約 3,558,440 件
https://w.atwiki.jp/sa_apt/pages/20.html
Good Arms MainWepon M4A1carbin SubWepon Anaconda ProximityWeapon knife メタルギアのだんぼーるです。SAにはダンボールがないので!! KD下がり中↓ですがなんとか50%↑ keepしてますw
https://w.atwiki.jp/manngadaisukida/pages/9.html
うわこい 糸杉柾宏 禁断の三角関係 トライアングルラブストーリー ドキドキ、緊迫の場面が目白おし こんなどろどろラブストーリーあってもいいのか そんな感じのお話のうわこい 幼なじみユノとユキテル2人は一緒に住んでいるほど仲がいい、 なぜなら、学園公認のベストカップルだから。 しかし、そこにはどろどろの三角関係が… なんと!! ユノの親友の美少女・早乙女レナ。 レナは実は… ユキテルとヤッていたーーーーーーーーー 学園公認のベストカップルだけど 浮気が発覚!! それも、親友と ハラハラドキドキがとまらない 緊張感も半端ない ノンストップ・トライアングル・ラブストーリー! どんなストーリーが展開されるのか 楽しみでたまらない漫画なんです。
https://w.atwiki.jp/sekaishikaiwai/pages/457.html
概要 ほんこんぼーるとは山形県在住の世界史界隈民。 アイコン画像 所属しているグループ 香港第一帝政
https://w.atwiki.jp/against_streetview/pages/15.html
考えられる利点です。 1.実用性 目的地の下見に利用する。地図だけでは経路や目的地のイメージが掴みにくく、与えられた住所に行き着くのは困難であるが、画像によって情報を補完することができる。 2.娯楽性 家にいながらさまざまな都市の街歩きを楽しめる。例えば、大阪にいながら新宿の街並みを楽しむことができるし、東京にいながらパリの街並みを楽しむこともできる。
https://w.atwiki.jp/akatuki-memo/pages/41.html
備考: 日記:なし 2008年度後期データ 更新日 2008/9/1 2008/10/1 2008/11/1 2008/12/1 2009/1/1 2009/2/1 2008/3/1 えりいく名 めっとーるDS → → → → → → 職業 聖者 → → → → → → レベル 230062 → → → → → → 戦歴 45185戦39331勝 → → → → → → 投資額 1730兆 → → → → → →
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/635.html
こいしは恋しい 古明地さとりが○○と初めて出会ったのは間欠泉異変のしばらく後、博麗神社の宴会の席だった。 少年の面影をわずかに残した顔立ちの地味な青年。……第一印象としてはその程度で、特に意識することもなく忘れてしまった。 次に会うことになったのは、妹が起こした問題が原因だった。 そもそも、さとりの妹である古明地こいしは第三の目を閉じてからというもの、あっちへフラフラこっちへフラフラと目的もなく放浪していた。 厄介なことに、無意識で行動する彼女には誰も気づくことができず、姉のさとりの能力でも心を読むことができない。 だからこそ、こいしは誰にも知られることなく地上に遊びに出ていたのだが、博麗の巫女に白黒の魔法使いと弾幕ごっこをしてからは人里にまで出入りするようになっていたのだ。 そしてこいしの自由奔放な行いが異変とも呼べない、小さな小さな事件を起こした。 ……○○は人里のパン屋で働いていた。 そこは近頃は外来人も雇い入れ、外の世界の知識を元に新しいパンを作っているという、ちょっとした話題になっている人気店だった。 その店で、商品が気づいたら消えていたという問題が起こるようになったのだ。それも何度も 当初は姿を隠せる妖精達か、あるいは神出鬼没の隙間妖怪の仕業かとも噂されたが、……その犯人がこいしだった。 ただ適当に里の中をブラブラと歩いていた時に、おいしそうな匂いとひとだかりに釣られたのだという。 事件というにはあまりに小さいもので被害の額も大したものではなかったが、場所が“人里の中”で犯人が“妖怪”であったこともあり、問題が起きることを嫌ったさとりが直々に出向いて謝罪と弁償をするはめになった。 ○○は謝るさとりとこいしに対し、「ウチのパンを気に入ってくれたのは嬉しいことだし、お金さえちゃんと持っているのであれば人間でも妖怪でも歓迎する」と答えた。本心からの言葉だった。 其れからというもの、こいしは○○の店に入り浸ることが多くなった。 暇さえあれば地底を抜け出し、人里に遊びに行くのが日課であるとすら言える状態。それがもう1年近く続いている。 そんな妹のことを知りつつ、さとりは止めようとはしなかった。(仮に止めようとしても、無意識で行動するこいしを止めることはできなかっただろうが。) こいしの固く閉ざされた第三の目が、ほんの少しでも和らぐことを期待したのだ。 だが―― 「な、なんでもっと早くに言わなかったの、こいし! そんなのダメに決まっているでしょう!?」 「…どうして? どうしてそんなこと言うの、お姉ちゃん?」 昼間であっても薄暗い地霊殿の中。薄色の毛足の長い絨毯に落ち着いた調度品のある一室に、さとりとこいしの姿があった。 「どうしてって……、彼は人間なのよ? 種族だって、寿命だって、全然違うのよ?」 「知ってるよ。それでも一緒にいたいの」 さとりが、彼女にしては珍しく感情を露わにして怒っている。 ……こいしが突然に、自分は○○と交際していると打ち明けてきたのだ。それも、将来は結婚までしたいだなんて甘ったるいことまで言い出して。 「……いいえ、何も分かっていないわ。交際だとか結婚だとか、それはあなたが思っているようなものじゃないのよ。 相手が求婚してそれを受けて、それで成立? ………えぇ、確かにそれでもいいかもしれないわね。 でもお互いが愛し合っているだなんて、それは一時の気の迷いよ。どうせ十年も経たない内に飽きてお終い。相手が寿命の短い人間ならなおさらね。永遠の愛なんて幻想ッ、ファンタジーよ。 貴女にはもう相手の心が読めないでしょうけど、もしその目を開くことができたなら失望することになるわ!!」 そこまで一気にまくしたててから、さとりは荒くなった息を整える。……少し感情に任せて言いすぎてしまったと、苦い思いをしながら。 「…………こいし、とにかく一度頭を冷やしなさい。そしてよく考えなさい。 いえ、もう地上に行かなくてもいいわ。私が話をつけてあげる。だから、…ね? お姉ちゃんに任せて…?」 さとりは意識して作った優しい声をかける。 妹の閉じた心が彼との交流で少しでも良くなることは期待していたが、それとこれとは話が別だ。 これがペット同士の色恋沙汰であれば文句も言わないがこいしは自分の妹なのだから。 「そう……じゃあ、もういいよ」 「え? ま、待ちなさいこいし! こいしッッ!!」 急に立ち上がって走り出すこいしに、さとりが静止の声を上げるが既に遅い。 こいしの姿は最初からどこにもいなかったかのように消え去っていた。 ■ それから1ヶ月ほどが過ぎたが、古明地こいしの姿はどこにも見つからなかった。 時期を同じくして○○も人里から忽然と消え去ってしまい、パン屋は別の人間を雇い入れることになった。 ――二人はいったい幻想郷のどこに消え去ってしまったのか。……あるいは外の世界にでも? まさか。 大きなふかふかのベットの上で、同じくふかふかのクッションを抱きながら、古明地さとりは床のタイルに目を落としていた。 彼女が今何を考えているのか、あるいは何も考えていないのか。 覚妖怪が彼女しかいない以上、それは誰にも分からない。 ……、…………? 「後悔してるのね、お姉ちゃん」 突然聞こえてきた声に顔を上げるさとり。その瞳に飛び込んできたのは間違いなく、1ヶ月前に地霊殿を飛び出したこいしの姿だった。 「こ、こいし!? 本当にこいしなのね! 今までどこに行っていたの、心配したのよ!?」 こいしはベットを挟んでさとりの正面に立っている。だがその様子が妙だった。 人形のように美しかったその顔はますます陶器じみた白さを持ち、生気がまったく感じられない。 そして何よりその表情。両目は焦点があっておらず、どこを見ているのかわからない目線はふらふらと泳いで定まっていない。 「今なら理解できるよ、お姉ちゃんの気持ち。あの時なんであんなことを言ったのかね。…うふふ……」 「そ、そうなの…。……やっと分かってくれたのね。そうよ、第一人間なんて――」 だが、そんなことはお構いなしに言葉を続けるこいしに、さとりは戸惑いながらも返答する。 やっと妹を思う姉の思いが伝わったのだと、しかし、 「うっふっふっふふふ……違うでしょぉおおぉぉ? そうじゃないでしょぅぅ? お姉ちゃんは単に自分が傷つきたくないだけ。 愛する人が自分をどう思っているのか知るのが怖いだけなんでしょう? それを知って泣きたくないから動かない臆病者! 当然よね。愛する者がいなければ、最初から傷つくことはあり得ない。 ……それを認められない? 認めない? いい加減認めたら、自分の古傷(トラウマ)がどんな姿をしているのか目を向けてみたらぁぁああぁ!?」 それまで何も映していなかったこいしの両目がぎょろりと動き、その顔に狂気と狂喜の入り混じった笑みを浮かべて凄む。 さとりはそんなこいしの豹変に驚き、そして続く言葉の内容に顔を歪める。 それは、確かにさとりの古傷を突いたものだったのだろう。 「え、…ち、違うわ……。私は、私はそんなつもりで言ったわけじゃないのよ。そんなの知らない! いい加減なことを言わないで」 「ううん、本当よ。わかるわ。わたしには……“わたしたち”には解るもの。」 そうして「ね、○○」と、こいしが自分の隣――何もない虚空に声を掛ける。 まるで、そこに透明な何者かが寄り添っているかのようだった。 そしてうっすらと、次第に人影が姿を現していく。 「…………嘘…?」 それは、少年の面影をわずかに残した青年。……見間違うはずもない、○○だった。 だが、さとりが驚いたのはそれが理由ではない。 その青年の胸元からは青い触手が伸びていた。その触手を辿った先にあるのは……覚り妖怪の証である第三の眼。 ・・・・・・・・・ しかもそれはこいしの第三の眼と繋がっているのだ。 寄り添う二人の胸元から伸びる触手の間に、第三の眼が存在した。 その一つの瞼は閉じられる事はなく開いている……いや、正しく言うのであれば、一つではない。 本来は一つ目の球体であるはずが、そこには埋め尽くすように複数の眼がぎょろぎょろと蠢いていたのだ。 その全ての目が、さとりを見ている。さとりの、全てを、見透かして、いる。 『「見てお姉ちゃん、私は○○と一つになれたの」』 これまで口を閉ざしていた○○が、初めて口を開けてさとりに話しかけてきた。 ……だが、その言葉は○○が言う台詞ではない。こいしの心の声そのものだった。 『「俺たちは……心も体も全てを分かち合っている」』 入れ替わる様に、こいしが口を開く。……今度は彼女が○○の思いの言葉を代弁する。 『「私たちは永遠に、」』 ○○が喋る。 『「あぁ、……俺たちは永遠に、ずっと一緒だ」』 こいしが喋る。 二人はまるでオペラの舞台か何かのように大仰な動作で、互いに互いの言葉を交代で語っていく。 それを唖然として聞いていたさとりだったが、突然に手を胸に当てて呻きだした。 「あ、頭が……胸が、…………痛い……。ぅ、うぅぅ……な、に? なんなの、……これは…?」 相手の思っていることが、濁流のように一気に自分の中へと雪崩れこんで来る。自分が普段やっている読心と違い第三の瞳を通さない、頭の中身を高温で焼けた鉄棒でかき回されるかのような感覚。 胸の奥深くに突き刺さるように、直に響く声がした。 ――お姉ちゃん、私は今とっても幸せなの。だからそれを教えてあげる。 人の心なんて見ても落ち込むだけで良い事なんて何一つ無い、……そう思ってた自分が馬鹿らしくなるくらいの快感をね。 「ひっ!? ひぃ!!! ひぃいいいいいぃいいいぃッ!!!」 心が犯され塗り潰されるかのような悪寒に、さとりは引きつった金切り声を上げた。 短い両手で震える自身の体を抱きとめて、助けを求めるかのように大声で叫ぶ。 そして、……凍りついたように体を硬直させた直後、眼球がぐるりと回って瞼の裏に隠れた。 さとりは、まるで操り人形の糸が全て千切れたかのように、カクンと脱力し、ベット上に崩れ落ちるのだった。 ◆幻想郷縁起妖怪録 寄り添う愛の瞳 古明地こいし&○○ 能力:意識と無意識を操る程度の能力 種族:覚り 危険度:極高 人間友好度:普通&高 主な活動場所:何処でも 灼熱地獄跡の上に建てられた地霊殿。その主はこちらの思っていること全てを見透かし、口に出すよりも早くそれらをしゃべるという。 古明地こいしは、その地霊殿の主である古明地さとりの妹であり、○○と二人で一人の覚り妖怪である。 こいしと○○はお互いの胸元から伸びた第三の目の管で繋がっていて、常に二人一組で行動している夫婦である。 その顔は人形のような陶器じみた白さで、目の焦点は合っていないという容姿をもつ。また、第三の目は複数の眼がぎょろぎょろと蠢いていて、ものすごく不気味である(※1)。 そんな恐ろしい外見の二人だが、実は○○は人間から妖怪に変化したタイプである(※2)。その為、人間に対しての理解度は高い。 ○○は温厚で残酷を好まず、こいしも普段はできるだけ○○の意志を尊重するため、積極的に人間を襲うことはない。 ただし、彼女らは人間の肉は食べないが、恐れや畏怖などの人間の心を食べる。不用意に何度も近づくのはやめておいた方が良いだろう。 ◆能力 この二人の操る力は、個人の無意識を超えた、集団や種族、生き物の心に普遍的に存在するとされる集合的無意識にまで及ぶ能力である。 遠く離れた者の位置や考えを読み取ることも、逆に彼女達自身の思念を送り込むことも出来る。 姉のさとりの能力とは異なる能動的な力と言えるが、どちらか一人でも発動を止めてしまうととたんに不安定になり、明確な行使は不可能になる。 また、二人になったことで、どちらかが意識を保ったまま無意識で行動する事も出来る様になっている。 彼女たちが無意識で行動する間は、誰もその存在を知覚することが無い。誰一人として気配に気付けないのだ。 ◆目撃報告例 この前、お寺の縁日からの帰り道ですれ違った。不気味だったからすぐに走って帰ったんだが……。 (匿名) 単に縁日の屋台などを楽しむために来たのだろう。見た目は十分に恐ろしいので仕方ない。 もうパン屋はやらないのかね? (従業員) 人間であったころはパン屋で働いていたそうだが……。 この前地底で見かけたんだが、互いに無言でニコニコと楽しそうにしていた。何だったんだ (霧雨魔理沙) 互いに繋がっているため、心や体を共有している。恐らく、心の中で会話していたのであろう。 ◆対策 彼と彼女の危険度がここまで高いのは、その能力が恐ろしいからである。 記憶などの思考の読心から人格の洗脳や破壊、トラウマの再現まで。精神に重きを置く妖怪にとっても人間にとっても恐ろしい力である。 幸い、片割れの○○に関しては、性格は穏やかで自己中心的な戦闘を望まないので、訳もなく襲われることはないだろう。だだし、二人の仲を引き裂こうとしたりしたら覚悟しないといけない。 普通に人里にも現れるが、この時は恐れる必要は無い。ただ、買い物に来たかブラついているだけである。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ※1 思わず逃げ出したくなるらしい。 ※2 妖怪歴は浅い新人。 とりあえず、最初にさとりが反対しなければこうはならなかったかもね。 ○○が本当にこいしを受け入れてああなったのか、こいしが無意識の力でそう仕向けたのかは、この話を読んだあなたの解釈次第です。 追記:誤字の修正と縁起を追加しました。
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/1746.html
こいし9
https://w.atwiki.jp/anipicbook/pages/302.html
まんがーる! (1) まんがーる! (1) (アース・スターコミックス) 発売日 :2012年5月12日 発売 ・作者:玉岡かがり ・キャラクター原案:ヤス まんがーる! (2) まんがーる!(2) (アース・スターコミックス) 発売日 :2013年1月12日 発売 ・作者:玉岡かがり ・キャラクター原案:ヤス まんがーる! (3) まんがーる! 3 (アース・スターコミックス) 発売日 :2013年3月12日 発売 ・作者:玉岡かがり ・キャラクター原案:ヤス
https://w.atwiki.jp/lufas/pages/303.html
やよいメール「これすてろーるっ」 取得条件:高テンション時に取得 やよいです。 プロデューサーは、しっかり朝ごはんとか食べてますか? 1日3回、ちゃんと食べないと、これすてろーるがたまるって、 こないだ、テレビで言ってましたよ! これすてろーるって、何でしょう```? えっと```、ロールケーキのしんせきかも? おいしそうだけど、でも、そんなの体にたまったら、 体中フワフワーってなって、大変ですーっ! とにかくプロデューサー、ちゃんと食事してくださいねっ!! だって、プロデューサーが倒れたら、すっごく困っちゃいますから。 納豆とか、大根とか、酢の物とか、和食がいいみたいです。 私も最近、和食ばかりですよ(ハート) オススメは、おとうふとワカメのおみそ汁ですーっ。 やよいメール一覧に戻る トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/truexxxx/pages/77.html
時を超えた遭遇 ◆ZUJmXB0CS. ここは浅草花やしき。 ノイズ交じりのBGMが流れる舞台上に、一人の女性がいる。 そして舞台袖には、不安そうに舞台を見守っている支配人の姿がある。 (私の名前は山田奈緒子) 髪を後ろで結び、チャイナドレスを着た奈緒子は、祈るように両手でボールを抱えている。 その表情は艶やかで、余裕たっぷりといった様子だ。 (マジック界の歴史に名を遺すレベルの、天才マジシャンである) 奈緒子が手に念を込めるような仕草をすると、手を離してもボールは空中に浮いている。 いわゆる「ゾンビボール」と呼ばれるマジックだ。 ゆっくりとした動作で、浮遊したボールを右半身側から左半身側へと移動させる。 (実力と美貌を兼ね備えているため、いつも会場は満員御礼) BGMが終わり、マジックも無事に成功した。 奈緒子は笑顔で観客席を見るが、人の姿はほとんどない。 笑顔は渋面へと変化した。 (――とはいかない。現実は非常である) 観客席には、こっくりこっくり舟を漕ぐ老人と、その隣にいる仏頂面の少年。そして、黄色いニワトリのおもちゃを持つ男だけ。 男は拍手の代わりなのだろうか、おもちゃを「アオォーウ」と鳴らしている。 熱狂的なファンの奇行に、奈緒子は眉をひそめた。 視線を向けられて興奮したのか、連続で「アオアオアオォーウ!」と鳴らす男。 「うるさい!」 思わず口が出る奈緒子。男はビクッとしたものの、止める気配はない。 奈緒子はいそいそと舞台袖に戻り、お決まりのようにクビを言い渡された。 「はぁ……」 帰路の途中で家族連れに笑われつつ、アパート「池田荘」の付近まで到着した奈緒子。 しかし、すぐには階段に向かわず、曲がり角からアパート前の様子をうかがう。 というのも、アパート前から、はしゃいでいる声が聞こえてきたからだ。 「ハルさん、ほら、アーン!」 「ん~!ありがとジャーミー!ほら、ジャーミーも食べて!」 ハットグを食べながら自撮りし合っているのは、「池田荘」の大家の池田ハルと、その夫のジャーミーだ。 二人は和気あいあいとした様子だが、今現在、家賃を滞納している奈緒子にとっては、会いたくない相手だった。 「ハルさん、インテルバエしてるヨ~!」 「あら、そう?ほら、ジャーミーも一緒に撮りましょう~!」 「若いつもりかっ!」 反射的にツッコミを入れてしまう奈緒子。 「ん?山田の声がしたねぇ……」 (ヤバい!) 今、ハルに捕まると、家賃の滞納を言い逃れできない。 そう考えて逃げようとした奈緒子だったが、振り向きざまに何かにぶつかった。 「にゃっ!」 「やあ、相変わらず貧相な表情と胸だな」 奈緒子が顔を上げると、そこにいたのは長身の男――上田次郎だった。 手には黄色いニワトリのおもちゃを持っている。 「上田!なんでここに?」 「尺の都合だ。話は早い方がいいだろう?」 困惑する奈緒子をよそに、上田はニワトリを鳴らした。 「面白いだろう、これ」 「流行なのか?……いや、それより、話ってなんです?」 奈緒子は怪訝な表情を上田に向けた。 今まで何度も、上田が話を持ちかけてきたことで、事件に巻き込まれてきたのだ。 不信を抱かないはずもない。 「……単刀直入に話そう。鬼を見たことはあるか?」 「は?オニ?桃太郎とか、金太郎とか、浦島太郎に出てくるやつですか?」 「浦島太郎に鬼は出ない」 呆れたように訂正する上田。 それから少しだけ躊躇うそぶりを見せて、話し始めた。 「先日、刃取(はとる)島の呂和井有(ろわいある)村の村長の娘が、研究室を尋ねてきてね」 「はとる島の、ろわいある村……?」 「なんでも、その村には言い伝えがあるらしい。 数年に一度、鬼が現れて、手あたり次第に住民を食らうそうだ。 被害者は一人だけのときもあれば、数十人のときもあったという」 「ちょちょ、待ってください」 神妙な顔つきで話す上田を、奈緒子が遮る。 「死人が出ているなら、警察の仕事じゃないですか?」 「もちろん、警察も事件を認知しているそうだ。 だが、鬼が現れ出してから十五年以上、警察は鬼を捕まえられていない。 しかも、警察を含めて誰も、肝心の鬼の姿を見ていない。 警察が通報を受けて向かうと、あるのは鬼に食い殺された死体だけ。 捜査はされるものの、目撃者の類もおらず、結果として迷宮入りしてしまうそうだ」 「……」 「な?奇妙だろう?」 微笑んで、ニワトリを鳴らす上田。 その笑顔がどことなくぎこちないことを、奈緒子は見抜いていた。 「そんな状況に堪りかねた村長の娘さんが、鬼退治と称して霊能力者を呼ぶことにしたそうだ」 「霊能力者を?」 「ああ。だが、霊能力者を呼ぶのもタダではないらしくてね。 インチキ霊能力者に騙されたくないから、真贋を見分けて欲しいと頼まれたんだ。 大人気『どんとこい!超常現象』シリーズの著者であり、ノーベル賞受賞を嘱望されるこの私にね」 例によって著書を取り出し、自慢げに語る上田。 何十回、何百回と見たドヤ顔である。 「どうだ。霊能力者を見破る手伝いをしたくないか?」 「要するに、鬼が怖いから一緒に来てくれってことですよね」 一瞬の沈黙。 「ハハハ、何を馬鹿な。私は鬼なんて信じていない」 「とにかく、お断りします。わざわざ危険な目に遭いたくありません」 「待てっ!」 上田は勢いよく制止した。 そして懐から紙を取り出すと、奈緒子の目の前に突き出した。 奈緒子は出された紙に書いてある文字を読んで、それを即座に理解した。 「上田……」 「先々月の家賃までは支払い済みだ。先月の分を出して欲しければ、大人しくついてくることだな」 「汚いぞ!上田!」 その後、ギャーギャーと何やら言い合いながら、二人は上田号に乗り込む。 ある意味では“いつも通り”の風景。 しかし、その風景が壊れることになるとは、この時点では二人とも予想していなかった。 ■ 「たしかそんな夢を見ていて、気がついたらこの島に……」 殺し合いが開始して数十分が経過した頃。 自称“天才マジシャン”の山田奈緒子は、豪華客船の一室にいた。 支給品の地図や名簿を見て、アイテムを確認したのち、ここに来るまでのことを思い出していたのだ。 「いや、あれは夢じゃなくて現実?うーん……。 あ、夢と言えば……あのBBって女、どんなトリックを使ったんだ?」 奈緒子は思考を切り替えて、殺し合いの主催者について考え始めた。 つい先程、主催者を名乗るBBは、奈緒子たち参加者に向けて、視覚や聴覚を“ハッキング”したと話していた。 冷静に考えて、他人の感覚を操作することが、現実に出来るわけがない。 つまり、何らかのトリックを用いた可能性が高い。 しかし、マジックに精通した奈緒子でも、そのトリックは見当もつかなかった。 「殺し合いなんて乗るもんか。そのトリック……絶対に暴いてみせる!」 宣言と同時、奈緒子は虚空に向けてビシッ!と指を突き付けた。 ジッチャンの名にかけて!はどうにか耐えた。 (考えても仕方ない。とりあえず、上田さんを探すか) 名簿によると、奈緒子の知人は上田次郎だけだった。 唯一の知人がデカイだけの男なのはシャクだが、そもそも友人が少ないのだから、いるだけマシだと考えることにした。 もちろん、上田次郎がBBのトリックを暴くことなんて微塵も期待していない。 ただ、空手が強いから、ボディーガードになりそうだと考えたまでだ。 脳内でそんな言い訳をしながら、奈緒子は外に出た。 「それにしても、ずいぶん大きい船だな……ん?」 廊下を歩き、甲板に出てすぐ、奈緒子は眉をひそめた。 リュックサックが放置されていたのだ。形状も色も、奈緒子に与えられたものと同じリュックサックだ。 それはつまり、殺し合いの参加者の誰かが、ここにリュックを放置したということである。 周囲に人の気配がないことを確かめて、奈緒子はリュックを検めた。 リュックには“猛丸”と名前が書いてある。確かに名簿にある名前だ。 中身を漁ると、地図などの支給品一式、そしてランダムに配られたアイテムが出てきた。 奈緒子の手品道具。魔術協会制服。そして、複数の手榴弾。以上の三種類だ。 手品道具はさておき、手榴弾はいざというときに使えそうである。 しかし、魔術協会制服は、「回復魔術が使える」という説明書の記述からして、眉唾ものと言える。 (コスプレか?……って、それよりも) これら三種類のアイテムは、取り出された形跡がない。 つまり、このリュックの持ち主“猛丸”は、中身に手を付けないまま放置したという事実が明らかになったのだ。 全く手を付けないまま放置されていたリュック、そして周囲には広がる海。 「まさか……」 自殺という言葉が、奈緒子の頭をよぎる。 この殺し合いに巻き込まれたことを苦にしてか、あるいは状況に混乱してか。 支給品を確認するよりも早く、絶望に呑まれてしまい、船から身を投げる参加者。 そんな想像は、容易にできる。できてしまう。 奈緒子は甲板の端に行き、海を見下ろした。暗い海はどこまでも広がっている。 もしかしたら、人間が浮いているかもしれない。 そんな最悪の想像をしながら海を見渡すが、いかんせん暗いため判然としない。 (くっ、懐中電灯でも探すか?) 奈緒子の頭に新たな案が浮かんだそのとき。 ――ガギン! 何か、金属同士がぶつかる音が響いた。 波音とは異なる音。奈緒子は、その音がした方向、船の舳先に視線を向けて、耳を澄ませる。 ――ガギン、ガギン、ガギン……。 すると、鈍い金属音が連続して聞こえてくる。 しかも、音は段々と近づいてきている。 (なんだ、この音!?) 殺し合いの最中、一人きりの甲板で、いきなり謎の音がし始める。 この島に居る一般人であれば、誰でも恐怖するだろう。 某教授なら、マジで失神する五秒前だ。 そして、天才マジシャンも例外ではなく、若干のパニック状態に陥る。 ――ガギンガギンガギン……! テンポを上げて鳴り響く音に、奈緒子の脚はすっかり竦んだ。 緊張のあまりその場から動けず、視線も外せない。 鈍い金属音は、数秒後に止んだ。 その一瞬の沈黙の後。 ビュン、と風を切る音と共に“何か”が跳躍し――奈緒子の目の前に着地した。 「わぁーっ!?」 思わず叫んで、頭の前で両腕を交差させて防御姿勢を取る奈緒子。 完全に目を閉じた状態で、「わぁーっ」と連呼する。 出てきたのは猛獣か、それとも妖怪か。 確認するのも恐ろしい。 「んー?」 しかし、そうした予想に反して、どこか幼い声が甲板に響いた。 おそるおそる目を開いた奈緒子の視界には、身体の各所に入れ墨のようなものを施した、褐色の少年がいた。 ■ 殺し合いが開始した直後、褐色の少年、猛丸は船の甲板に居た。 視界に急に現れた少女には少なからず驚かされたが、猛丸とて常人ならざる身。 霹鬼(ヒャッキー)の力に目覚めた日から、“ぶっとんだこと”には耐性がついている。 まだ童(ワラバー)と呼ばれる年齢だが、異常事態への順応は早い。 「俺(ワー)は戻る」 その猛丸の碧眼は、まっすぐと海を見据えていた。 ニライカナイの戦士の子孫であり、また獅子(シーサー)御獄の按司である猛丸には、使命がある。 首狩森(チブルムィー)の九十九城(グスク)で暮らす人々を守る使命が。 しかし、ここは首狩森ではなく、琉球でもない。 どことも知れない島である。 「絶対に戻るさー」 それでも戻る。琉球に。首狩森に。九十九城に。 全てを包含した意志を猛丸は口にした。 その行為には、意志の確認ともう一つ、自らを奮い立たせる目的が含まれていた。 (怖えーよ、くぬ島……バケモンだらけだ) 猛丸は北西の方角を見て、身震いした。 動物的な本能か、それとも全身に流れる伐斬羅の血か。 どちらにせよ、身体が感じているのだ。この島に居る圧倒的な力の存在を。 (ゲンノスキ……どこにいるん?) そして、名簿を見るまでもなく、運命の兄弟がいることも確信していた。 犬養幻之介。猛丸にとって、口噛酒を交わした間柄であり、唯一霹鬼の姿を見せた相手でもある。 合流が出来れば、これほど心強い相手もいない。 しかし、幻之介を探すということは、島に居る強者(チューバ)と出会うかもしれないということだ。 その可能性が、猛丸の心を迷わせていた。 (ん、潜るか) 思い付いたら即行動。猛丸は甲板から勢いよく跳んだ。 いつも琉球の海でそうしているように、空中でアクロバットな動きをしながらザブンと潜る。 伐斬羅の血が流れる猛丸の肉体は、錨のごとく海底に潜っていく。 (……くぬ海……?) 潜り始めて数秒。猛丸は得も言われぬ雰囲気を感じ取る。 そのまま海底にたどり着くと、あぐらをかき、座禅にも似た姿勢で目を閉じた。 海はとても静かであり――生命を感じない。 猛丸は首を傾げた。 (いつもなら、海ん底に座ると見える……んれー?) どれくらい後か、猛丸はいよいよ諦めた。 己の知る琉球の海と、この海は異なると確信したのだ。 それゆえに、自分自身を見つめ直すことはできなかったが、迷いはすっかり消えていた。 (やっぱ、琉球ぬ海に戻りてー) 故郷に戻る。 その、ただ一つの純粋な思いを胸に、獅子童は動く。 ■ つまり、ガギンという鈍い金属音は、硬質化した伐斬羅の血を船体に突き立てる音だったというわけだ。 そんなことはつゆ知らない奈緒子が、猛丸と対面して五分。 この場は膠着状態にあった。 もの珍しげに奈緒子を眺める猛丸と、その視線を警戒する奈緒子、という構図だ。 (――とにかく、話さないことには始まらない!) どうやらお互いに危害を加えるつもりはないらしい。 そう判断した奈緒子は、猛丸に対しておっかなびっくりだが話しかけた。 「あ、あのー……」 「お前(ヤー)、石曼子(シマンズ)ぬ女か?」 「……はい?」 訛りの強い猛丸の問いに、困惑する奈緒子。 相手が首を傾げていることから、どうにか質問されたことは理解する。 「私は山田奈緒子……美人天才マジシャン、です」 「ナオコ……石曼子ぬ話し方あらんな。大和人か?」 「ヤマトンチュ?なんだそれ?……それより、もしかして沖縄の人?」 質問は分からずとも、その独特な訛りは、忘れようとしても忘れられない。 過去に沖縄県の「黒門島」を訪れた経験が活きて、奈緒子は猛丸の出身を言い当てる。 しかし惜しいことに、猛丸にとって沖縄の名称は馴染みがないものだった。 「俺(ワー)は猛丸。琉球ぬ九十九城を守るヤナワラバーさー」 「琉球?いつの時代?」 一方の奈緒子にしてみれば、琉球は歴史上の名称。 これが仮にも大学教授の上田であれば、琉球の知識も多分にあっただろうが、奈緒子にそれは望むべくもない。 どうやら、異文化コミュニケーションは難航しそうである。 【G-7 豪華客船の甲板/1日目・深夜】 【山田奈緒子@TRICK】 [状態]:健康 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3、奈緒子の手品道具@TRICK、魔術協会制服@Fate/Grand Order、手榴弾×3 [思考・状況] 基本方針:元の生活に帰る。 1:褐色の少年(猛丸)と話す。いつの時代の人だ? 2:上田さんを探す。 [備考] ※参戦時期は第3シリーズ以降です。 ※自分の支給品は確認済みです。 【猛丸@衛府の七忍】 [状態]:健康 [道具]: [思考・状況] 基本方針:琉球に戻る。 1:長髪の女性(奈緒子)と話す。大和人か? 2:ゲンノスキ(幻之介)を探す。 [備考] ※参戦時期は原作3巻終了時点です。 ※自分の支給品を把握していません。 【奈緒子の手品道具@TRICK】 猛丸に支給された。 大人気天才マジシャン、山田奈緒子の商売道具一式。 作中で奈緒子が披露したマジックの道具が、いくつかセットになっている。例えば、ゾンビボールやトランプなど。 奈緒子の金銭事情を反映して、どれも安く手に入るものである。 【魔術協会制服@Fate/Grand Order】 猛丸に支給された。 魔術協会の時計塔が優秀と認めた生徒に送られる魔術礼装。 スキルは「全体回復」・「霊子譲渡」・「コマンドシャッフル」の3つ。 どのように使用できるかは不明。 【手榴弾@現実】 猛丸に支給された。 3個セット。取り扱いには注意されたし。 Next 禰豆子/業苦 Previous 救う者たち 前話 お名前 次話 拝啓、桜舞い散るこの日に 山田奈緒子 探し人はおらず Debut 猛丸 目次へ戻る