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僕は学校のポケモンバトル部に入っている。 だけど、経験が浅いせいか部員にはいっつも負けている。 野生のポケモン相手でも勝てないからレベルアップもできないんだよなあ… そんなある日、幼馴染の女の子が僕を森に誘ってきた。 元気のない僕をはげましてくれるらしい。 「今からすっごいの見せてあげる、元気が出るよ」 そういうと彼女はポケギアをとりだし、手を上にあげた。 ポケギアからはポケモンの鳴き声が流れている。 それから数分後、なんとピンク色のポケモンが何匹かあらわれた。 そのポケモンはポケギアと同じ声で鳴いている。 すると彼女は花で編んだかんむりをそのポケモンにプレゼントした。 「かわいいでしょ。この子タブンネっていうんだよ」 これがタブンネっていうのか。部の先輩から聞いたことがあるな 「タブンネといるとみんないやされるんだ。そういうパワーがあるの」 彼女は僕にそういった。 そういえば部の先輩もバトルで勝てなくなったときは タブンネの世話になったって言ってたなあ。 ん……?なんだか元気がでてきたな。 「あ、顔が明るくなったね。タブンネにいやされたんだね」 彼女の問いかけに僕は 「うん、君とタブンネのおかげだよ!ありがとう!」 と元気よくこたえた。 翌日、僕は唯一の相棒ゴビットを連れて森へ向かった。 終わり 森につくとさっそくタブンネがでてきた。 たしかに人間をまったくおそれていない。 「ゴビット!いけぇ!」 タブンネは人間が繰り出したポケモンもまったくおそれないようだ。 このあたりでは見かけないゴビットを天使のようなうるうるお目目でめずらしげに見つめている。 これから何をされるのかも知らないで…馬鹿な豚だ。 「ゴビット!ばくれつパンチだ!」 ゴビットの鋼鉄のように硬い拳がタブンネの顔面にヒット! 警戒しないからこんな大ぶりで命中しにくいパンチをまともにくらうんだよこの糞豚。 「ミギュエェェッ?!」 タブンネは何がおこったのかわからない というように目をパチくりさせている。追加効果が混乱なのもあるだろう。 しかし、次の瞬間「ミギュエエェェェェ!」とつぶれた顔をおさえながたのたうちまわりはじめた。 「しぶといな…まだ気絶しないのか。いいサンドバッグになりそうだ ゴビット!もう一度ばくれつパンチ!」 ゴビットは無言で大きくふりかぶり、拳をふりおろす。 しかし、ジタバタ転げまわるタブンネは少しのところで技がとどかないところまで転がった。 混乱が解けたタブンネは立ち上がり、腫れ上がった皮膚でほとんど隠れている目でこちらをキッとにらみ 全力でとっしんをしかけてきた。 しかし、その攻撃はゴビットの体をすり抜けた。 「ミィッ?!」 タブンネは予想外のことに戸惑っている。まぁゴビットは物理的な見た目をしていて技がすり抜けるようには見えないだろうな。 攻撃せずに逃げていればよかったのに本当に馬鹿な豚だ。 「ゴビット!ばくれつパンチだ!」 戸惑っているタブンネにゴビットた渾身の力をこめて鉄の拳をたたきつける! 「ミギュエェェェェアァァアアァァァ!!」 タブンネは拳をもろに受けて吹き飛び、木にぶつかって大きな音をたてたかと思うと、絶命した。 図鑑を開いてみると、ゴビットに莫大な経験値が入ったことがわかる。 「この調子ならゴルーグに進化できるのもすぐだ!よし、ここで鍛えよう!」 ゴビットは無言で頷いた。 終わり