 広告収入が激減している中、マスコミが民主党を応援する偏向報道をするひとつの理由に、 電波料値下げ政策があります。 これで公正・公平な報道ができるわけはありません。 (2)椿事件(偏向報道事件)の再来 http //www.nicovideo.jp/watch/sm5558690『椿事件』現麻生内閣に当てはめてみる (コメントを消して動画を見る場合は、右隅のヒヨコのマークをクリックしてください。) | 椿事件 - wikipedia 1993年9月21日、民間放送連盟の「放送番組調査会」の会合の中で、 テレビ朝日報道局長の椿貞良が、総選挙時の局の報道姿勢に関して 「小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。 今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、 なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる手助けになるような報道をしようではないか」 との方針で局内をまとめたという趣旨の発言を行う。 日本の放送史上で初めて、放送法違反による放送免許取消し処分が本格的に検討された事件です。 今まさに、このときと同じことが繰り返されています。 <ソース> 平成5年10月25日 第128回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第8号 (国立国会図書館 公式サイト) (3)マスコミに「民主党が有利になる偏向報道をしろ」と依頼 | 小沢代表「国民の支持を背景にして強力な政策を実行する政権・内閣が望ましい」(民主党公式ホームページ) (省略) 政府の対応では駄目だということであれば、 民主党政権のキャンペーンを大々的にするべきときだと記者にも求め、 民主党ならば「必ず建て直してみせる」と力強く語った。 放送法では「政治的に中立でなければならない」という決まりがありますが、 そんなものお構いなしで偏向報道しろ、と堂々とアピールしています。 (4)民主党が大手マスコミを軽井沢ゴルフと鳩山邸で接待 | 軽井沢1泊ゴルフコンペ付きーー民主党のマスコミ接待リスト出回る ・魚拓 政権交代なくして政治の浄化などあり得ないと思っている本紙は、民主党に期待している。 だから、本当はこんなリストは紹介したくないのだが、どうせ表面化は時間の問題だろうから、 あえて公表することにした。今年5月の連休中、民主党の中堅国会議員8名が、 ただ同然で大手マスコミ等5名を軽井沢のゴルフコンペに招いた件だ。現地では 政治評論家の森田実氏と、起訴休職外務省事務官・佐藤優氏の講演も行われたという。 いくら民主党が期待されているとはいえ、ただ同然はマズイし、それに何の抵抗もなく出かける マスコミ側も同罪。これでは自民党の腐敗は批判できない。その道義的責任は免れないのではないか。 少し前、山田洋行のマスコミ接待疑惑が浮上したが、取材対象相手とは節度あるつきあいをするのが鉄則。 この件を問われて、「何か問題でも!?」と本気で答えた社の幹部がいたが、 その感覚麻痺がすでにマスコミ人として終わっている(以下にその2枚の資料添付)。 http //straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2008/10/post-0306.html 5/5に、軽井沢プリンスホテルに集合して、森田実の講演と佐藤優の講演、で、鳩山邸で懇親会だって・・・ ~~~~~~~~~~ ~~~~ ~~~~ ~~~~~~~ 4/18現在のFAXでこれだから、たぶん5月6日(火)のコンペでは、参加者増えてただろうね。 民主党議員 小沢鋭仁、奥村展三、中井治、古賀一成、津田弥太郎、加賀谷健、工藤堅太郎、松野頼久 マスコミ関係者 ****様 NHK野党クラブ担当 ←公共放送のNHKまで接待受けてる! ****様 日本テレビ野党クラブ担当 ****様 朝日新聞野党クラブ担当 ****様 テレビ朝日野党クラブ担当 上杉隆 元衆議院議員秘書 (5)自民党は叩くけど、民主党は守る例 | 民主党・山岡国対委員長が失言がしても、マスコミは叩かない | 反日マスコミ(マスゴミ)の偏向報道というものは上の動画の例からも良く分かります。 中山前国交相の日教組批判は叩くにもかかわらず、民主党議員の「麻生・中山支持者はナチス」発言は叩きません。 【その他の例】 柳沢厚労相の”産む機械”発言を批判するが、菅直人氏の「子供を産む生産性が低いんですよね、皆さん!」 発言は批判しない。 (6)毎日新聞の関係者が民主党から出馬 | 毎日新聞東京本社夕刊編集部副部長の矢崎公二氏を擁立する方針 民主党県連(北沢俊美代表)は25日、次期衆院選の県内選挙区で唯一、立候補予定者が決まっていなかった4区に、茅野市出身で毎日新聞東京本社記者の矢崎公二氏(48)を擁立する方針を固めた。 この毎日新聞社はとんでもない反日・捏造・変態新聞社です。 毎日新聞社は、日本を貶める捏造された変態記事を10年以上海外に発信し続けていました。 その内容は、 「日本人は人間狩りをするために海外旅行をする」と捏造 「日本人はレストランでその動物を強姦してから料理をする」と捏造 「日本の母親は受験生の息子の成績を上げるために、息子の性処理をする」と捏造 日本でうまく売春する方法の事細かに説明し、犯罪教唆 など。 詳しくは、以下の動画およびリンクをご覧ください。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm3834656こちら毎日新聞です (コメントを消して見たい方は、右下のヒヨコのマークをクリックしてください。) | 毎日新聞社の捏造変態報道についての詳細は 毎日新聞問題の情報集積wiki をご覧ください。 毎日新聞社がこれまでに起こした不祥事は 毎日新聞の不祥事年表 をご覧ください。 (7)麻生内閣を潰すマスコミ工作 | 上記各項目を見ていただいた方にはすでにお分かりと思いますが、 民主党とマスコミは麻生内閣を潰すための偏向報道・捏造報道によって 国民を騙し、洗脳しています。 詳しくは麻生太郎潰しの正体をご覧ください。 (8)マスコミに大金をばらまいている | http //www.nicovideo.jp/watch/sm9572907 http //www.nicovideo.jp/watch/sm9056994 マスコミとはズブズブ? 鳩山由紀夫はマスゴミに大変な献金をしてきました
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作って欲しいページへ戻る ページ名 作成先 コメント 韓流ブームの捏造について 電通の正体 韓流ブームの正体 売国議員の売国年表 反日勢力の二枚舌 行動、発言など 韓国マスコミの実態 韓国マスコミの不祥事年表 どういう反日報道をしているのか? 自治労についてのページ 自治労の正体 危ないテレビ番組リスト 反日番組リスト? 見てはいけない、あるいは、見るときに注意が必要な番組 まともなテレビ番組のリスト 良質番組リスト? 移民法について 売国法案リスト大量移民の恐怖 中国の歴史の歩みについて 中国の歴史・中国文明 韓国人の国民性・民度について 韓国人の国民性 中国人の国民性・民度について 中国の歴史・中国文明中国の問題点 国民が反日勢力に騙されるワケ 左翼の手口 民主党沖縄ビジョンの危険性について 民主党の正体 年次改革要望書について 年次改革要望書の正体? 「ガイアツ」について 年次改革要望書の正体? 最強の内閣布陣を妄想するページ 理想内閣 日本国憲法の欠陥事項について 日本国憲法改正問題 危ないマスコミリスト 反日マスコミの正体 まともなマスコミのリスト 愛国マスコミリスト? テレビ東京 テレビ東京の真実 在京のテレビ局ではまともなテレビ局であるため 安倍内閣時代のマスコミによるバッシングの裏事情 安倍晋三の真実 反日弁護士の正体 反日法律家の正体 日本共産党の正体 日本共産党の正体 蟹工船について 日本共産党の正体 最近売れに売れて、これをきっかけに日本共産党に入党する若者が続出 マスコミの構造について マスゴミ撃退本部 日本の構造上の弱点について 反日主義者の精神構造反日勢力の二枚舌 反日手法の変化 左翼の手口左翼は右翼反日主義者の精神構造 各選挙区ごとの、売国議員、愛国議員の比較とその他の候補者 売国議員リスト愛国議員リスト認定保留議員リスト売国?愛国?認定投票 衆議院の任期満了まで1年切ったかな? 反日思想を持ったTVディレクターのリスト 反日番組リスト? 当サイトのプロモーションビデオの作成 動画作成所 「YouTube」や「ニコニコ動画」などに投稿して、当サイトをアピール。 当サイトの街頭ビラ・プラカードの作成 告知ビラ作成所 「 主権回復を目指す会 」主催の街頭運動などの際に、通行人・同会の投稿ビデオにてアピールするため。 売国を止める方法と日本を正常な国に戻す為には マスゴミ撃退本部日本を正常にする方法 主な親日勢力 親日有名人? 例:「反日議員を落選させる会」、「主権回復を目指す会 」etc... GHQがやったこと GHQの占領政策と影響 田母神俊雄の論文について 捏造された歴史の呪縛 藤尾正行の発言について 捏造された歴史の呪縛 文部大臣当時の発言空幕長に感謝状が贈呈されました!(この国は少し変だ!よーめんのブログ)内リンク・引用追記 国籍改正案 国籍法改正案の正体 国籍法改正案閣議通過と、その危険性。 国籍法改正案の正体 企まれている売国法案と注意点 売国法案リスト 青少年インターネット規制法の正体 青少年ネット規制法の正体 このサイトが潰される可能性があるため 電通の正体 電通の正体 福岡県の西日本新聞における麻生首相・安倍元首相に対する偏向報道によるバッシングの正体 地方新聞・ブロック新聞・地方TV局の反日 反日政治家を支持する団体リスト 反日勢力リスト? 反日報道機関の反日度格付け 売国マスコミランキング 大学や大学教授の売国奴ランキング 反日大学教授? 売国政策をしている地方自治体について 地方監視所 小和田家の正体 小和田家の正体? 皇太子妃雅子様のご実家 雅子妃の公務,病気の内容についても 各選挙区毎に、候補者の政策 総選挙★当選・落選候補リスト? 外国人参政権、人権擁護法案、移民政策等)を対比したもの パラオやトルコ、台湾など親日である国の紹介 世界から見た日本 NPO法人ドットジェイピー(=民主党)から情報提供を受けている、 Yahoo!みんなの政治 が民主党による政治工作の舞台になっている現状について追加をお願いします Yahoo!(ヤフー)の正体 売国議員リスト、愛国議員リストのサブに都道府県別の分布 政治家の通信簿 読売新聞の正体 読売新聞の不祥事年表 麻生内閣倒閣キャンペーン中です あなたの選挙区は愛国? 売国? 参議院編 参議院議員リスト 民潭と総連の正体 韓国民団の正体、朝鮮総連の正体 愛国企業一覧 愛国企業 反日企業一覧があって愛国企業一覧が無いのはいかがかと 国際結婚相談所の正体 国際結婚相談所の正体 統一教会の正体 統一教会の正体 日韓草の根交流の無駄について 日韓交流の実状 日韓交流について 日韓交流の実状 文化庁の正体 文化庁の正体 一応作成 東京マスコミの東京びいきの偏向報道と反日の関係 マスコミの東京賛美報道と反日 オウム真理教の正体 オウム真理教の正体 対工作レス用カウンターコピペのすすめ 対工作レス用カウンターコピペのすすめ wiki広報と工作レス撃破を兼ねた活動 靖國神社の真実 靖國神社参拝問題 ※一部作成(内容不足) 「24時間テレビ・愛は地球を救う」が日本ユニセフに義援金を渡す実態 24時間テレビ「愛は地球を救う」の正体 日本ユニセフに義援金を渡す実態には言及していない 産経新聞の問題点 産経新聞への苦言 小和田家に甘いなど… 反日漫画・アニメリスト 反日漫画・アニメリスト 民主党新内閣 鳩山現行内閣? 戦後レジームの正体 戦後レジームの正体 反日書籍・雑誌一覧 反日出版物 要注意,反日小説,捏造歴史本など… 子供手当(子ども手当)の正体 子ども手当の正体 日本の治安悪化の実態と現状 犯罪報道の正体 反日の実態をわかりやすく学べる小説やゲーム 反日の実態をわかりやすく学べる小説やゲーム 騙されるな!ヤラセ映画『バトル・オブ・チャイナ』英語版及び英語字幕版 アメリカの反日 愛国大学教授 愛国教育者 反日大学教授?に対したページ 在特会の真実 在特会の真実 自民党はなぜ公明党と連立を切れないのか 自民党の真実 日本のために活動している団体一覧 愛国勢力リスト? 朝鮮学校の正体 朝鮮学校 反日ニコニコ動画ユーザーリスト 反日ニコニコ動画ユーザーリスト 外務省の正体 反日団体リスト? 文科省の正体 反日団体リスト? 裁判員制度の正体 創価学会の正体 格差社会問題の正体 年次改革要望書の正体? 朝日新聞の押し紙について 朝日新聞の正体 あるべき(目指すべき)国家像 愛国議員リスト 理想内閣 民主党が提案している政策の変なところ 民主党の正体1 反日法案、反日政策が施行された場合の日本の姿 どれだけ恐ろしい世の中になっているか ラストピュリファイ 革命が起きるとテレビ局が真っ先に占領される理由 左翼は右翼を見れば分かる通り、極左勢力も極右勢力も自らの意見や考えを絶対視するゆえに、「日本の将来はどうあるべきか」という冷静な議論を行いたくない(敵対する勢力同士で内ゲバが起こる)から。それゆえ、国民の知る権利を担うマスコミが真っ先に狙われる。 売国法案一覧 売国法案リスト(分割版) 鳥インフルエンザの情報を中国が隠す理由について WHO(世界保健機関)の事務局長はイギリス系中国人のマーガレット・チャン?氏。中国政府と結託して事実を隠匿している。 現在中国が行っている侵略行為について 尖閣諸島侵略の正体 中国人スパイの問題 作って欲しいページへ戻る
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オープニングクイズ ある人物の名前をお当て頂きます。 この春からアメリカ・メジャーリーグのテキサス・レンジャーズでプレーする。 正解:ダルビッシュ有 読み上げ問題 気象庁では「春一番」が吹く期間は二十四節気の立春から いつまでとしているでしょう? 正解:春分 1965年3月18日、全国から明治時代の代表的な建築物を中心に移築・復元した 博物館明治村が開村していますが、この明治村は愛知県の何市にあるでしょう? 正解:犬山市 1989年3月、世界フィギュアスケート選手権大会で 女子選手としては初めてのトリプルアクセルを決め、 日本人初の世界チャンピオンになったのは誰でしょう? 正解:伊藤みどり 「春の海 ひねもすのたり のたりかな」、この句の作者は誰でしょう? 正解:与謝蕪村 タレントの谷・アイドルグループBerryz工房のメンバーの嗣永・ プロゴルファーの上田、この3人に共通する名前は何でしょう? 正解:桃子 アナグラム これから御覧頂く文字を並べ替えると ある「架空の人物」の名前になります。誰でしょう? 講師 クマさ こうしくまさ し□こ□□□ 正解:島耕作(しまこうさく) 5ヒントクイズ さて何でしょう?5つのヒントからお答えください。 ヒント①:『古事記』にこれについての記載があります。(八尺の勾玉、[?]、また草薙の剣…) ヒント②:フランシスコ・ザビエルの献上品の中に含まれていました。 ヒント③:長野県にある池の名前に使われています。 ヒント④:「[?]の間」という部屋があるベルサイユ宮殿 ヒント⑤:ルイス・キャロルの小説『[?]の国のアリス』 正解:鏡 読み上げ問題 1999年に公開された作品を3D化した映画『スターウォーズ エピソード1/ ファントム・メナス3D』が公開中ですが、この作品の監督は誰でしょう? 正解:ジョージ・ルーカス 1947年の片山内閣・1948年の芦田内閣はともに3党の連立で成立しましたが、 その3党とは国民協同党・民主党ともう1つは何党でしょう? 正解:日本社会党 まずはこちらをお聴きください。 ♪秋が終われば冬が来る ほんとに早いわ… 今年デビュー25周年を迎える森高千里のヒット曲である この曲のタイトルは何でしょう? 正解:私がオバさんになっても 50歳前後の女性をターゲットにしているファッション雑誌『éclat』と『HERS』、 『éclat』の表紙はモデルの黒田知永子、では『HERS』の表紙を毎号飾っている 女優は誰でしょう? 正解:萬田久子 普通自動二輪免許で乗ることのできるのは、排気量が何cc以下のバイクでしょう? 正解:400cc ハンガリー北東部の町を中心に作られる香りが高く甘い白ワインを、 その町の名前から何ワインというでしょう? 正解:トカイワイン まずはこちらを御覧ください。 昭和30年代から40年代にかけて記念切手がブームとなり多くの人々が 切手収集を趣味としました。では今でも人気で原画を歌川広重が描いた この切手の名前は何でしょう? 正解:月に雁(つきにかり) 1917年、ロシア革命によって300年あまりの歴史に幕を閉じた ロシアの王朝は何王朝でしょう? 正解:ロマノフ王朝 慣用句で病気などがゆっくりと回復に向かう様子を、 「何を剥ぐよう」というでしょう? 正解:薄紙 1959年3月17日、『週刊少年マガジン』と『週刊少年サンデー』が創刊され 2冊とも創刊号の表紙は当時人気のスポーツ選手でした。『週刊少年マガジン』は 横綱の朝汐、では『週刊少年サンデー』の表紙を飾ったプロ野球選手は誰でしょう? 正解:長嶋茂雄 ダーツで、公式戦に使用されるダーツボードに書かれている数字で 最も大きい数字は何でしょう? 正解:20 まずはこちらを御覧ください。 みぞれ鍋やサンマの塩焼きなどさまざまな料理に使われる大根おろし、 ではこれら3つのおろし器の中で大根をおろすのに使う「鬼おろし」は 何番でしょう? 正解:① ※②チーズグレーター ③鮫皮おろし 1232年、鎌倉幕府の基本的法典『御成敗式目』を制定した執権は誰でしょう? 正解:北条泰時 ともに韓国の人気グループ2AMと2PM、人数が多いのはどちらでしょう? 正解:2PM ※2AM:4人 2PM:6人 トマトソース・モッツァレラチーズ・バジリコだけのシンプルな 具のピッツァを、イタリア王妃の名を取って何というでしょう? 正解:マルゲリータ ある作家の小説のタイトルをつづって文章にしました。誰でしょう? 球形の季節に木曜組曲を聴いていた六番目の小夜子は ドミノに飽きてネバーランドに向かう夜のピクニックへ出かけた。 正解:恩田陸 (『球形の季節』『木曜組曲』『六番目の小夜子』『ドミノ』『ネバーランド』『夜のピクニック』) 和服の背の縫い目から袖口までの長さを何というでしょう? 正解:裄(ゆき) アタックチャンス ことわざで「頭隠して尻隠さず」といいますが、 これは何という鳥の様子から生まれたでしょう? 正解:キジ 3人の若者が3体の相棒メカ・バディロイドとともに敵に立ち向かう、 現在放送中のスーパー戦隊シリーズ36作目のタイトルは 『特命戦隊 何』でしょう? 正解:ゴーバスターズ 千昌夫が歌いヒットした、いではく作詞の曲『北国の春』の2番の歌詞で 「芽がふく」と歌われている植物は何でしょう? 正解:落葉松(からまつ) 財務省が先頃発表した平成23年分貿易統計速報によると、 日本の貿易支出で輸出額と輸入額、多かったのはどちらでしょう? 正解:輸入額 現在公開中の映画『僕達急行 A列車で行こう』が遺作となった、 『(ハル)』『失楽園』などの作品で知られる映画監督は誰でしょう? 正解:森田芳光 全天88星座の名前の中に「へび」という言葉の入った星座が4つあります。 へび座・うみへび座・みずへび座と後1つは何座でしょう? 正解:へびつかい座 鶏肉やゴボウなどの根菜類・こんにゃくなどを油で炒め醤油と砂糖などで 煮た料理を、福岡県北部の旧国名を使って何というでしょう? 正解:筑前煮 今年人形誕生から100周年を迎える、アメリカのイラストレーター・ ローズ・オニールが生み出したキャラクターは、ローマ神話の恋愛の神を モチーフに作られました。その人形は何という名前でしょう? 正解:キューピー 映像クイズ ある「人物」 1294年生まれ 観心寺 『太平記』 足利尊氏 湊川の戦い 湊川神社 その名にちなんだ「楠公まつり」がある[?]は河内の国の生まれ、 観心寺の僧に学び『太平記』にも登場する武将です。足利尊氏とともに 建武の新政の立役者となりますが、尊氏の離反による戦いで最期を遂げました。 彼を祭る神戸の湊川神社には今も多くの参拝者が訪れています。 正解:楠木正成
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作って欲しいページへ戻る ページ名 作成先 コメント 韓流ブームの捏造について 電通の正体 韓流ブームの正体 売国議員の売国年表 反日勢力の二枚舌 行動、発言など 韓国マスコミの実態 韓国マスコミの不祥事年表 どういう反日報道をしているのか? 自治労についてのページ 自治労の正体 危ないテレビ番組リスト 反日番組リスト 見てはいけない、あるいは、見るときに注意が必要な番組 まともなテレビ番組のリスト 良質番組リスト 移民法について 売国法案リスト大量移民の恐怖 中国の歴史の歩みについて 中国の歴史・中国文明 韓国人の国民性・民度について 韓国人の国民性 中国人の国民性・民度について 中国の歴史・中国文明中国の問題点 国民が反日勢力に騙されるワケ 左翼の手口 民主党沖縄ビジョンの危険性について 民主党の正体 年次改革要望書について 年次改革要望書の正体 「ガイアツ」について 年次改革要望書の正体 最強の内閣布陣を妄想するページ 理想内閣 日本国憲法の欠陥事項について 日本国憲法改正問題 危ないマスコミリスト 反日マスコミの正体 まともなマスコミのリスト 愛国マスコミリスト テレビ東京 テレビ東京の真実 在京のテレビ局ではまともなテレビ局であるため 安倍内閣時代のマスコミによるバッシングの裏事情 安倍晋三の真実 反日弁護士の正体 反日法律家の正体 日本共産党の正体 日本共産党の正体 蟹工船について 日本共産党の正体 最近売れに売れて、これをきっかけに日本共産党に入党する若者が続出 マスコミの構造について マスゴミ撃退本部 日本の構造上の弱点について 反日主義者の精神構造反日勢力の二枚舌 反日手法の変化 左翼の手口左翼は右翼反日主義者の精神構造 各選挙区ごとの、売国議員、愛国議員の比較とその他の候補者 売国議員リスト愛国議員リスト認定保留議員リスト売国?愛国?認定投票 衆議院の任期満了まで1年切ったかな? 反日思想を持ったTVディレクターのリスト 反日番組リスト 当サイトのプロモーションビデオの作成 動画作成所 「YouTube」や「ニコニコ動画」などに投稿して、当サイトをアピール。 当サイトの街頭ビラ・プラカードの作成 告知ビラ作成所 「主権回復を目指す会 」主催の街頭運動などの際に、通行人・同会の投稿ビデオにてアピールするため。 売国を止める方法と日本を正常な国に戻す為には マスゴミ撃退本部日本を正常にする方法 主な親日勢力 親日有名人 例:「反日議員を落選させる会」、「主権回復を目指す会 」etc... GHQがやったこと GHQの占領政策と影響 田母神俊雄の論文について 捏造された歴史の呪縛 藤尾正行の発言について 捏造された歴史の呪縛 文部大臣当時の発言空幕長に感謝状が贈呈されました!(この国は少し変だ!よーめんのブログ)内リンク・引用追記 国籍改正案 国籍法改正案の正体 国籍法改正案閣議通過と、その危険性。 国籍法改正案の正体 企まれている売国法案と注意点 売国法案リスト 青少年インターネット規制法の正体 青少年ネット規制法の正体 このサイトが潰される可能性があるため 電通の正体 電通の正体 福岡県の西日本新聞における麻生首相・安倍元首相に対する偏向報道によるバッシングの正体 地方新聞・ブロック新聞・地方TV局の反日 反日政治家を支持する団体リスト 反日勢力リスト 反日報道機関の反日度格付け 売国マスコミランキング 大学や大学教授の売国奴ランキング 反日大学教授 売国政策をしている地方自治体について 地方監視所 小和田家の正体 小和田家の正体 皇太子妃雅子様のご実家 雅子妃の公務,病気の内容についても 各選挙区毎に、候補者の政策 総選挙★当選・落選候補リスト 外国人参政権、人権擁護法案、移民政策等)を対比したもの パラオやトルコ、台湾など親日である国の紹介 世界から見た日本 NPO法人ドットジェイピー(=民主党)から情報提供を受けている、Yahoo!みんなの政治 が民主党による政治工作の舞台になっている現状について追加をお願いします Yahoo!(ヤフー)の正体 売国議員リスト、愛国議員リストのサブに都道府県別の分布 政治家の通信簿 読売新聞の正体 読売新聞の不祥事年表 麻生内閣倒閣キャンペーン中です あなたの選挙区は愛国? 売国? 参議院編 参議院議員リスト 民潭と総連の正体 韓国民団の正体、朝鮮総連の正体 愛国企業一覧 愛国企業 反日企業一覧があって愛国企業一覧が無いのはいかがかと 国際結婚相談所の正体 国際結婚相談所の正体 統一教会の正体 統一教会の正体 日韓草の根交流の無駄について 日韓交流の実状 日韓交流について 日韓交流の実状 文化庁の正体 文化庁の正体 一応作成 東京マスコミの東京びいきの偏向報道と反日の関係 マスコミの東京賛美報道と反日 オウム真理教の正体 オウム真理教の正体 対工作レス用カウンターコピペのすすめ 対工作レス用カウンターコピペのすすめ wiki広報と工作レス撃破を兼ねた活動 靖國神社の真実 靖國神社参拝問題 ※一部作成(内容不足) 「24時間テレビ・愛は地球を救う」が日本ユニセフに義援金を渡す実態 24時間テレビ「愛は地球を救う」の正体 日本ユニセフに義援金を渡す実態には言及していない 産経新聞の問題点 産経新聞への苦言 小和田家に甘いなど… 反日漫画・アニメリスト 反日漫画・アニメリスト 民主党新内閣 鳩山現行内閣 戦後レジームの正体 戦後レジームの正体 反日書籍・雑誌一覧 反日出版物 要注意,反日小説,捏造歴史本など… 子供手当(子ども手当)の正体 子ども手当の正体 日本の治安悪化の実態と現状 犯罪報道の正体 反日の実態をわかりやすく学べる小説やゲーム 反日の実態をわかりやすく学べる小説やゲーム 騙されるな!ヤラセ映画『バトル・オブ・チャイナ』英語版及び英語字幕版 アメリカの反日 愛国大学教授 愛国教育者 反日大学教授に対したページ 在特会の真実 在特会の真実 自民党はなぜ公明党と連立を切れないのか 自民党の真実 日本のために活動している団体一覧 愛国勢力リスト 朝鮮学校の正体 朝鮮学校 反日ニコニコ動画ユーザーリスト 反日ニコニコ動画ユーザーリスト 外務省の正体 反日団体リスト 文科省の正体 反日団体リスト 裁判員制度の正体 創価学会の正体 格差社会問題の正体 年次改革要望書の正体 朝日新聞の押し紙について 朝日新聞の正体 あるべき(目指すべき)国家像 愛国議員リスト 理想内閣 民主党が提案している政策の変なところ 民主党の正体1 反日法案、反日政策が施行された場合の日本の姿 どれだけ恐ろしい世の中になっているかラストピュリファイ 革命が起きるとテレビ局が真っ先に占領される理由 左翼は右翼を見れば分かる通り、極左勢力も極右勢力も自らの意見や考えを絶対視するゆえに、「日本の将来はどうあるべきか」という冷静な議論を行いたくない(敵対する勢力同士で内ゲバが起こる)から。それゆえ、国民の知る権利を担うマスコミが真っ先に狙われる。 売国法案一覧 売国法案リスト(分割版) 鳥インフルエンザの情報を中国が隠す理由について WHO(世界保健機関)の事務局長はイギリス系中国人のマーガレット・チャン氏。中国政府と結託して事実を隠匿している。 現在中国が行っている侵略行為について 尖閣諸島侵略の正体 中国人スパイの問題 作って欲しいページへ戻る
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この項の目次 椿・元テレビ朝日報道局長の発言 全文 椿・元テレ朝局長証人喚問の主な内容第128回国会 政治改革に関する調査特別委員会第8号(平成5年10月25日)(椿貞良への証人喚問の国会議事録) 椿事件の項へ戻る 椿・元テレビ朝日報道局長の発言 全文 民放連第六回放送番組調査会議事録から 一九九三年十月二十二日、衆院政治改革調査特別委員会から公表された民放連第六回放送番組調査会(清水英夫委員長)の議事録中、椿貞良.前テレビ朝日報道局長の発現内容は次の通り。 日時 平成五年九月二一日(火)午後四時~六時 場所 千代田放送会館・特別会議室 概要 第六回放送番組調査委員会は、「政治とテレビ」をテーマとして取り上げた。政権交代という事態が出現した今回の衆議院選挙では、テレビが重要な役割を果たしたとも言われているが、テレビが演じた役割とともに、今後の政治報道のあり方について検討を行った。 議事は、最初に、外部から見た政治とテレビについて、清水委員長から約十五分の報告、次いで、一連の報道を行った立場から、椿テレビ朝日報道局長の報告が約二十五分あり、これをめぐって意見交換を行った。 〈出席者〉 【外部委員五人】清水英夫・青山学院大学名誉教授(言論法)▼半藤一利・文芸春秋社常任顧問▼小玉美意子・江戸川大教授(マス・コミュニケーション論)▼横川和夫・共同通信論説委員兼編集委員▼渡辺眞次弁護士 【内部委員七人】萩原敏雄・日本テレビ編成局長▼宮本幸一・ニッポン放送編成局長▼古川吉彦・テレビ朝日取締役▼加藤哲夫・関西テレビ編成制作局長▼林原博光・TBSテレビ編成局編成部専任部長(代理出席)▼重村一・フジテレビ編成局長代行兼広報室長(同)▼工藤卓男ニアレビ東京編成局次長(同) 【民放連】松澤経人専務理事 【特別出席】椿貞良・テレビ朝日報道局長一当時) [開会] 清水 定刻になりましたので、ただいまから第六回放送番組調査会を開催いたします。 本日は、千代田放送会館で初めての会議でございまして、気分を新たにしてご審議いただきたいと思います。本日のメインの議題は、既にご承知いただいておりますように「政治とテレビ」でございますが、本日は特にテレビ朝日の椿報道局長にご出席いただいてご報告をお願いいたします。 それでは、早速議題に入りたいと思いますが、「政治とテレビ」の関係について私が記憶したものだけでも、この問題に関するいろいろな論議が今回ほど交わされたことはないのではないかと思うのです。今日はそういうことを、雑誌「放送批評」にお書きになりました小玉委員のレポートもございます。 そういう、なぜいま「政治とテレビ」というのが問題とされなければならないのかということについて、今日は外部委員のほうから率直な疑問を提出していただきますと共に、内部委員のほうからいろいろな実情についてお教えいただきまして、その後、全員で議論していきたいというふうに思っております。 それで前回の取り組みと違いまして、外部委員からの報告と言いますか、問題提起として、私が指名されましたので私のほうから簡単に十五分ほどお話をさせていただきたいと思います。 その後、椿局長にお話をいただきたいと思います。 [報告1]「政治とテレビ」(清水)=略= [報告2]「政治とテレビ」(椿) 椿 テレビ朝日の報道局長の椿でございます。よろしくお願いします。私はずっと報道の現場にドップリつかっているわけで、他の系列と激しい競争をしている内部の人間でございますので、それが、今回の選挙を含めて、政治の動きについて感じたことを報告させていただきたいと思います。 一応三つのレジュメを用意してありますので、それに従ってやっていきたいと思います。 何度か朝日新聞のメディアのページに「変わる政治報道」という記事がありまして、その冒頭に「細川政権は一部では“久米宏、田原総一朗連立政権”とも言われている」と書かれているわけなんですが、私、九月の頭から十日間余り中国へ行っていまして帰ってきて初めて読んだんですが。 調べてみますと、これ大前さんが半分郡楡(やゆ)を込めて書かれたらしいんですが、言われたらしいんですが。私としましては、細川内閣が“久米、田原連立政権である”ということは非常にうれしいことであり喝采(かっさい)を叫びたいと、(笑い)そういうふうにまず感じております。 私どもの局のことをしゃべるのはあんまり快しとしないんですが、はっきり一言いましてここ二、三年、私どもが放送しております「ニュースステーション」、それから、久米宏に対する風当たりというのはほんとにひどいんです、はっきり言いまして。もちろんそれは自民党側なんですが、それはまあヒステリックと言うよりは、もう僕はやはり暴力的なものであったというふうに考えておるわけなんです。 例えば、昨年山下厚生大臣が、「『ニュースステーション』のスポンサーの商品はボイコットすべきである」というような発言がありまして、それ以来いろいろなレベルを通じて、例えば、社長から私の報道局長から、それから政経部長、現場の記者、そういうものに対する風当たりというのは、抗議と言いますかそういうものはもう数えることが出来ないぐらい多いわけなんです。例えば、私どもの前の社長の桑田は民放連の会長でございまして、「去年の事業税の優遇措置を継続していただきたい」という陳情を民放連会長が行く時、「報道局長もちょっとついて来い」と言われてまいりますと、その民放運会長に対する不満じゃなしに、-民放連会長としてもちろん行っているわけなんですが、-出てくる話は「ニュースステーション」に対する不満なんですね。「よく、どんな面下げてここへ来たか」とか、「お願いお願いでなんだ」とか、これは民放連の専務理事もいろいろご経験なさっていらっしゃると思うんですが。立派な自民党の先生方のおっしゃることというのはまったく腹立たしい感じがいたしました。 そのピークがやっぱり自民党の梶山幹事長が、ご承知のように、テレビに出ようと言って「ニュースステーション」スタジオに来まして、その際、久米宏が、「ずーっと釈然としなかったんですが、この際お聞きしたい」という前を振りまして、「梶山さんが通産大臣の時に、自動車メーカーのトップを集めてニュースステーションのスポンサーを降りることを求めたという報道が一部でありますが、それはほんとうのことですか」というような質問をしたわけなんです。このあとその自民党の梶山幹事長周辺、それから、自民党関係者のわれわれに対する圧力たるやそれはもう大変なものでした。 私どもの記者はまったく幹事長室への立ち入りは禁止されましたし、「選挙期問中の梶山幹事長の出演は辞退せよ」ということが上から下りてまいりますし、それから、説明に行った政経部長が一時間も放置されて会えないというようなこと、はっきり言いまして、公党の幹事長が行うような行為ではなかったというような印象を私は持ったんです。 それ以前のことなんですが、郵政省の電波関係の幹部が新任のあいさつで私の社にまいりまして、その際、「自民党が『テレビ朝日のニュースステーションはけしからん』と言っている。『偏向しているからなんとか監督官庁として言わないとだめだ』というふうに言ってきておりますよ。選挙期間中はご注意なさったほうがいいですよ」というふうにもっともらしく警告された場面があるわけなんです。いわば政官界の癒着した、なんと言いますか、われわれに対する、“ニュースステーションたたき”なんて言わないですが、あきれるばかりでした。 そういう意味で私どもは、はっきり言いまして私、-「私」と言ったほうがいいかもわからないんですが、-「今度の選挙は、やっぱし梶山幹事長が率いる自民党を敗北させないとこれはいけませんな」ということを、ほんとに冗談なしで局内で話し合ったというのがあるんです。もちろんこういうことは編成局長には申し上げてはありません。これは放送の公正さをきわめて逸脱する行為でございまして。(笑い) ただ、私どもがすべてのニュースとか選挙放送を通じて、やっぱしその五五年体制というものを今度は絶対突き崩さないとだめなんだという、まなじりを決して今度の選挙報道に当たったことは確かなことなんです。 田原総一朗さんが「文芸春秋」に書いておりますが、やはり、田原さんが宮沢さんとのインタビューでああいうものを引き出したことは僕は快挙だと思います。おとといのTBSの「報道特集」はまだあのテロップを使っていらっしゃるわけなんですが。まるでテープの画面がこすってこすってすり切れているような感じがしたのを覚えているんですが、あのテープは私どもはすべて民放に開放いたしました。 ただ、NHKは「欲しい」と言って来なかったんです。これは不思議なことだと僕は思っているんですが。だから、ほかのNHKの政変に関する報道がいま一つ精彩がなかったのはこの辺りに原因があるのではないかと私は考えているわけなんです。 ご承知のようにテレビはここ数年間、要するに世界の激動と言いますか、世界史的な事件を実に事細かに、たいへんな迫力を持って、それから、感動的にまた伝えてきたと思います。 ご承知のように、キプロス島で始まった米ソ首脳の協調。それから、東ヨーロッパの共産圏諸国の動き。それから、ベルリンの壁の崩壊。そして、ロシアの一連のクーデターの報道。それから湾岸戦争と。このように第二次大戦の東西対立の枠組みを次々と根底から突き崩すような映像をリアルタイムで家庭の茶の間にずーっと送ってきたわけなんです。それもやはり日本の視聴者はみんなこれを見ていたわけなんです。 当然のこととして、こういう三年間なり四年間の問に、日本の視聴者はきわめて知的な成長を遂げたと僕は思うんです。その視聴者たちが振り返ってみて、日本の旧態依然とした自社対立のまったく不毛な政治状況に対してこれに不満を持ち、「それは変えないとだめなんだ」と考えるのは僕は当然のことだったと思うんです。 それと同時に、制作する側も、この五、六年の間に、そういうものに実際に接してやっぱしずいぶん変わってきたし、僕はずいぶん学んできたと思うんです。 例えば今、私どもの現場で働いている記者、ニュースディレクター、「ニュースステーション」の担当のディレクターとか、「サンプロ」(サンデープロジェクト)の担当のディレクターなどは、まったく五五年体制なんていうのを知らない人たちばかりなんですね。もうこういう連中が大いにやっぱし力をつけてきたと思うんですよ。例えば、テレビ局が今や独自で世論調査が出来ますし、ボイスリンクという機械を使って、視聴者の反応をリアルタイムで番組に反映させることが出来ますし、それからファクスを使って視聴者の声を集めることもできる。そういうものを武器にして実に勇敢に、よく勉強して今度の場合は頑張ったと思います。 それにしましても、その自民党の守旧派という方々のズレと言いますか、バカさ加減というのはあきれ返るほどうれしかったことは事実なんです。 例えば、梶山幹事長と佐藤孝行総務会長が並んで座っていまして、何かヒソヒソと額を寄せて話しているとか薄笑いを浮かべている映像を見ていますと、まだ、あの時代劇の悪徳代官と、それを操っている腹黒い商人そのままなんですね。そういうものをやはりわれわれは家庭に送り出すことが出来たし、茶の間一般の受け取る視聴者はそれをはっきりと見てきたわけなんです。 どこかのコラムが書いているんですが、「梶山さんがテレビに出るのはいいが、この人の口から“清貧の選挙”とか“滅私”なんていう言葉が出てくるとほんとうに顔を見てしまいたくなる。梶山さんが『名を惜しめ』とか『おのれをむなしうするな』などと軽々とおっしゃるんだけれども、どうしてもそんなふうなことは考えられない。テレビジョンというメディアはほんとうに恐ろしいということをやっぱり梶山さんは知るべきだ」と、どこかのコラムが書いていたんですが、実際ほんとうにそう思いました。 それから、朝日新聞の七月二十四日の社説が、「現実政治が社説の先を行く」という文章を書いているわけなんですが、「『政治なんて新聞の社説のようにわからない、うまくいかない』、こういう言葉が永田町で繰り返されてきたけれども、現実はそんなものではなかったんだ」という、自戒を込めて書いているわけなんですが。やはりここ半年、一般のテレビの受け手と言いますか、送り手はずっと先を進んでいたと思います。 もちろんその梶山さん、佐藤孝行さんという貴重な存在があり、自民党の敵失もあってきわめてラッキーだったんですが、五五年体制を突き崩して細川政権を生み出した原動力、主体となった力はテレビであると私は確信しています。久米さんもそれから田原総一朗氏も私どものテレビをべースにして、この期問全力投球をしたわけで、その意味で細川政権が“久米・田原連合政権”と言われることについて、私どもは大きな勲章だと思い非常に誇りに思っているわけであります。それが一番目の部分でございます。 第二にまいります。 選挙、今度の細川内閣が成立しまして、私どもの自民党を担当していましたベテランの記者に聞いてみたんですが、選挙制度の改革の挫折があって自民党が分裂して、不信任案が通って、それで選挙になって政権交代が行われたんだと。「このうち予測出来たのはどこまでか」と聞いてみますと、選挙制度改革の挫折までしか連中は予測していなかったんですね。これは「実に恥ずかしいことだ」と僕は言ってやったんです。 五五年体制にドップリつかって、なんかもう、連中はほとんど“政治バカ”になっていたんですね。自分たちのメディアが作っている風が吹いてきていることをやっぱり連中が気がつかなかったということは、きわめてわれわれは反省すべきことですし、なんか皮肉なことだと思うんです。 毎日新聞の七月二十八日の紙面で、「広告批評」の編集長の島森路子さんが「空気を伝えたテレビ」という記事を書いていらっしゃるんですが、彼女が書いてますように、やはり自民党の両院議員総会のテレビ中継というのが今回の政変を左右したと言いますか、大きなエポックだったと思います。 もう皆さまご覧になっていて何も説明する必要はないんですが、あそこに出てきました四十三人の発言者が、実にストレートに、政治につきものの権謀術数に満ちたわかりにくい持って回った言い方をしないで、派閥の長を「お前はC級戦犯だ」とか「A級戦犯だ」とか遠慮も気兼ねもなくしゃべっていく。それを梶山幹事長が怒りに震えながら、「総裁を選出する会合のネーミングを変えればいいのかな」と怒鳴っているわけなんですが。 やはりあれを見ていますと、「ほんとにこの人たちはその時代から取り残されているんだなあ」というような印象を、ほとんどの茶の間の視聴者が持ったと思うんです。あれは自民党のお葬式だったわけなんですね。 もちろん翌日の新聞もてん末をかなり細かく報道しているわけなんですが、やはり生でああいうものを送り出したテレビにはどうしてもやっぱり勝てないわけなんです。 要するに、あの場面が政治の新しい風を僕は伝えたし、あのテレビがやっぱり政治の新しい風そのものだったと思うんです。 田原さんの「文春」の記事に戻るんですが、さきがけや日本新党が選挙のあと、一時自民党に傾斜して自民党と連立政権を組もうとした動きをチェックしたのは、今、清水先生は「NHKの放送討論会だった」とおっしゃいますが、僕は違うと思うんですね。やはりあれは民放の「サンプロ」であり、その前にあるフジテレビの番組だったと思うんです。 これはきわめて、-これはあんまり編成局長には私、申し上げてなかったんですが、-六月の終わりの時点から私どもの報道は、「小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる手助けになるような報道をしようではないか」というような、-指示ではもちろんないんです、-そういうような考え方を報道部の政経のデスクとか編集担当者とも話をしまして、そういう形で私どもの報道(放送?)はまとめていたわけなんです。それがいま吹いている“政治の風だ”というふうに私は判断し、テレビ朝日の報道はそういうふうに判断をしたわけなんです。 もちろん、こんなことは編成局長にご相談しますと、これはもうたちどころに怒られることがわかっておりますので、まったくこれは編成局長には相談しておりません。そういう形で私どもはあの一連の報道をいたしました。 ご承知のように、衆議院選挙、例えば、海江田さんとか栗本慎一郎とか、もう事前の準備もなしに当選しましたし、それから、奈良の高市早苗さんとか簗瀬進さんなんていうのは、かつての政治状況では当選などまったく及びもつかなかったと思います。これは、彼らの当選はもちろんテレビのお陰です。 それから、新党とさきがけと新生党の三つを合わせて百三議席になって社会党を上回る勢力になったのも、これも僕はテレビの報道の結果だと思います。 それは皆さまもご覧になっていてそういう印象を持たれたと思うんですが、例えば、細川さんもお殿様みたいに飴蕩(たいとう)と悠然たる風格があるし、羽田さんは政治改革一本やりできわめて誠実でまじめな印象があるし、武村さんはムーミンパパで、どれも明るくて、なんか弱々しいけれどもウソはつかないし、きわめてフェーバブルな好ましい印象をみんなが持ったと思うんです。 ところが、自民党の梶山静六および佐藤孝行に代表される連中のイメージというのは、それは料亭であり、カネであり、なれ合いであり、談合であり、恫喝(どうかつ)だったと僕は思うんです。で、どちらがいいか、どちらに軍配を上げるかは僕はやはり自明ではなかったかというふうに判断しています。 今度の衆議院選挙では、民間放送・民放の当選速報のミスがございました。今、清水先生のご指摘のあったとおりです。候補者の数にしまして十人、延べ十七人のミスをしております。そのうち私どものANN系列はワーストワンでございまして、六人のお手つきをやり三分の一を占めているわけで、きわめて不名誉な記録でありまして、恥ずかしく大いに反省をしておるんですが。 これもまったく私見なんですが、まるで新聞が鬼の首を取ったように威張って、「テレビ朝日が六つも間違えた、日本テレビは四つも間違えた」とか、そういう報道をすることは僕はないと思うんですよね。 というのは、テレビは時間の流れをやっぱし伝えていくもんであって、その流れを伝えていく過程によって間違いがあればそれは当然訂正していくわけですから、そういうことは僕は恐れる必要はないと。そういう意味で、清水先生のおっしゃるように、“誤報”とは僕は取らないわけです。これは強がりを言うわけじゃございませんが、“予測のミス”だというふうに僕は判断しているわけなんです。これまで申し上げたことは非常に雑駁(ざっぱく)でいろいろとご批判を受けることはわかるんですが、確かに、政治家というのはきわめてトリッキーですし、政治はもっとシビアなことはよくわかっています。でも、一九九三年のあの時点においては私たちは「十分にやった」という自負を持っています。 なにしろテレビはやっぱし政治を面白くさせたんですから、それと同時に、視聴者の意識というものはたいへん高くなっていると思います。大体、マイクを向けますと、視聴者のほとんどが田原さんが言っているようなことをやっぱしみんながしゃべるわけですから、これは僕は大変なことだというふうに思います。 最後に、テレビの政治報道は当然変えていかないとだめだと思います。細川さんが総理大臣になって最初の記者会見があったわけで、その時、細川さんは立って質問に答えていくわけですね。ところが、質問する記者はベタッといすに座ったまま質問しているんです。それでこれは、こんなおかしいことはないです。僕は、かつてクラブの記者に厳しく注文したんですが、やはり当然立って質問をすべきであって、なんていうか、自分たちが正しい情勢を、状況をつくり出しながら、それに対応できないような記者の姿があそこにあるんですね。「これはもう絶対にだめだ」というふうに、私はうちの政経部長以下に厳しく警告いたしました。 それから、「オフレコの取材はするな」というふうに言い渡しています。それから、「派閥の取材も必要はない」と、「懇談に出る必要もない」というふうに言ってあります。「どうしても夜回りに出るんだったら、8ミリのホームビデオを持って行って、夜回りの状況をそれに写して持って帰って来い。それを放送しましょう」と、これは絶対に実現させたいことであります。 私もずっと昔、国会を担当していまして、最初、野党記者につけられまして社会党クラブに入りまして、社会党クラブというのは朝の十時半になると、国対委員長が来まして国対の会見をやるんですが。それに対してカメラを入れたんです。そうしましたら新聞から、-もちろん新聞だけではなしに、-ほかの電波の仲間からも総スカンを食いまして、私はその場で除名になった記憶があるんですが。やはり映像とか音にならないような取材は政治報道の場合、してはならないというふうに僕は決めていきたいと思うんです。 ニュースソースを明らかにすることの出来ないような懇談というのがいままでずーっと横行していたわけなんですが、僕は完全に政治報道の質を落としたと思います。例えば、オフレコとか、懇談の場所に出ていますと、記者はずいぶん偉くなったような顔をするんですね。だから「それは錯覚だ」と言うんですが。 例えば、派閥のいろんな情報のメモを局長にも見せないような不坪(ふらち)な連中がいまして、そういうのは五五年体制が崩壊するとともに私は配置転換をすべきだというふうに考えているんです。要するに、普通の生活者の目線と言いますかスタンスで政治記者の取材にあたらないとだめなんです。記者の意識を変革する、改革するいちばんいい時期が今来ていると思います。そうしますと、長時間の労働とか拘束時間が解消されるわけで、これはうちの労務からもほめられるというふうに考えております。 それから、記者クラブに外国のプレスをもっと入れないとだめだと思います。いままでの会見というのは教えていただくというような感じなわけで、記者会見の場で堂々と相手に論戦をする必要が今あるわけで、それは外国プレスを入れることによって日本人記者がさらに資質を向上させることができるんだと私は思います。 それから、政治家が出る番組をますます増やしていきたいと考えます。自民党の新井将敬氏がどこかの新聞で書いておるんですが、「テレビの討論会は議会と同じだ」と言っていましたが、これはきわめて至言だと思います。ただし、「私どもは中立な立場で整合性を求め、発言機会の公平さを重視する」、これはNHKも書いておるんですが、そういうようなNHKの立場は採りません。やっぱし聞きたい点をいかに掘り下げていくかということがそれが視聴者が求めていることだというふうに私は考えます。 選挙が終わりました翌日のゴールデンタイムに私どもは、二時間の田原総一朗の激論特集を組みまして、同じ時間にNHKも同じ種類の番組を組んだわけなんですが、テレビ朝日のほうが視聴率が高うございました。私どもの番組は決して公平ではなかったんです。むしろ、「公平であることをタブーとして挑戦していかないとだめだ」というふうに私は考えます。いくら政治家がトリッキーであっても、ずーっと映像をだますことはできないということが私の信念です。 それから、「テレビのワンシーンは新聞の一万語に匹敵する」というのも私の信念です。そういう立場でこれからの政治報道をやっていきたいと思います。それから、私ども今、まずやらないとだめなことは、議院証言法の再改正を求めることです。民放連の放送委員会としまして、間もなく具体的な申し入れをする予定であります。 私の報告は以上です。 [意見交換での椿前局長発言] 司会(清水) どうもありがとうございました。 意見交換(十二人の委員の意見交換は匿名で記載されている。略) 司会 メインスピーカーの椿さん、どうぞ。 椿 やっぱしこんな大変な会でございますので、それなりの意気込みを持って私はしゃべらせていただきます。(笑い) 公正であるということ、そのフェアネスの考え方というのが当然時代とともに動いていると思うんです。動いていなくちゃ僕はだめだと思うんです。 はっきり言いまして、今度の選挙に関する限り、今度の一連の選挙運動報道に関する限り、「われわれはやっぱし五五年体制を突き崩さないとだめなんだ」というところに視点を置いてものを作っていったわけですから、そういう意味合いからいけば、例えば、何度も何度も私は文句を一言われ、それから「赤旗」にも書かれたんですが、やはりああいう場面で、共産党に対してその公正な時間を、公正な機会を与えることはかえってこれはフェアネスでなくなるというふうに僕は判断するわけなんです。 それと同じように、例えば「自民党から別れた特定の候補者に肩を入れすぎる報道をしたじゃないか」というのも、当然、それがいちばんの今度の焦点であり、連中はやはりいちばん“時代の風”と言いますか、今吹いている風を受けて出ているわけですから、その連中に対する時間が増えるということは、僕はかえってそれはフェアネスであることだというふうに考えるわけなんです。 それから、それはもちろん報道局長がいろんなものを選考してやっていくわけではございません。例えば今度のその一連の報道について、例えば、さきほどからあまり問題になりませんでしたが、恐らく皆さま気付いていらっしゃると思うんですが、「小沢一郎氏のけじめについてはそんなにやらなくても構わない。なにがなんでもやっぱりその五五年体制を突き崩すようなそういう形の報道に視点を置いていこう」ということも、それは非常にフェアネスじゃないかもわかりませんけれども、私どもは報道局の現場でやはりみんなと話をして、それから絶対的な空気がそういうふうに流れているという判断をして、だからああいう報道の仕方を取ったわけです。 それから、Jさんのおっしゃったように、姿勢は明確にすべきだということはよくわかります。例えば、これから私どもが直面するのは、特に「ニュースステーション」が直面するのは、今度の小選挙区制、要するに、政治改革に賛成するかどうかの問題。それから、続いて消費税について、かつては反対の先鋒(せんぽう)に立ったけれどもこれはどういうスタンスを採るかというのは、これは当然われわれはかなりギリギリの選択をせざるをえないと思いますが。 そのあたりはきちんと明確な姿勢を取って僕は報道していかないとだめだと思います。 さきほど出てまいりましたが、別に局として、旗幟(きし)鮮明にするということは僕はある時期どうしても必要なことだといま思っているわけなんですが、それが例えば放送法の公正さの問題とかそういうものを引っ掛かるんだかもわかりませんし、また、編成局長を悩ますことになりますので、ここではこれからの課題としてわれわれが考えていこうと思うんですが。 民間テレビも、それはあらゆることに公平であってあらゆることにいい顔をして報道していくような時代では僕はなくなってきたんではないかと、そんな感じをいま強く持つわけなんです。 なんか雑駁(ざっぱく)なお答えの仕方ですが、そんな感じをいま持って皆さまのご意見を拝聴した次第でございます。 それからもう一つ、僕は、日本の視聴者はそんなにバカではないと思うんです、はっきり言いまして。例えば、メディアが変に偏向するなんてことは、僕は日本の視聴者のチェックとそれからバランスというものから見てありえないというふうに僕は感じます。日本の視聴者というのはやはりかなり賢明になったし、いろいろ国のことがきちんと判断できるような時代になってきていると、そんなふうに僕は感じます。 司会 どうもありがとうございました。 私の見るかぎりに、いままでの調査委員会の中で最もコントルバーシャルな会であったのではないかと思います。その問題提起を椿さんがしていただいて、ありがとうございました。 (意見交換つづき略) 司会 それでは、大体時間が六時になりました。公正さの問題が今日は中心になりました。 結局、要するに多メディア時代の公正とは何かということが、実はまだあんまり議論されていなかったというそういうことを今日は実感いたしました。 ですから、日本のメディアというのは昔から不偏不党・公正中立というのが何か神託のように受け取られてきたのですが、一つ一つメディアがそういう公正中立を目指すというと、みんな同じようなメディアになってしまうので、多メディア時代にあっては、やはり局の特色があっていい、あるいはメディア相互の論争があってもいいんではないか。そういう、-あるいはメディアの中の論争があってもいいんではないか、そういうふうに、要するに、非常に複雑な過程の中で公正さというのが実現していくのではないかなあと、そういうふうに感じたわけであります。 (『朝日新聞』一九九三年十月二十二日付より) 椿・元テレ朝局長証人喚問の主な内容 一九九三年十月二十五日、衆院政治改革調査特別委員会が椿貞良・前テレビ朝日報道局長に対して行った証人尋問と証言の主な内容は次の通り。 石井一委員長 九月二十一日の日本民間放送連盟の第六回放送番組調査会に出席し発言したと聞いている。放送番組調査会とはどういうものか。 椿貞良・前テレビ朝日報道局長 まず最初に民放の放送番組調査会で私が行った不必要、不用意、不適正な発言が、皆様にご迷惑をおかけしたことを心からおわびする。 放送番組調査会というのは、民間放送の主要な局の編成責任者が集まり、自由な立場で放送について意見を述べ、議論をする会だと受け取っている。その会で話したことが外部にそのまま漏れると、白由な発言、討議が阻害されるわけで、そういう意味で今回は極めて残念だ。 あそこで申し上げたのは、テレビの力が最近ものすごく強くなっているわけで、やはり視聴者の求めるものを正しく報道しなくてはならないという姿勢で話をした。テレビ朝日の選挙報道はそういう意味で成績が良かったものだから、ある点、自負というか、おごりというものが先にあって、ああいうような常識を欠いた、不適切で脱線的な暴言をしたと思う。その点をまずおわびする。 委員長 テレビ朝日においては、表現の自由、報道の自由と政治的公平・公正との関係について、どのような方針の下に番組の制作を行い、第四十回総選挙はどのような姿勢で報道したのか。報道局長という立場にあったあなた自身はどのような姿勢で臨んだか。報道の姿勢について、報道局内において何らかの指示、または示唆をしたことがあるか。 椿氏 テレビ朝日は、公正な報道、政治的に中立な報道を行うことを前提として免許をいただいている。そういう意味で、テレビ朝日がその大原則をたがえて放送することはない。今回の衆院選の報道においても、その大原則を曲げて放送したことはない。曲げて放送するようにとか、そういうような指示を報道局長から出したことはまったくない。番組を制作するシステムからも、そういうことはない。今回の選挙報道に関し、もちろん公正、中立であることを大原則に、きちんと正確に敏速に報道を行おうということは、報道局員に対し言った。それ以外のことは何も言っていない。「五五年体制を突き崩すためにテレビ朝日はやった」とか、「反自民党政権を作るために選挙報道を行った」とかいう言い方は、現実を見て、結果的にまるで自分の手柄であるかのごとく発言した、明らかなフライングの発言だった。 委員長 今回の発言で、放送の公平、公正に対する信頼が損なわれるのではないか。 椿氏 私の発言で、放送の信頼性が損なわれるような事態が起きたことを反省している。今回のことで、報道の自由に不当な介入が行われないことを心から期待する。 谷垣禎一氏(自民) 調査会の議事録では、「自民党の守旧派という方々のズレと言いますか、バカさ加減というのはあきれ返るほどうれしかった」と述べ、当時の梶山静六幹事長、佐藤孝行総務会長を「時代劇の悪代官」や「腹黒い商人」と言っているが、個人的に梶山さん、佐藤さんに会ったことはあるか。 椿氏 例えば記者会見の場とか、国会とかで会ったことはある。 谷垣氏 そういう時に「悪徳代官顔」とか「腹黒商人風」とか、認識していたのか。 椿氏 梶山さん、佐藤さんに関する私の発言とい うか、受け取った気持ちは、公党の最高首脳の方々に対しては極めて不用意な、不注意な考え方だと思う。 谷垣氏 不用意かどうかでなく、そういう認識を持っているかどうかだ。 椿氏 そういう認識は持っていない。ただ、選挙期間中に、私どもではなしに、他のすべてのテレビ局が出した映像を見て、そういうような印象を持ったということを申し上げた。 谷垣氏 具体的に梶山さんと佐藤さんがどういうことを話しているということと切り離して、無関係に一つのイメージを伝えるために映像を使ったのか。 椿氏 私がそういう映像を意図して使えとか、指示したことはない。そういう映像をテレビ朝日だけではなしに、NHKも含めてすべての報道局があの時期、テレビの画面でバンバン出したわけで、その映像を見て、私はそういう印象を持った、と言った。 谷垣氏 報道は事実を伝えることではないのか。あなたはイメージを国民に伝えるのが報道だと思っているのではないか。 椿氏 テレビ朝日だけがあの時期、ああいう映像を優れて出したとは思わない。それが意図的なメッセージになったとか、メッセージを意図したとかいうことは全くない。連日起こっている事象をテレビのカメラが撮り、それを視聴者に提供したということだ。 谷垣氏 議事録に「『今度の選挙はやっぱし梶山幹事長が率いる自民党を敗北させないとこれはいけませんな』ということを、ほんとは冗談なしで局内で話し合った。もちろんこういうことは編成局長には申し上げてはありません」というくだりがあるが、「編成局長には申し上げてない」という意味は何か。 椿氏 その真意は、私の発言が余りにも荒唐無稽(こうとうむけい)な暴言だから、そんなことでテレビ朝日(の放送)が行われているわけではないから、そういう意味で、全く恥ずかしい話で編成局長には申し上げていなかった、というふうに発言したのだと思う。 谷垣氏 「報道局の政経のデスクとか編集担当者とも話をした」というが、具体的にはだれか。 椿氏 具体的な名前をこの場で言うことは差し控えさせていただく。 谷垣氏 七月十三日の「ニュースステーション」で朝日新聞の和田俊編集委員が「政権交代の可能性が少しでも出る方向に行くとよいのですがねえ」と言った。それにすぐたたみかけて久米宏さんが「投票に行きましょう」と言った。これについてどう考えるか。 椿氏 そのくだりは私は記憶はない。「ニユースステーション」の番組について、毎日の会議に出席したことも一度もない。 町村信孝氏(自民) 放送番組調査会で「公平であることをタブーとして挑戦していかないとだめだ」と発言しているが、認めるか。 椿氏 議事録にある発言はしている。タブーということばを、間違って使っていることは、ここで併せて訂正させてほしい。 町村氏 「今度の選挙は、梶山幹事長が率いる自民党を敗北させないといけませんな」と言っているが、これは放送法に違反するのではないか。 椿氏 その通りやれば違反になる。 町村氏 「五五年体制を突き崩さないとだめなんだ、とまなじりをけっして作っていった」としているが、これは違反しないか。 椿氏 それは当時、私が考えていたこと。局にそういうことを放送せよとか指示したり示唆したことはない。信念で考えたことは放送法に違反しないと思う。 町村氏 反自民連立政権の手助けになるような話をして、放送をまとめるのは違反では。椿氏当時の政治状況をみて、個人としてそういう考えをもっていたのは事実だが、私が局員にそういうことを指示・示唆したことはない。 町村氏 久米宏氏は「この九年間、テレビ朝日から圧力、指導、示唆はなかった」と言っているが、どう受けとめるか。 椿氏 「ニュースステーション」がこういう報道をしていこうというのは枠組みが決まっているわけだから、その枠組みから久米氏の発言が外れることはない。 町村氏 もし、外れたらどうか。 椿氏 個人的な見解である、といって発言することはあるが、久米氏の発言が外れたことはない。 町村氏 小沢一郎氏のけじめを棚上げするようなことを言っているが、小沢氏とはいつごろから交遊が始まり、どの程度親しいのか。 椿氏 私は小沢一郎さんと交遊関係はない。個人的に会ったことはない。 町村氏 私どもが知っている限り、(椿氏は)小沢氏と複数回会っているとあえて申し上げる。金丸さん、小沢さんはいずれも郵政省と関係が深い。あなたの上司と一体となって、会社のため、けじめ問題を棚上げしたという指摘もある。テレビ朝日も会社としてその意図において、放送法、公職選挙法に違反している疑いが非常にある。本件関係者に、当委員会あるいは関係委員会に来てもらって議論を深めたい。 矢島恒夫氏(共産) 放送番組調査会で「五五年体制を突き崩す」と話したのは、、放送の公正と真実からみて重大な問題だと思うが、どう考えるか。 椿氏 ここ二、三年、ヨーロッパで歴史的な大きな事件が起きた。日本も、埒外(らちがい)に置かれるものではないというのが当時の私の認識だ。その認識は持っていたが、それをもとにしてそういう報道をするようにという命令、示唆は全くしたことはない。 矢島氏 局内で関係者と話し合ったとか、「そういう形で私どもの報道はまとめていた」と発言している。このことが公正と真実の点からみて重大な問題だと考えていないか。 椿氏 本当にまとめていたとすれば、それは重大なことだが、まとめていたという事実はない。 矢島氏 「共産党に対して公正な時間を与えようとか公正は機会を与えることはかえってフェアネスでなくなる」と発言しているが、共産党に対して偏見を持っているのではないか。 椿氏 偏見は持っていない。 (『朝日新聞』一九九三年十月二十六日付より) 第128回国会 政治改革に関する調査特別委員会第8号(平成5年10月25日)(椿貞良への証人喚問の国会議事録) http //kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/128/0542/12810250542008c.html ※以下広告