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前月 2021年12月 翌月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 Turn 1 Loot Table Turn 2 Loot Table Turn 3 Loot Table Turn 4 Loot Table タンク足 タンク手 タンク頭 タンク胴 VIT腕 VIT首 タンク帯 モンク脚 VIT指 VIT耳 タンク脚 竜脚 モンク頭 モンク手 盾 忍胴 モンク帯 モンク足 モンク胴 詩胴 STR首 STR指 STR耳 キャス脚 竜手 竜頭 忍脚 ヒラ胴 竜帯 竜胴 DEX指 ナ剣 忍手 忍頭 詩頭 戦斧 忍帯 DEX首 詩脚 モ爪 忍足 DEX腕 キャス手 竜槍 DEX耳 詩足 INT耳 黒杖 詩手 キャス胴 INT腕 召本 詩帯 キャス帯 ヒラ手 白杖 キャス頭 キャス足 MND首 学本 INT首 ヒラ帯 MND指 詩弓 INT指 ヒラ脚 STR腕 忍双 ヒラ頭 MND腕 竜足 ヒラ足 MND耳 ロットルール NEEDを優先とします。 第一希望者NEEDの場合は第二希望者はGREEDしてください。 このケースで漏れた場合には第一希望者の救済を優先します。 第二希望者が複数いた場合はGREED勝負です。 ロットミスは当人同士で話合い解決。ダメなら固定で多数決。 第三希望は第二希望者が全員入手した時点で第二希望へ移動させます。 (希望者がいなくて落としてしまうケースの回避のためです) 全員の第二希望がある程度揃うまでは変更はしないでください。 譲り合いの精神を大切にして楽しくやりましょう! ドロップ第二希望 第二希望 第三希望 までぃ タンク ヒラ ふみ 忍者 モンク ALT タンク 忍者 えめ 竜騎士 詩人 ふーか ヒラ 竜騎士 べる 詩人 ヒラ わくわく モンク タンク ぷに 詩人 タンク
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メニュー よくある質問 画像提供 クエスト 通常クエスト姫からの召喚状 はじめてのおつかい 空飛ぶ市場 大草原の小さな妖精 フェルゼント防衛線 樹海の罠 洞窟の主人 宮廷魔術師の失態 学園ガーディアン 太古の知恵 だく足の一角馬 予言の騎士 教会奪回作戦 黒ミサの招待客 トラブルの才能 消えた侵入者 悍ましき者 高原の瘤牛 俊足の解放者 期間限定クエスト沈没都市ルリエー(終了) 風化都市エーデル(終了) 情報募集 図鑑 系統図戦士 精霊使い 剣士 盗賊 踊り子 僧侶 魔法使い 剣闘士 神官 ソーサラー 騎兵 猛獣使い ナイト ウィザード 妖精使い 狩人 ヴァルキリー 宮廷魔術師 アーマーナイト 吟遊詩人 怪盗 軍師 預言者 装備一覧戦士 精霊使い 剣士 盗賊 踊り子 僧侶 魔法使い 剣闘士 神官 ソーサラー 騎兵 猛獣使い ナイト ウィザード 妖精使い 狩人 ヴァルキリー 宮廷魔術師 アーマーナイト 吟遊詩人 怪盗 軍師 預言者 その他 レビューサイト ヘルプ 取得中です。
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作者:軽葉 全身図 「オレの歌が聴きたいのか?なら、それ相応の見返りはしてもらおうか。」 プロフィール [部分編集] 名前 シオン(♂・18歳) 種族 人間 職業 吟遊詩人 口調 一人称 ○ 二人称 ○ 三人称 ○ 敬語 ○ 補足 オリキャラRPGキャラへ15の質問 回答 生い立ち [部分編集] 特徴 [部分編集] 非戦闘要員。 四弦の楽器「オルセー」を片手に、各地を旅する吟遊詩人。 楽器の腕はそれほどでもないが、歌唱力では右に出る者がいない。 彼の歌は不思議な力を持っており、心身の傷を癒す。 古の歌も数多く知っており、その歌に旅のヒントが隠れているとかいないとか。 また旅人なので色々な土地のことに詳しく、噂や伝説も多く知っている。 基本的にはオレ様な性格で、“ただでは”働いてくれない。 だが実のところはお人好しなので、「くっそ、なんで俺が」とか言いながらアドバイスしてくれたり秘密を教えてくれたり。 各地を旅しているので色んな所に必要に応じてランダムに出現。ふらっと現れてふらっと去る。 たまにパーティーに加わったりすることもあるが、攻撃らしい攻撃はできず、歌によって敵の動きを封じたり、眠らせたり、味方の体力を回復したりという程度。 ただし古の歌の中には歌うだけで相手を死に導くものもあるらしく、彼の実力は未知数。 ただしその歌は簡単に歌いこなせるものではないらしく、彼にはまだ歌うことができない。 なお、彼の歌が持つ不思議な力が魔術的なものであるのか、はたまたそれ以外の物理的要素によるものなのかは不明。 ただ、同じ歌を普通の人が歌っても同じことが起きるとは限らない。#areaedit(end) イベント [部分編集] ○○イベント イベント内容 関連キャラ [部分編集] 交流について [部分編集] S005 サブキャラ 作者:軽葉 名前_仮名:しおん 名前:シオン 種族:人間 職業:吟遊詩人
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【パステル・G・キング】 ■誕生日:ジグレス暦450年2月5日 ■種族:人間 ■出身:ロンザ国ガイナ出身 ■職業:詩人/マッパー ■髪:金髪に近い明るい茶色 ■目:はしばみ色 14歳の時に、ガイナがモンスターに襲われ両親を亡くす。 唯一の身内であるおばあさんが厳格で、折り合いが悪く 一緒に住むことをやめ、冒険者の道へ。 半ば成り行きで詩人兼マッパーになったが、街の中でさえ迷うほどの方向音痴。 パーティ全体の財務担当でもあるが、こちらはしっかりしている模様。 また、「冒険時代」に自分達の冒険を小説にして掲載し、生活費の足しにしている。 恋愛関係はかなりオクテ。 <新装版1巻時点でのデータ> 16歳、身長161cm、45kg クロスボウ、ショートソード、ブレストアーマー <新12巻時点でのデータ> 17歳、身長164cm、49kg クロスボウ、ショートソード、レザーアーマー、白い皮のマント
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〔めぬえっと〕Illust-Gallery〔Minuet〕←作成中。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 主演&出演作品リスト〔正式版〕 色設定リスト〔正式版〕 参考資料リスト〔正式版〕 称号:『風紋の詩人娘』、『風の音色闘士』、『???』限定称号:『???』 本名:『メヌエット・ポエム・クロスウィンド』 FullName:【Minuet-Poems-Crosswind】 名前の由来『曲名、詩、十字架、風』 通称(愛称)メヌちゃん 性別:女性 種族:元・人間 種類:覚醒武器 特殊能力:風系を統べる能力、系能力 核石:『??核石』『??核石』 主な武器:筆ペン 守護武器:『???』 色設定:肌色:【色白】ペール・フルーツ・ピンク 髪色:【若草色】グラス・グリーン 瞳色:【氷海色】アイス・オーシャン 一人称:『僕、私』 二人称:『君、貴方(貴女)』 三人称:『さん付け、呼び捨て〔一部〕』 職業1:詩人兼吟遊詩人 職業2: 階級: コードネーム『【】』 性格:無口で、大人しい。 髪型:ショートヘアー() 特徴:ぽけぇとした印象の僕っ娘、上着と帽子、ニーソックスとブーツ 年齢:16歳(外見) 身長:164㎝ 体重:34㎏ 好きなモノ:風や自然と対話、動物と戯れる事、 嫌いなモノ:自分の存在を否定する人、 属性:風系全般 耐性: 技: 〔系属性〕 『』…〔/:〕 『』…〔/:〕 〔系属性〕 『』…〔/:〕 『』…〔/:〕 〔連結系〕 『』…〔/:〕 CV:水谷 優子 基本台詞:『…僕は。メヌエット。…よ、宜しく。』 『…どうして、僕の行動の邪魔をするのさ!?』 『僕にだって望みくらいはある…。けど、其れは…。』 『』 目的: 大切なモノ:ポエムノート、 関連人物:『音色舞姫【】』 『【】』 『【】』 『【】』 外伝要素: 登場作品: 創作者名:流星群 輝流orヒカルン ≪メヌエットの詳細情報≫〔説明文〕 編集中…。 ≪関連・追加情報≫ 編集中…。
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★基本スペック(Lと概要) L:詩歌の民 = { t:名称 = 詩歌の民(人) t:要点 = 楽器,動物,白い肌で美しい人材,薄く色づいた白い髪 t:周辺環境 = 雪、植物 t:評価 = 体格2,筋力1,耐久力1,外見3,敏捷2,器用2,感覚2,知識3,幸運1 t:特殊 = { *詩歌の民の人カテゴリ = ,,,特別人アイドレス。 *詩歌の民の特殊補正 = ,,,{外見,知識}、評価+3。 *詩歌の民のイベント消費 = ,,,(一般行為判定を伴うイベントに参加するごとに)食料-2万t。 } t:→次のアイドレス = 瞳の中の竜(職業),音楽院(施設),詩歌(技術),妖精詩人(職業)} 詩歌の民は北国人から派生した民だ。 平均身長は高めだが筋肉質ではなく、酷寒の地で暮らすためにそれなりに我慢強い。 北国の常として容貌は整っており、無駄な熱を使わぬように体の動きは最小限にする傾向がある。 手先は器用で目端が利き、記憶した事はなかなか忘れない。 よく災難に遭うが人に助けられる事も多く、どちらかというと運が良い。 芸術的素養があり、歌や演奏の才に秀でる。 竜に親しみ、神や妖精をごく自然に受け入れる。 以上が、詩歌の民の概要となる。 「詩歌の民とはなんだろう? つまるところ、改めてそれを考えてみたのさ」 九音・詩歌 72109002 /*/ ──詩歌の民となろう。 九音・詩歌が詩歌藩国の国民に呼びかけたのは、藩国の復興に取り掛かり始めた頃だったと言う。 「詩歌藩国に住んでいたら詩歌の民なのでは?」 「そうだけど、そうじゃない。詩歌藩国に住んでいなくとも、詩歌の民でいることは出来るはずだ。 私は皆がどこに旅しても胸を張って“自分は詩歌の民だ”と言える、そんな民の基本を作りたい」 一口に詩歌藩国と言ってもそこには様々な人が住んでいる。 吟遊詩人、銃士、整備士、魔法使い、バトルメード、犬妖精、商人、職人、農民……。 “詩歌の民”は、その全てを網羅したい。 長く住んでいる者もいる。最近やってきた者もいる。 高位北国人とはならなかった“ガンブレイズシンガー”も、北国人ではなれなかった“ドラゴンシンフォニー”も。 全てを網羅することは出来ないかもしれない。 時代と共に消えていく職業もあるだろう。 それでも、今共に建て直される国で、この国の民は詩歌の民として再生されるのだ。 さあ、あなたも考えて欲しい。 詩歌の民とはどんな民ですか? /*/ ──────詩歌藩国と聞いてなにを思い浮かべますか? 「そうねぇ、やっぱり動物と神様がいっぱいいることかしらねぇ」 詩歌藩国街角インタビュー、昼下がりの商店街にて。71109002 詩歌藩国は、田舎だ。 アイドレス工場や温泉施設もあったが呼び物になるような産業はなく、帝國にありがちな貧乏国家だった。 それにくわえて豪雪地帯である関係もあり土地開発は進んでおらず、手付かずの自然も多い。 そのため森国ほど木々に恵まれた土地柄ではないが、動物が暮らすような林や森が残っている。 詩歌にはヒツジやカリブーなどの動物たちが意外なほど多く生息しており、カリブーなどは街からすこしはずれた場所ですぐに見ることができる。 野生のものよりも家畜とされているものが多いと言われているが、一見して違いはあまりなく、鈴や首輪を着けているものもたまに見かけるものの、全く何も着けていないものが多いためである。 これは家畜を「飼う」という意識があまりないからだという。 カリブーと共に「生きる」。カリブーと共に旅をし、カリブーと共に暮らす。 カリブーの暖かさを纏い、カリブーの命を喰らう。自然に感謝し、自分たちもやがて自然に還っていく。 詩歌の民の中にはそんな遊牧民のようなサイクルを当然のように続けている者もいる。 ここだけの話、ドラゴンシンパシーや風を追う者など都市での生活力がなさそうなアイドレス着用者は、街を離れてそんな生活を営んでいる者が多いという噂だ。 動物たちと同じように、神々もまた自由に暮らしていた。 暖炉に薪をくべる時には火の精霊を、雪が降れば雪の精霊を、春風の中に風の精霊を、収穫の季節には土の精霊を感じて感謝する。 そんな信心深い国のありようは、人ならぬものにとって住みやすい環境だったのかもしれない。 最近になって姿を見せたウイングバイパー神、いわゆるへび神信仰と双璧をなすかめ神信仰が詩歌藩国における主要な信仰となっているが、ほかの神を拝んでいる者もかなりの数でいる。 と言ってもほかに有名な神がいるわけではなく、単純にほこらや神殿、教会の数と種類がやたらと多いからだ。 たとえば森の中にある古びたほこらに祭られたシマリス神を崇める家があったかと思えば、おとなりさんはモモンガ神を信仰してたりする。 そもそもそんな神いんのかと言いたくなるものも多数存在しており、銃士隊は正義の女神、整備士たちは整備の神、酒飲みはもちろん、酒の神に祈っている。 最近では水の巫女にあやかってウォータードラゴンの神殿も建立された。 円グラフを描くとわかりやすいのだが、へび、かめ意外の項目はそりゃもう似たり寄ったりの団子状態もいいところで、つまりは「その他」という項目が圧倒的多数を占めている、といった具合なのだ。 最近ではへび神信仰者はずいぶんと増えてきているが、この傾向はまだまだ変わらないだろうと専門家は指摘している。 とはいえそれで困ったことはまるでなく、おそらくこれからもないだろう。 信じるものが違うからといって、隣人を安易に排斥する者はこの国にはいないのだから。 ──────詩歌藩国と聞いてなにを思い浮かべますか? 「やっぱり吟遊詩人かな。あの人たちどこにでもいるよね」 詩歌藩国街角インタビュー、警邏中の銃士隊員。81109002 音楽院を建てようと九音・詩歌が言った。 実は提案したのは竜宮司なのだが、いつの間にか藩王が言ったことになっており、と、いうかお前ら音楽院作成であれだけ盛り上がってたのになぜ藩王の我侭扱いに、と本人は思ったがまあ訂正するようなことでもなかったので訂正した。 音楽院を建てようと口を揃えた者達がいた。 吟遊詩人。 言葉を束ね、詩を織り、歌を紡ぐ者。 前述のインタビューの通り彼らは詩歌藩国のシンボルのひとつとなるほど、この藩国ではありふれた存在であった。 詩歌藩国において、藩王その人は剣と魔法とドラゴンと英雄とを好む人であったが、戦いなしに楽器とその歌声をもって、その栄光を垣間見させる詩歌を藩王はより好んだ。 故に九音・詩歌は、彼ら吟遊詩人を個人的に尊敬していたし、自らの字に“詩歌”を刻んでいるのもその証左であろう。 話を戻す。 そんなわけで藩王は、藩国内で積極的に詩や歌の集まりにこっそり顔を出したりしていたが、ある雪降る夜、酒場のライブイベントから帰る途中でかじかむ手をさすりながらこんなことを考えていた。 「もっと歌を聴きたいなあ」 限りなく直接的な感想であったが、これが音楽院を建設するきっかけになった。 まあ、やりたいことができるのがアイドレスの長所である。 詩歌藩王はそう思うと、帰宅するなりすぐに、どうすれば歌が聴けるか考えた。 九音・詩歌は酔客の、調子の外れた歌声も愛していたが、歌を歌うことに真剣に取り組む人間もまた愛していた。 酔客の歌声は街が蘇れば戻ってくる。歌で身を立てようと思う子供を支援するべきだ。 習い学ぶなら、やはり学校だ。よし音楽学校を作ろう。 吟遊詩人を喚んで、ベテランの人に講師をしてもらおうか。他にも事務などで人を雇えば、雇用対策にもなる。 年に何回かは、吟遊詩人をいっぱい集めてオペラとか合唱祭をやってみたいなあ。 いやいや、それならもっと盛大にやってしまおう。そうだな、音楽学校より音楽院の方が通りがいい。それに凄く壮大な感じがする。よし、これでいこう! 以上が巷に流れた伝説である。とにかく吟遊詩人たちや音楽家たちを集め、計画を立て、音楽院建立は決定された。 神聖巫連盟から高名な建築家も招いた。 もう、後戻りは出来ない。 /*/ 「ちょっとまてぇぇぇぇぇ!!! いったいボクがなにしたんですかー!?」 詩歌藩国にある安宿の一室に9歳児がイスに座っていた。 正確に言えば座らされていた。 名を豊国 ミルメークという、ココアっぽい名前の少年だった。 かつて神話研究で名を馳せた豊国 ミロの弟にあたる彼はなかなかに顔が整っており、10人に7人くらいはかわいいー!と言って写メをとりたくなるような容姿をしていた。 そんな弟を持ってミロが大人しくしているはずもなく、物心つく前から彼は女装を強制されていた。 当時のことを本人に聞くと遠い目をしてしばらく帰ってこなくなるので詳しい事情は誰も知らないが、いろいろとあったらしい、ということはみなに知れていた。 姉が国を去ってからはめっきり機会は減ったものの、まれに宴会などに呼ばれては藩国女性陣のえじきになって変身している。 かわいい事が時として罪となることもあるのだ。 そんな悲しい特技(?)を持った少年の前には一組の男女が立っていた。 人の悪そうな笑みを浮かべた鈴藤 瑞樹と純真な笑みを浮かべる経。 はっきり言って、怖い。 「さて、あとはこの牛乳調味料野郎に女装させて写真をとるのみっ」 「たのしみです」 「写真ってなんの話ですかっ。 あと用事を思い出したので帰りたいんですけどっ」 「そいつはできねぇ相談だぜブラザー。 おまえさんはこれからこの服を着てお化粧をするのだからな!」 そう言って鈴藤が取り出したのは白いドレスシャツと瑠璃色のリボンタイ。そして藤色のスラックスだった。 「実は音楽院のパンフレットをつくることになってな。フルートを吹く可憐な美少女の写真がほしかったんだ」 「いや少女じゃないですから少年ですから。それなら経さんがやればいいでしょう」 「それでもいいんですけどねー。こっちのほうが楽しいので」 小道具もバッチリなんですよー、と言って経が持ってきたものは巻き毛風味の北国人ウィッグに高そうな木製フルート。ご丁寧にも緑色のカラーコンタクトまで用意されていた。 よく見れば音楽院の窓際風書き割りまであった。準備万端にもほどがある。 「とゆーわけで、さっさと着替えて用意するように。あ、これ藩王の許可出てるから」 ミルメークはなにか言いたそうに口を開いたが、諦めたように天をあおぎながら、それならしかたないですと最後には了承した。 完成した写真に写っているのはどう見ても、完璧な美少女であった。 /*/ 結果として、音楽院を建てたのは正解だった。 人々が音楽で生活していけるだけの下地ができたからだ。 今まで吟遊詩人といえば、高位北国人しかなれなかった(生活に余裕がある者にしかなれなかった)のである。 高級装飾店の次男坊など、働かなくても食うには困らない人間でなければ暮らしていくのが大変なのだ。 夏以外はストリートで演奏するのは厳しいし、酒場での弾き語りや巡業では日々の糧を稼ぐのが精一杯。 それゆえ昼間は別の仕事をしているという兼業吟遊詩人は多く、大工の吟遊詩人やらパン屋の吟遊詩人などが当然のように仕事をこなしていた。 音楽院ができたことで独自の産業としての目処もつき、多くの音楽家が世に出ることとなるだろう。 楽団が結成され、各国をめぐるチャリティー公演も企画されている。 国が雪に閉ざされる季節、専業吟遊詩人のほとんどは旅をして周っている。そうすることで吟遊詩人のレパートリーは増え、春には他国の話を仕入れた吟遊詩人が帰ってくる。 自由奔放な吟遊詩人を師に、音楽院で新たな才能が芽吹くのが楽しみでならない。 ──────詩歌藩国と聞いてなにを思い浮かべますか? 「りゅうー!」 「どらごーん!」 「そっとぼーちぇー!」 詩歌藩国街角インタビュー、日曜学校の教会前で。91109002 詩歌藩国の民にとって、竜という言葉には複雑なものがある。 はじめは味方としてあらわれ、ついでニューワールドの敵となり、その後にまた味方となったからだ。 アルトドラゴン。 ドラゴンデパートと呼ばれる世界の技術を使って詩歌藩国にて研究、開発された詩歌藩国最初のドラゴンである。 機械生命体というなんとも不可思議な生き物(?)であったが、ほどなくして詩歌の民に受け入れられ、ともに暮らすようになった。 もとより精霊とともに生きることを是とする国である。姿やかたちが変わっているくらいなんの問題もなかった。 草原の中で魔法使いとともに昼寝をしたこともあったし、国の存亡をかけた戦いでは軍とともに戦ったこともあった。 かけがえのない仲間として、いつまでもともに歩み続けるはずだった。 そんな中で起きたのがクローン騒動と、竜による人口調整である。 クローンにより爆発的に人口が増加したことで世界滅亡の危機となり、それを回避すべく竜は多くの国を焼き払ってしまった。 多くの人が焼かれ、あるいは住処を失ったために衰弱していき死者は増え続けた。 人口の調整を終えた竜は、その行動に参加した全ての竜を連れてニューワールドから去っていった。 去っていった中にはアルトドラゴンも含まれていた。 それは人のあやまちであり、人にできなかったことを竜がやったにすぎなかったが、それで憎しみが生まれぬはずもない。 そうして竜は恐怖の代名詞として忌み嫌われた。 しかし、それでも竜を信じる者たちがいた。 詩歌藩国の技術者たちである。 アルトドラゴンともっとも長い時間を共有していた彼らは竜の善性を信じていた。 竜だから悪なのではない。人と同じように考える生き物なら間違いを犯すこともあると、そう主張した。 そして彼らは新たな竜を建造した。水竜、ソットヴォーチェを。 ソットヴォーチェは過去のすべてを知りながら、人とともに歩む道を選んだ。 絢爛世界侵攻にも参加し、ニューワールドに住む多くの命を救った彼らは、竜と人との新たな架け橋となり、絆を深めてくれるだろう。 詩歌藩国の民にとって、竜という言葉は今でも複雑なものがある。 だが水竜の背で遊ぶ子供たちを見て私は思うのだ。 いつの日か、竜は友であると胸を張って言える日がきっと来る、と。 ──────詩歌藩国と聞いてなにを思い浮かべますか? 「すぐそこの植物園かしら。鏡花茶がおいしいのよねー」 詩歌藩国街角インタビュー、浮遊島を散歩中に。02109002 帝國全体に言えることだが、詩歌藩国の医療は共和国と比べれば雲泥の差がある。 それは今までに築いてきた歴史の違いとも言えたが、詩歌藩とて昔から癒しの術がまったくないわけでもなかった。 もっともそれは医学と呼べる域にはなく、薬草学と呼ばれていた。 自然と共に暮らしてきた詩歌藩国では、国に病院が建てられる以前から民間療法として薬草は広く使われており、外傷の手当てや体質の改善、場合によっては簡単な病気の治療にも重宝されてきた。 昔から薬草摘みは若い娘の仕事とされ、今でも夏になると森や山へ向かう女性の姿を見ることができる。 夏場とはいえ気温が高くない詩歌藩国では長袖は欠かせない。 草木の茂る森を歩くためブーツは丈の長いものを履き、膝当てをつけるのが伝統だ。 国内でも特にめずらしい草木がある場所として、しばしば浮遊島の名が上げられる。 いつからあるのか、そもそもなぜ浮いているのか不明の謎の島。 学者の間では絶技で物理域が変わった瞬間に落下するという予測が立てられているが、そんなこととは無関係に島にはわずかながら人も住んでいる。 本島との定期便があるとはいえ、わざわざ不便な空の島に住んでいるのはもちろんふつうの人種ではなく、神域とされている神殿を守る神官か、草木の研究をしている学者か、さもなくばただの変人だけだった。 そんな中に一軒の植物園が出来たのはつい数年前のことだった。 植物学者だった人物が始めた小さな店で、浮遊島特有の不思議な植物たちがひとつの庭に配されている。 こまめに手入れされた圃場と、味わい深いハーブティはすぐさま人気となり、今ではそれを目当てに観光客が訪れるまでになっている。 中でも人気なのはまるで鏡のような花びらをもつ鏡花(カガミバナ)と呼ばれる植物で、ここを訪れる人はかならず浮遊草(フユウソウ)とそれを見てから帰るという。 なお、国内には精霊の森と呼ばれる浮遊島以上に貴重な植物の宝庫とされる場所があるが、聖域とされ一般には公開されず、代々藩王の一族が管理をしている。 ──────詩歌藩国と聞いてなにを思い浮かべますか? 「やっぱビールだろ。集まった仲間たちとフィッシュ&チップスをつまみに夜通し語り明かすのさ!」 詩歌藩国街角インタビュー、大衆居酒屋「星々亭」にて。61109002 詩歌藩国という国がある。 帝國の最北端にある国で、ひどく寒い。 そもそも詩歌が最初に国を起こそうとした時、アイスランドを地形のモチーフにしたせいもあってリアル凍死者がでるレベルの酷寒の雪国だったりする。 とはいえ、気温の低さで原型を決めたわけではなく、詩歌にはもっとほかに好きなものがあった。 剣と魔法とドラゴンと英雄と。すなわち西洋の神話伝承である。 そんな理念に心惹かれ、集まった仲間とともに詩歌は国を立ち上げた。 北の大地に根を下ろし、まずは犬妖精とバトルメードと共に魔法使いを置き中世ヨーロッパ時代の下地を作り、 続いて風を追う旅人が降り立ち、銃士隊が結成され、言葉を話すネズミと馬が遠くレムーリアより招かれた。 しまいには巨大な神殿が建立され、機械仕掛けのドラゴンまであらわれた。 今でもその流れは変わらず、詩歌の民が居酒屋「星々亭」に集まっては、RBとかウォードレスもいいけどやっぱり吟遊詩人だよねぇとビールを飲み交わすのがつねだった。 アイドレス1、2を続けてきて戦争するのは仕方がないとはわかっていたが、武器やらなんやらでイグドラシルを伸ばすよりは天馬とか音楽家とかが欲しかった。 設定国民が吟遊詩人でも稼いでいけるように音楽院も立てたかったし、竜との仲立ちのために龍の乗り手も欲しいところだった。 夢は語られ、宴は続く。 詩歌の民なら、誰でも物語の一つか二つはそらんじられるものだ。 外は寒々しい吹雪でも、家に帰れば暖かい暖炉が迎えてくれる。 そんな国にしたいものだと、夢物語はいつまでも続いていく。 文:九音・詩歌、鈴藤 瑞樹、崎戸剣二 絵:星月 典子、花陵、経、竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン 、立花音羽
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ロアーヌ侯国の首都ロアーヌから南東へエルブール山脈を仰ぎながら三日ほど徒歩行軍した所に、一部が沼地にもなっている広大な湿地平原が広がっている。 四魔貴族が一柱、魔龍公ビューネイの居城があるとの伝説が残る、聖王記所縁の巡礼地でもある霊峰タフターンへと向かう一本道以外には宿場宿も何もない、古ロアーヌから風景の変わらぬ未開拓地だ。 だがこの平原に突如として、湿地帯をほぼ斜めに切り裂くかの様に北東から南西へと伸びる長大な木製の簡易防壁が現在、進行形で築かれていた。 その木製の防壁は短期間の間にも部分的に幾度かの崩壊と再建を繰り返し、既に丸一月以上もの間、ロアーヌ南方とナジュ砂漠を隔てる雄大なるエルブール山脈の最も高い峰を誇る霊峰タフターンより散発的に侵攻してくる妖魔の大群から、ロアーヌ侯国領地と其処に住う民を守るための絶対防衛線として機能している。 この長大な防衛線のすぐ後方には相互の距離を開けて幾つかの幕舎が設置され、そこでは幾人もの名だたるロアーヌ士官が交代で日夜指揮を奮っているのであった。 「戻ったぜ・・・」 直前に沼地を走り回っていたのか、酷く全身が汚れた様子の男が、大層くたびれた様子で幕舎の中へと入ってきた。 丁度幕舎の中で防衛線の補強、改修の計画を練るために戦場図と睨み合っていた、ロアーヌ騎士にして本防衛線の指揮を務める将の一人でもあるタウラスが其方を見遣る。そして幕舎の入り口を潜り入ってきた人物に対し、珍しく随分と覇気のない声を上げながら戻ってきたものだな、と思いながらも、手元の作業を止めて片手を上げつつ迎えた。 「あぁ、よく無事に帰ってくれたよ、コリンズ。悪いな、タフターン攻略班から態々こっちの防衛線に回ってきてもらって」 タウラスの言葉に、彼と同じくロアーヌ騎士にして軍に於いては准将を務めるコリンズは、とんでもないという様にかぶりを振り、そして次には力なく項垂れながら、ここで一際大きくため息を吐いた。 「俺やパットン等の師団は、攻めてなんぼの歩兵と騎兵が中心だ。山岳地帯じゃ騎兵は使えねぇし、挙句に攻める相手が霧に隠れているんじゃ、役立たずのタダ飯食らいみたいなもんさ。准将を拝命してから初の戦だってのに、ほんと、情けない限りだよ。だから、こうして国の役に立つ仕事があるだけ有難いってもんだ・・・。いまいち調子は出ねぇけどな・・・」 国家の一大事というこの場面に於いて自分の得意とする戦ができない事が余程堪えているのか、コリンズは自分の近くの木箱に浅く腰掛けながら心底悔しそうな様子で小さくそう言った。 彼がここまで弱気な様子を、彼の同期であるタウラスは今まで見た事がない。だが、それも今は仕方がないのだろうか、とも思う。 何しろ、直近一ヶ月のこの防衛戦とそれを取り巻く周辺の有り様は、お世辞にも良い流れなどとは言えない状態が続いているからだ。 悪化の一途を辿る世界情勢を鑑みて行われた軍事演習中の謎の強襲に端を発し、ロアーヌ侯国がトゥイク半島の貿易都市リブロフの軍団を相手取った連戦の末、逆賊マクシムスの目論みを打破し神王教団教長ティベリウスとの間に和睦協定を結んでから、二ヶ月弱が経つかどうかという頃。 この戦線は、そのような折に突如として開かれた。 これまでの定期的な魔物討伐とは全く異なる規模での群を、いや、軍を成した妖魔の強襲を受けたロアーヌ侯国は、直ぐ様侯爵ミカエルの大号令の元、国民総動員体制での防衛戦線を即時形成するに至った。 その後、一次戦線を驚くほど速やかな迎撃戦に持ち込み国土の損害を最小限に抑えてみせたミカエルは、その妖魔の軍勢が南方エルブール山脈の特に南東の方角から攻めてきたこと、また、交戦した妖魔軍には特徴として珍しい有翼種が多く見られ、この有翼種がロアーヌに保管されている過去の書物に記されていた「ビューネイの精」という存在に酷似しているという事を根拠に、交戦対象を『魔龍公ビューネイ軍』と断定。 奇しくも、この半月ほど前にロアーヌ宮廷騎士カタリナ=ラウランを中心としたアビス軍勢討伐軍の活躍により地図上では南端に位置する広大な密林の奥にて全滅の危機に瀕していた妖精族の救出、及び四魔貴族魔炎長アウナスの居城である火術要塞の占拠という歴史的偉業を成し遂げていたロアーヌ軍は、その戦勝報を世界へ向けて逸早く発信していた。ミカエルは本迎撃戦をこれに連なる一大有事として、「対四魔貴族戦線」と呼称。全世界へ向け発信し、各国からの援軍を募りながら開戦をしたのであった。 だが最初の迎撃こそ成功したものの、その後に肝心の攻めるべき相手の拠点が全く定まらず、戦線は早々に膠着した。 ロアーヌ軍は攻め手を欠いたことで否応なしに後手に回り、この防衛線にて相手の出方を待つことを余儀無くされたのだ。 タフターン山のある南東の様々な箇所から昼夜問わず攻め入る妖魔に対して幾度も防戦を余儀無くされ、補給線を確保しながら長大な防衛線を建築し、ロアーヌ軍はこの一ヶ月余りを耐え抜いてきている。 だがいい加減に兵の疲労度も限界に達しており、防衛線には乱れも散見される様になってきていた。 前線には負傷者も増え、疲労を抱えたままの連戦も祟り、戦死者もこの半月ほどは増加傾向にある。 そして何より、未だこの状況の打開策が一向に見つからないという現実こそが、戦場の士気を著しく下げ続けているのだった。 「・・・で、援軍の方はどうなんだ?」 くたびれた様子で懐から取り出した給水筒を煽り、コリンズが言葉の割には全く期待した様子もなくタウラスに尋ねる。 その問いに対してすぐには答えられなかったタウラスだったが、コリンズのこの問いには別方向から応えるものがあった。 不意に二人の会話を割って幕舎に入ってきたのは、彼らと同期の騎士にしてロアーヌ軍少将に就くブラッドレーだった。 「流れの傭兵や東部開拓民を中心とした周辺農村からの義勇兵は徐々に集まりつつあるが、国家としての援軍は未だ無いようだ」 「・・・けっ。しがない東国の事なんざ知らねーってか。これじゃあ、アビスの思う壺だぜ」 コリンズの返答に、ブラッドレーは、これはとても良くない傾向だなと感じる。 ここ最近の度重なる戦の主戦場を踏破してきたロアーヌ騎士団の「黄金世代」とされる彼の同期である騎士コリンズは、軍の中でも格段に人望が厚い将の一人だ。 その直向きな性格と信念に強い忠誠を抱く騎士は多く、そんな彼のこうした後ろ向きな発言は、軍の少なくない範囲で良くない影響を及ぼすだろう。 だが、それを直ぐに諫める様な万能の言葉を、ブラッドレーは持っていなかった。 勿論、上辺だけの言葉をかけるなら、それは幾らでも出来る。だが、この一月の惨状は先の通りだ。 コリンズの指揮する軍からも当然少なくない数の殉職者が出ており、その事実に対して生半可な慰めや諫めなど、意味を為さないどころか更なる士気の減少にも直結するのだ。 何より、この戦線の展望の暗さを最も感じているのは、誰あろう戦線を預かる最高指揮官であるブラッドレー自身でもある。 しかし彼は、弱音は吐かない。だが、他者にかけるほどの言葉まで、彼は持たない。 「・・・現在、ミカエル様がタフターン山の奥にあると目されるビューネイの居城を少数精鋭にて潜入攻略するための勇士を募っている。今の我々は、これが動くまで何としてもこの戦線を死守しなくてはならない」 「あぁ、分かってる。分かってるんだけどよ・・・」 コリンズ自身も、ブラッドレーが感じる事を理解していないわけではない。 だが、それでも彼には、そんないつ動き出すのかも分からないものだけでは、彼が失った部下の家族へ向ける顔がないのだ。 「あぁ、畜生・・・。俺に、カタリナみたいな力があればな・・・」 コリンズが呟く。 言葉にしながら彼が頭の中に思い描いたのは、軽鎧を纏い真紅の大剣を翳しながら隊の先陣を切る、女騎士の姿だった。 現在、先の火術要塞攻略までに渡る多大なる功績により宮廷護衛騎士団長の地位に就くカタリナは、彼の直ぐ下の世代の後輩に当たる。コリンズは彼女とは、騎士団候補生時代から十年以上を数える長い付き合いのある間柄だ。 彼女はつい先日まで、とある事情により一年弱ほどロアーヌを離れていた。その事情自体は詳しくは聞かされていなかったが、神王教団との戦の折に再会を果たした時に、大体の事情は本人から聞いていた。 その事情はさておき、その間にカタリナが経てきた経験は、兎角、凄まじいものであった。 一年ほど前、世界的にアビスの魔物の本格的な目覚めを感じさせた、メッサーナ王国首都ピドナにてあった「予兆」の中心に彼女はおり、その後、聖王の故郷である聖都ランスにて聖王家子孫から正式に依頼を受け、以降は四魔貴族を討伐するための旅路を歩んできたという。 その旅の中で神王教団のピドナ支部長マクシムスが隠し持っていた幾つもの聖王遺物を奪還し、彼女は遂に四魔貴族の一人である魔炎長アウナスの居城を攻略するという伝説級の偉業を成し遂げたのだ。 その中身には、実のところ幾つか誇張表現があり、細部は訂正するべき部分もあることは彼は無論知るところではあるが、それでも彼女が世界各地で成してきた事は紛れもない事実である。 そして何より、神王教団との最終決戦の地であったナジュ砂漠にて彼女と再会した時、コリンズは一目彼女を見て、瞬時に理解したのだ。彼女は、もう彼の全く及ばぬ領域にいる存在であるのだ、という事を。 「聖王記に記される『八つの光』の顕現・・・か。ミカエル様は、ロアーヌよりそれが誕生したと、そう各国へと報を出した。聖王家も、それに応じて事実を認める声明を出してくれたそうだ。その効果が、今回の勇士募集に影響をしてくれればよかったんだがな・・・」 ブラッドレーが直近の宮廷内の動きを添えながら応えるが、コリンズは相変わらず投げやりな様子のまま、幕舎の天井を見上げた。 「それでも、世界は動かねぇ。結局、いざ自分の喉元に剣が突きつけられるまで、奴らは気付きやしねえんだ・・・。今の俺たちの様に、な」 コリンズがそう呟いた所に、まるでこれで会話は終わりだとでも告げるかのように、大変慌てた様子で幕舎へと駆け込む兵があった。 「も、物見櫓から報告!前線に獣人族を中心とした妖魔の軍勢を視認!その数、凡そ三千!」 兵を認めたブラッドレーが、その報告に即座に反応する。 「・・・ライブラ隊を核に二層防壁陣を布陣!またフォックス隊に伝令!別方面からの奇襲に備え、四方索敵!」 「はっ!ライブラ隊が二層防壁陣にて対応、及びフォックス隊にて四方索敵、了解いたしました!」 伝令を復唱し兵が即座に幕舎を後にしていくと、ブラッドレーは自分も前線の確認をするためにロアーヌ侯国の紋章が刻まれた腰の剣を確認し、外套を翻した。 「我々は、伝説の英雄にはなれない。だが、故国を守る英雄にはなれる。今ここでそれを証明し続けることこそが、誇り高きロアーヌ騎士としての使命だ」 ブラッドレーがそう言うと、コリンズはそれに応えるように即座に立ち上がり、己に言い聞かせる様に深く頷いた。 「分かってんだ・・・そんな事は。俺は、この国を守る為に騎士になった。それは、俺の中の絶対的な正義だ・・・。俺も行くぜ」 「助かる。タウラス、ライブラ隊の後方支援は任せるぞ」 「了解だよ、大将」 ロアーヌ式敬礼をしながらのタウラスの返答に、ブラッドレーは彼の性格上は仕方がないのかもしれないが、律儀にも「自分は少将だ」と真顔で訂正を返すと、それに苦笑するタウラスを背に、コリンズと共に幕舎を後にした。 海上要塞バンガードが四魔貴族フォルネウスの潜む海底宮の攻略から遂に大陸への帰還を果たしたのは、ロアーヌとビューネイ軍の戦線が敷かれてから大凡一ヶ月半程が経った頃だった。 突如として大地が無慈悲に引き裂かれたかのような実に荒々しい様子で、ルーブ地方とガーター地方を隔てる広大な範囲に及ぶ断崖絶壁。 地図上では、確かにここに、海上都市バンガードがあったはずだった。 南北の相互地域交通網が突然に断絶された事で、多くの行商人が崖を前に一度立ち往生をしては近くの漁村からの渡し船に頼っていく中、この場所にて只一人、根気強く幾日にも渡って野営を続けていたトーマスは、西太洋の向こうから遂にその姿を現した海上要塞バンガードを沖合に見つけると、しかしそれに喜ぶでもなく兎に角必死に狼煙で合図を送り、それに彼方が気付いていることを願い、相手の反応を待つ前に大急ぎで小舟を出した。 幸いな事に船首からそれに気がついた町民の知らせで無事にバンガードへと収納されたトーマスは、そこでおよそ二ヶ月少々振りに再会を果たしたカタリナに、簡潔に現在のロアーヌの状況を説明をした。 すると話を聞いた彼女は一も二もなく急ぎロアーヌへと戻ろうと、即座に旅支度を整え始めたのだった。 兎に角カタリナにとっては、故国の窮地に一刻でも早く駆けつけるという考えのみしか浮かばなかったのだ。 だがそこに更に、彼女にとってはトーマス以上に全く予期せぬ来訪者があった。 正に皆の制止を振り切って単身ロアーヌへと向かうべくバンガードの船着場から大陸に戻らんとしたカタリナの前に小舟に乗って唐突に現れたのは、特徴的な色合いのとんがり帽子を被った、聖王記詠みを自称する詩人であったのだ。 「やぁ、またお会いできましたね。カタリナさん」 「・・・!」 そう言って小船から降りて、やおら優雅にお辞儀をしてみせる詩人に対し、カタリナは思わず反射的に腰の剣に手を掛けようとする。 だが、そんな様子をすら面白がる様に詩人はケラケラと声を上げて笑いながら、相変わらず剽軽な様子で肩を竦めた。 「まぁまぁ、そんな怖い顔をしないで。今まで私があなたの目の前に現れて、事態が暗転した事、ありました?」 これまでの例に漏れず、相変わらず人を喰った様なその物言いにカタリナは当然に憮然とした表情で返すが、それでも不思議とこの詩人の言葉には渋々と従ってしまうような、ある種の強制力を感じる。 彼女と同じく、カタリナを説得せんとその場に集まっていたトーマス、フェアリー、ハリード、シャール、ミューズが一様に突然の来訪者に対し呆気にとられていると、当の詩人は随分とあっけらかんとした様子で船着場から市街地へと向かう階段へと、周囲の様子を全く気にせず勝手に歩き出した。 「まぁこんな所で立ち話も何ですから、皆さん座って話しましょう。バンガードといえば、歴史は浅いですがグッドフェローズのハーブティーが意外と馬鹿にできない味なんですよ?」 そう言って颯爽と市街地へ向かい歩いていく詩人に益々周囲が困惑する中、意外にも最初に彼に続いたのがカタリナだった。 トーマスからの話を聞いて以降は周囲の誰が何を言っても一切ここまで聞く耳を持たなかったカタリナが突如として素直に従う様には再度周囲が驚きつつ、しかし皆もその後についていくことにした。 「さて、現在ロアーヌに訪れている危機に関してですが」 ハーブティーと一部面々にはエールが用意されるまで、のらりくらりと幾つもの追求を躱し続けた詩人は、自らの手元に用意されたティーカップを取り上げ、香りを楽しむ様に顔の前で薫せ、一口飲んでたっぷりと味を堪能したあとで、漸く口を開いた。 その間、丁度彼の真正面に座っているカタリナの怒りの表情が余りに鬼気迫っており、次の瞬間には詩人に斬りかかるのではないかと肝を冷やしていた一同は、彼が漸く話題を切り出したことに大変安堵しつつ、カタリナと共に彼の言葉に耳を傾けた。 「このままでは、ロアーヌは確実に滅びます」 ガタンッ、とカタリナは座っていた椅子を盛大に蹴飛ばして立ち上がる。 そして周りが制止する間も無く、迷わず腰にあったマスカレイドを抜き、テーブル対岸の詩人へと突きつけた。 「・・・いい加減にして。これ以上無駄口を叩くなら、問答無用で斬るわ」 彼女の声色には、一切の冗談めいた要素が含まれていない。 突如として起こった修羅場に、グッドフェローズのマスターをはじめとしたその場の他の客は、その只事ではない様子に遠巻きに避難した。そして緊張感が支配する店内で外野が息を潜めて件のテーブルの様子を見る中、今まさに斬りかかられようとしている詩人は全く動じた様子もなく、又してもティーをゆっくりと啜り、音を立てずにカップを置いて、にこりと微笑んだ。 「なので、今からそれを回避する為の助言をしようと思います」 その言葉から数秒、カタリナと詩人の視線が交錯した。 カタリナはその視線から、目の前のこの男が一体何者で、何を考えているのかを推察しようとする。 初めてこの詩人を名乗る男に会ったのは、確かピドナのパブだったと記憶している。その時は単なる流しの吟遊詩人としか思わなかったが、この詩人との意外に早い再会は、その一週間後の早朝だった。 朝日の差し込む港にて彼と対峙した時、その謎めいた言葉と掴み所のない動きに、彼女は自分の心と体が翻弄されたことを今も強烈な印象として覚えている。だが、後にこの時の詩人の言葉に従ったことで、この後の展開の活路が開かれたのは事実だ。 そして三度出会ったのは、彼女がこの旅の当初の目的を果たさんとする、正にその時。ナジュの神王の塔での事だった。 この時も確かにこの男の助力を得ることで、神王の塔へと容易に潜入することが可能となった。その結果として彼女は逆賊マクシムスを打倒し、聖剣マスカレイドを取り戻すことができたのである。 脳内で冷静に振り返ってみれば、ここ半年程で彼の言葉に従うことが事態の進展に大きく寄与してきたことは間違いない。だが、どうしてか彼女はこの目の前の吟遊詩人が好きになれそうにはなかった。 しかし今はそのような呪詛を吐く時ではないと思い直し、カタリナがゆっくりとマスカレイドを納刀し後ろに倒れた椅子を引き戻すと、近くの面々も一先ずの危機が去った殊に安堵した様子で息を吐き、話の続きを促す。 その様子をすら何処か楽しむ様に辺りを眺めた詩人は、徐に懐から一枚の随分と古びた地図を取り出した。 「さて・・・敬虔なる聖王教徒であるカタリナさんは、聖王記に記された四魔貴族ビューネイの討伐譚は、勿論ご存知ですよね?」 「・・・ええ」 詩人の問いかけにカタリナが浅く頷きながら返すと、詩人はその返答に大変満足した様に大きく頷き返しながら、取り出した地図をさっとテーブル上に広げた。 「現在ロアーヌ領を攻め立てている妖魔の軍勢は、間違いなく魔龍公ビューネイの差し金でしょう。これは正直、いくら屈強なロアーヌ軍が何度迎え撃ったとしても、事態の根源であるビューネイを打倒しない限り、キリがないです。延々とアビスゲートより生まれいでる瘴気が招く妖魔の侵攻が、ロアーヌ軍を食い尽くすまで続くでしょう。従って、力の源となっているビューネイの打倒無くして、ロアーヌ軍に勝利は無いのです」 そう言いながら詩人の手によって広げられた地図にカタリナが無言で視線を落とすと、其処には何やら山岳地帯を示す平面図が描かれていた。 「ですが、天空の支配者たるビューネイは常に空を舞っており、地上から彼の者を相手取ろうとしても、剣は愚か、弓すらも届きません」 まるで詩を歌い上げるかの様な調子でそう語りながら、詩人はさながら歌劇の演者の様な仕草で以って、地図の一点を指し示した。 「ですから、カタリナさんは故国ロアーヌを救う為にも、ここを目指さなければなりません」 その古びた地図に描かれている山岳地帯は、今まさに決死の戦が行われているというロアーヌ地方の霊峰タフターン山の様子とは何処か違ったものの様だった。 それに大凡の察しがついていたカタリナが、視線を正面に戻し、彼に応える。 「龍峰ルーブの頂・・・。まさか私に、ここに行って聖王様のように竜の助力を得ろ、って言うの?」 詩人が地図上で指し示しているのは、このバンガードから北に向かったルーブ地方にある、龍峰の名を冠するルーブ山だった。 聖王記に綴られる四魔貴族ビューネイ討伐の章によれば、地上からビューネイを相手しようとした聖王に対し、肝心のビューネイは全くその様子を意に返さなかったのだという。 天空の支配者である魔龍公は、地を這う存在に興味を示さず、全く相手にしようなどとしなかったのだ。 「左様。魔龍公に相対するのは、地に足をつけていては叶わぬということ。つまり、彼女のフィールドである天空にて戦いを挑まなければなりません」 魔龍公ビューネイの様子に、地上からの戦いが不可能と悟った聖王は、当時のルーブ山に棲まう巨龍ドーラに助力を乞う為、ルーブの頂を目指した。 そしてその冒険の末に巨龍ドーラの協力を取り付け、聖王はドーラの背に乗り大空へと羽ばたき、天空にて魔龍公ビューネイへと挑み、遂に勝利を手にした。 「さしもの魔龍公も、人と龍との力に屈した、という伝説。貴女は、これからこの伝説を準えなければならない。そうしなければ、危機に瀕した現在のロアーヌを救う事は出来ない、という訳です」 詩人の言葉を脳内で反芻しながら、カタリナは目を細めて考える。 今までこの男の言葉に従った時、確かに間違いなく彼女の直面する事態は拓けてきた。 だが今回のこればかりは、如何なものだろうか。 この聖王記の伝説は確かに彼女もよく知っている内容であるし、それに当てはめて詩人の言う理屈もわかる。だが、今の世に於いてこの伝説を準えるには、多分に事情が異なるということも、彼女は知っていた。だから、それが可能なのかどうかが、どうしても疑わしいのだ。 そんな彼女の抱く疑問を代弁する様に口を開いたのは、彼女の隣に座って話を聞いていたミューズだった。 「あの・・・吟遊詩人様、一つ宜しいでしょうか」 「ええどうぞ、クラウディウス家の御令嬢様」 ここまで名乗った事もなく、また会ったことすらない相手にそう言い当てられながら、不思議にそのこと自体は疑問にも思わず、ミューズは軽く頭を下げて言葉を続けた。 「現在ルーブ山には、悪竜グゥエインが棲むと聞いています。確か十年ほど前にも、ルーブ山の麓の小さな山村を蹂躙し滅ぼしたと世間で騒がれていたのを記憶しております。貴方はカタリナ様に、その様な人に仇為す竜と手を結べと、そう言っているのですか?」 「ええ、正にその通りです」 間髪入れずに詩人がミューズの問いに答えると、一時、その場に沈黙が訪れる。 現在のルーブを住処とする悪竜グゥエインの存在は、この地方のみならず、広く世界に知られているところだ。 その存在が最初にいつ確認されたのかは現存する資料も無く不明であるものの、少なくともここ百年以上はルーブを住処としていることが過去の被害情報から分かっていた。 悪竜グゥエインによる被害はループ地方をはじめとして、ウィルミントンを中心としたガーター半島や聖都ランスを横切るイスカル河沿岸地域に至るまで、広い範囲で確認されている。 各地に祀られていた古代の財宝の数々を奪い、街や村を襲っては人肉を喰らい、為す術ない人間を嘲笑う様に土地を蹂躙し、ルーブ山へと戻っていく。 その被害は十数年に一度程度の周期で訪れ、その活動期の度に、世界中の人々を恐怖のどん底に陥れてきた。 四魔貴族が居なくなったこの三百年に於いては、人類にとってはなす術のないという意味では最大の脅威と言って間違いない存在なのだ。 その様な人類に仇為す悪竜に、人が協力を求めることなど、果たして本当に可能なのだろうか。 その事実はその場に集まる誰しもが知るところであり、ミューズやカタリナが抱く懐疑的な思いに全員が同調する様に押し黙った。 だが以外にもその沈黙を破ったのは、一人ハーブティーの代りにエールを勢いよく飲み干したハリードだった。 「ルーブに残された、友人の子・・・か。つまりは聖王が言っていたのが、そのグゥエインという事なのか」 ハリードのその言葉に、カタリナとトーマスがピクリと反応する。 彼が言ったのは、嘗てピドナのハンス邸にて集まった際に彼女らが見た、王家の指輪に刻まれた聖王の語る映像にて聞いた言葉のことだった。 それを知らぬミューズ等はハリードの言葉に対して当然思い当たる節がなく疑問符を浮かべるが、カタリナは確かにその映像を覚えていた。 そうなると聖王の言っていた友人とは、人間ではなく巨龍ドーラのことであったということか。 確かに、友人の子と言われてもそれが人間ならば、当然だが三百年も生きていられるはずもない。後世に現れる八つの光に対して紡ぐ言伝ならば、友人の子というのが人間を指していることの方が寧ろ可笑しい。そうなれば確かに、辻褄は合う。 「友人・・・ですか。そうですねぇ・・・確かに聖王にとっては、巨龍ドーラは友人と呼ぶに相応しい存在だったのかも知れません。ご存知の通り、聖王は魔龍公ビューネイ討伐の後に、聖王の再三の諫めを聞かず人里を襲ったドーラをもその手で屠っています。その際、聖王が竜の命を奪った折に流した涙と嗚咽は、ルーブ山中に響き渡ったと伝えられています。聖王記にすら其処まで記されるという事は、相応の関係性が其処にはあった、と見るべきなのかも知れませんね」 詩人は話の流れからハリードの言葉に頷きつつ、聖王記の内容に準えながら語る。 それは恐らく正しい見解なのだろうな、とカタリナも感じた。 あの時の映像にて最後に「友人の子」について語っていた時の聖王は、『聖王』という神格化された存在というよりも、文字通りの友人の子を心配する一人の単なる人間の様にも見えたのだ。 その聖王に、確かに彼女は頼み事をされていた。 ならば、彼女に用意された答えは、最早一つだけだ。 「・・・分かったわ。ルーブ山に、行ってみましょう」 「ふふ、貴女ならば、そう言ってくれると思っていましたよ」 まるで初めからその答えを知っていたかの様に微笑む詩人に対して、その思惑通りにことが運んでいることを思うと非常に腹立たしい気持ちが沸沸とカタリナの内面に沸き起こる。しかしこれを鍛え上げた強靭な理性でどうにか押さえ込みつつ、カタリナは立ち上がった。 そうと決まれば、ほんの一時たりとも時間を無駄にしている余裕など、ないのだ。 その日のうちに改めてグゥエインとの対話を図るための準備を行いバンガードを発ったカタリナは、バンガードから上陸したルーブ地方側の最寄りの宿場町から馬を駆り、真っ直ぐルーブ山へと向かった。 今回彼女に同行するのは、フェアリーのみだ。 フェアリーに同行を願ったのは、竜たるグゥエインとの対話に人語以外が必要となる可能性を考慮し、その場合の通訳を頼むためである。 そして逆にフェアリー以外に同行者を連れてこなかったのは、グゥエインに対して此方は争う意志はない、ということを伝えるためだ。大人数で押し掛けても、無駄に対象の警戒心を煽るだけだろうというのが、カタリナの考えであった。 また抑もトーマスに関しては、どうやらカタリナにロアーヌのことを伝えることが本来の目的というわけではなく、元々はガーター半島最大の都市国家であるウィルミントンに向かう予定だったようだ。そこで、ウィルミントンを本拠地とするフルブライト二十三世に、何らかの急用で呼ばれているらしい。 今回は偶々それと同じタイミングでロアーヌの危機をピドナで知り得、急遽ウィルミントンに向かう前に、こうしてバンガードの帰還を待ってくれていたのだという。本当に彼には、感謝しかない。 そして如何やらミューズとシャールにも同じくフルブライトからの熱烈な招待があったらしく、トーマスと三人でこのあとウィルミントンに向かう予定だ。 合成術を放ったウンディーネはまだ両腕の状態が芳しくなく、治療が継続して必要な状況で迂闊に動けないので、ボルカノもそれに付き添っている。 ブラックは見かけに寄らず律儀にも今回の恩を返すために暫くは付き合うと申し出てくれたが、それならば、とハリードと共にミューズの護衛についてもらうことにした。トーマスが言うには、今後更にミューズの身辺警護は強化をしていかなくてはならないから、どの事だ。 「こうしてカタリナさんと二人で旅をするのも、なんだか久しぶりな気がします」 馬上でカタリナの手前にちょこんと腰掛けながら、フェアリーはそう言ってニコニコと微笑んだ。馬上でそんなに喋ったら舌を噛むわよ、と言おうかと思ったが、そう言えばフェアリーは常に多少浮いているので、馬の振動は関係ないのであった。カタリナはそのように思い返し、そういえばそうね、と短く言って微笑み返す。 フェアリーとはグレートアーチに向かう船上で出会ったので、それももう既に四ヶ月近くも前の話だ。 あの時の密林の大冒険も、思い返せばとんでもない経験だったな、とカタリナが思い返していると、フェアリーはカタリナを見上げるようにしながら口を開いた。 「今度は、竜との対面ですね。こんな時に不謹慎ですが、私はまた新しい世界が垣間見える様で、少し楽しみです」 一人和やかにそう呟いたフェアリーは、改めて遠く北方に見えるルーブ山へと視線を向けた。カタリナもそれに合わせて、遠くの峰を視界に映す。 二人は、ここから五日ほどでルーブ山へと到達する予定だ。 次へ 第八章・目次
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芸術と文化を重んじ保護しそれをはぐくむ美しい組合。 というのは建前で。年老いてやることないし暇だったから皆で職人になってみようと暇な老人たちが作ったはた迷惑な会。 物作りはヘタなくせに実力(物理)だけはあるので下手な感想言えば暴力に物を言わせてくる。 組合員 詩人 八幡 芒じいさん。 善の研究とかぬかして悪行を重ねるサイコパスジジイ絵師西田喜太郎 家族に山に捨てられた恨みの気持ちを小説に大ヒットの妖怪山姥ババア荻原 守衛 孫に玉手箱をプレゼントしまくるパワフルジジイの彫刻家島村 抱月 若つくり化け物ロリババアの建陶芸家尾崎 広葉 アグサ(絵描き)、サクマ(全般)、清輝(詩人、建築家)、二葉亭四迷(小説家)、愉楽滉一、愉楽幸子(飾りづくり)、獅子丸(絵描き)、 才蔵(おもちゃ)、冠木(歌舞伎役者)が参加している。 作品 ¦バンダナの付喪神 鬼縛 製作者サクマ 現所持者愉楽兄弟
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#分隊構成 詩歌藩国チップ分隊 詩歌藩国治療分隊 詩歌藩国整備分隊 詩歌藩国チップ分隊降りた班 詩歌藩国治療分隊蛇神看護班 詩歌藩国治療分隊摂政班 詩歌藩国整備分隊 #分隊前の編成:http //www10.atwiki.jp/siika/pages/223.html 18:詩歌藩国(分隊:詩歌藩国チップ分隊)■部隊書式○初期AR:9 ○乗り物 ■部隊評価○分隊評価値 ○分隊可能行為評価値 ○同調 ■使用特殊○評価値に反映される特殊 ○計算未使用の特殊 18:詩歌藩国(分隊:詩歌藩国治療分隊)■部隊書式○初期AR:9 ○歩兵 ■部隊評価○分隊評価値 ○分隊可能行為評価値 ○同調 ■使用特殊○評価値に反映される特殊 ○計算未使用の特殊 18:詩歌藩国(分隊:詩歌藩国整備分隊)■部隊書式○初期AR:9 ○歩兵 ■部隊評価○分隊評価値 ○分隊可能行為評価値 ○同調 ■使用特殊○評価値に反映される特殊 ○計算未使用の特殊 18:詩歌藩国(分隊:詩歌藩国チップ分隊降りた班)■部隊書式○初期AR:9 ○歩兵 ■部隊評価○分隊評価値 ○分隊可能行為評価値 ○同調 ■使用特殊○評価値に反映される特殊 ○計算未使用の特殊 18:詩歌藩国(分隊:詩歌藩国治療分隊蛇神看護班)■部隊書式○初期AR:9 ○歩兵 ■部隊評価○分隊評価値 ○分隊可能行為評価値 ○同調 ■使用特殊○評価値に反映される特殊 ○計算未使用の特殊 18:詩歌藩国(分隊:詩歌藩国治療分隊摂政班)■部隊書式○初期AR:9 ○歩兵 ■部隊評価○分隊評価値 ○分隊可能行為評価値 ○同調 ■使用特殊○評価値に反映される特殊 ○計算未使用の特殊 [部分編集] ++T14編成書式++ 18:詩歌藩国(分隊:詩歌藩国チップ分隊) 分隊前の編成:http //www10.atwiki.jp/siika/pages/223.html ■部隊書式 <詩歌藩国チップ分隊> ○初期AR:9 #摂政アイドレスによりAR-1、準備フェイズもこれに準ずる ○乗り物 チップ1_国有:チップボール, チップ2_国有:チップボール, チップ3_国有:チップボール, ■部隊評価 ○分隊評価値 体格21:筋力26:耐久力26:外見8:敏捷14:器用13:感覚14:知識18:幸運15 ○分隊可能行為評価値 装甲 盾使用※:31 盾不使用:23 装甲+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技) 盾使用:36 盾不使用:28 装甲(白兵時) 盾使用:32 盾不使用:24 装甲(白兵時)+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技) 盾使用:37 盾不使用:29 #※盾:チップボール特殊(チップボールは盾によって防御判定で評価+8される。) 白兵:30 近距離戦:24 中距離戦:18 追跡:感覚17 or 幸運18 偵察:14 隠蔽:15 #中距離戦闘直接火力支援:+8 (自部隊のみでは使用不可、聯合部隊向け) ○同調 18-00341-01_九音・詩歌: (チップボール搭乗:チップ1)3 (搭乗者)13 ■使用特殊 ○評価値に反映される特殊 -一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技)/防御評価が+5、燃料-10万t -詩歌の民/特殊補正 = ,,,{外見,知識}、評価+3。 -チップボール/盾によって防御判定で評価+8 -チップボール/白兵戦闘行為可能、攻撃判定評価+2 -犬妖精/白兵距離戦闘行為,,条件発動,(白兵距離での){攻撃,防御,移動}、評価+1、燃料-1万t。 -銃士隊/白兵距離戦闘行為,歩兵,任意発動,(白兵距離での)攻撃、評価+2、燃料-1万t。 -竜士隊/白兵戦行為可能。白兵攻撃判定評価+2。選択。燃料ー2万t -銃士隊/近距離戦闘行為,歩兵,任意発動,(近距離での)攻撃、評価+2、燃料-1万t。 -竜士隊/近距離戦闘行為可能。近距離戦闘の攻撃判定評価+2。選択。燃料ー2万t -銃士隊/中距離戦闘行為,歩兵,任意発動,(中距離での)攻撃、評価+2、燃料-1万t。 -竜士隊/中距離戦闘行為可能。中距離戦闘の攻撃判定評価+2。選択。燃料ー2万t -犬妖精/追跡行為可能。追跡評価+3、燃料-1万t -猫と犬の前足が重なった腕輪/同調判定+3(着用型/腕) ○計算未使用の特殊 -チップボール/直接火力支援ができ、同一部隊の歩兵の中距離戦闘の攻撃判定は評価+3される。この効果は+8まで累積する。 -恩寵の短剣/白兵戦行為可能、白兵戦行為+1(着用型/その他) #チップボール搭乗時の使用不可につき未使用 http //syaku003.appspot.com/entry/show/41362 -大神殿/大神殿内では悪意ある侵入者に対して対抗する際評価+3の修正を得る。 上へ [部分編集] ++T14編成書式++ 18:詩歌藩国(分隊:詩歌藩国治療分隊) 分隊前の編成:http //www10.atwiki.jp/siika/pages/223.html ■部隊書式 <詩歌藩国治療分隊> ○初期AR:9 #摂政アイドレスによりAR-1、準備フェイズもこれに準ずる ○歩兵 18-00344-01_星月 典子:詩歌の民+蛇神の僧侶+吟遊詩人+摂政+大神官+HQ知識:敏捷+1*器用+1*知識+1*幸運+1*耐久力+1*耐久力+3; 18-00347-01_駒地真子:詩歌の民+看護士+吟遊詩人+ドラゴンシンパシー+参謀:敏捷+1*器用+1*知識+1*幸運+2*外見+2; 18-00356-01_経:高位北国人+蛇神の僧侶+吟遊詩人+ドラゴンシンパシー+大神官+HQ知識:敏捷+1*幸運+1*耐久力+3; ■部隊評価 ○分隊評価値 体格14:筋力13:耐久力18:外見27:敏捷19:器用18:感覚19:知識24:幸運11 ○分隊可能行為評価値 装甲:16 装甲+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技):21 装甲(白兵時):19 装甲(白兵時)+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技):24 装甲(対詠唱・魔法時):21 装甲(対詠唱・魔法時)+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技):26 白兵:17 偵察:19 隠蔽:11 魅力:25 治療:27 #駒地19 経20 星月24 蘇生:36 #駒地19 経30 星月34 外交戦:35 歌唱:35 ○同調 18-00344-01_星月 典子:必ず成功(摂政) ■使用特殊 ○評価値に反映される特殊 -一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技)/防御評価が+5、燃料-10万t -詩歌の民/特殊補正 = ,,,{外見,知識}、評価+3。 -蛇神の僧侶/ヘンな治療判定((外見+耐久)÷2)を評価+4、燃料ー2万t -蛇神の僧侶/蘇生判定+8 -看護士/治療行為、治療判定((器用+知識)÷2)評価+1 -吟遊詩人/歌唱行為((知識+外見)÷2)評価+4、燃料ー2万t #歌唱行為は何かを調べる場合、交渉する場合、士気をあげる場合に有効 -吟遊詩人/白兵戦行為、装甲判定に+3、燃料ー1万t -吟遊詩人/詠唱戦行為、魔法、に対する防御力修正+5 -摂政/外交戦行為、外見判定+5、燃料-2万t。75%ルール適用外 -摂政/同調判定に必ず成功 -大神官/蘇生判定+2 -カトラス/白兵行為可能、白兵+2(着用型/片手装備) ○計算未使用の特殊 -猫と犬の前足が重なった腕輪/同調判定+3(着用型/腕)#自動成功のため未使用 -蛇神の僧侶/長いものを蛇に変化させて使える。この蛇は評価10相当として扱う。 -大神官/聖別で1部隊の装甲判定に評価+2。戦闘前に指定。1人の大神官で10人機まで対応可能 -大神官/同調行為、評価+2、燃料-1万t。75%制限無視。#自動成功のため未使用 -大神殿/大神殿内では死亡からの復活判定で評価+8を得る。 -大神殿/大神殿内では悪意ある侵入者に対して対抗する際評価+3の修正を得る。 上へ [部分編集] ++T14編成書式++ 18:詩歌藩国(分隊:詩歌藩国整備分隊) 分隊前の編成:http //www10.atwiki.jp/siika/pages/223.html ■部隊書式 <詩歌藩国整備分隊> ○初期AR:9 #摂政アイドレスによりAR-1、準備フェイズもこれに準ずる ○歩兵 18-00350-01_清水魁斗:詩歌の民+犬妖精+整備士2+バトルメード:幸運+1; 18-00348-01_崎戸剣二:詩歌の民+犬妖精+整備士2+バトルメード:敏捷+1; 18-xx001-xx_犬士:詩歌の民+犬妖精+整備士2+バトルメード; 18-xx002-xx_犬士:詩歌の民+犬妖精+整備士2+バトルメード; 18-xx003-xx_犬士:詩歌の民+犬妖精+整備士2+バトルメード; 18-xx004-xx_犬士:詩歌の民+犬妖精+整備士2+バトルメード; 18-xx005-xx_犬士:詩歌の民+犬妖精+吟遊詩人+ドラゴンシンパシー+HQ知識+HQ知識; 18-xx006-xx_犬士:詩歌の民+犬妖精+吟遊詩人+ドラゴンシンパシー+HQ知識+HQ知識; ■部隊評価 ○分隊評価値 体格17:筋力16:耐久力15:外見22:敏捷17:器用17:感覚22:知識22:幸運17 ○分隊可能行為評価値 装甲:16 装甲(白兵時):18 装甲(対詠唱・魔法時):17 装甲+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技):21 装甲(白兵時)+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技):23 装甲(対詠唱・魔法時)+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技):22 オペレート:22 追跡:感覚25 or 幸運20 整備:22 白兵:18 偵察:22 隠蔽:17 魅力:22 ○同調 18-00350-01_清水魁斗:11 ■使用特殊 ○評価値に反映される特殊 -一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技)/防御評価が+5、燃料-10万t -詩歌の民/特殊補正 = ,,,{外見,知識}、評価+3。 -犬妖精/白兵距離戦闘行為,,条件発動,(白兵距離での){攻撃,防御,移動}、評価+1、燃料-1万t。 -吟遊詩人/白兵戦行為可能。白兵戦行為、装甲判定+3、燃料ー1万t -吟遊詩人/詠唱戦行為、魔法、に対する防御力、対抗する場合修正+5 -整備士2/整備行為可能、整備判定((器用+知識)÷2)評価+5。選択。燃料ー2万t -犬妖精/オペレーター行為ができる。 -犬妖精/追跡行為可能。追跡評価+3、燃料-1万t ○計算未使用の特殊 -大神殿/大神殿内では悪意ある侵入者に対して対抗する際評価+3の修正を得る。 上へ [部分編集] ++T14編成書式++ 18:詩歌藩国(分隊:詩歌藩国チップ分隊降りた班) 分隊前の編成:http //www10.atwiki.jp/siika/pages/223.html ■部隊書式 <詩歌藩国チップ分隊降りた班> ○初期AR:9 #摂政アイドレスによりAR-1、準備フェイズもこれに準ずる ○歩兵 18-00341-01_九音・詩歌:詩歌の民+犬妖精+銃士隊+竜士隊+星見司:敏捷+1*器用+1*知識+1*幸運+1*外見+2; 18-00426-01_タルク:詩歌の民+犬妖精+銃士隊+竜士隊+補給士官:敏捷+1*知識+1*幸運+1; 18-00354-01_士具馬 鶏鶴:詩歌の民+犬妖精+銃士隊+竜士隊:敏捷+1*知識+1; ■部隊評価 ○分隊評価値 体格10:筋力9:耐久力8:外見14:敏捷13:器用8:感覚10:知識13:幸運9 ○分隊可能行為評価値 装甲:9 装甲(白兵時):10 装甲+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技):14 装甲(白兵時)+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技):15 白兵:14 近距離戦闘:15 中距離戦闘:15 オペレート:12 追跡:感覚13 or 幸運12 偵察:11 隠蔽:9 魅力:13 ○同調 18-00341-01_九音・詩歌:13 ■使用特殊 ○評価値に反映される特殊 -一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技)/防御評価が+5、燃料-10万t -詩歌の民/特殊補正 = ,,,{外見,知識}、評価+3。 -犬妖精/白兵距離戦闘行為,,条件発動,(白兵距離での){攻撃,防御,移動}、評価+1、燃料-1万t。 -銃士隊/白兵距離戦闘行為,歩兵,任意発動,(白兵距離での)攻撃、評価+2、燃料-1万t。 -竜士隊/白兵戦行為可能。白兵攻撃判定評価+2。選択。燃料ー2万t -銃士隊/近距離戦闘行為,歩兵,任意発動,(近距離での)攻撃、評価+2、燃料-1万t。 -竜士隊/近距離戦闘行為可能。近距離戦闘の攻撃判定評価+2。選択。燃料ー2万t -銃士隊/中距離戦闘行為,歩兵,任意発動,(中距離での)攻撃、評価+2、燃料-1万t。 -竜士隊/中距離戦闘行為可能。中距離戦闘の攻撃判定評価+2。選択。燃料ー2万t -犬妖精/オペレーター行為ができる。 -犬妖精/追跡行為可能。追跡評価+3、燃料-1万t -猫と犬の前足が重なった腕輪/同調判定+3(着用型/腕) -恩寵の短剣/白兵戦行為可能、白兵戦行為+1(着用型/その他) ○計算未使用の特殊 -大神殿/大神殿内では悪意ある侵入者に対して対抗する際評価+3の修正を得る。 上へ [部分編集] ++T14編成書式++ 18:詩歌藩国(分隊:詩歌藩国治療分隊蛇神看護班) 分隊前の編成:http //www10.atwiki.jp/siika/pages/223.html ■部隊書式 <詩歌藩国治療分隊蛇神看護班> ○初期AR:9 #摂政アイドレスによりAR-1、準備フェイズもこれに準ずる ○歩兵 18-00347-01_駒地真子:詩歌の民+看護士+吟遊詩人+ドラゴンシンパシー+参謀:敏捷+1*器用+1*知識+1*幸運+2*外見+2; 18-00356-01_経:高位北国人+蛇神の僧侶+吟遊詩人+ドラゴンシンパシー+大神官:敏捷+1*幸運+1*耐久力+3; ■部隊評価 ○分隊評価値 体格11:筋力10:耐久力13:外見21:敏捷15:器用16:感覚18:知識21:幸運9 ○分隊可能行為評価値 装甲:12 装甲(白兵時):15 装甲(対詠唱・魔法時):17 装甲+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技):17 装甲(白兵時)+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技):20 装甲(対詠唱・魔法時)+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技):22 白兵:13 偵察:18 隠蔽:9 魅力:21 治療:23 #駒地19 経20 蘇生:30 #駒地19 経20+2+8 #治療評価の算出方法:http //p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/28504 歌唱:26 ○同調 18-00356-01_経:21 ■使用特殊 ○評価値に反映される特殊 -一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技)/防御評価が+5、燃料-10万t -詩歌の民/特殊補正 = ,,,{外見,知識}、評価+3。 -蛇神の僧侶/ヘンな治療判定((外見+耐久)÷2)を評価+4、燃料ー2万t -蛇神の僧侶/蘇生判定+8 -看護士/治療行為、治療判定((器用+知識)÷2)評価+1 -吟遊詩人/歌唱行為((知識+外見)÷2)評価+4、燃料ー2万t #歌唱行為は何かを調べる場合、交渉する場合、士気をあげる場合に有効 -吟遊詩人/白兵戦行為、装甲判定に+3、燃料ー1万t -吟遊詩人/詠唱戦行為、魔法、に対する防御力修正+5 -大神官/蘇生判定+2 -大神官/同調行為、評価+2、燃料-1万t。75%制限無視。 ○計算未使用の特殊 -猫と犬の前足が重なった腕輪/同調判定+3(着用型/腕)#同調代表以外所持のため未使用 -蛇神の僧侶/長いものを蛇に変化させて使える。この蛇は評価10相当として扱う。 -大神官/聖別で1部隊の装甲判定に評価+2。戦闘前に指定。1人の大神官で10人機まで対応可能 -大神殿/大神殿内では死亡からの復活判定で評価+8を得る。 -大神殿/大神殿内では悪意ある侵入者に対して対抗する際評価+3の修正を得る。 上へ [部分編集] ++T14編成書式++ 18:詩歌藩国(分隊:詩歌藩国治療分隊摂政班) 分隊前の編成:http //www10.atwiki.jp/siika/pages/223.html ■部隊書式 <詩歌藩国治療分隊摂政班> ○初期AR:9 #摂政アイドレスによりAR-1、準備フェイズもこれに準ずる ○歩兵 18-00344-01_星月 典子:詩歌の民+蛇神の僧侶+吟遊詩人+摂政+大神官:敏捷+1*器用+1*知識+1*幸運+1*耐久力+1*耐久力+3; ■部隊評価 ○分隊評価値 体格9:筋力7:耐久力15:外見25:敏捷15:器用10:感覚10:知識19:幸運5 ○分隊可能行為評価値 装甲:12 装甲(白兵時):15 装甲(対詠唱・魔法時):17 装甲+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技):17 装甲(白兵時)+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技):20 装甲(対詠唱・魔法時)+一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技):22 白兵:13 偵察:10 隠蔽:5 魅力:22 治療:24 蘇生:34 #治療にプラス+8+2 外交戦:30 歌唱:26 ○同調 18-00344-01_星月 典子:必ず成功(摂政) ■使用特殊 ○評価値に反映される特殊 -一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技)/防御評価が+5、燃料-10万t -詩歌の民/特殊補正 = ,,,{外見,知識}、評価+3。 -蛇神の僧侶/ヘンな治療判定((外見+耐久)÷2)を評価+4、燃料ー2万t -蛇神の僧侶/蘇生判定+8 -吟遊詩人/歌唱行為((知識+外見)÷2)評価+4、燃料ー2万t #歌唱行為は何かを調べる場合、交渉する場合、士気をあげる場合に有効 -吟遊詩人/白兵戦行為、装甲判定に+3、燃料ー1万t -吟遊詩人/詠唱戦行為、魔法、に対する防御力修正+5 -摂政/外交戦行為、外見判定+5、燃料-2万t。75%ルール適用外 -摂政/同調判定に必ず成功 -大神官/蘇生判定+2 -カトラス/白兵行為可能、白兵+2(着用型/片手装備) ○計算未使用の特殊 -蛇神の僧侶/長いものを蛇に変化させて使える。この蛇は評価10相当として扱う。 -大神官/聖別で1部隊の装甲判定に評価+2。戦闘前に指定。1人の大神官で10人機まで対応可能 -大神官/同調行為、評価+2、燃料-1万t。75%制限無視。 #自動成功のため未使用 -大神殿/大神殿内では死亡からの復活判定で評価+8を得る。 -大神殿/大神殿内では悪意ある侵入者に対して対抗する際評価+3の修正を得る。 上へ
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このルールにおいて技能とは、ある分類される特定分野の行動について習熟している ということを表すもので、基本的にクラスごとに付随する得意な行動を表すものです。 クラスにはそれぞれ得意とされる技能=クラス技能が存在し それらのクラス技能に分類される技能は技能レベルがクラスレベルと同レベルとして扱います。 逆に言えばクラス技能以外の技能は全く習得していないということです。 キャラクターがクラス技能以外の技能を取得するには フィートを取得する時にクラス外技能取得で取得する必要があります。 技能一覧 技能名 クラス 能力値 効果 応急手当 戦士,狩人 ,神官 技術 達成値10を超えた点数だけHPが回復する。また気絶から目覚めさせることもできる。戦闘後に1人につき1回のみ行える 登攀 戦士,狩人 肉体 崖などを登る技術。壁の角度や状況によって難易度が変わる。 解錠 盗賊 技術 シーフツールが必要。鍵を開ける技術 隠密行動 盗賊 技術 他者に見つからずに行動する技術。戦闘でも行える 罠扱い 盗賊 技術 シーフツールが必要。罠の解除を行う技術 スリ 盗賊 技術 他人から者をすりとる技術。逆にこっそり渡すことも可能 捜索 盗賊 技術 隠れている何かを見つける技術。逆に隠すことも可能 動植物知識 狩人 知能 動植物の知識。達成値を超えた場合情報を知ることができる 危険感知 狩人 技術 危険を感じ取る技術。自然の危険や隠れている相手を察知する 潜伏 狩人 技術 自然に潜伏する技術。成功すると不意打ちを行うこともできる 生存術 狩人 技術 自然の中で生存する技術。狩猟や野営など広い範囲を含む 読み書き 神官,商人 ,魔術師 知能 文字を読み書きする技術。 この技能を持っていない人は読み書きができない。 学問/神学 神官 知能 神々の教えや伝説、神話についての知識 学問/神秘学 魔術師 知能 魔法など神秘的な知識魔法的な生物の知識 学問/錬金 魔術師 知能 様々な物質や薬草、秘薬の知識 学問/医学 ― 知能 病気や薬の知識だが地域により未発達 学問/史学 ― 知能 人類の歴史の知識 学問/数学 ― 知能 数や数式に関する知識 学問/工学 ― 知能 建築に関する知識 魔術言語 魔術師 知能 触媒が必要。魔術師のみが用いる言語、意思疎通はできない 楽器演奏/種別 吟遊詩人 技術 各楽器を演奏する技術。人々を癒したりできる 歌唱 吟遊詩人 技術 歌を歌う技術楽器演奏をコラボもできる 伝承知識 吟遊詩人 知能 地域の逸話、英雄叙事詩、神々の伝説など様々な伝承の知識を表す知識。正確ではないが幅広い知識を得ることができる 早耳 吟遊詩人,商人 技術 人づてに情報を集める技術。 素早く、広範囲の情報を集めることが可能 商売 商人 技術 商売を円滑に進める技術。安く買い、高く売ることができる 物品鑑定 商人 知能 金銭的価値を鑑定する知識。魔法のアイテムの価値も求めれる 調達能力 商人 技術 入手しにくいものを入手する技術。高い売買レベルで調達する 職能/種別 ― 技術 鍛冶、大工、宝飾細工、皮細工、木工、農業、漁業、鉱夫、 裁縫、貴族、料理人、家事に分類される。専門的な技術を持つ 馬術 ― 技術 馬を上手く扱う技術。騎乗戦闘には必須