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高校放課後! キーンコーンカーンコーン 純「終わったー」グダーッ 梓「耐えきった・・・」グデーッ 憂「二人とも。放課後だよ、部室行こうよ」 純「よし、部室でだらけよう」 梓「だらけないよ。・・・休憩するだけだよ」 憂「同じだと思うよ・・・」 さわ子「後で行くからお茶よろしくー」 憂「はい、わかりました」 さわ子「うーん、今日のお茶もおいしいわぁ」ポワァ 純「うんうん。もうこの為に学校に来てるよ」 梓「純はもう少し真面目になったほうがいいと思う」 純「梓だって今日は不真面目だったじゃんかー」 憂「まぁまぁ」 梓「あ、そうだ。さわ子先生、放課後の時間開いてる日ってありますか?」 さわ子「うん?どうして?」 梓「実は唯先輩達がさわ子先生も大学の部室に呼ぼう。見たいな話になってまして」 さわ子「へぇ、唯ちゃん達がねぇ」 さわ子「そうね、一度は見に行った方がいいかも」 梓「はい。みなさん、さわ子先生の顔を見たいと言ってましたし」 さわ子「まぁ。うれしい事言ってくれるじゃない」 梓「そこで日にちなんですけど、やっぱり忙しいですよね・・・」 さわ子「そうねぇ・・・。来週はテスト週間に入って準備しなきゃいけないし、その後は修学旅行の会議やら・・・」 純「そんなに忙しいのにここでお茶飲んでていいんですか?」 さわ子「来週からって言ったでしょ!」 憂「なら今週中とかですか?」 さわ子「今週も本当は時間あったんだけど・・・」 さわ子「(急にバンドの練習が入ったなんて言えない・・・)」 さわ子「(紀美の奴、なんで勝手に演奏会なんて引き受けるのよー)」シクシク 梓「あの、先生?」 さわ子「そ、そうね。行けるとしたら今日明日くらいかしら」 憂「わぁ、本当に大変そうですね」 純「あ、私明日は無理ー」 梓「じゃあ今日しかないじゃん・・・」 さわ子「ごめんね。だから行くとしたら月末になっちゃうかしら」 純「いまから大学行くとかは?」 梓「いきなりとか急すぎるでしょ」 さわ子「とりあえず連絡してみたら?」 梓「・・・そうしますか」ポチポチ さわ子「あ、憂ちゃーん。おかわりー」 純「私もー」 憂「はーい」 梓「あ、律先輩。さわ子先生の件なんですが」 梓「今日、もしくは月末と言う話になりまして・・・」 梓「・・・へ?今日で大丈夫?」 純「さすが先輩達・・・」 梓「で、でもいきなり押しかけてそちらの準備とか・・・」 梓「は、はぁ・・・。ちょっと待ってください」 梓「今から来ても構わないそうですが・・・、大丈夫?」 憂「私は大丈夫だけど」 純「うん」 さわ子「問題ないわよ。車で送ってあげるわ」 梓「では今からそちらに向かいますね」ピッ 梓「と言うことで、行くことになりましたので」 さわ子「じゃあみんな支度して!校門前に集合で!」 バタン 梓「・・・」 純「・・・こんな適当でいいのかなぁ?」 憂「あはは・・・」 梓「せ、先生がいいって言うんだからいいんだよ」 梓「さ、私達も準備準備」 憂「片付けやっちゃうね」カチャカチャ 梓「私も手伝うよ」 純「練習前だから特に準備するものないよねー。私も片付け手伝うとしますか」 さわ子「おそーい!」 梓「す、すみません」 さわ子「荷物は後ろに乗せちゃってね」 純「はーい。さわ子先生の車に乗るの初めてー」 憂「私は2回目だよ」 純「えっ?いついつ?」 梓「運転お願いします」 さわ子「任せて!その代わり道案内よろしくね」 梓「はいです!」 ブロロロ さわ子「唯ちゃん達はあっちでもちゃんとやってる?」 梓「はい。この前も私達と一緒に演奏しましたよ」 純「楽しかったよね」 憂「うん!」 さわ子「へぇ。ちょっと安心」 さわ子「じゃあご褒美あげないとね」キイッ 梓「?」 さわ子「降りて。手土産にケーキでも買って行きましょう」 さわ子「あなた達も好きなの選んでいいわよ」 純「えっ?いいんですか!?」 さわ子「えぇ。その代わりにちゃんとテスト勉強するのよ」 さわ子「赤点で部活動禁止になったらお茶が飲めなくなっちゃうもの」 梓「そっちが本音・・・」 憂「がんばります!」 純「じゃあ私このチョコのー」 さわ子「これね。唯ちゃん達はなにがいいかなー?」 梓「・・・あ」 梓「(ムギちゃん、どうするんだろう・・・)」 さわ子「あとは・・・、そっちにも顧問っているんでしょ?」 梓「いるらしいですが、合ったことないです」 さわ子「ふぅん。名前だけ貸してるって感じなのね」 さわ子「念の為買っておきましょう。顧問だけないってのはかわいそうだしね」 純「来なかったらもったいないので私が食べますね!」 さわ子「残念でした。持って帰って食後のデザートにします」 純「」ショボ 梓「(とりあえずムギちゃんの好きなの選んでおいたけど・・・)」 梓「・・・むぅ」 憂「?」 ちょっと前! 律「んじゃ待ってるからなー」ピッ 唯紬「」キラキラ 律「よし!さわちゃん達来るから準備だー!」 唯紬「わーい!」 紬「お茶の準備します!」 唯「私も!」 澪「やれやれ。パイプ椅子借りてくるよ」 律「4つも持てるか?私も行くよ」 ・・・ 唯「遅いね・・・」 紬「・・・うん」 澪「迷子になってるとか?」 律「梓は何度も来てるし、ないと思うが・・・」 紬「さわ子先生も忙しいだろうしね・・・」 プルルルル 唯紬「!」 律「お、梓からだ。もしもーし」 律「そうか、じゃあ迎えに行くよ。門の前で待っててくれ」ピッ 律「おし、来たみたいだから迎えに行くよ」 唯「私も行く!」 紬「私も!」 律「おっ、じゃあみんなで行くか」 澪「そうするか」 唯「えへー、さわちゃんと会うの久しぶりだねー」 律「本当は憂ちゃんが来て嬉しいくせに」 唯「それはそうだけど、さわちゃんとも会いたかったもん!」 さわ子「ちょっと遅れちゃったわね」 純「ですねぇ、ケーキ選びに結構時間が・・・」 梓「問題ないと思う。きっとケーキ見せれば目の色変わるよ」 憂「あ、来た!」 律「おっそーい!」 さわ子「あらー、全員で出迎えなんて豪勢ね」 唯「さわちゃん久しぶりー」 さわ子「久しぶりって、ぜんぜん経ってないじゃない」 唯「憂も久しぶりー」 憂「うん!」 紬「あずにゃん久しぶりー」 梓「も、もう。変なことマネしないでください」 澪「つっこまんぞ」 律「おっ!さわちゃんが持ってるものって、もしかして!?」 さわ子「相変わらずめざといわねぇ。はい、差し入れよ」 律「おー!さわちゃん太っ腹ー!」 さわ子「そのかわりおいしいお茶出してね」 唯「任せてください!」ビシッ 紬「あ、あの・・・。差し入れって・・・」 さわ子「ケーキだけど?」 紬澪「」ガクッ 律「心配するな。澪の分は私が食べてあげよう」 さわ子「えっ?なんで?」 唯「二人はダイエット中なのです!」 さわ子「あら・・・」 純「そうなんですか?必要ないと思いますけど・・・」 梓「私もそう思うんだけどねぇ・・・」 さわ子「でもあなた達がダイエットとはねぇ・・・」 律「とりあえず部室に行くか」 唯「おー!行くよ、憂」ギュッ 憂「うん!」 ・・・ さわ子「ふむ。卒業旅行などの食べ過ぎで増えた、ねぇ」 唯「大阪楽しかったよねぇ」 さわ子「でも気になることが一つあるわ」 澪「・・・なんでしょう?」 さわ子「なんで私も誘わなかったのよ!!!」ガーッ 紬「え、えーと・・・」 純「はい!私も行ってないです!」 梓「純は予定あったんでしょ!」 唯「だっていつの間にかいるさわちゃんがいないから」 律「今回は都合悪いのかなーと」 さわ子「今までどういう目で見てたのよ・・・」 紬「すみません。次回どこかに出かける時は声かけますので・・・」 さわ子「・・・うむ。わかればよろしい」 梓「ほっ」 さわ子「で、大阪ではなに食べてきたの?」 唯「えーっと。たこ焼きでしょ、お好み焼き、串カツ」 律「でっかいパフェとか食べたなぁ・・・」 さわ子「まさに食べ歩きね。・・・羨ましい」 純「羨ましい!」 さわ子「でも増えたのなんてどうせ数キロでしょ?一時的なものなんじゃない?」 澪「ダメです!ここで甘えずにちゃんと元の体重に戻らないと!」 さわ子「うーん。もしくは別のところが大きくなって体重も一緒に増えたとか?」ジーッ 唯「別のところ?」 梓「べ、別のところ・・・」/// 紬「」/// 澪「そう言われてみれば最近下着がきつい気が・・・」 律「マジでか・・・」 純「そっちの方が羨ましい・・・」 さわ子「はい、と言うわけでケーキ食べなさい。その分夕飯減らせばいいでしょ」 紬「で、でも・・・」 さわ子「あぁん?私のケーキが食べられないってか!?」ギロリ 紬澪「い、いただきます!」 律「裏さわちゃん見るの久しぶりだな」 唯「お茶だよー」コトッ さわ子「ありがとー。あら、いい香り。唯ちゃん上達したわね」 唯「えへー。憂のおかげだよー」 さわ子「そう言えば顧問は?いるんでしょ?」 律「いるにはいるけど・・・」 澪「一度しか見たことないな」 紬「恵先輩と一緒にお願いしたときね」 さわ子「そうなの。じゃあしょうがないわね」 唯「ケ、ケーキが余るのならぜひ・・・」ソワソワ さわ子「だめです!」キッパリ 唯「さわちゃんのケチー」 律「じゃあお茶が冷める前に」 梓「いただきます」 純「んん!おいしい!」 憂「ねっ」 紬「うぅ・・・」ジーッ 梓「大丈夫ですよ。明日も運動するんですし」 紬「じゃあ半分。半分食べるからあとはあずにゃんにあげる!」 澪「そこら辺で妥協するか・・・」 唯「おいしーい!ありがとう、さわちゃん!」 さわ子「じゃあかわりに土産話聞かせてね」 唯「いいよー。いっぱいあるからね!」 律「唯の奴、行きの電車ですでに寝てたよな」 唯「そ、それは関係ないよ!」アセアセ 13
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純「この子はなにか芸できるの?」 梓「どうだったかな?」 純「お座り!」 ユノ「」フリフリ 純「おすわーり!」 ユノ「」トトトッ 憂「えへへー」ナデナデ 純「・・・」 梓「だめみたいだね」 ピンポーン 憂「はーい」 律「こーんにーちわー」 澪「今日は呼んでくれてありがとう」 憂「どうぞあがってください」 律「おっ、純ちゃん久しぶり」 純「ご無沙汰してます」 ユノ「クゥーン・・・」スススッ 梓「どうしたの?」 律「ユノちゃんもいたのか」ナデナデ 澪「」ショボ 梓「?」 律「どうもユノちゃんは澪の事を怖がってるらしくてな」 憂「そうなんですか?」 律「この通り影に隠れちゃうんだ」 梓「へー。なんででしょうね?」 律「野生のカンってやつだな!ユノちゃんが正しい!」 澪「なんでだ!」ゴツン 律「いたた。そういやまだ言ってなかったな」 律「みんなおかえり」 梓「はい、ただいまです」 澪「ところでなんでみんなで玄関先に?唯達は?」 憂「今日はお姉ちゃん達がご飯作ってくれてるんです」 純「お手伝いもさせてもらえないのでユノちゃんと遊んでたんですよ」 梓「純は別に手伝わないでしょ」 純「私だってたまには手伝うもん!」 律「へぇ。唯達のやつ、張り切ってるなぁ」 澪「私達は上に行ってもいいのかな?」 憂「たぶん大丈夫だと思います」 律「じゃあ上の様子でも見てくるよ」 トントントン 梓「ユノちゃん、もう大丈夫だよ」ナデナデ ユノ「クゥーン・・・」ヒョコ 純「うーむ、澪先輩はよく律先輩にツッコミを入れてるから。・・・なのかな?」 憂「なんでだろうね?」 純「にしてもお腹空いたー」 ――― 律「おーっす、って!」 澪「・・・すごい料理だな」 唯「あ、澪ちゃーん」 紬「ふふふっ、今日は張り切っていっぱい作っちゃった」 律「そうだ、ほれ。手ぶらじゃ悪いと思ってジュースとか買ってきた」ガサッ 唯「わぁ、ありがとー!」 澪「最初はケーキにしようと思ったんだけど」 律「きっとムギ達が作ってると思ってな」 紬「せいかーい」 唯「もうちょっと待っててね。すぐにできるから」 律「ほいよー」 澪「なにか手伝おうか?」 紬「大丈夫」 澪「にしてもこの量、また体重増えそう・・・」 律「走る量増やせばいいじゃん」 澪「ヤる回数増やすか・・・」 律「」 唯「できたー!」 律「おっ、これまたおいしそうだなー」ソーッ 唯「あーっ、つまみ食いはだめだよー」 紬「じゃあテーブルに持ってっちゃうね」 澪「おぉ・・・、テーブルが料理で埋め尽くされた・・・」 律「張り切りすぎだぞー」 唯「だってー、ねー」 紬「ねー」 和「うれしそうでなによりだわ」 唯「じゃあ憂達呼んでくる!」 唯「うーいー、もーいーよー」 憂「お姉ちゃん!」 純「かくれんぼ?」 憂「じゃあ行こうか」 梓「うん!」 ガチャ 憂「うわぁ」キラキラ 梓「すごい・・・」 純「おいしそう!」 純「去年お泊りに来たときもすごかったけど、もっとすごいかも!」 唯「えへへー。手洗ってきて、早く食べよう」 憂「うん!」 ジャーッ 梓「にしてもすごいね」 憂「うん、びっくりしちゃった」 純「来てよかったー」 梓「お待たせしました」 紬「ふふっ、おかえりなさい」 紬「では、みんな揃ったところで。唯ちゃん、なにか挨拶を!」 唯「えっ、私?」 和「唯が最初にやろうって言ったんじゃない」 唯「え、えーっと。・・・本日はお日柄もよく」 律「それなんか違くね?」 唯「あわわっ。・・・とにかく!」 唯「みんな、おかえり!」 憂「ただいま!」 梓「ただいまです!」 紬「ふふふっ」ナデナデ 唯「今日はムギちゃんと和ちゃんの三人で作ったんだよー」 律「」グクーッ 憂「和ちゃん、ありがとう!」 和「私は少し手伝っただけよ」 梓「ムギちゃんはどれ作ったんですか?」 紬「ふふふっ。どれか当ててみて」 律「ゆ、唯。そろそろ・・・」ウズウズ 唯「お、そうだね。では、いただき・・・そうだ!」 律「だぁー」ズルッ 唯「ケーキも焼いてあるからここでお腹いっぱいにしちゃだめだよー」 純「ケーキ!」 唯「では今度こそ!いただきます!」 全員「いただきまーす!」 梓「あ、これはムギちゃんですよね?」 紬「せいかーい」 憂「おいしいよ、お姉ちゃん!」 唯「えへへー」テレテレ 澪「さすが、おいしいな」 律「にしても、憂ちゃん達がいない間大変だったんだぞー」 唯「り、りっちゃん!」アセアセ 律「勉強は手付かずで、ずっと携帯見てな」 澪「あぁ。よっぽど寂しかったんだな」 憂「ふふっ」ギュッ 律「ムギもなー」ニヤニヤ 紬「」/// 純「それを言うなら梓だって」 梓「ちょ、やめてよー!」アセアセ ・・・ 律「食った食ったー」 澪「お腹いっぱい」 梓「すごくおいしかったです!」 紬「ありがとう」 梓「あ、おいしかったと言えば」ゴソゴソ 梓「お土産です。忘れる前に渡しておきます」 律「おっ、八つ橋だー!」 澪「ありがとうな」 梓「和先輩にも、どうぞ」 和「わざわざありがとう」 純「私からも、どうぞ!」 律「お、あぶらとり紙かぁ」 澪「そういえば去年買ってる生徒いっぱいいたな」 和「純ちゃんもありがとう」 純「いえいえー」 律「お土産もうれしいけど、次は土産話を聞かせてもらおうかなー」 澪「夜の話とか詳しく聞きたいな」 唯「憂、空いたお皿片付けるの手伝ってくれる?」 憂「うん!」 憂「(お姉ちゃんと一緒に家事するのも久しぶりだぁ)」 唯「そうだ。和ちゃん、ユノちゃんのご飯だけど」 和「じゃあ私があげてくるわ」 唯「私も一緒に行くー!」 憂「私も見たい!」 純「ずるい!私も見に行くー」 紬「みんなが行くなら私も見たーい」 唯「ならここに呼んじゃおうよ!」 和「え、でも・・・」 憂「大丈夫だよ。あとでお掃除すればいいんだし」 紬「うんうん」 和「・・・確かに、みんな揃って玄関に行くっていうのもね」 律「やったー!」 和「じゃあちょっと連れてくるわね」 律「よし。澪、お前は別の部屋に行け」 澪「なんでだよ!」 律「だって澪がいるとユノちゃんが怖がるしー」 澪「うっ・・・」 唯「きっと大丈夫だよー」 ガチャ 和「おまたせ。足拭いてたら遅くなっちゃった」 ユノ「」キョロキョロ 純「やっぱかわいいなぁ」 唯「ユノちゃーん。ご飯だよー」コトッ ユノ「ワン!」フリフリ 律「そうだ。餌で釣るってのはどうだ?」 梓「餌、ですか・・・」 律「澪がユノちゃんにご飯あげれば警戒を解いてくれるかもしれないだろ?」 純「一理ありますね!」 和「ならこれあげてみる?ユノの好きなお菓子」 澪「・・・やってみる」 澪「」ソロソロ 唯「澪ちゃんファイト!」 律「すでに動きが怪しいぞー」 ユノ「」モグモグ ユノ「」ピクッ 澪「!」 澪「ほ、ほら。お菓子あげるから一緒に遊ぼう」 純「・・・この台詞だけ聞くとかなり怪しいですね」 律「だな。小学校の時、ついていっちゃいけないって教わったぞ」 梓「あはは・・・」 ユノ「」ササッ 和「あ、逃げた」 律「こりゃ諦めるしかないな」 和「・・・そうね。距離があるなら怖がらないんだし」 澪「うぅ・・・」 紬「澪ちゃん・・・」 律「と、言うわけでー。このお菓子は私があげよう」ヒョイ ユノ「!」 ユノ「」ピョンピョン 律「おーう。元気いいなこいつー」ナデナデ 唯「りっちゃんずるーい!」 澪「しょうがない。私はこっちで土産話の続きを聞くよ・・・」 純「あ、夜の話でしたっけ?」 澪「そうそう。どんなだった?」ワクワク 純「いやぁ、梓が寝言でー」 梓「え、なに!?」 紬「なんて言ってたの!?」 唯「おぉう、くすぐったいよー」 憂「お、お姉ちゃん。次私なでたい!」 律「じゃあその次私な!」 和「見事に二グループに分かれたわね・・・」 ・・・ 唯「いっぱい遊んだねー」 律「満足じゃー」 ユノ「」スリスリ 和「ユノも楽しそうで何よりだわ」 紬「そろそろお茶にする?」 唯「そうだ!ケーキあるんだった!」 純「食べたいです!」 梓「お茶淹れるの手伝いますよ」 紬「でも今日は・・・」 憂「私ももっとお手伝いしたいな」 唯「えへへ、憂がそう言うならー」 紬「なら一緒においしいお茶淹れようか」 梓「はい!」 純「どんなケーキが出てくるのかな」 律「楽しみだな」 澪「また走らないと・・・」 律「明日から再開するぞ」 唯「おまたせー」 律「おぉ!うまそう!」 紬「お茶もどうぞー」 澪「いい香りだ」 ユノ「ワン!」 和「あなたはこのケーキはだめよ」 唯「そっか、食べれないのか・・・」 純「はい、ユノちゃん用お菓子はこっちだよー」 ユノ「」モグモグ 律「おっ、こりゃうまい」モグモグ 澪「甘さ控えめでいいな」 和「この紅茶と合うわ」 紬「ふふっ、よかった」 憂「おいしいよ、お姉ちゃん!」 唯「でへへー」 梓「(今度は私もケーキ作りしてみよう)」 2
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001 「暦ぃ! やっとデビューできたのよー」 ――ぴょんぴょん飛び跳ねながら、はしゃぐひたぎ。 ……えーと、『のよー』って。ひたぎさん? もうデレだとかドロだとか、関係ない レベルでキャラ変わってません? 「ん、ん? ああ、こないだ言ってたやつか」 「そうなのよ! 私ね、元々こーゆーの苦手だったじゃない?」 「いや、そんなことないだろ。中学の頃とか――あ、あれは違うって言ったっけ?」 「まあね、あれは、スーパー私。でも、今はハイパー私よ」 誇らしげに、ちょっとオーバーな感じで胸を張る。くっ、かわいい……しかしその仕草 は……最近、胸の大きさが、なんというか、もう…… い、いや、これくらい、冷静に対応しないと。 「そ、そっか。確かに、人間強度が高いところはあったもんな」 「ふふ、暦と忍野さんのおかげだったわね。こんな言い方、あの人は嫌がると思うけれど」 ――いや、やっぱりあれは、本当にひたぎ自身、自分で助かったんだよ。そんな懐かしい 僕達の出会うきっかけ。縁の始まり。 「しかし、色々大変なんだなあ」 「私も、まさか、こんな世界があるだなんて、思ってもいなかったわ」 002 もう一人の忍野が、百円セールで大量に購入したドーナツを、もぐもぐと頬張りながら 喋る。 「あるじ様よ。そのデビューとやらは難しいものなのか?」 「うん、僕には正直、よくわからなかったりするんだけど、大変らしいよ」 「むうう。よくわからぬのう――」 首を傾げる忍。かつては吸血鬼の成れの果て。その前は怪異の王――こんな呼ばれ方を していた彼女は、慣れない僕達の生活に色々と協力してくれている。 特に、吸血鬼ゆえの夜行性。これを活かした協力には感謝をせずにいられない。僕達は どれだけ助けられたことか。 ただ、ちょっとだけ気にかかるのは、あまりにも所帯染みてきてしまったというか―― 普通になってしまったというか。 俗物化―― いや、それは、あまりにも贅沢な悩みなんだろうけど。 「と、まあ、そんなわけなんだよ。八九寺」 「……ええとですね。出会いパートを省略するとか以前に、場面転換ですとか、基本的な 作法を無視してですよ? こんな適当なタイミングで登場させるなんて酷くないですか? 読者さん、完全に置いてけぼりですよ! 何が『と、まあ、そんなわけなんだよ』なんで すか! 忍さんはどこへいったのですか? もう……何から何まで酷いですね、阿良々木 さん」 「ていうか、お前も僕の名前噛んでないだろ!」 「んー。なんていうんですかね。快感も与え続けると快感でなくなると言いますよね。 それと同じです」 「うわ、なんか深いな……ん、そうでもないか」 「それ以前に、無料でわたしのサービスを受けられると思っているところが嫌ですね」 「僕の名前を噛むのってサービスだったの?」 「そりゃあそうですよ。わたしはサービス業、つまり大惨事産業を営んでいるのです」 ――本当は第三次産業。わかりにくすぎる! 「……ま、まあ大惨事なのは否定しないけどさ……ていうか、それ大惨事って言いたかった だけだろ?」 「もちろんです。というかですね、変換した最初の候補が大惨事だっただけです」 「大惨事が最初って、いつも、どんな文章を入力してるんだよ!」 ――もう三周まわって、さらに半回転くらい捻ってしまった、よくわからないやりとり。 今の僕と八九寺は、これで満足。これが、今の僕達の距離感。 「大惨事といえばですよ、阿良々木さん」 「ん?」 「予想通り、年内の十四話は無理でしたね」 「いや、まあ、なんというか。大惨事というほどじゃないんじゃないか? お前も予想通り なんて言ってるくらいだし」 「もちろん皮肉です――そもそもですよ、あの会社は、いくら能力があるとはいえ、体力 から見て仕事を受けすぎなんですよ。あの手の会社は資本金だけで語ることはできないの ですが、それでもやはり、ちょっと……」 「――な、なんだか、難しい話だな」 「いえ、単なるアニメマニアの基礎知識です」 「お前、アニメマニアだったの?」 「わたしだけじゃありませんよ。忍さんだって、結構なレベルです。最近はなんだか、 忙しいようで、あまり、お付き合いいただけませんが」 「なんだか、怪異に対するイメージが変わるな……」 ――でも確かに、メタなネタなんて、このあたり詳しくないと出せないかもしれないな。 「ま、わたしたちにも、娯楽は必要ということです」 「はあん――まあ、そうだよな。そうなのかも……」 「わたしなんてまだまだです。忍さんなんて、こないだ影の中にブルーレイとサラウンド システムを導入したとか喜んでましたよ」 「あいつの影(僕のだけど)の中ってどれだけ充実してるんだ!」 「永ちゃんもびっくりですよね」 「ソニー製かよ!」 「それはともかくですよ。忍さんも結構な凝り性みたいですねえ」 「僕にはそんな面を見せたことないけどな。精々ミスドに関することくらいだよ」 「システムを導入したと自慢されていたときにお訊きしたのですが、電力会社によって 音質が違うとかなんとか――正気の沙汰とは思えないことも仰ってましたよ」 「へえ……」 ――八九寺……お前、忍にからかわれてるんじゃないか? 「何を、儂のイメージを下げるようなことを言うておるのじゃ」 「し、忍さん、いらっしゃったのですか?」 「ええ、ずっと……」 「名前からしたら、私の方がそのキャラに似てますけどねえ」 「……」 ――呆然とする僕。 「あるじ様よ、そこは絶望した! くらい言わねば、折角の振りが台無しじゃろう」 「お、おまえら……」 003 秘技、章変えリセット。 僕が呆然とするような出来事なんて、ありませんでした! ……えーと。 ――そして、僕達は楽しい話をそこそこに、八九寺と別れた。 僕と忍は、ひたぎに頼まれた買い物を済ませ、一緒に部屋へ向かう。気付けば夕方。 この季節、この時間の日光なら、忍も大丈夫だろう。 「忍、いつも済まないな……その、夜泣きとかさ」 「かかっ、夜泣きするのは、ややこの特権じゃよ。気にするでない。正直、儂も最初は 欝陶しいと思ったがの」 「僕もひたぎも、本当に助かってるよ」 「ま、夜泣きなぞ、儂にまかせるがよい。無論、どうしようもない時はどうしようもない がの」 僕とひたぎの愛の結晶……忍の協力は、本当に助かっていた。もちろん、僕とひたぎも 慣れないながらも面倒は見ているけれど、協力者が居ると居ないとでは大違いだ。 「ただいまあ」 「帰ったぞ」 部屋に戻ると、ひたぎは寝てしまっていたようで、寝惚け眼で僕達を迎える。忍の協力 があるとはいえ、どうしても睡眠時間は削られる。 「おかえり。忍ちゃんもおかえり」 「あ、ごめん。起こしちゃったね」 「かかっ、ややこはよく寝ておるようじゃの」 「うふふ。私もつられて眠ってしまったわ」 「さて、儂もそろそろ寝るとするかの……」 「あら、おやすみ。ありがとうね。忍ちゃん……」 「あ、おやすみ、ありがとうな」 ひたぎと僕におやすみを言われ、ちょっとだけ、はにかんだような表情を見せながら、 影の中へ溶けるように消える忍。 ――いつの間にか、僕とひたぎは自然に寄り添うかたちとなり、すやすやと眠る僕達の 宝物を、ひたぎはほほえみ、僕はニヤけてしまいながら、見つめていた。 ――お互いに寄り添った、やわらかで幸せな体温を感じる部分。しかし気付けば、僕と ひたぎは、そこを自然に広げてしまう――当たり前のように、少しずつ、そうあるべきように。 「ねえ、こよみ? そんなにしても、もう出ないわよ?」 「えー? もっと飲みたかったのになあ」 「もう……赤ちゃんだって、そろそろ離乳食よ」 「そういえばなんだか、色も、味もちょっと薄くなってきたもんなあ」 「こよみが飲みすぎるからよ」 「ごめんごめん、それにしても。はあ……幸せだなあ……」 ――かつての僕は羽川の胸が零れ落ちないように支える仕事などを夢みていた。しかし どうだ。仕事ではないとはいえ、自分の奥さんが、こんなに、こんなにもっ―― 「コヨミ、また不埒なことを考えているでしょう?」 「ご、ごめ、んむっ!」 ――! ――っい、息ができない! ぎゅーっと、胸で僕を窒息させようとするひたぎ。 「ぷはあっ!」 「これで懲りたかしら?」 ごめんなさい。正直、ご褒美です! 「ひたぎママは厳しいなあ」 「こよみが甘すぎるのよ」 「もっと甘えさせて!」 「しようがない、こよみパパね……」 004 まだ、ちょっとだけ寒いけれど、いい天気の日曜日。暖かい季節はもうすぐ。 柔らかになってきた日射しの中、ベビーカーを押し、例の公園に向かう僕達。 「……ねえ、暦。最初のデート、覚えてる?」 「も、もちろん。忘れるわけないだろ!」 本当、色々な意味で、一生忘れないよ! 「今度は、この子も一緒に、ね」 「そうだね。もう少し暖かくなったら、みんなで行こう」 「少しずつ、みんなで、色々な所に行きたいわね」 「ああ、そうだね……」 ――今日のところは、とりあえず。ひたぎがデビューを済ませた公園へ。 おしまい。 戻る
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任意のタイミングで発症も治療も出来るっぽい 島内の虫が媒介。虫=バグ。 おそらく、シミュレーションのバグにより、絶望時代当時の状態が復帰した状態=絶望病 狛枝の虚言病➡島に向かう船内の様子など 澪田の素直病 終里の弱虫病 罪木の思い出し病の場合は黒幕の狙い撃ち もしくは3人看病してたためそれぞれのバグに感染、結果他の三人よりも強めに出た可能性
https://w.atwiki.jp/upeosarf/
このページはかつてエースバットX2で空を飛んでいたUPEOのページです。 AHの爆死以来、エースコンバットは一切やってません。絶望したので戦闘機ゲーを自分で作ってしまおうと考えています。 2013 / 4 / 18. 今現在は画像アップローダとして使わしてもらっています。
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高校! 梓「おはよー」 純「おっ、来た来た」 憂「もう風邪は大丈夫なの?」 梓「うん、もうバッチリだよ。ごめんね、心配させて」 純「ならよかった。梓がいないと寂しくてねぇ」 梓「はいはい。心にもないこと言わないの」 純「ちぇーっ。つまんないの」 憂「これ昨日のノートね」 梓「おっ、ありがとう」 純「そういえば来週からGWだね!」 梓「あー、そっか。連休ぁ」 純「暇な日あれば泊りに行かせてよ」 梓「暇な日があればね」 純「ぶーぶー」 憂「なにか予定あるの?」 梓「全然ないよ。でもたぶんみんなでどこかに遊びに行くでしょ」 憂「それもそうだね」 純「私も暇なので誘ってください。お願いします・・・」 梓「わかってるよ。今度こそ一緒に、ね」 梓「純はどこか行きたいところあるの?」 純「・・・私も大阪に行きたい」 梓「それはちょっと・・・」 純「言ってみただけですー。・・・うーん、これといって行きたい場所はないかな」 憂「今度みんなで集まって相談しようよ」 梓「そうだね。今日は私、早く帰るから明日以降で」 純「病み上がりだしね。これで練習してぶり返したらムギ先輩になんて言われるか・・・」ゾクッ 梓「ム、ムギちゃんはそんな人じゃないよ!」 憂「そうだよ。紬先輩を悪く言うのはよくないよ」 純「・・・ごめんなさい」 梓「喉も痛めちゃいけないから歌の方も少しお休みかぁ」 純「せっかくやる気出たのにね」 憂「でももう少ししたら中間テストもあるし、勉強に専念したら?」 梓「そっか、中間テストか・・・」ズーン 純「梓はいいじゃん。わからないところはムギ先輩に聞けるんだからさ」 梓「そうだけどさ・・・」 純「いや、むしろ一緒だから集中できないとか!?」ビシッ 梓憂「・・・」 梓「さて、次は移動教室だったね」 憂「うん。早く準備しないとね」 純「あぁ、2人が羨ましい・・・」 大学! 唯「そっかー。早く治ってよかったねぇ」 紬「うん。本当によかった・・・」 律「うむ。普段の行いがいいからだな」 澪「じゃあ律は長引きそうだな」 律「どう考えても澪の方が長引くだろ・・・」 唯「私は行いが悪かったから風邪が長引いたんだ・・・」グスッ 律「あー嘘嘘、冗談だって!な、澪!」アセアセ 澪「う、うん!本気にしちゃ困るなー」アセアセ 紬「でね、今日はお料理がんばりたいから早めに帰ってもいい?」 唯「風邪治った記念だね!」 律「もちろんだ。楽しんでくれ」 澪「でもぶり返しには気を付けた方がいいぞ」 紬「うん!」 唯「ごちそうかぁ。私も今日がんばろうかな?」 律「・・・私らは寮のご飯だな」 澪「・・・まぁしょうがないな」 紬「よかったら食べにくる?」 律「いいって、2人で楽しんでくれ」 澪「あぁ、そこまで無粋じゃないさ」 紬「もう、そんなの気にしないでいいのに」 唯「私も早く帰るね。あずにゃんが早く帰るなら憂もそうだろうし」 律「だな。じゃあ今日は講義終わったら即解散で」 唯紬「うん!」 澪「じゃあ私達はどうする?」 律「早めにレポート片付けるかな」 澪「・・・それが無難か。唯も忘れるなよ」 唯「・・・なるべく」 ―――― 梓「ただいまー」ガチャ シーン 梓「あれ?私のほうが早かったんだ」 梓「じゃあ先に着替えて待ってようっと」ヌギヌギ 紬『ただいまぁ』ガチャ 梓「あ、帰ってきた!」 梓「ムギちゃ・・・、あっ!」グイッ ドサッ 紬「ん?なんの音?」 紬「あずにゃんの部屋から・・・」カチャ 梓「いたた・・・」 紬「大丈夫!?どうしたの?」 梓「い、いえ。ちょっと転んだだけです」 紬「怪我はない?」 梓「あ、はい。特には・・・」 紬「気を付けなきゃダメよ」 梓「うぅ・・・」 紬「ふふっ、着替え終わったら早速買い物に行きましょう!」 梓「っ・・・」スリスリ 紬「さっきのところ痛むの?」 梓「・・・少し」 紬「痛い痛いの飛んで行け、してあげようか?」 梓「もう、幼稚園生じゃないんですよ」 紬「そう・・・」シュン 紬「じゃあ、買い物に行きましょうか・・・」 梓「」 梓「わかりましたよ。お願いします」 紬「本当!?」パアァ 紬「ふふっ、一度やってみたかったの」 梓「一回だけですよ」 紬「うん。ここね?」 梓「はい・・・」 紬「では。痛いの痛いの飛んで行け~」ナデナデ 紬「どう!?」キラキラ 梓「(・・・ここは空気読んだ方がいいよね)」 梓「・・・ちょっと良くなった気がします」 紬「ならよかった」 梓「さ、買い物に行きましょう」 スーパー! 紬「今日は何食べたい?なんでもいいわよ!」 梓「うーん・・・。卵が食べたいです」 紬「卵?卵料理・・・」 紬「そうだ!オムライスはどう?」 梓「いいですね」 紬「・・・私が告白した時のこと、覚えてる?」 梓「もちろんです」/// 紬「その日はあずにゃんが私にオムライス作ってくれたのよね」 紬「だから今日はわたしが作るわね!」 梓「・・・はい」/// 紬「ふふっ、卵ー」ヒョイ 紬「この前みたいに一緒にカレー作るのもいいなって思ったんだけど」 紬「私が作る約束だったからね」 梓「そうですか。カレーもいいですね」 紬「でも今日はオムライス。カレーはまた今度ね」 紬「あとはスープとサラダでいいかな?」 梓「はい。楽しみです」 紬「デザートにたい焼きも買っちゃう?」 梓「いいですね!買いましょう!」 紬「たい焼き入りまーす」ヒョイ 紬「他に食べたいものある?」 梓「えーっと、特には」 紬「ふむ。こんなものかな?」 ・・・ 梓「ムギちゃん。私も持ちますよ・・・」 紬「いいの。そんなに重くないしね」 梓「私持ってるのたい焼きだけだし・・・」 紬「さぁ、早く帰って準備しなくちゃね!」 ・・・ 紬梓「ただいまー」ガチャ 紬「まずはお米炊かないとね・・・」ガサガサ 紬「あずにゃんはどのくらい食べる?」 梓「たくさん食べたいです。お腹ペコペコです!」 紬「ふふっ。じゃあ多めに炊いてっと」ジャーッ 紬「じゃああずにゃんは宿題ね。昨日の分を取り返さなきゃ」 梓「うっ、・・・がんばります」パタン ピッ 紬「よし、お米はこれで大丈夫」 紬「次はサラダっと」 ・・・ 梓「憂からノート借りてよかった」 梓「どれどれ。昨日のところはー」ペラッ 梓「あっ、詩が書いてある・・・」 梓「・・・憂も軽音部の為に考えてくれてるんだね」 梓「私も曲作りしないと!」 梓「でもその前に勉強だよね・・・」 梓「えっと、ここのxが・・・」カキカキ 紬「おまたせー。ご飯できたわよ」 梓「あ、はい!」 紬「まだ勉強中だった?」 梓「もう少しで終わりますけど、ご飯が最優先です」 紬「それもそうね。あったかいほうがおいしいしね」 梓「ムギちゃんの料理を待たせるなんてバチが当たりますよ」 紬「ふふっ」 梓「わぁ、いいにおいです」 紬「オムライス大盛りよ!」 梓「・・・食べきれるかな」 紬「飲み物オレンジジュースでいい?」 梓「あ、はい」 紬「これでよし。じゃあ食べましょうか」 梓「はい!」 紬梓「いただきます!」 紬「」ジーッ 梓「・・・食べないんですか?」 紬「あずにゃんからどうぞぉ」 梓「・・・では」スッ、パクッ 紬「」ゴクリ 梓「んっ、おいひいです!」モグモグ 紬「よかった」ホッ 梓「卵もふわふわだし、チキンライスもムラがないですし。言うことないです!」 紬「ありがとう。よろこんでくれてうれしいわ」 梓「」モグモグ 紬「ふふっ」 紬「もう、口元にご飯ついてる」ヒョイ、パクッ 梓「・・・あっ」/// ・・・ 梓「お腹いっぱいで動けないです・・・」ケプッ 紬「無理して食べなくてもいいのに」 梓「私には残すなんてもったいなくてできませんよ」 紬「お腹壊しても知らないからねっ」 梓「ムギちゃんの料理でなら本望です・・・」 紬「・・・もう」 紬「お風呂は落ち着いてからにしようか」 梓「はい。助かります」 紬「わぁ、あずにゃんのお腹ちょっと膨らんでる」 梓「み、見ないでください!」/// 紬「ふふっ」 梓「うぅ・・・、だから別がいいって言ったんです・・・」 紬「ちゃんと運動しないと太っちゃうかもね」 梓「・・・ですね」 紬「でも今日はダメだからね。はい、背中洗ってあげる」 梓「・・・はい」 紬「あずにゃんぷにぷに~」プニッ 梓「お、お腹に触らないでください!」 梓「」ゴクゴク 紬「・・・今日は一緒に寝ようね」 梓「・・・はい」/// 紬「ふふっ、先にベットの用意しておくね!」パタパタ 梓「ムギちゃん、寂しかったんだろうな・・・」 梓「でも、今日は一緒に・・・」 梓「す、少しくらい甘えてもいいよね・・・」 紬「お待たせ。歯磨いたら寝ちゃおうか」 梓「は、はい!」 紬「一緒に寝るの、一日ぶりね」バフッ 梓「・・・ですね」 紬「でも本当にすぐ治ってよかった・・・」 梓「・・・そうなったらまた別に寝なきゃいけないですからね」 紬「うん。ちゃんと布団被ってね」 梓「はい。あったかいです」 紬「じゃあおやすみ、あずにゃん」チュッ 梓「んっ、ちゅっ・・・」 紬「あず、・・・にゃ・・・」 梓「ムギ、ちゃ・・・」チュッ 紬「んっ・・・、ふぁ」 紬「・・・はぁ。・・・ダメ、よ。明日学校なんだから」 梓「・・・だって」 紬「週末まで我慢、ねっ。明日学校で居眠りしちゃうわよ?」 梓「・・・うぅ」 紬「ふふっ、あずにゃんも寂しかったのね」ナデナデ 梓「・・・昨日はずっと一人だったので」 紬「うん、でも今日はちゃんと寝ようね」 梓「・・・はい」 紬「ほら、こうすれば寂しくないでしょ?」ギュッ 梓「・・・はい、あったかいです」 紬「じゃあ今度こそおやすみね」 紬「寝てる間にエッチなことしちゃダメよ」 梓「しませんよ。おやすみなさい」 紬「うん。おやすみ」 チュッ 紬梓「スゥスゥ」 次の日! 紬「今日もいい天気ねぇ」モグモグ 梓「はいです」パクパク 紬「今日は部活してくから遅くなるかも」 梓「私達も今日こそはするので」 紬「じゃあ早く帰ってきた方が晩御飯係りね」 梓「ですね。・・・まぁ私はそこまで遅くならないと思いますが」 紬「ふふっ、じゃああずにゃんのご飯。期待してるわね」 梓「任せてください!」 3
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魔界の門番ダンテ パラメータ 初期コマンド 覚える技 (BOSS)魔界の門番ダンテ 出現条件 クラスチェンジ派生 解説 由来 技コストとキャパシティの検証 コマンドサンプル(コマンド潜在) コマンドサンプル(コロコロ個体) コマンドサンプル(1止め型・コマンド潜在) コマンドサンプル(3止め型) 台詞 魔界の門番ダンテ パラメータ 属性 火 HP 212-224 クラス ☆☆☆☆ 攻撃 63-67 種族 戦士 素早さ 29-31 EX(レバー回転) 業火剣の舞→業火剣の舞・結 入手方法 魔剣士ダンテ(Lv10)+ダークマター CPU対戦時アイテム 魔界の鍵(レア) 初期コマンド # ★ ★★ ★★★ ★★★★ 1 (魔剣士ダンテ(Lv10)から継承) 必殺の一撃 2 会心の一撃 3 シビレ斬り 4 ヒートウェイブ 5 ヒートウェイブ 6 ヒートウェイブ 覚える技 単体攻撃 こうげき こうげき! 会心の一撃 必殺の一撃 ドレインスラッシュ シビレ斬り 拡散攻撃 全体攻撃 ヒートウェイブ 防御 回復 召喚 異常 EX増減 コマンドパワー増減 ためる ★→★★ ★★→★★★ ★★★→★★★★ 無効 ミス (BOSS)魔界の門番ダンテ 出現条件 リーダー(1枚目)に白騎士クフリン(Lv10)をスキャン リーダー(1枚目)に聖騎士クフリン(LV不問)をスキャン リーダー(1枚目)に棘騎士サエザー(LV10)をスキャン クラスチェンジ派生 魔界の門番ダンテ(Lv10)+魔界の鍵→カードの絵柄変化 解説 「希望など…ないッ!」 剣士ダンテ最終形態にして戦士族初の☆4モンスター。 公式サイトのモンスター図鑑では「この世の矛盾に絶望し、魔界と契約を交わしてしまったダンテ。」とあるが、キャプテン・アズールの物語が判明してからは、ダンテのこの設定の方に矛盾が生まれてしまっている。 恐らく、魔戦士タンタ系統や魔銃士ダルタ系統と同じ闇堕ちバージョンなのだろう。 性能は攻撃にやや偏っているが、☆4戦士族としてはそれほど尖っておらず良くも悪くも平均的。 4リールの半分が倍率控えめの全体攻撃【ヒートウェイブ】で埋められてしまっているため、出来るだけ高火力技に変えておきたい。 後は今までの技変化次第だろう。 【シビレ斬り】【ドレインスラッシュ】【ヒートウェイブ】はいずれも黒騎士ゲボルグと同じ技であり、詳細はそちらを参照。 EX技は、1ヒットあたり下位60%、上位70%の威力が出る火属性の5発拡散物理攻撃。 上下によって攻撃回数は変化しない。 強力ではあるが相手のEXゲージを5つも増やしてしまうので、発動のタイミングには注意すること。 魔海の番人ダンテ・薄氷の剣士ダンテのEX技も、この技とは属性が異なるだけで倍率や攻撃回数は共通となっている。 第5章では剣士ダンテのもう一つの最終形態として魔海の番人ダンテが登場。 しかし、☆3の魔剣士ダンテからの進化であり、このカードからは進化させられないので注意。 また、「魔法の貝がら」によるBGM変更も、☆3の魔剣士ダンテ限定なのでこの点も注意しよう。 (BOSS)黒いレッドドラゴンの出現条件となる火属性ダンテ系唯一の☆4となるため、挑む場合にはこのモンスターを育てておきたいところ。 現在ではダンテズ・レッドドラゴンの【怨嗟の炎】によって能力アップが行えるようになったため、強力な相棒となってくれるだろう。 ダンテは絶望した。己の出自に絶望し、己の弱さに絶望した。力が欲しい。それは怒りにも似た渇望だった。その強い衝動に呼応するかのように現れた黒いレッドドラゴン。相手の流血を望みながらも、魂の核が強く惹き合う。これが、自らの求めた力の形なのだとダンテは悟った。…オレのものになれ。(オレコマンド紹介文より) 氷劇の果てに生を享けた、呪われし命。おぞましい出自は己に対する過去の裏切りと思えた。ならば未来を裏切り返してやる。与えられたものは捨て、望まれるものは奪う。力ですべてを壊す。ダンテの人生は絶望から始まった。では何で終わるか?貝殻から聞こえる音色が導く先には…。(オレコマンド紹介文より) 由来 剣士ダンテを参照。 技コストとキャパシティの検証 技コストについては魔剣士ダンテを参照。 + 参考用サンプル アプリ版、コマンド潜在個体にて検証。(0.1未満の数値の可能性については考慮しない) 【ヒートウェイブ】は黒騎士ゲボルグと同じなら1.8だが、詳細は未検証。 コマンド 作成 コスト合計 参考 1リール 【ミス】1【こうげき!】1【必殺の一撃】4 可 22.0 キャパシティは22.0~22.1 【★→★★】3【必殺の一撃】3 不可 22.2 【ミス】1【シビレ斬り】1【必殺の一撃】4 不可 22.4 【★→★★】も入らない。 【ミス】1【ヒートウェイブ】1【必殺の一撃】4 可 21.8? 【ヒートウェイブ】参考用 【こうげき】1【ヒートウェイブ】1【必殺の一撃】4 不可 22.8? 2リール 【★★→★★★】5【会心の一撃】1 可 22.0 キャパシティは22.0~22.9の範囲内 【★★→★★★】5【必殺の一撃】1 不可 23.0 3リール(未検証) 4リール 【こうげき】1【必殺の一撃】5 可 26.0 【シビレ斬り】1【会心の一撃】1【必殺の一撃】4 可 26.4 キャパシティは26.4~26.5 【ドレインスラッシュ】1【会心の一撃】1【必殺の一撃】4 不可 26.6 【ヒートウェイブ】1【必殺の一撃】5 不可 26.8? 【ヒートウェイブ】は1.5~1.9 コマンドサンプル(コマンド潜在) # ★ ★★ ★★★ ★★★★ 1 ★→★★ ★★→★★★ ★★★→★★★★ 必殺の一撃 2 ★→★★ ★★→★★★ ★★★→★★★★ 必殺の一撃 3 ★→★★ ★★→★★★ ★★★→★★★★ 必殺の一撃 4 ★→★★ ★★→★★★ ★★★→★★★★ 必殺の一撃 5 ★→★★ or 必殺の一撃 ★★→★★★ ためる or こうげき! 必殺の一撃 6 ★→★★ or 必殺の一撃 ★★→★★★ ためる or こうげき! こうげき # ★ ★★ ★★★ ★★★★ 1 ★→★★ ★★→★★★ ★★★→★★★★ 必殺の一撃 2 ★→★★ ★★→★★★ ★★★→★★★★ 必殺の一撃 3 ★→★★ or 会心の一撃 ★★→★★★ ★★★→★★★★ 会心の一撃 4 ★→★★ or 会心の一撃 ★★→★★★ ★★★→★★★★ 会心の一撃 5 ★→★★ or 会心の一撃 ★★→★★★ 会心の一撃 会心の一撃 6 ★→★★ or 必殺の一撃 ★★→★★★ ミス 会心の一撃 1・2リールの容量はかなりのものがあり、1リールは移動を揃えられるだけでなく【会心の一撃】や【必殺の一撃】を複数加える事も可能。 前半リールに【必殺の一撃】や【会心の一撃】を詰め込むような無茶な育成を多少しても活躍しやすいように設定されているのだろう。 # ★ ★★ ★★★ ★★★★ 1 (省略) ★★★→★★★★ 必殺の一撃 2 ★★★→★★★★ 必殺の一撃 3 ★★★→★★★★ 必殺の一撃 4 ドレインスラッシュorシビレ斬り 必殺の一撃 5 シビレ斬り or ドレインスラッシュ 6 シビレ斬り or ドレインスラッシュ 3リールに【ミス】や【ためる】を入れたくないと言う場合には、このように割り振る事も可能。 これならば全リールが移動か攻撃技だけになる。 同様に4リールの【こうげき】を無くして安定させたい場合は、このように【シビレ斬り】や【ドレインスラッシュ】で丸める事ができる。 コマンドサンプル(コロコロ個体) # ★ ★★ ★★★ ★★★★ 1 ★→★★ ★★→★★★ ★★★→★★★★ 必殺の一撃 2 ★→★★ ★★→★★★ ★★★→★★★★ 必殺の一撃 3 ★→★★ ★★→★★★ ★★★→★★★★ 必殺の一撃 4 ★→★★ ★★→★★★ ★★★→★★★★ 必殺の一撃 5 ★→★★ or 必殺の一撃 ★★→★★★ ドレインスラッシュ or シビレ斬り 必殺の一撃 6 ★→★★ or 必殺の一撃 ★★→★★★ こうげき こうげき コロコロコミック付録のダンテは、攻撃力と素早さが最大になる(素早さはレベル1で30だがレベル10まで上げると36になる)。 非コマンド潜在ではあるものの、推定高キャパ個体であるため、コマンド潜在とほとんど変わらない構成ができる。 3リールを、移動4会心1ミス1にするのはおそらく不可能だが、移動4ためる2は可能だと思われる。 コマンドサンプル(1止め型・コマンド潜在) # ★ ★★ ★★★ ★★★★ 1 ドレインスラッシュorシビレ斬り (省略) 2 3 4 会心の一撃 5 必殺の一撃 6 必殺の一撃 【必殺の一撃】の数こそ減るが、1止めでも満足に戦えるキャパシティを持っている。 移動を増やすのが面倒と言う人は1止めにしてしまおう。 魔海の番人ダンテとは違い、強化技を持たないので特段高い爆発力は得られないが、あちらの1止めでは不可能な【会心の一撃】の追加が可能。 【会心の一撃】がある事で最初から高ダメージを出す確率は高くなり、攻撃技で埋められる事により安定性も高くなる。 但し、確実に【会心の一撃】を採用するにはコマンド潜在が必須となる。 非コマンド潜在は【ドレインスラッシュ】か【シビレ斬り】にしての妥協が求められる。 一応、【シビレ斬り】と【ドレインスラッシュ】では【シビレ斬り】の方が若干軽いので、個体によっては【シビレ斬り】の数を増やす事で【会心の一撃】を採用できるかもしれないが、個体差があるので期待しない方が良いだろう。 コマンドサンプル(3止め型) # ★ ★★ ★★★ ★★★★ 1 (省略) ドレインスラッシュorシビレ斬り (省略) 2 3 4 必殺の一撃 5 必殺の一撃 6 必殺の一撃 # ★ ★★ ★★★ ★★★★ 1 (省略) ミス (省略) 2 ドレインスラッシュ 3 必殺の一撃 4 必殺の一撃 5 必殺の一撃 6 必殺の一撃 1リールよりも少し多いキャパシティがあるため、【必殺の一撃】を増やす事ができる。 1・2リールは全て移動で埋める事ができるため、育成の苦労を考慮しなければ、1止めの上位互換となる。(*1) 台詞 登場 「絶望は…絶望でしかない!」 カットイン(VS.アズール メロウ) 「まさか…ありえない…オレは絶望したはずだ。」 カットイン(VS.棘騎士サエザー) 「希望など…ないッ!」 カットイン(VS.聖騎士クフリン) 「この世界には絶望しかないことを教えてやろう」 特殊カットイン(vs(BOSS)黒いレッドドラゴン) 「オレのものになれ…」 会心の一撃 「希望など…ないッ!」 ドレインスラッシュ 「ドレインスラッシュ!」 シビレ斬り 「シビレ斬り!」 ヒートウェイブ 「ヒート…ウェイブ!」 ミス 「くだらん…」 ステータス↑ 「うおおっ!」 麻痺 ステータス↓ 「フフフ…面白い…」 EX発動 「希望などない事を教えてやる!」 EX技 「絶望を味わえ!業火剣の舞!」 超EX技 「真紅の絶望を味わえ!業火剣の舞!」 勝利 「絶望した…貴様の弱さにな」 撃破 「この世に希望など…ないのだ…」 排出 「この世界には絶望しかない事を教えてやる」 回復アイテム使用時(オレ最強決定戦) 「こいつを使う」 罠アイテム使用時(オレ最強決定戦) 「はっ」
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?????(本名不明) きゅうりの魔女。その性質は洒落。 増幅する創作意欲の象徴。 伝承で伝わる少女の物語を洒落の利かせ 人々に伝えるため彷徨い続ける。 全身の果実が収穫の時を迎える時、絶望した 少女たちの唄は電脳の世界を駆け巡るだろう。 性質はきゅうりの花言葉の「洒落」からです! 魔法少女時代 河上 美智菜(かわかみ みちな)
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#blognavi 「店員サソ」がメンバーに追加されました! いやいや、よろしくお願いいたしますです~ カテゴリ [メンバー] - trackback- 2005年04月26日 11 37 37 メンバーページに名前を追加しました! -- 管理人 (2005-04-26 11 39 04) 名前 コメント #blognavi
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・・・ 梓「」ゴクゴク 紬「(眠くても日課はこなすのね)」 紬「髪も乾かしたし、そろそろ」 梓「はい・・・。ムギちゃ・・・」スッ 紬「えっ?・・・きゃっ」ドサッ 紬「(あ、あずにゃんたら。押し倒すなんて・・・)」/// 紬「き、今日は大胆なのね?」ドキドキ 梓「・・・」 紬「・・・あずにゃん?」 梓「」スゥスゥ 紬「・・・」 紬「そ、そうよね。私ったらなんて勘違いを・・・」 紬「あれだけ眠いって言ってたんだからね」 梓「」スヤスヤ 紬「・・・」ツンツン 梓「んっ・・・」 紬「もう完全に寝ちゃった。・・・これなら」 紬「・・・ダメダメ、私も寝よう」 紬「おやすみなさい」チュッ 紬梓「」スゥスゥ 次の日! 紬「・・・うぅん」ムクッ 梓「」スゥスゥ 紬「・・・ふぅ。今日は少し暑いわね」カラカラッ 紬「うん。いい風」 紬「もう10時・・・。揃って寝坊しちゃった」 紬「・・・」ジーッ 梓「んっ・・・」ゴロン 紬「まだ起こさないでおこう。お買い物は午後でいいしね」 紬「あずにゃんに怒るかもしれないけど家事を済ませちゃおう!」 ・・・ 梓「」ムスッ 紬「はい。ごはん」スッ 梓「起こしてって言ったのに・・・」 紬「そうだっけ?」 梓「そうです!」 紬「ふふっ。たくさん寝て元気いっぱいね」 梓「むー・・・」 紬「早く食べよう?冷めちゃう」 梓「」グーッ 梓「あう・・・」 紬「ほら、おなか空いてるんでしょ?」 梓「うぅ・・・。いただきます・・・」 紬「いただきます」 梓「夕飯は私が作りますからね!」モグモグ 紬「えー、せっかく純ちゃんが来るんだから一緒に作ろう?」 梓「・・・あ、そっか。純が来るんだった」 梓「(すっかり忘れてた・・・)」 紬「これで食材終わっちゃったから後で買いに行こうね」 梓「あ、はい」 紬「ねぇ、純ちゃんって何好きなのかな?」 梓「んー、雑食ですからなんでも食べると思いますよ」 紬「・・・雑食」 梓「強いて言えばドーナツが好きかな?この前憂の家に泊まった時も欲張って食べてたし」 紬「へぇ。お泊りって修学旅行の時の?」 梓「そうです。・・・あ、そういえば私達もそろそろですね」 紬「ふふっ。京都は楽しかったわよ」 梓「・・・あっ」 紬「どうかした?」 梓「私達が行くとムギちゃん一人に・・・」 紬「・・・あ」 紬「え、えっと・・・。修学旅行って1日だっけ?」 梓「・・・3泊4日くらいだと思います」 紬「3泊・・・」 梓「・・・お留守番、お願いします」 紬「・・・うん」 紬梓「」シーン 梓「え、えっと・・・。ムギちゃんもお泊りしたらどうですか?」 梓「唯先輩もきっと寂しがるでしょうし」 紬「・・・うん。そうしようかな」 梓「そ、そろそろ出かけませんか?お買い物行きましょう!」 紬「・・・そうね。ごめんね、暗くなっちゃって」 梓「いえ、私もムギちゃんの立場だったらそうなっちゃうだろうし・・・」 紬「私のことは気にせず楽しんできてね。京都、始めてでしょ?」ナデナデ 梓「はい!」 スーパー! 紬「純ちゃんなんだって?」 梓「5時に待ち合わせしました。この辺詳しくないらしいので迎えに行きます」 紬「5時かぁ。うーん、なに作ろうかな?」 梓「今日はちょっと暑いですからね。なにか涼しげなものとかどうですか?」 紬「涼しげ・・・。冷やし中華!」 梓「ちょっと早すぎる気が・・・」 紬「じゃあそうめんとか!」 梓「あまり変わってないです!」 ・・・ 紬梓「ただいまー」 梓「4時か。もう少ししたら迎えに行きますね」 紬「うん。私は準備してるからね」 梓「寝るときですけど純は私の部屋でいいですよね?」 紬「・・・私は?」 梓「御自分の部屋で・・・」 梓「純の隣でその・・・、なんと言いますか・・・」 紬「・・・それもそうね」 梓「では行ってきますね」 紬「うん。車に気を付けてね」 梓「いってきまーす」パタン ・・・ 純「おそーい!」 梓「ごめんごめん。・・・って、まだ約束の時間じゃないよ!」 純「梓が私より遅かったのは事実なのだ」 梓「むむっ、屁理屈を・・・」 純「まぁ冗談はここまでにして。今日はよろしくね」 梓「うん。狭いけどゆっくりしていって」 梓「・・・で、その手に持ってる見覚えのあるものは」 純「じゃーん!スーパーオールスターパック第2弾!」 梓「ほんとドーナツ好きだね。この前食べきれなかったじゃん」 純「ふふん、私が何も考えずにこれを持ってきたと思った?」 純「余りは明日の休憩にみんなで食べればいいじゃん!」 梓「」ポカーン 純「えっへん!」 梓「じゃあ前みたいに全部味見できないね」 純「・・・しまった!」 純「部屋ってここから近いの?」テクテク 梓「ちょっと歩くかな。荷物持とうか?ベースもあるし重いでしょ?」 純「んー、じゃあこれお願いしようかな」 梓「ドーナツ重っ!」 純「ありがとう。助かるよー」 梓「・・・でもいいにおい」 純「つまみ食いしちゃダメだよ」 梓「しないよ。ムギちゃんじゃないんだから」 純「えっ。ムギ先輩ってつまみ食いするの?」 梓「(しまった・・・)」 梓「・・・さー、この角を右だよ」 純「あ、ちょっとー」 ・・・ 梓「ここだよ」 純「おー、奇麗なマンションだね」 梓「ただいまー」カチャ パタタタタ 紬「おかえりなさーい」 純「おぉ、新婚さんっぽい」 紬「純ちゃんもいらっしゃい。狭いけどゆっくりしていってね」 純「あ、はい。あとこれ、よかったらどうぞ」スッ 紬「わぁ、ありがとう。ドーナツ?」 純「はい。私好きなので」 紬「私も大好き。あ、こんなところじゃなんだから」 梓「荷物預かるね。入って入って」 純「・・・おー、中も奇麗。いいなぁ」 梓「純のは私の部屋に置いておくよ」カチャ 純「うん。・・・ここが梓の部屋かぁ」 純「わー」キョロキョロ 純「ん?花だ」 梓「うん、ムギちゃんがくれたんだ。かわいいでしょ」 純「へぇー、ムギ先輩がねー。ふぅーん」 梓「な、なによ・・・」 純「パンジーの花言葉って知ってる?」 梓「花言葉?知らないけど」 純「パンジーはね、『私を想ってください』なんだってさ」ニシシ 梓「・・・」ポッ 純「愛されてるねー、このー」ウリウリ 紬『お茶入ったわよー』 純「あ、はーい」 純「梓?」 梓「」ポーッ 純「梓ー」フリフリ 梓「・・・はっ!」 梓「そ、そういう意味でくれたんじゃないかもしれないよ!」 純「いや、絶対そうだね。私の乙女の感がそう囁いてる」 梓「・・・じゃあ違うね」 紬「どうしたの?早くしないと冷めちゃう」ヒョコ 梓「す、すぐに行くます!」ドキッ 純「」ニヤニヤ 梓「・・・余計なこと言わないでよ」 純「わかってますよー」 純「わぁ、いいにおいですね」 紬「ふふっ。ありがとう」 梓「ご飯前なのに」 紬「一杯くらいいいじゃない。ねっ」 純「そうだよ。いらないなら梓の分も飲んじゃうよ?」 梓「そ、そうは言ってないでしょ!」 純「・・・はぁ、おいしい」 紬「明日の練習、楽しみね」 梓「はい!みっちり練習しましょう!」 純「もちろん梓も歌うんだよね?」 梓「・・・そ、それはまた今度で」 純「えー、特訓してたんじゃないの?」 梓「してたけど、・・・あまりうまくなってないし」チビチビ 紬「私も聞きたいなぁ」 梓「うっ・・・」 純「ほらほら、ムギ先輩もこう言ってるんだし」 梓「うぅ・・・」 紬「でもイヤなら無理にとは・・・」 純「ダメですよ。ここは梓の為にも厳しくしないと」 紬「あずにゃんの為・・・」 紬「がんばって!応援してるから!」グッ 梓「じゅんー!」 純「でも練習の成果を見せるにはいい機会でしょ」 純「(ふふん、梓も恥ずかしい思いをすればいいんだ!)」 梓「うぅ、昨日の仕返しのつもり?」 純「なんのことでしょー?」シレッ 梓「忘れちゃったの?あっちゃんのことだけどー」 純「忘れてって言ったのにー!」ポカポカ 梓「その仕返ししてるくせにー!」ポカポカ 紬「ふ、二人とも落ち着いて・・・」オロオロ 純「・・・まぁ、仕返しはともかく一度は歌った方がいいんじゃない?先輩達のアドバイスも聞けるしさ」 梓「・・・。・・・そうだね」 紬「そうね。唯ちゃんと澪ちゃんならいいアドバイス聞けるかも」 梓「まったく、最初からそう言えばいいのに」 純「梓が素直に歌わないからでしょー」 梓純「むっ」 紬「はいっ。次喧嘩したら晩御飯抜きにします!」 純「お茶美味しいねっ」 梓「だねっ」 紬「まったく」 紬「(でも妹が増えたみたいで楽しいかも)」クスッ 梓「?」 30