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両手に持った二挺のレーザーライフルでウサギと黒騎士それぞれにピタリと狙いを付けながら、そのオートマタは言った。 <まさか、こんなに早く君が現れるとはね。リヒター……リヒター・ペネトレイター> 猫を彷彿とさせるしなやかな蒼いボディ、男とも女ともつかない中性的な声。長い尻尾が落ち着き無く揺れる。 <……誰だ、貴様は> 唸るような低い声で、黒騎士。戸惑いを隠し切れていないのか、声が少し震えている。 <へぇ、メモリーを消したのか。……あるいは、消されたか。……まあいいや。私の名前はフェーレス。以後お見知り置きを> クスッ。小馬鹿にしたような笑いを漏らす、蒼い猫。相変わらずその長い砲身はピクリとも動かない。 <何の事だ……!> <だから壊れかけのレディオですか、あなたは。ほら、落ち着いて深呼吸してください。ひっ、ひっ、ふー> ……ラマーズ法? 遥が首を傾げたその時だ。 「お嬢さん」 リヒトが遥を呼び止めたのは。 ♪ ♪ ♪ <面白い子だね、キミ。やられるかもしれないのにそういう事が言えるなんて> <そんなに褒めないでください、惚れてしまいます> ウサギが演技がかった動作で頬に手を当てる。 「いやお前、ありゃ馬鹿にされてんだ」 <ですよねー。……さてと、ひとつ質問してもいいですよね> 断定口調。ウサギはどうにも強引だった。 <許可しよう> 同じく余裕たっぷりのフェーレス。 <そこにいるのは、誰ですか……!> <嘘だ! 反応なんて無かっ> しかしその余裕はすぐに消滅した。振り返れどもそこには何も無い、誰もいない。 <しまった!?> 気付いた時には、もう遅い。 「よし、行け! ゴー!」 「は、はいっ! GO Ahead!」 すぐさま指示を飛ばす。 <イエス・マイマスター> 「ハーシェン、お前も!」 <合点承知の助!> 黒騎士と白ウサギの二機が同時に飛び掛かった。 <かかったなアホが!> 狙いは長い、その砲身。がっしとつかんで、ブン投げる。くるりくるりとレーザー砲が宙を舞った。 <やったね……!> 飛びすさり、距離を離す。その声音に、先程の余裕は無し。 <……形勢逆転だ> <でも、まだだ、まだだよ。レーザーを取られたぐらいじゃ> フェーレスのマニピュレーターから、五本の光刃が飛び出した。 <私に勝ったとは言えない!> 鋭い眼光、揺れる尻尾。四脚で立つその姿、それはまさに猫そのもの。 <……所謂本気モードですか。まあ、勝たなくてもいいんですけどね> 幼い声で嘲笑うウサギ。 <……まさか!> 「黒騎士さん、ウサギさん、下がって!」 <イエス、マイマスター> <では、ごきげんよう> 遥が、大きく振りかぶって、円筒状の物体を―――― 「とーんーでーけぇぇぇぇぇぇ!!」 投擲。結構な速度で弧を描いて飛んでいく、その物体は本日二つ目の白燐超高熱(中略)発煙化学爆弾。またの名を、煙幕という。 <閉所でこんな物を!?> 「駄目押しだ、こいつも持っていけ!」 ロッドを地面に突き立てて、ライフルを召喚。フェーレスがスモークグレネードに気を取られているところに特製のペイント弾を叩き込む。 <ああ! 目が! 目が!> 命中。カメラ・アイが塗料によって朱に染まる。それと同時に白燐(中略)焼夷弾頭型(後略)が破裂、部屋中に煙が広がった。 「よし、逃げるぞヘーシェン! お嬢さんも!」 ライフルを捨てながらリヒトが促す。ライフルは光の粒子となって消えた。 <言われなくても脱兎の如く。光の速さでスタコラサッサですよ> 「はい! 行こう、黒騎士さん!」 <イエス、マイマスター> 走り出す、各々マスターを背に乗せて。 フェーレスがこちらを追い掛けてくる気配はない。 ミッション、コンプリート。 ♪ ♪ ♪ 走り続けて数十分、流石にもう大丈夫だろうと街道に出て歩を休める。 「落ち着いたところで、改めて自己紹介タイムといこうか。俺はリヒト・エンフィールド。見ての通り、通りすがりの神子様だ」 近くにあった手頃な岩に腰掛け、腕を組みながら、リヒト。 <とんだ不良神子の穀潰しですけどね> 「お前は黙ってろ。こいつはヘーシェン、俺のパートナーだ」 <ヴァイス・ヘーシェンです。……謝って済む事ではないかもしれませんが、先程は壮大な勘違い、失礼いたしました> ゆっくりと、丁寧に頭を下げる。 「いえ、こちらこそありがとうございました。……もし黒騎士さんとあなたがたの助けが無かったら私きっと殺されてました。あ、私 一条 遥 といいます」 「いや、当然の事をしたまでさ、遥ちゃん」 爽やかな笑みでサムズアップ。 <あ、剃り残し> ぶちっ。ヘーシェンの、見かけとは裏腹に細やかな作業を可能とするマニピュレータが、リヒトの剃り残しを根本から引っこ抜いた。 「へあ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!」 爽やかスマイル台無し。服が汚れるのも構わず、地面をのたうちまわる。 「何すんだテメー!!」 しかし復活は早かった。無駄の無い動作で起き上がり、 「ここまでカッコ良くキメてたのに台無しじゃねーか!」 びしりとヘーシェンを指差す。 <所詮は三枚目という事ですよ> 「せめて二枚目半と言え!」 「ぷっ……ふふっ」 目の前で進行する台本の無いコントに、遥が思わず噴き出した。 「今、誰か俺を笑ったか?」 <あげゃげゃげゃげゃげゃ!!> 「笑うなぁぁぁ!!」 手近に転がっていた小石をヘーシェンに向かって全力で投擲。カチンと虚しい音を立ててそれは弾かれる。余りにも情けない光景に、遥は笑いを隠し切れない。 「ふふっ。いつもこんな感じなんですか?」 「いんや」 <ここにさらに五人加わります> 「五人も!」 遥が驚きの声を上げる。それだけの人数がいたら、どれだけ賑やかな事だろう。二人でこれなのだ、きっと毎日が楽しいに違いない。 「すっごく楽しそうですね。いいなぁ」 「君にもいるじゃないか、相棒が」 リヒトの向ける視線の先、おいてけぼりを食らっていたリヒターがぴくりと反応した。 <何かご用でしょうか、マスター> それはまるで「待て」を命じられていた犬のようで。 「あ、今は」 <現在自己紹介タイム、あなたのターンです> ……間が悪い。 <了解いたしました。私はM-12> 「型式番号ジャネーヨ、名前聞イテンダヨ」 青筋を立ててメンチを切るリヒト。何故かひどく片言だ。 <名前はまだ> 「リヒター・ペネトレイター……だよね?」 名前はまだ無い、そう言おうとした黒騎士を遮る遥。 <……イエス・マイマスター> 黒騎士はそれを静かに肯定した。 ♪ ♪ ♪ 「リヒター……ウーン、いい名前じゃないか。俺の名前と似てるところとか特に」 <あまり縁起のいい名前ではありませんね、改名を推奨します。もっとカッコイイ名前にしましょう、ネオブラックドラゴンとか> 「待てやコラ」 そんなやり取りを遠い目で見ていた黒騎士改めリヒター、指の触覚センサーに反応を確認。頭部を巡らせると、 「あの、リヒターさん」 三つ編みの少女がこちらを見上げていた。 <リヒターで構いません。……何でしょうか、マスター> 「じゃあ、リヒター。色々聞きたい事があるけれど、今はひとつだけ質問します」 <はい> 「私には神子としての素質はありません。このまま私と契約を結んでも、待っているのは穏やかな死です。……それでもいいの?」 <私の目的はマスター、あなたの護衛です。それにお言葉ですが、マナの使役は不可能ではありません> リヒターは言った。まだ芽吹く前の種子であるというだけだ、と。 「その根拠は?」 <“賢者の石”です> 「賢者の石……」 そういえば。遥は細身の襲撃者が言っていた事を思い出す。 ――――ソレサエアレバ、忌マ忌マシイ神子共ニ尻尾ヲ振ル必要モ無イ―――― <賢者の石はマナを無限に生み出し続ける永久機関だという情報があります。真偽は定かではありませんが、それが本当だとしたら> 本来、神子がマナを使役する時は各地に散らばる“管理者”の端末装置にアクセス、許可を貰ってマナを提供してもらう必要がある。しかし自分でマナを作り出せるのなら、許可を貰う必要は無い。才能だって、必要無い。 「でもそれってズルなんじゃ」 <はい。それに管理者にアクセスできない以上、本来得られる管理者からのバックアップを得られない、一度に大量のマナの供給ができない等の様々な制限が科せらせます。しかしマナの使役に慣れれば、そのうち管理者へのアクセスも可能になるでしょう> 「……そういうものなの?」 <はい、データによるとそういうものだそうです> 「……はあ、さいですか」 なーんか胡散臭い。 <ただ、いくつか問題があります。ひとつは、アクセスが可能になるまで――――つまり神子になるまで時間がかかる事。もうひとつは、インストラクターが必須だという事です> 「ははぁ、インストラクター……」 つまり誰かに弟子入りしなければならないという事だ。しかし、 「いるかなぁ、そんな人……」 <お手数をおかけします> リヒター、謝罪。平淡だがどこか沈んだ声は、まるで叱られた犬のようだった。 「あ、いいのいいの。いつまたああいう類の奴らが“賢者の石”とかいうのを狙って襲い掛かってくるかわからないし」 ――――前から欲しかった相棒もできたしね。と、胸中で付け加える。 「でも、インストラクターなんてどこに……あ」 「君達、何をコソコソしとるんだね? ウン?」 <えっちなほんですか? 先生にも見せなさい> 白ウサギとそのマスター、来襲。白ウサギはいつの間にかその姿を金属性のロッドに変えていたが。 そこで遥は気付いたのだ。 そういえば、彼……リヒトは神子じゃないか、と。 いっその事彼に弟子入りしてしまうのもアリかもしれない。が、向こうがOKを出してくれるかはわからない。……そんな事を考えていると、予想外のチャンスが舞い降りてきた。 「そういえば遥ちゃん、君はこれからどうするんだ? 少なくとも、元の生活には戻れないとは思うけれど……。リヒターの事もあるし、なんならウチに来るかい?」 今度こそ爽やかスマイル成功。もう剃り残しは抜かせない、触らせない。 <うわ、こんな可愛い娘を身ぐるみ剥いで売りに出す気ですか。最悪ですね> <その場合は実力で排除します> <なら安心ですね、その時は私も協力します> <感謝します、ヴァイス・ヘーシェン> 「うっせーぞ外野。……で、どうかな。きっと俺の仲間達も歓迎してくれると思うんだよ」 遥に向かって右手を差し出す。 <今なら漏れなく不良神子の自堕落な本性も付いてきますよ。夜な夜な部屋に入って来て破廉恥な事されます> <その場合は実力で排除します> <なら安心ですね、その時は私も協力します> <感謝します、ヴァイス・ヘーシェン> 「お前ら海に沈めるぞコラ。……さて、気を取り直して。どうする?」 聞かれずとも、遥の答えは決まっている。 「よろしくお願いします、リヒト・エンフィールドさん」 その手を握り、朗らかに笑う。心中で「やった」と小躍りしながら。 「ああ、こちらこそよろしく」 リヒトも同じく笑みを返した。心中で「計画通り」とニヤつきながら。 ♪ ♪ ♪ <ああ、くそっ!> カメラに付着した塗料を洗浄液とワイパーが自動で洗い流す。カメラは回復したが、視界は真っ白だ。 <しかし私に勝ったと思ったら大間違いだぞ!> ――――視界が晴れたと同時に切り刻んでやる。 低く構える、視界が晴れる。 が、 <――――あれ?> 目の前には、誰もいない、何もない。という事は、つまり、 <に、逃げた! 私から! 私から逃げた! 逃げられた!> 悔しさにわなわなと震える。フェーレスはドジなくせにプライドが高いのだ。 <はっ。あんな嘘に引っ掛かるなんて、とんだおバカさんね> 頭上から響く、人を小馬鹿にしたような笑い声。その声は高くて、幼い。 <だ、黙れシュヴァルツ!> <黙るのはそっち! これはあんたのミスでしょうが!> <や、奴が……機械人形殺しが来たのかと思ったんだ! 機械人形殺しは貴様だって怖いだろう! 貴様だって!> <近付かれる前に気付けるもん、あたしなら。それに、結局何もいなくて、目標には逃げられて、戦力も失ったじゃない。これをバカと言わずして何と言うのよ?> <ぐっ……> 言い返せずに歯噛みする。 <……いつの間にここは動物園になったんだ> また新たな声。今度の声は低く、唸るような、大型の肉食獣を彷彿とさせる声だ。 <レオンは黙ってて!> 幼い声――――シュヴァルツが低音ヴォイスのレオンに噛み付いた。 <喧嘩をしとる場合ではないだろう> またまた新たな声響く。次の声は老獪さを感じさせる、老人の声。 <そうそう、過ぎた事でウジウジしてても仕方ないじゃない?> 続いて悪戯っぽい妙齢の女性の声。 <虎徹のじーさんとムジナちゃんの言う通りだ。喧嘩はよくない> さらに飄々とした若人の声。 <むっ……。わかったわよ、トゥグリル> シュヴァルツが渋々引き下がる。その声音から、むすっとふてくされているであろうという事は想像に難くない。 フェーレスがほっと溜息をついた。 <皆、いるようだな> その時響いた、キザっぽい男の声。 <遅かったな、フラガラッハ> <私も暇ではないのでな、レオン> フッ、とフラガラッハがキザっぽく笑う。 <さて、フェーレス> <あ、ああ> 緊張で、尻尾が固まった。 <貴様のドジは今に始まった事ではないので良しとしよう。そもそも今回は顔見せだ。多少ナメられた感があるのは否めないが> <すまない……> <それよりも、だ!> 声を張り上げる。 <“彼”が目覚め、賢者の石のありかのひとつが判明した。状況は新たな局面を迎えたと言えよう。……だが、まだ大規模な行動を起こすには戦力が足りない。よってしばらく諸君らには耐えてほしい。今までの通り、散発的なゲリラ活動を頼む。以上だ> 最後に少しの間を置いて、フラガラッハは悠然とした態度でこう締め括った Episode 05 ――――それでは諸君、慎ましくいこう。 地下で暗躍する、その組織の名はアンサラー。メンバーの大半が機械人形で構成された、正体不明の反動勢力である。 次回へ続くッ! ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前
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「というわけでこの混乱に乗じて私はセイバーと結婚するぞ」 「だからセイバーは俺の嫁だっつってんだろおおおおお!!!」 「うるせぇ!」パンパンパン! 【ドク@ HELLSING】死亡 死因:少佐に射殺された 「あの少佐……アーカードは?」 「アーカード?んなモンほっとけ!それよりセイバー探して来い!!」 「まさか少佐……最後の大隊を作った理由て……」 「セイバーと結婚する為に決まってんだろうが!何の為に主催者に協力したと思ってんだ! そうと分かったら早く探しに行け!くれぐれも赤セイバーと間違えるなよ!私が探してるのは青セイバーだからな! 間違えた奴はあれな死刑な!」 溜息を着きながら最後の大隊の兵士達はセイバーを探しに向かった。 【一日目・0時15分/イギリス】 【少佐@HELLSING】 【状態】健康 【装備】銃 【道具】支給品一式 【思考】基本:セイバーと結婚する 1:邪魔する奴はぶっ殺す ※主催者の協力者です 【最後の大隊@HELLSING】 【状態】健康 【装備】銃とか色々 【道具】支給品一式 【思考】基本:少佐に従う 1:セイバーを探す
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宮城県のどこか。そこに巨大な獣(もふもふ)が2頭いた。 一方は、鼠色のミミズクのような獣(もふもふ)。 もう一方は大きな白い獣(もふもふ)、っていうか犬だ。正確には狗神らしいけども。 鼠色のミミズクの名はトトロ。正式名称大トトロ。 大きな白い狗神の名は定春。意外と毒舌だ。 「ヴォヴォル゛ォォォォォ(訳;お前、忘れられキャラだそうだな。粋がってんじゃねぇぞ)」 「わん(訳;生憎だが、お前の時代は終わった。時代はまさにこの俺)」 まさに一触即発。今まさに、21世紀のもふもふキャラと20世紀のもふもふキャラによる バイオレンスなデスマッチが始まらんとしていた。 と、そんなデスマッチ開始直前の某所から目と鼻の先、スープの冷めない距離に1人の少女がいた。 胸にパープルのリボンを飾った白いワンピース。 そして、白い帽子を被った少女が歩いていた。 名前は竜宮レナ。いたって普通の女学生である。しかし、彼女にはちょっとした問題があった。それは…… 「かぁいいものの気配!!」 レナはかわいい顔をきりりとさせる。そしてかぁいいものセンサーを頼りに走る、ただ走る。 そして、着いた先が件のデスマッチ会場であった。 ぽっ(←顔が赤くなった音) ぽんっ(←頭から湯気が出た音) 「はぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅぅ!!!!」 突然の騒音に今にもぶつかりあわんとしていた獣(もふもふ)達は動きを止める。 そして、獣(もふもふ)達は同時に騒音の発信源に向けて首を向けた。 ストップモーション。約5秒。 「こ、こっち見た!レナの方を見た!!かぁいいものがレナを見てくれた!!」 熱狂テンションとはまさにこのことだ。 2頭のもふもふは何が何だか分からずただただ固まる。 「お、お、お、お、お、お持ち帰りぃぃぃぃぃぃ!!!」 レナと名乗る少女がこっちに向かって突進してくる。 その速度はウサイン・ボルトの比ではない。 「ヴォオオオオオオオオオオ!?!」 「わん!?!」 とにかく、逃げる2匹。つかまったら最後、何をされるかわからない。 こうして、先程まで対立していた2頭は「謎の少女から逃げる」という共通の目的を得て徒党を組んだのであった。 どっとはらい。 【一日目・2時18分/宮城県/天候・雨】 【定春@銀魂】 【状態】混乱 【道具】なし 【装備】支給品一式 【思考】基本:逃げる 1:わんわんわわん!?!(何、なんなのこの娘(こ)!) 【トトロ@となりのトトロ】 【状態】混乱 【装備】なし 【道具】支給品一式、大きなコマ@となりのトトロ、どんぐりとかの木の実たくさん@となりのトトロ 【思考】基本:逃げる 1:ヴォオオオオオオオオオオオオオ(末恐ろしい……) 【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】 【状態】健康、かぁいいモード 【装備】鉈 【道具】支給品一式 【思考】 基本;かぁいいものをお持ち帰りぃ 1:待ってー!
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第1話 「危機!!子供宇宙ステーション」 より 「魔王様、初回なんですから初っ端からセリフを噛まないで下さい!」 まあ、魔王様の中の人=星くんの中の人、なので滑舌が悪くても仕方ないだろう。 →とらえて君
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HELLSING3巻のパロディネタ。
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暗い道を南春香の姿をした女子高生が走っている。 彼女の名はカオス・クライ。らき☆ロワの書き手である。 クライは息を切らしながらも足を止めずただ走る。 何故なら後から殺し合いに乗ったマーダーが来るから。 ちなみに南春香の姿をしているので走るたびにその豊満な胸がバインバインと…ゲフンゲフン。 ◇ 「あぁぁっ!!」 銃声が一発響き渡る。 カオス・クライの右膝は銃弾に貫かれ彼女は走っていた時の勢いで倒れてしまう。 立ち上がろうとしても銃弾に貫かれた右膝に激痛が走り、とてもではないが立ち上がることはできない。 そしてクライが逃げてきた方向から今までクライを追いかけてきた1人の書き手が姿を現した。 その書き手はクライがよく知る書き手でもあった。 「何で…何でなの…?影の唇蝶戦人さん!!」 倒れ伏すクライを見下ろすように立ち、手に持つ銃を向けるのはクライと同じくらき☆ロワの書き手、影の唇蝶戦人。 その姿は宛ら泉こなたのスクール水着を着た南春香の妹、南千秋であった。 蝶はニヤリと笑みを浮かべてクライの問いに答える。 「決まってるだろう。私は殺し合いに乗ってる…つまりマーダーだからだ。 でも、ただ殺すだけじゃつまらない。殺す前に痛めつけて動けないようにする。 次に―――尻を叩く。その尻が真っ赤に腫れるまで…私が飽きるまで尻を叩く。 そして飽きたら殺す。そういうことだ。」 「そんな………」 「まさか同郷の書き手だから襲われないと、殺されないとでも思っていたのか? そんな甘い考えで生き残れるほどバトロワは甘くないんだよこのバカ野郎。」 そして銃声がまた一つ暗い空間に響き渡る。 今度貫かれたのはクライの左膝。クライは再び悲鳴を上げた。 「さあもう立つことなんてできないぞ。大人しく尻を叩かれるんだ。そして死ね。」 蝶はクライの尻に手を伸ばす。 クライは抵抗一つできずスカートとパンツはずり落ちる。 クライの豊満な尻が蝶の目の前に曝け出された。 「流石は春香姉さまの姿だけあっていい尻してるな。これは叩きがいがあるってものだ。 確か本スレの奴らがこう言っていたよ。呆然と見ている千秋の目の前で春香の尻を叩きたいとな。 叩くのも見るのも千秋だが…本スレの奴らの望みがこれで叶うというものだな。」 「いや…誰かぁ…」 「無駄だ。助けを求めるなら拡声器を使え。死亡フラグだけどな!!」 クライの助けをまさに外道とも言える一言で一蹴し彼女の尻が叩かれようとしたその瞬間 「この悪魔のロリがあああ!!」 「ぎゃあああああああああああああああああああ!!」 叫びと共に影の唇蝶戦人に電撃が浴びせられ、彼女はそのまま地面に倒れ伏す。 電撃の主はネコ・ゼクトール。kskロワのK(華麗に)Y(予約する)M(MADの人) であった。 「ロリレーダーの反応を辿ってみれば、俺の好きなボインちゃんに何ということをしようとしていたのだ!!」 電撃を浴びせられ倒れている蝶を尻目にKYMは倒れ伏しているクライに近づき声をかける。 「大丈夫か。そこの春香姉さまの姿をしたお嬢さん。」 「ええ、足は怪我してますけれど…貴方は?」 「俺の名前はKYM。K(華麗に)Y(予約する)M(MADの人)だ。kskロワの書き手をしている。貴方の名前は?」(決まった…) 「私はカオス・クライです。その…ありがとうございます。そしてそこで倒れているのは」 「知る必要などない、悪魔のロリっ子の素性など…。礼にも及ばない。何故なら最高なのはボインちゃんだからだ!!」 「はぁ…」 「本当はこのロリっ子を甚振りながら殺したかったところだが…今はボインちゃんを安全なところまで運ぶのが先決だ。さあ行くぞ!!」 そう言うとKYMはクライを担いでその場から立ち去っていった。 だが、彼らは気付いていなかった。カオス・クライの下半身は現在丸出しだということに。 【1日目・深夜 長野県】 【K(華麗に)Y(予約する)M(MADの人)】 【状態】ダメージ小、、L(ロリ)5症候群レベル2 【装備】我、埋葬にあたわず@ギャルゲロワ2 【持物】基本支給品、不明支給品2~7 【思考】 1、ロリを殺しつつ、ゲームから脱出する 2、このボインちゃん(カオス・クライ)を保護 3、とりあえず、支給品の確認するか 4、kskロワのみんなと戦いたくはないが、いざとなったら…… 【備考】 ※外見は角の代わりにネコミミをつけたネオ・ゼクトールです ※ネコミミにロリレーダー以外の用途があるかは次の書き手さんにお任せ ※ L(ロリ)5症候群を発症しました、全てのロリが敵だと思いこみます ※現在カオス・クライを担いでいます ※影の唇蝶戦人を殺したと思っています レベルが上がるとどうなるかは不明 雛見沢症候群との関連性も不明です 【カオス・クライ@らき☆ロワ】 【状態】両足に怪我、下半身丸出し 【装備】なし 【持物】なし 【思考】 1、殺し合いはしたくない 2、とりあえず、KYMに担がれておく 【備考】 ※外見は陵桜学園の制服を着た南春香です そしてKYMとクライが立ち去って数分後。 意識を取り戻し、立ち上がる影の唇蝶戦人の姿があった。 致死量レベルの電撃を喰らった彼女であったが、名前に『蝶』があるとおり、彼女の身体は蝶人パピヨン…ホムンクルスだった。 なので通常の人間が死ぬレベルの電撃を耐えることができたのだ。 「どうしてくれる…尻を叩こうと振り上げたこの手の行方をどうしてくれる!!」 怒りを込めて叫ぶ蝶戦人。 「あの電撃野郎め…あいつだけは許さないぞ…尻を叩くまでもなく殺してやるからな…」 そして彼女は自分のデイバッグと置いてかれたクライのデイバッグを回収し歩き出した。 次の尻を叩く標的を探して。 【1日目・深夜 長野県】 【影の唇蝶戦人@らき☆ロワ】 【状態】ダメージ小、怒り、ホムンクルス 【装備】キョンのワルサー@やる夫ロワ 【持物】基本支給品、不明支給品1~5 【思考】 1、無差別に襲撃し、尻を叩いた挙句殺害する 2、楽しみを邪魔した電撃野郎(KYM)は尻を叩くまでもなく殺す 【備考】 ※外見は泉こなたのスク水を着た南千秋です ※周囲にカオス・クライのスカートとパンツが放置されています 時系列順で読む Back ダウン・バイ・ロウ Next 「普通の対主催にしか興味ありません!」←お前が言うな 投下順で読む Back ダウン・バイ・ロウ Next 「普通の対主催にしか興味ありません!」←お前が言うな パヤパヤとネコミミと王子と K(華麗に)Y(予約する)M(MADの人) 長野県がこげちゃう! カオス・クライ 長野県がこげちゃう! 影の唇蝶戦人 尻叩きの苦悩
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サイト説明 普通の人は絶対にやらぬであろう事をものすごい勢いでやり遂げていくチャレンジャーなサイト ※真似するのも自由、ただしそれには常に責任が付きまとうことも忘れずに。 リンクは一言コメント寄せてくれるとうれしいです。 第一章 練り消しアート (作成中です。) 管理人運営コンテンツ ブログ【アーセナルギア】 チャット IQ死ね 名前 コメント
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タグ分類 18歳以下禁止、Zレーティング、ヘルシングを知らない人は読んではいけない、これはフィクションであり現実とは何の関係もありません 現在作りかけ ヘルシングパロ、R18+Z指定 諸君 戦争は好きか?私は戦争が大好きだ、よろしいならば戦争だ、舞台設定は。 石造りの教会。 木作りのいすは撤去され、兵士達が並んでいる。 建物はよく換気と掃除がなされ埃一つ宙に浮いていない。 窓から入る日差しが室内で青い冷ややかな室内の影にやさしく包まれ、石造りの壁が生み出す乾いた簡素な清潔さが室内を覆っている。 牧師が説話をたれる壇上に一人の若い女性が上る。 ミサ服を着たその女性は低い落ち着いた声で語り始めた。 「皆様いかがお過ごしでしょうか? 最近、世間の匂いもきな臭くなり、戦争の季節となりました。 ここにお集まりの皆様におかれましては、さぞ戦争好きのことと存じます。 私も戦争が好きです。」 落ち着いた柔らかな声が室内に響く。 「海で 山で 空で 海中で 私達は 戦ってきました。 時にはしらみにまとわりつかれ ある時は寒さと戦い 霧に包まれた山野をさまよい、 銃と十字架を片手に はき慣れたブーツと背嚢を背負って 腐臭漂う戦場を駆け抜けてきました」 青い影に包まれた聖堂の中、一声一声落ち着いて区切られた柔らかな声が響いては聖堂に、兵士達に吸い込まれていく。 やわらかい、どこまでも柔らかい声のつらなり。 「私は打撃戦が好き、電撃戦も好きです、奇襲がうまくいったときなど背中に感動と興奮の電撃が走りました」 「皆様とともに行った退却戦、あのときしんがりを勤めた方々のことを今でも覚えております」 「戦列をならべて 皆様とともに行った一斉射撃 轟音と共に敵陣を 吹き飛ばしたあの日のこと」 「兵器のような奇跡が、奇跡のような兵器が」 「さて、みなさまこれから戦争でございます」 ということだ。 ミサ服の女性は壇をおり席に座ると、今度は軍服を着た初老の男性が壇に登った。 「われらがマリア様の発言はさて以上のとおりだ。今回の相手は英米系の支援を受けた」 「みなが望むものは?」 「大戦争!! 一心不乱の大戦争!!そうだ戦争だ」
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きっさてん! 律「さわちゃんの誕生日が、一週間後にせまっているらしい」 唯「りっちゃん隊員、それは確かな筋からの情報なの?」 律「ああ、唯隊員、これは前に本人から聞いたから、確かな情報だ」 唯「……!」 律「今日諸君に集まっていただいたのは、さわちゃんお祝いサプライズどっきりの会議のためである!」 澪「普通に進めろ」 律「えー? だって面白いじゃーん」 澪「いつまでたっても話が進まないだろ」 唯「まぁまぁ、時間はたっぷりあるんだしー」 紬「お茶が来てからにしましょ」 律「あ、来た来た」 店員「ご注文の品はおそろいでしょうか?」 梓「はい、だいじょうぶです」 店員「では、ごゆっくり」ペコリ 和「……それで、サプライズって……いいと思うけど、具体的に何をするのよ?」 律「えーっ、と、それはだなー……さわちゃんに、日ごろの感謝の気持ちを込めて、だなー……」 澪「考えてなかったんだろ……」 律「あっ、澪しゃんが一日さわちゃんの着せ替え人形になる! とかどうよ?」 澪「ぜったいいやだ!」 紬「それはそれで楽しそうよね!」 梓「普通に、色紙とか贈るのはどうでしょうか? みなさんクラス一緒ですし……」 律「いーや、それは卒業式のときとかにとっておきたい!」 唯「うーん……」 和「別にサプライズじゃなくてもいいんじゃない?」 唯「ちっちっち……、和ちゃん、さわちゃん先生みたいな人はサプライズのほうが喜んでくれるよ!」 律「素直じゃないしなー、さわちゃん。HRに突然"誕生日おめでとう"なんて言われてもどんな顔したらいいかわかんなくなるんじゃね?」 唯「もう直接さわちゃん先生に聞けばいいんじゃないかな?」 梓「それだと意味がないじゃないですか……」 紬「あ、そうだ! 誕生日はお菓子、ケーキもって来るね!」 律「おっ、そういうアイデア待ってたんだよ! ムギナイス!」 和「……もうそれで十分じゃないかしら?」 律「いや、このままじゃ普通すぎる……、なぁ唯!」 唯「うんうん……! わたしたちはもっとあんやくしたいんだよ!」 和「暗躍……ねぇ」 律「ということで、地味なものから派手なものまで、いろんなサプライズを仕掛けたいと思う!」 唯「燃えるね! りっちゃん!」 律「おう! 唯!」 澪「それで、具体的になにするんだ?」 律「だからー、その、澪がさわちゃんのー……」 澪「りーつー……? ぶたれないとわからないのかー……?」 律「て、店内での暴力はおやめください澪しゃん!」 和「やれやれ……前途多難ね」 紬「当日までまだ時間があるんだし、いろいろ考えてみましょ」 とうじつ! さわ子「みんな、おはよう」 律「おはようございます山中先生」 唯「おはようございます! さわ……山中先生!」 さわ子「何よあなたたち気持ち悪い……、早く席に座りなさい」 律唯「はい! 山中先生!」 和「(あんな変な態度取ったら勘ぐられるじゃないのよ……)」ヒソヒソ 唯「(今日はさわちゃん先生にけーいをしめそうって話だったじゃん)」ヒソヒソ 和「(あんなあからさまじゃなくていいのよ……)」 唯「(……和ちゃん、号令しなくていいの?)」 和「あ、き、起立!」 さわ子「……?」 さわ子「で、今日の連絡だけど……、田井中さん? 何となりとひそひそ話してるの?」 律「いや、今日の山中先生、一段とお美しいなあ、と」 さわ子「……何言ってるのよ」 律「いえ、本心ですし」 さわ子「……で、今日の連絡だけど……、最近制服の着方がだらしない生徒が目立っています。服ぐらいちゃんと着なさいね、田井中さん」 律「はい!」ビシッ さわ子「……熱があるなら帰ってもいいのよ?」 律「いえいえそんなぁ」 さわ子「……以上、今日も一日頑張ってね、みんな」 「「「はーい」」」 澪「……律、今のはさすがにやりすぎだろ……」 律「だって今日はさわちゃんを敬う日だぜ?」 澪「だからってな……一応、プレゼントも用意してあるんだし」 律「悪かったって、放課後、な。だけどそれまでに実行すべき作戦がいくつかある」 唯「忙しいねりっちゃん!」 律「おう! 部室のほうもいろいろ準備しなきゃだしな!」 紬「喜んでくれるかな……」 和「……微妙すぎる作戦ばっかりよね……」 さわ子「はぁ、全くなんだったのかしら」ツカツカ 生徒A「あ、山中先生、誕生日おめでとうございます!」 さわ子「えっ、ああ、ありがとう……」 さわ子「……」 さわ子「……誕生日なんていつ教えたかしら……?」ツカツカ 生徒B「さわちゃん誕生日おめでとー!」 さわ子「あ、ありがと……」 さわ子「……」 しょくいんしつ! さわ子「嬉しい、嬉しいけど……朝からすれ違う生徒全員からお祝いされる……」 同僚「あ、山中先生、誕生日おめでとうございます」 さわ子「あ、どうもありがとうございます」 さわ子「(職員室でまで……)」 さわ子「まぁ、気分がいいからいっか」 ~~~~~ 律「名づけて! さわちゃん全校から祝われる作戦!」 唯「ばばーん!」 澪「そのネーミングはもっと何とかならなかったのか……」 律「この一週間で学校中でさわちゃんの誕生日の日を教えて回ったかいがあったな!」 唯「まさにあんやく!」 紬「この作戦はきっと喜んでくれるわよね!」 律「ちょっと恥ずかしいかもしれないけどなー、にしし」 …… さわ子「……」 さわ子「(何かがおかしい……)」 さわ子「(授業のために教室にいけば号令の代わりに誕生日を祝われ)」 さわ子「(メイド服をきた校長が頬を染めながらプレゼントと手紙を渡してきたり)」 さわ子「……りっちゃんの仕業である可能性が高いわね……、あとで問いただすべきかしら」 さわ子「……昼休みにでも呼びつけてみましょう」 同僚「全校集会、始まりますよー」 さわ子「あ、はい。今行きます」 ぜんこうしゅうかい! 司会「では、各委員会からの報告です」 和「えー、今月は……」 和「……でした。最後に……」チラッ 律「(いえ! 和!)」 和「(やれやれ……)……山中さわ子先生、お誕生日おめでとうございます」 さわ子「!? ちょ……」 風紀「風紀委員会です、今月は~~でした。それと、山中先生、お誕生日おめでとうございます」 保健「(略)。山中先生誕生日(ry」 放送「(ry 司会「次に、校長先生のお話」 校長「さわ子先生……誕生日おめでとう……」パチパチ… 生徒C「おめでとう」パチパチ… 生徒D「おめでとう」パチパチ… 生徒E「おめでとさん」パチパチ… 生徒F「めでたいな」パチパチ… 校長「クエッ」 生徒G「おめでとう」 さわ子「なんなのよおおおおお!!」 ひるやすみ! さわ子「ちょっとりっちゃん!?」 律「あ、さわちゃん、誕生日おめでとう!」 さわ子「それはもう散々いわれたわよ……、全校集会の件も、あなたが一枚かんでたんでしょ?」 律「違うって、あれは和が言い出したんじゃ? それに他の委員会長ものっただけじゃん?」 さわ子「本当なの? 変ないたずら考えてるんじゃないでしょうね……」 律「さわちゃんは人気者で羨ましいぜー」 さわ子「悪い気はしないけどね……、和ちゃんも粋なことしてくれるじゃない。ロックだわ」 さわ子「じゃあ私、ご飯食べてくるから……」 律「おっとまったさわちゃん、いつも購買のパンっていってたでしょ?」 さわ子「そうだけど……、なにかしら?」 唯「待ってましたりっちゃん!」 律「憂ちゃんがさわちゃんのお弁当作ってきてくれたんだってさ、一緒に食べようぜー」 さわ子「ほんとうなの?!」 唯「わたしもちょっと手伝いました!」ふんすっ さわ子「……今日いちばん嬉しいわ……!」 さわ子「どれどれ……」 ぱかっ さわ子「……ハートのでんぶ……! 憂ちゃん……!」うるっ 唯「ういは自慢の妹!」ドヤッ さわ子「おいしい! おいしいわ!!」ヒョイパクヒョイパク 律「……さわちゃんもそろそろ、美味しい弁当作ってくれるお嫁さん探しなよ」 さわ子「ええ……りっちゃん……わたしがんば……」 さわ子「あん?」 律「あっ、いい間違えました! お嫁さんになりなよって言いたかったんです!」 さわ子「どっちでも相手が見つからないのよー!!!」キーッ にねんきょうしつ! 梓「へえ、じゃあさわ子先生にお弁当作ってあげたんだ」 憂「うん、いつもお姉ちゃんがお世話になってるし」 純「ちなみにどんなお弁当作ったの?」 憂「おかずはお姉ちゃんと一緒だけど……、桜でんぶで"おめでとう"って書いたんだ」 純「おー、こってるねー」 梓「さわ子先生もきっと喜ぶよ」 憂「えへへー、ありがと、二人とも」 ~~~~~ 唯「よーし、じゃあわたしもお弁当食べよーっと……」 ぱかっ 唯「……!!?」(絶句) 唯「お、"おめでとう"……? うい、ういのハートのでんぶが、ない……?!」 さわ子「あら? 弁当箱間違えちゃったのかしら……、悪いことしちゃったわね……」 唯「ういの愛があ……毎朝お姉ちゃん大好きって歌いながら敷きつめてくれてるハートのでんぶがさわちゃんに食べられちゃったよぉお……!!」ビエエ 紬「唯ちゃんよーしよし……」 唯「びええむぎちゃあああん……!」 さわ子「何この罪悪感」 律「さわちゃん、気にすんな……」 ほうかご! ぶしつ! 唯「ぐす……ういに合わせる顔がないよぉ……」 律「まだ引きずってるのかよ……、憂ちゃんなら笑って許してくれるって」 唯「うぅ、でもぉ……」グスッ 紬「もう少しでさわ子先生も来るし、はやく準備しましょう!」 澪「……ほんとにこんな格好しなくちゃいけないのか……?」 梓「勘弁してください……」 律「おう、さわちゃんの作品がよく似合ってるぞふたりともー!」 唯「おぉお……! あずにゃんがぎゅってさせてくれたら泣きやみます!」 梓「もう泣き止んでるじゃないですか!」 ツカツカツカ… 律「お、さわちゃんのヒール……、みんな、準備はいいかー?」 唯「おっけーだよ!」 梓「はい、だいじょうぶです」 ガチャ さわ子「はぁ、今日はつかれたわー……」 デケドン! さわ子「!」 唯「さわちゃん!」 さわ子「何よあなたたちその格好……」 唯「さわちゃん、誕生日おめでとうございます!」 澪「きょ、今日はさわ子先生のために、演奏したいと思います」 唯「さわちゃん、聞いてください! せーの!」 「はっぴーばーすでーいとぅーさわちゃん!」 ~~~~~ ♪ジャジャーン… 唯「さわちゃん先生!誕生日おめでとー!」 律「おめでとうさわちゃん!」 紬「おめでとうございます♪」 澪「おめでとうございます」 トンちゃん「チャプチャプ」 梓「おめでとうございます」 さわ子「ありがとう」 けいおん部に、ありがとう 校長に、さようなら そして、全てのさわちゃんに おめでとう Fin. 戻る
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