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#blognavi これはねぇ・・・ http //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080729-00000478-reu-int.view-000 カテゴリ [つぶやき] - trackback- 2008年07月29日 14 10 09 #blognavi
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【麻雀の基本ルール】 【縛り内容】 【賭博罪】 【カツラはまじ】 【防臭】 【pppppp】 【スコーン】 【剣の舞】 【ワシ鼻(ワッシー)】 【印南】 【アガサ】 【ダンチ】 【スペア】 【姉御】 【アメしょん】 【俺の鼻だよ】 【運80からの三暗刻】 【指揮者事件】 【トレブル麻雀】 【ハイパーカオスタイム】 【ドラフォー】 【根津夫妻】 【ユウさん】 【周坊】 【中】 【弁当屋のおっちゃん】 【麻雀の基本ルール】 麻雀をやったことがないやまだのために、たやま先生が麻雀の基本を教えてやんよ。 ■麻雀はポーカーの進化形みたいなものと思っていい。 大原則として、14枚ある手札の中で「3・3・3・3・2」の塊(面子、メンツ)を作る。 3枚の塊は数字の連続(順子、ジュンツ)または同じ牌を3つ(刻子、コーツ) 2枚の塊はなんでもいいから同じ牌を2つ。これをアタマというんだな。正式には雀頭。 牌の種類には「ピンズ(○)」「ソウズ(|)」「マンズ(萬)」「字牌(東西南北白發中)」がある。 ■面子の組み合わせで色々な役が付いたりする。 例えば「123のピンズ 456のピンズ 789のピンズ 適当な面子 アタマ」なら「一気通貫」って役が付く。 役の難しさによって点数も高くなるから、狙えるなら狙って行きたいよな。 ■牌を捨ててるのは、普段は手札13枚じゃないとダメだから。 だから普段持ってる中ではアガれる形の一歩手前しか作れないんだな(テンパイしてる状態。テンパってるとか言う)。 その状態でアガりの形を作れる牌を山から拾えれば「ツモ上がり」、 誰かが捨てた牌が自分のアガリ牌ならそれを奪い取って「ロン上がり」ができる。 ■あと、一応覚えとくと実況が楽しくなること。 「ポン」・・・例えば自分が「中」を二つ持ってた時、誰かが中を捨てればそれを拾って三つ固めて横に置いとける 「チー」・・・例えば自分が「2ピン」「3ピン」を持ってた時、誰かが「1ピン」「4ピン」を捨てれば(ry 「カン」・・・例えば自分が「發」を三つ持ってた時、誰かが(ry この三つまとめて「鳴く」と言う。 鳴きは便利だけど、アガった時に役のレベルが下がっちゃうことが多く、また後述のリーチがかけられないのが難点だな。 ※「カン」は特別で、自分が四枚目を山から拾えても横にまとめて置いとける。これは鳴くことにはならないんだぜ。 「ドラ」・・・ドラ表示牌の次の牌がドラ(3ピンなら4ピン)。 これを一枚持ってるだけで役が一つ出来るからすんげぇ強力。 字牌は「東→南→西→北→東・・・」「白→發→中→白・・・」となる。 カンをすればドラ表示牌が一つ増えておいしいけど敵にとっても有利だから注意だ。 「リーチ」・・・鳴かずにテンパイ状態にすればリーチできる。 リーチ中はアガるまで拾ってきた牌を捨て続ければならない。 役が出来てなくても、リーチかけてアガればそれで点数貰えるからおいしい。 その場合の点数は、すごく・・・低いです・・・。ドラでも持っとけ。 「フリテン」・・・自分が捨てたことがある牌じゃロンできません。 でも山から拾えればツモ上がり出来るから安心。 他にも細かいルールは沢山あるけど、実況するだけならこれで十分だと思う。 知りたいことがあったらWikiperiaを見ましょう。 麻雀のルール 麻雀の用語 麻雀の役 【縛り内容】 イカサマ技全般 食いタンのみでの和了 ※対アメしょん再戦にて解禁 【賭博罪】 刑法185条。「健全な国民生活の美風」を保護法益とし、 勤労による所得で生活するといった経済基盤の堕落を防ぐ為の法律。 複数人が偶然に支配される方法で財物を賭して賭け事をする罪。 即ち、公共の雀荘などで現金等かけて麻雀を行うなど以ての外である。 ただし、イカサマなどによって勝敗が人為的に左右される場合、 偶然に支配されているとは言えないので、これは賭博罪には当たらない。 無論、詐欺罪が適用される可能性が高いのは言うまでも無い。 【カツラはまじ】 クルーク、キャプテンクルール、バロンクルールに次ぐ4代目はまじ。 主がいい手を仕込んだときに限り、カツラこと丸刈りはロンでトビに食わせて主を封じ込めるのである。 【防臭】 房洲のこと。お前は敵なのか味方なのかはっきりしろ。 ツモの達人。 数々の苦難を乗り越え、トーシロだらけの天国に辿り着いた哲也が最後に戦った相手。 圧倒的な力でアメ公以上に主を苦しめるかと思いきやあっさり勝利。 やはり寄る年波には勝てなかったか・・・とスレ全体がアンニュイな雰囲気になった後ポックリ昇天。 防臭さん・・・あんた、立派だったよ。 【pppppp】 おrrrrrの代用品。唇を震わせて発する音。 【スコーン】 主はベジたべるよりもこちらにはまり始めている模様。 どうやら野菜系スナックが好きなようだ。 【剣の舞】 気分転換に流したBGM。麻雀に阿鼻叫喚が加味される。 主が上がったと同時に曲が再現部に移り大盛り上がり。 【ワシ鼻(ワッシー)】 伝説のイカサマ雀士鷲鼻。挿絵が誇らしげ。他の2者がむっつりなのと対照的にニヤニヤしている。 彼のイカサマの手法は独特且つ先進的、独創的且つ前衛的である。 その手法とは、BGMに同調して牌を引き当てるという前代未聞の方法である。 威風堂々が流れたら要注意。その曲が流れた時、局はオーラス、彼の一人勝ちで終了する。 その他の優雅なBGMで意気軒昂、連戦連勝。対する主は剣の舞にてこれを撃退。 だがしかしすぐにクラシックとの相乗効果により逆転される。 BGMとのマッチ加減が主の笑いを誘い続けること45分間に及び、やたらと時間を費やした その後、BGMを戻して再戦すると、鷲鼻のターン終了。防臭が飛んだり跳ねたり大興奮。 それでも苦戦が強いられたことには変わりなかったが、鷲鼻は何故か弱体化。 ワシ鼻の相方のボウズをフルボッコにし、勝利を収めた。 激戦の後は、威風堂々のBGMとともに鷲鼻神として祭り上げられた……はずだったが、 何故かアメしょん野郎のリターンマッチにて再び出現。 相変わらず存在感だけは誇示していたが、所詮は噛ませ役として散っていった。 が、しかしアメしょんに負けたので主がコンティニューしたところ、 アメしょんに国士無双をぶつけられた鷲鼻は、ストレスの捌け口として主を集中砲火。 主の精力を根こそぎ奪った。 その後も獅子奮迅の活躍を見せ、対アメしょん兵器として主の期待に別の意味で応える。 更には5日目、大暴走をたびたび繰り返し、東一局から国士無双を繰り出す始末。 とても主の手には負えず、81000点を計上して独壇場にあがる。 【印南】 哲也の好敵手。昔運送会社にいたころに花札の賭場でちょっとなにかあったとか原作の話はどうでもいい。 本来カギとなる牌の裏面の特徴を覚えるガン牌だがチート前回の印南はすべての牌を見透かしずっと印南のターン状態。 2時間半の死闘の末最後は鷲鼻BGMモードに突入した主のバカヅキにより勝利。 【アガサ】 信。きしょい。 【ダンチ】 段違いの空気の読みと嫁なさを併せ持つ。 ダイスーシーをかまして主を驚かせていたのも過去の話。 今では「愛すべきおばかさん」の役を一手に買っている。 根津夫妻戦後、殴られ続けた恨みがついに爆発したのか敵側に寝返り。 大好きな三元牌を使って薄情な哲也に役満を直撃させつづける。 そのうち根津妻のドラ8術まで使い出し、パンチドランカーの猛攻は留まる所を知らない。 が、やはりダンチはダンチ、それほど時間をかけることなくかっぱがれ、根津夫妻に八つ当たりに行った。 二度目の夫妻と囲んだ卓でダンチは、未だかつてないほどの凛々しさと男らしさを見せていた。 【スペア】 ボウズ。なかなか堅実に攻め、主を苦しめるも、所詮は鷲鼻のスペアであった。 【姉御】 リサのこと。初対面では完全にスペアに役を取られ完全な空気キャラに。 ポリ公の臭いをかぎつけるほど、鋭敏な神経の持ち主。 メンヘラがかってる気もするが、主を逆にオヒキにするほどの強運の持ち主。 【アメしょん】 アメリカかぶれ。アメリカ、アメ公とも。 逐一発音が気持ち悪い。舌なめずりとか最高に下品。死ねばいいのに。 負けたくせに、リサのことを追い回しリターンマッチを申し込んでくる。 国士無双まで決めてくるから性質が悪い。しかも鷲鼻神に直撃。 鷲鼻神を冒涜する奴は死ね。豆腐の角に頭ぶつけて市ね。 鷲鼻神の猛攻を華麗に蚊帳の外で見守り二位の座を堅守。 口癖は「手がゲイもつみたいにアッーとしてきたぜェー!」。 どこまでも卑猥。姑息。陰険。性悪。悪辣。陳腐。下衆。 でも強い。希望しか見えない。 「ぅリィ~ッチ!イッパァツ!イィィペーッコーゥ!ドラぅワァン!」 アメ公の早漏っぷりに、主はたまらず「食いタンなし」の縛りを解禁した。 しかしながら、それでも勝てない。数々のクラシック名選、ZARD等を起用しても効果が無い。 ついには鐘撞、リスニングCD、果てはスレ住民に救援を要請してどくどくタワーをも用いるも、 微々たる希望のともし火はアメしょんの一発ツモ上がりによって吹き消された。 日付が変わって0 11、3日間の激闘の末、「TOMORROW」→「負けないで」により勝利は確定したかに見えた。 だが南三局、アメしょんが8000点通しを発動。 一挙にスレは沈鬱な雰囲気に。 でも主は諦めなかった。何故なら強運が残っていたからだ。 しかし現実は非情であった。リサに12300点のダイレクトアタック。 全てが儚く霧散した瞬間だった。(♪さよなら - 小田和正) 終わらない激闘5日目。 アメしょんのあまりの専制早漏っぷりにもはやWikiに書くべき内容も無く、ただ淡々と局が流れていった。 バグ羅列付けるダンチ、暴走する鷲鼻神、早漏のアメしょん… 希望すら見えない中、主はいつものようにエコータイムを敢行。 いつも以上の不運さにぐったり。ぐっちょり。あいやよー。 だが鷲鼻神大暴走の後、ついにTAKE109、TOMORROW効果が功を奏したか、 主の対々和が決まり5日間にも呼ぶ壮絶な戦いに終止符を打った。 あまりの感動に酔いしれる主およびスレ住民。かつてない奇跡に主は涙した。 結果は主とワッシーのワンツーフィニッシュ。でもアメしょんがラスだからいいよね。 本当に本当に長く苦しい戦いであった。 【俺の鼻だよ】 ワシ鼻のテーマソング第二段。チンピラアメしょんとの戦いに勝てないのはBGMが悪いということでカジュアルな曲を流すと言い出す主。 流れてきた曲はアンパンマンのOP、せがた三四郎のテーマ、ドリフのBGMなどカオスなものばかり。 そんな中流れてきた野村監督の歌の歌詞に「俺の~鼻(花)だよ~」というものが出てきたことを視聴者に指摘され主、視聴者ともに爆笑の渦に。 今回もBGMとゲームの状況のマッチ具合は神懸かっており歌詞のない所でアメしょんの口癖が合いの手のように聞こえたり、 ワッシーのロンと同時に「俺の~鼻だよ~」と腹筋壊す気全開の合わせっぷりを見せつけてくれた。 【運80からの三暗刻】 3日以上も続く対アメしょん戦。まだまだ光明の見えない対局だった。 しかし途中から役なしに…なるかと思ったら、あがっちゃった。 主のテンションうなぎのぼり。でも起死回生の一手とはならず。 【指揮者事件】 触れてはなりません。 同義語、鮫島事件。 【トレブル麻雀】 主が新しく買ったUSB接続のサウンドカードについていた機能。 ステレオミックス出力の音程を弄れるらしい。 お陰でアメしょん野郎の声が安っぽいチンピラ(むしろ鈍器1の雑魚)みたいに。 更にはクラシック音楽とハイテンションな主の声で三重奏を奏でる。 【ハイパーカオスタイム】 鐘を衝く音+どくどくタワー+TOMORROW+般若心経という前代未聞の試み。 鐘を衝くタイミングが絶妙すぎて腹筋崩壊。 逆転敗北を喫したときの暗いムードはどこへやら。 だが結論として、1曲ずつ流した方がよくね?ということに。 【ドラフォー】 ドラ4の事。 チートイツのみなどの安手からドラ4が乗り満貫、倍満となるアメしょんの必殺戦法である。 その威力に主もブチ切れるほどである。 / ̄\ リィーチ、ツゥモゥ / ̄\ |/ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄\| | /V\\\ | /V\\\ | / /|| || | | //| || | | | |(゚) (゚)| | | | (゚) (゚) /| ノ\|\| (_●_) |/ \| (_●_) |/|/\ イッパァツ チートイ 彡、 |∪| 、` ̄ ̄ヽ /彡、 |∪| ミ \ / __ ヽノ Y ̄) | ( (/ ヽノ_ |\_> (___) Y_ノ ヽ/ (___ノ \ | | / | /\ \ / /\ | | / ) ) ( ( ヽ | ∪ ( \ / ) ∪ \_) (_/ / ̄\ |/ ̄ ̄ ̄ ̄\ (ヽノ// //V\\|/) (((i)// (゜) (゜)||(i))) ドラフォー /∠彡\| (_●_)||_ゝ\ (___、 |∪| ,__) | ヽノ /´ | / ちなみに、アメしょんとの激戦を制した後は、彼がまた懐かしくなったのだろうか、 主も「ドラワァン」等と威勢良く言い出す始末。 【根津夫妻】 夫はスネオ。 一戦目はイベント戦だからか、主の運が230以上の鰻上りになりフルボッコ。 しかし二戦目、今度は玄人と発覚した夫妻の攻撃力が鰻上りになり主がフルボッコされた。 ダンチに大三元をぶち当ててぶっ飛ばすなど鬼畜。 役満の夫、ドラ8の妻。 希望しか見えなくなってきたところで、主は満貫率などのプロファイリングを始める。 それが功を奏したのかどうか、アメしょんほどの時間はかからずにクリア。エクセル様様である。 【ユウさん】 一匹狼のユウ。 その実態は安手で和了り、ダンチに振り込むはた迷惑な渋顔のオッサン。 周坊と共にダンチの引き立て役となっていた。 【周坊】 自身の力は気力の抜けたリサより多少マシな程度だが、オヒキとしての力はワッシーにも負けない。 彼の振込みによって主が助かった場面は数知れず。 ダンチじゃなくてこっちをオヒキにしようぜ。 【中】 あたる、と読む。 防臭の息子であり、賽振りの手並みは一級品。 ラストの防臭戦で戦ったが、あまりにも影が薄く、印象に残りづらい少年であった。 エンディングムービーで哲也に付いて東京に行くと言い出すも、哲也の罠にかかり列車を逃す。 あそこで「釣りはいらねぇよ」と言えないところが彼の青さである。 【弁当屋のおっちゃん】 エンディングで、哲也にパシらされた中に弁当を売るおっちゃん。 お約束をお約束として完結させるナイスプレーを見せてくれた。
https://w.atwiki.jp/wfas/pages/17.html
架空世界が舞台の前作と違い、今作はポーランドの国民的歴史小説『Ogniem i mieczem(英:With Fire and Sword』がベースとなっている したがって17世紀の北東ヨーロッパに実在した以下の諸勢力が登場する。 コサック・ヘーチマン国 ポーランド共和国 モスクワ・ツァーリ国 スウェーデン王国 クリミア・ハン国 Cossack Hetmanate コサック・ヘーチマン国 Polish Commonwealth ポーランド共和国 Muscovite Tsardom モスクワ・ツァーリ国 Kingdom of Sweden スウェーデン王国 Crimean Khanate クリミア・ハン国 その他 Cossack Hetmanate コサック・ヘーチマン国 ポーランド=リトアニア共和国に反旗を翻し独立した、かつてルーシ・キエフを支配したテュルクの末裔。 部族連合国。史実では大国のポーランドとロシアに挟まれ悲哀を託ったが、このゲームでは強力。 ザポリージャ騎兵を筆頭に騎射が高く、野戦では遠戦・白兵戦とも強い。 徒歩での白兵戦がイマイチなため、攻城戦はあまり上手くない。 敵に回すと一番厄介な勢力。銃を装備している兵が多いため濃厚な弾幕を味わうことになる。 騎兵は騎射だけでなくランス突撃も可能。平原で戦う場合、ある程度の被害は覚悟しなくてはならない。 相手にするときは平原以外の戦場に誘い込むことが重要となる。 Polish Commonwealth ポーランド共和国 正式名称ポーランド=リトアニア共和国。共和国なのに王様がいるのは議会によって選出されるため。 他のゲームならいざ知らず、今作では過去にスウェーデン、ロシアをしりぞけた大国。 中でも特筆すべきはゲームパッケージにも載っている騎兵上位ユニットのウイングハサー。 羽根飾りのついた甲冑を身にまとい、パイクよりも長いランスを構えての突撃には定評がある。 敵軍の中に一定数以上のウイングハサーがいた時の絶望感は、前作のスワ騎士のそれを上回る。 しかし、その長さゆえに懐に入られると弱い。攻城戦ではランスは剣に変わる。 また騎兵中堅ユニットの重装コサック兵などもなかなか優秀。 歩兵、銃兵は平凡なためか、味方の諸侯はあまり頼りにならない。 そのため史実どおりに都市をことごとく陥とされて没落することもしばしば。 イメージ的には前作のスワディアに近いかも。適切な騎兵の運用が戦局のカギを握る国。 Muscovite Tsardom モスクワ・ツァーリ国 モスクワ大公国とも。いわゆる後のロシア帝国。 前作のノルドにイメージ的に近い。全体的に白兵戦に長けた兵が多い。 歩兵は両手のポールアクスなど高威力の武器を装備しており、歩兵同士の殴り合いともなれば他を圧倒する強さを誇る。 銃兵は熟練度こそ劣るもののやはり白兵戦が異様に強い。しかしながら、歩兵・銃兵双方装甲は薄い。 騎兵上位ユニットの親衛兵は、遠距離武器こそ持たないものの、装甲も厚く近接攻撃力はかなり高い。凶悪。 その他騎兵ユニットはおとなしめな性能。 戦術としてはソ連兵の如く、さっさと突撃させるべきだろう。ウラー。 逆に敵に回した際には銃兵と騎兵を上手く使い、歩兵、騎兵、銃兵の順に片づけるとよい。 他国と比べ、ユニットの生産効率も良い気がする。 強国。プレーヤーが軍事介入しなければどんどん勢力を拡大する。 Kingdom of Sweden スウェーデン王国 三十年戦争で武名をとどろかせたスウェーデン。 グスタフ・アドルフの薫陶著しい銃兵が魅力の国。 装填速度、精度、射程距離全てにおいて優秀で、銃兵上位ユニットであるライフガーズ(護衛兵)を相当数揃えれば レンジ外からの一方的な射撃により、相手が近寄る前に駆逐できる。 また騎兵上位ユニットのスウェーデンライターは、アーマーが分厚い上に騎射能力も高く、非常に強力。 さらに歩兵もポーランド、クリミアよりは強い。 イメージ的にはベージャーとロドックを合わせたような国。 歩兵、銃兵、騎兵いずれも種類が豊富な上に能力も高い。バランス型。 Crimean Khanate クリミア・ハン国 かつてヨーロッパを恐怖のどん底に叩き落としたモンゴルの後裔国。 現在はオスマン帝国の属国。そのせいかイェニチェリなど、トルコを思わせる装束の兵が多い。 前作の勢力の中でイメージ的に近いのはやはりカーギットだろう。 敵に回した時の弓騎兵のうざさと味方にした時の頼りなさはなんとも懐かしさすら覚える。 騎馬ユニットの種類が豊富で、弓を装備しているものが多い。 全体的に軽装で脆い。騎兵は言わずもがな、歩兵もアザップ軽装歩兵、カピクルなど脆すぎて存在価値を見い出せないレベル。 他国と比べ装備がカラフルで美しい。観賞用には最適。 地理的に強国のロシア、コサックに挟まれているせいか、非常に弱く感じる。(実際弱い) その他 各国の駐屯地では傭兵を雇用できる。 またお金をかければ武器、防具それぞれをカスタマイズすることが可能。 各国ごとの傭兵の性能についてはこれから検証予定。 モスクワ・ツァーリ国、コサック・ヘーチマン国は強国。ほっといても勝手に領土拡大していくことが多い。
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/868.html
『紅い月に吠える』 赤い満月の夜に、大量に現れたれみりゃとふらん。それらは世界の終わりを告げる悪魔か、世界に救いをもたらす天使か。 予言された"終末の日"は近い…。 「うー♪ うー♪」 「だど、だどぉ♪」 「…」 私は家でゴロゴロしながらテレビを見てゆっくりしていたのですが、気が付いたら目の前に可愛いおちびちゃんたちが遊びに来ていたみたいです。一人は体がついていて、ぶきっちょなダンスを踊っています。かわいいなあ。 …少し目を離しただけなのに、この子たちはさもずっと居たかの様に胸を反らせてそこにいました。 やはり私にとってゆっくりは、未だに謎に包まれた存在のようです。どうやったらそこまで正確に一瞬の隙を付けるのでしょうか。 「うー♪ おねーさんは、ゆっくり出来る人?」 体のついていない、背中に何やら宝石の様な生えたゆっくりが話しかけてきました。何やら私の顔色を伺っているようで、びくびくした様子です。 体が付いたゆっくりも、不安そうな目をしています。 二人のゆっくりには悪いのですが、その様子すら可愛いです。 「…大丈夫ですよ。私はゆっくり出来る人です」 私がそう答えたら二人は安心したのか目をトロンとさせ、すぐに跳ねあがり歓喜の声をあげました。 私は、その様な様子の二人に言いました。 「ふふ。ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね!!!」」 『自己紹介』 「じゃあ、自己紹介でもして貰おうかな。そっちの体のおちびちゃんは、どなたさんですか?」 「うー? れみぃはれみぃだど! こーまかんのおぜうさまなんだど~♪」 体つきのおちびちゃんは何やらちょっとわからない事を喋り、手を頭まで挙げて何やらダンスを始めました。 いちいちもたついている所がなんともかわいいですね。 「うー! そんな説明じゃあ、おねーさんがわかんないよっ! ゆぅ、ふらんはふらん! おねーちゃんと一緒にお外に出たらここに来たんだ、よろしくね!」 きちんと挨拶が出来て、偉いですね。私は、ふらんの頭を撫でてやります。 それにしても、姉妹だったのですか。おねーさんとおねーちゃんの違いが少しわかりにくいですね。 れみぃ? が姉で、ふらんが妹かな。確かに二人とも面影があるように見えますね。 ふらんは嬉しそうに羽をパタパタさせて笑顔を浮かべています。対称にれみぃ? の方は『私もやって!』と言わんばかりに目を吊り上げて体をずいっと私に近付けます。 「はいはい、撫でてあげますよ。お前は、れみぃでいいのですか?」 「うー♪ おぜうさまのれみぃの頭を撫でられるなんて、特別なんだどぉ♪ れみぃはれみぃでいいんだどぉ!」 「違うよ、おねーちゃんはれみりゃでしょ!」 「うー…?? れみぃ、わかんないどーっ!」 「もうっ、しっかりしてよおねーちゃん!」 妹に叱られるお姉さんの図があまりに絵になっていて、思わず笑ってしまいました。 はたから見るとふらんの方がしっかりしていて、お姉さんにみえますね。 「ともかく、れみりゃとふらん! これからよろしくお願いしますね」 「うっうー♪」 「だどぉ♪」 『プリン』 私は今日の家事を全て終わらせ、至急台所の冷蔵庫へ向かいます。何故か? 理由は一つです! 「うふふ…、このキンキンに冷えきったプリン!! 神社に居たときはいつも何だ間だで妨害されて、食べれずじまいでしたが…。 今日こそ! 誰にも邪魔をされずに食べる事が出来るのです!!! れみりゃたちは寝てるよね…、寝てた。タオルケットお腹にかけて仲良く眠ってる。かわいい」 冷蔵庫の前で一人馬鹿みたいな独り言を喋る自分に自己嫌悪しつつ、食器棚からスプーンを取り出してテーブルに座ります。 いざ、プリンオープン! べらあと綺麗に蓋がとれていき、同時にその肌の色を表す至福の時! 親父が脱衣麻雀が好きな理由も頷けますよ! 完全にプリンが肌を表してその均一なる大地を掬おうとした、その時でした! ぐぎゅるるるる~… 「ぬおっ!?」 来た、来ちゃった、来ちゃいましたよ! 3日に一度のお通じが、ああっ! トイレに行きたい! でも、ここでトイレに行ったら一生プリンにありつけないような気がする、ぐぬぬ…! 「やむをえないっ!」 私は泣く泣くその場でのプリンを諦め、隼の如く速さでトイレに駆け込みました。ああ、この瞬間も至福の時だし、どうでもいっか…! 「うー、おねーさんの声がうるさくて起きちゃったどぉ…うー?」 少女便所中… 「さーて、麗しのぷっりっん~っと♪ …ん、無い? な、無い!!? そんな!」 無い、無いんです! 予想はしてたけど、確かにテーブルの上に置いてあったはずのプリンが、スプーンだけ残して颯爽とどこかへ消えてしまいました! 一体何があったと言うのですか! 「…うー? おねーさん、どうしたんだどぉ?」 ふと、寝ていたはずのれみりゃが話し掛けて来ました。 れみりゃは起きたてなら目を擦りながら話し掛けてくるはずなのに、今はそれがないんです。まさか、れみりゃが…? 私は、質問に答えながら注意深く辺りを見回します。 「私のプリンが無いんですよ! せっかく有二屋で買ってきたのに! …あーーーーーーーっ! テーブル下に有るのは、有二屋のプリンのカップ! さてはお前たち、食べましたねぇ~!」 やはり嫌な予想だけは当たるもので、見事テーブルの隅っこに空に置かれているカップを発見しました! 几帳面に、カラメルソースまで無い! これは間違いなくれみりゃたちの犯行ですね、現行犯で逮捕します! 「うっ、うううーっ! ごめんなさいおねーさん! ふりゃんと一緒にあまあましてたのだー!」 「ゆうう、ごめんなさい~!」 「…ふう。まあ、いいですよ。気が付いているんです、私はプリンがどうしても食べられない星の元に産まれて来たんだって。 何をどう工夫しようが、最後には他の人たちの胃袋にプリンは行ってしまうのです」 「お、おねーさん…?」 れみりゃとふらんが何の話をしているんだと言う顔付きで私の顔を覗き込んできたので、私は二人の頬をぷにりと触ながら外に出るための財布と防寒具の準備をします。 「まあ、おやつを一人占めしようとした罰でもありますしね。3人で、パフェでも食べに行きましょうか」 きっと、欲張りすぎたから神様から罰が当たったんです。おいしいものは、皆で共有しないとね。 「う、いいの? やったー!」 「うっうー♪」 二人の笑顔をみると疲れも吹っ飛ぶというものです。さあ、行きましょうか! 私はおちびちゃんたちの手を引き連れて、近くの喫茶店へ向かいました。 『けんか』 「う゛ーっ! う゛ーっ!」 「うー! うー!」 和室でお昼寝をしているはずの二人の部屋がうるさいから様子をみてみると、なんと二人がけんかを始めているではありませんか! まあ、とは言ってもこの時期のけんかというのは大切な事ですからね。二人には悪いですが可愛らしいですし、遠目で眺める事にします。ううん、悶えるなあ。 …よくよく観察していると様子がおかしい事に気が付きました。先程からずっとふらんの方がれみりゃを叩いていて、れみりゃはというとうーうー泣いていて頭を縮こませて耐えている一方では無いですか! 私はたまらず足を踏み出します! 「こら、ふらんっ! やめなさい!」 「う゛、…う゛ー゛っ゛!゛ お゛ね゛ー゛さ゛ん゛!゛!゛!゛」 「うう…、…ぷんっ。おねーちゃんが悪いんだからね、ふらんに意地悪したおねーちゃんが悪いんだいっ!」 「うーん、それでも暴力に訴え出る事はやってはいけない事ですよ、ふらん! …れみりゃ、どうかしたのですか? お前が何かしたのですか?」 「う゛ー、れ゛み゛ぃ゛悪く゛無いも゛ん゛っ!」 れみりゃは嫌々のポーズを体に表してとうとう私の膝の上で泣き出してしまいました…。これは、当人から事情を聞くしかありません。 「ふらん、お前が暴力をふるうということは何かひどい事をされたのでしょう、何をされたのですか?」 「うー、おねーちゃんが、寝ているふらんのほっぺを叩いてきて…、う、う゛え゛え゛え゛ん゛!゛!゛!゛」 すると、ふらんも泣き出してしまい私の胸にうずくまってしまいました。 …大方、寝惚けていたれみりゃが間違いでふらんの頬を叩いてしまい、それにショックを受けたふらんがれみりゃを一方的に押し倒した、という所でしょうね。 私の目下ではやや落ち着いたのでしょう、涙目になりながらも二人が『ばーか!!』とやじを飛ばしあっています。 ああ、子供のけんかというのも可愛らしいなあと新たな発見に感動するのも束の間、私はれみりゃとふらんを向き合わせます。 「ほら、二人ともお互いを見て! 薄々お互いに悪かったって気が付いているのでしょう? 仲直りです」 「…うー」 「…ぷいっ」 中々素直になれないみたいで、二人は目をあわせようとせずそっぽを向いてしまいました。しかし、その様子も次第に変わっていき、最後には二人とも小さな声で『ごめんね』を言いあいました。 仲直り出来て、よかったですね! …それにしても、姉より腕っ節の強い妹かあ。新しい、自分の性癖を発見したような気がします。 『かくれんぼ』 「うー! おねーさん、かくれんぼしようよっ!」 テーブルに座り縫い物をやっている私の膝にふらんが乗っかってきて、かくれんぼをしようと言ってきました。 やることもないし、別にいいですよ。でも、どこでするんですか? 「うっ、もちろんおねーさんの家でだよ! んもー、わかってる癖にいっ」 このこのと嫌に体を押し付けてくるふらんの頬をつねりながら、私は危なくないか考えます。 うーん、家の中でか。二人とも、特にれみりゃ。何か物を壊さないかな? あ、いや。待てよ? ふらんが一人で私を誘いに来たということは、れみりゃは既に隠れてるということですかね…? 「ふらん! れみりゃはもう隠れているのですか?」 「うっうー! その通りさっ! ふらん、じゃんけんで負けて鬼になっちゃって…。おねーさんも誘えば、仕切り直しになるかなって思って!」 なるほど。子供的で可愛らしい考えですね、思わずふらんを抱き締めちゃいます。 それにしても、じゃんけん…? れみりゃは手がついているから分かりますが、果たしてふらんはどうやってじゃんけんを行うのでしょうか? 興味を持ちました。 「ふらん、私とじゃんけんをしませんか? このじゃんけんで負けた方が鬼です」 「うっ、いーよ! さーいしょはグー! じゃんけん!!」 もう始まったのですか! 私は急いでチョキを出しました、するとふらんは 「んー!」 と可愛らしいお口を紡ぎました。そして、『やった、勝ったあ!』と嬉しそうに笑顔を綻ばせてぴょんぴょん床に跳ねました。 なるほど、今のがふらんのじゃんけんなのですね、チョキが半開き、パーが開くといったところでしょう。違いがわかりにくくもめやすいのが難点ですね。 同時に私の鼻の奥が熱くなって、チリチリと舌に鉄の味が広がりました。 …むっちゃかわええ!!! 「うっ、おねーさんが鬼だからふらんの事探してね! じゃあ、あとでね!」 ふらんはそそくさと居間を出ていきどこかに隠れてしまいました。 まあ、この家、そもそもマンション自体一人暮らし用のマンションで広さは1LDKほどしか無いので、すぐに見付かるでしょう。 私は座りっぱなしで重くなった腰をあげ、二人を探しに向かいました。 『かくれんぼ 2』 「8、9、…10! もーいいですか?」 「いいよー!」 「うっうー♪」 私はわりかし小さめの声で二人に呼び掛けたのですが、すぐに返事が返ってきた事から近くにいるんだなと考えました。 家自体が狭いとはいえ、せめてもう少しくらい遠くに行けばいいのに、おバカさんなんだから! まあ、そこがまた堪らなくかわいいのですけどね。 「じゃあ向かいますよ…、あ!」 早速見付けました、おちびちゃんのお姉さんの方です。 れみりゃは居間を出てすぐの和室の押し入れに隠れたつもりなのでしょうが、可愛らしいお尻が丸々出ていて隠れきれていません。 そのお尻すら、私の『あ!』と言った声に反応してもぞもぞと動いている始末です。うーん、かわいい。 押し入れに無理に潜り込んだため、布団もぐちゃぐちゃになっていますし…。あーあ。これは、かくれんぼが終わったら畳み直さないといけませんね。 私はぷりちーなヒップのれみりゃの背中をポンポンと優しく叩きながら、見つけたことを伝えます。 「れみりゃ、みーっけ」 「う? …うー!! 何で見付かっちゃうのー!?」 「そりゃあ、お尻がはみ出るどころか全部出ていては見付かりますよ」 「そんなこと無いもん! れみぃの隠れ家は完璧なんだどぉ…、うー? あっ、お尻が隠れてないどー! 通りでスースーすると思ったど!」 どうやら本人は気が付いていなかったらしく、押し入れに入った布団からもぞもぞと出ると、舌を出してのウィンクを貰ってしまいました。 鼻血もんです、このまま叶う事なられみりゃを抱き締めながら頬を甘噛みしたい欲求に駆られましたが、そうも行きません。 まだかくれんぼは始まったばかりで、ふらんが隠れているからです。 そもそもお前があまりに見付かるのが早すぎたのですよ、れみりゃ! 「うー? ニンゲン誰だって失敗はあるんだど、大切なのはそれを乗り越えて行くことなんだど! うっうー♪」 れみりゃは笑顔で得意気にいつものダンスを踊ります。なんてことのない、手を挙げる動作にすらもたついているのですからかわいい事この上ありません。 私はれみりゃを抱きかかえ頬擦りをしながら和室を出て、様々な場所を探しました。 玄関前、風呂場、それこそ居間のテーブルの下まで…。しかし、とうとうふらんを見付けることはできませんでした。 「ふらん、ふらん~。私の負けです、出てきてくれませんか~?」 「うー、ふりゃん! おねーさんを心配させちゃ駄目なんだどぉ、かくれんぼはおしまいだど!」 かくれんぼが始まってから既に一時間が経過しました。私とれみりゃは家中にふらんを呼び掛けて探しているのですが、一向に現れる気配が見えません。 まさか、外に出ちゃったのかな。事故に遭っていなければいいけど…。 いても立ってもいられなくなった私は近くの公園まで向かおうとれみりゃに呼び掛けようとしたときでした。 れみりゃが、『うー、いたどぉ!!』と大声をあげて私の手を掴みます。そのまま誘導されるがままに先程調べた風呂場にまで連れていかれます。 れみりゃが洗濯機に指を指すので、覗いてみるとそこには隠れている途中に眠くなったのでしょう、すやすやと眠るふらんの姿がありました。 「…全く。人を心配させて」 私は洗濯機に入ったふらんを私の胸に抱えながら和室まで持っていき、座布団とタオルケットを用意して簡易的にベッドを用意してあげます。 れみりゃも『れみぃも寝るどー!』とふらんの隣に元気いっぱいに寝転がったと思いきや、疲れていたのでしょう。すぐに眠りの世界に入っていったみたいです。お腹にタオルケットをかけてやります。 私も、眠くなってきちゃったかな。ぐちゃぐちゃになった押し入れからもう一枚タオルケットと二枚座布団を取り出して、それぞれ私の枕とれみりゃの枕にして頭を乗せてあげます。 おやすみ。ふらん、れみりゃ。二人の額に軽くキスをして、私は眠りにつきました。 『仕事』 「それじゃあ、れみりゃ、ふらん。行ってきますよ」 「うーっ、うーっ!」 「行ってくるんだどぉ♪」 今日は仕事の日です。私の仕事はいわゆる事務系の仕事で、忙しく無い時は自宅待機をしていても良いといった恵まれた職場環境なのですが、今は決算の時期。 猫の手も借りたいくらいに忙しく、こうして仕事に駆り出されて行くことが度々あるのです。 私は玄関までお見舞いに来てくれたおちびちゃんたちに別れを言い、外にへと出ました。 …今日は夕方まで帰ってこれないのですが、お昼ごはん、大丈夫かなあ。 一応チャーハンを炒めて用意したのですが、心配だなあ…。 「…さてと、ふりゃん! おねーさんがいない間、れみぃ達がしっかりして、おねーさんを安心させるんだどぉ!」 「うー♪ でも、何をすればいいの?」 「…うーん。 …うっ! そーだど! れみぃたちで、いつもおねーさんがやってる事をやればいいんだどぉ!」 「…いっぱいありすぎて、わかんないよ」 「うー…。やっぱり、れみぃたちが普段通りでいることが、おねーさんにとって一番良いことなんだどぉ♪」 「もうっ、おねーちゃんったら! それはそれとして、何をして遊ぶの?」 「うーっ! まずは、かくれんぼでもするんだどぉ♪」 「はーちぃ、きゅーう、…十っ! もーいーかいっ?」 「いいんだどぉ!」 「よーし、おねーさん! 一緒に…、いないんだった。おねーちゃんどこかな、あ。 …みっけ」 「うぅー!? なーんでれみぃは、こんなに早くみつかっちゃうんだどぉ!?」 「そりゃ、押し入れにお尻がはみ出てるからねぇ」 「うっ? まーたやらかしたどぉ! れみぃのぷりちーなヒップはとどまることを知らないんだどぉ!」 「…つまんないね」 「…うー」 「…他の遊びしようよっ、トランプとかさあ!」 「うー、いいどぉ! でも、れみぃトランプがどこにあるかわかんないどぉ…」 「ふらんも、わかんない…」 「…うー! お絵描きするのはどうだどぉ?」 「いいね! …でも、ふらんたちだけでやっても、褒めてくれる人がいないもん」 「うー…」 「…おねーさん、早く帰ってこないかなあ」 「…うー」 「…ぐすっ」 「うう、ふりゃん、泣くなどぉ…」 「只今帰りましたっ!」 私は玄関を開け、大声で二人にその旨を伝えます。 二人は大層驚いているようで、少しの間きょとんとしてすぐに『おねーさん!』『仕事は!?』と叫びつつ立っている私の膝に抱きついてきました。 こらこら、かわいいですね。私は抱きついてきた二人を抱き返しながらちょっと意地悪な返事を返します。 「ふふ。おちびちゃんたちは気にしなくてもいいのですよ」 どうもふらん達の様子が気にかかって仕事に熱が入らなかったので、上司の人に無理を言って自宅で作業することになりました! もちろん私は大急ぎで家へと向かい、ふらん達にただいまの挨拶をしたというわけです。 「ともかく、帰ってきたとはいえ私は忙しい身なのですぐに仕事に取り掛かります。しかし、トランプくらいでしたら一緒に出来ますよ」 「うっ、ほんと!? じゃあ、やろうよおねーさんっ!」 「うーっ、うーっ♪」 「はいはい、和室からトランプを持ってくるからちょっと待っていてくださいね」 『雪』 「うー、おねーさん! 雪が降ってるよ!」 「雪なんだど、雪だるまさん作るんだどぉ♪」 「どれどれ、お。本当ですね…。もう三月なのに雪が降るだなんて、珍しいですね」 二人はベランダ越しの窓からサラサラと降っている雪をはしゃぎながら見ています。曇天の空からの贈り物に、二人は大喜びです。 しかし、ここらの地理を考えると降り積もってもすぐに除雪されるか、そもそも地面が濡れていて雪も溶けているので積もる可能性の方が低いです。この雪も、あと数十分したらただの雨に変わり、しまいには晴れていくのでしょう。 二人の肩を落としてがっかりする姿が目に浮かびます。ううん、なんとかしてあげたいなあ。 「…二人とも。残念ですが、この雪は積もらない雪です。恐らく、雪だるまなどを作ることは出来ません」 「う、う!? そんなあ!」 「折角の雪さんなのに!」 「だから、今から外にいきましょう。雪が無くなる前に、少しでも触れておきませんか?」 「…うー!」 「うあうあ♪」 二人は私の提案に手をあげて喜んでいます。ああ、拒否されなくてよかった。 しかし、二人はそのままの薄着で外に出ようとします、こらこら。そのままでは風邪を引いてしまいますよ。 私は暇な時間を使って繕っていた黄色の毛糸のマフラーとてぶくろの防寒具を、それぞれれみりゃとふらんにつけてあげます。 初めてで、本を見ながら作ったので所々ぶきっちょになっています。二人とも、気に入ってくれれば嬉しいのですが。 「…うー♪ あったかいどぉ!」 「ありがとう、おねーさん!」 どうやら、色の好き嫌いもなく気に入ってくれたみたいです。思わずホッと胸を撫で下ろします。 ハンガーにかけてある白のトレンチコートとマフラーをはおい、おちびちゃんたちに長靴を穿かせます。私たちは、玄関から外に出ました。 マンションの通路沿いから見える雪の景色は、脆く儚いものでした。 ☆ マンションのエレベーターを降りて、近くの駐車場にまで来ました。昼の時間帯なら滅多に車が来ませんし、ここなら広く遊べると考えたからです。 「うっ、ちべたい!」 早速雪が額に当たったのか、冷たそうに目を尖らせるれみりゃ。対称に、雪を掴もうと必死に手と体を動かしているふらん。 どちらも思わず頬が無意識にあがり、にやけてしまうくらいにかわいいです。そして、マフラーを落とした時に大切そうに雪をはたいて、また付けてくれる心遣いが嬉しいです。 「ふふ、二人とも。雪はどうですか?」 「うー! 冷たいどぉ!」 「うー…。全然捕まえられなくて、ふらん疲れちゃった」 二人はそれぞれの感想を口にします。どれも素直なもので、思わず顔が綻んでしまいます。 「ふふ。二人とも、素直ですね。…冷え込んできましたし、家に戻りましょうか」 「うー!」 「うー♪」 私は顔が真っ赤なおちびちゃん達の手をてぶくろ越しに握りしめて、マンションのエレベーターに乗るためロビーへと向かって行きました。 『一人暮らし』 「うっうー! おねーさんって、他に家族いないの?」 おちびちゃんのれみりゃが風呂掃除中の私に話し掛けてきたので、私は質問に答えました。 「いや、いますよ。ただ、一人立ちしたので今は一人暮らしですが」 「うー、一人暮らし! 一人暮らしって事は…、いやん」 れみりゃは何を想像したのか、顔を赤らめて身をよじり、手を頬に当ててうっとりとした表情をしています。 全く、大体想像出来ますけどね。 「どうせ、彼氏がどうとかそういう事でしょう? わかってるんですよ」 私は風呂掃除に使っているスポンジをキュッと握り、れみりゃの額に軽い泡を付けてやりました。 「うっ、こしょばゆい!! おねーさん、彼氏とかいないの?」 「そうですね、今はいないです。強いて言えば、お前たちが彼氏ですかね、れみりゃ?」 「う、う? …―うううううううーーーっ!!!? れ、れみぃお外でおダンスしなきゃ! それじゃーねー!」 れみりゃは最初は言葉の意味を理解できなかった様ですが、理解したとたんにちゃぶ台を引っくり返した様に慌てて風呂場を出ていきました。石鹸でつるっと滑るのはご愛敬です。 全く、うぶなやつですね! そこがまた、堪らなくかわいいのですが。 「うー、ふりゃん! れみぃ、おねーさんの…。キャー!!!」 「???」 『プリン れみりゃサイド』 「…う~? ふりゃん、ふりゃん! うー!」 「うー? どうしたの、おねーちゃん…。ふらんまだおねむだよ、ビルゲイツでもいたの?」 「うー! 机の上に! ぷっでぃんがあるどぉー♪」 「ゆう、私には高くて見えないよ…。おねーちゃん、持ち上げてよ!」 「うー! お安いごようだどぉ♪」 「よっと、うっこいしょ! …うー、あった! でも、一個しか無いね」 「うー♪ ふりゃんが、食べるんだどぉ♪」 「うー? おねーちゃんは食べないの?」 「れみぃはおぜうさまだからいつでも食べられるんだど! それに、今はぽんぽんが痛いんだどぉ…」 「ゆう、それなら遠慮無しに貰うよ! はぐはぐ、もにもに…。しあわせ~!」 「うー♪ れみぃも、しあわせだどー!」 「…はあ、おいしかった! カップ、片付けなきゃ! …うーしょっと!」 「うー、ふりゃん何したんだどぉ?」 「プリンの容器を隠したんだい! …あ、おねーさんだ!」 「さーて、麗しのぷっりっん~っと♪ …ん、無い? な、無い!!? そんな!」 「…うー? おねーさん、どうしたんだどぉ?」 「私のプリンが無いんですよ! せっかく有二屋で買ってきたのに! …あーーーーーーーっ! テーブル下に有るのは、有二屋のプリンのカップ! さてはお前たち、食べましたねぇ~!」 「うっ、うううーっ! ごめんなさいおねーさん! ふりゃんと一緒にあまあましてたのだー!」 「ゆうう、ごめんなさい~!」 「…ふう。まあ、いいですよ。気が付いているんです、私はプリンがどうしても食べられない星の元に産まれて来たんだって。 何をどう工夫しようが、最後にはゆっくりたちの胃袋にプリン行くんだって」 「お、おねーさん…?」 「まあ、おやつを一人占めしようとした罰でもありますしね。3人で、パフェでも食べに行きましょうか」 「う、いいの? やったー!」 「うっうー♪」 「…おねーちゃん、ありがと」 「うー? れみぃ、素直に謝っただけだどぉ♪」 『叱られて…』 「こら、二人とも! あれほど洗濯物で遊んじゃいけないと言ったのに、何回言えばわかるんですか!」 「うー…」 「うー…」 ふとインターホンが鳴ったので、干している洗濯物を一先ずベランダに置いて玄関に出向きまたベランダに戻って来たのですが、そこで目にした光景は洗った洗濯物を振り回して遊ぶ肉まん二人でした。 目の前で叱られている二人はうなだれた表情で、しょんぼりしています。 このまま許してしまってもいいかなと思いましたが、この二人は何回も同じ事をしでかしているのです! ここは心を鬼にして、二人にとって死刑にも等しい宣告を下しました。 「全く、一回ならともかく何回も全く同じ事を繰り返すなんて! 今日のおやつは抜きです!」 「「!? うー!?」」 流石にショックだったのでしょう、二人とも目を丸くして驚き、そのままがくりと床に崩れ落ちました。かわいいと思ったのは秘密です。 反省したかなと思うと、今度は頬を膨らませてぶーぶー文句を垂れてきました。 全く、全然反省なんかしないんだから! 「何を言っても駄目です! これが嫌なら、今度から気を付けなさい!」 「…うー! れみぃ悪くないもん! れみぃはこーまかんのおぜうさまだから、何をやっても良いんだどぉー!」 「うー! うー!」 「あ、こら! 待ちなさいっ!」 空気に耐えられなかったのか、二人ともベランダを出てどこかへ行ってしまいました。 「もう、仕方ない子たちなんだから!」 私は文句を垂れながら二人が汚していった洗濯物を籠に入れ、また洗濯機に入れに風呂場へと向かいました。 ☆ ふらんたちは、アテもなく町をただぶらぶらとさ迷って、近くの土手にまでたどり着きました。 土手の向こう岸の太陽さんが皮肉にも町全体を賛美するかの様に真っ赤に照らしていて、ふらんは嫌な気分になりました。 「…うー。」 「…ふんだ。おねーさんが悪いんだもん。れみぃの様なおぜうさまがいるありがたみを、おねーさんは理解していなかったんだど!」 「…悪いのは、私たちだよね」 「…うー」 「…」 「…ううー! れみぃ、おねーさんが謝るまで帰らないど!」 「…ふらんね、最近考えるんだ」 「うー?」 泣きべそをかいているおねーちゃんが、手で涙を拭ってこっちを向いて反応してくれます。 私は、頭の中にある漠然とした恐怖を、おねーちゃんに伝えます。 「私たち、おねーさんに重荷になってる」 「…う~? あうあ、うー?」 「迷惑になってるってことだよっ! 私たちは、いつもおねーさんに依存してばかりで!」 「…うー♪ それなら、おねーさんも求めてるから、いいんだどぉ!」 「そりゃ、今はね! でも、何かある度に素直に謝れなくて逃げてちゃあ、愛想つかれちゃうよっ!」 「…うー? そうかなあ?」 「そうだよっ、もっと現実をみないと!」 「…ふりゃん、なんでそんなに焦ってるのだどぉ? もっとリラックス、リラックスなんだどぉ♪」 「…でもっ!」 私は、頭の中のもやもやとした恐怖の正体をおねーちゃんに伝えます。 「ふらん、みたんだよ! てれびで、私たちの様なゆっくりが捨てられていくのを!」 「…うあー?」 「私たちが捨てられていくのは、なんて事のない、普通のことなんだよっ!?」 「…うっ、うっ、…う゛あ゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛!゛!゛!゛ れ゛み゛ぃ゛、゛も゛っ゛と゛お゛ね゛ー゛さ゛ん゛と゛ゆ゛っ゛く゛り゛し゛た゛い゛ど゛ー゛っ゛!゛」 いつも呑気なおねーちゃんも、流石に事の大きさに気が付いたのかわんわん泣き始めました。 私も玉の様な涙を流しているおねーちゃんを見て、悲しくなって、釣られて声を出して泣いてしまいました。 「あ゛ー゛ん゛あ゛ん゛あ゛ん゛あ゛ん゛!゛!゛!゛」 「う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!゛!゛!゛ …゛う゛ぎ゛い゛!゛」 一通り泣き終わったのか、おねーちゃんは変なしゃっくりをしつつ泣きやんだみたいです。 でも、私はまだ気持ちの整理がつかなくて、どうしても溢れ出る涙を止めることは出来ませんでした。 すると、おねーちゃんが私の頬につたう涙を手で拭ってくれて、頬と頬をすりすりしてくれました。 「う゛ー、ふりゃん。泣いてても始まらないど! おねーさんに、謝りに行くんだど!」 さっきまでとは打って変わって、おねーさんに謝りに行こうとするおねーちゃん。 でも、会わせる顔がないし、何だか恐いよ…。 「うー! 駄目だったらその時! こーまかんのおぜうさまたるもの、立ち止まっちゃいけないんだど! それに、れみぃが悪いのだって、薄々気が付いていたんだどぉ…」 おねーちゃんの言葉の最後が尻つぼみになっていてよく聞こえませんでしたが、おねーちゃんの言うことはもっともです。 謝りに行こう。 おねーさんに、見捨てられる前に。 ☆ 「おねーさん…」 ふと、洗濯機が止まるまで暇なため居間でテレビを見ながらゆっくりしている私に、ふらんとれみりゃが不安そうな表情を浮かべて話しかけてきました。 帰って来てたんだ。私は謝りにきたのかな、と頭の片隅で考えながらその様な様子の二人にどうしたの、と訪ねてみました。 すると二人は、 「おねーさん、れみぃたち、居ない方がいい?」 と、とても悲しそうな瞳をして言いました。 「…そんな、悲しくなる事を言わないでください。どうしてそう思ったのですか?」 私は、言葉を詰まらせている二人を私の両肩にもたれかけさせて、抱き締めます。 「だって、だって…」 「大丈夫、私はあなたたちを追い出したりしませんよ」 私の言葉に安心したのか、今まで暗くぎこちなかった二人は『う゛え゛え゛え゛!゛!゛』と大声を出しながら泣き、そのまま私の体にうずくまるように抱きついてきました。 私は二人を受け入れ、頭を撫でてやります。 「お゛ね゛ー゛さ゛ん゛、こ゛め゛ん゛な゛さ゛い゛い゛!゛!゛ い゛つ゛ま゛て゛も゛一゛緒゛に゛い゛て゛ね゛え゛え゛!゛!゛」 「大丈夫ですよ、そんな大声をださなくても。一緒に、いましょうね」 本当は出すつもり無かったけど、おやつのプリン出してあげようかな。 うずくまる二人のゆっくりに、抱き締めながら優しく頬を撫でてあげました。 …ちなみに、何で二人が急に『居ないほうがいい?』だなんて言い出したかを問い詰めてみたら、どうやら昨日見たドラマに影響されたのだとか。 そのドラマの内容は典型的な不幸物で、ゆっくりが主人公だったがために不安に思ったのでしょうね。 全く、とことんおバカさんなんだから! 私があなたたちを見捨てるなんて、例え永久にプリンを食べられなくなる義務を押し付けられたとしても未来永劫ありえません! …そんな、おバカさんたちだからこそ、もっと愛でたくなる。二人をぎゅっと抱き締めて、幸せというものを再確認できたような気がしました。 『誰?』 「うー! おねーさんは、一体誰なんだいっ!」 洗濯物をベランダに干している私に、ふらんが話しかけてきました。一体、どういうことでしょう。 「どうしたのですか、ふらん? ブランデーでも飲んじゃって酔っ払ったのですか?」 「うー、そうじゃないよ! ふらんはおねーさんの事何一つ知らないから気になったんだ! 緑色の髪の毛だし、変なの!」 「…うーん、変ですか。まあ、他の人にこんな独特の色合いをした髪を持つ人なんて、いないですもんね。でも、私自身はこの髪の毛をステータスだと思っているんですよ?」 私は、苦笑いしながら答えます。 「うぅぅ、ごめんね! 悪口で言ったつもりは無いんだ! おねーさんの事、知りたいな!」 「…ふふ、そうですか。そういえばふらん達に名前を教えていませんでしたっけ。私は―…」 私は洗濯物を降ろし、ふらんを優しく抱えながら答えます。 おわり おまけ 「うー♪ うー♪」 「だど、だどぉ♪」 「…」 私は家でゴロゴロしながらテレビを見てゆっくりしていたのですが、気が付いたら目の前に可愛いおちびちゃんたちが遊びに来ていたみたいです。 一人は体がついていて、ぶきっちょなダンスを踊っています。 …なんだ、こいつらは!!! 「ゆっ、どうしたのおねーさん! そんな情熱的な目線をれみぃに当てて…。惚れちゃった?」 「惚れるか! 何なんですかお前たちはいきなり人の部屋に来て、泥棒ですか!?」 「ゆう、おねーさんったら酷い事言って、ツンデレねぇ~」 何を言っても手玉に取られるだけの様な気がしたので、素直に引き下がってこいつらを観察する事にしました。 遠目からみるこいつらはどこか浮足立っていて、なんだか可愛いです。 「うー? おねーさん、そんなにれみぃの事ばっか見てどうしたんだどぉ?」 「うー、おねーちゃんばっかずるい! ふらんもみてよ!」 しまった、感付かれたかと思いすぐさま視線を反らします。 それにしても『ふらんも見て』、かあ。可愛いなあ! 「うー? おねーさん今度はそっぽ向いて、どおしたんだどぉ? 大丈夫だどぉ?」 するとこいつらはいつの間にか私に近付いてきていて、上目遣いをしながら私の顔を覗きこんでいるでは無いですか! うわあ、可愛い、可愛すぎるっ! ちょっと威力が強すぎますよ! 「うー、おねーさん、元気出すんだどぉ…」 ふと、二人いる内の体が付いている方が不安そうに表情を曇らせながら私に近付いてきて、真ん丸で小さな手をピタリと私の頬に当ててスリスリしてくれました。 私の中の大切な物がガラガラと音を立てて崩れていく様な気がしました。 「うおお、もう我慢できません! 食ーべちゃうぞー!!!」 「ぎゃおー♪ 食ーべられちゃうぞー♪」 「うっうー♪」 end 天狗のメモにあったネタを使わせてもらいました。さっぱり関係なくてすみません。 ありがとうございました。 なんて可愛さだ -- 名無しさん (2009-04-17 00 29 47) なんだこの萌え殺しSSは・・・ 思わずニヤニヤしてしまったぜ・・・ -- 名無しさん (2010-04-09 14 15 20) れみぃとふらんかわええええ! -- 名無しさん (2010-04-09 14 15 56) たまらん・・・ -- 名無しさん (2010-12-01 15 29 05) 緑髪ってことは早苗さん? -- とにかくゆっくり飼いたい (2012-06-09 13 57 20) ふらん超キャワワ #9825; -- 名無しさん (2013-02-15 16 45 27) 名前 コメント
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ここでは七束島の勢力図を説明します。 皆で作っていけたらいいなぁとか思ってるんで、各街やダンジョンごとの特色、もしくは新たな街など好きに編集してください。 地図も暫定的なものなので、書き足してうpしなおしてくれてもおkです。 島は結界に覆われているので、基本的に外部との連絡は取れません。 なんらかの裏技的方法で外に出た場合も島の状況は伝えられない現象が起きます。 結界の基点は島に置かれている蒼い宝石です。 大抵はテロリストが占拠した街に配置されていますが、発動後は全ての宝石を破壊しないと、結界は解除出来ません。 七束島全景 全景その2(七束さん作) 要塞戦後 七束学園 眼持ちが多く集う学園。 基本的に正義サイド。 悪の組織(ビブレスト) 眼持ちで世界征服を企む組織。 いわゆる悪の組織ですか 街、要塞など 1:海岸 元荒野だったが、奇襲軍迎撃の際に地形が大破して海岸となった。 SSSランカー同士の戦闘の余波にしては小規模なものであるといえるだろう。 2:神楽住宅地 神楽シティから少し離れた住宅地帯 七束保育園や、寮に住まない学生のアパートなどがある 3:神楽シティ 七束島の中心都市。 ありとあらゆる施設が揃っている。 4:ツクヨミシティ 学園用の特別な服や、私生活でも着る服を作っている街 街の中は数多くのファッション系の店がある。 奥のエリアに進むと工場も存在する 5:荒地 何も無い。 かつてはマクスウェルの支部が存在していた。 6:六継街道 平地に作られた一本道と、両脇に並ぶ木々が特徴の街道 本来は中央ゲート(要塞)から神楽シティまで物資を運ぶルートであった 一時はビフレスト側に占拠されていたが、09/07、辛くも学園側が勝利し奪い返した 7:飛凰工業地帯 複数の工業都市が連なる七束島の工業地帯。 七束島における3割の工業製品を生産する能力を有する。 現在戦闘により街そのものが崩壊している 8:マルドゥク・バビリム ビブレストが占拠・改造した要塞。見た目はこんなん。 周囲は険しい山々で囲まれている上に警備兵が多く屯田しているので、越えることは不可能。 9:峰臨郷 元は大きな堀に東の国の偉人が建てた巨大な城だったが、完成した瞬間からこの地域だけ何故か度重なる豪雨を毎日のように受けた… 結果、大きな湖のような水たまりに城はまるごと沈んでしまった。 それでも豪雨は止まず 住人は全員城を諦め、泣く泣く別の島へと移住した… 現在は水に浮く土台の上に住居などが建っており、小さい島のようになっている。 しかし最近誰もいないはずの水底の城からは、時々澄んだ声の歌が聞こえるらしい… 10: 11: 11 :囁き風の谷 穏やかな風が心地よい平和な谷。 付近には獣たちが済む森林があり、刺激を与えぬ限り人間に害を成すことはない。 12:賢人叡智の群塔街『アヴェリノ』 元は世界中から研究者が集まり、知識を交換し合う街だった。 幾本もの塔に蓄えられた叡智の一端は、本という形を取って七束学園の図書館へと寄贈される。 今は、その知識全てを習得しようとする者が住んでいるらしいが……。 13: 14:神の小島 神の遺物が眠るとの伝説を持つ島。 ランクC以下の者しか入れぬ封印がかけられている。
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特に注目されたポケモンあくま いがくぶ うちかわ うつか オバマ ガクガン クソソソ ガクガン2 ごくぶと じゃきがん セイロガン ちーといつ とがし にし のーぷらん はうえばー バババノバ はまじ はんぱねえ やくがくぶ その他10まんボルト 暗黒期 エアロブラスト おちあい 改造厨頂上決戦 替え歌 西郷隆盛 最終決戦 四天王の風上にも置けない すごいつりざお 殿堂入り ながねぎ ひどうてい まつなか ミックスオレ 特に注目されたポケモン あくま 最後の安価で誕生したラプラス。 【わたほうし・へびにらみ・サイコウェーブ・フラッシュ】という微妙すぎる技を所持していたが、高いHPと耐性を強みとし、壁として活躍。 壁をしながらもフラッシュで相手の命中を落とし、他のポケモンの手助けもこなした。 しかし、描かれた絵がラプラス変換の定義式で『絵』ではなかったり、フラッシュが命中80とは思えない程外れたりと、微妙に報われてないポケモンであった。 殿堂入りしたポケモンの中の1匹。 いがくぶ 第一世代にして初めに生み出されたポケモン、そして伝説種であるファイアー。 技もいわなだれ、のしかかりと良技を持ちエースとして活躍。 だがキョウのフォレトスのだいばくはつによって死亡 うちかわ 一撃必殺技ハサミギロチンを携えた最強のヤンヤンマ。 彼のギロチンはあらゆる敵を打ち砕く。 うつか トレーナーまつなかに従い、殿堂入りを果たした最強の物理受け、ヤドラン♀。 最初のイツキ戦からパーティーの頼れる要塞として大活躍する。 彼女の、のろい積みからのふみつけ、ナイトヘッド連発はうつかタンクと呼ばれ、多くの トレーナーに大きな感銘を与えた。 迎えたワタルとの最終決戦では、カイリューの効果抜群かみなりを耐え、でんじはで チャンピオンまつなかの勝利に大きく貢献するなど、獅子奮迅の活躍を見せた。 ワタルと対する上で最も大きな障害と言われていたプテラにも、得意ののろい積みで 大きなアドバンテージを得、そのまま押し切るかと思われたが、相手もさる者、 はかいこうせんの急所という渾身の一撃の前に倒れる。 まつなかのチャンピオン奪取において欠かすことのできない大きな存在である。 オバマ 最後の安価で誕生したゴースト。 かえんぐるまを覚えており、かえんほうしゃを覚えたのーぷらんと被るかと思われたが、 貴重なゴーストタイプという事と、安定したダメージを出せるナイトヘッドを持っていた事で差別化が図られ、殿堂入りに貢献した。 ガクガン ID etinCska0が引き当てたリザードン。最強のグラフィックで主の腹筋と顔面筋崩壊。 AAを作られるほどの人気っぷりである。大好物はふしぎなアメ。 主待望の炎ポケだったが、技がきあいだめ、どくのこな、トリプルキック、がまんとネタ揃い。 Lvが上がればほのおのうずを覚えられるという情報からか、スレ内では飴を求めるAAが貼られていた。 唯一の直接攻撃を行えるトリプルキックも1回や2回しかキックを行わないという糞っぷりに壁=ガクガンという認識さえ生まれていた。 しかし、いがくぶを葬り去ったフォレトス戦で爆発受けとして出したところ、がまんによって倒すことに成功。 その後の戦いとスレの流れを大きく変えた。引退戦では再びフォレトス戦でがまんを仕掛けたところ失敗し、本来の予定である爆発受けを行いスレを大いに沸かした。 その後もエビワラーのマッハパンチをHP3で耐えて毒殺に貢献、ブラッキーとの死闘など、スレを沸かせ引退した 引退間際にガクガン2(オタチ)として転生 そしてその後、ガクガン3(マルマイン)も登場 ガクガンの血脈は永久に絶えない ネタと笑っていたときは誰が予想したであろう。 時は進み、ガクガンはあろうことかチャンピオンワタルの最後の切り札、ラスボスとして まつなかの前に立ちはだかった……! 『裏切りのガクガン』 3/1全国ロードショー クソソソ ひどうてい監督待望のエアロブラストを持ったキャプテンはまじ改め、アリゲイツ。 使える技がへんしん・わるあがき・エアロブラスト・みねうちと微妙だったが、それでもエアロブラスト持ちという事で期待が持たれた。 が、蓋を開けてみたら、エアロブラスト一撃で殺しきれないという罠が待ち受けていた為、ひどうてい監督をガッカリさせた。 ガクガン2 ガクガンの意志を受け継ぎ、がまんを会得したオタチ。 対イワーク戦ではがまんをしすぎて死亡。 ごくぶと 10万ボルトを持った最強の特殊受け、マンタイン♀。 チャンピオンまつなかの先輩が所持していたポケモンで、 まつなかに受け継がれてからもエースとして活躍した。 シバ戦において、成長6積みからの無双ゲーは歴史に残っている。 ワタルとの最終決戦では、かつての盟友ガクガンと対峙し、見事打ち倒した。 殿堂入りという言葉がこれほど似合うポケモンは、今後出てこないであろう。 筆者の嫁でもある。 じゃきがん はかいこうせん・げきりんと優秀な技を持つが、攻撃と特攻の低さから宝の持ち腐れとなったツボツボ。 しかし、残りのどくのこなとオウムがえしを駆使し、持ち前の硬さでの毒殺に目覚めた。 ネイティオのサイコキネシスを(オウムがえしでドわすれを2回しているとは言え) 3ダメージに押さえ込む鉄壁ぶりを見せ付け、スレを沸かせた。 セイロガン バババノバの後釜かのように現われたゲンガー。 圧倒的な火力こそは無いがバババノバの亡き後、エアロブラストを使い格闘キラーとして活躍。 また、対フォレトス戦においても完封試合を果たす。 ちーといつ 技があまりにも貧弱なシャワーズ。 唯一の魅せ技であるあくむはやくがくぶがいないと使えず、やくがくぶが引退後はリフレクター、壁要員となって一生を終える。 とがし 現実と比較して、とても活躍したニューラ。 でんじは+いばるコンボ、サイコ受け要員としてイツキ戦で大いに活躍した。 にし せいなるほのおを引っさげて来たニューラ。 さらにつばさでうつも持ち、ルージュラやキョウの虫ポケモンを沈める活躍を見せる。 炎4倍のフォレトスは瞬殺かと思いきや、なんとまもるを使われる。 PPが1しかなかったせいなるほのおを受け止められ、あえなく散った。 のーぷらん 高い物理攻撃力を有している為、この縛りでは活躍出来るかも?と密かに期待された唯一王ことブースター。 だが、覚えていた技が【いとをはく・あさのひざし・でんじほう・とける】という酷い組み合わせ。 電磁砲の命中を考慮すると2.5回しか攻撃を当てられず、補助要因としても微妙であり、無計画という名が恐ろしく似合うポケモンであった。 しかし、ふしぎなアメでの強化の際にかえんほうしゃを覚えた事により一変。 タイプ一致の火炎放射で強敵フォレトスを瞬く間に消し炭とし、スレを沸かせた。 殿堂入りしたポケモンの中の1匹。 はうえばー タイプ一致オーロラビーム持ちのジュゴン。 数々のポケモンを打ち砕いてきたネイティオらを破る活躍を見せる。 直後に出てきたエース・ごんぶとの台頭により、影が薄くなったように思えたが、 対ワタル戦ではカイリュー×3を得意のオーロラビームでねじ伏せた。 殿堂入りしたポケモンの中の1匹。 バババノバ ネーミングがひどいニューラ。 しかし持ち技がエアロブラスト、のしかかりといがくぶをも超える戦闘能力を誇り、特にエアロブラストで苦戦してきた敵を一撃で葬り去っていく勇姿を幾度と無く見せてきた。 天敵はカイリキー。 はまじ 打撃攻撃しか使えないスリーパー。 高い体力を活かしたごり押し戦法で活躍するかと思いや、火力が全く足りず壁としての運用がなされた。 はんぱねえ ガクガンと共に戦ってき、がまんを会得しているサナギラス。 物理攻撃力に優れるが、サイコキネシスしか使えない。 毒持ち相手やノーマル受けには地味ながらも活躍していた。 やくがくぶ 敵を直接倒す攻撃手段を持ち合わせていないオニドリル。 みねうち、どくどく、ロックオン、さいみんじゅつと完全なサポートタイプ。 ロックオン+さいみんじゅつ+ちーといつのあくむコンボという強力な技を発揮。 暗黒期だった時代を生き抜いてきたポケモン。 その他 10まんボルト ひどうていこと達人が重要とする技その2。 暗黒期 使用できる6匹ほとんどが糞ポケモンだらけの状態を指す言葉。 エアロブラスト ひどうていこと達人にとって、とても重要とする技。 おちあい 通称監督、ひどうていに引き続き第二のアドバイサー。 わたなべのみがわりを駆使した状態異常技の回避には暗黒期の光明を見せた。 改造厨頂上決戦 チャンピオンワタルとの戦い・・・それは改造厨の頂点を決する改造厨と改造厨の戦いでもあった・・・ 改造されたポケモンを自在に駆使し、改造厨の頂点へ君臨したのはまつなかであった。 以降の作品でワタルが姿を消したのは、この戦いが元であったかどうかは定かではない。 替え歌 『ガクガンのテーマ』 .i i / i 作詞:倍速スレ一同 i _.. ̄ ̄~ _ .i 作曲:偉い人 | ,-、 ,-, i 歌:ああ、いい天気だなー i i ・i i・.i i i ヽ .i ガクガン。大文字だ もってない / i 0 0 /ヽ かえんほうしゃだ もってない / . i ,---^ヽ i ヽ そらとぶつばさも もげちゃった / i .i ._i i ヽ / i ヽ-- / ヽ ガクガン君 こんにちは ガクガン君 さようなら 「こちら、ガクガン。腹いっぱい不思議なアメ食べたいっす」 がまんしろ がまんしろ がまんをときましょう ルンルンルン ギリギリ死にません フォレトス たいりょくが もうないよ! キズぐすり くださいな! 体力もう無いならば おまえ壁 「好きなAV嬢が豊丸でもいいだろー」 夜のポケモン楽しくしましょう 俺のオナペットガクガクガンガンしこしこ 西郷隆盛 おちあい監督に続いて起用された第三のアドバイザー。自称「ただのデブ」らしいが、ただのデブなどではなかった。通称、西郷どん。 戦争の真っ只中にいるような音が聞こえたり、「今、流れ弾が横を掠めていった」(西郷談)等、中々危ない橋を渡りながらアドバイスをしていたようだ。 じゃきがんを毒殺に目覚めさせたのも西郷どんの功績によるもので、暗黒期に入ったメンバーながらも奮闘を見せた。 が、残りPP1の聖なる炎をフォレトスの「まもる」で防がれた事で形勢逆転、惜しくも敗退してしまった。 尚、西郷どん曰く、西南戦争の最中だったらしい。ムチャシヤガッテ…… 最終決戦 四天王を倒し、ついに到達したチャンピオンとの勝負。 恐ろしい強さを誇るドラゴン軍団をなぎ倒し、最後に待ち構えていたポケモンは―― リザードンこと、ガクガンである。 それに対するのは、マンタインごくぶと。我らの誇る永遠のエース。 両者が全てをかけて放った大技、はかいこうせんと10万ボルトは試合場を光で満たし、 煙が晴れ、その場に立っていた者は―― やはり不敗の王者ごくぶとであった。 はかいこうせんの反動で動くこともままならないガクガンに向け、最後の一撃を放つ。 「ガクガン、お前は確かに強かったよ ――だが、それは間違った強さだった」 四天王の風上にも置けない 四天王になれるだけの実力を備えているにも関わらず、 ねむり・こおり等の状態異常無双でトレーナーを苦しめてきた場合や、 公式ルール(相手のポケモンを2匹以上同時に眠らせてはいけないなど)を破った際に使われる。 例:「冷凍パンチ耐えたのにこおりになるとか―」 「眠りのキッスで眠らせてくるとかこれでもう2匹目じゃん!コイツマジで―」 「せっかくヘドロばくだん1残して耐えたのに毒とか―」 「最後のPPでせいなるほのお出したのにまもるとかマジで―」 すごいつりざお 水辺で使うと水棲のポケモンが釣れるたいせつなもの。 四天王戦とはまるで縁がないように思えるが、トレーナーがミックスオレを所持していると、何故か摩り替わって道具欄に鎮座している。 本プレイではポケモンを捕まえる事を必要としないので、邪魔なだけなゴミと化した。 殿堂入り はうえばー(ジュゴン)技:いやなおと こころのめ オーロラビーム あまいかおり うつか(ヤドラン)技:ナイトヘッド でんじは のろい ふみつけ のーぷらん(ブースター)技:かえんほうしゃ(いとをはく上書き) あさのひざし でんじほう とける ごくぶと(マンタイン)技:たつまき せいちょう ボーンラッシュ 10まんボルト オバマ(ゴースト)技:からみつく かえんぐるま ナイトヘッド こころのめ あくま(ラプラス)技:わたほうし へびにらみ サイコウェーブ フラッシュ トレーナー:まつなか 持ち物:クリティカッター 不思議なきのみ ふっかつそう ちからのねっこ ミックスオレ(すごいつりざお) ながねぎ 売ると安く売れる換金アイテム。鍋物には欠かせない。 「カモネギが持つと急所に当たりやすくなる」という効果もあるが、そもそもカモネギが誕生する確率が1/251と低確率であり、ながねぎを所持している時にカモネギが出現する確率まで考えると恐ろしい確率になってしまう為、ゴミ扱いされる事を宿命付けられた。 また、アイテムを購入する事を必要としない本プレイでは換金する必要もないので、どちらにしろゴミである事に変わりはなかった。 勿論、四天王撃破までにカモネギに持って貰えるという事はなかったそうな・・・。 ひどうてい ポケモンの達人。たつひと、わたなべ、監督などの通称がある。 監督として数々のアドバイスを主に与え、スレへの反響も大きい。 イツキ戦ではエアロブラスト無しで6匹中4匹をひんしにしながらも勝利を収めた。 キョウ戦にて攻撃を読まれて全滅。敗因はエアロブラストが無いこと。 負けそうになると少しずつ言葉遣いが悪くなり、ポケモンにやつあたりするという特徴を持っている。 達人「あれ?どろぼうって特殊攻撃か!」 ちなみに達人が去った後、ポケモン安価を行ったらエアロブラスト持ちのポケモンが誕生し、スレが騒然となった。 余談ではあるが、エアロブラスト持ちのクソソソの出現により嬉々として続投を申し出たが、 上記に記載されている通り、クソソソがあまり奮わなかった為か、 「エアロブラストはダメ。時代は10まんボルト。」という名言を残した。 まつなか 本企画の最後のトレーナーにして殿堂入りを果たしたチャンピオン。 先代の遺したエースごくぶとを筆頭に、数々のポケモンを使いこなし、 いくつもの名勝負を演じた。 最終決戦では、伝説のポケモンと言われるガクガンと対峙し、辛くも勝利を収めた。 ミックスオレ ポケモンの世界で主にデパート屋上に設置してある自動販売機から買うことの出来る清涼飲料。ポケモンに飲ませるとHPが80回復する。 買うのが些か面倒くさいが、対金銭効率が良く、多くのトレーナーに愛されたであろう回一品。 なのだが、今回のプレイでは、すごいつりざおと入れ替わってしまうバグにより、日の目を見る事がなかった。
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『よいどれみりゃの世界』 幻想郷でいくつかの異変が解決された頃。 各地で"ゆっくり"と呼ばれる不思議な生き物たちが姿を現した。 里で森で山で、さらには地の底や天の上に至るまで、 "ゆっくり"は次々に数を増やし、幻想郷で生きる隣人となっていった。 それは、吸血鬼達の支配する彼の地でも同じこと。 この日、紅魔館は多くのゆっくり達で賑わっていた。 館の当主によく似たゆっくり、ゆっくりれみりゃが森の友達を呼んで遊んでいたからだ。 館のメイド達から寵愛を受け、ゆっくりライフを満喫していた、れみりゃ。 この日も、れみりゃは友達のゆっくり達と楽しく遊んで、美味しいオヤツを食べてゆっくりするハズだった。 だが。 「ぶぁぁーーん! ざくやぁー!」 れみりゃは泣き叫び、トテトテ小走りに咲夜の下へ走っていく。 「れみぃー様?」 突然の泣き声に驚き、声の主へ振り向く咲夜。 見ると、紅魔館のゆっくりれみりゃ……通称「れみぃー」が顔を真っ赤にして滝のように涙を流していた。 その部屋は、れみぃーとその友達が遊ぶために、咲夜が空間を拡張して作った遊び部屋だった。 咲夜は、楽しそうに遊んでいたれみぃー達を傍目に、オヤツの用意をしていたところだったのだが。 「どうしたんですか、れみぃー様?」 さっきまであんなに笑顔だったのに…… 咲夜は不思議に思いながらも、れみぃーを抱き上げ頭を撫でてあげる。 「ふらんがぁー! ふらんがぁー! れみぃーたちのごーまがんをー!」 咲夜の腕の中で、れみぃーは嗚咽をあげながら部屋の奥を指指した。 そこは、つい先ほどまで、れみぃーと他のゆっくり達が積み木で遊んでいたはずの場所だ。 しかし、咲夜が視線を移した時、そこにはゆっくりした光景は無かった。 そこに見えたのは、怯えるゆっくりれいむや、ゆっくりまりさ、そしてあたりに散らばる積み木。 そして、今尚れみぃー達が作った積み木のお城を楽しそうに壊して散らかす、1匹のゆっくりがいた。 彼女の名前は、ゆっくりフラン。 紅魔館の住人にして、れみぃーの妹である。 「ざくやぁー! めぇーしてぇ! ふらんもぉーやだぁー!」 楽しげに積み木を崩してまわるフラン。 積み木を崩された悔しさ悲しさと、フランへの恐怖で涙するれみぃー。 咲夜は早々と事情を飲み込み理解していく。 こういったことは、近頃の紅魔館ではよくあることだった。 れみぃーとフランは決して仲が悪いわけではない。 けれど、どんな姉妹にも喧嘩はつきものである。 ただ、ことこの姉妹に関しては、妹の方が姉より強くて好戦的という事情があった。 そのせいか、姉であるれみぃーが、妹のフランに一方的に虐められてしまうことが、しばしばあった。 「ほーらよしよし……。れみぃー様はお姉さんなんですから、妹様にも優しくしてあげ……」 「だめぇー! ざくやはれみぃーのおみかたしてくれなきゃイヤー!」 咲夜の説得に応じず、ますます火がついたように泣き出す、れみぃー。 そんなれみぃーを愛おしく思いつつも、咲夜はやれやれと吐息をもらした。 れみぃーを責めるつもりは、咲夜には毛頭無い。が。 それでも姉としてもう少ししっかりしてほしい……そう思うことがあるのは事実だった。 そうすれば、きっと"館の真の主"も、れみぃーを少しは認めてくれるハズ……それは最近の咲夜の悩みでもあった。 「私はれみぃー様の味方ですよ。それに、私は"ざくや"ではなく咲夜です」 咲夜はニッコリ微笑み、優しく抱きしめて、れみぃーを落ち着かせていく。 「うっぐ、えっぐ、うぁっぐ……」 「ほら、おはながでてますよ?」 どこからかハンカチを取り出し、れみぃーの口の上あたりにあてる咲夜。 「うー、ちぃーーん」 れみぃーは口を閉じると、ハンカチへ向かって、いきんで空気を送る。 咲夜は、"にくまん"汁でぐしょぐしょになった顔を、丁寧に拭いてあげた。 そんなれみぃーの下へ、一緒に遊んでいたゆっくり達が集まってきた。 「むきゅー、れみぃーもういいわよ」 「つみきさんはやめて、ゆっくりしようね!」 「ゆぅ~、そうだよ、いっしょにゆっくりしよう?」 ゆっくり達は、皆れみぃーのことを心配していた。 その気持は、れみぃーにも伝わり、胸の奥をとてもゆっくりさせた。 しかし、だからこそ、れみぃーは納得できない気持でいっぱいになり、再び涙を爆発させてしまう。 「やだやだやだぁー! れみぃーのごーまがんなのぉー! ごーまがんでみんなといっしょにゆっくりするのぉー!!」 大好きな友達と一緒に作った積み木の"こーまかん"…… せっかくゆっくりしていたのに、完成したら咲夜達にも見せてあげようと思ったのに。 そして、"こーまかん"が出来たら、オヤツの"ぷっでぃーん"を食べながら、みんなでもっとゆっくりしたかったのに。 なのに。 もう"こーまかん"は無くて…… それが、れみぃーには無性に悲しくてたまらなかった。 「また作りましょう? 私もお手伝いしますから、ね?」 「……う~~っ、ざくやぁー、ほんとぉ?」 咲夜の提案に、れみぃーはぐすぐす鼻をすすりながらも、涙の滝をせき止めようとする。 けれど、聞こえてくる楽しげな声に、その堰は容易く決壊してしまう。 「こぉ~われろぉ~♪ こぉ~われろぉ~♪」 ビクッと体を震わせる、れみぃー。 声の主は他でもない、"こーまかん"を満面の笑顔で破壊したフランだ。 "こーまかん"だけでは飽きたらず、 今もフランは、れみぃーの玩具やぬいぐるみを振り回したり投げつけたり蹴飛ばしたりして遊んでいる。 「またこーまかんつくってよ、おねぇーたま♪ そしたら、またこわしてあげるね☆」 「ぶっああああーーー!!」 フランは、あまりにも無邪気で、あまりにも無慈悲だった。 れみぃーは再び泣き出し、咲夜のメイド服を肉汁の涙でぐしょぐしょに濡らしていく。 「……仕方ないわね」 こうなってしまうと、そう簡単に泣きやませるのは難しい。 咲夜はそのように判断し、奥の手を使うことにした。 「お嬢様も気分を落ち着かせる時にはこうしていたし……大丈夫よね?」 咲夜は、ブランデーを数滴、用意していたオヤツのプリンにかけると、 それをスプーンですくって、そっとれみぃーの口へ運ぶ。 れみぃーは、ぐずりながらも、 差し出されたプリンを半ば本能的に口に入れて、咽の奥へ流した。 「……うぁ、うぁ、ひっぐ」 泣き疲れた上に、ブランデーのアルコール分が加わり、れみぃーは徐々に瞼を閉じていく。 咲夜は、そんなれみぃーをあやしながらも、内心ホッと胸を撫で下ろすのだった。 「……ぅーぅー」 間もなくして、れみぃーは深い眠りへと落ちていった。 * * * れみぃーは、上から子供用ブランケットをかけられソファーの上で眠っていた。 泣きはらした跡こそ残っていたが、その顔は安らかだ。 「……ちゅぶ、ちゅば」 まるで母親を求めるように、指をしゃぶるれみぃー。 その姿を咲夜が見たら、流血必至であっただろう。 けれど、その場に咲夜はいなかった。 フランも、れみぃーが呼んだ友人達もいなかった。 遊び部屋には、れみぃーが一人。 ソーファーの上で寝かされていた。 チクタクと部屋の中の置き時計が針を進める。 やがて、置き時計の戸が開き、中から可愛らしくデフォルメされた恐竜の人形が飛び出した。 "ぎゃおー♪ ぎゃおー♪" 置き時計の中から、声が響く。 それは、れみぃーのために咲夜が河童に作らせたカラクリ時計だった。 「……う、うぁ?」 れみぃーは、お気に入りの時計が"ぎゃおーぎゃおー"と鳴いているのに気づき、 目をしばしばさせながら、ゆっくりと瞼を開ける。 柔らかな手でゴシゴシを目をこすりながら上半身を起こす、れみぃー。 「う~~? みんなどこぉー?」 徐々に覚醒する意識に伴って、れみぃーは周囲を見回した。 しかし、そこは記憶の中で確かに先ほどまでいた遊び部屋だったが、れみぃーに声をかけてくれる人は誰もいなかった。 ぼぉーとする頭で、れみぃーはソファーから降りて絨毯の上に立つ。 状況がわからず心細さが募る中、れみぃーは咲夜を呼ぼうとして、自らの異常に気づいた。 「うぁ……なんだかおのどがひりひりするどぉ……じゅーちゅのみたいどぉ……」 さんざん泣いた影響で、れみぃーの咽は猛烈に水分を求めていた。 ぐずりかけたれみぃーは、テーブルの上に置かれた瓶を見て、顔をほころばせる。 「うー♪ いいものみっけぇー☆」 れみぃーは背伸びで手を伸ばして、テーブルの上の瓶を両手で持った。 瓶の中には水とは違う液体がなみなみ入っており、むかし咲夜が作ったパウンドケーキに似た甘い匂いをさせている。 飲んだことのないジュースを見つけたと、小躍りして喜ぶ、れみぃー。 大事に両手で抱えた瓶を口へ運び、中の甘い匂いのする液体を口の中へ流しこんだ。 「ごきゅ☆ごきゅ☆ごきゅ……」 咽が渇いていたことも手伝って、れみぃーは夢中で瓶の中身を飲んでいく。 「うーうー♪ うぁ、うぁ?」 故に、瓶の中身を殆ど飲み終えてから、れみぃーは気づいた。 その液体が、甘いジュースなどではないことに。 「うぁー! うぁー! これじゅーちゅじゃないどぉー!」 れみぃーは、ゲホゲホむせかえって、瓶を投げ捨てる。 割れることなく絨毯の上を転がる瓶。 残りが零れて絨毯に染みを作るそれは、ジュースではなくブランデーだった。 れみぃーを寝かしつける際に咲夜が用いたブランデーが、置きっぱなしになっていたのだ。 れみぃーは、アルコール発酵独特の甘い匂いからそれをジュースと勘違いし、 原液のブランデーを水の如くがぶ飲みしてしまったのだ。 「うー! うー! ざくやぁーあづいよぉー!」 胸や喉に手をやり、絨毯の上をゴロゴロ転がりまわる、れみぃー。 高濃度のアルコールで、体がまるで焼け付くように熱く感じられた。 そして、数分後。 暴れ回った影響で、れみぃーの体にさらなる変化が起きた。 「……うぁー?」 自らの体に起こる変調。 その体験したことの無い不思議な感覚に、れみぃー首を傾げる。 「う~~なんかおからだがへんだだぉ~~? ぽかぽか☆ぐるぐるだどぉ~~」 地面に寝転がっていたれみぃーは、むっくりと上半身を起こして俯いた。 「……うー」 「あっ☆おねぇーたまおきたのね♪」 れみぃーが、声を漏らした瞬間。 扉が開き、れみぃーの妹たるフランが部屋に入ってきた。 フランは、れみぃーが目覚めたことを確認すると、嬉しそうに小走りでやってくる。 「どぉーしたの? はやくこーまかんつくりましょ☆」 フランは、れみぃーの下までやってくると、座りこんでいるれみぃーの腕を掴んで立たせようとする。 「こーまかん☆こーまかん♪ こぉーわれろぉ☆こぉーわれろぉ♪」 歌いながら、れみぃーをうながすフラン。 フランは姉とともに先ほどの続き……即ち"こーまかん"を積み木で作っては壊す遊びをするつもりだった。 しかし、その時。 喜色満面のフランの腕に、突然痛みが走った。 「うっ!?」 その痛みに驚き、フランは痛みの走った手をぼぉーと眺める。 目をパチクリさせながら状況をのみこもうとするフラン。 ついさっきまでれみぃーの肩を揺すっていた手が、ほんのり赤くなっている。 何者かにベチンと叩き払われたのだ。 そんなことをする何者か。 それは、他でもない、フランの姉たるれみぃーであった。 「うー! おねぇーたまのくせになまいきだよ!」 フランはむすっとして、れみぃーを押し倒そうとする。 押し倒して、いつかのように柔らかいほっぺたを抓って泣かしてやろう……そうフランは考えていた。 フランは気づいていなかったのだ。 目の前のれみぃーに起きている変調に。 「きゃん☆」 数秒後、絨毯の上に尻餅をついたのは、いぢめてやろうとするフランの方だった。 れみぃーを押し倒そうとするフランを、座っていたれみぃーが立ち上がりざま押しのけたのだ。 「う、うー?」 思わぬ反撃に、頭を混乱させるフラン。 その混乱は、目の前に立つれみぃーによって、さらに大きくなっていく。 「ふりゃんは、いけないこなのりゃ……いけないこは、おしおきなのりゃ!」 「お、おねぇーたま……だよね?」 フランはれみぃーをおそるおそる見上げて呟く。 れみぃーの顔は真っ赤に紅潮し、目はトロンとしながらもどこか鋭さを増していた。 「あったりまえだのくらっかーなのりゃ! れみぃーはれみぃーなのりゃ!」 れみぃーはそう言うと、両手でベチベチとフランの頭を叩いていく。 れみぃーの異様なプレッシャーに負けて、フランは頭を抱えてれみぃーから逃げていく。 「や、やめてよーおねぇーたま! さ、さくやぁー!」 フランは浮き上がり、そのまま扉を抜けて部屋から退散した。 その後ろ姿を見ながら、キャッキャッと笑う、れみぃー。 「うっうー♪ ふりゃんってば、よわむしさんなのりゃ♪」 今までの鬱憤が晴れたかのように、れみぃーは愉快そうに体を踊らせる。 れみぃー自身にも理解できない何かのおかげで、とにかく楽しくて愉快な気持が溢れてきて止まらなかった。 れみぃーは、きっとこれもあのジュースを飲んだおかげだと考えた。 きっと、後から楽しいキモチになれる魔法のジュースだったのだと。 「おとなのおあじなのりゃー♪ ふりゃんはまだまだおこちゃまなのりゃー♪」 やがて、ひとしきり踊った後、れみぃーは遊び部屋を出ることにする。 目的は一つ、もっと大人の味を堪能するためだ。 「れみぃーは、もっとじゅーちゅのみにいくのりゃ♪」 れみぃーは廊下に出て左右をキョロキョロ見回した後、 うろ覚えの道のりを歩いて厨房を目指していく。 その足は千鳥足で、あっちへふらふら、こっちへふらふら。 とうとう、顔から壁に突っ込んでしまった。 「う、うぁ?」 れみぃーは驚き、壁にぶつかった顔を両手でさする。 いつもなら泣いてしまうところだったが、不思議と痛みは感じない。 「うー! かべさんじゃまなのりゃー!」 れみぃーは叫ぶや否や、両手を上に上げ壁を威嚇する。 「おぜうさまにえんりょなどふようなのりゃ♪ ただぜんしんせいあつあるのみなのりゃ~♪」 そして、れみぃーはそのまま壁へと突き進んだ。 バコーン! れみぃーが突っ込んだのと同時に、壁はコミカルな音を立てて、あっさりと壊れた。 跡には、バンザイしたれみぃーの形の穴が空いている。 それに気を良くしたれみぃーは、楽しくなって次々に壁をぶち抜いていく。 「ぎゃおー♪ ぎゃおー♪」 次々に壁をぶち破って、厨房を目指すれみぃー。 すると、十数枚目の壁を突き抜けたところで、広いホールに出た。 そこには、唐草模様の風呂敷をほっかむりにした、2m以上もある巨大なゆっくりがいた。 それは、俗に"ドスまりさ"と呼ばれる種の巨大ゆっくりだった。 そのドスまりさは、れみぃーを見るや否や、バツの悪い苦笑いを浮かべた。 人間で言うならば余りにベタベタでコントでも用いられないその姿……ドスまりさは泥棒の格好をしていた。 「うっ! ろうぜきものなのりゃ! こーまかんはれみぃーがまもるのりゃ!」 れみぃーは、義憤に燃えて、ドスまりさに向かって小走りで向かっていく。 あまりにも違う体格は、普通であればれみぃーがドスまりさに「ボヨン」と弾かれて終わりになるはずだった。 しかし、この時は違った。 「だっだぁ~ん☆ぼよよんぼよよ~ん♪」 不思議なかけ声とともにれみぃーが突撃すると、 ドスまりさはまるで風船のようにボヨンボヨンと弾かれて、どこかへ跳んでいってしまった。 「うぃーあー♪」 勝利の雄叫びをあげる、れみぃー。 「れみぃーは、のめばのむほどつよくなるのりゃー♪」 れみぃーは、ますます良い気持になって壁を突き破っていき、とうとう厨房に到着する。 厨房の中央には、不釣り合いな食事用のテーブルが置かれており、 その上にはブランデーの入った瓶が何本も置かれていた。 「うぁ☆じゅーちゅはっけんなのりゃ♪」 れみぃーはパタパタ飛んでテーブルの上に乗ると、 その上に乗っている瓶つかんでラッパ飲みしていく。 「ごきゅ☆ごきゅ☆ぷっはぁー♪ このいっぱいのために"かりしゅま☆"やってるって感じなのりゃ~~♪」 1本、2本、3本……。 れみぃーは次々にブランデーの入った瓶を空にしていった。 本当に良い気持で、気分を有頂天にする、れみぃー。 すると、視界の端に、いつからいたのか咲夜を発見した。 「うっ☆さくやなのりゃー♪」 れみぃーは、咲夜を見て喜びの声をあげる。 一方の咲夜は、れみぃーに背を向けて何やらブツブツ呟いていた。 「さくやぁー☆このじゅーちゅとってもゆっくりできるのりゃー♪ いっしょにばんしゃくなのりゃー♪」 しかし、咲夜はれみぃーがいくら呼んでも振り向こうとはしなかった。 頭上に「?」マークを浮かべるれみぃーに対し、咲夜はれみぃーにも聞こえる声で言った。 「……れみぃーさま、私は"さくや"ではありません」 「うぁ? さくやぁー?」 咲夜は、ゆっくりと振り向いた。 ゆっくりと振り向いて、その顔をまざまざとれみぃーに見せつけるのだった。 「私は……"ざくや"なのです!」 「う、うぁぁぁぁーー! さくやのおかおがぁぁーーーっ!!」 驚愕して叫ぶ、れみぃー。 咲夜の顔は、いつもの優しいものではなかった。 それどころか人でもゆっくりのものでもなかった。 銀色の髪の毛の下にあったのは、緑色の兜のような顔と、その真ん中で光る丸くて紅い一つ目。 咲夜は、その言葉通り"ザクや"とやってしまっていた。 「れみぃーさまぁー……おやしきのかべをこわすようなわるいこはおしおきですー……」 「こぁいー! こぁいのいやなのりゃー!」 れみぃーは、恐怖で顔を引きつらせ、ひぃーひぃー叫びながら厨房を走り去っていく。 そして、何枚かの壁をぶち抜いて廊下に出た時、れみぃーは見知った後ろ姿を見つけた。 それは、見間違えるはずもない妹、ゆっくりフランの後ろ姿だった。 「うっ、ふりゃーん! はやくにげるのりゃー! さくやがぁー!! 「……どうしたの、おねぇたま。そんなにあわててはしたない」 れみぃーは、危機を知らせようと、背中を向けたままのフランへ近寄っていく。 「うぁ! れみぃーははしたなくなんてないのりゃ! で、でもそれよりいまはさくやが!」 「さくやが……どうしたの?」 くるり。 れみぃーへ振り向いたフランの顔は、先ほどの"ザクや"と同じものになっていた。 「うあああああーーーっ!! ふりゃんまでぇぇーーーーっ!?」 れみぃーはフランに背を向けると、一目散にその場を後にした。 人間から見れば遅いそれも、ゆっくりからすれば必死の全力疾走だ。 「な、なんなのりゃー!? ここはれみぃーのこーまかんなのにぃー!!」 わけもわからぬまま無我夢中で廊下を走り抜け、壁をつきやぶっていく、れみぃー。 気づけば、そこはれみぃーの自室だった。 れみぃーは部屋の奥のベッドへと飛び乗り、 シーツを皺だらけにしながら四つんばいでベッドの上を進む。 そして、枕の横に置かれた、自分の体ほどもある大きな恐竜のヌイグルミにぎゅーと抱きついた。 「う~~っ! きょーりゅーさん、れみぃーをおまもりしてぇー!」 れみぃーは、がばっとシーツの中に身を隠れさせると、 恐竜のヌイグルミもシーツの中へ引き入れて、それを抱きしめた。 「う~♪ これでもうあんしんなのりゃー♪」 シーツの中に隠れた自分のカムフラージュは完璧だ。 それに、自分には恐竜さんもついている。 これなら、大丈夫、きっと大丈夫。れみぃーは自分を説得していく。 しかし、その時バタンと部屋の扉が破られる音が響いた。 「うっ!?」 ビクンと体を震わせて、ギューギュー恐竜にしがみつくれみぃー。 そうしている間にも、部屋の入口から足音が近づいてきた。 「う、うぁ? な、なんでこっちくるのりゃー」 ギシィ。 ギシィ。 ゆっくり、ゆっくり、床板を軋ませながら足音が近づいてくる。 れみぃーはぎゅっと目を瞑り、恐怖を払うかのようにシーツの中で押し殺した声をあげる。 「うぁ、うぁー、こっちこないでぇーーー」 そして、ついに足音はれみぃーの隠れているベッドの前までやって来た。 ガクガクぶるぶる、れみぃーは体を震わせる。 次の瞬間、れみぃーの中で恐怖が限界を超えた。 れみぃーはバサァと自らシーツを払って、両手をバンザイした格好で精一杯叫んだ。 「ぎゃおーーーーーっ!!!」 叫んで、叫んで。 そこで、れみぃーの視界が真っ暗になった。 * * * パチン、と暖炉にくべられた薪が火の粉を爆ぜさせる。 温かく保たれたこの部屋は、紅魔館の中で、れみぃーのために用意された部屋だった。 「うー、うー、うぁー」 れみぃーは、ベッドの上で温かい布団にくるまれて、うなされていた。 苦しげに声をあげ、額から"にくまん汁"の汗を流す。 その汗を、白く綺麗な手が拭き取った。 それは、いつも通り優しく愛おしくれみぃーを見つめる咲夜のものだった。 「れみぃー様……」 「おねぇーたま……」 さらにその横には、妹のフランが椅子に座り、 姉のれみいーの様子を見ては表情を曇らせて、心配していた。 「うー、ううー、………うぁぁぁーー!」 突如部屋に響く、大きな叫び。 それとともに、れみぃーは目を大きく見開いて上半身を起こした。 「うぁー、うぁー、うぁぁー」 ハァハァと息を荒げる、れみぃー。 その視界にまず入ったのは、心配そうな、それでいてれみぃーを見て嬉しそうな咲夜とフランの顔だった。 「よかった、目が覚めたんですね」 「うー、おねぇーたまだいじょーぶぅ?」 ホッと胸を撫で下ろす、咲夜とフラン。 その顔は、いつも通り、れみぃーが良く知る2人のものだ。 「うぁ……ここは……」 不思議に思って、周囲を見回そうとするれみぃー。 が、頭を動かそうとしたその時、猛烈な痛みがれみぃーを襲った。 「う、うぁー! おあたまガンガンするどぉー! おむねがムカムカだどぉー!」 そのれみぃーの様子を見て、咲夜が溜息をついた。 その手には、空になったブランデーの瓶が持たれている。 「もう、これは大人の飲み物なんですから、れみぃー様は勝手に飲んじゃダメですよ!」 「う、うー、ゆっくりりかいしたどぉー……おとなのおあじは、やっぱりれみぃーにはまだおはやかったどぉー……」 痛みと気持ち悪さから、両手で頭を押さえる、れみぃー。 咲夜は、そんなれみぃーを再びベッドに寝かしつけて、頭を撫でてあげる。 「う~~しゃくやぁ~~♪ なでぇなでぇもっとぉ~~もっとしてぇ~~♪」 咲夜は微笑みながら、れみぃーの願いを聞き入れて、頭を撫でてあげる。 その動作に、れみぃーは落ち着きを取り戻し、ゆっくりしだす。 そのれみぃーの様子を見計らって、フランがおずおず口を開いた。 「うー、おねぇーたま、さっきはごめんー。いっしょにこーまかんつくろうね?」 「うー? ふらん……?」 フランの言葉に、れみぃーは胸が詰まる思いがした。 そして、気づいたら、ポロポロ涙を流しながら嗚咽を漏らしていた。 「う、うー! うーうー!」 「ど、どうしたんですか?」 「おねぇーたま?」 その涙は、先ほどまでの悲しみや恐怖によるものではない。 純粋な嬉しさと安堵からくる、実にゆっくりした涙だった。 「ほらほら、おはながでていますよ?」 「ぐ、ぐしゅん……ちぃーーん」 咲夜に鼻をかんでもらう、れみぃー。 「おちつきましたか? こわい夢でも見たんですか?」 「な、なんでもないどぉー♪ れみぃーはおつよいこだから、なみださんとはバイバイなんだどぉー♪」 れみぃーはそう言うと、ぐしぐしと自分の手で涙を払う。 そして、ベッドで横になりながら、満面の笑顔を浮かべる。 「うっうー☆さくやとふらんといっしょにこーまかんつくるどぉー♪ たぁーのしみだどぉー♪」 咲夜とフランは、れみぃーに背を向けて、静かに微笑んだ。 故に、れみぃーはその瞬間を見ることは出来なかった。 「……そうですね」 「……とってもたのしみだね」 ふかふかベッドで横になるれみぃーを背にして、 咲夜とフランの前髪で隠された影の奥で、怪しい一つ目が赤く光った瞬間を……。 酔っぱらいれみぃーの不思議な体験は、まだ終わらない……。 おしまい? ============================== シュール系コメディ……なんでしょうか? す、少しでも楽しんでいただければ幸いです……。 by ティガれみりゃの人 ============================== 乙 不覚にも一生懸命こーまかんを作るれみぃーを想像して可愛く思えてしまった -- 名無しさん (2008-11-24 22 49 48) 続きがあれば見てみたいです。 -- れみりゃ好きの人 (2008-11-26 08 11 50) れみりゃざまあww -- 名無しさん (2012-05-03 19 55 13) なぜザクが出てくるんだ。 -- 名無しさん (2012-10-05 15 52 28) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/fushiginakirisutokyo/pages/22.html
当ページでは、橋爪大三郎と大澤真幸による『ふしぎなキリスト教}』(講談社現代新書)に記述されている、単純な事実に関する膨大な量の間違い・誤りを扱う。間違いだらけの「ふしぎなキリスト教」が容量オーバーになったため、神学篇を分割して作成。 2012年7月18日現在、130個以上の誤りが挙げられているが、まだ未完成。なおこの誤りの数は明らかな誤りのみをカウントしたものであり、疑問符が山ほどつく「ふしぎなキリスト教」に挙げられている項目数は含まれていない。まだまだ対応出来て居ない間違いがあるため、今後さらにページを分割することも有り得る。 ※ 当ページ編集者は、「少しくらい間違っててもいいじゃないか」という価値観・感想には拠らない。 間違いの量が桁違いに多い(当ページにまとめている通り)。「少しくらい」のレベルを遥かに超えて居る。 理系ではそんな事は許されないが、文系でも同じ。真面目な文系研究者に失礼。 関連する研究をしている人々の努力と業績を一切無視して講釈するのは、学者も、金を払っている一般読者も愚弄している。 p254 大澤「「西洋」を理解するというぼくらの目標」と言ってながら、実際には西洋で一般的な解釈を説明する内容ではなく「橋爪独自解釈」がだらだらと書かれているというのでは、宣伝文句に偽りがある。 ※ 本ページにおける「参考文献」は、学術論文に使用出来るレベルのものとは限らない。一般向けにアクセスし易い便によって選定されることもある。 間違いだらけの「ふしぎなキリスト教」 歴史篇(上記ページが容量オーバーになったため分割されたもの、以下同様) 聖書篇(総合・旧約) 聖書篇(新約その1) ・ (新約その2) 他宗教篇(仏教・神道・イスラーム)(間違いだらけの惨状は他宗教の記述でも同様。これで比較が可能なのでしょうか?) 疑問符が山ほどつく「ふしぎなキリスト教」 「ふしぎなキリスト教」以外の良い入門書(あるんです!)紹介 (誠実な著者による良書からこそ学びましょう^^) 神学 頁数 誤りのある記述の引用 正しくは 参考文献 p16 「ユダヤ教の神は、ヤハウェ。その同じ神が、イエス・キリストに語りかけている。イエス・キリストは神の子だけれど、その父なる神は、ヤハウェなんです。」 まず根本的な問題として、イエス・キリストは「真の神・真の人」として神性人性の両方が認められて信仰されている、ということを橋爪氏は本書において一切述べない。橋爪氏がどのようにイエス・キリストを考えようと自由だが、「キリスト教について理解を深める」ことを目的とするのであれば、「キリスト教においてどう信じられているか」を述べるべき。イエス・キリストは「真の神・真の人」なのだから、「神がイエス・キリストに話しかける」というのは不十分な表現であり(「他の位格が第二位格たるキリストに話しかける」というのなら解るが)、「神でもあるイエス・キリストが語る」も触れなければ、キリスト論につき半分も語っていないことになる。なお以下はハードルが高い問題ではあるが、キリスト教において「ヤハウェ=第一位格たる父なる神」という見解ばかりでは無い。正教会においてはビザンティン・イコンにおいて、イエス・キリスト(イイスス・ハリストス)の周囲にギリシャ語に転写された"YHWH"が書かれることがあり、イエス・キリストが世々の前から「あった」ロゴス(ことば・神言・かみことば)であったことを西方よりも強調する東方神学の傾向を反映している。橋爪氏の本を読むことは、「キリスト教を理解出来る」どころか、キリスト教美術に触れた時にさらに混乱の種になるだけだということが示されている。 The Doctrine of the Orthodox Church The Basic Doctrines p23 「自分はGodにつくられた価値のない存在です、としおらしくしているのが正しい。これが、Godと人間の関係の、基本の基本です。」 橋爪氏の解釈によれば、「神が造ったものには価値が無い」と信じることが「正しい」ことで「基本の基本」らしい。もちろんそんな理解は正教会、カトリック、プロテスタント全て含めて、キリスト教には無い。(教派によって小さくない解釈の違いはあるが、それこそ基本的には)「神の似姿として創られた人間」がキリスト教の人間観の基礎を成す。 世界観-人間:日本正教会 The Orthodox Church in Japan3課 キリスト教の人間観(市川大野キリスト教会;日本バプテスト連盟) p47p48 大澤「『創世記』には原罪の起源のようなものはないんですか?」橋爪「ないんです。」大澤「禁断の木の実を食べたという話は『創世記』に入っていますよね。これはじゃあ、必ずしも原罪の観念とは関係がない?」橋爪「関係ない、です。」橋爪「人間そのものが間違った存在であることを、原罪という。」 47頁のやりとりは文脈が曖昧であるため、ここで両者がユダヤ教について語っているのかキリスト教について語っているのか、不明であるが、仮にキリスト教についてこのように語っているのであれば、非常に問題であると言えよう。と言うのも、カトリック教会は原罪を「人祖(アダムのこと)の罪。人の世に苦しみ、情欲の乱れ、不毛な生、そして死が入ったもの」とし、プロテスタントでは「人間の始祖(アダム)の犯した罪が、子孫である人間全体に帰せられるという教説」などと説明されるからである。このように、西方神学で最も一般的な理解では、原罪とは「アダムとイヴから受け継がれた罪」であり、創世記が「原罪の観念と関係が」あることは明らかである。他方、正教会はアウグスティヌス以降の全的堕落説を否定しており「原罪」という語彙の使用そのものに慎重もしくは否定的であるが、正教会においても「人間そのものが間違った存在」などとは言わない(むしろこうした全的堕落の考え方を否定する)。いずれの教派でも「人間そのものが間違った存在」などと言わないし、原罪についてこのような定義をすることもない。橋爪氏がどのような珍奇な原罪理解を持とうと、それを講釈しようと自由であるが、それを「欧米理解に不可欠なキリスト教理解」と銘打つのは、看板に偽りありであろう。 『カトリック教会の教え』p53 カトリック中央協議会 (2003/6/25)『キリスト教大事典 改訂新版』 p390 - p391 教文館(第4版)Justo L. Gonzalez (原著), 鈴木 浩 (翻訳) 『キリスト教神学基本用語集』p87 - p88 2010年10月20日 ISBN 9784764240353 教え-罪と救い:日本正教会 The Orthodox Church in Japan p116 「これはね、人間と神の共同作業になるんです。(中略)共同作業だから、神と人間のあいだに対等なコミュニケーションがあるとも言える。神は圧倒的に偉大で、人間はとても弱いのだけれども、共同作業をしているからには対等でもある」 橋爪氏が自分で言っていることと矛盾する。人間は神に対して発言権がない(p184, p185)、と言いながら、対等なコミュニケーションがあるとする。論理が破綻している。そもそも、神と人間は「対等」ではない。そしてまた、神と人との「共同作業」を認めるなら、カルヴァン的予定説と矛盾する。そこでまた、橋爪氏の論理は破綻する。 論理の破綻 p145p147p148 橋爪「奇蹟にも、ありえない荒唐無稽なものと、まあありそうなものとがある。いちばんありえないのは、復活ですね。」「復活の奇蹟は、イエスが死んでだいぶ経ってから、いまのようなかたちで信じられるようになったと思われます。」「キリスト教の奇蹟は、イエスがキリスト(メシア)であり、神の子であることが核心で、奇蹟はそれを証明するもの。重要だけれど、枝葉に過ぎない。」「奇蹟を信じにくい人は、無理に信じなくてもよいように、福音書は書いてある。」大澤「考えてみれば奇蹟というのは、本当に信じるべきものの傍証みたいなものですよね。」「奇蹟自体は偶有的な、付録みたいなものということですね。」「奇蹟それ自体を超能力として信じるかどうかは、橋爪さんのおっしゃる通り、二次的なことでしょうね。」 復活は荒唐無稽←そう主張するのは個人の自由キリスト教において復活は枝葉末節であり付録←誤り橋爪氏や大澤氏が復活をはじめとする奇蹟を信じようと信じまいと、どう主張しようと自由である。しかし「キリスト教ではどう考えられているか」に一切言及せずに「最強のキリスト教入門書」を名乗るのは看板に偽りありだろう。実際には復活は、「重要だけど、枝葉に過ぎない」「付録」どころか、東方教会(正教会・非カルケドン派)、西方教会(カトリック教会、聖公会、プロテスタント)の全てで、(神学的見解をはじめとする微妙な温度差はあるものの)重要な信仰内容の一つを構成しており、多くの教派・信者が最も重要な信仰内容に数えている。たとえば名古屋ハリストス正教会の司祭ゲオルギイ松島は「復活信仰の無いキリスト教はあんこの入っていないあんパンを食べるようなもの」と評している。出典にあるように、橋爪氏の所属しているルーテル教会も復活信仰を重要なものとしており、その例外ではない(はずなのだが)。そもそも日曜日に教会に信者が集まるのは、日曜日にキリストが復活したことに由来しており、その重要性が表れている。復活につき事実として捉えない信者・教会も居るには居るが、全体から見れば少数派である上に、事実ではないと捉える信者も「枝葉末節」「付録」とは考えない。 ハリストス復活! 実に復活!「トマスとともに」名古屋教会司祭松島執筆メッセージカトリック西千葉教会説教倉庫2008年 3月23日 復活の主日復活日(イースター)礼拝のご案内 - 静岡聖ペテロ教会(日本聖公会横浜教区)キリストの復活六本木ルーテル教会神戸改革派神学校 校長 市川康則による「信仰直言『死人の復活~あり得ん?』」振り向く信仰(二〇〇二年三月三一日、復活節第一主日第二礼拝の説教要旨、石川和夫牧師) p184, p185 「救いは、恩恵の問題なんです。神の恩恵に対して、人間に発言権があるかというと、ゼロです。なんの発言権もありません。」 極端な予定説を述べているが、アウグスティヌスの恩恵論についてはカトリック教会からプロテスタントに至るまで様々な温度差がある。アルミニウス主義もある。そもそも橋爪氏はルーテル教会信徒の筈なのだが、フィリップ・メランヒトンおよび神人協力説論争は完全に無視している。また正教会は「共働」概念を採る。なお上述の通り、この箇所の橋爪の見解は、p116で述べている内容と矛盾している。 世界観-人間:日本正教会 The Orthodox Church in Japan The United Methodist Church Our Wesleyan Theological Heritage p245, p246 「聖霊は、大澤さんの言うように、ネトワークや相互感応みたいな作用」「(聖霊は)神からのもの」「人と神とをつなぐのが聖霊」「人々と神との、唯一の連絡手段が、聖霊」 少なくとも伝統的なキリスト教では、聖霊は独立の位格(イポスタシス:ヒュポスタシス)たる真の神として理解されている。「神からの【もの】」という一種の従属説は異端として退けられる。ゆえにもちろん「作用」「手段」としては理解されていない。橋爪氏のこの説明と理解では、「聖霊は神ではない」ことになる。三位一体を取るキリスト教の大多数は、もちろん聖霊を神とみなすし、三位一体を取らないまま、聖霊を神とみなす教派もある。 CATHOLIC ENCYCLOPEDIA Holy Ghost参照。「作用」「手段」に類する表現はどこにもナシ p256 「アルメニア教会はカルケドン公会議に参加しなかったので、通常の三位一体説をとっていません」 アルメニア教会も三位一体説はとっている。議論が分かれたのはキリスト論(Christological controversy)。そもそもアルメニア教会というのは一組織名であって、教理教義を論じるのであれば「非カルケドン派」という枠組みが妥当。 Orthodox Unity - Statement Index内、Relations with the Eastern Orthodox Churchesより "Concerning the Christological controversy which caused the division, we..." (Statement by the Oriental Orthodox Churches, Addis Ababa, Ethiopia, 1965 ) p312 「一神教では、神は世界を創造したあと、出て行ってしまった。世界のなかには、もうどんな神もいなくて」 どこに出て行ったというのか?そのような記述は聖書のどこにも無いし、どこの教会でもこのような事は言われない。「神がわれわれと共におられるからである。」(イザヤ書8章10節)「見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」(マタイによる福音書28章20節)これも、橋爪氏がどのような理解をしようと自由だが、「キリスト教を理解する」ための本であると売り出すのであれば、キリスト教での理解を述べるべきであろう。なお橋爪氏は他の箇所でも「神が留守」「神が出て行った」という表現をしており、「瑣末な間違い」ではなく、橋爪氏の一貫した誤解であることが判る。→間違いだらけの「ふしぎなキリスト教」(聖書篇)(p75, p76) イザヤ書8章10節マタイによる福音書28章20節創世記3章9節「あなたはどこにいるのか」の注解 外部リンク 間違いだらけの『ふしぎなキリスト教』とそれを評価する傾向につき 誤りと誤解と偏見に満ちている本, 2011/7/13 映画瓦版の読書日誌 ふしぎなキリスト教 橋爪大三郎×大澤真幸『ふしぎなキリスト教』に対する批判まとめ一覧 - Togetter 橋爪大三郎×大澤真幸『ふしぎなキリスト教』に対する批判100- Togetter 最新 橋爪大三郎×大澤真幸『ふしぎなキリスト教』に対する批判1 - Togetter(2以降と別のまとめ製作者によるもの) 橋爪大三郎×大澤真幸『ふしぎなキリスト教』に対する批判2 - Togetter(2以降のまとめの始まり)
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#blognavi 地下で突然後ろからジンに声をかけられた。 内容は綿飴というものは俺でもつくれるのか、というもの。 しかし綿飴の会話は今日のエリクシールでの講義 飴細工についての理論と実践で糸飴のひとつとして説明されていたものだ。 どうしてそれをジンが話題にするのか そもそもいつ地下に入って俺のところに来たのか まったくわからなかったので尋ねてみると 今日の仕事が同じ時間に終わったのでついて回っていたという。 ずっと近くにいたのだそうだ。 理由は明日休日で何をしていいか困ったため俺の日常を監視していたとのこと。 全然気付かなかった。 というかエリクシールでは多くのウィザードがいるにもかかわらず 誰にも気付かれなかった。 どんな隠遁技術だ。 綿飴に関してはたしか専門の機械が必要だと思うので どうにか代替できるものを用意しないと作れないと答えた。 ジンは頷いて消えた。 どういう風に去ったのか見ていてもわからなかった。 忍者というよりもう心霊現象の類か何かじゃないだろうか。 カテゴリ [探索] - trackback- 2012年04月07日 02 30 31 #blognavi
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ルーメン=ヴィア 姫=「慈愛の姫」クリスティアナ 姫を頂点とした王政を敷く勢力。 魔術師が貴族として壮麗で威厳ある文化を作り上げている。 貴族には上に立つものとしての責務と誇りが課せられ、それにそぐわない者はその地位を剥奪される。さらに貴族の地位は世襲ではなく、それに見合う者ならば与えられ、それによって政治の健全性を高めている。 そんな繁栄をよそに、天空島出現のおりから大陸は急速に砂漠化し、豊かな大陸は不毛な大地へと歩みよる。この状況を打破するため、「天空島に存在するマナによる大陸の再生」という大儀の元、姫の名の下に天空島へ進攻を決定した。 人々がルーメンヴィアの教えの下、己の責務に誇りを持って全うすることで世界を救う大きな一つの力となれると信じている。今回の戦いはその為の大きな試練として捉えており、究極的には他の勢力も一つにすることを目指している。 ソレイユ=ルージュ 姫=「戦の姫」フェリシテ 世界が分断される遥か昔、当時最大勢力であったルーメンに対して最初に抵抗して独立した勢力。 戦いによって全てを得た事から、戦いを神聖なものと見なし、戦いそのものに価値を見出す人々の勢力。 天空島の出現と同じくして大陸の中央に位置するボルカーノ火山が噴火し、街一つを一瞬にして飲み込んだ。姫を始めとした魔術師達の検討も虚しく、なおも被害は拡大の一途を続け、大陸全土を飲み込む勢いである。 この規模の災害を鎮めるには、天空島の豊富なマナが必要だ。噴火を鎮める為にマナを求め、4 勢力の中で最も早く進攻を始めた。 ソレイユは有力な魔術師による合議制で統治される。この勢力の姫はその調停者として存在する。姫自身も有力な魔術師である為に調停に留まらず、指導力を発揮する事もある。今回の戦いに関しては自身の世界を救うことも重要であるが、如何に勝利するか、戦いそのものの過程に大きな関心を持っている。 リベロ=フォルトゥーナ 姫=「自由の姫」エミリア かつて自由でいることを望み、他の勢力から逃れた者達の末裔。自由を尊ぶ勢力。 自然にあるがままにある事を尊び、他の勢力に比べれば素朴な文化を持つ。天空島の出現後リベロ広域で生きるもの全てに、まるで古木の様に体が枯れ果ててしまう奇病が蔓延し始めた。リベロに住む魔術師たちの研究により、原因は生きる者全てに存在するはずのマナが枯渇し、治療には多くのマナが必要な事が判明した。 既にソレイユ・ルーメン・ゼーレンが天空島への進攻を行っている状況下で、争いは避けられない状態であったが、議会の決定により天空島への進攻が決定する。リベロの意思決定は議会によって行われ、個々の意見を尊重し民主的に決定される。姫はその議会に対して強力に行使できる力をもつが、議会を尊重してその行使を控えている。 今回の戦いに関しては、可能な限り避けることを望んでいるが、自分達の世界を維持する為にやむを得ないものと考えている。 ゼーレンシュトゥルム 姫=「絶氷の姫」ヒルダ かつて世界が4 つに分かれる崩壊期において、過酷な状況を生き延びるため、身体を魔法で改造した人々の末裔。 通常の人とは異なる容姿を持つ者も存在する。こうした手段を用いた事により他の勢力より迫害された歴史がある。結果としてもっとも過酷な苦難を受けることになった勢力。 天空島の出現に際して、最も早く気づいていたゼーレンであったが、天空島への進攻は行わなかった。天空島出現により大きくバランスを崩したマナの影響で、大津波をはじめとした度重なる異常気象に見舞われていたが、国内の天空島進攻論をよそにヒルダは天空島への進攻は行わない事を宣言していた。 しかし、ルーメンの進攻を知り、ヒルダは前言を撤回しゼーレン全ての力をもって天空島の進攻に乗り出した。その真意は全くの不明である。この勢力は目的の為ならいかなる手段も許容される傾向があるが、それはゼーレンの法と誇りを汚さないことが絶対条件である。 今回の戦いは自身の生存のほか、他勢力に対する復讐を行う事も目的としている。