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うちさぁ、音ゲーあんだけど、やってかない?*197 396 名前:爆音で名前が聞こえません (ワッチョイW 9109-tLu8 [122.249.187.120])[sage] 投稿日:2018/07/12(木) 16 45 09.33 ID BlRsTprc0 似非硬派は電脳空間で産み落とされた疑似的な人格だった可能性が微レ存…?
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元スレURL しずく「ハンカチ、落とされましたよ」 概要 灰色の日々を送る会社員の男が電車で出会った一輪の花 彼女と会いたいと願う男の探究心は次第にエスカレートして…? タグ ^桜坂しずく ^サスペンス ^恋愛 名前 コメント
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特別頭がいいわけでもなく、見た目がかっこいいわけでもなく(だからといってかっこ悪くもない。至って普通の、現代的な学生だと思っている)、死神のノートを拾ったわけでもなく、ましてや海賊王になれそうもない大学生、秋山 刃は日が暮れた住宅街へと続く道をボーっとしながら歩いていた。 季節は春。今年、大学2年生になったばかりである。そのためだ、サークル、剣道部の新入生歓迎会でここ数日飲み会が続いた。それに、彼女が居ない身としては合コンに参加しない手はない。二日酔いで疲れている体にムチ打って無理やり参加したのも悪かった。なお悪いことに、結構お調子者だからか、テンションをムリにあげてしまう。あぁ、コレがきっと「いい人」止まりの理由だろうな、そんなことは彼は重々承知していた。こういう性分だ、仕方ない。 とにかく、そんなこんなで頭がボーっとした状態でよろよろとしながら家へ向かっていたのだ。自分以外に道を歩いている人はぜんぜん居ない。ほとんどの人はもう眠っている時間だろうから当然だ。一人暮らしのアパートまではまだ距離もあった。 その時だ。向こう側からぼろぼろの服を着たガリガリの男がよろけながら歩いてきた。ホームレスか、と一瞬思ったがどうやらそれも違う。なにより雰囲気が異質だ。というより人の雰囲気がしない。人よりもなにか、もっと怖いもの… 「!?」 男は突然殴りかかってきた。少し反応が遅れてしまったがなんとか身を翻してそのこぶしを避けた。だが、酒のせいで視界も狭いし判断力もかなり鈍ってしまっている。刃は走って逃げようとした。だが、相手の男もすごいスピードで追いかけてくる。足音が妙だった。ガシャガシャという音が聞こえる。一瞬振り返ると、男の顔が見えたのだがそれは腐った肉がわずかに張り付いた、骸骨だった。 「オバケエェェェェェェェェェ!?なんだよコレェェェ!俺心霊体験なんて初だっつーの!神様アァァァァ!俺一応クリスチャンよ?!助けてくれてもいいんでないの!?」 刃がわめいた瞬間後ろの骸骨が叫び声を上げて燃え上がった。暫くすると、灰となって骸骨は消えていった。 そして、骸骨が消えた所に今度は別の男が立っていた。男というには若い、だが少年というには大人な男。黒い瞳、黒い髪、唇は紫色で顔色も青白い。全体的に露出がぜんぜんない、ローブのような黒い服を着ている。極めつけに、背には漆黒の羽。 ここまで真っ黒だと、刃もある一つの決断に行き着くほかなかった。 「・・・も、もしかして・・・あの有名な・・・」 男はほくそ笑んだ。 「そうだ。」 「マジィィィ!?これが真っ黒黒助ぇぇぇ!?」 「アッハッハ、お前ブチのめすよ。違うわ。天使じゃボケ。」 「天使・・・っ?だって羽が黒い!」 「そーいう奴もいる。善良な天使ってのは羽が黒いもんだ。俺の名はアポリオン。リオンとでも読んでくれ。」 刃はアポリオンという名前を聞いたことがあった。聖書に出ていた名だったはず。いったい、なんの天使だっただろうかと考えていて思い出したのは、ヨハネの黙示録。たしか、アポリオン…注釈に乗っていたあの名は… 「アポリオンってサタンの別名じゃねぇかよーーーーーーー!天使名乗るな!」 「よく勉強してんな、カミサマも喜んでるだろうな。そうだ俺がサタンだ。だが別に悪いことをしているわけじゃない。」 「は・・・?だって、人類を5ヶ月間絶望の淵に立たせたって・・・」 「あぁ、そりゃウソだ。せいぜい俺にできる悪いことなんて、そうだな・・・他人の家のインターホン鳴らして猛ダッシュとか。」 「ピンポンダッシュかよ!器小さいなお前はアァァ!ていうかお前目立つ!こんなトコにいたらマズいよ、とりあえず俺んち来いよ。どうせ一人暮らしだから。」 「おいおいふざけんなよ、やだよ、男はみんな獣だぜ。」 「お前は年頃の娘か!っていうかそれが天使のいう言葉かアァァァ!お前も男だろうが!」 「天使に性別はありまっせーん。まぁ、お前の言うことにも一理あるな、案内してくれよ。」 リオンをつれて、刃はアパートへ、今度はヘンなお化けに襲われることもなく無事に辿り着いた。あまり広くはない一室。几帳面な性格のおかげで、一人暮らしの男の部屋とは思えないほどきれいに片付いていた。水をコップに注ぎながら刃はリオンに問いかける。 「で、なんでそのサタンが人間界に来たんだよ。まさか俺にとりついて人間殺そうなんて考えてんじゃないだろうな。」 「まさか。そんなわけないだろ。いいか、神の国が近づいた。今世界は―最後の審判が行われ始めている。」 「最後の審判?それでさっきのお化け・・・?つまり、あれは死んだ人ってことかよ。」 「そうだ。テレビつけてみろ。多分そろそろ、報道が―」 リオンの言ったとおりに刃はテレビをつけた。眉間にしわを寄せたリポーターがマイクを片手に記事を読み上げる。 「世界各地で不可解な事件が起こっています。至るところで白骨化死体が動き出し、人々を襲う怪奇現象、原因については調査中で、FBIの超能力研究者たちも首をかしげる程の規模です。原因はまだわかっていません。あっ、今情報がはいりました!北海道で82歳の女性が白骨化死体に襲われ死亡です!この女性は墓地の近くにいたということです!また、この白骨化死体はキリスト教会を避けるように活動をしている模様です!みなさん、家から決して出ないようにしてください!そして、墓地には向かわない!キリスト教会が近くにある方はそちらに避難してください!えー、もう一度繰り返し…」 「…世界各地、か…。ちょっとまってくれ、最後の審判って神様の前にみんな並ばされて、っていうのじゃなかったのか?」 「そのことだけどな…全員が生き返らないとそれはできない。元々の神は、生き返った人間に魂が戻ると信じていたんだが、そうならなかったから一度千年王国をあきらめたんだ。だが、現在の神―2000年前に就任した神が―強行してな。俺は何度も助言したんだ、やめたほうがいいって。そうしたら俺は封印された。俺の他に、3人封印された。俺だけなんとか封印を破って飛び出してきたわけさ。このままじゃ千年王国なんてムリだからな。地球が滅んでしまう。そうだ…もうひとつ誤解をといておくが、サタンっていうのは悪魔じゃない。天使だ。ミカエルと肩を並べるくらいのな。本来の意味は、知恵ある者、だったんだ。」 「知恵ある者…?」 「俺を知恵ある者として創ったのは先代の神さ。だけどな、今の神はなんかおかしい…。他に封印された天使は、善の天使、勇気の天使、力の天使。どれも要になるようなものばかりだぞ。どうもにおうんでね、俺は神にケンカを売るつもりなんだ。それで、心力の強そうな奴を探してたんだけど」 「心力?」 「そのままだ、心の強さ。お前、なかなあ太い神経してんじゃねーか。俺サマの配下に加えてやるよ。」 「いや、ちょいまち。話が見えない。」 「だぁーかぁーらぁー、ゾンビをやっつけながら神をおびき出してやっつける仲間がほしーの。俺は天使だから神に傷を負わせられねーの。人間がいねーと駄目なわけ。アンダースターン?」 「アンダースターンしたけど俺やだよ。」 「やだよっつったってねぇ…一週間もすりゃ武器を持って歩く時代が訪れるぜ、この日本でも。」 リオンは不適に笑った。彼は戦うことを少し楽しんでいるような雰囲気を帯びていた。 がっくりとうなだれる刃。しかし、そんな時間は彼らには与えられなかった。 外から大きな声が聞こえてきたのだ。 『人間のみなさん、神の国は近づきました。死者は蘇り、審判のときを待つことになります。信仰のないものは襲われることもありましょう。しかし信じて待ちなさい。神の教えに帰依しなさい。そうすれば、神は、あなたがたを選ばれた民として迎え入れるでしょう…』 「…くそ、やられたな……」 リオンは苦虫を噛み潰したような表情をした。 話が見えないままの刃は口をひらこうとしたが、それよりも早くリオンは口早に説明をしだした。 「俺の計画では、人間たちが神を信仰しなくなることによって力を減らすつもりだった。神の力は人間の信仰心によるからな…。だが、こうなった以上恐れた人間たちは神を信仰するしかなくなる。そうすれば、神の力はますます増える。」 「おい、リオン。そもそもなんで神は千年王国を―?」 「千年王国が完成すると、その後千年間は神のいらないと判断した者を黄泉の国に閉じ込めておける。…けど……俺にはどうも…リスクが大きすぎるとしか…まぁそれだけ今の神はお馬鹿さんなんだけど…。どうだ刃。協力する気になった??」 「まぁ確かに、19年間信じてたものを裏切られて燃えてきたかもしんねーよ。しかたねーな、俺でよければつきあってやるよ。どうすればいいのかはリオンが教えてくれんだろ?」 「やったーーーーー!助かるよ、リオン!絶対絶対神倒そう!地球守ろう!俺ァそれだけが気がかりで気がかりで…」 黒い翼を持って、真っ黒な服装をしているが、やはりリオンは天使だった。天使らしい純粋な笑みも、心も持っている。刃は突然笑えてきて、二日酔いなんかどうでもよくなった。 危険なことにかわりはない。だけど、なんとかなりそうだった。 この世―天国も巻き込んでもリオンより頭の良い者はいないのだ。そんな彼がいるのだ、なんとかなるだろう。 しかし彼は知らなかった。何事もノリで決断してはならないということを―
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本人が認め黒とされたもの 左がラレ元の海外絵師、右がなにか氏の作品 こちらの二点に関しては本人が認めたため、黒とされている。(pepe氏のアカウントより)
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1.不動総合病院 不動総合病院。 この病院もまた、不動中等学校や私立不動高校と同じく葛飾区内に構えられている。不動高校からの距離はだいたい一、二キロメートルほどで、そこで見られる光景はさほど高校周辺と変わらない。病院の屋上からは高校が見えるし、高校の屋上からは病院が見える。その気になれば、恋人同士で合図を送り合えるかもしれない。 葛飾区内には、こうしたある一区画に「不動」あるいは「不動山」といった名前のついている施設が非常に多く立ち並んでいた。 中学、高校、病院以外にも、不動幼稚園、不動小学校、不動芸術高校、不動ヒポクラテスセミナー……などがある。近くの教育機関は、一通り「不動」とついていた。 これほど“不動”だらけなので、この辺りの地名と誤解されやすいが、実のところは、ただ施設がそんな名前をつけているだけで、一帯が「不動」あるいは「不動山」といった名前の土地というわけではない。だからといって、昔の地名というわけでもないし、「不動」といった名前の事物に所縁のある地というわけでもなかった。 では、何故、こんな名前がついているのか。 仮に民俗学や歴史学の観点から、それをいくら探っても、その答えとめぐり合わせる事はないだろう。 何故なら――本来、葛飾区にこんな土地がある筈はないのだから。 これは端的に言えば、全て、この疑似的な東京ゆえの不条理だった。 元々、都下にあったはずの「不動山市」という公共団体が、聖杯戦争においては他の世界と画一化される為に地図上から消失し、代わって手頃な地域――今回ならば葛飾区内――に不動山市にあったはずの物を作り出した。 それが、何名かのマスターの生活圏にある、一帯の「不動」の地域なのである。 その為、『男はつらいよ』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で描かれるような下町風情は「不動」の地区では影を潜めて、「葛飾区」のイメージに縛られる事のない施設が多くこの一か所に集まっている。 聊か不自然ではあるが、あくまで飲み込める範囲の不自然さであった。すぐ隣――千葉県あたりのベッドタウンを見れば、右手が都会、左手が林道になった奇妙な道路も多々あるし、言ってみれば、それと大して変わらない。 この不動総合病院も、葛飾のイメージとは、少し逸れていた。 最近塗り替えられたような純白の大きな外観は、いかにも最新の設備が整っていそうなイメージを作り上げている――これはやはり下町のイメージとは対極にある光景だと言えるろう。 この外観の示す高級感に、却って尻込みしてしまう者もいるだろうと思える。 尤も、別段、高所得者でなければ利用できないというわけでもないのだが、やはり設備面で安心感があっても、妙に温かみに欠けるような雰囲気は感じられた。それが人によってはどうも合わないらしい。 そして――ここが、授業の最中に突如倒れた『遠野英治』少年の容態に最適な医療施設であった。 幸いにも、運び込まれる事になった英治は、リゾート会社社長の子息だ。高級感に圧倒されるような人間ではなかった。温かみとは無縁の男で、それこそ病院などどこでも良いとさえ思っているであろう男だった。 救急車のサイレンの音が、徐々に病院に近づいている――。 ◇ 激しくランプを点滅させて高音をかき鳴らす救急車が一台あった。 通行者に不安を過らせる乗り物ではあるが、その内側で繰り広げられている光景はさほど危機感に呑まれてはいなかった。むしろ、搬送される少年の容態を確認し、症状自体は命や一生を左右する物ではないと推して、救急隊員の胸には安心感が募っている。 悪い報せで救急車を出す事が多い昨今、「また連続的な殺傷事件が起きたわけではない」と判じた時点で安心できるものである。 「――ええ、事件性はありません。おそらくは、ただの過労でしょう。どうやら意識はあるようですし……」 救急隊員は移動中、搬送先の不動総合病院に連絡していた。 この頃でいえば、やはり病院の用途は、「重傷者」に傾いている。つまりは、殺人事件による死亡者であったり、重症者であったり、そんな人間が解剖や治療で医師の厄介になるわけだ。その為、警察は勿論の事、医師もその点では忙しく働いている。 そんな状態なので、患者が果たしてどんな症状なのかは医師の心配事の一つになっていた。また新しい事件の発生ともなれば、それこそ、その手の専門医の方こそ過労で倒れてしまう。 ここまで、既知の情報を全て知らせると、電話の向こうから、病院側の人間の安堵の混ざった了承が聞こえた。 救急隊員も思わず少し綻んだ。 「何せ、受験シーズンですからね。無理が祟ったのかもしれません――」 救急隊員は、言いながら、英治の寝顔を見やった。これといって苦しんでいる様子でもなかった。英治の容態も大きく変わる事はなかったが、それは悪くもならなければ良くもならないという事だった。 不動高校に辿りついた時、英治も、救急隊員の呼びかけに対して、一度は意識を取り戻したものの、再度瞼を閉じて眠ったのである。 しかし、その反応でも意識は確認できたので、救急隊員もそれ以上の無理はさせるべきではないと判断して、これ以上は寝かせておく事にした。 所見では、外傷による物ではないし、勉強を続け過ぎた不眠やストレスが原因である可能性が高いと見られる。まして、授業中に突然倒れた英治は、高校三年生だ。丁度、大学受験の時期なのだから、そうした不摂生が起こっても仕様のない話だろう。 付き添う教師の話によれば、英治は去年まで生徒会長を務めた程の真面目な生徒だったというし、寝顔を見下ろしてみても、清潔感に溢れていて好青年であるというのが誰の目にも伝わりやすい。顔立ちはどこか十八歳にしては幼く、遊んだ素振りもなく、それでいて毅然としたようでもある。 だから、余計に違和感はなかった。 そういうタイプほど、無理に受験勉強の辛さを背負い込みやすいのだろう。一見すると清潔感があって、まじめな人間ほど、努力の対価として自分の肉体をすり減らす事もある。英治はそういうタイプでもおかしくない生徒に見えた。 それは全て、ただの思い込みかもしれないが、もうこれ以上はもう医師の仕事である。あくまで少年に付き添う彼らは、彼の境遇を類推して、迅速に運ばれるのを待つのみだ。 「……では、間もなく到着しますので……はい。よろしくお願いします」 救急車は間もなく病院に着く。両区間の距離はそこまで開いていないので、一分か二分ほどあれば充分辿りつける。それこそ、教職員がそのまま車を走らせてもさしたる問題はなかったと言える程だ。 ……流石は都内である。救急車がすぐたどり着く範囲には、それなりの規模の病院が見当たるようになっている。救急車は走り慣れたような手際で、すいすいと不動総合病院を目指していた。 ◇ ――当然、救急隊員は、彼が「宝具のせいで魔力を消費してしまっている」などという考えには及ばなかった。 遠野英治が聖杯戦争のマスターであり、 同じ私立不動高校に何人かのマスターが存在し、 そして、英治がこうして倒れてしまった という三つの事実がある限り――また新たな事件を起こす引き金になりうる可能性を孕んでいるなどと、彼らはまだ知らない。 過労を引き起こすのは、今度こそ医師や警察の方になりうるなどとは、部外者である彼らには思いもよらない話だ。 そして、おそらく――。 同じ不動高校に所属する生徒にとっては、校門の前に停まった白い車体と真っ赤なランプは恰好の話題の種となるに違いない。 学校を休んだ人間がマスターと疑われるならば、授業中不意に体調を崩して倒れ込み、救急車で運び込まれたたった一人の生徒は、当然の如く目を付けられやすい立場にあると言える。 しかし、まだ一つだけ、そこに違和感を持たせない手段は、存在していた。 ◇ 2.遠野英治 遠野英治が目覚めると、そこは仮設されたような小さなベッドの上だった。 保健室のようなベッドだが、どうやら保健室ではない。病院のようだ。 それに気づいて、英治は記憶を探り出した。 「――」 担架で担ぎこまれたところまでは記憶の上に薄っすらとあるが、本当に意識を失って救急車で運ばれていたのだという事実には、驚きを隠せなかった。 ……こうして担架で運ばれるのは生まれて初めての事である。 騒ぎ立てる事でもなかったが、心臓が少し跳ねた。 ざわり――胸騒ぎ。 飛び起きるようにして上体を起こす。周囲を見回すが、病院の人々はそれぞれの仕事に忙殺されていて、英治自身も果たしてどうして良いのかわからなかった。 見知らぬ場所にただ一人、満身創痍の身体で置かれ、今度は自分を包む仮設ベッドを見下ろした。 別にベッドに興味があるわけではない――。自分の胸騒ぎや、自分の状況について、より没頭して考えたかったのだ。 慌ただしい病院内を見つめてただあたふたするよりも、自分の置かれている状況を、自分自身の思考を通して探り出す――。 一体、何が今、自分のもとに不安として降り立ったのか。 (……) すると、胸騒ぎの答えがわかった。 これは――焦燥感だ。 (そうか……) 度々思い出す嫌な「過去」と、想像しうる嫌な「未来」が、同時に頭を過った。 英治がここに来て、精神的に動揺した理由がこの二つであるのもすぐにわかった。 過去――それは、おそらく、小泉螢子が亡くなった時の事だ。 オリエンタル号の衝突事故で死亡した百名以上の人間が横たえている地獄の光景の中――新たに引き上げられた死体の山が、英治を運んだのと同じような担架で丁重に運ばれていた。 自らが担架に運ばれた事を思い出すと同時に、「担架」という物に結びつく過去の記憶も纏めて引き出されたのだ。 普通ならば蓋をする忌まわしい記憶だろうが、あれも英治にとっては、それから先の日々を生きる糧だった。――あれが復讐を初めて決意した始まりであり、あの時から英治は死人と等しくなったのである。 ……しかし、そんな切欠は、今はどうでも良かった。これを思い出すのは、復讐に生きると決意してからの日課を行うのと同じである。 微かに唇が震えたが、それを心で押し留めた。 (……まずいな) 問題なのは、過去の事ではない――これから「先」の事だった。 ああして衆人観取の最中で倒れたという事は、悲願を託す聖杯戦争に、早速不利が生じてしまっているという事である。 現実にこうしてマスターたる英治自身の身体で暗殺が出来なくなった……というのも勿論の事であるが、不動高校内にいる人間たちに「違和」を持たれた可能性が実に高いという事だ。 救急車を呼ばれた現状、高校生たちの関心はその患者に集まるのが自然だし、元生徒会長という少し目立った立場に立っている英治の場合、一層その噂の広まりやすさも高まってしまう。 この肩書がある以上、噂の時の枕詞にしやすいのだ。「A組の陣馬くん」などと言われてもすぐに忘れてしまうが、「元生徒会長の遠野くん」だと、少なくとも「元生徒会長」の肩書だけは忘れられない。 随分と厄介な立場にいると思った。最初から生徒会長などにならなければ良かったと後悔したが、今更そんな事を思っても仕方がない。 問題は、噂を聞いた相手がただの生徒ならば、まだ良いのだが、“そうでない生徒の耳に入ったら”――という事である。 その時は、マスターだと特定される可能性も低くない。 (このままだと、時間がない。早く何らかの手を打たなければ――) 私立不動高校に、英治以外に何人かのマスターがいる可能性は、既に推して考えている。今日休んだらしい三名は、そうかもしれない。いや、そうだろう。 ほとんどが人形のように学校に通う生徒たちの中で、その“常識”から外れ、欠席している“イレギュラー”な者が何名かいるという事実がある。そして、英治もまた、その“常識”から外れ、個性を殺した人形ではなくなってしまった。 最悪、生徒とは無関係に、この病院内にもまだマスターが潜んでいるかもしれない。すると、こちらの存在をほとんど一方的に知られてしまう事になる。それはまずい。 少なくとも同じクラスの女子生徒を一名殺害した時点で――日常のごく近くにも、聖杯戦争の参加者がいる事はわかっているのだ。 それを殺さなければならない。何人いるかはわからないが、英治が最後の一人となるまで、サーヴァントと共に、「殺戮」を続けなければならない。 誰がマスターなのかわからなければ、「全員殺す」というのも良いかもしれない。 しかし、それは事実、物理的に不可能だ。この日本中に一体、何人の人間がいる。そのどれかがマスターであるという事の為に、全員を殺すのは骨が折れる。 勿論、“可能だったならばそれもいとわない”が――――そんなのは、幻想だ。 百人、二百人と人を殺しても、それが螢子の為ならば英治は飲み込める。しかし、一般人の能力ではその百人、二百人を一人で殺すのは無理だ。それこそ爆弾でも持たなければ話にならない。 なんとか、「全員殺す」以外に、今からこの不利を挽回する術はないだろうか――英治は思索を巡らせた。 「あっ、先生! 患者さん起きましたっ!」 ふと――若い女性の看護師が、英治に気づいて、奥に居る別の誰かを手招きした。まだ忙しいのか、それだけで済ませて、また別の仕事に戻ってしまう。 だが、それでどうやら、英治の症状に合う医師が現れた。 眼鏡の中年医師であった。――一瞬だけ、「医師」という言葉に、九人のSKの内の一人が浮かんだが、その男とは全く別の人間である。全国に大勢いる医師の中から、あの男が英治の前に現れる偶然は起きなかったようだ。 医師は、張り付いたような笑みで、英治に言った。 「ああ、起きたかい。遠野くん」 「えっと……はい。すみません、僕、一体どうしたんでしょう」 考え事は後回しだ。 英治自身にも自分の身体の状態についてはよくわかっていない。まずは素直に、その医師に自分の容態を訊いた。 ただ異様な疲れやけだるさに、意識が朦朧として、そのまま倒れてしまったのだ。意識が途切れるのはかなり不意の事だった。 この理由は、医師に訊いておかねばならない。 「う~ん、現状、身体に目立った異常はないんだけど、ちょっと色々聞いていいかな」 「ええ。なんですか?」 言いつつ、焦る。 魔術の事を訊いたのなら、この医師はマスターかもしれない。 しかし、そうではなかった。 「簡単な事だけだよ。昨日は何時に寝たか、とか、今日の朝食は、とか」 どうやら生活習慣に英治の不調の原因を探っているらしい。彼はマスターではなく、只の医師のようだ。 それは、お説教を聞かされる前兆のような感じもするが、それは別に良かった。 英治自身も、このところの疲れは不眠や過労によるものだとは、何となく自覚している。――それが、人を殺した事に端を発する物であるとは到底、口が裂けても言えないが。 ただ、その推論を疑ってもいる。ただそれだけの事で自分が倒れるとは思っていなかったからだ。 「……」 と、その時に、「ぐぅ」と英治の腹が鳴った。 英治は、朝方から――もっと言えば昨晩より以前には――気分が優れず、朝食を摂っていない。時刻は昼前だが、もう腹が減る頃合いだった。 「……すみません、今日は……朝食は食べてないです」 「ああ、やっぱりそうか。ちゃんと食べなきゃ駄目だよ。……で、それから、睡眠時間は――」 睡眠時間。 これも正直に答えようかと思った。 確かに英治は、このところ、ぐっすりと眠る事が出来なかった。 他のマスターに狙われ勝ちあがれなかったら――、殺人を犯した事が誰かに発覚してしまったら――、などと思っていると、眠ろうにもあまり長くは眠れないわけだ。 そして、どういうわけかどれだけ長い眠りも快眠にはならない。 ここに来る前、時折、英治は地獄の夢を見て起きる事があった。溺死体たちがいくつも並ぶ中――その一つが、自分の大切な人間だったという夢だ。夢というより、ただの現実の追体験である。 だが、ここに来てからは――その夢を見ない朝でも、満足に眠れない。 この症状は悩みの種だったので、素直に吐き出して、原因や療法を探ってもらおうとでも思ったのである。 「それは――」 自分の不眠について打ち明けかけた、その時であった。 「――……」 英治の脳裏に、ふと、ある閃きが――過った。 いや、果たして、それが成功するかはわからない。 しかし、現在の状況で、これから真実を打ち明けて何となるとも思えないし、もしかすればこれは良い作戦になるかもしれない。 聖杯戦争で自らが作り上げてしまった一つの“不利”を埋める為の――ごく簡単なトリックが、彼の頭に降りてきたのである。 ◇ 3.木の葉を隠すなら? ――昼。 午前と午後との境界が飛び越えられたのを、英治は腕時計で丁度確認した。 学校で倒れたと言っても、大した事ではない――と、英治は迎えに来た母親に言って、後は自宅に帰る準備をするのみだった。学校の方には、どうやら病院側から連絡してくれたらしく、その分の手間は省けている。 救急車で運ばれる程の大事を起こしながら、病院に着いてみれば、「睡眠不足」という結論が出て、英治はここでは只の人騒がせで片づけられた。勿論、病院の人間がそう云ったわけではないが、態度や表情で、何となくそう思っているのがわかった。 本当は、実際に倒れるほどに体調は悪かった。それでも、その体調の異変を他者に悟られる事が明らかな“リスク”になりうるのを英治は知っていた。弱みを見せれば、他のマスターは必ず英治の弱みに付け込む。それは避けなければならない。 大した事がなかったで済まされれば、それが一番良いのである。 何にせよ、事実、身体にそこまで大きな異常がなさそうだと言われたのだから、正直に医師に打ち明けても何の糸口にもならないに違いない。 この騒動は、ただ、聖杯戦争での不利を作ってしまっただけである。 英治の体はちっとも良くはならなかった。ただ、校内で苦悶を押し留めて演技する必要がなくなったというだけだ。 「遠野さーん。遠野英治さーん」 英治の名前が、窓口で呼ばれた。 薬剤師なのか看護師なのか、白衣の女性が英治を呼んでいる。 「……えっと、遠野さんのお薬はこちらですね」 「はい」 彼に出された薬は、「ハルシオン」と呼ばれる睡眠薬である。 実際に医療現場で薦められるように、効能自体はそこまで強力でもないが、飲めば大抵二、三時間は眠りに落ちる薬だ。 「……」 つまり、英治は、自分の意識昏倒の原因が、すべて「不眠症」にあると――医師に打ち明けたのである。 受験勉強を毎夜続けた事で、ここ数日全く眠れなくなったと告げて、すぐに医師の診察は終わった。そして、案の定、この薬が英治に処方される事になった。 勿論、不眠症の事は嘘である。確かに眠れない事や、眠りの浅い事はあるが、それはあくまで些末な話だ。今更、その程度の事で肉体が言う事を訊かなくなるとは思えない。 不眠症というのは、この薬を手に入れたいが為だけに作り上げた、嘘の「原因」である。本当の「原因」というのは、英治自身にもまだわかっていない。 「こちらのお薬が一回分です。眠れなかった場合に毎晩服用してください。五日分用意しましたが、服用の際は――」 受付の女性が睡眠薬の説明を続けたのを一応聞いていた。 しかし、何となく知っている通りの事しか言われなかった。多く服用すると危険だとも言われているが、おそらく死ぬ程ではない。死ぬような量を一度に処方する訳がないし、睡眠薬を大量に服用して本当に人が死ぬのかは英治から見ても疑わしい話に思えた。 まあ、人を殺す為に使う訳ではないので、それで良い。 あとはすぐに、これの最も効果的な用い方を考え、明日以降を目安に実行するまでだ。 翌日は学校を休む事を薦められたが、英治はそんなつもりはなかった。明日、学校でコレを使わなければならないからだ。 そして、今のところ、自分自身にこの薬を使うつもりも……全くない。 「ありがとうございます」 「はい、お大事に――」 英治と受付のそれぞれが笑顔を交わした後、英治は小さな袋を持って病院を後にした。 袋の中には、五日分のハルシオンが入っている。彼は、それを学校鞄の中に仕舞う。 母親に合図をして、英治はその日、少し早く家に帰る事になった。 ◇ 遠野英治が考えている作戦は、ごく単純だった。 必要な道具も、この睡眠薬だけだった。 そして、これを生徒たちに盛る事で、学校で度々、「学校で生徒が突然倒れる」という状況を作るのである。 それだけで英治の疑いは薄まると考えたのだった。 つまり。 ――仮に、この状況下、不動高校の生徒で授業中に倒れる生徒が「遠野英治だけ」ならば、英治は「特別な一人」になってしまう。何度も言うように、これでは勿論、目立ってしまい、マスターだと特定されやすくなってしまうだろう。 しかし、何人もの生徒が連続して倒れたのならば、そうはならないのである。何故なら、英治は、「何人も倒れた中の一人」に過ぎなくなるからだ。 何人もの不動高校の生徒が連続して倒れ、仕方なくまた保健室に運んだり、救急車を呼んだりする。 明らかにそれは一つの事件に見えるが、その場合、――英治は、ただの“連続的な事件の最初の一人”に埋没する。何人もの生徒が倒れる一連の事件が起きたとして、その全てがマスターであると断定する者はあまりいないだろう。 あくまで、遠野英治という一人の人間を、事件の“切欠”にすればいいのだ。すると、マスターか、あるいは、愉快犯か何かが、何らかの理由で事件を起こした事になり、英治はたまたまその事件に巻き込まれた「ただの被害者」になる。 英治が倒れた件についても合理的な理由が後付けされ、マスターでないとしても全く不自然ではなくなっていく。 これによって、英治は、「授業中に倒れた人間だから」という理由では目立たなくなるはずだ。 有名なミステリー小説の言葉を引用するのなら、 ――――“木の葉を隠すなら、森の中”、というやつだった。 というわけだ。 あるいは、これはその応用であり、“患者を隠すなら、被害者の中”という変わった隠蔽方法であった。 ……ただ、その場合にも気を遣わねばならない事がある。 完全に無差別だと、それこそ「マスターが、マスターだけを狙った犯行」と思われてしまう可能性が否めないからだ。わざわざ奇妙な犯行を繰り返す人間がマスターと思われる可能性も高い。 勿論、「襲われた人間だからマスター」という発想は考え難いが、それでも万が一、目立った人間を疑い続ける敵がいたとした時の為に、更なる攪乱を用意していた。 生徒たちは、“ある括りの中で、殆ど無差別に襲われている”――と思わせるのである。 たとえば、「生徒会に関係する人間が順番に眠らされる」とか。 あるいは、「それぞれの名前の頭文字を襲われた順に辿るとメッセージになる」とか。 そんな風にして、「連続眠らせ魔」という、謎の事件を作り上げ、英治はその被害者になる事で疑いを晴らしていく。 多くのNPCを介して、英治はその中に埋もれようとしているのである。 幸いにも、不動高校は、「事件」という物には全く事欠かない。 最近でも、演劇部の生徒の自殺、演劇部合宿での連続殺人事件、生徒と教師が加害者として関わっている六角村の殺人事件、創立祭前に起きた『放課後の魔術師』の連続殺人事件、そして生徒が何名か犠牲になった近所での殺人事件など、いくつかの事件が記憶に新しい。 これだけ事件が起きていれば、今更、生徒が連続して倒れる事件が発生しても、そこまで目立つ事はないし、誰かが本気で犯人探しを始める事もないだろう。事件が目立ち過ぎてもいけないのだ。こんな眠らせ魔事件の対応など真面目にする事はないが、生徒の間ではある程度話題になる筈だ。「生徒に知られるが大きな関心は持たれない」という絶妙な塩梅に話題をとどめる事が出来る。 作戦は、ある程度整い始めていた。 ◇ 4.早すぎる放課後 英治は、母親が運転する車で、無事に家に帰った。 当然のように、午後からの授業は休む事になった。「早退」というやつである。怪しい要素が一つ出てしまったが、明日からそれが何人もの身で起きれば、「早退」は珍しくなくなる筈だ。少なくとも、今の英治は、あと五人ほど早退させられる薬を持っている。 今はただ、考え事をしながら、ベッドで休むだけだった。 身体は相変わらず悲鳴をあげていた。やはり――身体の不調自体は、持続している。 またいつか、今日と同じ目に遭うのも時間の問題かもしれない。 しかし、堪えなければならない。 今日は眠るとして、明日だ。いくら行きたくなくても、明日は学校に行って、最低でも二人の生徒を睡眠薬で眠らせるのだ。あるいは、他の手でも、同じように眠ってもらったり、倒れてもらったり、救急車で運ばれてもらったりできれば、それでも良い。 とにかく、何人もを「遠野英治と同じ目に遭わせる」という形で、事件を連続させるのである。 そして、適当な人間にその罪を擦り付け、他のマスターの疑いをそちらに向けさせれば完璧であると言えよう。 ……だが、明日からは普通に学校に行けば良いのだろうか。 救急車で運ばれた翌日に普通に学校に来るのはおかしく思われないだろうか――それが英治にはわからなかった。 それでも英治は行かなければならない。 平気なフリをして学校に行き、次の事件を引き起こすのである。その為には、やはり普通に生徒として学校に通い、後はまた次々と「眠らせる」しかない。 ◇ 【3日目/午後/葛飾区 自宅】 【遠野英治@金田一少年の事件簿】 [状態]魔力消費(極大)それによる体調不良 一応横になってます [令呪]残り3画 [装備]不動高校の制服 [道具]勉強道具、携帯電話(現在は学校に鞄の中にある)、睡眠薬(ハルシオン5日分) [所持金]並の高校生よりかは裕福(現在は学校に鞄の中にある) [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を手に入れ、螢子を蘇生する。 0:不動高校の生徒を目立つ形で“眠らせる”事件を起こす 1:学校内にいるかもしれないマスターに警戒。 2:SNSで情報を集めて見る手も…… [備考] •役割は「不動高校の三年生」です。 •通達は把握しておりません。 •体調不良については過労のようなものと思い込んでおります。 •聖杯戦争については大方把握しております。 •刺青の男・バーサーカー(アベル)が生存していることと、新宿区で事件があったのを把握しました。 フードを被ったサーヴァント(オウル)と桐敷沙子の存在を把握しました。 イニシャルが『S・K』である桐敷沙子に関する情報を得れば、彼女の始末を優先するかもしれません。 •バーサーカー(ジェイソン)に対して不信感を抱き始めました。 【トリック解説/連続睡眠事件?】 遠野英治がこれから行うべき事。 私立不動高校の人間を、ある法則に従って、順番に“突然倒れさせる”事で、遠野英治が校内で倒れた理由を攪乱する。 つまり、「何者かが連続して生徒を襲撃する事件に巻き込まれた」という状況を作り出す事で、「マスターだから魔力消費で倒れた」という考えを他のマスターから消させるのである(ただし、遠野英治自身は魔力消費などについて現状知識はなく、あくまで目立つ立ち位置から逃れる為に事件を起こす)。 この手法は主に睡眠薬を用いる。しかし、機会があればそれ以外の方法も使うかもしれない。 あくまで、「無差別」ではなく、一定の規則に従って襲わせる事で、「襲われた理由」までも作り出す。これは、「マスターの疑いがある人物を、他のマスターが順番に襲っている」という可能性を消させる為でもある。 そして、最後に、適当な人間に罪を擦り付ける事で、疑いをそちらに向けさせれば尚完璧である(ここまで能動的に「犯行」を行う人間はマスターくらいしかありえないので、擦り付けられた人間が疑われる形になる)。 【補足/不動総合病院】 この施設は、ノベルス「金田一少年の事件簿 鬼火島殺人事件」に登場します。 事件が起きる現場ではなく、冒頭に多少出る程度の場所なので特に把握する必要はありません。 時系列順 Back 痛物語-イタイモノガタリ- Next おうるビレイグ 投下順 Back ゆるぎないものひとつ Next おうるビレイグ ←Back Character name Next→ 014 ハイリスクハイスクールの交錯 遠野英治 025 赤い、赤い空
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【大蟹 有】 名前:大蟹 有(おおがに ある) 年齢:18歳 身長:175cm 性別:男 容姿:大きめのコートにフードを深々とかぶり何処か寂しそうな目をしている、髪は黒髪でやや短め 能力:アルスロパッド(節足動物) ・腕や足ならば切断されても蟹の腕のように数日で元に戻る。 ・蟹バサミ:刃物のように腕で物を切断する事が出来る、腕をクロスさせる事で鉄板でも切断できるほどの強い力を出せる ・エラ呼吸:水中でも呼吸が可能 武器:特になし 性格:あまり明るいとは言えず過去の事件から人を信用しない 備考:昔大親友と呼んでいた人に駅のホームに突き落とされた経験がある(理由は不明)その事件で両腕を失い人生に絶望していたところで能力が発生、腕が修復された。 この事件以前は明るい性格だったがこの事件以降暗い性格となり人を信じようとしなくなった。
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叩き落とすVIPPER 4赤 クリーチャー ー VIP・ならず者 4/2 先制攻撃 叩き落とすVIPPERが攻撃に参加するたび、防御プレイヤーがコントロールする飛行を持つクリーチャー最大1体を対象とする。 それはこの戦闘の間、可能ならば叩き落とすVIPPERをブロックすると共に、それがタップ状態であってもアンタップ状態であるかの ようにブロックに参加できる。 [部分編集] 37版280 イラスト ⊂( )⊃ ⊂c ノ__ ノ .. . | .| | .| .. . | .| | .| |il |il il| .. . | .| | .| |il |il il| .. . | .| | .| |il |il il| . . . | .| | .| |il |il il| . . . | .| | .| |il |il il| .. . | .| | .| |il |il il| /⌒ヽ | .| | .| /⌒ヽ |il |il il| (. ^ω^) i i二 .ノ _( ^ω^) il| |il |il il| (´ 二二二 ノ (´ \ \|il |il il| / / / \. \ノ\. \il| |il| i===ロ==/ i===ロ== ヘ. \. i|!l !l\il| ノ ヽ ノ ヽ \ ヽη /')/') / へ ヽ / へ ヽ ヽ_,,..) / / _/ \ ) / _/ \ ) ⊂ ,.;') ( / / グシャァ / _ '´ | | / _ '´ | | \ ,.∴';*;∵; ζ 。 レ しつ レ しつ.∴∫*; ・\ ';;∵ *つ /⌒Y⌒ヽ⌒\
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落とし堕とされ推し押され 登場人物 コメント 『ドラドラしゃーぷ#』(KADOKAWA)に連載されている、くじら(原作)、神反ヲ鬚(作画)によるウェブ漫画作品。 登場人物 未定:吾妻圭太 フラージェス:成瀬リナ 雰囲気が似ている コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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【イベント】相手のチェストの上から3枚めくり、うち2枚を自分が選んで取り除く。その後、チェストをシャッフルする。 AWN(アペイロンワールドニュース)によると、 第4市街地 通称 無法パネル では、通行者の荷物を強い力で叩き落として盗む 引ったくり事件が多発しているとの情報…。 相手のチェストを見て、自分のデッキで苦手とするカード・厄介なカードを選んで捨てることができる。 3枚めくって2枚捨てるため、残りの1枚は何か判明した状態で相手のチェストに戻すことになる。 主に相手の回復手段や、《ポイズンランプ、出現!》などのデッキの核、 あるいは逆に自分のデッキの核を脅かす相手の《超☆はたき落とし!》や《おそうじ大作戦!》などの カードが対象となりやすいだろう。 名前
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帝国学園では、自分が蹴落とされないように必死でさ… 14話のの格言。 秋に教祖様のことを語る際の土門の一言。 このセリフだけ聞けば「いつ蹴落とされるかドキドキヒヤヒヤしてたけど結局最後まで蹴落とされませんでした」的解釈をする人が多いだろうが、 実際は1度目の雷門中対帝国学園の試合では、帝国のスタメンに土門はいなかった(というか登場すらしていなかった)。 つまり、あの時点で土門は既に帝国レギュラーから蹴落とされていたということになる。 もしかしたらスパイの座のことだったのかもしれない。 しかし、脅威の侵略者では自分を蹴落とした後輩の片割れに「スパイに失敗したダメダメくん」とか言われている。 そんな土門だが、まさか発言者本人も元上司(?)も幼馴染も蹴落とす側に回ってしまおうとは… 【関連】 冬海