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(スレ19より) 960 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 09 20 15 ID zH6Fh4Di 義弟一家にたかられてます。 家までは押しかけてこないので、今のところ被害は少ないのですが、 何かで会ったときの食事代は全部こちら持ち。 財布をだして払うそぶりもなく「ごちそうさま♪」と先にいわれます。 払う気がないのに、散々注文したり、昼間からビール飲んだり、 だいたい4人で一度に1万前後。 親戚だし、たまにだから我慢してるけどここの人は他人にそれをやられてるのだから、 尊敬してます。 義理弟でさえ、会うのが億劫になります。 961 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 09 28 17 ID qw+v3IGc 960 それはダンナさんが長男風吹かせて奢ってあげている、とも取れるけど。 ダンナさんが義弟さんに「ワリカンな。」の一言を言えばいいだけでは? (いや、ウチのダンナがそうなんだけどね。>長男風) 962 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 09 37 36 ID oCaN5+rK 他スレで書かせて頂いたトメの姪は毎回、生協の注文を 締め切りに出さないで「どうしますか?」と連絡がきて 注文を電話で伝えるのと話してる。それは非常識では? 説明したけど1パーセントも理解できないらしい。電話代節約・ 頼んであげてるんだからあちらから連絡して当然だって。 生協だけじゃなく彼女の人生すべてに置いてこのパターン。 うちの庭に車を駐車してるが、その時はワケの判らん事を 夫婦でトメに話して姪可愛さで一生駐車料金無料で受け入れた。 その時のお礼は手作り食パン半斤でした。 この人の両親や兄弟も同じ人種。おばちゃん(トメ)は金持ちだから ドンドン頼ってたかりなさい。と姪一族が普通に話してる。 せこケチたかり屋集団だからこの家の嫁達が逃げ出したんだろうな。 いい加減私もトメやたかり集団に嫌気がさしてる、それに対して 大事になるまで何も言わないと言いきる旦那にも限度が・・ ここ数日、今後について旦那と話し合い続行中。 せこケチ集団に寄生されて家庭崩壊寸前て事も本当にあるのね実感中。 963 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 09 41 27 ID W9JnH1d2 951 共同購入は面倒そうだから嫌だと言っていた、と 936に書いてあるよ。 (班に入るのは云々のところ) 964 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 09 41 48 ID N0L5Iu1J 960 前にも出てきたけど、義理兄弟って難しいよね。 義兄にたかられるだと世間的に義兄が悪いとなるけど、義弟や義妹、 場合によっちゃ義姉あたりだと実兄弟の夫が払わせたくないと思ってる こともあるみたいだし。 私は最初に義弟一家と外食したときに彼らがサイフ出さなかったので、 次からは食べに行く前に「ワリカンね♪」と明るくきっぱり宣言してます。 965 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 09 45 59 ID YnKyS1SV 960 たかられてる・・というより、感覚の違いでしょう。 親と子が食事にいけば親が奢るのと同じで、兄弟が食事に行けば上が奢るっていう 感覚の家なんじゃない? よく会う人なら困るけど、たまになら旦那さんの感覚に合わせてあげたら? 旦那さんがおかしいと思ってるなら言うなりしてもらえばいいし。 966 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 10 02 48 ID zkHuABU9 965 同意。 それはご主人一家の常識なのかもしれない。 一度ご主人と話しあった方がいいのでは? 967 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 10 14 48 ID Fd2w0AD4 レス通りだとは思うんだけど、ちょっとばかし早く生まれたからといって それも自分で望んだわけでもないのに、上が払って当然て思われるの 納得いかないわ~。 968 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 10 15 17 ID nIMlGa11 たまに夫婦お互いの兄弟に奢ったりしてるんだけど、 相手の態度が良いからなんだよね。 一応は払うつもりで来て欲しいし、お礼も言って欲しい。 家計の余裕と夫婦の合意も必要だと思う。 何かが欠けると相手に良い顔できなくなるし、 自分の都合で家計を圧迫する配偶者が憎らしくなってくる。 嫌な人は頑張って旦那に言うしかないよね。 969 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 10 27 36 ID PCLo/3BR 968 全くもって同感です。 自分のおこづかいで奢る分にも何も言わないけど 生活費でやられたらたまりませんわ。 970 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 10 33 24 ID PfSG+YIy うちは次男である夫がいつも奢ってる。 (義母や義兄に対して。先方はそれを当然だと思ってる) まあ収入が違うから仕方ないんだろうなぁと理解してる。 独身義兄がいるおかげで 普段は義母のこと知らん振りもしていられるわけで。 って、スレ違いだね。 972 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 11 07 20 ID zH6Fh4Di 961 旦那も「あいつは出す気がないなー」といいつつ、長男だから仕方ないと思っているみたい。 旦那に恥をかかせるのもよくないと思って旦那にも義弟にも何もいってないので 一人で悶々としてるのです。 チラシの裏でごめん。 973 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 11 13 17 ID zH6Fh4Di 964-971 レスありが㌧ たぶん旦那より、義弟一家のほうが収入多そうなんだけど、兄だからという考えみたいです。 (実際は聞いたことないから知らないので勝手な憶測なのだけど、収入の多い職種なので) 975 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 11 42 59 ID U3kYsmbp 973 兄だから。 そう、これにつきるんですよね… 兄や姉が出すのが当然という雰囲気が身に染み付いちゃってるんです。 うちは私が姉なんですが、妹はお金出しません。(子連れの時も) 実の姉妹なので「たまには出してよー」と言えますが(言ってもほとんど出さないけど)、 この状況を夫が知ったら気分良くないかも…と思って、夫がいる時は丸ごとオゴリ というのはしないようにしてます。 なんだかな~と思いつつずっと昔からこんな感じなので、これからも変わらないでしょう。 救いは、妹の夫が「いつも悪いね。」とおごってくれたり、ケーキを差し入れして くれたりすることです。 義理の仲の960さんがモニョルのは当たり前。 なるべく会う機会を減らせるといいですね。 976 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 11 59 35 ID LohulClK 975さんは優しいお姉さんなんですね。 妹の旦那様もいい人で裏山。 わたしの義理妹に当たる人は、 なぜか私に「海外旅行とか沢山いってるんですか?」とか聞いてきます。 本当に行っていないので「え?行っていないよ、どうして?」ときいても 「えー、あちこち旅行してそう」と言われました。 海外旅行の話なんかしたことないの何故? 正月に一家で旅行いったのは義弟一家なのに。 そういえばこちらが結婚のお祝いや旅行のお土産は渡しても、 私たちはもらったことがありません。 延々チラシの裏ですみません。。 977 :名無しの心子知らず:2005/04/12(火) 12 01 07 ID LohulClK 調子悪くて回線きれたので、IDかわりましたが 976= 960です。
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ホラー漫画絵本奥 772 :名無しの心子知らず:2009/07/16(木) 14 20 56ID swwbc0HJ 流れに沿った話を投下。 一部マニアに大絶賛のマイナーホラー漫画絵本(オク値\18000送料別)を 娘の同級生母に盗まれた。 なくなったことに気がついてから3日間必死に探した。 出てこなくて警察に届けるか、と思いつめた四日目、A奥が旦那と舅、義弟と来訪。 玄関たたきで彼女が土下座。ガツガツ頭?額をタイルにぶつけてマジ平謝りした。 菓子折り3つ(東京ばな奈・東京ラスク・雷おこし)をいただき、 みっちり梱包されてお守りと絵馬がセロテープで貼られた本を返された。 犯人がA奥だったんだ。 ひたすら謝る旦那さんが説明をしてくれて、「申し訳ありません」を連呼。 被害届や賠償も甘んじて受けるとひたすら低姿勢。 一度切ります。 778 :名無しの心子知らず:2009/07/16(木) 14 31 05ID swwbc0HJ A奥が頭上げて「あれは娘が」「返したんだから」と言い掛ける度に 義弟さんが再度土下座強要。 舅さんも鬼の形相で杖をガンって地面を打って嫁を睨む。 私は本が帰ってきた安堵もふっとんだ。 本をくすぬた3日間(正確には1日目だけで)姑さんが心筋梗塞で倒れて119、 危篤→何とか持ち直す。 義弟の嫁が車に跳ねられ、片足切断。顔も無惨に。 義妹が出張先の某国で誘拐され、現在身代金交渉中。 全部当日進行中の大問題を抱えていた。 全員.A奥の嫌いな人&彼女のだらしがないところを叱ったり比べられてる人ばかり。 旦那さんは妻が「あの本を盗んでから幸運ばかり」と喜んだ話を 娘さんからきいてしまった。 しかも娘さんから呪われた本のことまで。 779 :名無しの心子知らず:2009/07/16(木) 14 34 55ID LlykaNJg 基本いい人に呪いかかってんのがヤダな…。 780 :名無しの心子知らず:2009/07/16(木) 14 36 46ID T7myfywH ネタくさすぎ。 そんな呪いがあったら今頃テレビ沙汰だよ。 782 :名無しの心子知らず:2009/07/16(木) 14 37 25ID 3elqA0XL 呪いは盗んだ本人に行ってくれないとな 786 :名無しの心子知らず:2009/07/16(木) 14 42 56ID swwbc0HJ 遅くてすみません。続き。 私の娘から娘さん、 「あの本は呪われているから、お札と一緒にしまっておかないと 家族に悪いことがある」 って聞き、ママが嫌っていた元ノラの飼い犬が死んだ理由を パパに泣いて訴えたんだと。 オクの注意書きにもどこそこ系列の神社のお札と保管、作者の墓参り必須 などあった曰くだらけの本でした。 作者も原稿完成直後に変死してるし、製作中に家族や周囲が バタバタ死んでるそうだし。 そういう話をしたら、ますます旦那さんうなだれてました。 私が直接関わったのはこの日だけで、後はA奥が離婚されたこと。 残念ながら姑さんが寝たきりになって葬式を出してたこと。 (同居家庭でした) 義弟さんの奥さんが回復したけど、子供が望めなくなりA娘ちゃんを養女にしたこと。 (新たに三家族同居に) 義妹さんが色々あったけど、無事解放されて一度顔を出しに 来ていたことだけ知ってます。 子供同士は今でもそこそこ付き合いがありますが、何となく 深く関われなくて疎遠です。 長文で遅くてすみません。 以上です。 789 :名無しの心子知らず:2009/07/16(木) 14 48 37ID 0N7styMM 事実は小説より奇なりって言うし、 何があるかわからんものよ。 792 :名無しの心子知らず:2009/07/16(木) 14 57 35ID swwbc0HJ 勝手に補足します。ウザかったらスルーしてください。 1、民放の怖い話特集の特番みたいなのに取り上げたいので 貸してくれってたのまれたことあります。 出版総数が少なくて国会図書館にも現物?完全な状態のがないらしいです。 2、義妹さんは国際結婚されたので、日本人としては報道されてません。 でもニュースになってましたよ。 当時独立云々で国際ニュースになってた国のです。 誘拐は同僚と一緒で十云人被害にあってました。 3、A奥の両親も旅行先で亡くなってます。これは離婚後。 呪いかどうかは不明です。 4、あと、A家の水道関係がトラブルがあってもらい風呂してたそうです。 修理が入る前に勝手に直ってたそうです。本返してくれた途端に。 十云年前の話です。 私自身はオカルト的なことはほぼ信じてません。 ただ浮かれて泥行為を自爆したり、嫌いな人の不幸を喜んだ Aが愚かだなと思うだけ。 連想から思い出して投下しました。 手際が悪くてすみませんでした。 798 :名無しの心子知らず:2009/07/16(木) 15 16 12ID ctUd2Y3R ヤフオクって確か来月で丸10年だったはず。 808 :名無しの心子知らず:2009/07/16(木) 17 18 28ID gvyn1sKr 798 オク値と書かれているが、オクで落としたとは書いてないよ。 貴重性を認知してもらうために、今のオークションでの値段ということで書いたんでしょ。 次のお話→PS3泥ママ(830)
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621 :名無しさん@HOME:2012/01/23(月) 05 50 11.95 0 旦那弟がはっちゃけてトメを引き取ってくれたことには感謝してるw 622 :名無しさん@HOME:2012/01/23(月) 10 23 12.80 0 あらw ぜひkwsk 621623 :名無しさん@HOME:2012/01/23(月) 15 39 20.92 0 622 たいして面白い話ではないよ 兄→大学院まで進学後就職 弟→高校卒業後就職 いつまでも学費かかるし、仕事につかないし、やっと就職したと思ったら地元じゃないし お兄ちゃん役立たずフンガーッ!って言って 結婚して家を建てると同時にウトメ引き取り同居開始 その後、長男結婚と同時にウトあぼーん 半年後、弟離婚 新しい嫁が来てトメとの同居継続中 実はトメは別に自宅を持ってて、 せっかく同居しようって言ってくれてるのを断るのもねー… でも一人の方が気楽で良いわー 弟子ちゃんの子守も楽じゃないし とか零してるし、自活出来ない状況でもない それがわかってるから長男である旦那はトメを放置してるんだがw 長男嫁である私は義弟さんの家だからーwと年一回しか顔見せに行かず 行っても数時間で帰る 引き取って面倒見なければならない心配もないので おかげさまで気楽にやってる、というわけ624 :名無しさん@HOME:2012/01/23(月) 15 45 00.37 0 はっちゃけ次男の犠牲にされた後妻カワイソスと思ったが、 弟子ちゃんの子守も楽じゃないし ということは、義弟嫁も同居トメに利用価値があるってことだねw なら別にいいか。 625 :名無しさん@HOME:2012/01/29(日) 08 45 21.47 0 うん、余計な口出さずに今のスタンスで行ったほうが賢いと思う。 でも弟の最初の離婚の原因が気になるな。同居かもしくはウトが理由ならいいけど。 次のお話→628
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スレ1-481 481 :名無しさん@HOME:2005/09/20(火) 22 29 17 義弟嫁は掃除が出来ない。TVでも「掃除できない女」って 特集組んでるけど、まさしくあれです。 でも彼女は結婚して15年経つけど、掃除しなくなったのは ここ5年くらい。何があったのか分からないけど2人の子供が可愛そう。 喘息とアトピーになって年の半分は入院してる。 医者からもハウスダストと指摘されてるのに。ゴミ、ホコリ、カビはもちろん 数ヶ月前に使った食器がごろごろ、トイレは公衆便所よりひどかった。 見るに見かねて義弟親・義弟嫁親が押しかけて掃除をしようとしても 鍵かけて出てこない。 私も仲が悪いわけでは無いから「掃除手伝うよ。子供達が可愛そうだからね。」 といっても「あの子達の喘息は生まれつきだから」と。 これ以上の口出しはおせっかいかな?と考えちゃうよ。 482 :名無しさん@HOME:2005/09/21(水) 00 24 31 義弟さんはどうしてるのですか? 義弟嫁さん、外出はしていますか? してなかった場合、ひょっとして引きこもりかなと、思うのですが。 最近、引きこもりの主婦も増えている様ですし。 義弟嫁さんの様子によっては、単に片付けられないだけでなく、 精神的に問題を抱えてしまっているのかも知れないですね。 押し掛けると警戒されると思うので、 義弟さんに他の用件で呼び出してもらう等して、何とか、 家の外ででも話し合う機会がもてるといいですね。 483 :名無しさん@HOME:2005/09/21(水) 03 11 44 481 身内にさらけ出すのは抵抗あるんだろうね ダスキンを手配してあげるのが良いとおも。 484 :名無しさん@HOME:2005/09/21(水) 07 28 39 レスありがとうございます。 482 仕事もしてるし家事があまり好きじゃないから 外食、飲み会、旅行は出かけ放題です。お金はあるから。 身なりもブランドでばっちり。美人だしおしょれですよ。 義弟も何度も話し合ったけど駄目みたいで、夫婦仲も悪くなりました。 483 ダスキンは親達が全額負担するから、といったけど「人の家庭に 口出しはしないで下さい!」と断った。子供の友達や親達が入り浸りなので (あの中にいられる人は少ないのですが)抵抗はないよう。 なので、周りがあまりしつこくするのも可愛そう、と 「様子見てあげて、距離を取ってあげて」と義親を説得してたのですが 一向に変わらないので「いつまでほっとかせる気だ!」と私が責められてます。 無責任だけど、彼女が変わらない限り周りでいろいろ言っても 駄目なような気がする、と私までこの件では目をそむけ始めてる状態です。 485 :↑:2005/09/21(水) 07 35 26 連投スマソ。481です。 番号入れ忘れました。 私ももう少し考えてみます。彼女が親戚付き合いに 支障が無いように、出来るだけクッションの役割になれたらいいなと思ってます。 486 :名無しさん@HOME:2005/09/21(水) 10 11 26 なんか嫌な義兄嫁だ。クッションはやめてほっといた方がいい。 もっと何か確執があるんじゃないかと想像してしまう。 きっと義実家一家が嫌で、それで夫婦仲がこじれて、家事するのが嫌になったんじゃないか。 でしゃばらないでほっとけ。 487 :名無しさん@HOME:2005/09/21(水) 10 22 48 486の言い方はきつすぎるけど、実際放っておいてもいいんじゃない? 義弟嫁に恨まれても面倒だし、義弟夫婦の子供は可哀想だけど その子達を守るべく義弟嫁と戦わなきゃいけないのは義弟なんだし。 481は自分から面倒に首突っ込もうとしてる気がする。 490 :481:2005/09/21(水) 13 34 46 これが実の妹ならガツン!と言えるんだけど、遠慮してる部分がある。 彼女は実家とは仲が悪くなり、義実家(我が家)にいる方が多い。最近は 台所も使えない状態なので週に2~3回は来てる。義父母とは本当の親子のような 関係で、家で作れ!とボロクソ文句いわれても「ハイハイ、しつこい」と聞き流す。 全然付き合いが無いのなら完璧ほっとくけど、夕飯時は常にこの話題なので 私も自分の悩みのような錯覚に陥ってる気がしてきた。 クッションとはそういう意味であって、彼女が距離をおいてるなら完璧ほっとく。 かかわりが無いから。叱られても義実家に来るのが不思議。 今晩も夕飯食べに来るらしいので直接話してみようと思う。 「家に来て毎回毎回同じ事言われて気にしていないなら、 私ももう首突っ込まない。ただ、義弟嫁ちゃんが家に来ると常にこの話題。 来ていない時でもそういう話になる。もう聞くのが辛い。ほっといてほしいなら 義親、我が家とも少し距離を置いてた方が皆の為だ。」と。 492 :名無しさん@HOME:2005/09/21(水) 14 03 19 490 ガンガレ~ 後日談キボン 義弟がどういうスタンスなのか気になる 496 :名無しさん@HOME:2005/09/21(水) 14 18 50 490 夕飯ださなきゃいいじゃん。 497 :481:2005/09/21(水) 17 20 55 orz orz あのあと義弟嫁に電話して「話があるから私の方に先に顔出して」といった。 「何、今聞きたい」というから思い切って気持ち伝えました。 そしたら、、ビックリ!ショック!いくら2ちゃんでも全ては語れない内容です。 うまく伝えられないかも知れませんが、簡単に詳細伝えます。 結婚後、義弟嫁元彼と浮気、長女は浮気相手の子。数年関係があったが義弟にばれ 離婚騒ぎになる。 義弟嫁は浮気相手と結婚の約束をしていたが、離婚騒ぎがばれて捨てられた。 子供2人の親権は義弟が譲らず、義弟嫁が土下座をし条件付の結婚生活を続ける。 子供が成人したら離婚、家庭内別居、義弟に女が出来ても口出ししないと。 義弟嫁は子供の為に条件を飲んだが、最近は義弟の心まで取り戻したい、と。 義弟浮気はしていないが、2人の時に会話が無い、自分が悪いから仕方ない。 家事をしないのは嫌がらせのつもり、と。(逆効果と言ってやりました)、、 実家の親にはばれて絶縁状態、ここに(我が家)来てればバレた時に助けて くれるかも、と考えて絶縁はしたくなかった、と。 馬鹿家族とお笑いください。あまりの恥ずかしさにこられない、とも思いましたが カキコした以上、、、。 これからどうなるのかは、もう知りません。義弟嫁も見守っててくれればいい というので、この件は夫婦に任せます。 家は綺麗にすると約束してくれました。夕飯は外食してもらう事にしました。 498 :名無しさん@HOME:2005/09/21(水) 17 26 28 バカ女の極致か・・・ そんなのと親子になってしまった子供達、親戚になってしまった 481に超乙。 499 :名無しさん@HOME:2005/09/21(水) 17 31 32 497 うわー その状況でよく夕飯外食にするの取りつけたね。乙彼。 503 :名無しさん@HOME:2005/09/21(水) 22 51 58 義弟は自分の子じゃないのに、親権譲らないのは何故? あと、結婚の約束してたのに、離婚騒ぎがばれて捨てられたのも。 結婚したいなら、離婚するのは願ってもない話しなんじゃ? 505 :名無しさん@HOME:2005/09/21(水) 23 47 03 名無しに戻りました、、。 レスありがとう。ウザイでしょうがもし答えられる人がいたら教えてください。 この時間になってやっといろいろ冷静になって考えられたけど私騙されてる? 503の言う通り義弟が2人の親権ほしいのは何で? 結婚の約束って、、実は騙されていたのでは?(相手も家庭があるから) 義弟は相手から慰謝料取れるのでは? 「義兄さんと親にはまだ言わないで!」と言われたが、私は旦那に内緒でいいの? 義弟の話も聞かないで全面的に信じていいの? 考えれば考えるほど訳わからん。実際に旦那と2人で義弟に真実を聞きたいが 止めた方がいいの?スルーが1番?私達夫婦は真実を知る必要性なし? 旦那まだ帰ってこないよーーorz 506 :名無しさん@HOME:2005/09/22(木) 00 07 20 497 もうほっとけば? 家を綺麗にしてくれる事と外食の約束は取り付けたんでしょう? あなたに実質火の粉が降りかからないなら関わらない方が・・・ ヘタに巻き込まれてあなたの大事なもの (旦那さんとの仲とか、義両親との関係)を失う事にもなりかねませんよ。 507 :名無しさん@HOME:2005/09/22(木) 00 21 46 506 そうだね、怖いもんね。 嘘でも本当でも、スルースルーと。 我が家の平穏守れるなら、そうします。 あー、そう考えたら気が楽になりました。アドバイスありがとうございました。 Next→1-519
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14 :名無しさん@HOME:2008/06/26(木) 09 20 28 O スレ立て乙です。 前スレの閉め出された人です。 住んでるのは田舎じゃなく23区です。 昨日トメがアホ程ゴミを出したので両手埋まってたんですよ… トメがパン食べたいけど何が良いかわからないと 言うので携帯と財布ケツポケ突っ込んで、 両手にゴミだったんで鍵はトメにたのんで、 近所出るのも恥ずかしいような子汚いジップアップを着てたので 脱いでTシャツハーパンで出掛けたんです…油断してました。 何度電話してもピンポン鳴らしてもトメは電話出ませんでした。 多分計画的な行動だと思います。 もうトメ追い出そうかな…家は私の両親から贈られた物だし。 トメの地元でもあるから一人暮らしでも問題ないよね? 犬が可愛い過ぎる。 ババ様既に6人集まっていますよ…皆さん物凄くwktkしてます。 では、ババ様茶談会に戻ります。 17 :名無しさん@HOME:2008/06/26(木) 09 24 07 O 今日昨日と連日旦那は大阪へ半日出張なんで6時には家出てしまいました。 マヤマヤしてからまた後で来ますね。では。 18 :名無しさん@HOME:2008/06/26(木) 09 25 43 0 今のうちにトリップつけて欲しい。 19 :名無しさん@HOME:2008/06/26(木) 09 37 35 0 よく考えたらDQ返しはこれからやる(予定?)なんだね。 じゃあトリは「これからDQ嫁」とかどうだ。 20 :名無しさん@HOME:2008/06/26(木) 09 39 27 0 14 ネタじゃなければ、今日にでも追い出せ 荷物はトランクルーム、ウイークリー1ヶ月契約でたたき込むのはデフォですよ! 21 :名無しさん@HOME:2008/06/26(木) 09 41 10 0 トメ、突然あぼん、だったりして・・・ 381 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 09 57 43 O 昨日の閉め出しの結果書きにきました。両親は健在です。 父からは嫁に行くならもううちには戻るな、 住む所さえあれば仕事さえ選ばなければ生きていける、 親の仕事はこれが最後だから後は自分で頑張れと 結婚を決めた時に家を貰いました。 皆さん凄いですね。倒れてる事も考えるべきだったのか~ トメのような年寄りと暮らす事自体初めてで、 両親はまだ50になったばかりでアクティブだし、 祖父母は幼少期に亡くして老人とほとんど 接点がないまま生きていたので考えつきもしなくて… 井戸端ババさん達と一緒になってやれプールだ宴会だ観劇だと遊び回ってた トメなんで健康状態に不安はなく、想像してもみませんでした。 こんなんじゃ同居自体向いてなかったのだと考えを改めさせられました。 382 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 09 59 29 O ババさん達は口々に閉め出しは嫁いびりだと言うのです。 普段から私の悪口ばかり言っていたそうです。 皆さんのレスを見て倒れてるかもしれないとババ一同に言うと鼻で笑われ そんなに言うならと自宅に行く事に… 私が所用が出来たからまだ戻れないとフェイントのごめんねメールを送り ババ一人がわが家で集まりたいと電話しました。 トメが私の連絡をスルーしてもババの連絡には応答してたのはむかっとしました。 ババ様達は時間差で家に行き、私は最後のババと家に戻って 私が戻ってからはトメを糾弾するような雰囲気になりました。 トメは反論として私への色々不満を言っていましたが 私としてはちょっと理解出来ない感じだったので義理姉さんと 義弟さんにトメさんを引き取って貰いたいと連絡を入れました。 どちらも嫌がりましたので二人に引き取り先を探して貰い 一時的にトメの妹さんのお宅で預かって貰える事になりました。 384 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 10 01 53 O トメを送り届けてくれる義理姉さん義弟さんの到着を待ちながら ババさん達とトメの荷物をまとめている時に旦那が戻ってきたので 旦那にトメの説得を頼んで荷造りを続けました。 旦那も今すぐ追い出す事には難色を示しましたが ババ一同から語られるトメの嫁の悪口や嫁イビリ武勇伝に 怒ったり青くなったりしながらトメを叱っていました。 18時すぎに義理姉さんと義弟さんが着いたのでトメを頼んで送り出しました。 トメの武勇伝は話半分くらいの誇張されたもので 私達のいさかいもちょっと反りが合わないから 気を遣うかもと感じるくらいの事だったのに トメはみんなに凄く責められてました… 387 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 10 04 41 O トメがババさん達に言ってた反論でどこが痛いと言っても 嫁が気遣ってくれない病院に行こうとも言わないと言ってて 思い返すとトメが膝が痛いと言えば それだけ遊び回っていれば私だって痛くなるよ しばらくゆっくりしてたら治るよ~位しか言わず 風邪気味だと言われたら果物と生姜系スープ食べさせて、寝てなよ~、でした。 トメは病院に連れて行って貰いたい、労って貰いたいと言っていますが 薬には余り頼らずに、長引く場合や不安があったり どうしようもない時だけ病院に行く、という考え方なので トメの思うようには動いてあげられないし ここの皆さんみたくトメの体調を心配したりするが出来ない 想像力も経験も欠けた人間なので、これから先私の気のまわらなさで トメ何かあったら怖いしこのまま同居続けるよりは トメの為にも良かったのかな~と思ってます。 長くなりましたが終わりです。 昨日は風邪っぽかったので早く寝ちゃいました。 気にかけてくれてたのに報告が遅くなってごめんなさい。 388 :閉め出しされました:2008/06/27(金) 10 06 36 O 386今からでもコテトリ必要ですかね? 終わったな~と思ったんですが… 389 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 10 06 49 0 旦那さんもついでに数日追い出しちゃえば? 嫁さんのありがたみわかるでしょ 391 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 10 07 07 0 乙 ゆっくり休んでね 父上から贈られた家にトメは二度と入れるなよ 392 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 10 07 35 0 締め出されさんの文章、 ものすごく思いつめてたような印象。 言いたいことを心の中に一杯溜めてない? 自覚していないだけで。 ここで離れたのは正解だと思うよ。 このままなら、壊れちゃってたかもね。 393 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 10 08 12 0 締め出しさん、トメさんが戻ってくる気配は? 少しでも可能性があるなら、コテトリつけてね。 394 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 10 10 06 0 トメはちやほやしてもらいたかっただけなんだね。 歩けない訳じゃないんだから自分で病院に行けばいいだけ。 風邪気味くらいで病院行ったら余計な病気もらいそうだけどなー。 395 :閉め出しされました ◆gtRlDZ3U4Y:2008/06/27(金) 10 11 24 O 脳梗塞などは生活習慣に由来する事が多いようなので 気を配ってはいましたし、病院にあまりかからない生活なので 素人判断から最悪の自体を起こしたら怖いので 定期的に検診は受けるようにしてます。 旦那追い出す!?え…私甘い対応でした? ちょっと厳しくしすぎたかなって思ってたんですが… 398 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 10 15 56 O 閉め出され嫁さん 大丈夫だと思いたいけどトメは合い鍵持っていってないよね? たぶんトメ駆除後は鍵も付け替えてると思うけどご用心を。 心おきなくのーんびり休んでね。 403 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 10 22 19 0 まさかと思うけど、家の名義を旦那さんに変更してないよね…? 404 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 10 23 54 0 たぶん泣き落としで再同居狙ってくると思う。 だってトメ姉や他の子の所より 閉め出され奥の所が一番居心地良さそうだもんw 再同居したら嫁イビリが周囲にばれないよう 陰湿化するから全力でかかわり拒否れ。 405 :閉め出しされました:2008/06/27(金) 10 26 11 O 思いつめてるようですか?自覚がないのでちょっとわからないです。 同居の経緯は義理姉さんと義弟さんが実家を出る事になって トメ一人で暮らすには広すぎる部屋だし、トメの年齢で 独居だと賃り替え先もなかなか見つけられなかったので トメに頼まれて同居しました。 旦那は余計肩身が狭くなるし私の父に何と思われるか…と言ってましたが 実家の更新を前に行き先がなくらるトメを放ってはおけなかったようです。 明日明後日に旦那と鍵屋調べてみますね。 いつの間にかトメが居たら怖いですもんね… 409 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 10 29 38 0 嫁の家にトメ同居を許した嫁に トメは感謝すべき(少なくとも嫌がらせするべきではない)のに おバカちゃんなんだね…。 410 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 10 30 35 0 405 なぜ明日明後日w 今日、一人で調べることも出来るよ。 414 :閉め出しされました:2008/06/27(金) 10 38 57 O 最悪のケースを想定しなきゃならない位の事なんだ… なんかちょっと怖くなってきたので色々考えてみます。 家の名義は私のままです。 父から何度も旦那が借金しようが何しようが担保に入れるな、 名義は変えるなと言われてるのでこれから先も変えません。 トメが間違って配線一本捨ててしまったんで、 明日か明後日に買いに行く事になってたんです。 そのついでに鍵屋に行こうかなって思ってました。 今家開けるほうが怖いのでやっぱり明日以降になるかも。 けど出来るだけ早く変えます。 他の方の邪魔になっても申し訳ないのでこの辺でおわりますね。 皆さんどうもでした~ 416 :閉め出しされました:2008/06/27(金) 10 40 31 O 414PCの配線でした。 では失礼します。 447 :閉め出しされました ◆gtRlDZ3U4Y:2008/06/27(金) 13 30 02 O なんか荒れるような流れにしちゃってごめんなさい。 確かに流されやすいと思います。 最初は閉め出されてトメにいらいらしたり、電話もピンポンも 無視されて嫌われてるんだと悲しくなったりしてたのが 周りの同情を得てからは被害者の立場に甘んじているし… 自分が悪者になるのを無意識に避けて周りの人達に乗っかって 私だけは安全な立場を取っていたので我ながら小ずるいなと思ってます。 父は生きてます。 父からは過保護を通り越して溺愛されていたので さっき書いた父の言葉は 結婚なんてさせずに手元に置いておきたい けど結婚するなら幸せになって欲しい、万が一の事もあるんだから 自分の反対を押しきるくらいの覚悟なら最後まで貫け っていうような言葉と一緒に言われました。長くなるから省きましたが… 父の中で私は純真無垢な娘のままだけど、 結婚出来るような年齢だし、それなりの打算も打てるような 大人にはなったと自分の事は感じてます。 お恥ずかしい…賃貸の借り換えです。すみません、賃貸って打って そのまま付け加えたからおかしな文になりました。 448 :閉め出しされました ◆gtRlDZ3U4Y:2008/06/27(金) 13 31 51 O 今までの姿を見てると、私的には トメはちょっと自己中な人という感じだったのですが ここで皆さんに言われた事や今回のトメの言い分から 思い通りにならないと意地を張ったり懲罰的に意地悪をする人だったのだと 身内贔屓を無しに見る事が出来るようになりました。 今後は当たり障りがない程度の関係に留めます。 色々とご心配頂き申し訳ありませんでした。 今後はきちんと考えて自分で行動を起こすようにします。 449 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 13 36 20 0 このまますぐ信頼できる鍵屋呼んでね。 450 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 13 40 01 0 姑も根性悪だけど癌はダンナさんだよ でもまあそれを許しちゃってるからそれはそれでいいのかなw 溺愛してくれた父親を悲しませるような生活だけはしないでね 451 :名無しさん@HOME:2008/06/27(金) 13 54 30 0 お父様の親心を無にせんといてね。 次のお話→59
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スレ6-923 923 名前:名無しさん@HOME mailto sage [2007/02/23(金) 22 40 02 ] 義父母になぜか義弟嫁実家に年賀状を出すことを強要され、 年一回のことだからと義弟嫁が嫁に来てからこの4年間、 年賀状を出し続けている。 しかし義弟嫁実家から年賀状が届くこともないし、 私の実家宛に義弟夫婦が年賀状を出しているわけでもない。 なーんか腑に落ちないなぁと今年の正月、義弟嫁に言ってみたら 突如相手がキレた。 ・義兄夫婦が実家に帰って来ないから次男である私達夫婦が 同居する羽目になった。 ・それなのに、子供の祝い事は義兄夫婦がしたことはお前達もしろ、 しなかったことは絶対にするなと口を出される。 そのせいで宮参りができなかった! ・その上、子供の名前も義兄夫婦の所と同じ漢字を使わされた。 ・おまけに同居をしているから私の両親が気兼ねして満足に孫に 会いに来れない。 ・仕方ないのでこちらから孫を会わせに行こうとすると 『長男嫁は滅多に実家に帰っていないのに、次男嫁のお前がなぜ頻繁に帰ろうとする』 と厭味を言われ帰りづらい。 ・以上のことをトータルして私も私の両親もあなた方夫婦にとても腹を立てている。 とまくし立てられたが、同居を勝手に決めたのは乳離れできていない 義弟なんだけどな~。 私達も事後報告しかされてないわいw 名前も宮参りも里帰りも、私が悪いのではなく、義弟が悪いと思うんだが。 あんなアホでマザコンの男に丸め込まれている義弟嫁とはきっと一生相容れないと思う。 とにかく新年の挨拶はもうしませんわ~。 924 名前:名無しさん@HOME mailto sage [2007/02/23(金) 22 52 34 ] ウトメが悪いんじゃね 奴隷になってる義弟嫁もアフォ 925 名前:名無しさん@HOME mailto sage [2007/02/23(金) 22 53 15 ] 923 ぜひ 923には 「私達夫婦に腹を立てられても…。 私達がわざとやってるわけではないですしねー。 同居も義弟さんがしたいと言ったみたいですし こっちも事後報告しか受けてませんけど?どうしたら満足なの? 私達夫婦じゃなくて、ウトメや義弟に言うべきでしょ。 それで筋違いな逆恨みしてるから、年賀状もろくに返さなかったわけか。」 とでも言ってもらいたい。 926 名前:名無しさん@HOME mailto sage [2007/02/23(金) 23 10 00 ] 923 うわー、それってうちの義兄嫁におんなじ様なこと言われたー。 違うのはうちら夫婦が結婚する前に義兄夫婦は既に同居してたってことくらいか。 八つ当たりだよなー。 932 名前:923 mailto sage [2007/02/25(日) 01 16 08 ] 義弟嫁実家とはこの先いつになるやら分からないウトメの葬式の以外では会うこと はないだろうからスルーすることにしました。 私には何の関係もない赤の他人ですのでw 義弟夫婦はパラ同居なのですが、義弟は私達には隠しており(新居のための敷金 礼金がもったいないとトメにもらして、じゃあ2階を改築してあげるからという流れに なったということはトメから聞いて知っている)、義弟嫁にいたっては 923に書いた通り、 長男夫婦が別居したいが為のスケープゴートにされたと思い込んでいるなんとも痛い夫婦なので、 放置してそのまま介護要員に仕立て上げようかと企んでいます。 あ、あと義弟嫁は第一子を3ヶ月で流産しており、これも同居を押し付けた私達が 原因だと言っておりました。 結婚後起きた嫌なことはすべて私達夫婦のせいだそうです。 もう、なんと言ったらよいのやら。 934 名前:名無しさん@HOME mailto sage [2007/02/26(月) 02 23 11 ] 932 ウトメ葬式以外で会うことないならいいんじゃん 電話がきたりするなら、でなきゃいいだけだよ 935 名前:名無しさん@HOME mailto sage [2007/02/26(月) 12 42 53 ] 同居してる嫁って性格ゆがんでくるよな。僻みっぽくなるし、勝気になるし。 あ、うちの義兄嫁がそうでさ。 Next→スレ7
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スレ1-864 859 :名無しさん@HOME:2005/11/05(土) 16 50 46 来年義弟嫁さんが2月に出産予定 私は7月頃出産予定 生まれても子供達の学年が違うのでホッとしました。 お互いの子供が同い年だったり年子の方で嫁同士の面倒くさい事ってありますか? 860 :名無しさん@HOME:2005/11/05(土) 17 34 01 卑屈な方が妙に張り合う 864 :名無しさん@HOME :2005/11/05(土) 18 44 42 859 うちは同級生だよ。 しかも予定日近かったけど義兄嫁が妊娠中毒症で長期入院して 緊急手術となったために誕生日が1ヶ月ほどずれた。 急遽帝王切開・男児誕生・ミルク育児で 妊娠中に夢を語ってた自然分娩・女児希望・母乳育児が出来ず 私が自然分娩・女児・完母な為にすごいライバル心をむき出しで怖い。 うちは2人目だったから良かったものの、お互い初産同士だったら もっとすごいことになってそうだったかも・・・。 865 :名無しさん@HOME:2005/11/05(土) 19 28 56 864 出産状況とか育て方の大変さだけで張り合ったりする人もいるんですか・・ 比較的近いところに住んでるのですかね? 私はかなり離れてるので会う事はほとんど無いのですが 子供は同級生同士にはさせたくなかったから本当に良かったと。 >私が自然分娩・女児・完母な為にすごいライバル心をむき出しで怖い。 ってすごいですね。そこまで相手の事が伝わるのでしょうかね?? 866 :864:2005/11/05(土) 19 57 03 865 >私が自然分娩・女児・完母な為にすごいライバル心をむき出しで怖い。 義兄嫁がトメから私が自然分娩で女の子を出産、完母で育ててると 報告されたらしく、義兄嫁が義兄にどなり散らしたそうです。 (義兄嫁は緊急帝王切開でパニックになりながら出産、 低体重児で吸う力が弱いから搾乳して哺乳瓶であげたが出なくなり完ミに。) どうして私ばかりがこういう目にあうのか!と・・・。 それ以来、うちの子供の首のすわりや寝返りなどの成長具合をトメに聞いてるとのこと。 義兄がうちの旦那にこういうことがあったと別件で電話があったときに 話のついでに聞いたそうです。 トメはトメで私に「本当無事に出産できて良かったね、 しっかりとした赤ちゃんで良かったわね ○○ちゃんところは小さいから・・ウンヌン・・」と言うので きっと義兄嫁の前でもかわいそうと同情心丸わかりな態度で 接してるんでは?と思ってます。 >比較的近いところに住んでるのですかね? トメと義兄達は近所なんですが、私は離れているんです。 ほとんど会うことも無いのですが、義兄嫁はわざわざトメから話を聞いて 見えない相手にライバル心ムキだしにしてる状態だと思います。 変な文章になってしまった・・・スマソ 867 :名無しさん@HOME:2005/11/05(土) 20 37 36 866 865です。 なんかややこしい義家族ですね。 私のところもややこしいのかも・・義弟夫婦が同居中ですが、 同居の事以前に義弟夫婦仲や義弟さんの仕事の問題があって 大変そうなので義嫁さんに会う時は少し気を遣います 出産も子育てもどんな感じになろうとも、距離があるので義家族に邪魔されない 今の環境をありがたいと思わないといけませんね 868 :名無しさん@HOME:2005/11/05(土) 21 18 21 866 原因は間違いなくスピーカーのトメ 869 :名無しさん@HOME:2005/11/06(日) 00 41 24 868 はげ同。 息子二人で〆た方がいいよ。 じゃないとずっと続くし、反対の思いをさせられることもあるかもよ。 Next→1-884
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スレ15-462 462 :名無しさん@HOME:2008/09/26(金) 18 28 05 0 うちの義弟嫁も浮気した。 で、離婚したのは…うちら夫婦だったw 私はすっかりDQ扱いでしたよ。 463 :名無しさん@HOME:2008/09/26(金) 18 31 22 0 なんで? 義弟嫁の浮気相手が旦那さん? 464 :名無しさん@HOME:2008/09/26(金) 18 47 06 0 いや、違うんだけど簡単に書くと 義弟が薄給・子供が2人で生活が苦しいので義弟嫁パートに出る →パート先の人と浮気 →パートに出たから浮気をした、でもパートに出たのは義弟が薄給のせい →パートに出たい(出したい)けど出られない(出したくない) →私達に援助要請 という流れです。 しかも私の給料半分を出せと。 嫁という同じ立場だからお金だって平等に半分だと。 こんな意味不明なことを私以外が皆賛成した。 で、ぶち切れた私が「子供がいるってだけでやりたい放題だなw」と 暴言を吐いた事によって義弟嫁の浮気云々はどこへやらとなりました。 465 :名無しさん@HOME:2008/09/26(金) 18 50 31 0 旦那異常だね。 離婚してまで、仕事に出たら浮気をする義弟嫁をかばうなんて凄すぎる。 今は旦那が援助しているの? 466 :名無しさん@HOME:2008/09/26(金) 18 58 25 0 465 義弟嫁をかばって離婚と言うよりは暴言を吐いた私にビックリ& こんな口汚く人を罵れる人なんて…という感じで私に対する愛情の バロメーターが下がったって感じですかね。 旦那は私の事を強くて優しく人として尊敬できる人だと言ってましたから。 旦那がその後援助したかどうかはわかりません。 467 :名無しさん@HOME:2008/09/26(金) 19 03 10 0 そういうDQN達と縁が切れるように神様がして下さったんだよ。 468 :名無しさん@HOME:2008/09/26(金) 19 04 23 0 乙です。 暴言なのか…。 収入の半分奪われて切れない人がいるんだろうか。 この場合、慰謝料はもらえたのでしょうか? 469 :名無しさん@HOME:2008/09/26(金) 19 14 05 0 それが暴言なら義弟以下全員による搾取は暴挙だと なぜ気づかないんだ 470 :名無しさん@HOME:2008/09/26(金) 19 16 52 0 慰謝料云々の話はありませんでした。 もらうつもりも払うつもりも私にはありませんでしたが ただ貯金はどうしようかな?と思い旦那に話をしようとしたけど 「好きなだけ持って行けばいい。金の話はしたくない。」と話合いを 拒否されましたし。 旦那にしてみれば私は金を出したくないが為に人にひどい事を言える 守銭奴だと思ってみたいですからね。 なんか思い出したらちょっとヘコんできた…。 471 :名無しさん@HOME:2008/09/26(金) 19 30 00 0 人を表面でしか捉えられない可愛そうな旦那さんでしたね 472 :名無しさん@HOME:2008/09/26(金) 20 25 07 0 お金の話はしたくないって、家族で生活していくために結婚したんじゃないの? なんて、ドリーマーなんだ。 生活なんてきれいごとじゃないと思うけど。 子供みたいな旦那さんでしたね。 乙でした。 473 :名無しさん@HOME:2008/09/26(金) 21 28 04 0 情だけで物を考えるにしても、何で嫁にたかるのか不思議だね。 結婚後も働くにはそれだけのスキルが必要で 464さんは とても堅実な生き方をされてきたのに…。 それに普通は子供の人数だって所得にあわせて考えるものだし。 義弟嫁さんは、パートぐらいしか出来ないほどスキルがなくて 旦那が薄給でも子供産んじゃうほどお頭とお股がゆるくて ちょっと外に出ればすぐ浮気するほどヤリマンってことだよね。 普通、そっちにぶちきれるよね。 まあ、子供だって本当は義弟さんの子か怪しいだろうけどね…。 どう考えてもDQNな方を家系に残したいんだね。元義理一族は。 Next→15-477
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我々にはなんの奇異もなく見える事柄も、悟空の眼から見ると、ことごとくすばらしい冒険の端緒だったり、彼の壮烈な活動を促す機縁だったりする。 もともと意味を有(も)った外の世界が彼の注意を惹くというよりは、むしろ、彼のほうで外の世界に一つ一つ意味を与えていくように思われる。 彼の内なる火が、外の世界に空しく冷えたまま眠っている火薬に、いちいち点火していくのである。 探偵の眼をもってそれらを探し出すのではなく、詩人の心をもって(恐ろしく荒っぽい詩人だが)彼に触れるすべてを温め、(ときに焦がす惧れもないではない。)そこから種々な思いがけない芽を出させ、実を結ばせるのだ。 だから、渠(かれ)・悟空の眼にとって平凡陳腐なものは何一つない。 (中島敦 『悟浄歎異』より) ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ 辺りに、風が吹き抜けた。 それは涼やかな北海道の風でも、いわんや決闘の合図でもなかった。 ウェカピポの妹の夫とメルセレラ――、性別も生物種も武器さえも異なる両者の決闘は、その時既に始まっていたのだ。 場所はE-5の山岳西部。 時は午後4時を回って暫し。 立会人2名の心の準備もままならぬ間に、既に彼らの想像もつかぬ攻防が、その場では起こっている。 その熱風は、早くも攻撃を放っていた『煌めく風(メルセレラ)』の霊力だった。 ――『心撃つ風(サンペアクレラ)』。 彼女がそう呼称し絶対の自信を持つこの技法は、カズマの肺臓を一撃で爆裂させその胸部を一度は完全破壊せしめた霊力(ヌプル)である。 特定座標の空気のみを急速加熱・膨張させることで小爆発を起こす超精密狙撃。 肺、胃、腸の中など、そこに気体がありさえすれば、外面の防御力が一切通用しない内部臓器を直接狙って破壊できる必殺の攻撃であった。 「義弟さん――!?」 「妹夫(メイフゥ)!?」 轟く爆音と風に、立会人たちの驚愕の声がかかる。 そこに残っていたのは、無惨に爆散した義弟の姿――、ではなかった。 「回転には――、こういう使い方もある……ッ」 投球姿勢のように構えていたウェカピポの妹の夫の手元には、鉄球が回っていた。 回転は彼の皮膚を捻じり、複雑な皺の波紋を描いて全身に広がっている。 その皮膚のうねりに導き出されるように、彼の口からは空気の渦が吐き出され、肩口を超えて左腕の方へと流れていた。 スーツの左袖が二の腕で破れ、血を滴らせていた。 立会人のひとり、隴西の李徴が息をのむ。 その技術は、数多の書物において武術の知識を得て、ヒグマと化してからも幾多の戦闘を見てきた李徴子にとってしても、初めて目の当たりにするものだった。 「爆発の発生部位を、回転で移動させた――!?」 信じがたいことだ。 だが、彼が己の目で見たその事実に偽りはない。 ウェカピポの妹の夫は、自分の肺腑において急速加熱されるはずだった空気を、回転によって瞬時に上皮表面を伝わらせ体外へと流し、メルセレラの必殺の奇襲を退けていたのだ。 「あ、あ……」 その様子に感嘆を漏らしたのは、当のメルセレラだった。 彼女の表情に浮かんでいたのは怒りでも当惑でもなく、予想をいい意味で裏切られた、とでもいうような喜びだった。 「……防げる、のね? 受け止めたのよね、私の風を……、アンタは……」 メルセレラはヒグマだ。 その霊力による攻撃は、当然、義弟を仕止める気で放った一撃だった。 彼女の攻撃は、躱されたことこそあれど、食らわせてなお相手が立ち上がっていることなど、今までになかった。 それは彼女の初体験だった。 ウェカピポの妹の夫は、メルセレラの全力の思いを受け止めてなお立っていた、初めての生物だった。 知らず、少女の頬を涙が伝っていた。 魔法少女の契約を結び、アイヌ(人間)の少女の姿となっているメルセレラは、風を放った姿勢のまま、華奢なその足を震わせていた。 なぜこれほどまでに嬉しいのか、彼女は自分でもわからなかった。 「呆けている暇はないぞッ!」 「――はっ」 だがその時、ウェカピポの妹の夫は既に動き始めていた。 ステップを踏んで急速に間合いを詰めつつ、無事な彼の右手が振りかぶられる。 「『壊れゆく鉄球(レッキング・ボール)』!!」 「エヤイコスネクル・プンパ(風で体が浮き上がる)……!」 高速で擲たれた鉄球の上に、メルセレラの体が翻った。 魔法少女衣装の裾がはためく。 紺地に白の切伏と、炎のような橙色の染布が宙に舞う。 彼女の総身は一瞬にして手も届かぬ高空に浮かび上がり、吹き上がる気流にオレンジ色の髪を靡かせていた。 そして彼女は慌てて自分の目元を拭い、不敵な笑みを作って眼下の義弟を見下ろすのだ。 「アンタは、レサク(名無し)じゃないわ……! 認めてあげる! やっと出会えた……! アンタは、『プンキネ・イレ(己の名を守る)』に至っているアイヌよ!」 「届かないとでも思っているのか?」 だが、余裕と賞賛を以て投げられたメルセレラのその言葉は、彼女の油断と慢心以外の、何物でもなかった。 ――義弟は左腕を深く抉られた形になる。もはやまともに使い物にはならないだろう。 ――鉄の球を使いこなすそんな技術を持っていたのだとしても、銃弾より遅いそんなものに当たるはずがない。 ――ならばこれ以上やっても、最終的に自分が勝つ結果は見えている。 ――彼が一度でも攻撃を受け止めた、その成果だけで彼を認めるのには十分。生かしてやろう……。 常に捕食者であった生物種として、染み着いたキムンカムイの心理として、メルセレラの頭を占めていたのは、そんな高慢な考えだった。 だが彼女の油断は、義弟に万全の攻撃を許す。 この戦いは、決闘だ。 メルセレラが満足感を得るだけの、そんな場では断じてない。 己の主張と流儀を通すために命を懸ける、正当で神聖なる勝負の場だ。 メルセレラに躱された鉄球が戻ってくるのに合わせ、義弟は空中高くへともう一つの鉄球を投げ上げていた。 「ネアポリス護衛式鉄球、『迎撃衛星』!」 空中で衝突した二つの鉄球が、その時炸裂したかのように見えた。 「なっ!?」 衝突の衝撃を受けて、金平糖のような独特の形状をした彼の鉄球は、その表面に埋まる14個ずつの小鉄球を猛烈な回転とともに周囲へ弾き出す。 花火のように、咲き誇る菊花のように、砕けゆく流星のように、質量が減った分だけさらに高速化し高回転速度を得た28の『衛星』が、中空に身を晒すメルセレラへと襲いかかっていた。 「ソスケピラレラ……!」 その現象に面食らいながらも、ヒグマにして魔法少女たるメルセレラの反応は早かった。 手を翳すようにして正面の空気を膨張させたメルセレラは、その反動で飛びすさる。 空気の壁を作りながら宙で体を移動させる彼女の動きは、飛び来る衛星の弾丸をかつ避け、かつ落とし、一球たりともその身に触れさせることがない。 「なかなか見所のある力を持っているようだけど、それだけじゃ――」 そうして、義弟の攻撃になんとか対処できたと安心したメルセレラは、空中に佇んだまま息を整え、彼に声をかけようとした。 だがそうして下に目を落とした彼女の視界には、左半分がなかった。 視界だけではなく、あらゆる感覚が、なかった。 「え――?」 その現象に気づいた瞬間、彼女の体は、空中でバランスを崩した。 左半分だけ、上昇気流の加減が、わからなくなった――。 そう理解した時には既に、メルセレラは錐揉みして上空から山の斜面へと落下していた。 咄嗟に目の前の空気を膨張させ、彼女は墜落の衝撃を緩衝しようとする。 だが右半分しかない錐揉み落下する空間では、その狙いが半分も成功しないことは明らかであり、大きく地面から逸れた緩衝用の風は、彼女の体を大きく横に流して斜面にすりおろさせた。 「うぎゃっ!? ぎゃっ! がうぅ――!?」 山の斜面にバウンドし、無様にうつ伏せとなって倒れたメルセレラの視界は、遠くの方に義弟のブーツを見上げていた。 「『左半身失調』……! 果たしてどう対処する……?」 剣の柄に手をかける音だけを残して、その男の脚は、存在しない左半分の空間へと消え去った。 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ その頃、立会人のひとりである宮本明は、立会人としての役目を果たせないでいた。 彼は斜面の上で義弟とメルセレラが開戦してしまってからも、未だ地下に繋がるエレベーターシャフト内に引っかかったまま、独り悪戦苦闘しているのだ。 「くそっ、なんで抜けねぇんだよ! 義弟さんがやばいってのに!」 シャフト内の鉄骨の間に嵌り転落を防いでいた丸太を、彼は何とか一緒に地上へ引き上げようとしている。 だがびくともしないその長大な棒切れに彼がかかずらっている間にも、上からは戦闘音が響き渡ってくる。 「どうすればいい……!? 回転、回転だッ……! 義弟さんはなんて言ってたっけ!? 『LESSON』を、レッスンを思い出せ……!!」 流石の宮本明も、こうまで力技で抜けなければ技巧を使う方に頭が働く。 彼はそうして、ウェカピポの妹の夫に教わってきた回転のためのレッスンを反芻した。 LESSON1は――『妙な期待をオレにするな』。 彼が左半身失調の中でも、義弟の行動に未来予知を被せた際の教えだ。 またLESSON2――『筋肉に悟られるな』。 怒りを抑えられぬ明を、義弟が諌めた時の教えだ。 そしてLESSON3――『回転を信じろ』。 ジャック・ブローニンソンたちを襲撃していた戦艦のようなヒグマに、義弟と二人で丸太の槍を投げた時の教えだ。 「……そうだよ。あの時俺は、義弟さんと二人でとはいえ、確かに丸太を回転させたんだ……! 捻じれ……! 捻り抜け……! おい、回れよ……! スルッと抜けてくれよぉ!!」 明がそうして吠えても、丸太はびくともしない。 むしろ力を込めれば込めるほど、丸太は余計に壁に突き刺さってしまうようだった。 ここまでのLESSONを、彼は確かに一度は実行し、習得していたはずだ。 ではなぜ、この丸太は回らないのか。 彼に思い至るのは、一つしかなかった。 それはLESSON4――『敬意を払え』だ。 「必須ではない」と言われたことを真に受けて聞き流してしまった、その教え。 明がその教えを受け入れたくなかったのは、単にそれが不必要なものだったからではない。 義弟の言う『敬意を払う』対象が、自然の中にあるという回転のみならず、ヒグマを含むあらゆる存在にまで拡大されていたからだ。 ヒグマは宮本明にとって、倒さなければならないと思っている、明確な敵だった。 明は俯く。 呟きが、震えた。 「ヒグマなんかに、敬意を払うなんて……」 できるわけがない。 そう、言いたかった。 それでも、彼はその言葉を口には出せなかった。 言ってしまえば、もう彼はこの先に進めないのだと、はっきりわかってしまったからだった。 思えば、ヒグマと人間とは、この島でどうしてこんなにも違うモノになってしまったのか。 そもそも一体どう違うモノなのか。 明は今まで、その違いを彼岸島の吸血鬼と人間のようなものだと思っていた。 だがその違いだって、最初は微々たるもののはずだっただろう。 人間にだって、眼に一滴血液が入っただけで感染してしまった友もいれば、血の池に腰までずぶ濡れに浸かっていても感染していない明のような者もいる。 吸血鬼にだって、朗らかな隊長のような者もいれば、信頼のおける師匠のような者もいる。 違いとは何か。 それはただの、立場だったり、巡り合わせだったり、ほんのちょっとの運勢の差異だけに過ぎないのではないか。 ヒグマだって、本来こんな島に集められて繁殖させられていなければ、少なくとも今ここで明に理不尽に怨まれるようなことは有り得なかったはずだろう。 そう、明自身にもわかっている。 彼が抱き、思い込んでいる怒りは、理不尽な八つ当たりなのだと。 『迷ったら、撃つな』 義弟の声が脳裏に響く。 それは鉄球を扱う上での心構えとして、義弟が語っていた言葉だった。 明は、自分が信念だと思っていた言葉の上に立って、迷っている。 撃てない。 動けない。 自分の感情と思考と肉体とが各々何を目指しているのか。 それがぐちゃぐちゃになってしまい、身動きが取れないのだ。 ぐちゃぐちゃに混ざり合い、捻くれて、自分でも何が何だかわからない混沌を、明はそのまま自分の脳裏で叩き潰す。 潰して、食べる。 背骨を走り抜ける薄蒼い心に任せて、そんな末節の精神の悉くを、宮本明は喰らい尽していた。 エレベーターシャフトの中から、上を仰ぎ見る。 四角く切り抜かれた空は、晴れ渡っていた。 凪いだ心で、明の口は静かに呟く。 「ありのままに……、動こう」 笑いたければ、笑う。 怒りたければ、怒る。 泣きたければ、泣く。 殴りたければ、殴る。 そうだ。明は今までも、そうして戦ってきたはずだ。 本当に殺したいと思うほど、その身に怒りが湧き上がるのなら、明の体はそれを思うよりも早く、敵を殺しにかかっていたはずだ。 それは思考よりも現実よりも速い、あのほろほろと薄蒼い神知の領域の行動だ。 メルセレラ、李徴、隻眼2――。 彼らと今一度相見えた時、明が何を思うのか、それは明自身にもわからない。 だがもう、彼は自分の思いと行動を、自分の意識で縛ることをやめた。 復讐も、やつあたりも、つまらぬことだ。 敬意も、流儀も、そんな言葉はただの文字だ。 『しなければならない』なんて強迫観念は、己の筋肉をこわばらせるだけの邪念に違いない。 本当にしなければならないことは、宮本明という人間の感覚が、自ずから捉えるはず。 払わなければならない本当の敬意は、もう彼自身の皮膚が、自然と覚えていたはずだった。 眼を閉じた明の指先に、丸太の皮が触れている。 荒々しくも柔らかな樹皮のその感触は、筋肉に力を込めてしまえばすぐにわからなくなってしまう。 明の閉じた視界は、その指先に小さな渦を見た。 成長し、木目を成し、一年一年、一日一日を描いてきた年輪の波紋。 寄せては返す年月の長さが、その円環の内に一定の比を成して均整を持つ。 その美しさを、明は己の手で感じた。 丸太の経てきた歴史が、壮大な渦を成して触れる。 美しいと、思わざるを得ない。 アーサー王ならばエクスカリバー。 ギリシャならばパルテノン神殿に匹敵する――。 そんな、自然と頭を下げざるを得ない美しさだった。 そうして明の手が表面をそっと撫でた時、丸太はシャフトに橋渡しされたまま、ずるりと回り始めていた。 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ 自身の左半分の感覚が消失する――。 この現象を即座に、メルセレラはウェカピポの妹の夫のヌプル(霊力)なのだと理解した。 鉄の球に伝わった回転の振動を、風や水を経てでもその身に受けてしまえば、ラマト(魂)の対応部分が共鳴してしまい、『イコンヌプコアン(魔に狙われる)』状態になってしまうのだと。 左半分には、メルセレラの気温感知能力すら働かない。 まるで初めからそこの空間など存在しなかったかのようだ。 ――でも、私の左半身は、ある。 そして、あのアイヌ(人間)は、この消え去った左側の死角を伝い、アタシの元に迫っている――。 そこまで理解できれば、メルセレラには十分だった。 「マウマウェ・コ・セセッカ!!」 「ぬうっ!?」 メルセレラは自身の周囲の広範囲の空気を、一気に加熱する。 爆発するほどの勢いこそなけれど、北海道の夕刻へ一瞬にして灼熱の砂漠が訪れたかのごとき熱風に、煽られた義弟の呻きが漏れる。 空気中を伝わったその音を聞き、メルセレラは一気に跳ね起きながら自分の身を右回りに半転させた。 「ソスケ・ピラ・レラ!」 「ちいっ」 義弟のおよその位置を推測しながら、右回転しつつその手の空気を膨張させる。 視界に捉えた義弟は、すぐ傍でその剣を振り被っていたところだった。 メルセレラの風が両者の体を叩き、再び彼らの距離を離す。 ギリギリのタイミングで彼女の対処は間に合った形となる。 そしてほぼ同時に、彼女に左側半分の感覚が返ってくる。 左半身失調からの回復時間をも把握し、メルセレラは体勢を立て直しつつ笑う。 「……このくらいの時間がたてば、アンタのヌプルの効果は消えるのね? すごいわ……。すごい力だけれど。それじゃあアタシを討つには今一歩足りない」 「その擦り傷と埃をどうにかしてからでないと、説得力がないな」 同じく体勢を立て直した義弟は、左腕の痛みにも関わらず、無事な右手で既に一拍の隙も置かず鉄球を投擲していた。 メルセレラも落下した時に全身を血と埃にまみれさせているものの、同じくそんな浅手を気にしてはいなかった。 「『壊れゆく鉄球(レッキング・ボール)』!!」 「『ソスケ・ピラ・レラ(崖剥がす風)』!!」 そうしてその場では、鉄球と風の熾烈な撃ち合いが繰り広げられることとなった。 投擲のたびに弾ける衛星の弾幕を以てしても、右半身になって相対してくるメルセレラが操る風の前に、死角を突いて撃ち込める位置までウェカピポの妹の夫はその弾を届かせることができない。 またメルセレラは、襲い来る衛星の全てを高圧の風を飛ばして撃ち落すことはできても、常時左半身失調の弾幕が飛んでくる状態では対処に手一杯で、『サンペ・アク・レラ(心撃つ風)』での狙撃に転じる余裕はない。 ギリギリのラインで均衡を保ち、互いが一瞬でも隙を見せれば、互いの狙撃が命を貫くだろう攻防。 李徴がそんな光景に固唾を飲んでいたその時だった。 「義弟さん!! 今助ける!」 辺りに、そんな青年の叫びが響き渡る。 その声に李徴は振り向き、義弟とメルセレラが驚愕の眼差しを送った。 開いたエレベーターシャフトの縁に立ち、ハァハァと息を荒げたまま丸太を抱えているその男。 それは誰もが存在を忘れていた、宮本明だった。 「これが義弟さんから受け継いだ『壊れゆく丸太(レッキング・マルタ)』だっ!!」 明は叫ぶや否や、丸太を勢いよく地面に叩きつける。 するとドリルのように猛烈な回転のかかったその丸太は、自らも砕け散り木片をまき散らしながら、山の地面を抉り高速の礫と成して、一同の元へと襲いかからせていた。 「なんだと!?」 「はぁ!?」 「明――!?」 標的となった三者は三者とも驚愕し、突然のことにめいめい回避行動を取るしかなかった。 砕けた丸太の破片が掠めた直後、李徴の視界から左半分が欠落した。 「左半身失調……!?」 肉体の感覚も半分だけ存在しない。 実際に体感するのは初めてのことだったが、これは宮本明が間違いなく、義弟の教えた回転の技術を習得したのだということを李徴は察していた。 つまり、彼は鉄球ではなく丸太を用いて、義弟が用いる『壊れゆく鉄球』と同様の、本体・衛星・衝撃波の連携を実践してみせたということだ。 その間にも宮本明は、同じく左半身失調しているメルセレラと義弟の元に駆け寄ってゆく。 「よし! 義弟さん、今助け――」 「お前の行為は、逆に逆鱗に触れたぞ!!」 「邪魔よエパタイ(馬鹿者)!!」 だが両者は瞬時に右回りに視線を動かして明の姿を捉え、怒声と共に攻撃を仕掛けていた。 「うおあっ!?」 義弟の鉄球が地面に着弾し、明の目の前で衛星を撒き散らす。 衛星を避けようとたたらを踏んで下がった宮本明は、さらに目前で爆発した空気の煽りを食らい、体勢を崩して、口を開けているエレベーターシャフトの中へ再び落下して行ってしまった。 「うおぁぁぁぁ――!?」 「妹夫が怒るのはもっともだぞ明……! 丸太は英語で『ログ』だ……! レッキング・ログ……! オマージュして名付けるにしても、せめて使用言語くらい揃わせねば逆鱗必至だッ……!」 今度は丸太無しで落ちてゆく明の姿へ、李徴は苦い口調で叫びかける。 だが宮本明ならば例え地下に落ちても無事だろうという根拠のない信用があるため、李徴はそれ以上彼に関わることなく、水入りとなった決闘の方へと再び向き直っていた。 「よし、感覚戻った!!」 「余計なことを……!!」 そうして明がもたらし、痛み分けとなっていた左半身失調が戻るのは、メルセレラも義弟も同時だ。 そこからの初動は、より野生の力を持ち風を味方につけるメルセレラの方が、早かった。 空中に浮かび上がったメルセレラの動きに、義弟が苦し紛れに鉄球を投げ上げる。 しかし今度のメルセレラは、その球を風で打ち落としはしなかった。 「クアアアアァッ!!」 彼女は後方へ風を放ち、鉄球の間をすり抜け、空を薙ぐように義弟へ襲いかかる。 それは今までの攻防のリズムを狂わせる奇襲だ。 彼女は鎌鼬のごとく宙から高速接近し、その爪を義弟の上に振り降ろさんとしていた。 「ネアポリス王族護衛術――」 だがその時メルセレラの眼は、自分のスーツの襟元を掴み上げる、義弟の奇妙な動作を捉えていた。 その手元には、回転する鉄球が握り込まれている。 キピッ、とした嫌な予感が、彼女の背筋を撫でた。 「『払暁(ブレイクアウト)』!!」 「セセッカセスケ(気焔塞閉)ッ……!」 直後、振るわれようとしたメルセレラの爪のさらに上から、巻き上がった義弟の上着が落ちてくる。 紫色の暗幕のように視界を覆わんとするその渦巻くスーツに絡み取られなかったのは、ひとえに彼女のカンと機転によるものだった。 メルセレラは体表から放散させるように空気を急速膨張させて、絡みついてくるかのような義弟のスーツをかろうじて弾く。 後方に跳び退り、信じられない動きをした彼の衣服を見つめたまま、メルセレラは得体の知れぬ恐怖に息を荒げていた。 「……ふむ、初見でこれを躱すか。ネアポリス国外の者にこの技を躱されたのは初めてだぞ。 常人ならば予測できない動きのはずだ。流石ヒグマ――、山の神の先見といったところか」 「あら……、イヤイライケレ(ありがとう)。もう、わくわくに震えが止まらないの……。 すごい……、すごいヌプル(霊力)だわ。これなら、私も、全力でいける……!」 脱がれたまま右手に持たれていた彼のスーツは、呟く義弟の手元で一瞬にして逆回転し、彼の身に羽織られた。 あのままメルセレラが義弟へ突っ込んでいれば、その動きは空中でスーツに絡め取られ、完全に捕えられてしまっていたはずだ。 もう、メルセレラは義弟に近接戦闘を挑むことはできないだろう。 今の見せ技で、空中からの接近は選択肢として封じられた。 地上での白兵戦闘は、まだ人間の肉体に慣れぬメルセレラにとっては圧倒的に不利。 そうなればまた戦いは、先程と同じ遠距離攻撃の撃ち合いにならざるを得ないだろう――。 そう考える李徴が緊張感に身じろぎもできぬ前で、義弟はメルセレラの言葉に苦笑を返す。 「フッ……、そんな大言壮語できる実力か……?」 そして彼は声色を変え、左腕の傷から人差し指に血を取っていた。 義弟はそのまま見せつけるように、赤く染まった指で額をなぞる。 ――何をする気だ、妹夫!? 李徴が息を呑んだ時、ウェカピポの妹の夫は、メルセレラに不敵な笑みを見せていた。 「よく狙えよ……。一撃で脳を壊さねば、オレは殺せんぞ」 そして彼の額には、血で描かれた真っ赤な円が。 ――『的』が、描かれていた。 一瞬の後に、メルセレラはその所作が意味することを理解して、激昂した。 「このっ……!? エパタイ(馬鹿者)エパタイエパタイィィッ!!」 それは義弟の挑発だった。 メルセレラの叫びと同時に、義弟の元で幾度も空気が爆発する。 しかし、ステップを踏む義弟に、その小爆発が当たることはない。 それは先の義弟との決闘で宮本明が見せたような、精密な未来予知による回避ではない。 だが傍で見守る李徴は、彼の行動に含まれた技巧の機微に圧倒されていた。 「銃と同じだ……。10メートル以上離れた相手は、視線で追うと狙いがブレるッ……! 妹夫は、わざと視線を誘導することで自分の位置取りと爆破地点をずらしている……!」 メルセレラの持つ空間認識力と狙いの精度は、本来ならば常人とは比較にならないほど高い。 それは李徴や義弟にとっても、数十メートル先から正確にエレベーターシャフトの蓋を内側から爆裂させた一件を見て理解できている。 同時に今までの攻防で彼らには、彼女の空気を熱することのできる能力とその攻撃手法と範囲もある程度見当をつけられている。 義弟はその能力と正確さを逆手に取って、彼女の狙いを乱したのだ。 小さな一点に目立つ的を描くことで、逆に彼女は、それ以外の場所を狙いづらくなってしまった。 メルセレラが得手とする狙撃個所は、本来胸か腹だ。 空気がない頭蓋内は、彼女は直接狙うことができない。狙えるとすれば副鼻腔の一部という、非常に限定された空間だけだ。 しかし否が応にも、額に赤く描かれたその一点はメルセレラの視線を奪う。 その上『よく狙えよ』などと煽られれば、彼女の性格上、それ以外の場所を狙って見下げられることなどできない。 メルセレラの認識の手順上、彼女はまず一度義弟の額に狙いをつけてから、さらに彼の頭を吹き飛ばせる位置の、近隣の空気に狙撃座標を設定しなくてはならなくなる。 前頭洞や篩骨洞というわずかな空間座標を狙っても、その一瞬のタイムラグのうちに、ステップを踏む義弟は既に別の場所に移動してしまっている。 呼吸が一つ乱れれば、タイミングが一つ狂えば、義弟は吹き飛ぶはずなのに。 あと一瞬だけ早ければ、あと数センチだけ合えば、その顔を吹き飛ばせるはずなのに。 焦れば焦るほど、避ければ避けるほど、メルセレラの狙いは逸れ、義弟の回避は精度を増した。 義弟の視線は、反攻に転じる隙を窺うようにどんどんと鋭くなる。 「このっ……、エパタイ(馬鹿者)! エパタイ(馬鹿者)ッ……!!」 「どうした? そんなことでオレを倒せると思っているのか?」 攻めているのはメルセレラのはずなのに、彼女の息はあがり、脂汗が流れる。 そして軽快なリズムを刻んでいた爆音が乱れ、爆風の間隙が開き、彼女の能力が途切れる――。 そう見えた瞬間、バックステップしていた義弟の背中は、壁にぶつかっていた。 「……!?」 「――ほら! もう下がれないわよエパタイ(馬鹿者)! そこそこにしとけば良かったものを! アンタは初めから終わっていたのよ!!」 メルセレラが、勝ち誇ったように叫んだ。 それは、吹き飛ばされ、斜面に突き刺さっていたエレベーターシャフトの天板だった。 攻撃を避けられながらもメルセレラは、少しずつ義弟をその壁際へと追いつめていた形になる。 絶対的な手数でいえば、視線と意志だけで攻撃を行えるメルセレラの方が圧倒的に上回っているのだ。 事実、義弟は彼女に本気で攻められてから一度も、鉄球を投擲する時間を与えてもらえていない。 背後にもはや逃げ場はない。 そうして一度後手に回ってしまえば、遠方から義弟がなぶり殺しにされるのはほとんど確実だと思えた。 ――妹夫は、戦略を誤ったのか……!? 李徴はそんな恐怖の予感に、息を呑んだ。 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ 「妹夫が怒るのはもっともだぞ明……! 丸太は英語で『ログ』だ……! レッキング・ログ……! オマージュして名付けるにしても、せめて使用言語くらい揃わせねば逆鱗必至だッ……!」 「丸太は世界共通でマルタでいいじゃねぇか!! 津波は万国でツナミのくせによぉ――!!」 宮本明はエレベーターシャフトを落下しながら、上から降り注いでくる李徴の声に噛みついていた。 落ちるさながら、彼はなんとか壁の鉄骨の梁を掴み停止しようとする。 だが、落下の勢いは激しく、指先は梁を掴むごとに滑る。 数メートルごとに全力で鉄骨を掴みながら、ようやく彼が止まったのは、結局エレベーターシャフトの一番下だった。 足元ではエレベーターボックスがひしゃげて半ば潰れており、明が上を歩く度に鉄板がべこべこと音を立てた。 「ハァ、ハァ……。くそっ、丸太はッ!! 丸太だろッ……!! それにここ、もうエレベーターホールの底じゃねえか!!」 何度も鉄骨を掴んでは滑ってきたおかげで、明の両手は皮が剥けて血みどろになっていた。 指先を襲う激痛に耐えながら、宮本明は上を振り仰ぐ。 切り取られた空は遥か上だ。 急いで戻らなければならない。 今度は丸太を持ってはいない分、楽なはずだ。 そう思ってシャフトの鉄骨に飛びついた手が、血で滑った。 「うお!? いけねぇ、焦るな、焦るんじゃねぇ……!」 高い位置でまた滑ってしまえば、もう明に命の保証はない。 明はゴクリと唾を飲んで、再び鉄骨をよじ登っていく。 だがその時、彼の首輪が、冷徹に警告音を発し始めていた。 初めて聞く音だったが、その意味するところは、はっきりと理解できた。 会場外に設定されている地下へ入ってきてしまったことで、首輪が爆発しようとしている。 思い出されるのは、明け方まで同行していたあの機械の少女。 そして、死んでしまったあとのフォックス。 彼らの首が、容赦ない爆発によって吹き飛ばされる光景が、明の脳裏によぎった。 「――やべぇ!!」 明が独り叫ぶ間にも、ピー、ピー、と刻まれる警告音のリズムはどんどんと早くなる。 辺りを見回しても、何も助けになりそうなものはない。 急かされるようなその騒音に、思考がまとまらない。 とにかく彼にできることは、首輪が爆発する前にこのエレベーターシャフトを上へと昇り切ることだけだ。 だが、焦って動かす感覚の無い指先が招く結末は、わかりきっていたことだった。 「あ――」 明の手は、滴り落ちる血に、滑った。 そうして彼は再びシャフトの奥底へ、今度は背中から思いっきり落下した。 「おごふぅ――!? げあっ、げあぁ……」 エレベーターボックスの蓋がたわむ。 強く背を打ち付けて、一瞬息ができなくなる。 首輪の警告音は、ついに途切れなくなった。 もう、その首輪が爆発するまで、あと2秒――。 そんな理不尽な光景が、薄蒼い視界の中で、明の脳裏にははっきりと思い描かれた。 来なくていい未来だった。 そんな未来、予知できなくていい。 ふざけるな。 ふざけるな……。 ふざけるな――!! 「ピーピーピーピー……、うるせぇんだよ!!」 そう叫んだその時、明の腕は、彼が思うより速く、動いていた。 彼の激情が、意識を介すことなく、彼の腕を自然と動かす。 うなりをつけて、肩関節から捻るようにして、宮本明は自分の首輪を殴った。 首輪が砕ける。 そして同時に、それはしっかりと、彼の首元で爆発を起こしていた。 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ 「『ルスカルヤンペ』ェェ!!」 義弟のいた空間に、何度も連続して爆発が起こっていた。 爆風の衝撃で、壁となっていたエレベーターシャフトの天板にはいくつもの陥没ができ、そのまま紙屑のように山の斜面を吹き飛ばされてゆく。 そこに、ウェカピポの妹の夫の姿はない。 ――まさか、今の爆発で粉微塵に!? 李徴がそう思ってメルセレラを見やる。 だが彼女の視線は未だ険しく、遥か上空を仰いでいた。 そうして見やった空には、沈みかけた太陽を背にして、義弟のシルエットが跳んでいた。 「『壊れゆく鉄球(レッキング・ボール)』!!」 「チィッ!?」 これも回転のなせる業なのか――。 義弟の跳躍は、常人の跳び上がれる高さを遥かに上回り、宙に退避した先のメルセレラの動きにも迫っていた。 そうして空中から投げ落とされる高速の鉄球を避けて、メルセレラは大きく後方へ跳び退る。 飛んでくるだろう衛星の弾幕を警戒しつつ、義弟の着地を攻めようと彼女が体勢を整えるその前に、既に義弟は左腰に何かを掴んでいた。 「二投目――ッ!?」 彼の左腕は、メルセレラの最初の攻撃で使い物にならなくなっていたはずだ。 ここで全力の投擲をしてしまえば、もはやその腕が再起不能になるだろうことは義弟自身が一番分かっていることに違いない。 しかし、片手の投擲だけでも、メルセレラが鉄球の弾幕の勢いを凌ぐのは至難の業だったのだ。 例え左腕が千切れようと、一瞬でも彼女の風の防御を突破して狙撃できれば、義弟の勝利はほとんど確実になる。 ――まさかこのアイヌ、左腕を失う覚悟さえできているの!? メルセレラは、そんな予感に、思わず身構えた。 そして彼の動作に、注目してしまった。 「『伝統の投擲(ホーダウン・スローダウン)』ッ!」 「えっ!?」 しかし踏み込んだ腰の力と手首のスナップだけで投げられたそれは、彼の持つ中剣(バスタードソード)だった。 鉄球ではなく、剣。 それも鞘つきのままで、それはまっすぐにメルセレラへ向けて飛んでくる。 今までに見たことのない攻撃手法だ。 一体、どんな力がそこに隠されているのかわからない。 避けていいのか――!? 無視していいのか――!? やはり弾くべきか――!? メルセレラの思考は、一瞬で疑問に埋め尽くされた。 「ソスケピラレラ!」 そして彼女は、その剣を弾いて防ぐことを選んだ。 剣はなんということもなく簡単に弾き返され、空中にくるくると舞い飛ぶ。 「――捕らえた」 「――!?」 だがその時、義弟が、メルセレラの目の前にいた。 メルセレラの視線が剣に誘導されている間、彼はその投擲とほとんど同時に全力で走り出し、彼女に接近している。 それは鉄球と鉄球の間に、異質な物体の投擲を混ぜることで攻防のリズムを崩す、ネアポリス王国独特の奇襲の技術だった。 「フンッ!」 「セ、セセッカセスケェ!!」 跳ね返ってきた剣を空中で掴み、抜き放ちながら、義弟はそれを振り下ろす。 その首筋に刃が触れるか否かのタイミングで、メルセレラは自分の体表の空気を膨張させた。 空気の壁が、すんでのところで義弟の凶刃を弾き、彼との距離を離す。 彼女がホッと安堵した、その瞬間だった。 「はぅ――」 後に下がろうとした脚に、突如猛烈な回転がかかり、メルセレラの体はきりもみ回転して地面に転げる。 受け身も取れずに、地面に後頭部をぶつけて目の前に火花が散った。 設置されていた鉄球に足を取られたのだと彼女が気づいたのは、一瞬後だった。 思えば義弟が空中より投げていた鉄球は、地面に落ちても衛星を散らすことはなかった。 その代わりに鉄球は回転を続けたままメルセレラの背後に移動し、剣の攻撃を防御された後の布石として機能していたのだ。 これもまた、繰り返してきたやり取りを崩す、義弟の戦法の一つだった。 視界がくらむ。 きりもみ回転の余波に地面が揺れる。 メルセレラがそんな状態のままに何とか立ち上がった時には、再び義弟の姿は目前だった。 もう、互いの手が届く距離だった。 「ぁあッ!」 至近距離から、腕に風を纏わせて振るう。 しかし彼女の腕よりも、義弟の拳の方が何倍も早かった。 「殴りながらッ――!!」 めぎっ。 とメルセレラは、自分の顔面の骨が音を立てて軋むのを聞いた。 鼻の頭が熱湯のように熱くなり、口の中に血の味が溢れる。 頭が揺れて、意識が遠のく。 そのまま彼女の体からは力が抜け、後ろへ傾いてゆく。 だがその瞬間、義弟は倒れそうになる彼女に追いすがり、その体を支えていた。 「あ……」 メルセレラの目の前に、ウェカピポの妹の夫の鋭い眼差しがあった。 睫毛の一本一本までわかるほどの近くで両者が見つめ合ったのは、ほんの一瞬だった。 それはとても、真っ直ぐな眼差しだった。 「――ヤりまくるッ!!」 「お、おげえぇ――!?」 メルセレラの意識を引き戻したのは、その次の瞬間に腹部に叩き込まれた強烈な痛みだった。 彼女の体を引き戻したウェカピポの妹の夫は、彼女の首を押さえつけ、至近距離から何度も何度も執拗な腹パンを見舞っていく。 鳩尾を抉るえげつない連打に、メルセレラは悶えた。 そうして義弟がメルセレラを離した時、もはや彼女は呼吸さえままならず、地面に崩れ落ちて痙攣とともに吐瀉物を溢れさせることしかできなかった。 「……李徴、どうした。立会人の目からは、これでもまだ決闘の決着がついていないと思えるのか?」 「はっ――」 居住まいを正した義弟がそう言いながら振り向くまで、李徴はあまりの光景に茫然自失としたままだった。 それは主に、義弟の最後に見せた執拗な拳打が、一見してあまりにも野蛮で非人道的な攻撃に見えたからだ。 少女の顔面を容赦なく殴り、そしてその大事な腹部を裂けんばかりに叩きのめす――。 李徴にならばとてもできない行為だ。 だが、倒れたまま動けないメルセレラの様子を眺めて、李徴はその考えを改める。 彼女は、ヒグマだ。 そしてここは、決闘の場だ。 中途半端に甘さを見せてしまえば、最後の最後で反攻した相手に殺されてしまうのは、こちらの方かもしれないのだ。 完膚なきまでに叩きのめしながらも、殺しはしない――。 義弟はそんな絶妙な攻撃手段をもって、メルセレラの命を救いながら、この決闘に終止符を打っていたのだった。 「確かに……見事! 決闘の結果は見届けた……! 妹夫、貴公の勝利だッ!」 ダウンして10秒。メルセレラは起き上がれない。 文句のつけようがない。 李徴はゆっくりと、ウェカピポの妹の夫に向けて前脚を掲げていた。 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ 「――今度こそォ!!」 その時、誰も気にしていなかったエレベーターシャフトの方から、またもや青年の声が聞こえた。 義弟と李徴が見やれば、シャフトをよじ登って来たらしい宮本明が、血みどろの拳を振り被りながらこちらへ駆け寄ってくるところだった。 「これが義弟さんから受け継いだ、『壊れゆく拳(レッキング・パンチ)』だっ!!」 「おい! 正当に負けた者をこれ以上打ち据えてどうなる!? 武田観柳や他の仲間に、お前はなんて言われると思うんだ!!」 彼がメルセレラを殴りに行くと考えた義弟は、彼の行く手を遮るように立ちはだかり、怒声をかける。 しかし明は彼の予想に反し、義弟の前で興奮しながら語るのみだった。 「違げぇよ! 義弟さん勝ったんだろ!? 見りゃわかるって!!」 「……そう言えば忘れていた。お前大丈夫だったのか。 完全に地下に落ちれば首輪が爆発するものと思っていたが」 その様子を怪訝に眺めやり、義弟は明の異変に気づく。 彼の首からは、首輪がなくなっている。 かといって、一度首が切れてくっついたなどというような化体な跡は見当たらない。 明は義弟の言葉を聞き、待ってましたと言わんばかりに強く言い放った。 「そうだ、でもこの拳で殴ったら壊れたんだよ……。首輪が……!! そして爆発は、俺の左手に移った……!!」 突き出した彼の血塗れの腕には、爆発で抉れた跡が生々しく残っている。 それでも彼は、力強くその拳を握った。 「これが義弟さんの回転……、『壊れゆく拳(レッキング・パンチ)』だ!!」 李徴も義弟も、彼の言動に眼を見開く。 明はつい先ほど義弟がやってのけた、爆発の発生地点をずらす回転の技を、見てもいないのに自分で思いつき、習得してしまったということになる。 それも鉄球を用いずに、己の肉体一つで、だ。 これにはウェカピポの妹の夫も、苦笑を漏らすしかなかった。 「それにしても、どうやったらお前はそんな奇天烈な発想に辿り着くんだ」 賛嘆と呆れを綯い交ぜにして、義弟は明を労う。 「護衛式の回転をものにしたことは確かなのだろうが……。 不思議とお前の流儀には溜息しか出てこない。 宮本明、お前はすごいぞ。 ここまで賞賛と逆鱗が紙一重だと思ったことは今まで一度もない」 「そうだろ? ……ようやく、義弟さんに褒めてもらえたぜ」 (それは褒めてるのか……?) 微妙に噛み合っていない会話に李徴は首を傾げるも、明の表情は晴れやかだった。 倒れていたメルセレラがようやく痛みに耐えて身を起こせるようになったのも、そんな頃合いだった。 「ふふ……、痛い……。ほんとアイヌ(人間)って、こんな華奢で弱い体で、よくやるわ……。 牙も爪も毛皮もないのに、自分の持つ力をこんなにも駆使して戦うんだもの」 顔は鼻血とゲロまみれになっているが、それでも彼女は、嬉しそうに笑っている。 この決闘は彼女にとって、初めて対等だと思える相手と全力を出し切ってやりあった戦いだった。 心に満ちる晴れやかな爽快感と充足感は、傷の痛みなど吹き飛ばして余りあるものだった。 「大丈夫か? 目が見えなくなっていたりはしないか? 水だ。魔法少女というのは、傷も治せるものだとは聞いたが」 義弟が彼女に、支給品の水を差し出しながら歩み寄る。 メルセレラは軽く頷いてボトルを受け取り、口を漱ぎながら鼻骨の位置を戻して回復魔法をかけていた。 「……イヤイライケレ(ありがとう)。アタシはアンタを、尊敬する」 「グラッツェ(ありがとう)と言うのはこちらだ。ヒグマの流儀で戦われていたならば、オレは死んでいたかもしれぬ。 決闘に臨む者として、正々堂々たるお前の戦いには敬意を表してやまない。シニョリーナ」 水を返しながら起き上がったメルセレラは、自分の霊力で弾けさせてしまった義弟の左腕にも手を添えて回復魔法をかける。 そんな彼らの様子や口振りに、宮本明は理解が追いつかない。 「何言ってるんだ義弟さん!? 最初からこいつが理不尽に吹っかけてきたんだろこれ!?」 「考えてみろ。彼女はヒグマなのだ。彼女はいつだって、このような少女の姿でなく、元のヒグマの体となって戦えたはずだ」 駆け寄ってくる明の言葉へ、ウェカピポの妹の夫は静かに振り向く。 彼の真っ直ぐな眼差しに、明は映った自分の姿を見た。 そして明は、義弟に理不尽に戦いを吹っかけたのは、自分も同じだったということに気づく。 「……そうなれば、オレの拳など効くわけもなく、剣や鉄球での攻撃も有効打を与えられたか怪しい。 そうした行いをせず、同じ肉体の条件で決闘に臨んだこのシニョリーナ・メルセレラこそ、オレたちが尊敬すべき女性だ。 むしろ彼女の性格と性質に付け込んで利点を潰してゆく護衛官の流儀で勝ちを拾いに行ってしまったオレこそ、よほど未熟者だった」 義弟は明にそう語り聞かせ、隣のメルセレラへ手を振り向ける。 『尊敬すべき女性』という言葉を聞き、メルセレラの頬は赤く染まった。 見つめてくる明から視線を逸らしつつ、彼女は頬を掻く。 「……ま、そうなんだけど。 アタシは、アタシのことを、認めてもらいたかっただけだから」 そう言って彼女は、照れたように笑った。 釣り目に見えるようにアイシャドーが引かれているメルセレラの目尻は、何の力みもなく下がっている。 屈託なくそう語るその仕草に、宮本明の背筋には一瞬にして後悔と申し訳なさがのしかかった。 『……人間相手ならいざ知らず、人殺しのヒグマなんか、尊敬できるわけないだろ。根底から壁があるんだ。 ……まず同じ土俵に立たなきゃ、尊敬どころか理解し合うことすらできねぇよ』 メルセレラに向けてそう言ったのは、ほかでもない宮本明だ。 ――キムンカムイ(ヒグマ)じゃアイヌ(人間)の気持ちが分からないっていうのなら、アイヌになって考えるべき。 彼女は明の敵意剥き出しの言葉をアドバイスとして受け取り、律儀にそれを守っていたのだ。 互いの命がかかった決闘の場においても、彼女はそれを貫いた。 そうしなければ、義弟はまだしも、立会人である宮本明に彼女が認められることは、絶対になかったからだ。 同じ決闘でも、何度も致命傷を喰らっておきながら意地を張ってごね、結局両方とも瀕死の引き分けという泥仕合に持ち込んでしまった明とは大違いの振る舞いだ。 宮本明は声もなく、ひとり大きく恥じ入った。 「アンタの度胸、すごいわね。わざわざ額に的を描いて挑発するとか、信じられなかったわ」 「いや、オレの場合むしろ、もう一度肺を狙われた方がヤバかった。最初にお前の狙撃をいなせたのは、あの遠隔爆破能力が使われるだろうと思っていたただのカンだ。 全身の表皮を回転させるのには時間がかかるし、その間身動きは取れん。 対するお前の狙撃はあれほど速く正確だ。オレに二度目はなかったのさ」 「……そう、じゃあ結局、アンタはアタシに全部読み勝ったってことじゃない。やっぱすごいわ」 決闘の後のウェカピポの妹の夫とメルセレラは、先程まで命のやりとりをしていた者同士とは思えない程に、早くも朗らかだ。 それはまるで、スポーツの試合終了後に、お互いの健闘を讃え合う選手たちのようにも見えた。 明はそんな様子を見て、もしかするとネアポリス王国では、それこそ決闘はスポーツのように一般的な流儀なのかも知れない。と思った。 今の日本人の感覚では理解しがたいが、恨みつらみもしがらみも、全部その戦いに置いてきて清算し、後に何の禍根も残さない、そんな対戦ができるのなら、きっとそれはある種理想的な流儀の一つなのかも知れない。とさえ思われる。 勝っても負けても、互いに残るのは全力を出し尽した開放感と、心地よい疲労だけ。 どんな相手ともそんな境地に至れるのなら、本当にそれは、素晴らしいことなのだろう。 互いが互いを褒め、認め合い、自然と敬意を払う境地。 宮本明はそんな二人に、少し羨ましさのようなものを感じていた。 それが彼の、縛られぬ自然の気持ち。 脳に刷り込まれた思考を介す前の、薄蒼い感情だった。 「……ん? 何よ、アンタ」 「さっき、してやれなかったからよ……。握手」 明は自然と、メルセレラの元へ歩み寄っていた。 差し出された彼の手に、メルセレラは微笑む。 先程までは、決して明から差し出されることの無かった手だった。 「アンタも、アタシのことを認めてくれたわけ?」 「……ああ、そうだな」 明はメルセレラと、握手をした。 先ほどは繋がることのなかったその手と手が、そうして一つに結ばれる。 メルセレラの手から、治癒魔法が掛かっていることがわかる。 傷の周りが温まり、細胞の一つ一つにキラキラと活気が戻っていくような、そんな感覚だ。 明は笑っていた。 そして彼は笑顔のまま、唐突にメルセレラの頬を殴った。 ごすん。 と、鈍い音を立てて、メルセレラの唇が切れて血飛沫が飛ぶ。 それは誰の思考よりも速い、予測できない挙動の殴打だった。 しばらく、彼女は何が起きたのかわからないような様子で、幾度か瞬きをした。 「……ほら。これで認めてやるよ、お前のことを」 宮本明は、彼女の手を握ったまま、静かにそう言う。 彼の様子に、メルセレラは頬を腫らしたまま震え始める。 「ふふ、あはははは……」 「ははははははは」 二人は笑っていた。 「あはははははははッ!」 「はっはっはっはっは!」 そして二人とも、手をきつく握りあったまま、腹の底から笑い声をあげる。 その時唐突に動いたのは、今度はメルセレラの方だった。 「アペフチテクンペ!!」 「ぼぐぁ――」 握り合った手を引き込み、逆の腕に熱風の唸りをつけて、メルセレラは宮本明の頬を殴る。 容赦のない全力の拳は明の顔面を真っ向から捉え、3メートルほど彼の体を吹き飛ばして地に転げさせていた。 「一応イヤイライケレ(ありがとう)。これがアタシの感謝の気持ちだから。 早く耳と耳の間に座れるといいわね、アイヌ」 「けっ……、どういたしまして、だ! ヤンデレヒグマ!」 居住まいを正す二人は、そうして互いに毒づく。 しかし、その声には以前と違って、もう何の憎しみも込められてはいなかった。 「……打ち解けたな」 「そう……なのだろうか」 両者の様子を遠巻きにし、義弟と李徴が呟く。 宮本明はその気になれば、女性の首の骨などたやすくへし折る威力で、彼女を殴れたはずだ。 メルセレラはその気になれば、一瞬でヒグマに戻って彼の首を叩き折れていたはずだ。 だが二人は、そうしなかった。 そのことを、彼らは二人ともよくわかっていた。 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ 「さて、じゃあお前らの仲が睦まじくなったところで……」 「こんなヒグマと仲睦まじいわけないだろ」 「こんなアイヌもう触れたくもないんだけど」 殴り合った二人に義弟が歩み寄ると、明とメルセレラは揃って互いを指さしながらその言葉に異議を唱える。 そんな仲の良さそうな動作を完全に無視して、義弟は明に語り掛けた。 「宮本明、お前にはオレからも礼を言おう」 「へ? どうしてだ義弟さん」 「お前のやってくれたことは、どうしても首輪の解除方法がわからなかった時に、俺が自分でやろうとしていたことだった。 首輪を砕きながら爆発の位置を体表に移動させ、首が飛ぶのを防ぐ……。 うまくいくかわからなかったから辞めておいたんだが、お前が成功したのなら大丈夫だろう」 言うが早いか、義弟は回転させた鉄球を首輪に押し当ててそれを砕く。 首元に発生した小爆発は、彼の肩から腕を伝って、その二の腕のあたりを抉った。 「シニョリーナ・メルセレラ。また手当を頼めるか?」 「ひぇ……!? いきなり無茶するわね……。本当、なんてラマト(魂)の据わり方してんだか」 メルセレラの回復魔法というアテがあるにしても、あまりに思い切った行動だった。 それだけ自分の回転の技術に自信があるのか何なのか、いずれにせよ、やはりウェカピポの妹の夫は一目置かねばならない実力者であろうことは確かだ。 「元はと言えば、オレたちはここのリフトと地下への入り口を調査しに来たのだ。 これで御誂え向きの状態になった。下の階層はどうなっていた?」 「エレベーターホールの下は……、まぁ、落ちたエレベーターのボックスがひしゃげてただけだよ。 天井の蓋を開けて、内側からドアをこじ開ければ下に出れると思う」 メルセレラに腕を手当てしてもらいながら、義弟は明に問う。 明としても、シャフトの中にただ落ちていたわけではなく、ちゃんと見るべきものは見てきている。 大エレベーターのボックス自体は壊れているとはいえ、こじ開けるのに明やメルセレラの力があれば、地下の研究所とやらに向かうのはそう難しいことではないように思えた。 「行くんでしょ、研究所。アタシたちだってそのために来たんだから」 「ああ、遅れずに行こう。善は急げだ。異論はないな?」 「まぁ、無いといえば、ない」 「我も特に……、あ」 日が暮れる前に早速地下の探索に乗り出そうと話が纏まりかけたところで、李徴は今まで失念していた重要な事項を思い出した。 「武田先生に一応連絡を入れておいた方がいいのではないか!? というか、我らが早くそうしていれば決闘など止められたものを……」 「あぁ!? そうだったぁ!! しまった、義弟さんを助けるならその手があったぁ!!」 衝撃を以て思い出された、武田観柳謹製のテレパシーブローチの存在に、明は頭を抱える。 これで連絡を入れておけば、彼と操真晴人に、義弟とメルセレラを引き剥がしてもらうことなど簡単なことだったのだ。 「なんだ。忘れてたの。普通に戦いを認めてくれたものだと思ってたわ」 「なに、もう済んだことだ。連絡を入れよう。こちら妹の夫だ。武田……、武田?」 過ぎたことをとやかく言っても始まらないので、義弟は胸元のブローチを持って武田観柳に呼びかけだした。 だが、意識を集中させても、砂嵐のようなノイズが微かに耳の奥に響くだけで、武田観柳からの返事がない。 「どうした……? 何か忙しいのか? まぁいい。一方通信だ。こちら宮本妹の夫・李徴メルセレラ組だ。 首輪の解除方法がわかったから、このままのメンバーで地下の探索に出向く。 また何かわかり次第連絡する」 ただならぬ義弟の通信の様子に、明が色めき立つ。 「返事がないのか……!? まさか観柳さんたちに何かあったんじゃ!?」 「かもしれん。だが向こうに何か異変があろうがなかろうが、オレたちが研究所とやらを調査しないかぎり何も進展せんだろう。 むしろこちらの助けが必要ならば、向こうから呼び戻してくるはずだ。それがない以上、オレたちが心配するだけ無駄だ。さっさと降りてから連絡を待とう」 だが義弟はそう手を打ち振って踵を返した。 もし仮に助けを求める間もなく殺されてしまったのならば、なおのこと彼らの元に向かってはならない。勝ち目がないだろうからだ。 ウェカピポの妹の夫は、その両方の可能性を考えた上で迷いなくそう決断していた。 「うむ……。ノイズが聞こえては来る以上、機能が生きていることは確かなようだが。 ……テレパシーにも圏外とかあるのか?」 「アタシに聞かれても知らないわよそんなこと」 「ふむ……、戻ってからあの九兵衛という白き獣に問うてみるしかないのか」 李徴とメルセレラも首を傾げるが、通信ができない理由はわからない。 だが理由がどうであれ、ただでさえ余計な決闘に時間が取られている以上、ここで立ち止まっていていい余裕はない。 「……わかった、じゃあ俺はもうここ、二回落ちてるから。 先に降りて掴みやすいところ先導するよ。ついてきてくれ」 「そうか? シニョリーナを先に行かせた方がいいのではないか?」 「なんだよ義弟さん。まさかこいつにレディーファーストとか言うつもりか?」 率先して先導を務めようとシャフトの大穴の縁に手をかけた明に、義弟が声をかけた。 彼の意図を推測して、明はその無精髭に乱れた顔を渋く歪める。 明確な敵意は無いとはいえ、やはりメルセレラを丁重に扱うような言葉が義弟の口から出てくるのは、なんだか面白くないのだ。 だが義弟は明の意図に反して、軽い溜息で首を横に振った。 「いや、お前がそうまでしてシニョリーナ・メルセレラのスカートの中を見上げたいというのなら、もう止めん。好きにしろ」 「は……?」 肩をすくめた義弟の言葉が理解できるまで、明には数秒かかった。 「なっ、バッ、バカなこと言ってんじゃねぇよ義弟さん!! ふざけるなよ!!」 「良いから降りるならさっさとしろ」 「言われなくとも降り――、うおぁぁぁぁ――!?」 そして気が動転したままシャフトを降り始めた宮本明は、たちまち脚を滑らせ、みたびシャフトの中に落ちていった。 下からなんやかんや騒いでいる音が聞こえるので恐らく無事なのは確かだ。 その間、硬直していた李徴に、メルセレラが首を傾げながら問う。 「何、スカアトの中って。『スク・アトゥ(料理を吐き戻す)』? さっきアタシが吐いてたから?」 「あ、知らぬのか美色楽(メイスェラ)女士……。いい、全然知らなくて良いことだ」 「ふぅん……、アイヌもなんか色々と大変ねぇ」 研究所の檻以外の世界をほとんど知らないメルセレラの知識は、学習装置(テスタメント)からの情報があるとはいえだいぶ偏っている。 李徴はそうでありながらも端然とありのままの世界を受け入れようと努めている彼女を見つめながら、何とも言えぬ、胸が締め付けられるような感情を覚えていた。 そして宮本明だけが落ちたエレベーターの穴から踵を返し、義弟が彼らふたりのもとに一度戻ってくる。 「……李徴、メルセレラ。よく見ておけよ。あいつは壁を越えた」 彼は後ろのエレベーターシャフトを指さし、真剣な表情でそう言った。 その心をはかりかねて、メルセレラたちは首を傾げる。 「どういうこと? あのエパタイ(馬鹿者)が何か成し遂げたってわけ?」 「変化や進歩というものは、考え続け求め続けた者にのみもたらされるものだ。 培われた流儀とそれに注がれ続けた力が、ある瞬間に昇華される。 ヤツがこの一瞬で身につけた力を、お前たちも見ただろう? それをよく覚えておくといい」 それだけ言って、彼は再びエレベーターシャフトの方へと歩み出す。 「冷えていった水がある時点で氷と変わるように……。 熱されていった水がたちまち蒸気と化すように……。 あいつはさらに様変わりするはずだ。その変化は、一瞬にして訪れる」 それは、今はまだ間の抜けたような側面ばかりが目立つ宮本明に対する、予言だった。 そしてそれはまた、未だ目指すところへ至れずにもがく者たちへの、『プンキネ・イレ(己の名を守る)』の助言だった。 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ ――ああ。 妹夫も、美色楽(メイスェラ)女士も、宮本明も、なんと闊達で・独特で・無謬の自己を持っていることだろうか。 彼らはみな己の行いに誇りを持ち、その誇りを意識的にしろ無意識的にしろ、必ず貫き通すべく動いている。 これほどまでに違いながら・そして決して道義的に褒められるばかりでない行いを繰り返しながら、なぜ彼らは皆、これほどまでに清々しい感覚を我に抱かせるのだろうか。 学びたくとも、どうすれば学べるのかがわからない。 我を見失い、人間と畜生の間を行き来する我が自己に、それが学び取れる時は果たして来るのだろうか。 『聞かせてくれ。お前の流儀は、何だ――?』 妹夫はそう問うて我に、初めからある忘れていた道を示してくれた。 『本当のアタシは、どうなろうと自ずからアタシなんだから』 美色楽女士はそう宣言して、初めからない知り尽くした殻を、打ち破る様を見せつけた。 『つくかどうかじゃない。身につけてみせるさ』 宮本明はそう豪語して、何度か見て体験しただけに過ぎないネアポリス護衛式の回転というものを、ついに実際に身につけてしまった。 考えていれば、思い続けていれば、果たして自分でも、そうして自然と彼らのような誇りと流儀を、身につけられるのだろうか。 冷えていった水がある一瞬で氷と変わるように。 熱されていった水がたちまち蒸気と化すように。 自然に敬意を払い、自然と敬意を払っていれば、ある時、そんなきっかけが訪れるのだろうか。 孫悟空に学ぼう、学ぼうと思いながらも、彼の桁違いに大きな雰囲気と肌合いの粗さに、恐れをなして近づけない沙悟浄のように。 ああ、俺はまだ、彼らから一歩引いて己を眺めているだけだ。 それでも、俺の脚は、自然と一歩踏み出すのだ。 ついていけるところまで、彼らについていきたい――。 そんな憧れは、きっと敬意の第一歩なのだ。 踏み出した我々の脚は、ついにエレベーターシャフトの下へと、辿り着いていた。 【E-5の地下 エレベーターシャフト/夕方】 【ウェカピポの妹の夫@スティール・ボール・ラン(ジョジョの奇妙な冒険)】 状態 疲労(中) 装備 『壊れゆく鉄球』×2@SBR、王族護衛官の剣@SBR、テレパシーブローチ 道具 基本支給品、食うに堪えなかった血と臓物味のクッキー、研究所への経路を記載した便箋、HIGUMA特異的吸収性麻酔針×3本、マリナーラピッツァ(Sサイズ)×7枚、詳細地図 基本思考 流儀に則って主催者を殴りながら殺りまくって帰る 0 さて……、宮本の伸びしろが活きてきたかも知れんぞ……? 1 武田、早く連絡を寄こせ。宮本がいるからどうにかなるだろうが、こちらとてこれから何があるかわからんのだ。 2 メルセレラの能力は、戦法で化けるぞ……。彼女が清廉な女性だったから、オレは命拾いしたようなものだ。 3 敵の勢力は大部分、機械仕掛けのオートマータ、ということなのか? 4 李徴は人殺しのノベリストの流儀か。面白いじゃないか。歴史上そういうやつもいるぞ。 5 シャオジーもそろそろ、自分の流儀を見出してきたようだな……。 6 『脳を操作する能力』のヒグマは、当座のところ最大の障害になりそうだな……。 7 『自然』の流儀を学ぶように心がけていこう。 ※首輪は外れました。 【宮本明@彼岸島】 状態 ハァハァ 装備 操真晴人のジャケット、テレパシーブローチ 道具 基本支給品、ランダム支給品×0~1、先端を尖らせた丸太×7、手斧、チェーンソー、槍鉋、詳細地図、テレパシーブローチ 基本思考 西山の仇を取り、主催者を滅ぼして脱出する。ヒグマ全滅は……? 0 痛ぇんだよエレベーターホールゥゥ!! 1 観柳さんたちは大丈夫なのか……? 2 信念や意志で自分を縛るのではなく、ありのまま、感じたままに動こう。 3 西山、ふがちゃん、ブロニーさん……、俺に力をくれ……!! 4 兄貴達の面目にかけて絶対に生き残る ※未来予知の能力が強化されたようです。 ※ネアポリス護衛式鉄球の回転を身に着けたようです。 ※ブロニーになるようです。 ※『壊れゆく拳』、『壊れゆく丸太』というような技術を編み出したようです。 ※首輪は外れました。 【ヒグマになった李徴子@山月記?】 状態 健康 装備 テレパシーブローチ 道具 なし 基本思考 人人人人人人人人人人 0 我はどうすれば、求め続けている自分に、至れるのだろうか……。 1 美色楽女士のような有り様こそ、我の憧れるものではあるのだろうが……。 2 小隻の才と作品を、もっと見たい。 3 フォックスには、まだまだ作品を記録していってもらいたい。 4 俺は狂人だった。羆じゃなかった。 5 小賢しくて嫉妬深い人殺しの小説家の流儀。それでいいなら、見せるよ。 6 克葡娜(ケァプーナ)小姐の方もあれはあれで、大丈夫なのだろうか……。 [備考] ※かつては人間で、今でも僅かな時間だけ人間の心が戻ります ※人間だった頃はロワ書き手で社畜でした 【メルセレラ@二期ヒグマ】 状態 魔法少女化、疲労(中) 装備 『メルセレラ・ヌプル(煌めく風の霊力)』のソウルジェム(濁り:小)、アイヌ風の魔法少女衣装 道具 テレパシーブローチ 基本思考 メルセレラというアタシを、認めて欲しい。 0 イヤイライケレ(ありがとう)、レサク(名無し)さん……。 1 見た目が人間だろうがヒグマだろうが関係ないわ。アタシの魂は、アタシのものだもの。 2 今はきっと、ケレプノエは他の者に見ていてもらった方が、いいんだわ……。 3 アイヌって、アタシたちが思っているより、ずっとすごい生き物なんじゃない? 4 態度のでかい馬鹿者は、むしろアタシのことだったのかもね……。 5 あのモシリシンナイサムのヒグマは……、大丈夫なのかしら、色々と。 [備考] ※場の空気を温める能力を持っています。 ※島内に充満する地脈の魔力を吸収することで、その加温速度は、急激な空気の膨張で爆発を起こせるまでになっています。 ※魔法少女になりました。 ※願いは『アイヌになりたい』です。 ※固有武器・魔法は後続の方にお任せします。 ※ソウルジェムはオレンジ色の球体。タマサイ(ネックレス)のシトキ(飾り玉)になって、着ている丈の短いチカルカルペ(刺繍衣)の前にさがっています。 ※その他、マタンプシ(鉢巻き)、マンタリ(前掛け)などを身に着けています。
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438 :名無しの心子知らず:03/02/05 21 15 ID t1g2DWIX 今妊娠中です。ちょっと欝なことがあったので、書かせてください。 残業して帰ったら留守電のランプが点滅。しかも9件。 聞いてみたら全て無言で、しかも10分おきくらい。 ?と思ってしばし固まっていたら、電話が鳴って、出るとトメさん。 「何度電話してもいないから、心配になって」 かけてるうちに、10分おきに9回になっちゃったんだって。 でも、日曜に話したばかりなのに。 産休目前にして、体の調子と仕事と相談しながら、 これでもイッパイイッパイやってるんです。 就労経験のないお義母さんには、判らないかもだけど。。。 439 :名無しの心子知らず:03/02/05 21 19 ID BeNf6F5k 438 あるある! 私も風邪ひいて寝てたら何度も何度もかかってきて「今大事な時だから」「心配 してるのよ」と繰り返し。 頼む…寝かせてくれ… 440 :438です:03/02/05 21 25 ID a7Sw9vfN 実は、お正月に義理家族が集まったとき、 長年不妊の義弟夫婦から、私は完全黙殺されました。 挙式、妊娠後初めて会う機会だったのだが、当然妊娠の事実は知ってるのに、 完全無視でおめでとうの一言もなかった。明けまして、のほうもね。 私の身内にも長年不妊がいるけど、お祝いの言葉はくれた。 お祝いしてくれて当然、とは思わないけど、社会人なら社交辞令くらい言えるのでは。 そんな義弟を、注意するでもなくたしなめるでもなく、 にこやかに見ていたトメさんです。 あれからひと月余。何かわだかまり消えない。私変ですか?長文スマソ 441 :名無しの心子知らず:03/02/05 21 41 ID UmtO0d+t 黙殺が義弟さんの、お嫁さんに対する精一杯の愛情表現だったかもしれない と、長年不妊だった私は想像してしまいますが それでも、身内のオメデタにはその場だけであってもオメデトウを言ってました せめてお正月の挨拶っていうのは、最低限の礼儀だと思いますよ あなたは、変じゃないです。お大事にしてください 442 :438=440:03/02/05 21 55 ID j2FoETUX 441 レスありがとです。 ワタシも、長年不妊の義弟夫婦に対しては、 私なんかには図り知れない苦労があるのだろうから、 理性を失うこともあるやもしれんと思えます。 だから一方的に、彼らを責めるつもりはないし、責めたくないです。 ただ強く思うのは、ウト・トメ両氏に対して、 初孫だと浮かれてばかりいないで、あの異様な雰囲気に気付けってこと、 あの雰囲気をどうにかできるのは、アンタ方しかいなかったでしょってこと。 放置以前に、あの空気に気付きもしなかったウト・トメが頭に来るのです。 次のお話→9-443