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ルール 放送できる方(ニコ生以外も可) SFC、カプコンクラシックコレクション版どちらでも可 残機、難易度はいじらないでください。 タイトル画面から計測、終了は2周した後のラスボス倒して、お姫様が地面についた瞬間。 コンテニューが全部尽きてしまったら最初から。
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本ページでは極魔界村と、そのマイナーチェンジ版である「極魔界村 改」を紹介します。判定は無印版が「なし」、改が「良作」です。 極魔界村 概要 システムの変更点及び新システム 評価点 問題点 総評 余談 極魔界村 改 概要(改) 無印からの変更点 評価点(改) 問題点(改) 総評(改) 極魔界村 【ごくまかいむら】 ジャンル アクション 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 カプコン 開発元 カプコントーセ 発売日 2006年8月3日 定価 5,229円 判定 なし ポイント さらに難しくなりましたリング集めゲー 魔界村シリーズ 概要 高難易度で有名な人気2Dアクションシリーズ第四弾。前作『超魔界村』から15年ぶりの新作である。 本作は横スクロール2Dアクションという根幹は継承しつつ、恒例となった過去作のシステムを根本的に大きく改変しており、結果的に従来作とは大きく異なるゲーム性となっている。 本シリーズ生みの親である藤原得郎がディレクターとして本作の制作に参加している。 システムの変更点及び新システム 基本システム及びアクション ゲームモード選択。 ゲーム開始時に難易度を選択できる。初心者向けの「ビギナーモード」、標準難度の「オリジナルモード」、上級者向けの「アーケードモード」の三種類が用意されている。 ミスした場合、従来は「戻り復活」だったが、本作では「その場復活」となっている(アーケードモードは戻り復活)。 シリーズ過去作同様、即死制横視点2Dアクション。鎧を取る事でダメージを無効化する事が出来るが、落とし穴で即死する。 武器は全て飛び道具で、壷を持った敵を倒した時に出現するか、特定条件で出現する宝箱から入手する交換式。 ジャンプ中の空中制御は効かず、足場から落下すると真下に落ちると言った動作も旧作同様。 本作におけるアーサーのアクション 『大魔界村』の上方向攻撃と『超魔界村』の二段ジャンプが使えるいいとこ取り仕様となっている他、地形へのつかまりやダッシュ移動も新規に追加された。 ただし、二段ジャンプはアイテムを入手しないと出来ない(と言っても1面目で入手できるので、すぐに使える様になる)。また、二段ジャンプ中の攻撃強化はなくなっている。 ステージワープアイテムである「ワープスピア」と、石をアイテムや敵に変える魔法「石化の魔法」、飛行が可能になる「飛行の盾」「堕天使の鎧」を駆使したアイテム探しが追加され、探索要素が増している。 ステージの脇道も増えている。各種ステージで集めた特定アイテムを脇道にいる魔女に渡すと攻略が楽になる永久効果のアイテムがもらえたりする。 通称「魔界村システム」とも呼ばれる二周攻略は勿論健在。ただし、周回の仕様に大幅な変更が加えられている。 従来のシリーズではゲーム二周目に専用の武器を取らないとラスボスと戦えなかったが、本作では「光のリング」というアイテムを33個集めるのがラスボスとの交戦条件となっている。リングは一周目の段階ですべて集める事が出来るため、従来の様に二周しなくてもゲームクリアが可能となった。 ただし、リングを集めるために各ステージを行ったり来たりする事になるので、一周クリアを目指すにしても従来の二周クリア分以上の時間はかかる。 また、二周目にしか手に入らないアイテムも存在する。三段ジャンプするアーサーは必見。 アイテム・装備類 鎧の種類も増加した。 騎士の鎧(鉄)→勇者の鎧(青銅)→覇王の鎧(黄金)のパワーアップの他に、以下の鎧が追加。 魔の鎧: 正と負の属性がランダムで付与される。正は移動が常時ダッシュとなり、魔力の消費量が半分になる。負は耐久力が高い反面、移動が極端に遅く魔力の消費量が倍増。 暗黒の鎧: 魔法と盾が使えなくなるが武器が常時パワーアップする 堕天使の鎧: 自由に空中移動できる 前作までは特定の鎧を装備中に溜め撃ちで使えた魔法が、上述の特殊な物を除き鎧を装備していればいつでも使える燃料制になった。更に、武器依存ではなく任意装備制になった。 魔力の元を消費する事で即時発動が可能。より攻撃的に扱えるようになった反面、計算して使う必要がでてきた。 本作では鎧に耐久がつき、一撃で鎧が剥がれなくなった。 更に壷を持った敵が鎧を落すようになった。 武器をパワーアップするアイテム「POW」。 青色のPOWを取ると連射速度や射程が、赤色のPOWを取ると威力が強化される。 『超魔界村』で登場した黄金の鎧の付随アイテム『盾』が、別個のアイテムとして登場した。 しゃがむ事で構え、相手の飛び道具を一定回数防ぐ事が出来る。 盾には様々な種類があり、任意のタイミングで付け替え可能。種類によって防げる回数が異なる。 これらの一部アイテムや装備・魔法は、スタートボタンで開けるメニュー画面から任意のタイミングで変更できるようになった。 評価点 2Dアクションゲームをグラフィックのみ3D化した場合、グラフィックが立体化されている分動きがモッサリとしやすく2D時代とのプレイ感覚の違いが如実に表れてしまい易いが、本作では動きに制約があるというシリーズ全体の特徴を踏襲しつつ、モーション自体はキビキビと小気味よくテンポの悪さを感じさせない。 前作『超』は動き自体が重たくモッサリ気味だったためその観点からも改善に繋がっている。 前作までは伝統として「斧」「たいまつ」と言う使えない武器筆頭が登場していたが、本作では斧の削除やたいまつの大幅な威力向上等により、全武器が何かしらの強さを持つように調整されている。 勿論、使い勝手の良し悪しは存在する。場面によってはたいまつを入手して絶望的になる事も。 BGMは前作のオーケストラ路線を継承。「魔界」らしい不気味さと荘厳さを兼ね備えた楽曲が揃っている。 グラフィックは当時の3Dとしてはなかなか頑張っており、魔界村らしい不気味でグロテスクながらもポップな雰囲気がうまく表現出来ている。 問題点 難易度が更に上昇。総合的にみると初代・大・超の過去3作よりも難しいと言われる。 鎧に耐久がつき、盾で弾を防ぐ事ができるものの、ソレを前提にバランス調整したためか、敵の猛攻が従来以上に激しい。 最初の墓場ステージの時点で難易度の違いは実感できる。雑魚敵でも過去作と比較すると、魔界村では「地面から出現してただ歩くだけ」のゾンビ。大魔界村では「高台から飛び降りたりするものの基本前進しか出来ない」死神、超魔界村では「無敵効果のある棺から出現するようになったが、基本性能は前進するだけ」のゾンビだったが、本作では「空中の瘴気が集まって突如出現し、自由に空中移動して時折弾を撃ってくる」レイス。性能が段違いに高い。また、従来の作品ではこの手の無限に湧くタイプのザコは、出現してからダメージ判定が発生するまでに若干の余裕があり、見てから避けたり走り抜けてスルーする事も可能だったが、本作のザコは出現するのとほぼ同時にダメージ判定が発生するため、気付いた時には既にダメージを受けていた、という事がよくある。 2面以降、空から髑髏が降ってくるようになる。この髑髏は地面に落ちた後暫くすると体が生えて襲い掛かってくる、という敵なのだが、空から降ってきている段階でダメージ判定があり、非常に厄介。5面冒頭では上へ上へと昇っていく場面でこいつらが降りしきってきたりする。 シリーズ恒例のレッドアリーマーも魔法をガードしたり、追尾型の武器を完全に避けきったりと大幅に強化されている。動きを遅くする「時の魔法」が有効なのが救い。…だが、それすら効かない上位版「レッドアリーマー・ダーク」もいたりする。 加えて本作ではランク制度が導入されており、生存時間に応じてどんどん難易度が上昇する様になっている。 シリーズ恒例の状態変化の時間がかなり長くなっていたり、食らってしまうと長時間痺れて動けなくなってしまう4面の地震等、トラップも厳しさを増している。 武器の使い勝手にムラがあるのも相変わらず高難易度に拍車をかけている。たいまつは前作までと比べると飛距離が伸びて使いやすくなったが、槍の上位武器である大槍が威力こそ高い物の連射が効かず弱い。誘導するスワローブレードも誘導性能が弱いため、強化すれば強力だが単品だと敵の周囲をぐるぐる回って当らない事が多い。 敵に向かって投げたスワローブレードが地面の髑髏に飛んでいったりもする。 緊急回避として役立てたい魔法も、従来の作品ではあった発動後の無敵時間が殆ど無いので、一部を除いて全く頼れない。また、ジャンプ中でも使える様になったのだが、発動後は真下に落ちてしまうため、うっかり穴の上で使ってしまうとそのまま死ぬ羽目になる。 実は残機を30まで溜めると残機が無限になるという裏技があるため、頑張って残機を貯めまくればゴリ押しクリア可能。初心者救済策にしても思い切りが良すぎる気はするが…。 ゲームクリアに必須な「光のリング」は各ステージに隠されているのだが、これが全くのノーヒントな上に、「ステージ内に何個あるか、その内何個集めたか」といった情報も一切表示されない。攻略情報一切抜きで全て探すのはかなり骨が折れる。 発売前の段階ではこのリング集めの存在は、公式サイトなどでも一切公表されておらず、多くのユーザーが突然の過酷なおつかいに面食らう形になった。 一応雑誌付録の体験版でリングも登場していたが、その時点では効果不明の謎アイテム扱いだった。 難易度調整も付いているが、これも色々と問題。 アーケードモードは従来通りに鎧が一撃で剥がされる仕様で、鎧に耐久力があるオリジナルモードがヌルゲーに感じられるレベルに難易度が跳ね上がる。 一番厳しいのが、その場復活から戻り復活になる事。その上、従来の作品では設けられていた「中間地点」が無く、一部のステージを除きどれだけ先に進んでいても必ず「ステージ最初」に戻される仕様のため、一つ一つのステージが長めに作られている本作ではやり直しがかなりきつい。更に、そのステージ中で集めていたアイテムもミスした時点で全て没収され、一から集め直す必要がある。ただでさえ大変なリング集めがより過酷な物になってしまっている。 一応ランクの上昇がオリジナルモードに比べて緩やかだったり、ボスの耐久力が少し低かったりといったバランス調整はされているが、焼け石に水状態。「シリーズで一番難しい(理不尽)」との声も多く聞かれた。 初心者向けとされているビギナーモードでも『超魔界村』に匹敵する難しさで、正直「本当のビギナー」にはお奨めできない。 難易度設定を下げても「理不尽な攻撃を残機や鎧の耐久力でゴリ押しする」というプレイになりがちで、過去作のようなパターンを憶えて攻略する快感に乏しいのが根本的な問題と言える。 PSPのモニターのサイズ上、3Dで背景がしっかり書き込まれているゆえに少々ゴチャゴチャしており見づらい。 難点というほどではないが、従来の作品と比べてキャラクターデザインのタッチがややリアル調になり、マンガチックなタッチだったモンスターもリアルで少々グロテスク風味のデザインや名前のものが増えた(それほど気持ち悪いわけではないが)。 総評 アクションゲームとしての基本的な挙動やグラフィック等、素材自体の完成度は十分に高い。 しかし、更に上昇した難易度(特にアーケードモード)はともかく、リング集めに関しては事前情報が無かった事もあってかなりの不評を買ってしまい、本作の評価を大きく落としてしまった。スタッフとしては「探索要素を追加する事で長く遊んでもらえる様に」という意図があった様だが、実際に出来上がったものを見る限りは「アクションに集中したくても探索しないとクリア出来ない、探索したくても難易度が高過ぎて全然捗らない」という、中途半端で方向性の見えない物になってしまった感が否めない。 とは言え、その文字通りに「極」まった感のある凄まじい難易度は、シリーズファンのみならずアクションゲーム好きであれば一見の価値はあると言える。現在は後述する『改』が安価で入手でき、本作もそのままの形で収録されているため、チャレンジ精神溢れる人は挑んでみるのもいいだろう。 余談 本作の発売に合わせ、「アーサーの決意」というタイトルでCMが作られている。主演は黒田 アーサー 。 勇退して隠居生活を営んでいたアーサー(姫はどうした)が、姫の拉致を知り、再び魔界に赴くべくトレーニングに励むというコミカルなもの。作中に登場するアーサーの鎧は ダンボール製であり 、防具装備にもかかわらず、1度のダメージで剥ぎ取られてしまう貧弱さをコミカルに表現していた。 極魔界村 改 【ごくまかいむら かい】 ジャンル アクション 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 カプコン 開発元 カプコントーセ 発売日 UMD版 2007年8月2日DL版 2010年3月18日 定価 UMD版 3,140円DL版 1,500円 判定 良作 ポイント 探索型から単純な面クリア型への回帰理不尽な部分が修正されてプレイし易くなった反面、若干調整が大雑把な側面も 概要(改) 発売から1年後の2007年、システムや難易度を見直した「改モード」を追加し価格も下げた『極魔界村 改』が登場した。翌2008年にはBest Price!版も発売された他、2010年からはプレイステーションストアでも配信中。 前述通り、通常の極魔界村(ファンの間では改と区別するために「無印」と呼ばれている)もそのまま収録されている。尚、無印版ディレクターの藤原氏は、改モードに関してはノータッチの模様。 無印からの変更点 「改モード」は従来と同じシンプルなステージクリア型となっており、当然2周制。探索要素は隠し部屋という形で少し残っている。 シリーズ内で見ると難易度は低い部類とされる(それでもアクションとみれば難易度は高いが)。 鎧が一撃で剥がされる、魔法や盾はストック出来ず今持っている物と交換される等、基本的なシステムも従来通りに改められた。 2段ジャンプも最初から可能だが、ダッシュ移動は一部の鎧専用のアクションとなってしまった。 ミスした際は戻り復活だが、無印アーケードモードと違ってステージ中に中間地点が設けられている。 魔法は魔力を消費するタイプから『大』や『超』と同じチャージ制になっている。鎧の種類により、魔法のチャージ速度と範囲等が変わる。 最終ボスと戦うために必要なアイテム「リング」はコンティニュー回数を増やすためのものとなり、完全に無視して進める様になった。 代わりに、「波動の魔法」を装備していないと最終ボスと戦えない様に変更されている。チャージが鉄の鎧でも早いことと、威力が高いことでボスが楽に倒せる。 魔の鎧の性能が変更され、より博打性が上昇した。 正は魔法チャージ速度が上がり、移動がダッシュ移動になりジャンプ距離が長くなる。 一方の負は魔法使用不可で、移動速度が下がりジャンプ距離も短くなるという完全な「ハズレ」扱い。 評価点(改) 無印で不評だった点が概ね改善された。 苛烈な難易度の中で行う必要があった探索要素が廃止された事もあり、ゲームとしてのテンポは大きく向上している。 ステージ道中もザコ敵の耐久力や敵配置が見直され、無印よりも快適に進める作りに。 無限に湧くタイプの敵の出現してからダメージ判定が発生するまでの猶予が長くなった、空から降ってくる骸骨の当り判定の削除、4面の地震をレバガチャで素早く抜けられる様になっている等、無印にあった理不尽感はかなり薄まっている。 問題点(改) 魔法がチャージ制になった事で、一部の強力な魔法が出し放題になってしまった。 特にバリアが付く「無敵の魔法」は有用。チャージ時間こそ長いものの、バリアが剥がれたら安全な場所で再チャージする様に心掛ければ、落下以外では基本的に死ぬことがなくなる。 空中を自由に移動できる「堕天使の鎧」も性能が無印からそのまま。容易にステージのショートカットが出来てしまい、あまりにも便利過ぎる。 これだけ破格な性能であるにもかかわらず、序盤で手に入れる事が可能。これと無敵の魔法を組み合わせれば文字通り無敵と化す。 総評(改) 魔界村シリーズとして見た場合、バランスブレイカー気味の魔法や鎧が使い放題な事もあってややヌルい印象もあるが、シリーズの基本はしっかりと引き継がれており、面クリア型の高難易度アクションゲームとしては十分な出来である。 無印極が合わなかったというプレイヤーも本作であれば楽しめるだろう。
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【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 アーサーとアスタロトの謎魔界村 タイトル アーサーとアスタロトの謎魔界村 機種 プレイステーション 型番 SLPS-00363 ジャンル パズル 発売元 カプコン 発売日 1996-8-30 価格 5800円(税別) 【TOP】【-------】【SEGA SATURN】【next→】 アーサーとアスタロトの謎魔界村 タイトル アーサーとアスタロトの謎魔界村 機種 セガサターン 型番 T-1209G ジャンル パズル 発売元 カプコン 発売日 1996-8-30 価格 5800円(税別) 魔界村 関連 Console Game FC 魔界村 レッドアリーマー II MD 大魔界村 PCSG 大魔界村 SFC 超魔界村 Demon's Blazon 魔界村 紋章編 PS アーサーとアスタロトの謎魔界村 CAPCOM GENERATION 第2集 魔界と騎士 SS アーサーとアスタロトの謎魔界村 CAPCOM GENERATION 第2集 魔界と騎士 Handheld Game GB レッドアリーマー MAKAIMURA GAIDEN 魔界村 外伝 WS 魔界村 for WonderSwan GBA 超魔界村 R FAMICOM MINI 18 魔界村 駿河屋で購入 プレイステーション セガサターン
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大魔界村 GHOULS 'N GHOSTS 機種:AC, MD, SMS, PCESG, X68k, PS2, NS, PS4, Xbox1, PC 作曲者 (AC):河本圭代 移植 (MD):沼田出穂 (*1) サウンド (PCESG) (*2):滝本利昭 (Takimoto)、星恵太 (Hoshi) 開発元:カプコン (AC)、セガ (MD, SMS)、アルファ・システム (PCESG プログラム)、ハドソン (PCESG グラフィック・サウンド) 発売元:カプコン (AC)、セガ (MD, SMS)、NECアベニュー (PCESG) 発売年:1988年12月 (AC)、1989年8月3日 (MD)、1990年3月 (SMS)、1990年7月27日 (PCESG)、1994年4月 (X68k)、2021年2月18日 (NS)、2021年5月25日 (PS4, Xbox1, PC) 概要 『魔界村』の続編。新たに上撃ちや黄金の鎧、魔法が加わった。難易度は相変わらず。 どちらかと言えばグラフィックは平凡だった『魔界村』が大幅にパワーアップし、見た目にも鮮やかになっている。 前作と同じく数多くの機種に移植されたが、どれも気合の入った良移植ばかりである。 (Amiga版については大魔界村(AMG)を参照。コモドール64版については大魔界村(C64)を参照。) 作曲者は前作と異なるが、メインテーマとも言える前作の1面BGMはアレンジを施された上で引き続き使用されている。 前駆ではなかったイントロが加わった他、曲の終盤にも新規のフレーズを付け足してループさせているため、若干、尺が長めになっており、以降、このバージョンがスタンダードになっている。 (前作:魔界村 家庭用次作:超魔界村) 収録曲 曲名 補足 順位 CREDIT クレジット音 GAME START ゲーム開始音 TITLE BACK (MAP) マップBGM 1ST BGM 1面:処刑場~嵐の森原曲:前作より「1ST 2ND BGM」作曲:森安也子 1ST BOSS BGM ボス:シールダー 2ND BGM 2面:腐食した村~炎の村 アーケード239位第2回アーケード47位第2回マイナーレトロ75位(PCESG)横スクロール115位掘り出し140位 2ND BOSS BGM ボス:ケルベロス 3RD BGM 3面:ランクル男爵の塔~人食い魔像 3RD BOSS BGM ボス:ガスト 4TH BGM エメラルドの森~腐海 4TH BOSS BGM ボス:オーム 5TH BGM 大魔王の城 5TH BOSS BGM ボス:ベルゼバブ 1ST LAP END 大天使ミカエルのお告げ(1周目ED) 6TH BGM 玉座の間(ラストボス:ルシファー) STAGE CLEAR (KEY) ステージクリア END ZAP ENDING エンディング~スタッフクレジット RANKING TOP ネームエントリー~ランキング1位 DISPLAY TOP エントリー終了~ランキング1位 RANKING UNDER 2ND ネームエントリー~ランキング2位 DISPLAY UNDER 2ND エントリー終了~ランキング2位 HURRY UP 時間切れ警告 DEATH ミス GAME OVER ゲームオーバー CONTINUE コンティニュー? 『大魔界村 -G.S.M.CAPCOM 1-』収録 ARRANGE VERSION Accum. Oraison (緑の摩天楼)~Ange. le. mort (死角の天使達) 1stヴァイオリン:倉貫志津子2ndヴァイオリン:関口敦子ヴィオラ:くわむらのりチェロ:ひなたみゆき SMS版追加楽曲 SHOP サウンドトラック 大魔界村 -G.S.M.CAPCOM 1- ARRANGE VERSION、アーケード版を収録 アーケード版楽曲の曲名表記は基本大文字で、面数部分(1st, 2ndなど)には小文字を使用している。 魔界村 音楽大全 DISC 02 大魔界村 サウンド・コレクション パート1にAC版、MD版を、 DISC 03 大魔界村 サウンド・コレクション パート2にPCESG版、SMS版を、 DISC 04 大魔界村 サウンド・コレクション パート3にX68k MIDI版、X68k 内蔵音源版を収録。 曲名表記がすべて大文字に改められた
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大魔界村 大魔界村データメガドライブ版 PCエンジンスーパーグラフィックス版 概要 メガドライブ版とPCエンジンスーパーグラフィックス版の違い 裏技メガドライブ版 PCエンジンスーパーグラフィックス版 CMメガドライブ版 PCエンジンスーパーグラフィックス版 他作品との関連 データ メガドライブ版 カプコン:2007年7月31日配信 セガ:1989年8月3日発売 ジャンル:ACT プレイ人数 1人 コントローラ:リモコン・GC・クラコン Wiiポイント:600 使用ブロック数:96(25) ※括弧内はダウンロード後 当時の価格:5,800円(税抜き) 紹介ページVC公式 PCエンジンスーパーグラフィックス版 カプコン:2009年2月3日配信 NECアベニュー:1990年7月27日発売 ジャンル:ACT プレイ人数 1人 コントローラ:リモコン・GC・クラコン Wiiポイント:600 使用ブロック数: 当時の価格:10,800円(税抜き) 紹介ページVC公式 攻略ページ魔界村入門 大魔界村 概要 魔界村シリーズ第2作目。 宝箱・上下撃ちなどの新要素が追加された。 メガドライブ版は、ソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズで有名な中裕司氏がプログラマとして参加している。 メガドライブ版とPCエンジンスーパーグラフィックス版の違い メガドライブ版 PCエンジンスーパーグラフィックス版 ゲーム性 どちらもゲームプレイの核となる部分(操作性、敵のアルゴリズム、レベルデザイン)の再現度は申し分ない出来映え。 グラフィック 背景の書き込みや多重スクロールが簡略化されている。オープニングデモやボス登場時のキャラパターン省略などゲーム性に関係ない部分の省略が目立つ。 アーケードをほぼ忠実に再現した細かな背景の書き込み。色数が多く見た目も奇麗。多重スクロールやオープニングデモ、ボス登場シーンもそのまま再現。 音楽 FM音源により所々の再現度は高い。が、1面のエレクトーンの音色等あまり似ていない部分もあるし全体的にスケールダウン気味。 音源の違いはあるが、かなり上手く再現しており違和感はない。ただし低音は厳しい。波形メモリ音源でよくぞここまでという驚きはある。 継続 無制限コンティニュー 最大9クレジットまで 設定 難易度調整(2段階)レバー設定(8方向/4方向)2プレイヤー操作設定サウンドモード 難易度調整(3段階)初期プレイヤー数エブリエクステンド設定サウンドモード 価格 600Wiiポイント 600Wiiポイント ゲーム性の再現度はどちらも問題ない。見た目や音の好みで選べばオッケー。 アーケード版により忠実なグラフィックで遊びたいならPCエンジン版を。 高難易度で覚えゲーの要素が強く、繰り返しプレイを余儀なくされる為、アクションに自信が無ければコンティニュー制限の無いメガドライブ版を。なおメガドライブ版ではプラクティス(イージー)モードにすると背景の障害物を減らすなどの修正もされる。 移植版に思い入れがなければ、バーチャルコンソールアーケード版を心待ちにするのもアリかも? 裏技 メガドライブ版 ※対応ボタンに注意 AボタンはリモコンのA・GCコンのB・クラコンのYボタン Bボタンはリモコンの1・GCコンのA・クラコンのBボタンに対応。 ステージセレクト・無敵 オプション画面に入り、戻る作業を4回行い、タイトル画面でAボタンを3回(無敵コマンドの場合は4回)、十字キーを上上下下左右左右と入力し、効果音がなったあと、以下のコマンドを入れながらスタートする。 1後半 A 2前半 上 後半 上+A 3前半 下 後半 下+A 4前半 左 後半 左+A 5前半 右 後半 右+A ラスボス 右下 無敵 B PCエンジンスーパーグラフィックス版 コンフィグモード タイトル画面でIボタンを押しながらスタートする。 クレジット増加 タイトル画面で上上下下左右左右、I、IIの順に入力すると1クレジット増える。コマンドを繰り返すことにより9クレジットまで増やすことが出来る。 CM メガドライブ版 傑作を超えた 超怒級の迫力 大魔界村 PCエンジンスーパーグラフィックス版 世界初の8メガHuCARDを採用 かつてない映像がスーパーグラフィックスに展開する。 他作品との関連 どの作品からプレイしても楽しめるようになっている 現在配信されているソフト魔界村(AC) 魔界村(ファミコン版)(FC) 超魔界村(SFC) レッドアリーマー MAKAIMURA GAIDEN?(GB) VC配信が期待されるソフトレッドアリーマーII(FC) デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編(SFC) 関連するアーケード作品魔界村(AC) 大魔界村(AC)
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極魔界村 色んなステージ19本 http //media.psp.ign.com/media/769/769179/vids_1.html 過去の作品 魔界村 http //www.youtube.com/watch?v=Bao0HhYgbVs 大魔界村 http //www.youtube.com/watch?v=pNJttsbrnIE http //www.youtube.com/watch?v=Q80GulYWybY http //www.youtube.com/watch?v=CBkQa1aqYZ0 超魔界村 http //www.youtube.com/watch?v=uaE3CHXP8TQ http //www.youtube.com/watch?v=0YikFx3nZYk http //www.youtube.com/watch?v=tUUlyKBwG2s http //www.youtube.com/watch?v=E7X4_XtEy90 http //www.youtube.com/watch?v=JCaoFODKeNw http //www.youtube.com/watch?v=pp-uNcwEhXw
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平地BGM (1・2ステージ) / 1ST 2ND BGM 収録作品:魔界村〔AC/FC/GBC/PC88] 作曲者:森安也子 概要 タイトルの通り1面と2面で流れるBGM。本作のメインテーマ的な楽曲。 魔界をイメージさせるおどろおどろしさを感じさせながらも、一方でアクションゲームらしい軽快さを残している。 何よりも魔界村は1面からあの有名な強敵「レッドアリーマー」が登場するので、それだけステージの難易度と共に曲の印象も残りやすい。 2002年に復刻された『カプコン・ゲーム・ミュージック』に収録された際は「平地BGM (1・2ステージ)」という表記だったが、2005年発売の『魔界村 音楽大全』にて「1ST 2ND BGM」と改められた。 この曲はシリーズのメインテーマとして後の魔界村シリーズのほとんどの作品で使用されている。基本的に『魔界村』と同じく使用されるのは最初のステージ。 なお以降の作品における2面のBGMは、別の曲が振り分けられているので「1st Bgm」や「Level 1」といった曲名になっている。 魔界村シリーズは非常に多くの機種で発売されているので、音源違いを含めればアレンジはそれこそ星の数ほど存在している。 『大魔界村』からは独特なイントロに加えてさらに後半部分にも新パートが追加され、以降はこのバージョンがアレンジのベースとなった。 『ロックマン7』や『ナムコクロスカプコン』などの魔界村シリーズ以外の作品でも使用される機会は多い。 使用されている作品一覧 作品名 曲名 編曲者 補足 順位 魔界村 (FC) 1ST 2ND BGM 藤田晴美、森安也子 第2回ファミコン 126位横スクロールアクション 115位夜曲 151位 カプコン・ゲーム・ミュージック 魔界村アレンジ・バージョン 国本佳宏 魔界村 (PC88) 1ST 2ND BGM 大魔界村 1ST BGM 河本圭代 超魔界村 Level1 山口真理 横スクロールアクション 188位SFC 206位アレンジ 215位 GHOSTS'N GOBLINS (GB) 1ST 2ND BGM 極魔界村 魔界村 テーマ曲 アレンジ 314位PSP55位 帰ってきた 魔界村 墓場 ステージ1-1(墓場)とステージ1-2(処刑場)で使用 魔界村 For Wonder Swan Stage1 YUKO AOKI 超魔界村R Level1 レッドアリーマー 魔界村外伝 デモンボーダー 曲の後半が大幅にアレンジされている ゲームボーイ 91位 アーサーとアスタロトの謎魔界村 カプコンジェネレーション第2集 ~魔界と騎士~ マキシモ (多数) ほとんどのBGMでこの曲のアレンジが使用 魔界村騎士列伝 ステージ1で使用 ロックマン7 宿命の対決! SHADEMAN STAGE (SECRET) 隠しコマンドを入力後シェードマンステージで使用 ロックマン・ザ・パワーバトル シェードマン戦でランダムに流れる ナムコクロスカプコン 1st BGM アーサーのテーマとして使用 宝島Z バルバロスの秘宝 ミニゲームで使用 PROJECT X ZONE 1st BGM サラマンダー・ファクトリー アーサーのテーマとして使用 CROSS×BEATS 魔界村 (平地BGM) ARM (IOSYS) 「カプコン30周年 ミュージックベスト」に収録曲 MARVEL VS. CAPCOM INFINITE アーサーのテーマとして使用 過去ランキング順位 第2回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 127位 第2回 みんなで決める【アーケードゲーム音楽】ベスト100 114位 みんなで決める1980年代の名曲ランキング 51位 サウンドトラック カプコン・ゲーム・ミュージック (GAME SOUND LEGEND SERIES) 同名アルバムの復刻盤。 「平地BGM (1・2ステージ)」として収録し、アレンジ・バージョンも収録している 魔界村 音楽大全 「1ST 2ND BGM」として、DISC 01 魔界村 サウンド・コレクション パートにアーケード版、ファミコン版、PC-8801版、ゲームボーイカラー版を収録。
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今日 - 合計 - アーサーとアスタロトの謎魔界村の攻略ページ アクションパズル 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] パソコンで世界的大ヒットの「インクレディブル トゥーンズ」が魔界村と合体! 超難解パズルがキミの頭脳を直撃する!! 難題、奇題、おもしろ問題はたっぷり100問! オリジナルの自作パズルを作ることもできる! ストーリー [部分編集] 「魔界村シリーズ」のアーサーやアスタロト達が、難題、奇題てんこ盛り、パズルの世界で大暴れ! 攻略情報 [部分編集] 下記関連動画参照 Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 謎魔界村 大魔界村編の攻略 謎魔界村 超魔界村編の攻略 参考文献、参考サイト [部分編集] 魔界の深層 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (1) 2013年01月20日 (日) 18時29分51秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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【登録タグ 】 【元ネタ】大魔界村 【作者名】粘らっぱ~ 【完成度】未完 【動画数】 【part1へのリンク】http //www.nicovideo.jp/watch/sm9966961 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/14650935 【作品の傾向】ネタ重視 【備考】※こちらを視聴される前に、フルボイスで超魔界村シリーズをご覧いただくこと推奨します。 名前 コメント
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このページでは、オリジナルのAC版(良作)と、そのFC移植版(劣化、ゲームバランスが不安定)を併せて紹介する。 魔界村 (AC) 概要(AC) ストーリー ゲーム内容 評価点 賛否両論点 問題点 総評 魔界村 (FC) 概要 (FC) 問題点(FC) 評価点(FC) 総評(FC) その他 その他の移植 続編 余談 魔界村 (AC) 【まかいむら】 ジャンル アクション 対応機種 アーケード 発売元 カプコン 開発元 カプコン開発部 稼働開始日 1985年9月 プレイ人数 1~2人(交代) レーティング CERO A(全年齢対象)※バーチャルコンソール版より付加 配信 バーチャルコンソール【Wii】2010年11月16日/800Wiiポイントカプコンアーケードキャビネット【PS3/360】2013年3月19日/400円・320マイクロソフトポイント(各税5%込) 判定 良作 魔界村シリーズ 概要(AC) カプコンお家芸の横スクロール2Dアクションゲーム。 王国の騎士が囚われの姫を救うため魔物のひしめく魔界を突き進むというファンタジックかつ王道な設定や、魔界を舞台にした独特な世界の表現、おどろおどろしいながらもどこかコミカルで愛嬌のある魔物たち、そして一筋縄ではいかないストイックな難しさが人気を集め、カプコンの代表作の1つとなった。 キャッチコピーは『 ようこそいらっしゃい・・・ 』。 ストーリー とある国のプリンセスが魔物にさらわれた。王国の騎士アーサー・ナイトはプリンセス救出の為、大魔王を倒すべくパンツ一丁に鎧を着込んで単身、魔界へと旅立った。 ゲーム内容 プレイヤーは騎士アーサーを操作する。 アーサーは鎧を装備した状態でスタートし、ダメージを受けると鎧が脱げてパンツ一丁の裸状態となり、裸状態でダメージを受けると1ミス。ビジュアル的にもわかりやすいルールとなっている。 失った鎧は、スペアの鎧の入手の他、ステージクリア時に回復する。またミス後の再開時も鎧は復活する。 ダメージを受けた時に後方に小さく弾き飛ばされる。リフト渡りなどをする面ではダメージよりこちらの方が脅威である。 このダメージに関するルールは、シリーズでほぼ一貫して適用されている。(*1)(*2) 本作では、裸の状態で特定のポイントを通過することにより、スペアの鎧が出現する仕組みになっている。たいてい、1つのステージにつき1箇所にしか配置されておらず、全く配置されていないステージもある。 ステージには制限時間があり、タイムオーバーになると1ミス。中間ポイントを通過する事でリセットされ、ミス(あるいはゲームオーバーからのコンティニュー)後は中間地点から再開となる。 ジャンプ時の飛距離は常に一定で短く、空中では軌道制御が利かない。 ジャンプ中も向きを変えることは出来るが、着地位置は調節できない。またジャンプ性能そのものも悪いため、狭い足場をジャンプで渡る場面では脅威となる。 地面の端からそのまま落ちた時は必ず垂直落下する。 武器は「槍」「短剣」「斧」「たいまつ」「十字架」の5種類で、全て飛び道具。 持ち歩ける武器は1種類のみ。初期装備は槍だが、敵の持つツボからランダムで武器が出現し、拾って持ち替えられる。 アイテムは無限に湧き出るザコ敵が落とす壺から出てくる。 壺を持った敵は基本的にステージで無限に出現するザコ敵のみに限られる。「6匹目はツボを持って現れる」という法則を利用し、敵の出現ポイントを往復スクロール等することでコンスタントに定位置から敵を出現させ、武器チェンジを狙える。 ただし出現する武器は法則性はあるものの半ランダム。すでに通過してきたステージの前半部などに特定の武器を出現させたまま取得せずに進行すると、その武器はアイテムテーブルメモリから消えづらく、出現しづらくなる。 強敵「レッドアリーマー」 特定のステージでアーサーを待ち受けている赤き悪魔・レッドアリーマーは、アーサーの攻撃に反応してすばやく空を飛んで回避行動をしてくる上、耐久力も高くフェイントや突進、弾吐きを連発する。 しかも、ステージ1中盤から早くも登場するため、この箇所を越えられずゲームオーバーになったプレイヤーは数知れず。更にステージ3後半では最大で4匹も出現したりと、プレイヤーにとっての大きな「壁」として立ちはだかり、シリーズを代表する名敵となった。 ただし、行動自体はパターンが概ね決められているため、動き方に全くつかみどころがないというわけではない。 全部で7つのステージ構成(6ステージ+ラスボスの部屋)だが、2周回制なのでエンディングに到達するには2回クリアしなければならない。 1周目のラスボスを撃破すると「この部屋はサタンによって創られた幻だった!」といった意味のメッセージが英文で表示され、再びステージ1に戻される。2周目のラスボスを撃破してようやくクリアとなる。以後は、2周クリアするごとにループし、ゲームオーバーになるまでプレイ出来る。 ただし、ラスボスと戦うには「十字架」が必須。この武器を持たずにステージ6のボスを倒した場合、周回を問わずステージ5からやり直しさせられる。 評価点 難易度が高いが決して理不尽ではなく、ゲームバランスは緻密に練られており、やり込んで上達すると案外スムーズにクリア出来るようになる。そのため上達を実感しやすく、クリアした時の達成感も極めて高い。「名作」と言われているのは、ひたすらにこの一点によるところが大きい。 前述のレッドアリーマーも、攻撃できるタイミングが分かれば非常にあっけなく倒す事が出来る。はじめは翻弄されていた敵でも、次第に手玉に取れるようになる。 賛否両論点 操作性の制約 前述の通り、ジャンプアクション周りの制約が大きく細かい取り回しが効かないため、ミスの原因となることも多くイライラさせられやすい。 被ダメ時のノックバックも大きく、武器が前方にしか投げられない一方で敵が様々な角度から襲ってくるなど、古いゲームにありがちな問題点も少なくない。 ただしこの操作自由度の低さが手応えある難易度に繋がっているのも事実であり、魔界村シリーズの特徴として続編でも残っていることから意図したものであることは窺える。 操作のレスポンス自体は良好なので、制約を乗りこなして敵を的確に撃破していく爽快感に本作の醍醐味がある。 いずれにせよこの操作性に慣れるかどうかで評価は大きく分かれるだろう。 問題点 重要なのは記憶とテクニックだが、十字架の入手は運次第。運が悪ければ、ステージ6で延々と足止めされる羽目になる。 前述の通り、壺の出現条件を把握することで意図的な武器チェンジを行えば入手タイミングの調整は可能だが、出現順が一定でないので、狙っていてもなかなか出てこない場合もある。 十字架は、敵弾を破壊できる性能が付加される代わりに射程が短いため、かなり敵に近づいて撃たないと当たらない。威力や射程を強化できないので、入手タイミング次第で難易度が左右されてしまう局面も存在する。 武器は5種類あるが、使い勝手が良くない武器もある。 貫通性能があるせいで連射の利かない「斧」と、地面に落ちて燃え上がる「たいまつ」は、使える場面が限定されている。 初期出荷基板に永久パターンが存在する。 ある操作をすることで、タイマー表示のバグ(通称:タイマー壊し)により時間制限がなくなり、延々とスコア稼ぎ(残機増殖)が出来てしまうというもの。すぐに修正版が出たため、現存数は非常に少ないと思われる。 とはいえ、本作ではゲームの仕様上ZAPや無限ループが存在していることから、厳密に言うと修正版でも永久パターンが全てなくなったわけではない。 また修正版では終盤ステージの特定の敵の数や耐久値の減少などの修正が施され、難易度が若干下げられている。 総評 カプコンのお家芸とも言うべき高難易度アクションゲームの一作品であるが、回転率や収益の都合上、難易度を吊り上げざるを得ないアーケードゲームの中でも、やり込んでいくことで目に見えて上達を実感できる優れたバランスを持ち得ている。 加えて、これまでの作品と一風変わった西洋ファンタジー風の独特な世界設定や、キャラクターの魅力でプレイヤーを惹きつけ、カプコンを代表する新たなアクションゲームシリーズの礎となった。 魔界村 (FC) 【まかいむら】 ジャンル アクション 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 1MbitROMカートリッジ 発売元 カプコン 開発元 マイクロニクス 発売日 1986年6月13日 価格 5,500円(税別) レーティング CERO A(全年齢対象)※バーチャルコンソール版より付加 配信 バーチャルコンソール【Wii】2007年11月20日/500Wiiポイント【3DS】2013年2月13日【WiiU】2013年7月3日/上記共に500円(各税5%込) 備考 GBA『ファミコンミニシリーズ』第二弾(2004年5月21日発売) 判定 劣化ゲー ゲームバランスが不安定 ポイント ファミコンソフトの中でもトップクラスの難しさ難易度の高さから知名度向上、後の語り草に 概要 (FC) 一部で有名なマイクロニクスによる移植。大容量ROMの採用を謳い文句にして発売された。 例の如く移植の質が悪く、FC版独自の追加要素も相まってゲームバランスが大きく変化してしまい、AC版に比べて難易度が上昇している。 問題点(FC) マイクロニクス移植作の常として、相変わらずキャラクターの動きがガクガクで、音楽の再現性も低い。 キャラパターンの減少の影響か、 十字ボタンの左右を小刻みに連打しつつ攻撃ボタンを連打することで、次の投げに移るまでのモーションを強制キャンセルし高速連射で攻撃する という、AC版では必須のテクニックが使えなくなっている。 このため、耐久力のある敵を倒すのに時間がかかるようになった。 このテクニックが消滅した事により、特にシリーズ共通の強敵・レッドアリーマーを瞬殺出来なくなってしまい、ステージ1の段階でクリアを断念するプレイヤーも出るほどであった。 一部の敵の挙動及び当たり判定の変化 例を挙げると、ステージ2の大男の館エリアで出現するカラスは、AC版では立ち状態で攻撃を当てることが出来たが、FC版では当たり判定が異なるため、同エリアは常にカラスに気を遣わなければならなくなり、難易度の上昇に繋がっている。 AC版にはなかったマイナスアイテムの追加 強制的にカエルに変身させられるニセのキングの像「カエルキング」と、制限時間が減らされるニセの弥七(どちらも本来のとは色が違う)。 ひと目でわかる弥七はともかく、「カエルキング」は殆ど見分けがつかないのも厄介(赤白点滅で赤の比率が若干多いという程度)。得点もキングの10000点とは似ても似つかぬたったの100点。 一部のボスにおける、特定武器に対する耐性。 一角獣は十字架が、ドラゴン(頭部)には槍が、サタンには斧がそれぞれ効かなくなっている。この仕様変更により特定の武器だけで最終ステージ手前まで進めなくなった。 ただしFC版では特定の武器のドロップポイントが設けられており、ステージ6では最初に槍、一角獣の先に十字架が必ず出るポイントが存在する。これにより、同ステージ後半でミスしても最初の槍を取って一角獣を倒し、十字架に換装して進めるようになっている。 この事もあり、ラスボス戦以外はもともと使いやすいうえに耐性を持つ敵も存在しない短剣一択となりやすい。 原作から悪化したゲームテンポ 本作がFCに移植されるにあたり、ステージ開始及びミス後の再スタート時に、全体マップ画面表示前にプレイヤー残機表示が挟まれる仕様が追加されたが、表示されるのが遅いため、ゲームテンポが悪化している。 これ以外のマイクロニクス製の移植作でもよく見られる現象であり「ROMにも拘らずロード時間が挟まれる」などとよく形容される。 評価点(FC) 大容量ROMの採用もあり、アーケードからのファミコン移植作にありがちなキャラクターの削除やステージ構成の変更等はなくAC版を忠実に再現できている。 難易度は高いが、隠し要素が豊富である点は評価されている。 隠しアイテムについては、AC版では雑魚敵の壺からしか入手できなかった各種武器が追加されている。本作では、宝箱の他に隠しアイテムとして入手する武器も駆使して進む事になる。 中でも十字架は、ステージ6で隠しアイテムとして出現するポイントが設定されたため、AC版で問題視されていた「雑魚敵がなかなか十字架を落とさない関係で詰む」という点が解消されている。 総評(FC) 移植の質の悪さによって、元々原作が内包していた難易度の高さが悪い方向へさらに高まってしまい、AC版と同様のバランスで楽しむことが出来なくなってしまった。 「魔界村シリーズは凄まじい難易度」という印象をプレイヤーに植え付けたのは、このFC版によるところが大きい。 現在では忠実な移植版のプレイ環境が整っているため、ファミコン版の難易度の高さを「やり応えあるもの」として肯定的に受け入れられなければ素直に他の移植版に触れるのが無難だろう。 その他 + 裏技のネタバレ コンティニュー ゲームオーバーになった後タイトル画面で、十字ボタンの右を押したままBを3回押してスタートボタンを押すと、コンティニューが出来る。 NES(海外ファミコン)版ではタイトル画面にコンティニューの項目が追加され、裏技無しでコンティニューが出来る。 ステージセレクト タイトル画面が表示されているとき、十字ボタンの右を押したままBボタンを3回→上を1回(押したら離す)→Bを3回→左を1回(押したら離す)→Bを3回→下を1回(押したら離す)→Bを3回押して、スタートボタンを押す。 ステージセレクト画面が出るので、ここでA、Bボタンを押して自由にステージと中途開始エリアをそれぞれ選べる。 武器は必ず槍でスタート。ステージ7(ラスボスの部屋)を選んで設定した場合、通常プレイでは不可能な槍を使っての決戦になる。射程が長いため十字架よりも楽に攻略できる。 連続ジャンプ コントローラーの下とAボタンを押しっぱなしにするとアーサーが連続でジャンプし続ける。 画面がフリーズ 残り人数9人の状態で1UPを取ってステージクリアすると、画面が真っ暗になりフリーズする。ちなみに、ステージ4が1UPアイテムを取得しやすい。 タイマーバグ ステージ1に隠しアイテムとして出てくるニセ弥七を残り30秒で取ると、残り時間が一気に255分(4時間15分)になる。分の表示はおかしくなっている。 残り29秒以下の時に取ると、残り時間がタイムオーバーと同じ表示になり時間無制限になるが、鎧状態でも1度攻撃を食らうと死んでしまう。このままボスを倒すと残り30秒で取った時と同じタイマーになる。 隠しメッセージ 2周目でラスボスを倒し祝福のメッセージが表示されたら、1PでAボタンを1回、Bボタンを1回、十字ボタン上を1回、下を1回、Aを1回、Bを1回、左を1回、最後に右を1回押す。 すると、隠しメッセージが表示される。 2周目でラスボスを倒してタイトル画面に戻った後、コンティニューコマンドを行うと、3周目に突入できる。 その他の移植 『魔界村』(PC-8801) 1987年7月発売。移植はアスキーが担当。 ハード性能の弱さもあってやはりAC版からかなり劣化しているが、ファミコン版と比較すればそちらよりもゲーム性の劣化は抑えられている。 『カプコンジェネレーション 第2集 魔界と騎士』(PS・SS) 『カプコン クラシックス コレクション』(PS2・PSP) 『カプコンアーケードキャビネット』(PS3・Xbox360) アーケード版の忠実移植。バグ修正と難易度の下方修正を施したNEWバージョンに準拠している。 バーチャルコンソール(Wii・WiiU・3DS) 『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』(Switch) ファミリーコンピュータ版の忠実移植。 『カプコンアーケードスタジアム』(Switch/PS4/One/Steam) アーケード版の移植。10タイトルずつ収録された3つのパックには含まれておらず、3パックをセット購入すると無料で入手できる。 海外版 海外では『Ghosts n Goblins』のタイトルで出された(欧州版NESのみ『Ghost n Goblins』名義)。AC版とNES版、CS機以外ではIBM-PC、Amiga、コモドール16/64、Amstrad CPC、ZX Spectram、MSX、ATARI-ST版がリリースされた。 表現規制の関係上、ラスボス専用武器が「十字架」から「盾」に変更されている(ただしNES版では盾のアイコンにはっきりと十字架の紋章が入っている)。 NES版をベースにサウンドを強化して移植したGBカラー版もリリースされている(国内未発売)。 解像度以外の見た目はほぼ変わらないが、動きに関してはフレームレートの増加でスムーズになっている。また携帯ゲーム機への移植という事もあってかパスワードコンテニューも実装されている。 続編 『大魔界村』 (AC 1988年) 新システムとして「黄金の鎧による魔法使用」と「上下段の攻撃の使い分け」を追加した続編。 グラフィックやBGMもさらに質が上がり、シリーズ独特の魔界らしさをより表現したものになった。ステージ毎に異なる特徴に合った見た目と動きを備え持つボス敵が増え、上下の撃ち分けという仕様により攻略性が増した。 『超魔界村』 (SFC 1991年) SFC向けに制作された家庭用オリジナル作品。 青銅の鎧追加による武器強化システムと、上下撃ちに代わり2段ジャンプを導入。 難易度は前2作と比べるとやや低め。 『魔界村 for WonderSwan』 1999年7月22日発売。開発元:バンダイ バンダイがカプコンから許諾を得て開発した携帯機向けのオリジナル作品。AC版やSFC版からの移植ではなく、新規のオリジナルステージで構成された完全新作となっている。 モノクロの画面ゆえにやや見辛いが、アニメーションも比較的なめらかに動き、強制スクロールで背後から追いかけてくるボスキャラと戦うシーン、ワンダースワンを縦に持ち替え縦長のステージをロープに捕まって下へ降りながら攻撃していくステージ、水中を進むステージなど、ゲーム性の面でも新しさを取り入れており、単なる焼き直しで終わっていない。 新規作品ではあるが、敵キャラや登場武器などは初期3作品の要素を多く取り込んでおり、よく言えば従来のファン向けに懐かしく、悪く言えば使い回しが多い。 一方で、アクションは初代同様、単純なジャンプアクションとショット攻撃のみで進んでいくようになっており、やや初代寄りの難易度になっている。 カプコンの関与なく制作された外部開発の作品であるためか正式なシリーズ作品とはみなされていないらしく、極魔界村公式サイトでのシリーズ紹介には本作は含まれていない。 『極魔界村』(2006年8月3日[無印] / 2007年8月2日[『~改』UMD版]) PSP向けに開発された最新作。従来の面クリア型に代わって探索アクションの要素が強められ、鎧に耐久力が設けられるなどのゲームシステムの根本的な改訂により、これまでと大きく異なる作風となった。難易度もかなり高め。 ゲーム性の変化に対する困惑と批判の声もあったため、従来のオーソドックスな2ダメージ2周制に戻し難易度に再調整を施したアッパーバージョン『改』が後に発売された(オリジナル版の探索型モードも収録されており、任意でゲーム性を選択可能)。 グラフィックは全て3Dによる描写となっている。 魔界村騎士列伝シリーズ フィーチャーフォンおよびiPhone向けの新作。一作目と二作目が存在する。 なお、フィーチャーフォン版とiPhone版では顔グラフィック、会話シーンの有無、ムービーの演出などに差異がある。 『レッドアリーマー 魔界村外伝』 レッドアリーマーを主役としたスピンオフ作品。こちらもシリーズ化されている。 『帰ってきた魔界村』 Switch 2021年2月25日発売、PS4、XOne、PC(Steam) 6月1日発売 『魔界村』と『大魔界村』をモチーフに作られた完全新作。新しいステージや武器の他、サポートキャラ「サンテンジー」を操作する二人同時プレイなど新要素も多数。 余談 「レッドアリーマー」という名前は本作のメインプログラマーである有馬俊夫氏(*3)の顔によく似ていたところから来ている。 ちゃんと悪魔のような名前に聞こえるのは「アーリマン」と語感が似ているからだろうか。 同じようなケースとしては『1942』の亜也虎がある。 プリンセスの名前は当初は「ギネヴィア」という名前で、主人公のアーサーともども恐らく「アーサー王伝説」がモチーフと思しいが、大魔界村以降では「プリンプリン」という名称に変更された。 本作の最終ボスである大魔王の正式名称は「ゴンディアス」。現在主流となっている「アスタロト」というのは『超魔界村』以降で変更された名前である。 同社のアーケードゲーム『ひげ丸』のFCアレンジ移植版である『魔界島 七つの島大冒険』では、舞台となる海域に本作の戦いで敗れた魔物達が逃げてきたという設定がある。 ステージの一つ「ヘビ島」はその魔界村の魔物達を封印した塔があり、ゾンビ、ブルーキラー、一角獣が敵として登場する。また、塔の入り口ではアーサーも姿を見せている。 魔界村から逃げ出した魔物にはあのレッドアリーマーもいるのだが、なんと伝説の悪魔として神格化され、「デビル・ザ・レッドアリーマー」の名でラスボスの座に就いている。 悪神として崇められるうちに力を付けたのか、体も一角獣と同等まで巨大化しており、その一角獣にも「我らのボス」と呼ばれて立場も逆転している。 勿論、ラスボスらしい強敵なのだが、一撃で倒せる隠しアイテムが存在したり、エンディングでは何故か一人だけ怪我人扱いで登場したりと、どこかネタっぽい部分もある。