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「犬若丸忍術の真髄、 ご覧に入れましょう!」 格闘スタイル 犬若丸流忍術 出身地 国籍:日本/現住所:北区赤羽 甘味処稲穂庵 誕生日 11月15日(きものの日 さそり座、13歳) 身長 141cm 体重 32kg スリーサイズ B76 W50 H79 血液型 A型 家族構成 姉(犬若あかね) 得意な科目 座学全般 苦手な科目 体育 所属(学年、部活) 都立御苑女学園中等部1年A組 キャッチコピー 「霊術を操るあやかしの末裔」 関連キャラクター 神依 - このは 『アルカナハート2』のバージョンアップ版、 『すっごい!アルカナハート2 〜転校生 あかねとなずな〜』(以下すごカナ)で登場したキャラクター。 担当声優は 橋本まい 女史。 千年守・朱鷺宮神依に仕えるあやかしの一族「犬若丸一族」の少女。 姉の犬若あかねと姉妹で一緒に派遣された。 基本的にはサバサバしている姉に対してあいまいな事が許せない勤勉な性格で、 身体は弱いながらも、根っからの生真面目さで日々勉学や修行に励んでいる。 ルールや規範を外れる事を嫌い、納得できない事には明確に異議を唱えるが、 自分の正しさを過信しているふしがある上気が短いので、 受け入れられないとすぐに怒り出してしまう。 要するにきら様同様人当たりが悪い。 自覚しないし反論しそうだからこっちの方が性質が悪い ただ、エンディングでは「視野が狭かった」と非は認めているため、完全な無自覚ではない。 犬若丸流忍術をベースにした聖霊使役術に長けており、霊獣「はやた」霊鳥「ふすみ」等を使役して闘う。手に持っているのは聖杖「つみこ」。 この犬若丸一族はこのはの属する子犬丸一族と同様に千年守の補佐をする役割を担っており、 ヨーロッパに渡った時の千年守を補佐したのも犬若丸一族であるとされている。 もとは子犬丸一族とは一体のものであったが、当時の2人の従者が次の従者を送り出すのは自分である事を主張して以降分裂したままである。 この経緯からこのはに対して当初は敵対的な態度をとっていたが (争いを避けるためとは言え従者は取らないなどと言いながら、このはを従者にした神依にも問題はあるが、 このはは「一族が悪いのは認めている」、神依も非がある事は認めている)、 『すごカナ』のエピローグではよきライバルとして切磋琢磨する事となる。 様々な事に対して執着心ギラギラなのは相変わらずなようだが。 現在は一族ゆかりのある人物が経営する赤羽の甘味処「稲穂庵」に身を寄せ、そこでウェイトレスもしている。 おっちょこちょいなのかよくお皿を割ってしまい、叱られる事もしばしば。 折り紙やあやとり、カルタといった、日本の伝統的な室内遊びが好きで、「稲穂庵」のみつ豆やお茶が大好物。 設定資料によると研究のために、インチキと知らずに通販の霊力グッズをたくさん買ってしまいそれらがゴミ箱行きになっていた。 しかし懲りずに、今度は興味を持った科学に関するグッズを集めているようだ。 ちなみにアルカナキャラにしては珍しくロリ巨乳。同い年で身長がほぼ同じのこのはと比べるとその差は歴然。 戦闘力だけをみるとEFZあたりの回し者のように思えてくる。 露出の少ない服装で表にでる設定ではなかったがついに公式から抱き枕が発売。その戦闘力が目に見える形となった。 + ねーちんに蹴られる覚悟がある方は 余談だがブログ、『アルカナパーティー』(現在は更新終了)において『すごカナ』の新キャラとしてシルエットが発表された際、 スタッフの一人によって描かれた予想図が2足直立した魚がハゲの男に足をつかまれているというカオスにもほどがあるものであった。 しかもその絵で本体と分離しているふすみに割り当てられた役は、あろう事かフキダシである。 + 問題の画像 ……「魚と変なハゲ」といえば言わずもがなのあの男である。今回は両足とも靴を履いてますね。 原作での性能 技の数が多様で、状況に応じて多種多様な攻め方が出来るのが最大の特徴。 しかし、必殺技・超必殺技のほとんどは、独自のゲージである「霊力ゲージ」を一定量消費して発動する。 この霊力は使用しても自動で回復するものの、 使い切ってしまうとアルカナゲージが足りていてもこれらの技が出せなくなってしまう(アルカナ技は出せる)上に、 しばらく回復しなくなってしまうというデメリットがあるので、無計画に技を使用すると結果的に大きな弱体化を招く事になる。 よって、これらの技を使用するタイミングを上手く調整し、いかにベストなタイミングで技を出していくかがカギになる。 立ち回りでは地面に張り付いての迎撃スタイルが強いとされている。 リーチの長い5C、空中ガード不能対空の2B、相殺判定により地上制圧力の高い2Cをメインに組み立てる。 中~遠距離では強いが、地上・空中ともに接近されると非常にやりづらくなる。 小技の出が遅くかつヒット確認が難しいのに、アルカナコンボを入れ込むとGCで反確。かつ、はやたの巨体のおかげでめくられやすい。 空中密着時に一度相殺を起こしてしまうと相殺戦に勝つのがほぼ不可能。と、何の補助も無しの近接戦は厳禁である。 特に画面端に追い込まれたならC陽炎などですぐに脱出するべき。 必殺技は、聖杖を振り回すものや、はやたやふすみを使役して出すものや、狼やウサギなどの幻影を召喚する設置技が中心。 発生が早めで判定も大きいので使いやすいものが揃っているので、霊力ゲージとも相談しつつ使うのが大事。 超必の見どころは、何といっても「鳥獣・五百重波」。 発生の早いロック技で、ダメージもあまり高くなく相殺するので使い道はさほど無い技ではあるが、 この時の本当の見どころは、はやたに振り落とされて慌てたり、落ちてきた杖に頭をぶつけ痛がるなずなの姿である。 + その時の様子 ↓ ↓ か、かわいい…。 演出が終わるとなずなは何事も無かったかのようにはやたに跨っているが、それはそれで結構シュール。 実戦では使い物にならない死に技なのは秘密だ クリティカルハートは霊力も全て消費する「封呪・鳴神」。 出掛かりが無敵で発生も早く相殺しないロック技。 ヒット後も追加入力があり、成功するとダメージがアップする。 この追加入力は順に、「4・2・4・2・4・2・4・2・4・AB」で、頼子の「古のタリズマン」よりかは分かりやすい。 成功させると約5カウントの間相手は動きが遅くなり各種必殺技が使用不能になるという利点が付くが、 失敗すると約2カウントの間自分も相手も各種必殺技が使用不能になり、自身もある程度のダメージを喰らってしまう。 発生した時点で霊力切れの状態になるため、外したら悲惨な事に。 一応朝露や魂極で霊力MAX状態であれば霊力切れにならなかったりするので、これの効果中に出すのもアリだろう。 また、『3』のEF版では杖を一閃する攻撃が加わり、威力がなんと3倍に跳ね上がり、ほぼ8割を奪い去る恐ろしい攻撃に。 立ち回りは実はセットプレイ型。普段は飛び込まれないようにけん制をちらつかせつつ、隙を見てウサギなどを召喚し、飛び込まれた時の保険をかけておく。 中距離での対空や地上牽制からダウンを奪い、コマンド投げを入れて霊力を回復し時アルカナを絡めてウサギを召喚してからの起き攻めで一気に殺し切る。 対なずな戦で画面端でダウンをもらうと、かなり絶望的である。 立ち回りの関係上、アルカナ選択はほぼ時一択。 元々性能がいいバクステによる拒否能力が強化されるだけでなく、リーチが長いためそこからコンボにもっていく事が可能。 ウサギ以外の起き攻め飛び道具が調達可能。コンボの〆に無量光を決める事によるセットプレイ。E、2Eによる起き攻めの強化。 などなど、非常に相性がいい。 それ以外でも戦えなくはないが、時アルカナは6Dの仕様上他アルカナとコンボの組み立てから異なるため、時なずながほとんどになる。 こういった性能から、稼動当初は姉の猛威と人気に隠れがちだったが、中々の強キャラである。 その後の2.6版や『3』でも、多少の弱体化はあるもののなお上位レベルを維持している。 + ところが『LOVEMAX!!!!!』では 突然底辺まで下がっている。 自身の弱体化も理由の一つだが、最も大きいのは顎獣のガイストが大幅強化された事である。 元々切り返しが乏しいキャラであるため、 着地した瞬間に強化された顎獣の砲弾を問答無用でガードさせられ、ホーミングから固めを開始されるとそれだけで大幅に不利な状況に陥ってしまう。 ただの飛び道具なら豊富な相殺判定や反射判定で消してしまいたい所だが、顎獣の砲弾は相殺を起こすと爆発するためガードせざるを得ず、 相殺判定の塊である兎や狼を召喚していようものなら、逃げる事すら許されない範囲に空ガ不の爆発が起こり大惨事。 結局顎獣を選ばれただけで辛いため、強い部分であるはずの動物園も対策が簡単となってしまった。どうしてこうなった。全部顎獣が悪い。 余談だが、開発元繋がりか選択カラーの一つにどう見てもこの人なカラーがある。 契約アルカナについて 契約アルカナは、花のアルカナ「カヤツヒメ」。 花のような頭部を持ち、着物を纏った女性のような姿をした聖霊。 犬若丸一族の守護アルカナで、もとは小犬丸一族の守護アルカナであるモリオモトと一体のものであったとされている。 植物そのものを司るモリオモトに対し、成長や繁栄、豊穣を司っている。 「幻の花」で花を植え、それの効果を得るという変わったアルカナ。 植えられた花は「芽→つぼみ→花→実」と、時間の経過によって成長を続け、実を成すと枯れて消える。 花の近くにいると、花の成長度に応じた量のパワーゲージが増加したり、体力が回復したりするなどの様々な効果を得られる。 場合によってはホーミングゲージが減らなくなったりする効果を得られる事も。 植えられる花は、超必も含めて4種類。ラウンドを持ち越して効果が持続するので、ダウン中や暗転中でもゲージはどんどん増える。 相手に壊される事も無いので、待ち戦法で効果を発揮するといえる。 ちなみに植えた花は採取が可能で、採取すると体力が回復したり、スーパーアーマー化したりと様々な効果が得られる。 また、属性効果として「護りの花弁」と言う攻撃を受けた際、被カウンター時にカウンターヒット扱いにならない能力が付与される。 カウンターヒットは総じてダメージ大きかったりするので、防御力補正が低めなカヤツヒメには有用な能力だが、 カウンターヒットしない事が逆に自分の首を絞める事もあると言うデメリットも存在する。 『3』ではEFゲージの回復が全アルカナ中最速のため、アルカナバーストを使用しても再使用になるまでがかなり早く、 上記のカウンターヒット無効とあわせて、防御補正が低めにも拘らず守りが堅いアルカナという定評を得ている。 花を選択する事によるコンボ変更などはないため、愛、雷、光などと並んで初心者でも扱いやすいアルカナである。 MUGEにおける犬若なずな 2010年1月23日に布団氏(旧・布団推進委員会氏)によるものが存在。 一時期入手不可となっていたが、現在はKirimaboroshi 霧幻氏及びはいうぇい氏によって代理公開されている。 クリティカルハートも含めた全ての技が実装済みとなっている。 ただし、クリティカルハートの効果は相手のパワーゲージをゼロにするものに変わっているので注意。 アルカナは他のキャラに先んじて『2』仕様となっており、アルカナブラストも出来るようになっている。 花のアルカナは未実装だが、時及び土、愛、火、聖、魔のアルカナが実装済み。 光のアルカナも仮搭載されているが、ミルドレッドが現れる技は未実装。 トレーニングに役立つコンフィグモードも搭載されており、なんと技リストを見るとなずなが技の解説をしてくれる。 特殊カラーも実装されており、11Pは黒カラーでパワーゲージ・ホーミングゲージ・霊力ゲージが常時MAXになり、 霊力回復効果のある「杖術・魂極」「霊術・朝露」はそれぞれ体力回復と攻撃力アップに置き換えられている。 12Pは金カラーだが、少し変わった強化のされ方をしている。 体力が常時減少する状態になる(この効果で死ぬ事は無い)が、 1になるとパワーゲージ、ホーミングゲージ・霊力ゲージが常時MAXになる。 それ以外にも移動が速くなり、喰らい中などに霊力をバーストして喰らい抜けする事も出来る(霊力MAX時のみ)。 各種必殺技も、削りダメージが増加したり復帰不能時間が大幅が伸びたりと効果が大きく強化。 クリティカルハートに至っては、成功すると約10秒の間必殺技以上に対して無敵になるすごい仕様に。 ただ、上述の移動が速く体力減少があるので、使い勝手が良いかどうかは微妙である。 AIは未搭載だが、11段階調整可能な紅炎氏のAIが公開されている。 アルカナは時、愛、火のアルカナが実装されている。 完成度は32.6%との事。 + 大会ネタバレ 決して正統派ではない作品別トーナメントでは、「アルカナハート」チームの大将として出場。 チーム先鋒の愛乃はぁとの安定した活躍もあり、Cブロックトップで決勝トーナメントに進出。 そして決勝戦では相手チーム「VSシリーズ」副将のマーズピープルを撃破後、大将である神人豪鬼と、 禊を当てられた後に鳴神を当て返すという大味な試合の後見事2タテを成し遂げ、自らの手で初優勝を勝ち取った。 英雄サバイバル【恋ドラ杯】では、TeaM"犬"のこれまた大将として出場。 並居る強豪チームを跳ね除け、若干綱渡り気味になりながら主催者をも倒して準決勝に進出、第3位に輝いている。 そしてなずな自身も15勝4敗という好成績を収め、「大将最多勝利者」の座に就いた。 余談ではあるが、この大会の3位決定戦の相手でもあるTeaM"ロボ"になんと3戦3勝しており、他の一試合も含め「大番狂わせ」を三度も獲得している (TeaM"ロボ"の凶悪さについては美凰の項目を参照)。 出場大会 + 一覧 シングル MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 地獄門リーグ 集え!凶者ランセレバトル 狂乱の宴【狂下位前後トーナメント】 やっぱりAI(愛)だよね!狂下位シングルトーナメント 凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメント勝手に2Re 今度こそAI(愛)だよね!狂下位シングルトーナメント 凶敵に挑め!×2 ボスカイン級ランセレバトル 戌年トーナメント ピカ様主催!凶チュウ位シングルランセレバトル タッグ 第3回遊撃祭 兄弟姉妹親子師弟とかでトーナメント【絆杯】 新しく出来たキャラとAIでダンジョンサバイバル さっくりタッグでプチ大会 MUGENモーターショー 気の向くままに男女タッグトーナメント【MVC杯】 凶前後ランセレタッグバトルロワイヤル 昨日の地獄は今日の相棒!? 地獄の果てまで仲良し! 9条流!全部全画面攻撃ランセレタッグトーナメント! ぶちクロスランセレサバイバルinタッグ 友情の属性タッグトーナメント 地獄の果てまでもっと!仲良し! 見せてやるよ!黄金の鉄の塊って奴を! 友情の属性タッグトーナメント2 会話つき男女タッグトーナメント(ミニ) DJT12 友情の属性タッグサバイバル 多分普通だと思うMUGENタッグトーナメント チーム 作品別トーナメント2011 決して正統派ではない作品別トーナメント 四大勢力大陸争覇戦 英雄サバイバル【恋ドラ杯】 奮起せよ!力ある限りグランプリ 微妙?半凶不狂 4V4 小組對戰大會 目指せ百獣の王!弱肉強食サバイバル 作品別トーナメントRe 都道府県対抗!全国一トーナメント 昨日の敵は今日の友 狂下位前後チームトーナメント 凶上位~狂中位ぐらいまでの35+α作品別チーム大会 起承転結サバイバル【おとぎ杯】 作品別7人組SUPER BATTLEトーナメント 種族別3VS3チームバトル【ポンコツ杯】(パート9のおまけ) その他 またまたデップー主催☆親衛隊結成大会 大番長勢力属性別全国制覇タッグ戦 男女タッグでチーム対抗星取り合戦 Mugen Hex Battle お前ら魔界でやれチームトーナメント Mugen Hex Battle III 生き残れ!! 金カラー限定ゴールド杯 作品別総力戦大会するよー 運命のサーヴァントクラスバトル 逃走中サバイバル 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 戦国ランス 東西対抗戦 ほこ×たて杯 最強の男たちVS最強の女たち 超真剣!神剣勢only杯 四神陣取り・第二幕 特大合コン再び!! パラ×ハル杯裏 新生男性軍VS新生女性軍 ポイント大強奪サバイバル! 第1回 4人タッグVSボス 大会 トップを狙え! チーム シングルトーナメント 第2回 4人タッグVSボス 大会 史上最大級 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍 ムゲンモンスター 第4回 4人タッグVSボス 大会 凶の宴 シーズン2 凶中位前後ランセレバトル! ムゲンモンスターGS 真・最終章 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍2 クソゲーVS核ゲー 無理ゲー大戦 2on1 クレイジーハント 金ラオウ前後狂中位級ランセレバトルFINAL EDITION 強ランク前後!!MUGEN大合戦!!!~秩序と混沌の戦い~ 更新停止中 ライバルタッグで生き残りランセレバトル 目指せハーレム ロリっ娘争奪バトル 狂下位前後ランセレバトロワ大会 ころしてでも うばいとる ばとる2 大乱戦!!強以上極限0トーナメント【強~神クラス】 ルーキーズ集結!男女ペアNewAgeトーナメント 逃走中サバイバル LastMission 新春!春の交代式TAG TEAM FESTIVAL!! 強~凶最上位付近「男VS女」対抗バトル! 凍結 陣取り合戦TAG カオスでフィーバーなMUGEN男女TAG大会 【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント Final 凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメント2 男女タッグでチームバトルロワイアル Zwei! 削除済み 良キャラ・珍キャラ集めて趣味全開大会2nd クラス対抗!学級崩壊バトル2 非表示 題名の無い作品別トーナメント Explosion!! 大体、凶ランクくらいの大会で勝ちあがるにはどうすりゃいいですか? 出演ストーリー DIOの喫茶店 FromLR MUGEN STORIES INFINITY MUGEN街の夜雀亭 2nd トライアングルLOVE 夢幻暁光奇譚 プレイヤー操作 ブリジットと遊撃の旅(Part294から遊撃部入り) 第3回遊撃祭
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「……ぐっ」 俺は右腕を押さえていた。 「ぐうっ!があああ!」 俺の中のもう一つの人格――俺をも狂わせる力が俺を乗っ取らんと暴れるたびに右腕が疼く! 「ま、また暴れだしたというのか……ッ!」 「フ……この地に降りてお前も血がたぎっているんだな?」 「……くくっ。つくづく楽しませてくれるじゃないか。我が秘なる力《相棒》よ…いいだろう。此度に限り、お前を解き放ってやろうではないか!」 俺は意を決し、右腕を前に突き出す。俺の中に燻る力を喚ぶ呪文を詠唱する。 「我こそは混沌の覇者なり!深淵に揺れる煉獄の業火よ。混濁する昏き焰、歪曲する真紅の闇。絶叫し、発狂し、破滅へと誘う灯火。罪を以て罪を制す。黒の断片を身に刻み、不遜なる摂理に牙を突き立てろ!」 俺の掌の上に黒い焰が湧き上がり、踊り狂う。 これが俺の能力――神をも焼き殺す煉獄の業火。その名も――《黒焰》(ダークアンドダーク)。 「フフフ、怖いか?」 ……とはいったものの、実際はぬるいお湯程度の温度しかない上に波動拳みたいに飛ばすこともできない。 ただ黒い炎を出せるだけである。 「さて、事の序でに聞いておこうか」 俺は《黒焰》を目の前にいる、俺と同年代くらいの少年に見せつけながら問う。 「……どちらさまですか?」 >ランサー。君のサーヴァントだ。 シュトルテハイム・ラインバッハ3世です。 ◇ ◇ ◇ ついに。ついに来てしまった。異能に目覚めてから幾許かの時を経て、ようやく『日常』が『非日常』に変貌した。 聖杯戦争、略して聖戦。ジハードと呼ぶにふさわしきこの戦いの場に俺は召喚されてしまったのだ。 これも我が異能、《黒焰》の賜物だろうか。 ―――くくっ。 手の甲に宿る令呪を見て、思わず笑いが漏れる。 俺、「ギルディア・シン・呪雷」こと安藤寿来は元々泉光高校に通う高校生で、文芸部員だった。 何気ない日常を過ごしていた俺達文芸部員。 しかしある日、俺達は文芸部室で突如謎の光に包まれ、目が覚めたら異能に覚醒めていた。 その日から俺達の日常は非日常に変貌して……いくと思ったがそんなことはなかった。 そこにあったのは変わらない日常。 俺達が異能に目覚めただけでそれから半年以上を経ても何も起きなかった。 まるで起承転結の起や承で物語が止まってしまったかのようだった。 だが。それもまた、思い違いだったことに気づく。 俺達の日常は非日常に変貌していくと思ったがそんなことはなかったと思ったらそういうことでもなかったのだ。 何がトリガーになったかはわからない。ただ、目が醒めたら、『そこ』にいた。 よくある序盤で異世界に連れ去られる展開はラノベでもよく目にしてきたが、今の状況はまさにそれだった。 異能を手に入れて半年が過ぎても来なかった『非日常』が今、俺に降りかかっている。 なんて『遷延の始動(スロースターター)』なんだろう。 「聖杯戦争…」 聖杯という、なんでも願いを叶える願望機のために殺し合う。 所謂バトルロワイアルのようなものだろうか。 俺は《黒焰》を以てしてそれに参加しようとしている。 混乱や恐怖がないわけではない。 だが、それ以上に俺の中で昂っている感情は―― 「超かっけー!!」 ――喜びだった。 異能を手に入れ、昔から思い描いていた『非日常』がついに始まるのだ。 小説でよく見る心が踊るという表現を身をもって体験できた。 そして現在。俺の目の前にはだいたい同年代くらいの少年が立っている。もちろん初対面だ。 かく言う俺も少年なのだが、目の前の少年はどこか中華風な…有り体に言えばRPGに出てきそうな姿だった。 とりあえず力を抑えながら呪文を唱え、《黒焰》を見せつけてみたが、なんとなく気まずくなったのでへりくだった調子で「……どちらさまですか?」と聞いてみた。 >ランサー。君のサーヴァントだ。 サーヴァント!そうだった。聖杯戦争ではサーヴァントという存在とペアを組んで戦うんだった。 こういう二人一組で勝ち上がっていくバトル物もかっけーしアリだよなー。 ということはこの人が俺のサーヴァント。だからRPGっぽい服装なのか。 それはそれとして。 「…かっけー…!」 思わずうっとりしてしまう。 ランサー。槍を意味する【lance】が変化してランサー。単純ながらも心に響くその名前は何度聞いても飽きない。 見た感じランサーは棒術使いで槍とはなんか違う気がするが突っ込まない。 「我が名はギルディア・シン・呪雷。この世界では『安藤寿来』という仮の名前を持っている」 名乗られたらこちらも名乗りで返すのが礼儀。俺も仮の名前と共に真名を名乗る。 真名といえば、聞いた話(ではなく聖杯から与えられた記憶)によるとランサーはあくまでクラス名で真名が他にもあるらしい。 「ランサーよ。汝にも己を示す真名があるはずだ。さあ、名乗るがいい。案ずることはない」 いざそう思うと止められず、真名を問う。 どんなかっこいい真名があるんだろう。そんな期待から顔が思わずにやけてしまう。 そんな俺を見てランサーは少し困ったような顔をして、言い淀んでいる。 「サーヴァントなんだから真名ってあるんだろ?教えてくれよぉ~、一生のお願いだから!」 思わず、姿勢を崩して素の態度で懇願してしまった。理由は単純、すごく気になるからだ。 こんなところで一生のお願い使うのもどうかと思うが、それが気にならないほど俺の心は有頂天になっていた。 するとランサーは、 >名前は…忘れたよ。 シュトルテハイム・ラインバッハ3世です。 と短く答えた。 ……それはそれでかっけー。 夏目漱石風に言うと『我輩はランサーである。名前はもう無い』ということだろう。 敢えて序盤で名乗らずに、物語が進むうちに真名が明らかになる展開っていうのもいいよなー。 どうせなら、ランサーに二つ名をつけてみるのもいいかもしれない。 どんな二つ名がいいだろう。 ランサーのかっこいい二つ名の考案に無我夢中になってしまう。 聖杯戦争、サーヴァント、令呪、そして名も無きランサー。 今まで夢見た『非日常』は、俺の予想を遥かに超えたかっこいいものだった。 聖杯戦争が殺し合いという危険なものだということも忘れてしまうほどに。 ◇ ◇ ◇ マスターも自分のように禍々しい力を持っているのだろうか。 それが安藤が呪文を唱えて《黒焰》を見せつけたときにランサーが抱いた印象だった。 黙って見ているといきなり「どちらさまですか」と様子を変えて名前を聞いてきたので少し驚いたが。 ランサーの右手に宿るソウルイーターは宿主の意思とは別に戦乱を引き起こし、近しい者の魂を喰らう呪いの紋章。 ランサーはそれを背負って生きてきた。 『一生のお願い』。 ついさっき出会った安藤がかけてきた言葉だが、ランサーはその言葉を幾度となく聞かされてきた。 今は亡き親友・テッドがよく頼み事をするときに使っていた言葉だ。 ソウルイーターも元々はテッドから受け継いだものだ。 思えば、テッドが最後に使った一生のお願いは―― 『――、一生のお願いだ…。おれが これから することをゆるしてほしい…』 その後、テッドはランサーの右手に宿るソウルイーターにテッド自身の魂を喰らうよう命令し、死亡した。 そのおかげで敵にソウルイーターを渡すことは避けられたが、テッドは目の前で「おれのぶんも生きろよ」と言い残し、消えていった。 ソウルイーターはオデッサ、父のテオ・マクドール、そして親友のテッドの魂を喰らった。 目の前で何やら考え事をして自分の世界に浸っているマスターを見て、ランサーは嫌な汗を流す。 聖杯戦争におけるサーヴァントはマスターにとって最も近しい存在となるであろう。 もし、マスターが死ねば、その魂はどこへ行くのだろうか。 恐る恐る右手に浮かぶ紋章を見る。 すると、ランサーの不安に応えるようにソウルイーターが不気味に光りだす。 禍々しい鎌の形をした模様がランサーの手に浮かび上がる。 思わず右手を抑え、跪く。 奇しくも、その様子は安藤が《黒焰》を出す時にしていた演技と似ていた。 「ランサー、その右腕…まさか――」 安藤はいつのまにか考え事を止めており、跪くランサーを見ていた。 依然目が輝いており、心の中では「かっけー」とでも思っているのだろう。 >これは…ソウルイーターという宝具なんだ。 ……。 「ソウルイーター…なるほど。聞くからに不吉な力だ」 >…呪われた紋章と呼ばれている。 ……。 「…くくっ、そうか。そういうことか。なぜお前が我がサーヴァントとなったかが分かった気がするぞ」 「お前もまた…右腕に呪われた力を飼っているのだな。だからこそ俺はお前を戦友と呼べる」 「俺とお前は似ている。俺も力を制御できずに周囲を巻き込んでしまいそうになることがよくあるからな…」 「共に戦おう、槍兵のサーヴァントよ。俺の《黒焰》とお前の《魂縛》(ソウルアブソーバー)が力を合わせれば神の魂だって喰らうことができる!」 安藤はまたも他の文芸部員から『厨二乙』と言われそうな言葉を紡ぎ、ランサーに手を差し伸べる。 勿論、この台詞は全て安藤が作り上げた設定である。 《魂縛》もソウルイーターという名前が纏う雰囲気から安藤が勝手に命名した産物なのでソウルイーターもソウルアブソーバーも同じだ。 ランサーは安藤の手を取り、立ち上がる。その表情に不安の二文字はなかった。 ソウルイーターを恐れず、「自分と似ている」と言って歩み寄ってくれる安藤を見て、ランサーはある人物を思い出す。 ランサーには、安藤のようにソウルイーターを恐れずに傍にいてくれる存在がいた。 その名はグレミオ。戦いが終わり、解放軍から抜け出す時にもついてきてくれた、ランサーにとっては母のような人物だった。 一度はミルイヒの手により死んでしまったが、レックナートの手により蘇った時の喜びは今でも忘れられない。 挫けそうになった時も「テッドくんとそのおじいさんが守ってきた紋章です。悪いものじゃないはずです」と励ましてくれた。 ランサーは誓う。ソウルイーターを信じよう、マスターの魂を喰らうことはない、と。 「さて、これからどうやって聖杯戦争を勝ち抜いていくかの話だが――」 「――まず先に言っておくと、俺は聖杯にかける願いはないんだ」 安藤の口調が落ち着いたものになる。 ところどころでカッコつけたがったりするが、平常時と厨二全開のオンオフを切り替えられる。それが安藤という人なのだろう。 「確かに異能バトルは好きだし、戦ってみたいけど、だからといって他人を殺したいなんて思わない」 聖杯戦争は、かっこいい。だが、殺し合うのは間違っている。それが安藤の持論だった。 殺し合いを止めるために協力できる者と同盟を結び(ついでに二つ名もつける)、聖杯戦争を終わらせる。 「異能は、かっこいい。ただ、それだけでいいんだ。その力で誰かが不幸になるのは許されない」 「だから、誰も異能で不幸にならないために…一緒に戦ってくれ、ランサー」 安藤の言葉に、ランサーは会心の笑みを浮かべて首を縦に振った。 ランサーも、かつて赤月帝国の荒んだ行政に苦しめられる国民のために、平和な未来のために解放軍を率いて帝国を打ち倒した。 誰も不幸にならないために戦う――それにランサーが断る理由は存在しない。 「…くくっ」 安藤がまた厨二全開モードになったらしい。右人差し指の第一関節を眉間に当てて声のトーンを低くする。 「これから聖杯戦争を戦い抜いて、その過程で仲間を作って世界そのものに立ち向かう俺…かっけーじゃん!」 「共に行こうぞランサー…さあ――始まりの終わりを始めよう」 安藤寿来 が仲間になった 【クラス】 ランサー 【真名】 無銘@幻想水滸伝 【パラメータ】 筋力C 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具EX 【属性】 秩序・善 【クラス別スキル】 対魔力:B 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。 【保有スキル】 天魁星:EX 108星の首魁の星。 運命の流れの中で宿命を背負い、天地宿命の108星を集める者。 ランサーには人を惹きつける力があり、それを象徴するかのように彼の元には仲間が集っていく。 他の主従と協力する際に同盟が成立しやすくなる。 カリスマ:C 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 カリスマは稀有な才能であり、一つの集団を纏め上げるにはCランクで十分と言える。 本来は帝国をうち倒し新たな国を作り出したためBランク相当のカリスマを持つが、 勝利した日の夜に行方をくらましたため、ランクが低下している。 軍略:C 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 自らの対軍宝具の行使や、 逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 いっしょに:B 協力攻撃。繋がりのある仲間と連携攻撃を放つことができる。 登場話時点ではマスターと「主従攻撃」、 もとい「黒き火焰槍(ダークネスピアサー)」※マスター命名 を繰り出すことが可能。 連携した時には、与ダメージ上昇などの特殊効果が発生する。 【宝具】 『生と死を司る紋章(ソウルイーター)』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:50人 安藤から《魂縛》(ソウルアブソーバー)と名付けられた。 世界の根源といわれる27の真の紋章の一つ。紋章自体が意志を持っている。 真なる紋章の継承者は不老の体になれるが、紋章の呪いを受ける。 魔術的に説明すると、『強大な力と呪いと不老を持ち主に与える生きた魔術刻印』。 ランサーはこの紋章を右手に宿している。 27の真の紋章は世界の根源そのものである。そこから発される力が魔法か魔術かは分からないが、絶大な力であることは確かである。 その紋章から発される力は並大抵の対魔力ならば貫通してしまうだろう。 ただしサーヴァントに対しては英霊であるため、即死攻撃は効かない。 ソウルイーターは「生」と「死」を司る紋章。 主な魔術は敵の魂を喰らい、即死させる魔術。 単純に攻撃する魔術も扱える。 魔術の強さにもよるが対城宝具級の威力も出すことは可能。ただし消費魔力が非常に膨大になる。 宿主と親しい者の魂を喰らい、宿主の思惑とは関係なく戦乱を巻き起こす呪いを持つ。 この呪いにより、ランサーは解放軍の前リーダーオデッサ、従者グレミオ、父のテオ、親友のテッドの魂をソウルイーターに喰われた。 使える魔術は以下の通り。下にいくほど強力になる。 死の指先 敵一体に即死効果 黒い影 広範囲の敵に闇属性のダメージを与える めいふ 広範囲の敵に即死効果 さばき 敵一体に闇属性の特大ダメージを与える 『幻想水滸伝』 ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 本拠地の湖城がある湖とその西に位置する陸地を展開し、ランサーの元に集った天地宿命の108星の他、18000を超える解放軍に参加した兵士を独立サーヴァントとして召喚する固有結界。 ランサーは魔術師ではないが、彼ら全員で心象風景を共有し、全員で術を維持するため固有結界の展開が可能となっている。 召喚される兵は人間のみならず、エルフ、ドワーフ、コボルトといった種族に加え、竜騎士に魔術師に軍師、山賊や湖賊、果てには元々敵の将を務めていた者がいる。 ランサー達が解放軍であらゆる壁を乗り越えて手を取り合い、帝国軍をうち倒した歴史がこの固有結界に顕現する。 【weapon】 天牙棍 ランサーは棒術に長ける。 【人物背景】 赤月帝国の将軍テオ・マクドールの嫡男。使用人からは坊ちゃんと呼ばれている。 上流階級の生まれだが、寛大な父の影響もあってか、自由気ままに育つ。 武器は長棍で、カイから習った棒術の使い手。 赤月帝国皇帝・バルバロッサとの謁見時に勧められ、自身も赤月帝国で働くようになる。 しかし、行く先では帝国の行政に苦しめられる国民の姿を見、今の帝国に疑問を抱き始める。 山賊討伐の任務の際、親友のテッドの右手に真なる27の紋章のひとつ、ソウルイーターが宿っていることが判明。 宮廷魔術師・ウィンディにこの事がバレ、帝国から追われるテッドの頼みで、ソウルイーターの継承者となる。 自らも反逆者として追われる中、宿屋で偶然知り合った男・ビクトールに出会い、解放軍へ参加。 数々の出会いと別れを経て、解放軍のリーダーとして成長していくことになる。 本来、彼にも名前があったはずなのだが、解放軍が勝利した日の夜に付き人のグレミオと共に行方をくらましたため、 彼が英雄として祀られた時点で記録上彼の本当の名前は残っておらず、人々の記憶から失われている。 そのため、真名も『無銘』となっている。 余談だが、安藤の右腕に宿る力のことを半ば真に受けている。 【サーヴァントとしての願い】 安藤と共に戦う。 【マスター】 安藤寿来@異能バトルは日常系のなかで 【真名】 ギルティア・シン・呪雷@異能バトルは日常系のなかで 【マスターとしての願い】 聖杯戦争というかっこいい異能バトルを堪能しつつ、 殺し合いを止める 【weapon】 特になし 【能力・技能】 《黒焰》(ダークアンドダーク) 黒い炎を操る能力。 ……なのだが、その炎は湯たんぽ程度の温度しかなく、攻撃力皆無である。 はっきり言って役に立たない。 《黒焰――終止符を打つ者》(ダークアンドダーク オブ・ジ・エンド) 黒い炎が攻撃力を増し、熱くなっている。 ……なのだが、その炎は安藤の体を覆い、安藤を焼き尽くすまで消えない。 その炎は異能自体を奪われても消えることがなく本人の意思でも消えない。 はっきり言って使うこと自体が自殺行為である。 部員にも使用を固く禁じられていた。 サブカルチャーの知識 特にバトル物に対して明るい。 【人物背景】 型的な邪気眼系厨二病を体現したような嗜好で、闇・混沌などのワードや旧字体の格好良い漢字などを好み、 自ら『ギルディア・シン・呪雷』という真名を名乗る。 文芸部内では厨二的言動や異能のスペックの差もあってか若干いじられキャラのような立場にある。 無駄にカッコつけたがったり調子に乗りやすいところなどもあるが仲間や友人のことを心底から考え行動できる優しさと誠実さの持ち主。 自身が厨二病であることには自覚的で、設定でふるまっている状態とそうでない状態のスイッチを切り替えることも可能。 時には能力を持て余す文芸部メンバーを諭したり、励ましたりすることも。 文芸部全員の異能の名称を考えたのも安藤。 【方針】 協力できる者がいれば仲間にする。 そしてその仲間に二つ名をつける。
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──────銀成学園。演劇部一同がよく使う教室で────── 「ほう」 「以上が、修業の成果だ」 「三日後の劇には俺たちも参加させて欲しい」 教室には鳴りやまない拍手が満ちていた。 「すげー! 秋水先輩と斗貴子さんの打ち合い!」 「これが修行の成果!!」 「秋水先輩の方は武術演武の流れをくむクラシカルな受け答え!」 「片や斗貴子先輩の方は美しくも荒々しい女豹のような動き!!」 「通常なら前者がヒーロー役で後者を倒すという流れこそ王道! にも関わらず斗貴子先輩の方が何度打撃を受けても 立ち上がり最後は勝つという流れ! たった3分という短い時間の中で起承転結と意外性に富んだアクションシーンは まったく見応え充分だ!」 「特に2:31の倒れ伏した斗貴子先輩が最後の力を振り絞って立ち上がる場面! 一連の逆転劇の糸口になったこの 場面! スローモーションで見ると何と1秒で16回も秋水先輩の攻撃をいなしている! 特に8撃目と9撃目! ここ! 胸に迫った逆胴を大きく弧を上げつつ摺り上げる! その隙に秋水先輩が投げた火薬玉をクナイで迎撃! 2人の 間で爆発が起こるのだけれど、もしタイミングがコンマ1秒でも遅れていたら失敗していた!」 「爆炎を突っ切りつつ互いが互いに突進するのも良かった」 「げふう。牛丼うまかったのじゃ。次は特上寿司5人前にちゃれんじじゃ!!」 「クナイは1:06で秋水先輩が投げていた奴だね。よく見ると実はちゃんと拾ってある。執拗な下段突きを転がりながら 回避している場面だったから見落としていたけど、本当によく考えてあるね。2人は演技を始めてまだ1日だというけど ぜひともこの先続けて欲しい。キラリと光る物があるよ」 「そんなコトよりわしはおやつが食べたい! プリプリしたクリームのたっぷり入ったパンが食べたい!」 「特撮出れるって特撮! 高岩さんの敵役ぐらいはできるって!!」 「どうします監督! 秋水先輩も斗貴子先輩も出るべきだと思うんですが!!」 パピヨンは、笑った。 ──────銀成市住宅街。学園から寄宿舎へ続く道の半ばで────── 「はあ。それで劇に出るコトに?」 「ただの劇じゃないそうだ」 銀成学園から寄宿舎に続く道で、剛太は数度瞬いた。 「普通の劇じゃないって……まさかムーンフェイスが乱入したあげく先輩がダブル武装錬金発動したりするんですか?」 「そりゃドラマCD1の話だって。ゴーチン」 「対戦形式だそうよ」 ふわふわ浮かぶ御前を愛しげに撫でつつ笑うのは桜花。その横には秋水。いつもの戦士一同が仲よく帰宅していた。 「対戦形式? 劇で?」 「パピヨンの意向らしい。ただ劇をやるだけではつまらない、と」 「感謝して敬え。伝手を辿ってなかなかの相手を用意してやったぞ。負ければお前たちは……そうだな。全員そこのブチ撒 け女と同じ服で卒業まで過ごしてもらう。ダサい服を着せられるのは屈辱だろ?」 「お相手は劇団よ。声優さんとか俳優さんとか、ちょくちょくテレビに出ている人たちがいっぱいいるらしいの」 「プロばっかじゃないですか。大丈夫なんですか? いや、負けても斗貴子先輩は影響なしか。じゃあ大丈──…」 「俺も、セーラー服を着るかも知れないのだが」 静かな秋水の囁きに、剛太は「うげ」と顔をしかめた。想像してしまったらしい。 「あら? 秋水クンならそれもいいと思うけど。元がカッコいいんですもん。私の弟だし、女装もきっと似合うわよ」 「姉さん。まさか写真を撮るつもりかい」 「そんな……。撮 る に 決 ま っ て る じ ゃ な い 」 にっこり微笑む桜花に秋水は黙りこんだ。 「そーだそーだ。秋水の女装姿なんてめったに見れないんだぜ! いっそ負けちまえ演劇部!」 (女装なんてなあ。やる奴の気が知れねェ) 「頼むから勘弁してくれ。この前の俺の不規則発言だって「消した」とはまだ聞いていないよ姉さん」 「あー。そっちはまだナイショ」 げんなりする秋水に剛太は「ああ」と頷いた。「まっぴー」。メイドカフェでの戯れで飛び出た秋水の声。咄嗟にそれを 録音した桜花の恐ろしさ。セーラー服に喰いつかぬ訳がない。 「お前、最近運がないよな」 「いいんだ。総ては俺の不注意だ。総ては俺の不注意だ……」 秋水は肩を落とした。眉目秀麗の顔も曇り気味だ。 微妙にブルーになっているらしい。桜花などは「まあまあ」と笑顔で慰めにかかっているが、秋水の憂鬱の原因の8割方 はこの姉にあると剛太は思った。おかしな格好をさせられるコト自体より、それを面白がって後世に残さんとする桜花の 茶目っ気こそ恐怖なのだろう。 「キミが一番貧乏くじを引いたかもな」 「かも知れない」 「まったく。まひろちゃんにパピヨンの服を着せたくないと参加したばかりに」 斗貴子の口調もやや同情的だ。 (あれ? 微妙に打ち解けてるような。……そーいや先輩とこいつ、昨晩はどっか泊まったとか。…………いや!! まさ かな! 先輩はそんな軽くねェ!! あの激甘アタマ一筋なんだしコイツだって武藤の妹と馬鹿ップルなんだから、ンな コトある訳が) 「どうしたの剛太クン? 顔が青いけど」 「な、なんでもねェ!!」 必死に叫ぶ剛太を桜花はくすくすと眺めた。 「お泊りが羨ましかったら私としてみる? どうせ秋水クンはまひろちゃんの相手で忙しそうだし」 「断る!!」 「あら残念。でも確かに秋水クンへの棘がなくなってるのは気になるわね。修行の時、何かあったの?」 「いまはパピヨンをどうにかするのが先決だ。過去のいきがかりにこだわっていても仕方ない。それだけだ」 「そう。私達はどうこういえる立場じゃないけど、津村さんがそうしてくれるならまひろちゃんもおかしな目に遭わないでしょうね」 悩ましげに頬を抑え溜息をつく桜花もまた、まひろを案じているらしい。天真爛漫なまひろだがこの点、妙に人徳がある。 「そうだ。もし演劇部が負けてしまい、パピヨンの思うままになればやがて部員達は全員彼の衣装を着る羽目になるだろう」 粛然とした秋水の呟きに桜花は「え?」と目を白黒させた。 「そんな状態だったの……? え? あんな服を? ダメよあんな服! 人間として守るべき最低限の尊厳が侵される……!!」 鋭い叫びに一同は微妙な表情を返した。「同意だが衣装に関して弟の尊厳を踏みにじらんとしているのはどこの誰だ」とい うニュアンスが多分に伺えた。 「おい聞いてないぞ秋水! そーだとわかってたら桜花は入部しなかったって!」 「あ。そういえば生徒会のお仕事が残っていたわ。先に行ってて。私は学校に戻ってくるわ」 立ち止まりたおやかな笑みを浮かべる桜花に、剛太は疑惑の視線を突き刺した。 「……あんたも部員だったよな。まさかとは思うけど、会長権限で自分だけこっそり退部手続きしようとか思ってないだろうな?」 「う」 決まりが悪そうな頬笑みは、頬のあちこちが引き攣っていた。面頬には特大の汗。図星なのはまったく否めない。 「「う」じゃないぞ桜花! 面白半分で入部しておいて都合が悪くなったら自分だけ逃げるのか!? 実行したらブチ撒けるぞ!!」 勢い低くざらつく斗貴子の声に、桜花はいよいよ震え出した。 「だ! だって! セーラー服ならいいかなあとは思うけど、でもパピヨンのスーツとか嫌よ! 気持ち悪い! 胸元がはだ けるから嫌とかそういうのじゃないの! パピヨンの格好だから嫌なの! ダメ。ダメよ……。メイド服もバニーさんもいいけ」 どあの格好だけは絶対にダメー! だから私は退部したいの。いいでしょそれ位、お願い。見逃して津村さん」 桜花はいやいやと首を振った。振り乱れる見事な黒髪から立ち上るかぐわしい匂いに剛太はやや我を奪われかけたが「これは きっとハニートラップ!」と踏みとどまる。 だが桜花はかなり本気で泣いているようだった。こういう場合の慣習として、剛太も斗貴子も演技を疑ったが、童女のよう なあどけなさが包み隠さず覗いている所を見ると、どうやら「素」らしかった。 「今から退部手続きを取ろうとしても無駄だよ姉さん。パピヨンはやめた部員にもあの服を着せようとしている」 「え? じゃあ秋水クンはあの格好の私を撮るの? いや、やめて。ごめんなさい」 やおら弟に向き直った姉は胸の前で手を交差させ半歩後ずさった。声はいまにも消え入りそうだった。 「許して。寝顔に水性ペンで肉って書いた写真とか瞼にきらきらお目目書いた写真とか全部消すから許して……」 「元より撮るつもりはないが……落書きをするな姉さん。いい加減、俺で遊ばないでくれ姉さん」 「ふぇ!? あ、いえ、そのたとえ話というか出来心というか、ちちち違うのちゃんと水性ペンだからティッシュで落ちたし、ま ひろちゃんにも送ってないのよ。あとちょっと悲しい時とかに見ると元気が出てくるし食欲も湧……あ、違うの! 秋水クンを 食べたいとかそういうのじゃなくて、ああああの、あのね! あのね秋水クン──…」 (すっげー取り乱してやがる) 剛太は思わず口に手を当て、顔を背けた。その横で斗貴子だけが厳しく釘を刺した。 「彼の言う通りだ。じゃれるのはいいがやりすぎは良くない。少しは自重しろ」 「だって、だって秋水クン最近私に構ってくれないんだもん」 寂しそうな拗ねているような表情が美貌を塗り固めた。 「だもんとかいうな。腹黒女の癖に」 まったく中身のない会話ばかりが続いていく。このまま放置しても仕方ないと思った剛太は、ふと話題を変えた。 「ところで先輩。どうしてみんなして寄宿舎に向かってるんですか?」 粛然たる面持ちで、斗貴子は呟いた。 「いま、大戦士長の誘拐事件がどうなっているか聞きたいというのもあるが……どうもあの劇の発表、戦士長が一枚噛んで いるような気がする」 「防人戦士長がですか?」 「ああ。パピヨンの奴、対戦相手を用意するため伝手がどうこうと言っていたが、あんなフザけた格好の元ヒキコモリに伝手があって たまるか! あんな奴と関係を持つ物好き、カズキ以外じゃ戦士長ぐらいなものだ!!」 「あらあらひどい言い草」 「だから今から問いただす! 演劇と戦士長の関係をな! いろいろ我慢してきたが私もそろそろ限界だ!」 「だから」 「戻るぞ! 寄宿舎へ!!!」 ──とある道で── 「ぬ……ぐぐぐううううううううう!!!」 「ごめんなさい……です……」 「や、やかましい! 痛くなんかないわ! 痛くなんか!!」 「なにあったのさご主人?」 『はは! ”大事な時にフラフラするな!”と殴ったら特異体質で防御された! そして殴った方の手がぐしゃぐしゃになった!』 「うわぁ。あんたさ。あんたさ。さっきこのコに、あたしとご主人と3人がかりでボロ負けしたの忘れた訳?」 「さっきではない! 1年ぐらい前だ! あと我は、最終的には引き分けた!!」 「ハゲタカかはたまたクマタカか!! 咄嗟のコトゆえよくは分かりませぬがとにかくゴツンと殴られる瞬間、特異体質にて 頭をとても堅くされたご様子! ぬおお!? 実況どころではありませぬ! 大変です! 殴ってぐしゃぐしゃになってしまった 右拳、果して大丈夫なのでしょうか? 大丈夫でありましょうか! 痛いの痛いの飛んで行けです!!!」 「母上ーっ! わーっ!!」 「ごめんなさい……ごめんさない……です」 「フ。殴られた方が謝りまくっているのはなかなか面白い。あと、積悪うんぬんの使い方、微妙に違うぞ」 「ふ、普通に殴られれば……よかった……です。ケガさせて……ごめんなさい……です 「や! やかましい! 古人に云う、積悪の家には必ず余殃(よおう)有り。アホに脊椎反射で殴りかかった我の方が悪いのだ!」 「なんかさ。アイツ。えらそーな感じなのにすっごく謝っとらん?」 『はは! 不器用な奴!! 女のコ殴った自分が悪いと素直にいえないようだ!!』 「不肖がふーふーいたしましょう。え? いい? むー。昔はけっこうやってましたしけっこう喜んでくれたものですが、これは やはり思春期ゆえの照れ臭さなのでしょーか」 (ふーふー……したい……です) 「と! とにかくやっと全員が揃われましたね!」 「ですから」 「行きましょう! 寄宿舎へ!! ──寄宿舎・管理人室── 「ああ。俺が手をまわした。戦士・斗貴子の入部も発表場所の選定も、対戦相手の募集も全てやっておいた!」 実にあっけらかんと答える防人は、まったく会心の笑みだ。 「フフフ、フザけている場合ですか戦士長! そもそも大戦士長が誘拐されているんですよ! こんな呑気にいつまでも日常生活に 浸っている場合じゃありません!」 ばんとちゃぶ台を叩く斗貴子だが、防人はまったく涼しい顔だ。卓上で揺らめく湯呑を手に取り、緑黄色の液体をゆっくりと 流し込み始めた。成り行きを見守っていた秋水たちも釣られる形で湯呑を取り、或いはせんべいなどを齧る。つかの間の 休息時間。ゆるやかな空気が、管理人室に立ち込めた。 「誘拐されているからこそだ。戦士・斗貴子」 1分ほど経っただろうか。湯呑を置くと防人はぽつりと呟いた。 「?」 防人らしからぬしんみりとした口調だ。斗貴子は首を傾げた。 「何か、進展があったんですか?」 「結論からいう。キミたちが日常を楽しめる時間は残り少ない」 秋水達が思い思いの驚愕を浮かべたのは、次の言葉の持つ意味を理解したからであろう。 「3日後の劇発表が終わり次第、キミたちには大戦士長の救出作戦に従事してもらう」 斗貴子は息を呑むと、ゆっくりと反問した。 「居場所が分かったんですか? 大戦士長の」 「ああ。戦士・犬飼たちの追跡の結果、大まかな位置までは絞り込まれた。後は戦団全体の体勢が整い次第、作戦を実行する」 「その期間が、3日間……という訳ですね」 品良く頷く桜花の横で、剛太はかるく頭を掻いた。 (戦団全体の? あれ? でもいまの戦団ってヴィクター討伐の余波で……確か) 「ブラボー。気付いたようだな。戦士・剛太」 「あ……。は。はい。確かほとんどの戦士はヴィクターとの戦いで疲弊しきってる筈ですよね。なのにあと3日ぽっちで大戦士 長助けられるぐらい回復するんですか?」 「それはすでに解消された。ようやくだが総ての重軽傷者が戦えるまでに回復。今は火渡の元、組織を再編成している」 秋水の表情が曇った。 (全員が……。自然回復にしては早すぎる。もしかすると──…) 脳裡にさまざまな人物の姿が浮かぶ。かつて激しく戦ったその人物たちのうち何人かは「回復」に適した能力を持っていた。 「ひいては3日後。現在動ける総ての戦力が戦士・犬飼たちと合流する。もちろん俺たちも彼らとともに大戦士長の救出作 戦へ従事する」 「だったら、演劇をするヒマはない筈です戦士長。パピヨンのコトも気になりますが、私達だけでも早く戦団に合流して、足並み を整えた方が──…」 立ち上がらんとするセーラー服姿の部下を、防人は「いやいや」と手で制止した。 「実はだ戦士・斗貴子。救出作戦開始までの3日間、俺たちは別の任務も託されている。 「別の任務? こんな時にですか?」 「あー。何というか、こんな時だからこそ、だ。救出作戦が現実のものになったせいで新たに生まれた任務というべきか」 防人の歯切れはやや悪い。 「どこから説明すればいいのか。その、だな。火渡の奴はあまり快く思っていないらしい。戦士たちのケガを治したのはいい が、救出作戦直前に日本支部で造反されても下らないとか何とかで」 「話が見えないのですが……」 訝しげな斗貴子の横で、桜花だけがただ、くすりと笑った。 (私は見えてきたわ。つまり、そういうコトね) 寄宿舎管理人室は2つの部屋から出来ている。いま桜花達がいる居間(台所付き)と、寝室に。 いまは襖で覆われた寝室を、桜花は意味ありげに見つめた。 (…………) (…………) 秋水と剛太もまた黙りこんだ。もし斗貴子が防人との会話にのみ神経をとがらせていなければ、彼女も隣の部屋を見た だろう。 寝室の方から、かすかな気配が漂う。 息遣いと微かな囁きが、漏れてくる。 「すまない。順を追って話そう。実は大戦士長救出にあたり、ある外部組織の協力を仰ぐ事になった。ヴィクター討伐で疲弊 していた戦士たちがある程度戦えるまでに回復したのも」 「その、外部組織の協力で?」 「ああ。だがその外部組織の素性にちょっとした問題があってな。困ったコトに火渡は日本支部に置きたがらない。そこで 一旦俺たちに預けた。要は、救出作戦まで監視しろというコトだ」 ここまで話を聞いた斗貴子は、他の戦士たちの尋常ならざる雰囲気にようやく気付いた。 「……もしかすると戦士長? その、外部組織というのは──…」 協力者。 疲弊した戦士の回復役。 火渡が快く思わない。 造反の可能性。 ちょっとした問題のある素性。 様々な言葉が斗貴子の脳裏で組み上がっていく。 ただしそれが導く予想図は、戦団の常識を、これまで従事してきた任務の不文律を根底から覆す代物だった。 「ま、対面した方が早いだろ」 防人はゆっくりと襖に歩み寄り。 そして。 開けた。 . 「お、お前たちは─────────────!!」 . 誰が発したのか。驚愕に満ち満ちた絶叫轟く中、寝室にいた5体の影は思い思いに喋り出した。 「フ。聞いての通りだ」 流れるような金髪の下で、綽綽たる笑みが漏れた。 「いやはや、以前より不肖、僭越ながら祈っておりましたが叶ってみれば正に妙味不可思議奇縁の再会劇!」 タキシードをまとった小柄な体が、ぴょこぴょことおさげを跳ねあげる。 「古人に云う。昨日の敵は今日の友……。フン。早坂秋水など認めたくもないがな」 不機嫌そうに腕組み中の忍者少年の周りには、龕灯がいくつか浮遊している。 「お久しぶり……です」 バンダナをつけた虚ろな目の少女がはにかんだ様に手を振り、 『はっはっは!! まあそういう事なんだ! 宜しく頼む!!』 どこか後ろ向きに突き刺さる大声を物ともせず 「お! 垂れ目いるじゃん垂れ目! さっきはくすりありがとじゃん!」 豊麗な佇まいのシャギー少女が人懐っこい笑みでまくし立てる。 総角主税。 小札零。 鳩尾無銘。 鐶光。 栴檀貴信。 栴檀香美。 ザ・ブレーメンタウンミュージシャンズ! かつて戦士と激闘を繰り広げた異形の戦士たちが、そこに居た!!
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21 名前:11 投稿日:2005/06/29(水) 15 33 58 ID mgklYwoE という事で『Deadline』レビュー。 1話はされているので2~4話をサクッと。 第2話『空を駆ける天使』 冒頭で味方部隊もろとも基地ドカーン! SEEDのサイクロプスを彷彿とさせるな… 幾らなんでも判断が早すぎだぜ。もうちょっと考えましょう しかも、何故に戻ってくるw まだ敵が居るかもしれないだろうがー 後は基地の生き残りの仕官が味方になったり、敵の新型量産機が出てきたり。 第3話『You Can t Do It If You Try』 うーむ、冒頭の流れが分かりにくい。新たな勢力でも出てきたかと思ったぜ また味方が増えた。本国からの増援らしい。流石に3人では無理と悟ったかw クィーンさんは頭脳面でも頼りになるな。主役陣が馬鹿に見える(いや真性馬鹿ですがね) で、敵さんが懲りずに基地を自爆させやがった。連続して二つも自爆させたら重罪だと思うが ようやく期待していた突っ込みが…。プレイヤーが1話から感じていた事を言ってくれた、素晴らしい 結論『侵略者を自覚しているなら、もっとそれらしく行動しろ』 第4話『漆黒の舞姫』 どこかで見たような……超オリのキャラか。記憶を共有した平行世界の人なのか? 基地司令代理らしいが、流石に基地を連続自爆させた馬鹿を受け入れる気はないか どうでもいいが、負け続きの戦艦に戦力多すぎー。どこで手に入れた? NPCの皆さん、頑張るな~。全員生き残ったよ あいもかわらず新規味方は強い。機体も異星人のより高性能だし 敵、また逃げたw いいかげん沈めとけ、しつこいぞ 思ったこと そろそろ敵側の新キャラが欲しいぜー。ずっと同じ敵ばかりじゃ飽きる あと、リレー全般に言えるが更新速度を早めてくれ。内容忘れちゃう 22 名前:名無しさん(ザコ) 投稿日:2005/06/29(水) 15 46 29 ID IeIPGZno 乙~痛みに耐えてよく頑張った。 ところで、少佐が中将にあの口のきき方はまずいんじゃないのか? と思った第4話w 410 名前:いつぞやの人[sage] 投稿日:2006/07/13(木) 18 02 59 ID jkH2aQ6wO 侵略者リレー。 企画の眼の付け所はいいと思う。 第1話 担当:シャアペン氏 過去にレビューが上がっていたが、そのすべてにおいて指摘されているのが 侵略者という位置づけを理解していないのではないかということ。 具体的なことを言えば、5日で地球の文化を学んで来いと言う発言。 地球の文化ナメられてますよ。 こういうのは侵略する前にやっとくもんでしょうに。というか侵略先の文化なんか なんに使うんだ。 軍事力を調べて来いとかそういった調査ならまだ納得もできるのだが。 それにしても5日はねーだろ。 で、どうやら地球人たちも地球人同志で戦争してるそうです。 SRWでいうと、プレイヤーはロンド=ベルとDCを見てるインスペクターなのか。 たとえが古くて申し訳ない。 とりあえず小手調べに小規模な基地を潰しに行くそうです。まぁ、そこは無難なのかな? 戦闘は簡単。何も考えなくても勝てる。 エピローグで地球に向けて高らかに侵略宣言をする総大将ラディカル=スターマイン。 ちょっと待て。それはおかしいだろ。 地球人がプレイヤー部隊を脅威だと思う前に土台を固めるとか言っておきながら それ言っちゃったらなんの意味もねーぞ。 というわけで、第1話にして世界中を敵に回したにもかかわらず、余裕のプレイヤー部隊。 頭が痛いです。 ちなみに部隊名は手元にあったチラシから「コツのいらないてんぷら粉」に。 もはやまじめにプレイする気力がありません。 果たして俺はどこまでいけるんだ。 第2話 担当:月神氏 以前上がっていたレビューでは「2話月神。察しろ」という意味合いの文脈だったが 蓋を開けてみるとそれほどひどいとは思わなかった。 上官に愛想をつかした部隊長が、新兵器ぶんどってプレイヤー部隊にやってくる話。 話の流れ自体には違和感はなく、普通に無難な出来。 一部日本語の扱い方に違和感を感じる部分はなくもないが、許容範囲内。 ストーリーさえしっかりしていれば文面なんて些細なものだ、ということは AWARで証明されているしな。 あれ? 無難に無難とはいえ、微妙な部分も多く評価としては中の下なEveファイルなのだが、1つ評価したいのは、 シャアペン氏が用意した『地球侵略』という目的を踏まえたうえで、 「地球人が戦争をやめ、手を取り合って生きていける世界を作る」という、付加目的を示したこと。 要するに、この回で「何のために侵略するのか」という理由ができたわけだ。 1話で地球の武器はやばいみたいなことを大義名分として述べていた気がしなくもないが。 どうでもいいが、今回の仲間、美里さんは戦闘メッセと普段のセリフが違いすぎて違和感。 あとなんでエンジェル・ブラストに貫がついてるのかの説明は欲しかった。 第3話 担当:木藤優斗氏 やっと安心して見れる人が出てきた。 今回は新キャラが多くちょっとどたばたした印象があるが、許容範囲内。仲間になるのは2人だし。 むしろ駒が増えてありがたい。 冒頭で瞬殺されるSADAMEの主人公。何しに出てきたんだあんたは。 こういう扱いなら、別に汎用パイロットでもよかったんじゃないかなー。 戦闘マップ、部隊は京都なのだが、ちゃんと碁盤目になっていて好印象。 ご丁寧に鴨川や京都駅まで再現されている。 (後で知ったことなのだが木藤氏は京都の人だった) ただ、俺も関西人だが京都人ではないので、河原町とか言われてもよくわからない。 戦闘シチュエーションはどこかで見たことがあると思ったら、戦国無双の 某ステージのものによく似ている。 戦闘メッセも戦国無双のキャラのものが混じっているような。 ティーア・ツティーレンみたいなもんだと思うことにする。 ちなみに参入したユニットは、気力110以上でないと無消費武器が使えないスーパー系とか、 圧倒的生存力を誇るが攻撃力は見掛け倒しといった感じで、癖がある。 エピローグで新キャラのクィーンが1話で俺が感じたことを全部言ってくれた。 なんかすごくすっきりしたのと同時に安心した。あの展開に疑問を持っていてくれたことに。 それでいて総司令官も自分のスタンスを崩さない展開なのは好印象。 ちゃんとシャアペン氏のキャラを尊重している。 総じてそつがなく、プレイしていて面白かった。 第4話 担当:睦月破雪氏 冒頭の回想会話は正直謎を残しただけで意味はあったのだろうか。 新キャラの闇音姉さん、正義感から基地責任者の権限をもって味方の収容を拒否。 待て、世界を敵に回す気かあんた。 案の定押されてピンチに。 そこへ登場するコツのいらないてんぷら粉。予想通りあっさり寝返る姉さん。 そしてモブを瞬殺。うわー。 ちなみにこの姉さんの機体なんだが 漆黒闘神ダーククルセイダー ダーククルセイダー, 漆黒闘神(黒条闇音専用), 1, 2 空陸, 4, L, 14000, 180 特殊能力 EN回復Lv1=ケイオスドライブ シールド=ダークガーダー 7000, 250, 1500, 75 AABA, ori_mynote_039.bmp カオスシューター, 1500, 1, 4, +0, 10, -, -, AAAA, +0, 実 カオスブレード, 1600, 1, 1, +10, -, -, -, AAAA, +20, 武 カオススラッシャー, 1800, 1, 2, +5, -, 15, -, AAAA, +0, 実格P カオスインフェルノ, 2300, 1, 3, +5, -, 30, 110, AAAA, +10, 闇 カオスブレード・煉獄刃, 2800, 1, 1, +10, -, 50, 120, AAAA, +5, 武火 カオスブレード・闇薙の舞, 3300, 1, 1, +20, -, 80, 130, AAAA, +15, 接闇 よく通ったなこれ。主人公機を上回る性能だ。 プレイヤーとしてはありがたいのだけど、描写だけ見るとなんだかなー。 で、あっさり協力者になる姉さん。これも予想通り。 なんというか、うん。たまにはいいんじゃないかな。 そして冒頭の少年がもう一度回想に登場。 だからお前は何なんだ。 第5話 担当:K’(カズ・ダッシュ)氏 結論から言うと、4話のほうがまだマシだった。 地球軍(種における連合みたいなものらしい)の新戦力登場なのはいい。 しかし、覚えにくいカタカナ固有名詞の嵐、必要かどうかわからない設定、 今後使われるか怪しい敵ザコ、そして回想専用ノンパイロット。 さらに味方も3人参入。ノンパイ含めて5人参入。正直把握できない。 戦闘も正直面倒。難しいんじゃなくて、面倒。 数が多いのはまぁ、ともかくとして、敵が何らかの特殊能力を持っているので、 すんなりと倒せない。作者さんとしてはちょっとは考えて戦えといいたいのだろうが ここまでの展開からしても戦闘はさっくりめで来ているので、 難しくする必要もなかったのではないだろうか。 ストーリー展開としてはまぁ、新しい要素が入ってきたりして悪くはないのだが、 それ以外の点が群を抜いてひどいため、どうしても目に付いてしまう。 データの特殊能力見づらすぎ。その修飾語は絶対「そのほうがかっこいいから」ついてるだろ。 どうせ要素増やすなら存在が空気の反乱軍で描写したほうがバランス取れたんじゃなかろうか。 第6話 担当:秋穂どんぶり氏 で、愚痴ってたら面白いぐらいのタイミングで反乱軍(種でいうザフトらしい)の話に。 どうやらアジアを中心に活動している連中らしい。ア○カイダを思い出したのは俺だけでいい。 今回は久々に宇宙からの味方援軍。厨設定だが5話ほど鼻につかないのは何故だ。 一家で侵略者に加担というのは新しいパターンだな。 ちなみに一家の構成員は おかん:物腰はやさしいが戦場で息子を兵器として使う鬼 アニキ:超絶自信家タカビー坊主。ゴテンクスみたいな奴 弟くん:そんなアニキを気弱にたしなめる苦労人 ……弟頑張れ、蝶頑張れ。 いざ戦わせてみると鈍重なアニキよりもステルス持ちで小回りがきくくせに そこそこ火力もある弟のほうが遥かに使いやすくてちと吹いた。アニキ立場ナッシング。 しかし気を抜くと弟はよく落ちるくせに、敗北条件が 「親子いずれかの撃墜」なので、ちょっと気を引き締めないといけない。 5話の連中が微妙に絡んできたりもしつつ、次でちょっと決戦らしい。 第7話 担当:みっちゃん氏 地球軍謹製スーパーロボット登場。今までリアル系路線だったので、ちょっとうれしい。 コンパクトになったボルテスといった印象だ。 よさげな敵幹部も登場。なんかトップチームとオオタコーチを見ているようだ。 展開は地球軍との大規模決戦。確かにこれだけ敗走を繰り返せば余裕もなくなろう。 世界征服が目的で20話ちょいのリレーなのに、日本侵略に7話もかかってはいるが。 普通に決戦するのかと思いきや、宇宙から宇宙人が降ってくる。 こいつらが散々場をかき乱した挙句、仲間になる。 ……え? スーパーロボットまで持ち出してるんだからもっとそっちに比重置こうよ。 いっそのことスーパーロボットを鹵獲するくらいの真似はして欲しかった…… って、それはさすがにあれか。 山がないというよりは、なだらかな丘が延々と続く感じで、なんかメリハリがない。 これまでにも感じてきたことではあるけれど。 第8話 担当:パコーセ氏 また宇宙人か。いや、宇宙人はいいんだが、続いたんでなんとなく。 あっさり強奪される地球の兵器。ドイツ語の嵐に不安を覚える。 句読点の位置がちょっと気になるけども、ストーリーは普通。 ……と思ったのだが、そうでもなかった。 2話から延々と邪魔をしてくれた業田の退場はともかく、 いろんなボスがボスを倒すたびに登場する。はっきりいって詰め込みすぎ。 で、詰め込みすぎのせいで焦点が定まらず、結局何がしたかったのか分からないまま。 最後に出てきた奴なんて名前すら思い出せないぜ。 第9話 担当:高菜 葉with氏 Withで終わる文体ってなんか微妙なんだが、まぁ、それは個人の自由だな。 今回仲間になるのはあの天城総一。この単語でピンと来る奴もいるかもしれない。 3話でSADAMEの主人公が瞬殺されたのってもしかして伏線だったのか? いや、木藤氏がこれの3話公開した当初はそこまではいってなかった気がするしな…… もう一人の電子戦娘はわりと好印象。平らなのか、平らなんだな。 で、存在害悪とかメルクリスとか、重要っぽい言葉がずらずら。 そんなものが地球に眠っているのに地球人は誰も気づかなかったのか。 なんか侵略するという行為に無理やり正当性を持たせただけのような気もする。 そういえばこの頃各参加者のブログでなんとかしなきゃ的やりとりがあったけども、 それが原因なのかは不明だが、第2部開始っぽい話だった。 ラストのコントはまぁ、いいや。 第10話 担当:木藤優斗氏 日本を制圧し、ようやく中国侵略に乗り出したコツのいらないてんぷら粉。 そしてやはりSADAME主人公関連のイベントが。もしかしてこれはもしかすると…… と思ってたら、本当にこじれた。 ここがどうこじれたのかは見てもらったほうがいいと思う。 また、SADAMEやってる人ならどうこじれたか話すまでもないと思う。 今回は総じて詰め込みすぎという印象。やりたいことはわかるのだが、 ネタを引っ張りすぎているというか、3話のほうが遥かに洗練されていた。 あと、時事ネタは控えたほうがいいと思う。 ちなみに初めて味方が離脱したのだが、生きているにしろ死んでいるにしろ修理費くらいは 返して欲しかったなー。 エピローグの展開は無難に面白かっただけに、惜しい。 第11話 担当:Mr氏 地球軍はついに傭兵を雇うようになりました。 軍が傭兵を雇うのは自然なことなので、別にいいのだろうけれど。 今回の味方は久しぶりに濃い。下手をすると今まで登場してきたどのキャラよりも濃い。 こういうのがいるとプレイヤーとしても楽しくなってくる。 ストーリーも無難にまとまっていて、長さも手頃。今までの苦労の甲斐はあったかもしれん。 伏線が多すぎて次回消化されるのかわからないのが不安といえば不安。 次回更新時はとりあえずプレイしてみようと思う。 総評: とにかく1話がコケたのが痛い。 シャアペン氏はもう少し戦争の何たるかを勉強してくれ。 あと具体的な数字や名前は出さないほうがよかったんじゃないか。 戦闘は総じて作業気味。 変に難しいよりはマシか。変に難しい回もあるが。 キャラの個性を感じない。 正直言って「ぼくのかんがえたがんだむ」レベルのキャラばかり。 ストーリーが面白ければまだいいのだが。 あまりお勧めはしないが、超オリロボよりはやりごたえみたいなものはあるので ヒマならどうだろう。 420 名前:名無しさん(ザコ)[sage] 投稿日:2006/07/14(金) 14 49 29 ID ZEQnf7dUO 第12話 担当:NAZ氏 誰かと思ったらSADAMEのゲッターロボの人か。 なにやら怪しいお姉さんに脅される我らが総大将。 そのやり取りなんだが、ちょっと感動したので載せておく。 #########ここから####################################################### Talk リア シルエット Talk 女性の声「お久しぶりね、ラディ」 Talk ラディ なっ、なぜお前がここにいる Talk リア シルエット Talk 女性の声「ふふ、なぜでしょうね」 Talk ラディ この惑星への侵略はこちらに権限がある、それを Talk リア シルエット Talk 女性の声「わかってるわよ」 女性の声「でもね、もうすでに仕込みは、しちゃってるわけだし」 Talk ラディ か、勝手なマネを Talk リア シルエット Talk 女性の声「まあまあ、悪いようにはしないから」 女性の声「というか、のってくれなきゃ。;ないことないこと言いふらすわよ」 Talk ラディ なっ、ない事ない事だと Talk リア シルエット Talk 女性の声「ど・お・す・る・の?」 Talk ラディ のらなくても、勝手にするんだろ;わかった、のってやる ただし、今回だけだ。終わったら速やかに合流して;指揮下にはいってもらうからな Talk リア シルエット Talk 女性の声「はいはい、ふふ じゃあね」 #########ここまで####################################################### 漢字や句読点の使い方一つで、ものすごくヘタレに書くことができるということを教わった気がする。 総大将立場ねぇ。 アーフマン、アーフマン、我らが希望アーフマン。 そういやこういうのいなかったな。イスラムの魂か。 今回は視点が飛びとびになってちょっと大変。把握がつらいぜ。 戦闘は特に問題なし。ぼくらのコツのいらないてんぷら粉は今日も強かった。 エピローグで地球軍謹製スーパーロボットが捕まったり、あの4話の少年に意外な事実が出てきたり 話を動かそうとしている努力を感じる。 ちょっとキャラ多いけど。 しかしアフマンさん最後までかっこいいな。黙祷。 Deadline 敵と味方が入れ替わったリレー。シャアペン氏主催。 1話で不安になり、2話で既視観を覚える。 3話はまぁ、まとも。4話は設定についていければまとも。 「Deadline」 侵略者を操作するというコンセプトは面白いと思う。 ただ1話のシャアペン氏がいろんな意味で失敗してるのでそこで切られかねないという勿体無いと言えば勿体無いリレー。 2話以降のメンツにも正直期待はできなかったが、 2話の月神氏が氏にしては思いのほか起承転結やテーマがしっかりしていてまともな出来だったり、3話の木藤氏がスランプを振り切ったのか、細かい粗はあるものの丁寧に書き上げたり1話のミスを綺麗にフォローしたりと割とやってみる価値はある。 4話と5話は普通。 普通なだけにシャアペン氏の1話が引っかかってしまう。 とりあえずなま暖かく見守ろうと思う。 315 :名無しさん(ザコ):2009/07/12(日) 21 31 59 ID qWmqxOZ60 Deadline 何というかひねりの無いアニメでありがちなシナリオだった 第1話 シナリオ感想 主人公の母星が何ゆえ他星系を侵略するのかわからない 理由付けがほしかった 戦闘感想 味方の能力が圧倒的なので、何も考えずに突っ込ませてもクリアできる 第2話 シナリオ感想 安っぽいお涙頂戴的シナリオ 味方を巻き込んで自爆指令を出した将校を倒すお話 2話の女性隊長だが落ち込んだり、主人公側に寝返ったりと忙しい 部下が味方に殺されたときってこのような感情になるのだろうか? もっと複雑な感情が起きるきがするんだが… 戦闘感想 味方の能力が圧倒的なので、何も考えずに突っ込ませてもクリアできる 2話までしか進んでいないのでこの位しか書けない もう少し進めてからまた感想を書くことにします
https://w.atwiki.jp/koty/pages/21.html
四八(仮) 名称 四八(仮) ジャンル 47都道府県ミステリー(仮) 対応機種 プレイステーション2 発売元 バンプレスト 開発元 アルカディア・プロジェクト、シャノン 発売日 2007年11月22日 価格 7,140円(税込み) 対象年齢 CERO C(15歳以上対象) 企画 シナリオライター 飯島多紀哉(飯島健男)(代表作:「学校であった怖い話」「BURAI」「ONI零」) ゲスト作家(作中に本人が出演) 伊藤潤二、稲川淳二、筒井康隆、水木しげる等 「学校であった怖い話」のメインキャラ達もキャストを一新して登場 (仮)までが正式タイトル ファミ通レビュー7/6/7/6 26点ファミ通自身も関わっているので低い点はつけたくなかったようだ。 公式サイト 要点 【2007】クソゲーオブザイヤー part6【総合】 http //game13.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1197997743/ ゲームの評価 サウンドノベルとしての体裁と無駄にミニゲームを強いられるシステムが糞 AVGではある意味システムよりも重要なシナリオも大半が糞 というかルー語でキャラ立ちしたと思っているセンスが糞 デバッグがどう見ても機能してないバグが糞 コンプ不可能な仕様は突っ込むのも馬鹿らしいほど糞 グラフィック→キャラぶさいく、背景とのミスマッチ バックログ、既読スキップが無い 音楽→普通、EDはポカーン メーカーの対応 バグに対してメモリーカードを抜き差ししろという「対処法」を伝えてきたメーカー 評判が悪いと見ると露骨に無かった事にして、ブログで嬉々として同人ソフトの話をする製作者 ゲームの出来はどうでも良くキャラ萌えの話さえ出来れば満足な「飯島ファン」 手を変え品を変えピント外れな書き込みを連日のように続ける社員のような擁護 バグについて 何の前触れも無く、画面中央にまるで一反木綿のような白い四角枠が生じることがある。 白い四角枠の大きさはランダムで、酷い時は画面全体が真っ白になる事もあるようだ。 この状態でセーブすると、ロード後もこの状態が継続する。解除方法は無いので最悪初めからやり直し。 セーブ画面で×ボタンを二度以上押すとほぼ確実にゲームの進行が停止する。 解除方法はメモリーカードの抜き差しする メーカーの対応まとめ 【2008】クソゲーオブザイヤー part6【総合】 http //game13.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1205859281/ 690 名前: なまえをいれてください :2008/03/24(月) 16 52 45 ID LcFTCHWB ついでに四八(仮)用にもう一つエピソードを紹介 修正版をもらう為にお客様センターにメールした 返事はこれ 「長期にわたりお時間をいただいておりましたが、確認したところ、ようやく対策が講じられるようになったと伺いました。 しかしながら当メール対応部署では、明確な状況が確認できないため、 まことに申し訳ございませんが下記のバンダイグループお客様相談センターにお電話いただくか、 またはソフトの異常状況を確認いたしますので送料受取人払い(着払い)にて お手元のソフトとメモリーカードをお送りいただきますようお願い申しあげます。 」 メモリーカード送れとかなんの冗談かと。何様だ。 サポセンのメールの返事があんまり返事が遅いんで お客様相談センターの方にも電話してたおかげで そっちのほうから翌日修正版届いたけどね。 連携もなっちゃいないようだし最後まで不愉快だったという話。 参考:【盗作】四八(仮) -SHIJU HACHI- 弐十四【蟹】 http //game13.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1203999468/ 378 :なまえをいれてください :2008/02/28(木) 22 07 08 ID fvpRZrSZ ちょwwバンダイからメール来たんだが何だよこれ 長期にわたりお時間をいただいておりましたが、確認したところ、 ようやく対策が講じられるようになったと伺いました。 しかしながら当メール対応部署では、明確な状況が確認できないため、 まことに申し訳ございませんが下記のバンダイグループお客様相談センターにお電話いただくか、 またはソフトの異常状況を確認いたしますので送料受取人払い(着払い)にて お手元のソフトとメモリーカードをお送りいただきますようお願い申しあげます。 メモリーカードをお送りいただきますよう メモリーカードをお送りいただきますよう メモリーカードをお送りいただきますよう 何の冗談だよ 他のゲームが出来ないだろうが それとも何か?新しくカード買えっての? もうゲームだけ送っちゃっていいよな? 424 :なまえをいれてください :2008/02/29(金) 19 18 57 ID wRz9ga8Y 378あたりでメールで「メモリーカードをお送りいただきますよう」とか 言われちゃった者だが、今日ハンカチと詫び状と一緒に修正版到着したww バンダイのサイトでメール→お客様相談センター(電話) とたらいまわしにされたからこんなことになったっぽい。 ふざけたメール送ってくれたのはバンダイのサイト。 修正版送ってくれたのはお客様相談センター。 ちなみに対応の違い バンダイのサイト :部署が違いますからよくわかりませんと開き直り。電話しろとお客様相談センターに丸投げ。 後日「お前本当にバグってんの?」という勢いの 378メールをよこす お客様相談センター:こちらが恐縮するような勢いで謝られた。修正版を送る日程、手筈など懇切丁寧に説明。 修正版発送連絡も入れてくれた。ハンカチ同封。 結論:最初から電話した方がいいぞ。 その他 発売当初より、一部の信者(?)が様々な場所で工作活動を繰り広げているという報告もある。 例えば、某大百科における四八(仮)の項目 http //dic.nicovideo.jp/a/%E5%9B%9B%E5%85%AB(%E4%BB%AE)は悪質な編集を行う人間(社員or凶信者か?)のせいで編集合戦となり大荒れ状態にある。 被害者の声を「アンチの工作」と捏造、クソ要素を正確に伝えているのに「極一部のものによる主張」と大騒ぎ、飯島氏の言い訳を載せて同情を誘おうとするなど。 被害者増加を目論んでいるのか、当スレへのネガキャンなのかは定かではないが、その活動に情熱を持っているのは確かなようである。 決定稿(総評より抜粋) では今年の大賞を発表しよう。「年末には魔物が潜む」の言葉を裏付けるように、 年の瀬の11月、満を持して登場したのが「四八(仮)」である。 そもそも携帯機において、「ONI」「アパシー」と 二連発でハイレベルな糞を排出したクリエイター・飯島多紀哉氏の作品だけあって、 住人の中にはその出来を危惧、いや期待する者も少なからずいたのだが、 二年という年月を費やして熟成されたそれのクオリティは、彼らの予想を大きく上回るものであった。 ADVの肝と言える収録シナリオは、その大半がコンビニの都市伝説本にすら及ばない稚拙な内容。 ゲーム誌編集部とのコラボ、また過去作や同人作品などをネタ元にした内輪受け話や、 「各都道府県の住人が語る怪談」と言うわりには、るるぶを斜め読みして書いたかのような観光案内レベルの話。 スレ住民からは、「自分の県の話を楽しみにしていたら、猿の紹介をされて終わった」などの悲痛な声が続出した。 ご丁寧にも、「珍しくマシ」とされた話には盗作疑惑が発生している有様だ。 また、システムの出来の悪さも特筆すべきであろう。 今時のADVならば標準搭載と言っても過言ではない、 オートモード、既読スキップ、バックログ閲覧などの機能は当然のごとく未搭載。 そしてその仕様は、ランダム分岐やまどろっこしいシナリオ解放条件などと相乗効果を生み、 シナリオの達成率を上げる事を非常に困難にしている。 しかも、そんな逆境にもめげず達成率100%を目指しても、東京エリアはコンプリートできない「仕様」だと 公式攻略本で止めを刺されてしまう始末である。 そしてこれらの様々な問題すらかき消してしまうのが、ゲーム進行を不可能にする恐るべきバグの存在。 セーブ時に「戻る」ための×ボタンを押すとフリーズ、ムービーに入るとフリーズ、スタッフロールで(ry… ロード後に画面中央に大きな白枠が出現したら最後、ロードし直しても二度と消えることはないなど、 シナリオよりもバグの方が遙かに怖いという、飯島の粋な計らいを存分に味わえる。 メーカーのサポート対応も単に悪いというだけでは終わらずに、 交換時に涙を拭くためのハンカチを同封したり、 「セーブした後にメモカを抜き差し」という画期的な公式対処法など、一味違うセンスが光る。 そもそも、ADVはそのシステムのシンプルさゆえに、 よっぽど電波シナリオか致命的なバグでもない限り オブザイヤーレベルのクソゲーは生まれにくいと言われる逆境の中 シナリオ、システム、そして制作サイドの香ばしさ、全てを兼ね備えていたというのは、 さすが二打席連続本塁打の面目躍如といったところであろう。 今年のクソゲーオブザイヤーを振り返ると、「四八(仮)」という十年に一本とも思われるソフトは出たものの、 全体的には適当に手を抜いた作品が順当にクソであった、という印象だ。 最後に栄えある2007年度クソゲーオブザイヤーを受賞した「四八(仮)」の企画者でもある飯島氏に尋ねてみたい。 「で、製品版の正式タイトルはいつ決まるんすか?」 選評 「学校であった怖い話」の飯島多紀哉氏の実写ホラーゲームがPS2で発売される。 二年もの歳月を掛けて制作された作品。ネットで何でも調べられる今だからこそ、 47都道府県を自分達の足で実際に取材し集めた地域色あふれる怪談。 シナリオはサブライターを雇わず飯島多紀哉氏自らが執筆し、+α要素として豪華ゲスト陣が参加。 サウンドベルゲー史上かつて無いボリューム。 本来ならばフルコンプに200時間掛かる量のシナリオ量であったが2000枚を丸々カット。 それでも100時間は遊べる内容。しかも作業感を感じさせる事の無い楽しい作り。 そうして、ファンサービスとして「学校であった怖い話」ファンは感涙物の要素満載。 特に千葉シナリオには文庫本一冊文のボリュームが用意されている。 公式ブログ・氏の個人ブログで次々と明らかにされる内容。それは「学校であった 怖い話」以来のファンである人々の期待を高めるには十分過ぎる内容だった。 そうして開催された。豪華ゲスト陣に彩られた華やかなイベント。 その様子は様々な場所で取り上げられ、バンプレスト側も力を入れていると判断するには十分な内容だった。 任天堂DSでONI・アパシーと連続して糞を排出した氏であったが、制作期間が短かかったのであろう。 四八(仮)に力を入れているから…とファンは好意的に取り、発売日11/22を心の底から楽しみにしていた。 そうして発売日前日。四八(仮)スレではフラゲした人達の報告を発売日を待ち切れ無い住人がwktkする。 その感想は、「面白い!」「世にも奇妙な物語系の話が多い」「十分怖い」 待ちきれない住人の確信を付いた質問、「ぶっちゃけ、怖いか?」「世にも~」… 今から考えれば工作員の精一杯の優しさだったのかも知れない。 そうして運命の発売日。スレは伊藤潤ニの漫画、「墓標の町」の住人の死者の如く墓標と化した…。 待望の発売日なのにも関わらず更新されない公式ブログと飯島氏のブログ。 四八(仮)は開始直後名前.生年月日.血液型.性別以外に家族構成.出身地を入力し、 まず自分の出身県からスタートする。が…出身県とはまるで関係無い ありきたりで安っぽい内容の怪談未満の話。自分の出身県はたまたまハズレだったのだ。 しかし、他県へ移動するも、ほとんど全ての県の話が コンビニの怪談本と比べるのも失礼な程稚拙でショボイ話に彩られていた。 とてもプロのライターが手がけたとは思えないスイーツ(笑)・ティーンズ向け雑誌の夏のミニ怪談特集以下の スカスカで内容の無い話、起承転結の起、起承で終わる話、しかもそのほとんどが分岐の無い一本道。 プレイヤーで無くリスナー感覚を味わえる稀有な作品と言えるであろう。 実際スタッフロールを見ると実際に観光に行った場所が分かる。 日本ってこんなに県が少なかったっけ?!とは思っても口に出さないのが大人の態度である。 キモの恐怖演出は、画像でワっと脅かすものばかりで文章での描写はほぼ無い。 チープなお化け屋敷以下しかも画像と音楽のタイミングが合っておらず、 何ともお粗末で脱力物な作りとなっている。 幽霊の造形も画一的で日本全国には貞子が沢山いるんだなーと 新たな発見もあった事をここに付け加えておこうと思う。 特筆すべき県についていくつか記しておく。 広島県。「ヒバゴン」というタイトルが付いているのにも関わらず ランダムで何が写るか分からない写真が一枚表示されて-完-という驚愕の内容。 岩手県。今の時代に飯野賢治の志を受け継いだ、リアルサウンド「生き埋め」など温故知新な試みにも着目したい。 地域色の濃い話は火曜サスペンスも真っ青の露骨な観光案内、 ぶんぶく茶釜、平家蟹桃太郎伝説などがあげられる。 自分は一体何のジャンルのゲームを購入したのか自問自答しつつ プレイせずにはいられない内容に困惑する者が続出した。 期待感が勢いよくしぼむ切ない感覚。やれどもやれども出現しない怖い話。 当初飯島氏の足を引っ張るのでは無いかと懸念されたゲストシナリオがゲーム中唯一の救いであった。 (注:ファミ通以外)比較的(あくまでも四八(仮)比)出来の良い話は何故か安い感動話。 「没になった話が採用されれば名作になった良かった」(氏の同人誌に収録済のシナリオ)と 謎の擁護が頻繁に行われていた事も付け加えておかなければならない。 正直、四八(仮)で圧倒的に怖いのはパッケージ裏である。 店頭でパケを裏を片手に想像の翼を広げるのが正しいプレイ方であったのだ。 公式で公開されていたデモムービーの内容が全くの大嘘であった。 否、デモムービーのタイトルには(仮)がついていない。ジャンル47都道府県ミステリーの 名にふさわしいと言えるのではないか?この謎を最後まで諦めないでおきたい。 システムは氏のこだわりで既読未読判定の無い超鈍足の文字早送りしか搭載されておらず、 そのかわり「ランダム分岐」というプレイヤーの運で分岐する画期的な糞システ ムが搭載された。 自動セーブ等便利な物は当然搭載されておらず、分岐を全て埋める為には面白くも何とも無い話を 鈍足スキップを駆使して最初から何度も何度も読み返さなければならないのだが、 氏の文章が大好きな人には感涙物の仕様であろう。 豪華ゲスト陣の一人、稲川淳二の高画質怪談ライブ。独特の語り口調と怖い雰囲気。 しかしながら四八(仮)にはムービースキップ機能等高等な技術は搭載されていない。 大阪には7種類もの話が用意されており、己の運で全てを出現させなければならない。 運が悪いと何時間も拘束される事となる。もはや作業というより苦行と言っても過言では無いであろう。 スレ内にて四八(仮)の内容に関して苦言を呈する発言が続くと 何故か訴訟をちらつかせる発言で言論封殺が行われた事も非常に思い出深い。 「学校であった怖い話」のメインキャラ達もキャストを一新して登場。飯島氏イメージ通りのキャスト。 どのような登場をするのか長年の信者はwktkした。 蓋を開ければキャラクターのイメージぶち怖しの観光案内、ミニゲームの脇役、 という正直、感涙どころか噴飯物な内容であった。 そうして、文庫本一冊に相当すると豪語していた千葉シナリオ、「学校であった怖い噂」。 氏の持っている文庫本はかなり薄いか物凄く字が大きいのであろう。 ファンは脱力、新規購入者は意味不明な話が多数収録されているチグハグさは 何とも言えない味わい深さがあった。 そうして何とゲーム内に飯島氏自ら出演し、痛烈な2ch批判、いるかいないか分からない「アンチ」と 日夜戦いを繰り広げるファイター飯島多紀哉。自分の名前で飯が食えるクリエイターは大変なのだ。 と言う事を身を以って教えてくれた。氏の勇ましい姿に思わず画面に向かって ファイティングポーズを取ってしまったプレイヤーも多いのでは無いだろうか。 ちなみに最初に入力した名前以下はシナリオに全く影響しない。 二週目以降周回表記が二週目のままであるのも仕様である。(サポセンにより確認済) 最初にオブザーバーという存在を5人の中から選択するのであるが、単なるチュートリアル係である。 最初に一通り操作法を教えてくれた後は本編中に一切登場する事は無く、自分シナリオの途中、 ラストに登場するのみなのであるが全員判をついたように全く同じ。何とも贅沢な作りである。 恐怖のバグの存在。 本作では何の前触れも無く、画面中央にまるで一旦木綿のような白い四角枠が生じることがある。 そうなってしまったら最後セーブデータは死亡してしまう。 白い四角枠の大きさはランダムで、酷い時は画面全体が真っ白になる事もあるようだ。 その他にもセーブ画面で×ボタンを二度以上押すとほぼ確実にフリーズする。 公式推奨の解除方法はフリーズ中メモリーカードの抜き差しをするという画期的な方法であった。 画面中央に四角い枠が表示された場合はどうすれば良いのか? 「そのデータは削除して下さって結構です」 画期的な回答をサポートセンターから得る事が出来た。 頼みの綱のサポートセンター。電話時間が電話受付時間 月~金曜日(祝日を除く)10時~16時 しかもフリーダイヤルでは無い。社会人、学生はお断りな時間帯。公式サイトを探しても どこにも記載されていないが、 電話で問い合わせた人が、バンダイのサイトからお客様センターへ メールを送るようにそうすれば返金・交換対応する。との情報を引き出す事に成功した。 その際に四八(仮)へリンクを貼る事が出来ないのか?と、問いかけてみた。 部署が違うので無理だとの回答を得る事が出来た。 アンケートを送った人に修正版・返金メール告知はしないのかとの質問にも、 部署が違うので無理だとの回答を得る事が出来た。 ウェブ上で交換・返金の告知をしないのか?との質問にも部署が違うので無理だとの回答を得る事が出来た。 バンプレスト=バンナムは部署が違うとまるで何も出来無い会社である事を知る事が出来た貴重な瞬間であろう。 メールの返答、返金が10日以上無いのは当たり前。 メールを出す場合は強気で行かないと没にされるという事実も明らかになった。 今現在なお、バンナムが消費者の事をどう思っているか良く分かる事例が 次々と報告されている事も記載しておかなければならない 発売後一ヵ月が経とうとしているが、いまだ完全にクリアした者がいない。 攻略本の発売日が非常に待たれる所である。 粘り強い攻略スレの住人も遂に音を上げメモリーカードを添えて公式に問い合わせた。 こちらの回答も非常に楽しみである。 そうしてタイトルロゴの下にバンプレストの文字と同様の大きさで記載されている飯島氏の名前。 しかしながら彼は一介のシナリオライター故に発言する事が出来ないとの事。 冬コミに発売予定のゲームの宣伝と織り交ぜてバグはデバック会社のせいと暗になすりつけるという荒業を 巧みな文章力を駆使し、やってのけた。バンプレストへ向けての最後っ屁であろうか? 氏の商業での次回作は果たして発売される事があるのであろうか? 休止する休止すると宣言としつつ、ファンの声にお答えして日々更新されるブログ。 冬コミ発売の同人ソフトの製作は非常に好調でかなりの自信作が完成したようだ。 ショップごとに付く特典も飯島氏と専属絵師の書き下ろし満載で豪華絢爛、 ファンは複数買い必至の垂涎物の品々である。 このような素晴らしいニュースを知らない人がいたらいけない、と宣伝にも余念が無い。 三ヶ月で作ったと保険を掛けているのが少々気になる所であるが…。 ちなみに四八(仮)についてのコメントはバグ以外にはまだ、無い。 補足 2007年12月22日に発売された攻略本により、完全クリアできないのは仕様であることが判明。 また、公式サイトで謳っていた、 「シナリオを読破し、住民を150人見つけると、隠しシナリオが出現します…。」 という文がいつの間にか、 「シナリオを読破し、全住民137人から、ある人物を、ある条件で集めると、隠しシナリオが出現します…。 」 に変わっている。
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☆ミドルフェイズ ●シーン4 シーンプレイヤー:銅 藍子 登場難易度:自由。むしろ推奨。 GM:「第3の事件現場」が舞台です。合流、自己紹介、現在の情報の整理を目的としたシーンになります。 GM:ちなみに、時系列は。 GM:OP2回想(1,2ヶ月ほど前)→OP1(3日程前の午後)→OP3(0日目午後)→OP2のメール(0日目夜中)→ミドル1(1日目午前、新しい事件現場)という時間軸です。今の所。 GM:というわけで、2人とも、多分話を聞けば駆けつけられるレベルです。とは言っておくです。 恭一:では、登場したいかな。きっと、似たような事件が起きたら情報が回ってくるようにぐらいは、手を打ってたでしょう ミスト:ということは、この現場の被害者は、私へのメールの主? GM:はい、その通りです。 ミスト:メールには、場所まで書いてなかったよね…? GM:そうですね。ただ、情報屋とかに聞けば、優先的に情報は回ってくると思いますよ。 GM:さて、新しい友達が出来た数日後、キミは偶然にも見てしまった。 あの胡散臭い店主が、路地裏に消えるのを。その路地裏が、何処か騒がしいのを。 藍子:「あれ? 風里さんちの店主さんだ。どうしたんだろ」 藍子:ひょいと路地裏覗き込んでしまいましょう GM:実にGMに優しい子で助かります(ぉ GM:路地裏にはちょっとした人だかりがあって、警察がいたりしますね。 遠目から見ても判るような、凄惨な殺人現場です。 藍子:「いいっ!?」 予想外の光景にびっくりしたのぜ GM:で、昨日の店主は警察と二言三言話して、それから現場を見回し、たところでキミに気付きます。 あ、ヤベ、と思って隠そうとしたけど、人だかりの向こうでも判るような現場なので、もうどうしようもないです(ぁ GM/店主:「おやぁ、これまた珍しいところで…。不運だったッスね…」(ぁ 藍子:「ててて店主さん! ひひひ人が!人が!」 意味不明なジェスチャーで、金魚みたいに口をパクパクと GM/店主:「あー…うん、そうなんスよね…」 苦い顔 藍子:「はうう…と、通り魔とかなんでしょうか。ほんと、世の中物騒ですね……」 GM/店主:「そうっスね。世の中、物騒なことも多いッスよ…」 GM/店主:「あながち無関係とも言いきれないのが最大の問題ッスかね」 いやな呟き 藍子:「え? 無関係じゃないって……被害者の方、ご存知なんですか?」 GM/店主:「…まぁ、ね。赤谷サンが気にしてるんで、ちぃと…」 ヤベ、言い過ぎた、って顔で口をふさぐ 藍子:「赤谷さん? 風里さんの事ですか?」 藍子:自分で言って、店主さんは風里さんを苗字で呼んだ事無いなーと思い返す GM/店主:「ま、まぁともかく、アタシゃ忙しいんで、申し訳ないがここで失礼するッスよ。藍子サンも、身の回りには気を付けるッス!」 逃げるように去る店主。 藍子:「あ、店主さん! ―――行っちゃった……何か様子がおかしかったなぁ……」 恭一:では、登場します。特に慌てて駆けつけるというわけでもなく、悠然と歩いて現場にやってきましょう。 恭一:「ここか。……おや?」 藍子:「あ、恭一さん、こんにちは。とんでもない所でお会いしちゃいましたね…」 恭一:「藍子ちゃんじゃないか。どうしたんだい、こんなところで?」 さすがにちょっと驚いたように眉を動かす 藍子:「知ってる人を見かけたので路地裏を覗き込んでみたら、この有様でして……」 藍子:「夏休みも始まったばかりだっていうのに、気分はどん底です。はぁ~~…」 恭一:「それは災難だったね。じゃあ、君は別にこの事件に噛んでいるわけではないんだね」 藍子:「え? この事件に…って、まさか他にも同じような事件が!?」 恭一:「ああ、実は、つい昨日、依頼を受けてね――」 と、OPでのことを話しますが――さすがに依頼人の名前までは言わないと思いますよ?w 藍子:「あ、あの、恭一さん! その…さっき言ってた知り合いの人、もしかしたら何か事件のことを知ってるかもしれないです!」 恭一:「なんだって? ……少し、話を聞かせてもらえないかな」 藍子:「はい! 実はその人のところでお世話になってる友達がいて、事件に関わってるとなると気が気じゃないですから!」 恭一:「えっと……どういうことかな?」 さすがにそこから何かを察しろってのは無理だわw 藍子:「それであの…お話するなら場所を移しませんか? 殺人現場近くで話し込むのはちょっと…」 ミスト:登場します。二人が話し込んでいる背景で、目立つ銀髪とマント姿の少女が、現場に向かって静かに瞑目している。 恭一:「そうだな。ここは少し暑いし、よかったら僕の店にでも――」 と振り返ったりして、ミストに気付きましょう 藍子:「? あ、ミストさん」恭一の視線でわたしも気付きますね ミスト:暫くして目を開き。…そのままくるりと振り返って、すたすた立ち去ろうとします(ぁ GM:マテマテマテ。ミスト、それは犯人っぽくないか!?(笑 ミスト:ミストは全身ボディースーツにマントですからねぇ…夏でもw GM:その装備で、しかも現場に帰ってきて黙祷を捧げて帰ったら、相当怪しいぞ(笑 藍子:それは殺人現場でなくても浮くぞ!(笑 恭一:奇遇だな! こっちも真夏にコートだぜ!(ぁ 藍子:何だ! 普通の格好はわたしだけなのか!(笑 恭一:「あっ、ミスト君。ちょっと待ちなさい」 それはさすがに引き止めるぞ! すごい怪しいもん!w ミスト:「…何か?」声に立ち止まって振り返る。 ミスト:「キョウイチに…ランコでしたか。お二人で散歩ですか?」 恭一:「いや、僕はこの殺人事件の調査を依頼された。藍子ちゃんは、たまたまここを通りすがっただけだそうだ」 藍子:うんうんと頷きます 藍子:「ミ、ミストさん! 今、その、事件の現場を見てましたよね? その……事件について何かご存知なんですか?」 恭一:「率直に聞こう。君は、この事件に関わりがあるのかね?」 ミスト:「事件とは、ライガが殺害された事件のことでしょうか。今のところ関わりはありませんが、遠からず関わる予定です」 恭一:「……どういうことだ? 詳しく話を聞かせてほしい」 ミスト:「ライガは暫く前、共に依頼を解決しました。…友人と呼んで差し支えない相手だったと思います」 ミスト:「その依頼で敵対した人物が、その時一緒にいた者達を次々と殺害している」 ミスト:「次に狙われるのは、恐らく私か…もう一人」 恭一:「……なるほどね」 ミスト:「故に、私はそれを迎え撃たねばなりません」 藍子:「あの~、色々長くなりそうなので、ちょっと場所を変えませんか? その……お二人、目立ちますし」言い難そうに(笑 GM:テラ浮いてる。(笑)逆に藍子浮いてる(笑 藍子:Σ( ̄□ ̄|||)ばんなそかな!? GM:孔明の罠って奴だ!w 恭一:これでもメイド人形に日傘とか持たせてないだけまだマシなんだぜ!w 恭一:「……まあ、こんなところで立ち話もなんだ。僕の店に来ないかね。そういう事情なら、僕たちは互いに協力できると思う」 ミスト:「解りました。しかし、出来れば無関係な者を巻き込みたくはないのですが…」ランコを見て。 藍子:「ミストさん的に言うなら、わたしだって関わる予定かもしれません。だって友達が巻き込まれる可能性があるんですから」 ミスト:頷いて。「…了解しました。では、ひとまず共に行動しましょう」 藍子:「はい!」 恭一:「よし。では行こうか」 GM:それでは、シーンを切ります。絆管理をどうぞ。 藍子:ではミストさんに絆判定を 藍子:5(2D6 2 3)+18 = 23 藍子:絆になったので、共感で取りましょう 藍子:兵器仲間じゃなく、普通に友達になれるよね?ね? みたいなー ミスト:しかしこちらの絆は好敵手w GM:アレー?w ミスト:キョウイチに知己を。以前、軽い破損を修理して貰ったとかそんな関わりで。 ミスト:5(2D6 2 3)+13 = 18 ミスト:足りない、エゴでしたw GM:うぉ、エゴった!(笑 ミスト:エゴなので…有為にw ミスト:有能な人物と認識してる。特に好悪の情は持ってない。 恭一:では、藍子に絆を取りたいな 恭一:6(2D6 3 3)+24 = 30 恭一:藍子に絆/慈愛を取得。えっと……他意は無いよ?w GM:ともかく、シーンを切ります。 GM:もしかして、恭一さん。今資料持ってきてたりしませんかね…?w 恭一:……さすがに現場にまでわざわざ資料は持ってこないw GM:ですよね。 恭一:え、何かあったんですか? GM:いやなんでもないです。今聞くことじゃなかった(コラ GM:それはそれとして、聞き方を間違えたのです。資料には目を通しましたよね? 恭一:まあ、それはもちろん GM:まぁ、恭一さんサイドだと、遠目から見ても判るのだが、最初に見せられた二枚の現場写真と似たような感じです。同一犯の犯行でしょう。 GM:…と、太鼓判を押しておかないと、「何だ無関係か(笑」になりかねんので GM:何で店主をPCにしたのかって、簡単な話 ミスト:店主を容疑者にしないためとかw GM:メタ的な意味で「コイツ犯人じゃないよ!」アピールとか。いやNPC多いんで…(w ミスト:うん、正直アシュレイだと言われるまで疑ってましたw GM:多分疑われると思って。ね。 GM:ちなみに、アシュレイは保護者じゃなくて、バイト先の雇い主、です…まぁ後でまとめて情報を整理するのですが (※ 流石に、事件現場に容疑者が出入りしちゃまずかろうしね!藍子を事件に巻き込むために頑張ってもらいました。) GM:いやん。何で事件現場をシーンにしておきながら、調べるコマンドを出すの忘れたんだろう(コラ GM:まぁ後で後で!(ヒデェ 藍子:まぁ警察が現場検証やってるとこに、素人がノコノコ割り込むのはヤバそうですしね ミスト:情報収集判定で「調べた結果、以下のようなことが解った」でOKw GM:まーですよね!w 恭一:さすがに今回の三人の立ち位置では、現場に突っ込むのは無理でしょうw GM:うん、だから店主を出したのを忘れた。サツの知り合いが誰もいないので現場写真とか引っ張ってこれないぞ、と(笑 (※ 現場写真をPCの手元に置くとか、藍子を巻き込むとか…容疑者がやると怪しいことは疑われないPCを使うのが一番いいかと。 え、理由がメタい?そう言うことはいっちゃいけないお約束なんですよ…(黙れ) ●シーン5 シーンプレイヤー:ミスト 登場難易度:自由。むしろ推奨。 GM:改めて、現在の情報の整理を目的としたシーンになります GM:…というか、登場判定も何も、2人とも同行者扱いです。 GM:で…。味気なく、情報を公開してしまった方が良いでしょうか。(笑 恭一:というと?w GM:いやまぁ、会話も何も無いのは寂しいかな、と(笑 ミスト:ああ、PC同士で情報交換するのにロールプレイしますかってこと? GM:むしろ気になるのは、何か伏せますか?って事です。 藍子:なるほど。私は伏せるような情報は何も無いなぁ ミスト:こちらは伏せる情報とか特にないかな。ミスト的には、何を伏せるべきなのか判断付かないw ミスト:ミストの受けた依頼は、依頼人の素性とかどうなってます? かくしかで問題ない? GM:依頼人の素性はも何も、アレです。ハンターズブラッドからの依頼なので GM:まぁ、依頼主は別にいるんですが…。受け付けたのは七尾さんから。 ミスト:なるほど。口止めとかされてないなら普通に話すでしょうね。 GM:えぇ。 恭一:恭一は、伏せるってわけではないけど、訊かれない限り、依頼人の名前に言及することはないでしょう GM:なるほど。 藍子:依頼人の名前が出ると、わたしはティンと来るんだよなぁ(笑 GM:まぁとりあえず、データ的にまとめたものを公開はしますね。 GM:あとは、書類を見せるかどうかにもよる。恭一さんは。 恭一:まあ、書類とかは全部普通に見せますよ。一応信頼のおける相手だし GM:なるほど。 GM:藍子の持っている情報 ・赤谷風里の連絡先を知っている。 ・赤谷風里の情報5 5:どこかボンヤリとしたイメージを与える少女。赤谷圭介の娘。現在配達の短期バイト中。 GM:ミストの持っている情報 ・自分が“姿無き復讐者”のターゲットの1人である。 ・黒崎高雄の情報5。 5:元MMM研究者。元、がついているのは1,2ヶ月ほど前の事件のせい。 半魔達によって研究データを破壊され、自身も重症を負って逃亡し、行方知れずだからである。 ちなみに、その際のブラッドはフルメタル/エトランゼだった。 GM:恭一の持っている情報。 ・赤谷圭介の連絡先を知っている。 ・過去3件の事件の現場写真を持っている。(圭介が渡した) ・赤谷圭介の情報5。 5:“姿無き復讐者”の事件を解決するように依頼した人物。 右腕を吊っていたりする、怪我人。事件には無関係ではない、らしい。 ・真相解明の情報10 10:被害者は全て、背中に刺さったナイフにより死んでいる。 それ以外にも身体のあちこちに斬撃のあとがあり、激しく血肉が飛び散っている。 これらから、激しく戦いあったのだろう、と予想される。 また、全てが粗大ごみの積まれるような、人通りが殆どない路地裏のつきあたりで殺されている。 GM:とりあえず、こういう感じ。自分の項目だけでもとりあえず見ればいいと思う。 藍子:恭一の依頼人に関しては伏せられてると考えて良いですね GM:まぁ…。どうせバレるよすぐ。(笑 藍子:ですよねー(笑 恭一:まあねw GM:ともかく、キミ達は場所をブラックロータスに移した。 藍子:「お邪魔しまーす」 ミスト:「…お邪魔します」ぺこり、と頭を下げる。いかにも見よう見まね。 恭一:「ま、カウンターの席にでも座ってくれ。何か飲むかい?」 カウンターの奥に引っ込みながら、二人に尋ねます 藍子:「あ、わたしはアイスコーヒーがいいです!」元気良く ミスト:「私は…出来れば真水を」生真面目な顔で。 藍子:「ミ、ミストさん……お冷だけってのは寂しくありません?」 恭一:「水でいいのかい? 別にお代は取らないよ?」 ミスト:「…いちおう食物を摂取する機能はあるのですが。どうも、その…こちらの“嗜好品”というものにはなかなか慣れなくて」困ったような表情で首を傾げる。 恭一:「ふむ……それは残念だ」 では藍子にアイスコーヒーを出して、一緒にOPで貰った事件の資料も見せましょう 藍子:「それで、まずは恭一さんが依頼を受けたっていう事件についてお話を聞かせてもらえますか?」 GM:実は、藍子さん。書類の入ってる封筒に、物凄く見覚えがあります。 藍子:むむ? GM:具体的にいうと、風里がバイト先で扱っていた。端っこに書いてある店の名前も一致する(笑 藍子:秒殺でした(笑 GM:知り合いだ、って言ったし…!w 藍子:だがこの時点では、最初に浮かぶのはあの店主だろうな(笑 GM:だろーね!w 藍子:「あっ、このお店!」 藍子:「あ、あのっ、恭一さん! 依頼人って、この封筒のお店の人なんですか!?」 GM:恭一さんは、そんなのには心当たり無いです。(ぁ 恭一:「は? いや、その店のことは知らないが……何か心当たりでも?」 藍子:「ええと、ちょっと長くなるんですが、私の友達がお世話になってるのが、この封筒のお店なんです」 藍子:で、わたしのOPでの出来事をカクカクシカジカと 恭一:えーと、それは風里の名前も言ったってことでいいのかな? 藍子:友達の名前も出しますね。赤谷風里と伝えます 恭一:じゃあ、気付くか 藍子:「―――という事なんです。……あの、もしかして恭一さんの依頼人さんって、このお店の店主さんなんじゃないでしょうか?」 恭一:「いや、どうもそうではなさそうだが……今回の僕の依頼人も赤谷という苗字なのは、偶然にしては少し出来すぎかもしれないね」 ミスト:「…少し、解らないことがあるのですが」 藍子:「何ですか? ミストさん」 恭一:「ん?」 ミスト:「そのアカタニという人物が、この事件の解決を依頼した動機は何なのでしょう?」 GM:無論、キミと共に依頼をこなしたメンバーに、アカタニという名前の奴はいなかった。 GM:まぁ、恋人とか友人とか、名字違う知り合いだったら判らないだろうけどね。 ミスト:「彼の関係者が狙われているというなら、理解できるのですが」 恭一:「仕事だからそんな詮索はしなかったが……こうなってくると、一応調べてみるべきかな」 藍子:「事件を調べてる依頼人さんが赤谷さんで、その人のお店で同じ苗字を持つ風里さんが働いてる……」 藍子:「どういうことなの、これって……」 ミスト:「事件に関わった五名のうち、三名は既に死亡、もしくは破壊されました。残る二人の内、一人は現在この世界にいません。よって当座狙われるとしたら私一人…のはずです」 GM:この世界にいないって、それ意味ちがくね!?(笑 藍子:出張って、そんな遠くに行ってるのか(笑 恭一:ちょっとうお座のフォーマルハウトまで ミスト:ドミニオンというつもり、いちおうw GM:まぁ、それはハンターとしてありうるのですが…w他界した、みたいな意味に取って吹いた ミスト:他の街、程度だったら狙われない理由には薄いのでw GM:実際そう言うことです。一応。 (※ GMがアホの子に見えるのは仕様です(笑) ミスト:「私としては、怪しい場所を調べ回ってみて犯人を迎え撃つつもりでしたが」 藍子:「それじゃミストさんは、そんなに強そうな相手と一人で戦うつもりだったんですか!? 無茶ですよぅ!」 ミスト:「…私は、武具ですから」生真面目な顔で。 恭一:「迎え撃つ、か。確実に接触できる手段ではあるが……無闇と身を危険に曝すこともあるまい」 藍子:「ああ、もう! そういう事を言ってるんじゃないんです!」>ミストさん 藍子:「もしミストさんが一人でそんな戦いをして、万一の事があったらって思うと……わたし……!」言葉に詰まる ミスト:無意識か、そっと藍子の頭に手を乗せて、軽く撫でる。 ミスト:「…私は武具です。しかし、護りたい相手がいる。そのために役立てるならば…道具としては本望なのです」 ミスト:「護るべき相手を護れず、むざむざ自分だけが生き延びるなど…逆に私には、耐えられないことですから」 藍子:「あう……でも、きっとそれは武具だからって事じゃないと思います」 藍子:「大切なものを守りたいって思うのは、誰だって当然の考えだと思いますよ?」 恭一:「道具、か。……僕にはそれは、まるで人間の台詞に聞こえるよ」 ミスト:「そうですか。…そうなのかもしれませんね。私の世界には、そういう概念自体があまり存在しませんでしたから」生真面目に頷く。 藍子:「と言うわけなので!」すっくと立ち上がって「わたしの友達の風里さんが巻き込まれる可能性があって! ミストさんが一人で敵に立ち向かおうとしてるのなら!」 藍子:「わたしだって、大切なものを守るために戦いますよ! いいですよね、恭一さん!」 恭一:「駄目だと言ったところで、君は絶対引き下がらないだろう?」 やれやれと肩をすくめて答えます ミスト:「判りました…では、力をお借りします。その代わり、お二人はこの身に代えても護りましょう」 GM:それでは、ここでシーンを切ります。 GM:絆判定は何か、ございますか? 藍子:今回は見送りにしておきます 恭一:ここでは特に無い、かな? ミスト:藍子の絆を好敵手から庇護に。 藍子:わーい ミスト:彼女は自分とは違う、何か別のものだと認識したw GM:了解しました。それではシーンを切ります。 GM: GM:ここで、全員に〔SA:“姿無き復讐者”を倒す〕を差し上げます。 GM/藍子:NG「あと、怪しいところって言っても16mは目立つよぅ!」(w GM:交戦するとそうなるんですよね。(ぁ ミスト:まぁそうなるのかな(ぁ GM:そりゃぁ、ナイフでは殺せないわ…(w GM:他の人は、魔獣化しても概ねヒトガタサイズです。ともいっておく。でなきゃ裏路地では殺されないだろう。(ぁ 藍子:採石場とかでないとミストは襲えないだろ…(笑 恭一:採石場って、まるで特撮だなw GM:いやまぁ…。最初は、OP2は研究所の最奥で黒崎と対峙、だったんですが GM:死闘を尽したらそもそも施設がヤベェと思って、変更したりとか…(笑 ミスト:崩れますね。私以外は全員下敷き(ぁ GM:アッー!! 何だ解決じゃん(コラ 藍子:Σ( ̄□ ̄|||)何が解決なの!? 恭一:それレンも死ぬけどいいの?w GM:いやでもほら。ミスト以外全員死んだら、復讐も何も既に死んでるわけで(ry ミスト:始まる前に全てが終わる事件。起承転結の起がない状態。まさに完全犯罪(何 GM:完全過ぎて涙が出てきた 恭一:むしろ起承転ないですよねそれw GM:黒崎は《彼方への門》残してたけどね。(ぁー 恭一:じゃあミストは結局復讐されるじゃない!w (※ ここで全部終わってたらめでたしめでたしに…ならないか(笑) 藍子:「じゃあ一番やわらかボディな恭一さんを二人で守りましょう、ミストさん!」 GM:やわらか戦車かと思って吹いた 恭一:確かに武器の類はお持ちでないが!w ミスト:いっそキョウイチに《盟約》して乗って貰うという手も(ぉ GM:これから、様々な特殊ルールについて解説します。えーととても長いので覚悟してください。 まず、今回のクライマックスの迎え方とタイムリミットについて説明します。 GM:1.クライマックスは、「“姿無き復讐者”との対決」である。 PC達は“姿無き復讐者”の正体を突き止めれば、宣言することでいつでもクライマックスに突入する事が出来る。 ただし、PC達が突き止めた犯人が間違っていた場合、「陰謀ポイント」を+10d6する。 (ようするに、正しい犯人を突き止めれば、有利な状況でこちらから戦いを挑むことができます。) 2.1シーン経過するごとに、「陰謀ポイント」というポイントが2d6増える。 このポイントが10、20、30…と、10の倍数を超えるごとにPCに不利なイベントが発生する。 (これは、“姿無き復讐者”が次の事件に向けて準備を進めていることを表します。) 3.陰謀ポイントが50になった場合、不利な状況でクライマックスに突入する。 (PCの推理が進む前に、“姿無き復讐者”の準備が整い、襲われる、ということです。) 4.陰謀ポイントの2d6はシーン冒頭にシーンプレイヤーが振る。陰謀ポイントの初期値は0。 5.愛1点で振り直しが可能。ただし、GMサイドからも罪1点で振り直しを指示できる。 GM:続けて、情報判定シーンのルールを説明します。 1.シーンプレイヤーは、GMの提示した情報項目のうちどれか一つを選んで調べる。 2.その際、同じ情報項目を調べたいPCはシーンに登場することで、同じ項目に対して判定をすることが出来る。 3.判定に使える技能は複数あるが、どれでも得られる情報は同じ。 出た達成値、出る情報に応じてシーンを作り、シーンの最後に情報を開示する。 4.達成値はシーンに出たキャラクター全員の達成値のうち、最大値を取る。 これは、シーンを重ねるごとに累積する。Crtが出た場合、達成値を2倍で計算。 (例えば、2人が11,14(Crt)を出したら、14×2=28扱い。 次のシーンで同じ項目を調べて11、13が出れば、28+13=41。) 5.情報判定の達成値を+5することも可能。ただし、その場合は調査対象と絆を取れない。 (ルール的に言うと、絆判定の難易度を+20ぐらいします。ので、そのつもりで。) シーンに出たPCは全員で達成値ブーストするかしないかを選択。シーンプレイヤーの意見を優先します。 (本人に話を聞くか、第三者経由で話題を集めるか、と言う選択肢です。 後者を選ぶ場合、確実な情報が手に入りますが、NPCがシーンに出ないので絆を取れないのです。) (※ 上のカッコの中の文章は実質形骸化してしまいました…orz) 6.また、GMから提示しない隠しボーナスが幾つかあります。PC側から宣言があった場合お教えします。 (トリックを見破る、とか、何かに気付く、とか…そう言う推理要素です。) 7.情報収集以外のシーンが欲しい場合は、裏でGMに提案してください。 GM:ちなみに、GMから提示する、調べられる項目は以下の4つです。 ○赤谷風里〈情報:魔物〉〈情報:裏社会〉 ○黒崎高雄〈情報:魔物〉〈情報:企業〉 ○赤谷圭介〈情報:噂話〉〈情報:裏社会〉 これらの情報の目標値は5/10/15/20/25/30。 30の情報が出れば、確実にそのNPCが白か黒か判ります。 ○真相解明〈交渉〉〈情報:警察〉 この情報の目標値は10/20/30/40/50/60。 60の情報が出れば、“姿無き復讐者”の正体が判ります。 この項目のみ、「陰謀ポイント」によるイベントで-修正がついたり、逆に隠しボーナスで+修正がついたりします。 (証拠品を隠されたり、逆に発想の転換によりトリックを見破ったり…という事をデータ的に再現したものです。 真相そのものを掘り下げることが出来ますが、確実で遠回りな道のりです。 確実な道なので、“姿無き復讐者”は邪魔をしてくるわけです。) GM:以上。何か質問が無ければ、すすめます。長い文章なので、ちょっと次のシーンの開始の前に時間をおきますね。 ミスト:何か、凝ったギミックを組んできましたねw GM:かなり凝ってます。長くて申し訳ないですが 恭一:うおー長いなw GM:簡単に言ってしまえば、シーンごとに情報は1つ調べられる。ただし、シーン数が増えると、敵にとっても有利になる。そう言うシステムです。 一応、細かいルール周りも設定してるせいで、文章が長いんですが、概ねそう言う理解でよいと思います。 で、各情報の一番下だけは、それぞれのPCは既に持っている。そう言うことです。 まぁ、合流してお互いに公開した今だと、達成値5の情報は今更必要は無い話になってしまいますね…w 藍子:風里がフルメタルなんじゃないかという予想をオープンにするには、RP必要でしょうか? GM:RPは必要ないです。まぁ…。シーン的に、次に風里の話題が出たときにでも表で言って頂ければ。 藍子:了解です GM:実際、風里の正体が何であれ、事件の真相そのものに食い込んでるわけじゃないので(笑)真相解明ポイントは増えません。悪しからず。 ミスト:期待値的に考えて、調査に費やせるミドルは7シーンが限度かな。 GM:まぁ別に…。8シーン9シーン費やして、返り討ち作戦もアリっちゃアリですが(笑 GM:オススメは致しかねます(ぁ GM:じゃあ、とりあえず、シーンはすすめますね。 前へ 次へ
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書き手聖杯戦争が行なわれている冬木のようなそうでないような地にて。 「あ ァ ァ ァ ん ま り だ ァ ァ ア ァ ッ!!」 「落ち着け、マスター! 声が大きい!」 自らのサーヴァントに窘められて尚、おんおんと大声で泣き嘆く書き手がいた。 その姿はセリフの元ネタであるエシディシ――ではない。 そもそもエシディシのアバターになれていたのならこんなにも泣き叫ぶことはなかった。 エシディシの原作での立ち位置とジョジョロワ2ndをはじめとした悪名から他人から信用は得にくいだろうな、とか。 そんな風に状況分析でもしていたことだろう。 そうではない、そうではないのだ。 涙する書き手に与えられた容姿はそれ以前の問題なのだ。 人間だとか柱の男だとかサイボーグだとか、百歩譲って犬や亀や猿や猫草ですらない。 「よりによって、スタンドだなんて……!」 スタンドだ。スタンドになってしまったのだ! 幽波紋(スタンド)。それは力あるビジョンである。 守護霊のように使い手の「傍に立つ (Stand by me)」ことから作中キャラにそう命名された具現化した超能力のようなものである。 原作であるジョジョの奇妙な冒険の人気も相まって説明するまでもないかもしれないが。 ともあれである。 スタンドとはあくまでも傍らに立つものであり、本来なら本体は別にある。 いや、一部スタンド自体が自我を持っていたり、一人のキャラクターとして成り立っている存在もいるのだが。 「うう、F・Fとまではいかなくともせめてヨーヨーマッ、いやアヌビス神でもまだ納得できたのにぃ~!」 残念ながらそのスタンドはそれら名だたるキャラクター性のあるものではなかった。 登場人物でもなければ意思持ち支給品としてもカウントされない、通常のスタンドだった。 「ナット・キング・コールだなんてそもそも私、どんな口調で喋ればいいんですか! 一応ジョジョ東方準拠で早苗よりにしてますが! ご丁寧に御柱も担いでますし!」 『ナット・キング・コール』。 その名を聞いてもピンとこない読み手の方も多いだろう。 スタープラチナやザ・ワールドに比べるまでもなく、登場して日が浅いこともありジョジョの中でもまだまだ知名度の低いスタンドだ。 しかし非ジョジョラーのロワ住人よりもジョジョラーのロワ住人の方がより一層首を傾げるに違いない。 あれ? ナット・キング・コールってジョジョリオン(ジョジョ8部)のスタンドだよね? ジョジョリオンの出ているロワなんてあったっけ、と。 その疑問は最もである。 2015年今現在、まとめサイトのあるロワにおいてジョジョリオンがまっとうに参戦しているロワは存在しない。 あのカオスロワにさえ不参加である。 そもそも原作が完結していない上に、主人公についての謎も多く、スタンドもどう進化するのか分からない以上、出しにくい点もあるのだろう。 かのジョジョロワ2ndでは完結前のジョジョ7部SBRも参加作に含まれていたが、出していいのは当時既に死亡済みのキャラのみという決まりがあった。 原作におけるどんでん返しやスタンドの進化に配慮してのことであろう。 ジョジョロワ3rdにおいては、完結に伴いSBRも解禁され、どころかバオー来訪者などの他の荒木作品も参戦したが8部からは未登場である。 ちなみにナット・キング・コールの本体こと東方常秀は原作でも未だ生存していたりする。 では、ジョジョロワの書き手でないと言うのなら、いや、そもそも8部が参戦しているロワがないというのなら。 彼はいったいどこのロワの書き手だというのだろうか? 漫画ロワか。 マルチジャンルロワか。 二次二次聖杯戦争か。 或いはどこかの聖杯系で8部人物の登場話を書き惜しくも敗れた書き手だとでもいうのか。 否、それらのどれでもない。 たった一つ、たった一つだけあるのだ。 ナット・キング・コールが支給されてしまったロワが。 ジョジョ8部は参加していないながらも、ジョジョ8部からスタンドを出してしまったロワが。 「私だって、私だって……。どうせ姿を変えられてしまうなら。 承太郎さんみたいにごつくてかっこいい男の人や、“霊夢さんみたいに可愛い少女”になりたかったですよ。 ねえ、ランサー、分かりますか!? 分からないですよね!?」 「い、一応うちにもジョジョも東方も出てるから分かるって!」 「そういうことじゃないです!」 ジョジョ×東方ロワイヤル。 その名のごとく、参加作品が『ジョジョの奇妙な冒険』と『東方project』の二つのみというロワである。 俺ロワ・トキワ荘にて絶賛継続中であり、名簿とルールこそ 1の手により制定されたが、書き手枠もあるリレーロワである。 が、書き手枠があろうとも、そこにジョジョリオンの姿はない。 出すことが禁止されていたわけではないのだが、結果的にジョジョロワ系列にさえいなかったズィー・ズィーまで登場しようとも、8部からは誰も登場することは無かった。 あくまでも、人物に限れば――。 「酷いですよ……。こんなのってないじゃないですか。私が一体何をしたというのですか。 8部からスタンドを出した? 仕方ないじゃないですか。迷ったけどかなり好きなスタンドだったんですから……」 ここまで言えば分るだろう。 支給品としてついつい未参加の8部からスタンドを出してしまったのである。 ルール上禁止されていたでもなく、他の書き手たちの反対もなかったため、普通に通りはした。 別に悪いことではない。 しかしながら書き手聖杯における彼の容姿はその時点でほぼ決定したと言っていい。 何せ他のどのロワ、どの書き手もなしえなかった唯一無二の個性なのだ。 ナット・キング・コールの容姿とはつまり、彼がジョジョ東方ロワ書き手であり、何よりも◆qSXL3X4ics――クスクル・ジョースターである証なのである。 「あー。いやでも坊主、それとも嬢ちゃんか? その姿、ヒーローみたいでかっこいいじゃねえか」 「後生ですから少女ということにしておいてください……。 この容姿だと御柱付きとはいえあまりにも東方要素が皆無なので……」 「お、おう。嬢ちゃんも大変だな……。けどな、俺だって似たようなものだろ?」 「似てないです! ばりばりの主人公の姿じゃないですか!」 「いや、そうは言っても今の俺の姿はぱっと見化け物みてえなものだしなあ」 確かに。 全身を大量の螺子で穿たれているとはいえ、額にV字型の飾りを持っているためヒーローっぽく見えるクスクルに対し。 ランサーの姿は、仮面の化物としか言い様がない。 誰がどう見ても禍々しいという印象を受けるだろう。 だがそれでいて多くの人間から、彼は主人公と認識される。 何故ならその姿はジョジョの奇妙な冒険と同じくジャンプが産んだ人気漫画――BLEACH、その主人公のものだからだ。 名を黒崎一護。ゴールデンタイムにアニメをやっていたこともあり、ナット・キング・コールとは違い説明不要の有名人ではなかろうか。 正しくは、ランサーが模しているのは一護の完全虚化と呼ばれる状態にミスト・バーンが取りついたような容姿なのだが。 黒崎一護と十分認識してもらえる範囲である。 それだけではない。 「贅沢言わないでください! 確かにちょおっと怖いかも知れませんが。 でもその姿はランサーくんにとって勲章みたいなものじゃないですか!」 黒崎一護が登場するロワはジャンプロワや全開ロワなど、複数ある。 けれどもこと書き手“聖杯戦争”にその姿で呼ばれよう書き手がいるとすれば、それはたった一人だけだ。 三百をも超える登場話候補作の中から、一番多くの票数を獲得し、自作を認めさせた書き手。 ◆DpgFZhamPE――通称、一護の人。 トリップの頭文字的にはデップーとしたいとこだが、それだとまた別のキャラクターになってしまうため、ここはそのまま一護の人とする。 ちなみにデップーも中々に彼の得意キャラではあったりする。 「嬢ちゃんの言うことはごもっともで、確かに誇らしくはあるんだが……。 分かんねえかな? 一護の姿をしてるからこそ、バーサーカーじゃない俺は一護らしく振舞っちまう訳にはいかねえのさ」 「あ……」 そこまで言われてクスクルはようやく気付く。 二次二次において一護の人が書いた黒崎一護はバーサーカーだ。 バーサーカーという理性を失い、喋ることもままならないクラスでありながらも、最高にらしくかっこよく黒崎一護を書いたからこそ、彼の作品は多くの住民を惹きつけた。 その彼が、理性も会話もできるクラスで召喚されたからといって安易に黒崎一護っぽく振舞うことを自分によしとするだろうか。 するまい。彼に限らず多くの書き手は自重するはずだ。 何せもしかしたなら二次二次本編において黒崎一護が理性を取戻し会話する展開もあり得るからだ。 そのような展開があるとすれば間違いなく二次二次における一護の山場であり、見せ場であろう。 それが如何なる展開であるにしろ、あり得る大一番をなんてことなく先取りすることを彼はよしとしなかった。 退場した後ならともかく、一護にはまだまだこれからがあるのだ。 故に一護の人は自らが召喚されるに辺り二刀を封じ、代わりにランサーとして二体のサーヴァントの力を宿し馳せ参じた。 片や光の神子クーフーリン。片や大魔王バーン。 どちらも一護の人の二次二次におけるもう一つの代表作で大活躍したサーヴァントであり、既に脱落済みのキャラクターである。 「つうわけでだ。俺はバーサーカーでもなければセイバーでもなく。ランサーとして兄貴っぽく振舞わせてもらうぜ。 まあ中身が俺だからな。兄貴ほどかっこよくはなれねえだろうが。それでいい。 ここは書き手聖杯なんだ。クーフーリンの二次創作じゃねえ、あんたらが言うところの一護の人として俺という書き手を綴らせてもらうさ」 「で、だ。マスター、少しは落ち着いたみてえだから聞かせて欲しいんだが。 マスターはこの書き手聖杯戦争をどうしたい? 聖杯に託す願いはあるのか?」 「……絶賛容姿変更をしてもらいたいです」 「優勝しちまった時点でこのロワ終わるだろうかあんま意味ないだろ、その願い」 「そうですよねー。ううん……」 腕を組んで考える。 聖杯に託す願い……というのは特にない。 ジョジョ東方ロワは順調だ。 書き手聖杯とやらに願ってまでどうにかしてもらう必要はない。 あ、書き手はいつでも募集中ですが! だから聖杯のために殺し合いに乗る理由はないのだが。 ただ。聖杯を得たいとは思わないが、しかし、◆qSXL3X4icsという書き手としてここにある以上したいことはあった。 ジョジョロワ書き手に会いたいだとか、東方ロワ書き手のサインが欲しいとか。 そういう具体的なことではなくて。欲しいですが。もっと曖昧で抽象的な、けれども彼女にとってはこれでもかという欲求があった。 「私は――何か大きなことがしたいです」 「おっきなこと?」 「はい!」 それは一見、将来の夢は? と聞かれた時に、夢見がちな青少年から返ってきそうな答えだった。 実際彼女がまともに早苗の姿でもしていたなら、今頃目にしいたけが浮かんでいただろう。 しかし彼女の願いは何の当てもないただの夢ではない。 彼女はこれまで既に成し遂げてきたのだ。 その大きなことを。ジョジョ東方ロワにて何度も何度も。 話をしよう。ある書き手の話だ。 ジョジョ東方ロワにおいて最高の書き手が誰かと言われたら多くの人が迷うだろうが。 しかし、最強の書き手はと聞かれたなら、殆どの人が◆qSXL3X4icsのことを思い浮かべるだろう。 それくらいに◆qSXL3X4icsはド派手かつインパクトのある作風な書き手なのだ。 超弩級バトルは言うに及ばず、考察から心理戦、圧巻の心理描写、思わず悲鳴を上げたくなる痛覚表現などなど。 兎にも角にも読み手の心をガンガン揺さぶってくる演出の巧みさと文章力、作風なのである。 何よりも彼女の作品を読んだ者には伝わってくるのだ。 書きたいことをとにかく書く! そのためなら起承転結セルフ全ブッコミで分割だってしまくってやる! と言わんばかりのクスクルの情熱が。 だからこそ彼女が、クスクルが書き手としてここにある以上、長編SS相応の大きなことがしたくてしたくて堪らないのだ。 ……少し子どもっぽい願いだろうか? 具体性に欠けた夢見がちな方針なのを自覚しているクスクルは、恐る恐るランサーの反応を伺う。 「はっ、いいじゃねえか。気に入ったぜ、マスター!」 どうやら杞憂だったらしい。 ばんばんとクスクルと肩を組みながら、ランサーも自らの方針を語りだす。 「俺の願いはただ一つ。一番をとることだ」 「一番、ですか?」 「おうよ。マスターも知ってるんだろ、俺の逸話を。つまりはそういうことさ」 何も一位を取るために登場話を書いたわけではない。 美遊が好きだから。一護が好きだから。この二人を二次二次に登場させたかったから。最高の組み合わせだと思ったから。 かっこいい登場話を書けると踏んだから。書きたかったから。だから、書いた。 勝敗は二の次だった、とは言うまい。 書き手として登場話を書いた以上真剣にこの二人を出すために勝負に出たのは事実だ。 けれどもまさかあんなにも多くの人に読んでもらえて、面白いと思えてもらって、一番の票数を獲得しようとは。 思ってもいなかった。望外の喜びだった。 誰かが言い出してくれた。一護の人と。 誰もが言ってくれた、すごい書き手だと。 遂には英霊の座に記録されるまでに至った。 そんな一護の人として召喚された自分が。 果たして一位以外に甘んじていいだろうか。 嫌だ。 二次二次聖杯を担う者の一人として、多くの者たちに愛された書き手として。 何より、数多の書き手の頂点に立ったこともある我が誇りにかけて。 一護の人は、書き手聖杯にても頂点を望む。 「一番つっても別に優勝しなきゃダメだってことじゃあない。 熱血でもいい。鬱でもいい。感動でもいい。考察でもいい。 最多マーダーとか、最強マーダーを討ち取ったとか。 とにかく何でもいいんだ。 この書き手聖杯でも一護の人は最高の書き手だろって、自分にもみんなにも胸を張れるような。 そんな何かを成し遂げたいんだ。だから」 己がマスターへとニヤリと笑みを浮かべて右手を差し出す一護の人。 「最高にビッグなことをやろうじゃねえか、マスター」 クスクルも笑い返してその手を両手で包み込む。 「はい! 頂点を取りましょう、ランサーくん!」 ここに握手と共に契約が交わされる。 さあ行こう、偉大なる夜を越えて。 【クラス】 ランサー 【真名】 一護の人(◆DpgFZhamPE)@第二次二次キャラ聖杯戦争 【パラメーター】 筋力:B 耐久:C 敏捷:A 魔力:B 幸運:C 宝具:B 【属性】 混沌・中庸 【クラススキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない 【保有スキル】 戦闘続行:A 往生際が悪い。瀕死の傷でも戦闘を可能とし、致命的な傷を受けない限り生き延びる。 仕切り直し:C 戦闘から離脱する能力。不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。 チェイン A 物語を繋げる力。フラグ整理もお手の物。 転じて自身の武器を呼び寄せる能力。 手から離れていたとしても念じるだけでその手元に戻ってくる。 超速再生 B 一護やデップー由来の再生能力。 このランクならば腕の欠損、胴体に開けられた穴などを一瞬で回復可能。 破棄のあった難所でさえ書き上げて再生できる。 しかし、再生の規模に応じて相応の魔力を消費する。 アルテミット・ワン B 二次二次聖杯戦争の登場話コンペにおいて、最多票を獲得した逸話が昇華したスキル。 自らの宝具以外のステータスのうち一つを、対応する相手のステータスより一段階上回ることができる。 このスキルは敵一人ごとに発動できるため、相手が多人数の場合、自分のステータスを複数強化することも可能。 【宝具】 『二律背反・矛盾螺旋(アンビバレンツ・デッド・オア・アライブ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 必殺必中の魔槍を正面から受けきった天地魔闘の構え、絶対防御を正面から貫いた刺し穿つ死棘の槍。 最強の矛盾対決を描き切った一護の人の最終奥義。一回の戦闘で一度だけ使用可能。 魔槍による回避防御不能の一撃でカウンターを打ち込むまでは、相手のいかなる攻撃もHP1で耐えしのぐことができる。 この宝具は相手の防御・回避・バフ・デバフ系の宝具・スキルなどを貫通する。 【容姿】 ミスト@ダイの大冒険に取り憑かれた完全虚化黒崎一護@BLEACH 口調はクー・フーリン@Fate寄り 【Weapon】 ゲイ・ボルグ@Fateシリーズ 大魔王バーン@ダイの大冒険の各技 【代表作品】 『美遊・エーデルフェルト&バーサーカー』 『導火線に火が灯る』、『凛として散る戦士の如く』 【書き手紹介】 二次二次登場話投票において最多票を獲得した書き手。 一護の人として有名だが、彼は決して登場話コンペでの一発屋ではなく、二次二次の主力として活躍中である。 二次二次の序盤の山場であり、フラグが複雑に絡み合い、関係者も多く、難所であったバーン包囲網を見事にリレーし次へと繋げた。 【スタンス】 自らと自らを名づけてくれた者達の誇りのために、書き手聖杯でもてっぺんを取る 【基本戦術、方針、運用法】 耐えて殴ることに特化したサーヴァント。 スキル、アルテミット・ワンが最大の強み。 うまく乱戦に乗り込めば宝具以外のステータスオールA+やオールEXも夢ではない。 タイマンにおいても宝具の性質上滅法強い。 注意すべきはステータスは高くないものの、宝具やスキルが強力なタイプのサーヴァント。 宝具もあくまでも瀕死で耐える止まりなので、相手からの更なる反撃には気をつけよう。 【マスター】 クスクル・ジョースター(◆qSXL3X4ics)@ジョジョ×東方ロワイヤル 【マスターとしての願い】 自らの望むがままにおっきなことがしたい。あとできたら容姿も変えたいな― 【容姿及び口調】 容姿:ナット・キング・コール@ジョジョリオン 口調:東風谷早苗@東方シリーズ 【weapon】 御柱@東方風神録 【能力・技能】 ナット・キング・コールの分解、接合能力と早苗の奇跡を起こす程度の能力 【代表作品】 『蓬莱の人の形は灰燼と帰すか』 『Trickster ーゲームの達人ー』 『COUNT DOWN “NINE”』 【人物背景】 ジョジョ東方ロワのエース書き手の一人。 熱血から鬱展、感動、考察まで何でもこなすオールアタッカーだが、さらなる強みは文章による演出力。 文章力自体も高いが、擬音の使い方や視覚効果での魅せ方、意味ありげなカウントダウン表記などなど。 ハッタリが効くとでも言うべきか、ジョジョを小説で表現するというのはこういうことだと言わんばかりの作風である。 【方針】 大きなことをして、頂点に立つ 019:夢物語 投下順に読む 021無限大な夢の後で クスクル・ジョースター 024:連鎖反応 一護の人 024:連鎖反応 ▲上へ戻る
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1. (‘ω’)つ<´L`└) 2010/08/30(月) 20 00 35 0 このスレは規制された人のためのものです。 だがしかし!20歳未満と非規制民は速やかにゲラウェイ!ROMはいいよぉ ぴんく難民の鯖は頑丈ですが、人が増えた為ここでは実況禁止です。 規制民でも書き込める ★オードリー実況専用http //jbbs.livedoor.jp/internet/9733/でお願いします。 なお、出番完全終了後はおkとなっています。 ここではヲタヲチ禁止!↓でどうぞ。 オードリーヲタヲチスレ2 http //babiru.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1282625218/ 基本は 900が次スレを宣言して立てること 荒らしはスルー、構う奴も荒らし→スルー、他芸人sageは自重 スレの流れが早過ぎて追いつけない人はこちらへ http //www37.atwiki.jp/imakita100/ 前スレ オードリー難民Part570 http //babiru.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1283147596/ 8. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 18 08 0 1 おつんつん コレアリまだああああああああああああああああああああああああああああああああ? 11. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 18 31 0 1おつー 先週は平田祭りだったのに それ知らないでケチつけるお客さんはスルーで 20. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 20 30 0 若林はドラマの演技でもずーっと悩んで反省してそうだからやらなくていい ていうかあの下手演技見たら笑っちゃう 34. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 23 44 0 26 向こうがそうなのかお こっちが荒らし扱いされたみたいだから反撃しちゃったお春日しい 45. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 26 19 O 34 お前が荒しじゃないのはちゃんとわかってたから大丈V男 52. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 27 37 0 こち亀の香取にいたぶられる若林も良かった あれは香取が上手なんだけどさ 65. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 29 35 0 32 電気グルーヴに一言でもそうだったなw でも今回の素肌ピンベ前髪下ろしは初かな? 79. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 31 35 0 ドラマが芸人にプラスだとは思えない コレアリがちょうどいい コレアリ最高 86. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 32 15 0 旧本 384 多分リモートデスクトップ機能使ったサービスだろうから見られたと思うよw 95. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 33 32 0 若林はいい意味でキャラクターが普通だからドラマでも需要ありそう 春日はいい意味でキャラクターが特殊だからドラマじゃ使いづらそう 102. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 35 33 O 94 吉本だったら確実にしょうもないドラマや映画の主演にさせられてたな>オードリー それで、最近落ちこぼれた芸人いるし 116. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 37 59 0 二人とも設楽さあああああああmmや宮迫や原田みたいにはなれないしなってほしくないので 問題は無しですう 125. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 38 42 0 113 明日がコレありだから平田の話題なだけ 今日はノードリー 他の話題出してよ 133. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 39 46 0 吉本の若手ってみんな失速してんな オードリーひとり勝ち 147. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 41 24 0 89 131 この双子どこに落ちてるの? 154. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 42 33 0 131 なんか菅谷が人間不信におちいって平田になったようにも見えるw 162. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 43 42 0 149 あーすっかり忘れてたw あれよかったなー 子役かわいかった 174. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 45 12 0 つくづくオードリーはANN成功して良かった! 24時間の後にあるとかいうのが凄い救いになるw 186. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 46 58 0 うるせえええええええええええええええええええ!! おれじゃねえって言ってんだろおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!! 196. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 47 53 0 こんなにキャラが盛り上がるのって菅谷以来かな あの時もすごかったなあ延々と祭りだった まあ自分は放送外地域でDVDも見てないんだけどさ 209. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 48 45 0 先週のいいともの若林の髪型おかしくなかった? 母も卵みたいwって言ってたんだけど 213. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 49 34 0 189 茶髪が柔らかさを醸し出してるな というか真っ先にコマネチ歯に目がいってすみませんの世界です 228. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 51 20 O 208 良作ならいいよ 天狗と思われるかもしれないが、台本がつまらなかったら断るべし>オードリー陣営 234. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 52 20 0 225 USBメモリで変身でもするの? 240. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 52 53 0 これで万一ドラマオファーきて平田並みにハネちゃったら 若林にもう死角ないな・・・ 259. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 55 25 0 252 コントだから笑えるがドラマでああいうキャラいたら殺意芽生えるwww 265. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 56 34 0 アカン警察って 春日に「しゃべんな」って厳命したスタッフがいる番組でしょ? 272. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 20 57 40 0 若林みたいに普通そうで実は癖があるってタイプは何か出てきそうなんだよな 三谷幸喜がコラムに若林のこと出した時はちょっと出演期待したんだけどなー 289. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 00 54 0 284 「1ねんかんしごとがないだけでりこんとか 10ねんしごとないおれたちはどうなるんだよ」 299. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 02 33 0 24時間マラソンの裏側に オードリーがチラッと出るお 303. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 03 04 O 286 ラブドールの回は春日の 人形におきがえしましょーねーって語り掛けるのがむちゃくちゃ気持ち悪くて笑った 314. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 04 16 0 告白見てきたよおおおお 面白かった でもなぜかお客さんは圧倒的におじさんが多かった 320. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 04 54 0 307 そういえば若林が歩いてる映像で友達が賞取ったって話しあったね 339. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 07 36 0 328 あれは面白さより怖さを追求してるからしゃーない でも好きよ 341. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 07 54 0 タオルケットと結婚したい私にとっては ラブドールの話はあながち外れた話ではなかったという… 354. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 09 38 0 341 タオルケットと結婚したい人久しぶり 360. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 10 16 0 345 トランジット若林の手の動きが女らしすぎて憎い 373. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 11 36 0 352 あったあったw 予想外ではあったけど楽しんでたからここの反応にびびった 382. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 13 53 0 370 福田が若林に料理の話を聞いてもらってありがとうといっていた それ以外は若林きゃわわと雑談 以上 394. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 15 00 0 378 めっちゃ期待してる人多かったもんなw なんせサンド鳥居U字 407. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 16 45 O すっ菅谷たああああああああん 平田にゃあああああああああああん ハァハァハァハァ 416. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 17 04 0 404 wwww そういやこのときの若林がうさんくさすぎてワロタw 425. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 17 44 0 福田の話って24時間だよね 裏でそんな話してたのか 和むなw 437. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 18 48 0 24時間って毎年土日? じゃあANNがある限りランナーは来ない 443. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 19 03 0 432 夏休みが終わるから子供達が暴れてる ぴんく板なのに 455. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 20 03 0 445 (‘ω’)かすががいっしょうけんめいなにかをやるとわらえないんですよお 461. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 20 38 0 若林だけでANNやればいいんじゃないの ひとりでやる夢も叶って一石二鳥 474. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 21 58 0 462 でも守銭奴っぽいことを言っちゃってファン以外には怒られる春日もらしいっちゃあらしい 483. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 23 12 O 春日ーマラソン出るなら感動のゴールして 後日ANNで実はOバックはいてましたって言ってぇ 496. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 25 14 0 484 触るなよ 触った分だけレスしてくるんだから 507. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 26 06 0 500 ねーよw 今年だって存分に感動クラッシャーだったんだぞw 510. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 26 23 0 489 きゃわああああああああああああああああああああああああああああ 左が 528. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 28 19 0 春日だけで100キロマラソンして 若林は一人でラジオして これ実現したら世間の評判どんな感じだろw 536. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 28 50 0 524㌧! でも福田って誰って聞いたらggrksg? 546. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 30 01 0 532 そうそうそうワンフレだ! 自分もいつ放送か分からないからレスしたんだわw ごめんな 556. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 31 21 O 548 でもオードリーが日テレっ子な限り これからも無駄にちょいちょい出ると思うわ 564. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 32 18 0 555 電気のANNぐらい あとはテスト期間にちょこちょこ 575. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 33 29 0 555 普通にANNリスナーだったから オードリー決まった時は嬉しかった 582. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 34 11 0 567 ありがとう まさかとは思うけど、8月24日に遅れ放送されてたの? 595. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 35 46 0 563 いい仕事してますねーーーーw w w w w 603. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 36 46 0 593 ㌧㌧! 今くらいかなーと思ってたんだけど そんなにズレこんでるんだな… 615. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 38 03 0 609 つ ブログかツイッター 628. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 38 59 O 609 諦めずに話せばいいじゃない 面倒だったらミ糞とかですれば? 631. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 39 17 0 609 別にここでもそういう話してるよ お前さんのタイミングが悪いだけ 647. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 40 24 0 633 ありがとん しかしなんというかまぁ… 656. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 41 18 0 みんなオードリーのどういうところが好きなの? 起承転結付きで説明してみてよ 666. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 42 06 0 555 ゆず、ナイナイ、ビビる、伊集院、爆笑問題、タマフル、安部礼二、バツラジ ウィークエンドサンシャイン、菊地成孔ウォンテッド 676. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 42 56 0 637 を応援してるお! 609なんてたいしたこと無いお! 687. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 43 30 0 668 産業とかも雑談に流されること多いしな 694. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 44 11 0 670 童顔なのに首と腕が太くて男らしい 色白もちもち胸板 703. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 44 54 0 693 流れるのはやいから一日分のログ読むのだって大変なんだよ 719. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 45 41 0 703 今日なんかは何回も何回も誰かが産業返してるのにそれは無視かよ 724. 609 2010/08/30(月) 21 46 05 O 一気にレス付いてびびったわw オードリーがゲストて出た番組のDVD出てるやつで これは見とけってのある?どっちかピンで出てるやつでも良い 734. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 47 11 O でも確かに、普通にオードリーの話したいのに不毛な変態トークが繰り広げられてて入れない時があるな 749. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 48 33 O 735 まさやすが言うまで気がつかなかった 754. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 48 53 O 今日久しぶりに若林単独春日だけじゃない!を観たんだが 冷静に観るとあれかなりの黒歴史だよねw 769. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 50 25 0 740 平田も菅谷も番組の話だしオードリーの話だからぜんぜんおk 全く関係ない雑談は嫌だけど 778. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 51 02 0 759 毎回なんとなくスルーされてるであろう理由がわかったw 781. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 51 15 0 761 原口のDVDなら万場 堀尾さんとかのなら爆笑 おそらく万場だな 794. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 52 43 0 782 アリケンのやつじゃない? 801. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 53 11 0 アメリカン親父と ボディビルダーと 二択ファイターなら どのネタが好き? 自分はアメリカン親父 810. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 53 53 0 786 ω’)まだのぞきなんてやってんのかよ あくしゅみだな ‘ω’*)・・・ △ おもしれーちょーおもしれぇ ‘ ‘ 825. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 55 41 O 815 それよりもハナミズキの後のひんやりした空気が凄かったwww だから?みたいなw 834. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 57 16 0 822 ん?もしかしたらしたらばのほう知らない? 必要な情報はそっちに乗っけてくれてるよ善意の人が 847. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 58 39 0 ロリコンの線引きは 二次元→LOで自分磨きできるかどうか 三次元→街ですれ違った幼女で自分磨き出来るかどうか だと思うの 851. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 21 59 09 0 826 殺人事件好きー あのときに春日の武モノマネを初めて見た ・・・星… 864. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 00 47 0 856 おまおれ ここでネタの話題になる度に言い続けてるぜ ボーリングのとこが好きすぎてたまらん 873. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 01 50 0 アメリカン親父大好きなんだけど、どんどん下ネタに進んだのがちょっと 春日は座薬の時本当に脱いでるのかね 889. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 03 55 0 878 ボールをパスする要領で赤子を「元気な男の子ですよーーー!」とぶん投げる 896. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 04 38 O キャラキングすげー面白い アメリカン親父のネタ大好き 二択ファイターは春日がスカートはいて戦ってたのが印象強い 903. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 05 26 0 894 だいたいみんなコンビニとか出産の方が好きなのかと勝手に思い込んでた ごめんお 913. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 06 17 0 むしろショートアメフト好きの中で嫌いなネタ上げてった方が早いなw 自分は見たやつ全部好きだけどさ 醤油の瞬発力に吹いた 921. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 07 03 0 ボーリングとビリヤードが好き ボーリングの訳わかんなさに大爆笑した 934. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 08 44 0 930 おつー 平田の応援はレアだぞ 良かったな 942. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 09 51 O 920 ちゃんと好きだぜ!下んないおいかけっこでマジの息切れに爆笑したしw 955. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 11 10 0 907 ┐。7。 チッ…ジュクジョジャネェジャン 960. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 11 48 0 ○ 930 乙 もうお前に用はない く|)へ 〉 ヽ○ノ  ̄ ̄7 ヘ/ / ノ | / | / 971. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 13 18 O ボディビルダーはスタイリストのネタで シャツ引っ張ってMサイズにするとこ笑ったわ あとメジャー出して計るとこ 983. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 14 46 0 春日もネタ書いたことあるんだから ネタ書かないネタ書かないってしつこく言うの やめてあげてほしいお 993. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 15 50 0 10プロの時春日が自分が夫かと思ってたっていってたけど 夫婦喧嘩思い出せば確かにそうだったな 1000. 名無しさん@ビンキー 2010/08/30(月) 22 16 32 0 1000ならオードリー単独ライブ開催決定 元スレ: http //babiru.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1283166035/
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/392.html
2013年総評案6 大賞 明日もこの部室(へや)で会いましょう 「くのいち」と「SEX戦争」――時代が違えばどちらも大賞に輝いたであろう2者の熾烈な戦いは、「SEX戦争」が辛くも勝利を収めた。当然議論は紛糾し、あらゆる角度からの検証・比較が行われ、とうとう「クソゲーオブザイヤー」というスレの在り方にまで矛先が及ぶこととなった。2年連続で大賞選出に難航し、その間にもクソゲーが襲来するというマストダイモードさながらの猛襲に、スレ住人も息絶え絶えであった。今年もまた、新たな戦場がやってくる。敵はインパクトとネタ要素に溢れた笑えるクソゲーか、はたまた苦痛を追求した負のクソゲーか。尽きることのない戦いに休むことは許されない。そこにクソゲーがある限り。総評案すらも出揃わぬ1月、待ちきれぬとばかりに1番手が姿を現した。2012年覇者「SEX戦争」擁するスワンアイが、いち早く刺客を送り込んできたのだ。その名は「リア充爆発しろ! ~変身能力手に入れたんだけど質問ある?~ 」(通称「リア充」)。ひょんなことから変身能力を手に入れた極度のコミュ障の主人公が、その能力を使って彼氏持ちの女たちを寝取っていくというストーリーだが、能力を手に入れた経緯説明はわずか10クリック程度というダイジェストと呼ぶのもおこがましいやっつけ仕事ぶり。かの有名クソゲーの冒頭を彷彿とさせる脈絡のなさに、既にこの時点で嫌な予感を禁じえない。ストーリーの都合上ヒロイン達はみな彼氏持ちであるが、例によって全員処女である。展開も急転直下で、能力を手に入れた後は流れ作業のごとくエロシーンへ突入、能力を使ってじっくり落とすという楽しみは存在しない。ヒロインにいたずららしいことをするイベントはあるものの、「ハメ撮り写真に化けて脅迫するもののクラスメイトにバレ、何故かその後ハメ撮り写真を自慢」等、またもやバカゲーを履き違えたような内容ばかりである。こんな投げやりないきさつで無惨に処女を奪われたヒロインはというと、怒りも葛藤も自己嫌悪もなく、今までのラブラブっぷりが嘘であるかのようにあっさりとコミュ障主人公に鞍替え、その後は適当にエロを繰り返し、気がつくとエンディングを迎えている。せめてエロがよければ…そんな一縷の望みすらも当然あっさりとひねり潰される。ろくな前置きもなしに唐突にエロシーンに切り替わり、終わるとすぐまた別のエロシーンに飛ぶという節操のなさで、わずか10分程度で3つのものエロシーンがワゴンセールのごとく投売りされる。内容は20クリック程度で終わるという薄さだけに飽き足らず、テキストにコピペの痕跡が随所に見られるというお粗末さで、どのヒロインとHしても「ずっぷ!ずっぷ!ずっぷ!ずっぷ!」「ああ…もう出そう」というくだりが何回もお目見えするため、自家発電よりも先に賢者モードが捗ること請け合いである。あまりの薄さとコピペぶりに、変身能力を手に入れた際の「そして…僕は変身能力を手に入れたのだった」とあわせて「3行でわかるリア充」などと揶揄され、住人達に寵愛されることとなった。ジャンル表記に「寝取り」の文字も見られるが、前述の要素に加えヒロインを寝取る際に変身するのはヒロインの彼氏であるため実際のシーンは和姦と言って差し支えなく、寝取りの醍醐味は皆無であることも追記しておきたい。そもそも主人公はこの能力でリア充撲滅に力を入れるはずだったのだが、童貞を喪失したらどうでもよくなったらしく、「リア充撲滅計画」とやらがその後どうなったのかは知る由もない。コンプまでに要する時間はわずか2時間足らず、もちろん価格は強気のフルプライスである。おざなりな背景説明、矛盾する誰得の処女設定、起承転結の承転をかっ飛ばしたストーリー、つっ込み処満載で萎えるだけのエロシーン。新年早々、「SEX戦争」で取り沙汰された問題点を改善するどころか焼き直して全部乗せしてくるという暴挙に出たスワンアイ。爆発すべきなのはリア充ではなく製作陣であることは言うまでもない。負けじと名乗りを上げたのが、プラリネの「モテすぎて修羅場なオレ」(通称「修羅場」)。スタートの時点で4人のヒロイン全員と関係を持った状態で、どう考えても1本道にはならないであろう設定だが四股デート後の選択肢でルート決定、そのままエンディングというまさかの1本道仕様。選ばれなかったヒロインは、わずかに恨み言を口にするだけであっさりと身を引いてしまうため、タイトルにある修羅場は作品内のどこにも存在しない。公式HPの修羅場体験FLASHの出来は秀逸で、どんなゲームかと期待してみれば、1本道で同時攻略もハーレムルートも未実装、モテすぎてもいなければ修羅場もないという安定のタイトル詐欺で、何を売りにしたかったのかまったく伝わってこない順当なクソゲーであった。ゲーム自体はやや控えめの感があるクソゲーだったが、この「ストーリーの中心設定らしいものを決めただけで後は投げっぱなし」というクソ要素は、2013年KOTYeに暗く大きな影を落とすこととなる。その後も、シナリオが勝手に削除・改悪されたことをライターが暴露した「星彩のレゾナンス」、「最終痴漢電車」をパクった挙句ターゲットに女装少年を紛れ込ませた「淫獄痴漢列車」、冗長なシナリオの中に伏線と無意味な強調句を織り交ぜてすべてに蛍光マーカーを引いた参考書を読まされているような錯覚に陥るシナリオに仕上げた結果、買い取り価格が缶コーヒー以下まで暴落した「少女神域∽少女天獄」などが続き、月替わりで届けられる選評に誰もが胸の高鳴りを隠せなかった。春も過ぎようとしている5月、Ex-iTの「逃避行GAME」(通称「逃避行」)がお目見えした。タイトル画面は「START」「LOAD」「END」のみというシンプルさで、コンフィグやCG閲覧モード、シーン回想などは存在しない。辛うじてコンフィグは本編から変更が可能だが、一体いつの時代のシステムなのかと小一時間問い詰めたいところである。シナリオは伏線をろくに回収しておらず、元々あったシナリオを削ったのではないかと邪推したくなる放置ぶり。本編もバグが多く、ボイスが再生されないことや突然の背景暗転程度は序の口で、特定ヒロインのルートへ進むための選択肢が出現しないという進行に関わる致命的なバグも当然の如く実装。そして本作がもっとも注目を集めたのが、発言者が「???」のキャラや「高校生」などのモブの場合、いかなるセリフであっても女性の声で「いらっしゃいませー」と再生される音声バグである。屈強な殺し屋も「いらっしゃいませー」と愛想よく挨拶し、モブ同士の会話となると「いらっしゃいませー」の応酬、言葉が通じていないのに意思疎通はできているというシュールさが歴戦の猛者たちの腹筋を崩壊させた。残念ながらこのバグはパッチにより修正されてしまったが、この昨今貴重な笑えるクソ要素はスレにとってさわやかな清涼剤となった。しかし不具合は本編のみに飽き足らず特典にまで波及し、エロシーンをヒロインの一人称視点に切り替えることができるパッチが回想モードがないために適応せず、特典ディスクは文字通りただのフリスビーと化した。本作は予約特典ディスクの不具合を理由にマスターアップ後に延期しており、その結果がこれでは立つ瀬もない。発売から2ヵ月後、修正パッチによりようやく日の目をみたものの公式はあくまで「不具合」と主張し、未完成であったことを認めてはいない。かつては「ひよこストライク!」という佳作を生み出したメーカーであったが、今回の惨状にはファンも肩を落とし、発売延期を重ねている「雛といっしょ」(「ひよこストライク!」のFD)に力を注いでいるのだろうと無理やり溜飲を下げざるを得なかった。その儚い希望が無残に打ち砕かれることを知るのは、まだ先の話である。百合の花が咲く初夏間近の6月、スレに禍々しい徒花が咲き誇った。MBS Truth -Cherish Pink-に栽培されたその花の名は「クラス全員マヂでゆり?!~私達のレズおっぱいは貴女のモノ・女子全員潮吹き計画~」(通称「マヂゆり」)。端的に表現するなら「百合をテーマにした抜きゲー」だが、百合ゲーなのにも拘らず主人公にボイスが存在しない。ひたすら主人公が独白を披露し喋り倒す一方でヒロインのセリフは極めて少なく、その数たるや20~30クリックにひとつあるかどうかという無口さで、動作や様子までもが地の文で書かれるという徹底ぶり。おそらくはボイスありのセリフを極限まで削って制作費を削減しようという意図なのだろうが、ヒロインが喋らないため、彼女達がどんなキャラなのかが非常に掴みづらい。公式HPを見ると個性豊かなヒロイン達が紹介されているが、前述の通りセリフが極少の上に描写そのものも少ないため、性格も設定もシナリオにまったく生かされていない。また何かが起こるたびに主人公かひたすら妄想という名の独白を繰り広げるため、会話のテンポが非常に悪い。加えてテキスト自体が独特のテイストで、「ボクの中の雌ライオンが~」という意味不明かつくどいフレーズが何度もお目見えするため、数多く見られる誤字脱字と相まってじわじわとストレスがたまっていく。日常シーンでたびたび挿入される「ちびキャラフリートーク」ではヒロイン達がきゃっきゃとおしゃべりに興じてくれるが、ここでの彼女達にはボイスが一切ないことを付け加えておこう。肝心のエロシーンでもこの作風は健在で、打ち上げられたマグロのごとく反応の薄いヒロインを尻目に、主人公がひたすら喋り妄想と性欲を爆発させる。せめて地の文で描写してくれていたならまだ救いもあったのだが、ライターが主人公の妄想だけで手一杯だったのか、ろくな描写がなされないのだから始末に終えない。テックアーツ系列のお家芸であるフルアニメーションの出来がなまじ良いため余計に虚しさが募り、ここでもストレスがたまっていく。さらにBGMがとてもエロシーンとそれとは思えないチョイスで、「馬に乗って大草原でも駆けてるかと思った」「RPGのフィールドとか町で流れてそうな曲」と評され、「妄想の大地を翔ける雌ライオンのテーマに相応しい壮大さ」と言われるまでに至った。システムは一見一通り揃っているかに見えるが、メッセージウインドウ上の「NEXT」というボタンを一度クリックしてしまうと、あらゆるオプション設定を無視して次の選択肢まで強制スキップするという落とし穴がある。これを止めるにはゲームを終了させる以外の方法がなく、うっかりクリックしてしまったら最後、ゲームを終了させて再度ロードすることを強いられる。性質が悪いことにこの「NEXT」ボタンはゲーム中多用するであろう「AUTO」ボタンの真上にあるため、注意を払わないと誤爆する危険性を孕んでいる。システムといえば、「おっぱいフォーラム」について言及せねばなるまい。言うなればCG閲覧モードであるが、内容がシステムデータではなくセーブデータに依存するため、1回のプレイではせいぜい2ページ埋めるのが精一杯で、システム上コンプリートするのが不可能となっている。活用するためにはそれぞれ違うページを埋めたセーブデータを作成し、いちいちロードするという手間が必要なため実用的とは言いがたい。全体数から言えば貴重な百合抜きゲーだったが、いざプレイしてみればフルプライスとして最低限のボリュームを満たしておらず、百合ゲーとしては痒いところに手が届いておらず、抜きゲーとしてはエロが薄いという全方面に残念な出来栄えであった。何故このような露骨なことをしてまでフルボイスの体裁を保ちたかったのか。それは誰にもわからない。快調にエントリーが続き、1年も3/4が終了する9月末に異変は起こった。9/27に発売された作品が3作もスレになだれ込んできたのだ。まずは、SAGA PLANETSより発売された「カルマルカ*サークル」(通称「カルマルカ」)。7つの大罪をモチーフにし、主人公を含めたメインキャラ達にそれぞれの力(魔可)が割り振られている。魔可を持つ人間は能力者と呼ばれ、儀式を行い「カルマルカ」に接触することで全ての時間を操ることができるようになる――という設定なのだが魔可と実際の能力の関連がないものも多く、ただのキャラ付けと成り下がっている。怠惰の魔可を持つキャラは魔可の発動と共に突如睡魔が襲ってくるはずなのだが、ごく普通にバイトをこなしていたり憤怒の魔可を持つ主人公は魔可が発動しないと怪力にならないはずなのだが、あるルートでは普段から難なく石を握り砕いていたりと明らかな矛盾も見て取れる。本来であれば話の核となるはずの魔可とカルマルカだが、ルート分岐後はどんどん魔可はストーリーに絡まなくなり空気化。その一方で個別ルートに入った途端、「公式HPにも載っていない・共通ルートでは微塵も出てこなかった”人殺しの娘”という設定が浮上」「瀕死の重傷を負った主人公を放置して帰国」「理事長と対立するも、ヒロインの耳打ちひとつで黙らせる(内容は一切明らかにはされない)」等、共通ルートとの整合性が取れない箇所や投げやりな展開が目に付くようになり、ボリュームもルートによってはスキップ使用でわずか数分で終了するという噴飯物の短さ。さらにTRUEルートへ突入すると個別ルートとの食い違いが多数出現し、中には個別ルートにおけるシナリオの根幹を完全否定するものまで存在、内容も今までのルートを見ていれば先が読めてしまい、グランドシナリオとしては残念ながら物足りない。魔可の設定を抜きにして恋愛ものとして見てもその要素は薄く、伝承ものとしてもラブコメとしてもどっちつかずの中途半端な感が否めないため、ここは割り切って間違い探しもしくは矛盾を指摘するゲームとして楽しむのが最善であろう。頼みのエロもCGの出来はいいものの、「中出し」「外出し」の選択肢を選んだ瞬間に射精するなどここでもテキストがCGと合わないという隙のなさで、コンシューマー化でも狙っているのか数や長さもお世辞にも十分とは言えず、とどめとばかりにTRUEルートに至ってはエロがない。壮大な設定を盛っておきながら風呂敷を畳むどころか広げることすらせず、「設定は投げ捨てるもの」と言わんばかりに放り投げ、ライター間の基本的な刷り合わせすらも放置された本作。なおこのゲームのジャンルは「ハッピー&スマイルADV」となっているが、こんなものを掴まされた日には笑顔どころか憤怒の魔可に目覚めてしまうのも致し方ないというものであろう。選評者による評価である「笑いどころのないチャージマン研!」、とあるヒロインが言い放った「ぶっちゃけ、もうカルマルカとかどうでも良くね?」。これらのセリフが、このゲームの惨状を如実に物語っていた。クソゲー3連星の2番手は、チュアブルソフトより発売された「ノブレスオブルージュ」(通称「ノブレス」)。舞台はサント・アレクサンドラ女学院。生徒は常に帯剣し私闘も許されており、胸元にあるバラを散らされるか降参すると負けるというどこか既視感漂う学院に、負傷した双子の妹に成り代わって主人公が潜入するストーリーである。このような世紀末な学院にあっては、「命に関わる薬を盗む」「試合用の服に細工をして電流を流す」「スタンガンで気絶させ拉致・監禁」などは取るに足らぬ些事であるらしく、見当違いな逆恨みでこれらをやってのけたキャラにはトイレ掃除等の罰当番をさせられるのみ。ストーリー自体も短く、各キャラのエピソードをわずかにこなして即ルート分岐、あっさりと苦難を乗り越えEDというダイジェスト仕様。男であることがバレたらどうしよう、という女装ものには欠かせない葛藤や緊張感もなく、ヒロインも男が女学院に侵入していたということに対してろくな反応もなく、簡単に女装少年(主人公)とくっついてしまう。「チュアブルソフト過去最大のボリューム」と謳うエロシーンだが、これまたひとつひとつが短い上にマップ移動によりぶつ切りにされているため不当に水増しされている感が拭えない。主人公の容姿は大変愛らしいのだが、構図でカットされていたり顔が描かれていなかったりと散々で、ここでも女装ものの基本すら外している。ヒロイン達にも自分の責任や立場を自覚していないと思われる言動が散見し、製作側も含めてタイトルの元になったであろう「ノブレス・オブリージュ」を誰ひとり理解していないことを露呈する結果となった。9/27発売のトリを務めるのは、戯画より発売された「バルドスカイゼロ」(通称「バルスカゼロ」)。エロゲー好きでは知らぬ者がいないであろう「バルドシリーズ」の最新作にして、好評を収めた過去作「バルドスカイ」の前日談にあたる作品である。周回プレイを重ねることで明らかになっていくストーリーとやりこみ要素あふれる戦闘システムが魅力で、根強い固定ファンもついているシリーズだが、ふと見てみれば原画・ライター共に過去作とは別人、開発チームも実質別チーム、やたら褒めちぎるスタッフコメント、半年に渡る延期…一抹の不安を感じながらも踏み出してみれば、まさかのと言うべきかやはりと言うべきかの戯画マインであった。セリフ回しがくどい一方で描写不足のシーンが多く、後出し上等で無理やり辻褄らしいものを合わせた力技を駆使したシナリオ。ぽっと出のキャラが重要な役割を果たしていたり、ピンチになったら都合よく助けてくれる便利キャラが何とかしてくれたりと、素人の創作物にありがちなご都合主義も健在である。どこをどう考えても後日談であるはずの「バルドスカイ」には繋がらず、伏線は回収どころか全力で投げっぱなしで、クリアしても達成感がなくもやもやとした消化不良感が残るばかり。キャラクターも演技が稚拙な上に頭のネジが悉く消し飛んだとしか思えない性格で、前作主人公には大量殺戮犯という不快な設定が付加され、今作のキャラが前作主人公を平然と扱き下ろしたため、シリーズファンの不興を大いに買うこととなった。「バルドシリーズ」の大きな売りといえば戦闘であるが、これがまた大型地雷であった。攻撃を当てても吹き飛ばないのであらゆる武装が繋がってしまう、それ以前に格闘ボタン連打でラスボスすら瞬殺できてしまうため、コンボを組み立てるという戦闘システム最大の醍醐味が霧散。その一方で攻撃を当てても敵がノックバックしないため、殴ってる最中に蜂の巣にされることも珍しくない。装備できる武装も過去作の半分、命中率の高いはずの武装は棒立ちの敵にすら当たらぬ始末で、必殺技的武装も任意発動から自動発動になったため爽快感どころか戦闘の邪魔になることもしばしば。過去作では武装を使った状況等に応じてダメージ補正がかかる等細やかな設定もあったのだが、今作ではもちろん全部削除された。エロシーンはというと、フルプライスでありながら10シーン程度しかなく、ルート分岐の際も「誰のルートに分岐しますか?」と表示される直球さで身も蓋もあったものではない。後にパッチで修正こそされたが、特定ルートで必ず強制終了する、それ以外でも頻繁に強制終了するというバグもあり、フルコンプまでに100回以上も強制終了したという報告もあった。苛立ちばかりが募るバグとシナリオに加え、ありとあらゆる要素が劣化の一言に尽き、これを半年待たされた上にフルプライスで掴み取ったプレイヤーの怒りと悲しみはいかほどであろうか。そんな彼らにとどめを刺したのが、発売からわずか2ヵ月後に発表された「バルドスカイゼロ2」の製作決定である。分割するほどのボリュームではないと公言した上でこのような未完成品を売りつけ、舌の根も乾かぬ内に続編製作を発表するというどこまでもユーザーを舐めきった対応に、ファンは血涙を流すこととなった。世間が賑わうクリスマス、スレには赤と黒のサンタクロース達が降臨していた。赤いサンタの名は「赤さんと吸血鬼。」(通称「赤さん」)。発売元のALcotハニカムは当たりとハズレを交互に出すことである種有名なメーカーであり、その法則に従えば「赤さん」は良作のはずだったのだが…。3人いるヒロインには事実上個別ルートが存在せずほぼ1本道、そのため1人攻略後はスキップを駆使すれば1時間程度でフルコンプが可能。恋愛ものであるにもかかわらずその過程がろくに描かれず、次々とヒロインが股を開いていくチョロイン仕様。ストーリーも序盤から起伏がなくただ漫然と流れ、終盤で突如キャラの素性や秘密などが明かされていくという打ち切りマンガのような内容で、そのくせ無関係な雑学の量が多く、ぶつ切り感も凄まじい。この意味不明さはエロシーンでも如何なく発揮されており、日常シーンに突如エロシーンが乱入、ワンクリックで既に挿入寸前、絶頂と同時に終了という、低価格抜きゲーですら忌避するパターンがふんだんに盛り込まれている。例としては、1)夜の寮で停電ハプニングの真っ最中に突然場面が昼間の屋上に移り、ヒロインがこちらに尻を向けてくぱぁしている CGに切り替わり、そのままエロに突入(この間わずか3クリック)2)あるヒロインが主人公へ夜這いをかけ告白、そのままエロという場面でCGがフライング表示されるため、ヒロインは半裸で 主人公の部屋へ侵入・告白してしまっている3)しかもその16クリック後には他のヒロインのパイズリシーンへ移行などである。念のため彼女らは処女であり、痴女という設定は存在しないこと、タイトルにもある「赤さん」は特にストーリーには絡まない誰得キャラであることを追記しておこう。黒いサンタの名は、昨年「NTR48」でスレを沸かせた黒鳥より放たれた「雨音スイッチ~やまない雨と病んだ彼女そして俺~」(通称「雨音」)。メインヒロインがヤンデレという性質上絶対に何かがあると思わせる本作、しかし蓋を開けてみれば常識を悪い意味で覆す禍々しい何かが詰まっていた。「雨音」にはアニメーションがあるのだが、エロゲーのアニメーションと言えば思いつくのはひとつ、エロシーンのアニメーションであろう。しかしここにあるのは首絞め・リストカット・自殺シーンというニーズがあるとは到底思えないものばかりで、エロアニメーションはほぼない。もちろん動画回想モードも完備しているが、こんな鬱動画を好んで再生するユーザーは果たして存在するのだろうか。イラストもサンプルやパッケージには気合が入っているが、いざゲームを始めると実際のCGとの落差に愕然とするAVにありがちなパッケージ詐欺。ストーリーも常人の理解を遥かに超越しており、ヒロインが母親の葬式にウェディングドレスで登場、「今日は私と慎二くん(主人公)の結婚式なんですよ!」と宣い遺影に向かってブーケトスを決めるという、空前絶後のクレイジーな展開が繰り広げられる。そこにいたのはヤンデレと言うよりはメンヘラ狂人であり、製作陣がヒロイン以上に病んでいたと言うより他なく、公式の「関わってはいけない、危ない女なのだ」というヒロインの説明文に嘘偽りがなかったことだけは証明された。前回の「NTR48」では寝取られをまったく理解していないと酷評されたが、今作ではヤンデレをまったく理解していないというげんなりするオチがつくこととなった。公式HPへ行くとヒロインが雨に打たれるアニメーションと共に「ハッピーエンドってなんだろう…」という文言が表示されるが、そっくりそのままお返しすると同時に、ハッピーエンドよりも先にエロゲーについて考えるべきだと進言したい。悪夢のクリスマスを過ぎた頃、スレに一羽の凶鳥が舞い降りた。Ex-iT「ひよこストライク!」のヒロインの一人で、主人公の実妹である神楽鳥雛にスポットを当てたファンディスク、「雛といっしょ」(通称「雛遺書」)が、約2年もの時を経た12/27にようやく孵化したのだ。マスターアップが発売の一週間前、「ひよこストライク!」「逃避行」同様、マスターアップ後発売日を変更するというきな臭さであったが、そのきな臭さは製品および本編からも漂っていた。パッケージを開けると真っ先に目に入るのは「パッチが配布されるまで正常なプレイができません」というお詫び状、しかも一度シュリンクされたものを開封して封入しており、まごうかたなき新品でありながら既に中古品と変わらぬ様相であった。プレイすると10分程度のプロローグ終了後100%強制終了するバグがあり、なるほどこれでは正常なプレイは不可能である。この状態ではゲームの中身がろくに見えてこないため、「シュレディンガーのエロゲー」と皮肉られたのもやむなしであろう。パッチの公布も二転三転し、「28日は電気街祭りに参加するのでパッチは無理」という唖然とするような言い訳を経て、1週間後待望のパッチが配布されたが、どのルートも10分程度で終了するボリュームのなさで購入者を落胆させた。パッチ解析の結果、CGやシナリオを追加したと思われる痕跡も見られ、「本編ディスクはほとんどデータが入っていない未完成品でそれをごまかすために強制終了のバグを搭載し、パッチで補ったのではないか」という推測もあった。「特典はただのフリスビー」どころか「本編ディスクすらもフリスビー」という惨状で、2012年の製作発表から何度も延期を重ね、2年近くも待たされた期待の成れの果てがこれでは誰が納得できようか。「逃避行」がクソゲーだったのはこちらに力を注いでいたからだ――そんな儚い希望をすらも完膚なきまでに打ち砕いた無慈悲なクソゲーであった。波乱を孕みつつも無事に2014年を迎え、苦行に挑み見事選評を書き上げた勇者たちを皆がねぎらい、新たに誕生するであろうクソゲーに思いを馳せていた。しかし、そんな安息も長くは続かなかった…、否、そもそも安息などありはしなかったのだ。これからがほんとうの地獄だとばかりに、そこかしこに仕掛けられた地雷が次々と弾け、なすすべもなくその爆風に煽られることとなる。年明けから1週間も経たぬうちに早くも1発目が炸裂した。8/30、One-upより発売された「聖ブリュンヒルデ学園少女騎士団と純白のパンティ ~甲冑お嬢様の絶頂おもらし~」(通称「ブリュパン」)である。テックアーツ傘下ブランドとしては「マヂゆり」に続くエントリーである。この時点でお察しかと思われるが、例によって「ブリュパン」もヒロインのセリフが異様に少なく、あっても「……」「!!」などばかり。片や主人公のセリフがひたすら長く、ヒロインとの会話がろくに成立していない点やボイスがない場面になった途端にヒロインが皆おしゃべりになる点も同じである。環境的には女多数の中に男がひとりというハーレム状態であるが、ヒロイン達との交流がままならないため、何の感慨もありはしない。ボイスの少なさに加え、主題歌どころかOP/EDテーマもタイトル画面の流用で、とにかく経費を削減しようというスタッフの執念すら伺える。その執念深さに反比例するように、タイトルにある「純白のパンティ」「おもらし」などに対するこだわりは特に見られず、エロCGも立ち絵のアップ等を使った水増し疑惑が否めない。立ち絵も表情・服装の差分を除けば基本的に1種類というお粗末さで、昨今のゲームと比べると極めて少ないと言わざるを得ない。これで価格はフルプライス、「これがメーカーの作風」と擁護するには無理がありすぎる手抜き全開の出来に、またもやため息をつくこととなった。クソゲーの猛攻は勢いを増していく。7月の発売以来長らく息を潜めてこちらの様子を伺っていたそれは、浮き足立っていたスレ住民のその隙を見逃さなかった。「主役は遅れて登場する」というセオリーに則り、約半年に渡る潜伏期間を経てようやく正体を見せた「魔物」は、地雷と呼ぶには強力すぎる核兵器であった。ミルクプリンにより生を受けたその名は、「明日もこの部室(へや)で会いましょう」(通称「部室」)。廃部勧告を受けた写真部を存続させるために、副部長である主人公が顧問と部長から「女の子の人物写真」を撮って写真展もしくは学園祭に出展し結果を出すように命じられる――というストーリーである。そのためにはモデルとなる女の子を決め、友好を深めることが必要となるが、名前で呼ぶにも抵抗を覚えるほど主人公は女の子が苦手である…という設定のはずなのだが、次の瞬間にはあっさりと名前で呼んでいるという不可解現象が起こる。さらに途中で「体、頭、心のいずれかを鍛える」という選択肢が出てくるのだが、どれを選んでも「こうすれば全部同時に鍛えられる」とエロ本をオカズにオナニーをおっぱじめ、もちろんエロシーンではベッドヤクザへとジョブチェンジ、妄想とは言えヒロインを「俺専用の穴」呼ばわりするという数年前の某クソゲー主人公を思わせる変貌ぶり。この体たらくで一体女の子の何が苦手だと言うのだろうか。しかし、この程度はまだ掴みですらない。作品全体の約90%を占める共通ルートは、目当てのヒロインに被写体になってほしい旨を伝えるその日まで「ヒロイン選択→カメラの手入れ→部室で過ごす」というヤマもオチもイミもない流れをひたすら繰り返すのみにとどまり、挙句同じヒロインだけを選択し続けていくともれなくバッドエンドへ直行する。そのバッドエンドも、「部活はなんとか存続したものの、まともな写真を撮れなかった主人公は部活内でも浮き、卒業式の日に投身自殺を図る」というまさかの鬱展開。結果的には「主人公がいなくても部活は存続する」という、主人公の存在意義を疑うような結末である。これを回避するためには、「ある特定の日にそのヒロインを選択しない」という正攻法とは相反する手法でフラグを立てる必要があるが、基本的にノーヒントの上にチャンスは1日のみ、間違っていてもフラグ成立時と展開がまったく変わらないため、分岐点まで進めないと判別不可能という心折設計。やっとの思いで入れる個別ルートはと言うと、ルート確定後唐突にエロシーンへ移行、おざなりなイベントをはさんで再度エロシーンへ突入、その後何の脈絡もなく数年が経過しそのままエピローグとなり、ボイスを聞いても15分、スキップを使えばわずか5秒程度で事足りるという、短いとか薄いなどという凡百な言葉では表現不可能なほどのあっけなさである。エピローグも散々な出来栄えであり、主人公が撮った写真の内容や写真展・学園祭での結果はほぼ語られずじまいで、中には結果どころかこの作品の主軸であったはずの写真部の存続がどうなったのかすら不明のままのルートも存在する。主軸放棄による説明不足のみ飽き足らず、主人公が裸族として覚醒しヒロインにも裸族スタイルを強要するルートや、ヒロインと引きこもり2年間ひたすらSEXしていた挙句、この間に細菌テロのようなものが勃発して町が壊滅状態になっているという誰得の超展開まで完備。余りの脱線ぶりに、女の子が苦手という設定も写真部の存続というテーマも投身自殺をしてしまったとしか思えない。ヒロインも作中で設定や性格が掘り下げられることはまったくなく、途中に出てくる伏線のようなものも何もなかったかのようにスルーされるため語れる要素は皆無である。立ち絵やCG、ショップ特典イラストにもどこか違和感がある上に、このような空っぽのシナリオのためCG枚数自体が非常に少ない。システムのポンコツぶりも相当なもので、クイックセーブ・ロードもなく、バックログはメッセージウィンドウを一つずつ戻るという前時代仕様。ウインドウに表記されるゲーム名は「明日もこの”部屋”で会いましょう」。一番の突っ込みどころは主人公の名前で、公式HPでは「樫尾光」となっているが、画面に表記されるデフォルトネームは「勇次郎」という赤の他人になっている。これらに加え、公式HPでは2014年2月現在でも「2013年7月26日発売”予定”」表記、ギャラリーも極めて少ないことから、スタッフのやる気のなさと投げやりさがひしひしと伝わってくる。名前は変更可能で4文字までということになっているが、ある手順を踏むと長い名前でも255Bまでなら入力できてしまうことが判明。才能の無駄遣いとしか言いようがない遊び心あふれる名前が有志達により投下され、興奮冷めやらぬスレを賑わせることとなった。年始の選評ラッシュはとどまることを知らない。懲りずにエントリーしたのは、「JK辱処女~純粋な心の持ち主ほど処女を好むという法則~」(通称「枝豆」)。販売元のRed Labelはあのアーベルソフトウェアの系列ブランドであり、この時点で「これは(スレ的に)期待できる…!」と思った諸氏も多いことだろう。しかし、本作はその予想と期待を斜め上に錐揉み下降するかのごときクソゲーであった。発売されたのは12/30、ストーリー・人物紹介・CG等が公開されたのは翌年1/7なのにも関わらず、公式HPには「ダウンロードランキング第一位獲得!」の文字。どこで、いつ集計したランキングなのだろうか。気を取り直して進めると、ヒロインがアラサー童貞無職の主人公の政治経済の教科書を拾ったことから話は始まる。何故アラサー無職が政経の教科書を持っているのだろうか。首を傾げたくなる事態が次々とやってくるが、このゲームの前にあっては特に気に止める必要さえない瑣末なことである。主人公は勉強を教えることを口実にヒロインを自宅へ連れ込み、そこで行為に及ぶのだが、この出会いの前に既に行為に及んでいるシーンが存在し、もはや首を傾げるどころではなくなる。序盤に頻繁に起こるこのような時系列無視に加え、かつてのエントリー作で「差分でCG数をごまかしている」という指摘を受けて反省したのか本作では差分が非常に少ないため場面の変化がわかりづらく、スキップを多用すると話がまったく掴めなくなってしまう。そして最大の要点は、この通称にもなった「枝豆」である。ヒロインとのエロシーンになると何故か画面に枝豆が表示され、ヒロインの性的興奮が高まるにつれて豆の色が変化してゆくのだ。しかもこの枝豆は画面中央にでかでかと表示される上に、元のエロCGには黒い靄のようなフィルターがかかって見づらくなるため枝豆に欲情できる性癖の持ち主以外には邪魔でしかない。一見この枝豆は女性性感帯の比喩と思われるが、それを覆すシーンが続々とお目見えする。途中ヒロインの「腕」に媚薬を注射するシーンがあるのだが、何とこの枝豆にも注射が打たれているのだ。さらに主人公がヒロインに欲情・勃起するシーンでは、何故か鞘から豆が飛び出し、あまつさえ汁まで滴っている枝豆が登場する。枝豆とは一体なんだったのだろうか、枝豆に差分を作るくらいならエロCGの差分を作るべきだと誰も思わなかったのだろうか。プレイ内容は豊富ではあるが、中には首を絞めたり、ヒロインにペニパンを履かせて掘らせるといった人を選ぶものも存在するので注意が必要である。ルートによってはヒロインは在学中に妊娠し、娘を出産するのだが、主人公は娘を見て「俺が娘の最初の男になる、それが娘にとっての幸せになる」と猟奇的な妄想に浸り始める。サブタイトルは~純粋な心の持ち主ほど処女を好むという法則~であるが、主人公がやったことといえば、勉強にかこつけて女子高生を連れ込んで処女を散らした後変態プレイに及び、妊娠までさせた挙句娘まで犯す気満々という純粋どころか清々しいまでのキチ○イ丸出しである。純粋さと狂気は紙一重、といったところであろうか。この他にも、つまらない共通ルート+超展開の個別ルートに加え、同メーカーの他作品(駄作)をプレイしないとキーパーソンの真意がわかりづらいという抱き合わせ商法紛いの「Timepiece Ensemble」、目を疑うような誤字がてんこ盛りなのに加え未使用イラストが多く、このタイトルで妹ものであるにも関わらず妹要素が存在しない攻略対象が混ざっていた「妹*シスター -My sister-」、ゲーム性が乏しい上に設定が面倒くさく、エロシーンでのセリフ繋ぎが雑で妙なセリフを連呼しているように聞こえることから「タノシイネー、タノシイネー」と揶揄された「プレミアムプレイ ~ダークネス~」、相変わらず皆無のストーリー性に加え、ユーザー達が築き上げた膨大な既存MODデータが一切流用不可な「3D少女カスタムエボリューション」、痴漢物でありながら痴漢ゲーに必須のスリル感やヒロインを堕としていく楽しみが微塵もなかった「いたずら学園」などが続々と名乗りを挙げ、スレ住人達は選評締切日ギリギリまで翻弄されることとなった。以上のエントリー作より、次点と大賞を選出したい。次点は設定もストーリーも投げっぱなしで前作からミジンコほども成長が見られなかった「リア充」露骨な経費削減の結果、おざなりなシナリオ・不快な主人公・感情移入できないヒロインを生み出した「マヂゆり」設定だけをコテコテに盛り込んで物語の収束を全力で放棄した「カルマルカ」前作ファンに喧嘩を売った上に全要素が劣化、最初から最後まで不誠実の限りを尽くした「バルスカゼロ」、大賞は「明日もこの部室(へや)で会いましょう」とする。お気づきかとは思われるが、2013年の大きなキーワードは「シナリオが地雷」であった。設定だけ決めてあとは投げっぱなし、ライターの自慰臭満載の誰得仕様、起承転結という概念が皆無のダイジェスト風味…さまざまな地雷シナリオを抱えたクソゲーがスレを彩った。バグや異次元CGはひと目見てクソなのがわかりやすいが、シナリオ地雷はその説明が難しいとされ、実際にプレイしないとそのよさもクソさもわからない。体験版があればある程度の確認は可能だが、体験版以降で本性を表し見事大賞をかっさらった「でにけり」の暴挙はまだ記憶に新しいところである。選評を書くにもそのシナリオや設定を細かく読み込むことが必要不可欠であり、この想像を絶する苦行は真綿で首を絞めるように選評者を苦しめた。膨大な量の選評を書き上げた猛者も少なくなく、その努力と執念には頭が下がるばかりである。エロは七難隠すこの業界にあって、それすらも吹き飛ばす凄まじい破壊力を知らしめた2013年のシナリオ地雷。その中でも「部室」のシナリオは一際抜きん出ていた。大部分のルートにおいて「部活の存続」というテーマを放棄、「女の子が苦手」という主人公の設定も投げ捨て、ヒロイン達に至っては公式HPの記述にあるような個性はゲーム中で大方触れられていないという杜撰さ。彼女達とのふれあいがおざなりな一方、ゲームにあまり求められていないであろうカメラの知識やメタ発言が散りばめられ、最後は物語の始まりとはまったく関係のない方向に着地した挙句鬱展開まで盛り込んだシナリオは、まさに「誰得」の権化。部活動がメインの学園物にこんなニーズがあると考えた根拠は一体何なのか絞め上げたいところである。最終的になかったことにされることがほとんどである部活の存続だが、まず間違いなく一度は攻略に失敗することを見越して、バッドエンドでは確実に存続したことがわかるという大きなお世話ぶりも見逃せない。まともにストーリーを構成できないのならいっそエロに特化するという手法もあったはずなのだが、そのエロも長く単調な共通ルートを終え個人ルートに分岐した途端何かのスイッチが入ったかのようにぱかぱかとヒロインが股を開き、その内容もとりあえず回数だけは最低限こなしましたといわんばかりのやっつけ仕事。部活動に邁進する青春物語にも、女の子達との甘酸っぱい恋愛にも、エロゲの本領であるエロにも楽しみを見出せないのなら、もはやゲームとして一体何を楽しめというのだろうか。頭を抱えたくなるほど内容がスカスカなのにも関わらずこれだけのクソ要素を隙間なくぎちぎちに詰め込んでくるというこの偉業は、怒りを通り越して感動すら覚えるレベルである。褒められる点がひとつもない、金太郎飴のごとくどこを切っても満遍なくクソなこのシナリオに加え、「主人公がクズ」「ヒロインに感情移入ができない」「システムが不便」「エロが薄い」「説明不足+蛇足のコンボ」「立ち絵やCGがおかしい」「バグがある」「販売側の態度に問題がある」等、クソゲーとして主に挙げられる要素を全て兼ね備えた上に、名前のバグという笑える要素まで持ち合わせた「部室」はまさに大賞にふさわしいパーフェクトなクソゲーであると断言できよう。今回のKOTYeが「萌え絵とエロさえあれば後はどうでもいい」と言わんばかりの安易な風潮への警鐘となることを願うばかりである。2011年のダブル受賞、2012年の熾烈な大賞争い、「クソゲーとは何なのか?」「クソゲーオブザイヤーの在り方とは?」という根源的な問い。それらを経た2013年はどんな年になるのだろうと期待も不安も大きかったが、振り返ってみれば毎月必ず選評が届くというかつてないほどの豊作であり、そのいずれもが粒ぞろいという、戦国時代さながらの群雄割拠の年となった。いずれ劣らぬクソゲーがここまで揃うのはある種の奇跡であり、この瞬間に立ち会えたことを我々は忘れないだろう。2014年1月に至ってはわずか1ヶ月の間に8作もの選評が持ち込まれるという想像を絶する異常事態となり、本当に総評がまとまるのだろうかという懸念さえ出てくる有様であった。怒涛の選評ラッシュが終わって程なく、早くもスレには2014年の選評第1号が持ち込まれており、2014年もきっと記憶に残る思い出深い年となるに違いない。最後に、この熾烈な争いを戦い抜いた戦士達に見事2013年を制した「明日もこの部室(へや)で会いましょう」を準えて、次の言葉を捧げたい。「明日もこの部室(スレ)で会いましょう」。