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公式ページ 2014年度版ハロウィンイベント。 今回は新防具「ハロキュシリーズ」が実装された。 今までちょっとずつ追加されていたチャチャブー系とは全く異なるデザインとなっておりGX防具まで強化可能。 もちろん従来の武具もあるよ! なお一部の武器は去年G級対応したがGR1止まりでありGR5強化も不可能。 が、笛のみ例外でそこから更に11/5のパローネ大航祭で解禁されるキャラバン宙箱でG級技巧武器のチャチャブランタンへ派生可能。 この関係か、イベントの主役に笛のチャチャブオーが抜擢されており、最終クエストでは実際に指定される。 まずは未強化で後述のクエストをやり、それらを終えてからチャチャブリリアントに強化すると良い。 既に笛を強化して持っている人はブリリアントまで強化でOK。防具が欲しいなら新規に生産すると良い。 2013年版はこちら クエスト 全部で4つある。従来のハロウィンイベをやってない人は以下の順序で進めるとよい。 「奇面族の好物」をクリアし、チャチャブーフェイクを作る チャチャブーフェイクを装備して「奇面族の驚愕」をクリアし、チャチャブファシーネ、チャチャブルング、チャチャブプーニヨ、チャチャブウーダ、チャチャブピエーデを作る。 上記の防具を装備し、「奇面族の住処」をクリアしてチャチャブー武器を作る。 チャチャブオー(狩猟笛)を装備し、「奇面族の逆襲」をクリアするとハロキュシリーズが作成できる。 従来のイベントをやっている人は手順をすっ飛ばせるが、チャチャブオーは強化しているとダメ。 依頼書の最後のページにはチャチャブーをおびき出す方法のヒントが書かれているようなので読んでおこう。 旧来防具生産クエ 奇面族の好物 奇面族の驚愕 HR/SR 17~ 目的地 砂漠(夜) 沼地(夜) ターゲット チャチャブー10匹討伐 特殊条件 なし チャチャブーフェイク装備 基本条件が同じようなクエが2つ。制限のない砂漠クエでチャチャブーフェイクを生産し、それを装備して沼地へ行くことになる。 なおヒントによると、砂漠では「オアシスで支給品のポルタクッキーを食べる」ことで、沼地では「リオレイアを怒らせる」ことで、それぞれ出現するようになるとのこと。 ちなみにオアシスというのは砂漠のエリア「1」である。 武器生産クエ 奇面族の住処 HR/SR 17~ 目的地 樹海(夜) マストオーダー チャチャブー10匹討伐 ヒプノック狩猟 装備指定 頭 チャチャブファシーネ 胴 チャチャブルング 腕 チャチャブブーニヨ 腰 チャチャブウーダ 脚 チャチャブピエーデ ヒプノック狩猟とのマストオーダー(公式サイトではヒプも討伐になっているが、実際の依頼書は狩猟(捕獲可))。 2番目のクエで生産した防具をフルで装備する必要がある。武器種制限に剣士限定の記述はないが……ガンナーだとどうなるんだ?(答 胴以下が揃わないため参加できないw) なおヒプノックのせいでチャチャブーがなかなか出てこないとのことなので、先にヒプを狩猟する必要がある模様。 過去のイベントで装備を揃えていた人も、チャチャブオー目当てにここからやる必要があるかもしれない。 ちなみに例によって今年より親方/HC分岐時のキー素材が廃止され、更にG級キー素材も廃止されている模様。 なお、チャチャブー討伐数のカウントがうまく行かない不具合が確認されている。この場合はエリア移動や他の場所のチャチャブー討伐を試してほしいとのこと(公式発言あり)。 ※余談だが、イベント武器で最初にG級強化が登場したのはハロウィンイベ武器であるが、この時はG級キー素材クエがG級クエストだったため知らない人も多い。 新防具生産クエ 奇面族の逆襲 HR/SR 17~ 目的地 火山(夜) マストオーダー チャチャブー討伐 ショウグンギザミ討伐 装備指定 頭 チャチャブファシーネ 胴 チャチャブルング 腕 チャチャブブーニヨ 腰 チャチャブウーダ 脚 チャチャブピエーデ 武器 チャチャブオー 特殊条件 アイテム持ち込み不可 上記武器クエの装備+チャチャブオーでギザミとチャチャブー討伐。依頼書には書かれていないが、それまでのクエと同様にギザミ討伐で初めて出現する(出現位置はエリア1で、ギザミ討伐後あからさまに爆発岩が追加される)。 防具指定の上に武器も未強化指定なので人数を揃えてもそれなりに面倒。 防具は強化すれば計5スロ空くので、装飾品で少しでも火力を上げると良いだろう。激運も発動できるよ! 防御-20が気になるなら打ち消しておこう。あと最低1人は笛吹珠Gで笛吹き名人を発動させておくのが望ましい。 ちなみにカフの効果も反映されないのでスキルの追加はこの5スロのみ。 レスタがいるとかなり楽。団員と回す場合は団部屋レスタを持ち回りで連れていくと良い。 いずれにせよマラソン必須なので面倒なのに変わりないが。スタミナ飯ならダッシュで6に間に合う。 ソロだと長丁場になるので暑さ無効を発動させるのも一つの手だが、 武器倍率が100しかないので「武器術【大】+暑さ無効」より「自然の達人【暑】+攻撃力UP【中】」のほうが強くなる。 地味に舞踏術(倍率+10)もかなり有効。旋律と同時に維持するのはなかなか面倒だが潜った時などに踊れる。 ちなみに支給品には季節もののポルタ系がある。クーラードリンクは無いがポルタアイスで代用可能。 並び方が不規則だがよく見るとショウグンギザミに見えなくもない。しかしながら爪破壊もヤド破壊もアナザーになっていない模様。 後述するように新防具であるハロキュシリーズは共用防具なので、パートナー用と合わせて2セット作るのもオススメ。 しかしながら防具素材は3個確定+1%で、3個で1部位生産。ブーストも無いしお守りも持ち込めないので面倒。 あ、アシストコースのお買い上げありがとうございます^^ 装備 ハロキュシリーズ ハロウィンの仮装っぽい装備。 生産段階で全部位にいたわり+5というぶっ壊れたスキルが付いているのが特徴的。 また高級耳栓とダメージ回復速度も生産時点のフル装備で揃っている。 強化していくとG級防具になりGXシリーズまで強化ができる(精錬はできない)。 この装備の最大の特徴として、G級では数少ない剣士・ガンナー共用のGX防具であることが挙げられる。 ガンナー用としては防御力も高めに設定されているほか、パートナーに譲渡すると近接武器とガンナー武器の切り替え時に防具が外れない+パートナーの防具における防御力は剣士/ガンナーを問わず同じであるため便利だろう。 GX時のスキルは全部位共通で回避性能+6、いたわり+5、三界の護り+4、吸血+4。 残り1つは頭から順に一閃+3、回避距離+5、劇物の心得+3、逆境+5、怒+4。 もちろん全部位スロ3であり、普通に使ってもかなり優秀。 チャチャブランタン 告知されていた、狩猟笛のG級技巧武器派生。 10/29のアップデートでG級技巧武器が新しく1セット追加され、準G級武器のチャチャブリアントからの派生となる。 笛自体は準G級に必要な特別な素材は一切ないので、チャチャブオーを生産できればあとは普通の素材で手前まで強化可能。 また、なにげに準G級武器からLV制G級武器になるケースはこの武器が初めてである。
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第1-176章.第1-177章.第1-178章. 第1-177章. clxxvi (チャイトララタ・パルヴァの続き)。 ヴァイサンパヤーナは言った、「バラタ族の中のあの雄牛、アルジュナはガンダルヴァのこの言葉を聞いて、献身的な気持ちになり、シカやイノシシを殺しながらシェス(?ある時、鹿を探しに出かけた王は、労苦と喉の渇きで衰弱してしまった。君主はその状態でヴァシシュタ(Vasishtha)の避難所に到着し、祝福された輝かしいリシ(Rishi)は、彼が到着したのを見て、最高の人間であるヴィスワミトラ(Viswamitra)王に敬意を表しました。バーラタよ、リシは君主に敬意を表し、顔と足を洗う水、アルギャ、野生の果物、澄んだバターを差し出した。リシは何でも欲しがる牛を飼っていた。彼女は、「与えよ」と話しかけられると、いつも求められたものを与えた。そして彼女は、野生の、あるいは庭や野原で栽培された様々な果物やとうもろこし、乳、そして6つの異なる種類の果汁(味?)に満ちた、甘露そのもののような多くの優れた栄養価のある食べ物、またアルジュナよ、飲んだり食べたり、舐めたり吸ったりするのに適した甘美な味の、他の様々な種類の楽しいもの、さらに多くの貴重な宝石や様々な種類の衣をもたらした。これらの好ましいものをふんだんに使って、君主は礼拝された。王はその大臣と軍隊とともに大いに喜んだ。そして君主は、六本の手足が高く、脇腹と腰が美しく、五本の手足が広く、目が蛙のように突出していて、大きさが美しく、乳房が高く、欠点のない作りで、耳がまっすぐで高く、立派な角があり、頭と首がよく発達しているその牛を見て、大いに驚いた。 「王子よ、ガディーの息子はすべてに満足し、ナンディニーという名の牛に喝采を送りながら、リシに向かって言った。汝、我が王国を楽しめ(汝の牛を私に与えよ)。 ヴィスワミトラのこの言葉を聞いて、ヴァシシュタが言った、「罪なき者よ、この牛は神々、客人、ピトリスたちのために、また私の犠牲のために私が飼ってきたものです。あなたの王国と引き換えにナンディニーを与えることはできません」。私はクシャトリヤですが、あなたは無欲と学問に専念するバラモンです。平和で、魂を完璧に支配しているバラモンたちに、エネルギーがあるでしょうか?汝が一万頭の牛と引き換えにさえ、私の望むものを与えないとき、私は自分の秩序の実践を捨てない。 ヴァシシュタが言った、「汝は武力に恵まれたクシャトリヤである。汝は力強い君主である。汝は力強い君主である。 ガンダルヴァは続けた、「ヴァシシュタにこう言われたヴィスワミトラは、パルタよ、白鳥や月のような白い牛であるナンディニーを強引に捕まえ、彼女を連れ去ろうとした。パルタよ、罪のないナンディニは、哀れんで低くなり始め、高貴なヴァシシュタに近づき、顔を上げて彼の前に立った。非常に残酷な迫害を受けながらも、彼女はリシの庇護を離れることを拒んだ」。 「その窮状を目の当たりにしたヴァシシュタが言った。しかし、ナンディニーよ、ヴィスワミトラでさえ力ずくであなたを連れ去ろうとしている。 ガンダルヴァは続けた、「バーラタ族の雄牛よ、ナンディニは、ヴィスワミトラの軍勢を見て警戒し、ヴィスワミトラ自身にも怯え、さらにリシに近づいて言った、『高名な方よ、なぜあなたは、ヴィスワミトラの残酷な軍勢に鞭打たれ、まるで私が主を失ったかのように情けなく泣いている私の哀れな姿に無関心なのですか?泣き叫び、迫害されるナンディニーのこの言葉を聞いても、偉大なリシは忍耐を失わず、許しの誓いから立ち返ることもしなかった。クシャトリヤの力は肉体の強さにあり、ブラーフマナの力は赦しにある。私は赦しをあきらめることはできないから、ナンディニーよ、汝が望むなら行け』。ナンディニは答えた、「そうおっしゃるとは、高名なお方よ、私を追放なさるのですか?ブラフマナよ、汝が私を追い払わないのであれば、私は力ずくで連れ去ることはできない」。ヴァシシュタが言った、『祝福された者よ、私はあなたを追い払わない!あなたができるならば、滞在してください!あなたの子牛は頑丈な紐で縛られている。 ガンダルヴァは続けた、『するとヴァシシュタの牛は、とどまれという言葉を聞いて、頭と首を上に上げ、見るも恐ろしい姿になった。怒りで目を真っ赤にし、何度も低く鳴きながら、ヴィスワミトラの軍隊を四方から攻撃した。彼らの縞模様に悩まされ、その赤い目であちこちに走り回り、彼女の怒りは増した。怒りに燃える彼女は、やがて真昼の太陽のように恐ろしい姿になった。そして尻尾から燃える石炭の雨を降らせ始めた。それからしばらくして、尾からはパルハヴァの軍勢を、乳房からはドラヴィダとサカの軍勢を、胎内からはヤヴァナの軍勢を、糞からはサヴァラの軍勢を、尿からはカンチの軍勢を、脇腹からはサヴァラの軍勢を出した。そしてその口の泡からは、パンドラ族、キラタ族、ヤヴァナ族、シンハラ族、カサス族、チブカ族、プリンダ族、チャイナ族、フナ族、ケーララ族、その他多数のムレハ族の軍勢が出てきた。そして、さまざまな軍服を着て、さまざまな武器で武装したムレハ族の大軍は、息を吹き返すや否や、まさにヴィスワミトラの目の前に展開し、その君主の兵士たちを攻撃した。そのムレチュチャの数は非常に多く、ヴィスワミトラの兵士一人一人が6、7人の敵に襲われた。強力な武器の雨で攻撃されたヴィスワミトラの軍隊は、彼の目の前でパニックに陥り、四方八方に逃げ去りました。しかし、バーラタ族の雄牛よ、ヴァシシュタの軍隊は怒りに燃えていたが、ヴィスワミトラの軍隊の誰一人として命を奪わなかった。ナンディニーはただ、君主の軍勢を敗走させ、追い払った。そして、(避難所から)27マイルも追いやられ、パニックに陥り、彼らは大声で叫び、自分たちを守ってくれる者は誰もいなかった。Viswamitraは、ブラーフマナの腕前から生じたこの素晴らしい偉業を見て、クシャトリヤの腕前に嫌気がさして言った、 "ああ、クシャトリヤの腕前をfie!ブラーフマナの腕前こそ真の腕前だ!強さと弱さを判断するとき、私は無欲こそが真の強さであると見ている」。そう言って、君主は広大な領地や栄華を捨て、あらゆる快楽に背を向けて、無欲主義に心を定めた。無欲主義の成功の栄冠に輝き、その無欲の苦行の熱で三界を満たした彼は、すべての生き物を苦しめ、ついにバラモンとなった。クシカの息子はついにインドラ自身と一緒に(天上で)ソーマを飲んだ」。 第1-176章.第1-177章.第1-178章.
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第13-53章.第13-54章.第13-55章. 第13-54章. ビーシュマは言った、「その夜が明けると、高貴な心を持つクシーカ王は目を覚まし、朝の儀式を行った。そして、妻に伴われて、リシが住居として選んだあの森に向かって進んだ。そこに到着した王は、すべて黄金でできた宮殿のような邸宅を目にした。千本の柱があり、それぞれが宝石や貴石でできていて、まるでガンダルヴァの建物のようだった。 クシカは、その建造物のあらゆる部分に、天の意匠が施されているのを見た。また、愉快な谷のある丘、その懐に蓮のある湖、高価で珍奇な品々でいっぱいの屋敷、門とアーチを見た。また王は、草の緑が絨毯のように敷き詰められ、平らな黄金畑のような、多くの開けた小道や開けた場所を見た。そして、花で飾られた多くのサハカーラ、ケタカ、ウッダラカ、ダーヴァ、アソカ、花咲くクンダ、アチムクタを見た。王はそこで、花で飾られた多くのチャンパカ、ティラカ、バヴィヤ、パナ、ヴァンジュラス、カルニカーラを見た。また王は、多くのヴァラナプシュパと、アシュタパディカと呼ばれる葎が、すべて正しく美しく刈り込まれているのを見た。 そして あらゆる種類の蓮が美しく咲き誇り、四季折々の花を咲かせる木々もあった。また、天空の車のような、あるいは美しい山のような屋敷がたくさんあることにも気づいた。バーラタよ、ある場所には冷たい水を湛えた水槽や湖があり、またある場所には温水や熱水を湛えた水槽や湖があった。また、様々な種類の優れた椅子、高価な寝台、金や宝石で作られた寝台、非常に美しく価値のある布や絨毯で覆われた寝台があった。食べ物は大量にあり、よく整えられ、すぐに使えるようになっていた。また、しゃべるオウムや雌オウム、ブリンガラージャ、コキラ、カタパトラ、コヤシュティカ、ククバ、クジャク、コック、ダティウハ、ジヴァジヴァカ、チャコラ、サル、白鳥、サラサ、チャクラヴァカがいた。 君主よ、彼はあちらこちらで、歓喜するアプサラスたちの群れと、幸せなガンダルヴァたちの集会を見た。また、他の場所で他のガンダルヴァたちが愛する配偶者たちと喜んでいるのを見た。王はこれらの光景を見ることもあれば、見ることができないこともあった。君主はまた、メロディアスな声楽の調べや、ヴェーダや経典について弟子たちに講義する戒師たちの心地よい声も聞いた。君主はまた、湖で遊ぶガチョウの調和のとれた鳴き声も聞いた。これは夢なのか?これは夢なのだろうか?それとも、すべて現実なのか?ああ、私は地上の住まいを捨てることなく、天国の幸福に到達したのだ!この地はウッタラー・クルスの聖なる国か、アマラヴァティと呼ばれる天界の長者の住まいである!ああ、私の目に映るこの素晴らしい光景は何だろう!」。このように考えていた君主は、ついにリシシュの第一人者を見た。その黄金の宮殿には、宝石と宝石で作られた柱があり、ブリッグの息子は高価で素晴らしいベッドに横たわっていた。王は妻を傍らに、そのベッドに横たわるリシに喜び勇んで近づいた。しかし、チャヴァナはすぐにベッドごと姿を消してしまった。王は、その森の別の場所で、クサ草で作られたマットの上に座って、いくつかの高いマントラを暗唱しているリシを見た。ヨーガの力によって、そのブラーフマナはこうして王を茫然自失させた。一瞬にして、あの楽しい森、アプサラスの群れ、ガンダルヴァの一団、美しい木々、すべてが消え去った。ガンガーの岸辺はいつものように静まり返り、昔の面影を取り戻した。 クサ草と蟻塚に覆われた昔の姿を見せた。クシカ王とその妻は、その非常に素晴らしい光景と、その素早い消滅を目の当たりにし、驚きでいっぱいになった。見よ、愛すべき者よ、私たち二人がたった今目撃した、他では見られない様々な素晴らしい光景を!これはすべて、ブリッグの息子の恩恵と、彼の懺悔の力によるものです。懺悔によって、人が想像の中で大切にしていることがすべて達成できるようになる。懺悔は、三界の主権にさえ勝る。よく行われた懺悔によって、解放そのものを達成することができる。見よ、高い心を持つ天界のリシ・チャヴァナが懺悔から得た力を。チヤヴァナは、自分の好きなように、(現存する世界以外の)別の世界をも創造することができる。ブラフマナだけがこの世に生まれ、聖なる言葉と理解と行為に到達する。チャヴァナ以外に誰がこのようなことをなし得るだろうか?主権は簡単に獲得できるかもしれない。しかし、ブラーフマナの地位はそう簡単に得られるものではない。私たちが壊れた動物のように車につながれていたのは、ブラーフマナの力によるのです」。王の脳裏をよぎったこれらの考察は、チャヴァナに知れ渡った。王の考えを察したリシは、王に向かって「早くこちらへ来なさい!」と言った。王と王妃はこの偉大な行者に近づき、頭を下げて礼拝に値する者を礼拝した。人の長よ、偉大な知性を持つリシは、王を慰め、『その席に座りなさい』と言った。この後、君主よ、ブリッグの息子は、いかなる悪意も不誠実さもなく、多くの柔らかい言葉で王を喜ばせ、こう言った。汝は、私が汝のために用意した灼熱の試練から無傷で生還した。息子よ、汝によって、言葉を持つすべての者の中で最も優れた者である汝によって、私は正しく敬われ、慕われた。汝には微塵の罪もない!王よ、お許しください、私は今、元来た場所に向かいます。君主よ、私は汝に非常に満足している!汝、私が与えようとする恩恵を受け入れよ」。 クシカは言った、「聖なる者よ、あなたの前で、私は火の中にとどまる者のようにとどまりました。ブリッグの一族の長よ、私がまだ焼き尽くされていないだけで十分です!ブリグの歓喜者よ、これさえも最高の恩恵である!ブラーフマナよ、汝が我によって満足させられたこと、そして我の種族を滅亡から救うことに成功したこと、罪なき者よ、我において最高の恩恵である。学識あるブラーフマナよ、私はこれをあなたの恩寵の明確な証拠と見なす。私の人生の目的は達成された。これさえも、私の主権のまさに終わりとみなすものである。これさえも、私の苦行の最高の果実である! 学識あるブラーフマナよ、ブリーグの歓喜者よ、汝が私を喜ばせたのなら、私の心にある疑念を説き明かせ。 第13-53章.第13-54章.第13-55章.
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第12-221章.第12-222章.第12-223章. 第12-222章. ユディシュティラは言った、「バーラタよ、この世では、善い行いも悪い行いも、楽しみや忍耐のために実を結ぶために人間に取り付く。しかし、人間はその行為者とみなされるべきなのだろうか、それともそうみなされるべきではないのだろうか。この疑問は私の心を満たしている。私はこのことをあなたから詳しく聞きたいのです。 ビーシュマは言った、「ユディシュティラよ、このことに関連して、プラフラーダとインドラの間の談話についての古い物語が引用されている。ダイティヤの長、すなわちプラフラーダは、あらゆる世俗的なものに執着していなかった。彼の罪は洗い流されていた。立派な親を持ち、偉大な学識を持っていた。慢心や高慢がなく、常に善の質を観察し、様々な誓いに献身し、賞賛も非難も等しく受けた。彼は自制心を持ち、当時は誰もいない部屋で時間を過ごしていた。動くもの、動かないものを問わず、すべての創造物の起源と破壊に通じていた彼は、自分を不愉快にさせるものに腹を立てることはなく、心地よいものが加わって喜ぶこともなかった。彼は黄金にも土の塊にも同じ目を向けた。魂の研究と解脱の獲得に着実に取り組み、知識に堅固で、真理に関して一定の結論に達していた。万物の中で何が至高で何がそうでないかを熟知し、全知全能で、万物を見通すことができる彼は、ある日、孤独な部屋で五感を完全に制御して座っていると、サクラが彼に近づき、彼を目覚めさせようとして、こう言った。あなたの理解力は子供のようで、執着も嫌悪もない。汝は魂について知っている。汝はどう考えるか、魂についての知識を得るための最良の手段は何であろうか?汝は今、紐で縛られ、かつての地位から転落し、敵の支配下に置かれ、繁栄を奪われている。汝の現在の境遇は、悲嘆を誘うようなものである。だが、プラフラーダよ、汝が悲しみにふけらないのはなぜか。これはディティの子よ、知恵を得たためか、それとも汝の不屈の精神のためか。プラフラーダよ、汝の災難を見よ、それでも汝は幸福で穏やかな者のように見える』。このようにインドラに促されたダイティヤの長は、真理に関して明確な結論を持っており、偉大な知恵を示すこの甘い言葉で前者に答えた」。 プラフラーダは言った、「すべての創造物の起源と破壊を知らない者は、そのような無知の結果、茫然自失している。しかし、この二つのことに通じている者は、決して茫然自失することはない。あらゆる種類の実体と非実体は、それ自身の本性の結果として存在したり消滅したりする。そのような現象の生成には)個人的な努力は必要ない。 したがって、個人的な努力がなければ、私たちが知覚するこれらすべての生成のために、個人的な主体が存在しないことは明らかである。しかし(現実には)人(あるいはチット)は何もしないが、(イグノランスの影響によって)怒りに関する意識がその上に広がっている。自分を善悪の行為の実行者とみなす者は、汚れた知恵を持っている。私の判断によれば、そのような者は真理を知らない。 サクラよ、もし人と呼ばれる存在が本当に行為者であるならば、自分の利益のために行われるすべての行為は、必ず成功の栄冠に輝くだろう。どの行為も敗北することはないだろう。最大限の努力をしている人の間でさえ、望まれていないことが中断され、望まれていることが起こることはない。では、個人の努力はどうなるのか?ある人たちの場合、私たちは、その人たちが努力しなくても、次のことがわかる。 ある人の場合、努力しなくても、望まれていないことが中断され、望まれていることが達成される。これは自然の結果に違いない。優れた知性を持っているにもかかわらず、低俗で知性に乏しい他人から富を要求しなければならない。善悪を問わず、すべての資質が自然に促されてその人に入るとき、(自分の優れた財産を)自慢する根拠があるだろうか?これらはすべて自然から生まれたものだ。これが私の結論だ。私によれば、解放と自己の知識さえも、同じ源から流れ出ている。 「この世では、善であれ悪であれ、人につくすべての果実は行為の結果とみなされる。私は今、行為という主題について、汝に全面的に語りかけよう。聞きなさい。カラスがある食物を食べているとき、鳴き声を繰り返すことによってその食物の存在を(その種の仲間に)宣言するように、それと同じように、私たちのすべての行為は自然の兆候を宣言しているにすぎない。自然の変容だけを知っていて、至高でありそれ自体で存在する自然を知らない者は、その無知の結果、茫然自失を感じる。しかし、自然とその変容との違いを理解している者は、決して茫然自失に陥ることはない。存在するものはすべて自然に起源を持つ。この点での確信の結果、人は決して高慢や傲慢に影響されることはない。道徳のすべての定めの起源が何であるかを知り、すべての対象の不安定さを知るとき、サクラよ、私は悲しみにふけることができない。すべてのものには終わりがある。執着もなく、高慢もなく、欲望も希望もなく、あらゆる束縛から解き放たれ、あらゆる創造物の出現と消滅を眺めながら、私は大いなる幸福のうちに時を過ごしている。知恵を持ち、自制し、満足し、欲望も希望もなく、自己認識の光で万物を見る者には、悩みも不安もない!私は自然にもその変容にも愛情も嫌悪も抱いていない。私は今、私の敵である者も、私のものである者も見ていない。サクラよ、私はいつでも、天国もこの世も冥界も欲しがらない。魂を理解することに幸福がないわけではない。しかし、魂はすべてのものから切り離されているので、幸福を享受することはできない。それゆえ、私は何も望まない』。 サクラは言った、『プラフラーダよ、このような知恵に到達し、このような静寂を自分のものにする手段を教えてください。お願いします』。 プラフラーダは言った、「サクラよ、素朴さによって、注意深さによって、魂を清めることによって、情念を支配することによって、そして年老いた先輩を待つことによって、人は解脱に到達することに成功する。しかし、人は自然から知恵を得るのであり、静寂の獲得もまた同じ原因によるものであることを知りなさい。実に、汝が知覚する他のすべては、自然によるものである。 「このように、サクラはダイティヤの主から話しかけられたので、驚きに満たされ、王よ、この言葉を朗らかな心で称賛した。三界の主は、大有の主を礼拝すると、その場を去り、自分の住処に向かった」。 第12-221章.第12-222章.第12-223章.
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935p 四恩抄 弘長二年正月十六日 四十一歳御作 工藤左近尉吉隆に与える 伊豆伊東に於いて 1 二つの大事 そもそも日蓮がこの伊豆流罪の身になった事について、二つの大事がある。 その第一には大いなる悦(よろこ)びがある。 その故はこの世界を娑婆世界と名づける。 娑婆というのは忍ぶという事である。 故に仏は能忍と名づけるのである。 この娑婆世界の内には百億の須弥山(しゅみせん)と百億の日月と百億の四州とがあり、 その中の中央の須弥山・日月・四州に、仏は出現されたのである。 この日本の国はその仏が出現された国から見て 丑寅(うしとら)の角(すみ)にあたっている小島である。 この娑婆世界以外の十方の国土は皆浄土であるから人の心も穏やかで 賢者や聖者を罵(ののし)ったり憎悪する事もない。 しかしながら、この国土は十方の浄土から捨て果てられてしまった、 十悪を犯した者・五逆罪を犯した者・賢者や聖者を誹謗した者・父母に不幸をした者・ 僧侶を敬われない者などの悪科をなした衆生が、 地獄、餓鬼、畜生の三悪道に堕ちて無量劫を経てから、 かえって、この娑婆世界に生まれてきたが、前世の悪業の習気(じっけ)が消えないで、 ややもすると十悪・五逆罪を作り、賢者や聖者を罵(ののし)り、父母に孝行せず、 僧侶をも敬わないのである。 故に釈迦如来が世に出現されたところ、 ある者は毒薬を食物の中にまぜて差し上げたり、 ある者は刀杖(とうじょう)・狂暴な象・師子・獰猛(どうもう)な牛・人を害する犬などの 手段を使って仏を害そうとし、 また、ある者は瞿曇(くどん=釈迦如来)は女人を殺すと言い、 ある者は身分の卑しい者であると言い、ある者は殺生をする者であると言い、 ある者は仏に行き合うと顔を覆(おお)って見まいとしたり、 ある者は戸を閉じ窓を塞(ふさ)いだり、 ある者は国王や大臣など諸人に向かっては瞿曇(くどん)は邪見の者であり、 高貴な人を罵る者であるなどと言ったのである。 これらの事は大集経(だいしゅつきょう)や涅槃経などに見えている。 これという失(とが)も仏にはあるわけは無かったけれども、 ただ、この国の悪癖(あくへき)や片端(かたわ)として、 悪業の衆生が生まれ集まったうえに、 第六天の魔王がこの国の衆生を他の浄土へ出すまいと謀(はかりごと)をなして、 この様に、事に触れては、非道な事をするのである。 この謀(はかりごと)も詮(せん)ずるところは仏に法華経を説かせまいとの 料簡(りょうけん)と見える。 その理由は第六天の魔王の常の習いとして三悪道の業を作る者を悦び、 三善道の業を作る者にはそれ程嘆かず、三乗となろうとする者を大変に嘆く。 だがまた三乗となる者にはそれ程嘆かず、仏となる業を作る者を非常に嘆き、 936p 事に触れてその妨害をなすのである。 法華経は一文一句であっても、それを聞く者は既に仏になるであろうと思って、 大変に第六天の魔王も嘆き思う故に、方法をめぐらして、 種々の難をなし法華経を信じる心を捨てさせようと企(たくら)むのである。 2 仏記身読 しかるに仏在世の時は、濁世(じょくせ)とはいえ五濁のはじめであったうえに、 魔は仏の力を恐れてもいたし、 人の貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)・邪見という濁りも強盛では無い時であった。 それでも竹杖外道(ちくじょうげどう)は神通第一の目連(もくれん)尊者を殺し、 阿闍世王(あじゃせおう)は狂暴な象を放って三界の独尊である釈迦如来を威(おど)し、 また提婆達多(だいばだった)は 声聞の証果を得た阿羅漢の蓮華比丘尼(れんげびくに)を殺害し、 瞿伽利(くぎゃり)尊者は智慧第一の舎利弗に悪名を立てた。 ましてや世は次第に五濁の盛りになった仏滅後の世においては言うまでも無い。 ましては世も末法に入った今日、法華経をかりそめにも信じる者が 人に嫉(そね)まれ、妬(ねた)まれる事は非常におびただしいであろう。 故に法華経の法師品に 「如来の現在ですら尚、怨嫉が多い。 まして仏の滅後においては、これより一層、怨嫉の多い事は言うまでも無い」 と述べている。 初めにこの経文を見た時は、それ程までもあるまいと思っていたが、 流罪された今こそ、仏の言葉は間違っていなかったと、 特に身に当たって思い知ったのである。 およそ日蓮は身に戒を行ずる事も無く、 心に・貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)の三毒を離れていないが、 この法華経を多分自らも信じ、人にも縁を結ばせる事になるかと思い (従って正しい事をしているのであるから)世間の自分に対する扱いも 穏やかであろうと思っていた。 世が末になったので、妻子を持っている比丘(びく)も人の帰依を受け、 魚や鳥を食べる僧でも人の帰依を受けるのであろう。 だが、日蓮はそうした妻子を持たず、 魚や鳥をも食べず、ただ法華経を弘めようとする失(とが)によって、 妻子を持たずして犯僧の名が国中に満ち、螻(けら)や蟻(あり)さえも殺さないのに 悪名が天下にはびこってしまった。 おそらくは在世に釈尊を多くの外道が毀(そし)った事に似ている。 これはひとえに法華経を信じる事が、 他の人よりも多少経文通りに正しく信を向けた故に、悪鬼が世間の人の身に入って、 嫉妬(しっと)するのであるかと思われる。 そう考えれば、これ程の卑しく無智で無戒の僧である自分の事が、 二千余年も以前に説かれた法華経の文に載(の)せられ、 必ず留難に値(あ)うであろうと 仏が記(しる)し置かれた事の嬉しさは言い尽くし難い事である。 3 法華経身読の喜悦 この身に仏法を学ぶ事、漸(ようや)く二十四、五年になる。 そのうちでも法華経を特に信じまいらせたのはわずかにこの六、七年以降の事である。 また信じてはいたけれども懈怠(けだい)の身であるうえに、 あるいは学問の事やあるいは世間の事に妨げられて 法華経に打ち込む事は一日にわずかに一巻・一品・題目ばかりであった。 だが去年(弘長元年1261年)の五月十二日から 今年の正月十六日に至るまでの二百四十余年の間は、昼夜暇無く法華経を 937p 修行していると 思っている。 その故は法華経の故に、この様な流罪の身となったので、 行住坐臥(ぎょうじゅうざが)に法華経を読み、行じているからである。 人間に生を受けて、これ程の悦びが他にあるであろうか。 凡夫の常の習いとして、自ら励んで菩提心を発(おこ)して、 後生を願うといっても、 自ら思い出して十二時(とき)のうち一時(とき)か二時(とき)は励むであろう。 だが流罪の我が身は、思い出さなくとも法華経を読み、 口に読まなくとも自(おのずか)ら法華経を行じているのである。 考えてみれば過去無量劫の間・六道四生を輪廻していた時には、 あるいは謀叛(むほん)を起こし・あるいは強盗・夜打ちなどの罪でこそ 国主から処罰を受け、流罪・死罪にも処せられた事であろう。 ところがこの度の処罰は法華経を弘めようと思う心が強盛であった事によって、 悪業の衆生に讒言(ざんげん)されて、この様な流罪の身となったのであるから、 必ず後生の勤めになるに違いないと思う。 これ程作為のない、 昼夜十二時(とき)休む事の無い法華経の持経者は末代には類い稀(まれ)であろう。 4 恩深き人 また、格別に悦ばしい事がある。 それは無量劫の間、六道を輪廻してきた間には、多くの国主に生まれ値(あ)い、 あるいは国主寵愛(ちょうあい)の大臣や関白等にもなったであろう。 もしそうであれば国を賜(たま)わり、 財宝や官禄(かんろく)の恩を受けた事であろう。 だが法華経流布の国主に値(あ)い、その国において法華経の御名を聞いて修行し、 法華経を行じて人に讒言され、流罪に処して下さった国主には、 未だにお値(あ)いした事は無かったのである。 法華経安楽行品には 「この法華経は無量の国中にあいて、その名字をも聞く事が出来ない。 ましてや見る事が出来て受持し読誦する事の出来ないのは言うまでも無い」 とある。 それ故、この讒言の人や国主こそ、 我が身にとって法華経を身読させてくれた恩の深いお人であると言えよう。 5 四恩と真実の報恩 仏法を習う身としては必ず四恩を報じるべきであろう。 四恩とは心地観経(しんじかんぎょう)によれば、一には一切衆生の恩である。 一切衆生がいなければ 菩薩の衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど)の願いを発(おこ)す事は難しい。 また正法誹謗の悪人がいなくて菩薩に留難(るなん)を加えないならば、 どうして功徳を増していく事が出来ようか。 二には父母の恩である。 六道に生まれるためには必ず父母がある。 その中で、殺生・偸盗(ちゅうとう)の家、悪律義(あくりつぎ)の家、 謗法の家に生まれたならば、自分でそれらの罪を犯さなくても、 その因縁によって、そうした悪業を作ってしまう。 しかるに、今生の父母は私を産んで法華経を信じる身としてくれた。 故に梵天・帝釈・四大天王・天輪聖王(てんりんじょうおう)の家に生まれて 三界や四天下を譲(ゆず)られて、 人界・天界の四衆に鄭重(ていちょう)に敬われるよりも更に恩の重いのは、 現在の私の父母である。 三には国王の恩である。 天に輝く日、月、星の三光によって身を暖め、大地に育つ五穀(ごこく)で 神(たましい)を養う事が出来るのは皆これ国王の恩による。 そのうえ今度法華経を信じ、 938p この度(たび)、生死の具縛(ぐばく)を離れる事が出来る国主にお会い出来た。 どうして多少の怨(あだ)によってこの国主の恩をおろそかに思う事が出来ようか。 四には三宝の恩である。 (初めに仏の恩を述べれば)釈迦如来は無量劫の間、菩薩の修行を立てられた時に、 その修行によって一切の福徳を集めて六十四に分けて功徳を身に得られた。 そのうちの一分を自分の為に用いられた。 今残りの六十三分をこの娑婆世界に留め置いて、五濁雑乱(ごじょくぞうらん)の時、 非法が盛んになるであろう時、謗法の者が国中に充満する時、 無量の守護の善神も正法の法味をなめずに威光勢力が減じるであろう時、 日や月が光を失い、天竜が雨を降らさず、地神が大地の養分を減じる時、 草木の根、茎(くき)、枝(えだ)、葉、華(はな)、菓(み)、薬等の七味も無くなる時、 過去世に十善戒を持った果報で 今生に国王と生まれたその国主までもが貪瞋癡(とんじんち)の三毒を増し、 衆生が父母に孝を尽くさず六親が互いに不和になる時、 そうした中で仏の弟子が無智で無戒のまま髪ばかりを剃り、 (形だけの出家となった為) 守護神にも捨てられて生命(いのち)をつなぐ手段のない僧や尼僧(にそう)の命を、 (残りの六十三分の福徳をもって) 支えようと誓われたのである。 また仏は、成道によって得た功徳を三つに分け、その三分の二を自身の為に用いられ、 本来仏の寿命として百二十歳までにこの世におられるところであったが、 八十歳で入滅され、残るところの四十年の寿命を後世に留め置いて、我らに与えられた。 従ってその恩は四大海の水を硯(すずり)の水とし、 一切の草木を焼いて墨(すみ)を作り、一切の獣(けだもの)の毛を集めて筆とし、 十方世界の大地を紙として書き残したとしても、どうして仏の恩に報いる事が出来ようか。 法の恩を言えば、法は諸仏の本師である。 諸仏が貴(とうと)い事は法による。 それ故に仏の恩に報いようと思う人は法の恩に報いるべきである。 次に僧の恩について言えば、 仏法と法宝は必ず僧によって、後世に伝えられる。 例えば薪(まき)がなければ火は起こらないし、大地がなければ草木は生える事が出来ない。 仏法があっても、僧がいて習い伝えなければ 正法・像法二千年を過ぎて末法へも伝わるという事は出来ない。 故に大集経(だいしつきょう)には 「五箇の五百歳の後の末法に無智無戒の僧に対して罪があるといって、 その僧を悩ますならば、この人は仏法の大燈明を滅ぼす人であると思いなさい」 と説かれている。 従って僧の恩は報じ難い。(それ程大きい) それ故、尚の事三宝の恩を報じなさい。 昔の聖人には雪山童子(せっせんどうじ)、常啼(じょうたい)菩薩、薬王菩薩、 普明(ふみょう)王などという人々がいるが、 これらの人は皆、我が身を鬼神の餌食とし(雪山童子)、 身の血液と骨髄を婆羅門に与え(常啼菩薩)、臂(ひじ)を燃やして供養し(薬王菩薩)、 頭(こうべ)を捨てて戒法を守られた(普明王)。 だが、末法の凡夫は三宝の恩を受けるが、三宝の恩を報じない。 どうして仏道を成じる事が出来ようか。 しかるに心地観経(しんじかんぎょう)や梵網経(ぼんもうきょう)等には 「仏法を学び、大乗円頓の戒を受ける人は必ず四恩に報いるべきである」 と説かれている。 日蓮は愚癡の凡夫で血肉の身である。 見思(けんじ)・塵沙(じんじゃ)・無明(むみょう)の三惑の一分も断じていない。 だが、ただ法華経を弘める故に、罵詈(めり)・毀謗(きぼう)され、 刀杖(とうじょう)を加えられ、流罪された事をもって、 939p 昔の大聖が臂(ひじ)を焼き髄(ずい)を砕(くだ)き頭をはねられた事に、 なぞらえようと思う。 これが第一の悦びである。 6 大なる歎(なげ)き 流罪の身になった事について、第二に大なる歎(なげ)きがある。 その大なる歎きというのは、法華経第四の巻に 「もし悪人がいて、善でない心をもって、 一劫の間、現実に仏前において、常に仏を毀(そし)り罵(ののし)ったとしても その罪は尚軽い。 だが、もし人が一つの悪言をもって、在家や出家の法華経を読誦する者を毀るその罪は はなはだ重い」(法師品第十) 等と説いている。 これらの経文を見る時、ますます信心を起こし、 身から汗を流し、両眼から涙を流す事は雨の様である。 その訳は日蓮一人がこの日本国に生まれて、多くの人々を法華誹謗の為に、 一生の悪業を造らせてしまう事を歎(なげ)くのである。 彼の不軽菩薩を打ちたたいた人は、その生きている間に悔い改める心を起こしてさえも、 尚その罪が消え難くて千劫という長い間阿鼻地獄に堕ちてしまった。 ところが今、日蓮に怨(あだ)をなした徒輩は未だに少しの悔いる心も起こさない。 こうした人の受ける業報を大集経に説いて言うには、 「仏が問うに 『もし人がいて千万億の仏の所で仏の身から血を出そうとしたならばどうなるか。 この人が受ける罪は多いかどうか』 と。 大梵王が仏に言うには 『もし人がいて、ただ一人の仏の身から血を出しただけでも無間の罪は、やはり多い。 その罪は無量であって、 (その人は)算木(さんぎ)を用いても数える事が出来ない程の長い間、 阿鼻大地獄の中に堕ちるであろう。 まして万億の仏の身から血を出(い)だした者においては、はるかに罪が重い。 仏を除いては誰人も、その人の罪業と果報をことごとく説き尽くせる人は無いであろう』 と。 仏の言われるには 『大梵王、もし我が為に髪を剃(そ)り、袈裟(けさ)をかけ、 片時も禁戒を受けず無戒であっても、 その者を悩まし、罵(ののし)り杖で打ったりなどする事があれば、 (迫害を加える者が)罪を受ける事は、万億の仏の身から血を出だす者よりも多い』」 と説いている。 弘長二年 壬戌(みずのえいぬ)正月十六日 日 蓮 花 押 工藤左近尉殿
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第13-148章.第13-149章.第13-150章. 第13-149章. ヴァイサンパヤナは言った、『すべての義務を完全に聞き、すべての神聖な行為と人間の罪を清めるものを聞いた。ユディシュティラはもう一度、シャンタヌの息子に次の言葉で話しかけた』。 「ユディシュティラは言った、「この世で唯一の神と言えるのは誰か?われわれの唯一の拠り所である唯一の対象は誰か。その神を崇拝し、その賛美を称えることによって、人間が有益なものを得ることができるのは誰なのか?汝の判断によれば、あらゆる宗教の中で最たるものである宗教とは何か?生き物が生と死の束縛から解き放たれるマントラとは何ですか? ビーシュマは言った、「人は常に、すべての気怠さを捨てて、宇宙の主であり、無限であり、すべての存在の最たるものである神々の神(すなわち、ヴァスデーヴァ)の千の名を唱えて、その賛美を称えるべきである。その不変の存在に常に敬虔と献身をもって礼拝し、彼を瞑想し、その賛美を讃え、彼に頭を下げ、彼に犠牲を捧げることによって、本当に、始まりも終わりも滅びもなく、すべての世界の至高の主であり、宇宙の支配者であり管理者であるヴィシュヌを常に賛美することによって、人はすべての悲しみを超越することに成功することができる。実に、ブラフマーナに献身し、あらゆる義務と実践に通じ、あらゆる人の名声と功績を高め、あらゆる世界の支配者であり、非常に素晴らしく、あらゆる生き物の起源の素因である。私の判断では、これさえも、あらゆる宗教の中で最も優れた宗教、すなわち、人は常に蓮の目をしたヴァスデーヴァを礼拝し、献身的に賛美すべきである。彼は最高のエネルギーです。彼は最高の懺悔である。彼は最高のブラフマーである。最高の帰依者である。彼はすべての聖なるものの中で最も聖なるものであり、すべての殊勝なものの中で最も殊勝なものである。すべての神々の神であり、すべての被造物の不変の父である。原初のユガが到来すると、すべての被造物は彼から湧き出る。ユガが終わると、万物は彼の中に消える。 王よ、森羅万象の第一人者であるヴィシュヌの、罪を滅ぼす大きな効力を持つ千の名前を聞きなさい。リシたちによって歌われた、高い魂を持つヴァスデーヴァの、秘密とよく知られた彼の属性に由来するすべての名前を、万人のために汝に唱えよう。それは、オーム!御自身の他、万物に入り給う御方、万物を覆い給う御方、犠牲の捧げ物が注がれる御方、過去の主よ。 過去、現在、未来の主、存在するすべてのものの創造者(または破壊者)、存在するすべてのものの支持者、存在するもの、すべてのものの魂、すべてのものの起源(I--IX); 浄化された魂、至高の魂、すべての解放された者の最高の避難所、不変の者、ケースに封じ込められた者、目撃者、彼が住む物質的なケースを知る者、不滅の者(X-XVII)、ヨーガの抽象化の間に心が安らぐ者、ヨーガに精通するすべての者の導き手、指導者、プラダナ(またはプラクリティ)とプルシャの両方の主。豹のような頭部を持つ人間の姿をした者、ハンサムな顔と装備を持つ者、美しい髪を持つ者、プルシャの第一人者(XVIII--XXIV); 万物の体現者、万物の破壊者、サットワ、ラジャス、タマスという3つの属性を超越する者、動かない者、万物の始まり、万物が普遍的な溶解の際に沈む容器、不変の者、 自らの意志で誕生する者、生きとし生けるものすべての行為を(幸か不幸かの形で)結実させる者、万物の支持者、原初の諸要素が湧き出る源、尊い者、万物を支配する束縛のない主である(XXV--XXXVII); 自己に生まれ、礼拝者に幸福を与える御方、太陽の円盤の真ん中で(黄金の姿をした)天才を主宰する御方、蓮の目を持ち、大声で話す御方、始まりも終わりもない御方。(アナンタなどの姿で)宇宙を支え、全ての行為とその果実を定め、大いなるブラフマー(XXXVIII--XLVI)に優る者、計り知れない者、感覚の主(または、巻き毛を持つ者)、始まりも終わりもない者。 その臍から原初の蓮が生まれ、すべての神々の主、宇宙の造物主、マントラ、万物を弱らせ、衰えさせる者、広大な者、太古の者、不朽の者(XLVII--LVI)。 感覚にも心にも)捉われることのできない者、永遠の者、クリシュナ、赤い目の者、普遍的な解脱の時に全ての被造物を殺す者、知識と才気と他の種類の属性に広大な者、全ての被造物の3つの部分(上、中、下)に存在する者。浄化するもの、殊勝なもの、高いもの(LVII--LXIV)。 すべての被造物のすべての行為に関して促すもの。生命の息吹を行動させる者。生きとし生けるものすべてを生かす者、すべての生きとし生けるものの主と見做される者たちの長老、最重要者、腹に金を宿す者、腹に大地を宿す者、シュリまたはラクシュミーの主、マドゥの殺害者 (LXV--LXXII) : 全能の者、偉大な武勇を備えた者、弓で武装した者、あらゆる論説の内容に耐えることのできる心を持つ者、ガルーダに乗って宇宙を歩き回る者。汝のために捧げられる供物にふさわしく 無比の者、狼狽することのできない者、行われるすべての行為を知っている者、すべての行為と同一である者、真の自己(LXXIV--LXXXIV)に安住する者、すべての神々の主、すべての者の避難所である者、 最高の幸福の体現者、宇宙をその種とする者、万物の源である者、(「空」の眠りに浸っているジヴァを目覚めさせた結果として)「日」、「年」、(捕らえられ得ないために)「蛇」、確信の体現者、万物を見通す者(LXXXV--XCIV): 生まれていない者、すべての生き物の主、成功を収めた者、成功そのものである者、万物の始まりである者(万物の原因であることの結果)、劣化を超えた者、ウシの雄牛と水没した大地を蘇らせた大猪の姿をした正義である者、計り知れない魂を持つ者、あらゆる結合から離れた者(XCV--CIII); ヴァーサスと呼ばれる神々の中のポーアカである。怒り、憎しみ、高慢、その他の邪悪な情熱から解放された、自由な魂である。その徹底した公平性の結果、その魂が平等である真理、その崇拝者たちによって測られてきた者、常に平等であり、あらゆる変化や修正を超越している者、その崇拝者たちの願いを決して拒まない者、その目が蓮の花弁のようである者、その行為が常に正義によって特徴づけられる者(あるいは、彼に献身する者たちの願いを叶えることに常に従事している者)、正義の形をした者(CIV--CXIII); すべての被造物(またはその苦痛)を滅ぼす者、多頭の者、宇宙を支える者、宇宙の源である者、純粋な者、汚れのない名声の者、不滅の者、永遠で固定された者、美しい肢体を持つ者、(または、あらゆる行為の中で最も優れた者へと昇る者)、懺悔を示す知識を持ち、プラクリティから宇宙を発展させることができる者(CXIV--CXXII); (その原因として万物を貫くという意味において)どこにでも行く者、全知全能の者、無修飾の輝きで燃え上がる者、その軍隊が(献身的な仲間という形で)どこにでもいる者 ダナーヴァの軍勢が四方八方に散らばっている。ヴェーダである者、ヴェーダに精通する者、ヴェーダのすべての枝(または枝葉)に精通する者、ヴェーダの枝(または枝葉)を代表する者(すなわち、すべての補助的な科学)、 ヴェーダの手足(または枝)を代表する者(すなわち、すべての補助的な学問)、ヴェーダの解釈に決着をつける者、知恵に優る者のない者(CXXIII--CXXXIII); すべての世界の支配者であり、神々の支配者であり、正義と非善の両方の監督者であり(一方を求める者、他方を求める者にその果実を与える)、結果であり原因でもある者(あるいは、プラクリティを超越した結果、以前のいかなる機会に達成された行為によってもその生涯が決定されなかった者)。アニルッダ、プラディウムナ、サンカルシャナ、ヴァスデーヴァという4つの姿の結果)4つの魂を持っている者。四つの姿で知られる者(上記のように)、四本の角を持つ者(阿修羅の長ヒランヤ・カシプを倒すために獅子の頭を持つ人間の姿になった時に現れた)、四本の腕を持つ者(法螺貝、円盤、メイス、蓮華を持つため)(CXXXIV--CXLI); 邪悪な者に耐え忍ばない者、(あるいは、帰依者の時折の違反に耐え忍ぶ者)、宇宙が誕生する前に存在した者、無垢なる者、常に勝利する者、まさに神々を打ち負かす者、宇宙の物質的原因である者、物質的原因に繰り返し宿る者(CXLII--CL)、インドラの弟である者(あるいは、功績と属性においてインドラを超越する者)。小人として生まれた者(阿修羅の王ヴァリに三界の主権を惑わし、それを奪われたインドラに授けるために、夫カシャパがアディティから)、背の高い者(ヴァリの犠牲により、天、地、冥界を三歩で覆う広大な普遍的な御姿を連想させる)。その行いは決して無益ではなく、(彼を礼拝する者、彼の話を聞く者、彼のことを考える者を)清め、卓越したエネルギーと力を備え、すべての属性においてインドラを凌駕し、すべての礼拝者を受け入れる、 被造物そのものであり、その原因であるゆえに、誕生、成長、死を受けることなく、同じ姿で自己を保持し、「宇宙」においてすべての被造物をそれぞれの役割において支え、すべての被造物の心を支配する(CLI--CLXII); 自分の最高の善のためになることを成し遂げたいと願う者たちが知るに値する方、ダンワンターリの姿をした天の医師である方、(あるいは、あらゆる病気の中でも最たるものである病気を治す方)。 , 神々とアスラたちによってかき回された海から湧き出たラクシュミーの主であり、(あるいは、繁栄と学問の女神を大切にする主である); 感覚を超越する御方(あるいは、御方から背を向ける者には見えない御方)、偉大な幻惑の力を持つ御方(マハーデーヴァと神々を何度も惑わすことで明らかになった)、偉大なエネルギーを発揮する御方(偉大な偉業を成し遂げる御方)、力においてすべてを超越する御方(CLXIII--CLXXII)、知性においてすべてを超越する御方、力量においてすべてを超越する御方、能力においてすべてを超越する御方; その肉体から発せられる光によって宇宙を発見する者、その肉体は目(あるいは他のいかなる知識器官)によっても確認することができない者、あらゆる美を有する者、その魂は神々にも人間にも理解することができない者; 巨大な亀の姿をした巨大な山、曼荼羅を背中に背負った者。この山は、神々と阿修羅たちが大海を攪拌する際に、その懐に隠されたすべての貴重品を得るために、攪拌の杖とされた; (あるいは、ブリンダの森でゴヴァルダナの山々を支えたのは、あらゆるものを溺れさせるために何日も絶え間なく雨を降らせたインドラの怒りから、御自身の優しさの特別な対象であるその楽しい場所の住人を守るためであった)(CLXXIII--CLXXX); (CLXXIII--CLXXX)、あらゆる障害物を貫き、遠くまでその矢を放つことのできる御方、強大な猪の姿をとり、水没した大地を甦らせた御方、繁栄の女神がその懐に宿る御方、(または、ラーティの主カーマと同一である御方)、正しい者の避難所である御方、徹底的な献身なくして勝ち得ることのできない御方; (神々の喜びである者、あるいは喜びの体現者である者、水没した大地を救済した者、(あるいは帰依者たちが彼に捧げる賛美歌を理解する者)、雄弁な者の師である者(あるいは彼を知るすべての者の災いを払う者)(CLXXXL--CLXXXVIII); 燃えるような輝きに満ちた御方)、慕う者たちの苦悩を抑えた御方)、(あるいは、義務から外れたすべての者を懲らしめるために、万能の破壊者である閻魔大王の姿をとった御方)、大主神ブラフマンにヴェーダを伝えるために白鳥の姿をとった御方)、(あるいは、すべての者の体に入り込んだ御方); 大地の羽毛の王子であるガルーダを乗り物とする者、広大な大地を頭上に掲げるセーシャまたはアナンタと同一であることから蛇の頂点に立つ者、(または、宇宙が消滅した後、広大な水の広がりの上に横たわる間、蛇の王子の頭巾を寝床とする者); 臍が金のように美しい方、ヒマーヴァットの胸のヴァダリでナーラーヤナの姿で最も厳しい苦行をされた方、臍が蓮に似ている方、(あるいは、その臍から大祖ブラフマーが生まれた原初の蓮が生まれた方)、すべての生き物の主である方(CLXXXIX--CXCVII)、死を超越する方; (あるいは、彼に献身するものから死を遠ざける者)、崇拝者に常に優しい眼差しを向ける者、(あるいは、宇宙の万物を見通す者)、万物を滅ぼす者、(あるいは、一心に彼を崇拝するものすべてに甘露を与える者)、すべての任命者の任命者である者、(あるいは、すべての者をその行為の結果と一体化させる者); すべての行為の果実を自ら享受し、耐え忍ぶ者、(あるいは、ダサラタの息子ラーマの姿をとった者、 ダサラタの子ラーマの姿となり、主君の命により流浪の身となり、猿の長スグリーヴァと条約を結び、兄ヴァリの掌握から王国を取り戻す手助けをした見返りとして、スグリーヴァが、ラクシャーサに犯され、ランカの島へ連れ去られた妻シータをラーヴァナから取り戻す手助けを約束した)、常に同じ姿である; (または、崇拝者たちに非常に愛情を注ぐ方)、常に動いている方、(または、すべての生き物の心に湧き上がるカーマの姿をした方); ダナーヴァやアスラに耐えることのできない御方(または、ラーヴァナを退治した後、妻シータを救い出された御方、または、チャンダラや他の低階級の者であっても、彼らが帰依して御方に近づくと、ラーマの姿で、スリンガヴェーラプラという名で知られる国に住むチャンダラの族長グハカに対する御方の友情にちなんで、慈悲を示される御方)、悪者を懲らしめられる御方; (あるいは、スルティとスムリティの指示によって、すべての人の行いを律する者)、魂が真の知識を示す者、(あるいは、神々の敵であるラーヴァナを滅ぼし、慈悲と他の善徳に満ちたラーマの姿をとった者)、神々の敵を滅ぼす者(あるいは、ふさわしい者に贈り物をすることを妨害したり、禁じたりする者を殺す者)(CXCVII--CCVIII); すべての科学の指導者であり、すべての者の父である者、大王ブラフマーでさえも指導者である者、すべての被造物の住処であり、安息所である者、善良な者の恩人であり、偽りの汚れのない者、その武勇をくじくことのできない者、聖典によって承認されていない、あるいは承認されていない行為に目を向けることのない者; 聖典によって認可され、承認された行為に目を向ける者、(または、その目は決してウィンクせず、眠らない者)、ヴァイジャヤンティの名で呼ばれる、衰えることのない勝利の花輪を身につける者; 言論の主であり、大いなる寛容の持ち主であり、恩寵を与えることによって、卑しい者の中の卑しい者、最も下劣な者の中の最も下劣な者を救い出された(CCLX--CCXVIII)。 , 解放そのもの、(あるいは、普遍的な解脱が訪れるとき、強大な魚の姿をとり、地球を覆う広大な水の中を疾走し、その角につながれた舟を引きずって、マヌと他の者たちを安全な場所へと導く者)、すべての被造物の指導者である者; (あるいは、万物解脱の時に万物を圧倒する広大な水の中でスポーツをする者)、その言葉はヴェーダであり、万物解脱の時に水に沈んだヴェーダを救い出した者、宇宙のあらゆる機能の達成者である者、すべての生き物を行動させ、力を発揮させるために風の姿をとる者、(あるいは、その動きが常に美しい者、あるいは、被造物が自らを称えることを望む者); 千の頭を持つ者、宇宙の魂であり、万物を貫く者、千の眼と千の脚を持つ者、(CCXIX--CCXXVI)、宇宙の車輪を意のままに回転させる者、魂が欲望から解放され、ジーヴァを支配し、ジーヴァが陥りやすい諸条件を超越する者、この世に執着するすべての者の視界から隠されている者; (太陽と同一であるゆえに、日々を動かす者、時間そのものを破壊する者、聖なる火に注がれた捧げ物を、それが意図された者へと運ぶ者、(あるいは、宇宙を背負い、その肉体のごく一部にのみ宇宙を乗せる者); 始まりのない者、(あるいは、定まった住処を持たない者)宇宙で地球を支える者(セーシャの姿で、あるいは、強大なイノシシの姿で地球を救い、あるいは、下劣な浸透者として地球を支える者)(CCXXVII--CCXXXV); シスパラのような敵にさえ幸福を与えるほど、恩寵に非常に傾倒している者、ラジャス(情熱)とタマス(暗黒)の属性から解放され、それ自体が純粋な、あるいは無垢なサットワである者; (宇宙を支える者、宇宙を養う者(あるいは宇宙を楽しむ者)、無限の力を発揮する者、神々、祖先、自らの崇拝者を敬う者、自らも敬われ敬われる者、他者から敬われ敬われる者から敬われ敬われる者、(あるいは、その行いがすべて美しく永続する者); 他者の目的を達成する者、(あるいは、他者の恩人である者)、万物の消滅時に万物を御自身のもとに引き離す者、(あるいは、神々の敵や崇拝者を滅ぼす者)、水を住処とする者、(あるいは、すべての被造物の唯一の帰依者である者、あるいは、すべての被造物の無知を滅ぼす者(CCXXXVI--CCXLVI); 凡てのものの上に卓越された方、正しい者を大切にされる方、全ての世界を清められる方、全ての被造物の願望を結実で戴かれる方、願望が常に結実で戴かれる方、全ての者に成功を与えられる方、成功を求める者に成功を授けられる方(CCXLVII--CCLVI); すべての聖なる日を司る者、(あるいは、インドラ自身を自らの優れた属性で圧倒する者)、崇拝者たちにあらゆる欲望の対象を浴びせる者、全宇宙を闊歩する者、(高みへ昇りたいと望む者たちに)義によって構成された優れた階段を提供する者; その腹部に義を宿す者、(あるいは、母が胎内の子を守るようにインドラを守る者)、(その崇拝者を)増長させる者、広大な宇宙となるために自らを広げる者、万物から(浸透しながらも)離れている者、スプルティスの海(CCLVII--CCLXIV)の容器である者、優れた腕を持つ者(すなわち、CCLVII--CCLXIV)。 e., 優れた腕(宇宙を支えることのできる腕)を持つ者; いかなる被造物にも負担させることのできない御方、ブラフマン(またはヴェーダ)と呼ばれる音を流出させた御方、宇宙のあらゆる諸侯の主である御方、富を与える御方、御自身の力強さに宿る御方、多形である御方、広大な形である御方、あらゆる動物の中にサクリファイスの形で宿る御方、万物を顕現させる御方(CCLXV--CCLXXIV)、偉大な力、エネルギー、輝きに満ちた御方; 御自身を目に見える形で礼拝者に示される御方、燃え盛るエネルギーで不義を焼き尽くす御方、(豊かさなどの)六重の属性で富ませられる御方。 ヴェーダを大祖ブラフマーに授けた御方、(ヴェーダの)サマン、リク、ヤジュースの形である御方、月の光線が世界の生きとし生けるものすべてを冷やすように、世界の苦悩に燃えている崇拝者をなだめる御方、太陽のように燃え盛る輝きに満ちた御方である(CCLXXV--CCLXXXII); 神々の師であり、この世の執着という病に対する大いなる薬であり、宇宙の大いなる道であり、決して無益でない知識と他の属性に恵まれ、決して妨げられない武勇に恵まれている(CCLXXXIII--CCLXXXIX); すべての被造物から、いつでも懇願される御方。 , 過去、現在、未来、親切な視線を投げかけて崇拝者を救い、神聖なものさえも聖別する者、魂に生命の息吹を融合させる者、(あるいは、解放された者と解放されていない者の双方を保護するために多様な姿をとる者)、解放された者の欲望を殺す者、(あるいは、解放された者の邪悪な欲望を防ぐ者); (カーマ(欲望や情欲の原理)の主である者、最も好ましい者、すべての被造物に望まれる者、すべての欲望の成就を与える者、すべての行為を成し遂げる能力を持つ者(CCXC--CCXCIX); 四つのユガをその航路を開始させる御方、ユガを車輪のように絶えず回転させる御方、様々な種類の幻想を持つ御方(それゆえ、様々なユガを区別する様々な種類の行為を生み出す原因である)、最も偉大な食者である御方(全てのカルパの終わりに全てのものを飲み込む御方の結果である); 崇拝者でない者に)捕らえられない者、(極めて広大で)顕現する者、(神々の)何千もの敵を征服する者、無数の敵を征服する者(CCC--CCCVIII)、(グランジールとルドラにさえ)望まれる者、あるいは犠牲の中で崇拝される者; すべての者の上に立つ者、英知と正義を備えた者に望まれる者、(孔雀の)羽の飾りをかぶり、その幻影ですべての生き物を惑わせる者、すべての崇拝者に恵みを注ぐ者、正しい者の怒りを殺す者、正しくない者を怒りで満たす者; すべての行いを成し遂げられる方、宇宙をその腕に抱かれる方、大地を支える方(CCCIX--CCCXVIII)、よく知られた6つの変化(始まり、誕生、成長、成熟、衰退、消滅)を超越される方、(その偉業の結果として)偉大な名声を与えられる方; 生きとし生けるものすべてを生かし給う御方(御自身がすべてに遍満する魂であることの結果)、生命を与え給う御方、ヴァーサヴァの弟(ウペンドラまたは小人の姿で)、宇宙のすべての水の容器である御方、すべての生きとし生けるものを覆い給う御方(御自身がすべてのものの物質的原因であることの結果); 決して無頓着ではない御方(常に誤りの上におられる)、御自身の栄光の上に確立された御方(CCCXIX--CCCXXVII)、甘露の形で流れる御方(あるいは、万物を乾かす御方)、正義の道を守る御方、宇宙の重荷を担う御方、懇願する者に望ましい恩恵を与える御方: 風を吹かせる者、ヴァスデーヴァの子である者、(あるいは、宇宙を幻影で覆い、その中で遊戯する者)、並外れた輝きを放つ者、神々の起源である者; すべての敵対する町を貫く御方(CCCXXVIII--CCCXXXVI)、すべての悲しみと嘆きを超越する御方、人生や世界という大海原を安全に渡るよう導く御方、すべての崇拝者の心から再生の恐怖を取り除く御方、無限の勇気と武勇を持つ御方; スーラの種族の子孫である御方、すべての生き物の主である御方、すべての者に御自分の恩寵を示そうとする御方、(善を救い、悪を滅ぼし、正義を確立するために)百度地上に来られた御方; 片手に蓮を持つ者、目が蓮の花びらに似ている者(CCCXXXVII--CCCXLVI)、そのへそから原始の蓮が生まれた者、(あるいは蓮の上に座っている者)、蓮の花びらに似た目を持つ者; 心の蓮の中に座す者として崇拝者たちからさえ慕われている方、(ご自身の幻影によって)具現化したジヴァの姿をとった方、あらゆる種類の力を備えた方、五大元素の姿で成長する方、太古の魂; 広大な目を持つ者、ガルーダをその車の標準に座らせている者(CCCXLVII--CCCCLV)、比類なき者、サラバ(ライオンを殺す動物)、邪悪な者を恐怖で打ちのめす者、時の中で起こったことをすべて知っている者; 神々の姿で、犠牲の火に注がれたバターを受け入れる者、あらゆる証拠や証明によって知られる者、常に繁栄の胸の上に座る者、あらゆる戦いに勝利する者(CCCLVI--CCCLXIV); 破壊を超越する御方、赤い姿をとる御方、(または、崇拝者の敵に怒り狂う御方)、正しい者の探求の対象である御方、万物の根源にある御方、腹部に紐の印がある御方(クリシュナであった時、ヤソーダが紐で縛ったため)、あらゆる傷害を負う御方、あらゆる傷害を許す御方、大地をその山の姿で支える御方、あらゆる崇拝の対象の最たる御方; 大いなる速さを持つ者、膨大な量の食物を飲み込む者(CCCLXV--CCCLXXIV)、天地創造に生命を吹き込ませた者、プラクリティとプルシャの両者を常に攪拌する者、燦然と輝く者、(あるいは喜びの中でスポーツをする者)、胃の中に力強さを持つ者、万物の最高の支配者である者、宇宙が作られた素材である者、宇宙を作った原因者または代理人である者: 万物から独立した者、宇宙に多様性を命ずる者、理解されることのできない者、幻影のスクリーンによって自らを見えなくする者(CCCLXXV--CCCLXXXV)、あらゆる属性から切り離されたチットである者、万物がその上にある者; 普遍的な解脱が訪れた時、万物がその中に留まる者、自らを崇拝する者に第一の場所を与える者、永続する者、最高の力を備えた者、ヴェーダーンタで栄光を受けた者、満足する者、常に満ち足りている者、その眼差しは吉祥である(CCCLXXXVI--CCCCXCV); すべてのヨギンを歓喜で満たす者、すべての被造物の終末である者(普遍的な解脱において、万物は彼の中に融合するからである)、無欠の道である者、ジヴァの姿で解脱へと導く者、(ジヴァを解脱へと)導く者、彼を導く者は誰もいない; 大いなる力を持つ者;力を持つあらゆる存在の中で最も優れた者;義務と宗教に精通するあらゆる存在の中で最も優れた者(CCCXCVI--CDIV)を支える者;創造の時、あらゆる物体を形成するために、ばらばらになった要素を結合させる者;あらゆる肉体に宿る者; すべての被造物をクシェトラジナの形で行動させる御方、普遍的な溶解で破壊した後、すべての被造物を創造する御方、すべての者が敬虔の念を抱いてお辞儀をする御方、全宇宙を覆っている御方、原初の金の卵を腹部として所有する御方(そこから、女性の子宮のように)、すべてが進行する; 神々の敵を滅ぼす者、万物を広める者(万物が湧き出る物質的な原因である)、甘い香りを撒き散らす者、感覚の快楽を無視する者(CDV--CDXV)、季節と同一視できる者; すべての礼拝者がその光景を見ることのみによって、その願いの大いなる対象を得ることに成功する御方、すべての被造物を弱らせる御方、御自身の栄光と力強さによって、心の大空に住まわれる御方、(その遍在のゆえに)あらゆる場所で知られることのできる御方、すべての人に恐れを抱かせる御方; すべての被造物が宿る方、すべての行為を成し遂げる賢い方、すべての被造物の残りの部分を構成する方(御自身がそうであるように、解放の体現者である)、他の存在(CDXVI--CDXXV)よりも大きな能力を備えている方、宇宙全体がその中に広がっている方。彼自身が不動であり、万物が永遠にその中に安住する者、証明の対象である者、不滅で不変の種である者、(彼が幸福であることの結果として)万人から求められる者、(彼のすべての欲望が満たされたことの結果として)欲望を持たない者、(宇宙を覆う)大いなる原因である者: あらゆる種類のものを享受する者、あらゆる欲望の対象を確保できる巨万の富を持つ者(CDXXVI--CDXXXIV)、絶望を超える者、放棄の形で存在する者、生を持たない者; 正義を繋ぐ杭である者、犠牲の偉大な体現者である者、大空を回る星輪の轂である者、星座の中の月である者、あらゆる偉業を成し遂げることのできる者; あらゆるものが消え去る時、御自身の魂に留まる者、創造への願望を大切にする者(CDXXXV--CDXLIV)、あらゆる犠牲の具体化である者、あらゆる犠牲と宗教的儀式において崇拝される者、人が行う犠牲の中に存在する神々の中で最も愛らしい者、動物が儀式に従って捧げられるあらゆる犠牲の具体化である者、人が食物を取る前に崇拝される者; 解放を求める者たちの避難所である御方、すべての被造物の行為と不作為を御覧になる御方、その魂はすべての属性を超越する御方、全知を有する御方、未習得の知識と同一であり、無制限であり、すべてを成し遂げることができる御方(CDXLV--CDLIV)、優れた誓いを守る御方(その中で最も重要なのは、純粋な心でそれを求める者に恩恵を与えることである)、常に喜びに満ちた顔を持つ御方; 非常に繊細な方、(ヴェーダやクリシュナがリュートを奏でるような)最も心地よい音を発する方、(礼拝者すべてに)幸福を与える方、見返りを期待することなく他者に善を行う方; すべての被造物を喜びで満たす方、怒りを鎮めた方、(最も強大なアスラたちをスポーツのように打ち殺すほど)強大な腕を持つ方、不義を行う者を引き裂く方(CDLV--CDLXIV)、魂の知識に乏しい者たちを 魂の知識に乏しい者を、その幻想の深い眠りに浸らせる御方、御自身に頼る御方(全ての人や物から完全に独立している)、宇宙全体を覆う御方、無限の姿で存在する御方、無限の職業に従事する御方、全てのものの中に生きる御方; 崇拝する者すべてに愛情を注ぐ者、普遍的な父(宇宙の生きとし生けるものはすべて、彼から生まれた子牛のようなもの)、広大な大洋の姿で、すべての宝石と宝石を腹に抱く者、すべての財宝の主(CDLXV--CDLXXIV); 正義の守護者である者、正義の義務をすべて成し遂げる者、正義の基体である者、永遠に存在する者、(宇宙の形において、顕現された宇宙は幻影の結果であるため)存在しない者; 破壊可能な御方(宇宙の姿で)、チットのように破壊不可能な御方、ジヴァの姿で真の知識に乏しい御方、太陽の姿で千の光線を放つ御方、(セーシャやガルーダなど、偉大で強大なすべての生き物をも)定め給う御方、すべての生き物を創造し給う御方、すべての生き物を創造し給う御方、すべての生き物を創造し給う御方、すべての生き物を創造し給う御方、すべての生き物を創造し給う御方、すべての生き物を創造し給う御方、すべての生き物を創造し給う御方、すべての生き物を創造し給う御方。 すべてのサストラ(CDLXXV--CDLXXXV)を創造した者、太陽の姿で無数の光線の中心として存在する者、すべての被造物の中に宿る者、偉大な武勇を有する者、閻魔大王や同様の力を持つ者たちの師である者; 神々の中で最も古く(初めから存在する)、あらゆる条件を捨て去り、自らの栄光の中に存在する者、あらゆる神々の主である者、神々を支える者(すなわち、閻魔大王)の支配者である者。 , インドラ)(CDLXXXVI--CDXCIII)、誕生と滅亡を超越する御方、(クリシュナの姿で)仔牛の世話をし、保護する御方、すべての被造物を養う御方、知識のみによって近づくことのできる御方、太古の御方、肉体を構成する要素を支える御方、(ジヴァの姿で)楽しみ、耐え忍ぶ御方; 広大なイノシシの姿をした者;(あるいは、ラーマの姿で、大きな猿の群れの主であった者);彼によって行われた壮大な生け贄(CDXCIV--DII)において、すべての者に豊かな贈り物を与えた者;すべての生け贄においてソーマを飲む者;甘露を飲む者;ソーマ(チャンドラマ)の姿で、すべての草木に栄養を与える者; 敵の数さえ無限であるにもかかわらず、一瞬にして敵を征服する者、普遍的な形を持ち、存在するすべての実体の頂点に立つ者、懲らしめる者、すべてに勝利する者、その目的を阻むことができない者、贈り物に値する者; 被造物が持っていないものを与え、持っているものを守る者(DIII--DXII)、生命の息吹を保持する者、すべての被造物を直視の対象として見る者、自己以外のものを見ることのない者、解放を与える者、その足跡(3つ)は天、地、冥界を覆っている; すべての水の容器である者、すべての空間、すべての時間、すべてのものを圧倒する者、普遍的な溶解の後、広大な水の広がりの上に横たわる者、すべてのものの破壊を引き起こす者(DXIII--DXXI)、誕生することのない者、非常に愛らしい者、自身の性質で現れる者; すべての敵(怒りや他の邪悪な情熱の形で)に打ち勝った者、かれを瞑想する者を喜ばせる者、喜びである者、他者を喜びで満たす者、あらゆる喜びの原因によって膨れ上がる者、真理と他の美徳をその指標とする者、その足跡が三界にある者(DXXII~DXXX); ヴェーダ全体を熟知する)リシたちの第一人者、カピラ戒律師と同一人物、宇宙を知る者、大地の支配者、彼らの足を持つ者、神々の守護者; 大きな角を持つ者(万物の大洪水に際して、マヌの舟をその角にくくりつけて水中を疾走させ、マヌを救われた魚釣りの姿にちなむ);その行いをした者にその果実を享受させ、あるいは耐えさせることによって、すべての行いを尽す者;(あるいは、破壊者自身を粉砕する者)(DXXXI--DXXXVIII);大いなる猪: ヴェーダーンタの助けによって理解され、理解される者、(崇拝者の姿で)美しい軍勢を持つ者、黄金の腕輪で飾られた者、(ウパニシャッドの助けのみによって知識である)隠された者、(知識と力において)深い者、近づきがたい者; 言葉も思考も超越する者、円盤とメイスで武装する者(DXXXIX--DXLVII)、命令者、(宇宙の助力者という形で)原因である者、一度も打ち負かされたことのない者、島生まれのクリシュナである者、(その超越した衰えの結果として)永続する者: 万物を刈り、自ら劣化を超越する者、ヴァルナ(水の神)、ヴァルナの息子(ヴァシシュタまたはアガスティアの姿)、樹木のように不動の者、心の蓮の中に真の姿を現す者、心の気の迷いだけで創造し、保存し、破壊する者(DXLVIII--DLVIII)、六重の属性(主権など)を持つ者、六重の属性を破壊する者(DXLVIII--DLVIII)。 六重の属性(主権など)を持つ者、六重の属性を(普遍的な解脱の際に)滅ぼす者、(あらゆる種類の繁栄で膨れ上がった結果)幸福である者、(ヴァイジャヤンタと呼ばれる)凱旋の花輪で飾られた者、(ヴァラデーヴァとしての化身を連想させる)鋤で武装した者; アディティの胎内からお生まれになった方(ヴァリを惑わした小人の姿で)、太陽のような輝きに満ちた方、(暑さと寒さ、快楽と苦痛など)あらゆる対に耐えられる方。 (DLIX--DLXVIII)、最高の弓(サランガと呼ばれる)で武装された方、(ブリグーの種族のラーマによって)戦いの斧を奪われた方、獰猛な方、あらゆる欲望の対象を与える方、天を頭で触れるほど背の高い方(これは "汝の頭 "を意味する)。 その頭で天に触れるほど背の高い御方(ヴァリスの生け贄に捧げた御姿を暗示)、全宇宙を見渡す御方、ヴィヤーサ(ヴェーダを頒布した御方)、言論の達人、あらゆる学問の達人、生殖器を介さずに存在し始めた御方(DLXVIII~DLXXVI)、三(最前)のサマンと共に讃えられる御方; サマンズの歌い手である御方、(離俗の体現者である御方の結果として)あらゆる世俗的な執着の消滅者である御方、薬である御方、(薬を塗る)医者である御方、(被造物を解脱に到達させるために)離俗と呼ばれる第4の、あるいは最後の生活様式を定めた御方; 魂の平穏を与えるために)礼拝者の激情を静めさせる御方、(あらゆる世俗的なものから完全に切り離された結果として)満足する御方、献身と魂の平穏の避難所である御方(DLXXVII--DLXXXV)、美しい肢体を持つ御方、魂の平穏を与える御方、創造主である御方、大地の懐で喜びのうちにスポーツする御方; ヨーガの中で)万物の消滅の後、蛇の王子セーシャの体の上に横たわり眠る者、(あるいは、大地の人口の重さを軽減するために人間の姿をとった者)、宇宙の支配者、宇宙の守護者、雄牛のような目を持つ者、愛をもって正義を守る者(DLXXVI--DXCV): 不帰の英雄である者、魂があらゆる執着から離れた者、普遍的な溶解の時に宇宙を微細な形に還元する者、苦悩する崇拝者に善を行う者、その名を聞くや否や、聞く者のすべての罪を清める者、その胸に殊勝な渦巻きを持つ者、繁栄の女神が永遠に宿る者、ラクシュミー(繁栄の女神)にその主として選ばれた者; 繁栄(DXCVI--DCIV)に満たされたすべての存在の第一人者である者、その崇拝者に繁栄を与える者、繁栄の主人、繁栄に満たされた者と共に常に生きる者、あらゆる種類の繁栄の受け皿である者、正しい行いをするすべての者に、その正しさの尺度に従って繁栄を与える者、繁栄の女神をその胸に抱く者; 彼の話を聞き、彼を賛美し、彼を瞑想する者に繁栄を授ける者、達成不可能な幸福の達成を表す条件を体現する者、あらゆる種類の美を持つ者、三界の避難所(DCV--DCXIV)である者、美しい眼を持つ者、美しい肢体を持つ者、百の喜びの源を持つ者、最高の喜びを表す者; 大空にあるすべての光輝の主人である者(それらをその場所と軌道に維持するのは彼であるから)、魂を服従させた者、その魂がいかなる上位の存在にも左右されない者、常に美しい行いをする者、疑念がすべて払拭された者(全宇宙をその掌にあるアムラカのように見ていると言われるから)(DCXV--DCXXIII)、すべての被造物を超越した者、その視野が四方八方に広がる者: 師を持たぬ者、常にあらゆる変化を超越する者、(ラーマの姿で)あの裸の大地に横たわらねばならなかった者、(その化身によって)大地を飾る者、プイサンスの自我である者、あらゆる悲しみを超越する者、崇拝者たちが彼のことを思い出すや否やその悲しみを払拭する者(DCXXIV--DCXXXII); 輝きに満ちた御方、万人に崇拝される御方、(万物が御方の内に宿る)水瓶のような御方、純粋な魂の御方、御方の話を聞くや否や万人を清める御方、自由奔放な御方、その車は戦いから決して背かない御方、巨万の富を持つ御方、その武勇は測り知れない御方(DCXXXIII--DCXLI); カラネミという名の阿修羅を退治する者、英雄である者、スーラの種族に生まれた者、全ての神々の主である者、三界の魂、三界の主人、太陽と月の光線を髪に持つ者、ケシを退治する者、万物を(万物消滅時に)破壊する者(DCXLII--DCCL); あらゆる欲望の成就を求める神、万人の願いを叶える神、欲望を持つ神、ハンサムな姿を持つ神、スルティとスムリティを知り尽くした神、属性では言い表せない姿を持つ神、最も明るい光線で天を圧倒する神; アルジュナやナラの姿で)征服の際に莫大な富を得た者(DCLI--DCLX)、黙想、犠牲、ヴェーダ、あらゆる宗教的行為の最も主要な対象である者、苦行などの創造者である者、(大祖)ブラフマンの姿である者、苦行の増長者である者; ブラフマーナと会話する者、ブラフマーナの形である者、ブラフマーナと呼ばれる者を手足に持つ者、すべてのヴェーダと宇宙のすべてを知る者、常にブラフマーナが好きであり、ブラフマーナも好きである者(DCLXI--DCLXX)、その足跡は広大な領域をカバーする者; その偉業は強大である者、莫大なエネルギーを持つ者、蛇の王ヴァスキと同一である者、あらゆる犠牲の第一人者である者、犠牲の第一人者であるジャパである者、犠牲の中で行われるあらゆる供物の第一人者である者(DCLXXI--DCLXXVIII)、すべての者から賛美される者、(崇拝者から)賛美されることを好む者; 讃美されることを愛する者,讃美されることそのものを愛する者,讃美する者,(悪と)戦うことを好む者,あらゆる点で満ち足りている者,あらゆる種類の豊かさで他者を満たす者,思い起こされるや否や,凡ての罪を滅ぼされる者; その行いはすべて正しい者、あらゆる種類の病を超越する者(DCLXXIX--DCLXXIX)、心の速さを備えた者、あらゆる種類の学問を創造し広める者、その生命力の種は黄金である者、富を与える者(財宝の主クヴェーラと同一である)、アスラたちの富をすべて奪う者; ヴァスデーヴァの息子、すべての被造物が宿る者、心が万物に宿り、それらと完全に同一である者、彼に帰依しようとするすべての者の罪を取り除く者(DCXC--DCXCVIII)、正しい者が到達可能な者、その行いは常に善である者、宇宙における唯一の存在である者、多様な姿で自らを示す者; 真理に通暁するすべての者の拠り所となる御方、最も偉大な英雄をその軍勢とする御方、ヤーダヴァの最たる御方、正しい者の住処となる御方、ヤムナーのほとりで(ブリンダの森で)喜びのうちに遊戯する御方(DCXCIX--DCCVVII)、すべての創造されたものが宿る御方、そのマヤ(幻想)で宇宙を圧倒する神; すべての最上の存在たちが(解脱を達成した時)その中に融合される御方、飢えが満たされることのない御方、万人の高慢をへりくだらせる御方、正しい者たちを正当な高慢で満たす御方、喜びで膨れ上がる御方、取り押さえることのできない御方、打ち負かされたことのない御方(DCCVII--DCCXVI)、普遍的な形の御方; 広大な形を持つ者、その形がエネルギーと噴出で燃え上がる者、(行為によって決定される)形のない者、多様な形を持つ者、(顕現しない者)、百の形を持つ者、百の顔を持つ者(DCCXVII--DCCXXIV)、一つである者、(幻想によって)多数である者、幸福に満ちた者; 究明の一つの壮大な主題を形成する者、この全ては誰から来たのか、「あれ」と呼ばれる者、最高の避難所である者、ジヴァを物質的な原因の中に閉じ込める者、全ての者が切望する者、マドゥの種族に生まれた者、礼拝者に対して非常に愛情深い者(DCCXXV--DCCXXXV)、黄金色の顔色をした者; その四肢は(色合いが)黄金に似ている者、美しい四肢を持つ者、サンダル糊で作られたアンガダで身を飾る者、英雄の殺し手である者、比類なき者、暗号のような者(その属性を肯定することができないために)、(その豊かさのために)祝福を必要としない者; 御自身の性質と力量と知識から決して外れることのない御方、風の姿で移動する御方(DCCXXXVI--DCCXLV)、御自身を魂でない何ものとも同一視することのない御方、御自身の崇拝者に栄誉を授ける御方、すべての者から栄誉を授けられる御方、三界の主である御方、三界を支える御方、御自身の心に留めておくことのできる知性と記憶力を有する御方 あらゆる論説の内容を心に留めることのできる知性と記憶力を持つ者、いけにえの中に生まれた者、最高の賞賛に値する者、その知性と記憶力は決して無益なものではない者、大地を支える者(DCCXLVI--DCCLV)、太陽の姿で熱を注ぐ者、偉大な肢体の美しさを持つ者、あらゆる武器を持つ者の中で第一人者である者、崇拝者が彼に捧げる花や葉の供え物を受け入れる者; 四本の角を持つ者、ガダの兄(DCCLVI--DCCLXIV)、四本の腕を持つ者、四つのプルシャが生まれた者、四つの生活様式と四つの人間階級の避難所である者、四つの魂(心、理解、意識、記憶)を持つ者、四つの生命の対象が生まれた者、すなわち、四つの魂(心、理解、意識、記憶)を持つ者、四つの生命の対象が生まれた者、すなわち、四つの魂(心、理解、意識、記憶)を持つ者、すなわち、四つの生命の対象が生まれた者、すなわち、四つの魂(心、理解、意識、記憶)を持つ者、すなわち、四つの生命の対象が生まれた者、すなわち、四つの生命の対象が生まれた者である。 , 正しさ、富、快楽、解放、4つのヴェーダに通じている者、その力量のほんの一部しか発揮していない者(DCCLXV--DCCLXXII)、世界の車輪をぐるぐると回転させている者、魂があらゆる世俗的な執着から切り離されている者、打ち負かされることのできない者、超越することのできない者、到達することが極めて困難な者; 近づくことが困難な者、アクセスすることが困難な者、(ヨーギンでさえ)心の中に入れることが困難な者、(ダナーヴァの中で)最も強力な敵をも殺す者(DCCLXXIII--DCCLXXXI)、美しい肢体を持つ者、宇宙の万物の本質を取る者、(宇宙のこの織物を織るための)最も美しい縦糸と横糸を所有する者; 永遠に伸びる縦糸と横糸で織る者、インドラによってその行いがなされる者、その行いが偉大な者、その行いにやり残したことがない者、すべてのヴェーダと聖典(DCCLXXXII--DCCLXXXIX)を作曲した者、その誕生が高い者、非常にハンサムな者、その心が慈愛に満ちている者、そのへそに貴重な宝石を持つ者、その目に優れた知識を持つ者; ブラフマン自身と宇宙の他の最高のものから崇拝されるに値する者、食物を与える者、普遍的な溶解の時に角を得た者、常に最も素晴らしく敵を服従させた者、万物を知っている者、抗いがたい武勇を持つ者に常に勝利する者(DCCXC--DCCXCIX)、四肢が金のような者; (怒りや嫌悪や他の激情によって)動揺させられない者、全ての言論の達人である者の主人である者、最も深い湖である者、最も深い穴である者、時の影響を超越する者、原初の要素が確立されている者(DCCC--DCCCVI)、大地を喜ばせる者、クンダの花(Jasmim pubescens, Linn)のように好ましい果実を与える者; 大地を(ラーマとして化身した)迦葉に与えた御方、(サンキャ哲学にある)三種類の不幸を、雨の降る雲が大地の熱を冷ますように消し去る御方、全ての生き物を清める御方、御自身を促す者を持たない御方、甘露を飲んだ御方、不滅の肉体を持つ御方、全知を持つ御方; 顔と目をあらゆる方向に向けている御方(DCCCVIII--DCCCXVI)、(花や葉から成るような贈り物で)容易に勝ち得る御方、優れた誓いを立てた御方、御自身によって成功を戴く御方、あらゆる敵に勝利する御方、あらゆる敵を焼き尽くす御方、他のあらゆる樹木を凌駕する、成長し続ける背の高いバニアンである御方; 七つの炎を持つ者(火の神と同一であることから)、乗り物を運ぶ七頭の馬を持つ者(あるいは、サプタと呼ばれる馬を所有する者)、形のない者、罪のない者: 想像を絶する御方、あらゆる恐れを払拭する御方、あらゆる恐れを破壊する御方(DCCCXXVI--DCCCXXXIV)、微細な御方、総体的な御方、痩せ衰えた御方、脂肪の御方、属性を備えた御方、あらゆる属性を超越した御方、見ることのできない御方、(崇拝者に)容易に捕らえられる御方、優れた顔を持つ御方; その子孫に偶発的な領域の民を持つ者、五重の原初の要素から成る創造物を拡張する者(DCCCXXXV--DCCCXLVI)、(アナンタの姿で)重荷を背負う者、ヴェーダによって宣言された者、ヨーガに専念する者、全てのヨギンの主である者、全ての願いを与える者; ヴェーダのシャンダを形どった善い葉を持ち、ご自身は世界の木である; 風を吹かせる者(DCCCXLVII--DCCCLVI)、(ラーマの姿で)弓で武装する者、武器の科学に精通する者、懲らしめの杖である者、懲らしめ主である者、すべての懲らしめの刑を執行する者、敗北したことのない者、すべての行為において有能な者; すべての者をそれぞれの務めにつかせる者、いかなる仕事にもつかせる者を持たない者、閻魔大王に殺されることのない者(DCCLVII--DCCCLXVI)、勇猛果敢な者、サットワ(善)の属性を持つ者、真理と同一である者、真理と正義に献身する者、解放を達成しようと決意する者が求める者; (あるいは、解脱が訪れた時、宇宙が向かう御方)、崇拝者が御方に捧げる全ての物を持つに値する御方、(賛美歌や花、その他の崇敬の捧げ物をもって)崇拝されるに値する御方、全ての者に善を行う御方、全ての者の喜びを高める御方(DCCCLXVII--DCCCLXV); その軌跡は大空を貫く者、自らの輝きで燃え盛る者、偉大な美に満たされた者、犠牲の火で捧げられた供物を食べる者、至る所に宿り、至高の力強さに満たされた者、太陽の姿で大地の水分を吸う者、多様な欲望を持つ者; 万物を生み出す御方、宇宙の親である御方、太陽を眼とする御方(DCCCLXXVI--DCCCLXXXV)、無限である御方、全ての犠牲の捧げ物を受け入れる御方、マインドの形でプラクリティを享受する御方、幸福を与える御方、(正義と正しい者の保護のために)繰り返し誕生する御方; すべての存在するものの最初に生まれた方、絶望を超越された方(すべての願いが成就した結果)、正しい者がつまずいた時、それを許してくださる方、宇宙を支える土台である方、最も素晴らしい方(DCCCLXXXVI--DCCCXCV)、時の初めから存在する方; 孫悟空らの誕生以前から存在する者;褐色の色調を持つ者;(あるいは、その光線によって存在するすべてのものを発見し、照らす者);大いなる猪の姿をした者;万物が消滅しても存在する者;すべての祝福を与える者;祝福を創造する者;すべての祝福と同一視できる者; 祝福を享受する者、祝福を撒き散らすことのできる者(DCCCXXI--CMV)、怒りのない者、(蛇セーシャの姿で)ひだの中に安住する者、(あるいは、耳輪で飾られた者)、円盤で武装した者、偉大な武勇を備えた者、スルティとスムリティの高い戒律によって支配される者; ヴェーダンタが言葉の助けを借りて表現しようと努力した者、三種の悲しみに苦しむ者を冷ます露のような者、あらゆる身体に住み、闇を払う能力を備えた者(CMVI--CMXIV)、怒りを取り除かれた者; 思考、言葉、行いによってあらゆる行為を成し遂げることに熟達した者、最も短い期間内にあらゆる行為を成し遂げることができる者、邪悪な者を滅ぼす者、あらゆる寛容な者の中で最も優れた者、あらゆる知識を備えた者の中で最も優れた者、あらゆる恐れを超越した者; その名と偉業を聞き、唱え、正義に導く者(CMXV--CMXXII)、正義の者を世界の荒波から救い出す者、邪悪な者を滅ぼす者、正義の者、あらゆる邪悪な夢を払拭する者、崇拝者を解放の善き道へと導くためにあらゆる悪しき道を滅ぼす者、サットワの属性に留まることで宇宙を守る者; 善い道を歩む者、生命である者、宇宙を覆って存在する者(CMXXIII--CMXXXI)、無限の形である者、無限の繁栄に満たされた者、怒りを鎮めた者、正しい者の恐れを打ち砕く者、衆生の思考と行為に応じて、あらゆる面で正しい果実を与える者; 無量の魂である御方、様々な行為に値する者に様々な種類の果実を与える御方、(神々と人間に)様々な命令を下す御方、全ての行為に適切な果実を与える御方(CMXXXII--CMXL)、始まりのない御方、全ての原因と大地の受容者である御方、繁栄の女神を常に傍らに置く御方、全ての英雄の中で第一人者である御方; 美しい腕輪で飾られた者、すべての生き物を生み出す者、すべての生き物の誕生の原初の原因である者、すべての邪悪なアスラの恐怖である者、恐ろしい武勇を備えた者(CMXLI--CMXLIX)、5つの原初の要素の容器であり住処である者、普遍的な溶解の時にすべての生き物を喉に飲み込む者; その微笑みは花の光景のように心地よい(あるいは、花の姿で笑う)者、常に目を覚ましている者、すべての被造物の先頭に留まる者、その行いは正しい者が行う行為から成る者、(パリクシットや他の者の場合のように)死者を蘇らせる者、最初の音節オムである者、すべての正しい行為を定めた者(CML--CMLVIII); 至高の魂についての真理を示す者、五つの生命呼吸と感覚の住処である者、生き物の生命を支える食物である者、プラーナと呼ばれる生命呼吸の助けを借りてすべての生き物を生かす者、あらゆる哲学体系の偉大なテーマである者、宇宙の唯一の魂である者、誕生、衰弱、死を超越する者(CMLIX--CMLXV); 神聖な音節「ブフ」、「ブヴァ」、「スワ」、その他ホーマの供え物の結果として宇宙を救済する者、偉大な救済者、すべての者の種親である者、大種親(ブラフマン)の種親である者、いけにえの形である者、すべてのいけにえの主である者(いけにえの中で崇拝される偉大な神である)、いけにえを捧げる者、手足にいけにえを持つ者; すべてのいけにえを支える者(CMLXXVI--CMLXXXV)、いけにえを守る者、いけにえを創造した者、いけにえを行う者の第一人者、すべてのいけにえの報酬を享受する者、すべてのいけにえを成就させる者、すべてのいけにえを完成させ、最後に完全な捧げ物を受け入れる者、果実を望まずに行われるいけにえと同一である者; 全ての生き物を支える食物である御方、その食物を食べる御方でもある御方(CMLXXVI--CMLXXXIV)、御自身が御自身の存在の原因である御方、御自身が御生まれになった御方、固い大地を貫かれた御方(冥界へと修復され、ヒラニヤクシャらを殺害された)、サマンズを歌われる御方、デヴァーキーを喜ばせる御方、全ての創造主である御方; 大地の主である者、崇拝者の罪を滅ぼす者(CMLXXXV--CMXXCII)、法螺貝(Panchajanya)を手にする者、知識と幻想の剣を持つ者、ユガのサイクルを絶え間なく回転させる者、意識と感覚を自らに与える者、最も堅固な理解の棍棒を持つ者。車の車輪で武装した者、動揺することができない者、あらゆる武器で武装した者(CMXCIII--M)。オーム、彼に敬礼! 毎日その名を聞く者、あるいは毎日それを唱える者は、ここでもこの先でも決して災いに遭うことはない。ブラーフマナがこれを行えば、ヴェーダーンタの習得に成功し、クシャトリヤがこれを行えば、戦いで常に成功を収める。毘沙門天はこれを行うことで豊かさを手に入れ、スードラは大きな幸福を得る。もし人が正義の功徳を得たいと願うならば、(これらの名前を聞いたり唱えたりすることによって)功徳を得ることに成功する。富を望むなら、(このように行動することによって)富を得ることに成功する。五感の快楽を望む者は、あらゆる快楽を楽しむことに成功し、子孫を望む者は、(このような行いをすることによって)子孫を得ることに成功する。献身と忍耐を持ち、心を完全にヴァスデーヴァに向け、毎日ヴァスデーヴァの千の名前を唱える者は、身を清めた後、偉大な名声、近親者の中での高貴な地位、永続的な繁栄、そして最後に、自分にとって最高の利益となるもの(すなわち、解脱そのもの)を得ることに成功する。そのような人は、いかなる時も恐怖に出会うことはなく、偉大な腕力と行動力を身につける。病は決して彼を苦しめず、顔色の輝き、強さ、美しさ、業績は彼のものとなる。病人は元気になり、苦しんでいる者は苦しみから解放され、怯えている者は恐れから解放され、災難に陥っている者は災難から解放される。その最も偉大な存在の千の名を献身的に唱え、その賛美を讃える者は、あらゆる困難を素早く乗り越えることに成功する。ヴァスデーヴァに帰依し、ヴァスデーヴァに献身する者は、すべての罪から解放され、永遠の梵天に到達する。ヴァスデーヴァに帰依する者は、どんな悪にも出会うことはありません。彼らは誕生、死、衰弱、病気の恐怖から解放される。献身と信仰をもってこの賛歌(ヴァスデーヴァの千の名前から成る)を唱える者は、魂の幸福、気質の赦し、繁栄、知性、記憶、名声を得ることに成功する。怒りも、嫉妬も、貪欲さも、邪悪な理解も、その最も偉大な存在に献身する正義の人たちには決して現れない。太陽、月、星のある大空も、大圏も、羅針盤の点々も、大地も、大海原も、すべてヴァスデーヴァの偉力によって保持され、支えられている。神々、アシュラ、ガンダルヴァ、ヤクシャ、ウラガ、ラクシャを擁する可動・不動宇宙全体は、クリシュナの支配下にある。感覚、心、理解、生命、エネルギー、力、記憶は、ヴァスデーヴァを魂として持っていると言われている。実際、クシェートラと呼ばれるこの身体も、クシェートラを知る者と呼ばれる内なる知性ある魂も、ヴァスデーヴァを魂として持っている。修行からなる)行いは、聖典で扱われるあらゆる話題の中で最も重要であると言われている。正しさはその基礎に行いがある。衰えることのないヴァスデーヴァは、正義の主であると言われている。リシ、祖先、神々、偉大な(原初の)元素、金属、まさに可動・不動宇宙全体がナーラーヤナから生まれた。ヨーガ、サンキャ哲学、知識、あらゆる機械術、ヴェーダ、多様な聖典、あらゆる学問は、ジャナルダナから生まれた。ヴィシュヌは一つの偉大な要素、物質であり、それは様々な形に広がっている。三界を覆い、万物の魂である彼は、それらすべてを享受している。その栄光は衰えることを知らず、彼こそが(至高の主としての)宇宙の享受者である。ヴィヤーサによって作曲された、輝かしいヴィシュヌを讃えるこの賛歌は、幸福と最高の恩恵(即ち、解脱)を得たいと願う者が唱えるべきものである。宇宙の主、先天の神であり、燃えるような輝きを持ち、宇宙の起源であり、原因であり、劣化を知り、蓮の花びらのように大きく美しい目を持つ神を崇拝する者は、いかなる苦難にも会うことはない」。 第13-148章.第13-149章.第13-150章.
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第12-226章.第12-227章.第12-228章. 第12-227章. ユディシュティラは言った、「君主よ、友を失い、王国を失い、悲惨な苦悩に沈んでいる者にとって、何が良いことでしょうか?バーラタ族の雄牛よ、あなたはこの世で最も優れた指導者です。汝に問う。私が尋ねることを、汝は私に告げるべきであろう』」。 ビーシュマは言った、『息子や妻やあらゆる楽しみや富を奪われ、悲惨な苦難に陥った者にとって、不屈の精神は最高の善である!不屈の精神を持つ者の肉体は決して衰えることはない。悲嘆のないことはその内に幸福を宿し、また健康は優れた財産である。この肉体の健康の結果、再び繁栄を得ることができる。賢者よ、(苦悩に苦しみながらも)正しい行いを貫く者は、繁栄と忍耐と忍耐を獲得し、すべての目的を達成することに成功する。ユディシュティラよ、これに関連して、ヴァリとヴァーサヴァの間の古い物語をもう一度引用しよう!神々とアスラ族の戦いが終わり、多くのダイティアとダナヴァが倒れた。ヴァリは王となった。彼はヴィシュヌに欺かれ、ヴィシュヌは再びすべての世界を支配するようになった。百の犠牲を捧げた彼は、再び神々の主権を得た。こうして神々の支配が再び確立され、人間の四つの位階がそれぞれの義務の実践に再び確立された後、三界は再び繁栄で膨れ上がり、自生した者たちは心から喜んだ。その頃、ルドラ、ヴァスー、アディティヤ、アスウィン、天界のリシ、ガンダルヴァ、シッダ、その他の優れた位階の者たちを従えたサクラは、アイラヴァタと呼ばれる4本の牙を持つ象の王子の上に座って華麗に、すべての世界を進んでいた。ある日、雷霆の使い手は、海辺のある山の洞窟の中でヴィローチャナの息子ヴァリを見かけた。ダナーヴァの王子を見て、彼は彼に近づいた。神々の長であるインドラがアイラーヴァタの背に座り、天人たちに囲まれているのを見て、ダナヴァの王子は悲しみも動揺も見せなかった。インドラもまた、ヴァーリが動じることなく恐れずにいるのを見て、最前列の象の背中から彼に話しかけた。それは汝の武勇のためか、或いは汝が年老いた者を敬虔に待っていたためか。懺悔によって心が清められたからか。どのような理由であれ、このような心境になるのは非常に難しいことだ。最高の地位を追われた汝は、今や全ての財産を奪われ、敵の支配下に置かれた。ヴィローチャナの息子よ、汝が悲しむべきことがあっても悲しまずにすむような、頼みの綱とは何であろうか。以前、汝が自らの秩序の主権を与えられていた時、比類なき快楽が汝のものであった。しかし今、汝は富と宝石と主権を奪われた。なぜ汝はこれほどまでに動じないのか、その理由を述べよ。汝はこの前まで神であり、汝の父と孫の玉座に座っていた。今日、汝が敵によって身ぐるみ剥がされたのを見て、なぜ汝は嘆かないのか。汝はヴァルナの縄で縛られ、我が雷で打たれた。汝の妻たちは奪われ、汝の富も奪われた。汝が悲嘆に暮れない理由を言え。栄華を奪われ、豊かさを失ったのに、あなたは悲しみにふけらない。これは実に驚くべきことである。ヴァーリよ、あなたのような者以外に、三界の主権を奪われた後、あえて存在の重荷に耐えることができる者がいるだろうか」インドラが彼に向かって、彼よりも自分の方が優れていると主張しながら、これらの、そして他の鋭い言葉を何の苦痛もなく聞いたので、ヴィローチャナの子ヴァーリは、大胆不敵に質問者に答えて、次のように言った。 ヴァリは言った、「サクラよ、災難が私を苦しめているとき、あなたは今そのような自慢話によって何を得るのか。サクラよ、災難が私を苦しめてきたとき、今さらそのような自慢話をして何になるのだ!しかし、以前は、汝はそのように耐えられなかった。今、汝は何らかの方法でその力を得た。汝以外に誰がこのような残酷な言葉を発することができようか。罰することはできても、打ち負かされ、自分の支配下に置かれた英雄的な敵に憐れみを示す者は、実に優れた人物である。二人の人間が戦うとき、戦いの勝利は確かに疑わしい。二人のうち一人は確実に勝利し、もう一人は敗北する。神々の長よ、汝の気質をそのようなものにしてはならない!汝の力と武勇ですべてを征服した後、汝がすべての生き物の主権者となったと想像してはならない!サクラよ、われわれがそうなったのは、われわれの行為の結果ではない。 雷霆の使い手よ、汝がそうなったのは、我々のいかなる行為の結果でもない、 汝の行いの結果ではない。私が今そうであるように、汝も将来そうなるであろう。汝は非常に困難な技を成し遂げたと思って、私を軽視してはならない。人は時の流れの中で、幸福と不幸を次々と手に入れる。サクラよ、汝は時の流れの中で宇宙の主権を手に入れたが、それは汝に特別な功徳があったからではない。私を導くのは時である。その同じ時が、汝もまた先へ先へと導く。そのために、私は今日の汝のような者ではなく、汝もまた我々のような者ではないのだ!親への孝行も、神々への敬虔な礼拝も、どんな善良な行いの実践も、何一つ人に幸福を与えることはできない。知識も、懺悔も、贈り物も、友人も、親族も、「時」に苦しむ者を救うことはできない。人は、差し迫った災難を、千の手段をもってしても避けることができない。知力も体力も、このような場合には何の役にも立たない。時の流れに悩まされる人間を救う者はいない。サクラよ、あなたが自分自身を行為者とみなしたことが、すべての悲しみの根源にある。ある行為の表向きの行為者がその行為の真の行為者であるならば、その行為者自身は他の誰か(すなわち至高者)の作品ではないだろう。それゆえ、表向きの行為者自身は別のものの産物であるため、その別のものとは、それより上位には何ものも存在しない至高者なのである。時間に助けられ、私は汝を打ち負かした。時間に助けられて、あなたは私を打ち負かした。時こそが、動くすべての存在の動因である。万物を滅ぼすのは時である。インドラよ、汝の知性が低俗な種であるために、汝は万物に破滅が待ち受けていることを知らない。実にある者は、汝を自らの行為によって宇宙の主権を獲得した者として高く評価する。それにしても、われわれのように世界の成り行きを知っている者が、どうして「時」に苦しめられた結果、悲しみにふけることができようか、あるいは、われわれの理解が茫然自失に陥ったり、誤謬の影響に屈したりすることができようか。私の理解は、あるいは私のような者の理解は、たとえ「時」に圧倒され、災難に遭遇しても、海で難破した船のように破壊されることを恐れるだろうか。 私自身、汝自身、そして将来、神々の長になるすべての者たちは、サクラよ、汝の前に何百ものインドラが通った道を行かねばならない。汝の時が成熟すれば、時は必ずや汝を滅ぼすであろう。時の流れの中で、何千ものインドラや神々がユガに次ぐユガに流されてきた。時は、実に抗いがたい。現在の地位に到達したあなたは、自分自身を非常に高く評価し、すべての存在の創造主、神聖で永遠のブラフマンであるとさえ考えている。汝のこの地位は、汝以前にも多くの者が獲得してきた。しかし、誰ひとりとして、その地位が安定したものであると証明した者はいなかった。しかし、愚かな理解の結果、あなただけがそれを不変で永遠であるとみなしている。汝は信頼に値しないものを信頼する。汝は永遠でないものを永遠と見なす。神々の長よ、時に圧倒され、茫然自失している者は、本当にこのように自分を見なす。愚かさに導かれ、汝は現在の栄華を汝のものだと考えている。しかし、それは決して 汝も私も、また他の者についても、決して安定したものではないことを知れ。それは汝以前の無数の人物のものであった。彼らを越えて、今やそれは汝のものとなった。ヴァーサヴァよ、それはしばらくの間あなたのもとに留まり、やがてその不安定さを証明するだろう。牛がある飲み溝を捨てて別の飲み溝に移るように、必ずあなたを捨てて他の誰かに移るだろう。汝の前には多くの君主が去ったので、あえて列挙はしない。プランダラよ、将来もまた、無数の君主があなたの後に現れるだろう。私は今、木々や植物や宝石や生き物や水や鉱山のあるこの大地を享受していた支配者たちを見ることはない。Prithu、Aila、Maya、Bhima、Naraka、Samvara、Aswagriva、Puloman、Swarbhanu、その基準は計り知れない高さ、Prahlada、Namuchi、Daksha、Vipprachitti、Virochana、Hrinisheva、 スホトラ、ブリハン、プシャヴァット、ヴリーシャ、サテプシュ、リシャヴァ、ヴァフ、カピラスワ、ヴィルパカ、ヴァナ、カルタスワラ、ヴァーニ、ヴィスワダンシュトラ、ナイリティ、サンコチャ、ヴァリタクシャ、ヴァラハ、アスワ、ルチプラバ、 Viswajit、Pratirupa、Vrishanda、Vishkara、Madhu、Hiranyakasipu、Danava Kaitabha、およびDaityas、Danavas、Rakshasasであった他の多くの人々、これらおよびより多くの名前のない、遠く離れた時代に属し、偉大なDaityasとDanavasの第一人者であり、私たちが名前を聞いたことがある、 - 実際、以前の時代のDaityasの第一人者の多くは - 地球を残して去った。彼らは皆、「時」に苦しめられた。時は彼ら全員よりも強いことが証明された。彼らは皆、何百もの生贄を捧げて創造主を崇拝していた。汝はそのようなことをした一人ではない。彼らは皆、正義に献身し、常に偉大な犠牲を捧げていた。彼らは皆、大空を駆け巡ることができ、戦いで背中を見せることのない英雄だった。全員が非常に屈強な体躯を持ち、全員が重い棍棒のような腕を持っていた。全員が何百ものイリュージョンの達人であり、望めばどんな姿にもなることができた。戦いに参加して敗北を喫したという話は聞いたことがない。全員が真実の誓いを固く守り、好きなように遊んだ。ヴェーダとヴェーダの儀式に帰依し、彼らは皆、偉大な学識の持ち主であった。大いなる力を持ち、誰もが最高の繁栄と豊かさを手に入れた。しかし、それらの高貴な心を持った君主の誰一人として、君主であることに起因する誇りのかけらもなかった。彼らはみな寛大で、それぞれにふさわしいものを与えた。彼らは皆、すべての被造物に対して適切かつ正当に振る舞った。彼らは皆、ダクシャの娘たちの子孫であった。大いなる力に恵まれた者たちは皆、創造物の支配者であった。万物をエネルギーで灼き尽くし、そのすべてが輝きに燃えていた。しかし、彼らは皆、時の流れに流された。サクラよ、汝が大地を享受した後、大地を去らなければならない時、汝は悲しみを抑えることができないであろうことは明らかである。汝が愛と享楽の対象に対して抱いているこの欲望を捨てよ。繁栄から生まれるこの誇りを捨てよ。汝がこのように行動するならば、主権を失った悲しみに耐えることができるであろう。悲しみの時が来ても、悲しみに屈してはならない。同様に、喜びの時が来ても、喜んではならない。過去も未来も無視して、現在に満足しなさい。インドラよ、いつも私の務めに心を配っていた私に、眠らない時が訪れた時、あなたの心を平和の道へと向けよ!汝はその言葉で我を刺し通し、我に恐れを抱かせようとしているようだ。汝は、己の言葉で我を刺し通し、我に恐れを抱かせようとしているようだ。時が最初に私を襲った。それは今でさえ汝の背後にある。私は最初、時間に打ち負かされた。汝が後に私を打ち負かすことに成功したのはそのためであり、そのために汝はこう誇らしげに咆哮する。以前、私が怒ったとき、戦いで私の前に立ちはだかることができる者がこの世にいただろうか?しかし、時の方が強い。彼は私を圧倒した。ヴァーサヴァよ、汝が私の前に立つことができるのはこのためである!汝の支配の尺度であるその千年(天上の年月)は、必ずや終わりを迎える。その時、汝は倒れ、汝の肢体は、たとえ私が強大なエネルギーを持っていたとしても、今の私のように惨めになるだろう。私は三界の君主の占める高い地位から転落した。汝は今、天上のインドラである。この生きとし生けるものの歓喜に満ちた世界において、時の流れの結果、汝は今、普遍的な崇拝の対象である。汝は、汝が今日インドラになったのは、何をしたことによるのか、また、我々が持っていた地位から転落したのは、何をしたことによるのか、言えるか?時間は唯一の創造者であり、破壊者である。それ以外の何ものも、(宇宙においていかなる結果を生み出す原因でもない)。衰退、没落、主権、幸福、不幸、誕生、死--学識ある者は、これらのどれかに出会っても、喜んだり悲しんだりしない。インドラよ、汝は我らを知っている。ヴァーサヴァよ、我らもまた汝を知っている。なぜ汝はこのように私の前で自慢するのか、恥知らずな者よ、汝を造ったのは時であることを忘れているのか。汝自身、あの頃の私の腕前を目撃したはずだ。私がすべての戦いで見せたエネルギーと力は、十分な証拠となる。サチの主よ、アディティヤ族、ルドラ族、サディヤ族、ヴァスー族、マールート族は皆、私に打ち負かされた。サクラよ、汝はよく知っている、神々とアスラ族との偉大な出会いにおいて、集まった神々は、私の攻撃の激しさによって、たちまち私に敗走させられたことを。山々やその森、そしてその森に住む住人は、私たちによって繰り返し投げつけられた。ごつごつした縁を持つ山の頂が、汝の頭の上で砕かれた。しかし、今私に何ができるだろうか?時は抗うことができない。もしそうでなかったなら、汝のあの雷撃で汝を殺すことを、私の拳の一撃でさえ思いとどまらなかっただろう。しかし、今は腕前を披露する時ではない。今は静寂を保ち、すべてを受け入れるべき時なのだ。サクラよ、私が汝のこの横柄な態度に耐えているのはこのためである。しかし、私はあなたよりも横柄な態度に耐えられないことを知っておきなさい。汝は、時が成熟し、時の炎に四方を囲まれ、時の紐で強く縛られた者の前で自慢する。この世に抗うことのできない暗黒の個体がそこに立っている。獰猛な姿をした彼は、紐で縛られた劣等動物のように私を縛り、そこに立っている。利益と損失、幸福と不幸、欲望と怒り、誕生と死、囚われと解放......。私は役者ではない。汝は役者ではない。汝は行為者ではなく、全能の行為者である。その時は、木に実った果実のように、私を熟させる。時の流れの中で、ある人が幸福を得る行為がある。その行為をすることによって、別の人は時の流れの中で不幸を得る。私は時の美徳に酔いしれているが、私を襲ったのが時であったとしても、悲しみに浸ってはならない。サクラよ、私が悲しまないのはこのためである。悲しみは何の役にも立たない。悲しみにふける者の悲しみは、決して自分の災難を払拭することはない。逆に、悲しみは人の力を破壊する。私が悲しみにふけらないのはそのためである』」。 こうして、百の犠牲を捧げたダイティヤの長、すなわち、パカを懲らしめる千の眼を持つ威厳ある彼は、怒りを抑えて次のように言った」。 サクラは言った、「雷鳴を備えた私のこの振り上げられた腕と、ヴァルナのあの縄を見るにつけ、すべての生き物の死を指揮するまさに破壊者自身を含めて、理解力が動揺しない者がいるだろうか。しかし、汝の理解力は確固としており、真理のビジョンに満たされているため、動揺することはなかった。無敵の腕力を持つ者よ、本当に、汝はその不屈の精神の結果、今日も動じない。この宇宙に存在するすべてのものがはかないものであることを知りながら、この宇宙の中で、肉体を持ち、あえて自分の肉体や欲望の対象を信頼しようとする者があろうか。汝自身と同じように、私もまた、この宇宙が永遠ではないことを知っている。そして、この宇宙は、目には見えないが恐ろしい、絶え間なく燃え続ける、真に果てしない時の炎の中に投げ込まれていることを知っている。誰もがここで時間に襲われている。微妙なもの、粗雑なもののうち、時の支配を免れるものはない。万物は時の釜の中で調理されている。時間に支配者はいない。時は常に注意深い。時は常に自らの中で万物を調理している。絶え間なく続いている「時」の領域に入ってしまった者は、そこから逃れることはできない。すべての具現化された存在たちは「時」に無頓着かもしれないが、「時」は無頓着であり、彼らの背後で広く目覚めている。時間を自分から追い払った者はいない。古来より永遠であり、正義の体現者である時間は、生きとし生けるものすべてに対して一様である。時を避けることはできず、その流れに逆行することはない。利ざやの計算をするように、時間は、カーラ、ラバ、カシュタ、クシャナ、月、日、夜で表される微妙な部分を計算する。川の流れが木の根を押し流すように、時は「今日はこれをするけど、明日は別のことをしよう」と言う人を襲い、その人を押し流す。時は人を一掃し、人は叫ぶ。彼はどうして死んだのだろう?富、快適さ、地位、繁栄、すべてが時の餌食になる。あらゆる生き物に近づき、時はその命を奪い去る。誇らしげに頭を高く掲げるものは、すべて倒れる運命にある。存在するものは、存在しないものの別の姿にすぎない。すべては儚く不安定なものなのだ。しかし、そのような確信に至るのは難しい。汝の理解力は確固たるものであり、真のビジョンに満たされている。汝は、精神的にさえも、汝が少し前に何であったかを悟ることはない。強い時間が宇宙を襲い、宇宙の中でそれを調理し、年功序列やその逆を考慮することなく、すべてを一掃する。その割には、時間に引きずられている者は、自分の首に縄がかけられていることに気づいていない。人は嫉妬と虚栄と愚かさ、欲望と怒りと恐怖、欲望と無頓着と高慢に支配され、自らを茫然自失に陥れている。しかし、あなたは存在の真理を知っている。汝は学識に富み、英知と懺悔に満たされている。汝は時を、あたかも手のひらの上のミロバランのようにはっきりと見ている。ヴィローチャナの子よ、汝は時の運行について十分に理解している。汝は知識のあらゆる分野に精通している。汝は浄化された魂の持ち主であり、汝の身辺を熟知している。汝はこのゆえに、叡智を備えたすべての者の愛情の対象である。汝はその理解力により、全宇宙を完全に理解した。汝はあらゆる幸福を享受してきたが、汝は何ものにも執着せず、ゆえに何ものにも汚されなかった。汝は己の感覚に打ち勝ったので、情熱と闇の性質は汝を汚すことはない。汝は、喜びも悲しみも取り除かれた汝の魂のみを待ち望む。すべての生き物の友であり、敵意を持たず、心を静寂に据えている汝を見ると、私の心は汝に対する慈悲に傾く。私は、あなたのような悟りを開いた人を束縛して苦しめようとは思わない。傷害を避けることは最高の宗教である。私は汝に慈悲を感じる。汝が縛られていたヴァルナの縄は、人の不行跡の結果、時の流れを緩めるだろう。偉大なる阿修羅よ、汝に祝福あれ!嫁が年老いた姑を働かせる時、息子が妄想によって、自分のために働くよう主従に命じる時、スードラがブラフマナに足を洗わせ、再生した家系の女と恐れず性交する時、男が禁じられた子宮に生命力のある種を放つ時、 家々のごみが白い真鍮でできた皿や器に載せられて運ばれるようになり、神々に捧げるための犠牲の供物が禁じられた器に載せられて運ばれるようになり、四つの位階のすべてがあらゆる束縛を破るようになるとき、汝のこれらの束縛は一つずつ緩み始めるであろう。我らから汝に恐れはない。静かに待ちなさい。幸福であれ。すべての悲しみを捨てよ。汝の心を朗らかにせよ。汝の心を明るくせよ。この言葉を彼に告げると、神であるインドラは象の王子を乗り物としてその場を去った。すべてのアスラ族を打ち負かした神々の長であるインドラは歓喜し、万物の唯一の主となった。偉大なリシたちは、すべての動くもの、動かないものの主であるその神を賛美した。火の神は再び、その目に見える姿に(皆によって)注がれた清澄化したバターの捧げ物を持ち始め、偉大なる神はその世話に預けられた甘露を管理した。その賛美は、犠牲を捧げるバラモン教の第一人者たちによって賛美され、インドラ神は輝きに燃え、怒りは静められ、心は静まり、喜び、天にある自らの住処に戻り、大いなる幸福の中で日々を過ごすようになった」。 第12-226章.第12-227章.第12-228章.
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仙窟活龍大戦カオスシード(Part2/2) ページ容量上限の都合で2分割されています(Part1はこちら)。 このページの内容は個人サイト(http //alittlecookie.catfood.jp/index.html)からの転載改変である疑いがあります。 437 シナリオ5「大地の樹」その四sage03/12/1822 44ID Vs0y2gUg …大聖樹は自分の運命を選択した。 …鳥や虫の声と、何より緑の戻った地上を、ふたりは歩いて行く。 主人公「やれやれ、結局『天封呪』のことは聞けずじまいか」 さくら「実は大聖樹さん『天封呪』を『知ってる』だけで、『破る』ことはできなかったんだけどね。 選択肢次第で『時の封呪』がどうとか言うよ」 主人公「何ィー!? じゃあ俺、ていよく利用されただけ!?」 さくら「うん」 主人公「まぁ、洞仙は所詮便利屋だしな……」 さくら「…でも大聖樹さん、あれで幸せだったのかなあ」 幸せの概念もまた人それぞれ、他人には判らない。「天封呪」の手掛かりを失った ふたりはまた旅をしながら元の世界へ帰れる道を探すのだが、その道だって幸せなのかもしれない。 そのまま、ふたりは大聖樹が復活させた大地を後にする。 そして、それを眺める一人の少年…… 蒼幻「…心、ですか」 かつて大聖樹の居た場所には、また新たな芽が伸びてきていた。 シナリオ5「大地の樹・完」 シナリオ6「封印の門」へ。 440 シナリオ6「封印の門」 はじまりsage03/12/1823 14ID Vs0y2gUg さて黒い龍の「天封呪」によって飛ばされ、案の定この世界の三界老師に助けられた主人公は、元の世界に 帰る手掛かりを探しつつ修行に明け暮れる日々、それで三年ほど過ぎたある日、彼は仙窟の中で出会った 妖獣に敗北し、意識を失ってしまう…。 主人公「…くうぅっ、まだシナリオ始まってないのにいきなりゲームオーバーとは、なんて斬新な展開」 火の部屋神「…目覚めよ…」 主人公「…あれ? ここは…?」 気が付くと、宇宙空間のような亜空間だった。ダメージこそあるが、先刻まで戦っていたはずの妖獣の姿は 見当たらない。代わりにいたのが火の部屋神(その地の風水を守る土地神)。姿は中華風の剣士である。 顔は勝俣そっくり。ちなみに土は少年道士で、金は七福神の布袋みたいな人。 主人公「部屋神様が助けてくれたんですか?」 火の部屋神「ああ。…実は、お前に頼みがある」 五行を司る部屋神が、火土金水木…いわゆる風水相生の順に現れて語ったことによれば、彼らはこの土地の 部屋神でなく、わざわざ遥か離れた地から主人公を呼びにやってきた。なんでも彼らの守る土地が大変なこと になっているらしい。 水の部屋神「あなたの望むこと、知っているわ…元の世界に戻りたいのでしょう?」 木の部屋神「時の潮が満ちます。封印の大地を目指しなさい」 主人公「封印の…大地?」 ・老師の住まい 三界老師「…なるほどな。しかし…部屋神が自分の土地を離れるなぞ聞いたことが無いのう (部屋神=土地神ゆえ)。何者かの罠かもしれんぞ」 主人公「…でも俺は、元の世界に帰って石にされた老師を助けるんだ!」 三界老師「そういうことなら止めるわけにも……まあ気を付けて行けよ。バカだから大丈夫とは思うが 風邪はひくなよ」 主人公「老師。世話になりました」 三界老師「うむ。さらばじゃ」 別れ際に付いて行くと名乗り出た窟子仙と幼龍仙を連れて、主人公は大地に向かう。 幼龍仙(ようりゅうせん)は名の通り辰で、陽属性。中型犬サイズのベビードラゴン。 441 シナリオ6「封印の門」 はじまりsage03/12/1823 28ID Vs0y2gUg 封印の大地。歩きに歩いて辿り着いたそこは、しかし異常なほどに荒れ果てていた。まさに野望が渦巻かない荒野。 窟子仙「ひどいですね…」 幼龍仙「がう」 主人公「まあ呼ばれるだけの理由は充分だな…」 火の部屋神「よくぞきた!! 異世界の洞仙よ!!」 窟子仙「洞仙様、これ部屋神じゃないですよ絶対!!」 主人公「え、本当?」 窟子仙にずばりと指摘された瞬間、ニセ部屋神の姿は揺らいで消える。確かにこの消え方からして 部屋神の消え方ではない。 窟子仙「相変わらず殺気や悪意以外の感情には鈍いですね。 しかし…これでは助けてくれたという部屋神も、 おそらくニセモノ…ホント大丈夫なんですか?」 初っぱなから謎をはらみつつ仙窟作りがはじまる。「削岩功」(大地に穴を掘る術)で最初の部屋を作り、 入った仙窟には火の部屋神が待っていた。今度は本物らしい。 「…? 何かあったのか?」 と聞く彼に、偽物の件やはるばる呼ばれた件を説明すると、火の部屋神はむうと唸る。 「もしかするとそいつは封印の内側からの使者かもしれん」とのこと。「封印」とはこの大地の地下にある変な扉で、 部屋神ですらその内側を知ることができないのだが、その向こうに陽気が吸収されているために、この大地は 痩せ衰えてしまったらしい。「まあ詳しくは地下で封印の扉見たら話すさ」。階段部屋を見付けろということである。 階段部屋とは仙窟を作っていると勝手に出てくる部屋で、そこから更に地下の龍穴炉やダンジョンへ行けるのだ。 出現条件は「エネルギーを一定量振り込む/部屋を一定数作る/ダンジョン内の仕掛けを作動させる」。 今回は2番目の条件で、3つ目につくった部屋が階段部屋であった。 そして、邪精(ザコモンスター。キョンシーなど)を倒しつつ階段部屋を奥へ進むと、そこには確かに巨大な扉が あった。押しても引いても殴っても蹴ってもびくともしない。これは『解封呪』使わないと無理である。 「『解封呪』を使うためには龍穴炉に陽気を満たす必要があるので仙窟をつくらないとならない。 そこに、飛天功でテレポートしてくる一人の男。古代大和の装束に身を包む伊邪那岐(いざなぎ)である。 伊邪那岐(いざなぎ)「ここが、封印の扉ですか…申し遅れました、私はイザナギと申します」 主人公「東国人か…」 伊邪那岐「ええ…私は冥界への道を探していて、この扉の向こうがそれ…と云う情報を掴んだのです。 開けてみなければ判りませんが…」 主人公「いや開けようにも、これが押しても引いても殴っても蹴っても開かないんだよ」 任せて欲しいというので任せてみると、伊邪那岐も力技で挑戦。やはり開かない。仕方ないので「解封呪」を 使えるようになるのを待つと、伊邪那岐は一旦帰って行った。 主人公「しかしホントにこの先が冥界…死者の国だったら俺は死人に呼ばれたのか?」 窟子仙「ドラキュラ城の死神に呼ばれたという線も……」 ここで、隣の別の扉が龍穴炉に続いていたのが発覚。本格的な仙窟つくりのはじまりである。 442 シナリオ6「封印の門」 その一sage03/12/1823 45ID Vs0y2gUg ここには木の部屋神が待っていた。彼の説明によれば封印の扉は神代に異世界への通路として作れられたらしい のだが、今は向こうがどんな状態なのかさっぱり判らないと云う。 木の部屋神「判らないままでも、何も起こらなければ問題なかったのですが…3年前から突然、大地の陽気があの 扉の向こうに吸収されるようになってしまったのです。それと、火の部屋神の言っていた 『貴方を呼んだ者(ニセ部屋神)が封印の内側からの使者?』という根拠は、封印の内側に 貴方と同種の波動を感じるからです」」 主人公「3年前…? 俺がこの世界に飛ばされてきたのも3年前。関係があるのか!?」 また浮かび上がる謎。一方、地上ではちょうどシルクロードにあたるであろう街道をふたりの西国人、ケブレスと シャスタが歩いていた。目的地は、洞天福。なお、ケブレスは男で騎士、シャスタは魔術師の女性。 ケブレス「で、なんでも仙窟って場所に洞仙とか云う魔王が居るらしい」 シャスタ「洞仙…? どんなことするの?」 ケブレス「よく判らんが、地下にダンジョンを作るわモンスターを召喚するわ大地を滅ぼすわと、やりたい放題だそうだ。 まあ所詮俺の敵ではないがな!!」 例えば未熟な洞仙が大地を復活させる前に自称勇者に倒されてしまえば仙窟は完成せず、大地は荒廃したまま。 これが噂になって「洞仙は大地を滅ぼす」とか思われているのだろう。毒にも薬にもならない話だ。 シャスタ「敵じゃないなら味方なの!?」 ケブレス「何故そうなる! とにかく骨のある相手だと良いがな、ん? シャスタ…またか!」 一瞬眼を離したすきにシャスタの姿が消えてしまったらしい。慌てて探しに行くケブレス。 一方、仙窟。ところで、いままで書いていなかったのだが、しばらく龍穴炉にエネルギーを振り込むのを さぼったままでいると、龍穴炉のある部屋中にカビだのキノコだのがにょきにょき生えてくる。ドット絵なのに、すごいリアル。 経験値にがめついプレイヤーはいつもこうしている。筆者もそんなプレイヤーの一人である。 得体の知れない巨大なカビで埋もれ、野生の王国と化したその中を巨大なカマドウマ(便所コオロギ)がぴょんぴょん跳ねていた。 所詮雑魚なので主人公の敵ではない。 さてその頃、地上の飛天石には洞天福国洞仙討伐部隊の面々が集まっていた。飛天石とはいわゆる転送装置で、 仙窟への侵入者はたいていこれを使って転移してくるのだ。そんなところにやってくるひとりの異国人、シャスタ。 はぐれてしまったケブレスを探しているうちに仙窟に着いたらしい。と シャスタ「あのぉ…仙窟ってここかしら?(ケブレスが先に行ってるかもだし…)」 兵士A「そうですが…あなたのような細腕の女性がひとりで仙窟へ行くと!? これは純粋に下心のないジェントルマンとしては 私も付いていかなければ!!」 僧侶A「待て、俺もついていく!!」 見た目からして嫌がり顔(重要キャラは会話中表情が表示される)なシャスタに構わず、兵士Aと僧侶Aは 無理矢理シャスタに同行する。しかし、飛天石から転送された場所は、仙窟ではなかった。(続く) 444 シナリオ6「封印の門」 その二sage03/12/1823 59ID Vs0y2gUg 兵士A「おかしいな…飛天石壊れたかな?」 迷いに迷ってそれから数時間後。何時の間にやら兵士A&僧侶Aともはぐれたシャスタは、ひとり仙窟の龍穴炉へ と続く階段部屋に辿り着いていた。そのとき、彼女を止めるように火の部屋神が現れた。身構えるシャスタに 彼は「洞仙はお前の考えるような魔王ではない。大地のためにたった一人で戦っているのだ」と、訴える。 シャスタ「大地のため…ですか?」 火の部屋神「そうだ。何が正しいのか、その目で確かめるといい。お前の使う術は彼の助けとなるだろう」 シャスタ「それは…洞仙を手助けしろってこと? …正しいこと、か」 部屋神が消えても、しばらくシャスタは考え込んでいた。そして、意を決したように階段を降りる。 龍穴炉には、主人公と馬明仙が待っていた。 シャスタ「洞仙さんはこちら?」 馬明仙「侵入者ね…何が目的?」 シャスタ「洞仙に興味が湧いて会いに来た…って言ったら信用してくれる?」 主人公「へ?」 シャスタは洞仙の仕事に興味が湧いてきたのでしばらく手伝いたいと言う。洞仙の仕事は侵入者と戦うことでも あるのだが、ソレも別にいいらしい。よく判らない人だ。 シャスタ「よろしくねー」 主人公「ま…まあよろしく」 そのとき、地上では、シャスタとはぐれたなりに地上に帰れはしたらしい兵士たちがまた、飛天石の周りで 休んでいた。そこにやって来たのは、今度は玲蘭。兵舎でここの洞仙の賞金が金70万と聞き、満を持しての登場だった。 玲蘭「いとしの洞仙様に会えるのはここね」 僧侶A「いとしの洞仙様だって!? 女ッ!! さては貴様洞仙の仲間か!?」 玲蘭「ぷんすか!!(←とりあえず対抗しておかないと気が済まない性格)あんた私を誰だと…」 兵士A「はっ!? どっどうぞお通りください!!」 玲蘭を見知っているらしい兵士Aが僧侶Aを止めると、玲蘭は気分良く飛天石から仙窟へ転移して行った。 兵士A「今の女、玲蘭だよ!!」 僧侶A「玲蘭って…守銭奴の玲蘭!?」 兵士A「その死神の玲蘭だ!! あの金のためならなんでもやると評判の!! あの国内随一の賞金稼ぎの!!」 兵士B「…これは洞仙も災難だわ…」 そして、仙窟では、洞仙の仕事について主人公がシャスタに説明していた。洞仙の仕事とは、要するに大地の医者。 大地が衰えるのには必ず原因がある。その原因を取り除いた上で、仙窟を作って集めたエネルギーで大地を復活させる。 シャスタ「んー…で、なんでそんなことやってるの?」 主人公「………………そういやなんでだろう」 玲蘭(れいらん)が侵入してきたのはそんな時だった。彼女の説明によると、洞仙に掛けられた賞金は(以下略) 玲蘭「それだけあんたたちが嫌われてるってことね。まあ大地を滅ぼしちゃうんだから当たり前よね」 シャスタ「…本当のことを説明しないの?」 主人公「フッ、君は知らないと思うがこの手の連中に説明したってどうせ聞く耳持たないから無駄…」 実力行使で玲蘭を追い返し、ある程度のエネルギーを振り込むと、水の部屋神が出現。大地が甦りつつあるので 封印の効力が弱まってるそうである。どこで封印の扉へ。確かに前に見たときより封印は弱まっていて、 刀の大攻撃で殴るとあっけなく開いた。扉の向こうは小さな部屋で、入ってきた扉の他、ふたつの扉が更に奥へと 続いていた。そしてその片隅に、女の子をかたどった石像が寂しげに立っている…。 445 シナリオ6「封印の門」 その二sage03/12/1900 11ID 7OcRw1AJ シャスタが石化解除の術を掛けるが、石化は解けなかった。シャスタの曰く、(もし単なる石像でないとしたら) 特殊な封印が掛けられているという。石像はとりあえず置いたまま別の扉を開けると、壁面に埋め込まれるように 幾つか封印らしきプレートがあるので、破壊しつつ更に奥へ進む。その先には、また巨大な扉が待っていた。 そして、人間がひとり。 伊邪那岐(いざなぎ)「遅かったですね」 主人公「もう着いてたのか伊邪那岐。で、先に進んでないってことは、その扉も封印されてるのか」 伊邪那岐「ええ。やはり私の力では開かないようです」 ここで水の部屋神が出現、この先に大地のエネルギーが流れ込んでいるのだが、封印が強力なので今度こそ 「解封呪」が必要になるとのことである。再び仙窟作りを続けることに。伊邪那岐はここで待っているらしい。 最初の部屋に戻り、石像にシャスタがもう一度石化解除の呪文を掛けると、今度こそ石化が解けた。 そしてその女の子…そう、元の世界で一度だけ出会った彼女はすぐに元気になり、さくらと名乗る。 なんでも彼女、ここに来る直前までずっと主人公と一緒に仙窟を作っていたのだという…が、主人公にそんな記憶はない。 さて平行世界編はこのシナリオが最後なので改めてここで話しを整理すると、主人公の物語は、 3年前(『最初の仙窟』)さくらと出会ったすぐ後に黒い龍の「天封呪」でこの世界に飛ばされて来て、 それからずっと「天封呪」を破って元の世界に帰る方法を探しつつ修行中…と云う流れになる。 これは他の平行世界でも同じである。つまり、元の世界であれ、この世界であれ、主人公が「その2年後 (つまり今から1年前)にさくらと再会するはずがないのだ。なぜなら、元の世界で会おうにもそもそもそこに彼は 居ないし、こっちの世界で再会して仙窟作ったのなら覚えているはずだろう 主人公「こっちの世界にもうひとり俺が居て、その俺と一緒に仙窟を作っていた…ってことなら、つじつまは合うよ? 俺の知らない老師だって居たしさ」 シャスタ「えーと…そもそも、ふたりはどうして知り合ったの?」 三年前の出来事を語ると、やっぱり会っているのよ!とさくらが意気込む。 シャスタ「んー…ふたりの話しを聞いてるとやっぱり何か矛盾があるわね。ふたりは3年前に洞天福の山中で 出会った共通の記憶を持っているけど、その2年後に再会できたハズはない…ドキドキするほどミステリーね」 共通の記憶を持っていると云うことは、この彼女もまた主人公と同じ世界にいたことになるのである。 この事態は『天封呪』(or『時天封』)以外にはあり得ない…という事実に、今は誰も気付かなかった。 そんなこんなで、シャスタがどうして封印された扉の向こうで石になっていたか聞き出そうとする。 さくら「封印の事は私にはわからない。最後に居た場所は…覚えてるのは、溶岩の池に囲まれた場所…」 主人公「どこかで見たような景色だな」 さくら「そこに、主人公と私と………もうひとり。もうひとりいたわ…誰だったのかしら」 石になっていた理由については最後で明かされる。 446 シナリオ6「封印の門」 その三sage03/12/1901 51ID 7OcRw1AJ 地上は飛天石、例によって洞天福国兵たちがたむろしているそこにやってきたのはシャスタとはぐれたきりの ケブレスだった。とりあえず兵士に話を聞く。 ケブレス「仙窟ってのはここかい? 派手な服装の女が来なかったか?」 兵士A「異国の方ですね。確かにひとり来ましたが…ポワポワしたしゃべり方をする女性のことですか?」 ケブレス「ポワポワってのがどんなんか知らんが、たぶんそれだろう」 ついに西国の騎士ケブレス初侵入!!護衛仙獣パーティーに瞬殺されるも、なんとか龍穴炉には辿り着いた。 シャスタ「あらーケブレスじゃない」 ケブレス「約束の場所に居ないと思ったらこんなとこに居たのか…シャスタ、何故洞仙の仲間になったんだ!? シャスタ「んーなんでって言われても…洞仙の仕事って面白そうだし」 さくら「洞仙が面白いって云うよりヘンリー(註:何故か主人公の名)が面白いのよね」 説明によるとシャスタは父親(アレックス)とケブレスの3人で旅をしているのだが、父娘そろって 持ち前の好奇心からかすぐはぐれるらしい。何にせよ、ケブレスの目的は洞仙の退治。 主人公「何ッ…!? シャスタがこっちに居るのに戦う気か!?」 ケブレス「シャスタにもいい修行になる!!」 いっこうに構わないらしい。しかし、「こんなことしょっちゅうなんだから」というシャスタもどうなのだろう。 で、あっさりと戦闘は片付く。正規ルートなので、勝つことにする。ここは負けても大丈夫なのだ。 ケブレス「腕を上げたなシャスタ…俺は帰る」 シャスタ「ケブレス…んもう」 自分を見直す修行に出るといってケブレスは去った。シャスタはケブレスが心配だとかで、仙窟より去っていった。 主人公「洞仙の使命とかまだ話しきってなかったんだけど…ま、いいか」 さくら「洞仙の仕事ってなかなか理解されないしね」 この辺もちょっとした伏線。そして、次なる侵入者は雷漢。部下が頼りないので単身乗り込んできた洞天福将軍で ある!! さくら「あっ…思い出した!! この人、前の仙窟にも侵入してきたのよ!! あの刀からは火が出るから 気を付けてね」 さくらに聞くと、前の仙窟(この辺は次のシナリオ『因果応報』の話しである)で雷漢と戦ったときには、こちらの 圧勝だったという…が、それはイコール「因果応報」でバッドエンドだったと云うことを意味する(グッドエンドなら雷漢には強制敗北)。 こんなカンジであちこちのシナリオにヒントがちりばめられているのがこのゲームである。 雷漢将軍を倒すと、雷漢のあとにはもう侵入者は居ず、全てのエネルギーを振り込むことができた。 そして龍穴炉に陽気が満ちることで使える洞仙の必殺技「解封呪」によって、封印の門は開かれる…その先に待つ因果と愛憎の彼方へは、まだ遠い。 451 シナリオ6「封印の門」 その三sage03/12/1902 39ID 7OcRw1AJ 龍穴炉にエネルギーは満たされた…のだが、大地は甦らない。 封印の扉の向こうの何者かが大地の陽気を奪っているからだ。陽気満つる今ならば「解封呪」を使えるため、 どんな封印でも開ける分には問題にもならないのだが、問題は封印の向こうがどうなっているのかわからないことである。 しかもこの封印の扉、ここまでの分岐によって中身が変わるため、ホントに冥界に通じてたり時空の果てに飛ばされたり 感動のご対面だったりする。封印の扉の前に着くと、待ちかねたように伊邪那岐が頼み込んでくる。 伊邪那岐「封印の向こう側、冥界へは私ひとりで行かねばならないのです。訳は言えません!!」 断ると、伊邪那岐はいきなり邪精を召喚し、主人公に襲いかかってくる。そして、主人公に倒された伊邪那岐は 無念の言葉を残して消えていった。多くの犠牲をだしつつようやく開いた封印の扉の中は、意外にも狭い部屋が 一間あるだけだった。その狭い部屋の中、奥の壁に同化するように機械がいた。 機械「待っていましたよ…私は『時の監視者』」 機械、時の監視者(大聖樹が説明した機械)の説明によると、主人公をこの地に呼び寄せたのも、 偽の部屋神も彼で、更には「天封呪」で封じられた者が元の世界に帰るための術すら知っているという。 時の監視者「その術の名は『時封呪』。時を遡り、因果の起点を断ち切ることのできる術です」 主人公「時を遡る…そんな便利なことができるのか?」 時の監視者「大量の陽気と時の潮の力があれば」 時の監視者「あなたがここに来ることになった『天封呪』…その因果の起点に、私が『時封呪』で送り帰します」 主人公「因果の起点…あの黒い龍か!!」 時の監視者「それを除くことができれば、全ては正常に戻ります」 この誘いに乗らない手はない…が。そこまで黙って聞いていたさくらが、主人公を止める。 さくら「でも…あなたが元の世界に帰ったら…私はどうなるの…?」 主人公「それは…でも、俺は老師を助けないと…」 辛い別れのシーンは、時の監視者の発した雷光によって壊された!! 光がさくらを薙ぎ払う!! 憤る主人公に 時の監視者は冷静に言い放つ。「怒りの感情が『時封呪』の封を解くのです」 今度は、主人公を薙ぎ払う雷光。そして、動く者が居なくなった小部屋で、時の監視者だけが言葉を紡ぎ続ける。 時の監視者「これもあなたのためなのです。時の障壁に負けぬように。因果の彼方へ……『時封呪』」 時の障壁が化け物の姿を取って主人公に襲いかかる。白猿と爆発する岩(だっけか?)を倭刀の大攻撃と 大回復陣(ベホマ)で乗り切った主人公は、溶岩に囲まれたあの場所へと時を超えた! ラベンダーの香りは関係ない。 ・最初の仙窟ラスト五秒前 元の世界の主人公(以下主人公)「…うう…老…師…がくっ」 龍「フフ…異世界に封じてやるさ。バラバラにしてね…天の陽気よ。地の陰気よ。我に集まりて力と……ッ!? 何だ!?」 このシナリオでの主人公(以下主人公を超えた超主人公)「ここは…元の世界?」 黒い龍「君は? そうか…戻ってくるとはね。『時封呪』か…」 超主人公「決着をつけるぞ!」 こうして、宿命の戦いが始まった。十にも及ぶ空斬の嵐を前に黒い龍は倒れ伏した。 黒い龍「ボクがここで居なくなっても…全ては…くりかえす…。わかる…かい?」 そう言い残して龍は消えた。さて、勝者の超主人公も、石化した老師を助けようとしたところで異変発生。 彼は知らなかった。黒い龍が斃れ、因果の起点が消滅し、「天封呪」で飛ばされたと云う事実がなくなった今、 平行世界の彼は「最初から存在しなかったことになる」ことを。動かなくなる体。足元からじわじわと消えていく。 「さくらー!!」 そして、彼は消えた。 452 シナリオ6「封印の門」 結末sage03/12/1902 45ID 7OcRw1AJ 後にはこの世界の彼と、三界老師だけが残された。 平行世界に彼が行ったという事実は消えて、悲しいことだが、 あの三年間は完全になかったものとなる。プレイヤーだけが大聖樹の嘆きを覚えているというわけである(爆) ただし、たまごが『時天封』で飛ばされたと云う事実は揺るがない。 時封呪の修正も、同族のの「時天封」には作用しないのだろう。 主人公「う…ん? あれ? 黒い龍が居ない…? これは…『時封呪』? この術はなんだろう。 聞いたことがないけど…」 超主人公が消えた場所にぽつんと落ちていた、「時封呪」の巻物。 最後に残した消えたくないという自己主張なのだろうか。 そして全ては正常に戻り、主人公はまた新たな地へと旅立つ。手に入れた「時封呪」の意味も知らないままに、 真の因果の起点へと向かって。アディオス、スーパー主人公! アナザーエンドをいくつも残しつつ、全ての発端、シナリオ7「因果応報」へ。 453 シナリオ7「因果応報・その一」sage03/12/1909 36ID 7OcRw1AJ 黒い龍との戦いから2年近い歳月が経ったある日の、とある山中…。 さくら「まいったなあ…変なとこに出ちゃったよ…って!? 何アレ!?」 山道を行くさくらの前に、どこからともなく現れる邪精(モンスター)。逃げようときびすを返したさくらは、しかし何時の間にか邪精に囲まれて大ピンチだった!! さくら「わああどうしよう!? あとなんで私毎回こんな目に!?」 そして今まさにさくらが巨大カマドウマや巨大キノコに襲われかけた瞬間、時空が歪む!! そしてまばゆい光と共にそこに現れたのは, 「…たまご?」 単なるでかいだけのたまごだった。転送のショックか、さくらの目の前で卵は割れる。そして中から現れたのは、 金色の小さな龍だった(以下ちび龍)。そのちび龍はがうがうと邪精を追い払うと、さくらの方を向いた。 最初は怯えたものの、すり込みのせいかなついていくる龍に気をよくした彼女。 さくら「うーん…あなた、がうがうって鳴くから…フランソワ!!」 ちび龍「ぐがッ!?」 さくら「ウフフ気に入ってくれたみたいね!! お礼にご飯をごちそうしましょう~♪」 さくらのネーミングセンス(例:キャデリーヌ)は最悪である。しかし、さくらの料理にちび龍は口を付けようとは しなかった。まずい!!わけではなく、このちび龍にとってどうも「ヒトの食べ物」は食べ物でないらしい。特別な食べ物があるのだろう。 では、と図書館で調べるのだが、さすがに半ば伝説上の生物である龍の食べ物などそう簡単に調べが付くもの でもない。出てきた結果は「人間の女性を好んで食す」とかである。そんなこんなで歩いていると、兵隊達が 我らがヒーロー洞仙の話で盛り上がっていた。洞仙倒すべし! さくら「洞仙…。そうよ、洞仙の人ならもしかしたら…」 妖怪を召喚して大地を滅ぼすと悪名高い洞仙なら、むしろそういうことには詳しいかもしれない。 結局今日の食事にも、ちび龍は口を付けようとしなかった。そして、日は過ぎる。 さくら「はあ…このまんまじゃフランソワ(←さくら的には決定)死んじゃうよ…ホント、何食べさせればいいんだろう……ようし! 洞仙の人に会ってみましょう!!」 とはいえ何処にいるのやらさっぱり判らない。町の人や兵士に聞いても、洞仙は実は最初から巨大だとか口から火を吹くとか一瞬で移動するとか、 話しか聞けなかった。しかし途方に暮れたその時、事態は思いもよらぬ方向に!! 町外れの家から出てきた青年に、さくらは見覚えがあった。 主人公(…最近この地の龍脈が弱まりつつある…原因を確かめて早急に手を打たないとな…) さくら「あの人は…ずっと前に私を助けてくれた人!! そういえばあの人妖怪連れてたよね…もしかして洞仙って…」 そう、彼は第3話でさくらを助けてくれた、通りすがりの新米洞仙だった!! そしてさくらに遠くから見られていると も知らず(殺気や悪意以外の気配には鈍感)、主人公は飛天功(テレポート)でどこかへと消える。 さくら「今のは仙術!! やっぱり…って、何処に行っちゃったんだろ?」 かくして因果の糸は再び巡り、真の因果の始まり(バッドエンド)に近付き始めていた… 460 シナリオ7「因果応報・その二」sage03/12/1915 17ID 7OcRw1AJ 主人公「とりあえず、ばらすが、この話も倉庫部屋(アイテム保管部屋)が作れない!!」 シナリオによっては話しの都合もとい風水の流れの関係で、部屋作成に制限が掛かる場合がある。 そしていつものように龍穴炉を見付けたところで今日の仕事は終わり、帰途に就くことに。 主人公「君は!! 確かずっと前に山の中で会った…」 主人公の自宅には不法侵入したさくらがいた。運命の再会であった!! さくらは主人公に相談があるのだが、 普通に考えれば2年前に会ったきりの相手に相談などしない。「かくなる上は! 当たって砕けろ作戦よ!!」 さくらの強引なドリブルに圧倒された主人公、相談があるなら聞くという。嬉しそうに頷くさくら。そのとき、 待ちきれなかったのか、ちび龍が服のなかからぼんと飛び出してきた!! 主人公「!? 龍の子供!? でも…どこに隠してたんだろう…?」 微妙な謎に想いをはせつつ、事情を聞いた主人公。仙獣なら仙丹か陽気(エネルギー)のどちらかを食えるだろう と安く請け負ってみせる。大感激したさくらは、二年前のお礼とばかりご馳走の大判振る舞い。 主人公「うまいなあ…老師にも食べさせてやりたいよ」 さくら「老師…仙人ってかすみを食べるんでしょ?」 老師の主食は主にトカゲと蛇。仙人でも霞を食って生きてはいけないのです。 翌日、主人公はちび龍を連れて仙窟へと向かう。さくらはついてきたがったが、当然置き去りにされた。 しかし、押しの強い彼女はそんなことではへこたれない。 さくら「兵隊の人たちって確か飛天石で仙窟に行くわよね…ようし!」 こうして未来の悲劇へ向けて物語は走り始めるのであった。 461 シナリオ7「因果応報・その三」sage03/12/1915 33ID 7OcRw1AJ さて場面変わってこちら仙窟。ちび龍の食事についてはやはり陽気の結晶&仙丹で問題はなかった。 ほっとする主人公。こうして協力して仙窟を育てていると、例によって侵入者達がわらわらとやってくる。 「レ・ギオ」「フレアー」だのエストポリス伝記でおなじみのかけ声を聞きつつ、主人公が敵をさばいていると、 なんと、さくらまでやってきてしまった。来てしまったものは仕方ないので、とりあえず安全な龍穴炉で 待たせておくことにするが、さくらはやはり仙窟に連れて行って欲しいらしい。 さくら「ねえ…回復の仙術だけでも使えるようにならないかしら?」 鉄の石で却下する主人公。すねた彼女は「自分で覚えるもん」と息巻くが、そんなに簡単に覚えられるものだろうか? なにはともあれ、安心したのも、束の間、次のターンで井戸に戻ってきた主人公が見たものは、邪精に囲まれていた さくらの姿であった。 放置していたら邪精がわくってことを忘れていたぜ、ちくしょー。 さくら「ううう…私いったい何度邪精に襲われたら気が済むんだろう…」 主人公「余裕だな!」 あっさり片付け、怪我をしたさくらを連れ一旦家に帰ることに。大事には至らなかったが、とりあえず数日は 休ませた方がいいというわけで、看病することになる。 さくら「でも…仙窟、放っておいて大丈夫なの?」 主人公「今回は仙窟設計が完璧だったからな」 いつもは違うのか!? なにはともあれ、しばらく甘ったるい雰囲気で話がすすむ。主人公のまずい看病食に さくらが不平をこぼしたり、体が治ったらお願いがあるの。ああ、いいさ、なんでも言えよ。とかなんとか。 この安請け合いが仇になろうとは。数日が過ぎ、さくらの具合も良くなってきたので、主人公とちび龍は 彼女を置いて龍穴炉に戻ったが、そこには微妙な違和感があった。答えはすぐに出る。龍穴炉にエネルギー を振り込むと、また邪精が現れたのだ!! あっさり倒せると云え、あまりに頻繁にすぎる。これはどこかに 邪精の巣でもあるのかと思いつつ仙窟管理に戻ると、ちび龍の感じた気配の先に地下迷宮が出現した。 そして迷宮を先へ進むと、後を追うように侵入者が現れた。 シナリオ4が初登場の女拳闘家、公明紅(こうめいほん)である。 明紅「ふん…ようやく見付けたよ洞仙!! 父の仇、覚悟!!」 明紅「誰もあんたに殺されたとは言ってないわよ!! 仇が洞仙の誰だか判んないから片っ端から洞仙を倒してるのよ!!」 主人公「その理屈だと、ゴキブリに父親を殺されたら世界中のゴキブリを倒してまわらないと……」 と、問答無用とばかりに戦いが始まる。彼女はシナリオ侵入者のなかでも屈指の弱さを誇るのであっけなく倒れる。 そのあと、ダンジョンの奥で邪精の溜まり場を掃除した主人公は、「開封の宝珠」というアイテムを入手する。 一路、帰還しようとした主人公の前にさくらが現れる。 さくら「治ったらなんでも聞いてくれるって言ったよね」 言葉尻を取られた主人公、あっさりと彼女の協力を認める。押しに弱い男だ。 さくら「カーテンはもちろんピンクのフリルで!!」 主人公「嫌だって!」 463 シナリオ7「因果応報・その三」sage03/12/1917 20ID 7OcRw1AJ …どこかで見た池のほとりで、さみしげに誰かを待ち続けているさくら。 …どことも知れぬ洞窟の中、雷光と共に石にされてしまうさくら。 がするのだがともあれさくらは、自分の視た、予知夢のようでも過去の体験のようでもある夢に言い様のない不安を感じた…。 ともあれ、仙窟内、守銭奴玲蘭相手に洞仙の役割を語るさくらの姿があった。主人公はマシーンだが、さくらは マシーンではないので、洞仙のことを理解してもらおうと必死である。まぁ、守銭奴に理想語っても無駄だが。 というわけで、一日終わってまた自宅へ帰還。夜半、すでに半分もエネルギーをそそぎ込んでいるのに大地の治りが 遅かったりすることに懸念を持つ主人公。そこにさくらがやってきた。 主人公「そういや、二年前なんであんな山の中に居たの?」 さくら「あのね…うちは両親は死んじゃってて、私と、病気の弟しか居ないんだけど、あのときは弟の薬を買いに行った帰りだったの」 主人公「弟さんが居たんだ。で…今は彼は?」 応えないさくらの心情を察し、主人公は「亡くなった弟さんの分まで幸せになればいいのさ!!」とさわやかに決める! しかし、 さくら「ううん、死んだわけじゃないんだけど…なんか『自分がとても病弱なのは修行が足りないからだッ!!』 とかいって家飛び出しちゃって、それから一年以上行方不明なの…」 主人公「いやそれ…とても病弱なのか…?」 きっと、心の病なのだろう。誰だっていつも心の病にはかかっているものだ。 さて翌日。今日も今日とて龍穴炉に追加のエネルギーを振り込むと、それに反応して大地が震えた!! 轟音と共に、龍穴炉の部屋の壁に通路が開く!! その通路に入るとすぐに封印された扉がふたつあった。 ここでさくらに従い、手に入れた「開封の宝珠」を使うと片方の扉が開く。もう一方はこの時点では開かないのだが、開いた方の扉の先は古い遺跡だった。 邪精を倒しつつ先へ進むと、いつしか開けた場所に出る。石造りの高い柱や神殿のような建物が今なお静かに 佇む街だった。さくらの話によると、今の洞天福国の地下に全ての人が幸せに暮らせる理想郷(桃源郷)、 洞天福というのが埋まっている…そんな物語を聞いたことがあるという。そこで謎の気配と謎の声! 誰だと思う間もなく、主人公は異空間に飛ばされ巨大な猿と戦うことになる。しかし、猿はランクでいうなら、 下から数えて二番目である。あっさり倒し、主人公は宝箱から戦利品をゲット。飛天功でさくらの元へ。 この宝こそがカオスシード。知恵の種、 西方ではカオスシードと呼ばれる。 さくら「カオスシード…なんだか神秘的な名前ね。どんなものなの?」 主人公「神仙界の桃で、知恵無き者には知恵を、知恵ある者には神通力を、そして食べればたちまち不老不死 といっても、それは実の話」 それを植えれば実がどっさりと期待するさくらに主人公は答える。ここ人間界では植えても芽が出ないし、 出たとしても実が付くようになるまで三千年掛かると。喜ぶのは老師くらいである。と、ここで ちび龍がその種を食べたがる。ついにエンドの分岐点にキター!! 464 シナリオ7「因果応報・その五」sage03/12/1917 36ID 7OcRw1AJ …そして、主人公はちび龍にカオスシードを与えた。その意味も知らぬままに。 さて、洞天福の遺跡にはまだ先があった。ピラミッドのような遺跡に入り、しばらく進むと、また妙な気配と怪しい声。 声の警告とともに、今度は主人公とさくらの二人が異世界に放り出される。 市場のなかで、カマドウマやキョンシーなどの邪精と離している主婦。露天の親父はキノコだったり、タコが 子供と追いかけっこしていたり。驚く主人公を前に、奥さんとカマドウマは平気で話している。 奥さん「今晩の夕食何にしようかねえ」 カマドウマ「まったくうちの亭主は好き嫌いが激しくて」 奥さん「おたくもですの? おたがい大変ねえ」 謎の声「しょうがないですね。このままではあなた達は戻れなくなってしまいます。助けてさしあげましょう」 というわけで、声の主に助けてもらった主人公達。主人公を助けたのは不思議な気配を漂わせた少年・王蒼幻であった。 少年は王蒼幻と名乗り、先刻の異常を説明する。なんでも先刻ふたりが居た場所は平行世界だったらしい。 我々の世界とはまた別の世界なのだが、そこでふたりにはカマドウマに見えた奥さんは、その街の人にとっては ちゃんとヒトに見えるらしい。「空間が歪み始めているのです。今はまだ、この程度で済んでいますが…いずれは時空間にまで影響が出るでしょう」 そして、ついには過去も未来が混ざってしまうと、蒼幻は続ける。彼にも異変の原因はわからないらしい。 蒼幻「その龍を、それ以上育ててはなりません」 龍から異世界のにおいを感じ取った蒼幻はこの異変に龍が咬んでいる可能性を語る。 ちび龍を殺せ!。もしこの時空の歪みがちび龍のせいならば、確かに他に方法はないが、もはや家族の一員で ある彼を殺すことなどできない。ふたりの意思を聞き、蒼幻は一旦引き下がる。 蒼幻「…そこまで云うのなら、もう少し様子を見てみましょう。ですが、もう一度言います。その龍をそれ以上 育てるのなら、その先は…破滅です」 ゲーム中で言及こそされてないものの、この龍こそが、「仙獣のたまご」のラストで時天封で飛ばされたたまごの 中身である。そう、やはりたまごの中身は危険物ではあったわけだ。 ……その夜。主人公はなかなか寝付けずに、夜風に当たりに出、なんとなく、主人公は笛に口を付けた。 しんみりとした曲が、夜風に流れていく…。そして何時の間にか、さくらも外に出ていた。 曲を教わりたがるさくらに、主人公は老師作曲の笛の歌を教える。 明くる日、主人公がエネルギーを振り込んだとき、龍は成長した。数メートルはあろうかと云う巨大な龍に。 さくらは無邪気に喜ぶが、主人公はいい知れない不安を感じたのであった。 465 シナリオ7「因果応報・その五」sage03/12/1918 07ID 7OcRw1AJ その頃地上、洞天福兵士詰所では、洞仙対策会議が開かれていた…。 議題は龍を恐れる兵士をなんとかしようであった。 雷漢「まさか、伝説の黒い龍?」 兵士「わかりませんが、兵士達は恐れて仙窟に近づこうとしません」 雷漢「ふむ、今回は私が出よう!」 一方、主人公達は地上を出て図書館で龍の資料の調査に当たっていた。さすがに脳天気な主人公も、 龍の成長に何も感じないわけにはいかなかったらしい。ちなみに、洞仙は高額賞金首でメタルマックスで ハンターどもにシグナル弾撃たれた後死ぬまで追われ続けるモンスターのような存在だが、 町人どもはいっこうに気付かない。酒場でぐだっている明紅ですら気付かない始末。 そんなこんなで、図書館でさくらと勉強していると、主人公の師匠、三界老師と遭遇。 主人公「老師! そういえば二年前に石からどうやって助かったんですか?」 老師「馬鹿弟子が! お前が『この老師に似ている石像は何だろう?』とかいって殴って怖そうとしたショックで 石から戻ったんじゃ!」 ちなみに、ここで老師に出会ったとき、老師はすっかり弟子である主人公の事を忘れていました。 さくらの自己紹介を経、話題は先だって洞天福(桃源郷)で見付けた知恵の種のことに及んだ。知恵の種、 カオスシード。神仙界の桃の種…老師がいうにいろいろ使い道はあったらしいのだが、ちび龍に食べさせてしまった ものはしょうがない。 三界老師「勿体ないのう。しかし神仙界に桃源郷か…何もかもが懐かしい」 ここで話が蒼幻に及ぶと、温厚な老師が突然機嫌を悪くする。「蒼幻じゃと? あ奴には関わるな!」 老師と蒼幻は神代の頃からの旧知の仲。昔色々あったらしい。ちなみに、関係ないが、蒼幻は蒼幻で、 シャスタの父親アレックスと因縁めいた関係を持って敵対している。 ある程度話を聞くと、老師はこれからまた旅立つ。西方にすごい仙宝(マジックアイテム)があり、それを探しに行くのだ。 シナリオ9「八面鏡」の発端につながる伏線である。「蒼幻とは関わりになるな」と再三言い残し、老師は去っていった。 その後の調査で判明したことは、洞天福国の地下遺跡桃源郷は、老師の説明通り4000年も昔に黒い龍によって 滅ぼされた。それは昔話なのだが、主人公の目を引いたのは別のページだった。桃源郷を滅ぼしたのとはまた 別の黒い龍の挿し絵が描かれているのだが、彼にはソレに見覚えがあった。そう、あの龍だ。 主人公「おおう、俺、二年前にこいつに襲われたぜ!」 さくら「え、でも? この龍は千年前に封印されたんでしょう?」 二年前 あるはずのない未来から戻ってきた主人公が黒い龍を倒し、居るはずのない彼は消えた事実を知る者は、 この世界には居ない。千年前という言葉に黒い龍を思い出す主人公。 別の本にはカオスシードの説明があった。願いを叶える力を持つが、そのためには大きな代償を払うことになるだろう ということらしい。 で、仙窟に戻ると、しばらくして雷漢将軍一行がやってきた。 雷漢「なるほど、天転を倒すだけのことはあるな…!? なっ!?」 潔く負けを認め刀を納めた雷漢を、龍の火炎が襲う。 466 シナリオ7「因果応報・その六」sage03/12/1918 25ID 7OcRw1AJ 何度も壁に叩きつけられる雷漢。なおも攻撃を止めようとしないちび龍を、身を挺して主人公は止める。その隙に雷漢や部下は去り、どうしたのと問うさくらに、ちび龍は「答えた」。 ちび龍「なんで帰すの? 大地を甦らせるのに、邪魔じゃないの?」 主人公「うお、喋った(中の人などいない)」 それはさておき、雷漢や兵士は街の人の不安を取り除くために、大地を滅ぼす(と信じられている)洞仙と戦って いるのだ。そこに悪意はない。彼らを殺してしまっては、洞仙に義は無くなる。洞仙はいつも、そのジレンマを 抱えて戦うしかないのだ。エックスメンとおなじだ。 ちび龍「何故? 何故殺さないの? どうしていつも敵を帰しちゃうの?」 さくら「敵って訳じゃないのよ…ただ、立場が違うだけなの。何時かきっと判り合えるわ」 龍には理解できないらしい。ともかく、少し考えさせて欲しいと云うちび龍を龍穴炉に残し、ふたりは仙窟に戻った。 そして仙窟管理を続け、溜まったエネルギーを振り込むためにまた龍穴炉に戻ると、龍の姿がなかった。そこに、 龍穴炉に続く階段を下りて、東国風の剣士がやってきた。要するに侍なのだが、剽軽そうな風体ながら、 本国(東国)では手配書が出るほどの超有名な人斬りである。強者だけを狙う切り裂きジャック…… 死郎「…最初は雷漢殿と果たし合うつもりだったのでござるが、そなたに破れたと聞いてはな。ひとつ勝負をお願いいたす」 こうして始まった戦いはただの一合で決す。うんと言った瞬間に居合いで斬られた主人公の負けである(強制敗北シナリオ)。 「いきなりなんてひどいわ」というさくらに、侍は取り合わない。そこに扉を開けて龍が帰ってきた。龍の力で 甦った主人公、こんどはちび龍の加入もあり、リターンマッチでは死郎はあっさり倒すことができた。 退いていく彼を炎のブレスで送り、ちび龍はふたりに向かう。最後に、育ててもらった借りを返したかったのだと。 ちび龍を育てるな、殺してしまえという蒼幻の言葉を、確認するかのようにふたりに問いかけた。 立場が違うゆえに戦わねばならない雷漢たちとは、何時かきっとわかり合えるのなら、邪精(モンスター)とはどうなのか。 大地のエネルギーを奪って生きる邪精とわかりあえる日は来るのか。問うまでもない。大地を守る洞仙なら、 答えは明白だ。無理だ。それを聞いた途端、きびすを返すちび龍。ふたつの封印された扉のうち、桃源郷に通じて ない方の扉へ向かいながら、ちび龍はふたりに付いてくるなという。もう一緒にいることは出来ない。 ちび龍「蒼幻の云っていたことは本当なんだ!! この異変は僕のせいなんだ!! 今だってふたりが命がけ で集めた大地の陽気が僕に吸収されてる!!」 ちび龍「僕の身体は邪精と同じなんだ!! どうする!? 僕を殺すか!? それとも雷漢たちみたいに適当にあしらうかい!?」 467 シナリオ7「因果応報・その七」sage03/12/1918 40ID 7OcRw1AJ 言い捨てると、ちび龍は扉の向こうに行ってしまう。どうにもならない。ただそこに居るだけで大地を、世界すら 滅ぼしてしまう存在。逡巡する主人公より先に、さくらはちび龍を追い、駆け出した。 主人公「俺は…どうしたらいいんだ」 思い起こせば確かに、エネルギーも食べなければならなかった。普通の仙獣ならば仙丹で充分だというに。 龍の責任なのだろうか。彼の身体は大地の陽気(エネルギー)を吸収して生きるように造られている。 悩みつつも、主人公が扉の前に行った時には、既にそれは堅く閉ざされていた。普通には開かない以上、 「解封呪」しかない。それならば、さくらとち龍の行ったこの先へも行ける。 …たったひとり、エネルギーを集め、龍穴炉に振り込み続ける主人公。だが、龍穴炉にエネルギーが満ちても、 大地は甦らない。それはある意味、いつものことだ。そう、いつでもこういう時には大地の復活を妨げる者がいた。 敵を倒しさえすれば大地に生命は戻る。障害を排除すれば。そして、再び扉の前に立つ主人公の前に再び王蒼幻(わんそうげん)が現れた。 蒼幻「…あの龍は、この世界では生きているだけで大地を滅ぼしてしまう…のに、貴方によって大地を守ることを教えられた。 結果、その矛盾のあまり自分の存在自体に罪悪感を感じてしまう…。そして今、自ら旅立とうとしている龍を止める権利が、貴方にあるのですか?」 とにかく、なんと云われても主人公はこの扉の先に行かなければならない。互いの主張が平行線を辿り、結局主人公は実力行使で蒼幻を蹴散らすことに。 神代から転生を繰り返す最強クラスの術者蒼幻といえ、まだ成長しきっていない現状では真の実力を発揮できないらしい。 蒼幻「…驚きの強さです」 そして、扉を抜け、辿り着いた先は、懐かしいあの場所だった。溶岩の池に囲まれた舞台。 そこにはさくらとちび龍が居た。どうして来たんだというちび龍に、 主人公はこの世界で何とか生きられる方法を探そうと持ちかけるが、ちび龍自身は悲観的に首を振る。自分がこの世界に居てはならないと知ってしまったから、 これから仙獣の世界に行くのだと。さくらを連れて仙獣界へ行く…と龍は言った。 ちび龍「ずっと気付かなかったけど…僕だって、大地のために一生懸命働いてるつもりだった…おかしいだろ? 大地の、本当の敵は僕だったんだ… 君だって本当はそう思ってるだろ?」 主人公「そんな悲しいこというなよ。俺達は、翼君と岬くんのように、あの狭いフィールドを駆け抜けた仲じゃないか! それはそうと、 さくらは関係ないだろう? 行くのならひとりで行けよ」 ちび龍「やっぱり本音はそんなもんだろ?」 さくら「もうやめてよ、ふたりとも…」 ここで主人公が一緒に仙獣界に行くというとどうなったのかはわからないが、やっぱり、仙獣界でもさくらを取り合ってバトルしたに違いない。 たまりかねて止めに入ったさくらに、ちび龍は一緒に行こうとさそうが、さくらは行けないと答えた。問うまでもなく、答えは判っていた。 主人公がいるから仙獣界に行くことはできない…。 ちび龍「…そうか…。お前さえ…お前さえ居なければ」 陽気と陰気が龍に集まる。そう、あの邪魔な奴は無数の平行世界に飛ばして自分は万々歳な天封呪である。 さくら「ダメー!!」 しかし、その呪文を受けたのは主人公ではなかった。咄嗟に主人公を突き飛ばしたさくらは波動とともに空間から消えた。 ちび龍「!! そんな…!!」 主人公「おい!! さくらは!? 何処へ行ったんだ!!」 ちび龍「……平行世界の…彼方に…。なんでだ。なんで…。さくらを送るつもりなんて……」 468 シナリオ7「因果応報・報いとは」sage03/12/1918 57ID 7OcRw1AJ これがファイナルアンサーである。平行世界で出会ったさくらが主人公の知らない2年間を知っていた謎への。 改めて解説しよう。まず「今」から2年前、ふたりは洞天福の山中で出会った(最初の仙窟)。その直後に主人公が 「天封呪」で無数の平行世界に飛ばされる(最初の仙窟)。それから3年間(今から1年後まで)「平行世界の主人公」は それぞれの平行世界で修行しているのだが、一方で元の世界では「過去を修正することで『平行世界に飛ばされなかった主人公』が居て」、 彼が「今」、「元の世界のさくら」と再会して仙窟を作ってたわけである。 そして、その記憶を持つさくらが「今」、「天封呪」で平行世界に飛ばされ、「今」から「1年後」、「平行世界の主人公」と 再会する…が、彼には「3年間ずっと修行してた」と云う記憶しかないゆえに、シナリオごとに矛盾が出てくる。 ちなみに平行世界と現実世界の時間の流れは何故か一緒なのである。ついでに、さくらが封印の大地で石像に されていたのは、天封呪で送り込まれた存在を時の監視者が忌み嫌っているからである。ほら、超主人公への 扱いもひどかったでしょう? 何分、あの世界のさくらは、送り込まれた場所が悪かった……生まれの不幸を呪うがいい。 そういえば、書き忘れていたが、このシナリオを出現させると、しばらく、3、4,5、6、のシナリオをプレイできない。 さて、これで悲劇は終わらない。放心を激昂に変え、心のままに叫ぶ龍。大地が震え、光が集まり、彼の身体が 金色だったその身から暗黒の色に変わっていきダークサイドに堕ちた。 ちび龍「許さない!! お前が!! お前が悪いんだ!!」 主人公「ふざけんな!! 手前ェが…………ッ!? 色が変わった!? 黒…い龍!?」 そこに居たのはもはやちび龍でなく、2年前に「ここ」で出会ったあの黒い龍だった!! もはや戦いは避けられず、主人公は黒い龍を倒す。しかし、龍は体を骨ばかりの巨大な魔物へと変化して またもや戦いを挑んでくる。 龍「こうなったら、この技を見て驚くがいい。攻撃部屋蒼龍の策LV……」(仙雷の策だったかな?) 主人公「これで完全に消え去ってしまえ、龍! 天帝陣八極炉!!」 最強の術の前に情はない。生み出された円形状の力場が龍の体力を残らず吸い取ってしまった 黒い龍「ボ…ボクは…許…さない。お前が…」 主人公「…違うだろ。勝手なことばっか言いやがって! 悪いのは…お前だろ!!…消えて…しまえ!!」 主人公の怒りと共に、時空が歪んだ。「天封呪」とはまた違う時空間の歪みが、黒い龍を飲み込み…消える。 後には、主人公だけが残された。「時封呪」。怒りのエネルギーで発動し、対象を過去に飛ばす術。 黒い龍が行った先は千年前の桃源郷。 主人公「……!! 今のは……『時封呪』……!? まさか……俺がやってしまったのか!?」 以後、主人公の姿を見た者はいない。 469 シナリオ2「最初の仙窟・黒龍撃破」sage03/12/1919 10ID 7OcRw1AJ 今から千年前の洞天福。人々で賑わう市場のただ中を突如乱した時空の歪みの中から、ソレは現れた。 黒い龍「…ここは…何処だ?」 一般人「うわ、何だ、化け物だ! 化け物が………」 恐慌に陥る人々を見渡しながら彼はしばし呆然としていたが、やがて主人公に対する凄まじいまでの 憎しみを炎に変え、市場を破壊してゆく…そう、図書館の本に書いてあった、千年前の洞天福で大暴れした 黒い龍の伝承はこれなのだ。そこに書かれていた黒い龍と2年前主人公を襲った黒い龍がそっくりなのも道理、 同じ龍なのだから。 黒い龍「おのれ…何処にいようと必ず、必ず見つけだしてやる!!」 怒りのままに地上を破壊し尽くした後、黒い龍は洞窟の奥へと消えていった…。 ・千年後 主人公「龍…?」 黒い龍「…ひさしぶりだね。待った甲斐があったよ。石化して、時を待ったのさ。君に再会したい一心でね。 …石となっても、千年の時は永かったよ」 主人公「再会!? 何の話しだよ!! 前世からの知り合いとか電波めいたこと言うなよ!」 ともあれ、空斬連発で龍との勝負はあっけなくついた。斃れ伏す黒い龍。どこか悲しみをたたえていた。 黒い龍「…っく…また…ボクの、負けだね……」 主人公「まるで前にも俺と戦ったことがあるような言い方だな」 黒い龍「……さくらを…巻き込まずに……決着を……つけたかった……」 静かに、哀しいくらい静かに黒い龍は消えていく。後には、何も残らない。 黒い龍「…もし……再び……出会うことがあったら…………」 主人公「…再び、出会う?」 再び出会ってどうしたいのかはわからない。消えた黒い龍に思いめぐらせていると、三界老師がテレポート してきた。助けにきてくれたのだ。いろんな意味で役立たずだったが…… またも疑問をかかえて主人公は再び修行の旅に出る。さて、つぎはどこのアナザーエンドを片そう。 474 因果応報グッドエンド sage 03/12/19 22 40 ID 7OcRw1AJ 463の続き 主人公「やっぱダメ。判らない物をやたらに食べさせるわけにもいかないし」 ちび龍「ぐぅ…」 そんな訳で大抵の初回プレイヤーがたどるように、カオスシードは与えずに、桃源郷の遺跡を先へ進むと、 時空の歪みに出会い、謎の少年術者、王蒼幻に助けられた。基本的には 464と同じである。 この異常の原因はそのちび龍である可能性が高いから殺せと迫る蒼幻に、主人公は怒る。その瞬間、主人公から 漏れた光に、蒼幻は目を留めた。 蒼幻「その光…貴方、種を見付けたのですか!! しかも、共鳴しているとは興味深い」 さくら「共鳴?」 彼の話によると、カオスシードは神仙界から地上に落ちてくる際、蓄えられた養分を全て失ってしまう。 「植えても芽が出ない」のはそのためだ。完全なカオスシードであれば、一説によれば「願いを叶える」と 凄い力を持つらしいのだが、今のカオスシードには何の力もない。だが、主人公ならこの種を実に成長 させることができるかもしれないらしい。しかし、育て方は蒼幻にもわからない。なんにせよ、面白い 暇つぶしを発見した蒼幻、嬉しそうに去っていってしまった。 (ふふ、カオスシードと龍…面白い組み合わせですね。助けた甲斐がありましたよ…) その後、まるで大地のエネルギーに呼応するかのように、ちび龍は急激に成長していく。 気になった主人公は、調べてみることにした。このあたりのくだりは、 465と同じである。 老師と再会したとき、また種が光る。 今主人公と種が共鳴し、カオスシードに養分が補われたのだ。 なんでもカオスシードは共鳴した者の感情のエネルギーを養分として取り込むらしい(老師談)。 ここで蒼幻の話しも出るのだが、なんでも蒼幻は転生を繰り返して知識を集めている不死の術者で、 この前会ったとき少年の姿だったのは、単に転生したてということらしい。老師は蒼幻の話題を忘れるように、 カオスシードの話を続ける。光が見えない主人公は蚊帳の外である。 三界老師「これでどんな感情が入ったか判るようになったはずじゃ」 さくら「ホントだ!! さっきの光は…『嬉しい』だって。老師に会えて嬉しかったんだね!!」 なんだかんだで育ての親に出会えて嬉しいということだろう。とはいえ、感情を養分にするということに少し 引っかかりを覚えるさくら。喜んでばかりもいられない。こうして説明を済ませると老師は、西国に仙宝探しの旅にいってしまった。 老師と別れた後、主人黒達は情報を求めて酒場へ向かう。そこで、一人の侍に声をかけられる。 捜神死郎だ。 剣名轟く雷漢に勝負を挑みに東国から渡って来たはいいが、何処に行けば会えるのか わからないらしい。 さくら「雷漢って…雷漢将軍のこと? なら兵舎に行けば会えるのでは…?」 さくらの言葉に、てっきり道場主かと思っていたと笑いながら死郎は主人公に酒をすすめてきた。 断る主人公だが、カオスシードがきらりと光る。さくら「……入った感情は欲? そんなに飲みたいの?」 まるで亭主の飲酒をとがめる主婦だ(笑) 笑ってごまかす主人公に、種に気味悪さを感じるさくら。 死郎は興味深げに二人を見つめていた。 475 因果応報グッドエンド sage 03/12/19 23 01 ID 7OcRw1AJ 大地が回復するにつれて龍は成長していき、とうとう喋るようにまでなった。 ちび龍「どうして僕に種をくれないんだ? 種をくれよ。くれよー」 二言目にはそれである。ちなみに、少し戻ってカオスシードを手に入れたときの話だが、ここで龍にエネルギーと 仙丹を適当に食わせていないと彼は種をいきなり食ってしまうのだ。その条件はまだ継続しているので要注意。 主人公「ともかく、完全に復活したらちゃんとあげるからもう少し待っててくれや」 ちび龍「そんな時間ないんだよ。僕の身体は大地のエネルギーを吸収して生きるように造られているから、 居るだけでこの大地を滅ぼしてしまう。今だって君が命がけで集めた陽気が、僕の体に入ってくるんだから!」 主人公「いや、別に命がけではないんだが……」 ちび龍「カオスシードなら、もしかするとこの自分の力をコントロールできるかもしれないって思ってた…でも、 もうおしまいだ。ふたりに知られてしまったから…」 ここで、カオスシードがひかる。 ちび龍「いまのはさしずめ僕に裏切られた憎しみの感情だね」 さくら「あれは悲しみよ」 けして長い付き合いではないが、ここまで一緒に仙窟を作ってきた仲間に憎しみなど抱けるはずがない…。 穴を掘る奴は皆いい奴さ! ちび龍は、バカにするなと言い残すと、追うふたりに構わず地下の封印の扉の奥 へと消えてしまった。固く閉ざされた扉を前に、ふたりはただ黙る。これを開けるには、洞仙の奥義「解封呪」しかない。 さくら「…悩んでたのに、気付いてあげられなかった…私、友達失格よね…」 落ち込むさくらを暖かくはげます主人公。なんにせよ、龍の恋模様は失恋目指してまっしぐら! そして、主人公とさくらの前に劉雷漢将軍率いる討伐部隊が立ちはだかる。 465と同じ展開をへて戦うことになるのだが、地に伏したのは主人公の方だった。雷漢のただの一撃で。 雷漢「天転(てんてん)をあっさり退けたと云うからどの程度かと思えば…」 主人公「今回は強制敗北シナリオってことでアクマイト光線の直撃を受けたわけだしな、ガクリ」(光る) 道士「? これは…知恵の実の種か!? 洞仙、これをどこで手に入れた!?」 どうやら道士にもカオスシードの光は見えるらしい。ぼこぼこ主人公を殴る道士を、雷漢は止める。 そして「奪うときは殺さず、殺すときは奪わぬ」という、筋が通って無い理屈でカオスシードを奪う。 兵士「それでは遺恨を残すことになりますが…」 雷漢「この程度の洞仙ならいつでも相手をしてやる。娘、次は無いと伝えておけ」 二度と悪さ(地上の人にとって洞仙の仕事は悪なのだ)が出来ないようにと、彼らは仙窟を破壊して去っていった。 477 因果応報グッドエンド sage 03/12/19 23 37 ID 7OcRw1AJ 龍雷漢たち洞天福兵によって仙窟は全部屋を完膚無きまでに破壊されてしまった仙窟の修復が 完了。こうしてカオスシードを取り返しにいくことになったのだが、心なしか主人公の様子がおかしい。 さくら(…なんだかカオスシードを取られてから人が変わったみたい…) 今度の目的はカオスシード強奪なので街の人に聞くと、なんでも雷漢たちがそのまま持っているとのこと。 そして、ふたりは街外れの兵舎までやって来た。さくらを残し、兵舎に忍び込む主人公。そこには先客がいた。 捜神死郎、この前の東国の侍である。この男、雷漢に勝負を挑もうと不法侵入したはいいが、 どうにも雑魚ばかりでなかなか先へ進めないらしい。主人公の剣気にただならぬ物を感じたのか、目的が同じ雷漢なら 共同戦線と行こうと捜神は誘ってくる。主人公はつれないが、雷漢殿の周りのザコは道士殿にお任せするでござる という言葉に対抗心を煽られて結局手を組むことになる。こうして結成されたにわかタッグの前に雷漢は倒れ、 主人公は無事カオスシードを取り返す。兵舎を出たあと、捜神と別れ、さくらの待つ場所へ。 ここで、見あたらないさくらを探すうちにカオスシードがきらりと光り、また新たな感情が吸収される。 さくらが照れてはっきりと説明しないので、多分「愛」だろう。 無事、仙窟に戻った主人公達のところに、心配になったのか老師がやってくる。 龍が消えた原因を聞いて考え込む老師。完全なカオスシードを与えれば、龍は大地の陽気を吸収するのを 止められるのだろうか? 老師「そもそも、仙獣界の生物ならば大地の陽気を吸収して生きるなど考えられん。なんらかの邪悪な力が宿っているのじゃ。 カオスシードさえあればそれに打ち勝てるかもしれん…が、聞く限り、残された時間はもう無いな。もってあと5ターンといった処じゃろう」 やけに具体的な数字を打ち出すと、老師は倉庫部屋を作れるようにして去っていった。 倉庫部屋をフルにいかして規定のエネルギーを振り込むと、陽気がついに龍穴炉に満ちた。 ここで、解封呪で扉を開けようとしたところ、暇をつぶそうと死郎が仙窟に侵入してきた。二度の連戦に勝利すると、死朗は 修行が足りないと言い残して去っていった。ここで、不意打ちをしかけてきた死郎に対する主人公の感情が養分として 吸収され、カオスシードが完全な輝きを取り戻す。最後の感情の名は「憎らしい」である。 481 因果応報グッドエンド sage 03/12/19 23 59 ID 7OcRw1AJ 龍を追って封印された扉の前にやってきたふたりのもとに、再び謎の少年道士、王蒼幻が現れた。 カオスシードを復活させた主人公に少し驚きながらも、蒼幻は冷静に状況を分析し、ちび龍にカオスシードを与えるのは止めておいた方がいいと告げてくる。 なぜなら、種にはいった感情は主人公の心そのままで、種に心を全て取り込まれた状態だといえるからだ。 さくら「…そういえば将軍に種を取られたとき、なんか…変だった…」 感情のほとんどが入った種を取られたことで、情緒不安定になっていたのである。 心を他者に与えるとどうなるのか興味があると言い残して彼は去った。結論は決まっているので扉を解封呪で開ける主人公。 そこは、懐かしい場所だった。溶岩の池に囲まれた舞台へ通じる道。 先にいた龍は、驚き喜びつつもこう語る。「もう遅い」。そして、黒い龍に変化する。 だが、同時にカオスシードが震え、光を放ち、主人公と黒い龍の意識が結ばれる。何処とも知れない意識世界の中、声が聞こえた。 あなたは、あなたの全てを引き替えにしても、この龍を助けたいのですか? 謎の声にはいと答える主人公。すると、声は主人公を連れ回すように色々な風景を見せるのだった。 龍と出会ったとき、さくらの見た夢、洞天福を破壊する黒い龍……そして、神殿のような場所に安置されているたまご……。 他にも様々なところにひきずりまわされた主人公。うんざりしたのか、「茶番は終わりだ!」と叫ぶ。 溶岩に囲まれた岩盆の上に、主人公と龍はいた。カオスシードを食べさせようとした主人公の前に、ちび龍とは別に、黒い巨龍が現れた!! おびえて主人公の後ろに隠れるちび龍。黒い龍は構わず、主人公に話しかける。 「ギゼン者! お前が余計なことをしなければ……簡単にとって変われたものを」 これが龍の体にすむ邪悪な力なのだろう。何度目かわからない黒い龍との戦闘に突入する。 黒い龍「僕を倒したつもりだろうな。『僕』が『黒い龍』の存在を、いくらこばんでも……『僕』がこの世界に居る限りまた逢う事になるよ。 悲しいけど……そうなるように作られたんだから」 そして黒い龍は消え、後には主人公とちび龍だけが残る。彼にカオスシードを差し出す主人公。そして、荒れ果てた大地に緑が戻って行く。 482 因果応報グッドエンド sage 03/12/20 00 12 ID uzbzr0bR 主人公「カオスシード。これをあげるって約束だったな」 ………… 主人公「ダイチガ、ヨミガエッタ」 さくら「どうしたの!?」 また三人で仲良くやることはできなかった。龍にカオスシードを与えたことで、主人公は感情のないマシーン のような男となってしまった。そこに蒼幻がやってきて、さくらに「喜怒哀楽と引き換えに彼は龍は封じたのです」 と説明をして去っていく。どうしようもないさくらは、主人公を連れて自宅に帰り、老師に診せる。 老師「喜怒哀楽が無くなったといわれてもよくわからんな…」 主人公「オレ、キニナラナイ」 老師「わしらが気にするんじゃこのバカ弟子!! ちょっとは後先、考えんかい!! 主人公はもうダメかもしれんと実に無責任なことを言い残して、老師は帰っていった。沈むさくらは龍を撫でて あなたのせいじゃないと呟くだけであった。 そして、月日は過ぎていく。仙窟への侵入者を倒すことを「シゴト」と片付けるだけで、何も感じず、悩まない主人公。 そんなある日、龍が主人公をさくらの留守中に外に連れ出した。 朽ち果てた老木。時の流れの中に忘れ去られた大きな樹を前に、龍は口を開いた。本当は喋れたのだ。 ちび龍「僕は、仙獣の世界に行こうと思うんだ」 主人公「ドウシテ」 ちび龍「さくらを見ているのが、辛くなったから…。それと、やっぱりこの世界は、僕が暮らすには無理があるみたいだ…。あの大きな樹、知ってる? あの樹も僕と同じように、大昔に作られた物なんだ。人の身勝手で作られ、そして忘れられた存在……」 三人で一緒に仙窟を作れて楽しかったと龍は語る。 ちび龍「さくらには黙って行くけど……ゆるしてもらえるかな」 主人公「ワカラナイ」 ちび龍「行く前にこれを返すよ……君の心。とっても、あたたかかったよ」 カオスシードを手放すと、龍は本来の巨竜の姿に立ち戻った。 ちび龍「あの樹の魂が呼んでる…。さよなら…さくらを泣かすなよ」 正気を取り返した一瞬に、主人公はちび龍を呼び止めるが間に合わない。竜は去った。 主人公から事情を聞いたさくらは部屋を飛び出して探し回るが、竜に会えるはずもなかった…… 527 カオスシードシナリオ8「土功の怪」sage04/02/1100 22ID /l+MFha5 …荒れ果てた大地を、ふたりの兵士が歩いて行く。 荒れた大地と街で起こっている妖怪騒ぎを洞仙のせいにして二人は去った。 主人公とさくらが飛天功でワープしてきたのはちょうどそのときであった。 さくら「ホント…老師が言ってた以上ね」 主人公「? 老師が? 俺聞いてないけど…なんて言ってたん?」 さくら「西湘の風水が乱れて異常な気を感じるから、ふたりで行ってこいって…」 主人公「何ィー!? 俺には西湘で30年に一度の祭りがあるから見物してこいって言ってたくせに!? 騙したな!?」 さくら「でも命令形で祭りの見物を薦めるってなんかこうすごい怪しくない…?」 そのとき、二人の目の前を、見たことのない青い毛だらけの妖怪が、実に規則正しい歩きで通り過ぎて行く。 その異常さを目の当たりにした二人は、早急に手を打つために西湘の街に向かうのであった。 街に入った二人の目の前に、またも先程の妖怪が現れた。妖怪は、しばらくすると大地に吸い込まれるように 姿を消した。これらの原因が何であるのかを探るべく、二人は仙窟を作る準備を始める。 大地の衰えと妖怪(邪精)の出現はワンセット。いつものように風水の流れを正常にして大地を甦らせば、 妖怪は現れないはずなのだ。仙窟を作るためには削岩功を使いやすい大地のツボを見つける必要がある。 街の人と話ながらツボを探すうち、主人公は、祭りの日に街の女達の中から西湘クイーンとして一人の娘が 選ばれることを知るのだった。 461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/08(月) 22 24 42 ID ORFKdJO20 カオスシードって途中までしか投稿されてないの? 464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/09(火) 00 07 49 ID NfvTtMTn0 461 うん。途中まで。 465 :風水回廊記カオスシード第二話 仙獣の卵:2007/01/09(火) 00 31 18 ID NfvTtMTn0 んだけでは、アレなのでおまけ。 ■あるひとりの洞仙が選んだ結末。 大部は土星版の仙窟活龍大戦カオスシードと同じである。 奪われた「卵」を追い求めて洞天福の寺院に潜入した洞仙。 寺院内の警護につく兵士を一人も倒さずに、大僧正と対面を果たすと、 彼は主人公である洞仙にひとつの問答をしかけてくる。 「卵から災厄が生まれたとき、洞仙、お主はどうするつもりなのだ?」 ここで選択肢が生まれる。俺が責任を取ると選ばずに「わからない」と選択すると、 そのときの主人公の態度に感じ入った大僧正が洞仙に卵を返却してくれるのだ。 大僧正「そうだ。分からぬからこそ、人は努力するのだ。」 詰め寄る僧侶達を、大僧正は、「あの若者に任せておけばそう悪いことにもなるまい。」と説き伏せる。 一方、仙窟内に戻った洞仙の前で卵が孵化を果たし、中から金色の鱗を持つ竜の幼生が生まれる。 卵を自分に預けた神無の気配と迎えが来ないことを確認した主人公は、竜を連れて老師の許へ帰還する。 蘇った大地を後にして。 エンドロールでは小さな竜を連れて各地を回る主人公の姿が流れる。
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争覇の章 新目録 「*」が付いている技能は奥義 特化目録・伍:九州三国志 友好度2001以上で九州の武将から貰える。 立花宗茂(大友家)、東郷重位(島津家)、成松信勝(龍造寺家) 上位心得・伍:各職業の寄合所 生産目録:九州三国志 家具の四と争覇生産目録の1個目は無条件でもらえる。 争覇生産目録の2個目と3個目は友好度2001以上で貰える。(未皆伝でも貰えます) 争覇生産目録の4個目は友好度5001以上で貰える。(未皆伝でも貰えます) 志賀親守(大友家)、種子島時尭(島津家)、成富茂安(龍造寺家) なお、争覇生産は原則として西の国の名産を売る店の材料が必要になる 材料の品揃えは友好度2001↑、5001↑、10001↑でそれぞれ追加される、10001の材料は5001までの物とは別の武将が販売しており、取引不可 関連項目 noltest 争覇新目録 本陣への反映は、本鯖で確認がとれたものだけにして下さい 侍 名前 皆伝目録 難易度 技能1 技能2 技能3 技能4 武士道・伍 13 不屈の魂 精神一到 *無念無想? *鬼相咆哮? 上級軍学・伍 13 堅忍不抜 大山不動 *生殺与奪 *定常の計 武芸伝・伍 13 肋一寸? 八箇必勝? *奥太刀・村雲? *鎧袖一触? 兵法之書・伍 兵法之書・四+Lv48以上 12 近衛術極意 名乗上げ 破紋両断 危急衛護 侍之匠・拾四 侍之匠・拾+LV51 11 木工之お 籠手作成之り 錫杖作成之い 弓作成之り? 侍之匠・拾伍 12 籠手作成之ぬ? 錫杖作成之ろ? 木工之く? 籠手作成之る? 侍之匠・拾六 12 錫杖作成之は? 弓作成之ぬ? 籠手作成之を? 錫杖作成之に? 侍之匠・拾七 13 木工之や? 籠手作成之わ? 錫杖作成之ほ? 弓作成之る? 侍家具之書・四 10 侍家具之わ? 侍家具之か? 侍家具之よ? 侍家具之た? 僧 名前 皆伝目録 難易度 技能1 技能2 技能3 技能4 僧兵之武・伍 13 捨身虎牙? 閻魔撃? *羅刹滅定槍? *極楽定印? 仏門・伍 慈愛の心・参? 冥護慈救? *大非発心? *三界印明? 密教秘術・伍 双界法句? 廻向の印? *冥道秘術? *孔雀明王儀軌? 上人之書・伍 上人之書・四+Lv48以上 12 火空法力? 水空法力? 結念の法? 如来救世? 芸道・拾参 芸道・九+LV51 11 手芸之ふ? 入れ物作成い? 絵画之り? 被り物作成い? 芸道・拾四 12 入れ物作成ろ? 茶器作成之り? 手芸之こ? 入れ物作成は? 芸道・拾伍 12 絵画之ぬ? 被り物作成ろ? 入れ物作成に? 茶器作成之ぬ? 芸道・拾六 13 手芸之え? 入れ物作成ほ? 被り物作成は? 僧家具之書・四 10 僧家具之わ? 僧家具之か? 僧家具之よ? 僧家具之た? 神職 名前 皆伝目録 難易度 技能1 技能2 技能3 技能4 神典・伍 神典・四+LV51 13 扇的術? 月弓還矢? *国常之立射光? *霊祀帰神法? 古神典・伍 古神典・四+LV51 13 神儀招風? 神祝? *鳴神? *神気天授? 雅楽之妙・伍 雅楽之妙・四+LV51 13 羽重の歌? 神祇の唄? *嶺の神歌? *楔の神歌? 神式之書・伍 神式之書・四+Lv48以上 12 風空神力? 恵雨の儀? 武神楽? 文神楽? 神職之匠・拾参 11 宝飾之ゐ? 首飾り作成い? 首飾り作成ろ? 神職之匠・拾四 神職之匠・拾参+LV51 12 首飾り作成は? 箱作成之い? 宝飾之の? 首飾り作成に? 神職之匠・拾伍 神職之匠・拾四+LV53 12 首飾り作成ほ? 首飾り作成へ? 箱作成之ろ? 神職之匠・拾六 神職之匠・拾伍+LV53 13 [[]] [[]] [[]] [[]] 神主家具之書・四 10 神主家具之わ? 神主家具之か? 神主家具之よ? 神主家具之た? 陰陽師 名前 皆伝目録 難易度 技能1 技能2 技能3 技能4 陰陽道・六 陰陽道・伍+LV51 13 星辰法? 千紫万紅 *九曜紋星彩? *万物化成? 仙論・伍 仙論・四+LV51 13 凶方無卦? 六極砕破 *天仙八卦陣? *煉気化神? 高位召喚術・四 高位召喚術・参+LV51 13 式神還魂? 神将宿府? *式鬼発唱? *光陰流水方? 式符之書・表四 式符之書・表参+式符之書・表参+LV51 12 攻式符作成に? 妖式符作成に? 呪式符作成に? 式符之書・裏四 式符之書・表参+式符之書・表参+LV51 12 癒式符作成に? 護式符作成に? 真理之書・伍 真理之書・四+Lv48 12 昇気方術? 四維山水? 黒道凶禍? 錬星法? 方士之匠・拾壱 方士之匠・七+LV51 11 裁縫之あ? 着物作成之い? 着物作成之ろ 着物作成之は? 方士之匠・拾弐 方士之匠・拾壱+LV51 12 着物作成之に 着物作成之ほ? 裁縫之さ? 着物作成之へ? 方士之匠・拾参 方士之匠・拾弐+LV53 12 着物作成之と? 着物作成之ち? 着物作成之り? 着物作成之ぬ? 方士之匠・拾四 方士之匠・拾参+LV53 13 裁縫之き? 着物作成之る? 着物作成之を? 陰陽家具之書・四 10 陰陽家具之わ? 陰陽家具之か? 陰陽家具之よ? 陰陽家具之た? 忍者 名前 皆伝目録 難易度 技能1 技能2 技能3 技能4 秘伝忍法・伍 13 雲霞 黒荊? *葉隠れ? *残心? 暗殺奥義・伍 13 陽炎 紫燕殺? *裏太刀・魂食? *死中求活? 忍秘術・伍 13 逆捻の術? 四柱遁術 *忍蛙の術? *鏡花水月? 秘技之書・伍 秘技之書・四+Lv48以上 12 暗殺術極意? 霧薙ぎ? 無影一閃? 破紋両断 忍之匠・拾壱 11 秘伝之へ? 履き物作成り? 忍具作成之ら 忍具作成之む? 忍之匠・拾弐 12 履き物作成ぬ? 秘伝之と? 秘伝之ち? 履き物作成る? 忍之匠・拾参 12 忍具作成之う 忍具作成之ゐ? 履き物作成を? 忍具作成之の 忍之匠・拾四 13 秘伝之り? 履き物作成わ? 忍具作成之お? 秘伝之ぬ? 忍者家具之書・四 10 忍者家具之わ? 忍者家具之か? 忍者家具之よ? 忍者家具之た? 鍛冶屋 名前 皆伝目録 難易度 技能1 技能2 技能3 技能4 武器之取扱・伍 武器之取扱・四+LV51 13 憤怒の心? 烈吼? *怒髪衝天? *不倶戴天? 鎧之取扱・伍 鎧之取扱・参+LV51 13 下組み鎧? 陽動・改? *尽力衛守? *粉骨砕身? 鉄砲之取扱・伍 鉄砲之取扱・四+LV51 13 速射? 千鳥落とし? *国崩し? *一気呵成? 名匠之書・伍 名匠之書・四+LV48 12 近衛術極意 誘い込み? 攻勢法? 迅速修理? 鍛冶基本書・四 11 鍛冶之り? 鍛冶之ぬ? 鍛冶之る? 兜之書・拾 兜之書・八+LV51 12 兜作成之へ? 兜作成之と? 兜作成之ち? 兜之書・拾壱 兜之書・拾+LV53 13 兜作成之り? 兜作成之ぬ? 鎧之書・八 鎧之書・六+LV51 12 鎧作成之り? 鎧作成之ぬ? 鎧作成之る? 鎧之書・九 鎧之書・八+LV53 13 鎧作成之を? 鎧作成之わ? 鈍器之書・八 鈍器之書・六+LV51 12 鈍器作成之へ? 鈍器作成之と? 鈍器作成之ち? 鈍器作成之り? 刀刃之書・八 刀刃之書・六+LV51 12 刀刃作成之り? 刀刃作成之ぬ? 刀刃作成之る? 刀刃之書・九 刀刃之書・八+LV53 13 刀刃作成之を? 刀刃作成之わ? 槍剣之書・七 槍剣之書・六+LV51 12 槍剣作成之に? 槍剣作成之ほ? 槍剣作成之へ? 槍剣作成之と? 鋳鉄之書・九 鋳鉄之書・伍+LV51 12 鉄砲作成之ち? 鋳造之へ? 連銃作成之へ? 鋳造之と? 鋳鉄之書・拾 鋳鉄之書・九+LV53 12 鉄砲作成之り? 鋳造之ち? 三連銃作成へ? 鋳造之り? 鋳鉄之書・拾壱 鋳鉄之書・拾+LV53 13 連銃作成之と? 鋳造之ぬ? 三連銃作成と? 鍛冶家具之書・四 10 鍛冶家具之わ? 鍛冶家具之か? 鍛冶家具之よ? 鍛冶家具之た? 薬師 名前 皆伝目録 難易度 技能1 技能2 技能3 技能4 高等医術・伍 高等医術・四+LV51 13 快癒法? 全体救護・弐? *臨床治療? *救命医術? 神通霊力:伍 神通霊力・四+LV51 13 瞬雷? 倶舎養命? *活宿命功法? *神霊蘇活? 修験法力・伍 修験法力・四+LV51 13 般若験力? 蛇紋孔? *柴灯祈療? *般若護摩法? 良薬之書・伍 良薬之書・四+LV48 12 土空天力? 延命術極意? 毒飼? 活現治療? 薬師之匠・九 薬師之匠・伍+LV51 11 秘薬調合之よ お守り作成り? お守り作成ぬ? 万能薬調合い? 薬師之匠・拾 12 染料調合之ち? 万能薬調合ろ 秘薬調合之た お守り作成る? 薬師之匠・拾壱 薬師之匠・拾+LV52 12 お守り作成を? 万能薬作成は? 染料調合之り? 薬師之匠・拾弐 13 秘薬調合之れ? お守り作成わ? 万能薬作成に? 薬師家具之書・四 薬師家具之書・参+LV43 10 薬師家具之わ? 薬師家具之か? 薬師家具之よ? 薬師家具之た? 傾奇者 名前 皆伝目録 難易度 技能1 技能2 技能3 技能4 殺陣指南・伍 殺陣指南・四+LV51 13 宿命~雲上? 禁獄~蟲糸? *宿星~夢幻? *導音~吟星? 綺羅演舞・伍 綺羅演舞・四+LV51 13 先槍構え? 天衣無縫 *驚天動地之閃? *天地翻転の舞? 能楽之美・伍 能楽之美・四+Lv51 13 糸立の謡? 幽曲の調? *月宮の謡? *蓬莱の謡? 婆娑羅之書・伍 婆娑羅之書・四+LV48 12 意気衝天・四? 舞衣? 長鳴? 四空の舞? 傾奇之匠・拾参 傾奇之匠・九+Lv51 11 装飾之つ? 飾り面作成い? 解体具作成ち? 飾り面作成ろ? 関連項目 奥義 新式神? その他情報 名前
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攻撃力:210→225(ブースト)→246(PB) 会心率:15% スロット:○○- リロード:普通 反動:中 ブレ:右/小 装填数 装填数 Lv1 Lv2 Lv3 装填数 Lv1 Lv2 装填数 通常弾 6 7 9 回復弾 3 3 火炎弾 4 捕獲用麻酔弾 2 貫通弾 2 2 3 毒弾 - - 水冷弾 - ペイント弾 2 散弾 5 6 6 麻痺弾 2 - 電撃弾 4 鬼人弾 1 徹甲榴弾 1 1 1 睡眠弾 2 - 氷結弾 - 硬化弾 1 拡散弾 2 1 1 減気弾 - - 滅龍弾 - 斬裂弾 2 ※しゃがみ対応弾は水色、弾追加スキル増加弾は灰色。 しゃがみ撃ち LV1 散弾 (20発) 火炎弾 (20発) 電撃弾 (20発) 特徴 比較的早い時期に作成できる割にかなり高性能な散弾特化銃。 色合いが派手でイロモノであるが、銃としての性能は高く、三界にも平気で担いでいけるそのポテンシャルはまさにレア度詐欺。 攻撃力期待値ではバセカムに一歩劣るものの、属性弾、スロット、取り回しなどで十分に差別化されている。 また硬化弾が撃てるが、散弾の使用は仰け反りが無くても歓迎されない場合が多い。一部のPT以外では絶対撃たないように 散弾、火炎 電撃弾は凍土に生息するモンスターと相性が良い場合が多い。 特にベリオロスやアグナコトル亜種に担いでいくとその性能の高さを実感できる。 何気に通常弾も装填数が多めで、ブレ右/小が少々厄介だがこちらも十分使っていける。 強いて弱点を挙げるとすれば、優秀な散弾銃でもあるこの武器を作るためには、散弾銃がないと面倒なペッコ亜種素材が必要という点か。 オススメスキル 反動軽減+1LV3散弾が無反動になる。 弱点特効 散弾・拡散矢UP 最大数生産散弾の持ち込み総数を補い、継戦能力を上げる。 ブレ抑制+1通常弾や属性弾の運用に有効 属性攻撃強化 装備例 +... 装備名 装飾品 武器 パッチペッカー 弾製珠【1】×2 頭 ガンキンUキャップ 痛撃珠【3】 胴 ガンキンUレジスト 痛撃珠【1】 腕 ディアブロUガード 抑反珠【1】 腰 ガンキンUコート - 脚 ドボルSレギンス 抑反珠【1】 護石 痛撃+4 弾製珠【1】×3 スキル スタミナ急速回復,弱点特効,最大数生産,散弾・拡散矢UP,反動軽減+1 防御 →238 耐性 火[17] 水[-9] 氷[-6] 雷[5] 龍[-6] 計[1] 最終装備っぽいもの。 散弾特化銃に必須の弱点特効、散弾強化、反動軽減+1に加え、最大数生産により総火力を強化。スタミナ急速回復で移動も楽々。 武器スロ2を備えるペッカーならではの充実スキル装備。 睡眠弾からの爆殺を活かすなら、最大数生産を削ってボマーを発動させるのも良い。 ガンキンUにポイントがある為、ボマーは武器スロ無しor下位互換護石でも発動が可能(=バセカムに流用可能)。 個人的に男ガンキン装備は某0083のGP02みたいで凄く好き。 ディアブロUのビームサーベルっぽさも非常に合う。 装備名 装飾品 武器 パッチペッカー 属攻珠【1】×2 頭 シルバーソルキャップ - 胴 アグナSレジスト 点射珠【1】×2 腕 シルバーソルガード 属攻珠【3】 腰 シルバーソルコート 点射珠【1】×2 脚 シルバーソルレギンス 属攻珠【3】 護石 調合数+10 - スキル 攻撃力UP【小】,弱点特効,ブレ抑制+1,通常弾・連射矢UP,属性攻撃強化,最大数生産 防御 →243 耐性 火[21] 水[-6] 氷[-1] 雷[-12] 龍[14] 計[16] あえて散弾を捨て、通常弾と属性弾に特化した構成。 これでもなかなかの威力を叩き出すところが恐ろしい。 アカム、ウカム、アマツなどに担いでいってみてはどうだろう。 ほらあんまり虐めるから一ヶ月半もコメント無くなったじゃないか -- (名無しさん) 2011-10-05 20 51 02 気になったから適当に計算したよ 結論を先に書くと、どっちもどっちだから何も書かないのと同じになった だから本気に捉えず、参考程度に見てね 計算結果はすごく単純 散弾LV3がフルヒットする前提なら「反動軽減+1」が上 (散弾LV1&LV2はフルヒットする前提で)LV3が4ヒット止まりなら「反動軽減+1なし」が上 ただし、しゃがみ撃ちができなければ「反動軽減+1」が再び上になる スキルや条件の組み合わせは上に書いてある 「反動軽減+1&弱点特効」で散弾LV2&LV3 「攻撃力UP【中】&見切り+3&弱点特効」で散弾LV1&LV2 を使用、散弾・拡散矢UPは共通なので省略 弱点特効を活かすため、弾は全て弱点(肉質45以上)に当たっているものとする 計算式は以下 ヨソで使ったものを転用してるから、意味が分からない文字の羅列に見えるだけど書いておく 一応解説しておくと、無反動で60発連続して撃った場合=期待値、を基準にして自分なりに考えた式 実際に計算する人が少ないのは反動が絡んでるからじゃないかなと思う 通常時計算 =(*1)*反動)*60)*弾の威力*ヒット数 しゃがみ撃ち時計算(散弾LV1) =(*2))*しゃがみ撃ち反動)*60)+通常時)/2)*弾の威力*ヒット数 点数は以下(数字は全てフルヒット時・上記の式によって出された比較用の数字であってそれ以上の意味はない) 「反動軽減+1&弱点特効」 LV2 4289.625 LV3 5046.618 (ヒット数を4とした場合は4037.294) 「攻撃力UP【中】&見切り+3&弱点特効」 LV1 4204.237((通常+膝射)/2) 通常:3460.58 膝射:4947.894 LV2 4844.813 「上記の条件にそれぞれLV1とLV3を足したらどうなるの?」「LV2がフルヒットじゃなかったら?」的な事は言わないでね 条件が変わったら数字が変わるのは当たり前だし、当たり方によって数字が変わるのも当たり前 微妙な差である以上、優劣がハッキリとしないのも当たり前だと思う とりあえず、出された条件に従って計算した机上論はこんなところだった -- (名無しさん) 2011-10-16 14 31 26 セル指定をそのまま文字に置き換えたら変な事になってしまった… すまない、直し方が分からないので誰か直しておいてくれ アスタリスクを「×」にしてくれるとありがたい それができなさそうなら、そっと察してやってくれ… -- (名無しさん) 2011-10-16 14 38 16 有効範囲やのけぞりの事も考えると、散弾1しゃがみ自体使える局面が限られるからな 鳥竜や牙獣を除けば、亜グナを音爆拘束したときや コブ破壊したドボルが大ジャンプ着地したとき位しか使ってないや -- (名無しさん) 2011-11-19 01 04 28 ずっと上の方で「Lv1なら弱点に全弾ヒットしてるという都合のいい計算は~」 って書いてあるけどそれってつまりLv1が弱点に全弾ヒットしないと? そしたら既にLv3に負けてんじゃん -- (名無しさん) 2011-12-06 14 06 30 ちょ、泥沼論争掘り起こさないで! -- (名無しさん) 2012-01-20 20 16 49 散弾・拡散矢UP,反動軽減+1,装填速度+1,弱点特効,最大数生産,(散弾強化5,痛撃3) これでLv3散弾をリロード最速で使ってる。 -- (名無しさん) 2012-05-29 19 11 30 上記の方、ぜひその装備を詳しく教えて下さい! -- (名無しさん) 2012-07-09 11 30 06 数年前のコメントなのは解ってるが スキル趣味使えよ -- (名無しさん) 2015-05-30 09 53 54 アロイSキャップ レウスSレジスト シルバーソルガード シルバーソルコート シルバーソルレギンス 護石(スロット0,散弾強化+5,反動+3) 攻撃[2],散弾[1],抑反[3]*2,弾製[1]*5 攻撃力UP[小],反動軽減+1,拡散弾・拡散矢UP,最大数生産,弱点特効 -- (名無しさん) 2021-11-22 07 50 37 名前 コメント すべてのコメントを見る